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【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」

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813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 02:49:53.98 ID:Tt51iLHh0
2
つばマリの居場所を聞き出すの忘れてない?あと預かってるであろうギアペンダントの保管場所
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 03:43:12.22 ID:7mO6Q3DEO
ルシエドには偵察してもらうのやめたしイミテーターで調べるのも作戦開始してからでしょ多分
下手なことしてコンマ判定増えてもアレだから1で
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 17:13:42.14 ID:KS5DJKRXO
んー…何か奇策が足りない気もする
どこぞのゼロのような裏の裏をかく奇策が欲しいかも 安価下
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 01:14:01.84 ID:R5h8HvkI0
1 もうなるようになれだ
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 01:58:33.86 ID:INbIkNBJ0
1
818 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/18(水) 02:45:21.13 ID:Cy9Wpw550
***
3/5票入ったので1とします
***

弦十郎「お前達、帰還用ジェムは持ったな!」

響「はいっ!」

エルフナイン「バックアップは任せてください!」

クリス「頼んだぞ」

姫和「何かあれば呼べ、いつでも私達は駆け付ける」

翠「はい」

いよいよ作戦開始です!

・・・

翠「ここ、ですね」

調「本部で見せてもらった地図とも合ってる」

車ではバレる可能性があるということで、私達は本部からギアを纏ってここ...風鳴宗家の近くまでやってきました
正確には近くの森林の木の上、まだあちらからは気付かれていないと思います
少なくとも警備が飛び出してくるようなことにはなっていません

『翠』「どう、見えそう?」

翠「やってみます」

私が纏っているギアはイミテーター
屋敷の外から翼さん達の居場所を見つけられないかと、バイザーで解析していきます



コンマ下
奇数 見えた
偶数 ここからだとわからない
ゾロ目 見えない
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 05:14:03.06 ID:SPVsy+bCO
820 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/19(木) 03:09:27.35 ID:2AbBC41I0
翠「ここからだと...わかりませんね」

バイザーには翼さん達の位置は表示されません
距離が遠いせいでしょうか

翠「でも何も解析出来ないわけではありません、ここからでも敷地内の大まかな地図...建物の大きさや位置は測定出来ています」

未来「ということは、イミテーターの解析を妨害するものは発せられていないっていうことだよね」

調「完全にハッキングされてて、偽の情報を表示されてる、とかは?」

『翠』「そこまでいったらイミテーターに頼らず肉眼で進むしかない!」

そうなりますね
とにかく近くまで行けばさらに詳しく調べられるかもしれません

クリス「っつーわけだ、今から突入する、そっちは平気か?」

エルフナイン『こちらは異常ありません!』

通信に応答してくれたのはエルフナインちゃん
現在本部内には装者が(非正規メンバーの夢姫ちゃん『凜音』ちゃんを除いて)誰も居らず、非常事態に備える為に警備を若干ではありますが強化しています
そのうちの一つはなんと夏菜さんが暇な時に量産していたという警備ルンバ...以前夏菜さんの自宅を警備していたアレです

夏菜「操縦権限は全てエルフナインちゃんにしてありますが、一応それぞれに自律行動可能の簡易AIを積んでいます、無理して全機の視点を把握しなくても大丈夫ですからね」

エルフナイン『はい!ボクが主となって動かすのは非常時、その他の時間は基本自動操縦にしておくことにしています』

まぁ本部には刀使の皆さんもいますし、余程のことがなければ大丈夫でしょう

弦十郎『お前達、最悪建物は破壊しても構わん、だが捜索時はなるべく敵と接触しないように心掛けてくれ』

全員「了解!」

大きな騒ぎを起こしてその隙に、という算段なので当然そうなります
こればかりは出来れば、となってしまいますが
821 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/19(木) 03:09:59.52 ID:2AbBC41I0
『夏菜』「じゃ、始めますか...まず電気系統の遮断!」


パチパチッ...!


『夏菜』さんの持つ槌が稲妻を纏い、糸のように細い雷を風鳴宗家に向けて放ちました
動きを操作されたその雷は的確に風鳴宗家の独立ネットワークに入り込みそこから敷地内に拡散
建物に流れる電気や黒服の人達の通信機器をフラッシュオーバーさせていきます

切歌「そこはカッコよくパソコンとかでタタタターン!ってハッキングするんじゃないんデスね」

『夏菜』「下手に足が付くやり方より原始的なやり方の方がいいんですよ、それにあそこはハッキングさせてもらえる気がしないので」

風鳴宗家から明かりが消え、中からざわつきが聞こえ始めてきました
まずは一槍

『夏菜』「次、ドローン隊出撃!」
822 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/19(木) 03:10:36.91 ID:2AbBC41I0
そして今度は暗闇から飛び立つ何十台ものドローン
それらは爆発音や打撃音、工事の音等あらゆる騒音をスピーカーから発し、同時に煙幕を撒きながら敷地内に向かって飛んでいきます


「うわぁ!なんだなんだ!」

「ゲホッ、ゲホッ...う!急に真っ暗に!」

「ぐあぁ!こっちは目がッ!」

「くそっ!ベタベタして動きが...」

「ぶふぉっ!何か口に...ぺっぺっ...何かわからんが気持ち悪い!」


すると次々と悲鳴が...悲鳴?が聞こえてきました

翠「『夏菜』さん、あのドローン何を積んでたんですか」

『夏菜』「色々です、思い付く限りの嫌がらせを...」

聞けばラインナップは墨や閃光弾、トリモチにごま油と多彩で

翠「ごま油!?」

調「食べ物を粗末にするのは良くない」

『夏菜』「消費期限切れてたやつなので」

それはそれでどうなんでしょう...いえ嫌がらせとしては良いのかもしれませんが
823 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/19(木) 03:12:09.21 ID:2AbBC41I0
切歌「でも効いてるみたいデスよ!中から逃げ出してきてるデス!」

『夏菜』「じゃあここで第3波!」

次に飛んで行ったのは変わった形の風船...


「の、ノイズだぁっ!」


ノイズのレプリカバルーンです

クリス「ネロもいねえし、そもそも本物使うわけにはいかねえからな」

調「混乱が加速してる、これなら」



コンマ下
01〜85 突入出来そう
86〜98 優秀な黒服の人達はすぐに冷静さを取り戻せる
ゾロ目 あの人も外まで出てきた
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 03:15:38.93 ID:0lY3USrI0
百烈パーンチ!
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 03:16:21.84 ID:0lY3USrI0
安定の屑運
826 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/19(木) 03:25:08.03 ID:2AbBC41I0
「全員落ち着け!あのノイズはダミーだッ!」


あっ早くもバレました!?


「慌てず対処するんだ!伝達班は訃堂様に報告!」

「俗が近くにいるかもしれん!探せ!中に入れるなッ!捕まえろッ!」


わぁ...

翠「訃堂さんのところで働いてるだけあって皆さん優秀ですね」

切歌「言ってる場合じゃないデスよ!?」

未来「こっそりっていうのはもう難しいね...」

響「じゃあここは...」



安価下
1 錯乱班と捜索班に分かれる
2 全員で錯乱させる
3 全員でゴリ押しする
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 03:30:45.29 ID:L/5P6GbdO
戦力分断はまずいと見て2
828 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/19(木) 03:44:58.50 ID:2AbBC41I0
響「皆で行こう!」

二手に分かれるという手もありますが、この先その手を何度使うことになるかもわかりませんし

翠「この段階で戦力を分断するのは危険ですしね」

クリス「んじゃアタシらで直接あの場を荒らして」

未来「警備を鎮圧、突入の流れだね」

ギアにはどこぞの魔砲少女のような非殺傷モードなんてものはないので注意が必要ですが、やってやれないことはありません

『翠』「まだ落ち着き切ってない今、もう一度混乱させに行きますか」



安価下
1 申し訳程度の身元バレ防止策はする(訃堂さんには高確率で見抜かれます)
2 どうせ後でバレるしこのままゴー
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 14:22:07.92 ID:NlDDfU3nO
1
830 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/20(金) 03:54:16.13 ID:fiXOlYS+0
翠「その前に皆さん、コレを」

私は皆さんにそれぞれのイメージカラーに合わせた色の眼鏡を渡しました
響さんには黄色、未来さんには紫、のように

切歌「およ?コレって...」

調「潜入美人捜査官メガネ...!」

そう、コレは潜入美人捜査官メガネ...から発想を得た物
切歌さん調さんに渡した物に限っては見た目だけなら本編そのままですが、一応別物です

クリス「この期に及んで眼鏡一個で変装なんて言うわけじゃねえよな?」

『夏菜』「ソレはただの眼鏡ではありません、あの子と翠さんで共同開発した特別製です」

翠「暇な時間に作っていた物です、まさかこんな形で使うことになるとは思っていませんでしたが」

未来「でもどう見ても普通の伊達眼鏡だけど...どう特別なの?」

よくぞ聞いてくれました未来さん

翠「この眼鏡には簡易的な認識阻害機能が搭載されています、掛けると意識してよく見れば誰だかはわかりますがそうでなければわからない...そんな風に相手の脳から逃げることが出来ます」

つまりは身元バレの防止策
私がかつて使っていた錬金術師用フードの構造や術式を応用して完成したこの眼鏡
本来は装者+αが揃って次々にアイドルデビューしていった際の外出やお忍び用にと作っていた物です

『翠』「それまぁまぁ持ってて危ない代物じゃ」

翠「錬金術なんてどれもそうですよ...とにかくあくまで気休めですが、少しでも俗の正体が私達だとバレないように使ってください、コレなら明らかにどの装者の技だってわかる技を使っても思考が正解から逸らされます」

響「そして私達は元々お互いを認識してるから大丈夫...ってことだね!」

そう、仲間同士でも誰が誰だかわからなくなってしまっては問題ですが、前提として認識阻害を使っていると理解していればその認識阻害が効かないのがこの眼鏡...あの時のフードも今になってまた役に立ちました(フードそのものはもう現存していないのが残念ですが)

『翠』「あれ?眼鏡1つ足りなくない?」

『夏菜』「『私』には専用のがありますから」
831 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/20(金) 03:54:55.00 ID:fiXOlYS+0
・・・

未来「やぁっ!」

切歌「カチコミデースっ!」

響「はぁぁっ!!」

開けっぱなしになっていた正面門から突入した私達は、なるべく騒ぎまくるように暴れ始めました
相手に冷静さを取り戻させてはいけません

「正面からだとぉ!?」

「何者だアイツらは!」

「くそっ、怯むな捕えるんだッ!」

黒服の人達の中には容赦なく拳銃を構えてくる人もいますが、今更その程度の武器でどうこうなる私達装者ではありません

未来「ごめんなさいッ!」

「何か飛んで来tうぐぅっ」

「ぐあぁっ」

「貴様何をすぐほぉっ...!」

未来さんは扇子を円盤状に変形させ遠くの敵にブーメランのように飛ばしながら、近くに居た敵にはゴツい脚装甲でも構わず膝蹴りを喰らわせています

調「せーのっ!」

切歌「デストローイっ!」

「うわぁぁっ!」

「ぐっ、動けない...ッ!」

切歌さんと調さんはそれぞれのアームドギアのおまけ要素だった鎖部分やロープ部分を生かし、複数人纏めて縛り上げていました

『翠』「七人御先ッ!」

「増えた!?」

「七つ子か!?」

「所詮は幻覚!本体以外の攻撃などぐうぅっ!!」

鎌の柄の部分で相手を殴り意識を刈り取るのは七人に分身した『翠』
ちなみに全て本体なので避けなければ痛いのは当然です
832 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/20(金) 03:55:23.92 ID:fiXOlYS+0
響「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃぁぁっ!!!」

「がふッ」

「うっ...剛速球...だと...」

「野郎打ち返してやr」

響「あっ」


ドーンッ...!!!


「ぅ...」

響さんの拳は生身で殴られたら死ぬので代わりに大量に持ち込んだ野球ボールを投げ付けていました
たまに火の付いた花火も混じっているので綺麗な爆発が起きています(威力は死なない程度に抑えてありますが)

『夏菜』「ふっ!はぁっ!」

「くぅっ...!」

「このっ、ふざけたお面の変質者め...!」

砲剣の重さを利用して相手を次々に押し飛ばす『夏菜』さん

『夏菜』「変質者?失礼な...」

すると相手に言われた言葉に思うところがあったのか、わざわざ攻撃の手を止め


『夏菜』「『私』は...いや、『私』達は!『謎の宇宙仮面装者ブラックRX』ッ!!!」


ポーズまで決めて名乗っています

「...ふ、ふざけているのか!」

『夏菜』「あ、今キレました、もう男とか女とか関係なく急所狙いで行きますから覚悟してください」

「ガッ...ぉうっふ...」

ちなみにあの名乗りがやりたいが為に『夏菜』さん達のだけは眼鏡だけでなくあのお面も認識阻害機能を付ける改造させられたのはここだけの話

翠「さて、私も働かないと...」

私は次々と倒されていく黒服の人達をバイザー越しにスキャンしながら、風鳴宗家の...そして地下の部屋の鍵を持っている人を探します



コンマ下
01〜80 いた!
81〜98 いない
ゾロ目 ???
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 03:56:44.71 ID:0GNGWPl00
この後全てノーミスなら問題なし
834 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/20(金) 04:08:44.32 ID:fiXOlYS+0
翠「いました!」

反応あり、ビンゴです
バイザーにはしっかりと服のポケットの中にある鍵が表示されています
私はすぐさま気絶している黒服の人のポケットに手を入れ、鍵を取り出しました

翠「皆さーん!ありましたよ鍵!」

そう声をかける頃には黒服の人達も鎮圧されて、何人かずつに纏めて縛り上げられています
しかし派手に暴れたので建物内の警戒レベルは跳ね上がっていることでしょう

響「いよいよ、だね」

翠「開けたらまず3人の場所を探してみます」

恐らくは地下でしょうが...

未来「皆、気を引き締めて」

クリス「こっからが本丸だ...!」


ガチャ...


鍵を回し、入り口の扉を開けると...



コンマ下1
奇数 追加の黒服
偶数 アルカノイズ
ゾロ目 ???

コンマ下2
奇数 特になし
偶数 本部で何も起こらないはずもなく
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 04:13:21.06 ID:1u/TpgkEO
あつ森発売日!
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 04:17:49.56 ID:0GNGWPl00
いい流れに持っていきたい
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 04:19:52.11 ID:0GNGWPl00
翠ちゃん某兄貴並に屑運すぎやしねえか…
アダムの時も散々だったし
838 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/20(金) 04:29:09.13 ID:fiXOlYS+0
ピコピコッ...ピコッ


響「ッ、アルカノイズ...!」

そこには所狭しと寿司詰になっている大量のアルカノイズが

クリス「これで証拠ははっきりしたな」

『翠』「少なくともアルカノイズをS.O.N.G.に黙って所持していたことは罪に問える」

切歌「こんなやつらとっとと片付けて先に進むデスよ!」

切歌さんの言う通りです、まず先に進むのが何より優先しなければ
そう思い武器を構え走り出そうとしたその時


エルフナイン『緊急連絡です!本部に、本部にタギツヒメがっ!』


ヘッドギアにエルフナインちゃんの焦った通信が届きました

翠「なっ...このタイミングで!?」

あり得ないことはありませんが、それでもずっと動きがなかったのに何故今日...!



安価下
1 刀使を信じて作戦続行
2 何人か本部に戻る
3 その他(記述) (翼さん、マリアさん、ネロさんの安否がはっきりしてしまう内容はry)
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 10:07:29.26 ID:222op1u5O
2
840 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/20(金) 21:40:13.13 ID:fiXOlYS+0
本部に戻るメンバー安価下1
1 翠ちゃん
2 『翠』ちゃん
3 響さん
4 未来さん
5 クリスさん
6 切歌さん
7 調さん
8 『夏菜』さん
(複数人選択可)

どっち視点?安価下2
1 捜索チーム
2 本部チーム
3 どっちも交互に
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:06:07.24 ID:h9strGBvO
1と4と8

後から本部に戻るメンバーって選べない? 逆もまた然り
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 00:57:41.86 ID:yHnbCA0/O
2 司令がいるとはいえ心配だ
843 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/21(土) 02:51:26.49 ID:lXHKlmuR0
刀使の皆さんが簡単にタギツヒメにやられるとは思えません、が、簡単に勝てるとも思えません
ただでさえ強いタギツヒメが今はデュランダルも所持し、その上刀使の皆さんは狭い本部の中では動きも制限されてしまいます

翠「っ...」

引き返すべき...いいえ、この機を逃したら翼さんもマリアさんもネロさんもきっと間に合わなくなってしまいます
でも、態々エルフナインちゃんが切羽詰まった様子で通信してきたのを考えると...

『翠』「今こそ二手に分かれた方がいい」

翠「!」

『翠』「でしょ?」

ハッとして顔を上げると、『翠』だけでなく皆さんが私の方を向き頷いていました

クリス「迷ってる時間はねえ、上の空でトチるよりやりたいこと全部やっちまう方がいい」

響「ここは任せて!可奈美ちゃん達のことお願い!」

調「早く済ませた方がもう片方を手助けに行く、それで問題ない」

翠「...はい!」

そうです、悩んでいる時間が勿体ないです
それにここにいる全員が信頼出来る実力者、怖がることなんてありません

未来「私も行くよ、翠ちゃん」

『夏菜』「『私』もです」

本部に戻るのは私、未来さん、『夏菜』さんの3人ということになりました

翠「『翠』、バトンタッチです」

『翠』「わかってる、ここからは『私』がイミテーターで3人を探す」

翠「それから念話は使えませんから、何かあったら通信で」

電気系統を潰したからか、通信は問題なく入ることがエルフナインちゃんのおかげでわかっています
端末を訃堂さんのところの黒服の人達に預けるつもりなど毛頭ないので、これで連絡手段には困らないでしょう

翠「行ってきます」

・・・

大急ぎで本部に戻ってきた私達
戦況は...



コンマ下
01〜25 優勢+α
26〜50 刀使の優勢
51〜75 タギツヒメの優勢
76〜98 壊滅的
ゾロ目 ???
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 02:56:42.49 ID:RZnUam6b0
こえーよ
845 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/21(土) 03:16:39.36 ID:lXHKlmuR0
沙耶香「ふっ!」

薫(刀使)「きえぇぇぇッ!!!」

タギツヒメ「ほぅ...中々に、悪くない」

刀使6人がタギツヒメを囲み、矢継ぎ早に仕掛けていく光景
倒せてはいませんが、タギツヒメに反撃の隙を与えないように上手く立ち回れています

『夏菜』「流石...『私』達はどうします」

思った以上に取れている連携に、下手に助太刀をすればそれが崩れてしまうかもしれないと思い至りました
なら先にやるのは

翠「まずデュランダルを奪い返しましょう、それで戦力差はさらに傾くはずです」

あるいはそうでなくとも、タギツヒメが何らかのアクションを起こすかもしれませんが
私はバイザー越しにデュランダルの反応を探しました



コンマ下
奇数 服の下
偶数 体内
ゾロ目 完全に融合状態
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 03:21:20.66 ID:HCQnzUEpO
んちゃ!
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 03:22:17.49 ID:HCQnzUEpO
…ごめんなさい
848 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/21(土) 03:46:46.83 ID:lXHKlmuR0
翠「なっ...」

『夏菜』「どうしたんですか翠さん」

バイザーに映し出されたのは、デュランダルの反応がタギツヒメから発せられているという結論
しかしそれはタギツヒメの体内に存在する、というよりも

翠「デュランダルが...完全に取り込まれています...」

デュランダルはすでに剣の形を保っておらず
複雑に絡み合い、繋がり、一つとなったような
それはまるで

翠「融合症例...!」


タギツヒメ「いかにも」


未来「ひっ!」

こちらに気付いていたのか、タギツヒメは私の言葉に大きく首を縦に振り肯定しました

可奈美「!み、翠ちゃん達!?」

姫和「馬鹿者!何故来たっ!」

可奈美ちゃん達が何か言っていますが、そんなことはどうでもいいくらいのまずい状態です
デュランダルと融合しているということは、尽きることのないエネルギーがタギツヒメに流れているということ

タギツヒメ「回復も、修復も、強化も自在...もはやタキリヒメ、イチキシマヒメを下すのも容易かろう」



方針安価下
1 とりあえずバトル!
2 デュランダルを消す!
3 その他(記述)(翼さん、マリアさん、ネロさんの安否がはっきりしてしまう内容はry)
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 04:01:09.82 ID:RZnUam6b0
3 絶望に襲われているとエルフナインから通信越しにアドバイスが入る

「融合症例なら神獣鏡が効く筈です!いくらデュランダルの力を我が物にしたタギツヒメでも神獣鏡ならその効果を打ち消せます!」
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 04:31:45.00 ID:sqlq79xNO
3 刀使達に事情を話して一度引かせてから2
エルフナインの持ってる立方体でキャロル呼び出したいけど無理か流石に
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 19:52:11.78 ID:xbu+WFbrO
これデュランダルコピーできないかな?
852 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/22(日) 03:32:03.14 ID:8UDOBCmO0
今のタギツヒメはまさに鬼に金棒...いえ、手に持っているのではなく自身と一体になっているので獅子に鰭といったところでしょうか

薫(刀使)「おいおい、なら体力に限界があるオレ達が不利ってことじゃねえか」

そう、このままでは例え押していてもノロを奪われるとか関係なくこちらの体力が切れるまで続くだけです

タギツヒメ「元より有利性は我にのみ許されたもの...しかし敢えて問おう、我の現状を理解しその上で貴様らは立つことを止めぬか」


ギンッ


タギツヒメが軽く睨んだ、それだけのことで私と未来さん、『夏菜』さんはあの時のように動けなくなってしまいます
いえ、そうでなくともこの状況...勝ち目が見当たらない絶望的な状況では、立ち尽くすことしか出来なかったでしょう
刀使の皆さんは慣れているのか強いのか、タギツヒメに対しての構えを解くことなく警戒し続けられていますが


エルフナイン『手はありますっ!』


その時、ヘッドギアに再びエルフナインちゃんからの通信が

エルフナイン『融合症例なら神獣鏡が効くはずです!いくらデュランダルの力を我が物にしたタギツヒメでも、神獣鏡ならその効果を打ち消せますッ!』

翠「!」

未来「そっか、それなら!」

そうです、かつて融合症例であった響さんの身体を蝕んでいたガングニールを消し去ったのは何を隠そう神獣鏡
その凶祓いの力なら聖遺物をも分解出来ます

翠「すぅ...はぁ...」

大きく深呼吸をし力を入れると、さっきまで動かなかった脚が動くようになりました

翠「よし」

若干まだ震えてしまってはいますが

翠「皆さん!一度退いてください!」

姫和「何っ」

私は刀使の皆さんに声をかけます
ちらりとタギツヒメの様子を見てみますが、私の邪魔をすることなく事の成り行きを見物してくれるようでした

翠「デュランダルを、消し去りますッ!」

エレン「そんなこと、出来るんデスか?」

未来「私の神獣鏡なら!」
853 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/22(日) 03:32:35.06 ID:8UDOBCmO0
本当はもう少し詳しく説明したいところですが、敵の目の前で悠長に出来るわけもないので

薫(刀使)「いいのか?ダメって言われたんだろ?」

確かに訃堂さんはそう言っていたようですが

弦十郎『構わん!俺が責任を持つ!元より融合済みの物を奪い返すなど出来んしな!』

『夏菜』「うちの司令が許可出したみたいなので、大丈夫です」

そこをどうにかしてくれるのがOTONAです

タギツヒメ「ふむ...そうか、その装いが聖遺物殺しの...面白い」

次の瞬間タギツヒメの姿がブレ、未来さんの眼前に移動していました


タギツヒメ「当てられるのか?貴様が」


未来「!」

翠「未来さんッ!!」

防御する間も無くタギツヒメの突きを受けた未来さんは、壁まで吹き飛ばされてしまいます
854 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/22(日) 03:33:00.77 ID:8UDOBCmO0
未来「かはっ...」

壁に背中からめり込んだ未来さんは気絶こそしないものの、今にも倒れてしまいそうな様子

舞衣「未来さん!大丈夫ですか!?」

『夏菜』「くっ...まずは動きを止めますッ!」

翠「羽衣ッ!」

『夏菜』さんが槌を振るい私は捕縛用に羽衣をタギツヒメに延ばしますが、それらを驚異的な速さで避けるタギツヒメ

可奈美「『迅移』ッ!」

沙耶香「私達も」

そこへ同じく目にも留まらぬ速さでタギツヒメに立ち向かう刀使の皆さん
どうにかしてタギツヒメの動きを止められれば...!


☆☆☆

で〜れれ〜で〜でん!

☆☆☆


エルフナイン「皆さん...」

モニターに映るのは文字通り神を相手に戦う装者と刀使の姿
それを僕はただ見ていることしか出来ません
もしあの場に行っても足を引っ張ってしまうだけだから

エルフナイン「キャロル...」

僕にもキャロルのような強さがあれば
キャロルが居てくれたら...



コンマ下
01〜89 特になし
90〜00 おや、キューブの様子が
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 03:35:08.01 ID:32yYVBWO0
こい
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 03:36:26.88 ID:32yYVBWO0
惜しすぎる ていうか屑運引きすぎじゃない?
857 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/22(日) 03:46:30.43 ID:8UDOBCmO0
☆☆☆

で〜れれ〜で〜でん!

☆☆☆

翠「はぁ、はぁ...」

速い、それにタギツヒメを押せていた刀使の皆さんも段々と疲れが見えてきています
このままではすぐに逆転されてしまいます...何か手は...



安価下
1 デュランダルを模倣してみる
2 スピードにはスピード
3 とにかくパワー
4 その他(記述)(翼さん、マリアさん、ネロさんの安否がはっきりしてしまう内容はry)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 12:17:54.34 ID:32yYVBWO0
3 翠ちゃん、アスクレピオスで新技を思い付く
倒れかかってる未来さんの側に近寄り、更に刀使達に召集をかける
アスクレピオスを模倣して、範囲内の対象を回復+リジェネ効果を与える『ヒーリングサークル』
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 17:02:01.50 ID:5NM9h100O
1
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 17:32:21.84 ID:y1MQJe9SO
アスクレピオスってこれまで一貫して回復使えないギア扱いじゃなかった?安価下
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 18:41:38.05 ID:32yYVBWO0
そっか
>>858は『未来を治療させる』に変更でお願いします
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:09:10.21 ID:a5C3WShbO
安価間に合うならフライユニットに搭載されてる武装で動きを牽制してみる
863 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/23(月) 03:43:22.90 ID:W8qsRCHS0
翠「ふぅ...」

こんな時こそ冷静に
現在タギツヒメはHPとMPが毎ターン極大回復してその上STRとATKとVITとDEFが上がり続けているようなもの
つまりはそれを崩すかそれすら上回る物量でねじ伏せるかしかないわけです

翠「コピー・アスクレピオス」

私は一旦タギツヒメを目で追うのをやめ、未来さんの元に
まずは未来さんの傷を癒し、出番までに少しでも回復してもらわないと

未来「翠、ちゃん...」

翠「必ずタギツヒメの動きを止めてみせます、だからその時はお願いします」

私も神獣鏡は使えます、けれどきっと今私のやるべきことはそれではありません

翠「ほんの一瞬でも、動きを止められるだけの力を...圧倒は出来ずとも、せめて喰らいつけるだけの力を」

杖の先から出たエメラルドグリーンのオーラが未来さんの身体を包みその傷を癒していくのを確認した私は、イミテーターに別の聖遺物を模倣させます


翠「コピー...デュランダルッ!!!!」



ドクンッ...



その瞬間、視界の色がネガのように反転し


翠「...ああアぁアァああぁあアアァアあぁァあッ!!!!!」


焼けるほどの熱さに襲われました

全身が黄金に輝き、この身を一瞬で破裂させかねない程湧き上がる止め処ないのエネルギーを逃す為ギアの装甲のありとあらゆる隙間から勢い良く放出されています
864 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/23(月) 03:44:01.76 ID:W8qsRCHS0
undefined
865 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/23(月) 03:44:40.16 ID:W8qsRCHS0
翠「ぐうぅ...!」

今更これしきのことで暴走する私ではありませんが、それでも気絶は別
いえ、熱さと痛みのせいで気絶すらも出来るかわかりません、出来たとしたらそれは永遠に目覚めないものかも
つまり、余裕がないということです

翠「タギツヒメェェェッ!!!」

未来「翠ちゃんっ!」

『夏菜』「翠さん!?」

私は痛みで動けなくならないうちにと駆け出しました

『夏菜』「あぁもう!コレをっ!」

途中『夏菜』さんが放ったデバイスは私の背中に当たると同時にフライユニットへと展開し、私から絶えず溢れるエネルギーを得て機能が全解除されていきます
上下左右に展開される数え切れないほどのミサイルはまさにフルアーマー
エンジンもいつも以上によく動き、飛行する速さは『源義経』使用時にも匹敵し得るものに

エレン「っ!皆後ろに!」

可奈美「わかった!はっ!」

タギツヒメ「む?」

私に気が付いたのか可奈美ちゃんがタギツヒメを私の直線上に押し込んでくれました
すかさず私は飛びながらミサイルを発射
866 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/23(月) 03:45:29.40 ID:W8qsRCHS0
タギツヒメ「緩い!」

タギツヒメはそれらを一振りで全て斬り、両断されたミサイルはタギツヒメに触れる前に爆破、タギツヒメが煙で見えなくなってしまいます

翠「逃しませんッ!!」

それでも私はその煙の中に突っ込み、手に握り締めたアームドギア...デュランダルを振り下ろします


ギィンッ...!


それを受け止めたのはタギツヒメ
自身の身体から生成した刀には当然融合させたデュランダルの成分も含まれており、私のアームドギアも簡単に留めてみせました
なら!

翠「ダァァッ!!!」

脚を僅かに開いて腰を落とし、タギツヒメを下から掬い上げるような形で押し上げ、さらにフライユニットにエネルギーを意図的に送り込みます
するとタギツヒメの身体が持ち上がり、私とタギツヒメはそのまま天井を突き破って空へと真っ直ぐ飛んでいきました

タギツヒメ「デュランダルにはデュランダル、これで勝ったつもりか?」

鍔迫り合いのまま空に連れていかれているというのに、タギツヒメは悠々としています

翠「少なくともっ、貴女を押すことは出来ましたっ!タギツヒメッ!」



翠ちゃんコンマ下1
タギツヒメコンマ下2
(コンマが大きい方が優勢ですが、ゾロ目だった場合相手より数値が低くても優勢になります(まだ勝ちではありません))
(両方ゾロ目なら大きい方が優勢となり、同じ数値なら引き分け続行です)
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 03:49:42.04 ID:w/+M1H4d0
ここからいなくなれー
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 03:51:15.31 ID:0F6jpzKdO
\(^o^)/詰んだ
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 03:52:41.35 ID:w/+M1H4d0
ここまで運に見放されてると一周回って清々しいな…泣いていい?
870 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/23(月) 04:15:32.27 ID:W8qsRCHS0
空中といえどまだ反撃をされていないだけでタギツヒメであればいつでも反撃出来るでしょう
しかしこの状態...デュランダル同士ぶつかり合っているうちは、それに集中せざるを得なくなるはず
ここからどうにかしてタギツヒメの動きを...


ピシッ...


その時、私のアームドギアにヒビが

タギツヒメ「所詮は贋作、紛い物...貴様の程度というものを知るがいい」


バキンッ!


翠「っ!!!」

そして完全に刀身の中央の辺りから折れてしまいます

タギツヒメ「高を括った愚かな娘」

翠「くっ!」

不味い不味い不味い不味い!一旦距離を!
私は身を捩り、真下に方向転換しますが

タギツヒメ「手遅れだ」


ザンッ...!!


タギツヒメの斬撃はフライユニットを、そして私の背中を大きく斬り裂きました

翠「がッ...」

力が抜け、糸が切れた人形のように私は落ちていきます

タギツヒメ「意味もなく命を散らせ」



コンマ下
奇数 現実は非情
偶数 終わりじゃない
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 04:21:55.21 ID:LN0Bqgw0O
踏ん張れ!
872 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/23(月) 04:33:19.75 ID:W8qsRCHS0
自然落下で来た道を戻るように本部の床にロクに受け身も取れずに叩き付けられた私は、反動でギアが解除され意識も飛びそうになってしまいます

『夏菜』「翠さん!」

未来「翠ちゃん!」

『夏菜』さんと未来さんが名前を呼んでくれたのがわかりましたが、もうそれに返事をする気力すらありません

タギツヒメ「変わった依代を使っていると思ったが、中身がソレでは価値も無くなるというもの...次は誰が来る?」

姫和「やはり貴様は私達で斬らねばならんようだな、タギツヒメッ!」

可奈美「やぁっ!」



安価下
1 他の人の視点で続き(誰視点か記述)
2 翠ちゃん視点続行
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 13:14:46.84 ID:1Nj9y+OkO
『夏菜』ちゃん

お願いです何か救済措置か手心をください(ここ直近の天に見放されたコンマ運を見て)
874 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/24(火) 03:12:23.76 ID:fzn6fimQ0
☆☆☆

で〜れれ〜で〜でん!

☆☆☆


『夏菜』「翠さん!翠さんッ!」

タギツヒメと刀使の戦いに巻き込まれぬよう、『私』はまずギアが解除された彼女を回収した
死んではいない、けれどそれも時間の問題
背中の傷から血が止めどなく流れ、意識もすでに失われている
何より大部分の肌が焼け爛れてしまっている...恐らくさっきのとてつもない熱を放っていたギア...デュランダルを模倣したイミテーターギアのせいだろう

『夏菜』「ッ...」

しかしこの戦場に医療班は入って来れない、アスクレピオスを使える『翠』さんはこの場にいないし、イミテーターを使える歌代さんを呼ぶわけにもいかない
そして『私』が彼女を連れてこの場から去ることは、今日のタギツヒメは許してくれないだろう

『夏菜』「ごめんなさい...終わるまで、絶対に死なないで」

声はきっと届いていない
もしかしたら、後でこの時もっと呼び掛けるべきだったと後悔するかもしれない
でも、『私』は戦う

『夏菜』「ここからは、『私』のターンです」

『私』の友の戦いを、無意味で終わらせない為に



どのギア?安価下1
1 擬似ミョルニルで続行
2 擬似ミョルニル(防人)
3 擬似ミョルニル+ミョルニル

どう戦う?安価下
(翼さん、マリアさん、ネロさんの安否がはっきりしてしまう内容はry)
(連携する場合翠ちゃんは現在戦闘不能、未来さんは戦闘可能か否か判定が入ります)
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 03:19:17.43 ID:ca1Uf6h60
2 で

3は形見の砲剣?
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 12:14:41.78 ID:9TK2XcPuO
未来さんにバリアユニットの機能を強化したフライトユニット2号機を貸与、最悪自分を巻き込んでもいいからタギツヒメに神獣鏡の攻撃を当てるよう頼む

装者の中では最弱の夏菜ちゃん、あらゆる奇策でタギツヒメを抑える作戦で行く
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 18:45:24.99 ID:6pvIIsN0O
これ以上どうしろと…せめて歌唱石でコンティニューさせてくれ
どこぞのファウストの真似をしてドローンからの遠距離射撃で牽制かけたりワイヤー射出でタギツヒメを捕縛したり 兎に角ドローンやフライトユニットの武装を最大限に使って立ち回る
翠ちゃんの突撃で目眩しは効くみたいだし閃光弾発射→撃ち抜くといった芸当とかどう?
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:55:47.68 ID:2M0htlXoO
トイレと言って抜け出してたエルザが助っ人で加勢 タギツヒメに飛びかかる(加勢の理由はティキの仇+ボロ雑巾になった翠ちゃんを見て)
この隙にウェル博士に翠ちゃんの回収を要求、更に凍結ミサイルをタギツヒメに向けて発射
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 01:21:13.51 ID:D0ZXZk/40
大破した決戦仕様のフライユニットを遠隔操作してラストシューティング決めてみたい
880 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 03:41:17.32 ID:fgG9WDrn0
迅移を使うタギツヒメに対して一撃一撃に時間がかかる槌は不利...

『夏菜』「楠さん、力を借ります」

まだ使いこなせてはいなけど、やるしかない
防人ギアに変わった『私』は銃剣の形となった擬似アームドギアを握り締め、タギツヒメに突撃しようとした

未来「待って『夏菜』ちゃん!」

そこに待ったをかけたのは小日向さん
小日向さんは傷こそ治癒されていたけれど、風鳴宗家での戦闘との連戦もあってまだ回復出来ていないはず

未来「私も行く」

『夏菜』「無茶です」

未来「だとしてもっ!」

小日向さんはよろよろと覚束ない動きながらも、自身のアームドギアを杖のように支えに立ち上がる

未来「さっき、任されたのに何も出来なかった、何もしなかった...このままじゃ終われないッ!」

そこには普段の仲間の女子を怪しい目で眺めたり何かを想像して涎を垂らしている姿はなかった
今の小日向さんは真剣そのもの
恐らくここで無理にでも休ませ、確実にタギツヒメの動きを止められる時まで待ってもらうのが正解
でもこの1年で随分絆されてしまった『私』は、彼女の覚悟を無視することは出来なかった

『夏菜』「...コレを」

未来「コレ...フライユニット?」

『夏菜』「2号機です、以前より強化され現段階では翠さんに渡した物の次に性能が高い...小日向さんの補助にはなるでしょう」

渡してしまった
もう後戻りは出来ない

『夏菜』「最悪『私』を巻き込んでも構いません、やるからには絶対に、タギツヒメに貴女の攻撃を当ててください」

未来「...わかった、ありがとう『夏菜』ちゃん!」

元々神獣鏡は空中浮遊が可能なギア、フライユニットの扱いにもすぐに慣れてくれるだろう

『夏菜』《ごめんなさい夏菜...勝手に》

夏菜《私でもそうしましたよ、我が身可愛さで躊躇しても負けては意味がない敵です》

あぁ、そうだ
だから絶対に倒す

夏菜『夏菜』《《この身を掛けても...ッ!》》
881 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 03:42:00.93 ID:fgG9WDrn0
・・・

刀使達は的確にタギツヒメの動きに対応していたが、段々と動きは鈍くなっていた
聞けば写シも迅移も連続で使うには体力を酷く消耗するらしい
とすればやはり『私』や小日向さんがするべきことはデュランダルを消し去り尚且つ刀使達が回復するまでの時間稼ぎをすることだろう

可奈美「まだまだ...っ!」

タギツヒメ「そろそろ戯れにも飽きてきたな...ん?」

タギツヒメが衛藤さんから一度距離を取ったところに飛来する複数の影
それは『私』が飛ばした小型のドローン隊

エレン「動きを翻弄するんデスね!」

薫(刀使)「よしそのままやったれ」

窓が小さければ当て難い、タギツヒメは飛んできたドローン隊を鬱陶しそうに見ながらも斬ろうとはしてこない
すぐに壊されても困るので助かった

『夏菜』「行けっ!」


ダダダダダッ!!!


ドローン隊からの一斉射撃
タギツヒメは剣の腹で弾丸を弾き回避していく
タギツヒメに限らず荒魂には現代兵器はほとんど通じないと聞いていたけれど、ノイズと違いタギツヒメはその攻撃自体は受けるのを嫌うようだ
それがわかれば十分

『夏菜』「全員目を閉じて!」


カッ...!


一斉射撃がもうすぐ止むというタイミングで放たれた閃光弾
小日向さんや刀使達はちゃんと目を瞑れただろうか、そんな心配を他所に、予め目を閉じておいた『私』はタギツヒメがいた位置に向けて銃剣を向け引き金を引いた
882 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 03:42:42.05 ID:fgG9WDrn0
タギツヒメ「小賢しいッ!」

その声と共に酷く鋭い殺意が向けられたことに気付き身体が強張る
否、殺意だけではない、タギツヒメ自身がその手で煩い羽虫を潰そうと『私』目掛けて斬りかかってきている

計画通り

タギツヒメ「...なるほど、我を捕らえようと考えたか」

閃光弾の光が止むと、そこにいたタギツヒメは『私』に飛び掛かろうとした状態でいくつものワイヤーに絡め取られていた
『私』に向かってくると予想してこうなるようドローンにワイヤーを射出させた結果だ

『夏菜』「小日向さんっ!」

未来「うん!」


『閃光』


準備万端だった小日向さんが身動きの取れないタギツヒメにビームを放つ!
883 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 03:43:52.94 ID:fgG9WDrn0
タギツヒメ「見え透いた切り札を」

しかしそれを阻むようにタギツヒメの頭部からノロが排出された
壁となったそれはビームを代わりに受け消滅する

タギツヒメ「気に留めぬとでも!」

ワイヤーが引き千切られ、タギツヒメがその場から消え、一瞬で小日向さんの背後に回った

『夏菜』「不味いっ!」

舞衣「振り出しに!」


エルザ「やぁぁぁっ!でアリマスッ!!!!」


そこへ飛び込んだのは桃色の髪に同じ色の犬耳を生やした少女

未来「エルザちゃん!?」

保護されているはずの錬金術師...エルザ・ベートだった

タギツヒメ「貴様ぁ!」

エルザさんはタギツヒメに抱き付きそのまま地面を転がる
完全に意表を突かれたようでタギツヒメも避けられなかったらしい


エルザ「あんな生意気でもティキは仲間でアリマした!それに...こんなわたくしめらにも手を差し伸べたお人好しがボロボロになるのを見て、何も思わないほど心まで怪物になったつもりはないのでアリマスッ!」

タギツヒメ「くどいッ!」

エルザ「がはっ...ッ、離さない、でアリマス...!」


ロクな武装もせず、というか保護された際に着せられた囚人服のまま
エルザさんは蹴られようとも斬られようともその手を離そうとはしなかった
884 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 03:44:51.63 ID:fgG9WDrn0
ウェル「ちょっとトイレに、なんて見え透いた事を言うと思えば案の定...ご苦労な事ですねぇ」

『夏菜』「ウェル博士...貴方が彼女をここに?」

ふと入り口の方を見てみると、そこにはウェル博士が
翠さんが起きていれば「どういう風の吹き回しですか」とジト目で悪態を吐いていただろう...そうだ翠さん!

『夏菜』「ウェル博士!翠さんを!」

ウェル「どいつもこいつも僕の扱いが雑なことを反省しなさいよ!」

そうは言いつつ動きは速い
タギツヒメがエルザさんに苦戦している今なら翠さんの回収は容易だろう
ウェル博士に任せ、『私』はタギツヒメの方に向き直す

タギツヒメ「ふんッ!」

エルザ「かふっ...」

とうとうエルザさんに限界が訪れ、蹴り飛ばされてしまった
でも貴女の頑張りは無駄にはさせません

『夏菜』「発射っ!」

フライユニットから発射した凍結ミサイルは、エルザさんに気を取られていたタギツヒメに命中
身体の大部分と、特に足元ががっちりと凍り動きを止めさせる
885 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 03:45:21.67 ID:fgG9WDrn0
未来「今度こそ、当たれェェェッ!!!」


『流星』


放たれる先程よりもさらに強力な必殺ビーム

タギツヒメ「同じ手はッ!」

そして再び造られるノロの壁
けれど今度は

『夏菜』「食わせないッ!!」

その壁に飛来する大きな物体
それは翠さんに渡し、タギツヒメが斬った壊れ掛けのフライユニット

タギツヒメ「っ」

ノロの壁がフライユニットの爆発で崩壊し、タギツヒメがビームの前に無防備に晒された

そして、神獣鏡の光がタギツヒメを包む...



コンマ下
奇数 デュランダル消滅
偶数 デュランダル消滅+α
ゾロ目 ???
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/26(木) 03:48:20.08 ID:15JHzNhe0
はい
887 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/26(木) 04:27:25.36 ID:fgG9WDrn0
姫和「やった...のか?」

『夏菜』「少なくとも、これでデュランダルは消せたはず...です」

つまり、第二ラウンドが待っている可能性が高い
警戒を解かず煙が晴れるのを待つと


タギツヒメ「...やってくれたなシンフォギア」


そこに立っていたのはタギツヒメ...なのだが、様子がおかしい

エレン「あれは!」

舞衣「一体どういう!?」

薫(刀使)「...マジか」

白かった肌は薄橙に、髪は茶色掛かった黒、毛先は緑に
そして頭や頬にあった荒魂本体に似た配色の装飾は消え失せ

可奈美「人間の...女の子...?」

その姿はまさに、人間の少女のようだった

未来「どうして...タギツヒメって、人間だったの!?」

姫和「馬鹿を言うな、そんなことはあり得ん!」

小日向さんの推測は十条さんに即座に否定される
敵が実は味方と同じ存在だった...フィクションではよくある展開だが、今回に限っては考え難い

薫(刀使)「穢れが消えた...ってとこか?」

タギツヒメ「然り、おかげで力を酷く抉り取られた気分だ...忌々しいことを」

凶祓いの光...まさか神を相手に、その力の一端をも消し去った...?



コンマ下
奇数 でも別に会心とかはしてない(やや弱体化したのみ)
偶数 ちょっと心も綺麗になった
ゾロ目 それだけに留まらず

(『翠』「ちょっとぉ!?これはいいの!?解釈違いどころの話じゃなくなるよ!?」

女神「元々解釈違いの塊みたいなスレなので大丈夫です」

翠「原作チートの神獣鏡関連だとどこまで出来るのかわからないんですよね」)
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/26(木) 07:46:28.57 ID:iqGWFo5c0
きれいなタギツヒメ
889 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/27(金) 02:42:10.17 ID:oEhA4Vya0
タギツヒメ「だが...貴様ら相手ならば事足りる」

タギツヒメは刀...デュランダルではない事から本当にデュランダルは消滅させられたと思われる...を取り出し、『私』達を見回した

タギツヒメ「これはハンデだ」

穢れが消えてなお...というより、強制的に穢れを消し去ったが為にその精神自体に変化はなかったらしく、事を構える気のようだ

薫(刀使)「ねねのようにはいかないか...そりゃそうだな」

姫和「だがこれで貴様にも底が復活した、元よりそれ以上は考えていない、問題もあるはずもないッ!」

タギツヒメ「良いぞ、今のうちに吠えておけ...さて、あちらはどうなったか」



コンマ下
奇数 波形
偶数 爆発
ゾロ目 虹色の竜巻
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 02:45:06.26 ID:MQK3rCic0
ほら
891 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/27(金) 02:55:22.85 ID:oEhA4Vya0
その時、遠くから爆発音が聞こえた

『夏菜』「今の...」

エルフナイン『風鳴宗家で大規模な爆発が起きたようです!その衝撃でドローンのカメラ映像も途絶えて...」

ここまで聞こえるほどの爆発!?
ただの戦闘でそんなことになるとは思えない
それほど激化したのか、あるいは元々あの屋敷に爆弾が仕掛けられていたとか...



安価下
1 風鳴宗家に向かう
2 このままタギツヒメと戦う
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 03:04:02.21 ID:e+5Fen2L0
1 未来とAIだけを向かわせるのは無理ですか?
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 03:31:36.57 ID:OEWiHCx9O
どっちかっていうとそれ2じゃねえか!
894 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/27(金) 03:47:54.36 ID:oEhA4Vya0
姫和「こちらに構うな!行けっ!」

通信は聞こえていなかったはずだが、十条さんは察したらしく『私』達に風鳴宗家に向かうよう促す
けれど『私』は

『夏菜』「...小日向さんのサポートお願い」

AI『...それが『マスター』の意思なら』

接続していた懐中時計型AIを取り外し、小日向さんに投げ渡した

未来「『夏菜』ちゃん!?」

『夏菜』「すぐに追い付きます、先に行ってください!」

未来「でも...」

AIをキャッチはしたものの、小日向さんは迷っている

『夏菜』「早くっ!」

未来「!...わかった、無茶はしないで!」

そう言って、ようやく小日向さんは部屋を出ていった
無茶はしないで...ここにいても風鳴宗家に向かっても、どちらにしても無茶はすることになっただろうに、それこそ無茶な話

『夏菜』「今度は普通に行かせてくれて、ありがとうございます」

タギツヒメ「我の力を僅かでも欠かせた褒美のようなものだ、貴様にはくれてやらぬがな」

そのつもりもない、『私』がここを離れるのは、タギツヒメを倒した後だから

姫和「どういうつもりだ」

沙耶香「私達を信用出来ない?」

『夏菜』「いいえ、これはただのわがままです」

そう、ただのわがまま
でもそれを通すからには、全力で彼女達刀使と肩を並べなければいけない


芽吹《前を向きなさい、私達も付いている》


あぁ、前を向こう
間違っても今更やっぱり、なんてことはしない

薫(刀使)「根性見せろよ、『夏菜』ッ!」

『夏菜』「当然ッ!」



誰視点にする?安価下
(望ましいのは装者の誰か)
(『夏菜』ちゃん続行も可)
(翼さん、マリアさん、ネロさんは選択不可)
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 04:15:05.92 ID:tlHDWdxUO
『翠』ちゃん
896 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/27(金) 04:51:15.64 ID:oEhA4Vya0
***
捜索班の現場について

発見したか否か
翼さんコンマ下1
マリアさんコンマ下2
ネロさんコンマ下3

奇数 無事発見
偶数 発見ならず
ゾロ目 ???


シェム・ハの腕輪コンマ下4

奇数 起動済み
偶数 未だ起動せず
ゾロ目 ???


捜索班の中で負傷者コンマ下5

奇数 あり(コンマ1桁の人数)(5より多い場合勿論全滅)
偶数 なし
ゾロ目 全滅

(判定が多いので連投可とします)
***
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 04:52:11.49 ID:e+5Fen2L0
こわひ
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 04:57:26.66 ID:qWj9+Cb2O
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 04:58:10.96 ID:qWj9+Cb2O
やっちまった…

もっかい
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 16:07:03.30 ID:8aciNULrO
セイッ
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 21:02:44.09 ID:MQK3rCic0
ラスト
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 21:21:14.77 ID:e+5Fen2L0
翠ちゃん屑運を引く天才ですね…
マリアさんセレナの所へ行ってしまうのか
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 02:28:27.89 ID:e25JMDs2O
翼さん確保+腕輪は起動してないけどそれでもマイナスがデカすぎる
コンマ神は何処まで僕らを試す
904 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/28(土) 03:33:51.34 ID:ZfYMe/1k0
☆☆☆

で〜れれ〜で〜でん!

☆☆☆

訃堂「その程度で世界を救うと宣っていたか、所詮は人の域を出ぬ果敢無き者共よ」

訃堂さんの喝と共に全方位に放たれた発勁と錯覚するほどの衝撃波がドローンを触れずに破壊し余波が木々を揺らした直後
『私』達5人は次々と地面に転がされていった

『翠』「ぅ...ぁ...」



最初こそ順調だった
アルカノイズを倒していき、地下室の扉を鍵で開け、そこから虱潰しに探し回って翼さんだけでも見つけられたのだから
やはり端末や通信機器、ギアは取り上げられていたけれど、なにより本人の無事が最重要
ほんの少しばかり事態は好転したと皆思った


翼『マリアは...胸を銃で撃ち抜かれ、その動かなくなった身体も処分を命じられた者達によって持ち出されてしまった...』


酷く憔悴し切った翼さんの言葉を聞くまでは


そこからはあまり覚えていない、誰も彼も冷静ではいられなかったから
屋敷の奥の襖を開ければ、そこに待ち構えていたのは訃堂さん
皆が...少なくとも切歌さんや調さん、それに『私』もなりふり構わず、それこそ気絶させるという当初の目的も忘れて全力を出そうとしたその時、訃堂さんは言った

ここで多くのフォニックゲインを発生させればシェム・ハの腕輪は起動してしまうぞ、と



そこからは数分もしないうちに今に至っている
905 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/28(土) 03:34:28.00 ID:ZfYMe/1k0
訃堂「腕輪の起動を恐れ手を抜いたか、あるいは...いずれにせよ、その結果がそれだ」

『私』達は...あの響さんでさえ...立ち上がれないほどに打ちのめされ、ギアも解除してしまっている
もう一度ギアを纏おうにも肺が潰されたのかと思うほどに息がし辛く、声が出せない
連れ出した翼さんもその目に光はなく、全てを諦めたような顔をして端に立ち尽くしていた
普通じゃない...マリアさんの事があったからか、他にも何かあったのかはわからないけれど
発見した時の状態から見て、身体ではなく心を傷付けられているようだ

訃堂「神の力も、起動せぬ事には意味がない...恐らく不肖の息子が飛んでくるであろうが、歌えぬのなら意味も無し」

そう、希望があるとすれば本部に戻った翠達と、ドローンが破壊されるまでは交渉用にカメラの付いたドローン越しにこちらの様子を見ていたししょー
情けない話、このままにしろ捕まるにしろ、助けが欲しい...そう思ってしまうくらいには絶望的な状況だった



安価下
1 最後の力を振り絞ってテレポートジェム(本部に戻れますが1人で、です)(他の人もテレポートジェムを使うことにしたい場合成功するかは判定)
2 とりあえず睨んでおく
3 このまま倒れておく
4 その他(記述)(派手な行動は不可)(マリアさんのその後、ネロさんの安否がはっきりしてしまう内容はry)
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 03:48:39.75 ID:9iwu2Qrb0
4 翼の歌を否定しているのなら、どうしてあの時(Gの頃のスレぐらいにあった出来事)、翼のライブを見に来たのか聞く
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 04:06:44.52 ID:HJ24YZGkO
マリアさんェ…このスレだと散々な目にしか会ってないな

4 絶望に打ちひしがれているとフィーネでも勇者でもない誰かの声が脳内に響く
《折角、手に入れたキューブを他人に渡すなんて馬鹿な子ね…》
《面白い物を沢山見せてくれたお礼に力を貸してあげるわ。貴女が一番扱いやすい装備を想像しなさい》
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 04:29:06.30 ID:gQvyC7zA0
え、マリア退場?マジで?
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 21:53:31.88 ID:DbJQLXdKO
4 翠「殿は私が務めます…響さん達は先に撤退してください」
覚悟の準備を決めた直後、クソジジイ側の黒服達が首の骨をへし折られた状態で周りに降ってくる

※誰がやったのかは不明
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 22:58:30.81 ID:q7eMhPugO
今翠ちゃん関連のは流石に判定付きでは?
あと黒服もう一掃したはずだけどトドメ刺す感じなのか
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:54:34.23 ID:ldkta5s6O
テレパシーを含め援護はサンジェルマンがやった事だと後に判明する
912 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/03/29(日) 06:20:01.60 ID:tS0/nDsm0
《折角手に入れたキューブを他人に渡すなんて、馬鹿な子ね...》



『翠』「!」

その時、誰かの声が脳内に響く
翔子さん達でも千景ちゃん達でも、ましてフィーネさんでもない
いや、それ以前にこの敷地内ではどういうわけか念話が封じられている
ならばこの声の主は、神様であるネロさんですら突破出来なかったその障害を突破出来る実力者なのか


《面白いものを沢山見せてくれたお礼に、力を貸してあげるわ...貴女が一番扱い易い装備を想像しなさい》


あるいは、この世界の法則に支配されない存在なのか...

どっちでもいい、今はこの状況を少しでも良い方に変えられるきっかけが欲しい
縋れる藁があるのなら、それがどんな藁かなんて後回しだ

『私』が想像するのは...



想像したもの安価下
(ちなみに声を発せられる程度に回復出来る効果もあると後の安価や判定がやや減ります)

(翠ちゃん即復活か否かは申し訳ありませんが後に判定を挟ませていただきます)
(また、翠ちゃんについては上記の通り、サンジェルマンさんについてはどうにかしますが、今後はその場にいないキャラの登場や活躍は内容によって判定を入れる場合があります、ご了承ください)
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