元勇者「あいつら元気してるかなぁ……」新米冒険者(♀)「あいつらって誰です?」

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1 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:14:10.01 ID:FrMxdW6l0
元勇者...19の時に魔王を倒した現28歳。酒場兼宿屋(下宿)を営んでいる
新米冒険者...若干16歳のなりたてほやほや冒険者。元勇者の安宿に下宿している。

初SSです。クソかもしれませんが温かい目で見てやってください。
なるべくエターナらないように頑張りますが、もしかすると……(ガクブル
書き溜めは少しあります。ですがノートに書いているので打つのに少々時間がかかるかも
シリアス?何それおいしいの?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509887650
2 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:19:02.22 ID:FrMxdW6l0
元勇 「ん?昔の仲間」

新米 「へぇー。元勇さんにも仲間っていたんですね」

元勇 「俺がボッチみたいな言い方しやがって。酒代と家賃倍にするぞ」

新米 「横暴です〜ww」

新米 「というか、急に懐古感出しちゃって、何かあったんですか?あ、ビールください」

元勇 「いや、別に何かあったわけじゃないんだが」
3 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:25:42.30 ID:FrMxdW6l0
元勇 「今日は仲間の結婚記念日なんだよ」

新米 「他人の結婚記念日なのに、よく覚えてますね。何年目ですか?」

元勇 「ほい、ビール。俺と戦士が22の時だから……6年前か。僧侶がやたら聖誕日にさせたがってなぁ」

新米 「なるほど、だから覚えてるわけですね。あ、今日は聖誕日か。何かプレゼントください!」

元勇 「じゃあ、そのビール代をプレゼントだ。どうせ今日は客もいないしな」

新米 「聖誕日ですからね……」
4 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:31:56.55 ID:FrMxdW6l0
新米 「結婚式かぁー。きれいなドレスとか着るんですかねー」

元勇 「やっぱり女子はそういうのに憧れるか」

新米 「そりゃそうですよ。いい人を見つけて、幸せな家庭を築く。それが女の夢ってもんです」

元勇 「ま、女冒険者はモテねーどな」

新米 「いいんです!大体、私の母も冒険者だったんですからね!」

元勇 「へぇー。相当な美人なんだろうな」
5 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:40:29.70 ID:FrMxdW6l0
新米 「あ、もしかして狙ってるんですか?既婚者ですよーww」

元勇 「別に狙ってねーよ(四割しか)。ただ、女冒険者で結婚できるなんて、美人じゃないと無理だと思ったのさ」

新米 「本当に失礼ですね……。そういえば、私小さいときは勇者様と結婚したい、って思ってたんです。あ、きんぴらください」

元勇 「へぇ、勇者様とねぇ。新米は勇者様に会ったことあるのか?」

新米 「ないですねぇ。私が小さいときにはもう旅に出てましたし。魔王を討伐してからも、どこかに隠居されましたしね」

元勇 「じゃあ、どんな男だと思うんだ?勇者様ってのは。」
6 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:45:55.34 ID:FrMxdW6l0
新米 「そうですねぇ。こう、優しくて、真面目で、イケメンですかねー。あとお金持ち」

元勇 「ただの願望じゃねーか。勇者様も迷惑してるぞ」

新米 「元勇さんに勇者様の何がわかるんですか!」

元勇 「分かるぞ。マブダチだからな。」

新米 「え、ホントですか!?」

元勇 「嘘。というか、物理的に無理だから」
7 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:51:11.25 ID:FrMxdW6l0
新米 「やっぱり嘘じゃないですかーwwあ、そうだ。恋バナしましょう恋バナ!」

元勇 「えー。いや、別にいいけどさぁ……」

新米 「そもそも元勇さんって恋愛したことあるんですか?」

元勇 「あるぞ。童貞も捨ててるしな(スラニーで)」

新米 「マジですか。聞かせてください」

元勇 「別に面白い話でもないぞ?」
8 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:53:21.72 ID:FrMxdW6l0
新米 「いいですからwwさぁ、大将どうぞ」

元勇 「しゃーねーな。あれは、19の時だった……」
9 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 22:58:46.88 ID:FrMxdW6l0
19歳勇者 「もうここまで来たか……」

戦士 「いよいよだな」

勇者 「ああ、そうだな」

勇者・戦士 「(早く思いを伝えなければ!)」

その夜……

勇者 「テント組み立て完了。野宿の準備完了!」

戦士 「ふぅ、もう夕方か」

魔法使い 「夕飯できましたよー」

僧侶 「おいしくできていればいいんですが……」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:02:28.95 ID:x/QqmaBOO
前書きがくさいわ
11 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:03:26.95 ID:FrMxdW6l0
戦士 「お、いい匂いだな!」

魔法使い 「ふふっ、腕によりをかけて作りましたから」ニコッ

戦士 「お、おう」ドキドキ

勇者 「いただきます」ハムッ

僧侶 「お、おいしいですか?」ウワメヅカイ

勇者 「う、うん!」ドキドキ

勇者・戦士 「(夕飯終わってからが勝負だな……)」
12 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:13:44.67 ID:FrMxdW6l0
>>10
すまんの

夕食後

勇者「(いくぞ、いくぞ、いくぞ、いくぞ、いくぞ……)」

戦士 「(俺ならやれる、俺ならやれる、俺ならやれる……)」

勇者・戦士 「(今しかねぇ!)」

勇者 「そ、僧侶!」
戦士 「魔法使い!」

僧侶・魔法使い 「はい、なんですか?」

勇者 「今から話したいことがあるんだ。二人だけで」

戦士 「ちょっと、時間あるか?話したいことがあって……」

僧侶 「だ、大丈夫……です」

魔法使い 「いいですよ」

勇者「(グッドラック)」グッb

戦士 「(お前もな)」グッb
13 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:18:32.89 ID:FrMxdW6l0
〜湖畔〜

僧侶 「……。」

勇者 「……星、きれいですね」

僧侶 「そう、ですね。この辺りは特に」

勇者 「……」

僧侶 「…………」
14 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:23:00.23 ID:FrMxdW6l0
勇者 「その……月も、きれいd「ごめんなさい!」え?」

僧侶 「私、聖職者なので!その……いろいろあれなので!ごめんなさい!」

勇者 「あ……え……うん」

僧侶 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい――――!」

勇者 「…………。」

「…………。」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:23:58.68 ID:Z7HQmltA0
見てるから頑張れ
16 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:35:02.79 ID:FrMxdW6l0
元勇 「こうして、俺の告白は失敗に終わった。」

元勇 「ちなみにこの後、旅が終わるまで戦いの間もずっと気まずかったのを覚えている」

新米 「メシウマですね!で、もう片方はどうなったんですか?」

元勇 「……今日が結婚記念日だ」

新米 「ファ――――――!メシウマすぎですよww良い肴ですwwww」

元勇 「ハァ、思い出したら泣けてきた。なんだって聖誕日にこんな話しないといけないんだ」

新米 「まぁまぁ、元気出していきましょう!エーザイ!」

元勇 「俺今日もう無理。やってらんねー。どうせ客もいないし、店閉めるわ」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:39:33.46 ID:APjd4NogO
ひとつだけアドバイス

読者の要望は聞くな。というか投コメ自体一切するな。悪い意味じゃない。あんたの為だ、本当に。
18 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:42:32.64 ID:FrMxdW6l0
>>15
ありがとーしょこらございます
もうちょっと続けます。

一週間位あと……

新米 「うごあぁぁぁぁぁ!窓に、窓に!」

元勇 「朝からうるせーぞ!」

新米 「名状しがたいコウモリのようなものがいるんですよ!」

元勇 「いくら思春期でも妄想はその辺に……ああ、こいつか。」

新米 「え、知合いですか?も、もしかして親戚……」

元勇 「なわけあるか。俺をなんだと思ってんだ」
19 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:49:04.98 ID:FrMxdW6l0
元勇 「こないだ話した昔の仲間、魔法使いの使い魔だよ。足のところに紙が括り付けられてるな」

新米 「うわ!よくそんなの触れますね」

元勇 「よく見るとかわいいんだぞ?ほい、取れた」

新米 「眼が九つもバラバラについてる生物をかわいいと思えるなら最近の思春期は末期ですよ。」

新米 「で、なんて書かれてるんですか?」

元勇 「えーと、同窓会のご案内……?」
20 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/05(日) 23:58:24.82 ID:FrMxdW6l0
〜同窓会のご案内〜
拝啓、元勇者様
新春の侯、いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
中略
同窓会に来い。
僧侶ちゃんも来るぞ☆
絶対参加だから、よろしくぅ!

場所 王都のいつもの酒場
時間 一月十四日 午後七時
会費 王様のお・ご・り☆

○出席 ・ 欠席
21 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 00:02:02.66 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ふざけてやがる」

新米 「僧侶さんも来るそうですよ!」

元勇 「行きたくねぇ……」

新米 「行っとくべきですよ!数少ない友達じゃないですか!」

元勇 「おふくろかよ……ハァ」

新米「お、観念しましたか?」
22 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 00:08:16.26 ID:tl1HPD2S0
元勇 「まあ、俺がいないと始まらないしな。」

新米 「お、珍しく強気の発言。そんなに中心人物だったんですか?」

元勇 「おうよ。俺がいないとこの世界滅びてたから」

新米 「中二病が許されるのは中二までですよ。ところで……」

元勇 「ん、なんだ?」

新米 「このおごる人。『王様』って、誰ですか?」

元勇 「俺たちから金を巻き上げる悪い奴だ」
23 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 00:14:41.56 ID:tl1HPD2S0
新米 「悪い奴なんですか」

元勇 「おう。金持ちでその金は俺たちから巻き上げるわけだから、当然その金は俺たちにおごるのに使う義務があるのさ。」

新米 「ふふ、仲良いんですね」

元勇 「なんでそうなる」

新米 「そんな風に悪態つけるのも、仲が良い証拠ですよ」

元勇 「いや、何かいい感じにまとめようとしてるけど全然違うからな。」
24 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 00:22:59.02 ID:tl1HPD2S0
新米 「王様っていうのもあだ名なんでしょ?私の知り合いにもいますよ、変なあだ名の人」

元勇 「別にあだ名じゃないんだが……で、どんな人がいるんだ?」

新米 「例えば、学校の駐車場から三階の窓のところにいる女子生徒と話している先生がいたんです。」

元勇 「ほうほう、それで?」

新米 「そこからついたあだ名は『ラプンツェル』。」

元勇 「髪の毛が長いやつか」

新米 「ちなみに私が付けました」

元勇 「意外とひどいよな」
25 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 00:32:42.55 ID:tl1HPD2S0
新米 「他にも『冷血クワガタ』とか『残念縦セーター』とかいろいろあるんですが。」

元勇 「ストレートにバカにしてるよな」

新米 「とにかく、話を戻します。元勇さん行くべきですよ。」

元勇 「ああ、まあ行ってみるよ」

元勇 「ああ、でも店番が……。」

新米 「多分だ大丈夫です。こわいけど」
26 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 00:33:31.89 ID:tl1HPD2S0
そろそろうとうとするので寝ます
できればまた明日
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 01:03:11.06 ID:ZuNxrMH6o
おつ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 01:26:05.86 ID:PP+GlsZA0


一般的に書く側のメール欄にsageはいらん
そうすると読んでる人に上げて更新を報せる効果あるから
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 01:30:05.09 ID:64So5UDdO
おつ

書ききってくれ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 02:10:50.64 ID:+A4qrcn5O
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 04:27:28.31 ID:B9dVpFT6O

楽しみにしてる
32 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 06:49:05.28 ID:tl1HPD2S0
なんと今日は学校が休みなので書きます
33 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 06:55:14.44 ID:tl1HPD2S0
元勇 「お前じゃもっと怖いんだよ」

新米 「え、私そんなに信用されてない……」

元勇 「そうじゃなくて、防犯の話。泥棒とか入ってきたとき女の子一人じゃ怖いだろ?」

新米 「なんだかんだ言って私を心配してくれるんですよね。もう、ツンデレなんだからぁ」

元勇 「……こいつ置いて行ってもいいかな」

新米 「ああ、待ってください待ってください!そうだ、ギルドに依頼を出せばいいじゃないですか」
34 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 07:01:19.87 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ギルドかぁー。でもなんか損した気分になるな」

新米 「別に損でもないですよ!用心するにこしたことはないんですから」

元勇 「でも新米とはいえ冒険者がいるのに、さらに冒険者を雇うのか……いや待てよ」

新米 「お、いいアイデアでも浮かんだんですか?」

元勇 「新米も連れていけばいいじゃん」

新米 「わ、私もですか!?待ってくださいご両親に挨拶なんてそんな……」
35 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 07:08:10.34 ID:tl1HPD2S0
元勇 「頭に虫でも湧いてんのか。同窓会だって言ってるじゃん」

新米 「あ、そうでした。でも同窓会に全く関係ない人連れていきます?」

元勇 「まぁ、別にいいんじゃねーの?新米には聞いて損のない冒険のコツとかも教えてもらえるぜ?」

新米 「なるほど、それはいいですね!」

元勇 「ついでにただ飯も食えて王都観光もできる。旅行だと考えれば、楽しいだろ?」

新米 「超楽しみ―!」
36 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 07:15:39.76 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ま、費用は払ってもらうがな。と言っても、家賃や酒代とそんな変わらんだろうし、いつも通り払えばいい」

新米 「家を空ける分は割引されて、そこに旅費をあてるわけですね。」

元勇 「そゆこと。さぁそうと決まれば準備だ!と、返事を返さないと。おーい使い魔」

使い魔 「キョエエエエエエエエエ」

新米 「ひぃっ!」

元勇 「これを持って帰っておくれ」

使い魔 「キョエ、キョエエエエエエエエエ」バサッバサッ
37 : ◆TLlX830QlM [sage saga]:2017/11/06(月) 07:22:50.73 ID:tl1HPD2S0
元勇 「さあて、改めて準備。ええとまずはギルドに……」

新米 「もう、いないですよね……はぁ、怖かったぁ。私も準備しないと!」

元勇 「ここから王都まで四日かかるから、余裕を持って九日の早朝に出るぞ」

新米 「王都行きの馬車は予約取らないと埋まっちゃいますよ」

元勇 「あ、そうだった。ギルド行くついでに行っとくか。すまん、助かった」

新米 「いえいえー」
38 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 07:31:11.62 ID:tl1HPD2S0
>>28
了解です大佐!

元勇 「行ってきた」

新米 「どうでした?」

元勇 「全部ばっちり。よくよく考えれば、あと7日あるんだからゆっくりしてて大丈夫だったわ」

新米 「確かに、ちょっと焦りすぎましたね。あ、お仕事行ってきます!」

元勇 「ほい弁当。焦らず安全に頑張れよ。」

新米 「元勇さんも焦らず頑張ってくださいね」
39 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 07:38:06.91 ID:tl1HPD2S0
新米 「いってきまーす」

元勇 「いってらっしゃい」

元勇 「……ふぅ。とりあえず洗濯するか。そのあと昼寝しよ」

元勇 「……あいつがいないと静かだな」

元勇 「早く帰ってこないかな……」

元勇 「はっ、これだと完全に夫の帰りを待つ嫁じゃないか!」
40 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 07:44:57.89 ID:tl1HPD2S0
新米 「ただいまですー」

元勇 「おかえり。お風呂にするか飯にするか」

新米 「じゃあ……元勇さんで!」

元勇 「そーゆーのいいから。どっちだ?」

新米 「じゃあお風呂で」

元勇 「オッケー、沸かしてくる」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 07:49:21.39 ID:/+3WYmRTO
気持ち悪い
42 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 07:53:44.34 ID:tl1HPD2S0
元勇 「沸いたぞー」

新米 「はーい、今行きまーす!」

シュル、シュルル

チャプ

新米 「きゃ、熱い」

元勇 「冬だからな。温度差でそうなるんだろ」フーッフーッ

新米 「今日ですね、親切な男冒険者さんに会ったんですよ」ゴシゴシ

元勇 「そりゃよかったな」

新米 「ポーションがちょうど切れてしまって、どうしようかなーと思ってたら分けてくれたんです」
43 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 07:59:57.31 ID:tl1HPD2S0
元勇 「それナンパじゃないか?」

新米 「そうかもしれないですね。まぁ、ポーション貰ったんでいいですけど」ザバー

元勇 「新米はそこそこかわいいからな。気をつけろよ」

新米 「おや、ナンパですか?自分のモノ宣言ですか?」ワシャワシャ

元勇 「ちげーよ。年の差考えろ。俺が言いたいのはな、お前がそこそこかわいいということだ」

新米 「どういうことです」ワシャワシャ
44 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:03:55.18 ID:tl1HPD2S0
元勇 「男という生物はな、とびきり美人に行ったりはしないんだ」

新米 「美人ならいいんじゃないですか?」

元勇 「まぁ、確かにいいんだけど。『あれ、自分でもいけるんじゃね?しかも可愛い』みたいなのがそこそこかわいい」
45 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:09:17.60 ID:tl1HPD2S0
は、途中で投稿してしまった


元勇 「男という生物はな、とびきり美人に行ったりはしないんだ」

新米 「美人ならいいんじゃないですか?」

元勇 「まぁ、確かにいいんだけど。『あれ、自分でもいけるんじゃね?しかも可愛い』みたいなのがそこそこかわいい」

元勇 「そういうのが一番ナンパされやすいのさ」

新米 「なるほど。アラサーの言葉は含蓄がありますねぇ」

元勇 「アラサー言うな。まだ二十代だ」
46 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:15:00.14 ID:tl1HPD2S0
新米 「この間の話もそうですけど」ザバー

元勇 「なんだ?」

新米 「元勇さん結婚願望とかないんですか?」

元勇 「別に、無いわけじゃないが」

新米 「そろそろやばいんとちゃいます?」

元勇 「急に関西弁。でもまぁ、いっかなーって。充実した人生十分送ったし」
47 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:24:05.67 ID:tl1HPD2S0
新米 「まだまだ二十代なのにそんな枯れないでくださいよー」ヨイショット、チャプ

元勇 「枯れてもいいんだよ、俺は。湯加減どうだ?」

新米 「ちょうどいいです。じゃあ、もし私が今から『覗いていいですよ』って言ったら覗きます?」

元勇 「どうだろうな。言ってみりゃわかるんじゃねーの?」

新米 「覗いていいですよ☆」

元勇 「んな貧相なもの覗いてどうすんだ。」

新米 「覗かれても困りますけど、その返しもなかなかひどいですね」
48 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:25:03.05 ID:tl1HPD2S0
ご飯食べよ
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 08:30:19.08 ID:b6yR0tNrO
深夜な雰囲気好きだからがんばぇー

ファンタジーだと思ったら関西発言にドキッとしちゃったじょぉー
50 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:48:48.96 ID:tl1HPD2S0
エネルギーチャージ完了!

元勇 「今日は新メニュー候補のこいつだ」

新米 「今日のご飯は……グラタン?」

元勇 「惜しい。マスのクリーム煮だ」

新米 「だいぶ洒落てマスね。」

元勇 「二点。さ、食べてみてくれ」

新米 「いただきマース!」
51 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 08:55:54.08 ID:tl1HPD2S0
元勇 「どうだ……」

新米 「んー!元勇さんは良いお嫁さんになれますよ!」

元勇 「嫁にはなりたくねぇな」

新米 「家事一通りできますしね」

元勇 「新米ができない分をやってるだけだがな」

新米 「でも、このマスはいいですよ」
52 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:01:22.87 ID:tl1HPD2S0
元勇 「それはよかった」

新米 「おいしいザマスよ」

元勇 「よかったでガンス」

新米 「フンガー」

元勇 「真面目にやるぞ」

新米 「んーでもビールにはもうちょいしょっぱいのがいいですね」
53 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:05:41.55 ID:tl1HPD2S0
元勇 「やっぱりそうか」

新米 「でも普通に料理としてはおいしいですし、何よりポカポカになります」

元勇 「じゃあ、新メニュー決定。ちょっと仕込みが面倒だが」

新米 「元勇さんは料理どこで習ったんですか?」

元勇 「……僧侶が料理得意でな」

新米 「……失礼しました」
54 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:16:27.46 ID:tl1HPD2S0
そんなこんなで日は過ぎ……キングクリムゾン!

元勇 「おい、起きろ、起きろ」

新米 「んんー、あと五十六億七千年眠らせてくだしゃいー」

元勇 「弥勒菩薩か。今日は出発の日だぞ。朝一の馬車予約してるんだから急げ」

新米 「うにゃ、そうでした。」

元勇 「ほら、顔洗って歯ぁ磨け。俺は弁当作っとくから」

新米 「オカンですか?」
55 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:30:46.84 ID:tl1HPD2S0
元勇 「おにぎりとサンドイッチ完成。たくあんも入れとこ。」

新米 「朝ごはんまだですかー」

元勇 「時間ないから馬車で食べるぞ」

新米 「馬車の旅初めてなんですよー、楽しみです!」

元勇 「そ、そうか。まぁ、期待せずに待っとけ。」

新米「どういう意味です?」
56 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:37:51.72 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ここが馬車の駅だ」

新米 「お客さんあんまりいないですね」

元勇 「朝早いからな。さて、俺たちが乗る馬車は……」

御者 「おーい、元勇者さんでございやすか」

元勇 「はい、そうです」

御者 「あっしはここから次の駅までの御者でございやす。マナーをお守りなさって、快適な旅を」
57 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:43:15.55 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ええ、快適な旅を。」

御者 「用心棒は雇われてらっしゃるんですかい?」

元勇 「いえ。この娘が冒険者なので、大丈夫です」

御者「なるほど。こんなかわいらしいお嬢さんがねぇ」

新米 「かわいらしいって、そんなことありますよー」

元勇 「ちょっとは謙遜しろ」
58 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:51:13.99 ID:tl1HPD2S0
御者 「それでは、発車しやーす」パシッ

パカラ、パカラ

新米 「おお、動きました!」

元勇 「さ、今のうちに飯食うぞ」

新米 「はーい。サンドイッチですか」

元勇 「……嫌か?」

新米 「そんな、元勇さんの料理は何でもおいしいので大歓迎ですよ!」
59 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 09:57:22.09 ID:tl1HPD2S0
元勇 「そう言ってもらえるとうれしいな」

新米 「お、デレ期到来ですか?」

元勇 「別にデレてねー」

新米 「……馬車って意外と遅いんですね」ハムハム

元勇 「まだ町の中だからな。さっさと食べ終わらないと舌噛むぞ」

新米 「え、早く食べよう……」
60 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 10:03:36.29 ID:tl1HPD2S0
元勇 「町を出るな……」

御者 「町を出ますんで、ご注意くだせえ」

新米 「おお!ついに町を出ますよ!」

元勇 「気をつけろよ」

新米 「え、なにw―キャフッ!」

元勇 「ほら、言わんこっちゃない」
61 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 10:17:14.20 ID:tl1HPD2S0
ちょい落ちます
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 10:20:07.89 ID:Kl2+dqHwO
続きはよ
63 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 10:38:05.03 ID:tl1HPD2S0
再開

新米 「スピードが上がってガタガタしますう、う、う、う、う」

元勇 「ハァ、新米からは目が離せんな」

新米 「ベロがいひゃいです」

元勇 「我慢しろ」

新米 「お尻も痛いです」

元勇 「それも我慢」
64 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 10:48:52.26 ID:tl1HPD2S0
御者 「はい、駅に到着しやした」

元勇 「はい、心付け」

御者 「どうもありがとうございやす。お嬢さん、大丈夫ですかい?」

元勇 「はっはっはっは」

元勇 「心付け二倍にしときます」
65 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 10:53:56.37 ID:tl1HPD2S0
新米 「おえぇ――自主規制――っ!」

元勇 「おい、大丈夫か?」

新米 「気分悪いです。」

元勇 「ハァ……次の馬車では寝てろ。俺を枕にしてていいから」

新米 「ありがとうござい……おえ――自主規制――」

元勇 「こいつ昼飯食えねぇな」
66 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:00:02.67 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ほら、次のが来たぞ。とりあえず水飲め」

新米 「うぅ、ありがとうございます」

元勇 「寝てていいから、な。ああ、乗ります乗ります」

御者2 「へい、どうぞ」

元勇 「ほら、乗るぞ」

新米 「おんぶしてくださいー」
67 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:04:14.03 ID:tl1HPD2S0
元勇 「えぇ、そんぐらい……ったく、ほら乗れ」

新米 「ん、しょっと」

元勇 「軽いな、意外と」

新米 「意外とってなんですか」

元勇 「昔はケガした戦士を引きずってたからな。そう感じるんだ」

新米 「ふふ、背中、おっきいですね」
68 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:11:37.73 ID:tl1HPD2S0
元勇 「お邪魔します」

老年紳士 「いえいえ、話し相手が増えて嬉しいですよ」

孫娘 「ええ、そうですよ。おや、そちらの方……」

元勇 「ああ……ちょっと酔っちゃってて。寝かせて大丈夫ですかね」

紳士 「もちろんですとも。娘さん……でもなさそうだが、妹さんですかな?あ、申し遅れました。私は老年紳士と申します。こっちは孫娘です。」

元勇 「私は元勇者です。いや、うちに下宿している新米冒険者ですよ」
69 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:21:47.36 ID:tl1HPD2S0
紳士 「とても仲の良さそうに見えましたのでね。あなた方は、どちらに?」

元勇 「王都までです。そちらは?」

紳士 「私共も王都までなんですよ。さっきの駅近くで農場を経営しておりましてね。親戚が王都にいるもんですから」

孫娘 「ふふ、久しぶりに従妹と会えるんです。」

元勇 「それは楽しみでしょう。私は王都で昔の仲間と会うんですが、こいつ一人だとこうなるので、連れてきたんです」

紳士 「本当に、仲がいいんですな。」


新米 「むにゃ……鯖に大根じゃなくてブリに大根ですよ……」
70 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:28:48.59 ID:tl1HPD2S0
孫娘 「……すると、その鯉がヒトデに負けてしまって」

元勇 「おお、それはすごい」

孫娘 「ええ、大変だったんです。そのあと、ヒトデと鷹が戦うんですけど……」

元勇 「……」

紳士 「どうか、されましたかな?」

元勇 「なにか、様子がおかしい。気配を感じます」


新米 「むにゃ……カレーにピーマンはシチューに柚子胡椒位普通ですよ……」zzz
71 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:39:31.66 ID:tl1HPD2S0
パカラパカラパカラ、パカラ…パカラ……パカラ………パカラ、ピタッ

紳士 「止まった!」

孫娘 「なにか、あったんでしょうか?」

元勇 「ちょっと待っててください。確認してきます」

元勇 「御者2さん、どうかしたんですか?」

御者2 「……盗賊でさぁ。クソ、あと少しだってのに」

元勇 「ここにいてください。私がどうにかします。」


新米 「むにゃ……猫は流体力学上液体ですよぉ……」zzz
72 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:49:51.82 ID:tl1HPD2S0
元勇 「(敵の数は……七人。こんな夕方から仕事をしてるってことは、最近調子づいてきた若手か)」

盗賊1 「おい、そこの馬車。止まれ。」

盗賊2 「俺たちの言うとおりにすれば痛いようにはしねぇ」

盗賊3 「ただし、もし従わないときは……殺す」

御者2 「ひぃ!ご勘弁を!」

元勇 「(今日の夕飯は……肉がいいな)」


新米 「むにゃ……ミディアムレアじゃなくてウルトラレアでお願いします……」zzz
73 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 11:57:53.15 ID:tl1HPD2S0
元勇 「(まずは一人)」ドスッ

盗賊7 「うっ……」パタリ

盗賊6 「この間の女は上物だったな」

盗賊5 「ああ、いい悲鳴あげちゃって……最高だったぜ」

元勇 「(クソ野郎はあとでじっくり悲鳴をあげさせてやる)」ドスッドスッ

盗賊6 「うぉっ……」パタリ

盗賊5 「ぐぁ……」パタリ


新米 「むにゃ……え、ウルトラレアないんですか?じゃあ、SSRで……」zzz
74 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:07:52.05 ID:tl1HPD2S0
盗賊4 「おい、盗賊5!盗賊6!盗賊7!……あいつらどこ行ったんだ」

元勇 「(さて、どこだろうな)」ドスッ

盗賊4「ぐっ……親方、敵だぁ……」パタリ

元勇 「(クソッ甘かった!)」

盗賊3 「どこだ、出てこい!」

元勇 「こっちだよ!」ドスッ

盗賊3 「ぐわぁっ」ゴリッ,パタリ



新米 「むにゃ……ソース?出展はウィキペディアです……」
75 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:13:39.19 ID:tl1HPD2S0
盗賊2 「こっちか!?」

元勇 「どこ見てんだよ」ドスッ

盗賊2 「なっ、どあぁ!」バキッグシャッ

元勇 「(あと一人……)」

盗賊1 「(クソ……こうなりゃ人質をとるぞ!)」

盗賊1 「オラァッ!」
76 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:19:21.31 ID:tl1HPD2S0
孫娘 「きゃっ!」

新米 「むにゃ……」zzz

盗賊1 「女が二人……さて、どっちを選ぼうか」

孫娘 「ひぃ……」ボイーン

新米 「むにゃ……」ツルペッターン

盗賊1 「……よし、お前だ」ガシッ

孫娘 「いやぁ、放して!」

紳士 「ま、孫娘ぇ!」


新米 「むにゃ……エクセルはゲームですよ?……」zzz
77 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:25:57.03 ID:tl1HPD2S0
盗賊1 「おい、こいつがどうなってもいいのか!」

孫娘 「た、助けて!」

元勇 「クソ……」

盗賊1 「よぉし……武器はねぇな。ひざまずけ。」

元勇 「(この状況、どうすれば……)」

盗賊1 「さて、どうしてくれようか……あぁ?」


新米 「むにゃ……だからシチューにライスは外道じゃないです!……」zzz
78 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:31:11.41 ID:tl1HPD2S0
盗賊1 「とりあえず……脱げ」

元勇 「なっ、お前、まさか……!」

盗賊1 「そうだ、ホモだよ!」

元勇 「クソ……」パサリ

盗賊1 「いい体してるじゃないか」

新米 「だからシチューはライスが一番うまいって言ってるだろうがあああああああああああああ!」シュッ,ドスッ

盗賊1 「グァッ!」
79 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:31:49.53 ID:tl1HPD2S0
>>78
すみません、ホモじゃなくてバイで
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 12:37:43.35 ID:IwM8oWBUo
せっかく面白かったのに…
安易なホモ、バイネタは…
81 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:38:09.80 ID:tl1HPD2S0
盗賊1 「クソ……この貧乳ちんちくりん小娘があああああああ!」

新米 「は……え……?」

元勇 「どこ見てんだよこのドアホが!」ゲシッドスッメリッ

盗賊1「ぁあ……」パタリ

孫娘 「ああ、ありがとうございますっ」ダキッ

新米 「あ、痴話喧嘩でしたか?」

元勇 「全然違うがファインプレーだ。ありがとう」

新米 「……どういたしまして?」
82 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 12:39:45.88 ID:tl1HPD2S0
>>80
ごめんなさい
以後気を付けます

ごはん食べてきます
83 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:04:44.10 ID:tl1HPD2S0
再開3センチ そりゃぷにってことかい?ちょっ!

元勇 「さて、ロープでぐるぐる巻きに縛ったわけだが、どうしようか」

御者2 「そいつら多分賞金首だから、次の駅の詰め所に連れってったら金がもらえやすぜ」

新米 「今日は豪華なディナーですね!」

元勇 「今日の豪華なディナーと王都の豪華なディナー、どっちがいい?」

新米 「じゃあ、我慢しますよ……」

孫娘 「元勇者様……」ポッ
84 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:17:02.79 ID:tl1HPD2S0
元勇 「孫娘さんは大丈夫ですか?ケガしてたりとか……」

孫娘 「いえ、大丈夫です。あなたのおかげで///」ギュッ

元勇 「は、はぁ(胸が、胸が当たってるんですよ!)」

紳士 「娘の成長も早いが、孫の成長も早いものですなぁ……」

元勇 「え、ええ……(特にお胸が)」

新米 「むぅ……」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 13:20:28.43 ID:qv8xGMU4O
お、ホモの話してる?
86 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:23:28.02 ID:tl1HPD2S0
新米 「元勇さんは今は私の枕なんです!孫娘さんのじゃないんです!」

元勇 「(俺の体に俺の自由はないのか!)」

御者2 「発車しやす。」

元勇 「孫娘さん、危ないですので離れて……」

孫娘 「優しいんですね」ニコッ

元勇 「(違うんだよ……)」
87 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:27:10.36 ID:tl1HPD2S0
孫娘 「元勇者様、お耳を貸してくださる?」

元勇 「……ええ、どうぞ」

孫娘 「……好・き」ボソッ

元勇 「あ、あの私は――!」
88 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:31:06.35 ID:tl1HPD2S0
またやってしまった

孫娘 「元勇者様、お耳を貸してくださる?」

元勇 「……ええ、どうぞ」

孫娘 「……好・き」ボソッ

元勇 「あ、あの私は――!」

孫娘 「わかっています。あなたにはその気がないというのは」

元勇 「(ふぅ、よかった)」

孫娘 「ですから、私が振り向かせるだけですよ☆」

元勇 「」
89 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:38:31.44 ID:tl1HPD2S0
新米 「(なんかモヤモヤする……)」

新米 「わ、私の枕ですから」

孫娘 「うふふ」ゴゴゴゴゴゴゴ

新米 「むぅ……」ゴゴゴゴゴゴゴ

紳士 「いやぁ、若さとはすばらしいものですなぁ」

元勇 「紳士さんってすごいいい性格してますよね(棒)」
90 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:45:31.87 ID:tl1HPD2S0
御者2 「駅につきやしたぜ」

元勇 「すっかり夜だなぁ」

新米 「ごはん食べてお風呂入って寝ましょう」

元勇 「その前に詰め所に行くぞ」

盗賊たち 「ぐえぇ……」

新米 「そうでした」
91 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 13:59:08.37 ID:tl1HPD2S0
元勇 「お巡りさーん」

警備兵 「はいはい、なんですか」

元勇 「こいつらなんですけど」

盗賊たち 「尻が、尻がいてぇよぉ」
「くそ、ズボン下げて引きずるなんて」
「尻がいてぇよぉ」

警備兵 「おお、彼らは指名手配された賞金首ですね」

元勇 「いくらですか?」

警備兵 「全員で500ゴールドです」
92 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:06:28.93 ID:tl1HPD2S0
新米 「すごいじゃないですか!てか元勇さん強かったんですねww」

元勇 「これでも昔より甘くなった方さ」

新米 「いや、カッコつけられても」

元勇 「(本当なんだよなぁ)」

警備兵 「はい、賞金の500ゴールドです」ドン

元勇 「銀行に預けよ」

新米 「思ってたよりすごいですね、500ゴールド」
93 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:12:26.58 ID:tl1HPD2S0
元勇 「銀行行ってきた」

新米 「いよいよご飯ですね!」

元勇 「今日は色々あっておなかすいたし、肉食べて―な」

新米 「私は魚気分です。お、ここが宿兼酒場ですか」

元勇 「部屋空いてるかな……」

新米 「大丈夫ですよ!」
94 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:20:19.10 ID:tl1HPD2S0
宿の主人 「すまねぇな、部屋は一つしか空いてねぇんだ」

元勇 「……どうする?」

新米 「そこに泊まるしかないでしょう?仕方ないですよ」

元勇 「でも、抵抗あるんじゃないか?」

新米 「じゃあ元勇さんはこの寒い外で寝ますか?」

元勇 「まぁ、最悪は」

新米 「私が無理ですwwいいじゃないですか、同衾ですよ?ぴちぴちの16歳と」
95 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:26:23.22 ID:tl1HPD2S0
元勇 「仕方ねーから同衾してやるよ」

新米 「お巡りさん、こいつです」

元勇 「外で寝かすぞ」

新米 「イッツジョークですよー!いや、目がマジなんですけど」

元勇 「ハァ……じゃあそういうことで」

宿の主人 「おう、わかった(人の前でイチャイチャしやがって……)」
96 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:35:19.18 ID:tl1HPD2S0
新米 「ごっはんーごっはんー」ルーン

元勇 「どんだけ楽しみなんだよ」

新米 「だって胃の中空っぽですもん」

元勇 「ゲロったからな」

新米 「じゃー私は川魚の塩焼きとビール!」

元勇 「肉野菜炒めとクラゲとキュウリの胡麻和えとビールで」

主人 「あいよ」
97 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:43:58.98 ID:tl1HPD2S0
新米 「なんか焼き鳥も食べたくなってきたな……すいませーんネギマ二本追加で」

主人 「あいよ。おい従業員、ちょっと手伝ってくれ……」

元勇 「魚頼んでつぎ焼き鳥かよ」

新米 「いいじゃないですか。私、串に刺さった食べ物好きなんです」

元勇 「なんか猟奇的だな」

新米 「そんなことないですよ。元勇さんは焼き鳥何が好きですか?」
98 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:47:20.84 ID:tl1HPD2S0
元勇 「俺は鶏皮と豚バラだな」

新米 「は?」

元勇 「ダルムとかヘルツも好きだけど、やっぱり鶏皮と豚バラだよな」
99 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:50:35.33 ID:tl1HPD2S0
新米 「ごめんなさい何言ってるかさっぱりです」

新米 「そもそも豚は焼き鳥じゃないですよね」

元勇 「何言ってんだ。立派な焼き鳥じゃないか」

新米 「いやいやいやいや。焼き鳥ではないですよ。鳥じゃないし。」

元勇 「でも串にささって焼かれてるじゃないか」
100 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 14:57:43.87 ID:tl1HPD2S0
新米 「串に刺さってりゃみんな焼き鳥ではないでしょ。」

元勇 「いや、焼き鳥だって。」

新米 「絶対違いますよ!……でも、それはまぁまだ序の口です」

元勇 「まだあるのか」

新米 「ダルムとかヘルツとか聞いたことないんですけど」

元勇 「ダルムはダルムでヘルツはヘルツだ」

新米 「それがわかんねーんですよ!」
101 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:09:50.15 ID:tl1HPD2S0
元勇 「確か、ダルムが豚の小腸で、ヘルツが豚の心臓だ」

新米 「だから豚は焼き鳥じゃないんですよ!」

元勇 「いや、絶対焼き鳥だっての」

新米・元勇 「むむむむむ」

主人 「へい、野菜炒め、川魚、クラゲとネギマ。そんでもってビール二杯だ」

新米 「……もう、どっちでもいいですね」

元勇 「だな」

新米・元勇 「乾杯!」
102 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:17:04.86 ID:tl1HPD2S0
新米 「……ぷはぁ。ク――っ!」

元勇 「……ふぅ。うまい。前々から思ってたが、人間って酒の前では圧倒的に無力だよな」

新米 「それは呑んだくれの思考ですよww」

元勇 「例えば、これから戦おうっていう二人の前に酒を出す」

新米 「アホですか」

元勇 「そうすると二人は酒を飲みだすだろ?」

新米 「だろ?って言われても……」
103 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:21:59.15 ID:tl1HPD2S0
元勇 「すると、酒に酔っぱらってもう戦えないわけだ」

新米 「それで強くなっちゃったどうするんですか」

元勇 「……確かにな」

新米 「ぷっwwww元勇さんは飲むとバカになるタイプなんですね」

元勇 「そうかもしれん」

新米 「あははははwww」
104 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:28:06.35 ID:tl1HPD2S0
元勇 「そんな楽しい雰囲気をぶち壊す暗い話」

新米 「お、また告白の失敗ですか?」

元勇 「いや、今回は色恋の類じゃないが、もっとえぐいかもしれん。覚悟しろ?」

新米 「はい、どうぞww」

元勇 「あれは、まだ俺が義務教育を受けていた頃の話……」
105 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:39:58.06 ID:tl1HPD2S0
当時俺はクラスでも大人しい方だった。たまたま席は一番後ろだった。

中学生勇者 「(うーん、ここがこうで、こうだから……うーん)」

先生 「授業も終わりなので、出来上がった人のプリントを後ろから回してください」

勇者 「(まだプリント終わってない……仕方ない、とばしてもらおう)」

前の席の女子1 「(勇者くんまだプリント終わってないな。飛ばしてまえに回そう)」ハイ

前の前の席の男子 「(プリント回ってきた。前に回そう。)」ハイドウゾ

三つ前の席の女子2 「(プリント回ってきた。1、2……足りないな。さては女子1、貰い忘れたな?)」

女子2 「女子1ー!」

女子1 「ん、なに?」

女子2 「後ろの人の分、もらうの忘れてない?」

女子1 「いや、まだ終わってないみたい」
106 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:43:59.21 ID:tl1HPD2S0
元勇 「俺はとても傷ついた……。」

新米 「いや、まったく傷つくポイントがわからなかったんですが。女子1が終わってないことに気付いていたこととかですか?」

元勇 「いや、そうじゃないんだ。文章をよく読めばわかる」

新米 「文章を……?」

元勇 「考えろ。俺の悲しみを」
107 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:44:37.23 ID:tl1HPD2S0
皆さんも考えてみてください
ちなみにほぼ実話です。
108 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:47:11.44 ID:tl1HPD2S0
平日のこの時間に募集しても人いないとは思いますが
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 15:49:15.85 ID:Kz6dzDeco
元勇者の席が一番後ろなのに女子2が声をかけたのは女子1
つまり存在を忘れられている
110 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:51:42.64 ID:tl1HPD2S0
>>109
惜しいです

もしかすると皆さんにとってはとるに足らないことかもしれませんが、僕にはかなりこたえました
111 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 15:58:18.48 ID:tl1HPD2S0
もういらっしゃらないようでしたら続けますね
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 16:02:22.04 ID:A4uCA7JZO
>>女子2 「後ろの人の分、もらうの忘れてない?」

女子2が自分の名前を覚えていないことにショックを受けた。
113 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:04:27.84 ID:tl1HPD2S0
続けます

新米 「……わかりました!」

元勇 「はい」

新米 「わかりませんww」

元勇 「あ、そう。それじゃあ、正解の発表だ」

新米 「どんな話が待っているんでしょう……」

元勇 「俺はさっき『席が一番後ろ』と言ったな」
114 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:08:00.79 ID:tl1HPD2S0
>>112
あ、正解です!
すごい!

元勇 「つまり女子1の後ろには俺しかいない」

元勇 「なのに女子2は俺のことを『後ろの人』と言ったんだ。つまり……」

新米 「あ、名前覚えられてなかったんですねwww」

元勇 「そういうことだ」
115 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:11:20.41 ID:tl1HPD2S0
元勇 「実は、さっき伝えていなかったんだが……」

新米 「え、まだ何かあるんですかww」

元勇 「実は事件当時、俺は2年生のさらに中間テストまで終わっていたのだ!」

元勇 「その意味が、わかるな」

新米 「wwwww焼き鳥おいしいwwwwwww」
116 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:16:01.56 ID:tl1HPD2S0
元勇 「そしてさらに」

新米 「まだあるんですかwww」

元勇 「その女子2は、席替えする前の席で俺の後ろに座っていたのだ!」

新米 「なのに覚えられてないとかwww完全にアウト・オブ・眼中じゃないですかwwwww」

元勇 「めっちゃ悲しかったんだ……」

新米 「空気までおいしく感じますよwwwww」
117 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:20:35.58 ID:tl1HPD2S0
元勇 「……ハァ」

新米 「wwwwwww」

新米 「www……」

新米 「私がずっと覚えてますから」

元勇 「え?」

新米 「ま、そんな思い出、忘れちゃってくださいな」
118 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:23:49.89 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ありがと」

新米 「いえいえー、ちゃんと後世まで語り継ぎますよ」

元勇 「そこまでしなくてよろしい」

新米 「えーいいじゃないですか!」

元勇 「よくねぇよ。赤っ恥じゃん」

新米 「ある意味、伝説ですねw」
119 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:31:54.45 ID:tl1HPD2S0
元勇 「もう知らん。メシだメシを食う!」ガツガツ

新米 「私も!」ガツガツ

元勇 「しょっぱいのがビールに合うな」

新米 「ですよねw」

元勇 「……」モグモグ

新米 「……」モグモグ

元勇・新米 「(なんか幸せだなぁ)」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 16:33:54.97 ID:vu4Vt/rY0
言葉のチョイスから加齢臭がする
121 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:36:08.07 ID:tl1HPD2S0
元勇 「ごちそうさま」

新米 「ごちそうさまでした」

元勇 「シャワー浴びよ」

新米 「あ、私が先に入りますよ!」

元勇 「おう、レディーファーストだ」

新米 「きゃっ、紳士的!」
122 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:42:25.21 ID:tl1HPD2S0
>>120
まだ酒も飲めねぇお年頃です

新米 「あ、でも私の残り香を楽しむ変態紳士かもしれないですね」

元勇 「そんなことしねぇよ。大体いつもお風呂後だろ」

新米 「それは私が風呂を沸かせないからです」

元勇 「風呂を沸かすを取り違えて沸騰させたバカを俺は一生忘れない」

新米 「しょうがないじゃないですか!」

元勇 「しょうがないじゃなく家事の一つでも覚えろ!貰い手がいなくなるぞ!」
123 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:49:05.84 ID:tl1HPD2S0
新米 「その時は元勇さんがもらってください!」

元勇 「……言ってる意味わかってる?」

新米 「そういうことにならないように頑張るんです!」

元勇 「相当失礼だな」

新米 「最後の砦っていうのは最後まで残る砦っていう意味ですからね」

元勇 「その前に何が何でも結婚してやるよ」

新米 「できるといいですねww」
124 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 16:56:54.24 ID:tl1HPD2S0
キュッキュ
シャワワワーーーーー

新米 「(全く、元勇さんは失礼です)」

新米 「(この間のナンパ男冒険者のほうがよっぽど紳士的です)」

新米 「(ゴミ以下ですよゴミ以下!)」

新米 「(でも……)」

新米 「背中、おっきかったなぁ……」

元勇 「タオルと着替え、ここに置いとくぞ」

新米 「ひゃっ、はい!」

新米 「(聞こえてないですよね……)」

新米 「(でもなんでしょう、この気持ち。こう、胸がむずむずするような……)」

新米 「はっ、これは胸の成長痛だ!」
125 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 17:01:14.58 ID:tl1HPD2S0
新米 「元勇さん元勇さん!って……いない」

新米 「む、また胸の成長痛が……」

元勇 「ただいまー……どうした?」ガチャ

新米 「胸の成長痛です!」

元勇 「……あ、そう(酔ってるな)」
126 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 17:07:30.10 ID:tl1HPD2S0
新米 「元勇さんこそ、どこに行ってたんですか?」

元勇 「いや、トイレに行ったんだが、近くに温泉があると聞いてな」

新米 「じゃあ、今からそっちに行くんですか?」

元勇 「ん、まあな」

新米 「私も行きます!」

元勇 「今お湯浴びたばっかだろ」
127 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 17:11:50.41 ID:tl1HPD2S0
新米 「行くったら行くんです!」

元勇 「そんなに温泉が好きなのか?まあ、いいやじゃあ、支度しろ」

新米 「はい!」

シュバッ

新米「終わりました!」

元勇 「(相当好きなんだな……)」
128 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 17:19:10.79 ID:tl1HPD2S0
元勇 「うう、外は寒いな……」

新米 「でも元勇さんの手、あったかいです」

元勇 「そうか?新米が冷たいんだろ」

新米 「元勇さんの手があったかいんですよ」

元勇 「譲らないな……あ、あそこだ」

新米 「湯気出てますね……きれい」
129 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 17:19:50.42 ID:tl1HPD2S0
ちょっと落ちます
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 18:12:30.49 ID:AxAXBYl5O
くっせえ作者だなぁ
131 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:17:22.92 ID:tl1HPD2S0
再開道五十三次

番頭 「はい、らっしゃいませ。どのサービスですかな?」

新米 「温泉だから温泉なんじゃないですか?」

元勇 「温泉ではマッサージなんかもやってるし、大浴場や家族風呂もあるからな」

新米 「へぇー、家族風呂って何ですか?」

元勇 「家族風呂っつーのは、家族連れなんかが小さなお風呂を借りて一緒に入れる温泉だ。貸し切りなのが特徴だな」

新米 「なるほど、じゃあ家族風呂で!」
132 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:22:31.41 ID:tl1HPD2S0
元勇 「てことでこいつバカなんで大浴場でお願いします」

番頭 「なんでぇ、恥ずかしがってんのかい兄ちゃん」

新米 「そうですよ!恥ずかしがってちゃダメですよ」

元勇 「越えちゃいけない一線って知ってるか?これがそれだよ!」

新米 「裸の付き合いってあるじゃないですか。あれですよ」

元勇 「それ多分同性同士で使う言葉だから」
133 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:31:02.83 ID:tl1HPD2S0
新米 「じゃあ何ですか。ぴちぴちの16歳とお風呂に入るより、おっさんたちに囲まれて入る方が良いっていうんですか!」

番頭 「そうだそうだ!」

元勇 「その言い方はずるいだろ……そして番頭さんなに!?」

新米 「ずるくてもいーんです!一応正論なんです!」

元勇 「お前今日ホントおかしいぞ……」

新米 「私の胸の成長のために、私は手段を選びません!元勇さんが良いというまでここを動きませんからね……」
134 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:36:26.86 ID:tl1HPD2S0
元勇 「じゃあ、条件を付ける。水着着用!」

新米 「ダメです!」

元勇 「じゃあ……タオルは巻いてくれ」

新米 「……妥協します」

元勇 「よし。……あれ、なんで俺が要求したみたいになってんだ?俺が譲歩したんだよな」

新米 「そうと決まれば早速レッツ&ゴーです!」
135 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:45:47.60 ID:tl1HPD2S0
ガラガラガラガラ

新米 「ふおー!貸し切りですよ!」

元勇 「え、あれ?(俺いつの間に脱いだんだっけ?)ああ、そうだな」

新米「気の抜けた返事ですねぇ……もしかして私のわがままぼでぃーの魅力にノックアウトされたんですか?」

元勇 「そりゃ大変質素なわがままだな。ほら、さっさと体洗って入って出るぞ」

新米 「恥ずかしがり屋ですねぇ……さ、洗いましょうか」
136 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:53:20.20 ID:tl1HPD2S0
元勇 「……なぜこっちに来る」

新米 「なぜって、洗いっこ?」

元勇 「それはダメだろ」

新米 「いえ、これもすべて大いなる野望のため!為せば成るのです!」

元勇 「その大いなる野望とやらをお聞かせ願おうか」

新米 「いいでしょう。聞いて驚けわが野望、その名も、『Fカップ化計画』!」

元勇 「無謀すぎて驚きだわ」
137 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 18:59:31.48 ID:tl1HPD2S0
新米 「これついさっきの話なんですけど、私、気づいたんですよ」

元勇 「何に?」

新米 「元勇さんと何かすると『おっぱいの成長痛』が起こることに!」

元勇 「……はぁ」

新米 「ついに、ついに私は高みへと昇り詰めることができるのです!」

元勇 「自分がどんだけ馬鹿なこと言ってるかわかってる?」

新米 「わかってはいるんですけど、実際にあるので信じるしかないんですよ」
138 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 19:05:53.86 ID:tl1HPD2S0
新米 「とゆーことで、洗いっこしましょう」

元勇 「旅をはじめて一日でここまで疲れるのってなんなんだろうな」

新米 「はやく、はやく!」

元勇 「わかった、やってやるよ。洗いっこだな」

新米 「はい!じゃあ、サービスで元勇さんが先攻後攻決めていいですよ」

元勇 「子供のサッカーかよ……じゃあ、先攻で」
139 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 19:13:24.72 ID:tl1HPD2S0
新米 「じゃあ、私後攻ですね。さ、ごしごしっとどうぞ」

タオルが前のほうに引き寄せられ、背中があらわになる。

元勇 「(きれいな……陶磁器みたいな背中だな)」

新米 「はやくはやく」

元勇 「い、いくぞ」

元勇「(力加減がわからんな……とりあえず優しく)」サッ

新米 「はぁんっ……優しすぎです、くすぐったいですよー」キャッキャ
140 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 19:17:34.45 ID:tl1HPD2S0
元勇 「(もうちょい強めに……)」ゴシ

新米 「ぁ……そんぐらいがグッドです!」b

元勇 「じゃさっきくらいで行くぞ」

新米 「はい!……ふぁ……ん……ぁっ……」

元勇 「(何なんだよおおおお!)」
141 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 19:18:09.37 ID:tl1HPD2S0
飯食ってきやす
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 19:20:25.68 ID:T4TKPlppo
プリン……ト
サッ……カー
ウィ…キペ…ディア
世界間しっかりいい
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 20:18:00.46 ID:LKkDorPb0
この雰囲気すき
144 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 21:59:49.57 ID:tl1HPD2S0
再開はスマートフォンと共に

新米 「ん……ぁ……いいですぅ……そこもっと強くぅ」

元勇 「(思い出せ……美女だと思ったら山姥だった時のあの感情を……)」ゴシゴシ

新米 「はぅ……気持ち……いいっ……ぁん」

元勇 「(いかん、そろそろ限界)」ゴシ…

新米 「やめちゃ……ぃやぁ……」

元勇 「もう無理だ交代!」

新米 「ちぇーせっかく気持ちよかったのに……」
145 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:04:41.36 ID:tl1HPD2S0
元勇 「次は新米の番だ」

新米 「はーい。まぁ、私の超絶テクになすがままにされるんですねww」

元勇 「ホントに洗いっこするだけだよな……」

新米 「……そうですよ?」

元勇 「だ、だよな」

新米 「……まいいや。いきますねー」
146 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:08:47.45 ID:tl1HPD2S0
新米 「まずはこのくらいでどうですか?」ゴシゴシ

元勇 「もうちょい強めで」

新米 「こんな感じですかね?」ゴシッゴシッ

元勇 「おー、そのくらい。意外とうまいじゃんか」

新米「そりゃもう、洗いっこの神と呼ばれた女ですから」

元勇 「(どこの業界での話だ)」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 22:13:44.15 ID:RRhLUQm1o
痛々しいな
148 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:14:24.58 ID:tl1HPD2S0
新米 「にしても、元勇さんの背中凄いですねー」ゴシッゴシッ

元勇 「なんかおかしいか?」

新米 「いえいえ、こう、古傷といい筋肉といい……男らしいです」ゴシッゴシッ

元勇 「そうか?まぁ、今でもトレーニングするし、筋肉は衰えてないと思うが」

新米 「凄いですよ。ふふふ、えーい☆」ピタッ

元勇 「うなっ!?」
149 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:21:44.57 ID:tl1HPD2S0
新米 「えへへ―、背中を大胆に感じてみました」

元勇 「……なんだこれ背中か」

新米 「私の背中じゃないですよ?」

元勇 「デスヨネー」

新米 「それに、こうしてると私の胸の成長痛がいっぱい来るんです」

元勇 「(背中から鼓動を感じる。これが『胸の成長痛』なのか?)」
150 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:28:26.89 ID:tl1HPD2S0
新米 「感じますか?私の成長痛」

元勇 「さすがに成長通は感じらんが、拍動は感じるぞ」

新米 「ふっふーん。それが証拠なのです」

元勇 「(いや、そんなことあるはずがない……ん、待てよ?)」

元勇 「(Fカップ化計画、今日からの異変、そして俺。この要素から導き出される結論は……)」

元勇 「ユウレカ……ユウレカ!」
151 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:31:27.70 ID:tl1HPD2S0
新米 「どうしたんですか?急に叫んで……は、まさか元勇さんまで胸が大きく」

元勇 「ならんわ。解けたんだよ、胸の成長痛の謎が!」

新米 「え、ホントですか!」

元勇 「ああ、さすが俺だ」

新米 「お、教えてください!」
152 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:36:36.33 ID:tl1HPD2S0
元勇 「教えてやろう。その秘密は……」

新米 「……」ゴクリ

元勇 「おそらく、何かしらの物質を孫娘さんが出していたのだろう」

新米 「え、孫娘さんが!」

元勇 「そうだ、仮にその物質をデカクナールとしよう」
153 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:47:36.17 ID:tl1HPD2S0
新米 「デカクナール……」

元勇 「そのデカクナールは孫娘さんの胸部から分泌され、俺の腕についたんだ」

新米 「だから……だから元勇さんの手があったかかったんですね!」

元勇 「そういうことだ。おそらく孫娘さんに最も多く触れた存在である俺に対して、本能的に体が反応している」

新米 「そうだったんだ……つまり、孫娘さんを探せば……」

元勇 「Fカップ化計画も夢ではなくなる」
154 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:52:34.78 ID:tl1HPD2S0
カポーン……

新米 「いいですねぇ、温泉」

元勇 「そうだな」

新米 「ますます王都が楽しみですよ」

元勇 「王都には温泉はないが、銭湯があるしな」

新米 「そっちも風情があっていいですねぇ」

元勇 「だな」
155 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 22:56:35.95 ID:tl1HPD2S0
番頭 「うちの温泉はどうでした?」

元勇 「いいお湯でした」

新米 「リラックスもできましたしね」

番頭 「それはよかった。またいつか来てくださいね」

元勇 「はい、また」

新米 「絶対来ますよ!」
156 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 23:02:17.06 ID:tl1HPD2S0
元勇 「(で、部屋に帰ってきた訳だが、忘れていたことがあった)」

新米 「早く寝ましょうよー」

元勇 「(新米と部屋一緒だし。大きめのシングルベットだし)」

新米 「もう眠いですよ、ふあぁ〜」

元勇 「お、おう。そうだな明日も早いしな」

新米 「そうですよ。早く寝ましょう」

元勇 「(眠れるか、これ……)」
157 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 23:06:56.28 ID:tl1HPD2S0
モゾモゾ

新米 「ん、ランプ消しますね」

元勇 「ああ……」

新米 「おやすみなさい」フッ

元勇 「……おやすみ」

新米 「……」zzz

元勇 「(眠れない)」
158 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 23:13:31.76 ID:tl1HPD2S0
元勇 「(なんでこう、いい匂いがするんだ?)」

新米 「……」zzz

元勇 「(寝顔は愛らしい。黙ってりゃかわいいからな)」

新米 「んみゅ……元勇さん……」

元勇 「!?」

新米 「……」zzz

元勇 「(寝言か)」
159 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 23:18:19.47 ID:tl1HPD2S0
新米 「えへへ、だいしゅきれす……」

元勇 「!?」

新米 「タコライス……だいしゅき……」zzz

元勇 「(タコライスかよ)」

元勇 「(というか、俺はなにいちいちビビってるんだ)」

元勇 「……寝よ」
160 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 23:31:28.85 ID:tl1HPD2S0
元勇 「……ん、朝か。新米起こさないと」

新米 「ムニャムニャ……」

元勇 「新ま……隣に居ない。」

元勇 「(そう言えば体が重いような……)」

新米 「ぐーすかぴーすか……」

元勇 「俺の上かよ……おい、起きろ」

新米 「んー、あと一万年と二千年〜」

元勇 「いつだよ……」



161 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/06(月) 23:32:52.04 ID:tl1HPD2S0
うとうとするので寝ます。
おやすみです。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 23:35:16.20 ID:unSijAkk0
おやつみ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 23:46:38.54 ID:Kz6dzDeco
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 00:35:50.92 ID:NrwmVlUGO
作者の
痛コメントさえなければいいSSなのに・・・
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 01:05:06.29 ID:7YCQ/g5Qo
>>164
コメント()
まとめ民かよ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 03:48:20.81 ID:V2zScZjhO
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/07(火) 07:36:19.08 ID:/luAE+l/O
とうとう中学生がSS書く時代になってしまったか…
168 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 07:48:14.77 ID:5lb/YZm20
>>167
もう高校生です。ええ、高校でもボッチですね。
おかげで妄想がはかどります

学校に行く前に一つ

元勇 「起きないと朝飯食わせんぞ」

新米 「んにゃー、作ったんですか?」

元勇 「厨房借りた」

新米 「じゃあ起きますかね……んしょっと。うぅー寒い」

元勇 「ほれ」パサッ

新米 「上着……ありがとうございます」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 07:52:01.28 ID:Erv0D1xWO
へんにアップしちゃいかーん!!
どこまで本文か意味不明になんぞぉぉ!
170 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 07:52:14.04 ID:5lb/YZm20
元勇 「目玉焼きとサラダくらいしか作ってないぞ」

新米 「それだけあれば十分です。昨日みたいになりたくないですし」

元勇 「あ、それで思い出した。酔い止め買ってきたんだ」

新米 「酔い止め?あったんですか?」

元勇 「宿の前で怪しいばあさんが売ってた」

新米 「それ絶対やばい奴ですから」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 07:54:51.51 ID:LZnG711jO
いつ厨房借りたんだ?
172 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 07:57:08.73 ID:5lb/YZm20
元勇 「大丈夫だ。変な効果があった時に慰謝料請求できる契約書にサインしてもらったから」

新米 「用心の仕方が半端ないですね。また昔なんかあったんですか?」

元勇 「ああ、変なの飲んで入れ替わった」

新米 「でも女の子だったら役得ですよ!」

元勇 「戦士と……」

新米 「……とりあえず薬飲みますね」

元勇 「食後にな」
173 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 07:58:47.72 ID:5lb/YZm20
>>171
ああああああああああああ!
ついにやりました。これを最も恐れていたというのに……
ごめんなさいその辺書き直します
174 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 08:01:53.53 ID:5lb/YZm20
>>168

元勇 「起きないと朝飯食わせんぞ」

新米 「んにゃー、作ったんですか?」

元勇 「今から作る。厨房借りて」

新米 「じゃあ起きますかね……うぅー寒い」

元勇 「ほれ」パサッ

新米 「上着……ありがとうございます」
175 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 08:03:12.21 ID:5lb/YZm20
がっこーいてきます
行きたくねぇ……
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 09:58:18.68 ID:G5u5zSqDO
>>175
行きたくなくても学校もSSも頑張るお前に幸あれ
177 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 10:15:24.24 ID:5lb/YZm20
HAHAHA
まさか駅でゲロるとは思ってもいませんでした
おかげで学校には行きませんがクソきついですありがとうございます
新米ちゃんと同じ状況かよ……
178 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 12:01:32.68 ID:5lb/YZm20
元勇 「主人さーん」

宿の奥さん 「はいはい。主人まだ寝てるんですよ。昨日遅かったから……」

元勇 「ははは、わかります。厨房借りてもいいですか?」

奥さん 「ええ、食材の代金を払っていただければ」

元勇 「卵2つとキャベツ、ニンジン、小松菜を少し、あとパンが欲しいんですが」

奥さん 「キャベツは四分の一玉から、ニンジン・小松菜は一本からになっております」

元勇 「これで足りますか?」
179 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 12:18:24.45 ID:5lb/YZm20
奥さん 「うーんと、30カッパーあればいいから……はい大丈夫です」

元勇 「じゃあ使わせてもらいますね」

奥さん 「どうぞー」

元勇 「さて、フライパンは……」



新米 「二度寝してやるのです!……スピィ」
180 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 13:11:59.76 ID:Kw3ujXhm0
元勇 「朝飯できたぞー」ガチャ

新米 「……」スピィ

元勇 「……もう絶対食わせない」

新米 「ムニャ……」

元勇 「……でもまぁ、全部は食べきれないし、残しても仕方がないな」

元勇 「起きろ!」

新米 「ふなっ!……朝ごはん……んむぅ」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 14:13:24.70 ID:rh8QKC/IO

あと出来るだけ自分語りは控えたほうがいいよ変なの沸くから
182 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 14:53:56.01 ID:Kw3ujXhm0
カチャカチャ

新米 「む……」ノニンジン

新米 「……せいっ」 三ニンジン

元勇 「好き嫌いしてる奴は冒険者として成功しないぞ」

新米 「関係ないじゃないですかー」

元勇 「苦手なことでも挑戦していくことが大事なんだ」

新米 「……食べますよ」アム

新米 「やっぱおいしくないです。いくら元勇さんでもニンジンをおいしくすることは出来ないです」
183 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 14:59:05.21 ID:Kw3ujXhm0
元勇 「ふ、あまり俺を舐めるなよ?」

新米 「ならやってみるんですね、この世界一まずい草の根っこをおいしくしてください!」

元勇 「いいだろう。王都に行ったら食わせてやる。ニンジンをな!」

元勇 「はーっはっはっはっは、はーっはっはっはっは!」

新米 「うるさいですよ」

元勇 「調子に乗りすぎるのも良くないな」
184 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 15:07:32.09 ID:Kw3ujXhm0
元勇 「皿洗い手伝え」

新米 「そんな無いじゃないですか」

元勇 「家事スキルアップ作戦だ。」

新米 「家事なんてしないのでいいんです」

元勇 「出来ないからだろ?だったら皿洗いくらいできるようになれ」

新米 「しょうがないですね」
185 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 22:42:40.84 ID:Kw3ujXhm0
新米 「家事って意外と大変ですよね」

元勇 「そうだな」

新米 「でもしないと生きていけませんからねー」

元勇 「洗濯・料理・掃除は衣・食・住に直結するからな」

新米 「私はそんなのせずにただ冒険者として生きたいですー」

元勇 「でも家事をしないためにはニートか関白かしかないぞ。新米の場合はかかあ天下か」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 22:46:17.77 ID:hmt4NWsGO
きたい
187 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 22:47:20.19 ID:Kw3ujXhm0
新米 「かかあ天下は無理ですねー」

元勇 「なんか緩いもんな」

新米 「逆に専業主夫を捕まえるというのも手かもしれません」

元勇 「そんなうまくいかないだろ」

新米 「ですよねー」

元勇 「家事はできて損ないんだから覚えておいたほうがいいぞ?特に料理」

新米 「僧侶さんに言われたんでしょ」

元勇 「……正解」
188 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 22:50:56.36 ID:Kw3ujXhm0
新米 「お皿洗い終わりましたね」

元勇 「荷物まとめて駅に行くか。奥さん、お皿返しますねー」

奥さん 「はい、ありがとうございます」

元勇 「荷物まとめるか」

新米 「薬飲んどかないと!」

元勇 「ちゃんと効くといいけどな」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 22:59:10.98 ID:W3SNl5b7o
SSと自分語りは分けてほしい
あと世界観を大事にしないと、勇者SSの必要なくなっちゃうよ
190 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:07:57.78 ID:Kw3ujXhm0
新米 「荷物まとめ終わりましたー!」

元勇 「じゃあ行こうか。俺は宿代払っとくから先に外出てていいぞ」

新米 「はーい」

元勇 「いくらですか?」

奥さん 「お二人で50カッパー、1シルバーですね」

元勇 「えーとシルバー……はい、1シルバー」

奥さん 「確かに。またのご利用、お待ちしております」
191 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:12:42.97 ID:Kw3ujXhm0
元勇 「行くか」

新米 「薬も飲んだのでもう大丈夫ですね!」

元勇 「お尻の痛みは治らんがな」

新米 「むぅ……そうでした。クッションか何かが必要ですね……」

元勇 「贅沢言うな」

新米 「お金はあるじゃないですか!」
192 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:16:34.39 ID:Kw3ujXhm0
元勇 「浪費は身を亡ぼすぞ」

新米 「滅ぼされたんですか?」

元勇 「滅ぼされかけた事はある」

新米 「話してくださいそのエピソード!」

元勇 「やだね。またバカにするだろ?」

孫娘 「あ、元勇者様ー!」

新米 「あ、孫娘さんだ」
193 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:21:16.89 ID:Kw3ujXhm0
孫娘 「元勇者様元勇者様ぁ……」ギュゥ

元勇 「ま、孫娘さん、腕に抱きつかれた状態で歩くのは危険ですから……」

新米 「む、また胸の成長痛がきました!やはりデカクナールが……」

紳士 「おはようございます。いやはや、いい朝ですなぁ」

元勇 「……ソーデスネ(こいつ……実は楽しんでるな?)」

新米 「ふふふ、おっきくなりますよ……」
194 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:27:28.62 ID:Kw3ujXhm0
御者2 「おや、今日もお客はあんた方でしたか」

元勇 「おはようございます。ちょ、ちょっと孫娘さん……」

孫娘 「おはようございます御者2さん。うふふ、では馬車に乗ってからならいいですね!」

元勇 「そ、そういうわけでは……」

御者2 「兄さん、意外とやりやすね」

元勇 「あはは、どうしてこうなったんでしょうね……」

新米 「昨日よりも強い成長痛……こうなりゃ実力行使です!」
195 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:33:16.29 ID:Kw3ujXhm0
御者2 「皆さん乗られましたね、発車しやすよ」パシッ,ヒヒーン

孫娘 「温泉は入られました?」

元勇 「ええ、入りました(近いよ近いよ……)」

新米 「家族風呂でした!」

孫娘 「えっ……」

紳士 「ほぅ……」ニヤニヤ

元勇 「おい、いらないこと言うな!」
196 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:37:09.01 ID:Kw3ujXhm0
孫娘 「詳しくお聞かせください」

元勇 「いや、別に大したことじゃ……」

新米 「洗いっこしたんです。裸の付き合いですよ!」

孫娘 「は、裸の付き合い……」

新米 「はい、とっても気持ちよかったです!」
197 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:42:20.68 ID:Kw3ujXhm0
孫娘 「も、もっと詳しく……」

新米 「んーと、最初は元勇さんが攻めだったんですけど」

孫娘 「元勇者様の攻め///」

新米 「最初は優しかったんですけど、私が『もっと強くしていい』って言ったら強くしてくれて……」

孫娘 「ご、強引な感じでしょうか///」

新米 「私の気持ちいいところを的確に攻めてもらいましたねー。ちょっと物足りなかったですけど」


※あくまで洗いっこの感想です
198 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:48:52.87 ID:Kw3ujXhm0
新米 「そのあと私が攻めに回って……」

孫娘 「え、元勇者様が受け!?……意外とかわいらしいかも///」

新米 「筋肉質で古傷がカッコよかったのでつい抱きついちゃったんですけどー」

孫娘 「か、絡み合う感じですかね……だ、だいしゅきホールド!?」

新米 「私の胸を感じてもらったんです」

孫娘 「む、胸を……」


元勇 「もうどうにでもなれ」

紳士 「若いっていいですなぁ……」
199 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:53:24.01 ID:Kw3ujXhm0
新米 「それで思い出しました!」

孫娘 「こ、今度は何を……」

新米 「失礼します!」ガバッ

孫娘 「きゃっ」

新米 「ふふふ、胸と胸を合わせることでデカクナールを吸収するんですよ……」

孫娘 「な、なんの話ですか///」ドキドキ
200 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/07(火) 23:58:09.04 ID:Kw3ujXhm0
新米 「憎たらしいほどおっきいですね。何食べたらそうなるんですか?」

孫娘 「え?いや、別にこれといったものは……って、なんで私はあなと胸を合わせないといけないんですか!?」

新米 「私の崇高な野望のためです」

孫娘 「野望?」

新米 「そう、その名も『Fカップ化計画』!」


元勇 「……いいんですか?」

紳士 「何がですかな?」

元勇 「……いえ、何も(こいつ変態紳士か)」
201 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:03:09.19 ID:7hDBLGG60
孫娘 「(こ、この人何を言ってるんでしょう……)」

新米 「私の偉大な野望の前で声も出ませんか」

孫娘 「(おバカさんなんでしょうか……でもなんでしょうこの気持ち)」ドキドキ

孫娘 「(こんなにドキドキするなんて……)」

新米 「どうしました?顔が真っ赤ですよ」


元勇 「見てるこっちがドキドキしますね」

紳士 「いいですなぁ……」
202 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:07:07.61 ID:7hDBLGG60
孫娘 「(まさか、この気持ちって……でも同性ですよ!)」

新米 「おーい、孫娘さーん」フルフル

孫娘 「は、はいなんでしょう!」

新米 「大丈夫ですか?」

孫娘 「え、あ、はい///(顔が近く感じますぅ……)」

新米 「?」
203 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:17:24.15 ID:7hDBLGG60
新米 「熱でもあるんですかね?」ピト

孫娘 「ふみゅぅ……」プシュー

孫娘 「(唇が……かわいらしい唇が近いですうううう!)」

新米 「熱いですね……横になりますか?」ポンポン

孫娘 「ふえっ?」

新米 「昨日元勇さんにしてもらったから分かるんですが、だいぶ楽になりますよ……」

孫娘 「///」コクコク


元勇 「なんか新米の新たなる才能を発見したかもしれない」

紳士 「眠らせておくには惜しい才能ですな」
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 00:18:17.74 ID:vCK1CqlCo
ホモネタの次はレズネタかよ
205 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:30:14.93 ID:7hDBLGG60
孫娘 「し、失礼します!」

新米 「楽にしてていいですよ」

孫娘 「(太もも柔らかい……)」

新米 「よしよし……」ナデナデ

孫娘 「(自分より小柄な女の子に母性を感じる……背徳感がたまりません///)」

新米 「小さい時、母がよくこうしてくれたんです」


元勇 「すっかり堕ちましたね」

紳士 「面白くなりましたな」
206 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:31:24.75 ID:7hDBLGG60
余談ですが私はストロベリーパニック好きです
皆さんはどうでしょうか
207 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:41:34.58 ID:7hDBLGG60
>>204
百合ならいけるかなーと
勢いで書いてるのでつい暴走したりするんですよね
はやく同窓会に行かないと……
208 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:50:55.43 ID:7hDBLGG60
孫娘 「……」スゥスゥ

新米 「寝顔かわいいですね」

元勇 「なんか忘れてないか?」

新米 「へ?……あ、デカクナール!」

元勇 「しーっ、起きるぞ」

新米 「そうでした。私の胸、おっきくなりますかね?」

元勇 「個人差があるんじゃないか?」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 00:53:22.42 ID:Mqt1pRI3O
210 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 00:59:11.04 ID:7hDBLGG60
御者2 「到着しやした」

元勇 「お、着いたか。起こしてあげな」

新米 「着きましたよ」ユサユサ

孫娘 「ん……ふぁ……新米さん」

新米 「次の馬車でもします?」

孫娘 「十分堪の……もとい良くなったので大丈夫です」

新米 「旅の間ならいつでも言ってくださいね」ニコッ

孫娘 「……はい///」


元勇 「はい心付けです」

御者2 「まさか嬢ちゃんにとられるとはな」

元勇 「才能ですよ」
211 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 01:00:34.16 ID:7hDBLGG60
明日も学校なので今日はもう寝ます
おやすみなさい
夢の中で新米ちゃんに膝枕してもらいます
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 01:28:15.15 ID:aDhZduhYo
おつなのー
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 02:35:44.25 ID:9Fb28vvA0
百合ならいけるよ!

でもここR指定つくようなのは禁止だから気をつけて
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 09:58:51.72 ID:tbp0qf2co
おもろい
215 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:20:33.34 ID:7hDBLGG60
Rにはならないよう気を付けていきたいと思っております
皆様からの乙がうれしいです
216 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:21:43.54 ID:7hDBLGG60
さっさと王都につきたいので以下ダイジェストでお送りします
217 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:26:18.48 ID:7hDBLGG60
2日目昼食

新米 「肉まんウマー!」

元勇 「今度作ってみようか」

孫娘 「はふ……熱いですね」

紳士 「からしは……からしはどこに……」
218 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:40:16.51 ID:7hDBLGG60
2日目午後移動

新米 「なかなかの重量感です……」

孫娘 「はうっ///」

元勇 「色即是空空即是色気にしたら負け気にしたら負け……」

紳士 「(妻との青春の日々を回想中)」
219 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:52:36.12 ID:7hDBLGG60
2日目夕食

孫娘 「あーん」

新米 「あーん、はむっ……こっぱずかしいですね」

紳士 「私達もしますか?」

元勇 「は?」
220 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:55:51.67 ID:7hDBLGG60
2日目夜
部屋割りは新米・孫娘と元勇・紳士です

新米 「孫娘さん孫娘さん」モゾモゾ

孫娘 「はい、なんでしょう……」

新米 「恋バナしましょうよー、恋バナ!」

孫娘 「……何のプレイですか///」


隣室

紳士 「元勇さん元勇さ(以下略)
221 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 20:59:06.52 ID:7hDBLGG60
3日目朝

新米「うにゅ……肉まん……」ジュルリ

孫娘 「(寝顔が可愛らしくて起こせませんが……掴んでいるそれは肉まんじゃないです!)」


隣室

元勇 「……」シャカシャカシャカシャカ

紳士 「ガラガラ……ペッ」
222 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:02:28.25 ID:7hDBLGG60
3日目午前移動

新米 「その時、このくらい大きいオオカミの魔物が襲ってきて」

孫娘 「まぁ、大丈夫でしたか?」

新米 「私が華麗にばっさばっさと三枚おろしにしてやりましたよ」

元勇 「え、それ確か逃げたんjモゴモゴ!」
223 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:07:13.54 ID:7hDBLGG60
3日目昼食

元勇 「髪に芋けんぴ付いてるぞ」

新米 「え、ホントですか!」

元勇 「……ほれ―――消えた!?」



もしスーパースローで見たら

元勇 「……ホォォォォレェェェェェェ―――」

シュバッ

孫娘 「パクッ」

元勇 「――キィィィィィエェェェェェェタァァァァァァ!?」
224 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:10:49.79 ID:7hDBLGG60
3日目午後移動

新米 「……よしよし」ナデナデ

孫娘 「〜〜〜〜ッ!」スリスリ

元勇 「いつの間に犬化したのか……」

紳士 「犬化とはまたハイレベルな……」
225 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:17:20.00 ID:7hDBLGG60
3日目夕食

元勇 「これなーんだ」

新米 「はいっ、それは野菜です!」

孫娘 「なんの天ぷらでしょうか……?」

紳士 「なるほど、『アレ』ですね?」

元勇 「ま、食べてみろ」

新米 「……カリッとしてますね」

孫娘 「何か……フルーティーな香りが……」

元勇 「はい正解はタガメ」


新米・孫娘 「え゛!?」
226 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:20:01.21 ID:7hDBLGG60
3日目夜

元勇 「……」

新米 「なんてもの食べさせるんですか!」ポカポカ

孫娘 「女の子ですよ!」ポカポカ

元勇 「……(いつまで続けるんだ、これ)」
227 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:22:17.82 ID:7hDBLGG60
四日目朝

新米 「むにゃ……タガメがぁ……タガメがぁ……!」ギュッ

孫娘 「(元勇さん……GJです)」b


隣室

元勇 「……」シャカシャカシャカシャカ

紳士 「ガラガラ……ペッ」
228 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:29:17.07 ID:7hDBLGG60
4日目午前移動

新米 「今日王都に着くんですよね」

元勇 「そうだ」

新米 「楽しみな反面、寂しいですね……」

孫娘 「新米さん……」

元勇 「出会いと別れを繰り返して、人は前へと進むんだ。覚えとけよ」

新米 「まあ、まだ午前中ですけどね。なにくさいセリフ言ってるんで……マジで馬車から降ろそうとしないで!」

孫娘 「(王都に行っても新米さんのとこ行きましょう)」
229 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:33:31.68 ID:7hDBLGG60
4日目昼食

新米 「……何食べてるんですか。草ですか」

元勇 「薬草。最近キレやすくなってる気がした」

新米 「美味しいですか」

元勇 「んー……草だな」

新米 「そうですか。ちょっと一口……草だ」
230 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:39:56.78 ID:7hDBLGG60
4日目午後移動

新米 「最後の膝枕ですね……」

孫娘 「クゥン……」

元勇 「完全に犬だな、これ」ムシャムシャ

紳士 「何を食べられているんですか?」

元勇 「薬草です」

紳士 「これ草じゃないんですか?」

元勇 「プラシーボ効果で結果的に薬草です」

紳士 「……疲れてらっしゃるんですね」

元勇 「少し……いえ、かなり」
231 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 21:46:12.05 ID:7hDBLGG60
お風呂入ってきます
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 21:53:10.58 ID:/Xl4O429O
い、芋けんぴってオラにはわかんねぇ
ググった……なるほどこれか!知らん!
233 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 22:13:04.98 ID:7hDBLGG60
>>232
芋けんぴ、ぜひ食べてみてください。美味しいです
あとタガメも。食べたことないですが。
234 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 22:52:18.58 ID:7hDBLGG60
そして夕方

御者n 「はい、王都到着しやした」

元勇 「ふぅ、長かったな」

新米 「孫娘さん、王都でも一緒に遊びましょうね!」

孫娘 「絶対ですよ!」

紳士 「友情……素晴らしいですなぁ」

元勇 「(果たしてこれは友情なのか……?)」
235 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 22:57:19.78 ID:7hDBLGG60
元勇 「はい、心付け」

御者n 「えい、毎度あり」

元勇 「さて、新米。宿は実はもう決まっているんだが」

新米 「うぅ……孫娘さん」

孫娘 「新米さん……」

元勇 「……いつか遊ばせてやるからちょっと話聞け」

新米 「絶対ですよ!」

元勇 「絶対するから……」
236 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 23:00:56.25 ID:7hDBLGG60
元勇 「で、宿決めてあるんだけど」

新米 「どこですか?」

元勇 「ここからすぐ近く。昔お世話になってたところだ」

新米 「昔住んでたんですか?」

元勇 「1年ほどな。20の時に」

新米 「いいですよ。行きましょう」
237 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 23:05:38.00 ID:7hDBLGG60
孫娘 「さようなら、新米さん」

新米 「また会いましょう、孫娘さん」

紳士 「それじゃあ、またお会いしましょう」

元勇 「ええ、また」

テクテクテクテク

全員 「(同じ道だ……)」
238 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 23:17:20.57 ID:7hDBLGG60
紳士 「ははは、どうやら方向は同じらしい」

元勇 「そ、そうですね。あははは」

テクテクテクテク

元勇 「懐かしいな。お、あのバーまだあるのか。つまりこの角を……」

紳士 「いやー地図がわかりやすくて助かる。おや、あれがバー。つまりこの角を……」


元勇・紳士 「右に」


全員 「(えぇ……)」
239 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 23:35:55.14 ID:7hDBLGG60
元勇 「この辺からはよく覚えてる。確か散髪屋の近く……」

紳士 「さて、久しぶりに娘に会うが、元気だろうか。ふむ、この地図には散髪屋の隣と書いてあるな」

テクテクテクテク

元勇 「ごめんくださーい」

紳士 「娘、娘はおるかね?」

若女将 「お父さん!いまついたのね」

女将 「おや、元勇くんじゃないかい。久しぶりだねぇ」


全員 「(なんとなく知ってた)」
240 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/08(水) 23:39:06.91 ID:7hDBLGG60
今日は短いですが、ここらで終わります。
明日もいい日でありますように
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/09(木) 14:48:49.30 ID:QzvUX2N4o
おつ
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/09(木) 15:26:39.69 ID:ZEKB9T/FO
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/10(金) 22:01:44.65 ID:YgZsWky80
まだー?
244 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/10(金) 23:42:13.59 ID:r+mWQWgV0
期末テスト期間であんま余裕がねーです
今日は少しだけ……
245 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/10(金) 23:49:10.77 ID:r+mWQWgV0
紳士 「まさか目的地が同じ場所とは……」

元勇 「珍しいこともあるものですね」

紳士 「こちらが私の娘です。この旅館に嫁いでおりましてな」

若女将 「はじめまして。父がお世話になったようで……」

元勇 「いえいえ、こちらこそ……にしても懐かしいです。ここはいつでも変わらない」

若女将 「あら、ここにいらしたことがあったんですか?」

女将 「元勇くんは昔ここで働いていたんだよ」
246 : ◆TLlX830QlM [saga]:2017/11/10(金) 23:58:50.00 ID:r+mWQWgV0
元勇 「ここで板前の修行をしていた日々が懐かしいです」

新米 「料理は僧侶さんから習ったんじゃないでしたっけ?」

元勇 「基礎はな。ここでは特に美しく魅せる技術を教わったのさ」

女将 「本当に、懐かしいねぇ……あら、こんなところでいつまでも立ち話なんてのもなんですから、ささ、おありがください」

若女将 「お父さんはこっちにね。孫娘ちゃんも。うふふ、うちの娘が喜ぶわ」

孫娘 「新米さん、またあとで会いましょう!」

新米 「はい、またあとで!」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 01:26:05.67 ID:2pwvmUbA0


最悪でも月1更新あればスレ消えんから大丈夫よ
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 09:28:35.55 ID:+VXcmoxDO
自分語り、本編前の導入、台詞後の効果音は寒くてつまらないから止めような
リアルを持ち出さなくて済むよう、世界観はちゃんと練ろう
大丈夫、世の中のほとんどの人はお前なんか気にしてないから、良い意味で
頑張れ
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 10:04:45.12 ID:ii3CYe/FO
紳士の娘が若女将で
紳士の孫が孫娘で
若女将の娘が孫娘?
そのほかに娘がいると?
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 10:07:12.88 ID:lqKwB+fIo
ヒント   高校生
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 11:35:57.14 ID:+CHsW86+O
台詞後の効果音は俺はすき
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 15:07:20.53 ID:t4pfVTE1o
続き待ってる
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 08:09:16.75 ID:kQ+HlO3DO

なんで>>1にあれしろこれしろ言う奴が居るんだ?好きにさせれば良いのに
自分はこの板のルールブックとでも思ってんのか?
まあage sageだけは同感だが自分語りしようがリアル混ぜようが構わないだろ
嫌なら読まなきゃ良いんだから
それともまとめるのに面倒だからか?
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 08:40:02.41 ID:5Gwqr0Lto
長文キモッ
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/12(日) 09:06:12.32 ID:iZMLESp4O
>>253
他人にケチ付ける事が生き甲斐なんだからほっとけ
>>1も外野は無視して好きなように書いてくれ
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 09:11:24.09 ID:5Gwqr0Lto
>>255
おまえはまずレスするときはsageることを覚えような
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 12:00:44.29 ID:WQ99eJqzO
話は良さげなのに臭いからやで。

詰まらなかったらさよならするけど、面白いから、自分の好きな方向に誘導するんだぞ!

言われたことを鵜呑みにしろ!とは言わないが、感想1つもらえない人もいるから、
なんでこんなことを言うのか、とかを考えるといいと思うで。

あ、雑談は嫌いじゃない方だけど、物語に混ぜるのは好きじゃないかな。
レスを分けてくれると嬉しいです。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 16:38:03.73 ID:lL5iFy/no
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 21:19:33.26 ID:VTEuhn0Mo
>>253
SS速報は書き手にとても厳しい所
読者様の決めた暗黙のルールが沢山ある
一言で言えば投下マシーンになれ
好きにしたい奴はとっくに深夜や他所に行った
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 18:13:52.50 ID:pm5nap7A0
外野が厳しいスレだ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 05:57:21.85 ID:Ei6mvi6Io
続きまだ?待ってる
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 23:02:43.45 ID:nW0nR6zOO
エタったか……
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 01:19:26.82 ID:Ujfqb91KO
保守
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 01:08:55.65 ID:bQgUsI9v0
もう終わりなん?
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 07:13:48.72 ID:U5Ka2SGro
面白いのに...
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 07:37:38.58 ID:QaDEA9YBo
最後の新米のセリフが物語ってしまったのだろうは……
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