凛「行くわよセイバー!」アーチャー(言えない…!実はアーチャーとか言えない…!)

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202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 01:53:05.12 ID:OUmXffWX0


葛木「…最善を尽くす。私が死ぬまで一緒にいてくれ」

キャスター「もちろんです…!ずっと、ずっとお側に…!」

葛木「…そのうち持ち家も持つ。…君との家だ」

キャスター「まぁ!」

葛木「そして…今はコレが限界だが…君へ贈り物だ」つ

キャスター「まぁまぁ!嬉しい!ありがとうございます!」

葛木「ああ」

キャスター「何かしら!…開けてみても?」

葛木「ああ」

203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 01:54:45.33 ID:OUmXffWX0

キャスター「〜♪」ビリビリッ

葛木「君は模型や人形の箱庭を作るのが趣味だったな」

キャスター「ええ!」

葛木「私は贈り物などした事が無い。…君が気に入るかはわからないが」

キャスター(もう…//その気持ちが嬉しいのですよ?物は何でもいいのです///)〜♪

キャスター「〜♪」ガサガサ…

キャスター「!」

キャスター「わぁっ…!」



葛木「家の模型だ…」

キャスター「素敵…!」


204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 01:55:11.64 ID:OUmXffWX0

キャスター「凄く細微に…なんて繊細な仕事!コレ高かったのではありませんか?」

葛木「まぁそれなりには。だが私は金などあっても大して使わん」

葛木「私の趣味も金を使うものではない。だが…」

葛木「…どうやら私は初めて自分の金をつぎ込める何かが見つかったようだ」

キャスター「お待ちください!私のために使ってくださるのは…その、とても嬉しいのですけれども!」

葛木「…すまない。迷惑だったか」

キャスター「いえ!そうではありません!ただ、」

キャスター「金は大事なものですから…ね?」

葛木「わかった」

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 01:56:34.30 ID:OUmXffWX0


キャスター「…」モジモジ

葛木「…」

キャスター「あの、宗一郎様」オズオズ

葛木「なんだ」

キャスター「よろしければ一緒に作りませんか?」ニコッ

葛木「私は不器用だが」

キャスター「構いません。ただ、一緒に何かをしたいのです」

葛木「わかった。君がそう言うのなら」




キャスター「♪」カチャカチャ

葛木「…」カチャカチャ

206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 01:59:07.16 ID:OUmXffWX0



キャスター(ああ…幸せだわ)




キャスター(もう聖杯とかどうでもいい。だって私の願いはもう叶ったのだもの)

キャスター(強いて言うならば現状維持。このままずっと今が続くようにすること)

キャスター(ふふっ!そうとなればすぐに準備しなくては!)

キャスター(まずは強力な隠れ家が必要ね…鉄壁の城塞や砦、それを守る下僕共が…いえ、)

キャスター(私と宗一郎様の愛の巣がね!!!)ホーホッホッホッ





207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 02:00:29.28 ID:OUmXffWX0


キャスター「ふふふ…」カチャカチャ

葛木「…」フッ…

キャスター(あら?今宗一郎様が笑った…?)

葛木「模型作りというのも存外楽しいものだな」

キャスター「!」

葛木「…いや、君と一緒にやっているからというだけなのかもしれないが」

キャスター「んもぅ!宗一郎様ったらぁ!///」バシバシ!

208 : ◆3rfPz4lVbmKs :2018/01/18(木) 02:02:11.58 ID:OUmXffWX0
”破壊すべき全ての今回はここまで”
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 02:14:31.07 ID:auFSFPn1o
キャスター幸せだなとか以前にジャガイモアイスに衝撃を受けたわ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 03:43:13.75 ID:8hN5TkSb0
大丈夫?この幸せ空間壊れたりしない?
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 05:26:39.77 ID:WBk5r7kEO
もうこれ聖杯いらんでしょ
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 06:58:00.80 ID:tbMMjQfc0
キャスター組は通常運転かー。
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 07:21:20.81 ID:FDSL4VhPo
なんだ、ただの葛木夫妻か
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 07:31:20.12 ID:HvM1GzjDo
全体的に平和な世界
出来ればこのままグダグダな聖杯戦争になって欲しいところ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 10:44:31.30 ID:YLT2/Rw/0
キャスターさんなら多分聖杯無しで現世に留まれるだろうしマジで戦う理由ないな
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 12:35:24.79 ID:e3svQycxO
型月厨は何でアルトリアが霊体化できるのとか突っ込むなよ?
そういう世界線と考えるんだ
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 13:19:41.06 ID:hwZcxt7Ao
>>216
安心しろそんな疑問は最初の展開でなくなってる
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 15:54:49.49 ID:Jr20XCue0
この人のssの登場人物はみんなカワイイな
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:01:02.81 ID:bikit9Th0
今見返すと昼の2時に凛召喚の儀式行きやってて草
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:25:51.22 ID:WBk5r7kEO
ほんとだうっかりってレベルじゃねえぞ
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:13:20.34 ID:weXWVoFWO
>>215
この世界なら魂食いも必要無さそうだしな


問題はケリィがキリツグマシーンなのかキリングマシーンなのかだけか?
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 02:50:38.38 ID:4IxfxIjA0
まだだ、まだ琴峰とギルが残っている!
きっと(悪い意味で)平常運転のはず!
今ならまだgdgd聖杯戦争にならずにすむ
頑張れ、畜生共!
カニバの悲劇()を繰り返してはいけない
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 12:18:55.51 ID:Oa3s5reBO
琴峰って誰だよ
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/19(金) 12:30:45.20 ID:KaQjU525O
娘に占拠された言峰協会しか浮かばないんだよなぁ……
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 17:40:42.75 ID:50qkcFJgO
タイコロでも一人シリアスしてた葛木てんてーは流石やで
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 17:53:29.94 ID:NY3smV170
ここの慎二すこ
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:11:57.46 ID:u/EKzE0FO
holliwっぽい平和なキャスター陣営安心するわこの雰囲気好き
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 22:15:36.72 ID:oR4qNXdD0
>>222
そして士郎はみんなを幸せにするデート(多数)に奮闘するんですね分かりたくもありません
229 : ◆3rfPz4lVbmKs :2018/01/21(日) 02:27:10.47 ID:SUsQiDUr0


〜ちなみに言峰教会〜



ガチャ…バタン。


切嗣「…」

舞弥「…」



「おや、これはこれは。珍しい客人だ」



230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:29:01.47 ID:SUsQiDUr0


コツコツコツ…



「君が生きている内にここに足を踏み入れるとは思わなかった」



切嗣「…ああ、できれば僕も君がくたばってから訪れたかったよ」

舞弥「…」


コツ。


綺礼「ははは…本当に久しぶりだな衛宮切嗣。…9年振りかね?」

切嗣「かもしれない」




231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:31:34.42 ID:SUsQiDUr0


綺礼「それで?今日はどういった用件で?」ニコッ

切嗣「…」

綺礼「告解部屋で君が今まで殺してきた人への懺悔でも私に聞いてもらいにかね?」

切嗣「…」

綺礼「君自身が神父になって君の亡き妻や師匠、前回の聖杯戦争で君が撃ち殺したサーヴァントに祈りでも捧げにかな?」

舞弥「…」

綺礼「いや武装しているようだ。私を殺しにかな?」

切嗣「…」

綺礼「それとも…旧交を温めるための食事のお誘いかな?」ニコッ

舞弥「そんなわけないでしょう。私達はあなたに聞きたい事があって」

切嗣「そうだ。それに僕達は既に食事は済ませてきている!」キリッ

舞弥「切嗣ちょっと黙っててください」



232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:34:01.77 ID:SUsQiDUr0


綺礼「そうか。いい麻婆豆腐を出す店を知っているのだが…それでもかね?」ドヤ

舞弥「ええ。興味ありません」

切嗣「どこの店だ」

舞弥「食いつかないでください切嗣」

綺礼「えー…五丁目のな、あの…大きめのドンキがある交差点の」

舞弥「あなたも言わなくていいです」

切嗣「待ってくれ、五丁目の?」φ(・ω・ )メモメモ

舞弥「メモらないでください切嗣」


233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:36:47.66 ID:SUsQiDUr0


綺礼「しかし久宇舞弥。その店でしか出していない『麻婆拉麺』も美味いぞ?」

舞弥「知りません。興味ありません。話を元に」

切嗣「待て、なんだその素敵な名前の食べ物は?」スチャッ

舞弥「切嗣、再度言いますがメモと興味を持たないでください」

綺礼「申し訳程度の麺の上に泰山麻婆豆腐と餡が乗っている」

舞弥「言峰、再度言いますがあなたも答えないでください」

234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:39:20.72 ID:SUsQiDUr0


綺礼「その店はデリバリーもやっているが…?」つスマホ

舞弥「頼みません。スマホしまってください」

切嗣「待て舞弥。もうここは出前を頼まなければいけない流れだ…」サッ

舞弥「そうですね、切嗣が食い意地張ってなければその流れも回避できたのですが」

切嗣「メニューはないのか?」

言峰「無論あるとも」サッ

切嗣「どうも…ふむ…」

切嗣「…言峰!誘ってきたからには奢りなんだろうな?!」

綺礼「バカを言え、割り勘だ」

切嗣「チッ、ケチんぼめ…!」ギリッ

舞弥「…」







切嗣「舞弥、あいつ貧乏だぞ!」ヒソヒソ

舞弥「切嗣、私達何しに来たんでしたっけ?」


235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:41:41.02 ID:SUsQiDUr0


・・・・・。




綺礼「なるほど。つまり第五次聖杯戦争に参戦したいと?」ハフハフフスハフ


切嗣「そうだ。僕の手に令呪は現れてない…だが奪う事はできる。そしてお前なら」ハフハフハフハフハフハフっ

綺礼「ふむ…参戦者が出揃っているかの確認、マスターと喧嘩別れ等をしたはぐれが居ないかの確認…かね?」ハグハグハグハグクッチャクッチャ

切嗣「ああ」モグモグモグモグモグモグクッチャクッチャ

綺礼「なるほど…ならまだ”アサシン”が召喚されていない」クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

綺礼「そして”はぐれ”は今はいないな」クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

綺礼「もし令呪が発現するならば”間桐”か君だろう」クッチャクッチャクッチャクッチャ

切嗣「…へぇ?」クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

綺礼「素直に教えてくれた事が意外かね?」クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

切嗣「鵜呑みにはしない」モチャモチャモチャモチャモチャモチャ


236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:47:17.69 ID:SUsQiDUr0



切嗣(まぁ”御三家”は選ばれるだろう。)

切嗣(もし言峰の言葉を信じるならば『”間桐”からはまだ選出されていない』か、)

切嗣(或いは『既に選出と召喚まで済ませているが他にマスター候補が居ないから衛宮切嗣か、間桐からもう1人選出されるかもしれない』)

切嗣(とも取れる。嘘かどうかはまだ分からないが…)


切嗣(間桐さんとこのか…色んな意味で厄介だな…当主の臓硯さんはPTA会長やっていて表に顔が知れ渡り過ぎている…消したら騒ぎに…)

切嗣(や、そもそも彼自身がかなり手強い上、正直こちらにサーヴァントが一騎以上居た上で入念に準備したとしても容易に殺せるとは思えない…)

切嗣(慎二くんと桜ちゃんはちっちゃい頃からウチに遊びに来てるから僕だって酷い事も殺しもしたくはない)

切嗣(仮に二人がマスターならなるべく穏便に…サーヴァントだけ殺そう)

切嗣(あと…雁…なんとかさんは別にいい。どうでもいい。聖杯もあの人よりは僕を選ぶはずだ)




237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:51:12.85 ID:SUsQiDUr0



切嗣(”遠坂”…娘さんが恐らく既に選ばれてるだろう…)

切嗣(”アインツベルン”…イリヤだろうな)

切嗣(アレ?待てよ?って事はイリヤはあの堅牢なアハト翁の城から出るって事じゃないか!!)

切嗣(やった!!!これでイリヤを迎えに行ける!!!)

切嗣(前回の聖杯戦争で聖杯を手にしたセイバーを撃ち殺した上に聖杯を破壊した僕をアインツベルンは拒絶した)

切嗣(当然だな。…そして、僕は2度と城どころか領域に足すら踏み入れられなかった)

切嗣(全盛期の僕でもあの手この手で徒党も組んで何十回も侵入を試みたが無理だった)



切嗣(イリヤ…大きくなっただろうな…ああいや半分ホムンクルスだし”調整”もあっただろうから成長はしてないだろうけど)




238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:51:38.39 ID:SUsQiDUr0




切嗣(会いたいなぁ…)


239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:55:07.17 ID:SUsQiDUr0



切嗣(一目、一言でいいから)

切嗣(『約束破ってゴメン』って)

切嗣(『長い間1人にしてゴメン』と)

切嗣(『もう絶対1人にしないから』と)

切嗣(…ダメだな前言撤回だ一言なんかじゃ足りない)




切嗣(ともかく。”間桐”から最低1人、遠坂の娘、士郎、イリヤ…4人は確定、次いで有力候補としては言峰、と言ったところか)

切嗣(他に有力な魔術師はこの街には居ないはず…だとすれば…エーデルフェルト家、エルメロイ、ユグドミレニア…その他フリーの外来魔術師か)

切嗣(さて…どう発見するか…)クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

言峰「あフッ!ハフハフっ!ホグホグ!」ガツガツガツ

舞弥「…あの、あなた達はもっと静かに食べられないのですか?」





切嗣綺礼「「いやこれはコイツへの嫌がらせだ」」クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

舞弥「そうですか。私にも被害が出ているのでやめていただけませんか?」




240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 02:59:56.75 ID:SUsQiDUr0




切嗣「コイツがやめたら僕もやめる」クッチャクッチャクッチャクッチャ

言峰「その言葉、そっくりそのままバットで打ち返してやろう衛宮切嗣」クッチャクッチャクッチャクッチャクッチャクッチャ

舞弥「いい加減にしてください精神年齢小学生男子オッサンども」

切嗣「ゲェェエエエエッッツップッッ!!」ワザトォォ

舞弥(最低だこの人…)ゲンナリ

言峰「けぷっ。」

切嗣舞弥(かわいい…!///)

241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:04:05.57 ID:SUsQiDUr0



・・・・・。




言峰「フーッ…やはり泰山麻婆豆腐は最高だ」フキフキ

切嗣(かなり辛かった…だが辛さばかりが先行しがちな辛いものご飯なのに唐辛子?の味がしっかりわかった…中々良かったな)

切嗣(麻婆拉麺…だったか?他のメニューも気になるな)

舞弥「くすん…舌が…痛い…涙が…うう」


言峰「それで?他に何かあるかね?」

切嗣「…いや。もう無い。」

言峰「そうか。では気をつけて帰るんだな」

切嗣「ああ。……っと、言峰」

言峰「? 何かね?」

切嗣「確かにお前の言った通り泰山麻婆豆腐は美味かったよ」

言峰「…!」

切嗣「…どうした?」

言峰「…いや、アレを完食でき、良さを理解できる人間を初めて見たのでな」

切嗣「…」

言峰「…」




切嗣言峰((アレ…?コレ今ならヤツと和解できるのではないのか?))


242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:09:15.84 ID:SUsQiDUr0



切嗣(そう…”監視役”のコイツと仲良くしておいて損はない…)チラッ

切嗣(もしヤツをこちらの身内にできれば士郎を贔屓してもらう事も出来るんじゃないのか?”友達”なら…)

切嗣(預託令呪とか10画くらいくれるんじゃないのか…?)

切嗣(そしたらセイバーに『3時間くらい、死ぬほど間抜け面しながら半裸で全力どじょうすくいしろ!』とか)

切嗣「…」チラッ

言峰「…」

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 03:16:52.86 ID:MMR9I1/lo
令呪の使い道がくだらなさすぎて草
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:19:34.53 ID:SUsQiDUr0

言峰(そう、コイツと仲良くしておいて損はないのではないか?)

言峰(仲良くして友達になって、信頼されて…かーらーのー……裏切りッッツッ!!)

言峰(愉悦!!ありがちで王道過ぎて反吐が出る愉悦!!)

言峰(ヤツとは殺しあって…というか殺されて以来まともに会話はしていない)

言峰(視界には入ったり名前を聞いたりはしたが近寄ろうとはしなかった…)

言峰(…私は恐れていたのかもしれない。『衛宮切嗣に今度こそトドメを刺されるのではないか?』と)

言峰(…それは許されない事だ)


245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:24:59.40 ID:SUsQiDUr0


言峰(私の人生への問いかけ、衛宮切嗣を恐れながら探求するなど許されない!冒涜だ!!)

言峰(克服だ…!)

言峰(衛宮切嗣を懐柔し、仲良くなり、そして…最後の最後で最高の裏切りをしてやるッッ!!)

言峰(ああ…尽くそう。捕らえたネズミを世話して肥らせてから食べる梟のように。)

言峰(世話し、信じ、尽くし、情深く、尊敬し、助け、守ろう)

言峰(衛宮切嗣が私を信じきり、衛宮切嗣にとって私が大事な人間の1人となるようになってから。)




言峰(かつてずっとそうしてきたように。私に銃口を向ける日が来たとしてもあの衛宮切嗣が引き金を引けなくなるほどの親友となり、)







言峰(─────私はそんな彼を嘲笑いながら殺してやるのだ。)ニンマリ










246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:47:11.63 ID:SUsQiDUr0


切嗣「…」

言峰「…」

切嗣「言峰」

言峰「なんだ」

切嗣「…さっきは喧嘩を売るような真似をしてすまなかった」ペコ

言峰「!」


247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:48:09.47 ID:SUsQiDUr0


言峰「いや、かまわない。むしろ楽しかった」

切嗣「何?」

言峰「私は幼い頃から技術や知識の習得に明け暮れてきた。…まともな友人を作らずにな」

言峰「それゆえ、あんな風に人に接した事などなかった」

切嗣「…」

言峰「…衛宮切嗣。私こそすまなかった。そして…」スッ

言峰「どうだろう…よかったら今度、一緒に泰山麻婆豆腐の店に行かないか」

切嗣「!」

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/21(日) 03:48:42.51 ID:SUsQiDUr0

切嗣(これは…?!まさかヤツから申し出てくれるとは!)

切嗣(願ったり叶ったりだ!よし!よし!)



切嗣「ああ。いいとも」


切嗣「──」

言峰「──」



舞弥(…アレ?ちょっと目を離した隙に何故か切嗣と言峰神父がLINEのID交換してる…)


249 : ◆3rfPz4lVbmKs :2018/01/21(日) 03:50:22.48 ID:SUsQiDUr0
時間切れ。イリヤまでいけなかった…今回はここまで↑カリバー!↑
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 05:28:28.04 ID:SMdEvkMOO
これ最終的に裏切らないやつですよね
アンリミテッドお疲れワークス
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 09:37:27.06 ID:TUUqp6cV0
かつて殺し合いをした間柄であっても余裕で友達になれちゃう
やっぱ麻婆は最高の料理なんやなって
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 11:32:50.90 ID:7mr32Dyb0
一度命を救ったりしたぐらいじゃまだまだ親友とはいえないからな
親友の道は遠い
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 11:58:01.68 ID:k8cBeOsuO
令呪を以て命ず。>>1よ、筆を置いて1日の自身を労れ
令呪を重ねて命ず。>>1よ、病の類には罹るな
更に令呪を重ねて命ず。>>1よ、完結してからもいつか衛宮切嗣の孤独のグルメssを書き給え(願望)
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 14:41:32.14 ID:XcRV/eEW0
傍若無人な客に仕掛けるのがコブラツイストじゃなくて起源弾になっちゃう
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 15:25:03.33 ID:kvHGjw/x0
セイバーって前回の聖杯戦争で切嗣に撃ち殺されておいてあの態度……優しいにも程があるぞ。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 17:41:54.84 ID:4g7JvegUO
PTA会長してる…
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 08:39:57.42 ID:6LEVBMsso
PTA会長が幼女を誘拐してレイプをするような時代だからな
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 12:30:26.50 ID:7KHg69sE0
はたしてイリヤはどんな変b、成長を遂げているのか
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 13:51:56.69 ID:Y9HmqDrEo
原作初期かプリズマかカニファンかで色々変わるぞ
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 14:00:39.15 ID:lp1jB7Pso
意表をついてかぷさばの可能性
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 14:33:57.11 ID:VycTwRAjo
20歳のイリヤと8歳の美遊だと一回り違う姉妹になるのか期待
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 15:36:31.11 ID:MzZAe//g0
真名:比企谷 八幡
穂群原学園2年A組。第五次聖杯戦争アサシンのマスター。
代々魔術師の家系で遠坂家とは親しい仲である。
魔術の師匠は遠坂時臣で凛と同時期に師事を受け始めた。腕は凛に少し劣るがなかなかのもの。
体術の師匠は兄弟子の言峰綺礼で体術は凛よりも上。
そのため時臣が死んでさらに葵の意識がおかしくなった時も自分は堪えなんともないようにふるまっている凛を支えつづけた。(八幡は時臣の死の真実を知らない)
気配遮断はアサシンもビックリする影の薄さでクラスの存在感は無しとは言えない。
なぜなら凛が同じクラスなので同じ師匠を持つ二人は時々話したり一緒に下校したりするから。
それに士朗という親友がいるため。
原作と変わらず目は腐っている。理由は幼少期の時凛と一緒にいて嫉妬でよく男子にリンチされていた。
綺礼には体術も習っていて追い返すこともできたがそれにより凛に矛先が向かないためにいじめられつづけた。
所属部活も奉仕部だったが京都のできごとの後冬木市へ引っ越す。士朗とは親友だがコミュ症は未だ治らず。
あと士朗に劣らずたらし。普段の戦闘時来ている服は対魔翌力で少しの魔術なら効かない。
第五次聖杯戦争では凛・士朗と共闘している。
※冬木市は千葉県で千葉市から毎日通える近さ。だから毎晩通っていた。

魔術回路:メイン36本 サブ22本

魔術属性:火・水・風

魔翌力量:750

真名:遠坂 凛
第五次聖杯戦争アーチャーのマスター。
魔術回路をメイン40サブ30づつと規格外な量を持ち五大元素すべてを操る。
幼少期より八幡とともに過ごし普段猫かぶりだが八幡の前では素が出る。
八幡が転校してきて内心かなり嬉しい。
八幡と幼少期よりともに過ごしているため好意はあるがそれは家族愛と勘違いしている様子。
第五次聖杯戦争では八幡・士朗と共闘している。

真名:衛宮 士朗
第五次聖杯戦争セイバーのマスター。
魔術回路は一般の魔術師と変わらないがが第四次聖杯戦争で切嗣に埋め込まれた『全ての遠き理想郷』により変化し起源が『剣』になる。弓道の腕はさすがと言わざるおえない。
八幡に劣らず天然のたらし。第五次聖杯戦争では凛・八幡と共闘している。


八幡達は10年前の真実そして聖杯の真実を知りません。
あと門番アサシンのNOUMINはたぶん出番なしかもです。八幡がアサシンのマスターなので。
それか「サーヴァントによるサーヴァントの召喚」という違反で召喚されたサーヴァントなので一体に数えずにそのままアサシンとして召喚されるかでもす。それでも間桐の妖怪爺さんは今回傍観させて真アサシンは登場しません。桜はアヴェンジャーとはつながらない。
アサシンのマスター変更と八幡の存在以外は変化はほとんどしないです。
初め八幡が総武なのはFGOへの布石。


凛やサーヴァントという公式チートが居るのでチートじゃないはず・・・
設定でおかしなところがあったら指摘お願いします。
アサシンはやっぱりアンケで活動報告と感想まで期間は1週間です。
あと感想・評価も。
批評バッチこいです。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 22:40:43.67 ID:wwh9K4RA0
way
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 22:58:10.99 ID:bY2LwNkK0
ケリィは何故セイバーを撃ったんだ…
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 23:37:17.65 ID:rj87jcWF0
>>262
誤爆?
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 23:42:23.12 ID:wwh9K4RA0
触んな
267 : ◆3rfPz4lVbmKs :2018/01/23(火) 04:56:58.36 ID:NNMTobBF0

>>242

×監視役
○監督役


268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 04:58:01.83 ID:NNMTobBF0


切嗣「…言峰、君LINEの登録名『麻婆神父』なのか」

言峰「そういうお前は『ケリィ』か」

切嗣「…思い入れのある渾名でね。戒めの意味と…僕ら親子が生んでしまったあの地獄を忘れないためにね」

言峰「そ、そうか…お前らしいな」ヒ、ヒク…

切嗣「ああ」

言峰「…」

切嗣「…」

切嗣「じ、じゃあ」

言峰「あ、ああ…うむ。無事に参戦出来ることを祈っている」

切嗣「ありがとう」

舞弥(二人ともぎこちないですね…本当に友人関係というものに慣れていないのですね…)


269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [ saga]:2018/01/23(火) 05:01:17.85 ID:NNMTobBF0

・・・・・。


切嗣「さ、舞弥行こう」

舞弥「はい切嗣」

切嗣「まずはマスターが誰かを見極める。街全体の不自然な魔術痕跡を洗い出し、使用魔術から距離、属性、周辺の目撃情報からターゲットを補足」

切嗣「場合によっては狙撃で殺す。…いいね?」

舞弥「はい」






切嗣「よし、それじゃ──アチャチャチャチャチャッッッツッ!?」ゴロゴロゴロ!!

舞弥「!?」



270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:03:42.81 ID:NNMTobBF0


切嗣「アヅヅッツ!!?あれ?熱くないかも?いややっぱ熱い!!!」

舞弥「どうしました切嗣!!…おのれ魔術師!」

切嗣「ぐぁあああああ!!!痛い痛い!彫刻刀でガッツリ手を彫っちゃった時みたいな痛みが!」

舞弥「よかった大丈夫そうですね!」

切嗣「君の目と耳は節穴かい!?ごぁあああ!!」ゴロゴロゴロ!

舞弥「!」

舞弥「切嗣!右手に!」

切嗣「え?」



271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:04:40.31 ID:NNMTobBF0





〜数時間後、冬木市の入口〜



ざっざっざっ。




「…ここが、冬木。」




272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:05:52.93 ID:NNMTobBF0







イリヤ「…」







イリヤ「…ここで聖杯戦争を…」

イリヤ「それから…」


イリヤ「…ここにキリツグが居るのね…」



273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:10:41.38 ID:NNMTobBF0

─────

────────

─────────────



セラ『イリヤ様。本当に御一人でよろしいのですか』

イリヤ『何?私一人じゃすぐに敗退するって言いたいの?』

セラ『いえ…ですが』

イリヤ『所詮は私のバックアップ役が私に意見しないでくれる?』

セラ『…出過ぎた真似を致しました』

イリヤ『わかればいいのよ』

イリヤ『あなたなんか付いてきてもすぐ死んじゃうじゃない』

イリヤ『私が何してるかとか全部お爺さまにチクッちゃうし』

セラ『ですがそれは』

イリヤ『あーもう。いいから。アインツベルンの城であなた達は待機。冬木のアインツベルン城にも私1人で行くから』

リズ『イリヤ、一人暮らし、できる?』

セラ『リズ不敬ですよ!?』

イリヤ『あのね…私ももう19なんだよ?』

セラ『…そうだね。失礼だった』

イリヤ『ご飯とかも大丈夫だから私だって出前くらいとれるから毎日寿司パーリィするから大丈夫』

リズ『…』

セラ『…』

イリヤ『洗濯だって大丈夫よ!毎日服を買えば洗わなくて済むもの!』

リズ『』

セラ『』


イリヤ『じゃ!ちゃんと留守番してるように』

セラ『ちょまっ、お待ちください!やっぱりイリヤ様お一人では!!…ああもう見えない!!!』



『イリヤ様ァァァ!!!』




イリヤ様ァァァ…イリヤ様ァァ…イリヤ様ァ…




──────────────────
────────────
───────


274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:11:10.54 ID:NNMTobBF0


イリヤ「…」


イリヤ「お爺様はキリツグを『裏切り者』って言ってた」

イリヤ「私も聖杯から聞いた。キリツグは私とお母様を捨てたって」

イリヤ「…でも、腑に落ちない」

イリヤ「だって。キリツグはあんなに優しかった」

イリヤ「一緒に胡桃の新芽探しだってした。」

イリヤ「私とお母様を愛してたのはよくわかってた。」

イリヤ「よく『正義の味方になりたい』『世界に恒久的平和を』って言ってたキリツグがその願いを叶えるために必要不可欠な聖杯を壊す理由もわからない」

イリヤ「…」

275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:12:30.83 ID:NNMTobBF0


イリヤ「…それにアインツベルンの城には強力な結界が張られていたもの」

イリヤ「第四次聖杯戦争で聖杯を獲得出来なかったキリツグにお爺様が会わせるとも思えないし」



イリヤ「──だから」



イリヤ「私は自分の目で確かめる。」


276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:14:04.02 ID:NNMTobBF0


イリヤ「ちゃんとキリツグに会って。『どうして会いに来てくれなかったの?』って」スタスタスタ

イリヤ「『寂しかった』って。文句言ってやるの」スタスタスタ

イリヤ「それから…」トコトコトコトコ

イリヤ「…ううん、この先は会った時に」フルフル









イリヤ「…ところで」







イリヤ「ここ、どこ…?」グスッグスッ←迷子になった


277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:15:44.34 ID:NNMTobBF0

イリヤ「だって、だって!!この街には初めて来たし!」

イリヤ「スマホはいつの間にか落としたか盗まれたかしたし!!」

イリヤ「セラとリーゼリットにはあんな啖呵切って出てきたから…っ!」

イリヤ「う、うわーん!!どうしよ!…アレ!?財布も落としてる!?」

イリヤ「うわぁぁん!!うわぁぁん!!」

警察官「ん?君、どうしたの?」

イリヤ(やった!!助け船だわ!ラッキー!)



278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:16:53.43 ID:NNMTobBF0


イリヤ「えっく、ひっく。え、えと…迷子に!迷子になったの!」

警察官「ははぁ。それは大変だ。君、お父さんかお母さんの携帯の番号とか言える?」

イリヤ「お母様は居ない…キリツグとは連絡つかない。」

イリヤ「というかキリツグに会いに来たんだもん。何年も音信不通の!」グスッ

警察官「そ、そっか…複雑なんだね。じゃあ…お父さんの事を知ってる限り教えてくれるかい?」

警察官「この街はそんなに広くはないからね。職業が分かればその職場だけを虱潰しに探せるしね」

警察官「君のお父さんのお仕事は?」

イリヤ「え?…えーっと、」







イリヤ「殺し屋」

警察官「…」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:18:08.29 ID:NNMTobBF0


イリヤ「あのね、”魔術師殺し”のキリツグと言えば当時、業界じゃかなり恐れられてて」

警察官「(^ν^)」

イリヤ「えっと、死んだ魚の目してて、タバコと甘い物が好きで、子供舌で」

警察官「あ、えーと落ち着いて落ち着いて。苗字は?お父さんの苗字」

イリヤ「エミヤ。エミヤキリツグだよ」

警察官「エミヤ…?エミヤ、エミヤ……ああ!」





警察官「知ってる知ってる!最近ノースリーブのシャツに短パン姿で夕方頃にこの近所を毎日走ってる人だ!」

イリヤ「ノースリーブ!?」ガーン

280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:19:10.02 ID:NNMTobBF0


イリヤ「待って!?今冬だよ!?コート無しじゃ外なんて歩けないのに!」

警察官「まぁあの人は近所でも有名な小学生系男子で有名な人だからね…」

イリヤ「何その新しい属性!?」

警察官「ともかく。その人の家なら案内してあげられるよ」

イリヤ「あ、ありがとうございます」ペコ

警察官「そっかー…お嬢ちゃんあの人の、…ん?」

イリヤ「?」

警察官「いや、でもあそこって高校生の男の子と君と同じくらいの女の子がいたよな?」

イリヤ「…え?」


281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:21:33.01 ID:NNMTobBF0



〜衛宮邸前〜





イリヤ「…」

イリヤ「寒い…」ブルブル

イリヤ(案内してくれたはいいけど、『その内帰ってくると思うから』ってお巡りさん帰っちゃった)

イリヤ(全く!なんて職務怠慢なのジャパニーズポリスオフィサーは!)



イリヤ「…早く帰ってこないかな。キリツグ。」プルプル



282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:22:16.86 ID:NNMTobBF0

「やぁ、やっと我が家に帰ってこれた」

イリヤ「!」バッ

イリヤ「キリツ────────」







切嗣「まさか普通に僕が選出されるとはね…それに残るクラスが”アサシン”なら勝ったも同然だな…フフ」

美遊「もう。今日は遅くなるんじゃなかったの?」

舞弥「ごめんなさい。予想以上に早く片がついたの」

士郎「それにしても皆帰りが一緒になるなんて珍しいな」





イリヤ「…」ピタッ…





283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:22:46.47 ID:NNMTobBF0



セイバー「ほほう…買い物袋の中身から察するに…今日は鍋ですか?胸が高鳴ります!」

舞弥「フフ…楽しみにしていてください」

美遊「お母さん、私も手伝うね」

切嗣「美遊はいい子だな」ナデナデ

美遊「えへ…//」








イリヤ「…」



284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:23:46.96 ID:NNMTobBF0


切嗣「鍋か…旬の野菜もたくさん買ったし楽しみだな」ニコニコ

セイバー「キリツグは鍋も好きなのですか?どちらかと言うと洋食派かと思っていました」

切嗣「…」

セイバー「…ええ、ええ。わかってます。わかってましたとも。ちょっと慣れてきましたから全然ダメージとかないですから」

セイバー「せめて理由を教えてほしいです…」クスン

セイバー「私だって大人です。自分に落ち度や改めるべき点があるなら直す努力をします。怒らせてしまった事案があるなら謝罪と贖罪も…」

切嗣「…」

セイバー「ぐぅう!取り付く島もないですシロウ!!」ガシッ

士郎「よしよし」ナデナデ








イリヤ「…」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:24:26.37 ID:NNMTobBF0


セイバー「!…ああ、士郎…やはり私は貴方が好きだ//」

士郎「な、え、ええっ!?えっと///」

セイバー「あなたはいつも私の荒んだ心に癒しをくれる。この優しさが心地よいのです///」スリスリ

士郎「おぅ、うん…//べ、別にこんなの…普通だし」

美遊「む。お兄ちゃん。デレデレしすぎ」ツネリ

士郎「あだだだだだ!?取れる!耳が取れる!ゴッホになる!」









イリヤ「………」

286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:24:53.14 ID:NNMTobBF0

切嗣「ところで士郎。知っているかい?サーヴァントは別に食事をとる必要はないんだ」ニヤ

セイバー「ちょっ!キリツグ!?まさかあなた!」

士郎「じいさん?それ以上意地悪するならオレも怒るぞ。セイバーもちゃんと衛宮家の一員だ!食卓にはちゃんとつかせるからな!」

セイバー「シロウゥウウウ!!///」ギュッ!

切嗣「まさか。ただ後学のために豆知識を教えたかっただけさ」シレッ

セイバー「嘘です!絶対嘘です!私をハブる気だったのでしょう!」







イリヤ「…」


287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:25:58.12 ID:NNMTobBF0


切嗣「士郎、お風呂は僕が沸かしておく。舞弥を手伝って腕によりをかけて料理を…頼む」

士郎「ハイハイ」

舞弥「切嗣。たまには休ませるべきだと思いますよ」

切嗣「…」ショボン

士郎「いいよじいさん。そんなに楽しみにしてくれてるならオレ喜んで作るよ」

切嗣「!」パァッ…!

舞弥「フフ…本当に子供みたいな人ですね」




「「「「「ただいまー」」」」」









イリヤ「…」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:26:33.89 ID:NNMTobBF0







イリヤ「…へー…………」






イリヤ「そうなんだ。」






289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:27:57.10 ID:NNMTobBF0


イリヤ「お爺様の言ってた通りだったんだね。」

イリヤ「キリツグは…」


イリヤ「お母様と、…私を…捨てたんだね」


イリヤ「会いに来てくれなくなったのは。約束を破ったのは」

イリヤ「バケモノじゃない普通の人間と普通の幸せを手に入れたからかな?」

イリヤ「へー。そうなんだ。へぇ…」

イリヤ「私はずっとあのお城で待ってたのに。」

イリヤ「いい子にして。辛い事も痛い事も恐い事も寂しい事も我慢してたのに」

イリヤ「ずっと。ずっとずっとずっとずっと。長い間キリツグの事待ってたのに。」

イリヤ「…キリツグは私なんて要らないって。私の代わりを見つけて、お母様の代わりを見つけて。」





イリヤ「キリツグは自分1人だけ幸せになろうとしてる」






290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:28:40.51 ID:NNMTobBF0





イリヤ「…何それ?」







イリヤ「─────────ふざけるな。」











イリヤ「ふざけるな。ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな!!!!!!!!!!!!!!!」



291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:29:15.60 ID:NNMTobBF0



イリヤ「…」ハァッ…ハァッ…!



イリヤ「…フクシュウしよう。」





イリヤ「うん。そうしよう。」




イリヤ「どうしようかな。どうしてやろうかな。」

292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:29:50.25 ID:NNMTobBF0

イリヤ「とりあえずキリツグの新しい家族は殺しちゃおう」

イリヤ「みんなみんな殺しちゃおう」

イリヤ「キリツグも1人になればいいんだ」

イリヤ「キリツグもひとりぼっちになれば私の辛さがわかるよ」

イリヤ「ゆるさない」


イリヤ「ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:31:07.02 ID:NNMTobBF0


イリヤ「それに…セイバー。今回もまた、セイバー枠はあなたなんだね。」


イリヤ「ふふ…ふふふっ。あなたが聖杯をちゃんとキリツグに渡せていればキリツグはここに留まらずにアインツベルンに帰れたのに」

イリヤ「セイバーもね。セイバーもゆるしてあげない」

イリヤ「痛くしてあげる。特別とってもとんでもなく痛くしてあげるね?」

イリヤ「私のバーサーカー相手にあなた程度が勝てるとも思えないもの」

イリヤ「いたぶってあげるね?たくさんたくさんいたぶって私にごめんなさいさせてあげる。」

イリヤ「ゆるしてあげないけどね?でもたくさん痛くしたらきっと私もあなたも素直になれるわ」

イリヤ「そしたらまた仲良くなれるよね?」


イリヤ「そうだよね?そしたらきっとキリツグも観念して私の元に帰ってきてくれるよね?」

イリヤ「私以外に選択肢がなくなれば。頼みの綱のセイバーも私に屈服したら。キリツグは私に縋るしかなくなるよね?」


イリヤ「楽しみだなぁ」ニコニコ。


294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:31:34.09 ID:NNMTobBF0

イリヤ「どうやって殺そう?あのマスターもすぐに死なせちゃまずいよね?」

イリヤ「どうしよっかな。どの拷問がいいかな?」

イリヤ「ふふふっ♪ふふふふふふははははあははははははははははハハハハハハハハハははははははひひひひひはははあハハハはハハははっ!!!!」


バーサーカー「…」スゥッ…

295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:32:15.89 ID:NNMTobBF0



イリヤ「あははっ!ふふふふふふふふっ!くっふふふふっ♪」

バーサーカー「■■■■■■…」ソッ

イリヤ「ふひひひひっ…あはははははっ♪」

バーサーカー「■■■」ギュ

イリヤ「あはは…?…あは♪なぁに?慰めてくれるの?バーサーカーは優しいね♪」

バーサーカー「■■■■■」

イリヤ「別に泣いてないよ。泣く理由なんてないもの」

バーサーカー「■■■■■■■」

イリヤ「……」

バーサーカー「…」

イリヤ「…………ありがとう」ソッ


296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 05:32:57.96 ID:NNMTobBF0


イリヤ「私に優しくしてくれるのはバーサーカーだけだよ」

バーサーカー「■■■■■■■■■■」

イリヤ「…」ギュ


イリヤ「う、ふぇ、…うぅ…!」グスッ、グスッ…

バーサーカー「…」

バーサーカー「…」ヨシヨシ


297 : ◆3rfPz4lVbmKs :2018/01/23(火) 05:33:57.13 ID:NNMTobBF0
今回はここまでの試練
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 05:34:13.94 ID:s3mo5PHto

一人でシリアスしようと頑張ってるイリヤかわいい
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 07:30:03.29 ID:mrbC+14s0
衛宮家のアットホームなやり取りをまざまざと見せつけられるイリヤが可哀想すぎる。
慎二の可哀想はギャグっぽかったのにイリヤの可哀想はガチとか……。
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 10:17:39.64 ID:e0Obqtx+o
まあこっちが幸せだとどうしてもこうなるよね
どんな理由があろうと二股になるのは間違いないし
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 10:19:56.62 ID:JXjS6UuuO
イリヤにシリアスは似合わないから
さっさとブルマ履かせよう
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