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岡部「汝、無垢なる刃デモンベイン!!」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 02:13:46.48 ID:4FhLg/SGo
世界線変動率 8.056483
岡部「腹が減った…」
一週間も何も食ってない……このままでは餓死をしてしまいそうだ
最早、ネズミや虫を食い続ける生活も限界だった
塩など既に三日前に尽きた…
仕方がない。あまり行きたくはないがあのシスターの所にたかりに行くか
岡部「どうせグチグチと言われるのであろう」
後の展開にため息をつきながら、重い体を動かした
ぐうう〜!
大きな音を立て腹が鳴る
岡部(マズイ!!このままでは協会に着くまでに死んでしまう!)
冗談などでは無く本気でそう思った。早く行かなければ…
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1362244426
1.5 :
荒巻@管理人★
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パンティ「ガーターベルト大丈夫かー」ストッキング「血が止まらないわー」 @ 2025/07/26(土) 02:27:49.65 ID:OmgbeFOdO
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うんち @ 2025/07/25(金) 23:18:36.55 ID:tsEvWZe2o
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天龍「イキスギィ!イクイク!ンアーッ!枕がデカすぎる!」加賀「やめなさい」 @ 2025/07/25(金) 19:40:58.85 ID:LGalAgLLo
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(安価&コンマ)コードギアス 薄明の者 @ 2025/07/23(水) 22:31:03.79 ID:7O97aVFy0
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ご褒美にはチョコレート @ 2025/07/23(水) 21:57:52.36 ID:DdkKPHpQ0
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ビーノどっさりパック @ 2025/07/23(水) 20:04:42.82 ID:dVhNYsSZ0
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コナン「博士からメールが来たぞ」 @ 2025/07/23(水) 00:53:42.50 ID:QmEFnDwEO
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4日も埋まらないということは @ 2025/07/22(火) 00:48:35.91 ID:b9MtQNrio
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753112915/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:14:35.19 ID:4FhLg/SGo
協会
岡部「……」
完全に誤算であった…まさかたかる相手が居ないとは…
何故だ…何故こんな時に…
岡部「なぁぜなのだぁ!!?何をしとる!!あのシスターは!!」
岡部「クソ!これも機関の奴らのしわざか…」
あっ…駄目だ…完全に腹が限界を迎えた…
もう駄目だ…死ぬ…
「あ〜、オカリンが死んでるぞーー!」
「違うよーー!行き倒れだよ!」
「「いっきだおれ!いっきだおれ」」
岡部「……」
「さっさと起きろよ!」ドス!
「そうだそうだー!」グイグイ!(髪です)
岡部「……
「……」おろおろ
「虫も乗っけちゃえ!!」
ドスドスドス
岡部「」ブチ!
岡部「貴様らーー!!」
岡部「調子に乗るんではぬぁーい!!」
ジョージ「あはは!怒った怒った!!」
コリン「怒った怒った!!」
アリスン「……」オロオロ
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:16:09.27 ID:4FhLg/SGo
岡部「貴様らぁ…」
バタッ!
岡部(誰でも良いから助けてくれ…)
そんな時、やっとのことで救いの女神が…
「あらあらー、可哀想に羽ばたけない憐れな倫ちゃんがショタコンとロリコンに目覚め子供達を汚そうとしてるー」
岡部「誰が…汚すか…」
岡部「そんなことより飯を寄越せ!!」
ライカ「あらら…頼み事をするのにそれは無いんじゃないかなぁ」
岡部「飯を…ください…」
ライカ「よろしい」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:16:56.29 ID:4FhLg/SGo
岡部「……」ガツガツ
岡部「ふぅ…」
ようやく腹が一杯になり落ち着いた。食事がこんなにもありがたいとはな…
岡部「シスターライカ。世話になったな…ではさら----」
ライカ「倫ちゃん」
岡部「はい…」
だから嫌だったのだ、ここに来るのは。
ここに来るといつも説教を食らってしまう
ライカ「たかるのは…まぁ良いとして」
ライカ「職に就けよ」
岡部「グゥ…」
ライカ「だから、今回もこんな事になってるんじゃない」
岡部「しかしだな、シスターライカ」
岡部「俺は無職では無いぞ」
そう。一応弁解の為に言うが無職では無いぞ
ライカ「売れない探偵なんてお仕事の内に入りません」
岡部「むぐぐ」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:18:05.44 ID:4FhLg/SGo
そう鳳凰院凶真こと、この俺は探偵をやっているのだ
岡部「う、売れないなどとは失礼ではないか!!」
ライカ「…最後の依頼は?」
岡部「一か月前です…」
ライカ「しかも」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
岡部『何の依頼だ?少女よ」
少女『ヒック…私の…グスッ、ワンちゃん探して』
少女『私のお小遣い…全部上げるから…』
岡部『うぐ…し、心配する事は無い』
岡部『犬探しなど我が魔眼の前には朝飯前だからな!!』
岡部『だからそんな簡単な依頼に金なぞ要らん!!』
少女『あ、ありがとう!探偵さん!!!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライカ「何て言っちゃって」
岡部「あ、あれはしょうがないではないか!!!」
ライカ「まぁ、だから今日もご飯を食べさせてあげたんだけど」
ライカ「次はちゃんとした仕事を見つける事!!」
岡部「だから探偵も…」
ライカ「返事は!?」
岡部「はい…」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:19:03.47 ID:4FhLg/SGo
岡部「はぁ…」
シスターライカは半年前、俺がこの街に来た時にお世話になった人だ
そのせいか頭が上がらずお説教を食らってしまってる
しかし、自分の不摂生さも分かっているので反論も出来ない
元からいい加減な生活態度だったがここに来てからは更に酷くなっている
だからと言って普通の仕事も出来る気はしない
岡部「しばらくは飯をたかるか」
そして家に帰ってみると…
岡部「電気、水道その他諸々総て止められてるではないか…」
そういった鬱な気分になると、考えてしまう
半年前一体何故…俺のリーディングシュタイナーが発動したかを…
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:19:41.21 ID:4FhLg/SGo
半年前
俺は新しい未来ガジェットの案が思い浮かばず悩んでいた
岡部「むぅ…何か良いアイデアは無いものか…」
岡部「ダルよ!エロゲなど止めて俺と一緒に新しいガジェットの案を出すのだ!」
ダル「ふざけんなよオカリン。一人でやってろよ」
岡部「なにぃ!?キサマそれでも我が右腕(マイフェイバリットライトアーム)か!!」
ダル「つーか、牧瀬氏に頼んだ方が良くね?常考」
岡部「無理だ!!」
岡部「助手は絶対に手伝ってくれはしなぁい!!」
ダル「自身満々に言う事では無い件について」
何かないかと思い一つの案が思いついた
岡部「む…あれを作るか?」
ダル「あれって何だお?」
岡部「世界線変動率(ダイバージェンス)メーターだ」
ダル「何ぞそれ?」
世界線変動率を表すメーター 世界線変動率メーター
今の俺には必要無いし、作れるかどうかも分からんが…
あいにく金も時間も有り余っている。気分転換には丁度良いかもしれない
岡部「となれば材料を探さなけれなばな」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:20:48.03 ID:4FhLg/SGo
岡部「ふぅ…このぐらいで良いか…」
あれが何で、出来ているか分からん以上記憶に残っている形を再現するしか出来ないが…
案外何とかなりそうな気がした
岡部「さっそく作ってみるか」
作業が始まった
______________________
___________________
______________
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:21:39.30 ID:4FhLg/SGo
作業は夜中まで続いた
岡部「……」
完全に行き詰まってしまった…形だけは完璧なのだが肝心の中身がスカスカだ
一体どうするべきか…
岡部「ううん…」
岡部「仕方ない…もう遅いし明日考えるべきだな」
そう言うとすぐさま、眠りについた
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:22:05.58 ID:4FhLg/SGo
翌朝
岡部「…む」
岡部「…今何時だ?」
時計を確認しようと寝ぼけた体を動かす
岡部「ええと…1.048596…」
違う。これは世界線変動率メーターではないか、時計を探してるのだ
そういえば、ケータイが在るのだった。それを見れば良いではないか
…何か違和感がある
岡部「…待て」
可怪しい…何故だ…
岡部「何故、完成してないはずの世界線変動率メーターが数字を表してる…?」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:23:10.28 ID:4FhLg/SGo
短いですが最初はここまでにします
次は15〜20レスぐらい書けたら来ます
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:24:42.11 ID:cKmegMyHo
身体鍛えないとなオカリン
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 02:46:58.68 ID:FuJJVXqAO
はいはい また主人公乗っ取り無双ものね
さっさと逝っとけカス
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 07:34:18.31 ID:o4w4hvnDO
ニトロ同士の組み合わせか
敵が沙耶とフミノリになったりするのかな?
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 22:12:58.58 ID:QFOLBlumo
Chapter1 世界線上のアウターゴッド
チャプター名入れ忘れてました 捻りは無いです
ついでにレス返し
>>13
無双はしません。むしろ九郎よか苦労してもらいます
あと、実は乗っ取りでも有りません
>>14
一応考えてはいるんですけど…複数をクロスさせる意味は無いかなぁとも思っています
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 22:15:11.96 ID:QFOLBlumo
済みません。投下も無いのにageしてしまいました
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 22:54:50.89 ID:ycF9nQ3n0
いいから九郎ちやん出せよ
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 22:55:20.26 ID:ycF9nQ3n0
いいから九郎ちやん出せよ
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 22:55:58.99 ID:QFOLBlumo
>>17
ちゃんと出ますよ
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 22:58:58.24 ID:uLYJpMsU0
オカリンも小説だと何万回リープして100年近く生きてるし、タイムマシン作ったりラウンダーのトップになったりとかだけど、九郎は最高クラスの隠秘科の首席で未来知識、魔術ありとはいえ世界最大の大財閥作るとかとんでもだからな。それ以上に両親が死んだときの瑠璃に言ったセリフは人生のすべてを知った後だと本当に言えるとかすげぇと思うわ
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/07(木) 13:01:33.26 ID:WuAWRPhxo
投下をします
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:02:29.89 ID:WuAWRPhxo
岡部「これは…一体」
ガチャ
紅莉栖「ハロー」
岡部「何故完成してる…有り得ん…」
紅莉栖「ちょっと、岡部?」
岡部「俺以外の誰かが完成させた…?」
紅莉栖「ねぇ?岡部ったら」
岡部「いや、しかしそもそもコレを完成させるほど世界線の事など把握してる奴など…俺ですら無理と思いつつ作ってたのに」
紅莉栖「おい!岡部、無視するな!」
岡部「む?何だ助手か」
紅莉栖「何だとは何だ。あと助手ってゆーな」
紅莉栖「ったく、一体どうしたの?」
岡部「いや…」
世界線変動率メーターの事など言えんな…
適当に誤魔化すか
岡部「ふ、フゥーハハハ!!いや、何!我が魔眼に新たな変化がな!」
紅莉栖「中二乙」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:03:14.80 ID:WuAWRPhxo
岡部(うまく誤魔化せたか…)
しかしどういう事だ?何が起きている?
明らかに異常だ…気持ち悪い
何というか…何故かと言われれば解からんが
人以外の何かが手を加えた様なそんな感じだ
嫌な予感がする…
岡部(無いとは思うが紅莉栖にこれを知ってるか聞いてみるか?)
岡部(いや…変に勘ぐられると面倒だ。黙っておこう)
紅莉栖「岡部?」
岡部「あっ、何だ…?」
紅莉栖「本当に大丈夫…?」
マズイ。態度に出ていたか?
岡部「ああ…心配するな…」
紅莉栖「分かった…」
紅莉栖「でも何かあったら必ず言ってちょうだい。岡部に何かあったら…私…」
紅莉栖「べ、別に!心配な訳じゃ無いからな!!」
岡部「ツンデレ乙」
紅莉栖「誰がツンデレだ!!」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:04:13.46 ID:WuAWRPhxo
岡部「これはどうしようか…」
これが原因でSERNに襲われる事は無いだろう…Dメールが使えなければ何の意味も持たないからな
コレ自体は無視をしていても構わないだろう。問題はもっと別にある
岡部「誰が、何の目的でコレを完成させた」
…………
駄目だ。いくら考えても判らん
こればっかりは犯人から名乗り出ない限り判らないだろう
仕方が無い
岡部「気にしない事にしておくか…」
腑に落ちないがそう考えるしか無かった
___________________________
_____________________
________________
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:04:42.96 ID:WuAWRPhxo
-------次の日
気にしない事にしようとしたが中々寝付けなかった
岡部「クソ…」
散歩でもして気分を変えるか…
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:06:35.00 ID:WuAWRPhxo
-----路地
岡部「見たこと無いのが居るな…」
前、バッジを作ってもらった店の向かい側に占いをしている女が居た
閃光の指圧師に負けじのスタイルの良いメガネっ娘であった
「やぁ、そこのキミ」
その女は笑みを浮かべてこちらを向いた
俺の事を呼んでいるようだ
岡部「何だ?」
「占いしていかないかい?当たるよ、僕」
岡部「断る」
「酷いなぁ」
当たり前だ。金もない上に
そんな痴女同然な格好をしたボクっ娘の占いなど怪しすぎるわ
「タダにするから」
岡部「なら何故占いなどをしている」
「暇つぶしさ。あくまでね」
しかたない…
岡部「少しだけな」
岡部「何の占いだ?」
「水晶球占いさ。タロット占いは飽きちゃったし」
岡部「飽きたって…そんなんで当たるのか…」
「まあ、任せてよ」
女がじっと水晶球を覗く…
「うん。分かったよ」
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:07:43.57 ID:WuAWRPhxo
岡部「ほう、どんなのだ?」
「キミ今…無いはずの物が在って困ってるでしょう」
「フフ、変だよね在って困るなんてさ」
岡部「なっ!?」
何故分かったのだ、この女…一体…
「へぇ、成る程…」
「おめでとう」
岡部「何がおめでとうだ?」
「キミはこれから大変な事が待ち受けるだろうね」
岡部「ふん!大変な事だと?」
訳が判らん。何故アレが在るだけで大変な事が起こるというのだ
この女、実はデタラメしか言って無いんじゃないか?
さっきの事も適当に言ったら当たったとかだな、きっと
岡部「ありえん」
「そうかい?」
岡部「それじゃあ、帰らせてもらう」
「じゃあね」
「キミとはまた会う気がするよ」
冗談では無い…
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:08:23.78 ID:WuAWRPhxo
-----ラボ
岡部「……はぁ」
あの女と話しただけというのに何だか疲れた…
岡部「……こんな時こそドクペを…」
その時
ドクン…
岡部「この感覚は…」
有り得ん…いや、しかし!!
目眩がする…やはりこの感覚は!
岡部「運命探知!?」
しかし何故だ!!何故いきなり!?
岡部「うっ…」
今まで体験した事の無いような目眩と吐き気がする
世界線を超える時やタイムリープをした時など比ではない
そして次の瞬間…
俺は世界線を超えた
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:08:52.76 ID:WuAWRPhxo
これが半年前…俺はいきなりこの街に飛ばされた
何がなんだか解らずこの街を彷徨い、協会の前で倒れた
そこでシスターライカに拾われこの世界線の自分がどんな人物か分かった…そんなところだ
仕事が探偵だというのは少々驚いたがな
岡部「寝るか…」
ドカン!
外から建物が攻撃されているような音がした
岡部「…またか」
この街は今、ブラックロッジという秘密結社に度々襲われている
秘密結社などという物があると聞いた時は驚いたが、用は唯の宗教団体みたいな物であった
岡部「五月蝿い…」
_____________________________
_______________________
____________________
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:09:52.33 ID:WuAWRPhxo
チュンチュン
リン…カリン…
……ん?
オカリン…
五月蝿い…もう少し眠らせろ
オカリン!!!
岡部「うお!!」ガバッ
まゆり「いつまでも寝てちゃ駄目だよ〜」
岡部「ああ…まゆりか」
まゆり「おはよう、オカリン!」
岡部「おはよう…」
まゆりはこの世界線にも居た。シスターライカの協会に住んでいる
しかも驚いた事に俺の幼馴染らしい
何処までもまゆりとは切っても切れない関係ってことか
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:10:39.97 ID:WuAWRPhxo
ドンドンドン!!
扉が勢い良く叩かれた
まさか仕事か!?
ありがたい…これで金が入ればたかる必要もなく堂々と飯が食える!!
ガチャッ
???「ここが岡部倫太郎さんの事務所ですか…」
高そうなドレスを着たいかにも令嬢を思わせる女とその執事と思われる人物が入ってきた
???「貴方にピッタリの仕事があるんですが」
岡部「はぁ…」
余りにもお金持ちなオーラに負けそうだった
???「済みません。自己紹介がまだでしたね」
彼女は黒く澄んだ力強い目でこう言い放った
瑠璃「私は覇道瑠璃と申します」
岡部「…え?」
思考が停止した。つまりその…
岡部「覇道財閥のご令嬢?」
瑠璃「ええ」
岡部「何ぃーーー!!?」
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:11:11.89 ID:WuAWRPhxo
何だコイツ…魔導書?
なんだ…その…
岡部「つまりどういう事だ?」
瑠璃「そのままの意味です。貴方には魔導書を探して欲しいのです」
ああ…つまり…どういう意味だ?
魔導書を探せ?何を言っているのだコイツは
中二病にでもなったのか?
岡部「ええと…そうだな…」
瑠璃「知らないとは言わせませんよ」
岡部「いや、そうではなくてな…」
瑠璃「ああ、成る程…」
瑠璃「報酬はこのぐらいで宜しいですか?」
すると執事はアタッシュケースを開いた
岡部「なぁっ…」
そこにはおぞましい程の金が積まれてあった
岡部「ふ、この鳳凰院凶真に任せるがいい」
瑠璃「ありがとうございます」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:11:59.97 ID:WuAWRPhxo
まゆり「すごいいっぱいあるねぇ〜」
瑠璃「期限は特にありませんが出来るだけ早くお願いします」
岡部「ああ!任せるがいい」
魔導書を見つけるのは無理でもそれっぽい何かを出せばあっさり信じるだろう
そう考えていたら…
瑠璃「あと…偽物を出して誤魔化したりでもしたら…」
岡部「一切そんな事はしません」
クソ!!何故バレた!!
瑠璃「では、宜しくお願いします」
ガチャッ
岡部「しかし…どうするか…」
魔導書なんて実在するかどうか解からん物を一体どうやって見つければ良いのだ…
岡部「探偵は足で調べろか…」
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/07(木) 13:13:46.99 ID:WuAWRPhxo
投下は終了です
更新をもう少し早く出来るよう頑張ります
今まではデモンベインとそんな話は変わりませんでしたが次の投下から大分展開が変わってきます
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/07(木) 13:53:51.38 ID:E9lfsP+cO
面白い
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/07(木) 19:04:31.07 ID:WuAWRPhxo
済みません
>>31
と
>>32
の間にこれが入ります
覇道財閥と言ったらこの街の実質的支配者みたいなもんだ
何故、俺なんかの事務所に来たというのだ…
まゆり「わ〜、すごいねオカリン!」
岡部「こ、この俺に何のようなのですか?」
つい敬語になってしまった…
それほど彼女達が放つオーラという物が俺たちとは違いすぎた
瑠璃「ええ、先程申し上げたように貴方にピッタリの依頼です」
瑠璃「貴方に頼みたい事はを探しものをして欲しいのです」
岡部「はぁ…」
探しもの?何故探しものを探すだけでこんなボロっちい事務所に住む三流の探偵を頼るんだ?
岡部「それはどういう---」
瑠璃「その探しものは魔導書です」
岡部「…は?」
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/08(金) 16:09:52.22 ID:rvLQiHCAo
済みません
スレタイを変えて続けたいので新たにスレを立て直させて頂きます
出来れば立て直したあと見て頂ければ幸いです
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/08(金) 21:50:50.00 ID:rvLQiHCAo
岡部「鬼械神?魔導書?」アナザーブラッド「可愛い名前をつけて頂戴」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362737853/
これが新しく立てたスレです。よろしくお願いします
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