【安価・コンマ】旅立ち×新しい風×待ち受ける壁【H×H】

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59 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/05(木) 14:11:36.13 ID:Z0YgLb/Ho
<攻撃失敗! カウンターを受けた!>

<ダンに1ダメージ! 体力93/94>

情報屋のおっさん「おせえんだよッ!」ドガッ

ダン「がっ!」

情報屋のおっさん「こっちもなぁ……ハンターとか裏の社会の奴を相手に商売しているんだ」
           「これくらい強くなきゃ――」

ダン「なんだぁ? あのパンチはァ……眠くなっちまったぜ」

情報屋のおっさん「げッ!?」

ゴロツキ1「おいッ! 次は二人で行くぞ!」

ゴロツキ2「おう!」

<ゴロツキ1&2のターン>

ダン(二人がかりで殴りに来るだとォ!?)

ゴロツキーズ「うおおおおおおッ」

↓1【コンマ下二桁判定:37以下で回避&カウンター】
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 14:14:15.37 ID:CITHyv0BO
61 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/05(木) 14:17:59.38 ID:Z0YgLb/Ho
<やった! 回避成功&カウンター!>

ダン「殴り方が素人なんだよっ! おらッ」

ゴロツキ1「ひっ」

ゴロツキ2「うわっ」

↓1【どうやってカウンターする? やり方もあれば】
1ゴロツキ1だけを攻撃する
2ゴロツキ2だけを攻撃する
3どちらにも攻撃する
4その他
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 14:54:58.63 ID:j5e6k7nEo
勢いを利用して相討ちさせる
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 15:11:58.13 ID:qN3Xs3Vk0
合気道も使えるのか
64 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/05(木) 15:23:48.82 ID:Z0YgLb/Ho
ダン「ありさんとありさんが……」

バキッ

グシャアッ

ダン(勢いを利用して頭をぶつけてやるッ!)

<ゴロツキ1に55のダメージ! ゴロツキ1は頭がグシャリと潰れた! ダウン!>

<ゴロツキ2に1ダメージ! 体力?/?>

ダン「け……まだやんのか」

情報屋のおっさん「ひっ」

ゴロツキ2「やめようぜ……俺らの負けだぁ」

ダン「おい、おっさんら。もっかい聞くぜ。ハンターの仕事、探したいんだけどよ。どうすりゃいいの」

情報屋のおっさん「し、知らねぇ! ほんとに知らねぇんだ!」
           「ハンターの仕事の殆どは命かけてやる仕事ってんだから、ハンター同士のコミュニティでしか分からねーはずだ!」
           「これだけお強いんだ! 自分の実力で探してくれよなあ……」

ダン「ちッ……なんて奴らだ」

情報屋のおっさん「こ、これやるから見逃してくれ!」

<情報屋のおっさんはゴロツキ2のポケットから520Jを出し、ダンへと投げた!>

情報屋のおっさんとゴロツキ「「お、お助け〜!」」

ダン「……無駄足だったかあ。どうしよこれから」

【1日目終了】
65 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/05(木) 15:29:11.53 ID:Z0YgLb/Ho
<1日目終了時点でのステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンタ
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】520J
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺
66 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/05(木) 15:47:56.56 ID:Z0YgLb/Ho
【2日目】

ダン「昨日は酷い目にあっちまったなぁ」

ダン「ハンターの仕事探し、続けるべきかァ?」

ダン「それともできることがあるんなら――何か」

ダン「でもなぁ」

ダン「宿はライセンスがあれば無料で行けるんだが」

ダン「何をするにしてもやり方が分からねえ。それを知るまでがハンターへの道ってか」

ダン「今日は何をしようか」

↓1
1実力でハンターの仕事を斡旋してくれる場所を探す
2その他
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 15:50:00.83 ID:ExJsXWpnO
2
メルテアに連絡をとってみる
68 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/05(木) 16:13:22.74 ID:Z0YgLb/Ho
ダン「メルテアって奴に電話してみるか」

ダン「電話電話……あっそうだ! 俺、電話持ってないんだった!」

ダン「ちぇー金があればこんなことにはならなかったのに」

ダン「携帯電話もハンターの必需品ってことか……」
  「買い物に行く必要もあるな」

ダン「しょうがない。今回は公衆電話に頼るか」



ダン「あー、もしもし」

メルテア『はい。こちら大型幻獣ハンターのメルテア。貴方は?』

ダン「ダンだ。ダン=クラーケン。一昨日ハンター試験に合格した」

メルテア『ああ! 貴方ね。で、何で公衆電話からかけてきたわけ?』

ダン「それは――」

メルテア『――はぁ。理解はできないけど、分かった』
     『それで、ご用件は何?』

↓1【何か聞くこと、言うことはあるか】
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 17:41:34.31 ID:RXXrjW7x0
ハンター情報の登録や仕事を紹介してくれる場所をを教えてくれないか
70 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 00:13:40.63 ID:35t/xPzso
ダン「ハンター情報の登録の仕方。それと、仕事の斡旋をしてくれる場所を教えてくれ」

メルテア『登録? ああ、登録ってのは仕事をすればハンター専用サイトに勝手に登録されるよ』

ダン「そうか……なによりも先に仕事、か」

ダン「じゃあ、斡旋してくれる場所だ」

メルテア『斡旋所? ああ、教えても良いよ』

ダン「頼む!」

メルテア『エルカム市にある斡旋所はよく使わせてもらっている。ミンボ共和国の東、場所を教えるね』
     『でも――』

ダン「でも?」

メルテア『ま、いいわ。気にしなくていい。斡旋所には話を付けて置くから、明日いらっしゃい』

ダン「ありがとう」

メルテア『他に何かある?』

チャリン

ダン(げ、公衆電話だから金が必要だなあ)

520J→420J(公衆電話代)

↓1【何か聞くこと、言うことはあるか】
1話す内容
2ない
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 00:15:28.54 ID:UgCwImht0
2
72 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 00:31:34.76 ID:35t/xPzso
ダン「ない。ありがとう」

メルテア『じゃ、頑張ってね』

ダン「あんたは来ないのか」

メルテア『仕事だよ。だめだめ。自分の力で行きな』

?『師匠〜行きましょうよ〜』

メルテア『はいはい。じゃあね』ガチャ

ダン「ああ」

ダン「……ミンボ共和国東のエルカムか。今日は早く寝るか」

【2日目終了】
73 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 00:35:51.00 ID:35t/xPzso
<2日目終了時点でのステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンタ
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】420J
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺

【バッドステータス】空腹(2日目)
74 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 00:52:26.35 ID:35t/xPzso
【3日目】

――ミンボ共和国 エルカム市

ダン(人が多い上に蒸し暑い)

ダン(それと……)

ダン「腹減ったァ……」

ダン「しかしそれより先に斡旋所だ。確かあの町の裏手にある店の二階」

ダン「えーっと」




――斡旋所

斡旋所のおじさん「え〜〜〜とね〜〜〜〜君がねダン=クラーケンよね〜〜〜〜〜」

ダン「ああ」

斡旋所のおじさん「仕事〜〜〜〜〜? 3日前にハンターになった君が一人で出来る仕事〜〜〜〜?」
           「ダメだよ〜〜〜〜〜」

斡旋所のおねえさん「ダメね〜〜〜〜〜」

ダン「は!? ダメ!?」

斡旋所のおじさん「だってさァ〜〜〜〜死んじゃうよ〜〜〜〜〜一人でそんな仕事したら」

ダン「ダメってどういう意味だ!?」
75 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 00:58:39.20 ID:35t/xPzso
斡旋所のおじさん「だって〜〜〜〜まだキミ、”まだ”だろ?」

斡旋所のおねえさん「まだまだ〜〜〜〜〜」

ダン「まだってどういう意味だ!?」

斡旋所のおじさん「分かんないの〜〜〜〜?」
           「なおさらダメダメ〜〜〜〜〜」

ダン「だから! どういう意味だって!」

斡旋所のおじさん「ダメダメ〜〜〜〜〜」

ダン「……」

ダン「おい……」

ダン「教えろってンだろ」

斡旋所のおじさん「ダメ〜〜〜〜〜」

ダン「おい」
  「……ぶっ飛ばすぞ」

斡旋所のおじさん「……」

斡旋所のおじさん「じゃ、”これ”分かる?」

↓1【コンマ下二桁判定:39(才能)以下で”見える”】
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 01:00:17.12 ID:GVPPwdcmo
77 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 01:14:09.73 ID:35t/xPzso
ダン「? 見えるぞ」
  「ハートの形の……何かが」
  「これ、なんのドッキリ?」

斡旋所のおじさん「え」

斡旋所のおねえさん「え」
             「見えるの〜〜〜〜〜!?」

斡旋所のおじさん「えぇ〜〜〜〜〜」
           (合格時点のひよっこハンターが”念”を知覚できるの〜〜〜〜〜〜〜!?)

斡旋所のおじさん「え、え、でも君、”これ”が分からないんだよね〜〜〜〜?」

ダン「あ、ああ」

斡旋所のおじさん(これが100万人に1人の”逸材”ってやつかァ〜〜〜〜)
           (う〜〜〜ん。門前払いしてくれとメルテアちゃんに言われていたが……)

斡旋所のおばさん「困るわ〜〜〜〜〜困る困る」

ダン「俺がこれを見えちゃダメなのか?」

斡旋所のおじさん「ダメじゃないよ〜〜〜ダメダメ」

ダン「どっちだよ!!」

斡旋所のおじさん「う〜〜〜〜ん」

ダン(何だか知らないがこのおっさん達焦っているみたいだぞ)
  (最初は仕事を斡旋してやらないって言ってたけど、明らかに態度が変わった!)
  (これは……何か交渉できるかもしれない)

↓1【何か話す・交渉する?】
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 01:30:16.21 ID:6PV1Kcdmo
力仕事なら何でもやると主張
79 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 11:37:16.63 ID:35t/xPzso
寝落ちてたつづき
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 11:40:19.65 ID:8oy1joZ80
まてたよ
81 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 11:54:10.73 ID:35t/xPzso
ダン「力仕事なら得意だ。それなら何でもやれる」

斡旋所のおじさん「力仕事かァ〜〜〜〜」
           「そーいうコトじゃあないんだよねえ〜〜〜〜」

ダン「どういうことだ。さっきから話が見えてこないぞ」
  「それにあの手品みたいなやつ……ありゃあいったい」

斡旋所のおじさん「……う〜〜〜〜〜ん」

斡旋所のおじさん「アケミ、今から父さんメルテアちゃんに電話してくるから。ダン”くん”にお茶でも出してあげて」

斡旋所のおねえさん→アケミ「は〜〜〜〜い」

斡旋所のおじさん「ダンくん。君はそこで待ってて」

ダン(待遇が変わった? 俺、何かしたのか?)



斡旋所のおじさん「ただいま」

アケミ「おかえりなさいパパ〜〜〜〜〜」
    「で、何て言ってたの?」

斡旋所のおじさん「……まずはね、ダンくん。メルテアちゃんに代わって、僕は君に聞きたいことがある」

ダン「なんだ?」

斡旋所のおじさん「君はメルテアちゃんに『稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンターになりたい』と言ったそうだね」

ダン「ああ」

斡旋所のおじさん「君は……幻獣・魔獣が生きている死んでいるにかかわらず、市場で高額に取引されているのは知っているかな」

ダン「もちろん。俺はオークションの用心棒もしていたことがある。いやなほど見ていたさ」

斡旋所のおじさん「そうか」
           「じゃあ――さらに聞いていくよ」
82 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 12:02:43.15 ID:35t/xPzso
斡旋所のおじさん「幻獣や魔獣の保護の大部分がハンターの自己負担で賄われていることを知っているかな?」

ダン「い、いや今知った」

斡旋所のおじさん「幻獣の保護は国で奨励される行為ではあるが、その一方で報酬はハンターの仕事の中でもかなり少ない」
           「これは”慈善活動”なんだ」
           「幻獣の身体の一部を売った方が金になる。だから狩猟を目的としたハンターももちろんいる」

ダン「……」

斡旋所のおじさん「つまりね。見合わないんだよ。保護する努力と、その報酬が」
           「綺麗事ならいくらでも言える。だが、ハンターもそう甘くはない」
           「慈善で保護するハンターと、売る為に狩るハンター。二つがあるということは――」
           「そこで争いが発生することもある」

ダン「争い……」

斡旋所のおじさん「……」
           「そういうことは知っておくべき。これを伝えるようメルテアちゃんに頼まれたんだよねえ〜〜〜〜〜」

斡旋所のおじさん「どうだい、ダンくん。君、それでも『稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンターになりたい』と思えるかい?」

ダン「……」

↓1
1当たり前だ
2……
3その他
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 12:03:31.83 ID:PvtpUL6H0
2
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 12:17:48.04 ID:VI7tCULL0
ここは1にしとくべきだろ
最初から意志がブレブレかよまあ今更だがww
85 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 12:18:40.86 ID:35t/xPzso
ダン「……」
  (急に自身がなくなってきやがった……クソッ)
  (力さえあれば突破できる! って思っていたがそんなにうまくはいかねーってのか)
  (むずかしいこと言われっと頭がパンクしそうだぜ)

斡旋所のおじさん「そうか」
           「まだ、言い切れる自信がない、ということだね」
           「仕方ない」

ダン「?」

斡旋所のおじさん「メルテアちゃんはね、そういう時は『”覚悟”が決まったら私に直接連絡しな』って言っていたよ」
           「メルテアちゃんは痛く君のことを気に入っていたみたいだよ」
           「『私はあの言葉に胸を打たれた』〜〜〜〜ってね」

斡旋所のおじさん「まだ迷っているなら、もう一度自分を見直してみればいい」
           「悪いけど、まだ”覚悟”の決まっていない君に仕事をあげることはできない」
           「できることはここまで」

ダン「そうか……」

斡旋所のおじさん「”覚悟”が決まったらメルテアちゃんに電話、忘れずにね」
           「”覚悟”が決まるまでは電話しちゃダメだよ? いいね」

ダン「ああ。分かった……」



ダン(俺の考えが甘かったようだな)

ダン(力、力、力……力が欲しい)
  (覚悟を決めて戦っていける強い力……)
  (ああ……明日っからどうしようかな)

ダン「だァーーーッちくしょおーーーッ」

【3日目終了】
86 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 12:21:16.21 ID:35t/xPzso
<3日目終了時点でのステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター(迷いがある)
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】420J→200J(軽食を買って食べた)
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺

【バッドステータス】空腹
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 12:33:30.76 ID:Mkt0WYHGO
とりあえず普通のバイトでも何でもいいから金がないとな……
88 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 12:33:46.56 ID:35t/xPzso
【4日目】

――エルカム市 町中

ダン「あつぃ〜」

ダン「昨日のことが頭に残ったまんまだ……」

ダン「保護は慈善活動……気持ちだけでどうにかなる問題ではない」
  「だあーーっ分かってるよ! 分かってんだけどよォ!」

ザワザワ ナンダアイツ

ダン「あ、スンマセン」

ダン「しっかし仕事も受けれねーって言うし、これからどうしていこうかなァ……」

ダン「……」

ダン「ダメだ! 何か目標や目的がねーとやっていけねえ!」

ダン「決めてから行動しよう。どうすればいいかな?」

↓1【全体の目標を『稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター』として、目下の目標を決めよう】
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 12:37:20.92 ID:6W16DQVVO
仲間を探す。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 12:44:06.62 ID:hdNeJ50Zo
とりあえずバイトじゃね?
というか貯金全くないのこの人?
91 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 12:46:34.42 ID:35t/xPzso
【目下の目標】仲間を探す

ダン「仲間かァ……」
   「メルテアもコネクションは大事っつってたからな」
   「今のうちに仲間を見つけておきたい」

ダン「だがよ……」

ダン(それ以前に”覚悟”を決めなくちゃあいけねえ)

ダン(これでいいのか……?)
   (『稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンターになる』って目的は簡単に変えられる。別のハンターになるのもアリだ)
   (だが、それを俺は、俺自身は許せるのか?)

ダン(どうやって覚悟を決めればいい……?)

ぐううう

ダン「あっ」

ダン「考えていたら腹ぁ減っちまった。金もねーし」
  「今日はどうやって過ごすかなー」

↓1
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 12:48:23.62 ID:VI7tCULL0
バイト探し
93 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 13:14:29.69 ID:35t/xPzso
ダン「バイト探しか……金もねーし」

ダン「求人、求人と」

ダン「手っ取り早く稼げる、良い感じの仕事はと……」

1 貸倉庫の見張り 日給8000J 最近貸倉庫にホームレスが住み着いているので追っ払ってほしい

2 エキストラ 日給3250J 雑誌掲載の為の撮影 参加内容を他人に教えないことが条件

3 張り込み 週一業務 月給20800J+出来高 内容は現場で ハンターなら尚良し

ダン「変なもんばっかりだが……ヨークシンに居た時と変わらねーか」

ダン「さて、どれにしよう」

↓1
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 13:16:01.29 ID:eMNi0lnoO
3
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 13:22:45.33 ID:whbwFXSDo
最終目標が幻獣保護でまずはハンターとして一人前になることが先だな
強さが足りないしお金もないし。デカイこと言ってられない
96 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 13:28:42.44 ID:35t/xPzso
ダン「張り込み……か。行ってみよう」



――夜 エルカム市郊外

ゾロゾロ…

ダン「ケッコー人数がいるな。こいつらみんなハンターだったり?」

?「よぉ、よく来たなおめーら」

ダン「……あっ、アンタは!」


『これより第289期ハンター試験を開始する』

『最初に確認しておくが、この試験じゃあ最悪死ぬこともある。ムリだとおもったら、来た道から引き返せ。いいな?』

『これで全員か。よし……』

『ここで待ってろ。これから俺は試験官を呼んでくる』


ダン「試験の時に居たブアイソーな試験官呼びに行った奴!」

?「あ? 誰だてめーは」
 「ああ、この間のハンター試験を受けてた奴か。まあ、どーでもいい」
 「ここにハンターは何人くらいいる。ああ、ライセンスは見せなくていい。動きを観りゃわかる」

「ああ、いるぜ」

「俺もだ」

?「ハンターは3人か。上出来だ」
 「念のため言っておくが、おめーら”念”はできるんだろーな」

「まぁな」

「は? ネン?」

ダン「ね、ネン?」

?「おいおい……まじかよ。じゃあそこの二人は一般の奴らに混ざれ」
 「クソッ、使えねーな」
 「念が分かるって言った奴。お前には別の仕事を与える。こっちへ来い」

ダン「……」
97 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 13:48:59.78 ID:35t/xPzso
ダン(ネン……ってなんだ)

?「よしおめーら。説明を始めるぞ」
 「仕事は簡単だ。今から俺が指定した場所に座って黙ったまま、いいと言うまで動くな」

ダン「そ、それだけか?」

?「分かんねー奴ァ黙ってろ」
 「いいか? これからお前らは俺の指定した場所だけをジッと見つめていろ」
 「以上だ」

?「この仕事には”ボーナス”が存在する。お前らの視界の中に俺が目当てとするものが見えていたらそれは貰える」
 「ま、もらえりゃラッキー程度におもってもらえればいい。そこで文句なんか言うなよ。金やらねーぞ」

?「おっと、自己紹介を忘れていたな」

イチ「俺の名は”イチ=クシャサンサ”。ゴシップハンターをやっている」
  「これからお前らは、俺が怪しいと踏んでるとある議員の不倫現場とされるこの場所で張り込んでもらう」
  「もちろんこれは他言無用だ。俺のことも教えるな。誰かに教えりゃすぐわかる。そしたらこちらも然るべき手段でお前を糾弾するぜ」
  「これから俺とお前らは”仲間”だと思ってくれ。同じ仕事をやる仲間だ」
  「仕事にはお前らの力が必要不可欠だ。お前らの眼を借りて、仕事をするんだからな」
  「仲間ってのは信頼関係がなきゃいけねえ。だから――これから」

サッ

イチ「ここに契約書を書いてもらう。本名と正しい生年月日を書いてもらえればいい」
  「これを書いて、更にこの仕事に対する責任感を常に抱いていて欲しい」

ダン「おお……」

イチ「さ、書いてくれ。俺の言ったことをしっかりと覚えておけよ」
   「この契約書にサイン出来ねー奴は、辞退する理由を聞く。これも決まりだ」

↓1
1もちろん書く
2書かない(お金はもらえません。このアルバイトは二度と選べません。取りやめる際は理由を)
3その他
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 13:57:06.90 ID:hxESwNeC0
3
こんな契約書一枚で信頼関係が生まれるのか
何か他に理由があるんじゃないのかと聞く
試験官やった人間だし一応信じて書く
99 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 14:17:35.61 ID:35t/xPzso
ダン「なぁ、アンタ」

イチ「イチさん、だ」

ダン「イチさん。こんな契約書一枚で信頼関係なんか生まれんのか」
  「他に理由があるんじゃないか?」

イチ「……例えば?」

ダン「例えば、この書類を使ってなんか、こう」

イチ「だはははは! ねーよ」
   「契約書見ろ。第2項、この書類は業務中或いは契約更新中他部署業務に関わりなく厳重に保管され、業務終了・解雇・契約終了時に破棄されます、ってな」
   「よーするによ。この契約は性善説で成り立ってるんだ」
   「俺はもちろんお前らのことを信頼して、その眼を”使う”」
   「お前らは報酬の見返りに働く。俺の言ったことは守る。それだけでいいんだ」
   「それが出来て初めて”信頼関係”ができる」
   「あとはな」

イチ「――気の持ちようだ。自分がどれだけこっちを信頼してくれるか、身体を預けてくれるか、それで俺も仕事ができる」
   「小難しいからくりなんてねー、それだけなんだ」

イチ「それでも俺が信用できなきゃ……帰れ」
  「だが、働いたら働いた分だけ給料は出す。これがゴシップハンターのやり方だ。人使って仕事をするってのは大変なんだぜ」
  「覚えとけ、ひよっこハンター」

ダン「あ、ああ」

ダン(確かに……試験官やった人間だし、一応……信じるか)

ダン「ダン=クラーケン、と」

イチ「上出来だ――行くぜ」


<監視仮眼羅(モニタリング)>


イチ「仕事開始だ」

↓1【コンマ下二桁判定:ぞろ目でボーナスがもらえる】
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 14:22:42.05 ID:DKoUwPWtO
101 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/06(金) 14:42:54.35 ID:35t/xPzso
つづく
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:35:03.68 ID:hxESwNeC0
念能力の条件じゃなかったんけえ
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:36:47.68 ID:7YCg0ddvO
乙乙
聞かれたからって自分で条件喋るのもアレだから黙ってたんじゃね?
104 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 14:21:45.98 ID:ghIQc3/mo
つづき
105 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 14:32:05.36 ID:ghIQc3/mo
イチ「はい終わりだーおつかれー」

ダン(もう終わりか)

ダン(イチは俺たちが座っている間、うろうろしているだけだった)

ダン(見張りにしては……変だ)

ダン(まず標的が指定されていない)

ダン(そして標的が分かっていたとしても「喋るな」というルール)

ダン(標的が分からないのに座らせられ、黙って見ているだけ……これは「張り込み」なのか?)

ダン(仕事がみんな談笑してる。俺も帰る前に何かするか?)

↓1
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 14:42:38.00 ID:6WMCN64R0
受付で見せられた物について他のハンターに聞いてみる(出来たら全員)
107 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 14:58:13.58 ID:ghIQc3/mo
ダン(受付で見せられたあの”契約書”が気になる……)
  (俺も迂闊だったが、あまり真剣に読めていなかった)
  (他のハンターは俺以外で2人)
  (聞いてみるか)

ダン「なあ、あんたハンターだろ」
  (俺より年下に見えるな……ガキか)

?「ああ。そうだ。お前もハンターだよな」

?→リグモ「俺、リグモ。よろしく」

ダン「おう」

リグモ「それで、なんだよ」

ダン「受付で見せられたあの誓約書。あれにはなんて書いてあった?」

リグモ「?」
    「別に……当たり前なことが書いてあったぜ」
    「貴方の名前や年齢などの個人情報は守りますとか、契約書は大切に保管しますとか」
    「それと業務は他言無用とか」
    「普通のアルバイトする時だってそれくらいの書類渡されるぜ。どうかした?」

ダン「いや……」
   (書類自体に何か秘密があるみたいだったが、違うのか)

リグモ「それにしても気になるよなー”ネン”って」
    「一体なんだろー」

ダン(そうか……”ネン”。それで俺達ハンターも振り分けられていた)
   (なら話を聞くのはコイツじゃなくて、振り分けられた”あいつ”!)

108 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 15:06:32.10 ID:ghIQc3/mo
ダン「なあアンタ」

?「……ダン=クラーケンか」

ダン「!?」
  「な、なんだお前! 俺のこと知ってるのか!?」

?「当たり前だ。ダン=クラーケン」
 「同じハンター試験の合格者なのだからな」

ダン「え?」

?「お前他人に興味を向けていなかっただろう」
 「自分が勝つことばかりに目を向けていて、周りが見えていなかった……」

ダン「……」
  「なんだテメエ」

?「ほれ」
 「もう前が見えなくなっている」

ダン「!」

?→クデッケ「クデッケだ。覚えておくといい」
        「で、用件は?」

ダン「……受付で渡されていた書類の内容」
  「……お前が渡されたものと俺達が渡されたもの。違うんじゃないか?」

クデッケ「……」
109 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 15:12:57.58 ID:ghIQc3/mo
ダン「それと”ネン”ってやつ。何か関係が」

クデッケ「教えることはできない」

ダン「何!?」

クデッケ「教えることはできない、と言っているのだ。教えることはできない」
     「これがイチとの”誓約”だ」
     「まず、この誓約がされていなくても俺がお前に教えることは無いが……な」

ダン「……!」

クデッケ「また頭に血が上っている」

ダン「!」

クデッケ「もう用はないだろう。また来週【11日目】、だな」

ダン「……」

ダン「クソ……どういうことだ!?」
  「おい! 待て!」

【4日目終了】
110 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 15:15:40.62 ID:ghIQc3/mo
<4日目終了時点のステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター(迷いがある)
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】0J(軽食を買って食べた)
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺

【バッドステータス】空腹
111 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 15:28:32.05 ID:ghIQc3/mo
<5日目>

ダン(覚悟……覚悟が足りねぇ)

ダン(メルテアに言われた覚悟)

ダン(クデッケが言っていたこと)

ダン(イチが言っていた……”ネン”)

ダン(どこかで繋がる……どこかで繋がっているはずなんだ)
  (どうすればいいんだ?)
  (仲間がいても、何もできないんじゃないか?)

ダン(時間はある、何ができるんだ? 俺に――)

↓1【今日は何をする?】
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 15:37:17.29 ID:baQBqCOdo
バイト
113 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 16:04:19.13 ID:ghIQc3/mo
ダン「今は金がねぇ」
   「とにかく稼ぐしか……」

ダン「ええと、求人誌、求人誌と」

ダン「めぼしいものは……」

ダン「肉体労働ならいいんだが」

↓1〜3【アルバイト案:給料は>>1が決める】
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 16:07:02.34 ID:6WMCN64R0
倉庫の解体
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 16:12:25.31 ID:2zyW3HIu0
ボディガード
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 16:14:54.99 ID:etN/a3cRO
アンケート調査員の協力
117 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 16:37:44.70 ID:ghIQc3/mo
ダン「昨日見つけたものはもうなくなっている」

ダン「新しいのはこれか」

1 倉庫の解体作業員 日給8000J 倉庫の解体作業 危険が伴う作業なのでお気を付けください

2 ボディガード 2日間7000J 芸能人のボディガード

3 アンケート調査員の協力 日給3500J 街頭アンケート調査を行う

ダン「昨日よりマシだな……どれがいいだろう」

↓1
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 16:41:20.38 ID:mpJX/jSVo
1
119 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 17:08:30.66 ID:ghIQc3/mo
――解体現場

カーン カーン ゴーン

親方「おう新入りか! こっちこい!」

ダン「ウス!」
  (懐かしいな……ヨークシンにいたことを思い出す)

親方「これ運べよ! おらー! こっちだー!」

ダン「ウス!」
  (ガキの頃の金もねえ俺が稼げる場所っつったらこういうとこばっかりだったもんなぁ)

ダン(つか、今だって金欠だが……)
  (貯金がありゃあなあ)
  (だが戸籍もちゃんとねーゴロツキに口座を作ってくれる銀行なんてどこにもありゃあしねー)
  (いや、でも今ハンターになった俺になら)

親方「こらーっ!! 手が止まってるぞ!!」

ダン「ウス!」

↓1【コンマ下二桁判定:ぞろ目で……】
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:13:24.98 ID:CVa/tswDO
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:13:57.63 ID:2zyW3HIu0
こりゃ早いとこ念能力身に付けて天空闘技場に行った方が金稼げるかもしれんね
122 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 17:23:27.96 ID:ghIQc3/mo
親方「ごくろーさん」

ダン「ありがとうございまーす」

ダン(よし、これで食費にはなるだろ)
  (久しぶりにちゃんとした飯が食えるぞ!)

ダン(しっかしハンターなったってのに飯に困るようになるとはな……)

【5日目終了】
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:29:47.18 ID:6WMCN64R0
斡旋所にかまかけに行こーぜ
124 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 17:29:47.93 ID:ghIQc3/mo
<4日目終了時点のステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター(迷いがある)
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】3500J(給与分)→3000J(食事をとった)
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺、求人誌
125 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 17:38:51.73 ID:ghIQc3/mo
<6日目>

ダン「昨日は久しぶりに身体動かして金貰ったから気持ちいいぜ」

ダン「しかし問題は山積みだな」

ダン「何よりまず、俺の”覚悟”が決まってねー」

ダン「それにハンターの仕事も……」

ダン「金は食費だけで考えれば2日は持つ」
  「これからどーすっかなー」

↓1【今日は何をする?】
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:43:24.54 ID:2zyW3HIu0
イチに会いに行く
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:48:28.55 ID:sO5YYIHVo
日給8000なのになんで3500しか入ってないの?
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:54:17.81 ID:gaGA5vVKO
どうやって師匠的なやつを見つけるかだなー
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 17:56:40.20 ID:sO5YYIHVo
念の師匠って向こうから接触してくるんじゃなかったっけ?
今はひたすら金稼ぎでいいんじゃないかな
130 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 18:13:16.08 ID:ghIQc3/mo
ダン「そうだ、ハンターに会いに行こう。何かわかるかもしれない」

ダン(でも……メルテアは無し)
  (”覚悟”ができるまで連絡は無しって言ってたからな)
  (覚悟ができたら……メルテアから何かあるんだろうか)
  (仕事を斡旋してくれる? あいつ俺のことを何か信頼してるからな)

ダン(なら他に話ができそうなのは――)

ダン(リグモ? あいつに聞いても分からない)

ダン(クデッケ……は嫌だ)

ダン(なら……イチ! あいつからなら何か聞けるかもしれねえ!)

ダン(確か求人誌に連絡先が乗っているな。そこに電話してみよう)

ダン(しまった! また公衆電話か!)



プルルル…

イチ「イチだ。誰だ?」

ダン「ダン=クラーケン。この間、バイトに参加していたハンターだ」
  (覚えてないかもしれんが)

イチ「ダン=クラーケンか。ひよっこハンターの」

ダン「!」
  (覚えているのか!)

イチ「で、なんだ?」

ダン「会って話をしたい」

イチ「はぁ? こっちは仕事があるんだ。お前ひとりに構ってなんかいられない」

ダン「そーかよ」

イチ「待て。聞かねーとは言ってねえ」
  「それによっては……まあ会ってやらねえことはねえ。で、なんだ。その要件ってのは」

↓1
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 18:21:38.92 ID:vNqnXQmco
念ってなんだとか?

安価下
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 18:53:47.69 ID:6WMCN64R0
斡旋所で見せられた手品?について話してみる
133 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 19:11:56.58 ID:ghIQc3/mo
ダン「”ネン”……ってなんだ?」

ダン「それを知ってるのと知らねーのと、何が変わるんだ?」

イチ『……』

ダン「前にハンターとしての仕事を探すための斡旋所に行った時、手品……みたいなものを見せられた」
  「その時、そこのおっさんの指の先からハートの形のもやみたいなのが出ていたのが見えた」
  「あれが見えた、と言ったらあいつ態度が変わりやがった」

ダン「気になるんだ」
   「もしかしたらそれと”ネン”が関係あるのかと思って……」

イチ(こいつの言っていることが本当だと考えると――)
  (まぁ、センスはあるようだな)
  (合格してから1週間たたずしてここまで辿り着くのは、まぁ認めてやろう。しかし――)

イチ『で、お前はその”ネン”? ってのを知ってどうするんだ』

ダン(やっぱり”ネン”と手品は関係があるみたいだ)
  (どうするか、か)

↓1
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 19:15:26.32 ID:pn3W3/jNo
念を使えるかどうかで対応が変わるということは実はハンターにとって重要なスキルなんじゃないか?
もしそうなら自分も習得する必要がある、的な
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 19:42:34.00 ID:gaGA5vVKO
先に覚悟決めてれば流れでメルテアに師事することもできたんだろうけど
いまは逆に覚悟を決めるのに念が必要みたいになってるからなー
あるいはなんかキッカケがアレば良いんだろうけど……
136 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 19:44:53.79 ID:ghIQc3/mo
ダン「”ネン”ってのはハンターにとって重要なパワーなんじゃねーのか?」

ダン「だったら俺も習得する必要がある。だろ?」

イチ『……』

ダン「おい、なんとか言えよ!」

イチ『……ああ』
  『確かに”ネン”は、ハンターをやって行く上では必要不可欠なものだ』

ダン「!」

イチ『本当のことを言わせてもらえば、これを習得することでハンターは”完成”する』
  『必要不可欠な能力……”ネン”の習得は裏ハンター試験とも言われる』

ダン「や、やっぱり!」

イチ『ネンのこと、分かったか?』

ダン「ああ」

イチ『じゃあ話は終わりだ。会うまでもねえ。じゃあな』

ダン「お、おいちょっと!」

イチ『まだ何かあるのかよ』

↓1
1もっとネンについて教えてくれ
2ネンを教えてくれ
3その他
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 19:48:35.10 ID:1Ov3Y7+No
どうすれば習得出来るか

安価下
138 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 20:02:12.02 ID:ghIQc3/mo
ダン「どうやったら習得できるんだ?」

イチ『そりゃあ……こういうのは人に教えてもらわなくちゃ覚えられねえ』
  『どうやらお前は、その辺りとりあえずの心得は備わっているらしいが、きっと癖がある』
  『それに知らないこともある』
  『教えてくれる奴を探すんだな』

ダン「そうか、教えてくれる人――」
  「じゃあそいつは」

ガチャ ツーツーツー

ダン「切りやがった……!」
  「こ、このやろー!」

どがっ

【6日目終了】
139 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 20:05:50.74 ID:ghIQc3/mo
<6日目終了時点のステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター(迷いがある)
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】7500J→5800J(食事代1500J+公衆電話代200J)
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺、求人誌(ここにイチの電話番号が書かれている)
140 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 20:18:56.66 ID:ghIQc3/mo
【7日目】

ダン「”ネン”か」

ダン「それを持っていないから斡旋所のおっさんは俺に仕事を教えてくれなかったって訳か」

ダン「……メルテアが言っていた”覚悟”には、それも含まれているってところか」
  「ネンがなきゃハンターとしてつとまらねえ、ああ、覚えた」

ダン「じゃあ次はどこでそれを覚えるかだ!」

ダン「ネン覚えて、覚悟決めて、そのパワー引っ提げてメルテアに会う」
  「これがしばらくの目標だな!」

ダン「あ、仲間も必要か?」

ダン「色々見えて来たぜ!」
  「さあ、今日は何をする?」

↓1
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:22:01.41 ID:2zyW3HIu0
仲間探し
142 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 20:52:38.33 ID:ghIQc3/mo
ダン「仲間……」

ダン「そういやヨークシンに居た頃、俺には仲間なんて一人もいなかったな」

ダン(一人で十分)
  (大体が敵か仕事くれる奴)
  (そこそこ信頼できる奴もいたが……)

ダン(そんな俺が仲間探しを思い付くなんてな)

ダン(だけどよ)
  (仲間がいて、その後どうするんだ……)

ダン(とりあえず町に出てみるか)

↓1【コンマ下二桁判定:39以下で仲間と遭遇?】
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:53:19.91 ID:Rf6mCoJfo
友達も貯金もないとか相当不幸だなこの主人公…
144 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 21:30:35.46 ID:ghIQc3/mo
ダン「そう簡単にはいかないよな……」

ダン(漠然と仲間を探すのは難しい)
  (ましてハンターだ。連絡手段もないからすぐには見つからねー)

ダン「ちぇ」

ダン「仲間って……なんだろうな」

クデッケ『お前他人に興味を向けていなかっただろう』

ダン「……」
  「あああ、クソムカつくあいつのセリフ思い出しちまった!」
  「なんなんだよあいつ。何様なんだよ! 偉そうによォ! どこの王さまだよ」
  「……見透かしたようなこと言いやがって」

【7日目終了】
145 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 21:32:14.81 ID:ghIQc3/mo
<7日目終了時点のステータス>

【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16

【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター(迷いがある)
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き

【所持金】5800J→4300J(食事代1500J+公衆電話代200J)
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺、求人誌(ここにイチの電話番号が書かれている)
146 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 21:36:37.12 ID:ghIQc3/mo
【8日目】

ダン「それにしても、こないだの斡旋所のおっさんがやってた手品」
  「どうやってたんだろ」

ダン「指の先からピーって。不思議だよなァ」

ダン「そういや地下格闘技場で用心棒してた時、出てる奴らすごかったよなあ」

ダン「何もないところから突然刀出したり」
  「相手従わせたり」

ダン「あんな芸当が出来たらおもしれーんだけどな」
  「”ネン”かぁ……どんなんだろ」

↓1【今日は何をする?】
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:37:42.89 ID:2us1Z/7Ho
地下闘技場に行く
148 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 21:51:33.53 ID:ghIQc3/mo
――エルカム市 裏通り

ダン「ほーやっぱこういう所にはあるもんだ」

ダン「地下闘技場!」

ダン「なっつかしいなー」
  「ちょっとした気分転換だ。入ってみるか」



――地下闘技場

ワー! ワー!

ダン「昼間だってのに、この賑わい様。エルカムにはこういう場所が少ないと見た」

ダン「へーなかなかいい試合やってんじゃん」

「お、見ねえ顔だなあ。ここは初めてか?」

ダン「おう、そだな」

「お兄ちゃんはやる方? 賭ける方?」

ダン「えっ!? んーそうだな」

↓1
1やる方
2賭ける方
3その他
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:53:45.44 ID:jIA4HZXmO
150 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 22:08:57.16 ID:ghIQc3/mo
ダン「決まってんだろ、やる方」
  (これが一番手っ取り早く稼げるからな)

「そうかそうか! 出場希望なら奥の部屋ね」

ダン「うーい」



オーナー「私がこの闘技場のオーナーだ」
     「この闘技場では複数のエリアで戦闘が行われている」
     「勝てばもちろん賞金がもらえる。しかしその量は決められていない。来た客の人数によって変わるんだ」
     「お前がもし勝ち続ければ客も増える。そうすれば興行収入も増え賞金も増える。ということだ」

オーナー「戦闘時のルールは簡単。相手が気絶するか、降参したら終わり」
     「まぁ、やってみればわかる。いいな」

オーナー「じゃあ相手の準備はもう出来ているから」

ダン「うす」
151 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 22:19:40.90 ID:ghIQc3/mo
わあああああっ

「青コーナー、若き闘士 ダン=クラーケン!」


ダン(戦う方に立つのは3回目くらいか)
  (あんまりいい思い出ないけど)

ダン(うまく殴れっかなー)


「赤コーナー、プロハンター エクレーテバ!」


エクレーテバ「うおおおおおッ! やるぞおおッ!」

ダン(ムキムキのおっさんか。つよそーではあるけど)
  (うわ。てか、このおっさん今プロハンターって言ったよな)
  (ネン、使えるのか?)

ダン(これ見て、覚えられっかなー)


「レディーファイっ!」


エクレーテバ「先手必勝! うおおおおおッ!」

ダン「う、うわっ!」

↓1【コンマ下二桁判定:90以下で命中】
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:22:55.37 ID:2zyW3HIu0
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:31:26.13 ID:gaGA5vVKO
154 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 22:37:48.59 ID:ghIQc3/mo
ダン「早いパンチ……!」
  (でも俺のとこにもこれくらいいたし一発受ける程度――)

ミシ

ミシミシ

ダン「が……はッ」

エクレーテバ「む、気絶させるつもりでうったのだがな。耐えるか。ならもう一押し」

ズン…ッ

エクレーテバ「このパンチでは、どうかな」

ダン「え……?」
  (なんだ……これ……は)

【ダンに26ダメージ! ダンの腕にひびが入った! 68/94】

ダン「ぇ、あ」

エクレーテバ「むぅ、タフだな。これでも倒れんとは」
        「そうとう鍛えておるようだ。そこは尊敬に値する」

ダン(待て待て待て待て)
  (やべぇぞ……これは――最悪、というか。もう目前に、死が、迫って)

↓1【どうする?】
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:41:01.59 ID:nzaTM9bdo
え?もう死にそう?
次食らったら素直に倒れておこう
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:43:46.72 ID:jIA4HZXmO
相手のオーラを見てみる
157 : ◆uXI40qvNcXmX [saga]:2017/10/07(土) 23:03:04.04 ID:ghIQc3/mo
つづく

ネタバレ
体力(生命)が1発で全体の4分の1削られるのはやばい(同じパンチ4発受けたら確実に死ぬイメージ)
エクレーテバは1割パンチ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:05:56.46 ID:gaGA5vVKO
乙乙
距離取ってじっくり観察したほうが良いかな?
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