曜「会いたいよ……千歌ちゃん」

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 02:21:31.86 ID:A4F9xBffO
               
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         /"::::::::::::::::::::::"`ヽ    
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      l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::l  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ll\l    ̄    ̄    ̄ l/l:l  | 久々に笑わせていただきましたわ
      ll/l / ̄\   / ̄ヽ l\l:l  | こういうスレが沢山立ってた
     ll::::::l            l::::::ll < のが昔のラ板なんですのね今の新参は  
     l:l:::::l """  __ """ l:::::ll  | .昔のラ板を知らないから困りますわね  
     l:l:::::lヽ    ・ ━     ノl::::l   \_________________
     l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l    
     l:l:::::l:::::::::::::/    ヽ::ノ::ノリ:::::l   
     l/´ ヽ ̄ヽ    `///ヽ::::l  
    /´ ´ ` ヽ`:::><:///ヽヽ:l
    l´    / ヽ ̄ ̄ 囲  ̄ / `ヽ´  
    l    l    ̄ ̄ ̄△ ̄´     l  
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 02:21:42.21 ID:tADIEEFqO
??「あの、すみません…」

曜「ん?どうしました?」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

??「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ?
どこに行きたいんですか?」

??「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか?」

曜「○○旅館ですか?分かりますよ!
こっちです!」

??「ありがとうございます、助かります」ペコリ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 02:21:50.34 ID:sjQvZABRO
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ」ギュ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん」プルプル

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね?」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな?」ゴムソウチャク

ルビィ「…………」ビク...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて?」ポンポン

ルビィ「はい……」スッ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました」スタスタ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 02:21:59.16 ID:Lh5nREQ/O
勝ち負けのある遊び?
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 02:22:08.96 ID:YJtgI6sZO
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 11:09:09.86 ID:MvR0C/QG0
ラブライブ板でやってろ
迷惑かけんな
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 11:39:39.65 ID:PHV4Kn7p0
別にここでやっても何の問題もない
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 12:07:48.07 ID:fz+fwHSuO
ラブライブ板でできないから来たんだよなぁ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 12:22:34.20 ID:fmpyJt1QO
>>109
ラ板でってのは荒らしに言ってんじゃね
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 12:29:09.25 ID:IBpM/Gpb0
つまらないよ
112 :続けて欲しいです。 :2017/12/14(木) 19:04:16.93 ID:a0aYiZ5D0
続けてくれ!
113 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:10:47.68 ID:VPakXgRYO
〜〜〜
喫茶店



ダイヤ「……それで、なんですの。話とは」

梨子「お聞きしたいことがあるんです」

ダイヤ「それならば、以前話したはずでしょう」

ダイヤ「私は千歌さんの相談に乗っているだけで、それ以外には何も知らないと……」



梨子「――千歌さんは今、どこにいるんですか?」



ダイヤ「……はい?」

梨子「千歌さんに会わせてください」ペコッ

ダイヤ「会わせて……と言われましても」


梨子「ルビィちゃんから聞いてますよね、千歌ちゃんが行方不明になったと」

梨子「千歌ちゃんは、スマートフォンすら持っていかなかったんです」

梨子「私たちは連絡も取れず、あれから2年近く会っていない」



梨子「……知っていたはずですよね」

ダイヤ「何をですの?」

梨子「私たちが、千歌ちゃんと連絡が取れなかったことをです」


梨子「どうしてこの一年間、千歌ちゃんのことを私たちに隠していたんですか」


ダイヤ「……口止めされていたからですわ。千歌さんに」


梨子「そんな……どうして?」


ダイヤ「今となっては、隠す意味もないことですから言いますが」

ダイヤ「千歌さんにとって私は……唯一の相談相手だったのですわ」


梨子「――なんで?」

ダイヤ「……」


梨子「なんで、曜ちゃんじゃないの……?」

梨子「なんで、私じゃダメだったの……?」


ダイヤ「分かってあげてください……千歌さんは、貴方達に嫌われたくはなかったのです」

ダイヤ「お金の問題というのは、本当にデリケートですわ」

ダイヤ「一度こじれれば、どんなに信頼し合っていた親友同士でも、容易に破綻してしまう」
114 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:14:50.22 ID:VPakXgRYO
梨子「……ならどうして、ダイヤさんなんですか」


ダイヤ「私であれば、仮に嫌われたとしても……最悪《仕方ない》で済ませられるでしょう?」


梨子「……え?」


ダイヤ「千歌さんから聞いたことではありません」

ダイヤ「でも……千歌さんにとって、曜さんや梨子さんは、特別な人」

ダイヤ「絶対に、自分の嫌な部分を見せたくは無かったのだと……思います」


ダイヤ「私は、たとえ嫌いな相手だろうが避けたりなどしませんし」

ダイヤ「持ち掛けられた相談は、真剣に解決策を模索いたします」

ダイヤ「そういう付き合いを、昔からさせられてきましたから」


ダイヤ「まあだからといって、この一年で千歌さんを嫌いになったつもりは毛頭ありませんが」


梨子「……」


ダイヤ「それで、千歌さんと会わせてくれ……と」

ダイヤ「なぜ、私が千歌さんの居場所を知っていると思うんですの?」



梨子「前回、お金の相談をされたと言ってましたよね?」

ダイヤ「……」

梨子「できる限り安い物件を紹介したとも」

梨子「なら、千歌ちゃんが今住んでいる場所もわかるはずです」


ダイヤ「……知ってどうするおつもりですか?」

梨子「千歌ちゃんに会うんです」

ダイヤ「会ってどうするおつもりですか?」

梨子「それは……話をするに決まってるじゃないですか」
115 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:15:56.67 ID:VPakXgRYO

ダイヤ「……はぁ。梨子さん……前回お話したはずです」

ダイヤ「会わない方が、幸せかもしれない……と」


梨子「……もう、遅いんですよ」

ダイヤ「……え?」



梨子「もう……何もかも手遅れなんですっ!!」ガタッ



ダイヤ「梨子……さん」

梨子「ハァ……ハァ……」


梨子「……取り乱しました、ごめんなさい」スッ


ダイヤ「手遅れ……とは、どういう意味ですの?」


梨子「もう、会ってるんです」

梨子「千歌ちゃんと曜ちゃんは、もう会ってるんですよ」


ダイヤ「曜さんが……」


梨子「何度会ったのかまではわかりませんが……」

梨子「曜ちゃんの目には……千歌ちゃんしか映っていない」


ダイヤ「……」


梨子「お願いです、ダイヤさん」


梨子「千歌ちゃんに……会わせてください」
116 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:20:01.39 ID:VPakXgRYO
〜〜〜


梨子(ここが……千歌ちゃんの職場?)


ダイヤ『今の時間なら、千歌さんは働いているはずです』

ダイヤ『一応、アパートの住所も教えておきますが……』

ダイヤ『極力、そちらには行かないことをお勧めしますわ』


梨子(ここ……編集部だよね)

梨子(女性向け雑誌○○……新刊発売)


梨子(千歌ちゃんがここで働いてるって……嘘でしょ?)



梨子「……あの、すいません」

事務「はい」

梨子「えっと……こちらで、千歌ちゃ……高海さんが働いているとお聞きして」

事務「どんな御用でしょうか」

梨子「あの……その……私、彼女の友人で……」

事務「……申し訳ございません。社員、または事前連絡の無い方は――」


上司「――あら、かわいい子じゃない」


事務「お疲れ様です」ペコッ


上司「いいのよ、そんなにかしこまらなくて。大して年も変わらないんだし」

上司「それで……こちらの美人さんは?」

梨子「びっ、美人……///」


事務「いえ……その、高海さんにお会いしたいと」

上司「高海さん……ああ、あのとっても元気な子ね」

事務「元気というか……うるさいだけというか……」

上司「いいのよ、ムードメーカーも必要だわ」

上司「それで、お友達さん……だったわね」


上司「……あなた、もしかして」ジー


梨子「……え?」


事務「あの……お知り合いですか?」

上司「……ううん」


上司「――いいわよ。私が案内するわ」


事務「えっ? よろしいんですか!?」

上司「構わないわ。アポ取ってないとはいえ、友達に会いに来たと言っているんだし」

上司「悪い事するような子にもみえないしね」

事務「……分かりました。お好きにどうぞ」
117 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:24:29.27 ID:VPakXgRYO
――――――

――――

――



上司「……悪いわね、手間取らせちゃって」

梨子「いえ、寧ろ……ありがとうございます」

梨子「突然来てしまって、本当なら入れるはずなかったんですから」


上司「……ところで、お名前を聞いてもいいかしら?」

梨子「あ、はい。桜内梨子です」


上司「――フフッ」


梨子「え……何か変……ですか?」

上司「いえ、ごめんなさい」クスクス



上司「引かれあうもの……なんだなって」



ガチャッ



上司「ここよ、彼女のデスクがある部屋」

梨子「あ、はい……」


社員「あっ、えりち! もう〜、どこ行ってたん?」

上司「ごめんなさい。ちょっと、この子を案内してたのよ」

社員「この子……? あ、べっぴんさんやん」


梨子(も、もう……二人して!///)
118 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:26:42.81 ID:VPakXgRYO

上司「――桜内さん、あそこよ」


梨子「え……あ」



千歌「……スー……スー……」


梨子「あれ……寝てる?」


上司「あらら……そうみたいね」

社員「寝る子は育つっていうからな。女の子はたっぷり寝なきゃいけないんよ」

上司「睡眠時間は家で取って欲しいものね……調度いいわ、桜内さん」

上司「ついでに、起こしてあげてちょうだい?」ニコッ


梨子「は、はい……わかりました」



梨子「あの……おーい、千歌ちゃーん」


千歌「……うーん……なぁにぃ……?」

梨子「起きて―、千歌ちゃーん……」アセアセ

千歌「ううん……もう、よーちゃーん……これ以上食べられないってー……」エヘヘ

梨子「一体どんな夢見てるのよ……」


千歌「う……ん……りこ……ちゃん」


梨子「――!」


千歌「……うへぇ……変な顔……」フフッ


梨子「……」カチーン



社員「……うわー、あれは怒るな」

上司「え?」



梨子「――千歌ちゃんっ!!」
119 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:28:59.09 ID:VPakXgRYO
〜〜〜
1Fホール



千歌「もう……耳引っ張ることないじゃん」

梨子「千歌ちゃんが悪いんです」ツーン

千歌「ひどいよ梨子ちゃん……折角の再会なのに」

梨子「その再会シーンで、親友の顔を笑うなんて最低よね?」

千歌「だから、悪気はなかったんだってー! ただの夢じゃん!」

梨子「そもそも職場で寝る方がどうかしてるのよ!」


事務「……ゴホン」


千歌「あ……すいませーん……」

梨子「場所……変えよっか」

千歌「うん、そうだね」



――――――

――――

――



梨子「……どうする? どこか喫茶店にでも入る?」

千歌「おぉ……梨子ちゃんの口から喫茶店って言葉が出てくるなんて」

梨子「もう、バカにしてるの?」クスッ

千歌「だって梨子ちゃん東京に住んでたのに、東京のことあんまり知らなかったじゃん」

梨子「それは、ピアノばっかやってたからだって言ったでしょ!?」プンプン

梨子「……でも、ここ数週間で東京のこと……いっぱい知れたよ?」

千歌「東京に帰って来てたんだ?」

梨子「うん……曜ちゃんと、一緒に歩いた」

千歌「……そっか、曜ちゃんと」
120 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:31:21.83 ID:VPakXgRYO

千歌「……このまま、歩こっか」

梨子「え、うん……別にいいけど、寒くない?」

千歌「またすぐに仕事に戻らなきゃだし……長々とは話せないからね」

梨子「そんな……千歌ちゃんともっと話したいのに」シュン…



千歌「――私は、話したくないな……」



梨子「え……千歌……ちゃん?」


千歌「あ……違うんだよ、別に梨子ちゃんが嫌ってわけじゃないんだ」

千歌「ただ、梨子ちゃんと話してると……昔のこと、色々と思い出して」

千歌「それで……悲しくなっちゃうから」


梨子「千歌ちゃん……」


千歌「……梨子ちゃんは、最近どう?」

梨子「え?」

千歌「ピアノの方は順調?」

梨子「……うん。まあ、それなりに」

千歌「そっかー、それならよかったよ」


梨子「……」

千歌「……」


梨子「……あのね、千歌ちゃん」

千歌「ん?」


梨子「曜ちゃんと……会ったでしょ?」

千歌「……」


梨子「あの……それでね?」


千歌「……なさい」


梨子「……え?」


千歌「ごめんなさい……ごめんなさい……」


梨子(なに? どうしたの……?)


千歌「私……曜ちゃんや梨子ちゃんに会う資格なんてないのに……!」

梨子「千歌ちゃん……? 一体……」
121 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:33:09.59 ID:VPakXgRYO
曜『千歌ちゃんが……ちかちゃんがぁ……』

曜『りこちゃん……私……どうすればいいの……?』


梨子「――っ」


千歌「うぅ……ごめんなさい……」ポロポロ



梨子(今の千歌ちゃんは……まるで、小さい子が悪い事して、怒られて)

梨子(それで、泣きじゃくってるみたいな感じ……)


梨子(だったら……)



梨子「……大丈夫よ」ギュー


千歌「ふぇ……りこちゃん……?」


梨子「あなたは何も悪くないわ」

千歌「う……ぅ……」グスッ


千歌「……嫌いにならない?」

梨子「うん、当たり前よ。千歌ちゃんのこと嫌いになるなんて、あり得ないわ」ナデナデ

千歌「うぅ……りこちゃん……」


千歌「りこちゃん……!」ギューッ



――――――

――――

――



千歌「……私ね」

梨子「ん?」


千歌「私……ずっと逃げてた」


梨子「逃げて……?」

千歌「うん……誰かに嫌われることから、ずっと逃げてたんだ」

千歌「でも……りこちゃんのおかげで、変われる気がする」

千歌「ありがとね、梨子ちゃん。今日来てくれて」ニコッ


梨子(ああ……久しぶりに見た)

梨子(あの頃の、笑顔)


千歌「――ばいばい、梨子ちゃん」

梨子「あ……」


千歌「また、会えるといいね」

梨子「ええ……きっと会えるわ」



梨子「……いっちゃった」
122 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/14(木) 22:41:08.87 ID:VPakXgRYO
今日はここまで
プロットは完成したので近日中に完結予定です
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/15(金) 01:22:57.08 ID:TrvBzSPSO
なんで共学にしたんだよ死ね
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 01:31:13.48 ID:uOlgbY6p0
つづき気になる〜
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 10:13:53.93 ID:C04tVKd+0
まーたラブライブ板のSS雑談スレで愚痴溢してるよ
したらばでもpixivにでも移転すれば?
126 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/15(金) 12:47:21.12 ID:RNa9oOQ5O
〜〜〜
喫茶店



ダイヤ「……それで、なんですの。話とは」

梨子「お聞きしたいことがあるんです」

ダイヤ「それならば、以前話したはずでしょう」

ダイヤ「私は千歌さんの相談に乗っているだけで、それ以外には何も知らないと……」



梨子「――千歌ちゃんは今、どこにいるんですか?」



ダイヤ「……はい?」

梨子「千歌ちゃんに会わせてください」ペコッ

ダイヤ「会わせて……と言われましても」


梨子「ルビィちゃんから聞いてますよね、千歌ちゃんが行方不明になったと」

梨子「千歌ちゃんは、スマートフォンすら持っていかなかったんです」

梨子「私たちは連絡も取れず、あれから2年近く会っていない」



梨子「……知っていたはずですよね」

ダイヤ「何をですの?」

梨子「私たちが、千歌ちゃんと連絡が取れなかったことをです」


梨子「どうしてこの一年間、千歌ちゃんのことを私たちに隠していたんですか」


ダイヤ「……口止めされていたからですわ。千歌さんに」


梨子「そんな……どうして?」


ダイヤ「今となっては、隠す意味もないことですから言いますが」

ダイヤ「千歌さんにとって私は……唯一の相談相手だったのですわ」


梨子「――なんで?」

ダイヤ「……」


梨子「なんで、曜ちゃんじゃないの……?」

梨子「なんで、私じゃダメだったの……?」


ダイヤ「分かってあげてください……千歌さんは、貴方達に嫌われたくはなかったのです」

ダイヤ「お金の問題というのは、本当にデリケートですわ」

ダイヤ「一度こじれれば、どんなに信頼し合っていた親友同士でも、容易に破綻してしまう」
127 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/15(金) 12:48:18.33 ID:RNa9oOQ5O
>>113訂正です
千歌さんと千歌ちゃんを混同してました
128 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:17:52.24 ID:Q/I672qDO
――――――

――――

――



梨子「……はぁ」

梨子(結局……何も聞けなかったわね)


梨子(ああ、なんかモヤモヤする)


ガヤガヤ…


梨子(ここ……ゲームセンターか)

梨子(そういえば、まだ入ったことなかったな)

梨子(こういうところって、ストレス発散になるっていうし……)


梨子「ちょっとだけ、入ってみようかな」



〜〜〜
SE〇A



梨子(想像以上にうるさいわね……ここ)

梨子(大体やり方知ってるの、クレーンゲームくらいしかないし)

梨子(他のゲームは、どうやるのかも全然わかんないよ)


梨子(うぅ……やっぱり出ようかな)



オー…ガヤガヤ…



梨子(あれ……あそこ、人が集まってる)

梨子(誰かがプレイしてて……他の人はそれを見てるのね)
129 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:20:18.34 ID:Q/I672qDO

客A「おお、流石堕天使ヨハネ様!」

客B「マジパネェっす! 一生ついていきます!」


善子「フッフッフ……トーゼンよ! 私を誰だと思っているの?」

善子「私こそ! 天が地上に遣わした……」



梨子「……善子ちゃん?」



善子「なっ……誰よ! 今、そっちの名前で呼んだの!」


客A「そっちの名前……?」

客B「なんのことっすか?」


梨子「あのー……善子ちゃん、なにやってるのかな?」


善子「え……! リリー、どうしてここにっ……!?」

梨子「フッ……あなたの魔力を察知して、この場所へ辿り着いたってわけよ!」

善子「なんですって……仕方ないわね」

善子「ウェルカム・トゥ・ヘル・ゾーン……こうして相見えたからには、生かしてはおけないわ!」

梨子「上等っ……かかってきなさい! 返り討ちに……」



ザワザワ…



客A「その方は……ヨハネ様のお知り合いで?」

客B「ぐふふ、やべえメッチャタイプ」



梨子「あっ……///」カァァァァァ


梨子「ちょっと、善子ちゃん……!」コソコソ

善子「な……なによ」

梨子「ここ、出るわよ!」

善子「ハァ? あ、ちょ……待ちなさいよ!」
130 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:21:46.11 ID:Q/I672qDO
――――――

――――

――


梨子「ハァ……ハァ……ここまでくれば……ひとまず……」

善子「ゼェ……ゼェ……」

梨子「……善子ちゃん? 最近運動してる?」

善子「うっ……うるさいわね! 余計なお世話よ!」

梨子「さっきは少し暗かったから気付かなかったけど……少しふとっ――」

善子「だああああああああきーこーえーなーいーっ!!」


善子「……それで、どうしてここにいるのよ、あなた」

梨子「ああ、たまたま通りかかってね」

善子「たまたまって、海外に行ってたんじゃ……」

梨子「先々週くらいだったかな、帰国してたんだ」


善子「ちょ……なんでもっと早く言わないのよ!」

梨子「えっ……ええ!?」

善子「折角日本に帰ってきたんだから、顔くらい見せなさいよね!」


梨子「あ……うん、そうだよね」

梨子「ゴメン、善子ちゃん。次からはちゃんと連絡するから」ニコッ


善子「フン……」プイッ


梨子「……あれ? ヨハネじゃないの?」

善子「え? ――あっ、ヨハネよっ!」

梨子「忘れてたのね……一体どんな心境の変化かと」

善子「わわわ私はっ、堕天使ヨハネなんだからね!!」

梨子「はいはい、わかってますよー」

善子「流さないでよっ!」


グゥー…


梨子「あ……」

善子「なによ……燃費悪いのは相変わらずなの?」

梨子「うぅ……///」

善子「丁度いいわ。どっかファミレスにでも入りましょう」
131 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:23:22.20 ID:Q/I672qDO
〜〜〜
サイ〇リア



善子「……リリー」ズズッ

梨子「ん? なに、善子ちゃん」モグモグ

善子「ヨハネヨ……あなた、今どこに住んでるの?」

梨子「曜ちゃんの家に泊めてもらってる」

善子「そう……なら安心ね」

梨子「もう二週間以上泊めてもらってて……流石に悪いなーって思ってるんだけど」

善子「二週間って……曜さんのとこ、普通のアパートでしょ?」

梨子「うん、1Kの一人暮らし用」

善子「それって迷惑じゃない? よかったら……」

梨子「私も心配したんだけど……いいからずっといてくれって、曜ちゃんが」

善子「……ふーん」


梨子「――あ、すいません。カルボナーラひとつ」


善子「まだ食べるの?」モグモグ

梨子「私が全部払うよ」

善子「いや、流石に自分の分くらい払えるし」

梨子「遠慮しないの。ここは先輩におごらせなさい」

善子「先輩って……いつの話よ」



――――――

――――

――




梨子「ふぅ、おなかいっぱい」

善子「……中身は全然変わってないみたいで、安心したわ」

梨子「え?」

善子「……ううん、こっちの話」

梨子「私、そんなに変わってないかな?」


善子「おっちょこちょいなところとか、すぐお腹すかせるところとか」

善子「――あと、私に合わせてくれるところとか」


梨子「……本当にお腹すいてただけよ」
132 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:24:56.93 ID:Q/I672qDO

善子「フン。まあ、太らないようにせいぜい気をつけなさい」

梨子「……善子ちゃんは、少しダイエットしなきゃね」

善子「なっ……くぅ、リリーのがたくさん食べてるはずなのに……!」


梨子「私はいいんです、週に3回ジムに通ってるので」

善子「はっ、はあ!? ジム!?」

善子「……屈強な悪魔たちの集会に、この女は足を運んでいるというの……!!」

梨子「いやいや、そんな危ないところじゃないから」

梨子「よかったら、善子ちゃんも行ってみる? 日本にいる間なら、少しは案内できるわよ」

善子「ま、また今度ね!」アセアセ

梨子「ったく……相変わらずインドアなんだから」


善子「――じゃあ、この辺で」

梨子「うん、そうね」

善子「……あの」


善子「何かあったら、その……」

善子「上級リトルデーモンの貴方ならば、特別にこのヨハネの結界内部へ招待してもいいわよ?」


梨子「――」


梨子「……フフッ、ありがとう。ヨハネちゃん」

善子「う……もう! 知らないっ!///」パタパタ


梨子「あ……」


善子「……っ」クルッ

善子「連絡! しなさいよね!」


梨子「……うん!」

善子「絶対だからね! しなかったら呪うから!」

梨子「呪うって、なんか怖いよ!」


善子「……約束よ」

梨子「うん、約束」
133 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:27:03.73 ID:Q/I672qDO
――――――

――――

――



善子「……」テクテク

善子「約束……か」



バタッ



善子「え……なに?」


男「うぅ……」


善子「あいつ、また……」



善子「――ちょっと、また飲んでるわけ?」

男「う……ん……」

善子「アンタ、鞄の中身バラまいてるわよ?」

男「……放っといてくれ」

善子「放っておいてほしかったら、こんな道路のド真ん中に倒れてんじゃないわよ」

男「……」


善子「……ったく」ヒョイッ

善子「……ん?」


善子(これ……メモ帳よね)

善子(色々書き込まれてる……仕事のことかしら)


善子「……」チラッ


男「……」シーン


善子(こいつ、どんな仕事してるんだろう)

善子(……ちょっと覗いちゃっても、バレないわよね?)



パラ…パラ…



善子「……え?」

善子「なに……なんなのよ、これ」


男「……」


善子「何してるのよ、一体……」
134 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:28:37.17 ID:Q/I672qDO

男「……うーん」


善子「あっ……」サッ


男「……君、この間の」


善子「……ええ」

善子(やば……咄嗟にポケットに隠しちゃった)


男「ああ……鞄の中身、拾ってくれたのか」

善子「あ、うん。一応ね……」


善子(気付かれては……ないわね)


男「……いった」ズキズキ

善子「昨日も飲んだんでしょ。ちょっとそこに座ってなさいよ」

善子「水……買ってくるから」



――――――

――――

――



男「君さ……どうして僕に構うんだ?」

善子「なんでかしらね……特に理由はないわ」


善子「ただ……アンタ、昔の誰かさんに似てるのよ」

男「……彼氏さんかい?」

善子「まさか。彼氏なんて、生まれてこのかた……ゴホン」

善子「部活動の……先輩。アンタ、その人に雰囲気がよく似てるわ」

男「へえ、随分と頼りない先輩だね」

善子「そうね。全部自分で抱え込んで、抱えきれずに潰れてしまう」

善子「そのくせ、変に気配りできるんだから……危なっかしくて、放っておけないったらないわ」

善子「……それでも、私を救ってくれた恩人だから」

男「救った?」

善子「捨てるはずだった大切なものを……捨てなくてもいいって、好きなままでもいいんだって」

善子「燻っていた私の背中を、押してくれた人だから」

善子「だから……感謝してる」


善子「――なんて、本人の前では絶対言ってあげないけどね」


男「……感謝の気持ちは、ちゃんと伝えるべきだよ」

善子「は?」


男「いつまでも伝えずにいると、後悔ばかりが募って……やがて破綻する」


善子「……アンタ、何かあったの?」

男「……別に」
135 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/15(金) 23:31:08.36 ID:Q/I672qDO

善子「学校、辞めたんでしょ? そのあと……」


男「……やっぱり君、津島さんだったか。どうにも似すぎているなと思ったんだ」

善子「悪かったわね……途中から顔出さなくなっちゃって」

男「別に、気にしてないよ。文芸部だから、幽霊部員なんて結構いるし」


善子「……アンタ、彼女がいるのよね?」

男「……」

善子「その彼女って、もしかして……」


善子「……やっぱいい。ゴメン、詮索しすぎ――」


男「――いないよ」


善子「……え?」

男「彼女なんていないし……できたこともない」


善子「……あっそ」

善子「まあいいわ。アンタのことなんて興味ないし」


男「君には感謝してるよ」

善子「……?」

男「前回と、今回も……倒れてる僕に構ってくれて」


善子「――っ」ズキッ


男「さてと……今日はやめておこうかな」

善子「なにを?」

男「パチンコだよ。今日は帰ることにした」


善子「あの……最後に聞いてもいい?」

男「ああ」


善子「アンタ……一人暮らし、なのよね?」


男「……みたいなものだよ」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 23:53:21.02 ID:TrvBzSPSO
16:名無しNIPPER[sage]
2017/11/28(火) 00:06:30.77 ID:bSBZzfUho
書き手に主体性のない、『どこかでみたキャラクター像』でしか動けてない登場アイドルたちのお話ですねぇ……
もうちょっとオリジナリティとか考えて書いてください。 ま、がんばれ

17:名無しNIPPER[sage]
2017/11/28(火) 00:10:16.21 ID:GaPauJ86o
>>16
これコピペ?
コピペじゃないんだとしたらすごく寒いな
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:54:06.20 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:54:34.64 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:55:02.51 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:55:28.50 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:55:54.97 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 23:56:22.62 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:56:49.62 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 23:57:20.98 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 23:57:48.22 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/15(金) 23:58:14.35 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
147 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:05:05.43 ID:lHb1Hq6uO
〜〜〜
翌日 ファミレス



善子「……悪いわね。昨日の今日で呼び出しちゃって」

梨子「ううん、別にいいの。曜ちゃん今日もバイトらしくて、私一人だったから」


善子「曜さんとは……付き合ってるの?」


梨子「えっ……ふえぇっ!!///」


善子「だって、同棲してるんでしょ? そういう関係なのかなって」


梨子「な、ないない!! だって私……フラれた、みたいなもんだし」


善子「フラれた?」

梨子「あっ……」


善子「なによ、告白でもしたわけ?」

梨子「うぅ……その……」


梨子「一緒に……ヨーロッパに行かないかって」


善子「言ったの?」

梨子「はぃ……言いました」


善子「それで、返事は?」

梨子「……行かないって。泣きながら断られちゃった」


善子「ふーん……」

梨子「仕方ないというか、当たり前というか」

梨子「そもそも今の曜ちゃんがヨーロッパになんて、無理な話だって分かってたし」


梨子「っていうか、そんなつもりで誘ったわけじゃありません!」

善子「なにそれ? 遠距離がイヤだから着いてきて……なんて、まるで恋人じゃない」

梨子「だーかーらー! 違います!」

梨子「単に、その……曜ちゃんと一緒に住んでるあの空間を、失いたくなかっただけ」


梨子「本当に他意はないから! わかった!?」


善子「はーい……わかりましたよーっと」



梨子「もう……それで、今日はどうしたの?」


善子「ああ、やっと本題ね」

梨子「え?」

善子「だって、貴方が急に惚気話始めるから」

梨子「のろっ……そんなんじゃないよぅ!///」


善子「はいはい……」ゴソゴソ
148 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:06:33.42 ID:lHb1Hq6uO

梨子「……善子ちゃん?」

善子「ヨハネヨ……これ、どう思う?」

梨子「何これ、手帳がどうかしたの?」

善子「とりあえず、中を見て」

梨子「う、うん……」


梨子「えーっと……特に変わったところはないみたいだけど」

梨子「これ、善子ちゃんの手帳?」

善子「だからヨハ……はあ」

善子「私のものじゃないわ。見て欲しいのは、後ろのメモ欄よ」


梨子「メモ欄……」パラパラ


梨子「――え?」


善子「……」


梨子「なに……これ」

善子「……見れば分かるでしょ」


梨子「誰なの……?」

梨子「これ、誰が書いたのっ!?」ガタッ


善子「ちょ……! 落ち着きなさいよっ!」


梨子「ハァ……ハァ……そうね」

梨子「最近の私、動揺してばっか」スッ


梨子「その……どうしたの、これ」

梨子「見た感じ……っていうか、一目瞭然だけど」

梨子「犯行の計画……よね?」


善子「そうね。しかも、曜さんをターゲットにした」


梨子「曜ちゃんのバイト先から始まって、人通りの少ない道をわざと選んで」

梨子「途中コンビニに寄って……そのコンビニの監視カメラのことまで調べてある」

梨子「お金を受け取って、マックに寄って……携帯の着信BGMを鳴らして、その場を去る……一つ一つ、事細かに」


梨子「それだけじゃない……曜ちゃんの個人情報まで……!」
149 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:08:49.67 ID:lHb1Hq6uO

善子「これ、ある人の持ち物なの」

梨子「……誰なの、その人」



善子「一個上の、文芸部部長」



梨子「文芸部……?」

善子「知らない? 卒業間際に学校を辞めたって聞いたけど」

梨子「それって――」


善子「確か……佐原、とかいったかしら」


梨子「さ……はら……?」


善子「何? 知ってるの?」

梨子「知ってるもなにも……」


梨子「――その人、私の同級生よ」
150 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:10:23.55 ID:lHb1Hq6uO
――――――

――――

――



〜〜〜
二週間前 喫茶店



梨子「急に呼び出してごめんなさい、ダイヤさん」

梨子「身近にいて、頼れる知り合いって考えて……咄嗟にダイヤさんが思い浮かんだんです」


ダイヤ「いえ、いいのです。お久しぶりですわね、梨子さん」

梨子「はい、二年ぶりですね」

ダイヤ「これでも心配していましたのよ? 向こうで何か、困り事はありませんの?」

梨子「大丈夫です。今のところ、なんとか」

ダイヤ「そうですか……」


梨子「その……曜ちゃんの件ですが」


ダイヤ「その後、曜さんのご様子は?」

梨子「……正直、見ていられません。時折ボーっとしていたり、寝ている時にうなされたり」

ダイヤ「なら、一刻も早く解決したいものですわね」

梨子「本当にごめんなさい……ダイヤさんは無関係なのに」


ダイヤ「構いませんわ」

ダイヤ「曜さんが詐欺に遭ったとなれば、見過ごすわけにはいきませんものね」


梨子「とはいったものの、一体私たちに何ができるのか……」


ダイヤ「疑問を一つ一つ処理していきましょう」

ダイヤ「まずは……なぜ曜さんが狙われたのか」


梨子「それは、ラインで伝えた通り、きっと無差別の……」

ダイヤ「それでは納得できませんわね」

梨子「え?」

ダイヤ「梨子さんの話では、曜さんはAqoursの復活を餌にされたと」

ダイヤ「ならば……少なくとも犯人は、Aqoursを知っている人物」
151 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:27:11.54 ID:lHb1Hq6uO

梨子「それは、あまりにも当然すぎるというか……多すぎて絞り切れませんよ」

梨子「だってAqoursは、ラブライブの舞台で優勝して……地上波でも放送されたくらいなんですから」


ダイヤ「――本当にそうでしょうか?」


ダイヤ「まず、状況を整理しましょう」



犯行は、辺りが暗く人通りの少ない時間帯に行われた

曜さんはバイトの帰り道で、とある男に話しかけられた

曜さんが言うには、日本人で間違いないとのこと

出会いがしらに犯人が放った言葉は――


『あの……渡辺曜さんですよね? Aqoursのメンバーの!』



梨子「曜ちゃんは、時間も時間だし……相当警戒したみたいです」

梨子「でも、相手がAqoursのことをあまりにも真剣に熱く話すものだから……」


ダイヤ「かつて、μ'sに憧れていた千歌さんの姿を重ねてしまった」



すっかり警戒心を解いてしまった曜さんは、男が芸能プロダクションのマネージャーであることを告げられる



梨子「あの……やっぱり、犯人を絞るのには無理があるんじゃ?」

ダイヤ「そんなことはありませんわよ」


ダイヤ「梨子さん。Aqoursがラブライブで優勝して、一躍有名になったのは……いつの話ですの?」

梨子「え? そんなの、ダイヤさんも知って……」

ダイヤ「……」ジー

梨子「うぅ……3年前、ですけど」

ダイヤ「そう。あれからもう3年も経っているのですわ」


ダイヤ「ですから、犯人がただのファンである可能性は低いのです」

梨子「え……どういうことですか?」


ダイヤ「一般的なアイドルの場合、グループを解散、または離脱したとしても、他の場で活躍することが多い」

ダイヤ「したがって……解散に伴い多数のファンが離れてしまうことはあれ、0になることはまずない」


ダイヤ「ですがAqoursの場合、あれから誰一人として表舞台に立ってはいません」

ダイヤ「唯一梨子さんはピアノのコンサートに出演されていますが、それは海外での話」

ダイヤ「あのμ'sがそうだったように……そろそろ、ほとぼりが冷めてもおかしくない時期なのですわ」
152 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:33:22.86 ID:lHb1Hq6uO

梨子「確かに、全スクールアイドルの憧れや目標ではあっても……」

梨子「一般の人にとっては、既に過ぎ去ったブームでしかなかった」

ダイヤ「無論、スクールアイドルそのものの規模は、当時に比べてずっと大きくはなっていましたが」


ダイヤ「何が言いたいかというと、Aqoursの場合……ファンがついていく事自体、不可能だということです」

梨子「つまり……私たちは、既に忘れ去られてしまった?」

ダイヤ「忘れられたというと、語弊が生じるかもしれません」


ダイヤ「ただ、メディアでAqoursを知っただけの人物が犯人である可能性は、限りなく低いのではないかと」


梨子「なら犯人は、知り合いということですか?」

ダイヤ「必ずしもそうとは言い切れません」

ダイヤ「もしかすると梨子さんの言う通り、その手のプロに狙われた可能性もあります」


ダイヤ「ですがとりあえずは、知り合いであるという可能性を追ってみましょう」

ダイヤ「それに……その線を強くする根拠がもう一つ」

梨子「え……?」

ダイヤ「少なくとも……暗い中で、曜さんの顔を瞬時に判別できるほどには、曜さんを見慣れているということです」


ダイヤ「しかも、曜さんのバイト先を知っている人物」

ダイヤ「曜さんのバイトの帰り道に、犯人は声をかけてきたのですよね」

ダイヤ「犯人は、曜さんのバイトが終わるまでずっと待っていたはず」

ダイヤ「そこまで知っているとは、余程親密な関係なのでしょうか」

ダイヤ「大学の同期ということもあり得ますわね」


梨子「曜ちゃんは、大学の友人にAqoursのことは話していないって言ってました」

梨子「バイトの最中に知り合いに鉢合わせるのは苦手だからって、どこで働いてるかも言ってないみたいですし」

梨子「実際、私も曜ちゃんのバイト先は知りません」

梨子「まあ……先日お酒を飲んだ時、先輩に看板娘って言われてるって愚痴をこぼしてましたし」

梨子「やっぱり曜ちゃん、オーラが強いっていうか……何をするにも目立つんです」

梨子「もしかすると、気づいている人もいるかもしれません」


ダイヤ「なるほど……とにかく、仮に犯人が曜さんの通う大学の関係者であったならば、私はお手上げですわ」

ダイヤ「ただ、高校のことであれば、いくらでも調査は可能です」

梨子「えっ……本当ですか!?」

ダイヤ「はい。黒澤家の権力と、それに……鞠莉さんにもご相談して、可能な限り調べつくしましょう」

梨子「ダイヤさん……本当に、ありがとうございます」ペコッ

ダイヤ「頭をあげてください……これくらい、どうってことありませんわ」

梨子「私も、同級生とか……できる限りのことは調べてみます!」

153 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:34:24.70 ID:lHb1Hq6uO

ダイヤ「……佐原」

梨子「え?」


ダイヤ「いえ……高校といえば、以前お母様がおっしゃっていたことが」

ダイヤ「なんでも、滞納していた学費が限界を超え、卒業間際になって辞めてしまった方がいらっしゃると」


梨子「それ……私、知ってます」

ダイヤ「知っている……?」


梨子「同級生だったんです」

梨子「でも……正直、クラスではあまり目立たない方で」

梨子「あまり記憶がはっきりしていないんですけど……ただ、千歌ちゃんが積極的に話しかけていました」


ダイヤ「……千歌さんが?」

梨子「はい。クラスみんなと友達になりたいんだーって」

ダイヤ「千歌さんらしいですわね」


梨子「それに千歌ちゃんと佐原君、よく話していたんです……なんでも千歌ちゃんが、彼を放っておけないからって」

梨子「そのうち曜ちゃんが嫉妬しはじめて、曜ちゃんの方から千歌ちゃんに話しかけることが増えていったんですけどね」


ダイヤ「曜さんが……」


ダイヤ「――その件、少し気になりますわね」

梨子「え……?」

ダイヤ「いえ、こちらの話です」
154 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:36:30.58 ID:lHb1Hq6uO

ダイヤ「では、私はこれで」

梨子「あ、はい。今日はありがとうございました」

ダイヤ「お気になさらず。お互い、分かった事は逐一報告し合いましょう」

梨子「はい。どうか、よろしくお願いします……!」


梨子「……ダイヤさんは、すごいですね」


ダイヤ「はい?」


梨子「頼りになって、しっかりしてて、細かい事にも気配りができる」

梨子「私とは……大違い」


ダイヤ「……梨子さん?」


梨子「こんな……曜ちゃんが大変な時なのに」

梨子「私には、何の力もないっ……!」


ダイヤ「……」


梨子「私、曜ちゃんを泣かせた犯人が憎いんです……!」

梨子「いますぐ捕まえて、曜ちゃんにお金をきっちり返させて」

梨子「それで……全身全霊で謝らせたい」


梨子「それなのに……私ひとりじゃ、どうすることもできないんです……」


ダイヤ「梨子さん……」

ダイヤ「そんなことありませんわよ?」


梨子「……え?」


ダイヤ「梨子さんは、曜さんの力になってあげることができる」

ダイヤ「だって、今曜さんの傍にいてあげられるのは……」

ダイヤ「梨子さん……貴方でしょう?」


梨子「――っ」


ダイヤ「曜さんを……頼みましたわよ?」


梨子「はい……頑張ります」
155 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:37:46.78 ID:lHb1Hq6uO

梨子「本当なら……千歌ちゃんがいたらよかったんですけどね」


ダイヤ「千歌さん……?」


梨子「千歌ちゃんならきっと、私にはできないことも簡単にできる」

梨子「曜ちゃんの一番の力になってあげられるのは、きっと千歌ちゃんなんです」


ダイヤ「それは……」


梨子「千歌ちゃん……どこにいるんだろうなあ」


ダイヤ「……!」ズキッ


ダイヤ「あ……の……」


梨子「はい……?」


ダイヤ「私……千歌さんに会っているんですの」


梨子「――えっ?」

梨子「ど、どういうことですかっ!?」


ダイヤ「……はっ」


梨子「あの、ダイヤさん!」


ダイヤ「えっと……その……」

ダイヤ「千歌さんの、ご相談に乗っているのですわ」


梨子「相……談……?」


ダイヤ「ええ、その……お金のこととか……安い物件をご紹介したり……」

ダイヤ「ただ、それ以外のことは何も知らなくて……」


梨子「なんっ……で……!」


ダイヤ「……梨子さん、これだけは言っておきます」


ダイヤ「――今の千歌さんには……会わない方が、幸せかもしれませんわ」


梨子「……え?」


ダイヤ「ごめんなさい、これ以上は……」

ダイヤ「お金はここに置いておきます。では……」パタパタ


梨子「あっ……ダイヤ……さん……」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 22:38:49.96 ID:7DuGpPQA0
移転しないの?
157 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:39:49.44 ID:lHb1Hq6uO
――

――――

――――――



〜〜〜
現在 某マック



曜「ありがとうございましたー!」


スタッフ「曜ちゃん、お昼休みに入っていいよ」

曜「あ、はい。じゃあ、お言葉に甘えて……」


曜(……今日も、千歌ちゃん来ないのかなあ)

曜(なんて……来るわけないんだけどね)

曜(ただ、以前千歌ちゃんがここを訪れた時から……そのうちまた、ひょっこり顔を出すんじゃないかって)

曜(どこか、期待してる私がいる)

曜(そんなわけ……ないのに)


曜「はあ……」


スタッフ「曜ちゃん? なんか辛い事でもあった?」

曜「あ、いえ。そういうわけじゃないんですけどね」

スタッフ「いいんだよ? 遠慮せずに言っちゃっても」

曜「あう……南さんの声でそういうこと言われると、ついつい甘えたくなっちゃいますよ」

スタッフ「フフッ♪ 私、声優目指してるからね」

曜「えー、勿体ないなあ……」

曜「私の誕生日プレゼントの時に南さんが作ってくれたバック、よくできててすごいなーって思ったのに」

スタッフ「そんなことないよー。曜ちゃんが作ってくれたマフラーの方が、ずっと可愛いよ?」

曜「い、いやあ……それほどでも……」


スタッフ「そんな何でもできる曜ちゃんが悩み事……私、聞いてみたいなあ?」

曜「いやいや、本当になんでもないんですよ、なんでも……」アハハ
158 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 22:41:52.00 ID:lHb1Hq6uO

スタッフ「そうかなあ。私、てっきり同棲してる人と何かあったのかと……」

曜「――っ!」ブブッ

曜「ちょ……南さん!?」

スタッフ「うん? どうしたの曜ちゃん、そんなに慌てて」

曜「私、同棲してるなんて言いましたっけ!?」

スタッフ「ううん、言ってないよ? でもその慌てっぷりからすると、本当だったみたいだね♪」

曜「うっ……うぅ……///」

スタッフ「いや、だってねぇ……最近の曜ちゃん、やけに嬉しそうにお家に帰るから」

スタッフ「もしかして、素敵な人でも見つけたのかな? って♪」

曜「えぇっ!? 私、そんなウキウキで家に帰ってますか?」

スタッフ「うん、毎日ルンルンしながら帰ってるよ♪」

曜「ルンルンって……」


スタッフ「悩み事って、そのことじゃないの?」

曜「あ……えと……」

曜「はい……そうなんです」


スタッフ「わあ! やっぱり♡」

曜「最近、ちょっとうまくいってなくて」

スタッフ「なんだぁ……そんなの、キスすれば解決だよ?」

曜「ええっ!? きっ……キスって……!///」カァァァァァ

スタッフ「大丈夫! 曜ちゃんの想いは、きっと伝わるはず!」ウンウン

曜「う、うぅ……///」


プルルル…


曜「あれ……電話だ」

スタッフ「いいよ、出て」

曜「すいません、失礼します……って、あれ? 知らない番号……」

スタッフ「大丈夫?」

曜「あ、はい……とりあえず出てみますね」


プッ


曜「……もしもし?」



『……高海です』



曜「――え?」
159 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 23:14:37.23 ID:lHb1Hq6uO

千歌『えと……あの……よーちゃんだよね?』

曜「あ……うん。そう……だよ?」


千歌『ホッ……よかった。チカ、おっちょこちょいだからさ』

千歌『よーちゃんの電話番号、書き間違えてたらどうしようって』

千歌『ずっと……心配だった』


曜「電話番号?」


千歌『うん。ほら、私……スマホ置いてったじゃない?』

千歌『だから、みんなと連絡取れないなーって思ってたんだけど』

千歌『でも……なんでだろう。よーちゃんの連絡先だけは、メモして持ってたんだ』


曜「そっか……」


スタッフ「おーい……曜ちゃん?」コソコソ


曜「あっ……ごめんなさい、場所変えますね」

スタッフ「ううん、別にここで電話しててもいいよ?」

曜「いえ、そういうわけにはいきませんよ」

スタッフ「……彼氏さん?」

曜「うえっ!? ちっ、違いますよ!!」

曜「もう、南さんったら……!」パタパタ


バタン…


スタッフ「……フフッ、かわいいなあ」
160 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 23:16:28.26 ID:lHb1Hq6uO
――――――

――――

――



千歌『あの……よーちゃん。迷惑だった……かな?』

曜「そんなことないよ。ちょっと場所変えただけ」

千歌『バイト中だった?』

曜「うん。でも、昼休みだから」

千歌『そうなんだ……でも、安心してね? あんまり長くは話さないから』

曜「そんな……私、いつまででも話したいよ」

千歌『チカも、ホントはずっと話してたいよ?』


千歌『あのね、よーちゃん……今度、会えないかな?』

曜「え?」

千歌『よーちゃんが暇な時でいいんだ。だから……ね?』

曜「うん……うんっ! 会いたい! 会いたいよっ!!」


千歌『よーちゃん……フフッ、よかった』

千歌『今週の日曜日、〇△駅の東口でいいかな?』


曜「うん、わかった! 予定空けとくよ!」

千歌『ホントに大丈夫? バイトとか、大学の予定とか……』

曜「もう、大丈夫だって! 心配しないでよ」

千歌『そっか……嬉しいな』
161 : ◆PChhdNeYjM [saga]:2017/12/17(日) 23:17:27.57 ID:lHb1Hq6uO

千歌『じゃあ……切るね?』

曜「え、もう?」シュン…

千歌『うん。あんまり長々と話すと、よーちゃんに悪いから』

曜「そんなことないのに……」

千歌『えへへ……実は、チカもこっそりお仕事抜け出してたり』

曜「え? 千歌ちゃん、仕事してるの?」

千歌『うん。とってもいい職場だよ?』

曜「そっか……頑張れ、千歌ちゃん」

千歌『ありがとう』


千歌『じゃあ、また週末に』

曜「うん……またね」


プッ


曜「ふぅ……」



曜「…………」



曜「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ダダダッ



曜「ヤバイヤバイヤバイッッッ!!」



曜「千歌ちゃんに……会えるんだ!」
162 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/17(日) 23:27:27.13 ID:lHb1Hq6uO
今日はここまで
埋められない限りはここで続けます
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 01:28:34.76 ID:O6h3P+81o
佐原でもう鼻がとんがってる人にしか見えなくなったわ
164 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/18(月) 19:19:02.62 ID:umxFtawJO
建て直すのでこのスレは落とします
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/19(火) 09:18:12.41 ID:hgC0WFk70
どこに建て直すの?
続ききになるので教えていただきたい
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 10:30:12.41 ID:WoY4wN3G0
こっちでやります、移転しますと忙しいなぁ
167 : ◆PChhdNeYjM [sage]:2017/12/19(火) 11:34:01.21 ID:ZeUobb+/O
>>165
したらばに建てる予定です
168 : ◆PChhdNeYjM [sage]:2017/12/19(火) 11:59:49.04 ID:ZeUobb+/O
プロットを見直して一部書き直しますが年内に完結させるつもりです
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/19(火) 14:38:59.57 ID:hgC0WFk70
ありがとう、待ってます
170 : ◆PChhdNeYjM [sage]:2017/12/19(火) 16:55:35.42 ID:1hpLlIxwO
>>166
同じssを繰り返し投稿するのは手間がかかりますし本当ならやりたくないんですけどね
ここで更新していると貴方のような荒らしが湧きますから
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 20:58:10.75 ID:Td4EWZGSO
いったい誰と戦っているんだ
172 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:22:25.37 ID:cke+wNK7O
〜〜〜
曜のアパート



曜「ただいまー」

梨子「あっ、おかえり」コトコト

曜「スンスン……いい匂い。梨子ちゃん、夕飯作ってくれてるんだね」

梨子「うん、大したものじゃないんだけどね」

曜「そんなことないよ、すっごく嬉しい」

梨子「今日はシチューにしてみました」

曜「わぁぁぁ……久しぶりに食べるかも」

梨子「ルーを使わずに、小麦粉から作ってみたんだ」

曜「うそ、すごい本格的だねー」

梨子「一応、丁寧に作ったつもりだから……」

曜「楽しみ!」エヘヘ

梨子「もう食べれるけど、どうする?」

曜「ホント? 実はすっごくお腹すいててさー……あ、盛り付けは私がやるね」

梨子「曜ちゃんは着替えてきて? 大丈夫だから」

曜「あ、うん……じゃあ、お言葉に甘えて!」
173 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:25:21.42 ID:cke+wNK7O
―――




「「いただきまーす」」


曜「あっつ……ハムハム……」

梨子「もう、よーちゃん。落ち着いて食べなさい」

曜「ふぁーい……うん、美味しい!」

梨子「そっか、よかった」


梨子「……あのね、曜ちゃん」

曜「ん? なに、梨子ちゃん」

梨子「今週の日曜日なんだけど……」

曜「うん、どうかしたの?」

曜(日曜……千歌ちゃんとの約束の日だ)


梨子「実は、オペラシティのコンサートで、ピアノを弾くことになったの」

曜「え? 梨子ちゃんが?」

梨子「うん……なんでも、急にキャンセルが入っちゃったらしくて……その代役、みたいな」

曜「でも、どうしてまた……」

梨子「コーチに言われたの。長く日本にいるんだし、折角だから弾いて来いって」

曜「そっか……梨子ちゃんはすごいね」

梨子「そんなこと……その、それでね? そのコンサート、無料で鑑賞できるの」

曜「梨子ちゃんの演奏を?」

梨子「うん、それで……よかったら曜ちゃん、聴きに……来てくれないかな?」

曜「私で……いいの?」

梨子「曜ちゃんがいいの」

曜「えーっと……その……」

梨子「ダメ……かな?」

曜「ううん! ダメじゃないんだよ、ただ……あの……バイト! バイトが入っててさ!」

梨子「バイト……」

曜「本当は行きたいんだけどさ、その日埋まってて……ごめん!」


梨子「――そっか。じゃあ仕方ないね」
174 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:26:51.77 ID:cke+wNK7O
―――




曜「……じゃあ、電気消すね?」

梨子「うん」


曜(あーもう……なんであんな断り方しちゃったかな)

曜(別に、嘘つく必要なんてなかった。っていうか、千歌ちゃんと一緒に行ったってよかったはずで……)

曜(なんだか、モヤモヤするなぁ)


曜「……起きてる? 梨子ちゃん」

梨子「スー……」

曜「寝ちゃってる……か」


曜「……実はね。日曜日にバイトが入ってるって、嘘なんだ」

曜「梨子ちゃんのコンサートに行きたいって気持ちは本当だよ。それは信じて欲しい」

曜「あのね……今日、千歌ちゃんから電話が来たんだ」

曜「日曜日、会えないかって……私、何も考えないで即OKしちゃったよ」

曜「考えてみれば、おかしな話だよね。私たちから離れていったのは千歌ちゃんなのに、その千歌ちゃんが『会いたい』だなんて」

曜「また、裏切られるかもって……わかってたのに」

曜「私……やっぱり、行かない方がいいのかな?」

曜「行っても、また拒絶されて……傷つくだけなのかな?」

曜「梨子ちゃんの傍にいた方が……幸せ、なのかな?」


曜「――なんてね。色々変なこと言っちゃったよね」

曜「っていうか、寝てる梨子ちゃんにこんな事言っても、仕方ないのにね」


曜(あー……何やってんだろ、私)


梨子「……曜ちゃん」

曜「え?」

梨子「……」スッ

曜「梨子ちゃ……起きてたの?」

梨子「今、目が覚めたんだ」

曜「聞いて……た?」

梨子「うん、少し」


曜「ゴメン、梨子ちゃん。私……」


梨子「行ってあげて」

曜「……え?」

梨子「行ってあげて、曜ちゃん。千歌ちゃんの所へ」

曜「で、でも……」

梨子「私は大丈夫。コンサートなら、海外で嫌というほど経験してきたもん」

曜「……梨子ちゃん」

梨子「私は、心配いらないから……ね」


梨子「行ってらっしゃい、曜ちゃん」
175 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:27:51.32 ID:cke+wNK7O
〜〜〜
〇△駅東口


曜「……」ソワソワ

曜(ヤバい……時間聞くの忘れてた)


曜(10時……か)

曜(はぁぁぁ……2時間待っても来なかったらどうしよう)


曜「……あれ?」


曜(あそこでウロウロしてるの……千歌ちゃんだよね?)


曜「……!」パタパタ


曜「おーい、千歌ちゃん!」

千歌「……あ! よーちゃん!」

曜「えへへ……千歌ちゃんだ」

千歌「うん、よーちゃん」

曜「ごめん。私、時間とか聞いてなかったよね。その……どれくらい待った?」

千歌「私も、実は今来たところだったんだ」

曜「そっか! よかった……1時間とか待たせてたらどうしようって……」

千歌「ごめんね。千歌も、ついさっき時間言い忘れてたって気付いてさ」

千歌「おっちょこちょいなところは相変わらず……アハハ」

曜「でも……こうして会えた」

千歌「うん……」


曜「――じゃあ、どこに行こうか?」
176 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:29:42.01 ID:cke+wNK7O
〜〜〜
マック


千歌「すごいね、どこもかしこもクリスマス仕様だよ」

曜「そうだね〜……みんなカップルばっかだった」

千歌「恋愛かー、したことないんだよなあ」

曜「……なんかごめんね? せっかくのクリスマスだってのに、マックなんかでさ。色々あって、ちょっと今お財布が寂しくて……」

千歌「ううん、いいんだよ。よーちゃんとお話しできるってだけで、すっごく嬉しいよ!」ニコッ

曜「……うん、私もうれしい!」


千歌「……最近どう? 大学とか、バイトとか」

曜「順調だよ。最近はね」

千歌「そっか……あのさ、チカが内浦から出て行った後、なんか変わった事とかあったかな」

曜「変わった事? うーん……あれから1ヵ月くらいで、私も東京にきたからなー」

曜「まあ変わった事と言えば……ルビィちゃんが実家を継ぐためにお稽古を再開したことかな」

千歌「え? ルビィちゃんが?」

曜「そうそう、髪なんかも伸ばしてね。今は静岡の大学で、経済とか勉強してるみたい。内浦復興のために頑張るんだって」

千歌「へえー……あのルビィちゃんが」

曜「花丸ちゃんも、ルビィちゃんと同じ大学に進学したんだよ」

千歌「うわー、羨ましいなあ」

曜「でも善子ちゃんは、どうしてもやりたいことがあるからって、東京の専門学校を選んだんだ。年末に帰って善子ちゃんと会った時は強がってたんだけど……ホントは寂しそうだったな」

千歌「ふーん……」

曜「それでね――」
177 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:32:05.55 ID:cke+wNK7O
―――




曜「……ねえ、千歌ちゃん」

千歌「ん? なあに?」

曜「あのね……お昼なんだけど」

千歌「うん」

曜「ご飯食べる前に、行きたい所があるんだ」

千歌「行きたい所?」

曜「うん。ここからそんなに離れてないから……行ってもいいかな?」

千歌「もちろんだよ。全然大丈夫」

曜「お昼ちょっと過ぎちゃうけど、1時間くらいって言ってたからさ」


―――




千歌「あの……よーちゃん?」

曜「ん?」

千歌「いいのかな……私たちが入っても」

曜「うん。だって無料だし」

千歌「ええ……でもぉ……」

曜「ほら、ここだよ」


千歌「わあ……本格的だね」

曜「ここの席に座ってと……あ、始まるよ」

千歌「う、うん……でも、珍しいね。よーちゃんがコンサートなんて」

曜「まあ、普段は全然来ないんだけど……今日は特別。だって……」


パチパチ…


千歌「――え?」

曜「ドレス姿は初めて見たよ……綺麗だな」

千歌「梨子……ちゃん?」


―――


梨子「……!」

梨子(曜ちゃん……来てくれたんだね)

梨子(その隣にいるのは、まさか……)


梨子「……」ニコッ


梨子(なんだか今日は、気持ちよく弾ける気がする)
178 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:34:02.04 ID:cke+wNK7O
―――




曜「いやあ、すごかったね」

千歌「うん……私、泣いちゃった」

曜「私も、少しウルってきたよ」

千歌「えっと……梨子ちゃん待ってた方が」

曜「うん……あ、ラインきた」

曜「『ゴメン、ちょっと用事があるからまだ帰れない』……だって」

千歌「そっか……残念」

曜「こればっかりは仕方ないよ。先にご飯食べてよっか。何か食べたいものある?」

千歌「うーん……軽めでいいかな」

曜「そうだね。近くのカフェにでも寄って行こうか……後で、行きたい所もあるし」


―――




千歌「あのカフェって穴場なの?」

曜「どうして?」

千歌「お昼なのにあんまり混んでなかったし、お値段も手頃だし」

曜「言われてみればそうかも……でも、夜はすっごく混むんだよ」

千歌「へー……なんでだろ」

曜「なんでだろうね?」

千歌「……フフッ」

曜「へ?」

千歌「よーちゃんと2人でカフェ行ったの、もしかしたら初めてじゃない?」

曜「んー……そう、かも?」

千歌「高1の時に2人で東京来た時は、あんまりご飯食べてる暇も無かったし」

曜「そっかー。じゃあ、初めての思い出だね」

千歌「よーちゃんとの思い出……えへへ」


曜「千歌ちゃん。今、ちょっと動けたりする?」

千歌「うん? まあ、そんなに食べてないから、動けるっちゃ動けるけど」

曜「連れまわしてばっかで悪いんだけどさ……着いてきてほしいな」
179 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:34:43.75 ID:cke+wNK7O
―――




千歌「東京にも、観光目的じゃない市民プールってあるんだね」

曜「そりゃそうだよ。って言っても、私も東京に来るまで知らなかったんだけどね」

千歌「私も東京に2年近くいるけど……」

曜「施設が多すぎるからねー。ここ、200円で泳げるんだよ」

千歌「じゃあ、私は上で見学してるよ。久しぶりによーちゃんの泳ぎ姿が見れるんだね……楽しみ」エヘヘ


曜「じつは……千歌ちゃんの分の水着、持って来てて」

千歌「へ?」

曜「いやっ……その……私ので良かったら……」

千歌「……」ポケー

千歌「ふ……フフッ……じゃあ、よーちゃんの水着借りるね!」クスクス

曜「う、うぅ……///」


―――




曜「一応サイズは高校から変わってないから、大丈夫だとは思うけど……」

千歌「ちょっと……きついかも?」

曜「うそ……」

千歌「まあ、ちゃんと着れるから大丈夫だよ」


曜(千歌ちゃん、どこまで成長するんだろう……)
180 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:39:34.00 ID:cke+wNK7O
―――



曜「ちゃんと準備運動するんだよ?」

千歌「分かってるって……もー、心配性だなあ」

曜「だって、千歌ちゃんが泳ぐときっていつも危なっかしいから」

千歌「大丈夫だって。子どもの時とは違うよ」


曜「よっと……」ジャブッ

千歌「んー……久しぶりに泳ぐなあ」

曜「大丈夫?」

千歌「平気平気。……って、まさか見てるつもり?」

曜「だって心配……」

千歌「何それ。よーちゃん、恋人みたい」クスクス

曜「……へ?」

千歌「……あ」

曜「……恋……人?」

千歌「っ……///」カァァァァァ

千歌「おっ、泳いでくる……」


ジャバジャバ…


曜「……」ポケー

曜(フォーム……結構綺麗)
181 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:40:13.73 ID:cke+wNK7O
―――




曜「ふー……結構泳いだな」


曜「あ、千歌ちゃーん」


ジャブジャブ


千歌「……プハッ」

千歌「ふぅー……すっごい疲れた」

曜「そう?」

千歌「水泳って、こんなに疲れるものだったっけ?」

曜「んー、私はそうでもないけど」

千歌「うぅ……流石よーちゃん」

曜「そろそろ、あがろっか?」


バシャバシャ


千歌「……あれ?」

曜「あの子……ヤバい、溺れてる!」

千歌「監視員さんっ!」

曜「――っ!」バシャバシャ

千歌「よーちゃんっ!?」


曜「くっ……」

曜(足が攣ったのか、パニックになってる!)

曜(マズい、暴れてて……巻き込まれ……!)


ジャブンッ


曜「ブクブク……!」


ガンッ


曜「――ガボッ」


曜(肘が……お腹に……)

曜(やば……水面が遠のいていく……)


グイッ


千歌「よーちゃん!」

曜「カハッ……げほっ、げほっ!」

千歌「よーちゃん! 大丈夫!?」

曜「ごめん……千歌ちゃん」

千歌「ホッ……」


曜「……ありがとう」
182 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:41:02.62 ID:cke+wNK7O
―――




曜「はあ……すっごい怒られた」

千歌「当然だよ。無茶するから」

曜「咄嗟に体が動いたっていうか……」

千歌「……よーちゃんはすごいね」

曜「そんなことないよ。結局千歌ちゃんに助けられちゃってるし、それに……千歌ちゃんがいなかったらどうなってたか」

千歌「監視員さん、女の子の方に気を取られてたしね」

曜「はぁ……かっこ悪いなあ」

千歌「うん、すっごくかっこ悪い」

曜「……そこは否定してよ」

千歌「だって事実だもん」

曜「うぅ……千歌ちゃんがいじめる」


千歌「……でも、やっぱりかっこよかったよ」ボソッ


曜「ん? なんか言った?」

千歌「ううん、なんでも。それより、安心したらお腹すいちゃった」

曜「……近くに学生向けのラーメン屋があるんだけど、どうかな」

千歌「ラーメン屋?」

曜「うん」

千歌「……クリスマスなのに?」

曜「う……うん」


千歌「……プッ」


曜「も、もう〜……笑わないでよ」

千歌「クスクス……私たちらしいなーって、思って」

曜「え?」


千歌「よし! よーちゃんの行きつけのラーメン屋までいっくぞ〜! ヨーソロー!」

曜「わわ、よ……よーそろー!」
183 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:41:48.45 ID:cke+wNK7O
―――




千歌「まさか、こんな場所に展望台があるなんて……」

曜「ね、私も調べるまでは知らなかったよ」

千歌「綺麗……本当に無料でいいのかな」

曜「……ねね、千歌ちゃん」

千歌「ん?」

曜「周りの人、カップルばっかだよ」

千歌「ホントだ……ちょっと羨ましいかも」


曜「……手、繋いでみる?」

千歌「……曜ちゃん?」

曜「今だけの、レンタル彼氏……みたいな。女だけど」

千歌「レンタル……」

曜「い、今だけっ! ダメ……かな?」

千歌「……ううん、ダメじゃない」


ギュ…


千歌「……よーちゃんの手、あったかい」

曜「千歌ちゃんの手は、ちょっと冷たいな」

千歌「ムッ……ねえ、よーちゃん知ってる?」

曜「なにを?」

千歌「手が冷たい人は、心があったかいの」

曜「うん」

千歌「それでね? 手があったかい人は、心が冷たいんだって」

曜「へー……え?」

曜「あのー、千歌ちゃん? それって暗に、私のこと冷たいって言ってる?」

千歌「フンだ。よーちゃんは、デリカシーってものを知った方がいいよ」

曜「で、でりかしー? 私、なんか気に障るようなこと言ったかなー……」
184 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:42:57.29 ID:cke+wNK7O
千歌「……ねえ。あそこ、東京タワーだよ」

曜「あ、ほんとだ」

千歌「うーん……」

曜「なに探してるの?」

千歌「スカイツリー、どっかにないかなーって」

曜「それなら、東京タワーのずっと左だよ」

千歌「えー? 見えないよ……あ、もしかしてあれ?」

曜「そうそう、奥に見えるやつ」

千歌「なんか小さい……」

曜「仕方ないよ、東京タワーよりずっとここから離れてるんだし」


千歌「いつか、あそこに行ってみたいね」

曜「うん……」

千歌「また、よーちゃんと一緒に行けたらいいな」

曜「うん……でも、その前にお金貯めなきゃだね」

千歌「お金……」

曜「スカイツリーの展望台に行くには、結構お金かかるんだよ」

千歌「そっか……そうだよね」

曜「いくらだったかなー、確か……」

千歌「お金……戻ってくるといいね」

曜「え? あ……うん。そうだね」


曜(戻って……? あれ、私……お金盗まれたこと、千歌ちゃんに言ったっけ?)
185 : ◆PChhdNeYjM [sage saga]:2017/12/23(土) 01:43:57.11 ID:cke+wNK7O
―――




千歌「今日はありがとう」

曜「うん。こちらこそ、色々連れまわしてごめんね?」

千歌「ううん、素敵な1日だった」

曜「そっか。ならよかった」

千歌「今度は、チカがリードできたらいいな」

曜「リード?」

千歌「今日は、チカがよーちゃんにリードされっぱなしだったから」

曜「あー……まあ、私の行きたい場所に行ってただけなんだけどね」


千歌「今度は、いつ会えるのかな?」

曜「ああ、私なら、結構いつでも……」


千歌「――私、ちゃんと終わらせないと」


曜「え?」

千歌「よーちゃんのお金のことも、しっかり話し合うから……だから……もう少しだけ、待っててくれるかな?」

曜「え、え? ちょ……千歌ちゃん、何言って……」

千歌「ごめんね……よーちゃん。ずっと黙ってて」

曜「黙ってるって、何を? だって、千歌ちゃんがあのことに関係あるわけ……」


千歌「――彼なの」


曜「彼……?」

千歌「あの人なの。よーちゃんからお金を奪ったのは……佐原君なの」

曜「お金……奪った……?」

千歌「私、気づいてたのに……あの人がよーちゃんからお金奪ったんだって、わかってたのに……なのに、怖くて……嫌われたくなくて……何もできなかった……」ポロポロ


曜「どう……いう……」


千歌「ごめんなさい……ごめんなさい……」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:57:22.30 ID:UQdR6YcdO
    / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ            
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   |_l il>レl_|_レlレ_lレ_|     
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187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:57:30.88 ID:GsdVwJq0O
問題に登場していないキャラは正解に不可欠な役割を果たしている?
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:57:41.93 ID:lYQhLzUMO
果南「キュートっていうより、なんかクールっていうか」

鞠莉「どことなくダイヤっぽい感じ?」

果南「そうそう、なんか今にも怒り出しそう」

ダイヤ(わたくしはそんなに怒りませんわよ!)シャー

果南「っていうかもう怒ってる?」

ルビィ「朝お姉ちゃんを呼びに行ったらこの子が部屋にいたの」

鞠莉「ダイヤがいなくて代わりにこの娘が部屋に――」

鞠莉「もしかしてこの娘がダイヤなんじゃ」

ダイヤ(っ! 鞠莉さん、その通りですわ!)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:57:52.98 ID:dOysNLmiO
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|_l il>レl_|_レlレ_lレ_| _人__  \     ̄| |         //      1^.-^ノ|b|r''´ ̄`ヽ
| iC.| | ∧   ∧ ||  `Y´    \    | |   _. イ.../       r''´ ̄`ヽ l 、f!!!i_i!!」
|  | |   _   ||        ∩ \ュ.. _∪‐ ´  | /        l 、f!!!i_i!!」 |c1^.-^ノ| ))
|  |/ヽ ・   ノ.||       / |   \∧∧∧∧/         .|c1^.-^ノ| ( つ  )
| ____l ̄ ̄ヽ 、       /  ̄ ̄j<r''´ ̄`ヽ >          | ( つ  ヽ  とノ 
/     ̄ヽ   ハ       /    リ<l 、f!!!i_i!!」>           〉 とノ  )^(_)
|         \  |     /   /ー―'<|c1^.-^ノ|.>           (__ノ⌒(_)
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::/ l:::::::::lヽl ll:::::i:::lノ l::::::レl:::::::l     .<  感  >      .  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  _ヽ Y 〃 _   l/l:::::::::l    /∨∨∨∨.\       /:::::/l_/l__l_l/l_l_l::::l::::::::::l
// `\ ゞ/ /  `ヽ .}\|:::::::::l   ./"::::::::::::::::::::::::::::"\     lヽ/ ∧   ∧ l<l::::::/  
|     ノ        |::::::|:::::::::: /::: :::::::´´::::::::``::::::::ヽ\    .l/l "" _ """l::::lヽ:::l
l:::::::::∠~        .l:::::::l::::::::://::: ::::::::´`:::::::´ `::::::´`::::ヽ\  l:lヽ ___・________,,l:::l_/:::l
|:::::::::r〜〜‐、ヽ    l:::::lへ/. /::::::::::´l::::::i::::/i::::::l::::ノリ::::l:::i::ヽ\ ヽ:::::/ ,ヽ▽_/'l:/`ヽ::l
|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ   l:::::l/   l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::::l  \ /:/ / ./:ヽ   / /::::l
|:::::::::|,,    ||   l:/    ll\l    ̄    ̄    ̄ l/l:l   \__l,___,l_l,⊂|/::::::::l
!::::  ヽiiiiiiiiiiii//    /     ll/l / ̄\   / ̄ヽ l\l:l    .\/_l_l_l_l_ヽ_ヽ:::/l:::l
ヽ   'ヽ〜〜   /       ll::::::l            l::::::ll      \___l__/   
 ヽ、_・ ,,,_  ./        l:l:::::l """  __ """ l:::::ll       .\:::::/
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:02.14 ID:xYDGIIoOO
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:11.42 ID:832HR7fsO
??「あの、すみません…」

曜「ん?どうしました?」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

??「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ?
どこに行きたいんですか?」

??「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか?」

曜「○○旅館ですか?分かりますよ!
こっちです!」

??「ありがとうございます、助かります」ペコリ
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:21.39 ID:GKvYiE4xO
ダイヤ「…は?」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと?」

鞠莉「…」ダラダラ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの?」

鞠莉「…」ダラダラダラ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:30.15 ID:6xZeqgS5O
スレ汚し失礼します

★★★自治スレより重要なお知らせ★★★
>>2
ラブライブ!板で違反スレの乱立、スクリプトによる保守を目的とした板荒らしに対策するため板設定の変更に関する投票を行います
賛成/反対の投票ですので投票お願いします。


投票日:2017年3月12日


詳しくは
自治スレ、荒らし報告相談 Part.5
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1489154599/
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:38.63 ID:NfKU7qfBO
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:47.50 ID:nB3dTFaSO
                _____
               /:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.              /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
             /:::::/l_/l__l_l/l_l_l::::l::::::::::l
それっておかしく   lヽ/ ∧   ∧ l<l::::::/ 
   ありません?  l/l "" _ """l::::lヽ:::l
.だってここは     l:lヽ ___・  ____,,l::::l_/:::l
.   内浦ですのよ? l:l::::::::/   ヽ::::l:/::::::::l
              l:/:ヽヽ___/ ̄/::/\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /  `:ヽヽ /_/::/   ヽ
     くメ) _ノ  | (ヽ | ""'▽ """  /   `>
       (/  |  | /==|   :∧    { _____}
          |  |/  /|   l l    `|===|
          |  ト  / | `, l l 、   | ̄ ̄|
          ヽ__/ ./   l l  `、  |   |
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:58:55.86 ID:c9A39O1AO
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ」ギュ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん」プルプル

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね?」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな?」ゴムソウチャク

ルビィ「…………」ビク...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて?」ポンポン

ルビィ「はい……」スッ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました」スタスタ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:59:04.82 ID:Q2Las/7SO
               
           ____      
         /"::::::::::::::::::::::"`ヽ    
       /::: :::::::´´::::::::``::::::::ヽ    
    .  /::: ::::::::´`:::::::´ `::::::´`::::ヽ 
     /::::::::::´l::::::i::::/i::::::l::::ノリ::::l:::i::ヽ  
      l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::l  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ll\l    ̄    ̄    ̄ l/l:l  | 久々に笑わせていただきましたわ
      ll/l / ̄\   / ̄ヽ l\l:l  | こういうスレが沢山立ってた
     ll::::::l            l::::::ll < のが昔のラ板なんですのね今の新参は  
     l:l:::::l """  __ """ l:::::ll  | .昔のラ板を知らないから困りますわね  
     l:l:::::lヽ    ・ ━     ノl::::l   \_________________
     l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l    
     l:l:::::l:::::::::::::/    ヽ::ノ::ノリ:::::l   
     l/´ ヽ ̄ヽ    `///ヽ::::l  
    /´ ´ ` ヽ`:::><:///ヽヽ:l
    l´    / ヽ ̄ ̄ 囲  ̄ / `ヽ´  
    l    l    ̄ ̄ ̄△ ̄´     l  
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:59:13.67 ID:saW156dWO
>>82
>やっぱりちかっちはみかんだよね
http://q2.upup.be/f/r/FqMXUU3jso.jpg

初投稿です。別板で荒れたので立て直し。
ドラマ『電車男』のパロディ(ほぼパクリ)です。
キャラ崩壊オリジナル設定あり。
長くなりますがお付き合いください。
いくつかレスついたら始めます。

再開したんか
ここでも埋め立てくらったらここの方がいいよ
ラブライブ!ss総合【転載禁止】
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10627/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495543304
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:59:24.17 ID:UdTGb+wxO
ダイヤ「…は?」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと?」

鞠莉「…」ダラダラ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの?」

鞠莉「…」ダラダラダラ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:59:35.24 ID:JGbmy1/HO
 包装を破いて、お二人の口に突っ込みます。

「んん〜! 甘い! うまい!」

「なにこれ! あまーいっ! すごーいっ!!!!」

 二人の顔がほころぶのをみると、こちらも差し上げた甲斐があるというものです。

「だいぶ回復されましたね? ではもう一度トロッコを漕いでください」

「え?」

 二人の顔が固まります。

「で、でもこの先って……」

「谷だよねー?」

「ええ、谷です。安心してください、飛びますから」

「はぁ!?」

「え!」

 ジャガーさんは驚愕、カワウソさんは期待の表情を浮かべました。

「と、飛ぶって!? あんた鳥のフレンズなの!?」

「いいえ、違います」

「じゃあ無理だよ!」

「大丈夫です。ここからスピードをつけてれば、谷を飛び越せるかもしれません」

「飛び越せなかったら?」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/23(土) 03:59:44.88 ID:5Wx/6z5jO

一年教室

花丸「はーい!最後に皆さんにお知らせがありまーす!」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます!」

オー! ドンナコ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら!」ニコッ

花丸「じゃ、今日はおしまい!」

オツカレサマデシタ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ニガワライ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん?」

果南「うっ」
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