このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

フィアンマ「オッレルスに性的な悪戯をしようと思う。安価が導くままに」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 18:45:26.39 ID:WgsFlKUAO



・時間軸不明、新約4巻よりは前の平行世界もどき(=ほのぼのオッレルス家)

・安価スレの割りに>>1は執筆ペースが遅い

・タイトル通りフィアンマさんが安価でオッレルスさんに悪戯をする話

・キャラ崩壊注意


注意:安価内容によっては、濃厚なガチホモ、エログロ、百合、NLスレになりうる





フィ「まぁ、別に性的で無くても構わんのだが」ウン

フィ「ちなみに何故俺様がそんな結論に至ったかというと」



―――回想


シル「それじゃ、何度も言うようだけど、あんまり無茶すんじゃないよ」

オッ「あぁ、気をつける。シルビアも道中気をつけて」



オッ(そろそろイギリスに一度顔を出さないと、シルビアにも立場というものがあるからな。日本で言うところの、少し遅めなゴールデンウイークだと思って、のんびりしてきてもらおう)ノビー

オッ(しばらくフィアンマと協力して家事を…といっても、フィアンマには右腕が無いからな。あまり無理もさせられないか)

フィ(しばらく自由且つ暇になるのか)ウーン

フィ(暇潰し…そうだ、悪戯をしよう)ピコーン


―――回想終了

フィ「という訳だ。で、早速悪戯をしようと思うのだが…まずは>>3をしてみるか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1336211126(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 18:45:45.35 ID:U+Hl6ut/o
ksk
3 :1 :2012/05/05(土) 18:50:33.01 ID:Y6Kx3eFN0
オッレルスにおっぱいについて語る
4 :Epilogue  ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 18:59:27.36 ID:t7zs8KJ70

フィ「オッレルス」

オッ「うん?」センタクモノパタパタ

フィ「お前は女の胸についてどう思う」センタクモノブンブン

オッ「ぶっ!? な、何だよ急に!」

フィ「シルビアが居ない今言っておこうと思ってな。流石に女性の前でこんな会話はよろしくないだろう?」

オッ「そりゃあ確実に殴られるだろうけど…どう思うって、またアバウトな質問だな」ウーン

オッ「フィアンマはどう思うんだよ」

フィ「俺様か?貧乳は皆に夢を与えているから小さく、巨乳は皆の夢が詰まっているから大きいのだと思っている。神様とやらが創造した中でもっとも素晴らしいモノじゃないか?男には無いしな」ウン

オッ「そうか。…まぁ、そうだな。俺としては大き過ぎず小さ過ぎずがベストだと思ってるよ」

フィ「シルビアのような?」ニヤ

オッ「そうそう…って何を言わせるんだよお前は!」

フィ「怒るな、せっかく干したのに服が落ちるぞ」

オッ「おっと」ヨイショ


次の悪戯>>+2
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 19:01:48.45 ID:U+Hl6ut/o
ksk
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/05(土) 19:02:35.84 ID:+Rb/FMgAO
魔術でシルビアとオッレルスの二人を性転換させてみる
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/05(土) 19:08:02.21 ID:7C1tdpkIO
どんな魔術だよミッドナイトブリスか
8 :名前間違えたorz  ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 19:10:07.99 ID:t7zs8KJ70

オッ「結構な量だったな。少し休憩にしよう」グデーン

フィ「そうだな。何かあったら起こしてやるから、少し眠ってはどうだ」

オッ「そうか?なら、お言葉に甘えさせてもらおうかな…」ウーン




オッ「……zzz」

フィ「鬼の寝る間に何とやら、という言葉があったな。日本の言葉だったか」イソイソ

フィ(『異界反転』の応用…とまではいかずとも…いやしかしある程度の大魔術でなければ成功せんか)ウーン カリカリ

オッ「むにゃ…」スヤスヤ

フィ(ぐっすり眠っているな。シルビアの座標位置は…時刻から逆算して…)イソイソ

フィ(オッレルスは優秀な魔術師…どころの騒ぎではないからな。失敗したら失敗したでまた考えるとして…)ヨイショー

フィ(完成だ。後は生命力を変換し…)イソイソ

フィ「成功…か?」


>>+1のコンマ以下でオッレルスとシルビアの性転換魔術判定

00~50 成功

51~99 失敗
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 19:11:10.63 ID:U+Hl6ut/o
10 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 19:18:42.16 ID:t7zs8KJ70

オッ「!?」ピキーン

フィ(ふん、しくじったか)テッシュウ

オッ「フィアンマ、何かあったか?子供達は?」ガバッ

フィ「大丈夫だ。先程無事を確認した」ウン

オッ「そうか…なら、俺宛ての遠距離魔術の類か」ホッ

フィ(超近距離なのだが黙っておこう。しかし残念だ、少し期待したのだがね…オッレルスの雄っぱ…違うな、性を変えればおっぱいか)シュン

オッ「…どうかしたのか?」

フィ「いや、何でもない…気にするな」ショボン

オッ「…? まぁ、君が気にするなと言うからそうするが…どうしても自力では解決出来なさそうな問題だったら口に出して言ってくれ」

フィ「分かっているさ。お前はお人好しだからな」

オッ「はは、自覚があるとはいえ改めて他人から言われると何とも言えないな…」

フィ「もう少し寝ていたらどうだ」

オッ「今日はやたらに睡眠を勧めてくるな」

フィ「いつも疲れている様子だからな。俺様とて、家主に労いの意思位示すさ」ニコッ

オッ「…そうか。 …じゃあ、頼んだぞ。おやすみ」ノシ

フィ「あぁ」オヤスミー

フィ(本当は起きていられると悪戯の種類が限られるから、なのだが)



次の悪戯>>+2
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 19:18:49.72 ID:U+Hl6ut/o
ksk
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/05(土) 19:19:50.65 ID:7C1tdpkIO
よくやった
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 19:20:53.79 ID:1A9Dq52Bo
顔に顔射
14 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 20:03:22.47 ID:GjzfVwj00

オッ「……」ムニャ

フィ「……」ホッペツイツイ

オッ「む…」モゾリ

フィ(アルマジロ…)フニフニ

オッ「こら…うぅ」スヤ

フィ(ハムスター…いや、ひよこ…?)ウーン

オッ「…」スー

フィ「…」コチョコチョ

オッ「っふ…はは…」モゾモゾ

フィ(あまりくすぐったがりじゃないのか)ガッカリ


最安価>>+2
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:09:52.60 ID:U+Hl6ut/o
ksk
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:10:33.55 ID:u/SmqFJuo
ジャンピングエルボー
17 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 20:20:43.27 ID:GjzfVwj00
《✕最安価 ◯再安価 失礼しました。ご覧になっている方が少ないと思うので連投は問題ありません、皆様の良識に則ってお楽しみください》



オッ「…ん…」スヤスヤ

フィ「…とうっ」ジャンピングエルボーッ

オッ「! っぐ…」モンゼツ

フィ「……」ノシカカリ

オッ「痛…!? フィアンマ、っうぐ、何だよ」

フィ(言い訳を考えていなかったな)

フィ「…オッレルスに、構って欲しくて」ションボリ

オッ「……、…ならさっき起こしておけばよかったじゃないか。無理に気を遣うから」ヨシヨシ

オッ(子供みたいな奴だなぁ)ナデナデ

フィ(俺様はいつも思うよ。お人好しは難儀だなぁ、と)

オッ「それにしても、眠っている人間にエルボーはやめろよ、危ないだろ」

フィ「お前にしかしないさ」

オッ「そういう問題じゃなくて…はぁ、おやつにしようか」

フィ「そうだな」ウン




フィ(美味かった)グデーン

オッ「…シルビアが居ないと、少し寂しいな。縛り付けてはいけないと思っているんだが」

フィ「それは縛り付けるのとはまた別問題だろう。寂しいと思うのは」

オッ「そうか?」ウトウト

フィ「満腹なら昼寝をしたらどうだ」

オッ「もうエルボーはやめろよ?いくら君が細いと言ってもそれなりの体重はあるんだからな」オヤスミー

フィ「善処する」オヤスミー


次の悪戯>>+2
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:21:27.60 ID:U+Hl6ut/o
ksk
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/05(土) 20:22:26.51 ID:+Rb/FMgAO
>>6
20 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 20:26:17.79 ID:GjzfVwj00

フィ(この機に乗じて再度やってみるか)イソイソ

オッ「んん…」ムニャ

フィ(先程は失敗してしまったが、今度は成功するだろう。撤収はしたが…この辺りに)ガサゴソ

オッ「すー…」クゥ

フィ(陣を再度…時刻から逆算し…)カリカリ イソイソ

オッ「……」スヤ

フィ(起きてくれるなよ、精密な作業中に)ヨイショ

フィ(完了だ。これでもう一度生命力を変換し注げば…こうか)



>>+1のコンマ以下でオッレルスとシルビアの性転換魔術判定

00~50 成功

51~99 失敗

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:27:47.25 ID:U+Hl6ut/o
22 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 20:35:55.85 ID:GjzfVwj00

フィ(今度こそ成功したようだ)ウン

オッ「ん…よく寝たな…」ムクリ 

フィ「随分と長く眠っていたな」

オッ「あぁ、お陰でスッキリ…!?」ムニュ

フィ「残念なお知らせだ。お前が眠っている間に、遠距離魔術でな…俺様も防御術式を展開しようと思ったのだが、あまりにもあちらの行動が早すぎた。結果、こうなった訳だ」シンミリ

オッ「」

フィ「力及ばず…すまんな」シュン

オッ「う…嘘だろ…」ズーン

フィ「…そう落ち込むな。その身体をよくよく調べれば、元に戻す方法が見つかるかもしれん」カタポン

オッ「フィアンマ…いやそれにしたってこれは」ムニムニ

フィ(カップが分からん。C…いや、Dか?)ジー

オッ「困ったな…服のサイズが」

フィ(気にするところはそこか)



次の悪戯>>+2

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:36:27.68 ID:U+Hl6ut/o
ksk
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/05(土) 20:37:04.64 ID:+Rb/FMgAO
シルビアに電話
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 20:37:12.75 ID:PwLoTL370
かっこよくJOJOポーズを決める
26 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 20:44:17.42 ID:GjzfVwj00

オッ「そ、そうだシルビアに連絡しよう」イソイソ

フィ「ケータイデンワなら此処だが」っ携帯

オッ「あぁ、すまない」ウケトリ

オッ「…シルビア」モシモシ

シル「…どういう事かさっぱり状況が掴めない」オトコゴエ

オッ「俺とシルビアの性別が入れ替わってる…只者の仕業じゃぁないな…そっちは大丈夫か?」

シル「他の侍女(同僚)が驚いただけで、不便はあんまり無い…けど、そっちは?」

オッ「とりあえず、俺以外は無事みたいだ」

シル「原因は…私よりも、そこのフィアンマの方が詳しいか」

オッ「あぁ…私のせいですまないな、しばらく耐えてくれ」

シル「良いさ、すぐに戻れると信じてる」



オッ「…」ズーン

フィ「…幸いにして、性別が変わった事以外は問題無さそうじゃないか」ヨシヨシ

オッ「そりゃあ、傍目には何の問題も無いように見えるかもしれないが…」ズーン

フィ(いつになく…いや、いつも通り落ち込んでいるな)サスサス


次の悪戯>>+2
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:44:42.60 ID:U+Hl6ut/o
ksk
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/05(土) 20:45:16.56 ID:+Rb/FMgAO
性欲増強魔術をかける
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:45:18.25 ID:PwLoTL370
女連れこんでセックスを見せ付ける
30 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 20:58:19.57 ID:GjzfVwj00

フィ「『其は炎の燃え上がる様に。其は人の欲。其は偉大なる『私はある』の創りし、生の欲為。燃え上がらんとする障り排除せよ』」ボソリ

オッ「っ…う」モジ

フィ「……大丈夫か?随分と体調が悪そうに見えるが」サスサス

オッ「い、っぁ…フィアン、マ…ッ…俺は、だいじょ、だから…しばらく、放っ、ん」ムラムラ

フィ「放っておけるものか。心配だ」ニヤニヤ ナデナデ

オッ「は、ぁ…ぅ…大丈、っん…ッ!!」ビクッ

フィ「…本当に大丈夫か?」サスサス

オッ「ん…、ぁ…も、大丈夫、みたいだ」スーハー

フィ(一度絶頂に達すると解けてしまうからな。鎮火が早い)フー

オッ(俺は何て事を…フィアンマは元とはいえ、ある意味での聖職者だって言うのに)ズーン

フィ(何やら先程よりももう少しばかり落ち込んでいるな)

フィ(楽しい)



次の悪戯>>+2
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:58:50.41 ID:U+Hl6ut/o
ksk
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:59:15.91 ID:PwLoTL370
ファラリスの雄牛
33 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 21:08:17.48 ID:GjzfVwj00

フィ(悪戯の範疇を過ぎているような気もするが、まぁいいか)カリカリ ボウッ

オッ「…」ズーン

フィ「そんなに落ち込んでいるのなら、少し汗をかいてさっぱりしたらどうだ?コレで」ドーン ゴォッ

オッ「いやそれどう考えてもファラリスの」ガコーン



〜〜オッレルス加熱中


〜〜加熱終了


オッ「はぁ…はぁ…」ゼェハァ

フィ「大丈夫か?」ニコヤカ

オッ「あぶり、殺される、かと、思っ、たよ、はぁ、っ」

フィ「すまんな。しかし、あれだ、憂鬱な気分は吹き飛んだだろう?」ウン

オッ「そりゃ、攻撃じゃ、なければ、っは、サウナ、みたいな、もの、だから、な」ゼェゼェ

フィ「シャワーでも浴びてきたらどうだ。汗だくで気持ちが悪いだろう」

オッ「ん…そうだな、とりあえず水を飲んでから行くよ」ゴク  プハッ

フィ(危なかった。思わずメインディッシュ気分で放っておくところだった。俺様にそんな趣味は無い…はずだ。そんな、趣味など)ゴクリ

フィ(別にあの時『幻想殺し』をアダプター@上条当麻ごと食せばそれはそれで取り込めたんじゃないかなどとそんな)ソワソワ

フィ(とりあえずオッレルスは入浴を開始したようだ)


次の悪戯>>+2
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/05/05(土) 21:12:20.77 ID:o6dPCuFq0
ヴェントかアックア、もしくは両方呼んで3P
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/05(土) 21:12:32.88 ID:+Rb/FMgAO
整理用品を用意する。そして自分も性転換してみる
36 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 21:17:30.58 ID:GjzfVwj00

フィ(生理用品を用意しておこうか。子供達も含め、誰が何時そうなるか分からんからな)イソイソ

オッ「…」シャワーチュウ

フィ(俺様もやって…みるか?しかし誰と性別を取り替えれば…誰でも良いが)ウーン

フィ(よし、あの夢見がちなお姫様にしてやろう。唐突に男になったらシュールだろうなぁ、あのレザードレスだし)ニヤ

フィ(そうとなれば陣を…)カリカリ

フィ(座標は…アバウトでいいか)ウン

オッ「…」ジャグチキュッ

フィ(生命力を変換して、陣を通じ…)ヨイショ


>>+1のコンマ以下でフィアンマとキャーリサの性転換魔術判定


00~50 成功

51~99 失敗
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 21:18:46.50 ID:U+Hl6ut/o
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/05(土) 21:28:38.36 ID:XdeZQ19AO
セ、セーフ…
39 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 21:33:23.89 ID:GjzfVwj00

フィ(どうやら成功した…ようだな)ツルーン ペターン

フィ「………」ショボーン

オッ「何かあったのか?」キョトン

フィ「いや、何も無い…」

フィ(性別が女であれば必ず胸があるという訳ではない事位分かってはいるが、それにしてもこれは無さすぎじゃないのか?)ペターン

フィ(いや、俺様の胸は皆に夢を分け与えに旅立ったのだろう)ウン

オッ「…? …もしかして君も食らったのか」

フィ「よく分かったな、その通りだよ」ズーン

オッ「まさか二人揃ってとは…まぁ、多少体力に差が出る位だ、互いに頑張ろう」カタポン

フィ「分かっているとも」



―――夜

オッ「そろそろ寝るか。子供達も寝付いた事だし」

フィ「そうだな」ノビー

オッ(キツいな…)ウゥ

オッ「じゃあ、おやすみ」

フィ「あぁ」オヤスミー

フィ(と言っても、俺様はまだ眠らない訳だが)



次の悪戯>>+2
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 21:34:36.42 ID:U+Hl6ut/o
ksk
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/05(土) 21:35:51.07 ID:+Rb/FMgAO
キャーリサとシルビアに連絡、一度一カ所に集まる事を提案
42 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 21:41:43.32 ID:GjzfVwj00

フィ(変声機…というのはこう使えばいいのか?)イソイソ

フィ「『シルビア、急にすまない。フィアンマも同じ魔術にかかってしまってね』」

シル「こっちは第二王子…んん」

フィ「『もしかして、第二王女にも何かあったのか?』」

シル「大魔術の類かどうかは分からないけど、性別が入れ替わってるみたいだ。相手方も器用な真似をするね」

フィ「『お尋ね者の身としてはまり提案したくはなかったが…一度集まった方がいいんじゃないか?被害者で』」

シル「そうかもしれないね。少し待って、日時を調整する」




―――2日後


フィ(ま、事前に元に戻した訳だが。オッレルスはともかく、俺様は見つかると面倒な事になるからなぁ)フー

オッ「元に戻って良かったな」ホッ

フィ「あぁ」ウン

フィ(俺様に胸が無かったのが残念でならんよ)シュン



次の悪戯(性転換以外)>>+2
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/05(土) 21:44:13.24 ID:XdeZQ19AO
オッレルスをくすぐる
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 21:44:40.94 ID:U+Hl6ut/o
ヴェントを連れてきて視姦
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/05(土) 21:47:37.16 ID:XdeZQ19AO
>>1は女?
46 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 21:54:05.88 ID:GjzfVwj00

ヴェ「離せコラ!」ジタバタ

オッ「君はまた唐突に何をしてるんだ」

フィ「召喚術式の練習だ」ウン ジー

ヴェ「……」ガルル

オッ「…警戒しきってるじゃないか」ハァ

ヴェ「…っていうか、アンタまだ生き恥晒してたんだ?」ハン

フィ「あぁ、恥ずかしいと思っていないからな」ウン

ヴェ「世界を救う(笑)」

フィ「面白いのはここから(笑)」

ヴェ「」イラッ

フィ「怒ると皺が増えて老けるぞ? あぁ、もう手遅れだったかな?」ニヤ

ヴェ「殺す」

フィ「ほう、無理だと思うが」ニコ

オッ「いいからもう、こら」メッ

フィ「仕方ないな」ヨイショ


<ヴェントを元の座標に戻しました>


フィ「まったく、相変わらず口の減らない女だ」ハァ

オッ「誰でもああなるよ。というかお前は喧嘩腰で接し過ぎだ、もう少し普通に話すのは出来ないのか」

フィ「俺様は普通だろう…仕方ないな」


一時的に変更するフィアンマの口調

1.敬語(慇懃無礼気味)
2.弟キャラ
3.その他(どんな口調かもアバウトでいいのでお願いします)


>>+2

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/05/05(土) 21:55:37.67 ID:o6dPCuFq0
妹キャラ
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/05(土) 21:56:13.60 ID:XdeZQ19AO
49 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 22:02:41.54 ID:GjzfVwj00
>>45  何故お知りになりたいのでしょうか…?特に意図が無いのなら申し訳ありません》


フィ「仕方あるまい、しばらく弟の様な話し方をするとしよう」

オッ「弟ってどんな」

フィ「少し悩んだのだが、兄上、兄貴、兄さん、お兄ちゃん、どれが良い?」

オッ「……」ウーン

フィ「……」ジー

オッ「兄さんで良いよ、違和感があるけどな」

フィ「オッレルス兄さんだな。…長いな」ウン

オッ「言い難くは無いだろう」

フィ「やはりオッレルスの兄貴の方が」

オッ「君が言うと元の職業的にも何か嫌な響きを帯びるからやめてくれ」

フィ「そうか?分かった」コクン


次の悪戯>>+2
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:02:54.47 ID:U+Hl6ut/o
ksk
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/05/05(土) 22:04:47.96 ID:o6dPCuFq0
では妹口調で攻めてみる。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/05(土) 22:09:42.27 ID:XdeZQ19AO
ちょっと気になったからってだけでそんなに気にする程じゃ無いです
こっちこそごめんなさい
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/05(土) 22:15:24.77 ID:cf/qsmVio
なんだ、オンドゥル語は使わないのか
54 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 22:15:31.12 ID:GjzfVwj00

オッ「さて、皿洗いするから少し手伝ってくれ。洗い終わった皿持ってくれるだけでいいから」

フィ「うん」コクリ

オッ(著しい違和感を感じる…)テクテク 


オッ「…眠くないのか?」

フィ「大丈夫。オッレルス兄さんは?」

オッ「俺も大丈夫だよ」

フィ「そっか」

オッ「……、…やっぱり普通の話し方にしないか?それは弟ですらないぞ、よく分からないが」

フィ「実は妹口調とやらで攻めてみたのだが、気に入らなかったか?そもそも俺様の口調を矯正しようというのが間違いなんだ」ウン

オッ「よく分かったよ」ヤレヤレ

フィ「オッレルスおにーちゃん?」テヘペロ

オッ「あんまり可愛く無いぞ。ついでに言うと君が『お兄ちゃん』とか言うと取り立てみたいだ」

フィ「失礼だなぁ、取り立てなんてした事無いぞ。……ニコライ以外からは」ボソリ

オッ「今不穏な付け足しが聞こえた気がするんだが」

フィ「気のせいだろう」ウン



次の悪戯>>+2
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/05(土) 22:18:40.52 ID:cf/qsmVio
落とし穴
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:18:54.58 ID:U+Hl6ut/o
猫だまし
57 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 22:25:35.44 ID:GjzfVwj00
>>52 いえいえ…  >>53 あれ難しいですよね、発音記号は簡単そうなんですけど》



オッ「よし、終わったな」

フィ「…」パンッ

オッ「」ビクッ

フィ「…」フフン

オッ「達成感たっぷりって顔してるな…」メッ

フィ「お前の驚く顔はそうそう見られんからなぁ」ニヤニヤ

オッ「いやらしい笑みを浮かべるんじゃない。大体、俺がびっくりしたところを見て何が楽しいって言うんだ」ヤレヤレ

フィ「……」ウーン


この後のフィアンマの発言>>+2
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/05/05(土) 22:26:26.70 ID:o6dPCuFq0
もう寝る。
とりあえず1乙。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2012/05/05(土) 22:29:18.60 ID:XdeZQ19AO
全体的に、と答える
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:29:24.44 ID:TQrpP4FQ0
お前が好きだからかな…………まぁ、嘘なんだが
61 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 22:38:03.98 ID:GjzfVwj00
>>58 おやすみなさいませ、良い夢を》


フィ「全体的に」ウン

オッ「いや、さっぱり分からないよその回答じゃ」ハァ

フィ「猫を可愛いと思う理由が逐一あるか?幼子が慕ってきたら嬉しい、その感覚に理由があるのか?無いだろう。そういう事だ」ウン

オッ「仮にも大の男を猫や小さい子と同等の扱いはどうかと思うよ」「

フィ「何だ、家畜等とは言っていない。失礼ではないはずだが」

オッ「普通他人に対して家畜とは言わないよ、どんな生活してたんだお前」

フィ「…知りたい、のか?」シリアスー

オッ「……、…すまない。話したく無い事もあるだろうに」

フィ(どんな生活って、大体仕事とプロジェクトと豪遊だが)ウン

オッ「…夕飯、何か希望はあるか?内容によっては買い物に行かなくちゃならないが」

フィ「……」ウーン


希望のメニュー(夕飯)>>+2
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:38:59.95 ID:pSVQUsfDo
お前を食べたい
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/05(土) 22:40:00.50 ID:cf/qsmVio
ヴェント
64 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/05(土) 22:46:36.92 ID:GjzfVwj00

フィ「ヴェントか食べたい」

オッ「!?」

フィ「前から、興味があったんだ。人を食べるとは、どんな気分なのか…」ソワソワ

オッ「いや、ダメに決まっ」

フィ「此処はある種の無法地帯だろう?なら良いじゃないか」マガオ

オッ「……」

オッ(どうしよう、連続愉快殺人犯と一緒に居る気分だ…だいたい合ってるが)

オッ「お、俺には調理が出来ない」

フィ「仕方ないな、なら俺様が下ごしらえから味付けまでやる」

オッ「」ヒヤアセ

フィ「どうしても、ダメか?」

オッ「ダメに決まってるだろ」

フィ「希望を言えと言ったのはお前だろう」

オッ「そりゃ、そう…だけど」ウゥ

オッ「何か代わりのもので手を打とう」ウン

フィ「そうか…? なら…」


代わりに要求するもの>>2
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:48:27.34 ID:PwLoTL370
サンドリヨンの処女
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 22:49:01.41 ID:TQrpP4FQ0
クリームシチュー
67 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 12:19:21.20 ID:4EK99DWAO
《プラス記号を脱字、失礼いたしました》


フィ「クリームシチューが食べたい」ウン

オッ「それなら材料は家にあるな」ホッ

フィ「俺様も手伝う」

オッ「そうか、悪いな」

<ア、コゲタ

<オチツケダイサンノウデヲダスンジャナイ

<アッ

<アアモウ・・・



オッ(肉切る時のフィアンマの目が輝いてた)ガタブル

フィ(腹一杯だ)ケフッ

オッ(皿洗いも終わった事だし、暇だな)

フィ(食休みをとるとして…次は何をするか)ゴロゴロ



次の悪戯>>+2
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 12:19:38.86 ID:u48pX/Oso
ksk
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/05/06(日) 12:22:05.42 ID:U+1myzn50
名前を略す時点で糞スレ乙
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/06(日) 12:29:23.20 ID:sHOkF0SAO
ヴェントとオッレルスを性転換させて両者に性欲増強魔術をかける
71 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 13:08:33.81 ID:4EK99DWAO

フィアンマ「……」コショコショ

オッレルス「っふ…くすぐったいな」

フィアンマ「あまりくすぐったがりでは無いようだが」サイカクニン

オッレルス「個人差だからな」ウン

フィアンマ(単に俺様が他人を擽り慣れていないだけかもしれんが)コショコショ

オッレルス「よし、仕返しだ」クスグリー

フィアンマ「く、すぐっ…?!くっ、はは」ジタバタ

オッレルス「君はくすぐったがりなんだな」

フィアンマ「はは、…ふ…自覚は無かった」グデーン

オッレルス「レモンティーでも飲むか?」

フィアンマ「あぁ」コクリ



再安価>>+2
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 13:09:51.62 ID:u48pX/Oso
ksk
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 13:11:49.72 ID:iBOtEaCk0
告白してみる
74 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 14:33:33.31 ID:4EK99DWAO

フィアンマ「前から言おう言わねばと思いつつもお前に伝えられていなかった事がある」ズズー

オッレルス「重要な事なのか?もし話せるのなら教えてくれ」ジッ

フィアンマ「お前の事が好きなんだ。つまり、俺様は、オッレルスの事を、愛している」ウン

オッレルス「」

オッレルス「冗談だろ?」ヒヤアセ

フィアンマ(冗談だよ)

フィアンマ「さぁて。どっちだと思う?」ズズー
オッレルス「ま、前から…って言ってたな。いつ頃から言おうと思っていたんだ…?」

フィアンマ「>>75



75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2012/05/06(日) 14:47:48.88 ID:sHOkF0SAO
お前が性転換したときからだ
76 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 20:42:30.17 ID:y6UR735T0

フィアンマ「お前が性転換したときからだ」コクリ

オッレルス「つい最近じゃないか…というか、今はもう俺は男だぞ。しっかり戻ってる」アセアセ

フィアンマ「再考察はいらない。俺様はお前という存在に確かに好意を抱いたのだから、考えなおす必要はない」ズズズ コトン ズイッ

オッレルス「ひぃッ!? いや、落ち着けって、目が据わってるぞお前」ガタブル

フィアンマ「元からだ」マガオ

オッレルス「それはそうかもしれないが、その…お前をそういう目で見た事は無くてだな…ちょ、ちょっと考えさせてくれ!」ダッ

フィアンマ(逃げられたか)フム

フィアンマ(…冗談だと訂正するのを忘れていたな)ヤッベー

フィアンマ(まぁ、まず有り得んだろうし…気付くだろう。もしくは明日辺りにでも…いや、やはり今訂正した方が良いか)ウン

フィアンマ(しかし、あいつはどこに隠れたんだ?)ウーン



オッレルスの隠れた場所

1.バスルーム
2.寝室のタンスの中
3.犬小屋の中


>>+2

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 20:43:47.93 ID:u48pX/Oso
ksk
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 21:27:37.09 ID:FY0H7TGSO
79 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 21:55:01.27 ID:TQoFuDR80

フィアンマ(犬小屋の中…か?)ウーン テクテク



フィアンマ(居た)

オッレルス「…」

フィアンマ「オッレルス」オーイ

オッレルス「先程、よく考えてみたんだ」

フィアンマ「? あ、あぁ」

オッレルス「俺は君が好きなのか、それとも好きではないのか、好きの種類について、告白に応じた時のメリットと、断った時のデメリットについて、よくよく深く考えた」

フィアンマ「……」

フィアンマ(ものすごく真面目な顔なんだが)ドウシヨウ

オッレルス「今までそういう目で見ていなかった、見る気もなかったというのは思考停止する理由にはならない。俺は今さっき決断したよ」ヨイショ

フィアンマ(出てきたな)

オッレルス「君は、元聖職者として、ローマ正教徒として、忌避すべき同性愛という事項を越えて、それでも俺に告白してくれた。それは素直に嬉しい。それに…俺も、君とそういう関係になるのは吝かではない。元々そういう恋愛の形態には偏見も無かったからね」ウン

フィアンマ(ものすごく言い出し辛くなってしまった)←不良神父状態の為、同性愛は忌避すべきとか忘れてた

オッレルス「だから…その、性的な接触を最初はなるべく除く方向でなら、付き合うというのは、出来るというか…曖昧な答え方じゃダメだな、有り体にはっきり言うよ」ウン

オッレルス「俺も、フィアンマの事が好きだ」

フィアンマ(何…だと…?)ガーン

フィアンマ(どうするか…)




1.流れのまま、オッレルスと恋人になる

2.悪戯の一種(冗談・嘘話)とネタバラシして告白を取り消す


>>+2



80 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/06(日) 22:04:51.31 ID:SPsQw6XAO
2と言いつつ1…はだめか

…弍?
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/05/06(日) 22:10:11.87 ID:r7/aZfxe0
1
82 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 22:24:19.63 ID:TQoFuDR80

フィアンマ「そ、うか…その…何だ…俺様は、嬉しい」ウン

フィアンマ(これで良かったのか…?まぁ良い、オッレルスも先ほどああ言っていたし、恋人関係に昇格したとして特に何も無いだろう)

オッレルス「家に戻ろう。帰ってきたら、シルビアにも話した方が良いだろうな」ニコ

フィアンマ(さっぱりした顔でものすごく機嫌が良いのだが)トボトボ



オッレルス「さて、子供達も寝かしつけた事だし、そろそろ寝るか」

フィアンマ「そうだな。夜更かしする理由も無い」テクテク

オッレルス「何処に行くんだ?」ガシッ

フィアンマ「」ビクッ

フィアンマ「何処にって、自分の部屋だが」

オッレルス「一緒に寝よう。恋人なんだから、それ位当然だろう?」ニコ

フィアンマ(目が笑っていないのだが。何故だ)



オッレルス「…zzz」

フィアンマ(寝れん)ゴロゴロ



次の悪戯>>+2



83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/06(日) 22:37:06.41 ID:YRIK5mEs0
抱きしめる
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 22:48:55.99 ID:bo2RRzkIO
シルヴィアに恋人になったことを報告
85 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 23:03:07.92 ID:TQoFuDR80

フィアンマ(いたし方あるまい、俺様も男だ、腹を据えよう)ウン

フィアンマ「…」ガサゴソ

フィアンマ「…」プルルルー

シルビア『また何かあった?』

フィアンマ「ある意味では」ウン

シルビア『あぁ、フィアンマか。こんな夜遅くにどうした』キョト

フィアンマ「非常に唐突なのだが、オッレルスと付き合う事になった。簡単に言うと恋人関係になった」

シルビア『』シーン

フィアンマ「…シルビア?」オズ

シルビア『そ、うか…その…なんと言えば…おめでとう』

フィアンマ「…ありがとう…で良い、のか?俺様にも何が何だか…」

シルビア『ま、そこの大馬鹿はそんなに女たらしじゃないし、大丈夫だと思うよ』ウン

フィアンマ「…すまない」

シルビア『何謝ってんの』

フィアンマ「お前は、その…オッレルスの事を…」

シルビア『そういうんじゃない。…何というか…口に出すのも馬鹿馬鹿しい位の理由だ、気にするな』

フィアンマ「……」

シルビア『いちゃつくのは構わないけど、ちゃんと子供達を守ってくれ。そうしたら、私は何も言わない』

フィアンマ「分かった…切るぞ」

シルビア『あぁ』ツーツー

フィアンマ(何というか…さっぱりしているな)ヨイショ

オッレルス「……」ジー

フィアンマ「」ビクッ

フィアンマ「な、何だ…」

オッレルス「…誰と電話していたんだ?こんな夜遅くに」

フィアンマ「…>>87



86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/06(日) 23:20:04.10 ID:iBOtEaCk0
ksk
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/06(日) 23:50:34.55 ID:2fR22xMAO
シルビア
88 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/06(日) 23:58:53.38 ID:4EK99DWAO

フィアンマ「…シルビアだ」

オッレルス「……、…何だ、そうか。急に起き出して悪かったな、驚かせた」ヨシヨシ

フィアンマ「構わん」

オッレルス「寝れないのか?」

フィアンマ「今日はあまり疲れていないからな」ウン

オッレルス「羊を数えてみるというのは」

フィアンマ「途中から無駄な事を考えて余計寝られんよ」フゥ

オッレルス「君も難儀だな…」

フィアンマ「寝起きはさほど悪くないのだが、寝付きがな…」

オッレルス「なら、>>90でもしようか」
89 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/07(月) 00:03:57.47 ID:nO3V3mZAO
腕枕
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 00:08:46.66 ID:1WiLTkIe0
91 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 00:34:39.08 ID:hGS3Mv3AO

オッレルス「なら、腕枕でもしようか」ホラ

フィアンマ「いや、別にいい、ッ!」

オッレルス「遠慮するなよ」グイ

フィアンマ「………」モゾリ

オッレルス「………」ジー


フィアンマ「…目を閉じていても視線を感じるのだが。何だ」

オッレルス「いや、間近に見ると美形だな、と思ってさ」ジー

フィアンマ「顔立ちの話か」

オッレルス「そうだ。睫毛は長いし、色も白い、何より顔のパーツのバランスが良いな。もし女なら周りの男が放っておかないんじゃないか?美人だ」ウン

フィアンマ「はは、仮に女だとしても、今の様な状態…人生の流れに変わりはないと思うが。男に美人はあまり褒め言葉だとは思えんよ」フー

オッレルス「どちらの性別にせよ君は君、か。確かにそうだな」ナデナデ

フィアンマ「………」

オッレルス「眠れそう、か?」

フィアンマ「…眠気は、僅かにあるのだが…」ウーン

オッレルス「もうすぐ寝れるよ」ヨシヨシ

フィアンマ「……、…」

フィアンマ(こうして、人に触れた事は…無かったな…今は騙しているようなものだが、…別に俺様は…オッレルスが嫌いな訳じゃない…だから、そのうち…きっと、…多分…)シンミリ

フィアンマ「…」スヤ




オッレルス「……」スー

フィアンマ(自然に寝入った上気付いたら朝だった、腕枕とは恐ろしいな)ムクリ ノビー

オッレルス「…」ムニャ

フィアンマ「……あ、あり…Grazie」ボソッ




次の悪戯>>+2
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 00:40:19.84 ID:1WiLTkIe0
ksk
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/07(月) 00:55:18.40 ID:Fsua37oAO
オッレルスを起こさないように朝ご飯を作ってあげる
94 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 01:12:06.14 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ(…時に、行動で感謝の念を表す事も必要か。どのみち、俺様は言葉で伝えるよりも行動で示す方が性にあっている)ヨイショ

フィアンマ(不自由な左手と『第三の腕』とでどの程度までの作業が可能かは分からんが、簡素な朝食位は用意出来るだろう)イソイソ



フィアンマ(やりきった、俺様はやりきったぞ。メニューとしてはやや残念でお世辞にも豪華とは言えんが、それでも現在の俺様の状態から考慮するならば上出来な方ではないか?)フー

フィアンマ(オッレルスは…まだ起きてくる気配は無いな。あまり音を立てない様にした以上、当然といえば当然の事だが。先に子供達に食事を採らせねば)ウン



オッレルス「おはよう…すまない、今朝は中々起きれなくてね…、…君が作ったのか?」

フィアンマ「子供達が作ったのならばもう少し豪華で面白みがあるだろう。残念ながら俺様の手作りだ」コク

オッレルス「大変だっただろ…起こしてくれれば良かったのに」

フィアンマ「苦労はしたが、実行出来ん程ではない。あまり俺様を舐めるなよ?」フフン

オッレルス「…ありがとう」ナデナデ

フィアンマ「……、…」モゴ

オッレルス「さて、じゃあ頂くとしようか。今日はとびきり美味そうだ」

フィアンマ(シルビアが作るモノのように彩りは良くないのだが、どこに価値の重きを置いているんだ…?まぁ、嫌がられるよりは喜ばれた方が俺様としてもやりやすいが、料理に関しては)モグモグ



フィアンマ(朝食を終えた。皿洗いもしたし、昼食にはまだ早い)ウーン

オッレルス「………」ペラリ

フィアンマ(オッレルスは読書をしている。暇だ)




次の悪戯>>+2
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 01:18:13.07 ID:ebhYZBLn0
オッレルスの日記を読む
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 01:19:16.39 ID:BmNfUEDWo
後ろから耳に息を吹きかけてみる
97 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 01:32:00.20 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ「………」フー

オッレルス「!?」ビクウッ

オッレルス「びっくりしただろう、どうしたんだ急に」

フィアンマ(何と返すか)ウーン

フィアンマ「本に集中されてしまっては部屋に一人取り残された事と同義だからな。つまらんだろう」

オッレルス「…成る程、寂しかったのか」ニコ

フィアンマ「…、…」

フィアンマ(別にそういう訳では無かった…はずなのだが)ウーン

オッレルス「まぁ、とりあえず読書はやめて、ちゃんと君に構うよ」

フィアンマ「その言い方では俺様が構って欲しさにちょっかいを出したみたいだろう」

オッレルス「大体合ってはいるだろう」

フィアンマ「……」

フィアンマ(あまり否定出来ん)

フィアンマ「…恋人になったからといって、対応があまりにも様変わりし過ぎではないのか」

オッレルス「うーん…風邪を引いた時、ふと熱が出ている事に気がつくと一気に悪化するだろう?熱が上がったり、終いには咳まで出始める。気付かなければ風邪気味のような気がする、位で済んだかもしれないというのに」

フィアンマ「? 確かに、まぁ、そうだな」ウン

オッレルス「それと同じだよ。これ以上は羞恥を堪えてまで言えないから勘弁してくれ」

フィアンマ(…つまり、俺様を好きだと気付いたから、気付いた事によって愛情が芽生え…?いや、深まったと、そういう訳か。なるほど、なるほど。だから昨夜から急に束縛的行動へと出た訳か)ナットク

フィアンマ「……」モゴ
フィアンマ(何だ、この気恥ずかしさは…)ウゥ




次の悪戯>>+2
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 01:50:54.05 ID:ebhYZBLn0
オッレルスが楽しみにしてたプリンのカラメルをおーいご飯ですよにしとく
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/07(月) 02:06:20.96 ID:Fsua37oAO
逆にフィアンマからも感謝や愛を伝える
100 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 02:20:22.01 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ「…道端に咲いている四つ葉のクローバーを見つけた時、お前ならどうする」

オッレルス「少しの間眺めて…和やかな気分で帰る、かな」

フィアンマ「そうか。俺様は、摘み取り、持ち帰って水に生けるタイプだ」

オッレルス「君は幸運を好むからな」

フィアンマ「あぁ。まぁ、俺様の場合、雪に埋もれて倒れていたら、四つ葉のクローバーが幸運を伴い風に乗って飛んできた訳だが」

オッレルス「………」

フィアンマ「三つ葉のクローバーなぞ、何を見てもどれを見ても三位一体、故に聖なる植物だという俗説の宿る只の雑草にしか見えなかったが、今傍らにある四つ葉のソレは雑草とは思わん…いや、思えん。いつまでもいつまでも、水に生け、傍に置きたいと、思う。傍に居て欲しいと。その美しさと癒しへの感謝の意故、時折愛でたいとも、考える。最近はその情動が顕著だ。花言葉は…言わんぞ。分かれ」

オッレルス「…『私のものになって、私を愛して下さい』…か。意外とロマンチストなんだな、君は。リアリストかと思っていたよ」

フィアンマ「はは、完全にリアリストならば、むしろ魔術など学ばんよ」

オッレルス(…困ったな、もっと好きになる)

フィアンマ(やはり言葉で意思を伝えるのは似合わんな。こういった、プライベート的な、且つ好意的なものは)モゴモゴ




次の悪戯>>+2
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/07(月) 02:22:48.77 ID:Rj7V07JB0
電気アンマ
102 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/07(月) 02:34:38.31 ID:Fsua37oAO
>>83
103 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 02:44:04.42 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ(やはり行動の方が手っ取り早いし誤解も少ない)ギュウ

オッレルス「…うん?」ギュー

フィアンマ「…挨拶だよ」ギュウ

オッレルス「…、…そうか。照れ屋だな、フィアンマは」ナデナデ

フィアンマ「別にそういう訳でも無いさ。只、…まぁ、こういう気分の時も、あるだろう」ギュウウ

オッレルス(肩、細いな。…全体的に細い。左腕で懸命に抱きしめてくるのがいじらしい…ああくそ、可愛いな)ヨシヨシ

オッレルス「そうだな」ギュウ

フィアンマ「……」

フィアンマ(ハグで挨拶をした事は殆ど無いのだが…悪くは、ない感覚だ。相手がオッレルスだからか…?…俺様は、…あまり深く考えるべき話題じゃあないな)ギュー

オッレルス「…そろそろ昼飯の時間か。一緒に作ろう。今朝は一人で頑張らせてしまったからな」ヨシヨシ

フィアンマ「今朝は俺様の自由意思でやった事だ。…昼の手伝いは、する」コクリ




オッレルス「また暇になったな」

フィアンマ「そうだな」グデーン

オッレルス「………」ジー

フィアンマ「…何だ」

オッレルス「いいや、何でもない」ニコ

フィアンマ(頗る機嫌が良いな)



次の悪戯>>+2
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 02:45:20.64 ID:UX1nCYDfo
ksk
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 02:47:19.08 ID:1WiLTkIe0
紅茶に砂糖と見せかけて塩を入れて出す
106 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 03:02:20.54 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ「紅茶を淹れてくる」ヨイショ

オッレルス「手伝おうか」

フィアンマ「料理とは手順が異なるし、単純だ。問題は無い」テクテク



<サトウハドノクライイレルンダ

オッレルス「あぁ、小さじ三杯位で良い」

フィアンマ(塩を小さじ三杯)サッサッ マゼマゼ


フィアンマ「ミルクティーで良かったか」っカップ

オッレルス「あぁ、すまないな。ありがとう」ズズー

オッレルス「」ブッ

フィアンマ「汚いな。何だ、急に噴き出して。何も愉快な事は無かった筈だが」

オッレルス「物凄くしょっぱいぞ、これ。まさか塩と砂糖を間違えて入れたのか?」ウゥ

フィアンマ「そのようだな」テヘペロ

オッレルス「気を付けてくれ…ちょっと砂糖入れてくる」

フィアンマ(いや、流しに捨てれば良いだろうが…律儀な男だ。しかし愉快だな)ズズー



オッレルス「まぁ、人間誰しも失敗はあるからな」

フィアンマ「すまない」シュン

オッレルス「大丈夫だ」ウン

フィアンマ(小さじ三杯はやはり溶かし過ぎだったか)




次の悪戯>>+2
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/07(月) 03:04:08.53 ID:Fsua37oAO
ksk
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/07(月) 03:06:07.46 ID:Y+msCl2I0
三穴責め
109 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 05:23:45.16 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ「……」カリカリ イソイソ

オッレルス「…フィアンマ?その陣は」ビクッ

フィアンマ「安心しろ、悪意はない」ウン

オッレルス「いや、分かるけどちょっと待てそれ大型じゃないか本当に勘弁してくれちょッ、あ!」ビクッ

触手「…」ニュルロン

オッレルス「…フィアン、んぐ…ん、ぅ」フルフル

フィアンマ(口と尿道口と尻と…で、三穴責め…なのか?)ウーン





オッレルス「…フィアンマ」←触手に陵辱されてベタベタになった後シャワー浴びた

フィアンマ「…そう睨むな。お前だって男だ、シルビアや子供達の居ないこの時に性欲を発散させてやろうという俺様の思いやりだったんだ」

オッレルス「それにしても脈絡が無さ過ぎるだろう」ハァ

フィアンマ「すまない。…腐っても元聖職者だからな。自らの手でお前を満足させられる自信が、無かったんだ」シュン

フィアンマ(嘘だが。多分頑張ればそれなりには出来る)

オッレルス「……、…」

オッレルス(あ、危ねぇ…目に涙でも浮かべられてたらあっさり許すところだった)ウゥ

オッレルス「……幾ら思いやりからの行為とはいえ、結果は散々たるものだ。今回ばかりは、お仕置きが必要みたいだな」

フィアンマ「仕置き?」オズ

オッレルス「あぁ。>>111をしてもらう」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/07(月) 06:47:17.31 ID:Fsua37oAO
ksk
111 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/07(月) 07:24:48.59 ID:nO3V3mZAO
あれ? 原題から外れてk…
ていうかリア充b



絵本を朗読
112 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 07:46:11.62 ID:hGS3Mv3AO

オッレルス「あぁ。絵本を朗読してもらう」

フィアンマ「……、…そんな事で良いのか」キョトン

オッレルス「色々案はあったんだが、どうにも俺は恋人に冷たくなれないらしい」ヤレヤレ

オッレルス「何の絵本を読むかは君に任せるよ。本題に幾つか入ってる。童話といっても、伝承や伝説に近いそれが多いが」ウン

フィアンマ「なら…茨姫の話でも読むか」ガサゴソ ペラリ

フィアンマ「ある王国に、美しい王妃様がいらっしゃいました。王妃様はある日、水浴びをしている最中、蛙に『あなた様は近く、待望の御子を授かるでしょう』と言われました。王妃様は早速王様に蛙の御告げについて話し、お腹の子の為の宴の準備を始めました……」スラスラ




オッレルス「…すらすら、且つ上手に読むんだな。危うく眠りそうになったよ」

フィアンマ「俺様としては、蛙が間男、13番目の招かれざる魔女はその間男の女…本妻かと思っているのだがな。それならば王妃の子に魔術で呪いをかける理由になる」ウン

オッレルス「夢見心地が一気に醒めたよ…」ハァ

フィアンマ「一時でも心地良い微睡みが得られて良かったじゃないか」クス

オッレルス「…それもそうか。ありがとう、楽しかった」ノビー

フィアンマ「そうか、良かったな」テレ

オッレルス「……」ナデナデ



次の悪戯(?)>>+2
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 08:14:44.67 ID:1WiLTkIe0
膝枕をする
114 : ◆H0UG3c6kjA [sage]:2012/05/07(月) 09:03:55.62 ID:hGS3Mv3AO
>>112
×本題
○本棚

安価は下です
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/07(月) 11:39:52.23 ID:29HJ0kwt0
瞼と唇にアルンアルファ
116 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 12:30:29.05 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ「………」キョロキョロ

オッレルス「何探してるんだ?」

フィアンマ「瞬間接着剤(アルンアルファ)だ」ウン

オッレルス「この家には無いぞ」

フィアンマ「」ガーン

フィアンマ(仕方ない、簡易魔術で唇を…)イソイソ

オッレルス「こら」ヒュン


フィアンマ「……」ムムー

オッレルス「悪戯っ子だな君は」ヤレヤレ

フィアンマ(ようやく気付いたのか。しかし接着剤が無いとは…)ハァ

オッレルス「今度買っておくよ」ヨシヨシ

フィアンマ「……」コクリ

フィアンマ(その時は髪の毛も愉快な形で固めてやろう)ソワソワ



次の悪戯>>+2
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 12:33:22.72 ID:ebhYZBLn0
ksk
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 12:50:27.74 ID:OFIrhG9do
聖なる右で後ろから「だーれだ」
119 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 14:51:24.46 ID:hGS3Mv3AO



フィアンマ(無事夕食を終えた。現在オッレルスは皿洗いをしている。休んでてくれ、との言葉に甘えて俺様は寛いでいる訳なのだが…先程恋人"らしい"悪戯を思い浮かんだのに失念してしまった、何だったか)ウーン

フィアンマ「………」ウーン

フィアンマ「……」ピコーン


フィアンマ(あれだよ、後ろから手で目元を覆って「だーれだ」と呼び掛ける謎の儀式)ウン

フィアンマ(……右半身全体を軽く揺らす感じで良い…のか?…問題無いようだな)ブンッ

オッレルス「おっと」ヨイショ

フィアンマ「だ…だーれだ」ジー オズオズ


オッレルス「フィアンマ…の『聖なる右』かな?もやもやしているし。皿洗いは今終わったところだ、もう少し辛抱してくれ」ノンビリ

フィアンマ(すんなり当てやがって…この野郎、つまらん)ムムゥ



オッレルス「急に寂しがり屋になったな」ナデナデ

フィアンマ「俺様は子供ではない。お前の動揺する姿を見たかっただけだ」ムスー

オッレルス「そうか。可愛い悪戯だな」ヨシヨシ

フィアンマ(キツい内容だと怒るだろう…もう絵本は読みたくない、疲れる)ムー

オッレルス「……」チュ


フィアンマ「…」ピクッ

オッレルス「…頬だよ。そんなにびくつかなくても」

フィアンマ「びくついてなどいないが。お前の視力が落ちたのだろう。…というよりも、性的接触は遠慮したいんじゃなかったのか」プイッ

オッレルス「…挨拶だよ」フフ

フィアンマ「…俺様の台詞を盗るな」

オッレルス「…今は、お前の事を、そういう意味で好きだからな、俺は」ウン

フィアンマ「…ッ」ウグ



次の悪戯>>+2
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/07(月) 14:55:55.42 ID:M5SY8h080
デンプシ―
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 15:12:06.73 ID:nvQUY8fro
オッレルスの服を全部燃やす
さらに自分の服を着せてペアルックに
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/07(月) 19:12:19.70 ID:r9TJJoGyo
いつの間にホモスレになった
123 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 19:19:02.12 ID:hGS3Mv3AO


フィアンマ「…そこに立て」

オッレルス「? 何だよ」

フィアンマ「…」ペタペタ ボォオ

オッレルス「?! ちょ、燃えてる」ビクッ

フィアンマ「…やりたい事があったんだ。服しか燃やさんから安心しろ」ゴォオ

オッレルス「いや、安心出来ないぞコレは熱っ」コウチョク




フィアンマ「…思った以上に似合わんな」ショボン
オッレルス「そりゃ、俺はお前の双子の兄でも何でもないからな…サイズの違う同じ服でも、印象は変わるさ。似合わないだろう」ウン

フィアンマ「……」シュン

オッレルス「ペアルックがしたかったのなら言ってくれれば良かったじゃないか。何も燃やさなくても…服はタダじゃないんだぞ」ハァア

フィアンマ(種も仕掛けもある楽しい手品で隠してあるんだが)ウーン

オッレルス「……」ハァ

フィアンマ「…分かった、身体で払おう」シュン

オッレルス「いや、俺はそういう事を言って欲しい訳じゃ」

フィアンマ「仕方がないだろう。犯した過ちには贖いの対価が要る。今の俺様には金が無い、少なくとも手元には。だから身体で払うしかないだろう。もう右肩からは無いんだ、今更脚を切られてもさほどショックは無いさ」ジワッ

フィアンマ(さぁ、どう出る?)ジー

オッレルス「…なら、>>124をしてくれれば、それで良いよ」

124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/07(月) 19:27:01.25 ID:UEXkAw6Q0
ヴェントをレイプ
125 :気がつけばホモスレ ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 19:42:09.32 ID:hGS3Mv3AO

オッレルス「なら、君の元同僚の…ヴェントをレイプしてくれれば、それで良いよ」ムヒョウジョウ

フィアンマ「」

フィアンマ「本気か」

オッレルス「俺が本気でそんな事言う訳ないだろう。仕返しだ」フー ニコ

フィアンマ(底知れぬ黒さを見た気がするのだが)っ服

オッレルス「あったのかよ!」ツッコミ

フィアンマ「流石に何でもかんでも燃やしはしないさ。放火魔じゃあるまいし」ウン

オッレルス「焦っただろ」イソイソ

フィアンマ「余裕あり気な表情に見えたが」

オッレルス「ポーズだよ、ポーズ」ヨシ←元の服に着替え終わった

フィアンマ「………」ウーン




次の悪戯>>+2
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 19:43:57.52 ID:ebhYZBLn0
ksk
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 19:50:39.51 ID:est22I6DO
ヴェントとH
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/07(月) 19:56:19.67 ID:6nHbUbnN0
バナナを食べる
129 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 20:02:05.47 ID:hGS3Mv3AO

フィアンマ「少し出掛けてくる」

オッレルス「こんな時間にか?」

フィアンマ「すぐ終わらせてくる」ウン




フィアンマ(クソッたれ、頑固頑丈駄目女め…俺様に口説かれて断るか?普通。精一杯抵抗しやがって、先端しか挿れられなかった…おのれアックア)テクテク

フィアンマ「ただい……」ガチャ

オッレルス「…遅かったな。子供達はもう寝てるよ。誰に会ってきたんだ?」ヤミメ

フィアンマ「」アトズサリ

フィアンマ(こ、れが所謂"ヤンデレ"というヤツか?凄まじい怨念にも似た何かを感じる)フルフル

オッレルス「心配したんだぞ?途中連絡を一度も寄越してくれないんだからな」コツ カツ

フィアンマ「すまなかった、次からは気をつける」

オッレルス「この間もそう言っていたな」ムヒョウジョウ

フィアンマ(それは恋人関係になる前だろう…!)アトズサリ



どうにかしてこの場を収めたい。どうする?>>+2
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 20:05:19.30 ID:ebhYZBLn0
ヴェントに無理やり・・・
頼む、俺と同じ苦しみを与えて復讐してくれー
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/07(月) 20:26:27.68 ID:hWzd2o000
↑♪
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 20:27:31.38 ID:1WiLTkIe0
抱きしめてうやむやにする
133 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 20:59:36.11 ID:hGS3Mv3AO
>>130さんの苦しみ…胸が張り裂けそうな痛み、でしょうか…心配です》


フィアンマ(真実を話せばいいのか…?『不意に悪戯の対象を変更したくなりヴェントのところに行った所、丁度弟の形見らしい鉛筆削りを見た瞬間嫌がらせがしたくなってしまい、しかもHの硬さの鉛筆を発見したためこれを削らせて欲しいと熱心に口説いたが素っ気なく断られ腹が立ち無理やり先端を突っ込んだところでアックアが現れヴェントの涙を見るなり『その涙の理由を変える者(笑)』とかキザな事を言い出したので面倒になり撤退してきた…』と、そう話せば良いのか?無理だ、事実とはいえ内容が幼稚過ぎる、俺様にはそんな羞恥、耐えられん)ウゥ


フィアンマ「……」

オッレルス「君には寛容でいたいものだが…流石に浮気は、容認出来ないな。すまないな、これも君の為なんだ」シュンッ

フィアンマ(早…ッ!!)ガゴンッ

フィアンマ「…きゅ」パタリ

オッレルス「…」ズル ズル ヨイショ



この後オッレルスはフィアンマに何をする>>+2
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 21:00:31.69 ID:ebhYZBLn0
違うけど別に気にしないでー

ksk
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 21:03:18.10 ID:1WiLTkIe0
抱きしめて寝る
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/07(月) 21:04:15.48 ID:Fsua37oAO
縛る(物理的に)
137 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 21:47:12.33 ID:qj7K3NfW0

オッレルス(…女々しいようだが、置いていかないでくれ)ギュウ

フィアンマ「…」キュウ

オッレルス(…これだから俺は大馬鹿なんだろうな。言葉がうまく出てこなくて、こういった実力行使に走ってしまう)

フィアンマ「…」スヤ

オッレルス「…明日、起きたら謝るから、な」ナデナデ





フィアンマ「…」パチ

フィアンマ(朝、か…何も、されて…いないが、これは出られそうにないな)ウググ

オッレルス「……すー」ギュウギュウ

フィアンマ「Olerus…、…Ti amo. Mi dispiace」ボソボソ

オッレルス「…Fiamma,Ti amo cosi.…Buongiorno?」パチ

フィアンマ「おはよう、じゃないだろう。…狸寝入りは卑怯じゃないのか」ムスー

オッレルス「狸寝入りなんかじゃないさ、今さっき起きたんだ」

フィアンマ「…起きたなら離せ」

オッレルス「今度は何処に消えてしまうかわからないからな。しばらくこのままだ」

フィアンマ「しばらくとは、いつまでだ」ハァ

オッレルス「しばらくは、暫くだろう」ウン

フィアンマ「……俺様はもう一度寝る」ムスッ

オッレルス「そうか。おやすみ」ギュ

フィアンマ「……、…」ムニャ

オッレルス「…、………Mi dispiace.言い忘れてしまった、な」ヨシヨシ

フィアンマ「…」スー




オッレルス「……」クゥ

フィアンマ(お前も二度寝したのか)




次の悪戯>+2

138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 21:57:59.71 ID:1WiLTkIe0
ksk
139 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/07(月) 22:16:24.96 ID:nO3V3mZAO
寝顔を携帯で撮影→保存→アックアに転送
140 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 22:45:09.71 ID:qj7K3NfW0

フィアンマ(後もう少しで『魔神』になれるはずだった男とは思えん呑気な様だ)ウーン

フィアンマ(俺様のは…此処か)ガサゴソ

オッレルス「…zzz」ムニャムニャ

フィアンマ「…起きるなよ」ボソ カシャ

フィアンマ(綺麗に撮れたな)マンゾク ←オッレルスの寝顔の写真データ眺めてる


-------------------
To:あっくん
sub:
添付ファイル:XXXX
X~X_XX.jpg
-------------------
本文

昨日は正直やり過ぎ
たと思ってる(´・
ω・)ヴェントまだ
怒ってる?

良いの撮れた
(*´∀`)オスソワケ


-------------------

フィアンマ(涙目程度だったし、大丈夫だろうとは思うのだがな)カチッ


携帯<ブルルッ


-------------------
From:あっくん
sub:今起きた…なう

-------------------
本文

一晩寝てだいぶ機嫌
は直ったようである
。多分。

…惚気であるか


-------------------


-------------------
To:あっくん
sub:遅くないか?
-------------------
本文

多分って何だ…(´
・ω・;)


惚気だ …可愛く
ないか?可愛いだろ


-------------------


オッレルス「ん…」

フィアンマ「…」ケイタイカクシ



次の悪戯>>+2
141 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/07(月) 23:06:13.82 ID:nO3V3mZAO
何気にかわいいあっくんとフィアンマのやりとり
というわけでKsK
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 23:07:10.34 ID:1WiLTkIe0
耳を甘噛み
143 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/07(月) 23:51:29.81 ID:qj7K3NfW0

オッレルス(まだ起きるには…いまいち気が乗らないな…)ウーン

フィアンマ「……」アム

オッレルス「ッ!? …今、何、何を」

フィアンマ「何とは何だ。耳を軽く噛んだだけだろう。根元から噛みちぎったわけじゃあるまいし、ちょっと歯が触れた位で大袈裟だなぁ」クスクス

オッレルス「……朝飯を作ってくる。俺はそうする。今すぐにだ」イソイソ ダッ

フィアンマ(何をそんなに恥ずかしがる必要があるのか理解出来んな)

フィアンマ(…柔らかな、耳朶だった。髪から石鹸と思しき甘い匂いがした)クキュルル

フィアンマ「」クビブンブン

フィアンマ(何故このタイミングで腹が減る。欲情を覚える事は充分あり得るとしても、空腹を感じるというのは…違う、俺様は…う…、そうだ、タイミングが悪かっただけだ)フー

フィアンマ(手伝うか…)ヨイショ




オッレルス(今日はすこぶる良い天気だな)センタクモノパタパタ

フィアンマ(日差しが眩しくて目が痛い。何故雲が無いんだ)ウゥ センタクモノブンブン

オッレルス「そういえば、君は目の色素が薄めだったな。大丈夫か?」

フィアンマ「正直なところを言えばやや眩しく苛立ちを覚えるが、そうそう我儘ばかりを言っている訳にもいかんだろう」ハァ

オッレルス「立ち位置を少し変えよう。俺が日陰になるよ」ウン

フィアンマ「それではお前が暑いだろう、俺様はこのままの状態で構わん」

オッレルス「さっきから目を細めたり眉を寄せたりしかしていないぞ。落ち着かないだろう。俺は良いから」

フィアンマ「……、…」コクン

オッレルス「君はもう少し、人の好意に甘んじた方が良い」

フィアンマ「生まれてこの方悪意に囲まれ、好意が"ある"と知ったのはつい最近の出来事だからな。無茶を言うな」

オッレルス「……そうか。なら、俺が好意と厚意を教えるよ。前者はよくわかっただろうけど」

フィアンマ「…ふん」プイッ




オッレルス(直射日光が後頭部集中砲火且つ服の皺伸ばし作業は暑かった、死ぬかと思った)グデーン

フィアンマ「………」ジー

フィアンマ(…好意に、甘んじる、か。しかしそればかりではいつかお前が息切れを起こすぞ、オッレルス)ウーン




次の悪戯>>+2
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 23:54:25.03 ID:UX1nCYDfo
ksk
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/07(月) 23:54:41.38 ID:ebhYZBLn0
ルチアを無理やりレイプしてる自分の動画を見せる
146 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/08(火) 00:08:36.68 ID:UlQ7pGML0

フィアンマ「オッレルス」っシスター・ルチア凌辱強姦動画(作り物。提供:ローマ正教の皆様)

オッレルス「」

フィアンマ「……」ソワソワ

オッレルス「君はこういった行為を撮影されたいという願望があるのか?」マガオ

フィアンマ「いや、特には」ブンブン

フィアンマ(邪な信者でも構わんと布教用に作った代物だな、懐かしい…俺様もこの時はまだ若かっ…)ンンー

オッレルス「やきもちを妬いて欲しい方なのか?フィアンマ」ハァ

フィアンマ「そういう訳ではないが。嫉妬は大罪の一つだからな」ウーン

オッレルス「君が思っている以上に俺は嫉妬したりする男だ。だからやめてくれ」フー

フィアンマ「仕方がないな」シマイシマイ

オッレルス「さて、そろそろおやつにしようかと思っているのだが」

フィアンマ「あぁ」

オッレルス「まだ作っていないんだ。大概の材料はあるが…何が食べたい?」

フィアンマ「何でも良いのか」

オッレルス「とりあえず、人間は却下だ。いいか?却下だからな」ネンオシ

フィアンマ「そんなに何度も言わずとも聞こえているさ」ウーン



希望のおやつ>>+2
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 00:10:15.96 ID:q4GXCdVs0
揚げ饅頭
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/08(火) 00:12:15.58 ID:Hv3OATUJo
149 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/08(火) 07:22:02.97 ID:lBpwv9eAO

フィアンマ「ならば、猫を食したい」ウン

オッレルス「」

フィアンマ「…何だ?人間とは言っていないだろう」

オッレルス「違うだろ!肉大好きなのかお前は!?」

フィアンマ「燻製肉は好きだが、何を憤慨しているんだお前は」キョトン

オッレルス「猫もダメだ、もう…何というか、常識に則って要求してくれよ」ガックリ

フィアンマ「…猫の肉は本当に硬いのか、興味があったのだが」ショボン

オッレルス「……はぁ」メッ

オッレルス「猫型のクッキーで手を打とう」ヨシヨシ

フィアンマ「まぁ、そう簡単に手に入る材料でも無いからなぁ」ウン

オッレルス(そういう理由で断ったんじゃない…)ハァア





フィアンマ(まさか等身大猫型クッキーだとは思わなかった。ちょっとした彫刻だぞあれは。侮れん)ケプ

オッレルス(少しは満足したみたいだな…今日からもう少しばかり肉料理を多くしてやろう、肉に餓えているのかもしれない)シミジミ

フィアンマ(見目の物珍しさも手伝ってか、俺様には珍しく暴食してしまった。あまり動きたくないな)ゴロゴロ





次の悪戯>>+2
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/08(火) 07:42:40.64 ID:b07dESRAO
ksk
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 07:45:12.20 ID:3G8gcC/m0
自分の携帯待ち受けをオッレルスにしておく
152 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/08(火) 13:33:09.48 ID:lBpwv9eAO

フィアンマ(そういえば携帯電話をポケットに突っ込んだままだったな)ゴソ

フィアンマ(待受画面の設定変更は…こうか)カチカチ ウーン

フィアンマ(よし。…目が痛い…陽光め、寝るか)パタリ コトッ




オッレルス(…おや、昼寝はスムーズに寝入るんだな。目が疲れたのか)モウフパサリ

フィアンマ「…」スー ヌクヌク


オッレルス(携帯電話が落ちてる。何か打ってる途中に寝たのか?)ヨイショ

フィアンマ「……」ムニャ

オッレルス(ふ、ふふ。俺の寝てる顔なんていつ撮ったんだ、まったく)シマイシマイ

フィアンマ「……」クゥ

オッレルス「……」ナデナデ




フィアンマ(オッレルスは…夕食作りか)パチ

フィアンマ(良い匂いがする。パスタか)ソワソワ

フィアンマ「………」ウーン




次の悪戯>>+2
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/08(火) 13:38:18.60 ID:Ipxdh6XV0
落書き
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 13:43:48.69 ID:xXJ+sXRDO
ヴェントが作ったパスタを食いに行く
155 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/08(火) 13:52:13.36 ID:lBpwv9eAO

フィアンマ(ヴェントが過去作ったパスタはとんでもなくマズかったが中毒性のある味だったな)

フィアンマ(よし、食べに行)

オッレルス「フィアンマ、手伝ってくれ」

フィアンマ(タイミングが…俺様の行動を読み取っているのか)ガタブル

フィアンマ(よし、足りなかったらヴェントのところに行って作らせて食べよう)ウン

フィアンマ(暴食再び…なのか?)ウーン




フィアンマ(阻止されてしまった上心でも読まれたのか夕飯は充分過ぎる量だった、食べに行けん)ショボン

オッレルス「…」ウツラウツラ

フィアンマ(…眠そうだな)ジー




次の悪戯>>+2
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/08(火) 14:10:04.33 ID:3G8gcC/m0
ksk
157 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/08(火) 16:20:19.06 ID:sucjMcKAO
フィアンマの 噛みつく 攻撃!
158 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 13:11:41.11 ID:9b1uLGPAO

フィアンマ「……」ガブ

オッレルス「痛ったたたた何だどうした歯が食い込んでる待てって痛い痛い」ギブギブ

フィアンマ「……、…構え」フン

オッレルス「幾ら何でもアピールが暴力的過ぎるだろう」ハァア

フィアンマ「……」ムスー

オッレルス「……」ギュウ

フィアンマ「……」シーン


オッレルス「……」ナデナデ ギュウ

フィアンマ(咄嗟に言い訳を用意したが、スキンシップは慣れん、居心地があまり良くない)モゾ スリ

オッレルス(何か、こういう猫偶に居るな。素直じゃない感じの)ヨシヨシ

フィアンマ「……」ヌクヌク ウトウト

オッレルス(君がいきなり噛んだりするから俺は眠れなかったんだぞ)ナデナデ

フィアンマ「……」ウト ウト ウツラウツラ

オッレルス(たまにはこちらから何か仕掛けてみようか)




(オッレルスがする)悪戯>>+2
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 13:24:40.74 ID:7KW4IFwY0
うんこ流さない
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 13:25:17.22 ID:Uqe2ewaM0
フィアンマの顔に自分の名前を書いとく
161 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 13:45:45.94 ID:9b1uLGPAO

フィアンマ(眠…い…)ムニャ

オッレルス(水性ペン…しか無いな。フィアンマは赤が好きだし、これでいいか。頬に書こう…洗いやすいのは…左頬か)キュッキュッ

フィアンマ「……」スヤ

オッレルス(ちょっとだけ罪悪感が湧くな。まぁ、今までされた事を考慮すれば、これでもまだイーブンにはならないだろう)ヨシ



フィアンマ「……」パチ ノビー

フィアンマ「…夜か…」ウーン

子供「赤いお兄さんおはよう」パアッ

フィアンマ「…おはよう。といっても、お前はまもなく寝る時間だろう」ウン

子供「うん。あ、お兄さんほっぺほっぺ」

フィアンマ「? どちらの頬だ」

子供「左だよ」

フィアンマ「……」マドガラスチラッ

フィアンマ「」

フィアンマ(あの野郎…)ウグ

フィアンマ(顔を洗ってくるか…)イソイソ グシグシ




オッレルス(腹が減ったな…何を作ろうか)


洗面所<シャー バッチャバッチャ


オッレルス(石鹸を使えばすぐ落ちるとは思うが…ふふ、やはり少しやり過ぎだったか)

子供「おやすみなさい」

オッレルス「あぁ、おやすみ」



フィアンマ「……オッレルス」ジトー

オッレルス「パンケーキを作ろうかと思ってるんだが、それで良いか?」

フィアンマ「……」ジー


オッレルス「…すまなかった」ナデナデ

フィアンマ「……」ムムム




次の悪戯>>+2
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 13:48:41.37 ID:Uqe2ewaM0
ksk
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/09(水) 15:10:20.23 ID:zeDmy5o6o
オッレルスを女体化してれいぽぅ 
164 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 19:44:49.59 ID:XdhIRRJa0

本当にすまないと思っているのであれば何でも許せるはずだ。
そんな、現実的でない感情的なトンデモ理論を口にし、フィアンマはグイグイとやや乱暴にオッレルスの手を引いて寝室に入った。
とっくのとうに陽が暮れた窓の外はすっかりと漆黒の闇に覆われ、真夜中の様相を呈している。
憤慨する子供の様な表情を浮かべ、洗う為に擦り過ぎたが故僅かに赤い左頬はそのままに、フィアンマは手の内で、即興で作りだした邪な霊装を転がす。
まだ魔力を循環させていないがために機能していないものの、右方のフィアンマという優秀な魔術師が、たかが悪戯の為に作り出したソレは、人体の構造を作り変える恐ろしい道具だ。
炎とはそもそも、世界を構成しうる大いなる元素である。そして、世界を構成するという事は、命の構成に携わるという事。
仮定が仮定を呼び過程を創り、その"結果"を心の底から信仰する事で、伝説と見なす。魔術を創り出す為によくある手法ではあったが、本来ならば到底現実化は出来ない。まして、一人の人間だけではとても。
しかし、半分は天使、半分は人間といった状態たるフィアンマの身体ならば、一時的に狂信する事でそれも僅かに可能となる。
平たく言うならば、"右方のフィアンマという半使が信仰するものならば、民衆も信じるだろう"といった過程の上で。
勿論この方法は持って一晩程度にしか役立たない。フィアンマの得意とする『炎』に関係していなければならない、現実に作用させられる効果は三回だけ、多大なる魔力消費が必要、常に霊装は機能すると信じる狂信者でなければならない、といった幾つかの大変な縛りもある。
結果だけ敢えて抜き出すとしたら、『フィアンマはこの霊装が機能すると狂信しているため、この霊装でオッレルスの身体を作り変える事が出来る』という事である。

(まぁ、黒小人の様な人体改造の正確さは持てん、精々下半身を作り替えた、戻した、位で霊装自体にも、魔力にも限界が来る)

細い指で手の内にある霊装の表面を一定の動きでなぞり、生命力を変換し、魔力を注ぎ込む。
正確に、精密に。余すところなく注ぎ込むかのような、丹念な指の動き。
鎖の様にも、或いは指輪の様にも見える曖昧な形のソレをしっかりと握り、フィアンマは優しくオッレルスに微笑みかけた。

「手を出せ」
「それは、…構わないが…その手にあるものは…?」
「ん? 贖罪の為の道具だよ。『神の子』を十字に磔にしたソレの様にな」

そんな、とてもではないが敬虔な教徒とは思えない、かといって背信者とも形容し難い発言をしながら、フィアンマはオッレルスの手を取り、そのままの動きで薬指に霊装を嵌め込んだ。プロポーズの様な素敵な行為とは裏腹に、悪戯心と情欲としか存在せぬ情念。
赤き青年の狂信者は瞳に明確な好意と、少々ばかり歪んだ熱意を込め、笑みを深める。
次の瞬間には、オッレルスの下半身は女性のソレと化していた。上半身には力を入れなかったからか、ほぼ男性形のまま。
驚愕に身を竦ませるオッレルスの表情に、フィアンマは愉快そうな笑みを浮かべながら、体重をかけて押し倒した。身体に力の入っていなかったオッレルスは、当然そのままの動きでベッドへと後ろから倒れこむ。
ぼふり、とやや重い音を立てて、二人分の体重にベッドシーツが歪み、マットレスが沈む。
ギシリ、とスプリングの軋む音を耳にして漸く我に返ったオッレルスが抵抗する頃には、酷薄な左手は、既に彼の、或いは彼女の衣服へとかけられていた。

「フィアンマ、やめ、」
「俺様達は、恋人同士なんだろう?なら、良いじゃないか」

その言葉にオッレルスが発しかけていた拒否の言葉を、拒絶の行動を止める意味があると知っていて、フィアンマはそう甘く囁いた。
ドルチェの如き。もしくは、イブを誑かした悪魔の甘言の様な。欲望に塗れた元聖職者の声音は、オッレルスの鼓膜をくすぐり、そのまま脳内を犯す。
何だかんだで強い抵抗も出来ないまま、"行為"は始まった。



165 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/09(水) 19:44:57.85 ID:9b1uLGPAO
+
166 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 19:45:45.52 ID:XdhIRRJa0


フィアンマ(とうとう童貞を脱出してしまった…でもヨかった)ズーン

オッレルス「……」グッタリ スー

フィアンマ(腰と左腕が痛い。しかしオッレルスの身体を元に戻さねば…)イソイソ

オッレルス「………」スヤ

フィアンマ(越えてはならない一線を容易に飛び越えてしまった様な気もするが、仕方あるまい。昨夜はそうしようと思ったんだ)ウン

フィアンマ(これで元に戻っ…たが、やはり霊装は壊れたか。まぁ、俺様が狂信していたのは昨夜だけだしなぁ。さて、今日は俺様が朝食を作るとしよう)イソイソ






子供「いただきます!あれ、オッレルスさんは?」

フィアンマ「疲れて寝ているから、部屋には入らずそっとしておいてやってくれ」ウン

子供「そうなの?じゃあ私たち今日は静かにしてるね」

フィアンマ「そうしてくれると実に助かる」

子供「お風邪かな…僕達お昼から外で遊んでくるね」

フィアンマ「気をつけて行ってくるんだな」




オッレルス「…」フラリ

フィアンマ「…オッレルス」モゴ

オッレルス「フィアンマ…」

フィアンマ「……、…」キマズイ

オッレルス「>>168
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 19:46:50.57 ID:7KW4IFwY0
・・・もっとわたしをおかして
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 20:02:38.85 ID:Uqe2ewaM0
別に怒ってない
169 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 20:27:57.33 ID:XdhIRRJa0

オッレルス「別に怒ってない。だから、ちゃんと俺の目を見てくれ」

フィアンマ「…怒っていない?嘘をつくな、強引な方法だったという自覚位はある」チラ

オッレルス「嘘はつかない…、…怒るって感じじゃないな。心配、に近いのかもしれない」ウン

フィアンマ「心配?俺様の状態に何の不安感を抱いている」

オッレルス「いや、ほら…何というか…宗教上の理由だよ」

フィアンマ「ふん、そんなものに頓着するのならば、そもそもお前を押し倒したりしないさ」

オッレルス「それもそうか。…子供たちには俺の体調が悪いって説明してくれたんだな。廊下ですれ違う度に大丈夫かと聞かれたよ」

フィアンマ「調度良い弁解の言葉がそれしか見つからなかったからな」ウン

オッレルス「…食べても良いか?」

フィアンマ「お前の為に取り置いた食事だ。好きにしろ」コク

オッレルス「ありがとう」ナデナデ

フィアンマ「……」モゴモゴ




オッレルス(予測していたとはいえ、ものすごく腰が痛い)グデー

フィアンマ「……」ソワソワ

フィアンマ(病で無い以上『聖なる右』で癒す事も不可能だろう)シュン

オッレルス(心配してくれているのか…?)ジー

フィアンマ(体位にも問題はあったか。仕方が無いだろう、昨日初めてやったんだ)ションボリ

フィアンマ「…何か、…して、欲しい…事があれば…するが」オズ

オッレルス「何でも、か?」

フィアンマ「可能な…範囲で、だが」ボソ ショボン



(オッレルスがフィアンマに)何を要求する?>>+2
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 20:31:39.98 ID:Uqe2ewaM0
ksk
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/09(水) 21:54:34.87 ID:zeDmy5o6o
フィアンマの初めてが欲しい
172 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 22:25:06.65 ID:Vy5Ro1PH0

オッレルス「じゃあ、フィアンマの"初めて"をくれ」

フィアンマ「」

フィアンマ「…昨夜と違い、俺様はもう自衛の為の魔力(=生命力)程度しか残っていないのだが」アワアワ

オッレルス「別に性転換をして欲しいとは言っていないよ。そもそも、あの霊装をもう一度再現し君が『狂信』したところで、自分自身に効力は発揮出来ないだろう。どちらかといえばあれは攻撃的術式だ、回復術式系統じゃない」ウン

フィアンマ「……、…つまり、俺様の尻を使うということか」

オッレルス「そういう事になる、が…使うという言い方はやめてくれよ、俺は真面目に君と愛し合いたいだけだ。昨夜はなし崩し的な感じだっただろう、お互いに」

フィアンマ「…分かった。ただ、色々と用意もあるだろう。だから今夜で良いか。どちらにせよ、今この瞬間にというのは、体調的にも不可能に近いだろう」

オッレルス「無理を言うつもりはない、今夜で構わないさ。俺は回復術式に専念する…痛ったたた」ウグ カリカリ

フィアンマ(童貞を喪った翌日に処女…処男?を喪失するハメになろうとはな。もう聖職者は名乗れん…が、『神の右席』が解体され事実上俺様は一人の魔術師に過ぎんのだから今更だし、構わんか)ウン

173 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/09(水) 23:02:53.05 ID:9b1uLGPAO
+
174 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 23:04:03.62 ID:Vy5Ro1PH0


夜の帳が降りる頃、ベッドに腰掛けた二人の男が見つめ合っている。
昨夜の甘い熱はどこへやら、冷めきったまでとは言わないまでも、冷静に、且つ劣情を湛えた視線が交差した。
片方はより熱情の篭った視線を。もう片方はそれに合わせるような困惑気味の視線を。
前者は明るい緑の瞳から。後者は薄金色の瞳から。

「……、…オッレルス。…お前は…そういう、経験は、あるのか?」
「…昔、一度だけあったような気がするが…随分と昔の事だからな。攻め手だったのか受け手だったのか、そこまでは覚えていないよ」
「…そうか」

長い睫毛の伸びる目を伏せて、フィアンマが口ごもる。オッレルスの過去について詳しく知りたいという訳ではない。
ただ、これから行う"行為"への純粋な好奇心と、相反する恐怖や困惑、混乱とに精神が揺れ動いている上、今更ながら勇気が揺らいできたから、というだけだ。
こんなにも動揺した事は未だかつてあっただろうか、とフィアンマは自分に問いかける。『幻想殺し』を切断した後の一連の流れ以来ではなかろうか、と静かに自答した。
有り体に言ってしまえば、フィアンマはつい先日の夜中まで、確かに性行為というものに興味も関心も、まして経験も無かった、ある意味純粋な男性なのだ。
今ではもう敬虔かどうか不明な男とはいえ、かつてローマ正教に身を寄せ、『神の右席』の『右方』という地位まで登り詰めた彼は、才能はあれど挫折はさほど無く、大いなる目的を抱くその瞬間まで、確かに心清らかな神父であり、禁忌を決して破らず、欲も無い隣人愛に満ち溢れた優しく美しい青年であった。その後『目的』を抱いてからも、むしろそれこそ恋愛というものにかまけている暇も無かったし、異性にそういう念を抱いた事も無かった上、知識はあっても性関連の行為を夢想する時間さえ無かった。
かといって、『今までそういう事に興味は無かったし、昨日初めてシたので今日の行為については深く考えません』とはいえない。仮に白痴までいかずとも考えの浅い人間だったならばあっさりと受け入れられたのかもしれないが、如何せんフィアンマという青年は頭が良く、考えも逐一深く細かかった。
男女間についての知識ならばある。実際に昨夜そういった行為もした。しかし同性同士というのは、知識も経験も、フィアンマの脳内には何一つ存在し得なかった。
精々、『排泄器官に挿入すれば激痛が走る』位のもの。それに付随した考えというのも、潤滑油を用意すれば良いのだろうか、という曖昧で不確かなものだ。
人間という生き物は、自分のまったく関知しない出来事や可能性に対して、興奮や混乱、恐怖を抱くものだ。
そして右方のフィアンマは、今この瞬間、一人の人間でしかなかった。
じわ、と目の端に溜まる、塩分が含まれた体液を目にして、オッレルスは口に出さないまでも焦った。
笑顔や嘲笑、驚愕に照れといった表情を見た事は幾度かあれど、フィアンマの泣きそうな顔は、今まで見た事が無かったからだ。
まるで冤罪にも拘らず確定した死刑宣告を待つ被告人の様に、ふるふると小さく身体が震えている様を見つつ、思わず"今日はやめよう"と言いかけたオッレルスを制して、覚悟を決めたフィアンマが言葉を紡ぐ。
いつもの彼とは程遠い、か細い、か細い、頼りない声だった。
そこに甘えはなかったものの、相当な、まるで自殺に挑む臆病者の如き震えた声。

「……、…俺様は、…我慢、出来る。多少の、痛みは。お前相手に、屈辱は、無い」
「…フィアンマ」

自分に言い聞かせる様な前者の言葉と、相手に言う為の後者の言葉。
組み合わせた一つの発言は多少自らを奮い立たせる作用でもあったのか、フィアンマは未だ涙目のまま自分の服に手をかけた。
初めての行為に関する無知と恐怖。混乱と我慢。相手への信頼に基づいたなけなしの勇気。その姿が正に生娘の其れだという事に、フィアンマは自覚が無い。
共に暮らすようになった当初より、ほんの少しだけ伸びたセミロングの赤い髪を揺らして俯く青年の細い肩を抱いて、そのまま自然な動作でベッドへと押し倒しつつ、オッレルスは密かに決意する。

「『絶対』という言葉は嫌いなんだけどな。存在しないものだしさ」
「オッレルス…?」
「まぁ、でも、たまには俺も、男らしさを見せようか」


決意した指針を偽りなく飾りなく、『魔神になれなかった優しい男』は『救世主になれなかった孤独な男』へその愛情でもって、実に珍しく、断言して囁いた。








君は、絶対に俺が幸せにするよ。
175 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/09(水) 23:04:52.79 ID:9b1uLGPAO
+
176 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 23:20:31.86 ID:Vy5Ro1PH0



フィアンマ「…」モゾ

オッレルス「…君を家に『招いた』当初は、こんな事になるとは思ってもいなかったな」ナデナデ

フィアンマ「捨て猫を拾った…ような、ものだろう。随分と、凶悪な」クスクス

オッレルス「そんな感じだったな、認識としては。ただ、君の事を嫌いだと疎んだ事は無かったよ。俺がただ単に世間から"ズレ"てしまっているだけかもしれないし、戦争で何も失っていないからかもしれないが」

フィアンマ「…俺様にはよく分からん」

オッレルス「……君が大手を振って歩ける日は、もう来ないと思う」

フィアンマ「…分かっている。上条当麻に敗北した時点で、逃亡させられた時点で、そんな事は認識済みだ。だが、お前に拾われなければ、この身を挽肉にしながらでも生きていく心持ちだった。あの男が、命を賭して俺様に見せようとしたものが、きっとこの世界にはあるからだ」

オッレルス「……」

フィアンマ「その内の一つは、もうお前に見せてもらったよ。本当の好意と、愛情というものを。効率や理屈の要らない純粋な其れを。だから、ひとまず俺様は幸福だ」

オッレルス「…そうか」

フィアンマ「神父としてやってはいけない事をして初めて、神父の本来あるべき姿が見えた気がする。お前のお陰だ、オッレルス」

オッレルス「俺は何もしていないよ。それは君が自分で見つけた事だ」

フィアンマ「お前がそう言うのならば、そうかもしれんな。 はは、俺様が他人の意見を本気で真面目に取り入れる日が来ようとは…」

オッレルス「………フィアンマは、俺と居て楽しいか?」

フィアンマ「あぁ、楽しいよ。愉快で、幸福だ。産まれてこの方遭遇した事の無い幸福の絶頂だ。総括して表現してしまおうか。俺様は、オッレルスを、本当に、心の底から愛しているよ。だから、楽しい」

オッレルス「……抱きしめても、良いか?」

フィアンマ「…あぁ」









フィアンマ(雨が酷いな)ウーン

オッレルス「…」スー

フィアンマ「…」ホッペツイツイ

オッレルス「…」モゾモゾ

フィアンマ(暇だ)ツイツイ




次の悪戯>>+2
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/09(水) 23:26:59.39 ID:zeDmy5o6o
ksk
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 23:31:30.32 ID:Uqe2ewaM0
キスマークをつける
179 :俺様とずっと一緒に居てくれ  ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/09(水) 23:50:17.98 ID:Vy5Ro1PH0

フィアンマ「……」カリ アム

オッレルス「んん…」モゾ

フィアンマ(噛んでから吸い付けば…良いのか?)ウーン アムアム

オッレルス「フィアンマ…?」ウトウト

フィアンマ「疲れているんだろう。寝ていろ」

オッレルス「ただ寝てると…君…ちょっかい、出すだろ…」ギュウ

フィアンマ(しまった、これでは身動きが取れん…まぁ、鎖骨に強く跡が残った事だ、よしとするか)

オッレルス「…フィアンマ…好きだよ…」ムニャ

フィアンマ「…ふん、もう聞き飽きた」ギュウ

フィアンマ(だが、言われると心地が良い。信用はしても、今まで信頼はしてこなかったというのに。他人と共に居る状態が心地良いというのは、初めてだ)スリ

オッレルス「…」スヤ

フィアンマ(神父服を着、ロザリオを握り、神に祈りを捧げていただけのあの頃よりもずっと、今の方が、人に手を差し伸べられるような気がする。懺悔を聞き唯赦すだけではなく、免罪符を売るのではなく、本当の意味で、あの男の様に手を差し伸べる事が。今更、もう遅いのかもしれんが)ムギュウ

オッレルス「……」クゥ

フィアンマ(好意とは恐ろしいな。悪意と違い、上手く躱せない。だが、不快ではない。まるでぬるま湯だ。裏切られるのを待つまでの、優しい泥沼。信じていればいただけ、見捨てられ泥沼で溺れた時、苦しむ事位予想出来ているのに)ヌクヌク

オッレルス「…」スヤスヤ

フィアンマ(されど、引きずり込まれて尚逃げたいと思わないばかりか、同じ様にお前を好きになったのは、より一層深く泥沼へ沈む勇気が出たのは、きっとお前が『不完全で優しい』男だからだ、オッレルス)

オッレルス「……」ムニャムニャ

フィアンマ「Si prega di stare con me molto.…まぁ、言わんでも、お前はそうするのだろうが」

オッレルス「……」スー




次の悪戯>+2
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/09(水) 23:50:25.95 ID:hR7mX79lo
ksk
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 00:22:37.57 ID:BGst05By0
パンツを隠す
182 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/10(木) 00:42:06.49 ID:Ne59vJ+z0

フィアンマ(俺様をここまで変えたんだ、多少の辱めは受けてもらおうか)イソイソ

オッレルス「…」スー

フィアンマ「…」ウーン ゴソゴソ

オッレルス「ん…」モゾ

フィアンマ(脱がし辛い…動くな)ヨイショ

オッレルス「…すー…」クユクユ

フィアンマ(よし、これで良いか)ウン

フィアンマ(脱がしたのは良いものの、このパンツは何処に隠せば良いんだ)

オッレルス「…」スー

フィアンマ(牛柄…一時的に何か良いあだ名は浮かばないものか)ジー

オッレルス「…」ムニャムニャ

フィアンマ「カウレルス…か」ボソ





オッレルス「恥ずかしくて死ぬかと思ったよ」

フィアンマ「今まで幾度も死線を潜ってきた魔神候補が何を言う。そうそう羞恥で人が死ぬものか」フン

オッレルス「それにしてもあんな場所に隠さなくたっていいだろう」ハァ

フィアンマ「俺様は隻腕だぞ、取り出すのが大変な場所に隠す訳が無いだろう、面倒な」

オッレルス「子供達の内誰か絶対見たな…」ハァア

フィアンマ「ビリビリに破かれた訳でもあるまいし、パンツを見られた位で大袈裟だなぁ」

オッレルス「脱がすぞ!」メッ

フィアンマ「ほう、やってみるか?この俺様と?俺様は賭けに強いぞ」ドヤ

オッレルス「…何か悲しくなってきたからやめておくよ。夕飯の準備をしよう」ハァ

フィアンマ「そうだな」ウン



フィアンマ(といっても作業の大半はオッレルスがやるために暇なのだが)ウーン




次の悪戯>>+2
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 00:42:43.74 ID:R1fuL9cko
ksk
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/10(木) 00:44:11.93 ID:8q70GoVxo
【探さないでください】と書き置きし、隠れて観察
185 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/10(木) 07:29:59.96 ID:i/E0b/yAO

フィアンマ(家出したフリをしてみるか)ウン

オッレルス「…」チョウリチュウ

フィアンマ(書き置き…『探さないでください』…名前を右下に付け加え…これで良いか)イソイソ ササッ

フィアンマ(しばらく身を隠してオッレルスの出方を見る)ワクワク



オッレルス「あれ、フィアンマ見なかったか?」

子供「ううん、見てないよ」

オッレルス「おかしいな、今さっきまで居たんだが…」ウーン

子供(私赤いお兄さんが隠れてるの知ってるけど、まだ言わなくていいかなぁ)ソワソワ

フィアンマ「……」シー ←壁と壁の僅かな隙間に隠れている

子供(ホラー映画みたい…うん、まだ内緒にするね!)メクバセ

子供「オッレルスさん、書き置きがあるよ」

オッレルス「書き置き?」

オッレルス「」

子供「…オッレルスさん?」

オッレルス「…………とりあえず食事にしようか。君達は先に食べていてくれ」

子供「「「はーい」」」



オッレルス(サーチ術式を使うのも久々だな。慣れないし精度も良くは無いが、大体の位置は判るだろう)カリカリ

オッレルス(定義する。…に因って硬く定義せよ。…理論値と誤差が出そうだな。とりあえずこの陣で行使してみるか)ウーン イソイソ


机<キラッ


オッレルス「…」フー

オッレルス(本当ならもっと不純物の少ない粉の方が良いんだろうとは思うが、流石に我が家では遺骨の粉なんて用意出来ないからな)シーン

オッレルス(座標判定が出るまで残り時間暫定一分。…しかし、何でまた急にあんな…メモ書きまで残して…楽しいとは言ってくれていたが、やっぱり俺に不服があったのか?それもそうだよな、出来損ないの男だし)グスグス

フィアンマ(泣き始めた…だと…?…いつもの事だが…そんなに、俺様が居ないだけで恋しく、泣き出す程悲しいのか)←気配を隠して壁の間に隠れている

オッレルス「フィアンマ…」ブワッ

フィアンマ「……、…オッレル、ス」スポン ←壁の間から出てきた

オッレルス「! フィアンマ、何処に行ってたんだ!いや、答えなくてもいい、戻って来てくれたなら」ガバッ ギュウ

フィアンマ(なけなしの良心が痛む…)ウゥ ギュ






(謝罪の念を込めて、オッレルスにフィアンマが)何をする?>>+2
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/10(木) 07:43:48.28 ID:1R4QfHH10
種明かし
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 10:20:31.98 ID:BGst05By0
188 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/10(木) 13:15:03.36 ID:i/E0b/yAO

フィアンマ「何処に行っていたのかと問われれば…ずっとお前の傍には居たぞ」モゴ

オッレルス「家からは出てなかったのか?」キョト

フィアンマ「あぁ。壁と壁の隙間に魔術的効果を施して収まっていた。子供達には黙っていてくれるように頼んでいた」コク

オッレルス「何で急にそんな事を」ハァア

フィアンマ「俺様が唐突に家出をした時の反応が知りたかっただけだ。黙々とサーチを始めるから、驚いたぞ。しかも泣き出したりして」ギュウ

オッレルス「出て行ったかと思って本当に心配したんだ…満足したなら、もうしないでくれよ。フリとはいえ、急に家出は」ギュウギュウ

フィアンマ「すまん。…、……悪、かった」スリ

フィアンマ(腕力が尋常じゃないせいで呼吸がままならんのだが)ウグ





オッレルス「……」ムスー

フィアンマ(まだ怒っているのか…)ウーン

フィアンマ(腹が一杯であまり行動したくないのだが…この状況は俺様の本位じゃあない。となればやはり、言動のみの謝罪では足りんか)



どうやって(オッレルスに)謝罪の意思を表そう>>+2
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/10(木) 13:21:42.84 ID:BGst05By0
ksk
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/10(木) 15:06:49.57 ID:8q70GoVxo
焼き土下座
191 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/11(金) 00:33:57.38 ID:I/16A0Ll0

フィアンマ(普通に謝罪しても足りんというのなら、つまりは誠意を見せろということだ。そしてオッレルスは金で誠意を見せろというタイプではあるまい。という事は、身体を張って謝るが正解か)イソイソ

オッレルス「…」ムスゥ

フィアンマ「オッレルス」ジー

オッレルス「何だよ…!?」

フィアンマ「今からそこの鉄板に膝をついてお前に向かってひれ伏す。ちゃんと額もつける。それで赦してもらえるだろうか」マガオ

オッレルス「し、しなくていい、アホの子かお前!」アワアワ

フィアンマ「しかし、お前は俺様に憤怒の念を抱いているだろう。隣人愛を持ち他人を怒らないのが一番とはいえ、俺様がその原因にある以上、俺様がお前を犯罪者にしてしまったようなものだ。責任を取らねばなるまい」

オッレルス「真顔で言うな、落ち着けよ、別にもう怒ってないから」ドウドウ

フィアンマ「大…丈夫だ…問題無い…一人で出来る」カタカタ ガタブル


鉄板<ジュウウウウウウウウ


オッレルス「震えてるじゃないか。いくら君がエキスパートとはいえ火傷に強い訳じゃないだろう、そもそも暑がりなんだし…ってそうじゃない!だからやめろって!」ハガイジメ

フィアンマ「どうせ俺様なんか戦犯だしニートだし『右方』なのに右手無いしいっそこのままウェルダンで焼かれて死んだ方が良いに決まっている、離せ」ジタバタ

オッレルス「だから!話を!聞けよ!」






オッレルス「…落ち着いたか?」ヨシヨシ

フィアンマ「俺様は最初から落ち着いている」ボロッ

オッレルス「あぁそうだろうな、そうじゃなければ目は据わってないし魔術も使わなかっただろう」ボロッ

フィアンマ「…俺様は口先でしか謝罪をした事が無い。だから…誠意を持って本気で謝る、という普通が分からん」ショボン

オッレルス「……立場的にもそうなるか。責任ある立場になるまでは神父だっただろうしな」ナデナデ

フィアンマ「言葉で謝罪をしても長時間お前はむすくれているし、金をやって解決しようにも元手が無い上、お前には無効手だ。だからどうするか悩んだ結果暴挙に出た…という自覚はある」シュン

オッレルス「考え事をしていただけだよ。君の事を怒ってた訳じゃない」ウン

フィアンマ「……」コクン

オッレルス「今日はもう寝ようか」ヨシヨシ

フィアンマ「…」コク




オッレルス「……」スヤ

フィアンマ「…」ジー

オッレルス「…」ムニャムニャ

フィアンマ「…お前の態度が分かり難いせいだ」ボソ

オッレルス「…」スー

フィアンマ「………」ショボン




次の悪戯>>+2


192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/11(金) 01:02:40.42 ID:rITo65wso
kskst
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 01:50:43.57 ID:1rP9xd9q0
頬擦り
194 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/11(金) 20:19:10.80 ID:7X025BJI0

フィアンマ「…」スリスリ

オッレルス「くすぐっ…ふふ」モゾモゾ

フィアンマ(もっと身悶えるが良い)スリスリ ペタペタ

オッレルス「ん…」パチ

フィアンマ「……すー」ネタフリ

オッレルス「…俺の気のせいか」ウーン

フィアンマ「……」ウスメ

オッレルス「…狸寝入りしても無駄だぞ」ウン

フィアンマ「何故分かった」ムム

オッレルス「大体分かるさ。君は分かり難い行動をとっているつもりだろうが、裏をかけばすぐに読める…意味不明な行動以外はな」ヨシヨシ

フィアンマ「意味不明とは何だ」ムー

オッレルス「ダイナミック後ろ向きな土下座とか、色々さ」ウン

フィアンマ「………」ムムム

オッレルス「それにしても…君も飽きないな」フー

フィアンマ「何の話だ」

オッレルス「悪戯の話だよ。最近主に俺に対して悪戯するのがマイブームだろう、フィアンマ」

フィアンマ「何故分かった」

オッレルス「大体分かるさ」ニコ

フィアンマ「…毟り取ってやる」グイー

オッレルス「痛い痛い、こら」ホッペタノビー

フィアンマ「…」パッ

オッレルス「…」ハァ

フィアンマ「悪戯されていると理解して尚、何故怒らん。時折笑って済ませられないような事もしているはずだが」

オッレルス「どうしてだろうな…強いて理由をあげるとすれば」

フィアンマ「すれば、何だ」ジー

オッレルス「>>196
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 20:24:28.31 ID:x9a6lssjo
ksk
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/11(金) 20:25:56.94 ID:rITo65wso
フィアンマが寝ている間に(フィアンマを)ぺろぺろしているからだろうな
197 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/11(金) 21:19:26.66 ID:7X025BJI0

オッレルス「フィアンマが寝ている間に、(フィアンマを)ぺろぺろしているからだろうな」ウン

フィアンマ「ぺろ…?舐めるという事か。…何をだ?」キョト

オッレルス「何をって、眠っている君しか居ないだろう。俺はそんなに飴やチョコは好きじゃない」コク

フィアンマ「」

フィアンマ「冗談だろう?いつもの仕返しのつもりなのか?」

オッレルス「冗談なものか。俺が君に嘘をついた事があったか?」

フィアンマ(無い)

フィアンマ「……最近寝苦しい、暑いと感じた事が多々あったのはもしや」

オッレルス「多分、というかほぼ完全に俺のせいだろうな」キッパリ

フィアンマ「」

フィアンマ「お…俺様は、食べても美味くないぞ、きっと…肉付きも悪いしな」カタカタ フルフル

オッレルス「別に食べようとして舐めてた訳じゃない。少し前の君じゃあるまいし」ヨシヨシ

フィアンマ「? 食すのを我慢したが故の堪え切れない行動でないとしたら舐める理由が無いだろう」キョト

オッレルス「甘くて美味かったんだ」シンミリ

フィアンマ「……、…さ、錯覚だ、俺様は普通の人間だよ」ガタブル

オッレルス「だからそういう事じゃ…」ハァア

オッレルス(そこで「変態」とか罵らないでカニバリズムに発展させて考えてしまう辺りが、むしろフィアンマらしいか。しかしそれにしても怯え過ぎじゃ…あぁ、人間自分に思い当たる節があればあるだけありありと想像出来るものか)ジー

フィアンマ(確かに俺様は禁書目録を遠隔制御霊装で苦しめたし戦争の引き金も引いたし聖ピエトロ大聖堂を壊して教皇を昏倒させロシアの司教を騙した上ヴェントの舌を少し裂きアックアの力を結果的に奪いテッラを見殺しにしたり...etc上条当麻の右腕も切断したり色々したが、オッレルスに食われるというのは、いくら何でもあんまりだろう…、…妥当な罰…なのか? い、嫌だ、それだけは…生きたまま食われるのだけは、嫌だ)ジワッ グス

オッレルス「本当に人の話を聞かないな君は…大丈夫だよ、そういうんじゃない。美味いというのも一種の…比喩、例えだ」ヨシヨシ ギュウ

フィアンマ「喩え…?」ジトー

オッレルス「素直に言い表すには難しいな…少なくとも、君を食したい訳じゃない」ウン

フィアンマ「そうか…」ホッ

オッレルス(普段尊大な態度の人間が涙目になると庇護欲以上に嗜虐心を煽るな…可愛いからか)ジー







(オッレルスがフィアンマにする)悪戯>+2



198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/11(金) 21:23:12.89 ID:rITo65wso
kskst
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 21:25:30.86 ID:taB6KExU0
目の前で楽しみにしていたプリンを一飲み
200 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/11(金) 22:02:44.77 ID:7X025BJI0

オッレルス「腹が減ったな」ムクリ

フィアンマ「」ビク

オッレルス(まだ信じてないのか…少し脅かしてみようか)

オッレルス「うーん…」ノビー




オッレルス(さて、フィアンマが楽しみにしていたプリンを手中に収めたが…)チラ

フィアンマ「……」シュン

オッレルス(大事な妹が神への供物として生贄に捧げられる事が分かった後の兄みたいな顔してるな…)キュン

フィアンマ(俺様のプリン…しかし、俺様自身の身体とプリンどちらをオッレルスに捧げるかといえば前者しか)ウゥ

オッレルス「……」シャカシャカ ピチャポチャ

フィアンマ(飲み物にしやがって、この野郎)ジー

オッレルス「…」ゴクゴク

フィアンマ「……」ズーン

オッレルス「…」プハ

フィアンマ(おのれオッレルス…こうなれば食われる前に食うしか…しかし取っ組み合いになれば勝率が怪しいところか。しかし、せめてプリンの敵位は取らねばなるまい。如何に寛大な俺様とはいえ、今の行為は許容出来ん。せめて食っていれば良いものを振るなどと…人肉ジュースにして俺様も食う気だろう) ←元:救世主+人間不信 現:ヤンデル+人間不信

オッレルス(すごく目が据わっているんだが…嫌な予感がする)ゴミステ

フィアンマ「……オッレルス」

オッレルス「…何だ?」ピク






(フィアンマがオッレルスにする)悪戯or復讐>>+2
201 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/11(金) 22:05:23.10 ID:W8m6jiQAO
過不足
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/11(金) 22:06:17.59 ID:rITo65wso
全裸になってビックリするほどユートピア
203 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/11(金) 22:17:36.40 ID:7X025BJI0

フィアンマ「そんなオッレルスは俺様の知っているオッレルスじゃない。サタンが憑いているに違いない、だから気の狂った行動をとるんだ…」ボソボソ

オッレルス「……」ヒヤアセ

オッレルス(得体のしれない嫌な予感がする)

フィアンマ「安心しろ、ロザリオも聖水も此処には無いがユートピア位ならば今の俺様でも出来る。隻腕で効果の程が出るかは分からんが」

オッレルス「ユートピアってなんだ、何をする気…いや、何で急に服を脱ぎだしているんだ」

フィアンマ「まず全裸になり…自分の尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき…」マガオ




    人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
    Σ                    て
    Σ  びっくりするほどユートピア!    て人__人_
    Σ         びっくりするほどユートピア!  て
     ⌒Y⌒Y⌒Y)                    て
           Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
 _______
 |__       (゜∀゜)ノ
 |\_〃´ ̄ ̄ ヽ..ヘ(   )ミ
 | |\,.-〜´ ̄ ̄   ω > (∀゜ )
 \|∫\   _,. - 、_,. - 、 \ (  ヘ)
   \   \______ _\<
    \  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
      \||_______ |



                〜〜〜10分程びっくりするほどユートピア!〜〜〜





フィアンマ「…」マンゾクゲ ←服を着た

オッレルス「…」ジワ ←急展開に泣きそう

フィアンマ「これで少しは(お前の中のサタンも)懲りただろう?」ウン

オッレルス「懲りたからもうしないでくれ…」ガタガタ

オッレルス(恐ろしいものを見てしまった)ガタブル

フィアンマ(ついでに復讐も完了したな)フフ ドヤァ





次の悪戯>>+2
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/11(金) 22:20:16.64 ID:rITo65wso
kskst
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 22:24:05.26 ID:taB6KExU0
今度は木山てんてーをデリヘルでこっそり働いてるから呼んじゃう
206 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/11(金) 22:58:10.88 ID:7X025BJI0

フィアンマ「…」ウーン カチカチ

オッレルス(寝よう、寝て忘れてしまおう…)ウゥウ

フィアンマ(こうか)ピッ カチカチ



―――三時間後


木山(普通のアパートメントだな…初仕事だ、子供達の為にも頑張ろう。気を引き締めなければ)ピンポーン ソワソワ

オッレルス「はい、どちら様…」ネムネム ガチャ

木山「あ、…あー…『ハートフルキューピッド』から来ました」ガチガチ ←緊張

オッレルス「………」

木山「……」ドキドキ

オッレルス「…大体事情は掴めた。わざわざ来てくれたのに申し訳無いが、…日本円で良いかな」っ一万円×4

木山「ありがとう、しかし」オズ

オッレルス「こちらにも事情があってね。すまないが、受け取って真っ直ぐ帰ってくれると嬉しい。足りないならもう少し出すよ」

木山「良い人だな、君は」ペコ ウケトリ

オッレルス「…ふ、ふふ。ありがとう」ノシ







オッレルス「……」ベシッ

フィアンマ「『北欧玉座』で殴るなよ。流石の俺様でもそれは痛い」ムー

オッレルス「『第三の腕』で難無くガードしながら言う台詞じゃあないな」ハァア

フィアンマ「流石に今さっきのは悪ふざけが過ぎた自覚はある。すまない」ウン

オッレルス「この家は俺と君の二人で住んでる訳じゃないんだからな。子供達が万が一起きていたら…」ヤレヤレ

フィアンマ「俺様とお前との性行為を見られた場合の方がマズイだろうに」

オッレルス「…」シー

フィアンマ「…」ング





オッレルス「…」スヤスヤ

フィアンマ「…」パチ

オッレルス「…」スー

フィアンマ「…」ノビー

フィアンマ(もう朝か)ウーン





次の悪戯>>+2
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/11(金) 23:00:01.01 ID:x9a6lssjo
ksk
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/05/11(金) 23:47:59.92 ID:amtQ3Hxp0
縄で縛る
209 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/12(土) 00:37:10.94 ID:lRUnIIgv0

フィアンマ(オッレルスが起きだす前に事を済ませてしまうか)イソイソ

オッレルス「…」スヤァ

フィアンマ(亀甲縛り…とは、こうだったか)ウーン グイグイ

オッレルス「っぁ…」フル

フィアンマ「……」ジー

オッレルス「…」スー

フィアンマ(この状況下でも眠っていられるとは図太い奴だ。…俺様を信頼しているから、眠り続けていられる、のか。…考えるな)ウゥ



フィアンマ(よし、出来た。完璧な亀甲縛りだ。食い込みも問題無い)ウン

オッレルス「ん…?」パチ

フィアンマ「目が覚めたか、オッレルス」

オッレルス「……!? 縛られてるッ!?」

フィアンマ「少しやりたい事があってな。少し間縛らせてもらった。何、安心しろ。朝食までには終わらせるさ、子供達が可哀想だからな」ウン


オッレルス「縛ってまでやりたかった事って何だよ」ウググ ジタバタ

フィアンマ「アレだよ」

オッレルス「アレ…?」

フィアンマ「縛っておかなければいけないという程でもなかったか、一応安全性を保つ為にもな。暴れられたくは無い…ま、この時点でも俺様にとっては嬉しい特典もついてくる」ウン

オッレルス「特典?」モゾ

フィアンマ「視姦というヤツだ。嬉しいだろう?」ニヤ

オッレルス「別に嬉しくないからな?」ジタジタ





(オッレルスを縛った状態で)次の悪戯>>+2
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 00:41:12.83 ID:cTfUR8wYo
ksk
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/12(土) 00:42:31.99 ID:tZ119enko
くすぐる
212 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/12(土) 14:31:17.76 ID:o2oOyix60

フィアンマ「……」コチョコチョ

オッレルス「ふ、っふふ、やめ、」ジタバタ

フィアンマ「『降参しました』と言え。そうしたらやめるかどうか考えてやっても良いぞ」コショコショ

オッレルス「っふ、あははは、ははは、わか、分かった、降参する、するから」ジタジタ

フィアンマ「……」ニヤニヤ コショコショ


オッレルス「笑い過ぎて腹筋がねじ切れるかと思ったよ…」ゼェハァ ←縄解いてもらった

フィアンマ「はは、俺様の擽りも上達してきたという訳か」マンゾクゲ

オッレルス「まったく…飯を作ってくるよ」ウン

フィアンマ「手伝ってやる」コク




フィアンマ「……」ゴロゴロ

オッレルス「……」ペラリ

フィアンマ(読んでいるのは、…雪白姫か。発展させた術式なら少し使えるが、俺様は姫という柄じゃないからな…使う気になれん)グデーン

オッレルス「…」ペラ

フィアンマ(必要に駆られ何度か使った事はあったが、自分の口から可愛らしい声で『心優しい小鳥さん』だの『素敵な七の小人さん』だのと言葉が出る状況は寒気がしたものだ)ウゥ

オッレルス「……」ウーン

フィアンマ(と言っても使える術式が限定されているからな…『聖なる右』は以前よりも更に空中分解する可能性が高い上に弱体化しきった以上、時には『雪白姫』の術式も使わねばなるまい。赤と白は俺様の身体でそのまま良いとしても、黒が足りん)ウーン

オッレルス「……」ペラッ

フィアンマ(しかし髪を黒に染めるのは嫌だな。まぁ、その場に『黒』があれば問題なく術式発動は出来るが)ノシカカリ

オッレルス「……」ペラ ギュウ

フィアンマ(他の『炎』の術式の用意をする方が効率的だろうとは思うのだが)ウー ギュー






次の悪戯>>+2



213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 14:32:35.44 ID:We0C6COn0
シンクロスイミング
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 15:17:27.76 ID:laoq+NSq0
キスして逃げる
215 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/12(土) 16:42:41.27 ID:xnFpeZn10

オッレルス「…」ウーン

フィアンマ(澄んだ明るい緑だな…少しボサボサしているが、淡い色の金髪も綺麗だ)サワサワ

オッレルス「…」ペラッ

フィアンマ(美しいものは好きだ)ナデナデ

オッレルス「……」ペラリ

フィアンマ「…」チュ

オッレルス「ッ、フィアンマ?」

フィアンマ「…」ダッ

オッレルス(逃げられた…逃げ足速いな)ドキドキ



フィアンマ(少し乾いていたな…さて、何処に隠れようか)ボンヤリ

オッレルス「フィアンマ」キョロキョロ

フィアンマ(この分ではすぐに見つかってしまうな。それもつまらん、どうせならこのまま徹底的な隠れんぼに持ち込みたいものだ)イソイソ

オッレルス(仕方ない、サーチ術式を使うか)カリカリ

フィアンマ(サーチ術式か、完成する前に逃亡するとしよう)





何処へ逃げよう(隠れよう)?>>+2
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) :2012/05/12(土) 17:59:52.33 ID:BSCRJ/Bs0
ksk
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/12(土) 18:02:59.13 ID:We0C6COn0
らーめん二郎
218 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/12(土) 20:33:06.54 ID:DxFOh9dk0

フィアンマ(日本まで逃げてきたのはいいものの、時差から考慮してすぐ戻らねばなるまい)ウーン テクテク

客「ギルティ…ギルティだ!テメェ!」

客2「ロットを乱しやがって…」

フィアンマ(騒がしいな。喧嘩か、強請か)チラ

男「ひっ、い、いつもは食いきれたんだ、許してくれっ」

客「テメェのせいで麺がいくつ廃棄になったと思ってやがる」

男「ひぃっ」グス

フィアンマ「何を争っているんだ」テクテク

客2「あ? コイツが新入りでも無いのにペースを崩した上、残しやがったんだ。二郎…いいや、食物への冒涜だ」ゲシッ

男「うぅ…」カタカタ

フィアンマ「罪人を罰しているというのなら俺様も文句は言うまい。しかし、蹴りを入れているお前は、小中高と日本で過ごしてきただろう。給食制だったか?」

客2「だから何だよ…小学校の時は給食だったけど」

フィアンマ「お前が沢山食べなかったせいで、小学校の給食ではどれだけの残飯が捨てられ、無駄にされたのだろうな。今論じている食物への冒涜に当たるんじゃないか?」

客2「な…」ウググ

客「それは…一理、ある…」ウグ

フィアンマ「この中で食物を無駄にした覚えが一度も無いものだけ罰を与えろ。そうでなければ、この男に下される罰は神が決める」

客2「…っ、もう来るんじゃねぇぞクズ」スタスタ

客「チッ…」スタスタ

フィアンマ(醜いな)シミジミ

男「あ、あの…」

フィアンマ「ん?」

男「俺、その…全部食いきれると思ったんです。でも何か今日だけ調子が悪くて…」

フィアンマ「そうか。ならば俺様はお前を罪人だとは思わんよ。しっかりと立て」ウン

男「本当にありがとうございましたっ」ペコ

フィアンマ「構わん」ノシ

フィアンマ(新約での『神の子』の再現をする羽目になろうとはな)フフ





フィアンマ(あれから二時間も経過したことだし、帰るか)

フィアンマ「ただいま」

オッレルス「お帰り…はぁ。…異様につやつやしてるがどうしたんだ?」キョト

フィアンマ「ん? 人助けをしてきた。ただそれだけだよ」ニコッ

オッレルス「…そうか。よく分からないが、昼飯にしよう」

フィアンマ「あぁ」



オッレルス「…」ダラーン

フィアンマ「…」グデーン




次の悪戯>>+2
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 21:24:55.16 ID:laoq+NSq0
ksk
220 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/12(土) 21:53:17.44 ID:okXZeFxAO
可燃ごみで突然五z…大文字焼きを始める
221 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/12(土) 23:29:31.75 ID:3S9JrA/AO

フィアンマ「………」イソイソ

オッレルス「?」ジー

フィアンマ「…寒い」イソイソ


可燃ゴミ<ゴォオオォオオオ


オッレルス「?! 危ないからやめろ」アワワワ

フィアンマ「寒いんだ、仕方ないだろう」カタカタ

オッレルス「…もしかして、風邪引いた…のか?」ショウカー

フィアンマ「……風邪?」

オッレルス「ちょっとこっちに顔向けてくれ」

フィアンマ「ん…」

オッレルス「…熱があるな」ペタリ

フィアンマ「寒い…何とかしろ」フルフル

オッレルス「とりあえずほら、ベッドに寝て…毛布はどこにしまったかな…」ガサゴソ



フィアンマ「…やはり、寒い」モコ

オッレルス「大人しく寝て治すしかないな。何か食べたいもの、飲みたいものはあるか?」ヨシヨシ

フィアンマ「……>>223が、良い」オズオズ
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/12(土) 23:29:52.29 ID:cTfUR8wYo
ksk
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/12(土) 23:45:15.57 ID:tZ119enko
せいしとあいえきとはちみつのこんごうえきをにりっとる
224 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 02:26:18.70 ID:tG7b1cyAO

フィアンマ「……せいしと…あいえき、と…はちみつの、こんごうえき…を、にりっとるが、良い」オズオズ

オッレルス(精力を補う方法として彼の中では有効手なんだろう。俺にはよく分からないが)

オッレルス「……、…今君が挙げた内、精液と蜂蜜しか用意出来そうにないし二リットルは不可能だが、それでも良いか?」ナデナデ

フィアンマ「…湯で少し伸ばして…蜂蜜を、多めにしてくれ」ケホ コクン



オッレルス(……壮絶な色合いというか…成分の液体だな、コレは)

オッレルス「起き上がって飲めるか?」っマグカップ

フィアンマ「飲め、る…」ノロノロ ムクリ

オッレルス「……」ミマモリ

フィアンマ「…ん」コク コク

オッレルス(味覚が馬鹿になっているのか分からないが、普通の顔をして飲んでるな。俺としては見ているだけで吐き気がするんだが…あぁ、でも考えようによっては物凄く卑猥だ)ムラムラ

フィアンマ「……けほ」っ空のマグカップ

オッレルス「片付けてくる」ウン



フィアンマ「…」パタリ ジトー

オッレルス「ただい…どうしたんだ、そんな顔して」

フィアンマ「……」モゾモゾ

オッレルス「寂しかったのか?」ヨシヨシ

フィアンマ「おれさまは、別に…寂しくなぞ、無い」ケホ

オッレルス「ぼんやりしてるぞ、そのまま寝た方が良い」

フィアンマ「ん……」グッタリ




(オッレルスがフィアンマに)何をする?>>+2
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/13(日) 09:01:38.43 ID:Q5kxEvUwo
ksk
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 16:34:11.62 ID:B7GkyIk00
撫でる
227 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 17:36:17.94 ID:NKg9j6OC0

オッレルス「…」ナデナデ

フィアンマ「…心、ぼそい」ポツリ

オッレルス「………」

フィアンマ「…まだしにたくない。しね、ない…っけほ」グス

オッレルス「誰が死なせるものか。君は、…俺のものだ。もう何も失いたくはない」

フィアンマ「俺様は、物じゃない…」ボンヤリ

オッレルス「比喩表現だよ」ヨシヨシ

フィアンマ「……、…頭が痛い」スリ

オッレルス「薬の類は無いからな…良い回復魔術の霊装が無いか探しに行って、ッ?」

フィアンマ「…行くな。此処に居ろ。…ここに、いてくれ。おれさまの、傍に居てくれ…。独り、に、…もう、…ひとりぼっちに、しないでくれ」ガシ

オッレルス「…、…あぁ」ギュウ

フィアンマ「淋しいのは、…いやだ」ギュウ

オッレルス「君が眠りに就いても、ずっと此処に居るよ」

フィアンマ「…」コクン









フィアンマ(死ぬかと思ったが…治ってみれば大した事は無いな)ノビー

フィアンマ「身体が鈍ったのか未だ怠いな」ハー

オッレルス「3日も寝込んでればそうなる。しかし、元気は出たみたいだな。とはいえ病み上がりなんだし、あまり無茶はするなよ」

フィアンマ「それ位解っているさ」ウン

オッレルス「……」ギュウウ

フィアンマ「? …苦しいのだが」ムグ ベシベシ

オッレルス「君は弱っている時程可愛くなる生き物なんだな」シンミリ

フィアンマ「何の話だ。人の事を特別な生き物扱いするんじゃない」ムム

オッレルス「こっちの話だよ…はぁ」ギュ

フィアンマ(意味が分からん)ムスー






次の悪戯>>+2

228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 17:41:05.06 ID:B7GkyIk00
ksk
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) :2012/05/13(日) 19:22:18.23 ID:fCTK3lUi0
お医者さんごっこ
230 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 19:51:36.79 ID:PXrPXkgE0

フィアンマ「…」モソモソ

オッレルス「? 何で脱がそうとするんだ」ソシ

フィアンマ「『お医者さんごっこ』がしたい」ウン

オッレルス「児童心理学では大事な事らしいね。でも君は3歳から6歳の子供じゃない」ググ

フィアンマ「ならこのまま性行為に持ち込めば良いのか?」ジー

オッレルス「急にどうしたんだ」ハァ

フィアンマ「発熱時、体温が高過ぎると生殖能力が著しく低下する可能性がある。気になるだろう。俺様のを見られる事を前提に、まずはお前のモノを見る」モソ

オッレルス「いや、あるけど大丈夫だよ、君微熱だったから…というよりも、俺の性器なら散々見ただろう」アワアワ

フィアンマ「忘れてしまった…というのは冗談だが、明るい所でまじまじと見た事は無かったからな」

オッレルス「ちょッ」ビクッ



「見るだけだと言、っう」
「そんな事は一言も口にしていないが。触ろうが扱こうが俺様の勝手だろう」
「痛たたた、何か、痛い」
「ふん、愉快なヤツだ。嗜虐心を煽っているのか?」
「そんな訳無いだろう、…っん…怒るぞ」
「ほう。怒ってみろ」
「は、っ…よし、怒った」
「ん、んっ…う…オ、ッレルス…」
「気持ち良いか?」
「ん、…」











フィアンマ「……」マンゾクゲ

オッレルス「君にプライバシーという概念は無いんだな…」ハァア

フィアンマ「時折尊重はしているだろう。今はその時ではない」ウン

オッレルス「……」ジトー

フィアンマ「何だ」ジー






次の悪戯>>+2

231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 19:53:14.18 ID:IfXjs3bGo
ksk
232 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/13(日) 20:13:07.70 ID:prMebBZAO
某台所に発生する暗黒の使者(昆虫)を素手で捕まえてきて処分方法を尋ねてみる

あれ? この国にい…るかとかこまけぇこたぁry
233 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 20:48:04.30 ID:PXrPXkgE0

子供「赤いお兄さん助けてー」アワワ

子供「だいどころー」アワアワ

フィアンマ「ん? すぐ行く」カジョウハンノウ

オッレルス(相変わらず助けてとか救ってくれとかっていう言葉に弱いな)ミオクリ



フィアンマ「オッレルス」

オッレルス「問題は片付いた…の…か…」ビクッ

G「チーッス」 ←フィアンマの左手にしっかり握られたままジタバタしている

オッレルス「」

オッレルス(子供みたいな顔をしてるな…無邪気で、可愛くて…いつも通りだ) ←現実逃避

フィアンマ「捕まえてきたのは良いのだが、コイツは逃せば良いのか?それとも適切な処理方法があるのか?」ウーン

オッレルス「……、…あ、あぁ…えぇと…だな…燃やしてくれ」

G「え、マジで?」ジタバタ

オッレルス「早急に頼む。既に私の手には負えない状態だ」マガオ

フィアンマ「? よく分からないが、燃やして捨ててくる」ウン

オッレルス「ついでによくよく左手を洗ってきてくれ。子供達に手伝ってもらっても良いが、石鹸で丁寧に洗ってきてくれ。良いか、丁寧に、隅々までしっかりとだぞ」ガタブル





G「えっwちょwwwシャレにならないんスけどwwwマジ勘弁wwwアッーww  あ」ボウッ

フィアンマ「くっ、はは! どうした、もっと足掻いてみせろ害虫!」

G「えっ、あっ、ほんと、あつ、やめ」アババ

フィアンマ「惨めな虫けら風情が、子供達を怯えさせた上に俺様の手を煩わせるとはなぁ」

G「ぴいいいいいいいい!!」ゴォオオ





オッレルス(か、考えるな、何も無かった、そうだ、ただフィアンマは俺に顔を向けただけで)ガタガタ ←現実逃避








フィアンマ「戻ったが。外に捨ててきた」ウン

オッレルス「そうか…あれは生き物とはいえ昆虫の中でも汚いものなんだ、次からは素手で触るなよ」ヨシヨシ

フィアンマ「あぁ」キョト

オッレルス(久しぶりに見た…これは大掃除をしなきゃいけないな…)ウゥ

フィアンマ「?」スリスリ





次の悪戯>>+2
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 20:52:10.25 ID:IfXjs3bGo
ksk
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/13(日) 20:55:53.30 ID:Q5kxEvUwo
無意味にエンゼルフォール実行
236 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 21:08:25.48 ID:PXrPXkgE0

フィアンマ「……」イソイソ

オッレルス「…?」ジー

フィアンマ(以前思った事がある。既に歪んでいる世界なら、そのまま何回か歪ませる事で、逆に真っ直ぐ正されるのではないのかと。ズレた属性も、一周回って戻ってくるのではないか、とな)イソイソ

オッレルス「……、…」ジー

フィアンマ(実際俺が何をしたいのかというと、もう一度天使に会いたい、唯それだけにつきるのだが。この家の中以外の人間は信用出来ん。やはり醜い)イソイソ

フィアンマ(陣は構成した。術者本人は入れ替わらないからな…俺様について対策は必要無いだろう。オッレルスについては…、…その内もとに戻すのだから、あまり気にする必要性も無いだろう)

フィアンマ(生命力を魔力に変換し、適切に通わせ、)スッ

オッレルス(あの陣の形…マズイな、)スッ




>>+1のコンマ以下で『御使堕し』判定


00~50 成功

51~99 失敗



>>+2 成功の場合オッレルスの身体は誰と入れ替わるのか(と禁キャラ名) 失敗の場合は効力無しです
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 21:09:26.06 ID:IfXjs3bGo
ksk
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 21:14:06.37 ID:B7GkyIk00
シルビア
239 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 21:36:22.98 ID:PXrPXkgE0
《フィアンマは自分の視覚に特別な作用をかけたので、『御使堕し』によって入れ替わった後の身体を認識しています》


シルビア「間に合わなかったか…」

フィアンマ「ほう」ジー

シルビア「…俺自身としては何の変化も感じられないが…姿は変わっているのか?やっぱり」

フィアンマ「あぁ、意外な人物に変わっているよ」ウン

シルビア「……鏡を見ても分からないしな」ハァ

フィアンマ「……」モミ

シルビア「ッ」ビクッ

フィアンマ「性別が変わると感覚も変わるものなのか」モミモミ

シルビア「っ、ん…やめ、…フィアンマ…何か、妙だ…感覚が、っ…」フルフル

フィアンマ「減るものでもあるまい、おとなしくされていろ」ニヤニヤ





シルビア「陣を正しい順序で崩さないと今度は違う大魔術が展開されるからな…慎重にやらないと」ハァア

フィアンマ(帰ってきたらシルビアと目が合わせられんな)シンミリ

シルビア「聞いてるのか?」ジッ

フィアンマ「あぁ、聞いているとも」ウン




オッレルス「知覚出来ないにしろ酷い目にあった…天使が還ろうとしたんだな、スペインで大火事だぞ」

フィアンマ「死者は出ていないようだがな」

オッレルス「そういう問題じゃない」ベシッ

フィアンマ「…」ムムー

フィアンマ(シルビア@オッレルスの胸を揉むのに集中していたせいで本来の目的、天使との邂逅が出来なかった)ショボン

オッレルス「反省してないな…お仕置きしないと分からないようだね、君は」ハァ

フィアンマ「……」ムムゥ





(オッレルスがフィアンマにする)お仕置きの内容>>+2
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 21:45:16.75 ID:B7GkyIk00
ksk
241 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/13(日) 21:53:28.61 ID:prMebBZAO
理解不能な髪型にする(可能範囲で)
242 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 22:12:34.11 ID:PXrPXkgE0

オッレルス「……」イソイソ

フィアンマ(髪を弄られている…という事は理解出来るのだが)ウーン

オッレルス「……」アミアミ キュッキュ

フィアンマ「…」シーン

オッレルス「もう動いていいぞ」パッ

フィアンマ「…この形容しがたい髪型は何だ」 ←あさり(形)とチューリップ(形)とツインテールを混ぜた様な何とも言えない髪型

オッレルス「『説明のできない髪型(Uforklarlig Frisure)』とでも言っておこうか」フム

フィアンマ「『北欧玉座(フリズスキャールヴ)』を使うお前だからこそ形作れた、といえばそれもそうか。表現不能、説明不能、理解不能だ」ウン

オッレルス「俺としても同意見、説明出来ないな」シミジミ

フィアンマ「何かに喩えたいところだがそれも浮かばん。あまりにも奇怪過ぎる」

オッレルス「作業は楽しかったんだけどな」ナデナデ




オッレルス「……」ムニャ

フィアンマ(昼寝か。よく眠るなオッレルスは…『怠惰』の大罪を犯していないか心配なところだが、魔神候補になるまでの過程で異常な努力をしているはずだい、まぁいいか)

オッレルス「…」スヤ

フィアンマ「………」ウーン




次の悪戯>>+2
243 : ◆H0UG3c6kjA [sage]:2012/05/13(日) 22:16:48.24 ID:tG7b1cyAO

×はずだい
○はずだ

安価下です
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 22:21:19.52 ID:B7GkyIk00
ぺろぺろ
245 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/13(日) 22:22:12.50 ID:prMebBZAO
才能の無駄遣い\(^p^)/
なにこれふいた

KSK
246 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/13(日) 22:41:49.02 ID:PXrPXkgE0

フィアンマ「…ん、」ペロ

オッレルス「っふ…」モゾモゾ

フィアンマ(そういえば、コイツは俺様が眠っている時に俺様の身体を舐めているとカミングアウトしていたな。実行してみたはいいものの、俺様としては楽しみがさっぱり分からん。特に美味でもない)ペロ

オッレルス「くすぐっ…ふ」モゾリ

フィアンマ「…オッレルス」チュッチュ

オッレルス「ん…んん…」モゾッ

フィアンマ「…ん…」ペロペロ

オッレルス「ん…?」パチ

フィアンマ「…」ペロ ジー

オッレルス「何してるんだ」キョト

フィアンマ「舐めている」コクン

オッレルス「俺の身体なんて舐めても楽しくないだろう」

フィアンマ「あまり楽しくはないが…お前は、俺様を舐めている時楽しいんだろう?」

オッレルス「楽しいというのもまた違う様な気がするが」ウーン

オッレルス(そりゃあ、まぁ…『フィアンマ!フィアンマ!フィアンマ!フィアンマぁぁああああぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!フィアンマフィアンマフィアンマぁああぁあぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!フィアンマ・デストーラたんの苺色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説16巻のフィアンマたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ3期まだ決まらないねフィアンマたん!あぁあああああ!かわいい!フィアンマたん!かわいい!あっああぁああ!
新約4巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!ラノベなんて現実じゃない!!!!あ…小説もイラストもよく考えたら…
フ ィ ア ン マ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!イタリアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?挿絵のフィアンマちゃんが俺を見てる?
扉絵のフィアンマちゃんが俺を見てるぞ!フィアンマちゃんが俺を見てるぞ!眼前のフィアンマちゃんが俺を見てるぞ!!
想像上のフィアンマちゃんが俺に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!俺にはフィアンマちゃんがいる!!やったよシルビア!!ひとりでできるもん!!!
あ、二次創作のフィアンマちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ神様ぁあ!!オ、オティヌス!!シルビアぁああああああ!!!子供達皆ぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよフィアンマへ届け!!目の前で寝てるフィアンマへ届け!』みたいなテンションにはなるが)ウーン

フィアンマ「…」アムアム

オッレルス「…」ホンワカ

フィアンマ(やはりあまり楽しくはないな)チゥチゥ






次の悪戯>>+2
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/13(日) 22:48:55.77 ID:B7GkyIk00
ksk
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) :2012/05/13(日) 23:06:28.98 ID:Dxnfdyni0
オッレルスの息子をぺろぺろする
249 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 00:33:45.48 ID:zydpEXpAO

和やかな空気を一転していやらしさの帯びるものへと変化させたのは、オッレルスのズボン、そのバックルが外される、カチャカチャという金属音だった。
オッレルスが自分で服を脱ぐのではない。フィアンマが、その白く、神経質に爪の切り揃えられた指先でもって的確にバックルを外し、脱がしているのだ。
子猫の毛繕いの如きちろちろとした舐め方に心を和ませ油断しきっていたオッレルスは、抵抗する事も忘れ、その様をただ見下ろして、或いは呆然と見上げていた。
そんなオッレルスを咎める様に一旦脱がす手を止めたフィアンマが、ぐい、と胸倉を掴んで引き寄せる。
当然その腕に導かれるまま、オッレルスはベッドに腰掛ける。フィアンマはその脚の間にその身を滑り込ませる様にして、床に膝をついた。
神に祈りを捧げるかのような体勢で、美しい青年は薄く笑む。そこには愉快の念しか浮かんでいなかったが、ベッドに腰掛ける男にとっては、淫情を湧き上がらせる程の、独特な色香があった。


「まだ、昼間だぞ」
「あぁ、日中だな。そろそろおやつ時かもしれん。まぁ、子供達は自分達で用意し、食すだろう」

暗に、部屋から出ずしばらく"そういった"行為をすると告げるフィアンマの様子を眺めつつ、せめて精神的な余裕は失うまいとオッレルスも柔らかく笑む。その笑みの裏側で、生唾を飲み込んだ。

どの道、同性と恋に堕ちた時点でモラル等あやふやになってしまったのだ。昼からの行為なんて、どうという事もないさ。

そう自分に言い聞かせてみても、カーテンを通して部屋に差し込む明るい光と、外で遊ぶ子供達の楽しそうな声、そんな昼時に相応しい音を耳にしながら自身を屹立させ、青年に奉仕させるという、本来あってはならないアブノーマルな状況には興奮せざるを得ない。
250 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 00:34:56.98 ID:zydpEXpAO

「フィアン、マ…」
「…ん、…」

漸くバックルを外し終わり、不自由ながらも左手で下着も引き下ろしたフィアンマは、楽しそうな表情でオッレルスのソレを、亀頭部分を口に含む。
丁度、子供がアイスキャンディーを口に含む様に。無邪気ともいえる程の、性知識に詳しく無いが故の、美しい淫猥さ。
目を伏せれば、オッレルスからは長い睫毛がよく見える。
意識しているのかしていないのか、時折視線だけをオッレルスの上体に寄越すフィアンマの瞳は淫靡な欲に満たされ、愉悦に浸っているのがよく分かる。奉仕するのが、口淫するのが、楽しいという訳ではない。ただ、そのフェラチオを施す事でその快感に顔を歪めるオッレルスの様子を眺めるのが楽しい、というだけ。
口内に存在する唾液を全て用い、じゅぷ、といやらしい音を立てながら、人並みとは言えない、むしろ巨根と称するに相応しいオッレルスの男性器を、フィアンマは自らの喉奥までくわえ込む。
先端から溢れ出すカウパー液の、コーヒーや紅茶の渋味とは明らかに違う苦味に眉を寄せる姿は、整っている顔が形作るからであろうか、行為の低俗さとは裏腹に神性まで感じさせるかの様な美しさを湛えている。
途中髪が邪魔になったのか、細い指先で自らの赤髪を耳にかける様は、女性の様でまた蠱惑的だと、オッレルスは心の中で呟く。
服の形とその角度、位置関係からオッレルスにはフィアンマの鎖骨や胸元が見えるのだが、同じ性とは思えない頼りなさ、その白さときめ細やかさに思わずオッレルスは目を逸らす。
それが気に入らなかったのか、フィアンマが悪戯に性器先端を甘く噛んだ。びくり、と震える。
SMの様な倒錯的快感にうち震えながら、フィアンマと視線を合わせる。
251 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 00:36:05.36 ID:zydpEXpAO
変わらず愉悦に満ちる金色の瞳は、息苦しさに僅かに潤み、悩まし気な表情と共にオッレルスを誘った。
首もとからするりと手を侵入させ、そのまま指先で胸突起を刺激する。甘い刺激を受けたフィアンマはこそばゆいようなむず痒い様な曖昧な、あやふやな、弱い快感に眉をひそめ、口内の男性器を舐め回す。竿の部分にちゅうちゅうと吸い付く間、男の手は延々とフィアンマの片胸突起を刺激し続けた。
台所からは、子供達が自ら用意しているらしい、甘い、ふんわりとしたパンケーキ<にちじょう>の匂いが漂い、部屋の扉の隙間を縫って進入してくる。そんな日常的で常識的な匂いを嗅ぎ、二人の男は何かを馬鹿にするかのように小さく笑って、改めてベッドに倒れ込んだ上、互いの服を脱がせる。

「舐めるしゃぶるじゃすまなさそうだ。君には迷惑な話だろうが、まぁ、大人しく挿入されてくれ」
「ん? させてくれ、の間違いだろう。…お前の好きに、させてやる」
「ふ、ふふ。…やっぱり可愛いな、君は。弱っていなくても、可愛い」
「男に可愛いは褒め言葉にならないぞ」
「わかっているさ。好きだよ、フィアンマ」
「俺様も、」

最後まで言わせないまま、荒々しいキスで塗り潰す。自分のカウパー液の味の混じる唾液の味にも頓着せず、オッレルスは深く深く舌を差し込み、フィアンマの口内を犯す。酸欠に陥る程の激しい口付けに翻弄されながらも、先程までと真逆な、優勢から劣勢へと変化しオッレルスに組み敷かれた状態で苦しみに喘がされ、しかしフィアンマは、幸福そうに微笑(わら)った。
252 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 00:37:20.28 ID:zydpEXpAO
世界一といっても良い程極端に幸運にして不幸だった自分は、完璧でなければならないと、思っていた。
一人で生きていける位に。自立しきらなければならないと。
だが、オッレルスという、不完全で、大馬鹿で、到底理解出来ないと思っていた男と愛し合い、本当の自立というものを識った。
完全な自立は唯の孤立で。自分が求めていたのは、たった一人、自分を愛し、支え、守って、護らせてくれる人だと。

「オッレルス、愛し、てる」
「あぁ、…っ、…俺も、愛して、いるよ」

その身を肉の槍に貫かれ、息の続かない苦しみと激しい快感に苛まれて尚、フィアンマは、幸せだと思った。感じた。
右手があったら。
力を抜きにして、右手があったなら、両腕でオッレルスを抱きしめられるのに。
そんな事を頭の片隅で少しだけ考えて、右方のフィアンマは目を瞑った。

253 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 00:39:14.14 ID:zydpEXpAO




フィアンマ(腰が痛い)ウグ

オッレルス「…大丈夫か?」ナデナデ

フィアンマ「大丈夫ではないし問題だな」グデー

オッレルス「とりあえず夕飯を作って、持ってくるよ」

フィアンマ「すまんな。今一身体に力が入らん」グダッ




オッレルス「…」サスサス


フィアンマ「…少し眠い」ウゥ

オッレルス「疲れだろう。寝ても良いぞ」ヨシヨシ

フィアンマ「………」ウーン




次の悪戯>>+2
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 00:40:46.53 ID:hDqLwA8mo
ksk
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) :2012/05/14(月) 02:04:46.14 ID:7MyoFMx20
寝たふりして寝言であることないこと言う

ここの>>1はエロに気合い入りすぎだろww
ごちそうさまです
256 :フィアンマさんマジヒロイン  ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 07:28:13.44 ID:zydpEXpAO

フィアンマ「…ヴェントは…実は…男の娘」ネタフリ

オッレルス(えっ)

フィアンマ「…アックアに…は…女装癖が…ある…聖母属…性…だから…」ネタフリ

オッレルス(とんでもない秘密を聞かされている気がするが、寝言だし、夢の内容もある…よな?)

フィアンマ「俺…様の…実年齢は…ろっぴ…むにゃ」ネタフリ

オッレルス(今挙げられた情報の内最も知りたかったんだが。ダメだ、起こしてやるな俺、可哀想だろう)グヌヌ

フィアンマ「…上条…ウニ…腕生え…」ネタフリ

オッレルス(腕の生えたウニ…?)ジー

フィアンマ「オッレルス…だいすき…」ネタフリ

オッレルス「…フィアンマ」ホンワカ

フィアンマ「トマト祭…出たい…参加…たい」ネタフリ

オッレルス(君自身がお尋ね者でなければ叶えてやるんだが、なかなかどうして、現実は難しいな)ナデナデ

フィアンマ「寝言だと思ったか?残念!半分位嘘寝言且つ狸寝入りでした!」ドヤァ

オッレルス「半分嘘かよ!!…え…じゃあ半分は本当なのか…?」オズ

フィアンマ「さぁて。どっちだと思う?」フフ ダラーン

オッレルス(本人は格好つけてるつもりなんだろうが、腰痛に悩まされベッドにダウンしてる時点で格好良さは半減してるな)シンミリ





次の悪戯>>+2
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 10:21:48.53 ID:+f3Ly+zAO
ksk
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 11:12:17.75 ID:+BUhG84G0
腰をさすってもらう
259 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 19:54:00.46 ID:DBEKhJgC0

フィアンマ「…散々好き勝手にヤってくれたんだ、責任は取ってもらおうか」グデー

オッレルス「何をすれば良いんだ?」ナデナデ

フィアンマ「未ださっぱり痛みが取れん。俺様の腰を摩れ」ウン

オッレルス「あぁ」サスサス

フィアンマ(精神的にマシになったような…気がするだけなんだろう、きっと)グデ

オッレルス(申し訳無いな…俺も良い歳だってのに)ハァ サスサス

フィアンマ「…」ウトウト

フィアンマ(段々眠くなってきた…)ウツラウツラ

オッレルス(フィアンマが寝付いたら、回復術式の霊装を捜してこよう。単純な術式よりは全快するレベルのものの方が良いだろう)サスサス

フィアンマ「オッレルス…」

オッレルス「何だ?」サスリサスリ

フィアンマ「起きたら…夜食が食べたい」ウツラウツラ

オッレルス「分かった。何か希望はあるのか?」サス

フィアンマ「甘味のあるものなら何でも良い…」ウトウト

オッレルス「そうか。…おやすみ、フィアンマ」

フィアンマ「…」コクン スヤ

オッレルス「…良い夢を見れていると良いが」

フィアンマ「……」ムニャ





フィアンマの見ている夢の内容>>+1
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/14(月) 20:53:31.87 ID:dzuq+V6Bo
七罪に更ける夢
261 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/14(月) 21:03:51.84 ID:MJ88yOAAO
上条さんとオッレルスの頭頂が光り輝いているのを眺めるだけのシュールな内容
262 :フィアンマの夢。グロ注意  ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 21:56:30.19 ID:DBEKhJgC0

気がつくと、金銀硝子細工に彩られた豪奢な玉座に腰掛けていた。傍にはうず高く宝石が積まれている。全て俺様のもの、俺様だけの財産だ。誰にも渡しはしない。
腕を伸ばした先にある赤々とした甘そうな林檎を手に取って、切る時間や皮を剥く時間すら惜しく、がりりと下品に齧る。既にだいぶ満腹感はあるというのに、食べる事をやめられそうにない。もっと食べたい。もっと甘いものが欲しい。満腹のはずだというのに、腹が減っていってたまらない。それにしてもこの林檎は不味い。腹が立ってきた。
周囲のよく顔の見えない、動きの鈍臭い部下を見下ろしつつ、憮然としながら脚を組む。あぁ、遅い。何故もっと早く動く事が出来んのか。
苛立つままに右手を振るうと、『第三の腕』が部下をなぎ倒す。血飛沫が宙を舞い、血溜まりが床に広がる。動いて掃除するのも面倒で、またしても鈍臭い部下に言いつける。あまりに作業が遅いようならば二の足踏まず殺すぞ、と脅迫の言葉も付け加えて吐き捨てつつ。
喉を掻き毟りたくなる程の激しい憤怒の念に駆られながら、足元で虫の息を繰り返す部下を蹴り殺す。血の付いた汚い手で宝石を穢されてしまっては元も子もない。

眼下で慌ただしく動きまわる部下達を眺めつつ、その下らない必死さを鼻で笑う。つまらない。何か楽しい事はないものか。愉快な出来事はないものか。

「フィアンマ、」
「様を付けろ、オッレルス。誰の前に居ると思っている?この俺様を呼び捨てするつもりか。とんだ勇者も居たものだなぁ」
「…、…フィアンマ、様」
「くっ、はは! あぁ、愉快だな…そうだ。それで良い」

淡い色の瞳を潤ませて、小さくオッレルスが震える。いつも着ている服とは方向性のまるで違う、薄い生地の、ともすれば露出度が高いとも言える衣装を身に纏って。
やや乱暴な動作でオッレルスの服を掴み、ぐいと引いて引き寄せる。いつもの、オッレルスの匂いがした。落ち着く。
落ち着きを取り戻すと同時にムラムラと湧き上がる情念に身を任せ、オッレルスを膝上に座らせ、無理やり後孔を押し拓かせる。
竿に指を絡ませただけで、容易にもソレは著しく昂り、今にも吐精せんばかり、先端に血液を溜めた。

「フィアン、マ…っ、様…」
「気持ち良いだろう?オッレルス。良いと言え」
「あっ、う…気持ち、いい」

肩で息をするオッレルスの様を見つつ、既に勃起した自身を充てがってみると、ぐじゅりと厭らしい水音と共に、オッレルスの自重によって根本まで挿入する事が出来た。
苦し気な表情にすら興奮が沸き上がっている事を自覚しつつ、怠惰のまま、抱き寄せただけ、動かずに身を任せる。

「面倒だ。お前が動け」
「う、っぁ…」

短く告げた言葉に怯えた様な様子で、オッレルスが腰を動かす。心地良い締め付けと律動に目を細める。気持ちが良い。
生理的肉体的快感に浸りながら、何度も口付ける。淫靡な音を立て、淫猥に唾液を啜り合い、その甘美な酩酊感に酔う。
気まぐれに一度だけ腰を動かし深く突き上げると、背中に回った腕が強く俺様の身体を抱き寄せた。素肌で触れ合っている部分が、熱い。
オッレルスは現実逃避でもしているのか、作業の様に腰は動かしつつも、ぼんやりとした表情で泣きじゃくっている。
気に入らない。お前はこう言ったじゃないか。『誰が死なせるものか。君は、…俺のものだ。もう何も失いたくはない』と。他ならぬ俺様に向けて。それなのに。

「俺様を見ろ。俺様の事だけ考えていろ。他の人間なんてどうでも良い、たった一人俺様だけを愛すると言え。今ここで口に出してその言葉でもって誓え。目を逸らすな。今お前と性行為をしているのは俺様だ。逃げるな。逃がすつもりもない。お前だけは俺様のものだ。何を失っても、お前だけは絶対に取り逃がさん。何故俺様の言う事が聞けない。俺様の事が好きだろう?何故頷かないんだ。ただ一度頷けばそれだけで良い、…良いと言っているのに何故強情にも首を振らない!嫌だ、オッレルスは俺様を愛さねばならん、最早其れは義務とも化している、どうしてそれがわからん、分かってくれないんだ。愛している。お前の手足をもぎ取り、どこか見知らぬ暗い地下牢に監禁し、俺様以外の事を考えられないようにしたい程に愛している。こんなにも独占したくなるのはお前だけだ。そうさせたのはお前だろう。今更逃げられると思っているのか。拒否出来ると思っているのか。俺様の愛情を拒絶出来るとでも思い上がっているのか。ふざけるなよ、俺様に感情を与えておいて自分はもう知らないと、そんな態度で…っ、ふ…くく、くっ、はは、ははははは!そうか、そうだな、そもそも言葉で解決しようというのがまず無理な話だったという訳か。そこまで頑なに俺様を拒むというのならば、もう好きではないと馬鹿げた事を抜かすつもりなら、そんな口は利けない様にしてやろう。針と糸で頑丈に縫い付けてやる。俺様を拒む腕なぞ必要無い、切り取って泥沼に捨ててくれる。俺様から逃げる脚など必要無い、獣の餌にでもしてくれる。どうした、そんなに怯えた顔をして。お前が選んだ結果だろう、過程だろう?さぁ、もう一度俺様が、俺様だけを愛していると言え、怯えてなどいないと、誰よりも、世界で一番に愛していると言え。オッレルス…聞けよ、もっと酷くされたいのか。言え。言うんだ。オッレルス、愛してる。愛してるよ。好きだ、大好きだ。オッレルス、オッレルス、オッレルスオッレルスオッレルスオッレルス…あぁ、可哀想なヤツだ、ここまで譲歩してやって尚俺様を愛しているとその一言が口に出せないのだから。きっとサタンに取り憑かれているのだろうな。だが安心しろ、俺様は優秀な聖職者だ、祓ってやる。ん? 嫌がっても無駄だよ、俺様も愛情を示さねば、イーブンにならんのだから」

支離滅裂気味な言葉を吐き、口元が歪むのを認識しながら、宝石の山の中から、ダイヤモンドで作られた最高に切れ味の良いナイフを取り出す。
骨と骨の継ぎ目に的確に切り込めたのならば、そのままストンと切断出来るだろう。
四肢を切り落としてしまえば、オッレルスは俺様無しではもう生きられない。それで構わない。





一生一緒に居よう、オッレルス。





   ぐちゃ


             ごりゅ   ぶちっ

ぽた       ぽた


  ぴちゃ



263 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/14(月) 21:57:19.36 ID:zydpEXpAO
+
264 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 21:58:33.93 ID:DBEKhJgC0


フィアンマ「…!」ガバッ ゴチーン

オッレルス「いっ…!?」ゴチーン

フィアンマ「っぐ…」アタマカカエ

オッレルス「急に起き上がるなよ、痛いだろう…うぐ…悪夢でも見たのか?」イタタタ

フィアンマ「お前が顔を覗き込んでいるとは思わんだろう…あぁ」ズーン

オッレルス(随分とナーバスだな)ナデナデ

フィアンマ「……オッレルス」ギュウ

オッレルス「どうした?」ヨシヨシ

フィアンマ「すまない。違うんだ、俺様は…」ギュウウ

オッレルス「……?」

オッレルス(落ち着かないみたいだな…どんな夢だったんだ)

フィアンマ(夢だ、悪い夢だった、そうだ、現実じゃない…俺様は、そんな事をしてまで好かれたい訳じゃない…本、当に?)カタカタ ジワ

オッレルス「………」サスサス






(オッレルスがフィアンマに)何をしてあげる?>>+2
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/14(月) 22:03:14.21 ID:8eIhzJZJ0
肩もみ
266 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/14(月) 22:12:36.80 ID:MJ88yOAAO
Oh...
キャンディの口移し
267 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 23:42:36.17 ID:zydpEXpAO

小刻みに震える彼の肩を撫でて、そっと宥める。明らかな、"何か"に対する恐怖に怯えるフィアンマの身体を強く抱きしめて、頭を撫でた。
金色の瞳には、涙と、狂気ではなく、懇願の様な感情が宿っているように見える。

「違う、俺様は、」

掠れた声で、悪夢の最中犯したらしい"罪"に対し弁解しながら、只でさえ細い身体を、更にその体積を縮小させるかの様に、フィアンマの身体が強張る。
何か言葉をかけようにも月並みのそれしか出てこない。ボキャブラリーの絶対数が足りないようだ、言語の勉強を今一度したいなと頭の隅の端で考える。
甘い夜食を作るには僅かばかり材料が足りなかった為、用意した苺味の甘ったるいキャンディーをポケットから取り出し、包み紙を剥ぎ、口に含んで。
口中が苺の香りと砂糖の塊としか思えない甘さに浸食されていくのを知覚しながら頬を撫で、唇を重ねる。
恐怖に強張った彼の心が、身体が、この甘さで、ほんの少しだけでも和らぎます様に、だなんて、非現実的な願いを込めながら、最早苺シロップと化している唾液を送り込む。戯れに舌を舐めて、絡ませないまでも愛でる様に愛撫してから舌を引いて、少しずつ飴を溶かし、シロップ状態のそれを送り込む度、こくん、と小さく上下するフィアンマの喉元を見やる。
長い時間キスをする内に、フィアンマの震えは治まっていた。それが苺飴の効力なのか、俺のキスが功を奏した、はたまた時間が解決してくれたのかどうかまでは判らないが。
完全に飴を食べさせてから、唇を離すべく顔を引くと、意外にも彼の方から口付けてきた。
どんな夢だったのか、聞いてあげた方が良いのかもしれない。
しかし、思い出させない方が良いのかもしれない。
相反する二つの気持ちを適当に処理して無視し、ひとまずは口付けに応える。相変わらず口の中は甘ったるい。
268 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 23:43:08.64 ID:zydpEXpAO
縋る様な必死さでキスを継続しようとするフィアンマの身体を再度抱きしめ直し、甘さに咽せないよう背中をさすってやりつつ、様子を窺う。


ようやっと口を離し、目を伏せたフィアンマの髪を出来る限り優しく撫で、安心させる為だけに微笑みかけてみる。
心底安心したらしいフィアンマは無意味に口を数回動かした後、ふにゃ、と表情を和らげ、再び横になった。空いているスペースは、一人分。俺の為に空けたと言わんばかりの。

「…一緒に寝ようか。もう、悪夢も見ないだろう」
「…あぁ」

はは、と乾いた笑いを零してみせるフィアンマの身体を、空きスペースへ横たわり抱き寄せて、子供にそうするように背中を叩いてあやす。
大丈夫だよ、何処にも行ったりしないからと。




一生一緒に居よう、フィアンマ。
269 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/14(月) 23:47:43.09 ID:zydpEXpAO

フィアンマ「………」ムクリ

オッレルス「…」スヤ

フィアンマ(口の中がベタベタして甘い)ウン

オッレルス「…」スー

フィアンマ「…オッレルス」

オッレルス「…」スヤァ

フィアンマ「…」ニコ

オッレルス「ん…」モゾ
フィアンマ(お前のお陰で、…悪夢は見なかった)バフッ スリ

オッレルス「……」スー

フィアンマ(まぁ、上条当麻とお前の頭頂部が光り輝くのを眺めるだけ、というシュールな夢を見たが)スリスリ

オッレルス「……」スヤ ナデ

フィアンマ「…」ヌクヌク





次の悪戯>>+2
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 23:48:20.82 ID:hDqLwA8mo
ksk
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/14(月) 23:54:24.25 ID:+BUhG84G0
手を繋ぐ
272 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/15(火) 00:01:27.76 ID:PeRMB1nAO

フィアンマ「……」キュ

オッレルス「すー…」キュ

フィアンマ「……」ヤワヤワ キュッキュ

オッレルス「ん…?」パチ

フィアンマ「! ……」ネタフリ

オッレルス「…まだ寝てるのか。珍しく寝坊助だな」ナデナデ キュッキュ

フィアンマ「……」ネタフリ シーン

オッレルス「…指輪が似合いそうな手だ」ボソ

フィアンマ「……」ネタフリー シーン

オッレルス「…さて、と。朝飯の用意でもするか…」パッ ノビー

フィアンマ「……」ゴロン



ドア<パタン


フィアンマ(狸寝入りに騙され易いのか、オッレルスは)フム

フィアンマ(朝食か…先に歯磨きをすませるかどうかが悩みどころだが)クキュルル

フィアンマ「………」ウーン




次の悪戯>>+2

273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 00:03:16.77 ID:PTEd6GOeo
ksk
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 00:36:09.00 ID:vKL29D+A0
手伝いに行く
275 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/15(火) 07:36:23.38 ID:PeRMB1nAO

フィアンマ(手伝いにでも行こうか)スクッ テクテク



オッレルス「おはよう」イソイソ

フィアンマ「お早う。何かやり残している作業は無いのか」キョロ

オッレルス「今のところは無いな…強いて言うなら煮込み作業の間暇なんだ、話し相手になってくれ」ナデナデ

フィアンマ「あぁ」モゾ


フィアンマ「気になっていたのだが、お前は犬派と猫派、どちらなんだ」ジー

オッレルス「…うーん。そうだな…別に参考にする訳でも無いが、フィアンマはどっちなんだ?」コトコト

フィアンマ「只一時愛でるならば猫、長く飼うならば犬だ」ウン

オッレルス「君の事だから"魔獣"だとか"人間"だとか言うかと今冷や冷やしていたんだが、そうか、その気持ちは分かる」ウン

フィアンマ「あぁ、人間を飼いたいと思った時期はあったし、ほんの短い間、飼っていた事もある」

オッレルス「え?」

フィアンマ「ん?」

オッレルス「……、…」グツグツ コトコト

フィアンマ「…話が逸れたな。で、結局どっちなんだ?」

オッレルス「>>277
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 11:41:54.92 ID:vKL29D+A0
ksk
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 12:15:33.85 ID:xDUwOaFAO
どっちもだ
278 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/15(火) 16:03:04.99 ID:PeRMB1nAO

オッレルス「どっちもだ 」ウン

フィアンマ「そうか」

フィアンマ(今度野良猫を拾ってこよう)ボンヤリ

オッレルス「……」グツグツ

フィアンマ(名前はフィレルス…いや、ベツヘレムにするか)ウーン

オッレルス(出来た)ヨソイヨソイ

フィアンマ「オッレルス」

オッレルス「ん?」

フィアンマ「にゃぁ」 ←やたらリアルな鳴き真似

オッレルス「」キュン

フィアンマ(ふん、この様子なら猫は飼えそうだ)マンゾクゲ

オッレルス(君が猫なら出逢った時から溺愛していた自信があるよ、俺は)ヨソイヨソイ




フィアンマ(満腹でやる気が起きん)ゴロゴロ

オッレルス「…」ペラ

フィアンマ(本の虫…等と、俺様が他人の事を言えた義理では無いが)ダラーン

オッレルス「…」ウーン

フィアンマ(読書に集中しているようだ)



次の悪戯>>+2
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 17:26:14.93 ID:CSYb0J8so
kskst
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) :2012/05/15(火) 17:27:49.86 ID:NtogD9Ym0
横からセリフ音読
281 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 11:04:35.92 ID:RHNNU1S+0

フィアンマ「『お兄ちゃんが見つからないの。見つからない』『お兄ちゃん?君、兄弟が居るのか?』」ノシカカリ ←声の使い分けが本気

オッレルス「……」ビクブル ←ホラー小説ではなくフィアンマの音読にビビっている

フィアンマ「『うん、"居た"の』『居た…まさか、君のお兄さんは、』」

オッレルス「……」チラ

フィアンマ「『あなたが殺した』」マガオ

オッレルス「」

フィアンマ「『だから、お兄ちゃんを返して欲しいの。返してよ。食べたんでしょう?』『許してくれ、仕方なかったんだ、誰か、誰か助』」


オッレルス「……」フルフル パタン

オッレルス「悪ふざけに本気を出さないでくれ。ホラー映画を観ている時と同じ位怖かったんだが」ガタブル

フィアンマ「くっ、はは! ……どうせやるならば手を抜かずにやった方が愉快だろう。正確に、精密に」フフ

オッレルス「まったく…」ハァ




オッレルス「昼飯を作ろうと思うんだが、何か希望のものはあるか?猫とか人とかはダメだからな。一般的な食物、料理にしてくれ」

フィアンマ「仮にここで『イエス』と答えたとして、俺様がお前の言う事に従うとも限らんぞ?」ニヤ

オッレルス「……」グヌヌ

フィアンマ「>>282が食べたい」ウン
282 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/16(水) 12:12:32.84 ID:zENi+HwAO
ゆでたまご

(と見せかけてゆでひよこ)
283 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 13:17:06.95 ID:pbrux8Y70

フィアンマ「ゆでたまごが食べたい」ウン

オッレルス「そうか、左手ではあれだ、作ったら剥こうか」

フィアンマ「あぁ、頼む。ちなみに卵は有精卵且つ数日放置された、中で何かが動いてる気配のするもので頼む」

オッレルス「それゆでひよこじゃないか!」ツッコミ

フィアンマ「はは、選択肢の狭め方が緩い方が悪いだろう」フフ

オッレルス(ダメだ、言葉ではいまいち勝てる気がしない…流石フランス政府を組織越しに裏から動かした男というだけあるな)ハァア



フィアンマ「……」モッキュモッキュ

オッレルス(茹で玉子6個目か…)ジー

フィアンマ「ん…?」モグ

オッレルス「いや、なんでもないよ。喉詰まらせないようにな」

フィアンマ「…」コク モキュ



オッレルス(フィアンマが読書とは珍し…くもないか)

フィアンマ「…」ペラリ

オッレルス(それにしてもさっきの音読は怖かった)フルル

フィアンマ「…」ペラ

オッレルス(フィアンマが読んでる本…あんなの家にあったか?)ウーン

フィアンマ「……」ペラッ






フィアンマが読んでいる本の内容>>+1

284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 13:51:08.43 ID:m0Z1C3HJ0
官能小説
285 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 14:44:06.56 ID:pbrux8Y70

+『とある陵辱の淫修道女』+

泣きじゃくりながら震える修道女を押し倒し、その修道服に手をかける。
グイ、と強く引っ張るだけで、あっという間に神職を表す服は破け、只の布切れへと化した。
「いや…嫌ぁ…!」
「もう逃げられませんよ」
ニヤニヤといやらしく笑う悪魔<オトコ>を見上げ、その柔らかな乳房の、薄桃色の先端を見せぬよう隠すべく、その細い手腕で修道女は自らの上体を庇う。
そんな涙ぐましい努力をあざ笑うかの様に、悪魔は下着に手をかけた。それもまた乱暴に引き裂き、布を放り捨て、無理やりに脚を開かせる。
どうしてこんなことになってしまったのだろう、と自らの行動を後悔すると共に、悪魔の取り憑いた神父に怯え、修道女はその身を縮こませた。
白磁の如く美しい肌をその淫欲で穢しつつ、悪魔は修道女の陰核に、否、淫核に触れた。びくつく身体を眺める視線は、まるで蛇の様にその表上を這う。
「許して…お許しを…!」
「私の愛を最初から受け入れておけばよかったものを…」
陰核を苛める指先から逃れ様と腰を動かす修道女の姿は、快感に身じろぐ女そのもの。
聖職者とは思い難い淫らな喘ぎ声に興奮しながら、悪魔は自らの屹立した肉棒を



本<パタン


フィアンマ「飽きた」フー

オッレルス「自分に近いテーマのものか…読んで楽しい…いや、自己投影していたのか?」

フィアンマ「ん?違うよ。 そもそも聖職者時代…という呼び名も妙だが、『神の右席』時代、身の回りに女はほとんど居なかったぞ」ウン

オッレルス「『前方』に位置するのは女性だったじゃないか。彼女をそういう目で見た事は無かったのか?」

フィアンマ「前代ではない方は…気がキツ過ぎる。一緒に居て楽しい女でも無かった。ヤツと恋愛関係になる位ならば、俺様はテッラとでも付き合うさ」シミジミ

オッレルス「…君、何年間『神の右席』に在籍してたんだ?」

フィアンマ「秘密、とでも言っておこうか。先代『前方』はのんびり屋だったのだが…優し過ぎて死んだのだったかな」シンミリ

オッレルス「……」シンミリ

オッレルス「って、そうじゃない。そんな小説どうしたんだ」

フィアンマ「これか? >>286から有難く頂いた」ウン
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) :2012/05/16(水) 15:27:38.90 ID:2yqzu2C90
上条
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/05/16(水) 15:44:02.93 ID:NUAzhrx1o
ここのかみやん、インデックスに手ぇ出しとるで……
288 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 15:53:18.32 ID:pbrux8Y70

フィアンマ「これか? 刀夜=上条という男から有難く頂いた」ウン

オッレルス(上条…?)ウーン

フィアンマ「三十路の日本人男性だ。散歩をしている時にとあるきっかけで出逢ったのだが、『グッズ等の道具を使わずに、出来れば現実的に効果のある方法』は無いかと聞かれてな。"お呪い"の一つとして、自らの幸運を他者にわずかばかり与える"施し"の術式を教えたんだ。妻に効果があったらしく、お礼に何か出来ないかと言われて『日本の文化がよく分かるもの』を要求したら『これで良かったら差し上げよう』と。ちなみにこれは日本の修道女の話だ」ウン


オッレルス「そうだったのか…ふと、今思ったんだけど」

フィアンマ「?」キョト

オッレルス「その人、『幻想殺し』…上条当麻の親類か何かじゃないのか?」

フィアンマ「」

オッレルス「……」

フィアンマ「そんな訳が無いだろう。世界は存外広いものだ」ウン

オッレルス(ものすごく冷や汗かいてるな…)

フィアンマ(まさか。そんな筈は…無い)ウンウン




フィアンマ「……」ゴロゴロ

オッレルス「……」ウーン

フィアンマ(眠…くはないが…暇だな)ウー

フィアンマ(何か良い暇つぶしは無いものか…)





次の悪戯>>+2
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 16:07:04.21 ID:m0Z1C3HJ0
ksk
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/16(水) 16:23:01.70 ID:JsfMtEo8o
ルチアを監禁してみる
291 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 17:00:14.71 ID:pbrux8Y70
《シスター・ルチアの口調がいまいち分かっていないので似非だったら申し訳無いです》


フィアンマ「オッレルス、何処か広い場所を知らないか?…あぁ、いや狭くても構わんか。部屋は余っていたのだったか?」

オッレルス「? まぁ、一応空いている部屋はあるし物も置いてないが、ところどころ埃を被ってるぞ」ウン

フィアンマ「そうか。少し散歩をしてくる」ヨイショ

オッレルス「あぁ」




フィアンマ「久しいな、シスター・ルチア。元気だったか?」

ルチア「な、…何処から…貴男は…!」

フィアンマ「俺様が何処から現れようと、お前には関係の無い事だろうに。さて、泣き喚いて助けでも求めて見るか?どのみち助けは来んだろうが」

ルチア「やめ……ッ!」




フィアンマ(無事拉致出来たな。後は部屋に…どう繋ぐか) ←シスター・ルチアを俵担ぎにしている

オッレルス「お帰りフィア……、…どうコメントすれば良いのか分からないが、元の場所に返してきなさい」メッ

ルチア「んん…」パチ

フィアンマ「断る」

ルチア(神よ、どうか私をお救い下さいませ。嗚呼、あなた様の御心に我が身を委ねます)カタカタ

オッレルス「家主は俺だ…という言い方では聞かないか。怯えきってるじゃないか、せめて状況の説明位はしてやれよ」ハァ

フィアンマ「俺様の暇つぶしの為に拾ってきた」ウン

ルチア(暇潰し…?ま、さか…拷問…いや、殺され、っ…抵抗したとしても、私が振るう魔術程度じゃ到底敵う筈も無い…)ガタブル

フィアンマ「ほら、猫みたいで可愛いだろう?」」ウン

オッレルス「俺には君の感性がよく分からない」ハァア

オッレルス「とにかく、解放してやれよ。見た様子じゃ、元は君の部下だろう?」

フィアンマ「正確には部下の部下の部下…だいぶ下だな。しかし、まぁ、あれだよ。今やコイツは異教徒だ」ウン

ルチア「……」ジワ

ルチア(ごめんなさい、アンジェレネ…こんな事なら、もっと優しく、甘やかしてあげれば良かった)グス

フィアンマ(何か泣きだしたんだが)ヨイショ ←シスター・ルチアを解放して立たせた

ルチア「お、お赦しを…」

オッレルス「……どうするんだ、フィアンマ」

フィアンマ「…>>293にするか」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 17:12:06.17 ID:m0Z1C3HJ0
ksk
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 17:12:23.85 ID:unDeLaQS0
俺様の聖なる右曲がりにむしゃぶり止まないくらいの淫乱雌奴隷
294 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 17:38:24.88 ID:pbrux8Y70

フィアンマ「…俺様の聖なる右曲がりにむしゃぶりついて止まないくらいの淫乱雌奴隷にするか」ニヤ

オッレルス「」

ルチア「ひっ…」カタカタ

フィアンマ「選ばせてやろう。今此処でミンチ…俺様の夕飯になるか、それとも雌奴隷として生き延びるか」ニコ

ルチア「あ…」

オッレルス「……フィアンマ。君にも選ばせてあげよう」

フィアンマ「…」チラ

オッレルス「今此処で本気の俺と戦うか、その子を元の場所に戻してくるのか」ヤミメ

フィアンマ(怖いのだが。目が笑っていないどころの騒ぎじゃないぞ)ビク

ルチア(誰か、誰でも良い、助けて)ガタブル

オッレルス「俺は弁の立たない人間だからな。君と違って、実力行使も辞さないぞ」マガオ

フィアンマ「分かった、返してくる」

ルチア(良かった…)ホッ




フィアンマ「ただし、お前が俺様に勝ったら、の話だが」スッ

オッレルス「そう簡単にはいかない、か。まったく、君は強情だな。手は抜かないぞ、フィアンマ」スッ

ルチア「」




>>+1のコンマ以下でフィアンマとオッレルスの勝負結果判定


00~33 フィアンマの勝ち(オッレルスの負け)

33~66 引き分け(ルチア返却)

66~99 オッレルスの勝ち(フィアンマの負け)




295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 17:40:49.49 ID:unDeLaQS0
296 :訂正 ◆H0UG3c6kjA [sage]:2012/05/16(水) 17:40:59.82 ID:2dUPRM0AO

00~33

34~65

66~99


の間違いです。
コンマ安価は下。
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 17:43:39.25 ID:m0Z1C3HJ0
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 17:46:15.22 ID:m0Z1C3HJ0
やべ
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 17:55:04.43 ID:unDeLaQS0
いやよくやった!
300 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 18:07:35.37 ID:pbrux8Y70
>>295様申し訳ありません…》


フィアンマ「…まぁ、あれだよ。いくら弱体化したにしても、『聖なる右』の力を舐めないでもらおうか」

オッレルス「恐ろしい才能だな…げほっ」ボロッ

フィアンマ(…手を抜かれた事位解っているが。喜ぶべき事ではないというのに…俺様も丸くなったものだ)フフ

オッレルス(手を抜いたのが敗因…とでもぼやいておこうか。一ヶ月位ならまぁ良いだろう)フー

フィアンマ「さて。俺様の勝利と共にお前を飼うという事が確定した事だし、ペットの名前は…自分で語ってもらおうか。お前の名前は?」

ルチア「…チア…です」

フィアンマ「聞こえんぞ、豚以下の塵芥。お前にはまともな声帯もついていないのか?」

ルチア「シスター・ルチアです」ウゥ

フィアンマ「あぁ、先程までの発言、全て冗談だぞ」

ルチア(ひとまずは酷い目に遭わないようですね…?)ホッ

フィアンマ「お前を飼うという内容以外は」ウン

ルチア「」




ルチア(時々肝を冷やした事以外は、楽しい一ヶ月だった…子供達も良い子ばかりでしたし、やらされたのも只の家事程度)

フィアンマ「女子寮に戻ったら、俺様の事は悪く言え」ウン

ルチア「? …確かに、貴男の罪は重いもの、しかし貴男自身は、その…優しいのに、」

フィアンマ「俺様は大罪人だ。そして世界の免罪符でもありたい。だから、戦争に関する悪い事は全て俺様のせいにしろ。酷い扱いを受けたと、ただ一言を告げればお前の周囲の人間は勝手に勘違いしてくれるだろう」

ルチア「…『神の子』の様な事を仰るのですね」

フィアンマ「かつて目指したものではあったからな。自らを台座にしてでも、俺様はお前や他の人々が幸せならばそれで構わん」ウン

ルチア(私が良い生活をしていたと知ったら、自分の評価を上げてしまうから…)

ルチア「……フィアンマ様」ペコ

フィアンマ「ん? …あぁ、勘違いはするなよ。基本的に俺様の行動は俺様の為のものだ」

ルチア「…、…一ヶ月お世話になりました」フカブカ

フィアンマ「礼の言葉ならもう充分だ。それではな」ノシ




オッレルス「良い子だったな」シミジミ

フィアンマ「あぁ」グデー

オッレルス「妙な事を言い出すから最初は心配したんだぞ」ヨシヨシ

フィアンマ「ふん、勝負に負けたのはお前だろう」

オッレルス「分かっているくせに。よっぽど間違った行いをされた訳でない限り、俺は君を殺せないよ。まして、あの発言は冗談だろうなと半分察していたからね」

フィアンマ「……、…ふん」スリスリ






次の悪戯>>+2
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 18:11:52.71 ID:Lm9EKMmSO
首を舐める
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 18:13:56.64 ID:m0Z1C3HJ0
303 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 20:15:41.94 ID:2dUPRM0AO

フィアンマ「……」ペロ

オッレルス「ん、…」モゾリ

フィアンマ「……もう少し敏感になれ」ムスッ

オッレルス「無茶を言うなよ」ナデナデ

フィアンマ「つまらんだろう。ほぼ無反応じゃないか」ムゥ

オッレルス「全体的に感覚が鈍いんだよ。後遺症みたいなものだ」

フィアンマ「『原典』閲覧の、か」

オッレルス「あぁ。…説明し難い苦痛だよ。まぁ、君なら少しは分かるかもしれないが」ギュウ

フィアンマ「俺様には一端一辺しかわからんよ。閲覧した訳じゃないからな。…どうして、そこまで力を求めようと思ったんだ」ヌクヌク

オッレルス「……忘れてしまったよ。随分と昔の事だからな」

フィアンマ(嘘吐きめ)ギュウウ ガリ

オッレルス「痛たたた、噛むな」ビク

フィアンマ「……」ペロ

オッレルス(落ち着かないな。シスター・ルチアとの別れで少し寂しいのか)ヨシヨシ

フィアンマ(お前は俺様の苦しみを理解しようとしてくれるのに、俺様は何もお前に返せないままだ)ギュウウ

オッレルス「……」ギュー




次の悪戯>>+2
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 20:51:32.14 ID:m0Z1C3HJ0
ksk
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/16(水) 21:00:42.98 ID:OQIyvcEuo
原典読む
306 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 21:18:58.85 ID:2dUPRM0AO

フィアンマ(本棚の奥の奥…書籍の形をとった『原典』があるはずだ)スッ


オッレルス「駄目だ」ガッシリ

フィアンマ「俺様は魔術師だぞ。読んで何の問題がある」

オッレルス「大変な事になるぞ」ギュウ

フィアンマ「……」グググ

オッレルス「やめてくれ。昔苦しんだなら兎も角、今目の前で苦行に挑まんとする恋人を引き止めない程、俺は薄情にはなれないし、君が苦しむ姿は見たくない」ガッシリ

フィアンマ「なら、」

オッレルス「…?」

フィアンマ「先程の質問に、真実を答えろ」

オッレルス「……、…分かったよ。それで君の気が済むならな」

フィアンマ「……」

オッレルス「俺が、魔神になりかけてでも、力が欲しかった理由は―――」





オッレルス「……」メソメソ

フィアンマ(魔神になれなかった悔しさを思い出して落ち込みだしたな)ヨシヨシ

オッレルス「っぐす…」シュン

フィアンマ「……」サスサス



次の悪戯>>+2
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 21:39:42.46 ID:m0Z1C3HJ0
ksk
308 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/16(水) 21:41:23.27 ID:zENi+HwAO
無駄に力を入れてサスサス
309 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 22:08:35.04 ID:2dUPRM0AO

フィアンマ「……」サスサス

オッレルス「……」メソメソ

フィアンマ「……」サッスサッス

オッレルス「……」グスン

フィアンマ「……」サスサス

オッレルス「……」シュン

フィアンマ「……」サッスサッス

オッレルス「……」ショボン

フィアンマ「……」サ ス サ ス

オッレルス「もうそれ寒風摩擦の域じゃないか、痛いだろう」アググ

フィアンマ「少しは気が紛れたか?」フフ

オッレルス「……、…そうだな、ありがとう」チュ

フィアンマ「…、…」スリスリ




フィアンマ「雨が降り出したな」

オッレルス「子供達が帰ってきてからで良かったよ」ウン

フィアンマ「雨は良い。涼しくなる」フー

オッレルス「君、暑がりだったか」

フィアンマ「あぁ、だからこそ直接炎を用いる魔術はあまり使いたくない」ウン

オッレルス「『火』を語っている人間としてはマズいんじゃないのか」

フィアンマ「大丈夫だ、問題無い。あくまで属性だからな」





次の悪戯>>+2
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/16(水) 22:49:50.41 ID:JsfMtEo8o
くとる……触手生命体を召喚してみる
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 23:12:51.45 ID:m0Z1C3HJ0
アックアに結婚しましたとメールを送る
312 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 23:41:25.88 ID:2dUPRM0AO

オッレルス「……」ノンビリ

フィアンマ「……」カチカチ


-------------------
To:あっくん
sub:無題
-------------------
本文
オッレルスと結婚し
ました(`・ω・)
+シャキーン

-------------------

-------------------
From:あっくん
sub:……。
-------------------
本文
嘘であるな、確実に

-------------------

-------------------
To:あっくん
sub:(´ぅω;)
-------------------
本文
俺様にもオッレルス
にも籍が…無くは無
いがはっきりしてい
ないだろう?無理。

まぁ、でも前よりも
更に好きになったと
は思う(*´∀`)

それよりお前、第三
王女とはどうなんだ
。力無くなったしフ
ラれたのか?

-------------------

-------------------
From:あっくん
sub:(`言´)
-------------------
本文
諦めが早過ぎである
。もっと粘るべきだ
ろう……。

ヴィリアン様は優し
いが故に未だこんな
状態の私でも構わな
いと仰ってはいるが
…正直…自信が無い
。色々と。
そもそも力が無くな
ったのはある意味貴
様の責任である。

-------------------
313 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/16(水) 23:41:52.38 ID:2dUPRM0AO

-------------------
To:あっくん
sub:( ^ν^)
-------------------
本文
最近は専ら諦める方
向だ。燃え尽き症候
群ってやつかもな。

あくまである意味、
だろう?俺様は何度
も無駄だと止めた筈
だが。まぁ、頑張れ
。自分に自信を持つ
が良い。
人類皆兄弟、お前
もまた俺様の家族だ

応援しているぞ、陰
ながら、な。

-------------------


フィアンマ「……」イソイソ

オッレルス「……」ナデナデ ノンビリ





次の悪戯>>+2
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 23:47:13.78 ID:m0Z1C3HJ0
ksk
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/05/16(水) 23:49:14.08 ID:jBDzJwjT0
>>310
316 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 00:11:40.75 ID:pOeCXFmAO

フィアンマ「…『火』によって命の在処を此処に示す。出でよ緑の深淵、我が願いに応えよ」イソイソ

オッレルス「召喚術式か…害のある者を呼んでくれるなよ」ハァ

フィアンマ「あぁ」パッ


セイレーネス「………」ジロリ

フィアンマ「『…美しいセイレーン、我が使いの魔セイレーネス。甘美な歌声を聞かせておくれ』」

セイレーネス「……〜♪」アー アー

オッレルス「俺や君は何ともないが…コレはクトゥルフ神話の」

フィアンマ「Spawn of the Green Abyss…『緑の深淵の落とし子』だ。美しい歌声で男女構わず誘い自分の仲間にしてしまう。…ま、俺様としては品の良いオペラの一幕にしか聞こえんが」

オッレルス「…何というか、満喫してるな。色々と」

フィアンマ「俺様はいつだって楽しい方が好きだよ」

フィアンマ「『海の底へお帰り、セイレーネス』」

セイレーネス「……」ショボーン フワァ

フィアンマ「…」ホンワカ

オッレルス(フィアンマのツボは時々よく分からないな。偶に本気で理解に苦しむ)ウン






次の悪戯>>+2
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 00:11:58.00 ID:Fs6CvYBko
ksk
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 00:13:45.25 ID:bath+1AZ0
ヴェントを夜這い
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/17(木) 00:14:24.51 ID:XZKB7EBPo
久しぶりに性別を変えてみる

自分の
320 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 00:27:43.60 ID:pOeCXFmAO

フィアンマ(そろそろ夜か)ヨイショ

フィアンマ「少し出掛けてくるがすぐに戻る。心配するな」

オッレルス「夕飯辺りには帰ってきてくれ」

フィアンマ「分かった」



フィアンマ「…」 ←┌(┌^O^)┐ヴェントォ…

フィアンマ「久しぶりだなぁ、ヴェント。相変わらず元気そうで安心したぞ」←┌(┌^O^)┐

ヴェント「四つん這いで来るな怖ぇよバカ、帰れ」ビクッ

フィアンマ「来客に茶も出せんのか、お前は」フゥ ←普通に立ち体勢に戻った

ヴェント「何しに来たのよ」

フィアンマ「夜這いだが」ウン

ヴェント「死ね」

フィアンマ「はは、人に簡単に"死ね"などと言うものじゃない。"死んで下さい"ならまだしも」

ヴェント「…死んで下さい」ギロッ

フィアンマ「断る」ニコッ

ヴェント「」イラッ

フィアンマ「しかし、まぁ、あれだな。お前は相変わらず可愛げも飾り気も無いな」シンミリ

ヴェント「…アンタには関係ないだろうが」

フィアンマ「元同僚として心配しているんだよ。好きなヤツは居ないのか」

ヴェント「……、…>>322」ボソッ
321 :書き直し ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 00:31:05.64 ID:pOeCXFmAO

フィアンマ(そろそろ夜か)ヨイショ

フィアンマ「少し出掛けてくるがすぐに戻る。心配するな」

オッレルス「夕飯辺りには帰ってきてくれ」
フィアンマ「分かった」
フィアンマ「…」 ←┌(^O^)┐ヴェントォ…

フィアンマ「久しぶりだなぁ、ヴェント。相変わらず元気そうで安心したぞ」←┌(^O^)┐

ヴェント「四…三?つん這いで来るな怖ぇよバカ、帰れ」ビクッ

フィアンマ「来客に茶も出せんのか、お前は」フゥ ←普通に立ち体勢に戻った

ヴェント「何しに来たのよ」

フィアンマ「夜這いだが」ウン

ヴェント「死ね」

フィアンマ「はは、人に簡単に"死ね"などと言うものじゃない。"死んで下さい"ならまだしも」

ヴェント「…死んで下さい」ギロッ

フィアンマ「断る」ニコッ
ヴェント「」イラッ

フィアンマ「しかし、まぁ、あれだな。お前は相変わらず可愛げも飾り気も無いな」シンミリ

ヴェント「…アンタには関係ない」

フィアンマ「元同僚として心配しているんだよ。好きなヤツは居ないのか」

ヴェント「……、…>>323」ボソッ


322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/17(木) 00:40:51.20 ID:XZKB7EBPo
弓を持ち、冠を被った白馬の騎士さま(黙示録話)
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 00:42:29.41 ID:G/6EjZIk0
い……ない
324 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 00:51:00.10 ID:pOeCXFmAO

ヴェント「……、…い……ない」ツン

フィアンマ「何だ、せっかくこの俺様がクピードの役割をしてやろうと思ったのだが」

ヴェント「嘘臭い」

フィアンマ「本当だ。そもそも『火』や『赤』は愛をも表す事位知っているだろう」ニコヤカ

ヴェント「……」ムスッ

フィアンマ「まぁ、無理に誰かを好きになっても仕方が無いからな。協力が必要ならば余裕のある時、何時でもしてやるぞ」ウン

ヴェント「間に合ってるっての。何、急にどうしちゃったワケ?」

フィアンマ「色々あったんだ。"色々"と」






フィアンマ「ただいま」

オッレルス「お帰り」

フィアンマ「腹が減って喉が渇いた」グタリ

オッレルス「用意はしてあるよ」ヨシヨシ

フィアンマ「…オッレルス」

オッレルス「?」

フィアンマ「…いや、やはり何でもない」

フィアンマ(『好き』という単語は、やたらめったら口に出すものじゃない)





オッレルス「そろそろ寝るか…」ノビー

フィアンマ(スローライフだな…)フー

オッレルス「………」スヤ

フィアンマ「……」ジー




次の悪戯>>+2
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 01:07:47.36 ID:G/6EjZIk0
ksk
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/17(木) 01:26:28.72 ID:XZKB7EBPo
>>319の状態でふとんに潜り込む
無論全裸
327 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 21:22:25.78 ID:rOv3ZZpd0


隻腕とはいえ、右手が無いといっても、『右方のフィアンマ』自体が優秀な魔術師である事実には何ら揺るぎは無い。
過去は世界を救う為に。現在はある男の気を惹く為に、また、その心を弄ぶ為に。目的は違えど、基幹の部分には好意がある。
彼は世界を愛していた。そして、魔神になり損ねた男を愛している。

「……、…こうか」

自らの姿を変化させる魔術は幾つかある。とある民族にしか許されないもの、とある血族にしか許されないもの、とある人物にしか許されないもの。
フィアンマの用いる術式は一番最後に提示したものが遥かに多い。オッレルスと同等かどうか不明とはいえ、その魔術は人間を一部脱却しなければ使えないもの。
本来、天使に性別というものは無い。『神の力』(ガブリエル)は唯一女性的な天使と言われているが、それ以外の天使達には色々な解釈があり、多くの天使は男性的扱いや描写をされているものの、人間では無い為、『男』、若しくは『女』とはっきり区別する事は不可能。
そして、フィアンマ自身は、『神の如き者』(ミカエル)の属性を司っている。その為に、『神の如き者』に纏わるエピソードに基づいた魔術を容易に行使する。
特別な霊装は要らない。彼の中に宿っている力だけで、素質も、力量も、充分過ぎる程に。

「…まぁ、本来必要の無い術式ではあるのだが」

呟き、自らの身体に適当な魔術的記号を散らし、フィアンマは目を伏せて術式を行使する。
神経質な程に倹約家である彼は、自分の貯金を切り崩す事を好まない。それは、戦争が終わっても同じ事。
故に今までは他人と性別をすり替えたり、即興で霊装を使っていたのだが。
深夜という時間帯、何より他人を巻き込むと面倒な事になると判断した上での、自らのみに効力を発揮する、魔術行使である。
応用次第によっては神々しい羽を生やし空を飛ぶ事も可能…ではありそうなのだが、今の所そういった活用法についてフィアンマ自身興味は無い。
即ち、術式の内容は、『自己性別反転』。

今回の術式は、単純な性別すり替えと違い、フィアンマが『女性として生きてきた場合』を仮定及び基調としている。
言うなれば、平行世界に存在するであろう自らとの性別すり替えというべきか。
赤いセミロングの髪は肩過ぎまでもう少しばかり伸び、柔らかな乳房は控えめのサイズ…推定A+といったところだろうか。白い肌は変わらず、スレンダーな女性そのもの。
あくまで性別が変わっても彼の生き方自体に差異は無い為、右腕は変わらず存在しない。
僅かに不満そうな表情を浮かべつつ、フィアンマは服を脱ぎ、几帳面に畳んで枕元に置いた。
ぱさ、と何とも軽い音を立てた自分に衣服から目の前の青年に視線を移し、手を伸ばせばくしゃりと金髪を掴んだ。
少し身じろいだオッレルスの姿を確認してから手を離し、もぞりと、毛布に潜り込む。
フィアンマに背を向ける形で眠っていたオッレルスはといえば隣で蠢く気配に目を覚まし、身体の向きを逆に、フィアンマと向き合う。
目を閉じたままのオッレルスの手に触れたのは、何か柔らかな感触。女性の胸の様な。事実、フィアンマの胸ではあるのだが。
ハッとして目を覚ました視線の宛先、性別が完全に変化しているフィアンマを見つめ、オッレルスは暫く黙り込んだ後、気恥ずかしさに視線を逸らした。
幾ら恋人だといっても、全裸の女性が、まして自分が好意を抱いている人間が一糸纏わず隣に居れば、魔神の力を振るう男とて恥ずかしいのである。

「…どうしたんだ、その格好…?…というか、…」
「驚いただろう?」
「あぁ、びっくりしたな」

機嫌良くはにかんで、猫の様な挙止動作でフィアンマはオッレルスの胸元に頭を寄せる。
褒める事を要求する犬猫の如き仕草にどうにか欲情はすまいと我慢しながら、求められる内容のまま、オッレルスはフィアンマの頭を撫でる。
何だかんだでお人よしを発揮し、甘やかしてしまうが故にフィアンマの悪戯内容が豪快になっていくのだと、オッレルスは知らない。
男性時より頭一つ分程小さくなった身長しか無いフィアンマの体躯を抱きしめつつ、オッレルスは必死に素数を数えている。真面目に素数を数えたのは何年ぶりだったか。
女性になった事で多少素直になったらしいフィアンマは幸福そうな表情で擦り寄る。
これじゃ生殺しだ、と口にこそ出さないものの頭を抱えたくなる青年の様子を見つつ、悪童の様な無邪気な笑みを浮かべ起き上がった処女は青年の上へ跨り乗った。
見上げる側としては、胸の膨らみがモロに視界に入る為、ドキドキとせざるを得ない。
自らの格好と行動が青年の劣情を煽るものと知りながら、フィアンマはくすりと笑った。

「…重くは無いだろう?そこまでひ弱ではあるまい」
「…君、そんなに性欲過多だったか?」
「失礼なヤツだ、別にそういう訳でもないよ。…俺様は只お前の子を腹に宿したいと考えただけだ」
「ッ!?」
「冗談だよ、過剰反応し過ぎだ。どちらかがまともな身分であればそれも悪くは無いが、俺様もお前も世界から追われる側だ、現実的だとは思えん」
「……、…俺としては、別に良いじゃないかと思わなくも無いが、産まれてきた子供が可哀想になるな」
「まぁ、少なくとも魔術師として生きていくしか無いだろうな。学校には通わせられんし」
「将来性が無いな」
「実にその通りだ。…ただ、『一晩の過ち』で子を授かってしまえば仕方があるまい」
「いや、いやいやいや、君それ理論が矛盾して、っん」
「知っているか?既成事実というものは、女性側の策略であっさり決まってしまうものだ」
「確信犯じゃないか…」

妊娠以前に受精すれば最後元の身体には戻れないと知っていて、それでも繋がりたいと考えた、その、理由は。











>>+1のコンマ以下一桁(18:45:26.39←の場合は9です)でフィアンマ(女)の妊娠判定


0~4 妊娠した

5~9 妊娠しなかった 
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 21:33:19.31 ID:G/6EjZIk0
329 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 21:53:20.99 ID:rOv3ZZpd0
《注意:以降、フィアンマは性転換する事が出来ません。性別は『女』固定です》


オッレルス(これはだいぶまずかったんじゃないか)ナデナデ

フィアンマ「…ん…」スヤ

オッレルス(いや、まぁ、勿論子供がデキていたら責任は取るつもりだが)ギュウ

フィアンマ「……」パチ

オッレルス「…おはよう。大丈夫か?」サスサス

フィアンマ「腰痛と身体が怠いだけだ…問題は無い」スリ

オッレルス「そうか…自力で服は着れそうか?」ヨシヨシ

フィアンマ「着せてくれ」ダルダル

オッレルス「……」ヨイショ





子供「いただきまーす」モグ

子供「…あれ?赤いお兄さんが赤いお姉さんになってる」キョトン

フィアンマ(説明が面倒だ。どうやら戻れんし、オッレルスに状況説明を丸投げするか…、…しまった、オッレルスに妊娠したと言うのを忘れた)モグ

子供「何かあったの?」

子供「また事件?」オロオロ

フィアンマ「事件じゃない」ウン

子供「良かったぁ」パアッ

子供「じゃあどうしてお姉さんになっちゃったの?」

フィアンマ「……」ウーン チラッ

オッレルス(俺の口から説明しろって事か…何と説明すれば良いんだ)ウーン

オッレルス「>>331
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 22:02:13.78 ID:G/6EjZIk0
超展開だな
ksk
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/05/17(木) 23:28:40.90 ID:dxQRn6nF0
男装してた
332 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/17(木) 23:45:46.65 ID:rOv3ZZpd0

オッレルス「色々と事情があってな。今まで男装してたんだよ、フィアンマは」ウン

子供「そうなの?」チラッ

フィアンマ(よく考えたものだ)コクリ

子供「じゃあ時々いちゃいちゃしてたのも恋人だったからんだ」ヒソヒソ

子供「ぼくお兄さんたちはゲイなんだなぁと思ってた」ヒソヒソ

子供「私も」ヒソヒソ

子供「いつか結婚するのかなー」ヒソヒソ

子供「その時はお祝いしようねっ」ヒソヒソ

フィアンマ(俺様には普通に聞こえているのだが…まぁ、恋人と聞いて結婚に繋がる辺り真っ当な思考回路だ)ホンワカ

オッレルス(子供達が素直で良かった)ホッ



フィアンマ「…」グデーン

オッレルス「…」チラ ペラリ

フィアンマ「あぁ、そうだ、オッレルス。お前に知らせるべき事があるのだが」

オッレルス「知らせるべき事?何だ?」キョト

フィアンマ「今、お前は俺様が自由意志で女の性別を保っていると考えているだろう?」

オッレルス「…違うのか?」

フィアンマ「戻れるのなら戻っている。戻れないという事はつまり、あれだ、一般的には『おめでた』状態の時だけだ」ウン

オッレルス「」

フィアンマ「検査する手立てが家に無い以上それしか言えん」

オッレルス「……、…昨夜の、か」

フィアンマ「そういう事になるな」

オッレルス「…怖くは、ないのか?先日までは男だった訳だし」

フィアンマ「……>>333
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 00:19:07.89 ID:p67RijEm0
そんなに怖くない、むしろ嬉しい
334 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/18(金) 00:40:42.45 ID:exIz4IQI0

フィアンマ「…そんなに怖くはない、むしろ嬉しい」ウン

オッレルス「……」

フィアンマ「理解出来ないものを見ているかのような目をするな。…得体の知れないものが腹に入ってる訳じゃない」

オッレルス「…痛いと思うぞ。産む時」パタン イソイソ

フィアンマ「だろうな。とはいっても、これまで痛い思いなら何度もしてきている。今更だろう。何があっても堕胎はせんぞ」

オッレルス「俺も堕ろしては欲しくない」ギュウ

フィアンマ「…」ギュー

オッレルス「既にもう良い父親になれる気がしない」ウーン

フィアンマ「『良い父親』になる必要は無いだろう。子供が否定しようとお前が否定しようと、お前がこの子供の父親であるという事実には何ら変わりないのだからな」

オッレルス「淡々としてるんだな」

フィアンマ「先に言っておくが、流産の恐れは健康…いや、"普通"な母体のソレよりもやや大きい」

オッレルス「安定期に入るまでは油断ならないし話し合いをしても仕方ないって事か」サスサス

フィアンマ「そういう事だ」ハァ

オッレルス「……、…子供、か」

フィアンマ「…」チラ

オッレルス「…いや、俺だって若い頃は『きっと将来それなりの女性と結婚してそれなりの家庭を築くんだろう』なんて曖昧に考えていたが、魔神になり損なう前にはもう考えてなかったからな」

フィアンマ「落ち込んでいるのか?」

オッレルス「落ち込む位なら最初から抵抗しているよ、力が無い訳じゃないんだから。確かに俺は臆病者だが、どうしても嫌だとか怖いと思ったら突っぱねるよ」

フィアンマ「昨夜は酔っていた訳でもないからな」

オッレルス「あぁ。だから、君はどうであれ、俺は過ちを犯したなんて思ってないよ。君にはこれから苦労をかけるが」

フィアンマ「…最近、頼り甲斐が出てきたんじゃないか?前は割りとヘタレだったが」フム

オッレルス「ふふ、ヘタレって言うなよ…まぁ、そうかもしれないな。きっと明確に守りたいものが出来たからだ」ウン

フィアンマ「……出産時、痛みや生理的ショックで死ぬ母体も多いらしいな」

オッレルス「…、」ギュウウ

フィアンマ「その時は、…まぁ、言わんでも分かるだろう」

オッレルス「生き形見だなんてゾッとしないな。…君が思っている事は、ちゃんと叶えるよ」

フィアンマ「そうか」スリ

フィアンマ(防御術式の構成と強力な庇護位置を多少変えねばいかんな…)




次の悪戯>>+2

335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 00:51:21.18 ID:p67RijEm0
ksk
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/18(金) 00:55:28.68 ID:FRmty3tio
子供の名前を考えようと提案

候補にミッキーを上げる
337 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/18(金) 01:43:48.03 ID:zyYxre3AO

フィアンマ「…話し合っても仕方がないのだが、多少の夢想や希望も必要だろう。子供の名前はどうするか」

オッレルス「イタリア語か、デンマーク語か、英語か…」ウーン

フィアンマ「…性別が男だった場合の候補としてはミカエル、マイケル、ミッキー辺りが良いと思うが」ウン

オッレルス「全部『神の如き者』繋がりじゃないか。一番最後は…何かダメな気がする。夢の国と大戦争になりそうだ」

フィアンマ「そうか?…イタリア語なら…スペランツァ、フェリチータ…これは女か。後はサーノ…辺りだな」ウーン

オッレルス「デンマーク語だとリッケ、カウレージ、オンスケリステ…位か」ウーン

フィアンマ「妙な名前を付けても将来差し障りが出るだろうからな…」

オッレルス「難しいな…今、俺か君の本名から少しずつ字を取って組み合わせようと考えたんだが」

フィアンマ「だが?」

オッレルス「名前を思い出せなかった」シンミリ

フィアンマ「…まぁ、俺様も思い出せんからな」シンミリ

オッレルス「複数組み合わせてミドルネームの形を取っても良いんだが…」ウーン

フィアンマ「本人が使い易い名前にせねば…」ウーン




フィアンマ「……」グデーン

オッレルス「……シルビアに電話したんだ。互いの近況報告も兼ねて」ナデナデ

フィアンマ「そうか」グデー

オッレルス「『子供がデキた? なら、妻に無理させないでしっかり父親やんなさいよ、大馬鹿』だってさ。…頑張るとだけ答えたが」

フィアンマ「『妻』という呼び方に違和感を覚えるな」

オッレルス「確かに…ま、仕方ないさ」






次の悪戯>>+2
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/18(金) 01:49:01.72 ID:FRmty3tio
かそく
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 02:19:04.96 ID:p67RijEm0
アックアとヴェントに報告
340 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/18(金) 09:01:24.47 ID:zyYxre3AO

フィアンマ「…俺様も『近況報告』してくるかな」スクッ

オッレルス「今まで以上に気をつけてくれよ。君一人の身体じゃないんだから」

フィアンマ「ふん、茶番にもならん在り来たりな台詞だな。…防御術式を調整してから向かうさ」イソイソ

オッレルス「…」

フィアンマ「そんなに心配そうな顔をするな、すぐ戻る」ギュウ

オッレルス「経験の無い不安だ。行ってらっしゃい」ヨシヨシ

フィアンマ「…行って、きます」コク





フィアンマ「やぁ」

ヴェント「!?」

アックア「神出鬼没過ぎるのである」

フィアンマ「神出鬼没など、『右席』時代からずっとそうだったよ。テッラには『前触れがもう少し欲しいものですねー』等と言われたものだ」シンミリ

ヴェント「…懐かしいわね」シンミリ

アックア「……」シンミリ

ヴェント「って、そうじゃねぇだろ。…アレ?何かだいぶ雰囲気が変わってない?」キョトン

アックア「身体の形そのものが変わっているのである」

フィアンマ「そうだな。今の俺様は紆余曲折あって女だ。ついでに言うと妊娠した」ウン

ヴェント「へェ、オメデト…?!」

アックア「お目出度いのである」シミジミ

フィアンマ「アックアには説明するまでもなくオッレルスとの間の子だ」

アックア「魔術サイドに大打撃を与えそうな血ではあるが…産まれてくる子供に罪は無い。何か困ったら頼ってくれても構わん。今はもう只の人間とはいえ、出来る限り尽力するのである」ウン

ヴェント(魔術サイド以前に私の心に大打撃だって…え、適応してない私がおかしいの?アックアみたいに普通に喜ぶのが適切なワケ?)

フィアンマ「そうか。まぁ、必要になったら頼らせてもらうとしようか」フフ

アックア「貴様の配偶者が居れば私は必要無さそうであるが」

フィアンマ「人手というものは無くて困る事はあっても、多くて困る事はまず無い。それなりに頼りにしているぞ。……さて、と。お前達の方は何か変化あったか?」

ヴェント「………」ウゥウ

アックア「>>342

341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 09:04:59.74 ID:vTJo66PDo
ksk
342 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/18(金) 13:19:44.08 ID:45/6I6bAO
チーズ転がし祭りで優勝してきた
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage ]:2012/05/18(金) 16:22:44.60 ID:emb+Mv2Q0
ksk
344 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/19(土) 08:29:45.02 ID:4HZG2RGAO

アックア「チーズ転がし祭りで優勝してきた」ウン

フィアンマ「ほう」

ヴェント「……」

アックア「しがない一般人の傭兵風情…最早只の男に成り下がったとはいえ、体力作りは大事であるからな。それも兼ねての大会出場だった」コク

フィアンマ「ふん、やはりお前は争いから離れられんか。…どんなルールなんだ」

アックア「床に清潔な布を敷いてコースを作り、その上を出場選手がチーズを転がしながら走る、という内容である」

フィアンマ「お前がチーズを転がしながら走る…はは、中々愉快な光景だ、見たかった」フフ

アックア「シュールな光景でしかなかったのである」シンミリ

フィアンマ「元『聖人』且つ『聖母属性』の『二重聖人』がチーズ転がし…っくく」

アックア「優勝商品のチーズ一年分は未だ消費しきれていない」ハァ

フィアンマ「手入れさえしていれば腐る代物でもない、時間をかけて消費すれば良い。…で、お前は何か変化があったのか?ヴェント」

ヴェント「……>>345
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 08:34:59.42 ID:9FBBVq1To
kskst
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/19(土) 08:51:32.96 ID:n99r+icAO
猫を飼ってみた
347 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/19(土) 10:00:08.37 ID:4HZG2RGAO

ヴェント「……猫を飼ってみた」

フィアンマ「猫か」

アックア「雨の中捨てられていた子猫をヴェントが拾ってきたのである」ウン

フィアンマ「善行じゃないか」ニヤニヤ

ヴェント「ニヤニヤすんじゃないわよ気持ち悪い」ギロリ

フィアンマ「そう怒るなよ。で、猫は何処に居るんだ?」ドウドウ

ヴェント「この野郎…、…おいでー」コイコイ

子猫「みー」トテトテ

フィアンマ「……」ホンワカ

子猫「なー」スリスリ

フィアンマ「捨てられていた割には人懐っこいじゃないか」ナデナデ

ヴェント「ちゃんと世話したからね。可愛いでしょ」フフ

アックア「ちゃんとというよりも常にベタ甘であるが」ホンワカ

フィアンマ「ほう」ニヤニヤ

ヴェント「黙れ」ウゥ

フィアンマ「…さてと…俺様はそろそろ帰るかな」ヨイショ

ヴェント「二度と来るな」

アックア「道中気をつけろ、と言う程腑抜けてはいないだろう。また今度である」ノシ





フィアンマ「…ただいま」

オッレルス「お帰り、遅かったな」ギュウ

フィアンマ「まだ夕方にもなっていないが」

オッレルス「滞在時間の話だよ」ギュウウ

フィアンマ(俗説的な兎かお前は)ギュー




オッレルス「……」ナデナデ

フィアンマ(一向に離れん。大事にしているつもりなのだろうが…まぁ、不快感はゼロだし良いの…か?)ウーン




次の悪戯>>+2
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 10:19:42.87 ID:9FBBVq1To
ksk
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 10:33:40.07 ID:HGaGo5Wl0
告白が冗談だった事をばらす
350 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/19(土) 11:34:11.84 ID:YP4jT89+0

オッレルス「…」ナデナデ ギュッギュ

フィアンマ「オッレルス、ずっと黙っていたというか、言わないでおいた事があるのだが」スリスリ

オッレルス「ん?」キョト

フィアンマ「お前に告白しただろう」

オッレルス「あぁ、そうだな」ウン

フィアンマ「冗談のつもりだったんだ、あの時は」

オッレルス「…、…そうだったのか」

フィアンマ「ネタばらしをする前にお前が犬小屋に逃げたからな。言えずじまいのまま今に至る」

オッレルス「……今は違うだろ?」

フィアンマ「勿論だ。そうでなければ孕みたいなどと考えるものか」ヌクヌク

オッレルス「なら、俺は気にしないよ。きっかけが何であれ、今現在の状態に至るまでの選択は全て俺達自身がしてきたんだから」

フィアンマ「…そうか」ギュウ

オッレルス「たとえ何を言われても、俺は、変わらず君を好きだよ」ニコ

フィアンマ「……」コク

オッレルス「……」ナデナデ

フィアンマ「俺様は、…付き合い始めてから、お前を好きになった。オッレルス。お前を愛している。今その感情に嘘は無い」

オッレルス「…あぁ」ギュウ

フィアンマ「僅かながらヘタレも直ったことだしなぁ」ニヤ

オッレルス「う…」モゴモゴ






次の悪戯>>+2

351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 11:36:23.46 ID:HGaGo5Wl0
ksk
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 12:41:43.77 ID:LRXnaeKIO
腹パン
353 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/19(土) 13:14:22.68 ID:YP4jT89+0

フィアンマ「…」ベシッ

オッレルス「いきなり何するんだ」

フィアンマ「いや、不意に『好きな子の鳩尾に殴りを入れて興奮する性癖』についての話を思い出してな」

オッレルス「だからって俺の身体で試さないでくれ」メッ

フィアンマ「防御術式で防ぐと思ってはいた、半分程だが」ウン

オッレルス「半分か」ガックリ

フィアンマ「いつもの様に『お仕置き』とやらはしないんだな?」ジー

オッレルス「君一人の身体じゃないからな」ウン

フィアンマ「…子供好きなのか?」キョト

オッレルス「どちらとも言えないな。子供は嫌いじゃないが、大好きという程でもない」

フィアンマ「はっきりせんな」

オッレルス「いつもの事だろう。…あぁ、でも俺と君の間の子は特別扱いしてしまいそうだな」ギュウ

フィアンマ「子供達が可哀想だろう」

オッレルス「なるべく平等に扱うつもりではあるが」

フィアンマ「あまりべったりし過ぎるのも良くないと聞くしな」

オッレルス「…君、両親は?」

フィアンマ「……、…片親だった。といっても、母親もすぐ死んでしまったが。熱心的な十字教徒で、精神病でも患っていたのか、父親は最後まで『神様』だとしか言ってくれなかったな」シンミリ

オッレルス「…そうか」ヨシヨシ

フィアンマ「お前はどうなんだ?」チラ

オッレルス「一応、幼少期は居た…らしいが」

フィアンマ「曖昧だな」

オッレルス「思い出話なんて大概曖昧なものだろう」シンミリ






次の悪戯>>+2
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 13:16:54.09 ID:9FBBVq1To
ksk
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/19(土) 16:49:45.35 ID:n99r+icAO
撫でる
356 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/19(土) 17:16:00.10 ID:4HZG2RGAO

フィアンマ「………」ナデナデ

オッレルス「…?」

フィアンマ「……お前の髪は触っていて心地が良い」ナデナデ

オッレルス「…そうか。君の髪の方が、触っていて楽しいが」フフ

フィアンマ「長いからだろう、それは。髪質の話だ」イジイジ

オッレルス「…俺も、少し弄って良いか?」

フィアンマ「あぁ」ナデナデ

オッレルス「……」イジイジ

フィアンマ「…こんな時間が、何時までも続けば、良いのだが」

オッレルス「…続けたいなら、それ相応の努力をすれば良い」

フィアンマ「……、…努力を重ねても、只幾つかのアクシデントと一度の失敗で壊れる事もあるだろう」

オッレルス「その時は、その時、考えればいい。…俺としては、隣にいつも君が居て、出来れば子供達が自力で幸せになってくれて、シルビアも元気なら…身の回りさえ無事ならそれだけでいい。利己的だと分かってはいるのだがね」

フィアンマ「批判はせんよ。出来る立場でもない」スリ

オッレルス「同意見ととって良いのか?」ナデナデ

フィアンマ「そうだな、否定はせんよ。…はは。いつからこんなにも臆病者に成り下がったんだ、俺様は」

オッレルス「それは臆病じゃないと、俺は思うよ。君も俺も、大事なものをしっかり認識している、ただそれだけだ。不安はマイナス感情だが、必ずしも悪い事だって訳じゃない」

フィアンマ「…そんな、ものか」ギュウ

オッレルス「…そんなものだよ」ギュウ





次の悪戯>>+2
357 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/19(土) 17:20:47.17 ID:NPbGwG5AO
加速
シルビーは一体何をしに出掛けたのか…
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/19(土) 17:25:24.94 ID:HGaGo5Wl0
キス
359 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/19(土) 19:28:34.85 ID:0bILJFZI0
>>357さん シルビーが何方かは存じ上げませんが、シルビアさんは『下女即ちメイド』の修行は終わったとして召集されていたため一度だけ従いイギリスへ戻り、その間にフィアンマとオッレルスが恋人関係になったもので戻るかどうか考えあぐねている状況の為現在家の中には不在です》




フィアンマ「…ん」チュ

オッレルス「ん、…」

フィアンマ「…キスの格言を、知っているか」

オッレルス「額は祝福、頬は厚意…ってヤツか」

フィアンマ「そうだ。…髪は思慕、喉は欲求、首筋は執着…と、色々あるが。有名なのはその二つか」モゾ

オッレルス「…どうせ身体にキスをするなら腿じゃなくて、腰にしてくれよ」

フィアンマ「手の甲ではないのか?」クス

オッレルス「尊敬されるような人間じゃないからな。なり損ないな上、君より実力は下だ。負けた事だし」

フィアンマ「遜るな、この間お前が俺様に敗北した理由は手を抜いたからだろう」

オッレルス「気付いてたのか」

フィアンマ「タイミングのズレがあからさまだった。気付くさ、そこまで鈍くはないからな」

オッレルス「ふ、ふふ。まぁ、恋は盲目と言うからな。君に対しては弱い」

フィアンマ「腑抜けたものだ」

オッレルス「幸せ病みたいなものだよ」

フィアンマ「幸せ太りの間違いだろう、言葉が違う。…幸せ、か」

オッレルス「幸福だよ」ウン

フィアンマ「そうか。……つかぬ事を聞くようだが、…お前は、シルビアの事をどう思っていたんだ」

オッレルス「シルビアの事?そりゃ…パートナーとして大切には思っていたが」

フィアンマ「恋愛感情は無かったのか」ジー

オッレルス「うーん……>>360かな」


360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 01:02:28.05 ID:4qgAQgA50
多分無かった
361 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/20(日) 01:53:47.12 ID:DpX3VeLAO

オッレルス「うーん……多分無かった、かな」

フィアンマ「女性としては魅力的だったと思うが」

オッレルス「俺もそう思うよ。だからといって好きに直結する訳じゃないだろ?人間的には尊敬してるし、彼女が困った時助けてやりたいという気持ちもある事にはあるが、それが『何を差し置いても』『好きだから』とはならなかった。だから、好意は抱いているものの、これの正体は恋愛感情じゃないと思う」

フィアンマ「そう、か。…裏を返せば、お前は今俺様だけは『何を差し置いても』『好きだから』助けてくれるという事か」

オッレルス「言葉尻を捕まえて追及しないでくれよ…その通りではあるが。恋だけじゃないしな」ウグ

フィアンマ「からかっただけだろう、情けない顔をするな。俺様が虐げたみたいだろう」フフ

オッレルス「言葉の応酬では結構君に虐げられている気がするが」

フィアンマ「シルビアに倣って家庭で出来る三角木馬の刑に処されたいのか?物好きなヤツだ」

オッレルス「そういうわけではない」ヒヤアセ

フィアンマ「っく、くくっ、ははははは!!」

オッレルス(シルビアは違うが…俺は恐妻家の星の下に生まれたのかもしれない)ナデナデ





次の悪戯>>+2
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 01:58:09.85 ID:VcIYRi/ao
ksk
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 09:54:37.02 ID:eAGVyuKSO
聞こえるか聞こえないかぐらいの声でローマ式拷問のやり方について一人で復習
364 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/20(日) 10:51:02.83 ID:DpX3VeLAO

フィアンマ「鉄の処女…形状…変…天使の…護…魔術…意味合…可能」ボソボソ

オッレルス「」ビクッ

フィアンマ「嘘…苦悶の梨(Pear Of Anguish)…金属…螺子…回転させ…スプーンに似た…割…」ボソボソ

オッレルス「フィ…フィアンマ…?」オズ

フィアンマ「ん?」ニコ

オッレルス「…今、何か不穏な言葉が幾つか聞こえた気がするんだが」

フィアンマ「俺様は今まで他者をあまり顧みずに生きてきた。故に、俺様は自信が無い。お前の為に一体何をしてやれるのか…」シュン

オッレルス「…何もしてくれなくて良い。一緒に居てくれればそれだけd「夫の要望を出来る限り叶えるのが妻のあるべき姿だ」ちょっと嫌な予感がするんだが」

フィアンマ「だから…その、倒錯的な行為はよく分からんものの、拷問…被虐願望位なら叶えてやれるぞ」モジ

オッレルス(可愛いのに可愛くない)ガタブル

オッレルス「誤解だ。俺に被虐願望は無い」ヒヤアセ

フィアンマ「辛抱する必要は無い、俺様はお前の望みをよく分かっている。お前は優しく遠慮がちだからな、本心などあまり口に出せまい」ギュウ

オッレルス(話が通じてない…)ヒヤアセダラダラ

フィアンマ「言葉だけでは物足りないのだろう?直接部下を手にかけた事が無い分不得手だが、精一杯努力はする。楽しい拷問にしよう」ウン

オッレルス「楽しい拷問って何だよ!要らないからな!?」

フィアンマ「我慢するな」ニコヤカ

オッレルス「してない」キリッ

フィアンマ「そんな事より小腹が空いたのだが。おやつ時だ、用意しろ」

オッレルス(からかわれた…)ウゥ





フィアンマ(焼き林檎は美味だった…)ヌクヌク

オッレルス「……」ナデナデ

オッレルス(満腹だと大人しいし喋らないな。猫みたいだ)ナデナデ

フィアンマ(今更ながらオッレルスとの身長差に違和感を感じる。女共が競ってヒールの高い靴を履くのはスタイルを良く見せると共に足りん身長を増強する為か)





次の悪戯>>+2
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/20(日) 15:50:49.63 ID:Yp2NgDLh0
ksk
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 17:06:04.31 ID:4qgAQgA50
オッレルスの膝枕で寝る
367 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/20(日) 19:23:30.87 ID:oRpN0SrP0

フィアンマ「…真面目な体勢でソファーに座れ」モゾリ

オッレルス「膝同士をつけろって事か?」キョト

フィアンマ「早くしろ」

オッレルス「仕方ないな」ヨイショ


フィアンマ「…」ポフリ

オッレルス「…俺の膝枕は、硬いだけじゃないか?」ナデナデ

フィアンマ「あぁ、硬いな」ウン

オッレルス「辛くないのか?」ナデナデ

フィアンマ「別段辛いとは思わん」

オッレルス「そうか。眠くなったら寝ても良いが…出来ればベッドに行った方が腰は傷めずに済む」

フィアンマ「あぁ」スヤー

オッレルス(寝るの早いな)ナデナデ

フィアンマ「…」スヤ

オッレルス(脚が痺れそうだな。内腿が引きつる)ヨシヨシ

フィアンマ「…レルス…」ムニャ

オッレルス「…可愛いな」フフ

フィアンマ「……」スヤスヤ

オッレルス「…何があっても、君だけは守り通したいというよりも…君だけは、誰にも渡したくない。守りたいだとか、頼りにされたいだとか、俺はそんなに崇高で綺麗な人間じゃない」ナデナデ

フィアンマ「…」スー

オッレルス「…好きだよ。君が世界中を敵に回していても。…まぁ、これは俺にも言えるか」

フィアンマ「……」クゥ

オッレルス「大事なものは作りたくなかったんだけど、な…」ナデナデ








フィアンマの見た夢の内容>>+2

368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 19:27:28.18 ID:VcIYRi/ao
ksk
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/20(日) 20:31:41.14 ID:e8Pk3gMUo
オッレルスの顔をした無数の羊が、 何故か「ペロペロッ」と言いながら牧場の柵を飛び越えていく夢

そして色の違うオッレルス羊の一匹が「おまえ、それでいいのか?」と問い掛けてくる
370 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/20(日) 21:38:26.41 ID:n8Cx5bHV0



目を覚ますと、草原に横たわっていた。柔らかい。牧草だろうか。服は羊飼いがよく着ているソレへと変貌していた。
空は青々としていて、たなびく雲が風に乗ってゆっくりと移動している。長閑な光景だ。

「……?」

先程まで家に居たはずだが、と思いつつ起き上がると、目の前に羊が沢山居た。
一見可愛らしい普通の羊達だったが、よくよく顔を見ていると全てオッレルスと同じ顔立ちだった。
シュールを通り越して軽く恐怖心を呼び起こす光景にどうにか動じない様我慢しながら様子を眺めていると、羊達は俺様の視線を受けて動き出したのか、次々と牧場の柵を飛び越えていった。どうやら牧場から逃亡しているらしい。

「ペロペロッ」
「ペロペロッ」
「ペロペロッ」
「…一般常識に則ってこれは止めるべきなのか? それとも、オッレルスが一匹、オッレルスが二匹と数えれば良いのか?」

しばらく迷いながら羊達を眺めていると、一匹だけ毛色の違う羊が柵を超える様子も無くぼんやりと空を見上げていた。
毛色が違うから大人しいのか、等と根拠の無さそうな事を考えつつ近寄ると、羊が俺様の方を振り返った。
やはり顔はオッレルス。人面羊だという事には何ら変わりない。
せめて羊耳が生えたオッレルスならば可愛らしいものだと笑い飛ばせたというのに、何だって人面羊なのか。
よくよく考えてみると、家から急に草原へ投げ出される訳もない。その前に気付く。
となれば、これは夢という事か。それならば目の前の大量な羊達(顔はオッレルス)の存在にも説明がつく。
そうでなければ合成獣が沢山創りだされたという事になる。由々しき事態だ。

とりあえず落ち着こう。夢占いをすれば落ち着きを取り戻せるんじゃないか?
キーワードを抜き出しよくよく考えぬく事でどうにか現実(夢想)逃避を開始する。

青空。心が晴れ晴れとしていて、前向きな気持ちで物事に取り組める。幸運に恵まれる事をも暗示。
雲。今置かれている自身の立場や境遇を表す。何かを隠している時にも見る…が、これは該当しない…筈だ。
草原。青々とした草原は愛情で心が満たされることを暗示する。家庭愛等に恵まれ充実した生活を過ごせる。
羊。温厚で安らぎを与える人物を示す。…しかし嫌な…恐怖は嫌な印象に入るとするならば、悪い変化が訪れる前触れとされる。
恋人。実際の恋人への思いがストレートに表れる事が多い。

まぁ、オッレルスは温厚な方だと思うし、安らぎも得てはいるが。だからといって混ぜなくても良いだろうに…俺様の想像力は時折謎の結果を生み出す。
何か悪い変化が訪れるという点だけがどうにも気になってしまうものの、概ね悪くは無い夢占い結果だ。
そう考察しながらしっかりと前を向くと、先程の毛色の違うオッレルス羊がじっと目を見つめてきながら、ただ一言だけ述べた。












「お前、それでいいのか?」
371 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/20(日) 21:38:43.45 ID:DpX3VeLAO
+
372 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/20(日) 21:39:13.74 ID:n8Cx5bHV0


フィアンマ「…」パチッ

オッレルス「…」スヤ

フィアンマ(人に膝枕したまま座った状態で眠るとは器用なヤツだ。しかし先程の発言はどういう意味だ?)

オッレルス「…」スー

フィアンマ(単に俺様の脳が作り出した一言と片付けるのは簡単だが、『右方のフィアンマ』としての性質上、俺様の夢には時折個人レベルの予言が出てくる事もある。だとすれば、)

オッレルス「…」クゥ

フィアンマ「…俺様に、不満があるのか?」ギュウ

オッレルス「ん…」スー

フィアンマ「…すまん。だが、今の悪戯は愛情表現も兼ねている。只の弁解に過ぎんが」ショボン

オッレルス「……」スヤスヤ

フィアンマ「…嫌わないでくれ」ボソ




オッレルス(よく寝た…)ノビー

フィアンマ「……」ズーン

オッレルス(問題。目を覚ましたら身重の妻が隣でものすごく鬱々としています。さてオッレルス選手、正しい答えは何でしょう?分かるかッ!)アワアワ

フィアンマ「あ…」

オッレルス「…おはよう」

フィアンマ「…あぁ」コク

オッレルス(俺が寝ている間に何かあった…なら子供達がそれとなく言ってくれるし、この部屋に来るはずだ。となるとフィアンマ個人の問題か)

フィアンマ「……」ズズーン

オッレルス(すごく落ち込んでるな。うまく形容出来ないが、憂鬱そのものだ)






(オッレルスがどん底まで落ち込んでいるフィアンマに)何をしてあげる?>>+2
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/20(日) 21:51:39.54 ID:4qgAQgA50
ksk
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 01:28:57.93 ID:EM2pfq200
ぎゅっとしてなでなでしてちゅっちゅ
375 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/21(月) 07:36:02.51 ID:r3xV2mqAO

オッレルス「……」ギュウ

フィアンマ「…、……」ズズーン

オッレルス「…フィアンマ」ナデナデ

フィアンマ「…何だ」シュン

オッレルス「悪夢でも見たのか?酷い顔色だ」ナデナデ

フィアンマ「…お前には関係の無い事だ」

オッレルス「君の事で俺に関係しない事は一事項たりとも無い」チュ

フィアンマ「……自惚れるなよ」ギュウ

オッレルス「事実を述べているだけだ。君は俺のものだ。例え何があっても、少なくとも俺が死ぬまでは」ギュウウ

フィアンマ「…俺様は自分勝手だ。昔からそうだった。今更そう簡単には人格を変えられん」

オッレルス「そのままで良い」

フィアンマ「隻腕である以上、家事をこなすのも遅い」

オッレルス「知ってるよ。何も問題は無い」

フィアンマ「お前に迷惑をかけている。様々な方面で」ジワ

オッレルス「俺が嫌だと思ってないから、迷惑じゃ語弊があるな。そもそも苦だと感じた事は無い」

フィアンマ「…愛情表現が素直ではない。自覚があるというのに、うまく表出させられん」グス

オッレルス「構わない。遠回しだとしても愛情を伝えてくれているから、それだけで充分だ」

フィアンマ「それ、から…それから、…」ポタポタ

オッレルス「君がどれだけ自らの非を口に出そうと意に介すものか。変わって欲しいとは思ってない」

フィアンマ「…、ッ…お前は、俺様に対して我慢しているだけじゃ、ないのか」

オッレルス「1対1の人間関係において、俺はそんなに辛抱強い人間じゃないよ、フィアンマ。君はどうも俺を買い被ってくれているようだが、そもそも俺はそんなに聖人君子じゃない。我慢ならなければ言うし、抵抗もする」ナデナデ

フィアンマ「……、っ…」ギュウ




オッレルス(妊娠すると情緒不安定になると言うからな。フィアンマ自身思い込みが強い人間だし…仕方ないか)ヨシヨシ

フィアンマ「…」モゾリ

オッレルス(泣き疲れたみたいだな)ナデナデ

フィアンマ「…」スリ






次の悪戯>>+2
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/21(月) 08:16:37.29 ID:jS2h/CIAO
ksk
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 13:39:36.99 ID:AzogN2OC0
ディープキス
378 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/21(月) 21:01:26.75 ID:7of5Z8tD0

涙を流したが為に未だ少し潤み、白い部分が僅か赤みがかった瞳を隠す様に瞼を閉じたフィアンマが、静かにオッレルスへ顔を近づけた。
あらかじめこうすると話し合いでも済ませていたかの様に、何の動揺も無くオッレルスは口付けを受け入れた。
幾度もの悪戯をされ、動じなくなったのか、オッレルスは余裕たっぷりな様子で薄く微笑む。
そのまま隣のフィアンマの身体を抱き寄せて、ほんの少し首を動かすと深く口付けた。
自分の胸元に感じる柔らかな、且つ控えめであるフィアンマの胸の感触を何となく認識しながら、キスをするのに鼻は高ければ高いだけ邪魔だな、等といたく呑気な事を考えながら、オッレルスは舌をフィアンマの口内に挿入し、くすぐるようにして蹂躙する。
示し合わせたかのように目を閉じた二人の口内から、或いはその隙間から、水音が響く。静かな部屋にはその音だけが木霊しているかの様で、何か愉快だと思える部分でもあったのか、フィアンマがくすりと笑う。
性交とは方向性の違う、情愛に満ちた優しい手つきで、オッレルスはそっとフィアンマの髪を撫でる。

「ん、…」
「……、…ふ」

慣れないが為に拙い舌使いながらもどうにか自分を満足させようと努力しているらしいフィアンマの姿がたまらなく愛おしく、オッレルスはぼんやりと現状における幸福を再確認する。







どこまでいっても彼…否、現在は彼女と言うべきか。
このキスを交わしている相手との未来は退廃的であり、破綻に満ちている事位解っている。
子供が産まれてきても恐らくロクに育てられない(正確にはまともな教育を施してやれないというべきか)だろうし、もし限界のその時がくれば、施設や教会に預ける場合もあり得るだろう。
もしかしたら今この瞬間堕胎してしまった方が、或いは流産してしまった方が、フィアンマのお腹の子は産まれてくるよりまだマシなのかもしれないとは、思う。
それでも現実的な策を取れない位には、自分はおかしくなってしまったらしい。そもそもおかしかったのかもしれないが。
魔神になり損なったお陰で、人間として大事なものを無くしてしまった上人ならざる者にもなれなかった自分は、中途半端でどこか狂っている。
それでも、まぁ、言い訳をさせてもらえるのならば、今更自分を変えるなどという事は不可能なのだから、どうか赦して欲しい。
唇を離して、目を開ければ唾液の糸がぷつりと途切れるまで眺めてから、フィアンマの肩を撫でる。
華奢な肩だ。強く握りしめたら簡単に脱臼してしまいそうな程(彼女に限ってそれはないだろうが)に。

「好きだよ、フィアンマ。愛しているよ。この世界の誰よりも」

君の為なら誰でも殺せそうだとたった一言素直な心で口に出したら、君はどんな顔をするんだろうか。
きっと失望する。 或いは軽く怯えるか。
もしかすると『自分のせいで狂わせてしまった』等と要らぬ責任を感じさせそうだし、絶対に言わないが。
ぺたりと頬に触れてくる手が、他の誰かに触れるのかと思うと憎らしさで切り落としてしまいたくなる衝動を。
細くて長い脚が、何処か遠くへ逃げ去ってしまう予兆を見せているようで、もぎ取りたくなる苦しみを。
美しい金色の瞳が、俺以外を熱心に捉えると思うだけで憤怒の念が湧きあがりそうになる辛さを。
たった一言素直な心で、口に出したら。君は、どんな顔を。

「愛してるよ、フィアンマ」
「…あぁ」

どす黒い感情を隠しきって、出来る限り優しく優しく笑いかける。
腐敗臭を甘い香水で誤魔化すかの様な無理矢理さで。




どうか、君を怖がらせませんように。
379 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/21(月) 21:01:47.94 ID:r3xV2mqAO
+
380 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/21(月) 21:02:44.11 ID:7of5Z8tD0


フィアンマ(夕飯も食したし、風呂にも入ったし、暇だな)ゴローン

オッレルス(可愛いな)ナデナデ

フィアンマ(眠いような、眠くないような)ウダウダ

オッレルス「……」ギュウ

フィアンマ(落ち着く…事自体は良いのだが、これは依存レベルなんじゃないか?だとしたらいかんな)モゾ

オッレルス「……」ヨシヨシ

フィアンマ(しかし羊の顔が全てオッレルスだと理解した時の恐怖は半端なものではなかったな)ゾワゾワ

オッレルス「…」ナデナデ

フィアンマ「…」カプリ

オッレルス「痛い痛い」フフ

フィアンマ「軟弱なものだ」

オッレルス「骨抜きにされてしまったからな」

フィアンマ「…ふん」プイ




次の悪戯>>+2
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 21:03:48.32 ID:txiD0+Njo
ksk
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 21:04:13.14 ID:6njIhi3c0
   _     =ヽ、    ヽー--===ニニニ--      --、 
  `ヽ>    .| |'     `''''~|.|__.|.|,,,---、   、  | | .>ヽ ヽ、''\    ==ニ''''''==   =ラ'''ニ==
   |.|     .|.|,,--、  <`ニニ,┌-┐「'''7 /    ヽヽ |.| ,ン'~ .//  `ミ;、     ヽ ヽ、   //
   .| =ニニ=''''' ̄ ̄   |.|__」.|,,,,-'└┘/   ,、 `ニ」└ニン'ン    ヽ,ヽ、    .ヽ ヽ、//
   .| |           し--─ミニ ̄ ̄`    `ヽニ:フ .| ̄'.'~、_,,,,,---ミ''''~    .ヽ、`/
   | |,,,--─ニニ^'>   ,、  _,,,,」└--─''~ヽ    /./|.|`ミ:> `-'>ヽ' ̄フ |       >,、ヽ
  //''' ̄ ̄  | |   .ヽ,-─''フ/| Fニ ̄ ̄ ̄   //.|.| .`  //   | .|      .// .ヽ .ヽ
 .//       | |     .,-'ン'~ | | ヽヽ     /  |.|    //   | /     .//   .ヽ. ヽ
/'        | |   ,,-'ン''~  .| |  \`-:,,_     |.|  _// -、、//     //     ヽ. ヽ、
''         ∪   ` ̄    ∪    `-─`    ∪ -"'   ヽ/    ==ニ-ニ=   =ニ---=
383 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/21(月) 21:56:14.20 ID:7of5Z8tD0

フィアンマ「少し台所に行ってくる」ヨイショ

オッレルス「? あぁ、行ってらっしゃい」

フィアンマ(コーンスターチはあっただろうか)モソモソ


片栗粉<デーン


フィアンマ(残量は…それなりにあるな。さて、分量はよくわからんが作ってみるか)


―片栗粉Xの作り方―

材料(使用する物)
・500mlペットボトル(魔術サイドの方はペットボトル大の容器をご用意ください)
・水 適量
・片栗粉(コーンスターチ) 適量
・スプーン(持ち手が長めのもの) 1本
・棒(息子の直径より小さめのサイズがベスト) 1本
・電子レンジ(魔術サイドの方は威力が弱めな火の術式をご用意ください)
・冷蔵庫(魔術サイドで冷蔵庫が用意出来ない方は、威力の弱めな氷の術式をご用意ください)

※砂糖(白砂糖だけではなく三温糖でも可能。無くても作成可) 小さじ二杯分程
※カッターorはさみなどの刃物(ペットボトルのキャップ部分を切り落とすのに必要)(魔術サイドの方は『カマイタチ』の術式かナイフをご用意ください)

手順

1.息子の長さ(使用者の男性器の長さ)を参考値にキャップ部分を切り落とす(注意:根元まできっちりと包み込みたい場合はサイズ大きめに切り落とす事)

2.出来上がった容器に片栗粉を四分の一程度入れる

3.少量の水で砂糖を溶かし、容器に入れます

4.水を八分目まで注ぎ、スプーンでダマにならないようよくよくかき混ぜます

5.電子レンジで片栗粉を温めます(注意:片栗粉が沈殿するのが早いため、中の様子を確認し続け、半分ほど固まったなと思ったら、取り出してスプーンでかき混ぜた方が良いと思われます。あまり電子レンジで温めすぎると水分が飛んでしまい干からびてしまうので、ワラビ餅の様にプニプニになったら取り出してください)

6.水に濡らした棒を挿入し、挿入する為の孔を作ります

7.棒を突っ込んだまま、冷蔵庫で冷やします(注意:片栗粉Xの温度を確認するときは、ちゃんと内部の温度を確認してください。息子が瀕死の火傷を負っても、責任は負いかねます)

8.20〜30分程冷やし、人肌くらいになったら取り出して棒を抜きます。

9.自分好みになっていたら出来上がり!


フィアンマ(出来た)ウン


フィアンマ「戻ったぞ」

オッレルス「お帰り…って、何だソレ」ビク

フィアンマ「ん? あれだよ、今俺様はセックスの相手をしてやれんからな。少しは慰みになるかと思って作ってきたんだが」

オッレルス「いやいや、気遣わなくて大丈」ドサッ

フィアンマ「安心しろ、搾り取ってやる」ニヤ

オッレルス(遊びたいだけだろう、君)



オッレルス「…」グテー

フィアンマ(後片付けは済んだ。気づけばもう深夜か…なかなか感触が愉快だったな。オッレルスの反応も悪くなかった、身体的な意味でだが)マンゾクゲ

オッレルス(疲れた…若さが足りない。若くないから仕方ないか)グタリ





次の悪戯>>+2
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 22:05:37.25 ID:6njIhi3c0
ksk
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 22:19:10.88 ID:AzogN2OC0
ヴェントにいたずら電話をかける
386 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/22(火) 07:31:09.68 ID:ycvbpL+AO

フィアンマ(ヴェントに悪戯電話でもしてやるか…携帯電話…は出ないだろうし、通信術式…霊装を作るとしよう。傍受対策も…こうか)イソイソ

フィアンマ(猫…の剥製は無いだろうからな、我慢しよう)イソイソ

フィアンマ(ヴェントの位置を探知…出来た。変わらずあの家か)フム

フィアンマ「………」プルルル

フィアンマ(通信用霊装の着信音を変えてみたいと発言した事もあったな。テッラにひたすら優しく諭されたが…)シンミリ

フィアンマ「……」チラ
第三の腕「」ピィイ

フィアンマ(テッラを蘇らせるにしても、中途半端な生き死体人形が出来上がるだけか)ハァ

ヴェント『はっあーい、誰かなー?こんな深夜にかけてくる人は』

フィアンマ「………」シーン

フィアンマ(寝起きか。機嫌が悪そうだ)シーン

ヴェント『無視なんて良い度胸してるじゃない。位置逆探知されてハラワタミックスジュースにされたいのカナ?』

フィアンマ「………」シーン

フィアンマ(無言電話だけ、というのもつまらんなぁ…)ウーン





どうする?>>+2
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/22(火) 09:31:17.00 ID:vhlifFdZ0
ksk
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/22(火) 14:46:05.37 ID:JgaEH78AO
メリーさん(本気)
389 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/22(火) 17:39:25.23 ID:ycvbpL+AO

フィアンマ(会話を保留…一度部屋から出るか…)



子供「おにい…赤いお姉さん、お電話中なの?」コショコショ

フィアンマ「あぁ。要らないぬいぐるみ…特に人形は無いか?」

子供「あるよ、私のあげる。ボロボロなの」っ人形

フィアンマ「すまないな。夜遅いのだから、早く寝るんだぞ」コショコショ



フィアンマ(さて、部屋に戻ったしオッレルスも寝入っている、実行するにあたって安全性も確実だ)イソイソ

フィアンマ「『お出でなさい、空洞の魂』」

人形<カタッ

フィアンマ(後はこれを組み合わせ…遠距離制御霊装にすれば問題無い、よし)コロコロ

フィアンマ(少し加工するか、見た目を)


人形<シュンッ


フィアンマ「私メリーさん、今あなたのお家の前に居るの」 ←変声機を用いての可愛らしい声

ヴェント『?! って、本当にアンタ誰…』

フィアンマ「私メリーさん、今お家に入ったよ」コロコロ ←制御霊装弄って人形を移動させている

ヴェント『な、に…?足音、…』

フィアンマ「私メリーさん、今あなたのお部屋の前に居るの」

ヴェント『ひっ…入ってくんな!』ガッタンガッタン

フィアンマ「あけて 開けてよ」

ヴェント『ッ、やめ…分かった、アンタフィアンマだろ、本当ぶっ殺すわよ』

フィアンマ「私 メ リ ー さ ん 今 あ な た の 後 ろ に 居 る の」

ヴェント『ドアの音が…ッひ、やめ、嫌、来るな死ね…っ、あ…いやあああああ!!』ガガガッ



フィアンマ「……」 ←清々しい顔で後片付けを終わらせた

フィアンマ(昔から人形系の呪いの話に弱かったからな…色々とアレンジした人形は恐ろしかっただろう。あの無様な声ときたら、なぁ…あぁ、楽しかった)マンゾクゲ




次の悪戯>>+2
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/22(火) 19:01:28.36 ID:JgaEH78AO
ksk
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/22(火) 20:39:13.52 ID:vhlifFdZ0
オッレルスの顔にチョコレート(熱々)を垂らす
392 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/22(火) 21:17:04.82 ID:ixAEiKQb0

フィアンマ(湯煎する道具はあったのだったか…台所に逆戻りだな)ガサゴソ

フィアンマ(よし、あった)


湯煎手順

1.鍋にお湯を沸かします

2.熱の伝わる、鍋よりも少し小さい、お湯に触れチョコを溶かしても問題ない器を用意します

3.チョコを細かく砕きます

4.細かく砕いたチョコを、器の中に入れ、器をお湯が入らないよう気をつけつつ、鍋の中に浮かべます

5.木べら等を用いて慎重に、丁寧に溶かしてください(注意:高温で一気にやってしまうと風味を損なう場合があります!)

6.塊が無く溶けきったのを確認してから器を鍋より取りだし、布巾等の上に乗せます

7.出来上がり!


フィアンマ(熱いな)ウググ

チョコ<ホッカホカ

フィアンマ(しかし、まぁ、これは熱そうだ。オッレルスは怒るだろうか)ソワソワ



オッレルス「…」スー

フィアンマ「…」ヨイショ

オッレルス「熱ッ!?」ガバッ

フィアンマ「目は覚めたか」

オッレルス「? …フィアンマ、流石に俺も怒るぞ」ジロリ

フィアンマ「もう怒ってるじゃないか」フン

オッレルス「………」カットウ

フィアンマ「…」ジー

フィアンマ(お前がいつまでも寝ているから…俺様に構わないのが悪い)


※深夜三時半です


オッレルス「…>>393するぞ」

フィアンマ「ふん、やれるものならばやってみると良い」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/22(火) 21:37:40.85 ID:LuGTo08F0
キャーリサをガチでレイープ
394 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/22(火) 21:50:30.02 ID:ixAEiKQb0

オッレルス「…キャーリサ第二王女をガチでレ○プするぞ」

フィアンマ「ふん、やれるものならばやってみると良い」

フィアンマ「ただし、分かっているのだろうな。俺様以外の人間と肉体関係を結ぶという事は、その男性器が破壊されると解った上での行動なんだろうな?いきがるなよ、なり損ない。もしもそれで俺様を脅迫しているつもりだというのなら、それは無意味だよ。ただの自滅だ。一度でも抱いてみろ、帰宅してすぐ切断コースだ。何なら後ろも使い物にならないようにしてやっても良いんだぞ。俺様には苦悶の梨の持ち合わせがあるからな。いつでも使用できるよう消毒も済ませてあるぞ。さぁ、選べ」ワンブレス

オッレルス「悪かった」キッパリ


フィアンマ「……から」

オッレルス「?」

フィアンマ「…お前が起きないから、こんな事になったんだ」ボソ

オッレルス「それはただの八つ当たりだ」メッ

フィアンマ「……久しぶりにちゃんと怒ったな」フフ

オッレルス「…怒られたかったのか?」

フィアンマ「それでは語弊が生じる。…あまり、下手に出られたくないだけだ。お前には」フイ

オッレルス「…チョコ片づけたら『説明のできない説教』直行だな」ウン

フィアンマ「」




フィアンマ「俺様が全面的に悪かった…です」グス

オッレルス「解ってくれればそれで良い」ヨシヨシ

オッレルス「もう変な悪戯しないか?」

フィアンマ「…」コクン

フィアンマ(嘘だが)メソ

オッレルス「約束してくれ」ジー

フィアンマ「……」ムー




オッレルス「君も眠気があるならもうそろそろ寝ないと、昼夜逆転してしまうぞ」

フィアンマ「あぁ」モゾリ

オッレルス「…おやすみ」

フィアンマ「…おや、すみ」ギュウ







オッレルスの見た夢の内容>>+2
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/05/22(火) 21:55:25.06 ID:inkN3dKT0
ksk
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/22(火) 22:03:53.88 ID:vhlifFdZ0
普通にフィアンマと結婚して普通に生活する夢
397 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 00:29:18.27 ID:nPhB5cQX0

目を覚ますと、隣に居るはずの感触が一人分足りなかった。スカスカだ。
また一人で頑張っているのか、と心配になりつつ立ちあがってキッチンへ向かうと、甘い匂いがした。蜂蜜の様な、練乳の様な。フレンチトーストの匂いだろうか。
キッチンに辿り着くと、苦心しつつフィアンマが調理をしていた。ここまでは予想通り。ただ、予想と違ったのは、彼女がエプロン(青い色の、新妻がよく着るファンシーなデザインのそれ)を着用していたという事位。

「片腕で火を扱うのは危ないだろう」
「俺様は火のエキスパートだ。この位で火傷する程愚かではない」
「怪我はしたみたいだが」
「……、…うまく物を押さえられんのだから、不可抗力だろう」

一本の腕で、片方の腕のみでフランスパンを押さえつけつつ切るのは至難の業だったらしく、フィアンマの左手指先には軽い切り傷が出来ていた。薄皮一枚半程の超軽傷といえど、それなりには痛かっただろう。
焼き作業をじっくりやっているからか暇を持て余しているらしいフィアンマは、遠慮なく俺にもたれかかってくる。そもそも体重が少ない分、どれだけ寄りかかられようと支えるのに際して苦はゼロだが。

「そのエプロンはどうしたんだ?」
「お前が俺様に贈ったものだろう。赤い髪に青は映えるから素敵だ、とか何とか言っていたじゃないか」
「思い出せないな」
「ふん、寝ぼけてるんじゃないか?顔を洗ってこい」

言われるがまま洗面所に移動し、適当に蛇口を捻って冷水で顔を洗う。
幾分かさっぱりした事に加え、眠気もだいぶ醒めた様に思う。
青いエプロンなんて贈った記憶が…いや、数か月前か。確か、そうだったはずだ。
周囲からは早いとも言われたが、短い交際期間ながらもフィアンマにプロポーズし、承諾されて二人暮らしを開始してから一カ月後、調度彼女の誕生日という事もあり、精一杯考えた結果あのエプロンをプレゼントしたのだった。
何ともいえない微妙な表情をされたもので、どうにか着せようと口説いた事を覚えている。とはいっても本心ばかりを口に出していたので、口説いたという印象は俺自身無いのだが。
裸エプロンが見てみたかったな、などと朝から下世話な事を考えつつリビングへ行くと、既に食事の用意は終わっていた。ついでに言うと邪な考えを感じ取りでもしたのか睨まれた。
不快ではないものの、甘ったるい匂いが部屋中に漂う。

「随分と遅かったな。そんなに目が覚めなかったのか。食事を済ませたら二度寝をしてみるのはどうだ」
「いいや、遠慮しておくよ。家事もしないといけないし、何よりせっかく目覚めたのだから、君を見ていたい」
「いつでも見られるだろうに」
「人生何があるかわからないだろう。一分一秒でも長く君と一緒に居たいんだ。出来れば意識のある状態で」
「おかしなヤツだ。…良いから食せ」

照れているのか、ぷい、とそっぽを向く様は可愛らしいとしみじみ思う。

「口の端についてるぞ」
「何処辺りだ」
「…ん、」
「……この位、自分で取れる」

舌でパン屑を舐めとられたのが気に入らなかったらしく、憤慨した様子で頭をはたかれた。ぺしり、と軽い効果音でもつきそうな、優しい一撃。
彼女が本気で怒った場合は『第三の腕』が動く為、俺の『北欧玉座』と拮抗して天災レベルの被害が出る。だから、憤慨しているといってもあくまでそれはポーズだけだ。

どういう経緯でそうなったのかは忘れてしまったが、俺もフィアンマも今は追われる身ではない。勿論だからといって進んで正体を明かしている訳ではないが、少なくとも、外出していて奇襲を受ける事は稀だ。
故に籍を入れる事も、結婚式を挙げる事も『普通』に出来た訳だが。
398 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/23(水) 00:29:23.56 ID:LwZKjH4AO
+
399 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 00:29:49.73 ID:nPhB5cQX0


さまざまな意味で甘い朝食を終え、皿を洗う。自分がやると申し出は受けたものの、料理を作らせた上腕の不自由な彼女に食器洗いまでさせるのは気が引ける。
その気持ちは嬉しいが、と前置きをしてから丁寧に断ってみたものの、不服そうな表情で、フィアンマは俺の背中に頭をもたれてくっついている。
少し眠いのかもしれない、抱きついてくる身体は常よりももう少しばかり温かい。

「……オッレルス、口の中がベタつくのだが」
「…水を飲めば良いんじゃないか?」
「…分からんヤツだ。口付けに応えろと言っている」
「もう少しで終わるんだが、待ってはくれないか?」
「断る。…朝の挨拶をしていないだろう、今朝は。だから、…しろ」
「言葉に困ると命令口調になる傾向にあるな、君は。終わったよ」

食器洗いを手短に済ませて振り向くと、フィアンマは満足そうな様子ではにかんだ。
彼女は機嫌が悪いという事が少ない。基本的にテンションは高めだし、構われたがりだ。無論、大人の分別位は備わっているものの、駄々をこねることを楽しんでいる節がある。いつぞや、『俺様はいつだって楽しい方が好きだよ』とも言っていたし。
唇を重ねると、彼女の愚痴通り、甘い、ベタつく味がした。ただし、それ単体が口内に留まっている状態と、口付けで唾液と共に味を薄め口内に残すのとでは違う。

「ん、…、ふ…っ、は」
「…キス、上手になったな」
「何百回と経験すれば、何にしろ上達はするものだろう」
「ふふ、そうだな。…君とキスをしていると、多幸感の様なものを感じる」
「それは良かったな。不幸な気分になるとでも言われたら『ファラリスの雄牛』の中にでも小一時間閉じ込めようかと一瞬思案したところだ」
「相変わらず恐ろしい事を言うな…」
「お前なら耐えきれるだろう、という想定下での発言だよ」

顔を見あわせてくすくすと笑い、先程の中和する為のキスと方向性の違う、軽い口付けのみを繰り返す。角度を変えて、そこに込める感情を少しずつ変えて、何度も、互いが飽きるまで。
感覚的には一時間程でキスをやめ、ふと時計を見やると二十分しか経過していなかった。むしろ二十分間もバードキスを交わす事に没頭している方が妙なのかもしれないが。
目を開けたフィアンマは何らかの言葉を言いあぐね、もごもごと口の中を動かした後、数分黙ってから口を開く。

「…デートというものがしてみたい」
「しよう」

したい、ではなく、してみたい、というところに純粋さというか何というか、恋愛事に不慣れが故の愛らしさを感じる。
満足気な表情で俺の手を握っている彼女は、きっとこの形が所謂『恋人繋ぎ』である事さえあまり知らないのだろう。
元の職務上他人を操る事や心を弄り追い詰める事には長けていても、ことプライベート的人間関係においては何をどうしたら相手が喜ぶのか、傷つくのか、不安がらせてしまうのか、いまいちよくわかっていないところがどこか歪んでいて、好ましいと思う。
強迫観念的なところも潔癖症的なところも完璧主義なところも、全部が全部彼女を構成する上で必要な要素なのだろうと思う。俺がどこまでいっても不完全で臆病者であるように。直せと言われてそうそう簡単に直るものでもない。
だから、俺は彼女が思いつめないようどうにか心中の痛みを吐き出させたりして、受け止める。たとえそれで俺が傷つけられても、彼女が幸福ならそれで良いかと思える。

「どこに行こうか」
「近くで良い。尚且つ涼しい所を希望する」
「ならカフェにでも行こうか…今日は良い天気だしな」

にこにこと満面の笑みを浮かべる彼女の頭をそっと撫でて、自然と口元が弛んでいくのを感じる。幸せだ。
『普通』とは、『日常』とは、自分の望む様に手に入らないとわかっていればいる程、優しく幸福な猛毒だ。
400 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/23(水) 00:29:52.05 ID:LwZKjH4AO
+
401 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 00:30:20.74 ID:nPhB5cQX0


改めて目を覚ますと、いつも通り、フィアンマは隣で眠っていた。上体を起こす。
随分と長い夢だったように感じる。なかなか楽しかった。
別に現実に不満がある訳じゃない…と思いこもうとしているだけで、もしかしたら多大にあるのかもしれない。
彼女と結婚出来ず、将来も不安定、抱えている子供達の人生も心配で。
問題が山積み過ぎて、バランス悪く積まれてしまったダルマ落としの様に、一つの問題を無理矢理に解決すればそこに歪みが生じ、他の問題が深刻化するようになっている。
どちらにせよ、現状維持のまま見守っていれば、その塔は崩れていってしまうとわかっているのに。

「…君が『救済』の方法をあんな大仰で大規模なものにした理由が、よくわかるよ」

ぽつり、知らず知らず口から呟きが漏れていくのを自覚しながらも、止められないまま、フィアンマの頬を撫でる。
好きにならなければよかった、などとは考えていない。好きになれて良かったとは思うが、その逆はまずない。
複雑に絡み合った問題は、どれか一つ切り離して単独で絞殺してみたところで、解決出来ない。
天秤にかければ全てが同じ位に重く、どれかを切り捨てることさえ自分自身が赦せない。

「もし、君も俺も、普通の人間だったら」

世界を揺るがす力など無かったら、或いは先程まで見ていた夢の様に、普通に出逢って普通に恋をして普通に暮らせたのかもしれない。
だが、この仮定は彼女と自分の人生を丸ごと否定してしまう事だ。本来口にしてはいけない言葉。
そもそもこんな力が互いに無ければ、出逢う事も無かっただろう。
過ちを犯す事も無かっただろうとも思うが。

「フィアンマ、俺を救ってくれ」

弱弱しい声で、自分の意思とは無関係に呟きが漏れていく。
本来神に頼むべき事項を眼前で眠る恋人に頼んでしまいながら、そっと手を握る。
彼女の手を借りて指折り組む形で、無言のままに、きっと居もしない神に祈る。

どうか、今積み重なり過ぎている問題が、一度にして解決してしまいますように。










「…俺様が、救ってやる」
402 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/23(水) 00:30:23.85 ID:LwZKjH4AO
+
403 :安価のみ  ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 00:30:50.41 ID:nPhB5cQX0
フィアンマの夢の内容>>+2
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 00:32:52.51 ID:mLJMh0sMo
ksk
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/05/23(水) 01:37:13.85 ID:MkYxWo8f0
オッレルスが精神的にぶっ壊れちゃった夢
406 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 16:21:46.72 ID:00GBKUY40


目を覚ますと、オッレルスがぼんやりとした表情で俺様の髪を撫でていた。
どこか虚ろな表情だな、と何となしに思う。
腕を伸ばし、目元にかかる長めの前髪をどけてやると、濁った瞳と目が合った。
俺様はこの瞳の色と、その意味をよく知っている。

例えば、無差別殺人犯のせいで親兄弟全て失い銃口を向けられた幼子の様に。
例えば、強姦され命からがら帰宅したら家が燃えていたか弱い女性の様に。
例えば、苛烈な戦争を終えて祖国へ帰ると、『人殺し』と突き放された元兵士の様に。

逃げ場を失い絶望的な状況に陥り、完全に精神を壊してしまった人間の様相。
そんな空白の感情でもって俺様の髪を愛おしそうに撫でるオッレルスの様子に、思わず閉口した。
眠っている間に何かあったのか。眠る前は普通の様子だったはずだ。
いや、普通だと思っているのは俺様や周囲の人間だけで、オッレルスの精神は確実に『崩壊』していたのかもしれない。
元々、汚染に耐えきったとはいえ『原典』を何冊も閲覧していたのだ。精神自体は摩耗している。

「オッレ、ルス…?」
「…フィアンマ」

部屋の扉一枚隔てた向こう側から、酸化した血…特に腐敗した腑の臭いがする。
そういえば、子供達の声が聞こえない。いつもはそれなりに騒がしい筈だ。
撫でる手を止め、機械仕掛けの人形の様にぎこちなく、オッレルスが微笑む。
背筋に何か寒いものが走った。何か、というより、家の雰囲気そのものからしておかしい。
視線を辺りに隈なくやると、誰のものかわからない血液の付着したナイフが何本も落ちているのが見えた。
どうやら抵抗した側が使ったらしい、持ち手の部分が強く握られたせいで歪んでいる。

「二人、きりだよ。フィアンマ」
「……、…子供達は、どうした」
「これでようやく、二人きりだ」
「質問に、答えろ」
「もう誰にも邪魔される事は無い。気を使う必要性もない。君が望んだ事だ」
「…、…何を言っている。意味がわかりかねるが」
「…Si prega di stare con me molto.…君が言った言葉だよ。俺はその為に最大限の努力をした。もう限界だったんだ。可能性を生かす為には、恐れを排除しなければならない。思い悩めば悩む程、脚どころか半身程既に泥沼に堕ちた状態だった。何よりも最優先すべきものは、俺の中では君だけだった。だからとりあえず、原因を『一つ』消した。残りは二つだが、一つは別に解消出来なくとも問題は無い。籍を入れずとも君を愛している事に何ら変化はないからな。残り一つの問題は…悩む必要もないだろう。とりあえず『結果』が生み出されてから考えればそれで済む」
「俺様は特別な意図をもって言った訳じゃない。殺さずとも他の解決法があったはずだ、だというのにどうして」
「随分と優しくなったものだ。君は必要のないものを戸惑い無く切り捨てる性格だったはずだろう」

にこやかに悪意を吐き出しながら、オッレルスが俺様の頬に触れる。
手で払いながら、慌てて起き上がった。扉との距離が微妙に近くなり、先程よりも存在感を増した腐敗臭が香ってくる。
戦場で感じるものではない。覚悟済みの修羅場ではない。
ましてや、この血液を流した被害者は、何の非も無い子供達のものだ。
ただ家の中に存在していた、たったそれだけで。
俺様よりもオッレルスの中で優先順位が低かった、ただそれだけで。
怯え、持ち手が歪む程強くナイフを握りしめ、恩人からの暴力に立ち向かいながら。
無慈悲に。ただ、歪んだ男の恋慕の為だけに、殺された。

「っう…」
「大丈夫か?」

こみ上げる吐き気に口元を押さえると、男の手がそっと俺様の背中をさすった。
いつもは、先程までは、優しさを帯びた手だったはずだ。
強大な力はあれどその言動故に弱く感じられる、握って支えてやりたくなるような手だったはずだ。
そんな手だったというのに、その存在が、行為が、より一層嫌悪感と吐き気を催させる。

「片付けが中途半端だったせいだろう。少し、掃除をしてくるよ」

そう言い残して、オッレルスが部屋を出て行く。
一瞬開いた扉から見えたのは、何ともグロテスクな光景だった。
床と壁にぶちまけられた臓物と、どうにか逃げ出そうとしたのか壁にいくつかある小さな血の手形。
黙々と血痕などを掃除しているのか、ゴソゴソと物音がする。
小さく謝罪の言葉を呟きながら、俺様もナイフを片付ける。
どうしてこんな事をしたのか、理解出来ない訳でもない。間違っている事位はわかるが。
償いをさせようにも、どうする事も出来ない。
そうか、俺様はこういった方法で世界を救おうとしたのか。
だから、あの男はそうなる前に止めてくれた。だが、俺様にはオッレルスを止める事は出来なかった。気付けなかった。
俺様のせいだ。きちんと問題を認識して止めなかったから、解決しようとしなかったから。
407 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/23(水) 16:22:15.32 ID:LwZKjH4AO
+
408 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 16:23:33.46 ID:00GBKUY40

一瞬意識を失い、次に意識が浮上した時、そこには血液も臓物もナイフも、物騒なものは何も無かった。
オッレルスも隣の部屋ではなく傍らに居て、あぁ、あれは夢だったのだと理解する。
それと同時に、天からのお告げにも等しい予知夢なのだとも。
このまま事態を静観していれば、いつかあれに準ずる出来事が発生するのだと。

「もし、君も俺も、普通の人間だったら」

掠れ気味の声が、頭上から聞こえた。
神父時代に幾度も聞き届けた懺悔の如く、儚さを帯びた弱者の声だった。
そっと左手が握られる。
そのまま、神に祈りを捧げる様に、俺様とオッレルスの片手とで指折り組まれた。

「フィアンマ、俺を救ってくれ」

震える声に、思わず目を開けた。俯くオッレルスの表情ははっきりと窺えない。
ただ、今にも絶望してしまいそうだという事だけは、理解出来る。
そもそも人間は自力でどうにか出来る事はしたがるし、誰かに任せたりしない。
追い詰められてきてどうにもならないからこそ、他人や神に助けを求めるのであって。

「…俺様が、救ってやる」

沈黙の間を過ぎた後、口を開く。
一時の甘言というつもりはない。もう迷ったり言い淀みはしない。
問題を無視していればどうなるか、天上の意思は幸運にも先んじて教えてくれたのだから。

「…、…」
「今日はラッキーデイだな。少し話し合いをしようか、オッレルス」
「………」

俺様が起きていると気付かなかったらしいオッレルスは閉口して、数回瞬きをした。
金の髪をくしゃりと掴んで、手を離しつつ起き上がる。
二人してベッドに座って向き合い、視線を合わせる。

「……お前が今悩んでいる問題。理性的に思考すれば、解決法はいくらでもある」
「……、…」
「俺様はお前にしか執着しない。お前もそうだろう」
「…そうだな。認めるよ」
「ならば、多少の切り捨ては実行せねばなるまい。無論、入念に下準備を済ませてから、だが」
「…切り捨て?」
「何も殺そうって訳じゃない、思いつめた顔をするな」

そして、提案する。
ある意味での最悪にして、最良の提案を。
間違った方法でも良い結果を生み出せればそれで良いという方針自体は、あの男の様に変える事は出来なかったが。
出来れば誰も心の傷つかない方向で物事を収めたかったが、俺様による小規模での救いはどうやら綺麗事だけでは済んでくれないらしい。






「…まぁ、やっぱ無理か。無理だよな。やはり俺様にはこういう役割が似合いだよ。免罪符の役割が、な」


409 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/23(水) 16:23:45.59 ID:LwZKjH4AO
+
410 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 16:25:00.30 ID:00GBKUY40


オッレルス(子供達の特殊な才能を奪い、凡庸な人間にした上で施設に預ける、か。本人達には幾度も了承を取った上での行動且つ痛い思いをさせなかったとはいえ、心が痛むな)グス

フィアンマ「いつまでめそめそと落ち込んでいるつもりだ。最善策だと同意した癖に」

オッレルス「それはそうだが…」シュン

フィアンマ「子供達が怨むとしたら俺様だけだよ。お前は同情されるだけだ」

オッレルス「君を守ると息巻いておきながら、恨まれる役目を被せてしまった」シュン

フィアンマ「自己責任だ。構わん」

オッレルス「……」ギュウ

フィアンマ「…それから、お前にとっては残念且つ問題解決のお知らせだ」

オッレルス「問題解決…?まさか、」

フィアンマ「黒魔術の域に入る以上あまりやりたくはなかったのだが、必要とあらば目的を達成させるべく自らの力を全て注ぎ魔術を行使するのが魔術師だ」

オッレルス「それは、…そうかもしれないが」

フィアンマ「堕胎とはまた違うからな…まぁ、子供に恵まれない夫婦に授けたのだから、あの子も幸せになれるだろう。少なくとも本来の…俺様とお前の間に産まれるよりは、ずっと」

フィアンマ(胎児と呼べる程成長もしていなかった。故に魔術的要素へと変化させ、他の…子を授かる可能性のある女性の身体に移し替えるのは案外楽だった。…あくまで『子を身ごもる』という事実、および結果をあの女性の人生の中の一区間とすり替えたに過ぎない。道徳に逆らった行為と言い切れる訳じゃない)ボンヤリ

オッレルス「…だから、男の身体に戻れたのか」

フィアンマ「あぁ」コク

オッレルス「……二人だと寂しい感じがするな。静かだからか」

フィアンマ「シルビアもいつ帰ってくるか未定だと言っていたからな」

オッレルス「ひとまず、食事にしようか」

フィアンマ「そう、だな」ノビー

オッレルス「……」ギュウウ

フィアンマ「……」グス





フィアンマ(元通り、否、子供達の分マイナス…の生活か)ゴロン

オッレルス「…」ペラ

フィアンマ(子供達も自分の身の振り方や未来について悩んでいたからな…凡庸による困難が起こった際、せめて俺様だけ憎んでくれれば良いが。特殊過ぎる才能は人生を悪い方向へ狂わせ易い…幸福になってくれればいいのだが)ノシカカリ

オッレルス「…」ヨシヨシ

フィアンマ(犠牲は誰一人出なかった。一応は救えた形だ。これで良い。気を取りなおさねばなるまい)ボンヤリ








次の悪戯>>+2
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 16:50:32.85 ID:QEDSlxxQ0
ksk
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 17:43:59.82 ID:AXJdjips0
こっそりコーヒーにタバスコ投入
413 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/23(水) 21:11:37.33 ID:LwZKjH4AO

オッレルス「……」ズズー

フィアンマ(タバスコは召喚術式で呼び寄せた。後は投入するだけだが…角度を考慮すれば、オッレルスは鉄壁の守りでコーヒーを飲んでいる。さて、すり抜けるには…何かに一時注目を引きつける必要がある)フム

オッレルス「……」ズズ

フィアンマ(驚かせるだけでは俺様の心配に繋がる。大きい物音では反応しない場合もある。コーヒーを飲み終わる前に考えねば)ウーン

オッレルス「……」コト

フィアンマ(飲むのを一旦やめた、か。残量は半量程だが…)チラ

オッレルス「……」ペラ

フィアンマ(無駄な動きをすれば阻止される。となれば、理論値を…二重…致し方ない、部分召喚術式を用いるか)ジー

タバスコ<ソォイ

コーヒー<シーン…チャポ


フィアンマ「………」
オッレルス「……」ズズズ

オッレルス「?!」ビシャッ ←噴き出した

フィアンマ「どうした、汚いだろう」

オッレルス「急に苦味を上回る辛さと酸っぱさが増したぞ」ケホケホ

フィアンマ「妙だな。不思議な事もあったものだ」ニコニコ

オッレルス(良い笑顔だな…)ジトー

フィアンマ「そう怖い顔をするな、片付けはしてやるよ」イソイソ

オッレルス「……」デコピーン

フィアンマ「!?」イタッ





次の悪戯>>+2
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/23(水) 21:30:52.78 ID:AXJdjips0
ksk
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/05/24(木) 00:07:59.01 ID:mUCe9gCC0
泣きわめきながら自分の過去を語る。
416 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:48:16.62 ID:PeRpmYiZ0

オッレルス「…気付けば深夜か」ポツリ

フィアンマ「そうだな。楽しい時間というのは早く過ぎ去っていくものだ」

オッレルス「…君が、世界を救おうと思った理由、明確に…あるのか?」

フィアンマ「あるさ。…まぁ、『世界を救える程の力』を所有していたが故と周囲には言っているが、ただそれだけって訳でもないよ。聞きたいのか?」

オッレルス「聞きたいと言ったら、君は怒るか?」

フィアンマ「怒りはしない。お前になら話しても問題は無い。そもそも、弱みを握って何かしようとする腹があるとは思えんしな」

オッレルス「するならとっくにしているよ。…俺は、君を完全に理解したい」

フィアンマ「…完全な理解、か。はは…。…随分と、昔の話だ……」
417 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/24(木) 17:49:05.42 ID:dj/iXevAO
+
418 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:49:09.54 ID:PeRpmYiZ0

産まれは何処だったのだろう、本来はシチリアの方だったような気もする。曖昧な記憶。
物心ついた頃には父親というものは俺様には既に居らず、母親は俺様に向かいひたすら『あなたのお父さんは神様なのよ』と言い聞かせていた。まぁ、実際そんな事があったら神話的事実になってしまうので、実際には娼婦として働いた際身ごもった子か、或いは俺様を産む前後に離婚したかのどちらかだろう。どちらにせよ、敬虔な十字教徒ではあった。
母親は生計を立てる為に娼婦として、或いは酒場で働いていた。毎日物を満足に食す事すらままならない、貧しい生活だった。
玩具を買う金等勿論無く、幼い頃はいつも一生懸命聖書を読んでいた。
聖書だけは教会に強請りさえすれば、小さな文庫本形のものを無料でくれたからだ。
聖書を読み、学校に行く金の無い俺様はよく教会へ通っていた。
先程と同じく、強請りさえすれば、無償で勉強をすることができたからだ。
イタリア語。英語。フランス語。ヘブライ語。ラテン語。日本語。
聖書を読みつつ教会で勉強をする内、神は本当に居るのだと思った。
その頃の俺様は孤独に弱く、自分の父親は神なのだと本当に思っていた。
自分の母は処女懐胎したのであって、自分は神の子であるのだと。
そんな折、母親が男に入れ込むようになった。
今までも随分と貧しかった食卓が更に貧相になり、母親は俺様をあまり大事にしないようになった。一人息子だというのに、男の方が大事なようだった。
家に居辛さを感じつつも何とか毎日を耐えていたが、八歳の時、母親に初めて八つ当たりで頬をぶたれた。件の男にフラれでもしたのか、質の悪い酒を何度も何度も煽り、酔って焦点の合わない瞳で俺様の姿を虚ろに捉えながら、何度も横っ面をはたき、床に倒れる体を蹴った。
口の中が切れ、血反吐を吐きながら追い出されるまま行く宛も無かった俺様は近くの教会へと逃げた。

どうしてこんな事になってしまったのでしょう。
俺も母さんも、あなたの敬虔なる召使だったはずです。
どうか俺を、そして出来うるならば一番に母さんをお助けください。お救いください。
これから先の人生全てを、神のために捧げます。
どうか、あの頃の安寧を取り戻させてください。
今よりもっと貧しくなったとして、それでも構いません。
どうかお救いください。今一度、哀れな子羊に祝福をいただけませんでしょうか。

問いかけても問いかけても神は何も応えてくれず、マリア様は癒してくれなかった。
信仰したところでこんなものか、と思った。と同時に、俺様はきっと自分で思っている程不幸ではないのだろうと。そう、思い込んだ。



しばらく教会で過ごしてから家に帰ると、警察が何かを調べていた。
高いアルコールの酒が(割れた酒瓶があったらしい、手でも滑って落としたのだろうか)床にバラまかれた上、家主(俺様の母親)がタバコを吸い、適当に放り投げて引火、家ごと一気に燃えてしまい、家主は酒に酔っていた為逃げる事もままならず死に絶えたと。
嗚呼、神はまだ俺様に言葉を授けてはくれない。
清く生きている筈の俺様に何も教えてくれない。
だから俺様は、今自分が思っている程不幸なんかじゃない。
『“奇跡的”に火災から逃れ、教会で神にお祈りしていたが故生き延びた少年』
事実がいかなるものであれ、世間は俺様の事をそう見るのだろう。
可哀想に。
それにしても幸運だった、良かった、と。




身寄りを完全に無くした俺様は教会に引き取られた。
よく祈りや勉強をしに行っていたあの教会だ。
シスターは優しく、神父は穏やかに強かで、元々教会で暮らしていた子供たちものんびり屋が多く、俺様が生きていくにあたって苦痛はまったくなかった。
有り体に言えば、その教会の人々が好きだったのだろうと思う。その時が、子供時代で一番幸せだった。
母親の事を時々思い出して落ち込みはしたものの、俺様は信仰心を取り戻し、自分は神の子なのだと、だからこそ不遇なのだと理解しようとした。
そう理解しなければ、自分が傷つく羽目になる、それ故に。
人はパンによってのみ生きているのではない。神が発する一つ一つの言葉にも拠る。
だからパンすら手に入らなくても(辛い目に遭っても)、神様を信じていれさえすればいつかは救われるのだと、そう思っていた。
419 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/24(木) 17:50:11.57 ID:dj/iXevAO
+
420 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:50:15.19 ID:PeRpmYiZ0

十二歳の冬、教会に暴漢が押し入ってきた。
どのような生い立ちかは知らないが、不運と不幸に見まわれ、ストレスに耐え切れず道連れを探しに俺様達の暮らす教会へと押し入り、『神とやらは自分を助けてくれなかった、救ってくれなかった、だから聖職者を見せしめに殺してやる』という身勝手な理由で、呆れる程にどうしようもなく愚かで自分勝手な理由でシスターと神父を惨殺した上、途中から金欲しさに切り替わったらしく、警察相手に金を要求した。
応じなければ、三十分毎に、子供達を殺していく。ランダムで確実に射殺する、と。
警察は脅しだと思ったのか中々大々的に動く様子を見せず、犯人は八人の子供の内、五人を射殺した。焦って止めようとする警察の説得にもまったく応じず、三十分毎に自分のルールに従い、無残にも残り二人を射殺した。
投げ捨てられる死体を見ながら、俺様はただぼんやりと、どうすればいいのか分からず神に祈っていた。
誰かが助けてくれますように。神のご加護がありますように。
救世主様が居れば死んだ子供達も神父様もシスター達も生き返るのに。そんな素敵な右手さえあれば。
髪を引っ掴まれ、冷たい銃口がこめかみにあてがわれた瞬間、ようやく警察が突入してきた結果―――やはり、今回も俺様だけが助かった。
世間は『無能な警察が悪い』『犯人は異常者だ』と口々にその双方を罵り、俺様については”幸運”だったね、”奇跡的”に助かってよかったね、と優しく慰め褒め称えた。
無力を言い訳に自分以外の全ての人間を見殺しにしたこの俺様に、皆がほほ笑みかけた。
この世界は狂っている。優しさの方向性もおかしい。歪んでいるんだ。

XX歳の秋、長年着てきた神父服を脱ぎ、ローマ正教最暗部、『神の右席』に在籍することになった。
俺様が生きている間に、何人かの『前方』『後方』『左方』が死んだ。
戦争で、内乱で、任務失敗で、『神の右席』に在籍していた者は俺様以外死んでいった。
指示のミス、本人の力不足。
教皇の影の相談役として、沢山の人間を殺してしまうよう指示もさせた。
遠まわしな虐殺を許可するような内容の書類にサインもさせた。
そうして自分一人残って働く内に、ローマ正教自体への興味を失った。
そして、仲間など一人も必要無いと思うようになった。
駒と盾と、そういった役割の人間だけ周りにあれば良い。
そう考えていれば、俺様はこれ以上傷つかないで済む。
421 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/24(木) 17:50:17.06 ID:dj/iXevAO
+
422 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:50:41.11 ID:PeRpmYiZ0


俺様は世界一幸運な人間だ。
『聖なる右』がある以上、俺様はその奇跡のほぼ全てを享受出来る。
どんな残虐な事件に巻き込まれても、戦争に巻き込まれても、たった一人だとしても生還出来る。
神に愛されているからだ。
しかしその加護は一部の人間にしか与えられていない。不公平だ。
俺様はこの世界を愛している。この世界に住む人々の、その全ても。
だからこそ俺様はこの世界の歪みを正し、十字教的規範を浸透させ、平等で、幸福で、神が創り出した当初の美しい世界に戻さねばならない。
不幸な人間も、幸運な人間も、特別な人間も必要無い。
ただあるがまま、幸せだけがこの世界に存在してくれているのならば、それで構わない。

もう誰も”不幸”にはさせない。
もう誰も”幸運”にはさせない。

俺様が『神上』になったら、きっとそうする。そうしなければならない。
だって俺様は神の子なのだから。世界を救う使命がある。
誰か助けてと言ったところで、誰も助けてなぞくれない。
それならばいっそ、自分で自分を救う。『天は自らを助くる者を助く』、その言葉のままに。



本当は、誰かに救って欲しかった。神様じゃなくて良い、誰でも良いから、ただ一人、俺様一人だけを大事に思ってくれる人が欲しかった。
だから、誰もを愛して誰もを救おうと努力していれば、いつか俺様自身を救ってくれる『誰か』が現れると、そう期待していた。
努力すればするほど、いつか人を遠ざけるようになり。
人形の様に自分の感情は表情を制御・管理するようになり、本心を口にしなくなり。
誰もを愛そうと思っていたはずなのに、いつしか人間の心の醜さに辟易して。
希望なんてどこにもないのだと、あったとしてもそれは絶望へ向かうための布石に過ぎないのだと、そうとしか思えないようになり。
ただ、優しくされたい。愛して欲しい。
それすら叶わないのなら、せめて嫌われ疎まれ憎まれ、人々の罪を背負って死ぬだけの存在になりたい。
世界の歪みを正すついでに免罪符になれれば、それで俺様の人生は最高のものとして完結できる。
423 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/24(木) 17:50:45.32 ID:dj/iXevAO
+
424 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:51:06.23 ID:PeRpmYiZ0



そのはずだった、とフィアンマはそこまで語り、きつく唇を噛んだ。
血が出るのではないかという程に、強く、強く。
人々の善意に傷つき、人々の悪意に憎悪の念を抱き、孤独から孤高へと転身した、世界を揺るがす程の力を持っている、かつてはそれに加え強大過ぎる権力も持ち合わせていた男は、惨めったらしく涙を流していた。
自嘲気味に口元を弛ませ、拳を握りしめる。
誰にもぶつける事の出来ない憎悪や憤怒といった様々な感情の入り混じった激情を無理矢理封じ込めるかの様に。
もっと早く、自分に特別な力があると気付けていたら。
もっと早く、自分の無償の愛は歪んだものだと気付けていたら。
もっと早く、自分は不幸なのだと認識できていたら。
思い込まず、素直な感情のまま泣いたり笑ったり出来ていれば、普通の、もしかしたら幸せな人生を送れたのかもしれない、という悔しさ。
過去を言葉として口にし、静かに語る内に、とめどもなく流れてくる涙を飲み込みながら、八つ当たり気味に、子供が駄々を捏ねるかの様に、喚くような形でフィアンマは口を開く。
怨念の様な、絶対の悪意。今まで誰にも吐き出さず、思い込みの上塗りで我慢していたどす黒い感情。

「お前になど分かるものか。分かってたまるか。目の前で大事なものが壊され、ただ歯噛みしながら見つめているしかない悲しみが。ただ一人、いつもいつも生き残ってしまう哀しみが。渇望すればするほど、何もうまくいかなる辛さが。後が無かった。どんなに言い訳をしてももう赦してはもらえないところまできてようやっと、阻止されて、殴られて、止められて。努力したこと全てが水の泡で。唯一心の拠り所にしていた右手までを切り落とされ、力も大幅に失った。生きる目的そのものを没収された。何人も俺様を完全に理解する事等不可能だ。どうして俺様ばかりがこんなにも『幸運』でなければならない。本当は、ずっと、そう、ずっと前に死んでしまうべきだった。火事で、射殺で、こんな醜い命を絶ってしまうべきだった。産まれてきた事自体が間違いだった、その自覚位はある。オッレルス、俺様を愛してくれ。俺様だけを未来永劫愛し続けてくれ。約束出来ないのなら殺してくれ」

思い出してはいけない部分まで、明確に脳裏に浮かぶ。
蘇る絶望に呑まれるまま敵意と歪んだ愛情を向けるフィアンマの姿を黙したまま見据えながら、オッレルスは口を開き、そして何も言う事無く口を閉じた。
425 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/24(木) 17:51:10.34 ID:dj/iXevAO
+
426 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:51:49.69 ID:PeRpmYiZ0

フィアンマは、ずっと昔から一人ぼっちだった。それは、わかる。
一人ぼっちにしないでくれと、淋しいのは嫌だと、此処に居てくれと、風邪を引いた際、掠れた声で弱弱しく自分に縋ってきたこともある。
そんな、体調の悪い時でさえ本心を露わにしなかったのは、きっとこんな風に誰かを傷つけると、フィアンマ自身がうっすらとわかっていたからだ。優しいからこそ、ずっと、気の遠くなるような年月の間、我慢していた。
それでも、話してくれた。無理を推して、血反吐を吐く想いで、嫌な思い出まで語ってくれた。
完全に理解したいなどとは、やはりおこがましかっただろうかと思わない訳でもない。
それでも、君の事をもっと知りたいと、望みを叶えてあげたいと思うのは、何と比較するまでもなく依存に近い程彼を愛しているからだ。
ナイフを突き付けながらハグを求める子供の様に、彼の言動はどことなく歪み、時には矛盾している。
俺には、どうしてあげれば良いか、分からなかった。
こんな時どう接してあげれば良いかなどと、考えた事もない。
どうすれば心の傷を癒してあげられるのか、効率的な方法は思い浮かばない。
彼は、ずっと死にたかったのだ。自殺に向かっていた。
一見希望ある生活へ身体を向けているように見えてもそこには後ろ暗さが付きまとい、この本来は正義感の強い心優しい青年を歪んだ思想や情動へと走らせた。
今でも彼は、心底では死んでしまいたいと思っている。『神の子』の様に、唾を吐きかけられながら死んでしまうのが自分には似合いなのだと、そう思い込んでしまっている。
自分こそ免罪符にふさわしいという事は、つまり、「自分は澄んだ罪人」と口にしているのと同じ事だ。今の今まで、しっかりと意味を考えてあげられなかった。

「俺は、君を愛しているよ。再三に渡り言い続けているが、君だけを愛している。君が最も最優先すべき人間だし、ずっと一緒に居たいと思ってる。その為なら何でも出来る。君がどれだけ俺を傷つけても、それは揺らがない。俺には包容力が足りないかもしれないが、君を救うよ、フィアンマ。君が求めるもの全てを与える事は出来ないかもしれない。が、なるべく努力はする。君には、生きる価値がある。やり直したいなら、俺と一緒にやり直せば良い。言葉で返事をくれなくても構わない。…だからもう、免罪符になりたいだなんて言うな。君には似合わない」
「俺様に生きる価値は、」
「ある。俺が保障する。保証する」
「……、…」
「俺を、信じてくれ」
「……魔神とはいえ神のなり損ない、か」

呟いて、ぐい、とやや乱暴に目元を拭って、改めて憑き物が落ちたような、すっきりとした顔で、フィアンマは笑った。

「…大馬鹿が」
「君が笑ってくれるなら、俺は馬鹿で構わないよ」
427 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/24(木) 17:51:54.72 ID:dj/iXevAO
+
428 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 17:54:24.84 ID:PeRpmYiZ0


フィアンマ「……」グデーン

オッレルス「……」ナデナデ

フィアンマ(雨が酷いな)チラ

オッレルス「そのうちやむだろう」ペラ

フィアンマ「読心術でも習ったか」

オッレルス「『あの日』から君はだいぶ分かりやすくなったからな。未だに悪企みは読めないとはいえ」

フィアンマ「ふん、悪企みとはまた随分な表現をしてくれるじゃないか。悪戯だよ」

オッレルス「…まぁ、良いけどさ」ウーン

フィアンマ「しかし豪雨だな。憂鬱だ」ゴロゴロ

オッレルス「とは言ってもやる事は無いだろう」イソイソ

フィアンマ「そうだな。だからこそ俺様達はこんなにも暇を持て余している」

オッレルス「今はもう二人だしな」

フィアンマ「ペットでも飼えば良いんじゃないかと思うんだが」

オッレルス「ペットか…」ウーン

オッレルス「具体的に飼いたい動物候補はあるのか?」

フィアンマ「>>429>>430>>431辺りか」




《安価先が重複した場合は一つとして数えます》
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 18:06:30.29 ID:hDy4MzoSO
人間
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/24(木) 18:30:33.49 ID:fBQAJHeJo
タスマニアンデビル
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 18:31:11.69 ID:1QMJxZ7AO
イリエワニ
432 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/24(木) 18:43:40.25 ID:PeRpmYiZ0

フィアンマ「人間、タスマニアデビルやイリエワニ辺りか」

オッレルス「人間については突っ込まないぞ、突っ込まない。タスマニアデビルは生憎絶滅危惧種指定だから却下だ」メッ

フィアンマ「イリエワニは」ソワソワ

オッレルス「全長5から7m程あるらしいな。駄目だ」メッ

フィアンマ「……、…じゃあ何なら良いんだ!」ガルル

オッレルス「もっと普通というか飼いやすい動物が居るだろう」

フィアンマ「なる程、人間か。安心しろ、俺様はペットに浮気をするような性癖はない、恋人は変わらずお前だけだ」

オッレルス「別に俺は君が盗られるのが心配で人間をペットにするなと言っている訳じゃない」

フィアンマ「ならばどういう意図だ。奴隷とは言っていないぞ、あくまでペットだ。猫可愛がりする」

オッレルス(常識的側面から言っても切り抜けられそうだな…しっかり説得しないと)

オッレルス「人間を生物として単純に見た場合、俺や君より長く生きる場合もある」

フィアンマ「それはどうかな。逆のパターンも充分ありうる。少し歳をとった者を飼うのでも構わん」

オッレルス「人間の場合自我がある」

フィアンマ「精神的拘束を施す、或いは廃人状態の人間ならば飼っても良いという事か?」ソワソワ

オッレルス「駄目だ」キッパリ

フィアンマ「話の通じんヤツだな…金はある、良いじゃないか」

オッレルス「良識的に考えてくれ」

フィアンマ「可愛がり、定期的に餌や玩具をやり、死ぬまで面倒を見れば良いのだろう?この家は半分無法地帯のようなものだ」

オッレルス「……はぁ。…希望は聞かないし飼わせる気も無いが…もし飼うなら誰、またはどんな人間を飼いたいんだ」

フィアンマ「ん? >>434
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 18:49:25.90 ID:fBQAJHeJo
ksk
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 19:03:38.14 ID:VbugAvADO
シルビア
435 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 07:42:43.03 ID:WS0WzrSAO

フィアンマ「ん? シルビア」

オッレルス「…戻ってきて欲しいだけだろう、それは」

フィアンマ「……」ウン

オッレルス「少し連絡をしてみようか」ヨシヨシ

フィアンマ「もし戻る意思があるなら応じるだろう。確率は低いが」




オッレルス「連絡してきた」

フィアンマ「返答は」

オッレルス「明後日には帰る、だってさ」

フィアンマ「そうか」

フィアンマ(悪戯生活も明後日には終わりを迎える訳か。まぁ、色々と慌ただしく且つ有意義だったな)ノビー

オッレルス「シルビアに会うの何ヶ月ぶりだろうな…本来の予定とはまるで変わってしまったし」

フィアンマ「恐らく、約半年ぶりじゃないか? もっと早く連絡すべきだったか」フム

オッレルス「そうだな…」ヨシヨシ

フィアンマ「明後日には晴れていると良いのだが」ウーン







次の悪戯>>+2
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 09:19:58.32 ID:huBe0jVko
ksk
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/25(金) 09:33:02.84 ID:IYwikWrco
本物と見分けがつかないほど精巧なリトルボーイとファットマンの模型を、一分の一スケールで作ってみる
438 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 19:33:19.07 ID:fgqcZQeu0

フィアンマ「少し作業をしてくる」

オッレルス「作業? …変な事しないでくれよ」

フィアンマ「お前が考えているような事はしないさ」

フィアンマ(考えの上をいく行動はするかもしれんが)



原爆模型<デーン

原爆模型2<デデーン


フィアンマ(完璧だな。そういえば『ベツレヘムの城』に危うく原爆をぶち込まれそうになった事もあったか…懐かしい)ボンヤリ

ドア<コンコン

オッレルス「入っても良いか」

フィアンマ「あぁ、調度作業も終わったところだ。すごいぞ。見るか?」

オッレルス(すごい…?)

ドア<ガチャッ


原爆模型<デーン

原爆模型2<デデーン


オッレルス「!?」

フィアンマ「本物と見分けがつかないだろう? ちなみに日本人に見せびらかしたら確実に怒りを買う代物だ。我ながら上手く出来たよ」フフン

オッレルス「本物かと思って冷や汗が出たよ」ハァ

フィアンマ「こっちの小さいのが砲弾型爆弾、こちらの大きい方が爆縮型・プルトニウム爆弾…の模型だ」ウン

オッレルス「この短時間で作ったのか」

フィアンマ「あまり俺様を舐めないで欲しいものだ。見事なものだろう」

オッレルス「感心すべき事案ではないが…彫刻の才能あるんだな、君は」

フィアンマ「霊装を自分で作り上げる必要があってもすぐ出来るように身に付けた」ウン

オッレルス「そういえば君はものすごく短時間で肉体変成用霊装を創り上げていたな」

フィアンマ「お前に使ったな。懐かしい」シミジミ

オッレルス「悪戯心が発端でも手を抜かないからな、君は」

フィアンマ「等閑な仕事はしたくない主義でな」フフ

オッレルス「勿論片付けはしてもらうぞ。部屋を拡張するための魔術記号の消滅も含めて」

フィアンマ「仕方がないな…ちなみに発射台の模型も作ったんだが」

オッレルス「絶対発射しないからな!?」

フィアンマ「中身は蜂蜜と練乳だぞ」

オッレルス「溺死者が出たらどうするんだ…ってそんな事言ってないで、ほら、片付け」メッ

フィアンマ「ユーモアに欠けるヤツだ」ムー

オッレルス(俺には君のユーモアセンスがよくわからないよ)イソイソ








次の悪戯>>+2
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 19:51:07.05 ID:huBe0jVko
ksk
440 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/25(金) 20:00:14.63 ID:blck8BQAO
使用した蜂蜜と練乳を大鍋に入れてオッレルスの部屋に置いておく
441 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 20:20:28.62 ID:fgqcZQeu0

オッレルス(ようやく片づけが終わった…フィアンマは一足早く離脱したな…)フゥ ガチャ


大鍋(蜂蜜)<デーン

大鍋(練乳)<デデーン

オッレルス「また君か。というかこれは先程の…?」

フィアンマ「あぁ、先程模型の中に内蔵していたものだ。分離させているからな、使用する場合に何ら問題は無い」

オッレルス「部屋中が甘い匂いでいっぱいなんだが。頭がクラクラする」ウゥ

フィアンマ「そうか?俺様としてはとても幸福な気分なのだが」

オッレルス「フィアンマ、そんなに甘いもの好きだったか?」キョト

フィアンマ「あぁ。新約聖書のマナの時代より、十字教徒とは甘味を好むものだ。俺様もそれは例外ではない」ニコ

オッレルス「…そもそも、この大量の蜂蜜と練乳はどこから手に入れたんだ?」

フィアンマ「前者はミツバチの巣から手に入れ、後者は…内緒だ」

オッレルス「……、…」

オッレルス(内緒って何だ…)

フィアンマ「安心しろ、どちらも正真正銘、普通の蜂蜜と練乳だ。ちなみに蜂蜜はしっかりと漉してある」

オッレルス「そうか…で、これは何にして消費するつもりなんだ」

フィアンマ「蜂蜜は…プリン、ホットレモネード、レモネード、パンケーキ、ハニートースト、ワッフル、後は直接食べる。練乳はアイスクリーム、ホットミルク、トースト、苺、パフェ、パンケーキ、ワッフルにかけて食す」ウン

オッレルス(病気になりそうだ…)

オッレルス「それにしたって多量に余るだろう、この量では」

フィアンマ「後は…そうだな、ウェット&メッシープレイでお前が消費する…という方向でも、俺様は構わんぞ。腐敗する前に二日程で消費せねばなるまい?」モジ

オッレルス(もじついて可愛く言えばいいってものじゃ…可愛いけど…そうじゃない)フー

オッレルス「……>>442
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 20:41:13.36 ID:E5qwYstY0
じゃあ、そうしよう
443 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 23:49:16.30 ID:fgqcZQeu0

「……じゃあ、そうしよう」

開き直ったような態度でそうにこやかに口にしたオッレルスの言動に思わず黙りこみながらも、一度言った手前まさか『オッレルスにそんな趣味は無いだろう』と高を括っていました等とはとても言えず、フィアンマは戸惑い気味に頷いた。
子供達やシルビアが居ない以上、昼間から行為に持ち込むという事は今まで以上に容易ではあった。
せめてシャワーを浴びてからにしよう、というフィアンマの提案により、実際は夕方まで延長してから開始したのだが。
オッレルスは二つの大鍋を見比べた後、蜂蜜を手にした。
理由は、練乳だとより卑猥なものの、自分のかけた覚えの無い精液がフィアンマの身体にかかっているように思えて不快だから、という嫉妬心混じりなもの。
本当に嫉妬心の強いヤツだ、等と思いつつ、フィアンマはベッドに倒れこむ。
ぽふり、という軽く呑気な音を立ててシーツに沈み込みながら、フィアンマは楽しそうに口元を弛ませているオッレルスを見上げた。
食べる分の蜂蜜500g程を除いた、約1.5リットルもの蜂蜜。
顔にかけられたら溺死してしまいそうだ、などとどうでも良い事を考えながら、自分の身体を浸していく甘い金色の液体を見つつ、頬に付着した一滴を舐める。当然のことながら、噎せそうな程に甘い。
自分で摂取しておいて褒めたたえるのもなんだが、良質で美味な蜂蜜だな、等と思考しながら、フィアンマが身じろぐ。
自らの瞳と同色の甘い液体に塗れ、ほんの少し不快そうな表情を浮かべるフィアンマの様子は、恐らくオッレルスでなくとも多少の欲情を覚えるものではなかろうか。
白い肌、金色の瞳、長い手足、整った優しげな顔立ちと、それに相反する鋭い眼光。
長い睫毛、高い鼻。薄い唇。細い首筋から鎖骨にかけてのくっきりとしたラインは、それだけで既に色気を醸し出している。その事を自覚した上での常の衣装なのだろうかと思わせる程に。
フィアンマの鎖骨に溜まった蜂蜜を舐めとり、その甘ったるさに軽く噎せながら、オッレルスは欲の色に染まった目を細める。
十代後半の思春期男子じゃあるまいし、と思いつつもフィアンマに対してはそれなりどころか割と過剰な劣情が湧き起こるのは、愛故か、彼の美しい容姿故か。

「オッレル、ス…くすぐっ、たいのだが」
「我慢してくれ」

さらりと一言返し、冷静な男の指が青年の頬を撫でる。
特別柔らかでもない頬を指先に付着した蜂蜜で汚しながら、その手はどことなく淫猥な手つきで上から中腹、中から下腹部へと至る。
そんな事を想像してしまえばまだ腹部辺りに手があるにも関わらず『あ、』と短い声を漏らし、すぐさまそれを恥じ入るように顔を横へ逸らし視線を合わせようとしない青年の様子に小さく笑みを浮かべながら、男は首筋を甘く噛み、強く吸いついた。
ちゅ、とした可愛らしい音とは裏腹にぴりりとした痛みが走り、青年は知らず知らずの内に僅かながら身を強張らせた。甘い匂いでけほけほと咳き込む。
これは片付けが面倒な事になるだろうな、と二人同時に思った辺りで、男の手が青年の下腹部に触れる。
蜂蜜でレモンを浸けるのとは程遠い動きで、同じ甘さで、青年自身に蜂蜜が塗りこまれている。純度の高い蜂蜜は天然のローションと同義。
先端を撫で蜂蜜を先端へと強く塗りつける動きから逃れたがる様に、フィアンマが身動く。
当然オッレルスがそれを見逃す筈もなく、明らかに欲情しながらも余裕有り余る様子で微笑み、今現在口内で、部屋中の匂いでしつこく自己主張し続けている蜂蜜よりも甘さを帯びた声で低く囁いた。
いやに意地の悪い声だった。

「本当に甘い物が好きなんだな、君は。蜂蜜に犯されて気持ちが良いのか?」
「違、っあ」
「違わないだろう?蜂蜜は白さゼロなのに、クリーム色になってる。君がみっともなく溢れさせたから」
「ッ、…言う、な…」
「言うなと言われても、これは事実だからな。…いつも悪戯をされる仕返しだよ。まぁ、気持ちが良いのなら存分に感じ、喘げば良い。促しはしても、邪魔はしないから」

既に邪魔しているじゃないか、と反論する余裕も与えられないまま、かといってオッレルスの言葉にそのまま従うでもなく、フィアンマは下唇をきつく噛み締める。
殺された喘ぎ声を聞き、その抵抗する余裕を奪うべく、オッレルスはフィアンマのソレの先端を引っ掻く。
引っ掻くといってもあくまで性的快感を与えるのが目的であり、強いものではない。別にフィアンマにマゾヒズム的嗜好は無い。
確信を得た上で気持ちが良いかと問いかけてくるオッレルスの問いかけを遮る形で、耐えきれずフィアンマは喘ぎ声を漏らした。
蜂蜜塗れの手で口元を押さえるも、くぐもった喘ぎ声は漏れ続ける。
幾度もオッレルスと『そういった』行為は今まですれど、性的な事に、やはりフィアンマは耐性が無い。
これが性的拷問等ならば無表情で、むしろ鼻で笑い飛ばしても問題無い程の精神力を右方のフィアンマ自体は持ち合わせていたが、親しい人間からの愛情のこもった行動に対しては、その中でも性行為に対しては我慢出来なかった。
そもそも、親しい人間が居なかった事が原因なのだが。
444 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/25(金) 23:49:21.91 ID:WS0WzrSAO
+
445 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 23:49:45.61 ID:fgqcZQeu0

こんな事なら今までの人生で二度位はオッレルス以外の人間と何度かセックスをしておくべきだったな、と元神父らしからぬ思想を脳裏に浮かばせながら、理性が薄れゆく感覚を、フィアンマはうっすらと認識する。
最早自分の管轄を外れた呼吸ペースに眉をひそめたつもりで現実には瞳をとろつかせながら喘ぐ姿を見下ろしながら且つ愛撫の手を緩めず、オッレルスはフィアンマのどの辺りが一番好きなのだろう、と考えていた。



容姿?性格?本能?一番後者はあり得ないだろう、男同士なのだから。

笑った顔が一番好きなのかどうかと聞かれれば、それは迷いつつも頷ける。
とはいっても勝利を確信した際の高笑いや人を使う時や悪意を意図的にぶつける時のいやらしい薄ら笑いよりは、ふとした瞬間の子供の様に無邪気な笑みの方が好きだが。

泣いた顔が一番好きなのかどうかと問われれば、それも肯定する。
そもそも彼はあまり泣かない方なのだが、俺に苦しみを打ち明けた時の辛そうな涙も、欺く為の嘘泣き(といってもすごく上手なせいで見抜けない)も、得をする為の(例えば、○○を買って欲しいなどといった願い)装われた涙目も、どうか自分を好きでいて欲しいと心からの懇願のあまり流される涙も、全て愛おしく感じる。
勿論、意図的に泣かせたいと思う事は少ないが。

怒った顔が一番好きなのかどうかと聞かれれば、それは否定出来ない。
願いが叶わないという自己中心的な怒りというよりも、自分の信念を穢された、もしくは俺が傷つけられた時の並々ならぬ怒りが好きなのかもしれない。
俺に関する事でこんなにも感情を揺さぶっているのかと思うと、優越感のような、少し何か違うような、そんな心地よさを感じる。
無論、すぐに宥めたり謝ったりはするが。

容姿が一番好きなのかどうかと問われれば、何とも言えないものの、肯定せざるを得ないかもしれない。
赤い綺麗なストレートの髪はこの頃伸び、俯くと肩につく程長くて撫でたくなる。
明るい黄色、否、金色の瞳はどんな感情を宿しても美しい。
嬉しそうに目元を和ませても、苛立だし気に敵を睨んでいても。
首回りは細く、なで肩気味の肩もまた細い。
手足含め上半身には実用的な筋肉も余計な脂肪もついておらず、強く握りしめればあっさりと折れてしまいそうで、心配ながらも魅力的に思える(もちろん、もう少しまともに肉をつけた方が良いんじゃないかと思わなくもないが、以前それとなくそんな内容を伝えた時至極残念そうな表情を浮かべつつ『俺様はどんなに大量の肉を食べても、寝不足でも脂肪が身体につかないんだ。ちなみに筋肉も同様の理由からつかない。思考で消費されきっているのかもしれん』と言われた為健康な肉体を目指す事は諦めた)。
細い腰は今も触っている通り、抱き心地が良い。

結局全部好きなんじゃないか、と内心笑って、それにしても好きなところが多いな、と再認識する。
好きになったのは、恋人らしい事をしてみてからで、それまでは、そんなに大切でもなかったがはずなのに。
ただの情報源といえば聞こえは悪くなるが、憎んでもいなければ、好いてもいなかった。そのはずだ。
もしかしたら、そこからして勘違いだったのかもしれないが。
落ち込む自分を放っておいてやれと言うシルビアを制して(批判ではない。放っておいてくれるのは、彼女の思いやりだ)、『話せばほんの少し楽になるかもしれない』『どうすれば少しは元気が出そうなのか』などと声を掛けてくれるフィアンマの姿に、同情に似た何かと好意を抱いたのは確かだ。
彼はただ、悲しむ個人に手を差し伸べ救う事で、自らを奮い立たせようと、その成功体験で生きていこうとしたのかもしれないが。
自分自身の為といっても、俺に向かって救いの手を差し伸べた事には変わりがない。
それが切欠だったのかもしれないなぁ、とぼんやり思う。
446 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/25(金) 23:49:50.18 ID:WS0WzrSAO
+
447 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 23:50:18.06 ID:fgqcZQeu0

幾度受け入れても慣れない息苦しさに、声を抑えるのとはまた別種の動機から手で口元を押さえる。内臓を押し上げられているからか、どことない吐き気を感じる。
腹上死という不穏な単語を思い浮かべつつ手を離し、自分から腰を動かす余裕もなく、ただオッレルスの意のままに身を任せ、内部を突き上げられる。
抑えの利かない声を吐息と共に漏らしながら懸命に嘔吐しないよう堪えている事に気づかれたらしく、オッレルスは一度腰を動かすのをやめ、指先で俺様の、汗で張り付いた前髪を退けた。そのまま祝福を施すかの様に、額へと口付けてくる。たまらなく幸福で、そんな感覚が実際のこそばゆさよりもくすぐったさを増大させる。
額から唇を離し視線を合わせたところで、無言のままキスを強請ると、当然の様に与えられた。甘い蜂蜜の味がする。一生分の蜂蜜を摂取しているのではないか、と思う程、どこもかしこもそこら中が蜂蜜塗れだ。俺様やベッドだけでなく、オッレルスも例外無く。
首の後ろへ腕を回し、より一層の深い繋がりを求めるかのような体勢で、酸欠から頭痛を催す程にキスをし続ける。死んでしまいそうな位に苦しい。死に近づけば近づく程安心感を得る自分は、どうやら未だに自殺志願者のケがあるようだ。
キスをやめて、腕に力を込める。親の背におぶさる幼子の様に、強く抱きついた。
腸の奥の奥までオッレルスのソレが幅を取り、場所を占め、呼吸が出来ないように苦しめる。歯を食いしばり圧迫感を堪え、どうにか快感のみを知覚すべく努力する。人体は案外丈夫且つ様々な状況に適応出来うるものだ。
腕と同じように脚でオッレルスの腰を挟み抱き寄せるようにして、固定する。
ロクに鍛えていない身体が一定以上の負荷に悲鳴を上げているような気もするが、無視して固定を続ける。こうして強請って精液を受け入れたところで生産性は無いし、授かったものは結果的に手放したので、あまり意味は無いが、何となく、そう、ただ何となく、満たされたい気分だった。

「ッ、は…ぁっ…フィア、ンマ…この、ままだと…中、に」
「良い、から…出せ、ぜん、ぶ」
「フィアンマ、っは」
「ん、んっ…ぅ、ぁ、ッ…ス、オッレル、ス、中が、いい、すき、」
「はぁ、っ…は、…それじゃ、俺が好きなのか、中、出しが好きなのか、分かりにくい、な…っ」
「あっ、う…おっれるす、が、すき、すきだ、から…ん、らし、出し、てくれ」

呂律が回っているかどうかあやふやな語調になりながらも促すと、律動のペースが早まった。そろそろ限界なのだろうか。
冷静な思考とは裏腹に熱の高まる身体は勝手に震え、次いで精液をぶちまける。やや派手にぶちまけてしまったそれらの体液は蜂蜜と混じった状態でオッレルスの腹部へ多量に付着する。
汚れたな、と他人事の様に考え笑って、ぐいと深く体重をかけられベッドに身体を押し付けられるかのような体勢で、オッレルスが息を殺す。熱湯というにはやや温く、体温よりは確実に温度の高い精液が体内に放たれたのを感覚的に理解しながら、手の届く距離にある金髪をくしゃりと握り撫でた。蜂蜜で湿っているらしい、手がベタベタする。
後処理は丸投げしてしまおう、と最も他人任せな考えで、薄れゆく意識を取りなおすでもなく、目を閉じた。眠気を感じる。
優しさを宿した手の平が、あまりベタつかない部分で俺様の髪を撫でる。
本能の赴くまま眠気へと身を預け、戻ってきたいつも通りの理性で、思案し即座に結果を出した。


『目が覚めたらとりあえず謝ろう』、と。
448 :イーモバイル対策 [sage]:2012/05/25(金) 23:50:21.90 ID:WS0WzrSAO
+
449 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/25(金) 23:51:49.09 ID:fgqcZQeu0

フィアンマ「……」ゴロリ

オッレルス「…おはよう」グタ

フィアンマ「すまなかった。眠かったんだ」

オッレルス「君を責めるつもりはない…何とか全部の処理及び清掃は寝る前に終わらせたよ」フゥ

フィアンマ「……俺様の身も清めたのか」キョト

オッレルス「そのままだと腹を下すからな」ウン

フィアンマ「疲れただろう。労わってやる」フフ

第三の腕「……」モヤーン

オッレルス「提案自体はとっても嬉しいが『第三の腕』で揉もうとするのはやめてくれないか、頼むよ」ジトー

フィアンマ「はは、冗談だよ」ヘラ

オッレルス(毒気が抜かれる笑顔だな…)フー





最後の悪戯>>+2
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/25(金) 23:52:45.61 ID:huBe0jVko
ksk
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 00:29:40.81 ID:dB3VaV6A0
抱きしめて顔をすり寄せる
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/05/26(土) 20:13:19.17 ID:O7OuLcKJ0
最後の悪戯………?
453 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/26(土) 21:30:55.40 ID:lyOYdkBd0

フィアンマ「……」ムギュ スリスリ

オッレルス「ふ、ふふ…くすぐったいな」ホンワカ

フィアンマ「……」スリスリ

オッレルス「…丸くなったというか、柔らかくなったというか。変わったな、君は」

フィアンマ「ふん、お前も随分と変わったんじゃないか?」ヌクヌク

オッレルス「そうだな。この約半年間で半生分の人生経験をしたような気がするよ」ナデナデ

フィアンマ「大概は失敗と整理整頓で終わったがな」

オッレルス「子供達の事か?」

フィアンマ「俺様と新しく築いた関係性含め、だ」ツン

オッレルス「君と恋人になった事を失敗だと思った事はないし、これからも無いよ」ウン

フィアンマ「……」ペタペタ

オッレルス(可愛いな…美人は三日で飽きると言うらしいがどうにも飽きないのは性格が明るくて面白いからだろうか、良い意味で)ヨシヨシ

フィアンマ「…シルビアが帰ってきても、態度は変えるなよ」

オッレルス「接触頻度は減らすかもしれないが、態度を変えるつもりはないな」

フィアンマ「そうか。…俺様の悪戯は、楽しかったか」ジッ

オッレルス「時々笑えない内容もある事にはあったが、基本的には楽しかったよ」

フィアンマ「ならば、またする機会があるかもしれんな」

オッレルス「なるべく俺以外には迷惑をかけない方向で頼む」

フィアンマ「お前には幾らかけても構わんと言うのか。随分と豪胆な性格になったものだ…元々か」

オッレルス「まぁ、まだ教会では誓ってないものの、君の夫だからな。病める時も健やかな時も、支えたり赦したりし合う関係でいたい。実際君の存在は俺を支えてくれている」コク

フィアンマ「…そうか。…俺様も、……だ」ボソ

オッレルス「うん?」ジー

フィアンマ「何だ。…というよりも、お前が嫁じゃないのか?」フフ

オッレルス「いやいやいや…」ブンブン

フィアンマ「似合うと思うぞ、牛柄のウェディングドレス」マガオ

オッレルス「牛柄!? ってそうじゃないな…似合うと言われても嬉しくないよ」ハァア

フィアンマ「この俺様が称賛しているんだぞ?少しは喜べ」ニヤニヤ

オッレルス「今さっきの言葉を褒めと受け取るような女装趣味は私には存在しない」キッパリ

フィアンマ「つまらんなぁ…ま、神様とやらに誓わずとも永遠の愛は保てる」

オッレルス「それもそうか」

フィアンマ「永遠と題すれば呪いの様に思えるが」

オッレルス「かけられた方が逃げたいと思わない限り良いんじゃないのか? 呪いという解釈でそのままあっているな。愛情は一瞬で憎悪に変わる」

フィアンマ「愛の反対は無関心だから、な」

オッレルス「…つまり君が俺に悪戯をしようと思ったという事は関心を抱いたという事で、つまりあの告白はまるっきり悪戯という訳じゃ」

フィアンマ「黙っていろ。さもなくば眠れ。就寝の時間だ」ベシベシ

オッレルス「まだ朝だからな! 痛ったたたた」ガード
454 :イーモバイル対策 [saga]:2012/05/26(土) 21:31:11.45 ID:3O9GpHLAO
+
455 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/26(土) 21:32:09.58 ID:lyOYdkBd0



シルビア「いやー、久しぶり」ノシ

オッレルス「お帰り、シルビア。元気だったか?」

シルビア「色々あったけど、元気」ウン

フィアンマ「……、…お帰り」ヒョコ

シルビア「子供達を守れとは言ったけど、まさかあんな方法では守るとはね」

フィアンマ「約束を破ってはおらん、文句を言われる筋合いはお前には無いな」

シルビア「別に責めてる訳じゃない。ドタバタした半年だったね」ノビー

フィアンマ「そうだな」

フィアンマ(大体は俺様が原因なのだが)ウン

シルビア(フィアンマ、だいぶ丸くなったもんだね)チラ

オッレルス「……」ヘラ

シルビア(まぁ良いか)ノビー





フィアンマ「で、何で三角木馬の刑に処されているんだ」←少し屈んで視線を合わせている

オッレルス「練乳の大鍋、何故片付けなかったのかと」ウン ←自宅で出来る三角木馬の刑執行状態

フィアンマ「なるほど、なるほど。俺様を庇ったという訳か」

オッレルス「そうだ。これこそ称賛されるべき行動だろ?」ニコ

フィアンマ「何が望みだ」

オッレルス「動けないからな…君からキスしてくれ」

フィアンマ「そんな事で良いのか」

オッレルス「フィアンマからされるかどうかが重要なんだ」ウン

フィアンマ「…目を閉じろ」

オッレルス「…断る、と言ったら?」

フィアンマ「仕方が、ないな…ん、」

オッレルス「ん…」


フィアンマ「……オッレルス」

オッレルス「…?」

フィアンマ「大馬鹿、臆病、愚か者。仕方のないヤツだ。……だが…、…そんなお前が、大好きだ」

オッレルス「潔癖症、神経質、悪戯が過ぎる。仕方のない男だ。…そんな君が、たまらなく好きだよ」









おわり
456 : ◆H0UG3c6kjA [saga]:2012/05/26(土) 21:32:53.23 ID:3O9GpHLAO

《近日似たような悪戯スレ(相手はオッレルスではありません)を立てる可能性がありますが、そちらもどうかちらりとでも目をかけていただければ幸いです。
ずるずると長引く中、少しはお楽しみいただけましたでしょうか。
最終的に濃厚なガチホモスレと化していましたが、閲覧、及びお付き合いいただき、本当にありがとうございました》
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 21:37:46.02 ID:dB3VaV6A0

楽しかった!
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/05/26(土) 22:16:44.35 ID:O7OuLcKJ0
乙です!面白かった!
しかし結局1の性別は………
459 :名無しNIPPER [sage]:2012/05/26(土) 22:32:19.04 ID:Qtec/+RAO
ものすごく楽しかった1愛してる
次のいたずらスレも禁書の人たちでやるのでしょうか…?
もし見つけたら全力でハイセンスな注文をしに行きます,改めてありがとう

>>458
楽しいスレならどちらでも構わないじゃないか
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/26(土) 23:33:20.25 ID:Xc81/3yI0
乙!
いいホモだった
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2012/05/27(日) 00:51:11.70 ID:Ex7bNxRg0
乙ですた

またあの濃厚なエロシーンが見れるかもしれないのか
期待しときます
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/27(日) 17:37:42.90 ID:LirLE4c40

フィアンマが可愛いとか俺得

基本淡々と進むのにエロになった途端描写が濃厚になるのに笑った
283.00 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)