【対魔忍RPG】まりの大冒険 ふたたび

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84 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:02:33.47 ID:5z9OpdEU0
>>83
誤字ったのでもういちど

さあっ…とまりの顔が青ざめる

「いるんだよ、そういうのを観て興奮したり、オ○ニーしたりするヘンタイが…とくにこういうガラの悪い街ではな…」

ジョッキの酒をあおりながらオークが続ける。
85 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:04:43.93 ID:5z9OpdEU0
>>84
また誤字ったのでもういちど


さあっ…とまりの顔が青ざめる。

「いるんだよ、そういうのを観て興奮したり、オ○ニーしたりするヘンタイが…とくにこういうガラの悪い街ではな…」

ジョッキの酒をあおりながらオークが続ける。
86 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:05:27.65 ID:5z9OpdEU0
「まず、弟の『狂二』…ムカつくことに結構なイケメンなんだが…そいつが女をひっかけてくる。で、兄貴の『狂一』が…こいつは飲んだくれのクソ野郎でな…女をレイプするなりバラすなりして…その様子を映像に収めて、闇のルートで売りさばくんだよ」

「ひっかけてくる女は、奴隷娼婦だったり、戦争難民だったり、家出少女だったり…まあ、身寄りがなかったり、突然いなくなっても騒がれないようなのを選んでるらしいぜ。おまけに奴らのビデオはお偉いさん…政治家だとか、ヤクザの親分にもファンがいるらしくてな。多少のことはもみ消されちまうんだと」
87 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:06:10.65 ID:5z9OpdEU0
「その狂一とかいうのが、私たちが探している男だと?」

「ああ、星形のチャームをジャラジャラ着けてたんだろ?それは『星になった女の数』をアクセサリーにしてるんだよ。小さい星が1人、大きい星が10人。最近50人を超えたから、全部大きいチャームに変えるとなんとか…」

「ゲスが」

ギリ、と歯ぎしりをして紅は吐き捨てた。

「ああ、ゲス野郎だよ。すっかり酒がまずくなっちまった」

飲みかけたジョッキをテーブルに戻し、オークがため息をつく。
88 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:07:05.56 ID:5z9OpdEU0
紅がポケットから小さな包みを取り出し、オークの前に置いた。

「それで飲みなおしてくれ。あと、その兄弟が根城にしてる場所を教えてくれ」

「いいけどよ…やっぱ乗り込むのか?下手に関わらないほうがいいと思うがなあ」

「私が半グレ風情にどうこうされるとでも思うのか?」

「ま、確かにそうか…。だが気をつけろよ。弟はともかく兄貴の方はかなり腕っぷしが強いらしいからな」
89 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:07:51.26 ID:5z9OpdEU0
「行こう。急いだほうが良さそうだ」

「はい…」

不安げな表情のまりが紅に続いて店を出る。

(嫌な予感がする…。たぶん、紅さんも同じことを…)

しかし、前を歩く紅の足取りはぶれない。

(ううん、余計なことは考えないようにしなきゃ…紅さんの足手まといにならないように…)
90 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:08:18.42 ID:5z9OpdEU0
(どうか…どうか、間に合ってくださいっ!)

祈るような気持ちで、まりは紅の後を追いかけた。
91 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:09:39.42 ID:5z9OpdEU0
――
――――
――――――
92 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:10:52.27 ID:5z9OpdEU0
――センザキ港は、江戸時代の埋めたて工事によって築かれた歴史ある港である。

かつては大規模な石油コンビナートを中心に様々な企業が工場を構えて栄えたが、今やその面影はない。

放棄された工場や倉庫は犯罪組織の根城と化し、国籍不明の船が夜な夜な停泊する危険地帯と化している。
93 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:11:39.69 ID:5z9OpdEU0
まりと紅は、オークから聞き出した倉庫の前にたどり着いていた。

外から中の様子は見えないが、明らかに人の気配がする。

「準備はいいか?」

「…はいっ」

まりが力強く頷く。

(大丈夫…紅さんが一緒だから…それに、私だって…たくさん修行したんだから…)
94 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:12:23.87 ID:5z9OpdEU0
倉庫のカギは開いていた。

一歩足を踏み入れると、中はあらゆるものが散乱する“ゴミ屋敷”と言うべき空間であった。

衣類、雑誌、食べ物のパッケージ、ぼろぼろの家具、壊れた電化製品、よくわからないどろどろしたもの――おそらくもとは生ゴミだったのだろう――それぞれがごちゃごちゃに散らばり、あるものは異臭を放ってる。

対魔忍として数々の修羅場を潜り抜けてきた紅も、さすに鼻をしかめざるを得なかった。
95 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:13:10.00 ID:5z9OpdEU0
しかしよく見ると、倉庫の中心には比較的きれいなソファー、テレビ、テーブル、パソコンなどが集められたスペースがあり、ちょうどリビングのような空間になっていた。

そのソファーの上で、大柄な男が一人、寝そべって酒を飲んでいる。

「…あ?オンナ…?」

二人に気づいた男が振り向く。
96 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:13:54.99 ID:5z9OpdEU0
「狂二のやつ、もう次の女優を見つけて来たのかあ…?」

「ブヘヘ…ついこないだ撮影したばっかだってのに…おにいちゃん疲れちゃうよお…」

目の焦点が合っていない。よく見るとテーブルの上に注射器のようなものも見える。
97 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:14:26.85 ID:5z9OpdEU0
ぞくっ。

(ついこないだ…撮 影 し た…?)

まりの額から冷や汗がふき出す。
98 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:15:08.00 ID:5z9OpdEU0
「夜分にすまない。私たちは人探しをしているんだ。この女性を…」

紅はあくまで丁寧に、和香の写真を男に差し出した。

「さがすう…?」

男は右手に持っていた蒸留酒の瓶を左手に持ち替え、空いた手の親指でこめかみをぐりぐりと刺激しながら、写真に目の焦点を合わせようとしている。

不用意に持ち替えた酒瓶は傾き、こぼれた酒がソファーを濡らしているが、気にする様子はない。
99 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:15:53.16 ID:5z9OpdEU0
「……ああ、客か…ヒヒっ…可愛い顔して好き者かよ…まあ…見かけによらねえよな…こういうこたあ…」

男はよろよろと立ち上がり、テーブルの横に置かれたパソコンの前に腰を下ろす。

その腰には、10円玉ほどの大きさの、星形のチャームが5つ、ぶら下がっていた。
100 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:16:40.27 ID:5z9OpdEU0
「ネエちゃんたち初めてだよな……誰から聞いてきた…?…いや、いいや…大体想像つく…狭い業界だからな…ヒック…」

「初めてにしては…ヒック…目の付け所がいいや…ヒヒ…こいつは大ロングセラーだからな…」
101 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:17:16.98 ID:5z9OpdEU0
心臓が早鐘を打つ。

呼吸が荒くなる。

まりは、無意識のうちに紅の体に身を寄せていた。

紅は微動だにしていない。
102 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:18:08.22 ID:5z9OpdEU0
「最近はいろいろと…昔より難しくなってなあ…ヒック…この場で『モノ』を確認してもらって…OKならディスクに焼いて渡すんだ…」

のろのろとキーボードを操作しながら男が言う。

「……準備オーケー…ヒック…ほれ、確認しな…間違いないと思うがね…ヒヒ…」

カチッ。

男がマウスをクリックした。
103 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:18:41.10 ID:5z9OpdEU0
「!!!!うわあああああああああああ!!!!!!!!!」

まりの絶叫。
104 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:19:23.23 ID:5z9OpdEU0
――モニターに映し出されたのは、地獄だった。
105 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:20:10.71 ID:5z9OpdEU0
――それは、少女が破壊されていく映像。

ノコギリで足を切断され、鉈で手を叩き潰され、ペンチで歯をへし折られていく。

――悲鳴。

――笑い声。

――グチャグチャ。

――「お父さん」――
106 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:21:15.30 ID:5z9OpdEU0
「この『女優』で間違いないだろ?ヒヒ…。名演だろ…今でも忘れられねえや…」

男が――オソメ・ブラザーズの狂一が、夢見ごこちでモニターに向かって語り掛ける。

半開きの口をぎこちなく動かすその様子は、明らかに薬物の影響であった。

「同じ女優でも奴隷娼婦なんかはよ…もう頭がイッチまってて…いざクライマックスってときも大して反応しないようなのが多いんだ…」

「この撮影のときは運が良くてなあ…久々に生きのいいのが手に入ったんだよ…ヒッ…」

「もちろん俺様主演のレ○プ・パートも収録されてるからな…。クク…。続きは製品版で…」
107 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:22:16.18 ID:5z9OpdEU0
再生画面を閉じた狂一が振り向く。

まりは両耳を塞ぎ、震えながらしゃがみ込んでいた。

「なんだあ…刺激が強かったか…?でもあんたの方は問題なさそうだな…ヒヒッ…」

「…。」

紅は微動だにしていない。

「さ、金だ…。持ってきてるんだろ…。ヒヒ…。しかしアンタ良い体してるよなあ…。どうだ、この後…」

狂一が下品に指を動かしながら紅に右手を伸ばす。
108 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:24:14.54 ID:5z9OpdEU0
――その右手が、手首から切断された。
109 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:25:35.22 ID:5z9OpdEU0
「…は?」

「酔い覚ましだ。少し飲みすぎているようだったからな」

「はひーっ!」

「なにっ、すんだテメエエエエ!!」

狂一が左手に持った酒瓶で紅に殴りつけてくる。

ザシュッ。

しかし、その手が今度は肘から切断される。
110 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:27:34.47 ID:5z9OpdEU0
「うぎゃあああああああ!!!」

「少し効きが弱かったか?ヤ○中には強めの刺激が必要ということだな」

もんどり打って床に転げ落ちた狂一に、紅がゆっくりと近づいていく。


その両手には抜刀した小太刀が握られている。

「なっ…なんだあっ…なんなんだテメエは…?」

「私たちは対魔忍だ。お前が言う『女優』の父上からの依頼で彼女を探しに来た」

「ふっ…ざけんなクソがああああああああ!」

狂一は悪態をつきながらも、両手が無くなっていてはどうしようもない。背中を床に着けたままずりずりと交代することしかできなかった。
111 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:28:51.33 ID:5z9OpdEU0
「私もこういったやり方は好きではなかったのだがな…貴様の素晴らしいビデオのおかげで興味が湧いた」

「ひっ…」

「“この後俺と付き合わないか”さっきはそう言おうとしたのか?」

「ひっ…」

「願ってもないことだ。よ ろ こ ん で――」

紅が小太刀を構える。

「ひーっ!!!」
112 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:29:38.18 ID:5z9OpdEU0
バーンッ!

その時、倉庫のドアから別の男が駆け込んできた。

「兄貴!どうした!?」

金髪に優男ふうの整った顔立ち――オソメ・ブラザーズの狂二だ。

手には拳銃が握られている。
113 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:31:16.16 ID:5z9OpdEU0
「狂二っ!対魔忍だっ!殺せっ!ぶっ殺せっ!!」

狂一が吠える。

「兄貴から離れろおっ!」

パン!パン!

狂二が紅に向けて発砲した。

「風陣斬!」

キイイイィイン!

紅の斬撃が弾丸を弾き飛ばす。
114 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:32:15.07 ID:5z9OpdEU0
「まり!やるぞ!一気に片づける!」

まだうずくまったままのまりに向けて紅が叫んだ。

「君は対魔忍だろう!?立て!魔を討て!それが君の役目だ!」

「…っ!はい!土遁・土劉破!」

まりが拳を床に叩きつけると、いくつもの巨大な岩が床を突き破って生えてきた。

「なにっ!?」

「なっ…なんだあっ!?」

115 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:33:30.64 ID:5z9OpdEU0
「絶技・旋風陣!」

ゴオオオオオオォォオオオオオ――!!

紅の刃が生んだ風が岩を砕き、鋭利な礫を含んだ暴風となってオソメ・ブラザーズに襲い掛かる。

「うわあああああああ!!!!!」

この技はかつて、二人が本の魔人を倒した際に編み出された必殺のコンビネーションである。

「貴様ら如きには勿体ない技だ…」

紅が呟く。
116 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:35:07.13 ID:5z9OpdEU0
ガシッ。

その右腕を、何者かが掴んだ。

「なにっ」

ゴッ!

「うぐっ!?」

完全なる不意打ち。

腹に強烈な蹴りを食らった紅の体がくの字に折れる。

「はーっ!」

紅の右腕を左手で掴んだままの狂二が、うつむいた紅の後頭部めがけて右肘を振り下ろす――
117 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:36:13.40 ID:5z9OpdEU0
「土遁・土劉破ッ!」

――間一髪。

二人の真横から生えてきた岩が狂二を突き飛ばし、腹を抑えながらよろける紅をまりが抱き止めた。

「紅さん!!」

「…!ゲホッ……!」

吐血。

(そんな…!紅さんが一撃で…)
118 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:37:03.18 ID:5z9OpdEU0
「がああああああああ!」

体制を立て直した狂二が突進してくる。

「ッ!土遁・土劉破!」

まりが新たな岩を生やし、行く手を遮った。

「うらあああ!!!」

ゴッ!!

(うそっ!?)

なんと、狂二は素手で岩を破壊し、なおも二人に迫ってくる。
119 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:38:16.38 ID:5z9OpdEU0
「せっ…ん風陣!」

ビュオッ!

「ぐうっ!?」

紅が再び繰り出した風が破壊された岩の粉塵を巻き上げ、狂二に降りかかる。


威力はないが、はじめから目くらましのための攻撃だ。
120 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:39:08.25 ID:5z9OpdEU0
「距離を…取れ!…一旦…!」

「はい!土遁・土劉破!」

まりは無我夢中で狂二の周囲に岩を生やした。

ゴガガガガガガガガ――!!

「うううああああああああああぁぁああああああ!!!」
121 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:39:39.78 ID:5z9OpdEU0
――轟音。
――――粉塵。
――――――狂二の絶叫――。
122 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:40:40.43 ID:5z9OpdEU0
「はーっ、はーっ、はーっ」

粉塵が収まると、狂二が忌々しげに岩を弾きとばして這い出てきた。

「どこに行った…?」

衣服はズタズタに破れ、その下の肌が――いや、本来肌があるはずの場所には、無機質な金属性の装甲が覗いている。

「出てこい対魔忍!コソコソするんじゃねえっ!」

倉庫内は砂と砕かれた岩とが散乱しており、まりと紅はどこにも見当たらない。
123 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:41:49.10 ID:5z9OpdEU0
「………う……」

うめき声。

「…じ…狂…二…」

狂二が声の咆哮に振り向くと、岩の下敷きになった狂一が助けを求めている。

「兄貴!」
124 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:42:26.53 ID:5z9OpdEU0
「狂…ジ…おまえ…それ…」

「…ああ、これ…。ちょっとずつ手術したんだ…気づかなかったろ…」

「と、にかく…だして、くれ…」

「わかってるよ」

グッ。
125 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:43:38.25 ID:5z9OpdEU0
狂二は兄に覆いかぶさった岩――ではなく、なぜか狂一の頭を掴んだ。

「…は?」

「……」

「おい…なにして…」

「兄貴…」
126 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:44:19.74 ID:5z9OpdEU0
狂一の背筋が凍った。

自分を覗き込んだ弟の視線――声――どちらも人間のものとは思えなかった。

恐ろしく冷たい――まさに機械のような――。
127 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:44:49.36 ID:5z9OpdEU0
「俺…撮影のときはずっとカメラマンだったろ…。たまには俺にもヤらせてくれって何度も頼んだけどさ…。兄貴、一回も耳を貸してくれなかったよな…」

「な、んだよ…なん、で、いま…」

「女をひっかけて来るのは俺なのにさ…。でも兄貴強いから…。いっつも最後は力で脅してさ…。だから強くなることにしたんだよ…俺も」
128 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:45:22.97 ID:5z9OpdEU0
「があっ!?」

狂二の手に力がこもる。

「すげーだろ?実はもう脳以外は全部機械なんだぜ…俺…」

「奴隷娼婦抱いてもさ…ナンパした女抱いてもさ…ダメなんだよ…。俺は…兄貴と同じなんだよ…。『殺しながら抱かねえと』さ…」
「気づいてたか、兄貴…美春と俺はデキてたんだぜ…。あいつ、本気で俺に惚れてて…自分だけは絶対殺されないと思ってて…。もう、イチかバチかでヤっちまおうと思ってたんだ…」
129 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:46:40.33 ID:5z9OpdEU0
「あっ、あっ」

狂一が魚のように口をぱくぱく動かしている。顔がうっ血し、目玉が飛び出しそうだ。

「なのにさ…。あんなオヤジに見つかったからって美春を殺しやがって…。なにが証拠隠滅だ…。今更足がつくワケねえだろが…。」

「どうせラリってわけわかんなくなってたんだろ…。アンタはいつもそうだ…。もう限界だよ…。ああ…『我慢の限界』ってやつだ!」

「や゛め゛ロ゛お゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛ぉ゛オ゛ォ゛ぉ゛お!!!!!!!!!!」

130 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:47:20.86 ID:5z9OpdEU0
バギャッ。

狂一の頭部が粉砕された。
131 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:49:16.94 ID:5z9OpdEU0
「……………」

狂二は、手に残された兄の脳漿をじっと見つめ――

「…………………………ハッ」

ぐちゅぐちゅと、何度も手でもて遊び――

「アハハハハハはははハハハハハハぁハハハハハ!!!!!!」

――おぞましい、高笑いを上げた――。
132 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:51:23.47 ID:5z9OpdEU0
(くそっ…サイボーグだったのか…。油断した…!)

巨大な岩盤の陰で、紅が腹の痛みを必死でこらえながら様子を覗っている。

「だ、大丈夫ですか…?」

「問題ない…。この程度…。しかし…」

(旋風陣を受けても無傷…。そしてあの怪力…。どうする…?)

(やはり、“奥の手”を使うしか…だが、このダメージでは…)
133 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:52:21.10 ID:5z9OpdEU0
「紅さん」

「なんだ…?」

「私に、考えがあります」
134 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:53:33.93 ID:5z9OpdEU0
ドクン。

まりを振り返った紅の心臓が激しく収縮した。

眼鏡の奥の瞳が鋭い輝きを放っている。

顔を合わせただけで、彼女の感情が流れ込んでくるようだ。

『決意』『覚悟』――そして――激しい『怒り』――

紅が今まで目にしたことがない“篠原まり”が、そこにいた。
135 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:54:38.81 ID:5z9OpdEU0
(いや、違う…。私は…。私は、このまりを知っている…)
136 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:55:26.52 ID:5z9OpdEU0
――(君の力が必要だ。協力してくれるか?)

――(はいっ!でも、どうやって…)

――(互いの為すべきことを。対魔忍であれば、それはわかるはず)
137 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:56:24.46 ID:5z9OpdEU0
「フッ…。あの時と同じ、だな」

「でも、今度は立場が逆です」

「確かに…。ならば…」

「“互いの為すべきことを”、ですよね!」

「ああ!」
138 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:57:09.40 ID:5z9OpdEU0
ひらり、と紅が岩盤を飛び越え、狂二の前に降り立つ。

「なんだ、出て来たのか…。ちょうどいいや、お前を俺の女優第一号にしてやる!」

「悪いが、私は黙って凌辱されるような女ではない…。対魔忍なのでな」
139 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:58:18.78 ID:5z9OpdEU0
「ハアッ!」

紅が狂二に切りつける。

キイイイイン!

「切れねーよ!」

ボッ!

難なくガードした狂二の拳が唸りをあげて紅を襲う。

「くっ!」

紙一重でかわすも、狂二のラッシュは止まらない。
「ハーッ!」

ボボボボボボッ!

(間合いを保て…!つかず離れず…!コイツの意識を、私に集中させる!)
140 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 18:59:44.27 ID:5z9OpdEU0
「動きが鈍いぜ!ダメージ抜けてねえんだろお!?」

ブアッ!

「ウッ…」

致命的なアッパーが紅の顎をかすめ、体勢が崩れる。

「もらったあっ!」

狂二がトドメの一撃を紅に放つ。
141 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:01:53.52 ID:5z9OpdEU0
ゴッ!

そのとき、背後から隆起した岩が狂二に襲い掛かった。

「ワンパターンだなあ!対魔忍!」

しかし狂二は振り向きざまに裏拳で岩を破壊――

「はああああああああ!!!」
142 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:02:43.86 ID:5z9OpdEU0
「なにっ!?」

さすがの狂二も完全に不意を突かれた。破壊した岩の中からまりが飛び出し、全力の右ストレートを打ち込んできたのだ。

(これは…マズイ!)

ガアアァン!

紅の斬撃をもろともしない狂二が、まりの拳を両腕でガードした。そこに込められた恐るべきパワーを瞬時に感じ取ったのだ。

(よし、狙い通りです!)
143 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:04:18.15 ID:5z9OpdEU0
――(すげーだろ?実はもう脳以外は全部機械なんだぜ…俺…)

(違う…そんなはずありません!)

――(奴隷娼婦抱いてもさ…ナンパした女抱いてもさ…ダメなんだよ…。俺は…兄貴と同じなんだよ…。『殺しながら抱かねえと』さ…)

(この人にはある…機械化できない場所が!失いたくないものが!)

ドッ!!
144 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:04:50.36 ID:5z9OpdEU0
まりの前蹴りが――規格外の破壊力を込めた足刀が――狂二の股間に突き刺さった。
145 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:05:31.00 ID:5z9OpdEU0
「ここは生身…ですよね!」

――グジュリ。

「……ぷにっ」
146 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:06:41.14 ID:5z9OpdEU0
狂二は聞いた――股間の左で、腐った果実を踏みつけたような音がするのを――

(つ、潰れえっ!?つぶれたアッ!?お、俺の、おれのがあっ?!!?!!)

(せ…生殖器は機械ではないッ!まりのやつ、とんだ奇策を…!)
147 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:07:45.33 ID:5z9OpdEU0
「うりゃあっっ!」

すかさず狂二に肉薄したまりが、一本背負いで狂二を投げ飛ばす。

ドンッ!

「がはっ!?」

「ふんっ!」

後頭部と背中をしたたかに打ち付けた狂二の胸めがけて、まりが全体重をかけたエルボーを落とす。

ドガッ!
148 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:09:34.83 ID:5z9OpdEU0
「ぐうっ…ううう〜っ!」

なんとかガードした狂二だったが、まりの右手は流れるような動きで狂二の股間を捕らえている。

右側を。
149 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:10:09.86 ID:5z9OpdEU0
「ナイスディフェンス、です」

ギュッ。

「やめッ!」

ぐちっ!

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!」
150 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:11:18.20 ID:5z9OpdEU0
狂二は口から泡を吹き、がくがくと痙攣しながらのたうち回る。

ばっ、と飛びのいて距離をとったまりが、渾身の力を込めて両拳を地面に叩きつけた。

「土遁・裂閃牙!!!」

地面から巻き上がった土砂が蛇の形で渦を巻き、一斉に襲い掛かる。

ガガガガガガガガガガガガガガ!

「ぬうああああああああアアあああぁああああ!!!」

狂二のサイボーグ・ボディが、徐々に、徐々に砂に削り取られていく。
151 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:12:02.11 ID:5z9OpdEU0
タッ。

紅が飛んだ。

「絶技ッ!旋・風・陣!」

ゴオオオオォォオオオ――!!

「うああああああああああああああああああああああああああああ…」

断末魔が風にかき消され――やがてそれが止み――砂と金属片が、雨のように降り注いだ――。
152 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:14:56.19 ID:5z9OpdEU0
「おい、立てるか?」

「だ、だいじょうぶですぅ〜。ちょっと…力、抜けちゃって…あはは…」

地面にへたりこんだまりを紅が引き起こした。
153 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:15:43.75 ID:5z9OpdEU0
「…本当に強くなったな、まり」

「ふえっ!?」

「私は、まだどこかで君を見くびっていたのかもしれない…」

「いえいえいえいえ!?そんな、ほ、褒めすぎですよう…。」

顔をふにゃけさせながら照れるまり。

(しかし、まさかあんな戦法を思いつくとはな…そら恐ろしい子だ…)
154 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:16:31.21 ID:5z9OpdEU0
――実のところ、紅の顔には、若干の“苦笑い”が浮かんでいたのだが…。

「えへへへ…」

当のまりは、知る由もない――。
155 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:17:37.42 ID:5z9OpdEU0
――
――――
――――――
156 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:19:12.65 ID:5z9OpdEU0
――一週間後。

まりは、センザキにある紅のアジトを訪ねていた。

「あの後、倉庫に残されていた悪趣味なデータは全て回収した。…やはり、5年前に悪党どもを手引きしたのは美春さんだったらしい」

緑茶を運んできた紅が続ける。

「森浦さんの店に努める前の美春さんは、かなり荒んだ生活をしていたらしい。ようやく足を洗って、まっとうな人生を歩もうとしたところで森浦さんに雇われて…。プロポーズされたときは、本当に嬉しかったのだろうと思う」

「――だが、その幸せはあと少しのところで打ち砕かれてしまった。激昂した美春さんは昔の仲間に連絡を取ってしまい…あの惨劇に繋がってしまった…」
157 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:21:01.18 ID:5z9OpdEU0
「でも、いくらなんでも…。あんなことをするなんて…」

「まさしく、“魔が差した”のだろうな。人は感情を爆発させると、時に思いもよらないことを――自分でもどうしてこんなことを、と思うようなことをしてしまう。自分のなかに巣くう“魔”に負けて破滅していく人を、私は何人も見てきた」

ズズ…と茶を啜った紅が苦々しげに顔をしかめる。

「対魔忍として戦い続けるならば、魔族や魔物だけでなく、人の心に潜む“魔”とも戦わなくてはならない。それが私たちの宿命なんだ」

「――だから、こういったことにも慣れていかなくてはいけない」
158 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:21:39.04 ID:5z9OpdEU0
紅が茶碗を置き、折りたたまれた便箋をまりに差し出した。

「これは…?」

読んでみろ、と紅が目で語り掛ける。
159 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:22:18.22 ID:5z9OpdEU0
――心願寺紅様・篠原まり様

この度は娘の仇を討って頂き、感謝のしようもございません。

ようやく私も、天国の娘に謝罪に赴く決心がつきました。

これも全て、お二人のおかげです。

本当に、ありがとうございました――

160 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:23:48.75 ID:5z9OpdEU0
「…!!」

「私も、すぐ家に駆け付けたのだが…。間に合わなかった…」

「そんな…!そんなのって…!!」

「気にするな。君は立派に任務を果たした。その後に起きたことは君のせいじゃない」

まりは俯いた。

涙が頬を伝わり、森浦の遺書に滴る。
161 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:24:50.92 ID:5z9OpdEU0
「約束の報酬だ。それと…」

「私、いいです」

「受け取るんだ。それが依頼者への礼儀になる。それと、人の話は最後まで聞くものだ」

ドサッ。

紅がテーブルの上に置いたのは、札束が入った封筒と――何十冊ものノートだった。

162 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:26:24.59 ID:5z9OpdEU0
「…?」

「森浦さんのレシピ・ノートだ。好きに使ってほしいという書置きが残されていてな」

「ええっ!?これ、全部ですか!?」

「ああ。すごいぞ、和・洋・中、君が好きな甘いものまでばっちり網羅されてる」

「ふわあ…」
163 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:27:33.50 ID:5z9OpdEU0
「…まり。よければなんだが…私と料理の練習をしないか?」

「え?」

「いや、私もこういう漫画みたいなセリフは好きじゃないんだが…。ほら、あるじゃないか…。“森浦さんの料理を私たちが受け継げば、私たちの中で森浦さんは生き続ける”…とか…なんとか…」

紅が照れ臭そうに頬をかきながら目をそらした。
164 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:28:36.39 ID:5z9OpdEU0
「…ふふっ。ふふふふ…」

「わ、笑うなよ!私だって言おうか迷ってたんだぞ!でも、君が落ち込んでいたから…」

「ふふふ…すみません、紅さんが…まさかそんな…ふふふふふ…」

まりが眼鏡をずらし、人差し指で涙をぬぐう。

165 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:29:26.37 ID:5z9OpdEU0
「…ありがとうございます。私なんかでよければ、ぜひ!」

「うむ。料理は食べさせる相手がいれば上達が早いと言うからな。二人で試食しあえば効率がいいだろう」

「楽しみです、紅さんの料理!」

「私もたまにはあやめに手料理を振舞ってみたいしな…。それと、あいつにも…」

「あいつ?」
166 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:30:34.87 ID:5z9OpdEU0
「あ!?いやいや、あー…、あつい、暑いなあ、今日は!暑い!うん!」

(うわっ!?めちゃくちゃベタなやつだ!)

「もしかして、例の“王子様”のことですか?」

「なっ!!??!?」

紅の顔が爆発した。
167 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:31:53.90 ID:5z9OpdEU0
「なななっ、なんの話だっ!?そ、そんなことは――」

「去年、酒場にご一緒したときにオークさんたちが言ってました」

「し、知らんっ!知らんぞっ!というか、酒の席での話を間に受けるんじゃないッ!」

「でも」

「知らないっっ!!!そんな奴はいないっっっッ!!」

紅はノートの山から一番上のものをひっ掴み、顔に押し付けるようにして読み始めてしまった。

168 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:32:48.10 ID:5z9OpdEU0
(わかりやすいなあ…)

紅の、普段のクールさからは想像もつかない取り乱しぶりに唖然とするまり。

「じ、じゃあ、わたしはこの“和菓子@”って書いてあるやつからにしますね…?」

「………」

無言。
169 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:33:26.21 ID:5z9OpdEU0
(はわわ…。ちょっと、怒らせちゃったかな…?)

紅の様子を覗いながらゆっくりと表紙を開く。

“団子”“汁粉”“揚げまんじゅう” ――和菓子好きの彼女にはたまらない言葉が並んでいる。

(…でも、いつか聞きたいな…紅さんの“王子様”の話…)
170 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:33:57.35 ID:5z9OpdEU0
(きっとその人も、紅さんみたいに素敵な人なんだろうな…)

そんなことを考えながら、まりはページをめくりはじめた――。
171 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:38:37.94 ID:5z9OpdEU0
おしまい

ちなみにまりの大冒険は5/22まで復刻中なんだ
みんなで対魔忍になるんだ
絆が深まるんだ
172 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:54:28.37 ID:5z9OpdEU0
>>32
見直したら誤字ったのが直ってなかったのでもういちど

「…まり、もし良ければなんだが…このまま私の仕事を手伝って貰えないか?」

「えっ」

「せっかくのオフに申し訳ないんだが、君の力があれば私も心強い。もちろん報酬も」

「やりますっ!私、頑張りますっっ!!」

(また紅さんと一緒に戦える!)

高翌揚感でハイになったまりが恐るべきスピードで屋台を引いていく。
173 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 19:57:42.25 ID:5z9OpdEU0
え、なんで、、、打ち直してるのに、、、
174 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 20:00:01.67 ID:5z9OpdEU0
「高翌揚感」ね

禁断の誤字二度打ち…!

175 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 20:01:04.73 ID:5z9OpdEU0
高 揚 感 ね

禁断の三度打ち…!
176 : ◆H5MbwxPKRo [sage]:2020/05/16(土) 20:01:42.87 ID:5z9OpdEU0
おそらく何かのNGに引っかかったものと考えられる
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/16(土) 21:02:39.25 ID:SuYoBnOx0
恐らくだがメール欄が「sage」になってるからだ、俺みたいに[saga]になってればフィルターが掛からん


高揚感

高揚感→高翌揚感

魔力→魔翌力

みたいになる
178 : ◆H5MbwxPKRo [saga]:2020/05/17(日) 10:57:30.06 ID:K5P1soMu0
高揚感
179 : ◆H5MbwxPKRo [saga]:2020/05/17(日) 10:58:16.57 ID:K5P1soMu0
なるほどね
情報提供感謝なんだ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 02:32:40.39 ID:8IkpDSgyo
まりの大冒険はいいシナリオだったね
この話も好き二人ともかわいい
おつでした
181 : ◆H5MbwxPKRo [saga]:2020/05/18(月) 11:23:14.07 ID:aVSP4FXC0
誤字とかNGワードとかでグダったけど楽しんでもらえたなら幸いなんだ
実は構想だけだけどクリア主人公の話も考えてあるんだ
完成させられるかはわからんけどなブヘヘへ
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