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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2
- 399 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/26(日) 16:58:43.80 ID:IiH/KRqG0
- ―幽霊船 踏破率[5/6] 持久力[8/10]
ギシッ ギシギシッ…
幽霊A「暗いよォ……暗いよォ……」
幽霊B「帰りたい……帰りたい……」
幽霊C「アバッアバッ…」
イリス「ぎゃあああ!! 出たァァァァ!!!!」ジタバタ
暗黒行商少女「お、落ち着きなさい! アレは無害な幽霊よ!」
イリス「む、無害……?」
暗黒行商少女「ええ。逃げ回っている時に気付いたけれど、幽霊には無害な奴と害のある奴がいるわ。そして有害な奴は実はそれほど多くない……と思う」
妖精「……ということは、この呪いの領域を形成してるのはその辺の低級霊じゃないってことか」
ミスティ「低級霊じゃこれほどの領域は作れないんじゃないの?」
妖精「ううん。低級霊でも寄り集まればものすごい領域を形成できることもあるんだよ。でもそういう怨霊の集合体が生まれる場合だと、ああいった無害な低級霊も一緒に取り込まれるだろうから、ここは違うんだと思う」
ローガン「単独で強力な一個の霊がいる、ということか?」
妖精「あるいは――」
船幽霊「生きた術者がいるか――」ヌッ
妖精「おわあああ!?」クルクル
ローガン「……! あなたは……話せるのか?」
船幽霊「そうですね。ここの幽霊たちの中ではまあまあ自我が残っている方だと思います」
セイン「……この海域から出る方法はわかるか?」
船幽霊「領域を形成した術者を倒せば、霧も晴れると思いますよ。そうすれば、おそらく我々も自由になれます」
エバンス「……なるほどな。その術者ってのは、一体どんな奴なんだ? まさか魔王だったりはしないよな?」
船幽霊「はて……多分魔王ではなかったと思いますが、どうだったかな。すみません、生前より記憶力が乏しいんですよね」
セイン「……最悪の事態は想定しておこう」
ミスティ「……それで、そいつはどこにいるの?」
船幽霊「たぶん船倉です。記憶が間違っていなければ」
ローガン「船倉か。承知した、情報提供感謝する」
船幽霊「いえいえ、我々としてもいつまでもこの暗く寒い海を彷徨い続けるのは嫌なのでね。お願いしますよ、冒険者の方々」
↓1コンマ
01-05 ??
06-50 敵襲
51-95 船倉へ
96-00 宝箱
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