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【アイマス 】亜美「感想文…」真美「コンテスト?」
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58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:10:41.21 ID:VEPj+mWJO
春香「次は雪歩だね…」
雪歩「どんなことが書かれているんだろう…」
萩原雪歩さんの『Theライブ革命でshow』を聴いて
双海亜美
私は、萩原雪歩さんの『Theライブ革命でshow』を聴いて『あざとい』という言葉の意味を心から理解しました。
春香「ちょっとw」
雪歩「そんなつもりないですぅ!」
真「なんでこんなに敵意剥き出しなのさw」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:11:40.06 ID:VEPj+mWJO
『Theライブ革命でshow』はセリフが多い曲で、歌う人によって個性が出る曲です。
その中でもゆきぴょんの『くるっと回ってにゃん♪』はあざとさの塊と言わざるを得ないほどにあざといです。私の中ではゆきぴょんがあざといのか、あざといのがゆきぴょんなのかわかりません。
響「あざといって何回言うんだ…」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:12:15.60 ID:VEPj+mWJO
かくいう私の姉もゆきぴょんに憧れて『くるっと回ってにゃん♪』の練習をしている程です。
真美「ちょ、ちょっと亜美!?何バラしてんのさ!?」
亜美「…ふんっだ」プイッ
真「あれ?これってもしかして…」ヒソヒソ
春香「うん、真美が雪歩に取られてやきもち妬いてるねw」ヒソヒソ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:12:54.72 ID:VEPj+mWJO
私はゆきぴょんの『くるっと回ってにゃん♪』を聴いて、結局はこういうのがいいんだなということがわかりました。
響「やさぐれすぎだろ!?」
雪歩「亜美ちゃん…」
亜美「…だって真美、あの時構ってくんなかったんだもん」プイッ
春香(何この可愛い生き物…)
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:13:24.45 ID:VEPj+mWJO
真「僕の曲はどうなんだろう…」
菊地真さんの『ラビットファー』を聴いて
春香「ラビットファー?」
貴音「確かに良い曲ですが…」
千早「真ならてっきり、エージェントや絶険かと思っていたけど…」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:13:57.02 ID:VEPj+mWJO
真美「真美も最初は『待ち受けプリンス』で書くつもりだったんだけど…」
菊地真さんの『ラビットファー』を聴いて
双海真美
萩原雪歩
春香響伊織貴音あずさ美希やよい「「「「「「「あっ…」」」」」」」」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:14:26.66 ID:VEPj+mWJO
雪歩「え!?いや、あっ!こ、これってもしかしてあの時の…」
亜美「うん、そうだよ、もしかしなくてもあの時だよ…」
真美「真美が感想文書こうとしたら凄い剣幕でやってきて…」
亜美「『えっ、真ちゃんの曲の感想文を『待ち受けプリンス』で書く?正気の沙汰じゃありません〜』って…」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:14:54.95 ID:VEPj+mWJO
雪歩「言ってない!言ってないよそんなこと!?」
真美「限りなく近いことは言ってたよ…」
春香「で、内容はどんな感じに…」
菊地真さんの『ラビットファー』を聴いて
双海真美
萩原雪歩
皆さんは、『菊地真』と聞くとどんなイメージをもちますか?
伊織「もう早速感想文の程をなしてないわよ…」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:15:25.68 ID:VEPj+mWJO
『菊地真』と言えばかっこいい。そんなイメージはどうしても付き纏うと思います。
春香「付き纏うってw」
美希「嫌なことみたいな言い草なのw」
確かに『菊地真』はかっこいいです。最早その字を見るだけでかっこいいです。かっこよさの権化です。かっこよさの化身と言ってもいいでしょう。
伊織「かっこいい何回言うのよ!」
響「さっきのあざといくらい言ってるぞ!?」
雪歩「はぅぅ…」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:15:56.82 ID:VEPj+mWJO
しかし、『菊地真』の可愛い一面を皆さんはご存知でしょうか。
美希「さっきからちょいちょいこっちに問いかけてきてるの…」
やよい「これは感想文なんでしょうか…」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:16:27.20 ID:VEPj+mWJO
この『ラビットファー』という曲は、菊地真ちゃんの可愛い一面を存分に引き出している曲の一つです。
一緒に歌っているメンバーからもわかるとおりこの曲はファンシーな可愛さを全面に押し出した曲です。
「そんな曲に菊地真ちゃんを…」
と、素人ならば思うかもしれません。
真「…」
春香「真の素人って何w」
千早「逆に真の玄人っていうのもいるのね…」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/06(水) 07:17:01.83 ID:VEPj+mWJO
しかし、私は一緒に歌っている時にその破壊力に気づきました。
あずさ「中々斬新な感想文ね…」
伊織「歌に集中しなさいよ!」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 08:05:32.34 ID:0Ao0NyfI0
ライブ革命はそれぞれのソロに良さがあるんだけど個人的に真のソロは真の良さが全部詰まってると思ってる
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:28:28.93 ID:gDxY1vRk0
この曲はソロで聴くよりユニットで聴く方がオススメです。パート分けされている分、より濃い真ちゃん成分が楽しめます。
貴音「専門用語で話しているのでしょうか…」
美希「わからないの…」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:29:53.94 ID:gDxY1vRk0
特に『魔法のお耳が今欲しい』という歌詞は、『耳』ではなく『お耳』という言い方をしているところがポイントです。この歌詞を考えたというだけで作詞をしていただいたOSTER projectさんには足を向けて眠れません。
美希「重いの…」
雪歩「お、重くなんかないよ!?」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:31:14.80 ID:gDxY1vRk0
私ほどになると、『欲しい』というセリフも意味深に聞こえてきます。
真「えっ…」
雪歩「いや!そんな目で見ないで真ちゃん!」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:32:10.18 ID:gDxY1vRk0
『あと数センチ ときめきベッドタイム』という歌詞もなぜピー音が入らないのかが不思議なくらいにセクシーです。
伊織「もう好き放題ね…」
真「友達だと思ってたのにな…」
雪歩「真ちゃん!?諦めないで!?」
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:34:09.32 ID:gDxY1vRk0
『寂しがり屋な 私のために ほら』というところでは、もう私は脳内の真ちゃんを押し倒…
伊織「終ー了ー!終わり!これ以上はダメ!」
貴音「面妖な…」
雪歩「うぅ…恥ずかしいですぅ…」
美希「いや、全面的にこっちのセリフなの」
春香「今更もう無理だよ…取り繕えないよ」
美希「一緒に歌ってたミキの身にもなってほしいな…」
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:35:28.43 ID:gDxY1vRk0
あずさ「これ、大丈夫だったのかしら…」
貴音「いえ、これだけは何やら添削が入っております」
これは感想文ではありません。
伊織「そりゃそうなるわよ!」
響「でも正直、それだけが問題ってわけでもないぞ…」
伊織「こんなのも紛れ込んでるなんて、危険極まりないわ…」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:36:50.57 ID:gDxY1vRk0
あずさ「私のには、なんて書いてくれているのかしら♪」
三浦あずささんの『隣に…』を聴いて
双海亜美
私は『隣に…』という曲があまり好きではありませんでした。この曲は、大好きな人に置いていかれる曲です。楽しい曲ではありません。
響「なるほどな」
真「まぁこれは…」
伊織「納得はできるわね」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:38:38.76 ID:gDxY1vRk0
自分が歌っている時も、自分にとって一番大事な人がいなくなる想像をしなければいけません。それがとっても悲しかったです。
春香「ん?」
雪歩「それって…」
私は双子の姉の真美に置いていかれる想像をして歌っています。そうすると、胸がキュンとして、心が張り裂けそうになります。だから、この歌を歌うのは好きではありませんでした。
美希「なんなのなの…」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:39:44.32 ID:gDxY1vRk0
やよい「亜美は真美のことが大好きなんだね!」
亜美「うん!そだよ!」
真美「何か変かな?」
春香「いや、変じゃないけど…」
伊織「大丈夫なの、これ?歪んでない?」ヒソヒソ
あずさ「竜宮小町で離れ過ぎた反動かしら…」ヒソヒソ
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:42:09.70 ID:gDxY1vRk0
どうしてもこの歌が好きになれなくて、あずさお姉ちゃんに相談したことがあります。
あずさ「あっ、確かにあったわ」
亜美「うん、この感想文を書くよりだいぶ前だったけどね」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:43:23.38 ID:gDxY1vRk0
そうすると、あずさお姉ちゃんは少し考えてから私に言いました。
「確かに悲しい歌かもしれないわね…でもね、亜美ちゃん。そうやって…帰らないのに、待ち続けたいと思えるほどに好きな人に出会えたというのは、幸せかもしれないわよ」
そう言ったあずさお姉ちゃんの顔は悲しそうでしたが、見たこともないくらい綺麗でした。
真「そんなことが…」
あずさ「あら…いやだわ亜美ちゃん…」
伊織「何照れてんのよ…」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:44:46.34 ID:gDxY1vRk0
それをプロデューサーに話したら
「お、亜美もわかるようになってきたか。それがあずささんの色気なんだ!あずささんみたいな未亡人がいたら…興奮するよな!」
と言っていました。
あずさ「…」
春香「プロデューサーさぁぁぁぁあん!」
響「台無しだぞ…」
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:46:47.89 ID:gDxY1vRk0
流石の私もドン引きしました。
伊織「でしょうね!」
今回の件で、私が学んだことはこんな大人になってはいけないということです。
美希「流石に庇いきれないの…」
やよい「あ、あははは…」
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:49:11.11 ID:gDxY1vRk0
貴音「最後は私でしょうか…」
響「貴音はどの曲で書かれてるんだろうな?」
千早「四条さんの曲はどれも素晴らしいから、書きがいがあると思うけれど…」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:49:57.76 ID:gDxY1vRk0
四条貴音さんの『ビジョナリー』を聴いて
双海真美
春香「え?」
やよい「ビジョナリーって…」
真「いや、そりゃ悪くはないけど…」
あずさ「イメージとは違うわね〜」
貴音「どういうことなのでしょうか?」
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:51:49.21 ID:gDxY1vRk0
私が、この曲を選んだのは私のプロデューサーが好きだからです。
春香「またプロデューサーさん…」
響「いやな予感がするぞ…」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:53:55.48 ID:gDxY1vRk0
最初、私は四条貴音さんの曲の中から『風花』や『恋花』を選んで感想文を書くつもりでした。しかし、その二曲を聴いている時に私のプロデューサーと事務員のお姉さんの会話が聞こえてきました。
「貴音みたいにアダルティで妖艶な色気漂う娘にビジョナリーみたいな曲歌わせるのって興奮しませんか?」
貴音「…」
春香「プロデューサーさぁぁぁぁあん!?」
真「なんで立て続けに…」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:55:38.05 ID:gDxY1vRk0
「わかります」
美希「小鳥ぃぃぃぃい!?」
伊織「止めなさいよ!あんたは止めなさいよ!」
「そうですよね。なんかこう、『ちょっと恥ずかしい…けど仕事だからやらなくちゃ…』ってところが最高にエロいですよね」
やよい「うわぁ…」
美希「ハニー、もう黙って!お願いだから!」
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 00:59:56.18 ID:gDxY1vRk0
「わかります。衣装も歌のお姉さんみたいなフリフリのやつですよね」
響「なんで一緒になって言ってるんだこの人!?」
伊織「こいつ性別偽ってないわよね!?」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:01:57.51 ID:gDxY1vRk0
「君たち、なんの話をしているんだね…」
真「この喋り方は…」
雪歩「社長!社長ですぅ!」
「衣装はチャイルドスモックで決まってるんだろうね」
貴音「…」
響「社長ぉぉぉぉお!?」
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:02:56.44 ID:gDxY1vRk0
「はい、それはもちろん」
真「ダメだ!もう誰も止められない…」
「なんかもうおしゃぶりとかつけたいですよね」
春香「どっち!?これどっちのセリフ!?」
雪歩「怖いですぅ!」
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:04:02.39 ID:gDxY1vRk0
今回の件で私が学んだことは、大人というのは薄汚いものだということです。
伊織「さっきと一緒じゃないの!」
春香「全員分読んでみたけど…」
真「ろくなのがない…」
亜美「うん、入賞したのはいおりんと千早お姉ちゃんのやつともう一つだけだったよ」
伊織「逆になんであれが入賞すんのよ!?」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:05:49.39 ID:gDxY1vRk0
真美「そ、そういえば…もう一つのやつはどこに…」
春香「え?アイドル宛のやつはみんなここに届くはずだけど…」
亜美「あっ…」
真美「どうしたの、亜美?」
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:15:22.24 ID:gDxY1vRk0
亜美「ほら、今はアイドルじゃないから…」
真美「!?そっか、じゃあ直接家に…」
亜美「こうしちゃいられない…」
真美「読まれる前に、取り返さないと…」
亜美真美「「急げぇ!」」ダッ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:17:20.09 ID:gDxY1vRk0
響「ど、どこ行くんだよ!」
伊織「…大方律子のところでしょ?」
響「律子?」
あずさ「なるほど…律子さんはもうアイドルじゃないから…」
真「ここにはなくて、別の窓口に入ってるのか…」
春香「それにしても、あんなに慌てて…」
伊織「どんなこと書いたのよ…」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:18:00.44 ID:gDxY1vRk0
亜美「どこだどこだどこだ!」ガサガサ
真美「うーん…あっ!」ゴソゴゾ
亜美「ん?」
真美「あったよ!これだ!」ピラッ
亜美「やったぁ!」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:20:15.64 ID:gDxY1vRk0
真美「事務所に着いてて良かったね!」
ガチャッ
律子「おはようござ…ってあんたたち!?何漁ってるの!」
亜美「うあうあー!」
真美「ごめんなさーい!」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:22:35.18 ID:gDxY1vRk0
律子「その手に持ってるのは何?」
亜美「な、何でもないっぽいよ!?」
律子「何でもないわけないでしょう?ここにあるのは仕事の書類なんだから、勝手に触ったら…」
真美「隙有り!」ダッ
律子「あっ!?」
亜美「亜美も!」ダッ
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:24:44.06 ID:gDxY1vRk0
律子「わっ!?ちょ…待ちなさい!あんたたち!何したの!?」
真美「何にもしてないったらー!」
律子「じゃあ逃げるのやめなさい!」
亜美「それは無理なんだYO!」
亜美真美((だって…恥ずかしいじゃん!))
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:26:12.13 ID:gDxY1vRk0
真美「亜美!パス!」スッ
亜美「え?うわぁ!?」ズルッ
真美「うあうあー!ちゃんと受け取ってYO!」
P「ん?なんだこれ?」ピラッ
亜美真美「「兄ちゃん!?」」
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:29:23.90 ID:gDxY1vRk0
律子「プロデューサー殿!それ持っといてください!」
P「何なんだこれ?」
律子「それを亜美真美から吐かせますから!それまでしっかり持っててくださいね!」
亜美「兄ちゃん!読んじゃダメだかんね!」
真美「あと、詳しくは言えないけどごめんね!」
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:31:17.76 ID:gDxY1vRk0
律子「待ちなさい!」
亜美真美「「うあうあー!?」」
P「なんなんだ…あいつら…」
P「読むなと言われたら読みたくなるよな?」ペラッ
秋月律子さんの『魔法をかけて』を聴いて
双海亜美
双海真美
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:35:10.60 ID:gDxY1vRk0
私たちが、この曲を初めて聴いたのは、765プロに入るかどうかを迷っていた時のことです。一番最初にデビューしていたりっちゃんのデビュー曲でした。
プロデューサーのお兄さんに
「特別だぞ」
と言ってライブを見せてもらいました。
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:36:34.15 ID:gDxY1vRk0
あの人と一緒の舞台に立ちたい。一緒に歌って踊れたら、どれだけ楽しいだろう。そう思ってこの765プロに入ることに決めました。
しかし、その後、りっちゃんは事務所のためにプロデューサーになりました。
ステージに立って歌うこともなくなりました。
けれど、たまにカラオケに行ったり、レッスンの合間にお願いして歌ってもらうとあの頃と同じキラキラしたりっちゃんです。
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:37:21.12 ID:gDxY1vRk0
りっちゃんは、
「あら、プロデューサーも楽しいわよ。そもそも私は最初からこっち側がやりたくって事務所に入ったんだから」
とよく言います。
本当はりっちゃんはもう歌いたくないのかもしれません。踊りたくないのかもしれません。
だから、これは私たちのわがままなのです。
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:41:25.07 ID:gDxY1vRk0
「いつか、もう一度りっちゃんがステージに立ってくれたなら…一緒に歌って踊りたい。」
そんな魔法をかけてもらいたくてたまらないのです。
P「…」
律子「はぁ…はぁ…どこに行ったのあの2人…」
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/11/07(木) 01:42:47.73 ID:gDxY1vRk0
P「なぁ、律子…」
律子「え?なんですか?亜美真美いました?」
P「いや、そうじゃなくてさ…久しぶりに…アイドルやってみないか?」
律子「は?」
カッコつけたプロデューサーだったが、この後アイドル達から(特に貴音とあずささんから)冷たい目で見られたとさ。
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