P「人形の檻」

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361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 22:53:36.96 ID:sZ1Dwz8lO
火ってどこから…
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 22:58:58.49 ID:szBUj3Boo
燭台じゃろ、大広間の
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 23:01:52.25 ID:V2bE5dUzo
自分で加速させて連投だしそもそも良くないのでは
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 00:59:38.94 ID:KAqHxijW0
そいつ寝ろ寝ろくんだろ
無視でいいんでない
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/19(月) 23:59:37.41 ID:fdY57Zw90
響「箱の中に火を入れるか……?」

響「でも燭台の火は自分じゃ届かないからなぁ……」

響「なんにせよ中を見てみない事には判断が出来ないぞ」

響「うぅ……でも、中ってきっとアレだよね」

響「い、一応開けてみるぞ……」ゴクリ

響「この中心の鍵穴の所に、この独特な鍵を差し込んでみるぞ」スッ

響「入った……あ、開いた!」カチン

響「……」ジャララ

響「ひ、開くぞ……」ドキドキ

響「……あ、あっ……やっぱりぃ!!」

鬼「……」

響「うぎゃーっ!! 鬼の頭だぞーっ!!!」ダダダ

鬼「待て、小娘」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/20(火) 00:08:28.21 ID:EGBSI28t0
響「自分食べても美味しくないぞーっ!!」

鬼「待てと言っておる!」

響「ひうっ!」ビクッ

鬼「何も取って喰おうなどとは言わぬ」

鬼「取るための身体もないのだからな」

響「ほ、ホントか……?」

鬼「ああ、そうだ小娘」

鬼「ワシと取引しろ」

響「と、取引……?」

鬼「ああ、ワシをこのようにした忌々しき木偶に復讐するための手助けをしろ」

鬼「なに、難しいことではない」

鬼「ワシをワシの身体の所まで運べばよい、ただそれだけだ」

響(あの人形と同じこと言ってるぞ……)
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/20(火) 00:15:32.62 ID:EGBSI28t0
鬼「さすれば、お前に真実を教えてやろう」

響「し、真実?」

鬼「ああ、小娘、お前にとってたった一つの真実だ」

響「……少し考えさせて」

鬼「早くしろ、ワシは気が長い方ではないからな」

響(これはどうしたらいいんだ?)

響(首だけの人形と同じような事を言ってるぞ……)

響(こいつも人形だけど……鬼だよな)

響(信じてもいいのか?)

響(鬼は身体だけでも動いてたよな……大きなハサミを持って)

響(危ないんじゃないか? でも真実は気になるぞ……)

響(う〜ん……)

鬼「決まったか?」

響(どうしよう)

行動安価>>370
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 00:31:46.07 ID:tmnBSSDMo
加速
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 00:33:40.93 ID:T5vvFnk90
取り引きに応じる
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 00:48:14.83 ID:0eRXOSCoO
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 01:25:51.86 ID:NqJteoEd0
成る程
この取引は後々重要な予感
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 07:05:08.66 ID:tmnBSSDMo
予想としては今回鬼との契約で死亡で、あの紙に書かれてた嘘つきは鬼の人形ってことになりそう
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 12:03:05.11 ID:BrJt0pV+o
また寝るマンが安価とったのか!いい加減にしろ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/20(火) 13:52:03.80 ID:lG6NiNf7O
>>350
書斎側のやつってライフ的なものかな?
貴音はやれる間際で
響は序盤だし
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 18:59:44.60 ID:0eRXOSCoO
寝るマンちゃうぞ
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 22:47:33.63 ID:8Cq2FufGo
いやこれは応じてもいいでしょ
体だけが暴走してる可能性もあるし鬼攻略にはつながるはず
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 23:03:16.52 ID:j3X6DeWao
鬼の教えてくれる真実
1.私に捕まるとゲームオーバーだ(ヂョギン
2.助かったよ→鬼によるゲームオーバーがなくなる
どっちでしょうねぇ…
とりあえず最初の首だけ人形とかこいつとか鏡の間にぶちこんでみたいな
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 00:21:37.38 ID:pAQ5SHvqO
>>350
雪歩と貴音で共通の数字が「696」
響が言うように人によって違うのか?
それとも状況によって違うのか…
書斎のやつは一緒にあったヒントに「ダイジナ イノチ …」的なのがあったから残りHPで間違いないとして
ロフトは人形が関係している気がするが
物置部屋のはさっぱりやな
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/22(木) 03:46:45.85 ID:6wYCAZma0
そういえば何もない部屋があったけど
今も何もないのかな?
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/22(木) 22:06:23.96 ID:C+YaiBXA0
響「分かった……やるぞ」

鬼「くっくっく、英断だ小娘」

響「それじゃ、持つよ?」スッ

響(あ、思ってたより軽いぞ)

響(見た目は怖いけど、やっぱり人形なんだな)

響(……そういえば、この鬼の言う木偶ってあの広間にいた首だけの人形の事だよね?)

響(もういないって知ったらどうなるんだろ……?)

響(それに取引しちゃったけど、すぐ持っていくべきかな?)

響(探すふりして他の場所を見るのも一つかな……武器とか)

響(……う〜ん)

鬼「どうした? 早く進め小娘、そしてワシを元に戻すのだ」

響「わ、わかってるぞ」

行動安価>>382
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 22:12:59.23 ID:vhrlHR5qo
ksk
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 22:30:08.24 ID:9zpv7TfYO
歩きながらこの場所について知っていることや切った人形のことを聞いてみる
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 22:49:25.16 ID:6wYCAZma0
あーもしかして取引する順番逆かね?
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/22(木) 23:29:25.00 ID:C+YaiBXA0


響「ねぇ、ここって一体何なの?」テクテク

鬼「ワシはワシの成すべきことをやっているだけだ」

鬼「その他のことなど細事に過ぎん」

響「つまり、知らないってこと?」

鬼「知る必要が無いのだ」

響「何でもいいから、知ってる事を教えてよ」

鬼「どうしても知りたいなら、早くワシを戻すんだな」

響「も〜、そればっかりじゃん」

響「……」

響「なぁ、お前の成すべきことって」

鬼「ここに迷い込んだ者の始末だ、選定といってもいい」

響「何でそんなことをするんだ」

鬼「それがワシの役割だからだ」
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 23:35:53.22 ID:Fm19vKfto
あっ…(察し)
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 23:35:58.95 ID:vhrlHR5qo
くっ付けてもくっ付けなくてもやられるのか…
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/23(金) 00:18:03.32 ID:ZbRu25Bn0
いや選定だから何かすれば生き残れるのでは?(願望)
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/28(水) 21:33:25.33 ID:VWyYsBY80
響「……お前にやられた人たちのことは考えないのか?」

鬼「何故だ?」

響「何故って……」

鬼「主の友たりえぬからワシにやられるのだ」

響「そんなこと……っ!」

鬼「だが、それも幾何の時が過ぎたことか……あの忌々しき木偶にこの姿にされてから」

鬼「ワシは自らの身体の所在を知らぬ」

響「……」

鬼「小娘、お前は運が良い」

響「自分?」

鬼「ああ、ワシとの取引を成立させれば、お前は見逃してやろう」

響「ホント!?」

鬼「ああ、約束しよう」
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/28(水) 21:45:29.17 ID:VWyYsBY80
響「……そういえば主って?」

鬼「この館の主だ」

鬼「あの木偶も同じ主を持つというのに、下らぬことばかりする」

響「その主はどこにいるんだ?」

鬼「知らぬ」

響「そればっかり」

鬼「……主はワシらの次元には存在せんのだ」

鬼「此方からの干渉は出来ぬ、故に知らぬのだ」

響「……」

鬼「さあ、無駄話はここまでだ……早くワシを元に戻せ」
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/28(水) 21:57:34.42 ID:VWyYsBY80
―地下

響(話してるうちにここまで来ちゃったけど……)

響(本当に渡しても大丈夫なのか?)

響(自分は見逃してくれるって言ってたけど……)

鬼「おお、あそこにあるのはまさしくワシの身体」

鬼「さあ、小娘、早くあそこへワシを運ぶのだ」

響「……」

鬼「これで忌々しき木偶を……」

響(どうすべきなんだ……?)

行動安価>>392
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/28(水) 22:00:42.00 ID:5JlSsYPno
ここまできたら渡さないとなぁ
踏み台
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/28(水) 22:08:34.73 ID:98VBYRcBo
渡してやろう
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/28(水) 22:59:31.42 ID:VWyYsBY80
響「……」カチャン

響「これでいいか?」スッ

鬼「ああ……」

響は横たわる鬼の身体に首をあてがった

響「うぎゃっ!!」パァア

鬼は鋭い光を放ち、辺りは白い世界に包まれた
光が治まると、鬼は身体を取り戻し、動き出していた

鬼「ふぅ、久方ぶりの身体だ」

響「あ、あ……っ」カタカタ

響(やっぱり動いてるのを見ると怖いぞ……)

鬼「そういえば小娘、名を聞いていなかったな」

鬼「お前の名はなんというのだ?」

響「自分は……っ!!」

響(あれ? 名前を教えちゃいけないんだっけ??)

鬼「どうした?」

響「えっと……」

行動安価>>395
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/28(水) 23:07:41.38 ID:98VBYRcBo
偽名を使おう
折角だし沼倉さんのとか
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/28(水) 23:44:53.10 ID:5JlSsYPno
とりあえず偽名だな
そもそも鬼を解放する時点で詰みかもしれんが
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 00:48:04.79 ID:HOTgZLiC0
これ乗り越えれた所でパスワードの件結局振り出しだよな〜
とりあえずこの場所を支配する主がいるって事が収穫かな?
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 01:05:55.21 ID:13R2TfxFO
確かにこれ上手いこといっても次何をすればいいのかわからないのか…
今まで出たヒントの中にもう答えはあるのかな?
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 06:06:50.82 ID:YhUqW9t9o
とりあえず鬼の心配がないのはおおきい
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/29(木) 23:42:08.92 ID:Q5F+lBJk0
響「じ、自分はひび……じゃなくて、花子……そう! 花子だぞ!!」

鬼「花子……か」

響「そ、そうだぞ」

鬼「礼をいうぞ花子とやら」スラッ

響「え――^


鬼は鈍色に光る巨大なハサミを取り出すと
響の首を躊躇なく切り落とした


鬼「これでまた使命を全うできるからな」


歪む視界が最期に写した景色は
醜く笑う鬼の顔と、切り離された自分の身体であった


                          ―DEAD END―
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 23:55:37.44 ID:HOTgZLiC0
これは…
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 00:02:48.45 ID:6HQH4syL0
…ヒント!ヒントを下さい!(笑)
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 00:09:17.55 ID:daoj1+Bho
首だけの人形って鬼だったんだな
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 00:10:06.48 ID:daoj1+Bho
信じちゃいけないが抜けてた
首をてに入れたらその辺の燭台で燃やしてみるか(てきとう)
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 00:35:01.74 ID:l/svgJ48O
いや、鏡の間に連れていこう!
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/30(金) 09:45:41.98 ID:Cb3jEiBL0
―コンティニュー

アイドル選択
※既存キャラ下

>>405
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/30(金) 09:46:20.73 ID:Cb3jEiBL0
ミス

>>408
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 09:47:47.36 ID:daoj1+Bho
ksk
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 10:57:54.83 ID:3vMhq6odO
真美
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 11:51:15.15 ID:pmAE5Y5N0
鬼は偽名を使ったのがアウトなのか首を戻したのがアウトなのか分からんな
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 11:55:05.62 ID:QVubvv0WO
>>409
首戻したのがアウトやろ
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 12:22:07.58 ID:khrFLseYo
どんなホラーやパニックものでも恐怖の対象は頭を破壊すれば死ぬ
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 13:05:01.43 ID:6akxqUuk0
こういう不気味な感じの大好きだ
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:12:42.15 ID:1ESB1ceW0
真美「っ……!!」バッ

真美「え……?」キョロキョロ

真美「ひびきん……ウソ、だよね?」ポロポロ

真美「それにここって……」カサ

『ココハユメ ハヤクサメナキャ キミモニンギョウ』

真美「うん……ここは夢なんだ」グシッ

真美「きっとゆきぴょんもお姫ちんもひびきんもみんな目が覚めたら元通りなんだ!!」

真美「そうじゃなきゃ、こんな理不尽なことってないっしょ?」

真美「だから真美がやらなきゃ」

真美「真美がこのへんてこな夢を終わらせるんだ!」
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:28:23.53 ID:1ESB1ceW0
真美「そうと決まったら、まず真美は何をすべきかな?」

真美「皆のおかげでもうほとんどの情報は揃ってるんだよね」

真美「何処に何があるとか分かってるのは超大きいよね!」

真美「う〜ん……これはアレだ、鬼とか首の無い人形とか」

真美「超不気味だけど、ホラーゲームというよりは脱出ゲーだよね」

真美「多分、あの首だけの人形が教えてくれたように」

真美「パスコードを入力して正解ならきっとクリアってことっしょ?」

真美「で、基本的にこっちの攻撃は効かないとみたほうがいいかな?」

真美「いくら真美でもあの鬼には勝てないと思うし……」

真美「あ、でも鏡はなんなんだろう……? これはまだ謎ですな〜」

真美「一度首だけの人形とかに見せてみるのもありかも!」
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:38:37.89 ID:1ESB1ceW0
真美「あ、あの首の人形の真実って、真美も同じなのかな?」

真美「ひびきんのお陰で多分あの人形のことは信用してもよさそうっぽいけど、どうなんだろう?」

真美「鬼の首のイベントはスキップすいしょーってやつだね」

真美「イベントといえば兄ちゃんがいなくなった後何処に行ってるんだろう?」

真美「いなくなったまま何処にもいないって事はないと思うんだけど……バグなのかな?」

真美「それとも鬼の身体みたいにウロウロしてて、たまたま会わなかっただけかな?」

真美「う〜ん、これもようけんしょーってやつだね」

真美「あ、でも兄ちゃんがいなくなる条件ってまだハッキリしてないよね」

真美「多分、あの首の人形と取引することだと思うけど……聞いてみるのもアリかな?」

真美「あと真美が一番謎なのは、まだ誰も入ってない天井裏!」

真美「嫌な予感がするって言ってたけど、入ったらどうなるのかな?」
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:51:51.55 ID:1ESB1ceW0
真美「むむむ……これから真美がすべきことをカンケツにまとめるなら」

真美「正解のパスコードの発見」

真美「仮面兄ちゃんの謎」

真美「謎の天井裏」

真美「この三つが大きなイベントかな?」

真美「他は……探索しながら思いついたことをしてみればいいかな?」

真美「書斎の部屋の壁にある本とか、読めるか分かんないけど、調べる価値あるし」

真美「よーし、そんじゃ動くとしますか→!」

真美「あ、この首の無い人形は一応調べとこっと」

『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると かm……』

真美「ん、一緒だね」

真美「それにしても、あの首だけの人形は多分お助けキャラ的な位置付けだとするなら」

真美「名前を知られても大丈夫だよね? で、あの鬼は死亡フラグで名前関係なさそうだったから」

真美「消去法でいうならやっぱり仮面の兄ちゃんに知られちゃいけないのかな?」

真美「う〜ん……真美はすっごく気をつけなきゃいけない気がするっぽいよ」
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:55:34.10 ID:1ESB1ceW0
真美「ま、何にしても動かなきゃ始まんないよね?」

真美「この部屋は……うん、これ以上は何もなさそう」

真美「それじゃ、気を取り直して」

真美「れっつらごー」

以下行動安価>>419

真美 睡眠無効
   鬼の首取引不可(会話可)
   その他非合理的すぎる行動不可
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 09:01:23.43 ID:kWH9PCnw0
さてさてPを早く何とかしたいものだか…
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 09:04:48.50 ID:1Qr/2R1gO
とりあえず今までみんなが集めたパスワード(人形除く)・鍵と手鏡を回収
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 09:28:47.46 ID:1ESB1ceW0
真美「とりあえず、一番大事なパスコードとか鍵を集めよう!」



真美「まずは真美たちのいる部屋の正面の物置だね!」ガチャ

真美「うん、何も変わってない」

真美「さてさて、数字は?」スッ

『42』

真美「むむ……やっぱりみんなと違う」

真美「えっと、ここには糸の切れた操り人形の道具とか、仮面とか」

真美「あと、手鏡が入ってる箱とか箪笥とかある部屋だよね」

真美「どうせ手鏡も手に入れるつもりだから、全部回収したらここに戻ろっと」

―広間

真美「お、兄ちゃん発見〜! やっほ〜♪」フリフリ

仮面「……」

真美「う〜ん、やっぱりこっちを見てるだけだね」
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 09:39:14.28 ID:1ESB1ceW0
―二階

真美「うあうあ〜、やっぱり気味が悪いよ〜」

真美「取るもの取って、さっさとおさらばしちゃお」

真美「部屋に入って左側の人形の中に……いたいた! ネックレスつけた人形!」

真美「地下の鍵を手に入れたから、ロフトに上がって、と」

―ロフト

真美「人形たちが見てるのってこの紙だよね?」スッ

『2833』

真美「あれ? 四桁だ」

真美「ひびきんたちは二桁だったのに……何か関係あるのかな?」

真美「あと天井裏……実際見るとやっぱやばげだよ」

真美「とりあえず、天井裏は後回し!」

―広間

真美「あ、兄ちゃんまだ動いてないっぽいよ」フリフリ

仮面「……」

422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 09:54:03.51 ID:1ESB1ceW0


真美「書斎側のベニヤ板のある部屋の正面に鍵とかがあったよね?」ガチャ

真美「うん、引き出しのある机に人形……ここだ!」

真美「人形の持ってる小さな鍵と二枚の紙」

『740』

『ダイジナ ダイジナ イノチ ナクストオワリ オニンギョウ』

真美「う〜ん……結局この失くすと終わるのってこの紙なのかな?」

真美「首だけの人形が渡してきたのも数字だったから真美はそう思うんだけど……どうなんだろう」

真美「あ、引き出しの鍵もゲットしなきゃ」ガラ

『気をつけろ……首だけの人形は……信じるな』

真美「これはあの鬼の首の事を言ってたんだよね」

真美「ん、鍵も手に入ったし一回物置に戻ろうかな?」

―広間

真美「やい兄ちゃん! あとで見とけよ〜?」フリフリ

仮面「……」
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 10:11:10.24 ID:1ESB1ceW0


『きらい きらい かがみは だいきらい』

真美「よし! 手鏡もゲットしたし」

真美「これで首だけの人形のもってるパスコード以外は全部回収したよね?」

真美「あの人形のパスコードって取引しないと手に入らないのかな?」

真美「地下の鍵はもうあるから、こっそりとることも出来るかもしんないね」

真美「あ、でも普通に取引した方が真美にもメリットがあるか」

真美「それにしても……42、2833、740」

真美「地下のはまだ分かんないからアレだけど、やっぱりいっかんせーはないっぽいね」

真美「う〜ん、次はどうしようかな?」

真美「あ、そういえば箪笥の一番下の引き出しって開かないんだよね?」

真美「ん〜っ!! ん、やっぱり開かない……でも武器庫があったから」

真美「斧とか使えば開けれないかな?」

真美(まあでも無理して開ける必要はないかな?)

真美(衣装に着物みたいな布があっただけだしね)
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:16:19.83 ID:kWH9PCnw0
パスワードが今回ので更に謎過ぎる…
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 10:17:23.48 ID:1ESB1ceW0
真美「どうしようかなぁ」

真美「天井裏に行ってみるのもいいし」

真美「この手鏡を首だけの人形に見せに行ってもいいし」

真美「取引して四つ目のパスコードをゲットしちゃってもいいし」

真美「箪笥の一番下の引き出しを開けてもいいし」

真美「書斎の壁にある本を調べてもいいね!」

真美「もちろん他の場所を探索してもいい!!」

真美「うん! やれることは無限大だYO」

真美「よし! 決めた!!」

行動安価>>428
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:25:15.72 ID:kWH9PCnw0
とりあえず安全そうなのから行った方がいいかな?
だから引き出しor書斎がいい気がする!
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:29:52.72 ID:bKLZIim/O
人形が本当にお助けキャラならそのパスワードが正解なんじゃない?
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:32:49.51 ID:tAtTth0fO
まぁとりあえず書斎の本を徹底的に探索!
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/16(月) 13:28:50.50 ID:H1EsGI4b0
真美「書斎の本を徹底的に調べちゃおっと!」

―書斎

真美「というわけで、書斎に来ちゃいました」

真美「さてさて、壁にある本には何が書かれてるかな〜?」

真美「流石に何もないことはないと思うけど……んん?」ジー

真美「何これ? こんなの読めるわけないじゃん!」スッ

真美「漫画とかゲームでよく見かける謎言語だよ!!」

真美「うあうあ〜! ここが夢の中なら真美にも読めるやさし〜日本語で書かれてないとダメっしょ!?」

真美「むぅ〜……少なくともこの本は読むことは出来ないっぽいよ」パラパラ

真美「その隣は……これも読めない」

真美「なにこれ、この無駄に沢山ある本はダミーなの?」

真美「ん〜……??」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/16(月) 13:36:57.36 ID:H1EsGI4b0
真美「ううん! 考えてもしょうがないっしょ!!」

真美「逆に考えるんだ真美! 読めないってことは読む必要が無いってことさ!!」

真美「読める本に当たるまで読めない本を外していけばいいのだ!」

真美「そうと決まれば早速行動開始っ!!」

・・・・・・・・
・・・・・

真美「はぁ〜、全然見つかんない」グデー

真美「何がめんどいって、背表紙じゃ判断できないからいちいち中身を見なきゃいけないとこだよね」

真美「これもダメ……」パラパラ

真美「うあ〜、こういう時ゲームなら必要な本だけすっと見つけられるのになぁ」

真美「って愚痴っても仕方ないよね……ってうわわ!?」パサッ

真美「本と本の間に何か挟まってたのかな? 全然気づかなかった」

真美「よいしょ……あ、これってあの絵本の続きっぽいよ!!」パラパラ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/16(月) 14:09:13.37 ID:H1EsGI4b0
ユメの中で女の子は目をさましました。
目のまえに人形の男の子がたっていました。

『友だちがほしいなら、じぶんでつくらないといけないよ』

人形は女の子にいいました。
ですが女の子はつくりかたがわかりません。


真美「……」ペラ


『どうやってつくればいいの?』

そう聞くと、人形はいいました。

『かんたんさ、ヒトを人形にすればいいんだよ。
ここはユメの中、まよいこんだヒトを……ね』

女の子はニコッとわらい、大きくうなずきました。
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 02:44:36.66 ID:2FWVaddGO
おー待ってた!
物語の女の子は765プロの誰かなのかそれともオリジナルか?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 22:50:43.54 ID:rl3tuq90o
マダカナー
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/02/16(木) 22:59:48.83 ID:0dJBCU3V0
それから女の子はたくさんの友だちをつくりました。
女の子は友だちとたくさんあそび、コワレたらまたつくり
しあわせにくらしていました。

きょうもまた、かわいらしい少女がまよいこんできました。
あたらしい友だちができることに女の子もよろこびました。
ですが、この日はいつもと違いました。


『お友だちになりましょう』

少女は、女の子のへやでいいました。


女の子はびっくりしました。
いままで女の子のへやにきたヒトはいませんでしたから。


『さぁ、いっしょにあそびましょう』

少女はそうつづけると、女の子に手をさしだしました。


女の子ははじめて、ホントウの友だちをてにいれました。
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 23:01:58.15 ID:0dJBCU3V0
更新遅くなって申し訳ない
明日からがっつり再開します
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 23:03:46.81 ID:XUmHdW+Oo
良かった…生きてたんだ!
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 18:48:28.48 ID:N6Le98Elo
やった!
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 18:49:08.10 ID:hT+Rrqk5O
待ってた!
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 20:23:47.30 ID:buCTI/l9O
生きていて本当によかった!
無理のない範囲で頑張って下さい!
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/18(土) 23:37:41.07 ID:EvkgnPHT0
真美「……」ペラ


女の子はじめての友だちとたくさんあそびました。
いままでしたかったこと、できなかったことを少女はかなえてくれました。
とってもとってもしあわせなじかんがながれました。

ですが、そんなしあわせなじかんもすぐにおわりがきました。


『ああ、やっぱりわたしも人形になるのね』


少女はさびしそうにつぶやきました。
女の子はおおつぶのナミダをながしながら、少女の手をとります。


『人形になっても、あそんでちょうだいね』


女の子はなんどもうなずきました。


『ふふ、やくそくよ』


『うん、ヤクソクね』
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/19(日) 00:26:54.46 ID:Cqy55flt0
少女が人形になった日から、女の子のセカイはからっぽになりました。

『まるでユメのようなジカンだったわ』

『ふふ、ユメのなかにいるはずなのにオカシイワね』

女の子は少女をきれいなショーケースにかざりました。

『ええ、アナタはユメ』

『だから、アナタがいなくなったら、このユメはさめるでしょう』


この日から、女の子のユメはかわりました
たんさんの人形がつくられ、たくさんの人形がこわれました


『ダレカ ワタシノ ユメヲ ……』
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/19(日) 00:42:20.30 ID:Cqy55flt0
真美「これで終わりなのかな……?」

真美「とりあえず今ある分はここまでっぽいね」

真美「う〜ん……この絵本の内容がここの事だとしたら」

真美「女の子の部屋がどこかにあって、そこに女の子の友だちの人形があるってことかな?」

真美「んで、ゲーム的にはその人形を壊したら夢から脱出できたりするんだよね」

真美「ここもそうなのかな?」

真美「あ、でもそれだったらパスコードの意味がなくなっちゃうか」

真美「う〜ん……わかんないなぁ」

真美「他に何かないかな?」

真美「……」パラパラ

真美「……なさそうだね」

真美「この本棚はダミーだったっぽいよ」
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/19(日) 01:03:35.14 ID:Cqy55flt0
真美「あ、絵本はあったからダミーではないか」

真美「ん〜、次はどうしようかなぁ」

真美「まあ、女の子の部屋は天井裏で多分あってるっしょ?」

真美「怪しさ満天の星だもんね」

真美「やばげな感じするけど、思い切って行っちゃおっか?」

真美「先に兄ちゃんの謎を調べるのも一つだよね」

真美「人形と取引するのもアリだし」

真美「何か変わったことないか色んな部屋を見てみるのもいいよね」

真美「う〜ん、真美が次にすべきことは……」

行動安価>>445
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 07:20:21.21 ID:KSChCiCNO
あ、
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 09:01:32.69 ID:gpT++dev0
今度は引き出しを開けてみる
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 01:09:56.74 ID:Pdu/6Szo0
真美「よし! あの開かなかった引き出しを開けちゃおう」

真美「丁度書斎側にいるから、箪笥を壊すための道具を武器庫から取っていこう」

真美「やっぱり斧がいいかな?」

―広間

真美「ん、まだ兄ちゃんいるっぽいね」

真美「やっぱり取引が条件なのかな?」

真美「ま、今は引き出しだよね!」

―物置

真美「やっ! はっ!!」ガッバキッ

真美「ふぅ、これで中を引き出せるかな?」

真美「なんだか壊すのは悪い気がするけど、キンキュー事態だからしょうがないよね!」

真美「よいしょっ……これは、赤い……生地?」

真美「やっぱりただの布が入ってるだけっぽいよ」

真美「この布で着せ替え人形の服を作ってたのかな?」
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 01:21:02.55 ID:Pdu/6Szo0
真美「大きさは……真美の上着と同じくらい、かな?」スッ

カラン……

真美「わっ、何か落ちてきた!?」

真美「これは……なんだろ」スッ

真美「えっと……なんだっけ……これ、すごく見たことある」

真美「ああ! 思い出した! これはアレだよ!!」

真美「ぜんまい時計とか回す時に使うやつだ!!」

真美「ちゃんとした名前は真美知らないけど」

真美「穴に差し込んで、キリッキリッて回すやつだよね」

真美「ん? でもここに時計はなかったよね?」

真美「じゃあ、これは何に使うんだろう」

真美「……あ、人形?」

真美「そっか! からくり人形だ!!」

真美「この回すやつは人形に使えばいいんだね!」
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 01:29:27.96 ID:Pdu/6Szo0
真美「あ、ちょっと待って……一番下の開かなかった箪笥の引き出しにこれが入ってたなら」

真美「上の引き出しはどうなんだろう」

真美「せっかくだから確認しとこうかな」

真美「えいっ!!」バキッ

真美「よし、これで取り出せるね」

真美「えっと、こっちは……青い布だ」

真美「その中に……あった!」

真美「こっちにも同じぜんまい回しがあったよ」

真美「あ、でもこっちの方が赤い布から出てきたやつより少しだけ大きい、かな?」

真美「んっふっふ〜、これは重要そうなアイテムをゲットしましたな〜」

真美「問題はどの人形にこれが使えるかってことだよね?」

真美「さて、どうしようかな?」

行動安価>>450
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 02:16:43.04 ID:TG9bUMFwo
ぜんまいってどこで使えたっけ?
安価下
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 06:38:45.71 ID:EQ756+pso
とりあえず鍵とか紙とか数字とか全部集める(判明してる範囲で)
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 14:14:52.53 ID:Pdu/6Szo0
真美「とりあえず、今ある情報を一回全部集めちゃおうかな」

真美「えっと、パスコードはあと人形の持ってるやつだけだよね?」

真美「鍵は……あ、この部屋の隣の怯えた人形が持ってる鍵だけまだ取ってなかったっけ」

真美「ん〜、人形のは後回しにしたほうがいい気がするから……」

真美「よし、まずは鍵を回収して、まだ取ってない紙を取りに行こうかな!」

真美「そうと決まれば、隣の部屋にいくぞー!」



真美「えっとこの部屋って鍵のかかった部屋で、部屋の中からベニヤ板で封鎖されてるんだよね」

ガチャ……ガッ

真美「うん、で……斧で……やっ!!」ガッバキ

真美「開いた!」

真美「わぁ……やっぱり荒れてるなぁ」

真美「奥に……いた、怯えた人形」

真美「この人形の手に……あった、へんてこの形の鍵」

真美「この鍵で、あの鬼の頭の入った箱を開けるんだよね」

真美「でも開ける意味あるのかなぁ……ま、いっか」

真美「とにかく、これで鍵は全部手に入ったかな?」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 14:15:08.15 ID:WYkuwQr0o
このぜんまいってPにつかうんじゃね?
ぜんまい侍的な
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 14:18:01.59 ID:SvQMv5two
でもぜんまいふたつあったからなぁ
それにからくり人形に使うようなってことはPは人形だし
この世界で人形にいい思い出がない…
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 14:56:58.83 ID:Pdu/6Szo0
真美「次は紙だね!」

真美「とりあえず、こっち側のを全部集めよう」ガチャ

真美「こっち側は、あと鏡の間と鳥の絵がある部屋にあったよね」

―鏡の間

真美「わ〜、目がチカチカする……」

真美「確か、部屋の隅に……あった!」

『しくじった…… 俺はもう帰れない あいつをここにさえ…… ああ、ちくしょう』

真美「このあいつってホントに兄ちゃんなのかな?」



真美「わっ、実際に見てみると、すごく大きな鳥」

真美「何の鳥かは分かんないけど、空を飛んでる最中の絵っぽいね」

真美「飛んでる鳥を上から描いてる絵かな?」

真美「あ、腕だけの人形……よっ」

『上……見ろ……』

真美「上は……何もないよね? う〜ん……」

真美「あ! うん、やっぱ穴なんてないよね」

真美「流石に腕だけの人形にはからくりなんてないよね」
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 15:42:41.48 ID:Pdu/6Szo0
真美「こっち側の紙はもうないかな?」

真美「次は書斎側のを取りに行こう」

―広間

真美「まだ燭台は全部ついてるね」

真美「兄ちゃんもちゃんといる」

真美「えっと、二階と地下には紙はなかったよね」

真美「だから、書斎側の紙を取ったら全部かな」



真美「まずは、武器庫の取り忘れてた紙を回収!!」

『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』

真美「ひびきん……ううん、今は考えないでおこう」

真美「武器庫の前の部屋は何もなかったよね?」ガチャ

真美「うん、なにもないね」

真美「ホントに何もないのかなぁ?」

真美「ん〜……何のための部屋なんだろ??」
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 15:57:24.68 ID:Pdu/6Szo0
真美「鬼の頭のある部屋は鬼の頭しかなかったよね」

真美「じゃあ書斎かな」

―書斎

真美「ここは絵本や、手記があって、天井に鳥の模型が飛ぶように揺れてる」

真美「で、その鳥の銜えてる紙を取れば、とりあえず全部回収できたかな?」スッ

真美「よっと!」パシッ

『マエダケミルト ナニモミエナイ』

真美「うー! だったらどこから見たらいいのさ!!」

真美「まあいいや!」

真美「とにかく一応全部揃ったかな?」

真美「小さな鍵を持った着せ替え人形の部屋のは持ってるし」

真美「うん、多分これで全部っぽい」
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:04:08.07 ID:Pdu/6Szo0
真美「あ! もしかして」

真美「この部屋の机にいる人形……」

真美「どこかに穴は……ない」

真美「この人形も違うんだね」

真美「でも二階や地下の人形は多分からくりじゃないよね」

真美「全部調べるなんて時間的に無理だろうし」

真美「ならあと可能性があるのは、物置とちいさな鍵を持ってた着せ替え人形か」

真美「調べる価値は二十分にあるね」

真美「でもまずは情報の整理をしよう!」

真美「いろいろ書かれた紙を見て、ちょっと真美、思った事があるんだよねぇ」スッ
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:24:56.43 ID:Pdu/6Szo0
真美「んしょ……うん」

真美「この紙って大きく三つのグループに分けられんだよね」

真美「まずカタカナで書かれた紙」

『ココハユメ ハヤクサメナキャ キミモニンギョウ』

『ダイジナ ダイジナ イノチ ナクストオワリ オニンギョウ』

『マエダケミルト ナニモミエナイ』

真美「あと、ひびきんの読んでた絵本の最期のページの」

『ワタシノダイジナモノ アナタノダイジナモノ
タイセツニ タイセツニ カザッテル』

真美「それと平仮名だけの紙」

『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると かm……』

『きらい きらい かがみは だいきらい』
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:37:48.53 ID:Pdu/6Szo0
真美「それから普通の文? のやつ」

『しくじった…… 俺はもう帰れない あいつをここにさえ…… ああ、ちくしょう』

『気をつけろ……首だけの人形は……信じるな』

『上……見ろ……』

『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』

真美「多分、この普通の文の紙は、真美たちのようにこの悪夢に迷い込んだ人たちが残してくれたんだと思う」

真美「で、カタカナと平仮名の紙は、注意してる物が違うんだと思う」

真美「ハッキリと確信は持てないけど、この二つが同じものを指してるとは思えないんだよね」

真美「それとも重要度を指してるのかなぁ?」

真美「カタカナのが重要で、平仮名はそうでもない感じ?」

真美「ん〜、とにかくこの紙は三つの人物(?)が混ざってるんだ」

真美「だからって何が分かるわけでもないんだけど……」
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:55:34.97 ID:Pdu/6Szo0
真美「パスコードは」

物置『42』

二階『2833』

書斎側『740』

真美「あとは人形と取引で手に入る……はず」

真美「……数字の書かれた紙って四つなのかな?」

真美「あ!! よく考えてみると、数字の書かれた紙って」

真美「鏡の間の方を便宜上右側とすると、上(二階)、下(地下)、右(鏡の間)、左(書斎側)の四方向で手に入ってるじゃん!」

真美「広間を中心にしてるなら、多分間違いないっしょ!?」

真美「後は、人形の言ってた真実」

”パスコードは四桁の数字 ”

真美「これが真美の時どうなのか分かんないから、やっぱり取引してみるべきだよね」

真美「そういえば人形ばっかの建物なのに、なんで鳥がいるんだろう……ん〜」

真美「ま、いいか! 今は次に何をするか、だよね!」
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