【ミリマス】ミリP「TSVの抱き枕事情」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

70 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:41:24.49 ID:eKLDbfgQ0

琴葉 「サンバはちょっと……」ピロン

琴葉 「あっ、ゴメン……プロデューサーから、連絡がきたみたい」

エレナ 「プロデューサー、なんて言ってたノ?」

琴葉 「そ、そんなに大切な連絡じゃないから……」カァ

恵美 「えー?良いじゃん、アタシにも見せてよ!」チラッ

恵美 「――えっ?」ポカン

琴葉 「も、もう恵美!見ないでってば!」

恵美 「ご、ゴメン……」
71 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:41:53.35 ID:eKLDbfgQ0

エレナ 「ネー、プロデューサーなんて?」

琴葉 「えっと――」

恵美 「…………」

恵美 (今の、プロデューサーの寝顔だった……)

恵美 (もしかして……昨日の?)

恵美 「…………っ」ズキン

トレーナー 「はい、そろそろ再開するわよー」

琴葉 「はい、今行きます!」

エレナ 「さ、後半戦も張り切っていっちゃうヨー!」グッ

恵美 「…………」
72 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:42:23.49 ID:eKLDbfgQ0
――――― 

小鳥 「教えてくださいよ、ケチー!」ブー

P 「まったく……なにがそんなに気になるんですか」ハァ

小鳥 「だって、あんな甘々オーラ出されてたんですよ!?」

小鳥 「これは何かあったと思うのが普通じゃないんですか!」

P 「甘々って……大したことはしてないですよ」

小鳥 「うぅ、信用できない……」
73 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:43:23.85 ID:eKLDbfgQ0

P 「なんで今日はそんなにしつこく絡んでくるんですか……」トゥルル

P 「……ん、電話か」

小鳥 「誰からですか?」

P 「えっと……琴葉から、ですね」

小鳥 「琴葉ちゃん?何かあったんでしょうか」

P 「なんでしょう……とりあえず、聞いてみない事には」ピッ

P 「もしもし、琴葉?レッスン中じゃないのか?」

琴葉 『そ、それが……早めに切り上げたんです』

P 「切り上げた?」

琴葉 『はい……実は』
74 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:44:40.44 ID:eKLDbfgQ0
――――― 

トレーナー 「所さん、集中して!」

恵美 「――っ!」タンタン

トレーナー 「――はい、ストップ!」

トレーナー 「所さん、どうかしたの?」

エレナ 「メグミ、やっぱり具合悪いノ?」

恵美 「へ、平気だってば!ごめんなさい!」

トレーナー 「そ、それなら良いけど……」
75 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:45:20.76 ID:eKLDbfgQ0

琴葉 「…………」

恵美 「ほ、ホラ!まだ最後の振付やってないでしょ?」

エレナ 「それは……そうだケド」

トレーナー 「……それじゃあ」

琴葉 「恵美」

恵美 「こ、琴葉?」

琴葉 「……今日はやめておこう?また、今度頑張れば良いでしょ?」
76 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:46:29.29 ID:eKLDbfgQ0

恵美 「で、でも……」

琴葉 「プロデューサーなら、きっとそう言うと思うから」

エレナ 「コトハ……」

恵美 「……そう言われたら、断り切れないじゃん」

恵美 「ゴメンね……」シュン
77 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:46:58.26 ID:eKLDbfgQ0
――――― 

P 「なるほど、そんな事が」

琴葉 『……すみません、私の独断で』

P 「気にするな、むしろよくやってくれたよ」

P 「怪我でもしたら、その方が問題だからな」

琴葉 『は、はい……ありがとう、ございます』

P 「それで?恵美はどうした?」

琴葉 『楽屋の掃除をしにいくって言ってましたけど……』

P 「分かった、ありがとう」
78 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:47:27.35 ID:eKLDbfgQ0

P 「とりあえず、琴葉は取材の場所に向かってくれ」

琴葉 『……分かりました』ピッ

P 「……さて」

小鳥 「どちらに?」

P 「ちょっと、楽屋の方まで」

小鳥 「ふふっ……行ってらっしゃい」フリフリ

P 「……はい、行ってきます」ダッ

小鳥 「…………」フリフリ

小鳥 「あーあ、私の事も迎えに来てくれないかなー」
79 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:49:12.12 ID:eKLDbfgQ0
――――― 

P 「さて、楽屋の方に……」

エレナ 「アレ、プロデューサー?」

P 「エレナ?レッスン早めに終わったんだろ?」

エレナ 「まだまだ踊り足りなくて……外で一踊りしてきたノ!」

P 「はは、元気いっぱいだな」

エレナ 「ウン!まだまだ、踊れるヨー?」

P 「それは頼もしいな……空いてるレッスンルーム、使って良いからな」

エレナ 「ホント!?ヤッター!」
80 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:49:40.01 ID:eKLDbfgQ0

P 「……ところでエレナ、今日恵美が調子悪かった理由分かるか?」

エレナ 「ンー……」

P 「どんな事でも良い、ひょっとしたら大事な事かもしれないからさ」

エレナ 「ホントにどんな事でも良いノ?」

P 「ああ」コクリ

エレナ 「エーット……確か、今日は朝から変な感じだったと思うヨ?」

P 「朝から?」
81 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:50:40.88 ID:eKLDbfgQ0

エレナ 「ウン!でも、休憩までは普通にできてたし……」

P 「休憩……か。それはいつくらい?」

エレナ 「一時間くらい後だったと思うケド……」

P 「一時間か……俺が琴葉に連絡したあたりか?」

エレナ 「プロデューサーがコトハに連絡したから、羨ましくなっちゃったんじゃナイ?」ニコニコ

P 「ま、まさか……ははは」

P 「でも、ありがとな。教えてくれて」
82 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:51:48.44 ID:eKLDbfgQ0
エレナ 「……ねぇ、プロデューサー」

P 「どうした?」

エレナ 「メグミ、またキット一人で悩んじゃってると思うケド……」

エレナ 「メグミの話、聞いてあげてネ?」

エレナ 「ワタシ達には話してくれないと思うから……」

P 「……エレナ達に話してくれないのに、俺に話してくれると思えないんだが」

エレナ 「話してくれると思うヨ?」キョトン

P 「…………?」

エレナ 「だって、メグミはプロデューサーの事ダイスキだからネ!」
83 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:52:21.44 ID:eKLDbfgQ0

P 「流石に、それは考え過ぎだと思うぞ?」

エレナ 「ホントなのにナ……」

P 「まぁ、お世辞でもそう言って貰えて少し元気が出たよ」ナデナデ

エレナ 「ムゥ……オセジじゃないのにー」ムスッ

P 「ゴメンって」ナデナデ

エレナ 「……エヘヘ♪」

エレナ 「……今度、また一緒にベッドで寝てくれる?」

P 「……考えとくよ」
84 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:53:15.31 ID:eKLDbfgQ0
―――――
 
恵美 「ふぅ……」スタスタ

恵美 「楽屋の掃除しても、あんまり紛れなかった……」

恵美 (琴葉と、プロデューサーが……)

恵美 「……アタシ、ホント何やってんだろ」

恵美 「昨日、見た時に割り切ったはずなのに……」トボトボ

P 「恵美!」

恵美 「……へっ?プロデューサー?」キョトン

P 「探したぞ……楽屋探してもいないから、もう帰っちゃったのかと」ハァハァ

恵美 「…………」
85 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:53:47.72 ID:eKLDbfgQ0

P 「今日、レッスンの調子悪かったんだって?」

恵美 「ご、ゴメン……どうしても、上手くいかなくて」

P 「ケガしなかったんだから、それだけで十分だよ」

P 「……なぁ、なにか理由があるのか?」

恵美 「た、大した理由じゃないって!もー、大げさだなー」ニャハハ

恵美 「そんな事より、ほら!琴葉の方ついて行ってあげてよ!」

恵美 「琴葉、きっと喜ぶからさ!ね?」ニコッ
86 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:54:21.88 ID:eKLDbfgQ0

P (……俺になら話してくれるかもしれない、か)

P 「大した理由じゃなくても良い、話してくれないか?」

恵美 「で、でも……」

P 「どうしても話したくないって事なら、話さなくても良いけどさ……」

P 「俺で力になれるかもしれないなら、話してみてくれないか?」

恵美 「……迷惑、でしょ?」

P 「迷惑なんて、恵美がそんな事考えなくても良いんだよ」
87 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:54:47.95 ID:eKLDbfgQ0

P 「悩みがあるなら、一緒に考えればいいだけだしな!」

恵美 「一緒に……か」

P 「そういうのがその……プロデューサーとアイドルの二人三脚というか」ゴニョゴニョ

恵美 「……ぷ、アッハハ!」

P 「い、今良い事言ったのに……」シュン

恵美 「ゴメンゴメン!ちょっとおかしくなっちゃって」

恵美 「そっか……そうだよね」

P 「……まぁ、分かってくれたなら良かった」

恵美 「それじゃ……一つだけお願い、してもいい?」

P 「ああ、どんとこい!」
88 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:55:14.59 ID:eKLDbfgQ0
――――― 

P 「なんで?」

恵美 「や、やっぱりダメだった!?」

P 「い、いや……もっとなんか、深刻なお願いかと思ったからさ」

P 「まさか、いきなりベッドに一緒に潜る事になるとは思わないだろ……」

P 「これが恵美の言ってたお願いなのか?」

恵美 「……うん」コクリ

P 「……これくらいなら、普通にお願いされたらするぞ?」

P 「多少のリスクはあるけど……それでも、アイドルの調子には代えられないからな」
89 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:55:42.73 ID:eKLDbfgQ0

恵美 「そ、そんなのダメだって!」

P 「?」キョトン

恵美 「だって……琴葉に、悪いからさ」

P 「?なんで、そこで琴葉の名前が出てくるんだ?」キョトン

恵美 「隠さなくても良いよ、アタシ知ってるから」

恵美 「琴葉と……付き合ってる、んだよね?」

P 「……えっ?」
90 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:56:09.16 ID:eKLDbfgQ0

恵美 「昨日、スーパーで一緒に買い物してるの見たんだ」

P 「昨日の……見てたのか、恵美」

恵美 「そ……今日も、寝顔壁紙にしてるの見ちゃったしさ」

P (……まさか、とんでもない勘違いの連鎖をしているのでは?)

P 「恵美、あのな……」

恵美 「分かってるよ、こんな風にされたら……迷惑、だもんね」
91 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:57:04.23 ID:eKLDbfgQ0

恵美 「でもさ、もうこういう風に甘えられないかもしれないから……」

恵美 「最後だけ……一緒に寝てみたかったの」

P 「…………」

恵美 「えへへ……なんか、アタシらしくないよね」

P 「……恵美、一つ良いか?」

恵美 「?」キョトン

P 「大変、言いづらい事なんだが――」
92 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:58:10.42 ID:eKLDbfgQ0
――――― 

恵美 「――って、事は」ポカーン

P 「ああ、勘違いだな」

恵美 「…………っ!!」カァアアア

恵美 (う、嘘っ!?)

P 「琴葉は俺の家に押し掛けてきただけだし、俺と付き合ってるわけでもないよ」

P 「……後で、寝顔の件は問い詰めるけど」
93 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:58:38.59 ID:eKLDbfgQ0

恵美 「…………」スッ

P 「待て、なんで遠ざかる。傷つくぞ」

恵美 「い、いや……その、さ」

恵美 「結局勘違いだったんだし……お願い、聞いてもらえないよねって」

P 「…………」

恵美 「ご、ゴメン……それじゃ」
94 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:59:08.71 ID:eKLDbfgQ0

P ダキッ

恵美 「ぷ、プロデューサー……?」

P 「言ったろ、このくらいのお願いなら聞いてやるって」ギュゥ

恵美 「……もう、優しすぎるって」

恵美 「そんなんじゃ、いつか誰かから刺されちゃうかもよ?」ニヤッ

P 「ぐ……否定はしないけどさ」

恵美 「にゃはは、ジョーダンだって!」アハハ

P 「冗談に聞こえない……」
95 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/10(土) 23:59:40.07 ID:eKLDbfgQ0

恵美 「……あったかいね、プロデューサー」

P 「そ、そうか?」

恵美 「うん……なんか、安心するっていうか」

P 「それは、良かったな」

P (俺は、ドキドキしっぱなしなんだけどな……)

恵美 「ズルいなぁ……琴葉や、志保達はこういうの体験してたんだ」

P 「そんなにズルい事でもないと思うが……」

恵美 「ズルいよ、こうやってしてるだけで……」

恵美 「アタシ、なんでも出来ちゃいそうな気がするからさ」ニコ
96 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:00:18.62 ID:cER5gIez0

恵美 「にゃはは、皆にちょっと悪いかも」

P 「悪いって、何がだ?」

恵美 「だって、アタシだけが今はこんな風に甘えられてる訳でしょ?」

恵美 「……他にも、いっぱい甘えたい子はいると思うんだ」

P 「……恵美、一つ良いか?」

恵美 「?」

P 「そういうのを考えられる恵美は優しい、けどな……」

P  「恵美だって俺のアイドルだ、俺に甘えたって何の問題もないだろ?」

恵美 「……もう、すぐそういう事ばっかり」クスッ

恵美 「そんなんじゃ、もっと縋りたくなっちゃうじゃん……」

P 「おう、もっと頼れ!」ハハハ
97 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:00:45.60 ID:cER5gIez0

恵美 「……もー、後悔しないでよ?」ズイッ

P 「っと……?」ダキッ

恵美 「えへへ……♪」テレテレ

P 「急に積極的になったな?」

恵美 「プロデューサーが良いって言ったんじゃん♪」ニコニコ

P 「……喜んでもらえて何より」

恵美 「……プロデューサーは、嬉しくないの?」

P 「ぐっ……その言い方は卑怯だぞ」
98 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:01:34.27 ID:cER5gIez0

恵美 「…………」ジッ

P 「……まぁ、嬉しいけどさ」ボソッ

恵美 「そ、そっか!」カァア

P 「……自分で言ったのに恥ずかしがるなよ」

恵美 「ほ、ホントに言ってくれるとは思わなかったから……」

恵美 (も、もうちょっとだけ甘えても良いかな?)

恵美 「あ、あのさ!寝る前に……もう一つだけ、してもらってもいい?」

P 「俺にできる事なら良――」
99 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:02:33.56 ID:cER5gIez0

P (待て、昨日を思い出せ……!)

P 「――キスとか以外なら良いぞ」

恵美 「ふぇっ!?き、キス!?」カァアア

P 「違ったならそれで良かった……」

P (何度もやられたら、流石に理性がもたないからな……)

恵美 「……もしかして、琴葉にはしたの?」

P 「してないから!」

恵美 「むぅ……怪しいなぁ」ムスッ
100 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:03:14.73 ID:cER5gIez0

P 「そ、そんな事よりして欲しい事ってなんだ?」

恵美 「……その、さ」

恵美 「ギュっとしてしてもらいながら撫でてもらいたいんだけど……ダメ、かな?」

P 「そのくらいなら、いくらでもするけど……?」

恵美 「えへへ……やった♪」

P 「…………」ナデナデ

恵美 「これからも、沢山甘えさせてよね……」ウトウト

P 「……勿論」

恵美 「…………♪」スヤスヤ

101 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:03:50.94 ID:cER5gIez0
――――― 

琴葉 「今度は、しっかりやらなくちゃ……」

最上静香(以下、静香) 「あの、琴葉さん?さっきから何をブツブツ言ってるんですか?」

琴葉 「静香ちゃん……いや、大した事じゃないんだけど」

静香 「そうなんですか?それにしては、妙に気合が入ってたような……」

琴葉 「そ、それはその……」

静香 「?」

琴葉 「……さ、作戦を立ててただけだから気にしないで」
102 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:04:34.95 ID:cER5gIez0

琴葉 「……そういえば、静香ちゃんも一緒に寝てたよね?」

静香 「ね、寝てたって……え?何で知ってるんですか?」

琴葉 「この前、ちょっとね」

琴葉 「ファーストキス、かぁ……どうすれば良いんだろう」

静香 「えっ?」

琴葉 「?静香ちゃん、どうかしたの?」

静香 「い、いえ!なんでもないですよ!?」

琴葉 「…………」ズイッ

静香 「…………」ゴクリ
103 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:05:02.17 ID:cER5gIez0
――――― 

小鳥 「…………」ジトー

P 「視線が痛いんですけど……」

小鳥 「別にー?羨ましいなんて思ってませんけどー?」

P 「羨ましがってどうするんですか……」

小鳥 「私だって、男の人にギュってされて寝たいですよぅ……」

P 「そんなにですか?」

小鳥 「そんなにですよ!」
104 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:05:28.65 ID:cER5gIez0

小鳥 「ここは、私のコンディションの為に……!」キラキラ

P 「音無さん、俺がプロデュースしてるアイドルじゃないし……」

小鳥 「今だけアイドルになれませんかね……」ドヨーン

P 「社長に話しておきましょうか?」

小鳥 「やめて!ホントにステージで歌う事になっちゃう!」
105 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:05:55.72 ID:cER5gIez0

ガチャリ

エレナ 「オッハヨー!」

恵美 「お、おはよ……」

P 「おっ、エレナに恵美か。おはよう」

小鳥 「?なんで恵美ちゃん、ちょっと小声なの?」

エレナ 「それがネー?昨日プロデューサーにハグされたのが恥ずかしいんだって!」

恵美 「え、エレナ!わざわざ言わなくて良いから!」カァア

P 「……そ、そうか」カァア

小鳥 「幸せオーラで何回私は傷つけば良いんですか……っ」グハッ
106 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:06:21.94 ID:cER5gIez0

エレナ 「プロデューサー!メグミのナヤミ、聞いてくれてありがとネっ!」

P 「ああ、無事解決できて良かったよ」

エレナ 「ネ?だから言ったデショ?」

エレナ 「メグミはプロデューサーの事、ダイスキだって!」ニコニコ

恵美 「ちょっ、エレナ!?何言ってるのさ!?」アセアセ
107 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:07:00.59 ID:cER5gIez0

バタン

琴葉 「プロデューサー、どういう事ですか!?」

P 「こ、琴葉……?」

エレナ 「コトハ、オッハヨー!」

恵美 「ど、どうかしたの?」

琴葉 「そ、それが……!」

静香 「こ、琴葉さん落ち着いてください!」タッタッ

P 「静香じゃないか、おはよう」

小鳥 「……あっ」

P 「?何か思い当たる事でも?」

小鳥 「い、いえ……」
108 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:07:46.22 ID:cER5gIez0

エレナ 「エーッ、それってホント!?」

恵美 「…………」ジトー

P 「な、何があったって言うんだ……?」

琴葉 「……プロデューサー、正直に答えてください」

P 「は、はい……」ビシッ

小鳥 (浮気がバレた旦那みたいになってるピヨ)

琴葉 「静香ちゃんと……キスしたって、本当ですか?」

P 「!?」ギョッ
109 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:08:14.90 ID:cER5gIez0

小鳥 「静香ちゃん、話しちゃったのね……」

静香 「琴葉さん怖かったです……」プルプル

小鳥 「本気で恋する乙女は怖いものよ……」

P 「ちょっと待て!俺には本当に覚えがないぞ!?」

琴葉 「静香ちゃんが嘘ついたって言うんですか!」ズイッ

P 「そ、そう言われても……」

琴葉 「お話、たっぷり聞かせてもらいますからね!」
110 : ◆SESAXlhwuI [saga]:2018/02/11(日) 00:09:36.60 ID:cER5gIez0
――――― 

北沢志保(以下、志保) 「…………」

矢吹可奈(以下、可奈) 「し、志保ちゃん……顔、怖いよ?」

志保 「レッスン見に来てくれないと思ったら……何やってるのかしら」

可奈 「……そもそも、何の話してるの?」

志保 「か、可奈は気にしなくて良いの!」

可奈 「…………?」キョトン

志保 「さ、とりあえずプロデューサーさんを連れ出さなきゃ」トコトコ

可奈 「ま、待ってよ志保ちゃーん!」


続かない
111 : ◆SESAXlhwuI [sage]:2018/02/11(日) 00:11:18.24 ID:cER5gIez0
3人まとめてやったらええんじゃないか!?とか思った自分をぶん殴ってやりたい
本当はエレナくらいの量で三人とも終わるはずだったんです、エレナPすまない……

ことめぐに取り合いされたい
112 : ◆NdBxVzEDf6 [sage]:2018/02/11(日) 00:21:08.24 ID:EjjDH4wg0
プロデューサーって大変....
力作乙です

>>4
島原エレナ(17) Da/An
http://i.imgur.com/sARL4rq.jpg
http://i.imgur.com/IoZHoKH.jpg

>>12
田中琴葉(18) Vo/Pr
http://i.imgur.com/XvIG0ge.jpg
http://i.imgur.com/e5Gvrw9.jpg

>>14
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/hFRWAa5.jpg
http://i.imgur.com/3BkZKTj.jpg

>>33
所恵美(16) Vi/Fa
http://i.imgur.com/i0uOnam.jpg
http://i.imgur.com/u5BIMFc.jpg

>>101
最上静香(14) Vo/Fa
http://i.imgur.com/xwths3z.jpg
http://i.imgur.com/EPjbg6m.jpg

>>110
北沢志保(14) Vi/Fa
http://i.imgur.com/CEu31ZI.jpg
http://i.imgur.com/EXsw1vW.jpg

矢吹可奈(14) Vo/Pr
http://i.imgur.com/jkxUdM1.jpg
http://i.imgur.com/3bIybOb.jpg
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 01:44:24.53 ID:OOut+oXZ0
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 01:56:31.22 ID:BIPUP5Ba0
すばらしい
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 05:36:28.06 ID:hoxp4UZ1o
これはすばらしい
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 08:38:34.62 ID:/jvCnQvHo
最高だ、ありがとう
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 04:00:14.46 ID:IAxzB5NEo
素晴らしいありがとう
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 11:25:13.69 ID:iM+fAPQYO
楽しい修羅場ですね
このPいつか本当に刺されそうだわ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 18:45:16.93 ID:AlI+HPNx0
最高
52.02 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)