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許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その2 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/17(火) 22:02:11.99 ID:9ZPsJgRAO
本スレは以下リンクの続きとなります。

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1325347952/

本作の注意点は以下となります。

・エロ表現あり
・鬱要素控えめ
・毎日定期投下(予定)
・携帯の為投下速度遅め

以上を踏まえ、宜しければ駄文ですがお付き合い下さい。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1326805331(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/17(火) 22:04:54.81 ID:9ZPsJgRAO
〜前スレまでのあらすじ〜

突然富豪の祖父が連れてきた許嫁と一緒に暮らすことになった男。

何故か一方的に好意を向けられるも、男は祖父への反発から婚約を認められない。

しかし、同棲の日々を過ごすうちに次第に許嫁へ惹かれていく中、クラスメートの眼鏡が許嫁にアプローチを開始する。

許嫁が眼鏡に告白された時、男は自分の本当の気持ちに気付くと共に、許嫁が10年前に別れたお姉ちゃんだと知る。

思いを伝えることを決めた直後、許嫁が眼鏡に襲われかけていることを知り男たちは救出に向かう。

間一髪で許嫁を助けると男は思いを告げ、改めて婚約を認めて結ばれたのであった。

GWに友人である友・女と友の田舎へ旅行に行く二人。

女は友に告白を決意するも、友が従姉妹である従姉に告白する場面を目撃。

祭の最中、傷心の女に友は告白をする。
従姉への告白が勘違いだと知り、友と女は付き合うことになる。

旅行から戻った二人を待ち受けるのは……?

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/17(火) 22:08:26.75 ID:4chOYh2so
>>1乙〜
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/17(火) 22:09:41.98 ID:YcvvQdduo
乙!
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/17(火) 22:10:38.49 ID:Y1tFkmOO0
>>1乙っ!
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/01/17(火) 22:11:58.28 ID:xCVA3e6AO
乙〜


あと誰か、眼鏡がアーッ!されてるAAをwwwwww
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/17(火) 22:13:58.83 ID:269FCDWX0
スレ立て乙
8 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/17(火) 22:14:53.29 ID:9ZPsJgRAO
〜登場人物紹介〜

許嫁:
かなりのお嬢様で常識知らずのお姉さん。
通信教育で2年遅れながら高校受講。
子供の頃男に会って以来ずっと片思い。
爺の命で男と婚約し、ついに結ばれた。
酒を呑むと可愛い生き物に変身する。

男:
隠れジゴロ。世話焼きで家事万能な完璧超人。
両親は事故で他界。爺が母を許さなかったことを恨み爺との仲は悪い。
爺から最低限の仕送りを受け生活している。
唯一の欠点は人間不信だが、許嫁のおかげで緩和されつつある。

爺:
かなり厳しい、日本有数の大富豪。
過去母と父の結婚を許せず勘当。
男との仲は険悪で財産を譲らない事を宣言している。
男と許嫁を婚約させ、生まれてくる子を養子として財産を継がせることを画策している。

友:
友達思いのバカ。交友関係は広いが、特に男を気に入り良く一緒にいる。
女に告白し恋人となった。

女:
元気な女の子。孤児院で男と知り合い、高校で再開した。
現在の家族は義理。
友と付き合い始めたが意外と奥手でゆっくり関係を深めている。
作る料理は毒物レベル。

眼鏡:
クラス委員で皆の信頼は厚かったが、自信過剰。許嫁に一目惚れしレイプ未遂で学校を退学。
海外で肉体労働中。

従姉:
友の従姉妹で、彼氏と別れて傷心していた。
女と友の三角関係になっていたが、彼氏と復縁した。

9 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/17(火) 23:18:29.38 ID:9ZPsJgRAO
皆さん前スレ埋めありがとう!
10 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2012/01/17(火) 23:58:24.28 ID:adJz9yTB0
眼鏡とかだれだし
11 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 00:09:18.07 ID:jimEM5OAO
>>6

  ○
(( (ヽヽ    ンギモッヂイイッ!
   >_| ̄|○
しまった!ここはホモスレだ!
眼鏡が掘られているうちに他スレへ逃げろ!
早く!早く!眼鏡に構わず逃げろ!
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/18(水) 04:16:45.05 ID:wFeIeMuWo
前スレ>>925以降に何か書いた?それとも埋めたの?

>>1
13 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 06:52:13.69 ID:jimEM5OAO
>>12
番外編の眼鏡短編書いたけど面白くないのでスルー推奨
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/18(水) 09:03:24.01 ID:sK7JWeoCo
前スレ落ちちゃってるんだけど何でだろ?
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/18(水) 09:05:20.85 ID:VvYEC+iCo
>>14
> ・1000に到達したスレッド、1ヶ月間誰の書き込みも無いスレッドに関しては、
>  自動で処理されるため依頼は不要です
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/18(水) 10:25:21.18 ID:XFqo7gADO
前スレ乗り遅れたがこれだけは言わせろ
眼鏡ザマァwwwwwwww
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/18(水) 11:42:24.92 ID:6eEnJ7SIO
眼鏡の人気に嫉妬
18 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/18(水) 21:06:57.03 ID:jimEM5OAO
こんばんは!

さて、本日から新スレに移りまして第四部デート編(メイド編)です。

番外編にでたメイドじゃないですよ、あっちはロベルタさんなので。

それでは開始します。
19 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:08:46.47 ID:jimEM5OAO

男「……ん……」チュン チュン

男「ふあぁ……許嫁はまだ寝てるか、よほど疲れたみたいだな……」

許嫁「……んん……」

男「起きた?」

許嫁「ふぁい……んー!」グーッ

男「……着崩れた浴衣のまま伸びされるとエロすぎる……」

許嫁「……朝っぱらから発情しないで下さい、もぅ……」

男「……おはよう、許嫁」

許嫁「おはようございます、男さまっ!」チュッ

20 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:09:31.42 ID:jimEM5OAO

許嫁「すみません、食材なかったので今日はありあわせです……」

男「旅行前に片付けたままだったな……」

許嫁「お昼の分も買いに行かないといけませんね」

男「なら、今日は買い物だけしてゴロゴロしながら予定を考えるか」

許嫁「はいっ! ……エッチなことはしないですよね……?」

男「……して欲しいのか?」

許嫁「や、やっぱり夜になるまではダメです!」

21 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:11:02.64 ID:jimEM5OAO

許嫁「男さまー、出ますよー!」

男「今行くから!」

許嫁「それじゃ、鍵閉めますね」

男「ま、盗まれるものも無いけどな……」

許嫁「男さまひとりのときはそうですけど、今は……」

男「あぁ、下着ドロとかあるか……抜けてるな、オレ」

 「…………」ジー

22 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:12:56.06 ID:jimEM5OAO

許嫁「あまり買いませんでしたけど、良かったんですか?」

男「またどこか出掛けるなら無駄になりかねないからな……」

 「…………」ジー

男「……ん?」

許嫁「どうしました?」

男「……最近、何か視線を感じるんだ……」

許嫁「……視線、ですか?」

23 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:13:43.17 ID:jimEM5OAO

男「……お前は感じないか?」

許嫁「はい、気付きませんでした……」

男「変態とかならお前の方見そうなものだけどな……」

許嫁「……男さま、気をつけて下さいね……?」

男「あぁ…… さ、帰って予定立てよう!」

24 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:14:46.28 ID:jimEM5OAO

男「……ん? 家の前に誰か立ってるが……」

許嫁「っ! あれは……!」

 「お久しぶりでございます、お嬢様」

許嫁「メイド! 元気にしてたっ?」

男(メイドって、まさか……あの寝技のスペシャリストかっ!)

メイド「はい、おかげさまで……そちらの貧相な根暗が男さまで……?」

25 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:15:31.34 ID:jimEM5OAO

男「ひ、貧相な根暗……」

許嫁「……メイドは口が悪いんです……」

許嫁「男さまはまだ好意的に見られている方ですからね……?」

男「これでか……取り敢えず上がってお茶でも飲もう……」

26 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:17:38.99 ID:jimEM5OAO

メイド「コーヒーをお持ち致しました」カチャ

許嫁「ありがとう」

男「ありが……」

メイド「お礼など必要ありません。 私の職務ですから」

男「あ、あぁ、そう……」

許嫁「それで、メイドはどうしてここに?」

メイド「屋敷を出られてひと月、ポンコツなお嬢様が心配になりまして」

許嫁「……少しは家事出来るようになったもん……」プンプン

27 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:18:22.56 ID:jimEM5OAO

メイド「様子を見に行きたいと上申したところ、許可が降りましたので」

メイド「それに、私のお嬢様を毒牙に掛けたクズにも興味がありましたので」

男「クズ……」

許嫁「大丈夫、メイドにしては凄く好意的な表現ですからっ!」

男「……本当に?」

28 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:19:23.61 ID:jimEM5OAO

許嫁「……メイド、男さまの親戚について評価を」

メイド「旦那様の財産に群がるブクブクと太りきった白豚やまるで金というウンコにたかる便所バエのことなど口に出すだけでもおぞましいのでお断り致します」

男「……分かった、よく分かった」

許嫁「メイド、男さまのことは『男さま』と呼んで。 命令だからね?」

メイド「……畏まりました」

29 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:21:10.68 ID:jimEM5OAO

男「ところで、前から気になってたんだが、旦那様って爺のことだよな?」

許嫁「……はい」

男「許嫁は屋敷にいたって話だが、おじさんが居なくなって何が……?」

許嫁「……それは」

メイド「お嬢様は、お父上が亡くなられてとある資産家に引き取られました」

メイド「私はそのお屋敷でずっとお嬢様にお仕えしておりました」

30 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:24:04.44 ID:jimEM5OAO

男「……爺との関係は?」

メイド「その資産家も亡くなり窮乏していた所、援助を頂いております」

男「……つまり、金でオレの婚約者を囲い込んだか、あのクソ爺……」

許嫁「……私は」

男「お前の気持ちは分かってる、心配するな……」ナデナデ

男「……お前に出会えたことについては感謝してるさ……」

男「ただ、アイツのやり方が気に食わないだけだ……」

31 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:24:57.80 ID:jimEM5OAO

メイド「……ガキですね」

男「なっ……!」

メイド「……ですが、お嬢様を大事に考えている点は評価に値します」

男「あ、あぁ……」

32 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:25:48.84 ID:jimEM5OAO

許嫁「メイド、今日はいつまでこちらにいるの?」

メイド「今日ではなく、しばらくはこちらにお世話になります」

男「……え?」

メイド「旦那様のご指示です」

男「……クソ爺」

33 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:27:43.39 ID:jimEM5OAO

メイド「では、お昼の支度をさせて頂きます」

許嫁「あ、私が……」

メイド「お世話になる初日ですので、本日は私にお任せを」ペコリ

許嫁「もぅ…… 男さま? どうしました?」

男「いや、予定どうしようか……」

34 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:28:38.01 ID:jimEM5OAO

許嫁「……せっかくメイドが来てくれたので、遠出はなしで良いですか?」

男「いいよ。 ……お前はあのメイドとすごく仲が良いんだな……」

許嫁「私が引き取られてから、ずっと一緒でしたから……」

男「そうか、お前母親もいなかったもんな……」

許嫁「はい…… 私にとってメイドは母親代わりであり親友でもあるんです」

男「そうか……」

35 : ◆vF1GrLS8msUg [sage]:2012/01/18(水) 21:30:27.00 ID:jimEM5OAO

許嫁「別れは辛かったですが、今は男さまが居て下さいますから……」

男「オレもお前が居てくれるから……」ギュー

メイド「汚い手でお嬢様に触れるなカス……いえ、男さま」

男「……やっぱり苦手だ、コイツ……」

許嫁「もぅ、メイドったら……」

36 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:32:22.65 ID:jimEM5OAO

メイド「本日はお嬢様の好きなオムライスとサラダにしました」

男「……お前、オムライス好きだったんだ?」

許嫁「……はい」カァ

メイド「ケチャップでいつものように文字を入れますか?」

許嫁「い、いえ! 自分でやりますから!」

男「いつもは何て入れてたんだ?」

メイド「『男さま大好……』」

許嫁「キャー! ワー! イヤー!」

男「……」カァ

37 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:33:23.12 ID:jimEM5OAO

男「……メイドは一緒に食わないのか?」

メイド「私は使用人ですので」

男「……ここは屋敷じゃないし、アンタは使用人じゃなくて客だ」

許嫁「メイド、男さまもこう仰ってますし、私も一緒に食べたいです……」

メイド「……畏まりました」カチャ

許嫁「……男さま、ありがとうございます」ボソッ

38 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:34:36.25 ID:jimEM5OAO

メイド「……ケチャップを貸して頂けますか?」

男「あぁ……ん?」

 『男さま大好き』カキカキ

許嫁「ちょ! メイド、何を!」

メイド「オムライスにケチャップをかけています」

許嫁「ダメ! それはダメだって!」


男(こんな許嫁は初めてだ……でも、可愛いな……)

39 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:36:30.02 ID:jimEM5OAO

男「ご馳走さま……美味しかった」

許嫁「懐かしい味でした!」

メイド「ありがとうございます」

男「それじゃ、洗い物するか……」

メイド「私がやりますので」

男「言ったろ? アンタは客だ。 当番はオレだし、せめて手伝わせろ」

メイド「……はい」

許嫁「私洗濯してますね? 溜まってますし」

40 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:37:55.63 ID:jimEM5OAO

男「アンタ、本当に許嫁と仲が良いんだな……あんな許嫁は初めてだ」ジャー

メイド「……屋敷ではいつもあのように子供っぽくしておられました」カチャ

男「そうなのか……」ジャー

メイド「……好きな男性の前では、背伸びして大人ぶりたいんですよ」

男「そもそもアイツの方が年上なんだけどな?」

メイド「ふふ……お嬢様は甘えん坊ですから」ニコ…

男(すごく優しい笑顔だな……許嫁のこと、大事にしてくれてたんだな)

メイド「そんなお嬢様を美味しく頂きやがってこのゲス……いえ、男さま」

男「……ごめん」

男(……許嫁が大事だから……だよな?)

41 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:40:51.71 ID:jimEM5OAO

男「メイド、お前明日どこか行きたい所とかあるか?」

メイド「特には。 お出掛けになるのなら私の事はお気になさらず……」

男「許嫁がお前の行きたい所に一緒に行きたいだろうから聞いてる」

メイド「……では、ゲームセンターに……」

男「ゲームセンター?」

メイド「あの、クレーンゲームというものをやってみたいのです……」

42 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:41:39.79 ID:jimEM5OAO

許嫁「なんの話をしてるんですか?」

男「明日、ゲームセンターに行こうかって話」

許嫁「え? ゲームセンターですか? 私も行ってみたいです!」

男「もちろんお前も行くんだよ、メイドも一緒に」

メイド「あの……私は」

許嫁「男さま、嬉しいですっ! 前からメイドと行きたいねって!」ギュー

43 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:42:30.64 ID:jimEM5OAO

メイド「……」ジー

男「い、許嫁……離れてくれ……」

許嫁「ヤです♪」ギュー

メイド「ふふっ……私の事はお気になさらず」

許嫁「男さまっ♪」ギュー

男「……ハァ」

44 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:45:00.48 ID:jimEM5OAO

 「昨日はありがとうな……」

メイド「……男さまは、優しくして下さいますか?」

 「あぁ、ゲームセンター行こうかと……」

許嫁「えぇ、とっても。 メイドも少し一緒に居ただけで分かるでしょ?」

 「いや、お客さんのリクエストでな……」

メイド「……そうですね、お嬢様が好きになったのも分かります」ニコ

 「そう、クレーンゲームの品揃えの良い店……」

許嫁「なら、少しは手加減してあげてね……?」

 「流石だな、友! 助かるよ!」

メイド「それは無理です、私のお嬢様を誑かしたんですから。 でも……」

 「あぁ、それじゃな……」

メイド「あの方で、良かった」ニコリ

45 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:46:06.30 ID:jimEM5OAO

メイド「男さま、夕飯の食材を買いに行きたいのですが」

男「今日買ってきたので足りなかったか?」

メイド「いえ、作りたいメニューに足りないものがありまして」

許嫁「場所分かる? 私も一緒に行こうか?」

メイド「こちらに伺う途中スーパーを見かけましたので大丈夫です」

男「荷物持ちもいらないか?」

メイド「気にせず、お二人でイチャイチャお過ごし下さい。 では……」

許嫁「も、もぅ……メイドったら……」

46 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:48:51.04 ID:jimEM5OAO

男「……メイドと何話してたんだ?」

許嫁「女の子同士の内緒ですっ!」

男「女の子、ね……」

許嫁「……どうせ来月には二十歳ですよ」プイッ

男「いやいや、女の子というか、女だなって……ほら、夜とかさ」

許嫁「……えっち」

47 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:50:44.41 ID:jimEM5OAO

男「……そ、そういえばメイドはいくつなんだ?」

許嫁「今26くらいの筈ですね、確か」

男「そうなのか、ずいぶん若く見えたから……」

許嫁「……メイドに手出したら怒りますからね? 浮気はダメですから」

男「……そもそも嫌われてないか、オレ?」

許嫁「……本当にそうだったら心配しないんですけどね……」ボソッ

48 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:51:39.36 ID:jimEM5OAO

メイド「……さて、これで良いでしょう」ガサガサ

メイド「……」スタスタ

メイド「……出て来たらどうですか?」ピタッ

 「流石、わかっちゃった?」

メイド「分かりますよ、仕事サボってまで何か用ですか?」

 「一応余計な手間掛けさせてるからお詫びをねー……」

49 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/18(水) 21:53:16.89 ID:jimEM5OAO

メイド「詫びる気持ちがあるならさっさと片付けなさい、腐れ女」

 「相変わらず毒舌ー、どうせ腐ってますよーだ」

メイド「……男さまに何かあれば許しませんから」

 「許嫁さんじゃなくて? あの子が気に入った? ニヒヒ」

メイド「……仕事に戻りなさい」

 「はいはい、それじゃね?」

メイド「全く……」

50 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/18(水) 21:56:34.42 ID:jimEM5OAO
本日はここまで。

大体の人が予想してると思いますが、一部ごとにキーパーソンが新登場します。

というわけで今回は毒舌メイドさんでした。

明日も21時より。
では!
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/18(水) 22:03:00.31 ID:J59sQMVL0
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/18(水) 22:04:59.74 ID:CsoakEdIO
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/18(水) 22:05:05.59 ID:VvYEC+iCo
乙〜
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/18(水) 23:00:12.53 ID:51OQTohR0
ひー
最後のセリフだけの奴超気になる!!
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/18(水) 23:10:52.20 ID:/mnyZL440

いったいこれは……?
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/19(木) 17:52:40.76 ID:pw+NFbevo
>>13
サンクス&乙

でも、ちょっと見たかった
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/19(木) 17:59:19.49 ID:vEj24+Eto
>>56
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1325/13253/1325347952.html
58 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 18:06:20.66 ID:ziO+6n/AO
>>56
あれ、>>1の前スレリンクから見れない?

うち携帯なのでPCから見れるか確認してないです、すみません。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/19(木) 18:18:17.44 ID:vEj24+Eto
>>58
専ブラの弊害。見れるよ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/19(木) 18:26:07.30 ID:Mtc79S/Xo
???「ご主人!覚悟するがよい!!」

とか言うメイドさんは出ないんですね?わかります
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/19(木) 18:41:48.74 ID:pw+NFbevo
>>57
>>1
サンクス、見れました(^^)
62 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/19(木) 21:12:31.85 ID:ziO+6n/AO
こんばんは!

遅くなりました、えっちシーン書いてると夢中になって時間忘れちゃいますね……
段々尺が長くなってる気がする。

では、本日分投下します。

>>60
コガラシさんやロベルタさんを期待した方は回れ右。

ちなみに一番好きなのはロリババァなアラシたんです。

アラシたんハァハァ。

一度有名どころのメイド集めたSS誰か書かないかなぁ……
63 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:14:12.93 ID:ziO+6n/AO

メイド「……そこに座りなさい」

男「……はい」

許嫁「……はーい」

メイド「確かにイチャイチャして下さいと言いました、が……」

メイド「なんで昼間からペッティングまで至ってるんですか?」

男「……すみません」

許嫁「……キスしてたら男さまが発情しちゃうから……」

メイド「この常時発情チンパンジーめが」

男「……ごめんなさい」

64 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:15:05.40 ID:ziO+6n/AO

許嫁「あんまり怒らないであげてね……?」

メイド「お嬢様ももう少し節度というものを……」

許嫁「……だって男さまのこと好きなんだもん……」

メイド「お嬢様……」

許嫁「好きすぎてくっつくとキュンってしちゃうんだもん!」

メイド「お嬢様、こちらへ……」

許嫁「……うん」ポスッ

65 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:16:20.99 ID:ziO+6n/AO

メイド「あの年頃の男性はどうしても我慢がきかないんです……」ナデナデ

メイド「お嬢様は年上なんですから、キチンと管理して差し上げませんと」

許嫁「分かってるんだけど……」

メイド「まぁ、そんな関係になって日が浅いですからしょうがないですね」

メイド「人前での行動だけ、お気をつけ下さい」ナデナデ

許嫁「……うん」

メイド(この子も、女になったんですね……)

メイド「それでは、そろそろ男さまを出して差し上げましょうか」

66 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:18:14.59 ID:ziO+6n/AO

メイド「お待たせしました、夕飯の準備が整いました」

男「ありがとう……和食か!」

許嫁「メイドは洋食より和食の方が得意なんですよ?」

メイド「……食べてみて下さい」

男「頂きます……」

許嫁「頂きます! ついこの間まで食べてたのに何か懐かしい……」モグモグ

67 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:18:57.61 ID:ziO+6n/AO

男「……え?」モグ…

許嫁「どうかしましたか、男さま?」

男「この肉じゃが……」


 『母さん、この肉じゃがは自信があるのよー』


男「なんで、母さんの肉じゃがと、同じ……」

メイド「……」

68 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:19:56.01 ID:ziO+6n/AO

許嫁「……これが、男さまのお母様の味、なんですか……?」

男「……あぁ。 母さんの肉じゃがだ……」ポロポロ

男「……なんで、メイドがこの味を……?」

メイド「……私は、男さまのお母様のことは存じ上げません」

メイド「これは、旦那様の指示でお作り致しました」

男「爺が……? どういうことだよ!」

69 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:23:32.35 ID:ziO+6n/AO
メイド「以前、屋敷に旦那様が見えた時にレシピを渡されました」

メイド「なんでも、旦那様の思い出の料理とか」

メイド「以降、肉じゃがは旦那様に頂いたレシピ通りにお作りしています」

メイド「今回、こちらに伺う条件としてこれを作ってやれ、と……」

男「なんで、爺はそんなこと……」

メイド「……存じ上げません。 ……冷めますので、お召し上がり下さい」

男「あ、あぁ……」

70 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:25:09.72 ID:ziO+6n/AO

男「……ご馳走さま」

許嫁「ごちそうさま!」

メイド「お粗末様でした」

男「……今日はオレ一人で洗い物させてくれ……」

メイド「しかし……」

男「頼む」

メイド「……畏まりました。 お嬢様、久しぶりにマッサージでも」

許嫁「いいの? お願いします!」

71 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:26:18.92 ID:ziO+6n/AO

男(爺がなんで母さんの肉じゃがを知っている……)

男(爺は母さんの事を疎んでまともに会話したこともないはずだ)

爺(でも、きっとあれが母さんの肉じゃがと知って作らせたはず……)

男(まだオレの知らない何かがあるのか……)

男(爺に聞いても絶対答えないだろうしな……クソッ!)

72 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:27:04.93 ID:ziO+6n/AO

許嫁「あっ……そこ……だめぇっ!」

メイド「ここもずいぶんと……」

許嫁「やっ! そこは……気持ちいいよぅっ!」

メイド「ふふっ……お嬢様は変わらず敏感でいらっしゃいますね?」

許嫁「ダメ……もぅ、やめてよぅ……」

男(アイツら……本当にただのマッサージだろうな?)

73 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:29:38.38 ID:ziO+6n/AO

メイド「男さま、お風呂の準備が出来ました」

男「オレが先でいいのか?」

メイド「勿論です。 お嬢様はマッサージの最中にお休みに」

男「……わかるな、その気持ち。 分かった、先に頂くよ」
74 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:30:21.00 ID:ziO+6n/AO

男「ふぅ、たまには一人風呂もいいな……」チャプン

男「……1ヶ月前は当たり前だったのに、許嫁が居て当たり前になったか」

メイド「失礼します」

男「あぁ…… って、またこのパターンかよ!」

メイド「お嬢様がお休みですので代わりにお背中を流しに」

男「そういえば、許嫁に色々吹き込んだのお前だったな……」

75 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:31:27.33 ID:ziO+6n/AO

メイド「痒い所などございませんか?」ゴシゴシ

男「あぁ……」

メイド「……何をお考えで?」ゴシゴシ

男「許嫁と違いタオル巻いててくれて助かったな、と」

メイド「お背中を流しに来ただけですから。 この下も下着ですし」ゴシゴシ

男「そうか……」

76 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:32:19.90 ID:ziO+6n/AO

メイド「……前も失礼します」

男「……いや、その」

メイド「……なぜ貧相なモノをおっ起てているのですか?」

男「……許嫁を思い出したら、つい」

メイド「……お嬢様に注意を致しましたが、元凶はやはり男さまですね」

男「……ごめんなさい」

メイド「……少し、教育して差し上げましょうか……」ペロリ

77 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:36:17.16 ID:ziO+6n/AO
ニチュ… ニチュ…

メイド「いかがですか……?」

後ろから抱き抱えられるようにして、メイドのしなやかな手が既に硬くなった屹立をしごく。

人差し指と親指が作る輪が上下する度カリを引っ掛け、刺激を与える。

残された指も痛さを感じる寸前、その絶妙な強さで竿を握り撫でさする。

男「やめ……ダメだ……」

婚約者への後ろめたさから心はこの行為を拒否するが、メイドの慣れた手付きに肉体は悦びを露わにしてしまっていた。

メイド「汚らわしいモノをこんなに大きくさせて、説得力がありません」

ニチャァ…

メイド「ほら、我慢出来てないではないですか」

空いた手の指先が先端から漏れ出た先走りを掬うと、男の目の前で指を広げる。

メイドはカウパーで濡れた指と指の間に、透明な粘液のアーチが描がかれるのを見せ付け呟く。

メイド「……こんな大きなモノでお嬢様を貫いたんですね」

ニチュニチュニチュニチュッ!

男「うあぁぁ……」

羨望や妬み、喜びや恨み、色々な感情をぶつけるように、手を乱暴に上下させると、激しい快感が男を襲う。

メイド「お嬢様、悦ばれたでしょうね……」

78 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:40:38.81 ID:ziO+6n/AO

男「止めて……出そう……」

ニチュニチュ…

メイド「もう出すのですか? もう少し我慢というものを学んで下さいませ」

手に軽い脈動を感じたメイドは、手の動きを緩めながらたしなめる。

その強さは絶頂の寸前でしかし絶頂には足りず、それ以上快感が熱せず冷めない、絶妙な動きで射精を阻害していた。

ニチュ… ニチュ…

男「うぁ……も、もっと……」

焦らすような動きに、たまらず懇願を漏らす。

そのとろけた表情に満足げな笑みを浮かべると、メイドは男を射精に導くため最後の一押しを与え始める。

メイド「それでは、どうぞお好きな時に射精なさって下さい」

ニチュニチュニチュニチュニチュッ!

クリュクリュクリュクリュ…

握る手はそのまま動きを速め、まるで絞り出すようにキュッ、キュッと時折締め付けを加える。

空いた手の指先はいやらしく蠢き、先端の敏感な部分をくすぐるように這い回る。

男「……っ! イくっ……!」

ドクンッ! ビュルビュルッ!

メイド「……あら、大変勢いが宜しいですね、それに凄く濃い……」

ニチャァ… チュバ…

先端から垂れる白濁を指先ですくうと、口に運び味わう。

男はメイドの淫靡な笑みを背後に感じながら、残った白濁を吐き出しながら余韻に浸り続けた。

79 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:43:08.52 ID:ziO+6n/AO

メイド「気持ち良く射精出来ましたでしょうか?」ジャー

男「……なんで、こんなこと……」

メイド「悪戯半分、お仕置き半分でしょうか」キュッ

メイド「若いのでしょうがないですが、所構わず発情するのはお控えを」

メイド「一度抜けば収まりますので、処理させて頂いた次第です」

80 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:43:50.30 ID:ziO+6n/AO

男「……オレ、許嫁がいるのに……最低だ」

メイド「お気に病む必要はありません。 ただの性欲処理ですから」

メイド「……それに、最初拒まれたのはご立派でしたよ?」

男「……でも」

メイド「それでは、失礼します。 湯冷めしないよう、お気を付け下さい」

男「あ……」

81 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:45:00.23 ID:ziO+6n/AO

許嫁「……」スー スー

男「……」ナデナデ

メイド「……男さま」

男「っ! な、なんだ?」

メイド「湯が冷めましたので、入れ直して参ります」

メイド「終わりましたらお呼びしますので、お嬢様を起こして頂けますか?」

男「……わかった」

メイド「では、宜しくお願い致します」

許嫁「……」スー スー

男「……ごめんな」ナデナデ

82 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:47:10.20 ID:ziO+6n/AO

許嫁「……ん……」

男「……起きたか」

許嫁「ふぁ……私寝ちゃいましたか……」ゴシゴシ

男「……ごめん」

許嫁「? どうかしましたか、男さま……?」

男「お前が寝てる間に、風呂でメイドに……その、しごかれて、出した」

許嫁「……そうですか……」

83 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:47:58.81 ID:ziO+6n/AO

男「……拒もうとはしたけど、我慢出来なかった……ごめん」

許嫁「ふふ、良いですよ……」

男「怒らないのか?」

許嫁「男さまの態度で自分からお願いした訳じゃないのは分かります」

許嫁「その、少しは嫉妬心が湧かないわけじゃないですけど……」

男「……ごめんな?」

許嫁「メイドは私の気持ち知ってますし……」

許嫁「きっと、本気で誘惑した訳じゃないでしょうから」

84 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:48:56.91 ID:ziO+6n/AO

許嫁「でも、反省したなら一つだけ約束して下さい」

男「……なんだ?」

許嫁「私以外の子を抱くのだけは止めて下さい」

許嫁「私も、男さま以外には絶対に抱かれませんから……」

男「当たり前だ、約束する……」

許嫁「……男さま、誘惑に弱そうだから心配……」

男「……信用してくれよ……」

85 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:51:06.84 ID:ziO+6n/AO

メイド「お嬢様、お目覚めになられたのならお風呂にいらして下さい」

許嫁「……うん、今行くよ」

メイド「お背中をお流ししますので」

許嫁「なら、一緒に入ろ? ……男さま、失礼しますね?」

男「あぁ……」

86 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:51:58.87 ID:ziO+6n/AO

メイド「あの、私は……」

許嫁「いいから、背中向いて?」

メイド「……はい」

許嫁「……」ゴシゴシ

メイド「……」

許嫁「……ね、なんで男さまの相手したの?」ゴシゴシ

メイド「……お聞きになりましたか」

許嫁「……うん。 男さまは後ろめたくても隠すような人じゃないから」

メイド「やはり、思った通りの方でしたね」

87 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:53:07.28 ID:ziO+6n/AO

許嫁「……試したの?」

メイド「それもあります。 それに、あのままでは少し可哀想でしたから」

許嫁「……もぅ」

メイド「怒ってらっしゃいますか?」

許嫁「ううん、メイドなら良いよ。 でも……」

許嫁「最後までしたら、許さないからね……?」

メイド「……分かっております」

許嫁「……本当かなぁ……?」

メイド「……お嬢様、手が止まってます」

88 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:55:15.09 ID:ziO+6n/AO

許嫁「メイドの寝室は私の部屋で良い?」

男「……許嫁もメイドと一緒に寝たらどうだ?」

許嫁「ダメです、男さま一人じゃ寝られないじゃないですか……」

男「……そ、そんなことは……ない」

メイド「私は一人で結構ですからどうぞお二人で」クスリ

89 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:57:23.72 ID:ziO+6n/AO

男「許嫁、今日はごめんな?」

許嫁「もぅ、良いって言ったじゃないですか……」

男「……」

許嫁「……なら、甘えさせて下さい、それで許してあげます」

男「……どうぞ、お嬢様」ギュー

許嫁「えへへ……」スリスリ

男「……」ナデナデ

90 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/19(木) 21:58:22.26 ID:ziO+6n/AO

許嫁「……男さま、今日からしばらく、えっちはダメですからね?」

男「……分かってる、メイドも隣にいるしな」

許嫁「分かってるなら良いです。 ……その代わり……」チュッ

男「……ん」チュッ

許嫁「んー♪」チュッ スリスリ

男「……」ナデナデ

許嫁「えへへ……」スリスリ

男「……いつまで甘えるんだよ」ナデナデ

許嫁「……私が眠るまで♪」スリスリ

メイド「何か苛つきが……あの猿めがお嬢様に何かしていないでしょうか」

91 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/19(木) 22:03:42.17 ID:ziO+6n/AO
本日は以上。

えっちシーン入るの言い忘れてました……
そろそろ男殴り代行が欲しくなる所。

何人かコメント頂いていますが、昨日最後の台詞の人はBL大好きで何故かヤクザやらにコネのある腐女子のお姉さんです。
あの人、すでになんでも屋ですね…

では、また明日21時に!

92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/19(木) 22:20:34.61 ID:dHQVYdBDO
男の壁代行

男殴り代行から男を守る簡単なお仕事です
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/19(木) 22:37:06.74 ID:l0Skj0ZPo
乙です
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/20(金) 09:36:21.99 ID:BVa/o77IO
ネタバレ:許嫁が空っぽの鍋をかき混ぜる
95 :rindou [sage]:2012/01/20(金) 14:24:59.07 ID:WQAgmQ1m0
男「何してるんだ?」

許嫁「料理作ってるんです。」

男「何も入ってないじゃないか?」

許嫁「本当に何も見えないんですね。」

男「あぁ。」

許嫁「これ、浮気した人には見えないんですよ。」

男「へぁっ?」
96 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/20(金) 18:04:12.05 ID:SkJ47vZAO
>>95
うちならこうだ!


許嫁「男さま、もうすぐご飯出来ますから……」カラン

男「あぁ、いつも悪いな」

許嫁「……ねぇ、男さま……? 私が料理してる間、何してました……?」カラン

男「え? い、いや別に」

許嫁「メイド、シチュー皿に盛ってくれないかな……?」

メイド「はい、畏まり……っ! お、お嬢様、鍋空っぽですが……?」

許嫁「私がご飯作ってる間に二人は子作りかぁ…… 良かったね、メイド?」

メイド「お、お嬢様……」

許嫁「男さま、メイドは美味しかったですか? 私より上手ですもんね……?」

男「許嫁、誤解だ……」

許嫁「『許嫁よりキツい……すぐ出そう……』でしたっけぇ?」バッ ジュプッ!

メイド「ひぁっ! お、お嬢様…… 止めて……」

許嫁「ホント、キツキツだぁ…… こんなに出して貰ったのぉ……?」ニチュニチュ

男「お、オレが悪かった! 許嫁、ごめん!」

許嫁「何を謝ってるんですかぁ? 私怒ってませんよぉ……?」グチュグチュ

メイド「お、お嬢様…… 痛……」

許嫁「子供出来たかなぁ、いいなぁ! アハハハハハハハ!」
97 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2012/01/20(金) 20:26:59.60 ID:UztwGMVd0
>>96
よしいけ
98 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 20:33:37.22 ID:SkJ47vZAO
今日ものんびりバスタイムのため投下は22時に延期でお願いします。

>>97
行かない行かない……

許嫁ちゃんにヤンデレ気質有ったら風呂場の一件で目から光が消えてます。
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/01/20(金) 21:01:50.97 ID:JieA4Q8K0
許嫁ヤンデレルートも面白そう
いつか書いてくれ
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/20(金) 21:48:33.37 ID:O8gYwfjIO
おいお前ら、

ネタバレ:許嫁がノコギリでメイドの首を

とか書くんじゃないぞ
絶対だぞ!
101 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/20(金) 22:05:51.74 ID:SkJ47vZAO
お待たせしました。
さっぱりしたところで投下開始です。

>>100
ネタバレ:許嫁がノコギリでメイドの首をツンツンして百合プレイ


許嫁「メイド、気持ちいい……?」

メイド「あぁ、お嬢様…… チクチクしてたまりませんわ……」

許嫁「ほら、もっとツンツンしてあげる……」

メイド「お嬢様、もっと…… 敏感な所も……」

許嫁「イヤらしいのね…… ほら、ここでしょ? くるぶしでしょ?」

メイド「あぁん、お嬢様ぁ……」


こうですか、わかりません!
102 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:06:56.21 ID:SkJ47vZAO

 「男さま、お嬢様、朝です」

男「……ん……」

許嫁「……むー……」

メイド「いつまでもくっ付いてないで離れて下さい」

許嫁「んん……男さま、んー♪」

男「……ん」チュッ

メイド「……人の目の前でなにしてやがるこのゴミが」

男「……おはようございます」

許嫁「……メイド、おはよう!」

メイド「朝ご飯が出来ています。 イチャついてないでさっさと来て下さい」

103 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:07:58.11 ID:SkJ47vZAO

男「今日はお昼前から出掛けよう」モグモグ

許嫁「ゲームセンターですね? メイド、楽しみだねっ!」

メイド「本当に宜しいのですか、私もご一緒してしまって?」

男「こんなに許嫁が楽しみにしてるのにイヤとは言わせないぞ」

メイド「……ありがとうございます」

104 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:08:50.47 ID:SkJ47vZAO

男「お昼はどこか外で食べて、その後飽きるまで遊ぶからな」

許嫁「私、男さまとプリクラ撮ってみたいです! メイドとも!」

男「……いくらでも撮らせてやるから、落ち着いて飯を食え」

許嫁「はいっ!」モグモグ

男「メイドはクレーンゲームだよな、沢山あるらしいぞ」

メイド「……楽しみです」ニコリ

105 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:10:53.08 ID:SkJ47vZAO

許嫁「それでお昼は何を食べましょうか?」

男「お前に任せるとまた安上がりになるからなぁ……」

許嫁「だって私、行ってみたかったんですもの……」

メイド「お嬢様は外食をあまりなされませんでしたからね」

男「メイドは何か食べてみたいものないか?」

メイド「私は特に……」

106 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:11:32.09 ID:SkJ47vZAO

許嫁「メイド? 今のメイドはお客様なんだから遠慮しないの!」

メイド「……では、ピザを…… 窯がないと作れないものですから」

男「ピザか、この先にちゃんとした店があったはずだ」

許嫁「では、そちらへ行きましょう!」

107 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:12:19.82 ID:SkJ47vZAO

男「……お前ら、二人で一枚で良かったのか?」

許嫁「……男さまの馬鹿」

男「……?」

メイド「ピザは食べたくてもピザにはなりたくないのです、乙女は」

男「……よくわからんが足りてるならいい」

許嫁「男さまも気を付けないとピザになっちゃいますよ?」

メイド「どうせ二人の夜の運動で消化とか考えてるんでしょう、この塵」

男「……なんでオレは貶されてるんだ……」

108 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:13:47.36 ID:SkJ47vZAO

男「ここが、友に聞いたゲームセンターだ」

許嫁「わぁ、フロアが全部クレーンゲームです!」

メイド「……本当にこんな……わざわざ私の為に」

男「プリクラは一番奥みたいだな。 他にも上の階にあるみたいだ」

許嫁「さ、メイド行きましょう!」

メイド「はい、お嬢様!」


男(取り敢えず二人のお気に召したようだな……)

109 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:14:40.95 ID:SkJ47vZAO

許嫁「……むー……」ウィンウィン

メイド「もう少しです……」

許嫁「……あーっ!」ポロリ

男「……惜しかったな」

許嫁「なんで掴んだのに落ちちゃうんですか!」

男「この手のは握力弱いからな……」

110 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:15:44.83 ID:SkJ47vZAO

メイド「……お嬢様、私が仇討ちを……」チャリン ウィンウィン…

許嫁「メイド、頑張って!」

メイド「……掴んだ、行けます!」ガシッ ウィンウィン

メイド「……なっ!」ポロリ

許嫁「また落ちた……」

メイド「この台は不良品です。 回収すべきです」

111 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:18:29.56 ID:SkJ47vZAO

男「……やらせてみろ」チャリン ウィンウィン…

許嫁「……え? そこは何も無い所……」

メイド「いえ、これは……」

男「多分これは2つ纏めて挟んだ方が安定する……」ガシッ ウィンウィン…

許嫁「……」ドキドキ

メイド「……」ドキドキ

112 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:19:32.46 ID:SkJ47vZAO

男「……来た」ウィンウィン… ポトンポトン

許嫁「キャー! 男さま凄いですっ!」ガバッ ギュー

メイド「……こんな才能をお持ちとは」

男「ちょうど色違いのだ。 はい、二人とも」

メイド「ありがとうございます」ペコリ

許嫁「男さまだと思って大事にしますね!」

男「いや、傍にいるんだからオレを大事にしてくれよ……」

113 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:20:22.87 ID:SkJ47vZAO

男「ほら、袋貰ってきたぞ」

許嫁「メイドも結構取ったよね、私は取れなかったけど……」

メイド「お嬢様も惜しいところまでは行ってましたよ」ガサガサ

男「こんなに取れるなら帰りでも良かったかもな」

メイド「かさばりますけど、ぬいぐるみですから」

男「ほら、袋持つから渡しな?」

メイド「……ありがとうございます」

114 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:22:27.35 ID:SkJ47vZAO

許嫁「男さま、プリクラ撮りましょう!」グイグイ

男「分かった、分かったから引っ張るな……」

許嫁「ええと、どうすれば良いんでしょう……」

男「オレも初めてだけどお金入れて指示に従うだけだろ」

許嫁「取り敢えずやってみますね……」

115 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:23:32.79 ID:SkJ47vZAO

許嫁「これで……男さま、笑顔でお願いします」

男「そんな急に言われても無理だ……」

許嫁「もぅ…… それならっ!」チュッ

男「っ!」カシャッ

許嫁「えへへ……あ! 出てきました!」

男「……この恥ずかしいシール、どうするつもりだ」

許嫁「携帯とかに貼りますよ? 取り敢えずここにペタリ……」ペタペタ

116 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:24:14.99 ID:SkJ47vZAO

男「……待て、その携帯の待ち受けはなんだ」

許嫁「男さまの寝顔です♪」

男「いつ撮ったんだよ……」

許嫁「携帯を買って頂いた翌朝に……」

男「……消してくれ」

許嫁「イヤです♪」

117 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:24:53.42 ID:SkJ47vZAO

メイド「お嬢様、終わりましたか?」

許嫁「あ、次はメイドと二人で撮ろう! 男さま、外で待ってて下さい!」

男「へいへい……」


男(……すごいはしゃぎようだな、来て良かった……)

118 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:27:22.77 ID:SkJ47vZAO
許嫁「三人で撮ったの、帰ったら分けますからね!」

メイド「ありがとうございます」

男「しかし、三人中笑ってるのが許嫁だけとはシュールだな」

メイド「全くですね、せっかく三人で撮ったのに」

許嫁「そう思うなら二人とも笑って下さい!」

119 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:27:55.04 ID:SkJ47vZAO

許嫁「あ、これテレビでやってる奴の二人用ですね!」

男「エアホッケーか、やってみるか?」

メイド「ダメです」

男「え?」

メイド「お嬢様にエアホッケーをさせてはいけません」

許嫁「えーっ! なんでダメなのー?」

120 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:28:34.91 ID:SkJ47vZAO

メイド「エアホッケーをすると前傾姿勢になると思われます」

男「……あ」

許嫁「……?」

メイド「その膨らみは押し潰され、谷間を強調し存在をアピールします」

男「……」

メイド「男さまが、お嬢様の痴態をギャラリーに見せたいなら止めませんが」

男「……エアホッケー禁止で」

許嫁「ブーブー!」

121 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:30:23.21 ID:SkJ47vZAO

男「ほら、そこワニ出てくるぞ!」バンバン!

許嫁「キャー、速い、速いですー!」モタモタ…

男(しかし……)チラッ

許嫁「このっ! このっ!」バンバン! タユンタユン

男(コイツにアクティブなの、させたらダメだな)バンバン!

メイド「今お嬢様の揺れる胸を見たのか、この不細工な息の臭い童貞野郎」

 「ギクゥッ!」

男「メイド、ナイス!」

許嫁「なんで私じゃなくてメイド誉めるんですかっ!」

122 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:32:22.84 ID:SkJ47vZAO

男「ちょっとトイレ行ってくる…… 悪い、ぬいぐるみ持ってて」スタスタ

許嫁「はい!」

メイド「お嬢様、楽しんでいらっしゃいますか?」

許嫁「とっても! メイドも楽しんでるみたいね、口元が緩んでる」クスリ

メイド「……そうですね、そうかも知れません」ニコッ

123 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:33:33.75 ID:SkJ47vZAO

 「ねぇねぇ、お姉さんたち、二人?」

許嫁「……え?」

 「オレたちも二人なんだ、良ければ遊ばない?」

許嫁「……私たち連れがいますから……」

 「えー、いいじゃん、遊ぼうよー?」

 「奢っちゃうから、隣のカラオケでも行かない?」

許嫁「こ、困ります……」

124 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:34:33.13 ID:SkJ47vZAO

 「いいから、いいから……」ガシッ

メイド(この二人、まさか…… いえ、ただのチンピラですね)

許嫁「イヤっ! 離して……」ポロッ

メイド「この社会不適合なゴミども、いい加減に……」

 「ほら、そっちのお姉さんも行こうよ……」グシャッ

許嫁「あ……ぬいぐるみが……」

125 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:35:40.37 ID:SkJ47vZAO

メイド「……」ブチッ

 「どうしたの? 怖い顔して…… っ!」ゾワッ…

メイド「……貴様ら、男さまに頂いたぬいぐるみを足蹴に……」ギリギリ…

許嫁「……メイド……?」

126 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:39:09.46 ID:SkJ47vZAO

 「な、なんだよ……ぬいぐるみ踏んだくらいで…… モガッ!」ガッ!

許嫁「その穢れた穴から人の言葉を漏らすな、この醜い豚めが」ゴキッ グキッ

 「お、おい……やめ」

メイド「喋るなと言った、下半身でしか考えられないか、この猿!」ブンッ!

 「グッ! うおぇぇぇ……」ゲロゲロ…

許嫁「メイドっ! ダメっ!」

 「は、はなひて……くだひゃ……」ポロポロ

メイド「……まだ喋るか、この……」

127 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:40:26.51 ID:SkJ47vZAO

男「おいっ! 何事だこの惨状はっ!」

許嫁「お、男さまっ!」

メイド「止めないで下さい、男さま。 このゴミはすぐ片付け……」

男「止めるんだっ!」ガバッ ギュー

メイド「あ……」

男「……理由は分からんが、落ち着け…… もう相手に戦意はない」

 「うあぁぁ……」

 「ヒック、ヒック……」

128 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:41:17.19 ID:SkJ47vZAO

男「許嫁、何があった?」

許嫁「乱暴に連れていかれそうになって、それで……」

男「……そうか。 離れてて済まなかったな……」

男「お前らも叩けば埃が出るだろ、今回は何も無かった……いいな?」

 「ひゃ、ひゃい!」

男「……店員が来る前に出るぞ……」

129 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:43:58.26 ID:SkJ47vZAO

男「……ほら、冷たいお茶……落ち着いたか?」

メイド「……申し訳ございません。 ご迷惑をお掛けしました」

男「いや……許嫁を守ってくれてありがとう」

メイド「……」

130 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:45:18.43 ID:SkJ47vZAO

男「そのぬいぐるみ、踏まれたのか? ちょっと貸してみな?」スッ

メイド「あ……」

男「大丈夫、破れてない。 帰って拭けば綺麗になる……はい」ポンポン

メイド「……ありがとうございます」ギュー

許嫁「……今日は帰りましょうか」

男「そうだな、もう夕方だしな……」

許嫁「今日は私が夕飯作ります! メイドに成長した所見せるからねっ!」

メイド「……はい、楽しみです」ニコ…

131 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:46:32.46 ID:SkJ47vZAO

許嫁「男さま、手伝って貰えますか?」

男「あぁ……メイドは座って楽しみに待っててくれ」

メイド「はい、男さま……」


許嫁「男さま、サラダお願いして良いですか?」

男「あぁ……しかし、メイドって強いんだな……」タンタン…

許嫁「私の護衛も兼ねていましたから……」

許嫁「でも、あんなメイドは初めて見ました……」

男「それ程お前を大事に思ってるんだよ、多分」タンタン

許嫁「……そう、ですね……」

132 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:48:34.78 ID:SkJ47vZAO

許嫁「お待たせっ! 出来たよっ!」カチャカチャ

メイド「……これをお嬢様が……?」

男「サラダはオレだけどな、生姜焼きと味噌汁は間違いなく許嫁だ」

許嫁「えへへ……さ、食べてみて?」

メイド「頂きます……」モグ…

133 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:49:30.36 ID:SkJ47vZAO

許嫁「……どう?」ドキドキ

メイド「……少し濃いですが、美味しいです……」

許嫁「……良かった!」ニコッ

男「ん……美味いな。 焦がしてた頃に比べたらずいぶん成長してる」

許嫁「もぅ……言わないで下さい……」


メイド(……男さまの為に努力されたんですね……)

134 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:51:01.27 ID:SkJ47vZAO

許嫁「メイド、今日はありがとうね?」ジャー

メイド「……いえ、私は……」

許嫁「……分かってる、言わなくていいよ」ジャー

許嫁「それでも、ありがとう」ニコッ

メイド「……お嬢様」

135 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:52:14.80 ID:SkJ47vZAO

許嫁「メイドが、あんなに怒るの初めて見た」キュッ

メイド「……私は」

許嫁「メイド、ごめんね?」

メイド「……分かっています」

許嫁「……しょうがないよね、でも……」ギュー

メイド「……分かっていますから……」

136 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:53:58.70 ID:SkJ47vZAO

許嫁「それじゃ、メイドお休み!」

男「明日はピクニックだからな、ゆっくり休めよ!」

メイド「はい、お休みなさいませ……」


許嫁「男さま、今日は楽しかったです!」ギュー

男「最後まで楽しく終われなかったのが残念だったな……」

許嫁「男さまのせいではありませんから……」

137 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:55:17.97 ID:SkJ47vZAO

男「……そういえば、お前と二人きりで出かけたのって……」

許嫁「……デパートとお墓参りくらいですね」

男「……今度、二人でデートしような?」

許嫁「男さまぁ……」スリスリ

男「明日は朝から弁当作るからな、寝るぞ?」

許嫁「はい、お休みなさい」チュッ

男「お休み……」ナデナデ

138 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:56:53.18 ID:SkJ47vZAO

メイド(……)

メイド(ぬいぐるみ……無事で良かった)

メイド(わざわざクレーンゲームの多い店を探して下さって……)

メイド(お嬢様、男さまが優しい、素敵な方で良かったですね……)

メイド(……でも……)

メイド(……私には、優しくしないで……)ギュー

メイド(……男さま……)クチュ…

メイド(……お嬢様、ごめんなさい……)クチュクチュ…

139 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 22:57:36.59 ID:SkJ47vZAO


 「……んっ、ふあぁぁぁぁ……」ビクンッ
140 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/20(金) 22:59:25.46 ID:SkJ47vZAO
本日はここまで。

立った立った、フラグが立った!

では、また明日21時頃より。

141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/20(金) 23:00:49.20 ID:ROGJcWE/o
>>140おおおおいいいいいい!!!





とりあえず乙
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/20(金) 23:02:14.31 ID:V/L2qd1Vo
乙〜
ところで、メイドって肉便k……じゃなくて、不健全な教育を受けていたってことで良いんだよね?
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/20(金) 23:03:59.43 ID:maTq5UbD0
乙!
でも>>126
許嫁「その穢れた穴から人の言葉を漏らすな、この醜い豚めが」ゴキッ グキッ
にはワロタww
144 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/20(金) 23:08:15.80 ID:SkJ47vZAO
>>142
女には色々過去があるんです。
でも本作は鬱展開控えめなのでナイショ。

>>143
ごめ、素で間違えてます……
メイド、メイドだからねっ! べ、別にウケなんて狙ってないんだからっ!
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/20(金) 23:24:05.14 ID:L/abZ0Ipo
アカン
このフラグは危険やでぇ〜
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/20(金) 23:40:08.93 ID:MEWyYDIno
>>84のおかげでヤバいフラグがビン!ビン!な件((((;゚Д゚)))))))
乙!
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 00:48:04.30 ID:ub73Eappo
俺のフラグもビンb…やっぱなんでもない
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/21(土) 02:26:11.91 ID:sENU3vXm0
>>147
自重しろ
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 07:39:53.17 ID:9l20qUVDO
最初のウインウインでバイブかと思って焦った
150 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/21(土) 08:09:47.29 ID:lWEfH8mAO
>>149
その容姿で注目を浴びる中、許嫁は羞恥と快感に頭が真っ白になりそうなのを抑えるので精一杯だった。

許嫁「……むー……」ウィンウィン

そう、許嫁は膣内に男と同じ形のバイブが挿入されており、それが不規則にくねり刺激を与えてくるのである。

その顔は上気し、何も知らないギャラリーにも淫靡な雰囲気を伝えていた。

メイド「もう少しです……」

メイドが耳元で囁く。
同性だからこそ、許嫁が絶頂を迎えようとしていることがわかるのだろう。

そして唐突にその時は訪れた。
大きくビクンと震えたかと思うと、ガクガクと脚を震わせ、恍惚の表情を浮かべた顔はトロンと焦点を合わさずどこかを見つめている。

床にピチョン、と雫が垂れた直後、唇から大きな喘ぎを漏らすと共に、勢い良くバイブが吐き出される。

許嫁「……あーっ!」ポロリ

抑えようと手を伸ばす。
一瞬掴むものの、絶頂の余韻に浸る身体では力が入らず取り落としてしまう。

男「……惜しかったな」

男が呟く。
許嫁は約束をしていた。
家に帰るまで我慢すれば男が可愛がってやる。
我慢出来なければそこにいたギャラリーに抱かれろ、と。
無論、男は我慢させるつもりはなかったが。

許嫁「なんで掴んだのに落ちちゃうんですか!」

そう言いながらも、これから訪れる陵辱に期待し、舌なめずりをしながら品定めを始めている。

妖艶な色気を放つ許嫁に、ギャラリーは状況が掴めないながらも興奮し下腹部を勃起させている。
中には、既に自らの手でしごき始めたものまで。

男「この手のは握力弱いからな……」

よく分からないことを言うと、男は許嫁の服を脱がし始めた。
お楽しみはこれからである。
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 08:23:39.92 ID:clqmT0vIO
>>150
朝からお疲れ様です!
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/21(土) 13:15:55.51 ID:mZJvZ73Mo
>>150
朝からありがとうございます!!
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 13:22:44.86 ID:6eP/sODIO
>>150
他人とのプレイを許嫁にやらせるのはキツい…
154 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/21(土) 21:04:11.44 ID:lWEfH8mAO
こんばんは!

うーん、今日キリの良い所まで投下すると明日は短くなりそうです……

まぁ、取り敢えず投下開始。
155 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:06:18.19 ID:lWEfH8mAO

許嫁「……ん……」チュン チュン

男「……」スー スー

許嫁「……んっ」チュッ

メイド「お嬢様、朝で……」

許嫁「シー…… 男さま、寝てるから……」

メイド「起こさなくても……?」

許嫁「お弁当は私たちで作ろ?」

メイド「畏まりました、キッチンで準備していますので……」

許嫁「ありがと……男さま、ゆっくりお休み下さいね?」

男「……」スー スー

156 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:06:55.23 ID:lWEfH8mAO

男「……ふぁ……」

男「ん……許嫁はもう起きてるのか……」

メイド「失礼します……男さま、お目覚めでしたか」

男「あぁ、おはよう……」

メイド「おはようございます。 朝ご飯の支度が出来ております」

男「……もしかして弁当も作っちゃったか?」

メイド「はい、お嬢様と二人で」

157 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:07:33.61 ID:lWEfH8mAO

男「ありがとう、それじゃ、顔洗ってくる……」

メイド「はい、あ……」

男「あ……わ、悪い。 これは生理現象だから……」

メイド「い、いえ……」

男「気を使うべきだったな…… 落ち着いてから行くから」

メイド「……お待ちしております」


男(……今日は罵られなかったな……)

158 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:09:38.09 ID:lWEfH8mAO

許嫁「男さま、今日はどちらへ?」モグモグ

男「山の方らしい、友の提案だからオレも良く知らないんだよな……」モグモグ

メイド「友? ご友人も一緒に行かれるのですか?」

許嫁「うん、あと女さん。 二人は恋人になったばかりなの」

メイド「それなら私は……」

男「勿論メイドも一緒に。 イヤか?」

メイド「……いえ。 嬉しいです……ですが」

159 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:10:24.91 ID:lWEfH8mAO

許嫁「もぅ……遠慮はいらないって言ってるでしょ!」

許嫁「メイドが私と同じで屋敷からあまり出たことないの知ってる」

許嫁「だから、せめてここに居る間だけでも、ね?」

男「許嫁もメイドと一緒だと楽しそうだしな」

メイド「ありがとうございます…… 喜んでお供させて頂きます」

許嫁「良かった…… きっと、良い思い出になるから……」

メイド「そうですね、きっと……」

160 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:11:17.81 ID:lWEfH8mAO

男「よぅ!」

許嫁「おはようございます!」

女「おはよっ!」

友「そちらがメイドさん? 宜しく!」

メイド「朝から暑苦しいのが友さま、胸が慎ましいのが女さまですね、宜しく」

女「……男くぅーん?」ピキ

許嫁「……好意的な表現ですから、これでも……」アセアセ

161 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:13:14.29 ID:lWEfH8mAO

男「ところで、今から行くのはどんな所なんだ?」ガタンゴトン

友「牧場みたいなとこなんだけどな、乗馬も出来るらしい」ガタンゴトン

女「乗馬かー、面白そうじゃない!」ガタンゴトン

許嫁「メイドは乗馬出来る?」ガタンゴトン

メイド「いえ、残念ながら」ガタンゴトン

男「まぁ、そんな機会めったにないだろうしな」ガタンゴトン

162 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:14:09.36 ID:lWEfH8mAO

友「乳牛も近くで飼われてて、アイスやパンの直売もあるらしい」ガタンゴトン

女「……友はどこでそんな情報仕入れるわけ?」ガタンゴトン

友「今はネットの時代だぜ?」ガタンゴトン

男「次の駅で降りるのか?」ガタンゴトン

友「あぁ、そこからはバスだな」ガタンゴトン

163 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:14:50.93 ID:lWEfH8mAO

女「GWの割には空いてるじゃない」

友「穴場だからな!」

メイド「男さま、このボタンは何でしょうか?」

男「バスを降りたいです、と知らせるボタンだよ……」

許嫁「男さまっ! 押してみたいです!」ワクワク

男「……降りる停留所の前まで待て」


男(許嫁が二人に増えた気分だ……)

164 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:16:14.20 ID:lWEfH8mAO

男「そういや、お前らあれからデートしたのか?」

友「いや、家族居たし今日が初めてだ」

男「なんだ、オレたち邪魔だったんじゃないか?」

友「いや、二人で出掛けるのはいつでもできるし、正直緊張するから助かる」

男「……お前、顔に似合わずウブなんだな」

友「会っていきなり同棲のお前には言われたくない」

165 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:16:52.62 ID:lWEfH8mAO

許嫁「じゃあ、今日の夜もお預けなんですか?」

女「うん……やっぱりあの時恥ずかしがらなきゃ良かったなぁ……」

許嫁「ま、まぁまたチャンスはありますよ……」

メイド「オススメは彼の部屋、家族が誰も居ないときです」

メイド「後始末を考えるとホテルも良いです。 デートと偽って行けますし」

女「ホテルか……なかなか良い案かも……」

166 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:17:52.12 ID:lWEfH8mAO

許嫁「昼間からえっちはいけないと思います!」

メイド「しかし、あまり我慢させると他で発散したくなるものですし」


女(……修学旅行までにはなんとかしないと……)

許嫁(ホテルでえっち……今度男さまと行きたいな……)


友「……っ!」ゾクリ

男「……今、寒気が」ゾクッ

友「……お前もか、オレもだ」

167 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:20:11.82 ID:lWEfH8mAO

友「着いたぞ、ここだ」

許嫁「わぁ……見晴らしが良いですね……お馬さんが歩いてます!」

女「……そりゃ乗馬しに来たんだから……」

男「早速乗りに行くか?」

友「いや、乗馬体験は午後から予約してある。 まずはのんびりしようぜ」

168 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:20:53.74 ID:lWEfH8mAO

メイド「では、そこの販売店で何か買って来ましょう」

男「そういうのは男の仕事だ……友、行くぞ」

友「あいあい……」

女「相変わらず気が利くよね、男くんは」

許嫁「優しい方ですから」ニコ

メイド「……天然ジゴロですね」

169 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:21:32.12 ID:lWEfH8mAO

男「名物らしいからアイス買って来た」

許嫁「ありがとうございます!」

メイド「……ありがとうございます」

友「ほら、女も」

女「……なんで先っぽかじられてるのさ?」

友「いや、オレチョコ味にしたから、バニラはどうかなーって」

女「そういうのは断ってからにしなさい!」

170 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:23:04.45 ID:lWEfH8mAO

許嫁「男さまもバニラ味見します?」

男「あぁ、一口」

許嫁「あーん♪」

男「はいはい、交換な」パクッ

許嫁「えへへ……」アムアム

メイド「お嬢様、口の周りを拭かれませんと、まるで顔射されたようです」

男「ぶふぉっ!」

友「……起った」

メイド「……場所を弁えろ、この柔らかポークビッツ」

男「エロいこと言ったのメイドなのに理不尽だ……」

友「……オレ、死んでいい?」

171 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:27:09.01 ID:lWEfH8mAO

友「もう一時間で予約の時間だから、そろそろ昼飯食おうぜ」

許嫁「それじゃ、お弁当の用意しますね?」

メイド「あちらのテーブル確保致しましょうか?」

男「いや、せっかくだし牧草に直座りもいいだろ」

女「じゃあ、包んでた風呂敷を下に敷くね?」

172 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:28:03.89 ID:lWEfH8mAO

女「ジャーン! どうよ、私の手作り弁当は!」フフン

男「あ、あぁ……そうだな、独創的だ」

友「……美味しそう……だな」

女「皆の分、たくさん作って来たからね、どんどん食べて!」

許嫁「……男さま、サンドウィッチどうぞ」

男「許嫁、ありがとう……ありがとう!」

173 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:29:11.15 ID:lWEfH8mAO

友「……オレも、サンドウィッチ……」

メイド「友さま、彼女が作って来た弁当を最初に食べるべきでは?」

女「……」ドキドキ

友「……」パク

女「……どう?」ジー

174 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:30:32.82 ID:lWEfH8mAO

友「……マズ モガッ!」

男「美味しいに決まってるよな、な?」ガシッ

友「あ……う。 美味しい、すごく美味しいデス」ダラダラ

女「良かった! たくさん食べてね!」パァ

メイド「女心の分からない人はコレだから……」

許嫁「男さまなんて、私の最初の焦げた料理全部食べてくれたんだよ!」

175 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:32:50.70 ID:lWEfH8mAO

友「……予約の時間だ……ウッ」

男「……頑張ったな、でもお前は馬に乗るな。 結果が目に見えるようだ」

友「……そうさせてもらう」

 「それじゃ、2名づつ牧場周りのコースを一周しますのでー」

女「最初は誰が行く?」

許嫁「私、男さまと一緒が良いです……」

男「なら、最初はオレたち二人でいいか?」

女「いいよ、見てやり方覚えるから!」

メイド「危険がないよう、横に付き添いますので」

176 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:34:18.03 ID:lWEfH8mAO

男「許嫁、乗れそうか?」

許嫁「お、思ったより高いですね……うーん、えいっ!」

男「腰が上がってないぞ……ほら、支えてやるから」グイッ

許嫁「ひぁんっ! 男さま、そこは触らないで……!」

男「ば、馬鹿! ちょっと手が滑っただけだろ!」

メイド「……場所を弁えろ、公然猥褻猿」

女「はいはい、イチャイチャは帰ってからねー」

177 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:35:58.48 ID:lWEfH8mAO

許嫁「この子、名前なんて言うんですか?」パカパカ

 「アンって言います」

許嫁「アンですか! アン、少しの間宜しくお願いしますね?」パカパカ

男「ちなみにこちらは?」パカパカ

 「プーさんです」

男「は?」

 「……プーさんです」

男「……お前も大変だな、プーさん……」パカパカ

178 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:37:29.64 ID:lWEfH8mAO

男「許嫁、感想は?」

許嫁「はい、なんか楽しいですね! のんびりするというか……」

男「そうだな、つい眠くなりそうだ……」

女「でも、友が着いてこなくて正解だったかなー」

メイド「全くですね、女さまもご面倒なことで」

179 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:38:07.94 ID:lWEfH8mAO

許嫁「? なんでですか? 女さんは友さんと一緒に居たくないんですか?」

女「居たいけどね、他の女にデレデレしてるのは見たくないもの」

許嫁「他の女って……」

メイド「お嬢様、女さんと違ってふくよかな胸が揺れてますから」

男「……それにスカート短いからパンツ見えてるしな」

180 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:39:31.76 ID:lWEfH8mAO

許嫁「や、やだ! 男さま、見ないで! 前見てて下さい!」

男「……別に恥ずかしがらなくても、いくらでも見てるじゃないか……」

許嫁「夜と今は話が別なんですっ!」

男「そんなものか……?」

許嫁「もぅ……家でならいくらでも見せてあげますから……!」

女「アンタら、今とんでもなく恥ずかしい話してるって自覚ある?」

 「仲むつまじくて宜しいですね、ホホホ」ピキピキ

メイド「……ご迷惑をお掛けします……」

181 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:43:07.82 ID:lWEfH8mAO

 「お疲れ様でした、こちらで終了です」

許嫁「アン、ありがとうね?」ナデナデ

男「……プーさん、色々大変だろうが頑張れ」ポンポン

 「では、お二人さまお待たせしました」

女「私アンちゃんに乗りたいなー!」

メイド「では、私はプーさんに……」ヒヒーン ブルブル…

182 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:43:49.05 ID:lWEfH8mAO

 「あら、プーさんどうしたの?」

男「なんか嫌がってるのか……?」

メイド「……馬刺にして喰らうぞ、この駄馬め」ボソッ

 「あ、落ち着きました! それではどうぞ……」

許嫁「……何だかなぁ……」

183 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:44:50.66 ID:lWEfH8mAO

女「あ、面白ーい! 自転車とも違うし、いいね、これ!」パカパカ

許嫁「アンが上手に歩いてくれてるからですよ!」

男「メイドはどうだ? 思ったより面白いだろ?」

メイド「そうですね、股間に感じる振動が心地よいです」バカバカ

女「……間違ってないけどなんかエロい」

男「プーさん、メイドの機嫌を損ねないよう頑張れ……」

184 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:46:28.09 ID:lWEfH8mAO

 「プーさん、いつも女性を嫌がるんですけど、大人しい……あっ!」ヒヒーン!

メイド「っ!」グラッ

男「メイド、危ないっ!」ダキッ

メイド「……あ」

男「大丈夫か?」

メイド「……はい」カァ

 「だ、大丈夫ですか?」

メイド「……だ、大丈夫です。 プーさん、もう し ま せ ん ね?」

 「……」ヒ、ヒヒン…

185 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:48:28.81 ID:lWEfH8mAO

友「……おかえり」

女「ただいまー!」

男「友、もう元気になったか?」

友「……あぁ……」

許嫁「アン、お疲れ様でした」ナデナデ

メイド「プーさんも、良く働きました。 誉めてあげましょう」

186 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:49:11.01 ID:lWEfH8mAO

 「本日はありがとうございましたー!」

男「お姉さんもありがとう……プーさん頑張れよ!」

許嫁「うぅ、もっとアンと一緒に居たいです……」

女「アンはまだお仕事があるからさ、また会いにこようよ……」

許嫁「アン、元気でね……」グスッ

187 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:50:13.07 ID:lWEfH8mAO

友「……楽しかったか……?」

女「凄く楽しかったよー! 友も来れば良かったのに……」

男「……友、お前は頑張ったよ」ポンポン

友「……それじゃ、お土産買って帰るか」

女「パンが美味しいんだったよね? 義父さんたちに買って帰ろっ!」

許嫁「私たちも朝食用のパン買って帰りましょう!」

男「そうだな、試食して美味しかったらな」

メイド「……済みません、電話ですので先に……」Prrr

許嫁「うん、早く来てね!」

188 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:51:07.42 ID:lWEfH8mAO

メイド「……私です」

 「やっほー、楽しんでる?」

メイド「……用件を」

 「取り敢えず片付いたからー。 でも、これからはもっと……」

メイド「お疲れ様でした」プッ

メイド「……お別れ、ですね……」

189 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/21(土) 21:53:37.81 ID:lWEfH8mAO
本日はここまで。

今日はメイドの好感度アップイベントをほのぼの路線でお送りしました。

明日は多分短め、でもその後は……

では、また明日21時に!
190 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/21(土) 21:59:18.79 ID:lWEfH8mAO
っと上げ忘れ上げ忘れ……
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 22:08:35.86 ID:SDAjAYAwo
おつ
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/01/21(土) 23:05:33.96 ID:CVVoUWtvo
おつつ
193 :rindou [sage]:2012/01/21(土) 23:52:48.54 ID:m2TYxcdi0
おつつつ
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 09:02:58.29 ID:qRyV4gLIO
おつつつつ
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 11:05:29.88 ID:zLMuV6AIO
おつつつつつ
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 11:07:15.17 ID:UsTCI5lIO
おつつつつつつ
197 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 11:16:51.38 ID:2t072gdAO
┳┻|
┻┳|  ナニコノナガレ…
┳┻|ヘ_∧
┻┳|・ω・)
┳┻|⊂ノ
┻┳|-J

198 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/22(日) 21:02:43.95 ID:2t072gdAO
こんばんは!

告知通り今日は少な目。
では、本日分投下します。
199 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:04:10.72 ID:2t072gdAO

友「それじゃ、また明後日な!」

女「またねっ!」

男「あぁ、また来週な……」

許嫁「女さん、今度一緒に料理勉強しましょうね!」

メイド「……ありがとうございました」

200 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:04:44.92 ID:2t072gdAO

許嫁「さて、帰って夕飯ですねっ!」

男「そうだな、食べて帰ってもいいけど……」

メイド「……あの」

男「メイド、どうした?」

メイド「……今日は、男さまの料理を食べてみたいのですが」

男「オレの? 構わないけど……」

メイド「ありがとうございます」

201 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:05:40.15 ID:2t072gdAO

許嫁「でも、突然どうしたの?」

メイド「……明日、お屋敷に戻ることになりましたので」

許嫁「えっ、もう帰っちゃうの!」

男「せっかくメイドの居る生活にも慣れてきたのにな……」

メイド「ふふっ、そう良いながらイチャイチャ出来なくて我慢の限界では?」

男「馬鹿、そんなもんより家族と一緒にいる事の方が大事だろうが!」

メイド「っ! し、失礼しました……」

男「食材買い込むぞ、今日は豪勢にしてやる!」

許嫁「男さま、ありがとうございます……」

202 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:07:04.82 ID:2t072gdAO

男「それじゃ、夕飯の準備始めるか……」

メイド「あ、お手伝いさせて頂いても宜しいですか?」

男「座っててもいいんだぞ?」

メイド「いえ、私がお願いした事ですのでせめてこれくらいは……」

男「分かった。 許嫁、今のうちに風呂掃除頼む」

許嫁「はい、お任せ下さい!」

203 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:08:15.02 ID:2t072gdAO

男「メイド、大きめの皿出してくれるか?」タンタン…

メイド「はい。 それにしても手際が宜しいですね……」カチャ

男「料理は唯一の趣味みたいなものだったからな……」ジャッ ジャッ

メイド「料理は高校から……?」

男「あぁ、施設の飯は味気なかったからな、一人暮らしを機に始めた」ジャッ ジャッ

204 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:09:21.28 ID:2t072gdAO

メイド「……お一人は寂しかったですか?」

男「……人が嫌いだったからな、別に寂しいと感じたことはなかった」カチャ

メイド「……今も、人はお嫌いですか?」

男「……いや、許嫁が変えてくれたからな。 周りの人間は好きだ、お前も」

メイド「……私も」

男「さ、出来た。 運ぶの手伝ってくれ」

メイド「……はい、男さま」

205 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:11:09.30 ID:2t072gdAO

許嫁「今日は酢豚ですか!」

男「ただの酢豚と思うな、良い肉使ってるんだ」

メイド「こちらは麻雀茄子です」

男「中華はカロリー高いから普段は避けるけどな、今日くらいは良いだろ」

許嫁「美味しそうです……男さま、中華も出来るんですね」

男「料理本に載ってたの片っ端から覚えたからな……」

206 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:11:45.78 ID:2t072gdAO

男「冷めたらマズくなる、取り敢えず食おうぜ」

許嫁「頂きます!」

メイド「……頂きます」

男「……どうだ?」

メイド「……美味しいです。 私が作るより」モグ…

男「むしろオレはもっとお前の料理食べてみたかったけどな」

207 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:12:16.85 ID:2t072gdAO

許嫁「もぅ、私の料理ではご不満ですか?」

男「違うって……お前もだいぶん料理上手になったよ」

メイド「何も出来なかったポンコツお嬢様にしては凄い成長です」

許嫁「メイド、それ褒めてる? 貶してる?」

208 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:12:53.68 ID:2t072gdAO

男「ま、オレの教え方が良かったんだよな」

許嫁「……男さまのお陰で、良い孝行も出来ましたしね……」

男「そうだな、メイドにもお前の料理食べて貰えたもんな」

許嫁「……」

メイド「……お嬢様……」

209 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:14:27.88 ID:2t072gdAO

許嫁「……こうして洗いっこするのも今日で終わりなんだね……」ゴシゴシ

メイド「……そんなことをおっしゃっては、男さまが寂しがられますよ」

許嫁「男さまと三人で入ればいいもん……」ゴシゴシ

メイド「……もう会えない訳じゃありませんから」

210 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:15:06.57 ID:2t072gdAO

許嫁「……メイドは、もう少し素直になった方が良いと思う」ゴシ…

メイド「……私も寂しいです。 出来ればもっと一緒に居たい……でも」

許嫁「……私に気を使ってくれてるんだね……?」

メイド「……」

許嫁「……男さまの事、好き……なんでしょ?」

メイド「……」

211 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:15:43.45 ID:2t072gdAO

許嫁「……ごめん。 男さまだけは譲れない。 他の何を捨てても」

メイド「……分かっております」

許嫁「他の人なら、喜んで応援するのに……ね」

許嫁「……どうして同じ人を好きになっちゃうんだろね?」

メイド「……男さま、だからですよ……」

許嫁「……そうだね……」

メイド「……お嬢様、一つだけ、お願いをしても宜しいですか……?」

212 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:17:58.14 ID:2t072gdAO

許嫁「男さま、今日はメイドと一緒に寝ても良いですか……?」

男「いいよ、今日でお別れだしな…… 明日は何時に出るんだ?」

メイド「昼前に出ようと思います」

男「そうか、なら朝飯一緒に食べれるな……」

メイド「はい、朝ご飯は私にお任せ下さい」

男「分かった。 それじゃ、お休み……」

メイド「……では」

許嫁「男さま、ありがとう……」

213 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:19:03.22 ID:2t072gdAO

男「……」ソワソワ

男(……やっぱり許嫁を抱いてないと落ち着かないな……)

男(修学旅行とか、大丈夫なのか……)コンコン

男「……? 起きてるぞ」

許嫁「……失礼します」ガチャ

男「……どうした? 眠れないのか?」

許嫁「ふふっ、それは男さまでしょう?」

男「まぁな……でも今日くらいは…… っ! お前、なんで下着姿……」

許嫁「ゆっくりお休みになれるようにして差し上げます……」

214 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:20:28.87 ID:2t072gdAO

男「馬鹿、隣にメイドも居るだろうが!」

許嫁「メイドは隣に居ませんよ……だって……」

メイド「……男さま、失礼します」

男「な……お前まで下着姿……まさか」

許嫁「今日は、二人で……ダメですか?」

215 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:21:09.07 ID:2t072gdAO

男「オレは……お前以外とは……」

メイド「……分かっています。 私は抱かれません」

許嫁「だから……お願いします……」

男「許嫁、お前は……いいのか?」

許嫁「……」ニコリ

216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 21:21:17.19 ID:O1fA2DsIO
ふぅ…
217 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/22(日) 21:24:08.31 ID:2t072gdAO
短いですが今日はここまで。

ネタバレ:明日はエロい

そういえば、某所で前作が晒されてました。
あれの後輩編も書かないとなぁ……

では、また明日21時より!
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/01/22(日) 21:29:33.28 ID:zMySryK3o
たかぶって来てたら終わってた
明日はよ来い
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 21:40:32.79 ID:o54V6nsh0
今日VIPでなんか書いてたの?
220 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:48:56.91 ID:2t072gdAO
>>219
いえ、幼なじみカーチャンみたいな寝取られものが書かれてて、胸糞ものの例として上げられてただけです。

うちは今のところここでしか書いてないので。
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/22(日) 21:49:15.43 ID:tWdQ6VSzo
麻雀茄子とはなんだ?
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/22(日) 21:50:46.14 ID:aAYZg0D2o
乙〜
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 21:52:06.69 ID:o54V6nsh0
>>220
ふーん そっか
胸糞ものねぇ……
224 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/22(日) 21:55:13.11 ID:2t072gdAO
>>221
茄子を賽の目に切り、表面を削り麻雀牌に見立てたもの。
食すもよし、一局打つもよし。
ただし、ガン牌が容易なため長時間打つにつれ鷲巣麻雀に近いゲーム性となることには注意。

明名書房 夜、茄子を色んな方法で食べてみよう より
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/01/22(日) 22:31:30.15 ID:twgj2uZIo
>>224
おいwwww想像してコーラ吹いちまったじゃないかwww
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/01/22(日) 22:33:27.56 ID:QHXJqPzb0
>>224
ワロタwwwwwwwwww
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/22(日) 23:00:16.19 ID:ngAkTsaV0
即興性に長けてるなー
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 00:34:44.14 ID:xD24SO6z0
前作って…ハート様か
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 08:59:28.39 ID:TVr4x+/yo
前作kwsk
230 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 12:19:20.36 ID:9OFyyIJAO
>>229
幼なじみNTRものです。
気になるようなら酉で検索かけて貰えば出てきます。

本作以外の過去作はたいてい鬱展開(本作1に対して5〜10)なのでこちらの雰囲気がお好きな方にはあまりお勧めはしませんが。

231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/01/23(月) 17:48:29.61 ID:O1T2/4Jto
NTRと呼ぶのすらおこがましいものだがな
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/23(月) 19:41:44.80 ID:eyZxepaBo
もう変なの湧いて来たw
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/01/23(月) 20:57:14.98 ID:O1T2/4Jto
照れるww
234 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/23(月) 21:05:49.20 ID:9OFyyIJAO
こんばんは!

今日はえっちシーンからです。
お子様は回れ右してうちの布団で待ってて下さい。

では、投下します。
235 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:09:06.39 ID:9OFyyIJAO

ピチャ… チュッ…

艶めかしい湿った音が、ベッドに横たわった男の下腹部から聞こえてくる。

チロ… ツツー…

許嫁「ひもちひひでふか……?」

精一杯舌を伸ばし呂律の回らない声で問い掛けながら、許嫁のその舌は屹立したモノの表面をツツ、となぞる。

ジュプッ… レロレロ…

メイド「ん……む……」

先程まで同様に竿を舐め回していたメイドの舌は、今は口内に含まれ唇で締め付けられている先端を乱暴に舐め回している。

二人は口の奉仕を休めることなく、しかし上目遣いで男の表情を観察する。
男もまた、二人の女から上目遣いで見つめられることに興奮し、さらに下腹部を硬く、大きくさせてしまう。

許嫁「男さまぁ……メイドの口に、出してあげて……?」

男の表情が絶頂を迎えようとするそれへ変化したのに気付き、許嫁はメイドへの口内射精を促す。

男「で、でも……うあぁぁ……」

婚約者以外への放出、その抵抗感から声が漏れるが、許嫁の言葉を聞いたメイドはそれ以上の抵抗を許さなかった。

236 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:13:02.66 ID:9OFyyIJAO

ジュプッ! ジュルルルッ! レロレロッ!

メイド「ん……んっ! ん……どうぞ……」

ひとしきり怒張を口内で弄ぶと、解放するとともに竿を手でしごく。
さらに伸ばした舌で先端をつつきながら大きく口を開き、射精を受け止める準備を整える。

許嫁「ほら、男さま……」

許嫁も上半身に被さり、唇を重ね舌を吸い上げると同時に乳首を指先でくすぐる。

チュル… チュバ…

男「ん……ふっ……んんっ!」

ドクッ! ビュッ! ビシャッ!

メイド「っ! ふっ……ん……」

同時に異なる快感を与えられ、男はくぐもった呻きを漏らしながら絶頂を迎え白濁を放つ。

それを陶酔した表情を浮かべ口内で受け止めたメイドは、味わうように舌の上で転がし飲み込んでいく。

コクン…

メイド「んっ……んっ……美味し……」

唾液と混ざり飲み込みきれなかった精液が、唇から一筋の線を描き垂れていく。

許嫁「……私にもちょうだい……」

ピチュ… チュル… コクン

許嫁は身体を起こすと、まだ口内に残る精を味わうメイドに唇を重ね、残滓を吸い上げ飲み下していく。

余韻に浸る男の前で、二人は唇を重ね続けた。

237 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:16:55.21 ID:9OFyyIJAO

チュ… チュバ… ツー…

メイド「ん……お嬢様……」

許嫁「メイド……触って……ひぁん!」

口内での戯れを終えると、男の上でお互いの身体を撫で始める。
許嫁は目の前に揺れる桃色の突起を口に含み転がす。
メイドは手を伸ばし既に潤った柔肉を細い指先でほぐしていく。

クチュ… チュバ… ヌチュ…

メイド「……お嬢様、もっと激しく……んんっ!」

許嫁「ふあぁ……メイド……ダメ……」

虚脱感に浸りながら二人の痴態を眺めているうちに、男の下腹部は再び硬さを取り戻していた。

許嫁「ふふ……男さま、もう元気ですね……」

ペロリと舌なめずりをすると、許嫁はメイドを弄るその手を止め再び男の屹立を撫で始める。

メイド「男さま、私も……気持ちよくして頂けますか……?」

メイドは立ち上がると、男の顔の辺りで足を開き中心を見せつける。
本来年頃の女性に在るべき柔毛はそこにはなく、蜜を滴らせたそこは微かにヒクつく様さえ丸見えになっている。

メイド「男さま、失礼します……」

ペトリ…

膝立ちとなりながらゆっくりと腰を下ろし、男の顔面に柔らかい感触が押し付けられる。

238 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:22:08.16 ID:9OFyyIJAO

メイド「……ん……」

牝の匂いを間近に感じると共に、唇の周りには熱いぬめりと特有の味が広がる。

メイド「舐めて……下さいませんか?」

男は舌を出すと、推測で潤いの中心を探しつつくように舐め始める。
舌に熱く、柔らかい感触が触れると、そのまま舌を上下に動かしざらついた舌の表面を粘膜へこすりつけてやる。

ペロ… ピチュ…

メイド「……ふ……上手です……ん……」

舌の動きに集中していると、不意に下腹部に熱い快感が走る。
メイドの股に押さえつけられ見えていないが、下腹部では許嫁が唇でゴムを装着しそのまま口内で奉仕を続けていた。

許嫁「メイドだけじゃなくて、私も悦ばせて下さいね……?」

ベッドの軋む音がした後、男はこれまで幾度となく絶頂を迎えさせられた熱い締め付けを感じる。

ジュプ… パチュン…

許嫁「……ん……熱い……」

向かい合ったメイドも挿入の様子を見て興奮したのか、下腹部が熱く包まれると同時に、メイドの秘部に突き刺さった舌先は奥から愛液が溢れ出すのを感じた。

239 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:25:51.70 ID:9OFyyIJAO

グチュ… ジュプ… ヌチュ…

許嫁「ごめん……ねぇ……んっ……」

許嫁「男さまの、これは……私だけ……はぁん!」

ゆっくりと抽送を開始すると、許嫁は喘ぎながらメイドに語り掛ける。

メイド「分かってます……私はこうして貰えるだけで……んんっ!」

メイドも答えながら、胎内を舌でつつき舐められる快感に言葉を詰まらせる。

メイド「お嬢様、もっと……良くして差し上げます……」

快感に顔をとろけさせながら、メイドの手は許嫁の胸と秘部に伸びる。

クリ… コリコリ…

両方の手が腰の上下に合わせ動くピンクの突起を的確に摘む。

許嫁「ひぁっ! だめ、だめぇ……挿れながらそんなとこ……いやぁぁ」

乳首とクリトリスを同時に優しく刺激され、膣壁をえぐり子宮を激しくノックされるその快感は凄まじく、許嫁は刺激に合わせ膣口を収縮させ男をキツく締め付ける。

男「ふぐ……ん……」

見えない所から訪れる快感に男が吐息を漏らす度、メイドの敏感な部分はそれを感じ電流を流す。

男は、目の前の蕾が小刻みに震えるのを見ながら、次第にせり上がるものを感じ始めていた。

240 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:31:16.19 ID:9OFyyIJAO

ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!

クリクリッ! コリコリコリッ!

許嫁「あ……だめぇ……も、イきますぅ……」

腰の動きが早まるとともにメイドも指先の動きを激しく変化させる。

男「んーっ! ふぐぅっ!」

押し付けた下腹部から男の切羽詰まった呻きを感じると、メイドも自ら腰を男に擦り付けながら二人に声を掛ける。

ニチュッ! チュブッ! グチュッ!

メイド「みんな……いっしょに……もう、イきますから……」

許嫁「んっ! メイド……キス、して……んんっ!」

唇を貪るように奪われると、搾り出すかのように膣口を締め付け腰を打ちつける。

パンパンパンパンッ!

男「ぐ……ふぐぅっ!」

ドクン! ビュクビュクッ!

許嫁「ぁ……ふあぁぁぁぁぁっ!」

メイド「んんっ! ……イ、くうぅぅぅぅっ!」

プシャァァァ…

男が白濁を吐き出すと同時に、二人も身体を震わせ絶頂を迎えた。

吹いた潮で濡れた男の顔面に暫く腰を押し付け余韻に浸ると、メイドは身体をどかしベッドの脇に身体を横たえる。
許嫁も男を自らの中から抜くと、空いたベッドの逆側へ身体をうずめて緩やかに目を閉じた。

241 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:34:24.45 ID:9OFyyIJAO

二人の寝息が聞こえ始めると、ゆっくりと影が一つ起き上がった。

メイド「……お休みになりましたね……」

その身体はまだ上気したままで、二人が寝静まるまで余韻が続いていたことが明らかである。

クチュ… チュプ…

まだ湿り気の残る割れ目に指を這わせ、新たな潤滑液の分泌を促すと、ゆっくりと男の下腹部に顔を近づけていく。

メイド「男さま……失礼します」

ピチュ… ジュプ…

ゴムを外し先ほど放出した精液に濡れたモノを、男を起こさないようゆっくりと舐めしゃぶる。

メイド「……ん……む……」

緩やかな愛撫に意識の有無に関係なく男の屹立は硬度を取り戻し、再び行為が可能になったことを示す。

唾液と精液の入り混じった潤滑液をまぶし終わると、ペロリと舌なめずりをしメイドは身体を起こす。

メイド「お嬢様、男さま……済みません……」

片手で男を握り締め、ゆっくりと腰を落としていく。

メイド「今夜……一晩だけ。 思い出を頂きます……」

ジュプリ…

安らかな寝息の中、似合わないぬめった音が響く。

ゆっくりと、ゆっくりと男に重みが掛からないよう、慎重に腰が落とされていく。

242 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:38:10.14 ID:9OFyyIJAO

ジュプン…

メイド「ふっ……んんっ……」

自らの指を噛み声を立てないようにしながら、メイドは最奥を突かれる快感に耐える。

ヌチュ… チュプ… ジュプ…

そのままゆっくりと抽送を始めると、久し振りに膣壁をこすられる快感を味わいながから、何度も締め付けを行う。

メイド「……んっ……ふ……んんっ……」

先程の絶頂で敏感になっていたのか、既にメイドは軽い絶頂を感じながら次第に腰を早めていく。

男「……ん……」

男は一瞬呻きをあげたが、余程眠りが深いのか覚醒することはなく、しかし肉体は快感に反応し次第に強く脈打ち始める。

チュプチュプチュプチュプ…

強い衝撃で目覚めないよう、小刻みに腰を上下させながら大きな波の到来を待つ。
メイドは胎内の脈動から男の絶頂が近いことを悟ると、一度だけ強く最奥に男の先端を打ち付けた。

パチュンッ!

メイド「ふぐっ! ……んうぅぅぅっ!」

ドクン! ビュルビュルッ!

怒張が最奥を突くと同時に、メイドを快感の波が襲い絶頂を迎える。

胎内の子宮口に鈴口を押し付けたまま、キツく締め付けられた男のモノは先端からメイドの胎内に白濁を吐き出した。

メイド「男さま……好きです……」

呟いたメイドの瞳から、一筋の雫が滴り落ちた。

243 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 21:40:36.46 ID:9OFyyIJAO

メイド「……ん……」

そのまま倒れ込みたくなる余韻を抑え、ゆっくりと男を引き抜くと胎内の精を漏らさないようキツく膣口を締め付けながら、音を立てないようベッドから降りていく。

メイド「……お許し下さいね……」

チュッ…

軽く、触れるか触れないかの口づけを交わすと、メイドは静かにベッドを離れて行く。

メイド「……お休みなさいませ……」

ガチャ… バタン

囁くように挨拶を残すと、メイドは部屋を出て自らの寝室へ向かっていった。

男「……」スー スー

先程までの行為に気付くことなく、男は安らかな寝息を立てている。

許嫁「……バカ」

静かになった部屋に呟きが吸い込まれ、やがて寝息が二つになり部屋は朝まで束の間の静寂で満たされていった。

244 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/23(月) 21:47:17.86 ID:9OFyyIJAO
取り敢えずここまで。

迷いましたが、後少しなので休憩挟んで第四部終わらせます。

続きは23時より。
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/23(月) 21:50:41.99 ID:DS8pyTRT0
乙!
エロいメイドさんイイ!
ただ、分かっていたとはいえ処女じゃなかったことに一抹にの寂しさを覚えてしまう…。
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 21:53:09.73 ID:kzQUqQVIO

例の胸糞見たけどなんか台詞のところどころがオーズを彷彿とさせた
247 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/23(月) 23:06:09.19 ID:9OFyyIJAO
お待たせしました。

それでは、続きを投下します。

>>246
仮面ライダーはWの前半までしか見てないです。

平成ライダーではキバが好きでした。

今のは……頭が何か変ですよね
248 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:07:42.16 ID:9OFyyIJAO

許嫁「……ふぁ……」チュン チュン

男「……」スー スー

許嫁「あ……ふふ。 おはようございます」チュッ

許嫁「……起きようかな」ギシッ

許嫁「男さま、ごゆっくりお休み下さい……」ガチャ

メイド「あ……お嬢様、おはようございます」

許嫁「……」ジー

メイド「……お嬢様?」

許嫁「ううん、なんでもない……おはよう!」

249 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:08:37.45 ID:9OFyyIJAO

男「……ん……」チュン チュン

メイド「お目覚めですか、男さま?」

男「あ……う……」カァ

メイド「おはようございます」

男「その……おはよう」

メイド「朝ご飯の用意が出来ています。 服を着てお越し下さい」

男「あ……ご、ごめん」バサバサ

250 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:09:16.74 ID:9OFyyIJAO

メイド「……朝のご奉仕も必要ですか?」

男「い、いや! いいから! 先行っててくれ!」

メイド「畏まりました」ペコリ

男(な、なんでメイドは昨日あんなことを……)

251 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:11:07.60 ID:9OFyyIJAO

メイド「昨日買った牧場パンでフレンチトーストを作りました」

許嫁「美味しそう!」

男「……そうだな」

メイド「どうぞ、召し上がって下さい」

許嫁「頂きます!」

男「……いただきます」

252 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:11:54.57 ID:9OFyyIJAO

男「なぁ、その……昨日のことなんだけど……」

許嫁「夜のことですか?」

メイド「お二人に気持ち良くなって頂きたかっただけですから」

男「い、いや……オレ、許嫁いるのに……本当に良かったのか?」

許嫁「……メイドでしたら、私は構いませんが……」

メイド「お気に病まれたようなら、申し訳ございません」

男「い、いや……気持ち良かったけどさ」

253 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:12:32.85 ID:9OFyyIJAO

許嫁「……メイドを抱いたわけでもありませんから、ね?」

メイド「……お嬢様、私は……」

許嫁「メイドは、男さまに抱かれてないよ。 そういうこと」ニコリ

メイド「お嬢様、まさか……」

男「……許嫁が気にしてないなら、まぁいい……」

254 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:13:09.12 ID:9OFyyIJAO

許嫁「……相手がメイドだから、ですからね?」

男「……もうダメだからな?」

許嫁「はい、次からはちゃんと相談してからにしますね!」

男「そういう話じゃないんだが……」

255 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:15:47.74 ID:9OFyyIJAO

メイド「それでは、お世話になりました」

許嫁「メイド、また遊びに来てね……?」グスッ

メイド「お嬢様、可愛いお顔が台無しですよ? 笑顔でお見送り下さい」

許嫁「……そうだね、会おうと思えば、いつでも会えるもんね……!」ニコッ

男「楽しかった、また来いよ?」

メイド「男さまも、ありがとうございました」

256 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:17:22.64 ID:9OFyyIJAO

男「畏まるな、許嫁の家族はオレの家族だ。 いつでも遊びに来い」

メイド「……男さま、お手をお貸し頂けますか?」

男「? いいけど……」スッ

メイド「男さまに、生涯変わらぬ忠誠を誓います……」チュッ

男「おっ、おい……」

許嫁「メイド……」

メイド「それでは、暫くの間お暇を致します」ペコリ

許嫁「……また、会おうね……」

男「体に気を付けろよ!」

メイド「……はいっ!」ニコッ

257 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:18:29.59 ID:9OFyyIJAO

男「行っちゃったな……」

許嫁「……はい、寂しくなりますね……」

男「うちに居たのはほんの数日だったのになぁ……」

許嫁「その分、充実してましたから」

男「……しかし、最後の忠誠って……」

許嫁「……メイドに主人と認められたんです」

男「メイドの主人って爺じゃないのか?」

許嫁「……いいえ、雇用主である旦那様とは違う意味だと思います……」

男「そんなもんなのか……」

許嫁(メイド……)

258 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:20:50.14 ID:9OFyyIJAO

許嫁「男さま、前洗いますね……」ゴシゴシ

男「あぁ、頼む」クルッ

許嫁「……」ゴシゴシ

男「……やっぱり、寂しいか……?」

許嫁「……はい。 休みの前は寂しいなんて感じませんでしたけど……」

男「許嫁とメイドは、きっと一緒に居るのが当たり前なんだよ……」

259 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:21:28.38 ID:9OFyyIJAO

男「ちょっと、嫉妬してしまうくらいだ……」

許嫁「わ、私は男さまが一番ですから!」

男「馬鹿、家族に一番も二番もないっての……」

許嫁「……男さま」

260 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:22:12.03 ID:9OFyyIJAO

男「今は、まだ爺の掌から抜け出せてないオレだけどさ……」

男「……いつか、オレが働けるようになったら」

男「それで、メイドも了承してくれるなら、一緒に住もう」

男「それまでは、我慢してくれるか?」

許嫁「はい……はい、男さま!」ギュー

261 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/23(月) 23:23:07.66 ID:9OFyyIJAO

男「……二人の時間は減っちゃうかもしれないぞ?」

許嫁「三人の時間は増えるんですよ?」

男「……四人の時間になるかもな……?」

許嫁「……はい」カァ

男「……許嫁」チュッ

許嫁「……今日はダメですよ?」

男「明日休もうか……?」

許嫁「ダメです! たくさん勉強して、良いお仕事について……」

許嫁「私たちを養って下さいね、ア・ナ・タ?」チュッ

262 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/23(月) 23:28:28.30 ID:9OFyyIJAO
本日はここまで。

これにて第四部デート編(メイド編)は終了です。

明日は第五部日常編(主任編)……ではなく、番外編をお送りします。

許嫁&メイドの話と、女&友の話です。

それでは、また明日21時より!
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/23(月) 23:31:05.34 ID:bmQ224P1o
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/01/23(月) 23:31:43.06 ID:SGgvoRZB0

ついに女と友のエロシーンですね
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/23(月) 23:34:11.02 ID:CIRUVE1no
乙〜
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/01/24(火) 01:22:25.21 ID:bKw5clAwo
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 01:53:55.35 ID:MqiV9gi20
メイド成分もっとくれ






もっとくれ
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/24(火) 05:36:09.61 ID:RDQxl7s6o
乙!
269 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/24(火) 21:04:03.05 ID:yZkslIuAO
こんばんは!

本日は予定通り番外編です。
※メイド編はちょっぴり鬱展開注意

では、投下開始します。

>>264
すまない、二人は奥手だからまだえっちしないんだ……
270 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:05:51.71 ID:yZkslIuAO

〜幕間 二人の場合〜


女「ただいま帰りましたー」

女父「やぁ、お帰り」

女母「牧場、楽しかった?」

女「はい、とっても!」

女弟「義姉さん、友先輩はお弁当食べてくれた?」

女「うん、美味しいって全部食べてくれたよ!」

女弟「……友先輩、頑張ったなぁ……」

271 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:07:00.35 ID:yZkslIuAO

女父「女、その友という人はまさか……」

女「あ……その……」

女弟「義姉さんの彼氏だよ? この前の旅行から付き合い始めたって」

女「ちょ、ちょっと!」

友母「この前の旅行って……女の子だけじゃなかったの?」

女「……ごめんなさい。 友とご両親、男くんと許嫁さんで行ったの……」

女「心配掛けたくなくて……変なことはまだしてません!」

女父「……それは、これからするって言ってるようなもんだぞ?」

女「……あ」カァ

女弟「義姉さんのバカ……」ハァ

272 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:07:56.49 ID:yZkslIuAO

女父「私は怒っている。 なぜかわかるか?」

女「……ごめんなさい。 でも、本当に好きで……」グスッ

女父「違うよ。 お前が私たちに嘘をついたことにだ」

女父「どうせ、これ以上心配させて迷惑掛けたくないとか考えたんだろう?」

女母「私たちは、アナタを本当の娘と思ってるんですからね?」

女父「そうだ、だから変な気は使うんじゃない!」

女「お義父さん……」

女父「……今度、友くんを連れておいで」

273 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:09:55.45 ID:yZkslIuAO

女「……という感じだったんだけど」

友「で、いきなり今日家に呼ぶか?」

女「いいじゃない、お義父さん安心させてあげたいし……」

友「そんな心配させるような奴に思われてるかと思うと怖いな……」

女「ま、あまり大げさな話じゃないからさ! 今は遊ぼっ!」

274 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:10:50.86 ID:yZkslIuAO

友「そういや、ここ男に教えたけど楽しんでくれたかな……」

女「へぇ……クレーンゲームとか多いから女の子向けではあるね」

友「お客さんのリクエストって言ってたからメイドさんの趣味かもな」

女「案外部屋にぬいぐるみがたくさん有ったりして……」

友「お前もぬいぐるみ欲しいか?」

女「いらないなー、目的はプリクラだし、ね?」

友「……やっぱ、取らなきゃダメか?」

女「だって……許嫁さんの携帯見たけど羨ましかったんだもん……」

友「……行こうぜ、別に嫌じゃない。 ……少し恥ずかしいけどな」

女「うんっ!」

275 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:12:12.66 ID:yZkslIuAO

女「はい、友笑いなー?」

友「……」ニカッ

女「……」チュッ カシャッ!

友「っ! お、お前なにを……」カァ

女「どれどれ……おー、これなら許嫁さんに負けてないっ!」

友「……少し、男の気持ちが分かった。 アイツの忍耐力すげぇな……」

276 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:14:51.46 ID:yZkslIuAO

友「女、そっち来るぞ!」バンバンッ!

女「ま、待った! 弾切れだってば!」リロリロリロード!

友「落ち着け! 何回リロードしてる……やべぇ!」リロリロリロード!

女「アンタこそ何回……あーっ!」ザシュッ

友「女、やられたか? ギャース!」ザシュッ コンティニュー?

女「こ、こういうのは向いてない気がする……」

277 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:15:37.49 ID:yZkslIuAO

友「……メダルゲームでもするか……」

女「喉乾いたからジュース買ってくる……」

友「一緒に行く……奥にチャラい奴が溜まってることあるしな」

女「ふぅん? 意外と彼氏らしいことしてくれるんじゃない……」

友「……そういや、今日はチャラいのが少ない気がするな……」

278 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:16:17.86 ID:yZkslIuAO

 「おめぇ、聞いたか?」

 「ここでナンパすると、悪口雑言と共に襲いかかる鬼が出るんだろ?」

 「一昨日、二人が再起不能にされたらしいな……」

友「……一昨日って男たち来てた日だよな……」

女「……メイドさん、口が悪かったよね……」

友「……多分、気のせいだろ」

279 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:18:39.24 ID:yZkslIuAO

女「楽しかったねー!」

友「あぁ、たまには いいな……」

女「でも、二人での初デートなんだからもう少しムードが欲しかったかな?」

友「デートの経験ないんだ、過剰に期待すんなよ……」

女「あはは、冗談だよ! 許嫁さんじゃないけど、一緒に居られれば充分!」

280 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:19:20.64 ID:yZkslIuAO

友「ま、今日みたいにいきなりじゃなけりゃご期待に沿えるよう頑張るさ」

女「じゃ、期待しておこうかなー?」

友「……それで、本当にお前の両親に会わなきゃダメ?」

女「……もしかして、両親に顔会わせられないような付き合い方考えてる?」

友「んなわけあるか! 単に緊張してるだけだ……」

女「そんな心配しなくていいって……」

281 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:19:59.44 ID:yZkslIuAO

女「ただいま帰りましたー!」

友「……お邪魔しまーす……」

女母「いらっしゃい! あなたが友くんね……女がお世話になったわね!」

友「いえ、こちらも泊まりがけでお誘いしてしまって……」

女母「畏まらなくていいのよ? さ、お父さんがお待ちかねよ……」

友「うぁ、めちゃくちゃ緊張してきた……」

女「もー……ほら、シャンとしなさいよっ!」

282 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:22:00.83 ID:yZkslIuAO

女父「……」

友「……」ダラダラ

女父「キミが娘と付き合っている友くんかね?」

友「は、はひ! 数日前からお付き合いさせて頂きます!」

女父「ほぅ、頂きますとは娘を食らうと、そう宣言しているわけかね?」

友「い、いえ! そうではなく!」

女父「……娘は食うに値しないと、そう言いたいのかねっ!」

友(どっち選んでもBADじゃねぇか!)

283 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:23:30.80 ID:yZkslIuAO

女父「……貴様のような奴に、娘はやらん!」

友「……」

女「……友」フルフル

友「……なんと言われようが、オレは女と付き合います!」

284 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:24:15.57 ID:yZkslIuAO

女父「……プッ、クク……アハハハハハ!」バンバン

友「……え?」

女父「いや、ごめんごめん、一度『娘はやらん!』と言ってみたくてさ!」

女「……お義父さん、ちょっとヒドいですよ……プクク……」

友「……もしかして、騙した?」

285 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:25:04.80 ID:yZkslIuAO

女父「や、本当にごめん! 夢だったから我慢出来なくて!」

女父「それに、キミの気持ちも聞けたし、いやぁやって良かった!」

友「……これは笑っていいのか、怒っていいのか……」

女「でも、少しカッコ良かったよ……?」ギュ

友「……そっか」カァ

286 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:27:28.04 ID:yZkslIuAO

女「お義父さん、飲み過ぎですよ……」

女父「いいから、いいから! 友くんも呑むかい?」

友「オレ、未成年ですよ……」

女弟「うちでは関係なく皆飲んでますから……」グビグビ

女父「女、悪いけど母さん手伝ってくれるか?」

女「はい。 ……女弟、お義父さん飲み過ぎないように見ててよ?」トタトタ

女弟「わかってるよ、義姉さん」

287 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:28:22.88 ID:yZkslIuAO

女父「……なぁ、友くん」

友「なんですか?」

女父「女が施設出なことは聞いてるかい?」

友「……はい」

女父「女、私には敬語使うだろ? 引き取って8年も経つのにまだ遠慮するんだ」

友「……」

女父「……でも、私は女のことを実の娘と変わりなく思っている」

288 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:29:36.72 ID:yZkslIuAO

女父「だから、女を傷付けたら、許さないからね?」

友「分かっています。 この先、何があるか分かりませんけど……」

友「少なくとも、今はずっと一緒にいたいと、そう思ってます」

友「女が傷付かないよう、守ってやりたいと思っています」

女父「……だ、そうだよ? 良い子を捕まえたね、女」

女「……」カァ

友「っ! き、聞いてた?」

女「……」コクン

友「うがあぁぁぁっ! オレ、このおっさん嫌いだっ!」

289 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:31:52.39 ID:yZkslIuAO

友「……んが……」

女「……起きた?」

友「あ……オレ、おじさんに呑まされて寝たのか……何時?」

女「10時。 頭痛くない?」

友「大丈夫…… って、膝枕?!」

女「今ごろ気付いたわけ……?」

友「わ、悪ぃ。 そろそろ帰らないとな!」ガバッ

女「泊まっていっても良いのに……」

友「そういう訳にもいかないだろ……」

女「なら、顔洗って目、覚ましてきなさいっ!」

290 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:32:52.08 ID:yZkslIuAO

友「今日は楽しかった。 ありがとうな?」

女「お礼を言うのはこっちなんだけど……」

友「おじさん、良い人だな? オレは少し苦手になったけど……」

女「……ねぇ、友? お義父さんに言ってたの、本心?」

友「あの場でウソつく程腐ってはないつもりだけどな」

女「……そっか」

291 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:34:27.32 ID:yZkslIuAO

友「お前のこと、好きだからな?」

女「うん。 ね、目閉じて?」

友「……」

女「大好き」チュッ

友「……恥ずかしいな」カァ

女「これくらいで恥ずかしがっててどうすんのよ?」

友「男のようにはなれん」

女「早くエッチしたいなー?」

友「……お前な」カァ

女「冗談っ! ……でもないけど。 それじゃね?」

友「あぁ、また明日な!」

292 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:37:11.78 ID:yZkslIuAO

〜幕間 許嫁とメイドと   〜


許嫁「男さま、今日はちょっと出掛けても良いですか?」

男「ん? 良いけど…… 一人でどこ行くんだ?」

許嫁「……ちょっと、メイドに会いに……」

男「なんだ、それならオレも……」

許嫁「すみません、前の屋敷に関する話ですので今日は……」

男「あ、あぁ。 分かった。 じゃあ、たまには一人でのんびり過ごすよ」

293 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:37:51.40 ID:yZkslIuAO

許嫁「男さま、すみません……」

男「いいよ、メイドに宜しくな? また来いって伝えてくれ」

許嫁「はい! 夕方までには帰りますから」

男「駅まで送ろうか?」

許嫁「いえ、近くでタクシーを拾いますので」

男「そっか、気をつけろよ?」

許嫁「はい、行ってきます!」

294 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:39:01.91 ID:yZkslIuAO

許嫁「……」ブー

メイド「どちらさまですか?」

許嫁「私よ」

メイド「あ、お嬢様! お待ちしておりました! 今迎えをやります」

許嫁「いいよ、開けてくれれば勝手に入るから……」

メイド「分かりました、開門しますね?」ガコココ…

許嫁「ありがと。 いつもの部屋で待ってて?」

295 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:41:16.47 ID:yZkslIuAO

 「「お帰りなさいませ、お嬢様!」」

許嫁「皆、ただいま! いつもお疲れ様!」

 「メイド長がお待ちです」

許嫁「うん、一人で行くから、皆は仕事しててね?」

 「畏まりました、お嬢様」

296 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:42:35.38 ID:yZkslIuAO

許嫁「……」コンコン

メイド「お待ちしておりました、お嬢様」ガチャ

許嫁「久し振り……」

メイド「そうですね、男さまのご自宅以来になりますか」

許嫁「うん…… 安心した。 顔色良さそうね?」

メイド「はい、おかげさまで。 私も随分安心しております」

許嫁「私も安心した…… 前会ったときは本当に心配したもん……」

メイド「大丈夫ですよ、ご心配には及びません」

297 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:43:49.16 ID:yZkslIuAO

許嫁「そうそう、男さまがまたおいでって言ってたよ?」

メイド「有り難いお言葉です。 この前のこと、気にしておられませんか?」

許嫁「うん、それどころか、メイドのこと家族だって!」

許嫁「いつか、メイドが許せば三人で暮らそうとまで……」

メイド「男さまにそこまで私の事を気にかけて頂けるなんて……」ジワ

許嫁「私たちが好きになった方は、素敵な人だよね……」

298 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:46:06.15 ID:yZkslIuAO

許嫁「……ねぇ、メイド……」

メイド「なんですか、お嬢様?」

許嫁「……私、本当にこれでいいのかな……?」

メイド「お嬢様……」

許嫁「あんなに私たちに良くして下さる男さまを騙したままで……」

メイド「しかし、それは……」

299 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:46:44.84 ID:yZkslIuAO

許嫁「このまま、私だけ幸せになっていいのかな……?」

許嫁「男さまは騙されたまま…… 気付くのは手遅れになった後なんて……」

メイド「……私には、お答えできません……」

許嫁「辛いよ、男さまもきっと悲しむ! だって……」

300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 21:46:48.08 ID:8VddcK0IO
急展開wktk
301 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:47:20.64 ID:yZkslIuAO


許嫁「だって、死んじゃうんだよ!」

302 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:48:18.59 ID:yZkslIuAO

メイド「……」

許嫁「やだよ、別れたくないよ……」ポロポロ

許嫁「男さまに、伝えたいよ…… もう、騙し続けるの、イヤなの……」ポロポロ

メイド「……お嬢様…… しょうがないですよ……」

許嫁「どうしてメイドはそんな平気な顔してられるの……?」

メイド「……私だって、平気なわけないじゃないですか……!」ポロポロ

303 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:48:55.69 ID:yZkslIuAO

許嫁「っ! ごめん……」

メイド「……こちらこそ、申し訳ございません」

メイド「ですが、男さまには……」

許嫁「……分かってる、それが望みだもんね……」

304 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:50:42.58 ID:yZkslIuAO

メイド「さ、お嬢様…… 涙を拭きませんと跡が残りますよ?」スッ

許嫁「うん、ありがと…… 男さまに泣いたのバレちゃうもんね……」ゴシゴシ

メイド「はい、せめて男さまには可愛い笑顔を見せて差し上げて下さい」

許嫁「……うん」

305 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:51:33.22 ID:yZkslIuAO

メイド「まだしばらくはこちらにいらっしゃるのでしょう?」

許嫁「うん、夕方まではいるよ」

メイド「では、お昼はオムライスをお作りしましょうね?」

許嫁「やった! 出来ればここの皆と一緒に食べたい!」

メイド「畏まりました、今日は特別に使用人もご一緒させましょう」

許嫁「皆にも、私が居ない間のこと沢山聞きたいなっ!」

306 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:52:24.76 ID:yZkslIuAO

メイド「はい、それに夕方前にはきっと……」

許嫁「そうだね、皆の話聞きながら楽しみに待つよ……」

メイド「それじゃ、食堂でお待ち下さい……」

許嫁「うん…… また、後で。 沢山話たいことあるんだから……ね?」

307 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/24(火) 21:53:04.53 ID:yZkslIuAO

許嫁「ただいま帰りました!」

男「お帰り、メイドは元気にしてたか?」

許嫁「……はい」

男「そっか」

許嫁「……男さま?」ギュー

男「なんだ?」

許嫁「大好きです!」チュッ

308 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/24(火) 21:55:45.48 ID:yZkslIuAO
本日はここまで。

特に意味はない女&友と、伏線バリバリの許嫁&メイドでした。

明日から第五部日常編(主任編)、ちょっぴりシリアスで進みます。

では、また明日21時!
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 21:56:31.50 ID:I9hc7kqIO

主任はメイドと電話してた人かな
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 22:03:26.73 ID:8VddcK0IO
メイドなんで死んでしまうん?
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/24(火) 22:04:37.45 ID:evYdguhTo
乙〜
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 22:11:33.34 ID:9iesh2Nfo
ど、どういうことだってばよ!
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/24(火) 22:14:42.46 ID:vUsTiQIoo
ついに来たか……
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県) [sage]:2012/01/24(火) 22:21:35.89 ID:wTCejApko
誰が死ぬんかわかんね
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/24(火) 22:29:51.95 ID:3Hp4NIIL0
>>314
今日は顔色よさそうって言ってるんだからメイドじゃね?
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/25(水) 02:35:39.19 ID:TPsQW0GDO
???「私は命を二つ持ってきた」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/25(水) 03:27:07.09 ID:GkTWHMeAo
取りあえず爺さんの真意がめっちゃ気になる
伏線はりまくってるし
318 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 07:24:48.94 ID:K+hYhwcAO
>>316

???「儂の命は108つまであるぞ」

???「いつから命が一つだと錯覚していた?」

???「命はもっと粗末に扱うべきなのだ…!」

???「諦めたらそこで試合終了だよ」

メイド「お帰り下さい」
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/25(水) 12:55:23.41 ID:sCAQZWu/o
しかし、ここの>>1は本当にノリがいいなぁww
320 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/25(水) 21:05:46.75 ID:K+hYhwcAO
こんばんは!

さて、予告通り今日から第五部日常編(主任編)です。

第五部は多少シリアス入ります。
今日はまだイチャイチャパートですが。

それでは、投下開始します。
321 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:07:57.57 ID:K+hYhwcAO

〜5月中旬〜


男「ふあぁ……」

許嫁「男さま、お昼寝されますか?」

男「ん……少し寝る……」

許嫁「膝枕して差し上げます、どうぞ……」ポンポン

男「……ん……」ポスッ

322 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:08:39.92 ID:K+hYhwcAO

 「いいなぁ、許嫁さん……」

許嫁「? どうしてですか?」

 「だって二人、凄く仲良しというか、ラブラブというか……」

 「アタシの彼氏なんて恥ずかしがって絶対そんなことしないもん」

許嫁「は、恥ずかしいことだったんですか?」

 「ま、家ならともかく学校の昼休みにすることじゃないかも……」

 「屋上でも弁当派が結構見てるしねー」

323 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:09:23.97 ID:K+hYhwcAO

女「ま、アンタらは気にせず自分の道を行けばいいんじゃない?」

許嫁「あ、女さん……」

友「お前らが愛妻弁当になったから学食が寂しくなって困るぜ……」

 「今日なんてそぼろでハートだったよー?」

許嫁「ひ、秘密だって言ったじゃないですか!」

324 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:10:25.38 ID:K+hYhwcAO

 「ほらほら、暴れたら男くん起きちゃうよ?」

男「……」スー スー

許嫁「……もぅ、寝付きいいんですから……」ナデナデ

女「愛妻弁当かー…… 友も弁当作ってあげよっか?」

友「……もう少し料理の腕上達してからにしてくれ……」

325 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:12:07.96 ID:K+hYhwcAO

女「……しかし、男もずいぶん皆と打ち解けたね……」

 「許嫁さんが転入してから、男くんずいぶん近寄り易くなったもん」

 「眼鏡の一件とその後のカラオケで、皆見る目が変わったからね……」

友「全部オレのおかげだよな」

女「アンタはただ悪ふざけしただけじゃない……ま、結果良かったけど」

326 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:13:13.05 ID:K+hYhwcAO

許嫁「でも、あの時の男さま、とても楽しそうでしたよ?」

 「それに、許嫁さんの為に必死な男くん、凄くカッコ良かったし!」

 「許嫁さんが居なかったら絶対狙うんだけどなー」

許嫁「男さまは私のですからね……?」

女「アンタら二人の姿見てたら誰も取ろうなんて思わないっての……」

友「恥ずかしくて誰も真似できないけどな……」

女「私も膝枕してあげようか?」

友「……勘弁してくれ……」

327 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:14:04.18 ID:K+hYhwcAO

 「いつの間にか女も友くんと付き合っちゃうし……」

 「私も男くんみたいな彼氏欲しいよー!」

女「男くんみたいなのは……いないだろうなぁ……」

許嫁「でも、きっと素敵な人が見つかりますよ!」

友「っと、そろそろ午後の授業始まるぞ」

許嫁「……男さま、時間です……」ユサユサ

男「……う……おはよう」

許嫁「おはようございます!」

328 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:15:50.26 ID:K+hYhwcAO

 「ねぇねぇ、許嫁さん?」

許嫁「なんですか?」

 「ちょっと彼氏のことで相談に乗って欲しいんだけど……」

許嫁「男さまも一緒でいいですか?」

 「いいよ、てか男くんの意見も聞きたいし……」

男「いいけど…… 最近、なんで皆許嫁に相談にくるんだ……?」

 「だって、許嫁さんに相談するとうまく行くって噂になってるし……」

329 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:16:25.63 ID:K+hYhwcAO

男「誰だ、そんな噂立てたのは……」

 「それに、二人を見てたら皆二人みたいになりたいって思うでしょ」

許嫁「と、取り敢えずお茶飲みに行きましょう!」

330 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:17:14.05 ID:K+hYhwcAO

男「……」ズズズ

 「でね、最近彼氏が冷たい気がして……」

許嫁「なら、素直に寂しいと伝えて見ては?」

 「でも、迷惑がられないかな?」

許嫁「男さまは、甘えさせてくれって言ってくれますよ?」

男「ゲホッ!」

331 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:18:18.59 ID:K+hYhwcAO

 「……男くんが? 許嫁さんじゃなくて?」

許嫁「私は言わなくても甘えさせて下さいますから……」ポッ

男「……お前、いつもそんなふうに全部話してるのかよ……」

 「だから人気なんじゃない、普通恥ずかしがって皆教えてくれないし」

332 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:20:11.86 ID:K+hYhwcAO

 「男くんは甘えたいって言われたらどうする?」

男「……撫でてやる」

許嫁「じゃあ、甘えさせて下さいっ!」ギュー

男「お、お前、こんなところで!」

許嫁「……男さまぁ……」ギュー

男「……」ナデナデ

333 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:21:15.92 ID:K+hYhwcAO

 「……」ジー

許嫁「え、えぇと、実演でしたっ!」カァ

男「……」カァ

 「……ごちそうさま」カァ

男「……許嫁、外では控えてくれ……」

許嫁「嫌です♪」

男「……」ハァ

334 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:21:55.79 ID:K+hYhwcAO

 「で、男くんは今迷惑とか、嫌だとか感じたの?」

男「……嫌、じゃない。 恥ずかしいだけだ……」

 「そっか…… うん、恥ずかしがってるだけか……」

 「私もちょっと素直に甘えてみようかな……」

許嫁「それが良いと思いますよ!」

男「……気持ちは口に出さないと伝わらないからな」

 「うん、ありがと!」

335 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:22:42.08 ID:K+hYhwcAO

 「いいの? 奢ってもらって……」

男「どうせココア一杯だしな」

 「ありがと! でも、まさか男くんに恋愛相談する日が来るとは……」

男「それはこっちのセリフだ……」

許嫁「ふふっ、それではまた明日!」

 「ありがとねー!」ブンブン

男「……また明日な」

336 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:24:46.48 ID:K+hYhwcAO

男「しかし、どっと疲れた気がする……」

許嫁「……まだ、慣れませんか?」

男「……少しな。 多分、お前と一緒じゃなければ以前通りになるかも」

許嫁「そんなことは有りませんよ、男さま顔が優しくなりましたから」

男「……そうかもな」

許嫁「ね、男さま…… せっかくだから、もう少し甘えてもいいですか?」

男「……家まで我慢しろ」

337 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:25:34.14 ID:K+hYhwcAO

許嫁「そうじゃなくて…… 映画でも見に行きません?」

男「……行きたいのか?」

許嫁「はいっ!」

男「行こう。 夕飯も食べて帰るか……」

許嫁「えへへ……」ギュ

男「歩きづらいって……」

許嫁「離しませんからっ!」ギュ

338 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:26:26.37 ID:K+hYhwcAO

男「で、何見たいんだ? パイレーツオブレズビアン?」

許嫁「いえ……その、アレ、なんですけど……」スッ

男「……ドラ○もん?」

許嫁「……はい」カァ

男「許嫁らしいと言えば、らしいな……」

339 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:27:01.34 ID:K+hYhwcAO

許嫁「……良いですか……?」

男「良いよ、許嫁が見たいなら」ナデナデ

許嫁「もぅ……子供扱いしないで下さいっ!」

男「ほら、チケット買わないと始まるぞ?」

許嫁「あ、急ぎましょう、男さまっ!」

340 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:29:06.74 ID:K+hYhwcAO

男「流石に公開開始から大分経ってるから席空いてるな……」

許嫁「男さまっ、真ん中が空いてますよっ!」グイグイ

男「慌てなくても大丈夫だから……」

許嫁「ダメですっ! 一番良い席を取るんですからっ!」

341 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:31:03.52 ID:K+hYhwcAO

男「何か飲み物でもいるか?」

許嫁「いえ、それより一緒に居て下さい……」ギュ

男「……お姫様のご要望通りに」ギュ

許嫁「あ、始まりますよ……!」ワクワク

342 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:31:36.55 ID:K+hYhwcAO

 「……! ……!」

男「あれ、ドラ○もんって声変わった?」

許嫁「ええ、皆一斉に声変わってますよ?」

男「なんか違和感があるな……」

許嫁「聞いてるうちに慣れますから……」

 「……、……!」

許嫁「……」グッ

男(真剣に見てるな……)チラッ

343 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:32:43.06 ID:K+hYhwcAO

男(そういや、許嫁とおじさん三人で見たことが有ったな……)

許嫁「男さま、ちゃんと見てますか?」

男「すまん、少し昔のこと思い出してた……」

許嫁「……私、一緒に見たあの時からずっと好きなんです」

男「……そっか」

許嫁「ずっと、隣に男さまが居たらって、思ってました……」ギュ

男「これからはいくらでも一緒に見てやるから……」ギュ

344 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:34:55.10 ID:K+hYhwcAO

許嫁「うぅ……ピッポ……リルル……」グスッ

男(泣いたりして、本当に可愛い奴だな……)

許嫁「男さまぁ……」ギュ

男「ほら、最後見逃しちまうぞ?」

許嫁「うわあぁぁぁぁん!」ヒック ヒック

男「ちょ、ほら、落ち着けって……」アタフタ

345 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:35:46.56 ID:K+hYhwcAO

男「ほら、落ち着いたか?」ナデナデ

許嫁「うぅ……良いお話でした……」グスッ

男(客が少なくて良かった……)

許嫁「……男さま、すみません…… 取り乱してしまって」

男「……許嫁らしいから良いよ、でも次からは家で見ような?」

346 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:36:44.60 ID:K+hYhwcAO

許嫁「抱っこして一緒に見てくれますか……?」

男「家でならな、何だったら借りて帰るか?」

許嫁「どうせなら週末に借りて一日一緒に見たいです……」

男「わかった、ついでにえっちなのも借りて見てみるか!」

許嫁「……はい」カァ

347 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:37:23.37 ID:K+hYhwcAO

男「それじゃ、今日は何か食べて帰ろう…… 何が良い?」

許嫁「CoCo壱行ってみたいです!」

男「……悪くないな、家であの味は出ないし」

許嫁「じゃあ、行きましょう! 泣いたらお腹空いちゃいましたから!」

男「オレはお前の可愛い姿でお腹いっぱいなんだが……」

348 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:39:50.44 ID:K+hYhwcAO

 「お前ら、うちの学校の生徒だなぁ……? こんな時間まで何をしとる!」

許嫁「えぇと……」

男「……主任先生、お疲れ様です。 生活指導の見回りですか?」

主任「……お前は三年の男か……、とするとそっちは許嫁だな?」

許嫁「は、はい……」

349 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:40:39.12 ID:K+hYhwcAO

主任「ふん、学生の癖に婚約したとか聞いたぞ……不純な!」

許嫁「私たちは……!」

男「許嫁、止めろ」

主任「学生は学業だけ考えておればいい…… さっさと帰れ!」

男「……失礼します」

許嫁「……」ペコリ

350 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:42:15.30 ID:K+hYhwcAO

許嫁「……今のは……」

男「……厄介な奴に目をつけられたな……」

許嫁「生活指導の先生でしたね……?」

男「評判が良くない奴だ。 アイツ、オレのこと嫌ってるしな……」

351 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:43:10.57 ID:K+hYhwcAO
許嫁「学校で何か言われるでしょうか……?」

男「……わからん。 セクハラまがいの身体検査する奴だ、気を付けろ」

許嫁「……はい」

男「大丈夫、何も後ろめたいことしてないんだから……」ナデナデ

許嫁「男さま……」ギュ

男「さ、カレー食って帰ろうぜ」

許嫁「……はいっ!」ニコッ

352 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:45:33.05 ID:K+hYhwcAO

男「……ふぅ」チャプン

許嫁「……」ショリショリ

男「……」ジー

許嫁「……男さまのえっち!」ショリショリ

男「……それ、しずかちゃんの真似?」

許嫁「違います、もぅ……!」カァ

353 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:46:22.41 ID:K+hYhwcAO

男「しかし、女の子の毛の処理って何かエロいな」

許嫁「……変態みたいな事言わないで下さい」ショリショリ

男「今度、剃らせて?」

許嫁「ダメです…… どうせ全部剃るつもりでしょう?」ショリショリ

男「可愛いと思うけど……」

354 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:47:23.88 ID:K+hYhwcAO

許嫁「そんな状態で修学旅行行ったら何言われるか……」ショリショリ

男「言いたい奴には言わせとけばいいよ」

許嫁「なら、男さまも全部剃って差し上げましょうか? 赤ちゃんみたいに」

男「……ごめんなさい」

許嫁「分かればいいんです、もぅ……」ジャー

355 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:48:31.48 ID:K+hYhwcAO

男「……修学旅行終わったら剃ろうな?」

許嫁「……まぁ、水着着るときは楽ですけど……」ジャプン ザバー

男「メイドみたいにツルツルに……」

許嫁「……私とメイド、どっちを想像して大きくしました?」ニギッ

男「……もちろん許嫁」

許嫁「……うそつき」ギュー

男「痛い痛い痛い痛い……」

356 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:50:20.69 ID:K+hYhwcAO

許嫁「洗濯ものしまってきました」

男「お疲れ様…… おいで?」

許嫁「……失礼します」ゴソゴソ

男「しかし、ドラ○もん見て泣くとは思わなかった」

許嫁「感動するじゃないですか……」

男「まぁ、良い話だったけどさ」

357 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:51:03.39 ID:K+hYhwcAO

許嫁「男さまは、もしドラ○もんがいたらどんな秘密道具が欲しいですか?」

男「もしもボックス」

許嫁「……」

男「アレあれば他の道具いらないだろ?」

許嫁「夢がないです……」

男「なら、許嫁は何が欲しいんだよ?」

許嫁「欲しいというか、欲しかったのはどこでもドアですね……」

男「一番メジャーだな…… ま、あると便利だろうけど……」

358 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:51:47.03 ID:K+hYhwcAO

許嫁「……どこでもドアがあれば、男くんに会いにいけるって……」

男「……そっか」ナデナデ

許嫁「今はもう、いつでも会えますけどね?」

男「いつでも一緒、が正しいな。 お前と離ればなれになる気はないぞ」

許嫁「私もです。 絶対に離しませんから……」ギュー

359 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 21:52:24.80 ID:K+hYhwcAO

男「……太ももすり付けるな、反応してしまうぞ?」

許嫁「我慢して下さい! 今日は離れませんから……」

男「……変な気起こさないうちに寝るか……お休み」ナデナデ

許嫁「おやすみなさい、男さま」チュッ

360 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/25(水) 21:55:16.83 ID:K+hYhwcAO
本日はここまで。

主任は学校の生徒指導でした。
ということは、あの台詞だけの人は第六部の幼女ですね、わかりますん。

では、また明日21時に!
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/25(水) 21:56:52.69 ID:GeEEtq8Qo
レイパー大杉だろjk。こいつも前科が……?
乙〜
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/25(水) 21:57:55.29 ID:tZTKNunIO
乙!
>>48>>49の子気になってた
363 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 22:08:20.12 ID:K+hYhwcAO
>>362
いやいやいやいや、冗談だよ!

あれが幼女なら頭脳は子供、身体は子供の迷探偵幼女になっちゃうよ!

あの人はちょくちょくでますが名前が出るのはしばらく後です。
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/25(水) 22:12:20.38 ID:XBsZdMBr0
生活指導のおっさんはメガネの叔父です
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 22:17:42.75 ID:UulcMI0J0
シリアスってそっち方面のシリアスなのか・・・?
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/25(水) 22:20:56.48 ID:V7wGWQX+o
レイプのレの字もないはずだから大丈夫だろう・・・
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/25(水) 22:24:30.31 ID:vtEnJSnZ0
乙!
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/25(水) 22:26:21.45 ID:UulcMI0J0
「レ」まではあるんじゃなかったっけwwww
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/01/25(水) 22:34:41.34 ID:1B8nFMWOo
ほのぼのレイ○
370 :名無しNIPPER [sage]:2012/01/25(水) 22:54:46.71 ID:IeUzZxhDO
幼女が主任なら安心だろ

安心だよね?
371 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/25(水) 23:08:22.97 ID:K+hYhwcAO
>>370

幼女「こらぁー、男なに見てるのー!」

男「い、いえ。 幼女先生スカートで体育座りしてるからパンツ見えて……」

幼女「どこ見てるのー! しどーしつに来なさいー!」


〜しどーしつ〜

幼女「で、なんでここふくらませてるのかなー?」サワサワ

男「せ、先生が触るから……」

幼女「えへへ、男くんたべちゃおー!」パックンチョ

男「あ……だ、ダメ……キツい……」ジュプジュプ

〜事後〜

幼女「男くん、中にこんなに出しちゃったねー」

男「許嫁がいるのに……」

幼女「さて、それじゃあ…… きゃあぁぁぁぁ!」

男「な、何を!」

先生「な、何事です……これは!」ガラガラッ

許嫁「男さまっ! こんな小さい先生になんてことを……」

男「ちが……」

幼女「男くんが……いきなり襲いかかってきて……うわあぁぁぁぁん!」エグエグ

先生「な、なんて事だ、警察を……」

許嫁「……最低」

幼女「これで、男くんは私だけのものだねー」ボソッ


眼鏡「大丈夫か、男!」

男「遅ぇよ」


〜バッドエンド〜
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/25(水) 23:12:25.85 ID:tZTKNunIO
>>371
眼鏡わろたwwww
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2012/01/25(水) 23:21:35.66 ID:pChuznSNo
>>371
それにしてもこの>>1
ノリノリである

374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/25(水) 23:22:38.23 ID:O6pl8jxPo
乙ー
あれ?>>48-49の子はヤの人と繋がりがあったり、妙に強かったり
腐ってたりする、どっかの姉って言ってなかったっけ?
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 07:57:47.15 ID:FhEmi3RU0
え、これって>>1の過去の作品とリンクしてんの?
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/26(木) 12:19:47.23 ID:RYHUbjsbo
主任「あれ?ここはどこだ?」

眼鏡「ようこそ主任先生、貴方も許婚さんに手を出したんですね?」

主任「は?眼鏡?おいなんだここは、っておい何だお前らは!ヤメロォォォォアッー!!」

こういう展開はまだですか?ワクテカして待ってます
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 14:47:04.73 ID:bI8RapeDO
1週間もすれば今回の話しは一段落しているのでしょうか?
眼鏡の時みたいになるかと思うと、きっちり安心できるところが投下されるまで読むのが怖いのです。
378 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/26(木) 21:06:27.74 ID:X+6HCtuAO
こんばんは!

主任大活躍の巻。
本日分投下します。

>>375
台詞の人が出張してくる程度で過去作の話はストーリーに絡まない予定です。

>>377
レイプのRの字くらいしかないから大丈夫ですよ。

てかそんな強姦魔だらけの世界は嫌……じゃないな、ご褒美でした。
379 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:08:20.47 ID:X+6HCtuAO

許嫁「おはようございます」

 「おはよー」

男「……おはよう」

 「よう!」

友「おはよう……お前ら、昨日主任に何絡まれてたんだ?」

男「なんで知ってる?」

女「私たちも映画見てたんだもん!」

380 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:09:19.44 ID:X+6HCtuAO

友「二人の邪魔しないよう帰ろうとしたら主任に見つかってたからさ……」

許嫁「……不純だとか言われました、私純粋に男さま好きなのに……」

女「そういう意味じゃないけどね……」

友「アイツに目を付けられたか……厄介だな、アイツしつこいし」

女「やたら女の子に触りたがるしね……男くん、守ってあげなさいよ?」

男「分かってる」

381 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:10:01.70 ID:X+6HCtuAO

先生「では、本日は以上!」

男「……帰るか」

許嫁「はい、今日は恋愛相談もないみたいですし」


 「3年B組、男くんと許嫁さん。 生徒指導室まで来て下さい」


男「……早速か」

許嫁「どうしますか?」

男「無視したところで、また呼び出されるだけだな」

382 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:10:51.56 ID:X+6HCtuAO

許嫁「……私、あの先生嫌いです」

男「皆嫌ってるさ……」

女「行くの?」

友「どうせ婚約のこと言ってくるからな、許嫁さん守れよ?」

 「オレたちも応援するからな!」

男「皆、ありがとう。 ……行ってくる」

383 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:13:08.36 ID:X+6HCtuAO

男「……許嫁、最悪の場合少し嫌な思いをさせるかもしれない」

許嫁「……大丈夫です、男さまが一緒なら……」

男「……入ろう」コンコン

 「入れ!」

男「……失礼します」ガチャ

許嫁「……」

384 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:13:44.59 ID:X+6HCtuAO

主任「座れ」

男「……今日は何故オレたちが呼び出されたんですか?」

主任「言われないと分からんのか?」

男「分かりません、特に校則違反した覚えもありませんが」

主任「生意気だな…… 貴様らが風紀を乱している為呼んだんだ!」

385 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:14:49.05 ID:X+6HCtuAO

男「……具体的にお願いします」

主任「学生の癖に婚約だと? 許されると思っているのか!」バン!

男「……校則に婚約してはならない、とはありませんが……」

主任「屁理屈を言うな! 周りに与える影響を考えろ!」

男「考えているつもりです。 校内では清らかな付き合いを心掛けていますし」

主任「婚約しておいて何が清らかな付き合いだ!」バン!

386 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:15:45.92 ID:X+6HCtuAO

主任「どうせこのデカい胸で嫌らしいことでもしてるんだろうが!」ツンツン

許嫁「さ、触らないで下さい!」

男「許嫁に汚い手で触れるな!」バン!

主任「……フン!」

387 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:17:38.08 ID:X+6HCtuAO

男「……ぐ」

男(久しぶりに、気分が……)

主任「なんだ? 偉そうな口を聞いておいて今更しおらしくするな!」バン!

男「……いい加減、指導の方針を伝えて頂けませんか?」

主任「……婚約など学生の身分で認められん。 今週末までに選べ」

388 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:18:25.79 ID:X+6HCtuAO

男「……何を選べと?」

主任「婚約を解消するか、学校を辞めるかだ」

許嫁「そんな!」

主任「別にどっちが辞めてもいいぞ? なんなら二人とも辞めるか?」

男「……なぜ辞める必要が?」

主任「話を聞いていたのか! お前らがいると風紀が乱れるからだ!」

389 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:19:42.59 ID:X+6HCtuAO

主任「オレとしては男、貴様に辞めて貰いたいがな?」

主任「まだ許嫁は大人しく指導に従いそうだからな……?」サワサワ

許嫁「……いい加減に 」ブルブル

男「許嫁、落ち着け」ギュ

許嫁「でも……」

男「……お話は以上でしょうか?」

主任「フン、許嫁は残れ。 貴様からも話を聞く」

390 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:20:45.20 ID:X+6HCtuAO

男「ではオレも残ります」

主任「……なに?」

男「先程までの許嫁への態度、婚約者と二人きりには出来ません」

主任「く……もう良い、今週末までに決めておけよ!」

男「……失礼します。 許嫁、行こう……」ガタン

許嫁「……はい」ガタン

391 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:23:16.59 ID:X+6HCtuAO

許嫁「……男さま」

男「……すまん、ちょっと気分が悪い」

許嫁「保健室に行きますか……?」

男「……教室に戻ろう」

許嫁「……はい」

392 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:24:04.97 ID:X+6HCtuAO

許嫁「男さま、お茶買ってきました……」

男「……ありがとう、落ち着いた」

友「おい、男大丈夫か?」

女「例の吐き気? ってことは、主任の奴よほど悪意振りまいてたか……」

許嫁「……婚約解消するか、退学しろと……」

393 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:24:39.17 ID:X+6HCtuAO

友「はぁ? なんだよそれ!」

許嫁「婚約など風紀を乱すからと言われました……」

女「何したっていうのよ、婚約がそんなに悪いことなわけ?」

友「まさか、学校辞めないよな……?」

許嫁「男さま、私が辞めれば……」

男「……馬鹿なことを言うな」

許嫁「でも……」

394 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:25:15.81 ID:X+6HCtuAO

男「アイツ、許嫁の肩や胸を触りやがった……絶対に許さん!」バンッ!

女「でも、どうするの……? またお爺さんに頼む……?」

男「こんなことで爺の手を借りてたら一生爺の手の上だからな……」

男「最悪の場合はしょうがないが、出来れば自分の手で許嫁を守りたい」

395 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:26:51.34 ID:X+6HCtuAO

友「意気込みは立派だがな、実際どうすんだよ……」

男「考えがある。 でも、オレ一人では無理だ…… 力を貸してくれ」

友「何をやればいい?」

女「何でもやるよ、私たち!」

男「……何も説明してないのに、いいのか? 失敗したら内申響くぞ?」

396 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:27:22.94 ID:X+6HCtuAO

友「ふん、お前らの退学がかかってんのに見捨てると思うか?」

女「私は最悪の場合、永久就職するから関係ないしー?」

男「……ありがとう」

許嫁「いざとなったら私が辞めますから、好きにやっちゃって下さい!」

女「アンタを辞めさせない為に頑張るんだってば……」

397 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:28:03.23 ID:X+6HCtuAO

友「で、具体的にどうするんだ?」

男「友、お前は他のクラスにも顔が広いよな?」

友「あぁ、まぁたまに遊ぶ程度なら……」

男「なら、明日からオレと他のクラスに遊びに行くぞ」

友「はぁ?」

398 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:28:43.53 ID:X+6HCtuAO

男「女、お前は許嫁と探し物だ」

女「……何探せばいいわけ?」

男「……短いスカート」

女「……ふざけてる?」

男「……大真面目だ」

許嫁「男さま、具体的に説明して下さい……」

男「……あぁ、つまりな……」

399 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:30:58.55 ID:X+6HCtuAO

男「ごちそうさま」

許嫁「お粗末様でした……」

男「今週末までは帰りの寄り道もなしだ、ごめんな?」

許嫁「いいんですよ、その分こうして……」ピト

許嫁「家で甘えれば良いんですから」ギュー

400 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:31:55.29 ID:X+6HCtuAO

男「悪いな、爺に頼めばお前に嫌な思いさせることもないんだが……」

許嫁「私、嬉しいんですよ? 男さまが守って下さるんですから……」

男「成功するか分からないけどな……」

許嫁「きっと成功します、皆が協力してくれれば……」

男「オレ、前まではさ、自分から何かしようなんて考えもしなかった」

男「でも、お前の為なら、なんでもしてやりたい。 お前はオレが守りたい」

男「おじさんとお前に守って貰った分、お前を守るから……」

401 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/26(木) 21:33:41.03 ID:X+6HCtuAO

許嫁「男さま、一生守って下さいますか……?」

男「……聞くなよ、恥ずかしい……」

許嫁「えへへ……その代わり甘えさせてあげます!」ギュー

男「……甘えてるのはお前だろ……」

許嫁「いーえ、私がお姉さんなんですから……好きなだけ甘えて下さい!」

男「……」ポスッ フニョン

許嫁「……男くんの髪、昔と同じで柔らかいね……」ナデナデ

男「お姉ちゃん……」

402 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/26(木) 21:38:47.13 ID:X+6HCtuAO
少し短いですが本日はここまで。

書き貯めの速度が落ちてきたせいです……

現在書き貯めの4/5くらい。
来週くらいに少し休んで執筆に集中するかも。
また報告します。

では、また明日21時に!
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/26(木) 21:49:59.80 ID:4YJZ3RJJo

主任のセクハラが堂々としすぎでワロタ
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/26(木) 21:56:22.48 ID:g10JXom5o
主任うぜー!
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 22:03:09.53 ID:FhEmi3RU0
てんめぇっ主任てんめっ
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/26(木) 22:08:35.83 ID:9FSVst+uo

お姉ちゃんキャラかわいいな
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/01/27(金) 03:45:08.50 ID:MecUoABc0
これは、クズメガネに勝るとも劣らないクズだな
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/27(金) 04:10:20.65 ID:WhKHvDZgo
全会一致で「主任が仕事辞める」だな
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/01/27(金) 05:39:26.48 ID:fLoR/ZsAO
乙〜



主任処刑のAAはいつ出来上がりますか?wwwwww
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/27(金) 07:35:01.95 ID:l/nb4VpDo
会話録音すれば解決するんじゃ
411 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 09:18:05.58 ID:Y81/441AO
>>410
なるほど……
そんな手があったか!

男(会話録音すれば解決するんじゃ……)カチッ

男「それで具体的に……」

主任「ば、馬鹿者! どこを触っておる!」

男「え」

許嫁「う」

主任「や、やめろ! 儂はノンケだ……うあぁぁぁっ!」

男「な、何もしてない……」

先生「何事ですっ!」ガラガラッ

主任「いきなり男が儂の一物を触りだして……」

男「そ、そんなことしてません!」

主任「証拠もある!」ガッ プチッ

 『ば、馬鹿者! どこを触っておる!』

 『え』

 『う』

 『や、やめろ! 儂はノンケだ……うあぁぁぁっ!』プッ

先生「な、なんという羨まし……いや、いかがわしいことを……」

先生「後ほど処分は伝えます、二人とも謹慎してなさい!」


眼鏡「大丈夫か、男!」

男「だから遅いって」

〜バッドエンド〜
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/27(金) 10:42:18.28 ID:Pu7NNjUIO
主任策士すぎわろた
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/27(金) 19:37:23.97 ID:QYFNgrJZo

>男「……」ポスッ フニョン
うらやましい・・・
414 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/27(金) 21:05:13.65 ID:Y81/441AO
こんばんは!

やはり良いアイディアが浮かぶと筆が進みますね。

それでは本日分の投下開始します。
415 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:05:57.18 ID:Y81/441AO

男「おはよう」

許嫁「おはようございます!」

女「おはよっ!」

友「おぅ、昨日のうちに知り合いには電話しといたぞ!」

男「友、悪いな。 助かる……」

女「私も後でギャル系のグループに声掛けてみるよっ!」

416 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:06:45.78 ID:Y81/441AO

許嫁「私も女さんと行動しますから、しばらく離ればなれですね……」

男「家に帰れば一緒だからさ……」

許嫁「でも、寂しいです……」ギュ

女「はいはい、イチャイチャするのは帰ってから!」

友「時間がないから、さっさと動かないとな……」

女「そろそろHRが始まるよ、続きは昼休みに……」

男「あぁ、昼休みに皆に声掛けたら行動開始だ…」

417 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:07:33.83 ID:Y81/441AO

先生「以上で今日の授業は終わり……明日は続きからです」ガラガラ

 「よーし、学食行こうぜ!」

 「今日のお弁当何かなー?」

男「すまない、皆聞いてくれるか?」

 「どした男、とうとう結婚報告か?」

 「まさか、子供出来たとかじゃないよね……?」

男「いや、そうじゃなくて……お前ら、オレをどういう目で見てるんだ……」

418 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:10:01.06 ID:Y81/441AO

男「実は、オレと許嫁が退学させられるかもしれない……」

 「はぁ? お前らが何したってんだよ!」

 「男くんはともかく、許嫁さんがそんな悪いことするわけないじゃない!」

男「主任が言うには、婚約が周りの風紀を乱すそうだ」

 「むしろアイツが風紀乱してるじゃねえか!」

 「オレたち全員で抗議でもするか?」

419 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:11:02.90 ID:Y81/441AO

男「……待ってくれ、オレに考えがあるんだ。 でも皆の協力がいる……」

男「説明するから、聞いてくれるか……?」


男「……こんな感じだ。 あと四日、その間にどれだけ出来るかが勝負だ」

 「面白そうじゃねえか……オレはやるぜ!」

 「アイツいつもセクハラしてくるし、女子は全員協力するよ!」

 「「さんせーい!」」

許嫁「皆さん、ありがとうございます……」

男「本当にありがとう……」

420 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:11:57.06 ID:Y81/441AO

 「そうと決まればお前はさっさと行け、時間がないぞ」

 「私たちは役割分担して後で教えるから……」

男「分かった…… 友、早速行くぞ!」

女「許嫁さん、私たちも行くよ!」

許嫁「はいっ!」

 「よーし、それじゃ学食組は飯諦めろ! 昼休み中に決めてしまうぞ!」

421 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:13:30.86 ID:Y81/441AO

友「まずはA組からだな……」

男「オレ、知り合い居ないからお前だけが頼りだからな?」

友「分かってるって…… よーっす!」ガラガラ

 「おう、友! 電話の件だな? 紹介してやるよ!」

 「あ、は、初めまして……」

友「宜しく、オレが友でコイツが男ね!」

男「宜しく、今日はありがとう……」

 「い、いえ……とんでもないです……」ポッ

422 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:14:17.78 ID:Y81/441AO

男「それじゃ、早速で悪いけどこの紙に書いてくれるかな?」

 「は、はい! 恥ずかしいですけど……」テレテレ

男「ここは初めてはいつか、次に回数と場所ね…… 覚えてる限りでいいから」

 「は、はい…… あの、匿名で良いんですよね?」

男「勿論! キミに迷惑は掛けないから……」

423 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:15:11.26 ID:Y81/441AO

 「……」カキカキ

男「え、こんなことまで……? す、すごいね……」

 「や、やだ! 言わないで下さい……」カァ

男「ごめんごめん、驚いちゃったからつい……」

 「もぅ……」カキカキ

友「……なぁ、オレいらなくね?」

男「寝ぼけてないでお前も他の子に聞いてこい……」

友「へいへい……」

424 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:16:55.75 ID:Y81/441AO

許嫁「むー……」

女「許嫁さん、なんか不機嫌?」

許嫁「……男さまが私の居ない所で知らない女の子と話してると思うと……」

女「やだ、嫉妬してるんだ…… かーわいー!」ギュー

許嫁「むー!」

女「大丈夫、男くん、アンタ一筋だから…… フラグは立てて来そうだけど」

許嫁「……そのフラグが危険な気が……」

425 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:17:32.34 ID:Y81/441AO

女「好きな人のこと、信用してあげなきゃ! ほら、帰ってきたよ」

許嫁「あ、あの方たちですか……」

 「そこアタシたちの席なんだけど……なんだ女じゃん」

女「久しぶり、待ってたんだ!」

 「そっちの子は?」

許嫁「あ、女さんの友達の許嫁って言います……」

426 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:18:27.64 ID:Y81/441AO

 「あー、噂のラブラブカップルの……」

 「へー、もっとイケイケと思ってたよ……」

女「そのラブラブカップルについてお願いがあるんだけどさ……」

 「アンタと友には助けて貰ったしね、出来ることなら協力するよ?」

女「実はさ……」

427 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:20:47.90 ID:Y81/441AO

 「へえ、アンタの彼氏やるじゃん! でも……アンタ良いの?」

許嫁「はい、他の方にやって貰うわけにはいきませんから……」

女「許嫁さん……」

 「おっけ、協力したげる。 アンタ腰回りのサイズいくつ?」

 「放課後までに、仲間内でサイズ合うの居ないか聞いといてあげるよ!」

428 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:23:12.54 ID:Y81/441AO

先生「本日は以上、解散!」ガラガラ

女「男、それじゃ私たちスカート借りに行くから……」

男「あぁ、オレたちはもう少し他のクラス寄って帰るよ」

許嫁「……男さま、お礼とか言って女の子誘ったら承知しませんからね……?」

男「余計な心配だ、バカ」

友(アブねぇ、お茶誘う所だった……)

429 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:24:40.95 ID:Y81/441AO

男「女、遅くなるようなら二人でうちかお前の家に帰っててくれ」

男「後で、送るか迎えに行くかするから……」

女「過保護だなぁ、でも、友にもそれくらいして欲しいかも?」

友「なんだ、誘ってんのか?」

女「バーカ、両親は家に居ますから!」

男「じゃれてないで、そろそろ行ってこい。 友、オレたちも行くぞ」

友「あいよ、んじゃ、また夜電話するわ」

女「はいはい、男くん、許嫁さん借りてくねー」

許嫁「男さま、また後ほど……」

430 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:25:46.31 ID:Y81/441AO

友「しかし、こういいのなんか生々しくて興奮するよな……」ピラピラ

男「お前な、彼女らも恥ずかしいのを我慢してくれてるのに不謹慎だぞ」

友「……そうだな、悪い……」

男「そう思うならこれが無駄にならないようやれることをやるぞ……!」

友「あぁ…… 今日でC組終わらすぞ!」

431 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:27:59.62 ID:Y81/441AO

 「ここがアタシんちー、誰もいねーから上がればー?」

女「悪いねー、突然お願いしちゃって……」

 「いいよ、あの子の知り合いならさー」

許嫁「本当にありがとうございます!」

 「じゃあさ、お礼に彼氏一日貸してよ、カッコいいらしいじゃん?」

許嫁「だ、ダメです! 男さまは……」

 「冗談、冗談! ちょっと味見してみたかったのはホントだけど……」

432 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:28:41.78 ID:Y81/441AO

女「はいはい、眼鏡の二の舞になりたくなければそこまで!」

 「へいへい、取り敢えず上がりなー、試着しないといけないし」

許嫁「……お邪魔します」

女「お邪魔しまーす!」

 「何か飲む? つっても酒しかないけど」

女「お酒はいいや……」

許嫁「私も禁止されてますので……」

 「しゃーないなぁ、スカート持ってくるから待ってなー」

433 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:29:39.17 ID:Y81/441AO

 「どう? アンタスリムだけどアタシが小柄だから合うはずだけど」

女「……小柄だから余計短いね……これはヤバい」

許嫁「……素で下着が見えそうです……」

 「少しずりさげ気味にすれば?」

許嫁「んしょ…… さっきよりはマシですね……」

女「その代わりブレザーとの間がヤバいけど」

許嫁「……パンツ見せながら歩くよりはマシです……」

434 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:32:10.07 ID:Y81/441AO

 「それだと流石にこれは履けないかなー?」ピラピラ

許嫁「な、なんですかそのパンツ!」

女「パンツというか紐じゃない……」

 「せっかくだからプレゼント? こっちは返さなくていいからさー」

 「彼氏に貰ったけど毛の処理が面倒で一度も履いてないから新品だよ?」

女「そ、そういう問題じゃ……」

435 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:32:59.80 ID:Y81/441AO

 「これ履いたら、彼氏喜ぶかもよー?」

許嫁「っ! ありがたく頂きます!」ガシッ

 「どういたしましてー…… プクク」

女「……ま、いいけどさ……」

 「スカートは返す前クリーニング出してくれればいいからー」

436 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:33:45.63 ID:Y81/441AO

許嫁「出来るだけ汚さないようにしますので……」

 「好きなだけ彼氏にぶっかけて貰っていいからねー」

許嫁「は、はい……」カァ

女「いやいや、ダメでしょ……」

 「とにかく、アタシらもアイツムカついてるから……」

 「触るなら金寄越せっての! だから、何でも手伝うからさ!」

許嫁「ありがとうございます!」

437 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:35:47.00 ID:Y81/441AO

許嫁「ただいま帰りましたー!」

男「おかえり…… 電話しろって言ったろ?」

許嫁「まだ6時前ですよ……?」

男「それでもやっぱり心配なんだよ……」

許嫁「ふふっ、ありがとうございます」

男「それで、借りられたか?」

許嫁「はい、履いてみましょうか?」

男「……頼む」

438 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:36:48.39 ID:Y81/441AO

許嫁「思ったより短いんですよね……」パサッ ゴソゴソ…

男「部屋で着替えて来いよ……」

許嫁「……男さまに隠してもしょうがないじゃないですか」

男「……変な気分になる」

許嫁「……男さまのえっち…… ん、履けました」ファサッ

439 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:37:36.04 ID:Y81/441AO

男「……パンツ見えてるぞ……」

許嫁「ずり下げないと見えちゃうんですよね……」ズリズリ

男「……言い出しといてなんだが、本当にやるか?」

許嫁「……やります。 その代わり、守って下さいね?」

男「分かってる…… でも、せめて短パン履こうな?」

440 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:38:30.45 ID:Y81/441AO

許嫁「……それ、意味無くなっちゃうんじゃ……」

男「パンツを見せるのが目的じゃないからな、というか見せたくない」

許嫁「……分かりました」クスリ

男「予定通りなら明後日だ。 明日、友と詰めに行くから」

許嫁「頑張りましょうね!」

441 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:40:46.64 ID:Y81/441AO

男「……ふぅ……」チャプン

許嫁「あと、三日ですね……」チャプン

男「あぁ…… 今のところ予定通りなんだけどな……」

許嫁「心配はしていませんよ、男さまを信じてますから」

男「……期待しすぎるなよ?」

許嫁「ふふっ、別に失敗しても、男さまに貰って頂ければいいだけですし」

442 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:42:02.58 ID:Y81/441AO

男「……で、今度は結婚など風紀が乱れる、とつつかれるわけか……」

許嫁「それがお嫌でしたら、頑張って下さいね?」

男「ま、実際こんなことしてるから風紀どころの問題じゃないけどな」モミモミ

許嫁「私たちは結婚を前提とした前向きな交際だから良いんです」ニギ

443 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:42:43.76 ID:Y81/441AO

許嫁「……また固くしてます…… やっぱり不純かも」

男「しょうがないだろ、目の前に許嫁の裸があるんだから」

許嫁「……スッキリさせておきますか?」

男「……我慢する。 問題が解決するまでは……」

許嫁「ご立派です!」ナデナデ

444 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/27(金) 21:43:29.04 ID:Y81/441AO

男「撫でるのは良いけどどこ撫でてんだよ……」

許嫁「……頭、ですよ?」

男「間違いじゃないけどさ……」

許嫁「ふふ、ここまででお預けにしておきます、続きは週末ですね?」

男「……なんか意地悪だな」

許嫁「胸を触ったお仕置きですから」ニコリ

445 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/27(金) 21:47:16.01 ID:Y81/441AO
本日はここまで。

来週からしばらく不定期更新になりそうです。

書き貯めが進めば毎日更新を目標にしますが、時間はバラバラだと思います。

それでは、また明日21時に!
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/27(金) 22:27:07.40 ID:KFkUgYZ6o
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/01/27(金) 23:43:54.52 ID:/i8bWHzPo
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/27(金) 23:49:30.13 ID:tRBU34AXo
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/27(金) 23:55:45.88 ID:yY1NPQik0
>>1
あんた最高だ
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/28(土) 00:25:30.55 ID:mC0Tyq+3o

結構大がかりな作戦っぽいな
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/28(土) 00:25:51.48 ID:w5E56+y/o
乙です
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/28(土) 08:01:08.62 ID:Vzr76V21o
壁をなぐりすぎて穴だらけなのでそろそろ引っ越す必要がある
453 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/28(土) 08:23:25.59 ID:lQkqmGCAO
>>452

★壁直し代行始めました★
ムカついたけど殴る壁が脆い、壁を殴りたいけど殴る壁が壊れた、そんなときに!
壁直しで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を直してくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に直しまくります!
1時間\12000〜 24時間営業 年中無休!
||;,|/i  /:/|
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i),,;);;.:/;/ヾ ` ̄`⌒゙   `,ノ   壁直し代行では同時にスタッフも募集しています
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   壁を直すだけの簡単なお仕事です!
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||;,|/;/;//i  i     ヽ ヽ、
||;,|/;/;//i  i      ヽ ヽ
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/28(土) 09:48:17.90 ID:nTpJFBJDO
>>453
時給高いし、簡単じゃないし
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/28(土) 09:58:51.08 ID:Juh7i/eDO
>>453
三時間程頼む
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/28(土) 11:56:01.18 ID:dZae3Pj7o
時給高杉ワロタwwwwwwww
457 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/28(土) 21:04:55.25 ID:lQkqmGCAO
こんばんは!

新しい副業始めました。
眼鏡殴り代行と違い長い需要が見込めそうで期待しています。

それでは本日分、投下します。
458 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:05:44.82 ID:lQkqmGCAO

許嫁「おはようございます!」

女「おはよっ!」

友「よぅ!」

男「おはよう……」

女「取り敢えずスカートは借りたけど、私たち今日は何すれば良い?」

男「オレと友の代わりにD組行ってくれるか?」

友「んじゃ、オレたちはどこ行くんだ?」

男「……明日、手伝って貰いたい連中に頼みに行く」

友「……わかった」

459 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:06:31.49 ID:lQkqmGCAO

男「クラスの皆はどうだ?」

 「大丈夫、こっちは任せて……今も二人行ってるから」

男「すまないな、面倒なこと頼んで……」

 「いやー、こっちもたった二日なのにかなり酷くてさ……」

 「男くん、絶対アイツをギャフンと言わせてよね!」

男「……今時ギャフンと言う奴はいないが、善処する……」

460 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:07:15.33 ID:lQkqmGCAO

先生「本日は以上、解散!」ガラガラ

友「それじゃ、行くか」

男「あぁ…… 許嫁、頼んだぞ」

許嫁「任せて下さい!」

女「じゃ、友また明日ねー!」

友「あぁ、また明日……」

461 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:07:51.14 ID:lQkqmGCAO

男「悪いな、本当なら二人で放課後デートだろ?」

友「バーカ、アイツ片付けないといつ絡まれるか心配しながら遊ぶ羽目になる」

男「そうだな、ホテルから出るとこでも見られたら終わるしな……」

友「あ、アホ! まだそんな関係じゃねぇ!」

男「そうなのか? お前良く我慢出来るな……」

友「我慢したくてしてるんじゃねぇよ…… いいから行くぞ!」

462 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:09:31.45 ID:lQkqmGCAO

男「ここか……」

友「オレ、ここの部長苦手なんだけどな……」

男「しかし、ここの協力がどうしても必要だからな……」コンコン

 「どちらさまかな? 開いてるよ」

男「……失礼」

 「おや、これはこれは男くんじゃないか……」

男「会ったことないはずだけど……」

 「キミ、有名だからね…… ボクは部長。 今後とも宜しく!」

463 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:10:09.10 ID:lQkqmGCAO

部長「それで、我が部に何の用だい?」

友「主任の野郎を潰すのに協力して欲しい」

部長「ふむ…… しかし、仮にも教師を潰すとは穏やかじゃないね?」

男「……こっちも退学が掛かってるからな、後には引けない……」

部長「……面白そうだね、話を聞かせてくれるかい?」

464 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:11:09.20 ID:lQkqmGCAO

男「……というわけだ」

部長「なるほど…… アイツは独身だから僻みもあるのかも知れないね」

友「あの顔だ、童貞もこじらせてるかもな」

男「そんな僻みや妬みで退学させられたら堪らないぞ……」

部長「……事情は分かった。 それでボクたちに何を望む?」

部長「でも、ボクらも性質上特別に肩入れして手伝うことは出来ないよ?」

男「……頼みたいのは一つだけだ…… スクープに、興味はないか?」

465 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:13:07.41 ID:lQkqmGCAO

部長「……いいだろう。 こちらとしては本来グレーだが」

男「だからといってせっかくのチャンス、見逃さないだろ?」

部長「ふふ、それにアイツボクの体にも触れたことがあるからね……」

友「……お前ら、悪い奴らだなぁ……」

部長「一緒にしないで欲しいね…… それで、お礼についてだが」

男「……情報提供だけじゃ足りないか?」

466 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:13:46.59 ID:lQkqmGCAO

部長「大したことじゃない。 今後キミと許嫁さんを取材させてくれ」

男「オレだけでは決められないな……」

部長「なに、許可が得られなくても勝手に撮るさ。 ただの意思表示だ」

男「……拒否権はないのか……」

友「言ったろ…… こんな奴だから苦手なんだよ……」

部長「おや、友くん良いのかい? 彼女が出来た今ヤバいネタも……」

友「勘弁してくれ……」

467 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:14:52.89 ID:lQkqmGCAO

男「……なんとか協力は得られそうだな……」

友「代償もデカそうだけどな…… まだいるかもしれないしD組寄るぞ」

男「あぁ」ガラガラ

許嫁「あ、男さま!」タタタ ガバッ ギュー

男「お疲れ様、許嫁」ナデナデ

 「いいなー、許嫁さん」

 「私もあんな風に甘えたーい! 彼氏いないけど……」

友「……女も来るか?」

女「……遠慮しとく」

468 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:17:04.66 ID:lQkqmGCAO

男「そういえば友、お前パソコン持ってるよな?」

友「あぁ、あるけど……」

男「明日の放課後、貸してくれ。 最後の仕上げをする」

友「え、あ、マジで……?」

女「……なにアセってんの?」

友「べべべ別にアセってなんてなかとですよ?」ダラダラ

女「ふぅん、そーなんだー……?」

男「……明日借りるから、今日のうちに処理しとけよ……」

469 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:17:42.79 ID:lQkqmGCAO

女「……私も行くから」

友「うぇあっ?」

女「……なんだったら今から一緒に行こうか?」

友「い、いえ! 明日お待ちしています!」

許嫁「それなら私もお邪魔したいです……」

470 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:18:24.38 ID:lQkqmGCAO

男「しかし、4人は狭くないか……?」

女「……男くんも友に理解示してたし、何か部屋に隠してるよね?」

男「なっ! そ、そんなことは……!」

許嫁「……男さま?」

男「……はい」

許嫁「明日行きますから。 帰ったらお部屋の掃除しましょうね?」ニコリ

471 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:19:15.97 ID:lQkqmGCAO

男「……お前のせいだからな」ギロッ

友「……それはこっちの台詞だ」ギロッ

女「アンタら、恋人がいながら何考えてんのよ……」

友「恋人と夜のおかずは別問題……」

女「黙れ」

友「……はい」

許嫁「男さまは私がいれば充分ですよね?」

男「……はい」

472 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:21:35.29 ID:lQkqmGCAO

許嫁「さ、男さま…… 大人しく出して下さい」ニコリ

男「……はい」ガサゴソ

許嫁「へぇ、ベッドとフレームの間に隠してたんですか……」

許嫁「こんなものの上で私を抱いてたんですね……?」

男「……ごめんなさい」

473 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:22:33.20 ID:lQkqmGCAO

許嫁「……これだけですか……?」

男「……」ガサゴソ

許嫁「今度は辞典の後ろ…… お勉強はどうしたんですか?」

男「……」グスッ

許嫁(……涙目でへこんでる男さま、可愛い……!)

474 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:23:45.14 ID:lQkqmGCAO

許嫁「……淫乱お姉さん特集……? お姉さんが好きなんですか?」

男「……」

許嫁「お姉さんなら目の前にいますよね……?」

男「……許嫁が来てからは使ってないから」

許嫁「……え?」

男「最初の夜も、手伝って貰った夜も許嫁のこと考えてたから!」

許嫁「……男さま」キュン

許嫁「……ふふっ、分かりました。 許してあげます……」ギュー

475 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:24:29.42 ID:lQkqmGCAO

男「……許嫁、ごめんな……」

許嫁「私も虐めちゃってごめんなさい……」ナデナデ

男「ずっと持ってたオレが悪いからさ……」

許嫁「……もう、いらないですよね?」

男「あぁ、許嫁がいるからいらない……」

許嫁「……私が処分しときますね? さ、ご飯にしましょう!」

許嫁(……でも、捨てる前に一度目を通そうかな……)

476 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:26:35.49 ID:lQkqmGCAO

許嫁「男さま、今日はもう寝ましょうか……」

男「明日に備えないとな…… 許嫁、本当にいいか?」

許嫁「はい、少し恥ずかしいですけど……」

許嫁「男さまが好きな淫乱お姉さんになって見せます!」

男「……もう虐めないでくれよ……」

許嫁「ふふっ、ごめんなさい」クスリ

477 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:27:08.58 ID:lQkqmGCAO

男「オレも傍にいるし、様子がおかしかったら止めるからな?」

許嫁「……出来るだけ、止めないで下さいね?」

男「……我慢出来るかわからない……」

許嫁「ダメですよ、皆さんの努力が無駄になっちゃいます」

男「……分かった」

478 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:27:48.47 ID:lQkqmGCAO

許嫁「……その代わり、一時間目はサボっちゃいましょう!」

許嫁「それで、嫌な思いした分甘えさせて下さいね……?」

男「いいよ、授業も大事だけどお前の方が大事だからな……」

許嫁「それじゃ、少し前払いして貰いますね……?」スリスリ

479 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/28(土) 21:28:46.61 ID:lQkqmGCAO

男「お姉さんなのに甘えん坊なんだな?」ナデナデ

許嫁「甘えて甘えさせる関係って、素敵じゃないですか?」スリスリ

男「……悪くないよ」ナデナデ

許嫁「今度、男さまも甘えさせて差し上げますからね?」

男「……楽しみにしてる」ナデナデ

許嫁「それじゃ、お休みなさい」チュッ

男「……お休み」

480 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/28(土) 21:30:50.62 ID:lQkqmGCAO
キリがよいので本日はここまで。

淫乱お姉さんフラグが立ったよ!

明日から時間不定期になります。
多分16時頃。

それではまた明日!
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/28(土) 22:12:24.93 ID:8PGMEMyio
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/28(土) 22:13:20.06 ID:w5E56+y/o
乙です
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/01/28(土) 22:19:30.39 ID:r+Uf4iU/o
おつつ
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/01/28(土) 23:15:26.39 ID:3pE5wgRP0
おつう
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/29(日) 07:31:12.79 ID:h+o6LmK2o
すでに淫乱お姉さんだとばっかり思ってたのに更にレベルアップするとか
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/29(日) 08:18:33.32 ID:oLvoU+Muo
なに言ってんだよ
今はスケベお姉さんだろ
スケベお姉さんが淫乱お姉さんに進化するんだぞ!
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/29(日) 09:15:02.53 ID:h+o6LmK2o
じゃあ次は淫獣お姉さんだな
488 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 10:05:19.62 ID:NMNSq5lAO
>>486
おや、許嫁のようすが……

おめでとう、スケベお姉さんは淫乱お姉さんに進化した!

したでなめるをおぼえた!

のしかかりをおぼえた!

しおふきをおぼえた!

489 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 10:09:44.95 ID:NMNSq5lAO
>>487
おや、許嫁のようすが……

おめでとう、淫乱お姉さんは淫獣お姉さんに進化した!

ほえるをおぼえた!

はねるをおぼえた!

そらをとぶをおぼえた!

490 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 10:11:06.09 ID:NMNSq5lAO
>>489
おや、許嫁のようすが……

おめでとう、淫獣お姉さんはヤンデレお姉さんに進化した!

おんねんをおぼえた!

うらみをおぼえた!

みちづれをおぼえた!

491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/29(日) 10:34:27.28 ID:oLvoU+Muo
おや、許婚のようすが……

おめでとう、ヤンデレお姉さんは甘えんぼお姉ちゃんに退化した!

今までのスキルを全て忘れ

あまえる

だきつく

なく

をおぼえた!
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/29(日) 12:38:58.53 ID:+iYl5+3IO
ヤンデレお姉さんはゴーストタイプ……
つまり許嫁は幽霊⁉
493 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/29(日) 16:03:02.67 ID:NMNSq5lAO
こんにちは!

今日から不定期更新です。

取り敢えず、投下開始します。
494 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:04:43.94 ID:NMNSq5lAO

主任「おい、貴様その髪はなんだ!」グイッ

 「い、痛いです! これは地毛で……」

主任「染めてるように見える以上、地毛だろうが黒くしてこい!」

 「やっば、主任の服装検査今日だったっけ?」

 「サイアクー! 今日はもうサボろっかな……」

495 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:05:32.11 ID:NMNSq5lAO

男「予想通りだな、これまでもアイツが当番の日に服装検査をしていた」

男「……許嫁、覚悟はいいか……?」

許嫁「は、はい……」モジモジ

男「……行こう」

496 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:06:39.29 ID:NMNSq5lAO

主任「おぅ、男! 約束は明日だがそろそろどうするか決めたか?」

男「……」

主任「ふん! ……おい、許嫁……このスカートはなんだ、んん?」ピラピラ

許嫁「っ!」

主任「最後の反抗のつもりか? 動くな、長さを測るからな!」サワサワ

許嫁「〜〜っ!」フルフル

497 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:07:32.63 ID:NMNSq5lAO

主任「けしからんな、規定より10cm近く短いぞ?」ピラッ

許嫁「や、止めて……」

主任「なんだ? そんなスカート履いてる癖に短パン履いとるのか、つまらん」

男「……いい加減にして頂けますか? 遅刻してしまいます」

主任「ふん! 許嫁、貴様は放課後指導だ。 生徒指導室に来い!」

許嫁「……分かりました」

男「……行こう」

498 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:09:51.03 ID:NMNSq5lAO

許嫁「お待たせしました……」

男「うん、いつものスカートだとこっちも安心するな……」

許嫁「はい…… あの……」

男「分かってる、先に用事だけ片付けるから……」

男「で、首尾は?」

部長「なんだ、気付いてたのか…… キスしたら写真撮ろうと隠れてたのに」

男「人の視線に敏感なもので」

499 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:10:35.16 ID:NMNSq5lAO

部長「おかげさまで、たまたま、本当に偶然、大スクープが撮れたよ」

部長「昼休みには現像して渡そう」

男「ありがとうございます」

部長「明日、期待してるよ。 どうせなら面白い方が良いからね」ヒラヒラ

男「……成功だな」

許嫁「後は男さま次第ですね……」

500 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:11:36.36 ID:NMNSq5lAO

女「あ、許嫁さん! 大丈夫だったー?」

友「やっぱりアイツ触ってきたな…… マジで殴りてぇ……」

許嫁「私は大丈夫です……」

男「大丈夫じゃないからオレたちは一時間目サボるからな」

女「りょーかい! 先生には気分悪くなったって言っとく」

男「悪いな、また後で……」

女「許嫁さん、しっかり傷を癒やして貰いなさいよ?」

許嫁「……はい!」ニコッ

男「それじゃ、屋上へ行くか……」

501 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:13:25.25 ID:NMNSq5lAO

男「良い風が吹いてるな……」

許嫁「男さま、屋上に良く来てたって女さんに聞きましたよ?」

男「あぁ、昼休み以外は人が居ないからな……」

男「前は一人で過ごしたかったから、ここ好きだったんだ」

許嫁「今は……?」

男「許嫁と二人きりで邪魔が入らないから好きだよ」

許嫁「えへへ……」ピト

502 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:14:21.81 ID:NMNSq5lAO

男「おいで、腕枕してやるから寝っ転がろう」ゴロン

許嫁「はい!」コロン

男「……気持ちいいな」

許嫁「はい……」スリスリ

男「……眠くなったら寝ていいからな?」

許嫁「はい…… あの……」

男「なんだ?」

503 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:15:15.45 ID:NMNSq5lAO

許嫁「……触られたとこ、男さまに触って貰って綺麗にしたいです」

男「……いいよ」

許嫁「……この辺りです」スッ

男「……」サワサワ

許嫁「ん……」

男「……これでいいか?」サワサワ

許嫁「はい…… 男さまに触られるの気持ちいいです……」

男「そっか……」サワサワ

504 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:16:30.78 ID:NMNSq5lAO

許嫁「……頭、撫でて下さい……」

男「……」ナデナデ

許嫁「気持ちいい……」

男「……」ナデナデ

許嫁「……」スー スー

男「……可愛いな、お前は……」ナデナデ

許嫁「……えへへ……」スー スー

505 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:19:14.41 ID:NMNSq5lAO

女「お邪魔しまーす」

許嫁「お邪魔します」

友母「あら、いらっしゃい!」

男「この前は、ありがとうございました、浴衣まで頂いて……」

友母「あらあら、許嫁さんにあげたんだけどね? 男くんのものになったの?」

男「いや……あの……」

許嫁「二人のものになったんです、ね?」

友「からかうのはその辺にして、お茶でも出してくれよ」

友母「はいはい、後で取りに来なさいな」

友「……オレの部屋に行こう」

506 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:20:31.11 ID:NMNSq5lAO

女「相変わらずゴチャゴチャしてるわね…… 今度掃除してあげよっか?」

友「い、いや! 遠慮します!」

許嫁「……」ジトー

友「……お茶取ってくるから、余計なもの触るなよ?」ガチャ

女「……さ、家捜ししましょう」

男「おい、それは……」

許嫁「男さまも隠してましたよね? 隠し事はいけませんよね?」

男「……友、すまん」

507 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:21:25.88 ID:NMNSq5lAO

女「で、男くんならどこに隠すの?」

許嫁「男さまはベッドの下と辞典の後ろでした」

男「許嫁……勘弁してくれ……」

女「ベッドの下ね……」ゴソゴソ

許嫁「どうですか?」

女「……ないわね、どこに隠してるのかな?」

男(友なら多分パソコンの中だけだな……)

508 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:24:19.44 ID:NMNSq5lAO

友「おまたせ…… なに、この微妙な空気」

女「別にー? 取り敢えずお茶飲みながら作業始めよ?」

許嫁「そういえば、何の作業するのか聞いてませんけど……」

男「あぁ、皆が集めてくれた資料をまとめて印刷するんだ」

男「友、お前は全校の女の子に書いてもらったこれを清書してくれ」バサッ

友「あいよー!」

男「あと、携帯の写メをそのパソコンに移したいんだが……」

友「なら、こいつ使え」ガタガタ ポイッ

男「メモリーカード経由か、分かった……」

509 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:25:27.13 ID:NMNSq5lAO

許嫁「良く分かりませんが、何もすることなさそうですね……」

女「私マンガ読んでいい? あ、これ可愛い絵柄……」

友「っ! それは!」

女「コミックLO? 単行本じゃないんだ…… え゛?」

許嫁「どうしたんですか…… ひぐっ!」

男「なんだよ、マンガだろ……? っ!」

友「あ……なんで……しまい忘れた……?」

510 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:26:49.59 ID:NMNSq5lAO

女「……許嫁さん、居間に行こう。 こんな奴と一緒の部屋に居たらダメ」スクッ

許嫁「……はい。 おばさまに料理でも教えて貰います」スクッ

友「お、おい! それは置いて……」

男「……諦めろ、お前が悪い」

女「おばさーん、友がこんなマンガをー!」トタトタ

友「うがあぁぁぁっ!」

511 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:29:07.59 ID:NMNSq5lAO

友「ひぐっ…… うぅ……」グスッ

男「……泣くなよ」

友「あれダチに押し付けられただけなんだよ……オレの趣味じゃねぇ……」

男「……でも使ったんだろ?」

友「……うん」

男「有罪だ」

友「うあぁぁぁぁ……」

512 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:30:14.52 ID:NMNSq5lAO

男「まぁ、多分大丈夫だ……」

男「あれくらいじゃ愛想尽かされないだろ、多分」

友「……そうかな?」

男「あぁ、でも子供が出来ても女ならお前には近付けないが」

友「ひぐあぁぁぁぁ……」

513 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:31:04.43 ID:NMNSq5lAO

女「……虐めるのはそれくらいにしなさいな?」

友「……女? 居間に行ったんじゃ……」

女「外に居たわよ…… 反省した?」

友「……はい」

女「……今回だけだからね? それに、ロリコンはダメなんだから……」

友「だからオレの趣味じゃないから……」

女「……その、心の準備が出来たら、ちゃんと私が……」

友「……え?」

514 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:32:34.87 ID:NMNSq5lAO

女「だ、だからこういうのは処分すること! 分かった?」

友「分かった、分かりました!」

女「……しょうがないなぁ…… 許してあげるから、ほら……」

友「……ごめんな?」チュッ

女「ふふっ、バーカ!」

男(……オレ、いつもこういうのを人に見せてたのか……)

515 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:34:33.03 ID:NMNSq5lAO

男「……大幅に作業が遅れたが、一段落着いたな……」

友「……すまん」

男「気にするな、作業中に見つけたロリフォルダも見なかった事にしてやる」

友「ぐふぉっ!」

女「二人とも、晩御飯だってー!」ガチャ

友「あ、あぁ……」

516 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:35:11.51 ID:NMNSq5lAO

女「ん? 資料出来たんだ…… うわぁ、これは酷いね……」パラ…

男「纏めててなんでこんな奴が教師なのか分からなくなったぞ……」

友「男、遠慮しなくていいから全力で潰せ」

男「あぁ、元より手加減するつもりはない」

517 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:35:56.48 ID:NMNSq5lAO

女「さ、おばさんと許嫁さんの合作料理食べて明日に備えなさい!」

友「……お前は手伝ってないのか?」

女「わ、私は味見とか盛り付けとか……」

友「……そうか」

男「大変だな、お前も……」

518 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:36:37.12 ID:NMNSq5lAO

友母「いやぁ、許嫁ちゃんは前の旅行のときより上手になったねぇ!」

許嫁「あ、ありがとうございます!」

男「許嫁は経験が少ないだけで才能あるからな……」

女「……友も、料理出来る子の方が良い……?」

友「べ、別に料理出来ないからってお前嫌いになったりしねぇよ!」


男(馬鹿だな……)

許嫁(せっかく料理を覚えて貰うチャンスでしたのに……)

519 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:38:46.20 ID:NMNSq5lAO

友「それじゃ、明日任せたぞ!」

男「あぁ、今日はありがとうな……」

許嫁「女さん、送りますから一緒に帰りましょう」

女「はいはい、友、また明日ねー!」

友「あぁ、また明日な……」

520 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:39:45.01 ID:NMNSq5lAO

女「そういえば、はい男!」ポイッ

男「なんだ? お前、これ……」

女「没収したロリコンマンガ…… 私いらないし」

男「あ、あぁ……」

許嫁「ダメです!」バッ

男「あっ……」

許嫁「もぅ…… 女さん、男さまがロリコンになったらどうするんですか!」

女「そういや、そうだね…… しょうがない、私が捨てとくよ」

男(少し読んで見たかったな……)

521 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:40:24.59 ID:NMNSq5lAO

女「ありがとうね、また明日!」

許嫁「また明日!」

男「友に優しくしてやれよ……?」

女「分かってるって、後で電話するし!」

男「それじゃあな」

522 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:41:09.52 ID:NMNSq5lAO

許嫁「なんとか準備が整いましたね……」

男「まだ一仕事残ってるけどな……」

許嫁「……あ!」

男「どうした?」

許嫁「……私、放課後指導室に呼び出されてたの忘れてました……」

男「ははっ、どうせ明日全面対決するんだ、気にするな!」

許嫁「……そうですね、行ってたら何されたか分かりませんしね……」

男「さ、帰って美味しいコーヒー入れてくれ」

許嫁「はいっ!」

523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/29(日) 16:41:23.67 ID:lLPBus4IO
そろそろ先生吊るし上げクルー?
524 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:43:15.36 ID:NMNSq5lAO

男「……」カキカキ

許嫁「男さま、何書いてるんですか?」

男「これか? 退学届」

許嫁「だ、ダメです! 辞めるなら私が……」

男「心配すんな、封筒だけで中は白紙だからさ」ピラッ

許嫁「良かった……」

男「ここまでやったんだ、こっちから辞めてやるつもりはない……」

許嫁「そうですね、辞める理由もないんですから……」

525 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:44:11.12 ID:NMNSq5lAO

男「明日は朝一で決行だ、授業は出れないけど、いいよな?」

許嫁「勿論です、私も着いていきますからね?」

男「あぁ、二人でやろう…… 明日も、これからも」

許嫁「男さま……」ギュー

男「……石鹸の良い匂いがする」

許嫁「男さまもおんなじ匂いですけど」クスリ

男「……いや、許嫁の匂いだよ、なんか興奮する」

526 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/29(日) 16:45:09.96 ID:NMNSq5lAO

許嫁「ダメですよ、明日こそ本番なんですから……」

男「分かってる……」

許嫁「男さま、頑張って下さいね? 頑張ったら、ご褒美あげますから……」

男「ご褒美か…… むしろオレがあげるんじゃないか?」

許嫁「ふふっ、お互いにご褒美を交換しましょう、たくさん、ね?」

男「ほどほどにな?」

許嫁「……我慢出来ない癖に」クスリ

男「……して欲しくない癖に」チュッ

527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/29(日) 16:46:43.53 ID:9ZXCVhvS0
wktk
528 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/29(日) 16:49:40.50 ID:NMNSq5lAO
本日はここまで。

明日は時間未定。
それ以降はもしかしたら暫く休むか、投下頻度落とすか、投下量減らすかで。

>>523
あまり焦らすのもアレなので明日主任を吊し上げるまではキッチリやります。

では、また明日!
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/29(日) 16:55:42.49 ID:MUQ7Yyt7o
チュッ♪
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2012/01/29(日) 16:56:26.65 ID:vbGnyfrGo
おつ
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/29(日) 16:57:29.67 ID:CEkgm+uzo
乙です
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/29(日) 16:58:58.57 ID:kARpLGhDO
投下速度が遅くなるなら、
その間にスケベお姉さんが
のみこむ

ためる

はきだす

を、覚えるまでLV上げ(調教)してますね
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/01/29(日) 19:17:12.78 ID:Xt5JGINAO
生徒の中に主任とグルがいるってのはなしだぞ?


乙〜


534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/01/30(月) 00:27:39.08 ID:h/TUtCYT0
乙っちゃん

部長がボクっ娘ってことに誰も突っ込まないとは……
しょうがねぇ俺が頂いてくか
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 01:22:48.31 ID:Fv0ngQfDO
>>534
まぁ落ち着け、お前が貰おうとしてるそれメガネだから
536 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 08:07:26.87 ID:EmPAkuxAO
>>534
            部長だと思った?
 
            残念!眼鏡でした!
          /: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
          : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : :ヽ
        : : : : : : : : : {: : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : :ヽ: : ヘ
         /: : : : : : : :{: :ハ: : : : ヽ: : : ヽ: : : : : : :ヽ: : ヘ : ハ
.       /: : : : : : : : |::,' ': {: : : |: : : : ',ヽ: : ヽ:',: :!: : : }7 ハ
       : : : : |: : /:/!:{  ',: !: : :',ヽ: : : ', \: :',:ヽ|: : : :}7:} }
      |: : : : |: : |/ |::|   ,!ヽ: :', \: }_,ィ_ヽ}、::| : : : |::: :|ゝ
      |: : : : {: : | ≧ミ_,{ \{ `¨Vイ:c、ヽヽ|: : |: :!::: :|\
.       /: : :!: ヘ: :', 〃r'c、`   ゙   {:i:::::ハ  |: : |: :|:::: :!
     /, イ: ト、:ト、{{:i::i::}       弋_少  |: :,'|: :|::::: |
   〃ヽ/ |: : ヘ: :',\ 弋少       /i/ハヽ |: :,:: : }:::::|:!   
   {  V |: : ::::\ヽ、/i/ハ    '        |: ,::: :,i::/!リ
   ヘ  ヽ、、: ::::::人`     __. - ≦}    イ:,!:: /|/ |′  
    ゝ、  `ヽ、::l::{:> .   ゝ _ ノ   イリ!ハ://
    ノ、 ヽー  ヒ‐-、::::::Vヽ>  . _ .  イハル′///
 //  }  } r―‐ ヽ }ヽ7 \ `ー _ イ /、
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/30(月) 15:35:08.31 ID:iwDPLbSLo
レンズをベタベタ触りまくるぞコラ
538 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 17:41:31.87 ID:EmPAkuxAO
取り敢えず予告。

本日21時投下が出来そうです。

明日以降の話は投下後に。
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 18:51:09.40 ID:YeErolCIO
       / ̄ ̄ ̄ ̄\
      /;;::  先生   ::;ヽ
      |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|
      |;;::        ::;;|
      |;;::   c{ っ  ::;;|
       |;;::  __  ::;;;|
       ヽ;;::  ー  ::;;/
        \;;::  ::;;/
          |;;::  ::;;|
          |;;::  ::;;|
           | |
           | |
           | |
           | |          .,,,
           | |         f_i
           | |       .rf´   `ヾ
           | |       i.l      .ミ
           | |       {f ,,,__ __,,, ミ
           | |       {l `゚´゙゙゙`゚´ .lノ
           | |       l  ヽ   l
           | |       _,>、―‐ /〉〉、
          -=十=-   r '''//  ー '' /.' 〉-、
          .},--^i / ノ .{.{   /  /   \
         i´ 二ミ '  .{  .l.l  /  /       \
         .l ―-'   l  l.l /  ./ i        i
          / |x|.l      .l./  /  i /       |晒しageの刑じゃ
        /  |x|l−- 、 i  /  /           .|
       /{  |x|__)   l /  /    i        |
       | r^i、|x|-,`ヽ  .i   /     ヽ       |
       .l lヽ ―'   ヽ i  ./       ヾ      |
540 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/30(月) 21:03:52.91 ID:EmPAkuxAO
こんばんは!

本日は主任との決着編です。

早速投下していきます。
541 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:05:26.70 ID:EmPAkuxAO

女「いよいよだね……」

友「男、思い切りやっちまえ!」

 「私たちも応援してるからね!」

 「終わったら打ち上げすんぞ、待ってるからな!」

男「皆、ありがとう……」

許嫁「それじゃ、行ってきます!」

542 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:06:11.01 ID:EmPAkuxAO

男「許嫁、心の準備はいいな?」

許嫁「はい、私は男さまについて行くだけですから……」

男「行こうか……」コンコン

 「入りなさい」

男「失礼します」ガチャ

 「おや? 生徒が何の用です、今は授業中では?」

男「退学届を提出しに来ました、校長先生」

543 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:06:57.08 ID:EmPAkuxAO

主任「失礼します…… ほぅ、男と許嫁か……」

校長「彼らは退学届を提出に来ました。 念の為事情を聞きたいのですが」

主任「そうか、退学することにしたか…… それでは、説明します」


主任「……という訳で、風紀を乱すと判断し指導した次第です」

校長「なるほど……確かに校則にはありませんが……」

主任「しかし、他の生徒への影響を考えると……」

校長「他校で学生結婚した生徒が退学処分となった例もあります」

校長「自主退学ということなら、受理するのが一番でしょうね……」

校長「男くんと許嫁さん、あなた方からは何かありますか?」

544 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:08:39.64 ID:EmPAkuxAO

男「では、伺いたいことがあります」

校長「どうぞ」

男「主任先生曰わく、婚約が風紀を乱す、とのことですが……」

男「オレと許嫁は将来を誓い結婚を前提に付き合っています……」

男「それは、将来を考えず身体だけを目的とした関係より不純ですか?」

主任「貴様、屁理屈を……!」

校長「まぁまぁ、主任先生……」

545 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:09:24.61 ID:EmPAkuxAO

校長「確かに、あなた方は純粋かもしれません」

校長「しかし、婚約という関係は周りへも影響を与えかねませんから……」

男「しかし、学校では節度を守り、手を繋ぐなど清い関係でしかありません」

男「周りへの影響なら、校内で性的な触れ合いをする方が問題では?」

校長「……勿論、それは許されません。 だから主任先生が指導を……」

546 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:10:14.79 ID:EmPAkuxAO

男「なる程…… では、指導すべき立場の方がそれを行っていたとしたら?」

校長「……なんですって?」

主任「な、何を馬鹿なことを……」

男「一番是正すべきを放置してこちらを糾弾するのは順序がおかしいでしょう」

主任「何を言っておる! そんな証拠がどこに……」

男「証拠ですか…… では、こちらを」バサッ

校長「……これは……」

547 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:10:42.69 ID:EmPAkuxAO


男「どうぞ、お望みの証拠という奴です」
548 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:12:33.12 ID:EmPAkuxAO

男「そちらのファイルは全校の女子にヒアリングした被害のまとめです」ペラ

男「ずいぶん、セクハラ紛いなことをされてるようですね?」

主任「こ、こんなものでっち上げだ!」

男「では、こちらの写真は?」ピラ

主任「ただの服装検査だろうが!」

549 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:13:30.67 ID:EmPAkuxAO

男「続きがあります。 さすが新聞部、決定的なタイミングを逃さない」ピラ

許嫁「……このとき、スカートを覗きながら私のお尻触りましたよね?」

主任「た、たまたまそう見えるだけだ!」

550 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:14:25.03 ID:EmPAkuxAO

男「なるほど、ではこちらも……」ポチポチ


 『けしからんな、規定より10cm近く短いぞ?』ピラッ

 『や、止めて……』

 『なんだ? そんなスカート履いてる癖に短パン履いとるのか、つまらん』


男「最近の携帯はレコーダー機能も付いてるんですよ?」

男「で、何がつまらないんですか? なぜ短パンを履いてるとわかりました?」

主任「ぐ……」

551 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:15:25.29 ID:EmPAkuxAO

男「最初に指導室へ呼び出された時も許嫁の身体を触りましたよね?」ポチポチ


 『婚約しておいて何が清らかな付き合いだ!』バン!

 『どうせこのデカい胸で嫌らしいことでもしてるんだろうが!』ツンツン

 『さ、触らないで下さい!』

552 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:17:38.17 ID:EmPAkuxAO

男「最後に、この数日クラスの皆に協力して貰い尾行させて頂きました」ピラッ

男「校内でのセクハラに、これは風俗店ですか?」

男「携帯って便利ですね、こんなに綺麗に写真が撮れる……」

主任「ぐぬぬ……」

男「校長先生?」

校長「は、はい……」

553 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:18:09.06 ID:EmPAkuxAO

男「オレたちと主任先生、どちらが風紀を乱すとお考えですか?」

校長「……」

主任「貴様……!」

校長「……主任先生、後程詳しく事情をお聞きします。 下がりなさい」

主任「こ、こんな奴の言うことに騙されては……」

校長「下がりなさい!」

554 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:19:00.20 ID:EmPAkuxAO

校長「……まずは校長としてこんな事を野放しにしていた事を謝罪します」

男「……別に謝罪は要りません。 適切に対応頂ければ」

校長「しかし、だからといってあなた方の無罪放免とするわけには……」

男「誤魔化されませんでしたか…… では、提案があります」

校長「……なんですか?」

男「オレたちを見逃して頂ければ、これらの証拠をお譲りします」

校長「……見逃さなければ?」

男「……汚い手ですが、許嫁を守る為ならオレはなんでもします」

555 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:20:33.12 ID:EmPAkuxAO

校長「それは…… 脅迫するつもり?」

男「いえ、適切に判断して貰えるようお願いをしています」

男「ただ、主任先生の指示でオレたちが退学になったと知れれば……」

男「協力してくれた子たちは大騒ぎするでしょうね……」

校長「……」

556 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:21:07.77 ID:EmPAkuxAO

男「オレは別に問題を起こしたいわけじゃありません」

男「やり方には問題がありましたが、正当防衛だと考えています」

男「オレはただ、許嫁と二人で学校生活を送りたいだけなんです……」

許嫁「学校を辞めない為に別れろなんておかしいです!」

許嫁「私からもお願いします、どうか……」

557 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:21:38.69 ID:EmPAkuxAO

校長「……分かりました」

校長「今回に限り、あなた方は不問にしましょう……」

男「ありがとうございます」

校長「ただし、今回の件は校外へ口外しないこと」

男「はい」

校長「次に何か問題を起こした場合には処罰します」

558 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:22:44.43 ID:EmPAkuxAO

男「……主任先生は?」

校長「……懲戒か、依願か……いずれにせよ、辞めて貰うことになるでしょう」

男「分かりました、資料は置いていきます」

校長「元データも処分するように。 ……下がりなさい」

男「失礼します」スクッ

許嫁「ありがとうございました」スクッ

559 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:24:27.83 ID:EmPAkuxAO

女「男くん……どうだった?」

友「上手くいったのか……?」

男「……問題ない」

 「「「いよっしゃー!」」」

 「主任の奴は……?」

許嫁「主任先生は免職になるそうです……」

 「「「やったー!」」」

560 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:25:11.86 ID:EmPAkuxAO

男「上手くいったのは皆のおかげだ、本当にありがとう!」

女「ううん、男くんが許嫁さんを守ったんだよ!」

友「オレたちはちょっと協力しただけだ、良かったな!」

部長「どうやら、我々の撮った写真が役に立ったようだな?」

男「あぁ…… ただ記事には出来ないかもしれないけどな」

部長「ふん、周知の事実なんぞ記事にするまでもない」

部長「どうせ明日には噂が全校に広まるだろうさ」

561 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:26:18.22 ID:EmPAkuxAO

 「おい、男! 放課後打ち上げするからな!」

 「主任ざまぁパーティーだ!」

男「許嫁、色々嫌な思いさせたな……」

許嫁「いいえ、男さまは私を守ってくれましたっ!」ガバッ ギュー

男「卒業まで、それにその後も一緒だからな……?」チュッ

 「「「キャー!」」」

 「「「男、死ね!」」」


先生「……なぁ、いい加減、授業始めていいか……?」

562 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:28:34.18 ID:EmPAkuxAO

友「男、紙コップいくつ買う?」

男「余れば置いとけばいいから、30個入り二つだ!」

 「私きのこの山食べたーい!」

 「馬鹿、たけのこの里だろ!」

男「ケンカすんな、両方入れろ!」

 「……」ドサッ

男「アホか! 打ち上げ教室でやるのに酒入れんな!」

563 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:29:23.58 ID:EmPAkuxAO

 「意外だけど、男くんリーダーシップあるよね……」

 「以前は眼鏡が居たけど…… あ、ごめんね?」

許嫁「いえ…… きっと、これが本当の男さまなんだと思います」

女「ふぅん、確かに心開いた相手には世話焼きだったしねー」

 「じゃあ、私たちにも心開いてくれたって感じ?」

 「最近、前みたいな刺々しさは感じないもんね……」

許嫁「ふふっ、そうかも知れませんね?」ニコリ

女「もぅ、男くんが誉められると自分のことのように喜ぶんだから……」

564 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:30:09.78 ID:EmPAkuxAO

 「でも、気をつけなよ?」

 「元々イケメンだし、人間嫌いが治れば人気出るよ、きっと……」

 「そうそう、略奪しちゃえ! って子が出て来るかもね……?」

許嫁「だ、ダメです! 男さまは私のなんだから!」トタトタ

 「アタシらは取らないっての……」

女「可愛いよねぇ……」

565 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:32:03.98 ID:EmPAkuxAO

 「おーい、皆飲み物行き渡ったかー?」

友「それじゃ…… 皆、お疲れ様! 主任ざまぁ!」

 「「「主任ざまぁ!」」」

許嫁「ひ、酷い乾杯の音頭ですね……」ギュ

女「同情はしないけどねー」ゴクゴク

男「許嫁に汚い手で触れたアイツを許す気はない」ゴクゴク

566 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:33:07.60 ID:EmPAkuxAO

許嫁「男さま……」 ギュ

男「……さっきからなんでずっと裾掴んでるんだ?」

許嫁「……男さまが取られちゃうかもしれないから……」

 「ひゅーひゅー!」

 「愛の力だな、今回は!」

男「な……!」カァ

女「いいじゃない、今回許嫁さんが一番嫌な思いしてるんだから」

女「許嫁さん、来週までしっかり甘えさせて貰いなさい!」

許嫁「はいっ!」ギュー

567 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:34:26.48 ID:EmPAkuxAO

 「ね、ねぇ……私もギューってしていい?」

 「い、いいよ……」

女「……皆当てられて一気にピンク空間に……」

友「……確かに風紀を乱すな、アイツら……」ギュー

女「……もぅ」ギュー

 「グゾゥ……う゛ら゛や゛ま゛じぐな゛ん゛が……」エグエグ

 「今度、知り合いの子紹介してやるからさ……」ポンポン

許嫁「男さま♪」ギュー

568 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/30(月) 21:38:02.06 ID:EmPAkuxAO
本日はここまで。

まだ第五部の続きはありますが、残るはイチャイチャパートなので一旦切ります。

明日からは暫く、不定期に本編と関係ない小ネタを即興で入れて場を繋げたいと思います。

また、定期投下できるようになれば本編再開を案内します。
(多分来週くらい)

では、主任ざまぁ!
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/30(月) 21:38:50.67 ID:iSSh+DCFo
乙です

>>562は放課後で良いんですよね?
570 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/01/30(月) 21:43:08.79 ID:EmPAkuxAO
>>569
授業中でも構いませんが生徒が皆ボイコットすると先生がストレスでハゲます。
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 21:44:21.42 ID:YeErolCIO
カタカタカタカタカタ      , ─− 、
.───┐    ∠_      \L
 ̄ ̄ ̄| |     llヽ _|      ヽ  「主任終わったな」
      | |     |l ̄| |       l
      | |    /  ´\     /        
      | |     ヽ、_   `^イ          
二二二 」 _ __ lニ二二l、           ____
─┴┐ ⊆フ_)__./   ┌ヽ ヽ┐   /´       `\
二二二二二二l  /    |  |   | |.  /             ヽ
_l_____| /`ー─‐|_|   |_| /             ヽ
  |       /`ヽ__, ─ 、ノ |─l  l               l  「主任ざまぁwwwwwwwwww」 
  |───/  /lニ/  /二ニluul.  |                 !
  |    ___| ̄ |  |  |_|.      l                /
 └─(    )(ニ|  ̄|./二ニ)     ヽ              /
      ̄ ̄  /   )            >━━━━━━ く
            `ー ´            /               ヽ
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/01/30(月) 21:47:25.38 ID:4qaCF7oAO
お疲れ〜
主任ざまぁ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/01/30(月) 22:03:31.99 ID:d+SHhITAO
おまいら、今回は「>>1乙!」じゃなくて「主任ざまぁwwwwww」=「>>1乙!」だぜ!!!


とりま主任ざまぁwwwwww
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/30(月) 22:05:48.89 ID:iSSh+DCFo
>>570
把握しました

主任ザマァww
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 22:07:51.08 ID:ibGcCp5g0
主任ざまぁwwwwwwwwwwww
スッキリしたwwww
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/30(月) 22:14:11.53 ID:scY+ZTlE0
さて主任の後日談を楽しみに…




主任ザマァwwwwww
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 22:45:28.47 ID:zmL4QdVXo
おつ

主任ざまぁ!!!
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 22:50:18.24 ID:gRR1J5zko
眼鏡「あ、主任先生だ」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/01/30(月) 23:01:43.37 ID:kf8xKTbFo
主任ざまぁwwwwwwww
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) :2012/01/30(月) 23:28:26.73 ID:ViXjtr8bo
主任ざまぁwww
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/30(月) 23:50:44.17 ID:1ToHc8F7o
主任ざまぁwwwwwwwwww
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/01/31(火) 00:04:04.23 ID:fz69C3XOo
主任まざぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/01/31(火) 00:18:43.61 ID:aHEgn2bS0


主任ざまぁwwwwwwwwww
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/31(火) 01:02:06.10 ID:gSXG5khgo
主任ざまぁwwwww
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/31(火) 07:36:57.13 ID:TlDXd2/Po
しかし眼鏡とちがって国外追放ってわけじゃないから腹いせに許嫁レイプとかあり得そうで怖いなぁ〜チラッ
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/01/31(火) 09:37:17.39 ID:jAl3WwTAO
>>585
それをしたら(未遂含む)主任がアッー!!の展開に
むしろ、主任×眼鏡か…
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/01/31(火) 11:05:00.43 ID:+k4jjFZQ0
>>585
男「主任、屋上へ行こうぜ…久々に…キレちまったよ……」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/31(火) 18:08:35.33 ID:gSXG5khg0
>>1が何回も「鬱展開はない」って言ってるのにしつこく話題に出してる奴はなんなの?
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/31(火) 18:11:11.81 ID:iYlU5elto
「そんなもの当てにならねえよks」ってことでしょう
590 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 20:37:16.29 ID:JD7Cq95AO
>>589
まぁ、そう言われるのもわかる気がする。

取り敢えず小ネタ投下。
投下終了宣言はしないので気が向いたらポツポツ投下します。
591 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 20:39:07.42 ID:JD7Cq95AO

〜某スレに影響されて抱っこ神拳〜


許嫁「男さまー!」

男「なんだ、許嫁?」

許嫁「(つ・ω・)つ」アチョー

男「……なにその構え」

メイド「男さま、これは抱っこ神拳です」

男「……なんだそれ」

メイド「この構えを取られると抱っこせずにはいられなくなるそうです」

592 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 20:40:12.09 ID:JD7Cq95AO

許嫁「(つ・ω・)つ」アチョチョー

男「……」

許嫁「(つ;ω;)つ」アチョ…

男「……」ギュー

許嫁「……えへへ」ギュー

メイド「⊂(・ω・⊂)」アチョー

許嫁「っ!」

男「……お前もかよ……」ギュー

メイド「……ふふ」ギュー
593 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 20:41:24.17 ID:JD7Cq95AO

許嫁「……なかなかやるね、メイド……」

メイド「お嬢様こそ……」

男「いや、別に抱っこ要求してるだけだろ、それ……」

許嫁・メイド 「「(つ・ω・)つ」」アチョチョー

男「はいはい……」ギュギュー


〜了〜
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/01/31(火) 21:15:22.00 ID:jAl3WwTAO
可愛い…
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/31(火) 22:00:00.11 ID:xnHNX0Ww0
アスカ「(つ・ω・)つ」のやつ?
596 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 22:34:34.94 ID:JD7Cq95AO
>>595
それそれ。
抱っこ神拳は神。

あんなの使われたらうちの牽正が有情破顔拳されてしまいます。
597 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 22:35:50.36 ID:JD7Cq95AO

〜あいあい傘〜


男「あ……」ポツッ

許嫁「……降ってきちゃいましたね」ポツポツ

男「許嫁、傘持ってるか?」

許嫁「いえ、天気予報晴れだったので……」

友「男、置き傘で良ければ使うか? ちと小さいけど」

男「あぁ、助かる。 お前らは大丈夫か?」

女「私はこの時期常に折畳み持ってるからねー」

友「同じく」

男「んじゃ、ありがたく借りて帰る。 許嫁、入れるか?」

許嫁「はい、大丈夫です」

男「それじゃ、また明日な?」

友「おぅ、またな!」
598 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/01/31(火) 22:37:54.39 ID:JD7Cq95AO

男「しかし、思ったより降るな」ザーザー

許嫁「梅雨時期はジメジメするし、イヤですよね……」

男「……ほら、もっと寄らないと濡れるから」ギュー

許嫁「あ……はい」

男「帰ったら先に熱いシャワー浴びような?」

許嫁「そうですね、靴下とかビショビショですし……」

許嫁(あ……男さまの肩がびしょ濡れ……)

許嫁(そっか、傘小さいから私を濡らさないように……)

許嫁「……えへへ」ギュー

男「お、おい。 くっ付きすぎると歩き辛い」

許嫁「男さま、大好きですっ!」チュッ


〜了〜
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/31(火) 23:51:50.33 ID:otQFiLyTo
チュッ♪
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/01(水) 19:28:23.33 ID:H0LkoZ410
>>1
おチュッ!
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/01(水) 22:12:18.71 ID:AeisP3S50
了って書いてあったから完結したのかと勘違いしてしまったぜ…
602 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:06:01.19 ID:OLzVU5NAO
こんばんは!

毎日投下に間に合った……

>>601
まだだ、まだ終わらんよ!
幼女の可愛さに身悶えしながら書きためてるんだからねっ!
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/01(水) 23:07:11.37 ID:CPKtqcdIO
キター
604 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:07:41.57 ID:OLzVU5NAO
〜過去を乗り越えて〜


友「よぉ、久しぶりじゃねぇか」

ダチ「おぅ、友……悪いな、呼び出しちまって」

少女「……こんにちは」ペコリ

友「ん? その子は?」

ダチ「紹介するわ、オレの彼女!」

605 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:08:34.48 ID:OLzVU5NAO

友「な! お前にも彼女出来たのかよ!」

ダチ「お前にも、って……お前にも出来たのかよ、コラ」

友「あ、あぁこの間な……それはいいや、何の用だったんだ?」

ダチ「コイツにも関係ある話だ。 ……一体、何があった?」

友「あ? 何の話だよ?」

ダチ「眼鏡のことだ。 あの屑に一体何があった?」

友「……眼鏡、か」
ダチ「この前、お前が突然連絡してきてからだ。 急に全てが動き出した」

606 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:10:51.41 ID:OLzVU5NAO
 『……少女』

 『……』

 『ごめんな、守ってやれなくて……』

 『……どういう、意味?』

 『お前が眼鏡に何があったのか、多分分かった』

 『っ! ……ウソ……』ブルブル

607 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:11:46.92 ID:OLzVU5NAO
 『眼鏡に、何かされたんだな? それでお前は家から出られなくなった……』

 『なんで……なんでよ……?』ジワ

 『アンタにだけは、知られたくなかったのに!』ポロポロ

 『少女……』

 『私、アンタのこと好きだった…… でも、私は穢れたの……』

 『それだけは、知られたくなかった!』

608 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:12:51.44 ID:OLzVU5NAO

 『馬鹿! お前は穢れてなんかいねぇぞ!』

 『お前はオレの好きな少女のままだ! 勝手に少女を穢すな!』

 『でも……でも、私もうアイツに初めてを……』

 『それがどうした! 無理やりされたもんなんか数に入るか!』

 『もう、いいんだ。 これからは、今度こそはオレが守るから……』

 『……馬鹿ぁ……』ポロポロ

 『苦しかったな、少女。 これからは、オレがついてるから……』ギュー

 『う、ひっく……うわぁぁぁぁぁぁん!』ポロポロポロポロ

609 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:15:52.14 ID:OLzVU5NAO

 『……ということなの』

 『なんだと? 眼鏡が罪を認めて慰謝料を払うと言ってきたぁ?』

 『……うん、しかも1000万だって』

 『そ、そりゃまた大金だな……しかし、なんで急に……』

 『それを言ったらアンタだってなんで急に私の事分かったのよ……?』

 『あー、そりゃ友のやつがあの時の話を聞きたいって……まさか?』

610 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:16:54.34 ID:OLzVU5NAO

友「そうか、この子がお前の言ってた子か……」

ダチ「なぁ、お前があの話を聞いてすぐ、眼鏡の事が公になった」

ダチ「お前が、あの野郎をなんとかしたのか?」

少女「もしそうなら、お礼を言わせて下さい。 ありがとうございました」

友「悪いけど、それはオレじゃねぇよ。 オレの親友が全部やったんだ」

611 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:17:28.25 ID:OLzVU5NAO

友「そいつの婚約者が眼鏡に狙われてな。 オレは手伝っただけ」

ダチ「そうか…… その婚約者さんは、守れたのか?」

友「ギリギリでな。 眼鏡の野郎も海外へ飛ばされたよ」

少女「本当ですか! 良かった、私のような人が増えなくてすんだ……」

612 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:18:15.29 ID:OLzVU5NAO

少女「私、脅されてて怖くて…… 全部忘れたかったの」

少女「黙ってたせいで、またアイツが同じことを繰り返そうとしたんだね……」

ダチ「お前は悪くねぇよ、悪いのは眼鏡だ」

友「全くだ。 人の罪まで背負うことはねぇよ」

少女「……ありがとう」ニコリ

613 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:20:50.12 ID:OLzVU5NAO

ダチ「しかし、親友ねぇ? お前友人は広く浅くって言ってたじゃねぇか」

友「そう思ってたけどな。 一人だけ親友になってもいいなって奴がいたんだ」

友「今度、そいつら紹介してやるよ。」 

友「ついでに、オレの彼女も見せびらかさないとな?」

ダチ「ハッ、どうせ小学生とかだろ。 このロリコン野郎」

少女「……え、ロリコンはちょっと……」

友「ふざけんな、ちゃんと同級生だよ! ギリギリ射程範囲だ、馬鹿!」

614 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:22:06.88 ID:OLzVU5NAO

 「ふぅん? 私ってギリギリ射程範囲なんだぁ……?」

友「……女さん、なんでここにいらっしゃるのですか……?」ギギギ…

女「アンタが約束すっぽかしてどっか行くから、後をつけたんじゃない……」

女「そしたら友がロリコンとか私が悪球寸前とか、面白い話が聞けたわぁ……」

615 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:24:52.12 ID:OLzVU5NAO

ダチ「……えっと、キミが友の彼女さん?」

女「彼女『だった』女って言います。 話は途中から聞かせてもらっちゃった」

友「か、彼女だった、って…… ウソだろ?」

女「アンタの誠意次第かなー? 私の心は大変傷つきました」

友「わ、分かった! 分かりました! なんでもしますから!」

少女「なんか、お似合いだね、この二人」ヒソヒソ

ダチ「そうかぁ? 尻に引かれてるだけに見えるけどな……」ヒソヒソ

616 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/01(水) 23:27:02.20 ID:OLzVU5NAO

女「アンタが眼鏡の野郎に襲われた子? もう眼鏡は二度と現れないから……」

女「安心して、その人と幸せになりなさいよね?」

少女「ありがとう、アナタもね?」

女「どうしようかなぁ…… ねぇ、友?」

友「お願いします! 幸せにさせて下さい!」

女「よろしい、ではすっぽかした約束の分、今日は奢りなさいよ!」

ダチ「ま、お前も大変だな、友……」

少女「私たちも幸せになろうね、私頑張るから……」

ダチ「あぁ、一緒に頑張ろうな!」


〜了〜
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/01(水) 23:53:50.12 ID:M9QUvGBI0
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/02/02(木) 00:08:01.44 ID:Tw2YjUsAO
おチュッ!
…しかし、友のストライクゾーンは広いのか微妙じゃね?
自分より年下なら良いって事か
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/02/02(木) 00:15:33.66 ID:ed1CSoFTo
ゆりかごまでいけるんじゃないか?
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/02(木) 09:37:29.60 ID:MJmWX3TRo
乙!
リクエストが叶って嬉しい限りだで
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/02(木) 13:23:00.22 ID:fDGCQGDZ0
乙ー
ロリコン疑惑の友にモヤモヤしつつ幼女プレイを真剣に検討する女がみたいと思ってみたり…
622 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:12:35.73 ID:iVCuukXAO
こんばんは!

友の性的嗜好はあくまで夜のオカズ的観点で、実際は女さんにメロメロです。

まぁ、女さんテラ貧乳。
623 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:13:11.04 ID:iVCuukXAO

〜弱点〜


許嫁「むー……」

女「許嫁さん、どうしたの?」

許嫁「男さまって、何か弱点はないんでしょうか?」

友「弱点ねぇ…… 人間不信は治りかけだしなぁ」

女「考えてみたら、あまり苦手なもの聞いたことないかも……」

624 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:14:19.90 ID:iVCuukXAO

友「よくあるパターンだと食べ物や動物、虫ってところか」

許嫁「好き嫌いなさいませんし、動物も可愛がられますし……」

女「虫もGとか大丈夫だったしなぁ」

友「オレは饅頭が怖いけどな」

女「じゃぁ、このお茶請け要らないわね?」バクッ

友「あ! せ、せっかく食べようと……」ウルウル

女「まぁ、隠すこともないだろうし直接聞いてみたら?」

許嫁「ダメです! 驚かせたいんですっ!」グッ

友「つってもなぁ、今まで男が驚いたことって……」

女「あ、そういえば昔施設で……」

625 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:16:32.83 ID:iVCuukXAO

 『男くん! ほら、これ見てよ!』

 『っ! うわぁぁぁぁぁぁっ!』

 『な、何よそんな驚いて……』

 『……こ、こっちくるな……』

 『カタツムリがそんなに怖いの?』

 『い、いいから! あっちいけよ!』

626 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:17:12.03 ID:iVCuukXAO

女「……みたいなことがあったような?」

許嫁「か、カタツムリ……! ありがとうございますっ!」トタトタ

友「……許嫁さん、カタツムリ触れるのか?」

女「……さぁ?」

 「キャーーーー! き、気持ち悪いよぅ……!」

627 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:17:49.87 ID:iVCuukXAO

男「ただいま」ガチャ

許嫁「お帰りなさい!」

女(準備はいい? いくわよ……)

友(任せろ……)

女「お帰り、お邪魔してるよ!」

男「あぁ、いらっしゃい」

628 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:18:59.24 ID:iVCuukXAO

友「男、これ土産なんだけどさ……」スッ

許嫁(……)ドキドキ

女(……)ワクワク

男「ん? カタツムリか…… てか、いらねぇよ、こんなの」ツマミ

女「……ん?」

許嫁「……あれ?」

男「なんだよ、欲しいならやるけど?」グイッ

許嫁「ひっ! い、いらないですっ!」

629 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:19:39.08 ID:iVCuukXAO

女「……なんで驚かないの? カタツムリ怖くない?」

男「いや、別に。 てか、なんでオレがカタツムリ怖がるんだ?」

友「いや、女が昔見せた時にお前が驚いてたって……」

男「んー……?」

女「ほら、施設でさ! お風呂に居た奴捕まえたとき!」

男「おお、あれか! あれはカタツムリに驚いてたわけじゃ……」

許嫁「……じゃぁ、何に?」

630 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:22:02.79 ID:iVCuukXAO

男「……その、な。 女、お前あの時風呂入ってたから、その……」

女「……あ。 あ、あぁぁぁぁ……」

男「お前、いきなり真っ裸で出てくるから、その、見ちゃいけないところが……」

女「いやぁぁっ! い、言わないで!」

友「お、おまっ! オレでさえまだ見てないってのに!」

許嫁「男さまっ! わ、私以外の裸見るなんてっ!」

631 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:24:06.53 ID:iVCuukXAO

男「な、なんだよ! オレひとつも悪くねぇぞ!」

男「だいたいなんだよ、カタツムリとか! 誰の提案だよ!」

女「それは、その許嫁さんが……」

友「男を驚かせたいって……」

許嫁「う、裏切りましたね!」

男「……そうか、お前の提案か……」ジリジリ

許嫁「いやぁ……こ、こないで下さい……」

632 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:25:14.88 ID:iVCuukXAO

男「カタツムリくん、いけ」ペタリ

許嫁「ひぁんっ! い、いやあぁぁっ! と、取って、取って下さいっ!」

許嫁「やぁっ! き、気持ち悪いよぅ……んっ……あぁんっ!」

許嫁「や、ヤダヤダ……んっ! 動か……ないで……んんっ!」

男・友「……」ゴクリ…

633 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 20:26:47.79 ID:iVCuukXAO

女「ちょ、ちょっと許嫁さ……」

男「帰れ」

女「え?」

男「二人とも帰れ。 オレたちはこれから忙しい」

女「あ、アンタ、まさか……」

男「ほら、悪かったな許嫁。 さ、まずは風呂に入ろうか……」

許嫁「はい、男さまぁ……」トロン

女「……」

友「……」

女「……帰ろっか」

友「……あぁ」


〜了〜
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 20:54:46.64 ID:qxsGGlCFo
ゴクリ…
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/02(木) 20:59:35.45 ID:8H3D5UC30
……ううん!!
なんかもやもやするぅ!!
かわいすぎてもやもやするぅ!!
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/02/02(木) 22:06:20.33 ID:Tw2YjUsAO
〜 この後、スタッフがおいしく頂きました。 〜


637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/02(木) 22:23:03.69 ID:40XWSPM/0
めちゃくちゃかわいいよー
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 22:40:50.91 ID:D7rmz9PIO
スタッフが美味しく頂いた編マダー?
639 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 23:33:33.17 ID:iVCuukXAO

〜スタッフが美味しく頂きました〜


男「いいか、許嫁……」

許嫁「だ、ダメです!」

男「……もう、我慢出来ないんだよ……」

許嫁「だ、だってまだ……」

男「いいから!」

許嫁「……分かりました……」

640 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 23:40:55.78 ID:iVCuukXAO

男「うめぇ! エスカルゴうめぇ!」モグモグ

許嫁「……カタツムリですよ……」パクパク

男「うめぇ! マジうめぇ!」モグモグ

許嫁「……まだ生焼けなのに……」パクパク

男「うっ! 腹が……」ゴロゴロ バタッ

許嫁「わ、私も……」グルグル バタッ

641 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/02(木) 23:41:26.86 ID:iVCuukXAO

許嫁「ん……ここは」ゴシゴシ

 「目が覚めたかい?」

許嫁「はい、あなた方は……っ! な、なんで裸……!」


 「ボクたちはスタッフさ! それじゃ……」

許嫁「いや、いやぁ……」


続きは省略されました。
全てを見たい方は全裸で町内一周してきて下さい。

642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 23:43:29.99 ID:0rLqcUTIO
>>641
お前のせいで危うく捕まるところだったぞ
外は雪降ってて冷えるし
はよ続き
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/02/02(木) 23:59:30.03 ID:xdYwMnc00
おい何レイプまがいのもん書いてるんだ
続きいらん
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/02/03(金) 00:03:37.34 ID:yeBvQYw10
書いたら荒れるよ
645 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/03(金) 00:04:20.45 ID:jDOcBgoAO
>>643
ほのぼのイチャラブ路線なので続きはないさ!

真面目な>>632の続きはまた明日ということでここはひとつ。
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/03(金) 00:16:08.34 ID:8cegwV0IO
>>645
嘘ついてごめんなさい書かないでお願い
書いたら本当に近所全裸で徘徊するぞこらァ
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/03(金) 02:42:39.95 ID:yat6Tr4Qo
毛布を被ってはいけませんとはかかれてなかったので毛布を引っ掛けて一周してきました
そしたら警察に職務質問されました
小一時間問い詰められて怒られました
>>1には謝罪と続きを要求する
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/03(金) 03:31:57.65 ID:r1TFDNto0
このスレ眼鏡みたいなやつばっかや……
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/02/03(金) 09:43:24.33 ID:XJW46U1AO
スタッフはどう考えても男だろ!JK
風呂場か風呂上がりに許嫁をおいしく(ry
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/03(金) 20:02:41.47 ID:Uzan9wA40
眼鏡は↓のグロ・キシニアみたいのだから、このスレはゲスしかいなわけか。
ttp://img.yaplog.jp/img/12/pc/r/e/-/re-bo-rn_com/0/751.gif

・・・・こいつ十年後の眼鏡とか言われても違和感ないな・・・・
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/03(金) 22:20:21.68 ID:LbvA+YpT0
リボーンのか
懐かしいなww
652 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 22:59:06.44 ID:jDOcBgoAO
こんばんは!

エロ書く暇なかったので明日に延期。
貯めてたの投下します。

>>650
〜で再生ネタ出してしまったか……

あまりに酷いので完結するまで封印することに決めてたんですが……
653 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:03:00.31 ID:jDOcBgoAO

〜そういえば〜


男「考えてみればオレたちの容姿ってあまり表現されてないよな」

女「いきなりメタ発言とか最悪じゃない?」

メイド「本編で出来ないからこそやる意味があるのでは」

男「いや、某スレで絵が云々という話があってさ」

男「せっかくだから、作者の持つイメージを上げておくのも手かと」

許嫁「良いかもしれませんね。 イメージがあると頭に浮かべやすいですし」

友「まぁ、そういうわけでイメージ発表と行こうぜ」

許嫁「楽しみですねー」

654 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:04:51.29 ID:jDOcBgoAO

男「一応本編でもカッコいいと言われたオレはほっしゃん似だ」

友「おれは日村に似てるといわれるな」

女「私はいとうあさこかなぁ」

メイド「私は眼鏡をかけた北斗晶ですね」

許嫁「私はもちろん谷亮子!」

爺「ワシは福くん似じゃな」

秘書「私は江頭に似てるとご近所で評判です」

眼鏡「ボクはゼロ使のコルベール先生かな、眼鏡だし眼が輝いてるし」

従姉「アタシはイモトに似てるって彼氏が……」

主任「ワシは木村拓哉に似とるぞ」

 「アタシ? 銀河鉄道999の車掌さんそっくり」

部長「ボクかい? 光浦 靖子かな」

※すべて実在の人物とは関係ありません
655 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:05:54.88 ID:jDOcBgoAO
 −-                 , -'"  ̄ ` 丶、  /      お
 ─--            /         \|     イ 前
              /            |     メ ら
 ───           i   _ _     _ _   ヽ_  | に
  ̄ ̄         | /二`     "二ヽ、 |  〉  ジ お
             _|  _,ィiュミ   r_,ィiュミ  レ-|  だ 似
 二二二         ヾ!   - ' r  `ヽ  ̄´  | ∧ ろ 合
 ── ___      ゛!  〃  ^ ^  ヽ   l-/  〉? の
  ま             i   { ='"三二T冫  /´_ノ/\__
  さ  二ニ    _,ィヘ  ヽ ヾ== 彳   /:::/`ー- 、
  に     _, ィ´:::::/ l\ ト、 ー一 / /::/      \
  外     /  |::::::::: ̄ ̄ ̄::`ー=彳_∠ _      ヽ
  道   /   |::::::::::::::::::::::::::::(‥):::〈_     \       l
     r'"`丶、 |:::::::::/:::/::::´:::::::::::::::::(_     ト、      |
 _/ / `ー 、 \|::::/:::::/:::::::::::::::::::::::::::(_      \   \
656 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2012/02/03(金) 23:06:24.60 ID:wFexgOX30
おい>>654!!ふざけたこと言ってんじゃ…
657 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:10:04.76 ID:jDOcBgoAO
まぁ、ジョークとしてイメージは各人お好きな感じで良いかと。

ただし、
許嫁→巨乳
メイド→メガネ巨乳
女→貧乳
眼鏡→メガネ
は譲れないです。

後、一応書いとくと仮に書きたいという方がいても有り難いですが遠慮致します。
お嫌いな方もいらっしゃいますので……

658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/03(金) 23:11:50.39 ID:07Q6dFFIO
>>657
メイドは乃木坂春香のところの奴のイメージかなぁ
659 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:13:41.03 ID:jDOcBgoAO

〜忘れえぬ想いと芽生える想い〜


メイド「……失礼します」コンコン

許嫁「どうぞ、開いてるよ?」

メイド「お部屋の掃除に……あら、その写真は?」

許嫁「えへへ、男くんの新しい写真貰ったの!」

メイド「ふふ、お邪魔でしたか? なんでしたらまた私がお手伝いを……」

許嫁「な、何言ってるの! もぅ……」

660 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:14:12.30 ID:jDOcBgoAO

メイド「しかし、それ程お好きなら会いに行かれては?」

メイド「一度くらいの接触なら恐らくは大丈夫かと……」

許嫁「……ダメだよ、今更私なんかが会いに行っちゃダメなの」

許嫁「あの時、男くんを守れなかったダメなお姉さんなんか……」

メイド「お嬢様……」

許嫁「それに、私が会いに行ったら迷惑がかかっちゃうしね?」

メイド「……」

661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/02/03(金) 23:14:24.11 ID:/fIIEDnAo
>>657
眼鏡からメガネをとったら何が残るのか
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/03(金) 23:15:35.15 ID:07Q6dFFIO
>>661
メガネを掛けたfateのワカメがイメージ
663 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:15:35.18 ID:jDOcBgoAO

許嫁「私はね、男くんが幸せならそれで良いんだよ……」ニコ…

メイド「……素直じゃありませんね、お嬢様は」ギュー

許嫁「っ! ……うっ……」グスッ

メイド「良いんですよ、私しかおりませんから」ナデナデ

許嫁「あ、会いたい……会ってお話したいよぅ、うわあぁぁぁぁぁん!」ポロポロ

メイド「……お嬢様」ナデナデ

664 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:18:37.57 ID:jDOcBgoAO

メイド(お嬢様、もうすぐです……)

メイド(それまではあの方に恋人などが出来て欲しくない)

メイド(せめて、お嬢様とあの方の再会の時までは……)

メイド「……誰か、いますか?」

 「メイド長、お呼びですか?」

メイド「…に連絡を。 報告を聞きたいと伝言をお願いします」

 「畏まりました」

665 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:19:41.42 ID:jDOcBgoAO

 「珍しいねー、アンタから報告寄越せだなんて」

メイド「時期が時期ですから。 これからは報告頻度を月1回に変更します」

 「ま、資料纏めるのはアタシの仕事じゃないからいいけどさ?」

 「で、今回の資料はこれね」パサッ

メイド「何か問題は?」

 「別にー? でも、そろそろ副業の方は忙しくなるんじゃないかなー?」

メイド「……そうですか」

666 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:21:24.84 ID:jDOcBgoAO

 「あの子の方は至って変わらず。 相変わらず孤立状態っぽいしねー」

 「特に付き合ってる子も居ないみたいだから、お姫様は安心していいよ? ニヒヒ」

メイド「常々気になっていたのですが、その情報はどうやって入手を……?」

 「アンタね、一応アタシこっちが本職なんですけどー?」

 「企業秘密、って言いたいとこだけど、単に学校に情報提供者が居るだけよ」

メイド「情報提供者から漏れるということは?」

 「大丈夫だって。 こう見えてアタシ貸しも弱みも沢山握ってるんだから」

667 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:22:45.87 ID:jDOcBgoAO

メイド「脅したりしてないでしょうね……?」

 「失礼な。 アタシが脅すのは屑だけ! 普段は優しいお姉さまなの!」

 「それにアタシのあだ名の一つに『腐った愛のキューピッド』ってのがあるし!」

メイド「余計不安になってきました」

 「ふふふ、オレ様系男くん×小悪魔受けな義弟ちゃん、しかし下克上……」ジュルリ

メイド「腐ってやがる……遅すぎたんですね……」

668 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:27:26.13 ID:jDOcBgoAO

メイド(ふむ、友人は変わらず2人のみ。 恋愛関係にはない、か……)ペラ

メイド(人付き合いも悪く、孤立し男女ともに好かれていない……)ペラ

メイド(『下校途中に絡まれている他校の女子を救出、フラグゲット』?)イラッ

メイド(『50点、女に興味ないならフラグ立てんな、でも良い子だから許す』)
メイド(あの腐れ、旦那様もご覧になる報告書だというのにふざけて……)

669 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:29:16.79 ID:jDOcBgoAO

メイド「でも、ふふっ…… あの方らしいですね、全く」ニコッ

許嫁「何か嬉しいことでもあったの、メイド?」

メイド「あ! こ、これはお嬢様…… いえ、なんでもありません」

許嫁「そうなの? ……顔赤いよ?」

670 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:29:57.96 ID:jDOcBgoAO

メイド「そんなことは…… 何か御用でしたか?」

許嫁「ううん、珍しく私の前以外でメイドが笑ってたから声かけただけ」

メイド「……笑ってましたか?」

許嫁「うん、優しい笑顔だったよ!」

671 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:32:29.80 ID:jDOcBgoAO

メイド「……そうですか…… お嬢様、お茶でも飲みますか?」

許嫁「そうだね、皆も休憩にして食堂で飲もうよ!」

メイド「分かりました。 先に食堂でお待ち下さい」

許嫁「……ホント、珍しいね? 普段なら身分が、とか言うのに……」

メイド「……そんな気分の時もありますから」

許嫁「ありがとう、先、行ってるね?」トタトタ


メイド(……そんな気分、ですか……)

メガネ(一体、どんな気分だというのでしょうね、私は……)


〜了〜

672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/03(金) 23:38:37.21 ID:yy1Njyabo
乙……
うん?なんだ?
誤字なのか伏線なのか
673 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/03(金) 23:53:09.58 ID:jDOcBgoAO
>>672
義弟くんのことなら台詞だけの人の義弟。
本編には名前しか出ないので気にしなくて問題なしです。

他は見直したけど誤字はなさそう、多分。


おまけの補足
・メイドはハウスキーパー兼許嫁のレディースメイド
 モブメイドさん達はハウスメイドで大体5人くらい
 トゥイーニーみたいに新人以外は他役職を兼業

・同人誌作成は副業ではなく趣味

・下克上→攻受逆転、つまり男が受けになること

674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/04(土) 00:00:23.95 ID:qlU0GHjAO
メイドがメガネになってるよ
675 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/04(土) 00:09:21.88 ID:AUFBXM5AO
>>674
あ、これはメガネで合ってます。
実はメイドのメガネはインテリジェンスメガネで喋るんです。

暇な時はメガネとおしゃべりしてます。

……ダメダヨネ、ゴメンネ
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/04(土) 02:02:42.80 ID:2sSAvrZJo
>>662
ワカメは根は意外と悪くないから根っからのドクズ眼鏡と一緒にするなよ
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/04(土) 07:53:11.53 ID:b55asz8no
桜ルートのワカメ
678 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:51:19.67 ID:AUFBXM5AO
こんばんは!

>>633の続きはエロなのでもう少ししてから。

別のを投下します。
679 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:52:18.70 ID:AUFBXM5AO

〜風邪〜


男「……ゴホッ」

許嫁「んー、38度3分。 少し熱がありますね……」

男「……そっか」

許嫁「んもぅ、コンビニ近いからって傘ささなきゃダメじゃないですか」

男「……すまん」

680 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:53:13.93 ID:AUFBXM5AO

許嫁「ご飯食べれますか? おかゆですけど……」

男「……薬が食後だからな…… ゲホゲホ」

許嫁「なら、少しでも食べて下さいね?」フーフー

許嫁「はい、アーン♪」スッ

681 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:53:54.76 ID:AUFBXM5AO

男「……別に一人で食べれるぞ?」

許嫁「アーン♪」

男「……」パクッ

許嫁「味はどうですか?」

男「……美味しい」

許嫁「良かった! じゃぁ、沢山食べて下さいね? アーン♪」

男「……」パクッ

682 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:55:36.04 ID:AUFBXM5AO

男「で、今日はお前か……移ったな」

許嫁「……ごめんなさい」

男「いや、元々オレの風邪だし……37度9分、熱あるな」

許嫁「……ケホケホ」

683 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:56:31.44 ID:AUFBXM5AO

男「お前も今日はお粥な? ほら、起きて自分で食べろ」

許嫁「……ゴホッゲホゲホゲホ」

男「……ほら起きて」

許嫁「ゲホゲホゲホゴホゴホゴホッ」

男「……アーン」

許嫁「はいっ!」パクッ

684 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 19:58:39.88 ID:AUFBXM5AO

許嫁「んっ! あ、あちゅい……」

男「わ、悪い。 冷ましてなかった……」

許嫁「……ひた、やへどひまひた……んーっ」ベー

男「今度は冷ましたから」フーフー

許嫁「んー!」ベー

男「えっと……もしかして舐めて冷やせって言いたい?」

許嫁「……んー!」コクコクコク ベー

男「……こんな冷やし方があるかよ、馬鹿」チュ ペロペロ

許嫁「……ん……えへへ」ニコニコ

男「ほら、アーン」

許嫁「アーン」パクッ ニコニコ

685 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 20:00:22.07 ID:AUFBXM5AO

男「で、今度はなぜ裸になろうとする」

許嫁「……汗、拭いて下さい」

男「お前、本当に風邪なんだろうな?」

許嫁「……拭いてくれないと不治の病に倒れます」

男「はぁ……」フキフキ

686 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 20:02:25.39 ID:AUFBXM5AO

許嫁「前もお願いしますね? ブラの中も」

男「へいへい……」フキフキ クリッ

許嫁「ん……ふわぁ……」トロン

男「……なんかエロい」

許嫁「男さまぁ、こっちも……」ガッ ズボッ

男「お、お前なに勝手に手掴んで…… って、なんで濡れてる」クチュ…

許嫁「あ、汗がたくさん出ちゃって……」

男「なんで汗がこんなネットリしてるんだよ……」ニチャァ

687 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 20:03:30.56 ID:AUFBXM5AO

許嫁「……拭いて?」

男「……」チュクチュク

許嫁「ん……ふぁ……んぁっ!」

男「……」クチュクチュ

許嫁「んんっ! ……ぁ……あぁんっ!」

男「……」プチッ ガバッ

許嫁「やだ、まだお昼なのに……あんっ♪」

688 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 20:06:49.85 ID:AUFBXM5AO

女「で、二人とも風邪引いたって?」

友「馬鹿じゃねーの?」

男「面目ない」

許嫁「ごめんなさい」

女「ほら、お粥作ってあげたから食べな?」

許嫁「え゛……」

男「その紫色のは断じてお粥じゃない……」

友「ほら、男。 アーン♪」

男「や、止めろ……止めろおぉぉぉぉ!」


〜了〜
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/04(土) 20:37:43.83 ID:rviwkaqe0
前作の登場人物が出てくるという事は、少なくとも過去作2つとは世界観が繋がってるって事でおk?
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県) [sage]:2012/02/04(土) 20:46:04.54 ID:V1wKxh5so
ん?
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/04(土) 21:00:32.10 ID:rVDeiyFIO
>>689
人物の表記が同じってだけでしょ
692 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/04(土) 21:28:53.72 ID:AUFBXM5AO
>>691
ところがどっこい、繋がってます。
(第一作以外全部)

今回は第二作の大体7〜8年後になります。
今回の台詞の人が第二作の姉ですね。

前作のリンクを貼る、貼らないの基準は読まないと話が理解出来ない・前作のネタバレがある、としており、両方に該当しないので案内はしていません。

693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/04(土) 21:40:10.05 ID:rVDeiyFIO
>>692
マジかよ1作目しか見てなかったから知らんかた
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/02/04(土) 21:44:48.60 ID:l32BaqwAO
>>689
kwwsk
この作品以外にも>>1の書いたやつあるの?出来たらタイトルあげてくれ
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/04(土) 21:46:55.15 ID:lPmGA+g3o
>>694

転校生「アンタ、なんでパンツ履いてるの?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1323162645/

男「好きだ!」 幼「知ってるよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1324123726/
696 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/04(土) 21:47:28.21 ID:AUFBXM5AO
>>693
一作目はキャラがこれのベースになっているだけなのでご指摘の通り名前が同じだけで関係ないです。

まぁ、あっちの二人はある意味こっちの二人より完璧な相思相愛かもしれません。
697 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/04(土) 21:52:17.57 ID:AUFBXM5AO
>>695
完結したら案内するつもりでしたが、上が二作目、下が四作目です。
(本作が五作目)

一作目
許嫁「この人を好きになりました」男「……そうか」
※オリジナルss総合の短編

第三作目
姉「弟くん、大好きだよ」


基本的に他の作品は鬱展開が酷いので本作の雰囲気がお好きな方にはお勧めしません。

>>633の続きは23時より。
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/04(土) 21:53:00.72 ID:tjZqr9Xyo
>>1は全部同じトリで書いてる?
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/04(土) 21:55:56.27 ID:lPmGA+g3o
>>697
すみません……
700 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/04(土) 21:55:57.20 ID:AUFBXM5AO
>>698
うい。
なので一作目以外は酉検索で出て来ます。
701 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:07:34.97 ID:AUFBXM5AO
では、>>633の続きです。

えっちなのでお子様は360度回れ右。
702 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:08:35.98 ID:AUFBXM5AO

〜弱点その2〜


男「オレの弱点探ってたけど、お前はどうなんだ?」

許嫁「私ですか? 怖いのとか苦手ですけど……」

男「誰もそんなこと聞いてないな。 弱いところって意味だ。 例えば……」ハム…

許嫁「んっ…… 耳噛んじゃダメです……」

703 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:09:55.16 ID:AUFBXM5AO

男「……」アムアム レロ…

許嫁「んんっ…… や…… ふぅっ」

男「耳は弱点っと。 じゃぁ……」ペロ…

許嫁「そこは汗ばんでますから……ぁん……」

男「うなじも弱い…… じゃ、こうだ」サワサワ チュッ

許嫁「ん……ちゅ……んー……」

704 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:11:05.99 ID:AUFBXM5AO

男「太ももでも感じるか。 とすると?」ツツー サワサワ

許嫁「ひぁんっ! くすぐった……ぁんっ! んんっ!」ピクン

男「背中に脇腹も急所…… 全身弱点だらけ?」

許嫁「ん……だって、男さまの触り方がイヤらしくて……」

男「オレは弱点探してただけだぞ? 効果の程はっと……」クチュ

許嫁「んっ! やだ、濡れちゃってます……」

705 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:12:04.03 ID:AUFBXM5AO

男「許嫁はエロいなぁ」クチュクチュ

許嫁「エッチにしたのは男さまです……ふぅんっ!」

男「じゃぁ、そろそろ……え?」ドサッ

許嫁「……スイッチ入れたの男さまですからね……」ハム

男「う……耳、噛むな」

706 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:14:07.38 ID:AUFBXM5AO

許嫁「あら、弱点見つけちゃいました? なら……」ペロペロ

男「く、くすぐったいって……うぁ……」

許嫁「ふふ、人のこと言えませんね……? こんなに弱点だらけ……」サワサワ

男「くっ……」

許嫁「私、耳やうなじ弄っただけなのに、なんでこんなに硬いんですか……?」

男「やめ……」

許嫁「わかりました、止めます」スッ

707 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:15:44.00 ID:AUFBXM5AO

男「あ……」

許嫁「私止めてあげましたよ? なんでそんな顔するんですか?」

男「……」カァ

許嫁「何か言いたいことでも? 私、優しいし聞くかもしれませんね……?」

男「……」プイッ

許嫁「いいんですか? じゃぁ、私一人で遊んでますから」クチュクチュ

許嫁「言いたいこと思い出したらいつでもどうぞ……んっ」チュプチュプ

708 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:16:54.85 ID:AUFBXM5AO

男「……て」

許嫁「はぁんっ……何か、言い……んっ……ました?」グチュグチュ

男「続けて……」

許嫁「んんっ! 聞こえ……っなぁい! ぁん……んっ!」ジュプジュプ

男「続けてっ! さっきの続きして!」

許嫁「しょうがないですね、こんなエッチな子にはおしおきしないと……」ペロリ

709 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:19:55.43 ID:AUFBXM5AO

許嫁「ふふ、それじゃ予定どおり弱点を攻めて驚かせてあげますね?」

許嫁は男を押し倒したまま、ゆっくりと覆いかぶさっていく。
顔を近づけ唇を交わす……と見せかけて狙いは耳たぶ。

許嫁「……残念でした♪」

フゥーッ…

耳元で囁きかけると、軽く吐息を吹きかけそっと唇で耳たぶを咥えた。
何度も何度も、挟み込むように軽く甘噛みをする。
右手は局部を除いた一番の弱点、乳首をつまみ、擦り、はじく。
次第にその刺激は甘い疼きとなり、まだ触れてもいないのに男の下腹部は硬く大きくなっていく。

許嫁「触って欲しいですか? ダメですよ、まだ触りません……」

右手が乳首を離れ、わき腹、腰、太ももへと順にたどる。しかし、やはり一番触って欲しい部分には触れることなく、また乳首へと遡って行く。

許嫁「ふふ、もどかしそうな顔……キャッ!」

ガバッ!

許嫁が男の反応を楽しんでいると、突如男の右手が腰に回され、力強く体を引っ張られる。
結果、許嫁はベッドに仰向けとなり、男が覆いかぶさることになった。
ちょうど先ほどまでの体勢の真逆となっている。

710 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:25:03.60 ID:AUFBXM5AO

男「残念だったな、今度はオレの番だ……」

先ほどの仕返しか、許嫁と同様耳たぶを甘噛みしながら、空いた手でピンクの突起をいたぶる。
違いは、突起が最初から隆起していること。

許嫁「……もぅ、もっと虐めたかったのに……」

無抵抗の証として、両手を万歳し男の行為の全てを受け入れることを示すしながら
許嫁は残念そうな声を上げるが、その目は期待に潤み、男を見つめていた。

ハムハム… ペロッ

優しく唇で耳たぶを弄ぶと、不意に舌を伸ばし耳の穴の周りを嘗め回す。
右手の指先は乳首への刺激を止め、焦らすように乳首の周りをなぞる。
触れるかふれないかの強さでゆっくりと円を描くと、いつもの甘い痺れではなくものたりない疼きを許嫁に伝えた。

許嫁「男さまぁ…… もっと……」

男「可愛い奴だな…… でも、ダメだ」

チュッ チュッ チュバ…

優しくおでこと頬にキスをし唇を交わすが、触れ合わせるだけ。
許嫁が舌を伸ばすが、いつものように吸い上げることはせず唇での甘噛みを返す。

右手の動きも同じく、乳房を優しく、フニフニとなぞる程度に揉む。いつもなら形を変えるほどに揉みしだかれるが、優しいその動きは安らぎを感じる代わりにやはり何か物足りないものを感じさせる。

711 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:28:15.45 ID:AUFBXM5AO

チュッ チュ…

唇が離れる。 首筋に強めのキス、そして鎖骨から乳房へ。
ゆっくりとキスをしながら敏感な方へと降りていく。

サワサワ…

胸を撫でていた右手も、身体の動きとともに下へ降りていく。
わき腹をツツとなで、尻をやはり揉むわけでもなく表面をなぞり、太ももへ。
しかし、そこで手は止まり一番敏感な場所には一向に向かおうとしない。
ふと、唇が双丘の先端に近づく。
ついにもどかしさから開放される、そう思った瞬間、やはり唇が離れていってしまう。

許嫁「やぁ……ひぁっ!」

フゥッ…

唇が離れたと思ったその時、敏感な先端に吐息が吹きかけられる。
直接触られたわけではないのに、その瞬間に電流が走った。それを契機に、これまでもどかしさしか感じなかった行為が、途端に甘く痺れるものへと変化していく。

行為自体は変化しておらず、物足りなさもある。
しかし、甘い疼きは次第に強い刺激へと変化し、許嫁の中心が蜜を垂らし始める。

許嫁「男さまぁ……なんか変……ぁ……ん……」

712 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:31:41.46 ID:AUFBXM5AO

ペロ… レロォ…

舌が胸に触れ、そのまま表面を這い回る。
もちろん、敏感な部分には触れず、その周辺を行き来するだけ。
しかしその濡れた感触は気持ちよく、男が呼吸をするたびその吐息が先端を刺激して微かな痺れを生み出す。

右手は太ももよりさらに敏感な場所へと近づく。
しかし、やはり一番触って欲しい部分には決して触れず、周辺と太ももの付け根で歩みを止めている。

許嫁「あっ……ん……もっとぉ……ひぁぁぁっ!」

アム… チュバ…

突然、しびれるような快感が走る。
舌先が小刻みに震えるその先端を捉えた。
軽く吸い上げられながら、つつき、挟み、嘗め回される。 唇と、舌で。

次いで、下腹部を撫でさすっていた右手の指先が、空いた左胸に伸びた。
そしておもむろに先端を弄びはじめる。 
つまみ、押しつぶし、またつまみ……
掌で乳房を押しつぶしながら、先ほどまでとは打って変わった強い刺激を与えてくる。

713 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:35:53.46 ID:AUFBXM5AO

しかし、物足りない。

許嫁「やぁ……男さまぁ……下も、触ってぇ……」

悪戯心が芽生えた男は、気持ちよくさせてやりたいという気持ちを押さえ、今度は心を虐めようとする。

男「下じゃわからないよ、ちゃんと言わないと……」

お嬢様育ちの許嫁との関係において、直接的な表現をしたことは少ない。
恐らく口にすることに抵抗があるのだろう、これまでもアレ、そこと名称を避けている節がある。

しかし、今日はどうしても許嫁の口から卑語が漏れるのを聞きたくなったのだ。

許嫁「やだぁ……言え、ませんんっ! ふぁ……」

男「なら、言えるまでおあずけ、な?」

チュパ… ペロ… サワサワ…

男はそう言うと再び行為に戻る。
唇で突起をついばみ、右手は再び下腹部の、もどかしい部分をまさぐる。
太ももの付け根ですら汗ばんでいる様子を見る限り、その中心はすでに充分な潤いを湛えているのだろう。
しかし、そこには触れず許嫁が根を上げるまで焦らし続ける。

714 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:39:31.67 ID:AUFBXM5AO

そして、か細い懇願が許嫁の唇から漏れた。

許嫁「んんっ…… 男さまぁ…… 私の……こ、触って……」

男「……聞こえない」

サワサワ…

右手はそのまま下腹部を撫で続けている。
ときおり小刻みに身体が震えることから、焦らされた愛撫でもかなり高まってきているということが分かる。
許嫁は、羞恥に顔を紅く染め、両手で顔を隠しかぶりを振りながら口を開いた。

許嫁「わ、私の……おまんこを触って下さ……ひあぁぁぁぁっ!」

チュプン! クチュクチュクチュクチュ!

言い終わらないうちに、一番欲しかった刺激が突如もたらされ喘ぎが漏れる。
下腹部を撫でていた指先が、口にした敏感な部分へ潜り込み蠢き始めたからだ。
既に焦らされ敏感になっていたそこは、突然の刺激に普段よりも大きな快感を脳に伝えてくる。
先ほどまでと打って変わった激しい愛撫。
その指先の容赦のない動きは、許嫁を簡単に絶頂へと導いていった。

ジュプジュプジュプジュプ!

許嫁「や、ダメ……男さまぁ! ひ、イく……ひあぁぁぁぁぁぁぁんっ!」

ビクン! ビクビクッ!

大きな波を感じ、つま先を伸ばしながら身体をヒクつかせる許嫁。
焦らされていた分波は大きく、すぐには引いてくれない。

715 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:42:22.79 ID:AUFBXM5AO

しかし、それは焦らされたからだけではなく。

ジュプジュプジュプジュプ!

許嫁「やぁっ! んんっ……イきました、イきましたからもぅっ! あはぁっ!」

男は、膣内の収縮を指先に感じながらも手を休めていない。
湿った音とともに断続的に送られ続ける痺れるような快感。
波は引くことなく、さらに大きな波を迎えようとしていた。

男「いいよ、もう一回イって……ほら」

許嫁「ヤダ! もうイってるのにぃ……んぁっ! ふあぁぁぁぁぁぁっ!」

ビクビクビクビクッ!

波が引くことのないまま二度目の絶頂。
まだ指先は妖しく蠢いていたが、許嫁の目から涙が零れるのを見てようやくその動きが止まった。

チュプン!

許嫁「やぁ……男さまも気持ち良くなるのぉ……」

口元から涎を垂らしながらも自分のことを考えてくれる許嫁に一際愛情を感じながら、自分も我慢の限界に達した男はゴムをつけ自らを許嫁の中心に宛がう。

716 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/04(土) 23:45:26.93 ID:AUFBXM5AO

ヌチュ… ジュプッ!

許嫁「んんっ……! ダメェ、また来ちゃいます……ぁんっ!」

男「ん……これならオレもすぐだから……」

小刻みに収縮する膣内は熱く溶けていて、絡みつくように男を締め付ける。
許嫁の嬌態を間近で見ていた男は、絶頂まであまり長く持たないことが分かっていた。
だから、最初から腰を深く突き入れ、許嫁の一番好きな所を激しく揺さぶってやる。

ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!

許嫁「ふぁっ! す、ごいぃ……んあっ! はぁ……あぁんっ!」

一番奥を突くたびに軽くイってしまっているのだろう、入り口がキツく締めつけられる。
既に身体が覚えてしまっているのか、その締め付けを感じると自らも白濁が放出を待ちせり上がってきてしまう。
それと同様に、許嫁も胎内の脈動と男の表情から、絶頂が近いことを悟る。

717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 00:00:33.43 ID:Gw+LMzV10
>>692
三作目も繋がってたの?


718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 00:01:57.58 ID:Gw+LMzV10
>>692
三作目も繋がってたの?
繋がりを匂わせる台詞は無かったと記憶しているが・・・

719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 00:02:27.62 ID:Gw+LMzV10
連投ゴメンネ
720 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 00:08:33.18 ID:gcFqcAnAO

許嫁「男さまぁ……んんっ! 来て……? んっ、出して下さい……」

チュバッ! ジュル…

パンパンパンパン!

男は許嫁にもたれかかるように覆い被さると、唇を重ね腰の動きを早める。
先ほどまでは焦らしていた口内の戯れも、犯すように激しく舌を吸い上げ、絡め。
お互いの両手を結び、最後の一押しを加えていく。

パチュン!

許嫁「んんっ! んうぅぅぅぅぅぅっ!」

ビクンッ! ビクビク!

最後に大きくストロークを取り深く打ち付けると、許嫁は全身を震わせ三度目の絶頂を迎える。
敏感になっていたところを激しく刺激されて迎えたそれは、二度目までの余韻を加え大波となって全てを真っ白に染め上げていく。
そして、膣内が収縮し男もまた精を搾り出されてしまう。

男「……ん……んんんっ!」

ドクン! ビュルビュルビュルビュル

ゴム越しに感じる熱い感触と強い脈動。
息を荒げながら、許嫁は余韻に浸り続ける。

男もまた、射精に伴う倦怠感を感じ、許嫁に体重がかからぬよう身体を横にずらして優しく抱きしめる。

二人は、行為の後の気だるさを共有しながら、唇を重ね続けた。

721 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 00:11:42.41 ID:gcFqcAnAO

男「んー……」ナデナデ

許嫁「……何かご不満でした?」

男「いや、不満じゃなくて不安」

許嫁「? どういう意味です?」

男「お前がこうも弱点だらけだと、知らない奴に身体触られても過ち犯しそうで」

許嫁「……馬鹿」クスリ

許嫁「私の弱点は男さま専用なんですよ?」

許嫁「男さまの指や口や、その、アレだから弱いんです」

男「そっか」カァ

722 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 00:13:10.29 ID:gcFqcAnAO

許嫁「でも、男さまはどうなんでしょうね……? メイドには随分弱かったみたいですし」

男「それは、その……」

許嫁「ふふ、知らない人には弱点晒さないようにしないとダメ、ですよ?」

許嫁「その、やっぱり私だって不安になりますから……」

男「分かってるよ、お前を裏切ったりしないから……」ナデナデ

723 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 00:13:55.55 ID:gcFqcAnAO

許嫁「ところで、実際のところ男さまって怖いって意味の弱点あるんですか?」

男「弱点、ねぇ……特には…… あ、ひとつだけあった」

許嫁「教えて下さいっ! 私だけの秘密にして差し上げますから」

男「えっとな、その……」

男「許嫁に弱い!」ガバッ

許嫁「キャッ! ちょ、ちょっと男さま…… もぅ」クスリ 


〜了〜
724 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/05(日) 00:18:18.69 ID:gcFqcAnAO
>>718
三作目は、途中姉と遭遇した際に一緒にいた女=今回の台詞の人です。

つまり
姉=女=台詞の人
ですね。

725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 00:26:12.99 ID:Gw+LMzV10

そうだったんですか。
奥が深いですね。
726 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 22:58:31.04 ID:gcFqcAnAO
こんばんは!

本日はあまり書けてないのでひとつだけでご勘弁を。

そろそろ本編へ戻らないといけませんね……

では、投下します。
727 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 22:59:12.57 ID:gcFqcAnAO

〜子ねこ〜


許嫁「あ……男さま、あれ……ねこさんです!」

男「野良猫だな、まだ小さいけど……」

許嫁「見てきますっ!」トタトタ

男「おい、って聞いてないし……」

728 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:00:12.10 ID:gcFqcAnAO

許嫁「きゃー! 可愛い……モフモフしたい!」

男「へぇ、逃げなかったのか。 走ったら逃げるぞ、って言おうとしたのに」

許嫁「おいでー、こっちおいでー?」チッチッ

 「ミー……」

男「……許嫁、ちょっとその子と待ってろ」スタスタ

許嫁「あ、男さま…… ほらほら、おいでー?」チッチッ

729 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:00:49.94 ID:gcFqcAnAO

許嫁「うーん、近づいてきませんね……警戒されてるのかな?」

男「どうだ、寄って来たか?」

許嫁「あ、男さま。 ダメでした……何買ってきたんですか?」

男「猫缶と豆乳。 その子、弱ってるからな」

許嫁「え……? じゃぁ、もしかして……」

男「逃げたいけど、動く元気がないから警戒してるんだろ」ガサガサ

730 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:01:47.84 ID:gcFqcAnAO

許嫁「可哀想です……」

男「野良だからな、それも運命だ」コポコポ

許嫁「そんな!」

男「といって、見殺しも出来ないしな」カチャ

男「本当は餌付けになるからダメなんだけど……」カタッ

男「さ、許嫁。 餌食べやすいように少し離れてあげよう」

許嫁「男さま……ありがとうございます」

731 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:02:59.73 ID:gcFqcAnAO

 「ミー……」オズオズ

許嫁「ご飯に近づいてきました……食べて……!」

 「……」クンクン ペロッ

男「腹減ってたんだろうな、食べそうだ」

 「……」ガツガツ

許嫁「食べました! 食べましたよ、男さま!」

男「騒ぐな、逃げちゃうだろ……」

許嫁「はぁい」ショボン

732 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:04:16.43 ID:gcFqcAnAO
 「ミャー!」ペロペロ

男「よほど空腹だったんだな、もう食べ終えた」

許嫁「ねこさん、良かったね……」ジワ…

 「ミー……」ヒョコヒョコ

許嫁「あ、こっちに来ます……」

733 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:05:19.64 ID:gcFqcAnAO

男「……撫でれるかもな、試してみたら?」

許嫁「はい……」ソーッ ナデナデ

 「ミー……」ゴロゴロ

許嫁「〜〜♪」ナデナデ

男「良かったな?」

許嫁「はい!」ナデナデ

734 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/05(日) 23:06:16.70 ID:gcFqcAnAO

男「で、なんでコイツがうちの庭にいるんだ?」

許嫁「ついて来ちゃいました」

男「……うちでは飼えないぞ?」

許嫁「この子野良ですから。 たまに遊びに来るだけですよ?」

男「……ハァ。 家に上げたらダメだからな?」

許嫁「分かってます。 ほら、おいで、ミミ!」

ミミ「ミー!」チョコチョコ

男「……名前までつけて何が野良だよ……」

許嫁「ミミ、良い子良い子♪」ナデナデ


〜了〜
735 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/05(日) 23:10:24.74 ID:gcFqcAnAO
ちなみに餌付けは本当にしたらダメですよ。

許嫁ちゃんも男に注意されて庭に来ても餌はあげてません。
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/06(月) 07:32:50.03 ID:r+YzGdLx0
はい
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/06(月) 15:31:47.15 ID:IomEQCcd0
1乙
ぬこかわいいよ、かわいいよぬこ
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 16:59:38.33 ID:8g/Z6T/DO
餌付けをしていいのはそいつを飼う覚悟のある奴だけ
飼いもしないのに餌付けだけはする、糞尿被害があっても知らんぷり
猫に餌付けする奴は可愛がるのは良いけど責任は勘弁、こんなんばっか
739 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/06(月) 21:05:18.21 ID:EwY9Q+tAO
こんばんは!

すいません、今日はお休みにします。
毎日投下のお約束を守れず申し訳ないです。

代わりといっとはアレですが、明日より本編再開します。
(いきなりえっちシーンより)
流石に小ネタばかりだと本筋忘れちゃいますから……

時間は不定期かもしれませんが一応21時予定。

では、また明日!
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 21:15:19.75 ID:rW/5XxQWo
嘘つきは死んでしまえ!待機ワッフル
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/06(月) 21:17:56.35 ID:PueKgnUjo
全裸待機するか
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/06(月) 23:01:59.79 ID:z5+ScodZ0
乙ー
今にも飛んで行きそうなパンツを何とか抑えながら待つとしよう
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 23:14:54.35 ID:Z5Trp61Ao
遂にあのヒモが陽の目を見るのか!?
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/07(火) 00:46:54.05 ID:JLn5imN80
乙!
パンツが眼鏡に取られたから全裸待機中
745 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/07(火) 21:02:41.60 ID:FcnE4LGAO
こんばんは!

予定通り本編再開です。

主任追い出して先勝会してた後から。
えっちシーン入るのでお子様はうちのお布団へどうぞ。

では、開始します。
746 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:03:29.77 ID:FcnE4LGAO

男「許嫁、やっぱりドラ○もん借りるのか?」

許嫁「はい、今日はドラ○もんとジ○リにします!」

男「旧作5本で1000円だし、オレも1本借りるか…… 3本選んでいいぞ?」

許嫁「あれ? 残り1本は……?」

男「……えっちなやつ。 この前言ったろ?」ボソッ

許嫁「ほ、本当に借りるんですか……?」

男「……興味ない?」

許嫁「……あります」カァ

747 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:04:21.34 ID:FcnE4LGAO

男「許嫁、決まった?」

許嫁「男さま、これとこれ、どっちが良いと思います?」

男「んー、こっちのがいいかなー」

許嫁「も○のけ姫ですか…… やっぱり子供よりお姉さんなんですね?」

男「……お前な、いちいちそんな目で見てないっての」

許嫁「すみません」クスリ

男「……決まったなら、あっち行くぞ……」

許嫁「あっちって…… あ」カァ

748 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:05:34.35 ID:FcnE4LGAO

許嫁「な、なんか居心地悪いです……」

男「むしろ男のお客さんのが居心地悪いけどな、皆居なくなったし」

許嫁「や、やだ…… 男さまぁ、早く出ましょうよ……」

男「あんだけエッチな癖に免疫ないんだな、お前……」

許嫁「ええぇ……こんなことまで……うわぁ……」チラッ チラッ

男「……興味深々だな……」

749 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:07:33.32 ID:FcnE4LGAO

 「あら、さっきから私のどこを見ているの……?」

 「だ、だって、お姉さんのおっぱいが……」

 「そんなに気になるんだ…… なら、こうしたらどうかしら?」プチプチ

 「あ…… お姉さん、お姉さんっ!」

 「あんっ! がっつかないの……」


男「……」

許嫁「……」

許嫁(やっぱりお姉さんモノが好きなんだ……)

750 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:09:18.08 ID:FcnE4LGAO

 「ほーら、キミの可愛いの…… 挟んであげるね……」

 「うわぁ、気持ち良いよ、お姉さん……!」


男「……」ゴクン

許嫁「……」ドキドキ

許嫁(男さまも、あんな風にしてあげたら気持ち良いのかな……?)チラッ

男「……」ビンビン

許嫁(興奮されてます……)

許嫁「……」スッ サワサワ

男「っ! ……」スッ スリスリ

許嫁「ん……」

許嫁(私も興奮してます…… でも……)

751 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:10:11.34 ID:FcnE4LGAO

 「童貞なのね…… 私に任せて……」

 「お姉さんの裸、キレイ……」

 「見える? ここに入れちゃうんだよ…… ほら……」

 「あっ、入っちゃう…… なにこれ、溶けちゃいそうだよぉ……」


男「……」ハァハァ

許嫁「……」

許嫁(なんか…… イライラする……)

752 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:12:23.52 ID:FcnE4LGAO

 「ほら、動いて……?」

 「お姉さん、お姉さんっ!」


男「……」ハァハァ

許嫁「……」ピッ


 「ああっ、気持ち……」プツッ


男「……え?」

許嫁「……」プイッ

753 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:13:43.44 ID:FcnE4LGAO

男「良いところなのになんで止めるんだよ……」

許嫁「……だって、さっきの見てたらなんだかイライラしてきて……」

許嫁「男さまが、ビデオの女の人見て興奮してるの見たくないの……」グスッ

男「許嫁……」

許嫁「私、馬鹿ですよね…… ビデオの中の女の人に嫉妬しちゃってる……」

男「……ごめんな」ギュー

許嫁「……あ……」

男「……男だから反応はしちゃうけど、好きなのは許嫁だけだから……」

許嫁「男さまぁ……」

男「……ごめんな」

許嫁「いいえ、私が悪いんです! だから謝らないで……」

男「……」

754 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:14:43.36 ID:FcnE4LGAO

許嫁「……良い所で止めちゃいましたよね…… 代わりに私が……」

男「無理しなくていいぞ……?」

許嫁「だって、そのままじゃ男さま可哀想です……」クスリ

許嫁「ビデオの続き、私がして差し上げますね……?」ニコッ

男「……頼む」

許嫁「……さ、男くん、お姉さんを寝室へ連れて行って……?」

755 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:17:45.67 ID:FcnE4LGAO

許嫁「あら、男くん…… もうここがおっきしてるよ……?」

からかいながら、細い指がズボンの上をイヤらしく這い回る。

嫉妬しながらも興奮していたのか許嫁の肌は紅潮し、表情にも夜にしか見せない淫靡な色が浮かび始めている。

許嫁「……お姉さんに、見せてちょうだい……?」

慣れた手付きでズボンを脱がせると、やはりトランクスの上からゆるゆるとした刺激を与えてくる。

憧れていたシチュエーションに、男の下腹部は早くも硬度を増し、先端がトランクスの端から顔を覗かせた。

男「許嫁……」

許嫁「許嫁じゃありません…… お姉ちゃん、でしょ?」

間違いを咎めるように顔を出した先端を指ではじくと、顔を近付け伸ばした舌で先端をチロチロと弄ぶ。

許嫁「ふふ、えっちな男くん…… 窮屈そう……」

クスリと微笑むと、ゆっくりと下着を脱がせ下半身を裸にしてしまう。
僅かな刺激にもかかわらず、既に男は下腹部を完全に隆起させ、時折ピクンと身を震わせる。

許嫁「それじゃ、お姉さんも脱がせてくれるかな……?」

既に手慣れた作業、しかし、今日の男はまるで初めてであるかのように緊張した面持ちで服を脱がせていった。

756 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:20:45.04 ID:FcnE4LGAO

二人とも生まれたままの姿になると、どちらが言い出すでもなく自然に男はベッドへ腰掛け、許嫁は真っ直ぐに立ち上がったモノへ唇を寄せる。

チュッ… チュバ… ジュル…

しかし、申し訳程度に口内で弄ぶと、すぐに唇は離れてしまった。

男「お姉ちゃん、なんで……」

被虐的な立場に性感が高まっているのか、もどかしさに男が困惑の声をあげると許嫁は誘うように返す。

許嫁「ねぇ、男くん…… 大好きなおっぱいでシてあげよっか……?」

それはさっき見ていたビデオの中で繰り広げられていた行為。

男は未体験の感覚を味わいたい一心でコクンと頷くが、許嫁はそれを許さなかった。

許嫁「ダーメ、ちゃんとお姉さんにお願いして……?」

一瞬、プライドが邪魔をしたが既に視線は許嫁の胸に釘付けになっており、我慢することなど出来ず男は懇願する。

男「……お姉ちゃん、お願い……します」

許嫁はしかし、男に更なる懇願を要求する。

許嫁「何を、どうお願いしたいのかな……? ちゃんと言ってみて……?」

普段なら卑語すら絶対口にしない二人。
だが今日の許嫁はそれを要求している。
そこに居るのは許嫁ではなく、『お姉さん』と『男くん』だった。

757 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:23:29.72 ID:FcnE4LGAO

男「おちん……ちんを……」

許嫁「おちんちんをどうして欲しいの……?」

許嫁はサワサワと怒張を撫で回しながら男の耳元で囁く。

羞恥で顔を真っ赤にしながら、ついに男は叫ぶように口を開いた。

男「おちんちんを、お姉ちゃんのおっぱいで挟んでしごいて!」

あまりの可愛らしさに、許嫁の秘部から滴が太腿を伝う。
しかし、表情には出さずクスリと妖艶に微笑むと、耳に息を吹きかけるように囁きかける。

許嫁「ふふ、良く出来ました…… じゃあ、シてあげるね……?」

許嫁は男の前の床に座り込むと、開いた足の間に身体を割り込ませその豊満な胸を男の屹立に寄せる。
両手を自らの胸に添えると、谷間にモノをあてがい横から優しく挟み込んでいく。

許嫁「ほら、すっぽり埋もれちゃった…… どう?」

男「温かくって、柔らかい……」

許嫁は屹立を挟み込んだまま、ゆっくりと膨らみを上下に動かし始める。
その度に先端は谷間に埋もれ、顔を出し、再び埋もれる。

許嫁は淫靡な笑みを浮かべ、男の快感に歪む顔を上目遣いで見つめる。
その光景はイヤらしく、出入りを繰り返す胸と許嫁の顔を見ているだけでじわじわと快感が高まっていく。

758 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:26:50.11 ID:FcnE4LGAO

許嫁「気持ち良さそうな顔…… こうしたらどうかな……?」

チュッ チロチロ…

許嫁は谷間から顔を覗かせて先端に軽く口付けをし、舌先で鈴口をほじるように舐め始める。

男「ぅ……あぁ……」

先ほどまでの優しく心地良い、緩やかな愛撫からいきなり急激な刺激を与えられ、男は思わず吐息を漏らす。

男の悦びを感じた許嫁は、本格的に刺激を与え始める。
先端をすぼめた唇でくわえ、胸の上下と共に頭を上下させ口内へ迎え入れては送り出す。

チュバ… ジュル… ジュプ…

迎え入れる度に口内で舌を絡め先端を撫で回し、送り出す際に唇で締め付けカリを刺激する。

男「お姉ちゃん…… 気持ち良い……」

竿で優しい圧迫感とスベスベとした摩擦、先端で激しい快感とヌメヌメとした感触を味わい、男の性感は急激に高まっていく。

口内に先走りの味が広がると、限界が近いのを感じ許嫁は更に動きを早めていく。

ジュプッ! ジュプッ! ジュプ!

男「お姉ちゃん…… もう……」

チュポンッ…

許嫁「いいよ、全部飲んであげるね……?」

そう呟くと、動きを再開する。

759 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:29:30.54 ID:FcnE4LGAO

すでに限界近かった男は、再び与えられた快感に耐えきれず絶頂を迎えてしまう。

男「お姉ちゃん! 出るっ!」

ドクン! ビュルビュルッ!

強い脈動を感じた許嫁は男を深く飲み込み、出来るだけ奥で吐き出される白濁を受け止めようとする。

許嫁「ん……んっ……」

コクン…

何度も喉を鳴らしながら吐き出された精を飲み下すと、そのまままだ口内で硬度を保っている先端を舌で優しく撫で回す。

男「お姉ちゃん…… イったばかりだから……」

射精に伴い敏感になっているそれは、優しい口内愛撫にピクピクと反応しながら、萎えることなく痛い程の刺激を男に伝えてくる。

ジュルルルルルッ!

男「うあぁぁぁ……」

まだ中に残る精を強く吸い出すと、許嫁は満足気に唇を離しニコリと微笑んだ。
唇の端から僅かに漏れた残滓をペロリと舌で舐めとると、許嫁は腰を上げベッドの上へ登っていく。

先ほどまで許嫁が座り込んでいた床には、粘り気のある液体が水溜まりを作り、ライトの明かりを反射してヌラヌラと輝いていた。

760 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:31:53.56 ID:FcnE4LGAO

許嫁「男くんのここ、お姉さんに入りたい、入りたいって……」

既に完全に硬度を取り戻した怒張を撫でさすりながら、枕元からコンドームを引き寄せ慣れた手付きで装着していく。

許嫁「ほら、できたよ…… 我慢しなくていいんだからね……」

タラリと掌に垂らした唾液をまぶすと、からかうようにツンとつついてから許嫁はベッドに仰向けになる。

許嫁「……男くん、おいで……? お姉さんを、気持ち良くして……?」

秘部を見せつけるようにスラリとした脚を開き、指先を花びらに触れさせると、ゆっくりと指を開く。

クパァ…

開かれた華は雫をたたえ、複雑なそれは男を求めてヒクヒクとイヤらしく蠢いている。

その光景にたまらず、男は襲いかかるかのように許嫁に覆い被さる。

クチュ… ジュプジュプ…

男「お姉ちゃん…… お姉ちゃん……!」

許嫁「……んっ…… ふふっ、好きに動いていいよ……」

一番奥まで挿入すると、男は許嫁の言葉も待たず腰を前後に動かし始める。

761 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:35:45.58 ID:FcnE4LGAO

ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!

許嫁「……んっ……ふぁ……あぁん……」

長めのストロークで、大きく引き抜いては深く突き入れる。
侵入する度、その先端は強く最奥にぶつかり子宮を揺らす。
それは許嫁に痺れるような甘い疼きを与え、膣内を潤いで満たしていく。

男「お姉ちゃん…… 気持ち良い……」

男しか知らない膣内は肌を重ねる度に男に合わせ形を作り変えているかのようにピッタリと密着し、的確に快感を与え精を搾り取るかのようにうねり締め付ける。

その動きは早くも男を絶頂に導いていく。

男「お姉ちゃん…… もう……」

許嫁「いいよ…… お姉さんも、もう……」

込み上げるものを感じた男は動きに併せ揺れる膨らみに顔をうずめ、腰の動きを小刻みに速く、最奥をトントンとノックするように変化させる。

ジュプジュプジュプジュプッ!

許嫁「男く、ん…… それ、凄いよぉ……!」

断続的に子宮を揺らされ許嫁に大きな波が押し寄せる。
身体が小刻みに痙攣し、それに併せ膣口がキュッキュッと男を締め付ける。

762 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:38:04.24 ID:FcnE4LGAO

許嫁「もぅ、ダメ…… 来て、お姉さんの中で出して……」

男の頭を両手で抱えると胸に押し付け、それと同時に脚を絡め身体を密着させる。

許嫁「イくよ…… お姉さん、イっちゃう…… ひあぁぁぁぁんっ!」

ビクン! キュッ!

全身で男を感じると、許嫁は絶頂を迎え男をキツく締め付ける。
膣壁がうねり吸い出すように男を揉みしだくと、それを契機に男自身も脈動を始め許嫁の膣内で射精を開始する。

男「お姉ちゃん…… んんっ!」

ドクッ! ビュクビュクッ!

男は深く腰を沈め、射精を始めた屹立を最奥に押し当て白濁を吐き出し続ける。

許嫁「男くんのが出てるの、感じるよ……」

許嫁は絶頂の余韻に浸りながら、勢い良く白濁が子宮口に撃ち当てられるのをゴム越しに感じ、膣壁で男の脈動を味わう。

許嫁「……頑張ったね、男くん……」

許嫁は繋がったまま、まるで子供をあやすかのように優しく男の頭を撫で続けていた。

763 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:39:57.86 ID:FcnE4LGAO

許嫁「ふふ……」ナデナデ

男「許嫁……」

許嫁「お姉さん、ですよ?」

男「お姉ちゃん……」

許嫁「今日は男くんが眠るまで、甘えさせてあげるね……?」

男「お姉ちゃん…… 大好きだよ……」

許嫁「私も、大好きだよ…… お姉ちゃんだった時から、ずっと……」

764 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:41:09.09 ID:FcnE4LGAO

男「……」

許嫁「……眠いの? いいよ、お休み……」

男「……ん……」チュ…

許嫁「……んっ……おっぱい吸うなんて、赤ちゃんみたいだね……?」

男「……お姉ちゃん……」チュー チュー

許嫁「男くん、可愛いな……」ナデナデ

男「……」チュ…

765 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/07(火) 21:42:09.81 ID:FcnE4LGAO

許嫁「……きっと、これまでも甘えたかったよね……」

許嫁「お母さんもお姉ちゃんも、一緒にいてあげられなかったもんね……」

許嫁「でも、男くんはもっと強くならないといけないから……」

許嫁「だから、頑張って…… たまには、甘えさせてあげるから……ね?」

男「……」スー スー

許嫁「……お休み、男くん」チュッ

766 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/07(火) 21:44:01.19 ID:FcnE4LGAO
本日はここまで。

もう少しイチャイチャしてから第五部終了となります。

では、また明日21時に!
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/07(火) 21:44:51.79 ID:D40O7TPYo
>>1
おつ
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/07(火) 22:17:27.90 ID:3yWkpjbBo
乙!
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/07(火) 22:26:46.47 ID:q3Shfccdo
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/07(火) 22:44:05.05 ID:JLn5imN80
ふぅ……

淫乱なお姉さんツボだわ
771 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/08(水) 21:07:21.37 ID:rxiw0dEAO
こんばんは!

間に休憩が入り長かった第五部も本日で終了です。

それでは投下します。
772 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:08:25.83 ID:rxiw0dEAO

男「……ふぁ……」チュン チュン

男(……枕、こんなに柔らかかったっけ……?)

男「……」モゾ…

許嫁「ゃん、くすぐったいです……」

男「あ、枕じゃない……」フニフニ

男(許嫁の胸か…… 柔らかいわけだ)

773 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:09:30.55 ID:rxiw0dEAO

許嫁「男さま、おはようございます」ニコッ

男「おはよう、お姉ちゃ……あ」カァ

許嫁「ふふ、お姉さんはもうお終いですよ?」コツン

男「……おはよう、許嫁」チュッ

許嫁「シャワー浴びて、ご飯にしましょう。 今日は一日映画鑑賞ですよ?」

男「うん…… あぁ、そうだな」

774 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:10:39.21 ID:rxiw0dEAO

許嫁「さ、男さま! まずはも○のけ姫からですよ!」ポスッ

男「うん、それはいいんだけど……」

許嫁「なんですか?」

男「なんで胡座の間に潜り込むんだよ?」

許嫁「……忘れたんですか? 抱っこして一緒に見てくれるって……」

男「……そういえば」

775 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:11:14.44 ID:rxiw0dEAO

許嫁「だから、今日は一日こうして抱っこして貰います!」ピト

男「……ま、いいか……」

許嫁「えへへ……」

男「やっぱりお姉さんというより甘えん坊だな……」

許嫁「昨日甘えさせてあげたんですから、今日は私の番なんです!」

男「はいはい…… ほら、始まるぞ?」

776 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:13:44.08 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……うぅっ」グスッ

男(ジ○リでも泣くのか……)ナデナデ

許嫁「だいだらぼっち可哀想……」エグエグ

男「そっちかよ!」

777 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:14:42.45 ID:rxiw0dEAO

許嫁「男さまぁ、なんでアシタカとサンは一緒にならないの……」ポロポロ

男「……サンはどうしても人間を許せなかったんだろうな……」

許嫁「……お互い好きなのに一緒になれないなんて……」ポロポロ

男「……もしかしたら、オレたちもこうなってたかもな……」

許嫁「男さまが旦那様を許せていなかったら……ですか?」

男「……許したつもりはないけどな。 でも、婚約を認めてなかったら……」

778 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:15:49.74 ID:rxiw0dEAO

許嫁「男さまは認めて下さいましたから。 きっとハッピーエンドです!」

男「……そうだな、そうならないとな?」ナデナデ

許嫁「……なりましょうね、幸せに……」ピト

男「バカ、もう幸せなんだよ……」ギュー

許嫁「ダメです、もっと幸せになるんですから!」スリスリ

男「分かった分かった…… ほら、終わったから次の見るぞ?」

許嫁「あ、次はドラ○もんですよ、ドラ○もん!」

男「ったく、女らしいと思った途端に子供っぽいな……」

779 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:17:56.50 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……」エグエグ

男「……お前、感情移入しすぎだろ……」

許嫁「だって、だって……」グスッ

男(ヤバい、可愛すぎて虐めたくなる……)

男「ほら、泣くなって……」ゴシゴシ

許嫁「むー……」

780 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:18:36.46 ID:rxiw0dEAO

男「ほら、次はオレが借りてきたの見ような?」

許嫁「男さまは何借りたんですか?」

男「あぁ、リングってやつ」

許嫁「リング? 指輪……分かった、恋愛物ですね!」

男「あー、まぁ、そんな感じ。 女の子が家に押し掛けてくるみたいな?」

許嫁「……まるで私たちみたいですね」カァ

男「そ、そうだな……」


男(冗談だったんだけど……)

781 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:19:31.71 ID:rxiw0dEAO

男「……」

許嫁「……ね、ねぇ男さま……?」

男「……なんだ?」

許嫁「な、なんか間違ってません……? 本当に恋愛物ですか……?」

男「……」

許嫁「わ、私ちょっとお買い物に……」

男「……逃がさん」ギュー

許嫁「っ! だ、騙しましたね? これ絶対怖い奴でしょ!」

男「いやいや、女の子が押し掛けてくるのは本当だって……」

許嫁「お化け! それ絶対お化けですよね!」

男「まぁまぁ、大丈夫だって……」

782 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:21:56.30 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……」ブルブル

男「もうすぐ終わるからさ、抱きついてないで見ような?」

許嫁「ヤ!」スリスリ

 「…………」

男「ほら、女の子が押し掛けてくるシーンだぞー?」

許嫁「……」チラッ

 「ギャアァァァァ!」

許嫁「ピィッ!」ビクッ

男(か、可愛すぎる……)

783 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:22:42.83 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……う……」

男「? 許嫁、どうした?」

許嫁「うわあぁぁぁぁぁん!」ポロポロ

男「お、おい許嫁……」

許嫁「男さまのバカバカバカバカ!」ポカポカ

男(ヤバい、やりすぎた……)

784 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:24:18.47 ID:rxiw0dEAO

許嫁「わ、私怖いのダメなのに! 男さまの嘘つき! いぢわる!」ポロポロ

男「ご、ごめんごめん……」ナデナデ

許嫁「ヤッ! 触らないで下さい!」パシッ!

男「悪かったって! ほら、もう泣くなよ……」アタフタ

許嫁「もう知らない! 男さまなんて嫌い!」トタトタトタ バタン!

男「こ、子供かよ!」

男(……部屋に閉じこもっちまった……)

785 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:25:40.05 ID:rxiw0dEAO

男「おーい、許嫁…… ごめんなさい……」ドンドン

許嫁「……」ヒグッ エグッ

男「オレが悪かったから……」トントン

許嫁「……」グスッ

男(……本気で泣かせちゃった……)ズーン

786 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:33:39.00 ID:rxiw0dEAO

男「許嫁、ご飯出来たぞー」トントン

許嫁「……いらない」

男「悪かったから、ここ開けてくれよ……」

許嫁「……」

男「……ご飯、ラップしとくからな?」

787 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:34:44.00 ID:rxiw0dEAO

男「……ハァ」チャプン

男(まさか、本気で怒るとは……)

男(……そうだな、ジ○リで泣くくらい感受性高いもんな……)

男(本当に怖かったんだな…… オレ、バカだ……)

男(……許嫁とケンカしたの、これが初めてか……)

男(どうやって仲直りすればいいんだよ……)

男「……クソッ!」ザブン! ブクブク…

788 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:36:26.38 ID:rxiw0dEAO

男「許嫁、一緒に寝ないか……?」トントン

許嫁「……」

男「……寝ちゃったか…… 明日、謝るしかないな……」パタパタ バタン

許嫁「……バカ」

789 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:37:23.33 ID:rxiw0dEAO

男「……ダメだ、眠れん……」ゴロゴロ

男「……どうやって許嫁に謝ろう……」

男「女の子とケンカしたことないから分からないぞ……」

男「こうなったら、女にでも聞くか……?」

 「……」トントン…

男「え? 許嫁か……? 開いてるぞ!」

許嫁「……」ガチャ

男「さ、さっきはごめんな……?」

許嫁「……」

790 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:40:15.16 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……」モジモジ

男「な、なぁ…… オレが悪かったから、何か喋ってくれよ……」

許嫁「……キテ」モジモジ

男「……え?」

許嫁「……トイレ……付いて来て……」カァ

男「……まさか、怖くて一人で行けない……?」

許嫁「……」ポカポカ

男「わ、分かったって! ほら、行くぞ……」トタトタ

許嫁「……」トタトタ

791 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:41:02.99 ID:rxiw0dEAO

男「ここで待っててやるから……」

許嫁「……」ギュ

男「ほら、裾離してドア閉めろって……」

許嫁「……」ギュ

男「……まさか、怖いから見てろ、と?」

許嫁「……」コクン カァ

男「……分かったよ、さっさと済ませろよ……」

792 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:42:51.18 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……」スルスル ペタン

男「……」

男(今更、アソコ見たからって別に気にしないけど……)

許嫁「……」チョロチョロ…

男(オシッコしてる姿は……なんかエロい……)

許嫁「……」チョロチョロ…

男「……」ムクムク

許嫁「……」チョロ…

男「……」ビンビン

許嫁「……」ガサガサ

男「……終わった?」

許嫁「……」ジャー

男「……ほら、部屋まで送るから……」

許嫁「……」ギュ

793 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:45:28.11 ID:rxiw0dEAO

許嫁「……」ジー

男「な、なんだよ……」

許嫁「……変態」キンテキ!

男「ガッ! お、お前……」ジンジン

許嫁「……」プイッ

男「……ぐ……も、もういいから寝るぞ……」ジンジン

許嫁「……」ギュ

男「……痛ぇ」トタトタ

許嫁「……」トタトタ

794 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:46:22.75 ID:rxiw0dEAO

男「……ほら、着いたぞ」

許嫁「……」ギュ

男「……怖くて一人で寝れない?」

許嫁「……」カァ ポカポカ

男「あのさ、オレ一人で眠れなくてさ、一緒に寝てくれないか……?」

許嫁「……うん」ギュ

795 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:47:02.89 ID:rxiw0dEAO

男(背中向けてる…… まぁ、今日はしょうがないな)

男「電気は……消さない方がいいよな?」

許嫁「……」コクン

男「分かった。 お休み……」

許嫁「……」

男「……あのさ、今日は全部オレが悪かったから」

許嫁「……」

男「許嫁の気持ち考えてなかった、ごめんな……?」

許嫁「……」

男「……ごめん……」

許嫁「……」

796 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:48:06.73 ID:rxiw0dEAO

男「……」スー スー

許嫁「……」ゴロン ギュー

許嫁「……こっちこそ、ごめんね?」チュッ

男「……」スー スー

許嫁「……」スー スー

797 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:50:02.00 ID:rxiw0dEAO

男「……ん……」チュン チュン

男(……体が動かない…… 金縛りか……)

許嫁「……」スー スー

男(許嫁が抱き付いてたのか……)

男「……昨日は、ごめんな?」ナデナデ

許嫁「……んん……」

男「悪い、起こしたか……?」

許嫁「……」ゴシゴシ

798 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:50:39.12 ID:rxiw0dEAO

男「……まだ、怒ってる?」

許嫁「……」ピト

男「……え?」

許嫁「……次は、許しませんからね……?」

男「あ、あぁ! もうしないから、絶対!」

許嫁「……ふふっ」チュッ

男「……ごめんな?」

799 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:51:12.43 ID:rxiw0dEAO

許嫁「お詫び、おねだりしていいですか……?」

男「……出来ない事と、高いものじゃなければ」

許嫁「今日はずーっと、私を愛して下さい……」

男「えっと…… えっちのおねだり?」

許嫁「えっちだけじゃなくて、ずっとくっ付いてますからね?」

男「……しょうがない、いいよ……」

800 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/08(水) 21:52:04.82 ID:rxiw0dEAO

許嫁「じゃあ、早速……」ペロリ

男「お、おい…… 朝っぱらから……」

許嫁「せっかく固くなってますから……」サワサワ

男「こ、これは朝立ちだって……」

許嫁「そうだ、昨日はおしっこするのも見られましたね……」

男「まさか……」

許嫁「覚悟して下さいね、男さま♪」ガバッ

男「おい、ま、待って…… うはあぁぁぁ……」

801 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/08(水) 21:54:28.00 ID:rxiw0dEAO
本日はここまで。

第五部日常編(主任編)は終了です。

明日、幕間をはさんで第六部生活編(幼女編)に入ります。

では、また明日21時に!
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/08(水) 22:00:02.22 ID:ApSx4Fh8o


幼女だとっ!?
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/08(水) 22:12:51.64 ID:hE2nbJUe0


どんだけ可愛いんだ、この許嫁はっ!

男もげろ!
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/02/08(水) 22:58:48.78 ID:Xm4v23cw0


幼女だと…あんた最高やでぇ
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/09(木) 12:45:07.99 ID:vZt19s4mo
ここは素晴らしいインターネッツですね
806 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/09(木) 20:15:19.20 ID:sGHcOjlAO
こんばんは!

すみません、ちと早いし短いですが投下しちゃいます。

伏線回。
807 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:17:03.94 ID:sGHcOjlAO

〜幕間 暗躍〜


 「って感じで、退学は免れたみたいだねー」

メイド「良かった……」

 「男くん頑張ったよねー、80点あげよう!」

メイド「……減点の理由は?」

 「詰めが甘い、それにああいうのは脅しじゃなくて貸しにしなきゃ」

808 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:18:03.37 ID:sGHcOjlAO

メイド「なるほど…… 問題はあの聖職者の皮を被った生殖者という芋虫ですね」

 「そうそう、自棄を起こして復讐しかねないからさぁ……」

秘書「そちらに関してはこちらで手をうちます」

 「それは助かるかなー、アタシの仕事増えなくて済むし」

爺「ククク、儂の手を借りればいくらでも圧力をかけられたというにのぅ!」

爺「未熟な癖に自分の力で物事を解決しようとしたか、クカカカカ!」

秘書「しかし、流石会長の血を引くだけはあります。 なかなかの手際」

爺「ふん、あの程度の事……」

809 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:18:39.89 ID:sGHcOjlAO

メイド「それで、あの変態セクハラ素人童貞はどのように?」

秘書「どうせあの年で懲戒免職では再就職もないでしょうが……」

 「またセクハラしたら周りの人が傷付くよねー、困ったもんだ」

秘書「いっそ眼鏡と同じ所に飛ばしましょうか」

 「あっちなら女も安く買えるし、外 人抱けるから感謝されるかもねぇ?」

810 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:20:02.25 ID:sGHcOjlAO

爺「構わん、我が血筋を残すべき許嫁に手を出そうとした愚か者など」

爺「秘書よ、任せる。 身の程を弁えぬ屑を処分せよ」

秘書「ハッ、早速…… 失礼致します」ペコリ

爺「……それで、貴様の本業の方はどうなっておる?」

 「やだなぁ、本業じゃないんだけど……」

811 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:20:37.05 ID:sGHcOjlAO

 「取り敢えず、GWの奴は元を辿って処理済み。 ただ、問題はこれから」

爺「……やはり、か」

 「まぁ、こういうのはしょうがないでしょ……」

 「そろそろ人員増やさないと、手が回らなくなるかもね?」

爺「ふん、屑は屑同士、同じ考えに至るか。 我が一族ながら恥だの」

爺「……処理した屑を秘書に引き渡しておけ。 見せしめに使う」

812 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:21:32.76 ID:sGHcOjlAO

 「りょーかい 、アタシもあの屑だけは許せなくてさ……」

メイド「何か、気に障ることが……?」

 「んー、丁度相談したかったんだけど…… 少し問題が」

 「アイツの屋敷乗り込んだらさ、思わぬ拾い物しちゃってさー」ポリポリ

 「うちの妹に預けてるんだけど、あっちも子供産まれたばかりで困ってんの」

メイド「預けるって…… まさか」

爺「……屑めが」

813 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:23:52.47 ID:sGHcOjlAO

 「お手つきにはなってないよ……でもその子、凄く傷ついてる」

 「まぁ、似たような過去のある義弟ちゃんが大分マシにしてくれたけど」

爺「我が一族の不始末か…… やむを得ん、メイド」

メイド「はい、旦那様」

爺「引き取り次第、あ奴らの家へ連れて行き、面倒を見ろ」

814 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:24:37.17 ID:sGHcOjlAO

メイド「しかし、旦那様…… 私はここを離れる訳には……」

爺「構わん。 ここに置くと邪魔でかなわん!」

メイド「……ありがとうございます」

 「……二ヒヒ」

爺「報告はそれだけか? ならば行け。 さっさと引継ぎの支度をせよ」

 「はーい。 そんじゃ、後で連絡するからねー」ヒラヒラ

815 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:25:17.55 ID:sGHcOjlAO

爺「……メイド」

メイド「はい、旦那様」

爺「儂は別に貴様で も構わんぞ? 儂の血を引けば良いのだ」

メイド「……ご冗談を」

爺「ふん、だが…… 儂と同じ過ちだけは犯すな……」

メイド「……畏まりました」

爺「疲れた、儂は寝る」

メイド「それでは、お休みなさいませ旦那様」ペコリ

816 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/09(木) 20:25:54.41 ID:sGHcOjlAO


メイド「……また、男さまのお近くに行ける……」ニコ

817 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/09(木) 20:28:40.99 ID:sGHcOjlAO
すみません、本日はここまで。

明日もう一回幕間挟んでから、幼女(とメイド)の出番です。

では、また明日21時に!

……眼鏡と主任の出逢いはいつ書こう……
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [saga]:2012/02/09(木) 20:34:44.05 ID:ngR+vX890
おつ
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/09(木) 21:45:44.43 ID:HKoZx/uA0
乙!
この話でメイドが連れてくのが幼女か?
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/09(木) 21:48:12.33 ID:H6I5hblco
幼女ッ…フヒッ
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/09(木) 22:46:59.34 ID:QvxxmCk8o
あれ?爺って良いやつじゃ…
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/09(木) 23:04:29.12 ID:wTYxc0Tpo
最初から別に悪い奴って印象なかったけどな
初登場の海原雄山ほどのキチガイってわけじゃなかったし
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/09(木) 23:23:21.05 ID:myOeRA/IO
俺的に爺がプリラバの有馬爺さんにしか見えない
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/09(木) 23:38:36.25 ID:CcjGBQLPo
乙です
流石変態教師。もしもに備えて最悪の状況だけは避けたか。策略家だな

>>809
>メイド「それで、あの変態セクハラ素人童貞はどのように?」
825 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/10(金) 21:05:05.17 ID:11G3yRXAO
こんばんは!

本日も幕間です。
たまには男視点で。

では、投下します。
826 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:08:02.40 ID:11G3yRXAO

〜幕間 男の日常〜


朝7時前、起床。
日によっては許嫁が先に目覚めて起こしてくれるのだが、今日はまだ眠っているようだ。

許嫁「……」スー スー

安らかな寝顔は年齢よりも幼く見え、とても愛らしい。
抱き付くその感触は柔らかく(主に胸)、心地良い安らぎを与えてくれる。

起こさないようそっとオレの身体に回された手を解き、軽く口付けをしてベッドから抜け出す。

許嫁が起きた時の為に、美味しい朝食を用意しよう。

許嫁「おはようございます……」ゴシゴシ

朝食が出来る頃に、許嫁が起きてきた。
寝ぼけ眼で目をこするその姿がまた可愛い。

許嫁「男さま、んー♪」

目を閉じ唇を突き出してくる。
毎朝のキスの要求。
勿論、応えて唇を交わす。

許嫁はキスを交わすといつも、照れたような顔をする。
オレはその幸せそうな顔を見るのがたまらなく好きだ。

軽い朝食を取り、学校へ行く準備をする。

許嫁は、既に恥ずかしがることもなく目の前で制服に着替える。
正直、見慣れているとはいえ、こちらは毎回変な気持ちを抑えるのが大変なんだが。

とはいえ、嫌なわけではなくむしろ喜ばしいので、じっくり眺めながらこちらも制服に着替える。

827 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:10:39.02 ID:11G3yRXAO

二人でのんびり歩きながら学校へ向かう。

以前は登校中に女と合流していたが、最近は友と登校しているらしい。
しかし、代わりにクラスメートたちに声を掛けられるようになった。

 「おはよう、お二人さん!」

許嫁「おはようございます!」

以前は疎ましいとしか思えず無視していたが、今はきちんと返事を返す。

許嫁が返事するからしょうがない、全く。
許嫁が嫌われても困るしな……

下駄箱を見ると、これも以前にはなかった手紙が入っていた。
いわゆるラブレターという奴だ。
婚約者がいるのは周知の事実だが、下級生など事情を知らない連中や、知っていても構わないという奴が入れるらしい。

らしい、というのはオレが内容を読むことがないからで……

許嫁「男さま……? さ、出して下さい」

大人しく差し出すと、許嫁は目の前で半分に破り鞄にしまい込む。

勇気を出して入れてくれた手紙だから、読んで返事はしてあげたいのだが……
まぁ、返事は決まってるし、許嫁を少しでも不安にさせたくないので特に注意はしない。

この調子だと、バレンタインは危険な気がしないでもないが……

828 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:14:09.12 ID:11G3yRXAO

女「おはよっ!」

友「よう!」

教室に入るとクラスメートに加えいつもの二人が声を掛けてくる。
許嫁が来る前からこの二人だけは変わらない。

いや、付き合い始めたという大きな変化はあったんだけれど。
正直、女を好きだった時期もあったのでモヤモヤしないでもなかったが……

許嫁が居なかったらオレたちの関係はどうなっていたことやら。

くだらない雑談をしながら、HRが始まるまでの時間を過ごす。


先生「〜であるから、この場合……」

授業中は正直暇だ。

教科書を読むだけで大体なんとかなったので、以前は窓の外をボーっと眺めていた。
今は、目標があるので以前よりは多少真面目に授業を受けているが。

隣では許嫁が熱心にノートを取っている。
真剣な表情を見ると、年相応に見える。
甘えてくるときは子供みたいだし、ベッドの上では大人びて女らしい……何考えてるんだ、オレは。

10年前、いやもっと前から身体が弱かったらしく、普通の学校生活は初めてで楽しい、と言っていた。
オレにとっては授業なんて面倒なだけだったんだが。

でも、今はそれほどイヤじゃない。
許嫁がいるだけでこうも変わるとは思わなかった。

先生「男、聞いているか?」

いかんいかん……

829 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:17:02.73 ID:11G3yRXAO

昼休みはいつも屋上で過ごす。
以前は学食へ行っていたが、いつからか弁当にした。

最初は教室で食べていたのだが、許嫁が甘えてくるのでここへ移った訳だ。
とはいえ、弁当組が付いて来たり先客がいたりであまり状況は変わらないが。

 「今日は男くんが作ったんだー?」

許嫁が作るとやたら可愛らしくなるのでどちらが作ったかバレバレだ。

 「あ、これもーらいっ!」

周りの連中が啄むので許嫁の弁当はおかずを多めにしてやってある。
抜かりはないぞ。

許嫁「男さま、あーん♪」

恥ずかしいから止めろと言っているのに、これは止めてくれない。
放っとくと涙目になるまで繰り返すので諦めて口を開ける。

む、今日の玉子焼きは我ながら上出来だな……


周りに冷やかされながら食べ終わる頃、女と友がやってきた。

二人は相変わらず学食だ。
女の弁当が食べられるようになるのは、まだかなり先だろうな……

皆が揃うと、雑談が始まる。
その間もオレと許嫁は手を握ったり、眠くなれば膝枕をして貰う。

いわゆるバカップルみたいだが、許嫁が嬉しそうだから気にしない。
言いたい奴には言わせとけ。

830 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:20:23.52 ID:11G3yRXAO

午後の授業が終わると、解放感から大きく伸びをする許嫁をたしなめ帰り支度をする。

あまり外へ出たことがなかったせいか、許嫁は時折非常に無防備でヒヤヒヤする。

さっきの瞬間も何人の男子が許嫁の胸を注視していたことか。
まぁ、皆周りの女子に叩かれていたが。

最近の放課後は、大体2パターン。
許嫁への恋愛相談に付き合うか、許嫁と寄り道して帰るか。

今日は前者らしく、うちのクラスの子に付き添われ知らない女の子が訪れた。

許嫁が話をしている間に女と友に合図を送る。

どうせ二人きりで寄り道するんだろう、一緒に帰る時より微妙に嬉しそうなのが少しムカつく。

そんな事を考えているうちに話が終わったようで、許嫁に引きずられるように出口へ向かう。


許嫁の恋愛相談は大抵帰り道の喫茶店で行われる。

正直、ガールズトークに参加したくはないが、放っとくと許嫁は夜の性生活まで全部漏らしかねない。

仕方なく、毎回付き添いで同席し目を光らせている。
男の見栄で飲み物を奢ったりするのが、何気に痛いのだが。
まぁ、夜のおかずを買わなくなったからトントン…… ってまた変な事を考えてしまった。

831 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:23:34.03 ID:11G3yRXAO

今日は彼氏との夜の運動についての相談だそうだ。
本当にオレ、聞いてていいのか?

 「……それで、毎日何回も求めてくるんです……」

清楚に見えるこの子の口から生々しい話が出てくるのは意外だ。
まぁ、他の人から許嫁を見ても同じ感想を持つかもしれない。

背徳的なものを感じ、少し反応してしまった。
次の瞬間、許嫁が思い切り半起ちなそれを握り潰してくる。

ぐっ…… テーブルの下で見えないからってムチャしやがる……

許嫁「男の人は我慢が効かないから、管理してあげないといけませんよ?」

我慢しきれずに朝くわえてきたり風呂場で弄りだすのは誰だよ。
しかもえっちはダメとか言って寸止めにすることもあるし……

 「でも、嫌われませんか? 男さんはどう思います?」

いきなり話を振られた。
まぁ、えっちも好きだけど、身体を重ねなくても二人で過ごせれば幸せだしな。

正直に答えてやる。
許嫁が横で嬉しそうな顔をしているのが可愛い。

許嫁「男さまはお猿さんのように求めてくるので週末だけにさせましたよ」

流石にこれは反論した。
しばらくして気がつくと、周りから嫉妬と慰め半々の視線が向けられていた。


832 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:26:26.57 ID:11G3yRXAO

どうやらさっきの回答で納得したらしく、相談は終わり雑談に移っていた。
これもいつものことだ。

そういえば、朝から話したのは女の子ばかりで友以外の男子と会話してない気がする。

そう漏らしてみると、意外なことに二人からは何を当たり前なことを、という顔をされた。

 「だっていつも周りを女子に囲まれてるから男子は話し掛け辛いでしょ?」

許嫁「それに皆なんか負けた気がする、とか仰ってました……」

今明かされる驚愕の事実。
もしかして、オレ男友達出来ない運命なのか……?

許嫁「ま、まぁ嫌われてる訳ではないですから……」

確かに。
以前のオレは嫌われていたから、自分に向けられる視線に悪意があるかどうかくらいは判断がつく。

考えて見れば、許嫁のおかげで随分友好関係を築けたと思う。
今でも知らない人間は信用出来ないが、許嫁が信用する人間なら信じても良いと思うようになった。

許嫁はあまり人を嫌わないから、結果として許嫁というフィルターを通し人間不信がかなり改善されている。

全く、守っているつもりでいつも守られてるな、お姉ちゃんには……

833 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:30:09.52 ID:11G3yRXAO

いつも通り黙って伝票を奪うと支払いを済ます。
相談された子から嬉しそうな顔を向けられ、ちょっと優越感に浸れる瞬間だ。

入口で別れると、許嫁と二人きりの時間が訪れる。


今日は本屋に寄ることになった。
新しい料理本が欲しいらしい。

許嫁は買い物自体が楽しいのか、こういう時はじっくり吟味して買う物を選ぶ。
オレは立ち読みしながら待つことにした。

取り敢えず適当なファッション雑誌を手に取る。

とはいえ、あまり興味はないし、許嫁からもこれ以上格好良くならないで下さい、と言われている。
どうやら、知らない女の子が寄ってくると嫌だかららしい……
そんなにモテるわけないだろうが。
むしろ、こっちが心配なんだが……

サラッと流し読みすると、つい目線が大人向けの雑誌に向く。

許嫁がまだ迷っているのを横目で確認し、一冊を手にとりページをめくる。

勿論、開いたのはお姉さん特集。
昔の一件から、シスコンというかお姉さん好きになっているのは否定しない。

つい夢中になっていると、左耳に激痛が走った。
いつの間にか背後に素晴らしい笑顔の許嫁が立っており、オレの耳を捻り上げている。

そのまま、引きずられるようにレジへ連れて行かれた。
勿論、料理本の代金はオレ持ちだ。

834 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:34:56.73 ID:11G3yRXAO

帰り道、コンビニで買い物をする。

あまりお菓子は食べないが、たまに二人で風呂上がりにアイスを食べたくなる。
今日はそんな気分だった。

そういえば、この前の休日に一日中くっ付いていて、買い置きを使い果たしてたな……

そっとコンドームを忍ばせて、わざと許嫁をレジに立たせる。

今日の店員は大学生くらいのお兄さんだ。
それをレジに通しながら、羨ましそうな顔をしてきた。
許嫁は耳まで真っ赤になって俯いている。
可愛い奴め。

勿論、コンビニを出てからほっぺたをつねられた。


家に帰ると、まずは二人で宿題を終わらせてしまう。
その後は邪魔の入らない、二人だけの時間だ。

早速料理本を見ながら作った料理を平らげ、風呂の準備をする。

相変わらず風呂は一緒に入っている。

もはや二人ともタオルで隠したりはしない。
でも、脱がしっこをするとついアレが固くなるので服は各自で脱ぐ。

軽くお湯を被ると二人でお互いを洗い合う。

見慣れたとはいえ今でも半起ちになるが、許嫁としては洗いやすくていいらしい。
当然洗い終わると完全に固くなってしまうが……

お返しに乳首を弾いたり指を入れたりしながら、和気あいあいと湯船に浸かりのんびりする。

835 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/10(金) 21:37:56.67 ID:11G3yRXAO

風呂を上がり、二人ともきちんと寝間着に着替える。

ちなみに許嫁の寝間着は初日に貸したウェアと一年の時に着ていたお古のジャージだ。

どうもオレの匂いがついてないとしっくり来ないとか言って洗濯する度オレに着せてくる。

お前は犬か……
しかしすり寄ってくる様子は確かに子犬を連想させないでもない。

この前、夏はどうする?と聞いたらワイシャツを下さい、と言っていた。
裸ワイか…… オレの理性が試されている気がする。

さっき買ったアイスを冷凍庫から取り出す。

いつも別の味を買って、お互いに相手に食べさせながら二つの味を楽しんでいる。

そういや、この前は口移しで食べさせてそのまま……
いやいや、また叱られてしまう。

二人でテレビを見て、眠くなると寝室に向かう。

日によって腕枕をしたり、胸に顔をうずめたりしながら寝るが、今日は普通に抱き合うのをお望みのようだ。

許嫁「お休みなさい、男さま」チュッ

向き合ったままお休みのキスを交わし、お互いの腕の中で眠りにつく。

暖かくて柔らかい許嫁の身体が心地良い感触を伝えてくる。

最近は許嫁を抱きながらでないと眠れなくなってしまった。
こうして寝ると10年前の、穏やかな日々を思い出すからだろうか。

そんなことを考えながら、今日も一日が終わる。

男「許嫁、お休み……」

836 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/10(金) 21:39:22.33 ID:11G3yRXAO
あっさりめですが本日はここまで。

明日からようやく幼女編です。

では、また明日21時より!
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/10(金) 21:54:37.88 ID:b2vBeyro0
1乙

男エロいこと考えすぎw
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/02/10(金) 22:02:46.91 ID:Nb7/qyU10
乙!
ほのぼのした
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/10(金) 22:15:04.70 ID:2L8ViFRMo
ニヤニヤが止まらねー
キモス
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/10(金) 22:17:41.36 ID:97hWIplGo
乙です
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/02/10(金) 23:00:21.37 ID:yE0nbFGt0
>>10年前、いやもっと前から身体が弱かったらしく、普通の学校生活は初めてで楽しい、と言っていた。
バッドはやめろよ…
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/10(金) 23:07:38.41 ID:48E3BF+20
>>841
鬱はないって言ってるから大丈夫でしょ
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/11(土) 00:06:42.19 ID:s+Fxgfino
山場の為にしっかり谷場をぶつけて来るから短期的に鬱っぽくなることはあるだろうけどその程度で挫けるような事はないだろとかどうでも良くてあまりの甘々に俺の部屋の壁がヤバイ
844 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 00:12:32.55 ID:M15PoizAO
>>841
分かりました、ハッピーのご要望ですね?


10年前、いやもっと前から身体が弱かったらしく、普通の学校生活は初めてで楽しい、と言っていた。

あれから5年、許嫁は昔病弱だったとは思えない程元気になった……

許嫁「男さま! また優勝しました!」ムキッ

男「オレもだ! カップルで制覇だな!」グググッ

オレたちは5年前ボディビルを始めた。

今では、大会荒らしカップルとまで呼ばれる程の筋肉の虜だ。

許嫁「ふふ、この上腕二頭筋の美しさ!」ムキムキッ

許嫁に、かつての病弱さは影すらない。

男「いや、大胸筋あってこそだろ!」ピクピク

勿論オレももはや怖いものはない。
爺だろうが眼鏡だろうが指先一つでダウンさ!

あぁ、こんな最高のパートナーと筋肉に囲まれて、なんて幸せなんだ!

男「さぁ、今日も壁殴り代行の仕事が待ってるぞ!」ニコッ キラーン

許嫁「はいっ!」ニコッ キラーン


〜ハッピーエンド〜
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/11(土) 00:27:27.86 ID:s+Fxgfino
ネタバレ:>>841が悪い
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 00:29:47.08 ID:ifaB/vqDO
>>844 やめろww
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 04:18:07.26 ID:dYtjALdHo

なんで男は爆発しないの?
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/11(土) 07:54:29.77 ID:W0giYyQUo
男「眼鏡!主任!!貴様等に今日を生きる資格は無い!!北斗懺悔拳!!」
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/11(土) 13:48:55.75 ID:vJm0ju1L0
>>848
こっそり>>844の設定受け継いでんじゃねえよ
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/11(土) 15:28:07.73 ID:W0giYyQUo
>>848
こっそりじゃない、堂々とだ!
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/11(土) 17:59:29.24 ID:t/psQmuLo
なら仕方ないな
852 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:07:21.74 ID:M15PoizAO
こんばんは!

さて、ついに幼女登場、第六部生活編(幼女編)に入ります。

ちょっと虐待話が出ますが、さらっと流しますので。

では、投下します。
853 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:10:07.89 ID:M15PoizAO

〜5月末〜


男「ご馳走さま」

許嫁「お粗末様でした」

男「あ、オレ明日も昼から少し出掛けるから……」

許嫁「……はい。 ……最近、良く出掛けられますね?」

男「あぁ、友と約束しててさ……」

許嫁「……信じます、けど……」

男「心配すんなよ、男連中で遊びに行くだけだって!」

許嫁「……」ピンポーン

男「お、お客さんかな? 出てくるよ……」トタトタ

許嫁「……男さま……」

854 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:11:16.69 ID:M15PoizAO

男「どちらさま……っ!」

爺「何を間抜け面で突っ立っておる、それが客に対する態度か?」

男「……てめぇを客として招いたつもりはねぇよ」

爺「ふん、相変わらず口が悪いの…… まぁ良い」

許嫁「旦那様っ!」トタトタ

爺「おぉ、許嫁か! 苦労はしておらぬか?」

許嫁「は、はい! おかげさまで! 上がられますか?」

男「おい! こんな奴上げるつもりはないぞ!」

855 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:11:54.92 ID:M15PoizAO

爺「今日は忙しくての、用件だけ伝える」

男「無視するんじゃねぇ! しかも、前にも同じパターンがあったぞ……?」

爺「男、貴様に子供を預ける」

男「……はぁ?」

爺「暫くの間、面倒を見てやれ……良いぞ!」

男「良くねぇよ、今度は何のつもりだ!」

856 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:14:49.27 ID:M15PoizAO

メイド「失礼します」

幼女「……」オズオズ…

男「っ! メイド……!」

許嫁「その子が……?」

爺「……メイド、後は……任せる。 ではな」バタン!

男「爺、待てよ! てめぇ、いつも勝手に……!」

幼女「……っ!」ビクッ

857 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:15:39.47 ID:M15PoizAO

メイド「男さまっ! この子が怯えていますから……」

男「あ……す、すまん……」

許嫁「取り敢えず、中へ……」

メイド「失礼します…… さ、こちらへ……」ギュ

幼女「……」コクン

男(今度は何のつもりだ……さっぱり読めねぇ……)

858 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:16:34.49 ID:M15PoizAO

許嫁「はい、甘いココアです……どうぞ」カチャ

幼女「……ありがと」ボソボソ

メイド「ありがとうございます」

許嫁「それで一体……」

男「……許嫁、その話は後だ」

メイド「……察して頂き、ありがとうございます」ペコリ

859 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:17:19.94 ID:M15PoizAO

男「……キミ、名前は?」

幼女「……幼女」

男「そっか…… オレは男、こっちは許嫁だ」

幼女「……」コクン

男「ところで、幼女はおなか空いてないか?」

幼女「……少し」

メイド「すみません、色々と立て込んでてまだ夕食を……」

男「待ってな、すぐ何か作ってやるから…… 許嫁、手伝ってくれ」

許嫁「……はい、男さま」

860 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:19:21.96 ID:M15PoizAO

許嫁「男さま、何で事情を聞かないんですか……?」カチャ

男「そうか、お前には分からないかもな……」ジュー ジュー

男「あの子は、多分辛い目に遭って来たんだと思う」ジュー

許嫁「辛い目……ですか?」

男「施設で、あんな子は沢山見たよ……」カチャ

861 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:19:54.92 ID:M15PoizAO

男「だから、事情を聞くのはあの子が寝てからだ。 聞いたら思い出す」

許嫁「あ…… それで……」

男「ほら、出来た。 持ってってくれ」

許嫁「オムライス…… いいなぁ……」

男「……太るぞ?」

許嫁「が、我慢します!」

862 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:20:57.78 ID:M15PoizAO

幼女「……」ゴクリ…

許嫁「食べていいよ?」

メイド「頂きましょう……ほら」

幼女「……頂きます」パクパク

男「許嫁、今のうちに荷物解いて下着や寝間着出してやってくれ」

許嫁「はい!」ガタン

863 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:21:52.37 ID:M15PoizAO

メイド「それならば私が……」

男「どうせお前、この子以上にご飯食べてないだろ、今は食べるのが仕事!」

メイド「は、はい」

男「……慌てなくていいからな、ゆっくり食べろよ……」

幼女「……」パクパク

864 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:24:51.28 ID:M15PoizAO

男「風呂が沸いたぞ……許嫁かメイド、その子と一緒に入ってやれ」

許嫁「何だったら三人で入る?」

メイド「……今日の所は私が。 お嬢様には少々……」

男「……成る程な。 わかった、メイド頼む」

メイド「畏まりました。 幼女、一緒にお風呂入りましょう」

幼女「……」コクン

865 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:26:24.15 ID:M15PoizAO

許嫁「あの、男さま…… 今の私には少々って……」

男「……10年前、おじさんはオレとお前を一緒に風呂へは入れなかったろ?」

許嫁「はい……でもそれが何か……?」

男「……服で見えない所にな、アザがあるんだよ……多分な」

許嫁「っ!」

男「お前はそういうのに免疫なさそうだからな、メイドに頼んだ」

866 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:27:21.24 ID:M15PoizAO

許嫁「じ、じゃあ……あの時男さまも……」ジワ

男「昔の話だ、お前とおじさんに救われたしな」

男「だから、今度はオレの番なんだ、きっと……」

許嫁「……違います。 私たち、です」ゴシゴシ

男「そうだな、何が出来るか分からないけど……」

許嫁「男さまは優しいですから、きっと……」

男「オレは優しくなんてないぞ?」

許嫁「もぅ……本当にそうなら私は今頃ここにいませんよ?」

867 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:29:32.39 ID:M15PoizAO

メイド「お先に頂きました」

男「あぁ…… 幼女もあったまったか?」

幼女「……うん」

男「ホットミルクだ。 これを飲んだら、メイドと寝なよ?」コトッ

許嫁「私の部屋、シーツ変えといたから……」

メイド「ありがとうございます。 ごゆっくりお入り下さい」

868 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:30:33.02 ID:M15PoizAO

許嫁「……」ゴシゴシ

男「……どうした? さっきから元気ないけど……」

許嫁「……男さまの身体にも、アザが有ったんですね……」

許嫁「私、全然気付かなかった……」ポロポロ

男「な、なんで泣くんだよ……」

許嫁「だって私、一緒に居たのに……」

869 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:31:59.76 ID:M15PoizAO

男「あのな、それが普通なんだよ……」ポリポリ

男「それにさ、正直そういう同情の目で見られるのが一番キツい」

許嫁「っ!」

男「だいたい、許嫁は全然悪くないだろ? 悪いのはあの親類どもだ」

男「オレ、許嫁とおじさんが普通に接してくれて凄く救われたんだぜ?」

許嫁「でも……」ポロポロ

男「今はいいけどさ、あの子の前では泣くなよ?」ギュー

許嫁「男さまぁ……」ポロポロ

男「ったく、許嫁を泣かせやがって、あのクソ爺め……」ナデナデ

870 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:34:14.63 ID:M15PoizAO

男「……あの子は寝たか?」

メイド「……はい。 ご迷惑をおかけします」

男「別にメイドや幼女は迷惑なんて思ってないさ、爺は迷惑だけどな」

許嫁「……それで、どういうこと……?」

メイド「……あの子は、旦那様の遠縁にあたる屑に売られていました」

男「……」ガンッ!

871 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:35:15.07 ID:M15PoizAO

メイド「勿論、既にその薄汚い豚めは処分されています」

メイド「どうやら、幼児愛好の気があったらしく、それが目的のようで……」

許嫁「まさか……!」

メイド「いえ、まだそちらについては手をつけられていないようです」

メイド「しかし、察して頂いている通り暴力は振るわれていたようで……」

男「……オレと同じかよ…… 金持ちってのは皆腐ってやがる……!」

許嫁「男さま……」グスッ

872 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:36:00.48 ID:M15PoizAO

メイド「一時、一般家庭へ預けられましたが、事情がありこちらへ……」

男「で、爺はオレたちにどうしろと?」

メイド「……醜い豚めが合法的に自分の物とするべくかなり強引な手を……」

メイド「おかげで、適切な状況にするのに手間取っています」

メイド「その処理が済み、引き取り先が決まるまで面倒を見ろ、と仰せです」

873 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:37:55.02 ID:M15PoizAO

男「……結局自分の一族の尻拭いを押し付けて来たってわけかよ……」

メイド「男さま、それは……」

男「そういうことだろ? 助けたなら責任取って最後まで面倒みるべきだろ!」

メイド「……済みません」

男「……悪い。 メイドやあの子が悪い訳じゃないのにな……」

男「迷惑とも思ってない。 爺に腹が立ってるだけだ……」

874 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:39:03.88 ID:M15PoizAO

許嫁「でも、例えば屋敷で預かったりは……?」

メイド「……あの子にとって、屋敷での暮らしは毒になります」

メイド「実際、毒に染まった方が目の前に……」チラッ

男「……確かにな」チラッ

許嫁「えっ……えっ?」

メイド「何も出来ないポンコツになっては困りますから……」チラッ

男「それなら最初から庶民の生活をさせた方がいいよな……」チラッ

許嫁「な、なんか酷い事言われてる気がします……」

875 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:39:40.29 ID:M15PoizAO

男「まぁ、事情を聞いた以上協力する。 メイドもしばらく居るのか?」

メイド「はい、お二人が学校へ行かれている間の世話も必要でしょうから」

男「わかった、許嫁もいいよな?」

許嫁「勿論です! メイド、また一緒に居られるね!」

メイド「男さま、お嬢様……ありがとうございます……」

876 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:41:24.63 ID:M15PoizAO

男「で、あの子について注意とかあるか?」

メイド「そうですね…… 最低限として怒鳴らない、手を上げない」

メイド「後は普通に接してあげて下さい……」

男「さっきも言ったが変に同情するなよ?」

許嫁「わ、分かりました……」

877 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:42:22.91 ID:M15PoizAO

メイド「まずはお二人に慣れさせるのが一番大事でしょうね」

メイド「前の家で随分トラウマが解消されたと聞いていますが……」

男「一般家庭に一度引き取られたんだよな? そこは何でダメだったんだ?」

メイド「子供が産まれたばかりでやむを得なかったそうです」

メイド「こういう問題に慣れている方々だったそうなのですが……」

許嫁「それならしょうがないよね……」

878 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:43:08.42 ID:M15PoizAO

メイド「お二人は明日何かご予定がありますか?」

メイド「良ければ、あの子と一緒に居てあげて頂きたいのですが……」

許嫁「私は何も。 男さまは……?」

男「……すまん、明日は昼から出掛ける」

許嫁「男さまっ! こんな状況なのに……」

879 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:43:42.74 ID:M15PoizAO

男「……明日だけだ。 明後日からは出掛けないようにするから……」

許嫁「でも……」

メイド「いえ、こちらが突然押し掛けたのですから……」

男「……悪いな」

許嫁「……」

880 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:45:53.91 ID:M15PoizAO

男「それじゃ、お休み」

許嫁「お休みなさい!」

メイド「はい、お休みなさいませ…… お嬢様、少しこちらへ」

許嫁「? なに?」

メイド「……」ボソボソ

許嫁「……」ボソボソ

メイド「……?」ボソボソ

許嫁「……」カァ

男(何話してんだ、アイツら……?)

881 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:46:29.54 ID:M15PoizAO

男「さ、寝るか……」

許嫁「……ダメですよ?」

男「何が……?」

許嫁「しばらくはえっち出来ませんから……今のうちにスッキリして下さい」

男「だってお前隣に……ってこれも何か同じパターンが……」

882 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:47:15.75 ID:M15PoizAO

メイド「失礼します」ガチャ

男「……ダメだろ、幼女が起きるし……」

許嫁「だから、音がしないようにお口で……」

メイド「後は、男さまが声を抑えて頂ければ」

男「でも、やっぱりこれは……」

許嫁「男さま、メイドのこと嫌いですか?」

男「そんな訳あるかよ……」

許嫁「なら問題ないです。 メイドだって……」

メイド「お、お嬢様!」

883 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:48:13.64 ID:M15PoizAO

許嫁「二人で、男さまを気持ち良くして差し上げたいんです……」

許嫁「ダメ……ですか?」

男「……許嫁が良いなら」

許嫁「ふふっ、それじゃ……」

メイド「失礼します……」

884 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/11(土) 21:50:35.43 ID:M15PoizAO
本日はここまで。

いやぁ、メイドが来たらこのパターンしかないですよね!

というわけで明日はえっちシーン。

まだ書きためで第六部完成してないのにこのペースで大丈夫か不安です……

では、また明日21時より!
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 21:54:16.82 ID:3hjVOinpo
乙です。このょぅι゛ょはまだ無事なんですね。良かった良かった
でも、どうせヤらないんですよねわかりますん
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 22:39:49.39 ID:75PaQfpDO


まだメイド編終わりかけなところだけどこの先鬱NTRありますか?

眼鏡の時点でそうとうキテたんですけどムリポならイチャラブのところのままで終了したい
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/11(土) 22:41:48.74 ID:W0giYyQUo
>>885
おまわりさーん!
あ、いや、爺か秘書さ〜ん!!こっちで〜す

888 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/11(土) 22:51:15.82 ID:M15PoizAO
>>886
NTRはないし鬱控え目だからだいじょーぶ。

あ、前スレ最後の眼鏡番外編だけは読まない方がいいかもね、レイプあるから。
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 23:17:48.31 ID:75PaQfpDO
>>888
番外編はざまあwwwwww ではなかったけども眼鏡ざまあはさせてもらいました

こう……感情移入してなければギリセーフな

今から続き読んでテクノブレイクしてきますね
890 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:03:50.53 ID:f4Jr3wDAO
こんばんは!

さて、本日はえっちシーンのみ。
お子様はうちが剥いてあげますので回れ右。

では、投下開始です。
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/12(日) 21:05:59.37 ID:4pcVcj7Vo
きたきたwwwwww
892 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:06:54.94 ID:f4Jr3wDAO

チュバ… ピチュ… ジュル…

湿った音が男の下腹部から聞こえる。
それは、許嫁が男の先端をくわえ、舐めしゃぶる音だ。

今日は、交代で搾り取る予定らしく、メイドはフェラに参加せず熱心に男をくわえる許嫁を観察し、囁くように指導を加えている。

メイド「お嬢様、もっと裏の筋とカリも舐めて差し上げて……そうです」

ペロ… チュバ… ピチュ…

許嫁「ん……んっ……ふっ……」

メイドの指示に従い、一心不乱にモノをくわえ舌先で刺激を与える。
その指導は的確で、これまで何度となく繰り返された口内愛撫より数段気持ちよい快感を男に与えてきた。

男「く……」

漏らさないように耐えてもつい声が漏れてしまう。
しかし、男の悦びを聞いた許嫁はさらに口内の動きを速める。複雑に、そして激しく。

メイド「お嬢様、ダメですよ……?」

メイドはソッと許嫁の肩に手を置き、夢中になっていた許嫁の動きを止める。

男の表情から、絶頂が近いことを察したからだ。

チュポン… ツー…

許嫁「んっ……むー……」

遊んでいた玩具を取り上げられたように、許嫁は眉を寄せむくれる。
しかしその目は唾液でテラテラと輝き、ヒクヒクと震えるそれを注視し続けていた。

893 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:09:47.35 ID:f4Jr3wDAO

サワサワ…

メイド「せっかく久しぶりに出されるのですから、もっと焦らさないと……」

触れるか触れないかという力加減で、竿を撫でさすりながらレクチャーは続く。

メイド「さ、今度はゆっくり先端を舐め回して……」

許嫁「うん……んっ……」

チュバ…

男がゆっくりと口内へ飲み込まれて行くと、今度は指示通り舌が先端の表面を優しく舐めまわす。

ピチュ… チュ…

先ほどまでの痺れるような快感と異なり、心地良く甘い快感が広がる。

しかし、その緩やかな刺激は絶頂を迎えるには足りず、もどかしい。

メイド「ふふ、物足りないですか……?」

男の切なそうな表情に笑みを返し、メイドは男の乳首に狙いを定める。

メイド「乳首起たせて、女の子みたいですね……?」

チュバ…

指先を自らの唾液で湿らせ、乳首へと伸ばす。
ツンと起った先端を指の腹で押しつぶし、爪で引っ掻き、先端でつつく。

二点から同時に与えられた快感は、緩やかながら再び絶頂寸前まで性感を高めてさせる。

しかし、やはり絶頂には足りない。
許嫁が絶頂に至らないよう、舌先の動きを制御しているのだ。

894 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:12:35.15 ID:f4Jr3wDAO

チュポン…

許嫁「ん……ぷはぁ! 男さまぁ、出したくてピクピクしてます……」

口から解放すると鈴口を指先で弄びながら、許嫁は上目遣いで男の様子を見つめる。

何度も絶頂寸前まで高められては手を緩められ、根元を抑えられて寸止めを繰り返させられる。
全てメイドの指示だ。

そんな行為をされて男は顔を歪め苦しそうな表情をしている。
しかし、唇の端から垂れた涎からその表情が悦びによるものであることは明白だ。

メイド「……そろそろ、お嬢様も気持ち良くなりましょう」

スッとメイドの空いていた手が四つん這いになっている許嫁の下半身へ伸びる。

ヌチュ…

下腹部を覆う純白の布地は既に内側から溢れた愛液で湿り、触れた指先がイヤらしい粘った水音を立てた。

クチュリ… ジュプジュプ…

許嫁「ん…… ひぁんっ!」

布地の隙間から潜り込んだ指先は中心を捉え、熱く潤ったそこへ出入りを始める。

メイド「ほら、手を休めないように……」

許嫁「ん……わかっ、たぁ……」

突然の快感に手が止まっていた許嫁が再び緩やかな愛撫を開始する。

やはり絶頂には足りない刺激。
しかし許嫁のとろけた表情が最後の一押しを与えようとしていた。

895 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:15:13.27 ID:f4Jr3wDAO

メイド「お嬢様、そろそろ……」

男の表情から限界と判断したメイドがついに許可を出す。

許嫁「うん…… 男さま、今楽にして差し上げますから……」

チュッ… チュバ… ジュル…

口内への注挿が再開される。
先ほどまでと異なり、舌先はポイントをずらさず快感を与えようと敏感な部分を舐め回す。

男「ぅ……ぅぁ……」

突如訪れた激しい快感に絶頂へと高められていく。

許嫁「っ! んんっ……!」

と、許嫁もくぐもった呻きを漏らす。
膣内に潜り込んだメイドの指先の動きが変化した為だ。

メイド「お嬢様も、一緒にどうぞ……」

ジュプジュプジュプジュプ…

指先は注挿をやめ、小刻みな摩擦運動にシフトしている。
その指先が刺激するのは、膣内で固くコリコリとした感触を伝えるスポット。
その動きは、許嫁にこれまで味わったことのない急激な快感をもたらした。

ジュプッ! ジュルッ! チュバッ!

快楽を味わいながらも口内の動きは止まらない。
お互いの性器から伝わる快感は、二人を絶頂まで導いて行く。

896 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:19:34.62 ID:f4Jr3wDAO

男「許嫁……いいか……?」

許嫁「ふぁい……」

男の要求に、許嫁は口内の動きを激しくすることで応える。

チュバッ! ジュルジュルッ!

唇はキツく締め上げ、呑み込むように男を吸い上げる。
吸い上げを緩めると舌先が鈴口をほじり、潜り込むかのように閉じた口を開かせようとつつく。

メイド「お二人とも、我慢なさらず……」

コリコリ… ジュプジュプジュプジュプ…

メイドも仕上げとばかりに男の乳首をつねり、許嫁の膣内の動きを激しくする。
それが最後の一押しとなり二人はついに絶頂を迎えようとしていた。

男「……く、出る……」

許嫁「わ、わたひも……なんか……ひぁんっ!」

ドクン! ビュッ! ビュルビュルッ!

一週間分の精が許嫁の口内に放たれる。
散々焦らしたせいかその量は常よりも多く、濃い。
喉奥に勢い良く熱い白濁が打ち付けられるのを感じると、許嫁にも本格的な絶頂が訪れた。

許嫁「んんっ! んーっ! んうぅぅぅぅぅっ!」

ビクン! プシャアァァァッ!

絶頂とともに訪れた初めての潮吹き。
尿を漏らしたかのような感覚に戸惑いながらも、まだ吐き出され続ける白濁を飲み下しながら許嫁は余韻に浸っていた。

897 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:22:27.94 ID:f4Jr3wDAO

許嫁「ん……ケホッ!」

ボタボタ…

余りに量が多く、むせながら精を零してしまう。
顎から糸を引き胸元へ白い線が引かれ、谷間へ吸い込まれていく……

チュッ ジュル… コクン

メイドは許嫁の胸に顔を寄せると、垂れた白濁を吸い上げ、飲み下していく。

許嫁「……ごめんなさい、お漏らしするなんて……恥ずかしい……」

メイド「これはお漏らしではありません……潮を、吹いたんですよ?」

羞恥と興奮で頬を染め目を逸らしながら詫びるが、メイドが事実を告げると淫靡な表情を浮かべる。

許嫁「そっか……メイドに、イかされちゃったんだ……」

ペロリと舌なめずりをすると、男を見上げ見つめながら再びまだ硬さの残る怒張を口の中へ迎え入れ、残滓を清め始める。

男「うぁ……」

敏感になっているそれを舐め回されつい腰を引いてしまいそうになるが、許嫁に両手で抱え込まれ身動きがとれない。

チュポン…

許嫁「ん…… 今度、男さまの手で吹かせて貰いたいです……」

男「わ、分かった……」

上目遣いで要求され、男は頷いてしまう。

メイド「それでは、私で練習して頂きましょうか……」

耳元で囁くメイド、その目はまるで獲物を捉えた野獣のようだった……

898 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:25:25.57 ID:f4Jr3wDAO

スルスル… トスン…

メイドは下着を脱ぎ捨て、男をそっと押し倒した。

これから起こる行為への期待から、再び硬度を取り戻したそれを優しく握りしめながら、メイドは男の身体の上に自らの身体を覆い被せていく。
シックスナインの体勢を取ると、無毛の秘部を見せつけるように軽く振り、男に愛撫を促す。

メイド「さ、練習です…… 私を気持ち良くして下さいね……」

許嫁「ずるい…… 私も男さまにして貰いたいのに……」

メイド「今度、お二人の時にごゆっくりどうぞ……」

許嫁の可愛らしい嫉妬にクスリと微笑むと、握り締めた怒張を緩やかに撫で始めた。

ニチュ… ニチュ…

許嫁が濡らしたせいで、メイドの手が上下する度湿った音が響く。
それは適度な潤滑液となり、滑らかな快感が生み出される。

しかし、その動きは遅く。
到底絶頂を迎えるには足りない、焦らす以前に物足りない刺激しかもたらされない。

男「その……もっと……」

メイド「ダメです。 私に潮を吹かせるまで、イかせて差し上げません……」

メイド「さ、中指を湿らせて、優しく挿れて下さいませ……」

緩やかな愛撫を続けながら男に指示を出すと、誘うように尻を振る。
その下半身から一滴の愛液が垂れ、男の胸を濡らした。

899 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:28:10.65 ID:f4Jr3wDAO

チュクチュク… ツプ…

潤いひくついているひだを指の腹で軽く撫でてから、唾液で湿らせた中指をゆっくりと挿入していく。

メイド「ん……そう、第二間接くらいまで……」

片手で陰茎を変わらず緩やかにしごきながら、自らが気持ち良くなるためのレクチャーを進める。

メイド「指を折り曲げて…… 少しざらつく所を探して下さいませ……」

クチュクチュ…

男の指先が膣内を探る。
狭い穴の中で指が動く度、膣壁を擦りメイドの性感を高めていく。

しばらく指を膣内で蠢かせると、指先がざらついた感触を捉えた。

男「あ……これ、か……?」

指の腹で押すと、少し固い感触が返ってくる。
Gスポットだ。

メイド「ふふ、本当はキチンと前戯して頂いてからなのですが……」

そう呟くとキュッと膣口を締め付ける。
指と肉が密着すると、メイドの胎内が軽く痙攣し、ひくついているのを感じられた。

メイド「……既に軽くイっておりますので」

メイドはまるで表情を崩していない。
しかし、紅潮した肌と潤んだ目が、それが事実であることを如実に示していた。

900 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:31:01.45 ID:f4Jr3wDAO

メイド「それでは、そこを擦るように刺激を続けて……ふあぁっ!」

グチュグチュグチュグチュ…

レクチャーの終わりを待たず手が前後運動を始め、メイドの言葉を遮る。

メイドの無表情は崩れ、その表情は快楽を貪る牝の顔になっていた。

許嫁「いいなぁ、気持ちよさそう……」

指をくわえて二人の痴態を眺めていた許嫁も、いつのまにか片手で自分を慰め、片手をメイドの胸に伸ばし揉みしだき始める。

メイド「んっ…… そ、そこが膨らむのが分かりますか……?」

グチュグチュグチュグチュ…

指先を激しく動かしているため気付かないが、確かにそこは刺激を与えられるにつれ微妙に膨らみを増していた。

メイド「ん……もう、少し……激しくして……んんっ!」

軽い絶頂に上乗せされた激しい快感が、大きな波を呼び寄せる。
メイドはもうすぐ絶頂が訪れるのを感じ、最後の指示を飛ばすと身体を快感に委ね意識を集中し始めた。

すでに怒張を握る手に力はなく、軽く握り締めたまま動きを止めてしまっている。

901 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:34:00.33 ID:f4Jr3wDAO

許嫁「ね、メイド…… キスしよ……」

チュバ… ジュル… ズズ…

軽く開いたままの唇に唇を重ね、舌を吸い出し絡め合う。

許嫁が自らを慰めるその手も男の動きに併せ激しく指先を蠢かせ、生々しい水音を立てていた。

メイド「ん……チュ……んんっ!」

ピチュピチュピチュピチュ…

次第にメイドを出入りする指の立てる音が、水っぽいものに変化し始める。

それはメイドが絶頂に達しかけている証であり、またこの後に待つものの先走りであった。

許嫁「……ん……ダメ、イっちゃう……んうぅぅぅっ!」

メイド「私も……イきます…… 指を抜いて……ひあぁぁぁぁんっ!」

ビクン! パシャパシャ… プシャアァァァッ!

メイドが痙攣すると共に、男の掌に生暖かい液体の感触が広がる。
愛液とは異なるサラッとした感触。

勢い良く指を引き抜くと、メイドの中心から透明な液体が吹き出し、男の顔と胸を濡らした。

男「これが……潮吹き?」

口に入った液体の味を確認しながら、目の前で液体が滴るのを見つめる。

メイド「そうです…… お上手、でしたよ……?」

脱力し男に身体を預けながら、囁くように呟く。
その隣では許嫁も脱力し、床に座り込んでいた。

902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/12(日) 21:35:23.72 ID:CpoOeiplo
おまいらベットシーンだけ静かだな
903 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:36:40.13 ID:f4Jr3wDAO

メイドはしばらく息を調えると、再び男の怒張を手に取り撫で始めた。

メイド「それじゃ、キチンと出来ましたからご褒美を差し上げますね……?」

ジュプ… チュバ… ジュル…

言うや否や、口内へ呑み込んだ先端に対し激しい舌による愛撫が始まる。

裏スジ、カリ、鈴口……
感じるポイントを的確に刺激し一気に性感を高めて行く。

男「は、激し……うあぁぁ……」

あまりの刺激につい喘ぎを漏らしてしまう。
快感に身悶えしながらも恍惚とした表情を浮かべていることに気付いた許嫁が男を見つめていた。

許嫁「そんなに気持ち良いんですね…… なんか悔しいなぁ……」

男が自らの行為の時よりも悦びを感じているのを悟り、許嫁はメイドに嫉妬していた。
そして、八つ当たり気味にキスを求める。

チュ… チュバ…

許嫁「ん……ふ……」

男の視線を遮るように。
メイドの行為をこれ以上見させないようにキスを続ける。
喘ぎを漏らさせないよう舌を吸い上げ、言葉を封じる。

しかし、その行為は逆に男の性感を高め絶頂への手助けをしたに過ぎなかった。

904 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:39:20.19 ID:f4Jr3wDAO

男「んー! んんー!」

唇を塞がれているため、絶頂を知らせようとしても漏れるのは声にならない呻き。

しかし、それを怒張の脈動で察したメイドは激しい口内愛撫から男を解放する。

メイド「お嬢様、こちらへ。 せっかくですから顔射して頂きましょう」

促すと、許嫁も男をキスから解放し、メイドの隣で顔を寄せる。
二人の視線は、今にも精を放ちそうなそれに集中していた。

許嫁「もう、限界ですよね……?」

メイド「さ、ご自分でしごいてお好きなようにぶっかけて下さいませ……」

メイドに促され、自らの手で自分自身をしごき始める。
すでに絶頂寸前まで高められていた性感は、わずか数十秒の上下運動で限界を迎え、絶頂に至る。

男「ぅ……イくっ!」

ドクッ! ビュルビュルッ! ビシャッ!

二度目とは思えない勢いで、白濁が吐き出される。
その行き先はメイドと許嫁の顔面。

吐き出された精は、二人の顔を白く染めていく。

メイド「ん……たくさん、出ましたね……」

許嫁「熱くて……凄い勢い……」

男は余韻に浸りながら、お互いの顔を染めた白濁を交互に啄む二人を眺めていた。

905 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/12(日) 21:40:57.06 ID:f4Jr3wDAO
本日はここまで。

メイドが絡むとえっちが濃厚になる気がします。
挿入してないのに……

ではまた明日、21時より!
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 22:41:11.33 ID:ySq0yjk20
ふぅ

>メイド「さ、ご自分でしごいてお好きなようにぶっかけて下さいませ……」
このメイドの一言がツボった……
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 22:44:08.44 ID:PtuSKg1Po
乙です
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/13(月) 21:03:34.05 ID:888+y0RNo
まだか?
909 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:04:40.81 ID:Pj1cWadAO
こんばんは!

えっちシーンも終わってようやく幼女が活動開始します。
てか、幼女編長いな……

投下開始します。
910 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:06:54.49 ID:Pj1cWadAO

メイド「男さま、もう少し射精なさいますか?」

男「い、いや。 もう結構……」

許嫁「普段より量が多かったですものね……」

メイド「二回目でもこんなにたくさんでしたから……」ニチャァ…

男「というか、オレもベッドも床もお前らの出したのでベショベショなんだが」

許嫁「ご、ごめんなさい……」

メイド「……私たちも男さまのでベタベタですから、おあいこということで」

男「……取り敢えず床拭くからタオル持って来い」

メイド「畏まりました」

911 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:07:43.21 ID:Pj1cWadAO

男「……ふぅ。 しかしベッドが濡れてて今日は使えないな……」

許嫁「私の部屋で寝ましょうか、ベッド二つありますし」

メイド「私は幼女と一緒に寝ますから、それで大丈夫かと」

男「そうだな、それじゃシャワー浴びて寝るか……」

許嫁「皆で洗いっこしましょう!」

912 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:08:48.92 ID:Pj1cWadAO

メイド「そうですね、お嬢様もこんなにベタベタですし」ニチュ チュバ…

許嫁「メイドだってベタベタじゃない……んっ」チュバ… コクン

男「……飲まなくていいから……」

メイド「……興奮したんですね?」サワサワ

男「も、もういいから! さっさと片付けて寝るぞ!」

913 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:10:56.37 ID:Pj1cWadAO

メイド「お嬢様、動くと髪に付いたのがとれません」ゴシゴシ

許嫁「くすぐったいもん……」

メイド「ん……はい、取れました。 次は男さまの番ですよ?」

男「……頼む」

メイド「固くなっておりますが、やはりもう一度……」

許嫁「男さま、洗って差し上げる時はいつも大きくされるんだよ……?」

メイド「ウブですね、いい加減慣れるでしょうに……」ニチュニチュ

男「……もう好きにしてくれ……」

914 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:12:20.68 ID:Pj1cWadAO

メイド「……まさか二度も出されるとは思いませんでした」

男「許嫁がズルいとか言い出すからだろ……」

許嫁「だってメイドが二回目始めるから……」

男「そういや、お前ら全然声抑えてなかったよな……?」

許嫁「あ……」

メイド「……忘れてました」

メイド「幼女が聞いてなければいいんですが……」ガチャ

915 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:13:25.04 ID:Pj1cWadAO

幼女「……」スー スー

許嫁「……寝てますね」ヒソヒソ

男「オレたちも寝よう……」ヒソヒソ

メイド「……」ゴソゴソ

幼女「……んん。 メイドおねえちゃん……?」

メイド「っ! 起こしてしまいましたか、すみません」

916 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:15:38.29 ID:Pj1cWadAO

幼女「……なんか変な夢見たの」

メイド「怖い夢ですか?」

幼女「ううん、楽しそうな夢。 おねえちゃんもいたよ?」

メイド「そうですか、何してましたか?」

幼女「ヒャーンって楽しそうに叫んでたの……」

男「……」ギクッ

許嫁「……」ギクッ

メイド「変な夢ですね? さ、寝ましょうか……」

幼女「……うん」

917 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:17:17.85 ID:Pj1cWadAO

男「……オレたちも寝るか。 お休み」

許嫁「お休みなさい」チュッ

幼女「……」ジー

メイド「どうかしましたか?」

幼女「……やっぱりいい…… お休み……」

メイド「そうですか…… お休みなさい」チュッ

幼女「っ! えへへ……」ニコッ

918 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:18:37.47 ID:Pj1cWadAO

幼女「……ふあぁ……」チュン チュン

メイド「おはようございます」

幼女「……おはよう」

メイド「起きますか?」

幼女「……うん」

メイド「なら、一緒にお顔を洗いに行きましょうね」

幼女「……あっちのおねえちゃんたちは起きなくていいの?」

メイド「もう少し寝させてあげましょう。 後で起こしてあげてくれますか?」

幼女「……うん」

メイド「良い子ですね。 さ、行きましょうか」

919 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:22:04.37 ID:Pj1cWadAO

幼女「……起きて」ユサユサ

許嫁「……んん……男さまぁ……」

幼女「……」ポスポス

許嫁「……むー」チュッ

幼女「……っ!」カァ

許嫁「……あれ? 男さま寝てる…… 幼女ちゃん?」

920 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:23:16.24 ID:Pj1cWadAO

幼女「……おはよ」

許嫁「おはようございます…… 起こしてくれたの?」

幼女「……うん」

許嫁「ありがとう……」ナデナデ

幼女「……男お兄ちゃんも起こす?」

許嫁「うん。 起こしてあげて?」

幼女「うん……これなに?」ツンツン

許嫁「あ、それは……」カァ

921 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:24:24.86 ID:Pj1cWadAO

男「……ん……」

許嫁「男さま、おはようございます」

男「おはよう……でも朝から息子をいじるな」

許嫁「あ、いえ……私ではなく……」

幼女「……」ニギニギ

男「な! なんで幼女が……」

幼女「……動いた」ビクッ

許嫁「幼女ちゃん…… それはその、男さまの……」

男「……オレの大事なものなんだ、手を離してくれるか?」

幼女「……うん」

922 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:25:10.55 ID:Pj1cWadAO

男「ありがとう…… おはよう、二人とも」

幼女「……おはよ」

許嫁「おはようございます、男さま!」チュッ

幼女「……」ジー

男「幼女、どうした?」

幼女「……ううん」

923 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:27:45.68 ID:Pj1cWadAO

男「さて、飯食いながらでいいから聞いとけよ?」

幼女「……うん」パクパク

男「まず、男お兄ちゃんって呼ぶの面倒だろ? 男でいいぞ」

幼女「……男?」

男「そうだ、男だ」

許嫁「なら、私も許嫁でいいです!」

メイド「私もメイドで結構です。 お姉ちゃんと呼ばれる年でもありませんし」

男(普通に26はお姉さんだと思うけどな……)

幼女「許嫁……メイド?」

924 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:28:44.91 ID:Pj1cWadAO

男「後、この家で住むからにはお手伝いをして貰う」

幼女「……お手伝い?」

男「そう、お手伝い。 例えば、ご飯食べた後食器運んだり」

幼女「……する」

許嫁「それじゃ、後で一緒にやりましょうね?」

幼女「……」コクン

925 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:30:13.91 ID:Pj1cWadAO

男「最後に、遠慮しないこと」

幼女「……えんりょってなに?」

男「えぇと、そうだな……」

メイド「したいことをして良いってことです」

幼女「……じゃあ、このおうちではお洋服脱がなくていい?」

許嫁「っ!」

926 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:30:57.05 ID:Pj1cWadAO

男「……いいよ、もちろん」

幼女「……男や許嫁とおしゃべりしてもいい?」

許嫁「良いですよ、たくさんしましょうね?」

幼女「……嬉しい」ニコッ

男(チッ、どんな生活送ってたか聞きたくもないな……)

927 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:32:47.37 ID:Pj1cWadAO

男「ごちそうさま」

許嫁「ごちそうさまでした」

幼女「……でした」

メイド「お粗末様でした」

許嫁「それじゃ、お手伝いしよっか、幼女ちゃん!」ガチャ

幼女「……うん」カチャカチャ

928 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:33:45.97 ID:Pj1cWadAO

男「お、おい……そんなに持つと……」

幼女「……っ!」ガシャン!

男「大丈夫か! ケガしてないか?」

幼女「……なさい」グスッ

許嫁「……幼女ちゃん?」

幼女「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ポロポロ

メイド「いけない……!」

929 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:34:59.63 ID:Pj1cWadAO

男「大丈夫だ!」ガバッ ギュー

幼女「ごめん……なさい……」ポロポロ

男「ここにはお前を傷付ける奴はいないからな……」ナデナデ

許嫁「……っ!」グスッ トタトタ

男(……許嫁には刺激が強かったか……)

男「メイド、悪いが片付け頼む……幼女、あっちでお菓子食べよう」ナデナデ

メイド「畏まりました」カチャ…

930 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:35:41.98 ID:Pj1cWadAO

男「美味しいか……?」

幼女「……」コクン

男「そうだ、明日は一緒に出掛けよう」

幼女「……出掛ける?」

男「あぁ、行きたい所はないか?」

幼女「……でも」

男「言ったろ、遠慮はなしだ」

幼女「……遊園地」

931 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:38:00.14 ID:Pj1cWadAO

許嫁「男さま……」

男「ん、もう大丈夫か?」

許嫁「……はい」ニコ

男(無理してるな、こいつ……)

男「……おいで?」

許嫁「……」トテトテ ポスッ

男「……」ナデナデ

932 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:39:22.41 ID:Pj1cWadAO

幼女「……」ジー

男「……して欲しいなら遠慮するな」

幼女「っ! ……」トテトテ ポスッ

男「……」ナデナデ ナデナデ

メイド「両手に花で羨ましい限りですね」

男「許嫁貸してやろうか?」

メイド「いいえ、結構です。 その代わり……」トタトタ チュッ

男「っ!」

許嫁「あー! ズルいー!」チュッ

男「……お前ら、子供の前で何やってんだ……」

933 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:40:51.18 ID:Pj1cWadAO

許嫁「幼女ちゃん、お絵描きでもしよっか!」

幼女「……」コクン

メイド「ふふ……」

男「許嫁はやっぱりお姉ちゃんなんだな……」

メイド「昔を思い出されました?」

男「あぁ、オレにもこうして一緒に遊んでくれたよ」

メイド「あの子に昔の男さまを重ねてるのかもしれませんね……」

男「……そうかもな。 それならきっと、あの子は救われるよ……」

メイド「経験者は語る、という事ですね?」

男「茶化すなよ…… でも、そうだな……」

934 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:43:09.51 ID:Pj1cWadAO

許嫁「〜♪」カキカキ

幼女「……」カキカキ

男「……何書いてんだ?」

幼女「……」カキカキ

許嫁「出来たっ! ほら、男さまです!」ペラッ

男「……これがオレか……?」

許嫁「はい! 一生懸命書きました!」

935 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:44:15.89 ID:Pj1cWadAO

メイド「……まるで怪人福笑い男といった感じですね」

男「ぶふっ!」プルプル…

許嫁「ひ、酷いです……」

男「わ、悪い……プッ と、ところで幼女は……?」

幼女「……」カキカキ

メイド「人が4人……私たちですか?」

幼女「……」コクン

936 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:45:03.64 ID:Pj1cWadAO

許嫁「幼女ちゃん……」ギュー

男「上手に書けてる、許嫁より上手いぞ?」

幼女「……」ポッ

許嫁「むー……」プイッ

男「子供と張り合うなよ……」

937 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:45:57.42 ID:Pj1cWadAO

男「さて、そろそろ時間だな……」

許嫁「……男さま、本当に出掛けてしまわれますか……?」

男「……すまん、今日だけだから」

許嫁「……分かりました」

男「メイド、二人の世話頼むな?」

メイド「畏まりました、夕飯にはお帰りですか?」

男「あぁ、19時には帰るよ。 幼女も良い子にしてろよ?」

幼女「……うん」

男「それじゃ、行ってきます」ガチャ バタン

938 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:48:07.17 ID:Pj1cWadAO

許嫁「……むー」

メイド「お嬢様、そんな不機嫌そうな顔しないで下さい」

許嫁「だって……幼女ちゃん来たばっかりなのに遊びに出掛けるなんて……」

メイド「前から約束されてたんでしょう? 押し掛けたのはこちらですし」

幼女「……私のせい?」ジワ

許嫁「ち、違うよ! 幼女ちゃんは何も悪くないの!」アセアセ

メイド「ほら、幼女も心配しますから……」

許嫁「……そうだね、ごめんね?」ナデナデ

幼女「……」ニコ

939 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:49:18.50 ID:Pj1cWadAO

メイド「ところで、夕飯の買い物に行きたいのですが、皆で行きますか?」

許嫁「そうだね、幼女ちゃんも行こう? お菓子沢山買おう!」

幼女「……お菓子」キラキラ

メイド「太りますからほどほどにお願いします」

許嫁「っ! わ、分かってるよぅ……」

幼女「……お菓子」キラキラ

メイド「……子供二人の面倒を見るのは存外面倒ですね」

940 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:50:24.43 ID:Pj1cWadAO

メイド「幼女は何が食べたいですか?」

幼女「……オムライス」

許嫁「私もオムライス!」

メイド「……昨日も食べたんですが」

許嫁「私食べてないもん……」

メイド「ハァ…… 分かりました、オムライスにしましょう」

許嫁「やったー!」ニコニコ

幼女「……」ニコニコ

941 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:52:48.75 ID:Pj1cWadAO

メイド「後は卵と鶏肉と……」

許嫁「……」ソーッ ガサガサ

幼女「……」ガサガサ

メイド「……二人とも、こんなにお菓子食べられませんから返して来て下さい」

許嫁「えー! せっかく選んだのに……」

幼女「……頑張って食べる」

942 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:53:47.48 ID:Pj1cWadAO

メイド「……男さまには内緒ですよ?」

許嫁「やった! 帰ったら食べようね、幼女ちゃん!」

幼女「……」コクン

許嫁「人が増えてきたから手繋ごうね?」ギュ

幼女「……ん」ギュ

メイド「ふふ、たった半日で仲良しになりましたね?」

幼女「……許嫁、好き」ギュ

許嫁「幼女ちゃん……」ニコッ

943 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:54:46.92 ID:Pj1cWadAO

 「あれ、メイドさん?」

メイド「これは女さま、それに友さまも。 お久しぶりです」

許嫁「二人ともこんにちは!」

女「こんにちは!」

友「よぉ! ってその子なんだ?」

許嫁「あ、この子は……」

メイド「しばらく私共々男さまの家にお邪魔することになりました」

許嫁「幼女ちゃんって言うんですよ!」

女「ふぅん? 私は女、許嫁さんの友達……よろしくね?」

友「オレは友だ」スッ

幼女「……っ!」ビクッ

944 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:57:11.34 ID:Pj1cWadAO

メイド「すみません、この子人見知りですので……」

女「ふぅん…… ワケあり、か……」

メイド「分かりますか?」

女「施設で下の子の面倒見てたからねー」

友「何の話だ?」

メイド「友さまはこの子に近付くな、ということです」

友「ひでぇ……」

女「でもアンタロリコンの気があるじゃない」

許嫁「だ、ダメです! 幼女ちゃん、こっちおいで!」グイッ

友「傷付くな、この扱い……」

945 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:58:12.88 ID:Pj1cWadAO

許嫁「ところで二人ともこんな所でどうしたんですか?」

友「そ、その、実はさ……」

女「今日、友の両親が旅行でね、その、家にいないんだ……」

許嫁「それじゃ、まさかお泊まりの支度ですか?」

女「……うん」カァ

メイド「成る程、ついに一晩過ごして処女を散らす、と」

許嫁「友さん、優しくしてあげないとダメですからね?」

友「あ、あぁ……」カァ

946 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 21:58:59.82 ID:Pj1cWadAO

幼女「……何の話?」

メイド「二人が夜プロレスをするって話ですよ」

幼女「……?」

メイド「初めてならゴムは厚めのをお勧めします、童貞は早漏が多いですから」

女「な、なんか具体的だと生々しいね……」

許嫁「男さまは着けなくても早くありませんでしたよ?」

友「あまり聞きたくなかったな、その情報……」

947 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 22:01:04.69 ID:Pj1cWadAO

女「そういえば、今日男くんは? 一緒にいないの珍しいじゃない」

友「っ! ば、馬鹿!」

許嫁「……男さまは友さんと遊びに行くって……なんでここに居るんですか?」

友「そ、それはさ、その、親の旅行が決まって遊ぶのキャンセルしたから……」

女「……アンタ、先週から約束してたじゃない……」

友「いいからお前は黙ってろって……! そ、それじゃな!」グイグイッ

女「ちょ、ちょっと……!」

許嫁「あ、待って……!」

948 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 22:01:38.89 ID:Pj1cWadAO

メイド「……どういうことでしょうか?」

許嫁「……わかんない……でも、男さま嘘ついてた……」

許嫁「もしかして、内緒で女の子と会ってたりしないかな……?」

メイド「浮気という事ですか……? まさか、男さまに限って……」

幼女「……浮気って何?」

メイド「……幼女はまだ知らなくていいんですよ?」

949 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 22:02:21.11 ID:Pj1cWadAO

許嫁「男さま、誘惑に弱そうだし……」

メイド「男さまは自制心をお持ちですよ…… 私がお聞きしましょうか?」

許嫁「……私が聞くよ…… さ、買い物終わらせよう?」

幼女「……許嫁、悲しいの?」

許嫁「大丈夫だよ…… 手、繋ごうね?」ギュ

幼女「……ん」ギュ

950 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/13(月) 22:06:34.31 ID:Pj1cWadAO
本日はここまで。

残り50レス、とうとう3スレ目が近くなりました。
皆さんのおかげです。

取り敢えず状況見て明日新スレ立てて投下か本スレ投下か決めます。

後、書き忘れましたが第六部、ちょっぴりシリアスと鬱要素ありです。
(幼女の過去が過去なので)

最後はハッピーですから頑張ってついてきて下さい。

では、また明日21時より!
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:07:31.12 ID:GK6ur1d8o

これは白いカルピス飲まされている悪寒
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:09:28.68 ID:U3zx6g/Ko

4Pは期待してていいのかな
953 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/13(月) 22:14:45.92 ID:Pj1cWadAO
>>951
心配される方がいらっしゃると思いますから明言しておきます。

幼女は暴力以外の直接的接触は行われていません。
これから仕込むか、というところで助けられてます。

暴行などの様子も書きません。

過去は過去、これからいかに救われていくか、がテーマです。

954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:18:14.41 ID:GK6ur1d8o
良かった良かった…
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 23:09:11.11 ID:ea591db60
乙!

幼女可愛いな……

しかし、今日は男浮気フラグに女友Hフラグ、
遊園地デートフラグとフラグのオンパレードか
女友Hに期待
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 23:09:33.40 ID:Epv1nBMBo
>>953
これ位気を使わないとファビョりだす奴が出てくるから困るよな
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/13(月) 23:25:28.51 ID:Fynhc1Z3o
ギュッ♪
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 23:40:04.17 ID:i8a5lBtDO


慣れてないと幼女の対応出来ないよね
慣れて無いのが許嫁と友だけなのは良い環境なんかなー
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/14(火) 07:38:33.55 ID:ntxXtmg90

そろそろ次スレがいるな…
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/02/15(水) 16:12:26.43 ID:t7vT1LzAO
復活したな
961 :以下、VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2012/02/15(水) 16:18:32.45 ID:fusIocmDO
また来れて良かった
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/02/15(水) 16:58:52.96 ID:lcR4/g2AO
今度はなんだ?
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/15(水) 17:30:03.95 ID:aoOEHGY4o
いつものアレだよ
964 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:51:11.12 ID:MQtotimAO
こんばんは!

復活しましたね、定例の定休日(料金未払い日)だったようです。

ちと早いですが用事があるので軽く投下さて次スレ作ってきます。

では、開始。
965 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:51:51.70 ID:MQtotimAO

男「ただいまー」

メイド「お帰りなさいませ」パタパタ

男「幼女と許嫁は良い子にしてたか?」

メイド「えぇ。 ですが、男さま。 お嬢様はご立腹です」

男「なんでだ? 幼女が何かイタズラでもしたか?」

メイド「……ご自分の胸にお聞き下さいませ。 すぐ夕飯の支度をします」

男「あ、あぁ。 ありがとう……」

966 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:52:36.39 ID:MQtotimAO

メイド「どうぞ」カチャ

男「今日もオムライスで良かったのか?」

メイド「幼女のリクエストですから」

幼女「……嬉しい」ニコ

男「そっか。 まぁ、許嫁も大好物だもんな?」

許嫁「……」プイッ

男「……何怒ってるんだ?」

967 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:53:32.21 ID:MQtotimAO

メイド「さ、頂きましょう」

許嫁「……頂きます」

幼女「……ます」

男「い、頂きます」

許嫁「……メイド、ケチャップ」

メイド「はい、お嬢様」スッ

 『ウソツキ』カキカキ

男「……それ、どういう意味?」イラッ

許嫁「……別に」プイッ

968 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:54:04.11 ID:MQtotimAO

幼女「……」ジー

メイド「幼女は私が書いてあげましょうね?」

 『ロリハァハァ』

幼女「……どういう意味?」

メイド「幼女は可愛いって意味ですよ」

969 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:55:54.19 ID:MQtotimAO

メイド「それでは、お風呂に入りましょう」

幼女「……許嫁、入ろ?」

許嫁「ごめんね、今日もメイドと入ってくれる? 用事があるから……」

幼女「……」コクン トタトタ

男「幼女のリクエストなんだから入ってやればいいのに」

許嫁「……聞きたいことがあります」

男「なんだよ?」

970 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:56:34.73 ID:MQtotimAO

許嫁「……今日はどちらに行かれていたのですか?」

男「それは昨日言っただろ? 友たちと遊びに……」

許嫁「……夕方、偶然お会いしました。 遊びに行かれてるはずの友さんに」

男「っ! あのバカ……」

許嫁「……どういうことですか?」

男「あ、アイツ急にキャンセルして残った皆で……」

許嫁「友さんは先週から女さんと今日の約束をされてたそうですけど?」

男「……」

971 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:57:15.56 ID:MQtotimAO

許嫁「……嘘ついて何してたのか教えて下さい」

男「……断る」

許嫁「っ! 言えないような事ですか? もしかして、浮気ですか……?」

男「そんなことするか!」

許嫁「じゃあ……」

男「……オレってそんな信用ないか?」

許嫁「嘘つきました……」

男「……それは悪かった。 でも、お前を裏切るような事してないから」

許嫁「……明日からは、出掛けないですよね?」

男「あぁ、そのつもりだ」

許嫁「……分かりました」

972 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:58:50.16 ID:MQtotimAO

幼女「……」トタトタ

許嫁「あら、幼女ちゃん……ちゃんと寝間着を着ないとダメだよ?」

幼女「……着させて」ギュー

許嫁「ふふ、甘えんぼさんですね……」ナデナデ

メイド「お先でした……男さま、お嬢様どうぞ」

許嫁「……私は幼女ちゃんの髪乾かしますからお先にお一人でどうぞ」

男「……分かったよ」トタトタ

973 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 17:59:50.59 ID:MQtotimAO

メイド「……まだ仲直りされてないのですか?」

許嫁「……どうしてもどこ行ってたか言わないの」

メイド「……男さまがお嬢様を裏切るとは思えませんが……」

幼女「……許嫁、男とケンカ?」

許嫁「……そうだね、ケンカ……してるの」

幼女「……ケンカ、ダメ……」ジワ

許嫁「……そうだね、私も……ケンカ、したくないのに……」ポロポロ

幼女「……泣かないで」ポロポロ

メイド「あらあら、二人とも……」

974 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:00:34.49 ID:MQtotimAO

男「許嫁、上がったぞ」

許嫁「……はい」トタトタ

男「まだ拗ねてんのか…… 幼女、暖かいココアでも飲むか?」

幼女「……男、嫌い」プイッ トタトタ

男「……な……」

メイド「嫌われてしまいましたね」

男「オレが何したってんだ……」

975 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:02:30.64 ID:MQtotimAO

メイド「さて、それじゃ寝ましょうか。 明日はお出掛けですし」

許嫁「……私、自分の部屋で寝ますから」

男「いい加減、機嫌直せよ……」

幼女「……許嫁と寝る」ギュ

許嫁「うん、幼女ちゃん一緒に寝ようか……」

976 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:04:44.84 ID:MQtotimAO

メイド「では、男さまは私が添い寝致しましょう」

許嫁「っ! メイド……」

メイド「お嬢様は元々お一人で寝るつもりでしたでしょう?」

メイド「幼女と添い寝するなら、ちょうど私があぶれますし」

許嫁「で、でも……」

メイド「男さまもお一人では寝られないでしょう? 良いですよね?」

男「そ、それはまぁ、助かるけど……」

許嫁「……もぅ知らない! 幼女ちゃん、行こ!」

幼女「……お休み」

メイド「お休みなさいませ」

男「……お休み」

977 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:05:47.29 ID:MQtotimAO

許嫁「幼女ちゃん、おいで?」

幼女「……」コクン ゴソゴソ

許嫁「幼女ちゃん、暖かいなぁ……」ナデナデ

幼女「……許嫁、男嫌い?」

許嫁「……嫌いじゃないよ」

幼女「……なら、なんでケンカするの?」

許嫁「……好き、だからかな?」

許嫁「幼女ちゃんは男さまのこと好き?」

幼女「……許嫁をいじめるなら嫌い」

許嫁「男さまは優しい人だよ、好きになってあげてね……?」

幼女「……」コクン

978 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:07:44.45 ID:MQtotimAO

メイド「さ、男さまどうぞ」

男「……本当にいいのか?」

メイド「何度もこの上でイヤらしいことをしてますのに、今更ですよ」

男「……なんか許嫁に悪い気がする……」ゴソゴソ

メイド「そう思うなら、早く仲直りなさいませ」ポフッ フニョン

男「ん……」

メイド「本当は、どちらに行かれてたのですか?」

男「……許嫁には内緒だからな?」

メイド「……内容次第です。 私にだって嫉妬心はございますので」

男「……今日は、さ……」

979 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:08:23.44 ID:MQtotimAO

メイド「ふふ、そういうことでしたか……」

男「絶対に言うなよ……?」

メイド「分かりました。 でもそれなら尚更早めに仲直りを……」

男「うん…… まぁ前も一晩で機嫌治ったから明日謝るよ……」

メイド「そうして下さい、幼女にも悪影響ですから」

メイド「全く、子供が二人と思ったら三人だったとは……」

980 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:09:27.24 ID:MQtotimAO

男「……メイドはお母さんみたいだな」

メイド「失礼な、まだ若いつもりですよ?」

男「そういう意味じゃなくてさ……」

メイド「ふふ、分かってます。 私にも甘えて良いんですよ?」

男「……今日だけ、な……」ギュー

メイド「分かっております」ナデナデ

男「……」スー スー

メイド「……それでも、私は……」ナデナデ
981 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/15(水) 18:11:01.63 ID:MQtotimAO
短いですがここまで。

皆さんのおかげで3スレ到達です。
ありがとうございます。

では、立てて来ますので案内終わりましたら埋めちゃって下さい。

また明日21時より!
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/15(水) 18:14:08.39 ID:aoOEHGY4o
許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1329297173/
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2012/02/15(水) 18:14:19.20 ID:63qLcIFt0


男が許嫁に内緒で出かけてる理由なんとなく分かった
984 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:26:14.12 ID:MQtotimAO
>>982
リンクありがとうございます。

では、どうぞご歓談を……
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/15(水) 18:33:06.89 ID:aoOEHGY4o
よし!男と許婚が喧嘩しているうちに、許婚は貰って行く!!
ピンポーン
誰だ?宅急便か?……うわ!なんだおまえらやm
986 : ◆vF1GrLS8msUg [sage saga]:2012/02/15(水) 18:49:03.65 ID:MQtotimAO
>>985

眼鏡「迎えに来たよ、>>985くん」ニコニコ

主任「思ったより楽しいぞ、ロアナプラは……さぁ、行くぞ!」

眼鏡「船の上で可愛がってあげるからね……」

主任「ワシも沢山鳴かせてやるからな……」


>>985さん、海外でもお元気で!
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/15(水) 18:54:31.86 ID:aoOEHGY4o
アッー!!!!!!
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/15(水) 21:12:07.99 ID:YW2RA/q8o


友と女の初夜も期待してる
989 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [saga sage]:2012/02/15(水) 21:46:01.92 ID:GU67XxjK0
間違えて次スレ行っちゃった


この>>1なら部長と俺の番外編を作ってくれると予想
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 02:45:16.75 ID:TDi/4XCIO
>>989
私でよければ///
991 : ◆vF1GrLS8msUg [saga]:2012/02/16(木) 06:08:35.65 ID:12Yfu9kAO
>>989

部長「え? 付き合ってくれ、だって?」

部長「……すまない、勘違いさせてしまったかな?」

部長「昨日のチョコは義理だよ、>>989のも手作りだけど」

部長「え? うん、そうだよ。 ボクには彼氏がいるし」

部長「そう、本命チョコ作った余り。 悪かったね」

部長「すまない、これから彼とデートなんだ。 ……もう、いいかな?」

部長「あ、彼くん! いや、なんでもないよ。 それより溜めてきたんだろうね?」

部長「クク、たっぷり搾り取ってあげるよ……さ、ホテル行こうか……」


 「どうしたの、>>989? 元気ないじゃない!」

 「キミのそんな顔見たくないよ、元気だして……?」

>>989「お前ら……」

柔道部長「俺の寝技で慰めてあげようじゃない!」

相撲部長「いやいや、ボクが押し倒しから夜の48手を堪能して貰うから」

レスリング部長「歪みねぇパンツレスリングに興味ないか?」

>>989「みんな……」キュン


サービスで3人の部長にフラグ立ててあげたよ!
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 11:30:55.07 ID:5awf7tnDO
>>991
尻がいてぇwwww
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 17:50:08.32 ID:MYLZ/pPIO
1000なら俺が部長の彼氏!
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/16(木) 17:53:39.12 ID:06hshCNco
1000ならメイドがレイプ
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/16(木) 19:11:50.06 ID:Fq3nMiQZ0
幼女に嫌われたのか
仕方ない、幼女は俺がもらってやろう
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/16(木) 19:53:49.10 ID:Aixt70B6o
1000なら眼鏡と主任と一緒にマグロ漁船
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 20:38:16.78 ID:MYLZ/pPIO
>>996
なんてマゾいんだww
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/16(木) 21:14:44.82 ID:DffTT424o
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/16(木) 21:17:04.88 ID:jnhulSNV0
うめ
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 21:17:39.41 ID:lav2M+43o
>>1000ならチョコ眼鏡
1001 :1001 :Over 1000 Thread
           , -―  、
         /       丶
        /          ヽ      こんなにもスレ住民達がおじぎに飢えてるとは思わなかった
        i   _,,_ル,,rョュ 、 i
        |  ィ rっフ , 弋ミア |r,         わたしの愛を  全てのスレ住民に!!!
       _|  "''"~ ハ   ハ   .i;{ 
       } ;    / " '  ヽ   |j  _   \ニニニ ニニニ   
        λヽ    r―''"入  /イ/ハ:.:/{ ノ !:::::|    ___ノ^ヽニニニニニ
      /.:::::  i   廷廾ニツ, , -――- 、 /:::::/ /      ̄`ヽニニニニニニ
     /.:::::::::::::: i、  - / -―- 、⌒V::::::/ // j___ノ、  ヽニニニニニ
  /ニニ、`ヽ`ヾ;  ヘ.イ 、__(   >  \/ (__ ノニニニ     \ニニニニニ
 ,仁ニニニ\ヽヽヽ ∨   /ニニ>彡>--')__ ノ    `ヽニ     \ニニニニ
 ニニニニニニヽ   /     {ニニ> ´ `¨¨´         ニ}      \>''"´
 ニニニニニニニニ/     ∨ /               }八
 ニニニニニニニ./        }ニ{  >>1000 thread over    ノニヽ     ノ
 ニニニニニニニ/       }ニハ               /⌒ヽヽヽ ___彡
 ニニニニニニニ!        ノニニヽ、            /     ` ー=彡'ニニニニ
 ニニニニニニニ}          ⌒`丶、     /⌒ヽ  ノ     ノ____
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