開拓者「安価と魔法で町を作ります」

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65 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/22(金) 23:23:04.55 ID:0JNoH1Tao
開拓者「筆記のスキルはいろいろな職業とシナジーがある気がします」

開拓者「今後の指導次第で化けるかもしれませんし、特に何もないかもしれません」


↓1、2 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 23:24:44.02 ID:PP1TG/zt0
学校
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 23:33:40.32 ID:94/rIUjtO
農具屋
68 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/22(金) 23:54:58.09 ID:0JNoH1Tao
●施設
・学校……小中高一貫。子供たちの学習のみならず大人の職業訓練にも使う。
・農具屋……農具の製造と販売を行う店。

●ステータス
第一次産業Lv.4.5→5
第二次産業Lv.2→2.5

書記「チャイムが鳴る前に席についてください!」

子供「宿題忘れたあ」

包帯の女の子「学校だるいー」


開拓者「学校を建てました」

開拓者「今までどこで授業してたかって? 私の自宅ですよ」

開拓者「今は大人の皆さんがそれぞれ学生時代の得意分野を教えています」


“祝 農具屋 独立オープン”

農家「品揃え増えてるなー」

林業家「おっ、マイナーな道具まで」

農家 兼 スタッフ「林業用、畜産用の道具もそろえています。ここにないもので欲しいものがあれば、ぜひご相談ください」

開墾者「スコップが折れてしまったのだが、直せるか?」

製錬工員 兼 スタッフ「ああ、このくらいならちょっとお時間いただければ」
69 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 00:04:28.47 ID:VcQHQucWo
開拓者「農具店はショッピングモール内にテナントがあったんですけれど、独立しました」

開拓者「テナントが一つ空きましたね」

林業家「俺が木材店を始めるよ」

開拓者「営業中のテナントも品切れが目立ちますね……」

スタッフ「すみません。ここの生産品しか取り扱えない状態でして」

開拓者「物流をなんとかしないといけませんね」


開拓者「普通は道を引くか、線路を通すのですけれど……」

開拓者「魔法の力でワープホールを開けることもできますし、かぼちゃの馬車なんてのも可愛いですね」

ガイド「一応、森の中に小道がございます。立て看板で案内もしています」

開拓者「あ、温泉も放置していたのを思い出しました」

開墾者「脱衣スペースは俺が設けておいたが、それだけだな」

開拓者「温泉施設といっても色々なタイプがありますよね」

開拓者「レジャー性の強いものから、露天風呂つきホテル、複数の温泉旅館が軒を連ねるのも風情があって好きです」
70 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 00:06:25.92 ID:VcQHQucWo
開拓者「住民の皆さんに魔法でやってほしいことを聞いてまとめておくよう、書記さんに頼んでおいたのですけど」

開拓者「どんな要望が集まったんでしょう?」


↓1、2 魔法を使います
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 00:07:05.07 ID:duGyVrpq0
開拓者「魔法の力でワープホールを開けることもできますし、

これ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 00:12:47.35 ID:YbCB+qrRO
線路を引く
73 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 00:20:57.12 ID:VcQHQucWo
スタッフ『魔法の力で商品を入荷できるようにしてください』

開拓者「うん」

林業家『森にまともな道を作るべき』

開拓者「うんうん」

ガイド『観光客が来れるように整備を』

開拓者「分かってます」

飼育員『他の町とのアクセス』

開拓者「もうわかりましたから!!」


開拓者「要望の8割これでした……」

開拓者「だったらやってやりますよ! 線路も引きますしワープホールも開けます!」

開拓者「歩道は林業家さんと開墾者さんにお任せします!」

開拓者「お好きな手段でお越しください!」
74 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 00:27:50.59 ID:VcQHQucWo
使者「はい。使者です」

使者「ああ、開拓者さん。魔法研究所は残念でしたね」

使者「はあ。なるほど。線路を引きたいけどどうすればいいか、と」

使者「鉄道でつながりたい町に相談ですね。私が仲介しますので断られる可能性はまず無いかと」

使者「第一開拓者さんはかつて鉄道会社を作り、自分で作った複数の町を繋いだことがありますが……新人には無理ですね」

使者「ええ。そこから近くて駅があるのは……」

使者「『下1』の町と『下2』の町です」


↓1、2 『???』の町 好きな単語を入れてください
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 00:29:46.43 ID:r7uiuW68O
海産物
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 00:33:59.24 ID:f89nZNCDO
77 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 00:49:46.24 ID:VcQHQucWo
使者「海産物の町と緑の町です」

使者「そう。急勾配です。意外にも海が近い山です」

使者「その名の通りの漁師町で、大きな市場があります」

使者「緑の町はですね、かつて第一開拓者さんが森を開拓したときに、畑に葉物野菜ばかり植えたことがあったそうで」

使者「赤や黄色がないことに気づいた第一開拓者さんは、逆転の発想で建物を全部緑色に染め上げたんです」

使者「役所がツタに覆われていて廃墟に見えますけど素敵な町ですよ。常緑樹の森で、雪も降らないので、年がら年中緑色です」


使者「ワープホール? ……あー、無限に魔力があれば、確かに」

使者「それ、維持するのにも結構な魔力を使うんですよ」

使者「つまり、開拓者さんが開拓地を去った後の管理者が必要です」

使者「あ、別にいいですよ。いないならいないで、私が管理者を探しておくので」


開拓者「線路については決定です」

開拓者「で、ワープホールは遠く離れた町でも繋げますけれど、どこにしましょうか?」

開拓者「候補としては、まずは王都」

開拓者「そして州都。学問の都、食の都、鋼鉄の都の王国三大都市が有名です」

開拓者「魔法が盛んな町で知っているのは、魔法の町と、湖畔の町」
78 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 00:52:08.37 ID:VcQHQucWo
開拓者「悩みますね……。どこの町と行き来できるかで、今後の方向性も変わりますからね」

開拓者「どのくらい魔力を消費し続けるかわからないので、様子見として、まずは一か所だけ開けてみます」


↓2 『???』の町 好きな単語を入れてください 本文から選んでもOK
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 00:54:04.46 ID:DOSnzjqHo
湖畔
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 01:28:53.79 ID:0xeB4jNd0
81 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 01:54:41.01 ID:VcQHQucWo
開拓者「湖畔の町……そこは、私が次期開拓者候補として計画者さんとの勝負を行ったときに作った町」

開拓者「この山林が私の開拓のパート1なら、湖畔の町はパート0なのです」

開拓者「あの時も、農林業や金属加工を中心に町を作っていきましたけど……」

開拓者「結局どんな町かというと」

開拓者「老若男女問わず不思議なお薬でメイドさんになってしまう町です」



鉱山労働者「採掘で出た砂利を集めておいたが、どうするんだ?」

林業家「枕木はこれだけあれば足りるか?」

製錬工員「レールの準備は万端だ」

書記「設計図はこちらです」

求職者「学校から白線引きを借りてきたぞ」

開拓者「ではいきますよ……!」

開拓者「収納魔法!!」

求職者「材料と設計図が、小さくなって白線引きの中に!?」

開拓者「この道具は線路引きになりました。押しながら歩くと、線路を引くことができます」

鉱山労働者「よっしゃ、任せろ」

開拓者「まっすぐ引いてくださいね! 曲がったら面倒くさい作業が待ってますよ!」


開拓者「開拓地から海産物の町への崖は、蛇行した坂道になるように整地します」

鉱山労働者「急カーブだと脱線するか。ゆるやかな曲線を意識して……」カラカラ

開拓者「緑の町へは、森の中をまっすぐ整地するだけですね」

鉱山労働者「完全な直線も案外難しい……あ、曲がっちまった!」カラカラ

林業家「ここは人力で直すしかない」

求職者「うわ、やりたくない」

開拓者「もし魔法が使えない開拓だったら、線路すべてがこの作業だったんですよ」

開拓者「そしたら、線路を通すのに1か月はかかったはずです」
82 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 22:57:02.26 ID:VcQHQucWo
開拓者「道路の突き当りの壁、ここにします」

開拓者「湖畔の町へ、ひらけゲート!!」

ブゥゥン……

農家「あ、開いた!」

開拓者「早速ご挨拶に行きましょう」

スタッフ「か、壁にぶつかりませんか? わっ、すり抜ける!」


霧深い湖を囲うように作られた町では、住民が一生懸命に働いていた。

労働者U「疲れて、嬉しい! 労働、楽しい!」

生薬が特産であり、殺菌効果を持つ結界の力で、住民たちは皆健康そうだ。

薬学者「おや、見慣れない顔だねぇ。ウェルカムハーブをあげよう。ヒッヒッヒ……!」

苦しみのないこの町は、巷では楽園と呼ばれていた……。

求職者「恐怖の町の間違いじゃないのか」


女騎士「止まれ! 怪しい者どもめ!」

開拓者「私ですよ」

女騎士「こ、これは我らの前主君に対し、とんだ無礼を……!!」

開拓者「前主君? ああ、新しく来た市長さんが今の主君ですね」

開拓者「ワープホール常設の許可をもらわなくちゃ……」
83 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 23:09:00.36 ID:VcQHQucWo
市長「あなたがこの町を作った指導者さん」

開拓者「今は開拓者です!」

市長「そのような方の依頼なら、喜んでお受けしますとも」

市長「しかし一つ条件を提示させていただきたい」

開拓者「なんでしょう?」

市長「湖畔の町の産業を計算したデータを見てください」

第一次産業Lv.8 主要:漁業・農林業
第二次産業Lv.7 主要:金属加工・半導体
第三次産業Lv.12 主要:ウェディング・観光

開拓者「私がいた頃よりも工業が育ってますね」

市長「半導体の需要が伸びたのが要因です」

市長「このデータを開拓地の現状と比べると、こちらにはワープホールを維持するメリットがないのがお分かりでしょう」

開拓者「レベルが低い上に、得意分野もかぶってますね……」

開拓者「つまり産業を育てて湖畔の町を超えてみろと。よろしい、受けて立ちましょう!」


錬金術師「もし市長さんの許可がおりたら、あたし達がワープホールを守ります!」

霊媒師「ごめんなさい……私達は、これでも忙しいから……」

開拓者「ありがとう。これで後任の問題は解決です」
84 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 23:14:58.46 ID:VcQHQucWo
●開拓地
・駅……改札と小さな待合室を用意した。単線。単式プラットフォーム。
・ワープホール……魔法で作った他の町へ続くゲート。
・案内マップ……町の各地にある掲示板。観光客だけではなく業者への案内も兼ねている。
・モール型ショッピングセンター……様々なテナントが入った複合型商業施設。毎日たくさんの商品が入荷する。
・図書館……本棚に本が並び始めた。今も寄付を募っている。

●その他
海産物の町、緑の町、湖畔の町と行き来できる。

●ステータス
第二次産業Lv.2.5→3
第三次産業Lv.5→5.5
不思議Lv.2.5→3


ガイド「ユニコーン村へようこそ!」

鍛冶師「いい鉄があった。また買いに来る」

錬金術師「マナタケってほんとに運べないんですね……。ワープホールをくぐったらただの毒キノコになっちゃった」

冒険者「指導者さん、湿った森の中を開拓する縛りでもあるのか?」


ショッピングモールに商品が入荷した。

スタッフA「生鮮コーナーだけじゃないの?」

スタッフB「緑の町と湖畔の町を通って、他の地域からも配送されてきているんだよ」

スタッフA「そっか、一気に交通の便がよくなったからなのね」
85 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 23:20:54.52 ID:VcQHQucWo
開拓者「鉄の販路が増えて、物流が活性化しました」

開拓者「緑の町はあまり意味がないんじゃないかと思ったんですけど、そこから先にも各地に道が伸びていたので助かりました」



3週目結果

称号:のどかなユニコーン牧場の村 → 鉄を売る村

〜住民の声〜
書記「ショッピングモールの書店にあった本は一通り図書館に移しておきました」
鉱山労働者「鉄の消費量が増えて、農林業を活性化。工員とスタッフの雇用も生まれた。農具屋は経済を回しているな」

〜来訪者の声〜
漁師「販路が増えて俺らも助かったぜ」
製紙工員「紙は緑色してないから安心して買っていってよ」
86 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 23:21:40.70 ID:VcQHQucWo
4週目

称号:鉄を売る村

●開拓地
・山林……深い森に覆われた山間部。枝葉に遮られた薄暗く湿っぽい地上には多様なキノコが見られる。
・空地……谷沿いに階段状に造成された土地。
・駅……改札と小さな待合室を用意した。単線。単式プラットフォーム。
・ワープホール……魔法で作った他の町へ続くゲート。
・棚田……段状の水田で米を育てている。春から秋にかけて季節ごとに異なる顔を見せる。
・麦畑……麦と大豆を交互に育てている。
・牧場U……広々とした明るい牧場。鶏や牛、その他一般的な家畜のほかにユニコーンを飼育している。
・鉄鉱山……鉄鉱石を採掘している。
・製鉄所……鉄鉱石を焼いて鋼鉄を作る。
・案内マップ……町の各地にある掲示板。観光客だけではなく業者への案内も兼ねている。
・宿泊所……ベッドや浴場を備えた施設。労働者も泊まる施設であるため高級感はないが、観光客も泊まれる。
・モール型ショッピングセンター……様々なテナントが入った複合型商業施設。毎日たくさんの商品が入荷する。
・農具屋……農具の製造と販売を行う店。
・大衆食堂……村で採れた作物や畜産物を使った美味しい料理が食べられる。
・学校……小中高一貫。子供たちの学習のみならず大人の職業訓練にも使う。
・魔法研究所……魔法はなんでもできるので、魔力源の探求や費用対効果の改善などが研究テーマになる。
・図書館……本棚に本が並び始めた。今も寄付を募っている。

●住民
・求職者……王都の求職街で集めてきた地方出身の国民達。特別な技術や知識を持たない。
・農家……まさに開拓の柱。耕すよりも育てる方が得意。
・飼育員……牧場で家畜の世話をする。
・ユニコーンブリーダー……ユニコーンの世話をするゆめかわ少女たち。
・開墾者……土を耕し、水路を引き、農地を作る。開拓者の卵。
・林業家……樹を育てて木材を得るだけでなく、山林を管理する仕事としての側面も持つ。
・鉱山労働者……つるはし片手に毎日鉱石を掘る。
・製錬工員……鉱石から金属を取り出す操作に特化した工場作業員。
・ガイド……町を案内し観光客を楽しませる。
・スタッフ……町の各地で接客業務を行う労働者。
・調理スタッフ……料理を作るスタッフ。
・書記……字がきれい。図書館で司書として働く。観光マップに字を書くなど雑用も行う。

●その他
・魔力補充作用のあるマナタケがたくさん採れる。
・マナタケそのものを栽培、加工、販売することはできない。
・山の中腹から温泉が沸いている。

●ステータス
第一次産業Lv.5
第二次産業Lv.3
第三次産業Lv.5.5
不思議Lv.3
87 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 23:26:33.00 ID:VcQHQucWo
開拓者「せっかく開拓地に来るのが楽になったんですから、他の町から移住する人がいてもいいのに」

開拓者「なぜか王国には、開拓には労働者しか連れてこないこだわり? があるみたいです」

開拓者「何かのプロが必要なら、使者さんに頼んで派遣してもらうことになっているようです」

開拓者「まあ私はそこまで困りませんけれど」


↓1、2、3 労働者に学ばせるテーマ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 23:27:18.87 ID:H89XCBr2O
鉱山採掘に使う火薬の知識
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 23:27:34.41 ID:6RzQmIzD0
文学
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 23:28:00.85 ID:+EXE5ZKnO
使わないままマナタケから変化してしまった毒キノコの兵器転用
91 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/23(土) 23:56:32.09 ID:VcQHQucWo
開拓者「それでは文学の授業を始めます」

書記「お願いします」

つ『文学全集』

開拓者「これを読んでいてください。私は他の授業をしてきますけど、たまに様子を見に来ますからね!」

求職者「自習……!?」


●住民
・鉱山労働者U……発破の技術で毎日鉱石を掘る。
・小説家……文学に触れ、小説を書くことにした。
・書道家……美しい字で有名な詩を書く。
・化学者……特に毒に強い関心を持つ。

●開拓地
・薬品庫……化学薬品が保管されている。

●ステータス
第二次産業Lv.3→4


図書館。

小説家「…………」モクモク

開拓者(文学全集を読んだ結果、自分でも小説を書きたくなったらしいです)

開拓者(売れるかどうかは未知数です)

書道家「…………」サラサラ

開拓者(文学全集を読んだ書記さん達は、美しい文章を美しい文字で書くことに楽しみを覚えたようです)

開拓者(ちょっと予想外でしたが、いいことです)

化学者「ククク! 分かったぞ! マナタケの主成分が!!」

開拓者「図書館では静かに!」
92 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 00:08:59.07 ID:MzPuxZaXo
図書館前。

開拓者「それで、結果はどうでした?」

化学者「ムスカリンだ! ま、有名なキノコ毒の一つだ。大量に摂取しない限り死ぬことはない!」

開拓者「へえ、マナが抜けたら毒は大した事ないんですか」

化学者「でなけりゃ開拓者はすでに死んでいる」

開拓者「たしかに……魔力と一緒に毒も体に入っているんですよね」

鉱山労働者「くっ、ちくしょう……ゲホッ!」

開拓者「台車の上に労働者さんたちが! 大丈夫ですか!? 意識は!?」

鉱山労働者「教わった通りに発破で岩を掘ってたんだが、急に皆倒れてしまったんだ」

化学者「見せたまえ! さては良くない煙を吸ったな!?」
93 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 00:09:37.30 ID:MzPuxZaXo
開拓者「マナタケの毒は抽出してもあまり意味がなさそうで、残念でした」

開拓者「でも化学者さんの毒ガスの知識のおかげで、鉱山が安全に操業できそうです」


↓1、2 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 00:13:23.64 ID:1Gkp9zgsO
労働者用の格安温泉施設と観光客用の温泉施設
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 00:18:57.67 ID:hv39goBDO
農作物品種改良研究所
96 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:07:00.77 ID:MzPuxZaXo
開墾者「開拓者は俺たちに温泉を一任した」

ガイド「観光客を増やすため、知恵を絞りましょう」

スタッフ「それぞれ思い思いの温泉を作って、お客さんに選んでもらうのはどうですか?」

開墾者「つまり競争させるのか」

鉱山労働者「建築には協力するから、設計が決まったら教えてくれ」


開拓者「いでよ、品種改良研究所!!」

開拓者「使者さんの許可は得ています」

農家A「この装置は何に使うんだ?」

農家B「実験用の畑を見つけた」

農家C「このニンジンは実験用か? 外に植えていいのか?」

開拓者「研究員ごと連れてくるのは無理でした。農家さん達でどうにかしてください。がんばって!」
97 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:08:16.54 ID:MzPuxZaXo
●開拓地
・品種改良研究所……農家達が農作物の改良のために試行錯誤している。
・宿泊所U……ベッドや温泉を備えた施設。温泉だけの利用も可能。
・温泉街……観光客向けの露天温泉が立ち並ぶ通り。

●ステータス
第三次産業Lv.5.5→6.5


旅人「どの温泉にしよう?」

スタッフA「いらっしゃい! 高台から町を見渡すならうちがベスト!」

スタッフB「プライバシーに配慮した個室温泉だよー!」

旅人「一番広い大浴場があるあっちにするか」


鉱山労働者「ふぃー、疲れが取れる」

小説家「温泉街はなかなかにぎわっているそうで、入る隙がありません」

化学者「宿泊所の方がお得だぜ。クックック、何せ同じ源泉から引いてるから同じお湯だ」

開墾者「風情も大事だろう」


●ステータス
鉄鋼Lv.3.5
観光Lv.4.5


開拓者「現在盛んな産業の発展度合いを計算してみました」

開拓者「第一次産業については、幅広く手掛けてるので、特に抜きん出て発展してる分野はありません」
98 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:17:13.50 ID:MzPuxZaXo
開拓者「今週も、そろそろマナタケ食べましょうか」

開拓者「化学者さんが言うには毒抜きした方がいいらしいですけど、そうすると魔力も抜けちゃうんです」


※魔法では基本何でもできます
※マナタケに関する事は確実に失敗します
※町作りにおいてプラスになる安価を打ち消すような魔法は失敗することがあります


↓1、2 魔法を使います
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 20:18:11.63 ID:IswN977xO
電気を作る
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 20:19:44.81 ID:L1EYeNJsO
きれいな花畑の出現
101 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:38:18.25 ID:MzPuxZaXo
湖畔の町。

鍛冶師「鋼鉄の都では電気炉で大量の鉄を溶かして製錬しているらしい」

製錬工員「それはうらやましい」

開拓者「聞こえましたよ!」

製錬工員「!?」

開拓者「マナタケ一個分の魔力、すべて電力に変換してみましょう!」


開拓者たちは山林のはずれに移動した。

開拓者「むぅううう……!!」

バチバチバチッ!!

製錬工員「危ない!」

開拓者「ちょっとだけ電気を無駄にしてしまいました……」

開拓者「弾けないように……固めて、固めて……」

鍛冶師「ぼ、ボール?」

開拓者「あっ、気を付けて。膜が破れると放電してしまいます」

製錬工員「もし放電したら、間違いなく感電死だな……」

開拓者「それどころか山林が消滅しますよ」

製錬工員「なんて危ないものを!!」
102 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:46:41.23 ID:MzPuxZaXo
ガイド「駅と露天温泉ができて、お客さんも来るようになりましたが」

ガイド「この開拓地は鬱蒼とした森で、景観の評判があまり良くありません」

ガイド「せめて綺麗な花で村を飾れればと思うんです」

開拓者「わかりました。やってみましょう」

開拓者「それっ、花よ咲け!」

赤、黄色、青、白、桃、紫……色とりどりの花が瞬く間に咲き誇り、開拓者の正面を埋め尽くした。


求職者「す、すごい。まぶしいくらいの花畑」

農家「梅の花とアジサイとコスモスが同時に咲いている……?」

鉱山労働者「ここまでくると不気味じゃないか」

ガイド「いいえ、花を摘んで整えればちょうどいい鮮やかさの花畑になります」

ガイド「開拓者さん、ありがとうございました」


●開拓地
・花畑……カラフルな花が咲くとても綺麗な村の名所。開拓者の思い浮かべた花が全部咲いたため季節感がない。

●その他
・膨大な電気の塊がある。


鉱山労働者「電気炉を注文しておいた。電気を扱える技師の人も来るってさ」

製錬工員「森の中にある電気の塊も、電池に移せないか頼んでみよう」
103 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:48:15.20 ID:MzPuxZaXo
使者「こんにちは。調子はどうですか」

開拓者「使者さん! ようこそ私の村へ!」

使者「王都から、緑の町で乗り継ぎ1回、アクセスいいですよ」

開拓者「今日はお仕事でこちらに?」

使者「ええ。来月の大きな仕事のために走り回っていたので、あまり様子を見に来れていなかったでしょう」

使者「昨日ようやく落ち着きました。今後は開拓者さんの支援にも着手します」

使者「魔法が万能とはいえ、私が動いた方が便利な場面もあることでしょう」
104 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 20:52:01.71 ID:MzPuxZaXo
開拓者「支援というと」

使者「必要な物資の調達や、人材の手配、募集の告知など、なんでも頼んでください」

使者「難しい場合は難しいと言いますが、可能な限り実現できるよう尽力します」


↓1 王都への要請
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 20:54:36.25 ID:yn/RTRMRO
大学を創りたいので研究者の派遣か建築士の派遣とか?
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 20:54:53.74 ID:+p3jjMC0o
魔法研究所の研究員が務まる人が欲しい
107 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 21:08:22.42 ID:MzPuxZaXo
開拓者「私、大学を作るという目標があるんです」

開拓者「そこで、プロの建築士さんと、諸分野の研究者さんの派遣をお願いします」

開拓者「特に、魔法研究所は箱だけ完成して何も動いていない状態なんです」

使者「交渉先が多いですね……」

使者「どういった方を優先して派遣すればいいですか?」

開拓者「そうですね……では」


↓1、3 派遣して欲しい分野
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 21:11:50.66 ID:IswN977xO
温泉もあるし医学系
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 21:12:33.86 ID:9uxchpLr0
倫理道徳とかかな?物語関係というと
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 21:13:05.21 ID:ytkKzm660
↑の倫理道徳関係
111 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 21:24:22.11 ID:MzPuxZaXo
開拓者「まずは医学者ですね。温泉を医療に活用できないでしょうか」

使者「湯治ですか」

開拓者「そして……うーんと、倫理学者ってどうでしょう?」

使者「なかなかニッチな学問を持ってきましたね」

開拓者「ニッチだからこそ、この町の大学の特色になります」

使者「しかし……建築士と魔法の研究者は優先しなくてよろしいので?」

開拓者「そちらも大事ですけれど、私が人材を育ててもいいですからね」



4週目結果

称号:鉄鉱石と農具を売る村 → ちょっと不思議な観光地

〜住民の声〜
農家「品種改良の手引きを見つけたぞ。これから勉強する」
化学者「花をいくつか持ち帰っていいか? 毒の抽出ができる!」

〜来訪者の声〜
観光客A「温泉に入りに来たけれど、階段が多いから大変ね……」
観光客B「ワープホールに入るときがワクワクのピークだった」
112 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 21:25:04.39 ID:MzPuxZaXo
5週目

称号:ちょっと不思議な観光地

●開拓地
・山林……深い森に覆われた山間部。枝葉に遮られた薄暗く湿っぽい地上には多様なキノコが見られる。
・空地……谷沿いに階段状に造成された土地。
・駅……改札と小さな待合室を用意した。単線。単式プラットフォーム。
・ワープホール……魔法で作った他の町へ続くゲート。
・花畑……カラフルな花が咲くとても綺麗な村の名所。開拓者の思い浮かべた花が全部咲いたため季節感がない。
・棚田……段状の水田で米を育てている。春から秋にかけて季節ごとに異なる顔を見せる。
・麦畑……麦と大豆を交互に育てている。
・牧場U……広々とした明るい牧場。鶏や牛、その他一般的な家畜のほかにユニコーンを飼育している。
・鉄鉱山……鉄鉱石を採掘している。
・製鉄所……鉄鉱石を焼いて鋼鉄を作る。
・薬品庫……化学薬品が保管されている。
・案内マップ……町の各地にある掲示板。観光客だけではなく業者への案内も兼ねている。
・宿泊所U……ベッドや温泉を備えた施設。温泉だけの利用も可能。
・温泉街……観光客向けの露天温泉が立ち並ぶ通り。
・モール型ショッピングセンター……様々なテナントが入った複合型商業施設。毎日たくさんの商品が入荷する。
・農具屋……農具の製造と販売を行う店。
・大衆食堂……村で採れた作物や畜産物を使った美味しい料理が食べられる。
・学校……小中高一貫。子供たちの学習のみならず大人の職業訓練にも使う。
・魔法研究所……魔法はなんでもできるので、魔力源の探求や費用対効果の改善などが研究テーマになる。
・品種改良研究所……農家達が農作物の改良のために試行錯誤している。
・図書館……本棚に本が並び始めた。今も寄付を募っている。

●住民
・求職者……王都の求職街で集めてきた地方出身の国民達。特別な技術や知識を持たない。
・農家……まさに開拓の柱。耕すよりも育てる方が得意。
・飼育員……牧場で家畜の世話をする。
・ユニコーンブリーダー……ユニコーンの世話をするゆめかわ少女たち。
・開墾者……土を耕し、水路を引き、農地を作る。開拓者の卵。
・林業家……樹を育てて木材を得るだけでなく、山林を管理する仕事としての側面も持つ。
・鉱山労働者U……発破の技術で毎日鉱石を掘る。
・製錬工員……鉱石から金属を取り出す操作に特化した工場作業員。
・化学者……特に毒に強い関心を持つ。
・ガイド……町を案内し観光客を楽しませる。
・スタッフ……町の各地で接客業務を行う労働者。
・調理スタッフ……料理を作るスタッフ。
・書記……字がきれい。図書館で司書として働く。観光マップに字を書くなど雑用も行う。
・小説家……文学に触れ、小説を書くことにした。
・書道家……美しい字で有名な詩を書く。

●その他
・魔力補充作用のあるマナタケがたくさん採れる。
・マナタケそのものを栽培、加工、販売することはできない。
・海産物の町、緑の町、湖畔の町と行き来できる。
・膨大な電気の塊がある。

●ステータス
第一次産業Lv.5
第二次産業Lv.4
第三次産業Lv.6.5
不思議Lv.3

鉄鋼Lv.3.5
観光Lv.4.5
113 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 21:30:02.89 ID:MzPuxZaXo
開墾者「これで季節はずれの花は一通り除いたか」

農家「少しだけ鉢に移して保管しておいたよ」

ガイド「万人受けする花畑になりました。気兼ねなくお客様を入れられます」

※普通の花畑になったため、不思議Lvは上がらなかった


●開拓地
・花畑……カラフルな花が咲くとても綺麗な村の名所。季節ごとの花の苗も保管されている。

●ステータス
第一次産業Lv.5→5.5
第三次産業Lv.6.5→7
観光Lv.4.5→5
114 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 21:33:37.09 ID:MzPuxZaXo
技師「電気炉の設置は完了した」

製錬工員「ありがとうございます」

技師「先ほど言っていた、電気の塊を見せてくれ」

製錬工員「どうぞこちらに」


開拓者「…………」パリッ パチチ

技師(女性が光っている)

製錬工員「体内に電気を蓄えている……らしいっす」

技師「……両手に端子を持たせればいいのか」

技師「よし、充電できる」


数時間後。

技師「電力より、持ってきたバッテリーが先に切れてしまった……」

開拓者「まだ、かかりますか……」

開拓者「しかし今は我慢の時……たくさんの電池ができれば、使い道は無限大です」


●開拓地
・製鉄所U……電気炉で鉄鉱石を焼いて鋼鉄を作る。

●その他
・膨大な電気の塊がある。

・大量の電池がある。

●ステータス
第二次産業Lv.4→5
鉄鋼Lv.3.5→4.5
115 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 22:26:17.14 ID:MzPuxZaXo
医学者「貴女が開拓者さんか」

開拓者「よくお越しくださいました」

医学者「君は、温泉の医療効果について興味があると聞いた」

開拓者「はい。実際のところ、うちの泉質はどうなのですか?」

医学者「実は、温泉の医療効果については分かっていないことが多い」

医学者「逆に言えば、巷で語られている温泉の効能は、科学に基づいていないことが多い」

開拓者「なんと。温泉はオカルトだったんですか」

医学者「そう決まってはいないよ。熱と水圧が人体に与える影響や、においが与える心理的影響についてはすでに分かっているから」


倫理学者「倫理とは何か、知っていますか?」

開拓者「善とは何か、悪とは何かを定義するもの……ですか?」

倫理学者「そう。人として守るべき普遍的な基準。規範。それが倫理です」

開拓者「人が倫理的な人物になるために、何をすればいいんでしょうか?」

倫理学者「何が正しいか、思考し続けることです」

倫理学者「理性に従い判断するか、感情によって善悪を判断するか、決まった形はありません」

倫理学者「正しさは人の数だけあるものなのか。何が社会での正しさを決めるのか。正しさは一つに定義できるのか」

倫理学「そうしたことを研究するのが倫理学です」

開拓者「なるほど、ほぼ哲学ですね……」

※間違っていたらすみません


開拓者(お二人とも、学者Vに相当する知識人です。ただし通常の住民と違い一人ずつしかいません)

開拓者(お二人は宿泊所に泊まり、倫理学者さんは図書館で、医学者さんは新しく作った診療所で当面は活動するそうです)


●開拓地
・診療所……医療の心得がある住民が病人の診察や看護を行う。

●その他
・医学者、倫理学者が来ている。
116 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 22:29:29.72 ID:MzPuxZaXo
学校。

スタッフ「この村の職種もずいぶん増えてきましたね」

求職者「今日は何の授業するんですか?」


↓1、2、3 労働者に学ばせるテーマ
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 22:30:55.09 ID:MAEG9vyp0
コロナ対策
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 22:31:20.66 ID:Ig6LHcdao
ユニコーンの競馬育成論
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 22:50:41.42 ID:yXKNs34nO
ユニコーン騎乗
120 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 23:33:21.29 ID:MzPuxZaXo
開拓者「駅員さん。今日はマスクをしている乗客が多いですね?」

スタッフ「近頃、緑の町で風邪が流行っているらしいです」

開拓者「感染症の歴史とその怖さについて教えておいてよかった。早速活躍しそうですね」


大衆食堂。

疫学士「密です!」

調理スタッフ「いきなりどうしたの?」

疫学士「この店はソーシャルディンスタンスを守れていません」

疫学士「感染症が一段落するまで、営業の自粛を要請します」

書記「自ら慎むよう要請……それは自ら慎んでいないのでは」


温泉街。

スタッフ「自粛しろって言われたけれど、他の温泉施設に負けるわけにいかないし……」

疫学士「まだ営業しているのか! 自粛要請違反です!」

スタッフ「違反って……いつから法規になったんですか」

疫学士「営業を続けた場合、案内マップで店名を公表させていただきます」

スタッフ「そ、それだけは!」

開拓者「ちょっと疫学士さんやりすぎですよ! 産業レベルが下がって、求職者が増えます!」

疫学士「緑の町の新型ウイルスを食い止めるのが先決です!」

医学者「いえ、新型ウイルスではありませんが」

開拓者「そして開拓地の新規感染者はずっと0人です」

開拓者「せめて感染者が出てから、緊急事態と認識しませんか?」

開拓者(授業で感染症の恐怖をあおりすぎたかもしれません)

開拓者(今は暴走しましたが、感染症が王国で爆発的に広がることがあったら大活躍するはずです)
121 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 23:35:26.25 ID:MzPuxZaXo
眼鏡の女の子「それでは第十八回ユニコーン学会を始めます」

開拓者(ほぼ毎日やってるんですね……)

包帯の女の子「ユニコーンの大好物の生クリームにー、シナモンと胡椒を混ぜたらー、走るのが早くなったのー」

眼鏡の女の子「スパイスの分量について、引き続き詳しい解析をお願いします」

開拓者(飼料の研究が進んでいます)

パーカーの女の子「ユニちゃんはまりもです。でも背中に乗れるのはうちらだけです」

開拓者「まりも?」

眼鏡ーの女の子「性別や外見で差別しない気性のことです」

開拓者「つまり、男性でも世話やスキンシップは可能だけれど、乗れるのは伝承通り処女に限る、と」


●住民
・疫学士……感染症対策に余念がない。
・ユニコーンブリーダーU……ユニコーンを育てて鍛える専門家。男性もいる。
・ユニコーンライダー……誰にでもおとなしいユニコーンだが、騎乗できるのは処女だけだ。

●ステータス
医療Lv.2.5
122 :誤字多くてすみません  ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 23:49:54.92 ID:MzPuxZaXo
パーカーの女の子「ユニちゃんがどるっと走ると、うちは落っこちてズベ泣きして、超ぴもいんですぅ……」

開拓者「ユニコーンの走力に貴女がおいついていないんですね」

開拓者「乗馬の稽古をしましょう!」


開拓者「馬と呼吸を合わせて、側面のここから……こう!」バッ

ユニコーン「……!」ブンブン

開拓者「ひゃあ」ドサッ

パーカーの女の子「先生もぴもいじゃん」

包帯の女の子「せんせー、平気?」

開拓者「あれ? おかしいですね。とにかく、同じようにやってみてください」

ユニコーン「……」スッ

包帯の女の子「あー、かがんで乗せてくれるみたーい」

開拓者「……・。では、ゆっくりでいいので、ユニコーンを歩かせてみて」

開拓者「先生は馬具の用意をしてきます」
123 :誤字多くてすみません  ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 23:52:13.91 ID:MzPuxZaXo
●住民
・ユニコーンライダーU……ユニコーンを操り走らせる少女たち。ユニコーンは平均的に馬より速い。

●開拓地
・競馬場……ユニコーンのレースが行われる。馬も騎手もファンシーでかわいいがレースは本格的。

●ステータス
第三次産業Lv.7→8
不思議Lv.3→3.5


開拓者「ユニコーン競馬が始まりました」

開拓者「通常、競馬というとたくましい馬と騎手、そして男性客の多いイメージですけれど」

開拓者「ユニコーン競馬はユニコーンがかわいい上に、騎手も女の子だけで、実に華やかです」

開拓者「あまり大きな会場ではないですが盛り上がってますね」
124 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/24(日) 23:55:12.40 ID:MzPuxZaXo
開拓者「もし大学を作るなら施設転送魔法が必須ですね……」

開拓者「大量の電池も何かに活かしたいですし、悩みどころです」


↓1、2 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:57:40.36 ID:9uxchpLr0
坂道を行き来するためにおもちゃっぽいカートを。速くしなければ事故も起こらないだろう
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:57:44.70 ID:60FsXGhgO
動物の飼料生産施設
127 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 00:17:24.67 ID:azzil9CRo
開拓者「私や住民の皆さんは、開拓チームなのである程度鍛えられていますけれど」

開拓者「観光客の中には階段がつらいという方もいらっしゃるようですね」

開拓者「そこで、まずは階段をスロープに」

魔法発動!

開拓者「しました」


技師「電動カートの一号機だ」

開拓者「いいですね。これを量産して、観光客の方に貸し出しましょう」


●開拓地
・飼料工場……原材料を飼料に加工して保存・出荷する。原材料は列車で運ばれてくる。
・電動カートレンタル場……電池を積んだ小さなカートを町の各地で貸し出す。最高速度30q/時。

●ステータス
第一次産業Lv.5.5→6.5
第三次産業Lv.8→8.5
観光Lv.5→6


スタッフ「緑の町から穀物便が到着しました!」

飼育員「工場のサイロに運んでください」

製錬工員「金属の製錬が本業なんだが……」

農家「悪いな、飼料にできるほど小麦の収穫量がないんだ」

製錬工員「いいさ。電動カートで運ぶから、重くない」

飼育員「いいのかな。いずれ電池が尽きそうだけど」
128 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 00:20:48.79 ID:azzil9CRo
開拓者「飼料はほとんど村で使うので、まだ出荷分がありません」

開拓者「電池は、私がいる間は足りますけどそのあとが問題ですね……」

開拓者「魔法で電気を作っても、この間のように、魔法の出力が強い私と、腕のいい技師さんがいなければ電池は作れません」


※魔法では基本何でもできます
※マナタケに関する事は確実に失敗します
※町作りにおいてプラスになる安価を打ち消すような魔法は失敗することがあります

↓1、2 魔法を使います
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:29:18.96 ID:QHPicO3l0
よく考えたら谷沿いだと湿気の波がすごいな、図書館をグレードアップして霧から守る
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:30:56.08 ID:0w1gBlv1o
風力発電所を建てる
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:31:20.07 ID:afnvvxHao
電気を発する家畜
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:32:19.30 ID:ajVTRpMqO
魔法を介した馬券投票システム
133 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 01:10:13.81 ID:azzil9CRo
書記「すみません、開拓者さん」

書記「図書館の湿気対策をお願いできませんか?」

開拓者「じめじめした土地柄で、谷なので朝霧が多いんですよね」

開拓者「わかりました。魔法でささっと解決しましょう」

書記「地面にペンキで何を?」

開拓者「魔方陣です」

開拓者「空調結界を張って、内部の湿度をコントロールします」

開拓者「この方法なら私がいなくてもずっと魔法が持続します。魔方陣が消えない限り」


使者「食の都から許可が出ました」

使者「開拓地用に新しい風力発電機を数台増設して準備しているそうですよ」

開拓者「あの州都の風力発電は、風が弱くても動く優れものでしたね」

開拓者「最低でも電動カート分の電力は確保できそうです」
134 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 01:10:59.24 ID:azzil9CRo
●開拓地
・図書館……本棚に本が並び始めた。今も寄付を募っている。空調結界によって湿気から本を守っている。
・風力発電所……微風の日でも効率よく電力を生み出す。

使者「何か要望はありますか?」


↓2 王都への要請
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 01:15:49.23 ID:0w1gBlv1o
kskst
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 01:41:16.43 ID:ggnx42Ao0
念願の研究者派遣 魔法など
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 10:22:42.16 ID:sO/XM89vo
建築士を呼ぶ
138 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 19:38:23.25 ID:azzil9CRo
開拓者「やっぱり、魔法の研究者を派遣していただけませんか?」

使者「はい。必要になると思ってすでに交渉済みです」

開拓者「仕事が早い!」

使者「他の専門家や研究者の方に交渉してきますが、どうしますか?」


↓1、2 派遣して欲しい専門家の分野
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:39:32.64 ID:0w1gBlv1o
獣医さん
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:41:48.36 ID:DqZUrsrWO
装蹄師
141 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 19:44:30.65 ID:azzil9CRo
開拓者「獣医さんと、蹄鉄を作る専門家さんを呼んでください」

使者「装蹄師ですね」

使者「さて、どこの町にいたか……。探しておきます」


5週目結果

称号:ちょっと不思議な観光地 → ユニコーンが名物の観光地

〜住民の声〜
製錬工員「風車の点検も俺の仕事だ。工業系の仕事は大体俺がやっている」
倫理学者「現時点で開拓地に住む人の道徳意識は高いようですね」

〜来訪者の声〜
観光客A「ユニコーンふれあい体験が楽しいわ」
観光客B「電動カートレースは無いのか?」
142 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 19:45:04.96 ID:azzil9CRo
6週目

称号:ユニコーンが名物の観光地

●開拓地
・山林……深い森に覆われた山間部。枝葉に遮られた薄暗く湿っぽい地上には多様なキノコが見られる。
・住宅区……谷沿いに階段状に造成された土地に、民家が建ち並んでいる。
・駅……改札と小さな待合室を用意した。単線。単式プラットフォーム。
・ワープホール……魔法で作った他の町へ続くゲート。
・花畑……カラフルな花が咲くとても綺麗な村の名所。季節ごとの花の苗も保管されている。
・棚田……段状の水田で米を育てている。春から秋にかけて季節ごとに異なる顔を見せる。
・麦畑……麦と大豆を交互に育てている。
・牧場U……広々とした明るい牧場。鶏や牛、その他一般的な家畜のほかにユニコーンを飼育している。
・飼料工場……原材料を飼料に加工して保存・出荷する。原材料は列車で運ばれてくる。
・鉄鉱山……鉄鉱石を採掘している。
・製鉄所U……電気炉で鉄鉱石を焼いて鋼鉄を作る。
・薬品庫……化学薬品が保管されている。
・風力発電所……微風の日でも効率よく電力を生み出す。
・案内マップ……町の各地にある掲示板。観光客だけではなく業者への案内も兼ねている。
・電動カートレンタル場……電池を積んだ小さなカートを町の各地で貸し出す。最高速度30q/時。
・宿泊所U……ベッドや温泉を備えた施設。温泉だけの利用も可能。
・温泉街……観光客向けの露天温泉が立ち並ぶ通り。
・モール型ショッピングセンター……様々なテナントが入った複合型商業施設。毎日たくさんの商品が入荷する。
・農具屋……農具の製造と販売を行う店。
・大衆食堂……村で採れた作物や畜産物を使った美味しい料理が食べられる。
・学校……小中高一貫。子供たちの学習のみならず大人の職業訓練にも使う。
・魔法研究所……魔法はなんでもできるので、魔力源の探求や費用対効果の改善などが研究テーマになる。
・品種改良研究所……農家達が農作物の改良のために試行錯誤している。
・図書館……本棚に本が並び始めた。今も寄付を募っている。空調結界によって湿気から本を守っている。
・診療所……医療の心得がある住民が病人の診察や看護を行う。
・競馬場……ユニコーンのレースが行われる。馬も騎手もファンシーでかわいいがレースは本格的。

●住民
・求職者……王都の求職街で集めてきた地方出身の国民達。特別な技術や知識を持たない。
・農家……まさに開拓の柱。耕すよりも育てる方が得意。
・飼育員……牧場で家畜の世話をする。
・ユニコーンブリーダーU……ユニコーンを育てて鍛える専門家。男性もいる。
・ユニコーンライダーU……ユニコーンを操り走らせる少女たち。ユニコーンは平均的に馬より速い。
・開墾者……土を耕し、水路を引き、農地を作る。開拓者の卵。
・林業家……樹を育てて木材を得るだけでなく、山林を管理する仕事としての側面も持つ。
・鉱山労働者U……発破の技術で毎日鉱石を掘る。
・製錬工員……鉱石から金属を取り出す操作に特化した工場作業員。
・化学者……特に毒に強い関心を持つ。
・ガイド……町を案内し観光客を楽しませる。
・スタッフ……町の各地で接客業務を行う労働者。
・調理スタッフ……料理を作るスタッフ。
・疫学士……感染症対策に余念がない。
・書記……字がきれい。図書館で司書として働く。観光マップに字を書くなど雑用も行う。
・小説家……文学に触れ、小説を書くことにした。
・書道家……美しい字で有名な詩を書く。

●その他
・魔力補充作用のあるマナタケがたくさん採れる。
・マナタケそのものを栽培、加工、販売することはできない。
・海産物の町、緑の町、湖畔の町と行き来できる。
・大量の電池がある。
・医学者、倫理学者が来ている。

●ステータス
第一次産業Lv.6.5
第二次産業Lv.5
第三次産業Lv.8.5
不思議Lv.3.5

鉄鋼Lv.4.5
観光Lv.6
医療Lv.2.5
143 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 19:49:04.57 ID:azzil9CRo
●開拓地
・空地……谷沿いに階段状に造成された土地。

・住宅区……谷沿いに階段状に造成された土地に、民家が建ち並んでいる。


開拓者「ずいぶん建物も増えましたね」

開拓者「適宜、建築用の土地を増やしていきます」

開拓者「観光客さんは、ここを村と言う人と町と言う人が半々です」


獣医「獣医だ。よろしく。ユニコーンを診るのは初めてだ」

装蹄師「同じく、ユニコーンの蹄を見るのは初めてです」

開拓者「ユニコーンに限らず、牛もいるので、そちらもよろしくお願いします」

開拓者(獣医さん、装蹄師さん、そして先週からいらっしゃる医学者さんと倫理学者さんは、)

開拓者(開拓が終わった後もここに残ってくれるとは限りません)


●その他
・獣医、装蹄師が来ている。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:49:43.59 ID:KKZXhOFeO
鉱山あるし蹄鉄くらいなら作れそうね
145 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 19:57:56.08 ID:azzil9CRo
開拓者「あと3週間です」

開拓者「別に義務ではないですけれど、産業Lv.10は達成したいですね」


↓1、2、3 労働者に学ばせるテーマ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:01:02.05 ID:DqZUrsrWO
公衆衛生
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:04:51.17 ID:0w1gBlv1o
大掛かりな採掘機器の使い方
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:06:02.27 ID:0pz6NpCvO
正しい人事評価
149 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 20:47:02.40 ID:azzil9CRo
●住民
・疫学士U……公衆衛生を維持し、感染症などの蔓延を防ぐ。
・鉱山労働者V……重機を操縦し毎日鉱石を掘る。
・人事……労働者の能力を評価し、適切な役職と給金を与える。

●開拓地
・役場……文書の管理、事業所の視察などで、町の運営を補助する。

●ステータス
第二次産業Lv.5→6
鉄鋼Lv.4.5→5.5
医療Lv.2.5→3.5
環境Lv.3(最大5)


疫学士U「粉塵の量が規定値を大幅に超えています!」

疫学士U「このままでは肺炎の患者が急増して、医療崩壊が起こってしまう!」

鉱山労働者V「だったら採掘を止めろって言うのか!」

鉱山労働者V「町の稼ぎ頭は鉄鉱山だ。現実的に考えて、重機を稼働させるしかない!」

製錬工員「稼ぎ頭は観光だし、観光客への粉塵の影響も考えないといけないから落ち着け!」

開拓者「一体どうしたんですか」

開拓者「まさか、疫学士さんに統計と医療を教えて、鉱山労働者さんに重機の操縦と露天掘りを教えたからこんなことに!?」

製錬工員「真っ向から意見が対立してる。役所に判断してもらうしかない」

書記「文書によると、王国の基準値は下回っています」

人事「主力産業の一つを止めることはできません。疫学の知識で、健康被害を最小限に抑える案を出せませんか?」

開拓者「折衷案ですね」

開拓者「最悪、鉱山の周りだけ結界を張ってもいいんですけど、最近魔法の使い過ぎかちょっと疲れたので今はパスです」
150 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 20:53:41.02 ID:azzil9CRo
書記「環境Lv.0でも、医療が進んだ町では何事もないようです」

書記「多くの都市では環境Lv.3が普通です。……例外もありますが」

開拓者「鉱業をするなら環境Lvの低下は受け入れるしかありませんね……」


人事「医療に関心がある求職者の方々に、医学者氏の下で研修していただいています」

人事「倫理学者氏と獣医氏についても同様に。装蹄は飼育員の方々が自主的に学んでいました」

開拓者「手間が減りました。助かります」
151 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 20:56:41.55 ID:azzil9CRo
開拓者「人事さんのおかげで、今後はスムーズに施設に応じて職員が配置されるようになりました」

開拓者「でも、魔法研究所に適した人は見つけにくいみたいです。使者さんが交渉した研究者さんの到着を待ちましょう」


↓1、2 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:59:32.99 ID:CZQ9W9zY0
教会
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 21:00:16.46 ID:QHPicO3l0
劇場
154 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 21:20:02.37 ID:azzil9CRo
開拓者「皆さんと協力して教会と劇場を建てました」

開拓者「人事さんがそこで働く人を見つけているはずです。見に行ってみましょう」


教会。

神父「主は偉大なり。主の教えを守ればあなたは救われます」

シスター「主は仰りました。汝、隣人を愛せ、と。わたくしたちはお互いを思いやって生きていくべきなのです」

開拓者「あれっ、どこかで聞いたような」

神父「どこかの町の教会で聞いたのではありませんか。教えは同じですから」


役者A「待ってくれ!! 僕は、君に言いたいことがあるんだ!!」

役者B「いやよ! あなたの言葉なんてもう聞きたくない!」

観光客「ふわぁあ……」

開拓者(お腹から声がでていて、才能を感じます。でも演技力はまだまだ)

ガイド「zzz...」

開拓者(観光客を連れてきた本人まで寝てる……)
155 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 22:10:33.91 ID:azzil9CRo
●開拓地
・教会……一神教の宗教施設。
・劇場……演劇を披露する施設。

●住民
・神父……宗教の教えを他の住民に広める男性。
・シスター……宗教を信仰している女性。ユニコーンに乗れることが条件。
・役者……熱意のこもった演技をする夢追う若人たち。

●ステータス
観光Lv.6→6.5


開拓者「観光資源としては、今のところ2つ合わせてわずかに、って感じですね」

開拓者「でも、心の安定も重要です。産業Lvでは測れない価値があるのです」


魔導士「いやいや、遅れてすまないね」

開拓者「貴方が使者さんの言っていた研究者さんですか」

魔導士「魔法の町で魔導士、つまり魔法の教授をしている者だ」

魔導士「魔法研究所を転送させようとしたのはあなただね?」

開拓者「あっ」

魔導士「大丈夫だ。怒りやしない。あの程度、大した脅威でもないからね」

開拓者「すみません……」

魔導士「私の専門分野は効率のいい魔力源の研究でね。若いころはずっとマナタケを研究していた」

開拓者「何も成果が出ていないんですね」

魔導士「何もできないことが分かったことも一つの成果だ」
156 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/25(月) 22:12:03.29 ID:azzil9CRo
●その他
・魔導士が来ている。


開拓者「研究のかたわら、後進の指導をするのも魔導士さんの仕事です」

開拓者「才能のある人が一人でも多く見つかってほしいです。せっかくマナタケが採れる町なんですから」


※魔法では基本何でもできます
※マナタケに関する事は確実に失敗します
※町作りにおいてプラスになる安価を打ち消すような魔法は失敗することがあります

↓1、2 魔法を使います
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 22:16:40.95 ID:DqZUrsrWO
万病に効くと言われる植物の自生帯を発見する
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 22:19:26.36 ID:0w1gBlv1o
鉱山から希少金属が発掘されるようになる
159 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/26(火) 19:01:28.73 ID:F8Xrf7ljo
疫学士「ああ、心配です……。たとえ短期間なら無害でも、住み続けたらどんな健康被害が出るか」

獣医「分かるよ。人間には無害なものが動物には毒になることもある……」


開拓者「はっ! 住民の病を恐れる声が聞こえます!」

開拓者「早速手を打たないと!」

開拓者「万病に効く薬草を探しましょう。探知魔法!」

開拓者「発見しました! そこの茂みの中です!」

求職者「近っ!!」

開拓者「見るからに効きそうな雰囲気を感じますね……」

農家「ウコギの仲間に見えるが……ちょっと分からないな」

魔導士「おお、無病息菜があったのか」

開拓者「万能薬ですか?」

魔導士「うむ。細菌性、ウイルス性、外傷性、免疫異常、心因性、どんな原因の病気であろうと、確実に治してしまう魔法の薬草だ」

魔導士「実際、わずかに魔力が含まれている」

開拓者「夢のような薬草ですね! 魔力源としても使えそうです」

魔導士「ただ、難点があってな……」

魔導士「栽培方法がわかっていない。また、採取してしばらく経つか、加工すると薬効が失われる」

開拓者「わあ。どこかで聞いたような難点」
160 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/26(火) 19:02:03.23 ID:F8Xrf7ljo
開拓者「せっかく鉱業が盛んなのですから、鉄以外も掘ってほしいですね」

鉱山労働者「無茶言うなぁ」

開拓者「無茶? いいえ。私があっちの山を一つ、鉄以外の金属の塊に変えてみせます!」

鉱山労働者「もはや錬金術だな」

開拓者「いろんな石が掘れるようになーれ!」


●開拓地
・薬草採取地……万病に効く薬草“無病息菜”が採れる。無限に生えてくる保証はないので多用はできない。
・希少金属鉱山……いろいろな希少金属が少しずつ掘れる。
・案内マップ……町の各地にある掲示板。観光客の行く用が無い施設はあえてマップから省いている。

●ステータス
第二次産業Lv.6→7
医療Lv.3.5→4
環境Lv.3→2
不思議Lv.3.5→4


鉱山労働者「見たことのない鉱石が次々と!」

製錬工員「これは……パラジウム。こっちは、リチウム鉱石か」

開拓者「パラジウムはどんな金属なんです?」

化学者「白金に似ている貴金属だ。長期間摂取するとアレルギーを起こすとも言われているが定かじゃねー」

開拓者「リチウムは?」

化学者「強い腐食性があり人体に有害だ! 子供を奇形にしたり、肺に水を貯めたりするぜ」

開拓者「毒性の話ばっかり!」
161 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/26(火) 19:06:49.87 ID:F8Xrf7ljo
装蹄師「ユニコーン用の蹄鉄が完成しました」

包帯の女の子「かわいくないー」

飼育員「普通の蹄鉄と形は変わらないんだ」

装蹄師「役割は同じですから」

パーカーの女の子「ユニちゃんのひづめはガリ固いからのっぺな物は要りません」

装蹄師「本来はそうでも、飼育環境では蹄を保護する必要があります」

眼鏡の女の子「レースを行うならばなおさら?」

装蹄師「その通り」


●ステータス
第一次産業Lv.6.5→7
馬Lv.7


開拓者「馬Lvってなんですか……?」

書記「馬業の発展度合いを示す指標です」

開拓者「うまぎょうってなんですか……?」
162 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/26(火) 19:09:08.30 ID:F8Xrf7ljo
使者「のどかな雰囲気の村が、すっかりたくましい雰囲気の町に」

開拓者「たしかに鉱業と馬業が盛んですけれど、ユニコーンは馬に比べてかわいらしいですよ」

使者「うまぎょう?」


↓1 王都への要請
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 19:12:13.03 ID:xmwZQorg0
図書館で貸し出しや小説家や書道家の学習に使える王都で小判の高いの本や詩を持ってきてほしい
164 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2020/05/26(火) 19:23:21.36 ID:F8Xrf7ljo
開拓者「図書館の本は少しずつ増えているんですけど、本棚はまだまだ空いてるんです」

使者「本を集めて納品すればよろしいですか」

開拓者「評判の高い本や詩を特に揃えてください。小説家さんや書道家さんの糧になるものが欲しいです」

使者「書道家を育てる作品……難しいお題ですが、ひとまず大図書館へ行って相談してきます」



6週目結果

称号:ユニコーンが名物の観光地 → 蹄の音が響く鉱山の町

〜住民の声〜
役者「お客さんは来てくれるけど、演技を見てくれない」
獣医「牧場の家畜はみな健康だよ」
ガイド「薬草採取地や鉱山に誰かが侵入しないように誘導します」
林業家「俺の仕事は環境Lvの低下を防いでいるらしい」

〜来訪者の声〜
漁師「鉄製品を買いに来たぞ。漁具は売ってねぇか?」
観光客「いい観光地だけど、何かお土産が欲しいわね」
騎手「噂を聞かせてもらったよ。私の相棒とどちらが速いか勝負だ!」
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