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葉「なぁ、おいらの持ち霊になってくれないか?」リューク「?」 -
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1 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:34:32.65 ID:3VSis8nA0
【麻倉葉 自宅】
葉「なぁ、たのむよ?」
リューク「お前、オレの姿が見えるのか?」
葉「ん?あぁ、見えるよ。なんたって、おいらはシャーマンだからな!」
リューク「シャーマン?霊媒師のことか?」
葉「あぁ、そうさ。シャーマンはこの世とあの世をつなぐのが仕事。だから、お前のこともちゃーんと見えてるよ?」
リューク「…」
葉「なぁ、そんなことはどうでも良いから、おいらの持ち霊になってくれよ!」
リューク「持ち霊ってのが何なのか、オレにはわからないが…。オレと取引をしたいのなら、そこにあるノートを拾えば良い」
葉「ノート?これか?」
リューク「そうだ。その中に使い方を書いてあるから、読んでみろ」
葉「えーと…、ほわ、と、うせ???」
リューク「英語だ」
1.5 :
荒巻@管理人★
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【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2024/04/30(火) 10:03:32.45 ID:GvIXvHlao
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714439011/
VIPでガンダムVSシリーズ避難所【マキオン】 @ 2024/04/30(火) 07:03:33.32 ID:jpWgxnqGo
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今日も人々に祝福 @ 2024/04/29(月) 23:42:06.06 ID:cZ/b8n+v0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1714401725/
ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part12 @ 2024/04/29(月) 20:01:59.10 ID:OQox+0Ag0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714388519/
私が書いた文だ 一度読んでみて @ 2024/04/29(月) 13:03:50.96 ID:zomKow9K0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714363430/
私が書いた文はどう? @ 2024/04/29(月) 12:48:33.59 ID:6mJNXBCE0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714362513/
感情から生まれたものたちとの物語【安価】 @ 2024/04/29(月) 10:45:54.36 ID:0XsgiyN10
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714355153/
【安価】タイトルからあらすじを想像して架空の1クールアニメを作る 2024春 @ 2024/04/28(日) 16:37:54.07 ID:PHuiugtM0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714289873/
2 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:35:08.60 ID:3VSis8nA0
葉「英語ぉ?あー、ダメだ、おいら英語なんか読めないよー」
リューク「…いいか、そのノートは、デスn…」
阿弥陀丸「葉どの!葉どのー!」
葉「ん?あー、阿弥陀丸か。どうした?」
阿弥陀丸「葉どの!まん太どのから電話でござるよ」
葉「まん太から?わかった。なんだろう?」
葉「悪い、えーっと…」
リューク「リュークだ」
葉「あぁ、リューク。電話してくるから、ちょっと待っててな!」
リューク「…」
阿弥陀丸「葉どの!こっちでござる」
3 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:35:46.16 ID:3VSis8nA0
葉「あー、もしもし?」
まん太「もしもし?葉君かい?」
葉「あぁ、どした?」
まん太「携帯電話買い替えたからさ、電話番号教えておこうと思って」
葉「へー、新しい携帯か!良いなー!」
まん太「じゃぁ、番号言うから、メモの準備は良いかい?」
葉「あ、ちょ、ちょっと待ってな…。えーと…、あ、このノートで良いや」
まん太「じゃ、言うよ?0X0-OOOO-OOOO だよ」
葉「えーと、まん太、名字は小山田だったよな?」
まん太「うん。そうだよ」
葉「小山田まん太、0X0-OOOO-OOOOっと。よしメモった」
まん太「あとで電話ちょうだいね。ボクはこれから塾だから。じゃ!」
葉「おぅ。またな」
まん太「…うぅぅっ」
〜第一廻 リュークとの出会い〜
被害者:まん太
死因:心臓麻痺
〜続く〜
4 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:39:28.00 ID:3VSis8nA0
〜第二廻 竜の旅立ち〜
【ふんばりが丘 墓地 深夜】
ボールボーイ「まさか…、竜さんにシャーマンの才能があったなんて…」
マッスルパンチ「あぁ、驚きだな」
アパッチ「で、シャーマンファイトだっけ?」
ブルーシャトー「あぁ、なんだか知らないけどな。明日から旅に出るって言ってた」
スペースショット「竜さん…、もうしばらく会えないのかなぁ」
アパッチ「何か俺たちで出来ることってないかな?」
マッスルパンチ「じゃぁさ、俺たちで寄せ書きしようぜ!」
ブルーシャトー「お!良いねー!」
スペースショット「やろうやろう!!」
ボールボーイ「ちょ、ちょっと待てよ」
スペースショット「ん?なんだよ?」
ボールボーイ「あ、あのさぁ、寄せ書きって言ったら色紙だろ?でも、もうこんな時間で、今から色紙なんて買いに行けないぜ?」
全員「…」
5 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:40:00.45 ID:3VSis8nA0
葉「お?なんだ、おまえら、竜の仲間じゃねーか。こんなところで何してんだ?」
マッスルパンチ「あ、あんたは…」
ボールボーイ「実は俺たち、竜さんに寄せ書きを送ろうと思ってたんだけど、今からじゃ色紙を用意できなくて困ってるんだよ」
葉「なんだ、そんなことか。それなら、このノートに書けば良いさ」
リューク「え?」
スペースショット「え?」
葉「おいらも竜と一緒に行くから、あいつに渡してやるよ」
リューク「お、おい…」
ブルーシャトー「ほ、本当か?」
葉「あぁ!」
ボールボーイ「やったー!ありがとう!じゃぁ、さっそくみんなで書こうぜ!」
全員「おー!」
アパッチ「ところで、寄せ書きの真ん中には何て書く?」
ボールボーイ「そーだなー。『ベストプレイスを見つけてください』とか?」
ブルーシャトー「いや、それじゃ、待ってる俺たちが何もしてないで、ただ待ってるだけみたいじゃないか」
全員「んー…」
6 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:40:59.73 ID:3VSis8nA0
マッスルパンチ「あ!そうだ!竜さんと言えば、『愛』だよ『愛』!だから、『木刀の竜 愛に生き 愛に死す』ってのはどうだろう?」
全員「おー!かっこいい!それにしよう!」
マッスルパンチ「んじゃ、まずそれを書いてと…」
ブルーシャトー「出発は明日だっけ?」
葉「あぁ、そうだよ」
マッスルパンチ「んじゃ、日付は明日で…。よし。じゃぁ、あとは俺たちの名前を順番に書くぞ!」
マッスルパンチ「まず俺から、『マッスルパンチ』…と」
スペースショット「なぁ、あだ名だけじゃダメなんじゃないか?寄せ書きなんだから、本名も書いておいたほうが良いような」
マッスルパンチ「そうだな!よし…………と。できた。はい、次!」
ボールボーイ「次は俺だ!えーと…………と。はい、次!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ブルーシャトー「よーし、最後は俺だな。えーと…………と。できた!」
マッスルパンチ「じゃぁ、コレ。竜さんに渡しておいてくれよ!頼んだぜ!」
葉「あぁ、わかった!じゃぁな!」
全員「ありがとう!竜さんによろしくー!!」
7 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 00:41:32.03 ID:3VSis8nA0
【翌日 旅立ちのシーン】
竜「どうしたんだかなー…」
葉「どうかしたのか?竜」
竜「あ、葉のダンナ。いや、マッスルパンチたちに電話してるんですけどね。誰も電話に出ないんスよ」
葉「ふーん。一応別れの挨拶だから、照れてるんじゃないのか?」
竜「そうスね!じゃぁ、行きましょう!ダンナ!!」
葉「おう!」
〜第二廻 竜の旅立ち〜
被害者:ボールボーイ
マッスルパンチ
ブルーシャトー
アパッチ
スペースショット
その他 竜の手下 多数
死因:「愛」
※竜:ニックネーム表記のため命拾い
〜続く〜
8 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/22(火) 00:43:01.68 ID:3VSis8nA0
ありがちな設定な気もしますが。
同様の設定は検索しても見つかりませんでした。
このまま続けて良いのかどうか、どうなんでしょうか?
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 00:46:12.50 ID:HV1RSKAVo
>>8
続けて良いとか悪いとかあるの?
自分が続けたいなら続ければいいんじゃないの? 違うの?
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(山陽)
[sage]:2011/11/22(火) 00:46:14.72 ID:F3vD/I0AO
確認するぐらいならかくなよ
11 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/22(火) 00:51:07.55 ID:3VSis8nA0
>>10
ですよね。
申し訳ないです。
書き始めたので、続けます。
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 00:53:42.78 ID:VagAUo1IO
一発ネタなのかストーリー物なのか
13 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/22(火) 00:56:22.40 ID:3VSis8nA0
>>12
短編ですが、ストーリーものです。
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[eeuykcoi@cavljnom.com]:2011/11/22(火) 00:57:45.92 ID:bwsdugoS0
comment6,
http://lasix-vs-demadex.webstarts.com/
lasix uses for, >:DD,
http://zithromax-baratron.webstarts.com/
zithromax and birth control pills, 8-]],
http://dailybooth.com/williamshorn53/20342797
doxycycline use in animals, ezx,
http://dailybooth.com/williamshorn53/20342802
jama and glucophage, 7640,
http://dailybooth.com/williamshorn53/20342824
valtrex jc virus, 8]],
http://dailybooth.com/williamshorn53/20342780
esophageal ring and accutane, 20477,
http://purchase-compounded-liquid-doxycycline-feline.webstarts.com/
doxycycline resistance canine, :PP,
http://dailybooth.com/williamshorn53/20342811
levitra insurance coverage, 333681,
http://dailybooth.com/williamshorn53/20342795
uses cipro, qghxcw,
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage saga]:2011/11/22(火) 01:15:59.16 ID:Wb+ipjTG0
久々に腹抱えて笑ったwww
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 13:13:02.45 ID:O0r5ljbSO
始まって早々まん太死んだwwwwww
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 14:03:22.77 ID:UNpEnAjYo
マッスルパンチとかもあだ名だろ
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 14:19:37.88 ID:lmjysSbkP
ちゃんと嫁盲目
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(北海道)
[sage]:2011/11/22(火) 15:42:21.75 ID:FxJKZEkk0
死因:愛wwww
20 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/22(火) 17:22:08.78 ID:3VSis8nA0
>>15
>>16
>>19
楽しんでいただけているようで、ほっとしました。m(__)m
>>17
>>18
竜の手下達は、あぁ見えて小市民ですよね。
そのかわいいところが仇となってしまいました…。
21 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 17:22:44.40 ID:3VSis8nA0
〜第三廻 仲間との再会〜
【成田空港】
葉「うわー、すげー人だなー。おいら、空港なんて初めてきたよ」
阿弥陀丸「葉どの!これはなんでござるか?何やら美味しそうでござる」
葉「阿弥陀丸、おめーも喰いたいか?でも、おいらアンナからお小遣い少ししかもらえなかったからなぁ」
リューク「何してるんだ?」
葉「ん?いや、仲間を待ってるんだよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【数日前 電話での会話】
阿弥陀丸「葉どの!葉どのー!」
葉「なんだよ、朝っぱらから」
阿弥陀丸「連どのから電話でござるよ」
葉「連から?」
阿弥陀丸「こっちでござる」
葉「もしもし?」
連「葉か…。元気そうだな」
葉「おー、連。おいらは元気だよ?そっちこそ背は伸びたか?うぇっへっへっへ」
連「やかましい!私の背のことなど、キサマには関係ないだろう!!」
葉「うぇっへっへっへ」
22 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 17:23:26.86 ID:3VSis8nA0
連「…まぁいい。ところで頼みがある」
葉「なんだ?」
連「間もなくシャーマンファイトだが、日本に行く航空券を買ってほしい」
葉「別に良いけど、なんで?」
連「格安航空券というのがあるだろう。日本で買った方が安いのだ」
葉「へぇー、よくわかんねぇけど、そいうもんなのか?」
連「今から情報を伝えるから、そのとおりに用意しろ」
葉「あ、あぁ、えーと…、よし。いいぞ」
連「まず、俺の分だ。名前は道連。フルネームでちゃんと書けよ」
葉「あぁ。…と、次は?」
連「性別は、男」
葉「性別?そんなの必要なのか?」
連「何も知らんやつだな。パスポートの情報が必要なんだ」
葉「わかった、わかった。えーと、男し、っと」
連「…」(なんだ、「だんし」って。男性と書け、このバカ…)
連「日付は、○月●日 XX空港」
葉「うん…、うん…」
23 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 17:23:56.62 ID:3VSis8nA0
連「同じようにして、ホロホロの分も頼む。奴は今、こちらに来ている」
葉「わかった。あいつは、うすいホロケウだったよな?」
連「あぁ」
葉「…と。よし、これであとはアンナに頼めば大丈夫だ!」
連「葉…」
葉「なんだ?」
連「シャーマンキングになれるのは一人だけだ」
葉「?」
連「キサマのことは仲間だと思っているが、いずれは敵同士だ。覚悟しておけよ」
葉「うぇっへっへっへ。あぁ、わかってるよ。連。じゃぁな」
連「シャーマンファイトで会おう…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
葉「と、いうわけで、連とホロホロが来るはずなんだけどなぁ…」
リューク「え…」
阿弥陀丸「葉どの!飛行機はすでに到着しているようすでござったぞ」
葉「そうかー。おかしいなぁ」
竜「葉のダンナぁ、あいつらもう、横茶基地に行ってるんじゃないスかねぇ」
葉「うーん。せっかく迎えに来てやったのに。まぁ、いいか」
葉「んじゃ、横茶基地に行くぞ」
竜「へい!ダンナ!!」
リューク「…」
〜第三廻 仲間との再会〜
被害者:連
ホロホロ
死因:出発空港で「アッー」
〜続く〜
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 17:35:59.61 ID:O0r5ljbSO
男し=男死=アーッ!かwwwwww
25 :
:名無しNIPPER
[sage]:2011/11/22(火) 18:10:01.46 ID:Hj4FK2IAO
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
死にすぎwwwwwwwwwwwwワロタwwwwwwwwww
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/22(火) 18:24:48.92 ID:O0r5ljbSO
レンって漢字「連」じゃなくて「蓮」じゃなかったか?
27 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/22(火) 18:31:59.83 ID:3VSis8nA0
>>24
はい。そのとおりです。
苦しんで死んだか、嬉しくて死んだかは、神のみぞ知るところです。
>>25
この先も、どんどん死んでいきます。
>>26
あぁぁぁぁ、間違えていました。orz
伏線でも何でもありません。私の間違いです。申し訳ありません。
訂正します。ご指摘、ありがとうございます。m(__)m
誤:道連
正:道蓮
28 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 19:09:17.94 ID:3VSis8nA0
〜第四廻 パッチの痕跡〜
【アメリカ大陸 某所】
竜「オーバーソウル・ビッグ親指!!」
葉「おぉー!」
竜「ささ、葉のダンナ、乗って乗って!」
葉「あぁ…。しかし、もー、どうしたら良いんかなー…」
竜「そうスねぇ…」
阿弥陀丸「いきなり飛行機が消えるなんて、おどろいたでござるな」
蜥蜴郎「結局、連もホロホロもいなかったしな」
阿弥陀丸「何かあったのでござろうか…」
リューク「…」
竜「ところで、ダンナ。この怖い顔したコイツ、誰なんスか?」
リューク「オレのことか?お前もオレの姿が見えるのか?」
葉「だから言ったろ?リューク、おいらたちはシャーマンなんだよ。おまえが見えるのは当たり前だよ」
リューク「そうなのか…」
葉「竜、こいつは、おいらの持ち霊。リュークってんだ。よろしくな」
竜「へ、へい…」
葉「それにしても、ここはどこなんだろな?」
竜「とにかく、近くの街まで移動しやしょう!ダンナ!」
葉「そうだな」
29 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 19:09:52.27 ID:3VSis8nA0
【街の図書館】
図書館職員「んー、何度調べても、パッチなんて部族の情報は見当たらないけれど…」
竜「いや、そんなはずは…」
阿弥陀丸「どういうことなのでござろうか」
蜥蜴郎「俺たち、パッチとか言う奴らに騙されてんじゃないのか?」
葉「いや、シルバはそんな奴じゃねぇ。おいらにはわかる」
図書館職員「あ、ちょっと待ってくれたまえ、君たち」
竜「?」
図書館職員「たしか、ここに…。あ、あった、あった」
葉「何かわかったのか?」
図書館職員「あぁ、ここに古い歌の資料があるんだがね、その歌詞の一部に、その『パッチ』という名前が出てくるんだよ。ほら、ここだ」
葉「ふーん。よくわかんねぇ」
30 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 19:10:25.79 ID:3VSis8nA0
図書館職員「これは、セミノア族という少数民族に古くから伝わる歌なんだが、そのセミノア族の子孫がこの街にいる。彼女に会いに行けば、何かわかるかもしれないよ」
竜「ダンナ!」
葉「よーし、そいつのところに行ってみよう。なぁ、ここに、そいつの住所を書いてくれよ」
リューク「え…」
図書館職員「あぁ、良いとも。えーと、名前は『リリララ』住所は………、と。はい、どうぞ」
葉「ありがとう!」
竜「よーし!行きやしょう!ダンナ!!」
阿弥陀丸「良かったでござるな。葉どの」
図書館職員(…今、何か化け物のような物が見えたような気が)
図書館職員(疲れているのかな…。ははは…。今日はもう閉めて寝よう…)
31 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 19:10:56.22 ID:3VSis8nA0
【リリララの家】
竜「なん…、だ、こりゃぁ…」
蜥蜴郎「死んでるな」
葉「…」
リューク「…」
阿弥陀丸「誰かが、拙者たちの邪魔をしている、ということなのでござろうか…」
葉「くそっ…。おいらは…、おいらは、シャーマンキングになりたいだけだってのに…」
阿弥陀丸「葉どの…」
リューク「…」
〜第四廻 パッチの痕跡〜
被害者:リリララ
死因:心臓麻痺
〜続く〜
32 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:27:12.93 ID:3VSis8nA0
〜第五廻 助けに行く!〜
【麻倉家 本家】
たまお「葉さま…。私が、葉さまを…」
たまお「え?…きゃっ!誰なんですか?あなたは…」
レム「ん?お前は私のことが見えるのか?」
たまお「え…」
レム「そんなに怯えるな。私の名前はレム。死神だ。私の質問にも答えろ」
たまお「死神さん、ですか」
レム「…」
たまお「は、はい。見えます。私は麻倉家にお仕えしているシャーマンですから。霊的なものを見ることができます」
レム「そうなのか」
たまお「ところで、何か私に用ですか?」
レム「お前は話が早いな、助かる」
たまお「あ、ありがとうございます…」
レム「お前、今、葉って言ってたろ?そいつに興味がある。一緒に連れて行け」
33 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:27:41.84 ID:3VSis8nA0
たまお「葉さまのところに、ですか?」
レム「そうだ。今、そいつのところには、リュークって名前の『友達』がついているんだよ。何をしているのか楽しそうだから、連れて行け」
たまお「…」
レム「安心しろ。別に、お前をとって喰ったりなんかしやしない。それに、代わりと言ってはなんだが、このノートをお前にやろう。デスノートだ」
たまお「デスノート?」
レム「そうだ。それは、私とお前の絆ともなる。それに、使い方によっては、お前の役に立つだろう」
たまお「そうなんですか。わかりました」
レム「そのノートの使い方なんだが…」
たまお「ちょ、ちょっと待ってうださいね。そんなに大事なものなら、ちゃんと名前を書いておかないと…」
レム「お、おい…」
たまお「玉村 たまお…、と。お待たせしました。それで、使い方ってどうやるんd…、う、うぅぅっ…」
レム「…」
〜第五廻 助けに行く!〜
被害者:玉村 たまお
死因:心臓麻痺
〜続く〜
34 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:51:12.41 ID:3VSis8nA0
〜第六廻 新しい仲間との出会い〜
【レストラン】
葉「いやー、助かったよ。おいらたち、あんま金持ってなかったからさ」
竜「ダンナ!こっちも美味しいですぜ!!」
リゼルグ「フフフ。それは良かったよ」
葉「それにしても、どうして、おいらたちの仲間になりたいんだって?えーっと…」
リゼグル「リゼルグだよ。リゼルグ・ダイゼル。僕には目的があるんだよ」
葉「目的?」
リゼルグ「うん。でも、その目的を果たすためには、僕の力はあまりにも小さい。だから、君たちのような仲間が必要なんだ」
葉「ふーん。まぁ、どうでもいいや。よろしくな!リゼルグ!」
リゼルグ「うん。こちらこそ」
35 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:51:44.58 ID:3VSis8nA0
竜「ところで、リゼルグ。どうやって俺たちに追いついたんだ?」
リゼルグ「あぁ、それはね。これだよ。ペンデュラムって言うんだ。ダウジングの道具として世間には知られている」
リゼルグ「これを使って追跡していたんだけど、途中で突然その反応が消えちゃってね。正直、僕もどこへ行ったら良いか、道に迷っていたんだよ」
蜥蜴郎「消えたってのは、リリララのことだな」
葉「…」
リゼルグ「それで、とある家に残っていた君たちの気配をダウジングして追ってきたのさ」
竜「ふーん…」
阿弥陀丸「して葉どの。この先、どうするでござるか?」
葉「どうしよっか」
リゼルグ「それなら僕に任せてよ。また、このペンデュラムを使えば、何かしら関係のあるところへ行けるはずだよ」
葉「よし、わかった。頼むよ、リゼルグ」
リゼルグ「うん」
36 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:52:19.95 ID:3VSis8nA0
【とある山小屋】
葉「くー、寒い!」
リゼルグ「でも、助かりました。ありがとうございます。その…」
ブルーベル「ブルーベルよ。ブルーベル・ブロック。この国立公園のパークレンジャーをしているのよ」
竜「レンジャー?」
ブルーベル「そうよ。管理人みたいな物ね。さぁ、ミートパイが焼けたわ、どうぞ」
葉「ありがとう!…うめー!!ほら、リゼルグも喰えよ!」
リゼルグ「うん。ありがとう、葉君」
竜「あんた…、さっきからたまに暗い顔してるけど、何かあったのか?」
ブルーベル「…」
リゼルグ「良かったら話してもらえないかな」
ブルーベル「最近ね、密猟者が増えてきてしまっていて。保護動物の灰色熊の密猟がたえないのよ」
竜「なんだって。動物にやさしくできねぇ奴は最低だ。許せねぇですぜ、ダンナ!」
ブルーベル「その中でも、アポロっていう大きな灰色熊がいるんだけど、その子は私の大切な友人でもあるの。その子が小さいときに怪我をして、一時的に保護していたときがあるのよ」
リゼルグ「その熊が密猟者に狙われてるってことなんですね?」
37 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:53:01.05 ID:3VSis8nA0
ブルーベル「えぇ…。ただ、アポロは、灰色熊のなかでも特に大きくて強いから、簡単にはやられないと思うんだけど」
葉「なーんだ、それなら安心だよ」
リゼルグ/竜「?」
ブルーベル「どういうこと?」
葉「おいらは、これからシャーマンキングになるんだ!そうしたら、みんなの願いもかなう。そのアポロってやつも、おいらが助けてやるよ!今日の御礼だよ!」
竜「さっすが、葉のダンナ!」
ブルーベル「あなたの言っていることがわからないわ?なぁに?その、シャーマンキングって…」
葉「まぁ、気にするなよ。まだ少しだけ時間がかかるけど、アポロだって簡単にはやられないんだろ?」
ブルーベル「え、えぇ…」
葉「じゃ、少しだけ待っててくれよ。でも、おいら忘れっぽいからさ、ここに名前とか書いて欲しいんだ」
ブルーベル「ふぅ…。なんだか良くわからないけど…。わかったわ。そのノート、こっちに貸して…」
リューク「え…」
葉「おう」
ブルーベル「えーっと…、ブルーベル・ブロック、…と」
葉「熊の名前も書いておいてくれよな」
ブルーベル「う、うん…。灰色熊アポロ…、と場所も書いておくわね。●●ナショナルパーク、…と」
38 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/22(火) 21:53:32.50 ID:3VSis8nA0
葉「よし。それで良いよ。ノート返してくれ」
ブルーベル「はい、これ…」
竜「ところで、このミートパイ、美味いっスねぇー!」
葉「そうだな!竜!リゼルグもちゃんと喰ってるか?」
リゼルグ「うん、食べてるよ」
葉「なぁ、ブルーベル。これ、おかわりは無いのか?」
ブルーベル「…」
葉「?」
リゼルグ「どうかしたんですか?ブルーベルさん…」
ブルーベル「行かなきゃ…、ならないところができました…」
竜「行くって、どこへ?」
葉「どうしたんだよ、いきなり」
ブルーベル「何も…、お話することは…、ありません…」
竜「お、おい、あんた…」
リゼルグ「ブルーベルさん…?」
葉「んー?どこ行っちまったんだ?」
蜥蜴郎「レンジャーとかの仕事なんじゃないのか?」
阿弥陀丸「何かを守る仕事というものは、きびしいものでござる!うむ!」
葉「そうかー。なら、しかたねぇな。おいらたちは、もう寝よう!」
竜「ですね!そうしやしょう、ダンナ!」
リゼルグ「う、うん…」
〜第六廻 新しい仲間との出会い〜
被害者:ブルーベル
死因:アポロに襲われる
〜続く〜
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 00:13:29.75 ID:j4DyWLTSO
もうこいつにノート持たせんなwwwwww
40 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 00:33:58.79 ID:/C4cHZ3H0
>>39
ですよね。もう最悪です。
41 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 00:35:16.88 ID:/C4cHZ3H0
〜第七廻 チーム結成〜
【メサ・ヴェルデデ】
葉「うわー、なんかスゴいな、ここ」
リゼルグ「うん。調べたところによると、かつて滅んだ古い部族の村だったって話だけど…」
竜「って言うか、モロに観光地化してるじゃねぇですかい」
葉「あ、こっちに抜け道っぽいのがあるぞ?」
リゼルグ「葉君、そこは立ち入り禁止の札がかかっているよ…?」
ターバイン「そうとも。そこから先は限られた者しか入れないのです」
竜/リゼルグ「?!」
ターバイン「ただし、私たちは、その通行許可証を持っているから、君たちも一緒に連れて行ってあげようか?」
葉「おー、そいつはありがたいな。よろしく頼むよ」
リゼルグ「ちょっと待って!葉君…、こいつらは…」
葉「ん?どうした?リゼルグ…」
42 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 00:35:48.01 ID:/C4cHZ3H0
阿弥陀丸「葉どの、こいつら、持ち霊を従えているでござるよ…」
ターバイン「…」
葉「?」
竜「おい、どうしたんだ?リゼルグ」
リゼルグ「こいつらは…、ハオの仲間!!」
葉「…」
竜「そういや、横茶基地で見かけた連中ですぜ!葉のダンナ!!」
葉「んー…。まぁ、良いじゃねぇか。連れて行ってくれるって言ってるんだから、ついて行くぞ」
リゼルグ「葉君!」
葉「まぁ、リゼルグも落ち着けよ。まだ、シャーマンファイトは始まってないんだぞ?」
リゼルグ「…」
ターバイン「ただし、その前に、君たちには試練をあt…」
葉「さぁ、行くぞ!!お前らも、さっさと案内してくれよな!」
ターバイン「…」
43 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 00:36:33.35 ID:/C4cHZ3H0
【メサ・ヴェルデデ深部 パッチの村】
阿弥陀丸「なんと…、これは…!」
リゼルグ「こんなところにパッチの村があったなんて…」
葉「おい、こっち来てみろ!おみやげ売ってるぞ!!」
竜「へい!葉のダンナ!!」
チョコラブ「おい、お前ら。のんきなことやってる場合じゃないだろ?」
竜「!!」
葉「お前、誰だ?」
チョコラブ「俺の名前はチョコラブ。いずれシャーマンキングになって、世界を笑いの渦に巻き込む男だ!」
葉「そうか。おいらは、葉。チョコラブ、よろしくな」
竜「ちょ、ちょっとダンナ…」
リゼルグ「そんな場合じゃないって、何か知っているのかい?」
チョコラブ「あぁ、さっさとチームを組まないと、シャーマンファイトには参加できないぞ?」
葉「チーム?」
チョコラブ「チーズ!」
竜(イラッ)
リゼルグ「…」
チョコラブ「いや、今のはギャグだ」
葉「つまらねぇな」
44 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 00:37:33.04 ID:/C4cHZ3H0
チョコラブ「そんなことより、どんどんシャーマンファイト参加者達は3人チームを組んでいる。早く仲間を見つけないとたいへんなことになるぞ?」
葉「そうか、3人チームか…」
ファウストVIII世「葉クン。僕とチームを組んではくれまイカ」
竜「…?!」
葉「おー、ファウストじゃねぇか。久しぶりだな。チームだな、良いぞ」
竜「え?良いんですかい?ダンナ」
葉「あぁ。竜、お前とファウストでおいらのチームだ」
チョコラブ「ちょ、ちょちょ、ちょっと待てよ。俺はどうなるんだよ?」
葉「どうって…」
竜「チームメイトの募集でもすれば良いじゃねぇか」
葉「このノート1枚やるからよ、張り紙でもしろよ」
リューク「え…、また…」
チョコラブ「あ、あぁ、サンキュ…」
葉「ほらよ」
チョコラブ「募集って、何書けば良いんだろうな?」
45 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 00:38:00.74 ID:/C4cHZ3H0
葉「そりゃー、自分の名前と…、あとは…」
竜「特技とか書いておけば良いんじゃ…。ねぇ?ダンナ」
チョコラブ「そ、そうだな。特技か…」
阿弥陀丸「あとは、いつまでに連絡が欲しいとかもあると良いのではござらんか?」
チョコラブ「あぁ、わかった。特技と日付だな」
チョコラブ「えーと、名前と…、特技は『ギャグで笑わせる』、あと日付は3日後くらいで良いかな…。これでよし、と」
竜(ギャグはねぇだろ。ギャグは…)
葉「良かったな。じゃぁな!」
チョコラブ「あ、あぁ、またな」
葉「あれ?そういや、リゼルグがいないなぁ…。ま、いっか」
リューク(もう、どうしたら良いのかわからないな)
リューク(今からじゃ説明もできないし、ほっとこう…)
リューク(それもまた、オモシロッ!!)
〜第七廻 チーム結成〜
被害者:チョコラブ
死因:凍死(ギャグがつまらなすぎて)
〜続く〜
46 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 02:18:39.10 ID:/C4cHZ3H0
〜第八廻 一回戦突破〜
【シャーマンファイト トーナメント一回戦】
カジマヒデ「…」
ゾリャー「ピノ…」
ピノ「…く、くそっ。やら、れたぜ…」
竜「ダンナぁ!お疲れさまでしたぁ!!」
ファウストVIII世「ウフフ…。さすが葉クンでスネ」
葉「竜!こいつら運んでやってくれ」
竜「え?どこにですかい?」
葉「休憩室かなんかあったろ、こいつらそこに運んで怪我の治療をするんだ」
竜「へ、へい!わかりましたぁ!!」
葉「ファウスト、こいつら治療してやってくれないか?」
ファウストVIII世「もちろん、私に任せてくだサイ」
47 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 02:19:21.60 ID:/C4cHZ3H0
【選手控え室】
ピノ「いてててて…」
カジマヒデ「なんだ、その程度の怪我が痛いのか?」
竜(こいつ…、なんてデカイ…)
ピノ「う、うるせぇ!それにしても、やられちまったなぁ…」
ゾリャー「ピノ、そんなに気にするな。もう終わったことだし」
葉「んで、お前らこれからどうすんだ?」
ピノ「んー、どうするって言ってもなぁ…。もう負けちまったし、故郷に帰るよ」
葉「そうか…」
竜「帰り、気をつけてな」
ピノ「あぁ。サンキュ」
ファウストVIII世「まだダメですヨ。治療が途中デス」
ピノ「ん?そうか、まぁ急ぐ必要も無いから、しばらく世話になるよ」
ファウストVIII世「ここにカルテを用意しテ…、おや?どうしまショウ。カルテの用紙が無くなってしまいまシタ」
カジマヒデ「カルテなんか必要ないだろ?」
ファウストVIII世「それはダメデス。治療はきちんとしなけレバ。葉クン、ノートを持っていませんでしタカ?」
48 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 02:19:54.58 ID:/C4cHZ3H0
葉「ん?これか?」
ファウストVIII世「そのノート、少し貸してくだサイ。彼らのカルテを書かなければなりまセン」
葉「ほらよ」
リューク(あぁ…、今回はこういう流れか…)
ファウストVIII世「では、順番に書きまスネ…。まず、ピノさんカラ」
ピノ「あぁ」
ファウストVIII世「ピノ・グレアム、左上腕部複雑骨折、第三肋骨骨折、右足裂傷」
ピノ「なんか、わざわざ言われると、すごい怪我みたいだな…」
ファウストVIII世「次の診察日も書いておくノデ、忘れずにボクのところに来てくだサイ」
ファウストVIII世「次は、トナ・パピク・カジマヒデ、腹部内蔵破裂、顔面裂傷、左手指の骨折、と。次回診断日はピノさんと同じデス」
カジマヒデ「…」
トナ・パピク・カジマヒデ「最後に、ゾリャー・ガガーリク、左鼓膜穿孔、右足打撲。次回診断日は二人と同じデ…、と」
ゾリャー「なんだか、ひどい怪我に聞こえるわね」
ファウストVIII世「ゾリャーさんは、それでも怪我は軽いくらいデス。しかし、鼓膜の怪我は危険なこともあるノデ、感染症などに注意してくだサイ」
ゾリャー「はいはい…」
葉「治療は終わったか?」
ファウストVIII世「ハイ。終わりまシタ」
竜「じゃ、飯でも喰いに行きますかね!ダンナ!」
葉「おう!ピノ、お前らも一緒に来いよな!」
ピノ「わかったよ…」
49 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 02:20:28.73 ID:/C4cHZ3H0
【次の診断日】
ファウストVIII世「どうしたことでショウ…」
竜「あいつら…」
ファウストVIII世「私の治療は完璧だったハズ…。なのに、これはイッタイ?!」
葉「くそっ…。おいらの…、おいらのせいだ…。おいらが本気でやっちまったから…」
阿弥陀丸「葉どの…。葉どのが悪いわけではござらんよ」
葉「…」
阿弥陀丸「戦いとは、戦いでの生き死にとは、こういうものでござる…」
蜥蜴郎「そうだな…」
竜「そうですよ、ダンナ…」
ファウストVIII世「そうでスネ。気にするなら、彼らの想いを背負って、今後の戦いに備えるのデス!」
葉「…わかったよ。ありがとう。竜、ファウスト」
リューク(どう考えても悪いのはこいつだな…)
リューク(でも、ほっとくしかない…)
〜第八廻 一回戦突破〜
被害者:ピノ・グレアム
トナ・パピク・カジマヒデ
ゾリャー・ガガーリク
死因:怪我の悪化
〜続く〜
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
:2011/11/23(水) 02:29:02.08 ID:YVtJ85Iyo
ゾリャーはコードネームじゃなかった?
51 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 02:31:16.50 ID:/C4cHZ3H0
>>50
えぇっ!そうなんですか…。それは失態でした。
調査不足が露呈しました。
ご指摘ありがとうございます。m(__)m
それと、
※訂正※
>>48
誤:トナ・パピク・カジマヒデ「最後に、
正:ファウストVIII世「最後に、
重ね重ね、申し訳ありません。m(__)m
52 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 02:55:18.82 ID:/C4cHZ3H0
>>50
今、Wikipediaを見てきました。
おっしゃるとおり、「ゾリャーという名はコードネームで、本名は不明」です。
苦肉の策ですが、ガガーリクが本名だったという解釈で、なんとかご容赦いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。m(__)m
SSを続ける前に、もう一度、関連資料を見直してまいります。
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 02:58:41.00 ID:YVtJ85Iyo
>>52
そこまで気にしてなかったから別にいいのに
54 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 03:03:03.42 ID:/C4cHZ3H0
>>52
フォローありがとうございます。
気楽に続けることにします。
また何かありましたら、ご指摘ください。m(__)m
55 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 03:03:53.15 ID:/C4cHZ3H0
>>52
じゃない。
>>53
でした。orz
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 03:05:06.00 ID:YVtJ85Iyo
マンキンSSは少ないから期待してるぜ!!
57 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 10:58:22.08 ID:/C4cHZ3H0
>>56
ご期待にそえるよう、がんばります。ありがとうございます。m(__)m
58 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 10:59:42.80 ID:/C4cHZ3H0
〜第九廻 家族〜
【シャーマンファイト会場 無人島】
ミッキー「よぉーし、今日もなかなかの釣果だぞぉ。ルドゼブたちの喜ぶ顔が目に浮かぶな」
レム「おい、そこのお前」
ミッキー「?」
レム「やはりお前も私の姿が見えるんだな?」
ミッキー「見えるとも。君は誰なんだい?」
レム「私はレム。死神だ」
ミッキー「死神とは、またおだやかじゃないねぇ」
レム「この島には、私の姿を見ることができる人間が多くて助かる」
ミッキー「それで、何か用かい?」
レム「たいしたことは無い。ただ、連れて行って欲しいところがある。葉という男を知っているか?」
ミッキー「…」
レム「そいつのところに、『リューク』という私の仲間がついている。何やら楽しそうなので、私を連れて行け」
ミッキー「良いとも」
レム「代わりと言ってはなんだが、このノートをやろう。このノートはデスn…」
ミッキー「君、BBQは好きかい?」
レム「…BBQ?」
ミッキー「焼き肉みたいなものだよ」
レム「私は死神だ。食事をする必要は無い」
ミッキー「それは残念だね。でも、まぁ良い。ついて来なさい」
レム「…」
59 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:00:59.67 ID:/C4cHZ3H0
【ミッキーたちの野営所】
ミッキー「さぁぁ、ルドゼブゥ、肉が焼けたぞぅ?おぉいしいぞぉ?」
ルドゼブ「あぁ、いただきまーす」
ミッキー「ほらぁ、野菜もきちんと食べなければな。セイラームもおいでー」
セイラーム「…」
ミッキー「おいしいかぁい?この魚は、さっき釣れたばかりだぞぉ?」
ルドゼブ「うん!美味しい!」
セイラーム「…」
レム「私も少しもらって良いか?」
ミッキー「食べないんじゃないのか?あ、いや、もちろん食べてくれ」
レム「いただく。ところで、そのノートのつk…」
ミッキー「おやおやセイラーム、こぼしているじゃないかぁ。レディーは、テーブルマナーにも気をつけないといけないぞぉ!」
レム「…」
ルドゼブ「なんか…」
ミッキー「どうしたのかな?ルドゼブ…」
ルドゼブ「なんか、家族の食事みたいだな…」
ミッキー「!!」
ルドゼブ「…」
60 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:02:00.75 ID:/C4cHZ3H0
ミッキー(か、家族…。うぅ…)
ミッキー「じゃぁ、ボクのことをお父さんt…」
ルドゼブ「あ、セイラーム、またこぼしてる!」
セイラーム「…」
ミッキー「…」
ミッキー(そうだ!ルドゼブたちのためにも、今日のことを日記に書こう!ちょうど、ノートもあるし…)
レム「…?」
ミッキー(えーと、ルドセブ・ミュンツァーとセイラーム・ミュンツァーはとてもかわいそうな兄妹です。そんな彼らと、BBQを食べ…、それからえーと…)
レム「おい、何してる…」
ルドゼブ「!!!」
ミッキー「ん?」
ルドゼブ「バクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバク!!!」
ミッキー「ル、ルドゼブ、どうした?」
セイラーム「むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ!!」
ミッキー「セイラームまで!」
61 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:02:34.96 ID:/C4cHZ3H0
ルドゼブ「バクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバク!!!」
セイラーム「むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ!!」
ミッキー「こ、こら!やめろ、やめるんだ!!」
ルドゼブ「バクバクバ…」
セイラーム「むしゃむしゃむ…」
ミッキー「…ルドゼブ?…セイラーム?」
ルドゼブ「…」
セイラーム「…」
ミッキー「あ、あぁぁ、死んで…。あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミッキー「どうしたんだい?いったい、何があったってぇぁぁぁぁぁぁ…!!!」
レム(ダメだ、めんどくさいから、こいつは殺そう…。麻倉幹久、と)
ミッキー「ぁ…!う、うぅぅ…」
〜第九廻 家族〜
被害者1:ルドゼブ
セイラーム
死因:食べ過ぎ
被害者2:麻倉幹久
死因:心臓麻痺
〜続く〜
62 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:03:24.88 ID:/C4cHZ3H0
〜第十廻 聖少女〜
【無人島海岸 X-LAWS 本拠地】
葉「…」
リゼルグ「葉くん…。良く来てくれたね」
葉「あぁ…」
リゼルグ「…」
葉「最初見たときは驚いたよ。あんな戦い方するなんてな」
リゼルグ「葉くん。ボクはね、悟ったんだよ。甘いだけじゃ、何もできないと…」
葉「でも、おm…」
マルコ「そこまでだー!!!」
リゼルグ「マルコ!」
マルコ「良い子は寝る時間だ。リゼルグ・ダイゼル。君にはおしおきが必要だね」
リゼルグ「…」
葉「おしおきって、何言ってんだ?おまえ…」
63 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:04:02.91 ID:/C4cHZ3H0
ジャンヌ「銃を下げなさい。マルコ」
マルコ「ジャンヌ様!!」
ジャンヌ「こんばんは、麻倉葉」
葉「あぁ、こんばんは。良い夜だな、ジャンヌ」
マルコ「こらぁ!呼び捨て禁止!!『様』を付けろよ、デコ助野郎!!!」
ジャンヌ「おだまりなさい、マルコ。彼は客人ですよ。リゼルグのために来てくれた」
マルコ「し、しかし、ジャンヌ様…」
ジャンヌ「良いのです、マルコ。彼は、私たちの仲間になるのですから。ね?麻倉葉」
葉「仲間ぁ?」
マルコ「…!」
リゼルグ「葉くん…」
葉「あー、仲間かぁ。うーん。まぁ、良いよ。仲間で」
リゼルグ「え?」
葉「あぁ、いやぁ、どうにも思ってたより仲間が少なくてさぁ。3人くらい。だから、おいらも仲間がもう少し欲しいかなって。うぇっへっへっへ」
64 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:04:37.82 ID:/C4cHZ3H0
ジャンヌ「マルコ、例の準備は整っているのですか?」
マルコ「はっ、ジャンヌ様。ここに…、と、あれ?」
葉「なんだ?準備って」
マルコ「我々 X-LAWS の結束を高めるための、血判状だ!!」
マルコ「で、その紙が…、と、あれ?たしかここに…」
葉「血判状ってなんだ?」
リゼルグ「そうだなぁ、誓いを立てるための署名だよ」
ジャンヌ「その用紙がどこかへいってしまったと?マルコ」
マルコ「は、はい、申し訳ございません。すぐに代わりの物を…」
葉「それなら、このノートを使ってくれよ。仲間にしてくれた御礼だよ」
ジャンヌ「まぁ、ありがとう。麻倉葉」
リューク(あーあ…。かわいそうに…)
ジャンヌ「マルコ、直ちに準備を進めてください。決戦の日まで時間がありません」
マルコ「は、はい!!」
マルコ「では、そのノートをこちらへ」
65 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:05:14.70 ID:/C4cHZ3H0
リゼルグ「葉くんも書くかい?」
葉「いやぁ、おいらには、その衣装は似合わねぇ。それに、この衣装はアンナが作ってくれたやつだから、違う服着たら殺されちまう。だから、その血判状とやらもお前らだけでやってくれよ」
マルコ「何を軽々しく考えているのだね?君は。ジャンヌ様が認めたからと言って、そう簡単にこの衣装が着れると思わないでくれ」
葉「わかってるよ。うぇっへっへっへ。ほらよ、ノートだ」
マルコ「では、えーと、『我々は、聖少女様のために、この身を投げ出します』と。日付は、決戦の日だから、えーと明日か…」
リゼルグ「ミイネさんたちの名前も忘れずに書いてくれますか?」
マルコ「あぁ、わかっているとも。リゼルグ・ダイゼル」
ジャンヌ「リゼルグは本当にやさしい子ですね」
リゼルグ「そ、そんな…」
葉「じゃぁ、そのページはお前らにやるから、ノートは返してくれ」
マルコ「うむ」
葉「じゃぁな。リゼルグ」
リゼルグ「おやすみ。葉くん」
66 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:06:04.80 ID:/C4cHZ3H0
【翌日】
葉「いったい何があったって?」
ジャンヌ「…」
竜「お、おい、お嬢ちゃん、泣いてばかりじゃ…」
ジャンヌ「あのあと、X-LAWS のメンバーが全員…、私の名前を叫びながら、船から海へと飛び込んでしまいました…」
竜「なんだって?じゃ…、リゼルグも…?」
ジャンヌ「はい…」
阿弥陀丸「なんてことでござるか…」
ファウストVIII世「これもハオという奴の能力なノカ…」
ジャンヌ「私は…。もう故郷へ帰ります。モン・サン・ミシェルへ…」
竜「くっそー。葉のダンナ!こいつはもうタダ事じゃありませんぜ!!」
葉「あぁ、そうだな…。竜、ファウスト。お前らも気をつけてくれよ」
竜「へい!!」
ファウストVIII世「ハイ。わかりまシタ」
リューク(ダメだこりゃ)
〜第十廻 聖少女〜
被害者:リゼルグ
マルコ 以下 X-LAWS メンバー全員
死因:溺死
※ジャンヌは『聖少女』表記のみのため命拾い
〜続く〜
67 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 11:15:54.34 ID:/C4cHZ3H0
〜第十一廻 Rock You!〜
【シャーマンファイト会場 無人島のどこか】
米田 善「〜♪」
杉本 良「おい、今のとこ、コード違わないか?」
米田 善「あれ?そう?もっかいやりなおし…。〜♪」
杉本 良「オッケー、オッケー!」
レム「…」
米田 善「むむむ、きさま何者?」
杉本 良「ハオ様の最強の部下である、我々BoZに何の用だ!」
レム「この島には、おかしな奴しかいないのか?」
米田/杉本「なんだとっ?!」
レム「まぁ、良い。いずれにしても、私の姿は見えるようだな。私はレム。死神だ」
米田 善「死神だとぉー?」
杉本 良「くそぅ!喰らえ!『ちみ・ちみMORYO』!!」
レム「何をやろうとしているのかわからないが…。葉という奴を知っているか?」
米田/杉本「!!」
レム「知っているなら、話は早い。このノートをやるから、私を葉のt…」
米田 善「なんだ?このノート…」
杉本 良「そうか!私たちのサインが欲しいんだな!!」
レム「お、おい…。人の話を…」
米田 善「そういうことかっ!よしよし、すぐに書いてやろう…。どれどれ…」
杉本 良「よし!次、俺な!」
米田 善「ぐぅっ…、くあぁぁ…」
杉本 良「ど、どうした!おぃ、ん!あぁぁ…」
レム「…もう、…諦めて帰るか」
〜第十一廻 Rock You!〜
被害者:BoZ
死因:心臓麻痺
〜続く〜
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(愛知県)
[sage]:2011/11/23(水) 12:11:58.62 ID:E8qzO7yeo
デスノートでしんで復活してフリョクあげるか
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 12:16:24.44 ID:5vKdBE4IO
こいつらアホやー!
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 12:24:24.04 ID:j4DyWLTSO
いい加減気付けwwwwww
71 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 13:36:13.11 ID:/C4cHZ3H0
>>68
たしかに、マンキンの世界では、デスノートって究極のチートアイテムですよね。
使い方を間違えなければ、ですが…。
>>69
>>70
彼らがこの先、気づくことがあるのでしょうか…。w
72 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:45:18.06 ID:/C4cHZ3H0
〜第十二廻 兄弟〜
【コーヒーショップ豆】
葉「…」
ハオ「そうだな。僕はエスプレッソを頼むよ。葉は…」
葉「そうだなぁ、おいらこういうの全然わかんねぇから…。苦くないのが良い」
ハオ「じゃぁ、葉にはカプチーノを」
タリム「は、はい。かしこまりました」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
葉「っぺぇー。なんだよこれ、全然にげぇじゃねぇか…」
ハオ「ははは。まだまだ子供だなぁ。葉は」
葉「…」
ハオ「…僕と一緒にいて怖くないのか?」
葉「意地悪言うなよ…。心が読めるくせに」
葉「お前が今おいらを殺さないのはわかってる。お前がおいらを殺すのは、おいらが強くなるのを止めたときだ」
ハオ「あぁ…、その通りだ」
葉「…」
ハオ「でもさ、お前、全然強くなってないじゃないか」
73 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:46:12.61 ID:/C4cHZ3H0
葉「そーなんだよー…。どうしたら強くなれるのかなぁ…」
ハオ「強くなれないなら…、もう…、殺すか…?」
阿弥陀丸「…!!」
ハオ「これくらいのプレッシャーに気圧されるな。阿弥陀丸。今日は殺さないと言ったはずだ」
阿弥陀丸「くっ…」
ハオ「もう一匹のほうは、勝手知ったる…、か」
リューク「え?オレ?」
葉「…」
ハオ「ちゃちゃが入ったところで、今日はこのへんにしておくか」
ハオ「もっといろんな事を話したかったが、続きは次の機会にでもしよう」
葉「あぁ」
ハオ「今日はおごらせてもらうよ。僕は君の兄だからね」
葉「お、わりーな」
ハオ「おい、幾らになる?パッチ族」
タリム「はっ!はいっ!651円になります!」
ハオ「そうか…。領収書をくれ」
74 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:46:51.07 ID:/C4cHZ3H0
タリム「は、はい。ただいま。…と、あれ?えーと…」
ハオ「こっちへ寄越せ。自分で書く」
タリム「あ、はい。申し訳ありません…。どうぞ…」
ハオ「む…、書きにくいな。下がデコボコしているぞ?」
葉「なら、これを下敷きにしろよ。ほら」
ハオ「あぁ」
タリム「あ…、カーボン紙が…」
葉「かまわねぇよ。ノートが少しくらい汚れても」
リューク(大問題だぞ!)
ハオ「金額は651円…、で宛名を書いて、…と。よし」
ハオ「葉、今日は楽しかったぞ。次は風呂でもはいr…。ん…、うぅぅ…」
タリム「!!」
葉「え?ハオ?おい、大丈夫か?ハオー!」
ハオ「…」
タリム「し…、死んでます…」
阿弥陀丸/葉「えぇぇぇ?」
リューク「…」
〜第十二廻 兄弟〜
被害者:ハオ
死因:心臓麻痺
〜続く〜
75 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:47:52.05 ID:/C4cHZ3H0
〜第十三廻 新たなる誓い〜
【ハオ一派本拠地】
ラキスト「…死神、…か」
レム「そうだ。お前はまともそうだな。ようやく話ができる相手に会えて嬉しい」
ラキスト「…」
レム「もう、諦めようと思っていたところだ」
ラキスト「フフフ。今の私、堕天使を背負う私にはぴったりの客人だな」
レム「…」
ラキスト「それで、私に何の用だ。今、少し忙しいのだがね」
レム「頼みがある…」
ラキスト「頼み?」
レム「葉という奴を知っているだろう。そいつに興味がある。だから、私をそこに連れて行け」
ラキスト「…ふむ」
レム「どうした?無理なのか?」
76 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:48:51.44 ID:/C4cHZ3H0
ラキスト「いや、先ほども忙しいと言ったろ?今、直ちにやらねばならぬことがあるのだよ」
レム「何も、タダでとは言っていない。デスノートをお前にやる。このノートだ…」
ラキスト「ノート…?」
レム「そうだ。そのノートは…」
ラキスト「ほぅ、さすが死神だな。こんな物を私にくれるとは」
レム「…?」
ラキスト「ちょうど欲しいと思っていたところなんだよ?…レム。フフフ」
レム「お前、このノートのことを知っていr…」
ラキスト「すまないが、ここで少しだけ待っていてくれ。すぐに戻る」
レム「…」
77 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:49:22.10 ID:/C4cHZ3H0
【別室】
オパチョ「ハオ様…。死んじゃった…」
ラキスト「オパチョよ…、そう悲しむな。何があったかわからんが、ハオ様のことなら心配はいらない」
オパチョ「…」
ラキスト「なぜなら、ハオ様は、あの泰山府君の祭で閻魔大王と契約し、自らの輪廻転生を自在に操れるのだから」
ラキスト「時間はかかるかも知れぬが、また復活して必ず我々を導いてくださる。さらに強大な存在となって」
オパチョ「そうか!オパチョ、またがんばる!」
ラキスト「そのハオ様をお迎えするためにも、我々は準備を進めなければならない。新たなる誓いのもとで、またこの世の暗がりに身を潜めるのだ。わかるな?」
オパチョ「オパチョ、わかった!」
78 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 13:50:04.18 ID:/C4cHZ3H0
ラキスト「と、いうわけで、連絡網を作る準備をする」
オパチョ「連絡網?」
ラキスト「オパチョ、このノートを人数分切り取って、それぞれ全員に渡して、名前と持ち霊、潜伏予定の連絡先を書き込ませてくれ」
オパチョ「オパチョ、ノート、みんなに渡す!」
ラキスト「頼んだよ、オパチョ」
オパチョ「オパチョ、おつかい!」
ラキスト「フフフ。ハオ様、我々はこれからです。必ずこの世に、シャーマンキングダムを…!」
ラキスト「フフハハハハハハハハ!!!」
〜第十三廻 新たなる誓い〜
被害者:残っていたハオ組全員
死因:持ち霊に襲われる
〜続く〜
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 15:40:59.04 ID:j4DyWLTSO
敵勢力全滅したぞwwwwww
80 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 17:09:49.20 ID:CGtmdcNG0
後はガンダーラだな
81 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 19:13:45.97 ID:/C4cHZ3H0
>>79
死屍累々といったところでしょうか…。
戦わずして勝つというか。
>>80
そうです。
そのガンダーラ、ついに登場します。
では、続きを投下します。
82 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:14:21.45 ID:/C4cHZ3H0
〜第十四廻 最後の戦い〜
【ムー大陸】
竜「しかし妙な気分ですね…。ここが海の底とは…。ねぇ、ダンナ」
葉「あぁ、すげぇな」
ファウストVIII世「ここが伝説のムー大陸。パッチ族のルーツというわけでスネ」
ゴルドバ「さて、今ここに、二次トーナメントに臨む4チーム12人の選手はついに集った」
竜「ごくっ…」
ゴルドバ「なぜか行方不明者や死亡者が続出し、残ったのは、ガンダーラの3チームと、ふんばり温泉チームだけだったが…」
ゴルドバ「さっそく試合内容についての説明に入る」
ゴルドバ「二次トーナメントは、チーム戦ではなく、個人戦による戦いだ」
ゴルドバ「この先、今までのチームメイトは敵同士となる。覚悟は良いか?」
葉「あぁ、良いさ」
83 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:15:00.47 ID:/C4cHZ3H0
サティ「いよいよ、最後の戦いの時がきた…。私と、戦うのです。麻倉葉」
葉「こいつは断れそうな雰囲気じゃねぇな…。やるからには、全力で行くぞ」
サティ「素敵ね」
竜「ダ、ダンナ…」
葉「行くぞー!そりゃぁぁぁぁぁ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゴルドバ「戦いの結末は決したようだな」
葉「はぁ…、はぁ…、はぁ…」
ゴルドバ「シャーマンキングになるのは…」
竜/ファウストVIII世「…」
ゴルドバ「サティ・サイガン様。貴女だ」
サティ「ウフフフ」
竜「ダンナ…」
葉「やっぱ無理だー。勝てねぇよ、あんなの…」
阿弥陀丸「葉どの…」
ファウストVIII世「チカラになれなクテ、申し訳ナイ」
竜「『神クラス』ってのは、やっぱすげぇぜ…」
84 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:16:15.21 ID:/C4cHZ3H0
ゴルドバ「それではこれより、サティ様とグレート・スピリッツ様との融合の儀をとりおこなうものとする」
ゴルドバ「サティ様。いえ、シャーマンキング様、我ら精霊の巫女と共に、王の社までついて参られよ」
サティ「はい。わかりました…」
ゴルドバ「十祭司はそれぞれ担当するプラントにて待機!儀式が終わるまで祈りを絶やすでないぞ!!」
竜「あー、あいつら行っちまいましたよ。振り返りもせず…」
葉「…しかたねぇさ。おいらたちは負けたんだ」
ファウストVIII世「葉クン…」
葉「…」
蜥蜴郎「…泣いてるのか?」
葉「おいら…」
阿弥陀丸「悔しかったでござろう…、葉どの…」
葉「おいら…」
竜「ダンナ…」
葉「どうしよう…、おいらアンナに殺される…」
竜「そっちの心配ですかい!!」
85 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:16:50.61 ID:/C4cHZ3H0
ファウストVIII世「その心配は当然とシテ、どうやってここから帰りましょウカ…?」
葉「あ、あぁ、そうだな。パッチの潜水艦も無いしなぁ…」
竜「それより、このオラクルベル、もういらねぇですね」
ファウストVIII世「そうでスネ。ここに捨てて行きまショウ」
葉「そうだな…。帰るのも大変そうだし、余計な物はここに捨てて行こう」
葉「オラクルベルを外して…、っと。このノートもいらねぇや。えいっ」
リューク(あ、オレのノートが…、崖下に。追いかけなきゃ…)
葉「…」
竜「…どうしやした?葉のダンナ」
葉「いや、今なんか変な気分になって…」
ファウストVIII世「今、そこで黒い人影が崖下に落ちていったように見えたのでスガ」
葉「ん?」
竜「いや、俺は気づきませんでしたぜ?ダンナは?」
葉「…」
86 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:17:25.87 ID:/C4cHZ3H0
【ムー大陸最深部 王の社】
ゴルドバ「シャーマンキング様、どうぞこちらへ」
サティ「…」
ゴルドバ「これから貴女様には、一時的に死の眠りへとついていただきます」
サティ「…」
ゴルドバ「そして、ここにあるのが、貴女様と…、って何だこれは?誰の署名も書いていないじゃないか!巫力も込められていない!なんてことだ、十祭司ともあろう者達が、肝心な準備を怠るとは…」
ゴルドバ「リップ!ラップ!」
リップ/ラップ「はい」
ゴルドバ「二人とも、このノートを持って、ナマリのプラントから順に回ってくれ。そして、全ての十祭司の署名をここに書いてくるのだ。巫力を封じ込めるのを忘れるでないぞ」
リップ/ラップ「はい。ゴルドバ様」
ゴルドバ「シャーマンキング様、眠りにつきながら待たれよ。すぐに正式な符を用意し、そこに私と精霊の巫女の署名もしたためます。そして、そこに込められた我々の巫力をもって、貴女様とグレート・スピリッツ様との融合の触媒といたします」
サティ「はい、わかりました。では…、おやすみなさい」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【ムー大陸のどこか】
リューク「あれー?ノート、どこいった?」
〜第十四廻 最後の戦い〜
被害者:ゴルドバ
リップ
ラップ
シルバ 以下十祭司 全員
死因:心臓麻痺
※サティが巻き添えで永遠の眠りへ
〜エピローグへ続く〜
87 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:18:19.65 ID:/C4cHZ3H0
〜エピローグ 再会〜
葉「なんだろう、コレ…」
竜「何を持ってるんで?ダンナ…」
葉「あぁ、コレ。十祭司の誰かが落としてった」
ファウストVIII世「ちょっと見せてくだサイ。どれドレ…、十祭司の名前と巫力が込められているようでスネ。何かの呪符のようなものでしょウカ」
葉「…ふーん。よくわかんねぇな」
竜「でも、これからどうしやしょうねぇ、ダンナ…」
葉「そうだなぁ。残ってたガンダーラの連中も、どっか行っちまったみたいだし…」
阿弥陀丸「困ったでござるな」
ファウストVIII世「浮上する間、オーバーソウルで身を守るとしテモ…。どれだけの深さにいるノカ、見当もつきまセン。まず酸素がもたないでショウ」
竜「あいつらが帰って来るの待ちますかね?」
蜥蜴郎「それしか無いかもなぁ」
リューク「やっと、ノートみつけたよ。まったく…」
葉「ん?何だ?あいつ…」
ファウストVIII世「あ、あれは私が見た人影でスヨ。羽が生えているというこトハ、何かの霊ということでしょウカ」
88 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:19:06.01 ID:/C4cHZ3H0
竜「あいつ、帰り方とか知ってるかもしれやせんよ?ダンナ」
リューク「もうじゅうぶん遊んだし、さっさと帰ろう…」
葉「そうだな、聞いてみるか。おーい、そこのお前!」
リューク「ん?オレのことか?」
葉「そうそう。お前だよ」
リューク「あ、そうか、お前はオレの姿が元から見えるんだったな」
葉「なんだ?お前、おいらのこと知ってるのか?」
リューク「あ、あぁ、まぁな」
葉「そんなら話は早い。おいらたち今、困ってんだよ」
リューク「?」
葉「なぁ、おいらの持ち霊になってくれないか?」
リューク「…それは、やめとけ」
〜エピローグ 再会〜
被害者:なし
ただしこの後、麻倉葉は恐山アンナにより半殺し
〜完〜
89 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga]:2011/11/23(水) 19:19:34.48 ID:/C4cHZ3H0
〜被害者リスト エンドロールとして〜
【リュークのノート】
まん太:心臓麻痺
竜の手下:愛に死す(7〜10名程度?)
道蓮:空港で「アッー」
ホロホロ:空港で「アッー」
リリララ:心臓麻痺
ブルーベル:アポロに襲われる
チョコラブ:ギャグが寒すぎて凍死
ピノ:怪我の悪化
カジマヒデ:怪我の悪化
ゾリャー:怪我の悪化
リゼルグ:溺死
X-LAWS:溺死(X-IIIを除く4名※)
※X-IIIは原作通り星組との戦いで死亡
※ハンス・ライハイトは元隊員のため不明
ハオ:心臓麻痺
ゴルドバ:心臓麻痺
リップ:心臓麻痺
ラップ:心臓麻痺
十祭司:心臓麻痺(10名)
【レムのノート】
玉村たまお:心臓麻痺
ルドゼブ:食べ過ぎ
セイラーム:食べ過ぎ
麻倉幹久:心臓麻痺(唯一死神の手により死亡)
BoZ:心臓麻痺(2名)
ハオ組メンバー:持ち霊に襲われる(13名※)
※アナホル・ポッキ含む
【番外】
サティ:一時的だったはずが永遠の眠りへ
以上 総勢55〜59名前後
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜終劇〜
90 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 19:20:08.33 ID:/C4cHZ3H0
※御礼※
短いSSでしたが、最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。m(__)m
やや無理な展開もあったとは思いますが、軽快な展開を重視した結果であります。
また次回、どこかで見かけましたら、よろしくお願いいたします。
※反省※
記憶に頼って勢いで書き続けたので、元設定の確認が甘い部分がありました。
また、あいかわらず、誤字やコピペミスがあったので、次回は繰り返さないよう、注意したいと思います。
そして、自分の余計なコメントやミスの回収についてもいろいろと勉強になりました。
※最後に※
十祭司が全滅し、仲間もほぼ全滅しているので、この後の展開はありません。
適当なタイミングでHTML化の依頼をかけます。
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 20:10:59.58 ID:j4DyWLTSO
軽快過ぎるわwwwwww
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(兵庫県)
[sage]:2011/11/23(水) 20:37:22.11 ID:6GK8p7eXo
おつ
ノートの意味すら理解しようとしないアホがもつと天才が拾うより恐ろしい事になるんだなwwww
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/23(水) 21:11:07.41 ID:MsnrVjUDO
乙
これはノートの話だけど葉達がハオもぶっち切る強さを持ってたらこんな簡単に終わるんだなw
94 :
◆0Cw1O/qGmE
[saga sage]:2011/11/23(水) 23:55:00.73 ID:f95G8E+w0
皆様、乙ありがとうございます。m(__)m
>>91
いつもレスありがとうございます。m(__)m
このコメントは、お褒めの言葉として受け取らせていただきます。w
>>92
刃物はバカに持たせると最も危険だということだと思います。w
>>93
よくよく考えると、ガンダーラがダントツで強い気がします。
このSSの後はコメリちゃんが最強となると思います。w
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