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許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その3 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:12:53.32 ID:MQtotimAO

本スレは以下リンクの続きとなります。

1スレ目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1325347952/

2スレ目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1326805331/

本作の注意点は以下となります。

・エロ表現あり
・鬱要素控えめ
・毎日定期投下(予定)
・携帯の為投下速度遅め

以上を踏まえ、宜しければ駄文ですがお付き合い下さい。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1329297173(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:15:00.97 ID:MQtotimAO

〜前々スレまでのあらすじ〜


突然富豪の祖父が連れてきた許嫁と一緒に暮らすことになった男。

何故か一方的に好意を向けられるも、男は祖父への反発から婚約を認められない。
しかし、同棲の日々を過ごすうちに次第に許嫁へ惹かれていく中、クラスメートの眼鏡が許嫁にアプローチを開始する。
許嫁が眼鏡に告白された時、男は自分の本当の気持ちに気付くと共に、許嫁が10年前に別れたお姉ちゃんだと知る。

思いを伝えることを決めた直後、許嫁が眼鏡に襲われかけていることを知り男たちは救出に向かう。
間一髪で許嫁を助けると男は思いを告げ、改めて婚約を認めて結ばれたのであった。

GWに友人である友・女と友の田舎へ旅行に行く二人。
女は友に告白を決意するも、友が従姉妹である従姉に告白する場面を目撃。
祭の最中、傷心の女に友は告白をする。
従姉への告白が勘違いだと知り、友と女は付き合うことになる。

旅行から戻った二人を待ち受けるのは……?
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/15(水) 18:15:07.28 ID:1oNek0wBo
>>1
4 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:17:07.64 ID:MQtotimAO

〜前スレまでのあらすじ〜


男と許嫁が旅行から帰ると、許嫁の屋敷で働いていたメイドが待っていた。
許嫁を心配し押しかけてきたメイドと共に、GWの残りを過ごす二人。
ゲームセンターや牧場で休日を満喫するも、メイドは何やら別の思惑がある様子。
メイドが帰る前日、誘われるままに男は許嫁とメイド、二人と夜を共にしてしまう。
翌日、メイドは男への恋を告げることなく、忠誠を誓い去っていった。

再び二人の生活に戻った男と許嫁はクラスメイトたちと新しい学校生活を送り始めた。
しかし、生徒指導担当である主任に目をつけられてしまう二人。
二人の婚約が気に食わない主任は、男に婚約解消か退学という選択を迫る。
男は自らの力で問題を解決すべく、友や女、クラスメイトの力を借り暗躍する。
そして約束の期限、男は主任の悪行の証拠を叩き付けた。


再び穏やかな学校生活を取り戻した二人。
ところが、再びメイドが男の家を訪れた。 見知らぬ幼女と共に。
爺の命により、辛い過去を持った幼女を預かることになった二人。
自らの過去と幼女を重ね合わせる男は、幼女を救うことを決意する。


果たして、男と許嫁は幼女を救うことが出来るのだろうか?
5 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:21:44.71 ID:MQtotimAO

〜登場人物紹介1〜

☆前スレまでの登場人物

許嫁:
かなりのお嬢様で常識知らずのお姉さん。 子供の頃男に会って以来ずっと片思い。
爺の命で男と婚約し、ついに結ばれた。 酒を呑むと可愛い生き物に変身する。
ベッドの上でのテクニックをメイドに仕込まれており、昼は清楚で夜は淫乱。
性生活をオープンにしすぎるあまり恋愛相談のプロとなった。

男:
隠れジゴロ。世話焼きで家事万能な完璧超人。
両親は事故で他界。爺が母を許さなかったことを恨み爺との仲は悪い。
爺から最低限の仕送りを受け生活している。
唯一の欠点は人間不信だが、許嫁のおかげで緩和されつつある。
最近ではクラスメイトとの関係も修復し、溶け込み始めている。

メイド:
許嫁付きの淫乱メイド。夜のプロフェッショナル。
ポンコツな許嫁を心配し押しかけ、数日を共に過ごすうちに男への恋を自覚する。
男の睡眠中に逆レイプで一線を越えるも、思いを秘め男へ忠誠を誓う。
許嫁の護衛も兼ねており、戦闘能力は高くチンピラ程度なら瞬殺してしまう。
欠点は超がつく程の毒舌と表情を変えずに放つエロトーク。
何らかの病によりもうすぐ寿命が尽きるらしい。


幼女:
男が預かることになった子供。
両親から爺の遠縁に売られ、玩具にされそうになっていたところを救われる。
日ごろから虐待を受けていた過去から、無口で暴力には過敏に反応してしまう。

爺:
かなり厳しい、日本有数の大富豪。
過去母と父の結婚を許せず勘当。
男との仲は険悪で財産を譲らない事を宣言している。
男と許嫁を婚約させ、生まれてくる子を養子として財産を継がせることを画策している。

6 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:24:05.60 ID:MQtotimAO

〜登場人物紹介2〜


☆前スレまでの登場人物

友:
友達思いのバカ。交友関係は広いが、特に男を気に入り良く一緒にいる。
女に告白し恋人となった。 しかしロリコン。

女:
元気な女の子。孤児院で男と知り合い、高校で再開した。
現在の家族は義理。
友と付き合い始めたが意外と奥手でゆっくり関係を深めている。
作る料理は毒物レベル。

主任:
男が通う高校の(元)生徒指導教員。
男と許嫁の関係を問題視し、男に退学を迫った。
度重なるセクハラ行為を暴かれ、懲戒免職となった上眼鏡と同じく
海外に送られ肉体労働に従事することとなった。ざまぁw

「 」:
未だ名前の出ていない腐ったお姉さん。
メイドと面識があり、爺の命により裏で何らかの暗躍をしている。
脅威の人脈の広さと身体能力を持つ謎の人。


☆前々スレまでの登場人物

眼鏡:
クラス委員で皆の信頼は厚かったが、自信過剰。許嫁に一目惚れしレイプ未遂で学校を退学。
海外で肉体労働中に後ろの処女を奪われ、新たな性癖に目覚める。ざまぁw
末宜スレ一番の人気者。

従姉:
友の従姉妹で、彼氏と別れて傷心していた。
女と友の三角関係になっていたが、彼氏と復縁した。

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/15(水) 18:29:57.14 ID:1oNek0wBo
割り込みごめん
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [saga sage]:2012/02/15(水) 21:42:15.40 ID:GU67XxjK0
安定の部長貰いますね><
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/02/15(水) 22:03:07.15 ID:9V+rigfRo
おつつ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/15(水) 23:45:48.80 ID:x1ZjAErDO
おちゅ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/16(木) 08:36:17.92 ID:ejPt7v8IO
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
12 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:01:53.93 ID:12Yfu9kAO
こんばんは!

新スレ一発目です。
このスレで終わるかな……?

では、ポチポチ投下します。
13 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:03:03.66 ID:12Yfu9kAO

メイド「……ん……」チュン チュン

男「……」スー スー

メイド(ん、そんなに胸に顔を埋めては息苦しいでしょうに……)ギュー

メイド(朝の支度がありますが、もう少しだけこのまま……)

メイド「ふふ……」ナデナデ

メイド「愛しておりますよ、男さま……」チュッ

14 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:03:57.73 ID:12Yfu9kAO

許嫁「……おはよう」ゴシゴシ

メイド「おはようございます、幼女はまだ寝てますか?」

許嫁「うん……あのさ、メイド……?」

メイド「なんですか、お嬢様?」

許嫁「その……昨日は、あの……えっち、してないよね?」

メイド「さぁ、どうでしょうか?」

許嫁「ちょ、ちょっと! まさか、本当に……?」

15 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:04:41.46 ID:12Yfu9kAO

メイド「ふふ、冗談です。 ご心配なら意地を張らず仲直りなさいませ」

メイド「あまりぞんざいに扱われますと、奪ってしまいますよ?」

許嫁「ダメ! ダメなんだから!」

メイド「男さまも謝りたいと仰ってました。 素直におなり下さい」

許嫁「……分かってる、けど……」

メイド「男さまはお嬢様を裏切るようなことはされておりませんよ」

許嫁「……聞いたの?」

メイド「仮に聞いたとしても私の口から申し上げる事ではありませんので」

メイド「さ、そろそろ二人を起こしてきて下さいね?」

16 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:07:09.81 ID:12Yfu9kAO

幼女「……」ユサユサ

男「……」スー スー

幼女「……」ポンポン

男「……ん……」ゴシゴシ

幼女「……起きた」

男「ん……おはよう」

幼女「……」トタトタ

17 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:07:57.30 ID:12Yfu9kAO

男「……メイドは……もう起きてるよな」

男「……顔、洗うか」ガチャ

許嫁「あ……」

男「あ……おはよう」

許嫁「……」モジモジ

男「その……ごめんな?」

許嫁「……私も、ごめんなさい……」

18 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:08:57.68 ID:12Yfu9kAO

男「その、まだ昨日の事は言えないけど、絶対裏切らないから……」

許嫁「……はい」

男「だから……ごめんな?」

許嫁「……」チュッ

男「許嫁……」

許嫁「もう、嘘はダメですよ?」

男「分かったよ……」

許嫁「ん……」ギュー

19 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:10:00.43 ID:12Yfu9kAO

幼女「……」ジー

男「幼女、見てたのか?」

幼女「……ケンカ、終わり?」

許嫁「うん、終わったよ……」

幼女「……良かった」ニコ

男「心配かけてごめんな?」

幼女「……男、好き」ギュー

許嫁「ふふ、良かったですね、男さま……」

男「……オレも好きだよ、幼女」ナデナデ

幼女「……えへへ」ニコ

20 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:12:10.36 ID:12Yfu9kAO

男「いただきます」

許嫁「いただきます!」

幼女「……ます」

メイド「男さま、遊園地は遠いのですか?」

男「いや、近くのに行くつもりだ。 幼女は身長制限あるの乗れないし」

幼女「……」アムアム

21 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:14:03.64 ID:12Yfu9kAO

許嫁「幼女ちゃん、何乗りたい?」

幼女「……おうまさん!」アムアム

男「馬……メリーゴーランドかな?」

許嫁「私も乗りたいです…… アン元気にしてるかなぁ?」

メイド「私も遊園地は初めてですから楽しみですね」

許嫁「私たちは10年ぶりですね……」

男「……そうだな、あの日以来か……」

許嫁「あ……ごめんなさい」

男「馬鹿、謝ることじゃないだろ?」

22 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:17:49.21 ID:12Yfu9kAO

幼女「……本当に行っていいの?」

男「当たり前だろ、皆で行くんだから」

幼女「……わがまま言ったらダメだから……」

メイド「ここではわがまま言うのが仕事ですよ?」

許嫁「そうだよ、私たちが幼女ちゃんと遊びたいの!」

幼女「……ありがと」

許嫁「ほら、口の周り黄身だらけになってるよ?」フキフキ

幼女「……ん」

男「今日は皆で楽しい思い出作ろうな?」

23 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:19:56.80 ID:12Yfu9kAO

男「着いたぞ」

幼女「……すごい」パァ

メイド「思ったより、大きいのですね……」

男「チケット買ってくるな? それなりに人いるからむやみに動くなよ?」

許嫁「幼女ちゃん、手繋いで待ってようね?」ギュ

幼女「……うん!」キラキラ

24 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:21:01.03 ID:12Yfu9kAO

男「さ、今日は幼女が主役だ…… 何から乗ろうか?」

許嫁「お馬さんに乗りに行く?」

幼女「……おうまさんは最後!」

メイド「何が良いんでしょうか……」

男「時間はあるし、のんびり回りながら決めようか」

許嫁「じゃあ、また手を繋ごうね?」ギュ

幼女「……男も」ギュ

男「……少し恥ずかしいな」

25 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:22:13.84 ID:12Yfu9kAO

メイド「ふふ、まるで親子ですね? では私も……」ギュ

男「お、おい……なんでオレの手を握る……」

許嫁「あー! また抜け駆けしてるっ!」

メイド「良いじゃないですか、私が居なかった間の分です」

許嫁「むー……」

男「取り敢えず歩こう…… 注目浴びてて恥ずかしい」

メイド「そうですね、まずはのんびり出来るようなのを探しましょう」

許嫁「……納得いかないなぁ……」

メイド「後で交代しますから……」

幼女「……♪」ニコニコ

26 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:24:15.14 ID:12Yfu9kAO

許嫁「幼女ちゃん、あれ乗ろうよ!」

幼女「……あれ、なに?」

男「コーヒーカップだな、あんな風にグルグル回るんだ」

幼女「……!」キラキラ

メイド「二人乗りのようですね、幼女は誰と乗りたいですか?」

幼女「……許嫁、乗ろ?」

許嫁「うん、いいよ!」

メイド「次は男さまお譲りしますからね……?」

許嫁「……ありがと」

27 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:25:45.47 ID:12Yfu9kAO

許嫁「行くよー!」グルグル

幼女「……っ!」

許嫁「もっともっと!」グルグルグルグル

幼女「……楽しい!」

男「あっちは派手に回してるな……」グルグル

メイド「こちらはゆっくりで良いですよ? その代わり……」ピト フニョン

男「……なんか、昨日からスキンシップが多いな……」

メイド「男さまは私のご主人様ですから……」

28 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:26:39.84 ID:12Yfu9kAO

男「オレには許嫁がいるんだが……」

メイド「私からの触れ合いはここまでですから。 求められれば別ですが……」

男「全てはオレ次第、か…… メイドはズルいな」

メイド「ふふ、私だって女ですから。 男さまの甲斐性に期待します……」

許嫁「こらー! 二人ともイチャイチャしちゃダメですよー!」グルグル

幼女「……ダメー!」グルグル

男「ハハハ……」

29 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:29:01.34 ID:12Yfu9kAO

許嫁「楽しかったね、幼女ちゃん!」

幼女「……うん」フラフラ

男「……目、回してるぞ? ほら、手繋いで」ギュ

幼女「……」コクン

メイド「それじゃ、お嬢様は男さまとどうぞ」

許嫁「ありがと!」ギュ

30 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:29:55.74 ID:12Yfu9kAO

男「さて、次は何に乗ろうか……」

メイド「あの海賊船みたいなのは如何でしょう、身長制限があるかわかりませんが」

幼女「……怖くない?」フルフル

許嫁「私たちが一緒だから怖くないよ! どうかな?」

幼女「……乗ってみる」

男「それじゃ、行ってみようか……」

31 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:30:26.56 ID:12Yfu9kAO

 「二人ずつ並んでお乗り下さい」

許嫁「男さま、一緒で良いですか?」

男「あぁ…… メイド、幼女を頼むな?」

メイド「はい。 幼女、一緒に乗りましょうね?」

幼女「……頑張る」

32 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:32:09.01 ID:12Yfu9kAO

男「……思ったより高いな……」

許嫁「……ち、ちょっと怖いですね……」

メイド「まだです、これから角度がだんだん急に……」

幼女「……地面が見えた」

許嫁「うそ……やだやだっ!」

男「ほら、手繋いでやるから落ち着け……」

許嫁「も、もうこれ以上あがらな……キャー!」

幼女「……怖い」ギュ

33 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:32:50.66 ID:12Yfu9kAO

メイド「……まさか、90度近くまで行くとは」

許嫁「なんでそんな落ち着いてられ……キャー!」

幼女「……っ!」

男「端から見るとゆっくりなのに、以外と……うぉっ!」

許嫁「落ち、落ちるー! ヤダ! キャー!」

男「だ、大丈夫だから! 落ちないから!」

許嫁「キャーーーーー!」

34 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:33:26.83 ID:12Yfu9kAO

許嫁「……酷い目に会いました……」

幼女「……面白かった」

男「幼女より悲鳴上げてるとか……」

許嫁「だ、だってぇ……」ギュー

メイド「お嬢様はジェットコースターには乗れそうもありませんね……」

35 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:34:54.33 ID:12Yfu9kAO

男「お、二人乗り用のゴーカートなんてあるのか……」

幼女「……乗ってみたい」キラキラ

メイド「では、私と……っ!」

許嫁「どうしたの?」

メイド「……すみません、先ほどので酔ったようです……」

男「意外だな、平気そうな顔してたのに」

許嫁「私、メイドについてますから幼女ちゃんと二人でどうぞ」

男「そっか、じゃぁ幼女行くか?」

幼女「……うん!」

36 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:36:18.02 ID:12Yfu9kAO

男「ちゃんとベルト締めたか? 行くぞ……」

幼女「……大丈夫」ギュッ

男「スピード上げるぞ……」ブロロロロ

幼女「……速い!」ワクワク

男「……ここですかさずドリフト!」キキィッ!

幼女「……っ!」

男「さらにスピン!」グルグル

幼女「……曲がるの失敗しただけ?」

男「……すまん」

37 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:36:55.59 ID:12Yfu9kAO

許嫁「メイド、大丈夫? お手洗い着いたよ?」

メイド「……はい、お嬢様は外でお待ちを……」

許嫁「……着いてかないで大丈夫?」

メイド「……ご心配なさらず」

許嫁「何かあったら呼んでね?」

メイド「……はい、ありがとうございます」

38 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:37:48.43 ID:12Yfu9kAO

メイド(……このような所をお嬢様にお見せするわけにはいきませんしね……)

メイド「……グッ、ゴフッ……」

メイド「……」ボタボタ…

メイド(やはり……)

メイド「……男さま、お嬢様……すみません……」フラッ

39 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:39:26.18 ID:12Yfu9kAO

許嫁「あ、メイド! 大丈夫?」

メイド「はい、もう大丈夫です……」

許嫁「良かった、顔色悪くなってたから心配したんだよ……?」

メイド「……私も車以外乗ったことがないので酔ったのには驚きました」

許嫁「本当に、酔っただけ……なんだよね?」

メイド「……」

許嫁「……いいよ、聞かない。 さ、男さまが戻ってきちゃうよ?」

メイド「はい、私たちも戻りましょう」

40 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:40:27.07 ID:12Yfu9kAO

幼女「……許嫁!」トタトタ

許嫁「幼女ちゃん、楽しかった?」

幼女「……うん!」

男「メイド、酔いは収まったか?」

メイド「……はい、ご心配おかけしました」ペコリ

男「よし、それなら次の乗り物探そっか」ギュ

幼女「……うん!」ギュ

41 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:41:26.22 ID:12Yfu9kAO

男「……大分遊んだな、そろそろ夕方か……」

許嫁「お開きにしますか?」

男「そうだな、帰りが遅くなってもいけないし」

メイド「では、幼女が楽しみにしていたメリーゴーランドへ……」

幼女「……おうまさん!」キラキラ

許嫁「楽しみだね、幼女ちゃん!」

幼女「……早く行こ!」ギュ

男「こら、走っちゃダメだからな?」

幼女「……早く!」トタトタ

許嫁「しょうがないなぁ……」クスリ

42 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:43:03.77 ID:12Yfu9kAO

男「流石にオレは恥ずかしいからここで見てるよ」

メイド「私も少し恥ずかしい年齢ですが……」チラッ

男「……メイドは恥ずかしくないよ、乗りたいんだろ?」

メイド「……はい」カァ

許嫁「3人で乗ろう? 幼女ちゃん、行くよ!」

幼女「……うん!」ワクワク

43 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:44:10.32 ID:12Yfu9kAO

幼女「……素敵」ウットリ

許嫁「ちょうどライトアップされて良かったね、綺麗……」

メイド「幻想的ですね、男さまにはどう見えているでしょうか……」

許嫁「もちろん、綺麗なお姫様が3人見えてるよ!」

幼女「……男!」ブンブン

男「……」ニコッ ブンブン

許嫁「幼女ちゃん、おうまさん乗れて良かったね?」

幼女「うん!」ニコッ

44 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:45:10.71 ID:12Yfu9kAO

男(まぁ、流石にオレが乗ってニコニコしてたら気味悪いしな……)

男「しかし、綺麗だ……」

男(白馬に乗った王女様、か。 本当に迎えに来るんだもんな……)

幼女「……!」ブンブン

男「ハハッ、楽しそうだな」ニコッ ブンブン

男(きっと、幼女は今日のこと忘れないだろうな…… オレみたいに)


 『おじさん、あれ乗ろうよ! お姉ちゃん、行こ!』

 『こらこら、ボクは年なんだから走らせないでくれよ』

 『お父さん、急がないと男くんが先に行っちゃうよ!』


男(おじさん、オレも貴方みたいにあの子を救えるかな……?)

45 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:47:26.85 ID:12Yfu9kAO

男「お疲れ様。 幼女、楽しかったか?」

幼女「うん! 楽しかった!」ニコッ

許嫁「私たちも楽しかったです!」

メイド「そうですね、私も始めてでしたから年甲斐もなくはしゃいでしまいました」

男「そっか、オレも楽しかったよ。 それじゃ、帰ろうか……」

幼女「……もう、終わり?」

許嫁「今日は、ね? また今度来ようね」

メイド「そうですよ、1回しか来れない訳じゃありませんから」

幼女「……来てもいいの?」

男「当たり前だ。 幼女が来たいなら、何度でも来て良いんだ」

メイド「とはいえ、毎週来るわけにはいきませんが」

許嫁「楽しみは取っておかないと、ね?」

幼女「……うん!」

46 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 21:50:44.47 ID:12Yfu9kAO
本日はここまで。

前スレ埋めありがとうございます。
ところで>>1000のチョコ眼鏡ってなんぞ……

明日はアバター見たいので18時くらいからにします。

では、また明日!
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/16(木) 21:53:20.65 ID:cAdPI6tgo
おかしい、許婚は俺が貰ったは……
ピンポーン
何だよまた宅急便かよ……

その後俺の姿を見たものはいなかった

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/02/16(木) 22:07:39.23 ID:pta8X9lpo
メイドぉ…
元気でいておくれよ……
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 22:08:29.37 ID:lav2M+43o
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 22:30:40.29 ID:MYLZ/pPIO
>>47
おまえもしかしなくても前スレ985だろw
確かロアナプラに飛ばされたはずだが…懲りねぇヤツだなww
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/16(木) 23:13:25.50 ID:cAdPI6tgo
>>50
なに言ってんだお前?
俺が懲りると思ったか!!
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/16(木) 23:13:45.50 ID:Fq3nMiQZ0
メイドが冥土に行きそうだってか
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/16(木) 23:46:43.65 ID:uM0FXiJuo
>>52
上手いけど悲しいからムカつく

ロアナプラ行き、もう一人追加です
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/17(金) 00:27:34.68 ID:KZJTS6qyo
ロアナプラの人気に嫉妬
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/17(金) 11:01:13.55 ID:7AUkjM8IO
まさかな…
56 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:07:27.17 ID:oJpIXrUAO
こんばんは!

今日はアバター鑑賞の為今から投下です。

ロアナプラも人が増えたようでなにより。
あっちはサラリーマンに万年生理不順、ハゲにオタク、幼女にメイド、
ヤク中にゴスロリに中二病患者とよりどりみどりです。
眼鏡と主任も待ってますよ!
57 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:08:25.74 ID:oJpIXrUAO

幼女「……」ウツラウツラ

男「電車で揺られて眠くなっちゃったか」

許嫁「男さま、おんぶしてあげた方が良いかも知れないですね」

メイド「それでは私が……」

男「いや、オレがおんぶす…… すまん、電話だ」Prrrr

 「もしもし、男です」

 「え? 明日じゃダメですか?」

許嫁(男さまが敬語? 相手誰だろ……)

58 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:10:01.73 ID:oJpIXrUAO

 「……わかりました。 じゃぁ今から……」

 「いえ、こちらこそ」プッ

許嫁「男さま、今のは……?」

男「すまん、用事が出来た。 先帰っててくれるか?」

許嫁「ど、どこ行くんですか!」

男「……言えない。 やましいことはないから信じてくれ」

59 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:11:15.00 ID:oJpIXrUAO

メイド「では、幼女は私がおんぶしましょう」

男「悪いな、頼んだ」スタスタ

許嫁「あ、ちょっと! 男さま!」

メイド「……お嬢様、帰りましょう」

許嫁「……ヤダ。 男さま追っかける!」スタスタ

メイド「あ、ちょっと! お嬢様!」

幼女「……」スー スー

メイド「……幼女を背負っては追えませんね…… 家で待ちましょう」

60 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:11:59.84 ID:oJpIXrUAO

許嫁「男さま、どこへ向かってるんだろ……」

許嫁「……あ、止まった!」

男「お待たせしました」

 「いいえ、こちらこそお呼びたてしてしまって」

男「それで、連絡頂いた件は……」

 「どうぞ、中へお上がり下さい。 ふふ、楽しみですわね?」ガチャ

男「そうですね、ご期待に沿えればいいんですけどね? 失礼します……」

61 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:13:57.27 ID:oJpIXrUAO

許嫁(やましい事はないって言ったのに……)

許嫁(これまでもあの女の人と会ってたの……?)

許嫁(……帰ろう、ここに居たくない……)グスッ

許嫁「……浮気もの」ボソッ

62 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:14:37.30 ID:oJpIXrUAO

男「ただいまー!」

メイド「お帰りなさいませ、男さま。 その……」

男「何かあったか?」

メイド「お嬢様がスネて部屋に閉じこもりました」

男「な、なんで?」

メイド「先ほど男さまの後を追っていかれて、帰ったとたんに」

男「……なんか誤解してそうだな、アイツ……」

63 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:15:34.22 ID:oJpIXrUAO

メイド「一応お声掛けはしましたが、泣き寝入りされたようです」

男「ハァ、寝ちゃったなら起こすのも悪いな……」

メイド「鍵かけられてしまいましたが、寝床はどうしましょうか?」

男「幼女はどうした?」

メイド「リビングのソファで横にさせたままです」

男「……オレ、ソファで寝るから二人はオレの部屋で寝ていいよ」

64 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:16:11.48 ID:oJpIXrUAO

メイド「別に三人でベッドでも構いませんよ?」

男「明日の朝、許嫁がそれ見たら余計こじれるだろ……」

メイド「ふふ、冗談です。 夕食の準備できてますから」

男「一応、許嫁の分はラップして置いておいてやってくれ」

メイド「畏まりました。 では、幼女起こしておいて下さいね?」

男「あぁ、分かったよ……」

65 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:17:49.68 ID:oJpIXrUAO

メイド「今日はあり合わせのものですが……」

男「充分だよ、頂きます」

幼女「……ます」

男「野菜と豚肉蒸したのか、焼肉のタレあったかな……」

メイド「私はポン酢で頂きます」

男「幼女は酸っぱいのダメだろうから……」

66 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:18:27.97 ID:oJpIXrUAO

幼女「……許嫁は?」

男「あ、あぁ。 許嫁はな、その……」

メイド「今日はお疲れでもうお休みになられたんですよ」

幼女「……そう」

男「幼女も疲れたろ? ご飯食べて風呂入ったら寝ような?」

幼女「……うん」

メイド「はい、甘口のタレかけましょうね?」

幼女「……ありがと」

男(幼女の為にも許嫁と仲直りしないとな……)

67 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:19:15.45 ID:oJpIXrUAO

メイド「お風呂は如何なさいますか? 一緒に入られますか?」

男「いや、止めとくよ。 預かり物の子とオレが入る訳にもいかないだろ」

メイド「……そうですね、過去を考えれば男性は避けた方がいいかも知れません」

男「先に入ってくれ、オレの部屋のシーツ変えとくから」

メイド「ありがとうございます。 幼女、お風呂に入りましょう」

幼女「……」コクン

男「……一人風呂かぁ…… たまには良いけど、寂しいな……」

68 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:20:56.98 ID:oJpIXrUAO

幼女「……」トタトタ

男「上がったか…… こら、裸で走り回ったらダメだ」

幼女「……パジャマない」

メイド「……お嬢様の部屋に着替えを置いていたのを失念しておりました」

男「入る前に気付けよ……」

69 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:21:29.36 ID:oJpIXrUAO

メイド「すみません、昨日はお嬢様が用意して下さいましたので、つい」

男「……裸で寝させるわけにもいかないしなぁ……」

幼女「……慣れてる」

男「馬鹿、この家では禁止なの。 ……Tシャツでもいいか、待ってろ」

70 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:22:14.15 ID:oJpIXrUAO

男「ほら、少し小さくなったシャツだけど、着てみな?」

幼女「……んしょ」ゴソゴソ

メイド「なんというか、むしろエロいですね」

男「ズボンなんてサイズ合わないからしょうがないだろ……」

幼女「……お洋服着れるだけで嬉しい」

男「……そっか」ナデナデ

71 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:23:01.19 ID:oJpIXrUAO

メイド「それじゃ、今日は男さまの部屋で寝ますからね?」

幼女「……男は?」

男「オレはこのソファで……」

幼女「……ダメ」

男「ダメって……」

幼女「……男に迷惑かかる」

男「別に迷惑じゃないよ、気にしなくていい」

72 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:24:54.64 ID:oJpIXrUAO

幼女「……一緒に寝よ?」

メイド「幼女もこういってますし、ご一緒しませんか?」

男「しかし、見られたら許嫁の機嫌悪くならないか?」

メイド「お嬢様がお目覚めになる前に起こして差し上げますから」

幼女「……ダメ?」

73 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:25:45.97 ID:oJpIXrUAO

男「……分かった。 一緒に寝るか」ポンポン

幼女「……うん」ニコッ

男「それじゃ、風呂入ってくる……髪乾かしとけよ?」

メイド「さ、ドライヤーかけますからこちらへ」

幼女「……」コクン

74 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:26:38.19 ID:oJpIXrUAO

男「入るぞ」コンコン

メイド「男さまの部屋なんですから、ノックしなくても……」

男「そういうわけにもいかないだろ…… 幼女、起きてたのか?」

幼女「……待ってた」

男「そっか。 ありがとうな?」ナデナデ

幼女「……えへへ」

75 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:27:35.65 ID:oJpIXrUAO

メイド「さ、湯冷めなさる前にどうぞ」ポスポス

男「ん……」ゴソゴソ

メイド「寝返りで落ちないようお気をつけ下さいね?」

男「ま、大丈夫だろ。 いつもは二人でも落ちないし」

メイド「それはお二人が抱き合ってらっしゃるからです」

76 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:29:39.55 ID:oJpIXrUAO

幼女「……これで落ちない」ギュー

男「おいおい、オレにくっ付いても気持ちよくないぞ?」

幼女「……安心する」

男「そんなもんか? まぁ、悪い気はしないけどな」

幼女「……男優しいから好き」ギュー

77 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:30:59.45 ID:oJpIXrUAO

メイド「如何ですか? 半裸の幼女に抱きつかれた感想は」

男「あのな、やましい気持ちがあったら逆にマズイだろ」

メイド「ふふ…… さ、幼女はもうお休みの時間ですよ?」

幼女「……男、撫でて?」

男「お休み、幼女」ナデナデ

幼女「……おやすみ」

78 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:31:44.73 ID:oJpIXrUAO

幼女「……」スー スー

男「寝つきがいいな、幼女は」

メイド「こちらに来てからですよ。 前の家では寝付けなかったようです」

男「赤ん坊がいたら、なかなか幼女の相手も出来なかったろうからな……」

メイド「良い方たちと伺いました。 奥さまの姉の方は少々問題がありますが」

79 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:32:47.86 ID:oJpIXrUAO

男「知り合いなのか?」

メイド「腐れ縁、という奴です。 悪い人間ではありませんが……」

男「まぁ、親類どもに比べたら大体が善人だけどな……ふあぁ」

メイド「お疲れのようですね。 どうぞ、お休みになって下さい」

男「あぁ……明日の朝は頼んだ……」

メイド「はい、お任せ下さい」

男「……おやす、み……」スー スー

メイド「お休みなさいませ、男さま」チュッ

80 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/17(金) 18:35:20.18 ID:oJpIXrUAO
少し短いですが本日はここまで。

幼女のTシャツパジャマ、良いですよね。
シャツの下は全裸なんだぜ……

では、また明日21時より!
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県) [sage]:2012/02/17(金) 19:15:17.87 ID:k57nYW7vo
おまわりさん、ここです
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/17(金) 19:15:57.87 ID:3CGO1T/7o
おさわりまんこっちです。乙
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/17(金) 19:36:02.13 ID:JC6eya3Ro
おまわりさんこっちです、早くきてください!!
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/17(金) 20:13:29.02 ID:8nRlaOaS0
おさわりまんこハアハア
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/17(金) 20:41:08.12 ID:JC6eya3Ro
おまわりさん、ここにもいます!!
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/17(金) 20:46:59.86 ID:0Udig2XIO
幼女のおさわりまんこ…ゴクリ…ッ
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/17(金) 22:09:19.58 ID:JC6eya3Ro
おまわりさ・・・もういいや
失意の許婚を貰っていくとしよう
あれ?こんな時間に誰だ?宅急便か?
・・・うわ何をするやめr
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/17(金) 22:26:21.04 ID:evXyiwlyo

幼女の可愛さが天井知らず
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/02/17(金) 22:32:12.71 ID:tyd75/SK0
みんな安心しろおまわりは俺が全員撃ち殺しとくからみんなは好きなだけロリにハァハァしてろww
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/18(土) 00:56:12.90 ID:p7ctAJYCo
>>81-90
ロアナプラ行き
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/18(土) 01:21:40.20 ID:EaeHTRHX0

じゃあな90
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/18(土) 01:32:51.80 ID:/R7XzlEZ0
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/18(土) 09:09:53.20 ID:psjkKnOfo
>>90
自分もかよwwwwww
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/18(土) 10:21:46.71 ID:fDXNHyZbo
おまわりさん、俺らです。
95 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/18(土) 12:48:35.45 ID:1lePoDLAO
おさわりまん、それは眼鏡のお稲荷さんだ
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/18(土) 18:53:44.03 ID:QznXqaNBo
ロアナプラから静岡に帰ってきたよ!
97 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/18(土) 20:50:51.51 ID:1lePoDLAO
すみません、おまわりさんに周りを囲まれている為
本日の投下は22時より……

おさわりまんは帰れ!
98 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:10:37.00 ID:1lePoDLAO

幼女「……起きて」ポスポス

男「……ん……」

幼女「……男、起きた?」

男「……許嫁、おはよ」チュッ

幼女「っ!」カァ

メイド「朝っぱらから幼女にまで手を出しますか、このロリコン」

男「……え? ……うぁ」カァ

メイド「おはようございます、男さま」

幼女「……お、おはよ」

男「……おはよう、二人とも」

99 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:12:40.66 ID:1lePoDLAO

男「許嫁はまだ?」

メイド「はい、起きてらっしゃるかは分かりませんが」

幼女「……起こす?」

メイド「ご自分で出てこられるまでは好きにさせて差し上げましょう」

幼女「……うん」

100 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:13:19.34 ID:1lePoDLAO

男「ところで幼女。 その、悪いけどオレの上からどいてくれないか?」

幼女「……なんで?」

男「その、そろそろ起きようと……」

メイド「考えとは別に一部分はとっくに起き上がっておりますが」

男「せ、生理現象だって!」

メイド「本当にそうでしょうか? 先ほどから視線が……」

男「分かってるなら幼女をどかせてくれよ……」

101 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:14:37.33 ID:1lePoDLAO

幼女「……男、どうしたの?」キョトン

男(さっきから幼女のスジがチラチラしてるんだよっ!)

メイド「ロリコンは褒められた性癖ではありませんのでお気を付けを」

幼女「……ロリコンってなに?」

メイド「幼女のような子が大好きな人、って意味ですよ。 さ、降りて下さい」

幼女「……」コクン

102 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:16:31.99 ID:1lePoDLAO

メイド「朝ごはんできました。 幼女、運ぶの手伝って下さい」

幼女「……うん」トタトタ

男「……許嫁はまだ起きて来ないのか?」

メイド「はい。 ……そろそろ起こさないと時間が……」

男「悪いけど、様子見てきてくれるか?」

メイド「はい、畏まりました」

103 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:17:15.67 ID:1lePoDLAO

許嫁「……」ガチャ

メイド「あ、お嬢様!」

幼女「……許嫁、おはよ」

許嫁「……おはよう」

男「その、許嫁。 おはよう……」

許嫁「……」プイッ

男「お、おい。 まだ怒ってるのか……?」

104 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:18:24.40 ID:1lePoDLAO

許嫁「……このパン貰っていくね。 それじゃ」トタトタ

メイド「お、お嬢様……!」

幼女「……許嫁、変」ジワ

男「あの馬鹿、いつまでスネてんだよ……クソッ」イラッ

メイド「男さま、用意が出来てるなら追って下さいませ」

メイド「男さまも、あまりイライラせず……」

男「……分かってるよ! 後は頼む……」ガタッ スタスタ

105 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:19:19.83 ID:1lePoDLAO

幼女「……私のせい?」ポロポロ

メイド「違いますよ、二人は仲が良いからケンカしちゃったんです」ナデナデ

幼女「……仲が良いのに?」グスッ

メイド「えぇ。 仲が良すぎるんですよ、お二人は」ナデナデ

106 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:21:00.81 ID:1lePoDLAO

許嫁「……」スタスタ

男「おーい! 許嫁、待ってくれよ!」タッタッタ

許嫁「……」スタスタ

男「ハァハァ…… なぁ、返事くらいしてくれよ……」

許嫁「……」

107 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:22:22.07 ID:1lePoDLAO

男「……無視かよ、俺が何したってんだ?」イラッ

許嫁「……浮気者」ボソッ

男「は? なんだって?」

許嫁「……先、行くから」タッタッタ

男「お、おい! クソッ、なんなんだよ、アイツ……」イライラ

108 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:23:28.34 ID:1lePoDLAO

男「……おはよう」

友「……よぅ。 珍しいな、許嫁さんと別なんて」

男「……知らねぇよ、あんな奴」

友「お前らもケンカしたのか……」

男「お前ら『も』?」

女「……」ガラガラ

友「……よぅ」

女「……フンッ」プイッ

109 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:24:01.08 ID:1lePoDLAO

許嫁「……女さん、おはようございます」

女「おはよう、許嫁さん」

友「クソッ、なんだよアイツ……」

男「……そういうことか」

友「男、放課後付き合え。 愚痴らせろ」

男「あぁ。 オレも愚痴りたかったところだ」

110 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:25:45.90 ID:1lePoDLAO

許嫁(一日終わったけど、男さまとこんなに話しなかったの初めて……)

許嫁(……やっぱり、謝るべきでしょうか……)

女「ねぇ、許嫁さん。 良かったら付き合わない?」

許嫁「あ……でも私……」

女「男くんのことなら気にしなくていいわよ、だってほら……」

111 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:26:21.31 ID:1lePoDLAO

友「男、行こうぜ」

男「あぁ。 分かった」ガタン


女「許嫁さん放っといて友と帰るみたいだから」

許嫁「……分かりました。お付き合いします」

112 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:27:07.54 ID:1lePoDLAO

女「はい、コーヒー。 私はココアにしたけどねー」ズズズ

許嫁「ありがとうございます。 ……ところで、女さんもケンカですか?」

女「わかる? アンタたちもケンカしてるっぽいよね?」

許嫁「はい…… 男さまが浮気してるかもしれなくて……」

女「はぁ? 男くんが浮気? ありえないでしょ、それ……」

113 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:27:50.14 ID:1lePoDLAO

許嫁「でも! 最近出かける度どこいってたか教えてくれなくて……」

許嫁「この前も友さんと遊びに行くって嘘ついて!」ジワ

許嫁「き、昨日なんて、知らない女の人の家に上がりこんで……」ポロポロ

女「お、落ち着きなよ……」

許嫁「……ごめんなさい」

女「でも、確かに男くんが嘘つくなんて珍しいね……」

許嫁「はい……私が来てから初めてです」

114 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:29:49.64 ID:1lePoDLAO

女「その女の人とはどんな感じだったの?」

許嫁「親しそうに話してました。 敬語でしたけど」

女「年とかは?」

許嫁「20台前半の若い美人な方でした」

女「アンタが美人とかいうか…… でも、どこで知り合ったかがわかんないな」

許嫁「夜に家に上げてたんです、きっと長い付き合いなんじゃ……」

女「確かに他人なら家には上げないよね。 しかも夜は特に」

許嫁「ですよね…… 私、男さまがわからなくなってしまって……」

115 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:30:22.99 ID:1lePoDLAO

女「……ちゃんと話してみた?」

許嫁「いえ、もしかしたらって思うと怖くて……」

女「その人のこと、ちゃんと聞いてみた方が良いと思う」

女「男くんは、そんな簡単に許嫁さんを裏切らないよ、きっと」

許嫁「そうでしょうか……?」

116 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:30:56.23 ID:1lePoDLAO

女「ちゃんと話してみなよ。 って、私が言えた話でもないけどさ……」

許嫁「そういえば、女さんも友さんとケンカされてるんですよね?」

女「……うん」

許嫁「どうしたんですか? 一昨日は、その、初めての夜だったんじゃ……」

女「……聞いてくれる? あの馬鹿さ……」

117 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:33:06.89 ID:1lePoDLAO

友「な、なぁ。 本当に、いいのか……?」

女「……うん。 ずっとお預けしてたもんね」

女「私、友のこと好きだから。 だから……いいよ?」

友「女、女っ!」ガバッ

女「ちょ、ちょっと! 初めてなんだから優しくしてよっ!」

友「だって、お前の裸見せられたらもう我慢できねぇよ!」

女「わ、私だって我慢出来ないけど……」

118 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:34:05.63 ID:1lePoDLAO

友「え、えっと……触るぞ?」

女「……うん」

友「……これが、お前のアソコ……」クチクチ

女「やだ……恥ずかしい……」

友「舐めて濡らせば良いんだよな……」ピチュ…

女「……ん……」

友「よ、よし! 入れるぞ……」

女「ちょ、ちょっと待って、まだ……それにゴムは……?」

友「後でつけるからさ、最初だけはこのまま……」

女「だ、ダメだって……ちゃんとつけないと……」

119 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:35:46.02 ID:1lePoDLAO

友「だってもう我慢できねぇよ……」グッ

女「痛っ……まだ濡れてないからダメ、だって……」

友「あ、あれ? きつくて入らない……」グッグッ

女「痛いっ! ヤダ、痛いってば!」ゲシッ!

友「うぉっ!」ドスン!

女「痛いって言ってるでしょ! 話聞きなさいよ!」

友「す、すまん……」

女「……最低。 ゴムもつけないし……もうヤダ!」ゴソゴソ

友「わ、悪かった、すまん!」

女「……私帰る。 ちょっと頭冷やしたら?」トタトタ バタン!

120 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:37:09.53 ID:1lePoDLAO

女「……って感じでさ……」

許嫁「……最低ですね」

女「アイツも初めてでテンパってたのはわかるけどね……」

許嫁「それにしても女さんのこと考えてなさすぎます……」

女「本当、男くんみたいに気が回る奴なら良かったんだけどね……」

許嫁「男さまだって内心ドキドキしてたとは思いますけど……」

女「でも、優しくしてくれたんでしょ?」

許嫁「……はい」

121 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:37:50.59 ID:1lePoDLAO

女「ハァ……初エッチがあれかぁ…… まぁ、まだ入ってないけど」

許嫁「そ、そういう問題じゃないと思いますけど……」

女「っとまぁ、ちょっと愚痴りたくなったわけだったの」

許嫁「さすがに反省するでしょうし、次はきっと大丈夫ですよ!」

女「……次があれば、良いんだけどね……」

122 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:38:24.85 ID:1lePoDLAO

許嫁「女さんは、友さんを許さないんですか?」

女「……わかんない。 正直、今回のは結構キてるから……」

女「許嫁さんの方こそどうなのよ?」

許嫁「私は……男さまから謝って、本当のこと話してくれたら……」

女「本当に浮気してたら?」

許嫁「……わかりません。 本当に刺すかも……」

女「アンタならやりかねないから怖いわ……」

123 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/18(土) 22:40:39.77 ID:1lePoDLAO
本日はここまで。

友は悪くないんです……
ちょっとAVやエロ本見すぎてたり興奮し過ぎたのが敗因です。

では、また明日21時より!
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/18(土) 22:42:12.29 ID:ptCIOrwUo

友焦り過ぎだろ…





俺も童貞だけど
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) :2012/02/18(土) 22:43:08.53 ID:U/aHF4680
乙?
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/18(土) 23:07:33.94 ID:gKH88nfv0
乙!
俺も初めての時は興奮しすぎてアセりまくってたなぁ…
と、童貞が申しております
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/18(土) 23:08:56.42 ID:Ey8eH2Jro
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/02/18(土) 23:39:27.48 ID:Fym1IGxa0


俺はここまできたら童貞を守り通す・・・・あれ目から涙が・・・・
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/19(日) 01:58:54.78 ID:bZuezgXIO
>>128

. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/19(日) 16:00:16.48 ID:Mi896xqu0
まあおちつけよ魔法使いども
131 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:05:35.16 ID:0RY9YylAO
こんばんは!

モンハン危険ですね、書き貯めが進まない……
でも毎日更新は途切れないよう頑張ります。

では、投下開始です。
132 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:07:31.40 ID:0RY9YylAO

許嫁「……ただいま」

幼女「……おかえり」トタトタ ギュー

メイド「お帰りなさいませ、お嬢様」

許嫁「……男さまは?」

メイド「まだお帰りになっておりません」

幼女「……お絵かきしよ?」グイグイ

許嫁「……いいよ、着替えてからね?」

133 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:08:01.26 ID:0RY9YylAO

メイド「お嬢様、男さまと仲直りは……?」

許嫁「ヤダ。 男さまから謝ってくるまではしない」

メイド「……ならせめて、ちゃんと話を聞いてあげて下さいませ」

許嫁「……」

134 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:08:43.72 ID:0RY9YylAO

男「……ただいま」

メイド「お帰りなさいませ、男さま」

男「……許嫁は?」

メイド「リビングで幼女の相手をしていらっしゃいます」

男「……なんか言ってた?」

メイド「男さまが謝るまで仲直りしない、と」

男「……謝っても話聞こうとしないのは許嫁じゃねぇか」イラッ

メイド「男さま、お嬢様はある意味子供ですから……」

男「……分かってるよ」

135 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:10:16.01 ID:0RY9YylAO

男「許嫁、ただいま」

許嫁「……幼女ちゃん、この色の方がいいよ」

男(また無視かよ……)イライラ

男「……悪かったって」

許嫁「……何が悪かったのかわかってるんですか?」

男「そりゃ、お前に嘘ついたこととか、秘密にしてることとか……」

136 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:10:47.87 ID:0RY9YylAO

許嫁「そうしてまた秘密にするんですね、あの女の人のことも」

男「ち、違う! あの人はお前が思ってるような相手じゃなくて……」

許嫁「もういいです。 どうせまた言えないんでしょう?」

男「……黙って聞いてりゃ…… 誰の為に秘密にしてると……!」

許嫁「誰の為? もちろんあの人の為ですよね?」

137 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:11:54.42 ID:0RY9YylAO

男「話を聞けよっ!」バンッ!

幼女「……ヒッ!」ビクッ!

男「あ……す、すまん幼女……」

幼女「ごめんなさいごめんなさいぶたないでぶたないで……」ブルブル

許嫁「男さまの馬鹿! 幼女ちゃん、大丈夫、大丈夫だから……」ナデナデ

幼女「……イヤッ!」トタトタ


許嫁「あ……」

138 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:14:14.77 ID:0RY9YylAO

幼女「二人とも優しかったのに、なんで怒るの……?」

男「……それは」

幼女「……男と許嫁、怖い……」

許嫁「……っ!」

男「……幼女……」

139 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:15:08.65 ID:0RY9YylAO

幼女「……なんで仲良しなのにケンカするの……?」ジワ

幼女「……二人がケンカしてるの、ヤダ!」ポロポロ

幼女「……優しい二人に戻ってよぅ!」ポロポロ

メイド「……幼女、おいで」ギュー

幼女「うわぁぁぁぁぁぁん!」ポロポロ

男「……」

許嫁「……」

140 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:16:05.20 ID:0RY9YylAO

メイド「お二人とも、これ以上幼女を泣かすつもりなら許しませんっ!」

メイド「お嬢様。 いい加減にスネてないできちんと話を聞きなさい!」

メイド「男さま。 秘密主義も度を過ぎれば相手の為になりませんよ!」

メイド「頭を冷やして、きちんと話し合いなさい!」

メイド「さ、幼女。 二人でお買い物に行きましょう」

幼女「……」コクン

メイド「買い物から戻る前に二人ともきちんと話をしておくように!」

141 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:17:26.16 ID:0RY9YylAO

男「……」

許嫁「……」

男・許嫁「「……あの!」」

男「あ……その」

許嫁「……ごめんなさい」

男「いや、オレの方こそゴメン」

142 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:18:04.37 ID:0RY9YylAO

許嫁「男さま、謝ってくれてたのに、私素直になれなくって……」

男「元はと言えばオレがウソついたりしたのが悪いからさ……」

許嫁「でも……!」

男「ちょっと待っててくれるか? 全部話すから……」スクッ

許嫁「……はい」

143 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:18:49.23 ID:0RY9YylAO

男「お待たせ……」コトッ

許嫁「男さま、これは……」

男「……開けていいよ」

許嫁「……お酒?」ガサガサ

男「あぁ、ロマネ・コンティって高いお酒と同じ畑のワインなんだってさ」

許嫁「ロマネって……すごく高いお酒なんじゃ! なんでこんなもの……!」

144 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:21:26.64 ID:0RY9YylAO

男「そこの、製造年見てみな?」

許嫁「……これ、もしかして」

男「お前の生まれた年。 もうすぐお酒飲めるようになるだろ? だから……」

許嫁「それじゃ……誕生日に……」

男「そ、内緒にしとこうと。 でも、お前を悲しませたら意味ないもんな……」

男「お前に黙って出かけてたのは、友に紹介して貰ってバイトしてたんだ」

男「爺の金じゃなくて、オレの稼いだ金でプレゼントしたかったから……」

145 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:22:11.20 ID:0RY9YylAO

許嫁「じゃぁ、土曜日ももしかして……」

男「流石に、急に休んだら他の人に迷惑かかるからな」

男「まぁ、ギリギリ予算に達したから辞めて、昨日買ってきたんだ」

許嫁「それなら昨日の人は……」

男「酒屋さん。 これ探して貰えるよう頼んでた」

男「ごめんな、お前に余計な心配させて……」

146 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:24:45.52 ID:0RY9YylAO

許嫁「わ、私こそごめんなさい! 男さまの気持ちも知らないで……」ジワ

男「いや、サプライズに拘ってなんでもかんでも秘密にしてたオレが悪い」

許嫁「男さまぁ…… うわあぁぁぁぁぁぁん!」ポロポロ

男「許嫁、おいで?」

許嫁「男さま、男さまぁ……」ポロポロ ギュー

男「ごめんな、不安にさせて……」ナデナデ

許嫁「私こそ、男さまを信じ切れなくて……ごめんなさいっ!」ポロポロ

男「いいよ。 許嫁、愛してる……」チュッ

許嫁「私もです…… 男さまぁっ!」ギュー

147 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:25:16.18 ID:0RY9YylAO

メイド「ただいま帰りました」

幼女「……ただいま」

男「お帰り」

許嫁「お帰りなさい」

メイド「……その様子だと、仲直りされたようですね?」

許嫁「……うん。 ごめんね?」

メイド「その言葉は幼女に。 心配していたんですよ?」

148 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:26:44.16 ID:0RY9YylAO

男「幼女、ごめんな?」

幼女「……仲直りした?」

許嫁「うん、もう仲良しだよ?」

幼女「……良かった」ニコ

男「幼女、ありがとうな?」

幼女「……うん」カァ

メイド「では、私は夕飯の支度をしますので。 幼女と遊んでやって下さい」

許嫁「幼女ちゃん、いこ?」

男「抱っこしてやるからな!」

幼女「うん!」ニコッ

149 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:27:23.42 ID:0RY9YylAO

男「ごちそうさま」

許嫁「ごちそうさまでした!」

幼女「……ごちそうさま」

メイド「お嬢様、後片付け手伝って頂けますか?」

許嫁「うん!」

男「じゃぁ、お風呂掃除しようか、幼女」

幼女「……頑張る」グッ

150 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:28:53.91 ID:0RY9YylAO

メイド「仲直りできて良かったですね?」ジャー

許嫁「うん……ありがとうね?」カチャカチャ

メイド「いえ、お気になさらず……」ジャー

メイド「……でも、今回限りです」キュッ

許嫁「うん……」
メイド「次に隙があれば、私も遠慮致しませんから……」

許嫁「……分かってる。 でも、渡さないから」

メイド「ふふ…… なら、しっかり掴んで離さないことです」

151 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/19(日) 21:32:36.82 ID:0RY9YylAO
少し短いですがここまで。

誕生日に酔っ払うフラグが立ったよ!

まぁ、王道な展開でしたよね、以前募集したネタにも挙げられてたかと思います。

では、また明日21時より!
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/19(日) 21:34:40.45 ID:Dpr4f5Fno
リアルタイムで遭遇できた!乙!
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/19(日) 21:41:33.88 ID:JWKvY/BIO
かわいい生き物フラグキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
154 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:02:43.80 ID:BVVtAdrAO
こんばんは!

風呂上がりにまったりと投下開始です。
155 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:03:28.72 ID:BVVtAdrAO

メイド「幼女、お風呂はどうしますか?」

幼女「……許嫁と入る」ギュ

許嫁「あ……でも男さまは……」

幼女「……男も一緒」ギュ

男「……いいのか?」

メイド「まぁ、幼女の希望ですし良いのでは?」

許嫁「まさか欲情したりしませんよね?」

男「……善処する」

156 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:04:24.01 ID:BVVtAdrAO

許嫁「はい、幼女ちゃん。 バンザイして?」

幼女「……ん」

許嫁「はい、脱いでー…… っ!」

男「許嫁……」ポン

許嫁「あ…… そ、それじゃ次は下だよー!」

男(……幸い、後に残りそうな傷はないようだな……)

幼女「……脱いだ」

許嫁「じゃぁ、入ろうね? 身体洗ってあげる!」

幼女「……」コクン

157 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:05:23.55 ID:BVVtAdrAO

幼女「……洗ってあげる」

男「そっか、ありがとな?」ナデナデ

幼女「……」ゴシゴシ

許嫁「良かったですね、男さま?」

男「あぁ。 正直嬉しい」

幼女「……」ゴシゴシ

158 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:07:13.91 ID:BVVtAdrAO

許嫁「終わったら前も洗ってあげてね?」

幼女「……ん」ゴシゴシ

男「前はマズイだろ……」

許嫁「子供相手になに言ってるんですか!」

幼女「……前、洗う」

男「あ、あぁ。 頼む……」パサッ

許嫁「ちょ、ちょっと! タオルは外しちゃダメでしょう!」

男「あ……つい癖で……」

159 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:08:41.47 ID:BVVtAdrAO

幼女「……」ジー

許嫁「あ、あのね? 男の人のそこはあんまり見ちゃダメ……」

幼女「……男のこれ、大きいね」ツン

男「な、何を言ってるんだよ!」

許嫁「……幼女ちゃんは他の人のを見たことがあるの?」

幼女「……前のおうちで女みたいなお兄ちゃんとお風呂入った」

幼女「……お兄ちゃん、傷だらけだった……」グスッ

男「そっか。 幼女は優しい子だな……」ナデナデ

男(なるほどな、それで扱いに慣れてるって話か……)

160 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:09:51.72 ID:BVVtAdrAO

許嫁「幼女ちゃん。 男の人の、その、おちんちんは見たり触ったりしちゃダメ!」

幼女「……許嫁も見てる」

許嫁「好きな人のはいいの!」

幼女「……男、好き」ニコッ

許嫁「そ、そうじゃなくって……」

男「許嫁、お前に性教育は無理。 メイドに任せとけ」

許嫁「はぁい……」

161 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:13:25.28 ID:BVVtAdrAO

許嫁「ところで男さま……? 心なしか大きくなってませんかぁ?」

男「そ、そんなことはない」

幼女「……少し固くなったよ?」ゴシゴシ

許嫁「……ロリコン」

男「ち、違う! 生理的反応だ!」

許嫁「幼女ちゃん、もういいから湯船浸かりなさい? 私は男さまとお話するから」

男「……勘弁してくれ」

162 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:16:16.51 ID:BVVtAdrAO

幼女「……」ウツラウツラ

メイド「幼女、眠いなら寝室行きましょうね?」

幼女「……男と許嫁、3人で寝たい」ボー

メイド「今日はダメです。 二人きりにして差し上げましょうね?」

許嫁「明日からなら良いから……」

幼女「……約束」

男「あぁ。 約束だ」

163 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:17:08.33 ID:BVVtAdrAO

幼女「……眠たい」ウツラウツラ

メイド「じゃぁ、お休みの挨拶してお部屋に行きましょうね」

幼女「……お休み」

許嫁「お休みなさい、幼女ちゃん」

男「お休み」

164 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:17:42.84 ID:BVVtAdrAO

男「幼女は寝た?」

メイド「はい、よほど安心したのかぐっすりと」

許嫁「幼女には心配かけさせちゃいましたね……」

メイド「全くです。 心配する方が心配されてどうするのですか」

男「面目ない……」

165 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:18:20.21 ID:BVVtAdrAO

許嫁「でも、これで私達は仲直りできたから後は女さんたちですね……」

男「なんだ、やっぱりお前も相談受けてたのか?」

許嫁「はい……ちょっと友さんは酷すぎると思いますけど」

メイド「宜しければ、私にもお聞かせ下さいませんか?」

許嫁「うん、実はね……」

166 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:20:07.89 ID:BVVtAdrAO

メイド「ふふ、若いですね……」

許嫁「笑い事じゃないんだけど……」

男「あの馬鹿、多分漫画の読みすぎなんだよ」

許嫁「どういう意味です?」

男「いや、アイツの好きな漫画って、服脱いだら準備出来てるみたいなの多いからさ」

許嫁「そ、そうなんですか……」

167 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:21:10.73 ID:BVVtAdrAO

男「……そういや、お前は服脱いだら準備出来てるんだよなぁ……」

許嫁「そ、そんなことないです! 男さまが悪いんです……!」

メイド「ところで、何故男さまはそのようなことをご存知なんでしょうね?」

許嫁「……男さま? どういうことでしょうか……?」

男「ち、違う! 許嫁が来る前に見たことがあるだけで!」

メイド「では、タンスの後ろにある漫画は処分して構いませんね?」

許嫁「へぇ……あの時処分したのにまだ隠してたんですかぁ……」ニコ

男「……ごめんなさい」

168 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:22:33.90 ID:BVVtAdrAO

男「ま、まぁそれはともかく、問題はアイツらをどう仲直りさせるかだ」

許嫁「……誤魔化した」ボソッ

メイド「風俗で筆下ろしでもさせて差し上げれば宜しいのでは?」

男「女が嫌がるだろ、多分……」

許嫁「筆下ろしってなんですか?」

メイド「男性の童貞を経験豊富な女性に奪って貰うことを筆下ろしと言います」

許嫁「そ、そうなんだ」カァ

169 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:23:38.92 ID:BVVtAdrAO

男「経験豊富か……」チラッ

メイド「私はお断り致します。 男さま以外には身体を許さないと決めておりますので」

許嫁「ちょ、ちょっと! 何口走ってるの!」

メイド「もしまたケンカされた際には、是非夜伽にお誘い下さいね?」

男「え、えっと……気持ちは嬉しいんだけど何て答えれば良いんだこれ」

許嫁「もぅ! 鼻の下伸ばさないで下さいっ!」ツネリッ

170 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:26:11.82 ID:BVVtAdrAO

男「で、結局問題としては友の野郎が焦り過ぎってことだ」

メイド「女さまの方にも問題はあるかと思いますが……」

許嫁「そう? 例えば?」

メイド「最後、蹴り飛ばしてそのまま帰られたそうですが……」

メイド「男性から見るとプライドがズタズタになりそうですね」

男「……言われて見るとそうだな、友の事だからどうでもいいけど」

メイド「まぁ、悪いのは友さまなので自業自得ではありますが」

171 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:26:48.10 ID:BVVtAdrAO

許嫁「問題はそれとして、どう解決しましょうか……」

メイド「しょうがありませんね…… 明日、お二人をこちらへ」

男「メイドが説得するのか?」

メイド「いえ、お嬢様にして差し上げたようにレクチャーを……」

許嫁「ちょ、ちょっと! そこまでするの!?」

メイド「……ご心配なさらず。 実技は致しませんから」

172 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:27:45.98 ID:BVVtAdrAO

男「……じゃぁ、許嫁とは実技もしてたんだ……」

許嫁「や、やだ! もぅ、メイドの馬鹿!」

メイド「おかげで良い筆下ろしが出来ましたでしょう?」

許嫁「私経験豊富じゃないもん! 練習してただけだもん!」

男「まぁまぁ。 オレの為に練習してくれてたってのは嬉しいよ」ナデナデ

許嫁「男さまったら、もぅ……」スリスリ

173 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:28:39.52 ID:BVVtAdrAO

男「でも、実際どこまでレクチャーするんだ?」

メイド「男さまのご命令なら、私自身の身体で説明しても宜しいですが」

男「ダメだ。 許嫁相手ならともかく、メイドはもっと自分の身体を大事にしろ」

メイド「は、はい。 畏まりました……」

許嫁「まぁ、友さんに正しい女の子の扱い方を説明するくらいでいいと思います」

174 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:29:18.26 ID:BVVtAdrAO

男「本当はアイツらが自分たちで解決するのが一番なんだけどなぁ……」

許嫁「男さま、さっき幼女ちゃんに問題を解決して貰ったの忘れました?」クスリ

メイド「お話を聞く限りだと、少々難しいでしょうね……」

男「とりあえず、明日二人を連れて帰るよ。 メイド、悪いな?」

メイド「いえ、私にとってもお二人は大切な方々ですので」

175 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:30:00.65 ID:BVVtAdrAO

許嫁「男さまと私は幼女ちゃん連れて出かけてましょうか」

男「そうだな、流石に幼女に聞かせる話でもないし……」

メイド「それが宜しいでしょうね。 私にお任せ下さい」

男「あぁ、助かる……ふあぁ」

許嫁「ふふ、お疲れですね。 そろそろ寝ましょうか?」

男「あぁ……」

176 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:31:41.76 ID:BVVtAdrAO

男「許嫁、おいで?」ポスポス

許嫁「はい……」ゴソゴソ

男「……お前と寝るの数日振りだな……」

許嫁「……ごめんなさい」

男「オレも悪かったからさ。 もう謝るな」

許嫁「……はい」ギュー

177 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:32:26.11 ID:BVVtAdrAO

許嫁「ねぇ、男さま?」

男「なんだ?」

許嫁「その……メイドと寝て、どうでした?」

男「どうって……まぁ、普通に寝れたけど……」

許嫁「そうじゃなくて……んー、上手く言えませんけど」

男「なんだそりゃ…… でもまぁ、お前がいると落ち着くよ」

許嫁「……なら、良いです」ニコッ

男「……変な奴」ナデナデ

178 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:33:30.31 ID:BVVtAdrAO

許嫁「えっちなこと、してないでしょうね?」

男「してないって。 昨日は幼女もいたし」

許嫁「幼女ちゃんには悪いことしましたね……」

男「明日、お詫びしてやらないとな?」

許嫁「何かプレゼントでも買ってあげましょうか?」

男「そうだな、明日の放課後までに考えておこうな」

許嫁「そうですね……」

男「そろそろ寝ようか?」

許嫁「はい……お休みなさい、男さま」チュッ

男「お休み、許嫁」ギュー

179 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/20(月) 21:37:12.16 ID:BVVtAdrAO
本日はここまで。

誰だって触られたら反応しますよね、子供の手ってスベスベだし。

メイドのレクチャーの内容はご想像にお任せします。
幼女もいつかレクチャーを受けるのでしょうか……

では、また明日21時より!
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/20(月) 21:38:37.53 ID:+4OKy9Glo
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/20(月) 21:47:42.17 ID:Gt2XVIZW0
乙ー

おさわりまんこというよりおさわりちんぽになってしまったなw
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/20(月) 21:50:34.05 ID:r0GQPOreo
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/20(月) 22:44:55.77 ID:bLJfg0kw0

女みたいなお兄ちゃんって、、、
あれか、ようじ君か
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/20(月) 22:50:09.91 ID:15nzhFxOo
オレ昔娘が前も洗ってくれてさぁ
固くしちゃったら2週間位嫁に無視されたよ…
185 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/20(月) 22:55:16.30 ID:BVVtAdrAO
>>183
幼司くんですね。
男斗子さんが後輩ちゃんを産んですぐという時間系列です。

186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 00:53:32.80 ID:L8UNalRIO
>>184
同じ男として同情するが、そもそもうちの嫁は娘と俺を一緒に風呂にいれさせてくれたことが無い…
やはり結婚前に見つかった娘の幼女と風呂に入って犯す同人誌が見つかったのが原因かなぁ…
陵辱もののペドエロゲーが見つかったせいかなぁ…
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 01:23:21.08 ID:tMveP1hIo
>>186
全部当てはまってるじゃないか
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 10:34:33.19 ID:oqTJXBSYo

ウツラウツラしてる幼女はうちで寝かせときます
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 14:27:02.05 ID:z6mn1YPl0
ここは性犯罪者予備軍が多いなwwww




もちろん、私もです
190 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:06:34.12 ID:5qmcD+4AO
ロリコンさん、こんばんは!

妻子持ち多くて吹いた。

では、投下します。
191 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:07:37.54 ID:5qmcD+4AO

男「ん……」

幼女「……」スー スー

男「あれ……なんで幼女が……」

許嫁「男さま、シー……」

男「なんでここで寝てるんだ」ヒソヒソ

許嫁「起こしに来て、そのまま眠っちゃったみたいです」ヒソヒソ

男「そっか、もう少し寝かせてやるか」

192 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:10:12.37 ID:5qmcD+4AO

許嫁「男さま、んー♪」

男「許嫁、おはよ」チュッ

幼女「……」ジー

許嫁「あら、幼女ちゃん起きたの?」

幼女「……んー♪」

男「おいおい、いいのか?」

幼女「……んー♪」

男「ん、幼女おはよ」チュッ

幼女「……えへへ」ニコッ

許嫁「男さま、いいなぁ……」

幼女「……んー♪」

許嫁「幼女ちゃん、おはよう!」チュッ

幼女「……おはよ!」ニコッ

193 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:11:00.38 ID:5qmcD+4AO

男「許嫁、取り合えず今日はケンカしたままの振りでいくぞ」

許嫁「? なんでそんなことするんですか?」

男「女と友、そのまま誘っても二人一緒では来ないだろ、多分」

男「だから、別々に誘って家に連れてくる」

許嫁「なるほど……私たちが仲直りしてたら二人別々に行動するのおかしいですもんね」

194 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:11:42.85 ID:5qmcD+4AO

メイド「二人がお帰りになられたら幼女とお出かけ下さい」

幼女「……お出かけするの?」

許嫁「うん! 心配かけたお詫びにプレゼントしてあげる!」

男「街まで出かけて買い物しような」

幼女「……楽しみ!」キラキラ

195 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:14:08.31 ID:5qmcD+4AO

メイド「大体1時間もあれば大丈夫でしょう。 続きをこちらでするなら2時間ですが」

男「いや、流石にこの家で続きはさせないだろ、普通……」

メイド「目の前でレクチャーしながら初体験を済ませて頂いた方が安心なのですが」

許嫁「あのね、メイドに慣れてる私だったとしても流石にそれはイヤだよ……」

メイド「そんなものですか。 生憎と初体験に思い入れがないものですから……」

196 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:14:50.94 ID:5qmcD+4AO

メイド「では、どこかホテルでも押さえておきます。 二人の着替え借りますね?」

男「ヤらせる気満々だな……」

許嫁「もう少し二人の自由意志に任せた方が良いと思うけど……」

メイド「GWから今までかかったんです。 自然に任せてはいつになるやら」

男「まぁ、それもそうだな。 無理強いだけはするなよ?」

メイド「心得ております」

197 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:15:43.58 ID:5qmcD+4AO

幼女「……何のお話?」

許嫁「私たちの友達に仲直りして貰おうって話だよ」

幼女「……ケンカはダメ」

男「そうだな、ケンカはダメだもんな」ナデナデ

メイド「お二人とも、そろそろ時間ですよ」

男「あぁ。 じゃ、許嫁先に出てくれ。 バラバラで行こう」

許嫁「んー、ちょっと寂しいですけどしょうがありませんね……」

男「放課後までの我慢だからさ」

198 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:17:42.99 ID:5qmcD+4AO

許嫁「じゃぁ、また後で…… んー♪」

男「行ってらっしゃい」チュッ

メイド「お二人ともすっかり仲直りされたようで。 焼けますね」

許嫁「ふふ、隙なんて見せてあげないんだからっ!」ガチャ

幼女「……二人ともいつもチューしてる」

メイド「仲良しさんだからですよ」

199 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:18:33.30 ID:5qmcD+4AO

男「じゃぁ、オレもそろそろ行くよ」

メイド「はい。 いってらっしゃいませ、男さま」チュッ

男「……案外、負けず嫌いなのな?」

メイド「男さまへの愛は負けていないと自負しておりますので」

男「……行ってきます」ガチャ

幼女「……メイドもチューしたね」

メイド「仲良しさんだからですよ」

200 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:19:09.62 ID:5qmcD+4AO

男「……おはよう」

友「……よぅ」

男「まだ仲直りしてないのか?」

友「電話にも出ねぇからな、話すらしてない」

友「人の事言ってる場合かよ? お前らこそ別行動じゃねぇか」

男「……まぁな」

201 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:19:44.44 ID:5qmcD+4AO

友「クソッ……」

男「なぁ、放課後うちに来ないか? 外じゃ相談も出来ない内容だろ?」

友「……そうだな、頼む。 代わりにお前の相談にも乗るからさ」

男「分かった。 じゃぁ、放課後な?」

202 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:21:27.82 ID:5qmcD+4AO

許嫁「……おはようございます」

女「おはよう……」

許嫁「……まだ仲直りされてないんですね」

女「……思い出すと嫌いになりそうだからさ……」

許嫁「放課後、うちに来ませんか? 幼女ちゃんもいるし」

女「あぁ、あの時の子? そうだね、気分転換になるかも……」

203 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:22:05.29 ID:5qmcD+4AO

女「でも、アンタたちの方はいいの? まだ仲直りしてないんでしょ?」

許嫁「……どうせまた男さまは友さんと遊びに行くでしょうから」

女「そっか…… なら、寄らせてもらおっかな」

許嫁「はい! それじゃ、また放課後に……」

204 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:22:43.62 ID:5qmcD+4AO

友「で、これは一体……」

女「どういう事なわけ?」

男「悪いな、騙させてもらった」

許嫁「お二人には仲直りして貰おうと思いまして」

女「……気分悪い。 帰らせて貰うわ」

友「……オレも。 ふざけんなよ……?」

205 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:23:33.35 ID:5qmcD+4AO

幼女「……」ジー

女「な、なに?」

幼女「……仲直りしなきゃ、ダメ」ジワ

女「な、泣かないでよ……」

メイド「お二人とも、1回の失敗でこれまでの関係を全て壊すおつもりですか?」

メイド「仲直りしたいと、お思いになられませんか?」

女「……私は、ちゃんと友が反省してくれるなら、別に……」

友「お、オレだって仲直りはしたいけどさ……」

206 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:24:57.04 ID:5qmcD+4AO

メイド「では、僭越ながら私が協力して差し上げます」

メイド「1時間だけ、私の話を聞いてみませんか?」

女「……わかった」

友「……1時間だけなら」

男「じゃぁ、決まりだな」

許嫁「メイド、後は宜しくね?」

メイド「はい。 お気をつけていってらっしゃいませ」

207 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:25:46.35 ID:5qmcD+4AO

友「お、おい! お前らはどこ行くんだよ!」

許嫁「私たちは幼女ちゃんとデートです」

男「お前らはメイドのありがたいレクチャーをしっかり受けてろ」

幼女「……行こ?」グイ

許嫁「うん、手繋いで行こうね、幼女ちゃん」ギュ

女「ちょ、ちょっと! 待ちなさいよ、コラー!」

208 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/21(火) 21:30:27.02 ID:5qmcD+4AO
書き貯めが進んでないので取り敢えずここまで。

家族がいるとSS書き辛いなぁ……

では、また明日21時より!
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/21(火) 21:36:14.10 ID:pmIQQGEJo
あれ?許婚を貰おうと思ったらもらえない状況になってる
ん?また宅急便?
うわ何をするやm

その後俺の姿を見たものはいなく、アパートのドアには乙と言う文字が、大きく書かれた紙が貼り付けられていた
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 21:36:46.32 ID:7XZrzH0Ro
211 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/21(火) 21:39:17.05 ID:5qmcD+4AO
>>209
おまいはまたロアナプラから脱走したのか……
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 22:09:25.85 ID:z6mn1YPl0

家族がいる、幸せ。知っていますか?
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 22:10:55.87 ID:z6mn1YPl0
ごめん。
ようわからんこと書いてしまった。
反省
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/21(火) 23:03:56.41 ID:2JmllF2n0
乙!

初体験に思い入れがないなんて随分苦労の多い人生だなぁメイド…

つか>>209はまだ凝りずにロアナプラとこっちを往復してんのかw
いい加減許嫁のことは諦めろよww
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 00:28:09.59 ID:4UFxKjlIO
最近娘まで私の事を汚物を見るような目で見てくる死にたい



216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/22(水) 00:32:13.51 ID:5WQlBN2qo
>>215
おいおい、ご褒美じゃないか

乙っす
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/22(水) 14:56:05.72 ID:u4veo3cM0
娘いる時点でリア充だろ自慢すんな泣けてくるだろ
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 15:50:09.26 ID:4UFxKjlIO
>>217
娘に臭いシネといわれ嫁には金だけせびられ夜も3年前くらいからほぼ無し
毎月の昼飯込みの小遣いと称して3万円のみ
これでも俺が勝ったと思うのか…
この前娘がDQN茶髪彼氏を連れてきた時には自殺しようか迷ったぞ
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 17:57:45.74 ID:1GNSgoeIO
>>218…oh…
というかおまいさん来る板間違えてんじゃないかいw
つ既男板
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/22(水) 18:08:24.11 ID:kesmOXQMo
>>214
なら早く最終回を書けくださいって>>1に言うんだ!!
男と許婚の結婚式編が終わるまで俺は何度でも許婚をもr
なんだまた宅急便か?
えぇ、えぇ、うわなにをするやm
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 19:55:49.75 ID:4UFxKjlIO
>>219
既に住人です
離婚したい死にたい
222 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:07:42.72 ID:TyZyJhbAO
こんばんは!

皆色々大変ですね……

許嫁ちゃんのほんわか日常生活でも見て和んでいって下さい。

では、投下します。
223 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:08:23.78 ID:TyZyJhbAO

男「さて、幼女は何か欲しいものがあるか?」

幼女「……私、なにも……」

許嫁「だーめ! 私たちからのお詫びなんだから、遠慮しないの!」

男「そういうこと。 前にも言ったろ? 遠慮するなって……」

幼女「……許嫁みたいな髪飾りが欲しい」

許嫁「あ、おばさまの髪飾り……」

男「そっか。 それじゃ、アクセサリーショップへ行ってみような?」

224 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:09:31.80 ID:TyZyJhbAO

幼女「わぁ……」キラキラ

男「なかなか良い店だろ?」

許嫁「……なんでこんなお店知ってるんですかぁ?」ニコニコ

男「べ、別に以前女に付き合わされただけだって……」

225 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:10:12.97 ID:TyZyJhbAO

幼女「……綺麗」

男「幼女の好きなのを選んでいいぞ?」

許嫁「幼女ちゃん、髪の毛長いから似合いそうだね?」

男「そうだな、髪が腰まであるもんな……」

許嫁「そうだ、別にリボンやゴムも買って後で編みこんでみましょう!」

男「……嫌がられない程度にな?」

幼女「……」キラキラ

226 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:12:51.14 ID:TyZyJhbAO

男「幼女、決まったか?」

幼女「……これ、似合う?」スッ

許嫁「可愛い! 似合ってるよ、幼女ちゃん!」

幼女「……男、どう?」

男「あぁ、似合ってる。 髪が綺麗だから映えるな」

幼女「……」カァ

227 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:13:47.22 ID:TyZyJhbAO

男「じゃぁ、それにするか?」

幼女「……あ、値段見てない……」

男「んー、5000円か……」

幼女「……安いのにする……」

男「いいよ、似合ってるし。 幼女もそれ気に入ったんだろ?」

幼女「……でも」

228 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:14:33.60 ID:TyZyJhbAO

許嫁「幼女ちゃん、これは私たちからのお礼なんだから、遠慮しないの!」

許嫁「私のお小遣いと半々でいいですよね?」

男「勿論。 リボンとかは選んだか?」

許嫁「はい、素敵なのがありましたから!」

男「分かった。 じゃぁ、会計してくるよ」

229 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:15:31.69 ID:TyZyJhbAO

幼女「待って、本当にいいの?」

男「あのな、こういうときは『ありがとう』って言えばいいんだ」

幼女「……ありがとう……ありがとう男! 許嫁!」ジワ

許嫁「こら、泣かないの! 嬉しい時は笑顔だよ?」

幼女「……うん!」ニコッ

230 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:21:56.13 ID:TyZyJhbAO

男「幼女、ケーキは美味しかったか?」

幼女「うん!」ニコッ

許嫁「でも、ケーキ沢山食べたからおうちではお菓子抜きね?」

幼女「……我慢する」

男「幼女は良い子だな……」ナデナデ

幼女「……えへへ」

231 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:22:44.17 ID:TyZyJhbAO

許嫁「そういえば、あれからもう3時間経ちましたけど、どうなったんでしょうか?」

男「あぁ、暗くなり始めてるからな……そろそろ帰るか?」

許嫁「そうですね、幼女をあまり遅くまで連れまわすわけにいきませんし」

男「それじゃ……あ」

友「あ」

女「う」

許嫁「えっと、今そこのホテルから出てきました……よね?」

友「……」

232 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:23:33.43 ID:TyZyJhbAO

男「……うまくいったか?」

女「……うん」カァ

許嫁「おめでとうございます!」

友「あ、あぁ。 うん……」

許嫁「今度は優しくして貰えました?」ヒソヒソ

女「……うん、私のこと考えて優しくしてくれた……」カァ ヒソヒソ

233 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:24:13.74 ID:TyZyJhbAO

男「……なぁ、友?」

友「なんだよ?」

男「……なんかムカついたから一発殴らせろ」ガスッ

友「グッ……な、何しやがる!」

男「……女の事、大事にしてやってくれよ……?」

友「……そうだったな。 分かってる」

234 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:24:51.28 ID:TyZyJhbAO

女「なに男同士で青春マンガみたいなことしてんのよ?」

許嫁「積もる話は明日にして、今日はもう遅いですから……」

男「あぁ。 また、明日な?」

友「おう、また!」

235 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:27:04.59 ID:TyZyJhbAO

許嫁「男さま、もしかして嫉妬してらっしゃいます?」

男「……少し」

許嫁「もぅ、私というものがありながら……」

男「勘違いとはいえ、一度はお姉ちゃんだと思ってたからさ……女のこと」

男「大事な人が友の物になったって、ちょっと実感が湧いてきたから……」

許嫁「でも、友さんなら許せますよね?」

男「……馬鹿だけどな」

236 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:28:02.99 ID:TyZyJhbAO

幼女「……男、悲しいの?」

男「んー、嬉しいの半分に悲しいの半分かな?」

幼女「……よくわかんない」

男「大きくなったらわかるかもな?」ナデナデ

幼女「……子供扱い、イヤ」プイッ

許嫁「ふふ、幼女ちゃんは立派な女の子だもんね?」

237 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:28:38.42 ID:TyZyJhbAO

男「ただいま」

許嫁「ただいま帰りました!」

幼女「……ただいま!」

メイド「お帰りなさいませ」

男「さっき、ホテルから出てくる二人に会った。 ありがとうな?」

メイド「その様子だと、上手く行ったようですね」

許嫁「うん、ちゃんと優しくしてくれたって!」

238 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:29:15.45 ID:TyZyJhbAO

男「……どんなレクチャーしたのか少し気になるな……」

メイド「お望みなら二人きりでレクチャー致しましょうか? 実技込みで」

許嫁「ダメー! やるならせめて三人でなの!」

男「いや、それはおかしいだろ……」

メイド「夕飯の支度が出来ております。 手を洗ってからどうぞ」

239 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:31:23.29 ID:TyZyJhbAO

メイド「今日もオムライスにしました」

男「最近オムライス多いな……」

許嫁「幼女ちゃんへのご褒美ですから。 大好物だもんね?」

幼女「うん!」

男「ま、オレも嫌いじゃないから別にいいんだけど」

240 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:32:27.82 ID:TyZyJhbAO

メイド「幼女、何か文字を書きましょうか?」

幼女「『男好き』って!」

男「ぶっ!」

許嫁「……幼女ちゃん、なんでそんなの書いて貰うのかなぁ?」ヒクヒク

幼女「……男、好きだもん」

メイド「では、私も…… 『男さま大好き』……と」カキカキ

許嫁「わ、私も! 『男さま大大大好き』!」カキカキ

男「許嫁、ケチャップかけすぎ……」

241 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:33:27.36 ID:TyZyJhbAO

メイド「男さま、モテモテで宜しいですね?」

男「……オレの目には修羅場に見えるんだけどな……?」

メイド「男さまのには誰の名前を書きましょうか?」

男「お前、今の状況楽しんでるだろ?」

許嫁「……『許嫁大好き』」ソーッ カキカキ

幼女「……許嫁ずるい」

242 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/22(水) 21:36:19.19 ID:TyZyJhbAO
今日も短めですがここまで。

もう少し書き貯め貯まるまではこのペースで行きたいと思います。

では、また明日21時より!
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 21:45:22.96 ID:zuqj4p7Eo


レクチャー内容と友のリベンジが気になる
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/22(水) 22:23:05.87 ID:TLGmS2YOo
なんだこれ!!
マグマッ!?

245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 22:23:19.12 ID:FK3QpAz/o
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 23:45:07.33 ID:XSjRMrrDo

幼女が可愛すぎるんだがどうしたらいいだろうか…
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 01:04:52.01 ID:ANZA9NNIO

所々男の口調がやらない夫みたいになってきたなwww
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/23(木) 02:21:46.63 ID:45U+3iUto
>>244
懐かしいなそれwwwwww
249 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:03:11.17 ID:1HCs3GPAO
こんばんは!

女・友のえっちは番外編をお待ち下さい。

では、投下開始します。
250 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:03:51.99 ID:1HCs3GPAO

幼女「……男、お風呂」

男「ん? 今日も一緒に入るか?」

幼女「……ん」

許嫁「じゃぁ、また三人で入りましょうか」

幼女「……男と二人がいい」

許嫁「え゛……」

251 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:04:52.99 ID:1HCs3GPAO

男「流石に二人はマズくないか……?」

幼女「……ダメ?」

男「う……」

メイド「まぁ、良いんじゃないでしょうか?」

許嫁「で、でも……」

メイド「まさか、男さまが変なことをするとは思っておりませんし。 ね、男さま?」

男「当たり前だろ……」

幼女「……行こ」グイ トタトタ

男「おいおい、引っ張るなって……」トタトタ

252 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:05:35.45 ID:1HCs3GPAO

許嫁「……ねぇ、メイド? もしかしてまたなの?」

メイド「同じく立てられた立場としては答え辛いですが、フラグが立ってますね」

許嫁「……あんな子供なのに……」

メイド「あの子、辛い思いをしてきた分内面は思ってる以上に女ですよ?」

許嫁「……女、かぁ……」

253 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:06:11.43 ID:1HCs3GPAO

メイド「それに、ああ見えてあの子10歳ですし。 お嬢様も初恋は10歳では?」

許嫁「6歳くらいと思ってた……外見に惑わされてたわけだね……」

メイド「まぁ、私は良い傾向だと思いますよ?」

メイド「あんな過去があっても、好きな異性が出来たということですから」

許嫁「私としては素直に喜べないよ……」

254 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:08:35.22 ID:1HCs3GPAO

幼女「……」トタトタ

メイド「ダメですよ、ちゃんとパジャマを着てからです」

男「許嫁、さっき買って来たゴムあるか?」

許嫁「はい、ちょっと待って下さい……」ガサガサ

男「幼女、パジャマ着たらおいで! 髪編んでやるから!」

幼女「……うん」ゴソゴソ

255 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:09:29.98 ID:1HCs3GPAO

許嫁「男さま、編めるんですか!?」

男「施設で下の子の髪まで世話してたからなぁ……」

許嫁「……わ、私も編んで下さい!」

男「いいぞ? 風呂上がったらやってやる」

メイド「男さまは普段使わないようなスキルを沢山お持ちですね……」

256 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:10:43.90 ID:1HCs3GPAO

男「……」アミアミ

幼女「……えへへ」ニコニコ

男「幼女の髪は本当に綺麗だな……」アミアミ

幼女「……嬉しい」カァ

男「ほら出来た。 これで邪魔にならないだろ?」

幼女「ありがと!」クルリ

男「うん、似合ってる。 可愛いぞ?」

幼女「……ん」カァ

257 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:11:37.84 ID:1HCs3GPAO

許嫁「男さまー! 私もー!」トタトタ

男「お前な、寝巻き着て来いよな……」

許嫁「だって、早く編んで貰いたくって……」ポスッ

男「はいはい。 せっかくだからオレの好みにしてやる」

許嫁「はい、男さまの好きにして下さい!」

258 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:12:36.51 ID:1HCs3GPAO

幼女「……」ムスー

メイド「幼女、こっちでココア飲みませんか?」

幼女「……いい」

メイド「仲直りしたばっかりですから、少し甘えさせてあげて下さい」ヒソヒソ

幼女「……」コクン

メイド「ふふ、幼女は優しい子ですね……」

259 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:14:51.06 ID:1HCs3GPAO

男「よし、出来た。 後ろは寝てる間用な? 緩くしてあるからすぐ解けるし」

許嫁「男さま、もみ上げ編んだのがお好きなんですか?」

男「ん、なんかお前に似合いそうだったから」

許嫁「なら、これからずっとこの髪型にしようかなぁ……」

男「時間があるときなら編んでやるぞ?」

許嫁「ありがとうございます!」ギュー

メイド「あら、可愛らしくなりましたね?」

男「だろ? 自信作だ」

260 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:15:59.95 ID:1HCs3GPAO

幼女「……ん」ゴシゴシ

メイド「幼女、眠くなりましたか?」

幼女「……」コクン

男「じゃぁ、そろそろ寝るか……」

許嫁「幼女ちゃん、今日は一緒に寝ようね?」

幼女「……メイドも」ギュ

メイド「あら、嬉しいですけど……4人は狭いですよ?」

幼女「……みんな一緒がいい」

男「んー、別に良いんだけど寝てる間にベッドから落ちそうだしなぁ」

261 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:16:41.54 ID:1HCs3GPAO

許嫁「私の部屋のベッド、動かしてくっつけちゃいませんか?」

男「なるほど、2つあるしそれなら丁度良い大きさになるな」

メイド「では男さま、動かしますのでご協力頂けますか?」

男「あぁ。 良かったな、幼女。 皆で寝られるぞ?」

幼女「……ん」ニコッ

262 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:18:51.87 ID:1HCs3GPAO

メイド「さ、幼女、男さま……どうぞ」ポンポン

幼女「……」ゴソゴソ

男「子供扱いかよ……」ゴソゴソ

許嫁「で、最後は私でサンドイッチですね」ゴソゴソ

男「これで良かったか、幼女?」

幼女「……うん!」ニコッ

263 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:19:41.54 ID:1HCs3GPAO

メイド「さ、それじゃもう寝ましょうね……」

幼女「……男、撫でて?」

男「いいよ……」ナデナデ

幼女「……えへへ」スリスリ

許嫁「むー……」

メイド「お嬢様、子供にまで嫉妬しないで下さい」

264 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:21:10.17 ID:1HCs3GPAO

幼女「……」スー スー

男「……寝たな」

メイド「男さまの腕枕が気持ちよさそうですね……」

男「まぁ、許嫁に比べたら軽いし楽だな」

許嫁「男さまぁ? それ私が重いって言ってますかぁ?」ツネリッ

男「痛い痛い痛い痛い」

メイド「あんまりはしゃぐと幼女が起きますよ……?」

265 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:22:49.63 ID:1HCs3GPAO

メイド「で、4Pのご感想は如何ですか、男さま?」

男「ぶふぉっ!」

メイド「3P経験がおありなのに今更4Pで驚かれなくても」

男「この状況、しかも幼女を頭数に入れるお前の頭に驚いたんだ!」

許嫁「でも、なんか良いですね…… 家族って感じで」

男「……そうだな。 こういうのも、悪くない」

266 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:23:35.66 ID:1HCs3GPAO

許嫁「……ねぇ、男さま? いっそ幼女ちゃんを引き取って4人で……」

男「……それは、ダメだ」

許嫁「なんでですか!」

男「……オレが、ガキだからだよ」

男「オレは、経済的に自立出来てない、ガキなんだよ……」

男「そんなオレが責任持ってコイツを育てていけると思うか?」

267 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:24:11.86 ID:1HCs3GPAO

メイド「経済面では旦那様より援助が受けられると思いますが……」

男「メイド、なんでも金で解決出来ると考えるな」

男「金があったところでオレに人の親としての自覚がなきゃ同じだ」

メイド「……出過ぎたことを申し上げました。 済みません」

268 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:26:17.92 ID:1HCs3GPAO

男「今の状況はさ、きっと傷を癒すには最適な環境だと思う」

男「でもな、このままずっとここに置いておくと甘やかしてしまう」

男「甘やかして、コイツを弱い人間にしてしまうような気がするんだ……」

許嫁「そんなことは……」

男「なら許嫁。 お前はコイツが悪いことをしたら叱れるか?」

男「あの怯えた表情を見ても、きちんと怒ってやれるか?」

269 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:27:01.50 ID:1HCs3GPAO

許嫁「……出来ません」

男「泣きそうな顔すんなよ、オレも叱れそうにないんだからさ……」

男「でも、コイツは犬猫じゃないんだ。 可愛がるだけじゃダメなんだよ」

男「だからさ、ちゃんとした大人に育てて貰うべきだと思う」

男「……おじさんのような、大人にな」

許嫁「お父さん……」

270 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:27:48.49 ID:1HCs3GPAO

男「なぁ、メイド。 コイツの引き取り先は決まってるのか?」

メイド「いえ、まだそちらについては手がついておりません」

男「……心当たりがある。 明日、連絡してみてくれ」

メイド「畏まりました」

許嫁「……」グスッ

男「泣くなよ…… 別に一生別れるって話じゃない」ナデナデ

男「オレたちがもう少し大人になるまで別々に暮らそうってことだ」ナデナデ

271 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:28:32.93 ID:1HCs3GPAO

許嫁「……私、納得は出来ません。 でも、いつか一緒に暮らせるなら……」

男「ちゃんと自立出来たら、二人で迎えに行こうな?」

許嫁「……二人じゃありません。 メイドも入れて三人です」ゴシゴシ

メイド「……お嬢様」

許嫁「男さま、私たち三人を養えるよう、頑張って下さいね?」

男「……責任重大だな」

メイド「ふふ、期待しておりますよ?」

幼女「……」

272 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/23(木) 21:32:02.43 ID:1HCs3GPAO
本日はここまで。

幼女は三つ編み幼女に進化しました。

さて、幼女編もクライマックスが近くなり幼女とももうすぐお別れです。
今のうちに幼女成分を堪能しておいて下さい。

では、また明日21時より!
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/23(木) 21:34:38.80 ID:J+ctwyaJo
乙んっす
幼女ちゃんペロペロ
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 22:14:19.58 ID:3hVhYpjQo

男の心当たり…
ああ、うちか
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/23(木) 22:33:21.69 ID:BzIkvwAu0
乙ん
>>274いや俺の家にきまってるだろjk
こちとらいつでも幼女ちゃんをペロる準備が出来てんだよ

…というか今回は久々の真面目な内容だったからふざけにくい雰囲気だなぁ…
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/24(金) 05:05:17.59 ID:PqjGpyLCo
おつ
今日連絡が来るのかと思ったら楽しみで眠れん
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 09:40:51.91 ID:5nf329gIO
>>274-277
ロアナプラ行き
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 09:43:28.66 ID:z/KNXuqIO
乙!
叶うならば、メイドが長生き出来るよう……


>>277
お前潔いなwww
279 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/24(金) 13:04:58.80 ID:EZKoA/RAO
ペロリストはバラライカの姐さんに爆破されてしまえ!

幼女ちゃんペロペロ^^
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/24(金) 19:41:28.68 ID:soB36kPho
>>279
ペロペロしてねぇで早く書け!
281 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:02:15.87 ID:EZKoA/RAO
こんばんは!

本日はロアナプラよりお送りします。
いやぁ、沢山のペロリストと性犯罪予備軍に囲まれて賑やかです。

では、投下開始します。
282 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:03:23.72 ID:EZKoA/RAO

男「……ん……」チュン チュン

幼女「……」ギュー

男「……幼女、おはよう」

幼女「……んー♪」

男「はいはい」チュッ

幼女「……ん」ニコッ ギュー

男「許嫁とメイドは?」

幼女「……朝ごはんの準備」ギュー

男「そっか。 じゃぁ起きないとな……」

283 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:04:40.91 ID:EZKoA/RAO

幼女「……」ギュー

男「あの、上から抱きつかれてると起きれないから離れて?」

幼女「……や」ギュー

男「……ほほぅ、オレに逆らうとは良い度胸だ……てりゃっ!」ガバッ

幼女「……っ!」

男「このままお姫様抱っこで連れてってやるから覚悟しろ」

幼女「……ん」カァ

284 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:05:24.30 ID:EZKoA/RAO

メイド「おはようございます。 ……あらあら」

許嫁「男さまおはよ……ちょ、ちょっと幼女ちゃん!」

男「おはよう、二人とも」

許嫁「幼女ちゃんずるい!」

幼女「……ずるくないよ」プイッ

285 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:06:18.08 ID:EZKoA/RAO

メイド「お二人とも、もうご飯ですからそれまで。 幼女も降りなさい?」

幼女「……降りる」

男「ん。 よっと」トサッ

許嫁「男さま! んー♪」

男「おはよう、許嫁」チュッ

幼女「……」ムスー

メイド「それでは朝ごはんにしましょう。 そこの二人はケンカしないように」

286 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:08:12.85 ID:EZKoA/RAO

男「ごちそうさま」

幼女「……さま」

メイド「幼女、ちゃんとトマトも残さず食べないとダメです」

許嫁「幼女ちゃん、トマト嫌いなの? ケチャップは好きなのにねー」

幼女「……おなかいっぱい」プイッ

男「ふーん、まぁ子供だもんな。 オレなんかはトマト好きだけど」

幼女「っ! ……食べてみる」パクパク

287 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:09:34.56 ID:EZKoA/RAO

許嫁「……食べた」

メイド「ふふ、可愛らしいですね。 果たしてどっちの言葉に反応したことやら」

幼女「……男、食べれたよ」ニコッ

男「あぁ。 偉いな、幼女」ナデナデ

幼女「……えへへ」カァ

許嫁「……危険、すっごく危険な気がするよ、この子……」ボソボソ

288 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:11:28.92 ID:EZKoA/RAO

男「さて、それじゃそろそろ行くか」

許嫁「女さんたちの話も聞かないといけませんね?」

メイド「お気をつけていってらっしゃいませ」

幼女「……」ギュ

男「……幼女、裾を離してくれないと学校行けないんだけど」

幼女「……や」ギュ

289 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:12:40.76 ID:EZKoA/RAO

許嫁「幼女ちゃん、学校行かないと男さま怒られちゃうよ?」

幼女「……」パッ

男「ありがとう。 それじゃ、行ってくるな?」ナデナデ

幼女「……んー♪」

男「はいはい、行ってきます」チュッ

許嫁「……ほら、学校遅れますよ!」グイグイ

男「お、おい! 引っ張るなって……」ズルズル

290 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:13:43.82 ID:EZKoA/RAO

幼女「……許嫁、いいな……」

メイド「……幼女、あまりお嬢様の前で男さまにくっついちゃダメですよ?」

幼女「……そうしないと許嫁がくっつくもん」

メイド「まったく、一丁前に焼きもち焼くなんて、可愛らしいですね」ギュー

幼女「……苦しい」ジタバタ

291 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:16:40.08 ID:EZKoA/RAO

男「おはよう」

許嫁「おはようございます!」

女「おはよっ! ……許嫁さん、髪型変えたんだ?」

 「ちょっと、可愛い! それどうしたの?」

許嫁「男さまに編んで貰いました!」

女「あー、なるほど……」

 「男くんに? いいなぁ……」

292 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:17:24.28 ID:EZKoA/RAO

友「お前ってなんでも出来んだなぁ……まぁ、規格外すぎて羨ましくないけど」

男「友、おはよう」

友「おぅ。 許嫁さん、その髪型似合ってるよ」

許嫁「友さんが髪型褒めるなんて…… 童貞捨てて余裕が出来ました?」

友「ぶっ! な、何を教室でいきなり……」

女「ちょ、ちょっと許嫁さんっ!」

 「えー? 友くんもしかして女ちゃんと寝たのー?」

 「友……死ね、この裏切り者!」

293 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:18:43.95 ID:EZKoA/RAO

許嫁「え? あれ? 言っちゃいけませんでした?」

男「お前なぁ…… メイドの物差しで判断しすぎだ」コツン

友「……なぁ、オレもう帰りたいんだけど」

女「……私も。 正直まだ痛いし……」

男「別に悪いことじゃないし気にするなよ、友」

許嫁「ご、ごめんなさい……」シュン

294 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:20:41.60 ID:EZKoA/RAO

許嫁「まぁ、ちゃんと仲直り出来たみたいで安心しました」

男「全くだ。 これで別れてたりしてたら友を殺すところだった」

友「……心配かけたな。 本当に悪かった」

男「謝る相手が違うだろ。 ちゃんと女に謝ったか?」

女「まぁまぁ。 友なんてメイドさんに土下座までさせられたんだから」

友「ちょ、言うなよ!」

許嫁「それくらい当たり前です! 全く……」

295 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:21:33.31 ID:EZKoA/RAO

男「これを機にお前はコレクションを全部処分するべきだな、また失敗するぞ?」

女「本当にそうだよ、偏った知識で相手されてもこっちが困るし……」

女「言っとくけど、顔にかけたり後ろ入れようとしたら蹴り飛ばすからね?」

友「え? それ普通じゃないのか……?」

許嫁「あれ? 私も別に問題ないんですけど……」

女「……次の休み、アンタの部屋徹底的に家捜しするから」

男「……許嫁、お前結構アブノーマルなのを自覚しろ」

296 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:23:06.67 ID:EZKoA/RAO

許嫁「男さまはお嫌ですか?」

男「……いや、受け入れてくれる分には嬉しい」

許嫁「ふふっ、なら問題ありませんよ……」ギュー

友「女さんはお嫌ですか?」

女「……そんなにやりたいならやってくれる子と付き合えば?」

友「……ごめんなさい」


先生「なぁ、HR始めてもいいか……?」

297 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:25:19.06 ID:EZKoA/RAO

男「ただいま」

許嫁「ただいま帰りました!」

幼女「……おかえり」トタトタ ガバッ

男「っと。 飛びついて来ちゃダメだろ?」

メイド「お帰りなさいませ」

許嫁「ただいま、メイド」

298 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:26:09.52 ID:EZKoA/RAO

メイド「男さま、少々お時間を頂いて宜しいですか?」

男「あぁ。 幼女、許嫁と遊んでてくれるか?」

幼女「……ん。 許嫁、行こ?」ギュ

許嫁「うん、今日は何しよっか?」トタトタ

幼女「……一緒にプリキュア見よ?」トタトタ

299 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:26:57.08 ID:EZKoA/RAO

男「で、話って幼女のことか?」

メイド「はい。 出来れば男さまの部屋で……」

男「わかった。 じゃぁ着替えるまで外で待っててくれ」

メイド「あら、今更着替えを見られるのを恥ずかしがらなくても……」

男「……待っててくれ」

メイド「畏まりました」クスリ

300 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/24(金) 21:28:11.15 ID:EZKoA/RAO
本日はここまで。

今日ほのぼのとした所で、明日は少しシリアスです。

では、また明日21時より!
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 21:35:58.60 ID:QaNjvpSRo


幼女とプリキュアごっこしたい
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 21:36:47.16 ID:900ou8DIO
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 21:37:29.65 ID:RanNO+qIO
毎日ニヤニヤしながらパンツ脱いで見させていただいています
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 22:08:55.35 ID:fjfks4Cb0

幼女超怖ぇ!
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/24(金) 22:26:10.21 ID:cS79mvWx0
乙!
幼女が処女って見えた俺はもう駄目かもしれない
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/24(金) 23:08:47.19 ID:ieWWezJeo
処女の幼女キュンキュン♪
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 01:32:44.49 ID:KRCXHU2zo

おかしいな、男からの連絡がまだこない
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/02/25(土) 11:45:35.15 ID:wUsTAeli0
幼女を一旦預かってロリでなくなったら返還か・・・


完璧だな俺に任せろ
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 12:34:47.45 ID:Kcww1kFIO
おい連絡きたぞ!
なんか港の方で引き渡してくれるらしいwwwwww
しかも特典で豪華客船で海外に招待だとよwwwwwwwwwwww
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/02/25(土) 12:38:07.17 ID:z3PAmjwP0
海外って…労働じゃないだろうな…

いちおつ
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/25(土) 17:01:41.66 ID:G2bu/P1qo
幼女はお前らにやるけど許婚は・・・
うっせぇなぁ、また宅急便かよ!!
いいかげんにs・・・
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 19:23:30.61 ID:1olP49SIO
>>311
なんかお前かっけぇな
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/25(土) 20:45:19.99 ID:Qxw94hZqo
そろそろロアナプラで富士宮焼きそばの屋台始めたら儲かりそうです
314 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:04:15.36 ID:HUvMQW9AO
こんばんは!

さて、今日から幼女編クライマックス。
しばらくシリアスが続きます。

というか、ロアナプラに日本人大杉だろ……

てば、投下開始します。
315 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:06:18.82 ID:HUvMQW9AO

男「……それで、話ってなんだ?」

メイド「……幼女に関する事務処理について解決の目処が立ちました」

男「……つまり、別れる日が近いってことだな」

メイド「無理に別れる必要はございませんよ? このままでも……」

男「いや、早い方が良い。 ……理由は昨日話したよな?」

メイド「……はい」

男「別れが遅くなればそれほど辛くなるからな……」

316 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:06:54.91 ID:HUvMQW9AO

男「それに、正直このままだと許嫁が爆発しかねない」

メイド「既に幼女に焼きもち焼いていらっしゃいますからね、幼女もですけど」

男「アイツ、案外嫉妬深いからなぁ……」

メイド「それだけ男さまへの愛が深いんですよ」

317 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:07:50.80 ID:HUvMQW9AO

男「……お前は嫉妬しないのか? オレが言うのもなんだけど、報われないだろ?」

メイド「あら、私は報われておりますよ? 男さまの傍に居られるだけで……」

メイド「お嬢様が羨ましいとは思いますけど、それ以上に幸せなお嬢様を見たいですし」

男「お前は聖人君子か……」

メイド「ふふ、むしろ悪魔ですね。 禁忌に誘う蛇かもしれませんよ?」

男「……まさに淫魔だもんな、お前…… っと、話がずれた」

318 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:08:43.60 ID:HUvMQW9AO

メイド「手続きの方は今週末には完了する予定です。 如何されますか?」

男「なら、日曜くらいだな。 最後の土曜は一緒に過ごそう」

メイド「しかし、引き取り先について他の所は考慮しなくて宜しいのですか?」

男「考慮したって時間がかかるだけだ。 それなら信頼できる人に預けた方がいい」

メイド「畏まりました。 では、先方へ連絡致しましょう」

男「調査とかしなくて良いのか? 何かあれば爺から罰を受けるぞ?」

メイド「私は忠誠を誓ったご主人さまを信じておりますので」

319 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:10:35.96 ID:HUvMQW9AO

男「幼女、大人しくしてたか?」

幼女「……ん。 でも許嫁が……」

許嫁「……ううっ」グスッ

男「……なんで幼児向け番組で泣けるんだ、お前は」

許嫁「だって、だって……」

320 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:11:09.74 ID:HUvMQW9AO

メイド「お嬢様は日本昔話でも泣くことができますから」

幼女「……」ナデナデ

許嫁「ヒック…… 幼女ちゃんありがと……」

男(この状況では幼女のこと言い辛いな……)

321 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:12:10.97 ID:HUvMQW9AO

メイド「お嬢様、幼女。 お別れの日が決まりました」

幼女「……っ!」

許嫁「お別れって、そんな!」

男「おいおい、今この状況で言うか……?」

メイド「男さまでは言い出せなかったでしょう?」

許嫁「ね、ねぇ男さま! 本当にお別れしちゃうんですか?」

許嫁「私頑張って幼女ちゃんの面倒見ますから! 悪い事したら叱りますから!」

男「……ダメだ」

322 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:14:04.74 ID:HUvMQW9AO

幼女「……男、私邪魔だった?」グスッ

男「……馬鹿。 そんなわけあるか!」ギュー

男「でも、オレたちじゃお前を良い子に育ててやれないんだ……」

幼女「……私、良い子にする。 わがまま言わないよ?」ポロポロ

男「そうじゃない、そうじゃないんだよ……」

メイド「幼女、男さまも辛いんです……」

323 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:14:42.26 ID:HUvMQW9AO

幼女「私、男も許嫁もメイドもみんな大好き! 一緒に居たい!」ポロポロ

男「オレだって一緒に居たい。 でも、その為に準備がいるんだよ……」

幼女「準備って何? 何したら一緒に居ていいの?」

男「お前が、きちんとした大人に育てられること……」

男「それに、オレたちがきちんとした大人になること。 だから別れるんだよ……」

324 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:15:24.25 ID:HUvMQW9AO

幼女「きちんとした大人って何? 男も許嫁もメイドも、みんな優しい大人だよ!」

幼女「お父さんやお母さん、私を虐めたおじさんより、きちんとしてるじゃない!」

男「それは……」

幼女「みんなと一緒に居られないなら私悪い子でいい! 一緒がいいの!」

男「そんなこと言わないでくれ……」

幼女「勝手すぎるよ……一緒に居られないなら、優しくしないで欲しかったよ……」

325 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:17:25.76 ID:HUvMQW9AO

幼女「……男は、私のこと好き? みんなは?」

男「……好きだよ。 オレも許嫁もメイドも、皆お前のことが好きだよ」

幼女「……私のこと邪魔じゃない?」

男「さっきも言ったろ? 邪魔だから別れるんじゃない……」

幼女「なら、私は絶対に別れないからっ!」ダッ タタタタ

男「あっ! お、おい、幼女!」

326 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:19:08.41 ID:HUvMQW9AO

許嫁「……私、やっぱり幼女ちゃんと一緒がいいです」

許嫁「好きなのに離れ離れにならなきゃいけないなんておかしいです!」

男「でも、オレたちであの子をきちんと育てられるのかよ!」

許嫁「なんでやっても見ないうちから諦めるんですか!」

許嫁「大人が居なかったら皆弱い子になるんですか? なら私は?」

男「っ!」

327 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:19:51.29 ID:HUvMQW9AO

許嫁「皆に甘やかされて、叱られたことのない私は弱くてダメな子ですか?」

男「……それ、は」

許嫁「ねぇ男さま。 幼女ちゃんを大事に思う気持ちはわかりますけど……」

許嫁「幼女ちゃんの気持ちが一番大事だと思いませんか……?」

男「……」

328 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:20:25.15 ID:HUvMQW9AO

メイド「……男さま、お嬢様。 とりあえず、もう少し時間を置きませんか?」

メイド「幼女も突然の事で混乱してるでしょうし、私たちも……」

許嫁「……そうだね。 私も今は冷静でいられないよ……」

男「……分かった。 ちょっと焦りすぎてたかもしれないな……」

329 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:22:11.92 ID:HUvMQW9AO

メイド「……男さま。 幼女はお嬢様の部屋に立て篭もりました」

許嫁「鍵かけちゃってるの?」

メイド「はい。 呼びかけても応えません」

男「……とりあえず、一晩はそっとしておいてやろう……」

330 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:22:45.06 ID:HUvMQW9AO

許嫁「ご飯食べなくて大丈夫でしょうか……」

メイド「今日の昼は遅めでしたし、あまり宜しくありませんが一食程度なら」

許嫁「あ……ベッドはどうしましょう」

男「使えるのオレの部屋の一つだけか…… いいよ、二人で使ってくれ」

331 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:23:17.30 ID:HUvMQW9AO

メイド「男さまはどうなさいますか?」

男「オレはソファでいい。 ……今日は、一人で寝させてくれ」

男「……飯もいいや。 風呂入ってくる……」

許嫁「男さま……」

332 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:25:23.65 ID:HUvMQW9AO

メイド「随分傷心されているようですね……」

許嫁「男さま、きっと幼女ちゃんに昔の自分を重ねてるから……」

許嫁「だからおじさまやお父さんみたいな大人が必要だって思い込んでるんだよ」

許嫁「男さまは、その両方を無くしちゃったから……」

メイド「このままでは自分のようになってしまう、とお考えなのでしょうか」

333 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:26:14.45 ID:HUvMQW9AO

許嫁「それにお父さんみたいに幼女ちゃんを救えないって責任を感じてると思う」

許嫁「幼女ちゃんはもう、救われてるのにね……」

メイド「……私にはどちらが良いとも言えません」

メイド「私自身親に憎しみを抱いて育ち、今の自分が歪んでないと確信できませんから」

許嫁「馬鹿。 メイドはメイドだよ? 優しくてちょっと意地悪なメイド」

許嫁「歪んでても、正しくても私が好きなのは今のメイドだからね……」

メイド「……お嬢様、ありがとうございます……」

334 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:27:12.49 ID:HUvMQW9AO

男「それじゃ、おやすみ……」

許嫁「男さま、本当にこちらに一人で大丈夫ですか?」

メイド「私がソファでも構いませんよ? お一人では寝れないのでしょう?」

男「……一人で考えたいんだ、頼む。 それに、今日は疲れてるから眠れるよ……」

許嫁「……分かりました。 あまり考えすぎないで下さいね……?」チュッ

メイド「……おやすみなさいませ」

335 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/25(土) 21:28:44.33 ID:HUvMQW9AO
本日はここまで。

本編はシリアスですが皆さんはどうぞおかまいなくロアナプラへ行ってらっしゃい。

では、また明日21時より!
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/02/25(土) 21:29:58.11 ID:f8HczWTto
乙乙乙
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/25(土) 22:07:12.23 ID:kNiUhSaW0
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/26(日) 03:50:31.49 ID:JrS89FWho
おつ
俺が幼女の面倒みとくからお前ら存分にロアナプラを満喫してくれ
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/26(日) 09:35:13.90 ID:ozUbBtFuo
>>338
お前の今いる場所が日本だとどうして思えるんだ?
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/26(日) 10:56:41.29 ID:n0j+SMxD0
>>339
このスレから大量に日本人がロアナプラ入りしたからだろww
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/26(日) 19:44:12.38 ID:UrUR/VHRo
>>340
だなww
俺なんてしょっちゅうロアナプラ行きの宅急便で運ばれてるぜww
342 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:06:42.09 ID:9dSM+0AAO
こんばんは!

幼女編クライマックスその2をロアナプラよりお送りします。

では、投下開始です。
343 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:09:15.39 ID:9dSM+0AAO

男(……オレが間違ってるのか……?)

男(確かに、許嫁の言ったとおり許嫁はおじさんが居なくてもお姉ちゃんのままだ)

男(そりゃ、最初は家事は出来ないし常識も知らなかったけど……)

男(根本的な部分は、あの憧れだったお姉ちゃんのまま変わってない)

男(それにあの時の幼女……)

男(幼女をあんなに泣かせて、本当に正しい選択なんだろうか……)

男(……分からな……くなって……き、た……)

男「……」スー スー

344 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:10:46.63 ID:9dSM+0AAO

男「……ん……」

 「……ふ……ん……」ピチュ… ペロ…

男(……なんだ? 許嫁が悪戯してるのか……)

 「……んっ……ん……」チュバ… ジュル…

男「……許嫁、今日はそんな気分じゃ……っ!」

幼女「……ん……んん……」チュ… チュバ…

男「幼女!? お、お前何やって……」

345 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:11:31.60 ID:9dSM+0AAO

幼女「……男、起きたの?」チュポン…

男「お前……何やってるのか分かってるのか?」

幼女「知ってるよ? 男はこうすると気持ち良いんでしょ?」

男「そういう意味じゃなくて!」

346 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:12:23.65 ID:9dSM+0AAO

幼女「許嫁とメイドもこうしてたでしょ? だから私もするの」

幼女「家に置いて貰うならこういうことしなきゃいけないんでしょ?」

男「お前……見てたのか? それに誰がそんなことを……」

幼女「虐めてた人が言ってた。 こういうことをするんだってビデオ見せられた」

幼女「男好きだから。 一緒に居たいからするの」チュバ…

男「ば、馬鹿……やめろ……」

347 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:13:22.53 ID:9dSM+0AAO

幼女「許嫁とメイドもこういうことするから置いて貰えるんでしょ? だから……」

男「馬鹿っ!」パンッ!

幼女「痛っ! ……痛い……ご、ごめんなさい痛いですぶたないでぶたないで」ジワ

男「落ち着け! 虐めたくて叩いたんじゃない!」ギュー

幼女「ごめんなさいごめんなさい……」ポロポロ

348 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:14:48.12 ID:9dSM+0AAO

男「幼女、叩いてごめんな? でも、こんなことしちゃダメなんだよ……」ギュー

幼女「……なんで? この家に置いて貰いたいからしたんだよ?」ポロポロ

男「こういうことは、そんな理由でしちゃいけないんだ」

男「好きな人同士が、大人になってからすることなんだ……」

349 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:15:31.89 ID:9dSM+0AAO

幼女「じゃぁどうしたらいいの? どうしたら一緒に居られるの?」ポロポロ

男「幼女……」

幼女「なんで許嫁は良くて私はダメなの? どうして私は居ちゃいけないの?」ポロポロ

男「……」

350 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:16:18.68 ID:9dSM+0AAO

メイド「何事ですか! ……っ! 男さま、一体何を!」

許嫁「な、何してるんですか男さまっ!」

男「……話は後だ。 ズボンを履くから幼女を頼む……」

メイド「男さま、まさか……」

許嫁「幼女ちゃん! こっちいらっしゃい!」ガバッ ギュー

幼女「わ、私、私一緒に居たくて…… うわぁぁぁぁん!」ポロポロ

351 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:17:45.18 ID:9dSM+0AAO

男「……というわけだ」

許嫁「……あの時、見られてたんですね……」

メイド「……その話は後で。 済みません、このような事を教えられていたとは……」

男「メイドのせいじゃないさ。 なぁ幼女?」

幼女「……なに?」

352 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:18:39.37 ID:9dSM+0AAO

男「許嫁やメイドは、あんなことをするからここに居るんじゃない」

男「だから、約束しよう? ああいうことは、大人になるまでしないって……」

幼女「大人って? いつまでしちゃダメなの?」

男「そうだな…… とりあえず高校生になるまではダメだ」

男「それに、高校生になっても好きな人としかしちゃダメ。 分かったか?」

幼女「……分かった。 約束する……だから居てもいい?」

男「……それ、は……」

353 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:21:25.29 ID:9dSM+0AAO

許嫁「ねぇ、男さま? 気付いてないんですか?」

男「……何の話だ?」

許嫁「男さまはなんで幼女と一緒に居ちゃダメって仰いました?」

男「それは……ちゃんとした大人に育てられるべきだから……」

許嫁「違いますよね? 私たちじゃ幼女を叱れないから、でしょ?」

男「だからちゃんと叱ってくれる大人に……」

許嫁「今男さまがやっていたことは何ですか? 悪いことを叱ったのでは?」

男「……あ……」

354 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:22:04.90 ID:9dSM+0AAO

メイド「手を上げることが良いとは言いません。 しかし、必要な時もあります」

メイド「男さまは、必要だと思ったから手を上げたのでしょう?」

メイド「きちんと叱れたじゃないですか。 そして幼女もちゃんと理解しました」

メイド「まだ、幼女を外に出す理由がありますか……?」

男「で、でも……」

355 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:22:44.03 ID:9dSM+0AAO

許嫁「もぅ……男くんはいつまで立っても子供なんだから……」ギュー

男「……許嫁」

許嫁「だからね、一緒に大人になればいいんだよ? 慌てなくてもいいの……」

許嫁「男くんは一人じゃないよ? 私も、メイドも居るんだから……」

許嫁「だから大丈夫。 信じてあげて? 幼女の事も、男くんの事も……」

356 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:23:24.30 ID:9dSM+0AAO

男「……そうだな。 オレ、自分が出来ないからって全部幼女に押し付けてた……」

男「幼女、ごめんな? 追い詰めて、あんな事までさせてしまった……」

幼女「……男は悪くないよ」

男「ごめんな、幼女…… 本当にごめん……」

幼女「……」ナデナデ

357 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:26:29.06 ID:9dSM+0AAO

幼女「男? 私はここに居ていいんだよね?」オズオズ

男「……あぁ。 ただし、条件がある」

幼女「……何? なんでもする」

男「お前がするんじゃないよ……」

358 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:27:11.94 ID:9dSM+0AAO

男「幼女をここに居させるなら、オレたちは幼女が悪い事をしたら叱ること」

男「いいな? 許嫁、メイド」

許嫁「……努力します」

メイド「私も同じく。 もっとも、幼女が悪い事をするとはあまり思えませんが」

359 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:30:23.72 ID:9dSM+0AAO

男「幼女、お前も怯えるかもしれないけど今日みたいに叱るからな?」

幼女「……うん」

許嫁「幼女ちゃん、大丈夫?」

幼女「……ちょっと怖いけど、皆の事好きだから平気」ニコッ

男「誰もお前を虐めようと叩く奴はいないからな……?」ナデナデ

360 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:31:00.50 ID:9dSM+0AAO

男「もう一つの条件はメイド、お前次第だ」

メイド「……なんでしょうか?」

男「オレたちは学校もあるから、いつも幼女を見ていられるわけじゃない」

男「だから、最低限幼女が学校に行けるようになるまで、一緒に暮らす事」

男「それが出来るなら、幼女と一緒に暮らしたいと思う」

メイド「……」

361 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:31:46.15 ID:9dSM+0AAO

男「もちろん、お前が嫌ならしょうがないけど……」

メイド「いえ、嬉しいです。 しかし、それは私個人では決められません……」

男「……分かってる。 だから、明日爺と交渉しよう」

男「でももしダメだったら、その時はいいな、幼女?」

幼女「……」コクン

男「……良い子だな」ナデナデ

362 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:32:48.81 ID:9dSM+0AAO

許嫁「良かったね、幼女ちゃん……」グスッ

男「こら、まだ決まったわけじゃないからな?」

許嫁「分かってます。 でも、嬉しいんです……」

メイド「……今日はもう寝ましょう? 明日が大事な日なら尚更です」

男「そうだな。 今日も皆で一緒に寝ようか?」

幼女「……うん!」ニコッ

363 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/26(日) 21:34:49.08 ID:9dSM+0AAO
本日はここまで!

当初幼女は施設行きの予定でしたがなんとなく男の愛の巣に残ることになりました。

明日は久々の爺登場です。

では、また明日21時より!
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/26(日) 21:48:05.02 ID:UrUR/VHRo
さて、今日はそうだな・・・ふむ・・・
やっぱり許婚をもらって
やかましい!!どうせ宅急便だろ!!
放せ!放せってんだよ!乙!
うわ!臭い袋を被せるな!!やm
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(ロアナプラ) [sage]:2012/02/26(日) 22:09:55.50 ID:W4r8g4230
>>1
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/26(日) 22:21:57.30 ID:9gnn3iEv0
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(ロアナプラ) [sage]:2012/02/26(日) 22:42:22.04 ID:fkRJgChIO
乙です!
>>364
やっぱ懲りてないなお前wwもはや恒例行事ww
まぁ遠慮せずこっちでくつろいでけよww
幸いこっちにもネット環境が整ってるみたいだしww
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/27(月) 07:14:19.49 ID:V0mAgBUjo
>>364
そろそろそのネタもウザくなってきた。
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/27(月) 12:55:12.57 ID:i9x+7TIIO
なんか思ってたのと展開が違うなと思ったら変更したのか

こういうのもSSの醍醐味だよね
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/27(月) 17:18:28.90 ID:LahC01lx0
展開変えたのか
何やっ展開
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/27(月) 18:54:27.64 ID:+SLIcbzPo
>>368
そうだな、そして俺は宅急便で運ばれるネタに飽きた
372 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:06:50.24 ID:GdnOJ+oAO
こんばんは!

幼女編クライマックスその3です。

早速投下開始します。

>>369
>>370
展開変えたと言ってもプロットから変えただけですぬ。
施設行きの場合は男が園長先生と再会して〜という流れでした。
まぁ、幕間で再会させるつもりですが。
373 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:08:13.08 ID:GdnOJ+oAO

幼女「……ん」ギュー スリスリ

許嫁「ねぇ幼女ちゃん? ちょーっと男さまにくっ付きすぎじゃないかなぁ?」ヒクヒク

幼女「……男好きだもん」スリスリ

メイド「まぁ、今日は許してあげて下さい。 でも、4人で寝るのは今日だけですよ?」

幼女「……や!」

許嫁「男さまぁ……」

374 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:09:05.93 ID:GdnOJ+oAO

男「わがまま言っちゃダメだろ? たまにだったら良いからさ……」

幼女「……分かった。 今度二人で寝てくれる?」

男「……いいよ。 でもさっきの約束は守れよ?」ナデナデ

幼女「……うん!」ニコッ

375 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:10:02.91 ID:GdnOJ+oAO

メイド「そういえば、幼女はこの前のえっちを見てたんでしたね。 一体いつから……」

幼女「……許嫁がおちんちんペロペロしてお漏らししてたとこから」

許嫁「……見られてた、全部見られてた……」ズーン

幼女「……男、気持ち良さそうだった……」

男「……」カァ

376 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:12:01.22 ID:GdnOJ+oAO

幼女「……男、私のペロペロは気持ち良かった?」

男「お、お前な…… まさか、お前を虐めてた奴にはしてないだろうな?」

幼女「……あのおうちには居たくなかったからしてないよ?」

男「そっか。 ならいい」ナデナデ

メイド「幼女にはまだ早いですからね? これからきちんと性教育をしてあげますから」

男「メイド、あんまり一般常識から外れた教育はするなよ……?」

メイド「申し訳ございません、一般常識というものを存じませんので」

377 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:12:47.81 ID:GdnOJ+oAO

男「ハァ、幼女の彼氏になる男も大変そうだな……」

幼女「? 男は大変なの?」

許嫁「幼女ちゃん、それどういう意味かなぁ?」ヒクヒク

幼女「……私 、男のお嫁さんになるの!」

許嫁「ダメーッ! 男さまのお嫁さんはもう私が予約してるの!」

メイド「お二人とも。 あんまり騒ぐと間にいる男さまが困ってしまいますよ?」

378 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:15:20.95 ID:GdnOJ+oAO

幼女「……」スー スー

男「なぁ、二人とも本当に幼女と一緒に暮らして良いか?」ナデナデ

許嫁「……私はそうしたいです。 そりゃ、ちょっと危険かなーって思いますけど……」

許嫁「男さまが誘惑に負けなければいいんですから、ね?」

メイド「私も男さまと暮らす良い口実になりますし。 勿論、許可が出ればの話ですが」

379 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:15:59.55 ID:GdnOJ+oAO

男「ちゃんと幼女を普通の女の子に育てるって責任があるんだぞ? 分かってるか?」

許嫁「男さま、そんな当たり前のこと聞かないで下さい」

メイド「私はもうお嬢様を育てた経験がございますから」

男「いや、許嫁は普通の女の子じゃない、絶対に」

許嫁「酷い……」ズーン

380 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:16:59.69 ID:GdnOJ+oAO

メイド「まぁ、常識の部分は男さまがきちんと教えれば大丈夫ですよ」

許嫁「男さまが常識担当か…… 大丈夫かなぁ?」

男「……どういう意味だそれ」

許嫁「男さま、幼女にペロペロされて硬くしちゃってましたもんね……?」

許嫁「男さまってロリコンの気もあったんですね? 気持ちよかったですか……?」ニギッ

男「し、刺激されたら反応するのが当たり前だろ!」

381 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:17:55.15 ID:GdnOJ+oAO

メイド「幼女の拙い奉仕で反応するようでは、この先誘惑に負けないか不安ですね?」

メイド「幼女が居ますからこれまで通りには出来ませんが、少しお勉強しないと……」

男「お、お前らなぁ……」

許嫁「ふふっ、冗談ですよ? でも、本当に幼女に欲情しちゃダメですからね?」

メイド「女の子は性的な視線に敏感ですからね?」

男「……善処する」

382 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:20:51.20 ID:GdnOJ+oAO

〜翌日 夕方〜


男「……さて、爺に連絡するか……」

メイド「私が旦那様にお話しましょうか?」

男「……いや。 オレが決めたことだからさ。 筋は通したい」

許嫁「……私、幼女ちゃんとリビングで遊んでますから」

男「悪いな、幼女にはあまり聞かせたくない」

許嫁「……男さま、頑張って下さいね? さ、幼女ちゃん行こ?」ギュ トタトタ

幼女「……お絵かきする」トタトタ

383 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:21:52.39 ID:GdnOJ+oAO

男「……」Prrrrr

秘書「これは男さま。 ご無沙汰しております」プッ

男「……秘書さんか。 悪いけど爺と連絡が取りたい」

秘書「……急ぎの用件でしょうか?」

男「いや、そこまでじゃないけど今日中には話がしたい」

384 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:22:30.64 ID:GdnOJ+oAO

秘書「……畏まりました。 折り返し連絡致します」

秘書「ただ、会長は今……その、多忙ですので」

男「分かってる。 今回はこっちが頼む側だからな、合わせるよ」

秘書「助かります。 ときに、男さま……?」

男「なんだ?」

385 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:23:09.55 ID:GdnOJ+oAO

秘書「今から申し上げることは私の独断です。 会長は関係ございません」

秘書「……会長と、和解なさる気はございませんか?」

男「はぁ?」

秘書「許嫁さまと婚約もお決めになられましたし、良い機会だと……」

秘書「もしそのつもりがございましたら私が場を設けますが……」

386 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:24:00.17 ID:GdnOJ+oAO

男「……そのつもりはない。 婚約は爺と関係なくオレと許嫁の間で決めた事だ」

男「……何より、爺が母さんにした仕打ち忘れたつもりはない」

男「親父や母さんの葬式にも来なかったんだ、今更って話だろ?」

秘書「……出すぎた事を申し上げました。 お許し下さい」

387 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:24:51.99 ID:GdnOJ+oAO

男「いや…… しかし、アンタが仕事以外の話をするなんて珍しいな?」

秘書「……私とて、人間ですから」

男「……とにかく、爺と連絡が取れるよう頼む」

秘書「畏まりました。 では」プッ


388 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:26:06.74 ID:GdnOJ+oAO

メイド「……どうやら連絡がつかなかったようですね?」

男「多忙なんだとさ。 後で折り返してくるだろ」

メイド「……多忙ですか。 では、連絡を待ちましょう」

メイド「恐らく夜には折り返しの連絡があるかと思います」

男「詳しいな? あぁ、爺の世話したこともあるもんな。 スケジュールも分かるか」

メイド「……はい」

389 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/27(月) 21:28:22.62 ID:GdnOJ+oAO
本日はここまで。

すみません、爺登場まで行き着きませんでした……

そして書き貯めが後数日分に!
頑張って貯めますが、尽きたらペース落としますのでご了承を。

では、また明日21時より!
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/27(月) 21:32:56.28 ID:+SLIcbzPo
・・・ふぅ
・・・ふぅ
・・・ふぅ乙
・・・ふぅ
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/28(火) 14:51:56.80 ID:56+RCs0IO
乙ー
今後は幼女に気付かれないように声を押し殺しながらのプレイか…
ディ・モールト素晴らしいッ!
392 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:02:38.48 ID:+bkocVTAO
こんばんは!

改めて爺登場です。
実はこういう昔ながらの爺は大好きです。

では、投下開始します。
393 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:04:15.74 ID:+bkocVTAO

男「ん……」Prrrrr

メイド「旦那様でしょうか?」

男「あぁ。 ごめん、許嫁。 幼女と隣に……」

許嫁「はい。 幼女ちゃん、ちょっと離れましょうね?」

幼女「……ん」

394 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:05:28.12 ID:+bkocVTAO

男「……もしもし」プッ

爺「……男か。 儂に用事と聞いたが」

男「悪いな、ご多忙の所お邪魔しちまってよ」

爺「クックック…… なに、暇なもんじゃよ。 して、何用じゃ?」

爺「許婚の懐妊報告なら喜んで聞いてやるぞ?」

男「抜かすな、出来てもてめぇには教えねぇよ!」

395 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:06:06.37 ID:+bkocVTAO

男「……用件は、幼女のことだ」

爺「幼女……? あぁ、あの子供のことか」

男「幼女はオレが引き取る。 オレが責任を持って育ててみせる」

爺「ふん、貴様のような子供に子供を育てられると思っておるのか?」

男「……オレ一人では無理だ」

爺「クカカカ! 殊勝なことじゃの! ではどうする?」

396 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:06:44.34 ID:+bkocVTAO

男「暫くの間メイドを借りたい。 一緒に面倒を見て貰いたい」

爺「メイドを借りるじゃと? 儂としてもメイドは必要なんじゃがのぅ?」

男「……頼む。 アンタにも幼女を押し付けた責任ってもんがあるだろう?」

爺「……む。 しばし待て」プッ

397 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:08:25.56 ID:+bkocVTAO

メイド「如何ですか?」

男「わからん。 待てと言って突然切りやがった」

メイド「……そう、ですか」

男「メイドが必要とか言ってたけど……」Prrrr

男「っと、もういいのか、爺?」

秘書「いえ、秘書でございます」

男「なんだよ、爺と話の途中なんだが……」

398 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:09:05.96 ID:+bkocVTAO

秘書「……会長は…… は? ……宜しいのですか?」

爺「待たせたな、男よ」

男「……なんか忙しいのか?」

爺「構わん。 先ほどの件は許そう」

男「本当に良いんだな?」

爺「メイドはお前に貸す。 期間も決めずともよい」

爺「ただし、仕事の引継ぎもある。 許嫁と共に何度か屋敷に戻らせろ」

男「こちらが無理言ってる話だ。 構わねぇよ」

399 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:10:39.01 ID:+bkocVTAO

爺「……メイドはおるか? 代われ」

男「あぁ。 メイド、爺が代われってよ」スッ

メイド「……はい。 旦那様、お電話代わりました……」

400 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:12:29.75 ID:+bkocVTAO

メイド「……男さま。 旦那様が代われと」

男「……もしもし」

爺「……男か。 貴様に伝えておくことがある」

男「……なんだよ?」

爺「暫く儂は忙しい。 連絡は出来ぬものと思え」

男「別に好き好んでアンタに連絡取ろうとは思わねぇよ」

401 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:13:24.76 ID:+bkocVTAO

爺「何かあればこの番号に掛けよ。 秘書に話をすればよい」

爺「……子供の養育費など、細かいことは後ほどメイドに伝えておく……」

男「……アンタの世話にはなりたくないが、正直助かる」

爺「……ではな。 男よ、あの子たちを頼むぞ……?」プッ

男「……てめぇで押し付けといて何があの子たちを頼むだ……」

メイド「……認めて貰えましたね」

男「……あぁ。 これから、宜しくな?」

メイド「こちらこそ。 改めて宜しくお願いします、ご主人様……」チュッ

402 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:14:21.97 ID:+bkocVTAO

許嫁「……如何でしたか?」

幼女「……」オズオズ

男「幼女、おいで?」

幼女「……」トタトタ ポスッ

男「メイドと一緒に、ここに住んで良いってさ」

幼女「……ホント?」パァ…

男「本当。 これからは、ここが幼女の家になるからな?」ナデナデ

幼女「男、ありがとう! 大好き!」ガバッ ギュー

許嫁「良かった…… メイド、これからも宜しくね?」グスッ

メイド「こちらこそ宜しくお願いします、お嬢様」

403 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:15:36.15 ID:+bkocVTAO

幼女「じゃあね、じゃあね! お礼に男の彼女になってあげる!」

幼女「それでね、高校生になったらペロペロしてあげるからね!」ギュー

男「お、お前なぁ……」

許嫁「ダメーッ! 幼女ちゃん、早速お説教してあげるからこっち来なさい!」

幼女「……や! 怖い、男助けて!」スリスリ

404 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:16:15.10 ID:+bkocVTAO

メイド「ふふ…… 男さま、彼女が三人も居て大変でございますね?」

男「お前もさりげなく数に入ってくるなよ……」

許嫁「幼女ちゃん! 男さまからはーなーれーなーさーいー!」グイグイ

幼女「……や! 私、男の彼女だもん!」ギュー

男「く、首が絞まる……」ブクブク

メイド「お二人とも、男さまが死んでしまいますよ? 全く……」

405 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:19:13.77 ID:+bkocVTAO
ここで区切りが良いのですが、余りに短いので第六部終了で投下予定だった幕間を一つ挟みます。

ちょうど>>399>>400の間、メイドと爺の電話内容です。
406 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:20:37.51 ID:+bkocVTAO

〜幕間 父と娘と残された時間〜


メイド「……はい。 旦那様、お電話代わりました……」

爺「……メイドか。 子供の世話は大変か?」

メイド「……はい、多少は。 でも、良い子です」

爺「……済まぬと思っておる。 尻拭いをお前たちにさせているようなものじゃからの」

メイド「いえ、そんなことは……」

407 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:21:12.77 ID:+bkocVTAO

爺「そちらで暮らしたいのじゃな? 儂のことは気にするでない」

メイド「しかし……」

爺「貴様も男の事を好いておるのだろう? ふん、あんな未熟者めに惚れおって……」

爺「全く、あ奴には許嫁がおるというに…… この馬鹿者が……」

メイド「……申し訳ございません」

408 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:22:01.56 ID:+bkocVTAO

爺「……どうせ残り僅かな命じゃ。 構わずお前の好きにするが良い」

メイド「旦那様……」

爺「なに、娘の望みを叶えるのが親というものじゃからの?」

爺「貴様は嫌がるかもしれんがの……貴様は儂の娘じゃ。 最後の娘孝行と思え」

メイド「……ありがとうございます」

爺「……儂の望みでもあるからの。 もう儂の世話なんぞで無駄に時間を使うでない」

爺「皆のこと、頼むぞ? では、男に代わってくれ」


〜了〜

409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/02/28(火) 21:23:08.01 ID:99nvrPVEo
なんだと…
410 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/28(火) 21:23:56.26 ID:+bkocVTAO
短いですが本日は以上。

これなら幕間を本編に入れても良かったかも……
ただ、伏線バリバリのお屋敷サイドは幕間で、と決めているもので。

では、また明日21時より!
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:10:51.82 ID:A4Jmckds0

まさか娘だったとは・・・・
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:46:48.01 ID:SsutYqj5o
爺…
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 22:55:53.16 ID:5V9F8G0o0

メイドやっぱ死んじゃうのか・・・
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/29(水) 00:02:29.11 ID:y9gPVoFt0
幼女かわええ
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/29(水) 01:07:00.90 ID:zffZ+v+ho
ぐぬぬ……
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/29(水) 04:51:25.63 ID:xzyeUaRRo
爺の娘って事は男の叔母になるのか?

叔母って何親等?2親等?
417 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/29(水) 07:01:37.27 ID:i19NDQPAO
>>416
叔母は三親等、結婚出来るのは四親等からです。

まぁ、許嫁ちゃんがいるから結婚はしないけど……
418 :たわし [sage]:2012/02/29(水) 10:16:52.70 ID:Ai49DWGIO

419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/29(水) 13:05:52.95 ID:HwSZHuHGo
台詞を見る限りメイドじゃなくで爺さんが(ry
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/29(水) 14:21:08.06 ID:eRzI/ou7o
爺さんが何歳のときの娘なんだ・・・?
それとも養子とか?
421 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:05:30.20 ID:i19NDQPAO
こんばんは!

色々疑問はあるかと思いますが、敢えて回答しません。
完結後には質疑応答を予定してます。

では、投下開始します。
422 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:06:53.52 ID:i19NDQPAO

〜金曜 許嫁の誕生日〜


男「というわけで、今日は許嫁の誕生パーティをするから」

許嫁「ありがとうございます、男さまっ!」ギュー

メイド「二人がお帰りになるまでに準備を整えておきますので」

幼女「……私もお手伝いする」

許嫁「幼女ちゃん、ありがとう」

423 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:07:40.23 ID:i19NDQPAO

男「何か買って帰るものとかありそうか?」

メイド「いえ、私が幼女と買い物に行きますから大丈夫です」

男「分かった、それじゃ行ってくるな?」

幼女「……男、いってらっしゃい」チュッ

メイド「いってらっしゃいませ」

許嫁「行って来ます!」

424 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:08:42.02 ID:i19NDQPAO

男「しかし、許嫁も今日で20歳か……」

許嫁「男さまより一足早く、大人の仲間入りですね!」

男「大人、ねぇ……」

許嫁「な、なんですか? 私今日からお酒もタバコも解禁なんですよ?」

男「大人の女はさ、10歳の子供に焼きもち焼かないんじゃないか?」

許嫁「男さまは分かってませんね……あの子は、女なんです!」

男「そりゃそうだろ」

425 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:10:42.38 ID:i19NDQPAO

許嫁「そういう意味じゃなくて、男性を誘惑出来る的な意味の女です!」

男「……幼女に誘惑されるのは友くらいなもんだろ」

許嫁「……幼女にペロペロされて感じてた癖に」

男「……朝っぱらから、道端で何口走ってんだ……」

許嫁「あのね、男さま? 女の子っていうのは、恋をした瞬間から女になるんです」

許嫁「だから、幼女は私にとって子供じゃなくてライバルなんですよ?」

男「……まぁ、いいけどさ。 アイツに辛く当たったりはするなよ?」

許嫁「ふふ、心配しないで下さい。 男さまの事を除いて、あの子の事大好きですから」

426 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:11:38.02 ID:i19NDQPAO

許嫁「でも、男さまの方こそちゃんと私の事考えて下さいね?」

許嫁「……いくら婚約してるからって、私だって不安になる時もあるんですから……」

男「……分かってる。 この前のケンカで身に染みたからな」

許嫁「あの時、私だって辛かったんですから、ね?」ピト

男「ごめんな? でも、お前を裏切ったりしないから」チュッ

許嫁「……大好き」

427 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:13:09.10 ID:i19NDQPAO

許婚「ね、男さま? ちょっとお耳を貸して下さい」

男「ん、なんだ?」スッ

許婚「……私、この前のお酒以外にもう一つ、欲しいものがあるんです」

男「あんまり高いものでなければいいぞ?」

許婚「……男さまが、欲しいです♪」アム…

男「っ! お、お前な、道端で耳を甘噛みするな……」

428 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:13:49.18 ID:i19NDQPAO

許婚「ね、ダメですか……?」

男「……お前、もしかして発情してる?」

許婚「……少しお股が湿ってます」カァ

男「夜まで我慢できるか?」

許婚「平日の昼間から求める程淫乱じゃありませんっ!」プイッ

男「登校中に下着を濡らしてる癖に……」

許婚「もぅっ! ほら、早く行きますよ!」グイグイ

男「耳! 耳引っ張るな、もげる!」ズルズル

429 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:14:24.59 ID:i19NDQPAO

女「おはよ!」

友「よぅ!」

男「おはよう」

許嫁「おはようございます!」

女「ねぇ許嫁さん! アンタ今日誕生日だって?」

 「え? 許嫁さん誕生日なの? おめでとー!」

430 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:16:23.60 ID:i19NDQPAO

許嫁「はい、今日で20歳になりました!」

 「20歳!? あ、そういえば、年上だったっけ……」

 「いやぁ、行動が幼いからすっかり忘れてたわ……」

女「むしろ後輩に見えなくもないよね……」

許嫁「皆酷いです……」

 「いいじゃない、若く見られてるってことだし」

 「あーあ、誕生日の度に若返ったりしないかなぁ……」

男「無茶なことを……」

431 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:17:09.10 ID:i19NDQPAO

 「そういえば、男くんは誕生日いつなの?」

男「オレか? オレは4月の初めだからもう終わってる」

許婚「私が来る直前だったんですよね……少し残念です」

友「ん? ならお前18か。 確か男って18歳で結婚出来るよな?」

女「ふぅん? まぁ、もう結婚してるようなもんだけどねぇ?」

許婚「わ、私は今すぐでも構いませんけど!」

432 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:18:04.02 ID:i19NDQPAO

男「……お前らな。 少なくともオレが自立するまではしないからな?」

 「とか言って、子供出来てあっさり2学期には新婚さんになってたりしてー!」

 「あるある、今日から苗字変わりました! とか報告したりー!」

 「大きなお腹で卒業式出てきたりしてな?」

許婚「だ、大丈夫です! ちゃんと毎回避妊してますから!」

男「……だから、そういうことを人前で言うなって……」カァ

433 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:20:23.90 ID:i19NDQPAO

許嫁「楽しみな事があると時間が早く進みますね……もう放課後です」

男「そんなに楽しみにしてたのか……」

 「ね、許許嫁さんの誕生日祝い、何かしようか?」

男「ありがとう、でも家で内輪のパーティー準備してるんだ」

女「そっか、ならまっすぐ帰った方がいいね」

許嫁「皆さん、ありがとうございます」

 「ううん、気にしないで? 今度カラオケにでも行こうね!」

男「それじゃ、また来週な?」

友「おぅ、また来週!」

434 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:21:14.31 ID:i19NDQPAO

男「ただいま」

許嫁「ただいま帰りました!」

幼女「……おかえり」

許嫁「メイドは?」

幼女「……リビングで準備してる」

男「んじゃ、オレも手伝うか…… 許嫁、お前は呼ぶまで部屋で待ってろ」

許嫁「はい、それじゃ楽しみにしてますね?」

幼女「……男、行こ?」トタトタ

男「それじゃ、後でな」パタパタ

435 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:22:55.16 ID:i19NDQPAO

許嫁(二十歳かぁ……成人したっていってもあまり変わりませんね)

許嫁(もう少ししたら、大人になったって自覚とか出てくるんでしょうか……)

許婚(まぁ、夜の方は男さまにすっかり大人にされてしまいましたけど……)カァ

メイド「……お嬢様」コンコン

許嫁「はーい、開いてるよ!」

メイド「お待たせ致しました。 準備が整いましたので……」ガチャ

許嫁「ありがとう! それじゃ、行こっか!」

436 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:25:09.13 ID:i19NDQPAO

メイド「さ、どうぞ。 中で男さまと幼女がお待ちです」

許嫁「……なんだかドキドキするね」ワクワク

許嫁「……失礼します」ガチャ

男「許嫁、誕生日おめでとう!」

幼女「……おめでと」

メイド「お嬢様、おめでとうございます」

437 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:25:57.59 ID:i19NDQPAO

許嫁「わぁ……大きなケーキに部屋の飾りつけまで……」

メイド「その飾り、幼女が作ったんですよ?」

許嫁「そうなの? 幼女ちゃん、ありがとう!」

幼女「……えへへ」ニコニコ

男「さ、特等席へどうぞ、お姫様」

許嫁「……はい」

438 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:26:48.32 ID:i19NDQPAO

メイド「では、電気を消しますので、ケーキのろうそくを吹き消して下さいね?」カチッ

許嫁「いきます……ふーっ!」

幼女「……すごい、全部消えた」

男「1本しか消えないってオチに期待してたんだが……」

許嫁「私だってやるときはやるんです! さ、明かりつけて早速切り分けましょう!」

439 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:28:07.17 ID:i19NDQPAO

幼女「……美味しい」ニコニコ

男「美味しいのはいいんだけど、なんでオムライスにろうそくが……」

メイド「せっかくですので、お嬢様の好物を誕生日仕様にしてみました」

許嫁「あ、でも今日のは普段と違って卵半熟なんだね……」

メイド「まだ他のおかずも沢山ありますので……」

440 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:29:19.63 ID:i19NDQPAO

男「……せっかくだから、誕生日プレゼント開けるか?」

許嫁「いいんですか?」

男「外ではダメだけど、家の中ならいいよ。 酔っ払ってもオレたちしか見ないから」

許嫁「……実はステーキに合いそうだなって思ってました」

メイド「では、私たちもご相伴に預かりましょう。 今お持ちしますね?」

男「あぁ、頼む。 幼女にもジュースを持ってきてやってくれ」

メイド「畏まりました」

441 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:30:59.57 ID:i19NDQPAO

許嫁「男しゃまー! もっと飲みましょー!」

メイド「……相変わらずの酒癖の悪さですね……」

男「屋敷でもこうだったのか?」

メイド「周りの者が抱きつかれて困っておりました」

幼女「……許嫁が変」

442 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:32:03.18 ID:i19NDQPAO

許嫁「幼女ひゃん……かわいいな、もぅ! 抱っこしゃせろー!」ギュー

幼女「……苦しい」ジタバタ

男「こら許嫁、幼女が死ぬ……」

許嫁「男しゃま、幼女を放して欲しければちゅーするのだー!」

男「はいはい……」チュッ

許嫁「えへへ、男しゃまー!」ギュー

443 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:32:47.39 ID:i19NDQPAO

幼女「……なんかこの許嫁嫌い」

メイド「まぁまぁ、今日はお嬢様の誕生日ですから大目に見てあげましょうね?」

許嫁「もっとちゅーしてくだしゃい! んー♪」

幼女「……男から離れて」グイグイ

許嫁「幼女ひゃんもちゅーしよ、ちゅー!」チュッチュッ

幼女「……お酒臭い」

444 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:33:20.50 ID:i19NDQPAO

許嫁「幼女ひゃん可愛いー! うりうりうり」ナデナデナデナデ

幼女「……ウザ」イラッ

男「許嫁、いい加減にしないと幼女が怒ってるぞ……」

メイド「無駄です。 もう少ししたら寝ますから我慢しましょう……」

445 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:35:29.15 ID:i19NDQPAO

メイド「幼女はお嬢様の寝室へ寝かせて置きました」

男「ありがとう。 準備とかで疲れたんだろうな、明日褒めてやらないと」

メイド「……後は、こちらですね」

許嫁「男しゃま…… もっと…… うひひ」ムニャムニャ

男「また抱っこして寝室まで運ぶか……」

446 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:37:02.10 ID:i19NDQPAO

メイド「……ところで、男さま?」

男「ん? なんだメイド?」

メイド「……このように酔ったお嬢様を抱いてみたくはありませんか?」

男「っ! お、お前なぁ……」

メイド「せっかくの誕生日ですし、成人の記念としてお嬢様も喜ぶと思いますが」

447 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:38:14.37 ID:i19NDQPAO

男「でも、意識ない子に無理やりだなんて……」

メイド「あら、お嬢様は意識ありますよ? 翌日全部覚えてますし」

メイド「単にお酒の力を借りて素直になってるだけの事です」

許嫁「んん…… こらー! 男しゃまはメイドとイチャイチャするなー!」

メイド「あら、お目覚めですか? お嬢様、男さまとえっちしましょう」

448 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:39:46.10 ID:i19NDQPAO

許嫁「えっち? する! 男しゃま、誕生日プレゼントに男しゃまが欲しいでしゅ!」

男「……えっと、これは合意ということで良いんだろうか」

メイド「良いと思いますよ? 幼女もぐっすり寝ていますから声を出しても大丈夫です」

許嫁「さぁ、男しゃま! 早く気持ち良くしてくだしゃい!」ヌギヌギ

男「ここで脱ぐな! せめて寝室まで我慢しろ!」

449 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/29(水) 21:43:07.38 ID:i19NDQPAO
本日はここまで。

明日は久しぶりのえっちシーンです。

ところで、のくすに掲載されてる1スレ目に中出しタグつけた人、大人しく手を上げなさい!

では、また明日21時より!
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2012/02/29(水) 21:45:32.70 ID:GbZSSXUmo
おあずけを食らったでござる…

451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/29(水) 21:46:46.62 ID:O499yU/Lo
許婚をこれから誘拐するのは俺だ
が、中田氏タグなど知らんな
さてと・・・ちょっと来客のおうt
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/29(水) 22:38:33.47 ID:FEzI6b3k0
かわいい生き物キター!
453 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:04:55.81 ID:wCvebPDAO
こんばんは!

本日は定例のえっちシーンです。

お子様は幼女と一緒にうちの布団でねんね。

では、投下開始します。
454 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:06:38.08 ID:wCvebPDAO

既に全裸となった許嫁がベッドにコロンと転がる。
普段の清楚で控えめな許嫁と違い、酔った今はまるで子供のように無邪気な笑顔を浮かべている。

許嫁「男しゃまぁ……早くえっちしよ♪」

許嫁は脚を開き、普段なら隠すはずの秘部を露にして男を誘う。

メイド「さ、男さま。 お嬢様がお待ちかねですよ?」

許嫁「ちゅーしてくだしゃい! それから、おまんこもいじってくだしゃい!」

普段なら耳にすることはない言葉を聞いて顔を赤らめながら、男は許嫁と唇を交わした。
片手は許嫁を抱きしめながら、片手は望みの場所にそっと触れる。

スリスリ… ニチュニチュ…

珍しく濡れていなかったそこも、軽く撫でさするだけで潤いを得てイヤらしい水音を立て始めた。

許嫁「ん……気持ちいー…… 男しゃま、上手でしゅねぇ……」

チュプ… クチュクチュ…

返事の代わりに指先を軽く挿入し蠢かせると、許嫁は気持ちよさそうに身をよじる。

455 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:09:23.41 ID:wCvebPDAO

その様子を見てメイドも興が乗ったのか、許嫁を背中から抱き抱えるような体勢をとった。

メイド「お嬢様、私も気持ち良くして差し上げますからね?」

フニフニ… モミモミ…

自らの胸を許婚の背中に押し付けながら、メイドは後ろから手を伸ばし許婚の身体の動きに合わせ揺れる胸を揉みしだく。
その指先は膨らみに食い込みながら妖しく蠢き、動きに伴い許婚の胸は複雑に形を変えると共に許婚へ更なる快感を与えていく。

許婚「んん……相変わらずメイドも上手…… ね、アレしてよぅ……」

応えるようにメイドの指先が桃色の先端を摘まむ。
挟み、潰し、引っ張り、撫で、再び挟み。
指先が蠢く度に、許婚の口から軽い喘ぎが漏れ始める。

ジュプ… ヌチュ… グチュ…

男も指先の潤いが増したのを感じると、次第に指を深く差込み膣内を指の腹で擦る。
軽い締め付けを感じながらその指先は許婚のザラザラした所を探り当て、次第に動きを速めて行く。

チュ… チュバ… プハッ

許婚「ふあぁ…… おっぱいもおまんこも気持ちいいよぉ…… もっと、もっと触ってぇ……!」

許婚は既にトロンとした表情となり、男と交わしていた唇からは涎が垂れ一筋の線を描いている。
その全身からは力が抜け、背中側のメイドに体重を預け快感を感じる度に身体を震わせていた。

456 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:12:07.94 ID:wCvebPDAO

メイド「男さま、そろそろ宜しいかと。 一度イかせてしまいましょう」

そう告げると、メイドは片手を許婚の股間へ伸ばし指先を愛液で濡らすと、敏感な突起に指の腹を押し当てた。
そして、そのまま指先を動かし始める。 上下に、左右に。 時にゆっくりと、そして急に激しく。

クリクリクリッ! ビクビクッ!

許婚「んんっ! やぁ……ふぁ……激しい、よぉ……」

急に膣口が締まり圧迫を感じると、男も指先の注挿を速める。

チュプチュプチュプチュプ…

以前、メイドの膣内で感じたように許婚の膣内でもその部分が軽く膨らみ始めるのがわかる。
そのまま手を激しく前後すると、これも以前のように粘っこい水音が次第に変化を始める。 ピチャピチャと粘性の低い音へと。

許婚「らめぇ…… お漏らししちゃうのぉ! 出る、男しゃま、出るから見ててぇ!」

絶頂が近いのを感じると、メイドは男と目を交わし最後の一押しを同時に加えた。
メイドはクリトリスと乳首を同時に摘まみ。
男は膣壁に指の腹を押し付けながら、勢い良く引き抜き。

許婚「っ! らめっ! イ、イく……ふあぁぁぁぁぁぁんっ!」

ビクンッ! プシャアァァァァァァ!

同時に激しい快感を与えられた許婚は、身体を大きく震わせながら秘部から潮を吹き出して、絶頂に至った。

457 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:15:01.13 ID:wCvebPDAO

メイド「男さま、お上手でした。 お嬢様、派手にイきましたね?」

許婚「き、気持ちいーよぉ……もっと、もっとしてぇ……」

メイド「あらあら、今イったばかりなのにお嬢様ったら……」

そう言いながら、二人の潤んだ視線は男の下腹部に向けられている。
そこには、窮屈そうに下着を押し上げる膨らみが。

まだ軽く身体を痙攣させながら、許婚は脚をM字に開いて両手を自らの中心に添える。
そしてその指先は花びらに触れ、内側まで見える程大きく開いて男を誘う。

許婚「男しゃまぁ…… 私のおまんこにおちんちん入れてくだしゃい……」

開かれた膣口は妖しく蠢き、時折ヒクヒクと痙攣する。
そこからは、潮とは異なる粘性の雫が新たに垂れ、尻の割れ目へと吸い込まれて行った。

メイド「さ、男さま…… お嬢様は安全日ですから生でどうぞ」

男の下着を脱がしながらそう囁くと、片手で許婚の愛液を掬い男の屹立に擦り付け、軽く扱く。
既に十分な硬度にあるそれは、柔らかな手の感触にさらに硬度を増し、鈴口から僅かに雫を漏らしていた。

458 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:17:28.89 ID:wCvebPDAO

男「で、でも……本当にいいのか?」

許婚「いいでしゅから! 早く、早くおちんちん入れて! ジュポジュポしてくだしゃい!」

躊躇いながら男が覆い被さると、許婚は迎え入れるように両手を広げ、男を抱きしめた。
メイドは後ろから男の怒張を握り位置を整えると、男の腰にもう片方の手を沿え押し込む。

ジュプ…

許婚「んんっ…… 男しゃまが入ってくるよぉ……」

絶頂を迎えたばかりの膣に打ち込まれて行く熱い楔。
一番奥まで挿入され先端が子宮口に押し当てられると、再び軽い波が訪れ許婚は身体を振るわせると共に膣口をキュッと締め付けてしまう。

一方、男もまた久しぶりの生での挿入の感覚を味わっていた。
フィルターなしで感じる許婚の膣内の感触。
熱く絡みつき時折締め付けられるその感覚は、普段ゴム越しに感じるそれよりずっと気持ち良く男に快感を与えてくる。

そして、長くは持たないと感じた男は早速注挿を開始する。

ジュプッ! ジュプッ! ヌチュッ! 

許婚「あん! ふぁ……しゅごい……気持ちいーよぉ……ぁんっ♪」

トロンとした表情で下半身から訪れる快楽の波に身を委ねる。
男が腰を突き入れる度、押された子宮からは甘い疼きが。
男が腰を引き抜く度、カリが引っかかる膣壁からも甘い疼きが。
生で挿入している分、普段より怒張の熱さやカリのくびれがはっきりと感じられ、それが許婚により強い快感をもたらしていた。

459 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:20:10.92 ID:wCvebPDAO

メイド「ふふ、気持ち良さそうですね…… そんなに生は宜しいですか?」

いつの間にか男の背後に居たメイドは、男の耳元で囁く。
そして先ほどの許婚に対してと同様、後ろから抱きしめるように両手を男に回した。
その指先は男の乳輪をなぞり、乳首をかするようにくすぐる。

背中に押し当てられた胸の柔らかさと、自らの胸から感じるくすぐったい快感。
そして屹立の動きに伴いこみ上げてくる激しい性感が次第に男を絶頂へと導いていく。

許婚「男しゃまぁ……んっ! ふぁ……私、またイくの……だから、いっしょに……」

ジュプジュプジュプジュプッ!

男は応える代わりに腰の動きを速める。
自らももうこれ以上は我慢出来ないと悟ったからだ。
それほどまでに、これまで幾度となく男を受け入れ男の形を覚えた許婚の膣内は相性が良く、男の精を搾り取ろうと締め付け、蠢き、吸い付いてきた。


460 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:23:17.51 ID:wCvebPDAO

許婚「ひぁんっ! もう……らめぇ……男しゃまぁ、中で出してっ! 一番奥で!」

許婚の言葉を受け、抜ける寸前まで腰を引くと一気に突き立てる。

パンッ!

肉と肉がぶつかる音が響き、一番深くまで怒張が打ち付けられる。
その子宮を揺らす一撃によって許婚に大きな波が訪れ、まるで電流が流れたような快感が背筋を上ってくる。

許婚「っ! あっ! んんっ……んあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ビクン! ビクビクッ! キュッ!

許婚の身体が痙攣するとともに、激しい締め付けが男を襲う。
先端が子宮口にぶつかった刺激と、キツい締め付けの感覚が男を絶頂へと押し上げる。

男「……く……イく、ぞ……んんっ!」

ドクン! ビュルッ! ビュクビュクッ!

許婚「んんっ! あ、熱いのが中に広がるよぉ……またイくっ……んんんんーっ!」

ビクビクビクッ

鈴口を子宮口に押し付けたまま、激しく白濁を許婚の膣内に吐き出す。
勢い良く射精された精液が膣壁に当たる感覚が、許婚に三度目の絶頂をもたらした。

461 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:25:57.10 ID:wCvebPDAO

ヌプッ…

男が胎内から怒張を引き抜くと、まだ口を開いたままのそこからトロリとした精液が漏れ出してきた。
ヒクヒクと蠢く膣口から垂れる白濁。
その光景に男が再び硬度を取り戻そうとしていた目の前で、メイドが許婚の秘部へ顔を寄せる。

メイド「ふふ、こんなに出されて…… こぼしてはもったいないですよ?」

ペロリ… ジュルジュルッ!

許婚「やぁっ! 吸わないで! 男しゃまのせーえき、私のなの!」

垂れた精液を舐め上げると、メイドは許婚のそこに唇をつけた。
許婚の愛液とともに膣内に残った白濁を音を立てて吸い上げると、クチュクチュと口内で弄んだ後コクンと嚥下する。

メイド「男さまとお嬢様のミックスジュース、美味しいですね……」

唇の端に僅かに雫を垂らしながら、その唇から感想を呟くと、許婚の上へ覆い被さっていく。
口内に残った精と自らの唾液を混ぜ、見つめあいながら許婚の唇へツ……と垂らしてやると、許婚も嬉しそうに口を開け3人分の体液を飲み下していく。

462 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:28:33.12 ID:wCvebPDAO

そのまま唇を交わし、舌を絡め合いながらメイドは許婚と身体を重ね、秘部がぴったり同じ位置にくるようにして許婚を抱きしめる。

メイド「さ、男さま。 次は二人同時に気持ち良くして下さいね?」

許婚「男しゃまぁ……お願いしましゅ……」

クチュリ… ヌプヌプ…

求められている行為に気付いた男は、二人の合わさった秘部に屹立を突き入れて行く。
既にお互いの愛液で潤ったそこで行う素股は、ぴっちりとした密着感と柔らかな感触がまるで膣内に挿入してるかのような感覚を男にもたらした。

メイド「……挿れないように、ゆっくりと…… そうです、上手ですよ?」

許婚「ふあぁ…… お豆さんが擦れてしゅごいでしゅ……」

ニュチュッ! ニュチュッ! ニュチュッ!

男が腰を前後する度に、イヤらしい水音と共に3人を甘い快感が襲う。

許婚とメイドはどちらともなく唇を重ねお互いの胸を揉みしだく。
その光景を見て男は興奮を増し、それに伴い腰の動きも早く、激しく。

メイド「んんっ……良い感じです……ふぁ……」

許婚「やぁ……男しゃまぁ……んんっ……ひぁんっ!」

ヌチュヌチュヌチュヌチュ…

次第に男の腰の動きが早まって行く。
それに伴い二人のクリトリスからの刺激も強くなり、小刻みに小さな波を感じながら次第に大きな波を呼び寄せて行く。

463 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:32:02.83 ID:wCvebPDAO

メイド「……ふぁ……男さま、そろそろ……」

許婚「私も……んっ……おまんこ気持ち良い……ぁんっ! もう……イきそう……」

二人の愛液にまみれて滑りの良くなった屹立が激しく前後する。
高まった二人の身体が軽く痙攣し始めると共に、男も根元から2度目がせり上がってくるのを感じた。
そして、止めとばかりに深く腰を打ち付けると、二人に挟まれたまま白濁を吐き出し始める。

男「……出すぞ! ……クッ!」

ドクン! ビュクビュクッ!

メイド「んんっ! 熱っ……んんん〜〜〜〜!」

許婚「男さまのえっちなせーえきがたくさん! んっ、イく……ふあぁぁぁぁぁっ!」

腹に、股間に、敏感な突起に熱い液体を感じると、二人も本格的な絶頂に達し身体を震わせる。
しかし、余韻に浸り脱力しているにも関わらず、メイドは許婚の秘部に、胸に手を伸ばし、指先を蠢かせさらに快感を与えて行く。

464 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:34:58.45 ID:wCvebPDAO

クチュクチュクチュクチュッ! クリクリクリクリッ!

許婚「ひぁんっ! メイド、らめ……イってる、イってるかららめぇ!」

メイドの指先が男の白濁を纏いながら許婚の膣内に潜り込み激しく蠢く。
もう片方の手と唇は、身体に合わせフルフルと胸の先端で揺れる突起を摘まみ、啄ばむ。

一度は去った大きな波が引き戻され、強い快感と共に再び絶頂を呼び起こす。

許婚「やぁっ! もう……ぁ、またイく、イくぅ! んあぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ビクン! ビクビクビクッ!

先ほどより大きく許婚の身体が震える。
しかし、メイドは手を休めずむしろ更に激しくしていく。

男も意図に気付いたのか、許婚の唇を奪い舌を絡めた。
伸ばした舌で口内をねぶり、舌と舌を触れ合わせ吸い上げる。

恍惚とした表情で快感を受けるがままになっていた許婚は、次第に絶頂が収まることなく連続で襲い掛かり、全身の震えが止まらなくなってしまう。

許婚「んーっ! ……んんっ! んん……ふぅんんんんっ!」

ビクンッ! フルフル… ビクンッ!

許婚の呻きが弱弱しくなってきたのを感じてようやくメイドが手を休める。
秘部をまさぐっていたその手は潮と愛液に濡れ、明かりを反射しテラテラと輝き糸を引いていた。

メイド「ふふ、このくらいで勘弁して差し上げましょうね……?」

しかし、既に度重なる絶頂で意識の遠くなった許婚は応えることなく、そのまま眠りに落ちてしまう。
その様子を確認した男とメイドは、視線を交わし満足気に微笑みながらそれぞれベッドに横になり余韻に浸るのであった。

465 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/01(木) 21:36:31.56 ID:wCvebPDAO
本日はここまで。

明日は短くなりますが残りを投下して第六部終了予定です。

では、また明日21時より!
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/03/01(木) 21:48:09.93 ID:0FhMba9so
おつ
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/03/01(木) 22:59:56.39 ID:X0tjqUPAO

気分的なことだけど許嫁の字は許嫁が良いな
468 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/03/01(木) 23:11:44.39 ID:wCvebPDAO
>>467
どっかで入れ替わってますね……

許嫁が正しいです。
(本作では名称が許嫁、本来の『いいなずけ』の意味の単語が許婚、としています)
469 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:06:22.22 ID:oHg6VdlAO
こんばんは!

先に謝っときます、今回は短いです。

では、投下開始します。
470 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:08:00.19 ID:oHg6VdlAO

許嫁「……」スー スー

男「……少し、やり過ぎたか?」

メイド「ふふ、大丈夫ですよ。 すごく悦んでいましたし」

メイド「男さまは満足ですか? なんでしたらもう少しお相手を致しますが……」

男「い、いやいい。 許嫁の二の舞にはなりたくない……」

メイド「あら、残念。 男さまの潮吹きも見たかったですが、次の機会に致しますね?」

男「……なんか怖いな」

メイド「ふふ、ご期待下さい……」

471 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:08:42.80 ID:oHg6VdlAO

男「またベッドがビショビショだな……ベッド買い換えないとダメになりそうだ」

メイド「なんでしたらビニール製のものを手配致しましょうか?」

メイド「どうせ4Pとなるともう少し大きめのベッドが必要でしょうし」

男「まて、なんで幼女まで数に入れる……?」

メイド「あら、私は幼女も一緒にとは一言も申し上げておりませんが……」

472 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:09:25.57 ID:oHg6VdlAO

男「……寝る。 お前もここで寝るか?」

メイド「私はシャワーを浴びて幼女と寝ます。 起きた時一人では寂しいでしょうから」

男「わかった。 ……お休み」

メイド「お休みなさいませ、男さま」チュッ

473 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:11:13.75 ID:oHg6VdlAO

男「……ん……」チュン チュン

幼女「……ん」スリスリ

男「んぁ? ……んー?」

幼女「……ふぁ……」スリスリ

男「っ! 幼女! お前何で裸で!」

幼女「……男、おはよ」

男「おはよう……じゃなくて!」

幼女「……だって男も許嫁も裸」

男「うぁ……だ、だからって!」

474 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:11:48.14 ID:oHg6VdlAO

幼女「……許嫁だけずるい」

幼女「……だから、私も」

男「わ、分かった! 起きて服着るから、お前も服着ろ!」

許嫁「……んん。 朝から何の騒ぎですかぁ……」ゴシゴシ

男「ヤ、ヤバ……」

475 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:12:27.24 ID:oHg6VdlAO

許嫁「……幼女ちゃん? ……これはどういうことですかぁ?」ヒクヒク

幼女「……次は私の番」ギュー

男「こ、こら! 裸で抱きつくな!」

許嫁「……思い出しました。 昨日の夜も好き放題やってくれましたね……?」

男「……い、いや、あれはお前も同意して……」

許嫁「うるさーい! 男さまも幼女ちゃんも、これからお説教します!」

476 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:13:04.97 ID:oHg6VdlAO

男「……なんか長くなりそうだ。 幼女、逃げるぞ」ゴソゴソ

幼女「……わ、分かった」コクコク

男「というわけで、お説教はまたの機会に。 さらばだ!」ダッ!

幼女「……さらばだー」フリフリ

許嫁「あっ! またお姫様だっこ……ずるい!」

477 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:14:18.92 ID:oHg6VdlAO

男「……といっても、どうせ家から出れないからすぐ捕まるんだよな。 幼女裸だし」

幼女「……ね、男?」

男「なんだ? ……とりあえず手で大事なとこくらい隠せ」

幼女「……私、こんな風に皆と居られて幸せ」

男「……そっか。 オレも幸せだぞ?」

478 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:14:51.75 ID:oHg6VdlAO

幼女「……男、愛してる」ギュー

男「こ、こら! 裸で抱きつくな!」

許嫁「あーっ! またイチャイチャしてる! 待ちなさいー!」

メイド「ふふ、朝から痴話喧嘩ですか? お熱いことで……」

男「勘弁してくれ……」

幼女「……幸せ」ニコッ

479 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/02(金) 21:18:47.28 ID:oHg6VdlAO
本日はここまで。

これにて第六部生活編(幼女編)終了です。
明日から幕間を数日挟んで、第七部に入ります。
(まだ手がついてないので修学旅行編か最終章になるかわかりません)

本当は第八部あたりで書き貯め尽きる予定だったのに……

では、また明日21時より!
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/03/02(金) 21:48:16.89 ID:8Q/qyGEAO
お疲れ〜
気づけばもう第三部作なんだよな…
1からリアルタイムで読み続けてたから最終章に近づくに連れて皆(メガネ・主任除く)が幸せになるのを楽しみにしています。
尚、メガネ・主任はB的な幸せ(快感)になることを望みますww

481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/03/02(金) 23:27:12.93 ID:LR/8OYNeo
その頃メガネと主任はブラックでラグーンな人生送ってると思うと胸が熱くなるな
482 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:03:32.27 ID:eWNmTObAO
こんばんは!

本日より幕間をお送りします。
まずは、二日に渡り幼女視点の1日をどうぞ。

ライアーゲーム見ながらなのでゆったりと。

では、投下開始します。
483 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:05:21.73 ID:eWNmTObAO

〜幕間 幼女の幸せな一日〜


私がこのおうちに引き取られてから2週間が過ぎた。
このおうちで一緒に居る三人は、とても優しい。

私をこのおうちへ連れてきてくれたメイド。
いつも美味しいご飯を作ってくれたり、お勉強を教えてくれる美人なお姉さん。
とても優しいから、大好き。

一緒に住んでる許嫁。
いつも一緒に遊んでくれる、可愛いお姉さん。
優しいから大好きだけど、いつも男にくっつくし私がくっついてると邪魔するのが嫌。

そして、男。
優しくて、格好良くて、私のことを守ってくれる素敵な人!

……私の、好きな人。

484 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:08:07.00 ID:eWNmTObAO

男のおうちでの暮らしは、とても楽しい。

前と違ってお洋服を着てもいいし、ぶたれたりもしない。
たまに分からなくて悪いことをしてしまっても、ご飯抜きになったりしない。
テレビも見させて貰えるし、お菓子も食べさせて貰える。
(内緒で食べ過ぎると怒られちゃうけど)
許嫁がいると、一緒にお絵かきしたりお歌を歌ったりしてくれる。

皆が優しくしてくれて、本当に幸せ……


一人で眠れないからそんな一日を思い出して見る。

485 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:10:21.00 ID:eWNmTObAO

朝はふかふかのベッドで目が覚める。
前は固い床やペラペラのお布団で寝てたから、それだけでも嬉しい。

いつもメイドの大きなおっぱいに埋もれて苦しいけど、抱かれて頭を撫でられながら目を覚ますと、とっても幸せな気分になるから我慢する。

メイド「おはようございます、幼女」チュッ

この家の人はみんな挨拶の度にちゅーする。
メイドに仲良しさんだとちゅーするって教えてもらったの。

だから、皆仲良しさん。

486 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:12:45.96 ID:eWNmTObAO

メイド「さ、お二人を起こしてあげて下さいね?」

毎朝、ねぼすけの二人を起こすのは私のお仕事。
男が朝起きて一番に私を見てくれるから、とっても大事なお仕事。
許嫁が起きて男を起こしちゃうから、急がないと……

男のお部屋に入ると、ちょっと臭かった。

……また男と許嫁、裸になってる。

先週の土曜日も裸で寝てたから、私も裸になって一緒に寝たら怒られた。

窓を開けてから、仰向けで寝てる男にまたがる。

487 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:14:31.05 ID:eWNmTObAO

……分かってる、男と許嫁、えっちしてたんだよね?

知らないふりしてるけど、実は私もそういうことは理解してる。
前に売られていったお屋敷で、散々そういうビデオを見せられたから……
きっと、あのカッコいいお姉さんが助けてくれなかったら、私もそういうことをさせられてたんだと思う。

でも、前に見た3人のえっちは、とても楽しそうだった。
きっと、仲良しさん同士でするえっちは悪いことじゃないんだろうな……

男が、許嫁やメイドとえっちしてるのを考えると胸がチクチクする。

私もしたいけど、男と約束したから高校生までは我慢しなきゃ……
早く大人になりたい。 大人になって、男とえっちしたい。

それまでは、許嫁とメイドに男を貸しておいてあげる!

488 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:17:18.05 ID:eWNmTObAO

でも、やっぱりちょっぴり悔しいから、男のおちんちんに悪戯してみよう。
ペロペロしたらいけないんだから、サワサワだったらいいよね?

なぜか大きくなってる男のおちんちんを握って、撫でてみるとピクピク震えた。

……なんか面白い。

ビデオで見たのを思い出しながらサワサワしてると、突然ビクッて震えて白いおしっこが飛び出した。

……あ、これしゃせーってやつだ……

殆どが太ももにかかってたシーツに飛び散ったけど、ちょっぴり私の手にも付いた。
部屋に入ったときに嗅いだのとおんなじ匂い。
臭い匂いと思ってたのが、男のせーえきの匂いだと分かると途端に良い匂いに思えてきたから不思議。

ペロ…

あんまり美味しくない、けど男のせーえきだから大丈夫。
嫌いだったトマトも、男が好きって言ったから食べられるようになったもん。

……いけない、悪戯に夢中で男を起こすの忘れてた!

489 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:19:48.56 ID:eWNmTObAO

男「……ん、おはよう幼女」

シーツで男の身体を隠してからユサユサと身体を揺すると、男が目を覚ました。

おちんちん触ってても起きないくらいなので、いつも男が起きる頃には手がだるくなってしまう。
でも、今日も男が朝起きて一番に私の顔を見てくれた、嬉しい!
ついでに朝一番のちゅーも貰ってしまおう。

んー♪

ちゅーの後は男に抱きついてスリスリする。
許嫁は起こしてあげない。 だって男とくっついてると邪魔するんだもん。

490 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:21:49.94 ID:eWNmTObAO

でも、男が私の頭を撫でながら許嫁を起こしてしまう……もう少し、このままがいいのに。

許嫁「……んん、おはようございます……んー♪」

許嫁が起きてすぐ朝のちゅーをおねだりしてる。
男がちゅーしようとする前に、私が代わりにちゅーしてあげる。

チュッ

許嫁「もぅ! 幼女ちゃんじゃなくて男さまにして欲しいの! それにまた男さまに抱きついて……」

許嫁がグチグチ言ってるけど、そっぽを向いて無視してあげた。

男に身体を擦り付けてると、シーツの下でおちんちんがまた固くなってるのに気付く。
見上げると、男が困ったような顔をしてた。
ちゃんと私のこと女として見てくれてるような感じがして、少し嬉しい。

普段ならもうちょっと許嫁に見せ付けるけど、今日は大人しく男の上から退いてあげた。
さっきからずっと頭の中が別のことで一杯だったんだもん。

……だって、さっき許嫁とちゅーしたとき。 ちょっぴり、男のせーえきの味と匂いがしてたから。

491 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:23:45.65 ID:eWNmTObAO

今日は土曜日だから、朝ごはんが終わっても男と許嫁が家に居る。
でも、午前中はメイドとのお勉強の時間。

私は10歳だから、本当は小学校に行かなきゃいけない。
でも、前のお屋敷でも、本当のおうちでも学校には行かせてもらえなかった。
だから、学校の勉強に追いつくため毎日メイドが勉強を教えてくれてる。
夏休みが終わった頃、近くの小学校に転校することになるんだって。

でも、今日は全然頭に入らなくてメイドに怒られた。
頭に浮かぶのは、やっぱりさっき許嫁とちゅーしたときのこと。

男の味がしたってことは、きっとペロペロしてお口で飲んだんだよね……
いいな、私も男を気持ち良くしてあげたいな……

492 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:26:08.12 ID:eWNmTObAO

メイド「幼女ももう少ししたら料理を覚えないといけませんよ?」

メイドがお昼ご飯を作るのを横で眺める。

せっかく男がおうちに居るのに、私はメイドに聞きたいことがあるから二人きりになりたかった。
だから、台所でこうしてる。 少し、いや大分男と許嫁の様子が気になるけど……

メイド「……どうかしましたか、幼女?」

やっぱりメイドはすごい。

思い切って、メイドに朝から考えてたことを聞いてみた。

許嫁とメイドは男とえっちしてるの?
なんで大人にならないとえっちしちゃいけないの?

493 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:28:45.57 ID:eWNmTObAO

メイドは、少し困ったような顔をしてから教えてくれた。

メイド「してますよ。 昨日も三人でしてました」

メイド「でも、大人になってからじゃないと、身体と心に宜しくありませんからダメですよ?」

それから、メイドは簡単に女の子の身体の仕組みとえっちについて教えてくれた。
なるほど、もう少し身体が大きくならないと男のおちんちんが入らないんだ……

でも、一つ気付いたことがある。
今日の朝みたいにサワサワしたり、ペロペロするのは身体が小さくてもできる!
だって、しゃせーしたもん!
だから、私でも男を気持ち良くしてあげられるんだ!

ワクワクしながらリビングに戻ると、男と許嫁がイチャイチャしてた。
なんか胸がチクチクしたから、間に割り込んで男にギューって抱きつくと許嫁がプンスカ怒りだす。

さっきまでずっとイチャイチャしてたんだから、次は私の番なのに……

494 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/03(土) 21:30:51.06 ID:eWNmTObAO
午前が終わったところで本日はここまで。

明日は残りの午後をお送りします。

では、また明日21時より!
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/03(土) 21:33:42.26 ID:mtMNREhXo

いつのまにか幼女が更に可愛くなってた
幼女ちゃん可愛いよ幼女ちゃん
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/03(土) 22:55:29.51 ID:0onHEY6S0
おつ

幼女ちゃんがヤンデレ化しそうで怖いw
男も幼女ちゃんを病ませないようにうまいこと愛してあげないとな!
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/03/04(日) 08:47:33.84 ID:rzngLnCAO
いいねいいね
498 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:09:01.83 ID:6J8J8uaAO
こんばんは!

さて、幼女の1日後編です。
なぜか幼女と絡むと許嫁が幼児化する気がする……

では、投下開始します。
499 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:11:27.27 ID:6J8J8uaAO

せっかくのお休みだからということで、お昼は皆でお出かけすることになった。

私が男のおうちにずっと住むことになったから、お洋服とか買いに行くんだって。
私が持ってたお洋服は、ここに来る前のおうちで貰ったのだけだったから、すごく嬉しい!

しばらく電車に揺られてから降りると、大きなデパートについた。

なんでも、男と許嫁が初めてデートした場所らしい。
……ちょっと悔しい。 聞きたくなかったかも。

迷子にならないよう男と手をギュッと繋ぐ、思い出を少しでも上書き出来るように。

子供服売り場は、色とりどりでまるでこの前行った遊園地みたいにキラキラしてた。
真っ白なワンピースや、フリフリなスカート。
これまで着た事がないような素敵なお洋服がたくさん!

実は、これまで新品のお洋服を着たことがあまりない。
本当のおうちではずっと同じお洋服を何年も着ていたし、次のお屋敷ではそもそもお洋服を着ることを許されなかった。
今着ているのも、前のおうちの男みたいなお姉さんが子供の頃に着てたもののお下がり。

だから、新しいお洋服を買って貰えると聞いて、私はドキドキしている。

500 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:13:28.10 ID:6J8J8uaAO

許嫁「幼女ちゃんにはこんなワンピース似合いそう!」

メイド「こちらのゴスロリチックな上下セットも宜しいかと」

許嫁とメイドが色んな服を着せようとしてくる。
確かに薦めてくるのはみんな似合いそうだけど……
男はどんな洋服が好きなのかな……?

二人が選んだお勧めの服と、男が似合うって言ってくれたお洋服。
何着か纏めて買うことになった。

少しお金のことが気になったけど、男は優しそうに笑って頭を撫でてくれた。
後でメイドに聞いたら、お金持ちな男のお爺ちゃんが払ってくれるんだって。

一度しか会ったことないけど、優しそうな人だった。 お顔は怖かったけど……
そういえば、あのお爺ちゃんなんで私に謝ってたんだろう?

501 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:15:43.76 ID:6J8J8uaAO

下着売り場に来ると、なぜか男がソワソワしだした。
どこか行こうとするので、繋いだ手を強くギュッとして逃がさないようにする。

メイド「男さま、きちんと選んであげないといけませんよ?」

男「勘弁してくれ……」

許嫁がさっきからプリキュアの絵がついたパンツを押し付けてくる。
私、そんなの履くほど子供じゃないんだけど……

でも、許嫁があんまりニコニコしてるから、1枚だけ受け取ってあげた。

私はというと、ちょっと大人びたのを見てた。
許嫁やメイドが履いてるような、ちょっとえっちな感じのやつ。

流石に透けてるようなのはなかったけど、フリフリのついた黒のショーツを見つけたので似合うか聞いてみる。
許嫁はなんか嫌そうな顔をしてたけど、メイドはニコニコしながら同じようなのを数枚探してくれた。
男は……あれ? なんでこっち見てくれないんだろう。

まだおっぱいは膨らんでないけど、着けなきゃダメって言われてセットでブラジャーとキャミソールもメイドが選んでくれた。

お会計に行く途中、メイドが大人向けのコーナーでそっと1枚下着を紛れ込ませたのには皆気付いてないみたい。
私、見たんだからね? そのスケスケの黒い下着、ずるい……

502 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:18:11.45 ID:6J8J8uaAO

一通り着る物を買い終えると、ドーナツ屋さんで少し休憩。

ドーナツを食べてると、不意にあの日のことを思い出した。
カッコいいお姉さんがお屋敷から助けてくれたあの日。
帰りの車の中で、お姉さんが買ってくれた何年振りかのドーナツは、とても甘くて、少ししょっぱくて。

気が付くと涙が零れてたみたいで、男と許嫁が大慌てしてた。

メイドはそっとハンカチで涙を拭いてくれて、ギューって抱きしめてくれた。
……嬉しいんだけど、メイドはおっぱい大きいから埋もれて苦しい……


その後はお夕飯の材料を買いに食料品のフロアへ。

メイドの目を盗んで、許嫁とお菓子のコーナーへ行って沢山お菓子を取ってくる。
そっとかごに入れたけど、許嫁がニブいから見つかってしまった。

結局、半分くらいは元に戻させられた。 ……許嫁の選んだのだけ狙って戻したけど。

503 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:20:32.79 ID:6J8J8uaAO

おうちに帰ると、今日は男が晩御飯を作るらしくて許嫁と二人で台所に向かっていった。
私も行こうとしたけど、メイドに止められたので仕方なくお風呂掃除を始める。

置いて貰っている以上、私も出来ることはお手伝いすることにしてる。
といっても、メイドがたいてい済ませちゃうからあまりすることがないけど……

……やっぱり、男を気持ち良くさせてあげるくらいしかないなぁ。

男の作ったご飯は美味しかった。 メインは煮込みロールキャベツ。
メイドのご飯は安心する感じだけど、男のご飯はお洒落なレストランみたいな感じ。

嫌いなトマトスープで煮込んであったけど、思い切って一口食べてみたらとても美味しくてびっくり!
なんか本当にトマトが好きになっちゃいそう。

504 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:23:07.27 ID:6J8J8uaAO

食べ終わったお皿を流し台へ運ぶのを手伝ってから、お風呂の時間。

いつも許嫁が私を置いて男と二人で入ろうとするから、たまに男と二人でお風呂に入って貰うことを条件にいつもはメイドと入ってる。

けど、今日はその男と二人きりで入る日なの!

パパッとお洋服を脱いで、男が裸になるのを待つ。
最初のあの日以来、男がおちんちんをタオルで隠すようになったのが少し残念。

軽くお湯を被ってから、男に身体を洗って貰う。
もちろん私はもう子供じゃないから自分で洗えるけど、男に洗って貰うとふにゃぁって身体の力が抜けて、とろけそうなくらい気持ち良くなっちゃうからお願いするの。

……気持ちいーよぉ……

髪を洗って貰ってる間に、だらしなくなったお顔を元に戻さなきゃ。

505 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:26:07.76 ID:6J8J8uaAO

うっとりと幸せな時間を過ごした後は、お礼の時間。

お返しに男の身体を洗ってあげる。
ゴシゴシと力を入れて男の背中をスポンジでこする。

男の背中は、少し固くて大きいの。
今度おんぶしてもらおっと……

背中が終わると前の番。
やっぱりタオルは外してくれないから、とりあえず胸と腕をゴシゴシ。
足を洗うついでに、タオルの下へ手を突っ込んで無理やりおちんちんも洗っちゃう。

男は慌てるけど、結局最後には大人しく洗われてた。
……洗っただけなのに、おちんちん固くなっちゃった。 気持ち良かったのかな?

二人で湯船に漬かって暖まる。
私は向かい合う格好じゃなくて、後ろから抱きしめるみたいにして貰って入るのが好き。

……だって、裸で正面から見つめ合うのって少し恥ずかしいし。

それに、この格好だと色んな所に男の固くなったおちんちんが触れる。
背中とか、女の子の大事な所とか……
わざと身体を動かして、擦れるようにしたり意地悪をすると、男も怒るに怒れなくて困った顔をするのが可愛い。

あんまりやりすぎると怒られそうなので、一通り楽しんだら10数えてお風呂を上がる。

506 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:29:50.03 ID:6J8J8uaAO

ドライヤーで髪を乾かしてから男が髪を三つ編みにしてくれる。

私は散髪に行かせて貰えなかったから髪がすごく長い。
助かってから一度散髪には行ったけど、結局切れなくて毛先を整えて貰うだけにした。
なんだか、ずっと一緒に過ごした友達みたいで、邪魔だけどお別れはしたくなかったの。

でも、男に編んで貰ってからはあまり邪魔にならないからお気に入り。
大きな三つ編みを振り回して許嫁をペチペチするのもお気に入り。


許嫁とメイドがお風呂から上がると、今日買ってきたお洋服の着せ替えごっこ。

許嫁が選んだ白いワンピースを着るとどこかのお嬢様みたいに見えた。
メイドが選んだ黒いフリフリな洋服を着ると、外国のお人形さんみたいな感じがした。
男が似合うって言ってくれたちょっと大人びたシャツとスカートを着ると……
男にお似合いの素敵な女の子!

お洋服を着替える度、皆が可愛い! とか素敵! とか言って大喜びしてくれる。

大喜びしてるのは私なんだけどね……?

だって、こんな新品のお洋服着て、まるで私じゃないみたいなんだもん!

507 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:32:22.13 ID:6J8J8uaAO

それから皆とテレビを見て、ふあぁとあくびをする……振りをした。

本当は全然眠くない、眠りたくないんだけど……

金曜日と土曜日の夜は、多分皆えっちするから。
……皆私が寝るのを待ってるから。
だから、眠くなった振りをした。

……胸が今日で一番チクチクした。

メイドに連れられて寝室へ。
いつも、私が寝るまで傍で頭を撫でてくれる。

ただ、今日は寝た振りをするから、適当な所で寝息(らしきもの)を立て始める。

メイド「ふふ、この子ったら……」

ようやく寝たって思ってくれたかな?
頭を撫でる手が止まり、メイドが服を脱ぐシュルシュルとした音が聞こえる。

演技を続けるうち、脱ぎ終わったのか部屋を出て行こうとするメイドの足音がふと止まった。

メイド「もう少し大きくなったら、一緒に男さまを気持ち良くして差し上げましょうね?」

……もしかして、私が起きてるのに気付いてる?

私が頭を悩ませてる間に、メイドは部屋を出て行ってしまった。

508 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:34:29.99 ID:6J8J8uaAO

と、こんな感じで一人で眠れないまま今日一日を思い出してたわけ。

でも、悩んでてもしょうがないよね……
なにより、私だって男を気持ち良くさせてあげられるんだし!

メイドみたいにパジャマを脱いで、今日買った黒い下着に着替える。
そして、そっと部屋を後にする。

男の部屋に近づく度、許嫁とメイドの気持ち良さそうな声が大きくなる。
ついに男の部屋のドアの前。
さすがに緊張するけど、思い切ってこのドアを開けてみよう。

私だって……負けないもん!


〜了〜

509 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:37:33.76 ID:6J8J8uaAO
本日はここまで。

この後どうなったかは御想像にお任せします。
幼女が登場人物で一番行動的かも……

明日は養護施設編、話の展開は変わったけどどうしても入れたかったので幕間にしました。

では、また明日21時より!
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2012/03/04(日) 21:39:14.93 ID:ElTuJyMT0
幼女可愛い
フゥ
511 :名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/04(日) 21:41:01.09 ID:bs3NGfx+o
乙。良いぞもっとやれ
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/04(日) 21:45:52.50 ID:bs3NGfx+o
糞コテが。ごめん
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/04(日) 21:49:17.47 ID:O1WN7Wjmo
個人的に幼女がこのまま居座るって展開はなかったな
許嫁と男とのイチャイチャだけでよかった
514 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/04(日) 21:53:13.95 ID:6J8J8uaAO
>>513
心配しなくても次章は多分修学旅行編。

メイドや幼女は着いて来ない……
後はわかるな?

515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/04(日) 21:54:52.60 ID:bs3NGfx+o
でも、個人的に幼女ちゃんは必須なキャラ
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2012/03/04(日) 22:31:15.50 ID:hI2z9zHAo
幼女のキャラちょっとやりすぎな感じがする
517 :rindou [sage]:2012/03/04(日) 23:38:03.91 ID:1cP1ngNM0
幼女恐ろしい娘!!
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/03/05(月) 00:31:19.55 ID:FTkageTto
やめて、男のHP(自制心)はゼロよ!

とりあえず読者は「コミュニティの一生」でググって頭を冷やそうず
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/03/05(月) 04:26:42.32 ID:WwfV3ZAUo
幼女いくつって設定だっけ
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/05(月) 10:05:07.65 ID:jIVAS/ODO
まともな大人に任せるとか色々葛藤して最終的には感情論優先して幼女の面倒みるってなったのに
>>507のメイドのセリフとか子供育てる環境じゃないだろ
ただでさえ歪んだ環境で育ったのに歪んだまま成長するぞ
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/05(月) 10:17:13.11 ID:ApHLA54d0
小さい子供と一緒に生活するのって大変だよ。
まぁ色々一定の線引きは大事だよね。
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/03/05(月) 13:26:10.94 ID:x84vw4nAO
修学旅行中は
幼女とメイドの百合TIMEですね分かります。
523 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:05:58.25 ID:E77ozF4AO
こんばんは!

今日も幕間、養護施設でのお話です。

では投下開始します。

>>520
まぁ、歪んでるからこそのメイドですし。
外付良心回路の男がいるから多分大丈夫。
……誘惑に弱いけど、弱いけどね!
524 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:08:30.50 ID:E77ozF4AO

〜幕間 恩師〜


男「先日はお願いしたのに反故にしてしまってすみません」ペコリ

 「いえいえ、いいんですよ。 むしろ、貴方が引き取ると聞いて喜んでいます」

男「そういって頂けると助かります、園長先生」

園長「ふふ、貴方がここを出て3年、ずいぶん大きくなりましたね?」

園長「……それに、ずいぶん顔つきが優しくなりました」

園長「そちらのお嬢さんのおかげかしら?」

525 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:09:29.26 ID:E77ozF4AO

男「……園長先生に報告していませんでした、すみません。 オレの婚約者の許嫁です」

許嫁「は、初めまして!」

園長「あらあら、それはおめでとう! そうですか、喜ばしいことです……」

男「こちらはメイド、それにお話していた幼女です。 今は4人で一緒に暮らしてます」

メイド「初めまして。 この前はお電話で失礼致しました」

幼女「……初めまして」ペコリ

園長「ふふ、そうですか。 男くんが自ら他人と一緒に暮らしてるなんて……」

526 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:11:33.58 ID:E77ozF4AO

園長「幼女ちゃん、貴方の事は聞きました。 大変でしたね?」

幼女「……男、優しいからもう大丈夫」

園長「そうですか…… 男くんは優しいですか、ふふ……」

男「そ、そういえば、女とも再会しました。 今同じ高校に通ってます」

園長「あら、女さんとは懐かしい…… ご家族とは仲良くしていましたか?」

男「ええ。 今では本当の家族みたいですよ。 恋人も出来ましたし」

園長「女さんまで! ふふ、私はてっきり男くんと一緒になると思ってましたけどね」

527 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:12:48.86 ID:E77ozF4AO

 「あー! 男にいちゃんが来てる! みんな、男にいちゃん来てるぞ!」

 「ホント! 男おにいちゃんどこ?」

園長「おやおや、子供たちに見つかったようですね……良かったら相手をしてあげて?」

男「はい、喜んで」

園長「幼女ちゃんも一緒に遊んでおいで? お嬢さん達には是非話を聞きたいわ!」

許嫁「私も昔の男さまのこと聞きたいです!」

メイド「そうですね、私も是非お伺いしたいところです」

男「……園長先生、あまり変なことは言わないで下さい……」

園長「あら、変なことって女さんとのこと? それとも10歳の時の……」

男「……勘弁して下さい」

528 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:14:56.72 ID:E77ozF4AO

 「男おにいちゃん、私小学校に入学したんだよ!」

 「男にいちゃん、オレちゃんと下の子の面倒見てるぜ!」

男「あぁ、皆元気そうだな。 仲良くやってるか?」

 「たまに男子がいじめるー!」

 「嘘つけ、お前がいじめる方だろうが!」

 「ねぇ、男おにいちゃん。 その子だぁれ?」

男「あぁ、この子はオレと一緒に住んでる幼女って言うんだ。 宜しくな?」

幼女「……宜しく」モジモジ

529 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:15:43.25 ID:E77ozF4AO

 「可愛い! この子の髪も男おにいちゃんが編んだの?」

 「私も編んで欲しいなー! 今誰も編める人いないもん……」

男「いいぞ、後で編んでやるな? あと、この子お前より年上だからな?」

 「やったー! 幼女ちゃん、あっちで一緒に遊ぼう!」グイグイ

 「ウノしようぜ、ウノ! 幼女とウノしたい奴集まれ!」

幼女「……あ、ま、待って……」ズルズル

530 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:18:09.38 ID:E77ozF4AO

園長「ふふ、皆男くんが来たのがずいぶん嬉しそうですね……」

許嫁「男さまは、こちらに6年程居たと聞きましたけど……」

園長「そうですね、9年前から3年前まで。 あの子たちもその頃一緒だった子です」

メイド「当時はまだ人間不信だったと思いますが、その割には好かれていますね……」

園長「ええ、最初はまったく笑顔を見せず、めったに会話もしませんでした」

園長「ただ、女さんが絶えず話しかけるようになって、少々改善したようです」

園長「それに、幼い子供たちは男くんが優しいことが本能的に分かったんでしょう」

園長「男くんの方も笑顔も会話もないものの、無言で世話をするようになりました」

許嫁「そうですか、女さんが……」

531 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:19:32.73 ID:E77ozF4AO

園長「私、びっくりしました。 あの男くんがとても優しげな笑顔を浮かべて……」

園長「あなた方のおかげなんでしょうね。 本当にありがとう……」

許嫁「いえ、私は何も…… 男さまが自ら過去を乗り越えようとされてるだけですから」

園長「……あの幼女という子も、あなた方と一緒ならきっと大丈夫でしょう」


メイド「はい、なにより男さまがいらっしゃいますので」

園長「ところで、あなた方はどうやって男くんと知り合ったのかしら?」

園長「いえね、あの誰にも心を許さない男くんとどう知り合ったのかがわからなくて……」

許嫁「……元々、男さまがこちらにお世話になる前に一緒に暮らしていたんです……」

532 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:21:49.66 ID:E77ozF4AO

許嫁「……というわけです」

園長「なるほど、貴方が男くんの言っていたお姉ちゃん、ということですか」

メイド「どのように仰っていたのですか?」

園長「いえ、男くんは何も話してはくれませんでした」

園長「ただ、来た当初は夜うわごとのようにお姉ちゃん、お姉ちゃんと……」

園長「あの子にとって、余程大事な人なんだろうと思っていました」

許嫁「そ、そうですか」カァ

園長「そんな人と再会して婚約だなんて、本当にあの子は幸せね……」グスッ

533 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:22:29.07 ID:E77ozF4AO

男「ふぅ、久しぶりにあいつらの相手をすると疲れる……」

園長「お疲れ様でした。 あの子たちも喜んでいましたよ?」

男「許嫁、変なこと聞いたり話したりしてないよな……?」

許嫁「聞いてませんよ? 男さまがお姉ちゃんお姉ちゃんって言ってたなんて……」

男「……勘弁して下さい、園長先生……」

534 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:23:55.48 ID:E77ozF4AO

幼女「……男、疲れたから抱っこ」ギュー

男「こら、人前であまり甘えるな」コツン

園長「あらあら、可愛らしいこと。 良かったら晩御飯一緒に食べて行かないかしら?」

男「……そうですね、少し園長先生に聞きたいこともありますし」

許嫁「男さま、せっかくだし私達が晩御飯作りませんか?」

メイド「いいですね、男さまが料理を覚えられたのはこちらを出てからですし」

園長「男くん、料理が出来るようになったの? 是非お願いしたいわ!」

男「分かりました、気合を入れて作りますよ」

園長「楽しみね! では、ご飯が出来るまで幼女ちゃんは少しお休みしましょうか?」

幼女「……」コクン

535 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:26:13.31 ID:E77ozF4AO

男「みんな、ご飯出来たぞ!」カチャ

 「すっげー! うまそー!」

 「男おにいちゃん、すごいねー!」

 「いーや、多分そこの姉ちゃんたちが作って男兄ちゃんは盛り付けただけだろ!」

男「失敬な、ちゃんとオレが作ったっての。 お前飯抜きな?」

 「ご、ごめんなさい! 男兄ちゃんすごい、格好いい!」

許嫁(盛り付けただけなのは私だったりするんだけど……)

536 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:26:54.36 ID:E77ozF4AO

メイド「さぁ、冷める前にどうぞ」

園長「これは……男くん、ずいぶん勉強したのね、とっても美味しいわ!」

 「うめー! 先生の飯より数倍うめー!」

 「こら! そんなこと言っちゃダメでしょ! ……まぁ、確かに美味しいけど」

男「先生のは栄養バランス重視だからな、こういうのはたまに食うから美味いんだ」

幼女「……毎日食べても美味しいよ?」

537 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:27:32.90 ID:E77ozF4AO

 「幼女ちゃんいいなー! 男おにいちゃん、私と結婚して毎日作ってよ!」

許嫁「ダメー! 男さまと結婚するのは私なの! 私婚約者なの!」

 「年増より若くてピチピチな私のがいいよねー?」

園長「……あなたたち、ご飯の最中にケンカするものじゃありません!」

538 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:29:25.43 ID:E77ozF4AO

許嫁「では、私たち洗い物しますね?」

 「私たちも手伝うー!」

男「あぁ、頼むな? ……園長先生、少し時間良いですか?」

園長「もちろん構いませんよ? では、あちらの部屋で聞きましょうか」

許嫁「……何の話をするのかな?」ヒソヒソ

メイド「きっと後で教えて下さいますよ、もう隠し事はしないんでしょう?」ヒソヒソ

許嫁「……そうだったね」ヒソヒソ

539 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:30:12.05 ID:E77ozF4AO

男「もうこんな時間か。 園長先生、そろそろ失礼します」

園長「今日はありがとう。 また、いつでもいらっしゃい」

 「男おにいちゃん、また来てね?」グスッ

 「男兄ちゃん、こいつらのことは任せろ!」

 「幼女ちゃん、また遊ぼうね!」

幼女「……うん、バイバイ」フリフリ

メイド「それではお邪魔しました」

許嫁「今日はたくさん話を聞かせて下さってありがとうございました!」

540 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:31:31.57 ID:E77ozF4AO

幼女「……」ウツラウツラ

男「幼女、おんぶしてやるから……ほら」グイッ

幼女「……ありがと」ウツラウツラ

許嫁「……良い方ですね、園長先生」

男「あぁ、今思えば無視したり酷いこともしたのに、気にかけてくれてたしな」

メイド「あそこの子供達を見れば良く分かります。 皆笑顔でしたしね」

男「あぁ。 ……でも、苦労も多いんだろうな。 少し老けてた」

メイド「今、あのような施設は金銭面で苦労が多いと聞きますから……」

541 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:33:48.75 ID:E77ozF4AO

許嫁「……ところで男さま。 さっき園長先生に何を聞かれていたんですか?」

男「あぁ、あれか。 ……たいしたことじゃないよ」

許嫁「……男さま。 隠し事はもうしないって約束ですよ?」

男「……隠し事じゃなくて、恥ずかしいだけなんだけどな……」

男「ああいう施設で働く為の資格に何がいるとか、色々と聞いてただけだ」

542 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:34:40.90 ID:E77ozF4AO

メイド「男さまは、福祉関連への就職をお考えですか?」

男「……卒業してすぐ、とは決めてないけどな。 なんせ3人を養わなきゃいけないし」

男「ただ、将来的に可能性があるなら資格だけは取っておきたくてな……」

許嫁「そっか、私たち今年受験ですもんね。 進路決める頃ですか……」

メイド「お嬢様は楽ですね。 考えなくても永久就職が決まってますから」

543 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:35:51.07 ID:E77ozF4AO

許嫁「んー、でも家で男さまを待ってるよりは一緒に大学行きたいかなぁ?」

男「……ちょっと不安だな、大学生活は誘惑が多いって聞くし」

メイド「確かに、お嬢様の外見では色々お誘いがありそうですね」

許嫁「私は男さま一筋だもん!」

メイド「でも、お酒を飲まされても大丈夫ですか?」

許嫁「……お酒絶対に飲まない。 そ、それに男さまだって誘惑が危険です!」

男「でも、大学くらい出ないとちゃんとしたとこ就職出来ないかもしれないしさ」

許嫁「べ、別に男さまは就職なんてしなくたって……」

メイド「お嬢様、起きてもいない心配事で男さまの可能性を潰してはいけません」

男「まぁ、まだ先の話だ。 今から心配してもしょうがないよな」

544 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:37:11.71 ID:E77ozF4AO

幼女「……」スー スー

男「幼女も寝たし、早く帰って寝ようか。 流石に今日は疲れた……」

メイド「そうですね、明日は月曜日ですし」

許嫁「……せっかく幼女ちゃん寝たのになぁ……」

メイド「そんなもの欲しそうな顔でホテルのネオンを見つめないで下さい」

許嫁「だって来週は修学旅行だし、しばらくえっちはおあずけだもん……」

545 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:37:54.26 ID:E77ozF4AO

男「……どんだけえっちが好きなんだ、お前は……」

許嫁「えっちじゃなくて男さまが好きなんですけど?」

メイド「私はえっちも男さまも好きですよ? 男さまとのえっちに限りますけど」

男「……わかったから帰るぞ」

メイド「男さま、お顔が真っ赤になっていらっしゃいますよ?」

男「帰るぞ!」


〜了〜

546 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/05(月) 21:40:26.74 ID:E77ozF4AO
本日は以上です。

明日からは二日書けて女と友のお話、その後は多分修学旅行編に入ります。

では、また明日21時より!
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/05(月) 22:39:31.58 ID:zwjxkKkZo

友女待ってました
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/05(月) 22:43:26.54 ID:xdLZfbzXo
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/05(月) 22:47:56.87 ID:G5SJUXiZo
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/03/05(月) 23:19:36.07 ID:T2FKMuJEo
なんというイチャイチャイチャぶり
551 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:06:50.04 ID:HRqkhMmAO
こんばんは!

さて、本日も幕間です。

修学旅行編どうしましょうかねぇ……
頑張って書かないと。

では、投下開始します。
552 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:11:36.34 ID:HRqkhMmAO

〜幕間 初めて同士のリベンジ〜


男「お前らはメイドのありがたいレクチャーをしっかり受けてろ」

幼女「……行こ?」グイ

許嫁「うん、手繋いで行こうね、幼女ちゃん」ギュ

女「ちょ、ちょっと! 待ちなさいよ、コラー!」

友「……行っちまいやがった」

女「何よ、もぅ……」

メイド「さて、お二人とも。 そこにお座り下さい、今お茶をお持ちしますので」スクッ

友「……ふん」

女「……」

553 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:12:15.25 ID:HRqkhMmAO

友「……」

女「……」

友「……何か言えよ」

女「……何を言えばいいのよ?」

友「……」

女「……」

554 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:13:07.40 ID:HRqkhMmAO

メイド「ふふ、これはずいぶんと重症みたいですね? さ、
どうぞ」カチャカチャ

友「……」ズズ

女「……ありがと」

メイド「……大体の事情は男さまとお嬢様より聞いております」

メイド「まぁ、初めて同士ですからしょうがないかもしれませんね?」

女「だからってあんな無理やり入れようとするなんて最低だと思う」

友「あぁ? お前こそ謝ってるのに聞きもしないで無視しやがって……」

メイド「……お二人とも、それ以上罵り合いをしても良いことはありませんよ」

555 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:14:45.10 ID:HRqkhMmAO

メイド「では、レクチャーを始める前にまず仲直りしましょうか」

女「全然反省してない友と仲直り出来ると思う?」

友「十分反省してるだろうが! お前こそ仲直りする気あるのかよ!」

メイド「はい、そこまで。 友さま、ちょっとこちらへ来て頂けますか?」

友「? ……なにするんだ?」

556 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:15:34.69 ID:HRqkhMmAO

メイド「……失礼します」ズボッ

女「な! ちょ、ちょっと! なに友のズボンに手突っ込んでるのよ!」

友「お、おい……やめろって!」

メイド「……では、行きます」ズブズブズブ……

友「ヒグッ! い、痛い痛い痛いやめてくれ!」

女「え? な、なにやってるわけ? ちょっと、メイドさんってば!」

557 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:16:54.65 ID:HRqkhMmAO

メイド「こんなところでしょうか? 失礼致しました」フキフキ
女「な、なにが起こったの……?」

友「ぐあぁぁぁ……痛ぇ、無理やり尻の穴に指突っ込みやがって……」

女「ちょっと! 人の彼氏捕まえて何やってんのよ!」

メイド「実際に女さまの痛みを体感した方が話が早いかと思いまして」

メイド「如何でした? 濡れてもない穴に無理やり入れられた痛みは……」

女「あ……」

558 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:18:51.40 ID:HRqkhMmAO

友「……めちゃくちゃ痛ぇ。 痔になったみてぇだ……」

メイド「今は指2本ほどでしたが、男性器はもう少し太いですし……」

メイド「なにより、後ろと違って前は一度もモノが出入りしたことがない訳ですから」

メイド「女さまがどれ程痛かったか、多少はお分かり頂けたでしょうか?」

友「……分かった。 十分わかった。 ……女、ごめんな? オレが悪かった」

女「……本当に痛かったんだから」

559 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:19:51.32 ID:HRqkhMmAO

メイド「友さま、本当に悪かったとお思いなら、土下座くらいしても良いかと」

メイド「ある意味、レイプと取られてもおかしくはありませんでしたよ?」

友「……ごめんなさい」ドゲザッ

女「い、いいから! 私も悪かったからもういいって!」

メイド「女さまも何か忘れていませんか? 友さまは誠意を見せられましたよ?」

女「……そうだね。 友、私も謝ってくれてたのに無視したりして、ごめん!」

友「いや、今回の件はオレが悪かったからさ……」

560 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:20:29.03 ID:HRqkhMmAO

メイド「……では、これで仲直りということで」

女「メイドさん、ありがとう。 ……ちょっとやり方に問題あった気もするけど」

メイド「生憎、それ程口が回りませんので得意分野に逃げさせて頂きました」

メイド「では、手を洗って参りますので、レクチャーはその後ということで……」

友「あ、あぁ。 その、えーっと、なんかごめん」

561 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:22:39.55 ID:HRqkhMmAO

メイド「さて、それでは早速ですが一応クンニはされていたのですよね?」

女「くんにって何?」

友「アソコを舐めたりすることだ」

女「……童貞の癖になんでそんな知識ばっかりあるわけ?」

友「ほ、本に書いてあったんだよ!」

562 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:24:22.93 ID:HRqkhMmAO

メイド「……で、どうなんですか?」

女「一応、舐められた。 数秒ほどだったけど」カァ

友「嘘だろ? 数分はしてたと思うけど……」

メイド「なるほど、友さまは焦り過ぎて時間を長く感じてしまった訳ですね」

メイド「とはいえ、一応軽く濡らした訳ですか。 女さまの膣は狭いのかもしれません」

563 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:25:34.88 ID:HRqkhMmAO

女「せ、狭いって、ダメなの?」

メイド「いえ、むしろ締め付けがキツく男性にとっては良いと思われます」

メイド「ただ、その分慣れるまでは痛むかもしれませんね……」

女「またあんなに痛いの……?」

メイド「友さま次第ですね。 十分に濡らして、ゆっくり挿入すること」

メイド「挿れながら他の部位への刺激で緊張をほぐし膣口を開かせること」

メイド「……童貞の友さまには少々荷が重いでしょうか」

友「……今度は我慢してみせる」

メイド「大事なのは焦らないことですね。 一度失敗してますからお分かりでしょうが」

564 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:27:17.97 ID:HRqkhMmAO

メイド「女さまも、行為に至る前に一度抜いて差し上げると良いかと思います」

女「ぬ、抜くって……」

メイド「手でも口でも結構ですから。 一回出せば少しは落ち着くでしょう」

女「口って……アレを舐めるわけ!?」

メイド「ええ。 好きな方のモノなら汚いなどと考えないと思いますが……?」

女「べ、別に汚いなんて思ってるわけじゃ……ないけど」

メイド「あと、友さま。 安全日ならともかく、危険日には最初からゴムを着けること」

メイド「先走りで妊娠してしまうことなど、良くある話ですから」

友「……はい」

565 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:28:47.06 ID:HRqkhMmAO

メイド「注意事項はそれくらいでしょうか。 では、こちらをご覧下さい」ピッ

女「……これって、えっちなDVD?」

メイド「お嬢様への教育でも使った無修正の処女開通ものです」

メイド「丁寧に前戯をしていますので参考になるかと」

女「……許嫁さん、こんなの見て勉強してたわけ? なんというか……」

友「……これ、コピーして欲し……いや、ナンデモナイデス」

566 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:30:55.36 ID:HRqkhMmAO

メイド「……後は腰を振って出すだけですからもう宜しいでしょう」ピッ

メイド「大体の流れは掴めたでしょうか?」

女「……」カァ

友「……」カァ

メイド「……分かりませんでしたか? ならもう一度……」

友「い、いや! 十分分かりました!」

女(これ以上見せられたら我慢できなくなるわよ……)モジモジ

567 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:31:40.41 ID:HRqkhMmAO

メイド「そうですか。 うまくやれそうですか?」

友「……多分。 後はやってみないとわかんねぇけど」

メイド「では、やってみましょうか。 こちらのホテルを抑えておきました」ピラ

女「……え?」

メイド「料金は要りませんので、フロントでメイドの予約とお伝え下さい」

メイド「制服では補導されかねませんので、こちらの男さまとお嬢様の服にお着替えを」

568 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:33:01.75 ID:HRqkhMmAO

友「ちょ、ちょっと待ってくれ…… 今から行ってヤれと?」

メイド「はい。 ……何か問題が?」

女「そんなに慌ててしなくても……」

メイド「次のご両親不在の機会を待っていてはいつになるかわかりませんよ?」

メイド「せっかくのレクチャーをお忘れになっても困りますし……」

女「そ、それはそうだけどさ……」

569 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:34:39.47 ID:HRqkhMmAO

メイド「それに、友さまは先ほどのビデオでもうやる気満々ですよ?」チラッ

友「うっ……」ビンビン

女「……アンタ、節操ないよね……」

メイド「そういう女さまもビデオを見ながら下半身をモジモジさせておられましたが?」

女「っ! そ、そんなことないわよ!」

メイド「……お二人とも、素直になられては?」

メイド「帰ってもどうせ一人で慰めるだけでしょうし」

メイド「せっかくなら、お二人で気持ち良くなられた方が宜しいかと思いますが……」

570 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:35:22.18 ID:HRqkhMmAO

女「あー、もぅ! 分かったわよ! 友、着替えて行くよ!」

友「お、おい女…… いいのか?」

女「ここまでお膳立てされて後に引けないわよ!」

女「……それに、早くアンタと結ばれたいし……」

友「……女」

571 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:38:18.06 ID:HRqkhMmAO

友「じゃぁ、行ってきます」

女「……メイドさん、ありがとね?」

メイド「お気になさらず。 ご武運をお祈り申し上げます」

女「ご武運って…… あ、この服後で返しに来た方がいい?」

メイド「いえ、後日男さまにお渡しになって頂ければ結構です」

メイド「せっかくですから、雑事は忘れて事後もお二人の時間をお過ごし下さい」

女「……ありがたいけど、気が利きすぎてるような」

メイド「ふふ…… これでも私、お嬢様のお屋敷ではメイド長でございます」

メイド「気を配るのが仕事でございますから」ニコッ

572 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:39:01.43 ID:HRqkhMmAO

友「……で、ここがメイドさんの言ってたホテルか」

女「この辺り良く遊びに来るけど、まさかこのホテルに入ることになるとはね……」

友「……どうする? 今ならまだ……」

女「こんなとこで迷ってたら補導されるってば! さっさと入るわよ!」グイグイ

友「お、おい! 引っ張るなって……」ズルズル

573 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:40:02.64 ID:HRqkhMmAO

女「えぇと、フロントは…… あぁ、顔合わせないようになってるんだ?」

友「すいません、メイドさんの予約なんですが……」

 「お話は伺っております。 こちらの部屋になります」カチャ

 「料金は結構です。 お時間もご自由に、お好きなときにチェックアウトして下さい」

友「……どうも」

女「じゃ、じゃぁ行こ!」

574 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:42:02.30 ID:HRqkhMmAO

女「……なにこれ」

友「……これ、いわゆるスイートルームって奴じゃねぇか?」

女「ベッドに天蓋ついてるし……」

友「なんだよ、このでかいテレビ……」

女「あっちのお風呂、アンタの実家より大きいんだけど」

友「……料金いらないとか言ってたけど、普通どんだけ取られるんだよ……」

女「……忘れてたけど、許嫁さんってお嬢様だったんだもんね」

女「その屋敷のメイド長なんだから、メイドさんも結構コネがあるってことかも」

575 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:42:56.67 ID:HRqkhMmAO

友「……とりあえず、座ろうぜ」

女「……うん」

女「な、なんか緊張するね?」

友「……あ、あぁ」

女「て、テレビでもつけよっか」プッ

友「お、おい! こういうとこのテレビって……」

 「ぁんっ! いいっ! もっと、もっと突いて!」パンパン

女「うぁ……」カァ

友「……だから言ったのに」カァ

女「さ、先に言ってよ、もぅ……」プッ

友「わ、悪ぃ……」

576 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:44:54.14 ID:HRqkhMmAO

女「……」

友「……」

女「えっと……シャワー浴びる?」

友「そ、そうだな。 先浴びていいか?」

女「うん。 ど、どうぞごゆっくり」

友「じゃ、じゃぁお先に……」トタトタ

女「……」

女(へ、部屋でしようとした時は勢いでなんとかなったけど……)

女(改めてこういうとこで初体験って、なんかすっごく緊張しちゃう……)ドキドキ

577 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:45:47.88 ID:HRqkhMmAO

女「そ、そういえばゴム持ってきてない!」

女「ど、どうしよ? こういうとこって置いてたりしてないの?」ガサゴソ

女「……あった…… けど、なにこの豊富な種類」

女「サイズ別に薄いのから厚いのまで……うそ、こ、これってイボイボ?」

女「いやいや、ただでさえ痛いのにこんなの無理無理!」

女「で、でも慣れたら気持ちいいのかな? せっかくだから持って帰って……」

578 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:46:41.80 ID:HRqkhMmAO

友「上がったぞ? ……お前、何やってんの?」

女「うひゃぅっ! べべべ、別に何でもないよっ!」

友「ま、まぁこっち見ないでくれたから良かったけど。 ほら、ガラス張りだから……」

女「あ……えええ、丸見えじゃない! アンタ、見ないでよね!」

友「分かった、分かったから! 後ろ向いてるから、さっさと入って来いって!」

女「じゃ、じゃぁ行ってきます……」

579 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:48:28.97 ID:HRqkhMmAO

女「あ、上がったよ……」

友「あ、あぁ」

女「……隣、座っていい?」

友「あ、あぁ」

女「ぷっ、さっきからそればっかり……」

友「なんか緊張しちまって……」

女「……私も」

580 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:49:17.31 ID:HRqkhMmAO

友「……本当に、いいんだよな?」

女「……アンタね、そんなに固くしてタオルを持ち上げながら言うセリフ?」チラッ

友「う、うるせぇ! 雰囲気だけで興奮してるんだからしょうがないだろ……」

女「大丈夫かなぁ…… 焦らないでよ?」

友「……あぁ。 今日は、優しくするから……」

女「本当にお願いね? もう痛いの嫌なんだから……」

友「分かってるよ。 ……女、好きだ」

女「……私も」チュッ

581 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/06(火) 21:51:36.83 ID:HRqkhMmAO
本日はここまで。

パンツを脱いだ人はご愁傷様。
二日に分けると言った時点で想像するべきだった……

というわけで明日はえっちシーンです。

では、また明日21時より!
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/06(火) 21:54:53.84 ID:sIoRNZmlo
パンツを脱いだ人だと?
誰だ?

ん?俺?俺はネクタイと靴下のみの装備だが何か?

女が可愛いのでちょっとつまみ食いs
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 21:55:17.94 ID:jcAMt01Ho
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/06(火) 23:54:28.52 ID:cCv6i7vro
パンツなんて元々履いてないぜ!
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/07(水) 00:29:16.46 ID:uDsugI7ao
既に賢者ですが何か?
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/03/07(水) 01:01:14.82 ID:eu1weQh90
ちょっと待てお前らパンツって何?
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/07(水) 02:09:42.73 ID:B9K0i29co
頭から被るモノだろ?ちゃんと装着してるぜ
588 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 02:25:42.14 ID:Ov9zmZDAO
>>586

今は昔、漢の首都長安に班(パン)という遊女がいた。
班は「長安の紅梅」と謳われるほど美しく、その美貌を駆使して多くの武官や商人を惑わせ、誑かした。
しかし、その罪を告発され、班は官吏に捕えられた。
班の罪状と、その余りの美貌を見た時の漢帝である体帝は、部下にこう命じた。
「班の尻のみを覆う生糸の衣を作り、それだけを着させた上で市中引き回しの刑にせよ」
当時は、現代でいう下着を着る習慣は無かったが、尻のみを覆うだけの姿となった班が引き回される姿を、長安の人々は好奇の眼差しで見た。
そして、班が着けていたその衣を、罪人となった班の名と体帝の名から「犯体」と名付けたという。

時は流れ現代、班が着させられた「犯体」と全く同じ形をした衣が下着として世界各国に普及し、「パンティー」と呼ばれるようになったが、犯体が語源であるかは定かではない。

民明書房刊『中国に見る下着の歴史』より引用

589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 09:19:13.34 ID:cvYkoQuIO
むぅ、パンツ……
まさかこの目で見る日が来るとはな……
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/03/07(水) 13:52:37.51 ID:4YPWwYFAO
以上、メイドから童貞ども(俺達)への性講座でした。
この知識が役に立つかはおまいら次第!
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/07(水) 18:40:05.42 ID:cdVFaUgNo
勉強になりました! しかし!相手がいません!orz
592 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:06:52.64 ID:Ov9zmZDAO
こんばんは!

パンツが異空間に飲み込まれてどっか行った。

というわけで女と友の初夜?です。
お子様はうちと一緒にプリキュア見ましょう。

では、投下開始します。
593 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:09:09.50 ID:Ov9zmZDAO

口づけを交わしながら、ゆっくりと女の身体に巻かれたバスタオルを解いていく。

逸る気持ちを押さえつけながら、女の口内をむさぼりつつ慎ましやかなその胸に手を添え、壊れ物を扱うかのごとくそっと揉みしだく。

チュッ… チュバ… プハァッ!

緊張しすぎたせいか、息継ぎも忘れていた。
息が切れたところで唇が離れると、お互い照れたように笑みを浮かべる。

女「……焦らないで。 落ち着いて、ね?」

女は優しく声をかけると、既に固くなりタオルを押しのけている友の怒張に手を伸ばし、そっと握り締め軽く表面をなぞらせる。

女「口は……まだちょっと抵抗あるから、手でシてあげるね?」

そう告げると、握り締めた手をゆっくりと上下に動かし始める。

初めての経験のせいか、たどたどしい手つきが初々しい。
友も、拙いながらも初めて他人に扱かれる感覚に興奮を増し、既に屹立の先端に玉のような雫を漏らして反応を露にしていた。

ニチュニチュニチュニチュ…

先端から漏れ出た潤滑液をまぶしながら、イヤらしい粘った音を立てつつ女の手は上下運動を続ける。
その手つきは次第にスムーズになり、初めは恐る恐る動かしていたその手は今では大胆に前後し、時折指先が生き物のように蠢き先端を刺激する。

594 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:11:58.29 ID:Ov9zmZDAO

女「……どう? ……痛くないよね、気持ち良い?」

友は頷きを返し、そのまま下半身からもたらされる快感に身を委ねる。

既に友を握る手は片手から両手へと変化しており、片手が竿を上下に扱きながらもう片手の掌が先端をさするように刺激していた。

ニチュニチュニチュニチュッ!

次第に手の動きが早く、激しく変化していく。
先端を撫でていた掌も、竿を扱く手の動きに合わせ浮いては鈴口を押し潰し、また糸を引きながら浮くという動きを繰り返す。

その動きに耐え切れず、友はこみ上げてくる射精感を我慢しながら女に限界を伝える。

友「女…… もう、出るっ!」

女「いいよ、このまま出して……」

女の、緊張しながらも期待するような声を聞いて、友は絶頂を迎え勢い良く先端から白濁を吐き出す。

ドクン! ビュルビュルビュルッ!

女「キャッ! す、凄い勢い……それに熱い」

吐き出された精は鈴口を押さえていた女の掌を汚し、驚いて女が手を離した後も勢いを衰えず女の腹と太ももを白く染める。

595 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:14:49.36 ID:Ov9zmZDAO

女は、初めて見る精液を興味深々な様子で眺め、掌に張り付いたそれを掬い上げて指先から伝わる粘ついた感触を味わっていた。

女「これが精液かぁ。 ……変な匂いだね」

初めて他人の手で射精させられたその快感と心地よい疲れ。
余韻に浸りながらその様子を見ていた友は背徳的な何かを感じ、顔を赤らめる。

一方、女もまた自らの手で愛する男を射精に導くことが出来たという事実に喜びを感じ、ティッシュで身体に張り付いた白濁をふき取りながら満足感に浸っていた。

そのような女の仕草を見ているうちに再び怒張が固さを取り戻し始めたのを感じた友は、一度射精したことにより焦りを押さえながら女へ声をかける。

友「気持ち良かった。 次は、オレの番だな……」

女「……うん。 優しく、してね?」

596 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:17:41.44 ID:Ov9zmZDAO

後始末を終えた女は、ベッドの真ん中へ移動し仰向けに横たわる。

天蓋付きのベッドの上で緊張に目を閉じたその姿は、まるでおとぎ話のお姫様のようで。
その裸身はイヤらしさよりも美しさや可愛らしさといったものを感じさせるようだった。

よほど緊張しているのか、わずかに身を震わせている女にゆっくりと覆い被さると、安心させるように友は優しく女の頭を撫でてやる。

女「……ありがと、大丈夫。 ……キスして?」

女の要求にぎこちなく応えながら、先ほどと同様に優しく胸を揉みしだく。

チュッ… チュバ…

しかし、やはり未経験故か、あるいは前回の失敗が尾を引いているのか。
友は機械的に動作を繰り返すのみでなかなか先へ進めないでいた。

そうするうちに、先ほどの手淫で余裕が生まれていた女が友をリードする。
啄ばむようなキスを繰り返す唇に舌を割り込ませ、舌と舌を絡めさせ。
胸に添えるだけで動きを止めていた片手を握り、自らの秘部へ誘導し。

友は女の子にリードされたことに羞恥を感じながらも、多少頭が冷えたのか先ほど見せられたビデオの内容を思い出しながら同じように前戯に取り掛かる。

597 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:20:40.16 ID:Ov9zmZDAO

チュバ… ジュル… ズズズズ…

口内では舌を絡めたまま、唾液とともに女の舌を吸い上げる。

スリスリ… クリクリッ…

秘部では優しく、撫でるように女の割れ目に指を這わせ緩やかに刺激を与えていく。
まだほとんど濡れていないそこを、僅かな湿り気を広げるように優しく。

女「……ん……ふ……」

ふさがれた口から女が僅かに吐息を漏らす。

未熟な自分でも女を感じさせられている、その事実に気付いた友は自信を得てもっと大胆に、積極的に愛撫を続けより大きな反応を引き出そうと指先を蠢かせた。

チュ… クチュクチュ…

次第に下から聞こえる音が水っぽいものに変化していく。
無論、音を聞くまでもなく、指先の感触で女が濡れ始めている事に気付いていた。
……その中心から湧き出る愛液によって。

598 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:23:15.44 ID:Ov9zmZDAO

女「プハッ、友…… 気持ち、良いよ……」

唇を開放した後、恥ずかしいのか視線を逸らしながら、頬を桜色に染めて女が呟く。

そんな姿にこのまま挿入したくなる衝動をなんとか押さえ、いったん愛撫の手を休め身体を下にずらし、女の秘部へ顔を寄せていく。

ペロ… ピチュピチュ…

舌を大きく伸ばし、花弁や上部の豆を優しく舐め回す。
時にゆっくりと中心の穴へ舌を突き入れ、前後させる。

女「やぁ…… そ、そこは感じすぎちゃうから……んぁっ!」

女の反応を見て、クリトリスを中心に舌を蠢かせる。
焦らしなどはなく、ビデオを思いだしながらの直接的な愛撫。
ただただ、クリトリスに舌を這わせ、ざらついたその表面で敏感な粘膜を擦って刺激する。

しかし、その単純な行為は激しい快感を女に与え、十分な程の潤いをその中心に湛えさせた。

女「も、もういいから…… 友、そろそろ……」

自らも十分に濡れたことに気付いたのか、快感に耐え切れなくなったのか女が次の行為を促す。

……自らの処女を喪失させる行為を。

599 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:26:29.41 ID:Ov9zmZDAO

一度起き上がると、先ほど選んで枕元に隠しておいたコンドームを一枚取り出し友に手渡す。

パッケージを破り装着しようとするが、表と裏を間違えてしまい装着が出来ず慌てている。

相変わらずおっちょこちょいなその様子を見てクスリと微笑んだ女は、優しく友を抱きしめて耳元で囁く。

女「……大丈夫だから。 慌てなくて、いいから……ね?」

その言葉で落ち着きを取り戻したのか、ようやく表裏に気付いて正しくゴムを装着することが出来た。
ゆっくりと女を横たわらせ、先ほどと同じように女に覆い被さり口づけを交わしながら、女が滴らせた愛液を掬い怒張の表面にまぶして濡らしていく。

友は身体を起こすと正常位の体型を取り、膣口へ自らの怒張をあてがう。
そっと先端を触れさせると、女の身体が一度ビクッと震えた。

友「……行くぞ。 いいか……?」

処女を失おうとしている女への、最後の確認。
だが、その問いかけに対する答えは決まっていて。

女「……いいよ。 私の初めて、友にあげる……」

応えた後、これから襲い来る痛みに耐えようとキュッと目を閉じる女。

その姿に罪悪感のような、モヤモヤしたものを感じながらも友は意を決してゆっくりと腰を進めていく。

600 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:30:49.32 ID:Ov9zmZDAO

ズ…

友が感じたのは、熱い滑りと強烈な締め付け。
それは、これまで感じたことのない快感を与えてきた。

女が感じたのは、激しい痛みと異質な異物感。
それは、これまで感じたことのない痛みを与えてきた。

女「い、痛……痛いよ……」

先端が埋もれた所で、女が目の端に涙を浮かべながら呟いているのに気付く。

先ほど一度出してなければ、もっと快楽を得ようと気付かずに無理やり挿入を続けていただろう。
しかし、冷静さを取り戻した友は一旦動きを止め女に問いかける。

友「大丈夫か……? 無理そうなら止めておくか……?」

しかし、女はかぶりを振って答える。

女「大丈夫、大丈夫だから…… お願い、一気に奪って、我慢する暇もないくらいに!」

普段弱みを見せない女がこれ程弱々しい姿を晒している。

その痛みは前回無理やりに奪おうとした時とあまり変わらないのだろう。
しかし、それでも女は友を受け入れようと痛みに耐える決意をした。

その決意に気付いた友は、せめて少しでも痛みが和らぐよう、メイドに教えられた通り他の部位への刺激を始める。
唇を奪い、胸を力強く揉みしだき、先端を摘まむ。

そして僅かに怒張を襲う締め付けが緩んだ隙に、勢い良く腰を突き入れる。

601 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:34:19.77 ID:Ov9zmZDAO

女「んんんんっ……!」

目から零れる涙。
友の背に回した手の指先は、ガリガリとうっすら血が滲む程の強さで友の背を引っ掻き赤く染まる。

ズブズブ… プツッ!

一瞬抵抗が軽くなった感じがした後、女の膣が友を根元まで受け入れる。

結合したその隙間から垣間見える赤い雫。
純潔を奪ったその証拠を見て、友は興奮するとともに満足感を得ていた。

友「痛かったろ? 大丈夫か……?」

頭を撫でながら女を気遣う。

女「……すっごく痛い。 でも、私幸せだよ……」

涙を浮かべながらニコリと微笑む。
だが、やはり痛みを感じているのか弱々しく懇願する。

女「ちょっと動かないで欲しいかも…… ごめんね、気持ち良くなりたいよね……?」

友「馬鹿、無理すんな。 ……それに、こうしてるだけで凄く気持ちいいし」

女の涙を拭いながら、友が応える。

しかし、その内面ではキツい締め付けととろけるような膣壁の感触、下半身から訪れる快楽に耐えることで精一杯だった。
動いたら先に耐えられなくなるのは恐らく友の方だっただろう。

602 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:37:03.76 ID:Ov9zmZDAO

だが、あっけなく幕切れは訪れる。

痛みからか、ヒクヒクと膣内が蠢き収縮してキツく締め付けが始まる。
ただでさえ興奮の絶頂にある友が初めての挿入感、しかも処女の締め付けに堪えることが出来る訳もなく。

動いていないにも関わらず、その膣内の感触のみで絶頂に至る程の快感を受けた友は根元からせりあがってくるものを感じた。

友「あ……ダメだ。 なんか出そう……」

女「え? だって、動いてないよ……?」

友「お前のアソコ、入れてるだけで気持ち良すぎるんだよ……」

限界を感じた友は、女が痛くないよう、しかし少しでも快感を味わえるよう腰を押し付けるようにして、その時を迎える。

意識的なのか、あるいは無意識なのか女の膣口がこれまでで一番キツくキュッと締まり。
それをきっかけに、これまで感じたことのない程の射精感とともに友は絶頂を迎えた。

友「く……出る!」

ドクン! ビュクビュクビュクッ!

膣内で激しく脈打ちながらゴムの中へ白濁が吐き出される。
その激しい脈動をみっちりと密着した胎内で感じながら、女は友を射精に導くことが出来た喜びと達成感に浸っていた。

脱力した友を迎え入れるように抱きしめる女。
萎え始めた怒張をゆっくりと引き抜くと、二人はしばらく口づけを交わし横になっていたのであった。

603 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:39:13.62 ID:Ov9zmZDAO

女「……とうとうしちゃったね」

友「あぁ。 えぇと、こういうときはご馳走様、でいいのか?」

女「……馬鹿」カァ

友「……慣れてなくて悪かったな」

女「……慣れてるよりはいいよ」

友「そっか」ナデナデ

604 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:39:59.68 ID:Ov9zmZDAO

女「……あ。 ゴム外してあげるね? ……うわぁ、こんなに出してるし」プラプラ

友「……血塗れだ」

女「アンタが私の初めて奪った証拠でしょうが……」

友「痛くねぇの?」

女「痛いに決まってるでしょ、馬鹿!」

友「す、すまん」

605 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:40:35.33 ID:Ov9zmZDAO

女「もぅ。 でも、早く痛くなくなるといいよね。 アンタも動かせてあげたいし」

友「い、いや。 お前の中気持ち良すぎるから動くとヤバイ……」

女「……今のうちに慣れなさいよね、私が気持ち良くなれないじゃない」

友「……じゃぁ、もう少し練習していくか?」

女「アンタにしちゃ悪くない提案だけど、今日はおあずけ! ……また、今度ね?」

606 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:42:47.01 ID:Ov9zmZDAO

女「でも、この部屋は気に入っちゃった。 今度は泊まりで来て見たいかなぁ……」

友「オレたちの家だと無理そうだしな。 バイト増やしてまた来れるよう努力するよ」

女「……増やさなくていい。 私との時間が減るくらいなら我慢する」

友「……可愛い奴だな、お前は!」ギュー

女「ば、馬鹿! もぅ、さっさとシャワー浴びて出るわよ!」カァ

友「……女、幸せにしてやるからな」

女「……ありがと」チュッ


友(……と幸せな時間を過ごした矢先、ホテル出るのを男たちに見られるとか、なんて拷問だこれ……)

〜了〜

607 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/07(水) 21:46:27.06 ID:Ov9zmZDAO
無事リベンジ成功したところで本日はここまで。

因みに友は早漏じゃないですが、経験不足と極度の緊張、女の名器具合にやられてしまいましたとさ。

明日からは第七部修学旅行編(姐編)です。
ようやくあのセリフのみのお姉さんに名前がつきます。

では、また明日21時より!
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 22:09:51.40 ID:b+Np9br20
乙 
名前?
『姉』でないのか?
609 : ◆vF1GrLS8msUg [sage]:2012/03/07(水) 22:13:35.50 ID:Ov9zmZDAO
>>608
『姉』だと誰の姉なんだよって話ですしおすし。

というわけで本作では『姐』さんです。
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/07(水) 22:14:39.06 ID:toetLy3Qo
それでは失礼して、その姐とやらを頂いて・・・
あれ?俺のチンコがない・・・
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/07(水) 22:15:58.58 ID:3aX1bXGho
612 :608 [sage]:2012/03/08(木) 15:19:41.27 ID:FrhFKFb60
>>609
613 :608 [sage]:2012/03/08(木) 15:20:03.95 ID:FrhFKFb60
>>609
あーあー
そういう事ね
614 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:06:30.65 ID:uLrJwLnAO
こんばんは!

さて、本日より第七部修学旅行編(姐編)です。

殆ど書き貯めがないので不安でしょうがないですがなんとか頑張ります。

では、投下開始します。
615 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:08:36.59 ID:uLrJwLnAO

〜6月中旬〜


男「メイド、明日からオレたち修学旅行だから留守を頼むな?」

メイド「畏まりました。 ご予定では2泊3日でしたね?」

男「あぁ、明々後日の夕方には帰る予定だ」

許嫁「私、京都って初めてだから楽しみです!」

616 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:09:19.99 ID:uLrJwLnAO

幼女「……男、お出かけするの?」

男「学校の行事でな、皆で旅行に行くんだ」

幼女「……私も行く」

許嫁「幼女ちゃん、学校の勉強で行くから幼女ちゃんは行けないんだよ?」

幼女「……むー」プクー

男「メイドと一緒にお留守番しててくれな? お土産買ってくるから」ナデナデ

617 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:09:57.75 ID:uLrJwLnAO

幼女「……今日、一緒に寝てくれたらお留守番してる」

許嫁「わ、私も一緒に寝たいです! だって、しばらくは別の部屋になりますし……」

男「分かった分かった……皆一緒にな?」

メイド「では、せっかくですからまた4人で一緒に寝ましょうか」

メイド「しばらく会えないのは私も一緒ですから……ね?」

618 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:10:57.29 ID:uLrJwLnAO

メイド「しかし、男さまは本当に大丈夫ですか?」

男「……なにがだ?」ゴソゴソ

メイド「私たちと一緒に寝ている理由の話です。 お一人で寝られますか?」

許嫁「……私もそれが心配です。 友さんの実家でも寝られなかったようですし……」

幼女「……男、一人で寝られないの?」

男「……まぁ、なんとかなるだろ。 大体、無理でもどうしようもないし」

619 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:12:46.59 ID:uLrJwLnAO

メイド「なんでしたら同じ旅館の一部屋を別で借りてお嬢様と寝られては……?」

許嫁「あ、それ素敵。 なんとなく二人で旅行みたいな気分になれそう……」

幼女「……許嫁、ずるい」プクー

男「お前ら、それ修学旅行じゃなくなるだろ……」

男「ま、許嫁が来る前は一人で寝てたんだ。 多分、大丈夫だって」

620 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:13:23.70 ID:uLrJwLnAO

許嫁「どうしても寝られなければ言って下さいね?」

許嫁「私、こっそり男さまの部屋に行って添い寝しますから……」

男「バレたら同じ部屋の奴ら皆説教食らうからなぁ……」

幼女「……私も寝てあげる!」

男「ありがとう。 でも幼女は無理だな、京都だし」ナデナデ

621 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:14:28.04 ID:uLrJwLnAO

メイド「まぁ、最悪昼間寝るという手もありますから」

男「それ、完全に本末転倒だよな? 一体何しに京都まで行ってるんだか」

メイド「それでも、男さまの身体が一番大事ですので。 ご無理はなさらないように」

男「……分かった。 気をつけるよ」

メイド「さ、明日は朝早いのですから、もう寝ましょう。 幼女、お休みの挨拶を」

幼女「……お休み、男、許嫁」チュッ チュッ

男「お休み」ナデナデ

許嫁「お休みなさい」

メイド「起こして差し上げますから今日はゆっくりお休み下さいね?」チュッ

622 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:16:41.17 ID:uLrJwLnAO

男「……ん……」チュン チュン

幼女「……起きて、男」ユサユサ

男「……朝か。 おはよう、幼女」チュッ

幼女「……おはよう、男」

男「……許嫁は?」

幼女「……起きて支度してる」

男「一緒に起こしてくれればよかったのに」

幼女「……ギリギリまで寝させてあげてって」

男「そっか」ナデナデ

623 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:17:20.68 ID:uLrJwLnAO

男「おはよう、二人とも」

メイド「おはようございます。 ゆっくり休まれましたか?」

許嫁「おはようございます! んー♪」

男「今日はテンション高いな、お前」チュッ

許嫁「だって、私旅行って初めてなんですもの!」

624 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:18:04.88 ID:uLrJwLnAO

男「今からそんなじゃ京都につくまで持たないぞ……?」

許嫁「大丈夫です! 男さまと旅行〜♪ 二人きりの夜〜♪」

男「だから夜は別だっての……」

幼女「……やっぱりついてこうかな……」

メイド「じゃぁ、追いかけて同じ場所へ旅行にでも行きましょうか?」

男「……勘弁してくれ」

625 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:18:54.91 ID:uLrJwLnAO

許嫁「行ってきます!」

男「それじゃ、行ってきます。 後のことは宜しくな?」

メイド「はい。 お二人とも、ちょっと……」

男「ん? なんだ?」

メイド「……お気をつけていってらっしゃいませ。 あまり一人で出歩かれませんよう」

許嫁「……ん。 分かってる、気をつけるよ」

男「心配のしすぎじゃないか? まぁ、どうせ最低でも班行動だし、大丈夫だろ」

626 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:19:29.99 ID:uLrJwLnAO

メイド「……男さま、お嬢様から目を離さないように。 何をするかわかりませんから」

男「……それは心配だな。 気をつける」

許嫁「もぅ! 私いくら浮かれてるからってそんな変なことしないってば!」

メイド「では、行ってらっしゃいませ」チュッ

幼女「……行ってらっしゃい」フリフリ

627 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:21:24.73 ID:uLrJwLnAO

幼女「……二人とも、行っちゃった」

メイド「数日の辛抱ですよ。 さ、おうちに入ってなさい」

幼女「……メイドは入らないの?」

メイド「私は電話をしてから入りますから」

幼女「……ん」トタトタ

628 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:22:05.99 ID:uLrJwLnAO

メイド「……」PrrrrPrrrr

 「もしもしー? メイド、おっはよー!」プッ

メイド「おはようございます。 ……お二人が京都へ向かわれました」

 「ん、りょーかい。 アタシはもう現地入ってるからこっちで待ってるよん」

メイド「そうですか。 二人の事、頼みましたよ?」

 「分かってる。 何せ今の状況かつ監視の薄い京都。 お膳立てが整いすぎてるもん」

629 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:23:02.01 ID:uLrJwLnAO

メイド「……私が付き添えれば良かったのですが」

 「あぁ、アンタあの子の面倒見なきゃいけないもんね。 どう、あの子元気?」

メイド「ええ。 ちょっとばかし男さまに懐き過ぎているのが問題ですが」

 「……あんな小さい子にもフラグ立てるとは、さすがエロゲーの主人公だねー」

メイド「何をわけのわからないことを。 まぁ、そちらは任せます」

 「はいはい、任されました」

630 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:26:35.38 ID:uLrJwLnAO

メイド「何かあれば連絡を。 私もそちらへ向かいますから」

 「アンタね、何かあったときにその身体で対応するわけ? ……体調はどうなの?」

メイド「……問題ありません」

 「……無理しちゃダメ。 何かあったら、男クン悲しむよ?」

メイド「……男さまにはお伝えしていませんから大丈夫です」

 「馬鹿! ……まったく、アンタって子は……」

631 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:27:19.30 ID:uLrJwLnAO

メイド「私の事よりお二人の事です。 本当に頼みましたよ?」

 「……分かってる。 何かあるとしたら多分この3日しかないから」

 「アンタも幼女ちゃんのこと頼むわよ?」

 「あの子、義弟クンの子供の頃みたいでさ…… これでも心配してるんだから」

メイド「分かっています。 では……頼みましたよ、姐」

姐「頼まれました、じゃぁね?」プッ

632 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:28:26.94 ID:uLrJwLnAO

メイド「男さま、お嬢様。 どうか、お気をつけて…… ウッ!」バタバタバタ

メイド「……ガフッ……」ボタボタ

幼女「……メイド? っ! どうしたのメイド、大丈夫!?」

メイド「っ! ……幼女、大丈夫です……」

幼女「……ど、どうしよう! 男に連絡して……」

633 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:29:12.51 ID:uLrJwLnAO

メイド「ダメです! ……大丈夫ですから」

幼女「……でも」ジワ

メイド「幼女、この事はお二人には内緒です。 良いですね?」

幼女「……」グスッ

メイド「……幼女、お願いします……」

幼女「……」コクン

634 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:30:18.81 ID:uLrJwLnAO

 「……あの二人が京都へ向かったそうです」

 「そう。 監視はどうなのかしら?」

 「やはり自宅付近よりは薄くなりますね。 如何なされますか……?」

 「予定通りに。 恐らくこれが最後の機会です。 多少強引でも構いません」

 「畏まりました。 では……」

 「ふふ、もうすぐお迎えにあがりますわ、男さま……」

635 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/08(木) 21:33:33.15 ID:uLrJwLnAO
本日はここまで。

さて、どうなることやら……
書き貯めがないと修正効かないから不安でしょうがない。

では、また明日21時より!
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/08(木) 21:34:33.43 ID:09I7d2Ajo
乙!
メイドェ……
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 21:36:12.06 ID:LHqRSXjBo
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県) [sage]:2012/03/08(木) 21:36:35.91 ID:85uk9Wvdo

今度は男が襲われる側か
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/08(木) 22:43:50.06 ID:mD8k5Z9Do
メイドたんの吐血飲みたい乙♪
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 23:10:37.29 ID:tO5OzBGNo
メイド、死んでしまうん?(´・ω・`)
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/08(木) 23:48:43.35 ID:jMq50P8ko
よく文章を見ろ、分かるな?

メイドは病気とかじゃない…>>1がメイドを幸せにするつもりならば、きっと
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 00:23:55.90 ID:YovCgO62o
倒置法
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/03/09(金) 00:40:05.30 ID:sn3EdLP7o
ぐぬぬ……
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 05:07:05.17 ID:0jBDwhEHo
爺「でかした>>1! メイド!」
645 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:08:29.10 ID:Ivj/BurAO
こんばんは!

さて、本日はまったりパート。
大して山もないのでほのぼのとお気楽に読んでいってね!

多分、最後のほのぼのパートになる気がするので……

では、投下開始します。
646 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:10:27.87 ID:Ivj/BurAO

女「おはよ!」

許嫁「おはようございますっ!」ワクワク

友「よぅ……なんか許嫁さんテンション高くね?」

男「こういうの初めてだからな、あいつ……」

女「これから3日宜しくね? 明日の班別行動も一緒だしさっ!」

許嫁「準備委員の特権でちょっとズルしちゃいましたからねっ!」

647 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:11:16.13 ID:Ivj/BurAO

男「……あんなことあったのに結局最後までやり通したもんな、偉いぞ」ナデナデ

許嫁「……えへへ」ニコニコ

 「おはよー、皆早いねぇ!」

 「うわぁ、許嫁さんが満面の笑みを浮かべてる……」

女「……このテンションの二人と3日間一緒か。 ちょっと考え直したいかも」

友「諦めろ、いつもの事だ……」

648 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:11:58.02 ID:Ivj/BurAO

先生「この車両は貸切だが、京都までの数時間あまり騒がないように!」

 「おい、大富豪しようぜ、大富豪!」

 「ねぇねぇ、一緒にお菓子たべよー!」

友「オレちょっと大富豪参加してくるわ、お前らも来るか?」

男「んー、オレはいいや。 許嫁と一緒に景色見てる」

許嫁「〜♪」

649 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:12:53.10 ID:Ivj/BurAO

女「この子夢中で動きそうにないもんねぇ…… んじゃ、私は友に付き合うかな」

男「あぁ、行って来いよ。 友、あまり掛け金のレート上げるなよ?」

友「アホ、ここで取り返さないでどうするってんだよ! よし、女行くぞ!」

男「……女、いい加減で止めてやれよ?」

女「……分かってる。 ハァ、まったく馬鹿なんだから」

650 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:15:03.23 ID:Ivj/BurAO

男「許嫁、そんなに外の景色が珍しいか?」

許嫁「はい! 新幹線乗るの初めてですし、こんなに早く景色が流れるんですよ!」

男「……旅行、好きなんだな……」

許嫁「……前にも言ったかもしれませんけど、私あまり外に出たことありませんから」

男「お前を船とか飛行機に乗せたら面白そうだ。 夏休みは一緒に出かけような?」

許嫁「楽しみです! メイドと幼女ちゃんも一緒に、皆で遊びに行きましょうね!」

男「あぁ。 帰ったら皆で計画を立てるか…… 楽しい夏休みになりそうだ」

651 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:16:03.37 ID:Ivj/BurAO

 「ちょっと、お二人さん? せっかくの修学旅行なのに何二人の世界に入ってるの?」

 「私たちと一緒にお話でもしようよー?」

許嫁「あ、そうですね! せっかく皆での旅行ですもんね!」

男「……じゃぁ、オレは友たちと大富豪でも」

 「なーに逃げようとしてんの? 男くんも一緒に決まってるじゃない!」

 「どーせ男連中からお誘いないんでしょ? ほら、今も妬ましそうな視線が……」

許嫁「ほら、男さま! せっかくのお誘いなんですから、行きましょう!」

男「……くそ、この旅行中に絶対男同士の友情って奴を手に入れてやる」

 「……無理だと思うけどなぁ、主に嫉妬と羨望のせいで」

652 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:19:34.13 ID:Ivj/BurAO

部長「おやおや、女の子に囲まれて楽しそうじゃないか、男くん?」パシャッ!

男「ん? 部長か。 お前C組だから隣の車両じゃなかったか?」

部長「ふふ、ボクが何部か忘れたのかい? 取材に来たに決まってるじゃないか」

許嫁「……男さま、私先行ってますから、早く来て下さいね?」

部長「おっと、邪魔しちゃったかな? 悪いね、そんなつもりはなかったんだが」

653 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:20:42.27 ID:Ivj/BurAO

男「いや、ガールズトークに巻き込まれるのも辛いからな。 ある意味助かった」

部長「それは、ボクをガールと見てくれていないということかな?」

部長「これでも、着痩せするタイプでね。 脱ぐと凄いんだが、確認してみるかい?」

男「そういうつもりはないし、その手の冗談は慣れてるから動揺したりしないぞ?」

部長「それは残念。 いや、女としては見てくれてるみたいだからそうでもないかな」

654 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:21:53.91 ID:Ivj/BurAO

男「……オレに構ってていいのか? 取材するならあっちの連中とか面白いぞ?」

部長「彼らは金を掛けているからね。 写真で証拠が残ると面倒なことになる」

部長「せっかくの修学旅行だ、あまり無粋なことはしたくないからね」

男「……案外、気使ってるんだな。 相手の都合なんて考えないって聞いてたけど」

部長「これが最後の取材だからね、最後くらいは気の一つも使ってみるさ」

男「最後?」

部長「あぁ、修学旅行の取材で活動は終了。 後は後輩に任せて受験勉強だよ」

655 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:24:18.58 ID:Ivj/BurAO

部長「男くんは進路、どうするつもりなんだい?」

男「それも取材か?」

部長「いやいや、これは単純にボクの興味」

男「進学とだけしか決めてないな。 多分教育学部に進むとは思うけど」

部長「ふふ、どの大学じゃなくどの学部と答える辺り、受験に毒されてはいないようだ」

男「どこに行くかじゃなくて何を学ぶか、だからな。 何を学べるかで大学は選ぶけど」

656 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:25:10.98 ID:Ivj/BurAO

男「部長はどうするんだ? 受験勉強ってことは進学だろ?」

部長「ボクは法学部へ進むつもりだよ。 ちょっとばかし法律を勉強したくてね」

男「弁護士にでもなるつもりか?」

部長「まさか。 就職が決まってる勤め先で役立ちそうだからね」

男「……お前、もう就職決まってるのかよ……」

部長「まぁ、知り合いの所だけどね。 っと、そろそろお暇した方がいいかな?」

657 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:26:21.31 ID:Ivj/BurAO

許嫁「……男さま? おーそーいーでーすー! 部長さんとイチャイチャして、もぅ!」

男「真面目な話してただけだって……」

許嫁「いいから、ほら! 部長さん、男さま貰っていきますから!」グイグイ

部長「あぁ、ボクのことは気にせず。 男くん、それではまた」

男「耳! 耳引っ張るな、もげる!」ズルズル

658 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:28:17.77 ID:Ivj/BurAO

男「ふぅ。 やっと開放されたか…… ほら許嫁。 荷物寄越せ、持ってやるから」

許嫁「ありがとうございますっ! 男さま、京都ですよ、古都京都です!」

男「別に駅構内は古都でもなんでもないだろ……」

友「……」ズーン

男「……こいつ、どうしたんだ?」

女「この馬鹿、調子に乗ってお小遣い全部巻き上げられたってさ……」

659 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:29:02.28 ID:Ivj/BurAO

許嫁「女さん、止めなかったんですか?」

女「止めたけどさ。 『男には引けない時があるんだ!』とか言って止めないし……」

男「……お前、馬鹿だろ……」

友「……言わないでくれ」

許嫁「えっと、お小遣い少し貸してあげますから元気だして下さいね……?」

女「許嫁さん、こんな馬鹿に貸さなくていいわよ、全く……」

660 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:30:39.63 ID:Ivj/BurAO

男「ま、どうせ金が有っても変なもんしか買わないだろうし。 木刀とか……」

友「木刀って定番だろうが!」

女「木刀買って何に使うわけ? アンタの部屋掃除した時そんなのばっか有ったし」

友「そりゃ、例えばお前が危ない時に木刀を持って……」

女「私が危ない時に私を放って置いて木刀取りに行くわけ?」

661 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:31:36.53 ID:Ivj/BurAO

男「却下。 女、カンパしてやるけどお金はお前に渡すから管理してやってくれ」

友「……ひでぇ」

許嫁「あの、そろそろ集合しないと先生が泣きそうな顔になってます……」

先生「……いいかな、もういいかな? 集団行動をお願いしますよ、ホント……」

男「……すみません」

女「……ごめんなさい」

662 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:35:19.52 ID:Ivj/BurAO

 「それでは皆様、本日は清水寺を見学して宿泊予定の旅館までご一緒させて頂きます」

 「これから3日間、宜しくお願い致します」ニッコリ

 「「「宜しくお願いしまーす!」」」

男「観光バスにバスガイドさんか……贅沢してるな、全く」

許嫁「でも、色々説明して下さいますし、移動も楽で良いですよ!」

男「まぁ、荷物もあるし電車や徒歩は無理があるしな……」

663 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:36:45.67 ID:Ivj/BurAO

 「オレ、バスガイドさんってオバサンばかりと思ってたけどな……」

 「あぁ、あの人若くて美人だよな……」

男「……確かに。 あの人、メイドと同じくらいかな?」

許嫁「……男さま? ガイドさんに鼻の下伸ばしてちゃダメですからね?」

男「お前、知らない他人に対しては極端に警戒するよな……」

許嫁「だって、男さまが知らない人に目を向けてるのってなんかイヤなんですもん」

男「馬鹿、心配しなくてもお前が一番大事だよ」

許嫁「……男さま、大好き♪」ギュー

664 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:38:10.70 ID:Ivj/BurAO

 「……くそ、男め…… 独り者に見せ付けやがって……」

 「この狭いバスの中で二人の世界に入ってんじゃねぇよ……」

女「……あの二人、相変わらずだね。 女の目から見ると微笑ましいんだけど」

 「まぁ、今の男くんはレベル高すぎて高嶺の花だし、その点許嫁さんはお似合いだし」

 「ラブラブすぎて、見守りたいって感じなんだよねー」

665 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:39:32.22 ID:Ivj/BurAO

友「……男から見ると羨ましいやら妬ましいやら、キツいんだよなぁ……」

 「いやー、童貞卒業した友くんは余裕ですなぁ!」ニヤニヤ

 「いまや嫉妬を受ける側の立場だもんねぇ……」ニヤニヤ

友「……薮蛇だった……」

女「ま、男くんも嫌われてるわけじゃないから別にいいけどさ」

 「女、アンタも余裕こいてるけどさ、今日の夜楽しみにしてなさいよ?」

 「許嫁さんと二人、寝れるとは思わないことね!」

女「……お手柔らかにね……」

666 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/09(金) 21:42:07.37 ID:Ivj/BurAO
本日はここまで。

あと数日は男と許嫁のほのぼのライフをお楽しみ下さい。

では、また明日21時より!
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 22:31:10.82 ID:RLjkJV2y0

ほのぼのな分後に待ち受けるデンジャラスな展開に期待が高まるぜ・・・
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/03/10(土) 09:09:49.04 ID:8cc3O3qvo
>>666
そのレス番号でほのぼのとか警戒せざるを得ないなw
669 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:05:35.62 ID:e76E2AoAO
こんばんは!

さて、本日もほのぼのしてます、表側は。

のんびり受験の疲れを癒やして行って下さい。

では、投下開始します。

>>668
きっと堕天使エロメイドの仕業です。
多分鬱展開にはならないので御安心を……
670 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:08:46.96 ID:e76E2AoAO

 「はい、こちらが清水の舞台から飛び降りる、で皆さんご存知の清水寺となります」

許嫁「うわぁ、本当に高いんですね! ここから飛び降りるのは覚悟がいりますね……」

 「そうですね、そのことわざは覚悟を決めて物事を行うという意味で知られています」

 「でも、本当は観音様に全てお任せして身を委ねる気持ちになる、って意味なんです」

女「ふぅん、勉強になるなぁ……」

671 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:09:29.85 ID:e76E2AoAO

 「あと、飛び降りると願いが叶うって言われてたこともあるそうです」

 「でも、本当に飛び降りちゃダメですよ? 死ななくても大怪我しちゃいますから」

男「……お金が戻ってくるように飛び降りてみるか?」

友「修学旅行生、賭け事に負け自殺、って見出しの記事が頭に浮かぶようだな、それ」

672 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:10:12.53 ID:e76E2AoAO

先生「それじゃ、暫くはここで見学! 30分したら入り口に集合すること、解散!」

許嫁「ね、男さま! 写真とりましょう、写真!」

男「……苦手なんだけどな、写真。 ま、いいか……」

許嫁「やった! えぇと、すいませーん、写真お願いしてもいいですか?」

 「あちゃー、しまったなぁ…… えっと、いいわよ? 許嫁ちゃん」

673 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:10:55.14 ID:e76E2AoAO

許嫁「え? あ、あれ……もしかして姐さんですか?」

男「許嫁、知り合いか?」

許嫁「はい、お屋敷で何度か会ったことが……」

姐「そ。 キミが男クンね? メイドから話は聞いてるわよー?」

男「えぇと、初めまして。 メイドとも知り合いですか?」

姐「むしろ、メイドの知り合いの方ね。 アタシ、あの子の友達だからさ」

674 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:12:58.08 ID:e76E2AoAO

許嫁「お久しぶりです。 こちらは観光ですか?」

姐「まー、仕事ついでの観光ってとこね。 修学旅行? 懐かしいなー」

許嫁「はい、修学旅行なんです! 私、初めてで楽しくって!」

姐「良かったわね。 せっかくの機会だし、楽しんでらっしゃい」

許嫁「はい、ありがとうございます!」

675 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:13:43.82 ID:e76E2AoAO

姐「男クンもしっかりエスコートしてあげなさいな?」

姐「あと、幼女ちゃんのことありがとう。 あの子のこと宜しくね?」

男「え? なんで幼女のこと……」

姐「貴方のうちに来る前、あの子うちに置いてたからさ」

姐「アタシの妹が子供生まれたばっかで、しょうがなくメイドに預けたんだけど……」

男「じゃぁ、メイドの腐れ縁ってのは貴方のことですか……」

姐「やだなぁ、あの子そんなこと言ってたんだ…… まぁ腐ってるのは正解だけど」

676 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:14:36.48 ID:e76E2AoAO

姐「ま、メイドのことも宜しくね? あの子が人を好きになるの初めてだし」

男「は、はい……」

姐「……考えてみたら男クンと私って穴兄弟ってやつかー、これは面白い」

男「ぶふぉっ! ちょ、ちょっと姐さん、どういうことですか!」

姐「いやぁ、昔百合に嵌ってさー、タチ役でメイドにペニバン突っ込んだ事あるからさ」

677 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:15:29.75 ID:e76E2AoAO

許嫁「ゆ、百合? タチ? ペニバン? 男さまぁ、どういう意味ですか?」

男「……お前は知らなくていい。 ってか、オレメイドとそこまではしていませんから」

姐「は? だってアンタ、メイドと寝てるんでしょ?」

男「な、そこまで聞いてるんですか!」

姐「聞いてるもなにも、メイドはアンタの……」

許嫁「も、もうこの話はおしまい! 写真、写真とって下さい!」

678 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:17:50.18 ID:e76E2AoAO

姐「とっても上手に出来ましたー♪」

男「肉焼いてるみたいに言わないで下さい……ありがとうございました」

許嫁「姐さん、ありがとうございました!」

姐「いいえ、それじゃね? 二人とも、帰ったらメイドに宜しく!」フリフリ

男「……なんか、美人だけどどこか残念な人だったな」

許嫁「面白くて良い人なんですけどね……貴重なメイドの友達ですし」

男「メイドの友達って聞くとなんか納得しそうな自分がいる……」

679 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:18:30.10 ID:e76E2AoAO

男「あの人、仕事って言ってたけど何の仕事してるんだ?」

許嫁「探偵さんだそうですよ? 良くわかりませんけど」

男「……あの人と穴兄弟なのか。 なんかモヤモヤというかドキドキというか」

許嫁「……男さま? なんか目つきがイヤらしいです」キュッ

男「ごめん、耳は、耳はもう勘弁して下さい」

680 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:19:32.62 ID:e76E2AoAO

姐「……さて、と。 そこのキミ。 ごめんね、邪魔しちゃったかな?」

 「……っ!」

姐「ダメだよ、こんな人の多いとこで無茶しようとしたら」

姐「おかげで世間話までしちゃったじゃない、あの二人に顔見せないつもりだったのに」

 「……なぜ分かった」

姐「だってキミ、こんな観光地でずっとあの子たちしか見てないじゃない」

姐「あれじゃ10点もあげられないなー、まだそこらの子供のかくれんぼのがマシだもん」

681 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:22:04.33 ID:e76E2AoAO

姐「さ、色々聞きたいことあるから一緒に来て欲しいなー?」

 「……行くと思うか?」

姐「キミさ、何のためにわざわざ人通りが少なくなってから声かけたと思ってんの?」

姐「ボクに釣られてみる? 答えは聞いてない♪」ドスッ

 「グッ!? うおぇぇぇぇ……」

姐「これで、一丁上がりっと……」トスッ

 「っ! ……」バタッ

682 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:23:13.46 ID:e76E2AoAO

姐「あとは…… キャー、大丈夫? やだ、こんなとこで具合悪くなったの?」

 「……」

姐「ほら、肩つかまって私の車に乗って! 病院行かなきゃダメ!」ズルズル

 「……」

姐(さて、やっぱり仕掛けて来たか…… 時間がないから追い詰められてるなぁ……)

姐(あの子たちは、何も知らずに楽しんで欲しいけど、ね……)

683 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:25:11.42 ID:e76E2AoAO

 「それでは、皆様。 明日は自由行動だそうですのでまた明後日お会いしましょう」

 「ガイドさん、僕と付き合ってください!」

 「明日デートでも如何っすか!」

 「うふふ…… 先生、こんなこと仰ってますけど?」

先生「お前ら、飯の前に説教な? 荷物置いたら出頭しろ……」

友「……なんだかなぁ」

684 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:25:52.76 ID:e76E2AoAO

女「良かったわね、私という彼女が居て。 そうでなかったら説教食らってたでしょ」

友「そ、そんなことはないぞ!」

男「どもるなよ、動揺が見て取れるぞ?」

許嫁「友さん、ロリコンの癖に年上まで……」

友「……なんでいつもオレがこんな目に……」

685 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:26:29.98 ID:e76E2AoAO

許嫁「でも、旅館って言う割には新し目のホテルみたいな感じですねぇ……」

男「だな。 部屋は流石に和室だろうけど」

友「ここは修学旅行の集団向けに数年前出来た旅館だからなー」

女「下調べしてきたんだ? 何か設備あるの?」

友「いや、目的が目的だから収容人数重視だしな。 風呂が大きいくらいだ」

686 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:28:10.27 ID:e76E2AoAO

男「ま、遊びに来たわけじゃないからしょうがないな…… 許嫁、部屋はどこだ?」

許嫁「え? だ、ダメですよ二人きりじゃないんですからそんな……」

男「……何勘違いしてるんだ、荷物運ぶから部屋教えろって」

許嫁「……なぁんだ、つまんない」プイッ

女「あのね、アンタそういうのはおうちでやりなさい……」

許嫁「……女さんはホテルでやってるじゃないですか」

女「ちょ、ちょっと! その通りだけど言わなくてもいいじゃない!」

687 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:28:44.68 ID:e76E2AoAO

男「……なぁ、ホテルっていいのか?」

友「……すげぇぞ、金はかかるけどな」

男「……今度行って見ようかな」

友「……一度は行ってみるべきだな」

 「くそ、あいつら余裕見せやがって……」

 「オレ、説教が終わったらあの子に告白するんだ……」

 「やめろ、おいやめろ」

688 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:31:34.55 ID:e76E2AoAO

先生「皆、料理は行き渡ったか? それじゃ、頂きます」

 「「「頂きます」」」

男「へぇ、結構料理は本格的なんだな」

友「だな。 オレこのミニ土鍋が好きなんだよな、固形燃料で火つけるのが」

男「……料理が好きなんじゃないのな?」

友「しかし、席決まってて残念だったな? 隣が許嫁さんじゃなくてオレだし」

男「……まぁ、いつも一緒だしな」

689 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:32:13.37 ID:e76E2AoAO

 「おい、男。 許嫁さんが手振ってるぞ?」

許嫁「……」ニコニコ ブンブン

男「……あの馬鹿」カァ

友「許嫁さん、満面の笑顔だな。 ほら、手振り返してやれよ」

男「出来るかよ、恥ずかしい」

 「許嫁さん、だんだん泣きそうな顔になって手振り続けてるんだが……」

男「……くそ」ブンブン

許嫁「……」ニコッ

690 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:33:16.15 ID:e76E2AoAO

友「……オレも女に手を振ってみるか」ブンブン

女「……」ギロッ

友「……泣いていいか?」グスッ

 「……どんまい」ポンポン

691 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:34:02.77 ID:e76E2AoAO

許嫁「良かった、ようやく手を振ってくれました!」ニコッ

 「健気だねぇ、アンタも……そんなに男くんが気になる?」

許嫁「はい、我ながら甘えすぎだとは思うんですけど……」

女「ま、アンタはそれで良いわよ。 10年分を今返して貰ってると思えば」

 「ね、女? 友くんが手を振ってるわよ?」

女「……あの馬鹿。 恥ずかしい真似すんじゃないわよ!」ギロッ

692 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:34:46.69 ID:e76E2AoAO

許嫁「え…… や、やっぱり恥ずかしいことでしたでしょうか……」アセアセ

女「女の子がする分には可愛いからいいの!」

 「そうだねぇ、友くんがしても可愛げってものがないよね……」

 「男くんだったらいいけど。 カッコいいし」

女「ちょっと? 友がカッコ悪いとでもいうの?」

 「うわぁ、堂々と惚気たよ、この子……」

許嫁「まぁまぁ……ほら、これ凄いですよ! ちっちゃなお鍋がほら!」

女「ハァ、アンタがいると毒気抜かれるわ……無邪気すぎて」

693 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:37:34.84 ID:e76E2AoAO
本日はここまで。

のんびりと修学旅行一日目を綴っていきます。

しかし、今高校の修学旅行で京都ってあるのかなぁ……

中学生の時の修学旅行を思い出しながら書いてますが。

では、また明日21時より!
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/10(土) 21:38:09.84 ID:l3TnqVmuo
クライマックス・乙
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/10(土) 21:39:16.69 ID:tW1bOFDIO
電王ネタに俺がワロタ
696 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/10(土) 21:45:50.56 ID:e76E2AoAO
>>695
姐さんは腐女子(もうすぐお蝶腐人)ですから。

多分擬人化オレ様受けリュウタロス×モモタロスな薄い本書いてます、趣味で。
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/10(土) 21:47:00.71 ID:l3TnqVmuo
キンタロスじゃなくて良かった
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/10(土) 22:07:28.41 ID:mY+uTpNy0
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/03/10(土) 23:48:06.31 ID:jp+lHkn80
たのしみにしてます!!
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/11(日) 02:12:01.56 ID:PqoK2PYNo
腐女子

既腐人

汚超腐人

だったっけか?
姐さんは既腐人か……
乙!
701 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 10:23:05.12 ID:HnmJ/UsAO
冷静に見直すとウラリュウ混ざってましたね……

お詫びに姐さんの書いてる本の内容を抜粋

モモ「最初からクライマックスだぜ!」ドピュ

ウラ「僕に掘られてみる?」

キン「俺のでかさにお前が鳴いた」

リュウ「犯していい? 答えは聞いてない!」

ユウト「最初に言っておく。俺は、かーなーり早い!」

702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 10:27:42.50 ID:9aCoc4UUo
>>701
絶対に許さない
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 17:59:22.57 ID:rqL1onBIO
>>701
基本フォームは早漏なのかww
704 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:03:59.40 ID:HnmJ/UsAO
こんばんは!

本日もまだ修学旅行一日目。
結局修学旅行だろうがなんだろうが許嫁ちゃんはラブラブです。

では、投下開始します。
705 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:05:30.34 ID:HnmJ/UsAO

友「ふぅ、食った食った!」

男「食いすぎだろ、オレのおかずまで奪いやがって……」

 「こんなとこで白ご飯くれとか言い出すしな……」

許嫁「男さま、食べ終わりました?」

男「あぁ、美味しかったか?」

許嫁「はい、とっても! ところで、すぐにお風呂行かれます?」

男「んー、友が動ければ」

友「余裕だっての」

男「だそうだ。 でもそれがどうした?」

706 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:06:48.84 ID:HnmJ/UsAO

許嫁「就寝まで時間がありますから、後で男さまのお部屋にお邪魔しようかと……」

男「ん…… まぁ、大丈夫、かな?」

許嫁「何か心配事ですか?」

男「いや、飢えた男子の部屋に風呂上りのお前が来て大丈夫かなって」

友「心配しすぎだろ。 オレもお前もいるしな」

707 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:07:44.65 ID:HnmJ/UsAO

 「いや、うちのクラスはまぁ良い奴ばっかりだけど、そういう話も聞くからなぁ」

 「ま、お前らがいないとこで他の男子と同じ部屋ってのは避けた方がいいぜ?」

友「それもそうか。 間違いがあるとマズいもんな」

男「そういうわけだ。 来るなら事前に電話しろ」

許嫁「それなら別に男さまが私たちの部屋に来てもいいですけど?」

男「勘弁してくれ、またガールズトークに巻き込まれたくない」

 「コイツだけ女子の部屋に行くとかオレたちが許さん!」

 「そうだそうだ! 行くならオレたちも連れてけ!」

友「……許嫁さん、女と一緒に来た方がいいぞ、こいつら野獣だ」

708 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:09:42.35 ID:HnmJ/UsAO

男「しかし、流石に皆と風呂入るのは気恥ずかしいものがあるな」カポーン

 「まぁな。 4月の頃はお前とこうして裸の付き合いをするなんて考えもしなかった」

 「全くだ。 絶対お前修学旅行サボるか、来ても一人で行動すると思ってた」

男「……そうだな。 オレもそう思ってた」

友「全部許嫁さんのおかげだな、本当に彼女が転校してきて良かったぜ」

709 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:10:32.58 ID:HnmJ/UsAO

 「そういや、オレの彼女に聞いたけどお前許嫁さんと風呂入ってるって?」

男「な……! あの馬鹿、またそんなこと漏らしたのか!」

 「……いいな、お前。 オレなんてそんなことして貰ったことないぜ」

友「……お前ら、風呂場でそんな話してていいのか?」

 「どういう意味だ?」

友「……男、起ってるぞ」

男「こ、これはその、ちょっと許嫁のこと思い出したからで!」カァ

 「……負けた」

男「くそ、なんか嵌められた気分だ……」

710 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:11:25.30 ID:HnmJ/UsAO

許嫁「わぁ、ここのお風呂大きいですねー……」カポーン

女「そうだねー、友の実家の数倍大きいかも」

 「……ずるい」

許嫁「? どうかしました?」

 「その胸! そのスタイル! 可愛い上に何その反則的は身体は!」

女「あー、それさ。 突っ込むと余計悲しくなるよ?」

711 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:12:52.85 ID:HnmJ/UsAO

許嫁「え、えっと、肩こりするからあまり良いことありませんよ?」

 「肩こりがなによ! 女を見なさい、アンタの数分の1じゃない!」

女「……なんで私を比較対象にするわけ?」

 「ねぇねぇ、許嫁さんって何カップ?」

許嫁「えぇと、この前測ったら95のFでした」

 「ふわぁ、モデル並だぁ……うん、柔らかさも合格」モミモミ

712 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:13:47.83 ID:HnmJ/UsAO

許嫁「ひぁんっ! ちょ、ちょっと揉まないで……」

 「やっぱり、男くんに揉んで貰って大きくなったのぉ?」モミモミ

許嫁「え、えぇと少し大きくなりました……」カァ

 「やっぱりー! アタシも彼氏にもっと揉んでもらおうかなぁ?」モミモミ

 「くそぅ! 彼氏の居ない私はもう希望がないというのかー!」モミモミ

許嫁「んんっ……ちょっと……ぁんっ! や、止めて……」

女「こらそこ、許嫁さんが本気で感じ始めてるから止めときなさい」

713 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:16:18.72 ID:HnmJ/UsAO

許嫁「男さまー? 遊びに来ましたー♪」

女「ったく、付き添いしろとか男くんは心配性なんだから……」

男「女、悪いな。 まぁ、入れよ」

 「あー、いらっしゃい。 今茶でも淹れるわ」

 「……うちと二人のときはいっつも淹れさせるくせにカッコつけちゃってー……」

女「……えぇと、なんでカップルばっかり?」

男「いや、なんというか」

 「流石に彼女居ない奴らの前で彼女と居ると可哀想だからさ……」

 「カップルで過ごしたい連中はここに集まることにしたわけー」

男「……だそうだ」

714 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:17:17.02 ID:HnmJ/UsAO

 「だから、好きなだけ男くんとイチャついていいからねー?」

許嫁「……男さまぁっ!」ガバッ ギュー

男「お、お前な……」

友「おうおう、お熱いことで。 女、お前も……」

女「……すると思う?」

友「分かってた、分かってたさ!」

715 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:18:02.96 ID:HnmJ/UsAO

男「ほら、髪編んでやるから横向け」

許嫁「お願いします!」

 「あ、男くんが編んであげてたんだー?」

男「あぁ。 いつも風呂上りにな……」アミアミ

女「あー、私も久しぶりに編んでもらおっかなー?」

男「お前、昔は嫌がってただろ」アミアミ

女「だって、下の子が見てるのになんか恥ずかしかったんだもん」

716 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:18:42.51 ID:HnmJ/UsAO

男「ま、いいけど今の髪の長さだとすごく短い三つ編みになるぞ?」アミアミ

友「それはさすがに似合わないんじゃねぇか?」

女「髪切らなきゃ良かったかなぁ……」

許嫁「ふふ、男さまに髪編んで貰えるのは私だけなんですっ!」

男「幼女も編んでやってるぞ?」アミアミ

許嫁「……もぅ。 細かいこと言わないで下さいっ!」

717 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:20:26.58 ID:HnmJ/UsAO

 「……本当に膝枕とか普通にしてるんだー……」

許嫁「はい、最近はちょっとしてなかったんですけど」

男「あー、幼女がいるからなぁ……」

 「なぁ、オレもしてくれよ」

 「えー? ちょっと恥ずかしいしなー」

718 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:21:00.52 ID:HnmJ/UsAO

友「……」チラッ

女「調子に乗らないの。 よそはよそ、うちはうち」

友「……本当に?」ジー

女「……ダメ。 私人前では絶対にしないから」

友「じゃ、じゃぁ二人きりならいいんだな? いやっほぅ!」

女「ちょ、ちょっと! そんなこと言ってないでしょ!」

男「友、煩いぞ……」

719 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:21:48.64 ID:HnmJ/UsAO

 「しかし、どうせならもうこの組み合わせで夜寝たいな……」

 「だよねー、せっかく親も居ないしさー」

許嫁「だ、ダメですよ! 私も男さまと一緒に寝たいですけど皆の居る前でなんて……」

 「……何暴走してんのー? えっちするなんて言ってないしー」

女「むしろその発想になるってことは少しは考えてたってことだよね」

許嫁「……むー」カァ

720 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:25:18.70 ID:HnmJ/UsAO

男「でも、バレたら皆に迷惑かかるからな……」

 「んー、まぁそうなんだけどな。 ちょっと心配でさぁ……」

友「あぁ、さっきの話か?」

女「何の話?」

 「いや、風呂入ってる時、他のクラスの奴らが夜這いとか乱交とか言ってたからさ」

 「うちのクラスのちょっとガラの悪い連中らしいんだよねー」

721 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:26:14.67 ID:HnmJ/UsAO

男「……そいつら、修学旅行をなんだと思ってんだ」

女「女の子とのセックス旅行じゃない?」

 「オレたちのクラスは大丈夫だろうけど、寝る時は絶対鍵掛けた方がいいぜ?」

 「うち、許嫁さんと隣の部屋だから最悪逃げ込むー……その時は宜しくねー?」

許嫁「は、はい! でも、本当にそんなことする人居るんでしょうか……」

女「……自分も一瞬考えてた癖に」

許嫁「そ、そんなことありません! するならもう一つお部屋借りてやります!」

男「……もう黙っとけ。 どんどん墓穴掘ってるぞ……」

722 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:27:02.90 ID:HnmJ/UsAO

女「っと、そろそろ就寝時間近いね。 ほら、許嫁さん帰るよ?」

許嫁「むー…… 男さま、本当に一人で大丈夫ですか?」

男「大丈夫だって。 ほら、皆戻ってくるから早く帰れ」

 「気を付けろよ? 何かあれば電話しろよ?」

 「分かってるってー」

723 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:27:55.36 ID:HnmJ/UsAO

友「女、お前らも念のため気を付けろよ?」

女「大丈夫だって。 うちのクラスの子は許嫁さんのおかげで純愛しか興味ないから」

許嫁「……じゃぁ、帰りますね? 男さま、んー♪」

男「はいはい……お休み、許嫁」チュッ

許嫁「えへへ……お休みなさい、男さま」

 「ねぇ……私もー……」

 「あ、あぁ……お休み」チュッ

724 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:28:53.93 ID:HnmJ/UsAO

友「ね、ねぇ……オレも……」

女「……」ギロッ

友「デスヨネー」

女「……お休み、友」チュッ

友「うおぉぉぉぉぉぉ!」

男「友、煩い」

 「くそ、戻ってくるなりイチャイチャ見せつけやがって……」

 「童貞舐めんな!」

男「……お帰り。 そしてなんかすまん」

725 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 21:32:01.58 ID:HnmJ/UsAO
本日はここまで。

同じ部屋の子がカップルで就寝前までイチャついてたのを思い出すとつい壁を殴りたくなります。
まぁ、とっくにうちの壁は崩れ落ちてますが……

では、また明日21時より!
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/11(日) 21:37:14.06 ID:bZrqtWV8o
なんというリア充……
乙!
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 21:37:31.85 ID:9aCoc4UUo
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 21:39:16.82 ID:K9YVHI+jo
童貞なめんな!
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/11(日) 22:04:09.09 ID:OvRH23uL0

名無しのモブにまで彼女いるのに俺らときたら・・・・・
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) :2012/03/11(日) 22:24:29.31 ID:lXWLJFkAO
>>729
おいっ
一緒にすんな

>>1
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/11(日) 22:43:56.21 ID:0TzcdxBro
なんだ俺の修学旅行か
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/11(日) 22:56:24.55 ID:syWyKAQXo
>>729
確かにあのモブたちは彼女がいるリア充だ
だがリア充はリア充であるが故にこのSSを読むことは出来ない
その点で俺たちはああいう奴らよりも──リア充さ


つまり何が言いたいかと言えば乙ってことだ
733 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/11(日) 23:08:38.08 ID:HnmJ/UsAO
しょうがないなぁ……

彼女「「「>>1さんに呼ばれてきましたー」」」

>>726「な、なに!」

>>727「俺たちに……」

>>728「彼女ができた……だと?」

>>729「これで俺たちも……」

>>730「リア充の仲間入りだ!」

>>731>>1のおかげで彼女ができました!」

>>732「リア充ばんざい!」




まぁ、花沢さんとか美心さんとかみぎわさんだけどな!
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/11(日) 23:15:09.73 ID:bZrqtWV8o
おぼろろろろろろろろ……
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/11(日) 23:49:17.10 ID:VGaQr/Syo
花澤香菜が彼女だと…?
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/03/12(月) 05:29:25.20 ID:Ofmcp2MKo
>>735
たつきに殺られるぞ
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/12(月) 12:34:03.51 ID:da4ADd3IO
735が山の神にさらわれたと聞いて
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/03/12(月) 14:08:25.09 ID:/xzXosiAO
ここで彼女が出来たと聞いて
739 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:08:12.51 ID:olhqohvAO
こんばんは!

いやぁ、皆にも彼女が出来て良かった。

では、むずかゆい就寝時間後のお楽しみタイムです。

それでは投下開始します。
740 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:10:19.63 ID:olhqohvAO

 「さて、先生の見回りも終わったし大富豪しようぜ!」

友「おぅよ! 男、少し金貸してくれ!」

男「お前は馬鹿か……新幹線ので少しは懲りろよ」

友「負けたからこそここで取り返すんだろうが!」

741 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:11:16.84 ID:olhqohvAO

男「だいたい、こういう修学旅行の夜は猥談ってものをするんじゃないのか?」

 「……俺たち独り者がイチャラブなお前のセックスライフを聞いて楽しいと思うか?」

 「味方だと思ってた友にまで裏切られ……」

 「部屋をカップルに占領されて追い出され……」

 「おいやめろ……やめろ……」


友「……男。 一番触れたくないところに触れてやるな……」

 「くそぅ、なぜオレには許婚とか幼馴染とかいない!」

 「神よ、今からでもいい……オレに許婚を!」

男「……なんかすまん」

742 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:13:56.56 ID:olhqohvAO

男「革命。 そして8切の4で上がり」

 「革命置き土産で1抜けかよ! ふざけんな!」

友「マジか! 大貧乏のオレに希望が!」

 「はい、革命」

友「……終わった」

男「友、お前全然先読んでカード切ってないだろ……」

 「友一度も勝ってないもんな……オレたちにしたら良いカモだけど」

 「まぁ、その分男に吸い上げられてるからトントンなんだが」

743 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:14:45.64 ID:olhqohvAO

友「男、もう1000円貸してくれ!」

男「もう止めとけ。 お前らももう寝ないと明日キツいぞ?」

 「だな、明日は女の子と判別行動だしな!」

 「そうだな、こんな野郎同士でイチャついてる場合じゃねぇ!」

男「まぁ、お前らの班の子、皆彼氏いるけどな……」

 「やめろ、おいやめろ……」

 「なんでそんなの分かるんだよ!」

744 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:15:32.25 ID:olhqohvAO

友「お前らは知らないのか。 許嫁さん、放課後に恋愛相談所みたいなのやってんの」

男「お前らの班の子、2人とも相談に来てたからなぁ……」

 「……」

 「……」

友「……まぁ、元気出せよ。 ほら、逆に言えばフリーの子が分かるってことじゃん」

745 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:16:10.08 ID:olhqohvAO

男「まぁ、相談に来る必要がない程順調に付き合ってるのかもしれないけどな……」

 「……」

 「……」

友「……せっかくフォロー入れたのに止め刺しやがって……」

男「……すまん」

746 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:17:49.12 ID:olhqohvAO

男「……むー」

友「……んだよ、また眠れねぇのか?」

男「だめだ。 もう一人では寝られない体質にされた」

友「……つってもなぁ、許嫁さん呼ぶわけにいかないだろ。 お前が行くのは論外だし」

男「呼んだらすぐ来そうだけどな。 呼びたくはないが……」

友「オレはイヤだぜ? お前のとばっちりで説教食らうの」

男「……分かってる」

747 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:18:46.28 ID:olhqohvAO

友「なんとか寝ろよ? 明日の班別行動、許嫁さん楽しみにしてるんだろ?」

男「なんか良い方法ないか?」

友「……ひつじを数えてみるとか」

男「……もう試した。 1000匹くらいで数えるのが面倒になった」

友「お前……律儀だな」

男「……なぁ、抱きついていいか?」

友「……勘弁してくれ」

748 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:21:28.51 ID:olhqohvAO

 「さぁて、お楽しみのトークタイムだよぅ!」

 「ふふふ、許嫁さんと女、覚悟はいい?」

女「ちょっと……なんで私たち限定なのよ?」

 「だって噂のカップルの実態が気になるじゃない?」

 「そーそー、特に普段聞けないえっちな方の実態が……」

許嫁「え、えっちな方って……」

 「修学旅行の夜は、こういう話をするのが定番なのぉ!」

女「そりゃそうだけどさ……」

749 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:22:11.09 ID:olhqohvAO

 「じゃ、早速! 彼氏とは週何回えっちするぅ? さ、許嫁さんから!」

許嫁「え、えっと、週2回です」

女「ちょ、ちょっと許嫁さん!?」

許嫁「?……もしかして少ないですか?」

女「い、いや……そういう話じゃなくてさ……」

 「へぇ、思ったより少ないー! もしかして休日だけぇ?」

許嫁「はい、平日だと男さま疲れて翌日の授業に響いちゃいますから」

 「うわ、そんな疲れ果てる程激しいんだぁ……」

750 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:23:51.18 ID:olhqohvAO

 「で、女はどうなの? 友くん性欲強そうだからもっと多い?」

女「……黙秘します」

 「それはなし! アタシたちも言っちゃうから……ちなみにアタシは週3だよぉ?」

 「私は彼氏いないから0!」

 「いばって言うことじゃないよぅ!」

751 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:26:10.78 ID:olhqohvAO

女「……4回」

 「おお、二日に一回ペースきたぁ!」

 「やっぱりね。 友くん、妙に余裕が出てきたもん……発散してるんだね……」

女「……違うの。 これまでにしたのが4回」

 「……アンタら、もう付き合って2ヶ月近くなかったっけ?」

許嫁「女さんたち、初めては今月の初めですもん。 ほら、あのケンカしてた……」

752 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:26:58.42 ID:olhqohvAO

女「ちょちょちょ! 言わないでよっ!」ガバッ

許嫁「んー! ん〜〜〜〜!」モガモガ

 「へぇー? 仲直りしてそのままえっち、って流れ?」

許嫁「プハッ! えっちしようとしてケンカしたんですよねー?」

女「こ、この裏切り者……なんでこの子えっち関連はこんなに口が軽いの!?」

 「ほほぅ、詳しく聞かせて貰おうか……」

753 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:28:50.71 ID:olhqohvAO

女「……というわけ」

 「……それは友くんが悪いよぅ!」

 「全く、童貞くんはがっつくから困るよねー……私も処女だけど」

女「ま、否定はしないけどさ……」

754 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:30:09.65 ID:olhqohvAO

 「ところでー。 気になったんだけどぉ……メイドってだぁれ?」

 「それに、なんか今の話だと男くんと一緒に住んでない、許嫁さんとその人?」

許嫁「私たち一緒に住んでますけど?」

女「ちょっと! それは言っちゃダメでしょ!」

許嫁「え? これも言っちゃダメでした?」

 「……同棲? しかもメイドって人まで一緒? なんというか……」

 「ハーレム、だよねぇ……」

755 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:31:47.67 ID:olhqohvAO

 「へー、許嫁さんってお嬢様だったんだぁ……」

 「まぁ、今どき許婚なんて余程の家じゃないとないよね……」

許嫁「どちらかというとすごいのは男さまの実家の方なんですけど……」

 「え? 男くんってそんなすごい家のお坊ちゃん?」

許嫁「男さまの苗字、聞いたことありません? テレビのCMとかで……」

756 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:34:15.60 ID:olhqohvAO

 「……ちょっと。 もしかして、あの安らぎをあなたに……って奴?」

女「あー、それそれ。 まぁ、本人は嫌がってるけどねー」

 「マジで? ちょっと、許嫁さん玉の輿も良いとこじゃない!」

 「だって、あのグループの会長って長者番付で100位入るでしょ……?」

許嫁「……はい。 でも、旦那様と男さまは仲が宜しくありませんから……」

許嫁「私は男さまと一緒ならお金とかそういうのはどうでもいいんですけど……」

757 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:35:52.78 ID:olhqohvAO

女「この話、オフレコだからね? 漏れたら男くん狙う子がまた出てくるし」

女「それに、許嫁さんも妬みで何されるかわかんないからね?」

 「分かってるよぅ、修学旅行の夜の話はみんなオフレコだもん」

 「でも、その割には男くんもあんな性格だったし、色々あるんだろねぇ……」

 「むー、私許嫁さん来る前に知ってれば男くん襲ってたのに……」

758 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:37:20.09 ID:olhqohvAO

許嫁「だ、ダメです! 私なんて10年前から好きだったんですから!」

 「はいはい、取ったりしないから落ち着きなさいって……」

 「もぅ、この子は男くんのことになるとこれだからぁ……」

女「ま、本人はそのお爺さんから縁切られてるしね……っと、この話はおしまい!」

女「男くんのいないとこで男くんの過去話するのってあんまり良くないしね……」

 「そだね、じゃぁ女の話に戻そう! で、ホテルってどうだったの?」

許嫁「あ、私も詳しく聞きたいです! 今度男さまと行くときの参考にしますから!」

女「うぁ……薮蛇だったか」

759 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/12(月) 21:40:31.62 ID:olhqohvAO
まだまだ修学旅行の夜は続きますが、長くなるので本日はここまで。

モブ子さんが入り乱れてます(まだ増えます)が、名前をつける予定はありません。
口調を一人一人変えてますので、見分けて楽しむのも良いかと……

では、また明日21時より!
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/12(月) 22:05:13.18 ID:U4w8aatu0

761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/12(月) 22:08:33.17 ID:YKe8MPX4o
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 04:35:47.73 ID:W6d5asPIO
名前は付けなくてもいいけど読みにくいからモブ男とかモブ女とかつけて欲しい
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/03/13(火) 07:02:28.01 ID:nYVaJMBSo
付けたらもっと読みにくいだろ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/13(火) 08:24:38.63 ID:aivN4zYSo
>>762
ねーわ
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2012/03/13(火) 10:17:08.39 ID:8Fic0ASAO
>>762

モブ子「やった! 私たちにも名前がついたよ!」

モブ美「ホントだぁ! ちょっと嬉しいねぇ」

モブ男「良かったな、でも意味あるのか?」

モブ恵「いちおー、うちらまた出るみたいだしー」

モブ之進「くそう、またイチャイチャを見せ付けられるということか!」

モブェ門「童貞舐めんな!」

ボブ「ワタシノデバンハアリマスカー?」

[ピザ]「フヒヒ、幼女ちゃんハァハァ……フヒッ」

モズ「エースドライバーの力、見せて見ろ!」

仮面ライダーモブレイド「オンドゥルルラギッタンディスカ!」


うん、止めた方がいいな。

モブ「「「えー!?」」」

766 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/03/13(火) 10:18:41.88 ID:8Fic0ASAO
>>765
あ、酉忘れた!
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 18:07:36.78 ID:jhVgTqF+0
後半駄洒落じゃねえかwwww
768 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:04:01.32 ID:8Fic0ASAO
こんばんは!

今日は定休日でしたね……
意外と早く復旧して良かった。

では、投下開始します。
769 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:05:59.81 ID:8Fic0ASAO

 「へぇ、女ってそんな名器なんだぁ……?」

女「し、知らないわよ! 友がそう言ってただけだもん!」

許嫁「名器ですか……どれどれ?」チュバ ゴソゴソ

女「ちょ、ちょっと? 許嫁さん何してんの! んんっ!」

許嫁「うわぁ、入り口でもすっごい締め付け……私よりちょっときついかも」チュプチュプ

 「あ、アンタとんでもないことするのね……」

女「〜〜! もぅ、止めなさい!」グイッ

770 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:06:59.72 ID:8Fic0ASAO

 「でも、ちょっとってことは許嫁さんも名器ってことだよねぇ?」

 「よーし、確認してみよっか!」ガシッ

許嫁「え? や、やだ、離して下さいよぅ!」ジタバタ

 「もー、なによこの胸! 何食ったらこんなに育つわけぇ?」モミモミ

 「だよね、すっごく柔らかいし、形も崩れてないし……」モミモミ

許嫁「や……んんっ! 女さん、助けて……」

女「……変なことしようとした罰。 知ーらない」プイッ

771 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:07:44.48 ID:8Fic0ASAO

 「さてさて? 許嫁さんの名器具合はどうかなぁ?」チュバ ゴソゴソ

許嫁「だ、ダメです! そこ触っちゃ……! ひぁんっ!」

 「……? やだ、許嫁さんもすっごい締め付け……それにもう濡れてるぅ」チュプチュプ

 「えぇ? だって胸揉んでただけだよ?」

許嫁「わ、私濡れやすくて……これ以上したら下着汚れちゃいますから!」

 「ヤバい、スイッチ入っちゃったかもぉ……」

 「ね。 許嫁さん可愛すぎる……私彼氏より彼女が欲しくなってきた」

女「アンタら、こんなとこで盛らないでよ……」

772 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:09:09.65 ID:8Fic0ASAO

 「……」コンコン

女「ん? もしかして見回り? ヤバ、アンタら声大きいから!」

 「うそ、やっばぁ……」

 「ね、寝た振りして誤魔化さないと!」

許嫁「た、助かりました……」ハァハァ

773 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:09:51.39 ID:8Fic0ASAO

 「うちだよー! ごめん、起きてたら開けてー!」コンコン

女「隣のクラスの子じゃない……どしたの、こんな夜中に?」ガチャ

 「た、助かったー……ごめん、今日はうちらもここで寝させてー!」

 「もー、最悪! 本当お願いします!」

許嫁「あれ? 確か隣の部屋でしたよね……逃げ込むって言ってましたけどもしかして」

774 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:10:36.64 ID:8Fic0ASAO

 「そーなのー! うちら以外の3人が例のガラの悪い連中呼び込んでさー!」

 「いきなり隣で乱交始めたの! で、私たちまで参加させられそうだったから……」

女「……うわ、本当にあるんだ、そういうの……」

 「ごめん、うちちょっとトイレで彼氏に電話してくるー……」

 「本当に助かったよー、ありがと、ありがと……」グスッ

775 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:12:09.32 ID:8Fic0ASAO

許嫁「もう大丈夫ですから……これ、先生に言った方がいいんでしょうか?」ナデナデ

 「どうだろうねぇ、バレたら問題になって来年から旅行中止になりそうだしぃ……」

 「残りの3人は合意の上だしね……」

女「といっても逃げるの遅かったらレイプされてたかもしれないんだよ?」

 「わ、私は何もなかったから別に……」

776 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:12:59.51 ID:8Fic0ASAO

女「でも、明日はどうするの? またその3人と一緒なんでしょ?」

 「……どうしよう」

 「明日うちと彼氏がその3人に話するよー……ダメだったら、また泊めてくれるー?」

許嫁「電話終わったんですか? 彼氏さん、心配してたでしょう?」

 「うん、メチャクチャ怒ってたー。 彼、空手部主将だからヤバいかもー」

女「あー、今隣の部屋にいる連中、死ぬかもね……」

777 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:13:38.92 ID:8Fic0ASAO

 「……」アンッ モット…

 「……」ナカデダシテ!

許嫁「……結構壁薄いんですね。 あえぎ声が聞こえて来ちゃってます」

 「処女の私にはちょっと刺激が強いよ、これは……」ドキドキ

女「さっき許嫁さんを襲おうとしてた癖に何を今更……」

778 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:15:16.95 ID:8Fic0ASAO

 「……許嫁さん、顔赤いよー?」

 「そういえば、許嫁さんの服乱れてるけど……」

許嫁「こ、これはその……」

女「そこの3人が女同士で始めようとしてたところだっただけだよ」

 「逃げた先でも乱交かー! うちらに安息の場所はないわけー?」

 「女同士でなんて……ちょっと引くかも……」

779 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:16:04.50 ID:8Fic0ASAO

許嫁「わ、私は被害者ですから! ちょっと感じちゃっただけですから!」

女「はいはい、墓穴掘ってないでそろそろ寝ようよ」

 「っても、こんなあえぎ声聞いてたら寝られないよぉ……」

許嫁「わ、私もスイッチが入っちゃいそうです……」

女「もぅ、あんまりじゃれるからだよ……ほら、許嫁さん耳栓貸してあげる」

 「アタシの分はないのぉ?」

女「だって、自分用のだから一つしかないし。 ティッシュでも詰めておいたら?」

 「それしかないか。 全く、なんでこんな苦労を……」

 「愚痴ってないで寝ないと明日朝6時起きだよぉ……」

780 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:18:29.85 ID:8Fic0ASAO

許嫁「ところで、布団足りませんけどどうします?」

女「あー、許嫁さん、私と一緒に寝よう。 で、アンタら二人は空いた布団で」

 「うちはそれでいいよー、泊めて貰えるだけで助かるしー」

 「私もそれで大丈夫。 ごめんね、許嫁さん」

許嫁「いえ、気にしないで下さい……」

781 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:19:27.27 ID:8Fic0ASAO

許嫁「じゃ、女さん失礼します……」ゴソゴソ

女「うむ、よきにはからえ……変なことしないでよ?」

許嫁「しませんよ、するなら男さまとしますから……」

女「アンタね、修学旅行中くらいは我慢しなさいよ?」

許嫁「分かってます…… それじゃ、皆お休みなさい……」

女「お休み……」

 「「「おやすみー!」」」

782 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:21:41.13 ID:8Fic0ASAO

秘書「……それで、何か情報は?」

姐「んー、ダメだね。 この日に許嫁ちゃんを襲えって金と写真を受け取ったってだけ」

姐「金さえ貰えば何でもやるようなただのチンピラだね……」

秘書「しかし、このタイミングで仕掛けて来たということは」

姐「間違いなく、この3日で勝負掛けてくるね……」

姐「取り合えず、そのチンピラはそっちに引き渡すから。 後で迎えを寄越してね?」

秘書「畏まりました。 こちらで処分しておきます」

783 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:22:56.57 ID:8Fic0ASAO

姐「ねぇ? 黒幕はもう分かってるんでしょ? なんとか出来ないわけ?」

秘書「……難しいですね。 証拠が何もありませんし、一応は立場のある方ですから」

秘書「ですが、逆に言えばこちらとしてもこの3日で証拠を掴めればそれで終わりです」

姐「で、アタシにがんばって証拠を掴めと。 なかなか無茶振りするよねー?」

秘書「まぁ、貴女が居れば最低限安全は保障されますから」

784 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:24:23.54 ID:8Fic0ASAO

秘書「許嫁さまには申し訳ありませんが、この際囮となって頂きましょう」

姐「いいの? 爺さんに知れたらアンタ殺されるかもよ?」

秘書「無論、安全を確保した上での話です。 こちらからも人員を送りますので」

姐「それは助かるかなー、男クンも守らなきゃいけないし」

姐「ま、その点男クンが許嫁ちゃんと一緒に行動してくれるのは助かるよね」

秘書「そうですね、何しろあの畜生どもは何をしでかすか分かりませんから」

785 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:26:18.98 ID:8Fic0ASAO

姐「アンタも随分口が悪くなったよねぇ、メイドに影響受けすぎてるんじゃない?」

秘書「ふっ、そうかもしれません。 彼女には連絡を?」

姐「してないよん。 したら、無理してでもこっちに来ようとするでしょ?」

秘書「そうですね。 出来れば、私たち以外に知られることなく片付けたいものです」

秘書「……会長にも、これ以上面倒事でお手を煩わさせることがないように」

姐「そだね。 ま、アタシも貰ってる給料分は頑張るからさ」

秘書「期待しております。 では……」プッ

786 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:27:06.34 ID:8Fic0ASAO

姐「ふぅ。 さーて、どうしたものかなぁ……」

姐「トカゲの尻尾ばっかり捕まえてても証拠にたどり着かないし……」

姐「トカゲちゃんが焦って手か足でも掴ませてくれると楽なんだけどなぁ……」

姐「ま、いっか。 さて、可愛い姪っ子の声でも聞いて寝るとするかなー!」

787 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/13(火) 21:30:55.66 ID:8Fic0ASAO
本日はここまで。

ようやく修学旅行一日目が終わりました……

そしてほのぼのパートも後数日。
その後は次の章含めてシリアスが続く予定です。

今しばらくはほのぼのをお楽しみ下さい。

では、また明日21時より!
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 21:33:32.09 ID:DF1/sphlo
乙! ほのぼのはええのう。
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 21:34:52.95 ID:S37Jymu8o
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/03/13(火) 21:36:50.85 ID:TcPTEjM/0
乙!
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/13(火) 21:40:05.22 ID:LIJ5CXyho
本当にレの字だけですむんだろうな?
おい、眼鏡みたいにレの字だけですむんだろうな?
信じていいんだろうな?
やっぱ信じれないから許婚貰ってk・・・やれやれまた宅急便か・・・
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 22:03:45.44 ID:jhVgTqF+0
このSSロクデナシ多すぎだろwwww
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/13(火) 23:14:59.82 ID:dnHucPtro
やすらぎってどこだ?
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 00:36:56.56 ID:RT8lsxYl0
>>793
眼鏡と主任の胸の中
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 11:54:25.80 ID:ROIJNDlIO
ほのぼのローン
ほのぼのレ
796 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/03/14(水) 20:59:39.50 ID:MlO7fefAO
すみません、本日分のテキストデータをうまく携帯に取り込めてませんでした。

やり直ししますので本日の投下は22時より。

>>791
すまん、今名前の出てる女キャラではないんだが……すまん
まぁ、厳密には違うし描写はしない予定だから勘弁。

797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/14(水) 21:09:14.91 ID:PjfFeP55o
許婚と女と冥土と幼女が台ジョブなら構わん、早く投下たのむ!
このスレの関東民さっきの地震大丈夫だったか?
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 21:43:59.79 ID:ZxSQVL/oo
あれ? メイドって過去にナニかあったんじゃ……?
幼女が無事なら安心して待機
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/03/14(水) 22:16:38.42 ID:cGU1Njnjo
22時だよ?
800 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:16:43.85 ID:MlO7fefAO
お待たせしました。

では、本日分投下開始します。
801 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:18:28.81 ID:MlO7fefAO

 「おい、朝だぞ! そろそろ起きろ……!」

 「あれ? 男が居ないぞ? アイツ、まさか許嫁さんの部屋に行ったんじゃ……」

友「……うるせぇな、もう少し寝させろよ……」

 「友、さっさと起きろ! 男がどこ行ったか知らねぇか?」

友「あぁ? 昨日の夜寝れないとか言ってたけど……なんか暑苦しいな、この部屋」

802 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:19:08.04 ID:MlO7fefAO

 「……なぁ友? お前、その膨らみ女さんじゃねぇだろうな?」

友「は? ……お、おまっ! 男、てめぇなんで布団に潜り込んで抱きついてやがる!」

男「……」スー スー

 「……お前ら、彼女がいながらそういう関係だったのか……?」

 「引くわー、めっちゃ引くわー……」

803 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:19:49.84 ID:MlO7fefAO

友「ち、違う! コイツが多分一人で眠れないからオレが寝てる間に……」

友「男! いい加減起きてオレのホモ疑惑を解いてくれ! 起きろ、起きろよ!」ユサユサ

男「……」スー スー

 「うわ、そんな揺らしても起きない程激しくやったのか……」

 「引くわー、とんでもなく引くわー……」

友「勘弁してくれ……男、起きろよ……」ユサユサ

男「……」スー スー

804 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:21:19.43 ID:MlO7fefAO

女「……ん……」チュン チュン

 「あ、女、起きたぁ? おはよぉ」

女「んー……おはよ」ゴシゴシ

 「女さん、昨日は悪かったねー、おかげで助かったよー」

女「あぁ、いいのいいの。 お礼はこの子に言いなさいな」ナデナデ

805 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:21:56.03 ID:MlO7fefAO

許嫁「……ん……」ムクッ

 「許嫁さんも起きたかな? 支度しないと朝ごはん始まっちゃうぞ」

許嫁「むー……おはようございます、男さま……んー♪」チュッ

女「ちょ、ちょっとぉ!?」

許嫁「男さまぁ、眠たいです……」スリスリ

女「私、女! 女だってば! 寝ぼけないでよ!」

806 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:22:39.64 ID:MlO7fefAO

 「……許嫁さん、同棲してて毎朝男くんとあんな感じなんだぁ……」

 「いやぁ、これは並の男じゃ我慢出来ずに朝から襲っちゃうね、流石男くん我慢強い」

女「勘弁してよ……許嫁さん、起きてよ……」ユサユサ

許嫁「……男さま♪」スリスリ

807 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:24:01.37 ID:MlO7fefAO

男「……許嫁、おはよう」

許嫁「……男さま、おはようございます……ふあぁ」

男「……眠そうだな。 遅くまでガールズトークか?」

許嫁「まぁ、色々あったんです。 男さまこそ、眠れました?」

男「……なんとか。 どうやって寝たかは聞くな、忘れたい……」

許嫁「? ま、まぁ眠れたなら良いですけど……んー♪」

男「ん」チュッ

808 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:24:47.97 ID:MlO7fefAO

友「……おはよう」

女「……おはよ。 なんか朝から疲れてるじゃない?」

友「あぁ、朝一でホモの疑いをかけられてな……お前こそ、どうした?」

女「……朝っぱらから許嫁さんに唇奪われた」

友「あいつら、二人揃って迷惑な奴らだな……」

女「いちいち気にしてたらあの二人の友達出来ないって」

809 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:25:31.04 ID:MlO7fefAO

 「おーい、そこの4人! 朝からイチャついてるけど先生が……」

先生「……先生お腹が空いて我慢出来ないよ。 いいよね、もう食べていいよね?」

 「先生、愚痴るくらいなら注意して下さい……」

先生「だって、あいつら怖いもん! 主任先生みたくなりたくないもん!」

 「先生、情けなさすぎです……」

810 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:28:13.26 ID:MlO7fefAO

先生「あー、朝食食べながらでいいから聞いてくれ!」

先生「今日は班別行動だが、教師が付いていないからといって個人行動しないように!」

先生「特に、ここ数年地元の不良に修学旅行生が絡まれるという事件も起きている」

先生「必ず班で行動し、予定以外の場所へ寄り道などしないこと!」

 「つっても、予定してる場所なんて面白くないんだよな……」

 「面白そうなとこは大抵チェックで落とされたしな」

811 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:29:01.02 ID:MlO7fefAO

女「私たちは予定通りの行動でいいよね?」

許嫁「はい! 私、もう楽しみで楽しみで!」ワクワク

男「悪いな、許嫁に合わせて貰って」

友「なに、この4人ならどこ行っても楽しいだろうし。 たまには寺巡りも悪くない」

女「最初は太秦映画村で、それからぐるっとお寺を回るんだっけ?」

許嫁「はい! 太秦、楽しみだなぁ……えへへ」ニコニコ

812 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:30:05.08 ID:MlO7fefAO

友「……そんなに太秦って楽しいところなのか?」

女「まぁ、観光名所だしねー。 コスプレとか出来るみたいよ?」

男「コイツ、時代劇が好きでな。 着物を着るんだって家でも大騒ぎしてて……」

女「し、渋いなぁ。 まぁ、演歌好きなんだから想像は出来るけど……」

友「女も着物着るよな?」

女「そうだねー、せっかくだし一緒に着物着て写真撮りたいなー」

813 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:30:55.98 ID:MlO7fefAO

友「そうだな、着物は貧乳の方が似合うって言うしな」

女「……ふぅん、そういうこと言っちゃうんだ……」

友「あ……いや、その……」

男「お前、女相手だと大抵何か失敗するよな」

女「まぁ、友らしいけどね……大丈夫、私がちゃんと教育するから」

許嫁「えへへ、着物を着て男さまと写真……」ニコニコ

814 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:33:01.14 ID:MlO7fefAO

 「それじゃ、また後でなー!」

友「おぅ、また! 今日の夜は負けねぇからな!」

男「……お前、まだ懲りてないのかよ……」

 「許嫁さん、男くんとえっちなことしちゃダメだよぅ!」

許嫁「なな、何言ってるんですか! 着物姿でえっちしたいだなんて考えてません!」

女「ふぅん、そんなこと考えてたんだ……」

男「……行こうぜ、ここに居ると凄く恥ずかしい思いをしそうな気がする」

815 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:33:56.62 ID:MlO7fefAO

部長「おはよう、キミたちはいつも一緒だね?」

友「げ、部長……」

男「おはよう。 ……一人みたいだけど、班別行動しないのか?」

部長「いやいや、するつもりだったんだが班がなくなってしまってね」

女「どういう意味?」

816 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:35:15.14 ID:MlO7fefAO

部長「ボクの班の子3人が、キミのクラスの男子に呼び出されてね。 ほら、空手部の」

女「あー……そういうことか」

許嫁「……それって、昨日の夜の……」

部長「それで一人取り残されたボクはどうしようかと途方にくれていたわけさ」

部長「どうやら、そちらの二人は理由を知ってそうだね? 後で聞かせて欲しいな」

女「記事にしないならいいわよ? アンタも被害受けてるわけだし」

817 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:37:11.19 ID:MlO7fefAO

許嫁「でも、一人で行動するのは危ないですよ? ほら、先生も注意してましたし……」

男「……なんだったらオレたちと行くか? 寺巡りとかだけど」

部長「……いいのかい? せっかく仲良し4人組での自由時間だろう?」

許嫁「人数が沢山居た方が面白いですよ!」

818 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:38:10.51 ID:MlO7fefAO

友「うー……オレ、部長だけは苦手なんだけどなぁ……」ボソッ

部長「ふふ、友くんには嫌われたものだね。 そんなにあの話を女さんに……」

友「だーーーー! そこまで! わかった、歓迎しますから!」

女「……ふぅん。 そんな私に隠さなきゃいけない話があるんだ……」

友「ナ、ナニモナイデスヨ?」
男「誤魔化せてないぞ……ま、とにかく行こうぜ。 時間が無くなる」

部長「済まないね、今日一日宜しく頼むよ」

許嫁「さ、それじゃまずは太秦へしゅっぱーつ!」ニコニコ

819 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/14(水) 22:40:39.47 ID:MlO7fefAO
本日はここまで。

明日は太秦映画村でほのぼの。
あそこの殺陣ショー面白かった気がします。

では、明日は通常運行の21時より!
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/14(水) 23:09:43.01 ID:jPjz4/cO0

映画村、いいねー
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/15(木) 00:22:50.45 ID:EuFhnGLi0


うちの中学の修学旅行が京都じゃなくて広島だったから許嫁達が裏山

原爆ドームで中学生になにしろっていうんだ・・・

822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/03/15(木) 01:48:49.08 ID:gsSbRND1o
>>821
何しろって今こうして平和に暮らせてる事を噛み締めて過ちを繰り返さない為だろ

中学は東京。高校は長崎で原爆資料館行ったな。語り部の人の話聞いたりしたわ。
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/15(木) 02:08:34.95 ID:a5bS+bp5o
>>821
近くにあるメイトとドスパラを…(マテ
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 05:13:58.57 ID:tjxzWaKIO
この部長DQN三人衆と同じ班ということはリアルボッチなんじゃ…
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 06:12:10.14 ID:tjxzWaKIO
いつもこのssを読みつつ緋弾のアリアの黒髪幼馴染やティアーズトゥティアラの新妻を想像して寝ています
>>1さんはほんま俺の天使やで乙
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/15(木) 17:51:37.06 ID:WWb2cw3Mo
先生!先生!
危害を加えようとしなければ主任先生みたいにならないから!
頑張ってこのリア獣どもを注意してくださいおながいします!!
827 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:07:46.18 ID:MNyqnknAO
こんばんは!

さて、今日は太秦映画村。

ちなみに、広島は小学校の修学旅行でした。
小学生に壁に残る黒い影とか、リアルグロ写真とかトラウマものだろ……

>>824
ボッチではないですが、あまり好かれてもいません、取材が強引なので。
今回は、部活を頑張りすぎて勝手に決められたようです。
まぁ、三人が呼び出されてなくても男くんたちについて回るつもりだったようですが……
828 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:10:04.90 ID:MNyqnknAO

部長「なるほどね、それであの3人は呼ばれたわけだ」

部長「じゃぁ今頃はたっぷりと絞られて反省している頃か」

部長「彼女らも災難だ、まぁ自業自得だからしょうがないけどね……」

女「悲惨なのは男子の方でしょうねー……修学旅行が旅館で寝込んでる思い出だけとか」

部長「レイプ未遂の相手が空手部主将の彼女だからね。 まぁ、死にはしないさ」

829 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:10:57.49 ID:MNyqnknAO

許嫁「で、でも後で問題にならないでしょうか……?」

部長「問題に出来ないさ。 なにせバレたら自分たちの方が退学になる」

部長「多分、わざとその男子連中に先に手を出させるよう仕向けるだろうしね」

男「……しかし、お前が無事でよかった」ナデナデ

許嫁「男さま、私の部屋の皆はちゃんとした子ばかりですから、大丈夫ですよ」スリスリ

部長「あぁ、そういえばキミも……いや、全くだね」

女「ま、許嫁さんに手を出そうとしてなくて運が良かったのかもね」

友「っと、そろそろ着いたみたいだぜ? 運転手さん、そこで止めて下さい」

830 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:11:45.98 ID:MNyqnknAO

許嫁「わぁ……ここが太秦映画村……男さま、早く行きましょう!」

男「慌てなくても逃げないって……」

部長「ふふ、全くこの二人は見ていてこちらまで微笑ましくなってしまうね」

女「まぁ、ときたま壁を殴りたくなることもあるけどね」

部長「そういえば、この前の報酬をまだ貰っていなかったな……」

部長「せっかくの機会だ。 ボクの最後の記事は、二人に飾って貰おうかな?」

友「良いかもな。 この二人なら修学旅行が楽しく思える記事になると思うぜ」

部長「では、ボクたちも降りようか。 あの二人に置いて行かれそうだ」

831 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:14:26.05 ID:MNyqnknAO

許嫁「男さま! ほら、まるで江戸時代みたいですよ!」グイグイ

男「分かった、分かったから引っ張るなって……」

女「ふぅん…… すごいね、丸ごと町みたくなってるんだ……」

友「実際、時代劇の撮影もここでしてるらしいしな」

部長「そうみたいだね。 ほら、あそこで撮影をしているようだよ?」

許嫁「キャー! 男さま、ほらほらお侍さんが!」

男「落ち着け、あれは役者さんだ……」

832 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:15:12.25 ID:MNyqnknAO

女「さすが映画村って言うだけはあるね。 許嫁さん、見学していく……ってあれ?」

友「……許嫁さん、男引きずってもう見に行ったぞ……」

部長「ふふ、意外だね。 彼女はもうちょっと大人しい子だと思っていたよ」

女「いやいや、あの子興味のあることと男くんのことになるといつもあんな感じ」

部長「なるほどね。 ところで、置いて行かれてるがいいのかい?」

友「いや、迷子になったら恥ずかしいぞ。 ほら、見失う前に行くぞ!」

女「あー、もぅ! もう少し落ち着いて見学したいってのに!」

833 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:16:06.78 ID:MNyqnknAO

男「さて、そろそろいいか? 着物きる時間がなくなるぞ?」

許嫁「あ……ごめんなさい、ちょっと夢中になっちゃいました」

友「本格的な扮装だから時間かかるみたいだしな。 着付けしてから散策だな」

男「一応メイドに頼んで許嫁と女は予約してあるんだが……」

部長「あぁ、ボクのことは気にしないで。 一緒に見学出来るだけで御の字だよ」

834 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:16:44.45 ID:MNyqnknAO

許嫁「予約なしでも出来ないでしょうか……」

女「出来るかもしれないけど、結構値が張るからねぇ……」

男「……」

友「っと、ここだな。 すいませーん、予約したものなんですが……」

 「お待ちしておりました。 ご予約は2名様で宜しかったでしょうか?」

男「……1名追加しても大丈夫ですか?」

835 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:18:11.11 ID:MNyqnknAO

部長「お、おい男くん! ボクは……」

 「大丈夫ですよ! それでは、3名様で?」

男「お願いします」

部長「男くん、ボクはこれだけ支払うとお土産が買えなくなってしまうよ……」

男「心配するな。 前に世話になったろ? そのお礼だ、奢らせてくれ」

部長「そ、そういうわけにはいかない! こんな……」

836 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:19:06.73 ID:MNyqnknAO

男「いいから! ここで言い合いしてたら時間が勿体無い。 自由時間が終わるぞ?」

許嫁「私からもお願いします。 部長さんのおかげで退学にならずに済んだんですから」

部長「しかし……」

友「良いんじゃないか、好意に甘えても? な、女」

女「だね。 退学してたらここの料金どころの話じゃなかった訳だし」

837 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:19:52.83 ID:MNyqnknAO

部長「……分かった、好意に甘える。 でも、これは借りだから」

男「分かった、まぁ気がむいたら返してくれ。 昼飯奢りくらいでいいぞ?」

部長「ふふ、なら手作りのお弁当でも用意してあげようじゃないか」

許嫁「むー、またなんかフラグが立ちそうな気配がする……」ボソッ

女「それでも仲間外れにしないで相手のこと考えてあげるから、アンタは良い子」ナデナデ

838 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:22:48.26 ID:MNyqnknAO

友「さて、着付け終わるまでの1時間、何して時間潰すかねぇ……」

男「見て回るのはあいつらと一緒にしたいしな。 そこの土産屋でもひやかすか?」

友「ま、そんなとこだろうな。 ……おぉ! 見ろよ、映画村限定の木刀!」

男「お前さ、いい加減土産は木刀って考えから離れろよ……」

友「じゃ、じゃぁこのペナントとか!」

男「それ、飾るのか? 正直、あんまり趣味良くないぞ……?」

839 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:23:26.71 ID:MNyqnknAO

友「じゃぁ、何買えばいいんだよ!」

男「……何買えばいいんだろな?」

友「いや、オレに聞かれても……」

男「ま、どうせお前は買う金もないしな。 何か欲しくなったら言え、判定するから」

友「……お前、今全部却下したじゃねぇか……」

840 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:24:20.36 ID:MNyqnknAO

男「ところで、せっかく二人だから聞くけど女とは仲良くやってるか?」

友「なんで今更そんなこと聞くんだよ?」

男「いや、昨日のやり取り見てて少し不安になってな……」

友「大丈夫だよ。 人前では照れてるだけだ、普通に仲良いぞ」

友「……いや、違うな。 お前の前では照れてるだけだ」

男「……」

841 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:24:55.47 ID:MNyqnknAO

友「何深刻な顔してんだ、馬鹿。 心配しなくても家族の前で照れてるみたいなもんだ」

友「今一瞬女がお前のこと忘れられずに……みたいなこと考えたろ」

友「残念でした! 女はオレにぞっこんラブでしたー!」

男「何コイツうぜぇ……」

842 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:25:36.35 ID:MNyqnknAO

友「ま、お前からしてみたらほのかに恋心を抱いていた幼馴染に彼氏が出来た……」

友「そんな感じがしてモヤモヤするところもあるんだろうけどな?」

男「そ、そんなことは思ってないぞ」

友「今のお前には許嫁さんがいるんだしさ、あまり女のこと構いすぎると嫉妬するぞ?」

友「女は、オレが絶対に幸せにするから。 だから、心配するな」

男「……あぁ」

843 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:27:32.62 ID:MNyqnknAO

友「さて、そろそろ時間だけど……どうなってるかねぇ」

男「ま、多分この前の祭のときの浴衣みたいな感じなんだろう……け……ど」

許嫁「男さまー! お待たせしましたー!」

女「こら、許嫁さん! せっかく衣装着てるんだから言葉遣いも合わせなさいよ」

部長「こ、これはちょっと恥ずかしいな……」

844 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:28:13.54 ID:MNyqnknAO

許嫁「ふふ、男さま? あちきの花魁衣装はどうでありんすか?」

女「友さま、私は姫様の衣装でございます」

部長「ボクはあまり派手なのは苦手だから町娘にして貰ったよ……」

男「……綺麗だ。 そのまま時代劇で主役張れそうなくらい」

許嫁「まぁ! 嬉しいことを言ってくれしゃんす……」

許嫁「さ、お手を……男さま、あちきは男さまだけの花魁でありんすよ……」

845 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:28:58.47 ID:MNyqnknAO

女「……友さま? 如何なさいました? ……ちょっと、いつまで固まってんのよ?」

友「い、いや。 化粧するとお前すごい美人になんのな? ……かつらが変だけど」

女「変とか言わないの、これが時代劇の姫様なんだから」

女「しかし、気合入れてただけあって許嫁さんのめり込んでるわねぇ……」

部長「そうだね、写真の撮りがいがあるよ」パシャ

846 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:29:38.14 ID:MNyqnknAO

友「部長さんも可愛いよ、良く似合ってる」

部長「ふふ、ありがとう。 でも、いいのかい? 彼女の前で他の女を褒めたりして」

友「こういうときは褒めない方が怒られるからな」

女「あら、アンタも少しはわかってきたじゃない?」

部長「おやおや、お熱いことで。 さ、それじゃ写真を撮り終わったら見物に行こうか」

847 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:31:50.31 ID:MNyqnknAO

許嫁「ねぇ、男さまぁ……さっきから視線が……」

男「花魁口調は止めたのか?」

許嫁「だって、難しくって考えてると男さまとお話出来ないんですもん!」

許嫁「って、そうじゃなくて……なんか周りから注目集めちゃってますけど……」

男「そりゃ、そうだろうなぁ……」

848 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:32:29.53 ID:MNyqnknAO

友「美人3人が時代劇の衣装で歩いてるんだ、女優と勘違いしてる奴もいるだろな」

女「やだ、美人だなんて、もぅ……」テレテレ

部長「おや、ボクも美人に入れて貰えるなんて光栄だね」

女「ま、許嫁さんは別格だけどね……あれは反則でしょ」

部長「普段は可愛らしいのに、化粧すると妖艶な美女の出来上がりだからね……」

849 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:33:02.33 ID:MNyqnknAO

女「それに加えてあのワガママボディ。 相変わらず胸の谷間が凄いしさ……」

友「あー、花魁の衣装って胸元開けてるからなぁ……」チラ

男「友、それ以上許嫁の胸を見たら殺す」

女「これ以上見なくても後で殺すけど」

友「……死亡確定かよ!」

許嫁「むー、私は男さまに見てもらえればそれで良かったんですけど……」

850 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:33:35.82 ID:MNyqnknAO

 「すいませーん、写真撮らせてもらっていいですか?」

許嫁「え? えぇと……その、男さまぁ……」アタフタ

男「あー、すみません。 オレら役者とかじゃないんで、遠慮して貰えますか?」

 「そうですか……残念です」

男「すみませんね。 さ、許嫁行こう」

許嫁「はいっ、男さま!」ギュ

851 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:35:52.13 ID:MNyqnknAO

友「さっきの人、撮らせてあげてもよかったんじゃないか?」

男「イヤだね、知らない人にこんな許嫁の写真撮らせるなんて」

女「ふぅん? 私と部長さんならいいのかなー?」

男「べ、別にそんなこと言ってないだろ!」

部長「ま、正解かも知れないね。 一度許すと次から次で見物の時間がなくなりそうだ」

部長「それに、何に使われるやら…… もちろん純粋な観光客もいるだろうけどね」

友「なるほど、勝手に雑誌とかに載せられても困るよな」

852 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:36:34.87 ID:MNyqnknAO

女「しかし、普段は許嫁さん地味目だけど、本気出すとこうなるのか……」

女「もしかして、二人ともわざと地味にしてる?」

男「オレは元々お洒落には興味ないし、許嫁に止められてるからな……」

許嫁「私は……そうですね。 それに、男さまには素の私を見ていて貰いたいですし」

許嫁「もちろん、たまにはこういう風に綺麗な私も見て貰いたいですけど、ね?」

女「はいはい、ごちそーさま」

853 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:37:19.46 ID:MNyqnknAO

部長「でも、せっかくだから校内新聞には掲載させて貰いたいんだが、構わないかな?」

男「……まぁ、約束だったしな。 許嫁、いいよな?」

許嫁「……張り出す前にチェックさせて貰えるなら」

許嫁「出来れば、この格好での写真は見るの私たちだけにしたいですけど……」

部長「……なるほど。 了解だよ、記事は普段の格好の写真で書くことにしよう」

854 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:38:05.50 ID:MNyqnknAO

男「いいのか?」

部長「ボクだって女だよ? 艶姿を恋人にしか見せたくないって気持ちもわかるさ」

許嫁「ありがとうございます!」

部長「その代わり、写真は沢山撮ってあげよう。 ボクたちだけの思い出の為に」カシャカシャ

許嫁「それなら、喜んでポーズでも何でも取りますからねっ!」

855 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:40:08.30 ID:MNyqnknAO

女「いやぁ、1時間はあっという間だったねぇ……」

許嫁「でも、すっごく楽しかったです! 時代劇みたいに茶屋でお団子も食べましたし」

部長「ボクもつい浮かれてしまったよ……男くん、ありがとう」

男「気にすんなって。 さて、衣装返したらそろそろ次の目的地へ行くとするか」

女「次はどこ行くんだったっけ? いまいち覚えてないんだけど」

856 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:40:48.38 ID:MNyqnknAO

友「次は広隆寺だな。 ここから歩いてすぐのところ」ペラ

部長「ほぅ、友くんがルート管理とは意外だね。 しかもきちんと調べてあるようだ」

男「友はネットでこういう事前調査するの得意なんだよな……」

許嫁「おかげで、たくさん回れます! さ、どんどん行きましょー!」

男「こらこら、その衣装ではしゃぐな……転んだら危ないぞ?」

857 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/15(木) 21:45:40.05 ID:MNyqnknAO
本日はここまで。

貸衣装、高いんですよね……
後、多分花魁衣装はない。

さて、ほのぼのはこのくらいにして明日から話が進みます。
そろそろ終わりが見えて来ました……
シリアスが続くと思いますが、是非最後までお付き合い下さい。

では、また明日21時より!
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 21:48:31.30 ID:nBVHxzWdo
おつ!!
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/15(木) 22:05:58.95 ID:arIlCe6/0

多少のシリアスは、恋愛のスパイス。
頑張って下さい。
860 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:03:39.17 ID:lh4O3N0AO
こんばんは!

さて、本日からシリアスラッシュ。

早速投下開始します。
861 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:06:19.47 ID:lh4O3N0AO

女「……ねぇ、ちょっと休もうよ……」

許嫁「もう休憩ですか? まだまだ回らないといけないですよっ!」

男「いや、むしろここまで休憩なしがおかしいぞ……今、何件目だ?」

友「この金閣寺で4件目だな……さすがに休憩入れないとキツいって」

部長「そうだね。 無理して疲れたまま見学しても楽しくないだろうからね」

許嫁「むー、しょうがないですねぇ……じゃぁ、少し休憩しましょうか」

男「全く、そんなに夢中にならなくても寺は逃げないっての……」

 「……」ジー

862 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:07:34.91 ID:lh4O3N0AO

男「じゃぁ、何か飲み物買って来るぞ。 お茶でいいか?」

許嫁「ありがとうございます!」

女「私もお茶でいいよ、部長さんは?」

部長「もちろんお茶で構わないよ。 甘いものは控えないとね」

許嫁「あ、じゃあ私もお茶で我慢します……」
863 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:08:34.65 ID:lh4O3N0AO

友「一人で5本は持てないだろ、着いていってやるぜ」

男「助かる。 しかし、この辺り自販機見当たらないな……」

女「あー、この辺りは景観重視だからね……」

友「さっき、少し先の交差点の所で見かけたからそこまで行くか」

男「じゃ、少し待っててくれ。 友、行くぞ」

許嫁「行ってらっしゃいませー!」フリフリ

 「……」ボソボソ

864 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:09:37.49 ID:lh4O3N0AO

女「ハァ……もう足がパンパンだよ……」

許嫁「ごめんなさい……私、楽しくなるとつい夢中になってしまって」シュン

女「いいのいいの、別に責めてるわけじゃないし、私も楽しいからさ」

部長「全くだね。 一人で予定の場所を回っていたらと思うとゾッとするよ」

部長「おかげさまで、良い思い出が作れそうだ。 感謝するよ」

許嫁「いえ、気にしないで下さい。 私たちも楽しいですから」

部長「そう言って貰えると、ボクも気兼ねしないで済むよ」

865 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:12:16.19 ID:lh4O3N0AO

女「ま、アンタの班の三人には悪いけど、部長さんとしては良かったんじゃない?」

部長「……そうだね。 正直彼女たちとはそりが合わなかったしね」

許嫁「私たちも楽しいですし、良かったです! 写真も綺麗に取って貰えますし!」

部長「あぁ、写真は期待していてくれ」

部長「……といっても、デジカメじゃないから帰って現像するまで出来は分からないが」

866 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:13:05.88 ID:lh4O3N0AO

女「フィルムの奴なんだー、今時珍しいね?」

部長「そうでもないよ、写真を趣味にしている人にとってはね」

部長「まぁ、一般家庭においてはデジカメがメインだろう。 キミたちもそうだろ?」

女「そだね、私は義弟の借りてるだけだけど」

許嫁「私持ってません!」

女「アンタ機械苦手そうなイメージあるしね……」

867 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:13:47.73 ID:lh4O3N0AO

許嫁「そんなことないですよ……ちゃんと携帯だって使えますし」

女「ならなんでいつもメール全部平仮名なのよ? 」

許嫁「むー……」プイッ

部長「ふふ、使ってみると意外と簡単だよ? ……と、ちょっとマズイな」

許嫁「どうかしましたか?」

部長「さっきから視線を感じると思ったが、どうやら望まぬお客さんらしい」

868 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:15:31.69 ID:lh4O3N0AO

 「ねぇ、キミたち? 修学旅行?」ニヤニヤ

 「女の子だけで楽しんでないで、俺たちとも遊んでくれねぇ?」ニヤニヤ

女「これって、朝先生が言ってた……?」ボソボソ

許嫁「みたいですね。 ……逃げた方が良さそうです」ボソボソ

 「何ナイショ話してんの? 教えてよー」ニヤニヤ

 「誰が誰の相手するか相談してたんじゃね? ギャハハ!」ニヤニヤ

869 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:17:13.61 ID:lh4O3N0AO

部長「すまないが、キミたちの相手をするつもりはないよ。 それじゃ……」クルッ

女「許嫁さん、逃げるよ!」ダッ

許嫁「はいっ! ……え!?」ダッ ガクッ

 「っと、逃がすかよバーカ!」ガッ

部長「しまった、後ろにもいたのかっ!」

870 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:18:13.87 ID:lh4O3N0AO

許嫁「キャッ!? は、離して下さいっ!」ジタバタ

女「許嫁さんっ!」

 「この辺りって昼間でも人が殆ど来ねぇんだわ。 だからよぉ……」

 「俺たちと、イイ事してても邪魔が入らねぇってことなんだぜ?」グイッ

許嫁「わ、私はいいですから! 二人は逃げて下さいっ!」

女「そ、そんな訳にいかないでしょっ!」

部長「く……」

871 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:21:44.76 ID:lh4O3N0AO

 「ハッ、仲が良いねぇ! 三人で俺たちの相手してくれるってかぁ?」

 「っと、そこの二人変な真似すんなよ? この子がどうなってもいいのか?」

部長(相手が3人の上ナイフまで出されると動けないか……)

女「これじゃ、友たちが帰って来ても手が出せないじゃない……」

 「あぁん? まだ連れがいるのか?」

 「男みてぇだし、面倒だな。 少し場所移そうぜ……」

872 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:23:20.16 ID:lh4O3N0AO

許嫁「いや、いやぁ……男さま、男さまっ! 助けてっ!」

 「うるせぇよ、少し黙りやがれ!」パンッ!

許嫁「痛っ!」

女「ちょっと! 乱暴は止めなさいよ!」

 「ハァ? 乱暴は止めなさいだとよ! これから何されるのかわかってんのかよ!」

 「あれだ、乱暴しないで優しく気持ち良くしてってかぁ? ギャハハ!」

部長(マズいな、ボクはどうなっても構わないが二人が……)

873 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 21:26:09.32 ID:lh4O3N0AO
敢えてここで休憩を入れて焦らしてみたり。

ロクデナシが多いのはアレだ、コナン的な。
多分許嫁ちゃんがフェロモン出してます。

続きは23時より。
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 21:27:24.70 ID:PXWnGvmWo
誰か馬鹿につける薬を開発してください
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/03/16(金) 21:42:01.32 ID:fxq6h4hho
はやくっはやくっ
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 22:01:59.33 ID:mRQfrICP0
ああああああああああああ
生殺しだあああああああああ
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/16(金) 22:08:12.86 ID:VbJAz1xR0
続きがキニナル
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/16(金) 22:15:13.59 ID:qf5QBXvY0
よし、俺はロアナプラ行きのチケットを3枚ほど手配しておこう
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 22:39:38.59 ID:rtoXMm9jo
寸止めとかドSだな
880 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:02:56.07 ID:lh4O3N0AO
お待たせしました。

再開します。
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/16(金) 23:03:32.90 ID:VbJAz1xR0
よしきた!
882 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:04:46.60 ID:lh4O3N0AO

 「……この辺りでいいか。 オラ、服脱げよ」

許嫁「そ、そんなこと……」

 「あぁ? 別に無理やり脱がせたっていいんだぜ? 服は破くけどな!」

 「服破かれてそのまま裸で帰るか? どうするよ、あぁん?」

883 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:05:37.29 ID:lh4O3N0AO

部長「……分かった、脱ぐよ……」

女「ちょ、ちょっと部長さん!」

部長「相手は3人でナイフまで持ってるんだ。 ここは逆らわない方がいい……」

女「……分かった」

 「聞き分けがいいじゃねぇか。 それじゃ、ストリップを拝ませて貰うぜ?」

 「ほら、勿体つけてないでさっさと脱げよ、あんまり遅いとこいつの服破くぞ?」

884 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:06:20.32 ID:lh4O3N0AO

 「トンファーキーーーーーーック!」ドグァ!


      ∧_∧  
     _(  ´Д`)
    /      )     ドゴォォォ _  /
∩  / ,イ 、  ノ/    ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / |   ( 〈 . ・(   〈__ >  ゛ 、_
| | | |  ヽ  ー=- ̄ ̄=_、  (/ , ´ノ \
| | | |   `iー__=―_ ;, / / /
| |ニ(!、)   =_二__ ̄_=;, / / ,'
∪     /  /       /  /|  |
     /  /       !、_/ /   〉
    / _/             |_/
    ヽ、_ヽ

※イメージです

885 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:07:55.12 ID:lh4O3N0AO

 「うごぉっ!? ゲハッ、オゲェェェェ……」ドサッ

許嫁「……え?」

 「……あ?」

部長「……今だっ! 女さん、許嫁さんを頼むっ!」ダッ

女「あ……っ! 許嫁さん、こっち!」グイッ

886 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:08:32.97 ID:lh4O3N0AO

 「っ! てめぇ、ふざけんなよ!」

部長「1対1ならいくらナイフを持っていてもキミたち如きに負けはしないさ!」

 「おい、こいつ二人で……」

姐「おーっと、ダメダメ。 アタシの相手もしてくれないとアタシが暇で困っちゃう」

 「なんだてめぇ! こいつらの仲間かよ!」

887 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:09:15.04 ID:lh4O3N0AO

許嫁「……姐さん! なんでここに!」

姐「あー、抱き合って再会を喜びたいけど、こいつら片付けるから少し待ってねー?」

 「ふ、ふざけんな! くそ、こっちはナイフ持ってんだぞ?」

姐「それがどうしたってのよ。 こっちはトンファーよ、トンファー!」

 「な……てめぇ素手だろうが!」

姐「はいはい、いいからさっさと退場しなさいって」

888 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:10:55.64 ID:lh4O3N0AO

 「くそ、死ねよこのイカレ女!」ダッ

姐「トンファーパーンチ」ブンッ!

 「が……ゲホッ! ウゲェェェェェ……」

姐「トンファーウォークからのトンファー置きっ放し式ブレーンバスター!」ドグシャァッ!

 「ウガアァァァァッ! ……」ガクッ

889 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:11:44.05 ID:lh4O3N0AO

許嫁「……なんていうか」

女「緊張感のかけらもないのに恐ろしく強いね、あの人……」

許嫁「そうですね……じゃなくて! 部長さんはっ?」

部長「あぁ、こっちも片付いたよ。 ほら、大人しくしてくれないか?」

 「くそ……なんだよ、なんなんだよお前らは!」

890 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:12:18.98 ID:lh4O3N0AO

部長「……煩いな、ちょうどナイフもあるし口を塞いでしまおうか……」

姐「あー、そいつはそのままで。 ちょーっと聞きたいことあるしさ」

姐「いやぁ、やりすぎちゃってこっちの二人はしばらく目を覚まさないだろうし」

女「……あれ、生きてると思う?」

許嫁「泡吹いてますね……息はしてますけど、無事じゃないと思います……」

891 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:14:04.35 ID:lh4O3N0AO

部長「……相変わらず無茶苦茶しますね。 でも助かりました」

姐「アンタもまぁまぁじゃない。 でも、人質取られたのが減点だねー」

許嫁「……姐さん、ありがとうございます。 でも、部長さんと知り合いなんですか?」

部長「あぁ、この人はボクの就職予定先の所長さんだよ……」

892 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:14:43.42 ID:lh4O3N0AO

姐「部長ちゃんには色々と仕事手伝って貰ってるからねー……っと、その話は後で」

姐「アタシはちょっとこの子とお話があるから。 部長ちゃん、二人を頼むわよ?」

部長「分かりました。 さ、二人ともそこのベンチに座って少し落ち着こう……」

許嫁「そ、そうですね……ちょっと、今頃になって怖くなってきました……」ブルブル

女「大丈夫、もう大丈夫だからね……」ナデナデ

893 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/16(金) 23:17:49.95 ID:lh4O3N0AO
三人が無事だったところで今日はここまで。

シリアスなはずなのに姐さんだからしょうがない。

部長さんは以前姐さんが言っていた情報提供者って奴ですね、内緒でずっと男くんたちを監視していたり。

では、また明日21時より!

894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 23:21:22.99 ID:yWtlrN0qo
いきなりトンファーキックのAAワロタ
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/16(金) 23:22:23.27 ID:VbJAz1xR0
乙!明日が楽しみである
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/16(金) 23:24:20.61 ID:mRQfrICP0

姐さんの職業って探偵だったっけか
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2012/03/17(土) 01:28:58.05 ID:SbSAtRXZo
怖がっている許嫁は貰っていいんですか?
898 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:06:01.25 ID:J9R83SvAO
こんばんは!

さて、許嫁ちゃんが助かったと思いきや……

投下開始します。

>>897
ロアナプラへ行ってらっしゃい。
少女ちゃんはうちに任せろ!
899 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:07:35.00 ID:J9R83SvAO

姐「さて、と……」

 「な、なんだよ! てめぇ俺に何の用だ!」

姐「ね、キミたちは誰に頼まれたのかなー? お姉さんに教えてくれる?」

 「は? てめぇ一体なんの話してんだ……?」

姐「へー、しらばっくれるんだ……歯と爪、どっちから折って欲しい?」

 「ま、待て、待って下さい! 本当になんの話をしてるのかわからないです!」

900 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:08:07.32 ID:J9R83SvAO

姐「……どういうこと? 誰かに頼まれたわけじゃなくて?」

 「お、俺たちはただ土地勘のない修学旅行生を襲ってただけで!」

 「誰かに頼まれたとか、そんなことは全然知りません!」

姐「……もしかして、この子たち全然無関係?」

901 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:08:44.18 ID:J9R83SvAO

部長「落ち着いたかい? 許嫁さん、叩かれた所は大丈夫かな?」

許嫁「は、はい。 少し赤くなってるだけみたいです……」

女「全く、何で許嫁さんの周りは危険ばっかりなんだか……」

許嫁「……ごめんなさい」

女「あ……い、いやそういうつもりじゃなくて! その、ごめん……」

902 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:09:33.50 ID:J9R83SvAO

部長「まぁ、無事で良かったよ。 もう少しで男くんに顔向け出来なくなる所だった」

許嫁「っ! そ、そういえば男さまは? 場所移動したから探してるんじゃ……!」

女「そういえば、忘れてたね……ったく、大事な時にいないんだから、あの馬鹿共は」

部長「とりあえず、電話して場所を伝えた方が良いかも知れないね」

許嫁「そうします……」Prrrr

903 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:11:31.18 ID:J9R83SvAO

女「しかし、さっきの人はなんなの? 許嫁さんとも知り合いみたいだし……」

部長「ボクとの関係はさっき言った通りだよ。 現時点ではバイト先の所長さん」

女「……アンタもケンカ強いんだね。 まぁ、あの人見てると納得しちゃうけど……」

部長「一応仕込まれたからね。 なにせ荒事に巻き込まれることも良くあるからさ」

部長「……流石に、あれほど無茶苦茶な真似は出来ないけどね」

904 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:12:10.79 ID:J9R83SvAO

女「なんにせよ、助かった。 ありがとうね、部長さん」

部長「いやいや、姐さんのおかげだよ。 ボク一人では危なかった」

許嫁「……どうしましょう。 男さま、電話に出てくれません……」

女「ん? マナーにでもしてるのかもねー。 じゃ、友に掛けてみるよ」Prrrr

部長「姐さんの用事が片付いたら、元の場所に戻った方がいいかもしれないね」

905 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:13:10.22 ID:J9R83SvAO

許嫁「そういえば、姐さんはあの人たちに何の用なんでしょう?」

部長「さぁ……多分、お仕置きじゃないかな? あの人、性犯罪には厳しいから」

許嫁「……同情はしません。 私、あの人たち絶対に許しませんから」

女「ダメだー、友の奴も電話出てくれないよ……ちゃんと私たち探してるのかな?」

部長「あれから結構時間も経っているしね。 まぁ、掛け直してくるだろうさ」

906 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:15:35.83 ID:J9R83SvAO

姐「ごめん、お待たせー! 皆、落ち着いた?」

部長「あの三人はどうしました?」

姐「身包み剥いで転がしておいた。 免許証と学生証預かったから、後で片付けるよん」

許嫁「用事が終わったなら私たち男さまと待ち合わせの場所まで戻りたいんですが……」

姐「おっけー、アタシもついてってあげる。 また何かあったら困るもんね?」

許嫁「ありがとうございます! でも、姐さん良いんですか? お仕事は……?」

姐「だいじょーぶ、怖い目にあったアンタがそんな心配しないの!」

907 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:16:38.65 ID:J9R83SvAO

女「んー、いないねぇ。 私たち探し回ってるのかなぁ?」

許嫁「それなら、まず電話してくると思うんですけど……」

部長「あれから電話、1本もないのかい?」

姐「……ねぇ、ここで男クンたちと別れてどれくらい?」

許嫁「もう30分以上過ぎてます……」

女「この先の自販機までお茶買いに行っただけなのに……」

姐「……まさか。 その自販機ってどこ、案内して?」

908 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:18:29.12 ID:J9R83SvAO

女「多分、ここだと思うんだけど」

許嫁「男さま、いませんね……どこ行っちゃったんでしょう」

部長「……姐さん、これ」

姐「……血の跡だね。 大丈夫、この量なら鼻血程度……だけど」

909 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:19:06.21 ID:J9R83SvAO

許嫁「血の跡? え? ちょっと、何が? 男さま、男さまはどこ!」ジワ

許嫁「もしかして事故? それとも通り魔? イヤ、男さまがいないと私!」ポロポロ

女「落ち着きなさい! まだ男くんの血と決まったわけじゃないでしょ!」パンッ!

許嫁「でも、でも……」ポロポロ

女「わ、私だって友のことが心配なんだからぁ……」ポロポロ

910 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:19:47.27 ID:J9R83SvAO

姐「……許嫁ちゃんに目を向けさせるための陽動か、昨日のは……」ボソッ

姐「しかしこんな時の為に男クンについてる筈なのに、何やってんのよアイツら」Prrrr

部長「とにかく、一度落ち着こう。 ほら、これ飲んで」スッ

許嫁「あ、ありがとうございます……」

女「……ありがと」

911 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:22:04.95 ID:J9R83SvAO

部長「心配はないよ。 命に関わる事故なら騒ぎになってるし、こんな血の量では済まない」

女「でも、それなら二人はどこ行ったってのよ……」

 「……男はさらわれた」

女「っ! 友! アンタ、無事だったの!?」

許嫁「友さん! 男さまがさらわれたってどういう事ですか!」

912 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:22:55.21 ID:J9R83SvAO

友「許嫁さん、すまん。 オレ何も出来なくてさ……」

部長「……何があったんだい?」

友「お茶買おうとしたら突然スーツの男数人に囲まれてさ」

友「無理やり男を車に連れ込もうとして、オレ止めたんだけど……」

友「ほら、この通り顔殴られて気絶しちまって。 で、そこの店で休ませてもらってた」

913 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:24:06.80 ID:J9R83SvAO

女「あ、アンタ他には怪我ないのね? 痛くない? 大丈夫なの?」

友「あぁ。 ちょっと顔がハンサムになっただけだ、大丈夫」

女「……良かった。 心配したんだから、もぅ! アンタになんかあったら私……」ギュー

友「お、おい女……」

許嫁「それより、男さまはそれでどうなったんですか!」

友「……すまん。 気絶しちまった後はわからねぇ。 周りの人も見てないっていうし」

914 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:26:20.48 ID:J9R83SvAO

姐「ったく、仕事に何手抜いてんのよ、あの馬鹿ども!」プッ

部長「姐さん、電話は終わりですか? 友くんは無事でした」

姐「……お? キミが友くん? 無事だったんだねー、良かった良かった」

友「……えぇと、誰この美人なお姉さん?」

女「許嫁さんと部長さんの知り合いで、さっき私たちのピンチを助けてくれた人」

姐「姐って言うの、宜しくね?」

915 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:26:55.94 ID:J9R83SvAO

許嫁「のんびり挨拶してる場合じゃありませんっ! こうしてる間にも、男さまが……」

姐「ま、慌てない慌てない。 多分男クンは無事だからさ」

許嫁「どうしてそんなことがわかるんですか!」

姐「さらったってことは、すぐにどうにかするつもりではないってことだからだよー?」

部長「危害を加えるつもりなら、この場で友くんを気絶させた後にやっているさ」

916 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:27:46.36 ID:J9R83SvAO

許嫁「で、でも!」

姐「……今の所は大丈夫。 今の状況で男クンを殺しても何のメリットもない」

姐「むしろ、なんとしてでも生かしておかないとマズイ。 許嫁さんは別だけどね?」

姐「ま、アイツ等気付いてないだけで、とっくに詰んでるんだけど……」

許嫁「……どういう意味ですか」

姐「んー、知らなくていいことだよん。 それより、男クン探さないとねぇ……」

917 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:28:25.80 ID:J9R83SvAO

許嫁「誤魔化さないで下さい!」

女「許嫁さん! 気持ちは分かるけど、まずは男くん探すのが先だよ!」

許嫁「……分かりました」

女「でも、どうしよう……友が見た車以外何の手がかりもないよ……」

友「……すまん。 オレがもう少し抵抗出来てたら」

部長「いや、下手に抵抗していたらその程度の怪我では済まなかったさ」

918 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:29:40.26 ID:J9R83SvAO

許嫁「何か、何か男さまを探す方法は……」

姐「まぁ落ち着きなさいって。 私の仕事がなんだったか忘れちゃったの?」

許嫁「……探偵、ですよね? でも、探偵だからって……」

姐「違うよ。 私の仕事は『名探偵』、真実はいつも一つ! まぁ、任せなさいって!」

女「……本当に大丈夫かなぁ、この人……」

姐「ふふ、アタシを出し抜いたつもりだろうけど。 久しぶりに本気出すよ……」ペロリ

女「……」ゾクリ

許嫁「男さま……どうか、ご無事で……」

919 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/17(土) 21:32:10.29 ID:J9R83SvAO
本日はここまで。

うちの書くものって何故か男主人公がヒロインになっちゃいますね……

明日か明後日くらいで次スレ行きそうです。
次スレで終了予定。

では、また明日21時より!
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/03/17(土) 21:32:46.58 ID:sPzQwQeuo
リアルタイムで見れた!
今日も乙です!
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 21:34:00.84 ID:zKyHjlOvo
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/17(土) 22:06:23.38 ID:O+fqGCf70

女ちゃん可愛いwwおいどんは好きでごわす
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 22:12:27.03 ID:yzAI9aRt0

男が誘拐されるとは・・・
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/17(土) 22:19:52.69 ID:fxCPbMoCo
男たんまじヒロイン
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/18(日) 01:00:21.58 ID:3f+0y46H0


今日からメインヒロインは
男になったか
とゆうことは唯一の男性の友が・・・・・・
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/18(日) 20:33:26.86 ID:6V0Xe0Exo
そうかヒロインは男になったのか、じゃあ男をさらうとするか
え?何ロリ巨乳……メイド服のお姉さんもいるし、オマケになんかちびっ娘もいる・・・
え?ちょ、その包丁とか釘バットとか、いろいろしまってください、放せばうわらば
927 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:04:19.00 ID:0eMdr/OAO
こんばんは!

注意事項です。
以前触れましたが、本日投下分にはレから始まる犯罪行為が含まれます。
地の文はかかずサラッと流しますが、不愉快に感じる方はそのまま次スレへ移行をお願いします。

さて、男くんはどうなるのか……

では、投下開始します。
928 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:05:39.39 ID:0eMdr/OAO

男「クソッ、お前ら何のつもりだ! ふざけるな!」

 「黙れ」

男「黙ってられるか! いい加減にオレを開放……っ!」

 「黙れと言ったぞ」ス…

男(……この首筋に当たる冷たい感触はナイフか?)

929 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:06:09.86 ID:0eMdr/OAO

男「……く……」

 「……それでいい。 そろそろ目的地だ、そのまま静かにしていろ」

男「……」

男(今は反抗しても無駄だ、この狭い車内で逃げようがない)

男(……今は、従うしかない……!)

930 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:06:47.29 ID:0eMdr/OAO

 「……ここでしばらく大人しくしていろ」ドサッ

男「お前ら……オレをどうするつもりだ?」

 「答える必要はない。 心配するな、殺すつもりはない……まだ、な」ガチャ

男(まだ殺さない……しばらくは安全が保障されたわけだ)

男(……いずれ殺す、と宣言されてるようなもんだけどな……)

931 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:08:29.92 ID:0eMdr/OAO

男(ここは……どこかの倉庫か? 普段は使われていないな、埃が随分と溜まってる)

男(手足は……ダメだな。 特に手は念入りに手首に加え親指同士まで結ばれてる)

男(抜けようとするだけ無駄か……しかし、我ながら思ったより落ち着いていられるな)

男(まぁ、昔のアレも拉致監禁されてたようなもんだし、慣れてしまったのかもな……)

932 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:09:35.71 ID:0eMdr/OAO

男(誘拐、か。 考えられるのは一つ、爺に関係してるんだろうが……)

男(縁を切られているオレでは、交渉材料にもならないだろうに)

男(あの爺なら『処分する手間が省けるわ……構わぬ、殺せ!』とでも言いそうだな)

男(だが、他の連中は知らないだろうが爺はオレの子を必要としている)

男(また爺に頼ることになるのは癪だが、まだ子供が居ない以上見捨てはしないだろう)

男(だから、オレがすることは助けが来るまで出来るだけ情報を集めること)

男(そして、可能性があれば逃げ出すこと。 失敗しても命は保障されてるしな、まだ)

男(……許嫁、メイド、幼女…… 待ってろ、必ず帰る!)

933 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:10:20.55 ID:0eMdr/OAO

 「……大人しくしていたようだな」ガチャ

男「この状況で暴れても無駄だろ」

 「素直に従ってくれると我々としても助かる。 ところで、喉が渇かないか?」

男「……別に」

 「……喉が渇いたろう?」

男「……この状況で出されたものを素直に飲むと思うか?」

934 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:11:37.07 ID:0eMdr/OAO

 「飲まないなら、飲ませるまでだ」ガッ

男「グッ、て、てめぇ……」

 「さぁ、飲め」

男「イヤ……だ……」

 「ふん、無駄なことだ」ギュッ コポコポ

男「ふぐっ!? ぐ……ガボゴボ」

男(クソ、鼻を塞がれた上で口に流し込まれた! これじゃ……)

935 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:12:15.58 ID:0eMdr/OAO

 「飲まなければ息が出来ずに死ぬぞ?」

男「……ングッ……ンッ…… ガハッ! ゲホゲホッ……」ゴクン

男(……水? それに何か錠剤を飲まされた……!)

男「ハァハァ……一体、何を飲ませた……?」

 「じきにわかる。 では、場所を移るぞ。 足だけ拘束を解いてやる、付いて来い」

男「……クソ」

936 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:13:48.64 ID:0eMdr/OAO

男(……この真っ暗な部屋に連れて来られて多分30分って所か)

男(拉致られた時からだと恐らく三時間ほど……さすがに友も皆と合流出来ただろうな)

男(……暗闇に目が慣れてきた。 さっきまでの倉庫と違って、立派な調度品がある)

男(どこかの屋敷の寝室か? ……そんな連中がオレに何の用だ?)

937 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:14:22.09 ID:0eMdr/OAO

男(身体の方は……特に変化は感じられない。 さっきの薬は一体……?)

男(ただの誘拐なら、変な薬を飲ませる必要はない。 それに倉庫から移す必要もない)

男(何より、こんな屋敷に住む連中だ。 単純な金目当ての誘拐とかじゃない……!)

男(クソ、何がどうなってるんだよ……!)

938 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:15:01.04 ID:0eMdr/OAO

 「ふふ、ご機嫌は如何ですか?」パッ

男「う、眩しっ! だ、誰だ!」

 「手荒な事をしてしまって申し訳ございません、男さま」ニコリ

男「……アンタ、誰だ? なぜオレを誘拐した!

 「うふ、誘拐だなんて人聞きの悪い……私の屋敷までご招待差し上げただけですわ」

939 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:16:36.50 ID:0eMdr/OAO

 「そういえば、直接お会いするのは初めてでしたわね……私、嬢と申します」

嬢「以後、お見知りおきを……」

男「嬢……? その嬢さんが何の用だ? オレを材料に爺へ何か要求するのか?」

嬢「……私の名前を聞いて何も反応なさらないなんて……」

940 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:17:26.25 ID:0eMdr/OAO

嬢「……もしかして、貴方のお爺さまから何も聞かされていないのですか?」

男「爺から……? なんだよ、アンタとオレに何の関係があるってんだ!」

嬢「私はこうしてお招きするまでに貴方のことを存じ上げておりますのに……」

嬢「しょうがないですわね、教えて差し上げます」

941 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:17:56.60 ID:0eMdr/OAO


嬢「私は、10年前に私のお父様とあなたのお爺さまが決めた、許婚ですのよ?」

942 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:20:33.77 ID:0eMdr/OAO

男「許婚……? なんだよそれ、そんな話聞いてないぞ!」

男「それに、オレにはもう許嫁がいる! 婚約した許嫁が!」

嬢「えぇ、存じ上げております……あの泥棒猫。 いつの間にか男さまに近づいて……」

嬢「……私の方がずっと先に許婚と決められてましたのにね?」

男「どういうことだ……? 許嫁も爺が連れてきたんだぞ? どういうつもりだ……」

943 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:22:12.60 ID:0eMdr/OAO

嬢「私が教えて貰いたいくらいですわ」

嬢「こんな状況になり慌てて予定を繰り上げて見れば、あの泥棒猫が貴方と暮らしていて」

嬢「泥棒猫を排除しようにも、いつもいつもあの化け物が邪魔をして下さいますし……」

嬢「そうしているうちに、とうとう貴方にまで強行手段を取らざるを得なくなりました」

男「なんだよ、状況? 予定? 一体何があるってんだよ!」

嬢「……男さま、貴方は本当に何も知らされていらっしゃらないのね……」

944 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:23:55.08 ID:0eMdr/OAO

嬢「まぁ、宜しいですわ。 むしろ知らない方が私としてもやりやすいですし」

男「……何をする気だ?」

嬢「ご心配なさらず。 痛いことなんて致しませんわ? むしろ気持ち良いくらい……」

嬢「さ、早速始めましょうか。 この日の為に色々と勉強してきましてよ?」シュル…

945 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:24:35.09 ID:0eMdr/OAO

男「お、おい! なんで服を……まさか!」

嬢「そのまさかですわ。 ……男さまには、今から私と契りを交わして頂きますの」パサッ

男「ふざけるな! オレは許嫁以外とは……」

嬢「うふ、無駄ですわ。 例えどうお考えでも、身体は反応してしまいますもの」クスリ

946 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:25:24.22 ID:0eMdr/OAO

嬢「……先ほど、何か飲まされませんでした? バイアグラ、という薬だそうです」

男「バイアグラ、って……」

嬢「なんでも、起たなくなったご老人でさえ元気になられるとか……」

嬢「若い男さまなら、尚更ですわね? さ、大人しく私に抱かれてしまいなさいな」カチャ

嬢「我慢したければどうぞ。 でも、一度起ってしまえば萎えないそうですわよ?」スル…

947 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:27:48.05 ID:0eMdr/OAO

男「や、やめろ……」

嬢「うふ、声に元気が無くなりましたわよ? もしかして、期待していらっしゃるの?」

嬢「良いですわよ、あの泥棒猫のことは忘れて楽しみましょう」チュバ… ペロ…

男「く……う……」

嬢「うふ……ん……んっ……」ジュル… ピチュ…

948 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:29:00.72 ID:0eMdr/OAO

男「……クソ」

嬢「ふぅ……あの薬すごいですわね、もうこんなに。 いえ、単純に敏感なのかしら?」

嬢「……残念ながら、このまま出すなんて勿体ない事は致しませんけど」クスリ

嬢「全部、私の胎内に吐き出して頂きますわよ?」ペロリ

男「な……! そんなことしたら、アンタ!」

949 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:29:55.02 ID:0eMdr/OAO

嬢「そうですわね、妊娠してしまうかもしれませんわね?」

嬢「……ちなみに、運が良いことに私、今丁度排卵日ですの」

嬢「うふ、男さまと私の子、きっと元気で美しい子になりますわよ……?」

男「やめろ! やめてくれ!」

嬢「い・や・で・す・わ♪ わざわざこの為に男さまをお連れしたんですもの……」

950 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:30:44.01 ID:0eMdr/OAO

嬢「さ、お互い気持ち良くなるのは別の機会に。 今日はただ私を孕ませて下さいませ」

男「ダメだ……オレはアンタなんか知らない! やめるんだ!」

嬢「やめません。 うふ、もっと囀って下さいな、心地よいですわ……」ニチュ…

男「あ……」

嬢「ほら、入り口に触れていますわよ? ご心配なさらず、焦らしたり致しませんから」

男「やめろ……やめろよ……」

951 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:32:40.91 ID:0eMdr/OAO

嬢「では男さま……失礼致します。 ……んぅっ!」ジュプ… プッ!

男「うぁ……え、血……? アンタ、まさか!」

嬢「えぇ、だって私男さまの許婚ですもの。 他の男に身体を許したりしませんわ」ジワ

嬢「……く、思ったより……痛いものですわね……」ポロポロ

952 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:33:21.88 ID:0eMdr/OAO

男「も、もうやめろ……無理するな!」

嬢「……気遣って下さるの? なら、気持ち良くなって早く出して……」ジュプ

嬢「……ん……痛……く……んんっ!」ジュプッ! ジュプッ!

男「うあぁ……キツい……」

嬢「は、早く! 早く出して下さいませ!」ポロポロ ジュプジュプッ!

953 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:33:59.03 ID:0eMdr/OAO

男「っ! ……だ、ダメだもう……頼む、抜いてくれ!」

嬢「イヤです、わ……さ、一番奥にどうぞ……」ジュプジュプジュプッ!

男「ダメだ……イヤだイヤだ! やめろーーーーー!」ドクン! ビュルビュルッ!

嬢「っ! 熱いっ! 一番奥に来ました……男さまの精、頂きましたわ……♪」

男「……く……許嫁、ゴメン……」ポロポロ

954 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:34:40.90 ID:0eMdr/OAO

嬢「あらあら、人を抱いている時に他の女のこと考えるだなんて……」

嬢「うふ、今に私のことしか考えられなくして差し上げます……」ジュプ…

男「ま、待て! もういいだろ!」

嬢「いいえ、確実に私が孕めるよう、このまま何度かお出し下さいな」

嬢「そして、その後は私と結婚してここで一緒に暮らしましょう……」

955 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:35:37.59 ID:0eMdr/OAO


嬢「末永く宜しくお願い致しますわ、男さま……」ニコッ

956 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/18(日) 21:40:05.37 ID:0eMdr/OAO
スレタイ回収した所で本日はここまで。

登場人物もこの嬢と次に出る執事さんで終わり。
終わりに向けて加速していきます……

しかし、残り50レス切りましたが次スレどうしましょうかね……
明日の様子で判断したいと思います。

では、また明日21時より!
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/18(日) 21:43:03.64 ID:5sc0o8K+0


もう男に許婚ちゃんは必要ないな
俺が貰うとしよう
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 22:04:17.51 ID:OWhTuAO5o
じゃあ俺はメイドを
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 22:05:36.11 ID:8RH9ZK3w0

嬢・・・一体何者なんだ・・・
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 22:42:36.09 ID:mgNb/Q8DO


部長はもらっておく
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 23:20:34.66 ID:cjuQba3IO
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2012/03/18(日) 23:27:42.85 ID:8NTsiOjUo
またハーレム要員か
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/18(日) 23:28:55.59 ID:+HYHMuK5o
乙。ハーレム良いよハーレム
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) :2012/03/19(月) 00:51:47.11 ID:tAo6lSv/0

やべー続きめっちゃ気になる
はたして許嫁はどう反応するのだろうか
965 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:02:55.18 ID:QXpl/0GAO
こんばんは!

さて、おかげさまで3スレ目も本日終了です。
既に建てておきましたので、本日分の投下終了後案内します。

では、投下開始します。
966 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:05:08.82 ID:QXpl/0GAO

姐「ねぇねぇ、ほら見て見て! これ私の姪っ子! かぁいいでしょ!」ニコニコ

許嫁「分かりました、分かりましたから! 男さま探しに行かないと!」イライラ

女「……ねぇ、部長さん? あの人、本当に大丈夫なわけ?」

女「さっきから、全然動こうとしないんだけど……」


部長「大丈夫だよ。 あの人は肉体労働専門だから」

友「じゃぁ、ダメじゃねぇか! こうしてる間にも男が!」

967 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:06:02.46 ID:QXpl/0GAO

姐「でさー、妹が超貧乳だからこの子私のおっぱい吸おうとして……っと、来たか」Prrrr

姐「もしもーし? あぁ、うん。 さっすがー、助かるよん!」

姐「うんうん。 りょーかい。 んじゃ、またこのお礼はするからー」プッ

姐「良かった良かった。 男クンの居場所、分かったよー」ニコッ

許嫁「……え? 本当に?」

姐「こんなことで嘘ついてどうするってのよ……もぅ、バッチリ間違いなし!」

968 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:06:42.74 ID:QXpl/0GAO

女「ど、どうやって……だって姐さん、何もしてないじゃない!」

姐「……京都ってさ、実は路上に監視カメラが多いって知ってた?」

友「……は?」

姐「友クンのおかげで、犯人の車は分かった。 なら、後はどこ行ったかを追えばいい」

姐「つまり、監視カメラで車の行方を追ったってだけのことだよ」

969 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:07:23.78 ID:QXpl/0GAO

女「そ、そんな簡単じゃないでしょ! だって監視カメラって警察のでしょ?」

姐「んー、つっても私の知り合いはそういうの出来ちゃうからさー」

姐「さすがに京都出た後は追えないけど、どこ向かったかが分かれば後は簡単」

姐「今回のような事件起こす連中の所有物件は大体把握してるからね……」

姐「ま、今回は油断したみたいだけど。 まさかそのまま別荘使うとは、甘いよねぇ」

970 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:09:30.80 ID:QXpl/0GAO

許嫁「とにかく、場所が分かったなら早く行きましょう!」

友「そうだな、早く男を助けないと!」

姐「あ、女ちゃんと友クンはお留守番ね?」

女「な、なんでよ!」

姐「……アンタらは戦力にならない。 それに、これは男クンのおうちの問題なの」

姐「許嫁ちゃん一人なら私が守れる。 でもそれ以上は無理。 だから、ゴメンね?」

女「そんな!」

971 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:10:10.56 ID:QXpl/0GAO

姐「それに、アナタたちには別の仕事があるよ?」

友「……仕事?」

姐「アナタたち、修学旅行中でしょ? 3人の不在、なんとか誤魔化さないとね?」

女「3人って……部長さんも行くの?」

部長「……いつものことだよ。 この人こっちの都合は考えないからね」ハァ…

姐「あら、実地で教育してあげてるんじゃない。 むしろ感謝して欲しいんだけどー?」

972 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:11:12.97 ID:QXpl/0GAO

許嫁「……私は、行ってもいいんですね?」

姐「うん。 でも、安全を確実に保障出来るわけじゃない。 残った方が良いかもね?」

姐「……男クンと違いアナタは邪魔でしかない。 今もこれからも狙われる立場だから」

許嫁「貴女は、何を知っているの……?」

姐「多分、全部知ってる。 でも、アタシが言うべきことじゃない」

973 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:12:22.17 ID:QXpl/0GAO

姐「男クンよりはアンタの方が確信に近いの、自分で考えなきゃ点数あげられないよ?」

許嫁「……確信に近い……?」

姐「でも、今はそんなこと考えてる場合じゃないでしょ? さ、迎えが来たわよ……」

 「姐さん! お待たせしやした!」

 「さ、早く車に乗って下せぇ!」

女「な、なんなのこの人たち!」

友「ば、馬鹿! この人たちヤーさんだぞ! 目合わすな!」

974 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:13:54.43 ID:QXpl/0GAO

姐「あー、大丈夫大丈夫。 見た目怖いけどアタシのお友達の弟分だから」

 「弟分なんて滅相もない! 組長に殺されちまいやす!」

女「な、なんなのよぅ、この姐さんって何者なのよ!」

 「馬鹿野郎! 姐さんはな、組長が唯一勝てねぇお人だぞ!」

姐「あー、そういえば組長にはケンカでも麻雀でも負けたことないなぁ……」

許嫁「この際、もうなんでもいいですから! とにかく男さまの所へ!」

975 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:16:44.39 ID:QXpl/0GAO

男「……もう、やめろ……」

嬢「ハァ、ハァ……そうですわね。 少し、休憩に致しましょうか……んっ!」ニュプッ

嬢「うふ、あのお薬凄いですわね? 何度も出したのにまだこんなに固い……」

男「……く……」

嬢「ん……ほら、ご覧下さいませ。 男さまの精が垂れてきましたわよ……?」トロ…

嬢「こんなに濃いのを出して下さって……これじゃ、確実に妊娠しましたわね?」ニチャァ

976 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:17:19.72 ID:QXpl/0GAO

男「なんで、こんなこと……」

嬢「だって、お父様のご命令なんですもの。 貴方の子を孕め、と」

男「父親の命令……? そんな理由でこんな、処女を捨ててまで!」

嬢「そんなとは失礼な。 お父様のご命令は絶対ですのよ?」

977 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:17:55.27 ID:QXpl/0GAO

男「そんなの間違ってるだろ! 父親の命令で好きでもない男を抱いたってのか!」

嬢「貴方の事は愛しておりますわよ? だって、お父様が決めた許婚ですもの」

男「なんだよ、それは……!」

嬢「10年も前から貴方の事をずっと愛しております。 だから、貴方の子を下さい……」

男(くそ、話が通じない! だけど、油断してさえくれれば、あのドアから……)

978 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:19:35.17 ID:QXpl/0GAO

嬢「喉が渇いたでしょう、飲み物を用意させます。 続きはその後致しましょう」クルッ

嬢「あ、もしもし。 そう、こちらの部屋に飲み物を……」

男(今だ……とにかく、屋敷の外に出られさえすれば来る時に見えた森に隠れられる!)

男「……」ソー ガチャ…

979 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:20:18.50 ID:QXpl/0GAO

執事「……どちらへお出かけで?」ガッ

男「な……てめぇ、ずっとこの部屋にいたのか!」

執事「はい、一部始終拝見しておりました。 男さまがだらしない顔で精を漏らす所も」

男「く……」

980 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:20:56.28 ID:QXpl/0GAO

嬢「あらあら、うふ。 男さまったら、まだそんなに元気がおありでしたの?」クスクス

嬢「それなら休憩は必要ありませんわね……? さ、それでは続きをしましょうか」

嬢「私も痛みが薄まりましたし、二人で気持ち良くなりましょう」

嬢「確実に子が出来るよう、私の子宮を男さまの精で満たして下さいませ」ガバッ

男「……やめろおぉぉぉぉぉ!」

981 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 21:24:30.74 ID:QXpl/0GAO
少し短いですが本日はここまで。

次スレは以下になります。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332157723

おかげさまで4スレ目、見て下さってる方々、ありがとうございます。

次スレで終了予定ですので、もう少しお付き合い下さいませ。

それでは、残りは雑談でも……

では、また明日21時より!
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 21:31:33.56 ID:5c7v6FEFo
乙。よく考えたら男爆発
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 22:03:28.01 ID:xwN2zbu10

男も男で色々大変だ
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/19(月) 23:03:26.19 ID:mAi4+IbN0

男は爆発してしまえばいいんだ
俺なら…俺なら…
985 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/03/19(月) 23:26:29.16 ID:QXpl/0GAO
おまいら……

嬢が美人だといつから錯覚していた?
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 23:37:02.79 ID:Otn6uNbIO
>>985
な…ん…だ……と‥?
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県) [sage]:2012/03/19(月) 23:37:47.96 ID:VkW7p2lNo
>>985
そうゆうのマジでいいから・・・
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 23:40:27.52 ID:5c7v6FEFo
おい大変だ>>1
酉バレしている上にID被ってる馬鹿がいるぞ
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/03/20(火) 00:27:59.71 ID:7h42+kHCo
おまえら…

許嫁がいつから美人だと(ry
990 : ◆JJ/R5pSH9o [sage]:2012/03/20(火) 01:27:46.06 ID:74MNKjGpo
1000だったら許嫁は可愛くない
991 : ◆JJ/R5pSH9o [sage]:2012/03/20(火) 01:29:20.84 ID:74MNKjGpo
あれ?ID…
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/20(火) 04:08:30.14 ID:Fp6QB9yno
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 04:08:44.51 ID:Pu1XyOhIO
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 08:29:38.34 ID:Ji8oCGPDO
1000だったら許嫁がスーパーヤンデレ化
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/20(火) 12:06:40.57 ID:ZoEum4C90
1000なら男のち○こちょん切られて阿部定オチ
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2012/03/20(火) 15:57:15.05 ID:Q5N4sqfTo
1000なら幼女ちゃんが少女ちゃんになる
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/20(火) 16:29:57.73 ID:KvaRvlQB0
1000なら全員微妙顔
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/20(火) 17:31:44.27 ID:vwbZjXrho
1000なら襲ったDQN3人のチンコチョンパ
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/03/20(火) 18:21:38.52 ID:IZnHq4mEo
>>1000
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/03/20(火) 18:26:46.63 ID:hhNeH2ES0
1000なら眼鏡再臨
1001 :1001 :Over 1000 Thread
     ,.ィ'",ィ    `' 、                 
 .  /_ / __,,,     ',                 
   //..、 ̄.,、、ゝ     .',                 
   i.F‐'゙  `'ー‐',.     l      
   !|       `‐、  ,.、 ',        
   ||,,,,_ ,  _,,,,,,  | |7}. ',     久々にわろうた  
   ||. ̄ ,'  ´ ̄   リ!|/  ',       げにいみじきすれのたつのも今はむかし 
   !.',  i,_っ     l!|   ヽ       
 . l ',  _,,_      | l    \   あたらしき人まいりこれりども 
   | ヽ `゙´     , ヽヽ       程しらぬものばかりなりて いとこうじけり 
   ヽ. ヽ、    ,.ィ   ヽ,
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
暇だからみんなで安価画像うp◆54(sage進行) @ 2012/03/20(火) 17:37:56.74 ID:y8qRS5aSO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1332232676/

初春「こんな噂話はどうですか?」美琴「…奪還率100% GetBackers?」 @ 2012/03/20(火) 17:10:43.61 ID:+k3+g+tYo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332231043/

王様「おお!!ゆうしゃが……」 ゆうしゃ「カットで」 僧侶「アレフガルドへ!」 @ 2012/03/20(火) 16:39:14.82 ID:qR29Bdqno
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332229154/

ロリコンのお前らに幼女について質問なんだけど @ 2012/03/20(火) 15:53:51.00 ID:NFyraHGG0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1332226430/

【新規歓迎】オーダー&カオスOnline【iPhone】 @ 2012/03/20(火) 15:53:38.01 ID:vNI4dicIO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1332226417/

幼馴染が好きなんです相談に乗って下さい★5 @ 2012/03/20(火) 15:38:34.09 ID:ZuG3amLU0
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【腐女子】彼氏を妄想するツイートが大流行wwwwwwwwww @ 2012/03/20(火) 13:41:17.57 ID:Z7uGtVgz0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1332218477/

我が家が少しおかしいと思う @ 2012/03/20(火) 13:27:09.13 ID:oXDb0lpno
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