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【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】

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792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/02(土) 21:31:59.82 ID:XcP5KiRuO
「んんっ! あっ、あっ、あはぁっ…………すっごい出てる…………」

 出る。出る。まだ出る。
 川崎が小刻みに腰を振って更なる射精を促してきた。
 収まりきってない根元の方に這わされる感触は京華の舌だろうか。
 全て出し切ったあとも優しく膣襞で擦られ、至福な余韻の時を味わった。

「ん……ちゅ……じゃ、抜くよ」

 川崎は俺とキスをし、腰を上げて肉棒を膣から引き抜く。
 ついでに脱力の呪いが解除されたようで、俺は川崎の背中に手を回して抱き締める。

「んんっ…………」

「んうっ…………」

 二人の呻き声が交互に響く。京華が俺の肉棒や川崎の秘所に舌を這わせているからだ。
 俺はしがみつくように川崎を抱く力を強め、その快感を譲受していた。
793 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/12/02(土) 21:32:29.30 ID:XcP5KiRuO
一旦ここまで

色々ややこしい設定があるけどどっかで矛盾してないか心配
深く考えないでください…………

またノシ
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/02(土) 21:49:36.96 ID:E/Q+8upW0
乙!
このあと暴走した性奴隷がご主人様に孕まセックスぶちかます展開不可避
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 00:37:26.50 ID:YWGr+nXyO
乙です
深く考えてませんが続きを期待してます
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 01:09:27.94 ID:UgF/Yr5so
乙です
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 22:57:56.70 ID:Mxd/mGK30
乙乙
サキサキ早く孕ませてあげて
798 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/12/10(日) 23:33:31.21 ID:NbRrRZexO
 しばらくして京華が顔を上げ、満足そうな表情をしながら俺たちの横に寝転がる。

「はー、すっごくおいしかったー。はーちゃん、さーちゃん、ごちそうさまでした」

「ふふ、良かったねけーちゃん」

「うん! あ、でも…………」

 川崎に頭を撫でられて笑顔になった京華の顔が突然曇る。
 どうしたんだ?

「その、けーかが全部飲んじゃった。少しさーちゃんに分けてあげようと思ったのに…………ごめんなさい」

「…………謝る必要なんかねえって」

 川崎に続いて俺も身体を起こし、京華の頭をぽんぽんと叩く。
 不安そうにこちらを見上げる京華がおそるおそる口を開く。

「はーちゃんも、さーちゃんも、怒ってない…………?」

「そんなわけないでしょ。あたしもはーちゃんも、けーちゃんが大好きなんだから」

「そうだぞ。それに俺たちが嫌だと思ったことはちゃんとそう言うからな。だからこういうときは謝るんじゃなくてお礼を言うもんなんだ」

「うん! はーちゃん、おいしいせーえき飲ませてくれて、ありがとー!」

「ん、こっちこそ、お掃除までしてくれてありがとうな。吸い出されるのとか、すごく気持ち良かったぞ」

「えへへー」

 ぎゅっと抱き着いてくる京華の頭を撫でる。子ども特有の高めの体温が心地いい。
 川崎はその光景を微笑ましく眺めていた。絵面だけ見るならすっげぇ怪しいどころか完全にアウトなんだがな。
 先程の興奮が治まりきっていないうえに、京華のお掃除が気持ち良くて肉棒がまだガチガチに固いままだし。

「はーちゃん、まだおっきいまんまー」

「ほんと元気だね。今度はどこで出したいの?」

「あ、えっと…………」
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 23:34:26.68 ID:NbRrRZexO
 正直な事を言えばやっぱり川崎の中に出したい。が、先程川崎は『今日は京華に飲ませるのが目的』だと言っていた。
 まあ俺も出来ればってくらいの感じだし、それよりは御主人様の意向を優先すべきだろう。性奴隷としては。

「あー、京華」

「なーに?」

「さっきしてくれたお掃除が気持ち良かったからこんなになっちゃったんだ。だから責任持って京華がまた気持ち良くしてくれよ」

「えっ、いーの?」

「ふふ、けーちゃんのベロがすごかったんだって。いっぱいしてあげて、代わりにたくさん精液を飲ませてもらいなよ」

「うんっ、けーか頑張る!」

 京華は再び俺の肉棒に顔を寄せ、亀頭にれろりと舌を這わせた。
 俺は声を抑えながら足を開き、京華の好きなようにさせる。
 茎全体や陰嚢を舐め回し、啄むように唇を付けて吸う。とても園児とは思えないほどの男を悦ばせるテクニックだ。小さくとも人間でなくサキュバスであることを改めて思い知ってしまう。

「どう? 京華の、気持ちいい?」

「あ、ああ」

 座っている俺の背中に川崎が抱き着き、耳元で囁いてきた。
 当然その大きな胸が押し付けられて、全体の柔らかな感触と突起の固い感触が俺を興奮させていく。
 そのまま更に小さな声で、具体的には京華に聞こえないように言葉を続ける。

「あんた、本当はあたしの中に出したかったんでしょ? でも、京華を優先してくれたんだね」

「…………」

「だからその御褒美もあげる。今度二人でホテル来たときに、あたしがあんたの性奴隷になってあげるよ」

「!!?」

「あたしの身体を好き放題にしていいし、精液をエネルギーにせずにそのままおまんこの奥で受け止めろって命令したらもちろんそうしてあげる」

「う…………あ…………」
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 23:35:14.49 ID:NbRrRZexO
 川崎の言葉が染み込み、脳内に様々な事が思い浮かぶ。
 川崎にしたいこと。川崎にされたいこと。川崎にさせたいこと。
 今までだって別に我慢していたわけでもないし、結構好きなようにやってはいたと思う。
 それでも。それでも。

「あ……あ…………」

「ふふ、想像しただけで興奮したの? チンポびくびくさせて、息を荒くしちゃってさ」

 しゅる、と川崎の尻尾が伸びてきて俺の内腿や陰嚢を撫でる。
 京華は亀頭やカリ首を舌で刺激し、両手で肉棒を握って上下にしごく。
 ヤバい。ヤバい。もう、限界っ…………。

「けーちゃん、はーちゃんがもうすぐ精液出しちゃうって。先っぽくわえて、全部飲んであげて」

「はーい。あむっ…………」

「う、あっ…………あ…………」

 京華が肉棒の先端に唇を付け、舌で尿道口を責め立てた。
 上下にしごく手の動きを速めて射精へと導こうとする。

「ご、御主人様っ…………」

「ん、何? イきたくないの?」

「その、御主人様と……キ、キス、しながら、イきた…………んむっ」

 言い終わる前に川崎は俺と唇を合わせて舌を差し込んでくる。
 俺はその舌にむしゃぶりつきながら快楽に身を委ね、京華の口内に遠慮せず思いきり精液を放った。
 肉棒をしごきながら精液を吸われ、全身を快感の波が襲い、ただただ悦楽を享受する。
 ああ……気持ち、いい…………。
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 23:36:40.09 ID:NbRrRZexO
「そうそう、さっきの話なんだけど」

「あん?」

 寝ている京華を膝枕している川崎が声をかけてくる。
 先程京華に飲ませた後は川崎が用意してきたお昼を食べ、今はしばらくして眠くなった京華のお昼寝タイムになっている。
 俺は読んでいた備え付けの雑誌から目を離し、川崎の方を向いた。

「何の話だ?」

「あんたにあげる御褒美の話。性奴隷になるってやつ」

「お、おう」

 何だ。まさかあれは無しって話じゃないだろうな。やっぱり奴隷に対してそんなことされるのは屈辱だとかそういう…………。
 が、想定していたのとはまた違った内容だった。

「あたしだけでいい? 一緒に京華も奴隷にさせちゃう?」

「いやいや、京華にそんなことさせられねえって」

「でもあんた、あたしのおまんこに突っ込んでる時に玉やお尻を舐められるの好きでしょ? あたしだけだったらそれ出来ないし」

 答えにくいことをズバッと聞いてくる。
 あまりな内容に俺は言葉に詰まってしまう。

「京華じゃなくて海老名でもいいけどね。喜んで御奉仕してくれるよきっと。何なら小町や先生でも」

「川崎」

 さらに言葉を続ける川崎を俺は遮った。
 雑誌を放り投げて川崎のそばに寄り、そっと後ろから抱き締める。
 ちなみにこれは川崎に表情を見られないためにだ。今から言うことが恥ずかしすぎて顔なんか見せられないからな。
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 23:37:39.16 ID:NbRrRZexO
「そりゃ、その、複数の女を侍らす願望があるのは男として当然なんだが」

「うん」

「川崎とだったら、話は別だ」

「どういうこと?」

「御主人様だけにしか見せたくないものもあるってことだよ」

「へえ……どんな特殊なプレイをさせるつもりなのやら」

 くすくすと川崎が笑う。
 いかん、どうも変な誤解を与えてしまったらしい。

「いやいや、そうじゃなくてだな」

「わかってるよ。男とか兄としてのプライドがあるってことでしょ」

「まあ…………でも、もう御主人様には散々情けないとこも見られてるからな」

「あたしはあんたが情けないなんて思ったことはないけどね」

 そう言って川崎は京華を抱き抱えて立ち上がり、ソファーに寝かせて毛布をかけてやる。
 そのままベッドに取り残された俺のところに戻ってき、俺を押し倒して唇を重ねて口内を貪りあった。

「そんなにあたしにしたいことがあるんだ?」

「は、はい。御主人様と、二人がいいです」

「だったらまた今度なんて言わずに今ここで叶えてあげよっか?」

「…………いや、次回がいい」

「ふふ、何でかは聞かないよ。わかってるから」

「え?」

「能力とかじゃなくて、自然に溜めた精液をあたしのおまんこに注ぎ込みたいんでしょ。それにどうせなら朝イチから一日中犯したい、ってとこかな」

 何でわかるんだよ…………。
 俺は誤魔化すように川崎の背中に腕を回し、思いっきり抱き締めた。
803 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/12/10(日) 23:38:15.15 ID:NbRrRZexO
一旦ここまで

あと一回サキサキとヤって今回のけーちゃん編は終わりのつもり
ちょっと間が空いてるのでそろそろ小町か静ちゃんを相手してあげないと

またノシ
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 00:02:25.27 ID:GMnygIIxO
乙です
サキサキの性奴隷楽しみ
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 19:52:20.27 ID:DVaNcjE1O
3人以上のハーレム展開はまだですか
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/13(水) 02:59:01.89 ID:/uPrZWkA0
元からヒッキーへの好感度高いメンツばっかりだから沙希ュバスの能力で悔しいけど感じちゃうビクンビクン要素が足りないと思います・・・(小声
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/13(水) 11:25:39.66 ID:iGioP8rEo
乙です
808 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/12/17(日) 01:22:05.77 ID:1U+Dq5YyO
「ん、ちゅ…………」

 俺たちは唇を合わせて舌を絡める。
 先程のやり取りと抱き締めている川崎の身体の柔らかさ、そしてこの刺激で俺の肉棒はすっかり大きくなってしまっていた。
 川崎の下半身に当たり、それだけでも物凄く気持ちいい。

「ん…………」

 もぞもぞと川崎が身体を動かし、肉棒を秘口に当てるのがわかった。
 そのまま腰を沈め、ずぷぷっと膣内に埋められる。

「んっ…………んんっ…………」

 いきなり与えられる快感に思わず唸り、抱き締める力を強めてしまう。
 少しでも川崎の奥まで侵入しようと試みてついつい腰が浮く。
 川崎は京華を起こさないようにか声を抑えるために唇をしっかりと押し付けてき、小刻みに腰を揺すった。
 俺は自分から動くのを止めて川崎の好きなようにさせ、時折柔らかな尻やきめ細やかな背中を撫で回すとそれだけで心地好さそうな声が唇の間から漏れ出る。

「んっ……八幡…………気持ちいいとこにチンポ擦れて……あたし、もうイきそう…………あんたに中出しされながら、八幡の精液お腹に感じながらイきたい…………」

「ああ。俺の奴隷精液、いっぱい出すから…………御主人様も、気持ち良くなってくれ…………んっ…………」

 再び唇を重ね、俺たちは腰を動かしあう。
 気持ちいいところを、感じる箇所を擦り合わせ、互いを高みに昇らせていく。
 あ……あ…………出る……出る…………。
 御主人様と、上下で繋がって。
 肉棒を襞で締め付けられて擦られて。
 唇を重ねて舌を絡ませて。
 強く、抱き締め合いながら。

「んっ! んんっ! んうっ!」

 俺は全身を震わせて射精した。
 腰を揺すりながら大量の精液を吐き出して川崎の膣内に注ぎ込む。
 ああ…………気持ちいい…………御主人様に中出し……気持ち、いい…………。
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/17(日) 01:22:39.82 ID:1U+Dq5YyO
 俺と同時に達した川崎も全身を痙攣させながら快感を甘受している。
 イき終わった後はぱたりと力が抜けて俺にのし掛かるように体重を預けてきた。
 それを重いとか感じず、髪をすくように優しく頭を撫でてやる。

「はぁ…………美味しくて……気持ちいい…………八幡の精液、最高…………」

「御主人様…………奴隷精液を御主人様まんこで飲んでくれて、ありがとうございます…………」

「ん……すぐにお掃除もしてあげるけど…………もうちょっとだけ、このままで…………」

「ああ」
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/17(日) 01:23:14.53 ID:1U+Dq5YyO
 その体勢でしばらく抱き締めあっていたが、満足したのか川崎は身体を起こす。
 腰を浮かして肉棒を引き抜き、すぐにその体液にまみれたものに舌を這わせ始める。
 が、そのやり方がいつもと違った。
 明らかに快感を与えてこれからさらに搾り取ろうという動きだ。
 まあ当然拒否するものでもない。俺はされるがままになり、敏感な肉棒に与えられる刺激を受けて射精へと意識を向ける。

「う、ああ…………」

 もうすぐ達しそうになり、思わず声が出る。
 が、そこで川崎は口を離し、ベッドから降りてしまう。ええ…………。
 一体何事かと身体を起こして川崎を目線で追うと、ちょうど京華が目を覚ましたところだった。

「おはようけーちゃん。よく眠れた?」

「おはよーさーちゃん。あ、はーちゃんもー」

「…………おう」

 川崎が京華の頭を撫でると、笑顔になりながら俺たちと挨拶を交わす。
 というか起きる気配を感じたのか…………え、あの距離で?
 すげえな…………。

「けーちゃん。起きて早速で悪いんだけど、あれ見て」

「あっ」

「そ。はーちゃんのチンポがまた精液ぴゅっぴゅしたいって言ってるの。けーちゃん飲んであげて」

「うん! あ、でもさーちゃんは?」

「あたしははーちゃんにしてあげることがあるから」

 サキュバス姉妹はそんな会話をしながらベッドに上がり、俺ににじり寄ってくる。
 京華が俺の足の間に顔を埋めて舌を肉棒に這わす。
 川崎は俺の顔を自分の胸に埋めさせるように抱き締めてくる。

「ほら、あんたの大好きなおっぱいに包まれながら射精しよっか。乳首も好きなだけ舐めたりしゃぶったりしていいよ」

「ん……ちゅ…………」
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 01:23:56.62 ID:1U+Dq5YyO
 是非もない。
 俺は川崎の身体に腕を回して顔を胸に押し付け、舌を這わす。
 川崎の胸は柔らかくて張りがあって、触れてるだけでも気持ちいい。
 ぴんと尖った突起をくわえて吸うと、何か出るわけでもないのに物凄く心が満たされる。

「ふふ、そんなに夢中になって吸っちゃって…………さ、今から射精させるからね」

 しゅる、と川崎の尻尾が肉棒に絡み付くのがわかった。
 京華が先っぽの尿道口に唇を付け、両手でマッサージするように陰嚢を包み込んでやわやわと揉む。

「いくよ…………3、2、1……えい」

「んんっ! んうううっ!」

 川崎のカウントダウンが終わると同時にサキュバスの強制射精能力が使われ、俺は京華の口内に精を放つ。
 ぶっ飛びそうになる意識を留めようと俺は川崎の身体に強くしがみつく。

「ほら、全部出しちゃいなよ。ぴゅっぴゅっ、ぴゅっぴゅっ」

「んっ、うっ…………うっ、うっ…………」

 川崎はまるで赤ん坊をあやすような口調で俺の射精を促す。
 俺は腰を揺すって京華にたっぷりと精液を飲ませ続けた。

「はあっ…………はあっ…………」

 射精を終えて川崎の乳首から口を離し、俺は大きく肩で息をする。
 全身から力が抜けて川崎にもたれ掛かってしまうが、意に介さずぎゅっと俺の頭を抱き締めてくれた。
 京華も今からお掃除してくれるつもりなのか、まだ肉棒から口を離さず尿道口にくっつけたままだ。

「……………………えい」

「あがっ! あああああ!」

 肉棒に絡み付いていた川崎の尻尾がきゅっと締まり、再び能力を使われる。
 ほとんど出してしまって回復する間もなく、わずかに精巣に残っていた精液を強制的に出させられてしまった。
 予期せぬ快感と衝撃に俺は獣みたいな声をあげてしまう。
 びゅぐっ、びゅぐっ、と精液が飛び出る気持ち良さに翻弄され、俺は全身を震わせてそのまま意識を手放す。
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/17(日) 01:24:33.56 ID:1U+Dq5YyO
「う…………」

 意識が覚醒してくる。
 同時に直前のことを思い出す。
 そうだ。俺は川崎と京華にたっぷりと搾り取られ、気を失ってしまったのだ。

「あー、はーちゃん起きたー」

「おはよ比企谷」

「ああ」

 ソファーで何か本を読んでもらっていた京華が俺に気付き、川崎も声をかけてくる。
 俺はベッドで身体を起こした。時計を確認するとどうやら小一時間ほど寝ていたようだ。
 二人はソファーからこっちに来て俺のすぐそばに寄り添う。

「はーちゃん、大丈夫?」

「ごめんね、ちょっと頑張らせ過ぎたかな?」

「いや、むしろあれくらいで気絶するなんて御主人様専用精液製造機として失格だな。悪かった」

「その品質管理も御主人様の仕事なんだけどね。ちなみにさっきのあれは気持ち良かった? それとももう強制搾精は勘弁してほしい?」

「……………………」

「ふふ、即答しない時点でわかるよ。あんた本当にいじめられるのが好きなんだから」

「勘違いすんなよ、御主人様だからだぞ。他の女にいじめられたいとは思ってねえからな」

「ん、わかってるって。で、どうする?」

「何がだ?」

「今日はもっと搾り取ってほしい? それとももうやめとく? 京華もお腹いっぱいまで飲んだからどっちでもいいけど」

「…………もう、やめとくわ。それと、今度の週末までは、その」

「はいはい。たっぷり溜めて今度あたしを犯しまくりたいんでしょ。いいよ、それまでは搾精おあずけね?」

 何で俺の考えがすぐにわかるんだ…………どうも手の平感がすごい。
 とりあえずもうホテルからは引き上げようということになり、俺たちは帰り支度をし始めた。
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 01:25:16.16 ID:1U+Dq5YyO
一旦ここまで

あと今回のけーちゃん編終了
少しインターバル入れてサキサキと二人きりホテル編に入ります

またノシ
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 03:36:42.66 ID:IsCvoeNpO
乙です
ホテル好きだなぁ!
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 08:24:23.26 ID:/WnBa/PSO
>>806
実行委員会のあいつ
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 06:10:36.52 ID:ZrfPX+GCO


だが朝に更新チェックするものではないな(ビンビン
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 07:27:41.79 ID:8yfbWUP00
>>815
折本?いや、相模の方かな?
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/21(木) 12:22:31.20 ID:4i304ZgX0
ガン攻めされるサキサキが見たい
819 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/12/25(月) 22:07:09.39 ID:YfrC2o5iO
「なあ川崎、今何か欲しいものとかあるか?」

「急に何さ?」

「いや、ほら、いつも昼飯作ってきてもらってるだろ? あれで昼食代が浮いてるからそれで何かプレゼントしようかと思って」

 本当なら本人に言わずにサプライズ的に贈る方がスマートなのかもしれないが、長いぼっち人生を送ってる俺には土台無理な話だ。
 そのまま現金を渡すというのも失礼だろうし。

「別にいらないって。気に病むならホテル代とか多目に出してくれればいいし」

「でも」

「それにご飯をもらってるのはお互い様でしょ?」

「…………まあ、そうなんだが」

 それでも釣り合ってない気がするんだが。
 俺が与える立場であっても、それ自体は世間一般的に金を払ってでもやりたい行為だし。

「はーちゃん、それだとけーかもはーちゃんに何かおくらなきゃいけなくなっちゃう。けーかもらいっぱなしだもん」

「あー、そうか…………でも、ま、この先何か欲しくなったら遠慮なく言ってくれ。少しでも頼ってくれたら嬉しいし」

「ふふ、はいはい」

 そんな雑談をしつつ三人で歩き、川崎の家まで送る。
 手を振って二人と別れ、俺は帰路に着いた。
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/25(月) 22:07:47.12 ID:YfrC2o5iO
「お兄ちゃんさん。お話があります」

「どうした可愛い妹よ」

 軽く明日の授業の予習をしてそろそろ寝ようかと思った頃、小町が部屋にやってきた。
 教科書とノートを鞄にしまいつつ小町の方を向く。

「そう、それ!」

「どれだよ…………」

「こんなに可愛い妹が欲求不満なのでお兄ちゃんはそれを解消するために手を出すべきです」

「あっちの話か……時々手は出してるだろ」

「ホントに手だけじゃん。もっとちゃんと相手してよ」

 ぷくっと頬を膨らませて抗議してくる小町。我が妹ながら可愛い!
 いや、ここでは変な意味でなく小動物的な、ね。

「小町。俺たちは兄妹なんだ。そういうことをするのはよくないと思うぞ」

「今さら何言ってんの?」

「ですよねー」

 深夜にこっそり俺のベッドに潜り込んで俺の手を使って自慰行為をし、満足したら出ていく。小町はそんな行動を時々していたが、やはり物足りなくなることはあるようだ。
 まあサキュバスを絡めた交わりをしたらそうなるだろうな。
 …………というか。

「小町、お前学校の授業はちゃんと着いていけてるか? 勉強に支障はないか?」

「な、何、突然?」

「思春期の中高生がこういうのを覚えて勉学が疎かになるなんてよく聞く話だからな」

「お兄ちゃんだってその対象じゃん」

「俺は平気だ。むしろ成績が上がってるまである」

「そうなの!?」
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/25(月) 22:08:27.19 ID:YfrC2o5iO
 これは本当だ。
 理由はまあ色々あるし、中には恥ずかしいものも含まれているので言わないが。

「で、どうなんだ?」

「…………」

 沈黙は金とはよく言ったものである。
 俺は小さな溜め息を吐いた。

「小町、お前…………」

「ううん、成績落ちたりはしてないよ…………でも、時々しんどいなあって…………」

 それはわからないでもない。俺だってストレスに悩まされた経験はあるしな。
 勉強自体が楽しめるか、あるいは強いモチベーションが保てればいいのだが…………。
 ちなみに受験時の俺は当時のクラスメートと離れたいという一心で頑張った。今は…………まあ川崎関係だと思えばだいたい間違いない。

「小町、こっちに来い」

「え、う、うん…………」

 俺が立ち上がってそう言うと、小町は素直に俺の方に寄ってくる。
 その小町の背中に腕を回し、きゅっと抱き締めた。

「あ…………」

「小町が頑張ってるのは知ってる。それでもツラいと思うことはあるよな」

「…………うん」

「だけどやってきたことは無駄にはならない。やっててよかったとあとで思えるときは必ず来るから」

「うん。別に嫌になったりしたわけじゃないから…………じゃあさ、今度塾で模擬試験があるんだけど」

「おう」

「いい結果が取れたら、小町に御褒美ちょうだい。沙希さんと一緒に」

「それって…………まあ、わかった。川崎に相談してみる」
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/25(月) 22:08:54.03 ID:YfrC2o5iO
「…………ってことが昨夜あったんだが」

 翌日の昼休み、いつもの屋上で昼食を取りながら昨日の出来事を川崎に話した。
 量が少な目で先に食べ終えた川崎は弁当箱を片付けながら言葉を返す。

「あの歳でそういうの覚えちゃったら勉強疎かになるのも無理ないけどね。でも小町は成績落ちてないんでしょ?」

「らしいけどな。今度の模試もそこそこ自信あるみたいだし」

「じゃ、御褒美あげないとね。もちろん結果出てからだけど」

「だな…………御馳走様でした」

「ん」

 俺は手を合わせて弁当箱を川崎に渡す。
 いつもならここから川崎の主食タイムなのだが、今週末まではしないことにしているので今日は無しだ。
 どうするのか、と思ったら川崎がすすっと身体を寄せてくる。

「ね、比企谷」

「お、おう?」

「本当はさ、一週間も我慢すると小町にも耐えられなくなって手を出しちゃいそうだからしばらくの間だけでも遠ざけたんじゃないの?」

「うぐっ…………まあ、ないとは言わない。あまりこういうことにハマるのも良くないってのも本心だが」

「あたしは自分で性欲抑えさせてるから問題ないけど、あんたもそうしとく?」

「いや……サキュバスにとっては普通に我慢させとく方が美味しくなるんだろ? だったらいらねえよ」

「ふふ、今度あたしを好き放題にするのにそういうとこは考えるんだ? でも週末じゃなくても、我慢できなくなったらいつでも受け入れてあげるからね」

「…………そん時は頼む」

「はいはい」

 川崎は頭を俺の肩に乗せて体重を預けてくる。
 俺はおそるおそる川崎の腰に手を回した。
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/25(月) 22:09:59.45 ID:YfrC2o5iO
 お互い何も口に出さないが、気まずくも変な雰囲気になったりもせず、昼休みは穏やかな時間が流れる。
 そんな過ごし方をして数日後。
 屋上に現れた俺を見るなり川崎は目を見開いた。

「うわ…………」

「? 何だよ?」

「あんた、相当溜まってるでしょ。ツラくない?」

「溜まってるのは事実だが…………そこまでツラくはないぞ」

「ほんと? 能力で性欲抑えてるあたしでも涎出そうなくらい美味しそうになってるんだけど」

「そんなにか…………でも確かに空っぽの状態でも三日もすれば満タンになるって言うしな。俺の場合回復が一般より早いだろうからそういった意味じゃ熟成されてんのかもな」

「ふふ、もしエネルギー切れて自分にかけてる能力が解除されたら我を忘れてあんたに飛びかかっちゃうかも」

「今御主人様に襲われたら絶対抵抗できずに受け入れてしまうからやめてくれ。ここまで我慢してる意味がなくなる」

「んー、土曜が楽しみだね」

「あ、そうそう。その次の日の日曜なんだが、空いてるか?」

「空いてるよ。どうしたの?」

「さっき平塚先生からメール来てさ、放課後あっちの相手してほしいとよ」

「しないの?」

「この状態だとちょっと耐えれらないかもしれん。だから今日は断ったんだが、それなら今度の日曜に本格的に相手してほしいって連絡来たんだ」

「ん、それじゃ日曜は先生んとこ行こっか。そう伝えといて」

「わかった」

 そんなやり取りのあと、いつも通り昼食を取って身体を寄せ合うだけの時間を過ごす。
 そしてその日はやってきた。
 土曜日。
 俺が。
 川崎を。御主人様を。好き放題にする日。
824 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/12/25(月) 22:10:38.07 ID:YfrC2o5iO
一旦ここまで

次回からサキサキとねっとりイチャラブ二人きりホテル編
さて、八幡に何をさせようか…………

またノシ
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 22:32:04.53 ID:tkSo3P0/O
乙です
これまた楽しみな続きだ
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 23:26:50.38 ID:7iYtUetz0
乙です
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 12:55:34.77 ID:r80bXOrF0
小町と静ちゃんとの約束がなければスレの残り的にこれで終わってもおかしくない流れ
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 08:19:50.70 ID:Aj6oUcj60
乙です。楽しみ
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 02:55:17.49 ID:wiBNmiLJO
海老名さんがアップしています
830 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/01/03(水) 13:10:21.99 ID:9utP70mZO
 正直俺はちょっと浮かれていた。
 いや、ちょっとどころではない。めちゃくちゃ浮かれていた。
 昨夜は挙動不審過ぎて親から奇異の目で見られたし、今朝も時間が有り余るくらい早起きしてしまったし。
 寝汗を流すためにシャワーを浴び、下着姿のままリビングに戻ると小町が起きてきていた。

「おう、おはよう小町。早いな」

「おはよお兄ちゃん。今日は模擬試験があるからね。本番と同じようなコンディションにしようと思って早起きしたんだ」

「そうか。練習っつっても気を抜かないようにな」

「うん。お兄ちゃんは沙希さんとお出掛け?」

「…………まあな」

「ふーん。可愛い妹が勉強で頑張ってるのに兄は青春を謳歌しちゃうんだー」

「俺が受験の時に頑張って勉強してたら散々ちょっかい掛けてきてた可愛い妹は誰だったかな? あとで母ちゃんたちに聞いてみよう」

「はいストップこの話はここまで。でもいつもより早いね。何かあるの?」

「あー、まあな」

 本当は特に何もない。
 が、どうしても気が急いてしまう。
 結局俺はだいぶ早い時間に家を出たのだった。
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/01/03(水) 13:11:01.96 ID:9utP70mZO
 とりあえず待ち合わせ場所に向かって歩いてはいるが、さすがに早すぎた。まだ時間まで一時間以上あるぞ…………。
 近くのコンビニで立ち読みでもして時間潰すか。
 そう思って待ち合わせ場所を通り掛かった時だった。

「や、おはよ比企谷」

「うえっ…………何でもういるんだよ?」

「きっと待ちきれなくて早く来てるだろうと思ってね」

「間違ってねえけど…………俺、そこまで行動読みやすいか?」

「ふふ、だってあたしがそうだもの」

「…………っ!」

「ね、比企谷。ううん、御主人様」

 川崎は上目遣いで俺の顔を覗き込んでくる。
 聞き慣れない川崎の御主人様呼びに戸惑ってどぎまぎしてしまう。

「な、何だ?」

「能力を使ってても抑えきれないくらい、御主人様が美味しそうであたしの性欲が爆発しそう…………御主人様も、溜まったものを全部ぶちまけてね」

 そう言って俺と腕を組んで身体をくっ付けてくる。
 俺は無言で頷き、やや早足でいつものラブホテルに向かった。
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/01/03(水) 13:12:18.52 ID:9utP70mZO
 ホテルの受付を済ませ、部屋に入って荷物を置くなり俺は川崎を力強く抱き締めた。
 川崎も俺の背中に腕を回してくる。
 そのままキスをして互いの唇を貪り、舌を絡め、唾液を啜り合う。

「はあ…………川崎、服脱ごうぜ」

 唇を離したあとに川崎に呼び掛ける。
 が、川崎は少し不満げな表情だった。何だ?

「あたしは今御主人様の奴隷なんだから苗字で呼んだりしないで。あと、ちゃんと命令してよ」

「…………沙希、服を脱げよ。可愛がってやるから」

「ふふ、はい」

 川崎は満足そうに頷き、自らの服を脱ぎ捨てて生まれたままの姿になった。
 俺も手早く全裸になると、川崎は潤んだ瞳で俺のそそりたつ肉棒を見つめる。
 が、とりあえず先にしておいてもらわなければならない事がある。

「沙希、お前の中に入れるまで射精出来ないようにしてくれ」

「はい…………」

 川崎が俺の前に跪く。
 そのまま肉棒に舌を這わせ、唾液を塗りたくって射精禁止の呪いをかけてきた。
 そういえば直接舐めたり唾液を飲み込ませたりと色んな呪いのかけ方があるんだな。
 暴発の危機を防いだ俺はそのまま川崎の頭を抑える。

「沙希、くわえてくれ。唇でしごいたり舌を這わせたりはしなくていい。そのまま、動かないで」

 川崎は俺の言う通りに口を開けて肉棒を口内いっぱいに含み、動かずにじっとして俺を見ている。
 俺はそのまま頭を撫でてやった。

「ん…………沙希の口の中、温かくて気持ちいい…………」

 そう言うと川崎の目尻が下がって嬉しそうな表情になる。
 が、それはすぐに切なげなものに変化した。
 原因は川崎の股間でもぞもぞと動く両手のせいであるのは明らかだ。俺は肉棒を口内から引き抜く。

「あ…………」

「指じゃなくてこっちの方がいいだろ? 入れてやるからベッドに行こうぜ」

「はい、御主人様…………」
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/01/03(水) 13:13:28.67 ID:9utP70mZO
 川崎はベッドで四つん這いになり、すでにぐっしょりになった秘口を俺に向けてさらけ出す。

「何だ、今日は後ろから犯してほしいのか?」

「はい、お願いします……御主人様のチンポ気持ちよくするために、あたしのおまんこ使ってください…………」

 川崎の御主人様呼びは海老名さんとはまた違う何かが込み上げてくる。
 俺は川崎の腰を掴んで秘口に亀頭を押し当ててそのまま挿入しようとしたが、慌てて川崎に止められた。何だ?

「ま、待って…………その、お願いあるんだけど…………」

「どうした?」

「あたしのこと、引いたりしないでね…………?」

「いや、意味わかんねえんだけど。何でだ?」

「その、あたしのおまんこの奥を御主人様ので突くと御主人様が射精出来ない呪いは解除されるけど」

「ああ」

「同時にあたしにかかってる性欲抑えてる能力も解けちゃうの。ただでさえ今も溢れちゃってる状態なのに、今まで抑えてたのが一気に解放されて爆発すると自分でもどうなるか…………」

「……………………」

 そんなことくらいで俺が川崎を引いたりするわけがない。いや、どんなことがあったって俺が川崎に対してマイナス感情を持ったりするものか。
 それすらわかってくれてない川崎に、俺は無言のまま少しの憤りとともに一気に肉棒を突き入れる。
 唾液で濡れた肉棒はあっさりと最深部まで侵入し、亀頭が子宮口を叩く。

「っ…………!」

 川崎はあらかじめ引き寄せていたらしい枕に顔を埋めて声が漏れないようにしている。
 俺も射精禁止の呪いが解除され、堪えるために歯を食い縛った。
 一瞬で絶頂に達して全身を痙攣させる川崎の膣はきつく肉棒を締め付け、射精を促すようにうねりながら絡み付く。

「う、ああっ…………! 沙希のまんこ、気持ちいいっ…………!」

 俺は川崎に覆い被さり、耳元で囁いた。
 が、川崎は身体を震わせて達し続けているものの俺の言葉には反応しない。
 声が聞きたくて、腕を伸ばして枕を取り上げる。
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/01/03(水) 13:14:19.54 ID:9utP70mZO
「沙希、イってるんだろ? 声出した方が気持ちいいぞ」

「あっ! あっ! 気持ちいいっ! イくの、止まんない!」

「俺ももうイきそうだ。今日は特別にいつもより濃いのをたっぷり沙希の中に出すからな」

「やっ、やあっ! 嫌ぁっ!」

 川崎は突然首を振って俺の言うことを否定してくる。
 え、何? もしかして出されたくないのか?

「今日だけなんて嫌ぁっ! ずっと! ずっと八幡の美味しい精液欲しいっ! 何でもしてあげるから! 一生あたしと一緒にいてぇっ!」

 ……………………。
 いまいち会話が噛み合ってないぞ。断片的にしか聞こえてないのか?
 奴隷を演じる余裕もないようで御主人様呼びでなく名前を呼んでくる。
 しかしもう俺も限界が近く、さらにそんなことを言われたら期待に応えないわけにはいかない。

「沙希、今から腰動かして擦りまくって中出しするからな。その一生使う俺専用まんこでしっかり受け止めろよ」

「うんっ! あたしの八幡チンポ専用おまんこ使って気持ちよくなって! 全部一番奥で出して!」

 俺は身体を起こし、川崎の膣内を抉るように肉棒を出し入れする。
 川崎の声が脳に響き、劣情を促進させた。
 ぎりぎりまで堪えたあとに最奥部まで肉棒を挿入し、亀頭を子宮口に押し付ける。
 そのまま腰を揺すり、俺はついに溜めに溜めた精液を放った。

「う、あ、あ…………ああっ! あっ! あっ!」

「あんっ! 来たぁっ! あっ! あっ! あああああっ!」

 二人とも快感のあまり大きく声をあげ、絶頂の快楽を全身に受ける。
 凄まじい量が川崎の中に注ぎ込まれ、全てを出し切って俺は荒い息を吐く。
 心地よい余韻に浸ったあと、抜いてお掃除してもらおうかと川崎を窺うと、びくっびくっと身体を痙攣させて手足を投げ出していた。意識を失ったわけではないようだが、心ここにあらずといった感じか。
 俺は肉棒を引き抜き、川崎の身体を仰向けにさせた。
 そそまま足を開かせて割って入り、まだ硬度を保ったままの肉棒を再び蜜壺に突き立てる。

「はううっ! あっ! あっ!」

 またもや絶頂に達する川崎。
 俺はその表情をじっくり眺めながら川崎に覆い被さった。
835 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2018/01/03(水) 13:15:21.59 ID:9utP70mZO
一旦ここまで

明けました
今年も俺ガイルベストカップルの八幡×沙希をよろしくお願いします
そろそろこのスレ以外にも何か書きたい

またノシ
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 13:36:19.38 ID:9wB/o5zCo
乙です
今年もよろしく続いて下さい
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 23:54:59.38 ID:zQuSFJZb0
乙です。
イチャラブックスも新作も期待しております。
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 14:40:42.09 ID:CKs3HHzFO
新年一発目から実に濃厚なセクロスだな
沙希沙希の身体はたえきれるのか
839 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/01/08(月) 00:57:00.80 ID:yr8VNNkjO
 まだ川崎は余韻に浸っているらしく、だらしなく口を開けて目を虚ろにしていた。
 俺は少し頭を下げ、豊満な双丘の間に顔を埋める。
 しばらくその柔らかさを感じていると、左右からぎゅっと押し付けられて強く挟まれた。

「ふふ、あたしのおっぱい好き?」

「ん、そりゃな」

 俺は擦り付けるように頭を揺すり、その柔らかさを味わう。
 川崎は俺の頭を抱き締めながら腕でぐいぐいと柔肉を寄せてくる。

「あとで御主人様のチンポもこうしてあげるからね。あたしのおっぱいで挟んでたくさんごしごししごいて精液出しちゃってよ」

「……………………沙希」

「何、御主人様?」

「その、今日はもう御主人様呼びは終わりにしてくれないか?」

「え、何か気に入らなかった? あたしの身体を好き放題するの嫌?」

「それは絶対ない。その、やっぱり沙希には、二人だけの時には名前呼ばれるのが一番いいっていうか…………」

「…………ふふ、わかったよ八幡。じゃ、御主人様呼びは海老名あたりと一緒にメイドプレイをするときにでも」

「そんな予定があるのか…………」

 俺は胸から埋めていた頭を起こし、川崎と身体を密着させて唇を合わせた。
 すぐに互いの舌を突き出して絡ませ合い、唾液を啜る。

「んんっ……八幡のチンポ、また大きくなったぁ…………」

「このキスもさっき味わったお前のイきまんこもすっげぇ気持ちいいしな。またこのまま動いて出していいか?」

「許可、取らないで……今日のあたし、八幡の奴隷だよ…………あんたに好きなようにされて、めちゃくちゃにしてほしい…………」
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 00:57:59.98 ID:yr8VNNkjO
「沙希っ……犯すぞ…………お前を気持ちよくさせようとか思わないで、俺の好きにするからなっ…………」

「して、して…………犯してぇ…………」

 俺は両手で川崎の柔らかな胸を揉みしだきながら腰を動かし、肉棒を出し入れし始める。
 川崎は反射的に声を抑えようと歯を食い縛っていた。

「沙希っ……沙希っ…………気持ちいいって言えっ…………! 俺の精液、中に出してほしいっておねだりしろっ…………!」

「あっ! ああっ! 八幡っ! 八幡のチンポ気持ちいいっ! そのまま中に出して!」

「中に出してほしいか? 中に出されるの好きか!?」

「好き! 好きぃっ! 八幡のチンポ入れて中出ししてもらうことばっかり考えてるやらしいおまんこに、精液注いでぇ!」

「沙希っ! 沙希っ! もうすぐ出すからな! さっきのに負けないくらい大量に飲ませてやるっ…………!」

 俺は再び川崎の身体に覆い被さり、唇に吸い付く。
 幾度も腰を打ち付け、自らを高みへと押し上げる。
 そして一切の躊躇も遠慮もなく、俺は川崎の最奥部で精液を吐き出した。

「っ! っ! っ…………!」

 亀頭を子宮口に押し付け、腰を揺すって子宮内にこれでもかと注ぎ込む。
 それを受け止めた川崎は全身を震わせながら俺にしがみつく。
 達したあとも俺たちは余韻に浸り、くちゅくちゅと舌を絡ませ合っていた。
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 00:59:14.74 ID:yr8VNNkjO
「はあ…………あー……すっげぇ気持ちよかった…………」

「あたしも…………意識ぶっ飛んじゃいそうで怖いくらいだった…………」

「どうだ? 美味しかったか?」

 身体を起こして川崎の下腹辺りを撫でる。
 川崎はくすぐったさと気持ちよさが入り交じったような声を出す。

「あん…………うん、さすが一週間も溜めただけあるね。二回ともすごく美味しかった…………こんな濃いの飲ませてくれて、あたしのおまんこ嬉しがってるのわかるでしょ?」

「ああ。でもまだ飲ませてほしいみたいに締め付けてくるぜ」

「八幡の精液がそんなに美味しいのが悪いの。満足はしてるけどね」

「まあ部屋入っていきなりだったし軽く休むか…………沙希、口開けろ」

「ん…………」

 川崎は少し頭を上げて口を開ける。
 俺は肉棒を引き抜き、移動して川崎の顔を跨ぐようにして口内に差し込むと、すぐに肉棒に舌が這わされてお掃除フェラが始まった。
 付着した体液が舐め取られ、尿道内に残った精液が吸い出され、一仕事終えた陰嚢が手のひらに包まれてマッサージのように揉まれる。
 心地よさと気持ちよさが混在し、俺は思わず溜め息を漏らす。

「はあ…………気持ちいい…………」

「ん…………ん…………」

 俺の言葉に気を良くしたか、川崎の動きが大きく大胆になってくる。もうお掃除でなく、普通に快感を与えるための動きだった。
 精力回復の能力も使われていないのに、俺の肉棒は固さと大きさがあっという間に最高潮になる。

「沙希、このまま口に出していいならそのまま続けろ…………駄目だったら動きを止めて口を離すんだ…………」

 そう言ったが、予想していた通り川崎は動きを止めない。
 俺は腰を動かし始め、唇の輪で肉棒をしごかせる。
 あれだけ出したのにまだそんなに残っているのかと驚くくらいにすぐに射精感が込み上げてきた。
 早漏になった、というわけじゃない。川崎が気持ちよすぎるのだ。

「沙希っ……舌で先っぽ責めて、唇締めろっ…………もうすぐ出すからなっ…………」
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 01:00:15.65 ID:yr8VNNkjO
 川崎は言われた通りにし、さらに両手でそれぞれ陰嚢を揉みながら肉棒の根元をしごいてくる。
 自分で動くより最適に快感が与えられ、俺は一瞬で果てそうになるのを堪えた。
 ぎりぎりまで我慢して一気に出す方が気持ちいいし、川崎だって美味しく感じるはずだ。いやまあ時々堪える間もなく出しちゃうこともあるが。

「う……く…………出るぞ…………飲めっ……………………あうっ!」

 びくんっと俺の腰が震え、川崎の口内に包まれている肉棒の先端から精液が飛び出た。
 川崎はそれを噎せることなく次々に飲み込みながら、最後の一滴まで搾り取ろうと手と口を使って刺激してくる。

「うっ…………うっ…………ううっ…………」

「んっ…………こく…………んんっ…………」

 またもや尿道内まで吸い出され、今度こそ川崎の口が肉棒から離れた。
 俺は川崎の上からどき、横に仰向けに倒れ込む。

「っあー…………まだ一時間も経ってねえのに、もう三発も出してしまったな…………沙希、お前気持ちよすぎ」

「ふふ、八幡の精液が美味しいからつい頑張っちゃったよ」

 川崎が身体を寄せてくっついてくる。
 その表情は満足そうな笑みを浮かべていた。いや、もちろん満足しきったわけではないだろうが。
 サキュバスを限界まで満たすのは並大抵ではないからな。

「どうする? 回復させよっか?」

「あー、加減って出来るのか? 全快だと体力の方が持たないかもしれん」

「じゃ、ちょっとだけ。って言っても回復するまでもないくらいの精力はまだまだありそうだけどね」

 未だそれなりの硬度を保つ肉棒に口を付け、舌を這わせて唾液を塗りたくる。
 陰嚢の方もしゃぶるようにして回復を試みてくる。
 …………って、ちょっと効きすぎじゃね?
 なんかガチガチに固くなって、もう射精したい気持ちでいっぱいなんだけど。

「ええ……あたしそんなにしてないよ。あんたの回復力が上がってんじゃないの?」

 ああ、なくはないかもな。
 川崎とするようになってから随分回数がこなせるようになってるし。
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 01:01:21.97 ID:yr8VNNkjO
「それでもお前が直接の原因だろ? 責任取って処理しろよ」

 普段なら奴隷である俺が御主人様に対しては絶対に言えない台詞だ。いつもだったら、搾り取ってくださいと俺から懇願する立場だしな。
 川崎はシックスナインの体勢になって俺の肉棒を口に含む。
 今度は唾液に感度上昇の効果が付随しており、さっきとはさらに比べるべくもない快感が俺を襲う。手によるオプションの動きがないのでどうにか堪えられている状態だ。
 その川崎の手がどうしているのかというと、俺の眼前にある秘口を大きく広げてピンク色の中身を見せ付けてきていた。
 川崎の局部をオカズにして、川崎の口で肉棒をしごかれて、あっという間に限界が押し寄せてくる。
 俺は両手で川崎の胸を鷲掴み、激しく揉みしだく。
 一瞬だけ出そうになるのを堪えたあと、予告なく一気に解放して川崎の口内に精液をぶちまけた。

「んんっ!?」

 驚きでの呻き声が上がる。
 これが川崎でなかったら口を離してしまうだろうことを想定して頭を抑えるところだが、俺はそのまま胸を揉み続け、眼前の蜜壺のキツさと柔らかさを思い起こしながら射精した。

「あっ……ああっ……あー…………」

「んっ……んっ…………ぷは…………ちょっとだけしか回復させたつもりないのに、まだこんなに出るんだ…………」

「俺自身びっくりだけどな。でもさすがにいい加減休憩しようぜ。少し喉が渇いたし」

「だね。水取ってきてあげる」

「おう、サンキュ」

 川崎がベッドからおり、俺はソファーに移動して腰を下ろす。
 用意してくれた水を受け取って一気に飲み干すと、全身に染み渡るようだった。
 ちなみに川崎は先ほど脱ぎ散らかした服をまとめている。几帳面なやつだな。

「あ、お風呂どうする? 入るならもうお湯準備しとくけど?」

「そうだな。入るか」

「おっけ。準備してくる」

 川崎はそう返事して浴場へ向かう。
 さて、このあとは風呂か…………どんなふうに川崎を犯してやろうか。
844 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2018/01/08(月) 01:02:09.89 ID:yr8VNNkjO
一旦ここまで

自分的にサキサキの御主人様呼びは違和感強いので早くもなかったことに
それでもサキサキ性奴隷編はもうちょっとだけ続くんじゃ

またノシ
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 01:09:24.00 ID:XBSMBna6o
ふぅ……
乙です
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 14:32:47.49 ID:WC/SWBth0
>>1のせいでサキサキに目覚めた
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 22:50:40.43 ID:9gNdZcHsO
この八幡と沙希は付き合ってんの?
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 01:29:09.84 ID:IS6b1a4SO
sageろ
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/16(火) 02:36:59.44 ID:SZlQM06Ko
すまん
850 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/01/17(水) 21:25:37.32 ID:IjjTQtAUO
 準備をして戻ってきた川崎は俺の横に座り、そのまま身体を寄せて体重を預けてくる。
 柔らかいものを押し付けられて欲情しそうになるが、先ほど散々出したあとな上に気分がそこまで盛り上がっていないので辛うじて我慢できた。
 もし興奮状態だったら即座にこのソファーに押し倒していたことだろう。
いや、いつもならあっという間に押し倒し返されているだろうけども。
 …………ちょっとお願いしてみようか。
 実は以前から川崎にしてもらいたいことがあったのだが、なかなか言い出せず今までに至っている。

「…………なあ、沙希」

「ん、なに?」

「その、頼みあるんだけど、いいか?」

「いいよ。何でもしてあげる」

「えっと、膝枕での耳掃除ってのを経験してみたいんだが…………」

 今更とか言ってはいけない。膝枕自体は何度かしてもらっているが、そこから耳かきというのは男にとって憧れるシチュエーションなのだ。
 確か洗面所に何本か綿棒があったはずなので、それでなんとかしてもらえないだろうか?

「そのくらいいつでもしてあげるからもっと早く言えばよかったのに…………道具持ってくるね」

 川崎が離れて自分のバッグを漁り始める。もしかして持ってきているんだろうか?
 果たして、耳かき棒と綿棒、それにティッシュを用意して戻ってきた。

「自分で言うのもなんだけど、あたし結構上手いよ。いつも下の子たちにしてあげてるからね」

「サキュバスの能力で綺麗にしているんだったらあんま必要ないかもしれないけどな」

「あ、その能力は身体の表面だけで、体内には効果がないのさ。前に口の中だけ特別に綺麗にさせたことあったけど覚えてる? あんなふうにちゃんとそれ用の処理の仕方があるの」

「そうだったのか。しまったな、耳の奥とか掃除疎かにしちまってる…………」

「じゃ、ちょうどいいじゃない。ほら、頭をここに置きなって」

 ソファーの端に座り、ぽんぽんと自分の太ももを叩く川崎。
 俺はそこに頭を乗せるように寝転がる。

「もし痛かったり何かあったら言ってね」

 そう言って川崎は俺の耳の穴に耳かき棒を入れ、耳垢を取り始めた。
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 21:26:13.03 ID:IjjTQtAUO
 ゴソゴソと音がし、少しずつスッキリしていくのがわかる。
 気持ちよくてついつい声が漏れてしまい、慌てて手で口を覆う。
 そんな俺の様子を見て、くすくすと楽しそうに笑う川崎。ちょっと恥ずかしい…………。

「よし、こっちはおっけ。さ、反対向いて」

「ああ」

 俺は身体を反転させて逆の耳を上に向ける。
 目の前に川崎の腹があり、その綺麗な肌と臍につい見とれてしまう。
 鼻息が当たらないように気を付けないとな。
 何とか声を抑えて耳の中をしっかり綺麗にしてもらった。

「ん…………はい、おしまい」

 耳かき棒が抜かれて気持ちいい時間が終わる。
 俺は仰向けになって川崎に礼を言う。

「ありがとうな。気持ちよかったしスッキリした」

「ふふ、どういたしまして」

 道具を片付けた川崎は俺の頭を軽く撫でる。
 ヤバい、心地よくて寝てしまいそうだ。名残惜しいが起きるとするか。
 が、その前に川崎が軽く腕を上げて伸びをする。

「んー…………八幡、ちょっと休憩していい?」

「え? あ、ああ」

 休憩? 風呂が準備できるまで寝るんだろうか?
 そんな事を思っていると、川崎が少し前屈みになり、ぱふっと豊満な胸を俺の顔に乗せてくる。

「んうっ…………」

「ふう…………大きくて重いから肩凝っちゃう。ちょっと支えててね」

 柔らかいはずなのに男にとって凶器と呼んで差し支えないものを押し付けられ、さっきまでとはまったく違う気持ちよさに包まれる。
 いつもの性奴隷の立場だったら黙って支えていただろうが、今は俺が川崎を自由にして構わないはずだ。手を添えて軽く揉みながら顔全体でその柔らかさを堪能した。
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 21:26:49.98 ID:IjjTQtAUO
「ん…………八幡に揉まれるの、好き…………」

 川崎の甘ったるい声が上がる。
 それに俺の股間が反応してしまい、肉棒が固くなっていく。

「ふふ…………」

「んっ…………」

 川崎の手が俺の陰嚢を包み込み、やわやわと揉み始める。
 精液の作成を促すかのようなその動きに俺は思わず呻いた。
 さらに肉棒の方にはふわっとした何かが巻き付いてくる。これは、川崎の尻尾か。軽くしごかれただけでもう射精感が込み上げてきてしまう。
 出させてください、と懇願しそうになったが、今の立場を思い出して何とかその言葉を飲み込む。
 代わりに川崎に命令する。

「沙希っ……そのまま尻尾でしごいてイかせろっ…………能力、使うなよっ…………」

 尻尾による射精させる能力なんかでなく、尻尾でしごかれて達したい。
 川崎の巧みな手と尻尾の動きにより、すぐに限界が近付いてくる。
 何というか、俺自身より気持ちいいツボとか心得てるよな絶対…………。
 あ……あ…………出る…………尻尾でしごかれて、射精する…………。
 俺は川崎の乳首を唇で挟み込み、吸いながら思い切り精液を放った。

「んっ……ううっ! んっ…………んっ…………」

 きゅっきゅっとリズムよく尻尾に締め付けられ、びゅくびゅくと凄まじい勢いで射精する。
 尻尾の先端の膨らんだ部分が亀頭に押し当てられ、受け止めた精液がぽたぽたと俺の腹に滴り落ちた。

「はあっ…………はあっ…………」

「ふふ、いっぱい出たね」

「ああ……沙希の尻尾、すげえ気持ちよかった…………」

「だったらあたしも嬉しいね。さ、八幡のチンポお掃除してあげる。命令してよ」

「沙希…………お前の手と尻尾が気持ち良すぎて出てしまった精液、責任持って舐め取るんだ」

「はい、綺麗にさせていただきます、っと」

 川崎は俺の頭を持ち上げて立ち上がり、脇に座り込んで俺の腹に唇を付けて精液を啜る。
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 21:27:19.45 ID:IjjTQtAUO
 ちょっとくすぐったくもあったが、それ以上に快感でぞくぞくする。
 腹の上だけでなく、肉棒にも舌を這わせて舐め取り、尿道内に残ったのもしっかり吸い出された。

「ふう、美味しぃ…………八幡、精液作ってくれたここに御奉仕させて。身体起こして足開いてよ」

「あ、ああ」

 俺は言われた通り身体を起こし、ソファーに浅く腰かける。
 身体がずり落ちないように腕はソファーの後ろに垂らした。

「う…………っ」

 俺の股間に顔を寄せた川崎が陰嚢に舌を這わせ始める。
 そのぬるんとした舌の感触に俺は呻き声を漏らす。
 本来性奴隷である俺の前に御主人様のはずの川崎がひざまづいて奉仕してくるその光景は、達した直後の肉棒を再び固くさせるには充分なものだった。
 川崎は嬉しそうに時折茎に頬擦りをし、玉を舌で転がす。

「んうっ…………沙希、少し強めにしゃぶってくれ…………左右均等にな」

「ん。もっともっといっぱい命令してね。ちゅ……じゅる…………」

「あうっ…………気持ち、いい…………」

 川崎にたっぷりと御奉仕させ、肉棒はがちがちに固さを主張していた。
 正直このまま自慰行為をしたいくらいだ。今日の俺ならば許されるだろうが、それはちょっともったいないな。
 どうしたものかと思ったところで、風呂の準備が出来たようでアラームが鳴る。
 ここは一旦間を置くとするか。
 俺は川崎を促して二人で風呂場へと向かった。
854 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2018/01/17(水) 21:28:19.57 ID:IjjTQtAUO
一旦ここまで

何かお風呂でのプレイを書こうとしたのにまだその前段階だった…………サキサキ御奉仕編はこのスレ内で終わらすつもりなんだがなあ
ちょっと短くてごめんなさい

またノシ
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:43:57.78 ID:xDX1/r2qO
乙です
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 14:15:49.00 ID:swEu1FdfO

じっくりたっぷりやって構わんのやで
857 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/01/27(土) 15:03:30.32 ID:Af1+yPYyO
 浴場に入り、まずはいつものように頭から洗ってもらう。
 さすがに大家族の長女だけあってこういうのは手慣れており、鼻歌交じりで最後にシャワーで濯がれる。

「はい、終わり」

「おう、サンキュ」

 滴る水滴を振り払う前にサキュバスの能力で余計な水分が髪の毛から弾かれる。
 礼を言って振り向くと、川崎と視線が合う。

「…………」

「…………」

 お互い無言のまま顔を寄せ、唇を重ねる。
 くちゅくちゅと舌を絡め、唾液を啜る音が響いた。

「ん……ふ…………沙希、身体は洗わなくていいから能力で綺麗にしろ」

「ん」

「…………よし、こっちに来い」

 俺は立ち上がって湯船に浸かって座り、川崎を誘う。
 川崎も入るが、座らずに俺の前に立つ。自然、眼前には川崎の秘所が晒される。

「もう濡れてんのか」

「うん……八幡とキスして、スイッチ入っちゃった…………」

「正面と後ろ、どっちがいい?」

 端的な質問だったが、その意図はしっかり伝わったようだ。
 川崎は俺と向き合ったまましゃがみ、身体を密着させて抱き着いてくる。学校の屋上でするのと同じ体位だな。

「座って抱き合いながらするのが好き…………ね、チンポ入れていい?」

「ああ。沙希のまんこで締め付けながらしごいてくれよ。代わりにさっきから能力使ってるぶんのエネルギーを補給してやるから」

「ん…………」
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/27(土) 15:04:40.79 ID:Af1+yPYyO
 川崎は下半身の焦点を合わせ、腰をゆっくりと降ろして肉棒を蜜壺に飲み込ませていく。

「あっ、あっ……チンポ、入ってきてるぅ…………」

 学校でするときは声が出ないように唇を塞ぎながら入れているが、今はその必要がない。
 その艶やかな声を聞きながら、俺は川崎の腰を掴んで一気に沈めさせた。

「ひぎぃっ! あっ……! あっ……! 奥……やぁっ…………」

「悪いな、もう我慢できない。俺も風呂の前から散々焦らされてるしな」

「ま、待って……あたし、今、イって…………」

「沙希のイきまんこすげえ気持ちいいからな、このまま最後までやらせてもらうぜ」

「あっ! あっ! ああっ! 八幡っ! 八幡っ!」

 しっかりと腰を押さえ付けて最奥部を亀頭で突くと、川崎が全身を痙攣させながら俺の名前を連呼する。
 だいぶ昂っていた俺はもう限界が近付いてくるのを感じた。

「沙希っ……イきながら中出しされるの、好きだろっ…………たっぷり、飲ませてやるからなっ…………」

「うんっ、好き好きぃっ……八幡のチンポでイかされながらおまんこで八幡の精液飲むの、大好きっ…………」

「キスはっ……キスはどうするっ?」

「する、するぅっ……キスハメ、大好きぃっ…………」

 俺と川崎は唇を合わせて舌を激しく擦り合わせる。
 密着した身体も揺すって互いを感じ合い、上下で繋がりながら俺はたっぷりと川崎の中に精を吐き出した。
 精液が尿道を通り抜けるたびに快楽が全身を包み込む。
 ああ…………。
 気持ち、いい…………。
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/27(土) 15:05:16.19 ID:Af1+yPYyO
 二人で抱き締め合いながらしばらく絶頂の余韻に浸る。

「はぁ……美味しかった…………」

 川崎は腕だけでなく、足も俺の身体に絡めてくる。お湯の中なので別に重くはないが。
 むしろ未だにひくひくと蠢く膣内に刺激される肉棒がヤバい。
 なんつうか、まだ固さを保ってるなんて本当に元気だな…………自分のことなのに感心してしまう。
 とは言っても、さすがに少し休みたい。
 俺は繋がったまま川崎を抱えて立ち上がり、浴槽の縁に座る。

「あんっ……抉られる…………」

「ほら、いつまでも味わってねえで掃除しろよ。抜いてその口で綺麗にするんだ」

「ん……はい…………」

 川崎は腰を上げて肉棒を体内から抜き、屈んでそこに顔を寄せた。
 舌が肉棒に這わされ、付着した体液が舐め取られる。
 残ったものまで吸い出され、それらを飲み込んで川崎は顔を上げた。

「ん、御馳走様です」

「おう。でも今日はまだ終わりじゃないからな。まだまだたっぷり飲ませてやるから」

「うん…………」

 俺の言葉に川崎はぞくぞくと期待に身体を震わす。
 とりあえず風呂から上がるか。俺は川崎の身体に手を回しながら浴場を出た。
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/27(土) 15:05:51.60 ID:Af1+yPYyO
 濡れた身体を能力で綺麗にし、備え付けのバスローブを纏う。
 さすがに体力も消耗してるし腹も減ったので、昼食を取ることにしたのだ。

「相変わらず旨そうだな。いただきます」

「うん。召し上がれ」

 川崎の作ってきてくれたそれは実に美味でついついがっついてしまい、その様子を川崎は楽しそうに眺めていた。
 やがて綺麗に平らげて、俺は手を合わせる。

「旨かった。御馳走様」

「うん、お粗末様でした…………このあとはどうする? お昼寝タイム?」

「あー、そうだな。ちょっとだけ寝るか。少しは体力回復させねえと」

 食後の片付けをして口の中を綺麗にしたあと、俺は裸でベッドで横になる。
 川崎もバスローブを脱ぎ、俺の身体に密着しながら横たわった。
 その柔らかさに少々欲情したが、思ったより消耗していたのか睡魔の方が強く襲ってくる。

「ね、八幡」

「……あん?」

「いい夢、見てね」

「…………おう」

 川崎が俺の頬に唇を付け、俺は川崎の頭を撫でる。
 心地よい微睡みの中、俺はそのまま眠りへと落ちていった。
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/27(土) 15:46:25.85 ID:vKeJoPM60
今回は終わり?
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 00:59:10.47 ID:c+xnAQ060

でもやっぱり八幡が立場が上ってのは違和感
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 10:30:15.90 ID:qjvZmlQlo
864 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/02/06(火) 19:19:55.35 ID:0QAAuCQAO
 ああ。これは夢だ。
 俺は目が覚めてそう直感した。
 何だっけこういうの…………確か、明晰夢、だっけか。
 ずいぶんはっきりわかるものなんだな。寝る直前までの記憶とかしっかりあるし、周囲との違いも理解できている。
 俺が横になっているのはホテルのベッドではあったが、場違いなほどに大きかったし、部屋の内装も全然違う。
 というか意識もちゃんとしてるな…………もしかして夢じゃないんじゃないかと疑うくらいには。

『八幡』

 声がし、突然目の前に顔が接近して唇が塞がれる。
 そのまま舌がねじ込まれ、自分のが絡め取られた。この舌使いは間違いなく川崎のものだ。願望が夢に出てんのか?
 つかすげえな。夢なのにこんな感覚まであるなんて。
 しばらくして顔が離れ、川崎がくすりと笑う。それに対して何か言おうと思ったが、すぐに周囲の異常に気付いて言葉を失った。

「か、川崎?」

『どうしたの八幡?』

 川崎が疑問の表情をする。
 いや、川崎じゃない。川崎たちだ。
 何人もの川崎が俺の前にいた。
 改めてこれは夢なんだと確認したが…………こんなたくさんの川崎に囲まれるって、どんな願望を持ってるんだ俺は。
 いやまあね。嬉しくないわけないけどね!
 黙ったままの俺に業を煮やしたか、川崎は俺を押し倒してくる。

『八幡、いっぱい気持ちよくしてあげる』

 再び唇が合わさって舌を差し込まれてかき回された。
 今度はそう長い時間ではなかったが、すぐに別の川崎が俺の唇を塞いでくる。
 様々な角度から順番に川崎たちに口内を蹂躙されていく。まだ全員終わってないのか、それとももう何周もしているのか。
 ようやくそれらが終わった頃には、肉棒が痛いほどに勃起していた。

「はあっ…………はあっ…………」

『八幡、お口とおまんこ、どっちでチンポを包んで欲しい?』

「ま、まんこっ…………沙希の、まんこがいいっ…………」

「ん」

 川崎の一人が俺の身体をまたぎ、肉棒の先端を秘口に押し当てる。
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/06(火) 19:20:40.93 ID:0QAAuCQAO
 ゆっくりと腰が降ろされ、ずぷずぷと肉棒が飲み込まれていく。

「う、ああっ…………」

『あたしのおまんこ、気持ちいい?』

「いいっ…………柔らかくて熱くて…………最高…………」

『ふふ、嬉しい…………あたしたちみんなで、八幡をもっともっと気持ちよくさせてあげる』

 そう言われるなり、いきなりぐいっと俺の両足が大きく開かされた。
 二人の川崎がその間に顔を埋めたかと思うと、ぬるんとした感触が陰嚢に走る。

「あうっ……!」

『八幡の大好きな玉イジメだよ。おまんこにチンポ入れながらされるの好きでしょ?』

 舌で舐められるだけでなく、唇で揉まれたり強めに吸われてしゃぶられたり。それを両の陰嚢にされて俺は思わず声を上げて身体を仰け反らす。
 その身体を押さえ付けるように、さらに別の二人の川崎が俺の腕にしがみつき、腹や胸に舌を這わせてくる。
 頭を押さえられてまたもや唇が塞がれ、左右の耳にも舌が這ってきた。
 何だこれ。いったい何人の川崎がいるんだ?
 普通ではあり得ないシチュエーションに興奮度が最高潮にまで高まり、射精への欲求がどんどん限界へと向かう。

『んんっ…………八幡、もうイきたいんでしょ? 腰が動いてるよ』

『いいよ。イかせてあげる』

『激しくしてあげるから、思いっきり出しちゃいな』

『あたしのおまんこに、精液たくさん注いで』

 あちこちからの川崎の囁きが脳にじんじんと響く。
 そこから川崎たちの激しい責めが始まった。
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/06(火) 19:21:12.44 ID:0QAAuCQAO
 キツく締め付けてくる膣内で肉棒がしごかれる。
 二つの玉が頬張られ、じゅるじゅるとしゃぶられる。
 両の乳首に吸い付かれ、時折甘噛みされる。
 左右の耳の穴に舌を突っ込まれ、音を響かせながらかき回される。
 舌同士を絡め合いながら唾液を啜られる。
 こんな。
 こんなのに耐えられるわけがない。
 俺は腰を突き上げ、川崎の一番奥に突っ込みながら射精した。

「うっ…………! うっ…………!」

 すげえ。まだまだ出る。さすが夢なだけはあるな。
 尿道から精液が飛び出るたびに凄まじい快感が全身を覆う。
 が、俺が達しても川崎たちは責めの手を緩めず、容赦なく刺激を与えてきた。
 ヤバい。ヤバい。脳が、焼き切れる。悦楽の波に覆われて、気が狂ってしまう。それでも、逆らえない。抵抗できない。
 以前にされた能力による強制射精と違い、達した直後で敏感なまま再び絶頂に押し上げられる。
 射精した瞬間、俺の意識はブラックアウトした。
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/06(火) 19:21:44.60 ID:0QAAuCQAO
 ……………………。
 あー、知らなかった。夢で意識を失うってことは目が覚めるってことだったのか。しかし一生忘れられそうにない夢を見たな…………。
 夢うつつにそんなことを考えていると、下半身がやたらと気持ちいい。
 寝起きの意識をはっきりとさせて目蓋を開けると、騎乗位で俺の身体を跨がっている川崎が目に入った。

「ん…………あ、おはよ比企谷」

「ああ。なあ、もしかして俺夢精したか?」

「夢精って言っていいかわかんないけどね。八幡のチンポが嬉しそうにびくびく震えながらあたしのおまんこに精液出したよ」

 じゃあ寝ている間に川崎に犯されてあんな夢を見たということだろうか。
 が、俺の思考は川崎の言葉で遮られる。

「ね、いい夢見れた?」

「ん、まあ…………って、おい。まさか」

「うん、あたしの能力さ。エロい夢を見させる能力。最近使えるようになったの」

「マジか、だからあんな夢を…………」

「あ、でも内容は操作出来ないよ。本人の望むものを夢で具現化させるだけだから。エロ限定だけど」

「え」

「ね、どんな夢だったの?」

「あ、いや…………」

 言えるわけねえ。
 羞恥プレイにも程があんだろ。

「別に構わないでしょ。雪ノ下や由比ヶ浜が出てきてたって怒りゃしないって」

 う、いかん。俺の沈黙をどう解釈したのか、勘違いしていないか?
 …………仕方ねえ、か。
868 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2018/02/06(火) 19:22:34.63 ID:0QAAuCQAO
 俺は夢の内容を大雑把に話す。
 能力で見せられた夢だったせいか、やけに鮮明に覚えていた。

「ふうん、たくさんのあたしにねえ…………気持ちよかった?」

「そりゃ、まあな」

「だろうね。この能力、寝てる相手から搾り取るためのものだからチンポあたしの中に入れてないと駄目なんだけどさ」

 川崎は自分の下腹を撫でた。
 うっとりとしたその表情に俺はドキッとしてしまう。

「精液奥に叩き付けられて、一瞬でイかされちゃったよ。すっごく濃くて美味しかったし、あんたも気持ちよさそうな顔になってた」

「まあ……喜んでくれて何よりだ」

「ふふ。で、どうする?」

「…………何がだ?」

「御主人様が寝てる間に勝手に搾り取っちゃうような奴隷サキュバスにはお仕置きが必要じゃない?」

「……………………」

 俺は繋がったまま身体を起こし、そのまま川崎を押し倒す。
 先程の会話中にすでに俺の精力は回復していた。

「んんっ……チンポ、おっき…………奥、ぐりぐりしちゃ嫌ぁっ…………」

「嫌がらないとお仕置きになんねえだろ。それに本当はこうされるのが好きなんじゃないか?」

「好きっ……だけど…………気持ちよすぎて…………あっ、あっ…………あああああああっ!」

 びくんっと大きく身体を震わせて川崎は絶頂に達する。
 俺はその光景を眺めながらなおも腰を振って川崎の膣内を抉り続けた。
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 23:52:04.70 ID:QNwLY/DeO
乙です
後書きやめたのかな?
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 00:17:48.46 ID:RA4vUfTM0
最高だぜ
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 21:04:15.72 ID:vX2sHMbsO
おちゅ
サキサキだけのハーレムなんて一回限りの投下分のネタにしてはもったいなくないですかね・・・
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/02/13(火) 20:12:44.22 ID:Q1stYC/x0
次回予告(今回の担当:死に掛け神)

どうもー!駄文メーカーにして、
本作の作者、死に掛け神ですっ!
八幡が大罪のバハムートと呼ばれ由比ヶ浜ることになった理由と、空白の一ヶ月(少しも明かされてないとは言ってない。)の出来事が遂に明らかに!
そして遂に動き出す黒幕!
行け!八幡!お前はもっと強くなれる!
何故なら俺がそういう展開がすきだから!
次回!
「八幡が『大罪のバハムート』と呼ばれる理由」

見てくれると嬉しいな!

八幡「メタ発言とネタバレ止めろ!」



あとがき

葉山への復讐の第一回目が終わりました。

葉山にはまだまだ地獄を見せるので

まだまだ終わりません!
今回も読んで下さってありがとうございました!
873 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/02/15(木) 20:52:53.70 ID:lHy7TlXuO
 奥を突かれた川崎の膣内はうねりながら肉棒を締め付け、子宮口は亀頭に吸い付いてくる。
 今にも射精してしまいそうなのを堪えながら俺は肉棒を出し入れし続けた。

「はっ、八幡っ! イってるのにそんなされたら、あたし壊れちゃう!」

 川崎が身体を仰け反らせながら叫ぶ。
 が、両足は俺の腰に巻き付いて、離れないようにがっしりと絡んでいた。

「心配すんな、すぐに俺もイって精液たっぷり中に出してやるから。しっかりサキュバスまんこの奥で受け止めろよ」

「うんっ、うんっ! 来てぇっ…………んむっ」

 身体を重ねて唇を合わせ、舌を擦りつけあう。
 離れる心配がなくなったのか、川崎は絡んでいた足を広げ、より奥に迎え入れようとする。
 俺は望み通りに最奥部まで突っ込みながら腰を揺すり、そのまま一気に精液を吐き出した。
 それを受け止めてびくんびくんと身体を震わす川崎を抱き締めながら、俺は幾度も精液を注ぎ込んだ。
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/15(木) 20:53:51.92 ID:lHy7TlXuO
「はあ…………八幡……好き…………」

「ん…………沙希……愛してる…………」

 しばらく余韻に浸ったあと、ぽつりとそんなことを囁き合う。
 普段なら言えないようなこともこういうときにはさらっと出てしまうものなんだな…………。

「ね、八幡。奴隷サキュバスにお掃除させてよ」

「ああ、頼む」

 俺は身体を起こして川崎の中から肉棒を引き抜き、そのまま川崎の顔を跨ぐ。
 眼前の肉棒を口内に受け入れた川崎は、そのまま舌を這わせて体液を舐め取っていく。

「んっ…………沙希、中のを吸い出してくれ…………ああっ…………」

 尿道内の精液を吸われて俺は思わず声を出してしまう。
 すっかり綺麗にされたところで俺は川崎の上からどき、横に座り込む。

「あー……気持ちよかった…………ありがとうな、沙希」

「ん…………」

 頭を撫でると川崎は心地良さそうにそれを受け入れる。
 慈しむように自分の腹を撫でているのはエネルギーにしているのだろうか?

「ねぇ八幡。いっそずっとこのままの関係にしちゃう?」

「…………どういうことだ?」

「あんたが御主人様で、あたしが性奴隷。どっちにしたってあたしが美味しい精液を摂取できることには変わんないからね」

「あー…………いや、やめとくよ。俺には受け身っつーか奴隷の方が性にあってる。ドMだしな」

「だろうね。あんたならそう言うと思ってた」

「沙希だっていじめられるよりいじめたい方だろ」

「ん。たまになら逆もいいけど、やっぱりあたしは可愛いあんたをいじめる方が好きだね」

 くくっと川崎は笑いながら身体を起こし、俺の頬にキスをしてくる。
 間もなく出る時間だ。俺は礼の意味合いも込めて川崎の頬にキスをし返した。
875 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2018/02/15(木) 20:54:33.82 ID:lHy7TlXuO
 ホテルから出て俺達は帰路を歩き始める。
 一応この一帯を出るまでは周囲に注意しながらな。

「で、明日なんだが」

「ん、平塚先生のとこに行くよ。お昼御飯作る約束してるから、そのくらいの時間に現地集合で」

「わかった」

 しかし改めて考えるとすげえ関係だよな、俺達と平塚先生って。もはや教師と生徒っていうレベルではない。
 休日に訪ねてメシ作って一緒に食って、三人で身体を重ねる。学校では時々トイレの個室で溜まった欲求を解放し合う。
 うん、スキャンダルにも程があるな。今まで以上に身辺に気を付けないと。
 ぼっちだったころには考えられないことだ…………。

「じゃ、送ってってくれてありがと比企谷。また明日ね」

「おう、また明日な川崎」

 川崎を家まで送り、手を振って別れる。
 さすがに誰が見ているか分からないここでは何もしないぞ。うん。
 特に川崎の家族とかに見られたら厄介だからな…………。
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 17:46:20.26 ID:EX6W1I6wO
おつ
やっぱり八幡は総受けだよね愚腐腐
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 18:27:14.75 ID:k1AgN9yKO
乙です
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 20:57:21.98 ID:tBtSmQog0
乙です
879 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/03/05(月) 20:19:12.93 ID:8MgGFB/mO
 日曜日の朝。
 最近は川崎と会うために早いうちから出掛けていることが多かったが、今日は昼からの約束なので少し遅めに目覚めた。
 欠伸をしながらリビングに行くと、小町だけがいた。親父たちはまだ惰眠を貪っているのだろう。

「あ、お兄ちゃんおはよー…………ってほど早くもないか。今日は沙希さんとこ行かないの?」

「ああ、今日は昼からの予定なんだ。昼飯は川崎が作ってくれるからうちではいらない」

 というか朝食を取ると昼があまり入らないかもしれない。
 今は軽めに口に入れるくらいにしとくか。

「そうそう、お兄ちゃんさんや」

「何だ、小町さんや」

「昨日言ってた模擬試験の結果、今週末に出るから。今回は結構自信あるんだよ」

 そう言ってふふんと自慢気に薄い胸を張る小町。
 表情を見る限りでは相当な自信が窺えた。

「そりゃ良かった。どうだ、わかるようになると勉強も楽しいだろ?」

「うん。数学ならもうお兄ちゃんよりも出来るかも」

「さすがに中学生には負けねえって…………」

 負けないよね?
 …………ま、まあ最近は川崎にも教わって少しずつ理解してるし。基礎中の基礎からだけど。

「そんなわけで、今度の日曜は小町への御褒美のために予定を空けておいてね」

「ああ、買い物とかも付き合うし高いものでなければ買ってやるぞ」

「はいはい誤魔化さないの。わかってるでしょ?」

 あー…………まあすでに人としての一線を色々越えてるし今更か。
 小町のモチベーションにも関わるしな。

「わかった。川崎にも言っておく」

「よろしくー」
880 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/03/05(月) 20:19:57.26 ID:8MgGFB/mO
 昼前に到着するよう家を出て、途中で飲み物を買う。平塚先生んちにマッ缶があるとは思えないしな。
 平塚先生の家に着き、呼び鈴を鳴らすとすぐに出迎えてくれた。

「よく来た比企谷。上がってくれ」

「お邪魔します。もう川崎はいるんですね?」

「ああ」

 ドアを開けた瞬間から料理の匂いが漂ってきているのだ。
 これは、チャーハン系か?
 俺は川崎に声を掛ける。

「来たぜ。何か手伝うか?」

「ありがと。でももうすぐできるから待ってていいよ。運ぶときだけ手伝ってもらうから」

「わかった」

 卓袱台の前に座り、平塚先生と共に待つ。
 平塚先生は見てすぐにわかるほどうきうきしていた。

「平塚先生、そんなに待ち遠しかったんですか?」

「まあな。人の手料理なうえに川崎のものとくれば当然だろう」

 うん、当然だな。
 母ちゃんや小町には申し訳ないが、川崎の作る飯が一番旨くて好みだ。

「ちなみにオムライスをリクエストしてみた」

「あれ? 川崎って洋風物はあまり得意じゃなかったような」

「うむ。だが作れないわけではないから大丈夫と言ってたぞ」

「まあ得意じゃないってだけで苦手というわけではないんでしょうけど」

 そんなお喋りをしているうちに川崎から声が掛かった。
 どうやら完成したみたいだな。俺は配膳を手伝うべく立ち上がる。
881 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/03/05(月) 20:21:31.09 ID:8MgGFB/mO
 さすが川崎と言うべきか、やはり川崎と言うべきか。オムライスは実に絶品だった。
 量も三人それぞれの腹に合わせて盛ってるのもすごい。おかわりもせずいい具合に腹一杯になる。
 とりあえず川崎に頼み込むようにして後片付けは俺がすることになった。後片付けまでが料理だと川崎は言っていたが、何でもかんでも御主人様にやらせるのは奴隷として落ち着かないしな。
 食器を洗い終えて戻ってみると、川崎と平塚先生が何やら雑談していた。というか川崎の話を平塚先生が身を乗り出して食い入るように聞いていた。

「何の話をしてんだ?」

「あ、比企谷。洗い物ありがと。ちょっと男のアレの話をね」

「アレって…………」

「い、いや違うぞ比企谷。私はただセックスの時に男はどうすれば喜ぶのかという話をだな」

「何も違わないじゃないですかそれ…………」

「ま、あたしもサンプルは比企谷だけなんだけど、参考なまでにね」

 つまりそれは俺の性癖が赤裸々に晒されたということになるんですが。
 だいたいサキュバスだったら経験なくとも本能的に理解してアドバイスできるだろうに。

「でも必要ですかその知識? 平塚先生なら何をしなくとも男の方から色々してくるんじゃないですかね」

「まあ過去はだいたいそんな感じだったんだが…………一旦捕まえた男を手放さないようなテクニックも重要だろう?」

「分からないでもないですけど…………」

「というわけで今しがた川崎からレクチャーされたことを実践する。比企谷、脱いでペニス立たせろ」

 うわあ……男らしすぎてドン引きするわぁ…………。
 顔もスタイルもいい平塚先生の一番の欠点は強すぎる結婚願望よりこれなんじゃないだろうか。いい意味もあるんだろうが、恋愛面では弱点になりかねない。
 むしろ俺みたいなダメ男が合ってる気がする。でも俺は川崎のものなんで早く他にいい男……じゃなかった、ダメな男を探してください。
882 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2018/03/05(月) 20:22:53.20 ID:8MgGFB/mO
「あー、立たせろって言われてもすぐ立つもんじゃないですよ。まだメシ食ったばっかだし」

「むしろ食欲が満たされたら次は性欲だろう。とりあえず脱げ」

 なんか最近平塚先生が開き直ってる気がする。やたら積極的だし。
 あとで少し釘を刺しとかないといけないかなこれは。

「ま、先生の言う通りにしてやってよ。あたし布団敷いとくから」

 そう言って川崎は勝手に奥の押し入れから布団を取り出す。いったい誰の家なんだか。
 でも御主人様に言われたら逆らえないか。俺は自分の服に手を掛ける。
 しばらくして全裸になった俺は川崎の敷いてくれた布団の上に座り込む。

「なんだ、あんなこと言いつつしっかり大きくしてるじゃないか」

「まあ、期待はしてますんで…………」

 今から美人教師と美少女クラスメートに色々されると思うといやが上にも胸は高まるというものだ。
 平塚先生と川崎も服を脱いで下着姿になる。
 その光景に俺はごくりと唾を呑み込んだ。
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/06(火) 00:46:21.21 ID:6mRVlKUkO
乙です
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/06(火) 12:20:17.73 ID:DB9iQD9dO
わくわく
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/07(水) 17:32:53.59 ID:TVHGcNODO

この雰囲気が最高
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/07(水) 19:00:04.00 ID:6DU7XctMO
どんな状況でも絶対バッドエンドになったり見てて居たたまれないようなことが起きないという安心感がある
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/07(水) 19:04:42.11 ID:MZ6bgnBIo
乙です
静ちゃん可愛い
888 :変態戦士中村 [sagm]:2018/03/11(日) 14:04:45.64 ID:K8+fGBhd0
追いついた
889 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2018/03/15(木) 22:29:11.24 ID:TvIyFSR8O
「っ…………」

 敏感な部分に舌が這わされ、声が出そうになるのを何とか堪える。
 教師に生徒の肉棒を舐めさせるというのは実に背徳的だった。いや、もっと先まで進んではいるのだが。
 さすがに川崎のように一瞬で絶頂に押し上げられるほどの気持ち良さではないが、口の経験がないと言っていたわりに快感の与え方が相当なものだ。
川崎のレクチャーの賜物か?

「あうっ…………」

 尿道口を舌先で攻められると、さすがに堪えきれずに声が出てしまう。
 とっさに腕が伸びて股間に埋められている平塚先生の頭に手をやったが、はね除けようとしたのかもっとさせようと思ったのかは自分でもわからない。
 しかし平塚先生は別の解釈をしたようだ。

「んっ……そのまま、撫でててくれ…………ちゅ、れろ……」

 言われた通りにすると興が乗ったか平塚先生の舌の動きが激しくなる。
 敏感な部分ばかりを責め立てられ、横たわっている俺の身体がさらに仰け反ってしまう。

「んむ……どうだ比企谷、気持ちいいか?」

「ふふ、聞くまでもないよ。早くイきたくてたまらないって顔してる」

「そうか。好きなときに出していいからな」

 そう言って平塚先生の舌が亀頭を這い回る。
 手が肉棒を掴んで上下に動き、俺を絶頂に導こうとしてくる。

「う、あ、あ…………」

「いいよ比企谷。びゅーって思いっきり出しちゃお」

 川崎に囁かれ、身体中を撫で回される。
 それすらも気持ちよく、俺はついに限界を迎えた。

「うあっ! あっ! ああっ!」

 びゅくっびゅくっと精液が肉棒の先端から吐き出される。
 顔や口周りが白濁に汚されるのにも構わず、平塚先生は俺がイき終わるまで舌を這わし続けて手を動かしてくれていた。
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/03/15(木) 22:31:16.20 ID:TvIyFSR8O
「はあっ……はあっ…………すいません平塚先生。顔、汚しちゃいました」

「なに、気にするな。それよりどうだ、気持ちよかったか?」

「そりゃまあ、はい」

 俺の返事に平塚先生は満足げな表情をして顔を上げる。
 その顔に川崎が唇を寄せて吸い付き、精液を舐め取っていく。
 それが終わると今度は俺の肉棒や腹に垂れたものを啜って飲み込む。

「ん、お掃除終わり。お疲れさま」

 川崎は尿道内のを吸い出したあと、指先でつうっと肉棒をなぞる。
 いや、俺じゃなくてそっちに言うのかよ。
 平塚先生もおかしそうに笑う。

「さて、たくさん出して疲れただろう。私の用意したベッドで休ませてやろう」

 ? ベッド? 何の事だ?
 訝しんでいると、平塚先生が再び俺の足の間に身体を割って入れてブラを外す。
 そのまま肉棒を掴み、解放されたその豊満な胸の間に挟み込んだ。

「う、わわっ…………」

「ふふ、これだけは川崎にも自信を持って勝てているぞ。どうだ、このペニス用のベッドは気に入ったか?」

 そう言ってぎゅうっと左右から押し付けて肉棒全体を包み込んでくる。
 確かに川崎より大きくて柔らかく、肉棒をすっぽり覆えてしまうのは平塚先生ならではだろう。

「いや、気持ちいいんですけど……これじゃ休めるどころじゃないですって…………」

「みたいだな。中でむくむく大きくなっていってるぞ」

「比企谷おっぱい好きだもんね。せっかくだからじっくり味わっときな」

 川崎がそう言いながら自分の胸を俺の顔に押し付けてきた。いつの間にか川崎も下着を取っ払ったようだ。
 肉棒と顔が柔らかい胸に挟まれる。
 巨乳女性二人と同時に肌を重ねない限り味わえないこの感触は、達した直後の俺を再び限界近くまで押し上げてしまうには充分なものだった。
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/03/15(木) 22:32:43.25 ID:TvIyFSR8O
「んっ…………んっ…………」

「ふふ。先生、もっとぎゅっとチンポ強く挟んでやって。比企谷の腰が動いてるでしょ。そのままイきたいらしいよ」

「ふむ、任せたまえ。比企谷、私の自慢の胸で気持ちよくなっていいぞ。しっかり捕まえててやるから好きなだけ腰を振って射精するといい」

 正直なところ口でされるほど直接的に気持ちいいわけではない。
 が、状況と光景による興奮は相当なものだった。俺は川崎の背中に腕を回してしがみつき、顔を胸に押し付けながら腰を様々に動かす。

「う、あ……出る…………平塚先生の胸で、出ますっ…………!」

「ああ。好きなだけ出せ」

「ほら、あたしのおっぱい吸っていいよ。赤ちゃんみたいにちゅうちゅうしながら射精しちゃいな」

「んっ……ちゅ…………んんっ! んむうっ!」

 俺は川崎の乳首に思いきり吸い付き、そのまま平塚先生の胸の中で精液をぶちまけた。
 びくんびくんと腰が震え、肉棒が暴れまわる。
 平塚先生はその肉棒を言葉通りしっかりと胸で捕まえ、俺の射精が終わるまで軽く揺すってくれていた。
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