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【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」

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499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:05:36.17 ID:SMd8F+370
まゆの勝ちですよお
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 23:11:54.22 ID:pl7lPAdb0

唯:96

まゆ:32


まゆ「あった、あそこですね」スタタタッ

唯「おっさき〜☆」ピューンッ

まゆ「唯ちゃん!? は、速い……」

まゆ「負けられません……!」スタタタッ


晶葉『ここで唯がまゆを抜かしたぞ! ジェットコースターに乗車した!』

晶葉『この差はかなり大きいぞ!』

愛梨「お茶どうぞ〜」スッ

凛「ありがとう」

愛梨「お煎餅は?」

凛「もらうよ」ズズズ


↓1 唯

↓2 まゆ

コンマ二桁をプラス 合計100を越えたら次へ
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:13:11.74 ID:yuPEzUThO
この光景もPのひいおばあちゃんは見てんのかな
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:16:21.94 ID:mApUqNN2o
にゃー
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:24:36.42 ID:LRcQDn0DO
あら、同着か

やっぱりおもしろいなぁ
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 23:26:09.21 ID:pl7lPAdb0

唯:170

まゆ:126


ゴォォォォォォ

唯「きゃー☆ たーのしー!」

まゆ「や、やっと着きました」ハァ ハァ

まゆ「もう発車してますし……大きく差がつきますね」ウズウズ

ゴォォォォォォ

まゆ「あ、来ました!」

唯「やっほーまゆちゃん♪ 先にクイズに行ってるからねー♪」スタスタ

まゆ「むー……!」

――――

晶葉『動物クイズは私から出題させてもらうぞ』

晶葉『クイズは何問も出す。そのうち5問正解できればクリアで、向こうにあるゴールテープを切ってくれ』

唯「はやくはやく!」

晶葉『そう急かすな。第1問!』ジャジャン
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 23:32:28.46 ID:pl7lPAdb0
晶葉『シマウマの鳴き声は次のうちどれ?』

晶葉『A・ワンワン B・ニャー』

晶葉『C・モー D・ヒヒーン』

唯「シマ『ウマ』だから、Dのヒヒーン!」

ブブー

晶葉『残念。正解はAだぞ』

唯「うっそ、わんわんって鳴くの〜!? 聞きた〜い!」

晶葉『YouTubeか何かで確かめてくれ』

晶葉『次の問題だ』ジャジャン

唯「どんどんいこう!」


↓1 唯

↓2 まゆ

コンマ二桁をプラス 両者0 合計100を越えたら次へ
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:33:10.99 ID:yuPEzUThO
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:34:23.77 ID:Hl2CbM4co
うそだろ
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 23:42:03.18 ID:pl7lPAdb0

唯:99

まゆ:77


――――

まゆ「はー、はー」

唯「お☆ まゆちゃん来たね! 私もう3問正解したよ〜♪」

まゆ「!?」

まゆ(ま、マズいです! このままじゃ……!)

晶葉『まゆも来たので、ここからは早押しクイズになるぞ』

晶葉『分かったら手を挙げてくれ』

唯「へへ、面白さが増すね〜!」

まゆ「負けません!」

晶葉『第5問。クォッカという動物は、あるキャラクターのモデルとなったと言われているが』

晶葉『そのキャラクターとは何?』

唯「クォッカ? どんな動物?」

まゆ「分かりません……」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 23:50:42.83 ID:pl7lPAdb0
晶葉『A・ニャンちゅう B・チップとデール』

晶葉『C・ピカチュウ D・グリとグラ』

まゆ(うー……さっぱりです)

まゆ(こうなったら適当に……)

唯「はいっ!」

晶葉『唯、答えをどうぞ』

唯「Cのピカチュウ!」

ピンポーン

晶葉『正解!』

まゆ「え!? 唯ちゃん、クォッカを知らないんじゃ…」

唯「うん、だからテキトーに答えたんだ! ピカチュウ好きだし!」

晶葉『これで唯は4問正解。あと1問で勝利だ』

晶葉『次の問題で決まるかもな』

まゆ「……」ゴクリ

唯「決めちゃうよ〜♪」


↓1 唯

↓2 まゆ

コンマ二桁 合計100を越えた方が勝利 同着なら、クイズ対決のコンマがより高い方が勝利
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:51:43.24 ID:S3ieSS0uO
決めちゃうよ〜
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:53:01.74 ID:Z2vUEqZQO
46以上で
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:53:02.39 ID:yuPEzUThO
まゆなら勝てそうな気がする
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:58:39.98 ID:LRcQDn0DO
ギリギリでまゆの勝利で今回は終了かな
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 00:01:33.20 ID:GraScPVs0

唯:123

まゆ:151


晶葉『第6門! キリンの睡眠時間は?』

晶葉『A・8時間 B・1時間』

晶葉『C・20分 D・寝ない』

まゆ「はい、Cの20分です」

晶葉『正解!』

まゆ「偶然知ってました」ホッ

唯「やるじゃんまゆちゃん!」

まゆ「まだ1問ですから気が抜けません!」

晶葉『燃え上がってきたな! いくぞ、第7問!』

――――

まゆ「はい! Dの江戸時代!」

晶葉『……』

ピンポーン

晶葉『正解だ!! なんとまゆ、猛烈に追い上げて』

晶葉『4問正解!! 唯に並んだぞ!!』
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 00:10:51.76 ID:GraScPVs0
唯「うっひょ〜! すご〜い!」

まゆ「何とか、ですね」フゥ…

晶葉『互いに王手がかかり、次で決まるのか!』

晶葉『問題! ニュージーランドの国鳥であるキーウィーという鳥だが』

晶葉『どんな鳴き声か、次の中から選べ!』

晶葉『A・キー B・キーウィー』

晶葉『C・キューゥ D・キッキー』

唯「また鳴き声系かぁ。どれだろ〜」

まゆ「……」

まゆ(これは賭けです)

まゆ「はい!」

唯「!? は、はい!」

晶葉『まゆの方が早かったな』

唯「はいはいはい!」

晶葉『数で攻めても無駄だ! まゆ、答えをどうぞ!』
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 00:19:41.85 ID:GraScPVs0

まゆ「答えは……Bのキーウィー!」

晶葉『……』


ピンポーン

晶葉『正解!! この瞬間、まゆの勝ちが決定したぞ!』

晶葉『ゴールテープを切ってくれ!』

まゆ「えへへ、逆転勝利です!」スタタタッ

パサッ

唯「うーん、逆転したけど逆転されちゃったね」

唯「おめでとうまゆちゃん!」ニコッ

まゆ「ありがとうございます!」ギュッ

晶葉『とても良い勝負だった! サイコロの目がプラス2されるな!』

晶葉『さあ次は凛……と行きたいところだが、凛は1回休みだから』

晶葉『まゆ! サイコロを振ってくれ!』

まゆ「うふふ♪ ごめんね凛ちゃん♪」


凛「ふ、ふんっ……まだ勝機はあるし……!」

愛梨(震え声、ってやつだね)


【進行状況】

   秋田  山形  福島  茨城
凛  ○●○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○● ○○○ ○○○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 00:20:12.32 ID:KudgVnpj0
a
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 00:29:43.00 ID:GraScPVs0

まゆ:2マス進む+2

【進行状況】

   秋田  山形  福島  茨城
凛  ○●○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


まゆ「大きい目、出てくだ」

まゆ「さいっ」ポイッ

コロコロコロ

まゆ「あ……2ですか。ということは4マス進めますね」

凛(ほっ)

まゆ「唯ちゃん、勝負楽しかったです」

まゆ「現実でも遊びましょうね♪」

唯「うんうん☆ 遊ぼう! でもこれゆいの分身みたいなもんだし」

唯「現実のゆいは何も知らないと思うから、まゆちゃんから誘ってあげてね!」

まゆ「もちろんです」ニコッ

ビュンッ
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 00:30:07.94 ID:gTV+9enLo
凛辛いな…
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 00:33:18.89 ID:GraScPVs0
少し早いですが、ここまでにします
明日は夕方から始める予定です
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 19:03:25.34 ID:GraScPVs0
8時から始めます
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:54:07.28 ID:GraScPVs0

――――

ビュンッ

まゆ「もう東京都まで来たんですね」

まゆ「ここはお台場ですか。どんなアイドルの方が待ってるんでしょうか」

???「私よ」

まゆ「きゃっ!」ビクッ

まゆ「か、奏さん……後ろから忍び寄るなんて……」

奏「あら、まゆが私の目の前に現れたのよ? 脅かすつもりなんてなかった」

まゆ「そうだったんですか、すみません」

まゆ「えっと……早速ですけど、勝負の内容を教えてもらえませんか?」

奏「気が早くない? 少し観光していきましょう」

まゆ「嬉しい誘いですけど、またの機会にします」

奏「そうなの、残念」

奏「じゃあ勝負に関するヒントを出すわね」

まゆ「普通に教えてくださいよ……」
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 21:20:01.21 ID:GraScPVs0
奏「1つ、テレビに関係がある」

奏「2つ、女の子の背中を押す手助けをしてくれる日に関係がある」

まゆ「?」

奏「3つ、とても甘いけど、中にはちょっぴり苦い思い出も生まれる」

奏「どう?」

まゆ「……バレンタイン……?」

奏「ええ、当たってる。バレンタインに関わることよ」

奏「正解を言うわね。今から私たちがやるのは、バレンタインドラマよ」

まゆ「バレンタインドラマ?」

奏「共通するのは、好きな男の子にチョコを渡して告白するという流れ」

奏「ただしシチュエーションは自分で考えるの。学校でも会社でも何でもいいわ」

奏「とにかく胸がときめいてしまうような話と演技を考えて、審査員の前で披露し」

奏「判定してもらうのよ」

まゆ「どちらが良かったかをですね」

奏「そう。発表は3時間後よ」

まゆ「は、早いですね」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 21:30:30.88 ID:GraScPVs0
奏「演じるのは自分自身。自分が好きな人にチョコを渡すならどんなシチュが理想か」

奏「よく考えて」

まゆ「はい」

奏「ちなみに、私たちが告白する相手役は涼よ」

スタスタ

涼「よろしく!」

まゆ「よ、よろしくお願いします」ペコリ

まゆ(素敵な男性を演じていただけそうですね)

まゆ(できればプロデューサーさんがいいんですけど……)


↓1 奏のシチュ

↓2 まゆのシチュ


学校の放課後や駅前、または雪の降る公園など 詳細を書いていただいてもOKです
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:34:00.38 ID:fJrGjF8v0
街中での夜のデートの最中、雪が降り始めた頃に
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:34:38.43 ID:erbbmn0d0
放課後の空き教室、夕焼けの中で
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:35:23.63 ID:A6B/geNpo
自分の部屋で身体にリボンを巻き付けて
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:36:31.13 ID:v8QB2ZFb0
苦手なはずの恋愛映画を勇気を出して一緒に観に行って、エンドロールでそっと手に握らせる
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 21:53:16.93 ID:GraScPVs0

――――

晶葉『凛! 奏とまゆが面白そうな対決をしているぞ!』

晶葉『練習に取り掛かったようだが……凛?』

凛「何」ゴクゴク

晶葉『お茶を飲み過ぎると利尿作用が…』

凛「放っといて」プハー

愛梨「今ヤケお茶をしてるんだよ。飲まなきゃやってられないって」

晶葉『なあ、前にも言ったがそう落ち込むな! まだまだ逆転のチャンスはあるんだぞ!』

凛「だって20以上も離れてるんだよ? 無理じゃない?」

晶葉『大丈夫だ! 1回休みのマスもそこそこあるからな!』

凛「本当!?」

晶葉『本当だ! まゆがそれに引っかかり続ければ』

晶葉『凛がしめしめと追い越すかもしれないぞ?』

凛「そっか……ちょっと元気出たかも」

凛「ありがとう晶葉」ニコッ

晶葉『気にするな!』

愛梨(凛ちゃんも止まる可能性あるんだよね……って言ったらまた落ち込んじゃうよね)

愛梨(黙っておこう)
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:56:20.09 ID:A6B/geNpo
止まるんじゃねぇぞ・・・
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 22:07:45.53 ID:GraScPVs0

――――

奏「3時間ちょうどね。ドラマの出来はどうかしら」

まゆ「出来る限りやりました」

奏「ふふ、楽しみにしてる」

奏「それじゃあ公開の準備に……入る前に、審査員を紹介しておくわね」

奏「まずはかな子」

かな子「2人ともファイト!」グッ

奏「そして加蓮」

加蓮「お客さん気分で観るよー♪」ヒラヒラ

奏「最後は、きらりよ」

きらり「バレンタインの告白だなんて……胸がどきどきすゆ……」ドキドキ

きらり「うっきゃーー☆」ブンブン

まゆ「きらりさん、あんな調子で大丈夫なんですか……?」

加蓮「発表までには落ち着かせておくから」

かな子「きらりちゃん、マカロン食べる?」スッ

きらり「食べゆ! ありがと☆」パクッ

奏「それじゃ、まずは私から……でいいかしら?」

まゆ「どうぞ」

まゆ(奏さんのシチュエーション、どんなのだろう)ソワソワ
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 22:23:21.90 ID:GraScPVs0

――――

コツコツ

涼「イルミネーション、綺麗だったな」

奏「そうね。とっても」

奏「今日は本当にありがとう。バレンタインって特別な日に」

奏「私とデートしてくれるなんて」

奏「あなたのことだから、色んな女の子から誘いを受けてたんじゃない?」

涼「まあ……。でも奏が1番だったから」

奏「えっ?」

涼「1番最初に、オレと約束したから」

奏「ああ、そういうこと……」

まゆ(これは夜の街中、デートしてる最中ですね)

かな子(今のはダメ、奏ちゃん傷ついちゃったよ)アセアセ

きらり「……」ドキドキ
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 22:38:08.97 ID:GraScPVs0
涼「どうした?」

奏「何でもないわ」

奏「歩き疲れちゃった。そこのベンチで休憩しない?」

涼「うん、そうしようか」

スッ

奏「……多いわね」

涼「?」

奏「恋人。改めて見ると、とても仲の良さそうなペアが歩いてる」

奏「ずっと付き合ってるのか。今日付き合うことになったのかは分からないけれど」

涼「……」

奏「あ」

奏「見て、雪よ」

涼「え」

涼「本当だ……バレンタインに降るなんて」

奏「こういうのホワイトバレンタインって言うのかしら」クスッ

奏「……涼」
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 22:47:04.00 ID:GraScPVs0
涼「ん?」

奏「特別な日に、特別なことが起きたんだから」

奏「私、この日をもっと特別にしたいと思ってるの」

奏「はい」スッ

涼「チョコレートか」

奏「予想できてたでしょ? バレンタインだもの」クスッ

涼「まあね。ありがとう、嬉しいよ」フフッ

奏「本命よそれ」

涼「!」

奏「去年あげたような友チョコじゃなくて」

奏「女の子が、大好きな男の子にあげる手作りのチョコ」

涼「……」

奏「受け取ってくれる?」

涼「……」

奏「……言っておくけど」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 22:59:02.89 ID:GraScPVs0
奏「フラれたりなんかしたら、私ここで泣いちゃうかも」

涼「奏……」

涼「オレも、好きだよ」

奏「え」

涼「奏のことずっと好きだった。友達以上になりたいと思ってた」

涼「けど、ビビっちゃって踏み出せなかったんだ。男の癖に情けないよな」ハハ…

奏「……」

涼「さっき『奏と1番最初に約束したから』って言ったけどさ」

涼「あれ、嘘だよ。他の女の子にも誘われてたけど、奏とデートしたかったから」

涼「他の誰よりも、奏と一緒に居たかったから」

奏「涼……嬉しい……」

涼「おいで」ニコッ

ギュッ


エンダアアアアア イヤアアアアア


まゆ・かな子・加蓮・きらり「!?」ビクッ

加蓮(び、ビックリしたー)

まゆ(この曲使うんですね……)
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/04(日) 23:09:16.90 ID:TZo2/dFT0
ぎゃおおおおん…?
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 23:18:05.67 ID:GraScPVs0

――――

奏「以上よ。言い忘れてたけど、終わったらあの曲が流れるから」

加蓮「忘れないでよー」

奏「ごめんなさい。ドラマはどうだった?」

かな子「胸がキュンってなったよぉ! 奏さんが弱気な表情をした時が特に!」

加蓮「まあまあかな? 涼の演技も光ってたね」

加蓮「あと観てる時に、隣のきらりちゃんが『うきゃー』とか『にょわー』とか」

加蓮「小さく騒いでたのが可愛かった」

きらり「うるさくしちゃってごめんね……? とってもはぴはぴ☆なお話で」

きらり「きらり感動しちゃって……」

加蓮「迷惑じゃないからいいよ」フフ

奏「そんなに評価してもらえるなんて嬉しいわ」

奏「さて、次はまゆね」

かな子「もう準備しに行ったよ」

きらり「どんなお話かなぁ」ワクワク
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:18:13.22 ID:FXI2Pzp+O
>>536
かっこいい方の涼でしょ
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:23:22.42 ID:tXk2ZIU60
ああ、「男役」って言われてナチュラルに876だと思ってた……
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 23:31:50.92 ID:GraScPVs0

――――

涼「ええっと、ここでいいのかな……?」スタスタ

ガラッ

涼「いた。まゆちゃん」

まゆ「先輩……お待ちしてました」

奏(夕焼け色に染まった、放課後の……空き教室かしら)

奏(先輩と後輩の関係で見せているのもポイントなのね)

まゆ「来てくださってありがとうございます」ペコリ

涼「ほったらかしにはできないよ」

まゆ「……せ、先輩……」ドキドキ

まゆ「今日は何の日か、知ってますか?」

涼「もちろん」

まゆ「チョコレート、もらいましたか?」

涼「うん、嬉しいことに」

涼「オレのことを好いてくれる子がいてさ」ハハ

まゆ「当然です! 先輩はカッコよくて、頭も運動神経もよくて」

まゆ「学校のアイドルなんですから」
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:33:38.33 ID:GraScPVs0
涼は346松永の方です
フルネーム表記すればよかったですね…すみません
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 23:42:03.77 ID:GraScPVs0
涼「あはは、大袈裟だよ……」

まゆ「そうやって自分を飾らない謙虚なところも素敵です」

まゆ「そ、それで……お引き受けしましたか……?」

涼「告白?」

まゆ「はい」

涼「いいや、断ったよ。気持ちはすごく嬉しいけど」

涼「オレには好きな人がいるから」

まゆ「えっ」

まゆ「……そう、なんですか……」シュン

まゆ「り……涼さん……」

涼「何?」

まゆ「それでも……私は……グスッ……」

まゆ「この思いを、伝えたいんですっ……」

涼「!?」
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 23:55:46.90 ID:GraScPVs0
涼「まゆちゃん、泣いて…」

まゆ「えへ、ごめんなさい。困っちゃいますよね」フキフキ

まゆ「せ、先輩っ!」スッ

まゆ「これ、一生懸命作ったんです。先輩に食べてもらいたくて」

まゆ「私、えっと……本命なんです!」

まゆ「先輩のことが、す、好きですっ。ずっと好きでした」

まゆ「遠い存在で、影から見てるしかなくて。お話もあまりしたことないですし」

まゆ「私のこと、何とも思ってないかもしれないですけど」

まゆ「あたたかくて優しい先輩が、大好きなんです!」

涼「……」

まゆ「私をっ……まゆを、先輩の彼女にしてくださいっ!」

涼「……」


涼「嬉しいよ」

まゆ「!」

涼「まゆちゃんの気持ち、すごく嬉しい」
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 00:04:30.05 ID:mPMh+tTl0
まゆ「やっぱり、ダメ……ですよね」

涼「付き合おう」

まゆ「え……?」

涼「オレもまゆちゃんが好きだから」

涼「笑顔が可愛くて、心配して気にかけてくれるまゆちゃんが好きだから」

涼「こんなオレでよければ、よろしくお願いします」ペコリ

まゆ「え? え?」

まゆ「い、いいんですか……? 私なんかで……」

涼「なんか、なんて言わないで。オレが言った好きな人っていうのは」

涼「まゆちゃんのことだし」

まゆ「!!」

まゆ「そんな……私……夢を見てるみたい……!」

涼「まゆちゃん」スッ

まゆ「先輩!」スッ

ギュッ


エンダアアアアア イヤアアアアア


加蓮(今度は大丈夫)

きらり「わぁ……」ウットリ
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 00:15:04.61 ID:mPMh+tTl0

――――

まゆ「以上が私の考えたドラマです」

涼「ふー、やりきった!」

奏「よかったわ。涼もお疲れ様、ありがとう」

加蓮「これは助演男優賞ものだね♪」

涼「女優と言え女優と」

かな子「でもでも、どっちも素敵だったよ!」

きらり「うにぃ……すっごく迷うよぉ……」

まゆ「きらりちゃん、悩みすぎですよ」フフ

奏「自分の思うままに決めていいのよ。良かったと思う方の札を上げて」

奏「用意はいいかしら?」

かな子「決まった!」

加蓮「私はこっちだね」

きらり「うーん……よぉし、こっち☆」


↓1 かな子

↓2 加蓮

↓3 きらり

コンマ二桁 1〜50が奏票 51〜00がまゆ票
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 00:15:59.40 ID:W7lODtde0
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 00:18:22.18 ID:laVOckD+o
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 00:21:42.43 ID:fD/lpeQWO
ストレート負けかどうか
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 00:44:30.51 ID:mPMh+tTl0
奏「一斉に札を上げて」

バンッ

奏・まゆ「!!」

涼「へー、奏のストレート勝ちか」

まゆ「負けた……このゲームで初めて……」

まゆ「しかも完敗だなんて……!」ガクッ

かな子「あっ、ガッカリしないで! まゆちゃんのもすごく良かったんだよ!?」

加蓮「うんうん、演技も上手だったし」

まゆ「では何故……」

加蓮「奏のギャップにやられたかな。小悪魔が弱さを見せた感じがさ」

加蓮「あと、恋愛映画が苦手なのにああいう演技はできるんだなーって思って」

奏「それとこれとは別よ」

かな子「私もギャップにやられました! 胸にキュンときた度合いで言えば」

かな子「僅差で奏さんに軍配が上がりますね」

きらり「きらりはね? ホントにギリギリまで悩んで」

きらり「ホントにどっちもすごく良くて……こんなことしちゃいけないかもって思ったんだけど」

きらり「」最後の判断は、運に任せることにしたの……」

きらり「目をつむって、2つの札をぐるぐる回して、ここだ! って思った方を上げたんだぁ……ごめんね」

まゆ「謝らなくていいですよ。そう思ってもらえただけで、充分ですから」ニコッ
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 00:56:45.16 ID:mPMh+tTl0
まゆ「これでサイコロ−2かぁ……だいぶ差をつけてるからいいですけど」

奏「まゆ。あなたの演出、すごく良かったわ」

奏「なんて言ったら嫌味に聞こえちゃうかしら」

まゆ「いいえ、嬉しいです! 奏さんもとても素晴らしいドラマでした」

まゆ「涼さんもありがとうございます。おかげで皆さんに、こんなに褒めていただけました」

涼「アタシはちょこっと手助けしただけだよ」フフ

かな子「チョコレートだけに?」

「……」

かな子「こんなに静まり返る!?」

加蓮「楓さんを思い出したよ……」

涼「かな子も才能ありそうだな」

かな子「喜んでいいのかなぁ」

まゆ「うふふ」ニコニコ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 00:59:35.67 ID:mPMh+tTl0

――――

凛「っしゃ、ようやく来たよ」パキポキ

愛梨「意気込んでるね!」

晶葉『まゆの長いターンが終わったからな! やってやれ凛!』

凛「うん! ここから私が主役だよ!」スッ

凛「ゆけ! サイコロ!」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   秋田  山形  福島  茨城
凛  ○●○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 01:02:51.34 ID:kxkl02j6O
スキルを使用しよう
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 01:20:19.45 ID:mPMh+tTl0

凛:4マス進む+2


【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


凛「4……! むぅ、なかなか良い目が出ないね」

凛「けど、愛梨との勝負で目は+2され!」

凛「そして特技『超嗅覚』を発動! これでさらに+5!」

凛「合計11の大進行だよ!」

愛梨「すごい凛ちゃん! 行ってらっしゃい!」

凛「ありがとう愛梨、お茶美味しかったよ」

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「栃木か……これでもまだまゆとの差は開いてる」

凛「どんどん勝負に勝ってどんどん進もう。勢いを削いじゃいけない」


???「勢いなら私も負けませんよ!!」

凛「……こ、この声って……」
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 01:34:08.92 ID:mPMh+tTl0
凛「まさか茜?」

茜「大当たり!!」シュバッ

凛「あんた何回私たちの勝負に絡んでくるの。いやいいんだけどさ」

茜「これで3回目ですね!! 楽しいです!!」

茜「しかし今回はもっと楽しいですよ!!」

凛「オッケー、勝負だね。始めようか」

凛「この場所を見るに、スキー対決でしょ」

茜「その通り!! 丸沼高原スキー場でスキー対決です!!」

凛「茜が有利だよね」

茜「やってみないと分からないじゃないですか!!」

茜「スキーで使用するものは一式揃えたので、着てくださいね!!」

凛「了解」

――――

茜「おお、ブルーが似合ってますね!!」

凛「茜もオレンジ色が似合ってて可愛いよ」

茜「ありがとうございます!!」

凛(ゼロ距離で叫ばないで欲しいな)キーン
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 01:35:36.17 ID:mPMh+tTl0
今日はここまでにします
凛の特技を+10くらいにすればよかったかなと後悔
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 07:03:11.14 ID:ps8H3JGf0
これあがりのマスにはいれば自動でゴール?
ぴったりじゃないとダメとかなら割と展開読めないけど
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 09:15:59.07 ID:mPMh+tTl0
>>556
考えているのは自動ゴールで、ゴールマスでも対決があり
勝てば本当にゴール、負ければサイコロの数だけ戻る、という流れですが
それだと長くなりそうですね…ぴったりの方がいいでしょうか
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 09:56:35.75 ID:4OyqJs91O
1回で進む距離は0〜12なので凛の+5は妥当な気がする
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 20:22:53.34 ID:mPMh+tTl0
>>558
そう考えると妥当でしたね
まゆの1回休みと比較したら、少し物足りないかなと思ったので
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 20:27:58.14 ID:y7ffcWpm0
固定値は正義
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 22:48:02.98 ID:mPMh+tTl0
凛「んーと、確認するけど」

凛「スタートは向こうの坂の上で、ゴールはここのコテージ前でいいんだよね?」

茜「はい!! 先に着いた方が勝ちです!! 真剣勝負ですよ!!」

凛「手を抜かれて勝っても嬉しくないしね」

凛「まあ茜に限ってそんなことはないだろうけどさ」フフ

茜「凛ちゃーん!! リフトに乗りますよー!!」

凛「聞いてないし……っていうか、いつの間にあんな遠くに?」

凛「今行くよー!」

――――

茜「いいですか!? 先にあのコテージ前に着いた方が勝ちですからね!?」

凛「もう何度も確認したってば……」

茜「お互いに怪我しないことを祈りながら!! 位置について!!」スッ

凛(この世界じゃ怪我もなんかしなさそうだけど)スッ

茜「よぉぉぉい……」


茜「GO!!」シャッ

凛「……!!」シャッ


↓1 茜

↓2 凛

コンマ二桁 数字を足していって先に200を越えた方が勝ち
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 22:48:17.33 ID:/e5oSIYZ0
うり
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 22:51:49.64 ID:Eipaihlpo
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 22:58:29.56 ID:mPMh+tTl0

茜:33

凛:64


茜「のわっ!!」ゴロゴロゴロ

凛「茜!?」

凛(派手に転んだ! 大丈夫かな……)


茜「あはははは!!」

凛「!」ピクッ

凛(うわっ、もう復活してる! 笑いながら追いかけてくる!)

茜「ひゃほぉぉぉう!!」

凛(怖い!!)


↓1 茜

↓2 凛

コンマ二桁をプラス 200を越えたら勝利
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 22:59:49.54 ID:W7lODtde0
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 23:01:38.71 ID:aXMDlfAn0
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 23:01:45.98 ID:sIbJGJGs0
はい
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 23:09:51.16 ID:mPMh+tTl0

茜:87

凛:135


凛(怖い怖い怖い!)バシュッ

茜「むっ、スピードアップしましたね!?」

茜「凛ちゃんあんなこと言ってたのに、すごい上手じゃないですか!! 私も負けられません!!」

茜「ファイヤァァァ!!」

凛「ひっ」


↓1 茜

↓2 凛

コンマ二桁をプラス 200を越えたら勝利
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 23:14:29.87 ID:kxkl02j6O
うい
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 23:16:50.80 ID:W7lODtde0
逃げ切れ
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 23:17:10.79 ID:Eipaihlpo
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 23:27:57.03 ID:mPMh+tTl0

茜:174

凛:215


茜「待てぇぇぇ!!」ゴォォォ

凛(急加速した!? でも)

凛「負けるわけにはいかない!!」

茜「はぁぁぁ!!」

凛(あと少し……! あと少し……!)


凛「よしっ! ゴール!! 私の勝ちだよ茜」

茜「うわぁぁぁぁぁぁ!!」シュウウウウウ

凛「!? ちょっ、止まって! 茜止まって!」

茜「スピード出しすぎましたぁぁぁ!!」

凛「何やってんの! 私が受け止めるよ!」スッ

ドシーン!

茜「きゃっ!?」

凛「むぐっ!」
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 23:36:58.03 ID:mPMh+tTl0

ゴロゴロゴロ

ピタッ

茜「ありがとうございます凛ちゃん……助かりました……!」

凛「」

茜「凛ちゃん? 凛ちゃん!? た、大変です!! 息してません!!」

茜「待っててくださいね、今人工呼吸を…」

凛「し……してるから、息……」

茜「よかった!! てっきり殺めてしまったのかと!!」

凛「そんな心配はないみたいだよ。痛みとかないし」

凛「ビックリして心臓止まりかけたけど」

茜「そういえば転んだ時も痛くなかったです!!」

凛「今気づいたんだ……」

茜「話は変わりますが、スキーの滑りお見事でした!!」

茜「師匠と呼ばせてください!!」

凛(あれは茜の迫力に恐怖を抱いただけなんだけどね)

凛「呼ばなくていいから。あといい加減上から降りてよ」

茜「はっ!? すみません!!」ササッ
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 23:52:13.76 ID:mPMh+tTl0
凛「ありがとう。本題だけど、この勝負は私の勝ちでいいよね?」スッ

茜「文句のつけようがないです!! 文句なんてつけませんけどね!!」

茜「凛ちゃん、お願いがあるんですけど!!」

凛「何?」

茜「もう一度滑りませんか!? 勝負は抜きで!!」

凛「いいよ。どのみちまゆのターンが終わるまで待ってなきゃいけないし」

凛「スキーを楽しもうか」

茜「やったぁぁぁ!!」

――――

まゆ「凛ちゃん、順調のようですね」スッ

奏「もう行くの?」

涼「恋愛話、次はまゆの番なのに」

まゆ「ごめんなさい。私はまだ戦いの最中なので……」

まゆ「倒さねばならない相手がいるんです」

かな子「カッコいい!」

きらり「サイコロ、良い目が出るといいね☆」

まゆ「はい! いきますよぉ」

まゆ「えい」ポイッ コロコロコロ

加蓮「じゅーう! じゅーう! じゅーう!」


【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 23:54:47.61 ID:hWha3YgDO
いけー
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 00:11:03.66 ID:a8bOoa2O0

まゆ:1マス進む−2

【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ○●○ ○○○


まゆ「1……」ガクッ

まゆ「あれ? 勝負に負けて−2になって」

まゆ「サイコロで1が出た、ということは」

まゆ「まさか−1で、1マス戻らなきゃいけないんですか!?」

晶葉『いや、0以下にはならない! サイコロで1か2が出て、−2の効果がついた場合は』

晶葉『−2をしない! つまりまゆは1マス進むんだ!』

まゆ「なるほど……進むだけいいですよね」

まゆ「それでは皆さん、私はこれで」ペコリ

奏「応援してるわ」ニコッ

ビュンッ
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 00:33:09.86 ID:a8bOoa2O0

――――

ビュンッ

まゆ「ここ……秋葉原、ですよね?」

まゆ「どのアイドルの方が、どんな勝負を挑んでくるんでしょうか」

まゆ「あっ。あれって……」


李衣菜「……」

まゆ(チラシ配りのメイドさんをじっと見てる)

まゆ(もしかして李衣菜ちゃんが相手?)

李衣菜「!」

スタスタ

まゆ(あ、気づいてこっちに来た)

李衣菜「まゆちゃん、来たなら来たって言ってよ!」

まゆ「ごめんなさい。私と勝負するのって李衣菜ちゃんなんですか?」

李衣菜「うん……何故かここに配置されたんだ」

李衣菜「それでコスプレ勝負しろって」

まゆ「コスプレ?」
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 00:43:17.95 ID:a8bOoa2O0
李衣菜「おかしいよね!? ギターとかロックな勝負なら分かるけど」

李衣菜「どうしてコスプレ!?」

まゆ「考えようによってはロックなんじゃないですか?」

李衣菜「!」ピクッ

李衣菜「ロック……かなぁ? ロックなのかなぁ」

まゆ「知りませんけど……」

李衣菜「まあやれって言われたからにはやるしかないし」

李衣菜「始めよっか」

まゆ「ルールは?」

李衣菜「お客さんの前でコスプレを披露して、どっちがいいか決めてもらうんだ」

李衣菜「勝負は3回。先に2回勝った方が勝者だよ」

まゆ「シンプルですね。コスプレはあらかじめ指定されてるんですか?」

李衣菜「ううん、自分で決めるんだって」

李衣菜「よく分からないなら、他のアイドルからアドバイスをもらうのもアリ」

李衣菜「開始は2時間後だから、じっくり選んでね」

まゆ「了解です」
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 00:48:08.61 ID:a8bOoa2O0

――――

まゆ「コスプレ……マンガやアニメのキャラはそんなに分からないですし」

まゆ「比奈さんに聞いてみましょうか」ピッピッ

プルルル プルルル

まゆ「もしもし、まゆです。実はご相談があって……」

――――

李衣菜「奈緒ちゃんにこっそり聞いて、見繕ってくれたけど」

李衣菜「本当にこれで勝てるのかな……」ウーン


↓1、2、3 李衣菜がするコスプレ

↓4、5、6 まゆがするコスプレ

複数安価、連取りありです
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 00:50:38.93 ID:4o2i1OVf0
ウサミンコス
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 00:55:45.23 ID:JtBQzARio
ツインテール装備の電子のアイドル
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 01:06:16.17 ID:UD3BKg03O
ばくだん岩
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 01:10:20.64 ID:qeopDONH0
龍田
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 01:14:58.55 ID:lbDnRng9O
巫女服
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 01:15:46.18 ID:OyeL6DfIo
樽美酒研二
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 01:20:57.81 ID:IZi50bYU0
濃すぎだろ
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 01:36:33.46 ID:a8bOoa2O0

――――

晶葉「お集まりのお客様、大変お待たせいたしました!」

晶葉「ただいまより、クールなロックアイドル多田李衣菜と」

晶葉「キュートな可愛いアイドル佐久間まゆのコスプレ対決を開始いたします!」

ウォォォォォ

まゆ(晶葉ちゃん実体化できたんですね)

晶葉「司会は、天才こと池袋晶葉が務めます!」

晶葉「では早速参りましょう! まずは第一回戦」

晶葉「多田李衣菜の、ウサミンコス!!」

ジャーン

李衣菜「うう……」モジモジ

晶葉「どうした? 早くこっちに来てお客様に見せないと」

李衣菜(は、恥ずかしー……!)スタスタ

李衣菜「う……うーさみんっ……!」ニコッ

ウォォォォォ

晶葉「愛くるしいウサミンポーズを決めていただきました!」

晶葉「これは自分で選んだのか?」

李衣菜「いや、アイドル仲間の奈緒ちゃんにアドバイスを」

李衣菜「身近に見てるし、仕草も何となく分かるだろって」
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 01:47:34.52 ID:a8bOoa2O0
晶葉「なるほど、的確なアドバイスだな!」

晶葉「一回転してみてくれ」

李衣菜「……」クルクル

カワイイー!

李衣菜「あ、ありがとー……!」ニコッ

晶葉「以上、多田李衣菜でした!」

晶葉「そして対戦相手、佐久間まゆが扮装するのは」

晶葉「艦隊これくしょんのキャラクター・龍田です!」

ジャーン

まゆ「うふふ」スタスタ

晶葉「ほう、これは再現度が高いな!」

まゆ「ありがとうございます〜♪」

まゆ「天龍ちゃんはどこかしらぁ?」

ウォォォォォ

李衣菜(ノリノリだ)

晶葉「セリフもそれっぽいな、素晴らしい!」
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 01:48:46.09 ID:a8bOoa2O0
今日はここまでで
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 03:46:23.26 ID:apU00Otio

まゆに天使の輪っか…ありだな
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 08:47:45.31 ID:63Ex7HFG0
三回戦目は完全にお笑い対決だな
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 08:39:09.36 ID:uQCqsQs+0
今日の8時くらいから始めます
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 21:35:43.29 ID:uQCqsQs+0
すみません、いつも通り22時過ぎから始めていきます
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:30:53.49 ID:uQCqsQs+0
晶葉「このコスプレは自分で考えたのか?」

まゆ「アイドルの比奈さんに電話をして、助言をもらったんです」

まゆ「そしたら、まゆちゃんならこういうのとかどうっスかねーと」

晶葉「ふむ。李衣菜同様、良い相手にアドバイスをもらったな」

晶葉「一回転して全身を見せてくれないか?」

まゆ「はい〜」クルクル

ウォォォォォ!!

李衣菜(歓声が大きくなった!?)

晶葉(見えそうで見えない感じが唆るようだな)

晶葉「さあ、以上が第一回戦の戦いです! 皆さんはどちらのコスプレがいいのか」

晶葉「ボタンを押してもらいたい……ところですが!」

晶葉「審査は第二、第三回戦が終了してから行いますのでよろしくお願いします!」

まゆ「何でですか?」

晶葉「どちらかが2連勝してしまったら、せっかく用意したコスプレが全部見られないだろう?」

李衣菜(余計なことをぉ……!)

晶葉「第二回戦を始めるぞ。準備してくれ」

まゆ「分かりました」スタスタ

李衣菜「次はあのコスプレか……」スタスタ
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:43:08.89 ID:uQCqsQs+0

――――

裕子「サイキックパワー!」ジャン

晶葉「これはすごい! ミカンが宙に浮いているー!」

晶葉「ただ指を刺して動かしてるだけだけどな!」

裕子「ネタばらししないでください」

アハハハハ! 

晶葉(指を刺してるだけだけどなお客も分かった上で楽しんでいるようだ)

晶葉「」

晶葉「皆さんお待ちかね、第二回戦のコスプレの準備ができました!」

晶葉「」
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:43:44.52 ID:uQCqsQs+0
↑ミスです
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:55:00.57 ID:uQCqsQs+0

――――

裕子「サイキックパワー!」ジャン

晶葉「これはすごい! ミカンが宙に浮いているー!」

晶葉「まあその実態は、ただ指を刺して動かしてるだけですが」

裕子「ち、違いますよ!? 超能力です!!」アセアセ

ハハハハ イイゾー!

晶葉「以上、サイキックアイドルのマジックショーでした!」

晶葉「ありがとう裕子!」

裕子「手品じゃないですからね、それだけは言っておきます……!」スタスタ

晶葉「さあ場が暖まったところで、皆さんお待ちかね」

晶葉「第二回戦のコスプレの準備ができました! いってみよう!」

ウォォォォォ!

晶葉「今度はまゆから披露だー! 巫女服です!」

ジャーン

まゆ「♪」スタスタ

カワイイー! マユチャーン!

まゆ「うふ」ニコッ

晶葉「早くもお客さんを虜にしているな!」
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 23:05:52.66 ID:uQCqsQs+0
晶葉「可愛らしい巫女さんだ! これも比奈から?」

まゆ「ええ。まゆちゃんならとっても似合うと思うっスと言われたので」

晶葉「比奈に感謝しなければな。こんな貴重で可愛いまゆを見ることができたのだから」

まゆ「褒めすぎですよー」ニコニコ

カワイイー! モエー

まゆ「一回転しますね」クルクル

晶葉「後ろ姿もいいな! ありがとう!」

晶葉「果たして、この強敵に李衣菜はどんなコスプレで対抗するのか!?」

晶葉「登場していただきましょう、李衣菜です!」

ジャーン

李衣菜「……っ」スタスタ

ウォォォォォ!!

まゆ「これは……」

晶葉「初音ミクだな! 一世を風靡したボーカロイドだ!」

李衣菜(スカート短すぎじゃないこれ?)カァァ
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