まどか「テストの点数が上がったよ!」

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51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 19:23:03.16 ID:D6jmLKSZO
>>49
マミマミうるせえわゴリ押し豚
52 :>>49 うむ >>50 後で書きまーす >>51 まあまあ [saga]:2017/10/20(金) 19:58:46.25 ID:yMjuPb+d0
帰り道

まどか「今回は結構いい点数取れたからママに自慢できるなぁ」

さやか「いいなぁ……」

まどか「さやかちゃんは上条くんに勉強教えて貰えばいいじゃん」

さやか「……その手があったか。そこで何かの間違いでも起これば急接近だよね、あたしたち」

仁美「不潔ですわよ」

ほむら「真面目に勉強しなさいよ」

さやか「点数が言えないあんたに言われたかーねーやい!」

ほむら「むっ」

仁美「どうして、点数を言って貰えませんの?」

ほむら「別に、いいじゃない。誰にでも隠し事の100や200、あるわよ」

仁美「多すぎますわ」

ほむら「いいじゃない。あなただってあるでしょう? 例えば、想い人とか」

仁美「なっ……!」

まどか「えっ、仁美ちゃん、好きな人いたの!? 教えてよー!」

仁美「えっ、そ、それは……」

さやか「おもいびとってなんだろ〜? 重い人〜?」

仁美(口論では勝てそうにない……ですわ……)
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/20(金) 19:59:41.95 ID:kgMfebA90
じゃあ中沢くんも出してくれ
54 :>>53 了解 [saga]:2017/10/20(金) 20:18:05.46 ID:yMjuPb+d0
帰り道、続き

仁美(と、いうか、このままじゃさやかさんに上条くん、取られてしまいますわ)

仁美(でもまぁ、いっか。次の恋があるわ)

仁美(男なんて星の数ほどいるもの。星に手は届きませんけどね)

仁美(ああ、そうだ。中沢君に今度勉強を教えてもらいましょう。あの子、なんでも言うこと聞きそうですもの。付き合ってなんて言ったら、どっちでもいい、と言われそうだけれど)

まどか「あれ? 今日はこっちから帰るの? 仁美ちゃん」

仁美「えっ? あ、ああ、御機嫌よう、みなさん」

さやか「ばいびー」

ほむら「また明日」

まどか「またね」

ほむら(今日も何もないなんて……怪しいわ)

ほむら(あ、そうだ。今日はこの後にマミのうちに行かなくちゃ。お土産でも買ってから行きましょ)
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 20:27:50.33 ID:aouo8b8o0
中沢君は頭良さそう
56 :>>55 わかる [saga]:2017/10/21(土) 06:43:49.87 ID:VwgRGYFd0
帰り道、みんなと別れた後

ほむら「さあ、マミのところに行きましょう」

ほむら「お茶っ葉、お茶菓子……」

ほむら「いざ出陣」

ほむら「それにしてもマミは一体どんな状態なのかしらね 」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/21(土) 22:11:51.14 ID:VwgRGYFd0
マミホーム

ほむら「ついたわ」

ピンポーン

………………………

ピンポーン

…………………………………

ほむら「……」

ほむら「入るわよ」ガチャッ

ほむら(うわっ、部屋汚っ、暗っ)

ほむら(あの布団にくるまってるのがマミかしら?)

マミ「ん、んん、ああ、あげびざん? こほん、暁美さん?」

ほむら(……重症だわ)

マミ「どうしたの? その様子だとQBから事情は聞いたようね。私を笑いに来たの?」

ほむら「いや……お見舞いに来たのよ」

マミ「あら、そう。ありがとう。わたしすっごく元気。さあ帰って帰って」

ほむら「みんな心配してるのよ! 早く学校に来なさいよ!」

マミ「だ、だってぇぇ……。もう直ぐ受験で、高校に向けた成績の最後のテストで……0点なんて!」

マミ「そんなのあんまりよぉ〜!」グスッ

マミ「ねぇ、暁美さん。……暁美さん、過去に戻れるんだよね」

マミ「山が当たったからって調子に乗る前の……馬鹿な私を……助けてあげて……くれないかな……」

ほむら(デジャブ……)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 10:13:00.98 ID:KMJCWQ0O0
ほむら「あのねぇ、時間遡行は、そんなもののためだけにつかうもんじゃないの」

マミ「そんな……」

ほむら「次だってあるじゃない」

マミ「そう……よね……でも」

ほむら「あなたの気持ちもわかる」

ほむら「今日だけ、そばにいてあげるわ」

マミ「……暁美さぁぁん!」ウエーン

ほむら「元気出して、明日からまた学校行きなさいよ」

マミ「うん……うん……」ウエーン

ほむら「よしよし」

マミ「ふぇぇ……」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 13:12:28.59 ID:1EOf0Agvo
高校進学前の最後のテストで0点は落ち込むよね
60 :>>59 そりゃあ引きこもりたくもなる [saga]:2017/10/22(日) 19:41:08.43 ID:KMJCWQ0O0
一方その頃さやかは

さやホーム

さやか「もしもし恭介?」

恭介「ん? さやか? どうしたのかい?」

さやか「いやー、実はさやかちゃん、今回のテストでやばい点数とっちゃったのよー」

恭介「それはいつものことじゃないか。どうしちゃったんだよさやか。病院行くか?」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 22:41:48.72 ID:KMJCWQ0O0
さやか「ひどいなぁ。まぁね? 否定できないんだけど」

恭介「それで? 本題はなんだい?」

さやか「べんきょうお、おしえてくだだい!」

恭介「いいけど……まずは小1の範囲からがいいかな」

さやか「はんいってなあに?」

恭介「早くうちに来い。さやかの将来が心配だ」

さやか「わあい」

さやか(けいかくどうりだぁ!)

さやか(じゃないや、けいかくどおりだぁ!)

さやか(いや、ちがう。けいかくどうりだぁ!)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/24(火) 00:15:13.16 ID:drljKlkJ0
一方その頃仁美は

仁美「もしもし、中沢くん?」

中沢「ん? なんだい、連絡網かい?」

仁美「いえ……。あの、お願いがあって」

中沢「?」

仁美「勉強を教えてくださいませんか?」

中沢「へ?」

仁美「今回のテストがひどかったので……」

中沢「んー、どうしようかなぁ」

仁美「こちらの勝手なお願いですし、断ってくださってもよろしいですわ」

中沢「いやぁ、僕としてはどっちでもいいんだけどね」

仁美「じゃあ教えてくださいな」

中沢「分かった。じゃあ今度の土曜……冬休みになっちゃうけど、そこでやろう。まあ、いつでもいいけど」

仁美「ありがとうございますわ」

中沢「僕の家と君の家、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」

仁美「あ、では中沢くんの家にお邪魔します」

中沢「そっか。じゃあ時間はどうする? 午前と午後。僕はどっちでもいいよ」

仁美「あ、では午前で」

中沢「そっか。9時と10時、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」

仁美「あ、では10時で」

中沢「そろそろ電話切る? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「ええ、そうですわね。土曜日、楽しみにしてますわ。それでは失礼いたします」

中沢「じゃあねとバイバイどっちがいいかい? 僕はどっちでも」

ガチャッ

仁美「なんだこいつめんどくせぇぞ」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/24(火) 00:32:53.37 ID:B1B3Hr6W0
面白いな
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 04:38:31.44 ID:71cVW+9e0
さやかも普通のテスト受ければ悪くなさそう(´・ω・`)
65 :>>63 ありがとうございます >>64 まぁまぁってとこです [saga]:2017/10/24(火) 21:01:58.83 ID:drljKlkJ0
マミホーム ほむらの帰った後

マミ「……」

マミ「暁美さん、テーブルにお土産を置いてってくれたわ」

マミ「明日からはちゃんと学校行こうっと」

マミ「暁美さんにお礼も言わなきゃ」

マミ「にしても、暁美さんに頭なでなでしてもらった時のあの感情はなんだろう」

マミ「ちょっとどきどきした」

マミ「……」

マミ「まぁいいわ」

マミ「とりあえず部屋を片付けて」

マミ「お茶でも飲みましょう」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/25(水) 23:25:55.58 ID:SYxc7dha0
次の日 朝 通学路

ほむら(今日は特になにもない日のはずだわ。今日だけは気楽にいられそう)

まどか「おはようほむらちゃん!」

ほむら「おはようまどか」

さやか「おはよう馬鹿ほむらぁ」

ほむら「おはよう死ね」

さやか「ひっどーい。でもめげないのだ! さやかちゃんは昨日とはちょっと違うからね! ふふーん!」

ほむら「興味ないわ」

ほむら(きっと上条恭介にでも勉強を教えてもらって浮かれているのね)

仁美「おはようございます、ほむらさん」

ほむら「おはよう、志筑さん」

仁美「いい加減に名前で呼んでくださいな」

ほむら「ああ、そうね。そうするわ、えっと、名前は……」

仁美「わかめですわ」

ほむら「ああ、そうね。じゃあわかめ」

仁美「本気にしないでください、ちょっと」

ほむら「冗談よ、ふふふ」

マミ「おはよう、暁美さん」

ほむら「おはよう」

ほむら「…………ん?」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 11:48:12.96 ID:uD1P+8Wx0
もしかして、ほむら「杏子はいつも  の人と同じ?
1レスのあまりの短さが似てる
68 :>>67 違います。短いのは時間がないからと初心者だからです……すみません [saga]:2017/10/26(木) 22:22:26.57 ID:5+0xiJbC0
まどか「マッ、マミさん!? いつからいたんですか?」

マミ「最初からいたわよ」

さやか「気配を消すのがうますぎる……全く気づかなかった」

仁美「それを空気というんじゃないんでしょうか」

マミ「うぐっ」

ほむら「……でもまぁ、ちゃんと来たじゃない、巴マミ」

マミ「そりゃもちろんよ」

ほむら「えらいわ」

マミ「えへへー」

さやか「あたしたちの知らない間に2人に一体なにが……」

まどか「距離縮まりすぎだよ……」

仁美「わたくしが求めていたのはこれですわッ」

マミ「あ、暁美さん。今日、」


マミ「テストの順位が発表される日よね。憂鬱だわ」


ほむら「え? 今なんて?」

マミ「いやだから、今日は順位の発表の日よね」

ほむら(忘れてた……!)

ほむら(どうしようどうしようあbbbbb)

仁美「ふふふ」

まどか「ん? 仁美ちゃんどうかしたの?」

さやか「大丈夫かー?」

仁美「いえ……なんでもありませんわ」

仁美(今日こそは……!)

ほむら(やべぇ……これは隠しようがない……! まずい! 嫌われる!)

ほむら(今日まで一生懸命に築いてきた信頼が、友情が!)

ほむら(全て、水の泡に!)

マミ「……」

まどか「どしたのほむらちゃん、顔青いよ〜」

さやか「ははーん、もしかして、これで点数と学年順位がバレるのが怖いんだな!」

ほむら(うそっ、点数も出るの?)

ほむら(はい終わったー、終わりました暁美ほむら)

ほむら(産んでくれてありがとう、いままでありがとう、みんな……)

ほむら(……でも、ここでただ諦めて終わるのか? 暁美ほむら)

ほむら(違うだろ、違うだろー!)

ほむら(最後まであがいてみせる!)

ほむら(いざとなったら、記憶にございません、って言ってやる!)

ほむら(私は負けない!)

マミ「……」

マミ(……訳ありと見たわ)
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 22:25:01.62 ID:GlE1As+FO
>>51には何が見えてるのが…ごり押しの意味を理解してなさそう
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 04:18:29.43 ID:uQ/eWnIaO
はいはいわかったわかった
別の場所でやろうね
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 05:03:17.38 ID:hj12227B0
仁美はなぜほむらの点数にこだわるのか
72 :>>69 ……? >>70 それは誰に向けての言葉でしょうか? >>71 点数をごまかす人が嫌いだからです [saga]:2017/10/28(土) 09:04:36.24 ID:swhBkp7T0
学校内


マミ<暁美さん>

ほむら<なにかしら。魔女はいないわよ>

マミ<いや、そうじゃなくて>

ほむら<じゃあ何よ>

マミ<あなた、テストの点数のことで悩んでいるでしょう>

ほむら<なぜそれが……>

マミ<なんとなく。しかも悩んでるのは点数が高いことを言えないから……でしょう?>

ほむら<そうよ。それと、それを執拗に探ってくる友人がいるからね>

マミ<あら、ドンピシャだったわ>

ほむら<すごいわね>

マミ<趣味が普段から人間観察でよかったわ>

ほむら<あなたはもうひとりぼっちじゃない。安心して>

マミ<ありがとう。……、この優しいマミ大先輩はあなたにアドバイスをしてあげてもいいのよ>

ほむら<いや、別に必要n>

マミ<私を頼ってくれていいのよ>

ほむら<いや、だからその必要はn>

マミ<私を頼っていいのっ>

ほむら<助けなんて必要はn>

マミ<私 を 頼 っ て い い の よ>

ほむら<ありがたくお願いするわ>

マミ<ふふ。じゃあね、まずは点数表が貼られるのはいつ?>

ほむら<二時限目よ>

マミ<どう発表されるの?>


キーンコーンカーンコーン


ほむら<予鈴、なったわよ>

マミ<いいのよ。HRも読書時間も暇だから>

ほむら<……それは、ありがとう……>

マミ<それで? どう発表されるの?>

ほむら<黒板にバーっと貼られてく感じね>

マミ<バーチャルじゃないの?>

ほむら<違うみたい>

マミ<そう。えっと、それなら>

ほむら<うんうん>

マミ<あなたの成績データを抹消しなさい>

ほむら<えっ>

マミ<職員室にお得意の時間停止で行って、模造紙を盗んで、パソコンをちょちょいと。簡単でしょ>

ほむら<ええ、そうね。ところで何がお望みなのかしら>

マミ<あら、ばれた?>

ほむら<わかったわよ。あなたの成績も、書き換えておくわ>

マミ<ありがとう、暁美さん>
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 15:40:18.01 ID:AZzM774Z0
ほむマミええな
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 16:06:05.44 ID:0WkvRpe9o
マミさん真っ黒やなー
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 17:54:16.35 ID:2gT9fJTl0
これほむらちゃんの成績ヤバくなる奴じゃね?
76 :>>73 ですよね >>74 体に纏いしは輝く黄金、心に抱えた漆黒。巴マミ >>75 そのへんも魔法で [saga]:2017/10/28(土) 20:17:32.27 ID:swhBkp7T0
マミは教室、ほむらは時を止めた職員室前。マミとほむらはリボンでつながっている



ほむら<こちらほむら。ただいま職員室前。どうぞ>

マミ<こちら本部。そのまま続けて。どうぞ>

ほむら<ミッションを開始する。どうぞ>

マミ<職員室に侵入を! どうぞ>

ほむら<侵入成功。どうぞ>

マミ<入って右が模造紙のはずよ。それを処分して頂戴。3年A組と、えーっと、>

ほむら<2-Cよ>

マミ<2年C組のをね。どうぞ>

ほむら<了解。処分した。どうぞ>

マミ<よくできたわ。目撃者はいないわよね? どうぞ>

ほむら<ええ。時間停止のお陰で奴らはピクリともしません。どうぞ>

マミ<そう。ならいいわ。次、左側から3番目のパソコンを起こして。どうぞ>

ほむら<あなた、なぜそんなことを知っているのかしら。……出来たわ。どうぞ>

マミ<パスワードはgakko-seiseki よ。どうぞ>

ほむら<開けたわ。どうぞ>

マミ<上から2番目の列、右から3番目のフォルダよ。どうぞ>

ほむら<またパスワードです! どうぞ>

マミ<パスワードはmattaku tyuugakuseiwa saikoudaze よ。どうぞ>

ほむら<開きました。どうぞ>

マミ<2年C組、あなたの出席番号のページを開いて、編集して。どうぞ>

ほむら<………………出来たわ。どうぞ>

マミ<次は3年A組33番巴マミというページを開いて、点数をプラス70点しといて。全教科よ、もろちん。どうぞ>

ほむら<……………………出来たわ。どうぞ>

マミ<編集したという証拠を全部消して。どうぞ>

ほむら<やっておいたわ。どうぞ>

マミ<ログアウト、シャットダウン。どうぞ>

ほむら<出来たわ。どうぞ>

マミ<脱出してーー、>

マミ&ほむら<ミッションコンプリート!>

ほむら<ふう。大変だったわ。スパイごっこも、編集作業も>

マミ<お疲れー。ありがとね、暁美さん>

ほむら<アイディアがすばらしかったのよ。私は全然>

マミ<そうね。百パーセント私すごいわ>

ほむら<殴るぞこの野郎>

マミ<ひえぇ、冗談でしゅ>

ほむら<さてと。教室に戻ったし、時間停止解除>

マミ<おお、戻ってきたよ色の世界が>



職員室の先生「あれ、成績模造紙がないぞ。作り直さなくちゃ」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 01:08:12.66 ID:dK+bXwrh0
キーンコーンカーンコーン

ほむら(とうとう発表の時間……)

ほむら(うまくいってるか、心配だよぅ)

ほむら(ううぅぅ)

先生「はい、じゃぁ貼ってくよー」

生徒1「嫌だああああ」

さやか「嫌だああああああああ!」

………………………………………………………………………………

期末考査成績(5教科平均)
2年C組 35名

1位 中沢 98点
2位 上条 96点
3位 一ノ瀬 90点
4位 二階堂 85点
5位 三鷹 81点
6位 四谷 80点
7位 五代 70点
8位 志筑 65点
9位 渡邊 64点





18位 吉宮 30点
19位 鹿目 26点
20位 雪山 23点






30位 美樹 7点
ーー位 暁美 測定不可能

………………………………………………………………………………

生徒「おおぉぉ」

さやか「下から2番目……」

ほむら(よしっ! 作戦成功!)

ほむら(私の成績を全て消す! 3時間後くらいには元どおりに戻す!)

ほむら(私ってば天才ね!)

まどか「おお、順位上がった!」

上条「くっそ、中沢に負けた……」

中沢「ふふーん、実力さ」

仁美「なっ……!」

生徒2「暁美さんヤバァイ、測定不可能だってぇ」

生徒3「ありえねぇぇ」

生徒4「……成績が悪くて測定不可能なのかな?」

生徒5「え?」


その頃の3年A組
マミ(ふふ、私大勝利ね!)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 18:39:25.87 ID:R84mYj6uo
>>71
最初から読めやボケ
79 :>>78 ^_^ [saga]:2017/11/03(金) 00:43:51.47 ID:2lwycYwL0
キーンコーンカーンコーン

マミ「暁美さんっ! ありがとう! 私っ、私っ……!」

ほむら「落ち着け。ここは二年生の教室よ」

マミ「あう」

ほむら「それと、苦しいから離して」

マミ「うう」

ほむら「でもまぁ、よかったじゃないの」

マミ「本当にありがとう……」

まどか「あ! マミさん、こんにちはちは!」

さやか「ちはちは?」

マミ「2人ともこんにちは。私、暁美さんのおかげで、テストがすごくよかったの!」

まどか「おめでとうございます」

さやか「それに比べてほむらは……」

ほむら「うるっさいわね黙れ青魚」

さやか「人ですらない!」

マミ「もう何も怖くないわ」

ほむら「死亡フラグって知ってるかしら」

マミ「不吉なこと言わないでよ」

ほむら「不吉なのは貴方よ」

まどか「ま、まぁまぁ」

マミ「とにかく私は今上機嫌なの! 今日なら何か奢ってあげるわ暁美さん!」

ほむら「その必要はないわ。私たちは互いの利害が一致したから協力し合っただけのこと……。馴れ合いなんてするだけ無駄よ」

まどか「ほむらちゃん冷たっ」

さやか「なら代わりに奢ってください、マミさぁん」

ほむら「黙れ半人半魚」

さやか「人魚っていえよそこは!」

マミ「遠慮しなくていいのよふふふ」

ほむら「はぁ、しょうがないわね」

マミ「わーい!」

まどか「さびしーなー! 2人だけでいいところ行くのに私は行かないなんて、さびしーなー!」

さやか「私もさびしーなー!」

マミ「………………………………………貴方たちもよかったらくる?」

ほむら「笑顔怖いわよ」

まどか「やったねさやかちゃん!」

さやか「奢ってもらえるよう!」

マミ「……2人きりがよかったのに」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/03(金) 01:01:06.82 ID:2lwycYwL0
仁美の休み時間

女子トイレ

仁美「もしもし護衛君?」

護衛君「なんでしょう」

仁美「至急学校のパソコンを調べて頂戴」

護衛君「そういうこともあろうかと思い、ここにあらかじめハックしておいた先生用パソコン画面は開かれております」

仁美「貴方って有能ね」

護衛君「ありがとうございます」

仁美「そこに、編集された跡はありませんか?」

護衛君「ありますよ。今日。暁美ほむらさんと3年の巴マミさんの分が」

仁美「汚い手を使いやがって……」

護衛君「はぁ」

仁美「ありがとう護衛君。下がって」

護衛君「失礼致します」

仁美「……」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 11:29:50.73 ID:qGzb/ON1O
>>78
やめたげてよぉ!彼は多分ただの知りたがりくんなだけだったんだよぉ!
だから最初から読まず誰かに聞いて済まそうとしたゆとりなんだよ!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 15:35:03.37 ID:zSlMFEWt0
おもろい
83 :>>81 σ(^_^;) >>82 ありがとうございますっハゲみになりますっ [saga]:2017/11/03(金) 22:31:12.75 ID:2lwycYwL0
帰り道

まどか「明日でとうとう二学期終了だね」

さやか「早いもんどすなー」

マミ「時が過ぎるのは早いのよ」

ほむら「それで、どこに集合するの?」

マミ「駅前のデパートに5時」

仁美「あらあらみなさん、ひどいですわ。わたくしを置いて」

まどか「でも今日仁美ちゃんは」

仁美「今日は柔道の昇段審査会ですわ……」

さやか「お嬢様って大変だねぇ……」

ほむら「……もしかして明日も何かあるの?」

仁美「明日はピアノのお稽古と生花ですの」

マミ「大変ねぇ。明後日は?」

仁美「土曜日は家庭教師(笑)ですの」

さやか「(笑)ってなんだ?」

仁美「それは禁則事項です」

まどか「あ、もしかして、か・れ・し?」

仁美「違いますわよー」

仁美(合ってはいないけど間違ってもいない……鋭い)

さやか「まっさかねー」

ほむら「駅前のデパートで何をするのかしら」

マミ「別に何をするでもないわよ。歩いたりするだけ。私、一度でいいからこういうこと経験してみたかったのよね〜」

ほむら「ショッピングしないのにショッピングモールに行くなんて」

マミ「買うのもいいのよ、買わないのもいいのよ」

さやか「ゲームもやりたいのであります! 奢りだから目一杯楽しめるのであります!」

マミ(だれも貴方に奢るなんて言ってないわよ)

ほむら「さやか、誰も貴方には奢らないわ。むしろ貴方が奢りなさい」

さやか「えー、そりゃないだろ」

まどか「さやかちゃんちょっと身勝手すぎるよ。マミさんにも全員分奢るだけの財力はないでしょ」

マミ「うんうん」

まどか「だからマミさんが奢るのは2人分だけだよ」

マミ「は?」

まどか「ほむらちゃんとわ・た・し」

ほむら「まどか、貴方は何もしていないでしょう。マミもまどかに奢る必要はないわ」

まどか「えっ」

さやか「そりゃないよ」

ほむら「もともと私とマミが行くだけだったのに勝手についてくるのは貴方たちでしょう。自分のお金は自分で払いなさい」

ほむら「もちろん私も先輩に奢らせるわけにはいかないから自分で払うわ」

マミ「ふぇ……」

マミ(何この後輩かっこいい)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 22:42:11.40 ID:rYsu88uV0
カラオケ行って二人でコネクト歌おう
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 01:20:00.62 ID:nyFPMoJX0
ここまでモブの名前が酷いことに対するツッコミなし
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 02:44:52.59 ID:osf2xqyq0
ほむらは精神的に余裕があれば結構優しい
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 03:49:15.22 ID:xGtP8FHAo
>>81
いてて
88 :>>84 賛成! >>85 orz >>86 ですよね >>87 (^_^) [saga]:2017/11/05(日) 22:10:03.93 ID:mGeeeDF/0
デパートメントストア

ほむら「ごめんなさい、待ったかしら?」

マミ「ううん、今来たところよ」

ほむら「そう。それじゃあ行きましょうか」

マミ「ええ!」

ーーーーー

まどか「こっそりと2人の後をつけちゃうよ!」

さやか「何かしらの弱みを握るのだー!」

ーーーーー

ほむら「あの2人を置いてきぼりにしてしまったからお詫びに何か買ってあげようと思うのだけれど」

マミ「優しいのね、暁美さん」

ほむら「そんなことないわよ///……っほらっ、これなんてどう?」

マミ「可愛いわね。貴方と同じくらい」

ほむら「///」

ーーー

まどか「2人の間にある空気が甘すぎるよ!」

さやか「っていうか転校生優しい!」

ーーー

ほむら「……」

マミ「何見てるの暁美さん」

ほむら「……物語シリーズの最新刊」

マミ「暁美さんそういうの好きなのね、意外」

ほむら「キャラに親近感がわくのよ」

マミ「ふーん。それ、買わないの?」

ほむら「欲しいけど、お金がなくて……」

マミ「このマミおねーさんに任せて! そのくらい容易いわ!」

ほむら「い、いいわよ別に。悪いし」

マミ「ううん、今日とかお見舞いとか、暁美さんにはいっぱい借りがあるもの。ちょっとはお返しさせて」

ほむら「いや別に見返りが欲しかったわけじゃないもの」

マミ「いいから!」

ほむら「あ、ありがとう……///」

マミ(可愛いいいいいい!)

ーーー

まどか「ほむらちゃんの上目遣い+ありがとう+照れがおは反則だよ!」

さやか「なんでだろ 転校生が 可愛いよ」

まどか「575……?」

ーーー

ほむら「デパートは大体全部見たわね」

マミ「次はカラオケよ!」

ほむら「ええ……」

マミ「ほら!」

ほむら「わかったわよ」

マミ「ひゃういーごー!」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 03:04:46.91 ID:YnSuKdEBO
>>87
ゆとり乙
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 09:30:19.52 ID:phFflGJXo
>>89
いてててて…ww
91 :>>89、90 σ(^_^;) [saga]:2017/11/08(水) 01:40:09.71 ID:N9TWv4kC0
ほむら「交わした約束忘れないよ〜♪」

マミ「目ぇぇーを閉じぃぃぃぃ確かめるぅぅっ!」

ほむマミ「押し寄せた闇ぃ振り払ってぇぇぇ進むよぉぉぉぉぉー♪」

ーーーーーー

まどか「マミさん、歌ってるというより叫んでるね」

さやか「ほむらうまっ」

ーーーーーー

ほむら「生き残りたい、生き残りたい、まだ生きていたくて〜♪」

マミ「せいっざーの導きでぇぇぇ今ッ、見つめ合っったぁぁぁー♪」

ほむら「生き残りたい途方に暮れてキラリ枯れてゆく〜♪」

マミ「ほんっきーの体見せぇぇぇつけるまでっ」

ほむマミ「わたぁし眠らないー♪」

ーーーーーー

まどか「あ、ほむらちゃん接待モード入れたよ」

さやか「優しいなぁ」

ーーーーーー

ほむら「君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えないー♪」

マミ「暁美さんうまいわー!」


マミ「ゆぅめぇをーかなーえーてー♪」

ほむら「あ、あら、じ、上手じゃないの」

マミ「ありがとう……暁美さん顔青いわよ大丈夫?」

ほむら「き、気のせいよ」


ほむら「10000年と2000年前から愛してるー♪」

マミ「サールティーロイヤーリー♪」

ほむら「どこまででも続く〜♪」

マミ「さーあー扉を開けてぇぇぇぇー♪」

ほむら「向こうで君の笑い声が聞こえるー♪」


マミ「ホントに大丈夫?真っ青よ」

ほむら「だ、だいじょぶよ。超余裕よ」

ーーーーーー

まどか「凄いねほむらちゃん、あの破壊力満載の歌声で正気を保っていられるなんて」

さやか「らぁめん、らぁめん(白目)」

まどか「さやかちゃんは逝ってしまったわ。円環の理に導かれて」

ーーーーーー

ほむら「これで最後の曲になりそうね。何歌う?」

マミ「コネクト、もっかい歌いましょう」

ほむら「いいわよ」



ほむマミ「もう何があってもくじけない〜♪」

ほむマミ「ずっと明日待って〜♪」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 02:48:27.68 ID:VqOAV/12O
>>90
おっよほど悔しかったんだねww煽るしかできないのかww
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 05:40:41.73 ID:tbp0qf2c0
マミさんあんま歌うまくないのか
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 08:07:48.09 ID:9kjlkcLXo
(接待モードって何だろう)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 09:46:54.91 ID:0w8BCADJo
>>92
半芝もしもし息してるかー?wwwwwwwwwwwwwwゆとしは消えろよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
96 :>>92 ^ ^ >>93 ジャイアン並みですね >>95 ^ ^ [saga]:2017/11/10(金) 00:17:59.16 ID:H/GxIXmq0
>>94 どんな音痴が歌っても必ず90点以上になる裏技です


帰り道

マミ「楽しかったわね」

ほむら「ええ。ありがとう」

マミ「また一緒に行きましょうよ」

ほむら「いいけれど、受験勉強は大丈夫?」

マミ「うっ」

ほむら「受験当日にまた成績を書き換えてなんて泣きつかないようにしてね」

マミ「ううう……だってわかんないのよぉ〜」

ほむら「QBに教えて貰えばいいじゃないの」

マミ「ううう……」

ーーーーーー

まどか「Vまた成績を書き換えるV……? え、どういうこと……?」

さやか「らぁめん、らぁめん(白目血走り)」

ーーーーーー

ほむら「おっとそこで、暁美さん教えてえええ、なんて言わないわよね?」

マミ「ぐっ」

ほむら「先輩だものね?」

マミ「うっ」

ほむら「受験はティロフィナーレとかつぶやきながらうけて合格発表の時にドヤ顔で報告しに来るのは規定事項よね?」

マミ「もっ……もちろん」

ほむら「言ったわね」

マミ(死ぬ気で頑張りましょう)

ほむら「まぁ、少しは手伝ってあげるわよ。魔女退治とか、いろいろ」

マミ「ありがとう」

ほむら「今日の作戦がなければまどか達に私の成績が本当は高いことがばれてしまうところだったんだもの。それを救ってくれたあなたには感謝しなきゃ」

マミ「いいえ、こちらこそ、受験が危ないところを書き換えてくれて助かったわ」

ーーーーーー

まどか「本当はほむらちゃんの成績は、高い……?」

まどか「マミさんの成績を書き換えた……?」

まどか「それってどういう……」

さやか「ん? ここどこだぁ? たしかあたしカラオケでマミさんの空気を震わせるような美しくそれでいて素晴らしい、麗しき歌声を聞いたことまでは覚えてるんだけど……」

まどか「あ、さやかちゃん、生きてたのね。記憶が改竄されてるけど」

さやか「あたしは死んでないぞ! 失礼な!」

まどか「いや、今さっきまで精神死んでたんだよさやかちゃんは」

ーーーーーー
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 13:14:53.37 ID:ARHTee7Co
名前欄でいちいち頑張ってレスしちゃってるいちくん可愛いね^^
98 :ティー茶ー・フィナーレ :2017/11/10(金) 21:10:51.23 ID:Q8R8Ua3M0
まど☆マギ業界の紳士(?)なら殆ど誰もが一度はしてみたいと思った事@:マミさんをモミモミ(意味深)する (一発ネタですが女性の方ごめんなさい)
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 22:57:33.18 ID:ARHTee7Co
>>98
くっさ
化石みたいなやつねちみ!ww
100 :>>97 えっありがとうございます >>98 @って、まだあるんですか >>99 σ(^_^;) [saga]:2017/11/12(日) 22:43:27.00 ID:L/rGoNR30
仁美ホーム

仁美「どんな手段を使ったか知りませんけれど」

仁美「ほむらさんは卑怯ですのね」

仁美「許せませんの」

仁美「もう怒った。怒りましたわ、わたくし」

仁美「明日……成績表が配られる」

仁美「そこが最終決戦ですの」

仁美「明日こそひっくり返してやる!」

仁美「志筑家の名にかけて!」

護衛君「仁美様、入ってもよろしいでしょうか」

仁美「どうぞ、お入りください」

護衛君「先ほど護衛さんが発見したのですが、暁美ほむらさんの成績がまた書き換えられたそうです」

仁美「どこから書き換えたのかしら? その端末を逆探知できないかしら」

護衛君「いえ、残念ながらもともと書き換えからある程度時間が経つと書き換え直されるという設定がしてあったようですので」

仁美「ふん、そう」

護衛君「また巴マミさんの成績は変わりません」

仁美「そう……用はそれだけ?」

護衛君「はい、そうです」

仁美「もういいわ。下がって」

護衛君「失礼します」

仁美「ああくそ! あの野郎……成績だけは元に戻しやがって!」

仁美「許せませんの! 許せませんの!」

仁美「もう絶対に失敗しないように、作戦を考えますの……」

仁美「ほむらさんに恥をかかせてやりますの!」

仁美「……でも、さすがにクラスの全員にバレるのは可哀想ですわよね」

仁美「それにリスクだってありますもの」

仁美「だったらあの2人にだけでどうかしら」

仁美「さやかさん、まどかさん……」

仁美「せっかく仲良くなれましたのにその信用も信頼も全てが崩れ落ちますのね」

仁美「ああ、思い浮かびますわ」

仁美「Vほむらちゃん、嘘つきだったんだねV」

仁美「Vほむらのこと、信じてたのに、そんな嘘つくなんて……V」

仁美「Vほむらちゃん、ひどいよV」

仁美「Vほむら、ひどいよV」

仁美「ふふふふふふふふふふふふふぐ」

仁美「明日が楽しみですわねぇ」

仁美「ふふふふふふふふふふふふふふ」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:47:35.93 ID:L/rGoNR30
>>1です

重大なミスに気がつきました

×仁美「ふふふふふふふふふふふふふぐ」

◯仁美「ふふふふふふふふふふふふふふ」

なんだよフグって何を叫んでるんだよ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 23:49:06.31 ID:gCJlNsMao
笑いすぎてむせたと解釈した
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 09:18:52.67 ID:dRXfyG7Qo
おせーよ早く描けや
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/13(月) 10:59:47.12 ID:eyvkSlCE0
はい。A以降もありますが、その内容はご想像にお任せします。これ以上は公開してはならない範囲(ネタ)ですので。
それはそうと、これはなかなかに面白いお話を読ませて頂きました。ありがとうございます!
仁美ちゃんが壊れてしまった件、いいぞもtt……これからも陰ながら応援しております。
最後に一言…そんなことよりおフグ食べたい(H並感)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 11:38:00.74 ID:XE6CPleC0

無理してエタったり打ち切りエンドみたいになっても困るし...更新は毎回気長に待ってるのでイッチ頑張って!
そんなことよりフグ食べたい
106 :>>102 ありがとうございます >>103 頑張ります >>104 ありがとうございます >>105 頑張ります! [saga]:2017/11/14(火) 00:13:59.95 ID:XedNCaAa0
次の日

まどか「行ってきまーす」

まどか(昨日はあの2人の会話が気になってよく眠れなかったよ……)

まどか(どういうことなのか、今日聞かなくちゃ)

まどか(でもいつ聞こう……)

まどか(っていうか私の勘違いじゃないのかな)

まどか(ほむらちゃんがそんなこと……でもどうやって)

まどか(モヤモヤするー!)

さやか「まどかおはよー!」

まどか「あ、おはようさやかちゃん。昨日あれからどうだった? ちゃんと家に帰れた?」

さやか「へ? 家? 帰れたけどそれが何か?」

まどか「昨日夜ご飯何食べた?」

さやか「らぁめん」

まどか「あ、やっぱり……」

さやか「? そんなことよりまどか、明日から冬休みやで」

まどか「さいですか」

さやか「なんだよ反応薄いなー」

まどか「だって実感がなくて」

さやか「小学生の頃は指折り数えて待ってたのになー」

まどか「今はもう気がつけば明日だもんね」

さやか「時が過ぎるのは早いもんどすねー」

まどか「それより今年クリスマスパーティーどうする?」

さやか「ごっめーん、恭介と一緒に12月下旬から1月初めまで北海道行きだわ」

まどか「そっかー」

仁美「おはようございます、まどかさんさやかさん」

まどか「おはよう仁美ちゃん」

さやか「おはよう仁美」

仁美「今日は成績表の配られる日ですわね」

さやか「うわー、やだよー」

まどか「怖いねー」

仁美「そうですわね」

さやか「羨ましいぞ仁美ー! お前は優等生でいいよなー!」

まどか「さやかちゃんは努力をしようか」

さやか「ぐぬぬ」

ほむら「遅れてごめんなさい、おはようみんな」

まどか「おはよー」

さやか「おっそーい! 遅刻! 罰金!」

仁美「……」

まどか「……」

ほむら「なんか今日道にバナナの皮がたくさん落っこちてるわね」

さやか「なんだよそれー」

まどか「ほんとだー」

仁美「……」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 00:50:58.46 ID:XedNCaAa0
名前欄の入力文字数が少ない……いろいろ伝えたいのに!
皆さん本当に優しいお言葉ありがとうございます!
頑張って書いていきます!
これからもこんな下手くそな初心者感満載の>>1なんかのssでよかったら生温かい目で見守ってください……

学校前

さやか「なんだよこれ……バナナの皮の絨毯じゃねーか」

まどか「そこらじゅう全部にバナナの皮がご丁寧に敷き詰められてる……」

ほむら「一体誰がこんなことを……」

仁美「ふふふ迷惑な人ですわねーふふふふ」

ほむら「……」

まどか(仁美ちゃんもしかして……)

さやか「ええい! このままここにずっといたら遅刻間違いなし! 一か八か、強行突破だ!」

まどか「あ、さやかちゃん走っちゃ危ない、転ぶよーーあ、転んだ」

さやか「いたいー」

ほむら「ここは慎重に、慎重に……あ、意外に滑らない」

仁美(当然ですわ。だって今滑ったところで意味はないですもの)

仁美(帰りにはここにローションをかけますけどね。ふふふ)

まどか「あ、ほんとだー。さやかちゃんみたいに走らなければ楽勝!」

さやか「ぶーぶー」

仁美(もちろんわたくしはところどころの隙間をぬってスイスイ進みますわ)

まどか「仁美ちゃんはやーい」

さやか「まるでここのこと、あらかじめ知ってたように冷静にスイスイ進むね。あはは」

仁美「ふふふ」

仁美(鋭い……!)

ほむら「予鈴がなったわ。急がなくちゃ……でも、まだ道が長い……!」

マミ<お困りのようね、暁美さん>

ほむら<マミ!?>

マミ<私もこれに今朝気づいて、面倒だから裏口に回ってからリボンで上まで上がったわ>

ほむら<ずるいわよ>

マミ<ふふ。それより私、今あなたのちょうど上の階の窓のそばにいるわ。安全なルートを通れるように道案内してあげる>

ほむら<条件は?>

マミ<ふふ、鋭いのね。また遊びに行きましょう>

ほむら<わかったわ>

マミ<よし、ではあなたから見て右に比較的滑りにくそうなバナナがあるわ。そこよ>

ほむら<えいっ>

マミ<つぎは上上下下左右左右ABよ>

ほむら<あなたに頼った私が馬鹿だった>

マミ<冗談よ! はい次ひだり、みぎ、ちょくしん、ひだり、みだり、ひぎよ>

ほむら<えいっ、えいっ、……ん? みだり、ひぎ?>

マミ<ごめんなさい、ひだりみぎね>

ほむら<ありがとう>

QB(やっぱりほむマミはええのぉ)
108 :夢が叶っちゃう魔法のコマンド :2017/11/14(火) 10:13:58.63 ID:r1yg9vwO0
俺「え?上上下下左右左右QB?」
QB「ん?僕のこと呼んだ?ということは君も契約したいんだね?」
俺「」 この後めちゃくちゃ誘われた
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 18:27:24.81 ID:sbYOvWF3o
上上下下左右左右BA
110 :>>108 その後が気になるような >>109 あ、間違えた…… [saga]:2017/11/14(火) 18:57:53.81 ID:XedNCaAa0
終業式

校長先生「えー、で、あるからして、ちゃんとけがしないように健康に過ごすことを……」

ほむら(なんとか間に合った……感謝するわ巴マミ)

校長先生「えー、それでは皆さん教室に帰ったらお楽しみの成績表の配布の時間です。隠したりせずにちゃんと見せましょうね」

ほむら(私は誰にも見せないわ……)

仁美「……」

まどか(ほむらちゃんにはいつ言おう、いつ言おう……)

さやか「zzz」


教室

早乙女先生「はい、それでは成績表を配ろうと思います! ちゃんとお母さんお父さんにみせてくださいね!」

さやか「えー」

仁美(作戦決行はまだ……待つのよ仁美)

ほむら(なんだか視線を感じるわ。警戒しないと)

早乙女先生「暁美さーん」

ほむら「はい」

ほむら(足元異常なし、空中異常なし、天井異常なし、後ろ異常なし!)

早乙女先生「よく頑張ったわね」

ほむら「先生のおかげですよ」

早乙女先生「あらあら」クスッ

――――――――――

早乙女先生「はい、では明日から冬休みですが、冬休みだからって浮かれてけがなんてしないこと!」

早乙女先生「冷えにいい料理はなんですか、はい中沢君!」

中沢「えっ、っと、鍋じゃないかと……」

早乙女先生「大正解! キムチ鍋か何かで体を温めてインフルエンザになんてかからないこと!」

早乙女先生「あ、それと、宿題を配りまーす」

生徒「えええー」

さやか「そっちが後回しかよっ」

まどか「なんかデジャヴだね」

仁美「……」

ほむら「……」

早乙女先生「ドリルにお習字絵日記もー」

さやか「うげぇ」

まどか「多すぎない?」
111 :夢が叶っちゃう魔法のコマンド・続き :2017/11/14(火) 22:30:30.01 ID:kW6QkyNc0
俺「いやぁ、あの時は大変でしたよ…。QBに『願いを叶えてあげるから早く契約してよ』ってしつこく言い寄られました。
契約したら願いを叶える代わりにずっと戦いを強制されるので、何度も命の危機が来ると思いました。
そうなると今の安心できる生活が送れなくなってしまうので、何度言い寄られても断り続けました。
願いが叶うことだけではなく、みんなと一緒に仲良く生きられることも、大きな幸せですよね!」
112 :>>111 イイハナシダナー(≧∇≦) [saga]:2017/11/16(木) 22:06:40.08 ID:EiX2WJnk0
教室

早乙女先生「ではみなさん、さようなら」

生徒「さよならーっ」

まどか「ふいー、宿題が多くて困っちゃうよぉ〜」

さやか「ほんとだよなー」

仁美(作戦決行まであとわずか……)

まどか「頑張んなくちゃね。さ、帰ろう」

さやか「そだな。ほむら、仁美ー、帰るべー」

ほむら「ええ」

仁美「はい、ただいま」

仁美(護衛君はちゃんとやってくれてるわよね……)

ほむら(ここから先に何が待ち受けているのかしら)

まどか「あ、マミさんだ!」

さやか「え? あ、ほんとだー」

マミ「すみませーん、暁美さんいませんか?」

生徒「あそこです」

マミ「ありがとう」

ほむら「マミ、どうしたの?」

マミ「あの、鹿目さんたち、今日一緒に帰ってくれない? 昨日不審者出たらしくて……」

まどか「いいですよ! もちろんですよ!」

さやか「大歓迎っす!」

仁美「失礼ですがこの方はどなたですの?」

マミ「初めまして。私3年A組の巴マミ。よろしく」

仁美「よろしくお願い申し上げます」

仁美(成績を書き換えた人ですわね……こいつが)

マミ<暁美さん、私に任せて!>

ほむら<ありがとう……>

マミ<もう何も怖くなんてないわ!>

ほむら<ちょっと待ってそれ死亡フラg>

マミ<このフラグクラッシャーの私にかかればそんなもの!>

ほむら<それもフラグ……>

数十分後

マミ「死ぬしかない死ぬしかない死ぬしかない死ぬしかない死ぬしか」

ほむら「はぁああ」

まどか「マミさんしっかりしてください!」

さやか「マミさぁぁぁぁん」

仁美「ふふ」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 20:52:11.36 ID:mydyEDOr0
ほむら「張り切って外に出て」

マミ『さあ、行くわよっ!』

ほむら「そこにはローションを塗りたくったバナナの道があって」

まどか『これは……』

さやか『無茶ですマミさん大尉!』

マミ『大丈夫私は無敵!』

ほむら「漫画みたいにつるんと転んで」

マミ『……』

まどか『だから言ったのに』

さやか『あっちゃー』

ほむら「自尊心その他もろもろにダメージくらって」

マミ『……』

まどか『……大丈夫ですか?』

さやか『こんな失敗は誰でもしますってーあはは』

ほむら「そして今この状態よ」

マミ「みんな死ぬしかないじゃないっ! あなたも、私も!」

まどか「マミさんしっかりしてください! 死なないでください!」

さやか「豆腐メンタル……」

マミ「うふふふ」

ほむら「あの、大丈夫なの、ちょっとマミったら、ねぇ」

仁美(ここまではシナリオ通りかしら。予想外なのは先輩がいらしたこと……。あの成績書き換え女。あと少し……)

仁美(さあ、護衛君! 巴マミ先輩に高速膝カックンですのよっ!)

護衛君「えーい」

マミ「おぅふ」

まどか「マミさんっ!」

さやか「いきなりこけた!」

ほむら「はぁ……ほら、大丈夫? 手、握って」

マミ「ありがとう……」

仁美(ほむらさんがそこでしゃがんだと同時に私が後ろから押す!)

仁美「キャッ、スベリマシタワー」

マミ「暁美さんっ! 後ろっ!」

ほむら「……え? ……わああっ!」

ほむら(くっ、時間停止……間に合わないっ!)

仁美(滑って転びながらーの、ほむらさんのカバンのチャック開けながらーの、カバン返し!)

ほむら「はやいっ!」

仁美(護衛君! カバンとその中身が落ちるところのバナナどけて!)

護衛君「あいあいさー」

仁美(完璧!)

まどか「ほむらちゃんカバン転がっちゃったねー」

さやか「集めてあげよう!」

仁美「そうしましょう!」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/21(火) 21:25:35.20 ID:6VCr+jdo0
ほむら(マズイマズイ! とりあえず早く時間停止をしなくちゃ!)

ほむら(嘘……。マミのリボンが絡まって、動けない!)

マミ「これが時間停止……。凄いわ」

ほむら「感心してないでこのリボンをほどいて頂戴。早く!」

マミ「任せて! 」

マミ「……あり? ありり? ……ほどけない」

ほむら「嘘だろっ!?」

マミ「こうなったら魔法を元から解いて……」

マミ「あれれのれ? リボンの解き方どうやるんだっけ?」

ほむら「ふざけんなこの役立たず縦ロールがっ!」

マミ「縦ロール!?」

マミ「だってリボンを解くのなんて久しぶりだからわかんないんだもん! 忘れたんだもん!」

ほむら「この肝心な時に限ってあなたは!!」

ほむら(やばいやばいやばい! 時間を止めていられる時間がなくてもう時間がなくてだから時間が大切ででもマミのせいで時間を無駄遣いしてああああ)

ほむら(詰んだああああああああ)

ほむら(もういっそのこと死にたい! でもマミが元々の縛りをさらにややこしくして全身縛られてるから死ねない!)

ほむら(やばいやばいやばいやばいやばい!)

ほむら(くぁwせdrftgyふじこlp)

ほむら(ぎゃああああああ)

さやか『転校生はこんなやつだったなんてね』

まどか『ほむらちゃん、最低』

仁美『ふふふふふ』

ほむら「もうやめてええええええ」

マミ「ごめんなさああああああい!」

ほむら(タイムリミット! )

ほむら(死ぬしかないじゃない!)

時間停止解除ーー

さやか「あーあー、こんなに散らかして……」

まどか「仁美ちゃんもほむらちゃんも、おっちょこちょいなんだから!」

仁美「あらあらこれはほむらさんの成績表じゃないですかヤダー!」

さやか「見ちゃうのー? 怒られるぞー」

まどか「でもちょっと気になるかも……」

仁美「じゃあ少しだけ拝見いたしましょう!」

ほむら「あ……あああ……」

さやか「どんなのかなー」

まどか「気になるなー」

仁美「ふふふっ」

仁美(ざまあみろですの! 私の勝ちですの! さあ嫌われるがいい! 憎まれるがいい!)

仁美(それが真実を偽った人の末路ですの!)

仁美(せいぜい後悔するがいい!)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/21(火) 21:39:13.19 ID:29WUsSKl0
それはフラグだぞ
116 :9B型鉛筆 :2017/11/22(水) 09:47:47.46 ID:Xo5+AeCB0
…ほぅ。果たしてこの先、一番後悔するのは誰なんですかねぇ?

>>98 もしかしてAは「あんこちゃんにあんあんと言わせる」ですかねぇ?
117 :9B型鉛筆 :2017/11/22(水) 09:59:50.03 ID:Xo5+AeCB0
>>116 コンマ1秒によって勝敗が左右された件
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 12:45:03.69 ID:CTHSN2s20
sageて……
119 :>>115 フラグクラッシャー現る? >>116 続きが… >>117 (^^) >>118 σ(^_^;) [saga]:2017/11/24(金) 19:48:24.63 ID:CTYr0o4q0
さやか「開けちゃうぞー」

まどか「ファイルトンネルを抜けるとそこは、雪国だった……ってえ?」

仁美「真っ白……ですって?」

ほむら(こんなこともあろうかと思って事前に偽物を用意しておいてよかったわ)

ほむら(でも本物だってすぐそばにある。せめてリボンさえ解ければ……。はっ!)

ほむら(昔のかの有名なマリーアントワネットはこういったと伝えられている)

ほむら(パンがなければケーキを食べればいいのよ)

ほむら(とある歌の歌詞にもこんなようなことがあったような気もする。うろ覚えだが)

ほむら(足をくじけば膝で這い、指をくじけば肘で這い)

ほむら(ならば私は匍匐前進をすればいいんじゃないかしら)

ほむら(えーっさ、ほーいさっ)

ほむら(ぐぬぬぬぬー、ふんっぬー)

ほむら(届いた! あとは拾い集めて……)

仁美(そうはさせん! そうはさせんぞ!やらせはせん! やらせはせんぞおおおおおおおお!)

仁美「オットアシガヨロヨロトー」

ほむら(そうはさせん! そうはさせんぞ! やらせはせん! やらせはせんおおおおおおおお!)

ほむら(あっ、でも止められない!)

ほむら(まどぅい! これはものすごーくまどぅい! じゃねーやマズイ!)

仁美「キャー」

ほむら(また遠くに!)

まどか「あー、あー、また飛ばしちゃって。全くおっちょこちょいなんだから!」

さやか「今度こそ本物の成績表を見よう!」

仁美「ふふ……ホムラサンダイジョーブデスノー?」

ほむら(まさに外道!)

ほむら(でも諦めない! 私は諦めないよ! ずっと明日待ってるよ!)

ほむら(匍匐前進! どりゃあああ)

さやか「オープン!」

まどか「オープ……んんん!?」

さやか「全部……90点台……だと……?」

まどか「嘘だッ! 嘘だと言ってよほむらちゃんッ!」

仁美「んふふふっ」

ほむら「あああ……ああああああ!」

ほむら(はい終わったー! 終わりました暁美ほむらーーーー)

ほむら(今までの努力が水の泡に!)

ほむら(やべえよどうしよう)
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/27(月) 20:21:50.62 ID:6oQpxXD50
まどか「ほむらちゃん……ちょっとこれはどういうことか説明してもらえる?」

さやか「説明求む!」

仁美「裏切り者! 裏切り者!」

ほむら「えとあのそのね? 悪気はなかったのよ」

まどか「言い訳はいらねェんだよ! 説明しろっつってんだろ! ごるぁあ!」

さやか「怖っ」

仁美「ひっ」

ほむら「ごごごごめんなさいいい!」

まどか「謝罪の言葉もいらねェんだよ! さっさと説明しろよ! 死にてぇのか!」

ほむら「しにたくないでしゅ! あの、えと、始まりはこの前……」

回想シ……

まどか「くどいっ! 早くしろボケェェ!」

ほむら「はひぃ! 私はただまどか達にがっかりしてほしくなくて……」

まどか「どういうことだ?」

ほむら「私ここが名門校だって知らなくて、普通にいい点数が取れたと思ったら、まどか達めちゃくちゃ低い点数を自慢してきて……」

まどか「ほう」

ほむら「みんなにこの事を知られたら距離置かれちゃうかなって思って……!」

さやか「そんなことなっ! ……あ、あるかも……」

ほむら「そのまま隠し通そうと思ったら……こんなことに……」

まどか「つまり、あくまで私たちのためだってこと?」

ほむら「そうよ! あなた達との関係を崩したくなかったからなの!」

まどか「なら私が怒る筋合いはないね」

さやか「そだね」

ほむら「ホッ」

まどか「でも、隠し事はダメだぞっ! さやかちゃんはともかく私はそんなことで怒りはしないだろうと思うきっとだから!」

ほむら「うん……うん!」

さやか「それじゃあ」

仁美(納得いかないですわ……!)

さやか「ほむらのこと許すか!」

まどか「そうだね。ほむらちゃん、今日は許してあげr」

仁美「待ってくださいまどかさん! ほむらさんは、どんな理由があったとしても、学校のパソコンや成績を、勝手に書き換えたのですわよ!」

仁美「立派な犯罪でしてよ!」

さやか「む……そう言われれば確かに」

まどか「ほむらちゃん……? ふふふふふふふ」

ほむら「違う! 誤解よ!」

まどか「何がどう誤解だ! 誤解も6階もねぇよ!」
121 :真冬の夜の夢魔 :2017/11/28(火) 10:55:54.66 ID:vr2cn7It0
まずウチ(のマンション)さぁ…19階の19号室、あんだけど…焼いてかない?
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 17:33:24.53 ID:oaEvNklE0
コロコロみたいなテンションだな
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 01:19:51.54 ID:3rN4mJ/LO
ぶっちゃけ名前の欄で返レスしてるの寒いぞ
124 :>>123 すみません。以後やめますね。 [saga]:2017/12/01(金) 20:15:35.78 ID:umIqwFLc0
ほむら「ごめんなさい! ほんとごめん! 悪気はなかったのよ!」

さやか「確かにほむら……あたしたちのために頑張って、クラスメイトにも笑われて……」

まどか「う……言われてみれば……」

仁美「騙されてはいけませんまどかさん。こいつは犯罪者ですのよ!」

まどか「そ……そだねっ」

ほむら「まどかぁ……」

さやか「ほむらはあくまであたしたちのために!」

まどか「ううう」

仁美「書き換え犯罪者!」

まどか「うぐぐ」

ほむら「許して……もうしないから……」

さやか「ほむらは反省してんだぞ! もういいだろ!」

まどか「さやかちゃんが言うなら……」

仁美「ごめんで済むなら警察はいりませんわよ! さらにさやかさんだって共犯かもしれませんわ!」

まどか「うっ……」

ほむら「ふえええ」

さやか「るっせえワカメ! この分からず屋!んなわけねぇだろ! 」

仁美「あんだと青魚! 邪魔くせえよ!」

さやか「やんのかあ?」

仁美「喧嘩上等夜露死苦!」

さやか「おるああああ」

仁美「くそー!」

まどか「うっせえんだよごちゃごちゃと! 黙りやがれ!」

さやほむ仁「はひい」

ほむら「まど……か……」

さやか「そうだよ! そもそも成績の書き換えの処罰法なんて知るかい! 知ってんのか?」
まどか「うううー」

まどか「……わかった。ほむらちゃん、今回だけ特別に許してあげる」

仁美「それはありません! あんまりですわ!」

まどか「今回だけだからね!」

ほむら「はいっ」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 21:20:33.40 ID:mJ+8y2eOO
うちに屋上あるんだ…萌えてかない?
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 21:10:01.35 ID:zueT+cuv0
まどか「ふう、これで一件落着めでたしめでたしかな?」

ほむら「うっうっ」

仁美「……納得いきませんわ」

さやか「もういいじゃんかよー!」

まどか「……仁美ちゃん」

仁美「だってだって……」

まどか「仁美ちゃんも、ほむらちゃんの秘密を暴くためによく頑張ってくれたよね」

仁美「はい。全てはあの女に恥を書かせて失脚させるためにしましたわ」

まどか「ほむらちゃんはもう十分に恥をかいたよ。もう良くないかな?」

仁美「でもまだまだ足りない……。私の感じた屈辱はこんなものじゃ……!」

まどか「まず仁美ちゃんも、そういうことは私たちに相談しようね。隠し事はダメ」

仁美「……」

さやか「そうだそうだー」

まどか「お魚さんは黙ってて」

さやか「おさかなさん……」

まどか「それと仁美ちゃん。今回のことはもうほむらちゃんはすごく反省してるんだよ。今日のところは私に免じて許してあげてくれないかな」

仁美「……でも」

まどか「だったら仁美ちゃん。これから仁美ちゃんはほむらちゃんの弱みを握ってることになる、って考えるのはどうかな」

ほむら「!?」

まどか「これからほむらちゃんは仁美ちゃんに逆らえないよ。これならどうかな?」

仁美「……仕方ありませんわね。今回だけですわよ」

まどか「よし! これでどうにかハッピーエンドだねっ」

さやか「じゃあひと段落ついたところであたしは恭介と勉強会をするのでさらばだ」

まどか「はいはい」

仁美「では私もそろそろおいとまいたしますね。今日は日本舞踊ですのよ」

まどか「ばいばい」

ほむら「……」

まどか「さ、ほむらちゃんも帰ろっか。……その前にリボンを解かなくちゃいけないけど」

ほむら「助けてまどかぁ」

マミ「私も助けてぇ、絡まっちゃったよおおお」

まどか「仕方ないなぁ」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 23:37:46.63 ID:2YLwCw5q0
おまけ

次の日の仁美

ピンポーン

中沢「はーい」

仁美「中沢くん、おはようございます」

中沢「この時間はおはようなのか? こんにちはなのか? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「ま、それは置いといて、勉強を教えてくださいまし」

中沢「うん、僕の部屋と居間、どっちがいいかな? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「ではお部屋にお邪魔しますわ」

中沢「うん、で、どこがわからないんだい? 僕はどこだっていいけど」

仁美「ここですのよ」

中沢「ああ、数学か。二パターン解き方があるけど、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」

仁美「では1つ目で」

中沢「これはね、ここをこうすることでこうなるんだよ。そして答えは、僕はどっちでもいいけども……」

ブチッ

仁美「………どっちでもよくありませんわよおおお!」

中沢「ど、どうしたんだい? 別に僕は志筑さんがどうなってもどっちでもいいけど」

仁美「そう! それですわ! そんな優柔不断だからモテませんのよ!」

中沢「いや別にモテてもモテなくても僕はどっちでも」

仁美「もうそのパターン飽きましたわ! もういいっ、帰りますのよ!!」

中沢「また新学期会おうね。またねとバイバイどっちがいいかい? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「なにこいつやっぱりめんどくせえええええ」
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