【安価】受付嬢「ふーん、あなたが新人冒険者?」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/21(土) 16:05:44.07 ID:az+O01su0
モヒカン「ひゃっはー!なんだぁてめえは」


彼は黒装束に身を包んでいた
しかし、不自然に盛り上がった頭部は彼がモヒカンであることを示していた


男「俺はあの女のボディーガードさ。お前には消えてもらう」

モヒカン「なんだと!」

男「今すぐここを去るか、痛い目を見るか。......その様子では聞くまでもなさそうだ」

モヒカン「死ねぃ!」


彼は手に持った機械からおびただしい数の銃弾を発射した
狭い空間では近接武器の方が有利だが、ガトリング銃が相手となれば話は別だ
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/21(土) 16:14:19.45 ID:az+O01su0
男「アーチステップ......だったかな」


しかし銃弾が命中することはなかった
彼はスーパーボールのように縦横無尽に跳び回る


モヒカン「何ぃ!?」

男「執行する」


男の振り抜いたレイピアがモヒカンを刺す
雨の様な連打でモヒカンは動けなくなる


男「......まぁ、某百裂拳みたいに死ぬことはない」

モヒカン「くっ......くそ......あ、兄貴ー!助けてくれー!」

男「屋根裏にまだいるのか?まるでゴキブリだな.....」


彼の声に呼応するように、屋根裏の暗がりから>>268が現れる
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 16:18:27.76 ID:PPnkg4uy0
安価↓
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 16:21:41.12 ID:C4GAS22Do
武闘家
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 16:28:56.74 ID:a9NWBdjCO
ファンタジーな世界観かと思ったら割と近代的だな…
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 18:41:44.85 ID:e5E0D3fT0
ドラクエ3とモンハンが混じった感じと自分は思います
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 01:19:30.26 ID:xTn0Uint0
武道家「どうしたゲス野郎。お前のそれは無敵なんじゃないのか?」

モヒカン「そんなこと言わずに助けて下さいよ!」

武道家「......仕方あるまい」

男「お前もやるのか?」

武道家「そうとも。優れた戦士を葬るのは気が進まないがな......!!」


彼は不敵にもこちらにゆっくりと歩いて近付いてくる
しかしながら彼の目は正確に男を見つめ、強大な威圧感を有していた


男「間合いは......ふむ、三歩ぐらいか?」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 01:27:14.56 ID:xTn0Uint0
武道家「悪くない目をしている。だが!」


一瞬にして距離を詰め、肘を腹部に叩き込む


男「っが......」

武道家「それは『必殺』の間合いだ......より広い『致命』の間合いがある」


動けない男の前で彼は礼をする
その後、彼は男に蹴りを叩き込む
実は彼に死に至らしめるつもりは無く、飛ばして壁に叩きつけたのみである


男「......」

武道家「儚いものよ」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 01:33:41.27 ID:xTn0Uint0
その時、彼に激痛が走る


武道家「ぐっ!?」


彼が痛みを感じた右腕を見ると、蛇が絡み付いていた


武道家「毒蛇だと!?いつの間に......」


煩わしく思ったので、叩き潰そうとした
しかし蛇にダメージはなく、毒を送り続けている


武道家「ば、バカなっ!」

「やれやれ、これだから脳筋は困りますね」

武道家「お前は!?」

女魔法使い「その蛇はボディーガードのボディーガードです。魔力を持たない武道家ではダメージを与えることすらできませんよ」


梯子を登って捨て台詞を吐き、また帰っていった


男「かっこつけてる......暇が......あるなら......ぐっ、部屋にいろ......」

男「......と、言いたい所だが......今回は助かった......」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 10:55:23.41 ID:xTn0Uint0
その後、二人が部屋の警護をしていると男がよろよろと帰ってきた


女性「大丈夫ですか!?」

男「かすり傷......というか、傷口一つありません。よって無問題です」

女性「しかし......」

女賢者「......あの」


不思議そうな顔をする彼女は久し振りだった
なにせ賢者だからだ


女魔法使い「どうしたの?」

女賢者「なんか、焦げ臭くありません?」

男「言われてみれば確かに......」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 00:46:13.68 ID:GwRYZabI0
彼が目を見開く


男「も、燃えている......屋敷が!屋敷が燃えているんだ!」

女性「ええっ!?どうして!?」

男「おそらく、あのモヒカン野郎の武器だな......あれと同じ形状の火炎放射機を知っている」

女賢者「かなりまずいですね」

女魔法使い「とにかく、ここから一旦外へ行かなくちゃ!」

男「しかし敵は何人居るか分からん。遮蔽物の少ない外は危険がありすぎる」

女賢者「ふふん」


落ち着き払って笑う者一人
どうしたものかと当然伺う


女賢者「こんなこともあろうかと、この敷地内から遠くにワープできる魔方陣を組んでおいたよ!」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 20:55:13.61 ID:GwRYZabI0
男「それじゃあ早速ワープだ!」

女賢者「......てへっ、実は発動までに時間かかります」

女魔法使い「ええっ!?」


すると彼は警護対象の女性を担ぎ、窓を叩き割り屋敷から脱出した
二階から飛び降りたが、ダメージはなかったようだ


男「ならば敷地内で耐えるのみ!ついてこい!」

女賢者「そうね!」

女魔法使い「えええっ!?」


小さく円陣を組むように女性を取り囲む
魔方陣が作動するまで守り抜くための布陣だ


すると、チャンスとばかりに>>278が現れる
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 20:58:18.23 ID:iip11S3c0
雑魚モヒカン
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 20:59:52.25 ID:Uf84n+5tO
実は生きていたザコスレ

無理なら安価↑
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 21:04:55.46 ID:mEfZE6tx0
ワイが適当に付けたキャラが割と人気やな

ややこしくなるからザコモン(狩)スレイヤー という名前にすべき点はあったけども。
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 22:01:59.35 ID:GwRYZabI0
ザコスレ「久し振りだなァ!」

男「......おまえは!」

女魔法使い「まさか......?」


そのハンドアックスを見れば、彼がまさしくザコスレであると分かる
しかし、彼は死んでいるはずだ
それに彼の体は所々機械化しており、一目で彼であるとは分かりづらい


ザコスレ「俺はお前を倒すため舞い戻ってきたのさ!......契約上はそこの女を殺す為だがな」

男「ならその勝負受けて立とう」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 22:12:22.27 ID:GwRYZabI0
ザコスレ「言っておくが......」


彼は地面を滑るような高速で移動する
瞬きする間に距離を詰めきっていた


男「っ!?」

ザコスレ「今の俺は無敵だ!」


彼のハンドアックスをレイピアで受ける
前回は体勢を崩しつつもいなせたが、今回は衝撃が伝わりづらいはずの形状であるレイピアごと吹っ飛ぶ


女魔法使い「男さん!?」

女賢者「......あいつ、体を機械で改造してますね。馬力が圧倒的です」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 22:24:14.45 ID:GwRYZabI0
続けてハンドアックスによる攻撃が繰り出される
しかし今度は辛くも攻撃の溜めを読み、体勢を立て直しつつジャンプして攻撃を避けた


男「くっ......確かにパワーもスピードも段違い」

ザコスレ「もう一発ゥ!」


ハンドアックスによる追撃
攻撃を受けきるため、レイピアを両手で抑えて受け止める
それにより彼の左手から血が迸る


男「つっ......」

ザコスレ「諦めてブッ潰れなァ!!」

男「ぐおおおおっ......!諦めるのはそっちのほうだ!*小電撃魔法*!」

ザコスレ「何!?ぐあああっ!!」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 22:33:14.42 ID:GwRYZabI0
男「ふぅ......これで機械はマヒする」

ザコスレ「ぐ、ぐがぁっ......」

男「また大人しくしてろよ」


レイピアの刺突を叩き込む
これにより、再び彼を動けない状態にした


女賢者「......ふむぅ......」

女魔法使い「やりましたね!男さん!」

男「あぁ____」


その時、動かないはずのザコスレの体が動き出した


女魔法使い「危ないっ!」

男「何っ!?」


彼のハンドアックスが、男の肉体を切り裂く


ザコスレ「流石だな。機転を利かせ俺を止めた上に、致命傷は避けたようだ」

男「なぜ動ける!?」

ザコスレ「電撃を動力として吸収したのよぉ......!これで無理やり人間の肉体も引っ張れる!」

男(だが、次の攻撃を避ける体力はない......万事休すか)

ザコスレ「とどめだ!死ねぇっ!」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 22:36:17.91 ID:GwRYZabI0
しかし、彼のハンドアックスが命中することはなかった
彼がハンドアックスを降り下ろし終えた時、男はおろか、その他三人の姿さえもなかった

一方そのころ


男「............生きてる」

女魔法使い「あ、あれ?」

女賢者「ワープが間に合ったみたいね」

男「それにしても、ここはどこだ?」

女賢者「>>286
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 22:37:29.87 ID:Aokbb5n10
酒場の近くですね
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 22:39:45.95 ID:8r/AjQBpo
都の↑
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 01:30:07.55 ID:dTkeXs+B0
女賢者「都の酒場の近くですね」

男「ならばギルドに連れ帰ろう」

女魔法使い「いや、すごい流血してるよ?酒場で少し休憩したら?」

女賢者「確かにそうすべきですね。ここにまで敵がいるとは考えづらいですし」

女性「私も人に死なれると寝覚めが悪いです」

男「あなたは今夜無事に寝れるかすら不確定なのに、随分と心が広いのですね」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 21:03:03.68 ID:dTkeXs+B0
どうにか酒場へたどり着いた


マスター「おや、お客さん。だいぶ酷くやられたようで」

男「かすり傷だが?」

女賢者「強がらないでください。今から魔法で治療しますから動かないで下さいね」

女魔法使い「私も手伝います!」

マスター「そこの嬢ちゃんは?」

女性「私ですか?......そうですね、では彼に酒を。度数は低めで薬になるものを下さい。代金は私が出しますので」


こうして治療が始まった
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/27(金) 01:26:17.81 ID:g0ZegQzK0
談笑などしつつ、時を過ごした


女賢者「これで後は放っておけば完治します」

男「ああ、助かった」

女魔法使い「良かったです!」

マスター「お客さん」

男「......何か?」

マスター「失礼ながら、私にはあなたが何か悩みを抱えているように見えるのです」

男「......」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/27(金) 20:37:37.47 ID:g0ZegQzK0
マスター「職業柄、なんとなく分かってしまうのです」

男「まぁ、そう......俺は金を稼がねばならないんだが、どうも俺は弱い」

マスター「でもあなたは負けが込んでいるのに生きていますよね」

男「運はいい方だと思っている」

マスター「いえいえ、それはあなたの力ですよ。ですが確かに冒険者にとってそれは死活問題ですね」

男「......何が言いたい?」

マスター「魔法は師に困らないでしょう。しかし獲物の取り回し立ち回りはそうもいかないようで」

男「これでも昔に鍛えてもらったんだがな」

マスター「そうでしたか。しかしまぁ、やって悪いこともありません。師匠を紹介したいのです」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/28(土) 21:52:44.75 ID:gasttv5Q0
男「師匠、ね......」

マスター「あなたもギルドで依頼を受けているでしょう?話は通しておきます」

男「そうだな。そういうのもたまにはいいかもしれん」


こうして、ギルドに彼女を連れ帰った
家が燃えたので報酬は減額されたが、それでも結構な額だった
折角なので少し奮発して良い宿に泊まることにした


女魔法使い「今日は疲れました」

男「俺もそうだな」

女賢者「お二人とも、警護は初めてでしたか?」

女魔法使い「そうですね」

男「俺もそうだが......ん?」


ドアがノックされる
ルームサービスのようだ
ドアの隙間から>>293が入れられる
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 21:54:07.38 ID:zC7hO2qa0
安価↓
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 21:56:50.56 ID:AIPjf4zZ0
町1番の大金持ちの招待状
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 21:56:51.70 ID:ofTGbKRR0
ゴム
ナイスガイな主人が気を利かせてくれた
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/29(日) 00:47:25.50 ID:QdZNBUBi0
男「これは......招待状?」

女魔法使い「お家に招いてもらえるみたいですね。でも、差出人誰?」


女賢者はちらりと差出人の名前を見る
その瞬間、目の色を変えて食い入るように招待状を見る


女賢者「その人は町1番の大金持ちですよ!」

男「へぇ、金持ち。コネを作っておくに越したことはないし、明日早速出向こう」

女魔法使い「金の力で揉み消さなきゃならないことをそもそもしようとしないで下さい」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/30(月) 01:57:37.76 ID:Vmfn7Ckz0
翌日、豪邸へ向かった
豪邸を目にするのは二日連続だ
門の前に立つと執事が現れて屋敷の中へと案内してくれる


執事「それではここでお待ち下さい」


応接室とおぼしき場所まで連れてこられる
フカフカのソファーがあったので、三人並んで座った
しばらくすると、この豪邸の主がやって来た


大金持ち「やあみなさん。こんな朝からすみません」

男「こちらこそ、こんな時間から訪問となってしまいまして」

大金持ち「冒険者さんは時間に都合が付きづらいですしね。気にすることはありません」

男「お気遣い痛み入ります。それで、本日は一体どのようなご用事で?」

大金持ち「>>298
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 02:04:03.43 ID:4MtNER3u0
実は近々フィアンセと結婚をする予定で…
しかし先日このような物が届いたのです(殺害予告)
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 02:54:19.04 ID:n9+A264CO
我が屋敷のメイド達にミニスカフリルビキニメイド服をサプライズで作ってプレゼントしたいので本人にバレないよう三日以内にメイド達のスリーサイズを計ってください
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/30(月) 18:41:00.63 ID:Vmfn7Ckz0
大金持ち「我が屋敷のメイド達にミニスカフリルビキニメイド服をサプライズで作ってプレゼントしたい」

男「......ふむ?」

大金持ち「なので、本人にバレないよう三日以内にメイド達のスリーサイズを計ってください」

男「な、なるほど、承りました......おい二人とも」

女魔法使い「私はそんなことできません」

女賢者「私もです」


きっぱりと即答
彼女らの意思の固さが感じられる


男「......分かりました。俺が聞いてきますよ」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/30(月) 18:54:18.57 ID:Vmfn7Ckz0
大金持ち「うむ、よろしく頼むぞ。この屋敷のメイド達には君たちのことを探偵として話を通してある」

男「先ほどの執事さんも?」

大金持ち「ああいや、彼は幼少の頃から仕えてくれていてね。彼にだけは本当のことを言ってある」

男「へえ、そうなんですね」

大金持ち「一階にある空き部屋を君たちには貸し出すこととしたので、ひとまずそこに行ってくれ」


言われた通り、空き部屋にやって来た


男「......そんな嫌か?」

女魔法使い「はい」

女賢者「そんなの渡されても困りますよ」

男「俺も正直どうかと思う。だが仕事がある限り俺はやり続ける」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/31(火) 01:27:32.43 ID:E7Xilhyd0
すると、部屋のドアがノックされる
どうやら、メイドのようだ


男「はじめまして。どうされましたか?」


彼女の服装はきちんと整っている
メイドらしい身なりで、髪も切り揃えられているが少々目付きが悪い


メイド「ご主人様より、昼食を運ぶように、と」


彼女はお盆に三人分の昼食を乗せている
それを回収し、室内の二人に渡す


メイド「それでは」

男「ああ、待ってくれ」

メイド「何ですか」

男「スリーサイズを教えてくれ」

メイド「>>303
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 01:32:53.34 ID:L5mBPcpX0
91/58/88ですが?なにか?
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 01:36:20.91 ID:0ApsRcuh0
ふふっ、随分と斬新な口説き方をするのですね
夜のベッドの上でスリーサイズだけでなく女性の口説き方や扱い方など色々教えてあげましょうか?クスッ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/01(水) 00:43:49.55 ID:TRwsxRY+0
メイド「ふふっ、随分と斬新な口説き方をするのですね」

男「えっ」

メイド「夜のベッドの上でスリーサイズだけでなく女性の口説き方や扱い方など色々教えてあげましょうか?」クスッ

男「あ、あぁいや別にそういうアレではなくて、そのなんというか」

メイド「別にいいんですよ?それではまた」


そう言って彼女は立ち去った
なんとも言えない表情で彼も部屋に戻る


男「......何がいけなかったんだ?」

女魔法使い「流石に蹴りますよ」

男「正月で雅な気分だからといって人で蹴鞠をするのは違うぞ」

女賢者「それじゃあけん玉でもしましょうか?男がボールですけど」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 02:31:43.42 ID:ZDMDiXBW0
あけおめピカチュウ
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/01(水) 20:15:11.67 ID:TRwsxRY+0
豪華な昼食を平らげる頃に、再びノックの音がする


男「はい」

執事「食器を回収しに参りました」

男「だろうと思って食器を持ってきました」

執事「ありがたいです。......それと、お伝えし忘れていたことがありまして」

男「?」

執事「この屋敷に勤めるメイドは三人です。先ほどこちらに参った目付きの悪いメイドが一人」

男「つまりあと二人居るんですね」

執事「はい。彼女はその目から『鷹』と呼ばれています」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/02(木) 21:16:43.36 ID:0JUlqZ4y0
男「へえ」

執事「それでは失礼します」


彼は去っていった
あと二人も聞き出す対象がいるのなら、それなりに作戦を練らなければならないだろう


男「......という訳だ」

女魔法使い「作戦、ですか」

女賢者「はい」

男「おっ、何か良い案があるのか?」

女賢者「>>309
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 21:20:17.15 ID:GKx2Oqwz0
安価↓
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 21:23:08.49 ID:NXChk/Uho
医者に変装して健康診断を装って計るのはどうですか?
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/03(金) 14:04:23.96 ID:1cITf5Io0
女賢者「医者に変装して健康診断を装って計るのはどうですか?」

男「な、なるほど......天才か」

女魔法使い「確かに、これで一掃ですね」


屋敷の主人に話を通し、健康診断をするという名目で集まってもらった
変装も完璧だし、認識阻害の魔法もかけてもらった


男「それでは健康診断を始めます」

男「これは簡易的なものです。今回のデータに異常が確認された場合、然るべき機関へ受診をお願いしますよ」

大金持ち「と、いうわけだから速やかに受診されるように。個室を用意しているのでプライバシーにも配慮しているぞ」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 00:18:17.74 ID:ihYutaKN0
しばらく待機していると、小柄で茶髪のメイドが入ってきた
一瞬メイドかどうか迷うような幼さがあり、ヘッドドレスも付けていない
だが、何故かその代わりに緑のベレー帽を被っている


メイド「あの......」

男「どうぞご遠慮なさらず。こちらにお掛けになってください」

メイド「ありがとうございます」

男(一応医者ってことだし、それらしいことも聞いておくか......)

男「最近何か心身に悩みなど抱えていますか?教えられる範囲でいいので教えてください」

メイド「>>313
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 00:22:50.98 ID:NkRYh5d10
安価↓
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 00:23:07.31 ID:bdn5FXhR0
胸が・・・全然大きくならないんです
もうゴニョゴニョ歳なのにこれっぽっちで(泣)
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 00:40:33.97 ID:ihYutaKN0
メイド「胸が・・・全然大きくならないんです」

男「ふむ」

メイド「もうゴニョゴニョ歳なのにこれっぽっちで」(泣)


確かに胸が貧相だ
どの程度貧相か表すならば、死ぬまで決して縦縞セーターを着ることはないと断言できるレベルだ


男「......ふむ......もしかしたら、何か深刻な病の前兆かもしれませんね」

メイド「えっ!?ど、どうしたらいいんですか?」

男「慌てないで下さい」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 00:49:05.14 ID:ihYutaKN0
メイド「そ、そんなこと言われても」

男「私を......いや、俺を信じろ!」

メイド「はいぃ......」

男「まずスリーサイズを教えてくれ。計ったことはあるか?」

メイド「む、胸はありますよ?」


心配そうに上目遣いでこちらを見る


男「ふむ、胸だけですか......胸はまぁ計るまでもないので、WとHを計りましょう」

メイド「ぐはっ」


放心状態の彼女にメジャーを当て、計測する


>>317......WとHのサイズ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 00:51:54.98 ID:NkRYh5d10
55/90
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 00:55:37.43 ID:bdn5FXhR0
53/75
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 01:10:12.83 ID:ihYutaKN0
まずWを計る
スリーサイズなど計ったことはないので大雑把だが、53だ


男「ほっそ」

メイド「ポケーッ」


続けてHを計る
75のようだ。相当細いことは彼にでも分かった


男「こんなものか」

メイド「はっ!」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 01:13:17.43 ID:ihYutaKN0
放心状態から立ち直った彼女は恐る恐る質問を投げ掛ける


メイド「ど、どんなもんでした?」

男「健康に関していえば問題ありませんね」

メイド「一安心です」

男「一つコメントしてもよろしいですか」

メイド「はい」

男「では簡潔に一言で言い表します。『板』ですね」

メイド「>>321
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 01:15:42.57 ID:NkRYh5d10
……ひどい
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 01:20:25.87 ID:m9yXs8cIo
むぅ〜(ほっぺ膨らませ)
身長か胸どっちかだけでも大きかったらまだ色気も出てくるのに〜!!
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 15:37:47.25 ID:QlkXOds20
メイド「むぅ〜」


彼女は言葉の意味を理解するや否やほっぺを膨らませる


メイド「身長か胸どっちかだけでも大きかったらまだ色気も出てくるのに〜!!」

男「あなたはそう思うんですね」

メイド「当たり前でしょ!?」

男「......俺はその体型、素敵だと思いますけどね」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 15:42:40.12 ID:QlkXOds20
メイド「......」

男「おや、気に障りましたか」

メイド「な、な......」

男「ひとまずおいとまさせていただきますよっと!」


彼は素早くドアを開けて走り去る
たなびく白衣の起こす風だけが室内に残った


メイド「......あ、あのヤロー......」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 15:47:36.48 ID:QlkXOds20
日が暮れる頃、また戻ってくると一人のメイドが居た
見たことがないメイドなのでこの人が三人目だろう


メイド「あなたがお医者様?」

男「え、まぁ、そうなりますね」

メイド「さっき犬耳ちゃんが凄い顔してここから出てきたのを見たのだけれど」

男「犬耳?」

メイド「あのベレー帽を被った子よ。実はあの下に犬耳が生えてるの」

男「そうなんですねぇ......私は悩みを聞いてあげただけですよ」

メイド「......本当かしら」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 17:39:35.17 ID:QlkXOds20
男「ええそうですとも。長らくお待たせいたしました、診察を再開します」

メイド「分かったわ」


彼女はこちらへ向き直る
ショートの黒髪に白エプロンの掛かった和服の身に纏う
立ち振舞いも凛としており、和風メイドのようだ


男「心身に何か悩みを抱えていますか?あったら教えられる範囲で教えていただきたいのです」

メイド「>>327
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 17:44:26.09 ID:A//8bpWwO
最近、胸が大きくなりすぎて仕事に支障が……
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 17:45:01.72 ID:2B5/D5fEo
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 21:05:19.35 ID:NSaraa7c0
メイド「最近、胸が大きくなりすぎて仕事に支障が......」

男「......そ、そうなん......ですか......」

メイド「どうかしましたか」

男「いえその、犬耳さんからたまに変な目で見られたりとかしますか」

メイド「......どうして?」

男「いえ、なんでもございません。そうですね、確かに何か病気の疑いがなくもないですね」

メイド「確か、しこりとかができたら危険なんですっけ」

男「よくご存じで。しかしそのサイズではしこりができても分かりづらいかもしれませんね」

メイド「そうなんですか?」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/04(土) 21:09:20.97 ID:NSaraa7c0
男「はい」

メイド「では、どうしたら良いのですか?やはり定期的な検査が......」


彼女の顔が次第に雲っていく
あまり不安感を与えすぎるのもよくないだろう


男「今は大丈夫です。ですが、念のためにスリーサイズを教えていただけますか?」

メイド「>>331
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 21:11:03.70 ID:NkRYh5d10
100/60/88
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/04(土) 21:12:40.69 ID:ysqutHir0
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/05(日) 21:00:54.25 ID:nlW6qQyT0
メイド「100/60/88です」

男「......ああ、それなら大丈夫ですよ」

メイド「よ、良かったです」

男「これで検診は終わりです。お疲れ様でした」

メイド「ありがとうございました」


彼女はゆっくりと出ていく
まさか胸が大きすぎることが悩みな人がいるとは思わなかった


男「ふぅ」

「それでは、私もお願いできるかしら?」

男「!!」


鷹に後ろから声をかけられる
恐ろしいことに、部屋に入られたことにすら気付かなかった


鷹「安心してください。お部屋の掃除は済ませておきましたので」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/07(火) 20:38:47.92 ID:3vS5e+Cq0
男「......診察を、始めても?」

鷹「ふふ、構いませんよ」


彼女は椅子にゆっくりと腰掛ける
見慣れた動作だが、不思議な威圧感がある


男「ではまず、最近何か心身に悩みなど抱えていますか?」

鷹「>>335
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 20:40:24.37 ID:QMLCQEyQ0
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 20:42:03.06 ID:IEGa+4pJ0
気になる殿方が出来まして……そういえば貴方によく似ています(手を男の頬で触りながら)

口調違ったら直してください
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 20:45:25.33 ID:86zs8q950
最近とある男性から熱烈且つ回りくどいアプローチを受けて困ってるんです…
はっきりと言っていただければいつでもお相手してさしあげますのに・・・ねぇ、探偵さん♪
うふふっ、変装してても臭いで分かりますよ、そういうプレイがお好みで?
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/08(水) 20:41:37.13 ID:ECvoKK8I0
鷹「気になる殿方が出来まして......そういえば貴方によく似ています」

男「っ!?」


彼女の透き通るような手が彼の頬に触れる
彼女のときめきが伝わってくるようだ


男「......ふむ、恋の病というやつでしょうか」

鷹「そうです」

男「なるほど。でしたら私に考えがあります」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/08(水) 20:48:36.78 ID:ECvoKK8I0
鷹「考え?」

男「ええ、まぁそうです。最近の口説き文句の流行りを知っていますか?」

鷹「いえ」

男「堂々と相手のスリーサイズを聞く、といったスタイルです」

鷹「......あぁ」


何か納得したような表情だ
どうせもう会うことはないだろうし、嘘をついても問題はない


男「気に障るなら申し訳ありませんが、あなたは美人です」

鷹「そうですか」

男「彼もあなたを放ってはおかないはずです。先程の様子から鑑みるに、聞かれたことがありますね?」

鷹「はい」

男「でも答える勇気があればこんなこと相談されませんよね」

鷹「そうです」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/09(木) 00:02:03.42 ID:PUbQQSfq0
男「あぁそうだ。彼の居場所を教えてくれれば、私を介してスリーサイズを教えることもできますよ」

鷹「......」

男「直接言うのが恥ずかしいということであればですがね」

鷹「スリーサイズ、伝えるしかないんでしょうか」

男「うーん......口説き文句の流行りがすぎるまで待つという手もありますよ」

鷹「それではただ問題が先送りになるだけです」


彼らは思考した
一方は純真な顔で、一方はその下に秘密を抱えて


男「そうです!では予行練習をしましょう!彼にに私が似ていると貴方は言いましたよね」

鷹「いいんですか?」

男「はい。という訳で、あなたのスリーサイズはいくつですか?」

鷹「>>341
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 00:05:30.60 ID:g6uV+82ao
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 00:09:50.12 ID:DH0jx4yN0
98/57/92ですよ。これでよろしいですか?私を"口説いた人"♪
安価↓
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 00:10:11.91 ID:a70NHBe+0
90.57.85
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/10(金) 00:46:09.08 ID:RpfLqfJb0
よく分からないですが、>>341のままにします


鷹「98/57/92ですよ。これでよろしいですか?私を”口説いた人”♪」

男「......ふむ......いつから気付いていたんだ?」

鷹「最初からです。丁度あなたが巨乳ちゃんを言いくるめていたところね」

男「そうか。......なぁ、君の言い方だと、気になる殿方ってのは俺になるんだが」

鷹「はい。それがどうかしましたか?」

男「......いや、なんでもない」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 00:49:23.82 ID:+ejioML60
そのまま安価↓という意味では?
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 01:55:11.14 ID:HZLgXDMlo
下にずらすなら何も書かずに安価下だけでいいやん
あれは書き方が悪い
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 08:01:03.99 ID:TZuwrKKtO
安価↓だから>>342になると思ってた
98/57/92って奇形すぎる……
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 21:04:01.16 ID:+7T+t2j6o
二次元のキャラなら誰に近いスタイルだ?
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/10(金) 21:11:50.58 ID:RpfLqfJb0
じゃあスリーサイズは90.57.85ということで


鷹「どうして恥ずかしがっているんですか?口説いてきたのはあなたでしょう」

男「......意地悪なひとですね」

鷹「あらあら、他の子にもスリーサイズを聞いていた人に言われたくはないですよ」

男「あの」

鷹「はい?」

男「俺が他の人にもスリーサイズを聞いていて、そんな所を見たのにあなたは俺に幻滅しないんですか」

鷹「>>349
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 21:17:11.56 ID:oLBlJ6Iqo
男性が女性の身体に興味を持つのは当たり前のことですからね、それくらいでは幻滅しませんよ
それに・・・(男の胸板をイヤらしく撫でる)
女性も男性の身体に興味があるんですよニヤリ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 21:24:28.67 ID:+ejioML60
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 00:25:14.15 ID:Nq1iKDjp0
鷹「男性が女性の体に興味を持つのは当たり前のことですからね、それくらいでは幻滅しませんよ」

男「そ、そうか」

鷹「それに・・・」

男「っっ!?」


彼女は彼の胸板をイヤらしく撫でる


鷹「女性も男性の身体に興味があるんですよ」ニヤリ

男「だが、俺なんかで......」


彼女のじっとりと熱を帯びた視線に耐えかねて目をそらす


鷹「良い身体をしていると私は思いますよ。......ふふ、あなた良くかわいいって言われるタイプでしょう」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 00:34:28.69 ID:Nq1iKDjp0
男「ど、どうしてそのことを?」

鷹「こうして距離を詰めると、すごく初々しい反応をするからよ」


彼女は男より一回り小さな体格をしている
しかし今はそんな彼女が今にも襲いかからんとする獣にしか見えなかった
彼は慌てて椅子を立ち、部屋から出ようとする


男「すまない今日は......!?」

鷹「逃がしませんよ♪」


腕を掴まれる
彼にはその腕に込められた力がまるで万力のそれのようだと感じられた


男「......俺にも、心の準備ってもんがあるんだぞ」

鷹「その表情、すごく扇情的です。誘ってるんですか?」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 00:45:28.14 ID:Nq1iKDjp0
男「お、俺は誘ってなんか......!」

鷹「強がらなくてもいいんですよ?」


彼女は再び距離を詰めてくる
今度は少しでも動けばお互いの肌と肌がふれ合うような距離感
視線を外すことすらできない
彼女がいたずらに微笑んだその次の瞬間___


男「あっ......」

鷹「今日はここまでにしておいてあげます」


彼女は彼の頬に口付けをする
呆然とする彼の隣を気品漂うメイドに戻った彼女が横切る
彼が気が付いた時には、部屋にはもう彼女はいなかった
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 00:57:41.56 ID:Nq1iKDjp0
彼はひとまず自室へと戻った


男「......つ、疲れた」

女魔法使い「んー。どうだった?」


出迎えた彼女は出されたお菓子を食べている


男「とりあえず全員から聞き出せたよ」

女賢者「それは良かったですね。楽しめましたか?」

男「全然。肝冷やしっぱなし」

女魔法使い「......ふーん。ほっぺにキスされた跡あるけど」

男「えっ!?あぁ、いやこれはだな。ちょっと犬にかまれたようなあれでだな?分かってくれるだろ?」

女賢者「>>356
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 00:59:51.81 ID:mWFfxY8s0
どうやら躾がなっていない犬がいるようですね…ゴゴゴ
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 01:01:40.05 ID:hhUg33F70
ふーん、随分とお楽しみだったようで(キスされたほっぺツンツン)
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 01:09:37.52 ID:mWFfxY8s0
メイドたちのスリーサイズまとめ
犬耳ちゃん ぺったんこ(多分、60)/53/75
巨乳ちゃん 100/60/88
鷹 90/57/85 
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 15:16:17.31 ID:Nq1iKDjp0
女賢者「ふーん、随分とお楽しみだったようで」


彼女はキスされた側の頬をつついてくる


男「あれは不可抗力だったんだよ」

女魔法使い「どうだかね」


物凄く居づらい雰囲気になったので部屋を出た
全員のスリーサイズは調べ終わっているので、大金持ちの所に報告するとしよう


男「......という訳です」

大金持ち「ご苦労だった。仕事が速くて助かるよ」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 15:27:07.94 ID:Nq1iKDjp0
執事「私からも感謝します。私がやると完全にセクハラなのでね」

男「いえ、俺は仕事のある限り働きますので」

大金持ち「頼もしい若者だ。君の未来に期待しているよ」

男「光栄です」


大金持ちはやりとりを終えるとソファーに深く腰掛ける
何かを察した様子の執事に目配せをすると、彼はどこかへ行った


大金持ち「それでは報酬をとらせよう」

男「はい」

大金持ち「よし、持ってこい!」


彼が合図するとガラガラとキャリア付きの台に載せられて>>361
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 15:28:06.16 ID:Nq1iKDjp0
すみません、訂正します

>>362が運びこまれてきた

です
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 15:43:21.39 ID:rA7WI/tJo
珍しいアイテムや装備品の数々
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 16:04:19.64 ID:hhUg33F70
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 20:34:23.21 ID:Nq1iKDjp0
運びこまれてきたのはアイテムや装備品
そのいずれもがきらびやかに輝いている
これらは間違いなく珍品や業物であると直感的に分かる


男「......これは」

大金持ち「最初は金銭を渡そうと思っていたんたがな、君の目を見ていてこれにしようと思ったんだ」

男「では選ばせていただきます」

大金持ち「......ふふ、やはりそうか」

男「?」

大金持ち「別に全てくれてやってもいいと思っていたんだがね」
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/11(土) 20:43:07.85 ID:Nq1iKDjp0
彼はいくつかのアイテムや装備品を貰うことにした
そして、それを部屋に持ち帰った
折角なので、今晩は泊まっていってくれとの事だ


男「おーい、ドア開けてくれ」

女賢者「どうしたんですかドアぐらい開けれ......!?」

女魔法使い「それ何!?」


彼は抱えたアイテムや装備品を部屋に置いた


男「これは報酬だ」

女賢者「豪勢ですね」

女魔法使い「依頼は気に入らなかったけど、この報酬なら文句は言えないね」
197.82 KB Speed:0.3   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)