アスカ「強くてニューゲーム」

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140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 08:10:46.82 ID:2KCvfh1/0
何の対策もなく毎回楽勝で倒されるマトリエルにわろた
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 08:30:23.12 ID:AS2O/9Lio
あの使徒だけはちょっとライフル撃ったら死ぬ印象しかない
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 08:34:17.18 ID:opJiZfor0
弱い使途だから本部が沈黙=エヴァが動かない時に来たんじゃないだろうか?
143 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/25(金) 23:36:01.92 ID:4xv9tgBp0
ちょっとトラブったので更新は深夜になりそうです……
ごめんなさい(..;)
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 00:09:24.27 ID:Ht/0tVwuo
舞ってる
145 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:18:39.72 ID:kVGrZpXT0
こんなに遅くなるとは……

投下の時間です
146 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:10.01 ID:kVGrZpXT0
ー翌朝、トウジの家の前ー
ヒカリ「……まだかなあ……」

トウジ「なんや委員長、そんなとこで何しとんや?」

ヒカリ「わっ!?……べ、別に……その……」

トウジ「?なんやそれ……ん?何持ってるんや?」

ヒカリ「あ、そ、そう!お弁当、作りすぎたから……あげよう、かなって……」

トウジ「!え、えっと……ありがとう?」

ヒカリ「う、うん………。あ、あのさ、鈴原、今まで喧嘩してばかりだったけど、その、これからは、仲良く…………」

トウジ「せやな……仲良くやって行こか」

ヒカリ「っあ…………うん!」ニコッ

トウジ「……ほ、ほな、学校、行こか」
147 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:59.71 ID:kVGrZpXT0
アスカ「おはよ、ヒカリ♪」

ヒカリ「あ、アスカ、おはよう」

アスカ「うまくいったみたいね」コソコソ

ヒカリ「う、うん……ありがと、アスカ」

アスカ「いいのよ、もう♪」


シンジ「トウジ、おはよう」

トウジ「おう。……な、なんやニヤニヤして」

ケンスケ「別に〜?」

トウジ「気持ち悪いのう」

担任「鈴原!至急校長室まで来なさい」

シンジ「……!」

ケンスケ「?トウジ、何したんだよ}

トウジ「知るか。何も心当たりないわ。……ほな、行ってくるわ」

ケンスケ「おーう」


リツコ「鈴原トウジ君ね。ネルフ本部技術一課所属、赤城リツコです。以後よろしく」
148 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:20:38.61 ID:kVGrZpXT0
ー葛城家ー
アスカ「明日ねぇ、起動実験」

シンジ「うん……大丈夫かな……」

アスカ「さあ、わかんないわね〜。ま、あんまり深く考えてもねえ」

シンジ「それは……そう、だけど」

アスカ「いざとなればあたし達もいるんだし、きっとうまくいくわよ」

シンジ「そうかな……なんか、良くない予感がすごいんだけど……」

アスカ(まあ確かにそうなんだけどさあ)

アスカ「心配しすぎよ!さっさと寝なさい!それじゃ、おやすみ」

シンジ「うん……おやすみ」

アスカ(ミスは許されないわね)
149 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:09.25 ID:kVGrZpXT0
ー翌日ー
『エントリープラグ固定完了。第一接続開始』

ミサト「思ったより順調ね」

リツコ「これなら即実戦投入も可能ね」

ミサト「ふうん。よかったわね」

『パルス送信。グラフ正常位置』

リツコ「あら、気のない返事ね。これもあなたの直轄部隊に入るのよ?」

『リスト1350までクリア』

ミサト「エヴァを四機も独占、か……」

『初期コンタクト問題なし』

リツコ「了解。作業をフェイズ2へ移行して」

『オールナーブリング問題なし。リスト2250までクリア』

『ハーモニクスすべて正常値。絶対境界線突破します』

参号機『……!』カッ

フィーフィーフィー!

リツコ「何事!?」

『中枢神経に異常発生!』

リツコ「実験中止!回路切断!!」

『だめです!体内に高エネルギー反応!!』

リツコ「まさか……」

ミサト「使徒!?」

参号機『グオオオオオオオオ!!!』ドオオオオオン!!
150 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:42.00 ID:kVGrZpXT0
アスカ「目標がエヴァね……」

シンジ『どうしようアスカ、あれにはトウジが!』

アスカ「わかってるわ。まずはあいつの中からプラグを無理矢理抜き取るわよ!レイ!援護射撃の用意しといて!」

レイ『わかったわ』

アスカ「あたしがなんとかあいつを止めるわ。そのすきにシンジは背後に回って、いいわね?」

シンジ『う、うん。わかった』

アスカ「……いくわよっ!」

弐号機『!!』ダッ

参号機『……!』ピクッ

ーーーー

アスカ「くうう……はああ!!」

アスカ「シンジ!今!」

シンジ『うん!ごめん、トウジ……っ!』バキバキ

参号機『!?』

シンジ『と…れ、たっ!』ブチッ
151 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:22:35.02 ID:kVGrZpXT0
アスカ「あとはここをつぶせばっ!」ブシュゥゥ

参号機『!!?……』

マヤ『目標沈黙!やりましたね!』

アスカ「多少損壊はあるけど、ほぼ無事に助けられて良かったわ」

アスカ「鈴原の容体は?」

マヤ『現在治療および検査中よ。けど、早い段階で救えたから、汚染も少なかったわ』

アスカ「そう、良かったわ」

シンジ『トウジ……良かった……』

アスカ「参号機は?」

日向『大破しているけど、これから検査と調整次第ではまた使えるようになると思うよ』

アスカ(となると……かなり未来が変わってきそうね)
152 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:23:27.61 ID:kVGrZpXT0
戦闘描写くそくそ過ぎて申し訳ない。。。

以上です

さすがに眠い
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 06:51:41.74 ID:4gDqIGjbo
スパロボ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 06:52:21.52 ID:4gDqIGjbo
スパロボαのトウジ救出ルート思い出した
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 09:12:08.69 ID:r83a7eUf0

プラグ引き抜きは逆行の華!かも
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 10:12:33.71 ID:D0slvdAhO
>>154
ストナーサンシャインぶっ放ってた気が…
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 19:52:21.25 ID:hZ3SJkPPo
ゲッター線って便利よね
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:09:57.60 ID:/k3OdhUN0
プラグ引っこ抜いただけじゃ
根本の使徒を倒してない気が
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:14:59.19 ID:aabBVcn1o
描写的に引っこ抜いたあとコアを的確に狙ったとかじゃない?
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:28:01.86 ID:TiRijvTB0
3号機の使徒って3号機のコアが使徒のコアと考えていいのだろうか……
どの作品でも機体が原型をとどめないくらい破壊された後にエントリープラグを破壊されて活動停止扱いだから、動かせる身体があれば3号機のコアを破壊した程度じゃ止まらないかもしれない様な
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:40:36.89 ID:Ym45IqZO0
ゼルエルも顔面食われてそのまま死んだしまあノリじゃないかなぶっちゃけ
3号機は新劇基準ならエントリープラグにコアらしきものはあったが
162 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/27(日) 19:16:15.95 ID:036egWym0
まぁそのへんはおいおい書いていきますよ(多分)

というか昨日アレから更新出来なくて申し訳ない……

もうちょっと待ってね今考えてるから……
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 23:38:53.23 ID:2+Y1xr140
今日は休め
164 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:30:27.57 ID:uoSzUXRq0
>>163
か、かけたぞ

おとすなり
165 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:18.87 ID:uoSzUXRq0
ートウジの検査室前ー
アスカ「使徒による汚染、か……」

ヒカリ「鈴原……」

シンジ「身体的な怪我は治るってリツコさんは言ってたけど……」

アスカ「それでも重症なことに変わりはないわ。完治するのには時間がかかるでしょうね」

アスカ(それに、すぐに次の使徒……あの第十四使徒が来てしまうわ)

アスカ(ヒカリには悪いけど、今こいつのことを気にかけられるほどの余裕はないわね)

ケンスケ「でも、三人が早めに助けてくれたから死なずにすんだんだろ?ありがとな……」

シンジ「そんな、お礼なんて……」

レイ「鈴原君、早く良くなるといいわね」

ヒカリ「うん……」

アスカ「ま、医療班がなんとかするんじゃない?」

シンジ「そうだね、きっと大丈夫だよ」

アスカ「それじゃ、そろそろ帰ろっか」
166 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:54.30 ID:uoSzUXRq0
アスカ「第十四使徒……」

アスカ「なんとかして近づいて……いや、あの腕がやっかいね」

アスカ「正攻法で突破するには……。ライフル類は一切効かないし」

アスカ「……あたしじゃ無理、かなぁ……」

アスカ「……いや、負けるわけにはいかないのよ。せっかくここまで来たんだし」

アスカ「はあ……どうしたものか……」

アスカ「そういえば、シンジが横から攻撃したとき、割といけてたわね」

アスカ「つまり、近づきさえすればいける?……おとり作戦とかかしら」

アスカ「……とりあえずそんな感じで考えてみよっと」
167 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:32:33.86 ID:uoSzUXRq0
ぜーレ1『参号機はおそらくまだ使えるだろうな』

ぜーレ2『それはそうだが……碇のおもちゃが増えただけではな』

ぜーレ1『それを利用してしまえば良い』

ぜーレ3『というと?』

ぜーレ1『参号機パイロットはもう使えん……なら、新しいパイロットが必要だ』

ぜーレ5『まさか……タブリスか?』

ぜーレ1『左様。やつに弐号機パイロットと接触してもらう』

ぜーレ4『だが、シナリオと異なってしまうのでは?』

ぜーレ1『道が変わる程度だ。最後に行き着く場所が同じなら、どんな道を通ろうがかまわん』

168 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:18.88 ID:uoSzUXRq0
ー翌日、使徒襲来ー
日向「目標、駒ヶ岳防衛ラインを突破!」

マヤ「目標、以前侵攻!」

ゼルエル『……』

ゼルエル『!』カッ

ドオオオオ!!!

マヤ「第1から18番装甲まで損壊!」

日向「18もある特殊装甲を一発で……!?」

ミサト「エヴァの地上迎撃は間に合わないわ!ジオフロント内にエヴァ三機を配置!」

ミサト「本部施設の直援に回して!シンジ君達は目標が出てきたとこを狙い撃ちよ!」

アスカ『あたしが前に出るわ!二人で援護をお願い!』

レイ『了解』

シンジ『わかった!』
169 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:55.25 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……今よ!一斉射撃で弾幕張って!」

レイ『っ!』パパパパパ

シンジ『いけぇっ!』バシュッバシュッ

ゼルエル『……』

アスカ(やっぱり遠距離では不利……!)

アスカ「ミサト!ソニック・グレイブを出しといて!」

ミサト『わかったわ!日向君!』

日向『3番から7番までの射出準備完了しています!』

アスカ「わかったわ!」バッ

ミサト『5番射出!』

アスカ「ナイスタイミングっ!いくわよっっ!」

ゼルエル『……!』バラバラ

アスカ(まずいっ!)

アスカ「レイ!躱してっ!」

ゼルエル『!!』シュバッ

レイ「えっ……?」バシュッ

アスカ「レイっ!?」

シンジ『綾波っ!』

レイ『きゃあああああっっ』
170 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:34:38.09 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くっ、こんちくしょおおお!!!」

ゼルエル『!』カッ

アスカ「っ!?くっ、簡単には近づけない……っ!」

シンジ『くそっ、何で効かないんだよっ!』ドンッドンッ

レイ『う……く……ま、まだ……』

アスカ「このままじゃ……っ!負けてたまるかぁっ!」

ゼルエル『!!?』ザシュゥ

アスカ「こんのおおおおお!!」

ゼルエル『!』ズズン

シンジ『アスカっ!危ない!!』

アスカ「なっ……!」

ゼルエル『!!』バシュゥッ

アスカ「!?あ、ああああっ!?」

シンジ『アスカ!?』

アスカ「シンジだめっ!」

ゼルエル『!』カッ

シンジ『なっ……!』


ドオオオオ!
171 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:35:35.23 ID:uoSzUXRq0
今築いたけどぜーレってなんだよwwwwww

疲れた。お休み
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 05:39:06.04 ID:OCfvOaQ1O

14番の強さは伊達じゃないですねw
173 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:48:51.25 ID:uoSzUXRq0
昨日の誤字酷すぎわろた

許して……

とりあえずゼルエル戦の続き落としますね
174 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:49:20.32 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くぅぅ……」

マヤ『弐号機及び初号機のアンビルカルケーブル切断!活動限界まで残り5分です!』

日向『弐号機腹部破損!初号機左腕断切!』

ミサト『まずいわっ!』

シンジ『ぐぅぅぅ……ちくしょぉぉ!!』ダッ

レイ『くっ……』バシュバシュ

アスカ(あたしの傷が1番影響が少ない……あたしがやらなきゃ…!)

アスカ「こんな所で負けてらんないのよ!こんのぉぉぉ!!!」

ゼルエル『……!』ググ

アスカ「!レイ躱して!」

レイ『了解!』

ゼルエル『!?』スカッ

アスカ「今よっ!」グサッ

ゼルエル『!……』ググググ
175 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:04.98 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ちっ、届かないかっ!」

ゼルエル『!』バシィッ

アスカ「シンジ!背後から攻めて!挟み撃ちにするわ!レイは射撃で意識を逸らして!」

レイ『分かったわ』バババババ

シンジ『うん!』ダダッ

アスカ(残り4分、次でミスったらかなりまずいわね……)

アスカ「シンジ!ATフィールド全開で畳み掛けるわ!」ダダッ

シンジ『分かった!フィールド全開っ!』キィィィ

ゼルエル『……!!』カァァ

マヤ『!目標に高エネルギー反応!』

アスカ「まさか!?」

ゼルエル『!!!!』ビシャァァ!!グルッ

アスカ「ぐうっ!?」

シンジ『なっーーー』

初号機『!』ドォォォ…

アスカ「バカシンジィっ!?」

レイ『碇君!?』
176 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:46.28 ID:uoSzUXRq0
ゼルエル『……』バラバラバラ

アスカ「はっーーー」

ゼルエル『!』バシュルルル

アスカ「ダメ!避けーーー」

レイ『あっーーー』

零号機『……!』ドシャァッ

零号機『……』ズズン

日向『初号機中破!戦闘続行は困難!零号機は大破!パイロットの生命維持に支障が生じています!』

ミサト『零号機のシンクロをカット!零号機を優先回収急いで!!』

ミサト『シンジ君!しっかりして!!』

シンジ『ぅ……ぐぅ……』ハァハァ

アスカ「くぅっ……」

アスカ(どうすれば良いの……?)
177 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:51:34.14 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……」ジリジリ

ゼルエル『……』ズンズン

ミサト『アスカ!今から20秒後にN2爆雷を投下するわ。その瞬間を狙って攻めて!ラストチャンスよ……』

アスカ「!分かった、わ……」

アスカ(ここで失敗したら、みんなの記憶がまたなくなってしまう……)

アスカ(せっかくヒカリが伝えた想いも、鈴原を助けられた事実も、レイと少しは仲良くなれたことも……)

アスカ(全部無くなるなんて……)

アスカ「絶対にさせないっ!」ダッ

ゼルエル『!!』キッ

アスカ「弾幕お願い!」

ミサト『22番から35番緊急弾幕!』

ゼルエル『!?』バシュゥ

アスカ(あと3……2…)

ミサト『今よ!!』

アスカ「うおおおおおお」バッ!

ゼルエル『!?』ドォォォン!
178 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:52:30.39 ID:uoSzUXRq0
アスカ「どおりゃぁぁぁぁ!!!」バッ

煙幕『……』

煙幕ブワッ

アスカ「なっ……!?」

アスカ(N2爆雷が効いてなーーー)

ミサト『ダメ!アスカっっ!!!』

ゼルエル『!!!』ドシュゥッ!

アスカ「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」

日向『弐号機左腕損壊!腹部の損壊が激しくなっています!』

青葉『弐号機活動限界まであと25秒!』

アスカ「うぅぅ……ぐっ……」

ゼルエル『……』カッ!

ドォォォォン!!

青葉『ジオフロント露呈!!最終装甲板損壊!!』

ミサト『くっ……』ギリッ

リツコ(まずいわよ……司令はどうするつもりなのかしら……)チラッ

ゲンドウ『……』
179 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:53:35.69 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ま、待ちなさいよ……っ!」ググ

ミサト『……』

ミサト(このままだと勝ち目はない。あの使徒にインパクトを起こさせるわけには……)

ミサト『……ここまで、なの?』

アスカ「待ちなさいって言ってんでしょ!」バシュバシュ!!

ゼルエル『……』ググ

ゼルエル『……』ズンズン

青葉『目標弐号機に接近!ま、まずいです!弐号機の活動限界まであと4秒!』

アスカ「くぅぅ……」バシュバシュバシュバシュ…バシュ……

弐号機『……』ガタン

青葉『弐号機完全に沈黙!』

ゼルエル『……!』カッ!

弐号機『……』ドォォォ

ゼルエル『……』カーンカーンカーンカーン

アスカ「くそっ、くそっ、くそっ!」ピシッパシッ

アスカ「お願いだから動いて!お願いだから動いて!動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け!!」ピシィパシッピシピシッ

アスカ「動きなさいよっ!!」パシィパシッピシッ

アスカ「動いてぇっ!!」ピシィッ!!

アスカ『そう。あんたがそう望むんならーーー』

アスカ『あたしが力を貸してあげる』ドクンッ

弐号機『!!!』カッ

ゼルエル『!』バッ

弐号機『!!』グイッ

ゼルエル『!?』ドシャッ
180 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:54:38.02 ID:uoSzUXRq0
弐号機『ウォォォォォ!!!』ズズ

日向『使徒のパーツを取り込んだ!?』

ゼルエル『!』シュバッ

弐号機『ウォォォォォ!!!』ブンッ

ゼルエル『!?』ピシィィンッ

ゼルエル『!!』ドシャァァ

弐号機『ウォォォォォ!!!』バッ!

マヤ『弐号機の装甲板が外れます!』

リツコ『拘束具が……っ!?』

ミサト『拘束具?』

リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』

弐号機『グォォッ!』ダッ

ミサト『跳んだ!?』

弐号機『グォォン!』ドガンッ

ゼルエル『!!』

弐号機『!』シャキン

マヤ『弐号機プログナイフ装備!っ!?なに、これ……弐号機のシンクロ率が400%を超えていますっ!』

ミサト『なんですって!?』

弐号機『!』ブンッ

ゼルエル『!?』ザシュゥ

ゼルエル『……!』カァァ

弐号機『ウォォ!』ドグシャァッ!

ゼルエル『!……』ピシッ

弐号機『ウォォォォォ!ウォォォォォ!!ウォォォォォ!!!!』ガンッガンッガンッガンッ

弐号機『ウォォォォォォォォン!!!』ドシャァァ

青葉『も、目標、完全に沈黙……っ』

ミサト『あれは……あれがエヴァの本来の力だと言うの……っ!?』

ゲンドウ『……』

冬月『弐号機の覚醒……碇、どうするつもりだ』
181 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:55:04.98 ID:uoSzUXRq0
以上です。

思ってたより第一話長くなっちゃってるのは内緒
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 21:57:05.88 ID:H/ivXY3Q0
リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』

どっちだよ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 21:58:03.81 ID:9mp6uJ31O
その両の眼でなく心の眼で字をみるのじゃ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:58:37.13 ID:znmRvNEZO
装甲板(拘束具)
185 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ [sage]:2018/05/28(月) 21:58:38.68 ID:uoSzUXRq0
oh(´・ω・`)...

ほんまや

拘束具に過ぎない

って言いたかったんや
すまん……
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 22:20:04.31 ID:aHOAPktSO
ええんやで(ニッコリ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 22:34:54.71 ID:4d687jg/O
イイね、面白い。続き期待。
188 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ [sage]:2018/05/28(月) 23:11:50.35 ID:uoSzUXRq0
面白いとかうれしすぎます
ありがたや……
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 00:41:31.36 ID:+jTh8vPtO
誤字くらいでそーこー言うなってな!
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 02:10:18.50 ID:t4/5JyIA0
>>189
チョットムリガ…
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 03:27:14.77 ID:KVH2wPD60
192 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:13:24.10 ID:EMaEehjr0
もうかけた
モチベ上がりましたわぁ

落としますね
193 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:15:46.18 ID:EMaEehjr0
リツコ「アスカ……」

マヤ「弐号機プログ内モニター復帰!こ、これは……っ!?」

ミサト「アスカが…居ない?」

日向「どうなっているんだ……」

リツコ「これが、シンクロ率400%の真相……」

青葉「アスカは無事なんでしょうか…」

リツコ「今の彼女はエヴァと1つになっているんだわ」

ゲンドウ「赤木君」

リツコ「はい、なんでしょう?」コツコツ

ゲンドウ「弐号機のサルベージは明後日に行う。それまでこちらは任せた」コソッ

リツコ「分かりましたわ。準備しておきます」

ゲンドウ「冬月、話がある」

冬月「うむ」

アスカ『……?』

アスカ『ここ……どこ?』
194 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:16:55.57 ID:EMaEehjr0
-弐号機内-
アスカ「……」スゥ

アスカ「懐かしい匂い……ママ?」

アスカ「……?あれは、誰?」

アスカ『……ようやく来たのね』

アスカ「!!あ、あたし……!?」

アスカ『正確に言えば少しだけ違うけど、大体そうね。あんたはあたし、あたしはあんた』

アスカ『教えてあげるわ。この世界の意味をね』

アスカ「!どういうこと……?」

アスカ『あたし達のママ…惣流・キョウコ・ツェッペリンはエヴァ弐号機の起動実験によって「心」を失った』

アスカ『でもその真相は、ここ……エヴァ弐号機の中に魂の一部が切り離されて残っていたから』

アスカ『あんたとあたしも同じ。……あんたの中の「碇シンジを求めた」部分があたしで、「碇シンジを拒絶した」部分があんた。あたしは切り離されてここに残った』

アスカ『サードインパクトの影響ね。あれによってあたし達は二つに裂けたのよ』
195 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:19:47.96 ID:EMaEehjr0
アスカ「そんなことが……」

アスカ『そして、あたしはL.C.Lに溶けた。けど……シンジは1つになることを最後には否定した』

アスカ『あたしはその時、完全な状態で溶けていたわけじゃなかった。けれど裂けてしまった身と魂は離れた』

アスカ『あたしの魂は……つまりあんたの魂の一部はここに残った。シンジを求め、痛みを負ったあなたの心は』

アスカ「どういうことなのよ……」

アスカ『一度精神崩壊を起こしたにも関わらず、その影響が少ないのは、壊れた大部分をあたしが引き受けたから』

アスカ『……あたしはこの中で、ママの魂の一部と出会った。あたしはママの魂を受け入れたわ』

アスカ『魂と魂は重なって、あたしの中に溶け込んで、1つになった。それが今のエヴァ弐号機の魂なの』

アスカ「あたしが二つに裂けて……その片方がエヴァ弐号機に宿ったというの?」

アスカ『そうね。補完計画の時あたし達の周りにあったのは大量のL.C.L。その中にあんたの一部のあたしが溶け込んだわけ』

アスカ『ま、正確には「魂」が二つに裂けただけだけど』

アスカ『だから、今のあたしはアスカであってアスカじゃない。言うなれば、ママの魂を持った、アスカの心の形の一つだわ』

アスカ「な、何なのよそれ……」

アスカ『それがあたしの魂のかたち。あんたとエヴァ弐号機のシンクロ率が自在に設定出来るのもそのせい』

アスカ『あたしはあんたと心の壁を共有してる。というか同じものだしね。だから、あんたとあたしを隔てるものは無い』

アスカ『結果、あんたは弐号機と自由にシンクロ出来る。たとえどんなに心がボロボロになってもね』

アスカ『あんたが心の壁を取り払うのを嫌がっても、あたしはあんたの心を共有出来るから』

アスカ「なかなか難しいこと言ってるわね……」
196 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:21:17.44 ID:EMaEehjr0
アスカ『簡単にまとめると、あんたの魂の一部があたし。あんたとあたしの間に心の壁……ATフィールドは意味をなさない』

アスカ「なら、あたしにもあんたの心を見れるってわけ?」

アスカ『それが、そうでもないわ。あたしにはママの魂がある。つまり、ママの心の壁を展開出来る』

アスカ『……まぁ、ママじゃなくてあたしが展開することになるし、そもそもここで心の変化なんて大して起きないからしないけど…』

アスカ「……それで、さ。どうやったらこのループから抜け出せるの?」

アスカ『サードインパクト、つまり魂の同一化の際、あんたの魂が完全ではない故にあんたはサードインパクトの影響を受け切れない』

アスカ『結果、世界に大きな誤差が発生してしまって、時間軸や空間が歪んでしまう。ちょうど「使徒」というトリガーの発生時間に戻るの』

アスカ『だから、ループから抜け出すには、このままサードインパクトを起こさないか、あたしを取り込んでサードインパクトを受け入れる』

アスカ『でも、あたしを取り込むのは至極難しい。あたしもママも完全な魂ではないから共存しているけれど』

アスカ『完全な魂と不完全な魂が混じりあったら、その中に存在する心の壁によって魂はバラバラに引き裂かれてしまう』

アスカ『あ、後は死んでもループから抜け出せるわよ』

アスカ「死にたくはないわね。つまり、サードインパクトを起こさない方法を探さなきゃ」

アスカ『……敵はむしろ、同じ人間かもね』

アスカ「……?」

アスカ『人間には気を付けなさい。特に、碇司令とその背景にいる人間達にはね』

アスカ「人間に……」

アスカ『ま、まだサルベージは始まらないみたいだし、もう少し考えとけば?』

アスカ「……」

アスカ(懐かしい匂いがしたのは、ママじゃなくてあたしがここにいたから、なのね)
197 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:22:06.74 ID:EMaEehjr0
リツコ「弐号機の様子はどう?」

マヤ「至って通常です」

リツコ「そう……」

リツコ(暴走直後も暴れることなく、素直にケージに運ばれていたし……)

リツコ「敵対の意思は無いのかしら…」

マヤ「弐号機のサルベージなんですが、これはセンパイが考えたんですか?」

リツコ「いえ、正確には違うわ。過去に起こった際と同様のものよ」

マヤ「過去にもこんなことが?その時は成功したんですか?」

リツコ「そうね……失敗したわ」

マヤ「……!」

リツコ「……マヤ、少し来てくれるかしら。あなたに見せたい場所があるの」

マヤ「は、はい。分かりました…」

マヤ(センパイが……一体なんだろう)
198 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:22:40.46 ID:EMaEehjr0
ゲンドウ「弐号機の覚醒、そして初号機の覚醒が発生しなかった」

冬月「我々の計画に大きな誤差が生まれたな」

ゲンドウ「あぁ。だが弐号機がS2機関を手に入れなかったのは幸いだ。まだシナリオの修正が不可能な訳では無い」

冬月「ゼーレの老人達が黙っておかんぞ」

ゲンドウ「問題ない。S2機関が無い以上、それを盾にすれば良い。……むしろ今、奴らのことなどはどうでも良いことだ」

冬月「……」

ゲンドウ「冬月、初号機パイロット……シンジについてなんだが」

冬月「なんだ?」

ゲンドウ「やつは今レイと弐号機の前に毎日来ている。そこで2人にある話をしてほしい」

冬月「……良いだろう、言ってみろ」

ゲンドウ「ーーーーーだ」

冬月「……なるほどな。わかった、良いだろう」

ゲンドウ「頼む」
199 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:23:35.17 ID:EMaEehjr0
ゼーレ1『弐号機の覚醒』

ゼーレ5『やはり弐号機は危険な存在だ』

ゼーレ7『しかし、弐号機の力で今回の使徒を倒せたとも言える』

ゼーレ2『左様。弐号機にはまだ利用価値はある』

ゼーレ4『碇のやつが執着しているのは初号機。ならば弐号機はやつにとっても厄介な存在だろう』

ゼーレ1『そろそろタブリスの調整も完了する。問題は無い』

ゼーレ1『行けるな、タブリス』

カヲル『……』

カヲル『……』パチッ

ゼーレ3『弐号機を手駒に出来れば大きいが、それは無理だろう』

ゼーレ9『左様、いくらパイロットと言えど、我々の存在を完全に知らないとも言えんだろう。となれば、敵対される可能性もある』

ゼーレ1『タブリス。お前は弐号機パイロットに出来る限り接近し続けろ。監視のような意味合いも込めてな』

カヲル『……』コクッ

ゼーレ1『では明後日より実行だ』

200 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:25:33.42 ID:EMaEehjr0
とりあえずここまでです

今回のループでのカヲル君の登場タイミングは漫画に近いですね
漫画よりも早いですが

ではでは(`・ω・´)キリッ
201 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:28:47.82 ID:EMaEehjr0
あ、嘘ついた
もう一個落とさないと
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 15:30:01.31 ID:YTsXvPr50
せやな!漫画より早いけどアスカとの絡みが楽しみである
203 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:33:34.31 ID:EMaEehjr0


第一話『魂のかたち、こころの壁』



テレテレレテテレレレッレレレッレレー
エヴァ弐号機に眠りしもう一人の『アスカ』。
パイロットとしてのアスカは裂けた自分の魂の片割れと出会い、何を思い何を考えるのか。
そんな中、始めて「フィフスチルドレン」と出会う。
渚カヲルと名乗る彼に、アスカは戸惑いを隠せない。
変わる未来、変わる世界。
果たしてアスカはサードインパクトを止めることは出来るのか?

次回、第二話『ヒトと言う名のシ者』
この次も、サービスサービスゥ!
204 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:35:33.32 ID:EMaEehjr0
ようやく第一話終わったやで

原作ではアスカとカヲルの絡みはほぼどころか皆無ですからね。
漫画版ではありましたが。

カヲル君がアスカの監視にあたる感じは漫画版のイメージを若干使ってます

漫画版でもアスカは可愛いので、読んだことないって人は読むように
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 18:41:20.87 ID:8/wX9S0E0

カオル君とアスカの絡みが皆無だったってマジか
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 18:54:22.18 ID:m3bjfaQ50
もう本放送を知らない世代が居るのか
アスカが完全に心が折れて逃走行方不明からの保護されそのまま入院
入れ替わりでカヲル君来たのよ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 18:59:46.00 ID:l1Dt6wPw0
アスカが第16使徒に精神汚染受けて一時リタイア後に第17使徒(渚カヲル)登場
カヲルは弐号機を奪ってアダムへの接触を試みるも死亡
その後、アスカ復活無双からのアスカファントラウマ必至の鳥葬展開

ってのがTV版・旧劇の流れだからね
接点を持てるタイミング皆無なんだわ
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 18:59:50.44 ID:8/wX9S0E0
いやむしろ小学生の頃本放送見てたんだがさっぱり気がつかんかったわ
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 19:02:08.37 ID:8/wX9S0E0
>>207
あー、思い出してきた
確かにアスカとカオル君が話してるシーンとか一切覚えないわ
一度ちゃんと最初から見てみるかな
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 22:50:25.39 ID:NJ53Za/Wo
レイと加持さんが喋ったことないとか
青葉さんが誰にも一度も名前を呼ばれたことがないみたいなトリビア的なアレ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 22:54:46.18 ID:xSLOx8jOO
乙 続きも期待。急がずのんびりと…
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 23:41:49.81 ID:RWX32wVHo
これ以降スパロボ時空かな
213 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ [sage]:2018/05/29(火) 23:58:36.25 ID:EMaEehjr0
青葉さんのは初めて知った・・・
通りで喋らせにくくて使いにくいいんやね
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/30(水) 02:14:57.80 ID:HUZBV/5Lo
私が知ってる漫画ではカオルとアスカは絡みまくってた
諜報部の人達とも複数プレイで絡んでたしわ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 05:55:51.69 ID:4nCDxREA0
は?
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 22:03:29.76 ID:gEoy9cAzo
頭がおかしいんだ、触れちゃいけない
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 23:08:57.70 ID:4nCDxREA0
なるほど
218 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:37:45.99 ID:nePIHAaw0
ほな落としますわ
頭痛い
219 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:38:25.25 ID:nePIHAaw0
リツコ「弐号機サルベージ、開始!」

マヤ「プラグ、信号受信!」

シンジ「アスカ……」

レイ「……戻ってきて……」

ーーーー

アスカ「……?」

アスカ「そう、時間なのね。いいわ、戻ろう」

アスカ『待って。最後に一つだけ』

アスカ「なによ、どうかしたの?」

アスカ『あたしの記憶もなくならない。あんたが会いたいと望めば、あたしはここであんたと出会える。……それだけ。行ってらっしゃい』

アスカ「うん……ありがと」

アスカ(さぁ、帰ろう……)

ーーーー

アスカ「……」パシャッ

日向「弐号機パイロットの反応あり!」

マヤ「やった、成功です!」

リツコ「そう、彼女は帰ってくることを望んだのね。こんな世界に……」

シンジ「やった!」
220 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:39:02.17 ID:nePIHAaw0
シンジ「おかえりアスカ!」

レイ「おかえりなさい」

ミサト「おかえり、アスカ」

アスカ「んー、ただいま?」

ミサト「体の調子はどう?」

アスカ「検査結果もオールオッケー、大丈夫よ」

シンジ「良かった……」

アスカ「何よ……心配しすぎなのよ!」

シンジ「だって、しょうがないじゃないか……」

リツコ「あら、全員揃ってるのね、丁度いいわ」

アスカ「?どうしたの?」

リツコ「参号機に新たなパイロット……フィフスが配置されることになったわ」

アスカ「参号機に!?」

レイ「参号機って……」

シンジ「トウジは大丈夫なんですか!?」

リツコ「えぇ、意識も戻っているし、現在は精神汚染の調査中。ただ、そうでなくても心にある程度の傷は負ってしまったもの。パイロットを続けさせるのは酷だわ」

ミサト「それで、そのパイロットって?」

リツコ「渚カヲル君。後でデータをあげるわ」

リツコ「あなた達には早かれ遅かれ分かることだろうし、先に言っておくわね。じゃあ、アスカ、体に気をつけてね」

アスカ「えぇ、ありがと」
221 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:39:33.27 ID:nePIHAaw0
アスカ「フィフスチルドレン、渚カヲル?……一体誰よそれ……」

アスカ「本当に初対面のやつが来るとはね……ただのパイロットとは考えにくいわよね」

アスカ「……碇司令とそのバックにいる人達の仕業?」

アスカ「……うーん」

アスカ「あたしが知らないことだらけね」

アスカ「はぁー、どうしよ……って、こんなことしてても何にもならないかぁ」

アスカ「気分転換に散歩でも行こうかな」ガラガラ

アスカ「ねーシンジー?」

シンジ<どーしたのアスカ

アスカ「暇だから散歩行ってくるー!晩御飯は用意しててー」

シンジ「え、散歩行くの?」ガラガラ

アスカ「えぇ、そうよ」

シンジ「体はもう平気なの?」

アスカ「平気も平気、超平気よ!」

シンジ「そっか……気を付けてね」

アスカ「あんたこそ。入院してないだけで怪我、してるんでしょ?気を付けなさいよね」

シンジ「うん……ありがと。行ってらっしゃい」

アスカ「はーい、行ってきまーす」
222 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:40:07.48 ID:nePIHAaw0
アスカ「ふーんふーん♪」

アスカ「久しぶりって感じねー。最近緊迫?してたし」

アスカ「あと大分経つまで次の使徒は来ないしね〜」

アスカ「久しぶりに何か服でも買ってみようかしら」

アスカ「ふーんふーん♪これはちょっと違うかな」

???「あのー」

アスカ「はい?」

???「キミ、惣流・アスカ・ラングレー、だよね?」

アスカ「!……あんた誰よ」

???「聞いてない?僕はフィフスチルドレン、渚カヲル」

カヲル「宜しくね、セカンドチルドレン」

アスカ「あんたが……!!」

カヲル「……」ニコ
223 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:40:38.07 ID:nePIHAaw0
カヲル「それで、君は何をしているんだい?」

アスカ「何でもいいでしょ!」

カヲル「えぇ、気になるじゃないか」

アスカ「散歩よ、散歩!ただの散歩!!」

カヲル「なんで散歩をしているんだい?」

アスカ「あーもう、何だっていいでしょ!というかなんで着いてくんのよ!」

カヲル「君が気になるからね」

アスカ「はぁ?変な事言って……あんた頭おかしいんじゃない?」

カヲル「あはは、手厳しいな……」

アスカ「というか着いてこないでよ!」

カヲル「どうしてだい?」

アスカ「なんて言うか……知らない奴と一緒に歩くなんて嫌なのよ!」

カヲル「知らない?でも僕は君の名前を知ってるし、エヴァに乗ることも知ってる。君もそうじゃないの?」

アスカ「表面的な情報なんて意味無いわよ。人間ってのは長い時間をかけて心を開くものなんだから」

カヲル「へぇ……中々面白いね、君は」

アスカ「何よ、気持ち悪いわね……」

カヲル「なんで君はエヴァに乗ってるんだい?」

アスカ「乗りたいからよ。それじゃああたしこっちだから。家まで着いてきたら殴るわよ」

カヲル「それは残念だね……じゃあ、また明日ね、アスカ」

アスカ「その名前で呼ばないでよ!ふんっ」イライラ

カヲル(リリンは面白いね……人の心というものに興味が湧いたよ)
224 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:41:05.30 ID:nePIHAaw0
アスカ「はぁーあ、ただいまー」

シンジ「おかえりアスカ」

アスカ「あー疲れた」

シンジ「?どうかしたの?」

アスカ「渚カヲルとか言うやつ……ほら、フィフスチルドレンっての。あいつと会ったのよねー」

シンジ「え?そうなの?どんな人だった?」

アスカ「なんか気持ち悪いって感じ。ずーっと着いてきたし」

シンジ「そ、そうなんだ…?」

アスカ「なんて言うか、あの感じ何となく見たことあるような気がしなくもないんだけどね」

アスカ「なんだかまるで、心がない、みたいな……?」

シンジ「ふぅーん……どんな人なのか、ちょっと見てみたいな」

アスカ「やめときなさい、ジメジメが移るわよ?」

シンジ「あ、アスカはなかなか辛口だね……」
225 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/30(水) 23:41:33.30 ID:nePIHAaw0
以上っすね。
ではでは( ?ω? ) スヤァ…
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 00:40:58.24 ID:IWMxnGijo
あつおつおつ
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/31(木) 01:43:31.11 ID:ArT/Nhmt0
エヴァの強くてニューゲームSSは開き直る奴が面白かったな

シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・ww」Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi?bbs=news4ssnip&key=1376840950
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 02:08:49.68 ID:cNwg3ZtU0
おつおつおっつ
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 07:06:45.27 ID:iTGZukg9O
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:55:57.94 ID:WzKmmZ+W0
うん、続き気になりますね。期待。
231 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:47:42.03 ID:d9tJebri0
落としていきますね
232 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:48:25.98 ID:d9tJebri0
シンジ「アスカー、起きないと学校遅れるよー?」

アスカ<んー……

シンジ「……アスカ!遅刻するよ!」

アスカ「……分かってるわよ……」ガラガラ

シンジ「おはよう、アスカ」

アスカ「ん、おはよ。朝ご飯は?」

シンジ「出来てるよ」

アスカ「そ、ありがと」

モグモグ

アスカ「忘れ物してないわね?」

シンジ「平気だよ。それじゃあ行こうか」

アスカ「そーね。行ってきまーす」

シンジ「ミサトさん、行ってきます」

ミサト<あー……行ってらっしゃぁい……
233 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:48:56.63 ID:d9tJebri0
アスカ「全く、ミサトったらいつまでも寝てて、だらしないわね」

シンジ「……う、うん……」

シンジ(アスカも中々だと思うけど…)

アスカ「ふーんふーん」

カヲル「やぁ、セカンドチルドレン」

アスカ「……シンジ、今日は回り道して学校へ行くわよ」

シンジ「そんなのしてたら本当に遅刻になっちゃうよ?あれ、その人は誰?」

カヲル「やぁ、碇シンジ君。僕はフィフスチルドレンの渚カヲルだよ。宜しくね」

シンジ「あ、えっと……宜しく」

アスカ「シンジ!さっさと行くわよ!」

シンジ「あ、アスカ!待ってよ!えっと、またね?カヲル君!」

カヲル「うん、きっとすぐに会えるよ」

シンジ(なんだろう……知ってる感じがする……どこかで会ったことのあるような……)
234 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:50:09.43 ID:d9tJebri0
アスカ「ったくもー!さいっあく!朝からなんであんなのに会わなくちゃならないのよー!」

ケンスケ「なんであんなに怒ってんの?」

シンジ「えっと、新しいパイロットが来たんだけど、その人と衝突してるっていうか……アスカが敵視してるっていうか……」

ヒカリ「新しいパイロット?」

シンジ「あ……えっと、トウジの代わり、だって。でも、トウジは無事みたいだし、回復に向かってるから大丈夫だよ」

ヒカリ「そっか……でもどんな人なの?アスカがあんなに怒るなんて」

シンジ「なんでも、ジメジメしてるんだってさ。良くわかんないけど……不思議な感じはしたかな?」

ケンスケ「やっぱりエヴァのパイロットって変なやつが多いのかな?」

シンジ「……」

ケンスケ「なんちゃって、冗談冗談」

シンジ「まぁいいんだけど……あ、そろそろホームルームの時間だね。じゃあ」

ヒカリ「うん」

担任「席について」ガラガラ

担任「新しい転校生を紹介するわ」

アスカ「……!!?」

担任「渚カヲル君よ、入って」

カヲル「失礼します」ニコッ

女子A「やだ、結構カッコよくない?」コソコソ

女子B「うんうん、イケメンだよね」コソコソ

カヲル「渚カヲルです。宜しくお願いします」

担任「渚君は皆より1歳年上よ。色々と事情があって同じクラスに入ってもらうことになりました。仲良くやってね」

担任「それじゃあ……ちょうど惣流さんの席の隣が空いてるわね。そこを使って?」

カヲル「分かりました。……宜しくね、惣流さん?」

アスカ「……よろしく」イライラ
235 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:50:50.02 ID:d9tJebri0
アスカ「マジありえない!!!!」

ヒカリ「あ、アスカ落ち着いて……」

アスカ「何なのよあのジトジトナメクジ変態キモ男!なんであんなのがあたしの隣の席に座んのよぉ!!」

ヒカリ「しょ、しょうがないよ、佐藤さんは前に疎開しちゃって、席が空いてるままになってたんだし」

ケンスケ「でもあんまり悪いヤツには見えなかったけどな。なんかちょっと不気味だったけど」

ヒカリ「女子には大人気だったわよ?」

シンジ「確かに、みんなコソコソ話してたね」

アスカ「あんなののどこが良いのよ!信じられないわ…」

ヒカリ「けど、アスカ羨ましがられてたじゃん。碇君と一緒に暮らしてるし、渚君が隣の席だし、で」

アスカ「だーかーらー!あんな気色の悪い灰色男と隣なんて絶対嫌よ!」

ヒカリ(ふふ、碇君の方は否定しないのね)

カヲル「あ、こんなところにいたんだね、セカンドチルドレン。屋上で何してるの?」

アスカ「……あ、ヒカリの卵焼き美味しそう!あたしのと1個交換してみない?」

ヒカリ「えっえっ……えっと、いいけど……」

シンジ「……露骨だね」

カヲル「?聞こえなかったのかな……おーい、セカンドチルドレンー?」

アスカ「あ、シンジの肉の方が大きいわよ、ずるいわね」

シンジ「え?そんなことないと思うけど……」

ケンスケ「というかせめて何か反応してあげたら…?」

カヲル「おーい、セカンドチルドレーーー」

アスカ「何よ!うっさいわね!大体セカンドチルドレンセカンドチルドレンって、一々長いのよ!」
236 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:51:33.88 ID:d9tJebri0
カヲル「そうかい?君がアスカって呼ぶなと言うから」

アスカ「だからってセカンドチルドレンと呼べなんて言ってないわよ!」

カヲル「なら、何と呼べば良いのかな?」

アスカ「惣流様、とでも呼んでおけば?」

カヲル「分かったよ、惣流様」

アスカ「……イラってくるわね。アスカ様でいいわよ」

カヲル「そうかい?ならそう呼ばせて貰うよ、アスカ様」

アスカ「……」イライラ

シンジ「ま、まぁまぁアスカ、落ち着いて…」

ヒカリ「えっと、渚君もエヴァのパイロットなんだよね?」

カヲル「?君にそのことを言ったかな?」

アスカ「一々めんどくさいわね!あたしが言ったのよ!」

カヲル「機密情報だよ、漏らしたらダメじゃないか」

アスカ「あんたバカァ?今のこの街に住んでてエヴァのことも使徒のことも知らないなんて人、いるわけないじゃん」

カヲル「そういうものなのかな?」

アスカ「アスカ様には口答え禁止ね。分かった?」

カヲル「うん、分かったよ、アスカ様」

シンジ「あ、電話だ……綾波から?はい、もしもし、碇です。どうしたの?」プルルルルル

レイ『今日の放課後、NERVに寄って。シンクロテストをするそうだから』

シンジ「シンクロテストを?分かった。アスカとカヲル君にも伝えておくよ」

レイ『ありがとう。それじゃあ』プチッ

シンジ「アスカ、カヲル君、今日の放課後にシンクロテストをするらしいよ」

アスカ「もう参号機が使えるようになったっての?」

シンジ「分かんないけど……初号機と零号機の修理もまだな気がするね」

アスカ「……ま、いっか。テストがあるなら受けるだけだし」
237 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:52:04.60 ID:d9tJebri0
カヲル「はじめてだな、エヴァに乗るのって」

シンジ「え?そうなの?」

カヲル「うん。乗ったことないからね」

アスカ「ふーん、あっそ」

カヲル「上手くシンクロ出来るかな?」

シンジ「エヴァに心を開けば、きっと出来るよ」

カヲル「心、か……」

ヒカリ「あ、みんな、そろそろチャイムなっちゃうよ。教室に戻ろっか」

アスカ「そうね、さっさと戻りましょ」

ケンスケ「……やっぱり俺もシンクロテストを1回くらい受けてみたい……」

シンジ「あはは……」

ケンスケ「けど、トウジみたいに使徒に汚染されちゃうかもしれないんだよな……碇って、結構心臓強いよな。すごいよ」

シンジ「そんなことないよ……僕なんかより、アスカや綾波の方がよっぽど強いよ」

ケンスケ「例えそうでも、俺は碇に感謝してるぜ。さ、教室に戻るか」

シンジ「……うん」

シンジ(なんだか、恥ずかしい……)
238 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/31(木) 21:52:35.67 ID:d9tJebri0
以上です

次回はシンクロテストからですかね
ではでは
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 05:50:30.76 ID:JqVbZqc50
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