王馬「東条ちゃんって性欲あるのかなー?」

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1 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/15(日) 01:00:23.56 ID:6KmXami80
(エロい展開は)ないです。
基本的に男子のトークが中心です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507996819
2 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/15(日) 01:02:53.09 ID:6KmXami80
天海「やぁ、真宮寺君。ちょっと待たせちゃったすかね?」

真宮寺「いいや、僕も今来たところだヨ」

星「……今日は俺も邪魔させて貰ってるぜ」

天海「あ、星君。珍しいっすね。何かいいことでもあったんすか?」

星「何、今朝の料理が気に入っただけさ」

真宮寺「ククク……なら、キミの今日の話題は決まったようなものだネ……」

百田「よう!お、今日は珍しく全員揃ってるみたいだな!」

天海「やあ、おはようっす百田くん」

真宮寺「じゃあ、早速活動開始だネ……皆がどんな話題を持ち寄り、発展させていくのか……今から興味が尽きないヨ」

星「フン。そんな大げさなことじゃねーさ」

百田「その前に、ちょっといいか?今日はお前たちに……新メンバーを紹介するぜ!」

天海「新メンバー?それって誰っすかね?」

真宮寺「まァ、何となく予想はつくヨ……」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/15(日) 01:04:37.15 ID:6KmXami80
百田「よし、入ってこい、終一!」

最原「……はは。やぁ、みんな」

真宮寺「ククク……やっぱりネ」

天海「最原君っすか。成る程、って感じっすね」

星「へぇ……最原か。最近は女子とばっかりつるんでたみたいだが、どういう心境の変化だ?」

最原「うぐぅ!?」

百田「まぁまぁ、そう言うなって!ま、確かに俺も最近は終一とあんまりコミュニケーション取れてなかった気がしたからな」

最原「百田くん達がたまに図書館で集まってるって話を聞いて、僕も混ぜて貰えないかお願いしたんだ」

百田「おう!そういうわけで二つ返事でOKを出したわけだが、問題ないよな?」

天海「いいんじゃないっすかね?最原君なら大歓迎っすよ」

真宮寺「僕も問題ないヨ。超高校級の探偵である最原君なら、僕達とはまた違った視点で『彼女』を観察してくれるかもしれないからネ」

星「最原なら口も固そうだし、余計なことを言いふらしたりもしないだろうし……ま、いいんじゃないか?」

最原「あ、ありがとう……みんな」

最原(うぅ……これは結構、罪悪感が大きいな……)
4 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/15(日) 01:06:07.44 ID:6KmXami80

〜〜〜〜

最原『え?調査の依頼……?』

赤松『う、うん……正直、私は気が進まないんだけどね……』

茶柱『何を仰っているんですか!女子のピンチなんですよ!?』

最原『えっと……話が見えないんだけど……』

東条『私も乗り気ではないのだけれど……一応、当事者でもあるみたいだから私から説明させてもらうわね』

最原(当事者?東条さんが?)

東条『最近、一部の男子が……図書室に集まって何かしているらしいのよ』

最原『図書室に……?』

東条『最原君には、彼らが一体何をやっているのか……それを調べて貰いたい、ということらしいわ』

最原『……その説明だけだとまだイマイチピンと来ないんだけど……その人達に直接聞いちゃ駄目なの?』

茶柱『何を言ってるんですか!そんなことをしたら、証拠を隠滅されてしまうじゃないですか!』

最原『そ、そんな大げさな……そもそも、誰が集まってるのかな?東条さんが当事者、っていうのも気になるところだけど』

春川『……それは私から説明するよ』スッ

最原『え……!?春川さん……!?』
5 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/15(日) 01:11:11.25 ID:6KmXami80
春川『……何?私がいるのがそんなに意外?』

最原『い、いや……そういうわけじゃ』

春川『話戻すよ。まず、東条が当事者、ってところだけど……』

春川『ここ最近、何人かの男子が時々東条のことチラチラ見てるんだよ。たまたまとかそういうのじゃなく、明らかに意図的にね』

最原『……それって、つまり』

春川『そう、最初に気付いたのは私ってこと。それで、そいつら全員がその後図書室に集まってる……偶然だとは思えないでしょ?』

最原『……それだけじゃ、なんとも言えないかな。確かに気になることかもしれないけど…』

最原『当事者である東条さんが気にしてないのなら、第三者である僕達が口出しするほどのことじゃないと思う』

茶柱『キエエエエエエエエエエエエエ!やっぱり最原さんも男死の味方をするんですね!許せません!今すぐネオ合気道の餌食に――』

春川『黙ってて。殺されたいの?』ギロッ

茶柱『は、はい!スイマセンでした……』

春川『……まぁ、最原ならそう言うだろうとは何となく思ってたよ。でも……』

春川『これから話す情報を聞いたら……最原だって依頼を受けざるを得なくなるはずだよ』

最原『……え?』

春川『ある意味、最原にも関わってくる事だしね』

最原『それって、一体……?』

春川『――その変な集会のメンバーの1人は……百田なんだよ』
6 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/15(日) 01:11:40.93 ID:6KmXami80
今日は以上です
7 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/16(月) 23:51:44.22 ID:S6DUg57n0
〜〜〜〜

最原「……」

百田「どうした?終一。急に黙ってよ」

最原「あ、いや……他の男子はメンバーじゃないんだね」

星「ああ。俺がいるのにキーボやゴン太がいないってのは、確かに妙に思うかもしれねぇがな」

最原「いや、そういうわけじゃ……って、王馬君もだよね?」

百田「ああ、王馬な……他のやつも含めて、別にハブってるわけじゃないんだが……ちょいとばかし事情があってな」

最原「事情?」

百田「ま、それも含めて追い追い説明してやるから。まずは歓迎会だ!」

真宮寺「まァ、既に見知った間柄だけどネ」

天海「最原君はコーラでいいっすか?」

最原「あ、うん。ありがとう」


最原(……メンバーは、真宮寺君、天海君、星君、そして百田君……確かに春川さんの報告通りみたいだ)
8 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/16(月) 23:55:13.78 ID:S6DUg57n0
〜〜〜〜

最原『百田君が……!?でも、それが僕にも関わることって、どういう意味?』

春川『……アンタさ、ここ最近、百田と一緒に行動した覚えある?』

最原『え?』

最原(ここ最近一週間は……確か……)

最原(夢野さんのマジックの練習に付き合ったり、入間さんの発明の実験体にされたり……)

最原(東条さんに料理を教えて貰ったり、春川さんと一緒に茶柱さんのネオ合気道の特訓に参加したり……)

最原(あとは、赤松さんと一緒にピアノの練習を……?)

最原『……全然百田君と絡んだ覚えがない!?』

最原『いや、それどころか……男子と一緒に過ごす機会すら全くなかった!?』

最原『も、もしかして僕……ハブられてるんじゃ……!?』ガーン

赤松『そ、それは違うよ!きっと皆、最原君に気を使って誘いにくかったんだと思うよ……多分』

入間『いっつも女の尻ばっか追っかけてる、軽薄で必死な童貞野郎だと思われてるかもな!ヒャーッヒャッヒャ!』

最原『うわあああ!』

赤松『も、もう!入間さん少し黙ってて!』

入間『は、はひいいい!』
9 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/16(月) 23:59:49.70 ID:S6DUg57n0
春川『まぁ、最原の自業自得な面もあるからそれは置いておいて』

白銀『あ、置いておいちゃうんだ……』

春川『……おかしいと思わない?いくら最原の予定が埋まってたからって……』

春川『百田が何かそういう集まりに参加するなら……真っ先にあんたを誘うはずだよ』

最原『……!』

春川『一応聞いておくけど、百田と喧嘩とかしてないよね?』

最原『……いや。確かに、ここ最近は百田君とじっくり話す機会は無かったけど……』

最原『それでも、喧嘩をしたり気まずくなったりとか……そんな覚えはないな』

春川『なら、決まりだね。百田はあんたにも言えないようなこと良からぬことをしようとしてるか』

最原(良からぬって……大げさな……)

春川『――それか、『女子といつも一緒にいる』最原だから……言いにくいことだったのか、ってところだね』

最原『……!成程、春川さんが言いたいことがわかったよ』

最原『僕経由で女子に秘密が漏れてしまうかもしれない……それを恐れて百田君は僕を誘えなかった。春川さんはこう考えているんだね?』

春川『そういうこと。だから私から……じゃなくて『女子全員』からあんたに依頼したいのは――』

春川『これから数日間男子と一緒に行動して、信用を得てから……』


春川『その怪しげな集会に参加して――目的を探ること、だよ』

10 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/17(火) 00:00:44.08 ID:CykoLTWv0
以上です
11 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/17(火) 23:35:17.44 ID:CykoLTWv0
最原『……正直、百田君が何か悪いことを企むとは思えない』

春川『……』

最原『――だけど、僕も個人的に気になってきたし……その依頼、引き受けるよ』

春川『……ありがと。じゃ、早速今日からお願いね』

白銀『ええ!ちょ、ちょっと、それは地味に困るよ!最原君には、今日これから私の作った衣装を試着してもらうことになってたんだよ!?』

アンジー『そうだよー!終一、明日はアンジーの絵のモデルになってくれるって約束してたよね?』

東条『私が言うのも何だけど……最原君はもっと自分のために時間を使ったほうが良いのではないかしら』

最原『ははは……否定出来ないね……』

春川『もう決まったことだから。皆も、いいね?』

茶柱『は、はい!』

白銀『うう……せっかく最原君に似合いそうなキャラの衣装を仕立てて来たのになぁ……』

赤松(しばらく最原君はお預けかぁ……)

東条『私は本当に気にしてないのだけど……』

春川『決まりだね。じゃあ、最原後はよろしく。私も何か分かったら情報は伝えるから』

最原『う、うん』
12 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/17(火) 23:37:08.72 ID:CykoLTWv0
最原(女子全員からの依頼、って話だけど……)

最原(どう考えても、春川さんが一番入れ込んでるよね)

最原(……まず間違いなく、百田君が絡んでるせいだろうなぁ)

アンジー『終一、終一。ちょっといいー?』ヒソヒソ

最原『ん?どうかしたの、アンジーさん』

アンジー『斬美のためだから仕方なく終一との約束を譲ってあげたけど……その埋め合わせはしてほしいなー』

最原『あ、そうだったね。ゴメン、アンジーさん。この依頼を完遂したら、今度こそモデルに……』

アンジー『ううん。モデルはもう大丈夫』

最原『え?』

アンジー『そのかわり……今度一緒になった時には、終一と『柔軟体操』したいんだー』

最原『……『柔軟体操』?』

アンジー『そう、柔軟体操。アンジーがいた島ではねー、仲良くなったら一緒に柔軟体操するのが普通だったんだよ』

最原(友好の証、ってことかな?なんで柔軟体操なのかはわからないけど……)

最原『そんなことで良かったら、付き合うよ』

アンジー『にゃははー!神ってるね〜!じゃあ、約束だよ?もし約束を破ったら……』

アンジー『――バチが当たるよ?』

最原『う、うん……』
13 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/17(火) 23:40:20.57 ID:CykoLTWv0
以上です
14 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/18(水) 20:53:04.82 ID:hgIb/82D0
〜〜〜〜

百田「まぁ、飲め飲め!俺のおごりだ!」

最原「あ、ありがとう……」

真宮寺「食堂から勝手に持ってきただけだよネ?」

星「うちの学園はそこんところ緩いから、まぁ問題ねーだろ」

天海「あ、ポテチもあるっすよ?」

最原「図書室でポテチっていいのかな……?」

〜〜〜〜

百田『一時期お前が女子のところばっかり行ってたからよ、俺との友情を忘れちまったのかと思って寂しかったぜ』

最原『ははは、ごめんね。何か気付いたら頼まれごとが溜まっててさ』

真宮寺『超高校級の探偵としての仕事だけじゃ無さそうだったよネ。まァ、男子の中では一番、君が頼みを聞いてくれそうってのはわかる気がするヨ』

天海『同感っすね。なんというか最原君は、お人好しのオーラが出てるっすよ』

星『都合のいい男、と思われるかもしれねぇぞ。程々にしておいた方がいいんじゃねぇか?』

最原『……そうだね。気をつけておくよ』



夢野「……実際、今もこんなことを引き受けておるしのう」

赤松「や、やっぱりこんなのやめたほうがいいって……。バレたら最原君だってどう思われるか……」

春川「最原だって了承してることだよ。アイツを疑うわけじゃないけど……男子を庇って嘘の証言をする可能性だってあるわけだし」
15 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/18(水) 20:54:23.43 ID:hgIb/82D0
白銀「で、でも……流石に隠し撮りみたいなことは止めたほうがいいんじゃないかなぁ……?」

入間「今更何言ってやがる!俺様に色々作らせたくせによ!」

茶柱「あの……何故転子の研究室に集まったのでしょうか……?」

春川「他の男子が間違っても入ってこないような場所が良かったからね。入間、もうちょっと大きなモニター用意できなかったの?」

入間「無茶言うなよ!昨日の今日でここまで用意してやったんだから、もっと俺様に感謝しろよな!」

アンジー「んー。なんだかアンジーもコーラ飲みたくなってきちゃったよ」

東条「私が用意するわ」

赤松「あ、いいよ私がやるから。東条さんは座ってて」

茶柱「転子もお手伝いします!」

東条「でも……」

茶柱「東条さんは気にせず、モニターに集中して男死の悪行を目に焼き付けて下さい!」

東条「……困ったわね」
16 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/18(水) 20:55:46.96 ID:hgIb/82D0
〜〜〜〜

最原(上手く写ってるかな?しかし、流石は入間さんだな……これだけ至近距離で見てもただのボタンにしか見えないよ)

最原(春川さんが考案し、入間さんが制作したこの『ボタン型小型カメラ』は……マイク内蔵で音声も拾える優れものだ)

最原(僕の学生服のボタンの一つをこれに変えている……おそらく皆も気づかないだろう)

最原(音声だけでなく、映像も送ってしまうから……筆談で皆に注意を促すことも出来ない)

最原(僕としては、皆が変なことを言わないことを祈るしか無い……!)


最原「早速だけど、この集まりは何を目的とした、どういう集まりなのか……教えてもらってもいいかな?」

真宮寺「そうだネ。言葉にするのはちょっと難しいけど……」

百田「そんな難しいもんでもねーだろ。この百田解斗が命名した素晴らしい名前があるじゃねーか!」

天海「……あれ、本気で言ってたんすか?だとしたら最原君に言うにはちょっと恥ずかしいんすけど」

星「俺は名前なんて気にしねぇ。好きなように呼びな」

百田「よし!過半数の承認を得たから正式決定だな!」

真宮寺「……ぼくはまだ何も言ってないヨ?」


百田「俺達は――『キルミーファンクラブ』だ!」

最原「……へ?」
17 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/18(水) 20:57:18.01 ID:hgIb/82D0
以上です
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 21:53:42.13 ID:WzN+vbRW0
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 01:12:58.75 ID:nmo4lQXu0
つまりKFCか
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 09:40:06.77 ID:pKbFIT2vO
どしたのわさわさ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 13:50:27.83 ID:xVNXKnCC0
これは怪しまれないためにもキルミーをベタホメしないといけないねぇ
赤松やアンジーに監視されている中で
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 21:01:46.78 ID:XxneTkp50
支援
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 22:14:42.52 ID:3MJtRfiio
やはりキルミーは神アニメだった
24 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/20(金) 22:25:39.95 ID:tPRhPCvx0
〜〜〜〜

「「……」」シーン


春川「……何それ」

赤松(キルミーって……)チラッ

茶柱(東条さんのこと……ですよね?)チラッ

アンジー(モテモテだね斬美ー)ジーッ

東条「……無言で私を見るのはやめてくれないかしら」

白銀「うわぁ……リアルでファンクラブとか作っちゃう人、地味に初めて見たかも」

夢野「待てい。リアルでもアイドルのファンクラブとかはあるじゃろうが」

入間「メイドババアはいつアイドルになったんだよ!歳考えろ!」

東条「……」ピクッ

王馬「そういう入間ちゃんはTPOをわきまえたほうがいいと思うけどねー。主に自分自身の存在について」

入間「ええ!?俺様の存在自体が不適切!?」ガーン

赤松「ちょ、ちょっと!流石に言い過ぎだよ王馬くん!」

王馬「いやー、しかしなかなか……つまらなくない展開になってるみたいだね。にしし!」

茶柱「何言ってるんですか!女子の名誉が傷つけられてるかもしれないというのに!これだから男死……は……?」
25 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/20(金) 22:26:36.75 ID:tPRhPCvx0
茶柱「ひえええええええええ!?な、なんで王馬さんがここにいるんですか!?」

赤松「え……ええええ!?い、いつの間に……!?自然に会話に入ってくるから、気づかなかったよ……」

白銀「じ、地味にびっくりだよ……」

夢野「相変わらず読めん奴じゃのう……」

アンジー「王馬もコーラ飲むー?」

王馬「あ、俺はドクペがいいなー」

東条「私が用意するわ」

春川「目をそらしちゃ駄目だよ、東条。ちゃんと見届けないと」

東条「……私にどうしろと言うの」
26 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/20(金) 22:27:24.19 ID:tPRhPCvx0
王馬「入間ちゃん、キー坊が探してたよ?なんか約束してたんじゃないの?」

入間「ゲッ!忘れてた!今日はアイツの体をメンテしてやる予定だったのに!」

王馬「全く……約束も守れないのかなこの脳内ピンクは」

入間「だ、だってぇ……春川に頼まれた発明品を徹夜で作ってたから、それどころじゃ……」

王馬「約束を破った上に言い訳までするのかこの雌豚!いいからダッシュでドクペ取って来いよ!」

入間「は、はいいいぃ!行きます、イきますううううう!」

ドタドタドタ

王馬「さーて、うるさいのもいなくなったことだし、鑑賞の続きといこっか!」
27 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/20(金) 22:28:19.31 ID:tPRhPCvx0
春川「……一番厄介なやつに見つかっちゃったね」

赤松「そっか……キーボ君経由で入間さんの不在を知って、それでなにかあると勘付いたわけだね」

王馬「へへへ、そんなところかな。入間ちゃんだけならともかく、女子全員の姿が見えなくなるなんて……これは何かあるとしか思えないよね?」

王馬「きっと男子に内緒で何か企んでるんだろうなと思って……茶柱ちゃんの研究室に寄ってみたら見事ビンゴ!ってわけだよ」

茶柱「何故、転子の研究室だとわかったんですか……?」

王馬「男子に内緒の集まり、となると……なるべく男子が寄り付かない場所にしようと思うでしょ?」

王馬「男子嫌いの茶柱ちゃんの研究室にわざわざ立ち寄る物好きなんて、男子の中じゃ最原ちゃんくらいだもんねー」

春川「……そこまで読まれてたか。食えないやつ」

王馬「それより、大事なのはこっちでしょ。皆で見届けようよ!『キルミーファンクラブ』について!」
28 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/20(金) 22:29:17.78 ID:tPRhPCvx0
以上です
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 16:43:53.00 ID:EYxDz2riO
タイトルコール王馬だったけど、参加してなかったなそういや
30 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/21(土) 23:08:06.87 ID:oWOLG7S80
〜〜〜〜

最原「……」

真宮寺「……」

天海「……」

星「……」

百田「……キルミーファンクラブだ!」

最原「あ、うん……聞こえてたよ?」

天海「ま、そんな反応になるっすよね」

最原「えっと、確認なんだけど……『キルミー』って、東条さんのことでいいのかな?」

百田「おう!『東条ファンクラブ』だとファンクラブのくせになんだか他人行儀だし、『斬美ファンクラブ』だと逆に馴れ馴れしい」

百田「だから親しみやすさとファンクラブとしての体裁を考慮して決定したのが……『キルミーファンクラブ』ってわけだ!」

最原「確かに、ファンクラブができるくらい人気がある人って、大体ニックネームの1つや2つ持ってる気がするけど……」

最原(名付けられた本人は……どう思ってるかな)

百田「ま、俺のネーミングセンスを持ってすればこれくらいどうってことねぇ」

最原「う、うん……悪くはない、と思うよ」

百田「さすが終一!わかってるな!」

最原「ははは……」
31 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/21(土) 23:09:23.38 ID:oWOLG7S80
最原(ネーミングはともかく、今確認すべきは……)


最原「要するに、この集まりって……東条さんのファンクラブ、ってこと?」

真宮寺「……あながち、大きく間違ってるわけでもないヨ」

最原「具体的には、どんな活動をしてるの?」

天海「ははは、ファンクラブ、って呼べるほどの大した活動はしてないっすよ」

天海「基本的には、そうっすね……東条さんの魅力について、ダラダラと駄弁る集会……ってところっすね」

最原「東条さんの魅力について……?」

真宮寺「そうだなァ……まずはこの集まりがどういう経緯で発足したのか、それを語ったほうが良さそうだネ」
32 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/21(土) 23:10:27.96 ID:oWOLG7S80
真宮寺「そもそものきっかけは、僕と天海くんの他愛ない雑談だったんだヨ」

天海「ええ。それぞれの昔話について話が盛り上がって」

天海「実は自分、小さい頃家にメイドさんがいた……って話をしたんすよ」

真宮寺「メイドの話題から東条さんの話題へと発展していくのは……そこまで時間がかからなかったネ」

最原「成程……君たち2人が発端だったわけか」

天海「まぁ、そういうことになるっすね。この際だからついでに言っちゃうと……自分、小さい頃はそれなりに裕福な家庭で育ったんすよ」

天海「で、家に住み込みのメイドさんを雇ってたんすけど……その人は当然、プロなんすよ」

天海「料理に裁縫、掃除や修繕。なんでもこなせる凄い人だったっす」

天海「自分も、小さいながらそのメイドさんに憧れというか……尊敬の念を抱いてたんすよ」

真宮寺「そこから、今の自分達の身近にもそういう存在がいるじゃないか……という話になった訳だネ」
33 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/21(土) 23:14:45.88 ID:oWOLG7S80
〜〜〜〜

王馬「へぇー。天海ちゃんって、いいところのお坊ちゃんだったんだ」

夢野「意外な話じゃのう。今のあやつの雰囲気からは想像できん」

白銀「そっちよりも、天海君と真宮寺君が仲良いって方が地味に意外かも……」

茶柱「雰囲気的には、全く接点の無さそうな2人ですからね。共通の趣味でもあったんでしょうか?」

春川「天海はともかく、真宮寺の趣味って……碌なもんじゃ無さそうだよね」

赤松「うーん……でも、真宮寺君ってあんな格好してるけど、話してみると結構面白いんだよ」

赤松「博識だし、こっちの話も興味深そうに聞いてくれるし。なんというか、案外コミュニケーション能力高そうなんだよね」

茶柱「……それならば、何故あんな妙な格好をしているのでしょうか?」

赤松「それは……謎だね……」

王馬「ま、服装に関しては真宮寺ちゃんのこと言えない人もいると思うけどねー」

東条「私、そろそろ退席してもいいかしら?夕食の仕込みをしないと」

王馬「何言ってるんだよ!ここからが面白い……もとい、核心に迫るところじゃんか!」

春川「辛いかもしれないけど……目をそらしちゃ駄目だよ」

東条「……」
34 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/21(土) 23:17:07.75 ID:oWOLG7S80
〜〜〜〜

真宮寺「実際僕も、東条さんの美しさについては目を見張るものがあると常々思ってたんだヨ」

真宮寺「当然、見た目だけの美しさの事じゃない。まァ、外見も美しいのは否定しないけどネ」

真宮寺「けど、一番美しいのはその在り方だヨ。僕達と同じ高校生とは思えないほど、完成された『奉仕』の精神」

最原(正直、真宮寺君も僕と同級生だとは思えないほど大人びてると思うけど……)

最原(僕も、東条さんが普通の人とは違うって言うのは何となくわかる気がするな)

真宮寺「勿論、心だけじゃない。それを実現するための知識や技術も彼女には備わっている……全く、感嘆するより他ないネ」

天海「実は自分も東条さんと関わるうちに、そのメイドさんのこと思い出しちゃって……感動して、泣きそうになったんすよ」

真宮寺「そういうこともあって、話が思った以上に弾んだって訳サ」

最原「そうして、2人で盛り上がってた所を……百田君が見つけた、って感じかな?」

星「いいや、次に加わったのは……俺だ」

最原「え?」
35 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/21(土) 23:17:40.68 ID:oWOLG7S80
以上です
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 23:56:23.15 ID:eNu9GHkBo
塩に好かれるのは危ない
37 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 00:58:00.99 ID:2aIIdEEm0
〜〜〜〜

アンジー「美しい、だって。羨ましいねー斬美」

東条「……」

アンジー「アンジーもよく是清とお話するけど……是清ってば神様にお祈りしないくせに、神様のことばっかり聞きたがるんだよ」

アンジー「もっと神様のことも斬美とおんなじくらい、敬ってほしいなー」

赤松「今のところ……特に変なことは誰も言ってないね。やっぱり、気にしすぎじゃないかな?」

春川「……まだ、だよ。百田が……いや、星と百田はまだ話してないでしょ」

王馬「まぁまぁ、星ちゃんの話も聞いてみようよ!」

夢野「お主は楽しそうじゃのう」

〜〜〜〜

最原「2人の雑談に参加したのは、星君の方が百田君より先なんだ?」

星「ああ。ま、そうは言っても俺は真宮寺達の語った内容とはちょっと違うがな」

最原「と、言うと?」

星「真宮寺と天海の語ってることは、言ってみりゃ東条の『人間として』の魅力だ」

星「俺がまず語ったのは……『女として』のアイツの魅力さ」

最原「えっ……!?」

最原(……これ、女子たちに聞かせても大丈夫な内容かな?)
38 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 01:00:23.89 ID:2aIIdEEm0
星「勿論それだけじゃねぇが……そっちは後にしとくぜ」

星「時に、最原。この才囚学園……女子のレベルがかなり高いと思わないか?」

最原「え?」

星「皆、タイプは違えど容姿端麗で、おまけにそれぞれが秀でた才能を有している」

星「その分個性的な奴が多いがな。言ってみりゃ、全国の高校生男子が羨むような環境に俺たちはいる訳だ」

最原「う、うん。僕も……みんな、か、可愛いと思うよ」

最原(女子に見られてるのに、こんなこと口にだすのは……恥ずかしいな……)

星「だがな、俺に言わせりゃ……アイツらの殆どはまだまだガキだ。自分らの持つ魅力を発揮できてねぇ」

最原「……それって、どういうこと?」

星「『他人に見られること』ってのを意識してねぇんだ。まぁ、まだ恋愛経験の薄そうな学生の身じゃ無理もねぇことかもしれないが」

星「女は、他人の目を意識することで化けるもんさ。立ち振舞や、化粧一つとってもな。人から見られた自分の姿を意識することで、自分を磨いていくわけだ」

星「手っ取り早いのは好きな相手でもできることさ。これは女に限ったことでもねぇがな」

最原(……星君は一体何歳なんだよ……)
39 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 01:02:42.61 ID:2aIIdEEm0
星「だがな、色恋沙汰に疎そうなことに変わりねぇのに……東条だけは、その女としての美しさを身に着けてやがる」

星「お前なら、何故なのかわかるんじゃないか?」

最原「……『超高校級のメイド』としての才能が、そうさせてるってことかな?」

星「ああ。アイツの言うところの滅私奉公の精神ってのは、俺がさっき言ったことと似通ったところがあるからな」

星「メイドってのは奉仕する相手に不快な思いをさせないため、見苦しい印象を与えないため、立ち振舞いや外見には当然気を使わなきゃならねぇ」

星「要は、常に『他人に見られること』を意識せざるを得ない。……結果として、それが女の魅力として現れてるわけだ」

最原「……成程。なんとなくだけど、星君の言いたいことは伝わったよ」

星「色気が足りねぇのが玉に瑕だがな。ま、それはこれから男を知れば嫌でも身につくだろうさ」

最原(今のはアウトかなぁ)

天海「は、ハードボイルドっすね……参考になるっすよ」
40 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 01:03:05.63 ID:2aIIdEEm0
以上です
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/23(月) 12:30:00.58 ID:sFwT0LwbO
色気はむしろありすぎる気もする…特に声
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 17:22:48.76 ID:undKD6DH0
ここでの色気は事務的すぎるってことだろう、多分
43 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 23:48:41.63 ID:2aIIdEEm0
〜〜〜〜

茶柱「む、むむむ……!転子たちをお子様扱いとは……大きく出ましたね星さん!」

白銀「でも、地味にレベルが高いとも言ってたよ。一応、褒めてくれてるんじゃないかなぁ?」

赤松「そうだね、最原君も私達のこと……か、可愛いって言ってくれてたし……」カアア

春川「私たちに聞かれてるからってリップサービスしただけかもしれないけどね」

アンジー「女としての美しさを身に着けてる、だって。羨ましいね斬美ー」

王馬「色気がない、とも言ってたけどねー。いやーさすが星ちゃん!つまらなくない話だったよ!」

東条「……」

白銀「私も、人に見られること意識してコスプレしてるつもりではあるんだけどなぁ……」

夢野「お主のはコスプレというより、もはや変身レベルじゃからのう。人目を意識とかそういう領域じゃない気がするのじゃが」

赤松(……もうちょっと、最原君好みのお化粧意識した方がいいのかな……?でも、最原君ってそういうの疎そうだし……うーん)

春川(――問題は、次、だね……)
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 23:49:49.19 ID:2aIIdEEm0
〜〜〜〜

最原「えーっと、じゃあ……百田君はどんなきっかけで参加したの?」

百田「あー……それも星の口から説明してもらった方がいいだろうな」

最原「……えっ?」

百田「さっき言ってただろ、後にしておくって。正直オレは女としての魅力どうこう言われてもピンとこねーんだが……」

百田「星が語った、もう一つの話。そっちにすげー共感したから、この会に参加させてもらうことになったんだ」

最原「もう一つの話、か……」

星「やれやれ。大人の話はここまでか。じゃあ、こっからはお前ら向けに話すとするぜ」

最原「うん、お願いするよ」

星「最原、今朝東条が用意してくれた朝食……お前も当然食ったよな?」

最原「え?あ、うん。何時も通り、美味しかったよ」

星「……それだけか?やれやれ……超高校級の探偵って肩書の割にゃ、観察力が足りないんじゃないか?」

最原「……?どういうこと?」
45 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 23:51:38.80 ID:2aIIdEEm0

星「小皿にベーコンエッグが付いてただろ?」

最原「え?うん、確かに。でもそれが一体」

星「あのベーコンエッグ、俺ら一人ひとり……目玉焼きの焼き方が違ってたんだ。気付いてたか?」

最原「……え?」

星「お前のはどんなのだったか、思い出してみろ」

最原「えっと……ごく普通の目玉焼きだったよ。黄身は半熟で、表面は多分蒸し焼きにしたんじゃないかな」

星「……俺のは両面焼きだ。しかも黄身に完全に火が入るくらい、ガッチガチにな。ターンオーバーを超えた、オーバーハードって奴さ」

最原「ま、まさか……!?」

天海「自分のも両面焼きだったっす。ただ黄身は半熟より少し固めくらいで、いわゆるターンオーバーってやつっすね」

真宮寺「僕のはサニーサイドアップだったヨ。姉さんがまだ元気だった頃、僕に作ってくれたのと同じ……思い出の味サ」

最原「東条さんは、僕らの好みに合わせて、一つ一つ料理に手を加えてるってことなのか……!?」
46 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 23:53:48.97 ID:2aIIdEEm0
星「ああ。目玉焼きだけに限った話じゃないと思うぜ」

最原「そんな……!自分の分も含めたら16人分の料理を用意して……しかも味付けを変えてるだなんて、そんな途方もなく手間がかかることを……!?」

最原(……でも、東条さんなら……あり得るかもしれない。だけど……)

最原「……それに今まで、気づかなかったなんて……」

星「――まぁ、そう気を落とすなよ、最原。無理もねぇ。東条だってそんなことアピールしなかったし」

星「むしろ……それに気づかれることすら、アイツは良しとしなかったのかもしれねぇな。気配りは怠らず、決してそれを悟らせない。全く大した女だよ」

最原「……今まで、当たり前のように東条さんにやってもらっていた事。僕は十分に感謝してるつもりになってたけど……」

星「全然、感謝を伝え足りてない……ってか?その考えもどうかと思うぜ。アイツは俺達に感謝されるためにやってるわけじゃねぇからな」

星「滅私奉公。口にするのは簡単だが……それを実行できる人間がこの世にどれだけいるのやら。途方もねぇ努力が必要な筈だぜ」

最原「……」
47 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 23:55:24.50 ID:2aIIdEEm0
星「――だけどよ、最原。虚しいと思わねぇか。そんなアイツの努力を……」

星「――誰も褒めてやれねぇなんてよ」

最原「……!」

星「当然、アイツは褒められるために奉仕してるわけじゃない。感謝したりなんかしたら、逆にアイツの誇りを傷つけてしまうかもしれない」

星「だが、俺達がここで勝手に駄弁ってる分には、誰も文句は言えねぇ筈だ。アイツ自身にも、な」

最原「それじゃあ、星君が言ってたのは……!」


星「――アイツが普段の奉仕活動の中で、どんな気遣いをしてるのか。そういった情報を共有して――」

星「その働きを労ってやる……そんな連中が、少しくらいいたって問題ねぇだろ?――ってことだ」
48 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/23(月) 23:57:24.57 ID:2aIIdEEm0
以上です
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 00:49:02.61 ID:ccyCSiXfo
なんか突然いい話になってきたな
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 02:35:38.09 ID:trjEyj0x0
良い集まり…
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 03:21:42.62 ID:TBgwLux1o
王馬、真宮寺……という固有名詞が並んでいたから『落第騎士の英雄譚』のSSかと思ったら全然違ったww
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 08:05:42.16 ID:1c644Ffko
まあ星や天海が下品な話をするところは想像出来ないしな
53 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/25(水) 00:40:25.63 ID:TklHCMrr0
〜〜〜〜

百田『まぁ、星は労う、なんて偉そうな言葉を使ってるが……』

百田『要は東条の仕事っぷりを、もっと皆知ったほうがいいんじゃねーか?と俺も思ったんだよ』

百田『だから、その時雑談してたメンバーを巻き込んで……『キルミーファンクラブ』を設立したってわけだ!』

最原『あ、百田君が言い出しっぺなんだね』

百田『おう!だから当然、リーダーも俺だ!』

最原『この会、リーダーとか必要なの……?』

天海『まぁ、いいんじゃないっすかね』

星『フン、好きにしろ』



春川「……赤松、気付いてた?目玉焼きのこと……」

赤松「……ううん。星君の話を聞いて初めて気付いたよ……」

茶柱「う、うう……転子は恥ずかしいです……!男死ですら気付いていた東条さんの気遣いを、完全にスルーしていたなんて……!」

夢野「んあー。……流石じゃのう、東条よ」

白銀「東条さん、いつもそんな凄いことやってたんだね……うう、世話になってばっかりの自分が情けなくなるよ……」

アンジー「偉いよー!斬美ー。神様も斬美を褒めてあげなさいって言ってたよー!」

東条「……」フルフル
54 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/25(水) 00:41:34.76 ID:TklHCMrr0
王馬「と、東条ちゃんが……俺達のためにそこまでしてくれてたなんて……」ジワァ

王馬「うわーん!感激だよおおおおおおおおおお!ママああああああああああああ」

東条「……流石に、もう退席させてもらうわ……!」バッ

春川「ちょっ……!待って東条!まだ百田達の話は終わってないから!」ガシッ

東条「お願い……っ!もう許して頂戴……!これ以上私が話を聞く必要はないでしょう……!?」ググッ

春川「……じゃあ、『依頼』するよ。男子が他に悪巧みをしてないか調べるためにも……最後まで付き合って」

東条「……!?」

東条「……その『依頼』……引き受けさせていただくわ……」

王馬(うわ春川ちゃんえぐいなー)


茶柱「……あの、赤松さん?さっきから、何故春川さんはあそこまで東条さんを引き留めようとしているのでしょうか?」ヒソヒソ

赤松「多分……当事者である東条さんがいないと、百田君達を観察する大義名分を失っちゃうからだと思うよ……」ヒソヒソ


王馬「うーん……今の星ちゃんの話は感動モノだったけど、展開としてはつまらなかったかなー」

王馬「ま、その分東条ちゃんのつまらなくない反応が見れたし、結果オーライだね!」

55 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/25(水) 00:42:47.38 ID:TklHCMrr0
今日は以上です
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 01:47:12.71 ID:g4X7kQm40
もう許して頂戴って逃げようとするキルミーかわいいな
57 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/27(金) 01:15:40.81 ID:wDgAzMPG0
〜〜〜〜

最原「うん、話を聞く限り……有意義な集まりだと思うよ」

百田「だろ!流石は俺の助手だ、わかってるじゃねぇか!」

最原「ファンクラブなんて言うから、てっきり、東条さんの隠し撮り写真でも交換してるのかと思ってヒヤヒヤしちゃったよ」

真宮寺「心外だなァ……僕たちは東条さんが不快に思うようなことをするつもりは無いヨ」

星「漫画やアニメの見過ぎじゃないか?最原も、まだまだお子ちゃまだな」

最原「ハハハ……そうだね」


最原(……隠し撮りも無し、と。今ので、春川さんに頼まれてた確認事項は大方聞き出せたかな)

最原(あと残ってるのは……他の男子がメンバーに入っているのかどうか、か)

最原(不審がられないよう、上手く聞かないとね)
58 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/27(金) 01:16:51.56 ID:wDgAzMPG0
最原「あ、そういえば……さっき、他の男子がいないのは事情があるとか言ってたけど……それってどういうこと?」

最原「東条さんの気遣いを皆にもっと知ってもらいたいって言うなら、なるべく人数は多いほうがいいんじゃないの?」

天海「それは、確かにその通りなんっすけど……」

百田「ああ……王馬の奴がな……」

最原「王馬君?彼が何かしたの?」

真宮寺「いいや、何もしていないヨ。ただ……『何かしそう』、ってのが僕達の共通認識だネ」

百田「流石の王馬も、意図的に人を傷つけるような嘘をつくとは思わねぇが……」

百田「あいつにこのファンクラブの存在を教えたら、ここで共有した情報をあることないこと面白おかしく吹聴しそうだろ?」

最原「確かに……王馬君ならやりそうなことではあるかもね」
59 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/27(金) 01:17:25.07 ID:wDgAzMPG0
星「嘘をつかなければいいってもんでもねぇ。さっきも言ったが、東条自身、俺達に褒められるために仕事してるわけじゃねぇんだ」

星「俺たちがアイツの気遣いを悟って、逆に気を使う……なんてことは、東条からしたらあんまりいい気分じゃねぇだろうさ」

天海「勝手な言い分かもしれないっすけど……俺達は東条さんに伸び伸びと仕事をしてほしいんすよ。ストレスを与えたくないんす」

真宮寺「『負担をかけない』、ということが……逆に『負担』と感じさせる事もある……ってことサ。東条さんのような人に取ってはネ」

最原「成程ね。皆が東条さんの事を大切に考えてるのはわかったよ」

百田「終一を誘わなかったのもそういう理由からだしな。お前は隠し事を見つけるのは得意かもしれないが、隠し事は下手くそだろ?」

百田「東条ともよく一緒にいるし、お前の態度から東条に悟られちまうかもしれないからな!」

最原「ははは……否定できないな……」

最原(もっとも、この会話も全部東条さんに聞かれてるんだけどね……)
60 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/27(金) 01:18:33.21 ID:wDgAzMPG0
最原「じゃあ、キーボ君とゴン太君は誘わないの?」

百田「その2人自身には何も問題ないんだが……ゴン太は王馬に隠し事なんて出来ねぇだろうし

百田「キーボは王馬の口車に乗って、全部喋っちまいそうだろ?」

百田「だから、そいつらに関してはしばらくは保留扱いって訳だ。ま、機会があれば誘ってみるさ」

最原「つまり結局のところ、その2人も王馬君絡みな訳だね……」

天海「ははは。こんな話、王馬君には絶対聞かせられないっすね」

真宮寺「ククク……それこそ、何を言いふらされるかわかったもんじゃないネ」
61 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/27(金) 01:19:18.30 ID:wDgAzMPG0
以上です
62 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/28(土) 00:51:12.52 ID:mzXLiibg0
〜〜〜〜

王馬「ま、バッチリ聞いてるんだけどねー」

夢野「最原達もタイミングが悪かったのう……」

アンジー「陰口は駄目だって神様も言ってるよー」

王馬「しかし、百田ちゃん達がそこまで東条ちゃんを気にかけてたとはね……さすがの俺も読めなかったよ」

王馬「ま、その気遣いも……最原ちゃんと女子達の企みのせいで台無しになったわけだけどね!ねぇねぇ、東条ちゃん、今どんな気持ち?」

東条「……」

王馬「それにしてもひどいよね……皆して俺を一体何だと思ってるのさ」

春川「いや、それはアンタの日頃の行いってやつでしょ」

王馬「えー?そこまで信用を失うような事をした覚えはないんだけどなー?」

茶柱「くっ……!?どの口でそのような世迷い言をほざくのでしょうか?」

王馬「女子の皆もひどいよ!俺だって東条ちゃんの事をママにしたいくらい大切に思ってるのに!」

王馬「傷つけるようなこと……するわけないだろ!」

白銀(地味に信用出来ないなぁ)
63 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/28(土) 00:53:30.10 ID:mzXLiibg0
赤松「そ、そうだよね……いくら王馬君でも、今回みたいな秘密の会話を言いふらしたりはしないよね」

王馬「いや?普通に言いふらすけど?」

赤松「ええ!?」

夢野「赤松のフォローも無駄になったのう」

春川「……アンタ、本当にどういうつもりなの?」

王馬「まぁまぁ、そんなに怒らないでよ、春川ちゃん」

王馬「だってさぁ、東条ちゃんの気遣いを身内だけで共有しようなんて……要は百田ちゃん達の自己満足でしょ?」

王馬「本当に東条ちゃんに感謝してるなら、皆にも伝えて、直接本人に感謝の言葉を送ってあげたほうがいいに決まってんじゃん!」

東条「……それを、私自身が望んでいないとしても?」

王馬「うん!逆に聞くけどさ、東条ちゃんは人に感謝されて嫌な気分になる?」

東条「……それは……」

王馬「ならないよね?照れたり恥ずかしかったりはするかもしれないけど……間違っても不愉快にはならないでしょ」

王馬「褒められるために仕事してるわけじゃなくても……褒められたら嬉しいんじゃない?」

東条「……」
64 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/28(土) 00:54:57.04 ID:mzXLiibg0
王馬「それを嫌がる人間なんて、それこそ相当なひねくれ者だけだよ。ま、俺が言えたことじゃないけどね!にしし」

東条「……ふふ、そうね。例え皆に知られてしまったとしても、いずれにせよやることは変わらないものね」

王馬「そうそう!これからも期待してるよ、キルミーママ!」

東条「……これだけは声を大にして主張させて貰うわ。私はあなたのお母さんではないのよ……!」

王馬「えー、つれないなぁ……」

白銀(キルミーには突っ込まないんだ……)

春川「……」

赤松「な、なんか……王馬君に全部持っていかれちゃったね」

茶柱「まぁ、東条さんが元気を取り戻したようなので良しとしましょう!悔しいですが、転子も王馬さんの話を聞いて納得しました!」

茶柱「今後は、今まで以上に東条さんに感謝の気持ちをお伝えします!あと、明日の朝食はモツ鍋でお願いします!」

アンジー「えー……朝からモツ鍋は重いよー」

東条「前向きに検討するわ」

夢野「いや、それはしなくてよいぞ」

白銀「まぁ、これにて一件落着!って感じだね」
65 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/28(土) 00:57:22.52 ID:mzXLiibg0
王馬「――まぁ、ここで大団円、とならないのが俺なんだけどね」ボソッ

赤松「ん?王馬君何か言った?」

王馬「にしし!なんにもー?」


王馬(俺抜きで内緒話に花を咲かせてた百田ちゃん達)

王馬(そして、それを勝手に覗き見してた春川ちゃん率いる女子達……と、最原ちゃん)


王馬(――どっちにも、ちょっとお灸をすえてやる必要があるよねぇ)ニヤァ
66 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/28(土) 00:57:54.77 ID:mzXLiibg0
以上です
67 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/29(日) 03:06:32.65 ID:+kX1Fi+e0
入間「オラァ!!ドクペ持ってきてやったぞチンカス!」バァン

白銀「あ、入間さんのことすっかり忘れてた」

赤松「そういえば出かけてたんだったね」

茶柱「通りで静かだったわけですね」

夢野「もう少し遅くても良かったのにのう」

入間「ええ!?帰ってくるなりこの仕打ち!?」

入間「そ、そんなことより……あの糞チビはどこ行ったんだよ!せっかく人が性奴隷になってやったっていうのによ!」

白銀「入間さん、それでパシリって読ませるのは無理があるんじゃないかなぁ?」
68 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/29(日) 03:07:56.80 ID:+kX1Fi+e0
赤松「アレ?そういえば、王馬君の姿が見えないね」

東条「変ね……つい今しがたまでここで私達と一緒に隠し撮りを見ていたのに」

茶柱「な、なんというか……『隠し撮り』とはっきりと明言されると、流石に後ろめたい気分になりますね……」

春川「今更だね。ここに自分の意志で集まった時点で、私たちは一蓮托生だよ」

赤松(半ば強制的にって感じだった気がするんだけどなぁ……)

入間「はぁ!?あのツルショタ、わざわざ俺様にドクペ取りに行かせておきながら、自分はどっか消えるとかどういうつもりだよ!?」

東条「……気に掛かるわ。このタイミングで王馬君が消えた意味……単なる気まぐれとは思えない」

アンジー「んー……つまり斬美はー、小吉が何か目的があって何処かに行った……って言いたいの?」

東条「……私の思い過ごしだといいのだけれどね」
69 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/29(日) 03:09:22.84 ID:+kX1Fi+e0
最原『それで、皆、普段はどうやって東条さんを観察してるの?』

百田『どうやっても何も……観察は観察だろ?』

天海『まぁ、平たく言えば……東条さんの行動をじっと眺めてる、ってところっすかね』

最原『まぁ、そうだろうね……』

真宮寺『どうやら、最原君は何か意見があるようだネ』

最原『いや、あんまり素直にじっと見てると……勘の鋭い東条さんにはバレちゃうかもしれない、って思ってさ』

星『ふむ……一理あるかもな』

最原『だから、どうかな?直接東条さんと関わる機会を増やすっていうのは』

百田『ほうほう……つまり、どういうことだ?』
70 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/29(日) 03:10:25.22 ID:+kX1Fi+e0
最原『東条さんって、ビジネスライクな印象を持たれやすいけど……話してみると結構気さくな面も見せてくれるんだよ』

最原『仕事を手伝ったり、雑談してみたり……なんだっていいんだ。直接、東条さんと会話してみて欲しい』

最原『そうすれば、彼女の魅力ももっと伝わると思うし……ただ見つめるだけよりも、有意義な時間になるんじゃないかと思うんだ』

最原『東条さんともっと交流を深めて……皆で仲良くなれたら、それが一番理想的だよね?』

最原『そうすれば、この場だけじゃなくて、もっと自然な流れで東条さんに感謝の気持ちを伝えられる機会が増えると思うよ』

天海『成程……説得力があるっすね』

真宮寺『確かに、僕達自身が、どこか彼女に対して壁を作っていたのかもしれないネ』

星『ここでグダグダ言ってねぇで、直接本人に言えってのは……全くもってそのとおりだな。こりゃ一本取られたぜ』

最原『ちょ、僕はそこまで……!?』

百田『――やっぱり、お前を誘ってよかったぜ、終一!お前は優秀な助手だ!』
71 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/29(日) 03:12:39.18 ID:+kX1Fi+e0
春川「――最原に依頼してよかったよ。上手くまとめてくれたみたいだね」

白銀「普段は自信なさげなのに、こういうときは地味に決めるんだよね、最原君」

赤松「最原君、随分東条さんに理解があるんだね……」ジー

東条「……そんなに見つめられても困るのだけど」

入間「陰でコソコソシコるより、直接ズッコンバッコンしに行け、ってことだな!全くどうしようもねぇな思春期のエロ猿共は!ヒャーヒャッヒャッ!」

春川「……」ギロッ

入間「ひいい!」

夢野「どうしようもないのはお主の頭の方じゃろ……」

茶柱「では、この件はこれで解決ですね!」

アンジー「斬美に何事もなくてよかったよー」

春川「……そうだね。じゃあ、これで解散に――」


王馬『あれれー?みんなここで何やってるのー?』


春川「!?」
72 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/29(日) 03:14:35.14 ID:+kX1Fi+e0
以上です
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 21:06:17.14 ID:LomR6FoB0
そしてスレタイへ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 21:43:44.15 ID:nE6C2TfHo
そういえば性欲の話してなかった
75 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:01:44.69 ID:IsAyqlXr0
最原『え、王馬君!?』

百田『げっ、王馬!?なんでここに……』

王馬『えー何その反応。傷付くんですけど。俺が図書館に来ちゃいけないわけー?』

百田『いや、そういうわけじゃねぇんだが……』

王馬『それに、なんでここに、ってのは俺の台詞だよ!みんなで図書室で何やってたのさ!』

百田『いや……その……』

真宮寺『一応、確認しておくけど……知っててわざと聞いてるわけじゃないよネ?』

王馬『んー?気になるねその発言……何かやましいことでもしてたのかな?』
76 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:02:48.26 ID:IsAyqlXr0
春川「……アイツ……!」

赤松「お、王馬君!?何やってんの!?」

入間「うわ、あの馬鹿、なんで図書室にいるんだよ!?」

茶柱「も、もしや……転子達が隠し撮りしてることをバラすつもりでしょうか!?」

白銀「そ、それは地味に困るよ!だって弁明のしようがないもん!」

東条「いえ……バラすつもりならあんな白々しい聞き方をしないはずよ。何が目的かはわからないけど……」

茶柱「と、とりあえず……転子が連れ戻してきます!」

夢野「やめい。男子にどう説明するつもりなんじゃ」

茶柱「で、ですが……」

アンジー「んー。何言い出すかわからないから、まだしばらく監視続けた方がいいかもねー」
77 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:04:32.63 ID:IsAyqlXr0
最原『……いや、僕も真宮寺くんと同じことを思ったよ』

王馬『……へぇ。どういうことかな、最原ちゃん』

最原『さっき、君は『ここで』何をしてるのか……って聞き方をしたよね』

最原『本当に細かいニュアンスの違いでしか無いんだけど……どうも引っかかったんだ』

最原『本当にたまたま図書館に来て、それで僕達に遭遇したって言うのなら……『こんなところで』って表現を使うんじゃないかな?』

最原『さっきの言い方だと……最初から図書室に僕達がいるのは分かっていたように聞こえるよ』

王馬『……いやー、流石は最原ちゃんだね。ま、実際隠すつもりも無かったんだけどね』

星『さっき思いっきり誤魔化そうとしてなかったか?』

王馬『そうだっけ?覚えてないや!』


夢野「ああ、最原のやつ、余計なことを……」

春川「……最原は、王馬も映像を見てることを知らないからね。とは言え、これはマズイね……」

白銀「最原君の推理力が、裏目に出ちゃったね……」
78 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:06:41.55 ID:IsAyqlXr0
王馬『というかさ、皆、気づかれてないと思ってたの?バレバレだったよ。一部の男子が図書室に集まってたの』

百田『うっ……!』

星『まぁ、最原にも勘付かれてたみたいだしな。他のやつにも気づかれてたなんて十分あり得る話だろ』

王馬『あと、時々東条ちゃんのことジロジロ見てるのにも気付いてたよ!もしかして、この集まりってそれ関係?」

王馬『そこのところが気になったから、直接乗り込んでみた、ってわけ!』

真宮寺『……参ったヨ。そこまで第三者に気づかれていたとはネ』

天海『最原君の言うとおり、これからはアプローチを変えたほうが良いかもしれないっすね』


赤松「……王馬君、上手く誤魔化してくれたみたいだね」

茶柱「うーん……ですが、ますますわからなくなりました。王馬さんは、一体何をしたいのでしょうか?」

入間「童貞共のエロエロトークに混ざりたかっただけじゃねーか?」

アンジー「んー。でもでもー、話はもうほぼ終わりかけてたよねー?」

東条「……終わらせないため、なのかしら」

赤松「え?」

東条「……嫌な予感がしてきたわ」
79 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:07:53.57 ID:IsAyqlXr0
百田『まぁ、知られちまったもんは仕方ねぇし……正直に話してやるか』

最原『うん。僕にしてくれた話を、王馬君にもしてあげればいいんじゃないかな?』

王馬『いよっ!待ってました!』

百田『俺達は――『キルミーファンクラブ』だ!』

王馬『ふーん』

百田『反応薄っ!?』


・・・


星『――とまぁ、こんな感じだな』

王馬『……そ、そんな事を……俺に内緒にしてたなんて……』ジワァ

王馬『うわああああああああん!仲間はずれなんてひどいよおおおおおお!』

真宮寺『王馬君、うるさいヨ』

王馬『ははは!真宮寺ちゃんは厳しいね』ケロッ
80 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:08:50.43 ID:IsAyqlXr0
百田『そんなわけだから、アイツには話すんじゃねーぞ』

王馬『OK!わかったよ!任せといて!』

星『……振りじゃねぇんだぞ。本当に分かってんだろうな?』

王馬『全く、信用ないなぁ。心配しなくても、俺の口から直接伝えたりしないって!』

真宮寺『……何か含みのある言い方だネ。それに、君の日頃の行いを顧みれば、当然の反応だと思うなァ』

王馬『真宮寺ちゃん何か俺に冷たくない?』

天海『あ、王馬くんもポテチ食べるっすか?』

王馬『俺、カラムーチョがいいなー!』


夢野「あやつら、図書室でやりたい放題じゃな……」

東条「後で掃除しておくわ」
81 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:12:23.74 ID:IsAyqlXr0
王馬『東条ちゃんの良さを語り合う、っていうのはわかったけどさー』ボリボリ

王馬『それだけじゃ、なんか物足りなくない?』モグモグ

星『……何が言いてぇんだ?』

王馬『だってさ、今ここには男子しかいないんだよ?折角だしさ……』

王馬『そういう時にしか出来ない、男同士の話をしようよ!』

天海『男同士の話、っすか?』

王馬『そうそう!ガールズトークならぬ、ボーイズトークってやつだよ』

最原『えっと……具体的には、どんな話をするの?』

王馬『またまたー。最原ちゃんだって分かってんでしょ?』

王馬『年頃の男子が集まってする話なんて……大体決まってるよね?』


春川「……!」

赤松「も、もしかして……王馬君の狙いって……」


王馬『東条ちゃんって、好きな男子とかいるのかなー……とか』


東条「!?」


最原『……!?ちょ、ちょっと待っ』

王馬『いや、それ以前の話だね。そもそも――』


王馬『東条ちゃんって性欲あるのかなー?』
82 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/30(月) 01:12:55.37 ID:IsAyqlXr0
以上です
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 01:14:37.24 ID:65kncs8U0
今後の展開が楽しみ
84 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/31(火) 01:38:47.46 ID:nniRHSZo0
東条「」

春川「……やってくれたね、王馬のやつ……!」

赤松「こ、これ……放って置いたらマズイんじゃ……」

夢野「……だからといって、止める事もできんしのう」


〜〜〜〜

天海「せ、性欲……っすか?」

王馬「うん、性欲!」

最原「な、何てことを……!」

真宮寺「……何か様子が変だネ、最原クン」

最原(他にいくらでも表現しようがあっただろうに……!恋愛感情だとか恋愛願望だとか……!)

最原(それなのにどうして……!よりにもよって……『性欲』なんて言葉を使ったんだ!東条さん本人も聞いてるって言うのに!)

王馬(最原ちゃんその表情やめて笑いこらえるのしんどい)
85 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/31(火) 01:39:37.25 ID:nniRHSZo0

星「要するに、東条にも普通の女子と同じように、異性に対する興味や関心、恋愛に対する憧れがあるんじゃねーか……ってことだろ?」

王馬「さっすが星ちゃん!よくわかってるねー!」

星「普段のアイツからは想像も出来ねぇが……アイツも年頃の女であることには違いない。そういう感情があってもおかしくねぇだろうさ」

最原「そ、そういう話は……避けたほうが良いんじゃないかな?」

星「ん?どうした最原?これくらい、ありふれた話題じゃねぇか」

天海「性欲って言葉を聞いたときはちょっとビビったっすけど……よく考えたら気になる女子について話すっていうだけの、ごく普通の男子高生の雑談っすよね」

最原(マズイ!このままだとそっちの方に話題が流れてしまう!)

百田「……」

最原「も、百田君も、ちょっと注意して――」

百田「いや、いいんじゃねぇか?別に」

最原「へ?」
86 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/31(火) 01:42:55.00 ID:nniRHSZo0
百田「当人の前で言ったらそりゃただのセクハラになっちまうだろうが……こうやって俺達の間だけで話すだけなら何の問題も無しだ」

百田「それに、こういう話題ってのは……男子同士の結束を高めるいい機会になると思うしな!いっちょここは、ここにいる全員で本音トークといこうじゃねぇか!」

星「フン、偶には年相応のくだらねぇ話も悪くないかもな」

天海「確かに、ウチのクラスってこうやって男子だけで集まる機会って中々ないっすからね。結構楽しみっすよ」

真宮寺「昔から、『異性』と『性』に関する話は、最もポピュラーな話題として重要なコミュニケーションツールになっているんだヨ」

真宮寺「だから多少『そっち方面』の話題のほうが……盛り上がるかもしれないネ。ククク……」

王馬「お!皆ノリがいいねー!じゃあ、下ネタ解禁ってことで!」
87 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/31(火) 01:43:40.44 ID:nniRHSZo0
最原(百田君のコミュニケーション能力の高さがアダになったか……!ど、どうする……?)

最原(多少強引に、話を切り上げさせるか……?)

最原「いや、でも……東条さんに性欲なんてあるとは思えないし……」

真宮寺「……ちょっと失礼なんじゃないかなァ?」

最原「!そ、そうだよ!失礼だよ!いくらなんでも、こんな話題は東条さんに――」

真宮寺「いいや、失礼っていうのは……君のことだヨ、最原君」

最原「……え?」
88 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/10/31(火) 01:44:07.95 ID:nniRHSZo0
以上です
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 02:34:01.46 ID:36iB3AbY0
もうこの際だからゴンちゃんとキーボも呼んでやれよ…
と思わなくもなくもなく…いやゴンちゃんは純真なままでいて欲しい…
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 02:34:33.14 ID:36iB3AbY0
あっ、乙って言い忘れた、乙
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 08:19:42.43 ID:8ww5cRABo
そりゃ人間だから多かれ少なかれあるに決まってるしないなんて言ったら反論されるよ
これだから童貞ボーイは。ここは素直に下ネタは嫌いと言うべきだった
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 08:57:58.43 ID:u/vUYCMSO
場所を移すべきやったんや

というか女子たちはいつまで見てる気なんだ
93 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/01(水) 00:38:02.51 ID:ZRtwRuuC0
真宮寺「性欲と言うものは食欲、睡眠欲と共に……人間が持っていて当たり前の欲求だヨ」

真宮寺「人によって大きい、少ない、という違いは当然あるけど……それを無い、と断言して良いのは本人だけサ」

真宮寺「誰であれ、持っていて当然のモノ……それを否定するというのは、人間性の否定にも等しいことだと思うなァ」

最原「そ、そんな大げさなことじゃ……」

真宮寺「そもそも、この集まりは東条さんの……まァ、ファンクラブだって前提は理解しているよネ?」

真宮寺「そこで語るべきは、彼女の『人間としての美しさ』なんだヨ」

真宮寺「彼女は決して給仕用のロボットなんかじゃなく……僕達と同じく心を持った人間なのサ」

真宮寺「君のその発言は、彼女の人間としての要素を排除した……本末転倒な意見だということを認識してほしいネ」

最原「え、えっと……その……ゴメン」

最原(なんかわからないけど……押し切られてしまった……!)

王馬「にしし!最原ちゃん、真宮寺ちゃんのスイッチを入れちゃったみたいだね!」
94 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/01(水) 00:38:58.64 ID:ZRtwRuuC0
〜〜〜〜

夢野「……顔は見えずとも、映像のブレ具合から最原の動揺が伝わってくるのう」

白銀「なんとか話をそらそうとしてるみたいだけど……駄目っぽいね」

入間「な、何だよこいつら……結局エロエロトークしてんじゃねぇかよぉ……」

茶柱「つ、遂に男死達が獣の本性を現して来ましたね……!」

アンジー「終一も是清も、どっちも斬美のために一生懸命になってるからタチが悪いねー」

東条「……」

赤松「も、もう……これ以上は話を聞かないほうが良いんじゃないかな……?ねぇ、春川さ――」

春川「……百田の、バカ。なんで王馬なんかの口車に乗っちゃうのさ」ボソッ

赤松(あ、これどうしようもないかも)
95 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/01(水) 00:40:47.21 ID:ZRtwRuuC0
〜〜〜〜

百田「どうしたんだ?終一。さっきからあんまり乗り気じゃねーみたいだけどよ」

星「下ネタが苦手……ってわけでもねぇよな?年相応のスケベ心持ってるのは、見てりゃわかるぜ」

最原「ちょっ!?スケベ心って……!?」

天海「最原君だって、気になる女子の1人くらいいるんじゃないっすか?まぁ、誰とは言わないっすけど」

真宮寺「女子の前でそういう態度を取るならまだわかるんだけどネ。ここには男子しかいないんだから、もっと素直になってもいいと思うなァ」

最原(ま、マズイ……!余計なことを言ったせいで、僕の方に矛先が向いてしまった!)

王馬「ホント、今更カマトトぶらないでほしいよね。最原ちゃんがムッツリスケベだなんてこと、みんなわかってるのにさー」

最原「はぁ!?な、何てこと言うんだよ王馬君!」

王馬「何てことも何も……最原ちゃんは隙あらばスカートの中を覗こうとする、超高校級のパンチラハンターでしょ?この前だって階段で――」

最原「フンッ!」ドゴォ バキッ

百田「終一!?」
96 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/01(水) 00:42:38.24 ID:ZRtwRuuC0
以上です
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 01:35:48.12 ID:w650BHEI0
捜査時間が始まるのか…乙
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/01(水) 20:04:49.56 ID:4li54oORO
99 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/02(木) 00:01:08.73 ID:7+Rdh+9m0
〜〜〜〜

ブツッ

白銀「あれ?モニターが消えちゃったよ?」

入間「ああ!?あの馬鹿、俺様の発明品をぶっ壊しやがったな!?」

夢野「他の5人が特に変わった動きをした様子もないし、間違いなく下手人は最原じゃな……」

赤松「階段で!?階段で何なの最原君!?」グイグイ

茶柱「お、落ち着いてください赤松さん!そんなことをしても続きは映りませんから!」

春川「まさかあの最原が……随分思い切ったことをやったね」

アンジー「それだけアンジー達に聞かれたくなかったんだろうねー」

白銀「あの会話だけでも十分に察せたけどね……」

東条「……頃合い、ということでしょうね」

赤松「え?」
100 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/02(木) 00:01:59.69 ID:7+Rdh+9m0
東条「もうこれ以上は映像を覗き見ることは出来ないのだから……今度こそ本当に解散すべきタイミングなのではないかしら?」

夢野「まぁ、これ以上ここにいてもしょうがないしのう……ちょうどいい機会を最原が与えてくれたと考えるべきじゃな」

茶柱「夢野さんに賛成です!あ、でも夢野さんはもう少しここに残ってくれてもいいんですよ?」

赤松「んー……まぁ、そうかもね。階段のことは……後で最原君に直接聞けばいいか」

白銀「いや、駄目だよそれ!?私達が会話を盗み聞きしてたってバレちゃうから!」

春川「わかってると思うけど……ここで見聞きしたことは他言無用だよ。ま、男子がそこまでバカじゃなくて安心したよ」

アンジー「アンジーも、斬美と同じくらい神様を愛してもらえるように頑張るよー」

東条「……色々あったけれど、これでようやく一段落ね」

パッ

白銀「あ、モニターまたついたよ」

東条「」
101 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/02(木) 00:04:20.59 ID:7+Rdh+9m0
夢野「んあ?じゃがこれは……さっきのカメラの映像とは違うようじゃぞ?」

茶柱「これは……天井付近から撮影してるのでしょうか?上からの映像みたいですが、さっきまでの5人に加えて、最原さんの姿まで映ってます」

春川「確かに、男子全員カメラに収めるとなると……俯瞰できる位置から撮影する必要があるね」

白銀「けど、そんなところにカメラなんてあったっけ?」

赤松「……あれ?」

アンジー「んー?楓、どうしたー?」

赤松「あ、いや……王馬君、左手に何か変なもの隠し持ってるように見えるんだけど……」

入間「あぁ?変なもんだぁ?お前のヘアピンより変なものなんてそうそうな……あ……?」

入間「あああああ!?あ、あのチビ……俺様の発明品を勝手に使ってやがる!」

春川「……発明品?」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 00:04:27.57 ID:ff91TCrIo
最原は盗み聞き知ってるんだから聞いても問題ない気がする
答えないだろうけど
103 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/02(木) 00:05:25.04 ID:7+Rdh+9m0
入間「あれは、俺様が極秘に開発した……『カメレオンドローン』のリモコンだ!」

白銀「ドローン?ってことは、この映像ってもしかして……」

入間「こいつは完全に無音駆動で、かつ景色に同化する機能を備えた偵察用のドローンだ!」

入間「1mも離れればもう背景と見分けることも出来ないくらいの優れもので、完璧な隠し撮りが可能なんだよ!」

赤松「そ、それは……冗談抜きでかなりすごい発明だね……」

入間「だろ?俺様の胸の垢を煎じて飲ませてやろうか?ヒャーヒャッヒャッ!」

赤松「――で?入間さんはこの発明品、何に使うつもりだったの?」

入間「……」
104 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/02(木) 00:07:47.63 ID:7+Rdh+9m0
〜〜〜〜

最原「ゲホッゲホッゴホッ!ふうう……はぁ、はぁ……」ゼェゼェ

百田「しゅ、終一……お前マジでどうしたんだ?いきなり思いっきり胸を叩いたりして……喉になんか詰まったのか?」

天海「一昔前に流行った芸人のギャグみたいだったっすね。いきなりだったんでびびったっすよ……」

王馬(く、くくく……マジで勘弁してくれよ最原ちゃん……笑いこらえんのキツすぎるって)プルプル

最原「ふう…うん、わかった」

百田「へ?」

最原「僕も……本音トークに参加するよ」

星「さ、最原……お前二重人格か何かなのか?心境の変化がまるで読めねぇぞ……」

真宮寺「……一流のスポーツ選手の中には、自分の気持ちの切り替えるために、ルーティンと呼ばれる特定の行動をする人もいるらしいけど」

真宮寺「最原君にとっては、さっきの行動がそれに当たるのかもしれないネ」

星「全力で胸をぶん殴ることがか?そんなルーティン聞いたことねぇがな……」

最原「ご、ごめんね。僕もそういう話に興味が無いわけじゃないんだ。たださっきまではちょっと混乱してて……」

百田「お、おう……まぁ、結局参加するってんなら問題ねぇさ!」

王馬「じゃあ、こっからは、最原ちゃんも参加して本音トークの再開だね!」


王馬「……いやぁ、本当に……つまらなくない展開になってきたね!」ニイィ
105 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/02(木) 00:08:19.85 ID:7+Rdh+9m0
以上です
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 00:12:04.22 ID:ff91TCrIo
これキルミーが一番の被害者だよね
散々嫌がってるのに無理に引き留められて可哀想
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 00:57:32.18 ID:Fy2akeVx0
前回の引き最原が王馬殴ったのかと思ってた
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 01:05:18.12 ID:ns2hF4zM0
しかし今後の会話を聞いたキルミーの反応がものすごく楽しみ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/02(木) 02:33:30.50 ID:srtWVHIs0


https://i.imgur.com/AYPZbku.jpg
雑コラ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/02(木) 02:34:13.38 ID:srtWVHIs0
スレチ
無視して
111 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/03(金) 00:02:45.93 ID:4IiM2Q++0
〜〜〜〜

春川「王馬は、最原がカメラを壊すかもしれない、ってことまで読んでたんだね。だから予め、入間の研究室からドローンを盗んできていた」

夢野「イタズラのためにそこまでするか……相変わらず恐ろしいやつじゃの」

白銀「で、男子に本音を話させて……それを私たちに聞かせようって訳だね」

茶柱「で、ですが……もう、流石にもう盗み聞きはやめた方がいいのでは無いでしょうか?」

アンジー「確かに、斬美も辛そうだしねー」

茶柱「それもありますが……やはり、秘密の会話を聞かれたら、誰だっていい気分はしないと思いますよ……例えそれが男死であったとしても……」

赤松「う、うん、そうだよね。やっぱりこれ以上は……」

白銀「――でもさ、男子達がどんな事を話すのか、地味に気にならない?」

春川「……そりゃ、気になるけどさ。でも……」

白銀「それに、ここからは最原君も本音で話すっぽいし……」

白銀「普段私達のお願いを嫌な顔もせずに引き受けてくれる最原君が、本当はどう思ってるのかとか……知りたくない?」

入間「え?アイツいっつも嫌そうな顔してないか?」
112 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/03(金) 00:04:13.19 ID:4IiM2Q++0
春川「……」

赤松「……私、やっぱり気になるよ。最低な考えだってことはわかってるけど……」

春川「……私には赤松にとやかく言う資格はないね。私も……同じこと考えてたから」

東条「……」

茶柱「と、ということは……?」

春川「……東条、みんな。無理に付き合わせちゃってごめんね。もうこれ以上は一緒にいてなんて言えない。単なるワガママだから」

春川「私と赤松は場所を移すから、あとは皆自由に――」

東条「……ハァ。春川さん、あなた、自分の言ったことを忘れてしまったの?」

春川「え?」

東条「これは『依頼』だと……先程そう言ったでしょう。一度受けた依頼を、完遂もせずに逃げることは私には許されていないわ」

東条「悪業も、共に背負いましょう。メイドとして、そして……あなた達の友人として、ね」

赤松「東条さん……」
113 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/03(金) 00:05:47.90 ID:4IiM2Q++0
白銀「うーん、何かけしかけたみたいで悪いし……私も残るよ」

茶柱「ぐ、ぐぬぬ……春川さん達だけを悪者にするわけにはいきません!この茶柱転子、ここにいる皆さんと運命を共にします!」

夢野「やれやれ……ここまで来たらウチだけ抜けるというわけにもいかんじゃろ」

春川「……ありがとう、皆」


入間「何かいい話風にまとめようとしてるけどよ……やろうとしてることはただの覗き見だよな?」

春川「……」ギロッ

入間「ひいい!な、何だよぉ……俺様何か間違ったこと言ったかよぉ……」


東条「……ただし、忘れないで頂戴ね、春川さん?」

春川「ん?」

東条「私は、受けた依頼は何が何でも完遂するつもりよ。例え多少無理をしてでも、ね」

春川「……?」
114 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/03(金) 00:07:26.49 ID:4IiM2Q++0
以上です。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 00:22:23.30 ID:HqXAqJ8Uo
百田たちの集まりが良心的なものだっただけに、この後の展開にハラハラする
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/03(金) 00:47:57.27 ID:ISKBX62a0
キルミー大丈夫かなぁ…自分がそういう目で見られるのはあまり好きじゃなさそう
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:24:44.60 ID:C3PyMbud0
エロい展開はないと解っているのに期待してしまう
118 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/04(土) 01:17:44.67 ID:VvfbIukp0
〜〜〜〜

王馬「早速だけど……東条ちゃんって彼氏いると思う?」

星「いや、いねぇだろ」

天海「多分いないと思うっすよ」

真宮寺「恋する乙女って気はしないネ」

最原「うん、僕もそう思うよ」

百田「へ?そうなのか?終一まで即効で否定するんだな」

最原「だって、東条さんって大体いつも学園内にいるしね」

天海「俺や真宮寺君みたいに、フィールドワークに出かける用事もそう無さそうっすからね」

真宮寺「才囚学園内では、彼女は自分の立ち位置をきっちり決めているみたいだヨ」

真宮寺「つまりは、僕達同級生を仕えるべき主人、そして自分はそれに奉公するメイド……という風にネ」

星「学園内での奉仕こそがメインの活動であり、そして主人に対して恋愛感情は抱かない……とアイツ自身が定めてるんだとしたら――」

星「この学園生活中は、まず恋人なんてできねぇだろうさ」
119 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/04(土) 01:19:43.93 ID:VvfbIukp0
百田「成程な……アイツはそれで満足なのか?」

星「そればっかりは本人に聞かなきゃわからねぇ」

天海「そもそも、恋い焦がれる東条さんってのも中々イメージしにくいっすね」

星「さっきも言ったが、東条だって年頃の女なんだ。恋愛に対する興味はあって然るべきなんだがな」

百田「……普段からメイドとして接してると忘れそうになるけどよ、アイツも俺達と同年代なんだよな」

百田「つまり、この才囚学園に来る前は……普通の女子高生として日常を過ごしてた筈だよな?」

最原「……うん、その筈だよ。確かに、あんまり想像がつかないね」

真宮寺「その時には、メイドじゃない素の東条さんが見れたのかもしれないネ」

百田「アイツも、そこらの女子高生みたいにテレビの話題や男の話題でキャーキャー言ってたかも知れないってことか……」

星「……こう言っちゃ悪いが、確かに全く想像できねぇな」
120 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/04(土) 01:20:54.07 ID:VvfbIukp0
王馬「今みたいに給仕服じゃなく、セーラー服とか着てたのかなー?」

天海「……想像してみたら、なんかコスプレ感が凄いっすね」

王馬「ぶっ。くっ……くくく……ひ、ひどいこと言うね天海ちゃん。まぁ確かに、普段のあの服が決まりすぎてるからね!」

最原「普通に考えたら、メイド服のほうがよっぽどコスプレっぽいのにね」

真宮寺「ククク……白銀さんに聞かれたら、『それは偏見だよ最原君!』とでも言われるかも知れないネ」

星「……そもそも、東条の奴、いつからメイドやってるんだ?」

百田「確かに、言われてみりゃ謎だな。流石に生まれたときから、って筈もないしな」

最原「あ、僕それ東条さんに聞いてみたことあるよ」

天海「知ってるんすか最原君?」

真宮寺「……彼女は、なんて答えたんだい?」

最原「なんでも、アルバイトでメイドを始めたのがきっかけだって言ってたよ」

百田「バイトォ!?マジでぇ!?」

王馬「はっはっは!面白すぎるよ東条ちゃん!」
121 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/04(土) 01:21:54.05 ID:VvfbIukp0
星「……何事にもきっかけは必要だとは思うが、まさかバイトとはな……」

天海「メイドのアルバイトなんて、そもそも募集あるんすかね……?」

真宮寺「女子高生にメイドをさせるとか、碌な依頼主じゃなさそうだヨ……なんて言うのは、邪推し過ぎかナ」

王馬「いや、あるじゃんか……若い女の子向けのメイドの求人が常にある場所がさ!」

最原「それって、まさか……」

王馬「そう!メイド喫茶だよ」

天海「ぶっ。ふふ……流石に、メイド喫茶は無いっすよ」

星「だな。『おかえりなさいませ、ご主人様』とかいう東条は想像できな……いや、想像したくねぇな」

百田「うぐっ。くっ………星、お前その声で変な台詞言ってんじゃねぇよ……」

星「ああ?『萌え萌えキュン』とでも言ってほしかったのか?」

最原「ぶふぉっ」

真宮寺「くっ……」プルプル

天海「ほ、星君……それは反則っすよ」プルプル

王馬「wwwwwwwwwwwwww」

百田「うっ、くっ、くくくく……ほ、星、てめぇ……くっ……」プルプル
122 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/04(土) 01:22:46.11 ID:VvfbIukp0
星「ふっ、やれやれだな。だけどよ、想像したくねぇだろ?あんなところで男に媚び売る東条なんてよ」

真宮寺「ふーっ……まぁ、見ていて気持ちのいいものじゃ無さそうだね」

最原「そ、それはそれで失礼じゃないかな?女の子として可愛い所を見せようとしてるわけだし」

真宮寺「さっきも言ったけど、東条さんの魅力ってのはそういう部分じゃないからネ」

天海「まぁ、もし東条さんが務めてるメイド喫茶とかあったら通いつめるっすけどね」

百田「んー、でもやっぱり、東条がメイド喫茶ってのも何か違う気がするんだよな……上手く説明できねぇんだけどよ……」

百田「アイツのキャラじゃねぇっつうか……なんて言ったらいいんだろうな」

王馬「あー。百田ちゃんの言いたいこと何となく分かるよ」

王馬「つまり……東条ちゃんは萌えない!ってことだよね!」
123 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/04(土) 01:23:12.74 ID:VvfbIukp0
以上です
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 01:45:07.85 ID:xzMEqmcJo
キルミーの魅力は成熟した大人の女性っぽい美しさ
メイド喫茶のメイドに求められるのはロリコン受けするあざとい可愛さだからそら合わんわな
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/04(土) 06:19:29.01 ID:yZeRmcRz0


「萌え萌えキュン」(CV:大塚明夫)の破壊力
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/04(土) 09:24:17.07 ID:/TAvwdhm0
?ゆきんこ?
@1125yryr
アニメ、漫画、ボカロ、歌い手さん、声優さんをこよなく愛するヲタク。腐も百合もCPも夢もなんでもいける雑食性。ハイキュー、ヒロアカ、文スト、刀剣乱舞、などなどが最近のお気に入り。あんスタが気になってます。占ツクで物書きやってます。やろうと思えばコントラバスとかユーフォとか演奏します、楽器があれば。
画面の向こう側
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/04(土) 12:58:23.09 ID:rM6T0IrN0
メイド喫茶でも本格的なやつならキルミー働いてそう。英国式のやつとかロシア式とか。そういえばアンソロで萌え萌え天海にやってたね
128 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 00:26:07.19 ID:IhjblXCQ0
〜〜〜〜

東条「……」フルフル

赤松「と、東条さん……皆、別に悪口言ってるわけじゃないから……」

東条「……セーラー服がコスプレだの、萌えないだの……彼ら、ファンクラブという言葉の意味を履き違えているのではないかしら」

春川「……彼氏はいない、とも断言されてたね」

東条「……それに関しては……否定出来ないわね」

白銀「気にしないで、東条さん!ちゃんとした生地で作られたセーラー服なら、安っぽく感じないから東条さんにも絶対に似合うよ!」

アンジー「うーん、斬美が言ってるのはそういう意味じゃないと思うなー」

夢野「しかし、東条の言うことももっともじゃぞ。もっとマシな話題もあったじゃろうに」

春川「……ううん、これ、全部……王馬に誘導された会話だよ」

赤松「え?」
129 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 00:28:53.47 ID:IhjblXCQ0
春川「話題の主導権を握ってるのは間違いなく王馬。男子達に話題を振って本音を引き出しつつ……自分の発言は上手く抑えてる」

春川「……私達が聞いてることを理解した上で、一番自分にとって面白くなるよう、会話を誘導してるんだよ」

茶柱「あ、悪趣味な……!」

春川「……ま、会話を盗み聞きしてる私達が言えたことじゃないんだけどさ」

茶柱「うっ……」

東条「……前から薄々思ってはいたのだけれど」

赤松「えっと……何を?」

東条「王馬君のママ呼びとといい、今の会話内容といい……私、年齢より老けて見られているのかしら」

赤松「な!?そ、そんなこと無いよ!東条さんは確かに大人びてて綺麗でミステリアスな雰囲気を持ってるけど……老けて見えるなんてことは絶対にない!」

入間「東条ってまだ未成年だったのか!?てっきり特別編入生的な何かかと思ってたのに……」

東条「……」

春川「……」ギロッ

入間「へ、へっ……も、もう怖かねぇぞ……」ビクビク

赤松「……」バンッ!

入間「ひっ!?」ビクン
130 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 00:30:49.46 ID:IhjblXCQ0
白銀「あ!だったらさ、東条さん、もうちょっとスカート丈の短いメイド服着てみない?仕上がりも着心地も全然コスプレっぽくない、いいのがあるんだよ!」

夢野「つまり、それもコスプレってことじゃろうが……」

東条「……遠慮しておくわ」

白銀「うーん……アレを着た東条さんなら、、男子に絶対に萌えないとか言われないと思うんだけどな……」

茶柱「萌えなくてもファンクラブができるんですから、今のままで十分ではないでしょうか?」

赤松「うん、わざわざ萌えさせる必要もないと思うよ!」

赤松(最原君が本気でファンクラブ入りしたら困るしね)
131 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 00:33:12.90 ID:IhjblXCQ0
〜〜〜〜

天海「萌えない、っすか。確かにメイドって聞くとそういうイメージあるかもしれないっすけど……」

天海「実際に昔メイドと関わった身からすると、メイドさんに対してそういう感情は湧きにくいっすね」

真宮寺「メイドと言うものに、萌え……即ち恋愛感情にも似た感情の高揚を感じるのは……確かに特異な文化だと思うヨ」

真宮寺「日本において、何がきっかけでそういう風潮が生まれたのか……調べてみたら案外面白いかもしれないネ」

最原「そういうのも、民俗学の一種なのかな?」

真宮寺「いいや、僕個人のただの興味サ」

百田「萌えない、萌えない……か」

百田「そもそも萌えって何なんだろうな?」

真宮寺「そこら辺は、今度『超高校級の同人作家』にでも聞いて見るとするヨ」

星「お前、そんなやつとも交流があったのか?」

真宮寺「前に、和風ホラー系の作品を作るとかで……監修に協力したことがあるのサ」

真宮寺「まァ、確実に言えることは……僕達が東条さんに抱いている感情は、萌えなんかではないってことだネ」

星「違いねぇな」
132 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 00:37:00.30 ID:IhjblXCQ0
王馬「じゃあ、どうすれば東条ちゃんに萌えを感じるようになるかな?」

百田「萌えが何なのかわからねぇんだから、どうもこうもねーんじゃねぇか?」

王馬「けどさ、よく言うじゃん。一般的なのは……『ギャップ萌え』だって!」

最原「ギャップ……?」

王馬「普段はクールで、身だしなみもきっちりしてる人が……実は、不器用だったりドジだったりすると……そのギャップでより一層可愛く感じたりするってやつだよ!」

天海「成程、わからなくもないっすね。ただ……」

真宮寺「東条さんは、見た目も立ち振る舞いも完璧で……ギャップなんて感じさせないネ」

王馬「うん、そうだね。だから東条ちゃんの場合なら、例えば……あんなに完璧にメイドとして振る舞ってるのに――」

王馬「実はいちごのパンツを穿いてました!とかいいんじゃない?」

最原「い、いちごのパンツって……」

星「……さすがの東条でも、そんなの穿いてたら流石に引くぜ」

百田「それが許されるのは小学生までだろ……」


王馬「にしし!だよねー!でも、そしたらさ……」

王馬「東条ちゃんって、どんな下着身につけてるんだろうね?」
133 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 00:40:43.17 ID:IhjblXCQ0
以上です
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/05(日) 00:43:37.28 ID:YnyVIPNz0
乙です。
うーん…キルミー可愛いと思うけどなぁ…あの白黒クラシックな服だからこそ萌えるというか…もはや美女レベルなのがまた萌えるんだけど…
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 01:07:04.72 ID:L6rD99fh0
老け顔なのかと地味に気にしてる素振りが既にギャップ萌え
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 01:10:15.38 ID:ZiEocw8bo
山田がいたら東条は萌えるって熱く力説してくれただろうな
137 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 21:56:50.69 ID:IhjblXCQ0
〜〜〜〜

白銀「うわー……まぁ、やっぱりそういう話題にもなるよね……」

茶柱「だ、男死!遂に超えてはいけない一線を超えましたね!」

白銀「厳密にはまだ超えてないけどね。……時間の問題っぽいけど」

入間「お前、いちごのパンツ穿いてんのか?」

東条「そんなわけ……無いでしょう……」

アンジー「斬美がぐったりしてるよー……」

赤松「と、東条さん……辛かったら見なくていいから、ね?」

東条「……いいえ、これは当然の報いよ。盗み聞きなどという愚かな真似をしてしまった私への、ね……」

夢野「その理論でいくと、ウチらにも罰が下りそうなんじゃが……」

東条「……おそらくそうなると思うわ」ボソッ

赤松「え?今なんて――」

春川「静かに。まだアイツらの話は終わってないよ」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/05(日) 21:59:21.22 ID:IhjblXCQ0
〜〜〜〜

百田「し、下着って……パンツとかブラジャーとかのことか?」

王馬「それ以外に何があるのさ百田ちゃーん」

星「フン、照れてやがるのか?最原を見習ったらどうだ?早速考察モードに入ったぞ」

最原「へ!?そ、それは違うよ!」

真宮寺「けど、今明らかに考え事をしてたよネ?」

天海「東条さんの下着がどんなものかを推理したんっすね。いやぁ、さすがっすよ最原君……」

最原「ちょ、皆して変な邪推はやめてよ!」

王馬「そもそも、超高校級のパンチラハンターである最原ちゃんなら……直接東条ちゃんのパンツ見たことあるんじゃないの?」

最原「あ、あるわけないだろ!」

王馬「でも、赤松ちゃんのパンツはたまに見てるよね?」

最原「……そ、それは……」

最原「……見てたんじゃなくて、見えたんだよ」

王馬「うわすげぇ犯人っぽい言い草」

百田「終一……」
139 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 22:00:39.92 ID:IhjblXCQ0
天海「でも、東条さんってロングスカートだし、よっぽど激しい動きでもないとパンツなんか見えそうに無いっすよね」

真宮寺「加えて、本人の動きにも隙がないからネ。間違ってもスカートがめくれ上がることはないだろうサ」

星「だとよ。残念だったな、最原」

最原「……何を言ってるのかわからないな」

百田「つまり、東条は下着を見られることを気にする必要がない、ってことだよな」

百田「で、見せるような相手もいないとなれば……下着なんてなんでもいい、って事にならないか?」

星「ふっ……甘いな百田」

百田「な、何ィ!?」

星「アレだけメイドとして完璧に振る舞ってる東条のことだ。身に着けるものにも相当気を使ってるはずだ」

星「手袋を見てもわかるだろ。アレはそんじょそこらの安もんじゃねぇ。どこぞの一流のブランドのものか……あるいは自作したのか」

星「下着だってそうさ。例え、他人に見られることを想定していなくったって……身を引き締めるためにそれなりに高級なやつを身に着けていると思うぜ」
140 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 22:02:16.13 ID:IhjblXCQ0
真宮寺「さっきのルーティンの話じゃないけど……そういう部分で、意識を切り替えているのかもしれないヨ」

真宮寺「見えないところへの気遣いが、仕事に対する意識へと繋がる――それこそ、メイドに必要な奉仕の精神に通じるものがあるのかもしれないネ」

百田「こ、高級な下着って……す、スケスケのやつか!?」

星「……お前は、高級ランジェリーが全部エロいやつだとでも思ってるのか?」

星「素材に拘ったもの、デザインに拘ったもの……種類は色々あるぜ。お前が言うようなのも当然あるけどな」

星「もし女にプレゼントしてぇってんなら、アドバイスくらいはしてやれるぜ」

百田「うっ……!?」

真宮寺「……ちなみに、星君は……東条さんの下着の色は何だと考えているのかな?」

星「黒……いや、紫ってところか。ダークな色合いの方が、あいつには映えるだろうさ」

真宮寺「ククク……意見が一致したネ」


最原(お、大人だ……!同級生なのに……!)

天海(あやかりたいっすね)

王馬(いやー、あっちにもカメラ仕掛けておくべきだったなー。女子の皆はどんな顔してこの話聞いてるんだろ)
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 22:03:29.09 ID:ZiEocw8bo
精神年齢大人の星くんがいると場が引き締まるな
天海や真宮寺もトンでも発言しないし
142 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 22:04:25.17 ID:IhjblXCQ0
〜〜〜〜

赤松「さ、最原君のバカッ!」カアア

茶柱「……どうやら、最原さんには後でお話を聞く必要があるようですね……!」

夢野「控えめに言っても最低な言い訳じゃったな」

白銀「しかも、あの反応だと常習犯っぽいしね……」

入間「へ!どうせ見られて困るような子供っぽい奴穿いてるんだろ!このお子様パンツ松が!」

アンジー「皆、今は斬美の方を気にしてあげたほうがいいと思うなー」

東条「……」

赤松(……東条さん、『考える人』みたいになってる……)

白銀「……ちなみに、東条さん。今身に着けてる下着の色って……?」

東条「……紫よ。上下共……」

アンジー「おー。竜馬当たってるよー!すごいねー!」

茶柱「か、かなり大人っぽいのを着けてるんですね……」

東条「……」ピクッ

茶柱「あ!ち、違います!今のは決して、そういう意味で言ったわけじゃ……!」

春川「……」

アンジー「それでそれでー、どうして魔姫は――」クイッ

アンジー「そんな安心したような顔してるのかなー?」クイッ

春川「!?べ、別に……安心なんて……!」
143 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/05(日) 22:05:04.60 ID:IhjblXCQ0
以上です
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 22:22:10.36 ID:ecyLm2Qz0
キルミー完全に公開処刑だな、いろんな意味で
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:28:46.96 ID:L6rD99fh0
取り乱さない辺りが流石キルミー
146 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/07(火) 01:10:21.40 ID:rxw6WyTE0
天海『あ、ちょっといいっすか?さっきの東条さんは萌えないって話、自分なりに考えてみたんですけど――』


東条「……まだその話題を引きずるのね」

白銀「正直、3次元で萌えるも何もないんじゃないかなと思うんだけどなー。私の個人的な意見としてはね?」


天海『身長の高さが理由の一つにあるんじゃないっすかね?』

王馬『あー、東条ちゃん背高いもんね!』

最原『確かに。僕よりも高かったはずだよ』

百田『終一は170くらいだったよな?それよりも高いのか……』

星『確かに、普通の女子高生と比べたら高い方だな。だが……』

星『そもそも、ウチのクラスの女子、背高いやつが多くないか?』

百田『あー、確かにそうかも知れねぇな。割と平均に近いのってアンジーとかハルマキ辺りか?』

最原『……僕だって男子の平均くらいの身長だと思うけど、それでも僕より身長高い人何人もいるからね……』

王馬『ま、俺とか星ちゃんに比べたら、皆巨人みたいなもんだけどね!』

真宮寺『それ、自分で言うんだネ』
147 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/07(火) 01:12:24.80 ID:rxw6WyTE0
天海『あと、露出の少ないメイド服だから目立たないっすけど……東条さんって結構胸も大きいっすよね?』


白銀「わー!男子って本当に女子の胸の大きさとか語り合ったりするんだー!」

赤松「白銀さん、なんでそんなに嬉しそうなの……」

白銀「いや、こういうテンプレ的な会話って、フィクションの中だけかと思ってたから……地味に感動だよ!」

入間「ま、貧乳に人権なんてねぇからな!」

春川「……」

入間「な、なんとか言えよぉ……」

アンジー「うーん、美兎ってかなり面倒くさい性格してるよねー……」

茶柱「天海さん、男死の中では比較的まともな人だと思っていたのですが……残念です。こんな形でお別れをすることになるなんて……」

夢野「何を考えておるんじゃ。やめい」
148 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/07(火) 01:13:50.77 ID:rxw6WyTE0
天海『あの身長であのスタイル……超高校級のモデルとしてもやっていけそうだと思うっすよ』

真宮寺『あのクールな風貌と合わせて……『美しい』って言葉がピッタリだと思うなァ』

最原『確かに、可愛いとかよりも……綺麗とかそっちの言葉のほうがしっくり来るね』

星『ああいう女が、惚れた男相手にはどんな顔を見せるのか……拝んでみたいもんだな』


白銀「困った顔してる東条さんなら今ここで見れるけどね」

アンジー「『憂いを帯びたその表情もまた……美しいヨー……』」

アンジー「どう?是清のマネ、似てた?」

東条「……」

夢野「微妙じゃな……」

赤松「あ、あんなこと言われたら、普通照れちゃうよね……。そういう意味じゃ、やっぱり東条さんは凄いよ……」

東条「……私が、何も思ってないとでも……?」

茶柱「東条さんは、もう少し喜怒哀楽を表情に出せば良いのではないでしょうか?その点、転子は自信ありますよ!」

夢野「お主はお主で過剰じゃと思うが……」

東条「……努力してみるわ」
149 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/07(火) 01:14:37.60 ID:rxw6WyTE0
百田『惚れた男、か。東条ってどんな男がタイプなんだろうな?』

王馬『何々?百田ちゃん、東条ちゃんのこと狙ってるの?』


春川「……」ピクッ


百田『ばっ……!?ちげーよ!』

百田『ただ、アイツが求める男の条件って……とんでもなくレベルたけーんじゃねーかと思ったんだよ』


春川「……」ホッ

赤松(春川さん可愛いなぁ)


百田『アイツ自身現実離れしたスペックの持ち主だし、そのパートナーともなれば、当然それに匹敵する能力なり地位なりが求められるわけだろ』

百田『そうなると、どれ位のレベルの人間ならアイツに相応しいのか……いまいち想像つかねぇなと思ってよ』
150 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/07(火) 01:16:01.29 ID:rxw6WyTE0

星『……確かにな。どんだけ金持ちで顔も性格も良くて家柄に恵まれてたとしても……』

星『それで東条を落とせると断言はできねぇな』

真宮寺『滅私奉公をモットーにしている彼女が、誰か1人のためだけに身も心も捧げるっていうのは……ちょっと想像できないネ』

最原『それ、東条さんが恋愛してる姿は想像できないって言ってるようなもんじゃないかな?』


東条「……」

茶柱「この男死達は……好き勝手言いますね……!」

夢野「ウチらが聞いてるとは思っておらんのじゃから、そりゃ好き勝手に言うじゃろ」

白銀「東条さん!男子達にあんなこと言われないためにも、もっと等身大の女の子アピールした方がいいよ!だからこのミニスカメイドコスを」

東条「気持ちだけ受け取っておくわ」


王馬『でもさ、恋愛してる姿が想像できないといえば――』

王馬『茶柱ちゃんもそうだよね?』


茶柱「!?」
151 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/07(火) 01:16:30.49 ID:rxw6WyTE0
以上です
152 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/09(木) 23:52:56.40 ID:8MLMPb130
百田『茶柱?あー……』

天海『彼女の場合は、恋愛に興味が無いというか……』

真宮寺『男子そのものを忌み嫌っているようだからネ』


茶柱「き、聞き間違えではなかったようですね……!ま、まさか転子が次の標的に!?」

赤松「お、王馬君……!まさか……!」

白銀「女子全員の話を振るつもり、なの……?」

東条「……思った通りね」

春川「東条、アンタこの展開を予想してたの?」

東条「確証は無かったけれど……あんなおもちゃを手に入れた時点で、王馬君が私の話題だけで満足するとは考えていなかったわね」

東条「そう、彼なら……私達全員を巻き込むはず。『その方がより、つまらなくない展開になる』、と……そう考えるはずだと思ったのよ」

入間「ケッ!性格のワリーチビだな」

夢野「お主のそれは突っ込み待ちなのか?」
153 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/09(木) 23:54:22.89 ID:8MLMPb130
茶柱「こ、このままでは女子の皆さん全員が犠牲に……!そんなことは断じて許せません!」

赤松(……東条さんのこと聞いちゃった時点で、もう手遅れな気がするけど)

アンジー「んー。アンジーは男子の皆がアンジーのことどう思ってるか、聞いてもいいかな」

茶柱「な!?正気ですかアンジーさん!」

アンジー「だって、さっきの話聞いてた感じだとー、皆、斬美のいいところをいっぱい話してたよね?」

茶柱「そ、それは……あの集まりが東条さんのファンクラブだからであって……」

アンジー「陰口を言うような悪い子は、あそこにはいないと思うな。もし誰かが変なこと言おうとしても、きっと終一が止めてくれるよー!」

茶柱「そ、その最原さんだってドスケベじゃないですか!さっきの話を聞いてたでしょう!?」

アンジー「アンジーは別にそれでも構わないよ?」

茶柱「え」

赤松「……」ピクッ
154 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/09(木) 23:56:37.33 ID:8MLMPb130
茶柱「と、とにかく!これ以上卑劣な真似は許せません!かくなる上は、転子自ら図書室に乗り込んで……」ガシッ

東条「……」

茶柱「あ、あの……?東条さん、何故転子の腕を掴んでいるのですか……?」

東条「――履き違えては駄目よ、茶柱さん。これ以上無いほど卑劣な真似をしているのは……私達の方なのよ」

茶柱「!?」

東条「彼らはただ、友人同士で雑談に花を咲かせているだけ。年頃の男子が集まっているのだもの。そういう話題にもなるでしょう」

東条「……それを、卑怯にも陰からコソコソ覗き見しておいて好き勝手文句を言う……それが私達が今やっていることなの」

茶柱「う、うう……!」

東条「それに、忘れているかも知れないけれど……私は『依頼』を受けているの。この鑑賞会に、最後まで付き合うという依頼をね」

春川「あっ……」

東条「受けた依頼は、必ず完遂してみせるわ。例え依頼主であるあなた達からの妨害を受けたとしてもね」

東条「――これは滅私奉公よ。決して私怨などでは無いわ……!」

赤松(東条さん、やっぱり怒ってるのかな……)
155 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/09(木) 23:57:23.09 ID:8MLMPb130
以上です
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 00:43:29.07 ID:NBjdg5Iho


東条は大人だなー。まあガチでスケベなご主人だって一人はいただろうし
このくらいの会話ならかわいいもんか
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 00:59:04.24 ID:OosqIOjlo
王馬、絶好調だな
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 06:11:07.94 ID:PZgVf3H10
キルミーファンクラブの集まりなのに他の女子の話していいんか?ただの雑談会になるんじゃ?
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 06:41:40.88 ID:RU2tseSAo
他の女子と比較する事で、よりキルミーの魅力を再確認できるようになるのだ

あとアンジー可愛い
160 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/11(土) 01:45:30.68 ID:P2hMhAX+0
最原『茶柱さんか……まぁ、確かにいっつも夢野さんと一緒にいる印象があるね』

星『……というか、アイツが一方的に付きまとってるようにも見えるんだが……』


茶柱「な、何てことを!やはり男死はいい加減なことばかり言いますね!」

夢野「……案外、男子もちゃんとみてるんじゃな」


百田『というかよ、アイツってアレじゃねーのか……?』

天海『アレ、ってなんすか?』

百田『いや、その……アイツっていっつも夢野を追いかけ回してるだろ』

百田『それに、事あるごとに『夢野さん可愛い』って言ってるしよ……やっぱ……』

真宮寺『……彼女たちが、『禁断の関係』だと……百田君はそう思ってるのかナ?』

最原『き、禁断の関係って……』

天海『……つまり、茶柱さんが同性愛者じゃないか……ってことっすよね?』


夢野「!?」

茶柱「」
161 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/11(土) 01:48:36.23 ID:P2hMhAX+0
百田『お、おう……いわゆる、百合?ってやつだ』

王馬『関係ってよりは……茶柱ちゃんの一方的な片思いに見えるよねー!』

天海『茶柱さんがアレだけ夢野さんを気にかけているのは、彼女の事を1人の女性として愛しているから……。成程、そういう捉え方もできるっすね』


夢野「て、転子……!お主、ウチの事をそういう目で見ていたのか……!?」ガクガク

茶柱「ち、違います!あ、あんなの男死の勝手な妄想じゃないですか!騙されないで下さい!」

夢野「お主も、う、ウチの小さい穴を狙っておったんじゃな……!?そ、それ以上近づくでない!」

茶柱「ゆ、夢野さぁん……」ジワァ

白銀「うーん……茶柱さんの普段の夢野さんに対する接し方見てると、あながち男子の妄想とも言いきれないよね」

春川「追い打ちかけてどうすんの……」

入間「レズの上にロリコンとか……どうしようもねー変態だな!」

茶柱「て、転子はレズじゃありませーん!」
162 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/11(土) 01:49:38.94 ID:P2hMhAX+0
最原『ちょ、ちょっと待って。茶柱さんは、そういうのじゃないと思うよ』

真宮寺『僕も、最原君の意見に賛成だネ』


茶柱「!ゆ、夢野さん!今の聞きましたか!?男死の中にも、分かってくれる人はいるみたいですよ!」

夢野「んあ……最原と真宮寺か……」

茶柱「真宮寺さんは不気味な人かと思ってましたが、見直しましたよ!」


真宮寺『茶柱さんが夢野さんに対して抱いている感情は、恋愛的な好意ではなく……愛玩動物に向けるような好意だと僕は思うヨ』


茶柱「え」

夢野「んあ?」


真宮寺『つまりはペットってことだネ』


夢野「!?」

茶柱「!?」
163 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/11(土) 01:50:28.52 ID:P2hMhAX+0
以上です
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 21:07:29.83 ID:TVzmgaGw0


恋愛に限らず友愛敬愛慈愛...愛の形は様々、それゆえに美しいよネ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 21:39:13.27 ID:FF7Sfa37o
ペットは言い過ぎだけど実際これに近いよね
かわいい、憧れみたいな感情だし
166 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/12(日) 01:40:49.91 ID:ptxrVdlN0
最原『ちょ!?何も僕はそこまで――』

星『ペット扱いか……そう考えると確かにうなずける部分も多いな』

天海『猫飼ってる人なんかは、そっけない態度もまた可愛いって言いますもんね』

星『……』ピクッ

王馬『どれだけ邪険に扱われても懲りずに夢野ちゃんを追いかけ回してるのは、夢野ちゃんの事をペット扱いしてたからなんだね!うん、それなら納得だよ!』


夢野「て、転子……!お主は、ウチのことをそんな風に思っておったのか……!」ワナワナ

転子「ち、違います!あ、あんな不気味な人の言うことを信用しないで下さい!」

白銀「うーんこの見事な手のひら返し」

入間「レズでロリコンの上に飼育調教とか……ご、業が深すぎんだろぉ……」カアア

茶柱「か、勝手に転子に属性を追加しないでくださーい!」
167 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/12(日) 01:44:53.03 ID:ptxrVdlN0
最原『ちょっと、皆先走り過ぎだよ……。真宮寺君も、本当はそんなこと思って無いんでしょ?』

真宮寺『ククク……ほんの冗談のつもりだったんだけど、予想以上に信じこまれてしまったネ。まァこれは、茶柱さんの日頃の態度のせいでもあるかナ』

百田『な、なんだ……冗談だったのかよ……お前が言うと冗談に聞こえねぇっての……』

真宮寺『ただ、彼女が同性愛者じゃない、って考え自体は……僕の本心だヨ』

最原『うん、僕もそう思う』

星『何か根拠でもあんのか?』

最原『そうだな……そうそう、茶柱さんは、ああ見えてアイドル好きだったりするんだよ』

星『ほう……そりゃまた、やけに乙女チックな趣味を持ってんだな。だが、それがなんだってんだ?』

最原『ああいう、人に夢を与えられる存在に憧れを持っているんだってさ。夢野さんの事がお気に入りなのも、それが理由だと思うよ』

星『……成程』

天海『夢野さんは、『超高校級のマジシャン』――成程、確かに老若男女、皆に夢を与えられる存在と言えそうっすね』
168 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/12(日) 01:46:02.64 ID:ptxrVdlN0
東条「そういうことだったのね。ふふ、素敵なことだと思うわよ、茶柱さん」

茶柱「さ、最原さん……!助かりました!男死なのは残念ですが、アナタは転子の良き理解者です!」

夢野「……ウチは、『超高校級の魔法使い』なんじゃが」

アンジー「うーん、秘密子もブレないねー」

赤松「……茶柱さんも、最原君には随分心を許してるんだね。色々お話してるみたいだし……」ジー

茶柱「あ、赤松さん……?そんなに見つめられても困るのですが……」


王馬『じゃあさー、最原ちゃんは、茶柱ちゃんがノンケだって主張するわけ?』

最原『の、ノンケって……彼女だって年頃の女子高生なんだよ。異性に対する興味くらい持ってるんじゃないかな?』

百田『……その割には、アイツ男を毛嫌いし過ぎてないか?』

真宮寺『独特の思考を持っているのは間違いないネ。それも彼女の個性ではあるんだけどサ』

天海『とは言え、別にこっちが変なことでもしなければ、茶柱さんだって極端なことはしないと思うっすよ』

星『実害も特に無いしな。大声で威嚇するのは控えて欲しいモンだが……』


百田『けどよ……俺はハグしようとしただけで投げ飛ばされたぜ?』


春川「!?」
169 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/12(日) 01:46:33.23 ID:ptxrVdlN0
以上です
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 02:12:36.80 ID:UKEcnNiu0
おつ
さすが宇宙に轟く百田ァ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 02:24:50.42 ID:wxxzYMEa0
なぜできると思ってしまったのか
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 11:41:20.88 ID:VKtpdnuDO
最原くんはネオ合気道の稽古という名目でハグOKなのに不公平だよネ
173 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 00:48:03.90 ID:o/mdjgjH0
天海『は、ハグって……!?』

星『お、オイオイ……そりゃあマズイんじゃねぇか百田』

真宮寺『……また随分と大胆な告白だネ。まさか君がねェ……』

王馬『うーん。これは今後の百田ちゃんとの付き合い方を考えちゃうなー』


春川「茶柱……今の百田の発言、どういう事?」

茶柱「ヒッ……!?お、落ち着いて下さい春川さん!というか答えようがないというか」

春川「いいから。答えて」

アンジー「魔姫、女の子がしちゃいけない顔になってるよー」

東条「落ち着いて、春川さん。そもそも茶柱さんは被害者よ」

春川「私は茶柱に聞いてんの」

夢野「んあ……」ガクガクガク

入間「……」ブルブルブル

赤松「あー……アレのことだよね、多分」

春川「……赤松、なんか知ってるの?」ピクッ

赤松「ほら、アレだよ。百田君がよく言う――」
174 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 00:50:33.85 ID:o/mdjgjH0
百田『お、オイ!お前らなんか勘違いしてねーか!?』

最原『百田君、その言い方だと間違いなく誤解されるよ……』

百田『俺はただ、アイツが夢野に怒られたって落ち込んでた時に……』

百田『慰めてやるつもりで、『ハグしてやろうか?』って聞いただけだっつーの!』

天海『……百田君。それ、相手が茶柱さんじゃなくてもセクハラ案件っすよ』

星『投げられただけで済んでまだマシだったんじゃねぇか?』

王馬『うん、裁判沙汰になってもおかしくないよねー』

百田『な、なんだよ……ただのコミュニケーションじゃねぇかよ……そこまでマズイこと言ったか?』

真宮寺『……東条さんや茶柱さんの恋愛感情云々の前に、百田君について議論したほうがいい気がしてきたヨ』

王馬『うーん。それはそれでつまらなく無さそうなんだけど、また次の機会にしようよ。こっちにも事情があるからね』

真宮寺『……?』
175 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 00:51:50.24 ID:o/mdjgjH0
白銀「あー。確かに百田君、赤松さんにも前似たようなこと言ってたね」

赤松「そうそう。百田君ってなんというか……欧米的な価値観でも持ってるのかな?ハグを挨拶の一部だと思ってるフシがあるんだよね」

入間「そ、そんなわけねーだろ!絶対にスケベ心丸出しで言ってるに決まってんだろうが!」

夢野「単にそういう事に無頓着なだけかもしれんぞ」

東条「……そういえば、この会話の中でも、彼は一歩引いたような立ち位置にいるわね」

アンジー「解斗にとっては、宇宙が恋人なのかもねー」

春川「……」

茶柱「た、確かに転子は投げ飛ばした覚えはありますが……断じて指一本触れられてはいません!ほ、本当ですよ?」

赤松「まぁ、百田君もいつもの調子で言っちゃっただけだと思うし、茶柱さんも春川さんも、そこまで気にすることじゃ――」


春川「……私、それ、言われたこと無いんだけど」


「「……」」シーン
176 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 00:53:03.02 ID:o/mdjgjH0
以上です
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 19:13:58.88 ID:FlA4R+1gO
まあ百田くんもどうせハグするなら胸のある人が良いだろうし
178 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 23:18:32.08 ID:o/mdjgjH0
赤松「……ほ、ほら!百田君って他人を気遣える人だから、その時はたまたま落ち込んでた茶柱さんに言っちゃっただけだって!」

春川「……赤松の時は、アンタ落ち込んでたの?」

赤松「え、えっと……」

春川「……というか、別にフォローとかいいから。別に何とも思ってないし」

赤松(そんな悲しそうな顔してよく言うよ……)

東条「……さっき、百田君は『コミュニケーション』って言葉を使ったわよね?」

赤松「え?う、うん……そうだけど……」

東条「私の推測でしか無いのだけど……もしかしたら百田君は、ハグを今よりもっと仲良くなる手段だと考えているのかも知れないわね」

春川「……それが何?」
179 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 23:19:29.72 ID:o/mdjgjH0
東条「春川さん、貴女は間違いなく女子の中で一番百田君と多くの時間を過ごしているし、絆も深いでしょう」

春川「は!?そ、そんなことないし!それに、今の話とは何の関係も……」

東条「百田君もそう思っているのではないかしら。春川さんと自分との間には、堅い信頼関係が築けていると。だからこそ――」

東条「わざわざハグなんてするまでもない。……そう判断しているのかも知れないわ」

春川「……」

春川「……まぁ、ハグなんてしようとしてきたら……投げ飛ばすけどね」

赤松(よ、よかった……春川さんの表情もかなり柔らかくなったみたい。東条さん、ナイス!)

入間「単純に胸がでかいやつがよかっただけなんじゃ」

赤松「」バンッ

入間「ひっ」

茶柱「ど、道場の床をあまり叩かないで下さい……」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 23:20:52.07 ID:LdYbXcNXo
美兎ニーちゃん
181 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 23:20:55.74 ID:o/mdjgjH0
〜〜〜〜

最原「僕も、それに関しては百田君の発言が迂闊だったと思うよ」

百田「うーん……終一にまでそう言われるってことは、そうなのかも知れねぇな……」

王馬「……さっきといい、最原ちゃんは結構茶柱ちゃんをフォローしてるよね?」

最原「え?確かに……そう言われればそうかも」

最原「ただ、僕は……茶柱さんが男子に対しては平気で暴力振るうような、ひどい人だと思われたくないんだよ」

星「フン、それなら心配無用って奴だぜ、最原」

最原「へ?」

真宮寺「僕達だって……茶柱さんがそういう人じゃないなんてこと、分かってるってことサ」

天海「彼女は、明るくて優しい心の持ち主だと思うっすよ。ただ男子に対してはちょっと極端な対応になるだけで」

百田「おう!俺も、アイツの友達思いなところはバッチリ評価してるぜ!」

最原「ハハハ……なんだ、僕が心配することじゃなかったね」


王馬(……この中で誰にフォーカスを当てれば、一番つまらなくない展開になるかって考えると……)

王馬(うん!やっぱり最原ちゃん一択だよね!)
182 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/13(月) 23:21:43.11 ID:o/mdjgjH0
以上です
終わり見えねぇなこれ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 23:24:47.10 ID:LdYbXcNXo

確かに、いくらでもダベってられそうだ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 00:25:16.29 ID:E/7exiDSO
え?V3が終われば2、1と行くんだろ?大丈夫分かってるよ
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 12:57:05.18 ID:ntoPSRNwO
でも本編見てても百田の性格的な相性は春川より赤松のが良い思ってしまう
186 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/15(水) 23:24:17.35 ID:cTW8YwBN0
〜〜〜〜

夢野「……案外、転子の評判はいいみたいじゃのう」

茶柱「な、なんというか……流石にむず痒い気分になりますね……!」カアア

赤松「男子だって、皆ちゃんと茶柱さんのいい所を分かってくれてるみたいだね!」

東条「悪いけれど、問題はここからなのよね」

春川「……だね。間違いなく王馬が何か仕掛けてくるはず」

アンジー「気をしっかり持ってね、転子」

茶柱「そ、そこまで言われると今度は不安になってきました……」

〜〜〜〜

王馬「けどさー、やっぱりあそこまで男子に対して敵意を剥き出しにしてるのはおかしいよね?」

天海「そうっすね。だけど、もしかしたら過去に何かあったのかもしれないし……」

星「そこについて触れるのは、野暮ってもんかもしれねぇな」
187 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/15(水) 23:25:25.98 ID:cTW8YwBN0
真宮寺「……その割には、彼女は男子に恐怖心を持っているわけでは無さそうだよネ」

百田「ん?どういうことだ?」

真宮寺「天海君が考えているのはつまり、過去に男子の言動のせいで何か嫌な思いをしたことがある……つまりトラウマを抱えている、ってことだよネ?」

真宮寺「だけど、彼女が男子に接する時の態度は……敵意であって、憎悪や恐怖から来る悪意では無い……という感じがするヨ」

真宮寺「つまり、彼女はトラウマなんか抱えてない……と僕は思うなァ」

星「つまり、アイツが男子に対して攻撃的なのは、別の理由があるんじゃねぇか……ってことだな?」

真宮寺「そういうことになるネ」

王馬「そこらへん、最原ちゃんならなんか知ってるんじゃないの?」

最原「うーん……まぁ、確かに皆気になるところではあるよね」

最原「僕も直接理由を茶柱さんから聞いたわけじゃないんだけど……おおよその検討はついてるよ」

王馬「お!さっすが最原ちゃーん!その推理、聞かせてよ!」
188 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/15(水) 23:26:56.34 ID:cTW8YwBN0
最原「推理って程大げさなことではないんだけどね。これは、茶柱さんから教えてもらったことなんだけど」

最原「茶柱さんと一緒にネオ合気道を立ち上げた『師匠』がいるんだって。しかも、その人は男の人らしいんだ」

天海「へぇ、意外っすね。てっきり男子から身を守るために合気道を始めたのかと思ってたんすけど……」

星「最初から男を嫌ってたんなら……わざわざ男のところに習いにはいかねぇよな」

最原「うん、別に彼女はそういうつもりは無くって……ノリで新興流派を興したらしいからね」

百田「ノ、ノリって……マジかよ……」

最原「茶柱さんは、その師匠のことをとても尊敬している、大切な人だと言ってたよ」

真宮寺「……へぇ。男の人なら誰でも敵、ってわけでも無いんだネ」

最原「おそらくだけど……その尊敬する師匠に何か吹き込まれたんじゃないかな?」

最原「『男は狼だから、決して気を許すな』……みたいなことを、冗談交じりでさ」

真宮寺「それを信じ切ってしまい、心に刻み込んで……今に至る、という訳だネ」

百田「あー。それはありそうだな。アイツ、結構単純そうだし」

王馬「それを百田ちゃんが言うなら、間違い無さそうだね!」

百田「だろ?俺の人を見る目は確かだからな!」

天海「いやぁ、そういう意味じゃないと思うっすけどね」
189 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/15(水) 23:27:45.78 ID:cTW8YwBN0
以上です
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 23:44:51.97 ID:ephW+UcX0
これ意外と茶柱にはいい影響になったりして
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 15:26:03.93 ID:RJb39QXDO
赤松さん、最原くんって茶柱さんと本当に仲良いんだねー
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 18:16:03.47 ID:7j3DUOdDo
茶柱と相性の良い男死って誰なんだろうね?
辛抱強く接しれそうな最原天海か
穢れない純粋さに毒気抜かれそうなゴン太か
(男死じゃなけりゃ)性格的にフィーリングが合いそうな百田とかかな
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 19:46:26.55 ID:gtg5CPr/o
最原は主人公補正なかったら転子とは仲良くなれないだろう。近付くと投げられるから
消極的な最原がわざわざ自分から積極的に行くとは思えない。天海もめんどくさがりそうだし
やっぱりゴン太かね。積極的に仲良くなりに行きかつ投げられないのは
194 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/18(土) 23:10:22.67 ID:UkRM3af30
〜〜〜〜

茶柱「た、確かに師匠から男死は敵だと教わりましたが……あ、アレは冗談だったんですか!?」

赤松「む、昔から素直な子だったんだね、茶柱さん……」

茶柱「むむむ……で、ですが、今更この生き方を変えることは出来ません!師匠、転子はどうしたら……」

白銀「でもさ、そのお師匠さんも男の人……つまり、『男死』なんだよね?それはいいの?」

茶柱「うぐ!?う……う、うううううううううううううう……!」

夢野「自らの思考の矛盾に耐えきれなくなって、オーバーヒートしておるな……」

東条「いずれは覚める夢のようなもの……遅いか早いかの違いよ」

東条「むしろ、理解ある級友達に指摘してもらえたのは幸運ではないかしら」

茶柱「……確かに、ここ才囚学園の男死達はまだまともな人達のようです。それは認めましょう。ですが男死を許すことは出来ません!」

白銀「そんな、もの○け姫みたいなこと言わなくても……」
195 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/18(土) 23:11:12.06 ID:UkRM3af30
最原『まぁ、そういうわけだから……彼女は自覚がないだけで、普通に性的嗜好はノーマルだと思うよ』

星『ふむ……しかし、そういうことなら……厄介かもな』

天海『厄介?それってどういうことっすか?』

星『さっきも言ったとおり、ウチのクラスの女子は全員レベルが高い。だがその一方で、自分の魅力に気付いていないやつも多い』

星『茶柱なんかは、その典型例だろうよ』

王馬『うーん、もっと具体的に言ってくれないとわからないかなー』

星『フン、要はだな……。最原、お前ならわかるんじゃないか?』

最原『え?僕?』

星『お前、茶柱の特訓にたまに付き合ってやってるって話だったよな?だったら――』

星『――アイツに対して、嫌でも女を感じたことがあるんじゃねぇか?』

最原『!?』


茶柱「!?」

赤松「……」
196 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/18(土) 23:12:39.13 ID:UkRM3af30
最原『な、ななな……!?』

王馬『星ちゃーん、最原ちゃん混乱しちゃってるみたいだから、もっとわかりやすく言ってあげてよ!』

星『具体的にはどんな特訓をしてるのかは知らねぇが、組手でもすりゃあ否応なしに体は近づくだろ。密着することだってあるかもしれねぇ』

最原『……それは、まぁ……』

星『そういう時、女の体の柔らかさを……実感させられなかったか?』

最原『……』

天海『確かに、茶柱さんも胸大きいっすもんね』

星『ま、胸に限ったことじゃねぇさ。匂いや肌の滑らかさ……女を意識する要素はいくらでもある』

星『アイツは顔立ちも整ってるし、髪も綺麗で艶がある。あんなお転婆な性格じゃなければ、引く手あまただろうよ』

星『そんな茶柱に一番身近で接してるのがお前なんだ。理解できねぇとは言わせねぇぞ?』

最原『……』


最原『……まぁ、確かにね』


茶柱「んなぁ!?」

赤松「……!」
197 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/18(土) 23:13:19.50 ID:UkRM3af30
最原『……茶柱さんだって、魅力的な女の子なんだ。それだっていうのに……』

最原『本人に自覚がないのか、遠慮なく体を密着させてきたり、あんな短いスカートで激しく動いたり……正直、困るよ』


茶柱「な、なななななななな」

春川「確かに、私も思ってたよ。それ、大丈夫なの?って」

白銀「お、思ってたなら言ってあげればよかったんじゃない?」

春川「本人が気にしてないならいいか、とも思ってたんだよ。まさか自覚なしとはね」

赤松「……」
198 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/18(土) 23:15:54.01 ID:UkRM3af30
王馬『またまたー!本当は嬉しいくせに!』

最原『……それも否定はしないけど』ボソッ

百田『お!言うじゃねーか終一!』ポンポン

真宮寺『ククク……素直になるのはいいことだヨ、最原君。ここには男子しかいないんだからネ』

最原『とは言っても、投げ飛ばされるって代償は伴うけどね……』

王馬『で、やっぱりパンツとかも見ちゃってるわけ?』

最原『……そりゃあ、当然……見えちゃうよね、アレだと』


茶柱「なあああああああああああああ!?」

夢野「転子の語彙力がしんでおるのう……」


天海『茶柱さん、おヘソもだしてるし……案外露出多い格好してますもんね』

星『アイツは、男子を嫌ってる割には……男に対する警戒ってもんが出来てねぇんじゃねぇか、って気がしてな』

星『要は……無防備なんだよ、アイツは。自分が男から『そういう対象』として見られることにな』
199 : ◆nd9x4dt9shCh [saga]:2017/11/18(土) 23:16:25.32 ID:UkRM3af30
以上です
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 23:18:53.74 ID:SRMcIUCs0
無言の赤松さん怖ひ…乙
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 23:24:02.44 ID:/nfbQ6Zno
早くアンジーと柔軟体操
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/19(日) 05:21:14.29 ID:egyPoWf80
心なしか星くんさん楽しそう
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 07:31:03.65 ID:T9coIF1DO
赤松さんも最原くんと稽古するしかないな
柔道の寝技とか相撲とかの
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