【リトバス】理樹「来ヶ谷さんは最高だなぁ!」

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52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 23:35:47.09 ID:0Utm550m0
クド「さて、どうやってあの2人を処分しましょうか?」

来ヶ谷「さぁ……正直私は手を引こうと思ってるんだ」

クド「珍しいですね、こういった話では特にイキイキとしてるのに」

来ヶ谷「正直心が折れてしまってな……それならばいっそのこと少年を眺めている事に専念しようと思うんだ」ハァ……

クド「……まぁ来ヶ谷さんは次また何かしたら存在ごと消されてしまいそうですからね、その方が良さそうかもしれません」

来ヶ谷「……一つだけ案が有る。これが一番確率が高いだろうな」

クド「!!なんですか!?教えて下さい!」

来ヶ谷「爆弾だよ、それも自前で作るのさ……製造難易度もそこまで高くはない」

クド「ふーん……いいでしょう。その案貰いました!」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 23:45:03.03 ID:0Utm550m0
…………

西園「直枝さんに呼び出されてここに来ましたが……誰もいませんね」

小毬「うーーん……時間を間違えたかなぁ……」

理樹「おまたせ!2人とも待った?」ダッ

西園「おや、ぴったりではないですか。して、何の用があったんですか?」

理樹「それが僕もよく分からないんだ……クドにここに3人で来るよう指示されたんだけど……」

小毬「……クーちゃんがそう言ったんだ…」

西園「……これは油断しましたかね?」ボソッ

西園「直枝さん?ここに来るまでに変な事はされてませんか?何か起きませんでしたか?」

理樹「ううん?何も無かったよ?2人ともどうしたのさ、急にピリピリしだして」キョトン

小毬「な、なんでもないよ〜ってあれ?何だろうあの箱型の発泡スチロール…」

理樹「どれどれ……ん?蓋には『開けるなよ!絶対開けるなよ!!』って書いてある……」

西園「これはフリですか?フリなんですか?」ウズウズ

小毬「よし!開けてみようよ〜」パカっ





54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 23:54:55.40 ID:0Utm550m0
なんと中から(おもちゃの)カエルが飛び出して来た!!

理樹「うわぁっ!!」パッ

その拍子に箱を落とす理樹。しかし、その瞬間に『ドカァァン!!!』と、轟音が起こる。3人は何も考える暇なく絶命した

クド「………やりました。これで……次は私の時代なのです」

使ったのは液体窒素を利用した爆破装置。作り方は極めて簡単であり、なおかつ鉱山で発破に使われていた程の威力を持つものであった

クド「辺りが白くなっていきます……待ってて下さい、リキ。幸せになりましょうね?」ニコッ


そして世界はやり直される
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 00:00:02.86 ID:qOlSyUZ90
爆破装置については説明不足なので補足。材料は厚手のビニール袋、木炭、アルミニウム、実験室に置いているような純粋な酸素、それらを箱に入れた上で液体窒素を注ぐことによって爆発を起こせます。非常に不安定な物質な為、僅かな衝撃で反応が起きちゃいます。大変危険な為、良い子のみんなは真似しない事!ちなみに液体窒素は科学部の部室からパクったという事にしといてください。それでは
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 00:03:25.59 ID:3cKsGA0Wo
難しいことは分からんぜ
面白ければ問題ない
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 00:07:55.01 ID:qOlSyUZ90
理樹(修学旅行での事故での事故を乗り越え、僕たちはやっと平穏な日常を取り戻した。あのループする世界も良き思い出として残っている)

理樹(そして何よりも嬉しいのは……)

理樹「おーい、クドー!」

クド「あっ!?リキではないですか!!。今から食堂に行くんですけど……もちろん来てくれますよね?」

理樹「勿論だよ!だってクドは……僕の彼女なんだから!」

理樹(そう。僕は何とクドと付き合い始めたのだ!元の世界に帰って来た後に好きだと言われ、そして今に至る)

クド「ふふふっ……嬉しいことを言ってくれますねぇ…今日もまた2人で過ごせますね!」ニコニコ

理樹(こんな柔らかな表情を向けてくるクドはとても可愛らしい。あぁ…僕はいつからここまでこの娘の虜になってしまったのだろうか……)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 00:14:22.60 ID:qOlSyUZ90
食堂

クド「はいっ、リキの好きな唐翌揚げなのです!口を開けて下さい!」

理樹「あむっ、モグモグ……うん!美味しい!やっぱりクドの作ったお弁当は最高だね!」

クド「そう褒められると照れちゃうのです……///まだまだあるからどんどん食べてくださいね?」

理樹「うん!この卵焼きもおいしい!このきんぴらごぼうも最高!!」パクパクパクパク

僕は本当に幸せだ。クドが居れば他には何も要らない。この幸せが死ぬまで続けばいいと、そう思う
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 00:21:51.87 ID:ZWV3lLYUO
放課後

理樹「あ、真人と謙吾!今日は野球の練習ある?」

真人「おぅ、理樹か……いや、今日もねぇよ」

理樹「そうか…最近みんなで集まる事が減ってるなぁ……」

真人「はっはっは!なーに言ってるんだよ!お前のせいじゃねーかよ」ケラケラ

理樹「えぇ!僕のせいなの!?」

真人「いや、お前らがいちゃつくから呆れちまったんだろ!全く……今日も能美と遊ぶ予定なんだろ?」

理樹「あ、そう言えばそうだ!そろそろ行かなきゃ!!」タッタッタ

謙吾「はっはっは……全く、堂々と惚気ないで貰いたいものだが仕方のない話だ。理樹が幸せならばいいさ」ニコニコ

真人「あぁ、アイツは今まで頑張ったからな!!それにあんなにお似合いな彼女まで作ってよぉ〜全く、末永く爆発しやがれ!」

そんなこんなで2人からも公認カップル扱いである……でもどこかおかしいと思うのは気のせいだろうか?いや、そんな事ないはずだ。こんなに幸せなんだから……
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 00:32:03.81 ID:ZWV3lLYUO
クド「さて、待ち合わせの場所に行かなくては……」


西園「おや?奇遇ですね能美さん、こんな場所で出会うとは」スッ…

小毬「へぇ……クーちゃんかぁ……やっぱりこの手に限るよね?」ニコッ

2人ともナイフを握る。当然、西園のNYPはクドが封印している為に使えないが、2人対1人の圧倒的不利な状態なのは変わらない

西園「意表をつかれたから前回は死にました……次は二度とこんな罠にかからないようにしなければいけませんね?」

2人揃って走ってくる、が……2人は失念していた。ゲームマスターは多少なら一般人を動かせる。ということに



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