【ガルパン】西住みほ「これが私の戦車道・アンツィオ編」

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63 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/09/30(土) 22:26:24.36 ID:A0j7rhlU0
ペパロニ「それにしても、セモヴェンテの修理が間に合わないのは痛いなあ」

カルパッチョ「2回戦に出場できるのは3輌だけで、残りの1輌は無理みたいね」

ペパロニ「みほ姐の親父さんの会社の人も頑張ってくれてるんだけどなあ」

カルパッチョ「学長の話ではお友達価格でやってもらってるそうだから、あんまり無理は言えないし…」
64 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/09/30(土) 22:38:53.42 ID:A0j7rhlU0
ペパロニ「でもあのネーミングはどうかなあ、P40がタコさんチーム、セモヴェンテがイヌさんチーム、
CV33がネズミさんチームって…」

カルパッチョ「いいじゃないの、可愛くて」

ペパロニ「でもなあ…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2回戦当日…

ケイ「ハーイ!みほ!しばらく!」

みほ「お久しぶりです!」

ケイ「今日はよろしくね!お互いフェアにいきましょう!」

みほ「はい!こちらこそよろしくお願いします!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ペパロニ「何がフェアだよ、よく言うぜ」

カルパッチョ「でも、サンダースの隊長ってそんな卑怯な小細工するような人には見えないけど…」

みほ「うん、前に何度か会ったことがあるけど、曲がったことが大嫌いでいつもフェアプレーを心掛けてる人で…」

カルパッチョ「じゃああれは一体…」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 17:17:46.79 ID:IiZ07PRtO
>>62

そこは大洗の得意技紛失届で何とかならんかな。
自分達の高校は無くなってしまうが、自分達が戦った証だけは
残したくて、自分達に近い境遇のアンツィオに戦車を無償提供
する事にしたとか。
66 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/02(月) 23:28:35.91 ID:vgHPtcKp0
チーム編成

アンツィオ高校

・P40 1輌(みほ・カルパッチョ搭乗のフラッグ車)

・M41セモヴェンテ 3輌

・CV33改・ソロサーンS18・20mm対戦車ライフル搭載モデル 3輌

・CV33 13mm単装機銃搭載モデル 3輌


サンダース大学付属高校

・M4シャーマン 75mm砲搭載モデル 3輌(うち1輌はケイ搭乗の指揮車)

・M4A3シャーマン 長砲身75mm砲搭載モデル 3輌

・M4A1シャーマン後期型 76mm砲搭載モデル 3輌(うち1輌はアリサ搭乗のフラッグ車)

・シャーマン・ファイアフライ 1輌(ナオミ搭乗)
67 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/02(月) 23:49:22.34 ID:vgHPtcKp0
『試合開始!』

カルパッチョ「で、どうしましょう?」

みほ「まだ向こうが何か仕掛けをしているとは断言できません。注意しつつ、当初の予定通りにいきましょう」

カルパッチョ「了解しました、しかし、ドイツ式の3人乗り砲塔に慣れてると、P40みたいな車長が砲手を兼ねる
イタリア式の2人乗り砲塔はやり難くありません?」

みほ「いえ、小さい頃に乗ってたU号戦車を思い出します。これはこれで慣れてますから」

カルパッチョ「そういえばお宅に自家用戦車があるんでしたね…」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 16:38:48.65 ID:8toYbZlgO
すいません、シャーマンに75ミリ長砲身のありましたっけ?
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 19:17:04.88 ID:nHx+GetC0
一応イスラエルのスーパーシャーマンがあるけど戦後だからルール的にアウト
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 19:23:04.22 ID:kKneAeJn0
A3は無印と比べたら長めじゃなかったっけ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 20:46:56.71 ID:JVGi+R4Co
M3中戦車にはM2戦車砲(28.5口径75mm)M3戦車砲(37.5口径75mm)の2種あったけど
M4中戦車の75mm砲は全シリーズM3戦車砲で違いは無かったと思う
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 10:19:56.75 ID:ziye0caeo
保守
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 15:09:59.80 ID:LisypkZL0
調べてみたらP40からP43へと発展型があったらしい
主砲は計画であるが75mm長砲身か90mm砲搭載予定だったらしい
74 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/07(土) 21:12:03.72 ID:rE1bnlyq0
アリサ「隊長、意見具申願います。図上C47・B24地点は待ち伏せに最適です。ナオミと長砲身を向かわせて
ください、恐らくセモヴェンテが隠れているはずです」

ケイ「なに?また女の勘ってやつ?」

アリサ「はい、あと状況分析の結果です」

ケイ「いいわ、ナオミ!7号車連れて先行して!」

ナオミ「イエス、マム」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ファイアフライ車長子「ねえ、前回の試合もそうだったけど…」

ナオミ「ああ、わかってる。アリサのやつ…」
75 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/07(土) 21:20:09.08 ID:rE1bnlyq0
モブ子A「こちらカーネ・ドゥエ(イヌさん2号)!ファイアフライにやられました!位置がバレてます!」

カルパッチョ「これって一体…」

みほ「まさか…!CQ、ブレイク!繰り返します!CQ、ブレイク!」

モブ子B「これってなんだっけ?」

モブ子C「無電封鎖の合図だよ、次の指令が来るまで交信すんなってやつ」
76 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/07(土) 21:27:04.31 ID:rE1bnlyq0
カルパッチョ「どうしたんですか?急に無電封鎖なんて…」

みほ「双眼鏡で8時の方向を見てください」

カルパッチョ「あら?何か風船みたいなのが上がって…」

みほ「おそらく無線傍受装置の空中アンテナです」

カルパッチョ「それって反則じゃ…!」

みほ「いえ、ルールブックには明記されてません」

カルパッチョ「でも卑怯じゃないですか!たかちゃんたちもそれで…!」
77 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/07(土) 21:39:56.85 ID:rE1bnlyq0
Si子「ねえペパロニ姐さん、なんか変な風船みたいなの上がってるんすけど」

ペパロニ「あー?どれどれ、ああっ!まさか無線傍受装置!?」

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カルパッチョ「どうします?一番近くにいるのはペパロニさんたちですが…」

みほ「これは逆にチャンスかもしれません。相手はまだこちらが傍受に気付いていないと思ってるかもしれません、
各自が持ってる携帯端末のメールで通信して…」

カルパッチョ「そうか!無線でニセ情報を流してやれば…!」

みほ「はい、うまくいけば敵の動きを操ることができるかも…」

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ペパロニ「おい!機銃のマガジンを曳光弾のやつに替えろ!あと対空機銃架を出せ!」

Si子「そんなのなんにするんすかあ?」

ペパロニ「いいから手伝え!機関銃を外すぞ!」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/07(土) 21:46:21.31 ID:d5Z2lR7Y0
ほう、対戦車ライフルで気球を撃ち落すのか
20mmだし機銃架付きなら落とせるな
79 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/07(土) 21:49:29.75 ID:rE1bnlyq0
カルパッチョ「じゃあ、その旨を一斉送信で…あっ」

みほ「あっ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ペパロニ「これでも喰らえええええっ!」

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みほ「う…撃ち落としちゃったんだ…」

ペパロニ「へっ、ざまあみろバーカ。対空機銃架って初めて使ったけど、意外と当たるもんだな。おーい、
みんな、もう無線機使っても大丈夫だぞー」

みほ「…」

カルパッチョ「…」

ペパロニ「あ、あれ?なんかまずかったかな?」

カルパッチョ「ペパロニさん、今度から何かやる時は一言断ってからにしてね?」
80 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/07(土) 21:58:25.54 ID:rE1bnlyq0
アリサ「ぎゃああああっ!傍受装置が!傍受装置が!高かったのに!」

ヘルメッ子「ええっ!?あれって自腹だったんですか!?」

アリサ「当たり前でしょ!あんなの隊長が許してくれるわけないじゃないの!」

ヘルメッ子「無許可だったんだ…」

操縦士「知ーらないっと」
81 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/10/08(日) 07:45:56.44 ID:2HG/Iymb0

アリサはどっちにしろ反省会か……
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 07:49:26.27 ID:2kRYA1Wjo
>>81
宣伝ですか?ご苦労さまです
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 09:28:26.04 ID:2fgFK2PwO
さようなら!忘れない!!(たぶん)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 09:50:09.41 ID:sSGiV+/no
メール作戦失敗のうえに対戦車ライフルがバレたペパはBBC(ボコブートキャンプ)だな
85 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/09(月) 23:57:26.51 ID:GjT8yebS0
みほ「や…やっぱり当初の段取り通りで…」

カルパッチョ「そ…そうですね…、でも、あのファイアフライは要注意ですね」

みほ「はい、ファイアフライの17ポンド砲はジャイロスタビライザーが付いてないから動目標射撃や
行進間射撃は難しいんですが、あんな長距離での精密射撃を決められるなんて、砲手はただ者じゃないようです」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 18:41:07.70 ID:zr092BxD0
>>84 そばかすを取る手術を無麻酔で施されるアリサに比べればマシ
87 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/13(金) 22:27:10.57 ID:q5r8uehg0
ケイ「ちょっとアリサ!どうしたの!」

アリサ「いっ…いえ!なんでもありません!」

ケイ「なんでもないわけないでしょ!隠してることあるんじゃない!?」

アリサ「いや…あの…」

ケイ「怒りださないうちに言いなさい!」

アリサ「もう怒ってるじゃないの…あの…実は…」
88 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/13(金) 22:37:03.29 ID:q5r8uehg0
ケイ「はぁぁぁ!?無線傍受装置!?あんた、まさか1回戦でも…」

アリサ「…はい、使ってました…」

ケイ「ああもう!アンジーたちになんて言えば…!済んだことは仕方ないわ。ナオミ、聞こえたでしょ?
作戦続行よ、引き続き7号と共に敵フラッグ車のサーチを続けて。4号と3号を増援に廻すわ。アリサも
当初の作戦に戻って。5号と9号を直援に向かわせるからそれまでなんとか持ちこたえてね。あと、試合
が終わったら顔貸してね?話があるから」

アリサ「ひぃぃぃ…了解です…」
89 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/13(金) 22:50:39.28 ID:q5r8uehg0
みほ「ぞろぞろ作戦、再開です!」

ペパロニ「よーし!いくぜ!」

カルパッチョ「ペパロニさん、手順ちゃんと覚えてる?」

ペパロニ「大丈夫だって、みほ姐とセモヴェンテ1号が囮になってる間にCV33チームと2輌のセモヴェンテが敵フラッグ車を索敵、殲滅だろ?」

みほ「うまくいけばいいけど…、セモヴェンテは既に1輌やられてるし…」

カルパッチョ「でも、この戦力でとれる最良の戦術だと思います。無線傍受もなくなったことだし、純粋な実力勝負ですよ」

みほ「はい、カルパッチョさんのお友達の敵を討たないと…」

カルパッチョ「隊長…」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 11:55:05.55 ID:XI2H4Dqjo
91 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/15(日) 22:35:16.59 ID:NBNJ5W5R0
ペパロニ「見つけたぁぁぁ!敵フラッグ車発見!CV33全車集まれぇぇぇ!えーっと、場所は…
ああもう!地図じゃわかんねえよ!信号弾撃ち上げるからそれ目印に集合!」

「了解!」「了解!」「了解っす!」

アリサ「ひぃぃぃっ!見つかった!」

ヘルメッ子「豆戦車、後方と側面より2輌、いや4輌!どんどん増えます!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ケイ「なんか信号弾がいっぱい上がってすごく賑やかになってるんだけど…」

ナオミ「アリサのやつ、見つかったな」

ケイ「私もそっちに行くわ。ナオミは引き続きフラッグ車をお願い」

ナオミ「イエス、マム」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 00:57:20.35 ID:QImWc150o
期待
93 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/18(水) 22:17:08.29 ID:9kcMduL10
ナオミ「こちらファイアフライ、敵フラッグ車発見、これより追撃に移る」

ケイ「了解!今4号と3号がそっちに向かってるわ」

ナオミ「いや、多分間に合わないと思う。ここからは私があいつを仕留めるのが早いかアリサがやられるのが早いか競争になる。
以上、交信終わり」

ケイ「あ、ちょっと!ああもう!あいつもアリサとは違う方向に問題児なんだから!」
94 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/18(水) 22:31:58.32 ID:9kcMduL10
モブ子「わぁぁぁ!こちらカーネ・ウーノ(イヌさん1号)!やられました!例のファイアフライです!」

カルパッチョ「最後の直援がやられて単騎になっちゃいましたよ!」

みほ「可能な限りランダムにジグザグ走行!なんとかペパロニさんたちに合流できれば…!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ペパロニ「みほ姐たちが見つかった!早くあいつを仕留めないとヤバいぞ!」

ヘルメッ子「ひぃぃぃっ!あっち行けぇぇ!」

アリサ「落ち着いて!20mm対戦車ライフルの貫通力は近距離でも40mm鋼鈑が限度よ!後方に回り込まれない限り、
前面や側面は絶対貫かれないわ!」
95 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/18(水) 22:42:50.88 ID:9kcMduL10
Si子「ペパロニ姐さん!あいつケツを向けないっすよ!」

ペパロニ「うーん…、13mmや20mmで貫けるとこは後方のあそこだけなんだが…」

アリサ「ああもう!増援まだー!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カルパッチョ「34口径でこの距離で、なおかつ動きながらじゃ隊長の腕でも無理ですよ!」

みほ「命中は無理でも、なんとか牽制できれば…!」

ナオミ「ふん、そんな狼狽え弾など…!」
96 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/18(水) 22:57:07.78 ID:9kcMduL10
ペパロニ「そうだ!無理に貫通させることなかったんだよ!全車、やつの右に回り込め!目標、右の起動輪!」

アリサ「なに!?なんなの!?」

ヘルメッ子「敵火力、右の足回りに集中してます!」

アリサ「履帯の切断を狙ってるの!?撃ちまくって近付けないで!」

砲手「速過ぎて無理です!それに距離が近過ぎます!」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 12:03:07.06 ID:90IL4nkTo
ポキポキ作戦期待
98 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/22(日) 20:51:48.21 ID:MvP9RLFl0
ナオミ(この動き…、操縦士の腕前というより指示を出してる車長の手柄だな。でも、もう回避行動のパターンは読んだ)

ナオミ「停止!主砲の照準もらうぞ!」

みほ「ファイアフライが止まった…!最大戦速!あと煙幕散布!」

ナオミ「もう遅い。ONE SHOT…」
99 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/22(日) 20:59:56.62 ID:MvP9RLFl0
アリサ「ひぃぃぃっ!今度はなによ!」

ヘルメッ子「起動輪が脱落しました…。修理不能の擱座判定が出てます…」

アリサ「がぁぁぁぁっ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ナオミ「…ONE KILL!」

みほ「きゃああああ!」

カルパッチョ「大丈夫ですか!?」

みほ「私は大丈夫!みんなは平気!?」

カルパッチョ「はい!でも戦車が…」

みほ「ああ…」

『サンダース大学付属高校フラッグ車、走行不能!』

『アンツィオ高校フラッグ車、行動不能!』
100 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/22(日) 21:09:49.62 ID:MvP9RLFl0
『ただ今、競技本部で協議中です。しばらくお待ちください』


ペパロニ「どっ…どうなったんだ?」

アリサ「神様神様神様神様…」


『協議の結果、勝者、アンツィオ高校!』

ペパロニ「ぃやったああああ!」

アリサ「お…終わった…、いろんな意味で私は終わった…あは…あははは…」

ヘルメッ子「ちょっと!しっかりしてください!」

みほ「か…勝ったの…?」

カルパッチョ「はい!薄氷の勝利でしたが我々の勝ちです!」

ナオミ「遅かったのはこっちだったか…」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 02:47:27.47 ID:tV3QCSdno
遅くなったけど乙ー
続きも期待
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/23(月) 23:39:48.47 ID:iri3BHMk0
乙です

何とかギリギリの勝利、でも試合内容でハード面では完敗ですよね
重戦車・自走砲・豆戦車というアンバランスな編成をせざる負えないアンツィオの現状
P40の強化はともかく数を揃えるのは無理だから、漫画版のM13/40といった中戦車があればみほの戦術の幅が増えると思うのだが…
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 18:12:04.91 ID:vLkQk3ES0
次は恐らくプラウダ戦だろうからM13/40ではキツいだろうな
M15/42ならチハ改とほぼ同性能だから何とかなるかもしれないけど
中戦車も2〜3両は欲しいけどアンツィオに揃えられる資金はないしセモヴェンテも短砲身でプラウダ相手に火力不足は深刻だなぁ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 21:15:05.60 ID:0YT+KpBy0
イタリアはWW2以前にもスヴォーロフに制圧されたりしてるから心配
105 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/24(火) 21:23:09.53 ID:6sKZutZy0
ケイ「準決勝進出おめでとう!完全に私たちの負けだわ」

みほ「いえそんな…、運が良かったようなもので…」

ケイ「運を呼び寄せるのも実力のうちだって!勝ったんだからもっと胸を張りなさいよ!」

ペパロニ「そうそう!あっちの隊長さんの言う通りだって!」

ケイ「それと、無線傍受については謝罪するわ。本当にごめんなさい、これは隊長である私の監督不行き届きだわ…」

みほ「いえ、もう済んだことですし…」

カルパッチョ「そうですよ、それに謝るなら私たちよりたかちゃん…大洗の人たちに…」

ケイ「そうね…、アンジーたちに会わせる顔がないわ…」
106 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/24(火) 21:28:55.84 ID:6sKZutZy0
ペパロニ「おっと、用意できたみたいだぜ」

みほ「あの…、よかったら一緒にお食事いかがですか?」

ケイ「これこれ!これ楽しみにしてたのよ!アンツィオとの試合だと勝っても負けてもこれがあるから!
アリサ!たっぷり栄養つけといてね!反省会はかなりカロリーを使うと思うから」

アリサ「うぐぅっ…」

ナオミ「…」
107 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/24(火) 21:36:11.06 ID:6sKZutZy0
ケイ「あら?このピザいいわね。ピザといえばアメリカ風のもちもちしたやつの方が好きだったけど、
イタリア式のカリカリのやつも悪くないわね」

ペパロニ「だろ?ウチのナポリ風ピザは日本一だって!」

ダージリン「こんな言葉をご存知かしら?『美味しい食べ物に国境はない』」

ローズヒップ「孫文ですわね」

ケイ「…誰?」

みほ「あの…ケイさんたちの関係者じゃないんですか?普通に混じってたからてっきりサンダースの人かと…」

ケイ「いや、全然知らない人」
108 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/24(火) 21:44:52.45 ID:6sKZutZy0
オレンジペコ「ダージリン様!ローズヒップさん!何やってるんですか!」

アッサム「他所様のお食事に紛れ込むなんてさもしい真似はやめてください!」

ダージリン「いや、あんまり美味しそうだったものだからつい…」

ローズヒップ「だってー、聖グロの普段のお食事ってアレなもんですからー、ねえ?」

ダージリン「ねえ?」

アッサム「『ねえ?』じゃありません」

オレンジペコ「ほら、お2人とも帰りますよ?本当に申し訳ありませんでした。お騒がせしました」

ローズヒップ「タッパー持ってくれば良かったですわー」

ペパロニ「何だったんだ今の…」

みほ「あはは…」
109 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/24(火) 21:59:55.76 ID:6sKZutZy0
第4話終、次回第5話「プラウダ高校との準決勝です!」に続く。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 23:47:54.80 ID:8gxaYi8MO
ダー様出番無いのかw
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 11:02:18.55 ID:+0DbDRUZo
聖グロとの練習試合?
そんなものをやる弾薬も燃料もウチにはありませんっ!!
112 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/25(水) 21:46:51.21 ID:OmhiYP7n0
2回戦から数日後、アンツィオ高校の学園艦


カルパッチョ「隊長、お客さんですよ」

みほ「え?」

ケイ「ハーイ!みほ、しばらく!」

みほ「ケイさん、どうしたんですか?」

ケイ「隊長同士、ちょっと話があってね、少し時間をもらえる?」

みほ「はい、それはいいんですが…」

ペパロニ「なあ、サンダースの隊長、何しに来たのかな?」

カルパッチョ「さあ…」
113 : ◆e6ps/CejpA :2017/10/25(水) 21:59:36.27 ID:OmhiYP7n0
ケイ「早速だけど、この写真見て欲しいの」

みほ「これ…M5軽戦車ですか?」

ケイ「そう、M3スチュアート改、M5軽戦車よ。これを2輌、ウチからアンツィオに提供する用意があるわ」

みほ「ええっ!?」

ケイ「学校同士の戦車のやり取りは禁止されてるから、書類上はスクラップとしてあなたのお父さまの会社に払い下げられた
ものを、再生してアンツィオに売ったってことになるわね。まあ、ウチはM4シャーマンが中心で、M5なんて置いといても
射撃の的か、ジャンクヤードで錆の塊になるのを待つだけだったからね」

みほ「でも、どうして…」
114 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/25(水) 22:23:25.21 ID:OmhiYP7n0
ケイ「それに関して、ちょっと嫌な事情があってね…。あなたのお母さまが西住流の家元になるのが
気に入らない人たち…、つまりあなたを黒森峰から追い出した人たちが絡んでるのよ」

みほ「それって、どういう…」

ケイ「簡単に言えば、嫌がらせね。あなたたちが強くなって、黒森峰の優勝を脅かすようなことになれば、
あなたのお姉さん、ひいてはお母さまが困ったことになるだろうってね」

みほ「…」

ケイ「私もこの前の借りを返したかったってのもあったけど、裏でこんな嫌なことが動いてるとなると…、
でも、サンダースのOGの中に西住流の門下の人がいて、その人の義理から頼まれて…」

みほ「お父さ…父はなんて言ってるんですか?」

ケイ「社長さんは『みほの判断に任せる』って…、確かに今のあなたたちには戦力の増強が必要だけど、
裏でこんな思惑が動いてるとなると…。どうする?断ることも出来るけど…」

みほ「いえ、申し出を受けます」

ケイ「いいの?あなたを陥れた人たちの思惑にはまることになるけど…」

みほ「今、みんなすごく喜んでるんです、『初めて2回戦突破できた』って…、みんなの努力の成果なのに、
みんな私の手柄だって言ってくれて…、だから、この先勝つためなら、私の感情なんて…」

ケイ「本当にいいのね?」

みほ「はい、よろしくお願いします」
115 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/25(水) 22:34:25.18 ID:OmhiYP7n0
ケイ「わかったわ、じゃあそのように手配するから。はあ…、前の大会のこともあるし、何かみほの力になれたらって
思ってたけど、こんなことになるなんて…」

みほ「いいんです。本当にありがとうございます、戦力アップに協力してもらって、その上こんなに気を遣ってもらって…」

ケイ「助けに来ておいて、逆に励まされたみたいね。何やってんだか…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


熊本・西住家

菊代「奥様、みほお嬢さまは例の申し出をお受けになられるようです」

しほ「そう…」

菊代「あの…、今回の件に関して、旦那様は何と仰ってるんでしょうか…?」

しほ「常夫さんは、『みほの判断に任せる』とだけ…」

菊代「そうですか…」
116 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/25(水) 22:45:30.29 ID:OmhiYP7n0
しほ「常夫さんに叱られたわ…、『これ以上大人の派閥争いに娘たちを巻き込むな』って…、その通りね…」

菊代「奥様…」

しほ「怒鳴りつけられて叱られるなんて何年振りかしら…、まったく、私を怒鳴りつけるなんてダーリンだけだわ…」

菊代「…ダーリン?」

しほ「あっ」

菊代「あの…、夫婦仲がいいのは結構なことですけど、いい齢こいてダーリンはちょっと引きます」

しほ「…忘れなさい、あと、誰かに漏らしたらタダじゃおかないから」

菊代「後学のために聞きますけど、旦那様がダーリンなら、奥様はハニーなんでしょうか」

しほ「…後で憶えときなさい」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:25:32.22 ID:9U2UXQUho
やっぱりおケイさんは女神だな
おケイさん!俺だ!結婚してくれ!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 01:44:46.84 ID:0kr8N0Kqo
乙ー
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 14:51:19.91 ID:LCQLqRksO

菊代さん強えw
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 05:50:15.09 ID:DTfumShMP
旦那様がダーリンなら しほさんはサマンサだな(50脳
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 13:26:11.17 ID:ey51M1B40
ダーリンと呼んでくれるなら、こちらからはラムと呼ぶ(サンデー脳)
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/28(土) 15:15:18.35 ID:xPBP1ImM0
おケイさん、良い人だなぁ
軽戦車とはいえM5が2両追加で戦力は向上しましたね
とはいえ次戦が原作どおりなら雪原、セモヴェンテもCVも履帯幅が狭いから機動力が低下しそうだけど大丈夫かな?
あとは火力かぁ…セモヴェンテが長砲身の75/34ならT-34に通用しそうだけど、短砲身のままだとキツそうだ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 17:52:51.12 ID:T09CdTxT0
両方ともダーリンです(英語圏)
124 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/28(土) 22:33:10.54 ID:Mne1IYDy0
津軽海峡・プラウダ高校の学園艦


ノンナ「同志カチューシャ、アンツィオ高校が2回戦に勝利しました。準決勝の相手はあそこです」

カチューシャ「うん…」

ノンナ「カチューシャ、やはりまだ西住みほさんのことを気にしているようですね。あれはカチューシャの責任ではなく運営側の…」

カチューシャ「気にしてるのはそこじゃないわ…、隊長だったら…いや、戦車に乗ってる人間だったら誰でも…、ノンナ、あなたも
考えたことがあるはずよ、自分が彼女と同じ立場だったらどうするかってね…」

ノンナ「…」

カチューシャ「仲間を助けることを選択すれば、ただ試合に負けるだけではなく全てを失う。いままで積み上げてきた全てをね。
事実、彼女は自分の故郷を追われるような目に遭ったわ」
125 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/28(土) 22:48:35.58 ID:Mne1IYDy0
カチューシャ「もし、あの時仲間を見捨てていたとしても、不幸な偶然として自身は責任を問われなかったと思うわ。
カチューシャがもしもあの立場にいたら、仲間を見捨てていたかもしれない、それも、勝利のためではなく保身のため
にね…。そう思うと…」

ノンナ「同志カチューシャはそんな人物ではありません。それは私が一番よく知っています。カチューシャも必ず同志を
救う選択をしたはずです、その上で勝利を掴むことが出来る人です」

カチューシャ「買い被らないでよ…、あたしはそんな器用な人間じゃないわ…」
126 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/28(土) 23:04:22.02 ID:Mne1IYDy0
カチューシャ「とにかく、借りは返さないとね。知ってるでしょ?あたしが良い借りも悪い借りも必ず返すってこと」

ノンナ「はい、よく知ってます」

カチューシャ「だったらやることはわかってるわね?」

ノンナ「はい、作戦会議の招集ですね。向こうは新しい戦車が2輌、追加で配備されたとのことです。その対策も協議しましょう」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


再びアンツィオ高校


ペパロニ「よーし!新しい戦車も来たことだし、準決勝もがんばるぞー!」

Si子「それにしては、隊長なんか元気ないっすねえ」

カルパッチョ「隊長、またお客さんですよ」

みほ「お客さん?」

菊代「お嬢さま…」

みほ「菊代さん…」
127 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/29(日) 21:44:39.76 ID:zJi3p65n0
菊代「みほお嬢さま、先日行われた臨時の一門会の決定をお伝えするために参りました」

みほ「…」

菊代「あの…、奥様を家元に推す方々の力が、それに反対する方々の発言を抑える結果となりました。奥様の家元就任はもはや動かないでしょう」

みほ「そうですか…」

菊代「ですが、その折衝の間、奥様を推す方々と、そうでない方々の間である種の妥協が成立しまして…」

みほ「えっ?」
128 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/29(日) 21:57:02.61 ID:zJi3p65n0
菊代「…申し上げ難いのですが、反主流派の方々は、いままでの混乱の責任はみほお嬢さまにあることにして、
奥様を推す方々もそれで納まるのならと…」

みほ「それって、どういう…」

菊代「今後、みほお嬢さまはこの大会で一度でも負けることがあれば、西住流の一門から破門、西住の家も勘当されるということに…」

みほ「…それは、母の意思なんですか?」

菊代「それは違います!奥様も旦那様もまほお嬢さまも、最後までみほお嬢さまを助けようとなさっていました!ですが、
一門会の決定を覆すことは出来ず…」

みほ「…」
129 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/29(日) 22:18:26.12 ID:zJi3p65n0
菊代「奥様と旦那様のお力で、サンダースからの増援車輌はなんとかそのまま使えるようになりました。あの…、
私に出来ることがあればなんでも仰ってください!このままでは、みほお嬢さまがあまりにも…」

みほ「いえ、私よりもお姉ちゃんの方をみてあげてください…。お姉ちゃん思い詰める性質だから、きっと今度の
ことも自分のせいみたいに感じてると思うから…」

菊代「みほお嬢さま…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ペパロニ「ひどい…ひど過ぎるよ…」

カルパッチョ「…」

みほ「2人とも、聞いてたんだ…」

カルパッチョ「ごめんなさい…、盗み聞きするつもりはなかったんだけど…」

みほ「みんなには内緒にしてね、心配かけるといけないから…」

カルパッチョ「どうするんですか?もしこの先負けたら…」

みほ「そうなったら、アンツィオもやめることになると思う。転校する前、お父さんとも話してたんだけど、国を出て、お父さんのいる
ドイツに行くことになると思う。向こうでお父さんの仕事を手伝いながら、技術系の高等専門学校に入ることになるんじゃないかな…。
小さい頃から、お母さんやお姉ちゃんみたいに戦車に乗るのもいいけど、お父さんみたいな技術の仕事もいいなって…、お父さんの話では、
世界中から生徒が集まってて、日本人も大勢いるからきっとうまくやっていけるだろうって…」

カルパッチョ「隊長は、本当にそれでいいんですか?」

みほ「…」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 12:12:03.30 ID:WG20jLhw0

権力は怖いわ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 20:20:28.39 ID:fGs2uBiHo
乙ー
132 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/30(月) 22:13:37.68 ID:DDEHU+Kd0
熊本・黒森峰女学園


アンチョビ「まほ、聞いたぞ。その…なんて言ったらいいのか…」

まほ「…もう知ってるのか」

アンチョビ「ああ、一門会には私の親類もいるからな」

まほ「また守ってやれなかったよ…。本当に何をやってるんだろうな、私もお母さまも…」

アンチョビ「…」
133 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/10/30(月) 22:32:49.63 ID:DDEHU+Kd0
アンチョビ「それで、これからどうするんだ?もし決勝戦でみほたちと当たったら…」

まほ「その時は全力で叩き潰すさ、一切手を抜かずにな」

アンチョビ「おい!」

まほ「考えてもみろ、もしもみほたちが勝ったらどうなると思う?あの節操のない連中のことだ、手の平を返して
今度はみほを後継者候補に担ぎ出すかもしれん。そうなったらみほは完全に籠の鳥にされてしまう。逆に我々が勝って
みほが勘当されたら、西住家の庇護を失ったとしてもみほは自由になれる。きっとお父さまが面倒を見てくれるだろう」

アンチョビ「お前はそれでいいのか?」

まほ「ああ、長女として生まれた時から覚悟はしてる。それに、今度こそみほを守ってやりたい。でも…」

アンチョビ「おっ…おい!」

まほ「頼む…しばらくこうさせておいてくれ…」

アンチョビ「…ハグだけだぞ?キスなんてされたらこっちが治まらなくなるからな?」

まほ「すまん…」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 22:41:09.84 ID:/dcy677zo
^〜乙
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 03:16:00.52 ID:bO3wTVyRo
乙ー
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/31(火) 04:14:39.19 ID:AZt45gOV0


まほチョビだと!?
137 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/02(木) 17:14:36.50 ID:tgfCjEdg0
八甲田山系・準決勝会場

みほ「プラウダとの準決勝…」

カルパッチョ「はい、隊長には因縁ある相手ですが…」

みほ「私のことは気にしないで」

カルパッチョ「ヴィンターケッテ…、雪上走行用の履帯アタッチメントを装着してますが、それでも機動力の低下は否めないですね…」

ペパロニ「おいそこ!何やってんだよ!セルモーターは回した時間より長く休ませるのが寒冷地での鉄則だろ!バッテリー上がるぞ!
寒空の下で手動クランク回してえのか!」

モブ子A「なんかペパロニ姐さんピリピリしてんなあ」

モブ子B「どうしたんだろ」

カルパッチョ「ちょっと、ペパロニさん…」

ペパロニ「ごめん…、でも、負けたらみほ姐いなくなるかもしれないってのにあいつら緊張感ねえから…」

みほ「…」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 23:51:46.13 ID:PItuH0fRo
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 00:26:28.14 ID:gtsLCtrjO
頑張れ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 23:03:22.81 ID:Zh+fXH6jO
乙です!
141 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/03(金) 23:14:38.40 ID:HfsLfZaj0
カルパッチョ「でも、M5軽戦車と一緒に自前の新兵器も間に合ったから」

ペパロニ「そうだな、CV33改・80mm多連装ロケットランチャー搭載型!」

カルパッチョ「第2次大戦の末期、イタリア降伏後にドイツ軍が接収したCV33をベースに試作した火力支援型ですね。
鹵獲されたフランスのルノー牽引車やロレーヌ牽引車でも同様の車輌が製作されています。実車と違って直接照準で水平射
できるように改良してあります」

みほ「うん、でも危険だから車外に出ての再装填は禁止で、装填してあるロケット弾を撃ち尽くしたらそれでおしまいなのが…」

ペパロニ「使いどころをよく見て使わないとな」
142 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/03(金) 23:30:37.23 ID:HfsLfZaj0
カルパッチョ「あっ、プラウダ高校のトラックがこっちに…」

みほ「たぶん隊長の挨拶だと思います」

カチューシャ「久しぶりね、今日はよろしく頼むわ」

みほ「はい!こちらこそよろしくお願いします!」

カチューシャ「あなたも聞いてるでしょ?黒森峰が聖グロに勝って決勝進出を決めたわ。この試合であなたに勝って、
次の試合であなたの姉に勝つ。去年の優勝がツキに恵まれただけのまぐれだったなんてもう誰にも言わせないんだから!」

みほ「…」

カチューシャ「…それと、去年の試合は、こっちとしても不本意な勝ち方だったわ。それだけ言っておきたくて…」

みほ「いえそんな…、この試合、お互い頑張りましょう!」

カチューシャ「期待してるわ!失望させないでね!」

みほ「はい!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カルパッチョ「隊長、どうしました?」

みほ「いや、去年の試合、勝ったプラウダの人たちもいろいろあったんだなあって…」

ペパロニ「本当に人がいいなあ」
143 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/03(金) 23:51:07.24 ID:HfsLfZaj0
『試合開始!』


チーム編成

アンツィオ高校

・P40 1輌(みほ・カルパッチョ搭乗のフラッグ車)

・CV33・20mm対戦車ライフル搭載型 5輌(うち1輌はペパロニ搭乗の副隊長車)

・CV33・80mm多連装ロケットランチャー搭載型 3輌

・CV33・13mm単装機銃搭載型 5輌

・M41セモヴェンテ 4輌

・M5軽戦車 2輌

プラウダ高校

・T-34/85 5輌(うち1輌はカチューシャ搭乗の指揮車)

・T-34/76 13輌(うち1輌はフラッグ車)

・IS-2 1輌(ノンナ搭乗の副隊長車)

・KV-2 1輌
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 00:58:33.49 ID:hkFKri9UO
え、20両?
準決勝での車両数は15両までのはず
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 12:33:12.52 ID:P48IVuRVo
乙ー
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 15:54:40.76 ID:IdTsv+Qmo
デコイだから問題ないさ
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/04(土) 20:25:28.77 ID:6sORnHnR0
146 デコイ吹雪で倒れそう
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 20:29:21.36 ID:3PYIZCaO0
この20両になってしまったのも役人の仕業ってやつなんだよ!!
149 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/04(土) 21:33:20.72 ID:C4s40Tcm0
申し訳ありません、素で勘違いしてました。この世界では準決勝から20輌OKってことで…
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 10:39:33.23 ID:6GDhUoGSO
>>133
こっち(意味深)
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/05(日) 22:01:58.91 ID:tSuijlLh0
『アンツィオ高校、プラウダ高校。
 戦車道試合規則2-02、制限車輌数違反により両校とも失格!
 よって、第63回戦車道全国高校生大会優勝は黒森峰女学園!!』
152 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/05(日) 22:59:53.81 ID:AEj7m12K0
カルパッチョ「でも、さっきのペパロニさんの言葉じゃありませんが、なんかみんな浮足立ってるような気が…」

みほ「うん、それは私も感じてた…」

カルパッチョ「みんな、毎回出ると負けだったのが準決勝まで来ちゃいましたからね、舞い上がるのも無理ないと思います。
隊長、やっぱりご自身の進退のことをみんなに伝えた方がいいんじゃ…」

みほ「いや、これはやっぱり私個人のことだし、みんなには楽しんで戦車道やって欲しいから…、もし負けたとしても、
それで私が出ていくことを気に病んで欲しくないし…」

カルパッチョ「隊長…」
153 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/09(木) 22:10:49.54 ID:2bAj2t1G0
モブ子A「T-34/76、2輌、いや3輌接近!真正面から来ます!」

モブ子B「よーし!囲め囲め!」

モブ子C「やっちまえー!」

ペパロニ「おいこら!お前ら先走るなあ!」

みほ「いけない!それは…!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ノンナ「同志カチューシャ、敵主力が囮に食いついたようです」

カチューシャ「そう、彼女が指揮を執ってるにしては冴えないわね。ちょっとガッカリだわ」

ノンナ「彼女の常に仲間を思いやり気を配るという指揮官としての姿勢ですが、規律を重んじる黒森峰ではそれなりにプラスに
働いていましたが、規律の緩いアンツィオでは逆に隊員たちの甘えを誘発しているようですね。思わぬ連勝を重ねたこともあって、
浮足立って上手く統率が取れていないように見えます」

カチューシャ「それにしても、やはり軽戦車・豆戦車の機動力を活かした群狼戦術できたわね」

ノンナ「はい、サンダースとの試合でもそうでした。あの戦力では唯一にして最良の選択です。戦術思想としてはボンプルあたりの
やり方に近いですが、こちらの方が完成度が高いようですね。流石は西住流といったところでしょうか」

カチューシャ「とにかくまだ油断はできないわ」
154 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/09(木) 22:56:34.90 ID:2bAj2t1G0
モブ子D「あ…あれ?あんなとこに…わぁっ!」

モブ子E「こちらカーネプロチョーネ・ドゥエ(タヌキさん2号・M5軽戦車)!やられました!待ち伏せです!」

みほ「ああっ!やっぱり!」

ペパロニ「だから言ったろうがぁっ!」

カルパッチョ「隊長!囲まれてます!」
155 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/09(木) 23:19:26.12 ID:2bAj2t1G0
みほ「まだ完全に囲まれてはいません!二手に分かれて脱出します!偶数号車は北へ!奇数号車はフラッグ車とともに東へ!」

「了解!」「了解!」「了解です!」「了解しました!」

ペパロニ「撃てぇ!撃ちまくって牽制しろ!必ず当てる必要はねえぞ!ビビらせるだけでいい!」
156 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/11(土) 23:23:58.33 ID:ssK/u4fO0
「おい!あそこにでっかい倉庫みたいなのあるぞ!」「あそこに逃げ込め!」「急げ急げ!」

みほ「だめ!建物なんかに逃げ込んだら!」

ペパロニ「おいよせ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ノンナ「同志カチューシャ、敵は全車輌が工場跡に逃げ込みました」

カチューシャ「悪手にも程があるわね、まったくミホーシャらしくないわ」

ノンナ「やはり上手く統率が執れていないようですね」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 23:32:07.94 ID:lqKwB+fIo
これでみほが勝っちゃう展開来たら流石に無理あるわ
158 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/11(土) 23:37:24.91 ID:ssK/u4fO0
カルパッチョ「こんなところに逃げ込んだら完全に逃げ場がなくなるのに…」

ペパロニ「あれ?あいつら撃ってこないぞ?」

みほ「撃ってこないんじゃなくて、撃つことが出来ないんです。中の状況がわからない状態で発砲したら、戦車から降りてる人に
当たるかもしれないし、建物が崩れたりするかもしれないし…」

カルパッチョ「でも隊長、このままでは…」

みほ「はい、このままじゃ、無気力試合ってことで判定負けに…」
159 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/12(日) 00:00:42.38 ID:x1SXnztA0
ノンナ「同志カチューシャ、どうしましょう?」

カチューシャ「ノンナ、こっちに来て。あと無線手、競技本部につないで」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カルパッチョ「隊長、本部の車が来ましたよ?」

香音「アンツィオ高校の皆さん、審判長の篠川です。入りますよ」

みほ「あの…何か…」

香音「プラウダ高校、並びに競技本部からの通達です、今から90分の間に建物から出て試合を再開しなければ、
その時点でプラウダ高校の判定勝ちになります。プラウダ高校からは、その間の修理・整備、並びに偵察行動は
自由にして構わないとのことです」

みほ「…わかりました」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 00:06:18.64 ID:03OHSpQBo
諦めなければ戦車は火砕ry・・・cv33はいけるか……?
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 23:08:01.28 ID:HYLZruGQo
遅くなったけど乙ー
162 : ◆e6ps/CejpA [sage saga]:2017/11/13(月) 22:26:01.38 ID:/zZSBDOc0
カルパッチョ「こちらの損害はセモヴェンテ・M5が各1輌、CV33・13mm機銃型が2輌、20mm対戦車ライフル型が1輌が撃破されました」

モブ子A「でもこっちもT-34/76を2輌やってます」

ペパロニ「ロケット弾は何発残ってる?」

モブ子B「6号車は全弾撃ち尽くしました」

モブ子C「7号車はあと2発です」

モブ子D「8号車は5発残ってます」
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