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【咲:安価】京太郎「……家が無い」健夜「その18だよ 」【鶴賀】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 15:24:18.52 ID:xdoicIOq0
咲-saki-の数少ない男手こと須賀京太郎君が安価で500万を集めるSSです

前々々々々々々々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345045653/
前々々々々々々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」一「その2だよ」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345553110/
前々々々々々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」衣「その3だぞ!」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345992145/
前々々々々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」透華「その4ですわ!」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346675990/
前々々々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その5」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347294498/
前々々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」純「その6だな」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347890976/
前々々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348492079/
前々々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」ハギヨシ「その8ですよ、京子ちゃん」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349012650/
前々々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」健夜「その10だよ」【龍門渕】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349532480/
前々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」健夜(第三)「真の10!」【龍門渕→鶴賀】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349799755/

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Part10(龍門渕)の壁〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす!」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350311946/
前々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350831948/
前々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」智美「ワハハ、その13だぞ、男子」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351268996/
前々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」ゆみ「その14だな」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351695525/
前々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」佳織「えっと……その15だよ」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352216694/
前々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352903622/
前スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その17 」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353684583/

簡単なまとめ

京ちゃんの両親が500万の借金をしたまま逃げちゃったので、2ヶ月以内に500万を返しましょう!

500万を手に入れるためなら何しても構いません、でも大体何も出来ない。やっぱり麻雀でがんばって(震え声)

臓器をうったり、犯罪をしたり←最近この文が不要だと気がついた

あ、でも法的な手段で解決とかは許してください、マジで。

なお、ここの京ちゃんはたまに女装します。 でも、鶴賀編に移動してから描写が少ない、くすん

ついでに、割とパロネタを使ったりします。

ついでについでに、短編が多めです、イッチが誤字する度に一日一つ書きます、逆に言えば小ネタを書かない日はほとんどない

二週目、借金11日目。

大負けしてお金が減りました

現在の雀力39 所持金53,690円



こんな感じで大丈夫かな



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1354429458
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 15:25:42.33 ID:xdoicIOq0
現時点では、借金500万、二ヶ月、時期は入学して一週間くらいから。

午前中に学校にいくかどうかを選べる、行けば好感度、それと運がよければいい儲け話が、行かなければバイトor賭場or雀荘。

昼も同じ、早退可。昼

夕方、麻雀部、バイト、賭場の三つ、勿論麻雀部で雀力が上がる。

ヤクザさんの下でバイトも出来ます、失敗確率=ゲームオーバー確率

夜はバイト、賭場。

宝くじは継続。

煎餅を買うとコンマでカードがついてきます

同じカードを七枚あつめるとそのプロが!?

なお、現在の一覧(+が枚数、☆が召喚済み、キラキラはいつでも召喚可能)
00〜40モブ +++++++
41〜50藤田プロ +++
51〜60☆すこやん +++++
61〜70うたちゃん ++
71〜80はやりん +++++キラキラ
81〜90良子さん ++++
91〜99大沼プロ +


大体こんな感じ、もしかしたら色々と変わる、かも
3 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 15:26:10.50 ID:xdoicIOq0
賭場においては1点=1円、5円、10円、50円、100円、500円のうちのどれかで麻雀が行われます。
間違っても点1じゃないです、正直すまんかった。

麻雀の判定は安価で取ります。
まず四人の順位を安価+雀力の値で決めます。
次に京ちゃんの得点安価を取りその数値に応じて点数を決めます、下図のように

25000+安価*500 =一位
25000+安価*300 =二位
25000-安価*300 =三位
25000-安価*500 =四位

そこでの得点、失点がそのまま手に入る、または失う金額につながります

30000点返しとか無いです、許してください(震え声)

レートごとの雀力表 (結局変わりました)
円=〜雀力

1=〜15
5=〜25
10=〜45
50=〜60
100=〜85
500=85〜
4 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 15:26:39.03 ID:xdoicIOq0
宝くじについて。

まずこちらが00〜99までの番号を6個決めます
>>1-12のように安価を出します。
その安価内に決められた6個の番号があった場合当選します。

もらえる金額は1つで25,000円、2つ50,000円、3つで250,000円、4つで500,000円、5つで2,500,000円、6つで5,000,000円となります (予定)

なお、2枚以上買った場合、買った枚数に応じて当たり数字が増えます。
最高10枚(当たり数字15個)ですので、あしからず。

5 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 15:27:05.87 ID:xdoicIOq0
病み度という設定があります

その値により、BADエンドへの可能性が高まります

5以上になると流血沙汰が起こり始めます。

まあ、よっぽどのことが無い限りあがりませんが
6 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 15:27:34.67 ID:xdoicIOq0
あと、連続取得禁止でございます



大体こんな感じで、色々と忘れる行き当たりばったりな誤字の宝石箱なイッチですので、何かご不満や不思議な点、あと誤字があれば指摘してください。

以上、テンプレ終わり
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:00:33.12 ID:Ul0muqV30
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:10:33.02 ID:Js7AT2xjo
黒チャー…
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:11:20.65 ID:tKriTQe5o
ドラロー怖すぎわろえない
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:12:02.25 ID:zzqG2pGN0
チクショー1000とろうとしたんだけどな
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:12:51.66 ID:g3bLy1Zb0
最近黒チャーが流行り始めた気がしてきた
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:12:58.80 ID:MJ8dzIVAO
ペット化面白そうだと思ったのに取れんかった

そして>>1000ェ……
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:13:13.17 ID:2RfMRMDBo
宥姉キタ!と思ったら・・・
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:13:15.80 ID:5+DiQN2AO
クロチャーぐう畜すぎてドン引きですわ
終身名誉低コンマ戦犯らしい最後と言える
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:13:47.80 ID:zzqG2pGN0
>>1000だったら京ちゃんがヤクザさんに借金をチャラにするから結婚してくれって言われるってやろうとしたんだが
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:18:15.01 ID:Lg0XcbuGo
>>15
同じクラスの組長の一人娘だったりするんですね
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/02(日) 16:19:46.57 ID:eS1eHyuI0
石……石……そうか!
京太郎が宥姉にプレゼントするための「宝」石だな!(混乱)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:19:51.10 ID:a98Rj+Qw0
>>15
もう来ないんじゃなかったのか?w
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/02(日) 16:20:53.89 ID:MJ8dzIVAO
>>15
そういうことは一々言わんでよろしい
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:21:39.60 ID:zzqG2pGN0
二度とって言っただけだ三回目はあるだろう
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:22:31.03 ID:tKriTQe5o
うわぁ……
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:23:26.94 ID:xjTBTTKvo
流石にキモすぎるわそれ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:23:51.35 ID:ifgbJw50o
ガキかよ氏ね
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:24:49.00 ID:zzqG2pGN0
>>18うわぁ……
あんな大人になりたくないな
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/02(日) 16:25:20.10 ID:eS1eHyuI0
ほっとけほっとけ、触らん方がいい
スレも伸びちゃうし
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:25:51.59 ID:zzqG2pGN0
お前ら喧嘩するならどっかいけよ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:27:17.12 ID:ifgbJw50o
やっぱり荒らしだったか…
28 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 16:57:39.94 ID:xdoicIOq0
〜宥お姉ちゃんと雪合戦〜


玄「雪合戦だよ、お姉ちゃん!」

宥「……」

京太郎「……あのー、宥さんが動かないんですけど」

玄「動けばあったかくなるから大丈夫なのです!」

玄「ほら、おねーちゃん!」

宥「……あったかくない」

宥「もうちょっと……着てくる……」

……宥さんはぶるぶる震えながら一度屋敷の中に入っていった。

携帯のバイブみたいだ。

京太郎「……あのー、無理に誘わなくてもよかったんじゃ?」

玄「ちっちっち、わかってないね京太郎君」

玄「雪合戦ともなればどうしても動く破目になるんだよ?」

京太郎「なりますね」

玄「その時に……こう……おもちがぷるんぷるん、と揺れるんだよ?」

京太郎「……ほうほう」

玄「おねーちゃんのおもちがぷるんぷるんだよ?」

京太郎「……ゴクッ」

玄「……ね、京太郎君」

玄「おねーちゃんを誘うのは必然的なのです!」

京太郎「……」

……どうしよう、納得してしまった。

というか昼間から俺は何て会話を女子としているんだ。

玄「だから、京太郎君も協力してね?」

京太郎「ぜひとも」

玄「我らおもち連合軍、初の共闘だよ!」

京太郎「世界のおもちを我らの手に!」

玄「おーっ!」

……本当に、何をやっているんだ。

京太郎「……でも、宥さん厚着してくるっていいましたよね?」

玄「言ってたけど……流石におもちが見えなくなるほど着てくることは無いんじゃないかな」

京太郎「そうだといいですけど……」

宥「お待たせー」

宥さんの声が聞こえて、そっちを向く。

玄「あ、帰ってき――」

京玄「十二単!?」

ツッコミが被るとは思わなかった……しかもこんなツッコミが。

しかしそれも仕方ないだろう。

そういわれてもおかしくないような重ね着をしているんだから、宥さんは。
29 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 16:58:38.72 ID:xdoicIOq0
宥「家にある服ありったけ着てきたから……もう大丈夫」

宥「……あったかい」

京太郎「そりゃああったかいでしょうね、そんなに着てたらあったかいでしょうね!」

玄「マフラーが8本、帽子が……7つ?」

玄「……あのー、おねーちゃん、それはやりすぎだと思うよ?」

宥「大は小を兼ねるから……」

玄「その範疇を超えてるよ!?」

京太郎「……あれ何枚着だ?」

宥「だって寒いんだもん……」

宥「でも……玄ちゃんが誘ってくれたんだし……京太郎君もいるわけだし……」

宥「お……おねーちゃんとして……頑張らないと……」

京太郎「そんな変な頑張り見せなくていいですから!」

玄「そうだよおねーちゃん、苦しいなら苦しいって言ってくれていいんだから!」

宥「苦しくないよ……あったかいよ……」

京太郎「まずくないですかその台詞!?」

京太郎「ちょ、ちょっとそこで待っててください!」

宥「?」

玄さんの傍にいき、内緒話を始める。

遠くで首を傾げる宥さんは置物みたいだ。

玄「……京太郎君、作戦会議」

京太郎「どうするんですか、あれ」

玄「ま、まだおもちの形は見えてるから……」

京太郎「奇跡的ですよね」

京太郎「……でも、流石にもう揺れないと思うんですけど……」

玄「私もそう思う……けど……」

玄「……た、試してみなければわからないのです!」

京太郎「……んじゃ、やりますか?」

玄「うん、とりあえず……とりあえず」

玄「……あ、グーだよ?」

京太郎「わかってます」

玄「おねーちゃん、お待たせ!」

宥「……あったかくない」

京太郎「それで!?」

玄「大丈夫だよおねーちゃん、動けばあったかくなるから!」

玄「それじゃ、チームわけじゃんけん!」

玄「グッとっパーでわっかれーましょっ!」

京太郎「……っと」

宥「えいっ」

俺がグー、玄さんもグー、宥さんは見えない。

だから着すぎだ。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:00:14.23 ID:Ld2SCi6IO
……あれか、次は一戦後の京太郎でのプレイならそれっぽいのが…
31 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 17:01:13.34 ID:xdoicIOq0
宥「……あ、えっと、パー、だよ」

京太郎「んじゃ、俺と玄さんチーム対宥さんチームですね」

玄「あたったら負けだよ!」

宥「う……うん、わかった……」

玄「それじゃ、用意……ドンっ!」

宥「わ、わ……はやく雪玉作らないと……」

宥「んしょ……んしょ……んぅ……手が届かない……」

……だから着すぎ――なんどこのツッコミをさせる気だ。

玄「それじゃ、私におまかせあれ!」

京太郎「……手加減してくださいよ?」

玄「おねーちゃんにそんなひどいことしないよ!」

玄「おねーちゃーーんっ! いくよーっ!」

宥「んぅ……ん……」

京太郎「……聞いてないですね」

玄「……というか、手が届いてないよね」

京太郎「まさにコールドゲームですね」

玄「……」

京太郎「ああ、そんな冷たい目で見ないで!」

玄「……まあ、とりあえずあててみよっか」

玄「えーーーいっ!」

玄さんの投げた雪球が放物線を描いて、宥さんの体に当たる。

……それだけ。

こっちを振り向きもしない。

京太郎「……あの重ね着熱厚すぎでしょう」

玄「寒がる素振りも見せないなんて……」

玄「……でも、まだまだ玄ちゃんはめげないのです!」

京太郎「……どうするんですか?」

玄「雪玉に石をつめておねーちゃんにあててみる」

京太郎「いや、それはひどくないですか!?」

玄「大丈夫、おねーちゃん痛いと寒いに関してはすっごい俊敏に動くよ!」

京太郎「そうなんですか?」

玄「……動くはずだよ!」

京太郎「確証ないじゃないですか!」

玄「でも……こうでもしないとおねーちゃんのおもちはぷるんぷるんしないんだもん!」

京太郎「玄さん!」

玄「邪魔しないで、京太郎君!」

玄「これは……私の……私達のプライドを掛けた勝負なの!」

玄「大丈夫、はずれるように投げるよ!」

京太郎「……大丈夫なんですか?」

玄「お任せあれ!」
32 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 17:03:29.10 ID:xdoicIOq0
玄「おねーーーーちゃーーーーーーんっ!」

宥「……玄ちゃん?」

玄「石が入ってるからちゃんとよけてねーーーーーーーーっ!」

宥「え……う、嘘……!」

宥「どうしよう、えっと、えっと……」

またもや綺麗な放物線を描く雪玉は宥さんを少し外れた場所に向かって飛んでく。

宥「ひゃ、ひゃっ!」

宥さんはその場から逃げようとした。

だが、それなら逆方面に動くべきだった。

むしろ、動いたことであの雪玉の命中範囲内に。

あのままだと石入り雪球が当たってしまう。

京太郎「ちょ、ちょっと、まずくないですか!?」

玄「ど、どうしよう!」

玄「おねーちゃん、避けてーっ!」

宥「……え?」バスッ

丁度宥さんが振り向く頃に、その雪玉が彼女の体に当たった。

宥「?」

それだけ。

痛がりもしなければ寒がりもしない。

京太郎「」

玄「」

宥「……あれ、当たった?」

宥「わ……雪玉ついちゃってる……あたっちゃった」

宥「玄ちゃんたち強いね」

玄「……京太郎君」

京太郎「多分、俺も一緒のこと思ってます」

玄「あの、おねーちゃん」

宥「?」

京太郎「今度は中でトランプでもしません?」

玄「勿論、こたつの中で」

宥「え、いいの?」

京太郎「ええ、俺たちは十分楽しみましたから、ね、玄さん!」

玄「今度はおねーちゃんが楽しまないと、だよ、ね、京太郎君!」

宥「わ、わ、嬉しいなー」

京太郎「……」

玄「……」

……こうして第一回おもち連合軍は、十二単の壁を前にして敗れたのであった。

玄「次はプールでリベンジだよ、京太郎君!」

京太郎「……今度は水着重ね着してきそうですね」


終わり
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:06:54.98 ID:2RfMRMDBo
宥姉かわいい!!
イッチありがとう!全スレ>>1000もありがとう!!
34 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 17:07:34.27 ID:xdoicIOq0
無理やりで、ごめんなさいでした
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:08:29.53 ID:zzqG2pGN0
>>18みたいな大人がいる限りもう来ません( ´・ω・`)ノ~バイバイ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:08:45.03 ID:QkupGPeho
乙ー
可愛ければ正義
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:13:03.73 ID:MJ8dzIVAO
Tシャツ重ね着のギネス記録みたいになってたのかな、宥姉
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:14:21.56 ID:uiVaLALdo
宥姉には北風も太陽も勝てない気がする
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:15:40.51 ID:z7AUcd1DO
てっきり玄ちゃんが生意気なのです生意気なのです生意気なのですのだ!!

とかいうハム太郎になるものかと
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:23:46.71 ID:vuIxDYARo
>>18には引くわ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:29:09.26 ID:53HGJ5iB0
うざいから早く消えろや
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:38:51.23 ID:Hff0dtk3o
(水着の重ね着に意味はあるのだろうか・・?)
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 17:39:28.67 ID:hDWva+5Fo
なんかどこも香ばしいな
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/02(日) 17:43:03.20 ID:eS1eHyuI0
そろそろ冬休みだからな……
45 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 22:42:27.14 ID:xdoicIOq0
>>42
スイムスーツ系の水着を重ね着すれば問題ない、あとシュノーケルとか


ふ、と思ったことなんだけど一人の作者が2スレかけもちって、大丈夫なのかな?
忙しくてまだ出来ないけど、いつか立てたいスレがあるんだよなぁ


はじめるでー
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 22:45:05.13 ID:PbE8BKDWo
ちゃんと持たせれたら大丈夫でしょ
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 22:47:23.97 ID:QCuPUukIo
別にいいんでねの?
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 22:50:30.62 ID:d8yb+8sb0
咲スレでも掛け持ちしてる人いるしイッチ次第じゃないかな
49 :なるほど……やっぱり落ち着いてから、大丈夫かどうか判断するべきですね ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 22:53:05.86 ID:xdoicIOq0
健夜「……よし、ご飯食べよっか」

京太郎「おにぎりでよかったのに」

健夜「高校生なんだから、栄養バランスは考えないとだめだよ?」

京太郎「……」

……お母さんみたいだ。

健夜「それじゃ、いただきます」

京太郎「いただきます」

誰にともなく手を合わせて、お辞儀をする。

別にやる必要もないのかもしれないが、染み付いたものはなかなか消えないのだった。

京太郎「……」

健夜「……」

もぐもぐ、と二人して黙々と食べ始めた。

俺はから揚げ弁当、健夜さんはハンバーグ弁当。

コンビニ弁当にしては美味しいのかもしれないけれど、そこまで特筆するものでもない。

だから黙々と食べる。

……どうせなら、食べ終わってからもっと会話をしたい、なんて。

京太郎「……」

健夜「……」

京太郎「……」

健夜「……」

京太郎「……ふぅ、ご馳走様」

健夜「ふふ、同時だ」

京太郎「内容量が同じですし、珍しいことでもないですけどね」

健夜「……っと、そうだ、京太郎君」

健夜「どうせなら読む?」

京太郎「……まあ、折角買ったんですし」

健夜「どうぞ」

雑誌を渡される。

京太郎「どうも」

京太郎「……その間、健夜さんはどうしているんですか?」

健夜「ん? チョコでも食べてるよ」

京太郎「……そうですか」

……さて、それじゃあ読み始めるか。

……まずはやっぱりカードからだよな、と12枚入りのカードという嬉しい付録を開いてみる。
50 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:01:09.75 ID:xdoicIOq0
健夜「もぐもぐ……どうだった?」

京太郎「あ、健夜さんが二つ当たりましたよ?」

健夜「本当?」

京太郎「ほら」

ひとつは、普通に麻雀を打っている健夜さん。

もうひとつは。

京太郎「……なんか微妙なウインクですよね」

健夜「なんでこれが入ってるの!?」

京太郎「……いりますか?」

健夜「いらないよ!?」

……しかし、本当微妙なウインクだ。

なんていうか、ぎこちなさが半端ない。

もう片方も閉じかけているし。

京太郎「……それにくらべて、この瑞原プロはなんか取りなれてますよね」

一際キラキラ輝く、瑞原プロのカードを一番上に持ってくる。

すっごく綺麗にウインクしていた。

というか、それだけじゃなくてこう……見る人のツボを抑えた感じ。

スポーツ系カードというより、アイドル系カードみたいな。

健夜「……でも、私の方が年下だもん」ボソリ

京太郎「え?」

健夜「なんでもない」

……まあ、何はともあれ、これで瑞原プロも呼べるようになったわけだ。

……勿論、絶対に教えてくれるわけではないだろうけど。

でも、教わるのなら……一人に教わるのがいいのか、それともいろんな人を参考にするのがいいのか。

まあ、そういうのは後で考えようかな。

健夜「それより、そっちの雑誌は読まないの?」

京太郎「ああ、読みますとも」

京太郎「結構役立つことが書いてありますし」

健夜「ふふん、今回は私もコラムを書いていたりするんだよ?」

京太郎「そうなんですか?」

健夜「そうですとも!」

健夜「読んだらきっと力になること間違いなし!」

京太郎「ふむふむ……それじゃ、楽しみにしてますね」

京太郎「……」

京太郎「……」

京太郎「……いや、折角本人が隣にいるんですから、そっちに聞く方が早くないですか?」

健夜「……それもそうだね」


1、このまま技の修行を続ける
2、麻雀の打ち方について教えてください
3、……今日はありがとうございました
>>54
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:01:47.60 ID:D3h5BxXgo
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:02:00.94 ID:QCuPUukIo
1かなぁ
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:02:03.87 ID:tpwx4QYCo
1
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:02:04.64 ID:QkupGPeho
55 :>>54IDの4桁くらいまで見て連投かと思った、済まぬ ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:10:53.56 ID:xdoicIOq0
雑誌を読んで雀力アップ 39→40


京太郎「……っと」

京太郎「なるほど……確かにためになりますね……」

健夜「そうでしょ、そうでしょ?」

京太郎「ええ、さっき教わったことばっかりですし、とってもいい復習になりました!」

健夜「……いじわる」

京太郎「事実ですし」

京太郎「それに、復習は悪いことではないですし」

健夜「……まあ、そうだけどさ」

雑誌を鞄にしまって、もう一度健夜さんを見る。

健夜「チョコ?」

京太郎「それもですけど」

京太郎「……ええと、もう少し付き合ってもらっても大丈夫ですか?」

健夜「……えっと、麻雀だよね?」

京太郎「それも、能力の方ですね」

京太郎「だから、続けて欲しいんですけど……」

……折角もう少しでコツがつかめそうなんだ。

もう少しで何か出来そうなんだ。

健夜「……構わないけれど」

健夜「でも、京太郎君は大丈夫なの?」

京太郎「全然大丈夫です」

健夜「親御さんとか……」

京太郎「それは……」

京太郎「……」

京太郎「……まあ、大丈夫ですよ」

普通に、学校に行ったことにしておけば。

良心は痛むけれど……ばれることもないだろう。

それに、ここで得た技が結果的に500万を返すのに役に立つかもしれないんだ。

終りよければ全てよし。

だから、許してください。

健夜「……それなら、いいけどさ」

京太郎「ありがとうございます」

健夜「そんな、礼を言われるほどのことじゃないよ」

健夜「……私も、京太郎君と遊ぶのは楽しいし、ね?」

京太郎「健夜さん……」

健夜「さ、行こっか」

健夜「この後もがんばるよ!」

京太郎「はいっ!」


>>57 ぞろ目でBAD
>>58 コンマ×300が今日の叔母さんの稼ぎ(13の倍数で、その分だけ支出、それ以外は収入)
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:11:54.49 ID:K56HdWlio
らめぇ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:11:58.35 ID:+viugRdeo
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:12:00.85 ID:QCuPUukIo
いきなり1割BADだと
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:12:03.03 ID:SEQAY2eto
うむ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:12:03.97 ID:CxLLqXQ00
ほい
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:13:11.01 ID:CxLLqXQ00
BADって誰かに見つかるとかかな…
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:13:55.32 ID:BV8+9J5AO
ゾロ目が出なくてよかった
63 :BADといっても、こっちはまだ軽いBAD ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:16:33.48 ID:xdoicIOq0
叔母さんの稼ぎ25500円の収入


健夜「すこやん道場、第二幕、はっじまっるよー」

京太郎「わー」パチパチ

健夜「といっても、特に言うこともないんだけどね」

健夜「やっぱり、さっきと同じだし」

京太郎「まあ、そうですよね」

健夜「……一日中やっていればネタつきるんだよね」

京太郎「仕方ないですよねー」

健夜「そんなわけで、今回も頑張れ、京太郎君!」

京太郎「よっしゃ、頑張りますっ!」

健夜「……あ、でも、私の顔をじぃっと見るのはやめてほしいかな……って」

京太郎「修行の意味がない!?」


>>64-70
ぞろ目、または偶数が十の位のぞろ目一歩手前があれば能力取得チャンス
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:05.26 ID:D3h5BxXgo
えい
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:17.41 ID:kbwtjzvs0
おまかせあれ!
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:21.79 ID:idWr/yOMo
おまかせあれ!
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:22.89 ID:UDXalstso
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:26.15 ID:uoqKYdJV0
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:36.82 ID:QkupGPeho
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:17:42.95 ID:d8yb+8sb0
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:18:05.95 ID:BV8+9J5AO
おまかせあれ!
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:18:10.28 ID:uoqKYdJV0
>>67
ヤルネェ
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:18:11.27 ID:XO5fNawVo
おまかせあれ!
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:18:38.73 ID:idWr/yOMo
くろちゃー多すぎww
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:19:58.44 ID:RBSkTJmwo
>>67
イチタリナイじゃなくてイチオオイだから駄目になるん?
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:21:16.04 ID:D3h5BxXgo
一歩手前だから平気だろう
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:21:31.17 ID:WeKUKYX3o
安価スレでは野生化したクロチャーが増えすぎて問題となっています
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:21:31.89 ID:Tv679boSo
バン…ザド…?
79 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:22:21.22 ID:xdoicIOq0
健夜「これは?」

京太郎「……聴牌」

健夜「正解」

健夜「……」

健夜「……んじゃ、これは?」

京太郎「……ノーテン、ですか?」

健夜「正解」

健夜「……だいぶコツを掴んできたね」

京太郎「一日中もやっていれば、そりゃあ」

健夜「……ふふ、えらいえらい」ナデナデ

京太郎「……あのー、子供扱いですか?」

健夜「だって、京太郎君子供だし」

京太郎「ぐ……」

健夜「……さて」

健夜「それじゃ、ちょっと一段階上って……」

健夜「……この牌とこの牌、どっちが私の当たり牌?」

健夜「私の視線から読んでみてね……手配とこの二つの牌を行き来してみるから」

京太郎「……それがわかれば」

健夜「第一段階は終了かな」

健夜「それじゃ……」

健夜さんは視線をゆっくりと規則的に動かした。

京太郎「……」ジィーッ

京太郎「……」ジィーッ


>>80
>>81 ×1.2

>>80の方が高ければ能力習得
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:22:48.70 ID:BV8+9J5AO
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:23:23.03 ID:I5l9HL7Po
おまかせあれ!
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:24:02.63 ID:liEmPJkA0
>>81
低コンマ用最終兵器KUROちゃん、さすが!
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:24:04.64 ID:d8yb+8sb0
クロチャー役に立ったな!
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:24:32.30 ID:idWr/yOMo
さすがやクロチャー
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:24:51.78 ID:tKriTQe5o
ドラロー式低コンマ活用術免許皆伝
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:25:08.22 ID:I5l9HL7Po
私でも役に立てたよお姉ちゃん!
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:26:12.09 ID:SEQAY2eto
ドラローを信じろ
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:28:27.57 ID:QCuPUukIo
ドラローの有効活用
89 :クロチャー見直したで!石をおねーちゃんに投げようとしていたことは思えませんね! ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:29:33.60 ID:xdoicIOq0
京太郎「……」

京太郎「……こっち、ですか?」

健夜「正解」

健夜「おめでとう、京太郎君」

健夜「これで、第二形態の私の能力を手に入れることができたよ」

京太郎「……そんな、単純なんですか?」

健夜「まぐれかもしれないけどね」

健夜「でも、京太郎君は今まぐれじゃなく、普通にわかったんでしょ?」

京太郎「……まあ」

京太郎「よくわかりましたね」

健夜「目を見れば簡単にわかるよ、ふふ」

確かにわかったけれど。

信じられないことに、本当にわかってしまったけれど。

……そういうことって出来るんだなぁ。

健夜「これが使えれば、きっと不用意に当たり牌を落とすこともないし、相手の聴牌気配も察知できる」

健夜「負けなし、とはいえないけれど、大きな失点はなくなるんじゃないかな」

京太郎「……」

……しかし、能力と呼ぶには地味な力だ。

健夜さんの言う通り、まだ技の範疇に過ぎない。

健夜「何はともあれ、おめでとう、京太郎君」

京太郎「……ありがとうございます」

健夜「それでは、これにて第二幕、すこやん道場は閉幕だね!」

健夜「お疲れ様でしたー」

京太郎「わー」パチパチ



健夜さんの能力第一(7の倍数で無条件勝利)を手に入れました
90 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:36:09.41 ID:xdoicIOq0
健夜「や、本当にお疲れ様」

京太郎「……ありがとうございます」

京太郎「あー……目が痛い……」

健夜「すっごい見開いていたもんね」

京太郎「……目薬持ってないですか?」

健夜「はい」

京太郎「持ってるんですか」

健夜「こんなこともあるかと思って」

……さすがというか……備えすぎて嫌味というか。

京太郎「……いただきますけど」

健夜「召し上がるの?」

京太郎「食べません」

健夜「食べられないもんね」

京太郎「……」

京太郎「……あのー、健夜さん、もしかして浮かれてます?」

健夜「え、やだ、そんなことないよ?」

京太郎「すっごい嬉しそうなんですけど」

健夜「そ、そうかな……あはははは」

京太郎「……」

……まあ、健夜さんも喜んでいるようだし。

一日を潰した甲斐はあった……のかな?

健夜「……さて、京太郎君」

健夜「そろそろいい時間だけど……どうする?」

京太郎「そうですねぇ……」



1、もう一段階上を目指します
2、じゃ、今度は麻雀の打ち方を……
3、流石に今日は帰りますよ

>>94
1,2の場合、夜安価消滅
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:36:43.59 ID:liEmPJkA0
1
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:37:02.07 ID:d8yb+8sb0
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:37:07.54 ID:D3h5BxXgo
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:37:08.53 ID:UamclyWAO
1
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:37:12.07 ID:tpwx4QYCo
1
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:37:14.12 ID:XO5fNawVo
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:37:45.15 ID:/26zz+nMo
3
98 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:40:59.19 ID:xdoicIOq0
京太郎「……もう一段階上を目指します」

健夜「……あの、本当に京太郎君、大丈夫?」

京太郎「大丈夫です」

京太郎「その……今ならいけそうな気がするんですよ」

健夜「何に?」

京太郎「高みに」

……何言ってるんだ、俺。

いや、でもほら、成功したわけだし、モチベーションもそれによってあがったわけだし。

こう……連続で成功させてパパっと終らせてしまおう、見たいな?

京太郎「……まあ、ともかく」

京太郎「そっちの方は大丈夫なので、教えてください」

健夜「……まあ、いいけど」

健夜「でも……うーん……」

京太郎「健夜さん!」

健夜「わかった、わかったよ!」


>>99ぞろ目でBAD
>>100-103ぞろ目で能力習得チャンス
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:28.96 ID:7+i6VfZmo
おまかせあれ!
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:30.01 ID:liEmPJkA0
ゾロ!
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:37.78 ID:TrKq63Hzo
おまかせあれ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:39.27 ID:CxLLqXQ00
ほい
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:44.81 ID:2RfMRMDBo
ぬっ
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:46.64 ID:Ul0muqV30
こいよおおおおおおお
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:41:53.25 ID:kbwtjzvs0
せい
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:42:50.13 ID:/B6bwfGz0
のよー
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:43:03.61 ID:0zcWgmgAO
イチオオイか・・・
108 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:48:55.86 ID:xdoicIOq0
京太郎「目がぁ……目がぁぁっ……!」

健夜「……うん、やっぱりやりすぎだよね」

京太郎「ぐ……ここまで難しいことだとは……」

健夜「そりゃあね……」

次のステップは、相手の牌をある程度読むこと。

例えば、この牌を捨てたらチーされるとか、ポンされるとか、そのレベル。

漠然とじゃなくて、少しずつだけど相手の牌を察知しないといけないのが辛い。

そして、それを理解するためにはより集中しないといけなくて。

より、目を見開かないといけなくて。

京太郎「……」

頭も痛ければ目も痛い。

くそう……やはり、ダメだったのか……。

健夜「……まあ、技ってそんな一朝一夕で覚えるものじゃないから」

京太郎「俺は一刻も早く覚えないといけないんですよ」

健夜「……まあ、そうだけどさ」

健夜「焦らない焦らない」

健夜「今日で……えっと、11日目だっけ?」

京太郎「……あと49日しかないんです」

健夜「あと49日もあるんだよ?」

健夜「それに今日は49……四つの苦しみでもあり、死が九つである日でもあるんだよ?」

健夜「そんな日に覚えられたんだから、むしろ京太郎君はすごいって!」

健夜「頑張った、すっごい頑張ったんだから!」

健夜「だから……今日はそろそろ休みな?」

京太郎「……ぐぅ」

健夜「あはは、ちょっとくさいかもしれないけどさ」

京太郎「……」

しかし正論である……いや、四つの苦とかそういう話じゃなく。

ずっとこうして目を見開き続けていたんだ、そりゃあ痛くなる。

ずっとこうして集中し続けていたんだ、そりゃあ疲れる。

京太郎「……そう、ですね」

健夜「そうだよ」



1、……それ、でも、手に入れないと……っ
2、それじゃ、とりあえずご飯を食べてから
3、……もう今日は帰って休みます
>>111
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:49:42.25 ID:D3h5BxXgo
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:49:49.81 ID:0zcWgmgAO
3
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:49:51.03 ID:QkupGPeho
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:50:22.29 ID:QCuPUukIo
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:50:35.65 ID:DelZR9jIO
2
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:53:14.84 ID:NQ7Y2ZMWo
すこやんがめっちゃ大人の女してる
かわかっこいいぞ
115 :しかし、健夜さんに会うと他のヒロインが一気に空気になるなぁ ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/02(日) 23:57:17.23 ID:xdoicIOq0
京太郎「……それじゃ、とりあえずご飯を食べましょうか」

健夜「……ああ、もう夜なんだ」

京太郎「7時ですね」

健夜「お昼ご飯食べたのが遅かったから気づかなかったよ」

京太郎「お腹もなりませんしね」

健夜「忘れてよぉ!」

京太郎「人間忘れろといわれると忘れなくなるんです!」

健夜「じゃあ、忘れないで!」

京太郎「わかりました!」

健夜「しまった!」

ということで、あの音を脳内テープレコーダーに録音しておこう。

いつでも再生できるぜ、くく。

京太郎「……さて、漫才も終りましたが」

京太郎「そんなわけで、ご飯でも食べませんか?」

健夜「……あんまりお腹空いてないんだけどなぁ」

京太郎「それじゃ、ひとりでいってきますから、お金ください」

健夜「……」

京太郎「冗談です、そんなに睨まないでください」

健夜「まあ、おごってあげるけどさ」

京太郎「え、本当ですか?」

健夜「だって、京太郎君大変な状況だし……」

健夜「……でも、私のこと便利屋だと思ってない?」

京太郎「まさか」


1、お母さんだと思ってます
2、お姉さんだと思ってます
3、お嫁さんだと思ってます
4、恋人さんだと思ってます
5、娘さんだと思ってます
>>119
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:58:04.47 ID:dQkKRTouo
2
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:58:07.33 ID:vSTDw7WAO
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:58:08.23 ID:UamclyWAO
2
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:58:09.97 ID:/26zz+nMo
5
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:58:15.27 ID:AjHl39RBo
4
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 23:58:37.20 ID:SEQAY2eto
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:00:43.07 ID:D4IrTSa6o
娘さんって…古い言い回しだな
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:01:59.00 ID:hbK0167Eo
先生・・・K・・・娘さん・・・
124 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:07:10.52 ID:jnG3ItDH0
京太郎「娘さんだと思ってます」

健夜「そっか……まあ、それならいいんだけど……」

京太郎「……」

健夜「……」

健夜「え、娘さん?」

京太郎「反応遅かったですね」

健夜「いや……うん、あんまりにも予想外すぎて」

京太郎「予想の範疇を超える男とはこの須賀京太郎のことです!」

健夜「いつついたの、その異名!?」

京太郎「ついさっきです!」

健夜「単なる自称だ!?」

健夜「……で、えっと、どの編が娘さんなのかな?」

健夜「私は京太郎君をお父さんとは見れないけれど……」

京太郎「ふむ……そうですね……」

京太郎「……まず、俺より背が小さい」

健夜「そこは仕方のないことじゃないかな!」

京太郎「頭をなでやすい位置にある!」

健夜「だから、身長以外のことで来て欲しいんだけど!」

京太郎「……」

健夜「無言!?」

健夜「私の娘さん的イメージ身長だけ!?」

京太郎「冗談です」

京太郎「あとは……そうですね」

京太郎「じっと見つめていたら顔が真っ赤になるところとかですかね」

京太郎「なんか初心で……娘ー……ってイメージがあります」

健夜「……」

健夜「否定出来ないけど……京太郎君だってそうやってされてると真っ赤になるくせに」

京太郎「……そんなことないですよー」

健夜「あからさまに目を逸らさないでくれるかなぁ!」

京太郎「あとは……ですね……」

健夜「しかもスルー!?」

健夜「この息子さんめーっ!」

京太郎「上目遣いが可愛いところとか、娘っぽいです!」

健夜「え……あ……うん」

健夜「……ありがとうございます」

京太郎「あと、褒めるとそうやってすぐ真っ赤になるところとか」

健夜「!」

健夜「お、大人の人をからかったらいけないんだよ、京太郎君!」


健夜さんの好感度があがりました
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:08:01.97 ID:FdRGz8jn0
お嬢さんでは…?
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:10:56.00 ID:hbK0167Eo
>>125そうだったかも・・・昔読んだきりだからうろ覚え
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:12:30.38 ID:D4IrTSa6o
間違いなくお嬢さんだよ
128 :×編○辺 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:15:07.82 ID:jnG3ItDH0
京太郎「ご馳走様でした」

健夜「お粗末さまでした」

紆余曲折あって、ご飯を食べ終えた。

いや、特に何があったわけでもないけれど。

やっぱり楽しくご飯を食べて、楽しくお話をして、それで終わり。

京太郎「……ゴチになりました」

健夜「利子1日5割ね」

京太郎「高い、高すぎるんですけど!?」

京太郎「返せる頃にはきっと500万とかとうに超えてますよね!?」

健夜「ふふ……冗談だよ」

京太郎「冗談じゃなかったらどうしようかと!」

健夜「じゃあ、冗談じゃないってことで」

京太郎「うわあああああああっ!」

店員「……あのー、お客様」

店員「店内ではお静かに……」

健夜「」

京太郎「」

……くすくす、といった笑い声が辺りから聞こえた。

しまった、いつものノリでつい大声で……。

健夜「……京太郎君の所為だ」

京太郎「……否定、しきれませんけど」

京太郎「健夜さんが悪ふざけしたのがいけないです」

健夜「私の所為にするの!?」

京太郎「連帯責任です!」

健夜「じゃあ、ここの代金も連帯責任ってことに……」

京太郎「なんでそうなるんですか!?」

京太郎「……っと、しまった、危ない危ない」

また熱くなってしまった。

くそう、どうでもいいツッコミをするときはどうしても熱くなってしまう。

悪い癖だなぁ……。

健夜「……で、ご馳走様したわけだけどさ」

健夜「結局、どうするの?」


1、もっかい技の練習
2、打ち方を教えてください
3、流石に帰りますよ
>>132
1,2の場合明日の朝に支障が出ます。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:15:48.32 ID:/fICEvzjo
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:16:58.56 ID:ergDijNAO
1
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:16:58.77 ID:BpjmJJbd0
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:17:03.08 ID:D4IrTSa6o
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:17:47.95 ID:1tFyRtGto
3
134 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:24:58.19 ID:jnG3ItDH0
京太郎「……流石に帰りますよ」

健夜「だよね」

健夜「……よかった、これ以上頑張ってたら京太郎君倒れるかと思ったもん」

京太郎「そんなやわな体で出来てないぜ!」

健夜「さっき目と頭が疲れて倒れそうになってたのはだれだっけ?」

京太郎「誰でしょうかね、そんなやわな奴」

健夜「すっごい逸らし方だ!」

健夜「……まあいいや、それじゃお金払って――」

京太郎「……どうしました?」

健夜「――いや、京太郎君、着替えたほうがいいんじゃないかなって」

京太郎「……げ」

そうだった、そういえば健夜さんに服を買ってもらっていたんだった。

ええと、鞄の中に制服は入っているから……。

京太郎「……トイレで着替えてきますね」

健夜「ん、いってらっしゃい」

京太郎「……ところで、これ、返さなくてもいいんですか?」

健夜「いいよいいよ、別に」

健夜「お姉さんからのプレゼントだよ?」

京太郎「……ありがとうございます」

京太郎「でも、そこは娘さんって言ってほしかったかな……」

健夜「娘フェチ!?」

京太郎「冗談ですよ」

健夜「だよね……うん」

健夜「……」

健夜「……嘘から出た真になったらだめだよ?」

京太郎「そんなことしません!」

健夜「だって、さっきから同じことばっかり――」

京太郎「ああ、もう、着替えてきます!」

健夜「え……あ、うん、いってらっしゃい」

健夜さんに見送られながら、俺はトイレに駆け込むのだった……いや、そういう意味ではなく。
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:32:39.80 ID:R+XUZW4A0
そういうことってどういうことですか(ゲス顔)
136 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:33:53.68 ID:jnG3ItDH0
京太郎「今日は本当にありがとうございました」

健夜「うん、どういたしまして」

京太郎「おかげで、技も覚えられましたし、それに……」

京太郎「……少し、気が楽になりました」

話したことで。

自分にだけのしかかっていた責任を誰かに少し分け与えることで。

……確かにそれは俺と同じ責任じゃないけれども。

同じ責任を持っているという連帯感は、俺を少し楽にした。

かといって、みんなに話せるわけではないけれど。

健夜「あはは、それだけ私は信頼されてたんだね」

京太郎「ええ、信頼しています」

健夜「おっと、更に私に責任を押し付けるのかな」

健夜「……なんて、冗談だよ、ありがとう、京太郎君」

京太郎「いえ……」

礼を言われるべきのは俺じゃない。

京太郎「健夜さんがいたから、もう一度頑張ろうって気分になれたんです」

京太郎「もしかしたら……俺は今日壊れていたかもしれませんし」

物理的にも、精神的にも。

大敗してしまった、それだけで人の人生を狂わせる。

ああ、早く取り返さないと、と。

成功しても、それだけでは満足できず……いつしか心は壊れ。

失敗したら、俺の体が物理的に壊されていた。

だから……。

京太郎「……今日、健夜さんが、返信してくれて、本当によかったです」

京太郎「俺の話を信じてくれて、本当によかったです」

京太郎「ありがとうございます」

京太郎「ありがとうございます……っ!」

涙は流れない。

流れないけど、感謝だけが溢れるようにこぼれる。

健夜「……うんうん、どういたしまして」

健夜「お姉さんの胸をお貸ししようか?」

京太郎「……あはは、流石にそんなことは出来ませんよ」

健夜「そっか」

京太郎「ええ」

京太郎「……それじゃあ」

健夜「うん、もう駅だし……ね?」

京太郎「本当にありがとうございました」

健夜「どういたしまして」

健夜「いつでもお姉さんを頼りなさいっ!……なんてね?」

そして、クスリと笑う健夜さんと手を振って漸く別れたのだった。
137 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:38:39.88 ID:jnG3ItDH0
京太郎「……ただいま」

叔母「おお、遅かったな、京太郎」

京太郎「あはは……ちょっと友達とご飯を食べに行ってて」

叔母「そっか」

叔母「……連絡しろよな」

京太郎「わりぃ、わりぃ」

……嘘って、本当簡単につけるよな。

制服だからか、叔母さんも俺が賭場に行ったとは思っていないみたいだし。

……はは。

叔母「んじゃ、どうするんだ、この後は?


11日(水)夜

1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん)
4、散歩
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス編集(現在75,900円)(行動には含まれません)
8、宝くじの時間だああああああああ(行動には含まれません)
9、その他(自由安価)

>>140
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:39:06.51 ID:0iW3kyOgo
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:39:11.69 ID:BpjmJJbd0
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:39:14.62 ID:1tFyRtGto
8
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:39:15.86 ID:NRqkn37Wo

すこやん
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:39:15.88 ID:A8rKrcNjo
143 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:43:41.48 ID:jnG3ItDH0
よし、宝くじだ。

ええと詳しいルールは>>4参照

前回10枚買っていたので、当たり数字は15個あります

【79 26 43 62 14 23 06 54 01 45 12 95 84 31 77】が当たり数字

範囲は下12まで


それでは、パワーをメテオに!
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:43:56.80 ID:NRqkn37Wo
いいですとも!
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:05.07 ID:BpjmJJbd0
いいですとも!
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:23.51 ID:0iW3kyOgo
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:29.87 ID:hbK0167Eo
こいこい
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:39.15 ID:46cv6up9o
おまかせあれ!
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:40.53 ID:AK8ShxUro
いいですとも!
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:41.50 ID:wzWPii1t0
いいですとも!
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:44:53.48 ID:/0OP6phAO
いいですとも!
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:45:26.49 ID:1tFyRtGto
それでは
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:45:41.76 ID:A8rKrcNjo
うむ
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:47:25.89 ID:LYhYhMCqo
あったかい
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:47:46.29 ID:rcc0lHBxo
いいですとも!
156 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:48:47.21 ID:jnG3ItDH0
【悲報】イチオオイ、イチスクナイ多発

結果0個


それでは、今日はここでしゅーりょー

小ネタ書きます>>161
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:48:57.35 ID:wzWPii1t0
妖怪イチオオイとイチタリナイが…
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:51:10.26 ID:0iW3kyOgo
かじゅとモモで魔法少女コンビ結成
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:51:45.88 ID:BpjmJJbd0
塞さんと温泉旅行
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:51:54.42 ID:46cv6up9o
中二病を発症したモモ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:51:55.64 ID:f9VHROypo
咲ちゃんがビデオレター


京ちゃんとのシチュエーションプレイで
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:51:55.89 ID:Gx0SjpGAO
宥お姉ちゃんの水着に切れ目を入れたクロチャーとプールへ
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:53:01.62 ID:R+XUZW4A0
すこやん鶴賀の監督に
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:53:11.73 ID:tPsYYtHzo
おつ
165 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 00:54:43.09 ID:jnG3ItDH0
>>161 前咲ちゃんのビデオレターというネタを書いたけれど、そういうわけじゃなくて。
   ビデオレターNTR系シチュを京ちゃんと、ということでよろしいでしょうか?


塞「しまっちゃうおねーさんだぞー」

っていうネタを思いついた、誰かかいてください(懇願)
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 00:55:26.10 ID:f9VHROypo
イエス
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:01:05.76 ID:s7cR/xPA0
咲ちゃんきたー
シチュエーションプレイをやるほどに肉体関係な二人とか何それエロい
168 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 01:11:09.35 ID:jnG3ItDH0
予想外に咲ちゃんがすごいキャラになりました。
いや、マジ済まぬ、本当マジ済まぬ……でも仕方ないんや……題材的に仕方ないんや……

ええと、微妙に変な表現があるのでご注意を、ヒントはマリオ
169 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 01:11:43.11 ID:jnG3ItDH0
〜咲ちゃんがビデオレター〜


「これで……よし、と」

咲「ん……む……!」

「おいおい、暴れるなよ」

「本番でもそれだったら売れないだろ?」

咲「む……むー……っ!」

「……いや、そのほうが逆に売れるか?」

「まあ、いいや、ほら」ベリベリ

咲「……ぷはぁっ!」

咲「……」キッ

「おお、怖い怖い」

「そんな悪い目をする子にはお仕置きしないと……なっ!」バシッ

咲「……いたっ」

「ほら、もっと従順になれ」

「顔を上げろ」

咲「……」

「あげろって言ってるんだよ」グイッ

咲「いた……っ」

咲「……この……っ」

「おいおい、反抗的な目だなぁ」

「もっと殴られたいのか?」

咲「はい!」

「……」

咲「……」

咲「そんなわけないでしょ……っ!」

「……あー」

「……殴ってやろうか?」

咲「だから、嫌だっていってるの!」

「ああ……うん」

「……く、くくく」

「……なあ、咲」

咲「気安く呼ばないで」

「お前は、これから自分がどういう目に会うかわかっているか?」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:11:43.85 ID:f9VHROypo
なにが起きた・・・
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:11:55.06 ID:NRqkn37Wo
キノコとおっきくなるがキーワード?
172 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 01:12:14.16 ID:jnG3ItDH0
咲「……」

「安心しろよ、そんなひどいことはしねぇさ」

咲「何を根拠に……」

「俺を根拠……かな?」

咲「京ちゃん格好いい!」

「……あの、さ」

咲「……そんな格好いい京ちゃんがいれば、私は何が起こっても怖くないもん」

「……つなげやがった」

「……そうか」

「それじゃ、愛しの京ちゃんに見てもらおうとするか?」

咲「それは……」

「パソコンだ」

「今から、スカイプで京ちゃんにこの様子を見せさせてやろうかと思ってな?」

咲「なんで、京ちゃんの連絡先を!」

「いや……ご都合主義……?」

咲「……」

「……」

「……く、くくく、企業秘密だ」

咲「企業だったんだ」

「ああ、株式会社、ニコニコスマイルハッピー笑顔という会社で働いてるんだ」

咲「すっごい幸せそうな会社だね」

「そりゃもう、幸せさ」

「……こういった役回りが回ってくるんだからな」

咲「……っ!」

「おいおい、だからそんな反抗的な目をするなって」

「また叩かれたいのか?」

咲「はいっ!」
173 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 01:12:41.37 ID:jnG3ItDH0
「……」

咲「……」

「……えい」ベチ

咲「弱い、もっと強く!」

「え……ええ……」

咲「もう、何のためにこうやって絶望的シチュエーションにしたかわからないじゃん!」

咲「もっと、これ異常ないってほどまで私を犯して、痛めつけてよ!」

「いや……ちょっと、あのー」

「……流石にそれはやりすぎじゃないかと」

咲「大丈夫、私は痛みが好きなんじゃないの」

咲「京ちゃんからの愛のこもった痛みが好きなの!」

「……」

「……く、くくく」

「……それじゃあ、ショーの始まりだな?」

咲「よし、かかってこい!」

「お、おらぁー」

咲「力が弱いよ、京ちゃん!」

咲「もっと、力強く掴んで、押し倒して!」

咲「もう、噛み千切るくらいに私のこと噛んでくれていいから!」

「お、おう……」カプ

咲「弱い弱い、甘噛みのつもり!?」

「いや……うん、そうだけど……」

咲「それじゃ、だめだよ、もっと強く、歯形が残るくらいに強く!」

咲「ヘイヘイ、ピッチャービビッてるーっ!」

「……どうしてこうなった」


終われ」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:13:27.19 ID:f9VHROypo
ドM咲ちゃん
いいぞもっとやれ
175 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 01:13:53.62 ID:jnG3ItDH0
正解 マリオと言えばM、数字的に
峰岸さんにしたほうがわかりやすかったかも


いや、本当どうしてこうなった

あ、今日はこれでしゅーりょーです、お付き合いありがとうございましたー
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:14:03.15 ID:LYhYhMCqo
哩「!?」ガタッ
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:14:13.70 ID:NRqkn37Wo
乙ー
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:14:43.47 ID:f9VHROypo
おっつー
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:15:10.24 ID:BpjmJJbd0
ドMは最強。はっきりわかんだね

乙でしたー
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:17:38.96 ID:Klj8lS3p0
乙だよ―
>>165
ぱっと思いついたのはロッカーに隠れたら開かなくなる。電車に駆け込んだら鞄がドアに挟まって抜けなくなる位でしょうか
京太郎を分割して体の一部を冷凍庫にしまうとか、塞のモノクルには記憶をしまう能力があるとか妄想ははかどるね
あと考え付くのは、咲→京太郎みたいに「誰が好きなのか分かってしまっちゃうおねーさんだぞー」とかかな
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:20:59.08 ID:tPsYYtHzo
おつ
咲ちゃんドMやったんか
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:21:12.70 ID:1Z9szOmeo
乙やでー
183 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/03(月) 01:22:02.60 ID:jnG3ItDH0
>>176たぬきさんて読んでいてごめんなさいでした

>>180さぁ、今すぐ書く作業に入るんだ!


だって、ビデオレター形式を望むなんてドMしか考えられないじゃないですかー

や、京ちゃんをドS設定にしてもよかったのかもしれないけど。
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:25:24.75 ID:f9VHROypo
だってビデオレターそのままだとガチ鬱だし・・・
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:25:42.10 ID:s7cR/xPA0
おーつ
このぐらいの愛のあるおふざけがちょうどいいね!
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:35:25.25 ID:Klj8lS3p0
どMな峰岸さん ワーキングかな
頭からコーヒーかけたり罵られてたけど……
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 09:33:33.28 ID:fkk60Eh4o
あれはMじゃなくて相手をイライラさせて楽しんでるS
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 13:32:55.06 ID:WduooqmIO
シチュじゃないビデオレターだと
咲ちゃんが京太郎の借金を知り、賭博に挑んで負け
衣みたいに客をとらされて精神崩壊かな
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 17:39:19.22 ID:ULIs+2JDO
早く京ちゃん性転換しねーかな・・・
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 19:17:41.11 ID:R+XUZW4A0
借金返せず性転換されてAV出演する京太郎
ありですか
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 19:24:54.37 ID:YCJzGRFro
(ホモビじゃ)いかんのか?
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 20:01:06.35 ID:DFfv8Jy40
(マジカル☆キョーコちゃんじゃ)あかんのか?
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 20:36:57.17 ID:mUPCZOzGo
魔法的ななんやかんやで性転換してるなら、出産までいけるなきっと
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 20:49:46.23 ID:2+MafYQvo
???「魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」
195 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 22:35:16.31 ID:jnG3ItDH0
>>180 まさか本当に書いてくれるとは思わなかった、ありがとう。
けれど、向こうのスレの>>1くらいは読んだほうがええで。

>>187 正確には相手をいらいらさせて楽しんでいるのに、堪忍袋の緒が切れて攻撃を食らっても楽しめる、ある種最強の盾

>>194 そういえば、恭介が魔法少女になるSSがどこかにあったなぁ……


はじめるでー

っと、その前に、11日夜の行動安価。


11日(水) 夜 所持金53,690円

1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん)
4、散歩
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス編集(現在75,900円)(行動には含まれません)
8、はやりんを召喚しよう
9、その他(自由安価)

>>200
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:36:40.70 ID:gAvzh7KGo
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:37:21.45 ID:BpjmJJbd0
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:37:27.60 ID:VJXEz6vko
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:37:38.48 ID:4ckYH3UXo
8
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:37:39.45 ID:NRqkn37Wo

すこやん
201 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 22:42:55.16 ID:jnG3ItDH0
京太郎「……ああ、そうだ、宝くじだ」

叔母「……そんなもん買ったのか、お前」

京太郎「だって、当たったら500万だぜ?」

京太郎「一気に返せるんだぜ?」

叔母「人生はそう上手くいかねーよ」

叔母「……確かにいってほしいけどよぉ」

京太郎「確率が0じゃない限り俺は諦めないっ!」

京太郎「……つーわけで、宝くじ見て、勉強して、寝るな」

叔母「……ああそうか、夕食は食ってきたんだったな」

京太郎「わりぃ、わりぃ」

叔母「ん……まあ、男子高校生なんだ、そういうときもあるさ」

叔母「んじゃ、何かあったら教えろよ?」

京太郎「はは、流石に部屋では何もおこらねぇよ」

叔母「……それもそうか」

……そうして、いつものように別れた。
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:44:42.48 ID:DFfv8Jy40
浮気はいけないもんね!
203 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 22:47:51.96 ID:jnG3ItDH0
……まあ、結果からお伝えしよう。

京太郎「」

全滅である。

10枚買って、10枚とも外れたのである。

どれも、一つも数字をかすりもしない。

これは逆に奇跡じゃないだろうか。

京太郎「……あー」

やべぇ、やる気がなくなった。

一気にやる気がなくなってしまった。

いや、本当だぜ、勉強しようと思っていたのは本当だぜ?

……麻雀のだけど。

京太郎「……」

京太郎「……どうしようかなぁ」

かといって、普通の勉強をする気にもなれない。

モチベーションの下がりようが半端無い、くそう、豆腐か俺は。

京太郎「……」

京太郎「よし、メールでもするか」

そうして、現実逃避をするのであった。

……うん、さっき話していたし、健夜さんにメールを送ろう。



1、今日はありがとうございました
2、能力が使えるようになった俺は京太郎第二形態を名乗ってもいいと思いますか?
3、今日一日一緒にいて思ったんですけど、俺健夜さんがいないとダメです
4、その他(自由安価)
>>207
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:48:32.73 ID:azpr5r0jo
3
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:48:36.24 ID:94PSjERTo
1
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:48:36.94 ID:E1bt+waEo
2
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:48:41.60 ID:/fICEvzjo
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:48:53.29 ID:4Mr8IUFd0
1
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:48:54.02 ID:BpjmJJbd0
210 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 22:59:14.57 ID:jnG3ItDH0
京太郎「能力が使えるようになったので、京太郎第二形態を名乗ってもいいと思いますか?……っと」

気分転換にはやはりどうでもいい話である。

うわぁ、本当に心底どうでもいいよ、この話題。

『だめだよ』

京太郎「……え、ダメなんですか?……っと」

『うん、ダメ』

『これは私が特許持ってるもんね、ふふん』

……こんなものに特許をくれるのだろうか。

京太郎「……ちなみに、ほかにはどんな特許持ってますか?……っと」

『えっと……第三形態と第四形態と――』

京太郎「とりあえず、形態を抜かしてください……っと」

『ん……それじゃ……』

『……ああ、すこやかじゃないプロっていう言葉……とか?』

京太郎「すこやかじゃないんですか……っと」

『ううん、健康ばっちりだよ?』

京太郎「じゃあ、なんで特許とるんですか……っと」

『ふふん、こうやって特許をとっておけばね』

『例えば私の悪口を言おうとしてすこやかじゃないプロって言った人に賠償請求が出来るからだよ!』

『……ところで、言葉の特許って取れるの?』

京太郎「知らないんですか……っと」

『つい、ノリで言っちゃいました。てへっ☆』

……年甲斐にも無く星マークつけちゃってるよ、この人。

いや、可愛らしいけども、可愛らしいけども。


1、……今日が楽しかったみたいで、こっちも嬉しいです
2、てへっほし……むむ……なんぞや……?
3、ところで、俺の知り合いで30にもなるのに星マークを使ってる人がいるんですけど、どう思います?

>>214
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:00:01.14 ID:VJXEz6vko
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:00:14.64 ID:/65L+P3C0
2
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:00:33.24 ID:NozzrOOAO
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:00:34.79 ID:D9oTs6Q2o
2
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:01:24.68 ID:BpjmJJbd0
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/03(月) 23:02:44.40 ID:KnVvMRss0
3
217 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:09:47.96 ID:jnG3ItDH0
京太郎「てへっほし……むむ……なんぞや?……っと」

『そう読む人始めてみたよ!』

京太郎「そう言売む人女台めてみたよ……そうげんうむひとおんなだいめてみたよ?……っと」

『わかりづらいよ!』

京太郎「わかりづらいよ……わカ’レ)つ”ら()よ?……っと」

『もはや何を書いているのかわからないよ!』

『いちいち上げ足を取らなくたっていいよ、もう!』

『わかってるって、私だってちょっと調子に乗っちゃったってわかってるって!』

京太郎「……本当ですか?……っと」

『なんで疑うの!?』

京太郎「勘って大切だと思うんですが、どうでしょうか……っと」

『そんなので人を馬鹿にしたらいけないんだよ!』

『めっ!』

怒られた。

しかし、文章だけである、それほどの抑止力を俺に与えなかったのである。

京太郎「つい、ノリで言っちゃいました。てへっ☆……っと」

『わざわざ転送しないでもいいよ、もうっ!』

京太郎「すいません、てへっ☆……っと」

『ちょ、あの、ほ、本当にやめて!』

『割とえぐるから、それ割と私の傷口えぐるから!』

京太郎「肝に銘じます、てへっ☆……っと」

『もう私のライフが0だよ!』

京太郎「俺のターンはまだ終わっていないんです、てへっ☆……っと」

『やめてええええええええっ!』

『きょ、京太郎君なんて、京太郎君なんて……』

京太郎「俺なんてどうしたんですか?……っと」

『き……き、嫌いじゃないけど嫌いだああああああっ!』

京太郎「どっちですか!?……っと」

『メールしている時点でわかってよ!』

京太郎「顔を見せたくないほど嫌いってことですね!……っと」

『新しいし、その考えにいたる京太郎君ポジティブすぎる!』

『もっと、それをどこか別の場所に生かしたらどうかな?』

京太郎「それって……ポジティブシンキングですか?……っと」

『そうそう……』

『きっと京太郎君は万年三流芸人くらいにならなれるよ!』

京太郎「無茶苦茶厳しい言葉ありがとうございます!……っと」

……そりゃあ、俺だって芸人になれるなんて思ってないけどさ
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/03(月) 23:13:17.23 ID:KnVvMRss0
京ちゃんギャル文字も使えるんか
219 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:15:37.02 ID:jnG3ItDH0
ポジティブじゃねぇよ、ネガティブだよ、どうやったら間違えるんだよ……


京太郎「……っと、そんなわけで」

京太郎「もういい時間なので、切っていいですか?……っと」

そろそろ二時間がたつ。

雑談だけで二時間……トーク番組くらいなら俺でも出来るんじゃないだろうか。

『……まあ、そうだね』

『私も……うん、明日は……』

京太郎「何かあるんですか?……っと」

『』

京太郎「空メール!?」

『え……ええっと……ひ、ひみつ……かなぁ?』

京太郎「なんか色々と怪しいんですけど!?……っと」

『あ……あはは』

『人のプライバシーを除くのはいけないよ、京太郎君』

『めっ!』

京太郎「……」

なんで俺が怒られなきゃいけないんだ。

京太郎「……では、そういうことで」

京太郎「今日は本当ありがとうございました……っと」

『どーいたしまして』

『それじゃ、またね、京太郎君』

京太郎「はい、また……っと」

携帯を閉じてを机に置く。

どうでもいい雑談や漫才を繰り広げていたおかげで、ショックからは立ち直れた。

……まあ、やる気がでるかどうかは別として。

……。

……どうしようかな。


1、ネトマ
2、メール(咲、鶴賀)
3、寝る
>>224

1、2以外で朝に支障が起こります
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:16:34.35 ID:VJXEz6vko
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:16:35.62 ID:BpjmJJbd0
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:16:38.59 ID:xG3Fr4Zv0
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:17:14.54 ID:4Mr8IUFd0
3
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:17:15.70 ID:Gx0SjpGAO
3
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:17:16.02 ID:/fICEvzjo
2かじゅ
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:19:12.23 ID:94PSjERTo
2
227 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:19:37.20 ID:jnG3ItDH0
京太郎「……寝るか」

そう、何をやってもやる気が出ないときは寝るに限る。

幸い、楽しい会話も終えたし、微妙に疲れたし。

きっと、すぐに寝付けることだろう。

さて、とベッドに入って、目を閉じる。

……。

…………。

………………。

京太郎「……」

とりあえず。

ありがとう、健夜さん、日付が変わる前にもう一度言っておく。

さすがに、そろそろしつこいだろうから言わないけれど。

ありがとう。

ありがとう。

本当にありがとうございました。

……。

…………。

………………。



健夜さんの好感度が上がりました。

>>229
朝安価(出会う人間orサボる)

サボる場合、ぞろ目で誰かと出会いますor見られます
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:19:54.95 ID:A8rKrcNjo
むっきー
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:20:01.35 ID:NRqkn37Wo
むっきー
230 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:26:41.74 ID:jnG3ItDH0
12日(木) 朝


京太郎「……」

……ううむ、流石に二日連続サボりはまずいよな、と思い、坂道を登る。

誰が見ているわけでもないのに、誰かに見られているような感覚がする。

こう……サボった奴だ、見たいに蔑むような視線で、誰かに見られているような気がする。

京太郎「……」

いや、挙動不審になんかなっていない。

大丈夫、俺はいつもの須賀京太郎。

どうせ幻覚なんだ、怖がる必要なんか無い。

そう、誰も俺のことを気にしない……ステモ状態!

だから大丈夫、別に誰に何を言われるわけでも、誰に怒られるわけでも――

睦月「……京太郎君?」

京太郎「うわああぁぁっ!?」

睦月「え……そ、そんなに私と話すの嫌だった!?」

京太郎「いや、そういうわけじゃないです、大丈夫です!」

京太郎「ほら、俺の足が止まった、貴方と話したい証拠です!」

睦月「……す、すごい理由だ……」

京太郎「でも事実です」

……あー、寿命が三ヶ月くらい縮むかと思った。

びっくりした、すっごいびっくりした……。

京太郎「……えっと、おはようございます」

睦月「おはよう」

睦月「……あの、大丈夫?」

京太郎「まだ心臓が高鳴っている以外は」

いや、本当に誰にも話しかけられないと思ってたんだよ。

だから、こうして、話しかけられて――。

なんていうか、一歩間違えていれば気絶して倒れていたんじゃないかって思うくらい動揺していた。

やましいことをしていたから、なおさら。

睦月「昨日……休みだったんだって?」

京太郎「ええ、そうです」

睦月「どうしたの?」

京太郎「あー……っと」


1、ちょっと調子が悪くて
2、昼まで寝坊してしまって
3、神の啓示があったので
>>234
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:27:52.31 ID:gAvzh7KGo
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:28:05.06 ID:NozzrOOAO
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:28:11.22 ID:BpjmJJbd0
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:28:12.51 ID:/fICEvzjo
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:29:08.24 ID:+A3Fi7hRo
>>プライバシーを除く
プライバシーなんてなかったという意味か……

安価なら下
236 :『注』 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:35:30.53 ID:jnG3ItDH0
京太郎「ちょっと、神の啓示があったので……」

睦月「……」

……うわぁ、すごい目で見られているよ。

京太郎「いや、本当、本当ですって!」

動揺から出た嘘であるが、それを真にするために頑張ってみる。

睦月「……いや、ごめん、流石に信じられない」

京太郎「ですよね」

京太郎「……でも、本当なんですよ?」

京太郎「朝起きると、俺の目の前に神々しい光を放つおっさんが……」

睦月「うん、神をおっさんとかいっている時点で啓示なんてこないと思うな」

一理ある……のだろうか。

……いや、まあどうせ嘘の設定だからどうとでもいえるのだけど。

京太郎「でも、本当ですって、マジで神が見えたんですって!」

しかし、こうしてかたくなにこの設定を貫き通そうとする俺の本能は何を考えているのだろうか。

うん、自分でもわからない、動揺しすぎてへんなことになっている。

これが顔にも出ていなければいいのだが……。

睦月「……熱にでも浮かされていたんじゃないの?」

……ナイスです、睦月先輩!

よし、そのおかげで言い訳が出来る、だから一旦クールになれ、須賀京太郎。

京太郎「……そうなんでしょうか?」

睦月「いや、だって……神様なんて……ねぇ?」

京太郎「……じゃあ、あれは熱が見せた夢だったんでしょうか」

睦月「そうじゃない?」

睦月「……というか、本当に熱だったんだ」

京太郎「ええ」

京太郎「微熱でした」

睦月「そっか……」

京太郎「もう大丈夫ですよ?」

睦月「それならいいけど……」

睦月「……でも、お大事にね?」

京太郎「ありがとうございます」

……良心を放り投げてしまいたい。

切り抜けられたけど、なんとか事なきを得たけれど。

京太郎「……」

睦月「……どうしたの?」

京太郎「いえ……」

これからもこうして嘘をつくんだろうな、と思うと少し胸が痛くて。

ああ、やっぱり良心なんて捨ててしまいたい。


むっきーの好感度が上がりました。
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/03(月) 23:39:19.34 ID:KnVvMRss0
注?何か重要なフラグ踏んだ?
238 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:39:38.58 ID:jnG3ItDH0
桃子「昼っすよ!」

京太郎「ああ、昼だな」

桃子「まったく……京ちゃんがいなかったから昨日はこのやりとりできなかったじゃないっすか!」

桃子「責任とってくださいっす!」

京太郎「なんの!?」

桃子「んー……」

桃子「……それじゃ、今日もおかず一つくださいっす!」

京太郎「……」

桃子「……え、まさかまたっすか?」

桃子「また食堂っすか、また私を置いていくっすか?」

桃子「……泣くっすよ?」

京太郎「おい、ずるいぞ」

桃子「冗談っす」

桃子「別に、京ちゃんが食堂なら食堂で諦めるっすよ」

京太郎「……」

京太郎「……モモも食堂に来ればいいのに」

桃子「お母さんのご飯が美味しいのがいけないっす!」

京太郎「……」

桃子「なんっすか、そのほほえましい目は!」

京太郎「いや……お母さん思いのいい子だなぁ、と思って」

桃子「自慢の娘っす、えへん!」

京太郎「自分で言うな自分で」



1、弁当
2、食堂
>>301
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:40:46.69 ID:/fICEvzjo
遠い!?
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:41:06.46 ID:qecsns9Uo
1
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:41:14.83 ID:NozzrOOAO
遠すぎwww
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:41:23.53 ID:+A3Fi7hRo
遠いなー
1
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:41:57.95 ID:4Mr8IUFd0
1
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:42:07.80 ID:94PSjERTo
わお遠い。とりあえず1
245 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:42:29.56 ID:jnG3ItDH0
訂正訂正
>>248

不覚にも笑ってしまった
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:42:57.53 ID:D9oTs6Q2o
1
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:43:24.93 ID:BpjmJJbd0
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:43:26.46 ID:/fICEvzjo
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:43:31.31 ID:zUzquBLJo
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:43:45.88 ID:R+XUZW4A0
1
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:45:21.56 ID:R+XUZW4A0
連続?
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:45:51.06 ID:/fICEvzjo
あ、連続だ。すまん下で
253 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:50:16.52 ID:jnG3ItDH0
京太郎「……いや、まあ食堂なんだけどな」

桃子「……」

京太郎「……冗談って言ってくれたじゃないか」

桃子「確かに私の口はいったっす……」

桃子「でも私の心がいってないっす!」

京太郎「無茶苦茶な屁理屈だな、おい!」

桃子「そう、だから許さないっす!」

桃子「許してほしければ、もっといっぱい遊ぶっす!」

京太郎「……と、いいますと?」

桃子「なんか最近、私への扱いがおざなりっすもん!」

桃子「確かに……その……」

桃子「……」

京太郎「……モモ?」

桃子「な、ななな、なんでもないっす!」

桃子「楽しみになんかしてないっすよ、全然!」

京太郎「遊べって言った直後にそれか」

桃子「いやっ、そういうことじゃなくて……」

桃子「……まあいいっすけど」

京太郎「?」

桃子「別になんでもないっすよ」

桃子「ともかく、私は京ちゃんといっぱいお話がしたいっす!」

京太郎「随分好かれたもんだな」

桃子「大好きっすもんっ!」

京太郎「……」

桃子「……」

桃子「……な、ななな、なんでもないっす!」

京太郎「いや……まあ、うん、俺も……うん、モモのことは、好きだよ?」

桃子「そ、そそそ、そうっすか、あはははははは!」

京太郎「俺達仲いいもんなー、あははははははは!」

……いくらモモが見えづらいとは言えども。

これほど大声で、そんなことを叫んでしまえば注目をあつめてしまう。

……。

結局、モモに見送られながら逃げるように俺は教室を出たのだった。


むっきー>>254
かおりん>>255
さとみー>>256
かじゅ >>257
50以上でいます
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:50:33.80 ID:NRqkn37Wo
えい
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:50:54.22 ID:NozzrOOAO
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:50:59.62 ID:qecsns9Uo
ぬん
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:51:22.38 ID:VJXEz6vko
ワハハー
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:54:41.06 ID:4ckYH3UXo
かおりんの顔暫く見てないな…
259 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/03(月) 23:57:31.31 ID:jnG3ItDH0
京太郎「……あ」

智美「わ」

睦月「……び?」

睦月「……ちょっとまってください、なんですかこれ」

智美「ノリだぞー、わはは」

京太郎「ええ、完璧なノリですね」

京太郎「……そう繋ぐとは思いませんでしたけど」

智美「じゃあ、男子はどうつながると思ってたんだ?」

京太郎「そうですねー……あ」

智美「さ」

睦月「……き?」

京太郎「……いや、そこはあさりじゃないですか?」

睦月「え……えっ?」

智美「ワハハー、あさきとはまた珍しい言葉だなー」

智美「まったく……むっきーはダメダメだなー」

京太郎「ええ、雑談のコツがわかっていませんね」

睦月「……」

睦月「……なんで私が悪い流れになってるんですか、これ」

京太郎「ノリです!」

智美「ノリだぞ!」

睦月「ノリでナチュラルに人を傷つけないでください!」

そんなわけで、智美先輩達と合流しました。

うむ、やはり智美先輩、流石だ、ノリがいい。

睦月「……っと、私は今からご飯を取りにいくところなんだけど……」

智美「逆に私はもう持っているんだなー、ワハハ」

京太郎「一緒に来たわけじゃないんですか?」

智美「ワハハ、一応学年も違うからなー」

睦月「私たちもついさっきそこで出会ったんですよ」

京太郎「そうなんですかー」

智美「ワハハ、そうだぞー」

智美「……で、京ちゃんは――」


1、すでにご飯を持っている
2、今からご飯を取りにいく
>>263
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:58:42.11 ID:VJXEz6vko
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:58:54.61 ID:ukkwhZwp0
2
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:59:00.97 ID:R+XUZW4A0
2
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:59:01.88 ID:NRqkn37Wo
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:59:03.62 ID:A8rKrcNjo
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:59:11.17 ID:BpjmJJbd0
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:01:52.26 ID:sw+r5cgo0
ワハハって京太郎のこと京ちゃんって呼んだっけ?
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:02:52.96 ID:xDsAfVQDo
選択肢だけじゃなくってコンマ安価獲っても連投扱いになるんだっけ?
いまいちわからん
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:07:55.74 ID:mIDBrnmLo
こうやって自然に出るようになるあたり特訓の成果か
269 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:11:05.40 ID:NQrupqc90
>>266間違えた。

>>267麻雀安価もしくは範囲安価以外でのコンマ安価からの選択安価は連投扱いにしようと思っていましたけど……変えたほうがいいでしょうか?


京太郎「俺も今からご飯を取りに行くところですよ」

智美「そうなのかー」

智美「……一人で待つのは寂しいなー」

京太郎「そういわれましても」

睦月「えっと……すぐ戻ってきますから」

智美「……ワハハ」

京太郎「……あ、じゃあこのかばんを俺の代わりだと思って……」

智美「それはなにか違うぞー」

京太郎「ですよね」

智美「……それじゃ、私は先にテーブルとっておくなー」

睦月「ありがとうございます」

智美「ワハハー、礼には及ばないぞー」

手を振りながら智美さんが離れていった。

京太郎「……それじゃ、行きますか」

睦月「ん、そうだね」

睦月「……京太郎君は何を食べるの?」

京太郎「ん……普通にAセッ――」

睦月「……京太郎君?」

京太郎「ええと、すいません、睦月先輩って何が食べたいですか?」

睦月「え、私?」

睦月「私は……まあ、Bセットでも食べようかと……」

京太郎「あそこにある女性限定セットっていうの食べてみませんか?」

睦月「……え?」

京太郎「そして、それを俺に渡しませんか?」

睦月「……」
270 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:12:01.06 ID:NQrupqc90
範囲安価というか、一レスで複数安価を取る時以外



睦月「……えっと、つまり京太郎君はあれが食べたいの?」

京太郎「はいっ!」

睦月「わ、潔い返事」

京太郎「や、だってあれ美味しそうじゃないですか!」

京太郎「やましい気持ちなんかなく、あれが食べたいんです!」

睦月「そ、そうなんだ……」

京太郎「はい!」

睦月「……」

睦月「……それじゃ、京太郎君がBセット頼んでね」

京太郎「いいんですか!?」

睦月「いや……だって、頼むのを変えるだけだし……あ、お金は返してよ」

京太郎「当然です!」

京太郎「やー、本当ありがとうございます、睦月先輩!」

睦月「ど、どういたしまして……」

京太郎「本当、睦月先輩はなんていうんでしょう……俺の昼飯の恩人ですね!」

京太郎「いや、昼飯の女神!」

睦月「……あの、褒めすぎだと思うんだけど」

京太郎「そうですね」

睦月「……そこで冷静になられるのも複雑」

京太郎「だって、このまま騒いでいたら変に注目されそうですし」

睦月「ぐ……まあ、それはそうかもしれないけれど……」

京太郎「そんなわけで、睦月先輩、ありがとうございました!」

睦月「……」

睦月「……やっぱり大げさだなぁ」



むっきーの好感度が上がりました
271 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:14:38.92 ID:NQrupqc90
桃子「放課後っす!」

京太郎「放課後だな」

桃子「やー……やっぱり、この掛け合いはしっくり来るっすねー」

桃子「もー、昨日なんて大変だったっすよ?」

京太郎「と、いいますと?」

桃子「この合図が無いから放課後がまだだと思ってて……おかげで部活に遅れちゃったっす!」

京太郎「いや、それは掛け合い以前の問題だよな」

桃子「冗談っす」

京太郎「撤回早いな、おい」

桃子「や、この話これ以上広げられ無そうでしたっすから」

京太郎「……」

桃子「……で、放課後っすよ?」

京太郎「放課後だな」




1、部活へ行く
2、帰る
>>275
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:15:19.22 ID:wFLnYrF6o
1
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:15:45.98 ID:DeWq/vbMo
1
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:15:53.95 ID:CEcX5Qm00
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:15:57.16 ID:KdQB19bI0
1
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:16:26.89 ID:xX5D2V1v0
1人で人物安価&台詞取られると厳しいデス
狙える人いるみたいだし
でも某スレでは人物スナイプ→休み→人物スナイプ以下ループというのもあり得るから判断に困る
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:16:29.72 ID:sAfSoFNRo
2
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:18:23.82 ID:DeWq/vbMo
ふと思った。モモといっしょってゲームでないかな
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:20:59.58 ID:xDsAfVQDo
把握
コンマと選択肢は別で考えてる人もいるからその旨をテンプレに追加したらいいと思う
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/04(火) 00:26:43.68 ID:4iMGL3VJ0
イッチー、>>236の『注』って本当になんだったの?
281 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:26:49.48 ID:NQrupqc90
>>279ですね、次スレにでも


京太郎「んじゃ、行くか」

桃子「そうっすね」

桃子「ふふ……昨日一日使って鍛えた、私の腕を見せてやるっす!」

京太郎「昨日はどんな特訓してたんだ?」

桃子「くじであぶれたから一人でネトマやってたっす!」

桃子「……まあ、交代交代で入っていたっすけど」

京太郎「つまり普通にやっていたんだな」

桃子「でも、基礎力アップには通じるっすから」

桃子「生まれ変わった新生モモ……いや、東横桃子第二形態を楽しみにしておくっす!」

京太郎「ちょっと待て」

桃子「?」

京太郎「……」

京太郎「……何の本に影響された?」

桃子「なぜばれたっすか!?」

京太郎「いいから」

桃子「……ほら、京ちゃんがいつも買ってる、あの雑誌っすよ」

京太郎「ああ……」

……健夜さんへ。

第○形態が流行しそうです、どうしてくれるんですか。





…………………………………………………………………………


ゆみ「……ああ、今日は来たのか、京太郎君」

京太郎「まるで来てほしくなかったかのようないいかたですね」

ゆみ「まさか、この顔がそう見えるか?」

京太郎「少なくとも熱望しているような顔には見えないです」

ゆみ「当たり前だろう、どうして一部員の出席を熱望しなければならないんだ」

京太郎「そりゃあ、勿論おな――」

ゆみ「――それ以上言ったら、どうなるかわかっているな?」

京太郎「――じ高校の部活の一員ですし」

ゆみ「……はぁ」

ゆみ「それじゃ、いつもどおり、くじだ」


1、4人で
2、2人で

>>284
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:27:17.09 ID:sw+r5cgo0
1
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:27:25.91 ID:A9XZb5Mko
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:27:28.01 ID:Y6ZShk0AO
2
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:27:31.12 ID:DeWq/vbMo
2
286 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:27:57.02 ID:NQrupqc90
>>280注意の意味でございます、何がとは言いませんが


誰と?
>>290
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:28:27.44 ID:KdQB19bI0
もも
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:28:29.13 ID:CEcX5Qm00
かおりん
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:28:36.12 ID:5qb1DZgeo
かおりん
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:28:36.88 ID:Ld8nGFe8o
むっきー
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:29:17.24 ID:sw+r5cgo0
スナイプさすがやな
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:31:58.02 ID:xX5D2V1v0
ゃ注意と言ったら
み ら れ た ?
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/04(火) 00:32:48.72 ID:4iMGL3VJ0
>>286
いいフラグではなさそうだな……
うーん、嘘付くことに対して自己嫌悪してるし、その辺で見えないゲージが貯まってるんだろうか……回答サンクス
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:38:00.30 ID:sw+r5cgo0
そろそろ正直に話す?
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:40:16.56 ID:2sFwTzRIO
いま賭博に突っ込んでこられる危険を増やすのは
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:42:32.36 ID:/LCP9D9IO
ころたんは強かったけど、鶴賀面子が着いて行っても大丈夫なんだろうか
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:43:05.86 ID:wFLnYrF6o
かじゅなら1円5円ならそうそう負けないんじゃないかな
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/04(火) 00:44:41.39 ID:4iMGL3VJ0
>>294
いや、そういう重要なこともそうだけど、それを秘密にするのは仕方ないし
今回はサボりで後ろめたい→誤魔化すための嘘ってやってるから、そこで嘘つきまくってる自分に自己嫌悪してるんだと思う
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:46:27.46 ID:sw+r5cgo0
話したところでついてくるとは限らないんじゃ…
300 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:47:16.16 ID:NQrupqc90
京太郎「……二人、ですね」

睦月「あ、京太郎君も?」

京太郎「睦月先輩ですか」

睦月「うん」

ゆみ「……それじゃ、いつもどおりに」

桃子「むぅ……折角の東横桃子第二形態が……」

京太郎「いや、そっちで見せればいいだろ?」

桃子「まあ、そうっすけど……」

智美「ほら、始めるぞー」

佳織「今日こそ勝つもんっ!」

京太郎「……んじゃ、こっちもやりましょうか」

睦月「ん」

京太郎「ええと……二人うちでもします?」

睦月「京太郎君がやりたい方でいいよ」

京太郎「そうですか……」

京太郎「……んじゃ、四人打ちのほうがやりたいです」

睦月「ネット麻雀?」

京太郎「そうなりますね」

京太郎「……せめて、もう少し人がいてくれたらいいんですけど」

睦月「あはは……流石にもうきついんじゃないかな?」

睦月「四月も終盤に入り始めたし。

京太郎「……もう、そんな時期ですか」

睦月「学校にはなれた?」

京太郎「まあ……そうですね」

京太郎「とりあえず、ここが自分の学校だっていう感覚は覚えました」

睦月「そっか」

京太郎「ええ」

睦月「……っと、こんなことしている暇じゃないよね」

睦月「ネット麻雀……っと」
301 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:47:55.90 ID:NQrupqc90
睦月「……京太郎君、本当上手くなったね」

京太郎「あー……」

京太郎「……まあ、自主練していますし」

もうそんなこともない、なんていえなくなった。

流石に、健夜さんに教わっている、なんて自慢も出来ない。

あの人だって、そういうことはあまり知られたくないだろうから。

睦月「そっか……」

睦月「……自主練でそんなに上手くなるなんて、すごいな」

京太郎「そうですかね?」

睦月「そうだよ」

睦月「私なんて、全然出来ないのに……」

京太郎「……」

……確かに、といっては失礼かもしれないが。

失礼かもしれないが。

京太郎「……まあ、ほら」

京太郎「きっと俺は早熟型で、睦月先輩は晩成型なんですよ」

京太郎「続けていれば、きっと出来ますって!」

……そんな、励まし方しか思いつかない。

これは、自分をあげていることになりはしないだろうか。

なんというか……いやみな言い方だ。

睦月「……そうかな?」

京太郎「そうですよ」

しかし、そう励ますことしか出来ない、それしか思いつかないのだから。。

高校一年生だから、なんて言い訳も使えないだろう。

しかし、こうとしか励ませない。

彼女が嫌そうな顔を見せない限り、こうとしか励ませない。

睦月「……」

睦月「……あの、さ、京太郎君」

京太郎「はい」

睦月「なんていうんだろうな……」

睦月「……」

睦月「私に、麻雀教えてくれないかな」

京太郎「……と、いいますと」

睦月「もう、こうして私は京太郎君に教える立場じゃないと思う」

睦月「年齢なんかは関係なく、単純な上手さで、私は京太郎君に教わる立場だから」

京太郎「……」

そうなってしまうのだろうか。

自分が上手い、と自覚することは他者を見下すようで気が引ける。
302 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:49:46.92 ID:NQrupqc90
睦月「……私も、さ」

睦月「一応麻雀部だし……それなりに、麻雀を上手くなりたいとも思っているから」

睦月「……だから、麻雀を教えて」

京太郎「……」

京太郎「……前言いましたよね、二人で一緒に頑張ろうって」

京太郎「それじゃ、ダメなんですか?」

睦月「……」

京太郎「正直、俺は自分が教えられるほどの器にいると思っていません」

……いや、俺に教えているときの睦月さんもそう言った気持ちだったのかもしれないけれど。

京太郎「だから、きっと上手く教えることも出来ないと思います」

京太郎「それくらいなら、二人で試行錯誤しながら練習したほうが良くないですか?」

睦月「……そうかもしれないけど」

睦月「……」

睦月「……そう、だね」

京太郎「ええ、そうです」

睦月「……」

睦月「……それじゃ、京太郎君のプレーを参考にするから」

睦月「だから、私の前で打ってみて?」

京太郎「……」

相手に教わるか、自分で学ぶか。

結局、俺に教わっていることは変わりなかった。

睦月「ふんふむ……」

……まあ、熱心に見ていたので、これ以上突っ込むことはしないが。

……。

……自分のプレーを見られるのも恥ずかしいけれど、それ以上に。

なんだろう……やっぱり、自分の方が上手いとは思いづらかった。

理論の問題じゃなく、心情の問題で。



睦月先輩の好感度がぐんとあがりました

雀力安価
>>305の一の位÷3(小数点切捨て)
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:50:10.77 ID:sw+r5cgo0
何か不穏な展開になってきた…
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:50:25.04 ID:wFLnYrF6o
えい
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:50:33.06 ID:CEcX5Qm00
306 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 00:59:33.62 ID:NQrupqc90
40→42


ゆみ先輩達と別れて、いつもどおり二人きりになる。

智美「……ワハハ、二人きりになるのも久しぶりだなー」

京太郎「正確には二日ぶりじゃないですか?」

智美「途中で用事思い出した、って帰ったじゃないか」

京太郎「……あー」

……そうか、二日前か。

ゆみ先輩と遊んだのは。

京太郎「……ええと、あの時はすいませんでした?」

智美「ワハハ、用事があったのなら仕方ないぞ」

智美「……別に、一人の帰り道で泣いたりなんかしてないぞ」

京太郎「なんでわざわざその言葉を言うんですか」

智美「泣いてないからな!」

京太郎「わざわざ言ったら泣いていたように聞こえるんですよ!」

まるで、ごまかしているようで。

智美「ワハハ……まあともかく、泣いてなんかいないぞー」

京太郎「……まあ、何でもいいですけど」

智美「私が泣いていても心配しないのか!」

京太郎「心配しますけど、泣いてないんですよね!」

智美「ワハハ!」

笑いながらブイサインを見せる。

相変わらず落ち着きの無い人だ……いい意味で。

智美「……ところで、きょーたろー」

京太郎「……ナチュラルに呼びましたね」

智美「ワハハ、この二日間練習したからなー」

智美「それはともかく……」

智美「……なんで休んでいたんだー?」

京太郎「……」


1、ちょっと調子が悪くて
2、昼まで寝坊してしまって
3、神の啓示があったので
>>310
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:00:06.19 ID:Ld8nGFe8o
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:00:22.21 ID:wFLnYrF6o
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:00:34.21 ID:CEcX5Qm00
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:00:42.67 ID:5qb1DZgeo
3
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:00:44.20 ID:xX5D2V1v0
3
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:01:04.89 ID:bHHFxoLOo
(アカン)
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/04(火) 01:02:30.92 ID:4iMGL3VJ0
変な嘘付くのはやめろよぉ!
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:03:31.58 ID:wFLnYrF6o
一貫性ないほうが怖いかなーと
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:13:27.46 ID:G/72Zdxso
部活を止めろという神のお告げ
316 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 01:14:54.93 ID:NQrupqc90
さすがにひっかからんよねー、正解です
あ、部活終了後です、キンクリしすぎた、すまぬ。


京太郎「……か、神の啓示があったので」

智美「そうなのかー?」

京太郎「そうなのですー」

智美「ということは、色々と予言を授かったんだな?」

京太郎「そういうことになりますね」

智美「ワハハ」

智美「それなら、私が将来どんな大人になるか教えてくれ」

京太郎「ナイスバデーです」

京太郎「もうボーンとなってキュッとなってボボボーンみたいな」

智美「そうかー」

京太郎「そうですねー」

智美「ワハハー」

智美「……えいっ!」ゴッ

京太郎「ぐふっ!」

腹部に強烈な打撃が入った。

少しくらい手加減してくれたっていいじゃないか、ああ痛い……。

智美「まったく……」

京太郎「ぐ……ど、どうして殴られなければ……」

智美「乙女心を傷つけた罰だぞ!」

京太郎「……俺、何時傷つけましたっけ……?」

智美「さっきだ!」

智美「……私だって」

京太郎「?」

智美「私だって、これ以上胸が大きくならないことくらいわかってるんだぞ!」

京太郎「……は?」

智美「最近、全然成長しなくて、ずっと、平べったくて……もうわかっている、わかっているんだぞ!」

智美「そんな私を傷つけるようなことをいったきょーたろーは乙女心がまったくわかってない!」

京太郎「見ただけでそんなことわかるわけないじゃないですか!」

智美「そうかもしれないけれど、そうじゃないんだぞ!」

京太郎「超理不尽!」

智美「知ってるぞ!」

京太郎「じゃあやめてくださいよ!」

智美「それは無理!」

智美「……ともかく、そうやって私を傷つけるからいけないんだ!」

京太郎「……す、すいませんでした」

……なんで俺が誤る破目になるんだ、いや、ごまかそうとしたのは悪かったけれど。

……。

仕返ししてやれ。
317 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 01:16:09.36 ID:NQrupqc90
智美「ふんっ!」

京太郎「……ガクッ」

智美「……え?」

智美「あれ……きょーたろー……?」

京太郎「」

智美「え、ちょ、ちょっと、私そんなに強く殴ってないぞー!?」

京太郎「」

智美「きょーたろー、きょーたろーってば!」

京太郎「」

智美「ど、どど、どうしよう……きょーたろーが倒れちゃった!」

智美「えっと……ええっと……ああ、そうだ、救急――」

京太郎「ばぁっ!」

智美「ひゃあぁっ!?}

倒れたふりから一気に蘇生。

ここまで驚いてくれると、脅かす側としては本当に嬉しい。

京太郎「ふははは、我がこの程度でくたばると思ったか!」

智美「……」

京太郎「……あれ、智美先輩?」

プルプルと体が震える。

……ああ、この震えはアレですよね、当然怒りですよね。

智美「……きょーたろーの馬鹿っ!」ゴッ

京太郎「ごぶっ!」

智美「け、結構心配したんだぞ!」

京太郎「いや……殴ってきたのそっち……」

智美「あ、それに関してはごめんなさいだぞ」ペコリ

智美「でも、乙女心は許さないんだぞ!」

京太郎「……」

智美「……もう騙されないぞー」

京太郎「ダメですか」

智美「ワハハ、私は学習する女だからな!」
318 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 01:17:36.85 ID:NQrupqc90
智美「……で、結局なんで休んでいたんだー?」

京太郎「微熱です」

さらりと。

こういう意味では、朝睦月先輩に嘘をついておいてよかったのかもしれない。

決して嘘をつくことがいいことじゃないんだけれど。

いいことじゃないんだけど……さ。

智美「そっかー」

京太郎「……心配しないんですか?」

智美「そんなに動ければもう大丈夫のはずだぞー」

その通りである。

まあ、心配されても困るので、ある意味では良かったのかもしれないが。

智美「……っと、ここまで、かな」

そして、家の通りである。

別に遊ぶ約束もしていない、今日はここでお別れ。

智美「それじゃ、また明日、だぞ、きょーたろー」

京太郎「ええ、また明日」

ふりふり、と手を振って智美先輩と別れる。

とりあえず、消えるまでは見送ろうと見守っている途中。

智美「……はぁ」

自分の胸に手を当てて溜息をついている、智美先輩が見えたのだった。


智美先輩の好感度が上がりました。
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:20:29.86 ID:CRt7RlnAO
ああ、なるほど
理由に一貫性が無いと後々齟齬が生じる、と
320 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 01:21:02.00 ID:NQrupqc90
京太郎「ただいま」

叔母「ん、お帰り」

叔母「どうだったよ?」

京太郎「楽しかったよ」

叔母「そりゃあ、よかった」

叔母「やっぱり、学生なんだから毎日学校に行かないとな」

京太郎「……だな」

そんな台詞俺に言う資格は――ああ、もう、うっとうしい。

いいじゃないか、一日くらいサボったって……高校生にはよくあるだろう?

……あるよな?

叔母「……んで、どうする?」

京太郎「……え、何が?」

叔母「夕方だよ」

叔母「何するんだ?」



12日目(木) 夕 所持金53,690円

1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん)
4、散歩
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス編集(現在75,900円)(行動には含まれません)
8、はやりんを召喚しよう
9、その他(自由安価)

>>324
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:21:12.09 ID:ZKP+OGhro
乙女だな
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:22:47.78 ID:CEcX5Qm00
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:23:10.38 ID:xDsAfVQDo
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/04(火) 01:23:11.21 ID:6KPETi090
3モモ
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:23:11.62 ID:wFLnYrF6o
3かじゅ
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:23:11.79 ID:Y6ZShk0AO
4
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:23:15.23 ID:G/72Zdxso
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:23:27.69 ID:sw+r5cgo0
2
329 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 01:24:38.19 ID:NQrupqc90
モモにメールということで、今日は終了

上の方にスナイパーがいるから厳しいという旨がありましたが、流石にそれに関しましてはどうしようもできないです、すまぬ。


小ネタ書きます>>333
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:26:06.13 ID:ZKP+OGhro
すこやんとラブラブちゅっちゅつして、そこをモモとゆみが目撃
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:26:22.76 ID:CEcX5Qm00
塞さんの腰に抱きついてみよう
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/04(火) 01:26:23.59 ID:6KPETi090
モモとロッカー
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:26:25.31 ID:Y6ZShk0AO
玄ちゃんがおまかせあれを言う瞬間にキスして黙らせる話
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:26:25.81 ID:wFLnYrF6o
かじゅと海
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:26:26.02 ID:4Qq+isiXo
モモとロッカー
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:32:55.09 ID:tCzQNX1eo
安価だけでもうかわいいことがわかる
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:33:07.93 ID:DeWq/vbMo
>>333
すばら
338 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:16:34.45 ID:NQrupqc90
〜玄ちゃんとキス三昧(?)〜


京太郎「お疲れ様です」

玄「ん……っ」

玄「ぷはぁっ……今日も疲れたー」

京太郎「タオル要ります?」

玄「流石にスポ根じゃないし、いらないかな……?」

京太郎「ですよね」

玄「ん……やっぱり麻雀って楽しいねー」

京太郎「ですねー」

京太郎「俺雑用ばっかりですけどねー!」

玄「ご、ごめんね、京太郎君!」

京太郎「あははは、泣いてません、泣いてません!」

玄「ほら、タオルあるから、ね!」

京太郎「……むぐぅ」

玄「……ごめんね、京太郎君」

京太郎「いえ、そろそろ大会も近いんですし」

京太郎「まさか、皆さんの中に俺一人交わることも出来ませんよ」

玄「そんなことないよ!」

玄「それより、こうして京太郎君に全部押し付けているほうが……その……」

玄「……仲間はずれ、見たいで……」

京太郎「……」

京太郎「玄さんは本当に優しいですね」ナデナデ

玄「ひゃうぅっ!」

玄「きょ、京太郎君、ここ部室だよ!」

京太郎「でも、俺と玄さんの二人きりですよ?」

玄「そうだけど、そうだけど!」

京太郎「……というか、頭を撫でられただけで赤くなりすぎですよ」

玄「え……そ、そうかな?」

京太郎「ええ」

京太郎「地獄の煉獄みたいな色してます」

玄「もっと言い例えなかったの!?」

京太郎「そうですね……」

京太郎「地獄絵図みたいな色ですね!」

玄「京太郎君の意地悪〜〜〜〜っ!」ダッ

京太郎「ああ、冗談です、冗談ですっ!」
339 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:16:59.43 ID:NQrupqc90
玄「……くすん」

京太郎「落ち着きました?」

玄「地獄じゃないもん……」

京太郎「ええ、煉獄でもないです、大丈夫です、天使です、女神です!」

玄「……」

京太郎「俺にとっての女神様です、だから大丈夫です、玄さん!」

玄「……そ、そうかな?」

京太郎「ええ、勿論!」

京太郎「神々しい光を放ち、そのお姿はまるで――」

玄「――あれ、どうしたの、京太郎君?」

京太郎「途中で言葉が思いつかなくなりました」

玄「え、ええ……」

京太郎「と、ともかく!」

京太郎「俺の中での一番は玄さんですから!」

京太郎「もうすっごく頼りにしてます!」

玄「そっか……ふふ、嬉しいよ」

玄「うんうん、そうだよ、京太郎君、もっとおねーさんい頼りなさい!」

玄「どんなことがあっても、この玄おねーさんにおまかせあ――」

京太郎「ストップ!」

玄「」ビクッ

玄「え……わ、私変なこと言ったかな?」

京太郎「いえ、変なことじゃないんですけど……」

京太郎「……俺、雑用するようになってから、暇だから皆さんのデータもまとめていたんですよ」

玄「そうなの?」

玄「ふふ、偉いね、京太郎君……いい子いい子……」ナデナデ

京太郎「……」

玄「それで、続きは?」

京太郎「ああ、そうでした」

京太郎「で、玄さんのデータもまとめてたんですけど」

京太郎「玄さんって『おまかせあれ』って言うと大概大敗しているんですよ」

玄「ふ〜む、なるほどなるほど……」

玄「……えっ?」

京太郎「つまり『おまかせあれ』といわなければ、玄さんは何時までも強いままなのではないか、と!」

玄「どういう理屈!?」

京太郎「いや、理論もなければ証明も出来ませんけど……」

京太郎「……でも、そんな気がするんです!」

京太郎「ですので、玄さん!」

京太郎「今日から『おまかせあれ』禁止です!」

玄「え」

玄「ええ〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
340 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:17:58.95 ID:NQrupqc90
玄「でも、禁止って言われたって……」

玄「その……口癖になっちゃってて……」

玄「そう簡単に直せなさそう……なんだよね……」

京太郎「ふ〜む、なるほどなるほど……」

玄「私の口癖とらないで!」

京太郎「それじゃ……ちょっと試してみましょうか」

玄「試すって……どうやって?」

京太郎「ちょっとそこの箒をこっちに持ってきてください」

玄「おまかせあれ!」ダッ

京太郎「やっぱりあっちの箒を持ってきてください」

玄「おまかせあれ!」ダッ

京太郎「ああ、やっぱりいらないです、戻ってきて俺にキスしてください」

玄「おまかせあれ!」ダッ

玄「……」

玄「いや、出来ないよ!?」

俺の下に帰ってきた彼女は顔を真っ赤にしていた。

京太郎「ふ〜む、なるほどなるほど……」

玄「だから私の口癖取らないで!」

京太郎「確かに、抑止力は働いても、反射的にそれをいった後なんですね?」

玄「うん……体がなんか勝手に言っちゃうんだよね」

京太郎「それじゃもういっかい……右手上げて」

玄「おまかせあれ!」

京太郎「左手上げて」

玄「おまかせあれ!」

京太郎「両手でスカートつかんで」

玄「おまかせあれ!」グッ

京太郎「そのまま大きく万歳して」

玄「おまかせあれ!」バッ

京太郎「」

玄「」

京太郎「……」

玄「……」

玄「おかーさんから教えてもらった奥義! ドラゴンロードサイクロン!」ゴッ

京太郎「なんだそげふぅっ!?」ベシッ

軽い張り手が俺の頬にもみじ色の跡を作ったのだった。
341 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:18:55.57 ID:NQrupqc90
玄「まったく、京太郎君はえっちだね!」

京太郎「いや……本当にやってくれると思わなくて……」

京太郎「……でも、大丈夫です、玄さん」

京太郎「脳内メモリに完全に保存しましたから!」

玄「全然安心出来ないよ!?」

京太郎「さて、本題に戻りますが」

玄「無視!?」

京太郎「ともかく、なんとかしてその『おまかせあれ』を防がないといけないんです」

玄「……仮にそれが本当だったとしても」

玄「どうやって口癖を無くせばいいのかな……」

玄「……あ、新しい口癖を作ってみるとか!」

京太郎「右手上げて」

玄「あたぼうよ!」

京太郎「……いや、無いですね」

玄「そうかな……?」

京太郎「ほら、今は意識したからできただけでしょうし」

京太郎「意識せずに『おまかせあれ』を封印しなくちゃいけないんですから」

玄「そっか……」

玄「……むむむ、どうしようかな……?」

京太郎「……割と信じてくれてるんですね」

玄「だって、本当にそれが原因なら、治したいし……」

玄「それに、京太郎君の言っていることだもん!」

京太郎「……」

京太郎「……あの、一つ思いつきました」

玄「ほんと!?」

京太郎「ええ……ちょっとこっちに来てもらってもいいですか?」

玄「おまかせあ――」

京太郎「んっ……」

玄「!?」

京太郎「……ぷはっ」

玄「え、ちょ、きょ、京太郎君!?」

玄「今の……え、今の……え!?」

京太郎「普段からやってるじゃないですか」

玄「そうだけど、そうだけど、心の準備が――!」

……俺だってあまり出来ていなかったさ。

しかし、それだからこそ効果がある。

京太郎「……というわけで、これが俺の思いついた方法です」

玄「ええっ、これが!?」

京太郎「名づけて、言わせなければいいじゃん大作戦!」

玄「え、ええ〜〜〜〜〜っ!?」
342 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:19:51.61 ID:NQrupqc90
翌日

穏乃「よっし、今日も勝つぞっ!」

憧「それじゃ、玄、よろしくね?」

宥「お、お手柔らかに……」

玄「ふふん、おまかせあ――」

京太郎「玄さん」

玄「あ――っ」

しまった、と目を見開く彼女の唇を奪う。

相変わらず柔らかい。

京太郎「ん……ちゅ……ちゅぱ……」

玄「んぅ……――……ぷはぁっ!」

玄「はぁ……はぁ……」

憧「……あんたら何やってるのよ」

京太郎「玄さんの口癖を治そうの会」

憧「は?」

玄「だ、大丈夫だよ憧ちゃん!」

玄「本当だから……別にいちゃつきたいわけじゃないから!」

憧(……いや、傍から見たらそうとしか見えないんだけど)

玄「うん、大丈夫、もう大丈夫……」

玄「それじゃ、行くよ、皆!」

憧「え……あ、うん」

穏乃「うわぁ……」ポー

憧「ほら、おきて、穏乃!」

宥「……あったかそう」

……今回の結果は、1位だった。

完璧に言い終えてなければ、あのジンクスは消えるのかもしれない。

しかし、一回だとまだわからない……何度も試してみなければ。

……決してやましい気持ちじゃなく。
343 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:22:37.75 ID:NQrupqc90
玄「おまか――んちゅっ」

京太郎「っ……ん……んぅ……」

玄「……ぷはっ!」

玄「……なかなか直らないね」

京太郎「俺と玄さんのキスの技量は上がりましたけどね」

玄「今日も気持ちよかったよ、京太郎君」

京太郎「いえいえ……玄さん」

玄「ふふ……おねーさんだからね!」

えへん、と両手を腰に当てて威張る。

丁度会話が終る、静かになる。

京太郎「……」

玄「……」

この部屋には二人。

二人きり。

二人きりなのだ。

玄「おまかせ――むぐっ!」

あの言葉を言おうとした玄さんの唇を、いつもどおり俺は奪った。

京太郎「れろ……ん……じゅる……」

玄「……ぷはっ!」

京太郎「……」

玄「……」

京太郎「そういえば……ええと、最近の傾向ですと、どうやら『おまかせあれ』が中断されればなんでもいいみたいです」

玄「そうなの?」

京太郎「ええ」

京太郎「『おまかせあれ』といえなかった時も安定して好成績ですし」

玄「ふ〜む、なるほどなるほど……」

玄「……」

玄「……このまま口癖が無くならなくても……」ボソリ

京太郎「どうしました?」

玄「あ、ううん、なんでもない、なんでもないよ!」

……。

……しかし、ばっちり聞こえていたのであった。

いや、聞き返したのは脳がその言葉を理解する前だったから。

……。

……俺、だって。

……。

……。
344 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:27:48.79 ID:NQrupqc90
全国大会、一日目

玄「それじゃ、言ってくるね、皆!」

穏乃「頑張ってください!」

玄「――うんっ!」

憧「……本当に矯正できたんだ」

京太郎「ふふ、俺の腕にかかればこんなもんです!」

玄「京太郎君、京太郎君!」

京太郎「ああ、はい、まって下さい」

灼「……付き添い?」

京太郎「ちょっとそこまで」

玄さんにつられて、廊下へと出た。

右見て、左見て、誰もいないことを確認する。

念のため柱の陰に隠れるが。

玄「……それじゃ、頑張ってくるね、京太郎君」

京太郎「ええ……ちゃんと応援してますから、頑張ってください」

彼女の肩を握ってそう応援した。

玄「おまか――」

そして彼女は、口癖のその言葉を紡ごうとする。

だから、俺はその唇をふさいだ。

玄「――ちゅ」

京太郎「――ちゅ」

玄「ぷはっ」

玄「……今日は軽いんだね」

京太郎「だって、もう本番ですから」

京太郎「腰砕けた状態でいけないでしょう?」

玄「そうだけどね」

クスクス、と笑う。

……そろそろ行かなければならない頃だろう。

京太郎「……大丈夫ですか?」

ジンクスは消した。

あとは……彼女しだいだ。

玄「おま……いや、大丈夫なのです!」

玄「京太郎君をいっぱいもらったから、全然大丈夫なのです!」

つ、と唇を撫でた。

優しく、愛しく、ゆっくりと。

……ぷるんと唇が震えて、彼女は更に顔をほころばす。

しかしそれでいて引き締まったような……とても彼女らしい笑みが浮かんだ。

玄「……それでは」

玄「行ってまいります!」


おしまい
345 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 02:28:22.59 ID:NQrupqc90
予想以上に長くなった、これでよかっただろうか。


それでは、今日はこれにてしゅーりょー、おつきあいありがとうございましたー
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 02:33:33.79 ID:DIb7bipeo
お疲れクロチャー
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 02:35:11.67 ID:DeWq/vbMo
おつー
やっぱりイッチの書く女の子はかわいいな
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 02:36:37.09 ID:KdQB19bI0

クロチャーってエロ要員だよね
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 02:43:58.96 ID:FZ4IdshHo
かわいすぎワロタ
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 02:52:30.87 ID:CEcX5Qm00
乙ー

なにこれエロい
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 05:17:32.72 ID:6q3OZPuBo

ところでクロチャーのスカートの中をkwwsk
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 11:10:38.08 ID:s5GtOofW0
黒のレースじゃね
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 13:38:58.10 ID:TJn6CgnK0
玄ちゃんエロ可愛いわー
354 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 18:40:40.71 ID:NQrupqc90
>>351 ヒント:咲の世界はげふんげふん……個人の想像にお任せします


今日……というか、明後日まで少し忙しくなるので本編出来ません、済まぬ


とりあえず、一日一個小ネタくらいは投下できるようにしますから許してください!


というわけで、小ネタ募集>>359
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 18:42:17.82 ID:2sFwTzRIO
ごくあたりまえのように咲ちゃんに耳かきしてもらう京太郎
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 18:44:39.62 ID:Yi1crWSE0
突然、一週目の記憶が頭に流れてきて困惑するすこやん
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 18:46:59.54 ID:1rCJiPOa0
モモと結婚
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 18:47:52.42 ID:akFsUL5k0
えりさんと結婚
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 18:47:56.08 ID:wFLnYrF6o
かじゅのポエム朗読
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 18:47:58.08 ID:xDsAfVQDo
むっきーと祭りへ
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 19:09:35.23 ID:32rpGTOzo
?「素晴らしい作品でしたので、掲示板に張り出しておきました!」
362 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 19:29:18.30 ID:NQrupqc90
〜かじゅのポエム朗読〜


京太郎「1番、京太郎、行きます!」

ゆみ「おい、ばか、やめろ、おい、ほどけ、おい、なぁ、京太郎、おい」

京太郎「くくく……ちゃんと全校に聞こえるようにマイクのスイッチはオンにしておいたぜ……くくく」

ゆみ「この……っ!」

京太郎「そう睨まないでくださいよ」

京太郎「仕返しなんですから」

京太郎「あの写真を見られた仕返しなんですからっ!」

ゆみ「や……それは、本当にすまなかった」

ゆみ「まさか……東横さんが後ろにいたとは……」

京太郎「謝っても許せないですよ!」

京太郎「おかげさまで俺に集う視線が白い目しかこないんですよ!」

ゆみ「私が、暖かい視線を送ってあげているじゃないか」

京太郎「……それで楽になるとでも?」

京太郎「それで、本当に許されるとでも?」

ゆみ「……」

京太郎「……だから、俺はここにきたんです」

京太郎「ここに貴方を呼び出したんです」

京太郎「俺と同じ目にあってもらうために――っ!」

ゆみ「……」

京太郎「というわけで、いきまーす」

ゆみ「おい、ばか、やめろ、やめなさい」

京太郎「魔法使いにあこがれたことは無いだろうか」

ゆみ「馬鹿っ、おいっ!」

京太郎「そう、魔法だ……空を飛ぶ魔法、炎を操る魔法」

京太郎「誰だって一度は憧れたことがあるはずだ……」

京太郎「……しかし、憧れるだけで、それを現実に見たものはいない」

京太郎「果たしてそうなのだろうか」

京太郎「火のないところに煙は立たない……そういった諺がある」

京太郎「つまり、私達は魔法、という存在に出会ったことが無いはずがない」

京太郎「魔法という概念が出来上がっているなら、魔法が無いはずがない!」

京太郎「それが過去であろうと、私達は魔法に出会っているのだ!!」

ゆみ「……っ」

京太郎「……なるほど、新しい見解ですね」

ゆみ「黙れ」

京太郎「それでは続けさせていただきます」

ゆみ「私は黙れと言ったんだ」
363 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 19:31:33.85 ID:NQrupqc90
京太郎「ならば、私達は魔法を使えるのだろうか」

ゆみ「この……っ」

京太郎「答えは……まあ、イェスといっていいだろう」

ゆみ「頼む……な、京太郎君、もう……っ」

京太郎「私達は意識していないだけで、魔法を普段使っている」

京太郎「歩く? 走る? そう言ったことではない」

京太郎「……この魂と、肉体を結びつけることこそ魔法による現象なのだ!」

京太郎「……なるほど」

京太郎「さすがゆみ先輩、人との観点が違いますね!」

ゆみ「うるさい、ばかぁ!」

京太郎「しかし、それだけではない」

ゆみ「続けるな、黙れ!」

京太郎「我々は、確かに魔法を使っているのだ」

ゆみ「黙ってくれ!」

京太郎「……君は使ったことがないだろうか?」

ゆみ「――!?」

ゆみ「頼む、その先は、その先だけは――!」

京太郎「――笑顔という魔法を?」

ゆみ「」

京太郎「笑顔は人の心を狂わせる」

京太郎「鬱屈な気持ちを隠し、怒れる気持ちを収め、悲哀を吹き飛ばす」

京太郎「笑顔は人を幸せにする」

京太郎「そう、人に幸せを届ける」

京太郎「それこそが魔法の本分であり、魔法の使うべき道である」

京太郎「即ち、笑顔こそが魔法なのだ!」

ゆみ「」

京太郎「……」

京太郎「……」ニッコリ

ゆみ「消え去れ」

京太郎「ひどくないですか!?」

ゆみ「私と一緒に消え去ってくれ」

京太郎「あ、一緒についていっていいんですか」

ゆみ「当たり前だ」

ゆみ「……ふんっ」

京太郎「……」
364 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 19:32:37.88 ID:NQrupqc90

京太郎「ほーら、幸せを届ける魔法ですよー?」ニッコリ

京太郎「そんな怖い顔してないで笑顔になりましょー?」ニッコリ

ゆみ「うるさい、ばかっ!」

ゆみ「やめろっていったのに……やめろっていったじゃないか!」

京太郎「くくく……これも俺と同じ痛みを味わってもらうため……」

京太郎「白い目で見られることの悲しさを味わうといいさ!」

京太郎「……あ、俺だけはちゃんと笑顔で見つめていますから」ニッコリ

ゆみ「……」

京太郎「そんな怖い顔しなくても」

ゆみ「誰の所為だと――」

京太郎「どうせ嘘ですし」

ゆみ「……は?」

京太郎「マイクのスイッチをオンにした、なんて嘘ですよ」

京太郎「確かに仕返しは使用と思いましたが、流石にそんなにひどいことは――」

京太郎「――あれ、オンになってる?」

ゆみ「」

京太郎「……」

ゆみ「……おい」

京太郎「しばらく、二人きりだけの世界が出来ますね!」

ゆみ「うるさい、ばかっ!」

……実際、俺たちに対する周りからの視線は更に白いものとなり。

結果として、たくさんユミ先輩と一緒にいれる時間を作れたのだった。

……。

……常に、冷たい視線がつきまとったけれど。


終わり
365 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/04(火) 19:33:04.53 ID:NQrupqc90
ポエムって難しい(KONAMI)
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 19:33:46.68 ID:32rpGTOzo
かじゅい!
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/04(火) 19:39:12.88 ID:4iMGL3VJ0
>>仕返しは使用
何を使うんですか?(ニッコリ
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:02:48.28 ID:VVLJtlhDO
プロになったらゆみポエムコーナーが作られるな
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:06:59.45 ID:G/72Zdxso
加治木プロのポエム集発売待ったなし!!!!
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:13:58.97 ID:Phsu/vtUo
笑顔の魔法で都知事選に出るマッ○加治木
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:20:45.13 ID:OCoBKBoIO
10ツー 20ツー 30ツー!
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:36:21.12 ID:32rpGTOzo
笑顔の魔法で楽しい仲間が
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:38:10.24 ID:F3lEdt6+o
カンカンカーン♪
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 21:14:00.21 ID:Yi1crWSE0
威厳のほうはさよなライオンだよね
375 : ◆Eay45Brtso [sage saga]:2012/12/05(水) 00:39:08.83 ID:fMlOqY8Q0
遅レスで申しわけありません
あと本人証明なんで酉付けておきます

>>195
ご指摘ありがとうございます、早速件の件に謝罪して来ました
刺激を受けて、ネタを考えるのは自由ですがスレルールを守らないとただの迷惑行為ですね
376 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/05(水) 18:45:55.79 ID:Q+cXZt/Y0
>>375いえいえ。
誰しもミスはあるものですし、これを教訓にしていけばいいんですよ。
なんなら、こちらのスレ発端のネタだったりすればこちらに投下してくれてかまいませんよ……投下時以外なら。
……まあ、それ以外にも色々ありましたし、あちらでやるのが正しいのかもしれませんが。


今日も今日とて宣言どおり本編は出来ません、小ネタ安価>>380
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:52:06.68 ID:wsZPIzTNo
加治木プロのポエム集発売ドッキリ
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:53:43.61 ID:HHKbyCn/o
すこやんとのいちゃラブ
モモとゆみの前で
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:56:35.21 ID:q98+thzt0
モモを搾乳
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:56:37.11 ID:YFUXMptNo
妊娠咲ちゃん続き
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:56:39.43 ID:v3ILCoy5o
かじゅの重度の中二病だったという中学時代の黒歴史発覚
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:56:40.77 ID:0QlDUn7l0
触った相手の能力を奪う事ができるようになった京太郎
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:56:53.18 ID:BK/VJdVto
京太郎が賭場で稼いだ金で咲キャラの身を買い上げる
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:57:17.53 ID:oIX6ILWmo
京ちゃん大会咏ver
385 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 18:57:51.83 ID:Q+cXZt/Y0
>>380 あれからどうやって続けばいいんですかー!
……二ヵ月後くらいでいいか。
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:58:03.25 ID:TVmBcfYPo
相互ストーカーの続き
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 18:59:00.40 ID:YFUXMptNo
はたして鬱かハッピーどちらか
388 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:00:51.46 ID:Q+cXZt/Y0
どっちがいい?
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:01:24.33 ID:TVmBcfYPo
鬱を! 一心不乱の大鬱話を!
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:02:39.85 ID:YFUXMptNo
まような……鬱の方向性がわからない
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:04:55.90 ID:TVmBcfYPo
無事出産し、育ってきた娘に、一緒にお風呂に入るのを拒否 洗濯物は別にしてほしいなどとぞんざいに扱われる系とか?
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:05:07.58 ID:oIX6ILWmo
鬱は勘弁
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:07:10.48 ID:McNxqyWIO
(ハッピーじゃ)いかんのか?
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:10:57.77 ID:BK/VJdVto
学生だけどできちゃった二人か・・・
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:17:09.51 ID:Mslm+3Rqo
鬱はちょっと…
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:18:41.94 ID:YFUXMptNo
まあでもやっぱり幸せになってほしいな
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:18:54.77 ID:T1Qe8ILmo
ハッピーでいいじゃん(いいじゃん)
398 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:20:31.15 ID:Q+cXZt/Y0
〜妊娠咲ちゃん続き〜


京太郎「ただいま」

咲「あ、お帰り、京ちゃん」

咲「今日の学校はどうだった?」

京太郎「別に」

咲「もう」

京太郎「よい……しょっと」

京太郎「……何かあったか?」

咲「ふふん、聞いて聞いて、京ちゃん」

京太郎「何かあったのか」

咲「あのね、あのね」

咲「どんって……お腹の中から聞こえたの」

京太郎「……えっと?」

咲「だから……」

咲「……この子が、私のお腹を蹴ったんだ」

京太郎「……ああ、そういうことか」

咲「そういうこと」

咲「もう、私のお腹が何も無いのにドンって鳴るようなのだと思ってたの?」

京太郎「何かあるからドンと鳴ったのかと」

咲「だから、なにかあったんだってば!」

京太郎「……そだな」

咲「……もうちょっと喜んでくれないの?」

京太郎「いや……いまいち喜びがわからなくて」

咲「それじゃ、触ってみてよ」

京太郎「……お腹?」

咲「お腹?」

咲「恥ずかしい?」

京太郎「まさか」

咲「くすくす……耳が赤くなってるよ?」

京太郎「……嘘つけ」

咲「うん、嘘」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:20:33.29 ID:E9JJ32DAO
出遅れた……

番外編安価三強…モモ、かじゅ、咲
本編安価三強…モモ、むっきー、すこやん

モモはさすがっすね!
400 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:21:18.32 ID:Q+cXZt/Y0
京太郎「……」

京太郎「……この辺か?」

咲「うん……そのまま撫でてあげて」

京太郎「……」ナデナデ

咲「ほら……京ちゃんだよ、ふふ……」

咲「……あ、違う、パパだよね、京ちゃん?」

京太郎「……そうだな」

咲「ほら、パパだよって言ってあげなよ」

京太郎「……」

咲「わ、耳まで真っ赤だ」

京太郎「うるせぇ」

咲「くすくす」

京太郎「……」

京太郎「……パパダヨー」

咲「くすっ」

京太郎「笑うな」

咲「無理だって……くく……ふふふっ!」

京太郎「っの――」

京太郎「――あ」

咲「どうしたの?」

京太郎「いや……」

京太郎「……返事が返ってきたよ」

咲「どう?」

京太郎「……なんていうのかな」

京太郎「こう……」

京太郎「……幸せな気分だな」

咲「ふふっ、私とおんなじ感想だ」

京太郎「……」ナデナデ

咲「呼んであげないの?」

京太郎「うるせぇ」

咲「くすくす」
401 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:27:07.45 ID:Q+cXZt/Y0
咲「……ね、京ちゃん?」

京太郎「どうした?」ナデナデ

咲「……お腹は撫でっぱなしなんだね」

京太郎「嬉しいだろ?」

咲「頭も撫でてほしいです!」

京太郎「……」ナデナデ

咲「えへへ……」

咲「それでね、京ちゃん」

咲「もうちょっとでこの子も生まれると思うけど」

咲「……京ちゃんは私と一緒にいてくれるよね?」

京太郎「……まだ心配してるのかよ」

咲「心配もするよ」

京太郎「……大丈夫だよ」

京太郎「約束しただろ、ずっと隣にいるって」

咲「学校に言ってる間は隣にいてくれないけどねー」

京太郎「俺は隣にいたいんだけどな」

咲「京ちゃんは学校に行かなきゃダメ!」

京太郎「……ほら」

咲「大丈夫、どっちの両親も――家族も、ちゃんと了承してくれたじゃん」

咲「しぶい顔していたけどさ」

京太郎「ああ、したな」

京太郎「二人で挨拶しに行ったときのあの顔といったら……なぁ?」

咲「くすくす」

京太郎「……そうだよ、俺達は約束した」

京太郎「俺達の間でも、家族との間でも」

京太郎「だから、絶対に離れないさ」

咲「ん、そっか」

京太郎「この前と同じく、証拠が欲しいか?」

咲「ううん、今回は大丈夫」

咲「……それ以上に、大切なものをもう授かってるから、ね?」

京太郎「……そっか」

咲「そうだよ」

京太郎「……」

京太郎「……どうでもいい話だけどさ」

咲「うん」

京太郎「俺もお姉ちゃんって呼ぶことになるのかな?」

咲「昔みたいでいいじゃん?」

京太郎「そうだけど……」

咲「……あははっ、また耳を真っ赤にしてる!」

京太郎「うるせぇ」

つづく?
402 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:28:13.18 ID:Q+cXZt/Y0
途中で文が消えたときの喪失感は異常。


止めところがわからなくなったので、ここで終わり。
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:29:00.02 ID:BK/VJdVto
乙ー幸せっていいね
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:29:58.04 ID:0QlDUn7l0
学校に言ってるじゃなくて行ってる
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:30:09.82 ID:YFUXMptNo

やっぱり咲ちゃん中退で京太郎は養うために学校継続か
鬱だったらどうなるんだ…
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:32:10.92 ID:Mslm+3Rqo
乙ー乙
407 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:50:16.05 ID:Q+cXZt/Y0
鬱書いた、でも多分軽い。


死ネタ有り
あと、ご都合主義、落丁多め。

苦手な方は雫をNGワードに
408 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:51:47.59 ID:Q+cXZt/Y0
京太郎「行こう」

俺は提案する。

咲「……うん」

彼女は頷いた。

そして、手を繋ぐ。

歩き出す。

京太郎「……」

深夜の密会と言えば、聞こえが悪いかもしれない。

しかし、こんなことがばれてしまえば評判は確かに悪くなる、何も間違っていない。

そう、何も間違っていない。

俺たちは何も間違っていない。

咲「……でも、ドコに行くの?」

京太郎「……どこか」

咲「どこか……って」

京太郎「どこか、だよ」

京太郎「どこかにあるはずなんだ、幸せに過ごせる場所が」

京太郎「だから、そこに行こう」

咲「……そっか」

京太郎「ついてきてくれないのか?」

咲「ううん、行くよ」

咲「どこまでも、ついてくよ」

京太郎「……そっか」

京太郎「ありがとう」

咲「えへへ、どういたしまして」

ただ、幸せになりたいだけだ。

ただ、結ばれたいだけだ。

縁を切るとか、別れるとか、中絶とか、堕胎とか。

そんな言葉を聴かず、何時までも共に過ごしたいだけだ。

三人で……もっと増えるかもしれないがともかく、家族で幸せに暮らしたいだけだ。

何が間違っている。

それの何が間違っている。

京太郎「……」

咲「……」

俺は歩く。

咲はついてくる。

行くあてもなく。

行く末も見えず。

ただ歩く。

ただ歩く。
409 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:52:20.03 ID:Q+cXZt/Y0
ただ歩く。

ここはどこだろう?

幸せはドコだろう。

わからない。

だから歩く。

見つけるために歩く。

京太郎「……」

咲「……」

じんじんと、足が痛み始めてきた。

咲は大丈夫だろうか。

休んだほうがいいだろうか。

……誰かが追ってきたらどうするのだろうか。

それなら休めない。

邪魔させるものか。

幸せを探しているんだ。

幸せに向かっているんだ。

邪魔させるものか。

京太郎「……約束したからな」

咲「……?」

京太郎「ずっと一緒にいるって、約束した、約束したんだ」

咲「……京ちゃん」

京太郎「だから、俺はずっと一緒にいる」

京太郎「ずっと一緒にいる、ずっと一緒にいるから」

咲「……ありがと」

咲「……」

京太郎「……」

咲「……」

咲「……だから、京ちゃんも怖がらないでね」

ぎゅ、と手の平を強く握られた。

俺は握り返した。

彼女はまだ大丈夫だ。

彼女はまだ大丈夫に違いない。
410 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:53:38.31 ID:Q+cXZt/Y0
京太郎「……咲、ほらご飯だ」

京太郎「……悪いな、待たせちゃって」

咲「ううん……ありがと」

どれくらい歩いただろうか。

わからない、看板を見てもここがどこだかわからない。

少しだけ休憩、とコンビニで彼女にご飯を買ってきてあげた。

見る目がおかしかった気がする、気のせいだ。

俺はいたって普通である、咲もいたって普通である。

普通同士の、幸せな恋人。

咲「……ご馳走様」

京太郎「……もういいのか?」

咲「うん……えへへ、お腹いっぱい、だから」

京太郎「……そっか」

咲「うん……」

京太郎「……」

咲「……さ、京ちゃん、行こう?」

京太郎「大丈夫なのか?」

咲「お腹いっぱい、食べたから、大丈夫……なのです」

京太郎「……そうか」

大丈夫ならいい。

大丈夫ならいいんだ。

さあ、歩こう。

幸せはきっと向こうにある。

俺は彼女をおんぶする。

さあ、歩こう。

幸せは向こうにある。

幸せにたどり着くんだ。

楽園にたどり着くんだ。
411 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:54:17.56 ID:Q+cXZt/Y0
京太郎「……咲」

咲「……」

京太郎「……咲」

咲「……ん?」

咲「ふぁ……ん、ちょっと、眠ってた、みたい」

京太郎「……そっか」

京太郎「……大丈夫か?」

咲「う、ん」

咲「……もうちょっ、と、でしょ?」

京太郎「……そうだな」

咲「それ、じゃ、まだ、頑張れる」

京太郎「……そうか」

咲「うん」

京太郎「……んじゃ、まだ歩くか?」

咲「うん」

京太郎「……わかった」

咲「……」

咲「……ちょ、っと、眠いから」

咲「……寝て、いいかな?」

京太郎「……背中を貸してやるよ」

咲「ありがと、えへへ」

咲「……あったかい」

京太郎「……」

歩く。

足が痛い、気がする。

気がするだけ。

歩く。

背中が重い。

気がするだけ。

歩く。

歩く。

歩く。
412 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:56:33.92 ID:Q+cXZt/Y0
京太郎「……咲」

京太郎「……あったぜ、咲、楽園が」

月が綺麗に写る。

京太郎「……咲」

京太郎「……ほら、咲、見てみろよ?」

京太郎「……綺麗だろ?」

京太郎「……まるで、山紫水明だ、なんてな」

まるで鏡のようにそれは光る。

ああ、ほら、楽園のようだ。

あの先に進めば楽園にいけるんだ。

京太郎「……いこうぜ、咲」

京太郎「ようやくついたんだ」

京太郎「漸く、幸せになれるんだ」

京太郎「長かったよな」

京太郎「ずっとずっと、歩き通して」

京太郎「ずっとずっと、探していたんだ」

京太郎「それが目の前に」

京太郎「目の前にあるんだぜ?」

京太郎「……な、咲」

京太郎「行こうぜ」

京太郎「ついてきてくれるか?」

京太郎「……」

京太郎「ありがとう、咲」

京太郎「……」

京太郎「……そうだな、早く行こう」

京太郎「な、咲」

京太郎「俺、お前に会えてよかったよ」

京太郎「お前と幸せになれてよかった」

京太郎「……わりぃ、わりぃ、湿っぽい話は無しだよな」

京太郎「これから幸せになるんだから」

京太郎「な、咲」

京太郎「楽園についたらどういう生活する?」

京太郎「……ついてからのお楽しみ、か」

京太郎「それじゃ、早く行かないとな」

ざ、と土を踏む。

ちゃぷ、とそのまま進む。

ざぶ、とそのまま進む。

ずぶ、とそのまま進む。

そしてそのまま――目指すはそこに見える竜宮城のような、楽園。


終わり
413 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 19:57:09.05 ID:Q+cXZt/Y0
ううむ、この突発的さ。

こういったEDは大好きです。
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:57:36.27 ID:TVmBcfYPo

別スレのイッチの怨念が乗り移ってもーた
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:58:36.31 ID:BK/VJdVto

二人で駆け落ちから
咲ちゃんがなぜ死んだか
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:01:49.73 ID:LZeT3Pcwo
>>415
最初から死んでたんじゃねこの場合
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:02:31.34 ID:nx0ardLIo
ここ白糸台だっけ?(すっとぼけ)
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:07:53.42 ID:YFUXMptNo

もう鬱なんてたまにしか望まないよ…
>>416
それはそれでなんで死んだのだろう
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:09:24.40 ID:jb0V6UX60
三銃士は健在です(白目)
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:12:10.36 ID:LZeT3Pcwo
>>418
あくまで想像ってか個人的な意見だが

無理やり流産させられて自殺したんじゃねかな
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:14:49.37 ID:BK/VJdVto
まだだ、ここから異世界にいって三人で幸せにくらした 展開があるかも・・・

中絶は保護者と本人の同意がないと受けられないんだっけ
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:15:17.90 ID:AoqXYtKAO
これがもう鬱には感じない程度には麻痺している自分がいる
戦犯数多のぐう畜
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:18:42.34 ID:bCP6oL9A0
でもこういう系の鬱は結構すきよ
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:25:04.61 ID:L7mjo4Kao
これくらいならあれだ…切ない話だよね (感覚麻痺)
425 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/05(水) 20:29:28.31 ID:Q+cXZt/Y0
咲ちゃんは死んでないよ、京ちゃんの背中で寝ているだけだよ(棒)

咲ちゃんと一緒に駆け落ちしました。
何も頼るものがありません、なのでただひたすら幸せにすがりました。
その道中で咲ちゃんは疲弊してしまい、倒れてしまいました。
それでも京ちゃんは咲ちゃんを背負い、二人で楽園に向かいました。

大体こんな感じ、イッチの想像上。
ご都合主義の塊ですね、はい。


前も言いましたが、イッチは純愛が好きなのです、鬱につながろうと、幸せだろうと。
ですので、本当に絶望的なのを書くのが苦手です、NTRとか。
なので、イッチはぐう蓄じゃない(断言)
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:31:37.40 ID:6/iPr0C6o
ぐう蓄ではなくぐう畜だからな
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:31:39.01 ID:BK/VJdVto
うむ、イッチがぐう畜なのは堕ちネタとビデオレターだけだな
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:33:16.24 ID:L7mjo4Kao
でもかおりん内臓売ったやん…
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:34:52.24 ID:McNxqyWIO
ぐう(の音も出ないほど、小ネタを)蓄(積)?
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:36:13.49 ID:L7mjo4Kao
でもこのイッチなら失楽園なら書きそうだよな
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:38:39.88 ID:bCP6oL9A0
元ぐう畜三銃士やからね今はぐう畜やないよね安心やね
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:42:00.47 ID:6+RzzaWoo
ぐう蓄wwww
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:44:22.35 ID:2IBn3cYdo
不倫の方の失楽園のモチーフは実在の小説家だし
文学少女にはぴったりだな
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:45:58.66 ID:LZeT3Pcwo
>>433
ミルトンの方だったりしてな
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:47:33.70 ID:Mslm+3Rqo
失楽園といえばミルトンだなあ
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 20:53:16.73 ID:2IBn3cYdo
スカートをまくるとイチジクの葉がはりついてる文学少女
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 07:11:29.31 ID:ERLlrBsNo
ぐう蓄
ぐうの音も出ないほど蓄積された鬱だと?
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 07:24:47.57 ID:vRqr5A0IO
陵辱、寝取り、ビデオレター、その他を合わせた最高の鬱だと……
439 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 18:36:54.64 ID:6xrd0lWN0
>>427堕ちネタは……まあ、イッチ一方的な愛も好きだから仕方ないね。

>>437
ぐうの音も出ないほど蓄積された鬱じゃない……つまり、イッチはぐう聖。

はい、いつもどおりの誤字です、はい。


宣言どおり(ry

小ネタ募集>>444
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 18:39:08.74 ID:LP5JEkhh0
かおりんとモモとロッカーでおもちサンドイッチ
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 18:40:52.14 ID:QO7mvKHOo
アラフォー 〜孤独のクリスマス〜
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 18:42:27.24 ID:JWUdjs8DO
>>440
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 18:42:34.24 ID:BNvwLUD80
>>382
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 18:42:44.59 ID:z4XgO/obo
>>440
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 18:49:56.46 ID:LQsxtRVwo
何という天国
446 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 19:28:36.05 ID:6xrd0lWN0
〜かおりんとモモとロッカーでおもちサンドイッチ〜


桃子「ちょ……っ、京ちゃん……もうちょっとそっちに……」

京太郎「え……ああ、ご、ごめん!」

佳織「わ、わ!」

京太郎「ああ、すいません!」

前に進めばモモに下がるように、後ろに進めば佳織先輩が困ったように声を上げる。

そんな、サンドイッチの状況、インロッカー。

どうしてこうなった。

京太郎「……」

桃子「うぅ……」

佳織「えっと……だ、大丈夫?」

京太郎「佳織さんこそ」

佳織「わ、私は、大丈夫だから」

佳織「……ふぅ」

全然大丈夫そうじゃない。

季節が冬なだけまだマシだが、それでもこの密閉された空間に三人だ。

物理法則を無視しているんじゃないのか、これ。

京太郎「……なあ、モモ」

桃子「……無理っすよ」

京太郎「だよなぁ」

もう少しそっちに言ってくれないかと思ったけど、無理らしい。

その程度の狭さ。

どうしてこうなった。

本当にどうしてこうなった。

桃子「そうじゃなかったらこんな……」

桃子「……抱きつくようなことなんかしないっすよ」

京太郎「ああ、そうだろうな……」

あくまで冷静に答える。

いや、実際は冷静に見えるように、ですけどね、はい。

京太郎「……」

今モモは俺に全体重をあ付けるような形でもたれかかっている。

俺の体に、彼女の…………まあ、その、なんだ。

……大きなおもちがあたっていましてですね。
447 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 19:29:48.24 ID:6xrd0lWN0
佳織「……んっ」

で、俺に引っ付いてるのは一人だけじゃないんですよ。

京太郎「……大丈夫ですか」

佳織「もう、大丈夫だってば」

佳織「ふふ、先輩なんだからこれくらい大丈夫!」

京太郎「……それ、我慢してるって言ってることになりませんか?」

佳織「あっ」

後ろには佳織先輩がいる。

そっちは向けない……方向転換するほどの余裕も無いから。

だから、顔は見えない。

唯一わかるのは、押し付けられた胸から聞こえる、彼女が生きているという証。

……と、まあ格好つけていってみたが、つまり、彼女もまた俺に胸を押し付けているというわけだ。

モモのふっくらとした柔らかさとはまた違った柔らかさが――。

京太郎「……」

……落ち着け、そんなことを思っている場合じゃないんだ。

確かにどうしようもないけれど、どうしようもないけれど。

だからといって、そんな不誠実なことが出来るはずがない。

桃子「……っ」

京太郎「どした?」

桃子「音がしたっす……静かに」

し、とモモが言う。

それにつられるように俺たちも息を殺した。

まさかこうしているところをばれるわけにもいかない――というか、そういう趣旨でここに隠れたんだ。

一箇所に集まったのは誤算だったけれど。

桃子「……」

佳織「……」

京太郎「……」

し、と声が消える。

目を閉じれば耳が良く聞こえるように、耳をふさげば視界が広がるように。

口を閉じることでよく利くようになったのは、

……何故か触覚だった。

桃子「……っ」

むにゅん、と。

佳織「ゎ……」

ふにゅん、と。

前門のおもち、後門のおもちである。

ああ、神よ、俺はどうしたらいいのでしょうか。
448 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 19:30:13.70 ID:6xrd0lWN0
京太郎「……」

やばい、我慢が限界に達しそうだ。

こんな状況で反応しない男がいるだろうか。

そしたらお前は男じゃない。

……っ。

本当……どうしたらいいのだろう。

京太郎「……」

『やるのです京太郎!』

京太郎「!」

声が、聞こえた。

そんな、気がした。

きっと神の言葉だ。

きっと神の啓示だ。

……。

…………。

桃子「……京ちゃん?」

京太郎「……」

桃子「ん……あまり動かさないで欲しいっす」

幸いにして、手が動くくらいのスペースはある。

というか、押しのけてでも作る。

途中、先輩やモモに当たろうがしったこっちゃない。

むしろあてたい。

京太郎「や、悪い、ちょっと体勢を変えようと」

佳織「……まあ、ずっと同じ体勢もきつい――!?」

京太郎「……どうしました?」

佳織「いやっ、あの――」

背中に当たる胸の前に左手をもぐりこませる。

柔らかい、柔らかい、柔らかいっ!

これぞ至福! 幸福! 最高!
449 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 19:30:41.41 ID:6xrd0lWN0
京太郎「右手も……っと」

桃子「!?」

桃子「きょ、京ちゃ――」

京太郎「し」

京太郎「――ばれるぜ?」

桃子「――っ」

……そんなわけで、右手も包むことができたのであった。

ううむ……やはり、甲乙つけがたいな、うむ。

京太郎「……」

桃子「ん……っ!」

佳織「や……京太郎……くん……っ」

京太郎「静かにしませんと」

京太郎「見つかっちゃうじゃないですか?」

桃子「うぅ……っ」

佳織「……んぅ」

……しかし、触るだけではもったいない。

そう、揉む、この手で掴む!

というわけで、現在進行形でしているわけだ。

もう死んでもいい。

というか、死ぬんじゃないか、これ。

少なくても社会的に。

京太郎「……」

それなら。

……死んでしまうなら。

……いっそ、最大減まで楽しもうじゃないか!

『やるのです京太郎!』

ああ、やってやるぜ、俺は!
450 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 19:31:34.44 ID:6xrd0lWN0
京太郎「すいませんでした」

京太郎「いや、本当、マジすいませんでした」

桃子「誠意が感じられないっす」

佳織「というか、反省を感じられないよね」

京太郎「いや、本当に反省してますって」

桃子「感想は?」

京太郎「最高でした!」

佳織「うわぁ、すっごいいい顔で言ってるよ……」

京太郎「だって、本当に最高でしたから!」

京太郎「例えるなら……そう、熟成に熟成を重ねたワインのようでした!」

京太郎「おそらく二度と世界に生み出されることの無い、最高の形、柔らかさ!」

京太郎「もう、死んでもかまわな――」

桃子「……」

佳織「……」

京太郎「――すいませんでした」

佳織「反省してないね」

桃子「きっと、いつかまたこういうことするっす!」

佳織「だよねー……」

京太郎「……いや、マジすいませんでした」

京太郎「もう二度としないっす、はい」

佳織「信用出来ない」

桃子「信用出来ないっす」

佳織「きっと、また私達みたいな犠牲者を生み出すよね」

桃子「そうっすね……こうやって、辱めを受けることになるっすよ」

京太郎「本当にしない、本当にしませんから」

桃子「……で、思ったっすけど」

佳織「奇遇だね、きっと私も同じこと考えてるよ」

京太郎「……えっと」

桃子「京ちゃん」

佳織「京太郎君」

京太郎「はい、なんでございましょう」

桃子「……もう、こんなことしちゃだめっすよ?」

佳織「他の人には、ね?」

京太郎「……は?」

桃子「……私達に、こんな辱めを与えたっすもん」

佳織「責任、取ってよね?」

京太郎「……」

『やるのです京太郎!』

京太郎「はい、勿論ですとも!」


終われ
451 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 19:32:56.53 ID:6xrd0lWN0
むしろ誰か絵に描いて欲しいと思った(KONAMI)
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 19:36:37.60 ID:LP5JEkhh0
すばらっ

続きはまだですか
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 19:41:19.34 ID:SRvmJ9wI0
乙乙!

なんてうらやまけしからんことを!
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 19:55:16.96 ID:c9so8mTn0
今日も四次元ロッカーさんは大活躍でしたね!
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/06(木) 19:56:09.64 ID:PPvWcthd0
そういえばイッチの借金(小ネタ)は減ってるの?今いくつあるんだっけ?
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 19:58:02.53 ID:SvioV20Wo
100から先は覚えてない!
457 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/06(木) 19:58:52.61 ID:6xrd0lWN0
>>455
一日のうち一度でも誤字をしたら小ネタをすることにしました。
じゃないとイッチの私生活が死ぬ。
その制約がなかったら今きっと57個くらい
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 19:59:48.52 ID:RTlPZNaE0
おつ
クロチャ……神の啓示なら仕方ないよね
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:01:22.53 ID:K5gIJsDIO
334個くらいじゃないか?(すっとぼけ)
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:02:22.46 ID:0kYgIHAIo
おつ
どこでもクロチャーは万能だね
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/06(木) 20:03:20.63 ID:PPvWcthd0
>>457
まあ確かに、罰則小ネタの中でまで誤字ってるし、減らんよね
イチローコピペができそうな勢いだしねぇ……作っていい?
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:04:26.41 ID:uYpuOzDIO
9800回連続334回目の誤字
463 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/06(木) 20:05:11.62 ID:6xrd0lWN0
>>461 もれなくテンプレ入りします
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:19:24.57 ID:phksS7H/0
初期だったら一定誤字毎にカード1枚で丁度いいけど今から増えてもね
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:19:48.13 ID:C6cKdecAO
>>449
×最大減
○最大限
平常運転である
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:48:44.60 ID:Gj0reXow0
乙だよー
小ネタで本当の餅つきネタ見て見たいかも

揺れる二つのおもちとこねれば捏ねるほど弾力の増すおもち
クロチャ―発狂間違いなしだね
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:52:59.09 ID:QrU67pxqo
おもちつきとかグロじゃないですかーやだー
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/06(木) 20:53:58.04 ID:PPvWcthd0
全盛期の借金スレイッチ伝説

・1日5誤字は当たり前、1日10誤字も
・1レス2誤字も日常茶飯事
・1回の投下で誤字が3つ見える
・むしろ誤字のし過ぎで全てを発見しきれていない
・投下をするだけで住民が即座に誤字を指摘した、それを生きがいにする住民も
・スッと投下しただけで3人くらいから指摘が入った
・あまりに誤字をするので1誤字につき1小ネタを宣言した時期も
・宣言後あっという間にストックが10個溜る
・その小ネタ中にも誤字、しかも増える
・付いたあだ名はバードカフェイッチ、誤字の宝石箱、ゲーメストイッチと多彩
・住民との会話で誤字るというファンサービス
・名前欄でも余裕の誤字

こんな感じか?誰か追記修正頼む
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 20:59:12.70 ID:5Al2xXOAO
>>468

グッとガッツポーズしただけで5誤字
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:01:06.99 ID:dChzdodVo
誤字に釣られ住民にも誤字する者が
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:04:03.11 ID:PHAyfMYZo
一回の四字熟語で誤字が6つ見える
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/06(木) 21:04:07.96 ID:PPvWcthd0
>>469
一応それ入れたかったんだけど、できるだけ事実に沿ったものにしようと思って
その結果「スッと投下〜」になった
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:06:19.52 ID:C6cKdecAO
1日10誤字が事実ということに驚愕
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:09:14.50 ID:vwp4tL3Wo
むしろ10誤字で済んでることに驚き
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:15:22.55 ID:3XSKMjqy0
・イッチの誤字率は150%。一度の投下で誤字をして修正時に誤字をする確率が50%

これ追加でb
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:23:01.99 ID:C6cKdecAO
それイチローじゃなくてヨハネスコピペじゃね?
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:31:03.99 ID:3XSKMjqy0
スマン、どうやらとんでもない勘違いをしてしまったようだ・・・
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/06(木) 21:55:47.18 ID:PPvWcthd0
全盛期の借金スレイッチ伝説(ちょっと修正)

・1日5誤字は当たり前、1日10誤字も
・1レス2誤字も日常茶飯事
・1回の投下で誤字が3つ見える
・むしろ誤字のし過ぎで全てを発見しきれていない
・投下をするだけで住民が即座に誤字を指摘した、それを生きがいにする住民も
・スッと投下しただけで3人くらいから指摘が入った
・あまりに誤字をするので1誤字につき1小ネタを宣言した時期も
・宣言後あっという間にストックが10個溜る
・その小ネタ中にも誤字、しかも増える
・付いたあだ名はバードカフェイッチ、誤字の宝石箱、ゲーメストイッチと多彩
・住民との会話で誤字るというファンサービス
・名前欄でも余裕の誤字
・イッチの誤字に釣られて住民も誤字
・投下が無くても総合スレで誤字る徹底ぶり
・本人は「キチンと推敲して投下している」といったのはあまりにも有名

意見よろしく
479 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 23:36:49.72 ID:6xrd0lWN0
〜くだらない小ネタ〜


玄「京太郎君、京太郎君!」

京太郎「……げ」

玄「む、その反応はどういうことかな!」

京太郎「そのままの意味だよ」

玄「ひどくないかなぁ!?」

京太郎「そんなこと言われても」

玄「まったく……こんな、可憐なおねーさんに向かってそんな態度はどういうことかな!」

京太郎「少なくとも俺は年下と見てるので」

玄「私年上なのに!?」

京太郎「……それで、今日の用事はなんだよ?」

玄「謝らないの!?」

玄「もう、礼儀がなってないよ、京太郎君!」

京太郎「……すいませんでしたー」

玄「せめてこっち向いてよ!」

京太郎「すいませんでした!」

玄「どこ見てるの!?」

京太郎「お胸様です!」

玄「いばらないで!」

京太郎「……で、今日の用事はなんですか?」

玄「え?」

玄「京太郎君のお胸様を拝みに来たんだけど」

京太郎「帰ってください」

玄「京太郎君に私のお胸様を見せたんだよ、おあいこ、おあいこ!」

京太郎「嫌だよ!」

京太郎「そもそも、何が好きで男の胸を拝むんだよ!」

玄「ううん、そっちじゃなくて」

京太郎「……」

京太郎「……だから、嫌だったんだ」

玄「ふふ……こいつがどうなってもいいのかーっ!」

京太郎「ぐ……その写真は……っ」

玄「ふっふっふ、ネガはこっちにあるんだよ……?」

玄「……それにしても、やっぱりいいなぁ、この写真」

玄「京太郎君の――いや、正義の味方、キョーコちゃんのおもち綺麗だね」

京太郎「この……卑怯者……っ」

玄「ふっふっふ、おもち求道者こと松実玄はたとえ汚いことをしようとおもちを追い求めるのです!」

京太郎「いばれないからな」

玄「でも、京太郎君も私のこの思想には共感してくれるよね」

京太郎「ああ!」

玄「……そこは即答なんだ」
480 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 23:37:59.67 ID:6xrd0lWN0
玄「ほら、はやくー」

京太郎「……」

玄「大丈夫、誰も見てないから、ね?」

京太郎「……わかったよ、この野郎」

玄「私まで男にする気!?」

京太郎「誰も男にしたことなんてねぇよ!」

玄「おもちがなくなっちゃうもんね!」

京太郎「ああ、そこは否定出来ないな!」

玄「ふふ……やはり私達は似たもの同士だね!」

京太郎「なんていったって、俺たちは」

玄京「おもち求道者!」

京太郎「……ま、いいや」

玄「わくわく」

京太郎「……仕方ねぇな」

京太郎「ちょっと待ってろよ」

玄「わくわく」

京太郎「ついてくるなよ、絶対覗くなよ!」

玄「おまかせあれ!」

京太郎「任せらんねぇ!」

玄「大丈夫大丈夫、私は約束を守るいい子だもん!」

京太郎「いい子がどうして脅しなんてするんだよ」

玄「それほどまでにおもちには魅力があるってこと……」

玄「……」ドヤァ

京太郎「……」イラァ

京太郎「……待ってろよ」

玄「はーい」

玄「わくわく」

京太郎「……はぁ」
481 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/06(木) 23:39:02.57 ID:6xrd0lWN0
キョーコ「おまたせっ☆」

玄「わ、キョーコちゃんだ!」

キョーコ「うん、キョーコちゃんだよっ!」

玄「ふ〜むなるほどなるほど……」

キョーコ「どうしたのかなっ?」

玄「やっぱりキョーコちゃんのおもちはすばらしいのです!」

玄「大きすぎず、小さすぎず……美しいよ!」

キョーコ「あははっ、そんな褒められると照れちゃうな☆」

キョーコ「でも、玄ちゃんのも綺麗だよっ!」

玄「ふふん、自慢です!」

玄「おもちの求道者たるもの、自らのおもちを粗末にすることなかれ!」

キョーコ「わっ、玄ちゃんかっこいーっ!」

玄「……」ドヤァ

キョーコ「わーっ、ぱちぱちーっ☆」

玄「ふふん!」

玄「えっと……それで、ね、キョーコちゃん、お願いがあるんだけど、いい?」

キョーコ「……あははっ☆」

キョーコ「また、いつものこと、かな?」

玄「……うん」

キョーコ「もう、本当に玄ちゃんは好きなんだからっ☆」

玄「だって、私はおもちの求道者!」

キョーコ「かっこいーっ☆」

キョーコ「えっと……それじゃ、こっちの姿と、元の姿とどっちがいいかな?」

玄「キョーコちゃんしかおもちをもっていないよ!?」

キョーコ「あははっ、それはそうだけどさーっ☆」

キョーコ「……だって、玄ちゃんは、私のこと――京太郎のこと、好きなんでしょ?」

玄「うっ……」

キョーコ「くすくす、玄ちゃんかわいーっ☆」

玄「うぅ……だって……だって、好きになっちゃって……」

キョーコ「あ、別に否定する気は無いよ?」

キョーコ「私だって女の子だもんっ、そういう気持ちくらいわかってるよ☆」

キョーコ「でもね、京太郎のことが好きなら、そっちに、そのままアタックしたほうがいいんじゃないかなーって」

キョーコ「おもちを言い訳にしたらだめだよ?」

玄「言い訳じゃないから大丈夫っ!」

キョーコ「……あははー、そう返ってくるとは思わなかったなー」

玄「さ、キョーコちゃん! そっちの方もがんばるから、こっちの方も!」

キョーコ「うーん……うん、そだねー☆」

キョーコ「んじゃ、いつもみたいに、もみ合いっこ、しよ?」

玄「うんっ!」
482 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/06(木) 23:39:57.88 ID:6xrd0lWN0
玄「楽しかったのです!」

京太郎「そうか、俺は最悪な気分だ」

玄「なんで?」

京太郎「いくら覚えてないとはいえ写真まで取られて、その上で胸をもまれて――」

玄「覚えてないなら大丈夫」

京太郎「そういう問題じゃねぇんだよ」

玄「今日も気持ちよかったのです!」

京太郎「そういう問題でもねぇんだよ」

玄「私のも……その、揉めたから……ダメ?」

京太郎「覚えてないんだよ」

玄「あんなに激しかったのに……っ!」

京太郎「覚えてねぇんだよおぉっ!」

玄「……」ビクッ

京太郎「俺だって覚えてたらもっと触ってる、むしろ今でも触ってる!」

京太郎「こうして玄に会いに来てもらわなくても、俺から会いにいくね!」

玄「……一歩間違えればセクハラだよ?」

京太郎「でも、この気持ちわかってくれるだろ?」

玄「ふふ、当然だよ」

玄「だって、私達は」

玄京「おもち求道者!」

玄「……あ、そうだ、京太郎君」

京太郎「ん? もう揉ませねぇぞ?」

玄「もう十分堪能したから大丈夫なのですっ!」

玄「そうじゃなくて……えっと」

玄「……明日、一緒にお出かけしない?」

京太郎「……と、言うと?」

玄「えっと……そ、そう、映画!」

玄「映画のチケットがたまたま二つ当たっちゃって!」

玄「だから、良かったら来てくれないかな〜って」

京太郎「……明日だな?」

玄「いいの?」

京太郎「どうせ暇だしな」

玄「やたっ!」

玄「明日、明日だよ、京太郎君!」

京太郎「ああ、大丈夫、あと半日もしねぇうちにくるんだから、忘れねぇよ」

玄「〜♪」

京太郎(自分で誘えないからって、こうして遠まわしに誘わせなくてもなぁ)

京太郎(こうして嘘までついちゃってるし……)

京太郎(ったく……胸を言い訳にしてるのはどっちだっつの)


おしまい。
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:41:22.45 ID:nY/WnGwAO
もみ合いっこ・・・何か凄く響いた
484 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/06(木) 23:42:28.80 ID:6xrd0lWN0
キョーコちゃんネタだからこっちに投稿するしかなかった、正直すまんかった。

ごめんなさい、ふ、と思いついたんです、ふ、と書きたくなったんです。

覚えてないといって玄ちゃんともみ合いっこする京太郎(キョーコちゃんはぐう畜の鑑)



>>478本当にほとんど間違いがないのが怖い。
総合スレの方も静乃だけじゃないしなぁ……誤字。


明日はちゃんと本編が出来そうです。
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:42:55.33 ID:0kYgIHAIo
おつー
やっぱ京太郎とキョーコは別人格的なものなんやね
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:48:36.46 ID:C6cKdecAO
二重人格に加えて呪泉郷に落ちてそうだな、これ
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 02:57:53.57 ID:mr6v+shSo
別人格だけど、記憶はきちんとある?
それとも演技してるだけ、とか?
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 03:43:07.99 ID:NG4Pz1F1o
>>464
「生還の宝札の効果で小ネタ一つにつき一枚ドロー!そしてオシリスの攻撃翌力は上がる!」
「イッチの効果発動小ネタ内で誤字ることで更に小ネタを召喚する!」
「これは…無限ループ!」
「神の攻撃翌力にもデッキの枚数という限りがあったのさ」
っての想像した
489 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 22:29:55.06 ID:R0NSYtn50
三日ぶりくらいの本編がはじまるでー
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:34:24.52 ID:PelGks+a0
地震無事だった?
491 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 22:35:08.13 ID:R0NSYtn50
あ、その前に本日の叔母さんの収入。

>>493 *300(7の倍数の場合、マイナス)
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:35:25.84 ID:RVWBvcR/o
ほあ
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:35:54.86 ID:et8XsnsWo
ほい
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:35:58.83 ID:BZh6caXIo
じゃsdfghjkぉl。
495 :大丈夫やで ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 22:43:45.34 ID:R0NSYtn50
京太郎「……まあ、やることもないんだけどな」

京太郎「とりあえず家にいるよ」

叔母「ん、りょーかい」

叔母「……ああ、そうだ、京太郎」

京太郎「ん?」

叔母「今日の収入」

叔母「25800円」

京太郎「……流石だな」

叔母「そうでもねぇよ」

叔母「負けたり勝ったり、一長一短で全然増えねぇからな」

京太郎「……まあ、博打なんてそんなもんだよな」

京太郎「それでも稼げてる叔母さんはすごいってことで」

叔母「はは、サンキュ」

京太郎「……それじゃ、俺は上にいってるな」

叔母「りょーかい」

ひらひら、と手を振っていつものように。

途中、携帯を取り出す。

やることがないといわれて、勉強か、友人との会話か。

テストまでまだ日にちもある今、選ぶのは当然後者だった。

京太郎「……さて」

誰と駄弁ろうか。

こういうのは直感的に決めた相手に贈るのが吉である。

京太郎「……よし」

そんなわけで、モモにした。

いや、だって今日ずっと構ってほしそうにしていたし。

……それくらいわからないほど鈍感じゃねぇっつの。

痴呆症ではあるかもしれな……いや、改善した、俺は改善したんだ。

……忘れてることなんて、何も無い。

京太郎「さて……」

……どう送るか。


1、麻雀教えて、東横せんせー
2、この須賀京太郎がモモに話しかけてやろう
3、なー、昨日の授業とかどうだったー?
4、……あの、さ、話したいことが――
5、その他(自由安価)
>>499
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:44:09.42 ID:RVWBvcR/o
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:44:18.85 ID:4aoWvKDXo
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:44:25.15 ID:cokAnILAo
4
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:45:21.80 ID:UoGtDRPbo
500 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 22:54:44.78 ID:R0NSYtn50
京太郎「麻雀教えて、東横せんせー!……っと」

『……モモって呼んでくれないっすか?』

京太郎「そこを突っ込まれるとは思いもしなかったよ……っと」

『人の考えているところのずれているところを歩くのが、東横桃子っす!』

京太郎「そんなアイデンティティ捨ててしまえ……っと」

何でもかんでも人のずれたところを歩いていたら、単なる皮肉屋じゃないか。

……少なくとも彼女は、人の思いに対して真正面のところを歩いている気がする。

『……で、麻雀っすか?』

京太郎「ああ、麻雀だよ」

京太郎「ほら、一日休んでいたからさ……っと」

『……まったく』

『女子を連れ出す理由には少し弱いっすよ?』

京太郎「そうだな、この前は俺がお前の家に言ったんだしな……っと」

『あの時は楽しかったっすねぇ……』

京太郎「何時ごろのことだったっけ?……っと」

『まだ一週間くらいじゃないっすか?』

『……鮮明に覚えてるっす、あの楽しかった時間』

京太郎「友達と遊んだだけだろ、大げさすぎだって……っと」

『私に対して、そういえるっすか?』

京太郎「……」

直接言わないのが性質が悪い。

京太郎「……まあ、この話はおいておいて」

『逃げるっすか?』

京太郎「戦略的撤退だ」

京太郎「……で、麻雀教わりたいんだけど?……っと」

『ふむふむ……』



1、じゃ、また私の家でするっすか?
2、今度は京ちゃんの家っすね!
3、ん……あまり時間もなさそうっすし、ネトマで対戦しようっす
>>504
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:56:01.24 ID:RVWBvcR/o
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:56:17.91 ID:iimB1lIeo
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:56:22.48 ID:4aoWvKDXo
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:56:32.38 ID:2JjSfKpg0
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:56:33.02 ID:+qOq8OpDO
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:56:35.23 ID:vXQTeVEd0
2
507 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:05:14.18 ID:R0NSYtn50
『んじゃ、また私の家でしようっす?』

京太郎「大丈夫なのか……っと?」

『お母さんに言ったらパーティの準備をされるっす』

『なので、サプライズ、いつでもウェルカム、っす!』

京太郎「……ええと、大丈夫なんだよな?……っと」

『モチのロンっす!』

京太郎「おっけ、んじゃ、今から向かうぜ?……っと」

『正座して待ってるっす!』

京太郎「あ、すまん、今から隣町までお使いに行く用事ができたから少し待っていてくれるか?……っと」

『どれだけ正座させる気っすか!?』

京太郎「大丈夫、買ってくるのは満月草だ……っと」

『得体の知れないもの買ってこられても困るっす!』

京太郎「何を言うんだ!」

京太郎「満月草は麻痺を治してくれるんだぞ!……っと」

『知ってるっすよ!』

『でも、この世界には存在しないっす!』

京太郎「存在しないと思っているだけで、実は――っと」

『しないっす!』

京太郎「……まあ、何はともあれ、すぐ行くから、寝ながら待っててくれ……っと」

『寝ながら……い、いたずらする気っすか!?』

京太郎「ピンク色なのはモモの名前だけで十分だ……っと」

『どういう意味っすか!』

京太郎「……言わせるのか?……っと」

『言わなくていいっすよ!』

『まったくもう!』

『それじゃ、寝ながら待ってるから早く来るっすよ!』

京太郎「りょーかい、がんばる……っと」

『頑張れ、応援してるっす!』

……と、応援も貰ったところで丁度キリが良くなったので、携帯を閉じる。

ふむ……まずは着替えないとな。

……あ、そうだ。

折角だし、モモに何か買っていこうかな……?


コンビニよりますか?
1、はい
2、いいえ


始めたばかりですが、風呂に入ってきます、済まぬ。
508 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:05:43.43 ID:R0NSYtn50
安価忘れ>>511
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:06:01.00 ID:sabx6su1o
1
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:06:08.47 ID:4aoWvKDXo
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:07:02.11 ID:vXQTeVEd0
1
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:07:03.59 ID:iimB1lIeo
513 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:07:43.65 ID:R0NSYtn50
丁度いいので、今日の小ネタ安価も出しておこう>>519
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:09:58.62 ID:m50pDMsPo
宥姉に「暑い」と言わせる試み
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:10:00.85 ID:iimB1lIeo
ksk
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:10:06.38 ID:PelGks+a0
モモ可愛いよモモ

足を挫いたモモをおんぶしよう
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:11:15.01 ID:a3g6p8gIO
ksk
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:11:17.96 ID:6XycFlaYo
穏乃と山デート
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:11:19.59 ID:4aoWvKDXo
>>377
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:11:20.16 ID:et8XsnsWo
智美と祭りへ
521 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:26:19.23 ID:R0NSYtn50
復帰、やっぱり2日連続でPCつけっぱはあかん

本編続けます
522 :>>519了解 >>514、ネタを思いつけば拾う、かも ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:34:02.80 ID:R0NSYtn50
京太郎「さて……」

コンビニにきたわけだ。

……まあ、そこまで金があるわけでもないのだけど。

でも……まあ、やっぱり人様の家に行くわけだし、何か一つくらい持っていかないとな。

京太郎「何買うか……」

……モモは何が欲しい、とか言っていたっけ?




1、チョコ(100円 雀力上昇時の上昇率アップ)
2、せんべい(100円 カード一枚)
3、雑誌(300円 カード二枚、雀力+1(いくつ買っても+1しかあがりません))
4、アイス(100円)
5、クッキー(100円)
6、おにぎり(100円)
>>525 合計十個まで

所持金53,690円
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:34:43.80 ID:4aoWvKDXo
全部一個ずつ
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:35:40.89 ID:BZh6caXIo
1を5 2を8 3を1
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:35:45.93 ID:kg76Yjgpo
チョコ9
雑誌1
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:35:48.59 ID:yxBSSGsK0
チョコ 10個
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:36:04.15 ID:UoGtDRPbo
>>524
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:36:17.56 ID:et8XsnsWo
1 9個
3 1個
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:36:28.14 ID:RVWBvcR/o
雑誌一冊にアイス二本 チョコ七つ
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:36:50.06 ID:vXQTeVEd0
1-4
2-2
3-1
4-2
5-1
531 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:41:51.26 ID:R0NSYtn50
900+300→1,200
53,690→52,490

ちなみに、チョコ以外の食べ物類は買っても意味はありませんでした。


京太郎「……チョコ、欲しいって言ってたからな」

あれはいつだったっけ?

受け取ったメモには確かチョコ、と書いてあった気がする。

……これで、機嫌度は75%だろうか。

京太郎「……まあ、それにしては買いすぎかもしれないけれどさ」

仕方ないじゃないか。

俺だって食べたいんだ、高校生だもん。

いや、そんなことに使うなよ、とか思うかもしれないけどさ。

でも、このチョコ食べたら見る見るうちに頭の中に知識が詰め込まれていくのです。

ドーピングスティックチョコ……略してDSCみたいな?

……ああ、なんか惜しい。

京太郎「……っと」

さて、それとは別に、また雑誌を買ってしまった。

いつもと同じ奴ではないのだけど、同じ会社の系列である。

よって、二つカードがついてくる。

……いや、そっちにつられたわけじゃないけどさ。

京太郎「……ん」

表紙をよく見ないで買ったけど、この号は瑞原プロ特集なのか。

……折角7枚揃っているわけだし。

……。

……まあ、少しくらい勉強しながらモモの家へ行くか。



カード安価
00〜40モブ +++++++
41〜50藤田プロ +++
51〜60☆すこやん +++++
61〜70うたちゃん ++
71〜80はやりん +++++キラキラ
81〜90良子さん ++++
91〜99大沼プロ +
現在の状況
☆は召喚済み
下1、2
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:43:19.83 ID:BZh6caXIo
はやりん
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:43:56.46 ID:yxBSSGsK0
とう
534 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/07(金) 23:54:29.56 ID:R0NSYtn50
藤田プロ一つ、良子さん一つ追加。


京太郎「……」

ピンポーン、とチャイムを鳴らす。

『どちらさまっすかー?』

京太郎「ちわーっす、宅急便でーす」

『このチャイムビデオつきっすよ?』

京太郎「友情を届けに来ましたー」

『ウェルカム、っす!』

ガチャ、と通信が切れる。

ドアが開くまで十秒もかからなかった。

桃子「やっ、っす!」

京太郎「わかった、高い服で出直してくるな」

桃子「この家そういう制限かかってないっすよ!?」

京太郎「だって、安っ……って……」

桃子「そういう意味じゃないっす!」

桃子「ほら、早く、早くっ!」

桃子「ベッドの上で楽しみにしてたっすから!」

京太郎「……本当に楽しみにしてたのか」

桃子「ごろごろしようと思っけど、服にしわがつきそうだったから、ばたばたしてたっす!」

京太郎「妙なところで几帳面なんだな」

桃子「この服、オニューっすから!」

……と、言われて、改めて服装に目を通す。

可愛い服だった。

いや、本当に可愛い服だ、モモが着ているからなおさら。

……別に、服の名称がわからないわけじゃないぞ、うん、断じて。

ほら、スカートと、名前に恥じない桃色のTシャツの上に――。

桃子「……感想の一つもないっすか?」

京太郎「その感想をひねり出そうと頑張ってたんだよ」

桃子「ひねり出さないと出てこないっすか!?」

桃子「流石に傷つくっす!」

京太郎「ああ、そうじゃなくて」

京太郎「……まあ、可愛いと思うよ」

桃子「ひねり出した言葉がそれっすか?」

京太郎「だーっ、もう、うるせぇっ!」

京太郎「思いつかないんだよ、今のモモを的確に表す言葉が!」

桃子「東横桃子・第二形態っす!」

京太郎「いや、それはもういいから。
535 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 00:04:10.56 ID:SEjWLWuu0
桃子「ふっふっふ……これは、自慢の一品っすもん!」

桃子「可愛いくて当然っすね!」

京太郎「おぉ……そういうキャラで行くのか」

桃子「本音としては京ちゃんにそういってもらえて超嬉しいっす!」

京太郎「そりゃよかった」

桃子「えへへっ」

彼女は空いた右手で頭をかいた。

恥ずかしそうに、嬉しそうに……なんていうか、こういった顔を見るのも久しぶりかもしれない。

桃子「ふふっ、前々から準備しておいてよかったっす」

京太郎「――準備?」

桃子「そうっす」

桃子「京ちゃんに見せてやろう!――って、意気込んで、ずっと探していたっす!」

桃子「見つけても店員さんが見つけてくれなかったりもしたっすけど……でも!」

桃子「京ちゃんに喜んでもらえるならこれほど嬉しいことは無いっすね!」

京太郎「……なんか、ありがとう」

桃子「やだっすね、礼を言うのはこっちっすよ!」

桃子「ふふん、これで大丈夫ってこともわかったし……日曜も大丈夫っす!」

桃子「ふふ……京ちゃんの驚く顔が楽しみっす」

……何言ってるんだ、モモは。

京太郎「……あのさ」

桃子「どうしたっすか?」

京太郎「いや……その、服、俺に見せるためにかったんだよな?」

桃子「日曜のためのサプライズっすね」

京太郎「今日見せてよかったのか?」

桃子「……」

桃子「……」

桃子「し、しまったっす!」

京太郎「気づいてなかったのかよ!」

桃子「くっ……京ちゃんが今から来るって、浮かれ気分でこの服を選んだ私が馬鹿だったっす――」

桃子「……いや、褒めてもらえたっす、むしろよくやったっす、過去の私!」

桃子「……」

桃子「……に、日曜は、日の光に照らされたこの服を楽しみにしているっすね!」

苦し紛れだった。

心なしか、頬が赤い。

桃子「……ところで、京ちゃん」

桃子「日曜……何するか覚えてるっすよね?」


1、当然だろ、麻雀だよな
2、当然だろ、ボーリングだよな
3、当然だろ、ウインドウショッピングだよな
4、当然だろ、カラオケだよな
5、当然だろ、ゲーセンだよな
6、……
>>539
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:06:04.74 ID:b8NK3aazo
ごめん、覚えてない
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:07:03.93 ID:ULX8uR4xo
3だよな?
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:08:07.41 ID:ujvRE1X/o
じゃあ3
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:08:11.13 ID:A/GG2rcmo
可愛いお前との約束を忘れるわけないだろ?

540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:09:15.92 ID:8sNR2tAxo
この流れにライド!!3だああああ!!
541 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 00:16:40.49 ID:SEjWLWuu0
京太郎「当然だろ、ウインドウショッピングだよな?」

桃子「おぉ……」

京太郎「……え、あれ、間違えた、嘘?」

京太郎「おっかしいな……そんなはずは……」

桃子「……いや」

桃子「合っていたことにちょっとした感動を覚えただけっす」

京太郎「俺の評価すごい低いな、おい!?」

桃子「当然っすよ!」

桃子「先約がいたのに私と約束したのは誰っすか!?」

京太郎「……くっ、また奴が暴れだしてしまったか」

桃子「京ちゃん」

京太郎「すいませんでした」

……いや、だからあのときの俺はどうかしていたんだって、病に犯されていたんだって。

京太郎「いや、本当あのときから、反省しましてですね」

そう、反省した。

だから忘れることは無い、日曜、ウインドウショッピング、もう忘れない!

桃子「……まったく」

桃子「これで、今回の約束も忘れていたらどうしようかと思ったっすよ」

京太郎「可愛いお前との約束を忘れるわけ無いだろ?」

桃子「……」

桃子「……もう少し前にその台詞は聞きたかったっす」

だよな、と心で呟いた。

京太郎「……逆効果だった?」

桃子「平行線っすね」

京太郎「現状維持なら問題ないな」

桃子「……」

京太郎「……モモ?」

桃子「ああ、いや、なんでもないっす!」

桃子「……さ、ここでずっと話しているのも寒いっすし、中に入ろうっす!」

桃子「……というか、京ちゃんがここに来た本来の目的は麻雀っすからね」

京太郎「……そうだな」

桃子「それじゃ、漸く一名様、ご案内っす!」

京太郎「お邪魔します」

誰にとも無くペコリと会釈をして、俺はモモの家の敷居を跨いだのだった。
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:17:36.28 ID:SHArtHgEo
もうつき合っちゃえよ・・・
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:21:06.81 ID:iJUaaveRo
病は侵すが犯さない
544 :>>543間違えた、でも冒すに比べればまだ…… ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 00:24:44.46 ID:SEjWLWuu0
桃子「私の部屋にくるのも久しぶりっすね」

京太郎「二週間も経ってないけどな」

桃子「いや、外の時間で」

京太郎「何の話!?」

果てさて、そういうわけでモモの部屋である。

相変わらずファンシーな部屋だ。

女の子らしい、色合いとか、家具とか……あとにおげふんげふん。

桃子「んじゃ、適当なトコに座っていてくださいっす、お茶とか持ってくるっす」

京太郎「ん」

京太郎「それじゃ、先ほどまでモモがばたばたしていた、彼女の香りが今もまだ強く残る魅惑のベッドへ――」

桃子「恥ずかしい言い回ししないで欲しいっす!」

京太郎「そっち!?」

桃子「そっちも!」

桃子「クッションがそこにあるじゃないっすか!」

京太郎「クッションに座るとか……はしたないかな……って」

桃子「女子のベッドに座る寝転がるほうがはしたないし恥ずかしいっす!」

桃子「ああ、もう、すぐ戻ってくるから何もしないで待っててくださいっす!」

……そんなに信用が無いのだろうか。

ば、と飛び出すようにモモは部屋を出て行き、この部屋には俺が一人きり。

ああ、確かに誘惑がイッパイだよ、この部屋。

ほら、片首出したおっさんだって言ってたじゃないか。

たんすの中は調べたか?

京太郎「……」

いや、やらないって、やるなよ、やるんじゃねぇぞ。

あんなに信頼されてるんだから。

京太郎「……」

そもそも、男子を――いくら仲がいいからといえ、こうして部屋に放置するほうがおかしい。

だから彼女が悪いとは言わないが。

いくら、初めて(なのか?)彼女の部屋に来た人間とはいえ、いくらなんでも貞操観念が薄すぎる気がしないでもない。

それだけ、俺を好いてくれているのか。

それだけ、俺が眼中に無いのか。

桃子「おまたせっす!」

桃子「はい、お茶と、煎餅と――」

京太郎「……チョコもいるか?」

桃子「買ってきてくれたっすか!?」

京太郎「ああ、ほら――」

……まあ、ともかく。

今のこのわいわい騒ぎが楽しいうちはそんなこと気にしなくてもいいだろう。


モモの好感度がぐんと上がりました。

いくつあげますか?>>548(現在9個)
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:25:14.60 ID:b8NK3aazo
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:26:14.01 ID:ujvRE1X/o
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:26:43.16 ID:M3ucnl340
4.5
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:27:01.80 ID:A/GG2rcmo
ksk
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:27:04.65 ID:LZNnpTEx0
9
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:29:07.42 ID:aJfHEcKUo
雀力上げに少しは残したかった
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:30:46.93 ID:4Sz6x9Om0
モモ可愛いよモモ
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:33:25.98 ID:3sU2Cq8W0
モモの好感度の前に雀力など無価値
553 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 00:38:13.38 ID:SEjWLWuu0
京太郎「――9個」

桃子「やけに多いっすね!?」

京太郎「しかも、全部味が違うぜ!」

桃子「完全に渡すことしか頭に入ってないっす!」

京太郎「……要らないのか?」

桃子「ありがたく頂戴するっす」

京太郎「ははは、くれてやろう」

桃子「ははー、ありがたき幸せっすー」

そんなわけで、俺の900円が消えたのだった。

浪費癖がひどいような気がするけども。

桃子「ふふ……どれから食べるっすかねー……」

にまにまと笑う彼女を見てたら、買ってよかった、あげてよかった、と思えたのだった。

人はそれを現実逃避という。

京太郎「……ま、喜んでくれたのならよかったよ」

桃子「当然喜ぶっすよ!」

桃子「おまけで機嫌度が85%っす!」

京太郎「一応覚えてたんだな、その設定」

桃子「自分が作った設定っすからね」

……まあ、俺だって覚えていたんだけどさ。

桃子「……早速いただいてもいいっすか?」

京太郎「麻雀終了までお預けだな」

桃子「……えー」

京太郎「ジト目で見られても」

桃子「……むぅ」

京太郎「頬を膨らませられても」

桃子「……ダメ?」

京太郎「許すっ!」

桃子「やったっす!」

そんなわけで、上目遣いの前にしてついに負けたのだった。

……いや、もとより冗談のつもりだったけどさ。

桃子「まずはこれから――ぱくっ」

京太郎「……んじゃ、麻雀やるか」

桃子「んぐんぐ」

桃子「あ、全自動は無いっすよ」

京太郎「あったら怖いわ」


麻雀安価
モモ>>554
京太郎>>555 (7の倍数で無条件勝利)

得点安価>>556
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:38:51.27 ID:ujvRE1X/o
えい
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:39:16.16 ID:A/GG2rcmo
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:39:17.20 ID:aJfHEcKUo
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:45:59.80 ID:GXpW1Jiko
軒並み低いな
558 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 00:47:18.14 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……」

京太郎「……っと、ロン」

桃子「うげ、これっすか?」

京太郎「そして点数は――」

桃子「――ごくっ」

京太郎「……」

桃子「……」

京太郎「……」

桃子「……」

京太郎「……残念!」

京太郎「1500点なんだよな」

桃子「ここまでためた意味は!?」

京太郎「某番組だってそうだったろ?」

京太郎「ひどいときはCMだって入るし」

桃子「これは生放送っす!」

桃子「じぃっとしてたら放送事故っすよ!」

京太郎「ん……じゃ、次局からやめる……あ、連荘な」

桃子「今からやめてくださいっす!」

京太郎「……さて、混ぜるか」

桃子「そうっすね」

じゃらじゃら、と麻雀牌を真ん中にかき集める。

そして、両手を使って、それらを縦横無尽に混ぜ合わせた。

机の上にマットを載せて、その上でじゃらじゃらって。

当然、自室にあるような机だ、そこまで大きいものでもない。

だから、必然的に二人の距離は近い。

京太郎「」ビクッ

桃子「」ビクッ

京太郎「あ……わりぃ」

桃子「いや、こっちこ――」

桃子「――!」ビクッ

京太郎「」ビクッ

よって、ぐちゃぐちゃにかき混ぜていると、当然のごとくお互いの指が触れる。

ちょん、って少し触れるだけだったり、はじくように触れるだけだったり。

なんにせよ、触れる。

京太郎「……」

桃子「……」

そして、恥ずかしくなる。

この恥ずかしい気持ちを薄くするために、俺たちはふざけた世間話をしながら麻雀を打つ。

……当然、どちらも高くも低くも無い、まるで測定誤差のような点数になったのだった。

雀力安価
>>560÷3だけあがります(小数点以下切捨て)
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:49:16.61 ID:fymhoNKy0
ほい
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:49:36.18 ID:QHG0X7AZ0
ほい
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:50:32.79 ID:DECvKSDio
あsdfghjkl;:
562 :寝ぼけていたのか、雀力を考慮するの忘れてた、まあいいや ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 00:57:31.26 ID:SEjWLWuu0
40→42


京太郎「……ふぅ」

桃子「やー、京ちゃん強くなったっすねー」

京太郎「そうだろうそうだろう」

京太郎「くくく……これが俺の真の力だ」

桃子「それが京ちゃんの真の力っすか……」

桃子「……くくく、しかし、私もまだ本気を出していない……」

京太郎「なん……だと……っ!?」

桃子「くくく……」

京太郎「……く、くくく、しかし俺だって」

京太郎「実は生みの親がプロだったっていう設定があるんだぜ……くくく」

桃子「くくく……」

京太郎「くくく……」

桃京「くくく……」

桃子「……何やってるっすか、私達」

京太郎「青春……かな?」

桃子「うわぁ……」

ドン引きされた。

いや、冗談だっつの、俺がそんなこと本気で言うわけないだろ。

ゆみ先輩じゃないんだし。

桃子「……っと、そろそろいい時間っすね」

京太郎「ん……まあ、そうだな」

今から帰って、丁度七時くらいか。

モモの家族の迷惑になるわけにもいかないし、そろそろ帰るかな。

京太郎「……んじゃ、そろそろ帰るわ」

桃子「送っていくっすよ」

京太郎「サンキュ」

桃子「夜道は危ないっすからね!」

京太郎「モモの方があぶねぇよ」

性別的に。

桃子「大丈夫っす!」

京太郎「そんな自信満々にしてると――」

桃子「――暗闇の中で、更に気づかれにくくなってるっすから!」

京太郎「……」

泣いた。

心で。
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:57:31.53 ID:KqGwu8SUo
・・・6?
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:58:22.34 ID:JpHA/Ffyo
これだけイチャイチャしてるのに付き合ってないんだぜこいつら
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:03:56.85 ID:aW17F3Lmo
モモかわいい
566 :寝ぼけていたのか、雀力を考慮するの忘れてた、まあいいや ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:07:09.50 ID:SEjWLWuu0
>>563一の位を入れ忘れていた、済まぬ。


京太郎「……こういうときって本当あっという間だよな」

桃子「実際は話題の種が3つ4つ出たっすけどね」

京太郎「字面どおりに受け取らないでください」

そんなわけで、分かれ道。

流石に彼女もこれ以上は送らないらしい――というか、ここまで送るだけでも十分すぎると思うのだが。

……距離にして大体俺の家とモモの家の中間だ。

京太郎「……送ってくれてサンキュ」

桃子「どういたしましてっす」

京太郎「楽しかったよ」

桃子「私もっす!」

桃子「……京ちゃんと遊ぶの、本当に楽しいっす!」

京太郎「欲しいものリストはこれで全部埋め終えれたか?」

桃子「あと、いっぱい遊ぶ時間が残ってるっすよ?」

桃子「だから、日曜!」

桃子「すっっっごく楽しみにしてるっすからね!」

京太郎「もう大丈夫だっての」

桃子「ふふっ」

……日曜。

あと……今日が木曜だから……あと三日か。

京太郎「……まあ、任せとけよ」

京太郎「最高の日曜にしてやるからさ」

桃子「日曜自体最高なのに、大丈夫っすか?」

京太郎「それを超えてこその最高だろ?」

桃子「んじゃ、楽しみにしてるっすよ?」

京太郎「ああ、楽しみに待っとけ」

……ぶっちゃけ、何も考えていないけど。

そこは……ほら、咲のときと同じように。

ノリ、とその場の起点で、楽しい一日にすればいい。

京太郎「……じゃ、またな?」

桃子「また明日っす!」

桃子「……もう休んだらだめっすよ?」

京太郎「流石にそれは約束出来ないけどな」

桃子「くす」

苦笑。

きっと俺と彼女の苦笑の意味は違う。

京太郎「……じゃ、また」

桃子「うん、またっす!」

同じように手を振って、長いようで短い、東横先生の授業は終わりを迎えたのだった。
567 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:14:30.82 ID:SEjWLWuu0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


例えば、その人が頭から離れなかったり。

例えば、その人と会うたびに心が躍ったり。

例えば、その人に触れるたびにとくんと心がはねたり。

例えば、その人の声をついつい思い出したり。

例えば、その人に視線を奪われたり。

例えば、その人の先ほどまで触れていたものに手を当ててみたり。

例えば、その人の褒めてくれたものを思わず握り締めたり。

――そんなテンプレート。

どこだ見たような、ありきたりな場面。

こんな場面を見たのはいつだっけ?

こんな場面を読んだのはいつだっけ?

でも、私のこの思いは既知のもの?

ごろん、と横になる。

見上げる天井は、ちょっとだけ遠い。

……そこに私は顔を写す。

それもきっとテンプレート。

どこかですでに行われた行動。

……私だって、過去に行った行動。

けれど、それが今とは意味合いが違う。

そんな気がした。

送る気持ちはほとんど変わらない。

いつものものに、一つだけ増えただけ。

その増えたものは些細なもので。

気づこうとしても気づけない。

近づこうとしても近づけない。

逆に、取り除こうとしても取り除けない。

まるで呪いのような。

あるいは祝福のような。

ちょっとだけ増えた、この思いは――



モモの好感度がいっぱいあがりました。
568 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:15:05.13 ID:SEjWLWuu0
本編しゅーりょー


それじゃ、>>519書いてきます。
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:17:30.58 ID:ujvRE1X/o
>どこだ見たような、ありきたりな場面。
どこかでかな?
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:33:01.15 ID:9N5xRFe+0
もう完全に落ちたな、後は堕ちるだけだ
571 :>>569せやね、済まぬ ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:40:24.14 ID:SEjWLWuu0
〜加治木プロのポエム集発売ドッキリ〜


京太郎「加治木プロ、加治木プロ!」

ゆみ「……どうした、須賀マネージャー」

京太郎「……あのー、どう考えてもその呼び方はおかしいと思うのですが」

ゆみ「……やっぱり?」

京太郎「ええ」

京太郎「今更体裁なんて気にする必要ないじゃないですか」

ゆみ「……そういうものか」

京太郎「麻雀界なんてそういうものです」

ゆみ「なんで君がそういえるんだ」

京太郎「わりと交友関係が広いからですかね」

ゆみ「自慢か?」

京太郎「まさか」

京太郎「……っと、それよりも聞いてください、ゆみさん」

ゆみ「ああ」

ゆみ「そんなに慌ててどうした」

京太郎「いや、大変なんですよ!」

京太郎「ともかく、これを見てください!」

ゆみ「……ん、雑誌、か?」

京太郎「ほら、ここの場所!」

ゆみ「ふむふむ……何々……」

ゆみ「『加治木プロの若かりし頃! あの伝説の名言が込められたポエム集第一巻、発売中!』」

ゆみ「……ちょっとまて、おい」

京太郎「なんで俺を見るんですか!?」

ゆみ「君以外に誰がこういったことをやると思うんだ」

ゆみ「そもそも、君しか知らないんだぞ、あれは」

京太郎「そうなんですか」

ゆみ「ああ、君だから見せたんだ」

ゆみ「……そんなわけで、犯人」

京太郎「……」

ゆみ「返事をしろ、犯人」

京太郎「……ふぅ」

京太郎「ばれてしまってはしょうがないですね」

ゆみ「ばれるも何も、隠す気が微塵も無かったな」

京太郎「そうです、俺がやりました、ええ、俺がやりましたとも」
572 :>>569せやね、済まぬ ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:41:44.71 ID:SEjWLWuu0
京太郎「あの素晴らしいお言葉達――世に出さないわけには行かないでしょう?」

ゆみ「君は馬鹿か」

京太郎「何でか、ゆみさんにはよくいわれますね」

ゆみ「……それに、発売中ってなんだ発売中って」

京太郎「ベストセラーですよ、今」

ゆみ「どうして私はそれを知らないんだ」

京太郎「情報統制ですね」

ゆみ「君はその技術をもっとほかの物に使えばいいんじゃないか?」

京太郎「俺のこの身は全てゆみさんに捧げると決めていますので」

ゆみ「そうか、それは嬉しいな」

ゆみ「それなら、すぐにこれをやめさせろ」

京太郎「いや、無理だと思いますよ」

ゆみ「不可能を可能にしろ」

京太郎「俺は有閑でも勇敢でもないんです」

健夜「ゆみちゃん、ゆみちゃん!」

ゆみ「……えっと、今忙しいので」

健夜「この本、面白いね!」

ゆみ「」

健夜「なんだか懐かしい気持ちになれて……」

健夜「……私もこんなころあったなぁ……って」

咏「ゆみち〜ん、いるか〜い?」

咏「にゃはっ、ゆみちんのポエム読んだぜぃ」

咏「正直意味はわっかんねーけど、面白かったよ〜」

良子「えっと……いるか?」

良子「ああ、いたいた、ゆみ」

良子「君はとてもクールな頭脳を持っているようで、私は感銘を受けたよ」

良子「うむ……これは世に出すべき名作だな」

ゆみ「……」

京太郎「ほら、大反響」

ゆみ「京太郎、お説教だ」

京太郎「なんでですか!?」
573 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:42:32.48 ID:SEjWLWuu0
京太郎「大反響です、大繁盛です、印税生活がっぽがっぽですよ!」

ゆみ「黙れ」

ゆみ「……えっと、三人方も出来ればその本を捨てていただきたいんですけど」

健夜「……加治木ポエム集、第4章、魔法の巻、3部、2個目」

咏「自らが正しいと思ったことを貫き通す、たとえいかなる状況であろうとも」

良子「それは決してパワーだけによるものではなく、そこにあるのはミラクルであり、マジックでもあるのです」

ゆみ「……」

ゆみ「……死にたい」

京太郎「人生生きていればいいことありますよ」

ゆみ「君の所為だ、君の」

はやり「ゆっみちゃ〜んっ☆」

ゆみ「……はぁ」

はやり「わわっ! 話しかける前から溜息だなんて、はやりん悲しくて泣いちゃうゾ☆」

ゆみ「……用件はその手に持ってるものですか?」

はやり「すご〜いっ☆」

はやり「ゆみちゃんってば、超能力が使えたりするの?」

ゆみ「……」

はやり「……京ちゃん、ゆみちゃん元気ないよ?」

京太郎「いろいろあってブルーになっているんです」

京太郎「それの最初のページを呼んであげてください、きっと元気が出ます」

ゆみ「追い討ちをかけるな」

はやり「かしこまりましたっ☆」

ゆみ「かしこまらないでください」

はやり「えーっと……序論!」

はやり「この本は、全てドッキリであるっ☆」

ゆみ「……は?」

健夜「ふふ、ドッキリ大成功っ!」

咏「にゃははは、ゆみちんの呆け顔すっごく面白かったぜぃ」

ゆみ「……」プルプル

良子「ノーウェイノーウェイ、落ち着く落ち着く」

はやり「はやり達は頼まれたからやっただけだもんねー☆」

ゆみ「……」ギギギ

京太郎「……ハロー」

ゆみ「遺言は」

京太郎「……」

京太郎「クールぶって心の中で慌てふためいてたゆみさん、超可愛かったです!」

ゆみ「死ねっ!」

京太郎「げぼぉっ!?」

……結局、これから一日中話しかけてくれなかった。


終わり
574 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 01:43:46.81 ID:SEjWLWuu0
どうでもいいけど、章と巻が逆だった気がする。


もう一個くらい何か書きます、誰かいるならば。

>>577
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:02.51 ID:ULX8uR4xo
姫様とロッカー
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:39.56 ID:HXjJOW4ao
続むっきーのうなじ観察
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:40.49 ID:b8NK3aazo
宥姉に「暑い」と言わせる試み
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:41.15 ID:ujvRE1X/o
かじゅと勉強会
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:42.09 ID:mCc3spYuo
京太郎とこーこちゃんが二人きりでいたから気になって尾行するアラフォー
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:42.94 ID:KqGwu8SUo
咲ちゃん、京太郎と同じ趣味を持とうとプロ麻雀煎餅カードを集めだす
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:47:43.28 ID:A/GG2rcmo
モモが堕ちたぞ!
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:49:01.55 ID:husIwW8h0
全員の好感度が高い状態なのでやや修羅場気味な麻雀部
583 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 02:08:23.87 ID:SEjWLWuu0
長くなりそうなので、明日に繰り越します、済まぬ。


今日はこれにてしゅーりょー、お付き合いありがとうございましたー
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 02:11:42.64 ID:ujvRE1X/o
乙ー
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 02:13:01.17 ID:vphLM/EF0
乙でした
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 02:13:15.84 ID:dKmN5TiMo
乙やでー
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 02:15:06.79 ID:ULX8uR4xo
おつ
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 03:51:23.82 ID:RWj9YvYho
>例えば、その人の褒めてくれたものを思わず握り締めたり。
自分の胸揉んでんのかと思った
589 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:33:20.67 ID:SEjWLWuu0
くっそ長くなった、投下します。
590 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:34:05.26 ID:SEjWLWuu0
〜宥姉に熱いといわせてみよう〜


晴江「第一回、宥に熱いといわせる選手け〜〜〜んっ!」

玄「わー!」パチパチ

穏乃「……何これ?」

憧「いや、私に聞かれてもわからないって」

灼(タキシード姿のハルちゃん……いいなぁ)

京太郎(……そういえば、宥さんがいないな)

晴江「ルールは簡単、宥に熱いといわせた人の勝ち!」

晴江「というわけで、早速登場していただきましょう、どうぞっ!」

京太郎(……律儀にスチームまで用意してるよ)

憧「随分と大掛かりね」

灼「いろんな人にお金借りてたから」

玄「おねーちゃんのためにそこまでしてくれるなんて――」

灼(違うと思う)

宥「え……えっと……ど、どうも……」

穏乃「あ、宥さんだ、おーいっ!」フリフリ

宥「……」フリフリ

京太郎「……何時見ても厚着ですよね、あれ」

灼「今の季節って何時だっけ」

玄「すいかが美味しい季節だよ」

憧「それも、その中でも特別暑い日」

京太郎「それであの服装か……」

憧「ぶっちゃけ、熱いなんていわせるの無理じゃない?」

灼「私もそんな気がする」

晴江「果てさて、実況は私赤土晴江でお送りします!」

京太郎(実況なのにタキシードなのか)

晴江「そして、今日はなんとスペシャルなゲストをお呼びしております!」

穏乃「誰だろ?」

憧「……たかがお遊びにお金かけすぎじゃない?」

灼「ハルちゃんは何に対しても全力を尽くす人だから」

京太郎「それに、スペシャルゲストはお金かかりませんよ」

玄「……なんで?」

京太郎「俺の知り合いですし」

晴江「どうぞ!」
591 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:35:09.94 ID:SEjWLWuu0
健夜「……ど、どうも」

晴江「」

灼(ハルちゃんが息してない!)

玄「……京太郎君、あんな人と知り合いなんだ」

京太郎「ネトゲで知り合いました!」

京太郎「すごいですよあの人。ネトゲなのにレベルがカンスト寸前です」

健夜「それ以上言わないで、京太郎君!」

京太郎「」ビクッ

健夜「……さて」

健夜「よろしくお願いしますね、赤土さん」

晴江「よ、よよよ、よよ、よよよよよよろしく!」

灼(ハルちゃんが!)

晴江「さて、それじゃあ始めよう、うん、始めよう、すぐ始めよう」

晴江「そんなわけで、先鋒は憧ね」

憧「え……わ、私?」

晴江「うん、そう」

穏乃「どういう順番で決めてるのかな?」

京太郎「適当じゃね?」

灼「普通に先鋒順でいったら玄だしね」

玄「おまかせあれ!」

京灼穏「……」

玄「なんでそんな目で見るの!?」

憧「……私から、かぁ」

晴江「それじゃ、憧は準備をお願いしまーす」

憧「……いきなりだなぁ」

憧「さて……んしょ……っと」

晴江「おっと、ここで取り出したのは!」

健夜「……布団、ですね」

健夜「それも四十枚くらいの」

京太郎(どうやって持ってきたんだ)

晴江「そして、それを積み重ねていきます!」

灼(……憧ってあんなに筋力あったっけ?)

玄(筋力以外の問題な気がする……)

穏乃「憧すっご〜〜〜いっ!」

京太郎「……ああ、なるほど」

穏乃「ん?」

京太郎「いや……」

京太郎(……穏乃に付き合ってたらそんな力がつくのも頷けるのかな……)

玄(いや、だからそれ以前の問題だってば)

憧「……ふぅ、完成!」
592 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:36:52.50 ID:SEjWLWuu0
晴江「これは大きい、まるで点に聳え立つ塔だ〜〜っ!」

晴江「これについてどう思いま――」

健夜「そうですね……物量で攻めるのはいいことだと――」

健夜「――赤土さん?」

晴江「げふぅっ!」

健夜「赤土さん!?」

晴江「あははは、大丈夫大丈夫、持病の喘息だから……ごほぉっ!」

健夜「ちょ……だ、大丈夫ですか、赤土さん!」

晴江「大丈夫大丈夫……ノープロブレム問題ないでござりまするぞもなし!」

健夜「大丈夫じゃないよね!?」

憧「……」

宥「……憧ちゃん?」

憧「ううん、なんでもない」

憧「さ、宥姉、この中に入って!」

宥「う、うん……」

憧「どうよっ!」

宥「う……」

宥「……」

宥「……むぎゅぅ」

憧「あ」

晴江「あ」

健夜「……つぶれましたね」

晴江「……私のインターハイへの夢が?」

健夜「いつの話!?」

晴江「っと……そんなわけで、憧は失格ね」

憧「ぐ……」

京太郎「……あの、宥さん大丈夫ですか?」

玄「うーん……あのくらいなら大丈夫」

宥「……」ヒョコッ

憧「あ、宥姉!」

穏乃「生きていたんですね!」

宥「勝手に殺さないで!?」

宥「それにしても…………あったかい……」

京太郎(正直布団40枚は痛いとか重いとかが先に来ると思う)

灼(ハルちゃん大丈夫かな……さっきからすごい顔してるけど)

晴江「さて、それじゃあ気を取り直していきましょう!」

晴江「んじゃ、次はシズ!」

穏乃「ん……私かー」

憧「リベンジ頼んだよ!」

穏乃「まかせとけって!」
593 :>>591 京太郎(……穏乃→京太郎(……シズ ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:38:07.82 ID:SEjWLWuu0
憧「……ぶっちゃけ勝負はどうでもよかったから早く終らせたかった」

京太郎「気持ちはわかります」

憧「いや、宥姉に熱いと言わせるなんて無理でしょ」

灼「……今までそういったことほとんど言ってないからね」

玄「そうでもないよ?」

京太郎「えっ」

玄「えっ?」

憧「……そっか、玄は妹だから」

灼「私たちが知らない部分も色々と知っているんだ」

玄「ふふん、おねーちゃんのスリーサイズだってばっちりいえるよ!」

京太郎「是非教えてください」

灼「あ、こんなところに丁度いい大きさのボウリングの球が……」

京太郎「冗談です、しまってください」

晴江「さ、シズの準備も終ったようです!」

健夜「……あの、赤土さん」

晴江「」ビクッ

健夜「……高鴨さんの服装も大概じゃありませんか?」

晴江「あ、あれは私が育てたからね!」

健夜「そうなんですか?」

晴江「そう!」

健夜「だから、裸ジャージなんですか?」

晴江「そう!」

健夜「……あ、そうなんですか、はい」

晴江「……あれ?」

京太郎「……今日もあの下に何も着ていないのか……ゴクッ」

灼「憧ちゃん、ボーリングの球いる?」

憧「投げられるように軽い奴でお願い」

京太郎「いや、確かに悪いと思ってるけど!」

京太郎「でも、悪いのは向こうもだろ、服着ろよ!?」

玄(わぁ……すごい正論)
594 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:38:37.14 ID:SEjWLWuu0
穏乃「さて、準備できたよ!」

宥「……これは?」

穏乃「なわとび!」

宥「いや、それはわかるんだけど……」

穏乃「それをこうして……はやぶさ飛びをずっと繰り返してみて?」

健夜「……上手いですね」

晴江「シズは運動神経がいいからね」

健夜「なんで麻雀部にいるんですか」

晴江「茶道好きな麻雀部だっていることだし、いいんじゃない?」

健夜「なるほど……」

晴江(いよっし、漸く普通に話しかけれた!)

健夜(やっと普通に話しかけてくれたよ……私ってそんなに怖いのかな……?)

宥「……えいっ」

宥「あうっ!」ベチ

穏乃「あははっ、もっとこう高く飛んで、もっと腕を早く回して!」

宥「うぅ……んっ!」

宥「あうっ!」ベチ

穏乃「そんなんじゃだめだってば!」

穏乃「これくらい序の口だよ!」

宥「……序の口?」

穏乃「最後の目標は六重はやぶさ飛び!」

宥「……」

宥「……ごめんなさい、無理です」

晴江「はい、シズ失格ー」

穏乃「えー、なんでだよーっ!」

晴江「いや、当然でしょうが」

穏乃「おっかしいなぁ……これが出来たら熱くなるんはずなんだけどなー……」

憧「そんなの誰も出来ないわよ」

穏乃「私は出来るよ?」

京太郎「シズで世界を当てはめるな」

穏乃「どういう意味さ!」

玄「いや、そのままの意味だと思う……」

灼「うん」

穏乃「……おっかしいなぁ」

京太郎(どう考えてもおかしいのはシズだっての)
595 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:39:22.04 ID:SEjWLWuu0
晴江「んじゃ次、灼」

灼「」ビクッ

穏乃「頑張れ灼さんっ!」

憧「……これ何時まで続くのかしら」

京太郎「終るまででしょうね」

玄「お姉ちゃん大丈夫かな……」

灼「……よし」

京太郎「何か秘策があるんですか?」

灼「一応……ね?」

健夜「何か考えてきたみたいですね」

晴江「うちの部活で一番冷静で、一番頭がいいからね」

晴江「きっと予想外の方から切り返してくるよ」

健夜「それは楽しみですね」

晴江(と……とまれ、私の冷や汗! 小鍛治プロはこんなに優しく接してきてくれてるんだから!)

灼(ハルちゃんのためにも早く終らせないと……)

灼「……それじゃ、宥さん」

宥「ん?」

灼「この辞書持ってください」

宥「わ……なに、この『厚い』辞書」

京太郎「おおっ!」

玄「ふ〜む、なるほどなるほど……考えたね、灼ちゃん……」

憧「あー……なるほど、そういう手もあったのか……」

穏乃「……どういうこと?」

憧「ほら、厚い――って今言ったでしょ?」

穏乃「うん」

憧「この大会の目的は?」

穏乃「……!」

穏乃「……なるほど、さすが灼さん!」

灼「……」ブイッ

晴江「あ、それはダメだよ、灼」

灼「ええっ!?」

晴江「だって、その厚いと熱いは違うし」

健夜「大会の趣旨と変わりますからね」

晴江「そうそう」

灼「……」

灼「……ダメ?」

晴江「だめー」

灼「……じゃ、降参で」

晴江「まったくもう……みんなだめだめだなぁ、あはははは」

灼「……」イラッ
596 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:39:55.40 ID:SEjWLWuu0
晴江「んじゃ、次は京太郎、いってみよっか!」

京太郎「俺……かぁ」

玄「私が最後なんだ」

憧「だって、どうやって言わせるかわかってるでしょ?」

玄「うん」

灼「……出来レース」

京太郎「なら、俺がその出番をなくしてきてやるぜっ!」

穏乃「おぉっ、自信満々だね!」

京太郎「こんなこともあろうかと思って、ずっと考えていたからな!」

憧(どんなことよ)

健夜「あ、京太郎君だ、おーい」

晴江「……そっか、京太郎と知り合いなんだっけ?」

健夜「うん」

健夜「ネトゲでカモられてたところを助けてからの知り合いだよ」

晴江「……」

京太郎「……それじゃ、いきますよ、宥さん」

宥「う、うん……」

宥「……何するの?」

京太郎「宥さんはそこにいるだけでいいです」

宥「?」

京太郎「……それでは、行きます」

宥「う、うん」

京太郎「諸君 私は宥さんが好きだ」

宥「!?」

京太郎「諸君 私は宥さんが大好きだ」

京太郎「マフラーをかけた宥さんが好きだ」

京太郎「眼鏡をかけた宥さんが好きだ」

京太郎「小動物見たく震えている宥さんが好きだ」

京太郎「こたつでぬくぬくとしている宥さんが好きだ

京太郎「柔らかい笑みを浮かべる宥さんが好きだ」

京太郎「お姉さんのように俺達を導く宥さんが好きだ」

京太郎「浴衣を着てもマフラーははずさない宥さんが好きだ」

京太郎「みんなから愛される宥さんが好きだ」

京太郎「俺を見てくれる宥さんが好きだ――(以下略)――」

宥「あわ……あわわ、あわ、わわわぁっ!?///」
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:40:25.01 ID:EC9IrehQo
晴絵
598 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:42:12.47 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……俺の気持ち、どうでしたか?」

宥「えと……え、えっと……ぁぅ……」

憧「……こんなところで告白しないでよ」

京太郎「え……告白?」

京太郎「告白になるのか……これって?」

宥「えっ?」

京太郎「だって俺は……いつもお姉さん風にしている宥さんが好きだったから、その気持ちを言葉にして、あったかく――いや、熱くなってもらおうかと思ってたんだけど」

灼「……うわぁ」

京太郎「え、えっ?」

宥「……あの、京太郎君」

京太郎「どうですか、熱かったですよね!」

宥「寒い」

京太郎「」

宥「……つーん」プイッ

晴江「はい、京太郎失格」

京太郎「……」ガクッ

健夜「ばか……」ボソリ

晴江「ん?」

健夜「なんでもないです」

京太郎「おっかしいなぁ……」

憧「ばーか」

穏乃「……ばーか」

玄「……ぷいっ」

灼「……ばか」ボソリ

京太郎「おおう、なんと冷たい歓迎」

憧「無視しないだけ感謝しなさい」

玄「普通あんなこといったらもうこの場にはいられなくなるよね」

京太郎「日ごろの俺の行いがいいからだな!」

灼「京太郎、最近ボウリングのピンが一本足りなくなって困っているんだけど」

京太郎「ピンになれと!?」

晴江「……さ、気を取り直していきましょう!」

玄「京太郎君京太郎君、本当にああいうときは言葉を選んだほうがいいと思うよ」

京太郎「……肝に銘じておきます」

憧「はぁ……まったく……」

京太郎「おかしいな……上手くいくと思ったんだけどな……」

灼「常識を勉強しなおしたほうがいい」

京太郎「俺が非常識人だと!?」

穏乃「うん」

憧「いや、シズは人のこといえないからね」

穏乃「ええっ!?」
599 :>>597ミスった、本当にごめんなさい ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:43:25.26 ID:SEjWLWuu0
晴絵「んじゃ、最後は玄!」

玄「ふふん、私の番だよ!」

晴絵「格好良く決めちゃって!」

玄「おまかせあれ!」

玄「おねーちゃん、おねーちゃん!」

宥「……玄ちゃん」

玄「ちょっと待っててね、今用意するから」

晴絵「おっと、ここで取り出したのはポット!」

健夜「どこにしまっていたんでしょうね」

晴絵「そりゃあ……あの、大きな――」

健夜「いや、入らないよね!?」

宥「?」

玄「えっと……はい、できた!」

玄「おねーちゃん、飲んでっ!」

宥「……」

玄「……飲んでくれないの?」

玄「おねーちゃんのために作ったのに……」

宥「う……」

玄「……」

宥「……い、いただきます」

玄「どうぞ!」

宥「……」

宥「ふぅ……ふぅ……」

宥「……」ズズ

宥「あちゅっ」

晴絵「おっと!?」

晴絵「今熱いと聞こえましたが、審議の方は!?」

健夜「……確かに熱いといってましたね」

健夜「なるほど……その手がありましたか……」

京太郎「……宥さんって猫舌だったんですか」

穏乃「知らなかったなぁ……」

憧「確かにこれは玄にしかわからないね」

灼「……やっぱり出来レースだった」

京太郎「楽しかったんだからいいんじゃないですか?」

灼「京太郎がそれを言う?」

京太郎「……」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:45:01.96 ID:EC9IrehQo
>>599 ボーリングの玉飛んでけりゃセーフ
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:45:14.28 ID:2odYygKGo
???「はるちゃんの漢字は晴絵だボケェ!」
602 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:45:27.40 ID:SEjWLWuu0
晴絵「はい、そんなわけで、第一回、宥姉に熱いといわせる選手権しゅーりょー」

晴絵「んじゃ、かいさーん」

健夜「表彰とかないの!?」

晴絵「舞台を用意するのでお金を使い切ったからもうどうしようもないんだぜっ!」

健夜「大丈夫なの!?」

灼「……ハルちゃんと小鍛治プロ、仲良くなったなぁ」

京太郎「元来二人とも人付き合いはいいほうですしね」

憧「……何二人して親みたいなこと言ってるのよ」

穏乃「玄さん、すごいよ!」

玄「ふふん、おねーちゃんに関しては右に出るもの無しです!」

宥「……ちょっと恥ずかしい」

玄「ふふん」ドヤァ

灼「……で、どうする、この後?」

京太郎「結局何のために集まったんでしょうね、俺達」

晴絵「思ったが吉日だと思った」

晴絵「反省はしていない、後悔もしていない」キリッ

灼「……ハルちゃん」

晴絵「よっし、それじゃ二次会行こう二次会!」

憧「……は?」

晴絵「次は灼の家でボウリングね!」

健夜「……それじゃ、私はこれで」

晴絵「何言ってるのよ、小鍛治プロも一緒に参加!」

健夜「え……で、でも……」

晴絵「私だって、貴方とは仲良くしたいからね、これを期に親睦を深めよう!ってことで来てくれないかな?」

健夜「……それなら、お邪魔します」

晴絵「邪魔なんかじゃないぜっ!」

健夜「……だって、震えてるし」

晴絵「む、武者震い!」

健夜「汗かいてるし」

晴絵「む、武者汗!」

健夜「なにそれ!?」

晴絵「ともかく、私もがんばるから、大丈夫だから、けじめをつけるから!」

晴絵「仲良くしよう、ね、ね!」

健夜「う、うん……わかった」

京太郎「……ほほえましいですね」

灼「だね」

憧「だから親かっての」


おわり
603 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 12:49:33.53 ID:SEjWLWuu0
ついでに>>593ボーリング→ボウリング

>>601 許してください、なんでもしますから!

最悪な誤字したし、お詫びの小ネタ安価>>607
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:49:59.45 ID:UulGh/y0o
ksk
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:52:10.54 ID:Tn+qqmmmo
ksk
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:52:27.08 ID:AU34aP+M0
絹恵ちゃんなでしこJAPANに選抜、WC決勝出場
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:52:29.00 ID:EC9IrehQo
京ちゃん大会残り分岐
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:52:30.04 ID:2odYygKGo
ハルちゃ…じゃなくて

モモとかじゅのガチ修羅場で
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:53:31.90 ID:EC9IrehQo
残り全部無理なら咏ちゃんでお願い
610 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/08(土) 12:54:58.41 ID:SEjWLWuu0
>>609了解
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:58:11.23 ID:kqGOUp25o
修羅場じゃなくて良かった
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 13:30:35.64 ID:7VVGRuFIO
点に聳え立つ塔……か
613 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/08(土) 13:34:10.81 ID:SEjWLWuu0
〜京ちゃん大会……咏ちゃんver〜


咏「んで、誰を選ぶのかねぃ」

そもそも抱きつくってなんだよ、とか色々問いたい。

しかし、彼女たちにとってはそれは本望である。

本当に望んでいることである。

だから、きっと抱きつけば喜ぶんだろうけど。

京太郎「……」

勿論、5人全員にすることなんて出来ない。

まず、俺自身にそう言った甲斐性が無い。

あったなら、まずこんな大会なんて開かれていない。

5人の行為に気がつきつつも保留したり、のらりくらりと逃げ続けたり。

何時までたっても答えを出さなかった俺に甲斐性なんてあるはずがない。

京太郎「……」

そう、これはつけだ。

今まで逃げ続けていたつけだ。

漸く帰ってきた。

帰ってきてしまった。

京太郎「俺は――」

和「……」

一「……」

佳織「……」

照「……」

咏「……」

5人が5人、それぞれ緊張した面持ちでこちらを向いている。

その中から1人を選ぶ。

……すでに選ばれている。

これが始まるずっと前から。

俺は。

俺の答えは。

京太郎「……」

た、と一歩進めば、みんなが肩を震わす。

誰もが、聞きたいけれど聞きたくない――そういった、複雑な表情をしていた。

京太郎「……」

無視する。

無視しなければいけない。

た、た、と、淡々と一歩ずつ進む。

そして俺が選んだのは。
614 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/08(土) 13:34:50.52 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……咏さん」

咏「およっ!」

京太郎「……これでいいですか?」ギュッ

咏「……それは本来私の台詞だと思うんだけどねぃ」

自分より一回りも小さい彼女を抱きしめる。

たとえ胸が無くたって、女の子だ。

柔らかくて、気持ちがいい、なんて。

咏「京ちゃんは、私でいいんだよね?」

京太郎「そうじゃなかったらこうして抱きしめていませんって」

咏「……ま、そうだけどさ」

ぎゅぅ、と抱きしめる。

抱き寄せる。

まるで子供をあやしているみたいに見えるかもしれないけど。

ただただ、愛情を持って。

京太郎「……」ギュゥ

和「……行きましょうか」

遠くでそんな声が聞こえた。

一声もかけずに、和たちは部屋を出て行った。

残されたのは俺達二人だけ。

咏「……」

京太郎「……」

動こうとせず、互いが互いを抱きしめる。

お互いがお互いを包み込む。

咏「……なー、京ちゃん」

京太郎「どうしました?」

咏「誰もいなくなったから聞くけど……」

咏「……京ちゃんが私を選んだのは、5人の中から渋々かい?」

咏「それとも、全人類の中から唯一、かい?」

顔を上げる。

上目遣いというか、もはや見上げる形になってしまっているが。

京太郎「そうですね……」

京太郎「……全人類の中から一人、でしょうか」

咏「おぉ、強く出るねぃ」

京太郎「……ずっと」

京太郎「ずっと、決めていたんです」

貴方にすると。

咏さんを幸せにしたいと。
615 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/08(土) 13:36:16.79 ID:SEjWLWuu0
京太郎「それが出来なかったから、こんなことになってしまいました、けど」

咏「にゃは、京ちゃんは悪い子だねぃ」

京太郎「よくいわれますよ?」

咏「そうなの?」

咏「私は知らんけどー」

京太郎「……と、こんな風に」

京太郎「俺には甲斐性が無いんです」

京太郎「他人の悲しむ顔がみたくない、とフることすら躊躇っていた屑です」

京太郎「それでも」

京太郎「……それでも、咏さんは俺を選んでくれるんですか?」

咏「……あはは、馬鹿だなぁ、京ちゃん」

咏「そうじゃなかったら、私だってこんな大会主催してないぜぃ?」

京太郎「……」

咏「私だって、同じだよ」

咏「取られるのが怖いから、こうして、ゲームのようにして」

咏「一度取られても取り返せるように、何度もこのゲームをすることに決めて」

京太郎「……あのー、聞き捨てなら無い単語が聞こえたんですが」

咏「んにゃ、そこには後で突っ込んでほしいなー……っと」

咏「ともかく、これほどまで予防線をはってでも京ちゃんを手に入れたかったのが私だよ」

咏「私は、そんな優しすぎる京ちゃんだって好きなんだぜぃ」

髪の毛で少し隠れた目が、に、と笑う。

咏「だから、選ぶよ、京ちゃんのことを」

咏「世界にたった一人しかいない、君の事を私は愛しているんだよねぃ、にゃはは」

そして、いつものように快活に笑った。

赤い頬を隠すように、大きく笑った。

京太郎「……そうですか」

……ああ、どうしてくれるんだ。

それで、愛しさが増してしまったじゃないか。

咏「私はさ、京ちゃんの好きな体形とは程遠いかもしれないけれど」

咏「……胸とか」

京太郎「……」

ちら、と視線をおろす。

すぐに目を逸らした。

咏「でも、さ、京ちゃんを愛している気持ちは誰にも負けないつもりだぜぃ」

京太郎「……そうですか」

咏「ああ、そうさ」

咏「成長しないからだ――京ちゃんの大好きな体形に近づけないのが本当妬ましいくらいに、愛しているよ」

咏「……だから、京ちゃん」

咏「私を選んでくれてありがとう、今、最高に幸せだぜぃ」
616 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 13:36:51.51 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……よかった」

京太郎「よかった、です」

京太郎「よかったです、けど」

咏「けど?」

京太郎「何度もこれは開かれるんですか?」

咏「にゃはは、そうだねぃ」

京太郎「こうして相思相愛になったのに?」

咏「全員一致でやめることは出来るけど、難しいんじゃねー?」

京太郎「……咏さんはそれでいいんですか?」

咏「んにゃ、別に構わないよ」

咏「つまりそれだけ、京ちゃんに私の可愛らしさを見せることが出来るってことだしねー」

咏「それに、京ちゃんは私を選んでくれるって信じているから」

京太郎「わぁ、大きな信頼」

咏「だって、全人類の中から唯一を選んでくれたんだぜぃ?」

咏「そりゃ、信頼度もマックスだぜぃ」

京太郎「……嬉しいです」

咏「私も嬉しいよ」

……と、少しだけ静かになる。

そうして漸く俺たちは離れた。

咏さんは口元を扇子でかくして、きっと赤らみをばれないようにしている。

咏「んじゃ、京ちゃんデート行こう、デート」

京太郎「いきなりですか」

咏「相思相愛記念だよ、ほら、早く!」

京太郎「……あ、待ってください」

咏「ん?」

京太郎「……ほら」

手を繋ぐ。

恋人といったら、やはりまずはここから。

咏「……おぉう」

京太郎「どうしました?」

咏「予想外の幸せに押しつぶされそうだねぃ」

京太郎「それはよかった」

咏「んじゃ、デートの旅へレッツゴー!」

京太郎「お手柔らかにお願いしますね」

咏「くす……京ちゃん」

咏「キスしてお持ち帰りしてくれるまで、絶対はなさないからねぃ」

ニ、と今度は悪戯っぽく笑う。

……ああそうか、そういえばそういう商品だったっけ?


終わり
617 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 13:38:14.37 ID:SEjWLWuu0
>>614 これでいいですか→俺でいいですか

咏ちゃんの口調ってこんな感じでいいんだっけ……?
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 13:40:02.97 ID:nFjItao9o
つまりお持ち帰りしてからキスすれば、ずっと貰ったままで良いということか
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 13:43:54.29 ID:2odYygKGo
>自分より一回りも小さい彼女を抱きしめる。

やっぱ(ちっちゃいの)好きなんすねえ
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 14:01:36.61 ID:8kcDpTCE0
アレの五人兄弟の内四人が出てるんだよなあ…
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 14:57:10.59 ID:QqBMEQ9so
>……ああそうか、そういえばそういう商品だったっけ?

つまり5人は京ちゃんに金で買われて、こういうシチュのプレイとして取り合いゲームしていただけということか
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 16:37:53.25 ID:p9BBrOZIO
和にツンデレプレイ、咲に妹プレイ、はドラマCDで通った道
623 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 22:25:10.22 ID:SEjWLWuu0
>>621京ちゃんが五人に飼われる?(難聴)

堕ちネタが書きたいです、誰か安価とってください(懇願)


それじゃ、はじめるでー
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:25:36.27 ID:74fY0td0o
堕ちネタは任せろー
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:28:49.13 ID:M3ucnl340
堕ちネタ、書いてる時楽しいけど後でめっさ後悔するべ
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:33:42.53 ID:vU3JfErEo
イッチを堕とせばいいんだっけ?(すっとぼけ)
627 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 22:36:27.33 ID:SEjWLWuu0
>>625残念、ここのイッチは堕ちネタで英気が養われます!
と、言っても、他スレほどひどい鬱はかけませんけどね。
というか、ぶっちゃけ純愛or片思いならどんな状態でも大概いける。

>>627お……お手柔らかに……


京太郎「ただいまー」

叔母「ん、お帰り」

叔母「飯出来てるぜ?」

京太郎「サンキュ、んじゃすぐ食べるよ」

叔母「服くらい脱いでこいよ」

京太郎「それくらいわかってるっつの」

というか、コートとか着た状態だと単純に食べづらいし。

マナー云々以前の問題で。

京太郎「んじゃ、すぐ戻って――」

叔母「ああ、京太郎」

京太郎「ん?」

叔母「飯食ったらどうするんだ?」

京太郎「んー」


1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん)
4、散歩(コンビニ、宝くじなどもこちらから)
5、ヤクザさんに仕事を教えてもらおう
6、賭場へ
7、返済ボックス編集(現在101,700円)
8、はやりん召喚
9、その他(自由安価)
>>631
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:37:10.07 ID:4Sz6x9Om0
8
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:37:27.16 ID:bF5nLTMpo
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:37:29.17 ID:74fY0td0o
3モモ
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:37:31.11 ID:b8NK3aazo
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:37:42.80 ID:vphLM/EF0
633 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 22:43:03.41 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……普通に、店でも手伝おうかな」

叔母「……なんか、すっごい久しぶりだな」

京太郎「いや……たまには親孝行を、と思って」

叔母「親じゃねぇけどな」

からからと叔母さんは笑った。

叔母「……ま、手伝ってくれんのはありがてぇし」

叔母「よろしく頼むぜ」

京太郎「よろしく頼まれました」

叔母「んじゃ、まずは英気を養わねぇとな」

叔母「ほら、飯だ飯」

京太郎「ご飯食べたらすぐですか?」

叔母「京太郎が早く食べたら少しくらい食休みできるぜ」

京太郎「それは頑張らなければ」

叔母「急いでくって喉につまらせるなよ?」





>>636
60以上でそのキャラが来店します
(鶴賀、すこやんのみ)
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:44:03.94 ID:xNlS5iVdo
モモ
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:44:05.18 ID:74fY0td0o
モモ
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:44:09.04 ID:fEsXndVAO
むっきー
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:44:10.48 ID:2odYygKGo
モモ
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:44:14.93 ID:M3ucnl340
むっきー
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:45:46.96 ID:vU3JfErEo
【悲報】むっきースナイパーコンマスナイプできず
640 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 22:50:51.48 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……」

叔母「……おい、呆けてどうした」

京太郎「いや……」

京太郎「……見事なまでに知り合いがこねぇなぁって」

暇だ。

少しの雑談も出来ない。

くそう、学校の友人くらい一人くらい来てくれたっていいじゃないか。

……いや、いるよ?

別にモモ達だけじゃないぜ、俺の友人。

ぼっちじゃないぜ、俺。

叔母「いいことじゃねぇか、仕事しろよ」

京太郎「ああ、とりあえず大体の机は拭いておいたぜ」

叔母「まだほこりが乗ってる、やり直し」

京太郎「姑かよ!?」

叔母「私もいつか姑になるのかねぇ……」

京太郎「その前にいい人に恵まれなければだけどな」

叔母「よし、京太郎、そこへ直れ」

京太郎「今は仕事中だぜ、叔母さん」

叔母「安心しろ、仕事の邪魔はしねぇさ」

叔母「ただ、間違えて熱湯を顔面にぶっかけるだけで」

京太郎「宣言してる時点で間違えてねぇ!?」

叔母「……っと、ほら、呼んでるぜ」

京太郎「ああ、言ってくるよ」

叔母「それじゃ、私は熱湯を――」

京太郎「やめてください」

……結局知り合いは一人も来なかったが、その分仕事の効率はとても良かったのだった。


>>642*100が今日の給料
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:51:24.62 ID:xNlS5iVdo
おまかせあれ!
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:51:27.04 ID:74fY0td0o
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:52:27.34 ID:Nq49lwGIO
400円……だと……?
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:52:37.18 ID:M3ucnl340
子供のおこづかい並みなんだがww
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:53:13.65 ID:mCc3spYuo
客足を考えたら残当
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:53:35.14 ID:+yBjELu9o
まあ借金のこと考えたら家でバイトって意味無いしな
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:55:34.07 ID:vphLM/EF0
バイトって言うかお手伝いだな
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:57:36.55 ID:Nw5aArRWo
※残りの駄賃はクロチャーがおいしく頂きました
649 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 22:57:41.43 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……」

叔母「……」

京太郎「……」

叔母「……そんなに見られてもあげねぇぞ」

京太郎「いや、おかしいだろこれ!?」

京太郎「2時間くらい働いて400円って、400円って!?」

京太郎「仕事の効率が良かったとか言ってる俺が馬鹿みてぇじゃねぇか!」

京太郎「小学生のお小遣いだってもっと高いわ!」

叔母「うるせぇ、馬鹿!」

叔母「皿割ったのは誰だよ!」

京太郎「一枚だろ!?」

叔母「一枚も百枚も一緒だ!」

京太郎「超暴論!?」

叔母「ほら、400円だ400円」

叔母「……しゃあねぇ、サービスして500円にしてやるよ」

叔母「つり、100円」

京太郎「かわんねぇよ!」

叔母「いいから受け取れって!」

京太郎「受け取るけど、受け取るけどさぁ!」

叔母「……お前は知っているか?」

叔母「かのダンジョンにもぐる有名な商人も、おじいさんの背中を押し、地道に3Gくらいをあつめ続けて破邪の剣を買ったんだぜ?」

叔母「つまり、お前がこれから400円を手に入れ続ければいつか億万長者になるということだ」

京太郎「ゲームの世界だから出来ることだろうが!」

叔母「だー、もう、うっせぇ!」

叔母「それ以上言うなら10%にするぞ!」

京太郎「40円かよ!?」

叔母「ほら、受け取れ!」

京太郎「……」

ち、と心の中で舌打ちした。

仕方が無いだろう、うん。

叔母「……んで」

叔母「どうするんだ?」

京太郎「……」


1、寝る
2、散歩
3、賭場へ
4、メール(鶴賀、咲、すこやんのみ)
>>652
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:58:36.64 ID:fEsXndVAO
2
651 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 22:58:38.40 ID:SEjWLWuu0
訂正
1、寝る
2、散歩
3、賭場へ
4、メール(鶴賀、咲、すこやんのみ)
5、その他(自由)

1以外の場合、明日の朝に支障が出ます

>>655に変更
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:58:39.75 ID:ujvRE1X/o
4かじゅ
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:58:42.95 ID:74fY0td0o
4モモ
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:58:49.33 ID:4mK5W0k2o
モモ 4
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:58:53.13 ID:xNlS5iVdo
4モモ
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:59:30.06 ID:ujvRE1X/o
連投規制……
657 :>>656 すまんかった ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:04:34.83 ID:SEjWLWuu0
52,490 →52,890

京太郎「……寝る」

叔母「おう、寝ろ、寝ろ」

叔母「寝て覚めたら400円が400万円に変わってるだろうさ」

京太郎「そんな夢の世界にいたら借金なんてしてねぇよ」

京太郎「おやすみ」

……と、自室に戻る。

しかし、すぐ眠る気にもなれない。

いや、ちょっとムカムカしてますし。

俺が稼がなかった分は食費とかに使うんだろうから仕方ないけどさ。

400円って。

400円って。

京太郎「……」

こんな気持ちで眠ってしまっては、明日の朝を快適に過ごせない。

いや、夜更かししたほうが快適じゃないかもしれないが、そこは気分の問題だ。

京太郎「……よし」

メールしよう。

やはり、こういうときは誰かとふざけるのが定石だ。

そんなわけで、モモの名前を受信欄に入れる。

思いついたのが彼女だったから。

……さて。

どう送ろうか?


1、日曜どうする?
2、その他(自由安価)
>>660
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:05:08.57 ID:ujvRE1X/o
ksk
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:06:12.00 ID:Nw5aArRWo
2 バイトで400円しか貰えなかった;;
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:06:15.09 ID:2odYygKGo
俺が転校するって言ったらどうする?
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:11:43.31 ID:xM275cYF0
おにちくが居るwwww
662 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:15:18.86 ID:SEjWLWuu0
京太郎「俺が転校するって言ったらどうする?……っと」

……特に意味も無い、他愛のない会話の一つとして。

どちらかといえば漫才の種の一つとして、そう送ってみた。

『いきなりどうしたっすか?』

帰ってきた返信は、困ったように笑う彼女が簡単に浮かぶような文面だった。

京太郎「いや、暇だったからさ……っと」

『それで、その内容っすか』

京太郎「漫才のひとつくらいは出来るかなって……っと」

『もう、こんな遅いのに』

京太郎「モモと漫才がしたかったんだよ……っと」

『斬新な口説き文句っすね』

京太郎「口説かれてくれたか?……っと」

『残念』

京太郎「ちぇ……っと」

『……で、京ちゃんが転校するっていったら……っすか』

『そうっすね……とりあえず、ちゃんと見送ってあげるっす』

『送る会みたいなのも開いちゃうっすよ!』

京太郎「小学生以来だな、その名前……っと」

『懐かしさを思い出すためにも、って感じっすね』

京太郎「送り出す人に思い出させるよなことかよ……っと」

『まあ、私と京ちゃんには小学校の思い出って言うのが無いから、何も思い出さないっすけどね』

京太郎「だろうな……っと」

『……で、京ちゃんが遠くに言ったら』

『まず、メールを送ったりして、京ちゃんとのつながりを絶たないようにするっす』

京太郎「最初はみんなそういうんだけどなぁ……っと」

……そういえば、最近咲からメールが無い。

それだけ向こうで楽しくやれているのだろう。

きっと成功しているのだろう。

……非常に喜ばしいことだ。

『それから、どんなに遠くても会いにいくっす』

京太郎「ほんとに?……っと」

『ほんとのほんとにっす』

京太郎「北極に引っ越しても?……っと」

『もちろん会いにいくっすよ』

『白熊も見てみたいっすからね』

京太郎「それじゃ、モモが来るまでに白熊と仲良くなっておかないとな……っと」

『金太郎に京太郎……響きも似てるっすね』

くす、と思わず笑みがこぼれた。

もしかしたら、北極で白熊と相撲している俺、というパラレルワールドもあるのだろうか。

……いや、ねぇな。
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:16:39.00 ID:KqGwu8SUo
北極でシロクマと相撲とか
相撲回のタルるーとか
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:17:53.34 ID:HUD3djqAO
白熊のカフェの常連さんだな
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:18:27.85 ID:KqGwu8SUo
パンダくんじゃねーか!
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:18:48.05 ID:M3ucnl340
北極で白熊と相撲…… シロ×熊倉!?(難聴)
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:19:29.29 ID:Nw5aArRWo
慌しい毎日ここはどこだい すごく疲れた シロクマです
668 :パンダくんと聞いて真っ先にパンダコパンダが思い浮かんだ、何でだろ ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:24:35.01 ID:SEjWLWuu0
『……で、最後に』

京太郎「まだ続きがあるのか……っと」

『もちろんっす』

『……で、最後に』

『私もきっと、そこに行くっす』

京太郎「……そりゃ、またどうして……っと」

『一番の友達の傍には、一番傍にいたいじゃないっすか!』

京太郎「北極だぜ?……っと」

『……まだ、その設定だったっすか』

京太郎「北極じゃなくてもだな」

京太郎「例えば……それこそ岩手あたりに引っ越したらどうするんだ?……っと」

『ついていくっすよ』

京太郎「……」

『今はまだ、高校生だからそうやって自分勝手に移動は出来ないっすけど』

『いつか、社会人になったら、自営業でもしない限り――したとしても、引越しなんて簡単に出来ないっすけど』

『それなら、大学生になったら、京ちゃんの下に私は行くっす』

『たとえそれが北海道でも、っす』

京太郎「……」

……きっと、咲もそのつもりだったのだろう。

俺が諭さなければ……いや、そんなにすごいことをしたとも思ってないけれどさ。

京太郎「……」

程度は違うけど、モモも同じなのだろうか。

同じく、俺に依存するような。

京太郎「……そっか……っと」

『そうっすよ』

京太郎「サンキュ……っと」

『自分勝手にやってることっす、礼を言われることはないっすよ』

京太郎「……ま、そんなことないんだけどな……っと」

『わかってるから、こうやって好き勝手にいえるっすよ、くす』

わざわざ文末に冗談であると示すように、笑う表現を残した。

京太郎「……冗談か……っと」

『当然っすよ』

『私にも、私の世界があるっす……京ちゃんだけで出来てるわけじゃないっすもん』

京太郎「……」

そのわりに、メールの返信は早かった気がしたけれど。

……本当のところはどうなのだろう。


モモの好感度が上がりました。
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:26:13.34 ID:xNlS5iVdo
もう完全に依存してますね…
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:26:15.10 ID:4Sz6x9Om0
モモは可愛いなぁ
671 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:29:35.32 ID:SEjWLWuu0
1、そのまま寝る
2、誰かにメールする
3、家を抜け出して賭場へ
>>675
2を選んだ場合、更に朝イベントの消滅率が上がります
3を選んだ場合、完全に朝イベントが消滅し、また昼以降にも影響が生じます。
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:29:57.22 ID:GBOBNdAAO
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:30:03.73 ID:b8NK3aazo
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:30:29.85 ID:s0Gy4TzMo
1
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:30:51.35 ID:Nw5aArRWo
676 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:31:37.17 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……ふぅ」

メールが終わったのは、日付を跨いで数十分っていうところ。

あの後もどうでもいい会話が続いたため、やけに遅くなってしまった。

京太郎「……寝るか」

……400円の憤りも冷めたわけだし。

おい、思い出すな俺、また憤りまで返ってくるじゃないか。

京太郎「……寝よう」

今寝よう、すぐ寝よう、ジェノサイド……いや、なんでもないです。

……しかし、モモと話していたからか、あまり眠くない。

楽しかったからな。

……。

……明日、遅刻しないように頑張ろう。




>>680
朝、コンマ60以上で誰かと出会います(鶴賀、すこやんのみ)
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:04.62 ID:4Sz6x9Om0
かおりん
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:32.72 ID:M3ucnl340
むっきー
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:34.98 ID:74fY0td0o
モモ
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:35.90 ID:UxafbS9uo
モモ
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:36.30 ID:fEsXndVAO
むっきー
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:37.69 ID:vphLM/EF0
かじゅ
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:32:41.28 ID:GBOBNdAAO
むっきー
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:33:19.80 ID:Nw5aArRWo
ガッツポ
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:39:41.93 ID:I64wYeni0
ホントに出会ったのか?家から着けてきたんじゃないのか?
686 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:39:57.32 ID:SEjWLWuu0
借金13日目(金) 朝 所持金52,890


朝、太陽が以上に眩しい、そんな私は起きたばっかり。

抑えきれない欠伸を隠そうともせず、登下校を歩いていると、見覚えのある黒髪が。

京太郎「……よ」

桃子「おはよっす」

桃子「夕べは良く眠れたっすか?」

京太郎「モモのおかげで寝坊したよ」

桃子「おそろいっすね」

京太郎「だから、同じ時間なんだしな」

くすくす、とモモが笑う。

さて、と隣に並んで同じ道を歩き始めた。

残念なことに、歩調は余りあわない。

京太郎「……今日で三週間くらいか」

桃子「何がっすか?」

京太郎「俺とモモが出会って、だよ」

桃子「……まだ、そんなもんっすか」

桃子「もう三年くらいあると思ってたっす」

京太郎「俺たちも卒業だな」

京太郎「ところで、俺北極に引っ越すんだけどどうする?」

桃子「ついてくっすよ、勿論」

京太郎「そうか」

京太郎「犬みたいだな」

桃子「タロとジロに続いて、モモが世界的に有名になるっすね」

京太郎「白熊と仲良く遊ぶ犬は確かに有名になるだろうな」

桃子「勿論、京ちゃんも一緒に」

桃子「……ほら、名前にタロが入ってるっすし」

京太郎「すごい無理やりなこじつけだな」

桃子「この世は無理やりで出来てるっすもん」

京太郎「ははっ、なんだその持論」

桃子「ふふっ」

笑って、歩く。

そういえば、こうして一緒に登校したことはあまり無かったかもしれない。

……そして俺は、こんな登校にある意味、懐かしさを感じている。

いつか、中学校の頃。

咲と並んで歩いていた時と同じような感覚だ。
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:48:26.44 ID:RWj9YvYho
昔の女ばかり思いだしてるな
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:49:31.61 ID:VaBfmw5J0
今もだよ…
689 :>>685相互ストーカー万歳 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:49:56.75 ID:SEjWLWuu0
京太郎「……三週間、かぁ」

桃子「三週間っすかぁ」

桃子「……本当に、実感がわかないっすね」

京太郎「別に、どこかに遊びに言ったりしているわけでもないのにな」

桃子「やだ、これから遊びに行くんじゃないっすか」

京太郎「まだ経験して無いだろ?」

桃子「そうっすけどね、くす」

桃子「……なんか」

京太郎「ん?」

桃子「正直、ここまで仲良くなれるとは思っていなかったっす」

桃子「京ちゃん、京ちゃん」

京太郎「……ん?」

桃子「改めて、私と仲良くなってくれて、本当にありがとうっす!」

ペコリ、と彼女は頭を下げた。

すぐにあげる。

満面の笑み。

桃子「これからも、東横桃子をよろしくっす!」

京太郎「選挙かよ」ペチ

桃子「あう」

桃子「ひどいっすよ京ちゃん……折角心機一転しようと思ったっすのに」

京太郎「別にそんなことしなくたって、これからもよろしくするよ」

桃子「それは嬉しいっすね」

京太郎「ああ、存分に嬉しがってくれ」

桃子「やったっす!」

今度はぴょん、と飛び跳ねる。

恥ずかしくないのか、モモは。

京太郎「……なあ」

桃子「見えてないから無問題っ!」

京太郎「今の声と、その前の声で大多数がこっちを向いているんだが」

桃子「……」

桃子「気にしなければ、見えないから大丈夫っす!」

どんな理論だ。



モモの好感度が上がりました。
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:51:08.93 ID:Nw5aArRWo
ももかわ
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:51:42.88 ID:M3ucnl340
相互ストーカーネタは良かったよね
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:53:03.70 ID:igCYdkYso
もう相互ストーカーでいいんじゃね
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:53:28.49 ID:4Sz6x9Om0
モモ可愛い
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:55:33.39 ID:GBOBNdAAO
相互ネタは見てないけれど、字面だけみたら、ただの両思いですよね
695 :個人的にあれは気に入ってる、あとドM咲ちゃんとか金髪家族とか ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/08(土) 23:56:04.44 ID:SEjWLWuu0
京太郎「昼だな」

桃子「昼っすね」

桃子「……ま、京ちゃんは学食に行くとして……」

京太郎「おい、勝手に決めるな」

桃子「だって、最近ずっとそっちじゃないっすか?」

京太郎「そうでもないだろ」

京太郎「モモが怒ってた日……の次の日とか」

桃子「ああ……」

桃子「……流石にちょっと傷ついたっすよ」

京太郎「いや、仕方ないだろ、こればっかりは」

桃子「まあそうっすけどねー」

桃子「……で、京ちゃん」

京太郎「はいな」

桃子「今日はどうするっすか?」


1、弁当
2、学食
3、帰る
>>698
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:56:43.78 ID:L7mDM9Mro
1
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:57:03.11 ID:vphLM/EF0
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:57:04.15 ID:ujvRE1X/o
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:57:04.77 ID:KqGwu8SUo
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:57:05.04 ID:2odYygKGo
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:57:05.61 ID:fEsXndVAO
2
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:57:17.89 ID:74fY0td0o
弁当
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:58:41.23 ID:4Sz6x9Om0
1
704 :>>694ちょっと頭がおかし両思いカップルでした ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:02:59.48 ID:tGS0hStv0
京太郎「……まあ、学食なんだけどな」

桃子「否定した意味ないじゃないですか」

京太郎「いや、俺イコール学食というイメージを改めていただこうかと」

桃子「残念なことにより強固になったっす」

京太郎「ぐ……」

桃子「……ま、いってらっしゃいっす」

京太郎「今日も弁当か」

桃子「そうっすね……」

桃子「……ふふ、これが弁当派の辛いところっすよ」

京太郎「……な、なんかごめん」

桃子「別に謝ることは無いっすけどねー」

桃子「それじゃ、いってらっしゃい、っす!」

京太郎「……ああ、いってきます」



>>705かじゅ
>>706むっきー
>>707かおりん
>>708さとみー

50以上でいます
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:03:15.66 ID:5rqddK9Ko
うむ
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:03:19.23 ID:33OWIzzFo
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:03:19.81 ID:0xoVKcTOo
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:03:22.08 ID:hTC9HMALo
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:03:46.99 ID:C6VXnKONo
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:07:12.72 ID:XqjxoYkvo
変わった組み合わせだ

かおりんには是非カレーうどんを食べてもらいたいところ
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:08:21.91 ID:8vuO9aodo
>>710
白糸台へどうぞ
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:08:37.60 ID:33OWIzzFo
白糸台に帰りなさいな
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:09:03.17 ID:tS/weTZLo
白糸台で何があったのか
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:14:06.52 ID:R/zkLYk00
やたら食事シーンでカレーうどんを推している白糸イッチとだけ言っておこうかな
715 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:14:29.20 ID:tGS0hStv0
京太郎「……あ」

ゆみ「なんだその怪物を見つけたときのような反応は」

京太郎「少なくとも、怪物を見つけたらこんな淡々としていられないと思います」

ゆみ「いや、君なら出来るさ、自分を信じろ」

佳織(……どっちかというと加治木先輩の方がそれっぽいなぁ)

京太郎「あ、妹尾先輩、こんにちは」

佳織「あ、うん、こんにちは、ふふ」

ゆみ「君は私には挨拶をしないのか」

京太郎「したじゃないですか」

ゆみ「君の国では『あ』が挨拶になるのか、そうか、初めて知ったよ」

京太郎「俺の国籍は日本ですし、加治木先輩も『あ』が挨拶になりますね」

ゆみ「そうか、それなら使わせてもらおう」

ゆみ「あ」

京太郎「あ」

佳織「……二人とも、仲いいですね」

ゆみ「そうか?」

京太郎「そうですね」

ゆみ「……おい、京太郎、どうして簡単に肯定するんだ」

京太郎「こんな場面見せておいて仲良くないなんていえないでしょう」

ゆみ「ぐ……」

佳織「……くすくす」

ゆみ「おい、笑われたじゃないか」

京太郎「どう考えてもゆみ先輩の所為ですよね」

ゆみ「人の所為にするな、君の所為だ」

京太郎「落ち着いて自分の台詞を思い返してください」

佳織「ふふ……くすくす」

佳織「あはは……面白いけどさ、加治木先輩、それと須賀君」

佳織「早く並ばないと席が埋まっちゃうよ」

京太郎「あ」

ゆみ「あ」

佳織「……また挨拶かな?」

京太郎「違います」

佳織「くすくす」

ゆみ「……立ち話もなんだ、行くか」

……どうやら、今日は誰も席を取っていなかったらしい。

京太郎「取れるといいんですけどね、席」

ゆみ「なに、まだ早い時間だ、大丈夫だろう」

佳織「……うん、きっと大丈夫」

京太郎「それならいいんですが」
716 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:20:24.07 ID:tGS0hStv0
京太郎「予想外に簡単に取れましたね」

ゆみ「とれなかったならそれはこの学食を設計した奴が悪い」

京太郎「わぁ、すごい責任転嫁」

佳織「……でも、なんで全校生徒分の席が無いんだろう」

佳織「それだけあれば机に座れない人もいなくなるのに……」

京太郎「ほら、弁当で食べる人を見越して、じゃないですか?」

ゆみ「いや、単にお金が無いだけだろう」

京太郎「あー……」

佳織「一理……というか、真理な気がする……」

京太郎「さすがゆみ先輩!」

京太郎「弓道とまぐろと学食に関しては右に出るものがいませんね!」

ゆみ「褒めてくれてありがとう」

ゆみ「お礼に私のカツカレーを少し分けてあげよう」

京太郎「俺のフルーツポンチが!」

佳織「だ、大丈夫だよ須賀君!」

佳織「ほら、塩を振りかけたら甘くなる……みたいな感じになるから、きっと大丈夫!」

京太郎「その確立は天文学的数字にも等しいと思います!」

ゆみ「ただ透明でそこを写すだけだった汁がなんということでしょう」

ゆみ「匠の手により色鮮やかな茶色へと変わりました」

京太郎「茶色は鮮やかじゃないです」

ゆみ「茶色に謝れ」

京太郎「新しい切り替えしですね!?」



1、ゆみ先輩と話し続ける。
2、妹尾先輩に話しかけてみる
>>719
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:20:54.64 ID:pY3rywRG0
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:20:58.54 ID:4i2RXB3m0
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:20:59.29 ID:ArHQnB2AO
2
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:21:01.76 ID:33OWIzzFo
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:21:20.19 ID:iGSNeU13o
1
722 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:25:56.74 ID:tGS0hStv0
京太郎「……妹尾先輩、妹尾先輩はどう思いますか」

京太郎「この悪逆非道な行動を」

佳織「え……わ、私?」

佳織「えっと……」

佳織「……ちょっと、やりすぎ、かな?」

ゆみ「……はぁ、わかったよ」

ゆみ「ほら、フルーツポンチ代」

ゆみ「これで、君の好きなものを買ってくるといい」

京太郎「……」

ゆみ「仕方ないな……うん、仕方ない」

ゆみ「フルーツポンチが私の手に渡ってしまうのも仕方が無いな」

……本当は欲しかっただけじゃないのか、この人。

まあいいや、とポケットにその分のお金をしまった。

ゆみ「……」

ぎん、とフルーツポンチを見ながらカレーの続きを食べ始めるゆみさんは置いておく。

京太郎「……さて、妹尾先輩」

佳織「ん?」

京太郎「暇なんで世間話でもしませんか?」

佳織「いや、ご飯食べなよ」

京太郎「それもそうなんですが」

佳織「もう……食べながらなんてマナーが悪いよ」

佳織「めっ、だよ、めっ」

京太郎「……」

……可愛らしいな、この人。

京太郎「……ま、その通りですが」

佳織「うんうん、わかればよろしい」

京太郎「それじゃ、続きをいただきます」

佳織「どうぞ」

佳織「……ふふ、私が言うことじゃないのかもしれないけど」

723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:27:00.77 ID:81o5G6XZ0
かおりん可愛いわー
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:32:12.31 ID:4+2PUFjio
モモが覗いてるとか無いよな…?
725 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:34:08.30 ID:tGS0hStv0
京太郎「ご馳走様」

佳織「……随分早かったね」

京太郎「妹尾先輩と話したかったので!」

佳織「わ、嬉しいな」

佳織「でも、私がまだ食べてる途中なんだよね」

京太郎「なん……だと……!?」

そっちは考慮していなかった。

くそう。

佳織「あ、でももうちょっとだから」

佳織「ちゅる……んっ」

佳織「……ふぅ、ご馳走様」

京太郎「……」ソワソワ

佳織「……それじゃ、話そうか」

京太郎「はいっ!」

佳織「……でも、どうしてそんなに私と話そうと思ったの?」

京太郎「いえ、あまり話したことありませんでしたし、こういう機会でしたから」

京太郎「それに――」

佳織「それに?」

京太郎「……前はなしたときは、不良と間違えられましたし」

佳織「……」

佳織(……うわぁ、すっごい昔の話)

佳織(今の私はそんな風に全然思ってないんだけどなぁ)

京太郎「ですので、今日は俺のエンターテイメント性を妹尾先輩に見せつけようかと!」

佳織「わ、わぁ〜?」パチパチ

京太郎「おおぅ、すごい微妙な反応」

佳織「いや、うん、楽しみだよ、すっごい楽しみだよ!}

京太郎「それじゃ、行きますよ!」

佳織「わ、わーーーっ」パチパチ

ここから先、どうなったかは言わずともわかるだろう。

……正直。

今日のことは忘れたいです。

……今日、こうして自らのエンターテイメント性(笑)を見せ付けたことでわかったことは。

京太郎「――って、どうですか」ドヤァ

佳織「うん、すごくいいと思うよ!」

佳織「ふふ……京太郎君って面白いね」

最後まで話に付き合ってくれてかつ笑顔で応対してくれる、妹尾先輩はまるで天使のような人だった、というだけだ。

でも先輩、困惑が隠れてないです。

佳織(……でも、須賀君って面白い人だなぁ)



妹尾先輩の好感度が上がりました。
726 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:35:41.07 ID:tGS0hStv0
今日はこれにてしゅーりょー

……そういえば、今日は誤字という誤字がなかったなぁ。

気がついていないだけかもしれないけれど。



あ、小ネタ書きます>>731
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:36:34.70 ID:C3jbRTYlo
乙ー
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:37:39.27 ID:DxL/eHOEo
今度こそいちゃラブすこやんが見たい
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:37:57.37 ID:4i2RXB3m0
乙ですー

シロが堕ちたぞ
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:05.45 ID:pY3rywRG0
恋人であった照が死んでしまい心がぶっ壊れた京太郎が咲のことを照だと思い込み愛してしまう
京太郎に愛されるならと照のふりをし続ける咲だが京太郎が自分のことを照と呼ぶたびに京太郎が
本当に愛しているのは自分ではなく自分の面影に潜む照なのだという事実をまざまざと感じ苦悩している
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:06.45 ID:0xoVKcTOo
部長も堕ちたぞ!
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:06.61 ID:tS/weTZLo
>>381
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:06.74 ID:33OWIzzFo
無防備に寝ているモモを見て、少し悪戯するつもりが気づきそうにないので歯止めが効かずどんどんエスカレートしてしまう京ちゃん










しかしそれは既成事実という名のヤンデレモモちゃんの狡猾な罠だった!
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:08.98 ID:5rqddK9Ko
智美と祭りへ
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:19.52 ID:hTC9HMALo

毎日一人で妄想してごにょごにょしてるのに最近洗ってない布団に京太郎を寝かせて興奮するすこやかじゃないすこやん
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:38:26.21 ID:DxL/eHOE0
すこやんとのイチャイチャを鶴賀が目撃!!
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:39:12.71 ID:DxL/eHOEo
乙でした
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:41:21.41 ID:eZl74uduo
おつです
739 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:41:28.48 ID:tGS0hStv0
>>730むしろ書いてくれ

>>733超書きたい

>>731了解、やったね、堕ちネタだ!


そういえばちゃんと誤字はしていました……いや、ちゃんとっておかしいけど。


740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:42:03.86 ID:81o5G6XZ0
おつー
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:42:55.67 ID:aYY2ANJAO
>>730

どっかでそんな小説みたような
742 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:43:43.08 ID:tGS0hStv0
>>736-737 俺は今、すごい珍しいものを見ている気がする。


>>731ちなみに、落ちの方も欲しい?
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:44:11.52 ID:0xoVKcTOo
ないよりはあった方が嬉しいよー
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:45:32.45 ID:pY3rywRG0
>>739
わいにss書く文才ないし(震え声)
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:47:36.31 ID:AIrDTpE90
モモが堕ちたぞ
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:48:17.67 ID:AIrDTpE90
さーせんりロードしてなかった
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:51:16.80 ID:DxL/eHOEo
>>742
丸被りとどっちが珍しいんだろう
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:52:13.88 ID:41+WRew/o
>>742 多分別人だろうけど専ブラ外すと末尾だけ変わるよ
749 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:57:48.21 ID:tGS0hStv0
〜部長が落ちたぞ!〜


京太郎「……あの、部長」

久「何よ」

京太郎「今、俺は麻雀を教わっているんですよね」

久「そうね……あ、そっちじゃなくて、こっちきったほうがいいわよ」

京太郎「あ、ありがとうございます」

京太郎「……で、俺は麻雀を教わっているんですよね?」

久「何度同じことを言わせるつもりかしら」

京太郎「……なんで、こんなに引っ付く必要があるんですか」

久「こうしてマウスを動かさないといけないのだから仕方ないじゃない。

京太郎「横にくればいいじゃないですか……なんなら、椅子貸しますから」

久「なによ、私の胸じゃ文句あるって言うの?」

京太郎「そういう問題でなく」

久「……それじゃ、楽しんじゃってるんだ」

久「くすくす……京太郎君ってば、やらし」

京太郎「そういう問題でもなく」

久(……おかしい、随分と落ち着いてるわ、この子)

久(予定なら、今にも押し倒されても仕方ない……って思ってたのに)

久(くっ……作戦、第二段階へ移行よ、スネー久)

久「……ねえ、京太郎君」

久「ちょっと熱くないかしら?」

京太郎「エアコンつけましょうか」

久「エアコンのリモコンが外に飛んでったわ」ポーイッ

京太郎「何してるんですか!?」

久「大丈夫大丈夫、あとでちゃんと拾ってくるから!」

京太郎「いや、そういう問題じゃないんですけど!?」

久「……で、ちょっと熱くないかしら」

京太郎「ああ、それじゃこの扇風機を……」

久「……むぅ」

久「……京太郎君、わかってやってる?」

京太郎「何をですか?」

久「……」

久(無自覚って方が困るわね)

久(どうしよう……第三段階へ移行したほうがいいかしら?)

久「……京太郎君」

京太郎「どうしました?」

久「……ふぅ」

京太郎「ひゃっ」

京太郎「ちょっと、くすぐったいですよ!」

久(あ、あれ〜……?)
750 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:58:38.36 ID:tGS0hStv0
京太郎「……っぁ〜〜〜っ、終った〜〜っ!」

久「ふーん」

京太郎「ありがとうございます、部長のおかげです!」

久「そう、よかったわねー」

京太郎「……あの、部長?」

久「麻雀で勝てて楽しかったわよね、そりゃ楽しかったわよねー」

久(……結局何しても意味なかった)

久(私ってそんなに魅力ないのかしら……くすん)

京太郎「ええと、ありがとうございました、部長」

久「どういたしましてー」

京太郎「ずっと俺に教わってて疲れたでしょうし、良ければマッサージしましょうか?」

久「ん……そうね……」

久(あまり疲れてないけど、京太郎君にしてもらえるなら……)

久「それじゃ、お願いしようかしら」

京太郎「合点承知の助!」

京太郎「それじゃ、そこのベッドに寝転がってください」

久「こう?」

京太郎「仰向けです」

久「ん」ゴロン

久(……京太郎君のベッド……かぁ……)

京太郎「それじゃ、行きますね」

久「ええ、お願い」

京太郎「まずは……そりゃ!」ドスン

久「!?」

久(え、ま、マッサージよね?)

久(なんで私の胸を掴んで、私の上に跨って――!?)

京太郎「久がいけないんですよ?」

京太郎「折角人が頑張ってるところで、あんなに誘惑して来るんだから」

久「や……ん……揉まない……でっ……」

京太郎「……こういうことしたかったんじゃないんですか?」

久(その通りよ!)

久(その通りだけど、でも、い、いきなり、すぎて!)

京太郎「ふふ……小ぶりで可愛らしいですね……本当……」

久「ちょ……大きさのことは……っ」

久「……って、どこに手を伸ばしてるのよ!?」

京太郎「決まってるじゃないですか?」

久「や……ちょっと、や、ままって、準備が、ね、準備が!」

京太郎「いただきます」

久「やぁ……んっ!」


続かない
751 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 00:59:50.03 ID:tGS0hStv0
>>748 そうなんか、知らんかった……

どうでもいいけどIDに東京ゲームショウ

じゃ、依存編書いてきます
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:02:04.63 ID:DxL/eHOEo
>>749
部長はロッカーかワハハかと思った
753 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 01:03:32.64 ID:tGS0hStv0
>>744 やればできる、だから書くんだ、書け、書いて、書いてくださいお願いします!(懇願)


あれ、部長って久さんでいいんだよね……?
今更だけど
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:03:44.64 ID:33OWIzzFo
>>739
次の安価で>>733を取って見せる
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:05:35.51 ID:4+2PUFjio
書きたいネタはどんどん書くべきじゃないかなあ
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:06:24.87 ID:0xoVKcTOo
>>753
そのつもりでした。メイドとかで出番多かったのにまだ堕ちてなかったし
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:06:54.15 ID:DxL/eHOEo
>>753
知らんけど
迷ったら両方書けば良いと思うよ!!
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:09:37.64 ID:5rqddK9Ko
ワハハの堕ちはなかなかのなかなかな内容だった気が
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:11:16.59 ID:oIGJJnZ10
須賀君の部長はやっぱり私しかいないのよねぇ…
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:12:07.95 ID:+Uj1rcJBo
本当が残当に見えた、訴訟
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:13:01.48 ID:XqjxoYkvo
部長といったらかじゅだr


ワハハー
762 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 01:14:27.90 ID:tGS0hStv0
〜部長が堕ちたぞ!(依存編)〜


京太郎「買ってきましたー」

久「ん、お疲れ様」

京太郎「はぁ……はぁ……」

久「……お疲れね」

京太郎「そりゃあ……こんな炎天下の中、何故かでっかい板買わされましたからね」

京太郎「……なんで買わせたんですか?」

久「いえ、役に立つかなぁって」

京太郎「まさかの無計画!?」

久「大丈夫大丈夫……ほら」

久「こうやって日光をさえぎることが出来るわ」

京太郎「カーテンでいいじゃないですか!」

久「あはは……ごめんごめん」

京太郎「まったく……」

久「……ところで、京太郎君、また買って欲しいものがあるんだけど」

京太郎「……またですか?」

久「だめ?」

京太郎「……」

京太郎「……ちょっと休憩させてください」

久「だめ」

京太郎「なんでそこで否定するんですか!?」

久「ほら、はやく、はやく!」

京太郎「わかったよ、いきますよ、いきますよ、もう!」

京太郎「……部長の頼みじゃなかったら聞かないんですからね」

久「ごめんごめん……ほら、ここに買ってくるもの書いておいてから」

京太郎「今度はちゃんと意味があるんですよね?」

久「ええ」

京太郎「……じゃ、いってきます」

久「いってらっしゃい、がんばって」
763 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 01:15:53.15 ID:tGS0hStv0
まこ「……素直じゃないのぉ」

久「げぇっ、まこ!?」

まこ「ワシは妖怪か何かか」

久「な、なによぅ」

まこ「いや……」

まこ「……素直になってしまえばいいんじゃ」

久「な、何の話かしら」

まこ「好きな子に悪戯するって、小学生みたいじゃぞ」

久「ち、違うわよ!」

久「私はただ京太郎君に他の女の人と話して欲しくないから、こうして買出しに行かせてるの!」

久「そうしたら、和とも咲とも優希ともまことも話すことがないでしょう?」

久「だからよ!」

まこ「」

久「……何よ」

まこ「……天才じゃったか」

久「え?」

まこ「なんでもない」

久「……は!」

久「まずいわ、まこ、彼が買いに言った場所に女子がいるかもしれない!」

まこ「あー……まあ、確立は高いじゃろうなぁ」

久「ああ、もう、こうしてはいられないわ、まこ、あとはよろしく!」

まこ「いや、よろしくって――」

久「学生議会の用事があるとか行っておけばいいから!」

久「追いつけるかしら……」

まこ「……」

まこ「……恋する乙女は大変じゃのぉ」


終わり
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:18:11.99 ID:aYY2ANJAO
つまり原作の雑用押し付けも部長のやきもちである可能性が……?
765 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 01:18:13.45 ID:tGS0hStv0
いや、まあ書きたかったのは久さんでしたし、こっちでよかったですけどね。

さとみーは前書いたし

>>754-755時間があれば拾いますが、時間がなければ拾えませぬ。

>>760 その書き込みを見た後に見直して吹いた、訴訟


んじゃ、堕ち書いてきます
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:21:07.13 ID:XqjxoYkvo
確率……(ボソッ)
767 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 01:25:18.16 ID:tGS0hStv0
ちょっと思いつかない。

もしかしたら明日になるかもしれないので、いったんここでしゅーりょー


お付き合いありがとうございましたー

768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:25:55.83 ID:0xoVKcTOo
乙ー
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:26:27.93 ID:4i2RXB3m0
乙でした
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:26:33.52 ID:DxL/eHOEo
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:26:43.05 ID:R/zkLYk00
乙だよー
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:26:50.27 ID:eZl74uduo
おつ
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:27:38.12 ID:aYY2ANJAO
乙だねぃ
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:28:12.15 ID:XqjxoYkvo
乙!
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:35:58.33 ID:SgCn2lc4o
残念 出遅れたか
誰か拾ってくれることを願って


レアカードがでたんでスタンバイしてるけどなかなか呼び出されなくてそわそわしてるはやりん
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:47:41.40 ID:QDIzd5PIO


777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:54:06.09 ID:xBoMWEd+o
乙やでー
778 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 02:10:19.12 ID:tGS0hStv0
一応完成

軽め、それでも無理なら慈愛をNGワードに
779 :慈愛 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 02:11:15.18 ID:tGS0hStv0
〜部長が堕ちたぞ!〜


ねぇ、京太郎君。

私が貴方を好きなの、気づいているかしら。

気づいていないでしょうね、だって貴方のことを好きな人はいっぱいいるんだもの。

この前なんて、私に恋の相談までしちゃってさ。

もう、普通恋してる相手にそんなこと聞く?

私だって好きだったのよ。

私だって大好きだったのよ。

なのに、京太郎君はそんな無神経なことを言うんだもの。

怒ったって仕方ないわよね。

でも、私は怒らないわ。

だって貴方が好きだから。

貴方のすべてを受け入れる。

何もかも、何もかも、何もかも。

……例えそれが、茨の道だったとしても。

たった一つしか道が無いような悪待ちのようなものだったとしても。

私は貴方を愛し続ける。

私は貴方が好きだから。

でもね、私が愛するのは貴方だけ。

私が認めるのは貴方だけ。

貴方をそんな風に苦しめる相手を。

貴方にそんな顔をさせる相手を。

許せるわけが無い。

私はそんなに聖人じゃない。

私はただの人。

一般人なの。

だからね、許せない。

嫉妬しちゃう。

嫉妬して、嫉妬して、嫉妬して。

そして、追い出すんだ。

この世から。

そうしたら京太郎君は私にかけよってきたね。

わんわんと私の胸で泣いて……そのときの京太郎君ったら本当。

可愛いったらありゃしない。

いいわ、私の胸で泣きなさい。

全部全部抱きしめてあげるから。

そういったのに。

ちょっと時間が経てば、今度は別の子といい雰囲気になって。

また相談しに来て。
780 :慈愛 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 02:12:08.93 ID:tGS0hStv0
わずらわしい、わずらわしいわ、本当。

どうして、そんな人が貴方に駆け寄るのかしら。

貴方にそんな顔をさせる人が、本当に貴方を好きなわけないじゃない。

そう、あの子はきっと貴方を騙すつもりだった。

だから私は追い出した、私は何も悪くないでしょう?

そしたらあなたはまた私の元に戻ってきてくれた。

ねぇ、京太郎君、私が貴方のことを好きなの知ってる?

だから私は、そうやって貴方に頼られるたびに、心が弾むの。

不細工に泣いている姿を見て、心が晴れやかになるの。

ああ、あなたは私に全てをさらけ出している。

私に全てを見せてくれている。

そう考えるだけでぞくぞくするわ。

ねぇ京太郎君。

私が何人追い出したか知ってる?

京太郎君が何回私の下に来たかしってる?

ひどいわよね、京太郎君は何もしていないのに、みんなみんな貴方の悪口を言うのよ。

疫病神って。

だから私はそいつらも追い出したわ。

私と貴方と、貴方を煩わせない存在、それしかいらないの。

久「――さて、京太郎君」

久「だから私は死なないわ」

久「どれだけ愛しても、尽くしても、私だけは死ぬことが無いの」

久「だって、私が殺してきたんだから」

京太郎「……」

久「それで、私はあなたのことが好きなのだけど」

久「あなたはどう?」

京太郎「……は」

京太郎「は……ははっっ、あははっ!」

京太郎「はははっ、はああはっ、あはっ、あははははははははっ」

久「……そんなに嬉しいんだ」

久「ありがとう京太郎君、私もあなたのこと、大好きよ」

まるで玩具のように笑い続ける、一見気味の悪い彼を私は抱きしめた。

いったでしょう、京太郎君。

私は貴方を受け入れるって、ね?

愛おしく抱きしめる、抱きしめ続ける。

人間から玩具に成り下がってもそれは京太郎君だ。

だから私は彼を愛する。

……こうして、私の悪待ち恋愛物語は終わりを告げた。


終わり
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:13:19.10 ID:aYY2ANJAO
ひええ
782 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 02:13:32.23 ID:tGS0hStv0
それでは今度こそ、お付き合いありがとうございましたー
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:15:16.97 ID:aYY2ANJAO
女の子を病ませてはいけない(戒め)
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:15:42.23 ID:0xoVKcTOo
乙ー
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:18:33.20 ID:eZl74uduo
おつー
イッチは堕ちネタ書いてるときがイキイキしてる、はっきりわかんだね
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:24:50.03 ID:4i2RXB3m0
乙ですー
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:48:07.50 ID:NWZ5bp5Y0
これを重いとか鬱とか感じられなくなったのは某スレで鍛えていただいたおかげですね(震え声)

乙〜
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 09:49:09.91 ID:nUC/NNiDO
ここのイッチは比較的ソフトだからな
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 10:03:29.74 ID:ogoHyi4DP
もっと重くしてもいいのよ?
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 10:35:53.75 ID:5ST/DV9M0
部長は彼氏ができたのはいいけどどう接したらいいかわからず大きくずれた愛の注ぎ方をする
そしていつか捨てられるんじゃないだろうかという不安になってしまう
こんなイメージになってしまうんだよね
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 12:37:04.14 ID:R/zkLYk00
小ネタからこんな妄想をしてみた

咲「今日も一緒に練習しようね」ナデナデ

和「宮永さんそのぬいぐるみかわいいですね。私にも触らせて下さい」

咲「えへへ、これ京ちゃんぬいぐるみだよ」

咲「京ちゃんだよ(京太郎ボイス)」

久(何故かしら、宮永さんのぬいぐるみを見ていると胸の奥から湧き上がるものがあるわ)

久(京ちゃんは私だけのものよ……)


咲さんをほったらかしてると、こんなことにならないか心配だったりもする
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 12:39:11.77 ID:p6WKyJqbo
つまりうえのさんはかのじょをつくればいいってことなんですね?かぜこしのきゃぷてんなんてどうですか?おなじがくねんなのでおにあいですよ
これはうんめいをかんじますねうえのさん
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 12:41:51.00 ID:ORgMo4Uro
>>792
キャップ!家にかえるし!
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 12:54:30.51 ID:4+2PUFjio
そういや部長の中の人結婚したね
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 13:15:17.22 ID:72KylveIO
けっこんしました!わたしはうえのさんとけっこんしました!
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 13:17:40.64 ID:AoX0YlK1o
キャップ!病院へ戻ろう!
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 13:36:18.09 ID:YTK6TqIIO
キャップも結婚すれば…あっ(察し)
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 13:53:17.02 ID:6axGktMAO
キャップの中の人も結婚すればいいんじゃん(棒読み)
799 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:10:24.13 ID:tGS0hStv0
重すぎる鬱はNO、ってういか俺がかけない。
だって純愛が好きだから。
でも昨日の鹿児島さんの小ネタはよかげふんげふん


暇だったから>>733書きました
R-18要素あり、しょぼいけど
苦手な方は桃源郷をNGワードに
800 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:11:17.89 ID:tGS0hStv0
〜寝ているモモに悪戯したよ!〜


京太郎「……」

桃子「すー……」

……なんでこいつは男子の前でこんな無防備に寝るんだ。

桃子「すー……う……えへへ」

しかし、幸せそうに眠っている。

よっぽど楽しい夢を見ているのか、満面の笑みだ。

……さて、そんなわけでモモの部屋である。

遊びに来たら彼女は眠っていた……遊びに来て欲しいといったのは彼女なのに。

京太郎「……」

どうしろというんだ。

……いや、起こすべきなのだろうけど。

こんな幸せそうなモモを起こすのは少しだけ躊躇われる。

京太郎「……」

しかし、起こさないことには何も始まらない。

そんなわけで、つんつんと頬をつついてみた。

桃子「ん……っ」

桃子「……すぅ」

ダメだ、起きやしない。

しかし、柔らかい頬だ。

こんな部分でさえこんなにも柔らかいなら……。

――いや、落ち着け京太郎。

京太郎「……」

今度はペチ、と頬を叩いてみる、

それでも起きないから、肩を叩いてみる。

京太郎「……モモ?」ペチ

京太郎「ほら、朝だぞ〜」ペチ

桃子「う……」

桃子「……すぅ」

京太郎「……どんだけ熟睡してるんだよ」

睡眠薬でも飲んだのか、こいつは。

目を開く素振りしか見せないって相当だ。

京太郎「……」

京太郎「……モモ?」

今なら何をやってもばれないんじゃないか。

こんなにも熟睡しているなら、気づかれることも無いのではないだろうか。

気づかれることも無いのではないだろうか。

……須賀京太郎、現在高校生。

過ちを起こしやすい年代であり、勘違いを起こしやすい年代でもある。
801 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:11:55.54 ID:tGS0hStv0
京太郎「……」

桃子「ん……っ」

京太郎「」ビクッ

桃子「……」

桃子「……くー」

京太郎「……」

京太郎「……大丈夫だよ、な?」

誰にともなく問いかける。

返ってくるのは静かな寝息だけ。

ちく、たく、と時計の音がやけにゆっくりと進む。

今この部屋には誰もいない。

今、この家には誰もいない――それだけ俺が信用されている、ということだが。

そんな信用をぶち壊してでも俺は。

俺は――。

京太郎「……」

京太郎「モモ……っ!」

彼女に触れた。

起こすためではなく、自らの欲望をかなえるために。

仰向けで眠る彼女に跨る。

そして、その立派な双子の丘に触れた。



以下R-18?



京太郎「お……おぉ……」

感激、感涙。

本当に涙が流れそうだ。

ずっと思っていた、あのおもちはいったいどんな感触がするのだろう、と。

隣でひっつく彼女を見て、ずっとずっと揉んで見たいと思っていた。

それが叶った、それが叶ったのだ!

……ああやばい、本当にやばい。

京太郎「……」

桃子「……く……ぅ」

京太郎「」ビクッ

桃子「……」

京太郎「……」

起こさないように、出来るだけよわく、優しく、静かに、揉み続ける。

……モモに目を覚ます気配は無い。

……服の上からでもこれなのだ。

直はいったいどれほど――
802 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:12:34.15 ID:tGS0hStv0
京太郎「――」

一度たがが外れてしまえば、もう戻ることは無い。

俺は、モモから降りて、彼女の服を脱がし始めた。

……勿論、そんなにも動かしてしまえば起こす危険性が高まってしまう。

だから、ただワイシャツのボタンをはずすだけ。

Tシャツをまくるだけ。

桃色のブラをまくるだけ。

京太郎「――」

そうして見えた、生のそれは。

例えばビデオや雑誌で見るようなものとまったく違った。

声にならない感動が口から漏れる。

京太郎「モモ……っ」

たがをはずして、錠を壊して。

もう後戻りなんて出来ない。

俺は、その胸におそるおそる手を触れた。

……先ほどまで服越しに触れていたのが馬鹿らしく思えた。

京太郎「ぁ……っ」

声にならない。

声にしてはいけない。

この感動をどうしたらいいのか。

俺は揉み続ける、撫で続ける、弄り続ける。

ぷるんとゆれるその風船を指でぷにゅん、とつついてみたり。

小さく立ち上がる突起をピンと弄ったり。

桃子「ん……」

桃子「ぁ……んっ……ぅ……」

彼女が起きるかもしれない、とかもはやそういうことが気にすることすら出来ない。

いうなれば、これは禁断の果実である。

こんなにも美味しそうなそれを目の前にして、どうして食べないことが出来るだろうか。

桃子「す……ぅ……」

……彼女はまだ眠りか覚めない。

一向に目を開かない。

それならば。

それならば――。
803 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:13:53.30 ID:tGS0hStv0
京太郎「……」

するする、と衣擦れの音がする。

他人の服を脱がせるのは意外と難しい。

彼女の両手を動かして、ワイシャツとTシャツはなんとかなった。

あとはブラだが……。

京太郎「……」

……まあ、なんとかなった。

わりと苦戦したけれど。

女子の下着なんかわかんねぇよ。

……さて、そんなわけで、彼女の上半身は今何も来ていない状態となった。

俗に言う生まれたままの姿。

家族以外誰にも見せたことの無いであろう白い肌が、今俺の目の前にある。

京太郎「……っ」

背徳心のようなものがますます俺の心を高ぶらせた。

俺は、まず始めに彼女の胸に顔を埋める。

そして、すんすん、とにおいをかぐ。

モモの香りがする、なんて。

すぐに顔を上げる。

そのままいてもいいのだが、如何せん、何時彼女が起きるかわからない。

それならば、やれることは、今のうちに。

あとで治さないといけないんだから。

京太郎「……ぺろ」

桃子「……っ」

京太郎「」ビクッ

桃子「……すぅ」

……あぶねぇ、流石になめるのはやりすぎだっただろうか。

しかし、起きやしない、まだ眠っている。

それなら大丈夫なのだろう。

だから俺は続ける。

胸を舐めて、突起も舐めて。

おなかの方向につ、と舌を這わせたり、腋から腕にかけてすーっと舐めてみたり。

彼女の体が俺に征服されていく。

外身が終ったなら、次に征服する場所は勿論ひとつだ。
804 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:14:27.19 ID:tGS0hStv0
京太郎「……モモ……っ」

顔を上げる、次なる狙いは彼女の中。

まさか耳とか鼻とかそういったマニアックな場所は狙わない。

唯一つ、小さく開いた口の中のみ。

京太郎「……ちゅ」

桃子「ん……」

京太郎「……くちゅ……ちゅ……ぱ……ん……っ……ちゅ……」

桃子「ん……んぅ……」

桃子「……ちゅ」

京太郎「じゅる……ん……れろ……」

まさか、バタフライで満足するはずも無い。

彼女の口の中に無理やり俺を押し込んだ。

すると、反射的か、彼女の舌もまた俺を押し出そうと動いた。

舌と舌が触れあう。

そのときの快感は一度だけでもすさまじいものなのに。

何度も、何度も、何度も。

……もう我慢できるはずが無い。

京太郎「……」

彼女から唇を離す。

俺と彼女を結ぶ線は指で絡めとり、そして、それを舐めた。

モモの味がする、なんて。

さて、と俺はカチャカチャ、とベルトをはずし、ズボンを脱いだ、あとパンツも。

そして、いきり立ったそれが出てくる。

おい息子よ、お前今までそんなに大きくなったことあったか?。

京太郎「モモ……」

す、と俺はもう一度彼女のおなかに跨った。

そのまま直進。

すると、当然双子の丘の間にそれが位置づく。

京太郎「モモっ!」

ずん、と一気に突き入れた。

得体の知れない快感が息子を通して俺に訪れる。

京太郎「モモっ、モモっ、モモっ!」

大丈夫だ、彼女は眠っているんだ、ばれやしない。

彼女の胸を乱暴に掴んで、それで太くなったその棒をこする。

だから元気になりすぎだこの野郎。
805 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:15:10.50 ID:tGS0hStv0
京太郎「う……ぁっ!」

京太郎「モモっ!」

京太郎「モモ、モモっ!」

京太郎「……っはあぁ! モモっ、モモぉっ!」

何度も彼女の名前を呼びながら腰を動かす。

ずん、ずん、と俺の腰が面白いくらいに早く動く。

明日は筋肉痛だ、しかし構わない。

まるで夢見たいなことがこうして出来ているのだから。

京太郎「……っ」

……ああ、どうしよう。

経験を作っておけば、こんなに早く我慢の限界に達することも無かったのだろうか。

しかし、モモ以外に経験を作りたいわけでもない。

なんだこの矛盾。

京太郎「モモ……っ」

京太郎「もう……っ!」

桃子「まだ、ダメっす」

京太郎「は……!?」

声が聞こえた。

幻聴なんかじゃない。

彼女は、完全に焦点を俺に合わせてそう微笑みかけた。

桃子「んっ……」

首と体を少し上げて、俺のそれをくわえ込んだ。

桃子「じゅぶ……くちゅ……じゅぶ……れろ……」

そして、その中身を吸い出そうとする。

その最中、カリ首だったり、裏筋だったりを舐める。

一人でやっていたときよりもさらに快感が増す。

先ほどまでだって、もう限界だったというのに。

もう我慢なんて出来ない。

もう我慢なんて出来るはずが無い。

京太郎「モモっ……俺っ……」

桃子「じゅぶ……れろ……ぺろ……」

京太郎「くっ……で、出る……っ!}

桃子「――!」

宣言と同時に、俺の中の何かが外れた。

そして、びゅ、びゅ、と彼女の口の中に発射する。

休むことなく……たまに彼女の口からこぼれるそれが艶やかだ。

桃子「ん……んぅ……っ!」

京太郎「モモ……っ!」

もう一度彼女の名前を呼んで……漸く止まった。
806 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:15:53.75 ID:tGS0hStv0
桃子「ん……んぐ……ん」

桃子「……んくっ」

ごくり、と喉が動く。

桃子「……ぷはぁっ」

桃子「どうっすか、京ちゃん、ほとんど私の中にはいったっすよ?」

桃子「んぁ」

彼女は口を開く。

そこには何も無い。

ただ、すこし、白いものが舌のうえとかにちら、と見えるだけで。

……ああ、もう出したばかりだというのに。

京太郎「モモ……お前、いつから……っ!」

桃子「くすくす……気づいてなかったっすか?」

京太郎「だって、寝息を立てて、起きる気配も無くて――」

京太郎「――まさか……っ!?」

桃子「そうっす」

桃子「はじめから、私は眠ってなんかなかったっす」

京太郎「……っ!?」

桃子「ふふ……可愛かったっすよ、京ちゃん」

桃子「たどたどしい手つきで私の下着をはずそうとする時なんて……もう、思わず頭を撫でたくなったっす」

京太郎「う……うわあぁあぁぁっっ!」

やった、やっちまった、やってしまった。

いや、どうしよう、これもう犯罪じゃないっすか。

急いで彼女から降りて、俺のこれからを考える。

頭を抱える。

ああ、もうどうしよう。

良くて終身刑、悪くて死刑だろこれ。

京太郎「う……うぅ……」

桃子「……っと」

桃子「京ちゃん京ちゃん」

京太郎「……なんだよ」

桃子「これな〜んだ?」

京太郎「……ビデオカメラ?」

『モモっ、モモっ!』

京太郎「」

……証拠物品まで残ってるじゃないですかー。

もうやだ、本当どうしよう。
807 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:16:27.96 ID:tGS0hStv0
桃子「……くすくす」

桃子「ね、京ちゃん」

京太郎「なんだよ」

桃子「私ね、京ちゃんのこと好きっす」

桃子「ふふっ」

京太郎「……」

顔を上げる。

そこにはM字に座って自分の下着を見せびらかすモモがいた、白。

桃子「続き……したくないっすか……?」

自分の人差し指と中指で、まるであれを開くような素振りを見せる。

ピン、と萎えていたそれがいきりたちました、単純だろおい。

いや、仕方ない、男は単純、というかモモがあんなに魅力的なのがいけない。

誘うなこら、釣られやすいんだよ俺は。

京太郎「いい……のか?」

桃子「いったじゃないっすか、京ちゃんのことは私も好きだ……って」

桃子「……ね、京ちゃん」

桃子「きて欲しいっす」

京太郎「も……」

京太郎「モモおおぉ〜〜〜〜〜〜っ!」

桃子「やっ、京ちゃん激しいっすよ!」

京太郎「好きだ、俺も愛している!」

京太郎「モモっ、モモっ!」

桃子「……ふふ、ありがとうっす」

桃子(作戦大成功っす、やったあああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!)



続かない
808 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/09(日) 14:17:35.12 ID:tGS0hStv0
>>805 モモ以外に〜のくだりミスった、間違えて残したままにしてしまった。


俺はいったい昼間から何をしているのだろう。
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:18:18.66 ID:ORgMo4Uro
ふぅ……まったくけしからんな!
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:20:28.22 ID:p6WKyJqbo
パンツ飛んでったんだけど、どうしてくれるんですかねぇ?
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:22:31.59 ID:ogoHyi4DP
>やったあああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!

かわいい
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:33:17.95 ID:72KylveIO
モモ大勝利!
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:42:57.20 ID:NWZ5bp5Y0
ふぅ・・・

おいおい、真っ昼間からこんなもの投下なんてちょっとどうかと思うよ?
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:45:18.80 ID:eZl74uduo
ふう…やるじゃない…
次はかじゅだよな
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:45:23.49 ID:33OWIzzFo
ふぅ……こんなものを真っ昼間から投下するなんてイッチはどうかしてるぜ!












狡猾な罠をシリーズ化させたくなってしまった
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:52:04.45 ID:pY3rywRG0
もっとネタ拾ってくれてもいいのよ
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 14:54:39.29 ID:f+4TvDERo
ふぅ・・・
VIPのあれと言い日曜の昼間からなんてことを・・・


さあ次は咲ちゃんで倍プッシュだ・・・!
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 16:29:02.57 ID:cyRmAE+To
もう昼に本編投下していいんじゃないかな
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 17:21:43.29 ID:MGku3Gmio
狡猾な罠ならおまかせあれ!
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 20:02:03.54 ID:IlZBhuhC0
前スレだかにあったできちやったって話が見たいです(迫真)
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/09(日) 22:17:19.46 ID:13LbZwkT0
>>803
>>あとで治さないといけないんだから。
×治す
○直す
822 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 22:54:11.89 ID:tGS0hStv0
>>820(なんのことか覚えてなんていえない!)

>>821やっぱり誤字をしてしまうイッチであった、マジ済まぬ。


皆悟りすぎィ!


あ、本編始めます
823 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 22:57:59.10 ID:tGS0hStv0
京太郎「放課後だな」

桃子「放課後っすね」

京太郎「……明日はこの会話もなくなるのか」

桃子「明後日もっすよ」

桃子「寂しいっすか?」

京太郎「いや、別に」

桃子「っすよねー」

桃子「……で、京ちゃん、今日も部活はあるっすけど」

京太郎「ああ……」



1、部活へ
2、帰る
>>826
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:58:21.07 ID:72KylveIO
1
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:58:36.55 ID:ggj6pzfKo
1
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:58:39.49 ID:cyRmAE+To
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:58:44.28 ID:Am3A2C6AO
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/09(日) 23:00:51.30 ID:13LbZwkT0
ごめんね、誤字を見つけるのが楽しくなっちゃっててごめんね
重箱の隅みたいな誤字は指摘しないようにしますわ、モチべ下げるつもりは無いんで

安価下
829 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:07:49.88 ID:tGS0hStv0
京太郎「わかってるっつの」

桃子「じゃ、一緒に行くっすか?」

京太郎「この状態で別々に行くって言われたらどうするんだよ」

桃子「京ちゃんを先に行かせて、私は後からついていくっす!」

京太郎「気づかれないように、同じ歩幅、同じ速度で――」

京太郎「てけてけかよ!?」

………………。
…………。
……。

京太郎「こんにちはー」

桃子「こんにちはっすー」

ゆみ「ああ、来たか」

京太郎「来てはいけませんでしたか?」

ゆみ「この顔がそんなことを言いそうな顔に見えるか」

京太郎「顔が見えないあたり本当になりそうですよね」

佳織「……あ、こんにちは、二人とも」

京太郎「こんにちはです」

桃子「今日は妹尾先輩達の方が早かったっすね」

佳織「ん……たまたまじゃないかな」

桃子「そうっすけど」

京太郎「……つーか俺ら掃除当番だったしな」

桃子「私はやらなくてもばれないっすよ!」

京太郎「だから俺が注意したんだろうが」

他の誰も注意しないんだから。

智美「でも、掃除当番って実際何もやらなくてもばれないぞー」

ゆみ「……この前やけに忙しいと思っていたら、お前がいなかったからなんだが」

智美「ワハハ、よくぞ気がついたな、ユミちん!」

ゆみ「よし、顔を出せ」

智美「出せといわれて出す人なんてこの世にはいないぞ!」

睦月「……おくれましたー」

京太郎「睦月先輩も掃除当番ですか?」

睦月「あ、いや、私は先生の手伝いをしていたら……」

桃子「おぉ……すごいっすね」

睦月「いや、頼まれただけ、頼まれただけだから!」

佳織(……そこまで向きになって否定しなくても)

ゆみ「……さて」

ゆみ「それじゃ、全員揃ったことだから始めるか」


1、四人で麻雀
2、二人で麻雀
>>833
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:08:09.74 ID:ggj6pzfKo
1
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:08:51.90 ID:cyRmAE+To
ksk
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:09:18.77 ID:cyRmAE+To
ksk
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:09:19.57 ID:ArHQnB2AO
2
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:09:38.55 ID:4i2RXB3m0
835 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:10:16.02 ID:tGS0hStv0
>>828別に気にしていませんし、むしろ助かってます。

……ただ、そろそろ本当に誤字イッチから脱却しないと……頑張ろう。


誰と?
>>839
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:11:10.13 ID:xcg5JTY9o
モモ
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:11:13.18 ID:kAokkAuz0
かじゅ
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:11:35.24 ID:4i2RXB3m0
かおりん
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:11:36.16 ID:0xoVKcTOo
むっきー
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:11:37.75 ID:ggj6pzfKo
モモ
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:11:38.17 ID:cyRmAE+To
ゆみ
842 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:19:54.90 ID:tGS0hStv0
京太郎「……また、二人か」

睦月「そして、私もまた二人」

ゆみ「……そんなに、くじに偏りは無いはずなんだがな」

6つ入っていて、2つが二人。

……俺があたりを引く確率が三分の一。

その後に睦月先輩があたりを引く確率が五分の一。

……いや、そんな単純計算じゃないだろうけど。

ゆみ「それじゃ、こっちはこっちで始めるから」

睦月「あ、はい、わかりました」

睦月「……それじゃ、京太郎君、今日も」

京太郎「ええ」

京太郎「ネット麻雀ですよね」

睦月「うむ、京太郎君の腕が見たいから」

京太郎「そんな見せびらかすようなものでもないんですけどね」

睦月「そんなことないって」

京太郎「……平行線ですし、始めますか」

睦月「うむ」

昨日と同じようにパソコンを取り出し、電源を入れる。

京太郎「……今日も俺のアカウントですか?」

睦月「京太郎君がやるんだから」

京太郎「いや、それもそうですけど」

……ということで、ブックマークからそのサイトへ飛び、俺のIDでログインする。

適当な部屋を選んで、少し待機。

京太郎「……」

睦月「……」

睦月「……あ、そうだ、体は大丈夫?」

京太郎「体っていうと……」

睦月「ほら、一昨日……」

京太郎「ああ、全然大丈夫ですよ」

……あぶねぇ、忘れかけてた。

京太郎「もう二日も立ってるし、病原菌なんて跡形も無く食らい尽くしました!」

睦月「……それならいいけど」

京太郎「というか、風邪にかかってたらマスクとかしてますって」

マスクって割とわずらわしいけれど。

京太郎「……っと」

京太郎「それじゃ、よろしくおねがいします」

睦月「よろしくするのは私だけど」
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/09(日) 23:21:53.34 ID:13LbZwkT0
ムッキースナイパー剛志
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:25:45.55 ID:h4n4lPTjo
新庄くん!
845 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:28:39.10 ID:tGS0hStv0
京太郎「終りました」

睦月「終ったね」

京太郎「……」

睦月「……」

京太郎「いや、終わりですか?」

睦月「……えっと」

京太郎「ほら、感想とか――」

睦月「……すごいなぁ、としか」

京太郎「うわぁ、超漠然としてる!」

京太郎「ちゃんと見てましたか?」

いや、俺のプレーがそこまで上手いわけでもなければ、きっと見本になるようなものでもないのだろうけど。

ただ……だって、俺のプレーを見るって言ってたし……。

睦月「う、うむ!」

京太郎「例えば、どんなところがすごかったですか?」

睦月「え!?」

睦月「えっと……」

睦月「……さ、三色同刻――」

京太郎「してません」

睦月「……じゃなくて、三暗刻――」

京太郎「してません」

睦月「と、見せかけて――」

京太郎「いや、しましたけどね」

睦月「えぇっ!?」

……単なる偶然だったけどさ。

だって、手牌の時点で暗刻が二つ出来上がってたし」

京太郎「……睦月先輩」

睦月「あ……う……」

京太郎「見てませんでしたよね?」

睦月「……考え事してました、ごめんなさい」

京太郎「いや、別にいいんですけどね」

俺自身の練習にはなるし。

睦月「次、次はちゃんと見るから!」

京太郎「……まあ、いいですけど」

睦月「うむ、大丈夫!」

京太郎「……ちなみに、何を考えていたんですか?」

睦月「え……あ、ひ、秘密」

京太郎「そうですか……」

睦月(真剣な顔してる京太郎君って意外と格好いい……なんて言えるわけない)


むっきーの好感度がぐんと上がりました。
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:34:12.99 ID:5mO2UOTT0
言ってたらどうなってただろうね…
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:35:14.93 ID:5rqddK9Ko
だんだん心惹かれてゆく
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:35:30.65 ID:OzFzh9jgo
これイケメンですわ
849 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:39:09.21 ID:tGS0hStv0
智美「帰り道だぞ!」

智美「お腹が空くから真っ直ぐお家に帰るぞ!」

京太郎「そのアニメ出ていませんよね?」

智美「何の話だー?」

京太郎「いや、別に」

ふ、と思い浮かんだだけで。

そんなわけで、帰り道。

時間が過ぎるのはあっという間である。

智美「……ところで男子ー」

京太郎「どうしました?」

智美「……」

京太郎「……?」

智美「……面白い会話が思いつかないぞ」

京太郎「いや、俺に聞かれても」

智美「もっと面白い……面白いネタがないぞ!」

智美「ワハハと笑えるようなネタが!」

京太郎「いや、そういわれましても」

京太郎「……というか、智美先輩は何時だって笑ってるじゃないですか」

智美「ワハハ、それが私だからな!」

智美「元気と言えば私!」

智美「私と言えばワハハ!」

京太郎「ワハハってなんですか、ワハハって」

智美「ワハハとは古来エジプトに伝わる――」

京太郎「起源遠っ!?」

京太郎「というか、歴史長っ!?」

智美「……と、まあこんな風に」

智美「面白い会話が出来ないぞー」

京太郎「いや、そういわれましても」

……というか、今のも今ので十分面白かった、少なくとも俺は。

智美「そんなわけで、話の種が無いんだ」

智美「いつもよりワハハのトーンが下がってしまうぞ」

京太郎「……どんな感じに?」

智美「いつもはワハハなんだが、今日はワハハだな」

京太郎「まったくわかんねぇ!?」

智美「そんなわけで、男子!」

智美「否、きょーたろー!」

京太郎「は、はい!」

智美「話題をくださいっ!」

1、(自由安価)
2、……いや、俺も特に無いです
3、話題がなくなるのは智美先輩のボキャブラリーが少ないからですね
>>853
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:40:25.48 ID:R/zkLYk00
先輩は誰が好きなんですか?
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:41:15.10 ID:nMtSpMxz0
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:41:35.83 ID:cyRmAE+To
1 いや〜先輩ってホント可愛いですよね〜HAHAHA
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:41:41.46 ID:OzFzh9jgo
先輩、勉強の調子はどうですか?
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:41:43.69 ID:h4n4lPTjo
狭いところが落ち着くのってなんだろうねあれ
855 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:48:43.56 ID:tGS0hStv0
京太郎「先輩、勉強の調子はどうですか?」

智美「ワハ!?」

京太郎「……どうしました?」

智美「いや……」

智美「……こんなところでも言われるとは思っていなかったぞー」

京太郎「残念、勉強からは逃げられない!」

智美「ワハ!?」

……そんなにも勉強が嫌なのか。

智美「調子……調子かぁ……」

智美「……ぼちぼち?」

京太郎「そうなんですか?」

智美「ふっふっふ」

智美「昨日の私より今日の私の方が、学力は上がっている」

智美「つまり、ぼちぼちと、ちゃんと上がっているんだぞ!」

京太郎「……」

智美「なんだその疑わしそうな目は!」

京太郎「いや、そのままの意味です」

……失礼かもしれないけれど。

でも……ほら、つい最近まで俺のクラスにまで逃げてきてたし、なんとなく、そう思った。

智美「……」

智美「……いや、実際はそんなに調子よくも無いけれど」

京太郎「ゆみ先輩に教わっているんじゃないんですか?」

智美「いつものらりくらりと逃げているからな!」

京太郎「だから調子が上がらないんですよ!」

智美「わかっていても反射的に逃げたくなるんだ!」

智美「ほら、今だって足が動きたそうにしてるぞ!」

京太郎「これだけで!?」

智美「……いや、学ぶことは嫌いじゃないぞ」

智美「でも、ただ学力を上げるだけの勉強はあんまり――って感じだぞ」

京太郎「つまり、自分の好きなことを好きなだけ勉強したい、と」

智美「その通り!」

京太郎「大学行けばきっと出来るから、今は満遍なく勉強しましょうね」

智美「……ユミちんと同じこといってる」

京太郎「つまり、正しいってことです」

多数が正義。

856 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/09(日) 23:55:19.34 ID:tGS0hStv0
京太郎「まあ、ほら、今頑張ればいつかきっと役に立ちますから」

智美「その言葉は使い古されてるぞー」

京太郎「うぐ……」

……実際、俺はまだその境地に達していないから、彼女の気持ちはわからない。

高校入試だってのらりくらりと頑張った結果だし。

人並みには頑張ったけれど……多分。

京太郎「……でも、やっぱりそれしか言いようがありませんし」

智美「……まあ、そうなんだろうけどなー」

智美「でも……うぐぅ……」

京太郎「……そんなに、勉強が嫌ですか?」

智美「嫌というか……面倒くさいというか」

京太郎「なら、俺の家で、一緒に勉強しましょう!」

智美「……へ?」

京太郎「一緒に勉強していれば、退屈だとか、欝な気分は吹っ飛ぶはずです!」

……ふ、と思いついた。

逃げ続けるならば、どちらかが監視していればいいだけだろうし。

智美「……いや、それユミちんとやるのと変わらないぞ」

智美「というか、きょーたろーには私が教えないといけないし」

智美「きょーたろーからは教われないし」

京太郎「……」

突発的な考えだったから、穴だらけだった。

京太郎「……ふ、復習になります!」

智美「それでも、ユミちんとやったほうが……」

京太郎「ぐふぅ!?」

ごめんなさい、どうあがいても論破できません。

智美「……でも」

京太郎「……?」

智美「……遊びに行くのはいいかもしれないな」

智美「……あ、勉強抜きでだぞ!」

そんなに強調しなくても。

京太郎「……ま、遊びに来る分には別に大丈夫ですよ、いつでも」

たぶん。

智美「そーなのかー?」

京太郎「そーなのだー」

智美「それじゃ、また今度だな」

京太郎「ええ」

智美「……ワハハ、今から楽しみだぞ」

何時になるかも決まってないのに。

……遊べそうな日に電話してみよう。


さとみーの好感度が上がりました。
857 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:00:10.93 ID:2RfsfGwC0
智美「それじゃ、またなー」

京太郎「ええ、また」

笑いながら彼女は走り去っていった。

相変わらず元気な人だ。

京太郎「……さて、ただいま」

叔母「おう、お帰り」

叔母「今日も楽しかったか?」

京太郎「どんな顔に見える?」

叔母「楽しかった顔に見える」

京太郎「そりゃよかった」

実際楽しかったし。

叔母「……で、この後はどうするよ?」

京太郎「ん……」


1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん 道場もこちらから)
4、散歩(コンビニ、宝くじもこちらから)
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス(現在101,700円)
8、はやりん召喚
9、その他(自由安価)
>>860

また、>>860の安価で今日の叔母さんの稼ぎが決まります、13の倍数でマイナス
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:01:04.83 ID:vmiFuawY0
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:01:13.79 ID:/wAJ1glu0
8
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/10(月) 00:01:14.94 ID:WekgBw+E0
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:01:14.97 ID:7OHNvQAio
3モモ
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:01:15.05 ID:UVdD+YXOo
8
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:02:07.34 ID:T2PsafdIO
>>860
グッド
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/10(月) 00:02:13.58 ID:WekgBw+E0
ごめんなさい、安価8で
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:02:15.14 ID:blKRM/s+o
下だよな?稼ぎもでかいし
866 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:08:36.47 ID:2RfsfGwC0
コンマは>>860 安価は>>861ということで。
94*300=28,200

というか、はやりんはまだ登場出来ないんですか(驚愕)


京太郎「ん……まあ、家でのんびりしてるよ」

叔母「ん、そっか」

叔母「……あ、一応私の稼ぎ、返済ボックスに入れておいたからな。

京太郎「いくら?」

叔母「金に決まってるだろ」

京太郎「えっ」

叔母「えっ」

叔母「……ま、いいや」

叔母「今あんなかには129,900円入ってるからな」

京太郎「了解」

京太郎「んじゃ、部屋にいるな」

叔母「オッケ」

叔母「出かけるときは一声かけろよ?」

京太郎「いままでかけなかったことあるかよ」

叔母「ねぇな」

京太郎「だろ?」

京太郎「……んじゃ」

と、分かれて、彼女の視線から離れる頃に携帯を取り出す。

もはや作業である。

……や、なんか楽しくてさ。

楽しいと、こうして話したくなるだろ?

そんなわけで、また電話帳からモモを選ぶ。

……さて。

今日はどんな話をしよう。


1、麻雀教えて、東横せんせー
2、なー、日曜のことなんだけど……
3、モモっていたずらされやすそうな顔してるよな
4、話したいことが――
5、その他(自由安価)
>>870
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:09:00.22 ID:6LO5roX1o
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:09:13.67 ID:yega2/Kj0
3
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:09:24.20 ID:dClwWIRAO
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:09:29.91 ID:v9hSHkdgo
2
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:09:32.13 ID:vmiFuawY0
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:09:32.61 ID:UVdD+YXOo
1
873 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:17:30.81 ID:2RfsfGwC0
京太郎「なー、日曜のことなんだけど……っと」

……うん、まずはこっちから決めよう。

楽しい話はその後、ということで。

『何やるか……覚えていた……っすか……!?』

京太郎「お前は俺をなんだと思っているんだ……っと」

『京ちゃんっす』

京太郎「ああ、その通りだ」

京太郎「……ウインドウショッピングだろ?……っと」

『……あ、別に窓が欲しいわけじゃないっすからね』

京太郎「そんくらいわかってるっつの」

京太郎「お前は俺をなんだと思っているんだ……っと」

『京ちゃんっす』

京太郎「天丼か……っと」

『……今日のご飯はハンバーグっすよ?』

いや、知らんし。

通じないようなのでこの話はどこかに捨てる。

京太郎「そうじゃなくてさ、ほら」

京太郎「……何時から遊ぶ?……っと」

『ん……そうっすね……』

『別に私は何時でも構わないっすよ?』

京太郎「そうか」

京太郎「それじゃ、日曜の23:59分に待ち合わせな」

『京ちゃん、本当は私と遊びたくないっすか?』

京太郎「冗談だ……っと」

『冗談じゃなかったら、私はこのまま枕をぬらしてるっす』

『あと呪う』

京太郎「二行目がやけに怖いな、おい……っと」

『バレンタインデーの日に何故か割れたハート型のチョコしかもらえない呪いをかけてくれるっす!』

『……勿論、全校生徒から』

京太郎「嬉しくなればいいか悲しくなればいいかわかんねぇ!」

全校生徒からもらえるのは……まあ、嬉しいっちゃ嬉しいけど。

その全部が割れてるって、何を暗示しているんだよ。

『……で、私はいつでもいいっすよ』

『京ちゃんはこの時間がいいとかあるっすか?』

京太郎「ん、そうだな……」


1、やっぱり朝から遊ぼうぜ!
2、昼ごろからでいいんじゃね?
3、用事があるから夕方に……
4、……よ、夜
>>877
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:18:32.45 ID:vmiFuawY0
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:18:37.97 ID:mHVwjtzJo
2
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:18:50.07 ID:yega2/Kj0
2
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:18:50.91 ID:y8LW82XAO
2
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:19:07.39 ID:mnOwlONgo
2
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:19:09.54 ID:/wAJ1glu0
2
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:19:13.84 ID:dClwWIRAO
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:19:45.13 ID:lEq7I4xMo
1
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/10(月) 00:20:44.72 ID:WekgBw+E0
いっぱい言ってたし朝から
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:21:48.62 ID:v9hSHkdgo
昼から遊んで夜はお城のような建物に泊まろう(ゲス顔)
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:22:39.39 ID:mnOwlONgo
>>883
不不不、この展開を望んでいるぜ
885 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:27:09.51 ID:2RfsfGwC0
京太郎「昼ごろからでいいんじゃね?……っと」

『む、やっぱりそうなるっすか』

京太郎「日曜……それは唯一朝何時までも寝れる日……」

京太郎「……よって、私は朝動きたくないです……っと」

『超私的っすね』

京太郎「でも、モモもそうだろ?」

『京ちゃんが望むなら別に朝起きるっすよ?』

……俺だって別にモモがそれを望むならきっと早く起きるだろうけどさ。

しかし、俺に決定権があるなら俺の自由でいいじゃないか。

京太郎「……ま、いいだろ?」

京太郎「ゆっくり寝て、英気を養って、そんでいっぱい遊ぼうぜ?……っと」

『むぅ……まあ、そうっすけど……』

京太郎「というか、楽しみすぎて眠れない、って感じにモモがなることを考慮した俺の優しさだぜ、これは……っと」

『そこまでお子様じゃないっすよ!』

『……そこまでお子様じゃないっすよ!』

京太郎「いや、二回も言わなくても……っと」

『そこまでお子様じゃないっすもん!』

……肯定しているも同然なんですが。

京太郎「……ま、そんなわけだ」

京太郎「日曜は昼から、な?……っと」

『……ま、そうっすね』

『別に異論は無いっすよ』

京太郎「決まりだな……っと」

『っすね』

京太郎「あとは待ち合わせだけど…………っと」

『いつもの分かれ道でいいんじゃないっすか?』

京太郎「あー……それもそうか……っと」

『丁度中間あたりっすもん』

京太郎「んじゃ、決まりだな」

京太郎「あとは適当なお金を持って……こんなもんか……っと」

『決まりっすね』

京太郎「んじゃ、決まったことだし」

京太郎「何か会話しようぜ?……っと」

『唐突っすね』

京太郎「暇なんだよ……っと」

『まあ、別にいいっすけど』

『ああ、そういえばこの前テレビで――



モモの好感度が上がりました。

日曜、昼から遊ぶことになります(午前中の安価は自由に行えます)、忘れないように!
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:29:31.40 ID:I7KYp+ZZo
午前中にモモの家に押しかけよか(ゲス顔)
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:30:36.66 ID:mHVwjtzJo
寝起きドッキリをし掛けるんですねわかります
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:31:48.00 ID:/wAJ1glu0
日曜日 かじゅはてれび 釘付けね
889 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:32:21.37 ID:2RfsfGwC0
京太郎「……っと」

そんなわけで、雑談は終わり、夕飯の時間。

というか、夕飯だから無理やり終らせたんだが。

京太郎「……」

時間を浪費しているような気がしないでもない。

しかし、俺は、俺たちは楽しさを手に入れれてるんだから、決して浪費じゃない、うむ。

京太郎「……」

……飯食お。


………………。
…………。
……。


京太郎「んじゃ、いただきます」

叔母「いただきます」

京太郎「ん……やっぱり上手いな、おばさんの料理は」

叔母「褒めてくれると次につながるぜ」

京太郎「……まあ、そんなに褒め言葉が思いつくわけでもないんだがな」

叔母「どういう意味だ」

京太郎「俺の語彙力が少ないって意味だよ」

叔母「そうか」

叔母「……あ、そうだ、京太郎」

京太郎「ん?」

叔母「飯食ったらお前どうする?」



1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん 道場もこちらから)
4、散歩(コンビニ、宝くじもこちらから)
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス(現在129,900円)
8、はやりん召喚
9、その他(自由安価)
>>893
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:32:42.81 ID:DUa5ZfG3o
8
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:23.66 ID:5PgkbAU7o
3 すこやししょー
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:43.91 ID:dClwWIRAO
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:44.85 ID:6LO5roX1o
3すこや
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:45.03 ID:vmiFuawY0
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:45.24 ID:XJk0jFgDo
3かじゅ
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:46.53 ID:blKRM/s+o
3かじゅ
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:33:46.82 ID:/wAJ1glu0
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:35:28.68 ID:t5Qr49EHo
はやりん召喚☆
899 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:37:19.29 ID:2RfsfGwC0
すこやん道場に決まったところで、本日はしゅーりょー。

はやりんはまだ出番が無いんですか、なんでやねん。


ところで、野依プロどないしよ。
一応枠つくるつもりですが……今更?


あ、小ネタ書きます>>903
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:37:52.58 ID:T2PsafdIO
今回ので5が取られてたら草が生えてた
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:38:30.80 ID:1xWEVqljo
作っておk
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:38:36.30 ID:blKRM/s+o
>>730
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:38:37.56 ID:XJk0jFgDo
狡猾な罠 かじゅver
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:38:37.67 ID:7OHNvQAio
満員電車でモモと密着状態になって罪悪感を持ちながらも、微妙に体を動かす感触を楽しむだけに留まっていたものの、
状況故に仕方ないと懸命に堪える彼女に嗜虐心をそそられてしまう京ちゃん










なんとこれはヤンデレモモちゃんの狡猾な罠だった!
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:38:40.53 ID:EsE4flSS0
>>730
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:38:45.36 ID:RQIY1ICO0
モモが堕ちたぞ!
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:39:00.81 ID:dClwWIRAO
かおりんと城みたいなホテルに行く京太郎
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:39:45.89 ID:5PgkbAU7o
乙ー

堕ちモードで同時に告白されるドッキリをし掛けつつ抜け駆けをしようとする敦賀s&すこやん
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:39:51.29 ID:dClwWIRAO
ほのぼのがワイしかないんですがそれは
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:40:51.42 ID:T2PsafdIO
おつやでー
911 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 00:41:01.82 ID:2RfsfGwC0
>>903 シチュも一緒ってこと?

>>901 わかりました
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:44:54.40 ID:XJk0jFgDo
>>911
特に考えてなかったので同じでも別でも書きやすい方で
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:46:52.13 ID:wAhTUbZbo
膝裏にキスしようぜ
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:46:53.57 ID:7OHNvQAio
書きやすかったら>>904のシチュでもいいのよ(チラッチラッ
915 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 00:47:55.58 ID:2RfsfGwC0
>>909ディズニ○リゾートのことだよね(震え声)

>>912了解
……ついでに、R-18の有無も
それともいっそ狡猾な罠をR-18シリーズにしてしまうか……
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:48:26.14 ID:1H27nRGHo
かじゅverとかもう魔法少女ネタしか思い浮かばなくなってきた
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:49:37.25 ID:XJk0jFgDo
>>915
有りで(ゲス顔)
918 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 00:51:04.56 ID:2RfsfGwC0
>>917 が、がんばる……

あと別枠で>>730も多分拾います
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:55:40.36 ID:/A6M2sq4o
あれ別枠?まーたぐう畜が出てくるのかー
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:23:13.84 ID:/wAJ1glu0
ほのぼのだと思った? 残念ぐう畜でした(ゲス顔)
921 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:34:42.75 ID:2RfsfGwC0
相変わらず稚拙な文
京ちゃんがいつも以上に変態。

あとR-18

苦手な方はムラサキキャベツをNGワードに
922 :ムラサキキャベツ ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:35:28.51 ID:2RfsfGwC0
〜かじゅの狡猾な罠!〜


ゆみ「それじゃ、部屋で待っててくれ」

京太郎「ああ、はい」

京太郎「……ええと、こっちですよね?」

ゆみ「君は何回も来たことがあるだろう?」

京太郎「それで間違えたら恥ずかしいじゃないですか」

京太郎「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥……でしたっけ?」

ゆみ「そんな感じじゃないか?」

ゆみ「……ともかく、私はお菓子とか台所から持ってくるから」

京太郎「魔法少女チップスですか?」

ゆみ「欲しいか?」

京太郎「あるんですか」

ゆみ「冗談だ」

ゆみ「……ほら、行っていてくれ」

京太郎「了解です」

……と、ゆみ先輩と別れる。

階段をゆっくりと駆け上がって、彼女の部屋へと入った。

その部屋をあらわすなら、そのクールな印象どおり殺風景な部屋だ。

クローゼットやタンスを開いたら面白いくらいにボロが出てくる以外は。

……というのがいつもの感想。

今日は。

今日に限っては。

京太郎「……」

おもむろに下着が部屋の中心に鎮座していた。

いや、怪しすぎるだろ、おい。

どう考えてもおかしいだろ、おい。

もちろんそれだけじゃない。

制服なんかもそこにちりばめられている。

京太郎「……いつもは、もっと整頓して――」

……るわけでもねぇや。

だってほら、クローゼットの中身を空けてみれば――殺されるのであけないけれど。

まあ、すごいことになっている。

だから、表面上は綺麗にする典型的な駄目な人なのかもしれないけれど。
923 :ムラサキキャベツ ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:36:10.50 ID:2RfsfGwC0
京太郎「……」

……確かに、帰ったら即効彼女の家に行こう、と全速力で帰り、すぐに向かった。

チャイムから聞こえた彼女の驚いた声は今でも忘れない、さっきのことだし。

京太郎「さて」

……どうしろと。

こんな、部屋の中心でまるで蒸発したかのように着替えが散乱している中、俺はどう待てと。

というか、学校から帰ったら下着ごと着替えるんですか。

――いや。

そういえばさっき、君が来るからシャワーを浴びた、と言っていたな。

だからか。

なんでここで脱ぐんだ。

まさか裸族なのか。

京太郎「……ごくり」

何かそそるものが……じゃなくて!

ああ、もう、どうせすぐ返ってくる、とりあえず別の場所でも見て気を紛らしておこう!

……ちら。

……ちら。

……ああくそ、俺の本能め。

どれだけ欲求に忠実なんだ、おい。

京太郎「……」

もしも、それが先ほど彼女が脱いだものなのだとしたら。

きっとまだ彼女のぬくもりが残っているかもしれないし、においなんかも残っているかもしれない。

だから反応するな、おい、俺、変態。

京太郎「……」

ああ、もう、携帯でも見て気を紛らすことにしよう!

……あれ、メールが着てる?

『すまない、少しお腹の調子が悪くなってしまった』

『もう少しだけ待っていてくれ』

……同時に、パタン、と扉が閉まる音が聞こえた。

きっとその音はあそこの扉が閉まる音で。

そうなると、彼女はしばらく出てこない。

……。

…………。

京太郎「……ちょ、ちょっとだけ」

本当に変態だった。

どうしようもない。

散乱する制服の中から下着を上下とも取り出す。

まずは上を眺める。

……こんなもん、俺の服と一緒に洗濯された親のものしか見たことが無く、勿論欲情することも無い。

しかし、この薄紫の色をしたそれは……。
924 :ムラサキキャベツ ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:37:19.92 ID:2RfsfGwC0
京太郎「……ごくっ」

男子高校生をいきり立たせるには十分だった。

例えば、その下着にゆみ先輩のものを投影し、一人妄想に励んだり。

きっと当たってたであろう場所に顔を近づけたり。

指で触れたり、ちょっとだけ舐めてみたり。

……そうするたびに俺のあれがどんどんどんどん膨れ上がる。

我慢できそうにも無いので、俺はそれを解放した。

どうせゆみ先輩が出てくるまでにまだまだ時間はある。

京太郎「……」

ならば、下も。

ああ、本当に変態だ、俺、救いようが無い。

しかし、我慢できない。

ブラをその辺において、今度はパンツを手に取る。

ゆみ先輩らしくない、真っ白な色。

……てっきり、魔法少女の絵とかが載っていると思っていた……さすがにそこまでひどくは無いのか。

京太郎「……」

ぐい、と広げて、色々な視点から見つめてみる。

……一箇所だけ、やけに黄色く滲んだ場所があった。

京太郎「……」

鼻を近づけて、すんと嗅いで見る。

つん、とした刺激臭がした。

けれど……何でだろう。

それが心地よくて。

何度でも嗅いで見たくなって。

……流石に舐めるような真似はできなかったけれど。

京太郎「ゆみ……先輩っ……」

彼女のここも、こんなにおいがするのだろうか。

……いや、これにまじって、きっとゆみ先輩のにおいがするはずだ。

それらの相乗効果はどんなものだろうか。

本人がいないから。

そこにいた証拠だけだからこそ。

想像するのは容易く、妄想するのに際限は無く。

俺のあれはどんどんといきり立つ。

京太郎「……」

自然と俺が握るパンツは息子へと向かっていた。

そして、それにかぶせる。

……丁度先端とその黄色い部分が当たるように。

京太郎「……」

それを、その辺においていたブラで包み込み、ゆっくりと動かした。

いや、動かすだけ、動かすだけだから、出さない、出したらばれるし、うん。
925 :ムラサキキャベツ ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:37:57.42 ID:2RfsfGwC0
京太郎「……」

……本物のゆみ先輩の胸に包まれたらこれよりきっと更に気持ちいいのだろう。

本物のゆみ先輩の膣に挿れたらきっと更に気持ちいいのだろう。

想像は止まらない。

妄想は終らない。

京太郎「はっ、はっ、はっ、はっ!」

いつの間にか呼吸が荒くなる。

いつの間にか、下着越しにそれをこする右手の動きが早くなる。

京太郎「先輩……っ、先輩……っ!」

俺の先端と彼女の下着がつよく触れるたびにさらに強い快感が訪れる。

でもまだ足りない、

……そうだ、あのシャツっ!

京太郎「先輩っ、先輩っ、先輩っ!」

傍にあった先ほどまで来ていたはずのインナーを掴む。

迷うことなくそれを顔に当て、すんすん、と香りをかぐ。

……残り香が、少しだけする。

そして、それが更に俺をいきり立たせる。

もう抑制できなくなるほどに。

京太郎「先輩っ! ゆみっ! 先輩っ!」

右腕が止まらない。

かつて一人遊びでここまでの快感を得られただろうか、いやない。

止まらない、気持ちいい、止まらないっ、気持ちいいっ、止まらないっ!、気持ちいいっ!

ふがふが、とインナーが何度か口の中に入りかける。

それならもうかんでしまえ、舐めてしまえ。

京太郎「っ……ぐ……」

先輩のにおいを嗅いで、先輩の胸に包まれて、先輩の膣を突く。

それがたとえ劣化版だとしても、俺をふるいだ足せていることに変わりは無い。

京太郎「ダメ……だ……っ……けど……っ」

京太郎「……うっ!」

ドビュ、と。

我慢の出来なくなったそれは、ついに放出してしまった。

彼女の下着に――もしかしたらお気に入りだったかもしれないそれに俺の息子は躊躇うことなく自分を塗りたくる。

パンツからはみ出てこぼれたものは、無意識の打ちにインナーで吹いていた。

京太郎「……ふぅ」

気持ちよかった。

もう普通の自慰が出来なくなるほどに。

926 :ムラサキキャベツ ×ふるいだ足せる ○奮い立たせる ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:39:27.93 ID:2RfsfGwC0
さて。

それはいいとして。

京太郎「……死にたい」

何やっているんだ俺。

頼れる先輩の下着を勝手に借りて。

そしてあろうことかそれに精液を塗りつけて。

……死にたい。

死んでしまえばいい。

京太郎「……」

……自責の念に駆られるのは後だ。

それより……はやく証拠隠滅しないと。

出来るのか、否、しなければならないのだ。

ええと、まずはこの出したものを拭かないとだから――ああ、もう、インナーで拭くとか何やってるんだよ、俺。

京太郎「ええと、ティッシュティッシュ」

ゆみ「ほら」

京太郎「ああ、ありがとうご……ざ…………」

……アレー

ナンデアナタガソコニイルンデスカー?

ゆみ「どうした、早く拭いてくれ」

京太郎「……はぃ」

ゆみ「なんだ、急に元気がなくなったな」

ゆみ「元気付けてやろうか?」

……もう返事も出来ない。

今の俺は壊れたロボットだ。

ティッシュでそれを拭い取る。

京太郎「……」

ゆみ「どうした、ゴミ箱に捨てないのか?」

京太郎「……」ポイッ

ゆみ「そうして君は、私の部屋に男を残すんだな」

京太郎「」ビクッ

京太郎「……ぃ」

京太郎「何時から見てました……?」

ゆみ「下着を上下とも君の物にあてがった頃かな」

京太郎「」

ゆみ「くすくす……本当に可愛い奴だ、君は」

ゆみ「……しかし、どうしよう」

ゆみ「やはり、これは犯罪になるのだろうか」

京太郎「あ、あの……」

ゆみ「……どうした?」
927 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:41:40.60 ID:2RfsfGwC0
京太郎「ゆ……許してください」

ゆみ「ふむ……」

ゆみ「私のお気に入りの下着も、インナーも汚されたんだ」

ゆみ「簡単に許せるはずは無いよなぁ」

京太郎「……お、俺に出来ることならなんでもしますから!」

ゆみ「……何でも?」

京太郎「ええ、なんでもします!」

ゆみ「そうか」

ゆみ「……それじゃ、今すぐシてもらおうか」

京太郎「……へ?」

呆然とその場に座る俺を彼女は床に押し倒した。

一応マットは敷いてある、だがいたい。

京太郎「ちょ、ちょっと……!」

反射的に逃れようとする腕を彼女の体重を持って抑えられた。

ゆみ「何でもしてくれるんだろう?」

ゆみ「それなら、私とシてくれるよな?」

京太郎「いやっ、あのっ!」

京太郎「ほ、ほら、床が汚れますし!」

ゆみ「そうしたら、また君に責任を取ってもらわないとな」

京太郎「」

京太郎「で、でも……それでもっ!」

ゆみ「言いふらされたいのか?」

京太郎「……っ」

ゆみ「……なぁ、京太郎君」

ゆみ「私の物で、やってどうだった?」

ゆみ「どんな想像が君の中にあったんだ?」

ゆみ「……それが、本当はどんなものか、確かめてみたくないか?」

ゆみ「目の前に、君が想像した胸も、君が想像したにおいも、君が想像した……中も、あるんだぞ?」

京太郎「……ごくっ」

ゆみ「……ふふ、元気だな、君のここは?」

ゆみ「そして、正直だ、えらいえらい」ナデナデ

京太郎「……っ!」ビクンッ

京太郎「ゆっ……ゆみ……さん……っ!」

京太郎「俺……っ!」

ゆみ「焦るな、京太郎君」

ゆみ「ゆっくり、順序良くやっていこうじゃないか」

ゆみ(……そして)

ゆみ(君を私の虜にしてみせる)

ゆみ(……くす)


続かない
928 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:43:48.86 ID:2RfsfGwC0
ごめん、NGワード入れ忘れた、本当にすいません。

ついでに、これがイッチの限界です、すいません。


>>911なんでや、>>730は純愛やろ!


それじゃ、今日はこれでしゅーりょー、お付き合いありがとうございましたー

>>730は明日明後日のうちに書きます、多分
929 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/10(月) 01:44:30.92 ID:2RfsfGwC0
まさかの安価ミス >>911>>919
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:45:04.39 ID:0nVgDOvVo
乙、えろーい
鶴賀はもう肉食系路線でいい気がしてきた
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:45:16.24 ID:v9hSHkdgo
乙ー
京太郎の「なんでもしますから!」で草生えた訴訟
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:45:19.07 ID:CknuFNbIO
イッチくん!限界は超えるものだ!

鬱ぅ…
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:45:45.29 ID:7OHNvQAio
宮守の天使達に狡猾になってもらいたくなった
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:56:10.62 ID:vmiFuawY0
乙ー

狡猾な罠シリーズ化待ったなし!
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 02:04:31.91 ID:XJk0jFgDo
乙ー
かわいい
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 02:11:39.53 ID:9JqkIulao
モモもかじゅも、下着の上下揃えないんだな
パンツは白!っていうこだわり派?
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 02:21:39.77 ID:iQsGlugYo

気張ってないときなんてそんなもんじゃねの >下着の上下
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 14:42:05.94 ID:6gtYYxfS0
事前に京太郎の嗜好を調査したら染み付きで白いのが好みだった、とか。
939 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 22:52:51.09 ID:2RfsfGwC0
水玉が一番好きです、でもかじゅには似合わないと思ったのです、まる
まあ、上下一緒にしなかったのはミスだったかもしれませんが。


はじめるでー
940 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 22:57:19.45 ID:2RfsfGwC0
京太郎「ん……出かける、かも」

叔母「そうなのか?」

京太郎「ああ」

叔母「ん……わかった」

叔母「気をつけろよ」

京太郎「わかってるって」

………………。
…………。
……。

京太郎「……さて」

インマイルーム。

何をするかと言えば、いつものように携帯を取り出すだけ。

今度の相手は健夜さん。

……なんでかっていうと。



1、健夜さんと話したかったからだ。
2、健夜さんに麻雀を教わりたかったからだ
>>943
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:57:42.24 ID:6LO5roX1o
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:57:58.60 ID:DZEgJ2qto
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:57:59.37 ID:9nmCXwbF0
944 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:05:46.62 ID:2RfsfGwC0
……健夜さんに麻雀を教わりたかったからだ。

京太郎「さて……」

しかし、向こうにも向こうの都合があるだろうし、そう上手くいかないかもしれないが。

ただ、なんにせよ、教わって、より上手くならないと。

……前回があれだけぼろぼろで。

俺が稼いだほとんどを取られて。

……だから、取り返さないと。

そのためには、もっと上手く。

もっと上手く。

京太郎「……」

京太郎「今暇ですか……っと」

それなら、別に遠まわしにする必要も無い。

というか、教わる時間は長いほうがいいに決まっているじゃないか。

『……ん、暇だけど』

『どしたの?』

京太郎「いえ、麻雀教われないかなと……っと」

しかし、彼女の家は少なくとも長野県内ではないし、今日は無理、となる可能性もある。

……出来れば、そのまま過ぎて欲しいけれど。

『ん、大丈夫だよ』

『丁度今、その近くにいるしね』

京太郎「そうなんですか?……っと」

『うん』

『そろそろ欲しいゲームが発売されるから――』

京太郎「そうですか、それではまた会いましょう……っと」

『冗談だよ!?』

冗談じゃなかったら怖い。

尊敬していた人が路上で泊りがけでゲームを買う人だったなんて! みたいな。

京太郎「……で、教われますか?……っと」

『大丈夫だってば』

『駅前に来て』

京太郎「了解です……っと」

……さて。

叔母さんに一応外出するって行っておいてよかった。
945 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:11:26.23 ID:2RfsfGwC0
京太郎「こんばんは」

健夜「ん、こんばんは」

京太郎「……ええと、それじゃ、よろしくお願いします」

健夜「うん、よろしくお願いされるね、くす」

夜。

そろそろ五月になるとはいえ、夜はまだ肌寒く、彼女はマフラーをつけていた。

健夜「……どうしたの?」

京太郎「いえ」

京太郎「……似合うなって」

健夜「……ふふっ」

健夜「ありがと」

くすくす、と笑顔が返ってきた。

健夜「それじゃ、行こっか」

京太郎「ええ」

健夜「いつもの場所でいいよね?」

京太郎「むしろ、俺はそこ以外に知らないんで」

健夜「そっか」

健夜「……ふふっ」

京太郎「どうしたんですか?」

健夜「いや……」

健夜「いつもの、で通じるくらい一緒に遊んだんだなって」

京太郎「正確には俺が教わりに行った、ですけどね」

健夜「細かいなぁ」

彼女はマフラーで口元を隠す。

そして、その中から小さな笑いをこぼす。

……アクセサリが一つついただけで、いつもと感覚が違った。

健夜「それじゃ、今日も頑張ろっか」

京太郎「ええ、今日もよろしくお願いします」

健夜「よろしくお願い――って、これさっきも言ったね」

健夜「それじゃ、今日はどうする?」

健夜「今のうちに聞いておこうかな」

京太郎「そうですね……」


1、能力
2、雀力
>>948
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:11:59.01 ID:Oz+j1ChXo
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:12:10.97 ID:9JqkIulao
2
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:12:23.88 ID:/wAJ1glu0
1
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:12:30.05 ID:dClwWIRAO
1

ゾロ目テスト
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:12:32.26 ID:qPdYg39Po
951 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:18:27.26 ID:2RfsfGwC0
京太郎「……んじゃ、能力で」

健夜「ん、そっか」

健夜「どう、調子は?」

京太郎「残念なことに、まだ一度も闘ってないんですよね」

健夜「……まあ、焦らないほうがいいのかもね」

京太郎「ファンタジー北島を目指してますから」

健夜「うん、誰、それ?」

京太郎「最初の城の周りだけでLV99まであげた人です」

健夜「……」

健夜「……えっと、私が言うことじゃないのかもしれないけれど」

健夜「京太郎君にはそんな時間が残ってるわけじゃないんだからね」

京太郎「わかってますよ、それくらい」

京太郎「だから、こうして能力――というか、技術を学ぼうとしているんじゃないですか」

健夜「技術というには裏技だけどね」

京太郎「麻雀の技っていったのは誰ですか」

健夜「技と技術は必ずしも一致しないよ?」

京太郎「それもそうですけど」

健夜「……っと、見えてきたね」

健夜「それじゃ、今日もすこやん道場はっじまっるよーっ!」

京太郎「あ、健夜さん、あそこに――」

健夜「ちょっとくらいのってよ!?」


>>512-515
ゾロ目で能力習得
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:18:46.49 ID:vmiFuawY0
やほ
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:18:57.01 ID:v9hSHkdgo
おまかせあれ!
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:19:14.31 ID:Q+OXoITFo
その安価は…?
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:19:40.47 ID:/uQCRAyZ0
ほい
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:19:51.94 ID:dClwWIRAO
ゾロ目はおまかせあれ!
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:01.98 ID:/uQCRAyZ0
って、範囲・・・
958 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:20:05.29 ID:2RfsfGwC0
わぁい、誤字!
イッチ誤字別にすきでもない!


>>957-960
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:19.91 ID:dClwWIRAO
範囲wwww
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:29.67 ID:DZEgJ2qto
おお、もう…
961 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:20:30.62 ID:2RfsfGwC0
うん、諦める、
下4で
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:31.23 ID:Oz+j1ChXo
ふぇぇ
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:42.59 ID:v9hSHkdgo
また入り込んでるぞww
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:44.61 ID:Q+OXoITFo
おまかせあれ!
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:46.84 ID:HsLP14dAO
せや
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:51.81 ID:OWzHSwD90
とりあえず、落ち着いてもう一度指定するんだイッチww
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:51.92 ID:yega2/Kj0
カピバラ
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:54.02 ID:dClwWIRAO
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:20:55.11 ID:DZEgJ2qto
おまかせあれ!
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:22:09.96 ID:dClwWIRAO
おう、クロチャーおそいねん…
971 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:28:00.41 ID:2RfsfGwC0
京太郎「……目が痛い……」

健夜「だから、ガン開きし過ぎなんだって」

京太郎「いや、些細な違いなんてそうでもしないと見分けられないかな……って」

健夜「そんなことないよ」

健夜「私くらいになると、普通にしてても京太郎君の肌の細胞のどこが細胞分裂してるのか見分けられるほどだし」

京太郎「日常生活が大変そうですね」

健夜「……あ、今京太郎君の頬の大体その辺が細胞分裂してる……」

京太郎「本当ですか?」

健夜「触ってみれば?」

京太郎「……」

一応触れてみる。

……当然だが何も無い。

健夜「あ、今のでゴミ取れたよ」

京太郎「俺の細胞がゴミだと」

健夜「そういうことじゃなく」

健夜「もう、どうして京太郎君ってそんなにひねくれてるのかな」

京太郎「俺の寝癖がひん曲がってるからじゃないでしょうか」

健夜「その髪形寝癖なんだ」

京太郎「まさか」

健夜「……でも、本当に心はひん曲がってそう」

京太郎「泣きますよ?」

健夜「動物の鳴きまね禁止ね」

京太郎「……」

健夜「そんあエサをとられた小鹿みたいな目をしないでよ」

京太郎「くそう……今のは絶対に笑いを取れると思ったのに……」

健夜(思ってたんだ)



1、続ける
2、やっぱり雀力で
3、帰る
>>975
3以外の場合、明日の朝に支障が起こる可能性があります。
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:28:32.04 ID:Oz+j1ChXo
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:28:41.64 ID:XJk0jFgDo
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:28:45.25 ID:vmiFuawY0
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:28:46.19 ID:6LO5roX1o
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:29:17.39 ID:yega2/Kj0
1
977 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:32:41.80 ID:2RfsfGwC0
京太郎「わ……ワンモアチャンス……」

健夜「ん……まあ、私はいいけれど」

健夜「京太郎君は大丈夫なのかな?」

京太郎「俺はこのターンに全てを掛けます」

健夜「まだ練習なのに!?」

京太郎「次こそいけるきがするんです!」

京太郎「俺の両目の親父が叫んでるんです!」

健夜「取り外し可能!?」

京太郎「しましょうか?」

健夜「やめて!」

京太郎「健夜さんがそこまで言うなら――」

健夜「私やめてっていったよね!?」



>>978-981
ぞろ目で能力習得チャンス
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:32:59.56 ID:DZEgJ2qto
おまかせあれ!
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:33:05.27 ID:v9hSHkdgo
おまかせあれ!
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:33:05.47 ID:XJk0jFgDo
えい
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:33:08.06 ID:9nmCXwbF0
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:33:08.78 ID:6LO5roX1o
おまかせあれ!
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:33:12.05 ID:vmiFuawY0
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:34:09.38 ID:/wAJ1glu0
おまかせあれ
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:34:34.09 ID:YAtKKHGGo
(アカン)
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:34:52.86 ID:FGrsas5j0
oh…
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:35:38.82 ID:KnDQrF86o
出ないもんやな
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:35:40.55 ID:yega2/Kj0
カピバラ
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:35:59.67 ID:BKkoipzIO
妖怪イチオオイ
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:40:42.07 ID:Oz+j1ChXo
白糸台ではゾロ目大量発生しているというのに……
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:43:46.26 ID:9nmCXwbF0
次スレの誘導ってあった?
992 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:46:39.25 ID:2RfsfGwC0
次スレ立てたでー、のりこめー
【咲:安価】京太郎「……家が無い」はやり「19ですっ☆」【鶴賀】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355150328/l50


こちらは埋めてください。

あ、風呂入ってくるので続き投下が遅れます
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:47:32.44 ID:Q+OXoITFo
乙ー
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:47:49.98 ID:dClwWIRAO
ゾロ目は欲しい時に出ないもんな
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:47:53.44 ID:v9hSHkdgo
乙ー
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:25.31 ID:dClwWIRAO
>>993-995

草生えた
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:37.01 ID:OdkhFu3e0
>>1000なら京太郎すこやんとデート
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:43.81 ID:FGrsas5j0
乙ー
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:45.94 ID:Q+OXoITFo
>>1000ならかおりんの胸囲を測る
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:46.83 ID:9nmCXwbF0
>>1000なら満員電車でモモの狡猾な罠
1001 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:46.84 ID:6LO5roX1o
>>1000ならのよりんも堕とそう
1002 :1001 :Over 1000 Thread
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      ,ノ      ヽ =@           _,イ:
    '.o  r┐   *   ヽ、 ヽ、_     ,..-=ニ_
    =@   ノ       ノヽ、,  !..□ /     ヽ
     ヽ        .ィ'.  ,!    ハ/    、   `!、    七夕に…
      `ー-、_    く´ =@    /     ヽ  
         ,!     `!  l              ヽ、__ノ    このスレッドは1000を超えました。もう書き込みできません。
         l     `! `! !              l
          l  . =@ ,=@ヽ、 、_ ,ィ      ノ               
         l、_,!   し'   l =@  `l     =@               ://vip2ch.com/
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【咲:安価】京太郎「……家が無い」はやり「19ですっ☆」【鶴賀】 @ 2012/12/10(月) 23:38:49.18 ID:2RfsfGwC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355150328/

石田さんの事 @ 2012/12/10(月) 23:12:34.35 ID:v3Z3yXZi0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1355148754/

【CP】 ブレイブルー熱帯でござる 【絶賛稼働中】 @ 2012/12/10(月) 23:06:11.39 ID:GVavY9eRo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1355148371/

★東京 神奈川★174-パー速VIP @ 2012/12/10(月) 23:04:57.95 ID:ein7qMZAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1355148297/

千早「プロデューサー、大好きです」 @ 2012/12/10(月) 22:15:38.91 ID:1PzKylAr0
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ここだけ魔王城 コンマ00で魔王様に怒られる @ 2012/12/10(月) 22:06:44.10 ID:l+HgOyiIO
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P「超短編ストーリー」 @ 2012/12/10(月) 21:59:58.65 ID:KAY1DHiIO
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原子力スレ @ 2012/12/10(月) 21:35:53.40
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