まどか「テストの点数が上がったよ!」

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99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 22:57:33.18 ID:ARHTee7Co
>>98
くっさ
化石みたいなやつねちみ!ww
100 :>>97 えっありがとうございます >>98 @って、まだあるんですか >>99 σ(^_^;) [saga]:2017/11/12(日) 22:43:27.00 ID:L/rGoNR30
仁美ホーム

仁美「どんな手段を使ったか知りませんけれど」

仁美「ほむらさんは卑怯ですのね」

仁美「許せませんの」

仁美「もう怒った。怒りましたわ、わたくし」

仁美「明日……成績表が配られる」

仁美「そこが最終決戦ですの」

仁美「明日こそひっくり返してやる!」

仁美「志筑家の名にかけて!」

護衛君「仁美様、入ってもよろしいでしょうか」

仁美「どうぞ、お入りください」

護衛君「先ほど護衛さんが発見したのですが、暁美ほむらさんの成績がまた書き換えられたそうです」

仁美「どこから書き換えたのかしら? その端末を逆探知できないかしら」

護衛君「いえ、残念ながらもともと書き換えからある程度時間が経つと書き換え直されるという設定がしてあったようですので」

仁美「ふん、そう」

護衛君「また巴マミさんの成績は変わりません」

仁美「そう……用はそれだけ?」

護衛君「はい、そうです」

仁美「もういいわ。下がって」

護衛君「失礼します」

仁美「ああくそ! あの野郎……成績だけは元に戻しやがって!」

仁美「許せませんの! 許せませんの!」

仁美「もう絶対に失敗しないように、作戦を考えますの……」

仁美「ほむらさんに恥をかかせてやりますの!」

仁美「……でも、さすがにクラスの全員にバレるのは可哀想ですわよね」

仁美「それにリスクだってありますもの」

仁美「だったらあの2人にだけでどうかしら」

仁美「さやかさん、まどかさん……」

仁美「せっかく仲良くなれましたのにその信用も信頼も全てが崩れ落ちますのね」

仁美「ああ、思い浮かびますわ」

仁美「Vほむらちゃん、嘘つきだったんだねV」

仁美「Vほむらのこと、信じてたのに、そんな嘘つくなんて……V」

仁美「Vほむらちゃん、ひどいよV」

仁美「Vほむら、ひどいよV」

仁美「ふふふふふふふふふふふふふぐ」

仁美「明日が楽しみですわねぇ」

仁美「ふふふふふふふふふふふふふふ」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:47:35.93 ID:L/rGoNR30
>>1です

重大なミスに気がつきました

×仁美「ふふふふふふふふふふふふふぐ」

◯仁美「ふふふふふふふふふふふふふふ」

なんだよフグって何を叫んでるんだよ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 23:49:06.31 ID:gCJlNsMao
笑いすぎてむせたと解釈した
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 09:18:52.67 ID:dRXfyG7Qo
おせーよ早く描けや
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/13(月) 10:59:47.12 ID:eyvkSlCE0
はい。A以降もありますが、その内容はご想像にお任せします。これ以上は公開してはならない範囲(ネタ)ですので。
それはそうと、これはなかなかに面白いお話を読ませて頂きました。ありがとうございます!
仁美ちゃんが壊れてしまった件、いいぞもtt……これからも陰ながら応援しております。
最後に一言…そんなことよりおフグ食べたい(H並感)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 11:38:00.74 ID:XE6CPleC0

無理してエタったり打ち切りエンドみたいになっても困るし...更新は毎回気長に待ってるのでイッチ頑張って!
そんなことよりフグ食べたい
106 :>>102 ありがとうございます >>103 頑張ります >>104 ありがとうございます >>105 頑張ります! [saga]:2017/11/14(火) 00:13:59.95 ID:XedNCaAa0
次の日

まどか「行ってきまーす」

まどか(昨日はあの2人の会話が気になってよく眠れなかったよ……)

まどか(どういうことなのか、今日聞かなくちゃ)

まどか(でもいつ聞こう……)

まどか(っていうか私の勘違いじゃないのかな)

まどか(ほむらちゃんがそんなこと……でもどうやって)

まどか(モヤモヤするー!)

さやか「まどかおはよー!」

まどか「あ、おはようさやかちゃん。昨日あれからどうだった? ちゃんと家に帰れた?」

さやか「へ? 家? 帰れたけどそれが何か?」

まどか「昨日夜ご飯何食べた?」

さやか「らぁめん」

まどか「あ、やっぱり……」

さやか「? そんなことよりまどか、明日から冬休みやで」

まどか「さいですか」

さやか「なんだよ反応薄いなー」

まどか「だって実感がなくて」

さやか「小学生の頃は指折り数えて待ってたのになー」

まどか「今はもう気がつけば明日だもんね」

さやか「時が過ぎるのは早いもんどすねー」

まどか「それより今年クリスマスパーティーどうする?」

さやか「ごっめーん、恭介と一緒に12月下旬から1月初めまで北海道行きだわ」

まどか「そっかー」

仁美「おはようございます、まどかさんさやかさん」

まどか「おはよう仁美ちゃん」

さやか「おはよう仁美」

仁美「今日は成績表の配られる日ですわね」

さやか「うわー、やだよー」

まどか「怖いねー」

仁美「そうですわね」

さやか「羨ましいぞ仁美ー! お前は優等生でいいよなー!」

まどか「さやかちゃんは努力をしようか」

さやか「ぐぬぬ」

ほむら「遅れてごめんなさい、おはようみんな」

まどか「おはよー」

さやか「おっそーい! 遅刻! 罰金!」

仁美「……」

まどか「……」

ほむら「なんか今日道にバナナの皮がたくさん落っこちてるわね」

さやか「なんだよそれー」

まどか「ほんとだー」

仁美「……」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 00:50:58.46 ID:XedNCaAa0
名前欄の入力文字数が少ない……いろいろ伝えたいのに!
皆さん本当に優しいお言葉ありがとうございます!
頑張って書いていきます!
これからもこんな下手くそな初心者感満載の>>1なんかのssでよかったら生温かい目で見守ってください……

学校前

さやか「なんだよこれ……バナナの皮の絨毯じゃねーか」

まどか「そこらじゅう全部にバナナの皮がご丁寧に敷き詰められてる……」

ほむら「一体誰がこんなことを……」

仁美「ふふふ迷惑な人ですわねーふふふふ」

ほむら「……」

まどか(仁美ちゃんもしかして……)

さやか「ええい! このままここにずっといたら遅刻間違いなし! 一か八か、強行突破だ!」

まどか「あ、さやかちゃん走っちゃ危ない、転ぶよーーあ、転んだ」

さやか「いたいー」

ほむら「ここは慎重に、慎重に……あ、意外に滑らない」

仁美(当然ですわ。だって今滑ったところで意味はないですもの)

仁美(帰りにはここにローションをかけますけどね。ふふふ)

まどか「あ、ほんとだー。さやかちゃんみたいに走らなければ楽勝!」

さやか「ぶーぶー」

仁美(もちろんわたくしはところどころの隙間をぬってスイスイ進みますわ)

まどか「仁美ちゃんはやーい」

さやか「まるでここのこと、あらかじめ知ってたように冷静にスイスイ進むね。あはは」

仁美「ふふふ」

仁美(鋭い……!)

ほむら「予鈴がなったわ。急がなくちゃ……でも、まだ道が長い……!」

マミ<お困りのようね、暁美さん>

ほむら<マミ!?>

マミ<私もこれに今朝気づいて、面倒だから裏口に回ってからリボンで上まで上がったわ>

ほむら<ずるいわよ>

マミ<ふふ。それより私、今あなたのちょうど上の階の窓のそばにいるわ。安全なルートを通れるように道案内してあげる>

ほむら<条件は?>

マミ<ふふ、鋭いのね。また遊びに行きましょう>

ほむら<わかったわ>

マミ<よし、ではあなたから見て右に比較的滑りにくそうなバナナがあるわ。そこよ>

ほむら<えいっ>

マミ<つぎは上上下下左右左右ABよ>

ほむら<あなたに頼った私が馬鹿だった>

マミ<冗談よ! はい次ひだり、みぎ、ちょくしん、ひだり、みだり、ひぎよ>

ほむら<えいっ、えいっ、……ん? みだり、ひぎ?>

マミ<ごめんなさい、ひだりみぎね>

ほむら<ありがとう>

QB(やっぱりほむマミはええのぉ)
108 :夢が叶っちゃう魔法のコマンド :2017/11/14(火) 10:13:58.63 ID:r1yg9vwO0
俺「え?上上下下左右左右QB?」
QB「ん?僕のこと呼んだ?ということは君も契約したいんだね?」
俺「」 この後めちゃくちゃ誘われた
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 18:27:24.81 ID:sbYOvWF3o
上上下下左右左右BA
110 :>>108 その後が気になるような >>109 あ、間違えた…… [saga]:2017/11/14(火) 18:57:53.81 ID:XedNCaAa0
終業式

校長先生「えー、で、あるからして、ちゃんとけがしないように健康に過ごすことを……」

ほむら(なんとか間に合った……感謝するわ巴マミ)

校長先生「えー、それでは皆さん教室に帰ったらお楽しみの成績表の配布の時間です。隠したりせずにちゃんと見せましょうね」

ほむら(私は誰にも見せないわ……)

仁美「……」

まどか(ほむらちゃんにはいつ言おう、いつ言おう……)

さやか「zzz」


教室

早乙女先生「はい、それでは成績表を配ろうと思います! ちゃんとお母さんお父さんにみせてくださいね!」

さやか「えー」

仁美(作戦決行はまだ……待つのよ仁美)

ほむら(なんだか視線を感じるわ。警戒しないと)

早乙女先生「暁美さーん」

ほむら「はい」

ほむら(足元異常なし、空中異常なし、天井異常なし、後ろ異常なし!)

早乙女先生「よく頑張ったわね」

ほむら「先生のおかげですよ」

早乙女先生「あらあら」クスッ

――――――――――

早乙女先生「はい、では明日から冬休みですが、冬休みだからって浮かれてけがなんてしないこと!」

早乙女先生「冷えにいい料理はなんですか、はい中沢君!」

中沢「えっ、っと、鍋じゃないかと……」

早乙女先生「大正解! キムチ鍋か何かで体を温めてインフルエンザになんてかからないこと!」

早乙女先生「あ、それと、宿題を配りまーす」

生徒「えええー」

さやか「そっちが後回しかよっ」

まどか「なんかデジャヴだね」

仁美「……」

ほむら「……」

早乙女先生「ドリルにお習字絵日記もー」

さやか「うげぇ」

まどか「多すぎない?」
111 :夢が叶っちゃう魔法のコマンド・続き :2017/11/14(火) 22:30:30.01 ID:kW6QkyNc0
俺「いやぁ、あの時は大変でしたよ…。QBに『願いを叶えてあげるから早く契約してよ』ってしつこく言い寄られました。
契約したら願いを叶える代わりにずっと戦いを強制されるので、何度も命の危機が来ると思いました。
そうなると今の安心できる生活が送れなくなってしまうので、何度言い寄られても断り続けました。
願いが叶うことだけではなく、みんなと一緒に仲良く生きられることも、大きな幸せですよね!」
112 :>>111 イイハナシダナー(≧∇≦) [saga]:2017/11/16(木) 22:06:40.08 ID:EiX2WJnk0
教室

早乙女先生「ではみなさん、さようなら」

生徒「さよならーっ」

まどか「ふいー、宿題が多くて困っちゃうよぉ〜」

さやか「ほんとだよなー」

仁美(作戦決行まであとわずか……)

まどか「頑張んなくちゃね。さ、帰ろう」

さやか「そだな。ほむら、仁美ー、帰るべー」

ほむら「ええ」

仁美「はい、ただいま」

仁美(護衛君はちゃんとやってくれてるわよね……)

ほむら(ここから先に何が待ち受けているのかしら)

まどか「あ、マミさんだ!」

さやか「え? あ、ほんとだー」

マミ「すみませーん、暁美さんいませんか?」

生徒「あそこです」

マミ「ありがとう」

ほむら「マミ、どうしたの?」

マミ「あの、鹿目さんたち、今日一緒に帰ってくれない? 昨日不審者出たらしくて……」

まどか「いいですよ! もちろんですよ!」

さやか「大歓迎っす!」

仁美「失礼ですがこの方はどなたですの?」

マミ「初めまして。私3年A組の巴マミ。よろしく」

仁美「よろしくお願い申し上げます」

仁美(成績を書き換えた人ですわね……こいつが)

マミ<暁美さん、私に任せて!>

ほむら<ありがとう……>

マミ<もう何も怖くなんてないわ!>

ほむら<ちょっと待ってそれ死亡フラg>

マミ<このフラグクラッシャーの私にかかればそんなもの!>

ほむら<それもフラグ……>

数十分後

マミ「死ぬしかない死ぬしかない死ぬしかない死ぬしかない死ぬしか」

ほむら「はぁああ」

まどか「マミさんしっかりしてください!」

さやか「マミさぁぁぁぁん」

仁美「ふふ」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 20:52:11.36 ID:mydyEDOr0
ほむら「張り切って外に出て」

マミ『さあ、行くわよっ!』

ほむら「そこにはローションを塗りたくったバナナの道があって」

まどか『これは……』

さやか『無茶ですマミさん大尉!』

マミ『大丈夫私は無敵!』

ほむら「漫画みたいにつるんと転んで」

マミ『……』

まどか『だから言ったのに』

さやか『あっちゃー』

ほむら「自尊心その他もろもろにダメージくらって」

マミ『……』

まどか『……大丈夫ですか?』

さやか『こんな失敗は誰でもしますってーあはは』

ほむら「そして今この状態よ」

マミ「みんな死ぬしかないじゃないっ! あなたも、私も!」

まどか「マミさんしっかりしてください! 死なないでください!」

さやか「豆腐メンタル……」

マミ「うふふふ」

ほむら「あの、大丈夫なの、ちょっとマミったら、ねぇ」

仁美(ここまではシナリオ通りかしら。予想外なのは先輩がいらしたこと……。あの成績書き換え女。あと少し……)

仁美(さあ、護衛君! 巴マミ先輩に高速膝カックンですのよっ!)

護衛君「えーい」

マミ「おぅふ」

まどか「マミさんっ!」

さやか「いきなりこけた!」

ほむら「はぁ……ほら、大丈夫? 手、握って」

マミ「ありがとう……」

仁美(ほむらさんがそこでしゃがんだと同時に私が後ろから押す!)

仁美「キャッ、スベリマシタワー」

マミ「暁美さんっ! 後ろっ!」

ほむら「……え? ……わああっ!」

ほむら(くっ、時間停止……間に合わないっ!)

仁美(滑って転びながらーの、ほむらさんのカバンのチャック開けながらーの、カバン返し!)

ほむら「はやいっ!」

仁美(護衛君! カバンとその中身が落ちるところのバナナどけて!)

護衛君「あいあいさー」

仁美(完璧!)

まどか「ほむらちゃんカバン転がっちゃったねー」

さやか「集めてあげよう!」

仁美「そうしましょう!」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/21(火) 21:25:35.20 ID:6VCr+jdo0
ほむら(マズイマズイ! とりあえず早く時間停止をしなくちゃ!)

ほむら(嘘……。マミのリボンが絡まって、動けない!)

マミ「これが時間停止……。凄いわ」

ほむら「感心してないでこのリボンをほどいて頂戴。早く!」

マミ「任せて! 」

マミ「……あり? ありり? ……ほどけない」

ほむら「嘘だろっ!?」

マミ「こうなったら魔法を元から解いて……」

マミ「あれれのれ? リボンの解き方どうやるんだっけ?」

ほむら「ふざけんなこの役立たず縦ロールがっ!」

マミ「縦ロール!?」

マミ「だってリボンを解くのなんて久しぶりだからわかんないんだもん! 忘れたんだもん!」

ほむら「この肝心な時に限ってあなたは!!」

ほむら(やばいやばいやばい! 時間を止めていられる時間がなくてもう時間がなくてだから時間が大切ででもマミのせいで時間を無駄遣いしてああああ)

ほむら(詰んだああああああああ)

ほむら(もういっそのこと死にたい! でもマミが元々の縛りをさらにややこしくして全身縛られてるから死ねない!)

ほむら(やばいやばいやばいやばいやばい!)

ほむら(くぁwせdrftgyふじこlp)

ほむら(ぎゃああああああ)

さやか『転校生はこんなやつだったなんてね』

まどか『ほむらちゃん、最低』

仁美『ふふふふふ』

ほむら「もうやめてええええええ」

マミ「ごめんなさああああああい!」

ほむら(タイムリミット! )

ほむら(死ぬしかないじゃない!)

時間停止解除ーー

さやか「あーあー、こんなに散らかして……」

まどか「仁美ちゃんもほむらちゃんも、おっちょこちょいなんだから!」

仁美「あらあらこれはほむらさんの成績表じゃないですかヤダー!」

さやか「見ちゃうのー? 怒られるぞー」

まどか「でもちょっと気になるかも……」

仁美「じゃあ少しだけ拝見いたしましょう!」

ほむら「あ……あああ……」

さやか「どんなのかなー」

まどか「気になるなー」

仁美「ふふふっ」

仁美(ざまあみろですの! 私の勝ちですの! さあ嫌われるがいい! 憎まれるがいい!)

仁美(それが真実を偽った人の末路ですの!)

仁美(せいぜい後悔するがいい!)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/21(火) 21:39:13.19 ID:29WUsSKl0
それはフラグだぞ
116 :9B型鉛筆 :2017/11/22(水) 09:47:47.46 ID:Xo5+AeCB0
…ほぅ。果たしてこの先、一番後悔するのは誰なんですかねぇ?

>>98 もしかしてAは「あんこちゃんにあんあんと言わせる」ですかねぇ?
117 :9B型鉛筆 :2017/11/22(水) 09:59:50.03 ID:Xo5+AeCB0
>>116 コンマ1秒によって勝敗が左右された件
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 12:45:03.69 ID:CTHSN2s20
sageて……
119 :>>115 フラグクラッシャー現る? >>116 続きが… >>117 (^^) >>118 σ(^_^;) [saga]:2017/11/24(金) 19:48:24.63 ID:CTYr0o4q0
さやか「開けちゃうぞー」

まどか「ファイルトンネルを抜けるとそこは、雪国だった……ってえ?」

仁美「真っ白……ですって?」

ほむら(こんなこともあろうかと思って事前に偽物を用意しておいてよかったわ)

ほむら(でも本物だってすぐそばにある。せめてリボンさえ解ければ……。はっ!)

ほむら(昔のかの有名なマリーアントワネットはこういったと伝えられている)

ほむら(パンがなければケーキを食べればいいのよ)

ほむら(とある歌の歌詞にもこんなようなことがあったような気もする。うろ覚えだが)

ほむら(足をくじけば膝で這い、指をくじけば肘で這い)

ほむら(ならば私は匍匐前進をすればいいんじゃないかしら)

ほむら(えーっさ、ほーいさっ)

ほむら(ぐぬぬぬぬー、ふんっぬー)

ほむら(届いた! あとは拾い集めて……)

仁美(そうはさせん! そうはさせんぞ!やらせはせん! やらせはせんぞおおおおおおおお!)

仁美「オットアシガヨロヨロトー」

ほむら(そうはさせん! そうはさせんぞ! やらせはせん! やらせはせんおおおおおおおお!)

ほむら(あっ、でも止められない!)

ほむら(まどぅい! これはものすごーくまどぅい! じゃねーやマズイ!)

仁美「キャー」

ほむら(また遠くに!)

まどか「あー、あー、また飛ばしちゃって。全くおっちょこちょいなんだから!」

さやか「今度こそ本物の成績表を見よう!」

仁美「ふふ……ホムラサンダイジョーブデスノー?」

ほむら(まさに外道!)

ほむら(でも諦めない! 私は諦めないよ! ずっと明日待ってるよ!)

ほむら(匍匐前進! どりゃあああ)

さやか「オープン!」

まどか「オープ……んんん!?」

さやか「全部……90点台……だと……?」

まどか「嘘だッ! 嘘だと言ってよほむらちゃんッ!」

仁美「んふふふっ」

ほむら「あああ……ああああああ!」

ほむら(はい終わったー! 終わりました暁美ほむらーーーー)

ほむら(今までの努力が水の泡に!)

ほむら(やべえよどうしよう)
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/27(月) 20:21:50.62 ID:6oQpxXD50
まどか「ほむらちゃん……ちょっとこれはどういうことか説明してもらえる?」

さやか「説明求む!」

仁美「裏切り者! 裏切り者!」

ほむら「えとあのそのね? 悪気はなかったのよ」

まどか「言い訳はいらねェんだよ! 説明しろっつってんだろ! ごるぁあ!」

さやか「怖っ」

仁美「ひっ」

ほむら「ごごごごめんなさいいい!」

まどか「謝罪の言葉もいらねェんだよ! さっさと説明しろよ! 死にてぇのか!」

ほむら「しにたくないでしゅ! あの、えと、始まりはこの前……」

回想シ……

まどか「くどいっ! 早くしろボケェェ!」

ほむら「はひぃ! 私はただまどか達にがっかりしてほしくなくて……」

まどか「どういうことだ?」

ほむら「私ここが名門校だって知らなくて、普通にいい点数が取れたと思ったら、まどか達めちゃくちゃ低い点数を自慢してきて……」

まどか「ほう」

ほむら「みんなにこの事を知られたら距離置かれちゃうかなって思って……!」

さやか「そんなことなっ! ……あ、あるかも……」

ほむら「そのまま隠し通そうと思ったら……こんなことに……」

まどか「つまり、あくまで私たちのためだってこと?」

ほむら「そうよ! あなた達との関係を崩したくなかったからなの!」

まどか「なら私が怒る筋合いはないね」

さやか「そだね」

ほむら「ホッ」

まどか「でも、隠し事はダメだぞっ! さやかちゃんはともかく私はそんなことで怒りはしないだろうと思うきっとだから!」

ほむら「うん……うん!」

さやか「それじゃあ」

仁美(納得いかないですわ……!)

さやか「ほむらのこと許すか!」

まどか「そうだね。ほむらちゃん、今日は許してあげr」

仁美「待ってくださいまどかさん! ほむらさんは、どんな理由があったとしても、学校のパソコンや成績を、勝手に書き換えたのですわよ!」

仁美「立派な犯罪でしてよ!」

さやか「む……そう言われれば確かに」

まどか「ほむらちゃん……? ふふふふふふふ」

ほむら「違う! 誤解よ!」

まどか「何がどう誤解だ! 誤解も6階もねぇよ!」
121 :真冬の夜の夢魔 :2017/11/28(火) 10:55:54.66 ID:vr2cn7It0
まずウチ(のマンション)さぁ…19階の19号室、あんだけど…焼いてかない?
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 17:33:24.53 ID:oaEvNklE0
コロコロみたいなテンションだな
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 01:19:51.54 ID:3rN4mJ/LO
ぶっちゃけ名前の欄で返レスしてるの寒いぞ
124 :>>123 すみません。以後やめますね。 [saga]:2017/12/01(金) 20:15:35.78 ID:umIqwFLc0
ほむら「ごめんなさい! ほんとごめん! 悪気はなかったのよ!」

さやか「確かにほむら……あたしたちのために頑張って、クラスメイトにも笑われて……」

まどか「う……言われてみれば……」

仁美「騙されてはいけませんまどかさん。こいつは犯罪者ですのよ!」

まどか「そ……そだねっ」

ほむら「まどかぁ……」

さやか「ほむらはあくまであたしたちのために!」

まどか「ううう」

仁美「書き換え犯罪者!」

まどか「うぐぐ」

ほむら「許して……もうしないから……」

さやか「ほむらは反省してんだぞ! もういいだろ!」

まどか「さやかちゃんが言うなら……」

仁美「ごめんで済むなら警察はいりませんわよ! さらにさやかさんだって共犯かもしれませんわ!」

まどか「うっ……」

ほむら「ふえええ」

さやか「るっせえワカメ! この分からず屋!んなわけねぇだろ! 」

仁美「あんだと青魚! 邪魔くせえよ!」

さやか「やんのかあ?」

仁美「喧嘩上等夜露死苦!」

さやか「おるああああ」

仁美「くそー!」

まどか「うっせえんだよごちゃごちゃと! 黙りやがれ!」

さやほむ仁「はひい」

ほむら「まど……か……」

さやか「そうだよ! そもそも成績の書き換えの処罰法なんて知るかい! 知ってんのか?」
まどか「うううー」

まどか「……わかった。ほむらちゃん、今回だけ特別に許してあげる」

仁美「それはありません! あんまりですわ!」

まどか「今回だけだからね!」

ほむら「はいっ」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 21:20:33.40 ID:mJ+8y2eOO
うちに屋上あるんだ…萌えてかない?
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 21:10:01.35 ID:zueT+cuv0
まどか「ふう、これで一件落着めでたしめでたしかな?」

ほむら「うっうっ」

仁美「……納得いきませんわ」

さやか「もういいじゃんかよー!」

まどか「……仁美ちゃん」

仁美「だってだって……」

まどか「仁美ちゃんも、ほむらちゃんの秘密を暴くためによく頑張ってくれたよね」

仁美「はい。全てはあの女に恥を書かせて失脚させるためにしましたわ」

まどか「ほむらちゃんはもう十分に恥をかいたよ。もう良くないかな?」

仁美「でもまだまだ足りない……。私の感じた屈辱はこんなものじゃ……!」

まどか「まず仁美ちゃんも、そういうことは私たちに相談しようね。隠し事はダメ」

仁美「……」

さやか「そうだそうだー」

まどか「お魚さんは黙ってて」

さやか「おさかなさん……」

まどか「それと仁美ちゃん。今回のことはもうほむらちゃんはすごく反省してるんだよ。今日のところは私に免じて許してあげてくれないかな」

仁美「……でも」

まどか「だったら仁美ちゃん。これから仁美ちゃんはほむらちゃんの弱みを握ってることになる、って考えるのはどうかな」

ほむら「!?」

まどか「これからほむらちゃんは仁美ちゃんに逆らえないよ。これならどうかな?」

仁美「……仕方ありませんわね。今回だけですわよ」

まどか「よし! これでどうにかハッピーエンドだねっ」

さやか「じゃあひと段落ついたところであたしは恭介と勉強会をするのでさらばだ」

まどか「はいはい」

仁美「では私もそろそろおいとまいたしますね。今日は日本舞踊ですのよ」

まどか「ばいばい」

ほむら「……」

まどか「さ、ほむらちゃんも帰ろっか。……その前にリボンを解かなくちゃいけないけど」

ほむら「助けてまどかぁ」

マミ「私も助けてぇ、絡まっちゃったよおおお」

まどか「仕方ないなぁ」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 23:37:46.63 ID:2YLwCw5q0
おまけ

次の日の仁美

ピンポーン

中沢「はーい」

仁美「中沢くん、おはようございます」

中沢「この時間はおはようなのか? こんにちはなのか? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「ま、それは置いといて、勉強を教えてくださいまし」

中沢「うん、僕の部屋と居間、どっちがいいかな? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「ではお部屋にお邪魔しますわ」

中沢「うん、で、どこがわからないんだい? 僕はどこだっていいけど」

仁美「ここですのよ」

中沢「ああ、数学か。二パターン解き方があるけど、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」

仁美「では1つ目で」

中沢「これはね、ここをこうすることでこうなるんだよ。そして答えは、僕はどっちでもいいけども……」

ブチッ

仁美「………どっちでもよくありませんわよおおお!」

中沢「ど、どうしたんだい? 別に僕は志筑さんがどうなってもどっちでもいいけど」

仁美「そう! それですわ! そんな優柔不断だからモテませんのよ!」

中沢「いや別にモテてもモテなくても僕はどっちでも」

仁美「もうそのパターン飽きましたわ! もういいっ、帰りますのよ!!」

中沢「また新学期会おうね。またねとバイバイどっちがいいかい? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「なにこいつやっぱりめんどくせえええええ」
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