P「人形の檻」

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261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 16:45:03.16 ID:BeK+7pVJo
>>231
を見たところ
部屋が暗くなってやられたパターンであるにも関わらず、仮面の奴が最後までいるな
これまでの二人はラスト一本になるとプロデューサーがどこかへ消えていたもんだが
見ているって表現も不思議だ
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/12(月) 18:35:14.71 ID:4l9CVgqR0
響「……やっぱり気になるのは仮面をつけたプロデューサーだよね」

響「一回近くに行って、よく調べてみよう」

―広間

響(燭台は……うん、まだ四個ついてるな)

響(プロデューサーの近くにいる人形の話には悪いけど無視しちゃおう)

響「プロデューサー!」タタタ

仮面「……」

響「っと、そう言えば話さないんだったよね」

響「……う〜ん、やっぱりプロデューサーだよね?」

響「仮面は……うん、やっぱり取れない」グググ

響「もう! じっと見るだけじゃなくて、何か言ってよね!」

仮面「……」

人形「そいつには今何やっても意味無いぜぇ」

響「!」ビクッ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 18:36:16.60 ID:9GJb/o3cO
回避できないのかよ…
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 18:36:49.51 ID:1pNq9Tn1o
契約しなきゃいいのよ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/12(月) 18:44:29.60 ID:4l9CVgqR0
響「え、えっと……動かせたりしないのかなぁ」

響「ん〜っ!」グイ

仮面「……」

人形「だから、無駄だって言ってるだろ? 嬢ちゃん」

響「はぁ、ダメだ……全く動かないぞ」

人形「ほらな」

響「もう! 自分がこんなにやってるんだから、なんとか言ってくれてもいいでしょ! プロデューサー」

仮面「……」

人形「嬢ちゃんよ、そんな奴ほっといてさ、俺と取引をしよう」

響「何も言わないんだったら、もっといろいろ調べるぞ?」

響「ポッケの中とか勝手に触るよ? いいの?」

仮面「……」

人形「つれないねぇ」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/12(月) 18:59:18.18 ID:4l9CVgqR0
響「か、勝手にするからね!」スッ

響「……んしょ」ゴソゴソ

響「何も入って無いな……」

仮面「……」

響(う〜ん、プロデューサーは仮面も外せないし、引っ張っても動かないし)

響(何も持ってないから……うがーっ!! 手掛かりが何もないぞ!?)

響「どうしよう……」

人形「なぁ、嬢ちゃん……俺と取引しようぜ」

響「……」

人形「この状況をなんとかしたいんだろぉ?」

響(どうしよう……ここにいるプロデューサーはどうにも出来ないみたい)

響(う〜、一度ここから離れてみる? それとも……)

行動安価>>268
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:20:40.46 ID:GZgrPgeb0
契約をした上で>>220の地図Hの部屋を探索
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:39:18.51 ID:Iulo/pb4O
取引には応じない
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:40:29.21 ID:I1VzYAKIo
ここで何もしない敢えてね何もしない
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/12(月) 19:48:57.39 ID:4l9CVgqR0
響「いや……取引はしないぞ」

人形「……そうかい」

人形「ま、気が変わったら声をかけてくれ」

響「うん……」

響(良かった……取引を断ってもペナルティはないみたいだ)

響(それに後で取引も出来そうだぞ)

響(もし何かあったら話しかけてみようかな)

響「さてと……」

響(取引はしなかったから、ここに用事は今のところ無いよね)

響(探索でもしようかな?)

行動安価>>272
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:51:41.17 ID:U5KYzA9iO
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:52:02.35 ID:I1VzYAKIo
人形を抱きしめて寝る
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:55:38.54 ID:ihrA0sJSO
寝るのは無視して図の9の部屋探索

駄目かね?
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 20:02:28.93 ID:2a4JFKuko
寝る寝るくんはスルーでいいでしょ
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/12(月) 20:57:10.24 ID:4l9CVgqR0
響(雪歩も貴音も、極度の緊張感からか分からないけど、寝ちゃって大変なことになったぞ)

響(自分はまだ起きたばっかりだし、地下にいる鬼にも会ってないから何ともないさー!)

響(二人の反省を踏まえて頑張るんだ!!)

響「やるぞ自分!!」パチン

―睡眠抑制 以降睡眠安価下

響「気合いを入れたとこで、早速探索するぞ!」

響「まずは、反対側に行ってと……確かこっち側の奥の部屋は書斎だったよね?」キィ

響「うん、こっち側のまだ見て無い部屋を見てみよう」

響「えっと、じゃあベニヤ板で入れなくなってる部屋の隣に入ってみるぞ」

響「開くのかな?」キィ

響「あ、開いた!」

響「あれ? この部屋……何もないぞ?」

響「自分たちがいた部屋と同じ構造だけど……この部屋には人形も何もない」

響「う〜ん……壁も普通だし、天井も何もないぞ……」

響「何のための部屋なんだ……?」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/12(月) 21:00:31.34 ID:4l9CVgqR0
響「う〜ん……」

響「考えても仕方ないか」

響「とにかくここの部屋はそんなに重要じゃなさそうだな」

響「別のとこに行ってみようかな? それとも……」

行動安価>>278
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 21:08:35.83 ID:v95Tpv+L0
とりあえずまだ行ってない所に行きたいなー
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 21:09:45.73 ID:U6jtEdqtO
書斎の二冊の本を見に行く
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 21:42:47.49 ID:I1VzYAKIo
はぁつまんね安価無視するなら最初から安価とるなや珍カス
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 22:53:36.68 ID:cgrwYhBAo
荒らしとかスルーされるに決まってるのに何言ってんだこいつは
安価下
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 23:12:31.35 ID:v95Tpv+L0
つまんね安価って自分でわかってやってるのか()
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 23:35:08.99 ID:cgrwYhBAo
多分また進行妨害安価飛ばしてくるだろうしそういうのは全部下にしていいと思う
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 10:55:16.44 ID:tSdKpFesO
今までの夢でいたずらに時間を潰せない事はアイドルは理解出来てるっしょ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 16:04:32.18 ID:Xu9MJOSNO
こんな場所でしか溜飲下げれないんでしょ
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 17:42:52.44 ID:66vAj/jgo
嵐に構う奴も嵐という法則
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/14(水) 01:19:19.12 ID:aDKUR9VV0
響「そういえば、書斎の机に本があったよね」

響「もしかしたら大きな手掛かりになるかも!」

―書斎

響「貴音が来た時と同じ、だよね……?」

響「壁一面に本が並んでて、すぐそばに机があって、天井には鳥の模型が揺れてる」

響「机に本が二冊と、手帳、それから人形……手帳の中身は……うん、同じ」

響「じゃ、本を読んでいくぞ……まずは一冊目」

響「これは……絵本?」


むかしむかしあるところに女の子がいました。
女の子のりょうしんはしごとでいそがしく、いつもひとりでした。
あるとき女の子はソラにいのりました。

『どうかかみさま、おねがいします
わたしにお友だちをください。』

つぎの日、目をさますと女の子のそばに、にたいの人形がありました。
それを見て、女の子はびっくり
なんとそれは女の子のりょうしんだったのです。


響「……これって」ペラ
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 01:27:41.12 ID:mL8KM1GrO
絵本とはいえ空がカタカナなのは気になるな
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/14(水) 02:29:42.19 ID:aDKUR9VV0
女の子はとてもかなしみました。
だから、女の子はまたソラにいのりました。

『かみさまかみさま、おねがいします
わたしにお友だちをください。』

その日、女の子はユメを見ました。
たくさんの友だちにかこまれて、しあわせなユメを。


響「……」


目をさますと、そばにあったのはりょうしんの人形だけでした。
女の子は思いました。

『そうだ、ユメの中なら友だちがたくさんできるんだ』

そして、女の子はソラにさいごのおねがいをしました。

『カミサマ、おねがいします
ワタシをユメの中につれていってください。』

そうして女の子はさめることのないユメの中へたびだって行きました。
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 03:29:26.78 ID:AjRzQ+cd0
765プロの中にこれを願った人がいるってことなのかな?
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 03:38:01.18 ID:TPqCbJYKO
響の反応は何か知ってるのだろうか…
不安になる
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 19:51:32.95 ID:W7D0Elafo
話は聞かせてもらった!
夢のなかに女の子がいてその子を見つけてなんかするのがゴールだ!
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/14(水) 22:43:05.12 ID:aDKUR9VV0
響「えっ!? これで終わり!? 全然釈然としないぞ」

響「ん? これ、ページが抜かれてる……やっぱり続きがあるんだ」

響「でもちょっと気味が悪い話だな」

響「この女の子、両親が人形になってるのになんで友達を願うんだ……?」

響「う〜、続きが気になるなぁ」

響「もしかしたらこの場所に関係するかもしれないし……探してみようかな」

響「」

293 :>>292ミス [saga]:2016/12/14(水) 23:09:06.05 ID:aDKUR9VV0
響「えっ!? これで終わり!? 全然釈然としないぞ」

響「ん? これ、ページが抜かれてる……やっぱり続きがあるんだ」

響「でもちょっと気味が悪い話だな」

響「この女の子、両親が人形になってるのになんで友達を願うんだ……?」

響「普通は元に戻して欲しいとか願うんじゃないのかな?」

響「む〜、もしかしたらこの場所に関係があるかもと思ったけど、これだけじゃ分かんないぞ」

響「探した方がいいのかな? でもな〜……ってあれ? 最後のページに文字が……」


『ワタシノダイジナモノ アナタノダイジナモノ
タイセツニ タイセツニ カザッテル』


響「自分の大事なもの……?」

響「もしかして貴音と雪歩か? どこかに貴音たちがいるんだな!」

響「でもどこだろ……? それに私の大事なものって……」

響「うがーっ! とにかく先にもう一冊の本を読んでみるぞ!!」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 07:35:49.74 ID:tCSAgM2u0
響「こっちは……うぎゃっ! え、英語だぞ……それに筆記体だから余計に読めない」パラパラ

響「う〜ん、自分が読めそうなところないかなぁ……所々何か書きこまれてるんだけど」パサッ

響「ん? 何か落ちたぞ」

響「あ、これは日本語で書いてある」


操り人形は糸が切れたら動けない
なのにあいつは動き出す

自由になった操り人形
更なる自由を求めて獲物を探す

今度は奴が操る番


響「……この本の要約、なのか?」

響「分からないけど、自由になった操り人形がここにいるってこと?」

響(そういえば自分達が目覚めた部屋の正面の部屋に糸が切れたマリオネットの道具があったっけ)


295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 07:46:42.96 ID:tCSAgM2u0
響(雪歩が見つけてたよね……その他に沢山の仮面)

響(糸の切れた道具……人形……仮面)

響(……まさか)

響「ううん、ないない! そんなことないさ!」

響「そうじゃないと……自分……」

響「……」

響「状況を確認するぞ」

響「まず、広場にある燭台の火……これが全部消えたら、多分人形になってしまう」

響「次に地下にいる鬼、こいつに捕まったらどうなるか分からないけど」

響「多分首を……」ゾッ

響「うぅ……絶対会いたくないぞ」

響(でも地下に首だけの人形の身体があるんだよね)
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 08:18:27.15 ID:tCSAgM2u0
響「そして、糸の切れた操り人形……」

響「もしこいつがいるとしたら、少なくとも三つの敵がいるってことだよね」

響「時間と鬼と操り人形……だ、大丈夫なのか? これ……」

響「脱出方法もまだ分かってないのに、それどころか貴音や雪歩の居場所すら……っ」

響「ダメダメっ! 弱気になったらダメだ!!」

響「自分、完璧だからな! なんくるないさーっ!!」

響「そうさ、貴音と雪歩のお陰で、どこに鍵があるか分かってるんだ!」

響「どこの鍵か分からないのもあるけど、まだ時間はある」

響「それにまだ探索してない部屋もあるぞ、その部屋に一発逆転の手掛かりがあるかもしれない!」

響「ポジティブに考えるんだ!!」

響「あ、もちろんこの部屋にもまだ何かあるかもしれない……絵本の続きとか」

響「うん、やることが山積みだぞ! まずは何をするべきだろ?」

行動安価>>298
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 09:38:57.24 ID:QOQBHgURo
まさかって思ったことを詳しく考察したい
操り人形の紐を結ぶなり新しくするなりしたい
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 09:44:50.48 ID:QY8qJA3Yo
寝る
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 10:06:01.57 ID:rFTf7S8jo
Pをもう一度調べる
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 10:06:11.21 ID:F4XuTcHbO
取り敢えず鍵の回収かな
持ってて損は無いはず
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 11:02:14.82 ID:V3+mYKLXO
P調べすぎ
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 15:33:20.72 ID:IDsXMczc0
プロデューサーが消えるタイミングは気になるところやけど…
それよりは書斎の本棚とかも調べてみたいな〜
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 17:07:49.21 ID:tCSAgM2u0
響「もう一度プロデューサーを調べてみようかな」

響(あ、そういえば広間に一度入って別の場所に移動したとき)

響(プロデューサーはいなくなってたよね……? 雪歩の時も貴音の時も)

響「もしかしたらいなくなってるんじゃないのか!?」

―広間

響「あ……いる」

仮面「……」

響「自分の時はいるんだ……何でだろ?」

人形「お、取引する気になったかい? 嬢ちゃん」

響「……」

人形「だから、そいつをいくら調べても得るもんなんてないぜぇ?」

響「むむ……」

響(確かに、もうプロデューサーを調べるとこなんてないんだよね)

響(話してくれないし、仮面は取れない、動かそうとも自分の力じゃ動かせない)

響(ただ、じっとこっちを見てるんだ……)
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 17:21:35.31 ID:tCSAgM2u0
響「どうしよう」

響「少なくとも自分の時はプロデューサーはいなくならないんだ」

響「貴音たちと自分の違いは……」チラッ

人形「どうした? 嬢ちゃん」

響(取引したかどうかってことくらいか?)

響「でも断定は出来ないよね……」

響「質問してみようかな……?」

響「それとも……」

行動安価>>306
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 18:03:36.27 ID:rFTf7S8jo
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 18:04:19.32 ID:rFTf7S8jo
人形と雑談
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 20:35:34.38 ID:NIgV0Drmo
取引がいつまでできるかは聞いておきたいな
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 20:38:48.71 ID:HliBKuBno
さっき見た絵本のことも聞いてみたい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 21:40:44.66 ID:tCSAgM2u0
響「ねぇ……」

人形「お! やっとまともに話してくれる気になったか」

人形「うれしいねぇ」

響「取引っていつまで出来るの?」

人形「嬢ちゃんが望めばいつでもいいぜ」

響「いつでもいいんだ……」

人形「ああ、いつでも」

人形「今すぐにでもいいんだぜぇ?」

響「い、今はしないぞ!」

人形「そうかい」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 22:17:51.07 ID:tCSAgM2u0
響「そもそも取引は何をするんだ?」

人形「ああ、俺をここのどこかにある身体の所へ連れて行って欲しいんだ」

人形「首だけでは不便でならないからなぁ」

人形「もし連れて行ってくれたなら、嬢ちゃんにとって大事な大事な真実を一つ教えよう」

響「……」

響(貴音たちと取引内容は変わらないな)

響「その真実って?」

人形「おいおい、取引の報酬が真実なんだぜ? ここで教えるわけにはいかねぇよ」

響「あ、そっか! じゃあもし取引に失敗したら?」

人形「まあ、嬢ちゃんにとって良くない事は起きるなぁ」

響(燭台の火が消されるんだな)

人形「まぁ、よく考えて取引してくれよ」

人形「俺はいつでもいいからさ」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 22:18:58.44 ID:tCSAgM2u0
響「そういえばお前はここについて詳しいのか」
312 :>>311ミス キーボード壊れてからダメだ [saga]:2016/12/15(木) 22:30:11.50 ID:tCSAgM2u0
響「そういえば、お前はここについて詳しいのか?」

人形「さてねぇ、随分とここにいるもんだから、もうほとんど忘れてしまったよ」

人形「建物の構造とかは教えられるが、中まではわからねえよ」

響「そっか……あ、さっき絵本を見つけたんだけど、何か知ってる?」

響「女の子がソラに友達を願う話なんだけど」

人形「知らないなぁ」

響「使えないなぁ」

人形「はは、悪かったな」

響(少し話して見たけど、重要な手掛かりは何も聞けなかったぞ)

響(取引を成功させたら何か変わるのかな?)

響(もう少し話してみるか……それとも取引をしようか)

響(一旦ここを後にして探索するのもアリだよね)

行動安価>>314
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 22:36:29.02 ID:IDsXMczc0
うーんやるべきなのか?
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 22:37:12.46 ID:nsJ1boXM0
一か八か取り引きしてみる
地下へ
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 22:38:02.28 ID:x8gBsm6cO
とりあえず行ってない所を埋めよう!
ってことで地図の10を探索
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 22:55:05.57 ID:tCSAgM2u0
響(一か八か、取引をしてみよう)

響(身体の場所は分かってるし、取引を成功させた時の真実ってのも知りたいし)

響「よし、取引するぞ」

人形「お、やってくれるかい! ありがたいねぇ」

響「身体の所に連れていけばいいんでしょ? 任せてよ」

人形「ああ、期待しているよ」

響「こっちだよ!」スッ




仮面「……」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 23:06:14.20 ID:tCSAgM2u0
―地下

響「よいしょっと」

響「うわ、やっぱり地下って少しくらいな」

響「ここは……廊下を挟んで両側に檻、その中には沢山の首だけの人形」

響「更に進んだ奥の檻に……うぅ」カタカタ

響「鬼だ……やっぱり怖いぞ」

響「う、動かないよね……?」

響「そしてその近くに身体が……あったぞ」

人形「おお! あれは間違いなく俺の身体だ!!」

人形「やるねぇ、嬢ちゃん」

人形「ささ、扉を開けて、俺を元に戻してくれ」

響「ん? 扉……うぎゃー!? しまったぞ!!」

響「ここの鍵をまだ取ってない!!」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/15(木) 23:17:31.61 ID:tCSAgM2u0
響「あ、開かないよね……?」ギシギシ

響「やっぱり開かないぞ……」

人形「はは、嬢ちゃん、お前さん抜けてるなぁ」

響「うぅ、ごめんね……ちゃんと鍵を見つけて元に戻すから」

響「もうちょっと待ってくれる?」

人形「ああ」

響「ありがとう……それじゃ一度広間に戻るね」

―広間

響「よいしょっと……あっ!! プロデューサーがいなくなってる」

響(やっぱり、人形と取引することがきっかけなのか……?)

響「……」

人形「嬢ちゃん?」

響「あ、ごめん……少し考え事してたぞ」

響(さて、どうしようかな)

響(もう取引しちゃったから、成功させたいし……でもいなくなったプロデューサーも気になるぞ)

行動安価>>321

319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 23:28:28.33 ID:1yFc+4XQ0
ksk
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 23:43:39.77 ID:IDsXMczc0
鍵は上だっけ?
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 23:45:03.21 ID:nWQ4ZjKNO
とりあえず部屋の10の探索はどうだろう?
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 01:18:37.48 ID:J866+9qv0
首の人形って部屋の構造知ってるって言ってたよな
響達の認識が合ってるか一回聞いてみるのもアリかも?
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/17(土) 23:25:29.59 ID:nG/Dq5cn0
響(鍵の前にまだ見てない部屋をみてみよう)

響「たしか、書斎がある側はまだ見てない部屋があったよね」

響「えっと、何もなかった部屋の正面の部屋……ここはまだ開けてなかったぞ」ガチャ

響「うぎゃっ……なんだここ」

響「剣に槍に斧……物騒なものがたくさん置いてあるぞ」

響「ロープとか、ハンマーもある……あ、スコップもあるぞ」

響「……」

響「ここにあるもので身を守るのか……?」

響「でもこんなの持ってたって自分、あの鬼に勝てる気がしないぞ」

響「ん……紙が落ちてる」ヒョイ


『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』


響「……」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/17(土) 23:51:16.48 ID:nG/Dq5cn0
響「やっぱり倒せないんだ……」

響(じゃあ何のための部屋なんだ?)

響「う〜ん……分かんないぞ」

響「ここは武器以外は何もなさそうだな」

響「どうしよう」

響「護身用に何か持っておいた方がいいのかな?」

響「でも勝てないって書いてるし……う〜ん」

人形「嬢ちゃん、鍵はあったかい?」

響「あ、ここにはなかったぞ」

人形「そうかい」

響(先に取引を終えてから考えてもいいかな?)

行動安価>>326
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 00:19:18.86 ID:x1A1Q/yD0
これで判断材料は全て揃ったのかな?
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 00:23:51.20 ID:lAqg4w+oO
とりあえずスコップだけ持って鍵を回収して地下の人形とのところに行き取引をする!
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 01:02:08.30 ID:kVKn34Dk0
響「スコップだけ……持って行こう」スッ

響「よし、じゃあ鍵を取りに行こう」

―広間

響「あれ、火が一つ消えてる……お前何かした?」

人形「いや、俺は何もしてないぜぇ」

人形「言いがかりはやめてくれよ」

響「ご、ごめん……」

響(これで、燭台の火は三つ……)

響「……と、とにかく鍵だぞ!」

―二階

響「うぅ……不気味だなぁ」

響「えっと、たしかこっち側に……いた! 他より小さな人形」

響「首に……うん、鍵の付いたネックレス、これで開けられるぞ」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 01:26:28.54 ID:kVKn34Dk0
―地下

響「ついたぞ」

響「鬼……やっぱり怖いぞ」

人形「おお、ささ、早く元に戻してくれよ!」

響「急かさないでよ! すーっ、はーっ」

響「動きませんように……」カチャン

響「静かに……静かに……」ギィィィ

響(近くで見るとやっぱり大きい……こんなのに捕まったら……)ゴクリ

響「……ん?」

響(よく見たら、この鬼……継ぎ目がある……それに縫い目も)

響(もしかしてこいつも人形なのか?)
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 01:39:58.35 ID:kVKn34Dk0
響「っと、それより、こいつが動く前に……!」

響「はい、これがお前の身体なんでしょ?」

人形「ああ、ああ、これだよ! これ」

人形「嬢ちゃん、悪いが首元まで持っていってくれ」

響「わ、わかったぞ」スッ

パァア

響「!」

突然閃光が走り、思わず目を閉じる響

人形「いやぁ、助かったぜ嬢ちゃん」

ゆっくり目を開けると、首だけの人形は
身体を取り戻し、動き出していた

人形「はは、やっぱり身体があるっていいねぇ」

響「それはよかったぞ」

人形「ああ、ありがとう嬢ちゃん」

人形「取引成立だ」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 01:51:07.77 ID:kVKn34Dk0
人形「嬢ちゃん、お前さんに伝える真実は」

響「うん」

人形「”パスコードは四桁の数字”だ」

響「パスコードは四桁の数字?」

人形「ああ、それからこれを渡しておく」スッ

響「これは……?」


『1272』


響「これを打ち込めばいいの?」

人形「さてねぇ」

人形「ま、頑張ってくれや! 嬢ちゃん」

人形「それじゃ、助かったぜぇ嬢ちゃん」

響「あ! 待ってよ!! どうしたらいいんだ!?」

人形「そこまでの面倒はみきれねぇなぁ」
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 02:00:23.06 ID:kVKn34Dk0
人形「まあ、今はとても気分が良い」

人形「ちょいとだけ、手助けしてやろう」パチン

響「……? 何をしたんだ?」

人形「はは、すぐにわかるさ」

人形「とにかく、取引は終了したんだ」

人形「俺はここらで退散させてもらうぜ」

人形「せいぜい足掻くんだな」フッ

響「あ……消えた」

響「……なんだったんだ」

響「とにかく、ここから出よう……鬼が動くかもしれないし」タタタ

響(鍵は……かけてた方がいいよね?)ガチャン

響「……」

響「一度広間に戻ろうかな……もしかしたらプロデューサーがいるかもしれないし」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 02:12:24.43 ID:kVKn34Dk0
―広間

響「あ! 燭台の火がついてるぞ!」

響「手助けってこのことだったんだ」

響「……プロデューサーはいないまんまだ」

響「これからどうしたらいいんだろ」

響「さっきもらった1272って書かれた紙」

響「パスコードは四桁っていう真実」

響「本当に信じてもいいのか?」

響(あ、そういえばまだ他の数字が書かれた紙って見てないよね)

響(それを見てからでも遅くないよね)

響(それにまだ開けてない部屋もあったし……うん、まだやれることは沢山ありそうだぞ)

響「まずは何からしようかな?」

行動安価>>334
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 02:30:21.60 ID:x1A1Q/yD0
え?まだ行ってないとこあったか?
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 02:41:46.93 ID:IGFgEk0xO
とりあえず貴音や雪歩が一度集めたパスワードの紙や鍵を回収して変化が無いかの確認
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 02:46:38.64 ID:IGFgEk0xO
>>333
@ベニヤ板で封鎖されていた所 図の7
A鍵の掛かった部屋 図の3
Bロフトのさらに上の天井口
の3つだと思われる
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 03:24:33.20 ID:kVKn34Dk0
響「貴音や雪歩が見つけた紙を回収しよう」



響「最初は自分たちがいた部屋の正面の部屋」ガチャ

響「物置部屋だったよね」

響「手前の段ボールに……うん、着せ替え人形がいて、下に紙がある」スッ


『596』


響「確か雪歩は696だったっけ?」

響「やっぱり違うんだ……それにこれは三桁だぞ」

響「あ、そういえば奥の積まれた段ボールの一番下って……」

響「一番上が糸の切れたマリオネットの道具で、二段目には仮面が入ってて」

響「一番下は……そうだ、鍵のかかった木箱だ」

響「書斎側の数字のあった部屋の人形が小さな鍵を持ってたよね」

響「もしかしたらそれかもしれないぞ!」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 03:40:22.95 ID:kVKn34Dk0


響「書斎側の、ベニヤ板で封鎖されている部屋の正面」

響「確か、ここだったよな?」ガチャ

響「部屋の真ん中に机……その上に人形」

響「人形の下に紙が二枚……」スッ


『3751』


響「また違う……貴音と雪歩のどっちとも違うぞ」

響「もう一つは同じだな」

『ダイジナ ダイジナ イノチ ナクストオワリ オニンギョウ』

響「大事な命ってこの数字のことなのか? 四桁だし……う〜ん」

響「それともこの着せ替え人形のことなのか?」スッ

響「う〜んわかんないぞ……とりあえず、この人形が持ってる小さな鍵を持って、さっきの箱を開けてみよう」

響「あ、あと机の引き出しにも鍵があったよね」ガラ
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 03:56:28.46 ID:kVKn34Dk0
響「うん、箱の中に鍵がある……これが物置の隣の部屋の鍵なのかな?」

響「それから……」カサ

『気をつけろ……首だけの人形は……信じるな』

響「……う〜、信じるなって書いてるんだよね」

響「あ〜もう! 訳が分かんないぞ!!」

響「とにかく、物置に戻ろう……あ、ついでにロフトの紙も取っておこう」

―ロフト

響「……この紙は沢山の人形が見てる感じで置かれてるんだよね」

響「何か意味があるのかな……」スッ


『28』


響「……貴音も確か二桁だったけど、数字が違う」

響「つまり、人によって違うってことなんだよね……?」

響「……だから何なんだ?」

響「……とりあえず鍵と数字は回収したし、物置に行こう」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 04:01:49.40 ID:kVKn34Dk0
響「あ、天井裏……貴音が嫌な感じがするって言ってたけど……」ジッ

響「……自分もなんだか嫌な感じがするぞ」

響「あそこに入ると良くない事が起きそうな気がする」

響「……」

響「今は置いといて、戻るか」



響「さて、着せ替え人形の持ってた小さな鍵は入るかな?」カチ

響「お、開いたぞ!」パカ

響「中は……手鏡?」

響「それに紙……」


『きらい きらい かがみは だいきらい』


響「鏡は嫌い……? 何のことだ?」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 04:12:57.52 ID:kVKn34Dk0
響「……一度、状況を確認してみるぞ」

響「自分たちは首の無い人形の部屋で目覚めて、紙を持ってた」

『ココハユメ ハヤクサメナキャ キミモニンギョウ』

響「この紙だな」

響「それから首の無い人形も紙を持ってたよね」

『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると か……』

響「それからプロデューサーを調べて、何もない部屋に行って」

響「書斎の本を二冊、絵本と英語で書かれた本を読んで」

響「人形と取引をしたんだよね」

響「そして地下に行って戻ったらプロデューサーがいなくなってて」

響「今も見つかってない」

響「人形との取引を成功させて、自分にとって大事な真実ってのを教えてもらった」

響「それはパスコードは四桁の数字ってこと……それと消えた燭台を戻してくれたんだよね」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 04:25:17.10 ID:kVKn34Dk0
響「あ、武器庫でスコップも手に入れたぞ」

響「んで、とりあえず数字と鍵の回収をして、手鏡と紙を手に入れたんだよね」

響「手に入れた数字は……」

響「地下の首だけの人形が渡してくれた」

『1272』

響「ここ、物置にあった」

『596』

響「書斎側の」

『3751』

響「そしてロフトの」

『28』

響「う〜ん、四桁の数字は二つある……どっちかが正解のパスコードなのか?」

響「でも人形は信じるなって書いてあったし……」

響「他の数字が意味が全くないとも思えないぞ」

響「うがー! 何が正解なんだ!!?」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 04:35:39.03 ID:kVKn34Dk0
響「はぁはぁ……頭がオーバーヒートしそうだぞ」

響「とにかく、数字と鍵は回収したけど……特に変化はないかな?」

響「あと開けてない部屋は、この部屋の隣の部屋と、ベニヤ板の部屋」

響「それから嫌な感じのする天井裏……この三つの部屋は中をまだ確認できてないぞ」

響「でも自分でまわってない部屋も沢山あるから、もしかしら何か変わってる事があるかもしれないな」

響「それにプロデューサー……一体どこに行ったんだ?」

響「むー……これからどうしようかな」

響「パスコードを入力してみるか?」

響「隣の部屋を開けてみようか」

響「それともプロデューサーを探してみるか」

響「う〜ん……」

行動安価>>344
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 05:01:35.77 ID:3j3WOH0DO
kskst
安価だったら隣の部屋を調べる
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 05:46:07.17 ID:3PA36Z2bo
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 14:14:00.32 ID:CTdI3EWbo
ベニヤならスコップで破壊できるな
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 15:40:45.94 ID:RCrz1ksMo
鬼も人形ってことは撃破か無力化できるのかね
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 16:05:28.84 ID:szBUj3Boo
勝てない…っていってたからなぁ…
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 16:11:18.11 ID:7Tl0KRxvO
人形は鏡が弱点っぽいな
ってことは鏡の間は何かありそうやな
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 16:28:20.69 ID:RCrz1ksMo
鏡割ったらなにか出てきたりとかするのかな
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 16:37:29.06 ID:x1A1Q/yD0
パスワードの番号をまとめると
物置部屋 雪歩・貴音「696」 響「596」
書斎側 雪歩「1849」 貴音「352」 響「3751」
ロフト 貴音「92」 響「28」
人形 響「1272」
なはず!
共通点的なものが見つからない…
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 17:14:53.35 ID:kVKn34Dk0
響「隣の部屋から見てみよう」

響「机の引き出しにあった鍵が合うかもしれないし」



響「鍵は……やっぱり閉まってるな」ガチャガチャ

響「この鍵は合うのかな……?」カチャン

響「お! 開いた……ぞ?」ガン

響「なんで? 開かないぞ!?」

響「部屋の中につっかえ棒でもあるのか!?」

響「せっかく鍵があったのになんだよー!」

響「うぐぐ……思いっ切り押しても開かない」

響「隙間から辛うじて見えるのは……ベニヤ板か?」

響「こっちは部屋の中からベニヤ板で入れないようにしてるっぽいぞ」

響「う〜ん……ここまでされたら何か重要なものがありそうな気がしてくるな」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 17:46:30.54 ID:kVKn34Dk0
響「スコップで叩いてみるか」スッ

響「えいっ!」ガッ

響「う〜ん……自分、雪歩みたいに上手く扱えないぞ」

響「他の道具ならいけるかな……?」

響「斧とかあったよね、両手で持てばなんとかなる気がするぞ!」

響「でも勝手に壊してもいいのかな?」

響「う〜ん……あ、もしこっちのベニヤ板が壊せるなら」

響「あっちの封鎖されてる扉も開けられるよね!」

響「物は試しだ! とにかくやってみるぞ!」

―武器庫

響「この少し小さめの手斧なら自分でも使えそうだ」

響「よし……」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 17:54:48.56 ID:kVKn34Dk0


響「はっ!」ガッ

響「えいっ! やっ!」ガンッバキ

響「やった! 壊せたぞ」

響「中は……なんだこれ!? ぐちゃぐちゃだ」

響「部屋にあったものが全部壊されてる感じだ」

響「机も椅子も……本もめちゃくちゃだ」

響「そして……部屋の隅に人形がいる」

響「最初の部屋の奴みたいに等身大の大きな人形だ」

響「でもこっちはちゃんと頭もある……もしかしてこいつがやったのかな?」

響「何かに怯えるような格好をしてるけど……ん? 壁に何か掘ってる……?」


『鬼が 鬼が来る』
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 18:04:13.90 ID:kVKn34Dk0
響「震えた文字だ」

響「……確かに、あの鬼はすっごく怖いよな」

響「だからこいつはこんなに錯乱したのかな……あれ?」

響「この人形……何か持ってる」

響「また鍵だ……でも扉の鍵とは違う」

響「独特な形をしているぞ」

響「でも何の鍵なんだろう……もう閉まってた所はなかったよね?」

響「あ、天井裏か? でも鍵穴なんてなかったような……」

響「ベニヤ板で入れない方の部屋に何かあるのかな?」

響「なんにせよここはぐちゃぐちゃで全部調べてたら、すっごく時間がかかりそうな感じがするぞ」

響「どうしようかな……」

行動安価>>356
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 18:24:25.91 ID:RCrz1ksMo
ヒント無しで調べるのは辛そうな部屋だがどうしたものか
安価下
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 18:51:41.10 ID:x1A1Q/yD0
ベニヤ板の部屋の探索
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/18(日) 19:08:29.53 ID:kVKn34Dk0
響「とりあえず、ベニヤ板の部屋にも入ってみよう」

響「こっちが壊せたんだから、あっちも壊せるはずだから」



響「ふっ!」バキッ

響「開いたぞ……」

響「中は……箱」

響「部屋の中に箱が一つだけある」

響「それ以外は……何もなさそうだな」

響「鎖が何重にも巻かれて、開かないように厳重にロックされてるぞ」

響「大きさは両手で抱えるくらいの箱だな」

響「さっき見つけた鍵は、この箱を開ける鍵なのか……?」

ウゥ―

響「!」ビクッ

響「箱の中から唸り声のような音がするぞ……」ドキドキ

響(え、もしかしてこの箱の中には……っ!)

響「ど、どうしよう……開けるべきなのか!?」

響「それとも……」

行動安価>>359
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 19:14:51.17 ID:kkjTKp5Oo
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 19:15:46.61 ID:kkjTKp5Oo
ロウソクの火を箱の中に入れる
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 22:36:07.49 ID:x1A1Q/yD0
そもそも開かないんじゃ…
とりあえず箱に話かてみたらどうかな
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