THE 3名様〜いつだってマイ穂乃果〜

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48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/23(金) 21:29:29.16 ID:YfVql8b/O
絵里「じゃあ…なんで分けてくれるの?」

穂乃果「だって絵里ちゃん疲れが溜まってるってこないだからで言ってたじゃん」

凛「疲れた時は甘いもの食べればいいって真姫ちゃんも言ってたし…」

絵里「穂乃果…凛…」

穂乃果「うん。安心して」

絵里「本当なの?」

穂乃果「ええ?まだ疑うの?」

絵里「だって…あなた達にどれだけイタズラされてきたか」

穂乃果「いや…しないよ。イタズラなんてしないって」

凛「凛達どんだけ信用ないの?」

絵里「たって…」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 21:32:49.99 ID:KVclZR4SO
急に優しい
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 21:33:32.91 ID:6bIB8sKOO
こないだのドッキリのせいかw
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/23(金) 21:34:20.41 ID:YfVql8b/O
穂乃果「こうなったら無理矢理にでも食べさせたくなって来た」

凛「凛もだにゃ」

絵里「え?やっぱり何かあるんじゃない」

穂乃果「ないよ。もうただの意地だよ。凛ちゃん絵里ちゃんをおさえて」

凛「覚悟するにゃ〜」

絵里「ちょ…やめなさい。離しなさい」

穂乃果「ほら〜絵里ちゃん。アイスを食べるんだよ」

絵里「いや…やめなさい。やめなさいってば」

穂乃果「フッフッフッ。あ〜ん」

絵里「な、なんで…パクっ……ん?美味しい…。あれ?本当にただのアイス?」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/23(金) 21:39:45.14 ID:YfVql8b/O
穂乃果「はっはっはっ。どーだ。美味しいだろ〜」

凛「次は凛の番にゃ。穂乃果ちゃんおさえてて」

穂乃果「ガッテン」

絵里「え?ちょっ…もしかして…油断させといて今度こそ変な物を…」

凛「観念するにゃ〜」

絵里「ん…んぐ…ん?美味しい…」

凛「にゃははは。どうだにゃ。参った?」

穂乃果「よし。穂乃果ももう一回」



亜里沙「あそこで騒いでるのお姉ちゃん達だよね?」

雪穂「亜里沙…他人のフリ」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 08:41:20.15 ID:g2HDTgFEO

かわいい
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 12:18:09.97 ID:V80KpeZ3O
「スケジュール」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 12:23:08.47 ID:V80KpeZ3O
海未「……」ボケェ

穂乃果「……」

凛「……」

穂乃果「海未ちゃんかボケッとしてるよ」

凛「いつもキリッとしてるあの海未ちゃんが…」

穂乃果「何があったのかな?」

凛「もしかして…恋?恋でもしたのかな?」

穂乃果「ええ?あの映画のキスシーンも見れない海未ちゃんが?」

凛「だって…恋すると何も手につかない状態になっちゃうんでしょ?」

穂乃果「どこ情報?」

凛「穂乃果ちゃん家で読んだ少女漫画だよ」

穂乃果「あ〜あれね?面白かったでしょ?実は昨日新刊が発売されたんだけどさ」

凛「ネタバレ禁止にゃ」

穂乃果「え?ダメ?」

凛「うん。そんな事より海未ちゃんの恋愛事情を聞き出さなきゃ」

穂乃果「そ、そっか。海未ちゃん!」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 12:29:57.89 ID:V80KpeZ3O
海未「……へ?はい?」

穂乃果「悩んでいるなら相談乗るよ?海未ちゃんが先に大人の階段上っちゃうのは寂しいけど…大丈夫!穂乃果の事は気にしないで!きっと祝福出来るから。だって、海未ちゃんの幸せは穂乃果の幸せだもん」

海未「は、はあ…」

穂乃果「それで?どうしたの?」

海未「いえ…少し疲れていまして」

穂乃果「え?疲れて?海未ちゃんが?何してたの?」

海未「朝から道場で稽古をしたんです。その後部活で練習をして弓道部にも顔出して…」

凛「え?それっていつもの事じゃ」

海未「昨日は作詞をしていたので寝るのが遅く…」

穂乃果「ええ?大丈夫?どうして今日断らなかったの?帰って寝たら?」

海未「最近、穂乃果の誘いを断ってばかりだったので。それに帰ったら勉強をしないと…」

穂乃果「いやいや。やめなよ。勉強なんていつでも出来るじゃん」

海未「日課ですから…」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 13:03:31.03 ID:dfjhpkvSO
いつでもできるから今はしないだけ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 23:32:52.21 ID:jQjBkGRn0
穂乃果「そんな事言ってもさ。1日くらい」

凛「そうだよ。なんでそんなに無理するの?」

海未「決めた事ですから…」

穂乃果「そうかも知れないけどさ。海未ちゃん今にも寝そうじゃん。無理するのは良くないよ」

海未「分かって…ます…」

凛「も〜頑固にゃ…」

海未「ZZZ」

穂乃果「え?寝ちゃったの?」

凛「よっぽど疲れてたんだね」

穂乃果「穂乃果には無理するのは良くないって言う癖に自分は無理するんだから」

海未「ZZZ」

穂乃果「しばらく寝かしといてあげようね」

凛「うん」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 23:34:40.68 ID:jQjBkGRn0
「ライバル」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 23:41:53.70 ID:jQjBkGRn0
にこ「あんた、聞いたわよ?」

海未「なんですか?」

にこ「こないだここのファミレスで寝ちゃったんですって?」

海未「一週間も前の話じゃないですか」

にこ「にこは今日聞いたのよ。何?そんなに疲れてたの?無理しすぎなんじゃない?」

海未「あの日はたまたまスケジュールが重なってしまっただけです」

絵里「そう言う時は練習休んでもいいのよ?」

海未「ですが…」

にこ「あんたは真面目過ぎるのよ。少しは手を抜く事も覚えなさい。穂乃果の二の舞いになっても知らないわよ?」

絵里「にこ…あなたねぇ…」

海未「それは…」

絵里「でも、にこの言う通り。たまに肩の力を抜く事も覚えないとね」

海未「……」

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/24(土) 23:53:31.59 ID:jQjBkGRn0
にこ「そう言う事」

絵里「まあ、にこみたいに肩の力を抜きすぎて赤点取ってれば世話ないけどね」

にこ「取ってないわよ」

海未「そうですね」

絵里「ふふっ」

海未「でも…必死なんですよね、私」

にこ「何が?」

海未「ついていくのに」

にこ「誰に?」

海未「それは…」

にこ「穂乃果?」

海未「まあ…」

にこ「いや…でも、穂乃果があんたに勝ってる所を探す方が大変よ?あんたは勉強も出来るし運動神経抜群だし歌もにこの次くらいに上手いし」

海未「でも、必死なんです」

にこ「ふーん。何でだろうね」

海未「なんででしょうか…」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 00:41:47.64 ID:3sjrpzVBO
良い関係だよね
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 10:25:21.63 ID:c6L8tNzSO
ちゅんちゅん
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 17:45:57.09 ID:6b55ZLrOO
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 21:50:14.85 ID:w9qQazBq0
「科学対スピリチュアル」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 21:55:15.56 ID:w9qQazBq0
穂乃果「ごめーん。遅れちゃった」

希「遅かったね」

凛「……」ペラ

穂乃果「うん。え?凛ちゃん本読んでるの?」

希「そうなんよ。雨でも降るんかな?」

穂乃果「凛ちゃん?」

凛「……」ペラ

穂乃果「凛ちゃーん」

凛「ん?あっ、穂乃果ちゃん」

穂乃果「もう。なんで本なんて読んでるのさ。頭良く見えちゃうじゃん。抜けがけはダメだよ?」

凛「ごめん」

希「なんの抜けがけなんや?」

穂乃果「で?なんで本なんて読んでるの?」

凛「昨日真姫ちゃんと図書室に行ったんだけどね」

穂乃果「うん」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 21:59:38.49 ID:w9qQazBq0
凛『真姫ちゃーん。本なんて借りるの?』

真姫『そうよ』

凛『楽しい?』

真姫『何もしてないよりわね』

凛『それじゃあ楽しいのかそうでもないのか分からないにゃ』

真姫『凛も何か読んでみたら?』

凛『凛が?凛、小説とか読めないし』

真姫『別に小説じゃなくてもいいでしょ?エッセイでも何でもあるじゃない』

凛『う〜ん。そうかな?それじゃあ…これにしようかな?』

真姫『ふ〜ん。いいんじゃない?』

凛『真姫ちゃん。せめて凛の方見ながらいいなよ』

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:06:01.07 ID:w9qQazBq0
凛「って」

穂乃果「それで借りた本が『どんと来い!超常現象』か…」

凛「うん。結構面白いにゃ」

穂乃果「へえ。どんな事が書いてあるの?」

凛「なんここれを書いた教授がね今まで偽物の占い師の嘘を暴いたり心霊現象を科学的に証明したりした事が書いてあるよ。占いとか超常現象は全部嘘なんだって」

穂乃果「へ〜…そうなんだ」

希「聞き捨てならんなぁ」

凛「え?」

希「占いや超常現象が全部嘘?」

凛「って書いてあるにゃ」

希「ウチは何でもかんでもそうやって頭ごなしに超常現象を否定するのはナンセンスやと思うけどなぁ」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:15:02.72 ID:w9qQazBq0
穂乃果「う〜ん。まあ、希ちゃんの言う事は分かるけど。幽霊とか超能力って実際に見た事ないし聞いた事もないしなぁ」

希「じゃあ、何故人はそう言ったスピリチュアルな出来事に興味を持つんや?」

穂乃果「それは…」

希「そこにロマンがあるからやろ?」

穂乃果「ロマン…」

希「そうや、ロマンや。超常現象を科学的根拠がないと否定するのは簡単や。でも、そうやないやろ?未知の世界知りたい。否定するんやくて受け入れ解明する。その好奇心が大事なんやないのか?それこそ科学にも通ずると思うやけどな。違う?」

凛「うん。凛はどっちでもいいにゃ」

希「あっ、そうなんや」

凛「さっ、穂乃果ちゃん来たしラーメン頼むにゃ」

穂乃果「あっ…穂乃果はハンバーグ」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 22:24:38.35 ID:5+eyPDFXO
どんとこい超常現象は名作だよなぁ
山田は巨乳で可愛いし
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:30:26.80 ID:w9qQazBq0
「面倒な奴」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:32:46.23 ID:w9qQazBq0
真姫「はあ…」

穂乃果「真姫ちゃんがため息ついてる…」

凛「何かあったのかな?」

真姫「はあ…」

穂乃果「これってあれだよね?聞いてくれって事だよね?」

凛「うん。分かりやすくため息ついてるもん」

穂乃果「そっか。真姫ちゃん?何かあったの?」

真姫「え?」

穂乃果「さっきからため息ついてるから」

真姫「別に…。何もないわよ」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:39:57.71 ID:w9qQazBq0
穂乃果「だって。絶対に嘘だよね?」

凛「うん。真姫ちゃんのいつもの奴だよ」

穂乃果「だろうね」

真姫「実は…今朝…」

穂乃果「あっ、話し始めた」

凛「なんで一度何もないって言ったんだろうね」

真姫「今朝…にこちゃんと登校したんだけど」

穂乃果「にこちゃんと?珍しいね」

真姫「たまたま今朝は早かったのよ」

凛「と言う事はにこちゃんって登校するの早いんだ」

穂乃果「にこちゃんも穂乃果側の人間だと思ったのに。学力と寝坊癖って関係ないんだね」

真姫「にこちゃんと登校するのなんて初めてだったから妙に緊張しちゃって」

穂乃果「え?にこちゃん相手に?何で?」

真姫「私が聞きたいわよ。別に二人でいても緊張なんてした事ないのに…」

凛「にこちゃんなんて初対面でも緊張しないのに」

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:46:55.89 ID:w9qQazBq0
真姫「で、登校中にこちゃんが一人でペラペラ喋ってたんだけど」

穂乃果「え?真姫ちゃん本当に緊張したの?今の言い方緊張した相手に対する言い方じゃないよね?」

真姫「何が?」

穂乃果「いや…別に」

真姫「でね、にこちゃんが」

にこ『で、傑作なのが……って事があって。どう?面白いでしょ?』

真姫『どこら辺が?そもそも話す前に傑作なんて言ってハードル上げてどうすんのよ。聞く側もきたいするじゃない』

にこ『何ですってぇ?』

真姫「ってつい正論言ってにこちゃんを怒らせちゃったのよ」

穂乃果「う〜ん。なるほど…正論って人を傷つけるからねぇ」

凛「それで真姫ちゃんは落ち込んでたの?」

真姫「はあ?だから、別に落ち込んでないわよ」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 22:54:38.03 ID:w9qQazBq0
穂乃果「え?ああ…そうなの?」

真姫「そうよ。ただ、にこちゃんまだ怒ってるのかなぁって少しだけ気になったのよ」

穂乃果「別にそんな事でいつまでも怒ってないんじゃない?」

真姫「そう?」

穂乃果「うん。平気だよ。気にしすぎ」

真姫「別に…気にしてないから」

凛「今、自分で気になったって言ってなかった?」

真姫「べ、別に…」

穂乃果「ラインでもしてみればいいじゃん。ケロッと返信してくるよ」

真姫「もうしたわよ」

穂乃果「え?したの?」

真姫「既読ついたまま返って来ないのよ」

穂乃果「え?そうなの?って言うか完全に気にしてるし」

真姫「ち、違うわよ。一応送ってみただけだから」

凛「でも、既読ついて返って来ないんでしょ?どう思う?」

穂乃果「ん〜……怒って…るかな?」

真姫「ええ?そんな…」

穂乃果「ま、真姫ちゃん?」

真姫「やっぱり怒ってるのかなぁ…」

穂乃果「わ〜、うそうそ。大丈夫。大丈夫だから」

凛「返信するの忘れてるだけだよ。ね?」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:01:12.50 ID:w9qQazBq0
真姫「そうかな?」

穂乃果「うんうん。きっとそうだよ」

真姫「……はあ。どうして既読なんて機能つけたのよぉ」

穂乃果「ね?何でだろうね?」

真姫「もう…いや…」

穂乃果「真姫ちゃんってやっぱり面倒くさいね」コソコソ

凛「将来好きな人とか出来たら大変だよね?ずっとスマホの画面見てそうにゃ」コソコソ

ピロリン

真姫「へ?」

穂乃果「ん?真姫ちゃんの携帯じゃない?」

凛「もしかしたら、にこちゃんかも知れないにゃ」

真姫「そ、そうかも」

絵里:美味しいコーヒーを見つけました!

真姫「どうでもいい」

穂乃果「え?にこちゃんじゃなかったの?」

凛「うわっ。絵里ちゃんにゃ。タイミング悪いにゃ〜」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:10:56.77 ID:w9qQazBq0
真姫「ああ…きっと真姫ちゃんは怒ってるんだわ。私なんかとはもう口を聞いてくれないわ」

穂乃果「うわぁ。真姫ちゃん凄い弱気になってる。自分を見失ってるよ」

凛「いつもの調子に戻って欲しいにゃ」

ピロリン

穂乃果「ほら?次こそにこちゃんかもよ?」

真姫「どうせ絵里よ…。もういいわ。私は絵里とコーヒーショップ巡りでもしてるのがお似合いなんだわ」

穂乃果「うん。凄い似合いそう」

凛「眼に浮かぶにゃ」

真姫「どうせ…どう…せ…」

にこ:バラエティ番組を見てトークのノウハウを身につけたから明日覚悟してなさい。真姫を笑わせてあげるにこ!

真姫「にこちゃん…」

穂乃果「え?あっ、良かったじゃん」

凛「ほらね?怒ってなかったでしょ?」

真姫「ふ、ふん。別に?気にしてなかったし」

穂乃果「いやぁ、でもそっか。にこちゃんバラエティ番組見て勉強してたんだ。にこちゃんも負けず嫌いと言うか…。まあ、そんな事しなくてもね?」

凛「うん。既ににこちゃんは真姫ちゃんを笑顔にしてるにゃ」

真姫「あ〜あ〜、明日にこちゃんのつまらない話に付き合わされるのね。ふふっ、気が滅入るわ」

穂乃果「真姫ちゃん嬉しそう」

凛「だね」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:12:41.12 ID:w9qQazBq0
「コーヒー」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:20:13.20 ID:w9qQazBq0
絵里「ん〜…」

ことり「どうしたの?」

絵里「あのね…昨日真姫にラインで美味しいコーヒー見つけたからって連絡したんだけど返事がないのよね。既読はついてるのに」

ことり「そうなんだ」

花陽「で、でも今日普通に真姫ちゃんと会話してなかった?その時聞けば良かったのに」

絵里「なんか聞きづらくて」

花陽「え?何で?普通に話してたのに?」

ことり「絵里ちゃんと真姫ちゃんはよくコーヒー飲みにいくの?」

絵里「別にそういう訳ではないんだけどね。こないだ真姫が入れてくれたコーヒーが美味しくて。それ以来コーヒーにハマっちゃってね」

ことり「そうなんだ。真姫ちゃんが入れてくれたコーヒーかぁ。なんか美味しそうだね」

花陽「あっ、なんか分かる!真姫ちゃんってコーヒー似合うよね」

ことり「うん。それに絵里ちゃんもコーヒーとか似合うよね」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:31:44.62 ID:w9qQazBq0
絵里「そう?」

ことり「うん。なんて言うか…絵里ちゃんって大人っぽいし」

花陽「ね!絵里ちゃんが眼鏡かけてスーツ着てコーヒー飲んでたら仕事が出来そうなキャリアウーマンっぽいよね」

ことり「うん。分かる」

絵里「や、やめてよ」

ことり「絵里ちゃんはコーヒーは何が好きなの?」

絵里「え?………ブルマン?」

ことり「そうなんだ。私はケーキが好きだからマンデリンとか好きだなぁ」

絵里「へ?マンデ?何?」

ことり「マンデリンだよ」

花陽「へ〜初めて聞いたなぁ。私はあんまりコーヒーには詳しくないからなぁ。お米の品種なら全部分かるんだけど」

ことり「そうなんだ。好きだとつい詳しくなっちゃうよね?」

花陽「うん。そうなの。つい本屋さんでお米の本読んじゃったり。ね?絵里ちゃん?」

絵里「え?ああ…うん。あのね…」

ことり「え?」

絵里「私…知らないのよ。実は…コーヒーはアメリカンくらいしか分からないのよ。私はロシアンとジャパニーズだけど」

ことり「え?あはは…そうなんだ」

花陽「さ、さすが絵里ちゃん…」

絵里「え?何がさすがなの?」

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:36:16.32 ID:w9qQazBq0
「先輩」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:46:10.68 ID:w9qQazBq0
穂乃果「さあ、雪穂、亜里沙ちゃん。好きなものをお食べ」

雪穂「え?いいの?万年金欠赤点のお姉ちゃんが奢ってくれるの?」

亜里沙「そ、そんな。悪いですよ」

穂乃果「ユッキー?亜里沙ちゃんの前で変な事言わないで?万年赤点だったら私はまだ一年生だよ?」

雪穂「いや…だって。実際にお姉ちゃんいつもお小遣い足りないって騒いでるじゃん」

穂乃果「ふっふっふっ。今回は大丈夫なのだよ。臨時収入が入ったからね。今日は先輩に甘えなって」

雪穂「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな」

穂乃果「うん。亜里沙ちゃんも遠慮しないで?」

亜里沙「ほ、本当にいいんですか?」

穂乃果「勿論」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/25(日) 23:55:15.07 ID:w9qQazBq0
雪穂「じゃあ、私はハンバーグにしようかな」

穂乃果「普通のハンバーグでいいの?和牛100パーセントの方にすれば?」

雪穂「え?でも…」

穂乃果「気にしない。気にしない。亜里沙ちゃんは?」

亜里沙「私は…えっとミートソースパスタで」

穂乃果「よしっ!じゃあ、そのスパゲッティに半熟卵もつけちゃおう」

亜里沙「え?」

穂乃果「気にしないの。それじゃあ、私はステーキ食べちゃおうかな。すいませーん。えっと、ミートソースのスパゲッティと和牛ハンバーグとこのステーキ下さい。あとドリンクバーも3つお願いします」

雪穂「ねえ?なんでそんなに羽振りがいいの?臨時収入って?」

穂乃果「え?実はさ、先月ことりちゃんに頼まれてバイトのお手伝いしてたんだよね〜。すっかり忘れててさびっくりしちゃったよ」

雪穂「も〜お金が入ったらすぐ使っちゃうんだから。少しは貯金しておきなよ?」

穂乃果「分かってるって〜」

84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:01:18.85 ID:TjNnv9uE0
雪穂「本当に分かってるの?だいたいお姉ちゃん貯金あるの?」

穂乃果「貯金くらいあると思うよ」

雪穂「思うって。確認したんでしょ?」

穂乃果「え?」

雪穂「お金おろした時に確認してないの?」

穂乃果「お金をおろす?」

雪穂「だって…お金おろしたんでしょ?バイト代…」

穂乃果「え?おろしてないよ?」

雪穂「ええ?おろしてないの?だってバイト代が入ったって」

穂乃果「いや…明細書が…」

雪穂「え?大丈夫なの?お財布にお金入ってる?貰ってるお小遣いだけでここの支払い足りる?」

穂乃果「チョット…マッテ…サイフ…ナカミ…確認するから…」

雪穂「ええ?不安になる様な事言わないでよ」

亜里沙「だ、大丈夫ですか?」

穂乃果「ダ、ダイジョーブ。チョット…私…電話シテキマス」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:03:04.25 ID:TjNnv9uE0
「モノマネ」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:10:05.80 ID:TjNnv9uE0
穂乃果「このバカチンが〜。ねえ?なんの真似だか分かった?」

希「分かったけど…。全然似てないよ?」

穂乃果「え?でも分かったんでしょ?」

希「フレーズで分かっただけや」

穂乃果「ん〜そうかぁ。じゃあ、穂乃果のはフレーズモノマネって事で」

希「なんやそれ…」

凛「片腹痛いにゃ」

穂乃果「え?」

凛「そんなのはモノマネとは言わないにゃ。そんなんだから女の子はクレヨンしんちゃんとGu-Guガンモのモノマネでもやってればいいと思ってるって言われるんだよ」

穂乃果「何それ?え?ガンモ?おでん?」

希「凛ちゃん…ネタが古いわ」

穂乃果「え?おでんの?」

希「ちゃうよ」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:12:48.31 ID:TjNnv9uE0
穂乃果「でもさ、凛ちゃんだって絵里ちゃんと真姫ちゃんのモノマネしか出来ないじゃん」

凛「ふっふっふっ。それがそんな事もないんだな〜」

穂乃果「え?そうなの?」

凛「うん。先ずはことりちゃん」

穂乃果「え?ことりちゃん?」

凛「が絶対に言わない様な事」

穂乃果「絶対に言わない様な事?」

凛「オンドリャ〜この落とし前どうつけてくれるんや〜」

穂乃果「おおっ…そっくり。そして絶対に言わない」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:15:52.12 ID:TjNnv9uE0
凛「次。海未ちゃんが絶対に言わないセリフ」

穂乃果「次は海未ちゃん?」

凛「あ〜もう全てが面倒くさいです。今日は飯食って風呂入ってさっさつと寝ます」

穂乃果「う、上手い。そして、海未ちゃんはそんな下品な言葉遣い絶対にしない」

凛「でしょ?」

穂乃果「うん。あっ!いい事思いついた!ねえ?その声色でさ…ゴニョゴニョ」

凛「うん。いいよ」

穂乃果「よろしく!」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 00:19:00.64 ID:A40Vyn7vO
どんと来い超常現象は、読んだ人がすぐに次の人に読ませたいと思って、よくブックオフに置いてあるくらい名作だよな
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:19:55.13 ID:TjNnv9uE0
凛「穂乃果は頭が良くて天才です。あ〜穂乃果〜宿題見せて下さい。テストで赤点取っちゃいそうです〜。お願いしますよ〜穂乃果〜」

穂乃果「え〜仕方ないなぁ〜」

凛「流石穂乃果です〜。海未感激しちゃいます〜」

穂乃果「も〜本当に海未ちゃんは困ったちゃんなんだから」

凛「申し訳ありません〜」

穂乃果「あっははは〜。あ〜面白い。ね?希ちゃん?」

希「…」

穂乃果「ん?希ちゃん?」

希「ウチは関係ないからな」

穂乃果「え?何が?」

希「高坂…後ろ…」

穂乃果「え?」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/26(月) 00:21:45.96 ID:TjNnv9uE0
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 01:10:51.82 ID:E4Ull6nTO
3名様大好きだわ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 01:46:25.19 ID:3xNedRnho
穂乃果の扱いもうちょっとよくして欲しいようなこれはこれで穂乃果らしくていいような
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 04:23:48.23 ID:B8S8JeCjO
今回もおもしろかったよ乙
>>79
絵里ちゃん似合うけどブラックは絶対飲めないw
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 09:08:24.00 ID:AT3qBg60o
おつおつ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 17:49:19.29 ID:G5iOEjhPO
支援
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/27(火) 20:46:14.59 ID:TlVwnVTIo
>>77
まきちゃん
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