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小衣「ミルキィホームズを訴える」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:14:09.50 ID:KCXad2rPo
ミルキィホームズのギャグSS
台本形式
PSPゲーム版のネタも少々あり
思いついた小ネタを書き込むスレで書いたけど反応なかったから
需要あるか知りませんが、なんか意外と結構思いついたので書こうかと
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/
少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:14:44.66 ID:KCXad2rPo
――トイズ――
それは選ばれし者の心に膨らむ奇跡の――『ストーップ』
小衣「はいはい。今回はそんな毎話毎話しつこいようにあった冒頭の説明なんていらないの」
咲「んで〜、今日は何なわけ〜?」
次子「事件ってわけじゃなさそうだけど」
平乃「小衣さん、今日私たちを集めた理由はなんですか?」
小衣「ミルキィホームズを訴えるのよ!」
第一話 『屋根裏の訪問者』
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:15:14.85 ID:KCXad2rPo
平乃「訴える……ですか?」
次子「訴えるって……あいつら何かしたっけ?」
咲「結構いろいろしてると思うけどね〜」
小衣「そうよ!あいつらったら小衣達の捜査の邪魔をしてばっかりだし!」
小衣「でも、今回重要なのはそこじゃないの」
次子「んじゃ、何なんだよ?」
小衣「まずはこれを見て」
http://www.youtube.com/watch?v=S4gD-yMEELg
次子「ん、こりゃ第3話『棺桶の恐怖』のときのか」
咲「あんときは〜、PC壊されて大変だったね〜」
平乃「結局怪盗の追跡が出来ませんでしたからね」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:15:55.36 ID:KCXad2rPo
次子「んでもよ、これこの後ミルキィ達を留置所に入れたじゃん」
平乃「そうですねぇ。これを今更訴えるんですか?」
小衣「重要なのはそこじゃない……よく見なさい」
次子「よく見ろって…………こ、これは!?」
平乃「小衣さんに、シャーロックさんの見事な……」
咲「左ストレートなう〜」
小衣「そうよ!このIQ1300の天才美少女明智小衣の顔を殴ったのよ!」
小衣「これは間違いなく小衣傷害罪が適応されるわ!」
次子「はぁ」
平乃「そうですか」
咲「なう〜」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:16:32.94 ID:KCXad2rPo
次子「つっても、これコケた拍子だろ?仕方ないんじゃない」
小衣「コケた拍子?そんな訳ないじゃない!」
小衣「完全に拳振り抜いてるわよ!」
平乃「まあ、そうですね」
小衣「な〜にが『わぁ〜ぶつかる〜(棒)』よ!わざとらしいったらないわ」
咲「わざとじゃないの〜」
小衣「なんで小衣がアホシャーロックに殴られなきゃいけないのよ!」
次子「まあ小衣も殴られても仕方ないようなことやってたけどなぁ」
平乃「そうですね。小衣さんにも問題ありと思います」
小衣「何よ!?」
咲「なんでも〜」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:17:02.32 ID:KCXad2rPo
小衣「というわけでシャーロックのところに行くわよ!」
次子「遊びに行きたいのなら素直に言えばいいのによ」
咲「めんどくさ〜」
小衣「ブツブツ言ってないで早くする!」
平乃「はいはい」
……
…………
………………
小衣「よーし、全員乗った?」
平乃「はい」
咲「乗車なう〜」
小衣「じゃ、次子出して!」
次子「何人たりともあたしの前は走らせねぇぜ!」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:17:31.23 ID:KCXad2rPo
ホームズ探偵学院 屋根裏
シャロ「おなかすきましたー」
ネロ「キノコばっかりで飽きたよー」
バタバタバタ……
コーデリア「あら、誰か来たのかしら?」
バタン!
エリー「ひゃう!?」
小衣「シャーロック!あんたを捕まえに来たわよ!」
シャロ「ふぇっ!?あたしですかぁ?」
コーデリア「シャロ!?貴方一体何をしたの?」
シャロ「え?え?あたし何かやったの〜?」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:18:04.33 ID:KCXad2rPo
コーデリア「自首すれば情状酌量の余地はあるかもしれないわ!」
エリー「思い出して……シャロ」
ネロ「思い出すんだー!」
シャロ「な、何かこんなこと前にもあったような気がしますー」
ネロ「そういえば」
エリー「あの時は……確か……」
コーデリア「別人だったっけ」
シャロ「よかったー別人でしたー」
シャロ「あたしは無実〜」
小衣「いや、今回は無実じゃないから」
シャロ「へ?」
小衣「まずはこれを見なさい」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:18:39.83 ID:KCXad2rPo
―先程の動画を視聴中です―
小衣「どう、わかった?」
シャロ「ココロちゃん、これがどうしたんですか?」
小衣「ココロちゃんって言うなー!ってか見ても解らなかったの!?」
ネロ「ていうかさ、この後僕達を留置所にいれたじゃん」
シャロ「留置所でのご飯は美味しかったですねー」
コーデリア「そうねー。留置所ってあんなご馳走が出るなんて思ってなかったわ」
エリー「白いご飯にお味噌汁……また……食べたい……」
ネロ「天国だったね」
小衣「え?」
四人「え?」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:19:19.27 ID:KCXad2rPo
シャロ「ということは、あたしってまた留置所にいれられるんですか?」
シャロ「それなら大歓迎ですー!」
ネロ「ちょ、シャロだけずるいぞ!」
コーデリア「明智さん!私たちもお願いします!」
エリー「ご飯……食べたいです……」
小衣「えーい、話が進まないわよ!」
小衣「ようは、シャーロックはこのIQ130000の天才美少女明智小衣を殴ったのよ!」
小衣「これは立派な小衣傷害罪よ!」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:19:52.31 ID:KCXad2rPo
コーデリア「でも、明智さんだって私たちに結構ひどいことをしました」
小衣「し、知らないわね」
ネロ「そうだね〜。明智に問題あるんじゃないの?」
小衣「何よ!小衣のどこが問題あるって言うの!?」
次子「ありゃ、私たちと同じこと言ってる」
平乃「やっぱりそう思われても仕方ありませんね」
咲「そりゃ〜あんだけ嫌がらせしてりゃね〜」
小衣「そこ!うるさいわよ!」
小衣「小衣に問題なんてないのよ!」
「それは真実じゃない!そんなこと認めるわけにはいかない!!」
小衣「誰!?」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:20:22.79 ID:KCXad2rPo
シャロ「先生!?」
ネロ「小林!?」
エリー「小林さん……」
コーデリア「教官!?」
平乃「貴方は、イギリスに行ったと聞いていましたが」
小林「そんなことはどうでもいい!」
小衣「そうよ!聞き捨てならないわね、小衣のどこに問題があるって言うの!?」
小林「僕は以前からある疑問があった」
小林「その疑問点から導きだされる真実がある!」
小衣「ふん!じゃあ聞かせて頂戴よ」
『疑問点開示』
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:21:03.78 ID:KCXad2rPo
小林「小衣君、君は第8話『ボロロンの女』でミルキィホームズが風邪を引いたときにこう言ったね」
小林「『今頃誰も看病してくれなくて泣いてるわよーきっとー』……と」
小衣「た、確かに言ったけど……」
小林「しかし、その後他のG4のメンバーはこう思っている」
小林「『お前が風邪を引いたときもな』……と」
小衣「え?」
小林「おそらく小衣君にとって一番親しいG4メンバーにこう思われるというのは人望がないということ!」
小衣「ねぇ、みんなそんな事思ってたの?ねぇ?」
次子「あ〜……なんつーか」
咲「事実なう〜」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:21:32.64 ID:KCXad2rPo
小林「小衣君、君はミルキィホームズにやたらと対抗意識を燃やしてるね?」
小衣「そ、それは探偵と警察は、昔から仲が良くなかったし……」
小林「ウソだ!!」
小林「他のG4のメンバーは常に協力的だった。君の上司である神津もね」
小衣「え、その頃(ゲーム版)の話もするの?」
咲「別にいいんじゃない〜」
平乃「ゲームはアニメの前日談ですからね」
次子「おかしくはないよな」
小林「それなのに、君は僕達に協力的な場面は少ない」
小林「そして、その理由の多くは神津に自分をよく見せるためだった」
小林「これは仕事の場に私情をはさんでいる問題のある行為!」
小衣「こ、小衣は警視の為を思ってしたことだもん!」
小衣「それが事件解決につながると信じてたから!」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:22:11.60 ID:KCXad2rPo
小林「小衣君、君は第12話『ミルキィホームズの帰還』で流れ星にこうお願いしたね?」
小林「『早く人間になりたーい』……と」
小衣「それは怪盗の変なトイズで人形になってたから……」
小林「ウソだ!!」
小衣「いや、これは本当なんだけど……」
小林「人間になりたいと願うということは、自らが人間じゃない……」
小林「つまり、自分に問題があるということを自覚していたんじゃないか!?」
小衣「すっごい言いがかりレベルなんだけど……」
小林「まあ、これは冗談だ」
小衣「なら言わないでよ!」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:23:08.44 ID:KCXad2rPo
シャロ「先生すごいですー!」
ネロ「よく気づくね〜」
エリー「ほんと……すごいです……」
コーデリア「ますます、推理に磨きがかかってます」
平乃「まあ、仕方ないですよね」
次子「根は悪いヤツじゃないなんて言ったこともあったけど」
咲「アニメだと、嫌がらせばっかだもんね〜」
小衣「ちょ、ちょっとなんで小衣が悪いみたいになってるのよ!?」
小衣「そ、それにそれだけで小衣に問題があるなんて言い切れないじゃない!」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:23:41.56 ID:KCXad2rPo
小林「まだだ……」
小衣「え?」
小林「僕が気づいたこの疑問点……」
小林「これらから真実を導くための……」
小林「みんなが発見した重要なファクターがある!!」
小林「さぁ、聞かせてくれ!君たちが見つけ出したものを!」
『暴露開始』
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:24:10.37 ID:KCXad2rPo
小林「シャーロック!」
シャロ「はい!」
シャロ「あたしがトイズを元に戻そうとココロちゃんに相談しに行くと嘘を教えたんです!」
シャロ「あたしたちミルキィホームズ全員はそのせいで風邪を引きました」
平乃「先程の話にも出ました第8話『ボヨヨンの女』ですね」
咲「あんなのに引っかかるのもどうかと思うけどね〜」
小衣「そ、そんなの騙される方が悪いのよ」
シャロ「それだけじゃないんです!」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:24:40.50 ID:KCXad2rPo
シャロ「そのあと、ココロちゃんは看病して、あたしたちに恩を売ろうとし……」
シャロ「さらに、氷漬けにした桃缶を無理に取り出させてさらに風邪を悪化させようとしました」
シャロ「嘘をつき、恩を売ろうとし、さらには病気を悪化させようとした……」
シャロ「これは無視できないポイントだと思います!」
小林「よし!」
小衣「っていうか、なんでシャーロックがそのこと知ってるのよ!?」
シャロ「え?G3のみなさんに教えてもらいましたけど」
小衣「G3ってなによ……もう」
次子「あーほら、第5話『かまぼこ失踪事件』のときだっけ。小衣いなかったじゃん」
平乃「そのときにG3って言ったんですよ」
咲「つまり〜、この3人が教えたってこと〜」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:25:14.72 ID:KCXad2rPo
小林「ネロ!」
ネロ「ほ〜い」
ネロ「まずはこの一連のシーンを見てよ」
シャロ「これは、PSP版『探偵オペラミルキィホームズ』ですね」
ネロ「そそ、それの第3話『中華街の黄金鏡』でのシーン」
ネロ「僕が事件現場で銅鏡を見つけたんだけど、そのとき明智は……」
コーデリア「確か明智さんは、無理やり取り上げて自分が見つけたようにしたわね」
小衣「そ、それは……証拠物件として警察が預かるのは当然のこと」
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:25:46.06 ID:KCXad2rPo
ネロ「だけど、この時すでにこれは怪盗事件として、僕たちは特時捜査権限が与えられていた」
ネロ「いくら、警察でも勝手に持って行くなんてどうかと思うよ」
小衣「う……」
ネロ「他人が見つけたものを、さも自分が見つけたようにして手柄を得る……」
ネロ「これは警察官として、いや人間としてどうかと思うね」
ネロ「これは無視できない重要なポイントだと思うな」
小林「よし!」
小衣「ちょっと言い過ぎじゃない……?」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:26:18.56 ID:KCXad2rPo
小林「エルキュール!」
エリー「は、はい……!」
エリー「明智さんはIQ1300(1千3百)と言っていました……」
小衣「そ、そうよ!事実なんだから」
エリー「でも……第7話ではIQ13000(1万3千)、第8話ではIQ130000(13万)、第9話ではIQ13000000000(130億)と言っています……」
エリー「当たり前ですが……IQがそんなに簡単に上がるわけありません……」
エリー「そもそもIQ1300というのが本当かどうかも怪しい……」
エリー「つまり……明智さんは嘘をついてる可能性が高いです……!」
小衣「いや、そんなの設定じゃん。ギャグじゃん。インフレしてるのだってノリじゃん。それくらいいいじゃん」
次子「このSSでも2回言ってるけど、インフレさせてるしな」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:26:46.89 ID:KCXad2rPo
エリー「さらに……ハーバード大学を飛び級で首席卒業とありますが……」
エリー「とてもそんな経歴を持ってるとは思えません……」
エリー「子どもっぽい行動や言動の数々……」
エリー「第4話『バリツの秘密』では……行方不明者を探して自分が行方不明になる始末……」
小衣「それ言ったら、シャーロックだってそうじゃない……」
エリー「つまり……経歴も詐称している……!」
エリー「これは無視できない重要なポイントだと思います……!」
小林「よし!」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:27:22.98 ID:KCXad2rPo
小林「コーデリア!」
コーデリア「はい!」
コーデリア「まずはこれを見てください!」
ネロ「えっと……また第8話『ボヨヨンの女』じゃん」
シャロ「よくここがネタになりますね」
コーデリア「この話の最後で明智さんが、氷漬けになりますが……」
コーデリア「この時他のG4の方々はこう言いました」
平乃『あ、気にしないでください。天罰ですので』
咲『あくまでも天罰なんで、おっけ〜』
次子『お騒がせしちゃってごめん。天罰ってことで』
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:27:53.17 ID:KCXad2rPo
コーデリア「他にも、この話の所々で、このように『そろそろ天罰が下る』という話があります」
コーデリア「つまり、明智さんは他のG4の方々にもそう思われるほど、行動に問題があったということ!」
コーデリア「これは無視できない重要なポイントだと思います!」
小林「よし!」
次子「まあこの時の小衣の行動はな〜」
平乃「目に余るものがありましたね」
咲「自業自得ってやつ〜?」
小衣「うぅ……みんな小衣のこと嫌いなの……?」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:28:25.22 ID:KCXad2rPo
小林「僕の疑問と彼女たちが言ったことから、導きだされる真実はこうだ」
小林「明智小衣は警察官の身でありながら、問題のある言動や行動……」
小林「それによる、他のG4メンバーからの人望の無さ……」
小林「おそらくかなり以前から、少なからず人から『天罰が下ればいい』と思われていたのだろう」
小林「そして、それがシャーロックの手によって実行された。第3話のあの場面で……」
小林「つまり、小衣君がシャーロックに殴られるのは……」
小林「至極当然のことだったんだ!!!」
『暴 露 完 了!!』
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:28:56.64 ID:KCXad2rPo
小衣「…………」
小林「…………」
シャロ「ココロちゃん……」
小衣「……こ」
小衣「ココロちゃんって言うなー!!」
小衣「うわーーーーーーーーん!!」
次子「あ、おい小衣」
平乃「それじゃ私たちはこれで」
咲「んじゃね〜」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/13(日) 20:29:28.38 ID:KCXad2rPo
小林「さて、ゲームならここで逃げた怪盗を追うのQCA(Quick Command Animation)があるんだが」
シャロ「ココロちゃんは怪盗じゃないですし、SSでそんなこと出来ませんからねー」
ネロ「これで事件解決ってことかな」
小林「それじゃあ僕はイギリスに戻るよ」
エリー「あ、はい……」
コーデリア「教官、本日はわざわざありがとうございました」
小林「あんまりダメダメのままでいないようにー」
第一話 『屋根裏の訪問者』 完
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/13(日) 20:30:31.00 ID:KCXad2rPo
今回はここまで。第2話は、ぼんやり思いついてるのがきっちり形になれば投下します
ならなかったら……路線変更して適当になんか書きます
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/13(日) 20:35:18.46 ID:6JZlxAP3o
俺得
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/13(日) 22:00:40.30 ID:MQxqd+JOP
いいね、面白い
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:02:00.31 ID:GwrqMYVeo
たとえ2人だけでもレスがあって嬉しいなぁ
そういや、
>>20
で『中華街の黄金鏡』を第3話って書いたけど、ルートで変わるの忘れてて自分基準で書いちゃった
ま、続き投下します。今回試しにAAいれてみました
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:02:31.71 ID:GwrqMYVeo
/::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
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`ー- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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/ヘ::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_
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`',:::::::::::::::::::::::::::从ー-`
' へ:::::::::::::::/ ――トイズ――
,-― ┘ `ー-、
/: ::::::i ,.._ それは選ばれし者の心に膨らむ――『はいはい、スト〜ップ』
,′ @ :::::l (:そ::.
,.っ、 /:. :::::::', }::::::i
l:::::: ヽ、 /:::::::.,、 ..:::;;:::::::', /::::; '
ヽ::::::::::ー-... __/:::::::/. ',:..................::::::ハ::::::::::::::::/
`ー、::::::::::::::::::::::/ ';:::::::::::::::::::::,′.\:::::/
ー---‐ 〉::::::::::::::::/
/:::::::::::::::::::'.,
,.:'::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::.
咲「だから、そんな前口上いらないんだよね〜」
小衣「でも、前回はひどい目に遭ったわ……」
平乃「小衣さんが原因だったような気もしますが」
小衣「小衣は絶対悪くないわよ!」
咲「う〜ん……」
次子「ん、どうしたんだ咲?」
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:02:57.95 ID:GwrqMYVeo
咲「いや〜、新しいPC欲しいんだよね〜」
小衣「今使ってるのじゃ不満なの?新機種貰ったわよね?」
咲「ま〜ね。でも署のもので私物じゃないから、好き勝手出来ないんだよね〜」
小衣「そういや、咲もあいつらにPC壊されてたっけ」
咲「あ、そっか。その手があるな〜」
小衣「え?」
咲「私もミルキィホームズ訴えようかな〜って」
小衣「はぁ!?」
第二話 『ポケットにPCを』
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:03:26.32 ID:GwrqMYVeo
平乃「咲さんもですか?」
咲「ま〜、なんだかんだ言ったって、シャーロックにPC壊されたのは確かだしね〜」
小衣「でも小衣みたいに、こっちが悪いってことにされるだけよ」
咲「だって小衣が悪かったのは事実じゃん〜」
小衣「咲までそんな事言うの……?」
咲「私は、そんなことないはずだしね〜。弁償してくれればあとはど〜でもいいし」
小衣「あいつらにそんな金、ないと思うけど」
咲「ま、弁償してくれればあっこの生徒会長でも、小林でもいいし〜」
咲「それじゃ、ちょっと行ってくる〜」
小衣「あ、待ってよ。小衣も行くから!」
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:03:57.43 ID:GwrqMYVeo
次子「あ、あたしはパス」
平乃「私も遠慮しときます」
小衣「2人とも来ないの?」
次子「この前行った時だってあんま居ても意味なかったしなぁ」
咲「え〜、小衣の相手してくれる人いないと、めんど〜なんだけど」
小衣「なによそれ!」
平乃「シャーロックさんに頼んだらいいじゃないですか」
小衣「なんでそうなるのよ!」
咲「ま〜いいや。んじゃいってきま〜」
小衣「あ、待ってよ咲!」
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:04:26.75 ID:GwrqMYVeo
ホームズ探偵学院
咲「到着なう〜」
石流「む、お前は……」
咲「あ、ども〜。生徒会長さんいる〜?」
石流「いや、今は留守にしているが」
咲「そっか〜。やっぱミルキィホームズに直接かな〜」
咲「ありがと。んじゃね〜」
小衣「あ、咲!待ちなさいって!」
石流「……あいつらまた何かしたのか」
石流「まあ、ほっといても構わないだろう」
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:04:52.66 ID:GwrqMYVeo
屋根裏
ネロ「ねぇシャロー、まだなの?」
シャロ「まだですー」
ネロ「僕もそれやってみたいよー」
コーデリア「でも収穫ついでにこんなオモチャを拾えるなんてねぇ」
ネロ「いい暇つぶしになりそうだね」
エリー「あの……誰か来たみたいです……」
ネロ「えー?」
ガチャ
咲「ち〜っす。咲ちゃんで〜す。ついでに小衣もいるよ〜」
小衣「なんで小衣がついで扱いなのよ!」
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:05:24.32 ID:GwrqMYVeo
シャロ「咲さん、今日はどうしたんですか?」
咲「ん〜、シャーロックを訴えに来た」
シャロ「ふぇっ!?またあたしですかぁ!?」
コーデリア「シャロ!?貴方今度は一体何をしたの?」
シャロ「今度はって言われても、あたし今までも何もやってなかったと思いますけど〜……」
コーデリア「自首すれば情状酌量の余地はあるかもしれないわ!」
エリー「思い出して……シャロ」
ネロ「思い出すんだー!」
シャロ「な、何かこのやり取り、ついこないだもあった気がします」
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:05:50.58 ID:GwrqMYVeo
ネロ「そういえば」
エリー「あの時は……確か……」
コーデリア「明智さんが悪かったのよね」
シャロ「よかったーココロちゃんが悪いんですねー」
シャロ「あたしは無実〜」
小衣「ココロちゃんって言うなー!」
咲「残念だけど〜今回小衣は関係ないんだよね〜」
シャロ「あ、そうなんですか」
コーデリア「じゃあ、何ですか?」
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:06:24.27 ID:GwrqMYVeo
咲「ほら〜前に見せた動画あるじゃん」
シャロ「ああ、あたしがココロちゃんを殴っちゃったやつですね」
小衣「ココロちゃんって言うなー!」
ネロ「でもあれ、明智が悪いってことで一件落着したじゃん」
小衣「なんでよ!あれはあんたらが無理やり――」
咲「はいはい、話が進まないから黙ってて〜」
小衣「理不尽よ……!」
咲「まあそれはど〜でもいいんだけど〜シャーロックは私のPCも壊したよね〜」
咲「器物損壊罪ってやつ〜?ま〜早い話、新しいのが欲しいから弁償してほしいかな〜」
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:06:51.75 ID:GwrqMYVeo
シャロ「そ、そう言われても、あれは偶然で……」
小衣「あれのどこが偶然よー!」
咲「ま〜偶然だろうがわざとだろうが、壊したのは事実なわけで〜」
エリー「で、でも……私たちにそんなお金……」
ネロ「ちょ、ちょっと待ってよ!そのくらい経費で買えばいいじゃん!」
コーデリア「そうですね。G4で情報収当である遠山さんのPCならば、経費が落ちるのではないですか?」
咲「そりゃ〜それくらい経費で買えるけど、それって署のものになるし〜」
咲「早い話、プライベートで自由に使えないと意味ないんだよね〜」
シャロ「え、でもあたしにPCくれましたよね?あれは?」
咲「だって〜あれ性能いまいちだし〜」
咲「……ってそうか。じゃ〜それ返してよ。売ってお金の足しにするから〜」
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:07:23.61 ID:GwrqMYVeo
シャロ「う……そ、それは困ります……」
コーデリア「PCがあるだけで結構便利ですものね……」
エリー「その……許してくれませんか……」
ネロ「そもそもさ、PC壊されたのだって遠山が悪いんじゃないの?」
咲「え?」
ネロ「だって〜、明智がシャロに殴られたのだって、結局明智が悪かったじゃん」
小衣「小衣は悪くないわよ!」
咲「ん〜、さすがにそれは無視できないな〜」
咲「だいたいシャーロックだって、他にも色々原因があると思うんだけどな〜」
シャロ「え?」
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:07:50.75 ID:GwrqMYVeo
咲「情報担当だから、色々聞くんだよね〜シャーロックの噂」
咲「腹黒いだの〜計算高いだの〜偽善だの〜、ちなみに偽善者伝説ってコピペまであったりするんだよね〜」
シャロ「そ、そんなの噂じゃないですか!」
ネロ「あ〜、でもなんとなく解るかも〜」
コーデリア「確かに言われてみれば……」
エリー「思い当たるふしが……」
シャロ「えっ、えっ!?みなさんそんな事言うんですか」
シャロ「あたしはそんなんじゃないですー!」
「その噂の真実……僕が解き明かして見せる!」
シャロ「えっ!?」
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:08:21.50 ID:GwrqMYVeo
_
_..-‐ニ:::::::::::‐....、
∠ニ- ´ ̄  ̄ ̄ \:\
/ \:\ ____∩rrrr、______
/ / ヾ:、 |┌───────────┐|
/ / / / / } 、 ヽ ∨ ! ! |│
{ / / / / ∧ } } ヽ | | ! |
{ l / {__∠__∧ }__}__}__}, j || | | CMなう | |
ハ | l ハ、| ∨`ヽ l ノ レ レイ }:} ! ! | |
| ハ ハ |<T示:} ヽノ´示テT゙>l ! }:} ! ! | |
V V ヽ l {し:d ′ {し:d /! }:} | | ! !
N | l`!  ̄ 、  ̄´ノ│ !イ |└───────────┘!
,′| iーヘ __ / | | | /ニニ──────────ニニヲ
/ | | \ / ` イ | | | _.-7 /77777777777777777777ニニ7 /
/ 1 ! }`ー--イ __ ! |_!-‐´: . :/ /7777777777777777777ニ7ニ7 /
/ /l ├:へ:<:ヽ ∧: . : . : . /: . :. : . : / /777777777777777777ニニ7 /
/ ィ´ | |: . : . : . ヽ ヽ:ヽ. : . : . : . : . : . :/ /7777二二二二7ニ7 三三三7 /
/ / / | |: . : . : ‐:.ヘ rr, V: ヽ: . : . : . :ィ7 /__/フ //
/ / / ハ !: . : . : . : .\V 〉:〉 〉ィ´ ̄ /二二二二二/ /二二二二二ニ'/
/ / / l: l !: . : . : . : . : . : \くl | ∠>⌒ヽ:::ヽ __ ノ´
/ / / l: l ト、: . : . : . : . : . : . :ー.┴─:´. : . : . :ヽ 1:::::}´
./ / / ソ }: .`ヽ、: . : . : . : . /: . : . : . : . : . : . :} 1:::ノ
′/ / -‐ ´ ノ: . :| |::::7ー-、: . : . : . : . : . : . : ._:<ソ/`ヽ、
/ / ィ: ̄. : . : . ! !::ハVハV|:::┬-、_: -< ー- 、  ̄ ヽ
次子「さて、出番のないあたしたちはここで一仕事だな」
平乃「ところで次子さん。もうPSP版『探偵オペラミルキィホームズ』はプレイしましたか?」
次子「いや〜、実はまだなんだよな」
平乃「このSSもPSP版のネタを幾つか使ってますので解らないかもしれませんね」
平乃「きっと同じようにアニメしか見ていない人も結構いるのではないでしょうか」
次子「ちょっとゲームは手が出しにくいかな〜って」
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:08:48.67 ID:GwrqMYVeo
平乃「確かに、アニメはギャグ、コメディ要素が強く、そういうのを期待してゲームを買うと裏切られるでしょう」
平乃「しかし、きっといい意味で裏切られるはずです」
次子「いい意味?」
平乃「ゲームではシリアスな要素が強いので、ミルキィホームズ達もかなり真面目に推理してます。このSSのように」
次子「前回小林が出てからの流れ(疑問点開示→暴露開始→暴露完了)は、ゲームそのままみたいだからな」
平乃「そして、QCAによるトイズを使っての怪盗を追い詰めるシーン。小林オペラの見事な指導ぶり」
平乃「まさに全盛期のミルキィホームズ達を、余すことなく楽しめます」
次子「アニメ1話で、怪盗帝国達をトイズを利用して捕まえようとしたみたいにか」
平乃「まあ、ですのでアニメを先に見てると『どうしてああなった』と感じるわけですが」
平乃「ちなみにゲームから先にやるとアニメを見て『どうしてこうなった』と感じます。このSSの作者がそうでした」
次子「ほとんど同じじゃん」
平乃「各キャラの性格もゲームとアニメじゃ随分違います。ゲームでしかハッキリと描写されてない設定もあります」
次子「咲がおしゃれ好きとかな」
平乃「今ならAmazonで通常版新品が4000円といったところでしょうか。あともうすでに、次回作の発売も決定しています」
平乃「そういうわけですので、まだ未プレイの方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか」
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/15(火) 21:09:20.42 ID:GwrqMYVeo
ごはんとかなう
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/15(火) 21:46:44.86 ID:DJB6+3edP
続き期待なう
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:57:01.74 ID:GwrqMYVeo
, -―-、x==ニニニヽ- 、
/  ̄ ̄ ̄`¬ヾ、ヽ.,\
/ , 'ン´ `ヾ;;\`ヽ
,´//´ / , / ヾ;;ゝ `、 <Bパート開始なう〜
,-'´ ̄`¬ 、 レ ,′/ / ィ Υ亅 `、
, ' \ ,′ ! ' ム Α } │ニ、l <´ ヘ
h ,-―- 、 ヽ │ j │/ ヽ r ノ ` 、 } l Οl│ } 1
i { ヽ `┤ ト i,「l ̄Τ\l {/Τ ̄ア ノ 7i^1i、! / j
ヾム `、 \l\ i {::::::j `У j::::::j }ノ / !し.│ゞヽ¬ ´ 丿
,ム ゝ-一'´ { ゝ  ̄ _  ̄ / 人_,,ノ `丶、__ /
/ >--ゝ、 ,--、 ,ィ,ン´ /  ̄`ヽ
{ ` v,い,メ――ァ'´ - ⊥_ _、 、 }
\ ,、--――,__j / `<、 ) 丿
 ̄ ̄ { ,.、-一¬ 、 } ∠ -'´
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:57:28.93 ID:GwrqMYVeo
シャロ「先生!?」
ネロ「って驚くほどでもないような。二度目だし」
コーデリア「わざわざCM挟むほどじゃないわよねぇ」
エリー「それで……シャロの噂のことですけど……」
小林「ああ、それについては幾つかの疑問点がある」
小林「まずはそれを聞いてもらおう」
咲「ふ〜ん」
シャロ「わかりました」
『疑問点開示』
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:58:12.03 ID:GwrqMYVeo
小林「シャーロック、君は第5話『かまぼこ失踪事件』でキノコを焼いたとき、ネロを待たずに真っ先に食べ始めたね?」
シャロ「そ、それはキノコが焦げちゃうから……」
小林「だったら!ネロが来たときに七輪から離れる必要はなかったはずだ!」
小林「おそらく、あのまま食べ続けていれば責められると思ったからだろう」
小林「だがそのままだと、先に食べたコーデリアとエルキュールに、逃げたと思われかねない」
小林「それで、ネロが来たのと同時にすぐ箸をつけた……」
小林「どちらにも敵を作らない、完璧な立ち回り……」
小林「これは計算高いということに他ならない!」
ネロ「ふ〜ん、シャロって意外と小賢しいんだね」
シャロ「か、考えすぎですー」
52 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:58:39.89 ID:GwrqMYVeo
小林「シャーロック、君は第4話『バリツの秘密』でアイリーンが身の上話をしたときこう言ったね?」
小林「『父さんだけに倒産ですねー』……と」
シャロ「あ、あれは場の雰囲気を和ませようと……」
小林「ウソだ!!」
小林「そんなことを言ったら、どう考えても場の空気は重くなる」
小林「あの場は小衣君が、なんとかごまかしてくれたが……」
小林「下手をしたら、アイリーンの心に深い傷を負わせてたかもしれない」
小林「つまりあの時あのセリフを言うのは、あまりにも不自然だ!」
エリー「シャロ……そんなひどいことしたの……?」
シャロ「あ、あたしにそんなつもりはなかったんですー」
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:59:09.36 ID:GwrqMYVeo
小林「シャーロック、第3話『棺桶の恐怖』でコーデリアが棺桶に閉じ込められた時……」
小林「槍のようなのを使い、てこの原理で開けようとしたことがあったね?その時、君はどうしていた?」
シャロ「も、もちろんコーデリアさんを助けようと、槍に……」
小林「ウソだ!!」
小林「他のみんなが力をいれて踏ん張っているなか、君は身体を乗せていただけだった!」
小林「その上、誰よりも早く、力尽きていたね?」
小林「これは明らかに、助ける気がなかったということ!」
コーデリア「そんな……シャロってそんなこと……」
シャロ「コ、コーデリアさん!誤解ですー」
54 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 21:59:38.15 ID:GwrqMYVeo
ネロ「これじゃあね〜」
エリー「そういう噂がたっても……仕方ないのかも……」
コーデリア「ああ……私、シャロをこんな娘に育てた覚えは……」
咲「やっぱり、シャーロックが悪いよね〜」
シャロ「こ、これだけじゃあたしが悪いなんて言えないと思います!」
小衣「まあ、確かにちょっと天然入ってるとか、それがシャーロックのキャラと思えなくもないけど」
シャロ「ですよね!ココロちゃんはあたしの味方ですー!」
小衣「ココロちゃんって言うなー!」
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:00:05.55 ID:GwrqMYVeo
小林「まだだ……」
シャロ「え?」
小林「僕が気づいたこの疑問点……」
小林「これらを真実に繋げるための……」
小林「みんなが発見した重要なファクターがある!!」
小林「さぁ、聞かせてくれ!君たちが見つけ出したものを!」
シャロ「え?え?なんでみんなそんなの用意してるんですかー!?」
『暴露開始』
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:00:44.52 ID:GwrqMYVeo
小林「ネロ!」
ネロ「ほ〜い」
ネロ「シャロのトイズってさ、念動力(サイコキネシス)だよね」
ネロ「設定では、重いものは無理で1kg程度しかも見えてないとだめ、そうだよね?」
シャロ「は、はい、そうです……」
ネロ「でもさぁ、それだとおかしいんだよね」
シャロ「え?」
ネロ「例えば、PSP版『探偵オペラミルキィホームズ』の『アダムの涙』の話中で、トゥエンティをロープで捕まえるシーンがある」
ネロ「でも、ロープって意外と重いんだよね。僕の見た資料によると麻のロープで1mで150g」
ネロ「7mも伸ばせば1kgはオーバーさ。まあ、あのシーンは正確な長さは解らないからもしかしたらそれ未満だったかもしれないけどさ」
ネロ「それでもアニメ第1話『屋根裏の入居者』じゃ、怪盗帝国相手にかなりの長さのロープを操ってたよね」
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:01:14.55 ID:GwrqMYVeo
ネロ「それだけじゃない」
ネロ「『ビハインド・ザ・マスク』で、シャロが小さな鉱物をコントロールするシーンがあるけど」
ネロ「あれも実際見えてるか怪しいものさ。あの状況であんな小さなものが見えるとは思えないよ」
ネロ「つまり、シャロはわざわざ自分のトイズを役に立たないものとし、演じていたんだ」
ネロ「自分のトイズにコンプレックスを抱いているようなキャラをね」
ネロ「これは無視できない重要なポイントだと思うな〜」
小林「よし!」
シャロ「考えすぎですってー」
58 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:01:39.00 ID:GwrqMYVeo
小林「エルキュール!」
エリー「はい……!」
エリー「あの……第3話『棺桶の恐怖』で真っ暗になってコーデリアさんが怯えてたとき……
エリー「シャロは『幽霊が出るかも』と言いました……そのせいで、コーデリアさんはさらに怖がったのですが……」
シャロ「あはは……そんなつもりじゃ」
エリー「でも……おかしいんです……」
エリー「PSP版の『呪われし魔剣』のシーンでは、私と一緒にシャロもお化けを怖がっていたはずです……!」
エリー「これは、明らかにキャラを使い分けている……!」
エリー「これは無視できない重要なポイントだと思います……!」
小林「よし!」
シャロ「いや、お化けが大丈夫になったって不思議じゃないと思いますー」
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:02:04.99 ID:GwrqMYVeo
小林「コーデリア!」
コーデリア「はい!」
コーデリア「第6話『王女の身代わり』で、私たちはクラリス王女が円周率を3.14と答えたときについ驚いてしまいました」
コーデリア「ようは、シャロはそれまで、円周率を解らない娘だと思っていたんですが……」
コーデリア「PSP版を見る限り、それは有り得ないと思われます!」
コーデリア「私たちと同じようにちゃんと推理している……つまり、それだけの知識があるはずです!」
コーデリア「なのに、アニメ版では少しおバカなキャラなった……」
コーデリア「これは、PSP版とアニメ版でキャラを使い分けていると思われます!」
コーデリア「これは無視できない重要なポイントだと思います!」
小林「よし!」
シャロ「アニメのほうにそんな突っ込み無粋じゃないですかー?」
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:02:34.68 ID:GwrqMYVeo
小林「咲君!」
咲「はいよ〜」
シャロ「え、咲さんもですか?」
咲「だって、今回シャーロックが暴露される側だし、私が代わりにね〜」
咲「それで本題だけど〜、第8話『ボヨヨンの女』でここの生徒会長のトイズが暴走したことがあったけど〜」
咲「その時に、スリーカードの面々に会って、シャーロックはトイズが使えて、逆にスリーカードはトイズが使えなかったシーンがあったんだよね〜」
シャロ「はい、ありましたー」
咲「そん時さ〜、シャーロックこんなこと言ったんだよね〜」
『私にはトイズが使えなくてダメダメな人の気持ちは解りません……』
『本当にダメダメな人にダメダメって言っちゃいけないんですよねー』
小林「ぅぅ……」
シャロ「先生、どうしたんですか?」
小林「い、いや別に……」
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:03:02.47 ID:GwrqMYVeo
咲「シャーロックだって、トイズが使えなかったはずなのに、この発言するあたり、かなり黒いんじゃない〜?」
シャロ「で、でもこれはトイズの暴走した、なんかおかしな世界の中のことですし……」
咲「それでもさ〜今までのことから、むしろこれが本性なんじゃないかな〜」
咲「これは無視できない重要なポイントじゃないかな〜」
小林「よし!」
小衣「……っていうか、なんで咲はそこまで知ってるのよ……?」
咲「だって私、情報担当だし〜」
小衣「それでそこまで解るものなの?」
62 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:03:37.54 ID:GwrqMYVeo
小林「以上のことから僕はこう考える……」
小林「シャーロックは恐らく、状況に応じて様々なキャラを演じていたのさ」
小林「さらには、周りに敵を作らないように上手く立ちまわりながらも、自身をよく見せてたのさ」
小林「しかし、所々で完璧には演じ切れなかった……だからこそ、それによる矛盾点が出来てしまった」
小林「そういった矛盾点が、噂となり、今現在に至るのだろう」
小林「つまり、シャーロックが腹黒いや計算高いや偽善と言われれいるが……」
小林「それは真実だったんだ!!」
『暴 露 完 了!!』
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:04:08.54 ID:GwrqMYVeo
小林「……」
シャロ「……」
ネロ「……」
エリー「……」
コーデリア「……」
咲「……」
小衣「……あの、シャーロック……」
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:04:36.32 ID:GwrqMYVeo
, -――- 、 /´´ ̄ ̄ ̄ >
<_ ヽ! _ノ´
 ̄> 、 .| /
,. --/ ヽ /ヽ
/, -―!:::../ //´ ̄`ヾ! i
..i::/ |::::.l | L /! ,!/! .i |ヽ ……って、
|::! .!:::| l_l__ レ'_|_/ /! .| なんでですかぁ〜
ヽ丶---'ヾl :lヽ ツ ツ'!'/ノ /
` ― '´.| :|>、 i' フ,.ィ ./ー '
,r,r'l.::l./-` ´、./:/
/ ̄;;;;;| ヽL:/|.| /l /i _ノ!
,!;;;;;;;;;;;;l // |;l l.//;';;;ヽ, _ `て
/ヾL;;;;/';/ l;;|//;l;;;;;;;;;;/ __ ノ 三>
/ /" |;;|ヽ-.!;;;;;;/ヾrL!v/.ヽ!、/ ̄
/ / ,.!;;;ヾ'´;;;;;/ ! ,. - '
r‐'ヾ>'_ /´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
ー‐ヽ_|_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,
小衣「へ?」
シャロ「も〜そんな訳ないじゃないですか〜みんなひどいですよ〜」
小林「ははは、いやごめんごめん」
ネロ「なーんか面白くてついノリノリでやっちゃった」
コーデリア「シャロがそんな娘の訳ないのにね〜」
エリー「でも……楽しかったです……」
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:05:06.24 ID:GwrqMYVeo
小衣「ちょ……なんでシャーロックの時だけこんな雰囲気なのよ……」
小衣「私の時は問答無用で悪者にされたのに……」
咲「ど〜でもいいんだけどさ〜、結局弁償してくれるの?」
シャロ「え、え〜っと……PCを返すのはちょっと……」
ネロ「あ、それじゃあ代わりにこれでどう?」
コーデリア「あ、ちょっと折角収穫のついでに拾ったオモチャを……」
ネロ「いいじゃんいいじゃん。PC持ってかれるよりはさ〜」
咲「これって〜……16bitの過激なオモチャ……」
咲「これでおっけ〜」
ネロ「お、マジ?」
66 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:05:40.56 ID:GwrqMYVeo
咲「それじゃ〜帰るなう」
小衣「あ、ちょっと待ちなさいよ〜!」
シャロ「じゃーねーココロちゃん」
小衣「ココロちゃんって言うなー!」
小林「今回も無事、事件解決だな」
ネロ「事件ってほどでもなかったとおもうけどね」
シャロ「でも、酷い噂ですー」
コーデリア「そうねぇ。シャロがそんな娘じゃないのに」
エリー「あ、あくまで噂ですし……気にしないでおきましょう……」
シャロ「ですねー。あ、ちょっとトイレに〜」
67 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:06:49.92 ID:GwrqMYVeo
ガチャ、バタン
シャロ「…………」
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::|::::::::::::::::::::::::l|;;;;;;:::::::: |l::::::::::::: / /、
;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::: ,.へ::::_....::::<丶;;;:::_ ノ/:::::::::. / / \
;;;;;:::::::: \:::::::::::::::::::::: /`i= i:::'::::\:::::: / /::::::... ヽ
;;::: _____...............>...、 /...:/-::|:::::::::::::`::::' ヽ' \:::::::.... \
r‐i';;´l;;;;;;;;;!;;;;;;;;::::::| ̄ !`l゙ 'i' r--r--‐i'::::i:::::゙r-r-----‐ ' ヽ:::::::.. ヽ
;;;‐;;--;..、;;;|;;;;;;;;;:. l |_L. i-r:: |::::: l:: | l | i:. l ヽ:::::.... i
===x ;;`ヽ;;;;:::..>i '´,z=== s、ll:: /: /: l l: | | i:::::::... |
;;;;! j\;::! ヽ:::. |´/;;;!;!´ .`iヾ\ /: /::: | | ll l |::::::::: l 「……フッ」
;;;;!`;;i::::| ;;;::::.. \: l l;;;;!;;;;`i;;゙:| |/: /::: l.l /|/ l::::::::: |
 ̄>ツ:::l .;:::::::.. ヾ:.! | ̄>ツ:::/ '/: /:::: |.|/ |:::::::: l
ヾ----'.::::::::::::..... ゙-----' //l:::::::: l l::::::: /
;;;;:::.. :::::::::::::' イ ,.:|::::::: | /:::::::: /
、;;:::......... ー---<ヾ' /、:::l:::::: l /::::::: /
;;\:::::::::::::::::::::: \\ ,. <:::... |:::::: |丶-------――::::'::´::::::::::/
;;;;;| `丶、:::::::::: ,. \\ ,.....-――-..、:::::\:::::::::`::―::::::::::::::::::::/
;;;;;l !`:::::::' ´! ヾ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i、::::::::::::::::::::::::::::::::::::> '
第二話 『ポケットにPCを』 完
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/15(火) 22:07:23.39 ID:GwrqMYVeo
_ ,,,,,,,,,,,- 、
/´´ `´´´´´ヾ::;;`ヽ、
//', , / ヾゝハ
/´⌒ヘ、 ´/ ,′,' イ 、 } Eトハ <ヽ、
{ / ヽ \{ { {∠ニ、,{∠ゝ, } ,Ю} } ) } <次回予告なう〜
ヽl `、 V`, ! l::::j ヾ!.l::::j レ ノ{_ノ`_-一'´ 丿
_, ゝ-´_(`  ̄_ ・  ̄ム.ヘ-┘ `―-<
( `ヽん'ー一' −亠-、_ )
ゝ一¬冖 ̄ ( _,,,、、`! ´て,ノ
 ̄ ̄ レ
タン麺たのんだ男「次回予告まだー?」
シャロ「まだですー」
タン麺たのんだ男「次誰使うか決まったー?」
シャロ「まだですー」
タン麺たのんだ男「そんなんで大丈夫ー?」
シャロ「だいじょうぶだいじょうぶ〜」
タン麺たのんだ男「結局シャロちゃんって腹黒かったりするのー?」
シャロ「知らないですー」
タン麺たのんだ男「ぶっちゃけこれ書くの大変じゃないのー?」
シャロ「大変ですー」
タン麺たのんだ男「これ次回予告でもなんでもないんじゃないのー?」
シャロ「ってなんでですかー!」
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/15(火) 22:09:27.76 ID:GwrqMYVeo
今日は終わり。第3話に行くかは知りません
ぶっちゃけほんとこれ(疑問点開示から暴露完了まで)を書くの大変だわ……
これでミルキィホームズに興味がわいた人!ゲーム買おうぜ、アニメ見ようぜ!
DVDorBD買おうぜ!売り上げ次第じゃアニメ2期だよ!
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/16(水) 00:31:17.22 ID:CAZv4tyco
乙
ぜひ3話も
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/16(水) 02:55:17.15 ID:vyrAV48oo
乙!楽しみにしてますぜ
72 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/16(水) 06:38:56.49 ID:lBuVyWYoo
なにこの販促SS
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/16(水) 06:59:09.68 ID:N22a0283o
ついゲームのほうもやってしまった。小衣ちゃんかわいかった。あとおつ
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/16(水) 12:07:38.11 ID:qFMLEJmDO
乙!
お金ないけどゲーム買いたくなったw
75 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:02:25.53 ID:SB1VzJEDo
多くの人に興味を持ってもらうためなら、販促といわれようが書く!CMと銘打って宣伝する!
そしてミルキィホームズのSSがもっと増えれば最高なんだ!
というわけで、第3話開始なう〜
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:03:13.97 ID:SB1VzJEDo
探偵学院 屋根裏部屋
ネロ「いい加減あの前口上はウザいから無しね」
シャロ「でも、前回、前々回といい大変でした―」
コーデリア「シャロを訴えるのが流行ってるのかしら?」
エリー「でも……何事も無かったわけですし……」
ネロ「アニメでもそうだったけど、シャロは結構ひどい目に遭ってるよねぇ」
小林「そうなんだ?」
シャロ「先生ずっとここに居たままですが、イギリスに戻らなくていいんですか?」
小林「ああ、気にしないで」
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:03:46.16 ID:SB1VzJEDo
小林「それでさっきの話だけど」
ネロ「あぁシャロってさ、突っ込み代わりに殴られるのは当たり前。酷いときは熊に殴られてたよね」
コーデリア「身体を張ったギャグは、シャロが多かったわね」
小林「ふむ……なるほど……」
エリー「どうかしたんですか……?」
小林「いや、少し疑問に思ってね……」
小林「シャーロック、君はアニメになって新たに出来たことってあるかい?」
シャロ「え、そうですね……そういえば、お爺ちゃんに教えてもらった格闘技を思い出したんでした」
小林「格闘技?」
シャロ「はい、それは……」
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:04:16.52 ID:SB1VzJEDo
ヽ`Y彡──- 、
/ / `ヽ
/ / ヽヽ
/ / ヽ ヽ r─、 __ _ __
/ { / ̄ ̄ ̄ ̄`ヽノ ノr、┤:::::::> ー-、:┴-..、
{ ヽ/ \::::::::::::::/ /⌒ ヽ:::/
_ -‐{ /`ヽ┬┬イTTTT`ー─、 ):::::::::/ / / / / / ヽ V
/ //ヽ/ l l |>zミ ヽ |彡z ! ! レレ:::::::::// /// / / l | l l l::l|
/ / / { ,| Nハっl| rzリ ! /レヽ ヽ:::{:{ l VVヒミ //彡z V ハ ::::::}
__/ __ { { ヽ{ ! |ヽ└┘ , └┘lレ / /:::::∧ Nトz┤/ トzリ / レ:::}::::ノ} 「「「 バリツ!!! 」」」
/::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ __ノl │、"" rっ ゙ イ !_//::/l N l└‐' 、└'' / エエエ′
.´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー---‐ヘ | エ‐- < l ├‐´rイ l l l ト"" rっ イ \/ ─,
/::::::/:::::/::::::/ハ:::::::::::::::::::N | |イ_ヽ/__/ / 、| l\\ ノ エ ┬ ´ \ 二 ┴,
l:::::::l:::::/::∠ /ハヽ::::}:::::::::l / l l {{ } / / l //T エ_イ∨ ∨l┬、ヽヽソ 〉 >
l::::::::l:::lV三ミ′彡zV:::::::ハl l ヽ \ ゞイ ノノノヽ \ヽ/ / l Vl l | | `ヽ// /
V::::V´トzリ トzリ V:ノ / <二イ/l ヽ二 | /ヽ > / / く 〉 ヽ
ヽ( ゝ二ノ⌒{二_/ノ / ` l V ヽ //⌒rr、〈 \/ / / 〉
(::::)´ヽ" ´' <:) / rrr、 /l ヽ ヽ rr (ソ !!!〉 `ヽ、 > /│
(::::) rT Tl´ (:::) /( ( ( ( ) / |Oヽ /_zz/ ノ o o 〉} l |
(:::) ノ「 ( ) ⌒l \ /l ゝ 〈三三/ | 彡´" /( イ ̄ o ol l l |
「エ>/:::::::∧__ノエー、┘:::::/::::∨ヽ ノ/ | \ /〈 { / へ、 ___」 トソ ヽ
第3話 『バリツの恐怖』
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:04:42.77 ID:SB1VzJEDo
小林「バリツ……?」
シャロ「はい」
コーデリア「第4話『バリツの秘密』で何の脈絡もなく、いきなり思い出したって言い出したあれね」
小林「バリツか……気になるな、ちょっと確認してみよう」
エリー「でも……どうやって……?」
ネロ「『探偵オペラミルキィホームズ』のDVD&BDはまだ1巻しか出てないよー?」
小林「それなら問題ないさ」
シャロ「そ、それは、DVD&BD全巻セット!?」
コーデリア「教官……一体どうやって?」
小林「ふふふ、探偵をやっていると色んな人脈ができるものさ……」
エリー「すごいです……」
80 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:06:27.37 ID:SB1VzJEDo
小林「さあ、早速確認してみようか」
シャロ「はーい!」
ネロ「って、小林ー!なんか見れない部分があるんだけど」
小林「ああ、それは君たちにしてはまずいネタバレがあるからね。その部分だけちょっと特殊な加工済みさ」
コーデリア「そんなこと出来るものなんですか?」
小林「知り合いに頼んで、トイズでね」
ネロ「えらい都合のいいトイズがあったもんだね」
小林「ま、細かいことは気にしない。それじゃあ確認してみるよ」
エリー「は、はい……」
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:06:57.84 ID:SB1VzJEDo
……
…………
………………
小林「……」
小林「やはり……引っかかる点が幾つかあるな……」
小林「しかし、これだけではまだ……」
ネロ「ねぇ、僕も気になった点があるしさ、みんなで一つ一つ確認させてよ」
小林「ん……ああ、そうだね」
小林「それじゃあ、みんなもバリツについて色々調べてみてくれ」
MH「はい!」
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:07:24.45 ID:SB1VzJEDo
小林「シャーロック」
シャロ「あ、先生」
小林「シャーロックは何を調べているんだい?」
シャロ「えっと、バリツについて詳しく調べてみようかなーって」
小林「なるほど。それで何か気になる点があったのかい?」
シャロ「はい……」
シャロ「先生はどうですか?これを見て何か気になることってありますか?」
小林「そうだね……」
小林「…………」
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:07:51.21 ID:SB1VzJEDo
小林「これは……」
シャロ「やっぱりそれ、気になりますよね」
小林「ああ」
シャロ「お爺ちゃんがバリツを、どう使ったかが書かれてますが」
シャロ「もしここに書かれていることが本当なら……」
小林「そう、これは重要なファクターだ!」
84 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:08:20.57 ID:SB1VzJEDo
小林「ネロ」
ネロ「ん〜?」
小林「ネロはどこを調べているんだい?」
ネロ「第4話『バリツの秘密』をね。やっぱバリツと関係深そうな話だし」
小林「なるほど」
小林「それで何か気になる点はあったのかい?」
ネロ「そうだね〜……小林はさ、どう思う?」
小林「僕は……」
小林「…………」
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:08:49.59 ID:SB1VzJEDo
小林「これは……」
ネロ「僕もそれ、気になってたんだよね」
ネロ「熊に殴られて、崖から落ちたのに、シャロのこの反応……」
ネロ「以前の反応と比べてもこれは明らかにおかしいよ」
小林「それに、この部分もみてごらん」
ネロ「あ、これ……」
小林「そう、これは重要なファクターだ!」
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:09:21.83 ID:SB1VzJEDo
小林「エルキュール」
エリー「あ……はい……」
小林「エルキュールは何しているんだい?」
エリー「あの……1話から順番に見直してます……」
小林「へぇ……それで今は何話を見ているの?」
エリー「えっと……第7話『太陽のたわわむれ』です……」
小林「エルキュールはそこに気になる点があるんだ?」
エリー「はい……あの……小林さんはどうですか……?」
小林「ふむ……」
小林「…………」
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:09:49.04 ID:SB1VzJEDo
小林「これは……」
エリー「それ……気になりますよね……」
小林「ああ」
エリー「次子さんが……間違えてバットでシャロを殴ってしましましたが……」
エリー「シャロは……頭にたんこぶを作っただけで……」
小林「いや、確かにそれも関係しているが、重要なのはそこじゃない」
エリー「え……?」
小林「重要なのはその前に描かれたものさ」
エリー「……これ……!」
小林「そう、これは重要なファクターだ!」
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:10:16.66 ID:SB1VzJEDo
小林「コーデリア」
コーデリア「あ、教官……」
小林「調査は順調?」
コーデリア「ええ、まあ……」
小林「コーデリアが調べてるのも、ネロと同じ第4話なんだね」
コーデリア「ええ、私もここが気になってしまって」
コーデリア「教官はどうですか?どこか気になるところがありますか?」
小林「そうだな……」
小林「…………」
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:10:43.93 ID:SB1VzJEDo
小林「これは……」
コーデリア「それ、あやしいですよね」
小林「うん、あやしいな」
コーデリア「この滝での一連のシーン……明らかに動きが異常です」
コーデリア「これにもバリツが関係しているのだとしたら……」
小林「そう、これは重要なファクターだ!」
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:11:12.70 ID:SB1VzJEDo
……
…………
………………
ネロ「はぁ〜、これだけじゃいまいち解らないよ」
シャロ「結局謎のままなんでしょうか」
小林「いや……」
小林「解ったぞ!バリツの正体が!」
コーデリア「ええっ!?」
エリー「ほんと……ですか……?」
小林「ああ!」
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:11:50.66 ID:SB1VzJEDo
,,-,;;ニニニミ';ヽ;,、
/' ̄ ヾ;ヾ,.、
/⌒ ,' , i ヾヽヽ
/ j ! ヾ;1 l
{ , / L, .ム l }マ} }
{ {. l /゙vヘ .ハ 丿 j ./ l≦}│
V ヽ. {j;,斤llナ'゙ ヽ'゙斥丁jj !c.}│ <CMなう〜
ト! .} ら} ら;ノ / j'^ノ ゙,
.丿l 〈 ` j {ゞ、 \
/゙,- ヽ ゙>--‖--<゙.l ヽ ) ,、\
( Y x'゙ ζl∀!ζ゙ \ )_ jJ 丿
`゙'ァ┌゙、.>}/゚A゚l j .レ' ,,>-v .,__,/
゙''>'彡''゙メ┼\ ゙'マ,,,,,∠っ .)
{ /'''ト,_,,-,__ .r¬、 )  ̄
` く__く ゙{_,,{ ヾ
\ゝ \_ゝ
咲「ち〜っす。今回CM担当の咲ちゃんと〜」
小衣「IQ13000000の天才美少女明智小衣よ!」
咲「それで、今回宣伝するのは、ついさっきSSでも登場した『探偵オペラミルキィホームズ』のDVD&BD」
小衣「すでに第1巻は絶賛発売中よ」
咲「全6巻で、1巻は1話、2〜5巻は2話、6巻は3話収録されてるんだよね〜」
小衣「1巻は収録話数が少ない分安く、6巻は逆に少し高くなってるわ。総合的に見ればまあ他のと変わらない感じかもね」
咲「ちなみに、BDのほうがちょっと高め。まあその分画質が良かったりするし、好きな方買ったらいいんじゃない〜?」
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:12:32.68 ID:SB1VzJEDo
咲「それで初回版の特典だけど〜」
小衣「1巻はもう発売されて1ヶ月近く経っちゃったから除いて、2巻以降ね」
咲「2〜5巻はMH各キャラのねんぷち1つと『ヴァイスシュバルツ』PRカード。6巻は予定では特典DVD&CDだって〜」
小衣「さて、ここで重要なのがDVD&BDの売り上げ次第でアニメの2期が放映されるかどうかが決定されるってこと」
咲「つまり、まだまだミルキィホームズをみたいなら買えっつーこと」
小衣「ゲームは社長の一存でどうにかなるらしいから、すでに続編が決定してるけど、アニメじゃそうはいかないみたいね」
小衣「やっぱり、実際に数字が出ないと駄目ってことね」
咲「まあんなこと言っといて、既に作る気満々かもしれないけどね〜」
小衣「まあ、それはともかく……」
小衣「2巻は2月25日、3巻は3月16日、4巻は4月29日、5巻は5月27日、6巻は6月24日がそれぞれの発売日よ」
小衣「早い話が、詳しくは公式で、ってことよ」
咲「ミルキィホームズは1回見ただけじゃ、とても観きれないくらい小ネタが散りばめられてたりするから〜」
小衣「まあニコ動でもみれるらしいけど、作者はよく知らないから」
咲「つーわけで、ミルキィホームズに興味を持った人は買ってみるのもいいかもね〜」
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/17(木) 21:13:03.92 ID:SB1VzJEDo
ちょっとりせきなう
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/17(木) 21:20:55.16 ID:2TRinjz8o
一旦乙なう
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:30:01.99 ID:SB1VzJEDo
, -―-、x==ニニニヽ- 、
/  ̄ ̄ ̄`¬ヾ、ヽ.,\
/ , 'ン´ `ヾ;;\`ヽ
,´//´ / , / ヾ;;ゝ `、 <Bパート開始なう〜
,-'´ ̄`¬ 、 レ ,′/ / ィ Υ亅 `、
, ' \ ,′ ! ' ム Α } │ニ、l <´ ヘ
h ,-―- 、 ヽ │ j │/ ヽ r ノ ` 、 } l Οl│ } 1
i { ヽ `┤ ト i,「l ̄Τ\l {/Τ ̄ア ノ 7i^1i、! / j
ヾム `、 \l\ i {::::::j `У j::::::j }ノ / !し.│ゞヽ¬ ´ 丿
,ム ゝ-一'´ { ゝ  ̄ _  ̄ / 人_,,ノ `丶、__ /
/ >--ゝ、 ,--、 ,ィ,ン´ /  ̄`ヽ
{ ` v,い,メ――ァ'´ - ⊥_ _、 、 }
\ ,、--――,__j / `<、 ) 丿
 ̄ ̄ { ,.、-一¬ 、 } ∠ -'´
`'¬¬'´ )ノ
96 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:30:29.14 ID:SB1VzJEDo
シャロ「それで先生、バリツの正体って……?」
小林「その答えを導く前に……僕が感じた疑問点が幾つかある」
エリー「疑問点……ですか……?」
ネロ「それで解るの?」
小林「ああ、それをまず聞いてくれ」
コーデリア「わかりました」
『疑問点開示』
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:30:57.35 ID:SB1VzJEDo
小林「まずシャーロックには、元々バリツという格闘技が使えなかったはずだ」
小林「現に、PSPゲームでは武闘派はエルキュールやコーデリアの役目だった」
小林「なのにバリツはシャーロックに設定された……」
小林「これは、アニメでシャーロックが、一番身体を張っていることに関係してると考えられる」
小林「つまり、バリツは体を張ることに都合のいいものということ」
シャロ「は〜、そんなの考えたこともありませんでした」
ネロ「おいおい、しっかりしろよ使用者」
98 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:31:25.95 ID:SB1VzJEDo
小林「そして、シャーロックはバリツをとても変なタイミングで思い出していた」
小林「あれは明らかにおかしい」
小林「格闘技というが、それを思い出すなら、ゲームであった怪盗の対決シーンなどで思い出すのが自然だ」
小林「つまり、シャーロックが思い出したのは、戦いには向いてないものだと考えられる」
小林「バリツが本当に格闘技だとしてもね」
シャロ「なるほど〜」
エリー「シャロが感心しちゃだめなんじゃ……」
99 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:31:57.62 ID:SB1VzJEDo
小林「その後、バリツは一切出てくることは無かった」
小林「これも不自然だ」
小林「そもそも、バリツの実態がシャーロックの台詞や行動からは何も見えない」
小林「つまり、バリツは具体的な形がない可能性がある!」
シャロ「そ、そうだったんですかー!?」
コーデリア「だからシャロが驚いてちゃ駄目なんじゃ……」
100 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:32:35.01 ID:SB1VzJEDo
シャロ「で、でもこれだけじゃいまいち解らないですー」
ネロ「そうだね〜」
小林「あるじゃないか……」
エリー「え……?」
小林「僕が気づいたこの疑問点……」
小林「この疑問点からでた結論を確信へと繋げる……」
小林「みんなが発見した重要なファクターが!!」
小林「さぁ、聞かせてくれ!君たちが見つけ出したものを!」
『暴露開始』
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:33:14.39 ID:SB1VzJEDo
小林「シャーロック!」
シャロ「はい!」
シャロ「お爺ちゃんが、バリツを使ったときがどんな時か調べてみたんです」
シャロ「それによると、お爺ちゃんは宿敵と揉み合いになり、2人とも滝に落ちて死んだことになっていました」
シャロ「それが、バリツのおかげで生きていたことになっているんです!」
シャロ「格闘技のはずなのに、滝に落ちて生還できる……」
シャロ「これは無視できない重要なポイントだと思います!」
小林「よし!」
ネロ「詳しくは適当にググって見てよ」
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:33:42.38 ID:SB1VzJEDo
小林「ネロ!」
ネロ「ほ〜い」
ネロ「第4話『バリツの秘密』でシャロは熊に殴られて崖から落ちたんだよね」
ネロ「頭から突っ込んだはずなのに、一切怪我はなく、『痛かった』の一言で済む始末」
ネロ「でも、おかしいんだよね」
ネロ「第3話『棺桶の恐怖』で、明智に頭をチョップされた程度で花血だしてたのにさ、このシーンじゃ全く怪我がないなんて」
ネロ「この3話と4話の違いを考えるなら、やっぱりバリツを思い出したかどうかじゃないのかな?」
103 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:34:10.80 ID:SB1VzJEDo
ネロ「あと、その後に熊に噛み付かれたときは、さすがに血がやたら出てたのに」
ネロ「その血もすぐに止まってた」
ネロ「第3話じゃ、しばらく花血がでたままだったのにね」
ネロ「この、ありえないくらいの強固さと、再生力」
ネロ「これは無視できない重要なポイントだと思うな〜」
小林「よし!」
シャロ「まあ、ギャグアニメですから、深く考えないほうがいいんじゃないでしょうかー」
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:34:39.64 ID:SB1VzJEDo
小林「エルキュール!」
エリー「はい……!」
エリー「第7話『太陽のたわわむれ』で……シャロは次子さんにバットで間違えて殴られたのですが……」
エリー「その時……たんこぶが出来ただけで、次のシーンでは復活していました……」
エリー「これも……さっきネロが言った強固さや再生力の証明になるんですが……」
エリー「それ以上に気になるのが……」
エリー「バットが……殴ったショックでかなり変形していたんです……」
エリー「つまり……破壊力も持っていたということ……」
エリー「これは無視できない重要なポイントだと思います……!」
小林「よし!」
コーデリア「もう一度言うけど、ギャグアニメだから深く考えないでね。これもギャグSSだし」
105 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:35:07.24 ID:SB1VzJEDo
小林「コーデリア!」
コーデリア「はい!」
コーデリア「私も第4話で気づいたのですが……」
コーデリア「シャロが滝に落ちたとき、通常では考えられないような動きをしたんです!」
コーデリア「それで、シャロは滝に落ちずに済んだのですが……」
コーデリア「シャロが言ったこととあわせると、このありえない動きもバリツが関係している可能性があります!」
小林「よし!」
エリー「ちなみに……このシーンはあるCMのパロディです……」
106 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:36:22.52 ID:SB1VzJEDo
小林「以上のことからバリツの正体とは……」
小林「シャーロックは第4話で思い出してから使わなかったわけじゃないんだ」
小林「知らず知らずのうちに使っていたのさ。身を守る形でね」
小林「ありえないほどの頑丈さ、シーンが変われば即回復している回復力」
小林「そして、その裏でバットを変形させるような破壊力も描かれた」
小林「つまりバリツとは、攻防一体となったものなのさ!」
『暴 露 完 了!!』
107 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:37:22.13 ID:SB1VzJEDo
シャロ「ほへ〜……」
コーデリア「なるほど……これでシャロの頑丈さの説明がつきます」
シャロ「全てはバリツのおかげだったんですねー」
エリー「さすが……小林さん……」
ネロ「これで……」
\\ lヨ El 日 ┬ 勹 刀 ニ 土L l7777 //
\\ | ロ 」 疋_貝 用 牛 / ノ\_ oooo //
_ __ _ __r=-、
/X `勺 ,.-─- 、 ,((─- 、 fヲ´ _`ヽ*、
○/ jルレリリゝ ( /=⇒ ) ,' /=「`⇒ ) ,ル! ィヲハ!j》 *○
ノ≪Y゚ ー゚从ゝ (^h《 ルリハ!リfワ (^h《 / WNリ!'fワ ,ノ* N゚ヮ^レ'く≫*)ヽ
/ハl、 Y 岑v9 (〇ハ.゚ヮ゚,ハ〇) ≪レ!゚ワ゚リ≫ 《*/ρ*†*( j' (*く、
|リ《__夕く  ̄z〉岑〈z ̄ z〉岑〈z う)`≪l_4l》 `⌒'
^^|じ┘ ⌒く4__Aゞ` ⌒<A__A>⌒ └nJ`^
└' ヒ/^^ヒ〉 ヒ/^ヒ〉 └'
第3話 『バリツの恐怖』 完
108 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:37:50.47 ID:SB1VzJEDo
. , .-. .‐. .==. .‐. .‐ .
. _/ニニニニニニニニニ 、、> 、
/: :ヽ: : : : : : : : : : : : :ヽヽ : ヽ
. /: : : : : : : ; : : : : : : : : : :ヽヽ: : >,
. / / /: :/: : l : : :丶: :l : : l: : }=}: : :l
/,イ /: : l: : /レ丶: :A:_!ヽ :l: : |:::|: : :l
. l/l : : l :/__ ヽl __` : ヒ]: : :l <次回予告なう〜
レl: :l/ l:::.l l::::::..l ヽ/ Aヽ {
ヽ.l l。::l l。::::l lヽ_V_ノ:丶
. l: :〉,,, ¨  ̄ ,,, l: : l: : l : : ヽ
/: : ≧ ーφ- ―‐≦l: : l: : ヽ: : : }
. /: : :/: : 〈:〈lxl:::::l:::| : : l: : ヽ: : :}、: : l
〈: : : : :l: : : /:::H::::::l;;;| : : :ゝ: /: :/ }: : l
j从リイヽレリlメ{-}::::`´:ヽ;/レ从リ l乂
. ` ¨` ̄ ̄
神津「なあ小林……なぜ俺はアニメで出番が無いんだ?」
小林「僕だって、あったといえるほどじゃ……」
神津「一体俺らの何がいけなかったんだろうか……」
小林「何か重要なファクターがあるのかもしれない……」
次回 第4話『出番なしの秘密』 ※内容は予告なく変更する場合があります
109 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/17(木) 21:38:25.39 ID:SB1VzJEDo
第3話終了
「そう、これは重要なファクターだ!」の台詞を出したいがためにゲームの推理パートも再現しました
たぶん今回だけ。というか次はゲーム版の流れで書かないかもしれない
Amazonでたのんだミルキィホームズ小説のお届け予定日が2/20〜3/12 だったのが 2/18〜2/19 になって超歓喜
110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/17(木) 21:43:29.10 ID:NFlHfTAt0
バリツってぶっちゃけトライアセンドの硬質化みたいなものじゃね?
111 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/17(木) 22:18:32.95 ID:quIDpRTTo
乙〜
重要なファクターはいりましたー
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/19(土) 09:02:39.20 ID:GRlvZDkIo
おつー
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/19(土) 15:12:32.90 ID:xZAg/wwao
小林くぅんが出てくるSSは、すべて重要なファクターさ……
114 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/19(土) 22:46:00.84 ID:vTRl5PGfo
本日の投下開始、第4話です
なんかもう「SSで知るミルキィホームズ」みたいな感じになってね?最初はこんなつもりはなかった
115 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:50:12.11 ID:vTRl5PGfo
試しに酉付けてみます
神津「さて……今日集まってもらったのは他でもない」
小林「……」
ユタカ「……」
神津「どうすれば、俺達がアニメで出れるかを考えるためだ!」
小林「しかし、神津その前に疑問点が一つあるんだ」
神津「ああ、俺も丁度思っていた」
ユタカ「あの……」
小林「君は誰なんだ!」
神津「お前は誰だ!」
116 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:51:01.73 ID:vTRl5PGfo
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|::| |::|:::::::/|::|. ぃ_〆.|/ / ハ__///:::::/ |:::/ ヽ、 <小林先生もいるよ!
| レ|::::/ ヾヽ l /:::/ l:::|
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l/ ヽλ lン /´/|/
|::ハ /::l´
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第4話 『出番なしの秘密』
117 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:51:39.09 ID:vTRl5PGfo
……
…………
………………
神津「なるほど、元々は怪盗帝国でアルセーヌに仕えていたと」
ユタカ「は、はい」
小林「この場に怪盗がいるのも問題だが、今回はまあいいかな」
神津「そう、それよりも重要なこと……俺達がアニメ2期に出るためにはどうするかを話し合うのだからな」
小林「そこで、まずなぜ僕達がアニメに出れなかったか……そのファクターを考えよう」
神津「そうだな。各自それぞれ意見を言い合ってみるか」
118 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:52:31.98 ID:vTRl5PGfo
小林「やはり、ゲーム後の話という設定、というのが大きいと思う」
神津「うむ、小林は特にそれが原因だろう」
小林「僕はイギリスに行ってしまったからね」
ユタカ「で、でも、ゲームとアニメの空白期間がどれほどあったかは解りませんが、最低でも1ヶ月はありますよね?」
小林「そうだね。トイズを失ったのが1ヶ月前になってるから、それ以上時が経ったのは確実だ」
ユタカ「それだけあれば、戻ってくることも出来ると思います」
神津「確かに。それに小林はそれで説明がつくが俺達は……な」
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/19(土) 22:53:00.46 ID:y4gGlQFFo
ユタカきゅんが居ると聞いて飛んで来ました!
120 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:53:05.88 ID:vTRl5PGfo
神津「俺と小林に関して言えば、共通点がある。グループの指導役ということだ」
小林「僕はミルキィホームズ、神津はG4だな」
神津「ああ。そしてミルキィホームズのアニメは、ダメダメっぷりを押し出し、ほぼ終始ギャグ路線だった」
小林「そういったアニメに、僕らのようなまとめ役は向かない、と?」
神津「ああ。俺達がいるだけで大分纏まりが出来てしまうだろうからな」
小林「しかし、G4は別にダメダメでは無かった。神津がいても構わないと思うんだが」
神津「ふむ……」
121 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:53:43.77 ID:vTRl5PGfo
小林「それに、僕らの説明がそれで出来ても、彼は……」
ユタカ「僕には当てはまらないですよね……」
神津「ユタカとかいったか……俺は君が出れなかった理由が解る」
ユタカ「えっ!?」
小林「それは?」
神津「ずばり言って、いてもいなくてもいい存在だったからだ!」
ユタカ「そ……そんなぁ……」
神津「もう一度言う!いてもいなくてもいい存在だったからだ!」
小林「大事なことなので二回言いました」
122 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:54:20.92 ID:vTRl5PGfo
神津「さて、ユタカが出れなかった理由はこれでいいとして……」
ユタカ「ええっ、決定ですか!?」
小林「まあ仕方ないのかもしれないね」
神津「実際、ゲームで活躍したのは、アニメに出ている4人だ」
神津「君は、CGもQCAもない。出番といえば話の最初にどうでもいい話をするだけ」
神津「ゲーム最終話では、出番すら無かったではないか」
ユタカ「うう……」
123 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:54:49.63 ID:vTRl5PGfo
小林「神津、お前が出れなかった原因のひとつにバランスがあるんじゃないか?」
神津「バランス?」
小林「そう、僕はイギリスに行っていたから、ユタカはいなくてもいいから、ということで出なかったとして……」
ユタカ「僕の出れない理由はそれで決まりなんですか……」
小林「ミルキィホームズと怪盗帝国は4人になる。となると……」
神津「G4は俺がいると5人になってしまうから……というのか?」
小林「考えられなくはないと思うよ」
神津「ふむ」
124 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:56:22.24 ID:vTRl5PGfo
小林「もう一つ考えられるとしたら、僕達の関係があるんじゃないか?」
神津「関係……ライバルということがか?」
小林「ああ、やはりライバル同士というのはセットで出るものじゃないだろうか」
神津「なるほど。お前が出れない以上、ライバルの俺も自然と出れないということか……」
小林「ああ、ありえなくないだろう」
ユタカ「……僕が完全に蚊帳の外に……」
神津「しかし、どれも決定打に欠ける」
小林「まあ、全ては推測の域だからね」
125 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:56:51.85 ID:vTRl5PGfo
神津「やはり、一番大きな理由はこれかもしれん」
小林「その理由とは?」
神津「ハーレムになるからだ!」
小林「な、なんだってー!!」
神津「なんかキャラがおかしいぞそれ」
小林「気にしないでくれ」
小林「で、実際考えて見れば、その可能性は高いかもしれないな」
126 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:57:19.95 ID:vTRl5PGfo
神津「実際、お前がミルキィホームズのメンバーとキャッキャウフフしたら、もげろにしかならんだろう」
小林「まあ、そうかもね。僕がアニメに出て欲しいって言う人も、ゲームのようなノリがウケたからだろうし」
神津「あのアニメじゃ、どう考えてもそのノリは出来なかっただろう」
小林「しかし、ゲームが出て多くの人達に好感を得た今なら、僕は出ても問題ないのではないかな?」
神津「それはどうだろうな……やはり、アニメしか見てない人は嫌悪感を抱くかもしれん」
小林「大人しく、ゲームだけで活躍してるほうが穏便に済むのだろうか」
神津「かもしれん」
127 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:57:50.29 ID:vTRl5PGfo
小林「考えてもみれば、今のダメダメな彼女たちを指導するのはきつい」
小林「投獄されるわ、行方不明者探して行方不明になるわ、G4の捜査の邪魔をしてるわ……」
小林「毎話、どこからしらから苦情がきそうだ」
小林「考えただけでハゲそうだ」
神津「ゲームでも咲に言われてたな」
小林「言うな」
128 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:58:31.29 ID:vTRl5PGfo
神津「そう考えるとG4のメンバーも同じだ、俺も出たら酷いことになってたかもしれんな」
神津「小林はさっきG4はダメダメじゃないと言ったが、そんなことは全くなかった」
小林「まあ、彼女たちと比べて、だからね」
神津「怪盗を取り逃がすのは当たり前、王女の警護もやる気なし……」
神津「ほっといたら、俺の首がとびそうなぐらいだな」
神津「考えただけで胃に穴が空きそうだ」
小林「ゲームのように、捜査から外されないのが不思議だな」
神津「言うな」
129 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:59:02.47 ID:vTRl5PGfo
小林「なんだか、ゲームだけ出てたほうが平和な気がしてきたな」
神津「そうだな」
小林「まあゲームは続編が決定してる、つまり僕達の出番もあるわけだ」
神津「今はそれで満足しておくか」
小林「次回作は是非ともG4ルートを用意して欲しいものだね」
神津「更なるハーレムを目指すのか」
小林「ユーザーの声を代弁しただけさ」
ユタカ「僕の出番もありますように……」
130 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 22:59:35.80 ID:vTRl5PGfo
神津「さて、ゲストを交代するぞ」
小林「ユタカ君はゲスト扱いだったのか」
神津「では新たなゲスト登場」
舘「舘と言います。小林様、よろしくお願いします」
小林「いやいやいや。なんでいるんですか」
神津「では、改めて議論しようか」
小林「舘さんがアニメ2期に出るかどうかを?」
神津「そうだ」
小林「いやいやいや」
131 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 23:00:14.52 ID:vTRl5PGfo
小林「まあなぜここにいるかは置いておくとして……」
小林「舘さん!さすがにあなたがアニメに出るのは無理がありすぎますよ!」
舘「なぜですかな?」
小林「いや、なぜって……」
小林「詳しくはネタバレになるから言えませんが、ゲームであんなことがあったんですから!」
舘「確かに……小林様の言うとおりです」
舘「しかし、ゲームと同一にする必要はないのではありませんか?」
小林「というと?」
舘「ただの一執事として出れば何も問題ありますまい」
132 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 23:01:16.41 ID:vTRl5PGfo
小林「しかし、ゲームであんなことがあった以上、素直に視聴者が観るかどうか」
舘「そう思わせておいて、実は只の一介の執事……それもいいではありませんか」
小林「確かに、それもなんだかミルキィホームズっぽいが……」
舘「私は、貴方がたと違ってゲーム続編では間違いなく出番はないでしょう」
舘「だからこそ、こうでもして出番を得たいのです」
神津「まあ貴方の問題はこれで解決だな」
小林「え、舘さんの議論はもう終わり?」
神津「まあここまでの議論で解ったことは」
小林「事は……?」
133 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 23:03:53.85 ID:vTRl5PGfo
神津「俺達は普通に出演するのは難しいということだろう」
神津「公式でも『ハーレムアニメにしたくない』と言っているしな」
小林「神津は知っていたのかい!?」
神津「ああ」
小林「じゃあ、議論する意味はなかったのでは?結論は既に出ていたんだろう?」
神津「まあ……そうだな」
小林「ならばなぜこんな事を」
神津「出番が欲しかったんだ……このSSでも……」
小林「え、それだけ?」
神津「そうだ」
小林「じゃあ、オチは?」
神津「ない。ミルキィホームズのアニメだってそんな話があったじゃないか」
第4話 『出番なしの秘密』 完
134 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 23:04:53.73 ID:vTRl5PGfo
, -‐ァ'′,二ニ===ニ二ヽ.
. / / / \
/ / / / / / i \
. / _厶ニ7゙/ / /| // /} . ヽ
{ >─く ; ′ フ丁 7ト{{ /‐|‐ト、 j
. ! /ん_ム }{ | /7ァ=-弌」 }ノ ,_j厶 /ハ.|
〉{{{ _}リ八{V{ {::::ri |:r}厶( ||
. /} \_ン { 人ヒン ヒノ {jリ /}/ <CMなう〜
// ∧ | """" ""从イ∨
. / 〃 / ∧ {>。..,_ _,r_<_/ハ \
/{/′/ | /{ハ 仄 >'| v.、 \
. / {/ ハ. |_,/ }>}}コハ | | Vヘ. ヽ
{ { / /ハ. |/ /^V》|/〉 { { ∧ ∨ハ |
∨ V∧ / 〉} ̄`〉 /》《!∧ ∧ ∨ ∧ ∨ j
\ 〈ハ /ハ ハハ_r┘/_[__]ヘ ∨ /\ ∨ハ } }/
{ \__, | ハノノ  ̄/ | ∨ \〈ノl /
∨{ ∨ ー=ニ. く\ /〜r¬! /}/ / ))‐}/
\__ ∨| ヽ \/〉__j_ノ レ ノ/ /
\{ }/∧ { }/ /
(_>}__〉
咲「つーわけで、話が終わったけどCM担当咲ちゃんです〜」
咲「ちなみにCMいれるのはこれで最後にするつもりだから付き合ってね〜」
咲「今回紹介するのは、漫画と小説」
咲「漫画は2種類あって、水島空彦氏作画の『探偵オペラミルキィホームズ』と……」
咲「ちんじゃおろおす氏作画の『探偵オペラミルキィホームズ スクールデイズ』ね」
咲「まあ正直この2つは、作者が未所持だったりよく知らなかったりなので詳しく説明できないっつー体たらくなんだよね〜」
咲「だからこれだけで紹介終わり」
135 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/19(土) 23:05:41.03 ID:vTRl5PGfo
咲「で、小説は『探偵オペラミルキィホームズ〜overture〜』」
咲「これは時系列的にゲームの前日譚」
咲「なぜミルキィホームズの4人がホームズ探偵学院に入ったのか、どうして4人は出会ったのか」
咲「その辺が描かれてるかな〜」
咲「他にも、コーデリアに妹がいたり、小林が女装してたり」
咲「小説でしか見れないものも結構あるから、買って損はないと思うよ」
咲「ただ、この小説にしても漫画にしても、数が少ないのかあまり見ないって聞くんだよね〜」
咲「まあ買いたい人はお早めにってやつ?」
咲「つーわけで、これでCM終了。そして今回のお話も終了。Bパートなんてないよ。んじゃね〜」
136 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/19(土) 23:07:35.44 ID:vTRl5PGfo
はい、これで終わりです
第5話、な〜んも考えてません。いきなり脈絡なく変な話が始まるかも
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/19(土) 23:55:05.51 ID:u/m+oMfuo
乙
期待してるぜ
138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/20(日) 01:34:31.38 ID:JrH/ftGlo
_ __
/X `勺
○/ jルレリリゝ .
ノ≪Y゚ ー゚从ゝ <アッパーカット///
/ハl、 Y 岑v9
|リ《__夕く
^^|じ┘
└'
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/20(日) 14:34:45.15 ID:JrH/ftGlo
ほ
140 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/20(日) 16:20:25.41 ID:7DbachcPo
何話までを予定してるとか、あるのかな?
ノリがかなり好きなんで末永くお楽しみたいぐらいだ
141 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/20(日) 19:03:15.35 ID:nqfh/85IO
当然最低でも1クール分はやってくれるだろ?
142 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/20(日) 22:53:19.13 ID:JrH/ftGlo
早く寒い
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/02/21(月) 22:27:07.78 ID:xRwSPTeBo
投下開始、第5話です。いつまで続けるかは……いつまでだろ
最高でも12話だと思います。タイトルをアニメのパロにしてるし……でもそんなに続けれるかなぁ
144 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:27:37.02 ID:xRwSPTeBo
ラット「なあ……今までミルキィホームズたちを密かに監視してたけど……」
ラット「俺らの出番全くないよな?ゲームでしか出てないキャラすら出てたのに」
ラット「次そろそろ、俺らの出番でも良くね?」
トゥエンティ「確かに!この美しすぎる僕の、華麗なる活躍を見たい人は大勢いるからね!」
トゥエンティ「この話は僕が、ダイナミックかつエレガントかつセンシティブに活躍する話にするのはどうだろうか!」
ストーンリバー「服を脱ごうとするな。鬱陶しい」
ストーンリバー「だがしかし、そろそろ我々の出番が欲しいところだな」
ラット「おめーはちょっとだけ出番あったじゃんかよ」
ストーンリバー「たかが一言二言喋っただけだ。これでは出番とは言えん」
トゥエンティ「さぁ!美しいこの僕を見たまHE!」
145 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:28:09.65 ID:xRwSPTeBo
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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/ / |ヽ | | / | |ヽ(二)| / | .| |ヽ | |
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|二二| _ヽ γ、ノ`ヽ | ⌒
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第5話 『スリーカード訴訟事件』
146 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:28:37.82 ID:xRwSPTeBo
ネロ「ねえ、思えば僕たちってここ最近で2回も訴えられたよね」
コーデリア「私たちっていうか、シャロがだけど……それがどうかしたの?」
ネロ「僕思うんだよ……今訴えるのが流行ってるんだよ」
コーデリア「そんなわけ……」
シャロ「ブームってやつですね!」
ネロ「このブームに乗らない手はないね」
エリー「ネロは……誰かを訴えるの……?」
ネロ「まーね。ってことで行ってくるよ」
シャロ「あ、待ってよネロ―」
147 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:29:06.73 ID:xRwSPTeBo
食堂 多すぎる料理長
ネロ「あいつだ」
シャロ「あれって……」
エリー「石流さん……」
ネロ「そもそも、食事が4人でイモひとつとかおかし過ぎるよ!」
ネロ「僕やシャロはまだ15歳。成長期真っ只中なのにさ!」
コーデリア「た、確かにもうちょっとまともな食事にして欲しいけど……」
ネロ「っていうわけで、文句言いにいくよ」
エリー「あ……待って……」
148 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:29:35.29 ID:xRwSPTeBo
ネロ「おい!」
石流「む……なんだ誰かと思えば、ダメダメなミルキィホームズじゃないか」
ネロ「ダメダメって言うな!今日は石流さんに訴えに来たんだ!」
石流「何……?」
ネロ「いくらなんでも扱いが酷すぎるよ!僕たち4人でイモ1つだけとか!」
ネロ「前のような扱いに戻せとは流石に言わないけど、もうちょっとまともな食事にしてよ!」
石流「トイズを失ったダメダメにやる飯などない」
コーデリア「でも流石にこれはやり過ぎです。飢えてしまったらどうするんです!」
149 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:30:06.71 ID:xRwSPTeBo
石流「だが、今のお前たちはそんな心配はなさそうだが?」
ネロ「それは、キノコ採ったり、魚釣ったり、デパ地下行ったりしてるからで……!」
石流「ならば何も問題あるまい。限られた状況で生きていく術を模索するのも探偵には重要だぞ、多分」
ネロ「多分ってなんだよー!適当に言ってんじゃないよー!」
シャロ「でも、石流さんの言うことも一理あるような気がしますー」
ネロ「シャロ、こんなヤツの言うこと真に受けちゃ駄目だって!」
ネロ「絶対僕たちを早く帰そうと、適当なこと言ってるんだから」
石流「心外だな」
150 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:30:34.85 ID:xRwSPTeBo
ネロ「大体さ、ご飯ちゃんと用意してくれれば、トイズを元に戻すのもはかどるのに」
石流「それはどういう事だ?」
ネロ「だって僕たち、ご飯をゲットするのに大変だもん」
ネロ「これじゃあ、トイズを元に戻すために動く時間も全然無いよ!」
エリー「そ……そうでもないと思うけど……」
石流「ふん!飯を与えたところでちゃんと動くとも思えんがな」
ネロ「なんだよそれ!石流さんが勝手にそう思ってるだけじゃん!」
ネロ「どーせ、なんだかんだ言って僕たちに嫌がらせしたいだけなんじゃないの!?」
石流「それは聞き捨てならんな」
151 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:31:03.21 ID:xRwSPTeBo
石流「そもそも、貴様たちはトイズを失っているからこの学院にいることも許されない存在」
石流「それをアンリエット様は慈悲深い心で、お前たちに猶予を与えたのだ」
石流「文句をいうなどおこがましい。解ったらさっさと帰れ」
ネロ「く〜〜っ……」
ネロ「石流さんじゃ話にならないよ!控訴だ!」
ネロ「生徒会長に直接訴えてやるからなー!」
石流「無駄だ。アンリエット様は今留守にしておられる」
ネロ「え、マジ?」
石流「このSSの2話でもそう言ってるではないか」
ネロ「いや、そんなの僕知らないし」
152 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:31:37.67 ID:xRwSPTeBo
ネロ「くっそ〜、あんなに頑固なヤツだったなんて」
ネロ「それに生徒会長もいないなんて……」
シャロ「それじゃこの問題は置いておいて、どうしましょー?」
コーデリア「別の人を訴えるのはどうかしら?」
エリー「別の人………?」
ネロ「コーデリアも文句言いたいヤツがいるの?」
コーデリア「ええ、それはもう」
ネロ「じゃ、それ行っとこーよ」
……
…………
………………
153 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:31:58.84 ID:xRwSPTeBo
ストーンリバー「先程、ミルキィホームズが文句を言いに来たな」
ラット「へぇ、なんて?」
ストーンリバー「食事が不満だそうだ」
ラット「あーそりゃなぁ。俺だってあんな扱いになったら文句のひとつも言ってるって」
ストーンリバー「ふん、あいつらがダメダメなのが悪いのだろう」
ラット「でも、なんで今更言い出したんだろな」
ストーンリバー「知らんよ」
……
…………
………………
154 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:32:26.98 ID:xRwSPTeBo
コーデリア「あ、いた」
ネロ「コーデリアが文句言いたい人ってあれ?」
シャロ「あれって二十里先生ですー」
コーデリア「そうよ」
エリー「あの先生苦手です……あの……変な怪盗を彷彿とさせます……」
コーデリア「そうなのよ……所構わず脱いじゃうし……」
コーデリア「あの人を見てると、こう……何か思い出したくない記憶が戻ってくるような……」
コーデリア「そういう訳で少しは自重してもらおうかと」
155 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:32:57.35 ID:xRwSPTeBo
コーデリア「二十里先生!」
二十里「ん、美しすぎるドーベルマンであるこの僕に何の用だい?」
ネロ「早速訳分かんないこと言ってるよ……」
コーデリア「今日は貴方を訴えに来ました!」
二十里「やはり僕の美しさは罪だったのかっ!」
コーデリア「違います!私は前々からずっと言いたいことがありました」
コーデリア「所構わず、服を脱ぎまくるのは――」
二十里「なんだい、僕に脱いで欲しいのかい!」
二十里「さぁ、見たまえ!このビュゥゥゥティホォォウなボディを!!」
エリー「い、いやぁぁ……!」
コーデリア「ち、違います!脱がないでください!」
156 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:33:25.10 ID:xRwSPTeBo
二十里「なにぃっ!?君たちはこの僕の美しさを見たくないのか!!」
二十里「何故だ!なにゆえ!ありえなぁぁぁいっ!!」
ネロ「話全く進まないんだけど……」
二十里「その目で……しかと……見るんだっ!」
エリー「こ、来ないでぇぇ……!!」ピキーン
ドガァッッ!!
二十里「はぐぁっ!!」
エリー「はぁはぁ……」
コーデリア「エ、エリーのトイズが……」
ネロ「いやぁ、今のはトイズが一瞬戻るくらい、命の危険を感じたってことだね」
157 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:33:53.39 ID:xRwSPTeBo
コーデリア「で、話をちゃんと進めると所構わず服を脱ぐのはやめて欲しいんです」
二十里「なぜだ!」
コーデリア「はっきり言って見てて気持ち悪いんです!エリーの反応見ても解らないんですか!」
二十里「彼女は僕の美しさを理解できてないだけさ!」
ネロ「こりゃ何を言っても駄目なんじゃない?」
コーデリア「く〜〜っ……」
コーデリア「こ、こうなったらアンリエット生徒会長に言いつけます!」
二十里「無駄だよ、アンリエット様はこの僕の美しさを十分理解しているからね!」
ネロ「つーか、生徒会長はいないってさっき言われたばっかりじゃん」
158 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:34:24.91 ID:xRwSPTeBo
コーデリア「あの人に真面目に聞いてもらおうと思ったのが間違いだったわ……」
エリー「こ、怖かったです……」
シャロ「この問題も先送りですねー」
ネロ「それじゃー次は……」
ネロ「……特にいないな」
コーデリア「そうねぇ」
エリー「じゃあ……これで終わりですか?」
ネロ「だねぇ。帰ろ」
……
…………
………………
159 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:34:54.06 ID:xRwSPTeBo
トゥエンティ「さっきミルキィホームズが、僕に文句を言ってきたよ」
ストーンリバー「ほう、お前もか」
トゥエンティ「ほう、ということはストーンリバーも?」
ストーンリバー「ああ。一体あいつらは何を考えているんだろうな」
ラット「なーんも考えてないんじゃねーの」
ストーンリバー「そうかもしれんな」
ラット「っつーか、次は順番的に俺じゃね?」
ストーンリバー「お前も、何かしたのか?文句言われるようなこと」
ラット「……何かしたっけなぁ」
……
…………
………………
160 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:35:21.12 ID:xRwSPTeBo
シャロ「はぁ〜、しかしお腹が空きましたー」
ネロ「今日もキノコかぁ……」
エリー「あ……火がないです……」
コーデリア「あら、用意してこないと」
根津「ん、お前ら何やってんだ?」
シャロ「あ、根津くーん」
ネロ「お、丁度よく現れてくれちゃって」
根津「はぁ?」
ネロ「火だしてよ」
161 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:35:49.00 ID:xRwSPTeBo
根津「何でだよ」
ネロ「見たら解るだろ。キノコ焼くからだよ」
根津「んなもん別に俺がやらなくてもいーだろ。めんどくせえ」
ネロ「ふーん……まぁしかたないよね。根津のトイズってしょぼいからねー」
根津「んだと!?」
ネロ「違うって言うんなら、見せてみてよ」
根津「この野郎、俺のトイズの力よーくみやがれっ!」ピキーン
シャロ「わーい、火がつきましたー」
ネロ「お、やるじゃん根津」
根津「ったりめーだろーが」
162 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:36:17.37 ID:xRwSPTeBo
エリー「あの……七味ありますか……?」
根津「なんだよまたか……ほらよ」
エリー「あの……ありがとうございます……」
シャロ「根津くんやさしー」
根津「ばっ……んなんじゃねーし!」
ネロ「つーか、前も思ったけどなんで七味だけ常備してるのさ」
根津「ほっとけ」
コーデリア「あ、焼けたわよ」
163 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:36:55.60 ID:xRwSPTeBo
シャロ「根津くんも食べるー?」
根津「は?」
エリー「七味のお礼……」
根津「いや、別にいらねーって」
コーデリア「まあまあ、遠慮しないで」
ネロ「えー、根津なんかにやる必要ないよー」
根津「お前、俺に対して露骨に態度わりーよな……」
ネロ「きのせーじゃないー?」
164 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:37:24.18 ID:xRwSPTeBo
ネロ「……で、なんで根津も食べてるのさ?」
根津「お前にあんなこと言われて、そのまま帰るのも癪だからな」
シャロ「いいじゃないネロ。人数が多いほうが楽しいよ」
コーデリア「火おこしてもらっちゃったものね」
ネロ「ちぇ……まあいいよ」
根津「つーかこれ食えんの?」
シャロ「大丈夫ですー。あたしたちはいつも食べてますよー」
根津「それを聞いて余計不安になった」
165 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:37:56.48 ID:xRwSPTeBo
エリー「おいしい……」
根津「ん、確かにこりゃ美味いな」
シャロ「美味しいですー」
コーデリア「今日は根津くんのおかげで助かったわー」
エリー「七味もありがとうございます……」
シャロ「根津くんは優しいですー」
根津「んなんじゃねーし!優しくしたつもりねーし!」
ネロ「そーそー。別にお礼なんかいいって」
根津「お前は少しは感謝しろよなっ」
ネロ「はいはい。あーりーがーとー」
166 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:38:25.73 ID:xRwSPTeBo
根津「んじゃ、いい加減俺帰るわ」
シャロ「あ、そうだ!根津くんこれどうぞー」
根津「んだよこれ、魚?」
ネロ「あ、それ僕が釣ったのに」
シャロ「まぁまぁ、お礼ですよー」
根津「いやキノコも食わせてもらったし、別にいらねーんだけど……」
コーデリア「気にしないで」
エリー「貰ってください……」
根津「ふーん……まあそこまで言うなら貰っといてやるよ」
167 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:38:53.65 ID:xRwSPTeBo
……
…………
………………
ストーンリバー「どうだったんだラット?」
ラット「ん、何が?」
ストーンリバー「お前もミルキィホームズになんか言われたのか?」
ラット「あー……なんつーかその……」
ラット「お礼言われた」
ストーンリバー「はぁ?」
ラット「あと、キノコ食ってきた。魚も貰った」
168 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:39:37.89 ID:xRwSPTeBo
ストーンリバー「訳がわからないぞ」
ラット「いや、俺にもよくわかんねーよ」
ラット「火つけてやっただけで、やたら感謝されたんだけど」
ストーンリバー「どうしてお前だけそんなことに」
ラット「知らねーって……とりあえず魚焼いて食うか?」
ストーンリバー「……頂こう」
トゥエンティ「今日はこれで美しい僕の出番が終わってしまう……が、悲しむことはないよマイハニー!」
トゥエンティ「また次回、美しい僕と美しい君の出番があるから!」
ラット「今のところそんな予定ねーよ」
ストーンリバー「うむ……美味いなこの魚」
第5話 『スリーカード訴訟?事件』 完
169 :
◆M.H./1MVWY
:2011/02/21(月) 22:40:05.74 ID:xRwSPTeBo
次回予告
,. -!/ / .: ./ ./ / / / . .:/ /./ !|i::!::l | :. | i \>‐ 、
i´/./ / .:: / : | / /// .:: .::/ ./ / /ヾ!<| .l .::|:.l .: :|: i..レ― 、ヽ
Λl/.| l .::| l .:. l , | ./// .::: ..:/.:/ // / l | .:! !l .:.l:. | lr-/ ! .l
ヽ l/:! | .::l: :| :_| l l.::i//.:::: .::/.:/ .// / / /!:/ |_|_ |:: | lソ‐r .ノi
|ヽ| l :::|:::l :: l ̄!`l>:<、':::/ .//::/ .ノr</´l:::|::::: l:: .l .|ニ<ノ
! , l |l::::l:::| :::.| :|,z===sx、` ' / // ´ , z===s、 l:::::/:: /,'!/;;;;\
/;;;l l !::l::::!:::: |<;/ i_ ノiii;;`iヽ ´ イ:_ノiii;;::::lヾ;>:/': //;/ \;;;;;;>
ヽ;;;;;;〉.|!lヽi:、ヽ:::l ゙' .|::!;!jl|;;_| |:::!jll||l:::| /::/::://;;/ |;;;;i
/;;;/ l;;;;|ヽ !_.i ヽヾ!l<ノ ヽヾ!l<ノ i;//://;/: .::.. l;;;;;|
/;;;/ .:|;;;;l:::::ヽ、ヽ  ̄ ̄ '  ̄ ̄ / _ .ノ/;,'::: |::.. |;;;;;l
/;;;/i .:::l;;;;;|::::i:::::`\ , -、 /:::i::::/;;;;l::;:::::l::: |.l;;;;;|
/;;;;' | l: :::||;;;;;l:::|:::::::|:::::iヽ  ̄ ,. イ::::::::|:::l;;;;;;|::l:::::|::: l |;;;;;;l
i;;;;;;i l |!: ::ll;;;;;;|::l :::::l::::::|::::l`丶、 ,. <::::::l::::|::::l::::|;;;;;l:/:::::li::/ ll;;;;;;;|
\| |:lヽ:::|l;;;/:::|、:::|:::::::l::::|:::::::|ri` ‐ ,´ !、:::::i::::ノノ:::ノ!::ヽ;;;|i::::/ |/ ノ レ'
リ \!' ヽ、!ヽ!ヽ!、|、:lヽ、/ `/ヽ,ヘi i::ノ'///:::ノ!` !ノ ノ/ノ
アンリエット「そろそろわたくしの出番が欲しいところですね」
シャロ「まだ出せるかわかんないですー」
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/21(月) 22:40:37.06 ID:xRwSPTeBo
終わり。流れ的にも次は生徒会長が出せるといいな
171 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/21(月) 23:55:09.75 ID:uZX1cZMwo
乙
172 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/22(火) 00:20:18.87 ID:SosJOQzYo
乙
ラ…ラビットさん爆発しろ
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/22(火) 00:31:31.72 ID:UfyxMigXo
乙
根津くんは優しいですー
174 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/27(日) 07:57:39.95 ID:I9bGfUUFo
しばらく更新ができないかもしれないです
続けてはいきたいと思ってるのでお待ちください。待ってる人いるかしらないけど
175 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/27(日) 08:29:01.20 ID:URtM57xpo
待ってるよー
176 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/27(日) 23:12:09.44 ID:14UTYnX0o
楽しみにしてるよ
177 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/02/27(日) 23:25:54.43 ID:k2sV1lE+o
いるよーいるよー
178 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/01(火) 00:51:14.33 ID:4hIPK2wAo
続きまだー?
179 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/01(火) 01:44:28.30 ID:PkhuiO++o
まだですー
180 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/06(日) 21:47:13.16 ID:/i6W9m84o
おはよーおはよー
181 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/10(木) 01:35:08.72 ID:J+v+ni5do
続きまだぁ?
182 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/10(木) 04:30:22.76 ID:3kVh87PUP
まだですー
183 :
◆M.H./1MVWY
:2011/03/12(土) 19:07:20.37 ID:PuSUamh5o
とりあえず生存報告です。一応私自身は地震の影響はうけてません
被災地の方には安全を願うのみです
あと、現在書ける状況にはなったのですが、スランプというかモチベ低下というか
早い話ネタがいまいち思い浮かないし上手く文に出来ない状況……
予告したとおりアンリエット生徒会長を出したいんだけどなぁ
もしかしたら次から唐突に変なのが始まるかも。てかネタが欲しい
184 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/12(土) 19:22:48.77 ID:HGhNDJSIO
無事で良かったですー
185 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/14(月) 20:43:15.51 ID:ZsnAXcIJo
頑張れ
186 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/15(火) 01:28:22.27 ID:RNAzH4qXo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1299904027/50
↑でも書いたけど、思いついたら書きたくて仕方なくなってきた
こちらは一旦休止or更新ペースをかなり気まぐれにして、書いちゃっていいんだろうか
ていうか、見たいネタ言ってくれぃ。それ書くから
なんかネタ思い浮かばねえとか思ってたら、なんかどんどんモチベ下がる、それでさらにネタ思い浮かばない
思い浮かんでも文に上手くできない。面白いのかなって思っちゃう。やばい、負のスパイラル
187 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/15(火) 03:06:45.24 ID:sEtkhr73o
小林先生とミルキィでワイワイやって欲しいな
ギャグでもラブでもエロでもネロでもいい、小林先生を中心に形成される真・お花畑が見たいんや!
188 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2011/03/15(火) 09:28:29.72 ID:KZq0J2jAO
ネタや展開を安価するとか
189 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/03/15(火) 14:17:22.75 ID:sEtkhr73o
流れの早いVIPじゃないし、安価するぐらいなら思いついた人が思いついた分レスして良いんじゃなイカ?
190 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(奈良県)
[sage]:2011/03/15(火) 22:30:01.93 ID:3p67qobno
小林先生モノは俺も見たいゾ
191 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(奈良県)
[sage]:2011/03/28(月) 21:56:09.45 ID:ZX02zT/Jo
4日書き込まないだけで落ちるスレもあれば一週間以上開けても大丈夫なスレがあるけどどういう基準なんだろう
192 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:09:44.92 ID:pOXhdyyCo
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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/:::::::::::/:::::::::::/::::::|:::::{《薔}》}::::::::::::| ./ チ 私 こ こ |
./:::::::::::/:::::::::::/:::::::::|:::::ゞ゙゙イヽヽ::::::::| | ャ を れ こ |
/:::::::::::/:::::::::::::|:::::::::::|イl::::::::|;;;;l;;;;l:::::::| < ン ア を は .|
|::::::::::/::三云≧ ̄ ̄≦云ミ|_/ゞ :::::::| | ス ピ 書 実 |
レ´ ̄l::::/{トy;;l {トy;;l ||:::::::::::::::::| | : | く は |
l::::| 乂_リ 乂_リ /::::::::::::::::::| | : ル 気 ち .|
/:::::l ;;; ___ ;;; く::::::::::::::::::::| | ! す が ゃ .|
./::::::::ゝ、u ヾ l /:::イ ̄ヽ::::::| | る あ ん .|
`- +-イ≧=`ー<イー:::>―〈:::::| | る と |
__ ├イ;;〈 <{;;;∞;;;}> ] 〉::::|;;;;\:::l | .|
.ィ〉/| ト、_/|:::|;;;;'ー、ゝ∧ ィ;;;;;;|:::::|;;;;;;;;;;ゝ \_________/
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〉 {{ 〉 `ーY };;;;|::::|;;;;;;;;;{{ }><{ }};;;;l:::::|;;;;;;;;;;;;;;|
>{{ 〉ーイ }};;;;;|::::|;;;/{{ }><{ }}"}rゞゝー;;;;;;;|
. ―――― l ト -7ー―――― > , ̄ゞ、 レ、;;;;;|
/ V / `て/イ/ゞゝ\|
というわけでちょっとしたエイプリルフールネタでも
番外編 『4月1日の嘘つき事件』
193 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:10:26.90 ID:pOXhdyyCo
シャロ「今日はエイプリルフールですね! どんな嘘をつきましょうか」
ネロ「おはよー……ってシャロだけ?」
シャロ「あ、ネロ……そうだ、早速」
ネロ「ん?」
シャロ「ネロ、知ってた? 円周率って3じゃないんだよ?」
ネロ「は? 何当たり前なこと言ってるのさ」
シャロ「え」
ネロ「言うことはそれだけ?」
シャロ「あ、そっかー。エイプリルフールだもんね。ネロも合わせて嘘ついてるんだよね」
194 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:10:54.99 ID:pOXhdyyCo
ネロ「シャロ……円周率は本当に3じゃないよ」
シャロ「そ、そんなはずないよー」
ネロ「だったら、これ見てみなよ」
シャロ「これって、数学の教科書?」
ネロ「そそ、それのここ見て」
シャロ「円周率は……3,1415926535……」
シャロ「ずーーーーーーっと、数字が続いてる……」
ネロ「ね、円周率は3じゃないだろ?」
シャロ「衝撃の事実です……」
195 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:11:22.99 ID:pOXhdyyCo
ネロ「しかし、そっか……今日はエイプリルフールかぁ」
ネロ「せっかくだから僕も誰かを……」
エリー「あ……ネロ……」
ネロ「エリーじゃん……そ〜だ」
ネロ「あのさ僕、小林と付き合うことになったんだよね〜」ニヤニヤ
エリー「え……小林さんとネロが……」
ネロ「そうそう」
196 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:11:51.61 ID:pOXhdyyCo
ネロ「もう一緒にデートしたりさ」
エリー「で、でーとなんて……ずるい……」ゴニョゴニョ
ネロ「もうキスとかしちゃったり……」
エリー「き、キス……///」カァァァ
ネロ「んでさらには……」
エリー「はぅぅぅぅ…………」バタ
ネロ「あれ、エリー? おーい、エリー!?」
エリー「……」
ネロ「反応ないや」
197 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:12:22.57 ID:pOXhdyyCo
エリー「今日はエイプリルフールでした……」
エリー「う、嘘でよかったぁ……」
エリー「で、でもそれだったら……私も……」
コーデリア「あら、エリー?」
エリー「あ、コーデリアさん……」
コーデリア「どうしたの? 顔が赤いわよ?」
エリー「あ……別になんでもないです……」
198 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:12:51.12 ID:pOXhdyyCo
エリー「あの……コーデリアさん……」
コーデリア「なに?」
エリー「じ、実は……私……」
エリー「こ……小林さんと……」
コーデリア「教官と?」
エリー「つ、つき……あ……」
エリー「だめぇっ……! やっぱり……っ恥ずかしい……!」ダダダ
コーデリア「あ、ちょっとエリー?」
コーデリア「何だったのかしら?」
199 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:13:20.80 ID:pOXhdyyCo
コーデリア「そういえば今日はエイプリルフールだったわね」
コーデリア「さっきエリーの様子が変だったのも、きっとそれが原因ね」
コーデリア「うーん、私もなにか嘘をついてみようかしら」
コーデリア「でも……どんな嘘をつけば……」
小林「やあ、コーデリア」
コーデリア「あ、教官」
小林「コーデリアは、今日が何の日か知っているのかい?」
コーデリア「はい、エイプリルフールですよね」
200 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:13:50.34 ID:pOXhdyyCo
小林「そうだね。コーデリアはもう何か嘘をついたりしたかい?」
コーデリア「えっと……はい」
小林「へぇ、どんな?」
コーデリア「その……今のが……」
小林「え?」
コーデリア「嘘をついた、っていう嘘を……」
小林「あはは、そうなのか。つい騙されちゃったな」
コーデリア「ううぅ……なんか恥ずかしい……」
201 :
◆M.H./1MVWY
:2011/04/01(金) 16:15:42.52 ID:pOXhdyyCo
というわけでちょっとした小ネタでした
ついでに宣伝。こちらのSSもよろしく!
しばらくはこっちを書いてるからね
シャロ「あたしたちは!」 インデックス「ミルキィホームズ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1300427937/
202 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 16:25:13.81 ID:p4QqbOhNo
乙
ネロかわいい
203 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/04/18(月) 12:51:28.52 ID:6M77QfHCo
乙
ゲーム版をクリアした直後だから、小ネタが面白い
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