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京介「俺の名前はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」 -
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1 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 12:42:20.82 ID:iz3JJ5VSO
世界の悪は集まった。『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア』という存在は恐怖の権化となり、それが討たれることによって世界は同じテーブルに立つのだ。
俺に出来ることはここまで。後の世界はあいつに託してある。そう、『ゼロ』に。
ここで自己紹介をするとしよう。俺の名前……詰まる所は本名は、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである。嘗てはランペルージ、偽名でアラン・スペイサー等と、実に様々な仮面と名前を使っていた。
悪逆皇帝、普通の学生、初めてその手を血で染めた名。最後に、決して忘れてはならない罪の名前『ゼロ』。
後悔はしていない。だがしかし、ゼロは一人の少女の父親を奪った。それは事実。目を背けてはならない罪状だ。
俺は本当に全ての罪を背負えたのだろうか。死んで詫びる、という言葉はある。だが、俺が死んだ所で、俺が殺めた人々が生き返るワケでもなければ、報われることもないのだろう。
死んだ者は帰って来ない。返事をしてくれない。それが人の世に生きるということ。
ならば何故、俺はこうして生きているのだろうか。
世界に明日が欲しいと願ったから?
まだ贖罪は済んでいないから?
どっちにしろ、俺は生きている。
名前こそ違うが、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、確かに生きている。
全く異なる世界。そこは平和な世界だった。
この世界には正義の味方は必要ない。なら何が必要なのだろうか。
俺は冷蔵庫から取り出したキンキンの麦茶をグラスに注ぎ、渇いた喉を潤す為に勢いよく煽る。
ああ、うまい。やはり夏はよく冷えた麦茶にかぎる。舌は完全に日本人の味覚に対応していて、納豆でも卵かけご飯でも難なくイケる。寿司なる料理を食した時は感動したものだ。
あの世界では日本の食文化は廃れていて、余り触れていなかったからな──。
おっと、話が逸れすぎた。
私の名前は、高坂京介。高坂家の長男にして、近所の高校に通う十七歳だ。
SSWiki :
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【安価スレ】あかるくたのしい傭兵生活 @ 2024/05/04(土) 01:17:50.63 ID:3fwRECJNO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714753070/
2 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 12:48:38.11 ID:iz3JJ5VSO
『慣れ』とは恐ろしいモノで、幼い時分に違和感を覚え発狂仕掛けたこともあったが、今ではごくごく普通に日常生活を送っている。
勿論、誰かに自分の素性について騒ぎ立てるような愚行はしていないし、話すつもりもない。この世界において、『前世』『ギアス』『転生』などと宣った暁には厨二病≠フレッテルを貼られかねないからだ。
今も尚、続けているネットでの情報収集により、サブカルチャーに対しても相応の見識はある。これは、中学一年生で小遣いやらお年玉を貯めて購入したデスクトップPCのお陰。
現在は引退し、その役目を薄型ノートパソコンに譲ってはいるが、必要あらばしっかり稼働してくれる筈だ。
優秀な部下を持つことは実に素晴らしいと言える。
飲み干して空になったグラスを流し台に置く。
さっさと着替えて宿題でも始めるかな、と俺はリビングを出ようとした。
ドタドタ──がちゃ。
階段を駆け降りる音が聞こえたと思うと、不意に扉が開けられる。リビングの扉を全開にし、部屋に入って来たのはこの俺、高坂京介の妹の、高坂桐乃。現在十四歳。
ライトブラウンの綺麗な長髪に、丁寧に施してある化粧。清楚、おしとやかといった言葉は流石に掛けられないが、万人に聞いても全員が賛辞を述べるほどに秀麗だ。身長も高めで、スタイルも抜群。
確かに大人びてはいるが、俺にとってはまだまだ『可愛い』妹で、ナナリーとは別のベクトルの可愛さを誇っているのだ。
その可愛い妹が、可愛らしい声で話し掛けて来た。
「ねえ京介。今から……空いてる?」
最近になって、桐乃は俺を『お兄ちゃん』と呼ばなくなっていた。おそらく思春期の少女だからであろうが、やはり寂しいものがある。
今から、か。宿題? そんなモノなかった。学校から帰宅してすぐに宿題をやるほど、俺は真面目じゃない。
「ああ、空いてるよ。出掛けるのか?」
「──良かったっ! あ、えと。……あやせの家でね、宿題やろうってなってね。加奈子も来るし、京介に教えて貰えば勉強も捗るから、さ?」
段々と聞き取りずらくなるが、そこはやはり兄として悟ってあげなければなるまい。
俺の妹は優しいからな。あの小生意気な加奈子でさえも、しっかり友達をやっていられるようだ。
うっかり唇にキスされてしまった際には、それはもう惨劇が繰り広げられ……。いや、よそう。『あやせちゃん』が桐乃の制止を振り切って、彼女が加奈子に何をしたのかなんて俺は知らないから。
3 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 12:49:37.15 ID:iz3JJ5VSO
「家庭教師の真似事は得意だからな。着替えて来るから、少し待っててくれ」
妹の頼みを無下にするワケにはいかない。取り敢えず宿題は後回しにすると決め、自分の部屋へ向かった。
俺の部屋は、特筆することがない。当たり障りのない、機能的な家具。インテリアを凝らしているワケでもなく、少し大きめの机にぽつんとノートパソコンが座しているだけ。同年代の男と比較するならば、立派なチェス盤があるだけかもしれない。
制服を脱ぎ、私服に着替える。ここは日本で、この世界では、自分は皇族ですらない。よって、服も一般的な市販されているやつだ。
俺は、落ち着いた色の、華美さを感じさせない服装を着こなしている。
意味不明な英字を並べただけの、派手な服は一切購入していない。
「これで……大丈夫だな」
男にとっては大きいだろうと思える姿見に全身を映しながら、清涼感を演出する、くどい匂いのしない香水を使う。
お年頃の少女の家に上がらせて貰うのと、妹と出掛けるということで、身嗜みにはより一層気を使う。
桐乃に不潔なんて言われたら、俺は普通に[
ピーーー
]るからな。ううっ……。
妹と出掛けるための身嗜み条件はクリアされた。
鏡に向かって何回かポージングを取る。
映る姿はあの世界の俺そのもの。日本人とは思えない容姿に背格好……そして──。
「京介ぇ〜〜〜まだぁ〜〜〜?」
桐乃が俺を呼んでいる。少し時間が経ちすぎていたようだ。
「ごめん、今行くから」
俺には何が出来るのだろうか。ナナリーは最後に泣いていた。今度こそはと、俺は優しい兄でいようと誓う。
俺はお前のお兄ちゃんだから──な。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/01/07(月) 13:48:59.84 ID:uyTdS2V50
続きマダー?
声優繋がりでもこれはおもしろい
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 13:50:00.23 ID:nKigSpuYo
共通する声優にまったく覚えがないんだが
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 13:50:42.66 ID:DvNOtWMuo
中の人は別じゃなかったっけ?
ともあれ期待
7 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 13:56:38.79 ID:iz3JJ5VSO
佳乃さんがヴィレッタてとこのみ。流石のルルーシュもこれにはびっくり
8 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 14:55:52.54 ID:iz3JJ5VSO
桐乃と出掛けるのは楽しい。何が楽しいかと言うと、通常比で四.五倍くらい桐乃と話せるからだ。
自宅で会話をしていないワケではない。ただ、話す機会がないのだ。家にいる時、俺は自室かリビングで過ごすのだが、桐乃は部活が忙しいし勉強もある。
そんな理由で桐乃は滅多に部屋から出てこない。
こうして二人で過ごすことは本当に稀で、俺はこの一時を実に貴重としている。
「それでね、昨日は──」
学校生活や読者モデルの仕事、部活動。桐乃は溜まった何かを吐き出すように、話題を出してくる。その様子を見ていると、どうやら俺は顔を綻ばせてしまっていたらしい。
桐乃が可愛く頬を膨らましてツンとしてしまう。
「あたしの顔見て笑わないでよ。顔丸いの、結構気にしてんだから」
俺から百八十度、顔を反らす桐乃。
「違う違う。──その、何だ。つい嬉しくてさ」
桐乃の気分を害するつもりはなかったが、怒る姿もいいな、うん。
「嬉しく……?」
「ああ、嬉しい。お前とこうして二人で過ごせることがな」
あの世界は平和ではなかったからな。安心して過ごせた日々は少しだけで、最後はナナリーとも離別していた。だからこそ、この時間は輝く。
戦いが終わった後の平和を、俺は知らない。平和になった世界で、俺はナナリーと過ごしていないから。
桐乃が生まれた日のことはよく覚えている。ナナリーが生まれた日もだ。
二人とも、俺の大事な妹。
「バカっ、あんまし恥ずかしいこと言わないでよ。もうっ」
「ははは、バカって言われちゃったな」
「ちょ、冗談だって!」
「うん、分かっているさ」
そう、俺はお前のお兄ちゃんだからな。
「うぐっ……! と、取り敢えず今日はガード高くしておくこと。流石に加奈子も懲りてると思うから、多分大丈夫なはずだケド」
そうだな。俺の精神衛生上、警戒しておかないとヤバいもんな。あの日のあやせちゃんは、おそらく幻。悪夢だったんだ。
肩と肩が触れ合うかどうかの距離で、俺と桐乃はあやせちゃんの家に向かう。それが俺たち兄妹の、今の距離。……手ぐらい握ってもいいんだぞ?
9 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 15:52:02.21 ID:iz3JJ5VSO
あやせちゃんの家は、高坂家から見て、駅の反対側に位置している。
桐乃とゆっくり歩きながらの向かったはずだが、会話が弾んでいたせいで所要時間は短く感じた。
庭付きの一軒家。あやせちゃんのイメージとあい変わりない清潔さが窺える。
桐乃がインターホンを押すと、まるでドアの前で待機していたくらいの迅速さで、あやせちゃんが出迎えた。
「桐乃、待ってたよ! 京介さんも来てくださってありがとうございます!」
さ、早く上がってくださいと続けるあやせちゃん。彼女には清楚、おしとやかという言葉が非常に似合う。桐乃を先に通させ、それに続いて俺が入る。
「「お邪魔します」」
整理が行き届いた玄関。靴を脱ぎ、新垣邸に上がり込む。すると、廊下の奥の扉が開き、中からあやせちゃんの母親が出て来た。
「まあ。桐乃ちゃんに、京介くんまで。後で、ケーキと紅茶をお部屋に持ってくわね」
新垣家ご夫人は、この辺りの地区のPTA会長を務めている。あやせちゃんの母親だけあって、やはり美人だ。
あやせちゃんも桐乃と同じく読者モデルをやっていて、新垣夫人は何かと桐乃の面倒を見てくれている。それも含めて、俺はお礼を述べる。
「ご夫人には、いつも桐乃がお世話になっています。ウチの両親もとても感謝しています」
「いいのよ。佳乃さんとはよくお茶をご一緒させてもらってるから。京介くんには、よくあやせのお勉強を見て貰っちゃってるしねえ」
二週間に一回くらいだろうか。最近は桐乃が部活でも、俺一人であやせちゃんや加奈子の勉強を見ているのは。
桐乃は俺が面倒見なくても大丈夫なくらいに成績が良いからな。加奈子は大概だが。
にこやかに微笑む新垣夫人。
「いえいえ。僕も、妹が増えたみたいで嬉しいですし」
例え血が繋がってなくても、俺はその関係が築けたこともあったから。
新垣夫人は、少し驚いたように表情を変化させ、またにこやかな微笑に戻る。
「もう、お母さん! いいから早くケーキとお茶用意して来て! 加奈子も待ってますし、行きましょう」
あやせちゃんは、急かすように俺の背中を押す。反発することなく階段を上り、案内に従いあやせちゃんの部屋に入る。
「よお、京介。カノジョを待たせるなんて、イイご身分だなオメー」
10 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 15:53:43.63 ID:iz3JJ5VSO
落ちないからまったり投下します。今日はこれにて終了
次回は書き溜めてから一気に投下
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 16:16:24.32 ID:z7p7ATcmo
これは珍しいクロスだな
ひとまず乙
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 16:29:32.05 ID:IbCJ9N+AO
容姿、スペックともに京介を圧倒的に凌駕してるルルが兄なら京介もういらねーわ
13 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 16:40:58.76 ID:iz3JJ5VSO
エロゲイベント〜のオフ会。黒猫あたりがメイン
ルルーシュが兄に変更され、余波が凄い。京介挫折も存在しないから、桐乃はお兄ちゃんっ子のままです。
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 16:59:04.42 ID:988zt5uxo
加奈子は彼女なんですか!?
加奈子は彼女なんですか!?
15 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 17:13:56.82 ID:iz3JJ5VSO
>>14
自分は加奈子大好きですが、明確なカップリングは多分作りません。
京介ファンクラブの会員が噴死してしまいます。
あくまで加奈子がそう言ってるだけです。
それと原作11巻でチョイ出の方が同じ高校で出ます。
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 20:38:03.27 ID:o08ez+tIO
黒猫楽しみ
ところで京介のことで桐乃が頑張る理由がないから桐乃のスペックは原作より下がってる感じ?
17 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/07(月) 22:13:14.76 ID:iz3JJ5VSO
>>16
読モ、部活、勉強、エロゲ。この状態のきりりん氏は間違いなく高スペック。
お兄様がルルーシュなので、別の理由で頑張ってます。
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 22:14:41.62 ID:1iYj1pz20
スレタイの京って所を見て京太郎だと見てしまった俺は色々毒されていると思う
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 22:48:46.90 ID:ZfZXZxFjo
言っちゃあなんだがルルって本編は後味悪い最期だったからせめて二次創作ぐらいでは幸せになってほしいってのは何となくある
ただ小説版はラストで生きているかもって描写があったからなぁ
あと壁子の裏設定がなんか可哀想だった
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/07(月) 23:04:22.36 ID:nKigSpuYo
ブリタニアに戻ったのに、学園に傷つけに戻ろうと何度も家を脱走して軟禁中なんだっけか
21 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/08(火) 10:25:25.89 ID:sn2daRKSO
その時俺は、閃光を見た気がした。
右脇を影が通過する。
その影は瞬時に加奈子の背後に移動し──
「ぶへっ!!」
あ、これはやばい。
俺が現状を認識した時には、既に加奈子はローテーブルに叩き付けられており、その亡骸の傍らに笑顔で佇むあやせちゃんが、酷く恐ろしく思えた。思えただけだ。
俺は何か間違った認識をしているだろうか? いや、何処も間違いはないはず。
「ごめんなさい。直ぐにこのゴミは片付けておきますから」
舌をペロッと出しながら、自分の頭をコツンと叩くあやせちゃん。
その『ゴミ』は何だったのだろうか。ああ……、俺は関知していない。何も見なかったんだ……!
これが現実なんだよ、加奈子。だが、お前の犠牲は無駄ではなかった。
「オイコラ、加奈子をゴミ扱いすんなヨ!」
「あっ、ごめ〜ん。まだ生きてたんだぁ」
両手を叩いて「あっ」と気づいた様子のあやせちゃん。加奈子、大人しく戦線を退いていればよかったものを、お前はアレだ。至るところが玉城にそっくりだ。
そしてあやせちゃんは完全に、桐乃>>>加奈子といった感じで、加奈子に対して少し(?)厳しい。多分、神楽耶に近い。代表例はゼロ>>>スザクだな。
そう考えると桐乃はどうなるのだろうか。ううむ……シャーリーか? 違うな、頭髪的に類似しているだけか。カレン? ……いや、待てよ──
「仲良くするのはいいことだけど、女の子同士で暴れるのはダメよ?」
背後を振り返ると、新垣夫人がドア口に立っていた。紅茶とお茶請けを手にしている。先ほどの玄関でも気づいたが、気配を感じさせない身のこなし。相当の達人に違いない。
さっさっ。無音の足運びで部屋に割って入ると、カップが乗った花柄のトレーをテーブルに置く。そして、やおらあやせちゃんの耳に口を寄せた。
「──────、」
「……っ、もうお母さん!」
新垣夫人はあやせちゃんをからかったのだろう。夫人のアレは悪巧みをした顔だ。あやせちゃんが恥ずかしそうに頬を染めている様は、至極愛嬌があった。
22 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/08(火) 10:29:07.47 ID:sn2daRKSO
そんなこんなで、少女たちの勉強会がスタートした。俺は専ら加奈子に付いて教えている。
桐乃は優秀なので、全く手が掛からない。しかし兄としては何か頼って欲しい気もするが。
「ねえ、桐乃。ここの問題って──」
あやせちゃんはそこそこだ。成績は中の上くらいだと聞いている。彼女は真面目なので、自力で解ける範囲は完璧にこなせるレベルだ。
「きょーすけぇー。疲れたからちょいマッサージでもしてくんね?」
開始早々ぐだる加奈子。お洒落な(しかし子供っぽい)服が捲れ上がり、臍まで見えてしまっている。その汚ならしい格好を眺めていると、言い様のない気分になる。……やれやれ。
「加奈子。女の子がそんな醜態を他人に晒すな。──ほら、マッサージしてやるから、うつ伏せになれ」
「うひっ。頼むぜ」
気持ち悪い声を出すと、加奈子はうつ伏せになる。近場から、ハドロン砲を向けられたようなプレッシャーを感じる。これも気のせいだろう。まるで「ぶるあぁぁぁ。ルッルーシュぅぅぅ」の男みたいじゃないか。
加奈子の小さな背中に両手を添え、強すぎない力で揉み解してやる。桐乃とあやせちゃんと違って、加奈子の背格好は小さめだ。
これほどまでに華奢だと、なんだか懐かしさが込み上げて来るな。俺が加奈子にやたら寛容なのは、おそらくこのせい。最期にマッサージくらいしてあげたかった、……ナナリー!
「うへへ……きひっ。あんっ、きょうすけぇ〜〜〜」
艶やかな嬌声を上げながら、腰をくねくねさせている。気持ちいいだろう! 心地よいだろう! ふっ……俺にかかればマッサージなど、蜃気楼の操縦に比べれば児戯に等しいのだよ! ふはははは。
「ちょっと、京介。アンタ何ニヤついてんの? ロリコンきもっ!」
突如背後から放たれたハドロン重砲。
ロ、リコン? キモイ?
桐乃が俺にキモイダッテ?何処で教育方針を違えた? 咲世子か! やはり咲世子が必要なのか!?
桐乃が俺に罵声を浴びせるのは、友達同士の集まりの場だけ。その大体が加奈子が俺に絡んでいる時だ。
だがこれだけは言っておかなければなるまい。
「ふははは──! 違うな。間違っているぞ、桐乃。俺はロリコンではない。シスコンだ!」
23 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
:2013/01/08(火) 10:32:05.01 ID:sn2daRKSO
そんなこんなで、少女たちの勉強会がスタートした。俺は専ら加奈子に付いて教えている。
桐乃は優秀なので、全く手が掛からない。しかし兄としては何か頼って欲しい気もするが。
「ねえ、桐乃。ここの問題って──」
あやせちゃんはそこそこだ。成績は中の上くらいだと聞いている。彼女は真面目なので、自力で解ける範囲は完璧にこなせるレベルだ。
「きょーすけぇー。疲れたからちょいマッサージでもしてくんね?」
開始早々ぐだる加奈子。お洒落な(しかし子供っぽい)服が捲れ上がり、臍まで見えてしまっている。その汚ならしい格好を眺めていると、言い様のない気分になる。……やれやれ。
「加奈子。女の子がそんな醜態を他人に晒すな。──ほら、マッサージしてやるから、うつ伏せになれ」
「うひっ。頼むぜ」
気持ち悪い声を出すと、加奈子はうつ伏せになる。近場から、ハドロン砲を向けられたようなプレッシャーを感じる。これも気のせいだろう。まるで「ぶるあぁぁぁ。ルッルーシュぅぅぅ」の男みたいじゃないか。
加奈子の小さな背中に両手を添え、強すぎない力で揉み解してやる。桐乃とあやせちゃんと違って、加奈子の背格好は小さめだ。
これほどまでに華奢だと、なんだか懐かしさが込み上げて来るな。俺が加奈子にやたら寛容なのは、おそらくこのせい。最期にマッサージくらいしてあげたかった、……ナナリー!
「うへへ……きひっ。あんっ、きょうすけぇ〜〜〜」
艶やかな嬌声を上げながら、腰をくねくねさせている。気持ちいいだろう! 心地よいだろう! ふっ……俺にかかればマッサージなど、蜃気楼の操縦に比べれば児戯に等しいのだよ! ふはははは。
「ちょっと、京介。アンタ何ニヤついてんの? ロリコンきもっ!」
突如背後から放たれたハドロン重砲。
ロ、リコン? キモイ?
桐乃が俺にキモイダッテ?何処で教育方針を違えた? 咲世子か! やはり咲世子が必要なのか!?
桐乃が俺に罵声を浴びせるのは、友達同士の集まりの場だけ。その大体が加奈子が俺に絡んでいる時だ。
だがこれだけは言っておかなければなるまい。
「ふははは──! 違うな。間違っているぞ、桐乃。俺はロリコンではない。シスコンだ!」
24 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/01/08(火) 10:34:26.62 ID:sn2daRKSO
連投はミス。書き溜め放出したけど、今日はもう寝ます。昼夜逆転はつらいナリィ……
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/08(火) 12:39:11.41 ID:BAK0j9VAO
乙
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/10(木) 19:34:01.56 ID:lsWx4ddco
乙
27 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/01/11(金) 13:35:13.98 ID:F+5TtT/SO
データが全部飛んでしまった……死のう
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/11(金) 14:47:42.17 ID:jRH8orZ70
>>27
それでも待ってる
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/25(金) 00:20:43.95 ID:Vd4w0l0U0
待ってる
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/25(金) 09:01:22.95 ID:kZFB+0bs0
スレタイみて声優繋がりで京太郎なのかと思ってたら人違いだったでござる
31 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/02/02(土) 01:29:06.71 ID:7SqH6JpSO
「リセーーーット!」
リセットの魔法が発動されました。
自信のギアス未完作品を完結に導くため、イチからまた頑張るお
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 02:22:38.14 ID:CGZYAmgro
大将!いいネタ頼むよ!
33 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/02/02(土) 21:50:09.24 ID:7SqH6JpSO
>>31
×自信
○自身
このスレのまま続行しますが、短編的なものをストーリーに沿って投下していくカタチにします。現在投下済みのもの5続編を兼ねております。
〜俺の妹がこんなに可愛いわけがない編〜
過去。それは過ぎ去った日々の記憶。
俺は再び生を受け、しかしまた同じ道を行くいうのか。
違う。あれに二度目はない。物事には決して結果のみが優先されない場合もあることを、俺は身を以て実感させられたのだから。
ならばこそ俺が取るべき選択は一つ。もう、後には退けない──
「で、どう? あたしの趣味を見た感想」
……何なんだコレは!
俺の妹は、これほどのっ……これほどの変態ッ。違うッ! しかし、目に映る現実は、これが事実なのだと俺に告げている。
「くっ。……まさかお前が、エロゲーを趣味としていたとは」
やはり教育は大事だ。昨今に始まったことではないが、ネットの普及によって、子供時代から様々な情報に触れることが可能になった。
だが、多くの情報に触れ、新たな知識を開拓することが必ずしもプラスになるとは限らない。
「──その結果がこれかっ」
よりもよってサブカルチャーの中でもかなり濃い目ではないか! 一体誰が桐乃を……。
「……やっぱり、あたしがこういうの持ってるの……おかしいかな」
「っ。知らん!」
「……そうだよね。こんなの、おかしいよね、普通……」
「趣味は、個人によって異なる。だから、お前がこういった趣味を持っていようと、何らおかしくはない」
違う。これは嘘だ。
本来ならばここは桐乃を糾弾してしかるべき所。十四の女の子の趣味としては、これほどまでに異質なモノはないだろう。
なぜ俺は桐乃を咎めない……?
兄として、ここは言い聞かせなければならない筈だ。
お前の趣味はおかしい。間違っているぞ、と。
俺の半ば肯定と取れる返答に、桐乃は安堵しているようだが……。
「俺には、お前の意思をねじ曲げる資格はない。お前の趣味を否定するなんて、できない」
結局、俺の答はここに帰結してしまう。選択する権利は桐乃にあるのだから当然なのかもしれない。が、ただ単純に、俺の独り善がりとも言える。
俺が否定したとしたら、桐乃はどうしたのだろうか。
直ぐに改める? 違うな。桐乃は自分の意思を簡単に折ったりしないし、アレでなかなか頑固者だ。俺の意見を即座に反映させるとは、させるとは……。
「桐乃。少し訊ねたいんだが」
「ん、なになに?」
「何故お前は妹もののエロゲーばかり持っている?」
34 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/02/02(土) 23:12:47.30 ID:7SqH6JpSO
するとどうだろうか。桐乃はきらりと目を輝かせ、俺の方へ這い寄ってくる。
「………………」
それも無言でだ。
一体何が……!?
ええいっ、考える時間が圧倒的に足りない!
少しでも思考を巡らす猶予を得ようと、俺はじりじり後退する。アクションを起こすには、情報が不足し過ぎているのだ。
「……京介、どうして逃げるの?」
「違う!これは、戦略的なもので……」
「またチェスの話? 誤魔化そうとしている時の京介って、すごい解りやすいよ」
「……くっ」
追い込まれた。退路は壁に阻まれ、無論援軍は期待出来ない。
俺の前では割と大人しかった桐乃による、予想外の攻勢に焦った俺は、冷静さを欠いてモタついてしまった。
ダメだ、逃げられん……!
そうして桐乃は、無抵抗の俺に覆い被さるようにして──
「おい、高坂。どうしたんだよオマエ」
「ん? ああ、赤城か」
ポンポンと俺の肩を叩くこいつは赤城浩平。……まあ親しい友人だな。加えると、サッカー部に所属していて、二つ下に妹が一人いる。
「『あの日』の翌日ってワケじゃねえのに、お前が居眠りなんて珍しいな」
「昨夜は徹夜だったんだ。友人なら少しは察してくれ」
チッ。肩を叩く力加減を少しは考えろ。痛いぞ。
寝不足も相まって、ついイラッとしてしまった俺は、赤城の手を強引に振り払う。
「っおい、高坂。どうしたんだよ。相談なら乗るぜ? お前には瀬菜ちゃんのことで借りがあるからな」
そう言えば、そんなこともあったか。
赤城の妹は『腐女子』と呼ばれる人種で、俺は当時、サブカルチャーに疎かった赤城の相談に何かと付き合ってやっていた。
何でも『漆黒×お兄ちゃん』の漆黒総受けが一番のお気に入りだと聞かされた。……いらん知識だ。
「バカを言うな。生憎と、お前ほど深刻で残念な悩みではないから気にするな」
そうだ。桐乃が実は妹もののエロゲーを愛して止まず、日々画面の中の妹達を愛でているぐらい何だ。
赤城の妹と比べれば、同レベルかそれ以下──
「いや、切実な相談がある」
「な、何だよいきなり」
なぜ怯む。お前が相談しろと言ったからだぞ? そうでなければ俺は、誰にも話さなかったと思うな。
ふぅ、と一呼吸。
そして俺は告げる。
「俺の妹はエロゲーをこよなく愛する変態だったんだ」
「やっべ。次、理科室じゃん」
「おい、赤城、待て! まだ俺の相談は始まったばかりだぞ!」
35 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/02/03(日) 09:42:11.05 ID:D5Kqq85SO
「んで、何だっけ? 高坂の妹の桐乃ちゃんは、実は変態ちゃんだったっつー話だよな?」
「違うな、間違っているぞ赤城」
クソッ。正直、赤城の言葉は的確だが、兄としてここは譲れないライン。
……おまけに真顔と来た。
「マジかよ! 違うの!?」
すまない赤城。だが、今の俺にはまだ桐乃の趣味を受け止め切れていないんだ。
「……今日は、お前の家に泊まりに行くとしよう」
「おっ。そりゃ名案ですぜ旦那ァ!」
嬉々として喜ぶ赤城。男が男の家に泊まる……、高校生にもなってそんなにはしゃぐことか? 煩わしいヤツだ。
「少し癪だが、高坂がウチに来ると瀬菜ちゃんも喜ぶんだよなぁ。……息荒いけど」
「どうせ変な妄想を膨らませているんだ。……考えるくらい好きにさせてやろう」
アレは俺と赤城で腐的な妄想を脳内再生しているに違いないが、口には出してないのでまあ許容範囲だ。
現実にまで妄想がだだ洩れにならない限りは大丈夫なはず。
「ぐすっ……。お前はオレより瀬菜ちゃんを解っているのか。くっそおおおおお! 瀬菜ちゃんを頼むぞ高坂アアアアアア!!!」
「赤城、お前は少し黙っていろ!」
「グッゾオオオ! ぜな(瀬菜)ぢゃ〜ん」
さっさと鼻水を拭け! 汚いヤツめ。
制服の袖で顔をごしごし擦る赤城は、咽び泣くことをやめない。
「このバカが! 教室で泣き出すヤツがあるか!」
放課後の教室なだけあって人は疎らで、女生徒が何人かいるだけだ。そのため教室は静かなワケで、赤城の泣く声が余計際立つ。
「全く……。心配しなくとも、俺はお前から妹を奪ったりしない」
「ほ、本当か? ……高坂」
「ああ。約束する」
「うおおお! 嬉しいのに、涙が止まらん! 惚れるだろうがッ! イケメン過ぎんぞ、お前はああああ!」
まったく。本当にこいつはうるさい。
だが、何だか憎めない……俺の、友人だ。
36 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/02/03(日) 10:38:37.13 ID:D5Kqq85SO
〜お兄ちゃんは反逆ができない編〜
カチッカチッ、と軽快なクリック音だけが部屋に響いている。
すやすや眠るしおりを、俺は……
1.ぎゅっと優しく抱き締めてあげた。
2.起こしてしまわぬよう、そっと布団を抜け出した。
3.問答無用で、布団から蹴り出した。
「何だこれは。ふざけた選択肢だな。2しかない」
俺は迷いなくマウスを滑らせ、二つ目の選択肢をクリックした。
京介『まったく……すやすや寝てるのはいいが。まあ、可愛いからいいか』
ふははは! やれる、やれるじゃないか!
エロゲー? これはそんな低俗なモノではない。立派なシミュレーションゲームだ!
「お兄ちゃんに断りをいれず、ベッドに入り込む。フッ──可愛いヤツめ」
まるで小動物。庇護欲を駆り立て、何とも愛らしいではないか。これなら桐乃がハマったとしても納得が行くかもしれん。
「でしょでしょー! しおりちゃんの可愛いさってヤバくない!? でへへ」
「同感だ。それに、チャートもよく練られているし、分岐も多い。ユーザーを満足させるには充分すぎる」
「だよね! くぅ〜っ、京介サイッコーじゃん! エロゲーの才能あるよ?」
「当然。……では桐乃。お前のオススメのエロゲ、全部用意して欲しい。俺には妹達を攻略する仕事が待っている」
「わかった! んじゃ取りに行ってくる」
キャッホーイと飛び上がりそうな雰囲気の桐乃が、俺の部屋から出て行く。
やはり桐乃は、趣味を共有できる存在を熱望していたらしい。
赤城の家で泊まり込みのシスコンバトルを繰り広げた後、赤城瀬菜という前例から生み出された作戦。
「……桐乃の趣味に付き合ってやる、だったか。しかし、本当にハマってしまうとはな」
それも睡眠時間を削り、休日を削り、だ。
桐乃からは「エロゲーマーの鑑じゃん!」と言われてしまったが。
……赤城にも勧めてみるか。あいつも間違いなくハマるな。
だが、兄妹で妹を攻略する18禁なゲームをプレイするとは如何なものなのか。
ううむ。……ダメだな。
「倫理的に見てもマズイし、社会的に見ても常軌を逸している。何か別の作戦を……!」
ある、あるじゃないか!
俺には強力な仲間がいる。早速電話してみるとしよう。
プルルル──ガチャ。
『むむっ、この気配……!』
「──もしもし。私だ、闇の皇子だ」
『これはこれは。お久しぶりでござるなー、京介氏』
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/04(月) 02:59:40.92 ID:9jJ5dIXVo
え、妹物エロゲはまったのか
シスコンぱねぇ
38 :
ツン
◆IeC1kQL7FfR0
[sage]:2013/02/04(月) 10:17:00.75 ID:gcbsG6GSO
俺が電話を掛けた相手は数年来の『仲間』である、槇島沙織だ。この『ござる』口調から察するに、今は沙織・バジーナか。
「突然で何だが、折り入って頼みたいことがある」
『ほうほう。京介氏が拙者に頼みごととな? むふふー、よいでござるな! それで、その内容とは?』
興味津々といった感じで、沙織は俺を促してくる。どこにそこまで盛り上がれる要素があるのか不明だが、そういえば沙織はこういう人間だったな。
一見変人にしか見えないヤツだが、それは『小さな楽園』の自然崩壊以後、多数のペルソナを使って弱い自分を隠しているためで、沙織が思い描く理想の人物像を顕している。
根は真っ直ぐで優しい。しかし、そのせいか妙に危なっかしいんだ。
「俺の妹と友達になって欲しい。歳は沙織の一つ下だが、……まあ、悩み多き年頃でな。お前の人となりなら安心して任せられるんだが」
桐乃と同性だしな!
『京介氏の妹君ですか。それはさぞかし美少女なのでしょうな。──よしっ、承ったでござる。拙者は現在、『オタクっ娘あつまれー』コミュの管理人を務めておりましてな? 近日お茶会を開催する予定でござる』
何という幸運、宿命、数奇!
女の子だけのお茶会ならば、桐乃を参加させても大丈夫だ。
男が一人でもいたら却下だけどな!
「なら頼む。桐乃には俺から伝えておく。今日より開催まで、連絡は密に。大幅な計画の修正を頼む」
『イエス、ユア・マジェスティ、でござる!』
「……っ、じゃあな」
『ニンニン〜』
はあ。鬱だ。
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 23:13:58.11 ID:UhNTQTmp0
闇の皇子と名乗るルルーシュwwwwww
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/22(金) 21:18:26.62 ID:Hfx0tbhM0
これは期待
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