このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 5 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:45:11.50 ID:ImRMCCg50
過去スレ
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278764627/
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279132704/
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280849176/
前スレ
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1283778497/
パー速での4スレ目
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 4
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1292157525/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749642779/

秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749484073/

【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749139545/

貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749038181/

阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は?」灰原「は?」 @ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748977273/

レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界) @ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748866860/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 01:24:11.11 ID:/XrnLSF8o













                   ∩  ∩
                   | | | |
                   | |__| |
                  / 一 ー \
                 /  (・) (・)  |
                 |    ○     |
                 \__  ─  __ノ 









      
3 :1 [saga]:2011/01/24(月) 21:45:24.54 ID:F7iG892K0
新一「じゃ、俺らも行こうか道場に」

かすみ「はい」

道場

良牙「たぁー」

らんま「とぉー」

良牙のこぶしをらんまがかわし、らんまが蹴りをみまう

良牙「ふんっ、腕はなまってねーな、らんま」
4 :1 [saga]:2011/01/24(月) 21:56:22.45 ID:F7iG892K0
らんま「たりめーだ。お前こそ修行しっかりしてたみたいだな」

良牙「当たり前だ」

らんま「さーて、そろそろ本気で行くぜ」

良牙「むん」

らんま「火中天津甘栗拳」

良牙「なにを爆砕点穴」

早雲「うん、激しいぶつかりあいだね早乙女君」

玄馬「うん、若さに任せてのぶつかりあい・・・なつかしいね天道君」
5 :1 [saga]:2011/01/24(月) 21:58:23.71 ID:F7iG892K0
良牙「獅子咆哮弾」

らんま「んなぁ」

らんまは技をくらいながらも立ち上がった

らんま「そりゃあ〜」

そこで新一たちが到着した

新一「・・・・すげぇな」

かすみ「ええ」
6 :1 [saga]:2011/01/24(月) 22:00:35.54 ID:F7iG892K0
なびき「そのうち、あんたもこういう風にならなきゃいけないんでしょ?」

なびきが小声で囁く

新一「・・・まぁ」

らんま「勝った」

良牙「くそっ」

あかね「・・・・新一が来たら強くなってない?」

良牙「そーいえば」

らんま「ば・・・んなわけねーだろ」
7 :1 [saga]:2011/01/24(月) 22:02:17.39 ID:F7iG892K0
なびき「でも、明らかにスピードが上がった気がするんだけど?」

らんま「気のせーだよ」

新一「強いんだな」

らんま「だから言ってんだろ」

らんま「風呂入ってくるぜ」

かすみ「あ、らんま君」
8 :1 [saga]:2011/01/24(月) 22:03:53.40 ID:F7iG892K0
らんま「はい?」

かすみ「着替えまだ乾いてないのよ」

らんま「え?」

かすみ「女物しかないんだけど・・・・いいかしら?」

らんま「それしかないんなら・・・・はい」

良牙「・・・・・」

なびき「・・・・・・」

かすみ「じゃあいらっしゃい、好きなの選んで」
9 :1 [saga]:2011/01/24(月) 22:06:10.45 ID:F7iG892K0
らんまとかすみの姿が見えなくなってから

良牙「どーしたんだ一体?あいつ変だぞ」

なびき「(わだかまりは溶けたみたいね)」

あかね「・・・・本気みたいね」

新一「俺に言われてもわかんねーよ」

玄馬「らんまも徐々に受け入れつつあるということだろう」

早雲「うん、いずれそうならなければならないとなれば」
10 :1 [saga]:2011/01/24(月) 22:07:21.12 ID:F7iG892K0
良牙「新一」

新一「おう」

良牙「稽古してやる」

新一「急に?」

良牙「着いて来い」

新一「お・・・おう」

今日はここまで
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 23:30:57.99 ID:DkUpZf0SO
乙した
12 :1 [saga]:2011/01/25(火) 21:13:03.19 ID:ihJ4sGpc0
良牙「まだまだ甘い」

新一「ハァーハァー、ありがとな」

良牙「水臭い、俺がかってでたんだ」

新一「でも、全然相手にならんだろ」

良牙「いや、鍛錬はかかしてないのはわかる」

新一「まぁ・・・・一応」
13 :1 [saga]:2011/01/25(火) 21:36:09.58 ID:ihJ4sGpc0
良牙「それが何よりも大事だ」

あかね「偶に夜見かけなかったりしたけど訓練してたんだ」

新一「・・・ん・・まぁ」

新一「(そうであったり、違ったり)」

あかね「・・・徐々に勘を取り戻してきた?」

新一「んー、どうだろうな」

良牙「動きはよくはなってるな」
14 :1 [saga]:2011/01/25(火) 21:38:20.85 ID:ihJ4sGpc0
あかね「女らんまに記憶とか全部いってるのかしら?」

良牙「どうなんだろうな」

新一「・・・・さぁ・・・そうなのかな」

あかね「でも、きっと追いつけるわよ」

あかね「ね、良牙君」

良牙「ああ」
15 :1 [saga]:2011/01/25(火) 21:59:07.51 ID:ihJ4sGpc0
早雲「美しい友情だと思わないか早乙女君」

玄馬「まるで昔の僕らをみているようじゃないか、天道君」

早雲「ああ、お師匠様の下で修行していた時のことが思い起こされるね」

玄馬「あれは辛かった」

早雲「うん」

八宝斎「そうかい」

早雲「これはこれはお師匠様、いえあれは今に至るまでの肥やしとなっております」

玄馬「パボパボボ」
16 :1 [saga]:2011/01/25(火) 22:01:13.83 ID:ihJ4sGpc0
風呂

らんま「しっかし」

シャワーをかける

らんま「不思議な気分だな、お湯をかけても戻らないってのは」

らんま「・・・・・水被っても特に変わりはしねーか」

らんま「・・・・明後日から男装して学校通った方がいいのかな」

らんま「でもな・・・」
17 :1 [saga]:2011/01/25(火) 22:05:18.03 ID:ihJ4sGpc0
ピンポーン

佐助「(そういえば明日は日曜日ということで急遽明日にするために拙者が参ったわけでござるが)」

佐助「(いなかったら何の意味もなくなってしまうでござる)」

かすみ「はーい」

佐助「あ、これを早乙女らんまとお下げの女に」

かすみ「あら、呼ばなくていいの?」

佐助「はい、では拙者はこれで」
18 :1 [saga]:2011/01/25(火) 22:06:54.93 ID:ihJ4sGpc0
かすみ「あらぁ・・・いなくなっちゃったわ」

居間

かすみ「新一君、らんまちゃん」

新一「どうした?」

らんま「なにかあったんですか?」

かすみ「さっき、佐助さんが来てこれを渡してくれって」

らんま「手紙?」

新一「・・・なんて書いてあるんだ」
19 :1 [saga]:2011/01/25(火) 22:08:28.62 ID:ihJ4sGpc0
らんま「明日、九能家に来られたしって書いてあるぜ」

新一「・・・・・」

らんま「・・・・どーする?」

新一「どうする?」

らんま「一応、行くか」

新一「まあ、そうだな・押しかけてくるかもしれねーし」

今日はここまで
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 23:26:14.98 ID:RkUDrARSO
おつ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 01:35:09.50 ID:Pg34wjHfo
おつ
最初読み始めたときは誰がTSモノになると予想できただろうか
22 :1 [saga]:2011/01/26(水) 21:31:36.40 ID:qy7538pR0
良牙「いいのか?」

あかね「九能先輩の家よ」

新一「しゃーねーだろ」

らんま「お前らも来ればいいだろ」

あかね「どうする?良牙君」

良牙「俺はあんまり関係ねーんじゃねーのか」

新一「いや、居た方がいいと思うぞ」

良牙「え?」
23 :1 [saga]:2011/01/26(水) 21:38:03.43 ID:qy7538pR0
らんま「・・・どーいうことだ?」

新一「どーせ、なんか企んでるんだろうから良牙が居た方が何らかのプラスになる」

らんま「・・・んー、まあ」

あかね「じゃ、行きましょう良牙君」

良牙「ま・・まぁそういうなら」
24 :1 [saga]:2011/01/26(水) 21:55:16.81 ID:qy7538pR0
九能家

九能「おう佐助」

佐助「はい、ただいま戻りました」

九能「受け取ったか」

佐助「はい」

九能「よし、小太刀」

小太刀「ええ、お兄様仕掛けは万全ですわ」

九能「ふふふふふ、これでようやくおさげの女が僕のものに」

小太刀「らんま様が私のものに」
25 :1 [saga]:2011/01/26(水) 21:57:35.82 ID:qy7538pR0
ふたたび、天道家

新一「それでさ」

らんま「なんだよ」

新一「これには誰がって書いてねーだろ」

あかね「急いでたんじゃないの?字をみても走り書きよ」

新一「それなら問題ねーし」
26 :1 [saga]:2011/01/26(水) 22:05:08.19 ID:qy7538pR0
良牙「まあ、確かに」

新一「急いでるってことは今、準備をしているって考えられる」

あかね「そうね」

新一「つまり、何かを急に考えてる」

良牙「それで?」

新一「佐助はこれを俺とらんまに渡したってことは普通に考えれば変だろ」

らんま「どーゆことだよ?」

新一「普通ならあかねも入るはずだ」

あかね「そういえばそうね」

新一「つまり、俺とらんまが一緒にいるところでも見てあせってるんじゃないだろうか」
27 :1 [saga]:2011/01/26(水) 22:05:43.85 ID:qy7538pR0

らんま「確かに」

新一「それに学校が休みの日を選んでるってことは俺とらんまが一緒にいたのは今日」

あかね「つまり、急いでいてしっかりと時間を拘束しようとしているってことね」

新一「そーいうことだ」

良牙「ったく、なんて奴だ」

新一「それは行ってから解るだろうよ」

らんま「なるほど、良牙がいるならなんとかなるか」
28 :1 [saga]:2011/01/26(水) 22:07:28.98 ID:qy7538pR0
次の日

佐助「ようこそ、いらっしゃいました・・・あれ?」

あかね「えへへへ」

佐助「あかねさんに響良牙」

らんま「いやー、なんか二人だけで来るのは照れくさくて」

新一「なー」

あかね「そうそう、それで来ちゃったのねー良牙君」

良牙「そういうことだ・・・なにか問題でもあるのか?」
29 :1 [saga]:2011/01/26(水) 22:08:57.98 ID:qy7538pR0
佐助「い・・・いえいえ」

佐助「では、暫しお待ちを」

新一「あれれ〜、おかしいな〜今ようこそって招いてたのになんで待たなきゃいけねーんだ?」

佐助「あ・・・いや・・・それは」

あかね「何か隠してることでもあるのかしら?」

らんま「おう、さっさと吐けこら」

今日はここまで
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 23:15:25.31 ID:8ti7Bh4SO
乙だお
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/01/27(木) 01:11:41.66 ID:0M+6rVJDO
そういえば新一さん名探偵だった
32 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:24:38.73 ID:GmSmVGDq0
佐助「(くそー、しかし拙者も忍者の端くれ・・軽々しく喋るわけには)」

新一「ま、深い事情は探らないねーから」

らんま「連れてっていいよな?」

佐助「・・・・・(うぬぬぬ・・・こういう場合はどうすればよいのだろうか)」

そこに九能がやってきた

九能「遅いぞ、佐助」

九能「何をやtt・・・・」

佐助「ご・・・ご覧の通りでして」

九能「天道あかね・・・ぬぅ、なぜ貴様までいるのだ」

良牙「お・・俺は」

らんま「俺が連れてきたんだよ、別に俺とこいつだけってかいてなかったしよ」

九能「ぬ・・・そんなことが通じると」

新一「ほれ、誰が・・・って書いてねーだろ」

九能「しまったー!!!!!」
33 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:27:03.39 ID:GmSmVGDq0
らんま「んじゃいこーぜ」

九能「くぅううううう」

佐助「帯刀様、どうなさるのですか?」

九能「やむおえん、佐助・・隙を見て始末しろ」

佐助「はっ」

九能「まあよい、さ・・入られい」

らんま「へへへへ」

あかね「ほら、良牙君」

良牙「は・・・はい」

中に入って

小太刀「ようこそ・・・・はて?」

九能「ボクが呼んだのだ」
34 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:27:42.37 ID:GmSmVGDq0
小太刀「お兄様、これは」

九能「何も言うな」

小太刀「計画が」

九能「他の人間も入っていた方が疑いの目も逸らせるだろう」

小太刀「なるほど・・さ、皆様・・こちらに」

その後

食事

らんま「おい、何も入ってねーだろうな」

小太刀「もちろんですわ。おーほっほっほ」

らんま「・・・・・」

らんま「九能せんぱーい」

九能「ん?」

らんま「あーんして」
35 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:29:53.73 ID:GmSmVGDq0
九能「あーん」

らんま「どうだ?」

九能「うーむ美味であったぞ。わっはっはっは」

らんま「よかったわー」

新一「どうやら大丈夫みたいだな」

小太刀「ほっほっほ、疑り深いですわね」

屋根裏

佐助「しかし、なんとかするといってもどうすればよいのか?」

佐助「そうだ・・まずは水をかぶせて」

良牙「すまん、ちょっとトイレに」

新一「俺も着いていくよ」

良牙「別に」

新一「今、迷われても困るんだよ」
36 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:32:33.21 ID:GmSmVGDq0
良牙「ぬ」

新一「じゃ、いこーぜ」

良牙「お・・・おう」

佐助「今だ」

天井から水が零れる

良牙「こっちか」

新一「だから、こっちだっつーのに」

新一が良牙をトイレへの道に引き戻すと

ザバー

新一「ええ?」

良牙「どーいうことだ?」

新一「・・・・・あぶなかったな」

良牙「ああ・・・・油断してたぜ」

佐助「くそ、はずしたか」

新一「そーいえば」
37 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:40:43.95 ID:GmSmVGDq0
良牙「どうした?」

新一「この家の住人で一人姿が見えない男がいるな」

良牙「なるほど」

新一「ほれ」

新一が肩を貸し

良牙「任せろ」

良牙がそこから天井へ入る

良牙「爆砕点穴」

佐助「あ」

良牙「やはり、お前か」

佐助「こうなったら」

良牙「来い」

佐助「逃げるが勝ち」
38 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:43:38.09 ID:GmSmVGDq0
良牙「あ、こら待て」

佐助は逃げ出した

佐助「ぬわはっはっは、この屋敷のことを熟知している拙者に勝てると思うか」

良牙「待て、この野郎」

その下

新一「・・・・そーいやあいつ方向音痴だった」

新一はあたりを見回し台になるようなものを探す

新一「よし、これで」

新一はそこら辺にあったトイレのバケツを重ねて天井に登る

良牙「待て〜」

佐助「しつこい奴でござるな」

新一「・・あっちか」
39 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:47:47.27 ID:GmSmVGDq0
食卓

あかね「遅いわね」

らんま「だな」

九能「何かあったのかも知れんな」

小太刀「まぁ」

九能「よし、ボクが見てこよう」

九能が席を立った

小太刀「さて、らんま様への障害はここで消えてもらいますわ」

らんま「んなこったろーと思ったぜ」

あかね「来なさい」

小太刀「この新体操界の期待の星黒バラの小太刀に勝てるとお思いか」
40 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:51:14.29 ID:GmSmVGDq0
らんま「今はもう俺も女だからな、手加減しねーぞ」

小太刀「私にかとうなど・・・」

らんま「てい」

小太刀「くっ」

らんまが蹴りで小太刀を倒すと

らんま「・・あかね」

あかね「よいしょっと」

あかねが準備しておいた紐で小太刀を縛り上げる

らんま「・・・あいつの考えてる通りで気味が悪いな」

あかね「ホントね」
41 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:53:01.69 ID:GmSmVGDq0
回想

新一「そこで俺が考えるに・・」

らんま「お前、すっげーな」

あかね「本当、喋り方も探偵みたい」

新一「ふん、この高校生探偵」

良牙「高校生探偵?」

新一「ゴホンゴホン、昨日呼んだ推理小説でこんな言い回しがあったんだよ」

らんま「そっか」

あかね「そうよね」

回想終了

一方、九能

九能「くそ、どこに行った?」
42 :1 [saga]:2011/01/27(木) 20:54:28.41 ID:GmSmVGDq0
九能はバケツを見つけた

九能「ん、なんだこれは?」

九能は天井を見上げる

九能「ふ・・・ここから天井へ」

九能「馬鹿者め、逃げ場はないぞ」

九能はそう叫ぶと天井に入っていった

今日はここまで
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 21:24:40.70 ID:hpQiqwqAO
今北がなんだこのカオス
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 23:13:56.89 ID:UqIvh+nSO
乙です
45 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:05:27.46 ID:EJIcHmit0
天井の中

良牙「もー、逃げ場はねえぞ」

佐助「ふ、追い詰めたとでも思っているのか!」

良牙「何?」

佐助「ここは天井、つまり」

佐助「下に降りれるのでござるよ」

佐助は板をはずし下に降りる

良牙「待て」

良牙がそれに続く

佐助「行くぞ」

良牙「来い」

佐助「うりゃー」
46 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:06:29.35 ID:EJIcHmit0

佐助が刀で切りかかる

良牙はそれをかわすがその後ろに人影が

良牙「何?」

佐助「隙あり」

良牙は後ろの人影が人形だと気づくとそのまま、身体を反転させる

佐助「しまった」

そのため、佐助の刀は空振りとなり

良牙「隙ありはお前だ」

良牙の蹴りでしとめられた

良牙「さあ、今度こそ逃げ場はねえぞ」

佐助「ふっふふ、ここは拙者のテリトリー」

良牙「・・・何があるんだ?」
47 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:07:40.34 ID:EJIcHmit0
佐助「くらえ」

佐助が天井から垂れている紐を引こうとするが

佐助「あれ?引けない」

佐助「ん?」

佐助が上を見上げると

新一「紐は全て引き上げたぞ」

佐助「な?早乙女らんま」

良牙「どこ見てやがる」

佐助「しょえー」

佐助は良牙の拳に沈んだ
48 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:08:18.63 ID:EJIcHmit0
九能「貴様ら」

そこで九能が追いついてきた

新一「九能」

九能「ふ、仕方がない・・・ここで決着をつけるとするか」

新一「いいのか?こんな天井で」

九能「そんなことにこのボクが構うわけがないだろう」

新一「そうか」

九能「行くぞ」

新一は口の端を緩めた
49 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:09:04.87 ID:EJIcHmit0
九能「(なんだ・・?)」

良牙「獅子咆哮弾」

九能「がはぁ」

九能の身体は宙に舞い、気絶した

良牙「間に合ったか」

新一「ああ、助かったぜ」

良牙「ったく、時間稼いでるあいだにお前がロープをたらしてくれなかったら出られなかったかもしれないな」

新一「出口のない部屋っぽいからな」

新一は九能を部屋に落とし、板を元に戻しロープを回収した
50 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:10:15.14 ID:EJIcHmit0
新一「んじゃ、戻るか」

良牙「ああ」

新一たちが降りると

らんま「こっちも終わったぜ」

らんまたちが待っていた

新一「そっちも終わったのか?」

らんま「ああ」

あかね「そういえば・・・結局、罠はあったの?」
51 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:11:31.51 ID:EJIcHmit0
良牙「・・・・まあ」

新一「仕掛けはあったみたいだけどな」

新一「あんまり大したのはなかったけど」

らんま「どーでもいいぜ、帰ろ」

あかね「そうね」

そして、新一たちは九能家を後にした

九能「・・くっ、無念」

小太刀「むーっむーっ」
52 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:16:35.06 ID:EJIcHmit0
天道家

らんま「いやー、疲れた疲れた」

あかね「そういえばそっちはなにがあったの?」

新一「んー、まあ色々あったけど」

良牙「佐助って言う奴を追ってたら」

新一「変な身代わり人形出してたな」

らんま「・・・それ俺にも前にやってたな」

玄馬「あ・・そーいえばあった気がするな」

らんま「オヤジは大して修行してなかっただろ」

早雲「九能君の家で修行?」

あかね「お父さんたちが喧嘩して・・」
53 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:17:13.57 ID:EJIcHmit0
早雲「あ・・・そんなこともあったねー」

玄馬「今となっては馬鹿馬鹿しいことだったねー、天道君」

早雲「そうそう、あはは」

?「ヒヒーン」

新一「何の音だ?」

あかね「さあ?」

らんま「ちょっと見てくる」

今日はここまで
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 23:10:30.52 ID:/Z1XQrpSO
乙彼
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 23:21:31.69 ID:3FgE2AY2o
バーーーローーなら小太刀も食うと思ったんだけどな
一応選ぶんだな
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/29(土) 01:49:07.33 ID:4a0oateDO
んなグロ見たくねーよ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/29(土) 03:48:32.50 ID:M4MRaWXAO
新体操設定だからスタイルはいいし体もやわらかいはず
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/01/29(土) 08:57:54.23 ID:lmFxsicDO
なあに、新一さんならいつの間にか食ってるさ
59 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:20:48.54 ID:c65g2Bj50
大文字「止めてくれでやんす〜」

らんま「ひゃ〜、てめーは」

大文字「おお、らんまはん」

らんま「何しに来たんだよ」

あかね「結局誰だったの?」

新一「知り合いか?」
60 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:36:00.68 ID:c65g2Bj50
らんま「え・・・あ・・まぁ」

大文字「しぇ〜〜〜?」

大文字「ら・・・・らんまはんが二人」

らんま「・・ああ、二人に分かれたんだよ」

大文字「・・そうだったんどすか・・」

らんま「へ?」

大文字「そこまでわてのことを・・・・」
61 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:38:13.83 ID:c65g2Bj50
大文字「らんまはん、わてが一緒になってあげるどす〜」

らんま「誰がんなこといっとるか〜!」

ドガッ

大文字「しょえー」

良牙「・・・・九能が二人いる」

あかね「否定できないわね」

かくかくしかじか

新一「で、その格闘茶道の家元の息子が何しに来たんだ?」
62 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:47:13.57 ID:c65g2Bj50
大文字「そりゃもちろん、らんまはんを迎えに」

ドガッ

らんま「さっさとはなさねーならお帰り願おうか?あ?あ?」

らんまが脚で蹴飛ばす

大文字「実は、茶月と口喧嘩になってしまったんどす」

新一「誰?」

あかね「あの人の許婚よ」

新一「最近増えてんのか?」
63 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:49:09.03 ID:c65g2Bj50
あかね「知らないわよ」

らんま「で?なにが原因なんだ?」

大文字「実は・・・・うっうっううううう」

大文字が泣きながららんまに迫ったが

らんま「よるな」

かわされた

なびき「ねー、そろそろお昼よー」

らんま「んじゃ、帰れ」

新一「さーて、御飯」
64 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:50:36.94 ID:c65g2Bj50
大文字「理由ぐらい聞いておくんなまし〜」

らんま「なら、さっさと言えよ」

大文字「実は・・・中々、キスできないんどす」

あかね「・・・・・」

らんま「・・・・・」

大文字「どうしたんどすか?」

あかね・らんま「帰れ!」
65 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:52:36.68 ID:c65g2Bj50
良牙「んなこと自分で・・・・」

新一「・・・良牙?」

良牙「けりつけてこいー!!!」

バゴン

大文字「しょえ〜〜〜〜」

良牙「(全く、こちとらそんなことないってんのに)」

らんま「(今、んな話聞かれても答えられねーっつうの・・・新一もいるし)」
66 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:53:31.71 ID:c65g2Bj50
良牙「んなこと自分で・・・・」

新一「・・・良牙?」

良牙「けりつけてこいー!!!」

バゴン

大文字「しょえ〜〜〜〜」

良牙「(全く、こちとらそんなことないってんのに)」

らんま「(今、んな話聞かれても答えられねーっつうの・・・新一もいるし)」
67 :1 [saga]:2011/01/29(土) 21:55:38.81 ID:c65g2Bj50
新一「よっと」

新一が飛び出した。すると

らんま「おい、新一」

新一「一応行ってみようぜ、おもしろそうだし」

らんま「ったく」

らんまも着いていった

昼食中

あかね「あれ?新一は?」

良牙「らんまもいねーな」

今日はここまで
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/29(土) 23:55:23.15 ID:NTOCUK0SO
乙乙
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 02:35:51.79 ID:+EnAkghDO
まさかゴリラだか、猿だかとやるのか?
70 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:18:30.71 ID:4q4rtY8N0
大文字「うっうっ」

新一「よっ」

大文字「らんまはん」

らんま「ったく、仕方ねーから手伝ってやらぁ」

大文字「らんまはーん」

大文字がらんまに抱きつくが蹴り飛ばされる

らんま「抱きつくな」

大文字「いてっ」
71 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:20:06.72 ID:4q4rtY8N0
大文字「と・・とにかく、馬に乗っておくれやす」

らんま「え?」

大文字「あ、レディーファーストどす」

らんま「・・・・どーせ、俺乗っけて走り去る気だろ」

大文字「なぜ、それを」

らんま「毎度毎度同じことやってたらわかるわーい」

大文字「悲しいどす」
72 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:22:08.80 ID:4q4rtY8N0
大文字「わてを信用できないのはわかるどすが」

大文字「そんな冷たくしなくても」

らんま「やっぱ、帰ろうぜ」

大文字「わかったどす」

らんま「ほれ、先に乗れ」

新一「ん、ああ」

大文字「・・・・ぐすっ」
73 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:24:12.49 ID:4q4rtY8N0
大文字家

家元「お、これはらんまはん・・・はてそちらは?」

大文字「お邪魔虫d」

バゴン

らんま「お友達です」

家元「まあ、よろしおす」

らんま「あ、ここは正座しねーといけねーんだ」

新一「へ?」
74 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:28:00.44 ID:4q4rtY8N0
家元「よろしい、らんまはんの紹介ということで特別に教えてさしあげますどす」

新一「こうか」

家元「後は足の指の力どすな」

らんま「どうだ?」

新一「一応、歩けるようにはなったけど足しびれるな・・・これ」

家元「それが格闘茶道どす」

新一「これではいってもいいんですか?」

家元は頷いた
75 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:30:14.32 ID:4q4rtY8N0
とある一室

らんま「で?」

新一「どうやったんだよ?」

大文字「こう、馬から下りようとするときに」

新一「は?」

大文字「他にも都大路家に忍び込んで」

らんま「退治されたんだろ」

大文字「なんて奴らどす」
76 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:32:53.33 ID:4q4rtY8N0
大文字「わては婚約者どすのに」

らんま「だったら正面からいけよ」

大文字「できれば寝てようが気絶してようがいいんじゃないかともおもっとるんどす」

新一「・・・・・・・・普通に聞けよ」

大文字「(ポン!)おお、そうどすな」

らんま「でも恥ずかしがるんじゃないか?」

新一「どんな奴なんだ?」
77 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:35:31.51 ID:4q4rtY8N0
らんま「んー、なんつーか」

大文字「ここに写真があるどす」

らんま「持ってんのかよ」

新一「会いに行ったほうがいいんじゃね」

大文字「そうどすな」

らんま「俺たちはどうする?」

大文字「わては愛人としてでもいいどすけど」

ゴン

らんま「はー、はー」
78 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:36:47.58 ID:4q4rtY8N0
新一「はー」

大文字「なんどすか?」

新一「呼んだほうがいいんじゃね」

らんま「確かに向こう行くより自宅の方が緊張しねーだろ」

大文字「なるほどどす」

らんま「何してんだ?」

大文字「早速手紙を」
79 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:38:27.79 ID:4q4rtY8N0
新一「帰るか?」

らんま「そうだな」

大文字「ジョークどす」

新一「携帯は?」

大文字「茶月はんの番号を知らんどす」

らんま「ってか持ってんのか?」

大文字「もってないかもしれんどすなあ」

新一「都大路家にさっさと電話しろ」
80 :1 [saga]:2011/01/30(日) 20:39:33.76 ID:4q4rtY8N0
数分後

大文字「今から来るそうどす」

新一「何分ぐらいかかるんだ?」

らんま「おーい」

大文字「しらんどす」

今日はここまで
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 22:48:54.44 ID:god5CXTSO
乙どす
82 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:01:38.56 ID:gTgB6BKa0
十分後

大文字「暇どすな」

らんま「ああ」

新一「まだなのか?」

大文字「わてに会うために準備に時間がかかっとるんどすよ」

らんま「へー」

大文字「あ、らんまはん。別に今からでも」
83 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:15:02.75 ID:gTgB6BKa0
らんま「おい、今なんか音しなかったか?」

新一「来たんじゃねーか?」

大文字「わて・・行ってくるどす」

家元「茶月はんがおいでなすったどす」

大文字「おお」

茶月「あら、らんまさん・・・とそちらの方は?」

新一「あ、早乙女新一といいます」
84 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:17:44.61 ID:gTgB6BKa0
茶月「都大路茶月と申します」

茶月のうやうやしい態度に

新一「え?!あ・・いえ・・・はい」

新一「(なーんか調子が狂うぜ)」

らんま「」ピクッ

大文字「それで・・・茶月はん」

バゴン

大文字「なにするんどすか新一はん」

新一「オメーはもうちょっと気分を盛り上げてよ」

大文字「なるほど」

らんま「なにすんだ?」
85 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:19:57.19 ID:gTgB6BKa0
大文字「みておくんなはれ、これが布団どす」

大文字「この寝心地は最高どす」

パコン

大文字「盛り上げとる途中どす」

らんま「てめーは布団屋か」

大文字「どす?」

らんま「どこの世界に初っ端から布団を見せる奴がいんだよ」

大文字「ならどしたららんまはんなら喜ぶんどす?」

らんま「え?・・・・」
86 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:23:19.68 ID:gTgB6BKa0
新一「まあ・・・一応、言っといたら?」

らんま「んー、まぁ美味いもん食って・・・で」

らんま「なんかこうその後そこらへん散歩して」

らんま「そんで、まあいい雰囲気だったらホテルで休まない的な流れじゃね?」

大文字「そうどすか・・・」

らんま「・・・」

大文字「わてが後でそうしてあげるどす、だから」

バゴ

新一「目の前のことを忘れとるんか、オメーは」
87 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:29:44.72 ID:gTgB6BKa0
大文字「は」

茶月「煎太郎はんはその方のほうが好きなんどすか・・・」

大文字「ちがうんどす・・まっておくんなまし茶月はーん」

走り去る茶月に、手を伸ばして引き止める大文字

新一「いいから、追えよ」

大文字「どーしてくれるんどすか?」

らんま「てめーが聞いたことにこたえたんじゃねーか」

新一「それにいつもの調子で答えるからだろーが」

大文字「ああ、何たる悲劇」
88 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:31:13.77 ID:gTgB6BKa0
新一「ったく、俺が追って話してくる」

新一は駆け出した

大文字「うっうっ」

らんま「追えよ、お前も」

大文字「なんていえばいいんどすかね?」

らんま「知るか」

大文字「らんまはんには責任を・・」

らんま「でぇい」

バゴ
89 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:33:00.97 ID:gTgB6BKa0
らんま「ったく、待てよ新一」

大文字「わてもいくどす〜」

らんま「おい、どっち行った?」

大文字「確か都大路家はあっちのはずどす」

らんま「よーっし」

大文字「待つどす、馬で行ったほうが早いどす」

らんま「そうだな」

今日はここまで
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 21:46:55.54 ID:d4MMyMTOo
先にそっちか

コナンの時もだけど>>1は原作読み返しながら書いてんの?
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 21:55:23.81 ID:gTgB6BKao
>>90
一応、アニメのほうだけ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 23:19:16.17 ID:F2ntFIwSO
93 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:12:11.62 ID:IausMQJF0
新一「待って」

茶月「あ・・えっと・・あなたは確か新一はんでしたか?」

新一「そうそう」

茶月「何をしに来たんです?」

新一「そりゃあ、もちろん引止めに」

茶月「でも・・・うちのことは煎太郎はんは何とも思ってないんと思えて」

新一「・・・・」
94 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:14:50.23 ID:IausMQJF0
茶月「うちは・・・どうしたら・・」

新一「ん・・・まぁ」

茶月「それで・・その居たたまれなくてあの場から去ってしまったんどすが」

新一「それなら、すぐに」

茶月「でも、こんなうちのことは煎太郎はんも・・・」

新一「嫌いになってしまったんではないかと」

95 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:19:18.34 ID:IausMQJF0
茶月は頷く

新一「あいつがそんなことあるわけないじゃねーか」

茶月「でも、らんまはんの方がお好きのように思えます・・」

新一「それは・・」

茶月「うちの様な女よりらんまはんのような活発な女の方が好きなんではないんと違います?」

新一「・・・(なんでもいい気がするけどなかわいけりゃ)」
96 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:26:07.69 ID:IausMQJF0
茶月「否定できませんやろ、だからうちは潔く身を引きます」

新一「ちょっと待って」

新一が茶月の袖を掴む

茶月「離して下さい、新一はんもうちよりもらんまはんと居た方がいいんと違いますか?」

新一「いやいや、俺は茶月さんと居た方がいいです」

茶月「え?」

新一「だから、この通り真っ先に追いかけてきたんです」

茶月「で・・・でも、こんなすぐに臍曲げる女」
97 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:32:46.23 ID:IausMQJF0
新一は茶月の手をとると

新一「その人のことを真剣に考えてるからこそそんな気持ちになったんだと思います」

茶月「・・・・」

新一「俺はそれは他の女性に勝るとも劣らぬ魅力であると思います」

茶月「・・・・(赤)」

新一「だから、そんなつまんねーこと気にすんなよ」

茶月「本当にそう思うてます?」

新一「もちろん」
98 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:34:42.52 ID:IausMQJF0
茶月「うれしいです」

新一「思いが通じてよかった」

茶月「・・・・新一はんはうちのこと・・その、好きなんどすか?」

新一「はい」

茶月「うちも・・・好きどす」

新一「茶月さん」

新一が茶月を抱きしめる」

茶月「新一はん」
99 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:38:17.93 ID:IausMQJF0
茶月の手も新一にのびる

新一「茶月さん」

茶月「茶月・・・と呼んでください」

新一「茶月・・・その、連絡先を教えてくれないか?」

茶月「・・・・・」

茶月はキョトンとした顔をした後

茶月「はい」

その頃

らんま「てめー、どこに行く気なんだよ」

大文字「こうなってはらんまはん、わてと駆け落ちするしかあらへん」
100 :1 [saga]:2011/02/01(火) 21:43:16.29 ID:IausMQJF0
らんま「てめー、誤解を解きに行くんじゃねーのか?」

大文字「この大文字煎太郎、そのような針の筵に行く度胸はもっておりまへん」

らんま「降ろせ、馬鹿やろー」

大文字「二人でにげるんどす〜」

今日はここまで
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/01(火) 22:44:12.35 ID:kCvHyNmSO
おつ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/02(水) 18:49:12.49 ID:jFf477yBo
期待
103 :1 [saga]:2011/02/02(水) 20:39:37.02 ID:mID79gHd0
らんま「て・・・てめー・・」

大文字「へ?」

らんまは大文字の襟を掴むと

らんま「いい加減にしねーとマジでぶっ飛ばすぞ」

大文字「・・・・・わ・・・わかってますどすよ」

らんま「さっさと行くぞ」

大文字「はいどす」
104 :1 [saga]:2011/02/02(水) 20:43:37.56 ID:mID79gHd0
新一「それじゃあ、また」

茶月「はい、お電話待ってます」

新一「はい」

新一「(齢は俺より少し上かすみより下ってところかな)」

新一「(とりあえず、これで連絡できるようになった)」

新一「(ってか携帯もってねーのか)」

新一「ん」

新一は向かいから馬が走ってくるのが見えた
105 :1 [saga]:2011/02/02(水) 20:50:07.95 ID:mID79gHd0
らんま「お、新一」

らんま「よっと」

らんまは馬から飛び降りる

大文字「あ・・・茶月はんは?」

新一「おめー、今までどこ行ってたんだ?」

らんま「俺と駆け落ちしようとしてたんだよ、な?」

大文字「らんまはん、それは・・」
106 :1 [saga]:2011/02/02(水) 20:51:40.65 ID:mID79gHd0
新一「オメーは・・・・・誤解解く気あんのか!」

大文字「そ・・・それで」

新一「帰ったよ」

大文字「え?」

新一「ちょっと前まで居たんだけど」

大文字「しょしょえー、そんな」

新一「どーす・・・」

大文字「らんまはん、こうなったら」
107 :1 [saga]:2011/02/02(水) 20:53:20.68 ID:mID79gHd0
らんま「しねーよ」

大文字「うっ・・・こうなったら」

大文字「はれ?」

そこには誰もいなかった

大文字「らんまはーん?新一はん?」

らんまたち

らんま「ったーく、あの野郎全く懲りてねでやんの」

新一「はははは」
108 :1 [saga]:2011/02/02(水) 21:00:17.61 ID:mID79gHd0
らんま「無駄足こいちまったな」

新一「んー、まあそうだな」

らんま「・・・・なあ」

新一「ん?」

らんま「俺、女に見えるか?」

新一「どーした?急に」

らんま「いや・・・少し気になって」

新一「女っぽくなった気がする」

らんま「どこら辺が?」
109 :1 [saga]:2011/02/02(水) 21:01:59.97 ID:mID79gHd0
新一「そーいうことを気にするところ」

らんま「・・・・そうかな」

新一「そうだって」

新一の手がらんまの手を握る

らんま「〜〜〜〜〜」

新一「ほら」

らんま「・・・そうだな」

しばらくして、新一が手を離そうとするが

新一「え?」
110 :1 [saga]:2011/02/02(水) 21:03:28.01 ID:mID79gHd0
らんまが握り返してきた

新一「いいのか?」

らんまは無言で頷いた

新一「なんか、恋人同士みてーだな」

らんま「ばっ・・」

新一「ま、オメーが嫌じゃねーんなら俺はかまわねーけど」

らんま「・・・・そう?」

新一「ああ」
111 :1 [saga]:2011/02/02(水) 21:12:26.39 ID:mID79gHd0
らんま「(なんでだろ、顔が熱い・・・新一はなんか嬉しそうだし、俺と手握りたかったのかな?)」

新一「(さーて、今日はうっちゃんとこ行こうかな)」

天道家

良牙「どうだった?」

らんま「結局、何の意味もなかったよ」

新一「くたびれただけだな」

あかね「やっぱり」
112 :1 [saga]:2011/02/02(水) 21:16:56.18 ID:mID79gHd0
そこにお茶を持ってきたかすみが現れた

かすみ「あら、やっぱりらんま君も行って来たのね」

らんま「え・・・うん、こいつ一人じゃ不安だったから」

新一「・・・・まあ」

かすみ「新一君も早くらんま君に信用されるくらい強くならないとね」

新一「うん」

らんま「そーだよ、お前は男の俺なんだからよ」

新一「わーってるよ」

今日はここまで
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/02(水) 22:29:56.38 ID:PHWwFqESO
…ゴクリ乙
114 :1 [saga]:2011/02/03(木) 20:55:39.40 ID:lVkZBz8/0
新一「ったく」

新一は水を飲みに台所へ行くと

かすみ「わかってるわよね、新一君?」

新一「も・・・・もちろん」

かすみ「動揺してるの?」

新一「ぜ・・・・全然」

新一「は・ははっはは」

新一はそのまま、去った
115 :1 [saga]:2011/02/03(木) 20:59:58.40 ID:lVkZBz8/0
新一「とりあえず、家じゃねーほうがいいな」

新一は外に出ると

新一「さーって、取ってくれるかな」

Pruuuuu

茶月「はい、都大路です」

新一「あ、新一だけど」

茶月「新一はん」

新一「すぐ掛けちゃ迷惑だったかな?」
116 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:16:30.18 ID:lVkZBz8/0
茶月「そんなことありまへん」

新一「よかった」

茶月「どんな用です?」

新一「あ・・・・・うん・・・声が聞きたくて」

茶月「私も今聞きたいと思うとりました」

新一「そっか、それで」
117 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:18:04.91 ID:lVkZBz8/0
茶月「はい?」

新一「あの後何かあった」

茶月「何もありませんどした、ただ」

新一「ただ?」

茶月「不快な思いをさせて申し訳ないと」

新一「と?」

茶月「大文字の家元様から」

新一「・・・・あ、そっち」
118 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:21:13.15 ID:lVkZBz8/0
茶月「茶月も来るかもしれないと思っていたのですが」

新一「そっか」

茶月「煎太郎はんはうちのことを気にはしてくれんのですかな」

新一「だ・・大丈夫だって俺もいるし」

茶月「そう・・・どすな・・・」

新一「なあ」

茶月「はい?」

新一「開いてる日ある?」

茶月「開いてる日?」
119 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:25:25.13 ID:lVkZBz8/0
新一「そうそう、用事のない日」

茶月「え?そうですね・・・・明後日なら」

新一「あ、そう・・・なら、会わない?二人で」

茶月「あ・・・・はい、わかりました」

新一「それで・・どこで待ち合わせる?」

茶月「新一はんは学校がおますのでは?」

新一「あ・・・まあ、四時ごろに・・・・ええっとどこにいればいい?」

茶月「ああ、それなら」
120 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:36:55.61 ID:lVkZBz8/0
天道家

らんま「そういや、良牙おめーちょっと前この家にいたんだって?」

良牙「ああ」

らんま「どこにいたんだ?」

良牙「空き部屋をかりてな」

らんま「へー、昨日も?」

良牙「ああ、そういえばお前は今どこにいるんだ?」

らんま「え?新一と同じ部屋」

ガチャーン

あかね「え?」

なびき「へー、昨日は色々あって気にしてなかったけど。色々問題よね〜?」
121 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:40:56.72 ID:lVkZBz8/0
お茶を注いでいたかすみも固まる

早雲「か・・・かすみ熱い・・・熱いかかってるかかってるのよ、かすみちゃん?」

あかね「あ・・・あんた、今女なのよ」

らんま「まあ、元々同じだったんだし問題ねーだろ?」

良牙「大有りだ」

かすみ「らんま君、あなたはもう高校生なんだから一緒にっていうのは」

あかね「そうよ、女のつつしみってものがないの!」

玄馬「まあまあ、兄弟仲良く寝るのも」

早雲「そういえば早乙女君、昨日はボクと寝てたよね」
122 :1 [saga]:2011/02/03(木) 21:45:32.87 ID:lVkZBz8/0
玄馬「うん、あの後飲んでてそのままだったはずだよ」

早雲「さすがに二人っきりっていうのは問題じゃないのかい?」

玄馬「でも、このまま寝ようかって言ったのは天道君だよ」

早雲「それはそうだけど」

あかね「お父さん!」

早雲「は・・・ははh・・・・・」

かすみ「お父さん?」

早雲「あは・・・ごめん」

今日はここまで
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 23:10:35.69 ID:A3B7jUASO
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 10:11:24.12 ID:scVcMZ/Ro
C
125 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:34:07.63 ID:HoCBooYN0
新一「さてと」

新一はお好み焼きや「うっちゃん」に足を進めた

新一「こんちわー」

右京「いらっしゃーい。あ、r新ちゃん」

新一「いよ」

右京「何するん?」
126 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:37:56.82 ID:HoCBooYN0
新一「えっと、右京」

右京「も・・・もう(赤)新ちゃんったら」

新一「な、どのくらいまでやってんだ?」

右京「もうそろそろやな」

新一「んじゃ、それまで上にいるわ」

右京「ん、待っててぇな」

新一「ああ」

新一は母屋の方へ向かった
127 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:42:56.93 ID:HoCBooYN0
新一「とりあえず、布団引いておくか」

新一「ついでに風呂も沸かしておくか」

新一は風呂場に向かった

一方、天道家

なびき「まあまあ、あかね。そんなにお父さんたち責めたって仕方ないわよ」

あかね「・・・まあ、そうだけど」

早雲「ま、まあそれならあかねの」

らんま「お・・・おい、一応元だけど男なんだし問題じゃねーのか?」
128 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:44:52.97 ID:HoCBooYN0
あかね「そ・・そうよね」

良牙「確かに女になってまだ日も浅いしな」

玄馬「とはいっても男とでも問題じゃろ」

早雲「難しい問題だね」

なびき「らんま君はどうなの?」

らんま「俺は別に新一と一緒で問題はねーけど」

あかね「だから」
129 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:47:57.56 ID:HoCBooYN0
なびき「そういえば」

あかね「なによ、なびきお姉ちゃん」

なびき「新一君は?」

かすみ「さっき、出かけていくのが見えたけど・・・」

あかね「電話してみましょ」

らんま「別にそんな急ぐ話でも」

玄馬「まあ、晩飯には帰ってくるだろうし」

あかね「・・・・・何?(ギロッ)」
130 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:50:29.43 ID:HoCBooYN0
らんま「オヤジ一刻を争うよな」

玄馬「当たり前じゃ・・なぁ?」

うっちゃん

ジョボボボボ

新一「たまには風呂場っていうのもいいかもしれねーな」

プルルル

新一は風呂にお湯を入れていたため、電話の音に気づかなかった

天道家

あかね「おかしいわね、出ないわ」
131 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:53:14.08 ID:HoCBooYN0
良牙「街にでもいるのか?」

なびき「そうね、音が聞こえない場所にいるのかもしれないわね」

あかね「全く」

玄馬「では、やっぱり帰ってきてからで」

早雲「そうだね、将棋でもしようか?早乙女君」

玄馬「そうしようか、天道君」

あかね「・・・・・」

なびき「まあまあ、別に急がなくてもいいじゃないあかね」

あかね「うん」
132 :1 [saga]:2011/02/04(金) 21:55:13.44 ID:HoCBooYN0
右京「新ちゃーん、あれ?どこいったんや?」

新一「右京」

右京「あ、風呂沸かしといてくれたんか。助かるわ」

新一「な?一緒に入らねーか?」

右京「え?・・そんなうち・・・(赤)恥ずかしいわ」

新一「いいだろ?俺たちの仲だし?」

右京は小さく頷いた
133 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:01:00.91 ID:HoCBooYN0
新一は先に入り、右京を待った

新一「うっちゃん、タオル巻かないでくれよ」

右京「え?・・・あ・・・アホ、そんなんムリや」

新一「だって、俺も何もしてねーんだしお互い様だって」

右京「で・・・でも」

新一「俺とうっちゃんの仲じゃねーか」

右京「そうやけど・・」

新一「俺とうっちゃんの間に何も無いはずだろ」

右京「・・・うん」

新一「なら」

右京「もー、しゃーないな」

新一「よっしゃー」
134 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:01:52.41 ID:HoCBooYN0
右京「新ちゃん・・・入るで」

右京は手で胸と下を隠して入ってきた

新一「うっちゃん」

右京「新ちゃん・・そんなみんといて・・うち恥ずかしいわ」

新一「きれいだよ、うっちゃん」

右京「もう・・」

新一「だから、もっと近くに」

右京「ふ・・・風呂に入るだけやろ?」

新一「うん、だから一緒にはいろ?」
135 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:03:57.24 ID:HoCBooYN0
右京「も・・・しゃーないな」

風呂場の外

プルルルルル

天道家

あかね「まだ掛からないわ」

らんま「んな、まださっきから5分も経ってねーぞ」

あかね「らんまは気にならないの?」

らんま「気にはなるけど、着信履歴が凄いことになるぞ」

良牙「まあ確かに」
136 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:07:25.74 ID:HoCBooYN0
チャポ

右京の脚が風呂に入る

右京「あ、もうちょっと奥行ってくれんと入れへんやん」

新一「そのまんま入ってきて」

右京「新ちゃんの上に乗ることになるで」

新一「構わないって」

右京「もう、なんで断れへんのやろ」

右京はそう言って新一の足の上にのる

新一「惚れた弱みじゃね」

右京「そないなこと言うんはこの口か、このこの」

右京が新一の口を引っ張る
137 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:11:14.90 ID:HoCBooYN0
新一「いふぁいいふぁい」

右京「うん?何言うてるかわからんで〜・・・・ん?」

新一の視線は両手が新一の口を引っ張ってるため、丸見えの胸元にあった

右京「も・・・もう、どこ見とるんや(赤)」

右京は新一の口から手を放して胸を押さえる

新一「右京」

新一はそのまま、右京を抱きしめる

右京「やぁ・・んんっ」

新一は右京の唇を奪い、手を払って胸を揉み始める

右京「きゃぁ・・あ・・・ぁはぁん・・・」
138 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:15:03.85 ID:HoCBooYN0
新一「右京」

右京「も・・・新ちゃん・・ひゃあ・・急過ぎるわ・・・ぁ」

新一「照れてるうっちゃんが可愛すぎて堪え切れなかった」

右京「う・・・うちがかわいいなんて・・・・嘘や」

新一「本当だって、だから」

新一の手が右京の秘所に触れる

右京「んぁかぁ・・・やぁん」

新一「押さえがきかねーんだって」

右京「なぁ(赤)・・・うぁ・・んっ・・・・・・嬉しいけどこんな時に言われたくなかったわ」

新一「だって、可愛いと襲いたくなるんだからしゃーねーだろ」
139 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:19:25.80 ID:HoCBooYN0
右京「ほ・・んぅぅん・・・ほんまにケダモノやな」

新一「それに右京がこういう時はこんなに女らしいし」

右京「な・・ぁんぅ・・も・・・うちが言って欲しいことをふぁやぁ・・・・・こないなときにばっか」

新一「入れるよ?」

右京「さっきからずっとぶつかっとるからわかっとる」

新一の股間の上に右京のおしりがあることに気づいた新一は

新一「あ、全然ここにいるのに気づかなかった・・・」

右京「ほんまに・・・」

ズポッ

新一「あ、結構簡単に入った」
140 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:22:56.02 ID:HoCBooYN0
右京「ひゃぁあああ・・・あ・・アホ・・思っててもそないなこと言うんやない」

新一「これなら毎回こうしようか?」

右京「アホ!」

新一「ごめん・・・ごめん」

右京「ほんまに・・・・(小声で)偶にならええで」

新一「マジで!?」

右京は頷いた

新一「でも、こんなにうっちゃんがエッチだったなんてな」

右京「あ・・・アホそないなわけない・・ぁひゃぁ・・・・やん」

新一「でも、すっごい俺のにあってきてる気がする」
141 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:27:05.69 ID:HoCBooYN0
右京「し・・・知らへん・・ひゃぁあんぁ・・」

新一「女を捨てた身体じゃなくなっちまったな」

右京「も・・・こないなときにんぁやぁ・・・いわんでも」

新一「学校とかでは女っぽく感じないのにな」

右京「そ・・・それは新ちゃんには可愛い女て思うてもらいたいからやん」

新一「うっちゃん・・・」

右京「うち、新ちゃんの前では可愛いかな?」

新一「ったりめーだろ」」

右京「よかったわ・・・ひゃぁはやぁ・・・・きゅ急にどないしたん?」

新一「うっちゃんが可愛いと興奮して襲いたくなるってさっきいったじゃねーか」

右京「知らへん・・ひゃあぁ・・・」
142 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:29:40.33 ID:HoCBooYN0
新一「うっちゃん・・・大好きだ」

右京「んぁ・・・ひゃぁ・・・うちもや」

新一「出ちゃいそう」

右京「ええで、このまま・・・ウチと一緒に」

新一「うっちゃん」

右京「ひゃあぁはぁんっ・・・きゃあぁはふぁぁんっ・・ぁあんぁつ」

新一「出る」

右京「ひゃぁ・・・・ええよ・ひゃぁはぁあふぁぁあああああああああああああああああん」

ドピュ

右京「はぁはぁ・・・ホンマにケダモノなんやから」

新一「うっちゃん」

新一が右京を抱きしめる
143 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:32:59.48 ID:HoCBooYN0
右京「新ちゃん?」

新一「悪ぃ、納まらない」

右京「いやぁあああああああああああああああん」

新一「うっちゃん」

右京「ひゃぁかはぁんぁ・・・んきゃぁ・・・」

新一「出そう」

右京「ホンマに・・・ええよ」

新一「出る」

右京「ひゃぁああああああああ・・ひゃぁふぁああああああああああん」

ドピュ

新一「悪い」

右京「はぁはぁ・・・ホンマにどうしたん?」

新一「右京に興奮しすぎた」

右京「もう、新ちゃんったら」
144 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:36:03.96 ID:HoCBooYN0
新一「もうちょっとこのまま抱きついてていいか?」

右京「甘えんぼさんやな・・・いいにきまっとるやんか。新ちゃんが言うなら」

新一「うっちゃん」

右京「乳吸ってもでぇへんて」

風呂を上がって

右京「きょうはどうするんや?」

新一「あー、どうしy」

右京「どないしたん?」

新一「帰る」

右京「え?」

新一「なんかあったみてーだ、ほら」

右京「そやね、帰った方がええわ」

新一「じゃ、またな」

右京「うん・・・」

新一は寂しそうな顔をしている右京にキスをする

新一「どーせまた来るって」
145 :1 [saga]:2011/02/04(金) 22:39:21.20 ID:HoCBooYN0
右京「んっ・・・約束やで」

新一「ああ」

新一は右京の髪をなでながら右京を抱きしめた

右京「なんか安心するわ」

新一「俺も」

そして、新一は後ろ髪引かれる思いでうっちゃんを出た

うっちゃんを出て10秒後

プルルル

新一「お、電話・・・あかねか」

新一「なにがあったんだろ」

今日はここまで
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 23:19:11.79 ID:t4ERxobSO
…ふぅ
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 07:56:57.44 ID:gepvtMpko
やっぱりうっちゃんは可愛いな
148 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:01:05.81 ID:Knkt04tu0
新一「もしもし?」

あかね「新一?今まで何やってたのよ?」

新一「へ?」

あかね「さっきからずっと掛けてたのに出なかったじゃない」

新一「ああ・・・悪ぃ気がつかなかった」

あかね「何してたのよ?」

新一「いつものジョギングだよ」

あかね「ふーん、あ・とにかく早く帰ってきてね」

新一「おー」
149 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:03:26.06 ID:Knkt04tu0
天道家

なびき「どうだった?」

あかね「今、帰ってきてるって」

良牙「そーいや、晩飯時だな・・・」

玄馬「ほーら、わしの言ってた通りじゃろ」

そこに新一が戻ってきた

新一「どーしたんだ?」
150 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:09:42.89 ID:Knkt04tu0
早雲「新一君」

新一「な・・・なんですか?」

早雲「その・・・・・今日はいい天気だね」

新一「俺、帰ってくる頃少し雨がぽたついてましたけど」

早雲「・・・・・・・」

かすみ「あら?ホントだわ」

あかね「お父さん」

早雲「う・・うん」

早雲「そのだね」

新一「はい」
151 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:11:54.82 ID:Knkt04tu0
らんま「一緒に寝るのは問題か?って話なんだけどよ」

新一「え?」

早雲「らんま君・・・私が言おうと思ってたのに〜〜」

あかね「つまりそういうことよ」

新一「つい最近まで男だったんだし問題ねーんじゃね」

玄馬「うん、それでいいんじゃないか」

らんま「だろ?オヤジ」

バン

あかねがテーブルを叩く
152 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:22:33.91 ID:Knkt04tu0
新一・早雲・らんま・良牙・玄馬「」ビクッ

あかね「それでも今は女なんだから、そういうことはけじめをつけないといけないでしょ」

らんま「お・・・お父さん?そうかな」

玄馬「わ・・・わしはそう思う・・な?天道君」

早雲「ぼ・・・ぼくもそれでいいと思うけど」

良牙「なあ?新一」

新一「」コクコク
153 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:31:05.51 ID:Knkt04tu0
あかね「それでどうしましょうか?」

らんま「・・・・俺どこにすればいいんだ?」

なびき「こういうのはどう?」

早雲「聞かせてくれたまえ、なびき」

なびき「おじさまがお父さんと、らんま君はらんま君で」

新一「俺は?」

あかね「それじゃあ、同じじゃない」

なびき「許婚のあかねの部屋でいいじゃない」

あかね「え?」
154 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:36:32.77 ID:Knkt04tu0
早雲「なるほど」

玄馬「確かに許婚だということも考えれば異論はない」

かすみ「あらあら」

早雲・玄馬「」ガクガク

早雲「早乙女君、なんか寒くない?」

玄馬「そうだね、閉めようか」

良牙「・・・・・・まあ、本人たち次第なんじゃないか?」

らんま「オメーは異論ねーのかよ?」

良牙「まあ・・・・な」
155 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:53:12.88 ID:Knkt04tu0
らんま「・・・・そーかよ」

良牙「お前こそ、あんまり納得してない顔だぞ」

らんま「・・・・気のせいだよ」

なびき「ね?じゃあ、そーしちゃいなさいよ」

あかね「・・・ど・・・どうなのよ?」

新一「・・・まあ、そういうことなら」

あかね「い・・・いいの?(赤)」

あかねは伏目がちで顔を赤らめながら問う

新一「ああ、いいんじゃねーのか。オメーは?」

あかね「わ・・・私はその・・・新一がどうしてもって言うなら」
156 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:55:43.99 ID:Knkt04tu0
なびき「あかねもいいって」

新一「じゃ、そーいうことで」

らんま「待て」

なびき「何?らんま君」

らんま「・・・とりあえず、今日はそうってことにしようぜ」

かすみ「そうね。とりあえず試してみるっていうのはどうかしら?」

なびき「そうね、いいでしょ?あかね」

あかね「うん」

かすみ「じゃあ御飯にしましょ」

早雲「そ・・・そーだね、そんな時間だね」
157 :1 [saga]:2011/02/05(土) 21:59:54.50 ID:Knkt04tu0
夕食後、なびきの部屋

なびき「ふふふ、おもしろくなってきたわ」

良牙「いいのか?こんな煽って」

なびき「馬鹿ね、そうしないと」

良牙「・・・・・と?」

なびき「儲からないでしょ」

良牙「・・・・・・」

なびき「別にいいのよ、私は」

なびきが写真をばら撒く

良牙「なぁー!」
158 :1 [saga]:2011/02/05(土) 22:01:11.06 ID:Knkt04tu0
良牙は慌てて回収する

なびき「ばれたら問題よね?黒豚ちゃん」

良牙「・・・・・ああ」

なびき「協力続けてくれるわよね?」

良牙「ああ」

今日はここまで
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 23:17:20.02 ID:oYds7LiSO
ぉっ
160 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:03:57.23 ID:E0aBjMW70


あかね「・・・緊張しちゃうわね」

新一「前とは違う気がするのはなんでなんだろうな?」

あかね「その・・・・寝る?」

新一「おう」

あかねが先に布団に入り、新一がその横に入る

新一「・・・あかね」

新一があかねを抱きしめる
161 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:06:54.99 ID:E0aBjMW70
あかね「・・・・・新一」

二人の唇が重なり合う

新一「あかね」

新一があかねのパジャマを脱がし始める

あかね「・・・・やっぱりちょっと恥ずかしい」

新一「明かりは消してあるだろ?」

あかね「それでもよ」

新一「ブラはつけてねーのか?」

あかね「パジャマだから」

新一「ふーん」
162 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:17:03.24 ID:E0aBjMW70
新一はパジャマを脱がしてすぐにあかねの胸を揉みながら答える

新一「なんかあかねの胸って」

あかね「ん・・・・何よ?」

新一「別に大きいわけでもないけど揉み心地がいいな」

あかね「ひゃぁ・・・・・ん・・・そ・・・そんなの知らないわよ」

新一「自分で揉んでみたりしねーの?」

あかね「するわけないでしょ・・・ぁふぁぁ・・」

新一「まあ、このサイズでも嫌いじゃないぞ」

あかね「何?大きい方がいいっての?」
163 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:20:47.18 ID:E0aBjMW70
新一「いや、これはこれで」

あかね「あんたって本当に変態ね」

新一「変態だから吸ってみる」

あかね「いやぁ・・・きゃぁ・・・・」

新一があかねの乳房に口を吸いつけてあかんぼのように吸ってみた

新一「でねーけど、なんか落ち着く」

あかね「ひゃぁ・・・マザコンなんじゃないの?」

新一「そーなんだろうか(一応、母さんにもしたけど)」

あかね「あ、そーいえば、新一たちのお母さん最近、来ないわね」

新一「え?・・・あ・・・・そーなんだ」
164 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:27:11.07 ID:E0aBjMW70
あかね「たまには会いにいってあげたら?」

新一「そ・・そーだな、オヤジとらんまに話して」

あかね「うん、絶対そうしたほうがいいわ」

新一はあかねのパンティーを脱がして

新一「とりあえず、あかねの母性に戻るのが先だけど」

あかね「な・・なによ」

新一はあかねの秘所を舐めまわしながら

新一「俺の息子があかねの膣に?」

あかね「・・・・ひゃぁ・・・ふぁぁ・・・ひっどいオヤジギャグ」
165 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:31:28.08 ID:E0aBjMW70
新一「やっぱり?」

あかね「ホントに・・・最悪」

新一「・・・・」

あかね「ひゃぁ・・・・な・・・なによきゅうに動きが早く・・ゃあ」

新一「嫌いになった?」

あかね「馬鹿じゃないの、そんなことで嫌いになったり好きになったりなんかしないわよ」

新一「そういうあかねが好き」

あかね「ば・・馬鹿なこといわないでよ」

新一「入れていい?」

あかね「・・・いいわよ」
166 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:36:22.40 ID:E0aBjMW70
新一「やっぱり、前も言ったけど鍛えてるだけあっていいな」

あかね「んっ・・くっ・・・なにがよ」

新一「あかねの中」

あかね「そーいうこと言わないでよ」

新一「褒めてるのに」

あかね「そーいうのはいらないわよ」」

新一「じゃあ・・・丈夫な子供が産めそうでよかったとか?」

あかね「ひゃぁ・・・・そ・・そう思う?」

新一「あ・・・そーなんだ」

あかね「なによ、こういうことしてるのに子供産まれたらどうかするの?」

新一「んなわけねーだろ、最初の時に言ったこと覚えてるだろ」
167 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:40:18.64 ID:E0aBjMW70
あかね「・ひゃぁ・・・・・覚えてるの?」

新一「俺はサッカーチーム作る気だけど」

あかね「・・・わたしは野球チームにするつもりだったけど」

新一「多い方がよくない?」

あかね「多すぎるわよ」

新一「でも、あかね大分慣れてきたよな」

あかね「ひゃぁ・・・ふぁ・・・・・どうして?」

新一「あんまり痛そうじゃないし、なんか慣れてきてるじゃん」

あかね「べ・・・別に慣れてなんかないわよ」

新一「こうして普通に話してるんだから」

あかね「・・・ひゃぁ・・・そうかも」
168 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:43:48.74 ID:E0aBjMW70
新一「俺は嬉しいけど」

あかね「きゃぁ・・・なにがよ」

新一「え?だって毎晩一緒に寝るんだから」

あかね「それはまだ、今回だけって」

新一「どーせ、寝ることになるんだし毎晩できるじゃん?」

あかね「・・・・ホントにスケベね」

新一「わりーかよ」

あかね「別に悪くはないけど・・・ひゃきゃぁ・・・んぁ・・」

新一「いやか?」

あかね「新一と・・ひゃぁ・・・一緒に寝るのは別に・・・ゃきゃぁ」
169 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:47:05.56 ID:E0aBjMW70
新一「おめーってホントにかわいかったりするんだな」

あかね「いつもは違うっての?ゃきゃはぁ・・・」

新一「そろそろ出そうなんだけど」

あかね「いいわよ」

新一は大きく腰を動き始めた

あかね「きゃぁ・・・んっあ・・・ぁうぁ・・・」

ドピュ

あかね「ひゃぁ・・・ふぁああああああああああああああああああああああああああああん」

新一「はぁはぁ、他の場合ってどうなるんだろうな」

あかね「はぁはぁ・・・え?」

新一「いや、俺はこのままでいいけど・・・もし他の場合になったらってよ」
170 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:51:02.61 ID:E0aBjMW70
あかね「お父さんと早乙女のおじ様とじゃない」

新一「男三人か・・・・」

あかね「新一には厳しいかもしれないわね」

新一「あかね」

あかね「なによ」

新一「次の日って抱き合って寝てたらどうなるんだろ」

あかね「さあ?」

新一「一応、床にもう一組布団敷いてるんだけどな」

あかね「・・・下りる?」

新一「一緒に寝たいんだけど」

あかね「早く起きてよ」

新一「ああ」
171 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:53:21.49 ID:E0aBjMW70
隣の部屋

なびき「ま、助けてやるか」

P「・・・・・・何も聞こえない何も聞こえない」

次の日

あかね「新一」

新一「な?」

あかね「早くした」

新一「あ・・・おお」

ガチャ

なびき「あかね、朝よ」

なびき「あら〜、なによ許婚なんだから一緒に寝ればいいじゃない」

あかね「それは・・ちょっとねえ?」

新一「お・・・おう」
172 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:57:01.33 ID:E0aBjMW70
なびきが去って

新一「ギリギリセーフか」

あかね「ええ」

そんなこんなで3日ほど様子を見ることになった

らんま「ったく、大変だな」

新一「ま、一緒に通えるんだしいいじゃねーか」

らんま「まあ」

あかね「騒ぎ起こさないでよ」

らんま「俺が起こしてねーだろ」
173 :1 [saga]:2011/02/06(日) 21:59:49.20 ID:E0aBjMW70
教師「今日は転校生が来た」

教師「えー、早乙女らんま君だ」

らんま「らんまです」

生徒「えー?らんまと同じ名前?」

らんま「双子の妹なの」

新一「あ・・・」

教師「それと今までのらんま君が新一君という名前だったことが発覚し」

大介「どーいうことだよ」

新一「オヤジが名前を逆に書いてて元に戻したんだよ」

大介「へー」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 22:02:21.88 ID:xd865mQVo
今回は長いな
てか一緒に通うと毎日九能がうざそうだ
175 :1 [saga]:2011/02/06(日) 22:04:03.35 ID:E0aBjMW70
HR後

らんま「あかね」

あかね「なによ」

ゆか「へー、らんまちゃんって新一君と同じような喋り方するのね」

さゆり「こら」

らんま「あ・・・・」

あかね「(馬鹿・・・)」

らんま「おy・・お父さんと三人だったからその喋り方が移っちゃって」

ゆか「あ・・・そうなんだ」

さゆり「大丈夫、私たちが気をつけてあげるから」

らんま「あ・・・ありがと」

あかね「(小声で)女らしく」
176 :1 [saga]:2011/02/06(日) 22:06:01.72 ID:E0aBjMW70
らんま「あ・・・ありがとうね。えっと・・」

ゆか「ゆかでいいわよ」

さゆり「私もさゆりでいいわ。新一君の双子の妹で、あかねの友達みたいだし」

あかね「ん・・・・まあね」

らんま「はははは」

新一「上手くやってるみたいだな」

右京「せやな」

今日はここまで
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 22:15:19.79 ID:hEg/Bz/DO
>>174
まあ、ハッピーがあれだからまだ少しはマシじゃね?
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 23:24:34.75 ID:tF1wxHKSO
乙でした
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 23:36:14.72 ID:xd865mQVo
乙です

>>177
今のハッピーは中身優作だし…
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 09:55:01.96 ID:jzxDGBSmo
バーーーローーがハッピーだったら、それはそれで面白そうだと思ったのは俺だけか
181 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:09:38.13 ID:snvOUoNm0
二年の教室

九能「なに?おさげの女が?」

なびき「そ、転校してきたわよ」

九能「どこのクラスだ?」

なびき「千円」

九能「ふん、自力で探すさ」

なびき「そ・・・なによ?」

九能「この僕が次の授業に遅れるわけには行かない」

なびき「まいどあり」
182 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:10:50.29 ID:snvOUoNm0
ドドドー

九能「おさげの女〜」

らんま「げっ」

九能がらんまに抱きつき

九能「嬉しいぞ〜ボクのために転校してきてくれたんだな〜」

らんま「あ・の・な〜」

九能がらんまに頬ずりした

らんま「んなわけねーだろー!」

ドガッ

九能「だな〜」

九能は飛んでいった
183 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:13:11.84 ID:snvOUoNm0
らんま「はぁ〜はぁ〜」

あかね「あ、これで私も楽になるわ」

らんま「お前なぁ」

九能「あかね君、別に僕は君の事をないがしろにしている」

らんま「どっからわいた」

あかね「いいえ、ないがしろにしてくれて・・・結構です」

ドガッ

らんま「・・・・よかったな、お前にも来てくれるそうだ」
184 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:26:37.02 ID:snvOUoNm0
あかね「そうね」

ゆか「大変ね〜、転校早々」

さゆり「そういえば、今まで何回か学校にいたわよね」

らんま「ま・・まあ」

あかね「名前の問題が解決するまで時間がかかったのよね?」

らんま「そう・・そうなんだよ」

ゆか「大変ね」
185 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:30:02.16 ID:snvOUoNm0
右京「ところで」

新一「ん?」

右京「あっちも乱ちゃんなんやろ」

新一「ん・・ああ」

右京「どうなん?」

新一「どうって?」

右京「二人の仲や・・・その悪かったりせえへんの?」

新一「ああ、仲はいいぜ。あっちも俺より記憶がしっかりしてるから助けてくれるし」

右京「そうなんか、心強いな」

新一「ああ、うっちゃんもあかねもらんまもいるからな」
186 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:38:35.77 ID:snvOUoNm0
右京「上手い事いいよるな・・もう」

新一「へへへ」

放課後、「うっちゃん」

らんま「あ、うっちゃん」

右京「いらっしゃい、あ・乱ちゃん」

新一「一緒に行こうってなってさ」

右京「新ちゃんも」

らんま「へへへ、お好み焼き食いたくなってよ」

新一「お前、好きらしいもんな」

らんま「ああ、俺の好物だからな。新一は?」

新一「俺もそうだよ」
187 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:46:32.01 ID:snvOUoNm0
右京「新ちゃんも結構来てくれるんやで」

らんま「へー、そうなんだ」

新一「ああ」

新一は焼きそばを食べながら答える

らんま「しかし、お好み焼きやで焼きそば頼むなんてな」

新一「しやーねーだろ、腹減っててこっちが喰いたくなったんだから」

右京「せや、どっちでもウチが作るお好み焼きもここにあるメニューは味に間違いなんてあらへん」

らんま「まー、そーだけどよ」
188 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:55:22.52 ID:snvOUoNm0
新一「どうした?」

らんま「どーせ、焼きそば喰うなら猫飯店のh」

キンッ

らんまの顔の横をお好み焼きのヘラが飛んできた

らんま「へっ・・・」

右京「ん?ウチの店よりどこがええって?」

らんま「・・・いや、ここがいいぜ・・・・は・・・はははは」

新一「(小声で)一言多いんだよ、オメーは」

らんま「今のは反省してます」
189 :1 [saga]:2011/02/07(月) 21:59:55.86 ID:snvOUoNm0
次の日

かすみ「あら、新一君」

新一「あ、おはよーございます」

かすみ「昨日はどうでしたか?」

新一「どうって?」

かすみ「最近、部屋に来てくれないわよね?」

新一「・・・・いや・・・そのうち行く・・・よ」

かすみ「そう?」

新一「はい」

かすみ「じゃあ、待ってるわね」

新一「・・・はい」
190 :1 [saga]:2011/02/07(月) 22:04:01.87 ID:snvOUoNm0
新一「(やべーやべー)

登校中

らんま「どーしたんだ?新一」

新一「なにが?」

あかね「気の重そうな顔したり、嬉しそうな顔したり変よ」

新一「そうか?(今日は茶月さんとデートだからな)」

らんま「なんかおかしくなったのか?」

新一「んなわけねーよ」

あかね「なんか体調悪いんだったら言ってよ」
191 :1 [saga]:2011/02/07(月) 22:05:00.93 ID:snvOUoNm0
らんま「そうだぜ」

新一「大丈夫だって」

新一「(言えないしな・・・・)」

あかね「そう・・・」

校門

九能「おさげの女、天道あかね」

あかね「あちゃー」

らんま「またか」
192 :1 [saga]:2011/02/07(月) 22:09:02.76 ID:snvOUoNm0
九能「って、貴様ー!!なぜおさげの女とも一緒にいるんだ〜!」

らんま「俺たち、双子」

九能「な・・・・・なんだと?」

らんま「なんだとも何も」

九能「くぅー、天道あかねとおさげの女と両手に花で登校とは許せん。覚悟」

らんま「お前が羨ましいだけだろーが」

ドカッ

あかね「全く・・・・そういえばそうだったわよね」

新一「忘れんなよ」

あかね「だって」
193 :1 [saga]:2011/02/07(月) 22:12:06.42 ID:snvOUoNm0
新一「まあ、らんまも俺もころころ変身してたから同一人物っていう認識しかねーだろしな」

らんま「・・・・まあ、確かに」

あかね「そうね、双子だったわね」

らんま「忘れんなよ、ヘマすると俺たち二人共にかかってくるんだから」

あかね「わかってるわよ」

新一「・・・・そーいやよく校長が納得したよな、らんまの転校」

あかね「そーいえば」

らんま「まあ、考えるのは止めようぜ」

今日はここまで
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 23:26:24.48 ID:zXTJ8CISO
おつ
195 :1 [saga]:2011/02/08(火) 20:27:00.17 ID:NgGADY9D0
放課後

らんま「なあ、あかね」

あかね「なに?らんま」

らんま「新一は?」

あかね「知らないけど、もう帰ったの?」

らんま「いねーんだよな」

さゆり「新一君なら授業が終わった瞬間にいなくなったわよ」

らんま「え?」
196 :1 [saga]:2011/02/08(火) 20:52:59.58 ID:NgGADY9D0
待ち合わせ場所

新一「わりぃ、待った?」

茶月「いいえ、今来たところどすから」

新一「そっか?ちょっとHR長引いちゃって」

茶月「大丈夫やから、気にせんといてください」

新一「そっか?・・・ま、とりあえず行こうか」

茶月「はい」

新一が手を差し出し茶月が握りしめる
197 :1 [saga]:2011/02/08(火) 20:55:54.04 ID:NgGADY9D0
ある程度、店を回ったところで

茶月「こういうところは初めてで興奮してまして・・・お恥ずかしいところを」

新一「全然、女の子らしくてよかったよ」

茶月「そうどすか?」

茶月が上目遣いに新一の顔色を確認する

新一「そういう顔もかわいいし」

茶月「照れてまいます〜(赤)」
198 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:00:31.98 ID:NgGADY9D0
茶月「この後はどこにいきます?」

新一「あ、あそこで休憩しようぜ」

茶月「こんな休憩所があるんどすか・・・」

新一「そ、ほら休憩って書いてあるだろ」

茶月「ほんまどす・・・びっくりすることが多いわぁ」

新一「それじゃ、行こうぜ」

茶月「あ、待ってください」
199 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:16:52.90 ID:NgGADY9D0
部屋に入って

新一「こうやって街ん中歩くのって初めて?」

茶月「そうどすね・・・あんまり、大抵は服というか着物は仕立て屋に頼んでますから」

新一「あ・・・そ・・だな」

新一「茶月」

茶月「どうしました?新一はん」

新一「茶月」

新一は茶月に抱きついた

茶月「し・・新一はん?」
200 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:20:47.35 ID:NgGADY9D0
新一「茶月」

新一は茶月にキスをした

茶月「・・んんっ・・・・・ぷはっ」

新一「茶月」

茶月「新一はん・・・」

新一「俺は茶月のこと好きだ」

茶月「本当ですか?」

新一「ああ」

茶月「・・・・・新一はん」
201 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:26:29.53 ID:NgGADY9D0
新一「茶月は?」

新一「俺のことを」

茶月「新一はん、それは前の好きとは違うんどすな?」

新一「ああ」

茶月「うちは前に会ったときから変わっておりません」

新一「茶月」

新一は茶月を再び抱きしめると

新一「俺は茶月の全てが見たい」
202 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:36:02.71 ID:NgGADY9D0
茶月「新一はん・・茶月は新一はんに見て欲しいどす」

新一「茶月」

新一は茶月の着物に手を掛ける

茶月「・・・・・」

新一「茶月、そんな顔しないでいいんだぞ」

茶月「その・・初めてのことで緊張してます」

新一「大丈夫、俺は茶月のことが好きだ」

茶月「・・・・」

新一「だから、茶月が嫌がることはしたくねーから」

茶月「そんなことないどす、茶月は新一はんに・・」
203 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:43:10.87 ID:NgGADY9D0
新一「じゃあ、いいか?」

茶月「もちろんどす」

新一はその言葉を聞くと茶月の着物をはだき、下着を脱がした

新一「きれいだ」

茶月「は・・・・恥ずかしいどす」

茶月の身体は白く、均整がとれており新一は素直にそう思った

新一「いいか?」

茶月「ふぇ?」

新一「え?」
204 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:47:02.87 ID:NgGADY9D0
茶月「その・・・もう服を着ても」

新一「あ・・・あのな」

茶月「はい?」

新一「身体を重ねるんだけど」

茶月「そうなんですか?」

新一「はい」

茶月「茶月は新一はんがそう言うんでしたら」

新一「えっと、失礼して」
205 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:50:57.19 ID:NgGADY9D0
新一は茶月の上に跨ると茶月の胸を揉み始めた

茶月「きゃぁ・・・ん・・・・ちょっとくすぐったいです」

新一「あ・・・そう?」

新一は少しずつ手を動かしていくと、茶月の声に艶が入るようになってきた

茶月「きゃぁ・・っんんぅ・・・はぁ・・・ぃやぁ・・・ぁはぁんっ」

新一「どう?」

茶月「変な感じがします」

新一はその言葉を聞くと少しずつ手を下にずらしていき、茶月の秘所に手を触れ始めた

茶月「きゃ・・し・・・新一はん・・・そんなとこ」
206 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:53:04.21 ID:NgGADY9D0
新一「え・・・っと・・・ここに」

茶月「はい・・」

新一「入れるんだけど」

茶月「はぃぇ・・・・・・なにをどす?」

新一は自らの息子を指差す

茶月「そ・・・・それが入るんどすか?」

新一「うん」

茶月「・・・・だ・・・大丈夫なんですか?」

新一「うん・・」
207 :1 [saga]:2011/02/08(火) 21:59:43.33 ID:NgGADY9D0
茶月「ひゃぁ・・」

新一「でも、そのまんまじゃダメだから」

茶月「いやぁ・・・き・・・汚いですよ・・・ひゃぁ」

新一「いいえ、茶月に汚ない所なんてねーよ」

茶月「いやぁ・・ふぁ・・・ひゃぁ・」

新一「これぐらいでいいかな」

茶月「入れるんどすか?」

新一「俺は茶月の中に入りたい」

茶月「新一はん、茶月と一緒にいてくれますか?」

新一「ああ」
208 :1 [saga]:2011/02/08(火) 22:03:43.00 ID:NgGADY9D0
茶月「それなら、いいです」

新一「いくよ」

茶月「はい、私も格闘茶道都大路流の家元の娘。覚悟はできてます」

新一「・・・・うん」

ズボッ

茶月「んっくぅっ・・・・・っ・・・・・」

新一「もう少しで入るから」

茶月「はいっ・・・・くっ・・・・」

新一「入った」

茶月「そうですか?・・・ぁ・・・・っ」

新一「大丈夫か?」
209 :1 [saga]:2011/02/08(火) 22:08:13.81 ID:NgGADY9D0
茶月「はい、大丈夫ですっ・・・・新一さんがっ・・・入ってきてるのを感じます」

新一「動いて大丈夫?」

茶月「ええ」

新一「くっ」

茶月「んんぁ・・・かぁはぁっ・・・ふぁ・・・・・・」

新一「どう?」

茶月「大丈夫です・・・んぁ・・・ぁ・・・」

新一「そうか?」

茶月「んぁ・・・・ぁ・・・・」

新一「茶月」

茶月「んっ・・・・くぅ・・・ふぇ?・・なんですか?」

新一は茶月に唇を重ねる
210 :1 [saga]:2011/02/08(火) 22:13:00.84 ID:NgGADY9D0
茶月「んんっ・・・きゅ・・・急にどうしたんですか?」

新一「茶月が頑張ってる姿が可愛かったから・・つい」

茶月「え・・・そうですか?」

新一「ああ・・・・もうちょっと動いていい?」

茶月「はい、大丈夫だと思います」

茶月「ひゃぁ・・・ぁはぁ・・・んっ」

新一「茶月・・・・でそうなんだけど?」

茶月「え?なにがですか?」

新一「・・・えええっと、精子」

茶月「え・・・え・・・い・・・・いいんですか?」

新一「え?」

茶月「その・・・精子ってことは子供ができるんですよね?」

新一「・・・まぁ・・・・可能性はあるけど」
211 :1 [saga]:2011/02/08(火) 22:16:06.90 ID:NgGADY9D0
茶月「その・・・一緒になってくれるっていうことですよね」

新一「・・・・まあ、そうなるか」

茶月「はい、でしたら」

新一「え・・あ」

ドピュ

茶月「ひゃぁ・・・ふぁ・・・・あああああああああああああ・・ん」

新一「・・・・・その」

茶月「はぁはぁ、新一はん」

新一「はい」

茶月「一緒になってくれるっていってくれて嬉しいです」

今日はここまで
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/08(火) 23:16:19.10 ID:w+NZ142SO
乙どす
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 01:55:48.64 ID:kUCkpGUDO
この世界でも同じことをwwwwww
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 10:34:13.08 ID:1wv9ILLZo
まあ中身は同じだしな
215 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:32:44.05 ID:UAO4N9/C0
新一「・・・・当たり前じゃねーか」

茶月「嬉しいです」

新一は複雑な気持ちが現れている顔を隠すため、茶月を抱きしめた

新一「(・・・・・)」

一方、らんま

らんま「どこいったんだ?」

あかね「みんな見てないって言うし」

らんま「くっそー、ホントにチャイムが鳴ったと同時に出たのか」
216 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:36:10.57 ID:UAO4N9/C0
九能「おお、おさげの女に天道あかね」

らんま「・・・・・ったく」

あかね「来ちゃったか・・・・」

九能「この僕を待っていたのだな〜、そこまで僕のことを・・・・・うん。わかっていたぞ」

らんま「・・・誰も」

あかね「待ってなーい」

ドガッ

九能「愛してるんだな〜」
217 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:39:59.93 ID:UAO4N9/C0
シャンプー「ニーハオ、新一はどこか?」

あかね「・・・・」

らんま「いねーよ」

シャンプー「どこにいったのか?」

あかね「知らないわよ」

シャンプー「新一隠す、よくないね」

らんま「さっさといなくなったんだよ。それで探してんだよ」

シャンプー「家に帰ったのではないか?」

あかね「ううん、かすみお姉ちゃんに聞いたけど帰ってないって」

らんま「ったく、どこ行ったんだか」

シャンプー「右京のところではないか?」
218 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:43:01.75 ID:UAO4N9/C0
らんま「それは俺と昨日行った」

あかね「へー、そうだったんだ」

らんま「な・・・なんだよ」

シャンプー「そうか、二日続けてっていうことはないはずね」

らんま「だろ?」

あかね「後行きそうなところ・・・・」

シャンプー「ん、あれは生徒じゃないのか?」

らんま「・・・・げっ、五寸釘」
219 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:44:39.03 ID:UAO4N9/C0
あかね「らんまっ」

らんま「わーったよ」

らんま「五寸釘」

五寸釘「あ・・・・早乙女さん・・・」

らんま「新一見かけなかったか?」

五寸釘「え?っ早乙女?」

らんま「俺も早乙女なんだけど・・・そんなに嫌いか?この苗字」
220 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:53:25.15 ID:UAO4N9/C0
五寸釘「あ・・・いえいえいえ」

らんま「それでしってるか?」

五寸釘「(確か、らんまさんはあの早乙女の双子の妹・・・・ここで助けておけば・・・・ふふふふふふふ)」

らんま「?どうした?」

五寸釘「あ、いえいえいえ」

らんま「しらねーのか?」

五寸釘「いえ、僕は窓から見てました」

らんま「本当か?」

五寸釘「ええ、街のほうへ向かって走っていきました」
221 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:55:23.43 ID:UAO4N9/C0
らんま「ありがとな、五寸釘」

五寸釘「いえいえ(褒められた・・・いやいや、僕はあかねさん一筋のはず・・・・)」

五寸釘「(あ・・・・でも、らんまさんもかわいいし・・・・)」

らんま「街の方らしいぜ」

シャンプー「行くね」

あかね「待ちなさいよ」

らんま「広いんだから三人で行って手分けした方が早いだろ」
222 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:57:33.86 ID:UAO4N9/C0
シャンプー「一理あるね」

ホテルから出て

新一「それじゃあ、送るよ」

茶月「はい・・・あ、ですが」

新一「ん?」

茶月「迎えの車が来てます」

新一「あ、そう?」

茶月「新一さん」

新一「ん?」

茶月が新一の頬にキスをし

茶月「また、お会いしましょうね。新一さん」

新一「あ・・・ああ」
223 :1 [saga]:2011/02/09(水) 21:59:19.07 ID:UAO4N9/C0
新一はそのまま、茶月を見送ると

新一「さーって、帰るか」

すると

あかね「新一」

シャンプー「今までなにしてたか?」

らんま「お前がHR後すぐに学校出るなんてあんまりねーよな」

新一「え・・・・いや・・・・まあ」

今日はここまで
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 22:22:41.90 ID:fOnNeMONo
園子の姉っぽくなりそうだな<茶月
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 23:01:28.28 ID:gtrDGvRSO
226 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:55:11.40 ID:papaDayS0
シャンプー「正直に話すよろし」

新一「いや・・・・別に・・・特にねーよ」

あかね「本当に?」

新一「あったりめーだろ」

らんま「何か買い物でもあったのか?」

新一「いや・・・・特に」

シャンプー「何かはっきりしない」
227 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:56:49.93 ID:papaDayS0
あかね「何か隠してるわね」

らんま「・・・俺らに言いづらいことかな」

新一「・・・・・・・と、とにかく帰ろーぜ」

あかね「・・・・」

らんま「・・・・」

シャンプー「・・・」

新一「は・・・・ははっはあ」
228 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:00:58.72 ID:papaDayS0
その帰り道

のどか「あら?乱子ちゃん、あかねちゃん」

らんま「きゃ、おばさま・・どちらに?」

のどか「ええ、天道道場に」

あかね「あ、そうなんですか」

シャンプー「らんま、どうしたね?何か挙動不審に見える」

らんま「え?」

のどか「え?らんま?」
229 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:02:31.39 ID:papaDayS0
らんま「あ・・・いや」

新一「(小声で)誰?」

あかね「あなたたちのお母さん」

新一「ああ」

らんま「あ・・・・あのね。おばさま」

のどか「うん」

らんま「実はわたし、らんまって言う名前なの」

のどか「そうだったの!?」
230 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:03:56.68 ID:papaDayS0
らんま「でもそれだとおば様がこんがらがるんじゃないかと思って」

のどか「らんまちゃんは優しいのね」

らんま「おほほほ」

あかね「らんま」

らんま「なによ?」

あかね「・・・・新一がいるんだから別にそういうのしなくていいんじゃないの?」

らんま「・・・あ」

新一「一応、親父にあってからのほうがいいんじゃね?」
231 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:06:51.07 ID:papaDayS0
シャンプー「どういうことか?」

らんまの横でいかぶしんでいたシャンプーがらんまに問う

らんま「(小声で)・・・俺の母親なんだよ」

シャンプー「お前の?・・・ということは新一の母親でもあるのだな」

らんま「でも待てよ、今・・・・親父に会ってから話すんだから」

シャンプー「これまでのこと知らないのか?」

らんま「ああ」

シャンプー「・・・わかったそれまでは何もしない」
232 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:09:05.18 ID:papaDayS0
のどか「どうしたの?」

新一「い・・いえいえ」

新一が目で俺が先に行くと三人に伝える

あかね「じゃあ、私がお父さんを呼ぶわ」

らんま「俺が親父を引っ張り出す。逃げるかもしれねーから」

シャンプー「私はお湯を大量に用意するね」

らんま「頼むぜ」
233 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:12:34.77 ID:papaDayS0
一方、前の方

新一「おばさんはなんで刀持ってるんですか?」

のどか「それはね・・・かくかくしかじか」

新一「へー、それは・・・でもおばさんの息子さんならきっと男の中の男に育ってますよ」

のどか「そう?ありがと」

新一「息子さんはおいくつに?」

のどか「今年で16のはずよ」

新一「へー、そんな大きな子供がいるようには見えませんよ」

のどか「も・・・そんなお世辞はいいわよ」
234 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:14:56.10 ID:papaDayS0
新一「本当ですってきれいですし」

のどか「ありがと」

新一「旦那さんは?」

のどか「今も息子と一緒にいると思うわ」

新一「へー、離れてるんですか・・寂しいんじゃないですか?」

のどか「ええ、でもきっと立派な男にするために・・」

新一「あ、ここですね」

のどか「あなたはここの門下生?」

新一「まあ・・・そんなところですね」
235 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:16:54.67 ID:papaDayS0
天道家

らんま「親父、お袋が」

玄馬は逃げようとする

らんま「待て」

玄馬「ばか者、切腹なんぞ」

らんま「俺はもう女だぞ」

玄馬「だからー」

らんま「新一がいるだろうが」

玄馬「」」ポンッ
236 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:19:03.69 ID:papaDayS0
玄馬「そうであったなー!」

らんま「さ、早く」

玄馬「おう」

居間

かすみ「いらっしゃいませ、早乙女のおば様」

のどか「ごめんなさいね、急に」

早雲「いえいえ、お気になさらず」

そこにあかねに呼ばれた早雲が現れ

玄馬「のどか」

らんまに手を引かれた玄馬も現れた
237 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:20:50.38 ID:papaDayS0
のどか「あなた、らんまは?」

玄馬「お前の横にいるではないか」

のどか「あなたが」

新一「お母様、らんまです」

のどか「こんなに大きくなって」

シャンプー「用意する必要なかたね」

なびき「それはどうかしら?」

シャンプー「?」
238 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:23:16.16 ID:papaDayS0
早雲「よかった、よかったな。新一君」

新一「・・・・・」

かすみ「・・・お父さん」

あかね「・・・」

のどか「どういうこと?」

新一「実は」

のどか「・・・」

新一「親父にもう一人子供がいて、その子もらんまって名前だから」

のどか「えぇ?」
239 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:25:21.88 ID:papaDayS0
新一「俺は親父の師匠から名前をもらって・・」

のどか「そ・・・そんな」

玄馬「ん?」

らんま「仕方ねーだろ、本当のこと言ったら俺が女になったことから話さなきゃいけねーだろ」

玄馬「それはそうだが」

のどか「その子は・・・らんまちゃんなのね」

新一「え・・・・・なんでわかったの?」

のどか「・・・・・あなた」
240 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:27:44.02 ID:papaDayS0
玄馬「うぇ?」

のどか「そうだったんですか・・・武者修行のたびはらんまちゃんとの生活のためだったのね」

玄馬「い・・いや・・・・ち・・・違うぞ・・・なあ、らんま」

らんま「・・・・すみません、おば様・・・・この責任はどのようにも」

あかね「逃げた・・・・・」

かすみ「あらあら・・・」

新一「さようなら・・・親父」

なびき「ね?」

シャンプー「これはいるのか?」

なびき「ふっふーん、まあ見てなさい」
241 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:29:42.02 ID:papaDayS0
のどか「いいのよ、らんまちゃん・・・・悪いのは一人だけなんだから」

玄馬「」スタコラサッサ

のどか「待ちなさい、あなた」

玄馬「うお〜〜〜」

なびき「おじ様」

玄馬「なびき君?」

なびき「一杯二千円」

玄馬「千円」

なびき「別にいいのよ私は」

なびきがその場で捨てようとする

玄馬「いや〜〜払う払う」

なびき「毎度あり」
242 :1 [saga]:2011/02/10(木) 21:32:20.91 ID:papaDayS0
パンダ「パボッ」

のどか「あら、パンダちゃん。あの人知らない?」

なびき「シャンプー、ここでおば様を助ければ・・・好感度が上がるわよ」

シャンプー「新一のお母様、ちょっと待つね」

のどか「え?」

シャンプーがお湯をぶっかける

シャンプー「見つけたね」

のどか「ありがとう、さああなた」

玄馬「ぬおー」

玄馬は逃げ出した

なびき「おじ様、二杯で五千円ね」

今日はここまで
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 22:03:10.22 ID:FJDiKg0mo
さすがなびき…
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 23:01:20.29 ID:2sU89ckSO
乙ww
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 10:11:07.54 ID:rYkO9Mrko
何と言う…まさに悲劇
246 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:32:23.05 ID:elBQj3NY0
玄馬「のわ〜〜〜〜!わしは無実だ−−−−−−!」

天道家茶の間

早雲「さて、玄馬君とのどかさんはいないが」

らんま「なにするんだ?」

早雲「うん、のどかさんにもうちに住んでもらおうと思うんだ」

あかね「そうね」

かすみ「らんま君と一緒の部屋で」

早雲「うむ」
247 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:34:36.72 ID:elBQj3NY0
早雲「女親子二人で」

らんま「・・・・うん」

新一「いいんじゃねーか?」

らんま「ああ、お袋がいいっていったらそうする」

かすみ「大丈夫よ」

あかね「そうよ、実の親子なんだもの」

新一「俺らも頼んでみるからよ、な良牙」

良牙「ああ、俺も親とはあんまり一緒にはいなかったからな」
248 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:36:03.74 ID:elBQj3NY0
あかね「そっか、良牙君・・・・旅に出てたから」

らんま「親も方向音痴なんだよ」

新一「・・・・・・両親とも?」

良牙「まあ・・・・な」

あかね「・・・・・」

早雲「ま、まあ・・・とりあえず、早乙女君が戻ってくるのを待とう」

新一「そ・・そうだな」

らんま「ああ」
249 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:37:42.93 ID:elBQj3NY0
かすみ「ねえ、新一君」

新一「ん?」

かすみ「シャンプーちゃんとなびき見なかった?」

新一「さっきお湯持ってたんだけど・・・どこいったんだろ?」

らんま「そういやみかけねーな」

早雲「一緒に出て行ったのかね?」

あかね「シャンプーとなびきおねえちゃんが?」

らんま「ないな」
250 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:40:26.72 ID:elBQj3NY0
二時間後

玄馬「どーも」

玄馬がゲッソリした顔で現れた

のどか「あら、皆さんおそろいで」

早雲「いや、実はね。のどかさんにもここに住んでいただきたいと」

のどか「まぁ」

早雲「まあ、跡取りとして新一君も道場があるほうが何かと便利だろうし」

のどか「そうですね」

早雲「親子で暮らすのもいいんじゃないかと」
251 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:43:07.59 ID:elBQj3NY0
のどか「いいんですか?」

早雲「ええ、その・・・ただその代わりと言っては何ですが」

あかね「その・・・部屋が開いてなくて・・・らんまと一緒にすんでいただけないかと」

かすみ「らんま君ものどかさんを慕ってますし、らんま君もぜひそうしたいと言ってますから」

のどか「・・・らんまちゃん・・・・いいの?」

らんま「はい」

のどか「じゃあ、お願いするわ」

らんま「おばさん」

のどか「いいのよ、新一の妹ですものお母さんで」

らんま「・・お・・・お母さん」
252 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:45:17.89 ID:elBQj3NY0
早雲「うん・・・うん」

かすみ「よかったわね、らんまちゃん」

新一「ああ」

玄馬「よくなーい」

なびき「おじ様、せっかくまとまったのにかき乱すんなら利子つけちゃうわよ」

玄馬「・・・・これにて万事解決」

シャンプー「っていうか、文句言ってるが原因つくったのはお前ね」

なびき「シャンプーちゃん、それは言わないお約束よ」
253 :1 [saga]:2011/02/11(金) 20:48:07.21 ID:elBQj3NY0
その日の夜

ピンポーン

早雲「誰かな?」

かすみ「はーい」

茶月「あの、天道道場はこちらでしょうか?」

かすみ「ええ」

茶月「あの、私入門したいんですが」

かすみ「え?」

今日はここまで
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 22:52:28.93 ID:tkVWx+kSO
乙彼
255 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:04:26.08 ID:cKTzOV1r0
かすみ「お父さーん」

早雲「どうした?」

かすみ「入門志望の方が」

早雲「ん?」

茶月「茶月と申します」

早雲「うん」

茶月「なにとぞ、門下生に加えていただけませんでしょうか?」
256 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:06:21.69 ID:cKTzOV1r0
早雲「う〜ん」

かすみ「どうするの?お父さん」

早雲「早乙女君〜!」

玄馬「どうしたんだい?天道君」

早雲「うん、門下生になりたいという人が来ててね」

玄馬「それなら、受ければいいじゃないの?」

早雲「でも・・・・ね?」

玄馬「・・・・女性?」

早雲「どうしようか?」
257 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:09:04.59 ID:cKTzOV1r0
玄馬「修行は辛くきびいしいぞ」

茶月「わかっています、どうか」

早雲「うむ、その覚悟があるのなら」

玄馬「わかった、入門を許す」

茶月「ほんt」

早雲「早乙女君、それは私がいうことじゃないかい?」

玄馬「ケチケチしなくてもいいじゃないの〜、天道君」

早雲「そういう問題じゃないの」
258 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:10:16.47 ID:cKTzOV1r0
あかね「もー、なにやってるのよ・・・・ってあら?あなたは」

茶月「あかねさん」

あかね「え・・・どうしたの?」

茶月「はい、天道道場に入門しに来ました」

あかね「え?!」

早雲「あかね」

あかね「え?」

早雲「知り合いなのかい?」
259 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:13:29.46 ID:cKTzOV1r0
あかね「う・・・うん」

早雲「そうか・・・ははは・・・実はね」

茶月「はい」

早雲「このあかねは天道道場の師範代でして」

あかね「お父さん!」

玄馬「ああ、そういえばそうだったね」

早雲「というわけで、とりあえずはあかねに習うということで」

茶月「はい」

玄馬「また明日来て下さい」

早雲「うんうん」

茶月「あの・・・」
260 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:16:22.94 ID:cKTzOV1r0
早雲「どうかしたのかね?」

茶月「武道の師弟とは寝食を共にすることから始まるといいます」

玄馬「うん・・・確かに」

茶月「どうか、私をこの屋敷に置いてくれませんか?」

早雲「うーん」

玄馬「ど・・・どうするんだい?天道君」

早雲「確か・・・早乙女君が前に良牙君を弟子にするとか言ってたときにそんなこといってなかった?」

玄馬「あー!ずるいよ天道君。私に押し付けようとするなんて」

早雲「自分で言ったことなんだから責任はとらないとね」
261 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:17:58.41 ID:cKTzOV1r0
玄馬「とはいえねぇ・・・」

かすみ「あのね、お父さん」

早雲「どうしたんだい?かすみ」

かすみ「あかねちゃんのお弟子さんになるんだから、あかねちゃんの部屋にすればいいと思うの」

玄馬「そうだ!そうしよう」

早雲「うん」

あかね「おt」

玄馬「さあ・・・入って入って」

玄馬が茶月を連れて行く
262 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:19:53.29 ID:cKTzOV1r0
早雲「さて、わしも」

あかね「待って、お父さん」

早雲「どうしたんだい?あかね」

あかね「あのね、私の部屋には新一もいるのよ」

早雲「あ・・・・・・・」

かすみ「あら、それなら私の部屋で新一君の面倒をみるわ」

あかね「お姉ちゃん、そr」

早雲「ん〜、そうだね。じゃああかね・・そういうことにして」

あかね「お父さん」
263 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:28:23.09 ID:cKTzOV1r0
早雲「ん?」

あかね「らんまと新一が一緒に住むのと同じくらい問題じゃないの?」

早雲「あ・・・そうであったな」

かすみ「それなら、問題ないわよ」

あかね「なんでよ?」

かすみ「仮にそうなっても私は構わないわ」

あかね「お姉ちゃんがよくても」

早雲「そ・・・それに許婚はあかねだし」

かすみ「でも・・もしあかねと新一君が結婚して子供を産んだとしてもその子達がうちみたいに女の子ばっかりになる可能性もあるでしょ?」
264 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:29:12.52 ID:cKTzOV1r0
あかね「まあ、そうね」

かすみ「なら、私も産めば男の子が生まれる可能性が高くなるわ」

早雲「え・・・いやいや・・・か・・・・・かすみはそれでいいのかね?」

かすみ「ええ・・・・だって、道場のためですもの」

早雲「かすみ」

あかね「待ってよ、別にそれならシャンプーでも右京でも」

かすみ「それじゃあ、うちと早乙女のおじさまの跡取りにはならないわ」

あかね「そ・・・うね」

早雲「・・・かすみ」

かすみ「なぁに?お父さん」

早雲「妻ではない立場だがいいのか?」
265 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:32:19.24 ID:cKTzOV1r0
かすみ「ええ、うちのためだもの」

早雲「苦労を掛けるな」

かすみ「ううん、大丈夫よお父さん」

早雲「かすみ」

あかね「・・・(上手く言い返せないうちに決まっちゃったわ)」

早雲はそのまま、居間に戻った

あかね「・・・いいの?お姉ちゃん」

かすみ「ええ」

あかね「・・・・ねえ?」

かすみ「ん?」
266 :1 [saga]:2011/02/12(土) 21:35:00.05 ID:cKTzOV1r0
あかね「さっきのお父さんへの提案・・・誰かに吹き込まれてない?」

かすみ「も・・もぅ。何言うの?あかねちゃん」

あかね「・・・・私もお金渡してみようかしら」

かすみ「な・・・なびきじゃないわよ」

あかね「そう・・・・じゃなんで焦ってるの?」

かすみ「え?・・え?・・・」

あかね「まあ、私はお姉ちゃんがそれでいいならいいけど」

かすみ「あかねちゃん」

あかね「なに?」

かすみ「ありがとね」

あかね「いいわよ、別に」

今日はここまで
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 22:27:48.50 ID:oSWpdstpo
そう来るか…
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 23:23:00.78 ID:A+9Phc0SO
269 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:25:01.90 ID:jrvBwwiY0
玄馬が茶月を連れて居間に戻ってきた

らんま「さ・・・茶月?」

茶月「らんまさん、新一さん。今日からよろしくお願いします」

らんま「親父、どーいうことだ」

らんまが玄馬の首を絞める

玄馬「あ・・・あかねさんの弟子にと」

らんま「どーゆうこったよ?」

らんまが驚いて玄馬を話して尋ねる
270 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:26:48.29 ID:jrvBwwiY0
玄馬「天道道場に入門しに来たんだよ」

らんま「え?!」

玄馬「それで・・・まあ、とりあえずということで」

新一「へ・・・へぇー、そーなんだ」

新一は茶月と目が合い、戸惑いながらそう答える

らんま「ってゆーか、女なら俺のほうがいいだろうが」

新一「それは・・・ちょっとな」

玄馬「うむ・・」
271 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:40:52.98 ID:jrvBwwiY0
良牙「・・・確かに」

なびき「詳しくは言えないけどね・・・」

そこに早雲が戻ってきた

早雲「話は早乙女君から聞いたと思う」

らんま「ああ」

新一「」コクッ

早雲「まあ、門下生ということで温かく迎えてくれたまえ」

なびき「それはいいけど」
272 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:42:52.14 ID:jrvBwwiY0
早雲「うん?」

なびき「部屋とかはどうするの?」

早雲「ああ、それはもちろん師匠である」

玄馬「あかね君の部屋だ」

早雲「早乙女君〜、そこは僕がねー」

玄馬「そして、新一」

新一「ああ」

玄馬「お前も天道道場の後継者として・・」
273 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:44:21.78 ID:jrvBwwiY0
なびき「ねえ」

早雲「うん?」

なびき「あかねの部屋に三人も寝起きするの?」

玄馬「ん・・・・・あ」

らんま「アホ親父」

早雲「新一君はかすみに頼むことにした」

らんま「え?!」

玄馬「なるほど」

早雲「かすみもいいと言っているし」

なびき「そうなんだ」
274 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:46:57.87 ID:jrvBwwiY0
新一「え・・・あ・・そーなのか・・・・」

良牙「あかねさんはどういってるんですか?」

早雲「あかねも納得してくれた」

良牙「そうなんですか」

のどか「そうね、かすみちゃんなら」

茶月「よろしくお願いします」

新一「え・・・あ・・いや・・・そこはな」

良牙「お・・おおう、あかねさんに」

茶月「あかねさんにも言いましたが、共に暮らす方々にもご挨拶を」
275 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:48:30.78 ID:jrvBwwiY0
らんま「お・・まあ、よろしくな」

茶月「はい」

そこにあかねとかすみが戻ってきた

あかね「あ、茶月さん」

茶月「あかねさん」

あかね「よろしくね」

茶月「はい、お願いします」

新一「かすみ」

かすみ「え?どうしたの?」
276 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:49:37.92 ID:jrvBwwiY0
新一「いいのか?」

かすみ「ええ、もちろん」

新一「まあ、それなら」

夕食後

あかね「じゃあ、道場に」

茶月「はい」
277 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:52:03.29 ID:jrvBwwiY0
早雲「さて、見に行こうか」

玄馬「そうですな」

らんま「行こうぜ」

良牙「おう」

新一「ああ」

なびき「お姉ちゃん、私たちも」

かすみ「ええ・・・でも」

のどか「あ、後片付けは任せていってらっしゃい」

かすみ「すみません、早乙女のおばさま」
278 :1 [saga]:2011/02/13(日) 21:53:42.92 ID:jrvBwwiY0
のどか「もう、お義母さんでいいわよ」

かすみ「え?」

のどか「わかっているわ・・・そうでなければ一緒の部屋には住めないでしょ」

かすみ「おば様・・・」

のどか「かすみちゃん」

かすみ「お義母さま」

のどか「ええ、任せておいて」

今日はここまで
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 23:26:47.87 ID:Q8j51s4SO
乙した
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 02:16:21.01 ID:leTLjojAO
乙するの遠慮しているんだがモチベーション上がるなら毎日乙する
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 09:57:16.20 ID:Swa1vFNFo
乙期待
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 15:21:02.02 ID:YuVB/W71o
>>280
できれば軽くコメントを載せてくれるとありがたい
283 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:17:49.01 ID:YuVB/W710
>>282
1って入れるの忘れた

かすみはのどかの好意をうけることにし、道場へ向かった

道場

あかね「とりあえず、かかってきなさい」

茶月「はい」

あかねが構えているところに茶月が飛び掛る

茶月「えいっ」

茶月の茶杓があかねに投げつけられる

あかね「むっ、はあっ!」

それをあかねが蹴り飛ばす
284 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:21:17.80 ID:YuVB/W710
あかね「そりゃあー」

あかねの拳が茶月に向かう

早雲「うん、ちょっと流儀が違うかもねぇ」

玄馬「だが、我々は無差別格闘流」

早雲「あれも含まれるのかね〜」

らんま「含まれないと思うぜ」

良牙「ああ」

なびき「そもそも着物じゃ戦いにくいんじゃない?」

新一「だよな」
285 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:37:08.34 ID:YuVB/W710
らんま「まあ、でもあれがあいつの戦うスタイルなんだから仕方ねーけど」

良牙「なんだ?らんまも知ってるのか?あいつを」

らんま「え・・ああ」

新一「・・・(どーするか、言うべきか隠すべきか)」

新一「そー、一昨日に会ったんだよな」

らんま「あ、ああ」

早雲「ん?あかねも知り合いならしいがらんまくんたちもかね」

かすみ「お父さん、らんまちゃんよ」

早雲「あ・・・そうだったな・・はっはははは」
286 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:40:03.51 ID:YuVB/W710
らんま「(小声で)おい、どーいうことだよ?」

新一「茶月がなにを考えて入門したのかがわからねー以上、下手に言えないだろ」

らんま「あー、そっか」

新一「もしかしたら隠したいのかもしれないしな」

らんま「・・・・・大文字とのことか」

新一「かもしれねーから、後で聞きに行こうぜ」

らんま「おっし、わかった」

良牙「あっ」

らんま「どーした?」
287 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:42:31.27 ID:YuVB/W710
良牙「あかねさんが押され始めたぞ」

新一「なにっ?」

あかね「くっ」

茶月「行きます」

茶月があかねを押し込み、そのまま試合を決めに行くが

あかね「はぁーーーーーーー!」

あかねがそれを気合で跳ね返し、茶月を投げ飛ばす

なびき「あかねもやるじゃない」

かすみ「ええ」
288 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:46:10.78 ID:YuVB/W710
しかし、茶月は壁に着地し態勢を立て直して再びあかねに向かう

あかね「たあーーーーーーーー」

茶月の手刀があかねの肩に入り、あかねの蹴りが茶月の足に入り茶月が倒れた

らんま「そこまで」

茶月「はぁはぁ」

あかね「はぁはぁ」

玄馬「力を見るだけですからな、こんなもんでしょう」

早雲「うん」
289 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:50:28.97 ID:YuVB/W710
そして、あかねと茶月が向き直り

あかね「茶月さん、改めてよろしくね」

茶月「あかねさん、こちらこそ」

握手を交わした

その夜

らんま「で?なんで急に門下生になりに来たんだよ?」

茶月「それは実は・・・煎太郎さんとの婚約を断ってしまったために都大路家にいられなくなってしまったのです」

らんま「あー、あの後か」
290 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:53:40.89 ID:YuVB/W710
茶月「はい、それでらんまさんと新一さんとあかねさんを頼ってきたのですが・・・ご迷惑でしたでしょうか?」

あかね「う・・うううん。そんなこと全然ないわよ」

らんま「ああ、俺らに出来る事ならそれくらい。なぁ」

新一「ああ」

茶月「ありがとうございます」

あかね「そんな大したことじゃないわよ」

らんま「っていうか、弟子入りって形にしてもいいのか?お前んち格闘茶道だろ?」

茶月「はい、もう戻らない覚悟ですから」
291 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:56:43.41 ID:YuVB/W710
新一「大丈夫なのかよ?」

茶月「母は私に味方してくれまてまして、今回入門するに際してのお金の工面はお願いしてあります」

新一「そっか」

茶月「ええ、ですからいつの日か私も道場を開けるほどの武道家になりたいと思っています」

らんま「そっか、応援するぜ」

あかね「うん、私も」

新一「俺も」

茶月「皆さん、ありがとうございます」
292 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:59:39.11 ID:YuVB/W710
その夜

茶月「あかねさん」

あかね「ん?」

茶月「新一さんはどちらにいらっしゃるんですか?」

あかね「ああ、お姉ちゃんの部屋よ」

茶月「え・・・そうなんですか」

あかね「うん・・」

茶月「お姉さんってどんな人なんですか?」
293 :1 [saga]:2011/02/14(月) 21:01:34.62 ID:YuVB/W710
かすみの部屋

新一「かすみ」

かすみ「新一君?」

新一「・・・・・・どうした?」

かすみ「あの茶月さんって人となにかあったの?」

新一「ん・・・まあ、色々と」

かすみ「そう・・・・ねえ?」

新一「ん?」

かすみ「あかねの部屋の方がいいかしら?」
294 :1 [saga]:2011/02/14(月) 21:04:29.40 ID:YuVB/W710
新一「んなわけねーだろ、かすみがいいよ」

かすみ「本当に?」

かすみは少し疑うような視線を向ける

新一「もちろんもちろん」

新一はかすみを抱きしめながら答える

かすみ「もう、ずるいわね」

新一「かすみが好きなのは本当だしよ」

かすみ「うん・・・んっ」

新一がかすみを抱きしめながらキスをし、服を脱がし始める

かすみ「んっ・・きゃ・・・ね?」
295 :1 [saga]:2011/02/14(月) 21:13:50.90 ID:YuVB/W710
新一「ん?」

新一はかすみの乳房にむしゃぶりつきながら答える

かすみ「あかねともしてたの?」

新一の手が一瞬止まる

新一「・・・・・」

かすみ「いいのよ」

新一「え?」

かすみ「でも、私にもしてね」

新一「あ・・・ああ」

新一は我に返りふたたび、かすみの胸を吸い始めた

今日はここまで
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 23:14:37.83 ID:+Evo3WzSO


297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 00:53:08.48 ID:Nu36GgADO
かすみの胸にむしゃぶりつきてえええええええ
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/15(火) 02:02:25.69 ID:qKEUFYcAO

頑張れ1
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 09:20:46.59 ID:IS1vbaGLo
かすみ姉さん最高!
東風先生涙目だなwwwwww
300 :1 [saga]:2011/02/15(火) 20:56:42.83 ID:x+R90QTM0
新一「ちゅー、ちゅー・・・すっごい久しぶりな気がする」

かすみ「そうね、新一君が来なかったからかしら」

新一「・・・・反省してます」

かすみ「ひゃぁ・・はっ・・・あぁんっ」

新一「かすみの乳房を吸ってると赤ん坊の頃に戻った気がする」

かすみ「そう?・・ぁや・・ぁんっあ・・」

かすみ「んっ・・・」

新一は続いてかすみの秘所を舐め始めながら、時折その下を見つめる

かすみ「きゃ・・・ど・・・どこみてるの?」
301 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:14:37.24 ID:x+R90QTM0
新一「・・・・・えっと」

かすみ「・・そっちは・・・その汚いわ」

新一「かすみに汚いところなんてねーよ」

かすみ「で・・・でも・・・そこは」

新一「はははは・・・冗談だよ」

かすみ「本当に?」

新一「あ・・ああ」

かすみ「・・・その・・・・どうしてもって言うなら」
302 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:23:49.25 ID:x+R90QTM0
新一「いいの?」

かすみ「やっぱり、シたいの?」

新一「」激しく首を振った

かすみ「そう?」

新一「ああ・・・じゃあ、入れるぞ」

かすみ「・・・・ええ、どうぞ」

かすみ「んっ・・はぁぁんっ・・・うぅん・・」

新一「だいぶ慣れてきた?」
303 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:28:00.22 ID:x+R90QTM0
かすみ「んぅ・・もう、そういうことは聞くものじゃないわよ」

新一「悪ぃ」

かすみ「ひゃぁ・・はぁぁ・・・ふわぁ・・」

新一「かすみ、後ろ向いてくれるか?」

かすみ「え?ぁ・・・」

新一「後ろからやってみたい」

かすみ「ん・・・こう?」

かすみが後ろ向きになる

新一「かすみぃ・・・」

かすみ「んっ・・ひゃあぁ・・・はぁ・・・興奮するの?」
304 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:34:23.29 ID:x+R90QTM0
新一「うん・・・」

かすみ「きゃぁ・・はっあぁ・・んっ」

新一「かすみ・・・出そう」

かすみ「んっ・・・ええ・・・・私も」

新一「出る」

かすみ「んぅてゃひゃぁ・・・はぁああ」

ドピュ

かすみ「んぁ・・ぁひゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」

新一「・・・はあはあ」

新一はかすみの髪を撫でながらかすみが落ち着くのを待つ

かすみ「はぁはぁ・・・どうだったかしら?」
305 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:36:57.08 ID:x+R90QTM0
新一「よかった」

かすみ「あかねより?」

新一「ん・・・ん・・・んん」

かすみ「はっきりいえない?」

新一「そ・・・そんなことねーよ」

そのまま夜が明けた

らんま「はっ、ほっ、とうっ」

あかね「はぁあああ」
306 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:39:54.00 ID:x+R90QTM0
茶月「あかねさん」

あかね「茶月さん」

茶月「私もご一緒してもよろしいでしょうか?」

あかね「ええ」

少し戻ってかすみの部屋

かすみ「ん・・・・朝ね・・新一君、新一君」

新一「んっ・・・あ・・・・あかn」

かすみ「・・・・・・・」
307 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:42:34.39 ID:x+R90QTM0
新一「ふぁあ・・・あ・・・」

新一はかすみの雰囲気を察した

新一「どうかしましたか?」

かすみ「ごめんね、あかねじゃなくて」

新一「ご・・・ごめん、あの・・・昨日はあかねで・・・・」

かすみ「ええ、わかってるわ」

新一「その・・・ね・・・あの」

かすみ「何かしら?」
308 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:47:05.74 ID:x+R90QTM0
新一「・・・・すいませんでした」

かすみ「気にしてないから大丈夫よ」

新一「ほ・・・本当?」

かすみ「ええ」

かすみが貼り付けた様な笑顔を新一に向ける

新一「・・・・・」

新一は居たたまれなくなり、かすみを抱きしめる

新一「お願いだから、許して」
309 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:50:18.20 ID:x+R90QTM0
かすみ「ふふふ、そんなに怒ってないわよ」

新一「・・・・ハーッ」

新一は力尽きたように腰をベッドに置く

かすみ「でも、次は・・・・知らないわよ」

新一「深く心得て置きます」

先ほどの場面

らんま「ってうぇー、どうした?」

新一「え?いや特に変わったところはねーだろ」
310 :1 [saga]:2011/02/15(火) 21:51:37.19 ID:x+R90QTM0
良牙「げっそりしてるぞ」

らんま「お、良牙・・・今日は遅いんだな」

良牙「あ・・・まあな」

茶月「大丈夫ですか?」

新一「あ・・ああ・・もちろん」

あかね「・・・・・」

らんま「・・・・・・」

今日はここまで
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:06:19.15 ID:lljZ6ndSO
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 02:04:13.42 ID:DQrP6Zpdo
良牙がまともな人に思えてきた
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 09:28:32.50 ID:EeNmGNH8o
イイ奴だな ;∀;
314 :1 [saga]:2011/02/16(水) 21:52:33.14 ID:pURxuJBf0
良牙「じゃあいいか?」

新一「ああ」

良牙「来い」

新一「たあ!」

らんま「中々上達してきたな」

あかね「ええ」

茶月「良牙さんがいつも相手を」

らんま「ああ」
315 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:01:27.00 ID:pURxuJBf0
らんま「まっ、俺だと差がありすぎるからな」

あかね「全くその自信はどこからくるのかしら?」

らんま「やってみるか」

あかね「いいわよ」

らんま「おーし」

茶月「ま・・・待ってください」

らんま「そーいや、お前茶月に稽古するんじゃなかったっけ?」

あかね「そーだったわ」
316 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:03:16.66 ID:pURxuJBf0
茶月「お願いしますね」

あかね「ええ、来なさい」

らんま「ちぇっ、俺だけか」

パンダ「パボッ」

らんま「ふー、行くぞ親父」

パンダ「パボッ」

十分後

のどか「あなた〜・・・あら?らんまちゃん、パンダちゃん、うちの人見なかった?」

らんま「え・・・」玄馬を見る
317 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:06:21.64 ID:pURxuJBf0
パンダ「パボッ」

プラカード「町内をマラソンしてくるっていってましたよ奥さん」

らんま「てめーはっ」

あかね「・・・・・おじさま」

新一「・・・・・言ってねーのか」

良牙「・・・・バれたらどうするんだろうな」

のどかはそのまま、道場から出て行った

茶月「信じてましたね」
318 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:08:46.79 ID:pURxuJBf0
パンダ「パボッ」

プラカード「のどかは昔から素直な女で」

らんま「なんでこれがよかったんだろうな」

新一「いいずらいけど、実の娘がはっきり言ったから言い易くなったな」

あかね「うん」

パンダはお湯を被る

玄馬「なに?貴様父に向かって」

らんま「おー、やるってのか?」

玄馬「あちゃちゃー」
319 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:10:58.97 ID:pURxuJBf0
かすみ「みんなー御飯よー」

あかね「はーい」

玄馬「仕方あるまい、一時休戦じゃ」

らんま「おい」

玄馬「なんじゃ?」

らんま「お袋呼んで来いよ」

玄馬「らんま、父親の問題は子の問題、子の問題は子の問題だ」

らんま「・・・・・」

新一「さっさと行って来い」

ドガッ
320 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:13:13.10 ID:pURxuJBf0
玄馬「あぴょーん」

新一「ったく」

らんま「・・・へえー、親父を蹴飛ばせるくらいにはなったんだな」

あかね「徐々に強さが戻ってきてるんじゃない?」

茶月「凄いです、新一さん」

良牙「俺の稽古の成果だな」

らんま「ばーか、元々俺なんだから当たり前だろ」

良牙「なっ、だからといってだな」

新一「まあまあ、とりあえず飯くおーぜ」
321 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:15:45.37 ID:pURxuJBf0
らんま「そーだな」

朝食後

らんま「んじゃ行ってくるぜ」

のどか「いってらっしゃい、らんまちゃん」

玄馬「・・い・・・って・」

新一「じゃ行って来る」

かすみ「いってらっしゃい、新一君」

茶月「いってらっしゃいませ」

新一「さ・・茶月さん・・そんな仰々しくしなくてもいいから」

あかね「いってきまーす・・・おじさまどうしたの?」
322 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:17:57.21 ID:pURxuJBf0
のどか「しらなくてもいいのよ、いってらっしゃいあかねちゃん」

あかね「は・・・っはい」

学校

新一「そーいえば良牙はどこに通っているんだ」

らんま「おそらく前の学校だろうけど」

あかね「けど?」

らんま「迷っていけないだろうな」

新一「深刻だな」

らんま「ま、仕方ねーさ」

あかね「ご両親は?」
323 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:20:27.06 ID:pURxuJBf0
らんま「も、方向オンチだ」

新一「・・・・・」

あかね「・・・・・」

新一「きっと、方向音痴な女の子に出会うんだろうな」

あかね「いる・・・のかしら」

らんま「さあー」

らんま「ま、どっかにいるんだろ?」

九能「その通り僕にはお前がいる」

らんま「」ゾワー

らんま「いねーよ」

ドガッ
324 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:24:29.93 ID:pURxuJBf0
らんま「どっからわいたんだあの野郎」

新一「どっかで張ってるのかな」

あかね「・・・考えないでおきましょ」

らんま「そーだな」

新一「今まで見たいにお湯をかけたら逃げられるとはいかなくなったからな」

らんま「だからうっとおしーんだよ」

あかね「ま、その分私には減ってるけど」

九能「それはすまなかった、大丈夫だこれからはいss」

あかね「ヒッー」

ドガッ

九能「してやるぞーい」
325 :1 [saga]:2011/02/16(水) 22:29:19.66 ID:pURxuJBf0
あかね「ハーハー」

新一「タフだな」

らんま「打たれ弱くなって欲しいけどな」

あかね「ホントだわ」

右京「新ちゃん」

新一「うっちゃん・・・今日は遅いんだな」

右京「うん、この時間くらいに来るんちゃうかなー思ってん」

新一「ぴったりだな」

今日はここまで
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 22:47:46.52 ID:KD612gvSO
327 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:37:24.94 ID:2olfalOv0
その日の帰り

新一「なんだあれ?」

らんま「んっ・・・・馬か」

あかね「そんなこんなところに・・・・・」

新一「あいつか」

らんま「そーれっ」

らんまは走ってくる馬の上に乗っている大文字を蹴り飛ばす

大文字「ぐへっ」

新一「どーしたんだ?」
328 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:41:08.07 ID:2olfalOv0
大文字「聞いておくんなまし・・・実は茶月はんがわてとの縁談を断ったと」

らんま「へー」

あかね「それは大変ねー(棒読み)」

新一「そうだなー」

大文字「そんな殺生な・・はよう、わてと一緒に探しておくんなまし」

らんま「さーって、パフェ喰いに行こうぜ」

新一「そーだったな」

あかね「本当、らんまは好きよね」
329 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:44:24.53 ID:2olfalOv0
新一「女になったしもう体裁を気にしなくてよくなったしな」

大文字「うっうっ」

あかね「ねー、さすがにかわいそうよ」

大文字「あかねはん・・・そんなにわてのことを・・・ここはあかねはんとのえんだ」

ドガッ

らんま「かわいそうか?」

あかね「・・・・・」

新一「別に」

大文字「そして、聞いたところではあかねはんの家に茶月はんがおると」
330 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:47:21.27 ID:2olfalOv0
新一「知ってんならそういやいいじゃねーか」

大文字「なぜ、わてに教えようとしてくれはんのですか?」

大文字が新一に掴みかかるが

らんま「格闘茶道じゃなく無差別格闘流を極めたいんだとよ」

ドガッ

らんまに蹴飛ばされる

大文字「そんな・・・」

あかね「それなら別にあなたと縁談を進める必要はないってことじゃないの?」

大文字「・・・・それならわても」
331 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:49:54.89 ID:2olfalOv0
新一「止めんのか?」

大文字「絶対に嫌どす」

らんま「だろーな」

大文字「わてはこの跡継ぎという環境を捨てるなんてできひんのどす」

あかね「建前でも支えてくれるお弟子さんとかいいなさいよ」

大文字「あかねはん、これは言葉よりも体験してもらった方がわかりやすいどす」

新一「で?」

大文字「さっそく、わてと祝言を」

あかね「さっさと帰れ!」

ドガッ
332 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:53:23.04 ID:2olfalOv0
大文字「とにかく、会わせて貰うどす」

小太刀「まあ、らんま様」

たまたま通りがかった小太刀がらんまに向かってくる

新一「・・・・・大文字バリアー」

小太刀は大文字に抱きつく

小太刀「らんま様・・・ん・・・・お前は誰か?」

大文字「わては・・・・・・美しい」

小太刀「なにを当たり前のことを」

大文字「わてはこんな美しい女性にあったことがない」

小太刀「おっほっほ・・・そんな本当のことをいわなくてもよろしいのですよ」
333 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:55:37.04 ID:2olfalOv0
新一「さ、今のうちに」

あかね「・・・・・いいのかしら?」

らんま「なんだ?新一が小太刀に抱きつかれながら、俺たちが大文字に抱きつかれながら帰るのがいいのか?」

あかね「さっさと帰りましょうか」

天道家

らんま「って感じでやっと帰ってきたぜ」

茶月「そうですか、そんなことが・・」

新一「いや、そんな気にしなくても」

あかね「そうよ、私だって弟子を追い出すなんてことはしないわ」
334 :1 [saga]:2011/02/17(木) 21:58:47.21 ID:2olfalOv0
らんま「そーだよ、気にすんなって」

新一「・・・・ってか来ねーし」

新一が時計を見ながらそう呟く

らんま「あれから一時間は経ってんのにな」

あかね「どうなったのかしら」

次の日、登校中

九能「おお、天道あかね、おさげの女」

あかね「でぇい」

いつものようにだきつこうとする九能を蹴り飛ばしたが

九能「実はだな」
335 :1 [saga]:2011/02/17(木) 22:02:37.75 ID:2olfalOv0
らんま「はえーよ、復活が」

新一「どうしたんだよ?」

九能「お前たちと付き合ってやろうと思ってな」

バゴン

らんま「さーって、学校学校」

九能「待て、妹に彼氏ができたというのにこの僕がいないというのは不味いだろう。遅くはなったが」

あかね「ごめんなさい、九能先輩。私には許婚が」

あかねが新一の腕を取る

九能「ふっ、そんな小物・・・・この九能帯刀が今成敗してくれるわ」
336 :1 [saga]:2011/02/17(木) 22:04:51.19 ID:2olfalOv0
ボキッ

九能「あびょーん」

新一「ったく」

らんま「おー、九能より強くなったか」

あかね「それよりどーいうこと?」

新一「なんだよ」

あかね「九能先輩が妹に彼女ができたっていってたじゃない」

新一「それが?」

らんま「・・・・お前、あーいうのがいいのか?」
337 :1 [saga]:2011/02/17(木) 22:07:05.73 ID:2olfalOv0
新一「ち・・ち・・ちげーよ」

らんま「んじゃ、誰だっていうんだ?」

あかね「アンタ・・かすみおねーちゃんだけじゃあきたら・・・・」

東風「あかねちゃん、どーしたの?」

らんま「あ・・・・・」

新一「誰だ?」

今日はここまで
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 22:45:44.89 ID:vFACDGPSO
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 23:45:39.31 ID:Q4c6PEOWo
まさかの大文字×小太刀とか
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/18(金) 02:24:44.77 ID:aoOfjoRAO
1レス1レスもう少し長くしてくれると助かる

投下数は少なくなるだろうけど、スレは長生きしていい…かな?


内容は毎日書いてるのに、びっくりするぐらい質が落ちないよねww
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 10:12:09.81 ID:KAX5bSDho
とうとう来たか豆腐野郎!
342 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:34:50.57 ID:GmKQEWf80
東風「あれ?らんま君が二人いるね」

らんま「あ、ええっと・・・・こいつは」

あかね「実は双子だったんです」

東風「へー、そうだったのかい」

らんま「そー、そうなんですよ」

東風「二人ともお湯を掛けたら女に?」

新一「いいや」

あかね「えっと・・・ふたりに別れたというか」

らんま「そ・・それで双子になったんだよ」

東風「ふーん、そうなのか・・・それで」

らんま「え?」
343 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:38:18.34 ID:GmKQEWf80
>>340
これくらいかな

東風「か・・かすみさんとだけじゃあきたらずっていうのはどういう意味だい?」

あかね「あ・・・その・・・」

新一「・・・・・えっと、あの人誰?」

らんま「んー、なんて言うのか」

東風「こっちのらんま君は僕のことを覚えてないのかい?」

新一「ん・・ああ。そーなるな」

東風「整骨院をやってる東風といいます、何かあったら来てね」

新一「は・・はい」

東風「それでかすみさんとはどういう関係なんだい?」
344 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:42:04.22 ID:GmKQEWf80
新一「んー・・・・・・」

東風「どうなんだい?」

らんま「(小声)おい、どーすんだよ」

あかね「(小声)知らないわよ、あんたがどーにかしなさいよ」

らんま「許婚のあかねさんが頑張りなさいよ」

あかね「なによ、もうひとりのらんまなんだからあんたがやるべきでしょうが」

新一「・・・・・・・(よしっ、ここは一つ)妻です」

あかね「なにぃ〜〜〜!」

らんま「うっそ〜〜〜っ?」

東風「そうなのか・・・・」

らんま「あれ?意外と冷静だ」

あかね「よく見なさい、足元」

らんま「凄い速度で貧乏ゆすりしている」
345 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:44:24.72 ID:GmKQEWf80
東風「へ・・・へー」

新一「どーかしたんですか?先生」

東風「そうだ、君の身体をみてあげるよ」

らんま「あっ・s」

新一「え?ノガッ」

東風が新一のからだをマッサージする

新一「ぐぇー、なにしやがる」

東風「あれ?まだ疲れが残っているかい?」

新一「のぎゃー」

あかね「・・・・・」

らんま「早く止めてあげなさいよー」

あかね「あんたが止めなさいよー」

新一「ぎゃー!」
346 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:46:49.28 ID:GmKQEWf80
退出後

新一「ったく、ひでーめにあった」

あかね「あんなこというから」

新一「え?かすみのこと好きなの?」

らんま「言ってなかったな」

あかね「それより、妻ってどーいうこと?」

新一「え?」

らんま「そーいやそーだな」

新一「いや、まあ一緒の部屋で暮らしているし・・・・」

あかね「へー、ちょっと前まで私の部屋だったのにねー」

らんま「ふー、俺お好み焼きとラーメン食いたくなったな」
347 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:51:32.68 ID:GmKQEWf80
新一「ちょっと待って」

あかね「らんまラーメン屋にしなさい」

らんま「えー、まあそうだな。俺がシャンプーのほうが」

新一「聞いて!俺の話」

あかね「なによ?」

らんま「お前がいったことをちょっと広めるだけだぜ」

新一「お願いしますから止めてください」

あかね「どーする?らんま」

らんま「そーだな、俺腹減ったな」

新一「なんでもおごりますので」

あかね「仕方ないわね」

らんま「そーまでいうんならな」
348 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:54:44.15 ID:GmKQEWf80
新一「はー」

らんま「それと」

新一「え?」

らんま「小太刀とはどーなんだよ?」

あかね「そうね、そっちはどーなの?」

新一「本当に知らねーんだって」

らんま「ホントか?」

あかね「知らないうちにおねーちゃんとそういう仲になってるし信用できないわよねー」

新一「昨日は小太刀を巻いた後ずっといっしょにいたじゃねーか」

らんま「ああ、パフェ喰いにいったな」

あかね「そーねえ、九能先輩の言い方だと昨日できたみたいだし」

新一「だろ?だろ?」
349 :1 [saga]:2011/02/18(金) 21:56:52.31 ID:GmKQEWf80
らんま「でもなー」

あかね「そうよね」

新一「本当なんだって」

らんま「あ、ってかもー遅刻だぜ」

あかね「大変、走るわよ」

新一「時間的に整骨院にいた時点でアウトくさいけど」

らんま「お前がそーいわないから」

新一「言える様な状況じゃねーだろ」

あかね「そーしたのはアンタよ」

新一「すみません」

今日はここまで
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 23:07:11.24 ID:05FjyjzSO
乙乙乙
351 :1 [saga]:2011/02/19(土) 21:03:10.56 ID:3jcMagGK0
二年の教室

なびき「どうしたの?九能ちゃん」

九能「そろそろおさげの女、天道あかねと交際するべきではないか」

なびき「は?」

九能「何か、二人が僕に交際を申し込みやすいようにする方法はないか?」

なびき「は?」

九能「だから、彼女たちがこの僕のことを好きだと伝えやすい場所はつくれないものかときいているだ」

なびき「あんたが?」

九能「ふっ、僕がされるに決まっているだろう」

なびき「・・・・・・ムリじゃない?」
352 :1 [saga]:2011/02/19(土) 21:06:10.52 ID:3jcMagGK0
九能「そんなに照れ屋なのか」

なびき「そうみたいねー」

九能「ううむ」

なびき「っていうか何でそんな急に?」

九能「うむ、仕方がない教えてやろう」

なびき「別にそこまで聞きたくないけど」

九能「実は小太刀が」

なびき「うん」

九能「彼氏ができたそうなんだ」

なびき「へー」

九能「あいつの好きな男はおそらくあの忌まわしき僕とおさげの女と天道あかねの交際を邪魔する早乙女らんまに違いない」

なびき「ブッ」
353 :1 [saga]:2011/02/19(土) 21:08:49.49 ID:3jcMagGK0
なびきは飲んでいた牛乳を噴出した

なびき「・・・・うそ?」

九能「いや、名前はまだ聞いてはいないんだが」

なびき「・・・じゃあ」

九能「だが、おそらく」

なびき「へー」

九能「つまり、この僕の邪魔をする者は失せた訳だ」

なびき「・・・・・・・」

九能「うわはっはっははははははははは」

クラスメイトA「九能がまた一人で笑ってるぞ」

クラスメイトB「近寄るんじゃねーぞ」

クラスメイトC「危ない奴だな」
354 :1 [saga]:2011/02/19(土) 21:23:43.19 ID:3jcMagGK0
昼休み

ゆか「あかねー、お姉さんが呼んでるわよ」

あかね「え?」

あかねがドアを見るとなびき手招きしていた

あかね「なによ?お姉ちゃん」

なびき「らんま君と新一君呼んできて、屋上で待ってるから」

あかね「ちょっとおねえちゃん・・・もぅ」

らんま「どーしたんだ?」

あかね「あんたとわたしと・・・・えっと・・・新一ー?」

新一「ん?」

あかね「お姉ちゃんが呼んでるわ、着いてきて」

らんま「えー、なびきがー?」

新一「珍しいな」
355 :1 [saga]:2011/02/19(土) 22:00:12.24 ID:3jcMagGK0
屋上

新一「どーしたんだ?」

あかね「連れてきたよ、お姉ちゃん」

なびき「あのね、新一君」

新一「どーしたんだよ?改まって」

なびき「九能ちゃんの妹と付き合ってるの?」

新一「だから違うって」

らんま「え?なんでなびきが知ってんだ?」

なびき「九能ちゃんから聞いたのよ。本当に?」

新一「ああ」

あかね「でもなんで?」
356 :1 [saga]:2011/02/19(土) 22:02:33.69 ID:3jcMagGK0
なびき「九能ちゃんも新一君だと思ってるみたいだったから」

あかね「へー、じゃあやっぱり」

新一「だから違うんだって」

らんま「・・・よーし、それなら確かめてみようじゃねーか」

新一「どーすんだ?」

らんま「小太刀が帰ってくるところをつけていこうぜ」

新一「今日会うって確証はあるのか?」

なびき「そーだ、九能ちゃんに会わせる様に言えばいいじゃない」

あかね「それね、それではっきりするわ」

らんま「嘘だったら・・・・」
357 :1 [saga]:2011/02/19(土) 22:04:28.69 ID:3jcMagGK0
なびき「九能ちゃんちに放逐ね」

あかね「決まりね」

新一「ったく、わーったよ」

なびき「じゃあ、九能ちゃんにそう仕向けてくるわ」

らんま「おう、頼んだぜ」

あかね「これではっきりするわね」

らんま「ああ」

放課後

らんま「おい、あかね乗っかるんじゃねーよ」

あかね「うるさいわね、見えないのよ」

らんま「ったくお前は」

新一「しっ、ばれるだろ」
358 :1 [saga]:2011/02/19(土) 22:06:35.62 ID:3jcMagGK0
なびき「そーよあんたたち、新一君の上にでも乗ってなさい」

新一「おい」

あかね「ったく、仕方ないわね」

あかねが新一の上に乗る

らんま「あっ・・ず」

なびき「ん?どーしたの?らんまくん」

らんま「べっ・・別に」

新一「いつ頃来るんだ?」

なびき「わかんないわよ、そんなの」

らんま「おい」

今日はここまで
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 22:56:14.19 ID:6MHDQ45SO
乙した
360 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:14:39.39 ID:VPBQqE+b0
新一「おい、あれ九能じゃねーか?」

らんま「下校か?」

なびき「そうね、掃除当番だったし」

あかね「あー、そーいえばらんま」

らんま「なんだよ?」

あかね「またサボったでしょ」

らんま「違うわよ、ひろしと大介に頼んだらやってくださるって言うから」

あかね「アンタね」

新一「あー、それであいつら用事があるとか言ってたのか」

らんま「そうなのよ」

あかね「あんたわね、どーs」

なびき「しっ」
361 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:17:20.26 ID:VPBQqE+b0
らんま「どーしたんだよ?」

新一「九能が佐助に何か聞いてるぞ」

なびき「きっと小太刀が連れてきてるかどうか聞いてるのね」

らんま「なんだあいつ緊張してんのか?」

あかね「普通はするでしょ」

なびき「まあ、らんま君はそういうのないからわからないかもしれないけど」

らんま「へー、そーいうもんかね」

新一「んっ?入るみたいだな」

なびき「中じゃ見えないわよね」

あかね「来てるのかしら?」
362 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:43:23.82 ID:VPBQqE+b0
らんま「んなこったねーだろ。九能と小太刀が帰るまであの家誰もいねーんだぜ」

新一「佐助がいるけどな」

なびき「そうね、おそらくもう少ししたら」

あかね「それどれくらいかかるのかしら?」

新一「それは俺が聞きたいぜ。おmグホッ」

あかね「なんか言った?」

あかねが肘を新一の背中におっつける

新一「言ってない言ってない」

らんま「ん?」

あかね「どうしたの?らんま」

らんま「どっかで聞き覚えのある音が」
363 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:45:03.64 ID:VPBQqE+b0
パカラッパカラッ

街の声「うわー、暴れ馬だー」

あかね「そうね、どっかで聞いたような音ね」

らんま「止めてくるか」

らんまが立ち上がろうとすると

なびき「待って」

なびきが呼び止めた

らんま「なんだよ?なびき」

なびき「九能ちゃんの家に向かってるわ」

あかね「え?」
364 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:47:36.99 ID:VPBQqE+b0
らんま「おい、もしかして」

あかね「小太刀の彼氏って」

新一「大文字じゃねーか?」

なびき「あー、本当ね小太刀が抱きついてるわ」

らんま「げー、まあお似合いっちゃーお似合いだな」

あかね「九能先輩が戸惑ってるわ」

新一「・・・・さて、お前ら謝罪t」

あかね「さーって、帰ろうっか?らんま」

らんま「そーだな。いやー、まあ楽しめる見せモンだったな」」
365 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:53:35.39 ID:VPBQqE+b0
あかねとらんまは走り去った

新一「こら待て」

なびき「まあまあ」

新一「なんだよ?なびき」

なびき「ねえ、小太刀には手を出してなかったのね」

新一「え?まあ、なんかこう・・・ちょっとこう九能の影がずっとまとわりついてて」

なびき「ふーん、うっちゃんとシャンプーはもう?」

新一「ああ・・・・あっ」

なびき「・・・・」

なびきは新一の肩に手を乗せると

なびき「3千円で黙っててあげるわ」
366 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:56:58.60 ID:VPBQqE+b0
新一「・・・・」

新一は無言で財布から三千円取り出し、なびきに手渡す

なびき「毎度〜」

なびきの姿が見えなくなってから

新一「・・・・・・あいつにはかなわん」

新一「帰るか」

新一がとぼとぼ帰ろうとすると

新一「んっ?」

あずさ「あら、シャルロットを盗もうとした方のパートナーではありませんか?」

新一「へっ?シャルロット?」

あずさ「あら〜?惚ける気ですの?」

新一「んなことあったの?」
367 :1 [saga]:2011/02/20(日) 21:59:56.21 ID:VPBQqE+b0
あずさ「・・・そうですの、すっとぼけるきですのね」

新一「いや・・マジで知らないんだけど」

あずさ「決闘ですわ」

新一「・・・・・(最近成果が現れてるし、まあいいか)おう」

あずさ「場所は明日、スケート場で10時ですわ」

新一「はっ?スケート場?」

あずさ「マリアンヌ杯の時の決着、今つけて差し上げますわ」

新一「・・・・・・マリアンヌ?」

今日はここまで
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 23:10:07.43 ID:5rfqOs9SO
した
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/21(月) 03:52:47.16 ID:A1ZXb6qAO
うんうん。個人的には読みやすくなったデス。

370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 10:02:18.45 ID:uyUyukAHo
確かに読みやすくなった。
メイン登場人物のキャラ立ちがちゃんとできてるし、今のところまだキャラの収集もきくしな

これからに期待
371 :1 [saga]:2011/02/21(月) 20:41:21.79 ID:OxXYCh680
あずさ「まー、すっとぼけるきですの」

新一「知らねーもんはしらねーもん」

あずさ「ふんっ、その減らず口すぐにふさいであげますわ。ではごきげんよう」

新一「なんだあいつ」

シャンプー「新一〜」

シャンプーが新一に抱きついてきた

新一「は・・離れろってこんなところで」

シャンプー「ここじゃなきゃいいのだな?」

新一「・・・・うん・・・まあ」
372 :1 [saga]:2011/02/21(月) 20:56:51.42 ID:OxXYCh680
シャンプーは離れると

シャンプー「新一、さっきの女は誰か?」

新一「なんか喧嘩売られたんだよ」

シャンプー「口説いてたんではないのか?」

新一「ちげーよ、ってか見てたんならわかるだろ」

シャンプー「一応確認しただけね」

新一「ほっ、ったく・・・シャンプーがいるのに口説くわけねーじゃねーか」

シャンプー「本当か?」

新一「ああ」

ムース「嘘じゃ!」
373 :1 [saga]:2011/02/21(月) 21:00:12.73 ID:OxXYCh680
ムースが裏路地から姿を現した

新一「うわー・・・はあ・・・びっくりした」

シャンプー「なにしにきたね」

ムース「それは嘘じゃ!騙されるんじゃないだ!シャンプー」

シャンプー「どういうことか?」

ムース「こいつはさっきまで天道あかねと女らんまと一緒にいただ」

新一「オメー、そのときからいたのか」

ムース「そうだ」

新一「全然存在感なかったな」

ムース「気配を消していただ!」
374 :1 [saga]:2011/02/21(月) 21:03:37.73 ID:OxXYCh680
シャンプー「ムースの存在感なんてどーでもいいね。それよりさっきのは本当か?新一」

新一「ああ」

ムース「みるだ!!!!これが」

シャンプー「どーいうことか!」

新一「小太刀が誰かと付き合ってるってんで相手を見にきたんだよ」

シャンプー「・・・・新一」

新一「だから、あいつらもそーいうから俺じゃないって言うのを確かめに来たんだよ」

シャンプー「違うのか?」

新一「ああ」

シャンプー「新一、疑った私が悪かった」
375 :1 [saga]:2011/02/21(月) 21:22:17.72 ID:OxXYCh680
シャンプーが新一に抱きつく

新一「誤解が解けてよかったぜ」

ムース「ぬうううううううう」

シャンプー「ところでお前、今までなにしてたか?」

ムース「え?」

シャンプー「出前サボってなにしてたか、きいてるね」

ムース「あ、そうじゃった」

シャンプー「全く・・・新一」

新一「ん?」

シャンプー「この後暇か?」
376 :1 [saga]:2011/02/21(月) 21:26:06.55 ID:OxXYCh680
新一「ん・・まあ」

シャンプー「ならこの後猫飯店に来るよろし」

新一「ああ」

シャンプー「ラーメン、ごちそうするよ」

新一「行く」

猫飯店

シャンプー「さあ、食べるね」

新一「ああ」

ムース「ああ、お前なぜここに」

シャンプー「私が呼んだね」

ムース「シャンプーはそいつに騙されてるだ」
377 :1 [saga]:2011/02/21(月) 21:31:15.58 ID:OxXYCh680
シャンプー「まだ言うか」

新一「ムース」

ムース「なんじゃい」

新一「あっちのテーブルでオーダー呼んでるぞ」

ムース「くぅうう、ちょっとまっとれよ」

ムースがオーダーを取りに行く

新一「で・・・・なんか用があるのか?」

シャンプー「うん、私とデートするね」

新一「んー、いつよ?」
378 :1 [saga]:2011/02/21(月) 21:38:18.79 ID:OxXYCh680
シャンプー「んー、明日はどうか?」

新一「わーった、じゃ前と同じように猫寺で」

シャンプー「うん」

新一「前と同じ時間に」

シャンプー「遅くないか?」

新一「嫌か?」

シャンプー「仕方ないね」

ムース「シャンプー、オーダー取ってきただ」

コロンちゃん「ムース、わしにみせんでどうするんじゃ」

今日はここまで
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 22:11:29.08 ID:Xs0tGtSpo
コロンにわざわざ「ちゃん」付けするあたり>>1は相当な熟女好きか…
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 23:14:27.52 ID:JNvi5KqSO
381 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:06:00.59 ID:m6WwB+RQ0
ムース「シャンプー、どうしたんじゃ?こんなにしわしわになって」

コロンちゃん「メガネをかけい、メガネを」

ムース「サルの干物」

コロンちゃん「誰がじゃい」

新一「ったく、あいつは」

シャンプー「あいかわらずおっちょこちょいね」

新一「・・・そーいやなんで常に眼鏡掛けてないんだ?あいつ」

シャンプー「さぁ・・・そーいえばそうね」

新一「眼鏡掛けるとなんか不便性でもあるのかね」

シャンプー「でも頭にはかけてるね」
382 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:09:48.68 ID:m6WwB+RQ0
新一「そこが不思議なんだよな」

シャンプー「まあ、どーでもいいね」

新一「そーなんだけどな・・ん?」

シャンプー「どーしたね」

新一「あいつらは黒ずくめの男」

新一はドアの外のごみステーションで怪しげな取引をしている黒ずくめの男たちを見た

シャンプー「季節はずれな格好だけどそれがどうしたか?」

新一「ある日、黒ずくめの男たちの・・・・」

シャンプー「どうしたか?」

新一「なーんて、んあわけねーか」

シャンプー「?」
383 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:15:09.22 ID:m6WwB+RQ0
新一「あ、婆さんが見てるな」

コロンがその男たちを不審に思い近づく

シャンプー「あ、ひいばあちゃん」

新一「怪しげな取引に夢中になった俺は背後から」

シャンプー「ひいばあちゃん危ないね、後ろ」

コロンは後ろから迫る男に気が点き、反撃しようとするが

新一「・・・・・・デジャブゥ」

さらに後ろから迫る男がカプセル状の薬を飲ませ

シャンプー「あいやー」

シャンプーが攻撃を仕掛けるが男たちは取引をしていた男たちと共に逃げ出した

シャンプー「ひいばあちゃーん」

シャンプーは追うのをあきらめ、コロンを揺り起こす
384 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:18:17.25 ID:m6WwB+RQ0
シャンプー「ひいばあちゃん」

新一「・・・・ばあさん」

一方、ムースは客の相手に追われていた

ムース「はい、お待ちだ」

客A「ねえ、ラーメンまだー?」

ムース「シャンプー、手伝ってくれだ」

シャンプー「今それどころじゃないね」

新一「俺が手伝ってくるよ、それに客に危ない男たちがうろうろしてるって噂立ったら不味いだろ」

シャンプー「新一、うぉあいにー」

新一「おお、じゃあいってくるぜ」

新一「(手際がよすぎて客に全くきずかれてないな)」
385 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:20:35.52 ID:m6WwB+RQ0
ムース「なーんでお前が」

新一「シャンプーは今、胸が一杯なんだそうだ」

ムース「・・シャンプー。そんなにもおらのことを」

客「おい、ラーメンまだかよ」

新一「あ・・はい」

ムース「sy」

バゴッ

新一「・・・働こうな」

ムース「わかっただ」

居間

シャンプー「ひいばあちゃん」
386 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:22:39.15 ID:m6WwB+RQ0
シャンプーがコロンを開放していた

新一「そろそろか」

ムース「どうしただ?」

シャンプー「あいやーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」



ムース「ど・・・どーしただ?シャンプー!」

新一「・・・・・らんま辺りをよぶかな」

居間

シャンプー「あ・・・・・・」

コロン「どうした?シャンプー」

シャンプー「ひ・・・・ひいばちゃん・・・・・」
387 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:25:04.83 ID:m6WwB+RQ0
そこにムースが乱入した

ムース「どうした?シャンプー・・・ぬああああ!!!」

シャンプー「ひいばあちゃん・・・・・鏡ある」

コロン「ん?・・・・こ・・・・これは」

ムース「誰じゃ?この娘は」

シャンプー「ひいばあちゃんね」

ムース「なーにをいっとる、おばば様はこーんな干物のような」

コロン「誰が干物じゃ」

ムース「・・・・・・・その喋り方・・・本当だか?」

シャンプー「私、ずっとここで見てた。間違いないね」
388 :1 [saga]:2011/02/22(火) 21:27:35.12 ID:m6WwB+RQ0
コロン「・・・・・・どーいうことじゃ?」

シャンプー「さあ?」

ムース「うーむ」

新一「おーい、誰かこっちに来いよ!」

シャンプー「ああ、店があったね」

コロン「わしも」

シャンプー「ひいばあちゃんは今は寝てたほうがいいね」

コロン「なーに大丈夫じゃ、体力も戻った気がするぞ」

ムース「う〜む」

シャンプー「・・・・・・本当か?」

コロン「うん」

今日はここまで
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 23:04:20.29 ID:/dHXIkpSO
乙彼
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 01:07:39.82 ID:4rPs4eCVo
そんなにもコロンが好きなのか
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 09:40:14.40 ID:tvg4er7Oo
きっと若い頃のコロンを出したかったんじゃないか?
判らないでもないが、コロン=干物と脳内でなってるからな…。
ムースの抑えに使うならいいが、バーーーローーが狙ったらミイラプレイだ ( °Д).・:. グハッ
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 09:43:25.20 ID:tvg4er7Oo
だが、一つ言及するならコロンに薬を飲ませるのはちょっと無理があったんじゃないか?
ハッピーなみの瞬発力ある奴に強制的に薬飲ませるって・・・・
393 :1 [sage]:2011/02/23(水) 18:42:18.34 ID:FwR/uKh2o
まあ、そうなんだけど
OVAでとっさのふいをつかれてムースに反転宝珠盗まれてたから
ふいうちには弱いのかなって思って
394 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:07:35.39 ID:FwR/uKh20
シャンプー「それならよかった」

ムース「行くだ!シャンプー」

シャンプー「うん」

コロン「やれやれ」

新一「おう、どうかしたのか?」

ムース「おばば様が若返っただ」

新一「えー、そんなことあるわけねーだろ」

シャンプー「本当ね、この目で見た」

新一「へー・・・・ま、それより早くラーメン二丁」

ムース「おう」

シャンプー「了解ね」
395 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:11:49.31 ID:FwR/uKh20
そして

新一「それじゃ、俺は用事あるんで」

シャンプー「手伝ってくれてありがとな」

新一「かまわんよ」

新一は天道家に帰り

新一「あかねー、らんまー」

らんま「どうした?」

新一「実はよ・・・・シャルロットって知ってるか?」

あかね「・・・・白鳥」

らんま「あずさ」

新一「知ってるのか!」
396 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:15:59.61 ID:FwR/uKh20
らんま「ん・・・・まぁな」

あかね「・・・・・何かあったの?」

ガタゴト

茶の間

なびき「どうしたの?良牙君そんなに震えて」

良牙「・・・・・・み・・・水はどこだ?」

玄関

あかね「・・・どうしたのかしら?」

らんま「まあ、いい思い出がないんだろ」

新一「なにがあったんだ?」

らんま「実は・・・」

新一「そーなのか」
397 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:18:25.56 ID:FwR/uKh20
あかね「それでなにがあったの?」

新一「・・・・うん、実はな」

らんま「・・・・・喧嘩売られたのか」

新一「まあ、そんなところだな」

あかね「へー、大変ね」

らんま「ああ」

新一「それでそのあずさって女は強いのか?」

らんま「ん・・・まあ一応強いよな」

あかね「そうね・・・・でも一対一っていうのは初めてじゃない?」

らんま「ソロバージョンとか言ってたから、できるものはあるんだろうな」

新一「・・・勝てるのか?」
398 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:22:45.04 ID:FwR/uKh20
らんま「ムリじゃないか?」

あかね「スケート滑れるの?」

新一「・・・・まあ、うん」

らんま「なら、なんとかなるんじゃね」

あかね「そうね、らんまはまず滑れなかったから」

らんま「うるせーな」

あかね「あ・・・後スキーも」

らんま「ほっとけ」

新一「・・・・・意外とスポーツ万能ってわけじゃねーのか」

らんま「雪国には行ったこt」

新一「雪山で山篭りしてなかったか?」
399 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:32:38.23 ID:FwR/uKh20
らんま「うっ」

あかね「まあまあ、そうね・・・なにか白鳥あずさの得意技は・・・」

らんま「んー、まあそんなに見てないから白鳥の舞くらいか」

新一「・・・・・スケートで戦うだよな?ダンスじゃなくて」

あかね「当たり前でしょ」

茶の間

なびき「・・・・別にPちゃんになっても恥ずかしい格好だと思うわよ」

P「ぶきゅぅ・・・・・」

そこに話し終えたらんまたちが入ってきた

あかね「Pちゃん」

P「ぶぃ」

あかね「どこいってたの?」
400 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:36:48.50 ID:FwR/uKh20
らんま「気をつけろよ。まだシャルロット探してるみたいだからな」

新一「・・・・・よっぽど怖かったんだな」

あかね「大丈夫よ、新一が相手するだけだから」

らんま「・・・そ、まあ・・・一人で大丈夫か」

なびき「あらあら、優しいわね〜らんまちゃん」

らんま「べっ、別にそんなんじゃねーよ」

あかね「え〜、そうかしら?」

らんま「お前も行きたそうな顔してたじゃねーか」

あかね「当たり前でしょ、許婚なんだから」

なびき「・・・・あら、あかねがそんなはっきり言うなんて・・・初めて聞いたわ」

らんま「・・・・ああ・・・・意外だった」

あかね「言ってくれるじゃない」
401 :1 [saga]:2011/02/23(水) 21:38:52.02 ID:FwR/uKh20
あかね「あ、Pちゃん」

らんま「白鳥あずさが怖いんだろ」

あかね「そうね」

そこに良牙が入ってきた

良牙「新一」

新一「どーしたんだ?」

良牙「さっそく稽古だ」

新一「・・・・・お・・・・おう」

らんま「何で知ってんだ?」

良牙「風呂に入る前に聞いてたんでな」

らんま「へー」

今日はここまで
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 23:22:48.45 ID:tGZAJyDSO
乙( ・∀・)っ旦~
403 :1 [sage]:2011/02/23(水) 23:56:27.35 ID:FwR/uKh2o
旦o(^-^@)どーも
404 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:05:23.02 ID:M3TpxLQa0
稽古後

新一「そーいえば良牙は来るのか?」

良牙「いかん」

新一「んー、まあでも近くでコーチがいた方がさ」

良牙「いかん」

そこにらんまがやってきた

らんま「まー、ムリだろうなシャルロット」

良牙「貴様」

らんま「んー?どーしたシャルロット」

良牙「・・・ふんっ、この野郎」

らんま「へっへ、きやがれ」
405 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:21:03.24 ID:M3TpxLQa0
良牙「おりゃー」

らんま「とー」

新一「・・・・・・ったく」

あかね「またやってるの?らんまと良牙君」

新一「ああ」

あかね「・・・・そーいえば白鳥あずさ、どこを指定してきたの?」

新一「市民スケート場」

あかね「・・・・あそこ」
406 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:31:07.59 ID:M3TpxLQa0
新一「なー、こういう決闘は初体験だから一人だと心細いんだ来てくれないか?」

あかね「なっさけないわねー」

新一「・・・・勝とうが負けようが見て欲しいんだよ」

あかね「しょーがないわね」

新一「ありがとよ」

あかね「らんまも連れて行くわ」

新一「・・・・いいけど滑れねーのにどうするんだ?」

あかね「すみっこで練習でもしてればあずさも文句を言えないでしょ」

新一「そーだな」
407 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:38:01.17 ID:M3TpxLQa0


かすみ「寝れないの?」

新一「ん・・・・ああ」

かすみ「明日の・・・・決闘のこと?」

新一「ああ・・・・・相手は強いらしいし」

かすみ「大丈夫よ、新一君ならきっと大丈夫よ」

新一「そうか・・?」

かすみ「そうよ、今まで毎日稽古してきたじゃない」

新一「・・・・ああ」

かすみ「今より強くなるにはやっぱり実際に戦ってみないといけないんじゃないかしら」

新一「そうかな」

かすみ「そうよ、そうしないとらんまちゃんや良牙君に追いつけないわ」
408 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:41:07.09 ID:M3TpxLQa0
新一「そうか・・・・そうだな」

かすみ「ええ・・・・きっとそうよ」

新一「ありがとな」

かすみ「いいのよ」

新一はかすみを抱きしめた

次の日

新一「じゃあ、行って来る」

かすみ「ええ、頑張ってきてね」

新一「ああ」

らんま「っしゃー、行くぞ」
409 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:43:31.53 ID:M3TpxLQa0
市民スケート場

らんま「入るぜ・・ぐぇ」

らんまがあかねに引っ張られた

らんま「なにすんでぃ」

あかね「馬鹿ね、私たちは後よ。さも普通にスケートしに来たかのように装うのよ」

らんま「なんでだよ」

あかね「馬鹿ね、戦う前に白鳥あずさに見つかったら追い出されるかもしれないでしょ」

らんま「・・・うーん」

あかね「下手したら、追っかけまわされるかもよ」

らんま「よし、後から入ろう」
410 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:48:15.29 ID:M3TpxLQa0
新一「おい、白鳥あずさー来たぞ」

あずさ「来ましたわね」

新一「当たり前だ」

あずさ「スケートは上達したんですの?」

新一「さあな」

あずさ「そう、では行きますわよ」

新一「おう」

あずさが新一に向ってくる

新一「それ」

新一は横に避ける

あずさ「あら、転ばなくなったんですのね」
411 :1 [saga]:2011/02/24(木) 21:49:46.12 ID:M3TpxLQa0
新一「ああ」

その頃

らんま「そろそろいいか」

あかね「いい?ゆっくりはいるのよ」

らんま「わーってるよ」

あかね「できるだけ見つからないように」

らんま「おう」

あかね「解ってなさそうなんだけど」

今日はここまで
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 23:24:22.34 ID:P6+wQGUSO
乙した
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/25(金) 02:20:10.66 ID:zXgZkfzAO
毎日エロを要求するのは、酷か…ww
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 09:51:35.48 ID:gwu8VxYoo
なぜだ。エロが無くともかすみ姉さんの良さが伝わってくるww
415 :1 [sage]:2011/02/25(金) 20:04:35.50 ID:h0VKOOy3o
今日は休みます
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 20:10:41.85 ID:gwu8VxYoo
うむ
ゆっくり休んでくれ
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:56:02.01 ID:al7r7S9SO
毎日乙であります

ゆっくり休んでください
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/26(土) 00:36:26.93 ID:qdRpunPDO
休む宣言はありがたいね
419 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:00:19.29 ID:igpoz2iX0
新一「(そっか、あいつ滑れなかったもんな)」

あずさ「行きますわよ」

あずさが足ばらいを仕掛ける

新一「なんの」

新一が飛んで避ける

あずさ「引っかかりましたわね」

新一「?」

あずさが浮いた新一の身体を掴むとそのまま回転した

新一「え?ぬわあああああああ」

あずさ「そーれ」
420 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:02:41.91 ID:igpoz2iX0
あずさがその回転の途中で放り投げた

あずさ「あー、くらくらしますわ」

ボガッ

新一「・・・・」

そこにらんまとあかねが到着する

らんま「新一!」

あかね「新一」

あずさ「あら、あなたたちも来てましたの」

あかね「アンタがやったの?」

あずさ「ええ、決闘ですもの。仕方ありませんわ」

らんま「・・・次は俺が相手だ」
421 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:04:36.42 ID:igpoz2iX0
あかね「待って」

あかねが掴んで止める

らんま「何すんだよ」

あかね「まだ、負けてないわ」

らんま「えっ」

新一がよろつきながらも立ち上がっていた

あずさ「まあ、お立ちになったのですね」

新一「へっ、まだやられちゃたまらねーよ」

あずさ「ん〜?」

あずさが新一の横に行くと
422 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:07:18.94 ID:igpoz2iX0
新一「!(早い)」

ガスッ

あずさが新一の先ほど投げ飛ばされてぶつかった背中を殴った

新一「ゴッ」

あずさ「ねえ?痛いですの?」

新一「あ・・・・・がっ・・・・」

あずさ「ねえ、ねえ?」

あずさが殴り続ける

新一「あがっ・・・い・・・・たい」

あずさ「まあ、そーなんですの?それは大変ですわ」

新一「・・・・ぬ・・・・」

新一はあずさに対して構える
423 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:18:40.59 ID:igpoz2iX0
あずさ「さっさと降参された方がよろしいですわよ」

新一「はっ、誰がするか」

あずさ「仕方ありませんわね」

新一「ぬわ・・・消えた?」

あずさが滑り始めると新一の死角に消え、新一がそれを追うとまた消えた

新一「くそっ」

新一があずさを見つけられないうちに影からあずさに攻撃された

新一「(どっ、どーすれば)」

あかね「速い」

らんま「あいつの速度にまだ合ってない」

あかね「・・・大丈夫なの?」

らんま「そこら辺は良牙に聞かねーと」
424 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:23:26.93 ID:igpoz2iX0
新一「(仕方がない、昨日言われたとおりに)」

新一「あ、シャルロット」

あずさ「そんな嘘に引っ掛かりませんわよ」

あかね「Pちゃん」

らんま「・・・・どーしてここに?」

あずさ「本当ですの?」

あずさが目を逸らした瞬間

新一「そーれ」

新一があずさにの手足を自身の手足で拘束すると

新一「そりゃ」

新一があずさごと前のめりで倒れていった

あずさ「ちょ・・ちょっと待ってください〜」

新一「聞く耳もたねー」
425 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:25:40.67 ID:igpoz2iX0
らんま「・・・・なんてむごい戦い方を」

あかね「・・・・白鳥あずさ」

あずさ「いや〜、降参しますの」

新一「っしゃー」

新一は向きを変えて自分が地面にぶつかった

あずさ「え?」

新一「痛って・・・・」

あずさ「・・・・・」

らんま「勝ちは勝ちだぜ」

あかね「ええ」

あずさ「先ほどの降参は認めますわ」

あかね「・・・・あずさ」
426 :1 [saga]:2011/02/26(土) 21:26:28.53 ID:igpoz2iX0
あずさ「ですが、シャルロットはどこですの?」

今日はここまで
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/26(土) 23:06:52.22 ID:uA02+ADco
行数制限オーバーしたのか?ww
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 00:09:31.17 ID:U+D+xefSO
おつ
429 :1 [saga]:2011/02/27(日) 20:34:50.41 ID:yRxhmOUs0
らんま「ほら、あそこ」

あずさ「まあ、シャルロット」

あかね「・・・逃げちゃった」

あずさ「あら、ふいうちと思いましたが本当にいたんですのね」

新一「・・・そんな手使わねーって」

あずさ「そういえば、先ほどのお怪我は大丈夫ですの?」

新一「ん・・まあ、このくらい」

らんま「」ピンッ

新一「ぬぐぉおおおお」

らんま「やせ我慢しやがって」

あかね「らんま、そういうのは黙っておきなさい」
430 :1 [saga]:2011/02/27(日) 20:39:33.33 ID:yRxhmOUs0
あずさ「そうですわ、この後用はございますか?」

新一「(シャンプーとは夜だし)別に」

あずさ「では、健闘をたたえあって我が家に招待いたしますわ」

新一「マジで?」

あずさ「はい、では参りましょう」

あずさが新一の腕を取る

らんま「ちょ・・ちょっと待て」

あずさ「あら何か御用ですの?」

らんま「俺たちは?」

あずさ「まあ、だってたまたまスケートをしにきたのですから、邪魔しては悪いと思いましたの。それでは」

そのまま、あずさは新一を連れて去っていく
431 :1 [saga]:2011/02/27(日) 20:41:20.23 ID:yRxhmOUs0
あかね「あのアンポンタン娘」

らんま「つけようぜ」

外に出ると

あかね「・・・・車ね」

らんま「・・・自転車で追いつけるかな」

あかね「ムリに決まってるでしょ」

らんま「だよな」

あかね「・・・・もぅ」

P「ぶぃ」

あかね「Pちゃん」

P「ぶきゅ」

あかね「新一の様子が気になってきてたのね」
432 :1 [saga]:2011/02/27(日) 20:45:40.98 ID:yRxhmOUs0
P「ぶいぶい」

らんま「ったく、シャルロットになりたくなくて震えてたのによ」

P「ぶきゅ!」

あかね「やめなさいよ、らんま。いい子ね〜Pちゃん」

P「ぶい」

らんま「ったく」

一方、あずさ

新一「いいのか?こんな車に乗って?」

あずさ「ええ、招待してるですもの。もしかして、車に乗ったことがありませんの?」

新一「・・・・いや、んなことねーけど」

新一「(こんな高級車には乗ったことねー)」
433 :1 [saga]:2011/02/27(日) 20:50:37.98 ID:yRxhmOUs0
爺「お嬢様、そろそろ着きます」

あずさ「ええ、わかりましたわ。あ、あれがあずさちゃんのお家ですわ」

新一「九能家並みだな」

あずさ「苦悩?」

新一「いや、なんでもねーよ」

あずさ「つきましたわ、さあどうぞ着いてきてください」

新一「ああ」

中に入って

あずさ「昼食まで時間がありますわね。そうですわ、あずさちゃんのコレクションを見せて差し上げますわ」

新一「あ・・・ありがと(Pちゃんとかがいっぱいなのかな・・・・動物園みたいに)」
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 20:52:06.58 ID:2itvulMpo
>>432
仮にも一国の王になったくせに…
435 :1 [saga]:2011/02/27(日) 20:54:33.82 ID:yRxhmOUs0
あずさ「これがシルフィーですわ」

新一「ああ(パンダの帽子)」

あずさ「そしてこちらがジョルジュ」

新一「凄いね(どうみても救急車の上についているあれだよな)」

あずさ「可愛いですわよね?」

新一「うん、可愛い」

あずさ「そうでしょ、それにですね」

新一「でも、白鳥さんもかわいいよ」

あずさ「もー、あずさちゃんが可愛いのは当たり前ですわ。それに」

あずさが新一の目の前に立つ

新一「え?」
436 :1 [saga]:2011/02/27(日) 21:00:53.26 ID:yRxhmOUs0
あずさ「あずさちゃんのことはあずさちゃんって呼んでくれないとダメですわ」

新一「あ・・・・あずさちゃん」

あずさ「そーですわ」

新一「(同い年をちゃん付けで呼ぶってあんまない気がするな・・・園子ちゃん・・・・wwwwwwww)」

あずさ「どーしましたの?」

新一「いや、別に(蘭ちゃんwwwww志保ちゃんwwwwww似合わねー)」

あずさ「さあ、そしてこれがフランソワーズですわ」

新一「カビ生えてない?」

あずさ「まー、本当ですわ。どーしましょう?」

新一「・・・・凍らせて保存しておくとか」

あずさ「まー、それはいい考えですわ」
437 :1 [saga]:2011/02/27(日) 21:04:38.95 ID:yRxhmOUs0
新一「あははは」

あずさ「それでは凍らせるように言ってきますわ、少し待っていてくださいまし」

新一「ええ」

あずさが去った後

新一「・・・・・これは狸の置物か」

新一「(しっかし、見事に変なものばかり)」

新一「(あの子の感覚がわかんねー)」

新一「・・・・・(ベッドルームはどこだろ?)」

新一は近くの部屋を開けてみた

今日はここまで
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 23:30:01.68 ID:U+D+xefSO
ベッド…乙
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 09:51:29.05 ID:H+DE76Guo
ほぅ…乙
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/28(月) 10:59:29.44 ID:iQMIXVdAO
期待 期待
441 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:10:35.73 ID:EieQreog0
新一「・・・・これは」

新一がそこで見たものはスケートの雑誌や本などが鎮座する部屋だった

新一「(意外と努力家なのか)」

新一は隣の部屋を開けてみた

新一「・・・おお」

そこは期待通りベッドルームだった

新一「シングルってことはあずさのだよな」

ガタッ

新一「(まずい、あずさが戻ってくる)」

新一は手早くドアを閉め、部屋に戻った
442 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:14:49.82 ID:EieQreog0
ガチャ

あずさが戻ってくる

あずさ「できましたわ」

新一「ああ・・・これで持つな」

あずさ「そうですのよー、あなたのおかげですわ」

新一「・・・あ・・・あははは」

あずさ「そうですわ、お礼に・・名前をつけてあげますわ」

新一「いや、それはいい」

あずさ「そうですの」
443 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:17:36.57 ID:EieQreog0
新一「そうだ、俺を名前で呼んでくれ」

あずさ「・・・・えーっと」

新一「新一といいます」

あずさ「んー、じゃあ新一ちゃん」

新一「・・・ちゃんづけは・・・」

あずさ「えー、いやなんですの〜?」

新一「あまりちゃんづけは」

あずさ「あ・・・わかりましたわ。新一ちゃんでは長いですわよね」

新一「いや、そーいうわけでも」

あずさ「なら、新ちゃん。でいいですわね」

新一「・・・・もういいや」

あずさ「新ちゃん」
444 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:24:01.84 ID:EieQreog0
新一「・・・・」

あずさ「もー、新ちゃんって呼んだのですから答えてくださらないと」

新一「・・・・はーい」

あずさ「いいお返事ですわ〜、それじゃああずさちゃんのことも呼んでくださいまし」

新一「・・・・え?」

あずさ「さあ、早く」

新一「あずさちゃん」

あずさ「はーいですわ」

新一「・・・・」

あずさ「そうですわ、昼食ができたそうなので一緒に行きますわよ」

新一「ああ」

新一はあずさに手を引かれた
445 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:28:17.31 ID:EieQreog0
食卓

あずさ「どうぞ」

新一「あ・・・ありがと」

あずさ「どうですの?」

新一「うm・・・おいしいですな」

コックが頭を下げる

爺「お嬢様がお客様を連れてくるなど珍しいこと。どうか仲良くしてくださいませ」

新一「は・・・はい」

あずさ「そんなに緊張せずともよろしいんですのよ」

新一「あ・・・あははは(天道家の食事になれすぎてすっごい違うように見える)」

爺「そういえば、お嬢様は新一様とどのようにお知り合いに?」
446 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:34:55.48 ID:EieQreog0
あずさ「あずさちゃんに格闘スケートで勝ちましたのよ」

爺「おお、なんと」

あずさ「まあ、シングルスですけれど」

新一「・・まあ」

爺「おお、それは素晴らしい」

新一「いえいえ」

爺「そのように謙遜されることはありませんぞ。お嬢様に勝たれるなど今まで数えるほどしかおりません」

新一「そうなんですか?」

爺「ええ、なにせ何度も優勝されてますからな」
447 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:39:42.98 ID:EieQreog0
あずさ「そうですわね、新一さんとペアを組んでみたいですわ」

新一「・・・・・・本気?」

あずさ「ええ、もちろんですわ。息があいそうですもの」

新一「・・・・」

爺「新一様、いかがですかな?」

新一「あ・・・まあ偶になら」

あずさ「えーそれではつまりませんわ」

新一「でも、あずさちゃんはコルホーズ学園だし(あー、なんか恥ずかしい)」

あずさ「そういえば、新一さんはどこに通ってらっしゃいましたか?」

新一「風林館高校に通ってるけど」

あずさ「そうですの、そういえばスケート部はありますの?」
448 :1 [saga]:2011/02/28(月) 21:44:38.46 ID:EieQreog0
新一「確かあったと思うけど」

あずさ「そうですの、それで入部されてますの?」

新一「いいや」

あずさ「なぜですの?」

新一「ああ・・・無差別格闘の道場でいつも修行しているから」

あずさ「まあ、そうですの」

新一「ああ」

爺「なるほど、スケート以外に武道もされていらっしゃるのか」

新一「ええ」

あずさ「つまりませんわ、スケート部に入られては?」

新一「んー、でもあずさちゃんがいないし」

今日はここまで
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 23:24:30.34 ID:s3Q3LBQSO
ぉっ
450 :1 [saga]:2011/03/01(火) 21:40:38.57 ID:oC9eaZiA0
あずさ「まあ、ではあずさちゃんがいれば入るのですね?」

新一「ん・・・かもしれないってだけで」

あずさ「んー、そうですの?」

新一「ああ」

あずさ「残念ですわ」

新一「はは・・・そういや、この家にリンクはあるのか?」

あずさ「ええ、ありますわよ」

新一「一度滑ってみないか?」

あずさ「先程の場所では嫌なのですか?」

新一「恥ずかしいっていうか」
451 :1 [saga]:2011/03/01(火) 21:44:05.64 ID:oC9eaZiA0
あずさ「照れ屋さんなのですわねー」

新一「・・・うん」

あずさ「スケートリンクの準備をしてくださいまし」

爺「はい、お嬢様」

あずさ「準備ができたら呼んでくださいまし。あずさちゃんのお部屋にいますから」

爺「はい」

あずさ「では参りましょう」

新一「ああ」

あずさは新一を連れて部屋に戻った

あずさの部屋

あずさ「それでは」
452 :1 [saga]:2011/03/01(火) 21:51:41.22 ID:oC9eaZiA0
新一「なあ、あずさちゃん」

あずさ「どうしましたの?」

新一「二人っきりだよな」

あずさ「ええ、そうですわよ。どうかしましたの?」

あずさの顔が新一の目の前に近づく

新一「なあ」

あずさ「うふふ、どうしましたの?」

新一「どうして俺のことを呼んだんだ?」

あずさ「え?だって私に怪我をしないようにしてくださいましたし、私に勝った方ですからですわ」

新一「・・・俺は誘ってくれて嬉しかった」
453 :1 [saga]:2011/03/01(火) 21:56:10.27 ID:oC9eaZiA0
あずさ「そうでしたの?!そう言ってくれるとあずさちゃんも嬉しいですわ」

新一「・・・・・・そのさ」

あずさ「はい?」

あずさがかわいらしく首をかしげる

新一「俺は今日・・・今までずっと一緒にいて、あずさちゃんのことがすきになったんだ」

あずさ「まあ、あずさちゃんもですわ」

新一「マジで?」

あずさ「ええ」

新一「・・・・・・・その」

あずさ「はい?」

新一「それってどういう好き?」

あずさ「?好きは好きじゃありませんの?」

新一「いや・・・・ん・・・」
454 :1 [saga]:2011/03/01(火) 21:59:38.62 ID:oC9eaZiA0
新一「(真意を測りしれない娘だな)」

あずさ「あー、わかりましたの」

新一「え?」

あずさ「あずさちゃんが好きって言うのをいつも言っているって思ってるんですのね」

新一「んー、おしい」

あずさ「そうでしたの。もー失礼しちゃいますわ」

新一「いや・・あのね」

あずさ「あずさちゃんが好きって言うのは初めてですのよ」

新一「俺のはなs・・・え?」

あずさ「もー、あずさちゃんのこと頭の弱い子と思ってますのね」

新一「・・・・・・そーいうわけじゃ」
455 :1 [saga]:2011/03/01(火) 22:04:31.07 ID:oC9eaZiA0
あずさ「少し思ってましたわね」

新一「いや・・・そーは思ってねーけど・・・そのペアの相手がそうだから」

あずさ「むー、三ちゃんが女ったらしだからってあずさちゃんまでそう思われるのは心外ですわ」

新一「え?違うの?」

あずさ「違いますわよ」

新一「類ともで組んでるとばかり」

あずさ「あずさちゃんはあーんな軽薄じゃありませんわ」

新一「それはごめん」

あずさ「・・・・これは謝って頂かなくてはいけませんわね」

新一「いや、ホントに悪かった」

あずさ「そーですわ、あずさちゃんにキスしてくださいまし」
456 :1 [saga]:2011/03/01(火) 22:06:56.79 ID:oC9eaZiA0
新一「キス?」

あずさ「そーですわ」

新一「・・・今?」

あずさ「・・・できませんの?」

新一「いや、じゃあ・・・行くぞ」

あずさ「はい」

あずさは目を閉じてほっぺたを差し出す

新一「(おそらく頬だろうけど、役得)」

新一は無視してあずさの口にキスをした

あずさ「んーーーーーーーーーーーーーghkjkll」

新一「あれ?違った」
457 :1 [saga]:2011/03/01(火) 22:08:20.14 ID:oC9eaZiA0
あずさ「うわーん、違いますわ」

新一「えー、どこだったの?」

あずさ「ほっぺたに決まってますわ」

新一「ごめん、気がつかなかった」

あずさ「・・・酷いですわ」

新一「悪い」

あずさ「初めてでしたのに」

今日はここまで
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 22:53:40.96 ID:eDHHPa7SO
…乙
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 06:32:32.26 ID:n4JHTFFAO
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 09:39:40.23 ID:Cc4p+WU6o
く…乙
461 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:09:09.36 ID:Jug7Ne6A0
スケート場

あかね「はーあ」

らんま「あんだよ」

あかね「アンタって本当に滑れないのね」

らんま「うっ、うるせーよ」

あかね「それにしても新一なにしてるのかしら?」

らんま「んー、まあ・・・白鳥あずさだから結構参ってんじゃね」

あかね「かもね」

らんま「あははは」

一方

なびき「終わったの?」

良牙「ああ」
462 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:18:37.08 ID:Jug7Ne6A0
なびき「全く、こういうのはあかねからんまちゃんにでも頼めばいいのに」

良牙「ぐ・・・・あかねさんにはたのみづらいし、らんまには頼みたくないし」

なびき「あたしは頼みやすいってわけ」

良牙「そーいうわけでもないんだが」

なびき「まあ、お金さえ払ってくれたら文句は言わないけどね」

良牙「・・・・そーいうところははっきりしてるから頼み易いんだが」

なびき「何か言った?」

良牙「いや」

なびき「じゃあ、家まで着いてきなさい」

良牙「ああ」
463 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:32:42.11 ID:Jug7Ne6A0
あずさの部屋

新一「あ・・・・・悪い」

あずさ「・・・・許しませんわ」

新一「本当にごめん」

あずさ「・・・・あずさちゃんのことが好きだといわなければ許しませんわ」

新一「え?」

あずさ「好きではないのにしたんですの?」

新一「いや、そんなことはねーよ」

あずさ「では改めて言ってくださいな」

新一「あずさのことが好きだ」

あずさ「順番が逆になったことは許して差し上げますわ」

新一「ありがとな」
464 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:36:55.55 ID:Jug7Ne6A0
あずさ「あずさちゃんにも聞きませんの?」

新一「さっき聞いたんじゃ?」

あずさ「むー、何度でも聞きたいものではありませんの?」

新一「・・・まあ、確かに」

あずさ「ですわよね?」

新一「じゃあ」

あずさ「新ちゃんのことが好きですわ」

新一「ありがと」

あずさ「うふふふ、嬉しいですわよね?」

新一「うん」

あずさ「あずさちゃんも嬉しかったですわ」
465 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:40:38.81 ID:Jug7Ne6A0
新一「・・・・でも?」

あずさ「あずさちゃんのファーストキスを奪ったのですから」

新一「うん?」

あずさ「新ちゃんのキスを奪いますわ」

新一「ん?・・・・んんっ」

あずさ「んっ・・・これでお相子ですわね」

新一「ぇ・・・ああ」

あずさ「そろそろ、準備が出来た頃ですわね」

新一「そーだな」

あずさ「あずさちゃんのことが好きならきっと息も合うはずですわ」
466 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:54:46.38 ID:Jug7Ne6A0
スケートリンク

あずさ「できましたか?」

爺「はい、どうぞ。お嬢様」

あずさ「新ちゃんも道具は持ってきてますわよね?」

新一「ああ、大丈夫だ」

二人ともスケート靴をはくと

あずさ「ではいきますわよ」

新一「おう」

リンク上で二人は上手くかみ合った
467 :1 [saga]:2011/03/02(水) 21:57:41.26 ID:Jug7Ne6A0
その後

あずさ「やっぱり上手くいきましたわね」

新一「ああ、ジャンプは失敗したけどな」

あずさ「したことがないのなら仕方ありませんわ」

新一「そう?」

爺「ええ、素晴らかったですよ。お嬢様が華麗に舞い、新一様がそれを支える」

あずさ「理想的な形ですわ」

新一「そうか?・・・そんなに褒められたことねーから嬉しいけど」

あずさ「家に来てやってみませんか?」

新一「いいのか?」

あずさ「ええ、あずさちゃんもやりたいですわ」
468 :1 [saga]:2011/03/02(水) 22:00:07.08 ID:Jug7Ne6A0
新一「じゃあ、そうするよ」

そして、新一が帰る時

あずさ「本当に車でなくてよろしいんですか?」

新一「ああ」

あずさ「また来て下さりますわよね」

新一「ああ」

あずさは新一の耳に口を寄せて

あずさ「また来て下さいましたら、またキスしましょうね〜」

新一「ああ、もちろん」

あずさ「もー、現金ですわね。新ちゃんは」

新一「ほっとけ」
469 :1 [saga]:2011/03/02(水) 22:12:02.22 ID:Jug7Ne6A0
天道家

新一「ただいまー」

かすみ「おかりなさい」

新一「ただいま、かすみ」

あかね「新一ー?」

新一「あかね、どうした?」

あかね「どーしたじゃなくてあの後どうだったの?」

らんま「なんか大変じゃなかったか?」

今日はここまで
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 23:47:21.86 ID:IC2hqueSO
おつ
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 13:49:23.56 ID:q5ohgbf0o
おつ

次はシャンプーとのデートだなwktk
472 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:04:27.19 ID:SIndfmcw0
新一「いや・・・うん、まあそこまでじゃなかったよ」

あかね「ホントに?」

らんまとあかねは顔を見合わせる

かすみ「なにかあったの?」

新一「え・・そんなt」

あかね「あの前にらんまがキスされた男の相手の女と決闘して」

らんま「他に言い方があんだろ!」

あかね「分り易いじゃない」

新一「男に?」

らんま「うるせー、ほっとけよ」
473 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:09:00.72 ID:SIndfmcw0
あかね「あ、そうなると今は女の子だし、らんまのふぁ」

らんま「うるせー、思い出させんじゃねー」

新一「まあまあ、過ぎたことなんだしよ」

らんま「心の傷なんだよ」

あかね「うーん、克服した方がいいわよね」

かすみ「そうねぇ」

新一「俺としてみるか?」

らんま「え?」

新一「お前は俺なんだし問題ないだろ、自分にされたら思い出さないかも」

かすみ「どう?らんまちゃん」

らんま「え?・・・ん・・・・・どうなんだろ」

あかね「ちょっと待ちなさい、どうしてそうなるの!」
474 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:20:57.30 ID:SIndfmcw0
新一「だって、相手がそいつだけっていうのもなあ?」

らんま「うん・・・まぁ、確かに」

あかね「だからってねえ」

新一「あかねは嫌か?」

あかね「・・・そういうわけじゃないけど」

らんま「まあ、別に俺自身だしな」

かすみ「そうよ、それでらんまちゃんが忘れられるなら・・ね?」

あかね「・・・・いいわよ」

らんま「なら、頼む」

新一「目をつぶって」
475 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:29:58.74 ID:SIndfmcw0
あかね「・・・・」

かすみ「あかね」

あかね「分ってるわよ」

かすみ「らんまちゃんがそうしたいっていうんならそうした方がいいわ」

あかね「うん」

かすみ「この先の道場のためにも、ね」

あかね「え?」

かすみは笑顔で微笑むだけだった

そこに隠れていたなびきが現れた

なびき「じれったいわね」
476 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:33:22.12 ID:SIndfmcw0
新一「だって、らんまがずっと震えてるんだもん」

らんま「う・・・うるせーな」

なびき「アンタねー」

あかね「いいっていってるんだからそんなに緊張したくても言いのに」

らんま「見られてると思うとさー」

新一がらんまを抱きしめる

らんま「な・・なにを」

新一「どうだ?落ち着いたか?」

らんま「・・・・・まあ、少しは」

そのまま、新一がらんまにキスをした

らんま「んんっ・・・・」

新一が中々離れなかったのでらんまは突き飛ばした
477 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:43:47.96 ID:SIndfmcw0
バンッ

新一「いててて」

らんま「はーはー、急にするなよ」

なびき「仕方ないんじゃない?どーせあのままじゃ何年経ってもあのままでしょ」

らんま「・・・・・」

あかね「ほんとーに情けないわね」

かすみ「女の子なんだから奥手でもいいんじゃないかしら?ね?新一さん」

新一「俺、突き飛ばされたんだけど」

なびき「それは仕方ないんじゃない」

あかね「理由はどうあれ強引だったのは本当なんだから」

新一「それは悪かったけど」
478 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:49:03.51 ID:SIndfmcw0
かすみ「でも、らんまちゃん最初の方は嫌がってはなかったわよね?」

らんま「なっ」

なびき「そーね、段々恥ずかしくなっちゃったのかしらね?」

あかね「恥ずかしがることなんてないのに」

らんま「うるせー」

らんまが暴れだした

新一「まあまあ」

らんま「ガルルル」

新一がらんまを抑える

新一「それで本当は嫌だった?」

らんま「・・・・別にそんなことは」
479 :1 [saga]:2011/03/03(木) 21:52:53.32 ID:SIndfmcw0
なびき「素直に嬉しかったって言えばいいのに」

らんま「ち・・ちげーよ」

新一「嫌だったのか?」

らんま「だから、嫌じゃなくて」

あかね「嬉しかった?」

らんま「おめーら、からかいやがってー」

らんまがあかねとなびきを追いかける

茶月「あの、あかねさんお稽古は?」

そこに茶月が現れる

かすみ「あかねちゃんは今、ちょっと」

らんま「待てー、こらー」

茶月「あ・・・・そのようですね」

今日はここまで
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:26:19.75 ID:YfZt17oAO
おつ
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:56:33.99 ID:Xm/qhrjSO
かれ
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 10:01:19.26 ID:iDo3DGkNo
さま
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 11:20:48.46 ID:I2feV35Io
んさ
484 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:06:39.94 ID:9fAg7nbG0
新一「そーいえば、どうなんだ?入門してみて」

茶月「ええ、充実してますよ。少しづつ上達してる気がして」

かすみ「そうね、あかねちゃんといつも道場で見かけるわ」

茶月「いえ・・・そんな」

新一「へー」

そして、新一は居間に向かった

玄馬「新一」

新一「どーしたんだよ」

玄馬「他の言い訳を考えないか?」

新一「?」

玄馬「わしが隠し子つくってたっていうのはあまりにも」
485 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:08:48.67 ID:9fAg7nbG0
新一「ああ、それか」

玄馬「貴様ー、忘れおったか!」

新一「切腹したいんなら止めないぜ」

玄馬「・・・・頼む、他の方法を考えてくれ、な、な」

新一「考えとく」

玄馬「絶対だぞ」

新一「さて、刀は」

玄馬「頼むから考えておいて下さい」

新一「わーったよ」

夕食後

新一「さて、いつもの通り猫寺へ」
486 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:18:51.70 ID:9fAg7nbG0
猫寺

新一「シャンプー」

シャンプー「新一」

新一「誰にもつけられてないよな?」

シャンプー「当たり前ね、新一も大丈夫か?」

新一「ああ、もちろんだ」

シャンプー「それじゃあ、どこ行くか?」

新一「この周りだろうな」

シャンプー「うん」

シャンプーはそれでも楽しそうだった
487 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:21:59.37 ID:9fAg7nbG0
新一「そーいえば、ばあさんあの後どーなった?」

シャンプー「見た目は私より少し上くらいなままね」

新一「へー」

シャンプー「日常生活に問題はないけど、不思議な気分ね」

新一「だろうな」

シャンプー「でも、新一冷静に店を助けてくれた感謝してるね」

新一「気にするなって、シャンプーと俺の仲だろ」

シャンプー「うん」

シャンプーが新一の肩にしがみつく

新一「ははは、いつもだったらムームーがくるんだけどな」

シャンプー「そうね、こういう時はそういう意味ではいいかもね」
488 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:28:29.81 ID:9fAg7nbG0
新一「そうだ、こういうこともできる。シャンプー」

シャンプー「ん?」

シャンプーが新一の方を向くと新一は振り向いたシャンプーの唇に口付けた

シャンプー「んんっ・・・」

シャンプーは新一のいきなりのキスに戸惑うもすぐに受け入れた

新一はそれを確認するとシャンプーの中に舌を入れる

シャンプー「!?」

新一はそのまま、シャンプーの舌に自分の舌をからめながらシャンプーの口の中を味わう

そして、ゆっくりとはなれた

新一「どう?」

シャンプー「ん・・・いきなりでびっくりしたね」

新一「いやだった?」

シャンプー「そんなことあるわけないね」
489 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:37:04.72 ID:9fAg7nbG0
新一はシャンプーをつれ中に入っていった

シャンプー「いつもはああいうのはしない、私して欲しいね」

新一「人前じゃ恥ずかしいんだよ」

シャンプーは新一の隣に並び、新一に身体をくっつけながら言う

シャンプー「そういうものか?」

新一「ああ、だから二人っきりのときな」

新一はそう言ってシャンプーの胸を服の上から揉み始める

シャンプー「ひゃぁ・・・もぅ・・・触る時は言って欲しい」

新一「悪い」

新一はそう言いながらもシャンプーの胸に刺激を与える

シャンプー「いゃぁ・・きゃぁ・・・」

新一「どう?」

シャンプー「はぁ・・・んっ・・・手つきがいやらしいある」

新一「そんなことないと思うんだけど」
490 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:41:18.78 ID:9fAg7nbG0
シャンプー「ひゃぁ・・ぁはぁ・・・んっ」

新一は時折力を入れてみる

シャンプー「ひゃぁああ・・んぁ・・」

新一「痛い?」

シャンプー「ううん、痛くはないね」

新一はそのまま胸を揉みながら問う

新一「下はどう?」

シャンプー「え・・・そんなこと言えない」

新一「みちゃうぞ」

シャンプー「え・・あぃゃぁ」

新一が下着を手馴れた手つきで脱がすと

シャンプー「ぁ・・」

新一「もう濡れてるな、入れちゃうぞ」

シャンプー「・・もぅ・・しょーがないね」

シャンプーがそう答えると新一はすぐにシャンプーの中に入った
491 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:45:00.18 ID:9fAg7nbG0
シャンプー「んはぁ・・・ふぁ」

新一「入った」

シャンプー「はぁ・・あぁぁ・・・あぁんっ」

新一「慣れてきた?」

シャンプー「別に私、そんなスケベじゃない」

新一「そう?」

シャンプー「そっ・・・ふぅうぅんっ・・・当たり前ね」

新一は身体を動かしてみる

シャンプー「ひゃあぁ・・・・ふぁあ・・・・」

新一「どう?」

シャンプー「身体の中で動いているのがわかるよ」

新一「もうちょっと動いてみるぞ」

シャンプー「ふぁああぁ・・ひゃあぁ・・・」
492 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:48:45.21 ID:9fAg7nbG0
新一のものをシャンプーが強く締め付ける

新一「シャンプーでそうなんだけど?」

シャンプー「いいよ、出して欲しいね」

新一「おう」

ドピュ

シャンプー「ひゃぁふぁあああああああああああああああああああああああああんっ」

新一「服着たままっていうのも興奮するな」

シャンプー「はぁはぁ、変態だな」

新一「嫌か?」

シャンプー「でも新一の頼みなら聞いてあげるね」

新一「ありがと、シャンプー」

新一はそう言ってシャンプーにキスをする

シャンプー「んんっ」

新一「そーいえば水を掛けると猫になるんだよな」

シャンプー「猫の姿だと抱きついても逃げられるから悲しいね」

新一「んー、やっぱりこの姿が一番可愛いし」

シャンプー「私も今のまま抱きつくのが一番好き」
493 :1 [saga]:2011/03/04(金) 21:50:44.78 ID:9fAg7nbG0
シャンプーが新一に抱きつく

新一「そのまま、ごろにゃー、って言ってみて」

シャンプー「にゃー」

新一「今度は猫の格好してきて」

シャンプー「そんな格好あるのか?」

新一「猫の耳と尻尾だけ出すってできないの?」

シャンプー「そんなことできたら苦労しないね」

新一「だよな」

新一「(何か方法はないか)」

今日はここまで
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:23:14.24 ID:p+Fa4qdSO
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 03:02:54.21 ID:N4yXGi5AO
おつ
496 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:11:12.16 ID:KlUHQVkP0
シャンプー「何考えてる?」

新一「い・・・いや〜、別に・・・あはははは」

シャンプー「ん〜?」

新一「そ・・・そーだ、そろそろ帰ろうぜ」

シャンプー「うん、そだな。ひいばあちゃんも心配するね」

新一「ああ(そーいや、灰原が84歳とか言ってたな。ばあさんっていくつだったんだろ)」

そして、新一は天道家に戻った

茶月「新一さん」

新一「・んぁ」

茶月「どうされましたか?」

新一「い・・・いや」
497 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:17:36.86 ID:KlUHQVkP0
茶月「?」

新一「慣れた?ここには」

茶月「はい、あかねさんもよくしてくれますし」

新一「そっか」

茶月「あえていえば、新一さんともっと一緒に居たいんですけれど」

新一「俺も」

そして、新一は茶月にキスをする

茶月「んん・・・それでは、おやすみ」

新一「ああ、おやすみ」

そして、新一はかすみの部屋に向かう
498 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:35:56.03 ID:KlUHQVkP0
その途中になびきに会った

なびき「ちょっといいかしら?」

新一「ん?」

なびきは新一を部屋に迎える

なびき「アンタね、一体どれだけ手を出す気?」

新一「何の話?」

なびき「あかね、お姉ちゃん、茶月さん、右京、シャンプー、らんまちゃん、らんまちゃんの唇を奪った男のペアの相手」

新一「・・・・・・・」

なびき「ちょっと多いんじゃな〜い?」

新一「・・・・その・・・・」

なびき「その?」

新一「その場の勢いというか」

なびき「へー、片っ端からってこと?」
499 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:36:42.55 ID:KlUHQVkP0
新一「・・・・そー言うわけじゃ」

なびき「とにかく、あかねにお姉ちゃんもいるんだから色々面倒なこと起こされるのはごめんよ」

新一「そんな起きないって」

なびき「アンタ、もしかして何にも考えてなかったりとかしないわよね?」

なびきが新一の顔を覗き込む

新一「ま・・・まさかぁ」

なびき「そうよね、で?」

新一「へ?」

なびき「どーするのよ?シャンプーに右京が乗り込んできたら」

なびきが新一の両頬を引っ張りながら問う

新一「そ・・・そのときは・・・・・・え・・・」

なびき「言っとくけど、これ以上の揉め事はごめんよ」
500 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:37:17.20 ID:KlUHQVkP0
新一「これ以上って?」

なびき「茶月さんが来たのが、ただの門下生入りだと思ってるとでも思ってるの?」

新一「見てたの?」

なびき「来た段階で気づくわよ」

新一「うそ?」

なびき「いい?自分の今までの行動を鑑みてみなさい。他にどうだと思うのよ」

新一「・・・・・・・・・・」

なびき「全く」

新一「なびき」

なびき「何よ?」

新一「そこまで俺のこと考えていてくれたのか」

なびき「は?」
501 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:38:14.58 ID:KlUHQVkP0
新一「だって、全部知ってるのに黙ってて陰から助け舟出してくれてたりとか」

なびき「それは・・・アンタが問題起こしたら」

新一「俺が追い出されるだけじゃねーか?」

なびき「・・・・・何が言いたいのよ?」

新一「感謝してる〜。なびき」

新一がなびきに抱きつく

なびき「てぃ」

なびきに蹴り返される

新一「ぐぉ」

なびき「バッカなこと言わないでくれる。別にそういうためにしたわけじゃないわよ」

新一「なら、なんで?」

なびき「これまで一緒に暮らしてたんだから一応情くらい移るわよ」
502 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:43:07.69 ID:KlUHQVkP0
新一「なびき・・・・」

なびき「なによ」

新一「割とかわいいところあるんだな」

なびき「・・・・は?」

新一「なんか反論がかわいい」

なびき「アンタ、私のこと馬鹿にしてるのかしら?」

新一「ごめん、言い方を変える。女の子っぽいところあるんだな」

なびき「・・・・今まで私のことどういう目で見てたのかしら」

なびきの手がプルプルと震える

新一「え?守銭奴」

なびき「まあ、否定はしないけどね」

新一「だろ?」
503 :1 [saga]:2011/03/05(土) 21:53:15.08 ID:KlUHQVkP0
なびき「・・・・」

新一「その割にそーいうところとかギャップがあるじゃん」

なびき「・・・・そーいう風に言われたのは初めてだわ」

新一「あ・・・そーなの」

なびき「・・・・・ま、とにかくそのことは考えておいて」

新一「ああ」

そう言って新一はなびきの部屋を出た

今日はここまで
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:13:35.02 ID:csqDx5SSO
ドキドキ乙
505 :1 [saga]:2011/03/06(日) 20:53:00.33 ID:YuLbIGiG0
かすみの部屋

かすみ「どうかしたの?新一君」

新一「・・あ・・・いや、その」

かすみ「?」

新一「な・・・なんでもないんだ。はははは」

新一「(まあ、よく考えたらなびきが言ってた内容は話せないよな)」

かすみ「何か困ったことがあったんなら言ってね。相談に乗るから」

新一「ああ、ありがと」

新一「(好意でそういわれるとスゲー困るな)」

次の日

なびき「それじゃあ、行って来るわ」
506 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:07:20.05 ID:YuLbIGiG0
かすみ「あら、まだ早いんじゃないの?」

なびき「ちょっと、用があるのよ」



良牙「そりゃー」

新一「うぉー」

新一が吹っ飛んでなびきの前に落ちてきた

なびき「!?!」

新一「え?もう行くの?今日ってなんかあったっけ」

なびき「と・・特にないわよ」

新一「・・・珍しい・・どもってる」
507 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:10:46.77 ID:YuLbIGiG0
なびき「うるさいわね、たまにはそういう時もあるわよ」

新一「あ・・・口に出てた?」

なびき「わざとやってんじゃないの?」

新一「だって珍しかったから」

なびき「とにかく、早く出たい気分だったのよ。それじゃお先に」

新一「なあ」

なびき「なによ?」

新一「昨日のこと気にしてる?」

なびき「してないわよ」

なびきが顔を逸らす
508 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:28:16.31 ID:YuLbIGiG0
新一「ホントに?」

なびき「そうよ」

新一「顔赤くなってる」

なびき「なってないわよ。ほら、良牙君が待ってるわよ」

新一「あ」

良牙「・・・いいか?」

新一「お・・・おう」

なびき「それじゃあね」

新一「いってらっしゃーい」

良牙「どうしたんだ?」

新一「いつもより早いから」

良牙「そうか」
509 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:31:38.61 ID:YuLbIGiG0
良牙「(雰囲気がいつもと違う気がしたんだが、聞いたほうがいいんだろうか?聞かないほうがいいんだろうか?)」

新一「おーい、続きするんじゃないのか?」

良牙「あ・・おう、来い」

その後

らんま「たっだいまー」

パンダ「ぱぼ〜」

のどか「おかえり、らんまちゃん」

パンダ「」ガクガク

のどか「どうしたの?パンダちゃん」

パンダ「なんでもないですよ、奥さん」
510 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:33:55.42 ID:YuLbIGiG0
良牙「ふー」

らんま「お、お前らも朝練終わったのか?」

新一「ああ」

茶月「はい」

らんま「そーいや、なびきがもう出てたな」

あかね「え?そうなの」

らんま「なあ・・・・・パンダちゃん」

パンダ「パボ」

あかね「へー」

良牙「(言うべきか言わざるべきか)」」
511 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:40:45.52 ID:YuLbIGiG0
茶月「どうしたんですか?良牙さん」

良牙「い・・・いや・・なんでもないんだあははは」

新一「(ホッ)」

らんま「なんかあったのか?」

かすみ「みんなー、ごはんよー」

新一「御飯だってよ」

らんま「・・・そーだな」

あかね「いつもと違うと思わない?」

茶月「そうですね」
512 :1 [saga]:2011/03/06(日) 21:44:10.06 ID:YuLbIGiG0
登校中

あかね「ねえ、朝なにかあったの?」

新一「いいや」

らんま「そのわりには・・」

九能「おお、おさげの女、天道あかね」

らんま「くそっ」

あかね「・・・・間の悪い」

九能「僕の登校に合わせてくるなんて可愛い奴」

らんま「誰があわせとるかー」

ドガッ

らんま「はーっ、はー」

今日はここまで
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:26:47.96 ID:csqDx5SSO


514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/07(月) 06:00:20.14 ID:fZrIsjcAO
あずさちゃん期待
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/07(月) 09:48:36.05 ID:cb4otDA8o
ラッキー期待
516 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:01:08.72 ID:sCvWGIXE0
あかね「懲りないわよね」

らんま「あー、きもちわりい」

そこに大介がやってきた

大介「おい、新一聞いたか?」

新一「ん?」

大介「うちのクラスに転校生が来るんだと」

新一「へー」

大介「なんだよ、おどろかねーのかよ」

新一「男じゃねーのか?」

大介「なんで?」

新一「だって、たしか右京が来てるから他のクラスじゃねーの女子は」
517 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:03:55.16 ID:sCvWGIXE0
大介「ばーか、野郎ならさわぐわけねーだろ」

新一「え?女なの?」

大介「この前、浜岸が転校しただろ」

新一「ああ」

大介「だから、女子が来るんだよ」

新一「なるほど」

らんま「で?そいつの顔は見たのかよ」

大介「い・・いやまだなんだけど」

らんま「それならかわいいかどうかわかんねーだろ」

大介「いやー、らんまちゃんよりかわいい娘なんてなかなかいないだろーし」

らんま「・・・あ」

あかね「らんま」
518 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:06:39.01 ID:sCvWGIXE0
らんま「・・・」

あかね「今はもう女でしょ」

らんま「だったな」

大介「ねー、らんまちゃん今日暇あったりする?」

らんま「いやー、今日は用事が在るんだ。わるいな」

そう言って、らんまとあかねは校舎へ急いだ

大介「ちぇー」

新一「残念だったな」

大介「俺、嫌われてるのかな」

新一「あんまり、男とそーいうことしたことねーから緊張してるんじゃねーか」
519 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:08:35.81 ID:sCvWGIXE0
大介「あ、そーなのか?」

新一「前にも言ったろ、親父と修行ずけの毎日だったって」

大介「あーそれで」

新一「口調もいまだに直らないし」

大介「まー、それはそれでいいかもしれないけどな」

新一「あ、そう」

ひろし「おい、どーしたんだよ?こんなところで」

大介「転校生が来るんだよ」

ひろし「どーせ」

新一「女だってよ」

ひろし「マジかよ」
520 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:13:45.49 ID:sCvWGIXE0
新一「そーいや、どこから来たのかしらねーのか?」

大介「そこまではちょっとなー」

ひろし「いいじゃねーかよ、俺たちは女の子との出会いに飢えてるんだよ」

大介「お前みたいにかわいいー許婚なんていねーんだよ」

大介が新一の首を軽く絞め、ひろしが脇をくすぐる

新一「わー、たー、やめろって」

HR

教師「えー、新しい転校生がやってきた」

大介「言ったとおりだろ」

新一「お前すげーな」
521 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:20:30.74 ID:sCvWGIXE0
教師「えー、コルホーズ学園から来た・・・・」

らんま「え?」

あかね「どこかで聞いた様な」

教師「白鳥あずささんです」

ガラッ

あずさ「ごきげんよう、あずさちゃんですわー」

らんま「やっぱり・・・」

あかね「白鳥あずさ」

女子「えー、あの子コスホーズ学園の黄金ペアの」

女子「どーしたのかしら」

ひろし「かわいいじゃねーか」
522 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:24:19.81 ID:sCvWGIXE0
大介「おいおい・・ん、どーした?新一」

新一「いや、なんでもない」

大介「?」

HR後

あずさが新一の席の前に来た

新一が逃げ出そうとするが

あずさ「まあ、どちらにお出かけですの?」

新一「・・・・い・・いや特に」

あずさ「ならいいですわね」

新一「なんだ」

あかね「・・・・らんま」

らんま「ああ、あの後なにがあったんだろうな」
523 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:28:26.55 ID:sCvWGIXE0
あずさ「一緒にペアを組んでいただきたいのですわ」

新一「・・・・・やっぱり?」

あずさ「ええ」

新一「・・・」

あずさ「新ちゃんはやってくださいますわよね」

新一「・・・・・・ああ」

あずさ「スケート部の方はいらっしゃいますか?」

スケート部の女「はい」

あずさ「私と新ちゃんの二人が入部させてくださいな」

スケート部の女「はい、わかりました」
524 :1 [saga]:2011/03/07(月) 21:35:09.27 ID:sCvWGIXE0
そして、スケート部の女が去った後、呆けていた周りのクラスメイトが動き出した

右京「アンタ、新ちゃんとどーいう関係や?」

あかね「あの後なにがあったのよ!」

らんま「おいこら、お前修行はどーすんだよ」

大介「新一、お前どーいう関係なんだよ?」

新一「え・・・・えっと」

あずさ「あずさちゃん、しらなーい」

新一「おい・・」

今日はここまで
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:14:16.02 ID:XZ5eJZESO
フヒヒ乙
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 10:01:07.45 ID:FPr1SFvQo
右京が…新ちゃん…
527 :1 [saga]:2011/03/08(火) 20:59:33.37 ID:vhk9lf190
新一「まあまあ、落ち着けよ」

右京「これが落ち着いていられるかいな」

あかね「そうよ」

新一「実は俺はあずさとさしでスケート勝負をしたんだけど」

大介「それがどーしてこうなるんだ?」

そこにあずさが戻ってくる

あずさ「あずさちゃん、ですわ」

新一「・・・・あずさちゃんとサシで勝負したんだけど」

らんま「・・・・お前」

新一「そんな目で見るな」
528 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:04:05.52 ID:vhk9lf190
あかね「それで?」

新一「ああ、それで勝ったんだよ」

右京「そんなん当たり前やん」

らんま「いやー、スケート場でだぞ」

右京「どーいうことや?」

女子「スケート界で有名人なのよ」

あかね「格闘スケートっていうのがあって(中略)」

右京「ほー、それに勝ったからどないやねん」

あずさ「同学年で私に勝った相手なんて今までいませんわ」

らんま「男でもか?」

あずさ「もちろんですわ」
529 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:08:25.38 ID:vhk9lf190
ひろし「まあ、やりずらいだろうな」

大介「かわいいーしな」

ひろし「この鬼畜」

新一「誰がだ」

あずさ「私に勝った新ちゃんこそ、私のペアにふさわしいのですわ」

右京「こ〜の、アンポンタン。新ちゃんはな無差別格闘流の跡取りやで」

あずさ「あ〜ら、無差別であるなら格闘スケートを極めることも必要なことではありませんこと」

右京「そやかて」

あずさ「それに、スケートなら他の格闘技では鍛えられないところを鍛えることもできますわ」

らんま「・・・確かに」

右京「乱ちゃん」

らんま「いや・・・まあ、そういう考えもあるってことで」
530 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:10:27.17 ID:vhk9lf190
あずさ「それにあなたはどなたですの?」

右京「うちか、うちはな」

あずさ「見たところ、男の方のようですけど」

右京「アホか!」

らんま「うっちゃんは女だ」

あかね「そうよ」

あずさ「あら?ではなぜそのような格好を?」

あかね「・・・・・」

らんま「そーいえば、なんで?」

右京「きゅ・・急に変えるのも恥ずかしいやん(赤)」

新一「うん、俺は言いと思うぜ」

右京「新ちゃん」
531 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:13:40.86 ID:vhk9lf190
二人が見つめあっていると

あかね「アンタね、こっちが本題なのわかってんの!」

らんま「なにをやってんだ」

新一はあかねに耳をひっぱられ、らんまに蹴られた

右京「うちと新ちゃんは許婚や」

あずさ「まあ、そうなんですの?」

新一「・・・まあ」

あずさ「先程から親しいとは思ってましたけれど」

新一「・・・うん」

右京「なんやねん、はっきりいいな!」

らんま「こいつだって許婚だぜ」
532 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:16:18.05 ID:vhk9lf190
らんまがあかねを押し出す

あずさ「まあ、この方も」

あかね「ふ・・ふん、そうよ」

大介「おお、否定しない」

ゆか「ついに自分で認めたわよ」

右京「ど・・・どないしたんや?あかねちゃん」

あかね「べ・・・別に本当のことよ」

あずさ「新ちゃんは何人婚約者がおられるんですの?」

新一「さー」

らんま「親父に聞かねーとな」

あずさ「お父様が全てお決めに?」
533 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:18:53.76 ID:vhk9lf190
らんま「ああ、全く許婚をほいほい決めやがって」

あずさ「そういえば、あなたはどーいうご関係なのですか?」

らんま「え?俺は」

新一「お・・俺の双子の妹なんだよ」

あかね「そ・・そうそうだから新一のお父さんがらんまのお父さんでもあるわけなのよ」

あずさ「まあ、そうでしたの」

右京「・・・・・ちゅーことは」

らんま「ん?」

右京「うちの義妹っちゅうことになるわけやな」

らんま「・・・・ん?・・・・そうなるのか」

あかね「・・・・らんま」
534 :1 [saga]:2011/03/08(火) 21:24:12.93 ID:vhk9lf190
らんま「い・・いや、俺の義姉はあかねだけだぜ」

右京「乱ちゃん、居候の身やからいうて気ぃ使わなくてもええねんで」

らんま「べ・・別にそんなわけじゃ」

あかね「なによ、その言い方」

右京「居候ちゅーのは肩身が狭いんやろな・・・って義妹に同情しとるんや」

あかね「アンタね、らんまは別にそんなことないわよ」

右京「ホンマにそういいきれるんか?」

らんま「ま・・まあ、そんなことはねーし」

あずさ「つまり、新ちゃんのお父様が相手をお決めになるんですの?」

新一「・・・そうだな、そうなる」

あずさ「そうなんですの」

今日はここまで
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:03:22.20 ID:0CiklxnSO
乙した
536 :1 [saga]:2011/03/09(水) 20:57:47.61 ID:BThbol1J0
右京「ウチとおったら、お好み焼き食い放題やで」

らんま「・・・・・」

あかね「らんま」

らんま「ば・・バッキャロー、心が傾いてるわけねーだろ」

あかね「う、うちだってかすみお姉ちゃんが」

右京「あかねの料理食わされるんやで」

らんま「」ふらふら〜

あかね「なによ!失礼ね」

新一「っていうか、らんま料理上手くなかったか?」

あかね・右京「え?」

新一「母さんがオメーに上手ね〜、いいお嫁さんになれるわって褒められてたじゃん」

らんま「ば・・馬鹿そんなこと今言わなくても」
537 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:01:19.07 ID:BThbol1J0
右京「へー、そうなんか」

あかね「まあ、確かに言ってたけど」

新一「らんまは女の子だしな」

らんま「ち・・・あ・・・いやそうだけど」

らんまが照れと戸惑いが混じった顔で赤くなると

大介「らんまちゃん、俺のメシを作ってくれ!」

ひろし「いや、俺に!」

らんま「ば・・・バッキャローなんでお前らに」

大介・ひろし「」ズーン

新一「(小声で)らんま、今女なんだし昔と同じ対応だと」

らんま「あ」
538 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:04:13.53 ID:BThbol1J0
右京「ほー、ほんなら誰になら作るん?」

らんま「は?別に誰にも」

あかね「おじ様とか」

らんま「はっ、なんであんなアホ親父に」

右京「新ちゃんは?」

らんま「ば・・・馬鹿か?なんでそんな?は?(真っ赤)」

右京「そーなんや」

あかね「優しいわね〜」

らんま「だから、違うって」

らんまがあかねたちの対応に苦慮している中

大介「このー、妹さんに俺に作るように言え」

ひろし「いや俺に」
539 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:08:06.18 ID:BThbol1J0
新一は大介らに囲まれていた

新一「お前らな」

大介「あんなかわいい許婚にかわいい妹持ちやがって」

ひろし「そうだそうだ!」

五寸釘「早乙女君」

新一「ん?」

五寸釘「僕が焼きソバパン買ってきてあげるよ」

大介「あ、五寸釘なに好感度上げようとしてんだよ?」

ひろし「そうだ、俺が行ってやるよ」

新一「いや、別にいいって。弁当あるし」

大介「それだけじゃ足りねーだろ」

新一「・・・・あのな」
540 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:10:49.22 ID:BThbol1J0
ゆか「あれ?そーいえば白鳥さんは?」

大介「あ?そーいえば」

キンコーン

教師「おーい、席に着けー。授業始めるぞ」

ガタガタ

全員席に着き始める

教師「ん?そこの奴は欠席か?」

あかね「あれ?白鳥あずさどこいったのかしら?」

らんま「そーいや、いなくなったな」

教師「転校早々欠席か?」

ひろし「HRの時はいたよな?」

大介「ああ」
541 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:24:53.96 ID:BThbol1J0
3時限目の後

あかね「戻ってこないわね」

らんま「ああ・・・・・どうなったんだろ」

新一「まあ、そのうち戻ってくるだろ」

ガラッ

あずさ「ただいまもどりましたわ」

らんま「どこいってたんだよ?」

あずさ「ちょっと用事を思い出しましたの」

あかね「急に?」

あずさ「ええ、すみませんわ。先生、ちょっと急な転校で」

教師「ああ、わかった」
542 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:28:44.64 ID:BThbol1J0
その後のHR

あずさ「新ちゃん、お話がありますの」

新一「ん?」

らんま「何の話だよ」

あずさ「実はですわね」

新一「ああ」

あずさ「あずさちゃんも許婚になりましたの」

新一「は?」

あかね「は?」

らんま「・・・・・誰がそう言ったんだ?」
543 :1 [saga]:2011/03/09(水) 21:30:28.82 ID:BThbol1J0
あずさ「新ちゃんのお父様ですわ」

新一「・・・・・」

らんま「あの糞親父」

あかね「なんて言ったの?」

あずさ「うふふふ、秘密ですわ」

新一「・・・・(なんとなく察しはつくけど)」

今日はここまで
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:31:10.80 ID:0CiklxnSO
545 :1 [saga]:2011/03/10(木) 20:53:43.62 ID:M2c80hOq0
放課後

あずさ「さあ、行きますわよ」

新一「」ズルズル

あずさが新一を引っ張ってスケート部に向かっていた

一方、天道家

あかね「おじ様!」

らんま「親父!」

右京「おっちゃん!」

早雲「ん?・・・どうしたんだね?そんなに慌てて」

らんま「新一に許婚が増えたんだよ」

茶月「え?」

早雲「な!なんだと〜〜〜!」
546 :1 [saga]:2011/03/10(木) 20:57:01.99 ID:M2c80hOq0
ドカドカ

早乙女親子の部屋

ガラッ

早雲「早乙女君!ど〜ゆうことだね」

らんま「いねえ!」

右京「こっちの動きを察して、どっかに隠れよったで」

かすみ「どーしたの?みんな」

あかね「早乙女のおじ様が」

らんま「また許婚の相手を増やしたんだよ」

かすみ「まぁ」

茶月「驚いてる場合ではありませんよ。あ・・かすみさんは心当たりはありますか?」
547 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:01:20.12 ID:M2c80hOq0
かすみ「そうね・・・・・さっきまでは庭にパンダの姿でいたのだけど」

早雲「逃げたね」

らんま「確定だな」

右京「手分けして草の根かき分けてでも探すで」

そのとき

ピンポーン

かすみ「あら、はーい」

かすみが降りていき

かすみ「あら、なびきお帰りなさい」

なびき「どーしたのよ、この騒ぎ」

らんま「親父が」
548 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:04:38.65 ID:M2c80hOq0
なびき「ああ、おじさまなら空き地の土管の中に入っていってたわよ」

あかね「本当?お姉ちゃん」

なびき「ええ、そんなパンダが他にいるわけないじゃない」

らんま「だよな」

右京「あのおっちゃん、動物園にでも売り飛ばしたろうか」

早雲「とにかく、行こう」

らんま「おう」

そして、一行は空き地へ向かった

らんま「おい、親父」

パンダ「ぱ・・・」

パンダは少しずつ後ずさりし始めたが

右京「どこにいこうとしてんねん」
549 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:09:33.49 ID:M2c80hOq0
パンダが右を向くと

あかね「どーいうことなの?」

左を向くと

早雲「説明をね、早乙女君」

茶月「はい、お湯です」

らんま「おう」

らんまがパンダにお湯を掛ける

早雲「さあ」

玄馬「いや〜、今のはちょっとあt」

らんま「で?どーいうことなんだ」

右京「逃がさへんで」

玄馬「あれは日差しもうららかなのどかな」

あかね「おじさま?」

らんま「あしたっからあかねの料理オンリーでいいんだな?」

早雲「ね?」

玄馬「実は・・・」
550 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:14:51.20 ID:M2c80hOq0
先程

あずさ「あ、あなたが早乙女新一のお父様ですわね」

玄馬「確かに・・・それで何の用かね?」

あずさ「実はですわね」

玄馬「うむ」

あずさ「あずさちゃんを新ちゃんの許婚にして欲しいんですの」

玄馬「・・・・いえ、実はすでに新一には許婚が」

あずさ「二人いらっしゃるのは知っていますわ」

玄馬「なら」

あずさ「それなら、一人増えてもいいと思いませんか?」

玄馬「いや・・・しかし」
551 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:19:57.31 ID:M2c80hOq0
あずさ「お父様、私のところに新ちゃんをくれたなら白鳥家の避暑地を一つ差し上げますわ」

玄馬「・・・どこですかな?」

あずさ「軽井沢、伊豆」

玄馬「・・ふむ」

あずさ「もちろん、道場も増設いたしますわ」

玄馬「よろしい、お受けいたしましょう」

らんま「待て、コラ!」

早雲「君って男はね〜」

玄馬「許せ、らんま。お前もその一つをもらえたなら、道場が開けるのだぞ」

らんま「・・・・あのな」

右京「ホンマにあの時から変わってへんみたいやな」

玄馬「人間そう易々とかわれないものよ」
552 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:22:49.33 ID:M2c80hOq0
らんま「かっこつけて言うことじゃネーだろ」

玄馬「なー、いい話じゃないか」

早雲「早乙女君?」

玄馬「い・・・いやだな、天道君。そんな・・・・あ・・あはははは」

ボカドカバキ・・・・ベゴン

らんま「何って親父だ」

あかね「全く」

茶月「酷いです」

右京「ホンマにこりひんおっちゃんやな」

早雲「さて、まあとりあえず帰ろうか」

らんま「そうだな」

あかね「・・・・・」
553 :1 [saga]:2011/03/10(木) 21:25:26.20 ID:M2c80hOq0
一方、部活後

あずさ「やっぱり新ちゃんとは息がバッチリですわ」

新一「ははは、そうだな」

あずさ「そういえば新ちゃんのお父様が許婚の件受けてくださいましたわ」

新一「あ・・・やっぱマジなのか」

あずさ「新ちゃんはいやですの?」

新一「いいや、そんなことあるわけないだろ」

あずさ「ですわよね?」

新一「そうだ、この後あずさちゃんの家行っていいか?」

あずさ「もちろんですわ、私が誘おうと思ってましたもの」

新一「そっか」

今日はここまで
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:24:49.69 ID:LQdrUxWSO
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:04:05.97 ID:VyFDNuaAO
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/11(金) 10:08:07.09 ID:GYwAA6Y1o
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/11(金) 19:39:41.96 ID:gX9ws4Ipo

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
558 :1 [saga]:2011/03/11(金) 20:37:55.59 ID:/KHpKLq30
あずさの家

あずさ「さあ、どうぞですわ」

新一「いつ来ても広いな」

あずさ「もー、新ちゃんの家が小さすぎるんですわ」

新一「そうかな・・・」

あずさ「ええ」

爺「お嬢様、私ディナーの調達に行ってまいります」

あずさ「お願いしますわ」

新一「買い物いくんだ・・」

あずさ「ええ、偶に足りなくなったときなどは。さあ、あずさちゃんのお部屋に参りましょう」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
559 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:02:15.70 ID:/KHpKLq30
新一「ああ」

そして、あずさの部屋

新一「なあ」

あずさ「どうしましたの?」

新一「俺たちは許婚なんだよな」

あずさ「ええ、新ちゃんのお父様がそうおっしゃいましたわ」

新一「なら」

新一があずさの顔に近づく

あずさ「・・はい?・・・」

新一があずさにキスをする

あずさ「んん・・・・」

新一「あずさ、許婚がすること知ってるか?」

あずさ「?そんなものがあるんですの」

新一「ああ」

あずさ「どうするんですの?」

新一「ああ、まずは横になるんだ」

あずさ「そうなんですの?」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
560 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:02:32.22 ID:/KHpKLq30
新一「うん、でもここじゃ横になりずらいだろ。ベッドルームとかないか?」

あずさ「ああ、それならこちらですわ」

新一「じゃあ、行こう」

あずさがベッドルームまで案内する

あずさ「ここですわ」

新一「じゃあ、横になって」

あずさが横になる

あずさ「お布団は?」

新一「こっちに置いておいて」

あずさ「そうなんですの」

新一が隅の方にたたむ

新一「そして、そのまま万歳して」

あずさ「こうですの?」

新一「そして」

新一があずさの上に跨る

あずさ「ふふふ、ストレッチでもするんですの?」

新一「んー、近いかな」

あずさ「それでどうするんですの?」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
561 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:02:49.46 ID:/KHpKLq30
新一「服を脱いで」

あずさ「ええぇぇぇ!?モガモガ」

新一はあずさの口を抑え、なだめる

新一「これは二人がお互い裸の姿になるんだよ」

あずさ「それは・・・私殿方の前で裸になったことなどありませんわ」

新一「お互いにとって特別な相手なんだから大丈夫だよ」

あずさ「そう思いますの?」

新一「ああ」

あずさ「あずさちゃんのことは特別だと思っていますの?」

新一「もちろんだろ」

あずさ「本当ですわよね」

新一「ああ」

あずさ「ちゃんと言ってくださいまし」

新一「あずさちゃんが大切だよ」

あずさ「なら、仕方がありませんわね」

新一「いいのか?」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
562 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:03:11.51 ID:/KHpKLq30
あずさ「ええ」

新一はあずさの服を脱がしていく

そして、あずさは下着だけの姿になった

あずさ「恥ずかしいですわ」

新一「綺麗だよ、あずさちゃん」

あずさ「早く、新ちゃんも脱いでくれなきゃいやですわ。あずさちゃんだけが恥ずかしいなんて」

新一「おう」

新一はスポンと服を脱いだ

あずさ「へー、男の方ってこういう身体なんですわね」

新一「・・・そうまじまじと見られると恥ずかしい」

あずさ「まあ、これはなんですの?」

新一「ち○ぽだよ」

あずさ「まあ、これが」

新一「ああ」

あずさがそれに触る

新一「ぅお」

あずさ「きゃぁ、おっきくなってきましたわ」

新一「ああ。触ったり興奮すると大きくなるんだ」

あずさ「へー、不思議ですわね」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
563 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:14:52.35 ID:/KHpKLq30
新一「それじゃあ、あずさ脱がすよ」

あずさ「ええ」

あずさの下着を脱がした

あずさ「・・・そんなにまじまじと見られたらはずかしいですわ」

新一「綺麗だよ」

あずさの肌は白く、スケートで鍛えた体はしっかりとしまっていた

あずさ「もう、当たり前ですわ。それでどうするんですの?」

新一「それで、まずは」

新一はあずさの胸を揉んだ

あずさ「んぅ・・・もう、新ちゃんはエッチですわね」

新一「だって、触りたくなるんだもん」

あずさ「・・ん・・・もう、胸を触られるのは初めてで変な感じですわ」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
564 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:24:15.12 ID:/KHpKLq30
新一「そのうち慣れてくるよ」

あずさ「・・ん・・・いつもやりますの?」

新一「ダメ・・?」

あずさ「もう、しょうがありませんわね」

新一「よかった」

あずさ「これだけですの?」

新一「それでね」

新一はあずさの下半身に移動し、あずさの秘所を舐め始めた

あずさ「きゃ・・ど・・どこになにしてるんですの」

新一「ここは濡らさないとできないんだよ」

あずさ「唾でぬらさなきゃいけませんの?」

新一「そのうちわかるって」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
565 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:28:51.93 ID:/KHpKLq30
新一「太腿のさわり心地いいな」

新一は開いた手であずさの太腿を撫でていた

あずさ「そう思いますかしら?」

新一「ああ、さすがスケートしてる子」

あずさ「そんなので変わりますの?」

新一「ああ」

あずさ「他の子も触ったことがありますの?」

新一「ああ、あかねとか」

あずさ「へー、そうなんですの」

新一「ま・・まあ、許婚だし」

あずさ「やっぱり、許婚ってこういうことするものなんですの?」

新一「ああ、もちろん」

あずさ「では、これであずさちゃんが名実共に許婚になったんですわよね」

新一「ああ」

そして、徐々にあずさの声が変わっていった

あずさ「ん・・ふぁ・・・あ・・・・」

新一「どう?」

あずさ「何かでてますわね」

新一「だろ?」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
566 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:31:16.76 ID:/KHpKLq30
あずさ「それで濡れてきましたけど、この後は?」

新一「これを入れる」

あずさ「・・・ち○ぽをですの?」

新一「あんまりストレートに言わないように」

あずさ「そういうものですの」

新一「はい」

あずさ「・・・入りますの?」

新一「論より証拠」

新一があずさの中に入っていく

あずさ「んぁああああぅくぅ」

新一「どうだ?」

あずさ「きついですわ」

新一「大丈夫?」

あずさ「でも、入りましたわよね?」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
567 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:34:34.94 ID:/KHpKLq30
新一「ああ、さすがあずさだ」

あずさ「これで?」

新一「ああ、あずさは俺の許婚だ」

あずさ「よかったですわ」

そして、新一が動き出す

あずさ「んぁ・・・な・・・なにをしていますの?」

新一「あずさ、これで終わりじゃないんだ」

あずさ「え?」

新一「この中に精子を出さないと」

あずさ「確か、精子を出すと赤ちゃんができるんですわよね」

新一「ああ」

あずさ「大変ですの」

新一「大丈夫だ」

あずさ「本当ですの?」

新一「ああ、この後ペアを組んでいくんだ。子供がいてもおかしくないだろ」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
568 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:38:26.12 ID:/KHpKLq30
あずさ「それはそうですけれど、赤ちゃんが出来ましたら、スケートができませんわ」

新一「大丈夫、ベビーシッターを雇えば」

あずさ「まあ、そうですわね」

新一「ああ」

あずさ「ん・・・ぁふぁ・・・あずさちゃんと新ちゃんの子供・・・」

新一「嫌か?」

あずさ「ひゃぁ・・・いやじゃありませんわ」

新一「だろ?」

あずさ「ええ・・・でも精子って・・ひゃぁ・・ぁ・・ち○ぽからでるんですのね」

新一「ああ・・・出そう」

あずさ「出すんですの?」

新一「いいだろ?」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
569 :1 [saga]:2011/03/11(金) 21:42:22.31 ID:/KHpKLq30
あずさ「もちろんですわ・・・んぅ・・ぁひゃぁ・・名前は何にしましょうか」

新一「出る」

ドピュ

あずさ「んひゃぁあはあああああああああああああああああああああああああん」

新一「まあ、すぐ出来るとは限らないけど」

あずさ「そうなんですの?」

新一「ああ、何回も出さないと」

あずさ「大変ですのね」

新一「そうなんだよ」

あずさ「でも頑張りましょうね、新ちゃん」

新一「ああ、あずさちゃん」

今日はここまで
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/11(金) 23:35:16.68 ID:f7DAfUzSO
…ふ……乙……ぅ
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
571 :1 [saga]:2011/03/12(土) 20:49:51.33 ID:hmeJlNVl0
天道家

らんま「おせーな」

あかね「部活やってるんじゃないかしら?」

なびき「そう、新一君スケート部に入ったの」

らんま「そう」

右京「結構強引やったけど」

早雲「う〜む」

あかね「でも、スケート部ってそんなに練習してたかな」

らんま「あかねに助っ人を頼むくらいだから弱いんだろ」

あかね「なんですって!」

茶月「まあまあ」

なびき「それにしても遅いんじゃないかしら」
572 :1 [saga]:2011/03/12(土) 20:54:14.83 ID:hmeJlNVl0
あずさの家

新一「それじゃあ、俺は帰るよ」

あずさ「ええー、ディナーをご一緒したかったのですが」

新一「んー、でもきっと飯作ってるだろうし」

あずさ「そうですの・・・・」

新一「大丈夫だって、また来るからよ」

あずさ「本当ですの?」

新一「ああ」

そう言って、新一はあずさにキスをする

新一「じゃあ」

あずさ「ええ、また明日ですの」

新一「明日は休みだぞ」
573 :1 [saga]:2011/03/12(土) 20:59:46.16 ID:hmeJlNVl0
あずさ「まあ、そうでしたっけ?」

新一「うん。明日は土曜日だからな」

あずさ「では、来週」

新一「ああ」

そう言って、新一は去った

新一「さーって、急いでかえらねーと」

そして、猫飯店の前で

新一「おー、結構人入ってんな」

新一「ばあさん効果かな。ま、いっか」

新一は家に急いだ

新一「ただいまー」
574 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:12:29.72 ID:hmeJlNVl0
らんま「おー、帰ってきたな」

右京が真っ先に玄関に向かい

右京「おかえりなさい、新ちゃん」

新一「うっちゃん・・・どーしてここに?」

らんま「親父の許婚の件でな」

あかね「その行きがかり上ね」

新一「ああ・・・なるほど」

かすみ「新一君、部活始めたのね〜」

新一「え・・ええ、まあ」

らんま「全く、俺は全く滑れねーってのによ」

あかね「そうね、不思議ね」

新一「ま、まあ、そんなことよりその親父は?」
575 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:16:10.26 ID:hmeJlNVl0
早雲「ああ、早乙女君は」

右京「土管の中に拘束しといたで」

新一「ああ、なるほど」

あかね「それにしても」

らんま「一体、どれだけ許婚作る気なんだろうな?親父」

玄馬「ま・・まあ、そこは置いておいてだな」

らんま「げぇ!親父。どっからわいた」

玄馬「む・・ん・・・まぁ色々とな」

早雲「そうだね、そこんところ聞かせてもらおうかな」

玄馬「い・・いやだな、僕があかね君以外の・・」

右京「ほー」

右京がフライ返しを構える
576 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:18:46.72 ID:hmeJlNVl0
玄馬「い・・いや・・あのね」

右京「それで、どーなん?」

玄馬「うむ」

玄馬は眼鏡を掛けなおすと

らんま「なにカッコつけてんだよ」

玄馬「茶月君だ」

茶月「え?」

早雲「どーいうことかね?早乙女君」

新一「親父、茶月んとこの奴に助け出されたんだな」

玄馬「なぜ?それを」

らんま「そーいうことか」ボキボキ
577 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:21:24.99 ID:hmeJlNVl0
あかね「ってことは、茶月さんも許婚に」

茶月「そ・・・そうなってしまうんでしょうか(赤)」

新一「・・・・・・ど・・どーなんだろな(赤)」

なびき「あら〜、新一君嬉しそうね」

新一「なっ、そ」

かすみ「まあ、そうなの」

新一「え?いや・・・あの」

一方

右京「どーいうことや?」

らんま「さっさと吐きやがれ」

玄馬「うむ、助ける代わりに」

右京「許婚の約束したんやな」

らんま「ったく」
578 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:25:00.90 ID:hmeJlNVl0
らんま「ほんっとにオメーは」

玄馬「い・・いや・・・待つんだ。らんまよ」

のどか「あかねちゃんたちに迷惑を毎回毎回」

玄馬「の・・のどか・・・・違うんだ」

のどか「これで何人目ですって」

らんま「4人目です、確認できるだけで」

玄馬「ち・・・違うだ」

一方

あかね「どーなのよ?」

新一「・・・えっと」

なびき「あら?そういえば茶月さんは親の元から出てきたんじゃなかったかしら?」

茶月「ええ」

なびき「それなら、誰なのかしら?」

茶月「きっと、お母様の御付の方だと」
579 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:27:24.39 ID:hmeJlNVl0
あかね「ああ、そういえばお母さんは協力してくれたって」

茶月「ええ」

なびき「ふ〜ん」

かすみ「どうしたの?なびき」

なびき「ううん、ちょっとね」

あかね「でも、茶月さんも新一の事好きだったのね」

茶月「え・・・その、前も協力してくれましたし・・」

あかね「そっか」

かすみ「あかねちゃん・・・いいの?」

あかね「ええ、茶月さんなら。それに大文字の家に行かせるのもかわいそうだし」

茶月「あかねさん、ありがとう」

あかね「いいのよ」
580 :1 [saga]:2011/03/12(土) 21:29:50.75 ID:hmeJlNVl0
その横で

なびき「(小声で)よかったわね、何も無くて」

新一「うぇ!?」

なびき「後で私の部屋に来てね」

新一「え?な・・・なんで?」

なびき「別にいいのよ、私はここでも」

新一「行かせていただきます」

もう一方

のどか「なにがどう違うの?あなた」

らんま「さっさと観念しやがれ!親父」

右京「どーいうことなんかきっちり説明してもらおか?おっちゃん」

玄馬「あ・・・いや・・・その・・・あははっはあ」

今日はここまで
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:48:18.54 ID:3cbfat5SO
おつ
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/13(日) 05:01:01.52 ID:/f4VWmWAO
無事でなにより
583 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:47:14.45 ID:pR/XHkR10
玄馬「お・・・落ち着こう・・」

バギボギ

玄馬「おばぴょーん」

らんま「ったく」

右京「毎度のことながら」

早雲「一体、どーする気なのかね?早乙女君」

のどか「考えてないってことはありませんよね、あなた」

玄馬「・・・・・」

らんま「気絶したフリして誤魔化そうとするんじゃねー」

玄馬「わしには気絶する時もないのか」

らんま「そんな嘆ける立場か!」

その後

なびきの部屋

なびき「あ、来たみたいね」
584 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:47:36.59 ID:pR/XHkR10
ガチャ

新一「何のようだ?」

なびき「さて、さっき茶月さんが許婚になったみたいだけど」

新一「それは親父が・・」

なびき「ふーん、そう・・・・それにしてはおかしいわね」

新一「なにが?」

なびき「いい、おじさまはさっき閉じ込められて助けてもらう代わりに約束をしたのよね」

新一「ああ」

なびき「でも、茶月さんの母親の付き人がやったらしいのよね」

新一「らしいな」

なびき「じゃあ、茶月さんがあなたを好きになったのはこの家に来る前、ってことになるわよね」

新一「確かにな」

なびき「それで、そのきっかけっていうのは」

新一「前に二人のあいだでいざこざがあった時に、らしいな」

なびき「ええ、新一君が助けたらしいわよね」
585 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:47:53.05 ID:pR/XHkR10
新一「ん・・・まあ、らんまも居たけどな」

なびき「そう・・・・そーいえば、その次の日よね。茶月さんが来たの」

新一「そう・・・だったっけ?」

なびき「その日に好きになって、次の日におしかけてきたと」

新一「割とアグレッシブな人だよな・・ああははは」

なびき「そーいえば」

新一「え?」

なびき「その次の日に・・・あなた学校からすぐに出て、どこかへ行ったらしいわね」

新一「ん・・・まぁ・・・その街に用事が」

なびき「へー、珍しいわね」

新一「まあ、たまには」

なびき「そーいうところに行く時は、大抵あかねとからんまちゃんとかいつもは連れてるわよね」

新一「そーだったかな」

なびき「その日に限ってなんで一人なのかしら?」
586 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:48:11.39 ID:pR/XHkR10
新一「さー、結構前だったから」

なびき「そうね、忘れてても仕方ないわよね」

新一「そーそー」

なびき「でも、私見ちゃったのよね」

新一「な・・・なにが?」

なびき「茶月さんと二人で歩いているところ」

新一「・・・・いや、それは」

なびき「ちょーっと具合が悪くてね・・・早退してたのよ」

新一「・・・マジで?」

なびき「そーしたら、不思議なことに許婚がいる子が行くのはおかしい場所に茶月さんを連れって」

新一「・・・・見てらっしゃいましたの?」

なびき「ええ、バッチリと」

新一「その・・・」

なびき「なんならほら、写真もあるのよ」
587 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:48:37.24 ID:pR/XHkR10
新一「・・・・・・・・」

なびき「どう?大変ねー、今日の騒動で許婚になる前からこんなことしてたなんてばれちゃったら」

新一「・・・・・」

なびき「かすみお姉ちゃんくらいしか我が家に味方はいなくなったりして」

新一「それだけは」

なびき「そうねー、どうしようかしらね?」

新一「このとーり」

新一は華麗に土下座した

なびき「別にそんなことされてもね」

新一「・・・・・・」

なびき「ん?なに?」

新一「なびき」

なびき「・・・なっ、なによ」

新一「やっぱり、俺のこと気に掛けてたのか?」
588 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:48:49.90 ID:pR/XHkR10
なびき「は?ば・・馬鹿じゃないの?なんでそんな」

新一「だって、あかねもそこまで知らないぜ」

なびき「だからって」

新一「気にならないのに、そんなに調べるか?」

なびき「それは・・・こ・・こういうのはネタになるなーって」

新一「その割に、前も結構知ってたよな」

なびき「・・・だ・・・だからどうだっての?」

新一「朝もそーいえば、少し変だったりしたしなーって」

なびき「あ・・あれは」

新一「あんなに戸惑ってるの珍しいし」

なびき「ち・・違うわよ。そーいうのじゃ」

新一「なびきが気に掛けるのって家族だったり、割と大事にしてる人だろ。ってことはもしかして俺もそうなのかなーって」

なびき「な・・・ば・・馬鹿なこと言ってるんじゃないわよ。誰がそんな」
589 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:49:14.72 ID:pR/XHkR10
新一「でも、割と心配してたりするよな」

なびき「そ・・それは私にも何かあるかもしれないし」

新一「俺に何かあると何かあるのかな〜?」

なびき「・・・・・・っ」

新一「どーしたの?」

なびき「うっさいわね、気になってるわよ(赤)」

新一「え?」

なびき「なによ、知ってたんでしょ。だったらそんなに意地悪に言わなくてもいいじゃない」

新一「・・・・・聞きたかったら」

なびき「私から?」

新一は頷く

なびき「・・・でも、私に言わせたことは後悔させるわよ」

新一「いや・・・悪気はなかったし」

なびき「それでどうなのよ?」

新一「え?」
590 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:51:57.43 ID:pR/XHkR10
なびき「私は言ったわよ。アンタはどうなのよ?」

新一「え・・・あ・・・・好きだよ」

なびき「・・・そ・・・そう。どれくらい?」

新一「かすみとあかねと右京とシャンプーと茶月と同じくらい」

なびき「写真ばらまいてやろうかしら」

新一「嘘でもなびきっていったほうがよかった?」

なびき「そうね、そう言ってたらあかねにでも聞かせてたわ」

新一「冗談でも止めてくれ」

なびき「・・・・結局、あの時の三姉妹の内、三人とも口説くのね」

新一「・・・・・それは・・・まあ・・・おいて置いて」

なびき「それはどうなのかしらね」

新一「いつからなんだ?」
591 :1 [saga]:2011/03/13(日) 21:59:08.11 ID:pR/XHkR10
なびき「え?」

新一「いつからそう思ってたんだ?」

なびき「いつって・・・・さあ、いつかしらね。覚えてないわ」

新一「なんとなーくって?」

なびき「そうね、らんまちゃんじゃなくなったときからね」

新一「・・・・・・・」

なびき「別人っぽくなった頃からかしら」

新一「そんなわけねーじゃn」

なびき「・・・・あのね、新一君」

新一「・・・なんだ?」

なびき「前から言おうと思ってたんだけど」

新一「ああ」
592 :1 [saga]:2011/03/13(日) 22:05:38.84 ID:pR/XHkR10
なびき「髪型以外、らんま君と別人よ」

新一「え?マジ?」

なびき「・・・・まあ、そこまで違うようには見えないんだけどね」

新一「そーなのか」

新一はなびきに渡された写真を見比べる

なびき「後、内面も」

新一「・・・やっぱり?」

なびき「まあ、お姉ちゃんも気づいてるだろうけど」

新一「・・・・だろうな」

なびき「あら、お姉ちゃんがそういうことまで話しちゃうなんて・・・」

新一「え?」

なびき「お姉ちゃん、あんまりこういうこと言わない方なのに」

新一「そーなの?」

なびき「かなり、深い仲みたいね」
593 :1 [saga]:2011/03/13(日) 22:08:01.46 ID:pR/XHkR10
新一「・・・知ってるくせに」

なびき「少なくとも、お父さん以外の異性にそういうこと言ってるのあんまり見たことなかったのよね」

新一「・・・・そーなんだ」

なびき「あかねは鈍いから気づかないかもしれないけど」

新一「・・・・・・」

なびき「・・・あら?どうしたの?」

新一「いや、すこーしばかり怖くなって」

なびき「大丈夫よ、右京やシャンプーはわかってないんじゃない」

新一「そうかな」

なびき「一緒に生活してるとね。また、違うのよ」

新一「うーむ(ってか、髪型以外元の俺だな)」

今日はここまで
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 23:21:22.98 ID:tDuCoO2SO
ドキドキ乙
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 04:03:29.25 ID:qDgnZgcDO
見た目、バーーーローーかよwwww
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 11:56:43.81 ID:Mh7KaA0go
玄馬…まさに悲劇
597 :1 [saga]:2011/03/14(月) 20:52:22.99 ID:f2gzqJym0
新一「あ、そうだ」

なびき「なに?」

新一「なびき」

なびき「だから、何なのよ?」

新一「二人の愛を確かめ合わないか?」

なびき「・・・・・・・」

新一「・・・・・」

なびき「・・ふぅ、ばっかばかしい」

新一「・・・・・ですよねー」

なびき「いつも通りにすれば?」

新一「・・・・うっちゃんも、シャンプーもこんな感じだったのに」

なびき「・・・・・・・・マジ?」
598 :1 [saga]:2011/03/14(月) 20:54:57.31 ID:f2gzqJym0
新一「うん」

なびき「じゃあ、あかねは?」

新一「その場の勢いっていうか」

なびき「・・・・アンタの周りって」

新一「でも、お前もその一人じゃねーか」

なびき「止めようかしら」

新一「いやいやいや」フリフリッ

なびき「キモいわよ」

新一「やってる俺もそう思ってた」

なびき「・・・とはいったもの、ムードが盛り上がらないとね。なーんかこう、気が乗らないというか」

新一「うわー、女っぽい」
599 :1 [saga]:2011/03/14(月) 20:57:46.76 ID:f2gzqJym0
なびき「もしかして男だとでも思ってた?」

新一「いいや、格好が天道家で一番今風の女の子の格好だし」

なびき「まあ、お姉ちゃんやあかねと比べてもね」

新一「・・・・・時になびき」

なびき「・・・・何よ?」

新一「いっつも思ってたんだけど」

なびき「だから何よ」

新一「結構、脚を出す格好してんじゃん」

なびき「まぁ・・・そうかもしれないわよね」

新一「ってことは」

なびき「?」
600 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:01:37.26 ID:f2gzqJym0
新一「割と足とか鍛えてたりして」

なびき「してるけど」

新一「・・・・・・なんか実は一番女っぽい気がしてきた」

なびき「へー、じゃあ今までは一番女っぽくないと思ってたのね」

新一「ん・・・・・んなことねーよ」

なびき「男勝りのあかねと、ちょっと前まで男の格好してた右京。の次かしらね」

新一「・・・・・・・」

なびき「ま、別にいいけど」

新一「そーそー、今知れたし」

なびき「まぁ、そんなに知ってて欲しいってわけでもないんだけど」

新一「好きな相手にだけ知っててもらえればいい・・・・なーんて?」

なびき「さてと、あかねの部屋にでも行ってこよーっと」
601 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:04:30.25 ID:f2gzqJym0
新一「待て待て」

新一がなびきにしがみつく

なびき「ちょっと・・わかったわよ。冗談よ」

新一「うぉ」

しがみついた勢いのまま、なびきを新一が押し倒した形でベッドに倒れる

新一「は・・・はっはっはは」

なびき「全く、このまま大声出したらどうなるかしら?」

新一「困るから塞いじゃう」

新一がなびきの唇を塞ぐようにキスをする

なびき「んんっ・・・・(赤)」

そして、離れると

新一「あれ・・・・・照れてる?」
602 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:07:18.29 ID:f2gzqJym0
なびき「っさいわねー」

新一「割と簡単にキスしてとか言ってたらしいのに」

なびき「・・・・どーせするわけないって思ってたからよ」

新一「されると弱いんだな」

なびき「うっさい、馬鹿」

新一「もう一回」

なびきの口にもう一度唇が重なる

なびき「んっ・・・ん・・・・・」

新一の手がなびきの服にかかる

なびき「っ・・・ん・・・」
603 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:11:35.41 ID:f2gzqJym0
なびきは弱く抵抗しようとするが、新一はそのまま服を脱がしていき、なびきの胸があらわになった

新一「小ぶりだけど綺麗だな」

なびき「・・・・っさいわよ・・・お姉ちゃんみたいに大きくはないわよ」

新一「(シャンプーとうっちゃんより小さいってことは黙ってたほうがいいだろうな)」

新一「でも、感度はいいんじゃん」

新一が指先で軽く乳房の先をつつくとなびきの身体がゆれるように反応する

なびき「・・・きゃぁ・・ひゃぁ・・・んっ・・・」

新一「ほら」

なびき「っとにも・・ひゃぁ・・・手馴れてるんだから」

新一「オメーだって、俺が女になった時」

なびき「あれは女の子だからよ」
604 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:15:10.58 ID:f2gzqJym0
新一「自分の身体と同じだったって?」

なびき「そうよ」

新一「・・・・・ってことは」

なびき「きゃあぁ・・」

新一がなびきの乳首を思いいきり吸ってみる

新一「あ・・やっぱり、女になった時の俺と同じなんだな」

なびき「あ・・・・アンタもしかして」

新一「そりゃ・・女になったらとりあえず自慰してみるだろ」

なびき「そんなの胸張っていえることじゃないw・・きゃぁあ・・・ちょっと・・どこに手ぇいれてるのよ」

新一「え?マン○」

なびき「素直に言うんじゃないわよ」

新一の指がなびきの秘所に触れ一気に周りを刺激していく
605 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:19:38.19 ID:f2gzqJym0
なびき「ひゃぁ・・ふぁあ・・・・あ・・」

新一「三姉妹でも違うんだな・・・女の時とばっちり同じって」

なびき「・・・そう・・・なの」

新一「ああ、ってことはここを刺激されると」

なびき「きゃあぁんぁいやぁあ」

新一「あ、やっぱり」

なびき「うっさいわね、ほら。もういいわよ入れなさいよ」

なびきは涙と鼻水で顔がグショグショだった

新一「そーいう風にいわれたの初めて」

なびき「アンタの前でこれ以上好き放題されたくないの」

新一「まぁ、でも入れたって」

ズプ
606 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:24:46.13 ID:f2gzqJym0
なびき「んぐぅ・・・ん・・・・」

新一「さほど抵抗感はないな」

なびき「そう・・・かしら」

新一「三姉妹だと一番簡単かも」

なびき「対比するの止めてくれる」

新一「すいません」

なびき「・・・・でも、それなら相性がいいのかもしれないわね。私たち」

新一「かもな。でも、最後がなびきでよかったのかも」

なびき「え?」

新一「かすみ、あかね、なびきって楽になっていく」

なびき「・・・・・・・・・・・・・」

新一「え?」

なびき「あかねより先にお姉ちゃんなんだ」

新一「・・・・知らなかったっけ?」

なびき「・・・・ほんっとにアンタは」
607 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:28:15.38 ID:f2gzqJym0
新一「は・・・ははっは」

なびき「動いていいわよ」

新一「え?」

なびき「ったく、アンタみてたら痛みもどっかに忘れちゃうわ」

新一「・・・・・すいません」

なびき「んぅはぁ・・・でも、少し」

新一「痛いか?」

なびき「大丈夫よ、大したことないわ・・・ってきゃぁ・・ひゃぁ・・・現金ね」

新一「だって、なんかなびきを犯してるみたいで、興奮する」

なびき「してるのよ、ひゃぁ・・・あはぅ・・・んっ・・・なーんかひっかかる言い方ね」

新一「いいじゃねーか」

なびき「ひゃぁ・・・ほぅ・・・・ま、いいけど」

新一「出そう」

なびき「いいわよ、別に」

ドピュ

なびき「ふぁあああああああああああああああああああああああああああああああん」
608 :1 [saga]:2011/03/14(月) 21:33:40.51 ID:f2gzqJym0
新一「ふー」

なびき「ハァハァ言った瞬間にって」

新一「ゴメン、我慢できなくて」

なびき「ホントにアンタは・・・」

新一「なびき、好きだぜ」

なびき「そんなもんで騙されないわよ、私は・・んんっ」

新一がキスをする

なびき「んっ・・・・もうぅ」

そして、なびきが新一を引き剥がすも顔は朱に染まっていた

新一「照れてる」

なびき「・・・うるさいわね。・・・・」

新一「なびきが可愛かったから」

なびき「っとに・・・次は私からするわ」

新一「もー、照れ隠しをしなくてもいいn」

なびき「あ、お姉ちゃんかうっちゃんのまえがいいかしら?」

今日はここまで
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 22:42:47.35 ID:wb7X/CcDO
ハァ……ハァ……
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 23:26:40.40 ID:B9/7DX2SO
ハァハァ乙
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 09:54:23.24 ID:/Q9fCv6+o
むぅ…このままではコナンの二の舞だww
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 12:09:31.40 ID:l1aD5haDO
バーーーローーの辞書に反省という言葉はない
613 :1 [saga]:2011/03/15(火) 20:37:09.77 ID:8FHXvkF20
新一「止めて」

なびき「年上をからかうもんじゃないわよ」

新一「うーっす」

なびき「でも」

新一「ん?」

なびき「デキたらどうするの?」

新一「は?」

なびき「アンタね、中に出したんでしょ」

新一「ええ」

なびき「なら、当然そういうことも考えてるんじゃないの?」

新一「・・・・もちろん」

なびき「間が開いたわね」
614 :1 [saga]:2011/03/15(火) 20:49:40.92 ID:8FHXvkF20
新一「そんなことないよ」

なびき「・・・・・今の感じだと今までの子もそうなんじゃないの?」

新一「・・・・・」

なびき「ま、どうにかなったときは頑張りなさいよ」

新一「も・・もちろん」

なびき「お父さん、甲冑とか刀とか持ってるから」

新一「」ガクガク

なびき「あら?どうしたのかしら」

新一「全然、いつもと同じだぜ」

なびき「そう・・ならいいんだけど」

そして、新一はかすみの部屋に戻った

かすみ「そろそろ寝る?」
615 :1 [saga]:2011/03/15(火) 20:54:10.81 ID:8FHXvkF20
新一「うん」

ベッドに入って

かすみ「・・・・新一君?」

新一「なんだ?」

かすみ「さっきはなびきの部屋に?」

新一「ん・・・うん」

かすみ「・・・・・」

新一「・・・・どうかした?」

かすみ「その・・・・・なびきの匂いがするから」

新一「え?マジ」

かすみ「ええ」

新一「・・・・その・・・」
616 :1 [saga]:2011/03/15(火) 20:58:27.46 ID:8FHXvkF20
かすみ「・・・シたの?」

新一「・・・・はい」

かすみ「もー、いけない人ね」

かすみは指で軽く新一の額をつく

新一「・・・・悪い」

かすみ「今日はこれで許してあげるわ」

新一「かすみぃー」

かすみ「でも」

新一「・・・・・」

かすみ「あんまりそういうことはしないでね」

新一「うん」

新一はかすみを抱きしめる
617 :1 [saga]:2011/03/15(火) 21:35:07.00 ID:8FHXvkF20
かすみ「誤魔化そうとしてる?」

新一「・・・もちろん」

かすみ「・・・・・んー」

かすみが疑うように新一を見つめる

すると、かすみの口に新一の唇が重なる

新一「・・ホントだよ」

かすみ「ホントに?」

新一「ホント」

かすみ「・・・じゃあ、証拠をみせてくれる?」

今度は新一をかすみが抱きしめる

新一は頷くとかすみの寝巻きをはだいた

かすみ「んっ・・・」

新一「かすみ・・・」

かすみの白い肌があらわになるとそのまま、胸に吸い付く
618 :1 [saga]:2011/03/15(火) 21:35:55.98 ID:8FHXvkF20
かすみ「きゃ・・・ぁんっ・・・ぃやぁ・・・・」

新一「かすみ」

かすみ「・・ん・・・・ぁひゃぁ・・・はぁ・・・」

新一「かすみの音が聞こえる」

かすみ「・・・んっ・・・・そうかしら?」

新一「かすみの音は落ち着くな」

かすみ「・・・・・きゃぁ・・・ひゃぁ・・ぁ・」

新一はそのまま、指を下に沿わせていく

かすみ「・・・ひゃぁ・・・・はぁ・・んぅ・・・」

そのまま秘所に触れる

新一「入れるぞ」

かすみ「ええ」

ズボッ

かすみ「ひゃぁ・・・ぁはぁ・・・・・んきゃぁ・・・ひゃぁ・・・」
619 :1 [saga]:2011/03/15(火) 21:38:32.11 ID:8FHXvkF20
新一「もう、抵抗感もなくなってきたかな?」

かすみ「・・・うぅんっ・・・ええ、新一君が毎晩求めてくるんですもの」

新一「・・・・そういわれると少し恥ずかしい」

かすみ「きゃぁ・・ひゃぁはぁ・・・急にはげs」

新一「あ・・・わりぃ・・・照れくさくて」

かすみ「ひゃぁ・・はぁ・・んぅ・・・きゃぁ・・いいのよ・・ちょっといじわるなこと言っちゃったから・」

新一「ううん・・・・そういう風にかすみが思ってることを表してくれることが嬉しいから」

かすみ「ふぅ・・・んっ・・え?・そう思う?」

新一「うん・・かすみのことが分ってくる気がして」

かすみ「新一君は・・ひゃぁ・・・知ってるわ・・・・全部」

新一「・・そう?」

かすみ「ええ、きっと」

新一「・・・・そっか・・・あ・・・かすみ」

かすみ「出そうなのね?」

新一「・・・・・はい」

かすみ「うん・・・いいわよ・・ひゃああぁっ・・・・来て」
620 :1 [saga]:2011/03/15(火) 21:39:12.32 ID:8FHXvkF20
新一「ああ」

ドピュ

かすみ「きゃぁ・・ひゃあぁふぁああああああああああああああああああああああああああん」

新一「・・・・・なあ」

かすみ「はぁ・・はぁ・・・どうしたの?」

新一「・・・・その何か俺に言いたいことがあるんじゃねーのか?」

かすみ「・・・分るの?」

新一「ああ、一緒に寝起きしてりゃな」

かすみ「・・・・・その・・・・出来たみたいなの」

新一「パズル作ってんのか?」

かすみ「・・・・・分ってて言ってる・・・・わよね?」

新一「・・・・確認したのか?」
621 :1 [saga]:2011/03/15(火) 21:40:23.04 ID:8FHXvkF20
かすみ「・・・・まだなんだけど」

新一「明日、買ってくるよ。かすみが買ったらそう思われるだろうし」

かすみ「お願いね」

新一「ああ」

新一はかすみを急に強く抱きしめると

新一「ありがとな、かすみ」

かすみ「いいの?」

新一「あったりまえだろ」

かすみ「うん、ありがとう」

新一「俺が言うことなきがするけどな」

かすみ「・・大事にしてね?」

新一「ああ、かすみもその子もな」

今日はここまで
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 21:41:30.42 ID:jfi/5qano
まだこっちの世界来て半月とかだと思ってた
623 :1 [sage]:2011/03/15(火) 22:10:59.01 ID:8FHXvkF2o
大体3ヶ月ほど経っています
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 22:27:40.52 ID:NjXKTBuSO
遂にキター乙
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/16(水) 10:00:27.90 ID:PHg7R3VIo
これでは安定期にはいるまで出来ないな ニヤリ
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/16(水) 11:28:14.65 ID:yHw1SSRDO
次なる相手は誰だ
627 :1 [saga]:2011/03/16(水) 20:55:13.79 ID:0z2a5gXG0
かすみ「それでね」

新一「うん」

かすみ「お父さんには言った方がいいのかしら?」

新一「・・・・・確認してから」

かすみ「そうね、そうするわ」

新一「うん、そうしようぜ」

かすみ「・・・・こういう時はしない方がいいのかしら」

新一「まあ、そうかも」

かすみ「・・・・・」

新一「大丈夫だって、特に他の女に手を出すなんてことは」

かすみ「今、出してたわよね」

新一「・・・・すいませんでした」
628 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:17:06.29 ID:0z2a5gXG0
かすみ「・・・本当ぅ?」

かすみが手を口にやっていかぶしむ

新一「もちろん」

かすみ「一応、信じるからね」

新一「ああ」

新一はかすみを抱きしめた

かすみ「新一君」

新一「ん?」

かすみ「・・・・その当たってるわよ」

かすみの太腿に新一のち○ぽが当たっていた

新一「・・・・・・寝巻き着るね」

かすみ「・・・もう、妊娠してるっていったら興奮するなんて」

新一「すまん、性癖なんだ」

かすみ「・・・・・」
629 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:18:21.22 ID:0z2a5gXG0
新一「冗談だよ」

かすみ「もぅ」

新一「毎晩三回はしてたからそのせいじゃね」

かすみ「その・・・・手なら」

新一「いや、大丈夫だってそのうち収まるから」

次の日

早雲「いやー、いい天気だ」

かすみ「お父さん」

早雲「ん、どうした?かすみ」

かすみ「その・・・・・赤ちゃんが出来たみたいなの」

早雲「なぁにぃ〜〜〜!??」

かすみ「・・・・それでね、」

早雲「待て、大丈夫だ。家事は私がやるから、かすみは安静にしてなさい」

かすみ「お父さん」
630 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:18:48.00 ID:0z2a5gXG0
早雲「それで確認はしたのかい?」

かすみ「ええ、それでね」

早雲「・・・・遂に私もおじいちゃんか」

かすみ「お父さん!」

早雲「ん?どうしたんだい」

かすみ「・・いいの?お父さん」

早雲「もちろんだ、前に言ったじゃないか」

早雲はかすみの肩を掴んではっきりと言った

かすみ「ありがとう」

早雲「うん、安静にな」

そして、かすみを部屋に戻した後

早雲「新一君!」

新一「はい」
631 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:20:07.01 ID:0z2a5gXG0
早雲「覚悟はできているね」

新一「もちろんです」

早雲「君はあかねの許婚・・・・・だが、かすみとそういう仲というのは世間的には」

新一「分ってます、でもかすみは大切な人ですから」

早雲「・・・・うむ」

新一「・・・・・・お義父さん」

早雲「新一君」

らんま「どーしたんだ?」

そこにらんまが現れる

早雲「え?いや・・・・・その・・・・」

早雲は横目で新一を見る

新一「ああ、道場を継ぐ心構えを聞いてて」

早雲「そ・・・そうなんだよ」

らんま「ふーん」
632 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:22:37.42 ID:0z2a5gXG0
そう言って納得したのからんまは戻っていった

早雲「・・・そのうちらんまちゃんにも言わないといけないな」

新一「・・・・・・ええ」

早雲「その時は」

新一「俺がやります」

早雲「新一君」

新一「俺に任せてください」

早雲「・・・うん、頼んだぞ」

なびき「デキちゃったの?早いわね・・・アンタ毎日何やってんのよ」

そこになびきが現れた

早雲「なびき〜〜〜???」

新一「・・・・・・・」

早雲「その・・・・・あのだな・・・どこで?」

なびき「あら?私が気づかないとでも思ってるの。お父さん」
633 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:24:26.06 ID:0z2a5gXG0
早雲「・・・・・・・」

新一「それで・・・・その」

なびき「いいの?お父さん」

早雲「まあ・・・・その・・・・元々そうなったかも知れなかったわけだし」

なびき「ふーん、なら私もそうなってもいいわけよね」

早雲「え?」

新一「は?」

なびき「あら、許婚の話に最初の時に乗り気だったのは私よ」

早雲「・・・・そーいえば」

新一「そうだったかもしれないな」

なびき「私、男のままなら新一君がいいって思ってたの」

なびきが新一にウインクしてみせる

早雲「・・・・・本当か?」
634 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:26:35.09 ID:0z2a5gXG0
なびき「ええ」

早雲「う〜ん、私が一存で決めるわけにも」

なびき「お姉ちゃんもあかねも良いって言ってるわよ」

新一「・・・・・・・・・・え?」

早雲「・・・・そうか、なら」

なびき「きゃーうれしー」

なびきは新一の腕に抱きつく

新一「(敵に回すことにならなくてよかった)」

早雲「(う〜む、こんな結果になるとは思わなかったなぁ・・・・・)」

その後

新一「本当か?」

なびき「あかねとお姉ちゃんのこと?」

新一「ああ」

なびき「嘘よ」

新一「え?」

なびき「正確にはお姉ちゃんには了解をもらったけど、あかねにはもらってないわ」
635 :1 [saga]:2011/03/16(水) 21:30:01.35 ID:0z2a5gXG0
新一「それは・・つまり」

なびき「ええ、あかねにうんと言わせてきてね」

新一「・・・・・・・・・・」

なびき「私に手を出したんだから当然よね」

新一「・・・・・・・うん」

なびき「あ、もちろん。お姉ちゃんが妊娠したこともね」

新一「・・・・・うん」

なびき「ついでにらんまちゃんにも言ってきなさいよ」

新一「・・・・・・・本気?」

なびき「当たり前じゃない」

新一「・・・・・・・怒ってます?」

なびき「全然、怒ってないわよ。どーせこうなると思ってたもの」

新一「(絶対嘘だ)」

なびき「まぁ、そうね。先を越されたことはそう思ってるかも」

新一「・・・・・・・」

なびき「とにかく、ほら。いってらっしゃーい」

なびきは新一の背中を押す

今日はここまで
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/16(水) 22:04:20.51 ID:BQk4mPvDO
孕ませ!孕ませ!全員孕ませ!犯すぞ!
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/16(水) 23:54:16.86 ID:lgOhEUSSO
あと何人だ?ww乙
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/17(木) 09:54:55.84 ID:cYAVmP+eo
6人だな。
まぁ、話がまとまる許容範囲ではある
639 :1 [saga]:2011/03/17(木) 21:31:19.14 ID:suMq40Pf0
あかねの部屋

コンコン

あかね「はーい」

新一「俺だけど」

あかね「新一じゃない、どーしたのよ」

らんま「お、どーしたんだ」

新一「いやー、その・・・・ちょっと話したいことがあって」

あかね「何よ」

新一「・・・・・うん、実は」

新一「(あれ・・・・らんまもいるのか・・・・・これは)」

らんま「どーしたんだよ?」

新一「え・・・いや、実はだな」
640 :1 [saga]:2011/03/17(木) 21:51:41.52 ID:suMq40Pf0
新一「驚くなよ」

あかね「わかったわよ」

らんま「ああ」

新一「実はかすみが妊娠した」

あかね「え?」

らんま「は・・・・・?」

新一「・・・・・・」

あかね「ほ・・・・本当に?」

新一は黙って頷く

らんま「ど・・・どーゆうことだよ」

らんまが新一の襟を掴む

らんま「あ・・・・相手は誰なんだよ」

新一「俺だ」

らんま「・・・・・ほ・・・・・本当か?」
641 :1 [saga]:2011/03/17(木) 21:52:37.91 ID:suMq40Pf0
新一「・・・・ああ」

あかね「・・・・・・」

らんま「あかねも何か言えよ!お前は・・・・・もしかして・・・あかね、お前そういう関係だって知ってたのかよ」

あかね「・・・ごめん、らんま」

らんま「何で納得したんだよ」

あかね「・・・・お姉ちゃんがそう頼むんだもん」

らんま「え?・・・・かすみさんが?」

あかね「お姉ちゃんが・・・・・私に」

らんま「・・・・・・・」

あかね「でも、許婚は私のままよ」

らんま「・・・・・お前はそれでいいのかよ」

あかね「よくないわよ!でも」

らんま「でも?」
642 :1 [saga]:2011/03/17(木) 21:54:17.98 ID:suMq40Pf0
あかね「・・・お姉ちゃんが言うんだもん」

らんま「・・・・・・」

あかね「・・・・・・」

らんま「・・・・・本当にそれでいいのか?」

あかね「本当によ」

らんま「・・・・・そうか・・・・じゃあ、俺は何も言わねーよ」

あかね「・・・・らんま」

新一「・・・・・・もう一つあるのですが」

らんま「・・・・なんで敬語なんだ?」

あかね「まだあるの?何よ?」

新一「実は・・・」

らんま「・・・・・今の後なんだからそんなに驚かねーよ」

あかね「そうよ、さっさと言っちゃいなさいよ」
643 :1 [saga]:2011/03/17(木) 21:57:11.90 ID:suMq40Pf0
新一「そっか、そうだよな」

あかね「そうよ」

新一「実はなびきともそういう関係になっちゃった」

あかね「あ、そうなの」

らんま「へー」

あかね・らんま「ってなに〜?!」

らんま「お・・・お前、あのなびきにも」

あかね「ちょっと、全然聞いてないわよ」

らんまとあかねが新一に迫る

新一「・・う・・・うん」

あかね「どーいうことよ、アンタなんか変なことしようとしてるんじゃないでしょうね」

新一「し・・しねーよ
644 :1 [saga]:2011/03/17(木) 21:59:32.38 ID:suMq40Pf0
らんま「っても、なびき・・・とは」

あかね「・・・・・それで?」

新一「許してくれないかな〜って」

あかね「・・・・・・」

らんま「新一」

新一「ん?」

らんま「頭が高い」

新一は地べたに這うように頭を下げた

あかね「・・・・・そうね・・・・・」

らんま「どーするんだ?」

あかね「・・・・らんまには?」

新一「え?」
645 :1 [saga]:2011/03/17(木) 22:02:02.55 ID:suMq40Pf0
あかね「らんまとはそういう関係じゃないの?」

新一「え?・・・・いいや」

らんま「俺がそんなことされるわけねーだろうが」

あかね「そうなの?」

らんま「たりめーだ」

あかね「考えてもいない?」

らんま「ああ」

あかね「・・・・・らんま、本当にそうなりたいとか思ってない?」

らんま「お・・思ってねーよ」

新一「・・・・らんま」

らんま「なんだよ」

新一「顔が赤いぞ」
646 :1 [saga]:2011/03/17(木) 22:05:38.51 ID:suMq40Pf0
らんま「うっせーな、思ってないって」

あかね「・・・・・本当のこと言いなさいよ。私に気を使わなくて良いから」

らんま「お前」

あかね「いいわよ、お姉ちゃん二人ともそうなってるんだから」

らんま「・・・・好きだよ・・・これでいいかよ」

あかね「だって、どうなの?新一」

新一「え?マジで」

らんま「・・・ああ(赤)」

新一「そうだったのか」

あかね「新一はどう思ってるの?」

新一「え?・・・・そりゃ嬉しいよ、俺も好きだし」

らんま「〜〜〜〜〜〜(赤)」

あかね「だって、よかったわね」

新一「・・・・その」

あかね「らんまともそうなろうとしてるんでしょ?」
647 :1 [saga]:2011/03/17(木) 22:08:55.13 ID:suMq40Pf0
新一「ええ・・・・まあ」

あかね「・・・らんまを大切にしなさいよ」

新一「ああ」

らんま「・・・あかね」

あかね「さて、これは私がそうさせたものみたいなものだからいいとして」

新一「ん?」

らんま「なびきの件は終わってないぜ」

新一「・・・・いいんじゃ?」

あかね「なびきお姉ちゃんのことを見逃すなんて言ってないわよ」

らんま「なぁ」

あかねとらんまが拳を鳴らしながら新一に近づいていく

新一「ま・・・・・待て、話を聞け」

今日はここまで
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/17(木) 23:11:06.58 ID:6FAh39CSO
649 :1 [saga]:2011/03/18(金) 21:50:55.09 ID:ygL3WFjw0
バイボキドガッ

新一「・・・・か・・・身体が動かない」

らんま「まだ、やりたりないんだが」

あかね「これ以上やると立てなさそうだから、これくらいにしておくわ」

新一「(うっちゃんやシャンプーがバレたらどうなるんだろ)」

らんま「ったく、しゃーねえな」

新一「・・・・・」

あかね「まだ物足りないのかしら?」

新一「」ブンブン

らんま「・・・・そーいえば、あかねともそーいう関係なのか?」
650 :1 [saga]:2011/03/18(金) 21:55:19.68 ID:ygL3WFjw0
あかね「え・・・ええ、まあ・・・」

新一「ああ」

らんま「・・・・・そーか」

らんまは少し俯き、考え込むように見えた

新一「ん?どーした?」

らんま「いや・・・別に」

あかね「・・・・全く、お姉ちゃんの部屋になったら」

新一「い・・いや・・まあ・・・なあ」

らんま「ってことはあかねの部屋だった時も」

あかね「え・・・・ま・・・まぁ・・・そ・・・どーかしらね」

らんま「一応、調べておいたらどうだ?」

あかね「別にそういう前兆みたいなのはないわよ」
651 :1 [saga]:2011/03/18(金) 22:01:25.88 ID:ygL3WFjw0
らんま「でも、シたんじゃねーの?」

あかね「・・・そ・・・それは(赤)」

らんま「念のためにやっておいたら」

あかね「・・・・・・そうかな?」

新一「ほい」

らんま「何で持ってんだよ」

新一「今日買ってきたんだよ。かすみのために」

らんま「あ。なるほど」

あかね「ま、一応ね」

あかねが調べに行ったため、二人きりに

新一「慣れたか?」
652 :1 [saga]:2011/03/18(金) 22:04:07.88 ID:ygL3WFjw0
らんま「え?」

新一「女の身体のままなこと」

らんま「ああ、まぁ・・・な。慣れてきてるのかも」

新一「普通に女子トイレ入るようになったし」

らんま「うっせーな。別に当然だろ」

新一「ははは、怒るなって。俺のことが好き・・・・なんだよな?」

らんま「・・・・ああ、二度は言わないぞ」

新一「いつからだ?」

らんま「・・・・・・わかんねー、ただ」

新一「ただ?」
653 :1 [saga]:2011/03/18(金) 22:07:09.47 ID:ygL3WFjw0
らんま「気が付いたら好きになってて、そうなったら女のままでいることに抵抗がなくなったな」

新一「俺のために・・か?」

らんま「さあな、ただ気が付いたらそうなってただけだよ」

新一「そうか」

らんま「・・・ああ」

新一「らんま」

らんま「ん?」

新一「・・・・俺とそーなってもいいと思うか?」

らんま「・・・・・そーってなんだよ?」

新一「かすみやあかねと同じようなことになってもってことだよ」

らんま「・・・・・・わかんねーな」
654 :1 [saga]:2011/03/18(金) 22:11:58.33 ID:ygL3WFjw0
新一「わかんねーって、お前」

らんま「ただ、嫌じゃないと思う」

新一「・・・・そっか」

らんま「お前は嫌じゃないのか?」

新一「え?」

らんま「ちょっと前まで男だったんだぞ」

新一「でも」

らんま「確かに今は女の身体だけど。でも、中身は男なんだぜ?」

新一「今は女じゃねーの?」

らんま「すぐにそうなるかよ・・・・・それにそうなっても気味悪くないのか?」
655 :1 [saga]:2011/03/18(金) 22:15:48.11 ID:ygL3WFjw0
新一「んー」

らんま「あかねなんて目じゃないくらい男みたいだろ?喋り方とか動きとか」

新一「まー、でもあかねは手が出るけど割りと女っぽかったりするし」

らんま「いや、そーだけど」

新一「お前のそれはそれでいいよーな」

らんま「お前な」

新一「男っぽい喋り方の癖にさっきから俺のこと気にしてばっかだぞ」

らんま「・・・そりゃあ」

新一「好きな相手が気になって仕方ない、女っぽくね」

らんま「・・・・・・・」
656 :1 [saga]:2011/03/18(金) 22:18:48.08 ID:ygL3WFjw0
新一「そんなもんだろ」

らんま「・・・ん・・・そうか?」

新一がらんまを抱きしめる

すると、見る見るうちにらんまの顔が赤くなる

らんま「お・・おま・・・おま・・・な・・・なにを」

新一「ほら、俺はそういうところ可愛いと思うぞ」

らんま「ば・・ばか・・・んな・・・こと」

新一「前はそー言われたら怒ってたらしいけど」

らんま「〜〜〜〜〜(赤)・・・意地悪っ」

らんまはソッポを向いて俯いてしまった

今日はここまで
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 23:18:58.91 ID:uYYPk2aSO
wktk乙
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/19(土) 00:39:09.82 ID:Q+Y4Y58Wo
コナンSSでTSモノが楽しめるなんて誰が想像しただろうな
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/19(土) 13:19:25.99 ID:e0KlgUZDO
らんまの世界楽しいな

この世界の次はどうなるのか楽しみなのは俺だけじゃないはず
660 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:01:45.97 ID:jLmeDrlr0
新一「いや・・ワリィワリィ」

らんま「ったく」

新一「でも、そんなに気にすることないんじゃねーの?」

らんま「・・・・・」

新一「俺は気にしないし」

らんま「周りだって」

新一「でも、俺らぐらいしか知らないだろ。オメーがそうだってことは」

らんま「まぁ、確かにそうだけど」

新一「親父もそんなに気にしてなさそうだし」

らんま「・・・まぁ、確かに」

新一「オメーと俺がいいって言うならいいんじゃねのーか?」
661 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:07:38.08 ID:jLmeDrlr0
らんま「そうかな?」

新一「そうだって」

新一が軽くらんまの頭を撫でる

らんま「・・・・・・撫でたって別にどうもしねーぞ」

新一「払わないってことはいやじゃねーんだろ?」

らんま「・・・ふんっ」

そこにあかねが戻ってきた

あかね「いない間にずいぶん進んだのね」

らんま「ばぁ・・・・あかね」

新一「もう少し遅くてもよかったんだけど」

あかね「へー、冷たいのね。最低なパパね」

新一「べ・・・別にそーいうわけじゃ」
662 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:13:23.70 ID:jLmeDrlr0
あかねが冷たい視線を送る

らんま「ってパパ?」

新一「んな、かすみに子供ができたからパパでも間違いじゃねーだろ」

らんま「・・・・・お腹に声掛けてねーか?」

新一「・・・・・・気のせいだ」

あかね「ええ、らんまのおかげで気づてよかったわ」

新一「・・・・・・やっぱり?」

あかね「なによ、もしかして・・・嫌なの?」

あかねが珍しく落ち込んだような顔をする

新一「いいや、嬉しいけど」

あかね「けど・・何よ?」

新一「・・・・いやなんでもない。ありがとな、あかね」
663 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:14:53.60 ID:jLmeDrlr0
あかね「ううん、嬉しいわ」

らんま「よかったな、あかね」

あかね「ありがと、らんま」

新一「(・・・・・・あかねもって凄い嫌な予感がするな)」

らんま「親父たちに言ってこなくていいのか?」

あかね「うん、もう言ってきたから」

新一「あ・・・そうなの」

ドカドカ

早雲「新一君」

玄馬「新一」

新一「おじさん、親父」

玄馬「新一、こうなったということは覚悟は・・」
664 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:24:43.86 ID:jLmeDrlr0
早雲「早乙女君、それさっき僕が言った」

玄馬「えー、天道君そりゃないよ」

早雲「コホン、それでだね」

早雲と玄馬に遅れてのどかもやってきた

のどか「新一!」

新一「はい」

のどか「もう知っているわね」

新一「ああ」

のどか「いい?こういう時は女の子が大変なんだからきちんと力になってあげるのよ」

新一「うん」

のどか「それなら大丈夫そうね。あかねちゃんとかすみちゃんと茶月ちゃんを大切にするのよ」

新一「もちろんです」

早雲「うむ・・・え?」

玄馬「のどか?今なんて?」
665 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:26:33.11 ID:jLmeDrlr0
のどか「あら?だって」

新一が逃げ出す

らんま「おい、逃げるなよ」

しかし、らんまが新一をひっ捕らえる

あかね「・・・・・聞いてない人が一人いるわね」

のどか「あら?だって、あなたが許婚にしたんじゃ」

玄馬「あーー、そのー、それはー、えー」

早雲「そうだったね、早乙女君」

あかね「・・・なーんだ」

あかねが安心したような顔をする

らんま「なあ、お袋」

のどか「なあに?らんまちゃん」

らんま「なびきは?うっちゃんは?あいつらも一応・・・そーいうんじゃ」
666 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:29:24.68 ID:jLmeDrlr0
のどか「あら、赤ちゃんが出来た子で」

あかね「まてぇい」

あかねが部屋にあった椅子を逃げ出そうとした新一にぶつける

あかね「どーいうことなのか、説明してもらいましょうか?」

らんま「確か茶月が許婚になったのって・・・・少し前くらいだよな」

あかね「・・・・それで、自覚症状があるってことは」

らんま「その前からってことだよな?」

新一「あ・・・・あはははっは」

一方

早雲「それで、君は今まで何人とそういう約束をしてきたのかね?ん?」

玄馬「い・・・いやだな、早乙女君。そんなやたらめったら決めてないよ」
667 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:34:48.59 ID:jLmeDrlr0
ふたたび、新一

あかね「さて、本当に二度と起き上がれないようにしないとね」

らんま「おう」

新一「ま・・・・待て、落ち着けよ。自覚症状はあかねもなかったじゃねーか」

あかね「・・・そういえば」

新一「だから、その今回のことで急にそう考えて」

らんま「でも、手ー出してたんだろ」

新一「・・・はい」

あかね「んー、おばさま」

のどか「あかねちゃん、お義母さんよ。もう」

あかね「なんで茶月さんはそうなったって?」

のどか「えーっとね、かすみちゃんと同じようなことが起こってたみたいで」

らんま「よーし、言い逃れできねーな」

らんまが新一を羽交い絞めにする

のどか「もー、茶月ちゃんったら妊娠したらそういう風になるって知らなかったみたいなのよ」

あかね「へー、そうなんですか」

のどか「ええ、さっきね、かすみちゃんの話を聞いてたら急にトイレに」
668 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:38:43.83 ID:jLmeDrlr0
あかね「そうなんですか」

のどか「そーいえば、右京ちゃんもそうなの?」

あかね「ええ、おじ様が」

らんま「お好み焼きの屋台欲しさに」

のどか「・・・・・もう、あの人ったら」

のどかが部屋の前で追求されている玄馬の元へ向かった

追求中

早雲「それで、早乙女君。ほんっと〜に他には居ないんだろうね」

のどか「あなた、右京ちゃんもなんて」

玄馬「あ・・いや・・・はっは」

早雲「今日は逃がしはしないよ」

のどか「はっきり言いなさい」
669 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:45:29.12 ID:jLmeDrlr0
一方

らんま「そういえば、四の字ってこうかけるらしいな」」

新一「あぎゃがぎゃー」

あかね「・・・さっきのおば様の話だと私より進んでるみたいよ」

らんま「かすみさんより少し後くらいか・・なぁ?」

新一「の〜、ギブギブ入ってるって」

あかね「なーんで、言い逃れしようとしてたのかしら?」

らんま「素直に言えば」

新一「許してくれました?」

らんま「もう少し弱かったかもな」

新一「あぎゃぎゃー」

らんま「あ、あかね。子供の重さ量るために肩に乗ってみたら?」

あかね「そうね」

新一「ムリムリ」

あかね「よいしょっと」

新一「あぎゃぎゃー」

ガラッ

茶月「新一さん」

茶月が現れた途端、二人とも新一の横に座る

茶月「その・・・・私もデキちゃったみたいなんですが」

新一「そ・・・そっか・・・・ありがとう」

茶月「い・・・・いえ、そんな(赤)私は・・・新一さんどうかなさりましたのですか?」

新一「い・・いや・・・少し絨毯の感触を知りたくて」

茶月「そうなんですか」
670 :1 [saga]:2011/03/19(土) 21:50:14.43 ID:jLmeDrlr0
あかね「茶月さん、おめでとう」

茶月「ええ、あかねさんも」

らんま「いつごろから変だと思ってたんだ?」

茶月「え〜っと、確か三日ほど前から」

新一「・・・・」

らんま「へー、そうなのか」

あかね「あら、私全然そういうの気づかなくて」

茶月「いえ、あ。言い忘れていましたわ、かすみさんが三人で産婦人科に行きましょうって」

あかね「ええ」

茶月「では、準備がありますので。新一さん、また」

新一「ああ」

茶月が去った後

あかね「さ〜って」

らんま「どうしてやろうか?」

新一「」ガクガク

今日はここまで
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/03/19(土) 22:22:12.11 ID:zNvbqXwAO
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/19(土) 22:42:13.08 ID:YhiHsLfSO
乙した
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/19(土) 22:44:09.67 ID:e0KlgUZDO
ガクガクブルブル
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 00:09:00.58 ID:2OciyPBDO
今までのが返ってきてるな
675 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:15:53.06 ID:HMtza+dM0
新一「あ・・・あのね・・・・その」

あかね「何?」

新一「え・・・・・」

らんま「で?いつ茶月に?」

新一「・・・・・・・・・その、前に大文字を」

らんま「説得しに行った時に俺が大文字に迫られてたときに茶月に迫ってたと」

新一「・・・いや・・・・まぁ」

あかね「そういえば、お姉ちゃんは?」

新一「一番最初に」

らんま「・・・・・あかねより先か」

新一「・・実は」
676 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:18:15.66 ID:HMtza+dM0
新一「お・・お・・・ギブギブ」

新一の腕がらんまに握られ

らんま「新一の腕ってどのくらいで折れるのか、試してみるか」

新一「いや・・・・その・・・・・流れで」

あかね「らんま、すぐにでも折ってほしいって」

新一「ち・・違うんですよ」

らんま「で、なびきは?」

新一「二週間ほど前に」

あかね「前に?」

新一「その・・今までのがばれて」

らんま「口止めに襲ったのか?」
677 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:29:19.84 ID:HMtza+dM0
新一「合意の上だって」

あかね「口説いたのね」

新一「・・・・・まぁ」

らんま「ほぉ〜」

新一「あぎゃぎゃぎゃ」

あかね「本当に最低な男になったみたいね」

新一「折れる折れる」

らんま「・・・・そーいえば」

あかね「ん?」

らんま「うっちゃんとかシャンプーには手を出してないよな」

あかね「そーいえば、どーなの?」
678 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:39:34.00 ID:HMtza+dM0
新一「・・・ないさ」

らんま「間があったな」

あかね「嘘ついてるわよね」

らんま「さっさと吐いた方がいいぞ」

新一「・・・な・・・・ないに決まってんじゃねーか」

らんま「・・・出したんだな?」

あかね「さっさと言っておいたほうが良いわよ」

らんま「一応、親父が許婚にしてたんだからな・・・うっちゃんのほうは」

あかね「両方?どっちか?」

新一「は・・・ははは」

らんま「笑ってごまかせるわけねーだろ」

らんまが新一の腕を逆に曲げていく
679 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:43:34.09 ID:HMtza+dM0
新一「お・・・落ち着けって」

新一「あ・・いたい・・・いたたた・・・・ほんとに痛いって」

一方

早雲「本当に他にはいないんだね」

のどか「食事のかたにとかはありませんね?」

玄馬「・・・」

早雲「あるんだな?」

のどか「どこですか?」

玄馬「い・・いや・・・その」

早雲「さーって、冬の川は冷たいらしいね」

のどか「動物園でパンダを欲しがってるところがあるそうですね」

玄馬「実は・・・」
680 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:45:48.41 ID:HMtza+dM0
玄馬「猫飯店で・・・」

早雲「・・・ラーメン代の代わりに?君ねえ」

のどか「そんな一杯で」

玄馬「いやいや、実は三年分」

ボゴボキ

早雲「そういう問題ではないんだよ」

のどか「あなた」

玄馬「いや・・・ははは」

早雲「シャンプーまで許婚にするとは!!!!!」

あかねの部屋

らんま「・・・・・・両方そうだったみたいだな」

あかね「・・・おじ様・・・」
681 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:49:11.76 ID:HMtza+dM0
らんま「で?」

新一「いや・・そんなわけないじゃんか」

あかね「らんま、右京のとこに行くわよ」

らんま「おお」

新一「あー、待って」

あかね「どっちにせよ、産休で店を閉める可能性もあるから」

らんま「隠し通せないな」

あかね「そのときは・・・」

らんま「ああ、俺が手伝うよ」

あかね「できるの?」

らんま「あかねよりはな」

あかね「アンタねー」
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 21:50:59.75 ID:8Cvms0aOo
>>679
のどかにパンダってバレてたっけ?
683 :1 [saga]:2011/03/20(日) 21:51:42.82 ID:HMtza+dM0
らんま「ま、どっちにせよ。お袋に料理習ってるし」

新一「あー、偶にらんまが作ったのあるよな」

あかね「私が作ったのも」

らんま「どーした?反省が足りないようだけど?」

らんまが新一の口を引っ張りながら言う

新一「・・・その・・・・」

あかね「ねー、私の」

らんま「今はうっちゃんのところに行くのが先決だぜ」

あかね「そうね」

今日はここまで
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:28:04.19 ID:PsY/kDuSO
685 :1 [sage]:2011/03/21(月) 00:58:47.41 ID:NAo3GZg1o
>>682
前回、土管の中に入れられたときにバレたってことで
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/21(月) 10:57:28.01 ID:3lT+aVmuo
え?

うっちゃんとシャンプーも妊娠?
687 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:04:01.43 ID:NAo3GZg10
一方

玄馬「・・・・・あはははは」

のどか「パンダになっても意味ありませんよ」

早雲「さっき動物園って言ってたもんね」

玄馬「どこで・・・それを」

のどか「ええ、偶々池に落ちるのを見てしまって」

早雲「・・・・・ああ」

のどか「朝稽古のときに」

玄馬「・・・・まさか、みられていたとは」

早雲「まあ、君らしいっちゃあ・・・らしいけどね」

玄馬「(よし、話が逸れた)」

二人が笑っている隙に玄馬は逃げ出した
688 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:06:38.76 ID:NAo3GZg10
のどか「あなた」

しかし回り込まれてしまった

早雲「さーて、とりあえずあかね以外の許婚をどうするのか決めてもらおうじゃないか」

のどか「どうするんです?」

玄馬「・・・・それぞれ通う形で」

早雲「君ね」

のどか「そんなものがまかり通るとでも」

玄馬「・・・だよね」

早雲「全く、君って男はね」

のどか「とにかくそれぞれのところに行って頭を下げて回りますよ」

玄馬「う〜む、仕方ないな」

ドガッ
689 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:08:44.45 ID:NAo3GZg10
早雲「全て、元凶は君なんだよ。そこんところわかっているのかね?」

玄馬「は・・・ははっは、わかってるって」

のどか「逃げるのは許しませんよ」

なびき「でも」

そこになびきが現れた

早雲「なびき」

なびき「ちょっといいかしら?」

のどか「でもってなにかあるの?なびきちゃん」

なびき「ええ、どうやら・・・」
690 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:10:39.01 ID:NAo3GZg10
右京の店

右京「いらっしゃーい・・ってあかねちゃん」

あかね「らんま」

らんま「おお」

らんまが新一を羽交い絞めにして連れてきた

あかね「右京に聞きたいことがあるんだけど」

右京「うちに?」

あかね「ええ」

らんま「うっちゃんと新一の関係についてなんだけどよ」

右京「うちと新ちゃんは許婚や」
691 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:14:02.28 ID:NAo3GZg10
あかね「それだけ?」

右京「それだけってどういうこっちゃ?」

あかね「すでに深い関係だったりするんじゃないの?」

右京「知ってたんか。あかねちゃんも人が悪いわ、そんならあかねちゃんとの許婚を解消しにでもきたんか?」

あかね「お生憎様ね、私ともそういう仲なのよ」

右京「え?」

らんま「ついでにかすみさんも茶月さんもだぜ」

右京「え?・・・新ちゃん・・・どーいうことやねん」

新一「あ・・・・あははは・・・いや・・・・あのね」

あかね「それで、他に居ないかを探しに来たってわけよ」
692 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:17:15.04 ID:NAo3GZg10
右京「そうやったんか・・・・」

らんま「そうだ・・・・ほら」

らんまは妊娠検査薬を渡す

右京「・・・・こ・・・こんなもんどこで?」

らんま「とりあえず、調べて来いよ」

右京「・・・・・できた子いるんか?」

あかね「とりあえず調べてきてから話すわ」

右京「そ・・・そうやね」

右京は裏に消えていった。それを確認してあかねが喋り始める

あかね「・・・・・やっぱりね」
693 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:23:08.34 ID:NAo3GZg10
らんま「こりゃー、シャンプーのとこもいかねーとな」

あかね「・・・・一体、どんだけやってるのかしら?」

らんま「考え付くところは全部みたいだしな」

あかね「・・・ホントね」

らんま「こりゃー、あかねの友達とかも調べた方がいいんじゃねーか?」

あかね「確かにそうね」

新一「い・・いやそっちは」

らんま「そっち?」

あかね「じゃあ、シャンプーとかはそうなのね」

新一「あ・・・・・」

らんま「・・・・とりあえず、この後は猫飯店だな」
694 :1 [saga]:2011/03/21(月) 21:27:11.66 ID:NAo3GZg10
そこに右京が戻ってきた

右京「・・・・」

らんま「どうだった?」

右京「・・・出来とった」

新一「本当か?」

新一が右京を抱きしめる

右京「新ちゃん・・・ええんか?」

新一「ああ」

らんま「・・・・いいんだろうか?」

あかね「よくないに決まってるでしょ・・・でも」

新一「俺の方こそ、いいのか?」

右京「ええにきまっとるやん。うちはお好み焼き職人である前に・・女やで」

今日はここまで
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/21(月) 23:18:37.05 ID:/h/j6GtSO
(・∀・)ニヤニヤ乙
696 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:26:08.67 ID:0k+LpyyC0
新一「うっちゃん・・・」

右京「新ちゃん」

あかね「コホン」

新一「・・・・・」

右京「なんやねん、あかねちゃん」

あかね「右京、本当にいいの?」

右京「ああ、ホンマや」

らんま「どうするんだよ?」

右京「できひんほどお腹がおおきなったら休業にするわ」

らんま「うっちゃん・・・俺が手伝うよ」
697 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:28:23.17 ID:0k+LpyyC0
右京「乱ちゃん・・・?」

らんま「俺が二人になったことは知ってるだろ。なら、俺にも協力させてくれ」

右京「ありがとうな、乱ちゃん」

らんま「ああ」

新一「ありがとな、らんま」

らんま「当然、お前も手伝うんだぜ」

新一「・・・はい」

あかね「それとね」

右京「なんやねん、まだあるんかいな?」

あかね「実は、あなただけじゃないの」
698 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:32:21.37 ID:0k+LpyyC0
右京「どういうこっちゃ?」

あかね「だから、私やお姉ちゃんもそのできちゃってて」

右京「ホンマか?!」

らんま「ああ」

右京「・・・新ちゃん」

新一「・・・いや・・・あの」

右京「どういうことや?」

新一「・・・・・・えっと」

右京「うちだけやなく、あかねちゃんやその姉ちゃんにもやなんてどういうことやねん?」

新一「あ・・いや・・・・あはっははは」

右京「うちとは一生を誓った仲やからやなかったんか?」
699 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:35:14.23 ID:0k+LpyyC0
あかね「へー、そうだったのね。知らなかったわ」

らんま「俺も知らなかったぜ」

新一「え・・・・その」

右京「この落とし前どうつけてくれるんや?」

新一「・・・・あのね、うっちゃんのことが好きなのは本当なんだけど」

右京「ほー、そいで?」

新一「あかねも、かすみも茶月も好きなので」

右京「あー、そうなんや・・・・・・・なんて納得すると思うたか?」

新一「・・いえ」

右京「さーて、歯食いしばりぃな」
700 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:39:34.27 ID:0k+LpyyC0
右京がヘラで新一を叩き捲くる

新一「いたいた・・ごめんよ、うっちゃん」

右京「このどーゆこっちゃねん、うちの心をもてあそびよってからに」

新一「うっちゃんのことは好きなんだけど」

右京「そんな言葉で誤魔化されへんで、一人二人やったらまだしも三人ってどういうことやねん。おまけに茶月ちゃんにまでやなんて」

新一「・・・許して、うっちゃん」

新一がどつかれてる横で

あかね「ま、自業自得よね」

らんま「次はこれ以上だろうけどな」

あかね「ホントね」
701 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:42:15.32 ID:0k+LpyyC0
30分後

右京「ホンマにうちのことは好きやねんな」

新一「ああ」

そう言って新一が右京にキスをする

右京「・・・もぅ・・・しゃーないわな、これくらいで許したるわ」

新一「ありがと」

右京「でも、うちとの仲を考えてるんやろ」

新一「もちろんだ」

らんま「・・・・どーすんだろうな」

あかね「考えるのもアホらしくなってきたわ」
702 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:46:15.89 ID:0k+LpyyC0
らんま「で」

右京「どうしたんや?なんかまだあるんか?」

あかね「ええ」

右京「何や?」

らんま「ほら、言えよ」

新一「ええ・・・・これから猫飯店に」

右京「・・・・・ほー」

あかね「ま、今は否定してるんだけど」

らんま「この結果を見ると」

右京「その可能性を否定できひんわな」

新一「・・・・・」
703 :1 [saga]:2011/03/22(火) 20:51:34.02 ID:0k+LpyyC0
あかね「ね?」

らんま「だよな?」

右京「今の内に言っといた方がええと思うで」

新一「いや・・・あの・・・・」

らんま「まあ、猫飯店でムースプラス俺たちの方がいいっていうんなら話は別だけどよ」

新一「・・・・・ある」

あかね「シャンプーともそういうことをしたことが?」

新一は無言で頷く

らんまが指を鳴らしながら近づいていく

新一「・・・いや・・・その・・・出来心で」

新一が後ろにはいずっていく

今日はここまで
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 23:17:42.57 ID:DEbO834SO
おつつ
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/23(水) 09:54:55.03 ID:sQSkLEMHo
シャンプーまだ妊娠してないと勝手に予想(`・ω・´)
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 21:19:48.89 ID:V2laKqnDo
でもバーーーローーだぜ?
707 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:28:00.47 ID:pYpe7ega0
右京「新ちゃん?」

右京がフライ返しを構えて近づいていく

新一「いや・・・・その・・・」

バキボドカッ

あかね「・・・ったく」

右京「・・・・・とにかく行ってみるしかないやろ」

あかね「そうね」

らんま「ほら、早く行くぞ」

新一「いや・・・立てないんだけど」

らんま「あ?」
708 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:32:33.25 ID:pYpe7ega0
あかね「え?」

右京「何言うてんねん」

新一はズタボロだった

新一「・・・・・・・」

新一「這ってでも着いて行きます」

新一は杖をついてついていった

猫飯店

ムース「おお、シャンプー」

ムースが客に抱きついた

シャンプー「ムース何やってるか?」
709 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:40:31.24 ID:pYpe7ega0
シャンプーがムースを蹴飛ばす

ムース「いだっ・・・お・・・」

ムースが眼鏡を掛けなおす

ムース「おお、シャンプーこっちだったか?」

シャンプー「ムース、お客さんに迷惑掛ける許さないね」

ムース「シャンプー」

シャンプー「奥で皿洗いでもしてるね」

ムース「そんなシャンプー、おらはシャンプーの役に立ちたいだー」

コロン「なら、さっさと皿洗いでもしておれ」

ムースはとぼとぼと皿洗いに向かった
710 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:46:06.47 ID:pYpe7ega0
ムース「おばば様は人遣いが洗いだ」

そこへあかねがやってくる

シャンプー「あかね、何しにきたか?」

あかね「ちょっと聞きたいことがあるのよ」

らんま「いま、時間あるか?」

シャンプー「・・・・新一のことか?」

あかね「どうなの?」

シャンプー「ひいばあちゃん?」

コロン「今は客も少ないし、わし一人でも大丈夫じゃ」

シャンプー「じゃあ、おねがいするね」

コロン「ああ」
711 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:51:14.88 ID:pYpe7ega0
シャンプーが店の裏に出る

シャンプー「何の話か?」

あかね「シャンプー、あなたは新一と・・・その・・・・」

らんま「どういう関係だ?」

シャンプー「ふふっ、そんなこと言えないね」

シャンプーが笑いながら誤魔化す

らんま「・・・・最後までか?」

シャンプー「・・・・さぁ?どうだろうかな?」

そこに右京と新一が現れる

右京「実はな」

シャンプー「新一、どうしたか?こんなボロボロになって」
712 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:54:21.17 ID:pYpe7ega0
シャンプーが新一に駆け寄り、介抱する

右京「それは話を聞いたらわかるわ」

シャンプー「ならさっさと話すよろし」

右京「実はな、うちら新ちゃんの子供ができたんや」

シャンプー「・・・・・本当か?」

あかね「ええ、それであなたもそういうことになってないか、確認に来たのよ」

シャンプー「新一、これはどういうことか?」

シャンプーが介抱していた手でそのまま新一を揺さぶり、問い詰める

新一「・・いや・・・その・・・実は」

シャンプー「はっきりと言うよろし」
713 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:56:58.76 ID:pYpe7ega0
新一「実は・・・・うっちゃんとかともそういう関係になってて」

シャンプー「私だけじゃなかったのだな」

新一「・・・・まぁ・・・うん」

シャンプー「どういうことか?」

あかね「それでね」

シャンプー「なにか?」

らんま「ほれ」

らんまがシャンプーに妊娠検査薬を渡す

シャンプー「これは?」

らんま「できてるかどうか調べられるんだとよ」

右京「とにかく調べておきい」

シャンプー「・・・・そうね」
714 :1 [saga]:2011/03/23(水) 21:59:28.03 ID:pYpe7ega0
シャンプーが家に消える

右京「さー、どうなるんやろな?」

あかね「気になるところよね」

らんま「ま、この後ばばあとかムースとかに知れた時とかやばいだろうな」

右京「というより、誰と責任取ることになるんやろか」

らんま「・・・・・・」

あかね「・・・・一応、私じゃない?」

右京「どーゆことやねん、うちやて許婚やで」

らんま「いや、茶月もあずさもシャンプーもみんな許婚だから」

今日はここまで
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 22:43:04.72 ID:cSc10V4SO
乙!
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/23(水) 23:45:02.78 ID:oMvV+rFxo
誰か乱馬に新一の顔くっ付けたコラ作ってくれ
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/24(木) 09:53:07.59 ID:OB1SHpkRo
ここでシャンプーだけ妊娠してなかったら、エロパートはシャンプー任せダナ…ククク

あ、あずさもいたか
718 :1 [saga]:2011/03/24(木) 20:48:38.80 ID:qN+y9StP0
右京「・・・そーやったな」

らんま「ま、それは親父のせいなんだけど」

あかね「そーいえば、どーするのかしら?」

新一「・・・・・・」

右京「うちやろ?」

あかね「・・どーなの?」

らんま「黙ってても事態は解決しねーよ」

新一「ですよねー」

右京「そーいや小太刀はどうしたんや?あいつが最近見かけへんで」

らんま「あー、あいつは」

あかね「・・・・・茶月さんの元婚約者と付き合ってるそうよ」
719 :1 [saga]:2011/03/24(木) 20:50:34.99 ID:qN+y9StP0
右京「え?そんな相手おったんか?」

あかね「ええ」

らんま「まぁ、あいつもあいつで気の多い男だったがな」

あかね「今、何してるのかしら?」

らんま「思い出したくもねーよ」

新一「ああ」

あかね「・・・・で?」

右京「言う気になったんか?」

新一「・・・・・・」

らんま「普通に会話に加わって誤魔化してなんとかしのごうとか考えてないよな?」

新一「も・・・もちろんだ」
720 :1 [saga]:2011/03/24(木) 20:59:08.89 ID:qN+y9StP0
あかね「それじゃあ、そろそろはっきりしてもらいましょうか?」

右京「そうやな、そろそろはっきりせんと」

らんま「・・・・でも」

あかね「何よ?」

らんま「お前ら全員どっちにしろ、世話するんだろ」

右京「まあ、それはな」

あかね「こうなっちゃったわけだし、それはね」

らんま「それなら、こいつが結婚できる年になったときに決めさせた方がいいんじゃないか?」

右京「確かにそうやね・・・・気が変わるかもしれへんし」

あかね「そうね、この結果を見たらそうなってもおかしくはないわよね」

新一「・・・・・・」
721 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:50:00.10 ID:qN+y9StP0
そこにシャンプーも戻ってきた

あかね「どう?」

シャンプー「・・・・してなかたある」

右京「ほー、ならやっぱりうちかあかねちゃんってことやん」

シャンプー「どうしてそうなるか?」

右京「当たり前やん、やっぱり愛があるからこそ小さな魂がやどっとるんやで」

シャンプー「・・・・・新一」

新一「シャンプー」

シャンプー「これから私について来るよろし」

新一「え?」

シャンプー「さあ」

シャンプーが新一を抱えるとその場から走り去った

呆気にとられていた右京とあかねもすぐに追いかける

右京「うちの新ちゃんをどないするきや?」
722 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:50:25.92 ID:qN+y9StP0
シャンプー「お前たち、身重なんだから病院に行って来るね。その間借りるだけよ」

右京「そんなもん、信じられるかいな」

あかね「シャンプー、その言葉にうそはないわね」

シャンプー「もちろんね」

あかね「右京」

右京「何で止めるんや、あかねちゃん」

あかね「今は行かせてあげましょ、どーせ私たちは行かなきゃならないんだから」

右京「せやかて・・」

らんま「なら、俺が見張っといてやるぜ」

あかね「頼むわね」

らんま「おう」

あかね「ほら・・ね?」

右京「しゃーないな、今回だけやで。シャンプー」
723 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:51:06.17 ID:qN+y9StP0
あかね「もうあんなところまで」

らんま「じゃ、追うぜ」

右京「頼むで、乱ちゃん」

らんま「おー」

シャンプーは新一をホテルに連れ込んだ

新一「ここは?」

シャンプー「もー、女にそんなこと言わせるんじゃないね」

新一「いや、そうじゃなくて・・・どーやって?」

シャンプー「さっき、ひいばあちゃんに代金はもらってきたね」

新一「・・・・店は?」

シャンプー「ひいばあちゃんとムースでなんとかなるね」

新一「・・・どうして?」

シャンプー「あそこの場所は縁起が悪いね」

新一「そう?」
724 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:52:18.13 ID:qN+y9StP0
シャンプー「そうね、あかねや右京に出来て私に出来ないなんてありえないね」

新一「シャンプー・・・」

シャンプー「新一、私のこと好きか?」

新一「ああ」

シャンプー「なら、あかねや右京と同じようにして欲しいね」

新一「いいのか?」

シャンプー「もちろんね」

新一はシャンプーのチャイナ服の裾をたくし上げパンティーを脱がす

シャンプー「脱がさないのか?」

新一「シャンプーをそのまま抱きたい、チャイナ服を着たいつものシャンプーを」

シャンプー「・・・(赤)本当か?」

新一「ああ、ダメか?」

シャンプー「そんなこと言われたら、断れないね」
725 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:52:58.69 ID:qN+y9StP0
新一はシャンプーの秘所を嘗め回しながら、手で太腿の感触を味わう

新一「(いつもよりも興奮するな。チャイナ服好きなのかも)」

シャンプー「意や・・・ひゃぁ・・・はぁ・・・・ふぁ・・・ぁっ・・んっ」

新一「シャンプーは太腿撫でられると反応が大きいな」

シャンプー「ふぁあ・・ぁ・・・そんなことないね・・きゃぁ・・ふぁあ・・・・」

新一「そう?」

新一はそう言いながら、シャンプーの太腿を撫で回し続ける

シャンプー「ひゃぁぁはふぁ・・・きゃぁ・・んぁ・・・・ふぁぁ・・・」

新一「ほら、やっぱり反応が大きくない?」

シャンプー「ち・・・違うね、新一に触られると嬉しいからね」

新一「シャンプー」

シャンプー「新一、来て欲しいね」

新一「ああ」

新一は頷くとシャンプーの中に入っていく
726 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:53:27.10 ID:qN+y9StP0
シャンプー「きゃぁ・・・くぅんぅぅ・・・」

新一「シャンプー、入ったよ」

シャンプー「うん、わかるねゃぁぁ・・・私にも作って欲しいね」

新一「ああ」

新一はそう言って、シャンプーの胸を服越しにもみしだいた

シャンプー「ひゃぁぁあんっ・・・・・ふぁあぁぁっ」

新一「シャンプー、なんか前より反応が大きくなってきてないか?」

シャンプー「そんなことないね・・・ひゃあぁ・・ぁふぁ・・・」

新一「シャンプーはエロいな」

シャンプー「違うね・・・そういうんじゃない」

新一「あ、腰が抜けちゃうかも」

シャンプー「いやね・・私の中に出してほしいね・・んぅぅっ・・・」

シャンプーはそういって足で新一を挟み込む
727 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:55:39.10 ID:qN+y9StP0
新一「シャンプー、出すよ」

シャンプー「うん、私の中にいっぱい出すね」

シャンプー「ひゃぁはぁふぁ・・ぁ・・」

ドピュ

シャンプー「きゃぁぁぁひゃふぁぁはぁ・・はひゃぁあああああああああああああああああああああああああん」

新一「出た」

シャンプー「ハァハァ・・・新一」

新一「何だ?シャンプー」

シャンプー「もう一回出すね」

新一「いや、すぐには」

シャンプーが新一を抱きしめ

シャンプー「新一〜っ、私にもっと新一のカタチを教えて欲しいね〜」

カニバサミのまま新一に身体をこすりつけしなだりかかる
728 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:56:09.06 ID:qN+y9StP0
シャンプー「新一〜、どうしたか?私の中で大きくなってるぞ」

新一「よし、もっと俺のカタチをシャンプーの中に教え込むぞ」

シャンプー「いや〜ん、犯されるね〜」

新一「動くぞ」

シャンプー「うん」

シャンプー「きゃあぁ・・ひゃぁ・・・新一が中で動いてるのが伝わるね」

新一「ああ、俺もシャンプーの中が感じられる」

シャンプー「新一〜、もっと激しく動くね。私、新一の身体をもっと感じさせて欲しいね」

新一「ああ」

シャンプー「ひゃあぁ〜ぁんぅ、あぁ・・ぁはぁぁっ、激しいね」

新一「シャンプー」

新一はシャンプーの太腿を撫でる

シャンプー「はひゃぁぁんっ」

新一「やっぱりここがいいんだな?」
729 :1 [saga]:2011/03/24(木) 21:58:12.56 ID:qN+y9StP0
シャンプー「んん〜っ、そうかもしれないね」

新一「シャンプーの弱点を見つけたぜ」

シャンプー「ん〜?それなら私もくぅ」

シャンプーが中を締め付ける

新一「な・・なにを」

シャンプー「実はこういうこともひいばあちゃんに教わって出来るね・(ドピュ)・きゃぁひゃあああああああああああああんっ」

新一「・・悪い」

シャンプー「ハァハァ、別に良いね・・でも新一、急に出すのよくないね。一緒にイきたかったね」

新一「・・・悪い」

シャンプー「さあ、もう一回ね」

今日はここまで
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/24(木) 23:28:46.73 ID:KdeRY2TSO
(*´д`*)ハァハァ乙
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/25(金) 10:06:48.23 ID:UYZo4hNRo
よし、流石は1だ!良く判ってるじゃないか!!GJGJ!
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 12:18:59.10 ID:8loF7uLDO
今回はエロいな
733 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:40:36.79 ID:SyYE9Uuz0
新一「シャンプーがこんなにエロいなんて知らなかったぜ」

シャンプー「新一がこういう風にしたね、絶対わたしも孕ませる」

新一「ああ」

シャンプー「ん?もう大きくならないね?」

新一「ああ、少し間をおかないと」

シャンプー「新一、横になるね」

新一「え?」

シャンプーは新一を押し倒すと新一のモノを口に含んだ

新一「しゃん・・シャンプー?」

シャンプー「わはひがおおひふするね」

新一「うぁ・・おぉ」

シャンプー「んごぉ・・・んぅうぅ・・」

シャンプーの技はたどたどしかったが、口の中は暖かく、シャンプーにさせているという感覚が新一のモノをたかぶらせていた
734 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:41:35.20 ID:SyYE9Uuz0
新一「やばぁ・・・」

シャンプー「ぷはぁ・・・・どうね?大きくなったよ」

新一「ああ」

シャンプー「さあ、入れるね」

新一「あ・・・ああ」

新一はシャンプーの中に入れる

シャンプー「うんぅぅう・・来たね」

新一「完全に慣れたな」

シャンプー「新一のせいよ」

新一「それよりもシャンプーのつばが今、シャンプーの中に入って混ざってるのわかる?」

シャンプー「そ・・・そんなこと言わなくていいね(赤)」

新一「シャンプーがしたんだろ?」

シャンプー「さ・・さっきはただ大きくしたかったから」
735 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:42:44.50 ID:SyYE9Uuz0
新一「でも、興奮してるんだろ?」

シャンプー「い・・・いじわるね」

新一「だってシャンプーがスケベだから、いじわるしたくなるんだもん」

シャンプー「スケベじゃない・・ねっ・・ぁ・あぁんぅぁ・・ふぁあぁ・」

新一が腰を動かすのを止める

シャンプー「ど・・どうしたね?」

新一「え?スケベじゃないんだから、止めても平気だろ?」

シャンプー「そ・・そうだけど、とめるのはよくないね。動くね」

新一「だったら、自分で動きなよ」

シャンプー「そ・・そんなことできないね」

新一「じゃこのままだな」

シャンプー「そ・・そんな〜」

シャンプーは次第にじれて自分から動かし始める
736 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:43:42.23 ID:SyYE9Uuz0
新一「あかねよりもうっちゃんも自分から腰なんて振らなかったぞ」

シャンプー「右京やあかねよりも新一のことが・・ぁ・・・好きだからね」

新一「シャンプー」

シャンプー「んぅふぁあぁ・・ぁひゃぁあぁっ・・」

新一「シャンプー、出すぞ」

シャンプー「んぅ・・うん・・・いいね・・来て欲しいね」

ドピュ

シャンプー「ひゃぁあふぁあああああああああああああああああああん」

シャンプー「ハァハァ、新一」

新一「ん?」

シャンプー「口をあけるね」

新一「こうか?」

新一が口をあけるとそこにシャンプーが自分の唾液を落としていく

シャンプー「どうか?」
737 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:44:13.15 ID:SyYE9Uuz0
新一「シャンプーの味か」

シャンプー「うん」

新一「じゃあ、俺も」

今度は新一が上に乗りシャンプーの口の中に唾液を落とす

シャンプー「新一の味ね」

新一「・・・シャンプー」

シャンプー「新一」

二人がしばらく抱き合った後

新一「そろそろ出ないか?」

シャンプー「そうね、そろそろ時間ね」

新一とシャンプーはホテルから出た

するとそこにはらんまが居た

らんま「じゃあ、返してもらうぜ」

シャンプー「また、借りるね」
738 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:44:52.36 ID:SyYE9Uuz0
らんま「どーせダメって言っても借りてくんだろ」

シャンプー「よく分ってるね」

らんま「ふんっ、ほら行くぜ」

シャンプーと別れた後、らんまが新一の腕を取って道場へ向かう

新一「らんま」

らんま「なんだよ」

らんまが新一の方を向いた瞬間に新一がらんまの唇を奪う

新一「・・・して欲しくなかった?」

らんまが呆けていたが、その言葉で気を取り直し

らんま「ば・・・バッキャロー、何で急にしかもこんなところで」

新一「だってよ」

らんま「なんだよ」
739 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:45:19.80 ID:SyYE9Uuz0
新一「お前が気にしてたから、人前でも気にしないって示したかったんだよ」

新一が目をらんまから逸らしながら答える

らんま「・・・新一」

新一「・・・・・」

らんま「カッコつけやがって」

らんまが新一の首を絞める

らんま「この・・この・・」

新一「く・・苦しい・・・入ってるって」

らんま「でも・・・嬉しかったぜ」

新一「ん?なんだって?」

らんま「なんでもねーよ」

新一「もっと大きな声でないと」
740 :1 [saga]:2011/03/25(金) 21:47:38.66 ID:SyYE9Uuz0
らんま「お前聞こえてただろ」

新一「聞きたいんだけど」

らんま「二度は言わねー」

新一「言ってくれよ」

らんま「やーだね、それよりさっき連絡があって全員健康だってよ」

新一「おー、そうか」

らんま「なんか、慣れてないか?」

新一「そんなわけねーだろ」

らんま「いや・・・そーだよな」

新一「そうそう」

らんま「高校一年生で・・・な」

今日はここまで
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 22:22:33.98 ID:ba8VK1mSO
焦らされた気分 乙
742 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:13:51.28 ID:1Afv1i6k0
らんま「妊婦の扱いに慣れてるわけないわな」

新一「そーそー」

らんま「・・・・・・」

新一「なんだよ」

らんま「別に何でもねーよ」

新一「・・・・ま、とにかく早く戻ろうぜ」

らんま「ああ、そろそろ帰ってる頃だろうしな」

新一「・・・・」

らんま「なんだよ?」

新一「腕組んでもいいんだぜ?」
743 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:16:18.96 ID:1Afv1i6k0
らんま「し・・っ・・・・しねーよ」

新一「そうか・・・」

らんま「なんだよ」

新一「おれはさっき恥ずかしいの我慢して路チューしたのにオメーは恥ずかしいのを我慢してはくれないのか」

らんま「ば・・ってかあれ、俺も恥ずかしいんじゃねーのか?」

新一「・・・・」

新一はいじけて石ころを蹴っていた

らんま「だー、わかったよ。やってやるよ・・・ったくガキみたいな奴だな」

新一「ホントか?」

らんま「ああ」
744 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:19:43.85 ID:1Afv1i6k0
新一「ほら」

らんま「ったく」

らんまが新一の腕に抱きつく

らんま「(・・・・すっげー、恥ずかしい)(赤)」

新一「顔真っ赤じゃねーか」

らんま「止めんぞ」

新一「・・・・わーったよ」

らんま「・・・ったく」

新一「らんま」

らんま「なんだよ」

新一「そういえばさオメーって昔は女の振りしてるときはこういうの簡単に出来てたはずなんだよな。何で急にそんな恥ずかしがってんだよ」
745 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:22:46.56 ID:1Afv1i6k0
らんま「うるせーな、好きな奴とすると恥ずかしいもんなんだよ」

新一「・・・・・・」

らんま「・・・・あ、待て待て。今の聞かなかったことに」

らんま「その・・・・あれだ・・・・ちょっとこう・・・言い間違いで」

新一「・・・・本気?」

らんま「・・・さっき言っただろうが」

新一「女心ってやつが芽生えたのかな?」

らんま「俺に言われたってしらねーよ」

新一「らんま」

らんま「なんだよ?」

新一「かっわいい〜」

らんま「うっせーな、止めんぞ」
746 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:25:21.95 ID:1Afv1i6k0
新一「わーったよ」

らんま「ったく」

そして、天道道場

早雲「どーいうことなのかね?」

新一「はぁ・・・」

早雲「右京君までとは」

早雲「わが道場の行く末は一体どーなるとゆーのだ」

新一「すいません」

玄馬「全くだ、この馬鹿息子が」

のどか「あなた」

玄馬「い・・・いや、これは全て新一が引き起こしたもので」

右京「うち、許婚なんやから別に問題ないやろ」
747 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:28:31.75 ID:1Afv1i6k0
早雲「と、ゆー風になってしまったのはす・べ・て、君のせーなんだよ。早乙女君」

玄馬「い・・・いや、でも小さい時の」

右京「まぁ、破棄したいゆーなら」

らんま「持ち逃げした持参金返さないとな」

パンダ「パボッ」

のどか「あ・・・・な・・・・・た・・・・」

パンダ「パボパボ」

あかね「もう、すでにバレてるのに」

早雲「というわけで、さっさとどーするか考えたまえ」

なびき「はい、おじ様。キリキリ話してね」

なびきがお湯を掛ける
748 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:31:29.83 ID:1Afv1i6k0
シャンプー「ちょっと待つね」

そこにシャンプーがやってきた

あかね「アンタね、入り口から入ってきなさいよ」

シャンプー「違うね、最大的問題起きたね」

なびき「どーしたのよ」

シャンプー「さっきのは間違いね」

らんま「どーゆうことだよ」

シャンプー「さっきの説明書を読み間違えていたね」

早雲「・・・と・・・・ゆーことは」

シャンプー「私も子供できてるね」

早雲「・・・・は、どーするんだね?早乙女君」

のどか「あなた」
749 :1 [saga]:2011/03/26(土) 21:35:36.34 ID:1Afv1i6k0
あかね「・・・・じゃあさっき貸したのは何の意味もなかったのね」

右京「そうみたいやな」

シャンプー「ふふん、どっちにしろ立場は同じね」

なびき「ふーん、何してたの?」

新一「い・・・いや、別に」

かすみ「あら・・・さっきまでの用事ってシャンプーちゃんに関わるものだったの?」

新一「・・・い・・ええ、まぁ・・・その」

玄馬「(・・・チャンス)」

あかね「おじ様」

らんま「そーはいかねーぜ」

のどか「逃げるのは武道家として恥ずべきことじゃないのかしら?」

らんま「おい、うっちゃん。絶対に逃げ道をつくるなよ」

右京「わかっとる」

今日はここまで
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 23:16:28.41 ID:8SicAqdSO
751 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:30:21.20 ID:QQIur67X0
らんま「・・・で、どーするよ。親父」

早雲「結婚相手は一人なんだよ」

玄馬「うん・・・・そうだ、新一」

新一「ん?」

玄馬「誰にするか、お前が決めれば良いんじゃないのか?」

らんま「許婚は全部親父が決めたんじゃなかったか?」

玄馬「い・・いや・・・まぁ・・・そーなんだけど」

らんま「俺たちの意思に関係なくさくさく話進めてたよな」

のどか「なら、あなたがとりあえず許婚を一人に絞るべきじゃないのかしら?」

早雲「早乙女君、もちろん・・・うちのあかねだよね」

右京「うちやろ?持参金うけとっとるもんな」
752 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:30:56.67 ID:QQIur67X0
茶月「確か、お母様から茶器を受け取ったとか、それは了承していただけたということですよね」

シャンプー「猫飯店の代金、十年五割引券受け取ってるいうことは私が許婚的関係だと了承したいうことだな」

なびき「これにあずさとかいう子も加わるんでしょ」

良牙「・・・・凄い数だな」

かすみ「あらあら」

早雲「で?どーなんだい?」

玄馬「・・・・・コホン」

新一「・・・・(いつ、俺に飛び火するかわからねーな)」

新一は必死に気配を消していた

なびき「そーいえば、良牙君」

良牙「なんですか?」

なびき「あかねのことはどう思ってるの?」

良牙「今は・・別に」
753 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:32:23.87 ID:QQIur67X0
なびき「へー、他に相手がいるとか」

良牙「さ・・・・さぁな」

なびき「へー、教えてよ」

良牙「だ・・・・だから」

なびき「水、ここにあるんだけど」

なびきの手にはコップがあり、中には水が入っていた

良牙「・・・・・います」

なびき「え?誰?」

良牙「あかりっていうこなんですけど」

なびき「へー、どんな子?」

良牙「え・・そのおしとやかで優しくて」

なびき「・・・・あかねと正反対ね」

良牙「そ・・・そんなことは」
754 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:33:18.06 ID:QQIur67X0
なびき「それで?写真とかは?」

良牙「あ、これなんですけど」

良牙はポケットから携帯を出し

なびき「へー、かわいい子じゃない・・・どうやって知り合ったの?」

良牙「・・・実は」

なびき「へー、豚に勝ったら惚れられた・・・と」

良牙「まあ、ええ」

なびき「ま、よかったわね。実は良牙君があかねが妊娠したと知ってどうなるか心配してたのよ」

良牙「僕も、男ですから・・」

なびき「割とふっきれたのね」

良牙「え・・いや」

かすみ「あかねに似てない子ですものね」

なびき「そうそう、もうこりごりって」

良牙「べ・・・べつにそんな」
755 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:34:27.14 ID:QQIur67X0
なびき「まあ、良牙君はこんな風にはならないでしょうけど」

良牙「はぁ・・・・」

一方、玄馬

玄馬「そ・・・そうだ先に妊娠した子ってことで」

早雲「え?」

あかね「えっと・・・・それって?」

右京「誰や?」

シャンプー「う〜ん、私は・・」

のどか「えっと、誰だったかしら?」

玄馬「(よし、この隙に)」

玄馬が周りが混乱している隙に逃げ出した

らんま「あ、待て、親父」

右京「逃げ足の速い奴やで」

茶月「それで誰なんでしょうか?」
756 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:37:08.44 ID:QQIur67X0
あかね「えっと、確か私はお姉ちゃんの次よ」

右京「うちは茶月ちゃんの次や」

茶月「私はかすみさんの後ですし」

シャンプー「私は一ヶ月ね」

あかね「じゃあ、私より後ね」

のどか「じゃあ」

かすみ「私かしら」

なびき「まぁ、お姉ちゃんなの」

かすみ「でも、それならあかねちゃんがいいんじゃないかしら?」

あかね「え・・・でも、お姉ちゃんが」

早雲「いや、一応天道家の誰かということでいいじゃないだろうか?」

なびき「そうね、あかねっていうよりもお父さんの娘ってことだったわけだし」

シャンプー「くっ、仕方ないね」
757 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:37:51.47 ID:QQIur67X0
右京「くっ、もうちょい早かったら」

かすみ「それに元々はあかねちゃんだったわけだし」

あかね「いいの?」

かすみ「ええ、もちろん」

なびき「それで、他の娘たちはどうすればいいのかしら?」

シャンプー「そうね、私たちはどうするね」

右京「そうや、うちは新ちゃんと一緒になる思うて」

茶月「私も含めて皆さん、格闘技してらっしゃるんですし」

らんま「し?」

茶月「一応、この道場の住み込みって形でいいんじゃないでしょうか」

らんま「・・・・・なるほど、それなら一応新一と一緒にいられるわな。赤ちゃんが」

茶月「ええ、どうでしょうか?あかねさん」
758 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:38:20.62 ID:QQIur67X0
あかね「私はいいと思うわ」

右京「んー、まぁそうやな・・・子供連れて店できひんやろし」

シャンプー「仕方ないね」

らんま「もちろん、異論はないよな?」

新一「」コクコク

あかね「お姉ちゃん、お父さんは?」

早雲「ま、仕方あるまい」

かすみ「ええ、みんな一緒ならにぎやかになるわね」

なびき「・・・そういう問題かしらね」

のどか「あの人はどこにいったのかしら?」

右京「きまっとるやろ」

らんま「うっちゃん、わかんのか?」
759 :1 [saga]:2011/03/27(日) 21:39:30.90 ID:QQIur67X0
右京「あったりまえやん。どーせ、ここにおらへん子、つまりあずさの家や」

シャンプー「なるほどね」

らんま「んじゃ早速」

良牙「なぁ」

あかね「どうしたの?良牙君」

良牙「さっきからずっと気になってたんだが」

なびき「何よ?」

良牙「爺さんはどうした?」

らんま「・・・・すっかり忘れてたな」

かすみ「誰だったかしら?」

なびき「お姉ちゃん・・・・」

今日はここまで
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 22:34:39.81 ID:uRjMq4PSO
誰?……乙
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/28(月) 10:35:03.36 ID:wH8a3fGQo
ハッピーのことだな。乙
762 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:15:35.35 ID:SBIt1Hya0
早雲「そうだ、最近お師匠様を見ないな」

新一「そうだ、どこ行ったんだろ?」

らんま「さがしてみるか?」

良牙「いや、部屋にいるんじゃないのか?」

新一「行ってみよう」

新一とらんまと良牙が八宝斎の部屋に向かう

あかね「それで、お父さん」

早雲「ん?」

なびき「間取り決めておかないと」

早雲「ん・・そうだね」

かすみ「手狭じゃないかしら」

茶月「大丈夫ですよ」

なびき「そうそう、いざとなったら・・・」

右京「うちに来るきやな」

なびき「・・・・・あら?バレた」

右京「キングのときのようなわけにはいかへんで」
763 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:16:05.34 ID:SBIt1Hya0
あかね「わかってるわよ」

シャンプー「ところで新一はどこになるのか?」

あかね「お姉ちゃんの部屋で」

右京「・・・まぁ、さっきの結果から言ったら順当やな」

シャンプー「仕方ないね」

そこにらんまたちが帰ってくる

らんま「いねえぞ」

早雲「なにぃ?!」

良牙「手紙が二通あったんだけど」

早雲「ふむ、どこかに出かけられたのか・・・・?」

らんま「一通はおじさん、もう一通は新一に」

早雲「ふむ」

早雲はそれを受け取ると

早雲「では、読むぞ」

らんま「新一?」
764 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:16:55.30 ID:SBIt1Hya0
新一「俺だけに読めって」

早雲「・・・私の方には書いてはいないなぁ」

らんま「なら、新一だけ、そっちで読んで来いよ」

新一「ああ」

新一は八宝斎の部屋に消える

早雲「では、読むぞ」

早雲「・・・・・・・・」

あかね「どうしたの?」

早雲「うむ」

一方、新一

新一「・・・・」

そこには

八宝斎「新一、元のセカイに戻りたいとは思わないか?」

八宝斎「もし、そう思っているのならばこの続きを読みたまえ」

八宝斎「もし、そう思っていないのならば、この手紙を裏返したまえ」
765 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:17:39.15 ID:SBIt1Hya0
新一は考え込んだ

新一「・・・・・・まぁ、戻りたくはないといったら嘘にはなるな・・・しかし」

新一「かすみやうっちゃんたちも捨てがたい」

新一「・・・・・・・・・・・よし、裏返そう」

新一が手紙を裏返した瞬間、押入れの扉が開いた

八宝斎「まぁ、そうするだろうとは思ってはいた」

新一「・・・・親父」

八宝斎「とはいえ、私としてはムリヤリでも戻ってもらおう」

新一「親父、ここは本当に別の世界か?」

八宝斎「どういうことだ?」

新一「かつて、俺の身体が縮んだようにシャンプーのとこの老婆も若返った。つまり、ここにもあの組織がいるっていうことじゃないか?」

八宝斎「一理あるな」

新一はそして、おさげをほどいた。そして、髪を持ち上げもとの新一と同じくらいの髪型にする

新一「見てみろよ、俺自身だ」
766 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:18:10.06 ID:SBIt1Hya0
八宝斎「・・・・・・」

新一「俺の考えはこうだ。つまり、もともとはこのセカイに紛れ込んでしまったのかもしれないが」

新一「この世界に元々いたらんまって奴が女の姿のまま出てきた。つまり、どこかで俺は元の工藤新一になっていて、そして元のらんまも姿を現したってことにはならねーか?」

八宝斎「・・・・・意外と考えていたんだな」

新一「・・・テメー、息子を何だと思ってる」

八宝斎「女ったらし」

新一「・・・・・・・・」

八宝斎「まあ、一応私と有希子の息子なだけはあるか」

新一「もったいぶるなよ」

八宝斎「私は私なりに答えをこの二ヶ月間探し続けた」

新一「で?」

八宝斎「お前の考えは大体当たっていると思う」

新一「確証でもあるのか?」

八宝斎「調べてみると、らんまという人物はお前が女になれなくなった直後に現れている」
767 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:18:36.24 ID:SBIt1Hya0
新一「で?」

八宝斎「お前が見つけるまでのタイムラグの間なにをしていたかは定かではないが」

新一「何か、あんのか?」

八宝斎「お前が変身できなくなった時点ではおそらく、彼は元のらんまのままだったと思う」

新一「・・・・・つまり、男の姿にもなれるって訳か」

八宝斎「そう、つまりその間に彼はハーブという者に出会っている」

新一「誰だ?」

八宝斎「詳しくは省略するがつまり、らんまという人物と同じ境遇なようだ」

新一「水を被ると」

八宝斎は頷き

八宝斎「そこでらんまは止水桶というハーブというがもっていた水を掛けられ、女の姿のままになってしまった」

新一「・・・・・・そんなもんがあるのか」

八宝斎「らしいな、それでらんまはお前に会った時点で女だったんだよ」

新一「・・・・・・つまり、これは別の世界ではなく」
768 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:19:04.29 ID:SBIt1Hya0
八宝斎「そう、元のセカイだ」

新一「・・・・もし、俺が戻りたいって言ったらどうしてたんだ」

八宝斎「はい、とかいって見たかもしれんね」

新一「メンドクセー」

八宝斎「まぁ、お前ならそういうだろうと思っていたよ。前に懲りずに同じことをしているんだからね」

新一「ほっとけ」

八宝斎「それでは、私と共について来い」

新一「親父」

八宝斎「なんだ」

新一「その姿はなんとかならないのか?」

八宝斎「どうやら、元の八宝斎というものはしんでいるらしい」

新一「え?」

八宝斎「そのためか知らないが、ほら」

八宝斎はバク宙すると優作に戻っていた
769 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:23:18.43 ID:SBIt1Hya0
新一「うっそ」

優作「では一旦戻るとしようか、息子よ」

新一「え?」

優作「ほら、パスポートも送ってもらった」

新一「ああ・・なら」

新一「いや、ちょっと待て」

新一「そういや、俺は何にもあいつらに言ってねーんだけど」

優作「構わないだろ、もう一つの手紙に修行のために山篭りすると書いておいた。お前とな」

新一「・・・そうか・・・なら」

そして、二人は旅立った。そして、飛行場まであと少しという時

新一「親父」

優作「なんだ?」

新一「あれ」

優作「・・・・穴だ」

新一「あそこに飛び込めって書いてあるぞ」

優作「どうする?」

新一「そりゃあ、」

飛び込む?飛び込まない?

>>770
770 :1 [saga]:2011/03/28(月) 21:24:30.64 ID:SBIt1Hya0
忘れてた、今日はここまで
やり直し
>>772
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 21:26:14.53 ID:ycVjX7Wgo

勝平繋がりであっちこっち?
安価なら↓
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 22:22:31.13 ID:ByMhbppDO
飛び込む
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:12:05.98 ID:tqIEIxdSO
乙でした
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:26:06.45 ID:xV/XjYjDO
たまに鋭かったりするなバーーーローー
775 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:41:49.42 ID:eTaCF5ma0
新一はその場の表札をもっとよく見ようと近づいた

すると、その場の土が崩れ、新一のからだは落ちていた

優作「おーい、息子よー」

優作はその場に取り残された

優作「・・・・さて、どうしたものか・・・・・?」

優作「とにかく、孫の顔を見に行くとするか」

優作はその場から立ち去った

そして、優作はそのまま飛行場へ向かっていった

一方

新一は気がつくとベッドの上で寝ていた

新一「あー・・・ここは・・・・」

しかし、すぐに新一は新一ではない自分自身の記憶で溢れていた

新一「(・・・・そうだ、俺は新一じゃない、結城リトだ)」
776 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:42:32.75 ID:eTaCF5ma0
新一「(・・・・妙なこともあるもんだな・・・・不思議な夢だ)」

新一はそこで隣に誰かいることに気がついた

新一「ん?」

新一「モっ、モモ〜!?」

モモ「おはようございます、リトさん」

新一「・・・・どうも」

モモ「今日はいつもよりお早いんじゃないですか?」

新一「い・・・いや・・・別にそんなことはねーと思うけど」

モモ「うふっふっふ〜」

新一「き・・着替えるから」

モモ「手伝ってあげましょうか〜?」

新一「いいって」

そこにナナが入ってくる
777 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:43:26.60 ID:eTaCF5ma0
ナナ「リト〜、モモ知らないか・・・って、モモになにすんだ〜!」

ナナに蹴り飛ばされる

そして、朝

ララ「それじゃあ、行って来るね。モモ、ナナ」

モモ「ええ」

ナナ「ああ」

美柑「どうしたの?なんか顔色悪くない?」

新一「いや、大丈夫だって」

ララ「あ、蘭」

隣の家から蘭が出てきた

蘭「どうしたの?リト・・・・なんか顔色が悪いよ?」

新一「え・・・?いや、大丈夫だって」

新一「(・・・・蘭がいるけど、あの夢の蘭とは違うみたいだな)」
778 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:44:09.70 ID:eTaCF5ma0
新一「(そりゃ、そうか)」

蘭「ん?どうしたの?なにか私の顔についてる?」

新一「いや、なんでもねぇーよ」

ララ「じゃあ、行こう」

新一「ああ」

途中で美柑と別れ、学校に着いた

ララ「春菜ー」

校門の前で春菜、未央、里紗に会った

春菜「ララさん」

蘭「おはよう」

春菜「おはよう、蘭さん」

蘭「そういえば、園子見なかった?」

未央「あー、そのちーだったら」
779 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:47:36.32 ID:eTaCF5ma0
里紗「あっちあっち」

蘭が里紗が指差す方を見ると

沙姫「あら〜、園子さんじゃありませんの」

園子「なによ、見たらわかんでしょ」

沙姫「あら、鈴木財閥の令嬢ともあろうものがそのような言葉遣いをなさるとは」

園子「なにぃ〜!」

蘭「園子、止めなよ」

園子「なんだと」

蘭「それでは、先輩」

新一「・・・・・」

ララ「あ、沙姫〜」

沙姫「天条院先輩、ですわ」
780 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:49:26.91 ID:eTaCF5ma0
凛「そうだ、そもそも」

綾「沙姫様はですわね」

ララ「え?沙姫ってお名前は沙姫じゃなかったっけ?」

沙姫「そうですけれど」

凛「そうだ」

ララ「じゃあ、沙姫で良いんじゃないの?」

沙姫「あーもー」

綾「沙姫様、落ち着いてください」

園子「けっ」

蘭「園子、先輩なんだから」

園子「わーってるわよ」

里紗「そのちーはカッカしやすいもんね」
781 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:51:30.19 ID:eTaCF5ma0
未央「ねー」

里紗「カルシウム取らないと」

園子「誰がよ。ったく」

新一「まぁ、確かに立ち居振る舞いはなー」

園子「なんか言いたいことでもあるのかい?ん?ん?」

園子が新一に顔を近づける

新一「いいや、別に」

そして、新一が顔を背ける

園子「あるなら言いなさいよ」

蘭「園子」

園子「全く、別にどんな形でもわt」
782 :1 [saga]:2011/03/29(火) 21:52:23.77 ID:eTaCF5ma0
キンコーン

春菜「大変、そろそろHRだよ。急がないと」

ララ「おー」

新一「ララ、走っていくから、その出そうとしているメカはいらない」

ララは取り出そうとしていた手を止める

ララ「えー?そう?」

新一「うん」

今日はここまで
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/29(火) 23:16:31.62 ID:1sf72qgSO
乙した
784 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:29:04.29 ID:KMfYaL//0
放課後

里紗「終わったー」

未央「ねー、この後さー」

ララ「リトー、帰ろうー」

新一「ああ」

ララ「蘭も」

蘭「うん」

下校途中

由美「あ、新一君」

新一「由美ちゃん」

由美「さんをつけましょうね〜」

新一「昔はさんじゃ堅苦しいって言ってたじゃねーか」

由美「今は世間体を考えて、ね」
785 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:31:08.14 ID:KMfYaL//0
新一「年食ったと」

由美「ふんっ」

由美が新一の足を踏む

新一「ぎゅおー」

蘭「こんにちは、由美さん」

ララ「こんにっちはー」

由美「こんにちは。みんな今、学校の帰り?」

新一「うん」

由美「はー、学生は楽よねー」

新一「何してたの?」

由美「ここら辺で違法駐車が多くてねー。その取締りよ」

蘭「あ、そういえば確かに多いかも」

由美「まー、確かに近くに駐車場がないんだけど、とはいっても違法は違法なんだけどね」
786 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:33:38.27 ID:KMfYaL//0
新一「今日もおばさん遅いの?」

由美「そうなのよねー」

蘭「うちに来ますか?」

由美「えー、うぅん・・・・でも三日連続だと」

新一「そんなに行ってるのか」

ララ「じゃあ、ウチにおいでよー」

由美「え?いいの?」

新一「え?愚痴は・・ぐぉ」

由美「たまには聞きなさ〜い。昔面倒見てた隣の優しいお姉さんは誰だったかしら〜?」

新一「え?蘭と俺と美柑連れて大暴れしてただけだろ」

蘭「・・・・どちらかというと反対の方の隣の有希子さんとシャロンさん」

由美「あら、記憶が変わってるみたいね。戻さなきゃ、力づくで」

新一「思い出した」
787 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:35:55.72 ID:KMfYaL//0
由美「全く」

ララ「そーいえば、お隣さんだよね。由美さん」

新一「ああ、最近あんまり会わないけど」

由美「酷いわよね、徐々にすれ違いの生活で疎遠になるなんて」

新一「普通に合コンやら飲み会で帰るの遅かったりして、会う機会がなくなっていっただけじゃねーの?」

由美「・・・言う様になったわね」

蘭「あ・・・でも、そうだよね。大学くらいから・・」

由美「ま、でも隣だから会う機会自体は少なくないんだけど」

ララ「蘭もお向かいさんだから毎日一緒に学校行くよね」

蘭「うん・・」

新一「あ、でもあれから10年か」

ララ「え?何かあったの?」

由美「う・・ううん、何も」
788 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:36:21.78 ID:KMfYaL//0
蘭「お母さんが別居してから、私たちは今の所に住んでるの」

ララ「え・・・あの・・・・ゴメン」

蘭「ううん、本当のことだから」

新一「じゃあ、仕事終わったら来て」

由美「ん・・うん」

蘭「・・・・・・」

ララ「あ・・・・あのね」

蘭「大丈夫」

蘭が拳を見せる

新一「え?」

蘭「いつか、元に戻してみせるから」

新一「・・・・・」

ララ「うん、応援するよ。蘭」
789 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:38:34.62 ID:KMfYaL//0
蘭「ありがと、ララさん」

新一「そーいや、オメーは来るのか?」

蘭「え?」

新一「いや、由美ちゃんが来るなら蘭が来ても」

蘭「うーん、どーしよっかな」

ララ「英理さんも連れてきなよー」

蘭「じゃあ、お母さんに聞いてみるね」

新一「おお」

蘭「ねぇ」

新一「ん?」

蘭「あれってヤミちゃんじゃない?」

ララ「ヤーミちゃん」

ヤミ「プリンセス、毛利蘭」

新一「・・・・・」
790 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:39:01.80 ID:KMfYaL//0
ヤミ「あなたも一緒だったんですか。結城リト」

新一「・・・ああ」

ヤミ「わざわざ、殺されに来るとは」

ララ「ヤミちゃん何してたの?」

ヤミ「読書です」

ララ「ここでー?」

ヤミ「ええ、ここは落ち着きます」

新一「・・・・」

ヤミ「言いたいことがあるのなら、はっきり言ったらどうですか?結城リト」

新一「な・・・なんでもねーって」

蘭「あははは・・・・・」

ララ「ねー、ヤミちゃん」

ヤミ「なんですか?」

ララ「あのね・・」
791 :1 [saga]:2011/03/30(水) 21:39:30.05 ID:KMfYaL//0
帰宅後

新一「ただいまー」

セリーヌ「まうー」

セリーヌが抱きついてくる

新一「ただいま、セリーヌ」

モモ「おかえりなさい、お姉さま、リトさん」

新一「あれ?美柑は」

モモ「美柑さんは買い物です」

新一「あー、今日由美ちゃんが来るんだ」

モモ「あー、でしたら行って来てはいかがですか?さっき行ったばかりですし」

新一「ああ、そーする」

モモ「ふふふ」

ララ「どーしたの?モモ」

モモ「なーでもありませんよ。お姉さま」

セリーヌ「まう?」

今日はここまで
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 23:08:30.82 ID:Ycg+P/DSO


793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/03/31(木) 00:48:00.87 ID:k23awUsyo
今度の世界はごちゃ混ぜ?
794 :1 [sage]:2011/03/31(木) 02:37:39.94 ID:Wp3vjfJGo
>>793
というよりもコナンの登場人物を押し込んだ形
795 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:30:27.03 ID:Wp3vjfJG0
ララ「かっすみー、ただいまー」

かすみ「おかえりなさい。あら、リトは?」

ララ「あのね、美柑に用があるみたいで追っていったよ」

かすみ「そう・・・なにかあったかしら?」

ララ「あ、そうだ。今日ね由美さんと蘭が来るんだけ」

かすみ「ええ、わかったわ。三人来るのね」

セリーヌ「まう」

ナナ「はいはい、かすみは料理してるから邪魔しちゃだめだぞ」

セリーヌ「まう?」

追っていった新一

新一「美柑」

美柑「リト、どうしたの?」

新一「あのさ、晩御飯の買出しに行くんだろ?」

美柑「うん、かすみおねえちゃんが足りないもの買って来て欲しいって」
796 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:32:02.73 ID:Wp3vjfJG0
新一「・・・・・・あ・・・・そうか」

美柑「なによ、どうしたっていうのよ」

新一「実は」

晩飯時

由美「かすみちゃん、こんばんわ」

かすみ「ええ、いらっしゃい。あら、蘭ちゃんも」

蘭「こんばんわ」

ララ「英理さんは?」

蘭「うん、急に仕事が入ったって」

ナナ「そっか、入って入って」

蘭「うん」

由美「仲いいわね」
797 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:32:50.65 ID:Wp3vjfJG0
かすみ「ええ」

食後

ナナ「姉上ー、次私な」

ララ「はい」

ナナ「よっし、負けねーぞ。蘭」

蘭「よーし、かかってきなさい」

新一「相変わらずこの手のゲームは強いんだな」

由美「あったり前でしょ、最近やってないっていってもまだまだ」

モモ「でも、リトさんもお上手ですよ」

新一「はははは、ありがと」

モモが新一にしなだれかかる

由美「・・・・・」
798 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:34:05.36 ID:Wp3vjfJG0
モモ「それに・・」

モモがリトの耳に唇を近づけて話す

由美は隣の美柑に声を掛ける

由美「あの二人ってあんなに仲いいの?」

美柑「最近、ずっとリトにくっついてる感じ。まあ、リトも嫌がってないみたいだけど」

由美「へー」

美柑「気になるの?由美さん」

由美「君も気になってるんじゃないのかい?美柑ちゃん」

二人は見つめ合って苦笑いする。

モモ「あの〜」

由美「え?」

美柑「な・・・なに?」

モモ「やらないんですの?」
799 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:34:39.45 ID:Wp3vjfJG0
モモがコントローラーを指して尋ねる

美柑「あ・・・由美さんやったら」

由美「み・・美柑こそ」

モモ「もしかして、私たちのことで頭が一杯でしたか?」

美柑「な」

由美「ち・・違っ・・・その」

モモ「冗談ですよ〜。ほら、ナナ達も待ってますし」

モモの指の先を見るとナナと蘭がこっちを見ていた

由美「あ・・・そうね」

モモ「そうそう、由美さんってメアド変えたんですよね」

由美「え・・あ・・うん」

モモ「リトさんが繋がらないって言ってましたよ」
800 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:35:07.92 ID:Wp3vjfJG0
美柑「(私に聞いたら教えてあげたのに)」

由美「え?・・・あ・・・そう?」

帰り

由美「リト」

新一「ん?」

由美「機種変えたのよ。古くなったから」

新一「あ・・・そうだったんだ」

由美「リトに言い忘れてたみたいだったから、はい」

新一「・・・・・今時は赤外線じゃない?」

由美「何が言いたいのかな?」

新一「べ・・・別に」

由美「じゃあ」
801 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:35:34.59 ID:Wp3vjfJG0
新一「ああ」

かすみ「ええ」

ナナ「じゃあなー、蘭、由美」

ナナ「・・・しっかし、隣と向かいだから、ホントすぐだな。家にはいるとこまで見える」

美柑「・・・・まぁ・・・ね」

モモ「あら、便利だしいいじゃない」

ナナ「まあ、そうなんだけど」

ララ「リト〜、一緒にお風呂入ろ〜」

新一「一人で入りましょう」

ララ「え〜」

ナナ「姉上、一緒に入ろう」

ララ「うん、いいよ」

かすみ「・・・・・」
802 :1 [saga]:2011/03/31(木) 21:38:10.16 ID:Wp3vjfJG0
それをじっとかすみが見つめていた

美柑「どうしたの?お姉ちゃん」

かすみ「リト、お姉ちゃんと入らない?」

新一「いえ、いいです」

美柑「・・・・」

モモ「あら、美柑さんは行きませんの?」

美柑「行かないわよ」

モモ「でも、私には行きたい様に見えましたけど」

美柑「そんなこと、ある訳ないでしょ」

モモ「本当ですか〜?」

美柑「本当よ」

セリーヌ「まぅ〜Zzzzzzz」

今日はここまで
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/31(木) 23:29:28.93 ID:EIx89L8SO
乙華麗
804 :1 [saga]:2011/04/01(金) 21:53:52.42 ID:tvvbs8d10
次の日

登校しようとしていた新一をかすみが呼び止める

かすみ「あ、リト君」

新一「え?」

かすみ「あのね」

かすみ「リト君の通帳満期になっているみたいだから一緒に更新しに行きたいんだけど・・」」

新一「あ・・うん、わかった」

かすみ「だから、早く帰ってきてね」

新一「うん、確か今日は午前授業だったはずだし」

かすみ「お願いね」

新一「(確か本人じゃなきゃダメなんだったよな)」

ララ「私も行っていい?」

新一「ん、ああ。でも別に楽しいことじゃないぞ」
805 :1 [saga]:2011/04/01(金) 21:55:03.38 ID:tvvbs8d10
ララ「うん、リトと一緒に居たいんだもん」

ララが新一の腕を取ってそう答える

モモ「私も行って見たいです」

新一「どうかな?かすみ姉さん」

かすみ「ええ、良いわよ」

新一「じゃあ、行ってきます」

モモ「じゃあお姉さま、リトさん待ってますわね」

かすみ「みんな、いってらっしゃい」

ララ「行って来まーす」

美柑「行って来ます」

蘭「あ、リト、ララさん、美柑ちゃん」

新一「おう」
806 :1 [saga]:2011/04/01(金) 21:55:49.93 ID:tvvbs8d10
ちょうど向かいの家から蘭が出てきていた

ララ「蘭〜」

学校

ララ「あ、春菜ー」

春菜「ララさん、リト君、蘭さん」

ララ「あのね、あのね」

新一「・・・」

春菜とララをぼーっと見ていた新一に背後から近づく影が

猿山「おっす」

新一「うぉ」

猿山「なーに、驚いてんだよ?また、西連寺みてんのか?」

新一「な・・・ち・・・ば・・」
807 :1 [saga]:2011/04/01(金) 21:56:40.54 ID:tvvbs8d10
猿山「ったく、お前も好きだな、このこの」

猿山が新一を腕でつつく

新一「止めろって」

猿山「そうそう、そーいえばよ」

新一「ん?」

猿山「この学校に転校生が来るらしいぞ」

新一「猿山」

猿山「なんだよ」

新一「かなり、っていうかすでに何人も来てるんだから別に驚くようなことじゃねーだろ」

猿山「・・・確かに。レンやララちゃんやルンちゃんとかなり来ているからな」

レン「なんだ、君たち。僕のことを話しているのかね?」

そこにレンが向かってきた
808 :1 [saga]:2011/04/01(金) 21:57:51.11 ID:tvvbs8d10
猿山「・・・・転校生、女だと良いな」

レン「な!?」

新一「っていう話だよ」

レン「君たち、そーいうk」

猿山「そーいううるさい奴には」

新一「あ、猫じゃらし」

レン「ま、君それをどうするつもりだ?」

猿山がレンの鼻に近づける

そして、くしゃみをすると

ルン「わー、リト君だー」

猿山「くー、リトの奴め〜・・・」

猿山「あ〜!、いかんいかん。俺にはリコちゃんが」

新一「(気味の悪い妄想をするな)」
809 :1 [saga]:2011/04/01(金) 21:59:17.32 ID:tvvbs8d10
ルン「ねー、リト君。今日は午後から暇?」

新一「あ、今日は用事があって」

ルン「あ、そっかー。残念だな〜オフなのに」

新一「悪い」

唯「ちょっと、あなたたち!少し近づきすぎよ」

そこに唯が現れた

ルン「え〜、このくらい私たちなら普通だよね。リト君」

それにルンは見せ付けるように新一にもたれかかる

唯「は・・は・・・・ハレンチだわ〜」

そして、放課後

かすみ「結構待ってるわね」

新一「ああ、結構急いで帰ってきたつもりだったんだけど」

ララ「わー、ここが」
810 :1 [saga]:2011/04/01(金) 22:01:49.57 ID:tvvbs8d10
ララは珍しいのか周りを見回している

モモ「あ、あそこ空いていますわ」

モモがちょうど最前列のすぐ後ろの列が開いているのを見つけた

そこに新一たちは向かおうとしていた

新一はその時、ふと見た先の店員に釘付けになった

新一「(・・・・広田雅美)」

ララ「リト〜どうしたの〜?」

モモ「・・・リトさん?」

かすみ「?」

新一「(夢で見ていた人が・・・・・目の前に・・・・・だとすると)」

ララ「リト〜?」

新一「(時計を見ている)」
811 :1 [saga]:2011/04/01(金) 22:03:09.97 ID:tvvbs8d10
モモ「リトさん?・・リトさんリトさんってば」

そこで新一はモモに揺さぶられ、気を取り戻す

新一「え?」

モモ「どうしたんですか?心ここにあらずという感じでしたけど」

新一「あ・・・うん。なんでもない」

ララ「ね、あれヤミちゃんじゃないかな?」

新一「え・・・ああ。そうなんじゃないか?」

ララ「呼んで来るね」

ララはそのままヤミのところへ向かった

かすみ「あらあら、ララちゃんは元気ね」

モモ「ええ、お姉さまは・・」

新一「(だとすると)」

今日はここまで
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:34:36.83 ID:JcXDoAESO
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 07:32:37.17 ID:ziCTYrBYo
矢吹漫画はBLACK CAT終わってから読んでないな…
大人買いするか
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 13:27:50.40 ID:rhJonQ4DO
一回読んでみ
キャラが魅力的
815 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:20:00.76 ID:v5xQUXkG0
かすみ「リト君・・・リト」

かすみが新一を呼ぶ

新一「え?・・・あ・・・何?」

かすみ「順番よ」

新一「あ、うん」

新一はそのまま、かすみに連れられて行く

その相手は広田雅美だった

新一「(マジか・・・・・え?・・・・でも、今立ち上がろうとしてたような)」

雅美「え・・あ・・はい、こちらですね」

かすみ「ええ、お願いします」

その後ろでモモが新一を見つめていた

モモ「(どうもリトさんの様子がおかしいですね。今受付をしている人のほうを見て何か考えているようでしたけど)」

そこで、モモはふと気づく
816 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:22:00.62 ID:v5xQUXkG0
モモ「(もしかして、ああいったタイプの方がお好きなんでしょうか?)」

モモ「(んー、でも春菜さんには似ていらっしゃらないようですが・・・・)」

モモ「(違うかもしれませんね、その場合は・・・・お知り合いなんでしょうか?でも、それならもっと親しげな雰囲気であるはずですし)」

しかし、その時

野次馬「おい、輸送車が襲われたぞ」

新一「え?」

かすみ「まあ?」

雅美「・・・・・」

雅美は一瞬、俯いた

しかし、すぐに驚いたような顔になった

新一「(何かあるな)」
817 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:22:35.86 ID:v5xQUXkG0
そして

かすみ「私はこの後お買い物していくけどリト君たちはどうする?」

新一「・・・・・あ、俺はこの後ちょっと寄りたいところが」

モモ「あ、私も」

ララ「ヤミちゃんと遊んでいくね」

ヤミは無言で頷く

かすみ「じゃあ、お夕飯までには帰ってきてね」

ララ「はーい」

そして、別れた後

新一「・・・・・」

モモ「リトさん」

新一「!」

モモ「何をしてらっしゃるんですか?」
818 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:23:28.77 ID:v5xQUXkG0
急に声を掛けられ、驚きで声が中々出てこない

新一「え・・・っとその・・・」

モモ「?」

ヤミ「言いづらい事情のようですね」

新一「ヤミ?」

ララ「気になって見に来たんだよー」

新一「・・・・・実は」

新一は前に見た夢のことを明美に関するところのみをかいつまんで話す

モモ「夢でそんなのを見たんですか」

ヤミ「予知夢なんて、今まで見たことあったんですか?」

新一「いや、でも初めて見た相手を見たことがあるなんてないだろ」
819 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:25:16.62 ID:v5xQUXkG0
ララ「そーなんだ、でもその時とは状況は違うんだよね」

新一「ああ」

モモ「それで、その後はどうなったんですか?」

新一「二人組みの男に射殺された」

ララ「え・・・?」

モモ「まぁ・・・・」

ヤミ「物騒ですね」

新一「・・・・・」

ララ「それでリトはどうするの?」

新一「ああ、なんとかしてーんだけど」

モモ「私は信じます。協力しますわリトさん」

モモは新一の手をを取ってそう答える

ララ「私もー」
820 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:27:27.30 ID:v5xQUXkG0
ヤミ「・・・」

ララ「ねっ、ヤミちゃんも」

ヤミ「そうですね、下手に首をつっこんでその二人組みにあなたが殺されても困りますから。あなたは私のターゲットですしね」

新一「・・・・・うん」

ララ「じゃあ、決まりだね」

そして、四人は張り込みを始めようと銀行の隣のコンビニに向かったが

モモ「あ、出てきましたよ」

新一「まだ、閉店時間じゃねーはずだよな」

新一は時計を見ながらそう言う

ヤミ「早退したのではないですか?」

新一「追っていこう」
821 :1 [saga]:2011/04/02(土) 22:33:24.18 ID:v5xQUXkG0
ララ「なんですぐじゃなかったんだろうね」

新一「あの後、警察が来て俺たちも事情聴取されただろ」

ララ「あ、そっか」

ヤミ「・・・・・どこかで落ち合う約束でもあるのではないですか?」

新一「このまま、追ったら・・・バレないか」

ララ「じゃあ、それ」

ララが最初に会ったときの格好になると新一を担いで空に上がる

ヤミ「では、私たちも」

モモ「ええ」

それに続くように二人も空に飛び上がる

今日はここまで
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 23:30:17.74 ID:Ba9S/N5SO
乙っす
823 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:20:30.08 ID:gmDX3DL70
モモ「あ、電話とってますわね」

新一「何か指示されたのかもしれないな」

ヤミ「その二人組みというのは彼女とどういう関係なのですか?」

新一「・・・・んー、上司のような・・・」

ヤミ「なにかの組織にでも所属してるんですか?」

新一「ん・・・ああ・・・いや、はっきりとは思い出せないんだけど」

ララ「あ、公園の下から何か取り出したよ」

モモ「さっきの強奪犯と関係があるのなら隠し場所の在り処でしょうか?」

新一「いや、場所は決めてあるんだろう」

ヤミ「なら、隠し場所の金庫の鍵ですかね」

新一「それを渡しに行くのかな」

ララ「あ、車に乗ったよ」

ヤミ「どうやらそのようですね」

モモ「リトさん、本当にいいんですね?」

新一「・・・ああ」

モモ「では、打ち合わせどおりに」
824 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:21:19.94 ID:gmDX3DL70
新一「おう」

ララ「じゃあ、行くよー」

そして、近くの廃倉庫

車を止め、雅美は中に入り、叫ぶ

雅美「来たわよ」

すると、二人組みの影が現れる

ジン「ご苦労だったな」

ジン「広田雅美、いや宮野明美」

新一「ふーっ、よしっ」

新一「あー!!!お前ら何やってんだー!!!!」

ジン「何?」

明美「え?」

ウォッカ「どうしたんですかい?」

新一「お前らここでなにやってんだ」

ジン「ふんっ、ガキ一人か。馬鹿な奴だ」
825 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:23:24.28 ID:gmDX3DL70
そう言って、ジンは銃を懐から抜き出し新一に向ける

明美「待って、彼は関係ないわ」

ジン「知られてしまった以上、そうはいかない」

すると、ジンの拳銃はどこからか伸びてきた髪に括り取られた

ヤミ「なにやら物騒なものを持ってますね」

ジン「誰だ?」

ジンを庇うようにウオッカが銃を抜き出し構える

ウォッカ「兄貴、ここは俺に」

しかし、影になっている場所から出てきたララが銃を蹴り飛ばす

ララ「とう」

ウオッカ「な・・・何?」

ララ「とうっ」

新一が弾いた銃を回収し、ララが拳でウオッカを気絶させる

ジン「ふんっ、馬鹿にしやがって」
826 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:24:08.16 ID:gmDX3DL70
ジンが殴りかかろうと、ララに向かうがヤミの髪に絡まれ動けなくなる

ヤミ「トランス」

ヤミの余った髪がフライパンになってジンの頭を殴り気絶させる

呆けた表情の明美を後ろから近づいたモモが懐に忍ばせていた銃を抜き取る

モモ「これは預かっておきますね」

明美「あ・・・あなたたちは?」

ララ「えーっと」

ララがなんと名乗るか考える

モモ「お姉さま、余計なことは言わなくていいんですよ」

新一「・・・あなたがさっきの事件の首謀者ですか?」

明美「ええ」

ヤミ「では、これで解決ですね。さっさとこの星の・・」

明美「待って!」

ララ「え?この人たち以外にもいるの?」

明美「違うわ。そうじゃないの、実は・・・その」
827 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:25:42.50 ID:gmDX3DL70
新一「この二人に脅されてこの事件を仕組んだってことですか?」

明美「知ってるの?」

ララ「うん、バッチリ」

モモ「だから、来たんですのよ。リトさんに感謝して下さいね」

明美「ええ、お礼を言うわ・・・・それで、あなたたちにお願いがあるの」

モモ「脅されていた理由ですわね」

明美「そう。志保を・・・私の妹を助けて欲しいの」

新一「・・・」

ララ「うん、わかった。どこにいるの?」

モモ「お姉さま」

ヤミ「プリンセス、そんな簡単に」

ララ「・・・でも、きっとこの人嘘は言ってないよ」

明美「本当よ、信じて」

ララ「ね?」
828 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:26:51.40 ID:gmDX3DL70
新一「ララがそういうなら」

モモ「私も構いませんよ」

ヤミ「全くお人よしですね。分りました、私も協力します」

明美「ありがとう」

ララ「それで、どこにいるの?」

明美「ええ、ある薬品会社なんだけど」

ヤミ「そこに一人でいるんですか?」

明美「いいえ、そこには他の組織の人間もいるわ」

モモ「組織?」

明美「ええ、彼らもその組織の一員。妹を組織から抜け出させるという約束で今回の強奪をやったんだけど」

新一「(その約束は反故にされたのか・・・)」

ララ「うーん、どうしようか?」

モモ「一旦、この人たちを警察に引き渡してから、ナナを呼んで・・」

明美「ダメよ!」

ララ「え?」
829 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:27:43.88 ID:gmDX3DL70
明美「おそらく、この二人がつかまったと知れたらきっと、私がらみだと思われて殺されるわ」

ヤミ「・・・だとするなら、どーします?妹さんを攫って戻ってくるのは中々ハードですよ」

新一「やったことねーのか?」

ヤミ「私の仕事を忘れてはいませんか?ボディガードなんてやったことありませんよ」

新一「ああ・・・・そーだったな」

ララ「私にいい考えがあるよ」

新一・明美「え?」

ララ「あのね・・・」

話を終えて

モモ「さっすがお姉さま」

新一「うん、いいと思う」

ヤミ「いいでしょう、乗ります」

明美「ええ、やるわ」

モモ「さて、その間。この人たちをどうしましょうか?」

新一「入る前にザスティンを呼んであるから」
830 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:29:34.54 ID:gmDX3DL70
新一「ザスティンに頼もうぜ」

ララ「そうだね」

ザスティン「ララ様ー、モモ様ー」

ザスティンとその手下がやってくる

ララ「あ、ザスティン。この二人ね、現金輸送車強奪犯の首謀者なんだけどー、捕まえといてくれる?」

ザスティン「え・・・・ええ、構いませんけど。ララ様は?」

ララ「うーんとね、お姫様を助けに行くの」

ザスティン「はぁ・・?モモ様は?」

モモ「お姉様に着いて行きますわ」

明美「あの・・」

ララ「じゃあ、行こーう」

ララが明美を担ぎ、モモがリトを担いで、薬品会社に向かう

それを見届けると、ジンが動き出した

ジン「ふん、あいつらはいなくなったか」

ザスティン「あ、逃げ出さないでくださいよ。ララ様のご命令なので」

ジン「ふん、この俺を」
831 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:30:15.11 ID:gmDX3DL70
ザスティン「ふんっ」

ジン「っ」

ザスティンがジンの肩に力をこめる

ザスティン「逃げ出し方はリト君より下手ですね」

薬品会社前

ララ「じゃあ、さっき言った通りにしてね」

明美「ええ・・・でも、不思議だわ」

ララ「緊急脱出ようなんだよ」

ペケ「ララ様は宇宙の発明王なんですよ」

明美「信じるわ、私を信じてくれたあなたを」

ララ「最初に信じたのはリトだよ」

明美「え?」

ララ「だって、リトがやろうって言い出したんだから。明美さんを追いかけて、ね?」

モモ「ええ、私たちはそれに着いて来ただけですもの。ね」
832 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:30:42.00 ID:gmDX3DL70
ヤミ「ええ、やっかいなターゲットです」

明美「ありがとう」

新一「お礼は成功してから・・・するかわからないし」

明美「そうね」

モモ「お気をつけて」

新一「頑張ってな」

ヤミ「見張りの手を抜かないくださいね。余計な仕事が増えますから」

新一「わーってるよ」

ララ「脱出場所も設定完了、行くよ」

新一がララたちを見上げていると

新一「あ」

新一がヤミのパンツを見てしまう

ヤミ「えっちぃのは嫌いです。あなたは上を向かなくて良いです」

ゴン

ヤミにトランスのグーで叩かれる
833 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:31:12.87 ID:gmDX3DL70
新一「・・はい」

モモ「大丈夫ですかね」

新一「ああ、多分。そうだ、由美さん呼んでおくか」

モモ「あの事件にここの方が絡んでるとは限りませんから、ザスティンの方に行っていただいたほうがいいのでは?」

新一「んー、でもな」

プルル

由美「はい、え?リト?アンタ、私が勤務中だって・・・え?」

由美は電話を切ると

由美「美和子」

美和子「何よ、私これから聞き込みに・・・」

由美「その必要はないわ」

美和子「え?」

薬品会社の窓

ララ「どの子?」
834 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:31:44.21 ID:gmDX3DL70
明美「あの茶髪のウェーブかかっている子」

ヤミ「他はいいんですね?」

明美「・・・・うん」

ララ「じゃあ、行っくよー」

ララが窓ガラスを叩き割ると三人が侵入する

そして

明美「志保」

叩き割った窓の左手前の方でパソコンに向かっている志保が驚いたような顔でそっちをみる

志保「・・・お姉ちゃん?」

明美「志保、手を出して」

組織の構成員A「くそ、貴様」

ララ「とーう」

組織の構成員Aは蹴飛ばされた

明美「志保、私の手を握って」
835 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:33:24.40 ID:gmDX3DL70
組織の構成員B「なんだ、貴様らは、ぐふっ」

しかし、言い終える前にヤミにのされた

ヤミ「急いで下さい」

志保「え?え?」

戸惑いながら志保が明美の手を握ると

ワープ

組織の構成員C「消えた」

ヤミ「では、プリンセス。そちらの相手はお願いしますよ」

ララ「うん」

薬品会社から少し離れた裏路地

モモ「誰も着てませんね」

新一「連絡終わり」

モモ「どうでした?」

新一「ああ、任せとけってさ」

モモ「・・・でも、あの方で大丈夫なんでしょうか?他の方、信じてくれますかね?」

新一「・・・・・大丈夫だと思う。やるときはやるタイプ・・・・だと思う」
836 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:33:52.56 ID:gmDX3DL70
モモ「さて、そろそろですね」

新一「・・・・今、思ったんだけど」

モモ「なんですか?」

新一「ぴょんぴょんワープ君・・・・・だよな」

モモ「そうですよ。さっすがお姉さまですよね」

新一「いや、なーんか忘れてるような」

ドシン

新一「ぐえ」

新一の上に明美と志保が落ちてきた

明美「・・・成功。よね?」

モモ「ええ」

志保「誰?」

新一「お・・・重い」

明美「あ・・ごめん・・・あ」
837 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:34:43.90 ID:gmDX3DL70
志保「・・・・・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

自分の姿と下に男がいることを確認した志保は顔が真っ赤になる

新一「え・・・・あ・・・ララの奴、やっぱ旧型を」

志保「目をつぶりなさい」

志保が上を向いた新一の目を塞ぐ

明美「あ、これ服は消えるものなの?」

モモ「あ・・いいえ、ワープされないだけです」

志保「お姉ちゃん、一体どういうことなの?おまけになんで裸なの?しかも男の子までいるの?」

明美「あ・・・えっと・・・あのね」

明美が掻い摘んで話す

志保「お姉ちゃん、やっぱりそんな危ないことを・・・」

明美「で・・・でも、この人たちに助けてもらって」

モモ「ええ」

志保「・・・なんで、そんな」

モモ「さあ、それはあなたが目を塞いでいるリトさんに聞きませんと」
838 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:35:48.92 ID:gmDX3DL70
明美「あ、私を助けるって最初に言ったのはその子なんだって」

志保「・・・・・・本当?」

モモ「ええ、それにお姉さんはあなたを助けるためにしたんですから・・・ね?」

志保「・・・お姉ちゃん」

明美「志保」

志保「ありがと」

明美「これで、やっと姉妹二人一緒に暮らせるわね」

志保「うん」

モモ「あの〜」

志保「何?」

モモ「姉妹二人の兄弟愛はいいんですけれど、お二人ともそろそろ服を着られた方が・・・」

志保「・・・・・」

モモは上着を明美に渡す

明美「ありがと」

モモ「まあ、リトさんが服を脱いで貸してあげるにはそこから避けないといけませんわ」

明美「ぷっ・・・・」
839 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:36:16.53 ID:gmDX3DL70
志保「笑ってないで、避ける間。彼の目塞いでてよ。お姉ちゃん」

明美「あ・・うん」

そこにララたちが飛んできた

ララ「あ、いた〜」

ヤミ「・・・・・・結城リト」

モモ「あ、目はずっと塞がれてましたよ」

明美「うん、ごめんね。助けがいのない妹で」

志保「お姉ちゃん、そういうことじゃないわ」

モモ「どうでした?」

ヤミ「たわいもなかったですね」

ララ「うん、大丈夫・・・あ、服ないんだね。はい、簡易ペケバッチ」

志保「何なのかしら?これ」

明美「えっと、着ければいいんですね」

すると明美の身体が制服を着ていた

明美「すっごいわねー、これ」
840 :1 [saga]:2011/04/03(日) 22:36:43.49 ID:gmDX3DL70
新一「・・・・・」

明美「何よ、コスプレにしか見えないとでも言いたいの?」

明美が新一に不愉快そうに文句を言う

新一「い・・いや、すっげー似合ってて」

明美「そう?」

志保「・・・・なんで制服?」

モモ「少なくとも今の状態よりはマシだと思いますけど」

志保「・・・・ええ、そうね」

志保も制服姿になった

志保「この姿になるの?」

ララ「ううん、後・・・体操服と・・」

志保「・・・・」

モモ「学校でペケさんの代わりに使ってますから」

志保「そう」

明美「志保は普通ならこの格好してるのよね」

志保「ええ、そうかもしれないわね」

モモ「さっきの必死にリトさんの目を塞いでた方と同一人物には思えませんね」

志保「ほっといてくれる?」

志保が頬を赤らめながらそっぽを向いて、答える

今日はここまで
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 23:11:15.46 ID:3o8AW1JSO
 *-+。・+。-*。+。*
  \   。*゚
  ∩ *゚
  (・∇・〃)  ぉっかれ
  。\  つ   さま?
  *  ヽ _⊃
 +。  ∪   ☆
  ゚+。*。・+。-*。*゚
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 01:16:28.42 ID:owqR4OJDO

今日はボリュームがあるな
843 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:11:37.00 ID:EkwhrMaT0
新一「え・・・・妹さんっておいくつ?」

志保「何?高校生には見えないって言いたいのかしら?」

新一「い・・・いや」

明美「これでも志保は18だもんねー」

志保「これでもってどういう意味よ」

明美「もー、ずっと研究ばっかやってるから若さがないのよ」

志保「ほっといてよ。それよりこの後どうするのよ。彼らから追われる立場なのよ」

明美「そうね、どうしましょうか?」

モモ「彼らってことはさっきの二人組みとあの会社の人以外にもいるってことですか?」

志保「ええ、彼らは全世界を股に掛けている組織よ」

新一「・・・・・・・」

モモ「まぁ、そうなんですの」

ララ「すっごいねー」
844 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:12:23.90 ID:EkwhrMaT0
志保「・・・・理解してるの?」

ララ「うん、でも大丈夫だよ。それがあればどんな時でも逃げられるし」

ララが明美の腕についたぴょんぴょんわーぷくん・かいを指差す

志保「ええ、でも・・・服は脱げるのよね」

ララ「あ、脱げないのもあるよ」

志保「なら、それを渡してよ」

ララ「うーん、でもそっちは据え置き型だから」

モモ「あれを常備するのは難しいと思いますけど」

モモが大きさを手で表現する

志保「・・・そのようね」

新一「ああ、そうだ。そろそろ警察に電話しとくか」

明美「じゃあ、私は自首するわ」

志保「え?どういうことよ。お姉ちゃん」
845 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:12:52.10 ID:EkwhrMaT0
明美「私が十億円強奪の首謀者だからよ」

志保「お姉ちゃん、危険なことはしないって」

明美「仕方がなかったのよ」

新一は通報を終えると

新一「そこは情状酌量してもらうしかないな」

志保「でも」

明美「いいのよ、覚悟はしてたし。あなたを助けるまで待っていてもらったんだから」

志保「お姉ちゃん」

志保が明美に抱きつく

明美が志保の頭をなで、慰めながら

明美「でも、あの会社にいた組織の人間はどうするの?」

新一「ああ、それなら」

ヤミ「先ほど、彼ら二人の銃を置いてきましたから」
846 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:13:24.68 ID:EkwhrMaT0

新一「後、来てくれると思うんだけど」

薬品会社の前にパトカーが止まり、中に入っていく

新一「由美ちゃん、なんとかしてくれたみたいだな」

志保「警察に知り合いがいるの?」

ララ「そうだよー、隣に住んでるんだー」

明美「そう、なら。私が自首して帰ってくるまでの間、志保をお願いできるかしら?」

ララ「いいよー。ね?リト」

新一「ああ、美柑とかすみ姉さんに聞かないといけないけど」

モモ「ああ、なら私のところでもいいですよ」

ララ「あ、そうだねー。そっちでもいいかも」

志保「・・・・お姉ちゃん」

明美「大丈夫よ。帰ってくるから」

志保「ええ、よろしくお願いするわ。モモさん」
847 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:13:56.77 ID:EkwhrMaT0
モモ「モモで良いですよ。リトさんもそう呼んでますし」

志保「・・・・・モモちゃんでいいかしら」

モモ「え〜、お嫌何ですか〜?」

志保「別にそういうわけじゃないわ」

モモ「うっふっふ〜、はい、こちらこそ」

新一「じゃあ、このまま行こうか?」

明美「ええ」

ヤミ「では、私はこれで失礼します」

ララ「うん、ありがとね〜ヤミちゃん」

新一「ありがとな、ヤミ」

ヤミ「いえ、では」

ヤミが飛び去った後
848 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:14:35.07 ID:EkwhrMaT0
新一たちは警察署に向かって行った。そこにクリス・ヴィンヤードが立っていた

クリス「あら、・・・・え?」

新一「あ、クリスさん」

ララ「あー、クリスさんだー」

モモ「あら、どこかへおでかけですか?」

クリス「・・・え・・・ええ、少し用事があって」

ララ「ああ、この二人がねー。悪い奴らに追われてるんだってー」

クリス「ま・・まぁ、それは大変ね」

明美「ええ、よろしくお願いします」

志保「・・・・」カタカタ

志保は震えていた
849 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:17:57.25 ID:EkwhrMaT0
その志保を隠すように明美が志保の前に出る

明美「ほら、志保」

明美が促すが志保は動けない

明美「ごめんなさい、ちょっと人見知りなもので」

クリス「いえ、では」

クリスが去った後

新一「お、ザスティンからだ。あの二人組み捕まったってよ」

モモ「よかったですね」

志保「ええ」

明美「少しだけ、ホッとしたわ」

モモ「・・・・(やっぱり、クリスさんと何か関係があるのでしょうか)」

明美は志保に耳を近づけ
850 :1 [saga]:2011/04/04(月) 22:19:02.02 ID:EkwhrMaT0
志保はようやく平静を取り戻し

志保「お姉ちゃん」

明美「ええ、きっと彼女は」

モモ「どうかされましたか?」

二人で話しているとモモが心配そうに見ていた

明美「え?・・・いや、な・・・なんでもないわよ」

志保「ええ、なんでもないわ」

今日はここまで
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 23:06:07.33 ID:1rZqnTXSO
乙した
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/04/05(火) 14:31:19.79 ID:stU6rFE8o
もう何が何だかわからん
853 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:23:00.36 ID:hueNRFtw0
>>852
どうしても明美を出したかったんだよ

そして、明美と別れて、新一の家の前に来る

志保「それで、モモちゃんの家はどこなの?」

モモ「ええ、この中です」

志保「え?」

新一「ああ、俺の家の上なんだよ」

志保「二世帯住宅ってことかしら?」

モモ「うーん、実際見ていただいた方がいいと思います」

そして、モモは中へ招く

ララ「ただいまー、美柑」

美柑「おかえり、ララさん、リト、モモさん・・・えっと、どちら様?」

モモ「ええ、志保さんです」

志保「宮野志保です」
854 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:23:00.29 ID:hueNRFtw0
>>852
どうしても明美を出したかったんだよ

そして、明美と別れて、新一の家の前に来る

志保「それで、モモちゃんの家はどこなの?」

モモ「ええ、この中です」

志保「え?」

新一「ああ、俺の家の上なんだよ」

志保「二世帯住宅ってことかしら?」

モモ「うーん、実際見ていただいた方がいいと思います」

そして、モモは中へ招く

ララ「ただいまー、美柑」

美柑「おかえり、ララさん、リト、モモさん・・・えっと、どちら様?」

モモ「ええ、志保さんです」

志保「宮野志保です」
855 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:23:32.36 ID:hueNRFtw0
美柑「えっと、結城美柑です。よろしく」

モモ「これから、私のところに住まわせていただきたいんですが、よろしいですか?」

美柑「え・・あ、うん。私は別にいいけど。かすみお姉ちゃんー」

美柑がかすみを呼んでくる

かすみ「えっと、あなたが志保さん?」

志保「ええ、宮野志保と言います」

モモ「それで、かすみさん」

かすみ「ええ、良いわよ」

志保「ありがとうございます」

モモ「それではご案内しますわ」

志保「ええ」

モモがモモの居住スペースへ招く

志保「これは・・・すごいわね」
856 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:24:34.56 ID:hueNRFtw0
モモ「大したことありませんよ。準備には時間がかかりましたけど」

ナナ「モモ〜、どこ行ってたんだ〜?・・・え?」

モモ「あら、ナナ。こちらの方は志保さんです」

ナナ「え・・・あ・・・よろしく」

モモ「私の部屋で暮らすことになりまして」

ナナ「え?」

志保「いいかしら?」

ナナ「え・・・あ・・・まあ・・うん」

志保「ありがと、他に行くあてがないのよ」

ナナ「あ・そーなんだ」

モモ「では」

モモが志保を部屋に入れると、ナナがモモを引っ張る

ナナ「ちょっと」

モモ「どうしたの?」
857 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:25:11.07 ID:hueNRFtw0
ナナ「どーゆうことだよ?」

モモ「う〜ん、簡単に言うとね」

モモはかいつまんで説明する

ナナ「へー、でもなんで私を呼ばなかったんだよ」

モモ「う〜ん、急だったのと信じなかったでしょ?きっと」

ナナ「・・・・・否定はしないけど」

モモ「そ〜いうことよ」

そう言ってモモも部屋に入る

ナナ「・・・・・どーいうことだよ」

部屋

モモ「さて」

志保「ええ、何から聞きたいの?」

モモ「あなたはこの後どうしたいんですか?」
858 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:25:36.54 ID:hueNRFtw0
志保「決めてないわ。今はお姉ちゃんがどうなるかしか考えられないし」

モモ「お姉さんがあなたを抜けさせたわけですけどあなた自身はどう思っていますか?戻りたいという思いも少しはあったりとかします?」

志保「ないわ。お姉ちゃんと一緒に暮らしたいっていうのが私の願いだったわけだし、お姉ちゃんも私に普通の女の子として暮らして欲しいって思っていたから」

モモ「そうですか。さきほどの組織の方から追われると思いますか?」

志保「ええ、そうなると思うわ。まぁ、いざとなったらこれを使うけど」

志保は腕についたリングを見せる

モモ「ええ、場所はここで問題ないと思いますわ。セキュリティも万全ですし」

志保「そうね、こんなもの見せられたら信じるしかないわね」

モモ「ええ。ところで」

志保「何?」

モモ「いえ、これは後にしたほうがいいかもしれませんね」

志保「気になるわね」

モモ「いえ、おそらくこちらの方が気になると思います」
859 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:27:10.38 ID:hueNRFtw0
モモは志保を下に招く

ピンポーン

かすみ「はーい。あら由美さん」

由美「かすみちゃん、リトいる?」

かすみ「ええ、リト君」

新一「どうしたんだ?かすみ姉ちゃん・・・あれ?由美ちゃん」

由美「由美さ・・・まあ今はいいわ。それではい」

由美に後ろにいた明美を押し付けられる

新一「え?」

由美「身元引受人があなたって言われたんだけど」

新一「・・・・・」

由美「全く、知らないうちに・・・・・私と」

新一「怒ってる?」

由美「別に」

新一「っていうか、なんで釈放?」
860 :1 [saga]:2011/04/05(火) 22:27:41.22 ID:hueNRFtw0
由美「嫌疑不十分よ。実行犯の二人も自首してきたんだけど、一切知らないって言い続けるし、あの二人組みも支持したのは自分たちだって言い張るし。証拠は何にもないのよ」

新一「へー」

由美「ま、なんかあったら呼ばれるかもしれないけど。じゃあ、ごゆっくり」

新一「由美さん」

由美「だから・・・・あれ?」

新一「そういう関係じゃないって」

由美「じゃあ、なんでアンタが引き受けるのよ」

新一「えーっと、その」

明美「こーゆう関係だからです」

明美が新一の腕に抱きつく

由美は写メると

由美「・・・・それじゃあ、蘭ちゃんに送っておくから」

そう言ってミニパトで去って行った

新一「なんでそんなことを」

明美「いやだった?」

新一「そーいう問題じゃなくて」

かすみ「仲良しさんね」

新一「かすみお姉ちゃん?」

そこに階段から降りてきていたモモが

モモ「まあ、リトさん。もうそんな関係に」

というやいなや、志保が新一を明美から引き離し

志保「どーいうこと?」

新一「いや・・・おれもよくわかんねーんだけど」

今日はここまで
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/05(火) 23:11:05.83 ID:HkRkQsnSO
おつ
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 02:04:09.67 ID:SBJURKhLo
>>853,854
よっぽど出したかったんだな
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 02:09:05.07 ID:SBJURKhLo
かすみって乱馬のかすみ?
864 :1 [sage]:2011/04/06(水) 13:57:09.07 ID:PaZuWZZNo
>>863
そう
865 :1 [saga]:2011/04/06(水) 23:37:01.68 ID:PaZuWZZN0
新一がたじろいでいると美柑が入り込んで

美柑「私も知りたいんだけど」

新一「いや・・・本当に俺もよく・・・・・ホントだよ」

かすみ「えっと・・・どちら様?」

モモ「志保さんのお姉さんです」

かすみ「まあ、そうだったの」

志保「お姉ちゃん、どういうことなの?」

明美「うん、実は証拠不十分で突っ返されたんだけどね」

志保「なら」

明美「今までの家には組織の人間が来てるかもしれないから、志保のところにって思って」

ララ「そーなんだー」
866 :1 [saga]:2011/04/06(水) 23:38:03.20 ID:PaZuWZZN0
志保「それで?」

明美「え?」

志保「お姉ちゃんはなんでこいつに抱きついてたの?」

明美「こいつって・・・助けてくれた恩人じゃない」

志保「だからって」

明美「う〜ん。だって、知り合い程度じゃ引受人にしてはおかしいかなって思って」

モモ「それですね」

明美「でも、リト君と知り合いの人みたいだから要らなかったかもしれないけど」

美柑「(逆に問題な気もするけど)」

かすみ「由美さんはお隣さんなんです」

明美「あ、そうなんですか」

明美「・・・・あ。志保の姉の宮野明美です」

かすみ「リトの姉のかすみです。こちらは妹の美柑です」
867 :1 [saga]:2011/04/06(水) 23:38:35.07 ID:PaZuWZZN0
明美「よろしく」

美柑「よろしくお願いします」

志保「・・・・・」

明美「そういえば志保はここに住むことになったの?」

モモ「いいえ、私の部屋にです」

明美「そう、私もそこでいいかしら?」

モモ「ええ」

ララ「うん、一緒に住みたかったんだもんね」

志保「ええ」

かすみ「よかったわね、一緒に暮らせるようになって」

かすみが涙ぐみ、ララが笑顔でそれを見つめていた
868 :1 [saga]:2011/04/06(水) 23:42:24.71 ID:PaZuWZZN0
その後

モモ「ちょっと手狭ですけど、よろしいですか?」

明美「ええ、住まわせてもらうんだもの。モモちゃんこそ大丈夫?」

モモ「ええ、それは」

志保「それにしてもお姉ちゃん。他にやり方があったと思うんだけど」

明美「リト君のこと?」

志保「他にないでしょ」

明美「ん〜、でも、気になるって言う意味では間違ってないわよ」

志保「え?」

モモ「あ、やっぱり思いますか?」

明美「モモちゃんも?」

モモ「ええ、私は気になるというよりも好きって思ってますけど」
869 :1 [saga]:2011/04/06(水) 23:45:27.59 ID:PaZuWZZN0
明美「そうなの?結構距離が近いと思ってたけど・・・・・そうなのね〜」

志保「・・・・」

明美「志保はどう?」

志保「別に、どうもないわ。ただ」

明美「ただ?」

志保「助けてくれたことは感謝してるわ。それだけよ」

モモ「へ〜、そうんですか」

志保「何よ?」

モモ「いえ、ただ」

志保「ただ?」

モモ「気に入らないと思っているとばかり思ってましたので」

明美「うん、私も少し意外」

今日はここまで
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 23:54:47.82 ID:A+UDmdFSO
乙(*´ω`*)
871 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:26:56.15 ID:4HTcA/kZ0
志保「命の恩人に大してそんな風に思うわけないでしょ」

モモ「・・・・・」

明美「・・・・・志保」

志保「何?」

明美「ううん、なんでもないわ」

志保「気になるわよ」

明美「大したことじゃないのよ」

その日の夕食時

新一「この後、どうするんだ?二人とも」

明美「そうね、銀行に戻ろうかしら」

志保「大丈夫なの?」

明美「うん、でも何かしていたいじゃない」
872 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:27:31.28 ID:4HTcA/kZ0
志保「・・・」

新一「妹さんは?」

志保「志保で良いわ」

新一「・・・え?」

志保「構わないわ。一緒に暮らすのに、わざわざ妹って呼ぶのも変でしょ」

新一「ん・・ああ」

志保「そうね、何も考えていないわ」

モモ「それまでは薬品会社で何を?」

志保「開発よ。薬のね」

ナナ「へー、すごいんだな」

明美「・・・・・」

かすみ「それじゃあ、志保ちゃん、学校に通ったら?」

志保「え?」
873 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:28:36.76 ID:4HTcA/kZ0
かすみ「嫌かしら?」

志保「いいえ、そんなことないけど」

新一「前は学校はどうだったんだ?」

明美「一応、アメリカでは通ってたけど」

美柑「凄いのね」

志保「こっちでは通ってないわね」

かすみ「じゃあ、大丈夫よ」

ララ「うん、校長って人に頼んだらきっと大丈夫だよー」

志保「でも、書類とか」

美柑「ララさんの時ってどうだったの?」

ララ「う〜ん、なんか頼んだらオッケーだったから。いらないと思うよー」

明美「なら、通っちゃいなさいよ」
874 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:29:51.44 ID:4HTcA/kZ0
志保「お姉ちゃんまで」

かすみ「いい学校だと思うわよ」

志保「かすみさんは卒業生?」

かすみ「ええ」

ララ「ね、志保も一緒に行こう?」

明美「行ってみなさいよ。志保」

志保「・・・・そうね。行ってみるのもいいかもしれないわね」

明美「きっとそうよ」

その日の夜

廊下

新一「・・・志保」

新一は志保とばったり鉢合わせた
875 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:30:23.58 ID:4HTcA/kZ0
志保「そんなに緊張しなくても良いわよ。私がそう呼んで欲しいって言ったんだから」

新一「あ・・・うん・・・そーなんだけど」

志保「気にしてないわ」

新一「え?」

志保「私が落ちてきた時のこと、気にしてるんでしょうけど。そんなに私も気にしてないから、あなたもしなくていいわ」

新一「あ、うん」

志保「でも」

新一「え?」

志保「忘れなさいね。思い出したら、抹殺よ」

志保が新一を軽く睨んで言う

新一「ああ、大丈夫だって」
876 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:31:24.56 ID:4HTcA/kZ0
ためらわずにそう答える新一に

志保「(それはそれでムカつくわね)」

複雑な表情の志保に

新一「それと志保も俺のことリトって呼んでくれよ」

志保「そうね、リト」

新一「志保・・・・なんか恥ずかしいな」

志保「慣れなさい、じゃあおやすみ」

新一「ああ」

新一と別れて

志保「・・・・」

モモ「まさか、こんなに気になるなんて」

志保「変なアテレコしないでくれる?」
877 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:34:18.98 ID:4HTcA/kZ0
階段の影に隠れていたモモを睨みながら志保が言う

モモ「でも、緊張してましたよね?」

志保「・・・・見てたの」

モモ「ええ、バッチリ」

志保「・・・・・・忘れなさい」

明美「も〜、志保ったら〜そういうことだったのね〜」

後ろから明美が出てくる

志保「お姉ちゃん」

志保「お姉ちゃんどこから?」

明美は裏の物置を指さし

明美「そこよ」

志保「何でこんなところに」

モモ「でも、明美さんと志保さんを探しに行ったら」
878 :1 [saga]:2011/04/07(木) 22:34:58.12 ID:4HTcA/kZ0
明美「こんなものが見れちゃうなんてね〜」

志保「こんなものって何よ。単なるコミュニケーションを図ってただけよ。学校に一緒に通うんだし」

モモ「お姉さまもいますのに」

明美「それでも、リト君との距離を縮めようだなんて」

志保「だから、違うわよ」

モモ「そういえば」

明美「どうしたの?モモちゃん」

モモ「明日は手をつないで登校しますの?」

志保「・・・・あのね」

モモ「も〜、冗談ですよ」

今日はここまで
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 23:06:23.28 ID:wqqdq5VSO
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/08(金) 07:50:29.11 ID:jlRa5hTyo
ニヤニヤ
881 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:03:05.71 ID:t15ulBnu0
明美「動揺してる?」

志保「してないわよ」

明美「本当に〜?」

志保「本当よ、それより私を呼びに来たんじゃないの?」

明美「あ、そうね。それじゃ、部屋に戻りましょ」

志保「ええ」

次の日

美柑が階段を登り、新一の部屋のドアを開ける

美柑「リト〜、朝だy」

そこには新一の横でモモが寝ていた

新一「ん、あ・・美柑。もう朝か・・・・ってえ?」

モモ「あ、リトさんおはようございます」

美柑「ごゆっくり〜」

新一「待って、美柑〜」
882 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:05:12.65 ID:t15ulBnu0
下に降りようとした美柑に志保が声を掛ける

志保「美柑ちゃん、モモちゃん見てない?」

美柑「リトの部屋にいますよ」

志保「そう、ありがと」

志保が新一の部屋に入ると、新一と上はYシャツだけで下は下着のモモの二人がいた

志保「・・・・・・」

新一「モモ、俺着替えるから・・・・・あ」

モモ「まあ、志保さんおはようございます」

志保「・・・・・何やってるの?」

新一「え・・・あ・・・・朝起きたら・・」

モモ「夜這いです」

志保「そう、お邪魔したわね」

ガチャン

新一「・・・・・どんどん嫌われてる気がする」
883 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:05:38.67 ID:t15ulBnu0
モモ「いえ、リトさんなら大丈夫ですよ」

新一「・・・大丈夫じゃない気がする」

モモ「そんなことないですよ」

新一「そうかな」

そして

蘭「おはよー、あれ?そっちの子は?」

新一「えっと」

ララ「あのねー、今度姉妹でリトの家に居候することになった志保ちゃんだよ」

志保「宮野志保です」

蘭「志保さん、よろしくね」

志保「ええ」

新一「それで志保の姉の明美さん」

明美「よろしく」
884 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:06:05.01 ID:t15ulBnu0
蘭「よろしくお願いします」

明美「じゃあ、私はこっちだから」

志保「ええ、いってらっしゃい。お姉ちゃん」

校門前

春菜「あ、ララさん」

ララ「春菜〜」

新一「おはよう、西連寺」

蘭「おはよう、春菜さん」

春菜「おはよう、結城君、蘭さん・・・そちらの方は?」

ララ「あのね、うちで暮らすことになった志保ちゃんだよー」

春菜「あ・・そうなの。えっとよろしくね、志保さん」

志保「ええ、よろしく」

新一「ララ」
885 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:06:36.45 ID:t15ulBnu0
ララ「どうしたの〜?リト」

新一「あんまり一緒に暮らしてるって言わなくていいぞ」

ララ「え〜でも」

新一「聞かれたら、そう答えれば良いから」

ララ「うん・・・リトがそういうなら。わかったよー」

志保「・・・(割と気は使ってくれるのね)」

春菜「あ、志保さん。転校してきたんなら、校長室に」

志保「あ、そうね。道教えてくれるかしら?」

春菜「うん、案内するわね」

教室で

猿山「急遽転校生が来るらしいぞ」
886 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:07:04.30 ID:t15ulBnu0
新一「へー」

猿山「・・・・へーって驚かないのかよ」

新一「お前前から言ってたじゃねーか」

猿山「それとは違うんだよ」

新一「え?」

猿山「どうやら、急遽来たらしい」

新一「・・・・ふーん(確か、志保は18だから、学年上のはずだしな)」

そして、予鈴がなりHRが始まって、骨川先生と志保が入ってきた

骨川先生「えー、それでは本日からウチのクラスに転校生が来ることになりました。宮野志保さんです」

志保「宮野志保です。よろしくお願いします」

骨川「えー、皆さん。仲良くする様に。えー、宮野さんは開いている結城君の隣の席に」
887 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:07:32.47 ID:t15ulBnu0
HR終了後

ララたちが志保の席に集まってきた

ララ「志保ー、まさか同じクラスになるとは思わなかったよー」

志保「ええ、そうね。偶然ってあるものみたいね」

新一「(・・・・・・あれ?俺の記憶違い?)」

里紗「あ、ララちーの知り合いなんだ」

ララ「うん・・・あ・・・友達だよー」

未央「今まではどこに行ってたの?」

志保「え・・・あ、海外に」

未央「すっごーい」

春菜「スポーツとかやってた?」
888 :1 [saga]:2011/04/08(金) 22:08:07.87 ID:t15ulBnu0
志保「いいえ、私インドアだから」

お静「いんどるってなんですか?」

園子「インドアよ」

蘭「えっと、あうt」

そんな考え込んでいる新一に猿山がやってくる

猿山「すっげー、かわいいよなー」

新一「あ・・ああ」

猿山「隣の席なんてうらやましいぜーくっそー」

新一「ああ」

猿山「・・・・どうした?あ、なんだ?西連寺見てんのか?」

新一「ち・・ちげ」

猿山「ったく、お前はいいよな。すぐ近くに好きな子がいてよ。俺なんてたまにしか会えないからな」

新一「(二度と会いたくねーよ)」

放課後

新一「どうだった?」

志保「そうね、悪くはないわ」

ララ「すっごい人気者だったよね〜」

志保「それはあまり嬉しくなかったけど」

新一「向こうとは違うのか」

志保「ええ」

今日はここまで
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/08(金) 23:10:30.05 ID:V+4pXLsSO
乙した
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/08(金) 23:12:34.76 ID:xjcwrFkro
明美さんにもっと出番を!
891 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:15:45.41 ID:VQ0b/UEQ0
クリス「あら、リト君にララちゃん」

ララ「あ、クリスー」

新一「どうしたんだ?志保」

志保「いえ・・・なんでもないわ」

新一「そうは見えないんだが」

志保は震えているようだった

クリス「あら、昨日一緒にいた子ね」

ララ「うん、志保だよー」

クリス「へー、そう。よろしくね」

新一「・・・・おい」

志保「・・え・・・あ・・・よろしく」

クリス「ふーん・・・・あ、ここじゃなんだから。私たちの家にどうぞ」
892 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:17:09.86 ID:VQ0b/UEQ0
新一「え・・・あ・・うん」

クリス「ララちゃんは?」

ララ「行くー」

クリス「あなたは?」

志保「行くわ」

新一「大丈夫なのか?」

新一は志保を見ながら問う

志保「・・・馬鹿にしないで、大丈夫よ」

新一「・・そうか?」

そして

有希子「あら〜、リトちゃん。よく来たわね〜」

有希子が新一を抱きしめる
893 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:18:58.73 ID:VQ0b/UEQ0
新一「ちょ・・」

急に抱きつかれた新一は戸惑う

ララ「こんにっちは〜」

有希子「まあ、ララちゃんも。あら、そっちの子は?」

ララ「志保だよー」

志保「こんにちは、宮野志保です」

有希子「志保ちゃん?よろしくね」

新一「有希子さん、そろそろ離して」

有希子「え〜、いや〜?」

新一「いや・・・そうじゃないけど」

クリス「有希子、苦しいって」

有希子「あ、そうね。じゃあ」

そういうと有希子は新一の腕を取る
894 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:19:58.68 ID:VQ0b/UEQ0
ララ「じゃあ、私もー」

ララは反対の腕を取る

クリス「あら、両手に花ね」

新一「え・・ま・・まあ」

そして、クリスは志保の耳に口を近づける

クリス「さて、あなたは私のことを知っているのかしら?」

志保「・・・・・・いえ」

クリス「そうよね、会ったことないし」

志保「ええ」

クリス「でも、感じるのね。私が組織の人間だって」

ララ「え、クリスそうなの?!」

新一「な」

クリス「ええ、私のコードネームはベルモット」
895 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:20:57.02 ID:VQ0b/UEQ0
有希子「志保ちゃんは?」

志保「私はシェリー」

クリス「そう」

新一「それで、クリスさんは」

クリス「組織は今、例の薬品会社の後始末、もみ消しに躍起になっていて。あなたには手はまわらないはずよ」

志保「・・・そう」

クリス「でも、いずれあなたを探すことになるでしょうけど」

志保「何が言いたいのかしら?」

クリス「一応、あなたとあなたの姉は死んだことにしておいたわ」

新一「どういうことだ?」

クリス「組織のメインコンピュータにメンバーの名簿が載っているわ。それをいじったわけよ。それであなたは抜けるのね?」

志保「ええ、そのつもりよ」
896 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:21:35.57 ID:VQ0b/UEQ0
クリス「あなたの姉も?」

志保「ええ」

クリス「そう」

新一「何でこんな話を?」

クリス「あなたが抜けるのに私も抜けさせてくれないかしら?」

ララ「クリスも抜けたいの?」

有希子「止めるように言っててようやく納得してくれたのよ」

クリス「どうかしら?」

志保「いいんじゃないかしら。でも私にどうしろって言いたいのかしら?」

クリス「どうせそのうち追っ手が来るわ。そのときに一人よりも多い方がいいと思うのだけど」

志保「私にそんな力はないわ」

クリス「でも、あなたは姉と二人で抜け出したのでしょう」
897 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:22:06.64 ID:VQ0b/UEQ0
志保「それは、全て彼女たちのおかげよ」

クリス「ララちゃんが?」

ララ「うん、このぴょんぴょんわーぷ君で」

ララが説明する

クリス「フフフフ、そうね。宇宙人だったものね」

有希子「すっごいわねー、ララちゃん」

ララ「えへへへ」

クリス「それでどうかしら?私にも協力してくれないかしら?」

ララ「いいよー。はい」

ララがわーぷくんを渡す

そして、家を出る際

クリス「志保ちゃん」
898 :1 [saga]:2011/04/09(土) 22:22:35.46 ID:VQ0b/UEQ0
志保「何かしら?」

クリス「落ち着いたら、一人で来て。話したい事があるの」

志保「・・・・考えておくわ」

クリス「・・・聞いておいたほうがいいと思うけどね、私は」

一方

有希子「また来てね」

有希子が新一を抱きしめる

新一「う・・うん」

ララ「じゃあ、またねー」

今日はここまで
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/09(土) 23:08:00.28 ID:+Q6yfGeSO
乙だぜ
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/09(土) 23:43:36.85 ID:7RyaGLhxo
またどんどん増えてきたなw
901 :1 [saga]:2011/04/10(日) 21:54:20.26 ID:vrqBBdrk0
新一「って言っても隣だから、すぐだよな」

ララ「うん、便利だよねー」

有希子「家がもっと近かったら窓から行き来できるのにね〜」

ララ「そうだよね〜」

有希子「ちょっとやってみたかったりするのよね」

クリス「落ちたら洒落にならないわよ」

有希子「そんなドジしないわよ」

自宅に戻って、玄関

何か考え込んでいるように見える志保に

新一「どうかしたのか?」

志保「なんでもないわ」

そう言って志保は部屋に戻っていく
902 :1 [saga]:2011/04/10(日) 21:55:25.55 ID:vrqBBdrk0
モモ「どうかしたんですか?」

志保「・・・・・わかっちゃうかしら?」

モモ「ええ、何かありましたか?」

志保「実は・・」

志保はクリスに言われたことを簡単に話す

モモ「聞いておいたほうがいいと思いますね。私は」

志保「なぜ、そう思うの?」

モモ「だって志保さん一人に知っておいて欲しいことといったら、きっとお姉さまのことに違いありませんもの」

志保「・・・・」

モモ「志保さんに、聞いて欲しいって仰られたんですよね?」

志保「ええ、そうよ」

モモ「明日にでも行かれては?」
903 :1 [saga]:2011/04/10(日) 21:57:23.39 ID:vrqBBdrk0
志保「そうね・・・・早い方がいいかもしれないわね」

モモ「お姉さまのこととなると変わりますね」

志保「・・・いいでしょ。たった一人の肉親なんだから」

モモ「そうでしたね。そういうことにしておきますね」

志保「なんか引っかかる言い方ね」

モモ「お姉ちゃんっ子って言うんでしょうか?」

志保「・・・・・・」

次の日

学校

ルン「リト君ー」

ルンが新一に抱きついてきた

ララ「あ、ルンちゃん」

新一「急に抱きつくなって」
904 :1 [saga]:2011/04/10(日) 22:03:58.97 ID:vrqBBdrk0
ルン「あれ?その隣の子は?」

蘭「あ、昨日ルンちゃん休みだったもんね」

新一「ああ、宮野志保っていうんだ」

ルン「へー、私ルンって言うの。よろしくねー」

志保「よろしく」

ルン「それでね、リト君」

新一「ルン、そんな乗っかるなって」

新一はバランスを崩し倒れてしまう

そして、隣にいた蘭の足元に落ちてしまう

蘭「リト」

そして蘭のパンツをしっかりと見てしまう

新一「こ・・これは・・・その・・・とっさのことで」

蘭「・・・・そう」
905 :1 [saga]:2011/04/10(日) 22:04:46.93 ID:vrqBBdrk0
蘭「せいやっ」

新一は蘭に蹴飛ばされて吹っ飛んだ

放課後

志保「今日、私用事があるから」

ララ「うん」

新一「・・・」

クリスの部屋

クリス「やっぱり来たわね」

志保「来ると思ってたの?」

クリス「ええ、あなたならね」

志保「それで何を言いたいっていうの?」

クリス「あなたの姉のことよ」
906 :1 [saga]:2011/04/10(日) 22:11:04.99 ID:vrqBBdrk0
志保「聞かせてもらえるかしら?」

クリス「あなたの姉はスパイと関わりがあったことが原因で組織から追われてたのよ」

志保「・・・・・本当に?」

クリス「ええ、FBIの捜査官がスパイとして潜入していて」

志保「その人と」

クリス「ええ、あなたの姉はその人と親しかったみたいで、情報が流れていたみたいね」

志保「・・・それで」

クリス「例の10億円強奪なんて普通成功するとは思えないでしょ」

志保「・・・・・無理難題を押し付けたわけね」

クリス「そういうことになるわね」

志保「なんでそのことを」

クリス「協力するっていう以上、あなたに私を信用させることは重要よ」
907 :1 [saga]:2011/04/10(日) 22:14:06.23 ID:vrqBBdrk0
志保「確かにそうね」

クリス「そして、もう一つ」

志保「その相手を」

クリス「いえ、その相手は知っているわ」

志保「どうしたいの?」

クリス「彼と関わっている限り私たちは危険に巻き込まれる可能性が極めて高いわ」

志保「関係を切れってことね」

クリス「ええ、切れるように仕向けて欲しいの」

志保「・・・・」

クリス「あなたの姉を死のふちにまで追い込んだその相手と・・・ね?」

志保「私だけではムリよ」

クリス「でしょうね」
908 :1 [saga]:2011/04/10(日) 22:17:41.29 ID:vrqBBdrk0
志保「話してもいいの?」

クリス「私からあなたに知らせたっていうことを隠せれば誰でもいいわ」

志保「わかったわ、やってみるわ」

クリス「ええ、まあ難しいのは分るけど」

クリスは目を細めると

クリス「知られちゃダメよ。私とあなたの関係は・・ね?」

クリスは志保に威圧するようにそう問いかける

志保「ええ、それさえ守ればいいんでしょ」

クリス「ええ」

今日はここまで
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:02:30.14 ID:OsoVoc3SO
910 :1 [saga]:2011/04/11(月) 22:00:31.73 ID:8ZABWgsx0
そして

家に帰ってきた志保

志保「(誰に話せば良いかしら?)」

モモ「志保さん」

志保「・・あ・・・何?」

モモ「気になることでも言われたんですか?」

志保「(彼女から聞いたことを洩らすなって言われてたけど、この子には話していたわね。他から聞いたらきっと、今日のことと関連があるっていうことに気づくはずよね。それなら)」

志保「ええ、二人っきりになれる場所はあるかしら?」

モモ「重要な話みたいですね」

志保「ええ」

モモ「分りました、こちらに」
911 :1 [saga]:2011/04/11(月) 22:00:59.15 ID:8ZABWgsx0
モモが手で招く

志保はそれについて行く

モモ「この部屋なら誰にも聞かれることはないと思いますよ」

志保「そう、それでこのことは」

モモ「ええ、誰にも話しませんから、安心してください」

志保「この前に私を助けた時に・・」

志保はクリスから聞いたことを簡略に話す

モモ「要するに、お姉さんとその男性の関係を探って、まだ関係があるようなら」

志保「離すってことよ」

モモ「そうなりますと、その男性とは恋人のような関係かもしれませんね」

志保「なんでそうなるのよ」
912 :1 [saga]:2011/04/11(月) 22:01:54.14 ID:8ZABWgsx0
モモ「だって、男のスパイが手っ取り早く情報を集める方法というとそうなりませんか?」

志保「・・・確かにそうかもしれないわ、でも」

モモ「ところで」

志保「何よ、改まって」

モモ「志保さんって恋したことありますか?」

志保「・・・ずっとパソコンと薬品が恋人よ」

モモ「まあ、そうなんですか」

志保「あなたはどうなのよ」

モモ「私はリトさんに」

志保「・・・・あ・・・・そう」

モモ「うーん、でもそうなると・・・・もしそうだった場合どうすればいいんでしょうか?」

志保「出来れば違うということで話を進めたいんだけど」
913 :1 [saga]:2011/04/11(月) 22:02:21.45 ID:8ZABWgsx0
モモ「ですけど、わざわざ志保さんだけに話したということは友人関係以上で中々話しづらいことじゃないんですか?」

志保「・・・まあ」

モモ「それに見たら分るって言われたんですよね?」

志保「ええ」

モモ「ん〜、ならそうなんじゃないですか?」

志保「・・・・かしらね?」

モモ「それと、こういう時はリトさんも呼びましょう」

志保「なんでよ」

モモ「説得するというなら、お姉さんの話を信用してあなたを助けるのに協力したリトさんは欠かせないのでは?」

志保「・・・・・・そうかもしれないわね。でも、それならあなたのお姉さんは?」
914 :1 [saga]:2011/04/11(月) 22:02:48.72 ID:8ZABWgsx0
モモ「できるだけ他の人に話したくはないんですよね?なら、今回はリトさんだけですみますよ」

志保「その自信が怖いわね」

モモ「そうですか?」

志保「大丈夫なんでしょうね?」

モモ「ええ、それではリトさんを呼び出しましょうか」

新一がやってくる

新一「モモ、俺だけで来て欲しいって一体何のようだ・・・」

新一は志保を見ると固まった

志保「何よ、いちゃ悪いの?」

新一「いや・・そういうわけじゃなく」

モモ「も〜、リトさんったら志保さんはリトさんが来るのを待ってたんですよ」
915 :1 [saga]:2011/04/11(月) 22:05:26.87 ID:8ZABWgsx0
新一「え?そうなの?」

志保「あのね、そんな訳ないでしょ」

新一「そーだよな、ハハハ」

志保「・・・・・・」

モモ「それでリトさんをお呼びしたのはですね」

モモが簡単に説明する

新一「え?本当に?」

志保「そうよ」

モモ「作戦は私に任せて下さい」

新一「ああ」

志保「それで?どういうものなの」

今日はここまで
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/11(月) 23:07:10.30 ID:kwtj3oESO
おつ
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/12(火) 15:37:06.53 ID:dRfMT5TDO
918 :1 [saga]:2011/04/12(火) 23:18:54.44 ID:FKrVhsS10
その後

新一「急じゃないか?」

モモ「事態は一刻を争いますから、早い方がいいと思いますよ」

志保「それでどうするのよ」

モモ「とりあえず、後を追いましょう」

新一「いまだに関係があるかどうか、確認するのが先決ってことか」

モモ「ええ」

志保「そうね、見たら分るって言われただけだし」

新一「・・・・にしても銀行の近くでこうやって隠れてるのって怪しくないか?」

志保「そうね、強盗に思われるかもしれないわね」

モモ「ちょうど最近、強奪事件がありましたし」

新一「なんとかならいのか?」
919 :1 [saga]:2011/04/12(火) 23:20:56.64 ID:FKrVhsS10
モモ「う〜ん、そうですね」

そして

志保「で?何でこんなことしなきゃいけないの?」

モモ「え〜、だってこうしていればいちゃついてるカップルにしか見えませんよ」

銀行の近くの公園でベンチに座った新一の両腕にモモと志保が抱きついている

志保「なら、あなたたちだけでやれば良いじゃない」

モモ「それですと、志保さんは不審人物ですよ」

志保「別に姉の帰りを待つ妹でおかしくはないと思うけど」

モモ「高校生にもなって姉離れできないシスコン妹ってなりますけど、構いませんよね?」

志保「・・・・・・」

新一「ホントにいいのか?」
920 :1 [saga]:2011/04/12(火) 23:21:39.10 ID:FKrVhsS10
志保「それよりはマシよ」

モモ「実は〜、願ったりかなったりじゃないですか?」

志保「あなたじゃないんだから、そんなことないわよ」

モモ「も〜、素直じゃないんですから〜」

志保「・・もー、いいわ」

新一「それより後どのくらいだ?」

モモ「さあ、分りませんね」

志保「あなたね」

モモ「別に私は今のままで構いませんし」

志保「あのね、あなたはいいかもしれないけど」

モモ「あら〜、その割に素直に抱きついていますよね」

志保「だから、それは」

モモ「わかってますって」
921 :1 [saga]:2011/04/12(火) 23:22:32.30 ID:FKrVhsS10
新一「志保って割りとモモとは打ち解けてるんだな」

志保「え?」

新一「いや、だって。かすみ姉さんとかララとかよりも仲がよさそうに見えるから」

志保「・・・・まあ、部屋が同じだから・・・かしらね」

モモ「寝言でお姉ちゃんって声も聞こえちゃいますし、色々分っちゃいますよね」

志保「モモちゃん」

新一「ほら、なんか取っ掛かりにくそうな雰囲気なのに」

モモ「んー、そうですね。でも、割と話したら優しい子ですよ」

志保「・・・・・急になによ」

モモ「お姉ちゃんっ子ですし」

志保「・・・・・・・」
922 :1 [saga]:2011/04/12(火) 23:35:31.59 ID:FKrVhsS10
モモ「リトさん、志保さんが睨んでます」

新一「ま・・まあ、なんか話してた方が怪しまれないだろ。そのためにわざと」

志保「わざと・・・・かしらね?」

志保が新一とモモを見比べながらそう答える

新一「な・・なあ、モモ」

モモ「ええ、リトさんが志保さんと仲良くなりたいというので」

志保「え?」

新一「モモさん?」

モモ「中々上手くコミュニケーションが取れないって悩んでるんですよね。最初が最初ですし、自分からも行きづらい・・・・それで私なりに。あ、でもたまには私のことも考えて下さいね」

新一「モモさん?」

志保「だから、気にしてないわよ。もう」

新一「ほ・・・ホントに?」

志保「だから、あなたが悪気があってあそこにいたわけでないことはここ数日でわかったし」

新一「あ・・・そう」

志保「ええ、そんな根性もなさそうだし」

新一「・・・・」

923 :1 [saga]:2011/04/12(火) 23:35:58.20 ID:FKrVhsS10
志保「それに見ず知らずの私を助けてくれたのに嫌いになるわけないって前にも言ったでしょ」

新一「でも」

志保「素直じゃないのは性分よ。いまさら、変わえられないわ」

新一「・・・そうか」

モモ「それでは打ち解けたところで」

新一「ん?」

モモ「そろそろだと思いますよ」

志保「出てきたの?」

モモ「お姉さんではありませんね、別の方ですけど」

今日はここまで
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2011/04/12(火) 23:54:33.40 ID:tu2jnAh6o
食い散らかしマダー?
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/12(火) 23:54:36.72 ID:B+SE6iUSO
オツ
926 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:08:51.31 ID:OsdHIOu10
新一「なあ」

志保「何よ」

新一「この体勢だと目立つんじゃないか?」

モモ「そうですね。明美さんは私たちだって知ってますし」

志保「じゃあ、こうする必要もなかったんじゃない?」

モモ「いえ、ずっと隠れてるわけにもいきませんし、このくらいまでの時間稼ぎです」

志保「・・・そうね」

三人は近くのコンビニで銀行を見ながら

新一「ところで相手って誰なんだ?」

志保「見れば分るって言われたわ」

モモ「じゃあ、志保さんの知ってらっしゃる方ですね」

志保「誰かしらね?」

新一「明美さんになんか会わされた相手っていないのか?」

志保「そうね・・・何人かいるかもしれないけど・・・・・誰だったかしら」
927 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:09:42.93 ID:OsdHIOu10
新一「来たぞ」

モモ「行きましょう」

志保「今気がついたんだけど」

新一「何だよ」

志保「今日このまま帰ったらどうするの?」

モモ「明日も頑張りましょう」

新一「でも、クリスさんが急げって言ってたんだろ?」

志保「ええ」

新一「なら、今日で間違いないんじゃないか?」

モモ「そうですね、相手を知ってるようですし。ありえますね」

志保「そう思っておいたほうがいいわよね」

新一「なあ、あれじゃないか?」
928 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:10:24.43 ID:OsdHIOu10
モモ「それっぽいですよね」

志保「あれは・・・・確か諸星とか言っていた気がするわ」

新一「どういう関係なんだ?」

志保「ええ、姉に紹介されて私の周りの人たちとも会うようになってたんだけど、ある日から見かけなくなったわ」

モモ「志保さんのお姉さんってその組織って言うのの中でどんな立場だったんですか?」

志保「末端・・ね。私の方が昔からいたし、お姉ちゃんは最近手を染めるようになったから」

新一「なるほど、明美さんではなく志保からってことにしたのか」

志保「・・・お姉ちゃんを利用して、私にってことかしら?」

モモ「むしろ明美さんがさほど重要人物ではないので、そこから関係者との関係を広げていくようにしたのかも知れませんね」

志保「・・・」

志保は二人に向かっていこうとするが、新一に止められる
929 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:10:53.41 ID:OsdHIOu10
新一「待て待て」

志保「止めないでくれる?これは」

モモ「いえ、リトさんの言うとおりです」

志保「どういうことよ?」

モモ「志保さんは顔を知られているようですから」

新一「それにアイツとの関係を絶たせようっていうのが目的だろ」

志保「・・・・どうするっていうのよ」

モモ「それはですね・・」

明美が諸星と別れてから

志保「お姉ちゃん」

明美「志保」

志保「今の人は?」
930 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:12:37.87 ID:OsdHIOu10
明美「え・・ああ、志保も会ったことがあるでしょう。諸星さんよ」

志保「最近は会ってないけど、どうしたの?」

明美「ええ、なにか用があったみたいで」

志保「お姉ちゃん」

明美「どうしたの」

志保「嘘よね」

明美「え?」

志保「彼がスパイだったっていうこと、私は知ってるわ」

明美は驚いたようだったが、すぐに平静を取り戻し

明美「ジンたちに聞いたの?」

志保「いいえ、私の知り合いでそのことについて調べてて。その人にそう聞いたわ」

明美「そう・・・でもね、志保。彼は」
931 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:14:31.71 ID:OsdHIOu10
志保「でも、そのためにお姉ちゃんが死ぬかもしれないなんて」

明美「志保・・・・」

志保「私は嫌よ、そんなの」

明美「そうね、ごめんなさい」

志保「まだ、会うの?」

明美「・・・・・」

志保「お姉ちゃんは私と二人じゃ不満なの?」

明美「そんなことないわ、それで十分よ」

志保「本当に?」

明美「志保・・・そうね、私があなたを心配するようにあなたも私を心配してるのよね」

志保「たった一人の家族なんだから、当たり前でしょ」

明美「志保。ええ、大丈夫よもう会わないわ」

志保「約束してくれる?」
932 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:15:00.44 ID:OsdHIOu10
明美「ええ」

裏路地

新一「・・・・・・」

モモ「どうしました?」

新一「こうもモモの考えた通りになるとは」

モモ「ええ、だっておそらく志保さんは組織という中にいることに反感をあまり持っていなかったと思いましたから」

新一「・・・かもな」

モモ「ええ、でも一つだけ一番求めていたことが」

新一「明美さんとあまり会えないことか」

モモ「だと思います。おそらく、明美さんもそのことを知っていると思いますから」

新一「・・・・・なら、きっとこうなると」

モモ「ええ」

クリス「上手くやるわね、あなたは」
933 :1 [saga]:2011/04/13(水) 22:15:27.44 ID:OsdHIOu10
新一「え?」

モモ「まあ」

新一「・・・・もしかして、クリスさん?」

クリス「ええ」

モモ「凄い変装ですね。男性にしか見えませんよ」

クリスはイギリス人の中年男性に変装していた

新一「確認に?」

クリス「ええ、それと彼女たちがつけられてないかの確認よ」

モモ「いないんですか?」

クリス「ええ・まあ、いたら彼はやってこなかったと思うけど。そうそう、リト君とモモちゃんも行って来たら?」

新一「え?」

クリス「一人で彼女が来てるとは思っていないと思うわ」

モモ「ですね、行きましょう。リトさん」

新一「あ・・ああ」

モモと新一は明美と志保の元へ向かった

今日はここまで
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/13(水) 22:46:26.83 ID:d9QEnloSO
諸星あたる?……乙
935 :1 [saga]:2011/04/14(木) 22:21:46.37 ID:bYDKyttp0
去る前に新一はクリスに問いかけた

新一「そういや、さっきのあいつは名前はなんていうんだ?」

クリス「ええ、諸星大と言ってたはずよ」

新一「偽名か?」

クリス「ええ」

新一「ありがと、じゃあ」

クリス「ええ」

志保と明美

明美「そういえば志保」

志保「何?」

明美「一人でこんなところを歩いていたの?危ないわよ」

志保「あ・・それは」

モモ「私たちも一緒ですよ」
936 :1 [saga]:2011/04/14(木) 22:22:15.11 ID:bYDKyttp0
新一「ええ」

明美「ふーん、志保もそういう齢になったのね。お姉ちゃん感慨深いわ」

志保「違うわよ、何か誤解してるでしょ」

明美「あら、お友達と寄り道するなんてそんな風になったことに・・・なんだけど」

モモ「違うこと想像してたんですか?」

志保「ち・・・違うわよ」

明美「二人っきりじゃないから違うと思ったんだけど、そういう関係なのね」

志保「違うわよ」

明美「なら、私も入っていいかしら?」

モモ「いいですよね?リトさん」

新一「そ・・・そういうんじゃないだろ」

明美「あら、私みたいなおばさんじゃ嫌?」

新一「い・・いや・・・そういうわけじゃなく」

モモ「まあ、リトさんったら明美さんが気になって志保さんに着いてきたんじゃないですか」
937 :1 [saga]:2011/04/14(木) 22:22:38.59 ID:bYDKyttp0
志保「そうね、ムリヤリお姉ちゃんに会いたいって言って着いてきたわよね」

新一「志保さん?」

明美「えっと・・・・本気?」

新一「え・・・いや・・・え・・・あの・・・その」

明美「違うの?」

明美が新一を覗き込む

明美はちょっと上目遣いで新一の顔を覗き込む

新一「(かわいい・・・・なんで年上なのにこんなかわいいんだ)」

新一「あ・・す・・好きだけど・・・その」

明美「その?」

モモ「志保さんも好きなので言いづらいんですよね」

新一「え?」

明美「え、志保も好きなの?」
938 :1 [saga]:2011/04/14(木) 22:23:10.55 ID:bYDKyttp0
新一「あ・・・・え・・・・その」

志保「別に気を使わなくてもいいわよ」

新一「いや、好きなんだけど・・・その」

志保「え・・・・?」

モモ「も〜、リトさんったら、恥ずかしがり屋さんなんですから」

新一「だ・・だから」

明美「あらララちゃんたちだけじゃなく私たちもなんて、ね?志保」

志保「え・・・・さ・・・さあ、どうなのかしら」

志保は好きと言われてまだ戸惑っていた

明美「そうなんだ。へー」

モモ「(うふふふ、リトさんのハーレムが徐々に実現しそうですね)」

明美「もちろん、モモちゃんのことも好きなのよね?」
939 :1 [saga]:2011/04/14(木) 22:23:37.51 ID:bYDKyttp0
新一「え・・あ・・うん」

モモ「リトさん・・・・」

新一「モモ?どうしたんだ?」

モモ「嬉しいです。リトさんにそう言っていただけるのは初めてですし」

新一「え・・・あ・・・そう?」

明美「冷たくしたらだめよ」

新一「え・・・うん。いや、そうじゃないだろ」

帰宅途中

明美「ララちゃんがみんなと結婚するって言ってたけど、本気だったのね」

モモ「え・・ええ。もちろんです」

明美「デビルーク星ってそういうのありなの?」

モモ「ええ」
940 :1 [saga]:2011/04/14(木) 22:24:07.67 ID:bYDKyttp0
明美「そうなのね。それにしても」

新一「・・・・・」

モモ「そんなに照れなくてもいいんですよ。リトさん」

新一「こんな状態でいたら、ムリだって」

新一はモモと明美に腕を組まれて歩いていた

明美「志保はいいの?」

志保「私はそういうのに興味ないわ」

モモ「そういうのっていうのはリトさんですか?それともこうすることですか?」

志保「さあ、どうかしらね」

明美「志保ったら緊張してるわ」

モモ「あ、やっぱりそうですよね」

新一「(・・・・・・心臓の音が大きくなって止まらない)」

今日はここまで
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:33:43.38 ID:9pDcom/SO
おつ
942 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:18:50.63 ID:Ql0trO1c0


ピンポーン

美柑「リト、こんな遅くまでなにしt」

しかし、美柑は両腕に明美とモモを抱きつかせている新一を見て固まった

ララ「あー、明美さんも一緒だったんだね」

かすみ「みんな仲良しさんね」

ナナ「な・・・な・・・・モモ・・・そういう」

明美「リト君にしてあげたかったから、ね」

モモ「ええ、何となくそんな気分になりまして」

ララ「そうなんだー、次。私いい?」

モモ「ええ、お姉さま」

ララ「わーい」
943 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:21:56.86 ID:Ql0trO1c0
志保「・・・・」

それに何も言わない志保を不思議そうに美柑が見ていた

新一「そろそろ離れて」

明美「ええ、でも次はララちゃんの番だし」

モモ「志保さんは?」

志保「わ・・・私はいいわ」」

志保は顔を赤らめて上に上がっていった

その日の夜

美柑「あ、リト」

新一「美柑」

美柑「・・・・ねえ」

新一「どうした?」

美柑「最近、モモさんと仲が良いみたいよね」

新一「え、あ・・・・うん」

美柑「モモさんのことはどう思ってるの?」

新一「好きだよ・・・でも」

美柑「ララさんより?」
944 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:22:28.09 ID:Ql0trO1c0
新一「いや・・その・・・」

美柑「もしかして、モモさんが言ってたハーレムとか言うのに乗り気だったりするの?」

新一「・・・・・そういうわけじゃないんだけど」

美柑「本当に?」

新一「美柑・・」

美柑「何?」

新一「少し乗り気になってるかもしれない」

美柑「やっぱり、あのね」

新一「美柑はどう思う?」

美柑「どうって?」

新一「美柑は俺がそうなったら嫌いになったりするか?」

美柑「・・・・・」
945 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:23:36.27 ID:Ql0trO1c0
新一「どう?」

美柑「別に嫌いになんかならないけど、でも」

新一「でも?」

美柑「その時はリトは違う星に行くの?」

新一「どうなんだろうな・・・・そこはララに聞かないと、でもララに聞いたらきっと決定ってことになりそうなんだよな」

美柑「モモさんに聞けばいいじゃない」

新一「モモでも乗り気になったって知られたら同じようになる気がするんだよな」

美柑「そうだね・・・・・」

新一「まあ、それは気にはなってたんだよな」

美柑「そうなんだ・・・」

新一「美柑とかすみ姉さんと離れたくないから」

美柑「・・・・・・それ、ホントに思ってる?」
946 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:24:21.18 ID:Ql0trO1c0
新一「え?」

美柑「ホントにそう思ってる?」

新一「え・・あ・・・ああ、だから誰にも聞いてないだろ」

美柑「私も」

新一「え?」

美柑「私も嫌」

新一「・・・へ」

美柑「リトと離れたくない」

美柑が新一に抱きついた

新一「・・・・・美柑」

美柑「嫌、絶対嫌。離れるなんて」

新一「ああ、俺も嫌だよ。だから、それを確認するまでどうこうってことはないって」

美柑「本当に?」
947 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:25:30.80 ID:Ql0trO1c0
新一「ああ、本当だって」

美柑「リト」

新一「どうしたんだ?美柑」

美柑「リトの部屋で話したいことがあるんだけどいい?」

新一「あ・・・ああ、別に良いけど」

美柑に押されて新一は自分の部屋に向かう

新一の部屋

新一「・・・・・・・」ドキドキ

美柑「緊張してる?」

新一「そ・・・そんなことあるわ・・・わ・けないだろ」

美柑「もー、してるんじゃない」

新一「・・・・」
948 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:26:41.83 ID:Ql0trO1c0
美柑「あのね・・・リト」

美柑が伏目がちに視線を泳がせる

新一「うん」

美柑「私もリトが好き」

新一「え・・えええ・・・・え」

美柑「それが言いたかっただけだから。それじゃおやすみ」

そう言って美柑はすばやく戻っていった

新一「え・・・え・・・・ど・・」

新一が戸惑っていると

モモ「大変ですね」

ベッドの下からモモが出てきた

新一「・・・・モモ?」
949 :1 [saga]:2011/04/15(金) 22:28:42.93 ID:Ql0trO1c0
モモ「びっくりしちゃいました、まさか美柑さんが自分で仰るなんて」

新一「お・・・おま・・・・い・・・いつから?」

モモ「隠れて驚かそうとさっきからずっと隠れていたんですけど、逆に驚かされちゃいましたね」

新一「こ・・・このことは」

モモ「ええ、皆さんには内緒にしておきます」

新一「あ・・ありがと」

モモ「今日一緒に寝てくだされば」

新一「・・・・・・」

モモ「リトさんが寝たタイミングを見計らうのって大変なので〜、出来れば一緒に寝たいんですけど〜?」

モモが小悪魔な表情で新一を見つめる

新一「どうぞ」

新一はモモをベッドに招き入れる

モモ「ありがとうございます」

今日はここまで
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/15(金) 23:13:32.95 ID:ZyQpk5nSO
wktk乙
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/16(土) 00:58:14.18 ID:fXWkhAYio
「描写」くるのか?
952 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:04:16.36 ID:8/HD+u4i0
そして

新一「近くないか?」

モモ「そうですか?このベッドは一人用ですしこれくらい近づかないと」

新一のすぐ背中にモモがしがみついていた

新一は背中から伝わるモモの感触にどきどきしていた

新一「も・・・モモ」

モモ「はい?どうしましたか?」

新一「その・・部屋に入ってから聞いてたのか?」

モモ「ええ・・・あら〜、もしかしてその前にも何か話してたんですか?」

新一「そ・・・そんなことないぞ」

モモ「怪しいですね」

新一「た・・大したことはなしてないから」

モモ「本当ですか?」
953 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:05:08.02 ID:8/HD+u4i0
そして、一時間後

ガチャ

ララ「リト〜?」

モモ「お・・・お姉さま」

ララ「あ、モモも一緒に寝てたんだー。私もいい?」

モモ「ええ、詰めますね」

ララ「うん」

新一「・お・・・・・・」

ララ「どうしたの?リトー」

新一「い・・・・いや、なんでもない」

ララ「でも珍しいね、一緒に寝てもいいなんて」

モモ「ええ、照れてらしたようですが、もう慣れたみたいです。ねえ、リトさん?」

新一「あ・・・・ああ」

ララ「そっかー」
954 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:06:43.92 ID:8/HD+u4i0
二時間後

新一「・・・・(寝れない)」

次の日

ナナ「おい、リトー。美柑が起こして来てくれって・・・・・」

起こしに来たナナはララとモモに挟まれてる新一を見て固まった

新一「ん・・・ああ・・・昨日はあんまり寝れなかった・・・・ん?」

新一「どうかし・・・」

志保「どうしたの?ナナちゃん」

同じく、ナナに起こされた志保が固まってるナナを見て部屋を覗き込むと

志保「・・・・・なにしてるのよ?」

新一「え・・・い・・・いやあの、モモ、ララ」

新一は助けを求めてモモの方を見るが
955 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:09:35.52 ID:8/HD+u4i0
モモ「おはようございます、リトさん」

モモ「その・・・・昨夜は挟まれてどうでした?」

新一「お・・おま・・・・お・・・」

ナナ「は・・・挟まれて?ど・・・どういうことだ、リト」

新一「え・・・あ・・・そ・・そうだ・・ララ」

ララを起こすと

ララ「ん〜、あ・・リト」

目をこすって起き上がったことで布団が捲れると

ララは全裸だった

志保「・・・・・・お邪魔みたいね」

志保は立ち去り

ナナ「こ・・・こ・・・この・・・姉上とモモになにすんだー」

新一はナナに蹴飛ばされた
956 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:10:06.43 ID:8/HD+u4i0
朝食

ナナ「む〜〜〜〜」

モモ「もう、ナナ。お姉さまが裸で寝るのはいつものことじゃない」

ナナ「そういう問題じゃない、そ・・・その・・・こいつと一緒にいるときに」

新一「コイツって言うなー」

ララ「そうだよ、ナナ。リトだよ」

志保「・・・・・」

美柑「もー、ララさんそういう時は服を着ないと」

ララ「えへへー、だって寝づらいんだもん」

明美「風邪引いちゃうわよ」

かすみ「仲良しさんね、リト」

新一「ん・・・・うん」

セリーヌ「まう」
957 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:10:35.94 ID:8/HD+u4i0
登校

蘭「あの、志保さん?」

志保「何かしら?」

蘭「機嫌悪いの?」

志保「そんなことないわ」

蘭「リト、一体何したのよ」

新一「なにもしてねーよ」

蘭「明らかに不機嫌じゃない」

新一「さ・・・さあ?(起きた時のあれ・・・だよな)」

ララ「どうかしたの?志保」

志保「別になんでもないわ。気にするほどのものでもないし」

ララ「?」

志保「ほら、西連寺さんよ」
958 :1 [saga]:2011/04/16(土) 23:11:05.94 ID:8/HD+u4i0
ララ「あ、春菜ー、お静ちゃん」

春菜「ララさん」

お静「御門先生に聞いたんですけど、転校生が来るらしいですよ」

春菜「へぇー、どこのクラスに?」

お静「ウチのクラスだそうです」

ララ「へー、楽しみだねー」

春菜「そうね」

蘭「ウチのクラス、多いわよね」

新一「そうだな」

蘭「・・・・・なにか今日、昨日でもあったんじゃないの?」

新一「ないって」

蘭「・・・リトのことはちっちゃい頃からずっと知ってるんだから、嘘は通じないわよ」

新一「本当だよ・・・」

今日はここまで
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/16(土) 23:29:06.82 ID:2JwBxpISO
960 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:32:38.78 ID:ESw9kM6+0
HR

骨川「えー、それでは転校生を紹介します」

そして、遠山和葉が入ってきた

骨川「えー、遠山和葉君です」

和葉「遠山和葉です。よろしくおねがいします」

骨川「皆さん、仲良くして下さい。えー、遠山さんはあそこの席に」

HR後

里紗「和葉ちゃんってどこから来たの?」

和葉「大阪や」

未央「へー、大阪って」

ララ「大阪ってどこ?春菜」
961 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:33:18.46 ID:ESw9kM6+0
春菜「えっとね」

新一

猿山「どうだ、俺の言ってたことは当たってただろ」

新一「ああ、ってか気にしてたのか」

猿山「耳寄りな情報が・・・って言った手前違ったらなんか気になんだろ」

新一「そーいうもんか?」

蘭「リト」

そこに蘭と園子がやってくる

猿山「あ、毛利」

蘭「和葉ちゃんって中学の時のあの和葉ちゃんかな?」

新一「んー、名前は同じだよな」

猿山「え?なんかあったっけ?」

園子「覚えてないの?」

新一「ほら、中学の時に大阪に修学旅行行っただろ」
962 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:35:18.39 ID:ESw9kM6+0
猿山「・・・行ったな」

新一「覚えてないな」

蘭「忘れてるわね」

園子「あーそういえば、そうね。確か私と蘭と結城君と猿山と同じ班で」

蘭「そうそう」

園子「そんで猿山が知ってるベストスポットとかに付いて行ったら迷って助けてもらったあの子の名前も確か・・」

新一「そうじゃなかったっけ?」

猿山「・・・まあ、そんなこともあったよな」

志保「気になるんなら聞いてみたら?」

新一「んー、そうだな・・・誰が聞く?」

猿山「リト、言いだしっぺが責任を取るべきだろ」
963 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:35:45.52 ID:ESw9kM6+0
園子「そうよね」

新一「いや、言ったのは・・・」

志保「あら、私はその場にいないんだから不適格じゃない?」

蘭「リト、頑張ってね」

新一「昼休みでよくないか?」

園子「え〜?」

猿山「でも、あの中入っていくのは確かに大変じゃね」

志保「全員知らない仲でもないんでしょ、大丈夫じゃない?」

蘭「ほら、早く」

蘭に背中を押され

新一「お・・・おう」

新一は質問攻めにあっている和葉の近くに行くと
964 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:36:18.62 ID:ESw9kM6+0
ララ「あ〜、リトー」

新一「え・・・ララ」

ララ「ねーねー、和葉って大阪から来たんだって」

新一「え・・へー、そーなのか?」

里紗「おやおや〜、気になる相手なのかい?」

未央「とりあえず、話してみなよ〜」

新一「ち・・・ちが」

和葉「・・・・あれ?リトやん」

新一「あ・・・・やっぱり和葉?」

未央「え?知り合い?」

里紗「も〜、そうならそうといえば良いのに」

ララ「へ〜、リトの知り合いなんだー」
965 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:37:17.99 ID:ESw9kM6+0
和葉「忘れてへんくてよかったわ」

新一「いや・・・あれから三年経っててもあのときのことは忘れないって」

和葉「そうやな、めっちゃ困っとったもんな」

新一「ははは」

新一「あ、そうだ。猿山ー、蘭ー、園子ー」

猿山「お?どうだった?」

そして、猿山たちがやってきた

和葉「えっと・・・猿山やったっけ?」

猿山「そうそう」

和葉「蘭ちゃんと園子ちゃん」

蘭「久しぶりね、でもこっちに転校してくるなんて」

和葉「うん、まあ色々あってな」

里紗「それで何があったの?」
966 :1 [saga]:2011/04/17(日) 22:37:44.21 ID:ESw9kM6+0
未央「うん、知りたーい」

園子「それがこの猿山がさー、どーしても行きたいところがあるって言って。その帰りに道に迷ったのよ」

新一「それでその時、たまたま近くにいた和葉にホテルまで連れてってもらったってわけ」

ララ「へー、よかったねー」

春菜「それで帰ってくるとき遅かったの」

新一「ん・・・うん、まあ」

帰り

和葉「ちょっと、ええ?」

新一「ん・・ああ」

和葉「その・・・・・驚いたやろ?」

新一「ああ・・・まあ、嬉しかったけど」

和葉「ホンマにそう思っとる?」

新一「ああ、もちろん」

今日はここまで
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/17(日) 23:07:54.77 ID:ul0uATMSO
(´∀`)乙
968 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:12:25.90 ID:9p0anHSG0
和葉「・・・・その、ホンマはもっと早く会いたかったんやけど」

新一「俺に」

和葉「・・・ウチに会いたなかった?」

新一「いやいや、すっげー会いたかったけど」

和葉「そんならよかったわ」

新一「そういや、どこに引っ越してきたの?」

和葉「あー、えっと・・・こっち来たばかりやから場所あんまりよくわからんけど」

その頃

志保「(本当に、リトはどこに行ったのかしら?ララさんがマジカルキョーコ見るために急いで帰ったから、一緒に来て欲しかったんだけど)」

和葉「そう、隣が毛利っちゅう表札やったわ」

新一「あ・・・・あれ?もしかして蘭の家じゃないか?」

和葉「あ、やっぱりそうなん?挨拶に行ったときはお姉さんみたいな人が出てたんやけど」

新一「それ蘭の母親だと思う」
969 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:12:56.08 ID:9p0anHSG0
和葉「え?眼鏡掛けてキチっとした感じの人やけど」

新一「英理さんだ」

和葉「あ、そうなんか」

新一「それなら、俺と帰ろうぜ。どうせ近くだし」

和葉「え?蘭ちゃん家に近いん?」

新一「ああ、蘭の家の向かいだ」

和葉「そうなんか。ホンマに近くやな」

新一「そうそう」

和葉「あ、ウチ。合気道の部活あるか見てから帰るから待っといてぇな」

新一「ああ」

そして、和葉が去った後

志保「ずいぶん、仲がいいみたいね」
970 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:13:35.05 ID:9p0anHSG0
新一「志保・・・・あの・・」

志保「それじゃあ、私帰るから。あ、ララさんは先に帰ったわよ。マジカルキョーコがあるって」

新一「待って待って」

志保「何かしら?」

新一「な・・・何か用があったんじゃないか?」

志保「ええ、でもあなたも用があるみたいだから一人でいいわ。それじゃ」

新一「・・・・・・」

そう言って志保は去った

新一「(追うべきなんだけど、確かに和葉と約束しちまったし・・・とにかく、先約だし転校したてだし和葉を待つか)」

新一が待っていると

ルン「リトくーん」
971 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:14:21.15 ID:9p0anHSG0
ルンが新一に抱きついてきた

新一「や・・・やめ・・ろってルン」

ルン「え〜、だってリト君に会えたんだもん」

新一「あ・・・あのな・・」

和葉「どちらさん?」

和葉が戻ってきた

新一「あ・・・和葉」

ルン「こんにちは、ルンって言います」

和葉「え・・・あ・・・どうも。えっと遠山和葉です」

ルン「和葉ちゃんだね?よろしくー」

新一「あ・・・和葉。用は済んだ?」

和葉「・・・まぁ済んだけど」
972 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:15:03.17 ID:9p0anHSG0
ルン「あ、リト君今帰るの?私も一緒に帰っていい?」

新一「・・・どう?」

和葉「ええんちゃう?」

和葉は不機嫌そうに答えた

そして

ルン「へー、今日転校してきたのー」

和葉「そうやけど」

ルン「私も転校した手の時はー」

新一「ルン・・・・歩きづらい」

ルン「そう?」

ルンは抱きつくのを止め、手を握り締めた

ルン「これならいいでしょ?」
973 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:15:49.35 ID:9p0anHSG0
新一「え・・・あ・・まあ・・・うん」

そして

ルン「それじゃあー、また明日ねー」

新一「ああ、またな」

和葉「またなー」

ルンの姿が見えなくなって

和葉「・・・ずいぶん仲がええ子がおるんやね」

新一「ん・・・まあ」

和葉「あー、そうなんや」

新一「いやいや、その・・・ね」

和葉「嬉しそうやったもんな」

新一「いや・・・そんなことないけど」

和葉「付き合うてるの?」
974 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:16:35.53 ID:9p0anHSG0
新一「違う、だからその・・・そういうんじゃ」

和葉「・・・・ウチ、来んほうがよかった?」

新一「な・・何言ってんだよ。嬉しいに決まってるだろ。それにその」

和葉「・・・・ホンマやな」

新一「あ・・ああ」

和葉「ほんなら、これ持っとる?」

和葉が狐のキーホルダーを出す

新一「ああ、これだろ」

新一がカバンから出す

和葉「持っといてくれとるん」

新一「ん・・・まあ」

和葉「・・・ほんなら、今日はもうええわ」

新一「あ・・ありがと」
975 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:17:04.42 ID:9p0anHSG0
和葉「でも」

新一「・・・・」

和葉「ウチのことも構ってな」

新一「和葉・・・」

和葉「その・・・転校したてでちょっとだけやけど寂しいねん」

新一「大丈夫だって、俺も蘭もいるし」

和葉「・・・・そうやな」

新一「・・・和葉?」

和葉「なんでもないわ」

新一「あ・・ここか」

和葉「そうや・・・入ってく?」

新一「ん・・・まあ近所だし挨拶してくよ」
976 :1 [saga]:2011/04/18(月) 21:20:15.94 ID:9p0anHSG0
和葉「ただいま、お母さん」

みどり「おかえり」

和葉「あの、リトが来とって」

みどり「まあ、こんにちは」

新一「こんにちは」

みどり「そういえば、この近くに住んでるって言ってたわね」

新一「ええ」

和葉「うちのはす向かいやって」

みどり「そうだったの」

新一「ええ」

和葉「隣、蘭ちゃんの家やったんやて」

みどり「あ・・・あの時の髪の長い子ね」

和葉「そうその子やったんやて」

みどり「そうね、お昼ぐらいだったから学校よね。やっぱり」

今日はここまで
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/18(月) 23:12:04.66 ID:oDA16CzSO
ドキドキ乙
978 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:25:41.23 ID:qx2O+Fig0
新一「それじゃあ」

みどり「また来てね」

新一「はい、じゃあな」

和葉「うん。あ、そうや。そんな近いんやったら朝一緒に行こう」

新一「ああ、いいよ」

和葉「ほな、待ってるわ」

新一「おう」

そして、新一は自宅に戻った

新一「ただいまー」

ララ「リトー」

そこにララを先頭に美柑とかすみ、モモとナナが続いてきた

新一「どうした?ララ」

かすみ「あのね、お父さんの部屋が汚いのは知ってるわよね」

新一「ん・・ああ、でもなんで今更・・・漫画家はそん」
979 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:26:10.02 ID:qx2O+Fig0
美柑「それで、メイドを雇ったらしいんだけど」

瑞紀「瀬戸瑞紀と言います」

新一「は・・・はあ・・・・よろしく」

瑞紀「お父様の仕事場のお世話をさせていただきます」

新一「あ、お願いします」

美柑「それで」

新一「どうしたんだ?」

ララ「あのね、リトの部屋もついでに掃除してくれるんだってー」

新一「・・・・え?」

瑞紀「ええ、お父様が

結城才培「どーせ、リトの部屋も汚いだろうし、ついでだからやってくれよ」

とおっしゃられましたので」

新一「・・・・・そーなんだ」
980 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:27:03.11 ID:qx2O+Fig0
モモ「よろしいんですか?」

新一「うん、まあ。親父がそういうなら」

瑞紀「ええ、では早速」

そして、瑞紀は新一の部屋に向かった

新一「・・・それだけ?」

ナナ「・・・いいのか?お前自分の部屋なのに」

新一「まあ、そんな変なものもな・・・」

モモ「あ、私の下着置きっぱなしです」

美柑「モモさん、そういうのは」

ララ「う〜ん、そんなの私の発明で」

新一「それはまあ、またの機会に」

かすみ「・・・・」

新一「どうしたんだよ?かすみ姉さん」
981 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:27:35.39 ID:qx2O+Fig0
かすみ「私がしてあげるのに」

新一「まあ、せっかく父さんがそう頼んでくれたんだから」

かすみ「そう?」

新一「・・・・・あれ?志保は?」

ララ「あれ?リト一緒じゃなかったの?」

新一「ああ、先に帰るって言ってたんだけど」

美柑「ふーん、どれくらい前?」

新一「一時間くらい・・」

ナナ「あれ?そんなにかかるっけ?」

新一「あ・・いや・・・その・・・」

かすみ「誰かとどこかに行ってたの?」

新一「ああ、その・・・和葉と」

ララ「あ、そっかー。でもそれなら志保と帰ってくればよかったのに」
982 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:28:08.76 ID:qx2O+Fig0
新一「用事があるって」

モモ「・・・・・」

ナナ「・・・・なんとなく理由が判った様な気がする」

美柑「・・・ほんとにリトはそういうところ抜けてるよね」

新一「え・・・」

ララ「え?なんなの〜?」

モモ「リトさん、ちょっと」

そう言ってモモが新一を連れ出す

新一「どうしたんだよ?モモ」

モモ「おそらくリトさんを誘った用事っていうのは昨日の確認だと思います」

新一「昨日の?」

モモ「ええ、お姉さんが約束を守っているかという確認ではないかと」
983 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:29:12.91 ID:qx2O+Fig0
新一「んー、そうかもしれねないな」

モモ「だとするなら、志保さん一人でもし会うとなったら」

新一「・・・相手は志保を知ってるんだったな」

モモ「ええ、志保さんも誘い込もうとするかもしれません」

新一「行くか」

モモ「ええ、それでは私に抱きついてください」

新一「え?」

モモ「歩くよりも飛んでいった方が早いですよ」

新一「まあ、確かに・いやいや、普通に持ってくれれば」

モモ「・・・・私を抱きしめてはくれないんですね・・・・」

新一「え?モモ?」

モモ「・・うっ・・・」
984 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:30:39.31 ID:qx2O+Fig0
モモが悲しげに俯くと

新一「いやいや・・そんなことはないぞ。ほら・・・えっと」

モモ「まあ、そうなんですか。それでは」

モモが手を広げて迎える

新一「・・・(人目もあるんだけど、この際仕方ない)」

そしてモモに抱きついた体勢で空を飛ぶ

新一「・・・すっごい恥ずかしい」

モモ「あら、私は嬉しいですよ。ふふふ」

新一「・・・・・」

今日はここまで
985 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:33:12.71 ID:qx2O+Fig0
次スレ

コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 6
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1303219903/
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/19(火) 23:15:19.35 ID:JgZ/ssPSO
乙乙
987 :1 [saga]:2011/04/20(水) 21:10:16.23 ID:nq9ajHdP0
今日は休みます
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/20(水) 23:11:00.59 ID:q4ruh1fSO
はい
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 03:41:42.98 ID:Rnfw4ANgo
和葉はいい
実にいい
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 04:11:48.65 ID:EcqnZ5eDO
うっちゃんも可愛かったけど、やっぱり和葉がいいよな
991 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:27:41.97 ID:7NPTWp0B0
モモ「あ、あそこじゃないですか?」

新一「あ、ホントだ」

モモ「あれは誰でしょうか?」

新一「絡まれてるのか?」

モモ「とにかく降りましょう」

モモは志保がいる場所のすぐ近くに降りた

そして、二人は志保の下へ向かう

志保「・・・誰ですか?」

ジョディ「あなたにも協力して欲しいのよ」

志保「お断りします」

ジョディ「あなたのお姉さんが私たちのせいで窮地に陥ったのは分っているわ。でもね」

志保とジョディが話している場所のすぐ角で新一は止まった
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 23:04:33.20 ID:Eg2ueG5SO
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 22:52:16.43 ID:hfd5RErro
                _,,.. ---- ,,,,......,,,_
                ,..‐'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::`゙''ー ..,、
              /゛::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`''-、
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
        .,i,'l/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      ,,ノ゙:/l!,゙、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.l
     . / ::::,/ll,',i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i,,ト
    / :::::::l゙リ.:/r::::,::,r,i':::|ッ:::::.i:::::::.::、、:、::、::::::::::::::::::::.:::、::::l/l"|、
   / :::::::::::::゛:'":::,il゙i|゙゙i l//:,'レ,':,i!゙l:l゙l',|レ、:ll,::l',:::、ィ::.:i:::.l|/:::::li.":゙',
  ./:./ ::::::::::::::::::::"::|"",i|:゛!:/:l.,'!i{ !::.!.リ"::| ',: ',|l}i:'!'!',::::"ゝ::::::::::::',
  ./:il゙::::::::::::::::::::::::::::::::/│::/ .l゙::/| .!::! l::::! . l::::.!.l.:::::',::::::::::::::::::::::|
  l:/.|:::::::::::::::::::::::::/::.i′l:::/ : l::/.|  ',:!  l::|  .l::.! .',::::,|,:::::::::::::::::::::!
 .!,! .!::::::::::::::::::::::::.!:::l゙  |_,'  :||!  !!  .',!__.!,! .!::,'|',::::::::::::::::::::!
 リ .l::::::::::::::::::::::::|',.,'゙⌒.ll゙`゙''' !} !  .l ‐゙}  .! ´゙},!',.!:::::::::::::::::::|
 .゙  .l:::',,::::::::::::::: l:ゞ ._,, !..y..... ゙′   ′._.. -__,゛  |".!/::::::::::::::::::}
    .l::|.l:::::.::::::::lil‐'./ ~゙./ '\      ',','「''|゙゙゙゙'リ!ly、│:::::::::::::::::||
    . l:!.|::::lL:::::.l .`ゞ .!:,、__.!        .|~゛ . ! .','゛.,'::::::::::::、::::.!!
     ゙l::|:::::`:::::::',   ゙,'i..ノ゛        ヽ /   .l゙:::::::::::::l:::::li.!
    ,i!,イ:::::::、::::'lL.ノ/.ハ'-             r/'-,、./: ::::::::::::|:::::!.l.l.
   .〃 ,!:::::::"::::::::lヽ                 ,i′::::::::::::::":::.!..l l,
   iリ゙l ./:::::::::::::::::::.:::\       ..         /l゙::::::::::::::::::::::::::.l .l:.l
  ./l゙ .V゙:::::::::::,!、::::::::::::', \             _/::::::l:::::::::::::::::::::::::::i:::゙ |::!
  l:.! / : ,|i:::::./,!:::、:::::::::::::::::゙l'ッ、、   ._,, ‐''|:::::i:::::::,!::::::::::::::::::::::、:',,i、|:/
 .|: '!.:、:〃::::l/:::::l::::::::::::l::::::::l:,!  `"'"゛   l::i.::|:::i:::|::::'i:::::',::::::::::゙:::::゙//::
..ソ,'::::/:/゛:::::::l!::::::}::::::,:::.!::::::,'/        !: ヽ:::!:::.!:::.!:::::',',::::::::::!/゙/.l::::
../,i,'::::"::::、::::::::::::/:::../ .,,,r‐'~゛        `'-二,,,":/:::::/.!::::::::::l::l゙:::゙',.::
.//:::::::::::/!., / ''/:::::|'"                    / ::::,,' l゙::''ト::!:::l、:::::`
.."::::::::::,,ゞ.l:! /:∧::| ー- 、、         _,,   /:::、:l゙ .| i"''-,,,:::|.l::::::i
 :::j', /   ! │l゙ .゙!|     .`゙"''‐   .-'^゙´    .l゙:,r'',:.! |/  ./ `/::.::.:!
: ::::|: !   .| .',::!  .l  _____              //  .!:l',,' . / ,ノ',::::::l′
: :.、.l!    ! .゙!|i ./'',゙y;;----ニ二'''、       l:l゙  |::,' / / |: :::',
: :::リl゙     ! ',:'',_ l    . ゙̄´ .....,,!       l:|、 i!iゞ /   .!::::::`
.、t、:|    ./ .`'-、|          :、  !      _,リ、_"゛./     ,l、::゛、
..|.!._,l_   /    !        !  l `゙゙゙フ!'''''彡.. /   . l    / ::|"
..|,'゛  \、!_.. ---.|       .,' .,l二〃 '゙,!.."l゙ l´「j,ii;;、.! ,ノ`゛ ',.ノ
..′i ..,,,,..、,.. -ー'''" !      . l ,/|'',゙リ ,'-′./.",',__,,'.. ', ミ'''" . ,..‐ ヽ.
  ゛ .-'"゛      .゙      .゛ .゛   .゙  ." ."`      ".`゙~ `'  .゛
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:01:43.02 ID:hfd5RErro
                  i',-___
           _,, ‐'''" ̄    `'''- ,,,,,.... ー'フ
       .,.. ー'"゛             ゙''`-、,‐'´
    ../゛             、   .、.、 `',''ニ;;、
   . /                i、 .l;; lヽ t_', l  ,.ヽ `゙'、
  ./      、 │ i.',  .! .! l_l_|i|、.l. l.゙il、',  l, ヽ  "
  /      !  |  | ! .|トリ´',.! _.l .', ! ! │ .l !
 ,'      | i|  .l  ',.!  !l,.ト,'゙rr'ッ... ',! ', .,l', .| l.|
       リ,'l   ', .l',、゙!.!.}′',゙'〃 `  !、,゙.! .l l!
       ,'.! !   .l !|ヽ.! "  '゙‐'      |│ .!
      、 ... .l   .ヽ.l|、'イ   ゙'`'."      ! !
  、    | .!'".l   .゙ ||i           r'" /|
  :!    .! i..l,゙. ゝ   ! ,''ト、       `''" /
  .|  .',  ! ',!/'l'∧   ',.l           ,'|
  l ,!  .! .|.| ,! ! ! l !.l,  l l          l .l
  .| !  l .!:l,' .|/  l /、  ', l  : :      ._.. ‐ ! .',
  l.| │ ',′,l′ !l゙ .ヽ l. l   :: :、.i'"゛  l .l l
  .!| / .il  ,l|   !l  ヽ .l .l.  : ,l、.|    l、.ヽ !
  .l,!/ ,'  /!l  /|   ヽ.l l  ,!.! |    .!',. .゙i.l
   !i′l゙ ./.||  //    .゙'.l .ヽ.|,│l  i 、, l.ヽ ゙'',、
   l゙ ,'  i",>''ゝ、        l, .゙',', ', ! ||.l ヽ \ .\
  / l  ,,'"    `'、     .ヽ リ、.゙il、|| .l .ヽ ヽ ゙',、
  .,' / ./         .ー‐''''ー-ヾ'li、゙', l .l .l ヽ \ ヽヽ
  . / . /               ヽ.゙|i,゙''-|,.|  l .ヽ  \',, ゙'-、
  .゛ |                   ヽ.!/、 .`<. │ ..l   .ヽ,  \
    !        i‐        . l.ヽヽ.、゙'‐',  l    ヽ,   ヽ
    , |           l:::         ヽ.l, ゙' ̄''''ー 、 l     ヽ   .!
   .!i .!       ,!:::          l ', ヽ   \,,,_.    ..l,  .!
   .l゙,'', ',       .!::::::: .,     、  ! l  ',    ヽ .⌒'-、  l.  !
   l.l゙ ',',.l,      !::::::::::::.l    .l゙   ! ゙ /     . l    ゙''、.', .,!
  .リ .| ゙l,ヽ     !:: :::::::::: l:   .ヽ  .,/ .,/      !     `'','l
  .!! .|  ! ヽ    |::::     .ヽ   .`-゙‐'´        ,!      ',.l、
  !.| .!  .', .゙',    !::     ヽ、               /       : ,!
  .!| .!   l, l,   }:       `''ー  ....,,,,,,,,,,,,,,,,,,, /       : ./
   .| l   ヽ l  |                        、: : : :,./
   .', :l|    .ヽ..l, .,|                         l ̄
   l ,!l     .l l/リ、                      _,,,,...."、
   .l| |     ! . l ',"゙‐                 : 〉    ."、
    | .|     ', .|゙゙゙⌒゙゙゙'''―-- ....,_         '!、 .',  .>‐'''i
  ', !:!.!     |  l           `゙゙''''''―ー- ....,,,,,.l__ .' /  . _..
   l ゙,,゛|、    ,! .!                     `'イ ,r'"
   .l./ !.l     |  !                          `'、., '"゛
   .}  l iヽ............|  .',.,,.......i.... .............. ------- ....,,_、       \ー
  │  l|  ',.l |  | ', l., !               ゙゙̄'、     ゙'i.
   !  .| l',  "゙_,,!  !_|'"                  :,ゝ     .′
  ,!   .',',.ゞ'´:::::|  .!                   / :゙',
  |    l',::::,,,、rイ  !                   :゙ ::/ヽ、
  l    .`',./ │ │                    :::l゙  t゙'''-
  .l    /    !  l                     : /  .ゝ---"
   .l.  ,i"   .|  │            l        : ,l   : ::
   ゙ /     . !  .,'            、        :/l゙   : ::
   /      ,'  /            /        :/ ', .i  : ::
   .l゙     !  /           : :l       : ,i,゙_ .{ . !  :
  .!     / ./             l:     : :::,/: ::::゙'.l: i'
          ,' /                 l,::   : ::::./ :!´゙゙''ー !l゙
       :′"                  ゝ: : : : ヾ: ."   .゙〉
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:02:46.82 ID:hfd5RErro
                                 ,-.,,ィ
         r                       ゛ ゛ .ヽ
           /         、              ,r‐''ー、、
        l            /               ,' .../ -,.i゙L
        ,'         /.i' 、   .,i.iリ 、  i i   、 l .!.',、,!ゝ',
          |     .、   ! ! / .,i  ./// ,!  /,il .,' ,' | .ヽ` .´ ./
          ! ./   l i'   .| | l ,l} .,'./ l / .i|リ ! i| i', |  l `ー-‐ \
       l ./   ./.,' .|  |.l l. l ! ,'.i" l l゙ .,/l" l l | / l.! .| .| 'i l`'‐
       |/,ノ .,' | l ,i|i;  .|l l ,'_| ! l-rl/ ./ / .iリ !.l....ミ l | ! |
       .//  ! .|.',- l !  .! !.| .! l゙/  |l',i"./ l゛./|,!  :! .il | l〃
      .,'/ ./| .|.!"/.!.!  .l| |,,,',',ト`-二 ."   '゙.il,'ニ lッi!.! . !  ! !
      .,'/ / .l゙ !.l 、.! !  .|_l'! .',、:ノ,'      . |:_:} ./ / ,l、 l│
     // / .| | ,,ヽ.゙', .!  .!   '―'′     .'゙‐' l .l /.l ./ ノ
    .,i.l" /   l゙ .l゙/l,.i`' l. l  .l            -   .,{ .iレ',.〃
   .,//. /   . l .!,! .l′|.l .l  ',           /l゙ ゙l ',
  .,/./ /  ./ l ,'|. /  .| ', .l, l..、      '  .,..│ ,! ,{.i ヽ
 ./ ./ /  ./ | i゙/゛  !,、.l, .! |.! ゙''-..,、   ., "i.| .,! .| .|.!.!  ヽ
../ ./ /  ./  ,! l" .../ '゙| |,.l "| ',  : :::`''ッ‐、'フ.!,' .} ,!.l .',', 'i, ヽ
  / /  ,i゙,, |、!., l / │  ',. ` ! .| l    : :|.  ヾ.l''イ .|.|__.! ! ヽ  ヽ
  ! .l゙ .,,'-'゙"://: :.ヽ .l   ヽ .l ! .| 、  : ::.!   .l ゙イ  !l゙  ゙̄', l,  \
 ,',' !./ `''-/│::::::::ヘ!   .ヽ | ! │`''-..,_!  ._..',.,..', ',′  rヽ ヽ  .゙‐
 ll゙ リ   ./ /..ヽ::::::::ヽ.   ,r.リ !  .','''―-、|<.lノ゙:::::l, ',   !  l l.
. |.! l   / / `'',、:::::::゙',''-./ │l  .l:::,―'''!、:::: ―- ,l .l  . l  .! .|',
. |.|.!  ./ . ノ,!   : ヽ:::::::.'./  .! |   .!゙_,,.:::::::::/: --''', }、 l  |.! ',
. ! 「  " ."." .へ-、 ": ::: :.l  ', !   .!: ::: : r'"'''{::゙'- 、 ! .".ヽ!   ! .', ."
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:03:53.73 ID:hfd5RErro

                           : ::::      : ::
     . /              ,            : :       : ::,,i‐
    ./              /     /    :        , ''./
               /     /       ii  ,、 ./ /
      ,i'゛  /      /     ,i'/       !..l,,' ゞ゛ ./
     ,i′ .,'     /    ./ .l゙          l    ./
    ./   .,'     .,':   : ./  !:: . !:     . l    _`-¨
    ゛   l゙     .l゙:::  ./   |::::: .!::   : ,,-,゙、  ,/゛      .,,│
       !   ::   .i′: :,i′  |::::::i|::::   `" / .//::::::     ::./,i′
      ::l゙  : :::  :.i′::.,' ゙゙̄'-.|::::/:!::::  :::: /./ ::il!::::::::   : ::: / / ::
     : ,!:: : :::::: :.,'/::::: !    !:: ,!.l::::::::::::./~::::::i′:::::::: ::::::./ . /.::::.、
     : :.!:::::::::::::::/ !: ::/     !: .l .!::::::::::":::::::.iリ::::::::::::::::: /  / :,ノ゛
      ::l:::::::::::::::l゙ .l ::/ : ""''-、| | :!::::::::::::::::::〃::::::::::::::./  ././
   : :: : ::!:::::::::::::iレ,' :l゙r'"⌒''-、.,|: | .|: ::::::::::::,//::::::::::::,r゙‐'''''lレ'''''ー
   ::::::::::,!::::::::::: !.,-/ !    、,.!i,! ! !::::::::: ,i"/:::::::::.,/-;;ニ!!゙'''''''''ー 、
   ::::::::::|::::::::: !..,iヘi"  .,'',,,ノ::', ゙',| .|:::::: / .,'::::::::./ ''./    . l'-、 .゙'l./
   l,:::::::::l:::::::::::|,   .|、  !: ::::::::', .!| .!:::::/ ./:::::./      .」__,./ :::::',
   .ヽ: ::::',::::::: l゙|      .l`-..ノ,! ! ,!::/ ./: :./      .l: :::::::::::i: }
    ヽ:::::.l::::: l゙ ',      .、 ,i′" ! ! . !./       !''!゙!、,,〃/
   / ヽ:::::.l.::.| l     : ゙'''''! ̄   .l′.ゞ        ゙、  ./
  ./   .ヽ::::',,:l .l  / / ,、.,i.    ." 、          `~'ー,'-
      \::.l|、.l  ′ .".゛     ./             、., 、 .,..-'''
          \゙.l l             !          ,゙,,,' ┴'´
            ゙' l、ヽ        . _.. ―ーー'''''''''''"゙´
          ` .ヽ.   .._,, -`-―ー'''^゙゙゙゙゙゙゙゙'''''''ー、..,,,,,,,,,,,,,,,,,,..-'''"
   ::             | .ヽ, `        ..、            ,/
  : ::          ,!  !゙',、       `"'"      _..-"
  :::.i          |  .! ! .\             ,..-'"
  ./|    ::::::     !  ||   lr、   . _,,.. -''"
 │,!:   : :::::::    .|  .| !   !_,>''゙゙´      ._,, -'".::::
  ! .l::::   : :::::::::   . !  .| |,.. ‐'": : :     : _,, ;;'''"゛:::::::::::::
 .! .,!::::::: : :::::::::::  : ,! .,/゛:::::::::::::::::::_..-'"゛,ノ゛:::::::::::::::::
 :! l::::::::::::::::::::::::: : :.,ミ'゙:::::::::::::.,,, i‐''^l  . / :::::::::::::::::::         ::,i
 :! .l,:::::::::::::::::::::::./:::::::.,..イ´ .,' /:! /::::::::::::::::::::::::: : : :::    : ::/
 .l  l.: ::::::::::::: / :::.,./ ´  .l .,, リ′:,,「::::::::::::::::::::::::::::::::::::::    : ::./
  !  .l : : :::::ヾ::.‐´│   ./ . ,' ../ :::::::::: : : : : : : : : : : ::::: ::::: '"
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:05:09.83 ID:hfd5RErro
                 _..-''"゙'''-、 ,/,゙.ミゝ、
                / /,>.., . / ,,..,\ \
            _..,,,i-i/  ,i",r|i.... l゙ .、, '"''''''i,゙ l、  ヽ,,,....iiiィii、
       ,i/!/"!!!./  /,,l!'" .,,‐} i!/`‐   .゙'',ゝ  ゙リ、;:;:「゙~゙!llj‐
       l;:;:;:.;:./  /./     .', l.|       .!  .l l;:;:;:;:;:./、
      . ,ノヽ;:./ 、 /   .、.,、 、!.l!   、.、    .゛  .l,.l;:;:,,i', '、ヽ
     ,i'゙ ,i'.ゞ,/  / .,i .!iリ .iト l゙! ! .l、.|,  ! ,'    l.l''i ! ! .゙│
     l ././.〃  l .| .l,|j| .,!.! |  ! .:!| || .l | .、  l.!/." | │
     .l / .!.,' ! l .! ;! l|',|.! l .l.l、 .|', |.l !.! .|.! .! |   |! .l, ..l .l
     l./  !/│ ! ,,| ',| |',リl'゙l.l. ',!.l .!',.!ilリリミ|゙l/l .,!  | } ..l.  l .l
    .|,' 、|l゙ | ,!.,l ヽ .l゙l!゙'゙ゞ゙l'  ', .l|`゙''〃リ゙'l',l./ .,i  !.l   l. .l .,'l、
    !  l :!! .l/ | !.i.\', ゝ "   ゛ .! '--"// / ! i!.!   l  ! ',..l
    l  /.l ', .l .', ! |、.l. ','ゞ"゛   .‐    ´゙.l!l / ! /l.!,    l, .', ', .',
   l  / l  | !.!.l゙.l ヽ.l.ヽ    .,,、   ,../ / 、l ,',ll゙.|    ! .', l .l
  ./ ./ ! .,' l゙ ,!',! ,.l |.゙'',,!.>、,,,   .,..r;;|.,'〃 ,, l!.ゞ.{ l .!    .| l |  ゛
  l  / .| | ! ,' i ゙│.l|', .|./";:',__,゙;;_,,ノ,/./ ,//|i  l .l..l.    l .| !
  ,!  l.、| |l゙.,',i′,'./.,;;,', lノ;:;:;:;:、、;:;:;:;:;:;:;:/ .,'./.',!′ l. ヽ',.   | l゙.!
 .l  ,' .| | .l.i|/‐'"゙´゙l;:;:│.|;:;:.i、;:.,i<;:;:;:;:;:;/ /,i'"|'"゙゙゙゙゙゙'ヽ .!i.l.   | l|
 |  ! .|.! .| .ノ〃   /;:;:=}.l'';;,jニニ゙',ミニー/././;:;:l゙     l `!、  .! |/
 l i! ! !|,i"l゙    !;:;:;:;::l l'''ノ;;i', r-;;;;_,' !/;:;:;:;|      .l  . l. | .l゙ ,'
 .l l゙ ,! ',.l/ .!   ',/;:;:;:;:;:|,!;:;゙'.!.!',iレ/;:;:;l l/;:;:;:;: ! 'i:,-   .,!   ',、! ! ./
  .l|  ! |′ .',  ,ヾ;:;:;:;:;:.l゙;:;ヽ,}',"ili、;:;:!,!l;;:;:;:;:;:;.l l    .|、  .゙〃 /
  .! | ./゙l' _,'-ッ";:;:;:;:;:.;:'";:;:;:;:;:.lレ゙;:";:;:リ:l;:;:;:;:;:;、;゙',   / !   ./ .,i|、
  .l .!/,/',,,',|゙./ ;:;:;:;::ッ;:;゛;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,,iッ !|;:;:;:;: .;:;:;'ト- .. l i ',  / ,i"|.゙'',i
   l ', !ll"ヽ|;:i;:;:;:;:;:;:;:´;:;:;:;、;:;:;:';:;:;:;:,;:;:;:;:;:";:;:;:;:;:;:;:;:},i,ニ',| l ', / /  .l `
   .l l',!.iヽ :!;!,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:‐;:i'゙;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/_',|i〃 .', l .!/   !
   ./、.', ゙l .!;:ヽ;:;:;:;:;:;:;.;:;:;:;:;:;:;,,,,,;:!、,;:;:;:;:;:;:;:.、;:;_./ ;:.,二!、 .l .lll゛   .!
   li./l、', .\ !;:;:;゙'''-..,,レー'';:;:;t.;:;:;:;:;:;:゙";:;:;:;.;:;>゙゙゙彡'"" .゙" ', ,!     l
  l.l// ゙'', !.,'`.l;:;:;:;:/´;:;:;:;:;:;:;:;:;";:―-ー',゙、;:;.l  : ゛   ,/  .lヘ    |
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:06:03.82 ID:hfd5RErro
                     : _,,,,,,,,,,,,_
                  ,..-'''゙´;:;:;:;:;:;:;:;:;:`゙''ー-.._
               ,,-'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`''-、、
                 if./ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:゙''、
            : ,,,レl|丶;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
           ,il゙゙'il〃;,,'丶;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.l,
          ,i,'リ','',゙7,ill゙;i,';.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;、 !
         . 〃,';:";:/i!「;,','.iリ;:;:;:;:;:;:;:;:;,;:;:、,;:;:;:、;:;:;:;:;:;:;,、;,,;:;:;:;:;i,i', !
         〃/;:;:;:;:;:|丶`;:.r;:、;:;./;:;,r/,i|リ゙;/|,|;:i;;:;:;:;:;:;i,!l.ll;;:;:;:;'l'||;l゙
        .〃 l゙;:;:;:;:;:;゛;:;:;:./;:/;:/l"/゙iレ//;./,「|.iト;j;:;:;:;:;:|";!;:;:;:;iレ;゙.!
        |,! !;:、;:;:;:;:;:;:;:;:/;/}/ !;/./ / !.i,゙/ .|,'.!.!|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:丶 !
        l′|;:||;:;:;:;:;:;:;、lリjニli',.l;/./ .ゞl/./ |~'',.!/;,i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
        |  ',| !;:;:;:;:;:;:|i|゛.,,,ノi゙リ "  ~`-!.ly..,."iリl;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.!
        .l  .l .',;:;.;:;:;:;.l゛ .lヽ',      i'/l ,! レ゙,';:;:;:;:;: i;:;:;:;:;:;:|
        "  l. l,;.";:;:;i.l, . ̄      ',,゙_/ ."./ ;:;:;:;::,',';:;:;:;:;:;:|
           `./丶;:;: l、   ゛         , ''/;:;:;:;:;:;丶;:;:;:;:;:;:l
             ,ノ";:;:;、;:;:;:;:\   ...       ./;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.l;:;:;:;:;',
        ../ ,i";:;:/;:;:;:;:;:;:;: \       .,..-'/;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:',;:;:;:;:',
        / 〃;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:゙'-,,.. ー'"゛ . /;:;:;:;:;:;:;',;:;:、;:;:.!;:;:;:;:|
      . / ノ/;,;、 !;:;:,r'" ゙゙̄''';;r、ノ'',    ./,〃;,i!l,,,,;:_,,,ミ,_;:;:',;:;:li│
     ,i"./ /;,l〃 !./    ,.‐/  ."   .ノ/゙/./ノノ,'゛   .`''、;:..l',.l
    / /゙  !;/l.!;:;|′、 ., 彡"`'‐、 ,,r‐、/./ /,i'_〃 .!      .l,;:.l.l|,
   .,i"./   !;:|:!|;:;:|  ',r./       .〃〃 l///  l       .l;: l.'lL
  / ./    l;: !.l|;:;:',..彡゛       .〃 .ll゙ .リ〃  !          l;:;:',..l',、
  i"/    .!;::.',iリ,''"゛           lゞ ',! :l〃  .l',i,       !;:;:', .l,.l
 /;/   .,,ィ!''l.',´         ,..    .',  ,.l,l,'l′  .|.゛.l,'      ',;:;:;| . l
 l:/  . / | .!'!     /   _,.,, 、,'、.,,ill!|'ト′  .l::::::.!         !;:;: l
 !.! . /   ! |./    ./ ,,..、.;;,' ―''''''"゙~".゙.l, ./ ヽ::::.!      l;:;:;:;',
 l,' ..,l     ,,l..   .l.,i'リ‐'´    ー'''^゙゙゙゙゙゙゙',.!."    ::::.l      .|;:;:;:│
. ,/ !::    、 ゙くi..、 l‐゙_、.、........ -''''" ̄´ : ´゙''' 、  : .、.l.     .l;:;:;:;:.!
.'―''{ l::::   . \ `';_,゙'レ"  `'ー'/            `''',〃;:;:.l     .!;:;:;:;:!
   .', /i、,, ii,,,,i;;フ/ilリ''fi、  , ;;ゞ       .i.     `''- |i.     ',;:;:;:,!
   .ヽ,,.".,i'゙_.. ‐゙ `" ゛ /',レ'゛      .,..i,'yiiiニi、      `'-、   .l;:;:;l
     ``'"..r       '‐ -'く-ヘ ‐'゙‐'゛   .,i"/'、.       ゙'-、 |;:.|
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:06:33.28 ID:hfd5RErro
                      _,, --- ........,,、
                   ,, ‐'゙´::::::::.,..ィ::::::::::::::::`゙''ー .._
             _..-''゙::::::::::::_/./:,..-'','::::::::::::::::::::::`''-、
           /:::::::::::::::::: |,,r'"::/ ,/:::::::::::::::::::::::::::::::::\
          /゛:::::::... i'"^:i---i-,' i./ :::::::::::::、:,,:li:::ii.i:::::::::i:::::ヽ
         ノ゛::::::、/ /  !  ',   ゙l,'、:::::::::.|,!l:l',::゙l|',:::,:,i゙l!:::::::ヽ
        / :::./ :// !  .|  .|   | ゙ト、::`:l゙:.}::::"li::!',i!/:ll;:,,::',
       ,,'、:::,'::::,'/  !   | '"゙゙|゛`゙''''リ-/ }:::::::: |:::::::!|:::'!!il、:!',',!|i|
       /i!:::::.!:::/'ト、 l.  ',  ;;|i iiiy、,! / .|:::::::::::::!::::::::::::::::|;::',:::.ト:.!
      l/l.:::::,!::::| |.ニ‐ !  l .'´ .,'''>:ゝ" ,'::::::::::::::!::::::::::::::::|:::::::::: l
      iリ |::::::!:::::',.!_',゙)、   .゙   |:::::::::,/ !::::::::::::::::::::::::.::::::::.!:::::::::::::|
     ,'| |::::::|::::::l .',::./       ゝ-´ / :::::::::::::::::::::::,'.!:::::::|::::::::::::::′
     .l゙l  l::::::|::::/  !        '.'゙‐.il"::::::::::::::::::::::::,ゞ::::::::"::::::::::::::l,
     .|:! │l:::: ::l            ,ill!:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::,|│
     !!  |:|.!::: : !   . -      . / /::::::::::::::::::::::::::,':::::::::::::::::::::::::/,!.!
     'l| .|.!.|::::::{ヽ          ,./ ./ :::::::::::::::::::iッ::/:::::::::::::::::::::::::/ |:|
        .|| .!:::::.!::::ヽ.     : ゛ / ::::::::::::::::.,i//,/i{::::::::::::::::::::::::l゙ .|.!
        .! ',:::、.!::::|i.ヽ     / :::::::::::::::::,//.i|.l::l.!::::::::::::::、:::::l゙ !|
        ',..l.',! ! i,゙゙l,,l',r-=='一''''''''''''''</.,l゙゙ .l:|.!::j:::::r::.!、:::/ 〃
    : _,,,,.. -ー''''''~⌒              ゙\-i.'! li{.. l、:,','.lリ゙ ../
..ー'''"´                        li,゙| .l       : ′
                                  lリ|
                            ゙'',.l/、
                             '',l|.l,.l
         __,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_             ',.! ! .l
..''"゙゙゙゙゙゙゙"'゙゙゙゙ ̄゛.i=,.ノ" ./ :::::::゙リ'、              |,li l ',、
       _..‐l'〃./ `   :::::::', ヽ          "l},! リ
     . ,/..,' .i .,l l    : ::             !iリ.′.| 、
    ./―"ー". ニ..,.l   :                  !',',!  !.|、
   ./           l !  :              / /  .,' l !
  l         |:! ,i"             ,.、 ,i/  、/.,!
  !         !.!′               ,〃」´   ',, i′
  ',    .l、..ノ''彡 ,i`,゙,゙;;;;-..,,_       ,'ブ 〃   .|,,!.l.|
   ヽ .'',_、 ゙,/´  .,','   ⌒'''''ニ;;-、,  ._i〃.〃   ,'゙フ/l
    .゙/_ '_,,.... --―--- ..,,_   `゙'''',彡゙.;;7    .,'./ '"゙|
     ./゛:            `゙''ー 、,  `'' \   .ノ//./ │
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:07:15.13 ID:hfd5RErro
                   、      :  ., .、        、
   . / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  l:::::::::::::::::/  !:::::::::::::::::::::::::::゙'i!、._./ "
  / :::::::::,i‐:::::::::::::::::::::,,,,...yr-イ ノ: ::::::::::::::/  |::::::::::::::::::::::::::::::::゙', /
 /:::::::::::/.::::::::::::::._:::,iil!'゙~゛ .'、  ̄ `'''ニー .{,,__,'、::::::::::::::::::::::::::::、::゙リi‐
 : ::::::::/:::::::/:::::/''''  |    .l,    .ヽ     ゙V-..,::::::::,:|l,:',::::.l,.! l.l__,、
 : ::::::/:::::::/::::i |   l     l     .l     l, .゙レ、il/lli:',:i:i|li.!:.l', 、
  ::::::,'::::::::l゙:::i/:!   .!     ...l       l     l. ..l 'i:.llili: l:l:',|!',:: l',
  :::::l゙::::::::l: |l゙:|    ll,     .l     l     .',, l l:´ !::|:|:',l:::::::リr
  ::::.!:::::::::|::::|.!:.!    .ll、    . l   .__,,,.l,,,,,,,,,,,,,,,_彡 ', !::::""゛::::::::::.l|
  ::::|::::::::::|::: !',::!    l.l、     .l `゛   ヽ    : .l゙゙'',.!: :::::::::::::::::::.l.!
 : ::,!::::::::::.!:::}.l:l.. -ー'''"゙',', .、.    l     l    : ゙', .l.|: :::::::::::::::::: ',,!
 : ::,!:::::::::::|:::'|゙ l|     !|、 ゙‐   l    _.. ト--_____,l_ |',: :::::::::::::::: l',
 : ::',::::::::::::|:: | .l    ........||、     .l  '゙,, ;;i|ll!゙!!┴ー/-',!: ::::::::::::::::::::l‐
 : :::゛:::::::: l:::', ...レ;;,'!!!'"''!i;;',',、    "  . !l!゛,,,,./ :::  .! ./i: :::::::::::::::::::::i
 : :::::::::::::::::: !::','' / !゛゙l:   .ヽ `         ヽ ゛ " ./  .!: :::::::::::::::::::::l
 : :::::::::::::::::::,:ヽ.lヽ : ',゛-、ノ .}               !ッr,'ゝ  .l、:::::::::::::::::::::|
 : ::::::::::::::::::::l',/i.l,  .゛..... ;;′            : :、: i||::::::::::::::::::::::/
 : :::::::::::::::::: l.゙゙ミ/、  .´~゛                ! ゙ " ゙ "/゙|::::::::::::::::::::::,!
  ::::::::::::::::::::::::ヽ,.l,'.lイ!:'::'"      .!              / .|::::::::::::::::::::.:,!
 ..:::::::::::::::::::::::::::::゙'ヘ.゙'',、                    " .l゙:::::::::::::::::::il゙,!
 ..l,::::::'L:::::::、::::::',',.:\`‐          / ''、       ,イ:::::::::::::::::/.|,'
  ...l,::::.lヽ::::'{く::::::',ヽ: :\、      ..l  l     . ,//.,、::::、、:/、:l.l--
   .ヽ::.l ヽ:::゙',ヽ::::ヽヽ::::::`''-、     `´    ,, '" ,i',',「::.,i〃./ ,'l .!
    ヽ: l \:゙ \ ヽ.ヽ,:: l、 l、: l'ー ,,,   ._..-'":::  .il!ノ,,-フ./":::::!.!  .l
     `∧  `'' |、\ヽ `-.lヽ',',|ヽ::::::::`゙'"゛::::::   .ノ,ゞ゙./ :::::::::::::.!i,  .l
      .`ヽ   `'ヘ ゙''',i,./:゙\`'ヽ::: ::::::::::        / ::::::::::::::::.!}.l
  .'゙゙゙゙゙''― 、, "     ,,ii′:::::::::::::\        . / ::::::::::::::::::::i!" .ヽ
   ---- 、 `゙゙"''゙'''''"`l ゙ l、:::::::::::::::::::\     .,/::::::::::::::::::::::::.!ノ  ゙‐
              ', ゙'',i、::::::::::::::::::.\ ,/::::::::::::::::::::::::::::::/"
                 "  .`!‐        ."             ゙
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                        _,,-‐'' ̄`''- 、,_
.                       /:::::::::::::::::__;;;;;;;;;`ヽ
                       |:::::::::::::/    `''ヾ、 
                       |:::::::::/         ヽ
.                       |:::::::|
.                 ┌―――|::::::|―――――┐
                  |   _,,,,,,ヽ::|         |
                    |    帝凍庫クン     |
                  |_________________|
                 ./|==========iト、
                 ../ |   -―- 、__,        .|| .\
               /  l   '叨¨ヽ   `ー-、  .|ト、   \
     r、       /   .!〕   ` ー    /叨¨)   || \  \        ,、
      ) `ー''"´ ̄ ̄   / |         ヽ,     ||   \   ̄` ー‐'´ (_
   とニ二ゝソ____/   |    `ヽ.___´,       ||    \____(、,二つ
                        |       `ニ´      ||
                        |_____________j|
                  |´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i|
                  |               ||
                        |〕 常識は通用しねぇ  ||
                   /|              ||
                   |___________j|
                     / ゚ =ー----'、... __   
 ゚             +  ===== !    ,.        ̄丶  
       __            ,. -'':.、  u     ゚     。 \
==三/ `ニ ー――-- 、..-''´    ゙ー‐ァ--―''" ̄`丶、 u  丶、ヽト、 ,.. --、
   ,r''´。 ゚  __     ・    。   _.. -''´         `丶、    `‐'"  ´‐'´'
。 /,   ,. - '´   ゙̄''ー-----―''"´      +     ゚      ヽ ー   _ノ-'´   SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
  `゙ー-'´                      −−===三三三 ヽ、_/        http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
ポケモンBW大会 @ 2011/04/23(土) 22:59:06.79 ID:ZVpUL/c2o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1303567146/

上条「だから改めてお前に誓う。俺は御坂美琴とその周りの世界を守る。」 @ 2011/04/23(土) 22:51:45.33 ID:6VJq3Mxf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1303566705/

アズマラカス @ 2011/04/23(土) 22:46:28.54 ID:Oa9KJUTCo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1303566388/

カールスルーエの夜、文学的少女の休息 @ 2011/04/23(土) 22:18:39.82 ID:8QgVABsIo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1303564719/

兄「弟のクラスが立てこもった・・・」 @ 2011/04/23(土) 22:13:31.03 ID:9aWuTW/f0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1303564410/

ダークドレアム「よくぞ我を倒した」 @ 2011/04/23(土) 22:06:02.66 ID:5pV522lAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1303563962/

名前も知らない子を好きになったかも @ 2011/04/23(土) 21:30:29.96 ID:VULMnb+V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1303561829/

ぁっ・・ぁっ・・・アクシオンッ!! @ 2011/04/23(土) 20:27:20.69 ID:OGr0AXnlo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1303558040/


Powered By VIPService http://vip2ch.com/

467.24 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)