【fgo】ランサー「ローマがローマだ」ケイネス「え?」【zero】

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187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2017/10/01(日) 11:28:42.65 ID:grfyzNY50
不正の確認の為(名目)に使い魔ぐらいは付けているだろうし、今回は愉悦神父が滾るな。
188 : ◆vn2AztKwUw [saga]:2017/12/08(金) 22:15:09.16 ID:1ZyQlzR10
皆様お久しぶりです。>>1です。
まだ期待してくださる方がいるかは分かりませんが明日からまた更新していきたいと思います。
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 22:17:53.35 ID:0TLlNVvS0
待ってるに決まってるじゃあないか!!


ありがとう
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 12:39:01.58 ID:KgD2h11VO
そういえば刻印虫はどうなったんだろう

身体中ほじくりかえして皆殺しだとおじさんも死ぬけど

191 : ◆vn2AztKwUw [saga]:2017/12/09(土) 23:51:17.01 ID:kirE7CSE0
-間桐邸-
雁夜「…」

バーサーカー「どうかしましたか?今のあなたの健康上、夜更かしは推奨できません」

緊張した面持ちの雁夜にバーサーカーは問う。

雁夜「…いや何でもない。少し体のことが気になっただけだ」

バーサーカー「そのことでしたら問題ありません。ここ最近の投薬治療と食事療法、適度な睡眠によりコンディションは最高と言ってもいいでしょう」

雁夜「そっか、なら安心だな」

もう少し聞きたいことがあったりするが、それは胸の内に秘めておく。
ここ数日彼女と過ごしてどんな性格なのかは分かっているつもりだ。
このサーヴァントは自分の言葉に責任を持っている。
ならばそれに口など出さず信じようじゃないか。

雁夜「おやすみ、主治医様」

そういって雁夜は、寝床へと向かった。

バーサーカー「ふぅ」

雁夜が眠ったのを確認してバーサーカーは一冊のノートを開く。
日付が書かれ丁寧にまとめられたそれはカルテだった。
その日の患者の状態、使用した薬、今後の方針などが事細かにまとめられている。
そして、虫たちに効果のありそうな成分などについてもまとめられている。

臓硯「うちのかわいい虫達で実験をするとはのう」

いきなり背後に現れた臓硯に驚きもせず返事をする。

バーサーカー「患者の体内にいるものの特性についてはしっかりと把握しておくべきですから」

臓硯「ふん、それで何か対策でも?」

バーサーカー「秘密です」

臓硯「何?」

バーサーカー「医療に携わるものには守秘義務があります」

臓硯「そうかい。まったく虫たちも殺され損じゃのう」

またバーサーカーは一人になる。
192 : ◆vn2AztKwUw [saga]:2017/12/09(土) 23:53:11.56 ID:kirE7CSE0
fate/雁夜の決戦前夜

あふれ出る誰だこいつら感
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 11:39:54.69 ID:jj9Kczy3O

次は早くたのむ
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 15:03:54.74 ID:c5bjbVbHo
195 : ◆vn2AztKwUw [saga]:2017/12/15(金) 23:48:27.76 ID:Xgz6XFEX0
-決闘日 間桐邸-
雁夜「バーサーカー!バーサーカー!」

夜になった雁夜は戦いに出かけようとバーサーカーを探す。
決闘場所の告知は昼間に済ませたし、遠坂時臣を倒すための秘策も用意してある。

バーサーカー「大声を出さなくても聞こえています」

雁夜「こっちの用意はできた。お前は?」

バーサーカー「構いません」

バーサーカーの返事を聞いた雁屋は玄関へと向かう。

桜「…おじさん」

靴を履く雁夜に桜が駆け寄る。

雁夜「桜ちゃん」

『今夜、俺は君のお父さんを倒す』
彼はたった一言だけ彼女に告げていた

桜「本当におと…遠坂さんを…」

途中までお父様という言葉が出かかる。
だが、幼い少女は自らの境遇を考え他人としての呼び方へと変える。

雁夜「そうだ」

決意

雁夜「俺は逃げていたんだ」

バーサーカー「…」

バーサーカーは静かに耳を傾ける。
正直に言って彼の精神状態は想像をはるかに超え快方に向かっている。
自らに目を向け醜い部分を認めた男の言葉にバーサーカーはそのゆがんだ心が完治したことを感じていた。

バーサーカー(あとは、体だけ。問題ありません。あの害虫たちの場所は分かっている)

雁夜「あの時は身を引いたつもりでただ逃げただけだった。そのせいで君たちを不幸にしてしまった」

桜「君"たち"?」

桜の疑問に雁夜は答えない。
彼女は彼の気持ちを知らないのだからその言葉が指す3人が分からない。

雁夜「だからけじめは俺がつけに行く。待ってて桜ちゃん。きっとまた君を笑わせてあげるから」

桜「…」

雁夜「大丈夫だよ。殺すわけじゃない、ただ俺は俺の責任を果たすだけだ」

雁夜は頭をなで、立ち上がる。

雁夜「バーサーカー」

バーサーカー「私も、少しだけ」

雁夜「分かった」

バーサーカー「桜」

桜「何?」

バーサーカー「お待たせしました。次はあなたです」

桜「つ…ぎ?」

バーサーカー「ええ、今度はあなたを治す番です」

バーサーカーの顔はとてもやさしいものだった。
196 : ◆vn2AztKwUw [saga]:2017/12/15(金) 23:49:43.32 ID:Xgz6XFEX0
桜「私、どこも悪くないよ?」

抱きしめて答える。

バーサーカー「心をです。大丈夫、必ず直して見せます。きっと貴女を笑顔にしてみせます」

桜「うん…」

久しぶりに感じるやさしさに少しだけ口元がほころぶ。

バーサーカー「そのまえに少しだけ強くなりましょう。自分を押し通せるくらい」

雁夜「自分を押し通せるくらいは言い過ぎじゃないか?バーサーカーみたいになりそうだな」

バーサーカー「戦場では一刻を争う事態が多い。少しくらいは強くいかなくては」

雁夜「彼女がこれから過ごすのは当たり前の家庭だ、戦場なんかじゃない。まあでも…」

桜「?」

雁夜「少しくらいはわがままになってもいいかな」

バーサーカー「残念ですがカリヤに同感です」

桜「…じゃあ、またバーサーカーと遊びに行きたい」

自分を押し殺してきた少女の小さなわがままだ。

バーサーカー「わかりました、また行きましょう」

そんな言葉に微笑みながらバーサーカーが桜の頭をなでる。

雁夜「それじゃあ…行ってきます」

桜「行ってらっしゃい…」

少女は「ただいま」の言葉を待っている。

臓硯「やっと鍛錬が再開できそうじゃな」

桜「…」

その言葉に桜は無言を押し通した。
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/24(土) 17:03:18.03 ID:f42uHdXI0
忙しいんだろうけど続いてくれるといいな
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 19:08:53.05 ID:9DR9YC810
気になるから終わりまで書いてくれ
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