『我が名はっ!!!』

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56 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 00:59:30.83 ID:XHzHk1Y80

善子「それから…」

六花「なるほど」


岡部「…フッ」


岡部「よし、お前ら」

善子「え?」

六花「?」

岡部「ここに召喚の契約を結ぶとしよう」

善子「召喚?」

六花「??」

岡部「そうだ」
57 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:00:36.58 ID:XHzHk1Y80

岡部「これから俺が宣誓の文言を唱え、その後契約の書を差し出す」

岡部「お前らはそれにサインをするのだ」

善子「よく分からないわ…」

六花「ん〜…」

岡部「まぁ見ていろ」

バッ
58 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:02:41.74 ID:XHzHk1Y80

岡部「我ら三人、産まれし次元は違えども」

岡部「深淵の彼方より出ずり、同じ志を持つ大いなる上位者」

岡部「よって…ここに闇の契約を結ぶ」

善子「なんなの?それ」

岡部「桃園ならぬ"公園の誓い"だ」

六花「?」

岡部「この契約さえ結べば、己が身に危険が迫った時、それぞれの刻印が浮かび上がる」

岡部「刻印は次元を跨ぐ者にしか見えん」

六花「おぉっ!」
59 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:04:17.34 ID:XHzHk1Y80

岡部「さぁ、この契約書に記すのだ」

善子「…要は番号交換しようって事ね」

岡部「我々はこの現世に顕現している数少ない同志」

岡部「味方は多いに越した事はあるまい?」

六花「…っ」

ババッ

善子「!」
60 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:06:53.63 ID:XHzHk1Y80

六花「我、邪王真眼の使い手」

六花「古より伝わりし闇の者…ここに召喚の契約を結ぶ」

六花「術式666ε"磁界の魔手"接続」pi!

岡部「…宜しい」

岡部「さぁ、次は貴様だぞ?」

岡部「堕天使ヨハネ」

善子「……」

岡部「受けるも拒むも、お前の自由だ」

岡部「思うままにするがいいさ」

善子「…ふふっ」
61 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:09:03.06 ID:XHzHk1Y80

バッ

六花「!」

善子「我が名は堕天使ヨハネ。天界に叛し、天つ雲井の彼方より来たる黒い翼…」

善子「我。今ここに冥府の刻印を刻む」

善子「堕天降臨っ!」pi!

岡部「…」

岡部「…これで」


岡部「我々は晴れて、同志となった」

善子「…」

六花「…」

62 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:11:03.37 ID:XHzHk1Y80

岡部「我ら上位者は崇め祀られるが故、下々へ対し、人が良く、サービスをし過ぎると言う嫌いがある」

岡部「今日のお前たちを見ていて、それが良く分かった」

善子「そ、そうかしら?」

六花「?」

岡部「人の身に窶している以上、それは決して間違った事ではないが…それでも」

岡部「人間社会と言う名の脅威や軋轢に晒され、身動き出来なくなったその時は…」


岡部「我が名を呼べ」
63 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:13:02.38 ID:XHzHk1Y80

岡部「必ずお前たちの力になると誓おう」

善子「…堕天使ヨハネ、ここに誓うわ!」

六花「じゃ、邪王真眼!誓いますっ!」


岡部「…フッ」

善子「ふふっ」

六花「っ//」

バッ

善子・六花『!』

64 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:15:13.16 ID:XHzHk1Y80

岡部「ではお前たち」


岡部「この世界線上の彼方…その何れかで」


岡部「また逢おう…」



「健闘を祈る」



スタスタスタ…………
65 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:17:06.38 ID:XHzHk1Y80

六花(なんか凄い…)

善子(ちょっとかっこいい…)



岡部「…ふっ」スタスタ


「岡部」


岡部「!?」


「随分可愛い子達と遊んでたのね?」


岡部「なぁっ!!」
66 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:19:09.45 ID:XHzHk1Y80

岡部「く、クリスッティーナ!?」

紅莉栖「そんなに私との買い物が暇だったのかしら?」

岡部「ち、違うのだ助手よ!これには色々と事情があって…っ」

紅莉栖「JK二人を侍らせて楽しかった?」

紅莉栖「鳳凰院さん?」ニコッ

岡部「だ、だから…あのな?」

紅莉栖「そうそう」

紅莉栖「新しいガジェットを思い付いたわ」

岡部「へ…?」

紅莉栖「その名も"辞書型プレス機"」

岡部「」
67 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:22:12.49 ID:XHzHk1Y80

紅莉栖「ブックバンドを付ければなんと片手で操作出来るのよ」

紅莉栖「これで心置きなくプレス出来るわ」

岡部「…っ」

紅莉栖「いいアイディアでしょ?」

岡部「我が命運は…尽きた…」

紅莉栖「さぁ、行くわよ?」

紅莉栖「助手」

岡部「…ハイ」

トボトボ……
68 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:23:31.56 ID:XHzHk1Y80

六花(犬だ…)

善子(犬ね…)


「おい六花!」


六花「へ?」

「お前こんなとこにいたのかよ!」

六花「ゆ、勇太…」

勇太「ったく…心配させるなよ、お陰であっちこっち探しちまったじゃないか!」

六花「ご…ごめん…」
69 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:24:39.01 ID:XHzHk1Y80

勇太「…ほら。もういい時間だし、そろそろ駅に向かわないと」

六花「分かった」

六花「…ねぇ、勇太」

勇太「ん?」

六花「心配掛けて…ごめんね」

勇太「…」

ギュッ

六花「っ!」

勇太「…こうしとけばもう大丈夫だろ?」

六花「っ///」
70 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:26:44.28 ID:XHzHk1Y80

善子「…」


善子「…私にも」


善子「私にも誰か迎えに来なさいよぉー!」

「善子ちゃーん!」

善子「え?」

花丸「もう!一人でうろちょろしたら駄目ずらっ!」

ルビィ「だ、大丈夫だった?」

善子「あ、あんた達!どこ行ってたの!?」

花丸「それはこっちのセリフずら!」
71 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 01:27:42.00 ID:XHzHk1Y80

花丸「どうせこっそり堕天使ショップにでも行ってたんでしょ?」

善子「うぐっ」

ルビィ「つ、次からはちゃんと連絡して?」

善子「…悪かったわよ」

花丸「じゃあお詫びに手を繋ぐずら」

善子「な!?」

ルビィ「ルビィも賛成!」

善子「ちょ!」

花丸「それじゃこのまま帰るずらぁ♪」

善子「離しなさいよぉー!」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/07(水) 07:57:45.98 ID:H6hv9DL8o
乙?
73 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:15:01.05 ID:XHzHk1Y80

すみません
まだ少しだけ続きます。
74 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:17:10.44 ID:XHzHk1Y80

【未来ガジェット研究所】


岡部「鳳凰院凶真、帰還っ!」

まゆり「オカリン紅莉栖ちゃんお帰り〜♪」

紅莉栖「ただいま、まゆり」

ダル「収穫あったん?」

紅莉栖「収穫どころか余計な手間食っただけよ」

ダル「…なんかあったの?」

岡部「フッ」

岡部「堕天使ヨハネ、邪王真眼と共にこの世界の趨勢を見定めて来たのっだっ!」
75 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:18:48.60 ID:XHzHk1Y80

紅莉栖「はいはい」

ダル「厨二病乙」

岡部「だぁまれ、変態助手に萌え豚ハカーめ」

紅莉栖「…変態ってゆー」

ダル「ハッカーだっつってんだろっ!!」ドッ

紅莉栖「!?」

岡部「す、すまん…っ」

まゆり「ダメだよ〜ダル君」

ダル「大人気なくイキってしまったお…」
76 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:19:51.58 ID:XHzHk1Y80

紅莉栖「ね、ねぇ…まゆり」

まゆり「ん?」

紅莉栖「橋田のやつ、機嫌悪いの?」

まゆり「なんかねぇ、イベント前のセーブ忘れちゃったんだってぇ」

紅莉栖「…あぁ」

ダル「みぽたん…君の水着シーンを見れない僕を笑ってくれ…」

岡部「まったく、人がせっかく今日の余韻に浸っていたと言うのに」

紅莉栖「可愛い子達だったものねぇ?」

紅莉栖「ねぇ、鳳凰院さん?」

岡部「だっ!ち、違う!そう言う意味では」

77 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:21:26.88 ID:XHzHk1Y80

まゆり「なになに?」

紅莉栖「聞いてよまゆり」

紅莉栖「岡部ったら、私のこと放ったらかしてJK二人と遊んでたのよ」

ダル「はぁ!?」ガタッ

まゆり「…」

紅莉栖「信じらんないでしょ?」

ダル「オカリン…っ」プルプルッ

ダル「見損なったお!人間じゃねぇ!」

78 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:22:30.73 ID:XHzHk1Y80

岡部「だ、だから違うと言ってる!!」

紅莉栖「大体合ってるでしょ?」

岡部「くっ…」

ダル「こんな思いをするなら花や草に生まれたかった…」

まゆり「……」

まゆり「…ねぇ、オカリン」

岡部「な、なんだ?」
79 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:23:41.40 ID:XHzHk1Y80

まゆり「まゆしぃはね?オカリンを信じて、紅莉栖ちゃんとのお付き合いを認めたの」グッ

岡部「…へ?」

まゆり「でも、オカリンにはそれが分かって貰えなかったみたいだね…」グググッ

ダル「僕帰るお」ガタッ

紅莉栖「私も」ダッ

岡部「ちょ!ちょっと待てお前ら…っ!」

まゆり「まゆしぃは悲しいです…」グムグムッ

岡部「ま、待てまゆりっ!!」

80 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:25:02.67 ID:XHzHk1Y80


       _
     σ   λ
     〜〜〜〜 
    /´・ω・ )   <トゥットゥル〜
 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー〜'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/


岡部「同志よ…もう会う事は無いだろう…」


81 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:33:54.56 ID:XHzHk1Y80

【冨樫家】


樟葉「二人ともお帰り」

夢葉「おかえり〜」

勇太「あぁ、ただいま」

六花「帰還、シュバ!」

樟葉「東京どうだった?」

勇太「まぁ、やっぱり都会だったな」

82 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:34:47.66 ID:XHzHk1Y80

樟葉「何しに行ってたの?」

勇太「俺は普通に観光だったけど」

勇太「後は殆どコイツの付き添い…」

勇太「…もとい、捜索だったな」

樟葉「捜索?逸れたの?」

勇太「コイツが勝手にうろちょろしてたんだよ」

六花「出だしは違う。訂正を要求する」

勇太「…ぐっ」

樟葉「どう言うこと?」

83 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:36:03.53 ID:XHzHk1Y80

六花「勇太はプラモデルショップのエアガンに心を奪われてた」

六花「私が話しかけても生返事だった」

勇太「だっ、お前だって見てただろう!」

六花「私はすぐ切り上げた、でも勇太はもっと奥まで行ってた」

勇太「だって!…その、店員さんが…」

樟葉「…」

84 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:37:51.41 ID:XHzHk1Y80

勇太「奥の方にボウガンとか新しく入荷したナイフがあるって…言ってたから…」モジモジ

樟葉「辞めたんじゃないっけ?」

勇太「た、確かに辞めたけど!」

勇太「あんなの見たら誰だって…なぁ?」

樟葉「…バカ兄」

勇太「……くそぅ」

六花「フゥーハッハッハッ!」

夢葉「ふーっはっはっはっ!」

85 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:39:29.46 ID:XHzHk1Y80

【沼津駅】


花丸「やっと着いたずらぁ〜」

ルビィ「やっぱり遠いね」

善子「くっくっくっ。漸く伊豆の潮風と戯れる事が出来るわ」

花丸「まだ時間もあるし、みんなにお土産持ってってあげようよ」

ルビィ「お姉ちゃんにはルビィから渡しておくね?」

善子「遍く禁教の僕達よ、畏れおののき、そして奉るがいい…」

86 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:40:45.79 ID:XHzHk1Y80

花丸「善子ちゃんも行くずら?」

善子「ヨハネっ!」

善子「…あ」

花丸・ルビィ『え?』

善子「…」サッ

善子「私よ」

87 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:41:47.29 ID:XHzHk1Y80

善子「先程物資を調達したわ」

善子「これより、改変式呪詛を使い、存在の解像度を下げながら移動する」

花丸「善子ちゃん、誰と話してるずら?」

ルビィ「ぅゅ…」

善子「そちらも随分手こずってる様ね」

善子「…ええ、分かったわ」

88 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:42:39.68 ID:XHzHk1Y80

善子「それでは、健闘を祈る」

善子「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」

花丸「何語ずら?」

ルビィ「ん〜…」

善子「ふふっ」

89 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 09:44:57.62 ID:XHzHk1Y80

〜その後〜


Prrrr!

Pi!

「…俺だ」

「私よ」

「傍受対策、イ-ビル ジャミング発動」

「いい手際だ」

「不可侵領域” 事象の地平”を創り出します」

「良かろう…では、これより」


「第三次vorgesetzte conference”を始めようではないか」

90 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:30:58.84 ID:XHzHk1Y80

岡部「…して、今日は何様だ?」

岡部「堕天使ヨハネよ」

善子「神々の消えし時、彼の地にて、我ら裏離騎士団によるミサを執り行うわ」

善子「貴方達二人には、魔都東京へ降臨した際、我々団員の護衛を頼みたいの」

岡部「護衛…だと?」

六花「出現先をリークしてくれれば、そこに魔力結界を張れる」

善子「場所は決戦の地、アキバドーム…」

六花「あきば…ドーム?」

91 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:34:53.48 ID:61GdbanmO

岡部「あんな所で一体何をするんだ?」

善子「くっくっくっ…」

善子「その日こそ、堕天使ヨハネ…その真の姿を拝見する事が出来るでしょう」

岡部「お前…何を企んでいる」

善子「くっくっくっ」

六花「……らぶ…らいぶ?」

善子「へ?」

92 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:35:53.65 ID:61GdbanmO

六花「勇太、これって」

<アキバドームで調べたらそれが出たんだよ

善子「ち、ちょっと!」

岡部「そう言えばお前、スクールアイドルだとか言っていたな」

善子「邪王真眼!余計なこと言わないでよ!」

六花「ヨハネが出るの?」

善子「!」

善子「そ、そうよ」

六花「すごい…っ」

善子(やっとヨハネって呼ばれたっ!!)

93 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:37:26.73 ID:61GdbanmO

岡部「ぺ天使の貴様があんなデカイ所で踊るとはなぁ」

善子「ぺ天使ってゆーなっ!!」

六花「いっぱい書いてある…ヨハネはどのグループ?」

善子「…Aqours」

六花「あくあ…あくあ…」

六花「……書いてない」

94 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:38:18.82 ID:61GdbanmO

善子「そんなワケないでしょ!!」

岡部「お前もしかして、カタカナで探してないか?」

六花「違うの?」

岡部「…ダルよ、ラブライブ と言う催し物の中にAqoursと言う名のグループは載っているのか?」

<ちょいまち〜 カタカタッ

<…あぁ、確かに載ってるね……お?

95 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:39:58.71 ID:61GdbanmO

岡部「ちゃんと載ってるぞ」

善子「当たり前じゃないの…」

六花「よかった」

<うっひょー!美少女JK祭りキタコレェ!

六花「!?」

岡部「黙れ萌え豚ハカーめ!」

善子「…とにかくそう言うこと」

六花「…」

善子「一応伝えとこうと思っただけよ」

六花「行く」

善子「え?」

六花「応援、行く」

善子「え…その…」

善子「あ、ありがと//」

96 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:41:07.81 ID:61GdbanmO

岡部「素直ではないな」

善子「うっさい!」

<善子ちゃん顔赤いずら〜!
<よーしこー!
<シャイニー!

善子「ヨハネっ!」

岡部「…よかろう」

善子「え?」

岡部「お前の晴れ舞台、我がラボメン総出で凱旋してやろうではないか」

六花「極東魔術昼寝結社の夏も全員で行く」

善子「…ふふっ」

善子「期待してるわ」

97 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:41:59.43 ID:61GdbanmO

岡部「ダルよ、サイリウムセイバーを改造出来るか?」

<…一応聞くけど、何に使うん?

岡部「知れたこと…40000lxの光と共に我が同志へ熱いエールを送るのだ!」

善子「…あほ」

<そんなん持ってったら叩き出されるよJK

岡部「ぐっ」

六花「メガホン持ってく」

善子「へ?」

六花「あと笛」

善子「…」

岡部「野球の観戦ではないんだぞ…」

98 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:43:05.33 ID:61GdbanmO

六花「?」

善子「…ぷっ」

善子「あっはははは!」

岡部「ふっ」

六花「??」

善子「なんかスッキリしたわ」

善子「緊張も程よく解れたしね」

六花「ヨハネ、頑張って」

善子「もちろん!」


善子「…それじゃあ」

岡部「待つのだ」

99 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:43:56.39 ID:61GdbanmO

善子「え?」

六花「?」

岡部「お前達はもう忘れてしまったのか?」

六花「んん?」

善子「なにを?」

岡部「俺たちはじゃあね、や、またねなどと言う俗な挨拶はせん。そうだろ?」

善子「…あぁ」

六花「忘れてた」

100 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:45:29.71 ID:61GdbanmO

岡部「おいおい…」

善子「私からだっけ?」

岡部「そうだ」

六花「えっと…プサン?」

岡部「プサイだ!」

岡部「ゴホンッ…ではお前たち」


岡部「決戦の地にて、また逢うとしよう」


101 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:46:26.60 ID:61GdbanmO



善子「エル」


六花「プサイ」


岡部「コングルゥ」



プツンッ

102 : ◆j2HXy.T1hs [saga sage]:2018/03/07(水) 10:47:37.25 ID:61GdbanmO


【演主】

郎太倫 部岡 (真凶 院凰鳳)

花六 遊鳥小 (眼真王邪)

子善 島津 (ネハヨ使天堕)



焉終
103 : ◆j2HXy.T1hs [saga]:2018/03/07(水) 10:48:15.78 ID:61GdbanmO

お粗末さまでした。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/07(水) 23:18:52.87 ID:h6mFApFA0
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/09(金) 06:05:43.53 ID:hd8qGY9ro
おつおつ
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