【FGO】マシュ「1泊2日のたのしいバカンス」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:10:16.36 ID:K1yYrtTA0
マシュ「....バカンス、ですか?」

ぐだ男「そ。ダ・ヴィンチちゃんからの提案で」

マシュ「....バカンス、と聞くと南の島、ひいてはあの出来事を思い出してしまいます」

ぐだ男「あぁ、スカイ島ね.....」

ダ・ヴィンチ「心配ご無用!!九割九分安全な島をチョイスしたからね!」

マシュ「いつからそこに」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501398616
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:13:45.22 ID:K1yYrtTA0
・若干タイトル詐欺
・アガルタの女までの内容を含みます
・主人公とマシュが恋人設定

特に繋がりは無いけど一応前作的なもの↓
【FGO】ぐだ男「人理焼却を防いだことだし存分にイチャイチャしよう」マシュ「え?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1497061803/
【FGO】ぐだ男「マシュに懐かれるお前らが妬ましい」レオニダス&エミヤ&ベディ「「「え」」」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498876833/
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:16:40.27 ID:K1yYrtTA0
ダ・ヴィンチ「キミ達は人理修復の立役者だ。この位のサービスはあっても良いと思ってね」

ぐだ男「ありがたや」

マシュ「....その、バカンスというのは」

マシュ「わ、わたしと先輩の2人きりで、だったりするのでしょうか.....!!/////」ドキドキ

ぐだ男「!!////」

ダ・ヴィンチ「ははは、残念ながらそうはいかないなぁ」

マシュ「」ガーン

ぐだ男「」

マシュ「す、すみません先輩!!わたしったら見当はずれな早とちりを....」アセアセ

ぐだ男「あぁ、イヤそんな....////」

ダ・ヴィンチ「やれやれ、山頂の雪も解けてしまいそうな熱さだねぇ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:22:43.04 ID:K1yYrtTA0
ダ・ヴィンチ「申し訳ないけど、不慮の事態が起きないとも断言出来ないからね。護衛を付けさせてもらうよ」

ぐだ男「ま、二人っきりじゃないのは残念だけど折角の機会だ。みんなと一緒に思いっきり楽しもう!!」

マシュ「はいっ、先輩!」

ダ・ヴィンチ「あ、言っておくけど表向きには『レオニダスブートキャンプ出張版』ってことになってるから」

マシュ「おおーーーー!!!」

ぐだ男「このテンションの上がりようよ。おのれレオニダス」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:27:32.96 ID:K1yYrtTA0
--とある無人島

ぐだ男「"待"ってたぜぇ、この"瞬間"をよォ!!」

金時「ノってんじゃねーかマスター!ドエレー"COOL"ジャン?」

ロビンフッド「あんまハイになり過ぎて熱中症とかにはなんねーでくださいよ」

ぐだ男「金時にロビンが来てくれるなんてね。心強いよ」

ロビンフッド「ま、おたくが羽根を伸ばせるようせいぜい頑張りますよっと」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:30:32.75 ID:K1yYrtTA0
カルデアスタッフA「ロビンフッドさんの言う通りだよ」

カルデアスタッフB「俺達にとっちゃ世界を救った英雄様だ。思い切って楽しんでくれよ」

ぐだ男「スタッフさん....」ジーン

カルデアスタッフB「ま、今回は俺達も思いっきりハメはずしちゃうもんねー!!」

カルデアスタッフA「ホドホドにね。じゃんけんに負けてカルデアに残った皆の分も」

ぐだ男「あ、ありがたや....」ジーン

ロビンフッド「っていうかよく来れたなぁおたくら。レイシフト適性ってのがあるんだろ?」

カルデアスタッフA「ええ、私と彼は割と高い方でね」

カルデアスタッフB「何が起きるか分からねーってことで、スタッフにも何人か適性者が居たってワケ」

ぐだ男「へー」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:35:44.50 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「さて、他のメンツは....」

ドレイク「あぁ〜やっぱり海はいいねぇ!!心が躍るじゃないか」

黒髭「べ、別にBBAの水着なんて需要ないし!!全然嬉しくなありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっしゃあオラァ!!!!」ゴフッ

ニトクリス「え、エドワード・ティーチ!?唐突に吐血とは何事です!?」

ナイチンゲール「早々にこれとは...。とにかく止血です」

アタランテ「....血を吐くほどの感動だったようだな」

カエサル「私は来た!私は見た!!ならば次はバカンスに来よう!!」

クレオパトラ「あぁ、カエサル様...!!ふくよかなお腹さえも美しく見えてしまうなんて..../////」

レオニダス「ぬふぁはははは!!砂浜は体幹・足腰の鍛錬に最適!!つまぁりスパルタに最適という訳なのです!!」

セイバーリリィ「一人前のセイバーに近づくためにも、此度の合宿は頑張らないと...!」

ぐだ男「....賑やかだなぁ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:36:30.83 ID:K1yYrtTA0
金時「ま、あいつらも大概だけどヨ。俺っちとしちゃあ向こうの野郎二人が気になってしょーがねーぜ」

ぐだ男「向こうの二人って?」


ガウェイン「はっはっは。素晴らしい日差しと素晴らしい我が王の笑顔。実に良い。とても良い」

トリスタン「あぁ、私は眩しい....。照り付ける日差しと我が王の笑顔が....」ポロロン

ぐだ男「......」

カルデアスタッフB「...たぶん英霊の座をいくら掘り返してもあんだけアロハシャツとレイの似合う英霊は居ねぇだろうな」

カルデアスタッフA「トリスタンさんに至ってはウクレレ持参だもんねぇ」

金時「オイ。トリ公のあのグラサン、かなりイカしてるじゃんよ」

ぐだ男「ていうかあいつグラサン掛ける必要あんの?目ぇ閉じてるじゃんよ」

ロビンフッド「語尾伝染ってるじゃんよ」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:47:39.33 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「そういえば、みんなの服ってスカサハがやったみたいに霊基いじってんの?」

アタランテ「イヤ、これはカルデアから持参したものだ」

黒髭「前回と違って、行き先が南の島だとあらかじめ分かってましたからな」フゴフゴ

ナイチンゲール「貴方は休んでいてください」

ぐだ男「カルデアから持参....。へー、ふーん.....」ソワソワ

ロビンフッド「.....」

セイバーリリィ「そういえば、マシュさんなかなか来ないですね?」

ぐだ男「!!」ビクッ

ニトクリス「ブーディカが一緒の筈ですが...。確かに遅いですね」

ぐだ男「ソ、ソウダネー、オソイネー」プスプスー スースースパプー

ロビンフッド「口笛下手くそか」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:51:55.76 ID:K1yYrtTA0
ブーディカ「おーいマスタ〜」

ドレイク「ん、来たみたいじゃないさ」

ぐだ男「っ!!!!」

ブーディカ「いやー遅くなっちゃったね。マシュってば恥ずかしがって中々来たがらないもんで」

アタランテ「....ブーディカ、マシュの姿が見えないようだが」

ブーディカ「ん?あぁ、ピッタリくっついてんの。あたしの背中に」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 16:58:04.52 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「.....マシュ?」

マシュ「」スッ

ブーディカ「おっ?」グイッ

ぐだ男「......マシュー?」

マシュ「」スッ

ブーディカ「おぉっ?」グイッ

レオニダス「....ブーディカ殿を盾にしてマスターから姿を隠しておりますな」

ナイチンゲール「....ミス・マシュ?それは何の真似ですか?」

マシュ「........『いまは遥か理想の母(ロード・ブーディカさん)』です」

ロビンフッド「上手くねぇよ」

セイバーリリィ「マ、マシュさん...!!私の知らない間に第二宝具を!?」

ロビンフッド「そら見ろこうなる」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 17:14:06.03 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「ちくしょう!!マシュの水着見たい!!見たい!!見たい!!(マシュ、恥ずかしがらくても大丈夫だよ)」

カエサル「本音と建前が逆さまだぞマスター」

ブーディカ「あれ〜?良いのかなマシュ?そんな風にしてるから、マスターの目には盾にされてるあたしの水着姿が映っちゃってるよ?」

マシュ「!!」

ぐだ男「ちょっ」

カルデアスタッフB「あぁ、エグいほどガン見してるぜ」

カルデアスタッフA「先輩最低です」

ぐだ男「盛るなァ!!ていうか広まってんのかその台詞ゥ!!」

マシュ「そ、そんなのダメですっ!!」バッ

ぐだ男「」

マシュ「せ、先輩には!!わたしの水着姿を見、て.......」

ぐだ男「」

マシュ「あ、う......!!!///////」カァァァァ

ガウェイン「ほう、ビキニと来ましたか」

トリスタン「やはりレディ・マシュには黒と紫が似合う....。ランスにも見せてあげたいものですね」ポロロン
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 17:14:37.64 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「」

マシュ「.....あ、の。先輩.....?」ドキドキ

ぐだ男「待って、やばい、これ死ぬやつだ」バブッ

マシュ「せんぱーーーい!?」

レオニダス「いけない!!マスターが鼻血を噴き出しました!!」

ロビンフッド「鼻血って噴き出るもんなの?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 18:11:50.35 ID:K1yYrtTA0
ドレイク「ヒューッ!!中々良い波来てるじゃないか!!」ザブーン

黒髭「いい気になるのは早いですぞBBA!そぉらよ!!」ザブーン

ドレイク「ほーう?アタシに付いて来れるとは腐ってもライダーだねぇティーチ!!」

黒髭「ンッン〜役得ですなぁ!!これ拙者明日死ぬんじゃね?デュフフwww」

ナイチンゲール『サーファー、いえライダーのお二方〜!!熱中するのは程々に!!適度な休憩・水分補給は怠らないよう!!』

ロビンフッド「メガホン持ってきてるよこの人....。完全にライフセーバーだな」


ニトクリス「可愛い死霊がざざーん、ざざーん♪」

メジェド様『』ザブーン

ドレイク「っ!?見なよティーチ、メジェドがサーフィンしてる」

黒髭「何あれこわい」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 18:23:41.05 ID:K1yYrtTA0
カルデアスタッフB「そらよっ!」タンッ

カルデアスタッフA「えいっ!!」バチン

アタランテ「なんの!」ドンッ

ガウェイン「その呼吸を乱す!!」バァン!

カルデアスタッフB「っ!?オイオイ、ボールが破裂しちまったぜ」

アタランテ「力み過ぎだ太陽の騎士」

ガウェイン「はっはっは、これは失礼。お二人が余りにもお上手なものでつい」

カルデアスタッフA「まさか英霊とビーチバレーする日が来るなんて....。まるで夢を見てるみたい」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 18:26:14.58 ID:K1yYrtTA0
レオニダス「さーあ今日こそ逃がしませんぞカエサル殿ぉ!!私と一緒にレッツシェイプアーップ!!」

カエサル「面倒だ。お断りする」

クレオパトラ「カエサル様!!御身の健康の為にもどうかレオニダス王の仰る通りに!!私もご一緒致しますわ!!」

カエサル「クレオパトラ....!!むぅ.....」

セイバーリリィ「カエサルさんがご一緒してくれれば私も励みになります!同じセイバーとして!!」

カエサル「....やれやれ、他人に乗せられるのもまた一興か」

ナイチンゲール「....英霊がトレーニングをして痩せられるものなのでしょうか」

ロビンフッド「まぁニトクリスみてーに再臨で成長した姿になる奴も居るワケだし。あり得ない話じゃあないかもな」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 18:35:22.20 ID:K1yYrtTA0
トリスタン「フフフ、砂風呂の造形は順調でしょうか?ミスター・金時」

金時「おうともよ!!漢前度オーバーチャージさせてやんぜ」

ブーディカ「.....トリスタン、あんたすごいガタイにされてるよ。ヘラクレスもびっくりだよ」

トリスタン「なっ!?血迷いましたかミスター・金時!?私は『ミセス・頼光』とオーダーした筈ですが!?」

金時「バーロー!!んな破廉恥な真似できっかよ!!////」

トリスタン「クッ、私は悲しい....!!後でベディヴィエールやランスに見せつける為の渾身の覚悟が徒労に終わろうとは.....」

ブーディカ「大丈夫、あんた今最高に輝いてるよトリスタン」

トリスタン「ミスター・金時、どうぞ引き続き私の大英雄化を」

金時「任せな、派手にキメてやっからよォ!!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 18:47:21.20 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「.....」

マシュ「.....」

ぐだ男「....はしゃいでるね、みんな」

マシュ「....そうですね」

ぐだ男「....ゴメンな、マシュ。折角の海なのに」

マシュ「お気になさらないでください。どちらにしても、ナイチンゲールさんの許可が降りなければ先輩は海に出られませんから」

マシュ「それに何より、わたしが先輩のお傍に居たいだけなのです」

ぐだ男「..........。ねぇ、マシュ」

マシュ「はい、何でしょう?」

ぐだ男「....その水着似合ってるよ」

マシュ「っ////////」カァァァァ

マシュ「あ、ありがとうございましゅ....!!せ、先輩もお似合いです!!」

ぐだ男「ははっ、ありがと。まぁオレのはスカイ島の時と同じだけどね」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/30(日) 19:21:51.22 ID:P7e51U1H0
      ͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇͇
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:24:46.86 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「そういえばマシュ、前の水着は?」

マシュ「っ!!!」ドキッ

ぐだ男「てっきりオレみたいに前とおんなじ水着だと思ったからさ。びっくりしちゃったよ」

マシュ「.....その。前の水着はのっぴきならない事情で使用不能となってしまいまして」

ぐだ男「え?」

マシュ「.....その、胸が....」モニョモニョ

ぐだ男「え?何だって?」

マシュ「〜〜〜〜っ!!先輩最低ですっ!!絶対聞こえてますよね!?」ペチペチ

ぐだ男「HAHAHA」

マシュ「もう知りませんっ!わたしはレオニダスブートキャンプって来るので先輩はどうぞそちらで安静に!!」ダッ

ぐだ男「あっ、ちょっ、待ってマシュ!!ごめん許して!!マイ・サーヴァント!!」

マシュ「.......」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:40:46.63 ID:K1yYrtTA0
マシュ「.......」スタスタスタスタ

ぐだ男「お、戻って来てくれた」

マシュ「」ガサゴソ

ぐだ男「ど、どうしたのマシュ。おもむろに荷物を漁って」

マシュ「」スッ

ぐだ男「ん?」

マシュ「......日焼け止めを塗り忘れてしまいました」

ぐだ男「」

マシュ「......先輩、手伝って頂けますか」

ぐだ男「」

マシュ「......訂正します。手伝ってください」

ぐだ男「はい」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:52:22.32 ID:K1yYrtTA0
マシュ「....では、お願いします」ゴロリンコ

ぐだ男「はい」

ぐだ男(落ち着いて...。落ち着いて....)ニュルー

ぐだ男「じゃあ、塗ってくよ....」ペタッ

マシュ「んっ......」ピクッ

ぐだ男「」ヌリヌリ

マシュ「んっ、先輩の手、ごつごつしてます」

ぐだ男「ご、ごめん」ヌリヌリ

マシュ「どうして謝るんですか?」クスッ

マシュ「わたし、大好きですよ?先輩の手」

ぐだ男「」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:57:34.60 ID:K1yYrtTA0
マシュ「ひゃっ!?」ビクッ

ぐだ男「あっ!?ご、ごめんマシュ!!うっかりお尻の方まで....!!」ワタワタ

マシュ「」ジトー

ぐだ男「わ、わざとじゃないです。ホントです。ゴメンナサイ」

マシュ「.....これでおあいこですよ?」

ぐだ男「え」

マシュ「先ほど先輩におちょくられた分の、です。先輩の慌てる姿が見られてわたしは満足です」ドヤ

ぐだ男「言ったなこの後輩め!!」バッ

マシュ「わぷっ!?
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:07:31.73 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「はははどうだマウントポジション!!これで動けまい!!」

ぐだ男「さ、どんどんオイル塗っちゃおうね〜」ヌリヌリ

マシュ「あっ、ちょっ、せんぱ....!くひゃっ」

ぐだ男「どうだ?ん?爪先できめ細やかに塗ってあげよう」コショコショ

マシュ「それは塗るとは言わなっ...!くふ、くふふふ///」パタパタ

ぐだ男「ほれほれ!どうだ!!参ったか!!」ツツー

マシュ「ふふっ、ま、負けませんよせんぱい!!シールダーはこの程度では屈しませ、ふふふふっ////」

ぐだ男(あ、ヤバい。マシュのお尻の座り心地最高過ぎる)フニョンフニョン

マシュ「!?あの、先輩!?何故わたしのお、お尻の上で微弱な上下運動を!?」

ぐだ男「騎乗スキルを会得した」

マシュ「先輩最低です」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:24:07.60 ID:K1yYrtTA0
ナイチンゲール「マスター、そろそろ頃合いでしょう。お遊びを許可します」

ぐだ男「やったぜ!!さあ駆り出そうマシュ!!真夏の海へ!!」

マシュ「了解です、マスター!!」

レオニダス「お待ちしておりましたぞお二人ともォ!!さぁ早速我々とレッツマッスr」

ナイチンゲール「病み上がりのブートキャンプなど言語道断です。認められません」

レオニダス「(´・ω・`)」

ぐだ男「.....とりあえずウォーミングアップがてらその辺を歩いてこようかな。マシュ、付いてきてくれる?」

マシュ「了解です」

ロビンフッド「マスター、何かあったら令呪で呼んでくだせーよ」

ぐだ男「うん、ありがとう」

マシュ「.........」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:34:57.29 ID:K1yYrtTA0
ドレイク「ふーうっ、一息いれようかねえ」

ナイチンゲール「お疲れ様です」

ドレイク「婦長さん、あんたも波に乗ってきたらどうだい?」

ナイチンゲール「お気になさらず。此処での私の役目はライフセーバーですので」

ドレイク「ま、そう言わずにさ。あの軟弱男が居なくなってから、後釜としてずっと働き詰めだっただろう?」

ドレイク「いくらサーヴァントだからって、精神(こころ)の休息は必要さね」

ナイチンゲール「.....では、お言葉に甘えて」

ドレイク「おう、行ってきな」

ナイチンゲール「.....ドレイク船長」

ドレイク「ん?」

ナイチンゲール「...お気遣い痛み入ります。ありがとう」

ドレイク「なーに、堅苦しいのは言いっこ無しだよ。あたしらは『カルデア』っていうどでかい船のクルー、一蓮托生さ」

ナイチンゲール「ええ、そうですね」クスッ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:43:47.99 ID:K1yYrtTA0
ザザーン

ぐだ男「あぁーっ、何だか心が休まるなぁー」ノビー

マシュ「......」キョロキョロ

ぐだ男「マシュ?」

マシュ「......」キョロキョロ

ぐだ男「..........」ガシッ

マシュ「わっ!?先輩、どうしました!?敵性生物は視認していませんが......」

ぐだ男「そんなに警戒しなくても大丈夫だよ、マシュ」

マシュ「ですが.......」

ぐだ男「島に来た時点でロビンとアタランテが一通り見回ってくれたし、金時の『動物会話』で島に異常がないことも確認できてる」

ぐだ男「何より、ドレイクと黒髭が『何の変哲もない島』って言ってるんだから間違いないよ」

マシュ「....そう、ですよね。みなさんがそう仰るのなら......」

ぐだ男「マシュ」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:47:10.94 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「何度も言うけど、戦えなくったってオレのパートナーはマシュだ。それはこれから何が起こったって変わらないよ」

マシュ「先輩.....」

ぐだ男「オレの言う事、信用できない?」

マシュ「そ、そんなことありませんっ!!でも....」

ぐだ男「でも?」

マシュ「....わたし、まだまだ足りないんです」

マシュ「もっと先輩のお役に立ちたいんです。もっと。もっと、もっと.....!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:55:03.29 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「....分かった。マシュ、ちょっと来て」パシャパシャ

マシュ「?」パシャパシャ

ぐだ男「ホラ、見て」バシャッ

マシュ「先輩?海水に手を入れて何を.......」

ぐだ男「くらえ」ビュッ

マシュ「ひゃん!?」バシャッ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 20:55:38.30 ID:IJtmxOWSO
砂糖吐いた
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 21:02:04.75 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「はっはっは、どうだ参ったか水鉄砲だ」

マシュ「ひ、ひどいです先輩!いきなりこんな......」

ぐだ男「マシュ、オレの役に立ちたいって思ってくれてるならさ。今は思いっきりバカンスを楽しんで欲しいな」

マシュ「!」

ぐだ男「オレの今いちばんやりたいことは、マシュや皆とここでの楽しい思い出を作ることなんだ」

マシュ「....わかりました、先輩。マシュ・キリエライト、先輩の思い出作りに全力で貢献します!!」

ぐだ男「うん、その意気だ!!」

マシュ「という訳でお返しです!!」バッシャァン

ぐだ男「ぶ!!!やったなこいつゥ!!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 21:33:56.47 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「あー、もうびしゃびしゃだ。休憩休憩」ドサッ

マシュ「先輩先輩、後でわたしにも水鉄砲のやり方教えてくださいますか?」

ぐだ男「うん、いいよ」

マシュ「ありがとうございます!ふふふ」ニコニコ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 21:38:13.90 ID:K1yYrtTA0
ザザーン

ぐだ男「........」

マシュ「........」

ぐだ男「波の音が心地いいね」

マシュ「はい」

スパルタダァァァァァァ

マシュ「....遠くからレオニダスさんの声が聞こえます」

ぐだ男「そうだね」

フケイモノォォォォォォォ

ぐだ男「....今のは?ニトクリスかな?」

マシュ「恐らく。黒髭氏に何かされたものと推測します」

ぐだ男「.......」

マシュ「.......」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 21:45:15.13 ID:K1yYrtTA0
ザザーン

ぐだ男「.......」

マシュ「.......」

ザザーン

ぐだ男「.....何かこうしてるとさ」

マシュ「はい?」

ぐだ男「....世界にオレとマシュの二人しか居ないみたい、だね」

マシュ「」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 21:50:37.30 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「..........」

ぐだ男(何だ今のクサい台詞!?恥ずかしいいいいいいいいいいいいいい//////////)ボフン

マシュ「」ピタッ

ぐだ男「マシュ?」

マシュ「......./////」ドキドキ

ぐだ男「」

ぐだ男(あ、この顔は......。OKサインだ)

マシュ「........せんぱい///」

ぐだ男「っ...../////」


セイバーリリィ「マスターとマシュさん、なかなか戻りませんね」

ダ・ヴィンチ『二人の状況はこちらがバッチリ観測してるからね、安心したまえ。あーお熱いお熱い♪』
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:01:21.96 ID:K1yYrtTA0
ブーディカ「さーって!今日は一層腕によりを掛けるからね!!」

ぐだ男「おおーー!!ちなみに夕飯のメニューは?」

ブーディカ「カレー」

ぐだ男「やった!」

黒髭「やはりお泊まりといえばカレー一択ですな!!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:03:00.70 ID:K1yYrtTA0
ガウェイン「ミセス・ブーディカ。じゃがいもの処理は私にお任せを」

ブーディカ「間違ってもすり潰したりするんじゃないよ」

ガウェイン「ははは。このガウェインそこまで無知ではありませんとも」

カエサル「やれやれ、この私にニンジンを切れとはな」

ブーディカ「あんたそれが言いたかっただけでしょ。手伝う気が無いなら台所から出てってちょうだい。面積が狭い」

トリスタン「では玉ねぎの処理は私にお任せを」

ブーディカ「うん、とりあえずその『痛哭の幻奏(フェイルノート)』仕舞おうか。包丁も握れない人には任せられないよ」

カルデアスタッフA「男性陣には任せてられないわね....。マシュ、手伝ってくれる?」

マシュ「はい!」

セイバーリリィ「私も手伝います!!」

ニトクリス「ブーディカに任せきりにする訳にもいきませんからね。ホラ、マスターもですよ」

ぐだ男「オッケー、簡単な手伝いで良ければ」

ナイチンゲール「皆さん、調理の前にはきっちりと手を洗い殺菌・消毒を!」

一同「「「はーーーい」」」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:06:52.20 ID:K1yYrtTA0
カルデアスタッフB「コテージまである無人島とはねぇ」

ぐだ男「ダ・ヴィンチちゃんに聞いても『企業秘密』の一点張りだったんですよ」

マシュ「はい。都合の悪いことは『天才だから』と言って躱してしまうのがダ・ヴィンチちゃんずるいところです」

セイバーリリィ「そういえばマシュさん、背中の虫刺されはもう大丈夫ですか?」

マシュ「えっ!!」ビクッ

ぐだ男「」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:14:14.79 ID:K1yYrtTA0
マシュ「えぇと、はい。モーマンタイです。痛くも痒くもありません」

セイバーリリィ「そうなんですか、良かったぁ」ホッ

セイバーリリィ「ナイチンゲールさんは『刺したのは"悪い虫"ではなさそう』とは言っていましたけど、私心配で.....」

ぐだ男「」

ナイチンゲール「ん、ん」コホン

トリスタン「悪い虫.....。フフッ」プッ

ぐだ男「てめえ」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:25:30.01 ID:K1yYrtTA0
セイバーリリィ「あんなにいっぱい虫に刺されるくらい、林の中で凄い特訓をなさってたんですね!!流石です!!」

マシュ「.......えぇと」

レオニダス「そうでしょうなぁ。何せマシュ殿もマスターも疲労のあまりブートキャンプれなかったのですから」

マシュ「.....本当に申し訳ありません」

ぐだ男「すまない」

金時「.....レオニダスのダンナって意外と根に持つタイプ?」ヒソヒソ

黒髭「お気に入りのマシュ氏とマスターが参加してくれなかったから凹んでるだけと思われ」ヒソヒソ

トリスタン「悪い虫.....。フフフフッ」プッ

ぐだ男「ホントぶっ飛ばすぞお前」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:28:04.19 ID:K1yYrtTA0
ロビンフッド「お、やっぱカレーか。外まで匂いが溢れてたぜぇ」

マシュ「ロビンさん、お帰りなさい。アタランテさんも」

アタランテ「ああ」

カエサル「うむ。ご苦労であったな」

ロビンフッド「へーへー、皇帝様のありがてぇおことb......。おたく、ちょっと痩せてねえ?」

クレオパトラ「あら、お気づきになって?皐月の王」

レオニダス「これもスパルタの教えの賜物ですとも」

ロビンフッド「マジかよスパルタやべーな」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:48:47.16 ID:K1yYrtTA0
ニトクリス「むぅ....。美味しいですね」モグモグ

ブーディカ「あんたが手伝ってくれたおかげかな?おかわりいっぱいあるから遠慮しないでね」クスッ

ニトクリス「ほ、放っておいてください!この味をじっくり噛み締めたいのです」

ロビンフッド「んぅ、こりゃあ炊飯器で炊いた米か?飯盒で炊く米もなかなかうめーですぜ」ムシャムシャ

トリスタン「ほう。流石はサバイバルアーチャー」

ロビンフッド「何それ」

セイバーリリィ「わぁ、大きいじゃがいも....!」

ガウェイン「おぉ、我が王よ。そちらは私の切ったじゃがいもです」

セイバーリリィ「そうなんですか!流石ガウェイン卿、力強さを感じます!!あと、我が王はやめてください...////」

トリスタン「<●> <●>」

ガウェイン「ははは、恨みっこは無しですよトリスタン卿」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:54:12.31 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「マシュ、おかわり!!」

マシュ「え?」

ぐだ男「...あっ、ごめん。何かその、ついマシュに言いたくなっちゃって...////」

マシュ「はい、今おかわりお持ちしますね」ニコッ

カルデアスタッフB「新婚さんみてーだな」

カルデアスタッフA「ホヤホヤね」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:58:11.17 ID:K1yYrtTA0
クレオパトラ「カエサル様、あーんでございます♪」

カエサル「うむ、苦しゅうないぞクレオパトラよ」ムッシャムッシャ

黒髭「クレオパトラ殿ってあんなスイーツ(笑)だったでござるか?」ヒソヒソ

ロビンフッド「どうだかねぇ....。どこぞの月の女神様の影響でも受けちまったか?」ヒソヒソ

アタランテ「」

金時「...あー、何つーかその。あんま気に病むもんじゃねーぜ姐さん」

アタランテ「姐さんはやめろ」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:01:30.00 ID:K1yYrtTA0
ニトクリス「まったくクレオパトラときたら....。誇り高きファラオともあろうものがあのような....」モグモグ

マシュ「......」チラチラ

ぐだ男「う、カレールーの塊が....」モグモグ

マシュ「せ、先輩?」チョンチョン

ぐだ男「はい?」

マシュ「.....あ、あーーーーーん......。です....////」

ぐだ男「はい」パクッ

マシュ「わっ.....////」

ブーディカ「躊躇なくいったねぇ」ニマニマ

カルデアスタッフB「俺達も負けてらんねぇ!はい、あーん♡」

カルデアスタッフA「あ?」

カルデアスタッフB「ウッス」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:22:30.80 ID:K1yYrtTA0
ドレイク「しっかし、ホント驚くくらいに何の変哲もない島だねぇ。何かこう、腰抜かすようなお宝でもありゃあ一層楽しいのに」

カエサル「儲け話が無いわけではないぞ?」

ドレイク「ほーう?」

黒髭「何それkwsk」

カエサル「ダ・ヴィンチ女史....女史?まぁ良い」

カエサル「ダ・ヴィンチからある物を預かってきてな、それを使って何か催しをせよとせがまれたのだ」

ドレイク「なーんだい、それならそうと早く言いなっての!」

黒髭「乗るしかねぇ、このビッグウェーブに!!」

マシュ「お二人が目に見えてやる気に」

金時「へへっ、良いじゃねぇかこういうの。俺っちァ乗ったゼ」

レオニダス「して、その催しの内容とは?筋肉!!を競い合うのであれb」

クレオパトラ「あら、催しの内容であれば既に良い考えがありましてよ?」

ぐだ男「お?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:33:40.91 ID:K1yYrtTA0
ぐだ男「...えー、ではこれより」

ぐだ男「『カルデア真夏のドキドキ☆肝試し大会』を行いまーす」

マシュ「わー」パチパチ

ロビンフッド「えー、ルールは至って簡単。この山道を上って、おおよそ10分辺りの地点に洞窟があります」

アタランテ「その洞窟の中に、ダ・ヴィンチから預かった『ある物』を置いてきた。夕食前に見回りをしたついでにな」

ぐだ男「あー、さっきのカエサルの『ご苦労』ってそういう.....」

マシュ「最初からこうする算段だったのですね、カエサルさん(とクレオパトラさん)は」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:44:01.64 ID:K1yYrtTA0
アタランテ「私とロビンフッドは不参加だ。この山の地形を概ね把握している以上、何の面白味も無いからな」

ロビンフッド「ま、せーぜー楽しんでくれや」

ぐだ男「うん、分かった。二人ともありがとう」

アタランテ「気にすることはないさ」

ロビンフッド「そんじゃ、とりあえずツーマンセルに分かれてもらうぜ。このくじを引いてな」

ぐだ男(今こそリアルラックを解放する時....!絶対にマシュと同じ組に!!!)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:46:01.51 ID:K1yYrtTA0
ロビンフッド「...よーし、これで組み分けは終わったな」


ブーディカ「よろしくね、ガウェイン」

ガウェイン「こちらこそ、ミセス・ブーディカ。騎士の誇りに掛けて御身をお守り致しましょう」


黒髭「あ、うん。確信した。これ拙者明日絶対死ぬ」

ドレイク「何ワケ分からないこと言ってんだい。殺しても死なないような奴が」


ナイチンゲール「良いですかムッシュ・レオニダス。くれぐれもはしゃぎすぎて怪我をなさらぬよう」

レオニダス「ご心配なく。私の頭脳は至って冷静、クールそのものです」


セイバーリリィ「これも真なるセイバーに近づくための試練....!!頑張りましょう、金時さん!!」

金時「おうともよ。ま、あんま気負わず楽しもうじゃねーの」


カルデアスタッフA「順当だね」

カルデアスタッフB「だな」


トリスタン「何という僥倖....。ランスロットへの自慢話が出来てしまいましたね」

マシュ「は、はぁ」


ニトクリス「.....何というか、申し訳ありません。マスター」

ぐだ男「.....謝らないで、君は何も悪くない。頑張ろうねニトクリス」


カエサル「では進むが良い勇者たちよ!!私とクレオパトラは戻ってくつろいでいる」

ぐだ男「仕切るなァ!!!」

レオニダス「スタッフ殿お二人だけでは万一の場合対応できかねますな。私とナイチンゲール殿が付きましょう」

カルデアスタッフA「助かります」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:47:16.59 ID:K1yYrtTA0
一旦ここまで
続きは火曜の夜以降になると思います
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 02:39:44.17 ID:3yC05qQqo
ニトクリスはクレオパトラも様呼びだ
オジマンディアスやイスカンダルと同じく自分よりも偉大なファラオだからな
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 14:40:33.29 ID:XA8JHjRzo
そうか?ソースどこよ
二人の直接的な関係性を示すのってハロイベくらいしか知らんけど
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 19:06:05.69 ID:zH0kFOw5O
>>52
ニトクリスの幕間
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 23:22:03.63 ID:W679m9ZE0
再開します

>>53
マテリアル見返してきたけど、
ニトクリスは「クレオパトラ」呼びで、
クレオパトラは「ニトクリス様」呼びっぽいですな
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 23:25:45.96 ID:W679m9ZE0
ガウェイン「ミセス、どうか足元にお気を付けて」

ブーディカ「ありがとう、ガウェイン。円卓の騎士はエスコートも華麗にこなすもんだね」

ガウェイン「ははは、恐縮です」

ブーディカ「....そういえばガウェイン、前にケツァル・コアトルがあんたと戦ってみたいって言ってたよ」

ガウェイン「ほう」

ブーディカ「同じ『太陽』の異名を持つ者同士、ルチャブるしかないとか何とか」

ガウェイン「ははは、それは良い。レディからのお誘いとあればなおのこと」

ブーディカ「....一応言っとくけど油断はしないようにね。ケツァルってああ見えて怖いトコあるし....」

ガウェイン「というと?」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 23:28:14.64 ID:W679m9ZE0
ブーディカ「あれ、あんた見たこと無いの?彼女の『ゲス顔』」

ガウェイン「存じ上げません」

ブーディカ「そっかー....。イヤ、あれはほんと凄いよ。筆舌に尽くしがたいよ」

「ンン〜言ってくれますネ〜!!...ちなみに、その『ゲス顔』って....」

ブーディカ「....えっ?」

ケツァル・コアトル「こぉぉぉぉんな顔じゃありまセーンでしたカー?」ニタァァァァァァァァ

ブーディカ「」

ガウェイン「」


「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 23:37:39.06 ID:W679m9ZE0
レオニダス「む?今何か.....」

カルデアスタッフB「まぁ肝試しっすからね。叫び声の一つや二つは」

カルデアスタッフA「ところでレオニダス王、御身は幽霊の類を苦手としていると聞いていたのですが.....」

カルデアスタッフB「平気そうっすね」

レオニダス「ふははは、それは当然。何故なら今この場でポルターガイスト等の怪奇現象は起きていない」

レオニダス「つまり、この場に幽霊は居ないということです。居ないものを怖がっても状況は好転しません」

カルデアスタッフA「そういうものでしょうか」

ガサッ

レオニダス「む、物陰から音が.....」

ナイチンゲール「」ダァン!!

カルデアスタッフA「」

カルデアスタッフB「」

レオニダス「....ナイチンゲール殿?」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 23:42:41.15 ID:W679m9ZE0
ウサギ「」ピョコン

ナイチンゲール「....失礼、野ウサギでした。先を急ぎましょう」

ガサッ

ナイチンゲール「」ダァン!!

カルデアスタッフA「」

カルデアスタッフB「」

レオニダス「...........ナイチンゲール殿?」

コウモリ「」ヒューン

ナイチンゲール「....失礼、コウモリでした」

レオニダス「.....ナイチンゲール殿、もしや」
72.16 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)