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【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」

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391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 04:49:42.79 ID:GQqcv/hQ0
すまんかった
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 07:11:25.79 ID:spqSML0SO
やっちゃったもんは仕方ない、人気のない脇道なら問題ないだろうしそのままエルザが起きるまで様子を見る。もちろん縛るなりで行動は制限してから
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 12:47:20.66 ID:upy2rMdBO
ノイズでもないバケモノが現れた現状でオオゴトも面倒事も増やしたくないから用が済んだら必ず帰す、と約束した後に>>390
394 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/20(月) 03:12:50.75 ID:GebF8NUT0
翠「〜んっ!」

エルザ「あっ!」

相手がエルザさんだとわかった瞬間思わず私は口を塞いでいた手を無理矢理振り解いて振り向き

エルザ「ぎゃっ!ォ゛ウッ...」

反射的に目潰しと腹パンを喰らわせてしまいました
我ながら身体に染みた恐ろしい護身術(?)です、ほぼ無意識のうちに3連鎖が終わっています
まぁそれを教えてくれたししょーはこれを1秒もかからずに終わらせるんですが

「Imyuteus amenomurakumo tron」

とはいえこんな不意打ち紛いのことをしてきたエルザさんです、きっとすぐに反撃が来るでしょう
私は流れるように勇者ギアを纏い...

翠「...あ、あれ?」

エルザ「...」

し、しんでる!

よく見てみると、そこには完全にのびているエルザさんが倒れていました

翠「私また何かやっちゃい...過ぎました?」

と、とりあえず起きてから暴れられても困るので手首だけでも何かで縛るなりして
紐とか特にないので私のネクタイでいいですかね

翠「よいしょ...それで」

ここからどうしましょ...あれ?もしかしてこの状況誰かに見られたらむしろ私がエルザさん襲った感じに見えません?見たところエルザさんは武装も何もしてないっぽいですし...いや流石にそれは...いやでも...


エルザ「」


395 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/20(月) 03:13:38.16 ID:GebF8NUT0
・・・

エルザ「...はっ!」

翠「あ、起きました」

良かったです、まだ誰にも見られてません
あやうく被害者のはずが加害者になるところでした

エルザ「一体何が...あっ目がァ!目とお腹がァ!」

即座に色々と思い出したのか小声で叫び悶えるという器用なことをしながら、涙ぐんだ瞳でこちらを見上げてきます

エルザ「ぐうっ...い、いきなりだったのは悪かったでアリマス...でも今は戦う意思はないから、話を聞いてほしいのでアリマス...」

翠「いえ、あの...私もいきなり攻撃してすみませんでした...」

よく確認していなかったのでこれは場合によっては過剰防衛だったかも
普通敵対してる人に後ろから口を塞がれたりなんてしたら過剰も何もないんですが、とはいえ罪悪感というものは少なからずあります
もし私でなく響さんだったら手を出すより真っ先に話し合いを持ちかけて、今回であれば相手もそのつもりだったので丸く収まってたでしょうし

エルザ「敵に頼み事なんて、というのはわかってるでアリマス...でも!」

翠「困っているんですよね?なら話を聞くくらいならしますし、内容によっては助けもします」

エルザ「!」

翠「私は他の皆さんほどお人好しではないですが、人でなしにはなりたくないので」

あとさっきの目潰しと腹パンのことを水に流せればいいなという淡い期待も

翠「それに、わざわざS.O.N.G.に、ではなく私にこっそり接触してきたということは、白旗は上げられないけど切羽詰まってる内密での頼み事がある、ということでしょうし」
396 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/20(月) 03:14:15.89 ID:GebF8NUT0
そう、もし戦いをやめる等の内容ならS.O.N.G.に堂々と、それが無理でも一番手を伸ばしてくれそうな響さんあたりに接触するはず
そうでなく私のところに来たということは、敵であることは変えられないけど私に頼むしかないことがあるということ
...これで単に弱そうだから適当に理由付けて不意打ちしようとしただけとかだったら物凄く恥ずかしいですけどね

エルザ「感謝するでアリマス」

翠「ただしここから連れ出すにしてもちゃんと帰らせてくれること、立場上というかこれまでの行いというか、そういうのでこれ以上敵に捕まったりすると私の自己防衛の信頼とかがガタ落ちしてかなり怒られます」

エルザ「うわぁ...あ、安心してほしいでアリマス、ノイズでもない変なバケモノ...あんなものが現れた現状、オオゴトも面倒事も増やしたくないのはこちらも同じ、用が済んだら必ずかえすでアリマス」

今ちょっとひきました?ひきましたよね?

エルザ「そうとなったら...あの、コレ...」

翠「あ、忘れてました」

戦う意思はないと言っていましたし、何よりここから先は最低限お互いの行動くらいは信用しなければいけない場面
彼女の手首を縛っていたネクタイを解き、手を貸して立たせます

エルザ「ふぅ...じゃあ、一緒に来てもらうでアリマスよ」

翠「はい...ん?え?」


パリンッ
397 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/20(月) 03:14:55.24 ID:GebF8NUT0
・・・

ところ変わって何処かの建物の中
突然そこにテレポートさせられた私はエルザさんの案内に従い歩いています

翠「一応あの本部ってテレポート出来ないようになってるんですが」

エルザ「例外がないわけないでアリマス、そしてその例外の番号を割り当てるのも難しいことじゃないでアリマス」

翠「あと話を聞くって話だったような」

エルザ「話は目的地に着く間にするでアリマス、何より見たほうが多分早い...それに、お前はきっと断らないでアリマス」

うーんそこまではっきり真っ直ぐ言われてしまうともう強く言えません...

翠「そこまで信用してくれるなんて、どういう風の吹き回しですか?」

エルザ「そ、それは...って、そんなことより話をするでアリマス!」

えぇ...

エルザ「実は、あのバケモノの残骸...あれをミラアルクに注入してしまったら、苦しみだして」

翠「はぁっ!?ノロを注入したんですか!?」

エルザ「お、おっきい声出さないでほしいでアリマスよ...」

いやいや何やらかしたのかと思ったらとんでもないことやらかしてるじゃないですか!

翠「何でそんなことしたんですか!」

事の重大さが本当にわかっているのか怪しいエルザさんに対し、思わず声を荒げてしまいます

エルザ「えっと...」



コンマ下
奇数 行けそうな気がしたから(好奇心?)
偶数 注入すれば身体能力の向上や延命に役立つと聞いたから
ゾロ目 注入してしまったというかされてしまった
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 03:18:50.09 ID:PimSPoG70
すかぽんたん!
399 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/20(月) 03:39:19.29 ID:GebF8NUT0
エルザ「なんか、行けそうな気がしたのでアリマス」

翠「そんな時の王者みたいな理由で!?」

もっと仲間の身体大切にしてあげて!?
あーいえ、むしろ藁にもすがる思いでやってみてダメだったパターンかもしれませんけど

エルザ「それで、こんな風に...」

とある部屋の前に立ち、ドアを開けるエルザさん
中には...



ミラアルクさんの様子安価下
(ノロで苦しんでるのか、むしろ暴走状態なのか、変な化学反応が起きてもっと別の様子なのか)
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 03:46:07.95 ID:x/a8bVGCO
ノロの暴走で亡くなった某親衛隊員よりはマシだけど身体の一部が荒魂化+徐々に意識を奪われてる状態
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 09:57:08.51 ID:gTkWYQP10
殆ど言動は何言ってるかわからないけどまだギリギリミラアルクの自我は残ってそう、ただ対策しないとあまり長持ちもしなさそう
402 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/21(火) 02:37:40.89 ID:itq0X+mU0
ミラアルク「ぐ...ぅ...アァ...」

エルザ「ミラアルク...」

そこにいたのは間違いなくミラアルクさん
しかし所々身体が荒魂に侵食されていて、身体とは別の黒い部分が根付きそこから橙の目が開いています
ミラアルクさん自身の目も普段以上に濃い橙に光り、同じ色の霧のようなものが全身から

ミラアルク「どう...て...ソイツ...ガぁッ...!」

エルザ「もう背に腹は変えられないでアリマスよ!やはりもっとよく考えるべきだったんでアリマス...血だって、まだ大丈夫だったのに!」

ミラアルク「ぐゥ!...出て、来るん...ないゼ!...あァア!」

何かを...ノロが荒魂になったものを押さえ込もうとしているのか、苦しそうな声を上げるミラアルクさん

翠「自我はまだ保てているようですが、それも時間の問題...なんて厄介な事を...」

かといって体内に注入されたノロの完全な排除の仕方なんて知りませんよ...いえ、手術で抜くのが定番なんでしょうが
それともう一つあるとすれば荒魂側が自ら抜け出ることでしょうけど、それは大荒魂レベルの意思を持つ荒魂でない限り無理でしょうし
アスクレピオスなら...しかし荒魂という擬似生物が果たしていわゆる虫歯菌と同レベル扱いで消えてくれるのかどうか

翠「可能性が高いのは荒魂の切除と身体の回復を同時に、でしょうか」

すでに多くの部分が侵食されているため、そこを切除しただけでは恐らくすぐに息絶えてしまうでしょうし
しかしそれをするにしても意識を保ったまま行えば精神的に...麻酔か気絶をさせないと危険ですが、荒魂の方の意識が途切れることってあるんでしょうか...あっでもねねちゃんは普通に寝たりしてたような



安価下
1 ぶっ飛ばして意識刈り取る!(荒魂も気絶するかは判定)
2 このままやる!(ミラアルクさんの精神が無事かどうかは判定)
3 その他(記述)
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 02:52:31.77 ID:KrfowqX7O
3 御刀の持ち主に念話で一回相談してから1を試す
全身麻酔やらないでこのままやるのはアカン
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 11:06:45.14 ID:Q8ikR7ZKO
3 ぶっ飛ばす前に一応アクスレピオスで浸食を緩和できないか試そう
405 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/22(水) 03:29:30.90 ID:Qq40VOba0
翠「とにかく時間はかけられません!」

私はギアペンダントを2つ取り出し、まずそのうちの1つを聖詠によって起動させました


「Imyuteus amenomurakumo tron」


纏うはアメノムラクモ
私がギアを纏ったことに気付いたエルザさんがギョッとした後、ほんの少し警戒してしまったようですが
説明する時間すら惜しいのが現状です

翠「エルザさん!床に突き刺せるくらいの硬さのナイフか何かありませんか!早く!」

エルザ「えっあっはいでアリマス!」

私はエルザさんから受け取ったカッターをミラアルクさんの影に向けて突き刺します


『影縫い』


ミラアルク「ッ...」

もし荒魂に抗うあまり暴れられては、どんな形で荒魂を除去するにしても手元が狂いかねません
動きは止めさせてもらいます

翠「次に!」

そして今度はもう1つのギアペンダントの出番


「Healing almighty Asclepius tron」


アメノムラクモからアスクレピオスにギアチェンジした私
『影縫い』はアメノムラクモのアームドギアではなく普通のカッターを使った為アメノムラクモのギアを解除した今も継続中です

翠「アスクレピオスっ!」

一応、荒魂が虫歯と同じ要領で消し去れないかを試す為アスクレピオスの光をミラアルクさんに注ぎ始めました
もしこれで上手くいけば万々歳、ダメだった場合はやはり無理矢理にでもミラアルクさんの意識を刈り取り物理的にいくしかありません

翠《刀使の誰か!聞こえてますか!》

けれどそれ以外の方法があるのなら...私は何か情報が得られないか、御刀の向こうにいるであろう刀使の皆さんに呼びかけます



コンマ下1
奇数 緩和成功!除去が楽に出来そう
偶数 変化なし
ゾロ目 アスクレピオスは荒魂も体内に入ったやつなら消せる

刀使メンバーとの相談結果内容安価下2以降
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 03:36:07.88 ID:5arVGzlb0
55%
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 03:46:26.29 ID:9tmS684gO
まさかのゾロ目

今度はやる気なさそうな刀使が出る
一連の流れと奇跡的に取り除いた事を説明すると《暫くは絶対安静にさせろ。いくらノロが無くなったとはいえ荒魂に支配されかけたんだ》と言われる
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 13:58:04.68 ID:IhBBqdIPO
ノロを注入された人がいると伝えるとよく出る人から「他にノロを隠し持ってないか今すぐ聞き出せ!一体何処から手に入れたんだ?」、切歌のようにデスが口癖のお姉さんから「悪い事言わないからすぐにそこから離れるデス!何か嫌な予感がするデス!」
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 16:32:00.18 ID:1ZzRXuXA0
これって翠ちゃんまた行方不明になってない?
安価下
410 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/23(木) 03:59:00.23 ID:4K4jnW9r0
《ん?おー、マジで来た...何だ?急用か?》

呼びかけに答えてくれたのはいつものチョコミント狂いさんではなく
気怠そうな感じを隠そうともしない刀使の人でした

翠《実は...》

私は現在の状況の説明と相談をしようとして...


エルザ「ミラアルク!」

ミラアルク「あれ...身体が...」


意外にもあっさりと、事が上手く運んでいることに気付き
思わず固まってしまうのでした

翠「ッ、Stealer Imitator tron」

ギアをイミテーターに変え、ミラアルクさんの身体の荒魂侵食度を解析します
すると驚くべき事に、荒魂はノロ一滴分も残さず綺麗に消え去っていました

《おい、どうした》

翠《あーえっと...すみません、大丈夫になりました》

《は?》

アスクレピオス...おそろしい子!
いや本当に、いくらなんでもアスクレピオスにそこまでの力はないと思ってましたから驚きです
というか逆にどこからは対応出来ないんでしょう...

《まー問題無くなったんなら...いや待て、せっかくだ、なるべく細かく丁寧に全部話せ》

翠《え?》

《そっちから焦った声で通信繋げてくるって事はそれなりの事が起きたんだろ?それに...》

翠《それに?》

《無駄話じゃない長話なら合法的にサボれる》

翠《あー...》

エルザさんがミラアルクさんの身体をペタペタ触りながらおかしな所が残っていないか確認している間、私は事の顛末を念話で伝えました
411 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/23(木) 03:59:40.31 ID:4K4jnW9r0
・・・

《何つーか、チートだなそのアスなんとか》

翠《ですよね》

久々に俺TUEE系転生特典かよ!とか思いました
でもこのギア転生特典じゃないんですよね...そこはあまり重要ではありませんけど

《ま、別の世界の道具だしな、羨ましがったってしゃーない...それよりそのノロを身体に注入したやつ、暫くは絶対安静させろ》

翠《やっぱりその方がいいですか?》

《いくらノロが無くなったとはいえ荒魂に支配されかけたんだ》

荒魂に支配されかける、これは単にノロを注入すること以上に危険な事です
それにアスクレピオスの効果自体不明な点も多く、それも異世界の力に対してのは尚の事

《あー!薫が1人で通信してるデース!》

《おい!変化があったら呼べと言ったろう!》

《やべっ》

ここで御刀の向こうには今まで1人しかいなかったことが判明しました
どおりで堂々とサボり宣言を...
412 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/23(木) 04:00:56.55 ID:4K4jnW9r0
そして私が所々補足しながら気怠そうな刀使の人、もとい益子薫さんが他の刀使の人達にここまでの経緯を説明しました
するとノロを注入した、という部分にいつもよく念話に出るチョコミント狂いさん、もとい姫和さんが真っ先に反応し

《他にノロを隠し持っていないかすぐ聞き出せ!一体何処から手に入れたんだ!?》

翠《わ、わかりました》

有無を言わさぬ勢いに私は念話越しではどうせ見えないのにも関わらず反射的に大きく頷きながら返事をします

翠「あの、エルザさん、ミラアルクさん」

そしてふっと切り替えてから、目の前の2人に声をかけます

ミラアルク「!」

エルザ「あっ...その、助かったんでアリマス、よね?」

まだやや警戒...けれどさっきまでよりは少しマシになっているミラアルクさんと
大分警戒心を解いてくれているエルザさん
私はエルザさんの言葉に頷きながら続けました
413 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/23(木) 04:03:16.92 ID:4K4jnW9r0
翠「体内の荒魂...ノロは完全に消滅、侵食されていた部分も治った筈です...ただそもそもノロ自体未だ解明されてない部分も多数ありますから、とりあえずミラアルクさんは暫く絶対安静にしておいた方がいいです」

アスクレピオスの効果についてのところは伏せて置きましょう、余計な不安まで煽ることはありません
ただノロについてはどうしようもないので、多少の注意程度は

翠「それより、他にもノロを持っている...なんてことはありませんよね?それに、何処で誰からそんな物を」



コンマ下1
奇数 荒魂の残骸を回収して自力で
偶数 渡された物

誰から?安価下2
(コンマ下1が奇数の場合のみ採用)

(翠「ゆ、行方不明になっててもバレなければセーフ」

女神「バレないと思ってるところがすごいですね」

翠「いやもう前科がね、ありますから...バレたくないですね...」)
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 04:05:51.15 ID:DvGzC5BEO
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 04:17:33.83 ID:4K4jnW9r0
風鳴訃堂
ダメなら安価下
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 04:18:21.07 ID:4K4jnW9r0
お、ID一緒じゃん
自演みたくなってしまった
417 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/23(木) 04:24:18.07 ID:4K4jnW9r0
犯人は判明しました、誠に勝手ながら家族はノーカンとさせてもらいます
安価下にしてください
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 04:28:16.26 ID:tYHKgq970
渡された物なら偶数では?
安価なら…肌が若干肌白い謎の女性からで(タギツヒメ?)
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 04:29:45.37 ID:tYHKgq970
あ、偶数と奇数の内容逆では?の意味です
420 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/24(金) 02:22:07.12 ID:IrcTuOdZ0
***
偶数の場合、の間違いですね、申し訳ありません
改めて奇数判定で進めさせていただきますが、諸々のお詫びとして謎の女性()も登場確定とさせていただきます
***


エルザ「実は...お前達があの怪物と戦ってた時...トドメは第三者の横槍だったようでアリマスが...わたくしもあの場にいたのでアリマス」

翠「つまり...?」

ミラアルク「飛び散った残骸を少しばかりこっそり回収させてもらったんだゼ、結果はご覧の有り様」

何やってんですかこの人達...普通得体の知れない怪物の体液を注入しますかね...

翠「好奇心は何とやらって聞いたことないですか?」

エルザ「わたくしめらはネコではないのでアリマス!」

そこじゃない!そこじゃないです!

翠「はぁ...で?他にノロを持ってたりは?」



コンマ下
奇数 まだある
偶数 もうない
ゾロ目 ない(ないとは言ってない)
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 02:23:41.59 ID:92Jdx7CAO
黒フードはお母さん達なのか生き残った親衛隊なのか

はい
422 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/24(金) 02:43:42.27 ID:IrcTuOdZ0
エルザ「回収した分はまだ残ってるでアリマスが」

ミラアルク「エルザ!」

エルザ「わたくしめらの手には負えないとわかったでアリマショウ!?」

...まだあるんですね

《おい!聞いたのか!?》

翠《注入したのは好奇心、そしてノロはまだ持ってるみたいですが》



安価下
1 渡してもらおう
2 扱いには厳重注意とだけ
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 02:54:22.30 ID:7zCzk/Ad0
2 持って帰るにしても色々問題が…
424 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/24(金) 03:11:59.84 ID:IrcTuOdZ0
しかし例えばこれが単なる聖遺物等の動かない物ならまだしも、流石にノロともなると
ししょー達に無断で持ち帰っても私では管理しきれるかどうか
何処かに落としたりして勝手に荒魂に成長されても困りますし...

翠「この件で私が手を出せるのは今はここまでですかね...」

不安がないわけではないですが、なりふり構わず敵に頼るほどのオオゴトになったんです、もうエルザさんもミラアルクさんも下手に弄ろうとはしないでしょう、多分

翠「その残ったノロ...あの怪物の残骸は、扱いには厳重注意としてください、S.O.N.G.で回収した分を考えてもエルザさん達が回収した分はごく少量でしょうし、頑丈な入れ物にでも入れて鍵かけて触らないようにすれば...」

ノロは一応液体なのでどこまで漏れを防げるかはわかりませんが

エルザ「い、いいんでアリマスか?」

翠「渡されても困るだけ、とも言います...もし持っていたくないならそれこそS.O.N.G.に直接連絡してください」

そもそもここでのやり取りは互いに一時休戦というだけのもの、なるべく最低限の影響しか残さないものでなければいけませんし

ミラアルク「厳重注意...わかったんだゼ」

意外にも素直に応じてもらえて一安心です

翠「それじゃ私はこれで」

エルザ「あ!もう一つ!もう一つだけお願いが!」

ミラアルクさんの身体も治り、帰してもらおうと思った矢先
エルザさんがそれにNOを言い渡しました

ミラアルク「エルザまさか...コイツは敵なんだゼ!?どこまで信用していいのかも」

エルザ「2度も命を救ってもらったのにまだそんなこと言ってるでアリマスか!」

ミラアルク「ぐっ...でも絶対、ヴァネッサはいい顔しないんだゼ」

エルザ「それは聞いてみないとわからないでアリマス」

わー...面倒ごとの予感

エルザ「蒼井翠...ヴァネッサの腕、どうにか出来ないでアリマスか?」



どうする?安価下
(ちなみに命の恩人イベントを2回行ったので高感度を再判定することもかのとします)
(現状ではあくまで敵同士として戦力を元の状態まで戻すのを手伝って欲しいという内容だけ来ます)
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 03:23:27.01 ID:gdwgVwfTO
とりあえず本人から同意を得られたら片腕だけ回復を試みる(私生活及び両腕治して暴れられたら困る意味で)
サイボーグの腕とか流石に作れないと一応言っとく
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 03:31:49.14 ID:gvkuKIKE0
翠「ミラアルクさんはさっきも言いましたが当分は絶対安静です!さっきまで死にかけてたんですからね」
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 03:53:44.41 ID:7zCzk/Ad0
ヴァネッサとのイベント後に謎の女性(刀使?)が現れたらエルザに言われるがままにテレポートジェムで本部に帰還(去り際にありがとうと言葉を受け取る)

現れないのでしたらスルーで構わないです
428 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/25(土) 03:10:08.60 ID:2GNtC4c40
翠「あの、まさかとは思いますけどそれ...本人には?」

エルザ「...」

翠「ですよね...」

ミラアルクさんにも事前連絡してませんでしたし、さっきの2人のやり取りからしてもそうだと思いました

エルザ「でも、わたくし達ではどうにも出来ないのでアリマス」

だからって...いえ、もう何も言うまいです

翠「あくまで本人から同意を得られてから、それから、いくら今この瞬間だけは休戦状態とはいえ全快するまでのサポートは出来ませんよ?」

ミラアルク「!」

エルザ「それって、具体的には...どこまででアリマスか」

翠「具合を見てですが、最高でも片腕までです、両腕ともというのは...」

この条件は(あくまで敵なので当たり前といえば当たり前ですが)未だ信用し切れていないということを露骨に表してしまっています
が、エルザさんもヴァネッサさんに対して完全回復までは面倒見てくれないと予め考えていたのかすぐに納得してくれました

ミラアルク「むしろそこで全快するまで、なんて言われたら代わりに何させられるか怖くて夜も眠れなくなるんだゼ」

ミラアルクさんはややオーバーなリアクションを取りながらそう言います
確かに無償の善意ほど信用出来なくて怖いものはないという考え方もありますよね
むしろ、この提案は未だ警戒心の強いミラアルクさんに少しでも安心してもらうのが本命と言えます

翠「ちゃんと帰してもらえるだけで...というかもし何か用件あってもミラアルクさんには頼めませんよ!ミラアルクさんはさっきも言いましたが当分は絶対安静です!さっきまで死にかけてたんですからね!!!」

ミラアルク「わ、わかったから怒鳴らないでほしいんだゼ」
429 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/25(土) 03:10:36.70 ID:2GNtC4c40
・・・

エルザさんとミラアルクさんに連れられて部屋を訪れた私の姿を見たヴァネッサさんは案の定警戒心MAXでしたが、エルザさんの説得によりどうにか話は出来るくらいまでは落ち着いてくれました

ティキ「そんなのに頼るなんて、エルザ切羽詰まり過ぎだね!弱過ぎだね!」

ミラアルク「半壊状態で言ってもって感じなんだゼ...」

ちなみにその場にいたティキちゃんはずっと爆笑してました

ヴァネッサ「話はわかったわ...エルザちゃん、後でお説教ね」

エルザ「ヴァネッサ!?」



コンマ下
ゾロ目以外 お願いされる
ゾロ目 敵に頼るのはちょっと
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 03:13:58.60 ID:yZeeQZKO0
ほいさ
431 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/25(土) 03:34:49.07 ID:2GNtC4c40
ヴァネッサ「けれど...やむを得ないわね」

そこで得られたのは幸運にも同意のそれで
私はホッとしてしまいます

ミラアルク「本気かヴァネッサ!」

ヴァネッサ「その子もあくまで片腕までならと譲歩してくれている、それにミラアルクちゃんの命の恩人...だから今回だけ」

ミラアルク「うぐっ...ヴァネッサまでそのこと...」

本当に大切に思われてる...いえ、大切に思い合っているのでしょう、エルザさんとミラアルクさんとヴァネッサさんは
だからこそ、敵であるという事実が胸を締め付けます

翠「...」

けれど、今ここで私がするべきことは手を伸ばすことでありません

翠「はいはい、それじゃ早いとこ始めましょう...言っておきますけど私はサイボーグの腕とか流石に作れませんよ?作ったことないですし」



安価下
1 なので当時の設計図とか見せてもらう
2 万能アスクレピオスを試してみる(判定によっては生身が?)
3 出来るなりに趣味全開で自由にやらせてもらう(どんな見た目、どんな機能を付けるか等後に安価)
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 03:37:08.87 ID:yqtrtvSeO
3
433 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/25(土) 03:48:16.09 ID:2GNtC4c40
翠「なので出来るなりにやらせてもらいます」

作れません
が、私とて何も出来ないわけではありません
シンフォギアの製作から錬金術まで、一般人よりは、ほんの少しくらいは技術力があると自負しています、あくまで一般人よりは

ヴァネッサ「えぇ、それでいいわ」

翠「てなわけでヴァネッサさんも助言だけでもいいのでサポートしてくださいね?」

ヴァネッサ「えっ!?」

翠「こういうのの専門家でしょう?」



どんな見た目や機能?安価下
(翠「カッコいいのとか可愛いのとか色々ありますよね...アタッチメント式にしたりします?」

ヴァネッサ「何でノリノリなの?」)
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 04:02:49.77 ID:yZeeQZKO0
外見はなるべく目立たないよう普通の人間と変わらないぐらい似せて作る
あまり利敵行為したらマズいので機能は…調査兵団みたいにワイヤーを飛ばしたりするとか
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 05:25:59.85 ID:lT92mX4S0
せっかくなので外装の質感や触った感じも人間の腕に似せてみる
436 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/27(月) 03:30:43.08 ID:IoDfpsgr0
・・・

エルザ「ほぉ〜」

ミラアルク「まんま人間の手みたいなんだゼ...」

はい、というわけでとりあえず完全です
外見は元が赤い袖と黒い手袋...手袋?が合体したみたいな感じだったのが気になったので自然な感じ...生身に近い色と造形を目指しました
これなら(まだ片腕ですが)以前よりはそれほど目立たなくなるでしょう

翠「この外装、質感や触った感じもなるべく似せてるんですよ、ほら触ってみてください」

エルザ「わっ本当でアリマス!」

ヴァネッサ「ちょっとくすぐったいわエルザちゃん」

この辺は人工皮膚とかの分野だけだと不十分でしたが、ホムンクルス躯体の分野をかじっておいて正解でしたね
本当はこういう闇医者みたいな使い方はいけないんでしょうけど...

ミラアルク「すると、もうほとんど普通の腕になったんだゼ?」

ヴァネッサ「...いいえ、それはダメだもの」

翠「と言うので、色々機能を付ける案もあったんですが...そもそもこれが終わった後敵同士に戻る私がどこまで首を突っ込んで良いものか」

今回の記憶を消す!みたいな展開になってしまうなら何したって問題ない(問題ありますけど)ですが、そうでないのならつまりどれほど多機能にしたところでその機能を私が知っていると対策出来てしまいますし
というか流石にそこまでの利敵行為は...これが敵同士でなく、なおかつヴァネッサさんもノリノリならそれはもうビルの解体からプラモの合わせ目消しまで片手に機能という機能を詰め込むのも吝かではなかったんですが

翠「とりあえず今回は超合金のワイヤーを飛び出させられる機能だけ付けました」

私が紹介するようにそう説明するとヴァネッサさんが近くにあった柱に掌を向け実演してみせます
バシュッ!という音と共に発射されたワイヤーはどこまでも伸び、柱に勢いよく巻き付き先端にある刺が突き刺さりました
437 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/27(月) 03:31:17.69 ID:IoDfpsgr0
翠「巻き取りも出来るので両腕揃った上で噴射機構とかが腰の辺りに追加出来れば調査兵団っぽくなるかなと思ったんですが」

ミラアルク「腕から直接出てるところだけ見ると蜘蛛マンなんだゼ」

血は人間の証!愛の証!愛の為に血を流す男!何故そこで愛ッ!

翠「このワイヤー、余程のことがなければ切れることはまず無いですね、ネフシュタンもびっくりですよ!」

ヴァネッサ「もう一方の腕や他の機能は後で自分でやるわ、片腕あれば十分だもの」

翠「はい、出来るのはここまでです」

ということで、帰る時間ですね

翠「あ、そういえば半壊状態だったティキちゃんは」

ヴァネッサ「それも私の仕事ね...って、そんなに色々ぺらぺら話せるわけないでしょう」

むぅ、せめてティキちゃんの材料だとかそういうの聞けたら良かったんですが...まぁそれこそ対策立てられちゃいますし無理ですか
438 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/27(月) 03:34:41.45 ID:IoDfpsgr0
・・・

エルザ「それじゃ、このテレポートジェムで戻れるはずでアリマスから」

エルザさんはそう言って1つのテレポートジェムを見せてきます
やけに長く感じる数時間でしたね...いや数時間は普通に長いんですけど、数日レベルの体感だったと言いますか

翠「それじゃ、さような...」

さようなら、そう言おうとしたその時


少女「...」


物陰から黒フードの姿が



エルザ「はい、バイバイでアリマス、次会う時は敵でアリマスよ」

翠「待っ」


パリンッ


しかし何もする事は出来ず、次の瞬間にはテレポートジェムが私の足元で割れて錬成陣が発動し

エルザ「ありがとう」

エルザさんの笑顔とその言葉が私に届くと同時に、完全にその場からテレポートが完了してしまいました



安価下
1 翠ちゃん視点
2 ノーブルレッド視点(誰の視点か記述)(黒フードの少女?の用事等を安価コンマで決めたりします)

(翠「あの黒フード...」

『翠』「刀使かやべーヒメか魔法少女の解放目指す戦闘員かレイドライザーくれる人か...」

「集まっている...雀さん達が」

翠『翠』「「誰!?」」)
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 03:44:23.98 ID:QvVVob1n0
1
440 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/27(月) 04:00:25.41 ID:IoDfpsgr0
翠「...はっ!ここは!」

戻ってきた...んですよね?
周りを見渡しても確かにそこは私が元々いた本部の廊下です

翠「さっきのは一体...」

まさかヴァネッサさん達は黒フードの少女と繋がっている?でもどうして...



コンマ下
奇数 行方不明になってたのバレてない
偶数 バレてる
ゾロ目 何ならもうすごい騒ぎになってる
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 04:06:51.57 ID:5EREKQA8O
翠ちゃんコンマ運壊滅的だから不安
442 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/27(月) 04:26:07.37 ID:IoDfpsgr0
・・・

『翠』「あれ、もう寝るの?まぁ翠は明日も学校だしね〜」

翠「いえ...」

少し本部を周ってみましたが、どうやら私がいなくなっていたこの数時間のことはバレてなかったみたいです
安心しました...お説教無事回避!
部屋に戻るとそこでは相変わらずゴロゴロしている『翠』の姿がありますが、『翠』も特に何も言ってこない辺り特に怪しまれてはなさそう?

『翠』「あ、鞄は代わりに受け取っといたよ、机の上」

翠「あぁ、ありがとうございます」

『翠』「それは夢姫ちゃんと『凜音』にね」



何かする?安価下
(特になければ次の日)
(ノーブルレッド(特にヴァネッサさん)が本調子ではないのでノーブルレッドに関する襲撃判定はありません)
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 04:34:46.24 ID:QvVVob1n0
記念品の花から『御刀の問題が解決するまでそちらに集中した方がいい。無論私達はいつでも力になれるよう準備しておく』と言葉が送られてくる
改めて御刀の元へ
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 15:58:50.26 ID:SygDOBxEO
『翠』に今あった事を話す+御刀に正体不明の刀使?について何か知らないか聞く(アジトに来たのはノロ狙いと憶測で返答が来る)
445 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/28(火) 03:33:07.72 ID:LjYaNLNW0
学校鞄を手に取ろうとしたその時、ふと同じく机の上に置かれている記念品の花が目に留まりました
ほんのり光っている...ような?

若葉《御刀の問題が解決するまでそちらに集中した方がいい》

翠「若葉ちゃん...?」

若葉《勿論私達はいつでも力になれるよう準備をしておく》

こういった形で話しかけてくるのは珍しいですね...それほど今回の事件がオオゴトということでしょうか
刀使世界との事件が

『翠』「ほとんどこっちからしか接触してない上今のところあれから異変は見られないガルパ世界と違って、過去流れ着いた聖遺物だとか黒フードだとか、色々と面倒なことになってるみたいだしね」

翠「ずっと知らんぷりしていたツケが回ってきてるってことですかね...とりあえず御刀の所に行きますか」

・・・

で、来たわけですが

《おい!お前さっきの話はどうなって》

翠「わーっ!わーわーわー!!!姫和さんストップ!!!」

『翠』「んー?」

そうですよね!そうなりますよね!でもまださっきまでのことは『翠』には話してないんですって!

『翠』「『さっきの話は』って...どういう意味なのかな?」

翠「い、いえ何も?」

『翠』「今度は何処で何をやらかしたのかな?」

やらかした前提で来る辺り信用が...

『翠』「まぁどうせフルシンクロして記憶共有したらバレるんだけど?」

翠「わ、わかってますよ...はぁ、仕方ないです、でも怒らないでくださいよ?」
446 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/28(火) 03:33:44.61 ID:LjYaNLNW0
私は『翠』に包み隠さず、さっきまでのことを話しました

『翠』「バカなの!?ねぇバカなんだよね!?成績良い癖にバカなんでしょ!えっ何考えたらそんなんになるの!?やらかしたとかそういうレベルじゃないよね!?」

翠「怒らないでって言ったじゃないですか」

『翠』「怒ってないよ呆れ通り越して訳わかんなくなってるんだよ!いや本当...何サクッと誘拐されて敵の戦力回復させて帰ってきてんの?てか誘拐されるの何度目よ」

翠「あまり正論ばかりぶつけられると困るんですよね」

『翠』「困るくらいならせめてもう少しさぁ...」

《あー、お前達、そろそろ良いか?》

あっはい

・・・

《ノロを回収しなかった事について物申したい事もあるが...黒いフードの刀使がそいつらのアジトにいた、か》

翠「刀使かどうかはわかりませんが、おそらく...何か知りませんか?」

刀使世界での黒フード(なおかつ御刀の向こうにいるであろう姫和さんや可奈美さんを除くとして)というと2種類ほど思い当たりはします
が、御刀の向こうの姫和さん達のいわゆる時系列が何処なのかわからないので具体的な事をどこまで言っていいのか

《憶測の域は出ないが...そこにノロを注入した者がいた、あるいは現在も未使用の物があるのを察知した...つまりノロ狙いという可能性はあるだろうな》

『翠』「それってやっぱり回収した方が良かったんじゃ...」

翠「で、でも持たされたところでヴァネッサさん達のところから持ってきたなんて言ったらししょーにめっちゃ怒られますし」

『翠』「それがなくても今回のことがバレたら普通に怒られるから、というか怒られておきなよ」



何か話す?安価下
(特になければイベント判定)
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 03:40:46.92 ID:0aTpEEUE0
刀使のいる世界で起きてるらしい異変は大丈夫か聞く
448 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/28(火) 03:59:10.94 ID:LjYaNLNW0
翠「そういえばそっちの世界で起きている異変とやらは大丈夫なんですか?」

こちらの世界で特異点といえる何かが起きたことが原因とされる今回の事件、ですが異変が起きているのはこちらだけではありません
確か以前聞いた時には収束させる方法は模索中とのことでしたが

翠「というか、そっちでは何が起きているんですか?」



刀使世界での異変安価下
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 04:03:17.32 ID:QYxK/JYVO
こっちの世界と繋がった影響なのか、それともカルマノイズの影響なのか荒魂がより強くなってるらしい
聖遺物を参考に作り出したアーマーを試験的に運用してるとか
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 19:13:46.31 ID:RbOqlDZ0O
流れ的には次出会ったタイミングで好感度再判定かな
安価下
451 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/29(水) 03:03:01.49 ID:NrWvPDgd0
《あぁ、このところ出没する荒魂がより強くなっていてな...普通の刀使では今や歯が立たないんだ》

翠「荒魂がそんなに強く...」

刀使は荒魂一体に対しても通常複数人で立ち向かうもの、それは当然姫和さんもわかっているはずですから、それを踏まえても太刀打ち出来ないほどってことですよね...

『翠』「それって、こっちの世界と繋がった影響が出てるってことだよね」

《可能性はあるだろうな、時期が重なる》

翠「単なる時空の歪みの影響か、あるいは...」

ギャラルホルンが反応せずともカルマノイズ自体が平行世界で暴れていた、ということは珍しいことではありません
故にその急に強くなった荒魂というのもこちらの世界か、あるいは近い平行世界から紛れ込んだカルマノイズが強化させているのかもしれません
難点なのは荒魂は元々黒の面積が多いので、仮にカルマノイズの影響で黒くなったりといった変化が出ていたところで判別し難いところですが

《そこでシンフォギアに近い能力であれば、と思い...こちらの世界では聖遺物を参考に作り出したアーマーを試験的に運用している》

翠「それはまた...」

『翠』「擬似ギアとかRN式回天特機装束みたいな感じか...後者寄りだとギャラルホルン使えないけど」
452 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/29(水) 03:03:39.09 ID:NrWvPDgd0
確かにそのアーマーとやらが擬似ギアに近ければ、夏菜さんが使えたギャラルホルンが使える可能性は高いです
まぁダメな可能性も0ではないのに使わせる、なんて危険な事は憚られますし、そもそもギャラルホルンが刀使世界と繋がってくれないことには使いようもありませんが

《ふむ、そういえば...やはりある意味その黒フードが動き出す前に帰されたのは良かったのかもしれないな》

翠「へ?何です急に」

《いや、こちらの仲間があの時...



『悪い事は言わないからすぐそこから離れるデス!何か嫌な予感がするデス!』



なんて、不穏なことを言っていたんだ、もっともその言葉が届く前に通信は切れてしまっていたから本人は心配していたが》

それもっと早く言いましょうか

『翠』「えってかその予感が当たってたらヴァネッサさん達ヤバいんじゃ」

翠「あっ...」



コンマ下
奇数 敵出現
偶数 ノーブルレッドの方で何か起きたのかもしれないけど気付かない
ゾロ目 本部に襲撃!
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 03:05:53.33 ID:SvxfhKFz0
どうだ
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 03:06:43.53 ID:SvxfhKFz0
あっ…
どうなるこれ?
455 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/29(水) 03:14:59.51 ID:NrWvPDgd0
ドンッ!!!


その時、何かを叩き付けるような音と共に本部全体が大きく揺れました
そして鳴り響く警報音...侵入者を知らせるものです

『翠』「まずっ、フラグ立てちゃった?」

翠「言ってる場合ですか!」

テレポートジェムを使用したエルザさんの時には無反応だった警報が鳴ったということは今回はテレポートの類いではない...いや今の揺れで大体わかりますけどね!
そして今度は本部の至る所に設置されているスピーカーから友里さんの声が

友里『本部内に侵入者!装者は直ちにーーー』



コンマ下
奇数 ノーブルレッド!
偶数 ティキちゃん!
ゾロ目 黒フード!
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 03:16:21.35 ID:1xJONda7O
コンマ運悪すぎない?
457 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/29(水) 03:27:30.06 ID:NrWvPDgd0
侵入者、というのはやはりヴァネッサさん達でした
次会った時は敵同士、とは言いましたが早過ぎません?

『翠』「一応黙っといてあげるけどあっちがバラした時には後でししょー達に怒られときなよ」

翠「もうわかりましたから!」

廊下を全力ダッシュしヴァネッサさん達がいるフロアに向かいます

・・・

目的のフロアに着くと、すでに他の装者の皆さんが戦い始めていました

クリス「敵のど真ん中来るたぁ舐めてくれてんじゃねえかっ!」

エルザ「そんなつもりは毛頭ないのでアリマスっ!はぁっ!」

ヴァネッサさんにミラアルクさんにエルザさん...あれ、ティキちゃんは
まだ修理が済んでいないとか?
というかミラアルクさんは絶対安静って言ったじゃないですか!!!

『翠』「行くよ!」

翠「っ、はい!」



翠ちゃんどのギアで行く?安価下1
1 アメノムラクモ
2 アメノムラクモ(勇者ギア)
3 アスクレピオス(戦闘不向き?)
4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述)
5 イミテーター(銀色のギア)
6 ミョルニル(イグナイトなし)
7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述)
8 フォーク
9 アメノオハバリ
10 レーヴァテイン
11 フツノミタマ
12 わっしーセット
13 ロンゴミニアド(イグナイトなし)(未使用)
14 玉手箱(イグナイトなし)(特殊)
(1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください)

『翠』ちゃんどのギアで行く?安価下2
1 アメノムラクモ
2 アメノムラクモ(勇者ギア)
3 アスクレピオス(戦闘不向き?)
4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述)
5 イミテーター(銀色のギア)
6 ミョルニル(イグナイトなし)
7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述)
8 フォーク
9 アメノオハバリ
10 レーヴァテイン
11 フツノミタマ
12 わっしーセット
(1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください)

ノーブルレッドの目的安価下3以降
(あくまでも結果的に襲撃している前提となります)
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 03:29:33.63 ID:SvxfhKFz0
2!早めにご退場願おう
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 03:42:40.67 ID:1xJONda7O
2 可能ならそのっちverで行ってみたい
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 08:26:05.83 ID:gvSkcLFh0
使うテレポートジェム間違えた
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 14:11:00.28 ID:elfgi9JdO
テレポートしてないのに!?
安価は兼時間稼ぎで
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 18:30:47.15 ID:y9A9j5g60
翠を仲間に誘いに来た。イミテーターの秘密を暴くことが取引
463 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:01:28.18 ID:WtfsrRST0
「「Imyuteus amenomurakumo tron」」


私達が揃って選んだのはアメノムラクモ、なおかつ勇者ギア
私は若葉ちゃんの、そして『翠』は千景ちゃんの...

『翠』「レッツエンジョイ!カガワラァァァイフ!!」

じゃなくて園子ちゃんの!?
『翠』のギアの周りを蓮の花弁が舞い、白と紫の装い、そして手には一本の槍が握られています

『翠』「敵は多いね翠...」

翠「3人ですが」

『翠』「いや...たいした事はないか...」

翠「聞いてないですね」

『翠』「...今夜は貴女と『私』でダブル乃木だからね」

翠「はいはい」

私達は刀と槍をそれぞれ構え、戦いに参戦しました

翠「ハッ!」

ヴァネッサ「ッ!」

まず切り込んでいったのはヴァネッサさんのところ
あの3人の中ではリーダー的立ち位置でしょうし
ヴァネッサさんはやはりこの短時間ではもう片方の腕の修理は間に合わなかったようで、片腕のみで格闘しています

響「はっ!はっ!ハァッ!」

ヴァネッサ「くっ...やっぱりこっちだけじゃバランスが取れないわね」

翠「だったらせめて、両腕治してからで良かったのでは!?」

ヴァネッサさんの呟きに思わず突っ込んでしまいます
腕や脚は片方無いだけで重心が大きくズレてしまう部位、慣れてもないならなおさら危険なはず
464 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:02:17.50 ID:WtfsrRST0
響「目的を聞かせてくれませんか」

響さんは相変わらずの様子、ですがそれでこそな気はします
それでこそ我らが主人公

ヴァネッサ「そうしたくても、貴女のお仲間は聞く気無いみたいよ?」

マリア「聞いてから拘束するのと拘束してから聞く、貴女達の態度次第でどちらか一つよ」

クリス「この数相手にどうこう出来るってんならやってみな!」

ヴァネッサ「ならお言葉に甘えてッ!」

クリスさんの撃った弾丸を空中でバク転しながら避けたヴァネッサさんは膝立ちの形で着地し、立てた方の膝からミサイルを放ちました

『翠』「『私』が!」

槍の先端を傘のように開き盾にしミサイルの軌道を真上に逸らした『翠』

翠「やぁっ!」

私はそれが天井に当たってしまう前に斬り裂きます
しかしミサイルの中身が爆発したことで煙が充満し、私の視界が遮られてしまいました


バシュッ!シュルシュルッ


翠「っ、ワイヤー!?」

ヴァネッサ「ミラアルクちゃん!」

ミラアルク「オーライなんだゼ!」
465 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:03:05.57 ID:WtfsrRST0
そして次の瞬間私の身体にワイヤーが巻かれ、強い力で引っ張られます
そして巻き付いたワイヤーが外されたところで私をキャッチしたのは空中で待機していたミラアルクさん

ミラアルク「そらっ!」

翠「ぐっ!」

ミラアルクさんは片腕で私を抱え、もう片方の手の長く尖った爪を突き出してきました
私はそれを刀で受け止めますが、その状態のまま床に向かい私が下の状態で...つまりミラアルクさんに押し倒されるような形で私は背中から床に叩きつけられてしまいます

『翠』「翠!」

『夏菜』「翠さん!」

ヴァネッサ「そっちには」

エルザ「行かせないでアリマスよ!」

私を助けようと動こうとしてくれた皆さんはヴァネッサさんとエルザさんにガードされ
爪と刀が拮抗し睨み合う私とミラアルクさんの間にはバチバチとした火花が見えるよう...

ミラアルク「ふぅ、やっとゆっくり話せそうなんだゼ」

翠「そういうことですか...というより先に、安静にって言いましたよね、あれからまだ2時間も経ってないんですけど」

ミラアルク「装者がうじゃうじゃいるそっちと違ってこっちはカツカツ、寝てなんていられないんだゼ」

でもなく、そんなやや戦場に似つかわしくない会話が繰り広げられていました
勿論周りには聞こえないように、ですが
466 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:03:36.65 ID:WtfsrRST0
ミラアルク「人数もそうだけどこちとら慣れないことばっかでもう少し手加減が欲しいくらいなんだゼ、さっきだってちょっと使うテレポートジェム間違えて座標狂ったせいでこんなド派手な登場に」

翠「知りませんよ!?」

本部の屋根ぶち抜いて襲撃なんていう強キャラっぽい演出しといて!

翠「で、随分早い再開になったわけですが...今度はどんな用件で」

こうして私にだけこっそり話しかけてきたのは、まぁまたそういうことなんでしょうけど
少なくともさっきまでのこと...こっそり私が彼女達のアジトに招かれていたことに触れてもいいはずです

ミラアルク「急かすんじゃないゼ、まだ後もう少し...っと、まぁいいゼ」

後もう少し?何が...もしかして、時間を計って?

ミラアルク「用件は簡単、蒼井翠...お前を勧誘しに来たんだゼ」

...はい?
467 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:04:46.80 ID:WtfsrRST0
翠「何言ってるんですか!?」

ミラアルク「アタシらの仲間になれ、そう言ってるんだゼ」

いやそれはわかりますけど!さっきは帰しておいてそれはどういう!?
というかミラアルクさんは真っ先に反対しそうじゃないですかそれ!

翠「何を企んでるのかは聞いても」

ミラアルク「さぁ、ただこっちに付いてくれるんならお前のギアの中でも1番の謎聖遺物...イミテーターの秘密を暴いてやるゼ」

翠「っ、イミテーターの...?」

イミテーターの秘密...それはひいては『翠』の両親にも繋がる何かなのでは
でもどうやって...いえ、むしろすでにその秘密を彼女達は知っていてこの条件を?

ミラアルク「悪くない取引だと思うゼ?」




多数決安価下1〜5
1 仲間になる
2 仲間にならない
468 :広告クリックお願いします :2020/01/30(木) 05:53:51.41 ID:G0rXTEoH0
1
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 06:26:30.39 ID:omQiSUai0
2
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 06:30:43.34 ID:e37NZmc0O
2 未来との約束もある
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 09:46:31.36 ID:hjSWBT6sO
1
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 11:06:44.18 ID:nX6rp+D9O
2

OTONAを敵に回すほど自惚れてないわ
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 11:41:49.96 ID:X14W/SJA0
変態でどうしようもないけど次自分から敵に回るようなことしたら二度と未来さんが許してくれない 安価下
474 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/31(金) 02:52:54.90 ID:RSVs687O0
翠「...確かに、それは気になる情報ですね」

他の聖遺物だけに留まらず、ノイズやアルカノイズ、カルマノイズetc...解析出来れば何でも再現出来てしまう名もわからない聖遺物
あるいはメタ的に考えれば素の状態のギアも相まってまるでどこぞの錬鉄の英霊のようですが
『翠』の両親が何処で如何にして手に入れ『翠』に遺したのか、気にならないでもありません

翠「ですが」

ミラアルク「...」

翠「生憎、それなら『私』の方が釣りやすかったかもしれませんね」

その条件では私がS.O.N.G.を裏切り彼女達に付くほどの理由にはなり得ません

翠「それに、私も後がないんですよ」

次裏切ったりなんかしたら今度こそあのサイコレズさんに何されるかわかりませんからね
いやもうされるとこまでされ切ってる気もしますが

ミラアルク「交渉決裂...と捉えていいんだな?」

翠「えぇ、決裂です!」

ぐっと刀を押す力が強まり、私も負けじと押し返します
ミラアルクさんはやや不満げに睨んできますが、やがてニヤリと笑い

ミラアルク「だとは思ってたんだゼ、アタシからすれば信用し切れないお前に対しちゃ、こっちの方が都合がいい」

翠「...!」

その瞳がカラフルなステンドグラスのように煌めきました


ミラアルク「刻印...侵略」



コンマ下
奇数 効かぬ
偶数 翠ちゃんは洗脳が効く系の人
ゾロ目 風雲児様「これ以上覗き込まないでもらおうか」
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 02:53:35.66 ID:NmmzRQcN0
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476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 02:54:47.36 ID:dAyiR6Tl0
若葉様に助けられたな
477 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/31(金) 03:14:57.03 ID:RSVs687O0
翠「っ...」

意識が...遠く...


若葉《これ以上、覗き込まないでもらおうか》


ミラアルク「うッ...!?」

翠「!」

その瞬間、ミラアルクさんが頭を押さえて苦しげな声を上げ
私は私で遠のいていた意識が戻ってくるように感じられます

若葉《しっかりしろ、翠さん》

翠「今のは...洗脳の類い...?」

ミラアルクさんの瞳にそんな能力が?けれどそうとしか考えられません
単なる気絶させるようなものではなく、自分で自分の事がよく分からなくなりそうな、そんな感覚でした

ミラアルク「お前、何を...!」

翠「それはこちらの台詞ですね...流石に今のは見過ごせません」

私はミラアルクさんがよろめいたところで下から抜け出し、刀を向けます

翠「大人しく保護されてもらいましょうか」

ミラアルク「ちぃっ!」



どう戦う?安価下
(他の装者、ノーブルレッドのメンバーを戦況に混ぜても構いません)
(ちなみに逃走不可系の技を用いた場合は勝率アップ)
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:20:04.95 ID:04F6XaHfO
まさかの若葉とのフルシンクロ、SR技で容赦なくミラアルクの両腕の骨を粉砕、更に両眼を潰してから下腹部に『華麗なる一閃』
神獣鏡の影響でビッキーUR技繰り出せたりしないかな?
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:24:16.51 ID:NqbuEZl20
容赦ない攻撃でミラアルクを気絶させたら傷だけ直して残りの二人に差し出してお引き取り願おう
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:32:03.26 ID:dAyiR6Tl0
キネクリ先輩とマリアさんの連携プレーでヴァネッサが怯んだ隙に『翠』が大輪開槍・朝露薙ぎで修復したばかりの片腕を無慈悲に破壊する
エルザは…八岐大蛇で両脚の骨をへし折っておこう(仏の顔も三度までと言わんばかりに二人とも治療は却下)
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 12:56:14.69 ID:LD3DqtkA0
これはひどい
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 16:35:33.43 ID:IR5q0VxaO
戦闘中にティキ『だった物』の残骸が壊れた天井から降ってくる
驚愕したエルザが立ち竦んでる内に『夏菜』ちゃんが砲剣でブッ飛ばしてから響が追い討ち
483 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:27:00.70 ID:lXOTmV4p0
翠《ついでです、もう少しだけ力を貸してもらえますか》

若葉《準備しておくと言ったのは私だ、力を貸そう》

私が内面に意識を集中させると、そこで若葉ちゃんと重なり合うようなイメージが浮かび上がります
それと同時に私の身体にも若干の変化が...髪の色がやや茶寄りの金へ、瞳の色が紫へと変わりました

これが私と若葉ちゃんのフルシンクロ...!

翠若葉「何事にも報いを...貴女には少しばかり痛い目を見てもらおう」

ミラアルク「イグナイトも使わない舐めプでデカい口、ウチが掻っ捌いてやるんだゼ!」

ミラアルクさんが腕に羽を巻き付けて肥大化させ殴りかかって来ます

来ますよ、若葉ちゃん
あぁ、だが避ける必要もないな

刀...生太刀を構え直し、ミラアルクさんの拳をすれ違うように避けながら居合斬り


《心刀居合切り》


振り向きざまにもう一度


《一心抜刀》


翠若葉「舐めてはいないさ、今の私達にとってはこのギアが一番合っているからな」

そのたった2度の一閃により、ミラアルクさんの両腕からはピシッと嫌な音を立てました

ミラアルク「あっ...あ゛ぐぅ...!腕、が!」

翠若葉「峰だ、斬り落としてはいない、でも多少の骨折は我慢してくださいね」

なまじ羽を巻き付けて腕を強化してしまっているため微妙な手加減が難しいので
まぁ後で治しておきましょう

翠若葉「後はその厄介な瞳を!」

両眼の間、こめかみの辺りを刀の柄を握ったままの拳で打ち抜き、ミラアルクさんがよろめいたところをカウンターで!

翠若葉「ハァッ!!」


《華麗なる一閃》


ミラアルク「ぐぅっ...」

バタリ、とミラアルクさんは倒れ込んでしまいます

どうやら上手く意識は刈り取れたようだな
えぇ、後は


「Healing almighty Asclepius tron」

484 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:28:06.70 ID:lXOTmV4p0
☆☆☆

で〜れれ〜で〜でん!

☆☆☆

クリス「オラオラッ!」

マリア「そこっ!」

ヴァネッサ「邪魔ばかりを!」

『翠』「するよそりゃ当然ね!」

マリアさんの蛇腹剣と『私』の槍で挟み込むように動き、ヴァネッサさんがそれを避けようとすればクリスさんがすかさず避けた方向に弾丸をばら撒き、弾丸を避けようとすればマリアさんと『私』が...の繰り返し
でも流石のヴァネッサさんもやられるばかりじゃなく、腕から発射したワイヤーの先端を壁に突き刺してはまるで空中を自由に彷徨う様に動く
片腕しかないのによくやるよ、脚がホバークラフトみたいに変形してるのも動きの補助に大いに役立ってるんだろうけど

ヴァネッサ「はぁ、はぁ...」

マリア「息も切れてる、勝ち目もないのにまだやる気?」

ヴァネッサ「それこそ当然...」

壁を蹴って『私』達から距離を取ったヴァネッサさんはマリアさんを見詰めた

ヴァネッサ「それがアガートラーム、妹共々、よくその輝きを疑いもせず身に纏えるわね」

マリア「っ、どういう意味!?」

何故そこでアガートラーム...いや、確かアガートラームは便宜的にラベリングされただけの名前、本来のアガートラームが右腕なのだからマリアさんのアガートラームは左腕な時点でアガートラームでない可能性はあった
でもまさか、その真の正体をヴァネッサさんは知って...?

ヴァネッサ「イラク戦争の米軍が接収した聖遺物の一つ、シュルシャガナやイガリマと異なり、出自不明故に便宜上の呼称を与えられた得体の知れない謎のギアなんて...」

そこまで言ってからヴァネッサさんは視線を『私』にズラし

ヴァネッサ「得体の知れないギアを纏う装者は他にもいたわね」

『翠』「っ...」

得体の知れない、正体不明の聖遺物
『私』が持つシンフォギアの中でそれに該当するのは...

未来「はぁっ!!」

その時、ヴァネッサさんが跳ぶのと同時に未来さんの扇子から放たれたビームがさっきまでヴァネッサさんがいた場所を凹ませた

未来「しっかりして!」

クリス「揺さぶりに付き合ってペースを乱されるな!」

マリア「!えぇ、そうね」

『翠』「これ以上暴れさせない...!」
485 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:28:45.10 ID:lXOTmV4p0
『私』達は質より量と言わんばかりに手数を増やす
とにかく撃ってとにかく斬ってとにかく突いて

ヴァネッサ「狙いが大雑把過ぎるわ!」

それは当然さっきまでよりよっぽど避け易く、ヴァネッサさんは最後に放たれたクリスさんの小型ミサイルを全て避け切ってそう言った
けどまだだ!

マリア「ふっ!」

マリアさんの振るった蛇腹剣
それがものの見事に小型ミサイル達の側面を撫でて軌道をズラさせ、ヴァネッサさんを囲む様に配置させた

ヴァネッサ「ッ!!」

爆発に次ぐ爆発
何度も移動に利用していた本部の壁に、今度は望まぬ形で叩き付けられるヴァネッサさん

翠「行くよッ!」


《大輪開槍・朝露薙ぎ》


トドメに『私』はそこへ槍を振り下ろし
ヴァネッサさんの唯一の腕を叩き斬った

『翠』「...その腕、貴女には勿体ないよ」

ヴァネッサ「...そうかもしれないわね」

さて...ヴァネッサさんのことはクリスさん達に任せるとして、今度はあっちかな
486 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:29:24.98 ID:lXOTmV4p0
・・・

切歌「いい加減、観念するのデス!」

エルザ「そういうわけには、いかないのでアリマス!」

切歌「デス!」

エルザ「マス!」

『夏菜』「何語だよ」

調「案外似たもの同士...?」

ヴァネッサさんの腕を叩き斬った後、『私』はエルザさんと戦っている皆と合流することにした
でも結構『私』も疲労が溜まってるし

『翠』「お願い、八岐大蛇」


《逆巻ク大蛇》


ここは八岐大蛇にも手伝ってもらおう

『翠』「横槍ダイナマイトッ!」

響「ハァっ!!」

八岐大蛇の頭のうちそれぞれ一つの上に乗った『私』と響さんは槍、あるいは拳を構えてエルザさんに迫る
正確には迫ってるのは八岐大蛇だけど

エルザ「やぁっ!」

それに対してエルザさんは尻尾の先に付いている大きな口...マ○オシリーズのワン○ンみたいなやつ...を閉じたままぶつけて来る、つまり頭突きの様なものを繰り出してきた

『翠』「硬っ!?」

響「うわわっ!」

予想以上の硬さに逆に『私』達が跳ね返されてしまい、被さる様にして床に叩きつけられ...る直前で八岐大蛇の尻尾で受け止められる

『翠』「ぐっじょぶ八岐大蛇!響さん大丈夫?...響さん?」
487 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:30:12.32 ID:lXOTmV4p0
ダメージはさほど無かったはず...けれど響さんの様子がおかしい...?


響「ッ...またこの記憶...でも、思い出せない...?」


頭を押さえ、何か呟いている
まさか打ち所が悪かったんじゃ

園子《大変だよ『りんりん』!》

『翠』《うわぁ何園子ちゃん急に!?》

突然の念話は心臓に悪いからやめてほしい

園子《神獣鏡の光で解かれかけてた記憶が、私の力の一端に触れたことでさらに解けてきてる!このままだと...》


ズドォンッ...!!


園子ちゃんの話を聞いている最中に、天井に開けられた穴から何かがとんでもない速さで降ってきた
思わず念話を無視してそっちに目を向けると


エルザ「なっ...ティキ...で、アリマスか...?」

488 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:30:41.84 ID:lXOTmV4p0
それは辛うじてティキちゃんだったと分かるほどに破壊された鉄屑のような残骸
話に聞いてた半壊なんてものじゃない、もう動きすらしなさそうなほどの、だ
それを前にエルザさんは目を見開き、『私』達と対峙していることすら忘れて立ち竦んでしまっている

『夏菜』「...はっ!今がチャンスっ!」

響「っ!そうだ!やるしか!」

『翠』「八岐大蛇!行って!」

そうだ、惚けてる場合じゃない
エルザさんを捕まえることもそうだし、冷静に考えてみればティキちゃんが残骸になって降ってきた、というこの展開でティキちゃんをここに落とした犯人が『私』達に友好的な相手かどうかも怪しい
つまりは、ちゃちゃっとエルザさんを無力化するのが先!

『夏菜』「吹き飛べッ!!!」


ゴウッ!


『夏菜』の砲剣から放たれたレールガン並みのエネルギー波が迫り、エルザさんがハッとする
けれど反応が遅過ぎた、今更避け切れない

響「オオォォォ!!!」

エネルギー波を受け吹き飛ばされたエルザさんに追い討ちをかける様に響さんの拳が...

『翠』「!?」

響さんの拳が...桃色の光に包まれてる...?


響「『勇者パンチ』ッ!!!!!」


『満開勇者パーーーーーンチ!』


その瞬間、響さんの周りに山桜の花弁が舞った気がした
489 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:31:16.70 ID:lXOTmV4p0
『翠』「っ、八岐大蛇!」

だから違うって!今は惚けてる場合じゃない!
『私』の意図を汲んだ八岐大蛇は更なる一撃を加えるべく響さんの後を追い

エルザ「く、うぅ...がッ!」

エルザさんの両脚に頭突きを喰らわせた


☆☆☆

で〜れれ〜で〜でん!

☆☆☆


翠「何ですかねこれ...」

ミラアルクさんの傷をアスクレピオスで治し、さぁヴァネッサさんとエルザさんにこの未だ気絶中のミラアルクさんを引き取ってもらってお帰り願おうと思い元の場所まで戻って来ると

折角の私の傑作の腕が斬り落とされているヴァネッサさん
明らかに両脚が折れていて気を失っているエルザさん

ま、まぁここまではまぁ
皆さん殺意高いな...って感じですがそれだけではなく

ヴァネッサ「どうしてここにティキちゃんが...」

ティキちゃん、とギリギリ判別出来るレベルの残骸が

翠「何が起きてるんですか...」

恐らくさっきの大きな音はアレが天井の穴から落ちてきた音...でも誰が落としたんでしょう...

ヴァネッサ「そんな...まさか...!」



コンマ下
ゾロ目以外 やりそうなのは黒フード(刀使じゃない方)
ゾロ目 ???「いやいやうちの真希さんも結構やる時はやるんですのよ?」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 04:33:36.16 ID:EwuNvy4/O
おい…まさか
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