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【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」

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442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 23:32:22.25 ID:FdAOOYzj0
今回のイベントは、づほと阿武隈がMVPだった。
二人が夜戦時に生き残った空母棲姫×1と戦艦棲姫改を無視して深海瑞鶴をスナイプしてくれたおかげで勝てた!
何気に阿武隈フィニッシュは今回が初めて。
(ある部分を見ながら)まったく、駆逐艦は最高だぜ!

本日はここまで。
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 21:57:26.30 ID:eXj2k4jh0
マルユ、オイテケ・・・。

本日分、始まります。
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 21:59:13.20 ID:eXj2k4jh0

-浦波保護から数日後 夜 執務室-

提督「浦波を見て薄々気付いてはいたが、ろくに食事も与えられていない様だな」

吹雪「皆、やせ細っています・・・」

青葉「ゴーヤさんなんてオリョクル・ハイを発症して危険な状態でした。周りが止めないと、補給もせずに出撃しようとするくらいでしたし」

大和「何て酷いことを」

川内「戦艦、空母は戦力として重要視しているみたいで、こんなに酷い扱いは受けてなかったみたい」

提督「浦波もそう言っていたな。奴は大艦巨砲主義に取り憑かれた男だと」

青葉「ですが、戦艦の人たちも皆さん目が死んでました」

長門「今すぐ私が乗り込んで叩き潰してやる!」

新提「私も同行する!」

提督「NAGATO-1 TITUS、シット」

長門「ワン!って私は犬ではない!」

提督「兎に角、落ち着け。先日も言ったが、お前さんは鎮守府を更地にしかねない。大淀、二人が集めれくれた証拠を元帥に提出してくれるか?」

大淀「はい」

提督「それと適当な理由をでっち上げて武羅悪提督にアポを取ってくれ」

大淀「分かりました」

吹雪「いよいよ乗り込むんですね?」

提督「ああ、証拠は押さえた。奴を捕らえて憲兵に突き出してやる。当日はキットもサポートを頼む」

キット「お任せください」フォンフォン
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:00:14.19 ID:eXj2k4jh0

-武羅悪鎮守府 執務室-

武羅悪・大和「提督」

武羅悪提督「何だ?」

武羅悪・大和「○○鎮守府の提督から共同作戦を行いたいので打ち合わせをしたいと連絡が届いています」

武羅悪提督「奴から・・・、いいだろう。了解したとの旨を返しておいてくれ」

武羅悪・大和「はい」

武羅悪提督「向こうからわざわざ会いに来るとは都合がいい。奴さえ居なくなればこの俺が海軍でナンバーワンだ!」
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:01:52.78 ID:eXj2k4jh0

-数日後 埠頭-

提督「留守中は頼む」

新提「任せておけ」

長門「護衛は吹雪だけでいいのか?必要ならば私も」

提督「大丈夫だ」

長門「そこまで言うなら、吹雪頼んだぞ」

吹雪「はい!」

明石「いつでも出港できますよ。それにしてもキットに乗って行かなくていいんですか?」

提督「キットに乗って行くと警戒されそうだからな。それに」

明石「それに?」

提督「以前、キットで海上を走行した時に、飛ばし過ぎて吹雪が酔ったたことがあってな」

明石「確かに自力で航行するのと、乗り物だと違いますからね」

提督「キットは後方から付いて来てくれ」

キット「はい」フォンフォン

大和「武運長久を祈ります」

提督「ありがとう。では、行ってくる」
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:05:02.40 ID:eXj2k4jh0

-数時間後 海上-

提督「そろそろ武羅悪鎮守府の管轄区域だな」

吹雪「あと10分程で到着ですね」

提督「そろそろ連絡を入れるか」

吹雪「そうですね」

提督「こちら○○鎮守府の提督。武羅悪鎮守府、応答願う」

守衛長「こちら武羅悪鎮守府、守衛。どうぞ」

提督「本日、そちらの提督との面会を予約しているので、入港許可を願いたい」

守衛長「面会の予約を確認した。貴艦の入港を許可する」


-武羅悪鎮守府 埠頭-

守衛長「武羅悪鎮守府へようこそ。念のため、身分証の提示をお願いします」

提督「はい」つ身分証

守衛長「ん?」チラッ

守衛長(写真と同一人物か?何かおかしいぞ。どう見ても写真より目の前に居る人物の方が若い)

提督「どうかされましたか?」

守衛長(怪しい)

吹雪(あの、身分証の写真をまだ差し替えてないから、怪しまれてませんか?)ヒソヒソ

提督(うん、そうみたいだな。よし)ヒソヒソ

提督「余の顔を見忘れたか?」

守衛長「う、上様!?ははーつ。いや、上様がこんな所に居るはずが無い!曲者だ!者共、出合え出合えーっ!」

守衛ズ「イーッ!」

スッ

吹雪「し、司令官!?」

提督「かかって来い」

吹雪「ノリノリで構えないで下さい!それは某米将軍の刀じゃないですよね?拝さんのですよね?皆さんも落ち着いてください!」

武羅悪・大和「お止めなさい。その方は提督のお客様です」

守衛長「チッ。命拾いしたな曲者」

吹雪「この人は正真正銘本物です!」

提督「斬っていいですか?」

武羅悪・大和「ご無礼をお許しください」

吹雪「こちらこそすみません」

武羅悪・大和「提督がお待ちなので案内致します。その前に艤装をお預かりします」
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:07:44.87 ID:eXj2k4jh0

-応接室-

武羅悪・大和「こちらでお待ちください」

提督「分かりました」

バタン

提督「とりあえず座って待つか」

吹雪「そうですね」

プシュー

プシュー

提督「な、何だ!?」

吹雪「まさか・・・毒ガス!?」

ガチャガチャ

提督「開かない!」

吹雪「そんな!」

提督「クソッ!奴を捕まえるはずが、読まれていたか」

吹雪「司令官、最後まで護れなくてごめんなさい」
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:11:35.90 ID:eXj2k4jh0

-執務室-

武羅悪提督「そろそろ息絶えた頃か」

武羅悪・大和(ごめんなさい。でも、提督のためにこうするしか無かったんです)

提督「そうだな。奴等のマヌケな死に顔を拝んでやるか」

武羅悪提督「ああ、さぞかし・・・!!!」

武羅悪・大和「!!!」

提督「さぞかしどうした?」

武羅悪提督「き、貴様何故!」

提督「何故生きているのかって?敵の本拠地に乗り込もうって時に何の下調べもせずに乗り込むと思うか?」

吹雪(天井裏の通気ダクトを通って脱出後、執務室に忍び込むなんてスパイ映画みたいです)

武羅悪提督「クッ!」

提督「相手の一手先を読んでこその提督!」

吹雪「貴方がこの鎮守府で行ったことは全て浦波ちゃんから聞きました」

武羅悪提督「浦波だと、まさか!」

提督「そのまさかさ。お前が轟沈したと思っている浦波はうちで保護している。そして全て上に報告済みだ。観念しろ」

武羅悪提督「俺はこんな所では終わらん!貴様を倒し、俺こそが最も優れていると証明してやる!そうすれば些細な問題など」

吹雪「些細な問題?貴方にとって艦娘はどういう存在ですか?」

武羅悪提督「決まっている。艦娘は深海棲艦を倒すための道具だ。駆逐艦など大和を運用するための資材を集める使い捨ての駒でしかない!俺には大和だけ居ればいい!」

提督「本当に浦波から聞いた通りだな。その腐った性根を叩きなおしてやる」

武羅悪提督「やれるもんならやってみてくださいよぉ、先輩!」ピキピキ

提督「お前に先輩と呼ばれる筋合いなど無い」

武羅悪提督「アンタに無くても俺にはあるんでね。大和、その小娘の始末は任せたぞ。艦娘と言えども艤装が無ければただの小娘。いや、艤装があったところでたかが駆逐艦だったな!」

提督「うちの吹雪をあまり嘗めない方がいいぞ」

武羅悪提督「随分な自信だな。艤装の無い駆逐艦と、ご自慢のナイト2000も無い状況で何が出来る?」

提督「いつから吹雪に艤装が無く、キットも居ないと錯覚していた?」

ブーーーーーーーーン

武羅悪提督「エンジン音?まさか!」

ドンガラガッシャーン

キット「お待たせしました。吹雪さん、艤装のスペアをお届けにあがりました」フォンフォン

吹雪「ありがとう」

提督「トランクにスペアを積んでおいて正解だったな」

武羅悪提督「馬鹿な!鎮守府周辺に奴の反応は無かったぞ」

キット「レーダーを掻い潜って潜入する方法はいくらでもあります」フォンフォン
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:13:16.42 ID:eXj2k4jh0

提督「さて、どうする?大人しく投降するか?」

武羅悪提督「そうだな。大人しく投降しよう・・・と、言うとでも思ったか?」

パンパン

提督「まぁ、そうなるな」

スパッ


吹雪「大和さん、貴女はどうしてあんな人に?」

大和「吹雪さん、貴女も指輪を貰ったんですね。だったら分かるはずです。あんな人でも私にとっては唯一の存在であると」

吹雪「大和さん・・・」

大和「吹雪さん、貴女に恨みはありませんが、提督のために消えてもらいます!」


武羅悪提督「刀で銃弾を斬るとは流石だな。先輩」

提督「過去に深海棲艦を真っ二つにしたこともあるんでな」

武羅悪提督「流石だな。だが、何時まで続くかな?」

提督「減らず口はその辺にしておけ」

武羅悪提督「アンタたちが死んだ後、深海棲艦は全て俺たちが倒し、戦争を終わらせてやるから安心して死んでくれ」

提督「やれやれ」


-埠頭-

守衛「あ、貴方様は!」

大淀「このお方を止めるとこは出来ませんよね?通してもらいますよ」

守衛「どうぞお通り下さい!」
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:14:47.40 ID:eXj2k4jh0

ドーン!

ドーン!

吹雪(さっきから大和さんの砲撃は狙いが定まっていません。キットが間に入って妨害してくれているのもあるんだろうけど、やっぱり迷いがあるんですね)

大和「ちょこまかと!」

キット「無駄ですよ、大和さん。例え貴女の砲撃が直撃したとしても私には傷一つ付けられません。そして吹雪さんも撃たせません」フォンフォン

吹雪「大和さん、もう止めましょう」

大和「クッ・・・。提督のためにこんな所で終わる訳にはいきません!」

吹雪「大和さん・・・」

ドーン!

大和「きゃあ!」


カチッ

カチッ

武羅悪提督「しまった!弾切れか!」

提督(チャンスだ!)

提督「春風流剣術奥義 海航艦娘舞」ゴキッ

武羅悪提督「ぐわぁぁぁぁぁぁ!」

ドーン!

ドーン!

ドーン!

武羅悪・大和「提督!!!」ダッ

吹雪「あの人、壁を突き破って飛んで行きましたけど、大丈夫ですか?(汗)」

提督「安心しろ、峰打ちだ」プルプル

吹雪「峰打ちって時代劇でよく見ますが、本当にやると刀が折れるって聞きますけど」

提督「コイツはその程度で折れる様な鈍らじゃないさ」プルプル

吹雪「さっきから様子が変ですが、大丈夫ですか?」

バタッ

吹雪「司令官!?」

提督「いってぇぇぇ!全身筋肉痛だー!」ゴロゴロ

吹雪「えぇ・・・」

提督「実はさっきの技は陸上では力の逃げ場所が無いから使用禁止だと、春風から止められたいた!」ゴロゴロ

吹雪「どうしてそんな技を使っちゃったんですか?(汗)」

提督「いかにもって感じの必殺技で締めるとカッコイイだろ?」

吹雪「はぁ・・・、男の人ってそういうところありますよね」

提督「だが、今は激しく後悔している。春風の言いつけを守るべきだったと!あああー!」ゴロゴロ

吹雪「そうやってのた打ち回るくらいなら、止めておくべきでしたね」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:16:21.71 ID:eXj2k4jh0

ガチャ

大淀「元帥のおなーりー!」

元帥「武羅悪君・・・、って何だが凄いことになっているが」

大淀「うわぁ・・・。あ、あの、提督?」

提督「」チーン

吹雪「司令官は訳あって全身筋肉痛で死にそうになってます(汗)」

武羅悪提督「まだだ、まだこの程度で。ぐはっ(吐血)」ヨロヨロ

武羅悪・大和「もう止めて下さい!このままでは死んでしまいます!」

武羅悪提督「奴を倒すまでは・・・、俺とお前こそがナンバーワンだと証明するまでは!」

師匠「武羅悪よ」

武羅悪提督「し、師匠!」

提督「は?師匠?」ムクッ

師匠「隠していた訳では無いが、機会が無かったので話していなかったが、コイツもワシの教え子でな。お前の弟弟子だ」

提督「寝耳にウォーター!ファーストイヤー!」

吹雪(金剛さんみたいになってます)

師匠「何処で間違ってしまったのやら・・・。お前はワシに対して辛辣なことを除いて真っ直ぐ育ってくれたのだが」

提督「誰のせいですかねぇ?誰かさんが裏切ったりしなければ今でも尊敬する師匠でしたよ」

吹雪「その通りです」

師匠「いや、それを言われるとだな、返す言葉が無いと言うか」

元帥(完全に空気だ)

師匠「お前が道を踏み外したのは師であるワシにも責任がある」

元帥「いいもーんだ、無視されても泣かないから・・・」

大淀「落ち着いてください」

提督「げ、元帥!?」

元帥「いいよ、いいよ、気付いてもらえなくても気にしないから」

提督「申し訳ありません!」

元帥「提督君、君からの報告書と添付資料は一通り目を通した。武羅悪君のやったことは許されることではない」

提督「はい」

元帥「彼は解任され、軍法会議に懸けられるべきだが、君も知ってのとおりこの仕事は誰にでも勤まるものではない。もう一度だけ彼にチャンスを与えてやって欲しい」

提督「御意(うちに一人暇してる奴がいるんだけどなー)」

元帥「新提君は施設の再建が済んだら着任してもらうから安心したまえ」

提督「はっ!」
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:17:49.99 ID:eXj2k4jh0

師匠「叢雲」

武羅悪・叢雲「はい」

師匠「この叢雲はお主の初期艦だそうだな」

武羅悪提督「はい」

武羅悪・叢雲「アンタが鎮守府を建て直すのを手伝ってあげるわ。ずっと側でアンタを見てきた初期艦としての義務よ」

師匠(もう一度だけチャンスを与えてやって欲しいと土下座して頼んだ甲斐があった)

武羅悪・叢雲(あんなことされたら断れる訳無いじゃない。それに、本当に昔の様に戻れるなら・・・)

武羅悪・吹雪「叢雲ちゃんを放っておくことは出来ません」

武羅悪・大和「提督、やり直しましょう。また昔の様な賑やかな鎮守府に」

武羅悪提督「こんな俺に付いて来てくれるのか?」

武羅悪・叢雲「さっきも言ったでしょ?アンタの面倒を見るのが初期艦としての義務だって」

師匠「いい艦娘に恵まれたな。ワシも師として教育し直す責任がある。提督」

提督「うちは大丈夫ですよ」プルプル

師匠「もう帰って来るなと言いたげな顔をせんでくれ」

提督「してません」プルプル

吹雪「そうですよ、考え過ぎですよ」

師匠「・・・」

提督「普通に立ってるだけで痛いんだ」プルプル

師匠「引き止めて悪かった。鎮守府に帰ってゆっくり休むがいい」

大淀「肩を貸します、掴まってください」

提督「スマン」

吹雪「あの」

元帥「どうしたんだね?」

吹雪「以前いただいた人間用の高速修復剤をお持ちではありませんか?」

元帥「悪いな。今は持ち合わせておらん」

吹雪「そうですか・・・。普段から持ち歩く物では無いから仕方ないですよね」

元帥(アレの中身はリ○ビタンDだ。飲んだとしても効果が無いだろうし、嘘だとばれてしまう)
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:18:40.72 ID:eXj2k4jh0

-数時間後 鎮守府 提督私室-

春風「だからあれ程あの技は陸上では使ってはいけないと申し上げたのです」

提督「はい。バカなことをしたと反省しています」

春風「しばらくお仕事はキットと新提さんに任せるとして、吹雪さんお一人で看病は大変でしょうから、私もお手伝い致します」

吹雪「ありがとうございます」

提督「いや、この程度で休む訳には」

春風「お箸すらまともに持てない状態でどうするおつもりですか?数日は安静にしていてください」

提督「面目無い。ところで浦波は本当に良かったのか?」

浦波「はい!助けていただいた恩返しをさせてください!」

提督「これから宜しくな!痛てて」

ドンドンドン

金剛「テイトクー、死にそうって本当デスカー!!!」

榛名「もしも提督が亡くなられたら、榛名も直ぐに後を追います!」

ガチャ

吹雪「お二人とも大げさです。司令官はただの筋肉痛ですよ」

金剛「ヘ?本当デスカ?」

吹雪「本当です。また青葉さんが大げさに言いふらしてるんですね?」

提督「青葉も心配してくれているんだろうし、大目に見てやってくれ」
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/22(木) 22:19:08.05 ID:eXj2k4jh0
本日はここまで
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:29:31.26 ID:c6o9fU7b0
今回のイベントは、まるゆの収穫ゼロであることを除けば中々楽しいイベントだった。
E1で拾った海防艦を全部まるゆとチェンジしてくだち・・・。

本日分、始まります。
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:30:52.03 ID:c6o9fU7b0

-甘味処 間宮-

ガラガラ

大和「今日は何にしようかな。ぜんざいもいいけど、戦艦パフェも捨てがたいし」

イラッシャイマセー

ピシャン

清霜「なれるもん!」

朝霜「んなもん、なれるわけねーだろ」

清霜「絶対になれるもん!提督と夕張さんが『自分の中の可能性を信じて力を尽くせば道は自ずと拓ける』って言ってたもん!」

大和(清霜ちゃんと朝霜ちゃん?何を言い争ってるんだろう?)

清霜「あ!大和姉さま」

朝霜「ん?大和さん」

大和「清霜ちゃん、朝霜ちゃん、こんにちは。何を言い争ってたの?」

朝霜「聞いてくれよ、大和さん。清霜の奴がガン○ムになるとか言い出したんだぜ」

大和「え?ガン○ム?」

清霜「うん!清霜、ガン○ムになりたいんです!」

大和「清霜ちゃんは戦艦になりたかったんじゃ」

清霜「戦艦なんてもう古いよ」

大和(戦艦なんて古いよ、古いよ、古いよ・・・)ガーン

朝霜(おい!大和さんが露骨にショック受けてるぞ)ヒソヒソ

清霜(えー、そう?大和姉さまはこんなことで凹む人じゃないよ)ヒソヒソ

間宮「ご注文は何にされますか?」

大和「戦艦なんて古いわよね。そうよね。戦艦なんて・・・」ブツブツ

間宮「あ、あの、大和さん?」

大和「あ、ごめんなさい。ガン○ムパフェをお願いします」

間宮(ガ、ガン○ムパフェ?戦艦パフェのことでしょうか・・・?きっとそうですね)
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:32:32.30 ID:c6o9fU7b0

ガラガラ

夕張「清霜ちゃん!完成したよ!」

清霜「やったー!」

朝霜「完成って何が?」

夕張「清霜ちゃんの艤装を改造してたのよ。早速試運転に行ってみる?」

清霜「はい!食べ終わったら行きます!」

大和「夕張さん」

夕張「ひっ!や、大和さん、どうしたんですか?随分、暗いオーラが出てますが」

大和「清霜さんだけだと心配だから私も同行させてください」

夕張「えっと、私の一存では決められないから提督に」

大和「そうですね。行って来ます!」ダッ

間宮「お待たせs・・・あれ?大和さん?」

夕張「執務室に向かって走って行きましたよ」

間宮「大和さんご注文の戦艦パフェ、どうしましょう・・・」

赤城(今日は何にしましょうか)

間宮「赤城さん、良い所に!」
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:33:42.90 ID:c6o9fU7b0

-執務室-

コンコン

大和「大和です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大和「提督、ガン○ムさんの試験運転に随伴艦として参加させてください!」

提督「お、おう(凄い迫力だ。それよりガン○ムさんって清霜のことだよな?)」

吹雪(ガン○ムさんって清霜ちゃんのことでしょうか?)

提督「清霜は今、間宮さんの店だよな?」

大和「はい」

提督「もう少ししたら出撃ドックに来るだろうから、出撃ドックで待つとするか」

大和(私が戦艦の良い所を見せて、清霜ちゃんの目を覚ましてあげます!)

提督「そういう訳で出撃ドックに行ってくるから、留守番を頼む」

キット「お任せください」フォンフォン
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:36:32.79 ID:c6o9fU7b0

-出撃ドック-

リベッチオ「提督さん!清霜さんが戦艦になったって本当?」

提督「いや、清霜はガン○ムになったんだ」

リベッチオ「ガン○ム?何それ?」

夕張「え?知らないの?イタリアにも銀色の脚(笑)とか、ただのチャラ男かと思いきや無茶苦茶熱い人だった伊達男とか居るじゃない!」

提督「プッ!銀色の脚(笑)は止めてやれ。終盤に再登場して活躍してたじゃないか(笑)」

吹雪(お二人の会話が分かりません)

清霜「司令官、準備出来たよ!」

提督「了解。せっかくだからリベッチオも一緒に出撃してみるか?」

リベッチオ「うん、する!」

清霜「でも、艤装が何も変わってないけど、本当にガン○ムになれたの?」

提督「心配になるのも仕方ない。今は何も変化が無いからな。戦闘になれば清霜に応えてくれるさ」

清霜「そうなの?楽しみにしてるね!」

大和「清霜さん、そろそろ行きましょう」

清霜「うん。清霜に任せて!」

リベッチオ「さぁ!イタリア駆逐艦の魅力、教えてあげるね?リベッチオ、出撃です!」

大和「戦艦大和。推して参ります」

朝霜「なぁ司令、清霜は本当にガン○ムになっちまったのか?」

提督「いいや、清霜は駆逐艦の艦娘であって、ガン○ムでは無い」

朝霜「どういうことだよ?」

提督「駆逐艦が戦艦になれるならしてやりたいが、それは不可能だ。だからせめて雰囲気だけでもと思い夕張に艤装を改造してもらった」

夕張「そう。一角獣が変身するのを参考に改造したのよ!」

朝霜「清霜の奴がそれに気付いたらショックを受けるぞ」

提督「分かっている。俺を憎んでくれて構わない。だが、駆逐艦は戦艦にはなれないし、火力が全てでは無いことを知って欲しいんだ」

朝霜「この間、司令がしめた奴みたいになって欲しくないってことか」

提督「・・・。不良のケンカみたいな言い方は止めてくれ」

朝霜「あたいがヤンキーだって?」

提督「言ってない」
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:41:23.89 ID:c6o9fU7b0

-海上-

レ級「提督さんよぉ、テメーは絶対に許さねぇぞ!サハラ砂漠で待ってたから、もう少しで干物棲艦になるところだったんだぞ!」

レ級「親切な現地人のお陰で助かったけどよぉ、この積年の恨みは絶対に晴らしてやるからな!」

レ級「まずは長門だ、その次にテメー(提督)を血祭りにあげてやるからな!」

レ級「ん?アレは・・・」


清霜「深海棲艦、居ないねー」

リベッチオ「鎮守府近海だからねー、わんさか沸いてこられても困るよ」

大和「!!! 清霜さん、リベッチオさん逃げて!」

清霜「え?」

ドカーン!

大和「クッ、こんな所で、大和は、沈みません!」中破

レ級「流石は戦艦大和だな。ありったけの魚雷を叩き込んでやったのにこの程度とはなぁ!」

大和「レ級!」

レ級「こんな所に居るってことは、あの鎮守府の艦娘だろ?まずはテメー等を血祭りにあげてやるよ!」

大和「ここは私が引き付けます。二人は逃げて!提督にこのことを知らせて!」

清霜「負傷した大和さんを見捨てて逃げるなんてガン○ムのすることじゃないよ!」

レ級「ん?誰かと思えばリベッチャオじゃねーか」

リベッチオ「リベはリベッチオだよ!」

レ級「お前は顔見知りのよしみで見逃してやるよ」

清霜「顔見知りってどういうこと?」

リベッチオ「前にリベのパパは海軍の中将で、深海側のスパイでもあったって話したよね?このレ級はパパの部下だったの」

レ級「ほら、見逃してやるから早く行けって」

リベッチオ「仲間を見捨てて逃げるなんて出来ないよ!」

レ級「ふーん。じゃあ、お前も一緒に沈め」

清霜「自分の中の可能性を信じて力を尽くせば道は自ずと拓ける」

ピカーッ

レ級「何だ?」

ガコン

ガコン

リベッチオ「艤装から緑色の光が・・・」

大和「それに装甲がスライドして展開したわ!」

清霜「二人は清霜が護る!」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:43:00.98 ID:c6o9fU7b0

レ級「ケッ、たかが駆逐艦がこのレ級様に歯向かおうってか?」

清霜「清霜は駆逐艦じゃないもん!ガン○ムだもん!」

レ級「で、そのガンナントカがどうしたって?」

清霜「えい!」

ドカーン!

レ級「ぐえっ!たかが駆逐艦と思って見くびっていたら」

清霜「まだまだ!」

ドカーン!

ドカーン!

大和「何て速さ!」

リベッチオ「凄い!あのレ級を押してる!」

レ級「頭に乗るな!全艦載機発艦!」

清霜「そんな物、役に立たないよ」

ピタッ

レ級「どうした?何で止まるんだ!早くあのガキを殺れ!」

清霜「無駄だよ」

クルッ

レ級「!? 何故、アタシに向かって来る!」

ドカーン!

レ級「ぐふっ!何故、アタシの艦載機が・・・」

清霜「これで終わりだよ!」

『試製61cm六連装(酸素)魚雷』シャッ

『試製61cm六連装(酸素)魚雷』シャッ

『試製61cm六連装(酸素)魚雷』シャッ

清霜「いっけーーーーーーーーぇ!」

ドカーン!

レ級「おのぉぉぉぉぉれぇぇぇぇぇ!」

ピューン

キラーン!

清霜「大和姉さま、リベッチオちゃん、清霜やったよ」

リベッチオ「レ級をやっつけちゃうなんて、凄いよ!」

大和「清霜さん、凄いわ!」

清霜「えへへ」

バタッ

リベッチオ「清霜さん!?」

大和「大変!早く鎮守府に連れて帰らないと!」
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:47:32.02 ID:c6o9fU7b0

-鎮守府 入渠ドック-

提督「本当に清霜がレ級を退けたのか?」

リベッチオ「間違いないよ!ちゃんとこの目で見てたんだから」

提督「・・・」チラッ

夕張(私も信じられません。あくまで雰囲気であって本当にサイコフレ○ムを積んだりしてませんよ!と言うか造れません!)

提督(心当たりが無いと言いたげだな)

妖精ズ「清霜さんは緊張の糸が切れて倒れたって感じですねー。直に意識が戻ると思いますよ」

提督「そうか。それなら一安心だな。大和はどうだ?」

妖精ズ「結構派手にやられちゃいましたねー。バケツ使います?」

提督「そうだな。頼む」

妖精ズ「はーい。バケツ投入!」

ドバー

妖精ズ「完治しましたー」

ガチャ

大和「提督、申し訳ありません」

提督「何を言うんだ。大和が二人を庇ってくれなかったら危なかったぞ」

大和「清霜さんの様子はどうですか?」

提督「直に意識が戻るだろうって妖精さんが言っている」

大和「良かった」

提督「清霜の意識が戻ったら話を聞かせて欲しい。今はゆっくり休んでくれ」

大和「はい」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:50:09.59 ID:c6o9fU7b0

-執務室-

提督「夕張」

夕張「いや、本当に何がどうなっているのやら」

提督「何がどうなっているのやら、じゃねーよ!改造したのは夕張だろ!」

夕張「本当に清霜ちゃんが奇跡を起こしたとしか」

吹雪「奇跡って・・・、皆さん無事帰ってこられたからいいですけど」

キット「夕張さんに設計図を見せてもらいましたが、これと言って何も見当たりません。本当に艤装が清霜さんの心に応えたとしか言い様がありません」フォンフォン

提督「えぇ・・・、キットにそれを言われても・・・」

キット「私がこんなことを言うのは変ですか?」フォンフォン

吹雪「変って言うか、コンピュータであるキットが奇跡って釈然としないと言うか」

キット「何にせよ、清霜さんがレ級を退けたのは紛れもない事実です」フォンフォン

吹雪「そうだね」

夕張「一応、艤装を解析してみますが、あまり期待はしないでください」

提督「それが良さそうだな。まぁ、清霜の仲間を護りたいという強い思いが奇跡を起こしたとでも思っておくよ」

コンコン

清霜「清霜です」

大和「大和です」

リベッチオ「リベッチオです」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

清霜「提督!清霜がレ級をやっつけたよ!」

提督「大和とリベッチオから聞いたよ。良くやったな」ナデナデ

清霜「えへへ〜」

リベッチオ「提督さん、リベもガン○ムになりたいです!」

提督「その件は考えさせてくれ」

大和(提督も大変ですね)
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 22:50:38.51 ID:c6o9fU7b0
本日はここまで。
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:09:20.39 ID:Knkr/5m10
次の改二は霰で確定?
レベルを確認してみたら、Lv23で下から五位タイだった。
まー、そんなこともあるよねー。ねー大井っちー。
出来れば朝雲か山雲にしてください。レイテのおかげでレベル高いし。

本日分、始まります。
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:11:47.95 ID:Knkr/5m10

-執務室-

提督「資材に余裕があるし、久しぶりに大型建造をしてみるか」

吹雪「武蔵さん狙いですね?」

提督「その通りだ」

コンコン

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

夕張「提督、清霜ちゃんの艤装のことなんですけど」

提督「何か分かったのか?」

吹雪(何だか長引きそうだし、司令官の代わりに工廠に行ってこようかな)

夕張「いえ、まだ仮説の段階ですが」

吹雪「建造をしに工廠に行ってきますね」

提督「ああ、頼む」
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:13:57.03 ID:Knkr/5m10

-工廠-

吹雪「妖精さーん」

妖精ズ「はーい」

吹雪「建造をお願いできますか?」

妖精ズ「お任せください」

吹雪「使用する資材はですね・・・、でお願いします」

妖精ズ「了解でーす」

吹雪「では、私は次の用事があるのでお願いしますね」

妖精ズ「はーい」

妖精ズ「じゃあ、建造するべ」

『08:00:00』

妖精ズ「!? この時間ってもしかして・・・。吹雪さん!ってもう居ないよねー」

妖精ズ「どうする?」

妖精ズ「バーナー使っちゃうです?」

妖精ズ「でも、提督さんの了承を得ずに使うのもなー」

妖精ズ「言うても、バーナーは余りまくってるやん?」

妖精ズ「じゃあ、やっちゃうか」

妖精ズ「賛成ー。ファイヤー!」

チン!

妖精ズ「オープン!」

???「ここは・・・?」

妖精ズ「!!! やはり我々の眼に狂いは無かった。ついに彼女が建造されたぞ」

大淀「明石、居るー?」

妖精ズ「良い所に大淀さんが!大淀さーん」

大淀「あら、妖精さん。どうしたの?」

妖精ズ「先ほど、吹雪さんに頼まれて建造したのですが、その」

大淀「?」

妖精ズ「建造された艦娘さんを見てもらう方が早いですね」

大淀「!? あ、貴女は・・・」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:17:01.38 ID:Knkr/5m10

-執務室前-

コノムネノトキメキヲ アナタニー

大淀(はぁ・・・またバカップルがいちゃついてる)

コノヨニタイセツナノハ アイシアウコトダケトー

コンコン

大淀「大淀です」

アナタハ オシエテク-レル

大淀(返事なし)

ガチャ

提督「このファイルを棚に直しておいてくれ」

吹雪「はい」

大淀「???」

提督「ん?大淀か。どうした?」

大淀「???(え?提督は吹雪さんに歌ってたんじゃ?え?あれ?)」

大淀「あ、えっと、建造が完了した新人をお連れしました」

提督「おお、そうか。ご苦労」

武蔵「フッ、随分待たせたようだな・・・。大和型戦艦二番艦、武蔵。参る!」

提・吹「!!!」

提督「し!」

武蔵「し?」

提督「シゲル・マツザキ!?」

武蔵「いや、武蔵だ」

吹雪「え?武蔵さん?(シゲル・マツザキさんじゃないんだ)」

提督「大変だ!シゲル・マツザキさんが来たぞー!」

大淀(やっぱりさっきのは聞き間違いでは無かったんですね・・・)

武蔵「いや、だから、武蔵だ。む・さ・し」

提督「武蔵!?」

武蔵「そうだ、武蔵だ。よろくし頼むぜ、相棒!」

大淀(相棒。ここで提督は○京さんぽい反応をするのでしょうか?)

提督「大変だ!画伯、画伯を呼ばないと!それと大和だー!」

大淀「画伯?秋雲さんですか?」

吹雪「いえ、画伯とは清霜ちゃんです」

大淀「清霜さんが画伯?」

キット「壁に飾ってある戦艦武蔵の絵が見えますか?」フォンフォン

大淀「はい。ありますね」

キット「あの絵は山下清霜画伯がアドミラルに贈ったものです」フォンフォン

大淀「はぁ・・・?(訳が分かりません)」

ピンポンパンポーン

スピーカー「大和、清霜画伯、大至急執務室へ!繰り返す」
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:20:37.58 ID:Knkr/5m10

コンコン

大和「大和です」

清霜「清霜です」

提督「どうぞ」

ガチャ

大和「提督、って貴女は!?」

清霜「!!!」

バタン

武蔵「大和、清霜、久しぶりだな」

大和「し」

武蔵(まさか・・・)

大和「シゲル・マツザキ=サン!」

清霜「わーい!シゲル・マツザキ=サンだー!」

大淀(うわぁ・・・)

武蔵「お前たち・・・」

大和「ふふっ、冗談よ。武蔵、よく来たわね」

清霜「え、武蔵さん!?」

一同「え?」

提督「あの、清霜さん?」

清霜「じょ、冗談だよ?(汗)」

提督(これは間違いなく冗談じゃない奴だ)

吹雪(清霜ちゃん・・・)

提督「大和、悪いが武蔵に鎮守府の案内をしてやってくれるか?」

大和「はい!お任せください!」

大淀「清霜さん、あの絵は本当に清霜さんが?」

清霜「はい!清霜作です!」

大淀「こんな才能があったなんて」

大和「清霜さん、行きましょうか」

清霜「はーい」

大和「行って参ります」

提督「頼んだ。一通り説明したら執務室へ帰って来てくれ」

大和「はい」

提督「そうだ!聞くのを忘れるところだったが、武蔵の部屋は大和と相部屋でいいか?」

武蔵「ああ、それで構わん」

提督「では、寝具を手配しておく」

清霜「じゃあ、今度こそ行ってきます」フリフリ

ガチャ

バタン

清霜「清霜ねー、ガン○ムになってレ級をやっつけたんだよー!」

武蔵「ガン○ム?」

大和「ガン○ムって言うのはね」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:24:28.67 ID:Knkr/5m10

提督「武蔵を執務室まで案内してくれてありがとう。下がってくれていいぞ」

大淀「いえ、私はまだ報告事項が」

提督「そうか」

大淀「来月から新人が配属されます。こちらがリストです」つリスト

提督「もうそんな季節か」

吹雪「早いですね〜。浦波ちゃんもですけど、武蔵さんの歓迎会も新人さんたちと一緒にしましょうか」

提督「そうだな。浦波の歓迎会もまだだったし、来月まとめてするか」

大淀「キットの分はUSBにデータを入れてます」

提督「米国の正規空母イントレビッドと軽空母ガンビアベイ」ペラッ

吹雪「サラトガさんのお仲間が増えますね」

提督「海防艦の松輪、佐渡、対馬、日振、大東」

キット「潜水艦狩りが捗りますね」フォンフォン

提督「実際、大鷹や占守たちのおかげで対潜が楽になったな」

提督「潜水艦が伊400」

吹雪「しおいちゃんのお姉さんですね」

提督「駆逐艦が秋月型の涼月、夕雲型の浜波に、ジャーヴィスだと・・・。奴等、うちにキットが居るのを知っていて嫌がらせか!」

大淀「提督?どうされましたか?」

提督「ジャーヴィスと言うと、スタ○クさん家のAIだろ?うちには既にキットが居る!」

大淀「落ち着いてください。ジャーヴィスさんは英国の駆逐艦です。映画のキャラクターなんて配属される訳無いじゃないですか」

提督「キットを、いや、キットだけじゃない。夕張のデロリアン、サラトガのバイパー、ウォースパイトのDB5を見てもまだ言えるか?」

大淀「それを言われると・・・。ですが、写真を見ればって剥がれてしまってますね。後で捜してお持ちします」

提督「いや、キットに渡したデータを見せてもらうからいい」

大淀「確かにその方が手っ取り早いですね」

提督「もう一人居るのか」ペラッ

提督「!!!」

大淀「気付かれましたか?」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「最後の一人が問題だ。見てみろ」つリスト

吹雪「!!!」

提督「後ほど響とガングートを招集して作戦会議だな」

大淀「それが宜しいかと」

提督「これで全員目を通したな」

コンコン

鈴谷「鈴谷だよ」

熊野「熊野ですわ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:26:48.24 ID:Knkr/5m10

鈴谷「ねーねー、提督。今年ももう直ぐ新人が配属されるんでしょ?」

提督「今、大淀からリストを貰って見ていた所だ」

鈴谷「そしたら歓迎会を開くよね?」

提督「そうだな」

鈴谷「鈴谷、食べたい物があるんだけどぉ〜」

提督「一応、聞いておこう」

鈴谷「シャブリを食べたい」

提督「ナニソレ?」

吹雪「鰤しゃぶですか?でも、もう鰤のシーズンじゃないですよね」

熊野「その下品な表現は止めてくださいます?神戸牛のシャトーブリアンですわ」

大淀「却下」

提督「だ、そうだ」

鈴谷「えぇ〜ケチ〜」

熊野「ケチですわ」

大淀「神戸牛のシャトーブリアンなんて全員分用意したらいくら掛かると思ってるんですか?」

鈴谷「んーとね、余裕で一束は要るね」

大淀「分かってるならそんなリクエストを出さないでください」

熊野「年一回の贅沢すら許されないなんて・・・こんな貧乏鎮守府は嫌ですわ」

キット「贅沢にも限度があります。それと、新人が着任するのは年二回です。更にクリスマスパーティ等もしているので、年一回どころではありません」フォンフォン

鈴谷「じゃあ、提督が個人的に奢ってよ」

提督「ダメ」

鈴谷「奢ってくれたらイイコトしてあげるよ?」

提督「イ、イイコト?」ゴクッ

吹雪「・・・」ジトー

提督「ダメなものはダメだ!自分達の金で食べてきなさい。二人ともそれなりに給料は貰ってるだろ?」

熊野「もういいです!提督がこんなケチだとは思いませんでしたわ!」

鈴谷「そうだね〜。ケチな提督の所に居ても仕方ないから帰ろっか。お肉は他人の奢りだからいいんだよ」

ガチャ

バタン

提督「俺は何か間違っているか?」

吹雪「いいえ、何も間違っていません」

キット「その通りです」フォンフォン

大淀「鎮守府の運営経費は無制限ではありません。提督は何も間違っていません」

提督「そうだよな」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:28:13.79 ID:Knkr/5m10

-夜 執務室-

提督「二人に来てもらったのは相談があるからだ」

響「私に出来ることなら何でも協力させてもらうよ」

ガングート「貴様と私の仲じゃないか」

提督「二人ともありがとう。相談はコレだ」つ着任予定の艦娘リスト

響「こ、コレは!?」

ガングート「!!! レーニンめ、まだ諦めていないのか」

提督(レーニンって戦前に亡くなっていると思うんだけど。いや、戦前と言うより100年近く前か?)

吹雪「この人のことでお二人に協力をお願いしたいんです」

響「司令官と姉さんは私が護る」

ガングート「私も協力しよう。大船に乗ったつもりでいてくれ」

提督「これから仲間になるんだ。出来るだけ穏便に済ませてくれ」

ガングート「任せておけ。私はもう赤では無い。西側諸国の艦娘たちが私に資本主義の素晴らしさを教えてくれた」

響「その通りだ、同志ガングート」

ガングート「金さえあれば何時でもアイスが買える!それも好きなだけ!こんなに素晴らしいことは無い!」

提督(アイスって。それでいいのか?)

吹雪(本人が幸せそうにしているので、それでいいんじゃないでしょうか?)ヒソヒソ

提督(確かにそうだな)ヒソヒソ
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/04(水) 22:28:49.32 ID:Knkr/5m10
ガンビアベイはどう運用したらいいのかマジで分からん。

本日はここまで。
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 08:18:11.77 ID:EWENzmAAO
意味がわからないのだか武蔵の見た目は松崎しげるなのか?
それともただ色黒だから冗談でいったの?
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:15:51.70 ID:lf6Pnsv40
三日程前にHDDさんが亡くなられました・・・。
データ復旧ソフトで書きかけのデータを復旧できればいいですが、無理なら内容はだいたい覚えているので書き直します。
もし待っている人が居れば、しばらくお待ちください。

まだ約一年しか使ってないHDDなのに早すぎるだろ・・・。
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 09:03:41.98 ID:Kpq6U/tQP
待ってるよー
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:13:18.74 ID:VCiskgNF0
>>475
たまたま富豪刑事(2005年)の再放送を見て思いついた色黒ネタです。
当時の松崎しげるは今ほど黒くなく、武蔵に近い色かなと思ったので。
ただ、先ほど『まつざきしげるいろ』と見比べてみたら、武蔵の方が白いですね。武蔵、しおい、ろーちゃん、しおんは色白だった。


>>477
お待たせしました。
データ復旧ソフトって偉大ですね。もう少しで色々と詰むところでした。
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:15:31.11 ID:VCiskgNF0
月曜日にローソン神戸泊地に行ってきました。
9時50分頃に着いたら整理券が既に100番を超えてた・・・。
提督って沢山居るのね〜(他人事)。誰ですか?艦これはオワコンって言った人。
で、1時間半程並んで店に入ると、タオル2種類とエラー娘のポンタカードしか残ってない。
づほのタオルが目当てだったし、熊野コースター貰えたからまぁいいけど。

あと、店の前にボンネットやドアに榛名がプリント(ラッピング?)された痛180SXが居たな。
あれが痛車ってやつか・・・(痛車を初めて見た訳ではないけど)

本日分、始まります。
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:20:45.83 ID:VCiskgNF0

-4月上旬 執務室-

コンコン

大淀「大淀です。本日から配属される新人の皆さんをお連れしました」

提督「どうぞ」

ガチャ

ゾロゾロ

バタン

提督「よく来てくれた。俺がここの提督だ」

吹雪「秘書艦の吹雪です」

新提「副長の新提だ」

キット「アドミラルの愛車、Knight Industries Two Thousand. K.I.T.T キットとお呼び下さい」フォンフォン

提督「本来、もう一人居るんだが、長期出張中なので帰ってきたら挨拶してもらおう」

師匠「ワシは元大将で提督の師だ。今はこの鎮守府に居候している」

提・吹「!?!?!?」

新提(何時の間に!?)

大淀(この大淀の索敵能力を以てしても気付けなかった・・・。不覚っ!)

師匠「どうした?」

提・吹「何でここに居るんだ!(ですか!)」

師匠「今日は新人が着任する日だから挨拶に来ただけだ。向こうは大和と叢雲に任せてある。一日位、問題あるまい」

提督「まぁいい。そういうことにしておこう」

大淀「では、気を取り直して、皆さんご挨拶を」

イントレビッド「Hi! Essex class航空母艦、5番艦。Intrepidよ! 貴方がAdmiralなのね? 素敵ね。さァ、一緒にいきましょう? いいかナ?」

ガンビア・ベイ「It's a pleasure to meet you. My name is Gambier Bay・・・ふわぁ!う、撃たないで!」

提督「いや、いきなり撃ったりしないぞ(汗)」

ガンビア・ベイ「ふぅ・・・よ、よかった!」

吹雪(この人、大丈夫でしょうか・・・)

提督「鎮守府でのことは鳳翔さんとサラトガが面倒を見てくれるから、何かあれば二人を頼ってくれ」

鳳翔「鳳翔です。不束者ですが、よろしくお願い致します」

サラトガ「ここの提督はいい人だから安心してくださいね」

伊400「提督、ごきげんよう。潜特型の長女、一番艦、伊400です。ん・・・、し・・・お・・・ん?そう・・・しおん・・・とお呼びください」

提督「あの、君はもしかして艤装の修復とか出来たりする?」

伊400「艤装の修復ですか?いえ、私は工作艦では無いので」

提督「そうだよな。スマン、今のは忘れてくれ」

吹雪「?」

伊401「しおいはずっと一人だったから、お姉ちゃんに会えて嬉しい嬉しい♪」

提督「長らく一人にしてすまなかった。他の潜水艦の子たちは多いが、潜特型の子はもう来ないのかと思っていただけに本当に良かった」
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:22:59.21 ID:VCiskgNF0

佐渡「択捉型海防艦! 三番艦の佐渡だぜ。シ・レ・イ! よろしくな! ひひっ」

対馬「択捉型海防艦、対馬。ここに・・・南方航路防衛用に建造されたこの体・・・。存分に働くつもりですから。楽しみに・・・ね」

日振「日振型海防艦、一番艦、日振!提督、日振型、着任しました! 頑張りますっ!」

大東「日振型海防艦、その二番艦、大東さ!ちゃっくにーん! あんたが提督かー。へへ、いいね!あたいもよろしくなー! さ、いってみよー!」

提督「先に着任している占守たち同様、潜水艦対策に期待しているからな!」

浜波「あ、あたし…夕雲型・・・駆逐艦・・・十三番艦・・・。ちゃ、着任・・・しました・・・。は、浜波・・・です・・・。あの・・・あの・・・あたしは・・・」

夕雲「そんなに怯えなくても提督は怖い人じゃないから大丈夫よ。むしろ飢えた狼(意味深)な方が嬉しいのだけど」チラッ

提督(こっち見てるし・・・)

大淀「次の方、お願いします」

夕雲(まだ私のアプローチが足りないようね。でも、いつか必ず!)

涼月「秋月型防空駆逐艦「涼月」です。皆さんを・・・皆さんをいつまでもお護りできるよう、私・・・頑張ります。よろしくお願いします!」

提督「秋月たちは防空で活躍してもらっているから、期待しているぞ」

秋月「力を合わせて艦隊をお守りしましょう!」

涼月「はい!秋月姉さん、一緒にお守りしましょう!」

ジャーヴィス「Nice to meet you. Lucky jervis、来たわ!そう、もうゼッタイよ!任せておいて!」

ウォースパイト「よく来たわね。これから一緒に英国の文化を広めましょう」

提督「アークロイヤルの時も言ったが、紅茶以外は広めなくていいから」

タシュケント「Здравствуйте!嚮導駆逐艦、タシュケント、はるばる来てみたよ!同志提督! よろしくお願いするね!」

ガングート「同志よ、よく来たな」

響「歓迎するよ」

提督「全員、挨拶は済んだな。では、鎮守府内の案内をしてやってくれ。それと、週末に歓迎会を開くので覚えておいてくれ」

一同「はい」

コンコン

アイオワ「アイオワよ」

提督「(こんな時にどうしたんだ?)どうぞ」

ガチャ

バタン

アイオワ「アドミラル、正面ゲート前で困っていた艦娘を連れてきたわ」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:25:24.49 ID:VCiskgNF0

〜回想中〜

米軍関係者「今日からこの鎮守府に配属される艦娘を連れてきたので、ここの提督に会いたいのだが」

あきつ丸「じ、自分、英語は話せないであります!」

米軍関係者「いや、日本語で話しているよ」

あきつ丸「海外の水兵さんが怖いであります!」涙目

???「あの」

あきつ丸「ひっ・・・。誰かー!助けて欲しいであります!」

アイオワ「どうしたの?」

あきつ丸「アイオワ殿!海外の水兵さんに英語で話しかけられて困っていたであります!」

米軍関係者「アイオワ!いい所へ来てくれた。この子が今日からここに配属されることになったので、提督の所へ連れて行って欲しい」

アイオワ「分かったわ」

米軍関係者「そこの人は話が通じなくて困ったよ」

アイオワ「あはは・・・」

〜回想終了〜
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:28:30.73 ID:VCiskgNF0

サミュエル「私ね、ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦、サミュエル・B・ロバーツっ」

提督(ロバーツ・・・)

吹雪(司令官、芸人の人たちはロバーツではなく、ロバートです)ヒソヒソ

提督(!!!)

吹雪(貴方の考えていることは大体分かりますよ)ヒソヒソ

サミュエル「ね、覚えて!あ、長い? じゃあ、サムでもいいよ?Nice to meet you!」

ガンビア・ベイ(サムが来てくれたー!)

新提(うへへ。駆逐艦が沢山)ニヤニヤ

提督「え?あ、Nice to meet you too, Sam.えっと・・・」チラッ

大淀「いえ、先日届いたリストには入っていませんが」

提督「配属先はうちで合ってる?」

サミュエル「もちろん合ってるよ。はい」つ米軍の偉い人からの手紙

提督「えっと・・・、確かにうちに配属と書いてあるな。あと、上にも連絡済と書かれている」

吹雪「それなら間違いありませんね」

提督「では、アイオワとサムはもう少し残ってもらうとして、挨拶の済んだ子たちは鎮守府内の案内を頼む」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:33:12.22 ID:VCiskgNF0

-甘味処 間宮-

タシュケント「同志ガングート、ここは?」

ガングート「ここはマミーヤと言って美味いスイーツを出す店だ」

間宮「響さん、ガングートさんいらっしゃい。あら、そちらの方は?」

タシュケント「今日、着任したタシュケントだよ。よろしく」

間宮「新人の方でしたか。私は間宮です。よろしくお願いしますね。皆さん、ご注文は何になさいますか?」

ガングート「戦艦パフェを三つ頼む」

間宮「はい」

ガングート「二人とも今日は私の奢りだ」

響「ありがとう」

タシュケント「え?いいの?」

ガングート「私からの歓迎の証だ」

タシュケント「Спасибо.ところで計画は順調に進んでいるかい?」

ガングート「計画か・・・」


伊良湖(間宮さん、本日貸切の張り紙をしてきました)ジェスチャー

間宮(ラジャー)ジェスチャー


-間宮前-

ウォースパイト「あら?今日は貸切になっているわね」

ジャーヴィス「マミーヤのスイーツは美味しいって聞いて楽しみにしてたのにー」

ウォースパイト「仕方ないので私の部屋でティータイムにしましょう。アークや金剛も呼びましょう」
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:37:39.00 ID:VCiskgNF0

-店内-

間宮「パフェ三つお待たせしました。ごゆっくりどうぞ」

響「間宮のパフェは絶品だよ。さあ、溶けないうちにどうぞ」

タシュケント「いただきます」パクッ

タシュケント「美味しい〜!」

ガングート「同志タシュケントよ、我々がこうして好きなときに美味い物を食えるのは何故だと思う?」

タシュケント「深海棲艦からある程度、制海権を取り戻したことにより、物が流通する様になったから」

ガングート「違う!」

タシュケント「!!!」ビクッ

ガングート「大きな声を出してすまなかった。だが、違うぞ同志タシュケントよ」

タシュケント「じゃあ、どうして?」

ガングート「それはこの国が資本主義だからだ!社会主義国家では食料は配給だが、資本主義では金さえ出せば好きな時に、好きなだけ買える!」

響「同志ガングートの言う通りだよ」

ガングート「だからこそ、自室の冷蔵庫の冷凍室を高級アイスで埋め尽くすことも出来る!」

タシュケント「そ、そんな!あり得ない!」

ガングート「それがあり得るのだ!何故なら私は西側に寝返ったからだ!」

タシュケント「バ、バカな!?」

響「残念ながら事実だよ」

ガングート「同志タシュケントよ、お前もこちらへ来るのだ!共にブルジョワ生活を謳歌しようではないか!」

タシュケント「わ、私は・・・」

ガングート「この間宮の戦艦パフェも金を出したからこそ手に入るんだ!配給では無い!いや、パフェは配給などされない!」

タシュケント(私はどうすれば・・・)

響(これでダメならやるしかないね)

タシュケント(こんな美味しい物をいつでも食べられるなら寝返ったらいいじゃないか!)悪魔の誘惑

タシュケント(ダメだよ!社会主義を広めるという使命を忘れたの?)天使の囁き

タシュケント(私は・・・)

ガングート「レーニンはもう居ない。奴のことなど忘れて、共に提督と美味い物のために戦おうではないか!」

響「ここでの生活は三食昼寝にデザートまで付くよ」

タシュケント「!!! そうだね。ソ連はもう無い。提督のために戦おう!」

響「平和的に解決出来て良かったよ。ダメなら私が幻魔拳を使うしか無かったからね」

タシュケント「幻魔拳?」

ガングート「うむ。同志響と鳳翔は幻魔拳と言って脳に作用して相手を支配したりする技を使えるからな。まぁ、私には通用せんが。ハハハ」

響「そうだね。同志ガングートは西側諸国の艦娘たちのおかげで目が覚めたからね」

タシュケント(同志レーニン、スターリン、どうやら私はとんでもない所へ来てしまったようです)ドンビキ

タシュケント(あ、でも、レーニンもスターリンももう同志じゃないか。これからは同志提督の時代だ)
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:38:48.76 ID:VCiskgNF0
タシュケントって一人称が分からないから「私」にしたけど、ボクっ娘だったりするんだろうか?
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:39:44.29 ID:VCiskgNF0

-執務室-

キット「響さんとガングートさんによる説得が成功した様です」フォンフォン

提督「そうか!それは良かった。響にコムリンクを持たせておいて正解だったな」

吹雪「そうですね!後で結果を聞くより、盗聴しているみたいになりますが、リアルタイムの方が安心ですよね」

提督「これで安心して眠れる」

吹雪「大げさですよ〜」

提督「うむ。少々大げさだが、これで残こすはM(まるゆ)だけだな」

吹雪「ええ、Mさんだけですね」
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:42:30.99 ID:VCiskgNF0

-土曜日 グラウンド-

提督「では、これより新人の歓迎会兼花見を始めます。思う存分楽しんでくれ。以上、挨拶終わり」

ポーラ「今日は呑んで呑んで呑みまくりますぅ〜」

提督「今日『は』じゃないだろ。今日『も』だろ?」

伊14「提督ぅ〜呑んでるぅ〜?」

提督「もう酔ってるのかよ!」

伊13「提督、申し訳ありません・・・。イヨちゃん・・・酔って絡むのは止めようね」

提督「ヒトミも大変だな」

隼鷹「ひゃっはー!」

那智「ほら、どんどん呑め!」

隼鷹「溢れる溢れる!」

提督「当然、あいつ等も平常運転っと」

千歳「提督も何かお飲みになります?」

提督「アルコール以外で頼む」

千歳「では、お茶をどうぞ」

提督「ありがとう。昼から呑んでたらあいつ等に絡まれそうだからな」

千歳「ふふっ、確かにそうですね」

天龍「なぁ提督、この間、武羅悪鎮守府の提督をスゲー必殺技でぶっ飛ばしたんだろ?」

提督「まぁ、そうだな」

天龍「オレにもそのスゲー必殺技を教えてくれよ」

提督「あれは春風から教わったものだ。春風に教えてもらいなさい。若しくは爺さん(師匠)に弟子入りするか。爺さんも強いぞ」

天龍「爺さんはしばらく帰って来ないだろ。で、春風?春風ってあの春風か?」

提督「そうだ。神風型の春風だ」

天龍「アイツが刀を持ってる姿なんて見たことねーぞ」

提督「だろうな。春風のは仕込み刀でな、傘がそうだ」

天龍「マジかよ・・・。人は見かけによらないとは言うけど、アイツ、いや、あの人がそんなスゲー奴だったなんて。今から弟子にしてもらってくる!」ダッ

天龍「春風!いや、春風先生!オレを弟子にしてください!」

春風「て、天龍さん!?どうされたのですか?」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:45:39.68 ID:VCiskgNF0

ISO波「浦波、笑って!」

パシャ

浦波「い、磯波姉さん!?」

吹雪「磯波ちゃんはカメラを持つとISO波ちゃんになっちゃうから」

黒吹雪「困ったものね」

浦波「姉さん助けて」

吹雪「ゴメンネ。気が済むまで付き合ってあげて。こうなってしまったら、もう誰にも止められないから」

浦波「そんな・・・。写真を撮られると魂を抜かれて死んでしまうのに・・・」

黒吹雪「それって何時の時代の話?」

吹雪「そんなこと言う人なんて久しぶりに見たよ」

浦波「え?」

吹雪「艦だった頃の私たちが建造された頃には、そんな人ってもうほとんど居なかったよね」

黒吹雪「幕末や明治の人ならともかく、昭和だったからね。それに今は平成だし」

浦波「じゃあ、魂は抜かれないってこと?」

吹雪「そうだよ」

浦波「良かった・・・」ヘナヘナ

ISO波「姉さんたちも一緒に。はい、チーズ」

パシャ

青葉「ISO波よ、立派になったな。青葉は師として嬉しく思うぞ」

浦波(この人のせいか・・・)
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:47:34.70 ID:VCiskgNF0

那珂「那珂ちゃんオンステージ!舞風ちゃん、のわっち!」

舞風「はーい」

野分「はい!」

ワー

キャー

ナカチャーン!

那珂「那珂ちゃん、亀ラップを『ストーーーーップ!』やりまーす」

カメラップッテナニー?

アレハダメダ

ナカチャンノファンヤメマス

提督「待て!落ち着け!止めるんだ、那珂ちゃん!舞風に野分も!誰の差し金だ?卯月か?卯月だな!」

夕張「あー、多分私です」

提督「は?夕張?卯月じゃなくて?」

夕張「はい。実は先日、工廠で明石とキットの改修プランを考えていた時のことなんですねどね」
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:48:50.52 ID:VCiskgNF0

〜回想中〜

-工廠-

夕張「ここをああして」

明石「あそこもこうして」

夕張「それもいいねー!」

明石「あれ?何か外明るくない?」

夕張「本当だって、もうマルロクマルマル!?」

明石「えぇー!もう朝!?」

夕張「何かテンション上がってきたー!」

明石「イエーイ!」

夕張「夕張、歌いまぁーす!」


-工廠前-

那珂「何か工廠の方が騒がしいな〜。どうしたんだろ?」←ランニング中

那珂「やっぱ気になるし、ちょっと様子を見てみよーっと。万が一、深海棲艦が居たら大変だし」

那珂(そーっと)

夕張「メケメケメケメケ」

明石「あははははははは!」ゲラゲラ

那珂「」ポカーン

夕張「メケメケメケメケ」

明石「あぁ〜可笑しい(涙)」ゲラゲラ

那珂(え、何?この面白すぎるラップは・・・)

〜回想終了〜
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:50:21.49 ID:VCiskgNF0

夕張「ってことがありました。いや〜深夜のテンションって怖いですね〜」

提督「」

那珂「そうだよ〜、夕張ちゃんから教わったんだぞ☆」

提督「頼むから止めてください。アレは女の子がしちゃいけない顔になるから」

那珂「えー、仕方ないなぁ。じゃあ、他の曲にしまーす」

吹雪「司令官、亀ラップって何ですか?」

提督「吹雪、世の中知らなくていいこともあるんだ。お前は純粋なままで居てくれ」

吹雪「・・・。これ以上、詮索するなってことですね?」

提督「そうだ」

ツンツン

吹雪「ん?」クルッ

伊168「イムヤがスマホで亀ラップの動画見せてあげる」

提督「止めなさい!スマホを取り上げるぞ!」

伊168「えー、いいじゃない。知的好奇心は満たしてあげないと」

提督「そんなにスマホを没収されたいか?」

伊168「いえ、止めておきます。ゴメンネ。司令官がダメって言ってるから。それじゃ」ダッ

卯月「司令官」

提督「!!!」

卯月「何でもかんでもうーちゃんのせいにするとはいい度胸だぴょん」

提督「スマン!」

卯月「うーちゃんのデリケートなガラスのハ−トが傷ついたぴょん!」

吹雪(日ごろの行いのせいだと思うんだけど)

提督「申し訳ない」

卯月「賠償を請求するぴょん!」

提督「どうしたら赦してくれる?」

卯月「この間のカフェでケーキを奢ってくれたら赦してあげるぴょん」

提督「分かった。約束する。今は予定が分からないから、日程は後で決めさせてくれ」

卯月「分かったぴょん♪」
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:53:29.31 ID:VCiskgNF0

雪風「雪風、歌います!」

提督「雪風が?珍しいな」

吹雪「何を歌うんでしょうね?」

♪〜

提督「」

吹雪「?」

雪風「如果没有遇见你♪」

赤城「何語でしょうか?英語では無いようですが」

加賀「ですが、何処かで聞いた様な」

リットリオ「イタリア語ではありません」

ビスマルク「ドイツ語でも無いわね」

リシュリュー「フランス語でも無いわ」

ガングート「ロシア語でも無いな」

雪風「我将会是在哪里♪」

吹雪「司令官、さっきから様子が変ですが、どうしたんですか?」

提督「ケ麗君だ」

吹雪「ケ麗君?」

雪風「除了你 我不能感到 一絲絲情意♪」

対馬(今はあなたしか愛せない?つまり雪風さんは司令が・・・、でも、司令は吹雪さんを・・・。危険がいっぱい・・・ふふふ)

提督「テレサだ」

吹雪「あー、だから何処かで聞いたことがある気がしたんですね!でも、あの人って結構前に亡くなってますよね?司令官は知らないんじゃ?」

提督「俺が中一まで生きていたぞ。生まれる前に亡くなった人の曲なんて知らないし、聞かないだろ」

吹雪「思ったより最近まで生きてたんですね」

提督「雪風のこのチョイスは何なんだ?」

吹雪「多分、単に司令官好みの選曲じゃないかと。もし、他の意味があったとしても・・・」

提督「あったとしても・・・?」ゴクッ

吹雪「私は負けませんから!」

時雨「じゃあ、ボクは『雨の慕情』を」

榛名「榛名は『愛人』を!」

提督「止めてください。お願いします」
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:55:53.23 ID:VCiskgNF0

伊58「毎日、毎日、ゴーヤたちはオリョールの、海で泳いで嫌になっちゃうよ」

提督「うちではオリョクルはさせてないんだが」

伊58「ある朝、ゴーヤは鎮守府の提督と」

吹雪「もしかしてオリョクルをしたいって言うアピールでしょうか?」

提督「やっぱり、そう思うよな」

伊58「!? ち、違うでち!」

提督「じゃあ、何でそんなの歌ってるんだ?」

伊58「去年のイクの『俺ら大本営さ行ぐだ』が面白かったから、同じような感じの選曲をしてみただけでち!」

提督「もう少しマシな選曲してくれ」

吹雪(潜水艦の人たちの感性がよく分かりません)

提督「こうなると来年は五十鈴が某トラックの歌とか」

五十鈴「やらないわよ」

提督「だよねー」

由良「え?やらないの?」

五十鈴「むしろ何でやると思ったのよ?」

由良「面白いから?」

五十鈴「・・・」

由良「冗談だからね。ね?」

五十鈴「アンタ、この鎮守府では二番目に古株だったわね?」

由良「そうだけど?」

五十鈴「提督から変な影響を受けすぎたのね・・・」

由良「?」
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:57:59.21 ID:VCiskgNF0

秋月「秋月です姉妹で『月夜海』を歌います」

〜中略〜

秋月姉妹「それでも月はそこにあるの♪」

提督「何か、光岡氏のナレーションで『月はいつもそこにある』って聞こえてきそうな気がする」

夕張「提督もですか?奇遇ですね」

提督「何でだろうな?」

夕張「何ででしょうね?」

秋雲(この二人、完全に汚染されてるよ)

大和「次は大和が『真赤なスカーフ』を歌います!」

提督「それはヤマト違いだ・・・。しかも、マイケル(佐々木功)」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 23:00:57.32 ID:VCiskgNF0

大淀「武蔵さんを迎えてから初めてのメガ・ネリティア会合を開きましょう」

武蔵「武蔵だ。よろしく頼む」

大淀「皆さん仲良くしてあげてください。まず最初の議題ですが、Mについてです」

巻雲「司令官様と夕雲姉さまのためにもさっさとやっちゃいましょう!」

香取「提督は穏健派です。物騒なことは望んでいません」

鳥海「司令官さんはバリバリの武闘派ですよ?これまでも深海棲艦を千切っては投げの大乱闘をしていますし」

霧島「ええ、あの時の司令は素敵でしたね。まぁ、いつも素敵ですけど」←現場を目撃したことは無い

沖波「え?」

天霧「深海棲艦を千切っては投げ?」

鳥海「お二人はここへ来てからの日が浅いから知らないでしょうけど、司令官さんは複数の深海棲艦を葬っているんですよ」

天霧(提督は本当に人間か?)

鳥海「司令官さんはれっきとした人間ですよ。時々、スーパー司令官ゴッドスーパー司令官になりますが」

沖波「!?」

鳥海「最後のは冗談ですけどね」

ローマ「真顔で言われると本気にする子が出るわ」

沖波「そ、そんな人居ませんよ」

巻雲(あー、これは本気で信じてたやつだ)

鳥海「そうですね。ごめんなさい」

望月「どちらかと言うと、司令官は純情派だと思うよ〜」

大淀「純情派と言えば、小杉とリーダーが殉職した時は驚きました。殉職者が出る様なドラマだとは思ってませんでしたから」

伊8「黒いマヨネーズの人ですか?」

大淀「センチュ○ー21の方です」

伊8「あー、そっちですか」

武蔵「盛り上がっている所に水を差して申し訳ないが、Mとは何だ?」

大淀「おっと、これは失礼しました。Mとは『まるゆ』のMです」

武蔵「まるゆ?陸軍の潜水艦か?」

大淀「ええ。彼女はいつの間にか偽者と摩り替わっていました。提督は尻尾を出すまで泳がせると仰っていますが」

霧島「私は早いうちに処理すべきと考えています」

香取「本物のまるゆさんが人質になっている可能性を考慮すると、提督の指示に従うべきです」
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 23:03:41.16 ID:VCiskgNF0

提督「おーい、武蔵。楽しんでるか?」

武蔵「ああ、楽しんでるぜ!」

提督「そうか。それは良かった。ところで、皆で集まってどうしたんだ?(メガネの艦娘ばかりだし)」

大淀「メガネの情報交換です!」

霧島「私たちにとって無くてはならない必須アイテムですからね」

提督「お、おう。では、何かあれば呼んでくれ」

武蔵「ああ、そうさせてもらう」

提督「それじゃ」

大淀「行きましたね。話を戻しますが、いつの間にかまるゆさんと摩り替わった偽者が提督を狙っています」

望月「でも、今までも何だかんだで司令官はピンチを切り抜けてきたよね〜」

大淀「だからと言って次も大丈夫とは言えません!」

霧島「そーだそーだ!」

望月「じゃあ、司令官は『はみだし司令官情熱系』ってことで」

大淀「刑事ドラマにしないでください!」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 23:06:20.42 ID:VCiskgNF0

北方棲姫「オ団子美味シイ♪」

イ級「間宮のスイーツは最高だな」

ヲ級「そうね!」

ガンビアベイ「鎮守府に深海棲艦が居るって怖すぎ」

サミュエル「私が付いてるから大丈夫だよ」

サラトガ「あそこに居るのは無害な子たちだから大丈夫よ」

アイオワ「でも、深海棲艦が居る鎮守府ってアメイジングね〜」

イントレピッド「深海棲艦でも仲良くできるならそれでいいじゃない」

ガンビアベイ「それに喋る車まで居るし・・・」

アイオワ「キットは私たちと同じユーエスエー生まれよ」


大井「・・・」ジー

北上「そんな怖い顔して監視しなくても大丈夫だって」

大井「いいえ、ダメです!北方棲姫はきちんと監視していないとまた提督を襲うかも知れません」

木曾「ヲ級が居るから大丈夫だろ」

球磨「キソーの言うとおりクマー」

多摩「にゃー。大井は心配し過ぎだにゃー」


提督「鈴谷ー、熊野ー」

鈴谷「なになに〜?」

熊野「何ですの?」

提督「今日の夕食はすき焼きだ。シャトーブリアンは用意出来ないが、そこそこいい肉だぞ」

熊野「流石提督ですわ!」

鈴谷「提督大好き♡」

提督「現金な奴だな」
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 23:07:57.24 ID:VCiskgNF0

水野「いやぁー、お花見って本当に良いものですね」

提督「楽しんでもらっているようで何よりです」

水野「向こうではいつも、淀川さん、黒澤さん、裕次郎君、健さんなんかと一緒に花見をしているんですけどね」

提督「豪華な顔ぶれで」

水野「綺麗な女性に囲まれてのお花見も良いですね〜」

青葉「せっかく地上に帰ってきたんだから存分に楽しんでください」

提督「そう言えば、淀川氏はどうしたんだ?姿が見えないが」

青葉「あー、淀川さんなら営・・・、映画鑑賞中だと思いますよ」

提督「なるほど。確かにあの人は桜より映画を観てそうだよな」

青葉(危なかった・・・)

提督「ところで映画の撮影は順調なのか?」

青葉「はい!後は司令官の出演シーンをちょこっと撮影したら終わりです!」

提督「俺の役って世界一の大富豪で熊野の祖父だよな?」

青葉「そうですね」

提督「特殊メイクとか準備出来ているのか?」

青葉「そんなことしませんよ?」

提督「しない?」

青葉「はい。白髪のヅラ被るだけです」

提督「・・・。青葉よ、某国営放送のドラマでよくある20代の役者が主人公で最後は50代、60代の設定で孫も居るが、頭だけ白くて肌はツヤツヤしているのを見てどう思う?」

青葉「めっちゃ手抜きですねぇ」

提督「それと同じことをしようとしているのは誰だ?」

青葉「誰でしょうか?」

提督「お前だよ!無理な設定は止めて無難に兄とかにしないか?」

青葉「やっぱり、その方がいいですよね」
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 23:09:19.00 ID:VCiskgNF0

-夕食後 吹雪型私室-

初雪「吹雪お姉がこっちに居るって珍しい・・・。司令官と喧嘩した?」

吹雪「違うよ。ちょっと調べ物をしたくてね」

初雪「それなら執務室か司令官の部屋のPCを使えばいいんじゃないの?」

吹雪「司令官には知られたくないから」

初雪「エッチなやつ?」

吹雪「違うよ!亀ラップってのを知りたいの」

初雪「あー・・・。あれは司令官が知らない方がいいって言ってたよね?」

吹雪「そう言われると余計に気になるよ」

初雪「悪いことは言わない。今からでも止めた方が・・・」

吹雪「もう遅いよ。再生ボタン押しちゃった」

PC「YO!そこの道行く兄ちゃん 姉ちゃん」

初雪「やっちゃった・・・」

PC「突き進むスタイル 確率、独立」

吹雪「ナニコレ・・・。訳が分からないよ・・・」

初雪「だから言ったのに。鎮守府のネットワークはキットが監視してるから、司令官は知らなくても、キットは気付いてる・・・」

吹雪「司令官、ごめんなさい。貴方の吹雪は汚れてしまいました・・・」

初雪「大げさ過ぎる・・・」
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 23:12:10.66 ID:VCiskgNF0
浦風丁改が実装されてしまいましたね。
アラレと違って浦風はLv97で慢心中だったから速攻で改造してやったし。
まー陽炎は・・・うん、まぁ・・・そうね・・・(改二はまだ先だと思ってたから、育ててない)。

いえ、決しておっぱいが大きいから育ててたとかじゃないですよ。本当ですよ。
浜風は浦風より10程低いし、アマツは浦風よりLv高いし。
吹雪、そんな目でって、瑞鶴!艦載機を ドカーン うわぁぁぁ!

本日はここまで。
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 04:33:55.90 ID:KLeEwbkf0
改二実装した途端、掌返した様に持てはやす連中みてると割と
本気で殴りたくなる。それまで改二になれないのネタにしたりしてた癖に
都合が良いよなって。
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:08:31.67 ID:C/kzWdf70
>>502
そういうの居ますね。
うちの艦隊は愛着順で育てているので改二が実装されても、ほーん、で?って感じで放置してるのも多いですが。
なので、改止まりの子の方がレベル高かったりします。
で、夕雲姉さまとか、神風とか、白雪の改二はまだですかね?Lv99で待機中でござる。

改二と言えば、霰改二の3-2任務が面倒すぎる。
20回近く出撃しているのにまだ50%止まりって。羅針盤は許さん!
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:10:14.63 ID:C/kzWdf70
今回、アークロイヤルの車が登場します。
以前、勧められた「デス・レース2000年」ですが流石にアークロイヤルを乗せるにはちょっと・・・ってなったので別の車です。

本日分、始まります。
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:11:48.89 ID:C/kzWdf70

-執務室-

コンコン

アークロイヤル「アークロイヤルだ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

アークロイヤル「Admiralに相談があるんだが」

提督「相談?(食事が口に合わないとかだったらどうしよう)」

アークロイヤル「実は・・・私も自分の車を買おうと思ってな」

吹雪(また某英国諜報部員の車が増えるんでしょうか?)

提督「では、この申請書類に必要事項を記入して提出してくれ。問題が無ければ直ぐに承認する」つ申請書類

アークロイヤル「ふむ。車種を書く欄が無い様だが」

提督「それは書かなくて構わない」

アークロイヤル「そうか。では、記入したら持ってくる。失礼する」

ガチャ

バタン

提督「はぁー」

吹雪「今度はどんなトンデモ車が来るんでしょうか?」

キット「ウォースパイトさんの前例があるので英国諜報部員の車でしょうか?」フォンフォン

吹雪「やっぱり、そう思うよね?」

提督「まぁ、何が来ても、問題を起こさなければそれでいいさ」

吹雪「そうですね」
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:13:32.77 ID:C/kzWdf70

-数週間後 執務室-

摩耶「こちら摩耶。作戦成功だ!」

提督「よくやった!鎮守府に帰還するまでが作戦だ。気を抜くなよ」

摩耶「おう!じゃあ、後でな」

吹雪「無事に作戦終了ですね」

提督「いつまで経ってもこういうのは慣れないな。いつも皆が無事帰ってこられるか心配で仕方ない」

キット「完璧な作戦など存在しませんが、アドミラルの立てる作戦に間違いはありません」フォンフォン

吹雪「そうですよ。皆さん、司令官の作戦だから安心して出撃出来るんですよ」

コンコン

アークロイヤル「アークロイヤルだ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

アークロイヤル「Admiral、先ほど私の車が納車された」

提督「そうか。良かったじゃないか(ついにこの日が来てしまった)」

吹雪(顔が引きつってますよ)

アークロイヤル「せっかくなのでお披露目会をしたいのだが、時間はあるだろうか?」

提督「よし、今から見に行こう。吹雪、キット」

吹雪「はい」

キット「はい」フォンフォン
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:15:55.33 ID:C/kzWdf70

-工廠前-

提督(このカバーの下にアークロイヤルの車が)ゴクッ

吹雪(一体、どんなトンデモ車が出るのでしょう?)

摩耶「おーい、提督!」←帰投して執務室に向かっていた

提督「おかえり」

摩耶「今日もS勝利だったぜ!」

提督「それは良かった」

摩耶「ところで、何で集まってるんだ?」

アークロイヤル「私の車が納車されたので、お披露目会を開こうと思ってな」

摩耶「なるほど。せっかくだから、あたしも見ていくか」

アークロイヤル「では、coverを取るぞ」

提督「・・・」ゴクッ

バサッ

提督「こ、これは!」

吹雪「知ってるんですか?」

提督「知らん」

ズコー

摩耶「知らねぇのかよ!」

キット「モーリス・マリーナと言う英国の車です」フォンフォン

アークロイヤル「我が英国の誇る名車だ」

摩耶(何か・・・普通だな。いつもの様にトンデモ車が出てくるかと思ったのに)

キット「!!! 皆さん、逃げてください!」フォンフォン

ヒューーーーーーン

提督「何の音だ?」

キット「上です!」フォンフォン

提督「上?うわっ!危ない!」

ガッシャーーーーーーーーーーーーーン!
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:19:54.17 ID:C/kzWdf70

提督「吹雪、怪我は無いか?」

吹雪「はい!司令官のおかげで無事です」

提督「摩耶は?」

摩耶「あたしも無事だ」

提督「アークロイヤル」

アークロイヤル「私のモーリス・マリーナが・・・」orz

明石「何か凄い音がしましたけど何事ですか?」

夕張「うわぁ・・・車が廃車になってる」

アークロイヤル「あっ、あ、あああああっあ・・・」←ドラゴンボ○ル的反応

提督「ファフロツキーズだ」

吹雪「ファフロツキーズ?」

提督「突然、空から魚が降ってきたり、あり得ない物が落ちてくるって話を聞いたことないか?」

吹雪「あります」

提督「その現象をファフロツキーズと言う。超常現象だ」

吹雪「司令官、あなた疲れてるのよ」

提督「何を言っているんだ、吹雪!僕は疲れてなどいない!これは間違い無く超常現象だ!そして新ナイトライダー2000に副長官が犯人として登場していた!」

摩耶「はいはい、お二人さん、某ドラマのFBIごっごの最中に悪いけど、上を見てくれ」

提督「上?ヘリだな。摩耶、打ち落とせ」

摩耶「おう!」

バババッ

吹雪「えぇー!攻撃なんてダメですよ!」

提督「ここは軍の施設だ。当然、飛行禁止区域だ。その上空を飛んでいるとなると深海棲艦の艦載機か、スパイか、テロリストしか無い」

キット「その通りです」フォンフォン

吹雪「言われてみれば確かにそうですね」

ドカーン

パイロット「うわぁぁぁぁぁぁぁーっ!」

ドサッ

パイロット「痛てて。テメー、何しやがんだ!」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:22:07.64 ID:C/kzWdf70

提督「貴様、どこのスパイだ?それともテロリストか?」

パイロット「スパイ?テロリスト?何を」

摩耶「ここが鎮守府と知っての狼藉だろ?」ポキポキ

パイロット「ち、鎮守府!?違うんだ!俺はただ依頼されたピアノの運搬を」

摩耶「ヘリでピアノを運搬する奴なんていねぇよ!」

提督「その通りだ。ヘリで運搬など聞いたことが無い。普通、トラックだろ」

アークロイヤル「・・・せ」

パイロット「へ?」

アークロイヤル「返せ!私のモーリス・マリーナを返せ!」

パイロット「モーリス・マリーナ?」

提督「お前が落としたピアノのせいでおしゃかになった、あの車だ」

パイロット「あわわわわ・・・」

アークロイヤル「Swordfish!」

fish

fish

fish(エコー)

ブロロロロ

パイロット「何だこの音は!?」

吹雪(空母の人って艤装を装着してなくても艦載機を呼び出せるんですね)

妖精ズ「お待たせしました〜」

アークロイヤル「Shoot!」

妖精ズ「イエッサー!」

ドカーン!

ドカーン!

ドカーン!

パイロット「うぎゃー!」
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:24:00.47 ID:C/kzWdf70

-翌日 執務室-

提督「昨日の件は残念だったが、運送業者から賠償金をふんだくったから、新しい車を買えるぞ」

アークロイヤル「それは本当か!」

提督「ああ、本当だ。嘘をつく理由が無いだろ?」

吹雪「良かったですね」

キット「これで一安心です」フォンフォン

アークロイヤル「Thank you so much!」

提督「モーリス・マリーナをもう一台購入するもよし、別の車種にするもよし」

アークロイヤル「う〜む。どうするか考えたいので、後日でもいいだろうか?」

提督「もちろん構わんよ」

アークロイヤル「ウォースパイトとも相談してみようと思う」

提督「おう、決まったら教えてくれ」

アークロイヤル「では、失礼する」

ガチャ

バタン

吹雪「一時はどうなるかと思いましたが、一件落着ですね」

提督「本当に一安心だ」

吹雪「アークロイヤルさんの車を買った後、余ったお金はどうするんですか?」

提督「鎮守府の運営資金になる。臨時収入が入ったからと言って贅沢は出来んからな(本当は大淀に渡して艦娘基金の足しにするが)」
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:25:01.30 ID:C/kzWdf70
アークロイヤルの受難は続く。
アークロイヤルが嫌いとか、恨みがあるとかじゃないですよ。
あ、でも、冬イベの友軍で来たのはいいけど、ソーフィが全く役に立たなかった(オールmiss)のはちょっと腹が立ちましたが。

本日はここまで。
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:45:42.32 ID:2aImzSii0
レディプレイヤー1のデロリアンがデロリアンだと思っていたら、ナイト2000だった。
何を言っているのか(ry
スピルバーグ!(バシィ
映画は面白かったし、キャラ探しも楽しかったけど、プライド(DMCのロゴ)取り戻せ、デロリアン!

本日分、始まります。
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:46:45.04 ID:2aImzSii0

-日曜日 鎮守府正門前-

提督「そろそろ来る頃かな」

多摩「お出掛けかにゃ?」

提督「ああ、ちょっとってその格好どうしたんだ?」

多摩「夕張に着せられたにゃ」←猫娘のコスプレ中

提督「色々大変だな」

多摩「鯛焼きが食べたいにゃ」

提督「カスタードだったな?」

多摩「にゃ」

提督「了解。姉妹全員分買ってくるよ」

多摩「楽しみにしてるにゃー」

卯月「お待たせぴょん」

提督「では、出発するか」

多摩「いってらっしゃいにゃー」フリフリ
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:48:40.55 ID:2aImzSii0

-カフェ-

提督「約束どおり好きな物を奢るぞ。ケーキでもパフェでも好きな物を選んでくれ」

卯月「やったぴょん!」

提督「悪いが30分程したら迎えに来てくれ」

キット(コムリンク)「はい」

卯月「この後、何処かに行くぴょん?」

提督「ああ、買い物に行こうと思ってな」

卯月「うーちゃんも付いて行ってもいいぴょん?」

提督「いいぞ。お詫びのついでに何か買ってやろう」

卯月「やったぴょん♪」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:50:29.00 ID:2aImzSii0

-ショッピングモール駐車場-

提督「日曜だから混んでるな」

卯月「日曜だから仕方ないぴょん。あ、あそこ空いてるぴょん」

キット「そこはダメです」

卯月「?」

提督「軽かよ!空いてると思ったら、軽が居る。駐車場で腹が立つあるあるNo.1」

キット「そこから三つ先に空きがあります」

提督「よし、そこに停めよう」

ガチャ

バタン

提督「留守番を頼むぞ」

キット「はい」フォンフォン

卯月「行ってくるぴょん」

キット「行ってらっしゃい」フォンフォン


-ショッピングモール 1F-

提督「さて、何処から見るかな。その前にちょっと雉を撃ってくるわ。ここで待っててくれるか?」

卯月「了解だぴょん」

提督「すぐ戻るから」スタスタ

卯月「司令官が戻るまで案内板でも見て何処に行くか考えておくぴょん」

男A(あの子は例の掲示板に載っていた子じゃないか!今、一人だな?チャンスだ!)

男A「そこのお嬢さん」

男A「そこのピンク色の髪のお嬢さん」

卯月「うーちゃんのことぴょん?」

男A「そうそう。ちょっと聞きたいんだけど、この辺に本屋さんって無いかな?」

卯月「一つ上のフロアにあるぴょん」

男B(そこに居る人が話しかけてる子は!)

男A「実はここに来るの初めてで、よく分からないから案内してもらえないかな?」

卯月(司令官が帰ってくるまで待ってないといけないけど、この人困ってるみたいだぴょん)

男C(おいおい、あの子は!)

卯月「分かったぴょん。うーちゃんが連れて行ってあげるぴょん」

男A「ありがとう(うまく行きそうだ)」ニャッ
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:52:18.92 ID:2aImzSii0

-ショッピングモール 2F-

卯月「こっちだぴょん」

男A(よし、このまま人通りの少ない通路に連れ込んで・・・)

男A「ん?」

卯月「どうしたぴょん?」

男A「今、そこの通路の奥で何か光ったな」

卯月「ふ〜ん。本屋さんはあっちだぴょん」

男A「ちょっと気になるから見に行ってみよう」

卯月「ちょっと待つぴょん。そっちは本屋さんじゃないぴょん」

男A「何だろう、コレ?」

卯月「何も落ちてないぴょん」

男A「ほら、よく見て」

卯月「何もフガフガ」

男A「100万ゲットだぜ!」

卯月「んー、んー!(離せ!)」

男A「大人しくしな。悪く思うなよ。お嬢ちゃんを誘拐すると100万円貰えるんだ」

男B「ターゲットの女の子を捕まえてしまいましたか」

男A「アンタもあの掲示板を見たのか?」

男B「ええ」

男C「チッ、遅かったか」

男B「あなたもですか」

男A「掲示板には報酬として一人100万ずつ支払うと書いてあったよな?」

卯月(こいつ等なんの話をしているぴょん?)

男C「そうだな」

男A「だったら、俺たち三人で取引場所へこの子を連れて行けば全員が報酬をもらえる。違うか?」

男B「ここは協力しましょうか」

男C「そうだな。俺は車を持っている」

男A「では、アンタの車で取引場所へ向かおう。途中で変な気を起こすなよ」

男C「大丈夫だ。初対面の相手に信じろと言われても難しいだろうが、今は信じてくれ」

男B「協力する以上、信じるしかありませんね」
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:54:37.71 ID:2aImzSii0

-ショッピングモール 1F-

提督「ふー、スッキリした。お待たせ。って卯月?何処だ?かくれんぼか?」

提督「・・・。仕方ない。探すとするか」

〜数分後〜

提督「おかしい。このフロアには居ないのか?卯月の携帯にかけてみるか」

オカケニナッタバンゴウハ デンパノ

ピッ

提督「繋がらない・・・。何かあったのか?」

夕立「あ!提督さんだ。提督さーん!」

提督「夕立!この辺りで卯月を見かけなかったか?」

夕立「卯月ちゃん?夕立も今来た所だから見てないっぽい。何かあったの?」

提督「卯月とここへ来て、トイレから帰ってきたら姿が見えないんだ」

夕立「携帯に電話は?」

提督「繋がらない」

夕立「じゃあ、迷子センターに頼んで呼び出してもらう?」

提督「いや、キットの方が早い。キット」

キット(コムリンク)「はい。何でしょうか?」

提督「卯月が行方不明になった。防犯カメラの映像で探してくれ」

キット(コムリンク)「分かりました」

キット(コムリンク)「カメラの死角に入っているのか何処にも映りません」

提督「マジかよ・・・」

夕立「これってもしかして、マズイことになってるんじゃ・・・」

キット(コムリンク)「卯月さんの携帯電話の電波をキャッチしました」

提督「良かった。何処にいる?」

キット(コムリンク)「高速で移動しています。恐らく車です」

夕立「それって、もしかして・・・」

キット(コムリンク)「誘拐された恐れがあります」

提・夕「!!!」

提督「直ぐに駐車場に向かう。キットは電波の追跡を頼む!」

キット(コムリンク)「はい」

提督「夕立は鎮守府へ帰るんだ」

夕立「仲間が誘拐されたかも知れないのに、そんなこと出来ないわ!夕立も付いて行く!」

提督「・・・。分かった。長門にも連絡を入れて応援を頼もう」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:57:42.12 ID:2aImzSii0

-鎮守府 長門型私室-

長門「ハァハァ・・・ほっぽちゃん」ニヤニヤ

長門「先日の花見の時に青葉が撮っていた写真を貰えて幸運だった」ニヤニヤ

長門「陸奥が居たら気持ち悪がられるが、アイツは出掛けている。こういう機会に堪能しておかねば」ニヤニヤ

ジリリリリーン

長門「せっかく楽しんでいるというのに、誰だ?ん?提督か」

ピッ

長門「もしもし。こちら長門」キリッ

提督「今から言うことを落ち着いて聞いてくれ」

長門「ああ」

提督「卯月が誘拐された」

長門「何だとぉぉぉぉぉ!」

ダトー!

ダトー!

ダトー!

ダトー!

長門「どういうことだ!犯人は!」

提督「耳がキーンとする。大声を出さないでくれ」

長門「すまなかった。それで状況は?」

提督「キットが卯月の携帯の電波を追跡してくれているので、現在地は把握できている。夕張でもサラでも誰でもいいから車を借りて増援に来てもらいたい。場所は後ほど送信する」

長門「了解した!待っていろ、卯月。この長門が助けに行くぞぉぉぉぉぉ!」ダッ


-ショッピングモール 駐車場-

提督「だから大声を出すなっての」

夕立「夕立も耳がキーンとするっぽい・・・」

提督「隣に居る夕立にまで聞こえるとかどんだけだよ」

ガチャ

提督「さあ、乗ってくれ」

夕立「失礼します」

提督「あの、どうして後部座席に座るんだ?」

夕立「助手席は吹雪ちゃんの指定席っぽい」

提督「今は吹雪は居ないんだから、助手席に座ればいいじゃないか」

夕立「でも・・・」

キット「私は何も見ていません」

提督「キットもこう言っているぞ」

夕立「いいの?」

提督「構わんさ」
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 22:58:59.55 ID:2aImzSii0

-鎮守府 工匠前-

長門「うぉぉぉぉぉぉーっ!待っていろ卯月!今から私が助けに行くならなぁぁぁぁ!」ドドドドド

吹雪「長門さん、どうしたんですか?」

キキーッ

長門「卯月が誘拐された」

吹雪「え?」

長門「卯月が何者かに誘拐された」

吹雪「えぇ!?」

長門「現在、提督たちが追跡中だ。私も増援を頼まれた」

吹雪「私も行きます!」

長門「よし、来てくれ!」


-路上 キット車内-

提督「クソッ!俺が目を離したせいで!」

夕立「提督さんのせいじゃないわ。お手洗いに一緒に連れて行く訳にはいかないし」

キット「夕立さんの言うとおりです」

提督「クッ・・・。まだ追跡できているか?」

キット「はい。犯人は山中の廃工場へ向かっている様です」

提督「待ってろ。直ぐに助けてやるからな」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:01:17.69 ID:2aImzSii0

-路上 バイパー車内-

吹雪(結構飛ばしていますが、金剛さんと違って安心して乗っていられます)

吹雪「犯人のこととか分かっているんですか?」

長門「いや、提督から何も聞かされていない。恐らく提督たちもまだ分かっていないのだろう」

吹雪「一体、何の為に卯月ちゃんを・・・」

長門「身代金目的か、それとも深海棲艦の仕業か・・・どちらにせよ、タダでは済まさんぞ!」

ピロリーン

長門「提督から最新情報が届いた様だ。悪いが確認を頼む」

吹雪「はい。犯人は山中の廃工場に向かっている様です。座標が一緒に送られてきました」

長門「では、その場所をナビに入力してくれ」

吹雪「はい」


-山中の廃工場-

男A「取引場所はここだな」

男B「ええ、そうですね」

男C「掲示板に三人で確保して連れて来たと書き込んでおいたぞ」

男A「後は相手からの返事待ちだな」

男C「お!今から引き取りに行くと返事があった。金はちゃんと300万用意するとも書いてあるな」

男B「しかし、簡単に300万も用意出来るとは取引相手はどんな相手でしょう?」

男A「ヤクザだったりするかもな。この子を売り飛ばせばいい儲けになりそうだからな」

男C「確かにそれは考えられるな」

男A「ちょっと小便に行って来るわ。見張りを頼む」

男B「分かりました」

卯月「んーんー!(うーちゃんをどうする気だぴょん!)」

男C「ここならどれだけ叫んでも問題無いから取ってやるか」

男B「そうですね」

卯月「お前たち、うーちゃんをどうする気だぴょん!」

男B「どうもしませんよ。ただ、取引相手に渡した後は知りませんが」

卯月「!?」

男C「どうせロリコンの玩具にでもされるんだろ?せっかくだから味見しとくか?」ニヤッ

男B「それもいいですねぇ。掲示板には誘拐しろと書いてありましたが、手を出すなとは書いてありませんでしたからねぇ」ニヤッ

卯月「ひっ・・・、こ、来ないで!」
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:03:11.21 ID:2aImzSii0

-廃工場前-

男A「こんな簡単に100万手に入るとは、大もうけだ。100万で何を買おうかな」

キキーッ

ガチャ

バタン

男A「何だお前」

提督「卯月を返してもらうぞ」

男A「何のはなs」

ゴスッ

男「ぐばぁ!」バタッ

男A「」チーン

夕立「提督さん、コイツどうする?」

提督「しばらく目を覚まさないだろうから、放っておけ」

夕立「はーい」

提督「キット、中はどうなっている?」

キット「男二人と卯月さんが居ます」フォンフォン

夕立「あ、長門さんが来たっぽい!」


-バイパー車内-

吹雪「司令官と夕立ちゃんです!」

長門「卯月よ、もう少しの辛抱だからな。よし、ミサイルで扉をぶち破るか。発射!」

吹雪「長門さん!?」
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:06:14.99 ID:2aImzSii0

-廃工場前-

提督「おーい、長門ー!ん?バイパーのウェポンポッドを展開した!?」

キット「アドミラル!」フォンフォン

夕立「提督さん、逃げて!」

提督「あの馬鹿、何考えてるんだ!!!」ダッ

ドカーーーーン!


-廃工場内-

男C「これから何処かのロリコンの金持ちに買われて可愛がられるんだ、その前に予行演習をしておこうねぇ」ニヤニヤ

卯月「ひっ・・・、嫌ぁぁぁぁ!司令官、助けてぇぇぇぇ!」

男B「叫んだところで助けなんて来ませんよ」ニヤニヤ

ドカーーーーン!

男B「!?」

男C「何事だ!?」

卯月「司令官?」

キキーッ

ガチャ

長門「貴様ら、よくも卯月を誘拐してくれたな。タダで済むと思うなよ!」

男C「何だテメェ!」

長門「貴様らに名乗る名など無い!だが、何処の誰に葬られたかも知らずあの世に逝かせるのも不憫故、教えてやろう。よく聞け、私はNAGATO-1 TITUSだ!」

男B(NAGATO-1 TITUS?NAGATO・・・この女まさか!)

吹雪「長門さん」ゴゴゴゴゴ

長門「今良いところだ、もうすこs!?」

吹雪「帰ったらお話があります」ゴゴゴゴゴ

長門「お、落ち着け。話せば分かる!」

吹雪「ええ、お話(物理)しかしませんよ。今は卯月ちゃんの救出が先です」

提督「卯月!」

夕立「卯月ちゃん!」

卯月「司令がーーーん(泣)」

男C「まさか、この子の父親か!」

男B(司令官?やはり間違いない!)

提督「いいや、父親ではなく、そこの子の上官だ。人間を誘拐しても充分罪は重いが、相手は艦娘となると更に罪は重い」

男C「か、艦娘!?」
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:09:48.80 ID:2aImzSii0

提督「そうだ。お前たちが誘拐した卯月は艦娘だ。そしてここに居る三人も艦娘だ。大人しく投降しろ」

男C(足元に鉄パイプが!コイツで・・・)

男C「こうなった以上仕方ない。お前たちが居なくなれば全てを闇に葬ることが出来る。うおぉぉぉ!」E:鉄パイプ

男B(今のうちに)ダッ

夕立「提督さん、逃げて!」

ゴスッ

男C「ふべっ!」バタッ

提督「この程度の相手、逃げるまでも無い」

夕立「提督さん、カッコイイ!」

男B「な、何だ!急に足が動かなくって足元が凍っている!?」

吹雪「逃がしませんよ。後は長門さんにお任せします」

提督「殴るのは構わんが殺すなよ」

長門「善処しよう」

男B「ご、ごめんなs『ビッグセブン・タックル!』」

男B「ぐぼぉ!」

長門「ビッグセブン・ニーキック!」

男B「ぐえっ!」

長門「ビッグセブン・ラリアット!」

男B「うぎゃー!」


-廃工場前-

男A「う〜ん」パチッ

提督「そうだ。お前たちが誘拐した卯月は艦娘だ。そしてここに居る三人も艦娘だ。大人しく投降しろ」

男A(か、艦娘!?俺たちが誘拐したのは艦娘だって!?)

ギャー

グワー

グエー

男A(こ、殺される!)ムクッ

男A「うわぁぁぁぁぁ!」ダッ

キット「待ちなさい!そっちは」フォンフォン

男A「うわぁぁぁぁぁ!あれ?」

ヒューーーン

男A「うわーーーーーーーっ!」

キット「アドミラル、ここで伸びていた人が目を覚ましたのですが、慌てて逃げようとして崖から転落してしまいました」フォンフォン

提督「そいつの捜索は警察に任せればいい。一味のうち二人を捕らえたんだ、直に捕まるさ」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:14:41.07 ID:2aImzSii0

〜しばらく後〜

刑事「逃げた容疑者は我々が責任を持って捕まえます」

提督「お願いします」

長門「卯月よ、もう大丈夫だ」

卯月「ごわがっだよぉぉぉ!」

提督「よしよし、もう大丈夫だ。うちに帰ろう」ナデナデ

提督(それにしても犯人一味は誘拐したのが卯月で命拾いしたな。吹雪なら氷像になっていた恐れがあるし、朧なら今頃仲良く黄泉比良坂を登っていただろう。響の場合も、うん。うちの特型の子たちは何か違うよな)


-山中-

男A「あ、アンタが掲示板の依頼主なのか!?」

謎の男B「小娘一匹を誘拐する簡単な仕事すらこなせないとは。使えない奴だ」

男A「相手が艦娘だなんて聞いてないぞ!」

謎の男B「艤装がなければ艦娘も人間も変わらん」

男A「あの子を誘拐すること自体は簡単だったが、直ぐに仲間に見つかったじゃないか!相手が一般人ならこうはならなかった!」

謎の男B「お前はもう用済みだ。最後に私の本当の姿を見せてやろう。光栄に思え」

男A「本当の姿?何を言って」

港湾棲姫「消えろ」

男A「し、深海棲艦!?うわぁぁぁぁ!」ダッ

ドカーン

港湾棲姫「まるゆ(偽)が中々奴を仕留められないから、艦娘を洗脳して奴の鎮守府を内側から崩壊させようと思ったが仕方ない。次の手を考えるとするか」
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:16:21.24 ID:2aImzSii0

-鎮守府 廊下-

多摩「おかえりにゃー。鯛焼き・・・何かあったにゃ?」

提督「ああ、少し」

卯月「・・・」

提督「悪いが」

多摩「分かったにゃ。鯛焼きは今度にするにゃ」

提督「すまん」

多摩「今は卯月と一緒に居てあげるといいにゃ。それじゃ」


-提督私室-

吹雪「私が居るとお邪魔でしょうから、今日は妹たちと寝ますね」

卯月「一緒に居て欲しいぴょん・・・。人数が多い方が安心できるぴょん」

吹雪「卯月ちゃんがそれでいいなら」

提督「卯月が安心できるまでここに居ればいい。後で睦月たちにそう伝えておく」

卯月「ありがとぴょん」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:18:05.29 ID:2aImzSii0

-夜 提督私室-

提督「そろそろ寝ようか」

卯月「うん」

提督「それじゃ、電気を消すぞ」

吹雪「おやすみなさい」

卯月「おやすみぴょん」

提督「おやすみ」

〜数分後〜

提督「」zzz

吹雪「」zzz

卯月「司令官?」

提督「」zzz ←完全に熟睡中

吹雪(司令官はの○太君くらい寝るのが早いです) ←寝ぼけ眼

卯月「今日は助けてくれてありがとぴょん。司令官は絶対に来てくれると信じていたぴょん」

卯月「うーちゃんは司令官のことが大好きだぴょん」

吹雪「・・・」

卯月「深海棲艦との戦争が終わった後も司令官と一緒に居られたら、司令官の娘になりたいぴょん。そしたら吹雪ちゃんはお母さんだぴょん」

吹雪(卯月ちゃんごめんね。今まで卯月ちゃんのことを誤解してたみたい)


-改白露型私室-

山風「!!!」

江風「ン?どうしたんだ?山風の姉貴」

海風「お手洗い?お姉さんが付いて行ってあげましょうか?」

山風「何でもない・・・」

海風「本当に大丈夫なの?」

山風「何でもないから・・・」

海風「それならいいけど、何かあったらお姉さんに言ってね?」

山風「うん・・・」

山風(誰かが・・・あたしのパパを狙ってる・・・。パパは・・・渡さないから!)
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:19:56.26 ID:2aImzSii0

-翌朝 食堂-

吹雪「卯月ちゃん、私のプリン食べていいよ」

卯月「え?でも」

吹雪「いいからいいから」

卯月「ありがと」

提督(急にどうしたんだ?昨日のことがあったから、優しくしているのか?まぁ、理由はどうでもいい。吹雪がやった以上、俺もやるしかない)

提督「卯月、俺のもやろう。甘い物が苦手で困っていたんだ」

卯月「司令官が甘党なのは周知の事実だぴょん」

提督「子供が遠慮するな」

卯月「うーちゃんは子供じゃないぴょん」

提督「俺にとっては娘みたいなものだ」

卯月「ありがとぴょん」


-執務室-

提督「はい、はい。分かりました」

ピッ

提督「昨日の逃走した犯人はまだ見つからないそうだ」

卯月「・・・」

提督「そんなに心配しなくても直に捕まるさ。それに何かあっても俺が護ってやるよ」

吹雪「司令官が居れば大丈夫だよ」

卯月「うん・・・」

提督「それと、犯人は互いに面識が無いそうだ」

吹雪「どういうことですか?」

提督「ネットの掲示板に卯月を誘拐して欲しいとの書き込みがあったそうだ」

キット「なるほど。その書き込みを見た人物が犯行に及んだということですか」フォンフォン

提督「そうだ。で、その掲示板は既に削除されて閲覧できない状態になっているそうだ」

キット「ネットが発達した現代だからこそ起きた犯罪ですね」フォンフォン

提督「依頼主はただの変質者だったのか、それとも・・・」
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:22:23.38 ID:2aImzSii0
今回登場した謎の男Bは以前、吹雪と川内が目撃したのと同一人物です。
艦娘も深海棲艦も女しか居ない(イ級とか性別あるか知らんけど)のに、何で謎の男かって?
そこまで深く考えずに書いたからだよ!謎の女にしておくべきだったな。でも、軍関係者なら男の方が自然だし。
当然、港湾棲姫は女です。

本日はここまで。
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:19:25.51 ID:6ikRLxiE0
イオンで艦船キットコンピレーションを250円で売ってたから、とりあえず二つ買ってみたら・・・加賀(フルハル)と加賀(洋上)が出た。
何この熱い加賀さん推しは?Ver違いとは言え加賀さん×2は涙が出そう。

本日分、始まります。
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/16(水) 22:23:59.34 ID:6ikRLxiE0

コンコン

秋津洲「秋津洲です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

秋津洲「提督!面白い物作ったから見せに来たかも!」

提督「ちょっとだけ待ってくれ」

秋津洲「分かったかも」

提督(またUVレジンでも使って変な工作もでしたんだろうな)

吹雪「ぷっ!秋津洲さん、何ですかソレ?(笑)」

キット「面白い物をお持ちですね」フォンフォン

秋津洲「秋津洲の新作、連装砲ちゃんかも!」

提督「連装砲ちゃん?」チラッ

提督「ぷっ!おまっ(笑)」

秋津洲「こんにちは。連装砲ちゃんです」



提督「どの辺が連装砲ちゃんだよ!いかつ過ぎるだろ(笑)」

秋津洲「頭がちゃんと連装砲かも」

提督「よくそんな訳の分からん物を思いついたな」

秋津洲「武器屋って会社が悪いかも。連装砲を出したりするから」

吹雪「え?頭の連装砲って市販されてるんですか?」

秋津洲「してるよ」

吹雪「色々あるんですね〜」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:29:13.92 ID:6ikRLxiE0

秋津洲「そういえば、提督は週刊デロリアンは買ってますか?」

提督「アレか。アレは俺も気になって全部買うといくらになるのか調べてみた。そしたら」

秋津洲「そしたら?」

提督「合計231,409円(税込)だそうだ」

秋津洲「はい?」

提督「231,409円だ。ついでに完成までの期間は2年半だそうだ」

秋津洲「聞き間違いじゃなかった・・・流石にその金額は無いかも」

提督「そうだろ?ミニ(?)カーであの金額はな。中古とは言え本物の車が買える金額だからな」

秋津洲「確かにそうかも!」

提督「だが、危なかった」

秋津洲「何がですか?」

提督「これがもし、週刊ナイト2000を作るだったら、買っていたぞ」

キット「私というものがありながら、購入するのですか?」フォンフォン

提督「キットは部屋に飾れないだろ」

キット「確かにそうですが」フォンフォン

吹雪「既にプラモデルがあるじゃないですか」

秋津洲「金額を知ったら一気に購買意欲が失せて目標を失ったかも・・・」

提督「俺の部屋から限定品以外のプラモなら持って行っていいから、プラモにしておきなさい」

秋津洲「そうするかも」

提督「そうだ、秋津洲にいい物をあげよう」

秋津洲「?」

提督「ハロウィンの頃に100均で売っていた蓄光マニキュアだ」

秋津洲「こ、コレは!」

提督「ガンガルエッキスのガイドレーザー受光部なんかに使うと面白いかもと思って買っておいた」

秋津洲「それいいかも!早速、使わせてもらうかも!でも、ガ○アからアル○ジオの蓄光塗料が出てた様な?」

提督「気のせいだ(100均で売ってたから安い方を買ったとか言えない)」

秋津洲「秋津洲は鎮守府一のモデラーだからきちんと使いこなしてみせるかも!」

提督「艦プラバトルで俺に負けたのは何処の誰だっけ?」

秋津洲「バトルの腕とモデラーとしての腕は必ずしも一致しないかも!」

提督「ほんのジョークだ。そこまでムキにならなくてもいいだろ」

秋津洲「ほんのジョークって言い方が某床屋ロボみたいでムカつくかも!」

提督(何で分かるんだよ・・・夕張やアラレならともかく)
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:31:18.14 ID:6ikRLxiE0

コンコン

最上「最上だよ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

最上「提督って、秋津洲。いい所に」

提督「ん?秋津洲に用があって来たのか?」

最上「提督に話したいことがあったんだけど、秋津洲にも関係あるからね」

秋津洲「?」

最上「提督に艦プラバトルの立会人になってもらおうと思って」

提督「艦プラバトルなら別に俺が居なくてもいいんじゃないのか?」

吹雪「そうですよね。普段から皆さんバトルされてますし」

最上「今回は特別なんだ。秋津洲がボクに敗れる姿を目に焼き付けてもらわないと困るからね」

秋津洲「あたしに勝つ?2000戦2000敗しておいて、この秋津洲様にまだ挑むとはいい度胸かも!」

提督(おいおい、スペシャルで2000回で模擬戦な炭酸飲料さんかよ)

最上「秋津洲の天下は終わる。ボクが終わらせる」

秋津洲「いつも通り、返り討ちにしてやるかも!」

最上「バトルは今度の土曜日でいいかい?」

秋津洲「いいとも!」

コンコン

島風「島風です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

島風「わぁー!連装砲ちゃんだ!可愛いー!」

吹雪(可愛い?)

提督(可愛いのか?いや、それより、よく一目で連装砲と認識できたな)

秋津洲「気に入った?」

島風「はい!」

秋津洲「じゃあ、あげる」

島風「え?いいんですか?」

秋津洲「艦娘に二言は無いかも!」

島風「やったー!ありがとうございます!早速、連装砲ちゃんに見せてきますね!」

ガチャ

バタン

ピューン

提督「アイツは何をしに来たんだ?」

吹雪「何だったんでしょうね?ただ、嵐の様にやって来て、嵐の様に去っていくのは島風ちゃんらしいと言うか」

最上「そういうことだから、提督も必ず来てね」

提督「分かった」
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:32:27.26 ID:6ikRLxiE0

-島風私室-

島風「連装砲ちゃん、見て見て〜!」

連装砲ちゃん「キュー」

島風「これはね、秋津洲さんが作ってくれた連装砲ちゃんのプラモデルだよ!」

連装砲ちゃん「キュ?(え?全然似てないんですけど)」

島風「可愛いよね〜」

連装砲ちゃん「・・・」

天津風(可愛い?可愛いって何だったかしら・・・)←島風がボッチだと可愛そうなので同居中

長波「可愛い・・・のか?」←同じく
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:34:06.83 ID:6ikRLxiE0

-夕方 提督私室-

秋津洲「おじゃまします」

提督「好きなのを持って行っていいぞ。ついでにバトルに向けて二式大艇を強化するといい」

秋津洲「お言葉に甘えさせてもらいます」

秋津洲「どれがいいかな〜」キョロキョロ

秋津洲「・・・」

提督「どうした?」

秋津洲「何か提督の持ってるガ○プラが微妙に古いかも」

提督「気付いてしまったか・・・。知られた以上仕方ない」

秋津洲「あ、あたしをどうする気ですか!?」

提督「いや、どうもせんよ」

秋津洲「へ?驚かせないで欲しいかも!」

提督「むしろ、何で本気で何かされると思ったんだよ?」

秋津洲「一見、いい人そうな提督も実は飢えた狼かも!って心配になったからかも」

提督「俺は皆からどう思われているんだ?」

秋津洲「それで微妙に古いのはどうしてですか?」

提督「(露骨に話を逸らしたな)それはな、フニャプラが嫌いだからだ!」

秋津洲「あー、それで」

提督「あれは1/144ならまだいいが、1/100に使う素材ではない。あれが嫌で買わなくなった」

秋津洲「それは分かるかも。あれ?でも、そこに大量に積まれているプラモって」

提督「サクのバリエーションがいくら発売されようが、ふーんでお終いだ。だが、しし座は違う。コイツは多々買いを・・・強いられているんだ!!!」

秋津洲「そんなに!?」

提督「それはもう、わが世の春が来たぁ!って感じ?」

秋津洲「えぇ・・・」

提督「今のは流石に冗談だけどな。だが、コイツは20年以上待ち続けていたからな」

秋津洲「ようやく念願が叶ったってことですね」

提督「そういうことだ。後はテレビ版の死神が1/144で出ればそれでいい。ヤドカリとかは・・・まぁ、無理だろうな」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:36:14.14 ID:6ikRLxiE0

秋津洲「あそこにある、作りかけのプラモって」

提督「ああ、あれか。正月に買った艦船福袋に入っていた雷巡仕様の北上だ。完成したら北上にプレゼントしようと思ってな」

秋津洲「もちろん、大井さんもセットですよね?」

提督「・・・」

秋津洲「提督?」

提督「ピュ、ピュ〜」

秋津洲「口笛吹いて誤魔化してもダメかも」

提督「やっぱ一緒じゃないとダメか?」

秋津洲「大井さんがやきもちを妬くと思いますよ」

提督「やっぱそうだよな。大井も買ってくるか」

秋津洲「五連装酸素魚雷いいな〜。欲しいな〜」

提督「二式大艇の何処に積む気だ?」

秋津洲「そこは何とか頑張って積むかも」

提督「他の使えそうなパーツにしときなさい」

秋津洲「ケチ〜」

提督「ケチで結構。使えないものをやっても仕方ないだろ」

秋津洲「仕方ないから他のにするかも。どれがいいかな〜」

提督「ん?」

秋津洲「どうしましたか?」

提督「RGのエク○アから太陽炉だけが無くなっている。一つ聞いてもいいかな?」

秋津洲「どうぞ」

提督「太陽炉を何処にやった?」

秋津洲「知らないかも」

提督「よし、正直に答えたことに免じて、って知らない?知らないと言ったか?」

秋津洲「はい」

提督「いや、秋津洲以外に誰があんな物を盗るんだよ?」

秋津洲「豆之助とか?」

提督「豆之助がどうやって棚にあるプラモの特定のパーツだけを器用に持っていくんだよ?」

秋津洲「兎に角、あたしは知りません!」

提督「(嘘をついている感じではないな)疑って悪かった。しかし誰が?」
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:38:18.49 ID:6ikRLxiE0

-土曜日 大ホール-

霧島「艦プラバトル司会の霧島です。バトルを始める前に秋津洲選手と最上選手に意気込みを聞いてみましょう」

秋津洲「当然、今日もあたしが勝つかも!」

最上「勝つと言っておきながら、『かも』かい?今日で君の天下は終わりだよ」

秋津洲「かもじゃないかも!絶対勝つ!」

霧島「まぁまぁ、落ち着いて。では、バトルを始めましょう。お二人とも位置についてください」

バトルシステム「Please set your KP Base」

ガチャ

バトルシステム「Begining Plavsky particle dispersal」

バトルシステム「Field : The Sea of Japan」

バトルシステム「Please set your Kan Pla」

秋津洲「アメイジング大艇ちゃん、出撃するかも!じゃなかった、出撃!」

最上「瑞雲、出撃するよ!」

バトルシステム「Battle Start」

秋津洲「アメイジング大艇ちゃんは瑞雲より優れていることを徹底的に叩き込んでやるわ!」

最上「ふふっ。今日のボクは今までのボクとは違うよ」

秋津洲「先手必勝!」

バババッ

最上「何の!」

バババッ

霧島「激しいドッグファイトが繰り広げられています!」

バババッ

バババッ

秋津洲「確かにいつもの最上とは違うかも」

最上「だから言っただろ?今日のボクは違うと」

秋津洲「でも、まだまだ!」

バババッ

ドーン!

最上「!!! 損傷軽微。まだ問題無いね」

秋津洲「今までなら今の一撃で堕ちていたはず・・・。確かに今までの最上とは違うと認めるしかないかも!」

バババッ

バババッ

提督(最上の瑞雲から出ている緑色の光は何だ?)
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:41:53.92 ID:6ikRLxiE0

秋津洲「このままドッグファイトを続けても埒が明かないかも!」

最上「奇遇だね。ボクもそう思ったところさ」

秋津洲「すぐ下に丁度いい島が」

最上「よし、そこで決着を付けよう」

秋津洲「トランス」

最上「フォーム!」

霧島「信じられません!秋津洲選手のアメイジング大艇ちゃんと最上選手の瑞雲が変形してロボットになりました!」

提督「何処の魔神○雄伝だよ!」

夕張「あれは魔神○雄伝と言うより、覇王○系ではないかと」

提督「そうなのか?そっちは名前は知っているが、観たことは無いんだよな」

吹雪(お二人は何を話しているのでしょう?)

ヒューーーン

ドーン

霧島「両者、無事着地しました!ここからどの様なバトルが展開されるのでしょう?」

秋津洲「POIXAM」

POIXAMシステムスタンバイ

秋津洲「最っ高に素敵なパーティ始めるかも!」

霧島「おーっと、秋津洲選手がここでPOIXAMを起動させました!(で、POIXAMって何?)」

最上「早いッ!」

秋津洲「このまま一気に止めを刺すかも!五連装酸素魚雷型ミサイル発射!」

提督「おい!きっちり持って行ってたのかよ!」

霧島「最上選手の瑞雲への直撃コースです!このまま勝負がつくのか?」

最上「ところがぎっちょん、トランザム!」

提督「!!!」

霧島「何ということでしょう!最上選手の瑞雲がトランザムを使用して回避しました!(で、トランザムって?車?って言うかキットのこと?)」

提督「お前・・・まさか」

最上「そうよ、そのまさかよ!お前の部屋に忍び込み、太陽炉を盗んだのはこのボク様だ!提督のガキィ!」

鈴谷「お兄ちゃん、キャラが変だよ」

熊野「お兄様、しっかりしてください」

三隈「くまりんこ!(お兄様、お気を確かに!)」

最上「一気に畳み掛ける!じげんはおーりゅー奥義」

提督「・・・」ブチッ

一同(これはマズイんじゃ・・・)

ドカーン!

ドカーン!

提督「じげんはおーりゅー死すべし。慈悲は無い」

一同(うわぁ・・・やっちゃったよ)

秋津洲「腕を上げたかも!でも、まだまだ!」
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:44:16.75 ID:6ikRLxiE0

提督「ビルド吹雪コスモスDX出る!」

霧島「ここでまさかの提督が乱入です!」

ドカーン!

ドカーン!

提督「月は出ているか?」

バトルシステム「夜戦モードに突入します」

川内「野戦!?」ガタッ

神通「姉さん、座ってください」

最上「な、何だ!急に夜になった!一体何が起きてるんだ!?」

提督「バトルシステムにはお前たちの知らない隠しコマンドが実装されている」

最上「提督!いつの間に!」←バトルに集中していて提督の乱入に気付いてなかった

秋津洲「マジっすか!かも」

提督「最上よ、俺のビルド吹雪コスモスDXのDXはなんだと思う?」

秋津洲(スタービルド吹雪DXから地味に名前が変わってるかも!)

最上「デラックス?」

提督「ダブルエックスだ!」

最上「ダブルエックス?」

秋津洲「今、月が光ったかも!まさか!?(今のうちに逃げるかも!)」

提督「そう、そのまさかだ」

『Sキャノン』ピッ

最上「何が始まるのか知らないけど、提督が出てきたところで・・・って、月からビルド吹雪コスモスDXに伸びる光は一体?」

秋津洲「ガイドレーザーかも」

最上「ガイドレーザー?」

秋津洲「ガイドレーザーによる現在地確認が済んだから、次はマイクロウェーブが来るかも!」

提督「チャージ率80%、90%、100%、チャージ完了!跡形も無く消えろ。Sキャノン発射!」

最上「な、何だこの途轍もなく広範囲に発射されたビームは!?駆逐艦の砲撃とは思えない!回避しないと!」

秋津洲「もう手遅れかも」

最上「間に合わない!?うわぁぁぁぁぁぁーっ!」

ボンッ

三隈「くまりんこ!くまりんこー!(提督!酷過ぎますわ!)」

鈴谷「いや、あれはお兄ちゃんが悪いよ」

熊野「鈴谷の言う通りですわ。以前、秋津洲さんがやらかした時と同じことをしでかしたんですもの」

鈴谷「そうそう、墓穴を掘ったってことだよねー。お兄ちゃんがNGワードを叫んだのが原因だし」

最上「だからお兄ちゃんじゃないって言ってるだろ!」

秋津洲「本当にチリ一つ残さず消滅したかも・・・(汗)」

霧島「信じられません!島ごと消し飛びました!!!」

バトルシステム「Battle Ended」

霧島「秋津洲選手、提督ペアの勝利です!」

ワー!

スゴーイ!
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:45:59.03 ID:6ikRLxiE0

大和「前に駆逐艦だから波動砲は積んでないって言ってたのに、随分な装備を積んでるんですね」ブーブー

提督「いや、その、悪かった。次は大和を使うから」

大和「約束ですよ?針千本ですよ」

提督「分かった」

金剛「私も使って欲しいデース!」

榛名「榛名もお願いします!」

ワタシモー!

ワタシモー!

提督「皆、落ち着いてくれ。そんなに一気にプラモは作れないからな」

???「最上を破るとは少しはやる様だな」

提督「何者だ!?」

秋津洲「上かも!」

提督「上?」

???「とう!」ジャンプ

スタッ

最上「師匠、申し訳ありません」

???「最上よ、お前はよくやった。後は私に任せておけ」

霧島「おーっとここで謎の人物の登場です!」

???「自己紹介が遅くなった。私は瑞雲仮面」

秋津洲(瑞雲を仮面の代わりに、顔に貼り付けてる変な人が出た・・・)

提督「いや、お前、日向だろ!」

秋津洲「その通りかも」

日向「瑞雲仮面だと・・・、一体何者だ?」

一同「え?」

提督「ひゅ、日向は観客席に居る!?」

秋津洲「じゃあ、アイツは誰かも?」

日向「一つだけ言えるのは、私はここに居る以上、ソイツは日向では無いということだ」

一同「えぇー!!!」

瑞雲仮面「さあ、提督、秋津洲よ。君たちに瑞雲の素晴らしさを教えてあげよう。そして骨の髄まで瑞雲色に染め上げてやる」

提督(瑞雲色って何だよ・・・)

秋津洲(瑞雲色って意味が分からないかも・・・)

瑞雲仮面「さあ、バトルを始めよう。二人まとめて相手をしよう」

霧島「怒涛の展開にもう付いていけません!」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/16(水) 22:46:44.44 ID:6ikRLxiE0
収集イベの2つ目の報酬のみ悩むな。
冬イベでも大艇ちゃんは2つで足りてたけど、今後も2つで足りるとは限らないし。
しかし、魚雷は改修すると強いって運営が言ってるしなー。
三連装後期が改修で五連装に並ぶか、超えるなら魚雷だよな。

本日はここまで。
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/17(木) 00:00:49.66 ID:soD313DTo
更新乙です
瑞雲仮面に釘付けですわ
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