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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2
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338 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 13:56:31.42 ID:SmQUD2+s0
―海上
大亀クロシュ「」スイスイ
セイン(木の棒装備)「……」
ローガン「セインくん、武装はやはり漂流中に手放してしまったのか」
セイン「ああ。生存を優先した」
イリス「でも、セインくんならその気になれば光になって一気に移動できたんじゃないの?」
セイン「あの技はそんなに便利なものじゃない」
ミスティ「万能ではないのね……」
エバンス「だからって一週間も海を漂い続けるのもヤバイだろ……普通の人間ならとっくに死んでるぞ」
セイン「耐久力には自信があった。救助を待った方が賢明だと判断したまでだ」
妖精「一週間呑まず食わずで特に異常もなさそうだもんね……ひょっとして一ヶ月くらいは大丈夫だったんじゃないの」
セイン「試したことはないが、恐らく生きられると思う」
エバンス「おかしいだろ……」
↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-05 強敵
06-20 敵襲
21-40 食料発見(コンマ)
41-60 物品発見(コンマ)
61-80 場所発見(コンマ)
81-00 良いこと(自由安価)
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:01:26.56 ID:tvblR38B0
や
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:14:21.20 ID:v2AUMCCqO
こんま
341 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 14:23:26.36 ID:SmQUD2+s0
このあと敵襲ですが先に見つけたものの処理を行います
↓1コンマ 見つけた物品
01-05 樽……?
20-35 大きな巻き貝
36-65 大きな軽石
66-95 エンシェントシャコ真珠
96-00 海竜の宝玉
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:29:00.17 ID:cd+kSKf8O
あ
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:32:33.82 ID:PodU5msi0
06〜19ないけどどうなるの?
344 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 14:32:39.59 ID:SmQUD2+s0
あっ、コンマ表がおかしいですね。正しくは
01-05 樽……?
06-35 大きな巻き貝
36-65 大きな軽石
66-95 エンシェントシャコ真珠
96-00 海竜の宝玉
でした。すみません
↓1〜3多数決
1.巻き貝をてにいれる
2.再安価する
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:33:31.71 ID:PodU5msi0
1
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:33:39.12 ID:o/AMkY7VO
2
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 14:36:33.70 ID:GJaezk0to
1
348 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 14:37:14.88 ID:SmQUD2+s0
多数決ありがとうございます。ちなみにこの多数決は
>>1
のふてぎわによるものなので、連取り対象とはなりません
349 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 15:13:46.07 ID:SmQUD2+s0
―海
大亀クロシュ「」スイスイ
大亀クロシュ「?」
セイン「? 何かあったか?」
大亀クロシュ「〜〜」モニョニョ
ローガン「む……? アレは……」
小さな岩礁「」
大きな巻き貝「」
イリス「わあ、おっきな巻き貝!」
ミスティ「岩礁に引っかかっているわね……。中身はもういないみたいだけれど……」
エバンス「しかし本当にでかいな。小さい子供くらいなら入れるんじゃないか?」
妖精「あれはオオキイウミタニシの貝殻だね。真珠ほどではないけれど水属性の触媒になるよ、多分」
エバンス「イリスちゃんがアレを背負ったりすれば水属性魔法のパワーが上がったりする……ってことか?」
イリス「な、なんですかその理解の仕方……。いやまあ、あながち間違ってもいないですけれど……」
ミスティ「まあ、せっかくだし拾っていってみる……? もちろん、クロシュの負担にならなければ、だけれど……」
大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ
妖精「ぜんぜんへーきだってさ。せっかくだしもらってこうよ、海岸沿いでオオキイウミタニシを見つけるのは難しいし」
☆大きな巻き貝を手に入れました
☆イリスとクロシュが装備可能です
◇
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 15:15:53.74 ID:GJaezk0to
イリスつむりも可能か……いや草
351 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 15:16:18.39 ID:SmQUD2+s0
―海上
大亀クロシュ「」スイスイ
グワンッ
大きく揺れる大亀クロシュ「!!?」モニャニャ!!?
*
―大亀クロシュの小屋
グワンッ
イリス「うわわわああ!?」ドテッ
エバンス「うおああ!?」ドテッ
ローガン「何だ!? クロシュくん何があった!?」
クロシュ「し、下から……たたかれてる……!」ズズッ
ミスティ「何者だか知らないけれど、クロシュを傷付けたら許さないわよ……!」バッ
妖精「あっバカ! ミスティは泳ぐの苦手なんだから冷静になって!」パタパタ
セイン「……!」タッ
*
―海上
大亀クロシュに巻き付くタコ触手「」ギチギチ
大亀クロシュ「〜〜!!」ジタバタ
ミスティ「こ、こいつは……!?」ザッ
何かの骨を持ったタコ触手「」ウネウネ
妖精「骨を持ったタコ足……ボーンクラーケンだ!」
イリス「ええっボーンクラーケンって、あの南の海の暴れん坊タコの……!?」
妖精「そう! くっそぉ、なんて奴の縄張りに入っちゃったんだ……! クロシュ、なんとか持ちこたえて……!!」
エバンス「とにかくこいつの足を斬るぞ! クロシュちゃんを助けるんだ!」
ローガン「海に落ちるな! 海中は奴の独壇場だ!」
セイン「……」ザッ
――戦闘開始 ボーンクラーケン――
↓1
01-05 痛恨
06-50 優勢
51-00 会心
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 15:16:34.49 ID:SZD8eETDO
はい
353 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 15:30:15.55 ID:SmQUD2+s0
氷の刃「」ヒュンヒュンッ
タコ触手「」ズバババッ
ミスティ「堅い……! 足の一本程度……!」
エバンス「だが隙ができた! オラァ!」ブンッ
タコ/触手「」ズバッ
エバンス「よしっ! だが足は斬れても水中の本体にゃ攻撃できねえ……!」
ローガン「だが地道に削るしかない……! 奴が諦めるまで――」
妖精「くうう、波が穏やかなこの海域じゃタコを押し流すほどの水流なんてとても……!」ググッ
イリス「海中に電気を……だめ、クロシュちゃんまで感電しちゃう……! ううう、どうすれば……!」
ザブンッ
イリス「えっ!? せ、セインくん!?」
妖精「ま、まさか……!? いくら強いセインでも水中じゃ――」
*
―海中
セイン「」スイスイ
ボーンクラーケン「」ギロッ
セイン「」クイクイ
タコ触手「」ギュオオオオッ
タコ触手「」ギュオオオオッ
セイン「」ギラッ
光を纏う木の棒「」ブンッ
ちぎれ飛ぶタコ触手「」ヘニャヘニャ
ちぎれ飛ぶタコ触手「」フニャフニャ
ボーンクラーケン「!?」
セイン「……」
↓1
01-05 痛恨
06-00 勝利
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 15:32:32.24 ID:cd+kSKf8O
あ
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 15:32:35.66 ID:GJaezk0to
つよい
356 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 16:36:13.05 ID:SmQUD2+s0
―海上
タコ触手「」ヘニャニャ…
エバンス「なんだ? 触手の様子が……」
ミスティ「勢いを失った……?」
ローガン「この機を逃すな! 一気に押し返すぞ!」
イリス「は、はい……! 炎よ……!」ゴオッ
妖精「まさか、セインが……?」
*
―海中
セイン「」ブンッ
ちぎれ飛ぶタコ触手「」
ちぎれ飛ぶタコ触手「」
ボーンクラーケン「〜〜!!」
セイン「――」
光の残像「」パヒュンッ
セイン「」ヌッ
ボーンクラーケン「!!?」っっっ
光を纏う木の棒「」ブンッ
ボーンクラーケン「」パギュッ
*
―海上
大亀クロシュに巻き付いていたタコ触手「」ヘニャヘニャ…
大亀クロシュ「……!」モニョニョ
――戦闘終了
◆
357 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 16:37:03.13 ID:SmQUD2+s0
―夕
小高い岩礁
ザァーン ザパァーン…
焚き火「」パチパチ
ボーンクラーケンの触手焼き「」ジュワッ
クロシュ「わあ……!」ジュルリ
イリス「今日もお疲れ様、クロシュちゃん! はい、さっきのボーンクラーケンの触手焼き!」スッ
クロシュ「うん……!」
デロデロ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
ミスティ「ふう……一件落着ね……。んっ……美味しいわ……」モグモグ
エバンス「南方じゃ人気食材として使われてるだけあるな、こりゃ」モグモグ
ローガン「うむ……! セインくんが仕留めてくれたお陰だ」
イリス「はい! 本当にありがとう、セインくん!」
セイン「……命を恩を返しているだけだ。礼はいらない」モグモグ
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
セイン「……言いたいなら、好きにしても良いが」
船旅2日目の夜です。丁度良い岩礁があったのでそこで野営します
↓1〜3 野営中何をする?
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 16:38:51.57 ID:PodU5msi0
イリス、セインと模擬戦をする。
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 16:39:41.29 ID:5YSS3ZgdO
イリスちゃんとセインくんの料理談義
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 16:41:42.13 ID:zbppxD25o
海竜化やってみる
361 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 17:11:33.29 ID:SmQUD2+s0
焚き火「」パチパチ
スライムクロシュ「……」
セイン「……」
イリス「……セインくん、ちょっといい?」
セイン「?」
スライムクロシュ「?」
イリス「えっとね……マーベルさんのこと、覚えてる?」
セイン「ああ」
イリス「そのマーベルさんから伝言っていうか……もしセインくんと会ったらやって欲しいことがあるって言われてて」
セイン「……?」
イリス「セインくんを一発ぶん殴ってくれって」
セイン「……」
スライムクロシュ「〜〜…」モニョニョ…
セイン「殴られてやってもいいが……いや、ただ殴られるだけというのもつまらないな」スクッ
イリス「へっ?」
セイン「……僕に攻撃を当てるか、海へ落とすことができたら――殴られてやってもいい」スッ
イリス「え!?」
セイン「だが、できなければ――次に君がマーベルと会った時、マーベルを殴ってもらう。それでどうだ?」
イリス「え、ええ!?」
ポイッ
木の棒「」ポテッ
セイン「武器と魔法は使わないでおこう。君相手ならそれで十分だろう」
イリス「」カチン
イリス「へえ……。武器も魔法も使わないなら、セインくんなんてただのかわいい男の子じゃない」
セイン「そうなのか」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ オロオロ
イリス「いくら勇者でも、未来の大賢者を舐めてると痛い目に遭うってことを教えてあげる……!!」ゴゴゴ
セイン「ああ」
――模擬戦闘開始――
↓1
01-05 イリス無様
06-85 イリス敗北
86-95 相打ち
96-00 イリス大勝利
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 17:12:56.90 ID:W+2Zc8yvO
やったらあ!
363 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 18:25:06.93 ID:SmQUD2+s0
セイン「」タンッ
イリス「!!」バッ
ガガガッ
イリス「ううっ……!?」ズザザッ
イリス(魔法による強化なしでこの速度と重さ……!? 咄嗟に受けた杖が折れるかと思った……!)
イリス(いや、でも……多分これも、本気じゃない……! くそお、バカにして……!!)
イリス「水!」
大量の泡「」ポワポワ
セイン「!」キキッ
イリス「一発当てれば勝ちなら、これでどう!?」
セイン「」ブンッ
大量の泡「」パチンパチン
イリス「ええ!? 腕を振った風圧で……!?」
セイン「」タンッ
イリス「くううっ!」
◇
364 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 18:25:35.83 ID:SmQUD2+s0
イリス「うぐぐう……」ボロッ
セイン「降参するか?」
イリス「ま、まだあ……!」
妖精「もうやめときなよ〜。マーベルなんて私が代わりに殴っとくからさあ〜」
スライムクロシュ「〜〜…」モニョモニョ
エバンス「しかしイリスちゃんは近接戦の心得もあるんだな。並の戦士くらいなら接近戦でも十分戦えるんじゃないか?」
ローガン「うむ……冒険者ランクこそ低いが、実力はかなりあるぞ。我がパーティの魔法使いたちは」
ミスティ「まあ……弱いつもりはないわね……。強くもないけれど……」
イリス「もう一回、水!」
大量の泡「」ポワポワ
セイン「無駄だと――」
イリス「地!」カッ
穴「」ボゴンッ
セイン「!!」サッ
イリス「風!!」ヒュオオオッ
大量の泡「」フヨフヨ
セイン「くっ」タンッ
妖精「セインが跳んだ!」
エバンス「だが空中ではもう避けられないぞ!」
イリス「もらっ――」コォォォ―
ズキッ
イリス(う、うそ……魔力が……もう……)
イリス(こ、こうなったら……!!!)ザッ
イリス「う、うあああああ!!!」ダダダッ
セイン「!!?」ヒューン
ガッ
ミスティ「い、イリスが落ちてくるセインに体当たりを――」
ローガン「ぶちかまして――」
イリス「わああああ!!」ヒューン
セイン「――」ヒューン
ボチャンッ…
妖精「海に落ちちゃった!」
◇
365 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 18:28:09.59 ID:SmQUD2+s0
焚き火「」パチパチ
イリス「う、ううう〜……あたまいたいぃ〜……」グッタリ
ミスティ「魔力切れの寸前まで魔力を使い続けたのよ、あなた……。ほら、あの子の精霊樹ジャムを溶かしたホットエードよ……ゆっくり飲みなさい……」
イリス「うう……甘くて優しい味がするぅ……」ゴクゴク
妖精「全くもう……無茶しすぎだよ、こんな海のど真ん中で。セインも変に煽らないでよ」
セイン「……悪かった」
イリス「せ、セインくん……えっと、今の勝負は――」
セイン「引き分け……と言いたいところだが、一発でも攻撃を当てられたら、という条件だった。つまり君の勝利だ」
イリス「……!! やっ……たぁ……!! あいたたた……」ズキズキ
セイン「……驚いたな。武器と魔法は使わなかったが、それでも負けるつもりなどなかった。未来の大賢者たる君を侮ったことを詫びさせてもらう……」
イリス「え、えへへえ〜……セインくんに認められちゃった……!」
☆イリスがセインくんに辛勝を収めました
☆イリスの根性が上がりました
◆
366 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 20:19:42.50 ID:SmQUD2+s0
―早朝
小高い岩礁
ザァーン ザパァーン…
焚き火「」パチパチ
イリス「〜〜♪」
セイン「……もう起きていたのか」ヌッ
イリス「あ、セインくんおはよう! 昨日は付き合ってくれてありがとうね」
セイン「いや……おはよう。それは……スープ? 朝食か」
イリス「うん。昨日のボーンクラーケンの足を使った海鮮スープ。ミスティに凍らせてもらったから、しばらく食べる分は困らなくなったの。もちろん持ちきれない分は海に還したけどね」
セイン「海に還す……なるほど」
イリス「セインくん一人が増えてちょっとカツカツだったけれど、ボーンクラーケンのお肉が入ったからお釣りが来るくらいになっちゃった」
セイン「それなら良かった」
イリス「セインくんは、好きな食べ物とかは特にないんだっけ?」
セイン「好き嫌いは特にない。自由に作って欲しい」
イリス「そっか……。でも、もし好きな食べ物ができたら教えてね。その時は作ってあげるから」
セイン「……覚えておく」
◇
367 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 20:20:29.32 ID:SmQUD2+s0
―朝
ウミヘビクロシュ「」スイスイ
妖精「うわ、どうしたのクロシュ? そんな変な姿で泳いだりして」パタパタ
ウミヘビクロシュ「〜〜」モニョモニョ
妖精「えっ、昨日の骨ダコにやられたのが嫌だったから、もっと強い姿になりたいって? う〜ん……でもみんなを乗せられる大きな姿なんて大亀くらいだしなあ……」
ウミヘビクロシュ「〜〜」モニョモニョ
割れた海竜の頭骨「」ガラン
妖精「あっ、それは昨日の骨ダコがかぶってた骨! 見た感じ、多分海竜の頭骨だと思うけど……」
ウミヘビクロシュ「〜〜」モニョニョ
妖精「まあ確かに、海竜なら大きいし強いけれど……。食材として扱われたりもしてるけど、曲がりなりにも竜だよ? 簡単には擬態できないんじゃないかなあ……」
ウミヘビクロシュ「〜〜!」モニョニョ!
妖精「まあ挑戦するのは自由だけど、あんまり無理しないようにね」
↓1コンマ
01-80 大亀状態が強化されました
81-00 海竜
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 20:21:30.35 ID:PodU5msi0
あ
369 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 20:28:59.92 ID:SmQUD2+s0
大きな巻き貝「」
デロデロ モニョモニョ…
大亀クロシュ「」ポン!
妖精「見た目は変わってないけど水属性の力を感じる。もしかしてあの巻き貝と同化したの?」
大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ
妖精「やっぱり! それじゃあ早速泳いでみよう!」
大亀クロシュ「」スイー
妖精「おおーちょっと速くなった! 水属性のお陰かな?」
大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ
☆大亀状態が強化されました
◆
370 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 20:54:35.47 ID:SmQUD2+s0
―トコナツ火山島への海路 3日目
◇クロシュ [赤ちゃんスライム]
武:メイドブレード 盾:ウニ盾 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:ゴスロリエプロン 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:精霊のレオタード 飾:
◇イリス [星の魔法使い]
武:精霊樹の杖 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:魔術師のローブ 飾:
◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:魔銀の短剣 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:精霊のローブ 飾:
◇ローガン [鋼の戦士]
武:鋼の剣 盾:鋼の盾 飾:くすんだ耳飾り
武:鋼の回転ノコギリ 防:革の鎧 飾:
◇エバンス [地の傭兵]
武:鉄の剣 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:革の鎧 飾:
◇セイン [勇者?]
武:木の棒 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
・鉄鍋+携帯調理器具
・蜘蛛絹の下着
・ザリガニのお守り
・魔術書「星の魔力」
・魔族国永久旅券*5
・マジカルブラッドワイン
・反魂丹*2
・運命賽*3
・雨乞い傘
・フメイの服の切れ端
・精霊の印*5
・精霊樹の実のジャム
・精霊樹の鉢植え
・フメイとアリシラの人形
・お宿の焼き菓子
・お宿の妖精の織物
・メルルの帽子
・魔導飯盒
・妨害魔力波発生装置
・属性大全
・大きな巻き貝
◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[0/5]
・魔法の練習[1/3]
◯仲間の目標
・ブラッドを倒す(ミスティ)
・星属性の練習[2/4](イリス)
371 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 20:56:19.17 ID:SmQUD2+s0
―海上
大亀クロシュ「」スイスイ
ミスティ「……なんか、暑くないかしら……」
ローガン「かなり南の方まで来たのだろう」
エバンス「てことはトコナツ島も近いか?」
妖精「うん。精霊たちによるとあと少しみたい。今日の夕方には着くよ」
イリス「……トコナツ島に着いたらセインくんともお別れかあ……。そういえば、セインくんは今何をしようとしてるの?」
セイン「……恐らく、お前たちと同じだ」
妖精「や、やっぱり……。ねえ、こんなことを言うのもなんだけど……助けてあげた代わりに、今回は見逃してくれない……?」
セイン「……お前たちこそ……今回は、退いてくれないか? 僕は……命の恩人に刃を向けたくない」
イリス「セインくん……」
妖精(……セインのやつ……初めは無機質で無感情でつまんない勇者モドキだと思ってたけど……)
クロシュ(セインさん……)
↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-05 強敵
06-30 食料発見(コンマ)
31-55 物品発見(コンマ)
56-80 場所発見(コンマ)
81-00 良いこと(自由安価)
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 20:59:37.68 ID:cd+kSKf8O
あ
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 21:00:42.36 ID:zbppxD25o
コンマ
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 21:01:11.60 ID:YZHa50sGO
良いことこい
375 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 21:04:13.43 ID:SmQUD2+s0
↓1コンマ 見つけた場所
01-10 幽霊船
11-40 浮島スライム
41-70 小さな温泉島
71-95 伝説の海賊の洞窟
96-00 古代遺跡?
↓2コンマ 見つけた物品
01-05 樽……?
06-50 大きな軽石
51-95 エンシェントシャコ真珠
96-00 海竜の宝玉
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 21:04:41.08 ID:PodU5msi0
あ
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 21:04:45.31 ID:YZHa50sGO
うい
378 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 21:13:10.37 ID:SmQUD2+s0
―海上
大亀クロシュ「」スイスイ
大きな軽石「」コツン
大亀クロシュ「?」モニョニョ?
大きな軽石「」ザバンッ
エバンス「おお、でっけえ軽石だ!」
イリス「軽石が流れてきたってことは、火山島が近いんですねきっと!」
ミスティ「そうなの?」
ローガン「ああ。軽石は火山で採れることが多い鉱物だ。トコナツ火山島のものかはわからんが、遠くない場所に火山がある可能性は高い」
セイン「……」
大きな軽石「」コンコン
エバンス「……軽石か……待てよ、これを地属性魔法で再現できないか……?」
イリス「あ、なるほど……! これを地属性魔法で出せれば――」
エバンス「おう! 水に浮く石なら、泥舟の強化に使えるぞ!」
イリス「確かに!!」
☆大きな軽石を手に入れました
☆エバンスとイリスが軽石魔法を閃きました
◇
379 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 21:24:03.83 ID:SmQUD2+s0
―海上
濃霧「」モワモワ
大亀クロシュ「〜〜…」モニョニョ…
イリス「なんか……霧が濃くなってきた……?」
エバンス「……んん? そろそろ着くはずじゃないのか……?」
妖精「お、おかしいなあ……。そのはずなんだけど……さ、さっきから精霊たちの気配がなくて……」
ローガン「なんだと……?」
セイン「……遭難か」
エバンス「し、自然魔法でこの霧を追い払えないのか?」
妖精「さっきからやってるよぉ……」
イリス「むむ……そ、それなら私も風魔法で――えい!」ブンッ
風「」ビュオオオオッ
濃霧「」モワモワ
イリス「ぜ、全然飛ばない……」
セイン「……光で霧に穴を開ける。全員、直視するな」コォォ―
妖精「げっ、その技は――」
光「」キラッ
バシュウゥゥゥン――
380 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 21:24:47.64 ID:SmQUD2+s0
濃霧「」モワモワ
セイン「……!?」
イリス「う、うそ……!? あの光魔法ですら……!?」
妖精「これ……もしかしたら……物理的な霧じゃなくて……」
セイン「……呪いの霧か」
ミスティ「の、呪いの……」
エバンス「霧……!?」
*
381 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 22:07:02.24 ID:SmQUD2+s0
大亀クロシュ「〜〜…」モニョモニョ…
妖精「ごめんね、クロシュ……大丈夫、私たちが一緒だからきっと出られるよ」
大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ
ローガン「しかし……なんだろうか……。薄っすらとした寒気と……この倦怠感は……」
セイン「正体はわからないが、恐らくこの海域は呪われている。僕たちは心身を呪いに蝕まれ始めている……」
イリス「え、ええ……どうすればいいの……!?」
セイン「呪いを祓うには専門家を呼ぶか、あるいは――」
エバンス「あるいは……?」
セイン「呪いの根源を、破壊するしかない」
ミスティ「……で、でも……もし呪いの根源が深海にあったら打つ手なしになってしまうわ……」
セイン「いや……その心配はいらないらしい」
イリス「えっ……?」
セイン「……お出ましだ。呪いの元が」
幽霊船「」ゴゴゴゴゴ…
イリス「あ、あれって……まさか……」
エバンス「幽霊船か!!?」
*
382 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 22:08:08.77 ID:SmQUD2+s0
幽霊船「」ゴゴゴゴゴ…
大亀クロシュ「……」
イリス「どど、どうするの……!? あれに乗り込むの……!?」
ローガン「現状、そうする以外の選択肢はあるまい。このまま濃霧の海域を闇雲に漂い続けるわけにもいかん」
エバンス「外からぶっ壊すんじゃダメなのか? ほら、さっきセインが撃った光魔法とかで」
セイン「……それで霧が晴れれば良いが……もし晴れなかった場合、僕たちは最大の手がかりを失うことになる」
エバンス「げ、確かに……」
ミスティ「壊すにしても、中を探索してからってことね……」
セイン「そうだ」
イリス「い、行くしかないんだ……」
妖精「まあ大丈夫でしょ、セインがいれば」
セイン「……最悪、魔王が潜んでいる可能性もある。そうであれば僕一人でも対処は難しい。気を抜くな」
妖精「わ、わかってるよ……悪かったね」
*
383 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 22:09:23.53 ID:SmQUD2+s0
―幽霊船 踏破率[0/???]
ギィー… ギギ…
イリス「ひ、ひいい……!!」ガタガタ
クロシュ「イリスさん……」ギュッ
イリス「く、クロシュちゃん……ありがとう……」ギュッ
ミスティ「……」
妖精「ミスティも手を繋ぐ?」
ミスティ「えっ……いや、私は……」
イリス「つ、繋ごうよ! その方がいいよ!」
ミスティ「まあ……いいけれど……」ギュッ
クロシュ「妖精さんも……」
妖精「じゃあ私はいつも通りクロシュの懐に入ってようかな」スポッ
エバンス「しかしボロボロだな……。いつ床が抜けるかわからん。呪いも怖いが、物理的な怪我も怖いぞこりゃ」
セイン「ああ。だが恐らくそれも奴らも狙いだ。気を付けろ」
ローガン「うむ……。皆、気をつけて進もう――」
――探索開始 幽霊船――
384 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2024/05/19(日) 22:10:44.18 ID:SmQUD2+s0
というわけで本日はここまでです。次回は幽霊船探索から始まります
今回はセインくんがタコ相手に活躍したり、イリスさんがセインくん相手に辛勝をもぎ取ったりと、戦いが多い日となりました
ボーンクラーケンさんは平和に暮らしていただけなのですが、縄張り争い、そして生存競争とはかくも哀しいものなのです。彼の命はクロシュちゃんたちに食べられ、海の命たちに食べられ、また星へ還るのでしょう。星の海は、遥かな昔からそのように巡っているのです――
そして次回はついにクロシュちゃん初めてのダンジョンアタックです。がんばりましょう
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 22:25:00.08 ID:zbppxD25o
乙乙
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/19(日) 23:53:18.79 ID:7rwEQdPLO
乙
前評判通りセインくんめっちゃ頼りになるな
コンマ表にある樽?とか古代遺跡?とかが地味に気になる
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/20(月) 12:25:44.94 ID:9r9PBd1/O
おつ
要するにダンジョン探索は魔王さんの自宅訪問ってコト…!?
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