このスレッドはSS速報Rの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その5 - SS速報R 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 19:54:50.76 ID:pN9QlBz30
前スレのあらすじ

Pが事務所でカバンの中身をぶちまけた際、魔法少女ゲームを目にした春香。
それが陵辱系エロゲだとは知らずに、「あんなヒロインになれたらいいな…」と、たまたま見かけた流れ星に願ってしまった。

奇しくも願いが叶って魔法少女になるも、自分はそのゲーム内では「ヤられる側の正義の魔法少女=シャインマジシャンズ」の一員で、
「世の女性を触手で犯していく悪の組織『ブラックジャンボ』がこのエロゲの主人公である」とPに知らされてしまう。
絶望に打ちひしがれるも、運命を変え、世界を元に戻すため、春香は立ち上がる。

初変身の際の戦闘では危なげなく勝利した春香。しかし、2度目の雑魚敵との遭遇でPもろとも捕らえられると、
純潔こそ汚されなかったものの触手の味をさんざん教え込まれ、さらに性的興奮でふたなり化する身体にされてしまった。

春香とPを窮地から救ったのは、春香より先にシャインマジシャンとして覚醒し、人知れず戦っていた千早だった。
その後も、土壇場で新たに覚醒した雪歩と、千早同様すでにマジシャンとして活動していた美希を仲間に加え、
春香とPを中心としたシャインマジシャンズの歩みはおおむね順風満帆……… かに思われた。

だが、倒すべき悪の組織『ブラックジャンボ』の総帥が、ほかでもない765プロアイドルの響であることが判明。
正体を現し、マジシャンたちに圧倒的な力の差を見せつけた響は、5人目の仲間となるはずだったマジシャン・やよいを連れ去ると
徹底的に凌辱を加えて身も心も快楽で堕とし、ブラックジャンボの筆頭幹部に転身させてしまう。

Pを『旦那様』として迎え、アイドルたちは全員ペットにして、765プロをまるごと自身の「家族」にすることが目的だと言ってのけた響は
まだ覚醒していないメンバーを狙い、やよいに続くブラックジャンボ幹部にすると春香たちに宣言。
地力の差ゆえに選択の余地のない春香たちは戦力を分散させ、仲間をこれ以上奪われないための防衛戦を展開する。

しかし戦闘が続く中、あずさ・律子・貴音の護衛を担当していた春香と千早が、油断と不運から敗北を喫してしまった。
二人のマジシャンと三人の候補生たちは媚薬漬けにされ、戦闘員や怪生物に淫惨きわまりない凌辱を受け、処女までも散らされる。

ついにはあずさと律子が魔法により洗脳され、響とやよいは新生幹部となった二人と貴音を連れてその場を去った。
さらに、対マジシャン用スライムによって慰みものにされ続けた春香と千早はすっかり肉悦の虜となり、
救援に来た美希と雪歩、そしてPの目の前で、軟体生物に三穴を犯され、媚薬粘液を注ぎこまれて悦ぶ痴態を晒してしまう。

その光景をちょうど目の当たりにしてしまった伊織が、ショックと怒りから新たに5人目のマジシャンとして覚醒した。
伊織の働きでなんとか春香と千早の救出には成功するも、3人もの仲間を新たに奪われた、という事実と
春香と千早が回復できるのかどうかも判然としない現実の前に、Pと雪歩、美希は悲嘆にくれる。
一方、ブラックジャンボの本拠地では、洗脳がまだ不安定なあずさ・律子と、懸命に抵抗する貴音を堕とすための準備が進行していた。

陵辱され尽くし牝に堕ちた春香は、再び立ち上がることができるのか。そして、シャインマジシャン達を待ち受ける運命は……?




過去スレ

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428580545
(初代のスレ:◆XYOp.99oZs氏による1周目スタート)

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433005737/
(2代目スレ:◆XYOp.99oZs氏による1周目完結&◆MTFYlAtjLqN7氏による2周目スタート)

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437225493/
(3代目スレ:◆MTFYlAtjLqN7氏による2周目完結)

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その4
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1460289968/
(4代目スレ:現1=◆8K4B/3Nlpcによる3周目スタート)
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報R板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

阿笠「言いたいことがあるんじゃ」光彦「何ですか?」 @ 2024/12/04(水) 02:05:27.88 ID:F4j1OAIxO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1733245527/

うーきちですけど @ 2024/12/03(火) 21:28:14.33 ID:twifbdjfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1733228894/

おみくじ引き忘れたスレ @ 2024/12/02(月) 09:02:53.62 ID:ERlmAVfVo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1733097773/

■ 萌竜会 ■ @ 2024/12/02(月) 07:17:50.41 ID:SzstMj3po
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1733091466/

パスワード @ 2024/12/01(日) 23:37:17.44 ID:DBrLLHv10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1733063837/

落ち着くまでの仮住まい @ 2024/12/01(日) 22:35:53.26 ID:Gs7Y8RKNo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1733060153/

おみくじスレ @ 2024/12/01(日) 17:50:28.20 ID:CcjYTFvt0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1733043027/

フォース=センシティブの集い @ 2024/11/30(土) 18:50:32.81 ID:ZZEZXhDs0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1732960232/

2 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/23(日) 19:56:44.82 ID:pN9QlBz30
※繰り返しで恐縮ですが、お約束の注意事項です。

このスレは【魔法少女凌辱ネタのエロゲみたいなやつです。>>1の嗜好妄想全開です。苦手な方はブラウザバック推奨】
(初代スレ>>1より一部引用)

【R-18展開はもとより、安価・コンマ等の結果次第では胸糞展開などの恐れもありますのでご注意ください。】



>>1の書いてる内容等について、追加の注意事項

・凌辱系エロゲですのでイチャラブエッチなんてものは基本的に存在しません
・触手とか異種姦とか触手とかスライムとか触手とかの要素が多分に含まれます

>>1が詳しくないためミリマス・モバマスには手が出ません、ごめんなさい

・ふでがちょうおそい
・エロい場面になると無駄にしつこい
・♥が鬼のように多い(減量に向けて鋭意努力中)


次のレスより、前スレの続きからの投下を始めます。
前スレでもご説明しております通り、しばらく安価はありません。
3 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:01:39.83 ID:pN9QlBz30
(……ん …………)

なにか、途方もなく酷い夢を見ていたような感覚を引きずったまま、わたくしは意識を取り戻しました。
頭にぼんやりと霧がかかったようで、身体も鉛のごとく重く、気だるくてたまりません。

今いるここは一体どこなのか、自身がどんな状況に置かれているのか。
そういったことを目を開けて確認するより前に、聞き覚えのある悲鳴が耳に飛び込んできました。

「あ、ぁっ、あんっ♥♥♥♥お胸ばっかりぃ♥♥♥またこんな、スライムに……っ♥♥♥も、もう、おっぱい、あぁあ〜〜〜っ♥♥♥♥」

「ん、ん”ん”ーーーっ♥♥むぶぅっ、ぐ、ぷぁっ、や、め♥♥♥♥抜いてぇえ♥♥♥触手もう嫌ぁあ、あぁっ♥♥♥♥中はらめぇえ♥♥♥」

貴音(………っっ!?)

もちろんそれは、わたくしと一緒に攫われてきたあずさと律子嬢の声に違いなく――
そもそも、わたくしたちは皆、響とその一味に攫われたのだ、ということを、今さらのように思い出します。

やよい「えへへぇ、スラ美ちゃん、もっとあずささんのおっぱい絞ってあげて♪イソ助くんたちは、律子さん休ませちゃだめだよー♥」

そして、急ぎ目を開けたわたくしの前に、橙色の髪と黒い装束の目立つ、やよいによく似た誰かが立っていました。
にこにこと笑うその顔をよく見知っているはずなのに、まったく未知の悪鬼の類にしか見えず、身体に怖気が走ります。

少し離れたところにはあずさと律子嬢の二人もいて、延々と叫び声を上げ続けていました。
その身に、わたくしが最後に見たときと同じ、漆黒の衣装を纏ったままです。
――しかし、これを、二人が「いた」などと、簡単な言葉で片付けてしまってよいものか、わかりません。

床に腰を下ろし、前に伸ばした足を軽く開いた姿勢のあずさは、そのままの格好でほぼ全身をすらいむに呑まれていました。
首から上と膝から先がわずかに外に出ているだけで、服もあちこちが破れ、はだけられたその姿は、まるで捕食されてでもいるかのようでした。
すらいむの体が半ば透き通っているため、中に囚われているあずさの肢体が外からもほとんど素通しで見えていて
立派な、形のよい乳房も、そして……、女陰や不浄の穴までを…すべてすらいむに嬲られているのが、嫌でもわかってしまいます。

貴音(あ、あぁ…あずさ………なんと非道なことを……!)

おそらくは、あずさや律子嬢、春香、そしてわたくしを捕らえ、弄び、操を汚したあのすらいむと同じものなのでしょう。
水の中にたゆたうように浮いて見えるあずさの乳房をはじめ、身体のあちこちが透明な手でむずとつかまれたように形を変えられ、
そのたびにあられもない悲鳴を上げて身をくねらせるあずさを、わたくしはただ見ていることしかできません。

このような異常すぎる状況にもかかわらず、よく見ると、あずさが身にまとう装束が黒一色ではなく
ところどころ紫の混じった妙な色合いになっていることが、なぜか気にかかりました。

あずさ「また、出るっ、出ちゃいますぅぅ〜♥♥♥おっぱい出ちゃう、やぁあっ♥♥♥らめなのぉっ♥♥♥♥」

わたくしの目の前で一際大きくあずさが叫び、がくんと首を後ろに仰け反らせました。
それと同時に、すらいむに包まれた、張りつめきったあずさの乳房の先端から乳白色のなにかが迸り、
すらいむの液状の体に色をつけました。しかし、周囲の粘液に混ぜ込まれたのか、ほどなくその色も消えてしまいます。

あずさ「も、もう無理、ぃ……やっ、やぁっ♥♥♥無理なんれすっ♥♥♥もぅ、出せませ、っきゃひぃぃい♥♥♥」

息も絶え絶えに首を振るあずさのことをまったく斟酌する様子もなく、すらいむの体がぐじゅぐじゅと蠢き
またあずさの乳房が形を大きく変えさせられ始めました。上がる悲鳴がさらに切羽詰まり、間隔はどんどん短くなり、そして……

あずさ「いやぁああぁ♥♥♥♥なん、れ、またぁ♥♥♥おっぱいっ、おっぱい気持ちいぃ、あぁああーーーーっ♥♥♥♥」

胸をきつく搾り上げられ、連続して白濁の乳を噴き出させられて、あずさは身体をがくがくと震わせながら
長く尾を引く艶声を上げました。その気息奄々のあずさをさらに追い詰めようとするかのように、
女陰や後ろの穴に出入りするすらいむが動きを激しくし、それに合わせて両方の穴がぐぽぐぽと拡げられているのが
少し離れたわたくしのところからでも、はっきりと見えてしまっています。

あずさ「あ、んんっ♥♥♥やめてぇ……♥♥♥おかひく、わたひ、おかひくされちゃいまひゅぅ…♥♥♥♥」

すっかり声も顔もとろけさせて呟くあずさを見ていて、わたくしは、恐ろしいことに気づいてしまいました。
先ほどよりも、明らかに、あずさの装束全体に対する黒色の部分が広くなっています。
紫色をしている部分は今や、胸元のあたりにごくわずか残っているだけでした。

あれがすべて、黒に塗りつぶされてしまったら、あずさはきっと戻ってこれなくなってしまう……
直感的にそう悟ったわたくしは、気が付けば後先を考えずに叫んでいました。

貴音「あ、あずさ! 気をしっかり持ってください、負けてはなりません!あずさ!!」

その声に反応したあずさは、弱弱しく、ゆっくりとではありますが、首をめぐらせ、確かにわたくしの方を見ました。
その目が闇のような色ではなく、わたくしのよく知る深い紅色であることに気づき、わたくしは少しだけ安堵し……

あずさ「貴音ちゃ、ん…も、もう、無理、ぃ♥♥♥♥だって、んんっ、気持ちいいのぉ♥♥♥♥スライムっ、にゅるにゅるですごいの〜♥♥♥♥」

そして返答を聞いて、一瞬のうちに絶望へと叩き込まれました。わたくしが見ている前で、あずさは歓びに満ちた嬌声を上げ始めます。

あずさ「ぁ、あ、あ♥♥♥中で、ぐにゅぐにゅって、あひゃぁあん♥♥♥♥こんな、こんなの♥♥♥あはぁあ♥♥♥」

貴音「あずさ、あずさぁっ!耐えなければ、お願いですからっ……」

やよい「あっ、貴音さん♥やっと起きたんですね、ねぼすけさんはめーっ、ですよ?」

我を忘れて叫ぶわたくしに、底冷えのしそうな、それでいて無邪気な声が降りかかってきました。
4 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:02:08.38 ID:pN9QlBz30
やよい「わたし、貴音さんが起きるまでは、あずささんと律子さんの『ちょーきょー』してて、って響さんに言われてたんです♪」

呆然とするわたくしを見て、一点の曇りもない笑顔を浮かべ、目の前の「幹部」がそう言いました。
その間にも、あずさとは別に責め立てられている律子嬢の声が室内に響き渡っています。

律子「いや……っ、そっち、お尻っひぃぃい♥♥♥♥やらぁあっ♥♥♥やめへぇっ抜い、んっぐぅぅ!?」

海辺に生息している、磯巾着に似た生物……ただし、大きさは人ほどもあるそれが、律子嬢を取り巻いていました。
その数も十はくだらないほどで、それぞれが頭のように見える部分からわらわらと生え出た肉紐を律子嬢へと伸ばし、
小柄な肢体を絡め取って動きを封じるだけでなく、前や後ろの穴にまで入り込んで、凌辱を加えており……
仰向けで宙に浮かされ、足も大きく広げられた姿勢のままがんじがらめにされた律子嬢は
逃げることも抗うことも許されず、ただ淫猥な磯巾着たちの責めを受け続けることしかできません。

やよい「貴音さんはイソ助くんたち見るの、はじめてですよね!あ、でも、わたしが連れて行ったときにもう見てるのかな?」

その言葉で思い出しました。確か、事務所に直接この「幹部」が来た際、随伴していたこれを窓越しに見て、寒気を覚えた記憶があります。
ただでさえ醜悪な生き物だというのに、実際にその所業を目の当たりにすると、おぞましいことこの上ありませんでした。

やよい「わたしもはじめては、このイソ助くんだったんですー♥♥触手おち○ちん、すっごくきもちいいから、律子さんもすぐですねっ♥」

貴音「な、っ………」

先ほどのあずさにも負けず劣らずとろんとした浅ましい顔で、「幹部」がこともなげに恐ろしいことを言い出します。
ということはつまり、響がまずこの下劣な生き物をやよいにけしかけ、そして今では、やよいが………!

貴音(ああ、このままではあずさも、律子嬢も…しかし、一体どうすれば………!?)

混乱と焦りの中、わたくしが動けずにいるうちにも、律子嬢を嬲る触手の動きはまったくおさまる気配がありません。
律子嬢の下半身だけでなく、叫び声をあげていた口にまで容赦なく潜り込むと、ずぽずぽと音を立てて
激しく前後に抽送を繰り返し、その動きに合わせて宙吊りにされた律子嬢の身体が滅茶苦茶に揺さぶられます。

律子「ん、んんぅ♥♥♥うぶっ、ぐ、むぅぅ〜!?♥♥♥♥むぐ、ぅうぅ、ん、んん♥♥♥」

意味すらなさないくぐもった声を上げ続ける律子嬢に、しゅるしゅると音を立てて別の触手が近づきます。
微細な毛のように見えるものをびっしりと生やしたそれは、わざわざ律子嬢の顔の前をふらふら漂うと
穴の空いた先端部をにちゃあ…っと音を立てて開き、奥にまで生え揃った細かな触手をじっくりと見せつけました。
そしてまたにゅるにゅると這うように動き始めると、うち二本がおののき震える律子嬢の乳首に、
残る一本は律子嬢の足の付け根あたり……女陰の入り口のすぐ上のあたりに、勢いよく吸いついてゆきます。

律子「んんんーーっ♥♥♥♥むぐっんぎぃぃいいぃ!?♥♥♥♥♥うごぉ、んぶ……ぅ、んんんんんん♥♥♥♥♥」

手足を絡め取られ浮いたままの身体を思いきり弓なりに反らせ、律子嬢がふさがれたままの喉から絶叫を迸らせます。
その声は口を埋める触手に阻まれはしても、がくがくと震える身体を見ていれば、何が起きたのかは明らかでした。

やよい「あははっ、律子さん、またイっちゃいましたね♪でもしかたないです、わたしも知ってますけどあれ、すごいんですっ♥♥♥」

律子嬢の声が止んでも、磯巾着の群れはお構いなしに触手を振るい、彼女を弄び続けています。
「幹部」が頬に手を添え、まだ幼い顔をすっかり紅潮させて楽しげに口走るのを、わたくしはただ呆然と聞いていました。

やよい「クリトリスと乳首、いっぺんに、吸われながら…♥♥お○んこもおしりも、触手さんにぐちゅぐちゅされちゃって♥♥♥」

やよい「そして最後は…♥♥おしりとおま○こと、それにお口にも♥♥ネバネバのおくすり、びゅーってしてもらえるんれすぅ♥♥♥」

熱に浮かされたような口調で「幹部」がまくしたてる間も、その目は律子嬢と磯巾着の群れから片時も離れません。
そして彼女の言葉の通りに、触手たちが瞬間的に動きを止めたのち、律子嬢の身体の各所へ深々と突入し、激しく震え始めました。

ごぶっ、びゅぐぅぅっ……びゅるっぶびゅっじゅびゅっ、どくっ、どぶぅっ…!

重く粘つく液状のものがどこかからどこかへ流れて行く、聞きたくもない音が盛大に鳴り、わたくしはつい顔を背けてしまいます。
口をふさがれているからというだけでなく、もはや声が上げられなくなっているらしい律子嬢は
びくびくと不気味な脈動を繰り返す触手たちの動きに同調して、身体を弱弱しく震わせるだけでした。

律子「……っは、けほ…♥♥や、もぉ、むり、ぃ♥♥♥♥しょくしゅ、もういやぁ、ゆるひて………♥♥♥♥」

ようやく口を解放され、注ぎ込まれた汚液を唇の端からだらしなくこぼしつつ、律子嬢はか細い声で懇願します。
それを聞いた「幹部」はこの上なく楽しそうな笑みを浮かべ、そして言いました。

やよい「ムリですよー、律子さん♥イソ助くんたち、やめて、なんていくら言っても、やめてくれないれす♥♥」

律子「そ、そん、な……あぁんんっ♥♥♥らめっ、今されたらぁ、あひぃいい!?♥♥♥♥♥」

前後で侵入していた触手が抜け落ちるのとほぼ同時に二番手の触手が侵入し、律子嬢は苦悶とも歓喜ともわからぬ絶叫を上げました。
さらに律子嬢が再び口まで即座にふさがれるのを眺めつつ、「幹部」の、狂喜に、そして狂気に満ちた説明が続きます。

やよい「すーっごくきもちよくなってばかになっちゃうまで、やめてもらえないですよ♥♥だって、わたしもそうでしたもん♥♥」

やよい「だから、それまで、いっぱい、いーっぱい♥♥♥触手さんでじゅぽじゅぽされちゃってくださいねっ♥♥♥」

律子嬢の絶望に満ちた顔がゆがみ……そして、目尻が下がり、頬が紅潮し始めるまでに、ほとんど時間はかかりませんでした。
その装束もまた、ほんの一部にだけ今にも消えそうな緑色の輝きが残っていることが、かえってわたくしの心を締めつけます。
5 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:02:35.79 ID:pN9QlBz30
やよい「ふたりとも、ようやくいい感じになってきたみたいですねーっ♥貴音さん寝てるあいだ、たっぷり時間かけたから、とうぜんです♪」

あずさ「ふあぁっ♥♥♥あんっ、ぁ、ああ”〜〜〜〜っっ♥♥♥♥こわれるっ♥♥♥おっぱい、おっぱい壊れちゃいますぅっ♥♥♥」

律子「あひっ♥♥♥あへぇっ♥♥♥触手っ♥♥♥しょくしゅチ○ポすごいぃっ♥♥♥♥イソギンチャクっ、触手しゅごいのぉぉ♥♥♥」

やよい「あ……わっ、すごい、律子さんもわたしとおそろいなんだぁ♥しかもこんなに大きくて太いなんて、いいなぁ…♥♥」

すらいむにほぼ全身包み込まれて嬲られているあずさと、触手で縛り上げられて吊るされ、犯されている、律子嬢と。
二人を今すぐに助けることは、わたくしには到底不可能であるように思われました。
ならば、たとえ卑怯と誹りを受けようと、わたくしにできることは一つしかありません。

貴音(なんとしても逃げおおせて…春香や千早、美希、雪歩……あるいは、プロデューサーに、助けを…!)

やよい…もとい、「幹部」は、叫び続ける二人を眺め、話しかけるのに夢中で、わたくしに注意を向けていません。
出入り口らしきところはわたくしのすぐ後ろで、踵を返して全速力で走れば、今なら脱出できそうでした。

貴音(あずさ、律子嬢……今少しだけお待ちください、わたくしが必ず、救援を呼んで参り)

にゅるんっ。

やたらに粘つくような感触を腕に覚え、左手に目をやると、見覚えのある肉紐がからみついていました。

貴音「あ ―――――あうっ!?」

ぬかった、と思う間もなく、凄まじい力で腕を引かれ、わたくしは抵抗もできぬまま倒れ込みました。
それでも引っ張る力が弱まることはなく、床の上をずるずると引きずられてしまいます。

貴音「しまっ………、嫌っ、やめ、放し………くうぅっ!」

やよい「そんなの、めっですよ、貴音さん♥せっかくの主役がいなくなったりしたら困っちゃいます!」

もがくわたくしの方を振り返ることすらなく、声だけをはずませて「幹部」が言います。

やよい「それに、こっそり逃げられるなんて、甘く見ないでほしいかなーって。わたし、ブラックジャンボ第一のかんぶ、なんですから♪」

いつの間にかわたくしから死角になるところにも、磯巾着に似た怪生物の一団がたむろしていました。
その足元の中心部に引っ張り込まれ、手足にも胴体にもたくさんの触手がからみつき、わたくしはあっという間に自由を奪われてしまいます。
せめて怯えは見せまいと精一杯身体に力を入れたわたくしの目の前で、「幹部」がふところから何かを取り出しました。

貴音「………それ、は?」

やよい「貴音さんはすっごくがまん強いから、これを試してみよう、って響さんから言われてるんですー♥」

言うが早いか、「幹部」は両手にそれぞれ持っていたものをぽいと放り出しました。
ぱりん、ぱりんと軽い、硝子が割れるような音がして、しゅうしゅうと気体が噴き上がるような音がそれに続きます。

………聞き覚えのある、思い出したくもない音でした。
春香と千早を捕え、そして、わたくしたちを襲い、純潔を汚した……あのすらいむの瓶に、相違ありません。

貴音「ひっ………な、何を…………」

やよい「気になっちゃいますよね?えへへ、この子、スタジオにいたスラ美ちゃんの『かいりょーばん』なんですー♥♥」

わたくしがつい溢してしまった言葉に、「幹部」が律儀に的外れな返答をよこしてきます。
しかしどう聞いても、わたくしにとっては明らかに「改良」などではありえないことを、瞬時に悟りました。

やよい「ただ、いまは、三体分しか用意がなくって……それに、あずささんのちょーきょー用に、一体もう使っちゃってて」

気体の音が聞こえなくなったかわりに、今度は糸を引きそうに粘ついた水音が立ち始めていました。
ぬらぬらと妖しく光る、不定形で半透明の泥のようなかたまりが、ゆっくりと床を這いずり回ります。

貴音(そんな、ま、また、わたくし………あの、すらいむに……!?)

今では時間の感覚がすっかりあやふやになっておりますが、それでも忘れられようはずもない、淫らで惨めな凌辱を受けた記憶……
それを視覚と聴覚の両方を通じて無理やりに掘り起こされ、心臓が早鐘を打っているのを自覚してしまいます。

やよい「でも貴音さんには、ふんぱつして二体分ですっ!それに、イソ助くんたちはたくさんいますから、だいじょーぶですよ♥♥♥」

そんなわたくしの様子などまったく気にしていない調子の「幹部」の言葉を皮切りにして、
誕生したばかりのすらいむと、わたくしの周囲を取り囲む磯巾着の群れが、一斉に動き始めました。
6 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:03:02.01 ID:pN9QlBz30
貴音「くっ……おやめなさっ、あぐ、ぅ! こ、このような格好っ……」

抵抗する間もなく、磯巾着から後ろ手に縛められて、無理やりに膝をつかされ、さらに足を広げさせられました。
その、ぎちぎちに締め上げられ、後ろを振り返ることすら難しいわたくしの身体に、すらいむがじわじわと這い上ってきます。
肌に触れられたときの、粘つくようなおぞましすぎる感触は、なんら変わっていません。しかし、触れられたところが、すぐに………

貴音「あ…………ぁ、熱、っ、あついぃっ、うぁあ!?♥そんな、あぁんっ♥♥」

貴音(わ…わたくし、なんと、はしたない声、を……♥ いけませんっ…これは、………っ!)

とても、自身が上げた声だとは信じられません。いえ、信じたくありませんでした。

「幹部」の口にした『改良』という言葉の意味を、頭より先に身体で理解させられてしまいます。
先刻すらいむにさんざん身体を弄ばれ、慰みものにされていた最中と比較してすら、まるで次元が違いました。
遥かに熱い、痛みと認識しそうなほどの激烈な感覚が肢体の芯まで染み入ってくる錯覚に襲われ、波打つような震えが止められません。

貴音(そんな…これほどまでに、差が……!?♥ だめですっ、に、逃げなくては…虜に、されて、しまう……♥♥)

貴音「や、ぁあ、離れなさいっ………ひうぅ♥♥這い回らな、いぃっ、ふああぁ!?♥♥」

手や足はもちろん、背中といわず胸元といわず、ぐちゅぐちゅと音を立てて半透明のすらいむが張りついてきました。
すでに触手が巻き付いて拘束しているのにも構うことなく、その上から、隙間から、じわじわ浸透しながら這い込んできて
そして触れられたところがすべて、火傷でもしたかのように熱く、激しく肉悦を燃え上がらされてしまいます。

貴音(こんな、凄すぎる♥ものに…、また………っ♥ 女陰や不浄の穴を、犯し抜かれて、しまったら…♥♥)

………無意識に生唾を飲み込んでいる自身に気づき、わたくしは頭を勢いよく振って邪念を追い払いました。
あずさも律子嬢も、それにやよいも……響も、きっと、まだ救い出せる手立てがあるはずです。
そのためにも、こんなところで淫欲に流されることなど断じて許されません、わたく

貴音「はひ………っ♥♥♥はっぐぅぅう♥♥♥♥あ、あぁああぁっっ♥♥♥♥♥」

なんの前触れもなく、ぬめぬめと粘つくすらいむの体がずるりと流れるようにして動きを速めると
そのまま勢いよくわたくしの女陰と、お尻の穴へ突入してきて、考えていたことを一瞬のうちにすべて吹き飛ばされました。
前と後ろを液状の物の怪に埋め尽くされた、不快でしかないはずの異物感に意識を塗りつぶされ、わたくしは、

貴音(あ、あぁっ♥♥♥お腹っ、焼け、て…♥♥♥おし、り、お尻ぃぃ、とけて、しまいそ、っ♥♥♥♥)

…とっさに歯を食いしばり、声こそなんとか上げずに済みましたが、もう、時間の問題かもしれませんでした。
わたくしの膣の中で、そしてお尻の中でも、不定形のすらいむがうねり、形を刻々と変えているのが見えてしまう気すらします。
その軟体で、先ほどと同じ……どころか、もっと濃密で強力な、媚薬を染み込まされてしまっては……♥

貴音「だ、め、だめです、っ♥♥耐えて、みせま、しゅ♥♥こんな、すらいむなど…っんほぉぉおおぉ!?♥♥♥♥♥」

もうこれ以上なにも入らないと思っていた女陰とお尻に、杭でも叩き込むかのような凄まじい衝撃を同時に加えられ、
気づいた時にはあさましく叫んでしまっていました。その衝撃の正体もわからないうちに、
ごちゅっ、どちゅっ、と激しい音を立て、なにかがわたくしの身体を下から激しく突き上げ始めます。

貴音「いや、っいやぁ♥♥♥ひあぁあ!♥♥♥な、にを♥♥こんな、こんなぁあっ♥♥♥♥」

やよい「あはははっ!改良版のスラ美ちゃんだけじゃなくて、イソ助くんたちも、貴音さんのこと大好きみたいですねっ♥♥」

混乱し、悲鳴を止められないわたくしを見て、心から嬉しそうに、「幹部」が嗤います。

やよい「スラ美ちゃんが入ってる上から、触手お○んちん入れちゃうなんて………♥♥よっぽど待ちきれなかったんだねー?」

その言葉でようやくわたくしは事態を理解しました。すでに媚薬すらいむがぎちぎちに詰まっているところへ、
さらにあの磯巾着が、汚らわしい触手を……それも前と後ろへ、いっぺんに、挿入、してきて………!

貴音「やめ、っ、なりませんん♥♥♥中ぁっ、ぐちゅぐちゅ、してはあっああっ♥♥♥すらいむ、掻き回され…て♥♥♥♥んひぃっ♥♥♥」

触手が奥深くまで力強く突き進んでくるたびに、入りきらないすらいむが押し出されてぐちゅぐちゅと逆流し、
そして中に残ったものは深く押し込まれてわたくしの膣内壁に、お尻の中に、たっぷりと繰り返し塗り込まれていきます。
もはや恥も外聞もなく、わたくしは、すらいむと磯巾着を相手に許しを懇願してしまっていました。

貴音「お、願い、ですっ、もう、っひあぁ!?♥♥♥ああっそんなっ、触手深いいっ♥♥♥♥すらいむ♥♥同時にはぁ、ひゃんんっ♥♥♥♥」

やよい「貴音さーん、もう意地はるの、やめちゃいましょうよぉ♥♥気持ちいいのがまんしなくて、いいんれすよっ♥♥♥」

わたくしの言葉など無視し、前後からしつこく突き上げてくる触手の動きでひっきりなしに視界を揺らされ、
くわえて甘ったるく舌足らずな「幹部」の声に心まで揺さぶられて、わたくしはほとんど何も考えられなくなっていました。
そのわたくしの顔のすぐ前に、なにかふらふらと漂っているように見えるものが現れます。

貴音「あ、………あ、ぁ………♥♥そんな、今は、今だけはぁ……っ♥♥♥だめ、ですっ、やめて…♥♥」

律子嬢が受けていたのとそっくり同じ辱めが、繰り返されようとしていました。
わたくしを前後で貫いているものよりはいくぶん細い触手が、くぱぁ、と音を立てそうなほど先端部の口を開き、
ぬらぬらと粘液で照り光る、繊毛のようにびっしりと生え揃った極細の触手を見せつけてきます。

やよい「えへへー……いじっぱりの貴音さんにも、やっぱりこれがいちばんですねっ♥♥」
7 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:03:28.44 ID:pN9QlBz30
やよい「よーし、じゃ、イソ助くん、一気に吸っちゃいましょー♥♥」

「幹部」の号令がかかるが早いか、細い触手が巧みに分散して動き、そして、一瞬遅れて視界が真っ白に染め上げられました。

貴音「きゃひぃぃいぃっ!?♥♥♥♥はぁんっ♥♥♥あはぁああぁああっ♥♥♥♥♥」

耐えなければ、というわたくしの儚い決意など、ほんの刹那で消し飛ばされてしまうほどの激悦。
わたくしの両の乳首と陰核に、先刻も見せつけられた細身の触手が吸い付いたのだ、と意識が及ぶよりも前に
その触手たちがさらに強く吸引を加え、何千何百もの舌で舐め上げるがごとき刺激を加えてきました。

貴音「―――――――っっっ♥♥♥♥っ、は、あ、はひ、ぃ、あ♥♥………っ、はぅ!?あひぃいぃっ♥♥♥♥♥あっ、ぁ♥♥♥あんっ、や、ぁっ♥♥♥♥」

声が出ないどころか呼吸すらままならなくなり、そのまま失神してしまいそうになったところで
それぞれの吸引責めに加え、膣と尻穴への抽送がより激しくなって再開され、無理やりに意識を覚醒させられます。
気を失いそうなほどの肉悦を叩きこまれつつ、気を失うことすら許されない快楽責めで引き戻され、
振り回され続けている視界だけでなく、わたくしの精神までぐらぐらと揺れて、今にも折れてしまいそうでした。

やよい「どうですかぁ、貴音さん♥?パワーアップしたスラ美ちゃんのびやく粘液っ♥♥♥すっごいキいてますよね♥♥」

貴音「あ、ぁ♥♥♥あんっ♥♥♥やっ、いや、やめ、て♥♥♥らめれしゅ♥♥♥らめ、っ♥♥♥♥」

なにを聞かれているかもろくにわからず、ただ突き上げてくる触手の律動に合わせて啼くことしかできません。
それでも「幹部」は特に気にすることもなく、ひとりで納得しているようでした。

やよい「えへへ、貴音さんでも返事できないくらい、すごいんだぁ♥♥♥そうだイソ助くん、千早さんにやってたアレもしてあげて?」

貴音「ちは、や………? ぁ、あ、んひいぃいぃ♥♥♥♥は、っ、はっ、あ、お”…ぉっ、んおぉお!?♥♥♥」

身体の奥底にあるなにかを、力ずくで押し広げられた……という、とてつもない感覚に襲われました。
と思う間もなく、今度はその開かれてしまったところから、なにかがわたくしの奥底に這い込んで来て、っ♥♥♥

貴音「嫌っいやあぁ、ああぁ♥♥♥♥何をぉっ♥♥♥しょんな、ぁあん♥♥♥らめぇっ入ってはなりませ、んんーーっ!?♥♥♥♥♥」

やよい「わぁっ、気持ちよさそうでよかったですー♥♥スラ美ちゃんに、今はイソ助くんの触手も『こらぼ』してますから♥♥」

ぬめぬめとしつつも、硬く、太く、ごりごりと激しく中を擦り立てていた触手とはまるで違う、
柔らかく温くぞわぞわする感触が断続的に伝わってきて、それがわたくしの中心に溜まっていくように感じてしまいます。
そして同時に、これはすでに教えこまれてしまったおぞましい快楽であると、わたくしの意識が叫んでいました。

貴音「す、すらいむがっ、はぁあん♥♥♥なん♥だ、と、いう………ので、ひゃひぃ♥♥♥んっ、く、あぁ♥♥♥」

やよい「えっとですね…今、貴音さんのしきゅーの入り口を、イソ助くんが触手でぐいーって開いてるんですよっ♪」

思い出したくもない悪夢のような凌辱の記憶を裏付けるように、「幹部」がご丁寧にも説明を始めます。

やよい「それで、その開いたとこからスラ美ちゃんが入って行ってるので、いっぱいになるまでちょっと待っててください♥」

貴音(……… そん、なっ♥♥こんな状態でさらに、子壺♥に、媚薬すらいむを詰め込まれたりして、は……♥♥♥)

わたくしが想像だけで震えあがるうちにも、にゅるん、ぬるっと中へ滑り込んでくる感覚は一向に止みません。
その感触が伝わってくるたびごとに、わたくしは吐息を熱くし、身体をくねらせてしまいます。

やよい「もうすこしですからねー、もうちょっとだけ、ガマンですよ、貴音さん♥♥」

貴音(………… もうすこし、だけ……… ♥ もうちょっとの、我慢……)

頭に霞がかかったようで、わたくしはもう「幹部」の言葉にすがるよりありませんでした。
少し待てばこの快楽地獄も終わる、すらいむからも触手からも解放されると信じ、ただ目を閉じて必死に耐えます。

やがて、永遠に続いていたとしか思えない、ぬめぬめした生物の侵入の波がようやく終わったように感じられ、

やよい「………よーし、そろそろ準備おっけーみたいですね!おまたせしました貴音さん、じゃあイきますよー♥」

そして「幹部」が、この責め苦からの解放を、高らかに……… じゅん、び?

貴音「そんな、嘘、うそ、でしょう……? もう、終わあっひぃいいぃぃん!♥♥♥♥♥お”ぉっ、んお”お”ぉ”〜〜ッ!?♥♥♥♥♥♥」

下腹部が、爆発して、融け落ちてしまったようでした。
しかしその中からはぬちゅぬちゅ、ぐちゅぐちゅと、なにかを撹拌するのに似た音が聞こえてきます。
いえ、これは、…似ているのではなく、実際に、かきまぜ、られてぇ♥♥♥♥

貴音「いやぁあ、あぁ♥♥♥♥んひぃぃ♥♥♥♥これっ♥♥♥♥このようなぁあ♥♥♥♥♥」

やよい「ねっ、すごいでしょう!?イソ助くん、触手お○んちんの先っぽからたっくさん、細い触手が出せるんですよ♥」

「幹部」がなにか、いっていますが、おなかの音がうるさくて、も、きこえ、ませ、ん♥♥♥♥

やよい「貴音さんのしきゅーとおしりをぱんぱんにしてるスラ美ちゃんを、そのいっぱいの触手で、ぬちゅぬちゅってかき混ぜてるんです♥♥」

やよい「千早さんと春香さんにしてあげてた『ちょーきょー』の、合体わざですっ♥♥貴音さんだけとくべつですよー♪」
8 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:04:37.73 ID:pN9QlBz30
貴音「らめ、ぇあはぁああぁっっ♥♥♥♥おゆるし、くだしゃ…♥♥♥いっひぃぃ♥♥♥♥子宮、しきゅっらめれしゅ、らめぇぇっ♥♥♥♥」

いけないと思っているのに、もう、身体が、言うことを聞いてくれませんでした。
わたくしの奥で無数の触手がぐねぐねと不規則に動き回り、すらいむの粘液を掻き回すさまがはっきりと想像できてしまい、
そして想像だけでなく、実際に背筋を駆け上ってくる、電流のような甘い肉悦に全身が溶かされて、しまっ、て…♥♥

貴音「た、達して、しまうぅ♥♥♥♥もう嫌ぁこんなっ、いやぁあぁっ♥♥♥♥触手、などにぃぃ、ふあぁ…ん♥♥♥♥あぁああぁ♥♥♥♥♥♥」

何度目になるかもわからない絶頂を迎えさせられ、意思に反して身体がびくびくと震えます。
叫びながら同時に、膣もお尻も勝手に締めてしまい、触手とすらいむの動きをはっきりと自分自身に伝えてしまう結果になります。
それに反応した触手とすらいむがますます激しくわたくしの中を責め立て、また絶頂させられる、その悪循環が止められません。

貴音(いけません…♥♥♥♥こんな、気をやらされては、っ♥♥♥♥わたくし、触手と、すらいむに♥♥♥♥堕とされ、て♥しまうぅ♥♥♥♥)

やよい「またイきましたよね貴音さん♥ほらっ、もう認めちゃいましょうよ、きもちいいー♥♥って、ね、ね♥」

いくら心の中で抗弁したところで、前と後ろの破廉恥な穴から、それに乳首や陰核から続け様に送り込まれる刺激が
そんな些細な抵抗などすぐに押し流してしまいます。さらに目の前の「幹部」からも、甘く昏く抗しがたい誘惑の言葉をかけられ、
もう、諦めてしまいかけた刹那……わたくしの心をよぎったのは、あずさと律子嬢のことでした。

貴音(…… ………そう、です、まだ、わたくしは…)

この場で凌辱されていたのがわたくしだけなら、この瞬間に心折れていたかもしれません。
ですが、まだ、あずさも、律子嬢も、完全に堕ちてしまってはいないはずです。
それを思えばわたくしはまだ、こんな淫らな物の怪どもの責めに屈してしまうわけにはいきませんでした。

貴音「いや、でしゅ……っ、ひあぁん♥♥♥あずさ、と、律、こ、あひっ♥♥♥律っ、子嬢の、ためにもぉぉっ………わたくし、わたくしぃいっ♥♥♥」

未だ休まずに動き続ける触手のために途切れ途切れではあっても、なんとかわたくしは思いの丈を口にしました。
改めて口にしたことで、ほんのわずかではあれど、まだ耐えられる、と決意を新たにできた気がします。
9 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:08:30.62 ID:pN9QlBz30


律子「貴音………、…あんた、そこまで、私たちの、こと………」

あずさ「…………たか、ね、ちゃん……っ!」



………はじめは自分で念じるあまり、わたくし自身に都合の良いように作り出した、白昼夢のたぐいかと思いました。
しかし、この声はまぎれもなく、あずさと律子嬢のものです。聞き違えるはずもありません。

すらいむと触手に身体じゅうを弄ばれながらも、わたくしはなんとか首を回し、声のするほうに顔を向けます。

貴音「り、律子嬢、っ…… あず、さ!! ご無事で………」

そして、どこを見ても完全な漆黒に染まりきった装束に身を包み、その衣装と同じく昏い色の瞳をした二人と、目が合いました。

あずさ「わたしたち、ほんとに嬉しいの………♥お礼に、貴音ちゃんのこと、い〜っぱい気持ちよくしてあげる♥♥♥」

律子「そうよ、貴音…♥♥ブラックジャンボ幹部になる素晴らしさ、あんたにも教えてあげるからね♥♥♥」

やよい「えへへー………♥ だそうですよ、貴音さんっ。じゃあ、たっぷり楽しんでくださーい♥♥♥」

貴音「……………………… あ、あぁ………嫌、そんな、あずさ……律子じょ、う……!!」

すらいむに襲われていた時とほぼ同じ、服のあちこちがはだけた扇情的な姿のあずさ。
その全身は至るところがねとねとした液体でべったりと覆われていて、
それに、すらりと長い肉感的な脚の間からも、同じ粘液がゆっくりと糸を引いて滴り落ちているように見えました。

あずさとは対照的に、律子嬢の衣装や外見に関しては、あまり乱れていませんでした。
ただ、その股間に、本来ならばありえないものが堂々と居座り、すかーとを押しのけてその存在を誇示しておりました。
律子嬢のお腹にすら触れそうなほど激しく強く反り返った、男性器にしか見えないなにかが、生えています。

やよい「あれって、イソ助くんの得意わざなんですよー。わたしも春香さんも、お○んちん生やされちゃいましたから♥♥」

律子嬢の屹立した疑似男根をうっとりした顔で眺めつつ、「幹部」がそう言いました。

あずさ「ところで、律子さん。まずは貴音ちゃんがスラ美ちゃんとイソ助くんにイかされちゃうの、一度じっくり眺めませんか〜?」

律子「ああ、悪くないですね。じゃあ貴音、私たちこのまま待ってるから気にしなくていいわよ?」

間に合わなかった……すべて、徒労に終わった、という事実を突きつけられ、虚脱しているわたくしに律子嬢がそう告げ、
そしてその瞬間にまた、わたくしの中に入り込んでいるものだけでなく、身体の外側に纏わりつく触手とすらいむが一気に動き始めます。

貴音「や、やめ、そん……ひぃっい、いやぁああーーっ♥♥♥♥見ないで♥♥♥♥見ないれくだしゃい、いいぃっ♥♥♥♥♥お許し、をお”、お”おぉ!?♥♥♥♥♥」

貴音「こんにゃ、っ無理です♥♥♥卑怯れしゅうぅ♥♥♥♥すらいむもう嫌あ、あは、あぁ♥♥♥♥♥触手もっいやぁあ♥♥♥♥♥嫌なのにぃっ♥♥♥♥♥」

乳房もお尻も揉みしだかれながら乳首と陰核を吸い搾られ、膣も不浄の穴も奥の奥まで激しく突かれ、理性ごと押し流す勢いで熱い液を注ぎ込まれ……
そのわたくしの痴態をすべて、あずさと律子が淡々とした顔で眺めつづけていました。
二人に見られている、と意識するだけで、汚らわしい触手たちに犯されているのに、………嗜虐的な悦びが、止められず…♥♥♥

貴音「ひあぁあっ♥♥♥♥♥触手とすらいむに汚されてっ♥♥♥♥♥こんな、いけませんのにぃい♥♥♥♥♥いく……っ♥♥♥♥♥あ、ぁ、いやぁあーーっ♥♥♥♥♥」

もう戻れないであろうことを薄々は自覚しながら、魂を搾り出す勢いで絶叫させられてしまったのを最後に、ゆっくりと意識が薄れてゆきました。
10 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:09:11.74 ID:pN9QlBz30
貴音「はひーーーーー……っ♥♥♥♥あ”、ぁ♥♥♥はっ、は、ぁ、あん♥♥♥………あへ、えぇ♥♥♥」

あずさ「すごぉい…♥改良版のスラ美ちゃんにかかれば、がんこな貴音ちゃんもかたなしって感じかしら〜?」

律子「ええ、さっきまでより確実に効いてますね、これ。マジシャン相手でも効果は相当高いと見てよさそうです」

一際強烈なアクメを迎えさせられ、貴音は触手の支えがなければ即座に突っ伏してしまいそうな体勢で荒く息をついていた。
その一部始終をじっくり見届けたあずさと律子がゆったりとした歩調で歩み寄りつつ、気さくに会話を交わす。

律子「さてと………このままだとちょっと低いわね。持ち上げてくれる?」

ごく自然に声をかけた律子に対し、「幹部」の命令に従うのは当然という体で、貴音を拘束していたイソギンチャクが動いた。
膝をついていた姿勢の貴音を胴部に巻き付けた触手で引っ張り上げ、腰の位置が普通に立っているより少し低いくらいになるよう調整する。

あずさ「はーい、まずはお疲れさま、貴音ちゃん♪ ほら、ちゃんと身体は起こしときましょうね〜」

貴音「う…………ぁ、あ……♥♥♥」

ぐったりしたままで、腰から身体を二つ折りにしてしまいそうな貴音にあずさが近づくと、スライムまみれの上半身を持ち上げて優しく支えた。
一方で、後ろ側に回り込んだ律子は、まだ貴音の奥深くまでずっぽりと入り込んだままの二本の触手をがっしりと掴む。

律子「そしたら、邪魔なこれは、一気に、抜いちゃって……、っとぉ!」

貴音「あっひ、ぁあ!?♥♥♥♥しょんなっ、あぁあ♥♥♥♥いきなりぃ♥♥♥はひぃっ、ひゃぁああん♥♥♥♥♥」

律子が引く手に力を込めるとずるずると大きな音が響き、貴音の膣を、肛門を穿っていた触手が抜け落ちてゆく。
イソギンチャクは触手に力を籠めず、律子にされるがままじっとしていたが、その引き抜かれる際の物理的な摩擦ですら
改良型スライムの媚薬で昂ぶらされた貴音の内側の粘膜には強烈すぎる刺激となって襲い掛かり、すぐに絶頂の原因となってしまう。

貴音「いや…ぁ………♥♥♥♥も、おやめくらさいぃぃ……♥♥♥♥」

律子「ふーん…… ま、さすがにあれだけ触手でレイプされてれば、開きっぱなしにもなるってものよね」

うわごとのように呟く貴音をいっさい無視し、触手を完全に引き抜いた律子は貴音のアナルをしげしげと観察した。
スライムでまず拡張された上からイソギンチャクの触手ペニスを挿入され、さらには中で細触手の群れが暴れ回ったあととあっては
貴音の豊満な尻たぶに挟まれた排泄穴もすぐに元通りとはいかず、ぽっかりと洞穴のように開いたままになっている。

あずさ「やっぱり、貴音ちゃんの一番のポイントはお尻ですから〜♥でもわたし、このおっぱいも捨てがたいと思うのよねぇ……」

律子に相槌を打ちつつ、貴音が倒れ込まないように支えているあずさは正面から貴音の乳房に手を触れた。
貴音がびくりと大きく身体を震わせるのにも構うことなくやわやわと力を加え、色白で形のよい、
しかし今ではスライムの粘液にコーティングされ、触手にもいまだ絡みつかれたままの双丘をじっくりと堪能しつつ弄ぶ。

貴音「ひんっ♥♥♥あずさ、そんな、さわらないれぇ………っ♥♥♥いまわたくし、達したばかり、でぇ………♥♥♥っひゃうぅ!?♥♥♥♥」

律子「しっかしまぁホント、立派なお尻。何食べたらこんなに育つのよ……やっぱりラーメン?」

ぶつぶつと誰にともなくつぶやきながら、律子が音を立てて軽く貴音の尻肉をはたき、その振動すらも貴音をまた軽いアクメに導いた。
いっぱいに目を見開き、空気を求めるかのように口をぱくぱくさせるだけの貴音を尻目に、律子のスパンキングが続く。

貴音「ひゃひぃっ♥♥♥や、め、やめてっ、ぇぇ…♥♥♥りつこ、じょうっ、どうか♥♥♥後生でしゅぅ、律子じょ…んんーっ♥♥♥♥」

律子「こんなの振り回して歩いてるなんて、もう凶器よ。なに、プロデューサー殿もこれで誘ってたわけ?」

貴音「なっ、な、にを…♥♥♥そんな、いいがかり、ひぎぃぃ♥♥♥♥違いますっ、わたくしぃっあああん♥♥♥♥」

あずさ「あらあら、貴音ちゃん……♥触手さんやスライムちゃんに犯されてイったあとは、お尻叩かれるだけでイっちゃうの〜?」

貴音「ち、ちがっ、やぁあ♥♥♥♥やめ、叩かないでくらしゃっ、ふあんっ♥♥♥♥こんなっ、こんな♥♥♥くひぃぃいぃ♥♥♥♥」

自分が必死に護ろうと、助けようとしていた二人から屈辱的な仕打ちを受け、貴音の精神は陥落する崖っぷちまで追い込まれていた。
それでもなんとか踏みとどまるべく必死で気力を振り絞る貴音のアナルに、硬く熱い感触がふいに触れる。

貴音「え………っ? ―――っ待って、おまちくらしゃいぃっ♥♥らめれすっ今はぁあ♥♥♥」

律子「やっぱり………こんなの、せっかく手に入ったからには、使ってみたくなる、わ、よ、ねぇ………っ!」

貴音「あ”――――――…………っっ♥♥♥♥♥♥♥」

イソギンチャクの触手で吸引責めを受け、春香ややよい同様にクリトリスを肥大・勃起させられた律子は素早く貴音の尻たぶを押し開き、
半狂乱になって制止しようとする貴音の悲鳴を聞き流すと、まだ開いたままのその尻穴に勢いよく疑似男根を突き込んだ。
触手とはまた違う硬さ太さ反り返りのペニスで一気に奥までえぐられ、貴音は呻き声とも吠え声ともつかない声をあげてエクスタシーを迎えさせられる。

律子「ふあ、ぁあぁっっ!?♥♥♥♥♥な、っに、これ♥♥♥すごっ、吸いついてきて、っ♥♥♥♥」

凄まじい快感に翻弄されているのは律子も同様だった。まったく未知の、男根から伝わる貴音の腸壁の熱さはもちろんのこと、
中にまだ残っているスライムと貴音のアナルの両方が精を残らず搾り取る勢いでぎゅうぎゅうと吸い付いてきて、律子に吐精をうながす。
11 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:09:38.53 ID:pN9QlBz30
律子「嘘っこんなっ♥♥♥♥いいっ♥♥♥貴音のっお尻、すごいぃ♥♥♥♥♥来るっなんかきちゃううぅ!?♥♥♥♥♥」

貴音「らめっ、らめれしゅ♥♥♥♥♥おひりぃ♥♥♥♥ぬいてくらしゃい、いぃぃ♥♥♥♥♥や、ぁんんっ、あぁあああぁーーっ♥♥♥♥♥♥」

奥まで挿入したのみで、抜き差しを一度もすることのないまま律子はあっけなく初めての男根アクメを迎え、
そのまま一切の遠慮なく貴音の腸内に精通直後の疑似ザーメンを大量に吐き散らした。
びくびくと激しく震えながら何度も熱い白濁液を打ち出すペニスの動きに合わせ、律子も貴音も何度も絶頂の波にさらわれる。
さらに、吐き出された液を嬉々として吸収した媚薬スライムはいっそう活性化すると、中から貴音の粘膜と律子のペニスを同時に責め立て始め
二人とも相手を犯しているのか犯されているのかすらわからない無我夢中の状態に放り込まれてイキ狂ってしまう。

貴音「いけずぅぅっ♥♥♥♥♥律子嬢おち○ぽいけずでしゅ♥♥♥♥♥いやぁっ♥♥♥♥まだ、おひりにぃ、注がれて…♥♥♥おひぃっ♥♥♥♥♥」

律子「あへぇっ♥♥♥またっチ○ポイくぅぅ♥♥♥♥貴音ケツ○んこに精液搾られるぅっ♥♥♥♥○ンポすごいっ、射精気持ちいぃぃい♥♥♥♥♥」

あずさ「あらあら律子さん、おち○ぽってそんなに気持ちいいんですか〜?うふふ、ちょっとうらやましい、かも♥」

貴音の後ろからのしかかった律子はだらしなく舌先をのぞかせ、尻と腰をがくがくと震わせながら叫び続けていた。
同様に貴音も、中に精液を撃ち込まれ、あるいはスライムに中から刺激されるたび、跳ねるように背をのけぞらせて声を上げる。
そのふたりの様子を見てにっこりとほほ笑んだのち、あずさは貴音の胸元に顔を寄せて軽く腰をかがめた。

貴音「………あ、ずさ…?♥ わ、わたくしの胸に、なにをっ、」

あずさ「ふふふっ、それっ♪」

貴音「はぎっ♥♥♥♥♥きゃひぃぃいいいい!?♥♥♥♥♥」

朦朧とした意識の中、胸に違和感を覚えた貴音が目を見開くのと、あずさがその両乳首に吸い付いていた吸引触手を引きはがしたのはほぼ同時で、
敏感にさせられきった突起を一気に擦り弾かれる感覚が、またしても貴音の意識を根こそぎ持って行きかける。
その息も絶え絶えの貴音に追撃をかけるかのように、片方の乳首にやわらかく熱い、にゅるっとした感触のものが触れた。

貴音「なっ、あずさっ、やめ、へぇえ!?♥♥♥♥すわないれっ、いやっ吸ってはなりませんん♥♥♥ひいぃぃっ♥♥♥♥♥」

スライムに乳首を責められると誤解し、身を固くした貴音の乳房に襲い掛かっていたのは、誰あろうあずさその人だった。
貴音の右の乳首を唇と歯でやわらかく挟みこんで転がしつつ、左手は左の乳房に沿わせると、乳首を指でつまみ、ひねって弾いて弄ぶ。

あずさ「ん、んちゅ、ん…………♥ うふっ、甘い香りだけど、ほんのりしょっぱいみたいな…不思議な味ねぇ♥」

いったん口を離したあずさは妖艶な顔つきで下から貴音を見上げつつ、両手で貴音の乳房や乳首を絶えず弄り回す。
責めがさほど直接的でない分、よけいにその意図が理解できず不安におののく貴音に構うことなく、あずさは行為を止めない。

あずさ「ええっと、でも、まだちょっと違うのよね〜。わたしがされたときの感じからすると、……こう、かしら?」

貴音「そ、そんな、もう嫌で……あっはぁあああぁ♥♥♥♥」

貴音(なぜ、こんなに乳首ばかり、ぃ♥♥♥♥なにも、出ません、出るわけありませんっ♥♥♥……だというのに、っ、これ、は…♥♥♥)

幾度となく、微妙に力加減を変え、あるいは舌や歯の当て方を絶妙に調整しながら、あずさは何度も貴音の乳首を吸い上げる。
妙に優しいもどかしくすらある責めを繰り返されるうちに、乳房の奥から湧き上がるむずむずとした感覚に襲われ、貴音はただ困惑した。

あずさ「よおし、だいたいわかったわ〜!………たぶん。じゃあ、いただきま〜す♪」

なおも試行錯誤が続いた後で、やおらあずさが顔を輝かせ、少しあやふやな宣言ののちに改めて貴音の胸元に口を寄せた。

貴音「こんなこと、無駄、です………もういいかげんに、え、あ、ぁ!?いやっ、こんな♥♥♥♥はひいぃぃいいぃぃ♥♥♥♥♥」

ぶっしゃぁぁああっ!

あずさ「……………♪♥♥♥」

あずさが吸い付いていないほうの貴音の乳首から激しく音を立て、乳白色の液体が撒き散らされる。
乳首に吸い付いたまま、勝ち誇った表情で上目遣いに貴音を見ているあずさの口元からも同じような音がくぐもりつつ響いてきて、
そしてあずさはうっとりとした顔で、口の中に溜まった芳醇な液体を味わいながら飲み下した。

あずさ「よかった、うまくできたみたい♥あぁ、貴音ちゃんのミルク、とっても美味しかったぁ…♪」

貴音「な、ぜ…っ、こんにゃ、ぁ♥♥♥母乳、を、わたくしぃ………♥♥♥♥」

全くだしぬけに噴乳させられた精神的なショックと体力の消耗でぐったりとしつつも、貴音は疑問を口にした。
白く染まった唇の端をぺろりと紅い舌で舐めたあずさが妖しく笑い、その問いに答える。

あずさ「わたしがスラ美ちゃんにされたのと同じこと、貴音ちゃんにもしてあげようと思って♥♥さっき、見てたでしょ?」

貴音「くぅ……っ♥しかし、それに、いったい…っ、なんの意味が…………♥」

精一杯の気力を奮い起こし、あずさに問い返す貴音。その顔が完全に快楽に蕩ける数歩手前にあることを確信し、
あずさはさらに笑みを深くすると、愉しげに説明を続けた。

あずさ「さっきのミルク、すご〜く濃い貴音ちゃんの味がしたわ♥♥貴音ちゃんの魔力が、たっぷり詰まってた、っていうか…」
12 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:10:49.66 ID:pN9QlBz30
貴音「まりょ、く………?」

あずさ「り〜つこさんっ!もうそろそろ、お○んぽ元気になったでしょう?」

貴音が怪訝そうに言うのを無視し、あずさは貴音の背中でぐったりとしている律子に呼びかける。
対する律子はまだ少し身体を震えさせたまま、ゆっくりと身を起こした。

律子「とうぜん、っ、大丈夫、ですよ♥ ただ……ちょっと、予想したより、も…チ○ポ、凄すぎて♥」

あずさ「よかったです〜♥♥ちょうどわたしも、貴音ちゃんのミルク搾り、コツがわかったとこですから♥」

貴音「どういうこと、ですか……、あずさ、律子嬢、っ…」

意図の見えない行為と、それ以上に意味の解らない会話で翻弄され、貴音の精神は混乱の極致にあった。
その弱みをなるべく悟られないように、貴音は可能な限り毅然とした風を必死で装う。
しかしその些細な抵抗も、新生ブラックジャンボ幹部たちの前ではなんの意味も持たなかった。

律子「簡単なことよ…♥貴音、強情すぎるあんたの中身、入れ替えちゃえばいいんじゃないの、って♥」

貴音「な………入れ替え、る……!?」

あずさ「そう、おっぱいからミルクをいっぱい搾り出して……♥そして律子さんが、たっぷり新しいミルクを入れてあげるの♥♥」

あずさの言葉が終わってから数瞬の間があり、ようやく理解が追いついた貴音が制止の、もしくは抗議の声を上げるより早く
回復した律子が再び、ばきばきに反り返った剛直を貴音のアナルに叩き込んだ。
それと同時に、あずさも貴音の胸元に近づき、今度は左の乳首にやさしく強く吸い付きつつ、右の乳房を手で責め始める。

貴音「あが……っ♥♥♥♥♥ぁああぁあ♥♥♥♥♥そんな、らめれ、しゅ♥♥♥♥お尻っおひりぃぃいいいぃい♥♥♥♥♥」

律子「なにが、ダメ、なのよ♥♥♥こんな締めてくるくせに…っ♥♥あ、キツっ、やばっ♥♥♥♥」

あずさ「ふむぅ……んちゅ、ちゅぱっ♥♥ほらぁ、貴音ちゃん? 律子さんも、ガマンは身体に悪いですよ〜♥ん、んん♥♥♥」

貴音の腰を両手で後ろからしっかりとホールドし、律子が下腹を何度も激しく貴音の尻肉に打ち付けた。
あずさは貴音の身体の前でつっかい棒の役割を果たしつつ、唇で、舌で、指で、歯で、
優しく、ときに激しく乳房と乳首を丹念に弄って嬲り、貴音に母乳を噴き出させようと促す。

貴音「ひゃああぁあぁんん♥♥♥♥♥おゆるしをっ、許してえぇえ♥♥♥♥♥むりれすっこんなっ♥♥♥無理れしゅぅぅうぅ♥♥♥♥♥♥」

スライムに処女を奪われる前にも、絶妙のコンビネーションで自身を嬲り抜いた律子とあずさに
再び、同時に責め立てられ、貴音はもはや限界を迎えようとしていた。
13 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:11:17.46 ID:pN9QlBz30
イかされればイかされるほどよくないことになる、と予感していても尚、
全身を焼き焦がす凄まじい肉の悦びに意識を持って行かれ、ただ叫び続けることしかできない。

律子「だ、ダメもう出るっ♥♥♥出すわよ貴音ぇっ♥♥♥このいやらしいデカケツま○こ♥♥♥♥いっぱいにしてあげるっっ♥♥♥♥」

貴音「やめへぇ♥♥♥♥いやぁあぁああ♥♥♥♥おひりぃっ、らめなのれすぅ♥♥♥♥ゆるひてくらしゃいぃ♥♥♥♥やらぁああっ♥♥♥♥♥」

あずさ「いやいや言ってないのっ♪おっぱい出してイきなさい♥♥♥♥お尻でミルクいっぱい飲んで、イっちゃいなさい貴音ちゃんっ♥♥♥」

ろれつが回らなくなり、子供のように泣きじゃくって許しを乞う貴音の姿にかえって興奮しているのか、
律子とあずさの加えるそれぞれの責めが激しさを増し………そして、最高潮に達したところで三人が揃って一瞬動きを止めた。

貴音「あっひぃぃいいーーーーーっっ♥♥♥♥♥♥ふあぁあああんんっ♥♥♥♥♥♥」

あずさ「あ……ん”ーーっ!?♥♥♥♥ ………すご〜い、今まででいちばん出たわね、貴音ちゃん♥♥♥」

すぐに貴音が一際大きな絶叫を上げ、両胸から大量の母乳を噴き出させる。喉奥にその直撃を受けて思わず口を離したあずさの顔に
なおも止まらない大量の乳白液がびしゃびしゃと降りかかり、あずさは満足げに唇まわりについた乳を舐めとった。

律子「ま、だ出ちゃ、う♥♥♥♥止められないっ♥♥♥♥でもいいっ、気持ちいいからまだ出すのぉ♥♥♥♥♥あ、あ出る、でりゅうぅ♥♥♥♥」

最初に比べ多少は慣れたとはいえまだ二度目に過ぎず、律子はまたしても早々に貴音の尻穴へと精液を注ぎ込んでしまう。
それでもすぐには終わらせないとばかり、意地と根性だけで射精直後のピストン運動を再開させた。

貴音「あひぃぃっ♥♥♥♥そんな、ああぁ♥♥♥♥♥おしりぃ♥♥♥♥♥あふれてしまいしゅからぁ♥♥♥♥♥♥ひゃあんんっ!?♥♥♥♥♥」

律子「こんな、はひっ♥♥♥♥エロ尻してる、貴音が、悪いのよっ♥♥♥♥あっまたイクッ♥♥♥♥ほらぁっイきなさいぃっ♥♥♥♥♥」

ほとんど間を置かず射精欲求の第二波に襲われた律子は、本能に抗うことなく肥大化クリトリスを届く限りの奥に密着させ、
ひっきりなしに痙攣している貴音の動きを愉しみつつ、思いきりその尻穴に疑似精液を吐き出す。
ブラックジャンボ幹部として染まり切った律子の魔力と、貴音の中を埋めて蠢く媚薬スライムがぐちゃぐちゃになって混じり合い、
膣の中も子宮の中も一緒くたにねぶり回して貴音の心と身体を堕としてゆく。

貴音「ふあ、ぁああぁ♥♥♥♥♥やっ♥♥♥♥♥ま、た、い……く、ぅ♥♥♥♥♥♥ぁあっ、あぁあぁーーーーーーっ♥♥♥♥♥♥」

あずさ「ね、律子さんのミルク、おいしいでしょ〜?じゃあ今度は、貴音ちゃんのミルク、ちょうだいね♥♥」

貴音(あ…ぁ………♥♥♥も、ぉ、わたく、し…………♥♥♥♥♥♥♥)

背中で荒く息をつきながらも動きを止めない律子と、慈母のような笑みを浮かべつつ無慈悲に迫ってくるあずさに挟まれ、
貴音はもう、半ば壊れかけた、あいまいな笑みを浮かべることしかできなかった。
14 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:11:50.79 ID:pN9QlBz30
………………
…………
……

律子「はぁっ、はぁーっ♥♥♥ほんと、これ、すごい、っ♥♥♥♥いくらでも出せちゃう♥♥♥♥あ、イく、またイクわよっっ♥♥♥♥」

貴音「いやぁあぁああぁっ♥♥♥♥♥あ、ぁあ……♥♥♥♥ど……か、どぅ、か、すこし、やすませ、んっひぃぁああ♥♥♥♥♥」

あずさ「あら〜?ちょっと出が悪くなってきたかしら……貴音ちゃ〜ん、もうちょっとがんばって、ほらっ♥♥♥ほらぁ♥♥♥」

少しずつ慣れてきて、貴音のアナルを疑似ペニスで犯すことに夢中になっている律子と、
身体にへばりついたスライムと一緒になって貴音の両胸をしつこく責め嬲るあずさに前後から挟まれ、
貴音の精神は快楽一色にほぼ塗りつぶされてしまっていた。喉も破れんばかりに嬌声を上げ、
意志とはまったく関係のないところで身体が痙攣し跳ねて暴れ、連続絶頂の激しさを物語る。

最初にその気配に気が付いたのは、三人のうちでは比較的精神的にも肉体的にも余裕のあるあずさだった。
そしてほかの二人が気づくよりもずっと早く、狂った宴の混迷具合がさらに加速する。

あずさ「あら〜?………ん、んっ!♥♥♥♥や、そんな、いきなり、ぃ♥♥♥♥」

律子「んひぃぃっ!?こらっ、ちょ、っとぉ♥♥♥♥だめ、って、あぁん、やぁっ♥♥♥♥」

貴音「ひゃひっ、はうぅっ♥♥♥♥♥♥触手っ、また、しょくしゅがぁ……♥♥♥♥おほぉっ、ひっ、はひぃいぃぃ♥♥♥♥♥」

貴音を中心にぐちゃぐちゃに絡み合い、濃密な牝の匂いや魔力の詰まった疑似精液や母乳を撒き散らし、
しかもそのまぐわいの参加者のうち二人がブラックジャンボ新生幹部とあっては
触手生物たちが自然と引き寄せられ、凌辱に加わろうとするのもある意味では当然であった。

だが、三人が繰り広げる痴態に興奮するあまり、彼らの標的はもはや貴音にとどまらなかった。
こっそりと忍び寄ったイソギンチャクたちは、あずさと律子相手にはまずアナルにずっぽりと触手ペニスを嵌め込み、
もちろん律子から肛虐を受け続けている貴音の蜜壺も同時に、一気に奥底まで極太の触手で貫く。

貴音「こんにゃ、っ♥♥♥♥前も、後ろも、いっぺんに、なんて♥♥♥♥あっあっ、あぁっ♥♥♥♥」

改良型のスライムで一気に身体を狂わされたところを未体験の触手に犯され、さらに律子とあずさの連携プレーに翻弄され、
そして今また新たな侵入者に凌辱され始めた貴音はだらしない声をあげ、突き上げてくる触手のされるがままになる。

律子「だ、だれが、ひゃんっ♥♥♥お尻使っていいって……♥♥♥でも、これっ、あ、あぁ♥♥♥♥♥」

あずさ「あああ……んっ、太っいぃぃ♥♥♥♥触手はじめて、なのに……♥♥いきなりお尻なんてぇぇ♥♥♥♥」

一方で、触手によって完全に幹部へと堕とされた律子はもちろん、触手での凌辱を初めて受けるあずさも
ブラックジャンボ幹部にはいかにも相応しく、すぐにその肉縄が与える快楽を享受し始めた。
貴音を責め嬲るうちに昂ぶっていた自身の肉体を的確に攻め、慰めてくれる触手を尻穴で深く受け入れ、
さらにもうひとつの牝穴をも自ら指で淫猥に広げ、甘い声を上げて誘惑する。

あずさ「触手さん、ほんとにエッチなんだから♥♥♥でも……、どうせなら、おま○こも、ね♥♥♥♥」

律子「もう、今日は特別よ…♥♥♥幹部の私が、こっちの穴も、使わせてあげるわ♥♥♥」

そのあられもない姿に興奮のボルテージが振り切れたのか、イソギンチャクたちが一斉に三人めがけて殺到した。
触手ペニスがあずさと律子の前後の淫穴をぐぽぐぽと耕し始め、ひくひくと震える貴音の肉壺を裏返しそうな勢いで犯し抜き、
さらに三人の身体のあちこちに絡みつき、這い回り、媚薬粘液を好きに放っては浴びせかける。

律子「ああぁ、しゅごぃぃい!?♥♥♥♥私っ犯されながら犯してるっ♥♥♥♥お尻もお○んこもチ○ポもきもちぃぃい!♥♥♥♥♥」

貴音「も、らめ♥♥♥♥おやめ、くらひゃいぃ♥♥♥♥りつ、こじょぉ、おふぅっ♥♥♥♥わたくし、おひりっ、こわれ、こわれて、んんっ♥♥♥♥」

貴音の尻を疑似ペニスで凌辱しつつ、自身の両穴は触手にレイプされ、それでも腰が止まらない律子が叫ぶ。
一方であずさと貴音は正面から向き合わされ、お互いの豊満な乳房を擦り合わせる体勢を取らされていた。
それぞれの双丘に何重にも触手が巻き付いているだけでなく、四つの大きな球体の真ん中から太く節くれだった触手が伸び上がり、
先端があずさと貴音の口元にその身をぐいぐいと押し付け、口での奉仕を要求する。

あずさ「あんっ♥♥♥♥ああん♥♥♥♥はむっ、くちゅ……ぷは♥♥♥♥ほら、貴音ちゃんも、一緒に、いっしょにっ♥♥♥♥」

貴音「こんなもの……なめたく、ありません、のにぃ…♥♥♥♥舌が……っ、口が、かってに、ぃ♥♥♥♥ふあ……ぁ、あむっ、れろっ♥♥♥♥」

前と後ろの穴を交互に、触手に激しく突き上げられて喘ぎながら、あずさは情熱的に目の前の触手ペニスにむしゃぶりついていた。
釣られるようにして、律子と触手から同時に犯されている貴音もおずおずと舌をのばし、一緒になって触手を舐め上げる。
15 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:12:33.31 ID:pN9QlBz30
貴音「あ……♥♥♥♥あ”、ぁあ♥♥♥きゃひっ、ひぃいんっ♥♥♥♥おひぃ、わたくしぃい♥♥♥♥」

律子「くぅっ………っ!?あ、あ来るっきちゃう♥♥♥♥また出るぅっ、出しちゃうっ♥♥♥♥」

やがて、貴音の尻穴を犯し続けていた律子が身体をぶるっと痙攣させ、限界が近いことを叫んだ。
その瞬間を待ち構えていたかのごとく、あずさと律子の前後の秘穴を犯している触手も、貴音の牝穴を穿つ触手も
いっせいに大きく身震いし、先端を、ぶっくりと、はっきりわかるほどに膨らませる。

あずさ「ああんっ、んっ♥♥♥♥あ、いま、びくびくって……♥♥♥♥うふふ、わたしの中に、出しちゃいたいのね♥♥♥♥」

律子「お、お”ぉ…♥♥♥♥ま、まだ、まだよ、まだダメ♥♥♥♥私と合わせなさいっ♥♥♥♥絶対よっ♥♥♥♥」

貴音「そんな、また中で…ふくらんで、っ♥♥♥♥もう、もうわたくし、耐えられませんからぁ♥♥♥♥なかは、中だけは、やめ、て…♥♥♥♥♥」

触手たちが今にも爆発しそうなのを感じとり、あずさは妖艶に微笑むと自分でも腰を回すように動かして射精を促し始めた。
律子は自分が貴音を突く動きと触手に自分が突かれる動きをできるかぎり同調させて、
最高のタイミングで射精し、そして同時に射精される快感を味わおうと、欲求と肉体とのコントロールに集中する。
その律子と触手の両方から荒っぽく奥まで刺し貫かれるようなストロークを連続して叩きこまれ、
何度も味わってしまった膣内と直腸内への媚薬粘液射精をまた受けてしまう予感に、貴音はとろけきった声で口だけの制止を叫ぶ。

一瞬ののち、五つの穴を埋めた触手ペニスがそれぞれの最奥に叩きつけられ、溢れるほどの媚薬粘液を注ぎ込んだ。
同時に、というよりはその動きに促されるようにして、律子の股間のペニスもまた貴音の尻穴の奥へ疑似精液をどぷどぷと放つ。

あずさ「熱ぅっ、あついぃっひぃいいい♥♥♥♥♥♥わ、わたしもイクぅっ♥♥♥♥♥イかされちゃいますぅぅうう♥♥♥♥♥♥」

律子「きてるぅう♥♥♥♥射精きもちぃぃっ♥♥♥♥粘液しゃいこぉぉ♥♥♥♥♥触手チ○ポやっぱりしゅごいぃぃっ♥♥♥♥♥♥」

貴音「いやぁあぁあ♥♥♥♥♥♥♥こんな、しょくしゅで、また、わたくし……♥♥♥♥♥♥あぁっ、ひあぁああーーーーっ♥♥♥♥♥♥」

三人が三者三様の絶叫を上げてアクメを迎えても、触手たちはまだイかせてやると言わんばかりに脈動を続ける。
どくどくと無尽蔵と思えるほどに媚薬粘液を注ぎこむ牡の振動が、触れ合った乳房と乳房から、あるいは疑似ペニスと粘膜から
お互いの身体に伝わり、三人は声もなく身体を震わせながら、両穴を汚液で席巻される牝の被虐を堪能させられる。
そしてついに、自身すら支えきれなくなった三人がまとめて倒れ込み、その拍子にようやく触手ペニスと律子のペニスがそれぞれ抜け落ちた。

あずさ「はぁ、っ…触手さん、とってもすごかったです〜♥♥♥ ……あ、ら?あ、あはぁあ♥♥♥♥♥」

律子「あずささん、どうし……え、何すっはひぃぃいいいっっ♥♥♥♥♥」

貴音「や、やめて………来てはなりませんっ、おやめください、お願いです許してっいやです嫌っ、あ、ぁ、あぁああぁんん♥♥♥♥♥♥♥」

触手生物たちは、倒れ込んで荒い息をつくだけの三人を引き離し、それぞれ吊り上げたり、仰向けに寝転がらせたりと好きな姿勢を取らせた。。
そのまま手足に、そして全身にも手早く触手を絡みつかせてぎちぎちに拘束すると
ごく当たり前のように、興奮で膨れ上がったイソギンチャク触手ペニスで三人の前から後ろから淫穴を犯し始める。

律子「も、もう終わりよっ、ふあぁあ!♥♥♥♥はな、放し、な、さいぃぃっ♥♥♥放せって、この、ひゃうぅぅ!?♥♥♥♥」

貴音「こわれて、しまいましゅ♥♥♥♥♥もうこれ以上はぁっ♥♥♥♥わたくし、わたくしぃっ、あぁああぁ♥♥♥♥♥」

あずさ「あぁん♥♥♥♥いやあぁん♥♥♥♥太いいっ♥♥♥♥ずぽずぽってしゅごいのぉ〜♥♥♥♥♥」

たとえ幹部であろうと幹部候補であろうと、発情した牝であれば啼かせるという確固たる目的のもとで
イソギンチャク達は女体を余すところなく嬲り犯し、屈服させようと触手を振るう。

律子「……え、えっ♥♥♥♥何それ、ぇ!?まさか私のチ○ポ吸っ…あへええぇええ♥♥♥♥♥♥」

あずさ「お願いっ、おっぱいもぉ♥♥♥♥♥おっぱいもいじめてくだしゃいっ♥♥♥♥♥♥」

貴音「らめれすっ♥♥♥♥触手などにぃ♥♥♥♥♥ああんっ♥♥♥♥堕ちてっ、堕とされてしまいましゅうぅぅ♥♥♥♥♥♥♥」

群がった大量のイソギンチャクに穴という穴を触手で凌辱され、絶叫をユニゾンさせる三人を楽しげに眺め、やよいは呟いた。

やよい「うっうー♪律子さんにもあずささんにも、貴音さんにも、ちょうどいい『しあげ』になりそうですねっ♥♥あとは、響さんにばとんたっちですー!」
16 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:37:12.63 ID:pN9QlBz30
………………
…………
……

(……ん …………)

なにか、途方もなく酷い夢を見ていたような感覚を引きずったまま、わたくしは意識を取り戻しました。
目を開くと、そこは見覚えのある天井でした。

貴音(………はて?)

ゆっくり身を起こしてはみたものの、まだ夢の中にいるような気分でした。
なにか、ずっと長いこと眠っていたような気がします。
いささか寝すぎでもしたものか、身体も重く、気だるい感じでいっぱいでした。

そのとき、ぱたぱたと軽い足音が聞こえ、そして誰かがわたくしのいる寝台に近づいてくる気配がしました。
この部屋がどこかを思えば、もちろんその主はひとりしかありえません。

響「あー、やっと起きた。貴音ったら、もーお昼近いぞ?」

入口からひょっこりと顔をのぞかせ、部屋の主が口を開きます。
蒼い瞳、つややかで立派なぽにーてーるに結い上げられた黒髪、日に焼けた肌に小柄で引き締まった肢体。
響が少しあきれたような顔で、わたくしをじっと見ていました。

貴音「響………申し訳ありません、わたくし、それほどまでに寝過ごしてしまいましたか…?」

響「それはそれはもう、ぐっすりとね。昨日の夜寝たの、確かに遅かったけどさ」

頭がまだ今一つはっきりとしないままで響に問うと、案の定の答えが返ってきます。
そうでした、わたくし、昨晩は響の部屋にお邪魔して、一緒に夜遅くまで……
………はて、夜遅くまで、何をしていたのでしたでしょうか?そこだけ記憶が霞がかったようで、思い出せません。

貴音「ああ、みっともないところをお見せしてしまいました……すぐに起きますね」

響「ん、そう?」

貴音「それにもう、お昼に近いのでしょう?そうだ、本日の昼餉は……きゃあっ!?」

だらしのないところを見られた気がして気恥ずかしくなり、急いで寝床から出ようとしたわたくしに近寄った響は
そのままごく自然にわたくしを寝台に押し倒し、そのままのしかかってきます。

貴音「ちょ……ひ、響!?急に、なにを、っ」

響「だってー、自分、貴音が起きるまでずっと待ってたんだぞ?」

心臓が耳の真裏で鳴っているかのようでした。
見慣れているはずの、大事な友の顔が目の前すぐのところにある、というそれだけのはずなのに、
少し潤んで見えるその蒼い瞳でじっと見つめられるだけで、身体の奥底がじりじり焦がされるように熱く、感じます。

響「だいたいゆうべなかなか寝られなかったのも、貴音が寝かせてくれなかったんじゃないか…♥」

耳を、身体を、脳髄までふやかしてしまいそうな響の心地よい声が、ゆっくりとわたくしの中に染み入ってきます。

……そう、でした、そうです、わたくしは、ゆうべ………いえ、もっとずっと前から、響と何度も、睦み合って……♥♥

響「お昼ごはんもいいけど…その前に、自分、貴音がほしいな」

あまりに直截的すぎるその言葉も、今ではむしろ愛おしいと思えるほどでした。
響が遠慮がちに這わせてくる手がごく軽く、わたくしの胸のふくらみをなでさすり、その熱さについ身体が跳ねてしまいます。

貴音「あ、んん……っ」

響「でも自分、貴音がいやだっていうなら、ちゃんとガマンする。その……貴音は今、自分とするの、いや?」

頬を赤らめた響が、おずおずとわたくしに尋ねます。

音が響に聞こえませんように、と祈りつつ、わたくしは口に溜まっていたつばを飲み込んで……
そして、ゆっくりと小さく、首を横に振りました。
17 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:37:41.95 ID:pN9QlBz30
響「わぁ……やっぱりいつ見ても、貴音のおっぱい、きれいだなぁ………」

貴音「ひ、響、そのようなこと、あまり言わないでください……はずかしい、です…」

寝巻の前をはだけられ、あらわになった乳房をじっくりと眺められます。
もちろん見るだけにとどまらず、響はそっと両の手を添わせてきて、ゆるゆると揉みはじめました。

貴音「響にだって、ぁん、っ…立派なものが、あるでは、ありませんか……?ひゃぅ、う!」

響「自分はおっぱいならなんでも好きなんじゃなくて、貴音のおっぱいが好きなの。やわらかくて、あったかくて…」

そう言いながら、響は少しずつ、顔を、その愛らしい唇を、わたくしの乳房へ近づけてゆきます。

貴音(あぁっ、響、早く……早く、その可愛い舌で、舐めてください……)

もう、今すぐにでも乳首を口に含まれて、しまう………というぎりぎりのところで、しかし響はわたくしの乳房の間に顔を埋めてしまいました。
むにゅっと両方の乳房を押しつぶされる感触も、決して嫌なものではありません。ですが、どうにも、物足りません……

貴音「もうっ、響。響は、まるで赤ん坊のようですね?」

響「えへへー、だとしたら貴音のおっぱいが悪いんだぞ。……あ、汗かいてるね」

貴音「きゃんっ!そ、そんな、いきなりっ」

胸の谷間をちろちろとくすぐるられる感覚が背筋を駆け上ってきて、響の小さな舌で舐め上げられたことを一瞬遅れて悟ります。
そのまま響は、わたくしの乳房の外側の輪郭をなぞるようにして、ぺろぺろと熱心に舐めはじめました。

響「まったく、こんなにおっきいと、一周するだけでも大変さー」

貴音「ふあぁ、っ、ひっ響ぃ、っ!くすぐったい、ですっ……」

響「んんー?」

舌はわたくしの肌に沿わせたまま、胸元からいたずらっぽい目でわたくしの顔を見上げ、響がにんまりと笑います。

響「ふふ、くすぐったいだけじゃないでしょ、貴音?ほら、ふぅー……っ」

貴音「あぁ、そんなっ、ひゃぁあぁ♥」

口をすぼめた響が、わたくしの乳首にわざと冷たく息を吹き付け、その刺激に思わず甘い震えが走りました。
その唐突さに、悲鳴……いえ、喘ぎ声を上げてしまったわたくしをにやにやしながら眺め、響は言います。

響「ちょっとおっぱい刺激しただけで、乳首がこんなになっちゃってる。貴音は、ほんとにえっちなんだから」

貴音「それは……響のせい、ですっ、わたくしがいやらしいのではありませ、んんんっ!?」

図星を突かれた焦りで、つい言い返してしまったわたくしをよそに、響は今度こそわたくしの乳首を口に含みました。
そのまま舌でころころと転がし、唇でも緩急をつけてはさみこんできて、わたくしは一気に昂ぶらされてしまいます。

貴音「ひっ、やんっ、あぁ、あ!響ぃ、すごいですっ……♥あ、だめ、もっと、ゆっくり、ぃ!」

響「うーん、自分おっぱい好きなだけの赤ちゃんだから、よくわかんないなー。えいっ」

貴音「ひゃひっ!こ、こんな赤ん坊、いやらしすぎますぅっ♥」

ちゅぷちゅぷと、わざと音を立てるようにして、わたくしの乳首を舌でつつき、歯で甘く噛み嬲り、吸って弄ぶ響。
空いているほうの乳首も、それに両の乳房も響の細く繊細な指が、小さくもじっとりと温かい掌が所狭しと這い回り、
わたくしの良いところだけを的確に、時に激しく、時にやさしく刺激してきます。

響「んふ……きょうはとびっきり早いね、貴音。寝起きだからかなぁ?」

瞼の裏にちかちかと星がまたたいているような気がしてきた絶妙の折に、意地悪な声の響がそう言いました。

貴音「だって、っ……響が、ひびきが上手だから、いけないのですぅっ♥」

響「ふっふっふ、もちろん自分はカンペキだからな。じゃ、えっちな貴音はおっぱいだけでイっちゃえっ♥♥」

貴音「あ、ぁあ、っ……、っ、ーーーーーーっっ♥♥♥」

目の前が瞬くどころか瞬時に白一色に染め上げられたかと思うと、声にならない声が喉からほとばしります。
両の乳首を響の口と指で強く吸われ捻り上げられ、わたくしは、それだけで気をやらされてしまいました。
腰がひとりでに大きくわななき、気づいた時には女陰から、ぷしゃっ、ぷしゃっと断続的に潮までも吹いてしまいます。

貴音「いや、ぁ、響の前なのに、ぃ♥こんな、はしたない……♥」

響「そんなの今さら気にしなくていいでしょ、貴音。どうせこれから、もっともっとすごいことになるんだし」

顔を覆ってしまいたい心持ちのわたくしに、響が優しくなだめるように言って、それからにやりと笑いました。
18 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:38:09.80 ID:pN9QlBz30
貴音「あ、あの、響、つぎ、は………」

響「なーに?自分に、どうしてほしいの?」

なんの悪いことをしているわけでもないのに、自然と声が小さくなってしまいます。
それに気づき、同時にわたくしの意図も察したのでしょう、響のにやにや笑いがより意地悪くゆがみました。

貴音「その………胸、だけでは、なくて……」

響「ちょっとよく聞こえないよ、貴音。はっきり言ってくれなくちゃ困るなー?」

顔が真っ赤になっているのを自分でも感じながら、わたくしは口を「お」の形に開け、その言葉を言おうとしました。

その機先を制するかたちで、つぷっ、と細くしなやかなものが、わたくしの中に入ってくる感覚に襲われます。

貴音「や、っ、ひび、き♥そっち……は、ちがっ、あ!?」

響「貴音がちゃんと教えてくれないからいけないんだぞ。そっかぁ、お尻じゃなかったのかー」

わたくしの……お尻の、穴に、響の指が、入り込んできて………♥♥

貴音「駄目、いけませんっ……そんなところ、きたないです、響のゆび、がぁあぁっ♥」

響「だいじょうぶ、だいじょうぶ。貴音をいっぱい気持ちよくしてあげるためだから、なんくるないさー!」

ぞくぞくとお腹の、お尻の底から這いあがってくる快感に悶えつつ、精一杯の声で叫ぶわたくしに、
響はにこやかな笑顔を見せてそう言うと、存在を知らしめるように、中で、指をくにくにと曲げ伸ばしました。
ひっかかれるような、こねまわされるようなその動きが起こるたびに、頭を焼き焦がされてしまいます。

響「それに貴音のお尻はもう、すらみがカンペキに綺麗にして………って、おっと。危ない危ない」

すらみ、という、響の家族でもなければ、ほかでも聞き覚えのない単語に、わたくしはわずかな胸騒ぎを覚えた気がしました。
でも、そんな些細な疑念など、響にお尻をいじめられる気持ちよさの前にはどうでもいいこと…です♥

響「あーあー、貴音、だらしない顔しちゃってぇ。結果的にお尻で正解だったみたいだね」

響の指を汚してしまっている、という後ろめたさと、お尻を響に弄られているのに快楽を覚えてしまう背徳感で、
ひっきりなしに背筋に、それに身体全体に震えが走り、呼吸も浅くせわしないものに変わってしまいます。
大事な、愛しい友人の響に不浄の穴を指で弄られて、わたくしは今、いったいどんな顔をしてしまっているのでしょうか…♥

響「でもこんなに立派なおしりだから、気持ちよくても仕方ないか。………そうだ、えいっ!」

貴音「あひんっ♥♥ひ、びき、そんなっ♥」

響の小さな手で、ぱしっと音を立ててお尻の肉をはたかれる、それだけでわたくしはまた軽く達してしまいました。
背を反らせて叫ぶわたくしを見て響はあははと笑い、何度も手を振るいます。

響「事務所とかじゃ、貴音が自分のこといじめてるイメージだけど、ほんとはすっかり逆なのになー♪ほらっ、ほらぁ♥」

貴音「ひゃぁっ♥お、しり、たたいては、ぁ♥♥響、ぃっ♥お許しをっ、あんっ!♥♥」

響「えっちな貴音にはおしりペンペンの刑だぞ。それっ、ていっ!」

痛みは一切なく、叩かれ、揺らされるたびに、目の前に星が散り、そしてまた股間を濡らしてしまうのが止められません。

貴音(あぁ、あ…そうでした、わたくし……閨では、響に、いつもいいように、され、て…♥)

つい先刻の響の言葉がまた、水が砂地に染み込むようにすっとわたくしの中に入ってきます。
起きるのが遅かったのも、きっと響の言う通り、わたくし、響にたくさん責められて、寝る間もなかったに違いありません……♥
19 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:38:43.08 ID:pN9QlBz30
つぷ、ぷ、と、今度は続け様に、そして今度こそは、待ち望んでいたほうの穴に、ゆっくりと入ってくる感触でした。

貴音「あ―――― っ、は、うぅ!♥♥」

入ってきたその瞬間に総身を雷が駆け抜けてゆき、わたくしはまた背をそらすのが止められず、そのまま数瞬固まってしまいます。

響「貴音、だいじょうぶ?痛くない?」

わたくしの様子を気にかけたのか、響がやさしい声で尋ねました。

貴音「だい、じょうぶ、です、……ん、んっ♥」

響「そうかぁ、良かった…じゃ、もっと激しくしてあげるね?」

貴音「えっ……やっあ、ひぃっ!?あ、ぁ、そんな、きゃうぅぅ♥♥」

わたくしと響は生まれたままの姿になり、膝立ちで向かい合っていました。正面にいる響に手を伸ばせば、
そのたわわな乳房にも、ぷっくりとふくらんで見える恥丘にも、それに後ろのぷるんと瑞々しいお尻にも手が届くはず、なのに……
響が与えてくれる快感が強すぎて、わたくしは響に支えられてようやく倒れずに済んでいるありさまです。

わたくしの両脚の間の中心に、響の小さな手がそっとあてがわれ、そして二本の指がわたくしの中を掻き回していました。
くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅという淫らすぎる水音が、響がすこし手を動かすだけですぐに鳴ってしまい、
わたくしの中からとめどなく溢れる蜜が響の手をしとどに濡らしているのもその音で、感覚でわかってしまいます。

貴音「ひびき、響っ…♥♥ああぁっいいですっ、気持ちいいれすぅっ♥♥♥わたくし、も、もうっ♥♥」

わたくしよりずっと小さい響の身体に必死になってしがみつきながら、わたくしは限界が近いことを白状しました。
それを聞いた響はまたにっこりと笑い、ゆっくりと指をわたくしの中から引き抜くと、急にわたくしを押し倒します。

貴音「えっ……あぅんっ♥ひ、びき、なにを…?」

響「自分、貴音も知らないすごいところ、教えてあげたいの。でも、身体起こしてたら届かないからね」

貴音「とどかない……? ふぁあっ♥♥」

その言葉の真意をはかりかねているうちに、響はわたくしを横向きにして寝かせました。
そして、するりと音も立てずにわたくしの後ろに回り込むと、乳房の下あたりから腕を通して抱きついてきます。
ちょうどその指先が、わたくしの女陰に触れられるようにして……

また膣を責められる、響に弄ってもらえる、と胸を高鳴らせるわたくしの、その耳元で、だしぬけに温かい風が吹きました。

響「………ほら、このポジションだぞ、たかね…♥♥」

急に訪れた熱に驚いて、声を上げようと息を吸い込んだ瞬間、

貴音「っ、はぁ……っ、〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥」

耳を、響に食べられ………わたくしはその一瞬で達しました。

食べられた、というのは適切ではないのかもしれません。
しかし、響の唇が、舌が、ちゅくちゅくと音を立ててわたくしの耳をくまなくなぞり、舐り、つつきまわし、
口の奥へ奥へ送り込もうとするかのように、吸いついてきて……これを食べると言わず、なんというの、でしょう♥♥

貴音「あ…………ぁ………♥♥♥」

響「ほんとに貴音は、耳が弱いんだね。あずささんと律子には感謝しなきゃなー、自分」

あずさと律子嬢の名前が、なぜここで出てくるのかわかりませんでした。
おそらく、あまりに耳が心地よすぎて、本来、聞こえない言葉が聞こえているに、違い、ありません♥

響「またイカせてあげるよ貴音、何度でも、ね。…ん、ちゅ、れろぉっ♥」

貴音「あはぁぁあっ♥♥みみ…っ、みみぃぃっ!?♥」

叫んだ瞬間に、響のちろちろとせわしなく動く舌先が耳の穴にまで入ってきました。
響の熱い吐息が、響の唾液が、舌が立てるぷちゅぷちゅという音が、わたくしの頭の中を埋め尽くしてゆきます…♥
20 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:39:15.28 ID:pN9QlBz30
響「さて、と……耳だけでオトしちゃうのもいいけど、それじゃ貴音がかわいそうだから、全部いっぺんにしてあげるよ」

天使のような声の響がわたくしの耳元で囁き、そして後ろから響の手が、指が、ゆっくりと伸びてきます。
響にたくさん可愛がられてすでに痛々しいほど立ち上がっているわたくしの乳首へ向けて、
そして、響の指でほぐされ、また入ってきてくれるのを今か今かと待ちかねて波打つわたくしの膣へ向けて。

貴音「もう……、もう、待ちきれませんっ♥響っ、ひびきぃっ、早くっ、早くしてくださいませぇ♥♥」

響の責めをじらす言葉は、まったく意識しないうちに喉から飛び出していました。
はぁはぁと荒く息をつくわたくしは、おそらくは飢えてよだれをたらす犬のように響には見えているはずです。
しかし響はまるで動じず、先ほどと同じ天使のような声で、じっとりと熱い息を吹きつけながらまた囁いてきました。

響「その前にさ、貴音。自分、貴音にひとつだけお願いがあるんだけど……聞いてくれる?」

貴音「おね、がい、……とはなんですっ!?なんでも致しますっ、響っ♥♥ですから早くぅっ♥♥」

響「ふふ、焦らないの。それに、特になにもしてもらわなくていいんだ」

よくわからないことを響が言い出します。何もする必要がないのに、お願い、とは?
これは響が、わたくしを焦らして楽しんでいるだけなのではないかと考え始めた矢先、みたび囁く声がしました。

響「…貴音、たかねは、自分と一緒にいてくれるよね?どこにも行ったりしないよね?」

あまりといえばあまりな「お願い」に、かえって拍子抜けしてしまいます。

そのようなこと………聞かれるまでもないでは、ありませんか♥♥♥

貴音「もちろんです♥わたくしは、響とずっと一緒ですっ♥♥」

響「ホントに!?」

後ろにいるので顔が直接見えるわけではありませんが、その声を聞いたわたくしは
響がぱっと顔を輝かせたのを確かに見た気がしました。

貴音「はいっ♥誓いますっ♥わたくし四条貴音は、響にずっと、付き従いますぅっ♥♥♥」

響「そっか、やったぁ!自分すっごく嬉しいぞ、貴音、たかねぇっ!♥」

快哉を叫んだ響が、かぷっと音を立てそうな勢いで、わたくしの耳を後ろから強く食みました。

貴音「ふぁあっ♥♥あぁあぁーーっ♥♥♥♥」

そのまま耳を内も外もしゃぶられ、甘噛みされ、響の熱くて甘美な唾液でどろどろにされながら、
後ろから抱きすくめられ、響のしなやかに動く指で乳房と膣とを責め立てられます。

響「貴音ぇ、気持ちいい?気持ちいいでしょ?イっていいからねっ、自分がいっぱい、気持ちよくしてあげる♥♥」

貴音「ひゃいぃ♥♥いきますっ♥♥響っ♥♥♥ひびき、あぁんっ、響いぃぃっ♥♥♥」

響「ずーっと一緒だぞっ♥♥貴音はもう自分のものだからなっ♥♥♥貴音っ、貴音ぇえ♥♥」

こんなに、気持ちよくして、愛してくれる響から、離れる理由など………わたくしは何ひとつ、思いつきませんでした。




貴音「はーーーっ………♥♥♥ ひ、びき、すごかった、です……♥♥」

響「ふふ、よかった。あらためてお昼ごはん、作ってこようか」

貴音「あの、響……わたくし、少し、休んでも……?」

響「あーもー、そりゃ全然いいよ!しっかり寝て元気になったら、またいっぱいお話しようね」

貴音「はい…っ♥ では、少々、失礼……しま………」

響「うんうん、ゆっくりお休み。次に起きた時には貴音も、立派な幹部さー♪ ………『暗転の繭』!」

響がなにか呟いたのが聞こえた気がしましたが、心地よい闇がすぐに目の前に落ちてきて、どうでもよくなりました。
21 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 20:45:52.43 ID:pN9QlBz30
響「………っはぁー、くたびれたぞー。でもこれで…」

やよい「はい!わたしも入れて、『してんのー』せいぞろい、ですねっ♪」

総帥室に戻るなりぐったりと玉座に座り込んだ響に、やよいが楽しげに話しかける。
響の後ろをふわふわと浮遊しながら追尾してきた、闇を押し固めたような漆黒の楕円体が
ゆっくりと床に下ろされ、そのままそこに吸い付くように安置された。
一見しただけではわからないが、もちろんその中では、幹部になるまでのまどろみを貴音が楽しんでいる。

会話を続ける響とやよい、二人の背後の壁には調教室の様子が投影されていて、
すっかりイソギンチャクの群れとの交わりを愉しむようになったあずさと律子が歓びに声を上げていた。


律子『か、幹部を、舐めないこと、ね…♥♥♥こんな触手くらいでっ、や、あっあ♥♥♥♥らめっチ○ポ吸っちゃやぁあっ♥♥♥♥♥』

あずさ『あのぉ…イソ助くんたち、もうおしまいですか〜?まだわたし、物足りないんですっ♥♥♥♥』


その光景にちらっと目をやってすぐに戻した響は、筆頭幹部と言葉を交わす。

響「とりあえず律子とあずささんは、これでしっかり幹部として定着してくれるよね、きっと」

やよい「だと思います。イソ助くんたち、やっぱりすごいですねー♥♥」

響「今回は、指示役のやよいのはたらきも大っきいさー。あとでしっかりごほうび、あげないとね」

やよい「はわっ、ほんとですか!やったぁーっ♥♥」

響「もちろんだぞ。貴音の下ごしらえもしっかりしといてくれたおかげで、自分もだいぶマシだったよ」

どういう理由かは今もって不明だが、同時に拉致された律子・あずさはもちろんのこと
下手をすればマジシャンとして覚醒済の春香・千早よりも強靭な精神力で耐えていた貴音を堕とすにあたり、
響は総帥たる自分自身が直接手を下す、という思い切った策を用いた。
ただし、その前段階として精神のガードを緩めさせるには結局のところ響の方針的に快楽責めに頼らざるを得ず、
そこはやよいとスライム、触手に一任するという判断も、結果としては大成功だったといえる。

響(にしても、幻惑魔法とはいえ、精神的にはすっごい疲れるな、アレ……できれば、もうやりたくないぞ)

貴音に、あたかも日常に戻ったかのような幻覚を見せ、その地続きで堕としてしまう、というのも賭けのうちだったが、
すべてうまく行った以上は特に気にしなくてもいいか、と響としては考えていた。
むしろ、今考えるべきはそれよりも………

響「貴音は大事とってしばらく様子見、律子とあずささんはもうちょっと遊ばせとくとして……」

やよい「そうだ!響さんっ、次のはないちもんめはどうするんですかー?」

響がまさに決めあぐねているところを、筆頭幹部がずばっと口にする。



響(単純に考えて、春香と千早があんなんだから、あっちの戦力はがた落ちなんだけど)

響(でも、伊織って不安材料もあるにはあるし)

響(それに何より、あんまり簡単に終わらせちゃうと、自分がつまんないんだよなぁ……)





------------------------

21:15ごろまでに再開します。
今日ははないちもんめ1ターンくらいの予定です。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 20:52:48.36 ID:Le3KXezY0
乙。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 20:56:45.57 ID:oYSQ725u0
スレ立て、投下乙です
何気におっぱい天国ですねえ、こちらは。
24 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 21:20:43.09 ID:pN9QlBz30
----------@765プロ事務所

映画やドラマくらいでしか縁のなかった「無菌室」にそっくりな、真っ白い壁と天井の部屋。
その中にしつらえられたベッドの上で、春香と千早が穏やかに寝息を立てているのを、俺はただじっと見ている。

そしてここは、病院でもなければ、秘密裏にシャインマジシャンのために用意されたアジトでもない。
765プロの事務所の中……正確に言うなら、「事務所からつながっているどこかの一室」だ。

春香と千早、それに伊織を救出するため、俺が音無さんに連絡を取ってからの展開は目まぐるしいの一言に尽きた。
なにせ、電話を切ったその瞬間には俺たちみんな、春香も千早も伊織も、それに覚醒していない真たちまで、
一瞬で事務所の真ん中に勢ぞろいして立っていたからだ。

わけもわからず立ち尽くす俺たちの前には、沈痛な面持ちの音無さんと、社長が立っていた。

社長「話はすべて、音無くんから聞いたよ……ともかく急ごう、こっちだ」

そう言って社長が指さしたのはキャビネットもなにもない事務所の壁だった。
あまりのショックについに社長までおかしくなってしまったのだろうか、と訝る暇もなく、今度はその壁がぐにょりと歪み、
その向こう側に広々とした空間が広がっているのが見えて、今度は俺がおかしくなってしまったのかと不安になる。

社長「その………被害を受けたのは天海君と如月君で、水瀬君は単に過労というか、力を使い尽くしたということで間違いないね?」

P「は、はい…おそらく、そうだと思います。あの、それより社長」

社長「キミの疑問はよくわかる、が、今は彼女たちの容体を確認するのが先だ。少し時間をくれたまえ」

厳しい声でそれだけ言い切ると、社長はどこからか持ってきたストレッチャーに春香と千早を寝かせ、
急ぎ足で二人を連れて立ち去ってゆく。俺はただぼんやりとその背中を見送って、
………そして、社長が手を触れてもいないのにストレッチャーが動いていることにようやく気づき、
ついに自分がおかしくなってしまったに違いないと危うく思い込みかけた。




小鳥「………もともとここが、マジシャン候補生を集めている事務所だってことはプロデューサーさんもご存知ですよね?」

P「ええ、それはもちろん。でも、これは一体……」

社長に連れられて入った異空間、とでも呼ぶしかないところで音無さんと俺は向かい合って座っていた。

小鳥「わたしも社長も、そのサポートのためにここにいるわけで……この空間もその準備の一つです」

P「じゅ、準備、って………」

小鳥「ここはブラックジャンボに感知されることはありませんし、傷とか……それに、………心も、癒すのに適した環境を、整えて、あっ……て…」

俺のほうをまっすぐ見ないままつぶやくように言う小鳥さんの声が震える。
すぐに、声だけでなく肩も、身体も小刻みに震え始め、それきり彼女の言葉は続かなくなってしまった。
25 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 21:33:58.34 ID:pN9QlBz30
音無さんと、それに戻ってきた社長の話を総合すると、こういうことらしかった。

要するに、「ここ」は魔法によって設置された空間であり、765プロの事務所から直接つながっている。
この場所のことはブラックジャンボには隠蔽されていて、総帥の響であっても感知することはできない。
そして、戦闘で傷を負ったり、………あるいは、凌辱されたりしたマジシャンは、ここにいれば安全で、
また身体を、精神を、回復させることも可能だ、ということらしかった。

はっきりそうは言われなかったが、この空間を維持・調整しているのはどうやら社長らしく、
さっきストレッチャーに手も触れず動かしていたり、春香たちの容体を診たりできるのも、魔法が関わっているようだった。
そして、その社長が春香と千早について開口一番告げたのは、かなり厳しい所見だった。

社長「二人とも、身体的にはそこまでひどい傷を負ってはいない……むしろ、無傷に近いといってもいいだろう」

社長「ただ、その………女性として、なんだ、かなり……ごほん、性的快楽に弱い状態にされてしまっている。特に、如月君の方が、より酷い」

予想はできていたが、しかしはっきりと言葉にされると、その重みはすさまじかった。

P(俺が………もっと早く響たちの狙いに気づいていれば、二人は………!)

小鳥「それで、あの………貴音ちゃんと、律子さん、それにあずささん、は………?」

おずおず、といった口調で小鳥さんが切り出し、

美希「………あいつらに、連れてかれたの。やよいと、同じ」

美希が即座に、なんの仮借もなく切って捨てた。

小鳥「そんな………!」

雪歩「………わたしと美希ちゃんで、建物ぜんぶ探しました。それに、できるだけ範囲広げて、魔力も探知してみた……ん、です、けど…」

うつむいたままの雪歩がぽつぽつと言葉をこぼし、その背中がどんどん丸くなっていく。
いくらなんでもこんな話を聞かせるわけにはいかないということで、
真に頼み、亜美と真美を見てもらっていたのがせめてもの救いといえば救いだった。




亜美「ねえ、まこちん………はるるん、大丈夫なのかなぁ……?」

真美「千早おねーちゃんもだよ、きっとすぐ目さますよね?元気になるよねぇ、まこちん!?」

真「う、うん………きっと、そうだよ、それまでボクらは待ってよう。ねっ?」

病室に似た部屋の前、亜美と真美から交互に不安に満ちた問いを投げかけられ、真は不自然な笑みを顔に張りつける。

真(ごめん千早、春香………伊織がドア開けた時に、ちょっとだけボクも声聞いちゃったんだ…………)

真(…… 響………っ!)

真が、爪が食い込むほどに拳を握りしめていることに気づくものは誰もいなかった。
26 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 21:37:17.19 ID:pN9QlBz30
※実際の安価等に入る前に、各マジシャンの状態、および戦闘ルールについて再掲・提示しておきます。

-----------------
戦闘ルールについての説明

このスレではコンマを用いた戦闘システムを採用しています。

・基本

春香たちシャインマジシャンと敵にはそれぞれ、【攻撃力/防御力/機動力/耐久力】の4つのパラメータがあります。

1.最初に、それぞれの機動力の数値にコンマを足して、合計数値が大きかったほうが攻撃権を得ます。

2.【攻撃側の攻撃力+コンマ】と【防御側の防御力+コンマ】を比較し、
  攻撃側の方が数値が高ければ、防御側の耐久力がその差の分だけ減ります。防御側の方が数値が高かった場合、両者変動なしです。

3.どちらかの耐久力が0になるか、戦闘終了条件(規定ターン数経過など)

つまり、1回の戦闘ターンで、通常はコンマを4回取ります。
(1:味方機動コンマ→2:敵機動コンマ→3:味方攻撃/防御コンマ→4:敵攻撃/防御コンマ)




・特殊な要素

ざっくり言うと?

敵味方問わず、「ゾロ目のコンマ」が出ると戦闘が大幅に有利になります。
基本は【ゾロ目が出たら合計数値がさらに×2】プラス【直後の判定にも有利な補正】です。

なお、ゾロ目は00/99とそれ以外で区別する部分があります。


こまかく言うと?




機動力の判定時に【00/99以外のゾロ目】が出た場合
 特典1:機動力+機動コンマの合計に×2します。
 特典2:攻撃権を得られた場合は直後の攻撃力+攻撃コンマの合計に、得られなかった場合は直後の防御力+防御コンマの合計に×2します。

攻撃力もしくは防御力の判定時に【00/99以外のゾロ目】が出た場合
 特典1:攻撃力もしくは防御力+コンマの合計に×2します。
 特典2:耐久力が残って戦闘が継続した場合、直後の機動力+機動力コンマの合計に×2します。
 特典3:特典2直後の機動コンマでさらにゾロ目が出た場合、×2が重複して×4になり、かつその次の攻撃or防御数値も合計×4になります。

機動力の判定時に【00/99】が出た場合
 特典1:相手が機動力コンマで00/99を出していない限り、数値無視で攻撃権が確定します。
 特典2:攻撃権が確定した場合、直後のダメージ計算時に相手の防御力を無視します。

攻撃力もしくは防御力の判定時に【00/99】が出た場合
 特典1:相手が攻撃/防御コンマで00/99を出していない限り、攻撃時は相手の防御力無視、防御時は完全無敵(被ダメージ0)になります。
  ※攻撃コンマの00は数値100として計算します。
 特典2:耐久力が残って戦闘が継続した場合、直後の機動力+機動力コンマの合計に×2します。
 特典3:特典2直後の機動コンマでさらにゾロ目が出た場合、×2が重複して×4になり、かつその次の攻撃or防御数値も合計×4になります。

※敵味方で機動コンマ、もしくは攻撃/防御コンマの00/99が同時に出た場合は、該当のコンマのみ取り直します。

機動力判定と攻撃/防御力判定の両方で、【ゾロ目(00/99とそれ以外の区別なし)】が連続して出た場合
 特典1:相手が同様に連続してゾロ目を出していない限り、現在のパラメータ等をすべて無視して戦闘に即勝利します。

※万が一連続ゾロ目がかち合った場合は、すべてのコンマを取り直します。
27 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 21:41:32.76 ID:pN9QlBz30
----------------------------現在のシャインマジシャン・状態ほか一覧


春香は【媚薬中毒(重度)】にされてしまいました。

千早は【媚薬中毒(極度)】にされてしまいました。
千早は【寄生触手】を植え付けられてしまいました。



春香 【攻45 防45 機45 耐51】(バランス型)

 ▼【媚薬中毒(重度)】
  戦闘の際、春香、もしくは春香を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「75%の確率」で「-40%の補正」が、「残り25%」の場合は「-20%の補正」がかかります。(端数切り上げ)


千早 【攻42 防30 機70 耐35】 (機動力特化型)
 ※雪歩救出時の勝利ボーナスを失念していたため、機動力に+5しています(前回敗北の結果に影響はありません)

 ▼【媚薬中毒(極度)】
  戦闘の際、千早、もしくは千早を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「90%の確率」で「-50%の補正」が、「残り10%」の場合は「-30%の補正」がかかります。(端数切り上げ)

 ▼【寄生触手】
  千早、もしくは千早を含むマジシャンのパーティが戦闘中等のコンマ判定で「素数」を取得した場合、
  強制的に「01」に変換されます。「11」もこの変換対象となり、その場合はゾロ目の特殊効果も無効化されます。
  (00〜99のコンマ範囲における素数の取得確率は25%です)


雪歩 【攻30 防70 機35 耐40】 (防御力特化型)
 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、防御力が+5成長しています


美希 【攻60 防40 機55 耐30】 (攻撃&機動特化型)
 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、機動力が+5成長しています


伊織 【攻90 防30 機45 耐25】 (超攻撃特化型)
 ※前回で覚醒、初参戦 初期能力値合計:190



※なお、今後のエロ安価でまた寄生触手埋め込みを指定していただくことは全然問題ないのですが、
 みんな同じではつまらないので、そうなった際は別の状態異常の効果を考案します。
 そもそもうまく埋め込めるかどうかの成否判定をコンマとかで取るのもありかと思っています。

また、【媚薬中毒】の程度は時間経過等により、(極度)→(重度)→(中度)→(軽度) と寛解していきます。
基本的にはイベントを何事もなく終了するごとに1段階軽減されます。

 極度:パラメータ合計値に「90%の確率」で「-50%の補正」、「残り10%」の場合は「-30%の補正」
 重度:パラメータ合計値に「75%の確率」で「-40%の補正」、「残り25%」の場合は「-20%の補正」
 中度:パラメータ合計値に「50%の確率」で「-30%の補正」
 軽度:パラメータ合計値に「30%の確率」で「-20%の補正」

補正値の端数はすべて切り上げます。



---------------現在進行中のはないちもんめ(仮)について

響は覚醒していない765プロアイドルを拉致して自軍の幹部にしようとしています。
それを防ぐのが現状の春香たちの目的です。

1.響が戦力を1〜5くらいのグループに分けます。基本的にはだいたい均一です。

2.そのターンにおいて、護衛対象がどこにいるのかが表示されます。
  (もう今や覚醒してないのは真と亜美・真美のみなので、3か所だけで確定です)

3.響が分けた戦力について、コンマでどこを襲撃するかが決めます。
  コンマ00〜33なら場所A、34〜67なら場所B……といった要領です。

4.各襲撃場所で戦闘を行います。
  マジシャンが複数人いる、あるいは敵襲撃部隊が複数重なった場所については
  単純にマジシャン/敵戦力のパラメータを合計して1ユニットとして扱います。
28 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 22:00:14.61 ID:pN9QlBz30
社長「……さらに、よくない知らせだ。キミたちが帰還してくるのと前後して、市街地でのブラックジャンボの活動が突如激化している」

P「なっ!?」

音無さんがタイミングよくテレビを点けてくれ、まさにその局で、最高の、あるいは最悪のタイミングで中継が行われていた。
ヘリからの少し荒い映像でも、例のイソギンチャクに似た気持ちの悪い生き物が何体か、わらわらと蠢いているのがわかる。

『ご覧くださいっ、あれがブラックジャンボの怪物なのでしょうか!?市民のみなさんは外出を控えてください!』

少しおびえつつ、興奮した声のリポーターが繰り返し怒鳴る向こうで、触手生物がずりずりと這いずり回っていた。

雪歩「た、大変……っ、あれ、やっつけないと…!」

弾かれたように雪歩が顔を上げて立ち上がる。しかし、その雪歩を社長が制した。

社長「萩原君……おそらくあれは陽動だ。君たちをおびき出すのが狙いだよ、今すぐ動くのは得策ではない」

雪歩「そんな!?わたしたち、マジシャンなんですから、みんなを助けてあげなくちゃ!」

社長「マジシャンだからこそ、だ。それに、連中は……君が出払っている間に、菊地君や、双海君たちを襲うつもりかもしれない……」

雪歩「…………!」

顔面を真っ青に、というより蒼白にして、雪歩がすとんと腰を下ろす。

美希「でも、じゃあ、社長………社長は、ミキたちどうしたらいいと思うの?」

社長「………少しでも、戦力の損耗を抑えるべきだろう。辛いだろうが、今はまず、事務所の皆をしっかり守ることだ」

社長の言うことは間違いなく正論で、だからこそ受け入れがたい…とどうしても思ってしまう。
みんなを助けるためのシャインマジシャンのはずなのに、仲間を奪われたばかりか
これからもまだ覚醒していないメンバーを守るのに汲々としなくてはいけないなんて、あんまりじゃないか?





響「うーん………悩むなー。やよいー、やよいはどう思う?」

やよい「ふえっ?」

総帥室の机に向かい、戦力をどのように割くか考えていた響はやよいに呼びかけた。

響「こないだはやよいの言う通りにしてみたらボロ勝ちだったからねー。今度もやよいに聞いてみようかな、って」

やよい「ええっと、響さん、それならまず、どっちにするか決めるべきじゃないですか?」

響「どっちに、って?」

やよい「このまま一気におせおせーってイっちゃうのと、じっくり楽しむのと、どっちにするかってことです!」
29 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 22:20:18.95 ID:pN9QlBz30
響「………よーし、じゃあ、決めないことに決めた!」

やよい「えっ?」

響「あんまり考えすぎないで、運にまかせちゃおう、ってこと」

楽しげにそう言い切ると、響は手の中に小さなサイコロを瞬間的に出現させる。

響「これで決めたら文句なしっ!どっちに転んでも恨まないでね、春香たち♪」





今回のブラックジャンボの戦力分布は以下の2通りのうち、いずれかです。

パターンA:響「こないだ大勝したばっかりだし、焦ることないさー。ゆっくりやろっと♪」

戦力1【45 30 30 20】
戦力2【20 45 30 30】
戦力3【30 20 45 30】

戦力値合計:125*3=375

パターンB:響「この勢いで一気にいっちゃうぞ!やるときは徹底的にってね」

戦力1【40 30 20 10】
戦力2【10 40 30 20】
戦力3【20 10 40 30】
戦力4【30 20 10 40】
戦力5【30 30 30 30】

戦力値合計:100*4+120=520

のちほどコンマ判定で出撃先が決まります。





響の振ったサイコロ結果の安価を取ります。


↓1〜3のうち、奇数が多いか、もしくはゾロ目(偶数含む)が多ければパターンA
偶数が多く、ゾロ目がなければパターンBとなります。





なお、次以降で説明しますが、春香・千早も参戦は可能です。
パターンAは春香千早抜き(3人合計550)を想定、パターンBは参戦を想定しています。

参考:マジシャン側戦力合計(補正なし数値):186+177+175+185+190=913

春香 【攻45 防45 機45 耐51】

 ▼【媚薬中毒(重度)】「75%の確率」で「-40%の補正」が、「残り25%」の場合は「-20%の補正」

千早 【攻42 防30 機70 耐35】 (機動力特化型)

 ▼【媚薬中毒(極度)】「90%の確率」で「-50%の補正」が、「残り10%」の場合は「-30%の補正」


雪歩 【攻30 防70 機35 耐40】 (防御力特化型)


美希 【攻60 防40 機55 耐30】 (攻撃&機動特化型)


伊織 【攻90 防30 機45 耐25】 (超攻撃特化型)
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 22:23:17.85 ID:EeGuI1raO
埋め
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 22:23:34.28 ID:Le3KXezY0
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 22:24:36.42 ID:RlkwO7W5O
行け
33 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 22:38:32.32 ID:pN9QlBz30
ありがとうございます。
響の選択が【パターンB】で確定しました。

-----------------

P「……今日は、社長の言う通り、真と、亜美、真美。3人をしっかり護衛することに集中しよう」

雪歩「…はい、っ」

美希「………今は、そうしとかないと、ダメみたい。わかったの」

少しだけ間があって、それでも美希と雪歩はそれぞれにしっかりとうなずいた。
二人とも、ほかの人たちより事務所の皆を優先しなければいけない事態に100%納得できてはいないかもしれないが、
まずはこれ以上、誰も連れて行かれないようにする、という点では心を決めているようだった。

伊織「わ……わたしも、大丈夫よ。なんたって伊織ちゃんだもの、覚醒直後でも問題ないわ」

伊織は覚醒直後の不安定なところで、一時的に負荷がかかりすぎたせいで倒れていたらしい。
俺だけでなく社長までが大事を取った方がいいのではないかと言うのを無視し、伊織は前線に立つと言ってゆずらなかった。

伊織「だってあんた、わたし抜きだったら、美希と雪歩だけになるんでしょ?単純に頭数足りないじゃない…… ……っ!」

はっきりそう言い切ってから、伊織はしまった、という顔になった。
しかし紛れもない事実だった。春香も、それに千早も、まさかすぐにどうこうできる状態では……

そのとき急に、内ポケットに放り込んでいるスマホが震えた。

P「誰だ、こんなときに……メール?」

ロックを解除して、「送信者」のところに書かれている名前を見て、そして俺は固まってしまう。
「響」の一文字が恐ろしいほどの存在感を持って、そこに表示されていた。

美希「……?ハニー、どうしたの?」

P「メール、だ………響、から」

伊織「はぁ!?」

雪歩「ええっ!」

その場にいる全員が口々に叫び、すぐに俺のそばに駆け寄ってくる。
全員にできるだけ見えやすいように画面を傾けて、俺はそのメールの本文を開いた。



To:プロデューサー
Subject:ボーナス情報だぞ!

はいさーい!春香と千早の回収おつかれさま、あなた……おっと、プロデューサー♪

で、さっそくだけど、今度のはないちもんめは自分、わりと強めの子たち行かせることにしたんだ。
春香と千早を休ませてあげるのもいいけど…そうすると美希や雪歩、伊織が大変なことになっちゃうかも。
むしろ今度は美希たちが休まなきゃいけなくなるかもね!

あんまりこっちが有利で、春香やプロデューサーがかわいそうだから
カンペキでやっさしー自分からのプレゼント!もちろん、どうするかはそっちの自由さ―。

じゃあ、またね!春香と千早にくれぐれもよろしくー!
34 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 22:54:11.38 ID:pN9QlBz30
伊織「……いい度胸、してるじゃないの。この伊織ちゃんが、盛っ大に迎え撃ってやるわ」

しばらくの沈黙のあとで、肩をぶるぶると震わせながら伊織が低い声で呟く。

雪歩「そ、そうですぅ!だいたいこれ、単なるおどしかもしれないし………」

雪歩も同じように、あるいは自分を鼓舞するかのように、声を張る。

美希「………でも響がそんなことするイミ、ないの。逆ならともかく、あえてこんなウソついて、得する…?」

そして美希が核心をつき、俺たちはまたみな押し黙ってしまう。

社長「…………策は、ないわけではない。下策も下策だが」

P「下策……?」

小鳥「社長!?まさか、本気ですか!?」

俺がおうむ返しに疑問を口にするのと、音無さんが社長に食って掛かるのはほぼ同時だった。

社長「私とて、もちろんこんなことを進めたくはない。だが音無君……それで皆助かるかどうかの瀬戸際なのだよ……」

P「……とりあえず、まずは詳しく聞かせてください、社長。策というのはなんですか?」

社長「ああ、そうだな。内容はシンプルだ。天海君と如月君にも前線に出てもらう、という手がある」

P「!?」

伊織「ふざけてるわけ!?」

美希「それホンキで言ってるの?」

俺が何か言うより前に伊織がつんざくような叫び声をあげ、そして美希が抑揚のないフラットな声で言った。
だが社長は、ふたりの放つ怒気にもまるでひるむことなく、淡々と説明を続ける。

社長「体調をある程度安定させる、頓服のようなものがある。もちろん効果は一時的だが、副作用等はない」

雪歩「でも、っ、それがあるからって………あんな目に遭った春香ちゃんや、千早ちゃんを!?」

泣きそうになって叫ぶ雪歩を相手にしても、社長はあくまで冷静だった。

社長「シャインマジシャンになる、というのは、そういうことだ」


--------------------

まず、春香・千早を参戦させるか否かについての多数決を安価で取らせていただきます。

参戦しない場合、美希・雪歩・伊織の戦力値合計は550で、今回の敵戦力値の合計は520です。

春香・千早が参戦すると、マジシャン側の戦力値合計は当然増加しますが、
春香もしくは千早と組んだマジシャンの合計能力値は「確実に」低下します。

なお、実現しうる最悪の低下率は、
春香と千早が組み、それぞれ悪い方の数値を引いた場合の-70%(=もとの能力値*0.5*0.6)です。



↓2〜4

参戦させるかしないかを選んでください。
※参戦させることで新たなステータス異常になる、などのマイナスは、今回に関してはありません。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:03:02.92 ID:Le3KXezY0
埋め
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:05:23.82 ID:gkXmetfdO
参戦させる
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:06:37.01 ID:TNmRVCsjO
させる
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:07:00.92 ID:oYSQ725u0
参戦
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:16:16.25 ID:7vWgn+eXO
参戦だ
40 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 23:34:08.16 ID:pN9QlBz30
ありがとうございます。
春香・千早は今回の防衛戦に参戦することに決定しました。

---------------

(………誰の、声?)

何度か名前を呼ばれた気がして、ゆっくりと身体を起こします。
ベッドの上に、寝かされていました。
まわりの壁紙や床はぴかぴかの真っ白で、わたしの部屋じゃないってことはすぐわかりました。

そして隣のベッドの上には、見覚えのある青い髪とほっそりした身体の持ち主が横たわっています。

春香(千早ちゃんと……わたしが、なんで、いっしょの部屋、に……?)

P「………春香。俺が、わかるか?」

春香「は……っ、え、ぁ、あ、プロデューサーさんっ!?」

ぼーっと千早ちゃんを見ていた背中側からいきなり話しかけられて、おもわず声が裏返りました。
急いで振り返って、そこに座っていたのは、まぎれもないプロデューサーさんで……

春香(………あ、っれ…?)

その心配そうな顔を見たとき、いつもの感覚……安心する、ほっとした感じとかよりも先に、
わたしの心にふっと浮かんだ言葉は、なぜか「おいしそう」、で。

春香(あ………やばっ、これ、風邪、かな…?)

同時にくらくらする熱さが身体の中から湧き上がってきて、顔がほてっているのがわかりました。

春香「あの…プロデューサーさん、ここ、どこ、ですか。ごめんなさい、わたし、何も覚えてなくて、それにちょっと、熱っぽくて………」

P「春香。すまない、頼みがあるんだ、俺の話をまず聞いてほしい」

春香「はっ、はい……?えっと、一体どうしたんですか?」




目の前の春香は、一見した限りでは、俺の知っている春香だった。
だが、頬がはっきりと紅潮していて、それに目が常に潤みっぱなしなのが明らかにわかる。
そして本人はおそらく意識していないのだろうが、動作の端々に……
ベッドから起きて俺の方を向き直る、それだけの動作にすら、しなを作る、というか、
もっとはっきり言えば、男を誘うかのような動作が見える気がしてしまう。

社長の説明によれば、春香と千早に投与された薬は、
一時的な記憶の封印と、媚薬で狂わされた身体の安定化を可能にするものらしい。
とはいえ効果はせいぜい数時間しかもたず、また、戦闘を行うならもっと短くなる恐れもある、と。

だが少なくとも今の時点では、凄惨な凌辱を受けたことも覚えていないようだし、
それに本人は風邪かなにかと勘違いしているようだった。

確かに、戦闘に向かうこと「だけ」なら可能だろう。だけど本当に大丈夫なのだろうか?
最終的に自分自身のくだした判断が正しいのかどうか、どうしても答えを出すことができない。
41 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 23:34:51.62 ID:pN9QlBz30
千早「………わかり、ました。大丈夫です、この程度なら、いけます」

春香への説明を終えた後、千早をそっと起こし、同じ説明を繰り返す。
最初は熱に浮かされていたように見えた千早も、俺の話を聞いているうちに表情が落ち着いてきて
今では少々ふらついてはいるものの、いつもの千早に戻ったように見えた。

………自分を安心させたいだけの、大嘘、だ。いつもの千早じゃない。
呼吸が妙に浅く、早くて、その息の音を聞いているだけでこっちが昂ぶってしまいそうな、
なぜか内股になって何度も足を細かく踏みかえるような、これがいつもの千早のわけがない。

やはり春香も千早も行かせてはいけないんじゃないか、と思う一方で、
響のよこした情報が本当なのだとしたら、美希や雪歩や伊織、
それに真・亜美・真美を守るために、人手がまるで足りないのも事実だった。
ここは春香と千早の心の強さを、そして自分の判断が正しいことを、無理にでも信じるしかない。




美希「………」

雪歩「………っ」

伊織「………」

なんとか立ってはいるが、言葉少なで顔を赤らめている春香と千早。
雪歩も美希も、せめて励ますなりしたいのだろうが、どう声をかけていいのか迷っているのがはっきりとわかる。
伊織にいたっては、マジシャンとして覚醒していることにすらふたりが反応しないのを知って
憤ればいいのか、薬とやらの強烈さにおののけばいいのかわからないようだった。

P(こうなるのも、当たり前だよな………美希も、雪歩も、二人が…どんな目に遭わされたのか、見てしまってるんだから)

陰鬱な気持ちにどんどん沈んで行ってしまいそうになるのをなんとか振り払い、
俺はつとめて声を大きくし、五人に呼びかける。

P「………負担ばかりかけて、本当にすまない。でも、響の情報に対策しないわけにはいかない。護衛の割り振りは―――」



-------------------------

まず、マジシャンの戦力をどう分散させるか選択してください。

今回の護衛対象は真・亜美・真美の3名です。

1レスの中で、春香・千早・雪歩・美希・伊織の5名全員について、誰の護衛を担当するかを指定してください。

※春香・千早に関しては、組んだマジシャン全員の能力値が低下します。
 春香・千早がそれぞれ単独であっても、同様に低下します。



↓2
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:36:23.89 ID:3+7GLCa+O
The 安価下
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:36:28.95 ID:Le3KXezY0
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:37:48.73 ID:TNmRVCsjO
真 雪歩
真美 千早 美希
亜美 春香 伊織
45 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/23(日) 23:41:02.25 ID:pN9QlBz30
ありがとうございます。一つずらして>>44を採用します。

----------------------

では続いて、ブラックジャンボ側の出撃先(今回は襲撃対象)を決定します。

これはコンマで自動的に決まりますので、とくに内容を書いてもらう必要はありません。


コンマ00-33 真を狙う
コンマ34-67 亜美を狙う
コンマ68-99 真美を狙う


戦力1【40 30 20 10】
戦力2【10 40 30 20】
戦力3【20 10 40 30】
戦力4【30 20 10 40】
戦力5【30 30 30 30】

(戦力値合計:100*4+120=520)


↓1〜5 各戦力の狙う相手



また、合わせて、春香と千早の媚薬中毒について、発症度合を決定します。

↓6 春香 「素数」なら軽症(-20%)、それ以外なら重症(-40%)

↓7 千早 「ゾロ目」なら軽症(-30%)、それ以外なら重症(-50%)



戦闘前からコンマばかりたくさんで恐縮ですが、お付き合いください。
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:43:59.62 ID:TNmRVCsjO
ksuk
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:44:18.70 ID:pX1t7fNko
ksk
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:44:34.20 ID:Le3KXezY0
埋めますー
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:45:04.39 ID:OfTYEW+nO
行け
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:45:24.36 ID:pX1t7fNko
ksks
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:45:48.98 ID:Le3KXezY0
さあ
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:49:48.50 ID:Le3KXezY0
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 23:57:41.80 ID:oYSQ725u0
da-
54 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/24(月) 00:00:29.88 ID:QRSWQcls0
戦闘の組み合わせが決定しました。


@真護衛中
雪歩   【30 70 35 40】
vs
襲撃部隊 【20 10 40 30】(戦力3)

@亜美護衛中
春香&伊織【81 45 54 31】 ▼春香の【媚薬中毒(重度)】により、合計値に-40%の補正
vs
襲撃部隊 【100 80 60 80】(戦力1+4+5)

@真美護衛中
千早&美希【51 35 63 33】 ▼千早の【媚薬中毒(極度)】により、合計値に-50%の補正
vs
襲撃部隊 【10 40 30 20】(戦力2)



続いて、一気に戦闘コンマを取ります。

↓1〜4 真護衛(雪歩)分
↓5〜8 亜美護衛(春香&伊織)分
↓9〜12 真美護衛(千早&美希)分


※同一IDの連番のみ、発生した場合は2つ目を無視させていただきます。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:01:50.18 ID:L1d+9ZC40
bw
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:03:42.12 ID:ILV923Dj0
ksk
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:04:20.25 ID:Dkk0RC/bO
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:05:07.66 ID:ILV923Dj0
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:06:05.45 ID:AidusNN5O
ad
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:07:09.13 ID:73IpDd6WO
あか
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:08:58.71 ID:AidusNN5O
s
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:09:23.73 ID:ILV923Dj0
きぃー
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:10:18.39 ID:73IpDd6WO
埋め
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:12:58.08 ID:Dkk0RC/bO
埋めてー。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:14:28.77 ID:AidusNN5O
あと少し
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:14:28.86 ID:JEtaPJ3+O
67 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/24(月) 00:21:18.65 ID:QRSWQcls0
ご協力に大変感謝します!

-----------

1ターン目:戦闘結果

@雪歩
【戦闘結果:雪歩の攻撃!(53vs52)→ダメージ0(55-76<0):30-0=30 戦闘継続】
 ※敵が防御コンマ「66」を獲得したため、次回の敵機動力+機動コンマ合計が×2になります

@春香&伊織
【戦闘結果:春香&伊織の攻撃!(99vs73)→ダメージ0(152-153):80-0=80 戦闘継続】

@千早&美希
【戦闘結果:千早&美希の攻撃!(102vs38)→ダメージ130((51+77)*2-126):20-130<0 撃破!】



珍しく1ターン目で決着がつきました!(もちろん1か所のみ)


正直、雪歩の戦闘に関しては相当長引きそう(雪歩はまず負けないけど意外とダメージ通らない)なので、
次以降のコンマ展開次第では規定ターン消化で終了にします。



アゲインです。

↓1〜4 真護衛(雪歩)分
↓5〜8 亜美護衛(春香&伊織)分
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:22:18.26 ID:JEtaPJ3+O
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:25:32.35 ID:ILV923Dj0
埋め
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:26:14.84 ID:Dkk0RC/bO
Ksk
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:27:15.72 ID:AidusNN5O
いけです
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:28:00.87 ID:73IpDd6WO
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:28:56.24 ID:Dkk0RC/bO
バンバンいこう?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:29:37.57 ID:ILV923Dj0
うむ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:30:37.66 ID:73IpDd6WO
ラスト
76 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/24(月) 00:34:43.20 ID:QRSWQcls0
2ターン目:戦闘結果

@雪歩
【戦闘結果:雪歩の攻撃!(61vs150)→ダメージ0(92-154<0):40-0=30 戦闘継続】

@春香&伊織
【戦闘結果:春香&伊織の攻撃!(141vs84)→ダメージ0(138-(80+66)*2<0):80-0=80 戦闘継続】
 ※敵が防御コンマ「66」を獲得したため、次回の敵機動力+機動コンマ合計が×2になります


はるいおペアがけっこうなピンチです。
防御+耐久が76のところ敵の素攻撃力が100ですのでかなりヤバげ。

……エロ安価について、考えておかれてもいいと思います(ゲス顔勢並感)
春香伊織、場合によって亜美も巻き添えのおそれあり。




本当にお手間をおかけします、アゲインです。

↓1〜4 真護衛(雪歩)分
↓5〜8 亜美護衛(春香&伊織)分
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:37:05.91 ID:JEtaPJ3+O
おっすおっす
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:37:16.88 ID:+iecj2YcO
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:37:48.71 ID:ILV923Dj0
いけ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:38:29.44 ID:Dkk0RC/bO
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:40:17.36 ID:AidusNN5O
ksk
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:41:03.58 ID:73IpDd6WO
さぁ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:42:25.46 ID:ILV923Dj0
まだまだ、
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:43:02.39 ID:AidusNN5O
85 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/24(月) 00:46:24.36 ID:QRSWQcls0
ちょwwwwまさか出ることはないと思ってたのにwwwwwww


3ターン目:戦闘結果

@雪歩
【戦闘結果:敵の攻撃!(ゾロ目2連続:88,44)一撃必殺:敗北】

@春香&伊織
【戦闘結果:敵の攻撃!(90vs(60+58)*2)→ダメージ48(139-91):31-48<0 敗北】



雪歩・春香・伊織についてはエロ安価確定です。



まず、護衛されていた真・亜美それぞれの逃走判定を行います。

以下のコンマ数値であればセーフ、それ以外の場合はアウト(幹部化)です。
01-15 / 31-45 / 61-75 / 85-99

↓1 真
↓2 亜美
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:47:01.68 ID:kwsSLD19o
s
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:47:17.94 ID:+iecj2YcO
はい
88 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/24(月) 00:51:33.00 ID:QRSWQcls0
逃走判定は真・亜美の両名とも成功のため、どちらもセーフです。


それでは改めまして、エロ安価を取らせていただきます。

基本的には自由です。
今まで出て来てない敵(怪人だの怪生物だの)の登板、場所指定などはご自由にどうぞ。
また、春香と伊織は同じ場所にいますので、二人合わせて云々、とかでもよいです。

グロスカ、極端な肉体改造、Pとの性交(偽物とか幻覚なら可)あたりはご遠慮ください。


↓2 雪歩は何をされる?

↓3 春香は何をされる?

↓4 伊織は何をされる?


※前回の反省を踏まえちょっと安価の数を控えめにします、いけそうなら増やさせてください
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:56:39.74 ID:oQqaHb9k0
ほら、踏めよ
安価なら↓
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 00:56:46.91 ID:JEtaPJ3+O
視覚聴覚を奪われた状態で電マやらバイブやらで雑魚戦闘員に弄ばれる
その上ネット公開される
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/24(月) 00:57:05.40 ID:9GXCP0AT0
戦闘員に輪姦
対象が処女の場合は、処女を奪うのは禁止されているので、
口、尻の穴、腋や髪の毛、手やひざの裏まで使って、全身どろどろになるまでやられる。
膣も、処女膜こそ破られないけど、指や舌でさんざんいじくられ、連続絶頂。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 01:03:17.14 ID:xJs3Qa5RO
↑いおりんもいっしょ
ついでに無事な人たちの前に持って行って晒し者
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 01:03:46.90 ID:ILV923Dj0
催眠術で戦闘員を恋人と思わされ奉仕するように仕向けられる。キスからフェラチオ。最後は春香の男根に犯される。
94 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/24(月) 01:09:09.64 ID:QRSWQcls0
ありがとうございます、>>90-92で安価了解しました。

前回(※半年前)といい、今回の連発といい、コンマの神様が仕事しすぎだと思います。
大歓迎ですけれども。

すみません、今夜はここまでです。
次回はできるだけ今週中、火〜水に、誰かひとりのエロくらい投下したいです。ね。

よろしければ、前スレでも触れておりましたとおり、見てみたいエロトラップについて教えてください。
全部採用できるとは限りませんが、ティンときたものは積極的に取り入れる所存です。
むしろ前スレをそれで埋めてくださってもいいのよ…
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 01:13:11.92 ID:ILV923Dj0
乙です。楽しみです。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 01:18:27.50 ID:6n91S4YrO
お疲れ様です。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 01:21:24.70 ID:ILV923Dj0
そういえば、マジシャン候補の覚醒はないのでしょうか?
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 09:36:40.63 ID:01Ho5AbIO
すみません。質問ですが、エロ安価でのペナルティは大まかにこちらで要望してもいいですか?速度げんそくとか。
99 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/25(火) 18:07:17.16 ID:iX3ZFOd60
>>97
Oh……また忘れていました………
今回、真・亜美が逃走判定まで持ち込まれている=護衛失敗ですので真美が覚醒します。

次回以降で参戦します。パラメータもその際に改めて提示します。


>>98
大歓迎です。なんならパラメータへの影響を具体的な数値でご提案いただいてもOKです。
(もちろん全部無条件に採用、というわけではありません。ごめんなさい)





今夜はちょっと早めの時間に、導入と安価1つ分くらいいきます。
19〜20時くらいの間に投下開始できる予定です。

その際、雪歩の扱いについて、多数決、および場合によっては追加のエロ安価を取りたいです。

ただあんまり早い時間だと人がいらっしゃらない気がするので、
その安価自体は21〜22時くらいに出すほうがいいかな、と思っています。
100 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 18:09:30.89 ID:iX3ZFOd60
しかし、そもそも平日だし、どのくらいの方が参加可能かわからないですね……



それはさておき、ちょうどいまのタイミングで見てる方がいらっしゃいましたら
真美のパラメータ合計値決定用のコンマにご協力いただけると幸いです。

(投下までに取られてなければ、投下完了後に改めて取り直します)


↓1

01-43 初期春香クラス(トータル160)
45-76 初期雪歩クラス(トータル170)
78-98 後期覚醒クラス(トータル180)
ゾロ  最初から全開(トータル190)



では、のちほど。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 18:15:09.94 ID:dR+JvT1mo
102 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 19:58:18.03 ID:iX3ZFOd60
俺の前にマジシャンとして目覚めた五人が勢ぞろいして、それぞれの表情でこちらを見ている。

美希と伊織は、社長の提案をうけ、まだ腹の虫がおさまっていないことを隠しもしない顔で。
雪歩は、二人の怒り具合におろおろしつつ、同時に春香と千早のことを気遣っているのがよくわかる顔で。
そして、春香と千早は、頭がまだはっきりしていなさそうな、寝ぼけて夢でも見ていそうな……加えて、頬を紅潮させた顔で。

とりあえず、伊織の言葉を借りれば、真・亜美・真美を守るだけの頭数は足りている。
だけど………どう考えても、春香と千早は単独で誰かの護衛につかせていいコンディションではないだろう。
いちおう今のところはまともに動けているようだが、スタジオで見てしまったあの光景を思うと……

………こんなときだというのに、二人はほかでもないこの俺の担当アイドルだというのに、
スライムに凌辱されていた二人の姿を、上げていた声を思い出すだけで股間に血が集中してしまいそうになり、
俺は慌てて頭を仕事モードに切り替えることに専念する。………幸い、なんとか、うまくいった。

P「それじゃあ今回の分担だけど……春香は、伊織と組んでもらおう。それに、千早は………」

マジシャンとして覚醒した伊織は、あくまで俺の印象だが、敵を殲滅することに向いているタイプのように見えた。
防御に長けた雪歩と組ませて攻守をそれぞれ補う、ということも考えたが、そうすると残る三人が春香・千早・美希となり、
能力の高い美希を単独で行かせるとしても、春香と千早が組むことになってしまう。
今の状態の二人でそれはあまりにリスクが高い。となると、春香と伊織、千早と雪歩にそれぞれペアを組ませて、残る美希を……

俺がそこまで考えたところで、当の美希と雪歩がそれぞれ、ほとんど同時に声を上げた。

雪歩「………あの、プロデューサー。わたし、一人でも……だいじょうぶです!」

美希「ミキが、千早さんと組むの」

声と内容がかぶって顔を見合わせ、お互いに同じことを考えていたと気づいた雪歩と美希が、笑いを交わす。

美希「あはっ、きょうの雪歩は頼もしいね☆こっちのことは心配いらないの!」

雪歩「う、うん、わたし、ちんちくりんでも頑丈だもん。ちゃんと、頑張るから」

言われてみると確かに、そのほうが布陣としていいのかもしれなかった。
現状、経験と能力の掛け算でいえば最強に近い美希と千早が組めば、機動力と攻撃力を活かして敵を簡単にやっつけられるだろうし、
雪歩は単独でも耐えられるだけの耐久力がある。それに、最悪、雪歩ひとりではどうにもならない事態が起きたとして、
春香と伊織が、あるいは千早と美希が救援に回るあいだ持ちこたえることくらいは十分してくれそうに思えた。

P「よしわかった、組み合わせはそれでいこう。じゃあ次に、それぞれ誰の護衛をしてもらうかだけど……」




かんたんな話し合いの結果、真には雪歩が単独で、亜美には春香と伊織が、
そして真美には千早と美希が、それぞれ護衛としてつくことに決めた。

P「じゃあ俺は、真と雪歩のペアについていくことにするか。人数合わせにもならないけど、いないよりは……」

伊織「何言ってんのよ。あんたはここで待機よ」

当然俺自身も同行するつもりでいたところで伊織にストップをかけられ、面食らう。

伊織「話聞いてたら、あっちの最終目標はあんたなんでしょ?のこのこ出て行く必要なんてないわ」

高木「………というより、今後はできるだけ、出て行くべきではないだろうね。万一連れ去られでもしたら、大ごとだ」

小鳥「みんなの状況は、ある程度ならここからモニターできます。すぐに救援に向かったりするためにも、そのほうがいいかもしれません」

P「は、はぁ、そういうことなら……」

伊織のもっともな意見と、社長や音無さんの後押しを受け、俺は今回、事務所に残ることになった。

P「………みんな、決して無理はしないでくれ。それに何かあったら……どんな手段でもいい、助けを求めること、忘れないでくれよ」

俺の言葉には、実感がこもりすぎるほどこもっていただろうと思う。
その理由をひしひしと実感しているだろう美希も、雪歩も、伊織も、厳しい表情のまましっかりとうなずいた。
103 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:04:25.50 ID:iX3ZFOd60
事務所を出る前にミキは、雪歩とちょっとだけお話をした。

美希「さっきはああ言ったけど、雪歩、ほんとに大丈夫?ムリ…してない?」

雪歩「あはは、ありがとう、美希ちゃん。ちょっとは怖いかな、っていうのが、本音だけど……」

ミキがそう聞くことがもう最初からわかってたみたいに笑って、雪歩が言う。

雪歩「でも、春香ちゃんを伊織ちゃんが…それに千早ちゃんは、美希ちゃんがフォローしてくれるから、大丈夫。わたし、平気だよ」

美希「………ん。千早さんはミキにまかせて。それにでこちゃんならきっと、春香のドジもカバーしてくれるの!」

雪歩「だよね、うんっ!じゃあわたし、そろそろ真ちゃんと一緒に出るよ。美希ちゃんも、気をつけてね」

美希「ありがと。真くんのことよろしくね!」

………そう、ミキとでこちゃんの役目はむしろ、春香と、千早さんに無理させないこと、それに、ひどい目にゼッタイ遭わせないこと。
もちろん真美と亜美のボディーガードのおシゴトもちゃんと果たしたうえで、ね。

美希(それに、千早さんと春香にも出てもらうっていうのはハニーの決めたことなんだし。ミキはそれを信じるだけなの!)




千早「………美希?」

美希「ひゃんっ!?」

背中側からいきなり声をかけられて、つい叫んじゃった。
いそいで振り返ると………前より、もっとほっそりしちゃったカンジのする、千早さんが立ってた。

美希「ち、千早さん!どーしたの?」

千早「どうしたって………私たちは真美と一緒にいないと。マジシャンとして、真美を護衛しなくちゃ」

あきれたように言って、千早さんは小さく息をつく。



……どうしても、あのときスタジオで見ちゃった、春香と、千早さんの姿が、ミキの目から離れない。

美希(にゅるにゅるのスライムに、まとわりつかれて………あ、あんな、エッチな声、千早さんも、出せちゃうなんて……)



千早「美希?ほんとうに、大丈夫?」

美希「う、うん、だいじょーぶなの!ミキはいつも通りだよっ☆」

無理やりに笑顔をつくって返事をする。
千早さんのほうこそいつも通りじゃないの!ってセリフは、出てこないように、ぐっとおさえた。

声だけだったら、落ち着いた感じの、いつもの千早さんの声に聞こえるかもしれない。
でも、明らかに、元気がない……っていうか、全体になんかふわふわしてる、っていうか。
うまくことばにできないけど、今の千早さんがゼンゼンいつもの千早さんとは違うってことだけは、はっきりわかっちゃう。

こんな調子だったらたぶん、千早さんは、マジシャンとして戦う時もヘンなままだと思う。
………あ、でもよく考えたらミキ、そもそも千早さんがマジシャンとして戦ってるとこ、ほとんど見たことないの……
春香といっしょにやよい相手に戦ってた時は、ミキは事務所のほうでタイヘンで、それどころじゃなかったし。

まあ、いいや。そんなの関係ない。
ミキがぜんぶ一人でやっつけちゃえば、千早さんはなんにもしなくてだいじょうぶなんだから。




真美「………ミキミキ、千早おねーちゃん、ほんとに大丈夫かなぁ」

美希「うん?あはっ、だいじょうぶに決まってるの。なんたって、あの千早さんだよ?」

真美と千早さんとミキ、三人で一緒に歩いてるとこで、真美がこっそりささやいてきた。
心配かけたくなくてついウソをついたけど、真美はそんなのでだまされてくれなかった。

真美「でも………さっきから足もとめっちゃふらふらしてるし、なんか、どこ見てるかわかんないよぉ…」

………やっぱり、よく見てる。
もうちょっとセットクリョクのあるウソを考えなきゃ、と思ったとこで、いきなり近くの地面がバクハツした。
104 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:18:45.02 ID:iX3ZFOd60
真美「ひぃぃっ!?」

美希「真美っ!すぐミキの後ろに来て、千早さんも……」

ミキが声をかけるよりずーっと早く、千早さんはすぐ近くで起きた音に反応してた。
ぼんやりしてる感じだった目にも今では力が入ってて、姿勢もしゃんとしてるように見える。
軽く腰を落として、すぐ動けるようにみがまえてるその姿は、ミキの知ってる千早さんのイメージにぴったりだった。

美希(ひょっとして………ミキの考えすぎだったのかな?)

千早「………十中八九、ブラックジャンボの襲撃でしょうね。美希、準備はいい?」

美希「もっちろん、なの」

すごくれーせーな、でも冷たくはない声で千早さんが言って、ミキは返事をして、すぐに集中を始める。
こんなときだけど……なんだかんだ、千早さんと一緒に戦えるの、ちょっと楽しみだったりして!

千早「シャイニング・チハヤ、ショウ・アップ…!」

美希「シャイニング・ミキ、ショウ・アップ、なのーっ!」

ミキのすぐ隣で青い光がきらきらと輝いて、そしてミキ自身は黄緑のきらきらに包まれて、すぐに変身が完了する。

真美「………おおぉー、二人とも、かーっこいい…」

さっきまで怯えてた真美が、目をまんまるにしてこっちを見てた。

千早さんの手には、宝石みたいに深い青色をした、おっきな刃物……カマ?が握られてた。
よく見たら、音符のしっぽのところが刃になってて、おたまじゃくしの頭部分が持ち手になってるみたい。

美希(音楽を武器に戦うスタイル、なんだ。いかにも千早さんらしいの……)

つい感心しながら、ミキもいつもの銃を両手にぱっと出して、構える。
さっきの爆発のほこりとか煙がまだ残ってて、中から何が出てくるかわかんないから、油断はできないの…!

千早「そういえば……美希、念のため『ユニゾンソウル』をしておく?」

美希「あー、春香と千早さんが使ってすっごく強かった、っていう?うん、よろしくなの」

ミキと同じで、油断なくかまえたままの千早さんが、目線は前に向けたままで言う。
その魔法のことはミキも知ってたけど、使うタイミングが今までなかったから、効果はよくは知らなかった。
でも千早さんとミキが組めば、スピードだけでかんたんに勝てちゃいそうな気がする!

千早さんの集中が高まるケハイに合わせてミキも呪文を唱える。
そして、ミキと千早さんの声が、ぴったり重なった。

「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ」」

ちょうどその声が終わるか終らないかのところで土けむりが晴れて、そこに何がいるのか見えてくる。

それを一目見てミキは、身体からちょっと力が抜けた。キンチョーしてたの、ムダだった気がする。
おなじみの……やよいを襲ってた、それにやよいが連れてきた、イソギンチャクみたいなのが2匹、並んでた。

美希「なーんだ……いつものうねうねしたキモいやつなの。千早さんは休んでて、あれくらい、ミキひとりで………」





美希が何か言っているのが、全く聞こえない。
その姿を見た瞬間に全身の毛孔が開いた感覚に襲われて、口が一気に乾き、呼吸もままならなくなる。

千早(な………にっ、この、感覚は……!? 美希の言う通り、いつもの……ただの、触手生物……なの、に…!)

2匹ならんだそいつらが、変わり映えのしない触手をうねうねと宙に躍らせ、のろのろした足取りで向かって来ようとしている。
どうしてか、無性に、そのスピードが腹立たしい。

千早(その速度で間に合うつもり…?来てみなさい……早く、早くこっちへ来て、触手、触手っ♥♥♥触手お○んぽぉっ♥♥♥)

そこで急にがくんと世界が斜めになって、いっぱいの触手お○んぽ♥♥♥を振り回すイソギンチャク様♥♥、の姿まで傾いてしまう。

自分の足が身体を支えられなくなって倒れかけているのだと、すぐには気づけなかった。

千早(や、ぁ……♥♥♥♥身体あついぃっ♥♥おさまらないっ♥♥す、すぐにっ、触手にっ♥♥媚薬粘液、出してもらわないと……♥♥)
105 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:21:22.75 ID:iX3ZFOd60
真美の目の前で、いきなり千早おねーちゃんが地面にひざをついた……だけじゃなくて、そのまま倒れちゃった。

真美「………え、えっ!?ち、千早おねーちゃんっ!?」

ひょっとしたら、マジシャンじゃない真美には見えてないってだけかもしれない。
けど、でも………いま千早おねーちゃんは絶対なにもされてなかったはずなのに、どうして!?

美希「あ、ぁ………っ!?な、に、これ、ぇ………、変、なのぉ、身体、アツい、ぃ…!」

様子がおかしいのはミキミキもいっしょだった。ほんの何秒か前まで、びしっとカッコよくてっぽーを前に向けてたのに、
今のミキミキは真美のとこから見てもわかるくらいに、足ががっくがくになってる。
それだけじゃなくて、ミキミキは、むっちむちの太ももを自分でなんか、こすりあわせるみたいにしてて………

これだけでヤバすぎるくらいヤバいのに、さっきいきなり出てきたキモいやつ……
まえ、事務所の窓んとこにめちゃくちゃ湧いてたうねうねのモンスターがじわじわと近づいてきてた。
スピードはそんな速くないけど、すぐここまで来ちゃう………っていうか、このままだとミキミキも、千早おねーちゃんもヤバい!!

真美「や、やいっ!おまえたちが狙ってるのって、この真美サマなんでしょ!?」

真美(わーっ、うあうあー!?ついちょーはつしちゃったけど、この後どーしよーっ!?)

気をそらさなきゃ、って思ったらつい声が出ちゃって、思ったとおりに……ありがたくはないことに、モンスターの一匹がこっちを向いた。
あ、向いた……っていうか、顔とかあるかどうかわかんないし、向いた、よーな気が、する?

真美(い……いやっ、でも十分っしょ!あいつら足遅いし、亜美といっしょに逃げ足鍛えてる真美が、つかまるわけないしっ!)

なんとなくその一匹が、こっちに向けてずりずりって来てる気がした。
とりあえずはこれで、ミキミキと、千早おねーちゃんはだいじょーぶ………

しゅるるっ

真美「え……」

美希「あっ……やめて、こ、こいつ、放すの……っ、やっ、や、あぁあっ!?」

真美に気を取られなかったほうの一匹がにゅるにゅるしたのを伸ばすと、あっさりミキミキをつかまえた。
ふつうなら、ミキミキ、あんなトロいのに絶対つかまるわけないのに………!
そして、モンスターはにゅるにゅるしたのを、持ち上げたミキミキの身体のあっちこっちにこすりつけるみたいにし始める。

美希「やんっ、うああぁ!気持ち悪いの……っ、こんな、こんなの、きもちわるい、の、にぃぃ…!」

ミキミキは手も足もまだ動かせるし、なにより両手にはまだてっぽーも持ってるのに……
ぬめぬめしたのに触られるたびに声を出すだけで、逃げようともしない。
それに、なんて、いうか………その、声が、どんどん、なんか、やらしい感じになっていってて………

千早「ぁあっ、触手ぅ……っ、からみついてきて、っ♥♥やっぱり好きっ、これ好きなのぉ、もう、逃げられない…っ♥♥」

真美「ち、千早おねーちゃんっ!?」

真美のそばで倒れてる千早おねーちゃんまでいきなり声を出し始めて、しかも……あうぅ、ミキミキよりずっとエロエロな感じだよぉ……

真美(やっばいっ、ヤバい、ヤバいって!!これもう、真美守ってもらうとか、そういうモンダイじゃないっしょ!?)

真美「う、うぅ………… うああぁぁーっ!! バケモノめーっ!千早おねーちゃんとミキミキをはなせーっ!!!」

頭もなにもかもぜんぶいっぱいいっぱいになって、おなかの底から叫んだ瞬間、全身がふわっとあったかい感じに包まれた。




千早(…………?)

美希「……え、…………まみ?」

触手にからみつかれ、千早の媚薬中毒の症状を共有させられていた美希と千早の前で、山吹色に輝く閃光が駆け抜ける。
速力には自信のあったふたりから見てもかなりのスピードを誇るその光は縦横無尽にイソギンチャクの周囲をめぐり、
それが掠めていくたびに少しずつ、イソギンチャクの身体を構成しているなにかが粒子のように削られていく。

イソギンチャクの片割れが美希を拘束していられなくなるのと、両方の個体が消滅を始めたのはほぼ同時で、
あっけにとられている美希と千早の目の前で、動き続けていた発光体が急ブレーキをかけた。



真美「え、えっと、あは、は。……しゃ、シャイニング・マミ、けんざーん……… みたいな?」



------------

真美のパラメータ等は後程。
また、覚醒はフレーバーであり、あくまで勝利ボーナスは美希と千早につきます。
雪歩が覚醒して千早が勝った扱いになったのといっしょです。
106 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:22:07.79 ID:iX3ZFOd60
真「…………」

雪歩「…………」

雪歩と一緒に、何度も通ったことのある路地を抜けていく間も、ボクたちはほとんど話をしなかった。
たまに世間話みたいなのがちょっとだけ続いても、すぐに立ち消えになっちゃう。

………たぶん雪歩は、あの部屋の中でなにが起きてたのか…春香と千早になにがあったのかを、はっきり自分の目で見てる。
ただ、ボクが同じことについてなんとなく察してるってことには、気づいてるかどうかわからない。

真(春香も千早も、あのときは、その……すごく、いやらしい声になっちゃってた………)

響……ブラックジャンボが女の子にそういうことをする組織だっていうのは、もちろん情報としては知ってるつもりだった。
だけど、実際に自分の友達…仲間が、そんな目に遭わされることなんて、ボクは想像すらできてなかった。

しかも雪歩の場合、春香や千早と同じシャインマジシャンとして、最前線で連中と戦わなくちゃいけない立場なんだ。
雪歩みたいな可憐な女の子にそんな危ないことさせるのは間違ってるんじゃないか、と思うけど、
でもボクも事務所に入るときに聞かされたとおり、あいつらに対抗できるのは今のところ、シャインマジシャンだけなわけで。

雪歩「……ことちゃんっ! 真ちゃん、大丈夫?」

真「え……… うぇっ、あ、雪歩!?あ、ああうん、大丈夫、ボクは大丈夫だよ?」

がらにもなくいろいろ考えてたせいで、雪歩が呼びかけて来てることにも気が付かなかった。
ボクをのぞきこんでくる心配そうな顔に笑いかけると、雪歩はようやくほっとしたように小さく息をつく。

雪歩「やっぱり真ちゃんも、怖いよね………わたしみたいな新米でひんそーなマジシャンが護衛で、ごめんね?」

顔をちょっと伏せ気味にして言う雪歩に心配をかけたくなくて、ボクは意識して明るい声を出す。
くっと腕を曲げて、最近のトレーニングでいい感じについた力こぶなんかも見せてみたりして。

真「い、いやいや、そんなことないってば!雪歩のことは信じてるし、それにいざというときは、ボクだって………」

雪歩「それはダメ!」

はっきりとした声で言いきられて、思わず言葉が続かなくなる。

雪歩「マジシャンとして、みんなを守るのがわたしの役目だから。……今すぐみんなは無理でも、まず、真ちゃんは絶対、わたしが守るよ」

真「………あ、あり、がと」

静かに言う雪歩の目にはすごく力がこもっててきらきら輝いてて、ボクは思わず見とれてしまった。
こんなに力強い雪歩を見たのはいつ以来だろうなんて思っちゃうくらいで、これならきっと、ボクも雪歩も大丈夫だ。

そう思っていたら、雪歩がボクのほうにいきなり近づいてきた。

真「え……あれ?ちょっと、雪歩、護衛はいいけど、その、近っわぁああぁっ!」

雪歩「しっ、シャイニング・ユキホ、ショウ・アップぅっ!!」

目の前すぐの雪歩の全身がまぶしく光ったと同時に、その体格からは想像もつかない力で思いっきり抱きしめられた。
わけがわからないうちに、くるっと世界が180度、回転する。

変身した雪歩がボクを抱えてその場で半回転したんだ、ってことに気づいて、でも、なんで急に?と思ったところで、
雪歩の頭の向こう、ちょっと離れたところに変なものが転がっているのが見えた。
なんとなく見覚えのある、しかも、できれば思い出したくない感じのやつ。

真(うげぇ………っ、あれって!)

レッスン場で、雪歩と、それから伊織と一緒にいたときに出てきた、大きな芋虫みたいなのが動いてる。
全身がぞわっとしたけど、すぐに思い出す。この間は雪歩があれを一発でやっつけてくれた。ってことは、今度も楽勝だ!




真ちゃんがあっけにとられたような顔をして、わたしの方をじっと見て、ちょっとだけ歯切れの悪い感じで、お礼を言ってくれて。
ほわっと暖かくなりかけた胸の中が、それに全身が、さっと冷え込みます。

真ちゃんの少し後ろ、空中にいきなり黒い魔法陣が広がったかと思うと、この前見たのと同じ巨大いもむしさんがぼたりと落ちてきました。
しかも、今度は出てきていきなり、身体をぶるぶると震わせてて………口、みたいな部分が開くのまで、はっきり見えました。

間違いありません、あの虫さん、またなにか吐き掛けてくるつもりですっ!!

真ちゃんにうしろ危ない!って叫ぶ余裕も、スコップを出す時間も、ぜんぜんありません。
それに、シャインシールドを必要な位置にすぐ張るのも……わたしの腕前じゃ、無理…かもしれない。

だったら、今すぐ盾に使えるものは、ひとつだけです。

雪歩「しっ、シャイニング・ユキホ、ショウ・アップぅっ!!」

とっさに真ちゃんに駆け寄り、思いっきりしがみついて、わたしはぐるりと反転して真ちゃんと身体の位置を入れ替えました。
107 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:23:13.81 ID:iX3ZFOd60
雪歩(この間は、スコップ溶かされちゃったけど………逆に言えばそれだけだから、た、たぶん、大丈夫ですぅ…!)

わたしは防御型のマジシャンだってプロデューサーは言ってました。
それなら、わたしの身体のほうが、むしろ氷のスコップより頑丈かもしれません。

何より、真ちゃんが直接、あのよくわからない液体を浴びちゃうよりはずっとマシに決まってます!

実際は何秒もないんだろうけど、ものすごく長く感じる時間が過ぎて、わたしの背中になにか、熱い液体がかかって。

その瞬間、テレビの電源を切ったときみたいに、視界が真っ黒になりました。

雪歩(あれ…? ………え? …………え、えっ、な、何これっ!?)

あわてて手で目をこすって、何度も、何度もまばたきをしてみます。手の甲が顔にさわってる感触も、
まぶたが上下してくっついたり離れたりする感触もちゃんとあるのに、目の前は相変わらず、真っ暗で、何も見えません。

雪歩(う、うそ………わたし、目、見えなくされちゃって………!?)

そのときいきなり、両方の肩を思いっきりつかまれて、頭が揺れるくらい強くゆさぶられました。
急すぎてびっくりして思わず悲鳴を上げて、そして、自分のその声がぜんぜん聞こえないことにも気づきます。

雪歩(そんな……!?目だけじゃない、これ、耳も、わたし、聞こえてなくなってるっ!?)

肩から伝わってくる体温と、わたしに触ってるてのひらの大きさとか形とかが、それが真ちゃんだと教えてくれても
わたしの頭の中でふくれあがってくるパニック一歩手前の感覚は、どうしようもありませんでした。




真「雪歩っ、雪歩、どうしたのっ!?大丈夫!?ぼ、ボクの声、聞こえてないの!?」

雪歩が、芋虫からボクをかばって、背中になにか浴びたんだ、ってことに気が付いたときには、もう雪歩が無反応になっていた。
身体はあったかいし、ちゃんと立ってはいる。でも、ボクがいくら肩をゆすぶっても叫んでも、返事をしてくれない…!

真(さっきの……そうだ、あのときレッスン場でも、あの虫が吐いてたやつ!あれが、毒みたいなものなのかも……!!)

雪歩「………ああ、びっくりした。真ちゃん?真ちゃん、聞こえるかな?」

それまで静かだった雪歩がいきなり喋り始めて、待ち望んでたはずの反応なのに、思わずびくっとしちゃう。

真「あ、ゆ、雪歩!?よかった、大丈夫なんだね?」

雪歩「真ちゃん。お願いがあるの」

真「お、お願い…?」

ボクの問いかけに直接返事をしないで、雪歩が思いがけないことを言い出した。

雪歩「あの虫さん、ちょっと危ないかもしれないから、真ちゃんはここから離れてて。大丈夫、すぐやっつけるから」

真「え…………でも雪歩、一人じゃ危」

雪歩「この間わたし、あのいもむしさん、すぐ凍らせちゃったでしょ?ね、信じて、真ちゃん!」

ボクが言い終わるのをまったく待たず、語尾にかぶせて、雪歩はことさらに明るい口調で言う。
それに、雪歩の目は開いてるけど、ボクの方から微妙にずれたところを向いてる気がする。

………なにか、おかしい。雪歩はなにか、ボクに隠してる。

真「………ど、どうすれば……そうだ!プロデューサー呼んでくるよ、できれば春香とか美希とか、助けも!」

雪歩「安心して、真ちゃん。さっきも言ったとおり、真ちゃんはわたしが守るよ」

雪歩が微笑んで、さっきと同じことを力強く言った。
やっぱり絶対ヘンだ、会話の流れが、ぜんぜん噛み合ってない!!

真「いい、絶対無理しちゃダメだからねっ!?すぐに誰か、ボクが連れてくるから!それまでがんばって!」

最後に雪歩に叫んでから、ボクは芋虫がいるのと反対方向へ、事務所からここまでたどってきた道を逆走しはじめた。
108 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:25:47.60 ID:iX3ZFOd60
わたしの肩をつかんでいた温かい感触が離れて、それから少し遅れて、足に振動が伝わって来た気がします。

雪歩(………ちゃんと、行ってくれたかな、真ちゃん。たぶん、バレてないと思うけど)

自分のしゃべってる声も聞こえないので、思ったとおりのことを言えたかどうかもわかりませんでした。

雪歩(あ……だめ、足の感覚が、もう………)

……おかしいのは、目と、耳だけじゃありませんでした。
真ちゃんの気配があるうちはなんとかおなかに力を入れて、耐えられていたけど……
でも、身体に力が、ほとんど入りません………

雪歩(お願い、真ちゃん、無事でいて………!)

ひざに、おなかに、胸に、そして手や顔になにか触れる感じがします。
上下の感覚が変になって、ああわたし、倒れちゃったんだな、というのはわかったけど、
その倒れ込む音すら聞こえないし、顔のすぐ前にあるはずの地面も、相変わらず、見えませんでした。





「…………っひょー。マジかよ!大当たりだぞこれ!!」
「と、とりあえず、場所移すべき……って待てよ、おい、どうやって運びゃいいんだ?」


ブラックジャンボの使役する魔法生物は多岐にわたるが、その中でも直接の戦闘に長けている種類は実は少ない。
成人男性とほぼ同じサイズで、見かけは芋虫に似たこの醜悪な生物も、戦闘能力はほぼ皆無に近かった。

この生物が真価を発揮するのは女性の捕獲に際してである。
巨大芋虫が体内で生成し、口から吐き掛ける粘液状の物質には筋弛緩作用があり、体表などに付着すると
獲物の身体を比較的短時間のうちに麻痺させ、数時間にわたって抵抗を奪う効果があった。

さらに特徴的なのは、とくに魔力の高い相手がこの粘液を浴びるなどした際、神経回路を一時的に大きく狂わせて
五感に対して強力な攪乱・麻痺作用を働かせる………「場合もある」、という点である。


「そこらにロープかなんかねえか。直接じゃなきゃ大丈夫なんだろ」
「別にいけるんじゃね?直に触ったとこで、そんな酷いダメージが来るわけウギャーッ!?」
「バカ、こないだの赤と青相手の戦闘報告見てねえのかよ……いま、対策したスーツ、開発中らしいぜ」


とはいえ、まず見た目からして悪目立ちしすぎ、忌避されやすく、その大きさゆえに隠密行動には不向きで、
それに粘液を吐くにあたっても予備動作が長い上、発射速度もさほどないため一般人でも簡単に避けられてしまう。
きわめつけに、五感を封じる効果にしても、効き目があるかどうかは相手次第のため確実性が著しく低く、
ブラックジャンボにおいては「とりあえず一般女性の一人でも捕まえたらもうけもの」程度で各所にばらまかれている雑魚扱いであった。

芋虫状生物は、獲物を捕らえた際、同族のみ聞き取ることのできる特殊な周波数の音を出す性質がある。
ブラックジャンボでは各戦闘員に、いちおう、というくらいの認識でこの周波数をキャッチ可能なレーダーが配備されており、
今回はその備えがまさに役に立ち、そして偶然そばに居合わせた戦闘員たちにはこの上ない僥倖をもたらしていた。

「しっかしまあ、たまにはこのイモムシも仕事するんだな、と思って駆けつけてみたら……」
「ああ。まさかシャインマジシャンが引っかかってるとはな」

「でもこれアレだろ、魔力持ちにはよく効くんだろ?当然じゃねえの?」
「だからそれは相手によるんだって言われたろーが。今回はたまたま当たったってことだ」
「そーそー、シャイニング・ユキホはこのイモムシ野郎と相性が悪かったんだろ」

「おーいお前ら!縄あったぞ、手伝ってくれ」

脱力し、くったりと倒れ伏したままの雪歩のそばに、戦闘員たちが立ち並んでいた。

雪歩(だ、誰か、いる……?そばにたくさん、人の気配がする、ような………)

その姿を見ることもできず、会話を聞くこともできない雪歩に、じわじわと輪を狭めるように黒タイツ風の群れが近づいていった。




真「こっちですっ、雪歩がこっちに!プロデューサー、急いでくださいってばぁ!!」

P「ちょっ………速すぎっ、ま、待ってくれ、真……!」

真「あ、この角曲がったあたりです!様子がおかしくて………」

息せき切って喋っていた真の言葉は、そこで尻すぼみに小さくなってしまう。
雪歩が、それに巨大な芋虫がいたはずの場所には何もなく、それらの存在の痕跡すら見当たらない。

真「あ、れ……?雪歩……雪歩!?雪歩っ、ゆきほぉおおーっ!!」

言葉もなく見守るプロデューサーの前で、真が上げた叫びだけが空しく響いた。
109 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:26:52.63 ID:iX3ZFOd60
………………
…………
……

雪歩(…うう、っ………あ、やっと、止まった?)

相変わらず何も見えないし、聞こえないので、感覚でしか判断できない、ですけど……
………まさか、荷物みたいに縄をかけられて、そのまま延々ずるずるひきずられるなんて。
そんな体験、人生の中ですることになる、なんて、思ってもみませんでしたぁ………

それこそ防御力だけはあるおかげで、引きずられてもケガはしてないし、
身体もとくに、どこか痛いとかはないですけど……さすがに、不安な気持ちになってきます。

今も変身が解けてる感じはしないので、たぶん、道端でわたしを見かけた人からすれば
わけのわからない格好の女の子にしか見えないと思います。
しかも動かないし、声かけても反応しない…というか、できないし、それで仕方なく警察に持って行ってる、とか……?

少なくとも、さっきの虫さんが何かしているというわけではなさそうで、そこだけは安心でした。
あんなのにこの状態で触られたりしたら、って想像しただけで……全身がぞわぞわします。

それにしてもこれ、いつになったら動けるように、そして見たり聞いたりできるようになるんでしょうか。
………ま、まさか、ずっとこのまま、なんてこと…!?

雪歩(………え?)

また不安がふくれ上がり始めたとき、なにか硬い、丸っこいものが、両胸に押し当てられました。

雪歩(あ………っ、な、なに、これ!?触ってるこれ、何ぃっ、わたし、何されてるの!?)

音はしませんし、もちろん何も見えません。
ただ、ものすごい勢いでぶるぶる震えているものが、胸に当たっているのだけがわかります。

こんな動きするのは絶対人の手とかじゃないし……そもそもすごく固いから、生き物じゃないのかもしれません。

雪歩(じゃあこれは、き、機械………?でも機械が、なんで勝手に!?)

わたしが必死に考えている間も、振動はぜんぜん止まることなく続いていました。




「マジシャンの衣装とか肌とかに、直接触るのがダメなんだろ。じゃあ、直接じゃなきゃいいわけだ」
「それで電マ、か。確かに、理屈としては正しいよな」
「………でもお前、なんで今、そんなもん持ってんだよ。おかしくねえか」
「いや、こういうこともあるかと思って……」
「結果としてはGJだから気にすんな。それより、もっとしっかり当ててやれ」

視覚と聴覚を奪われ、身体を麻痺させられた雪歩を発見した戦闘員たちは、
直接触れないように苦労しつつ雪歩をロープで拘束したあげく、発見現場近くの廃ビルに連れ込んでいた。
そこで何人かの命知らずが危険を顧みずに触ろうとして手ひどいダメージを受けたのち、
彼らのたどりついた結論は、直接でなく、単純な機械を介して雪歩に辱めを加えることだった。
何人かはご丁寧にも撮影用のカメラを取り出し、一部始終を録画している念の入れようである。

「少なくとも、俺らのこと見えてはいないわけだろ?シャイニング・ユキホちゃんは」
「ああ、それにたぶん聞こえてもねーな。ただ、触覚は確実にあるはず」
「そりゃそうじゃなきゃ、電マにこんなに反応するわけないって」

雪歩「あ”、ぁ”……っ!?ひっ、な”……な”に”、あ”ぁ、あ”………」

仰向けに転がされても垂れたりつぶれたりすることなく上向きに存在を主張する雪歩の両胸に、
マジシャンの衣装ごしに、電動マッサージ機の丸みを帯びた先端部が押し当てられていた。
黒ずくめの戦闘員たちはにやにや笑いながら、時おり手元のスイッチを操作して
送り込む振動の強さを自在に変化させ、雪歩が自由の利かない身体をよじる様を愉しむ。

胸から伝わるぶるぶるとした震えが雪歩の声帯を、そこから流れ出す空気をも震わせ、
そのせいで本来の雪歩の澄んだ声とは程遠い、合成音声のような妙な呻きに変わってしまう。

雪歩(ぶ、ぶるぶるが、強くなったり、弱くなったり……!なにこれっ、み、見えない、聞こえないぃ!?)

光も音もない世界で、まったく知識にないものが自分の身体に触れ、未知の感覚を送り込んでくる。
その異常すぎる状況に放り込まれ、働かない視覚と聴覚のかわりに触覚が鋭敏になってしまった結果……

雪歩(くすぐった、い……胸がっ、おかしいよぉ、へ、変な感じ、しちゃう……!)

雪歩は今までに感じたことのない感覚に翻弄され、その原因もわからずにただ戸惑う。

「どんな気分なんだろうなあシャイニング・ユキホ。そもそも今、何されてるかわかってんのかな?」
「この年で電マも知らないってこたねーべ。むしろプライベートで使ってるんじゃね」
「おいおい待てよ、アイドルが電マなんて知ってるわけないだろ!」

下卑た男たちのくだらないジョークも、それに続く笑い声も、雪歩の耳に届くことはない。
同時に、自分の姿を舐めるように撮りつづけているカメラの存在も、雪歩の目に入ることはない。
それが救いと言えば救いであり、同時に雪歩がいつまでも不安に苛まれ続ける地獄の原因でもあった。
110 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:27:30.86 ID:iX3ZFOd60
………………
…………
……

雪歩(こ、これっ………いったい、いつまで続くんですかぁ…!?)

何も見えない、聞こえない状態が長すぎて、わたしの時間の感覚がとっくに変になってしまっていました。
その上に………お、おっぱい、まで、こんな………ヘンな感じで、頭まで、おかしくなりそう………!

雪歩「ふ、ぁあん!」

声が出ちゃった気がするけど、でもやっぱり聞こえません。
自分がいま、どんな声を出したのか、そもそも、本当に声が出たかもわからないのが
こんなに気持ち悪くて、不安になることだなんて………

雪歩(それにこの、機械っ…さっきから、ぶるぶるするだけじゃなくて…っ、当てるとこも、微妙に、動いてるっ!)

最初はただランダムに震えているだけだと思ったけれど、少しずつ違うことがわかってきました。
ぐいぐいとただ押し付ける感じだと思ってたのが、少しずつ、少しずつ、わたしの、………おっぱい、の、
いろんな部分を探るみたいにして、場所を変えながら細かくしつこく揺れ続けてます。

雪歩(あ、あぁ、くすぐったい感じが、また強くなってきちゃった……くすぐったすぎて……、暑いですぅ…… ………あれ?)

そのとき、ぶるぶる震えている固いものが、肌から、お胸から離れました。
けっきょく最後まで正体はわからなかったけど、終わったのかな、と思った瞬間、

雪歩「あ、ぁ!?あぅうんっ…あ”、ぁ”、ぁ”〜〜〜っ!」

わたしのおっぱいの一番上の、一番出ている部分、そこをぎゅっと押しつぶすみたいにされて、
そして一瞬遅れて、また、あのぶるぶるが始まりました。

雪歩(ひっ、い、いやっ、これ今までとちがう、っ!?変っ、へん、ですっ、わたし……ヘンになるっ!)

おっぱい全体が細かく揺らされて、そして、ち……乳首がいちばん激しくゆすぶられて、
痛いわけでも気持ち悪いわけでもない、初めての感覚に襲われます。

雪歩(これ、き、きもち、いぃ……!?や、うそ、そんな、ぶるぶるしてる、だけ、なのに!)

………いけないことだ、とは知ってて、こっそり、オ○ニーしたことはある、けど……
で、でもこれ、そんなのと、ぜんぜん違い、ますぅ!?

そうやって、ほんのちょっとでも、気持ちいい、ということばを、意識しちゃったせいで。
音も、目に見える情報もないままおっぱいから伝わってくるぶるぶるの振動のことしか考えられなくて、
真っ暗でなにも見えないはずの目の前で、白いお星さまみたいな光がちかちかし始めます。

雪歩(な、なにっ、見えるように、なって……?ちがう、これ、わたしの目の……中、頭の中、でっ)

またぶるぶるの波が強くなったり弱くなったりして、それに合わせて光がちかちかするのもひどくなっていきます。
声が出てるのかどうかもわかりません。出てるんだとしても、聞こえないから、しかたないです。

雪歩(あ、だめ、だめ……っ、これダメぇっ、このままだと、わたし、わたしっ!?)

機械のぶるぶるだけじゃなくて、わたしの身体のほうも全身がくがく震えてるんだ、と気づいた瞬間、
目の前の光が打ち上げ花火みたいにいっぺんに炸裂して、背中が勝手に反りました。




雪歩「あ”ぁ”、ひぃぃんっ、だめ、らめ……っ、これだめぇっ! このままらと、わたし、わたひぃっ、ぁ、あ”ぁ”あぁーーーっ!?」

ロープで縛られた身体をめいっぱい弓なりにそらせ、雪歩が絶叫する。

「はーい、シャイニング・ユキホちゃんのイキ声いただきましたー。ちゃんと撮れたか?」
「当然だろ。アングルも複数確保してるし、その辺はぬかりねーよ」
「つーか胸に電マだけでイくとか相当だな。枕とかやってんのか、やっぱり」
「だとしたらショックだよなぁ。雪歩ちゃんつったら、765の中でも特に清純派って感じなのに」

芋虫の毒液との相性が特に悪かったのか、視覚も聴覚も奪われた異常事態のせいなのか、
電動マッサージ機による愛撫自体が初めてとはいえ、乳首責めであっさり絶頂を迎えた雪歩のことを、戦闘員たちが揶揄する。

もちろんその声は雪歩には届かないが、届いていたとして認識できたかどうかは怪しかった。
頬をすっかり紅潮させ、肩を上下させながら雪歩は荒い息をつき、そのさまを見た戦闘員たちは生唾を飲み込む。

「かなりキてはいるだろうけど、今のマジイキってほどかぁ?そこまで淫乱なのこの子?」
「論より証拠つってな。見てみろよ、しゃがんで、ほら」
「ん?………おおー」
「な」

促され、かがみこんだ戦闘員が、もう一人の指さす方を見てにやりとする。
白を基調にしたシャイニング・ユキホのスカートの中、純白のショーツに、一目でわかるほどの湿地帯ができていた。
111 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:28:18.24 ID:iX3ZFOd60
………………
…………
……

休むことを知らないモーターが立てる、低い振動音。
それが複数重なって、特大サイズの羽虫が不気味に羽ばたき続けているような音を室内に響かせる。

雪歩(ひぃいっっ!?こ、今度のこれ、機械……なの!?何されてるのか、わからない…っ、わからないですぅぅっ!!)

男根をかたどった、二股になった形状のバイブレーターを手にした戦闘員が、
ぐねぐねとうねり回転する先端を使い、雪歩の丸くととのった尻の表面をなぞっていく。
ショーツ越しにその運動でぐりぐりと刺激を与えられ、雪歩の精神はいやがおうにも混乱させられる。

その間にも、雪歩の胸にマッサージ機を押し当てる戦闘員たちの責めは続けられていた。
複数の先端がいっぺんに片方の乳房にだけ押し付けられたり、三人以上の男たちの手にした機械で
より多く、より強力に伝わる振動を味わわされたりして、雪歩の心も胸の性感も、休まる隙を与えられない。

「なぁ…いきなりアナルに突っ込むのって、やっぱマズいかな?」
「悪の組織的には正しいんだろうけど……響様の方針的に、ちょっとヤバそうな気がする」
「というか、拡張もしてないうちからそれはやめろよ。ここでひり出されたらどうすんだ」
「それはそれで……」

最初に疑問を投げた戦闘員は未練がましい表情を一瞬だけ浮かべたのち、直接の挿入はあきらめたらしく
シャイニング・ユキホのショーツ越しに、先端が入り込まない程度までバイブレーターを押し当てる。
しかしそれでも、ぐいぐい回転する先端部が送り込む不気味な刺激は雪歩を追いつめるのには十分すぎた。

雪歩(そ、こっ、どうし、て!お尻の穴に、なにか、ぐりぐりって、当たってぇ……気持ち悪いっ、気持ち悪いいぃ!?)

自分を慰めるときにはどうしても恐怖や恥ずかしさが先立ち、秘部よりも胸に手をのばしがちな雪歩にとっては
尻穴になにか刺激を加えられること自体がまったく想定になく、それゆえに雪歩は容易くパニックに陥った。
バイブがゴム状の軟質素材であったことも災いし、電動マッサージ機の固くつるつるしたものとは違うその感触を前に、
雪歩は、生物に後ろのデリケートな穴を触れられてでもいるかのような錯覚に震え上がる。

雪歩(………き、機械、じゃない?じゃあ、さっきのいもむしみたいな、あれ………それとももっと別の……!?)

嗅覚と味覚は生きてはいたが、現状を把握する役に立つとはとても言えず、
触覚からすべてを判断するしかない雪歩は一人で勝手に、想像力を悪い方へ逞しくしてしまう。
なんとか身体に力を入れ、触れてくるものから逃げようとするが、拘束されている上に弛緩した肢体では
自身が畏れている芋虫のようにうぞうぞと身体をよじることくらいしかできなかった。

「逃げようったって無駄だぜ、シャイニング・ユキホちゃん」
「そうそう、まだあと1時間は麻痺ってるよ。その間はたっぷり撮らせてもらうから」
「おーし……じゃあそろそろ、お待ちかねのとこにも電マ当ててやってくれ」

撮影をしている戦闘員のひとりが何気なくそう口にしたのを皮切りに、
マッサージ機を手にした黒装束の群れはいっせいに雪歩の下半身へ殺到する。

「………ちっ」
「あー、くそ。最初はおあずけか」
「へへへ、悪ぃなお前ら。一番手はもらった!」

その中でも特にすばしっこく動いた一人がちょうどいいポジションを確保すると、
ショーツに包まれた雪歩の三角地帯、その中でも水を吸ったように色が変わって見える部分にマッサージ機を押し当てた。

すぐに男の手元でスイッチがONにされ、ぶいぃん、と羽音に似た音を発する音源が部屋内に増え、
そしてシャイニング・ユキホはマジシャンの衣装に身を包んだまま、身体を反らせたかと思うとびくびくと震え始める。
その口からは、たとえ雪歩の耳が聞こえていても意味がわからないであろう呻き声がこぼれ落ちた。

雪歩「はひ、ぃ”ぃっ、あ”ぁあぁぁ”〜〜〜っ……♥ぶるぶる、ぶるぶるして、ますうっっ、あ、あ”ぁ”!」

雪歩(そ、そんなところ、まで、ぇっ!?こんなの……こんなの、もっと、ヘンに、ヘンになる、あたま、まっしろ、にぃぃ!)

胸だけ責められた際にすでに絶頂させられているという意識すらないまま、無慈悲に続く機械責めを受け続け、
雪歩の身体はまた限界が近いことを継げていた。まぶたの裏に飛ぶ白い光の数と頻度が急上昇し、
全身、中でも下腹部の芯に近いところを中心に、身体ごと溶かしてしまいそうな熱波が止まらない。

「おおっ、すげえ震えてる、ていうかもう痙攣してるな」
「目ぇめっちゃ潤んでる。まだなんも見えてないんだろうな、かーわいそうに」
「でも、見えない聞こえない状態で電マとかバイブ当てられるって……想像したら、気持ち悪そうじゃね?」
「知らねーよ。少なくとも雪歩ちゃんの場合は、イくくらい気持ちいいんだろ」

雪歩(いやあぁっ!?き、ちゃう、なにか来るっ、とぶ、意識とんじゃう!ぶるぶる、ぶるぶるやめてぇぇええ!)

雪歩「っ、っ………! 〜〜〜〜、あ”、…………う、ぅっ、〜〜〜〜っっっ」

無意識のうちに思いきり歯を食いしばった結果、今度は声を張り上げることなく、雪歩は再度の絶頂を迎えさせられる。
ただでさえ弛緩していた身体からさらに力が抜けてゆき、反らせていた背がゆっくりと元に戻り、床に触れる。
戦闘員たちはしつこくマッサージ機やバイブを、雪歩の胸や尻穴近く、そして秘部に、ショーツや布地越しに押し当てたままだったが、
もはやその微細な振動程度では反応できないほど、雪歩は疲労困憊してしまっていた。
112 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 20:37:20.64 ID:iX3ZFOd60
今回は投下ここまで。



ところで、雪歩の今後について、安価で多数決を取らせていただきたいと思っています。


1. そのまま戦闘員たちから放置・解放される。
  (もちろん撮影された映像については安価通り、ネットに晒されます。その描写はちょっと後に使わせてください)


2 捕獲の一報を聞いた響から命を受けた増援/もしくはたまたま居合わせた別働隊が、現場に到着して……



要は、雪歩の追加エロが要りますか、要りませんか、というお話です。

あんまり人がいらっしゃらないのは承知の上で、上記1or2で、先に3票入ったほうに進みます。



で、さっきも書きましたが、平日ですし、ちょっとまだ時間早いかな、という気がしますので

【本日25日・21時30分】以降に入った投票をカウントさせていただきます。

そして、そこからさらに安価のタイミング待ってもらうってのもあれですから、
上記で2を希望する方はついでに希望の追加エロ内容も投票の際に書いちゃってください。

全部採用するのは難しそうなので、混ぜられそうなものは全部混ぜて、
今回入れられなかった分は今後のために保留、もしくは次回のエロトラップとかに転用させていただければと思います。


今週末、できれば金曜夜にはるいおのエロいところを投下し、土日にはイベント戦みたいなのやる予定。やりたい。
イベント戦といっても負け確定の戦闘とかではなく、各パラメータ使ってエロトラップをくぐりぬけろ!的なものです。

なので、エロトラップ案についてはまだまだ募集してます。
自分だけだと思いつかないようなものがいっぱい出てきてとてもありがたいです。

それでは、しばし離脱します。
113 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/25(火) 20:43:01.11 ID:iX3ZFOd60
あ、それと、現在の「雪歩の視覚・聴覚が奪われた状態」云々については>>1の超解釈および趣味の産物なので、
次回以降で継続するものではなく、一時的なものだということにしておいてください。

というか>>90さんはごく普通にヘッドホン+目隠し的なものを想定しておられた気がします。ごめんなさい。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:24:05.37 ID:EBSwxBPv0
乙です。お疲れ様です。
115 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/25(火) 21:29:14.34 ID:iX3ZFOd60
ひっそりage
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:29:58.64 ID:S8i7Po9Vo
2
特殊な効用を持たないただの栄養ドリンクを意味ありげに飲まされる
その後、本来は襲撃後の証拠隠滅が任務の清掃部隊が合流し、歯ブラシやシャワー、石鹸などを用いて責められる
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:30:32.50 ID:S8i7Po9Vo
早まった
>>116
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:31:53.57 ID:40JiFGZdO
2
響によって、 貴音がスライムや触手に凌辱されている(抵抗でも悦びもどちらの反応でも可)映像を見せられる
解放後も眠る度にその情景を見る夢を見る
という魔法(呪い?)をかけられる
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:43:41.64 ID:EBSwxBPv0
2 子宮にスライムのような怪物が寄生。
戦闘時に働き、膣に刺激しない限り重度の発情状態にする。マジシャンがいた場合は、膣から溢れ出しマジシャンをおそう。
ペナルティは、仲間と組んだ場合に50%の確率で全ての活動コンマが、01の扱いになる。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:46:47.20 ID:EBSwxBPv0
訂正>>119
膣に刺激しない ×
膣に刺激がない限り ○
すみません。
121 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/25(火) 22:13:10.65 ID:iX3ZFOd60
ありがとうございます。1なんて誰も選ぶわけがないって信じてました(ゲス顔)

>>116>>118は複合させることでいい感じにいけそうなので、混ぜさせてください。
プラシーボ飲まされる→貴音の痴態を見せつけられる→清掃部隊 という流れで。



>>119-120についてですが
「仲間と組んだら」戦闘コンマにペナルティ、かつその場合は中から出てきて襲い掛かる、ということで、
ペナルティを嫌う場合、雪歩は今後単独行動が基本になる、という感じでよいでしょうか。

スライムだから処女のままの子宮に入り込む、みたいなのは描写としていけそうですね。
ただその設定なら、あくまで狙いは自身の増殖≒ほかのマジシャンへの寄生転移であって、
すでに宿主にされた雪歩自身に対する影響は中程度、くらいのほうがいい気がします。

そして、すみません、いくらパーティ構成時限定とはいえ、
50%でコンマすべて01化のペナルティは流石にちょっときつすぎると思います。ここは保留でお願いします。

このスレでの戦闘は基本的にコンマの数値がすべてで、あとから描写で捏造するスタイルのため
いまでっちあげてみた一例としては

【寄生スライム:子宮】
・雪歩がほかのマジシャンとパーティを組む場合、50%の確率で戦力値合計に-15%の補正(奇数偶数で判定、端数切り上げ)
・戦闘中にマジシャン側で種類を問わずゾロ目が発生した場合、それを強制的に01へ変換、かつその直後のコンマ判定合計値に*0.5
(ゾロ目打消しは一度きり:膣から出てきたらもういなくなる→そのときのチームメイトの誰かに転移し、次回以降の戦闘でまた発動)

みたいな。

もちろんぱっと考えたものなので細かいところが適当ですし、これをそのまま使うわけではありません。
いただいたコンセプトはできるだけいじらないようにします。

次回は金曜日、を目指します。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 22:28:46.37 ID:EBSwxBPv0
乙です。119-120ですが、三代目の考え通りにしてください。ダメなようなら大幅にへんこうしてください。
金曜日、楽しみにしています。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 00:26:34.00 ID:+mtKI3VmO
乙。千早の中毒症状いいですね。他の子もこんな感じにしたい。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 03:05:29.01 ID:Lxj1B4lnO
受けた者の意識とは別の行動をさせる催眠ガスのトラップ
普通は性的な質問に必ず正直に答えてしまう、自分の性事情や弱点の暴露をしてしまう程度だが、弱ってる時に受けると仲間を襲ったり一人でし始めたりなどしてしまう
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 12:03:10.40 ID:J63RW23IO
質問ですが、特定の数値を落とす罠はありですか?罠の判定前に速度が急落するなど。罠通過後は数値が戻ったり戻らなかったり
126 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/26(水) 16:19:58.69 ID:PfcaQSM50
お返事の前に、エロトラップがどうの、と言ってる次のイベントがどんなのか、簡単に説明させてください。

イベント:
 響が「シャインマジシャンチャレンジ(仮)」的なものを企画しました。
 全部で10(この数字は適当。増減します)のトラップ部屋があるところ、1から順にすべて踏破できたら豪華賞品が!?

 参加は強制です。なぜならブラックジャンボは人質を取っているからです。


各部屋のトラップはマジシャン最低1名、最大6名(新規参戦の真美まで)が同時に挑戦できます。
部屋ごとに最大挑戦可能人数は決まっています。

トラップにひっかからず通過するためには、チャレンジするマジシャンがパラメータでの判定をクリアする必要があります。

たとえば、最大1名挑戦可能の部屋において「攻撃力100以上を達成せよ!」という条件が提示され、
そのときチャレンジしているマジシャンが美希だった場合、
素の攻撃力が60なのでコンマ40以上を出せたらクリア、39以下なら失敗、ということになります。

もちろん、複数名でのチャレンジ前提の部屋は基準値が上昇します。
また部屋に入るメンバーを選択する前、おおまかな選択基準のヒントが提示されます。

なお、各マジシャンは1回チャレンジすると、クリア成功・失敗にかかわらず
次のチャレンジが可能になるまで待機時間が発生します。

例)
  1部屋目:枠1名 春香がチャレンジ(成功)
→2部屋目:枠3名 雪歩・美希・真美がチャレンジ(失敗)
→3部屋目:枠2名 必然的に、まだチャレンジしていない千早と伊織に強制決定
→4部屋目では、また6名の中から自由に選択可能



で、先日からお願いしているエロトラップは、当然ながら、この失敗したときに活躍します。
エロトラップ募集というのは、>>1のエロ系のアイディアに偏り・限りがあるゆえにお願いしている次第です。

失敗時、数ターンの間拘束されたり、場合によってはイベント中永続強制欠席になることもありえます。
(そういう場合、本来2名想定の部屋に1名で挑まないといけないことになったりするおそれも)

ですから、基本的に、パラメータに直接的に作用するようなマイナスはあまり使いたくないです。
やっても次のチャレンジ時にのみ影響、場合によってせいぜい2〜3チャレンジの間継続、とか。





というか、すみません、>>99みたいなこと言った舌の根も乾かぬうちから恐縮ですが、
数値関係の調整なんかは基本的にこちらに一任してもらえたら嬉しいなー、というのが本音です。

めっちゃくちゃ上から目線で、かつ失礼であることを承知で言わせてもらうのであれば、
「それ系の提案は好きなだけしてくださっていいけど、よほどティンと来ない限り採用はしないよ」ということです。




偉そうに失礼しました。

お詫びと言ってはなんですが、今夜、ちょっと投下に来れるかもしれません。
その場合ももちろん安価はありませんのでご安心ください。日付変更前に来なかったら金曜です。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 17:11:27.93 ID:y0+B03HvO
回答ありがとうございます。わざわざすみませんでした。数値などはゲームマスターが操作した方がやりやすいですよね。すみませんでした。
エロトラップ考えてきます。お体にお気をつけください。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 17:20:15.88 ID:ECF0FHVy0
待ってます!
129 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/26(水) 21:02:16.99 ID:PfcaQSM50
※ちなみに雪歩の追加分と思いましたか?すみません、今回の投下ははるいお分です
130 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:02:46.29 ID:PfcaQSM50
「ウガァアアァーッ……!」

またひとり、叫びを長く響かせながら吹っ飛んでいくのを見送った。
と思う間もなく、似た格好のやつが今度はふたりくらい飛びかかってきて、そいつらも軽くはたいてやる。

「ウギャーッ!」
「ウガーッ!?」

そんなに力を入れてるつもりはないわりに、景気よく跳ね飛ばされ、悲鳴を上げる黒タイツたち。
なんだかリプレイ映像でも見せられている気分になる。
にしても、あの叫び声………「総帥」様をまねてるつもりなのかもしれないけど、どうにも気が抜ける。

伊織(それはさておき………いったい何人湧いてくんのよ、こいつら!?)

目下、一番の問題はそこだった。

春香と、亜美といっしょにいるところへ、連中は、こともあろうに市街地で思い切り襲い掛かってきた。
しかも今回はスタジオとかで見た、あのバリアみたいなやつもない。適当にもほどがある。
アホの子がトップの組織なんてしょせん、こんなものなのかもしれない。

伊織(そうだ、春香は大丈夫……よね。いくらあんなことあった後とはいえ、こんなザコが相手だもの)

しょうこりもなく飛びかかってきた次の黒ずくめをルーチンワーク的にはたきとばしつつ、
視界の端にちらちらとうつる、赤い衣装のマジシャンの方へ視線を送る。

伊織「ちょっ………は、春香っ!?」

春香「く、ぅ、は、放して…!」

そしてそのシャイニング・ハルカは黒タイツのひとりに思いっきり組みつかれて、力比べみたいになっていた。
その様子を見た後続が勢いづいて、一気にそっちへ殺到し始めている。まずい!

伊織「こんのぉ……ぉ、離れなさいっこのド変態ぃ!!」

とっさに駆け寄って、春香につかみかかっているやつをもぎ離し、そのまま突っ込んでくる一団に向かって投げつける。
ウガーだかウギャーだかの叫び声が一斉に響くのはとりあえず無視して、わたしは春香に向き直った。

春香「あ、ありがと、伊織……」

伊織「ちょっと、しっかりしなさいよ!いくらあんたがドジでも、あんなの片手でいけるでしょ!?」

春香「うん………えへへ、ごめんね、ちょっと、ぽーっとしちゃってて……」

頭をかくような仕草をして春香が謝る。

わたしにだってわかってる。本当は、春香が謝るようなことじゃない。
むしろ、こんな状態の春香をここに連れてこなきゃいけない状況にしちゃってるわたしたちが、謝るべきなのに。

伊織「……春香、あんたは少し下がって、亜美のガードに集中して。あの変態どもはわたしがやるわ」

春香「ええっ……? でも伊織、危ないよ!まだ慣れてないんだし……」

伊織「ふん、この伊織ちゃんを誰だと思ってんのよ。あんなやつら、わたし一人で十分だ、って言ってんの!」

素直に「明らかに不調なんだから無理はしないで」とはどうしても言えなくて、つい憎まれ口になってしまう。

春香「………うん、わかった。ありがとね、伊織」

そう言う春香が、どんな顔をしてるのか………やたら熱っぽく潤んだ目で、暑くもないのに顔を赤らめっぱなしにしてるような、
そんな顔を見るのはごめんだったから、わたしはあえて振り返らなかった。

伊織(……って、ちょっと。冗談でしょ…?)

そのとき、何人分もの足音が響いたかと思うと、また新しい黒タイツの集団がこっちに迫ってきてるのが見えた。
実のところ、さっきから何度ぶっとばしてやっても黒ずくめ共はすぐ復帰するので、数としては減っていない。
この上さらに人数が増えるとなると、ちょっと方針を変えないといけないかもしれない。

伊織「亜美。聞こえる?」

亜美「え、う、うん……てどったの、いおりん」

前を向いたまま声をかけた。春香のさらに後ろで不安げに佇んでいるはずの亜美の声が、背中に当たる。

伊織「ここから事務所までは、そう遠くないわね。あんた、先にいったん戻ってなさい」
131 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:03:13.09 ID:PfcaQSM50
亜美「は!?え、じゃあ、いおりんとはるるんも一緒に行こうよぉ!」

亜美の声が少しだけ泣きそうな感じになっていた。
真美や……あずさや、律子、が、いっしょがいないとすぐ弱気になるの、悪いクセだっていつも言ってるのに。

伊織「バカねー、そんなことしたら、こいつらがついて来ちゃうでしょ。大丈夫よ、すぐ追いつくから」

亜美「で、でもっ……」

伊織「亜美。竜宮小町のリーダーは誰?そのリーダーがウソ言ったこと、あった?」

春香「………亜美、わたしたちなら大丈夫だよ。わたしはともかく、伊織がすっごく強いの、見たでしょ?」

春香も、優しい声で、そっと後押しをしてくれる。
それから少しだけ間があって、亜美がくっと顔を上げる気配がした。

亜美「…わか、った。亜美先に行ってるかんね。待ってるよいおりん、はるるん!」

そしてすぐに、たたた、と軽い足音が続き、遠ざかっていく。

「あ、やべっ、亜美ちゃん逃げちまうぞ!」
「どうする!?何人か分かれて追っかけるか!?」

最初からいたほうの黒タイツたちがざわめき始める。
そんなことを口に出すひまがあるんだったら、さっさと行動を起こせばいいだけなのに。
わたしを見習え、ってものだ。

伊織「っせぇの……ぉ、シャインボールっ!!」

マジシャンになったときから知識だけは頭にあったけど、実際に使ってみるのは初めて。
でも、手応え的に、これで間違ってない、となぜか確信できた。
光り輝く魔法の弾が、あわあわしているだけで避けようともしない黒タイツたち目がけて飛んでゆく。

伊織「………スプリット!」

いちばん先頭のやつに着弾する少し手前のところで、小さく指を鳴らす。
その音に反応したかのように、シャインボールがビー玉くらいのサイズに一気に分裂し、
固まっていた黒ずくめたちほぼ全員にきれいに炸裂した。

「「「ウッギャァアーーッ!」」」

春香「すっ、すごい……!い、伊織、それ、どうやったの!?あとでわたしにも教えて?」

聞き苦しい絶叫がこだまする中で、いつの間にかすぐそばまで来ていた春香が声をはずませる。
先輩のくせにあんた、こんなのも知らないの?……と言いかけそうになったけれど、それは止めておいた。
まったく、世話の焼けるリーダー様なんだから。




ひとつの大きなシャインボールを細かい弾に分裂させて、いっぺんにたくさんの敵をやっつける……
そんなことができるなんて、全然知りませんでした。伊織はわたしよりずっとしっかりしてます。
ただ、イソギンチャクさん♥♥にシャインボールがばっちり当たったときには消滅させられてたはずだけど、
いまの場合みたいに人が相手だと、そこまではいかないみたいです。

………身体の調子が、やっぱり変です。おなかの奥のほうや胸もとが、すごく熱を持っている感じで、
自然と呼吸が早くなっているのが自分でもわかりました。それに頭が…、なんか、ふわふわしちゃう、っていうか……

そうこうしているうちに、さっき向こうの方から現れた、新たな黒タイツの人たちが近づいてきました。
なんとなくですけど……こっちは、今まで戦ってた人たちに比べて、全体的に体格のいい人が多いような気がします。

伊織「………敵は叩けるうちに全力で叩いとけ、ってね。もう一丁っ、シャインボール!」

最初の散弾シャインボールを受けた人たちがまだ起き上がらないうちに、もう次の集中を始めていた伊織が
新しくやって来ているグループにも向けてシャインボールを放ちました。
ぐんぐんと迫ってくる光弾を前にして、黒タイツさんたちはまた身動き一つとれなくなっているみたいで…… あれ?

さっきの、どうしていいかわからないうちに直撃を受けた、というのと、少し雰囲気が違うような……あの人たち、笑って、る?

伊織「スプリット!」

伊織は気づいていないのか、さっきと同じように指をぱちんと鳴らしました。
その瞬間にシャインボールが小さく分かれて飛び散り、一発一発が新しく来た黒ずくめの人たちに直進します。

伊織「………なっ!?」

そして、何人かが手でハエでも追い払うみたいにして光の弾を弾き飛ばし、人によっては避けすらせずに、顔や身体で受け止めました。
132 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:03:40.37 ID:PfcaQSM50
「おー………見た目前と完全にいっしょじゃねーか!と思ったけど、すげえな、新型」
「だなぁ。でもどうせ改良するなら、この黒タイツ風のはやめて、こう、かっこいいスーツとかにしてくれりゃいいのに」
「うわ…あーあ、お前死んだな。このデザイン、響様じきじきに『悪の組織の戦闘員なら絶対これ!』って主張したやつらしいぞ」
「………マジ?」

たったいま、伊織の小型シャインボールを叩きつけられたことを気にもしていない様子で雑談する、新手の黒タイツさんたち。
見た目じゃぜんぜんわからないけど、あの人たちの着てるタイツは今までのとなにか、違うってことみたいです…!

「タイツ風でいいじゃん別に。着やすいし上下これで揃うし、俺は好きだけどな」
「それに、見た目より大事なのは機能だろ。実用化してくれた幹部の律子様には、足向けて寝られ……」

伊織「ちょっ…、そこのアンタ!待ちなさい、今なんて言ったの!?」

「あ……?なんだよ、シャイニング・イオリちゃん。「幹部の律子様」が、どうかしたか?」

伊織が声をかけた黒タイツの人が、にやにや笑いながら言って、それきり伊織は黙り込んでしまいました。
………幹部?律子さんが、ブラックジャンボの……幹部!?

春香(ど、どうして……!?そう、そうだ、そもそもきょう………なんで真と亜美と、真美だけしかいなかったの!?)

わたし………… なにか大事なことを、忘れちゃってる気がします。
でも思い出そうと焦るほど記憶がぼんやりしてきて………、それに、身体のあついのが、また、ひどく、っ……




頭に血が上る、という言葉の意味を、身をもってわかった気がした。
真っ赤に燃え上がったわたしの血がどんどん足からのぼってきて、視界まで真っ赤に染まりそうな錯覚をおぼえる。

理解はできてるつもりだった。状況からして、そうとしか考えられなかった。
だけど、「幹部の律子様」と、当のブラックジャンボの下っ端から言われるまで、どこかで、それは嘘だと思っていた。
信じていたかった。律子もあずさも、それに貴音も、本当はどこかで無事でいるって。

伊織(幹部………この分じゃ、たぶん、あずさも、貴音も……!!)

病み上がりどころじゃない春香と千早を駆り出すという話にくわえ、知りたくなかった現実を見せつけられて
わたしの怒りはすでに臨界一歩手前のところにまで来ていた。この黒タイツどもを相手に晴らさないと、気が済まない!

伊織(シャインボールが、無効化された……つまり、あのタイツ、防御力が改善されてるってことね………)

さっきよりだいぶ距離が近づいている分、今からシャインボールを叩き込むのには少し不安がある。
それに、この新手の集団は見たところ、最初のグループに比べて長身だったり、がっしりした感じだったりするやつが多い。
わたしはともかく、近づかれたら春香のほうが対処しきれなくなる可能性がある。

伊織(…なら、近づかれる前にこっちから!飛び道具がだめでも、マジシャンのパンチやキック直接ならどうっ!?)

多少マシになっているらしいとはいえ、しょせんはタイツだ。
強化されているマジシャンの近接攻撃に耐えられるわけがないじゃない!

伊織「春香!フォローお願い、あんたは距離とんなさいっ!」

春香「え!?…う、うん、わかった、しゃ、シャインボール!」

春香が後退しながら威嚇のシャインボールを放つ。
舐めきっているのだろう、先頭のやつは飛んでくるのを避けるつもりもないらしい。
ボールの着弾とタイミングを合わせてわたしはそいつに駆け寄り、

伊織「食らいなさあうぅっっ!?」

春香「………うそ、っ、伊織!?伊織ぃっ!」

カウンターで拳をみぞおちに叩きこまれ、肺の中の空気を思いきり搾り出される。
マジシャンの加護のおかげで、痛みはおさえられてるけど、衝撃と、酸素不足までは……っ、

伊織「あ、っぐ!?がっ、い、ぃ……!」

「へへ、つーかまえた。飛んで火に入るシャイニング・イオリ、ってか」
「あれだ。俺らのこと、いつもの黒ずくめと思って油断してたろ」
「新型タイツの試験も兼ねた実験部隊様だぜ?脳筋の身体スペック、なめんなよ」

かんぬきをかけるみたいにして腰の上あたりを腕ごと、男の両腕で締め上げられ、そのまま吊り上げられる。
痛い……のは、まだがまんできる、でも、息……が………!

「この新型な?触れたとこで、魔力を相殺するようにできてるらしいんだ」
「詳しい仕組みはわかんねーけどな。だから飛び道具なんか、もう効かねえよ」
「でも俺ら的にもっと重要なのは……ようやく、マジシャンに直接触れるってことさ!こんな風になぁ!」

ぎゃははは、と男たちが一斉に笑い声を上げる。
また怒りに我を忘れそうになった瞬間、わたしはこの状況を一発で打開する方法をひらめいた。

伊織(春香……春香、すぐやるわ、ユニゾンソウル、よ!!)
133 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:04:09.87 ID:PfcaQSM50
春香(伊織っ!………うんっ、わかった!)

必死の思いで送ったテレパシーはすぐ春香に届き、そして春香は即座にわたしの意図を理解する。

わたしを捕えた先頭の男含め、新しくやってきた黒づくめたちは固まったまま移動していない。
この位置なら、わたしの「フラッシング・ブラウ」で一掃できる。

春香と千早のひどい有様を見てわたしが覚醒したとき、無意識に発動させた「フラッシング・ブラウ」は
わたしの身体……特に頭のあたりを中心に全方位へ光線を放つ、いわば切り札だった。
使った後はしばらく立っていられないレベルで消耗してしまうのが難点だけど、かまわない。
あとは、人間相手に使うのは初めてなので相手がどうなるかわからないが、この技で味方に影響は出ないし
どうせブラックジャンボにいるような連中、どうなったって問題はないはず!

ただ、念には念を入れて、春香とのユニゾンソウル・シンクロナイズで強化してから放つことにした。
それくらいまでは、締め上げられても、まだ意識を保てる。保ってみせる。

伊織(ま、まだ…なの、っ、春香……)

春香(もうちょっと………おまたせ伊織もう大丈夫っ!!)

伊織「……あんた、こそ、わたしたち相手に、油断した、わね」

「あ?」

わたしの言葉に、わたしを捕えたままの男が、怪訝そうな目をこっちに向ける。
その顔に向けて、せいぜい憎たらしく見えることを祈りつつ笑いをうかべ、そしてわたしと春香は同時に叫んだ。

「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!!」」

「……うぉ!?くそっ!」
「ちょっ、これはやべえって!そいつ早くオトせ馬鹿!!」
「間に合うわけねえだろ!?来るぞ、構え………」

男たちが一転して焦り出す声を聞いて、心から、ざまあみろ、と思う。

そうしているうちに、わたしの身体が瞬間的に眩しい光に包まれ、

伊織「遅いのよ。今度こそ、食らいなさい!フラッシン」

わたしは勝利を確信して技を発動させようとし、そしてさっきの怒り以上に、激しい熱に襲われた。




伊織「あ、あ、ぁんっ!?な、に、これぇ、からだ、おかし……くぅ! おなか、むね……がぁ、っ」

フラッシング・ブラウをまさに放とうとしたところで、伊織が急に叫び始めました。
それだけじゃなくて、伊織を抱え上げるみたいにしてる黒タイツの人の腕の中で、小柄な身体を激しくよじっています。

「な、なんだ!?」
「いやチャンスだろうが、さっさと締めてオトせって!」
「どうしたんだ?誰かなんかしたのか?」
「………おいあれ、シャイニング・ハルカも、様子がおかしいぞ」

春香(うぁぁ……っ、これだめぇ、っ…!伊織が、締めつけられてる、部分から………っ♥)

伊織とのユニゾンソウルが接続された瞬間、それを見計らったようなタイミングで、
わたしの身体の奥でじりじりとくすぶっていた熱がいきなり、しかも今までにないくらい強く、燃え上がって、しまいました。
その存在を知って、意識できていたわたしはまだしも、大技を放つ直前で完全に不意打ちを受けた伊織は
抵抗する間もなくその波に翻弄され、もがきながら叫ぶだけになってしまいます。

伊織「ああぁっ………あ、っひ……」

ぴくぴくと身体を痙攣させている、伊織。わたしのせいで危ない目に遭ってるんだから、助けなきゃ……!

「これって、ふたりとも感じてる、よなぁ…」
「ここまでいくともう、発情してるってレベルだと思うわ、俺」
「あー、わかった。つまりだ、こいつら、俺らのこと誘ってんだな?」

足にほとんど力が入らず、がくがく震えるわたしに、いやらしい笑いを浮かべた黒タイツの人たちがゆっくり近づいてきます………



亜美「……っにーちゃんっ、大変っ、おねがい助けてぇぇっ!」

小鳥「ぴぃぃっ!?……あ、亜美ちゃん?どうしたの!?春香ちゃんと伊織ちゃんは……」

亜美「あ、ピヨちゃんっ、そのはるるんといおりんが危ないんだよぉ!いますぐ助けを……あれ、にーちゃんどこ!?」

事務所に駆け込んでくるなりわめきたてる亜美に、小鳥は驚いた顔を見せたのち、すぐに表情を曇らせる。

小鳥「プロデューサーさんはいま、真ちゃんと一緒に、雪歩ちゃんのところへ……亜美ちゃん、まず場所がどのあたりか教えて!」
134 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:04:39.32 ID:PfcaQSM50
伊織「くっ、こ、この、放せ、放しなさいってばぁっ!!」

わたしの見ている前で、わたしと同じように黒タイツの人に押さえつけられている伊織が叫びます。
周りの黒い人だかりはみんなにやにや笑っているだけで、返事もしません。

あのあと、ろくな抵抗もできずに捕まってしまった伊織とわたしは、黒ずくめたちの手で
どこかの工場跡みたいなところへ連れてこられていました。屋根や壁がいちおうある、という程度で、
とても人が住んでたり、日常的に作業が行われていたりする場所には見えません。
ここには、最初にわたしたちと戦っていたほうの黒タイツの人たち……旧型?を着てる人たちも
もちろん一緒に来ていたので、わたしたち二人のほかに百人近くいるんじゃないか、と思えるほどの人数でした。

「いやほんと、新型さまさまだな。二人もいっぺんに捕獲できちまうなんて」
「俺、誤解してた。黒タイツのこと好きになってきたわ」
「現金なやっちゃな。まあ、俺もだけど」

後ろから抱きかかえられるみたいにして、男の人の腕を前に回されているだけなのに、
なぜか、生身のときの何倍、何十倍にも強くなっているはずの力で抜け出すことができません。
それにこの姿勢だと、背中とか、お尻のあたりにも……
後ろにいる黒タイツさんの身体がぴったり触れてきて、暑苦しいし、気持ち悪いよぉ…!

「実際マジシャンに直接触れてみて、どうよ?俺らの旧タイツだと、くっそ痛いとか聞いたけど」
「あー、ちょっとぴりぴりするような感じ……がある、ような気もする。でも気にするほどじゃねーな」
「というか、慣れてくるとむしろ気持ちいいかもしれん。整骨院のマッサージみたいな」

わたしと伊織を押さえつけているふたりがそれぞれ返事をしました。
見た感じはただの黒タイツなのに、魔力を相殺する機能がある、というのは、どうやらホントみたいです。
だからわたしたちの、シャインマジシャンとしての加護や魔法が効きづらいんだと思います。

「さてと、そしたら、そろそろお楽しみといこうぜ」

新型を着ている中でも体格のいい、リーダーっぽい人………最初に伊織を捕まえて、締め上げていた人が言いました。
それを合図にして、まわりの人の輪がじりじりと狭まってきます。

春香「いやぁっ、そんな…何するの!?」

伊織「やめ、やめなさいよっ、やだ……く、来るなぁっ!!」

「安心しな、すぐに一緒に楽しくなるように、気持ちよくしてやるから」

リーダー格がそう言って、なにか合図を手で送ると、周りの人たちが一斉に伊織に群がり始めました。

伊織「ひっ!?いやっ、いやぁあぁーーーっ!?」

……どうして、わたしには何もしないんだろう、なにも、「してくれないんだろう」、という思いが頭をよぎったのを、なんとか、打ち消します。

春香「い、伊織っ、伊織ぃぃ!?や、やめて、伊織にひどいことしないでください!?」

自分の心をごまかしたくて、わたしは必死になって叫びました。

「だってさぁ。シャイニング・ハルカちゃんはスライムじゃないと満足できないんだろ?」
「そーそー、俺らのチ○コは精液しか出せねーから。媚薬粘液とか出ねえの。ぎゃはは!」
「それかシャイニング・チハヤちゃん相手じゃないとダメ、とかな。シャイニング・イオリはお呼びじゃねえってわけだ」

口々に返ってくる返事………でも、なにを言われているのか、まったくわかりません。

春香(どうしてここで、千早ちゃんの名前が出てくるの……?それに、スライムとか、なんとか粘液とか……なんの、はなし?)

すごく下品なことを言われているのはいちおう理解できても、意味がわかりません。
……わからない、のに。お腹の下のほうが、今まで以上に、燃えるみたいに熱くなってしまい、ます。

春香(………うそ、っ…これ、わたし………やだっ、ぬ、濡れ、てる……♥)

自分の身体のことはもちろん、意識とか記憶とかまで、どうなっているのか、ぜんぜんわからなくなりました。




「えーと。最初にひとつ約束しとくぞ、シャイニング・イオリ」

伊織「ぅっ、ぐ、このぉ……… 約束?」

なんとか身体を自由にしようと、それに、身体の中を焦がしてくるみたいな熱をごまかそうと、もがいているところに話しかけられた。
わたしが怪訝そうな顔をしているのが面白いのだろう、目の前のリーダー格の男がにやりと笑う。

「ああ。俺らは何があっても、いおりんの……もとい、シャイニング・イオリの処女は奪わない」

伊織「………はひ、っ!?」

あんまりにも理解不能なことを言われて、声が裏返るどころか、言葉ですらないものが口から出てきた。

「奪ってほしいとお願いされても絶対に、だ。………逆に言えば、それ以外はなんでもするから、その点は覚悟しとけよ」

返事もできないで呆然とするわたしに、男たちが一気に殺到した。
135 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:05:07.96 ID:PfcaQSM50
伊織「な、なに、なにを考え………きゃあぁああぁ!?」

周囲を囲む男たちが腰、というかおへその下あたりをいじくっていて、何をしているのか、と思った矢先。
そいつらの股間から、いっせいに、なにかが飛び出してくる。

伊織「ちょ……っ、気色悪いっ!?し、しまいなさい、そんなもの、見せないでぇ!」

肉色で、どれもこれも、持ち主の鼓動の動きに合わせるかのようにびくんびくんと跳ねて、動いている。
むわっとした臭気が立ち込めて、胸が悪くなりそうだし、鼻もおかしくなりそうだった。
こ、これ、こいつらの………だ、だん、男性器…っ、なんでこんなもの!?

伊織(やだっ、びくびくして………それに、あんな、太いもの、なの……?)

「じゃあまずは、いおりんのその可愛いお手々でかわいがってもらうかな〜」
「手袋ははずさなくてもいいぜ。むしろ、付けたままのほうがいい」

伊織「はぁっ!?バカじゃないの、そんなこと、するわけないじゃない!!」

いろいろ考える前にまず反射的に、否定の言葉を叫んでいた。
当たり前じゃないの、なんでわたしが、こ、こんな気持ち悪いものを…しかも、手でなんて……!

「あー、そうなのか、残念………じゃあ俺、シャイニング・ハルカに慰めてもらおうっと」
「俺も俺も。あっちは手以外でも楽しめそうだからな」
「そうと決まりゃさっそく行こうぜ、順番、どうやって決めるよ?」

伊織「………っ!?」

驚くほどあっさりと男たちは引き下がり、そしてそのまま春香の方へ歩いていこうとする。

「……シャイニング・イオリも知ってんだろ?シャイニング・ハルカの身体が、おかしくなってること」
「その状態で俺らの相手したら、どうなっちまうだろうなぁ……?くくく、ま、いおりんには関係ねえか!」

わたしのそばに残っていた男たちが、追い打ちをかけるように、耳元で、不愉快な声で囁きかけてきた。

伊織(は、春香がいま、そんなこと、させられたら………!)

ユニゾンソウルが発動してからずっと、わたしの身体の調子がおかしいのは、ほぼ確実に春香の影響だった。
それも当然だと思う。だって、春香はあのスライムに、千早といっしょに……さんざん、犯され、て………
社長のいう薬程度でそれが完全に治るわけがないと今更悔やんでも、もう遅い。

伊織「………った、わよ」

「んんー?よく聞こえねえな」
「おーいお前ら、ちょっと待て。いおりんがなんか言ってるぞ」

囁いていた連中が口々に言い、立ち去りかけたやつらが足を止めて振り返った。
全員が全員、顔中にいやらしいにやにや笑いを張り付けている。

伊織(くぅ………こいつら、こうなるのをわかってて、わざと………)

黒ずくめの思うつぼになっている自覚はある。でも今は、意地を張っている場合じゃない。
わたしが……覚悟を決めないと、春香が、どうなるかわからないんだから。

伊織「その………わたしが、やってやる、から。戻んなさいよ」

「はー?いおりんがナニに何をやるって?」
「『戻んなさい』なんて穏やかじゃねえなあ。お願いされるなら、考えるけど」
「俺、はるるんのファンなんだ。ナマイキないおりんより、シャイニング・ハルカがいーなー」

顔から火が出る思いでやっと口にしたのに、即座にバカにしたような返事がぽんぽん飛んでくる。
そんな、だって、これ以上……わたしに、どう言えっていうの……?

わたしがまごついているうちに、立ち止まった連中がまたこっちに背を向けようとしていた。
今タイミングを逃したらもう、何を言っても止まってくれないかもしれない、春香がひどい目に遭うかもしれない……!
その恐怖に心臓をわしづかみにされた気がして、頭が真っ白になる。

伊織「も……戻ってきて、ください。わたしが、シャイニング・イオリが、手で、その……あんたたちの、も、モノを、相手するからぁ!!」

途切れ途切れに口にした言葉の意味を、言い切ってしばらくしてから理解して、それこそ顔から火が出る。

伊織(わたしっ、なんてこと口にして………で、でも春香のためなんだから、仕方ないじゃないっ!)

頭では理解してるつもりでも、恥ずかしくて情けなくて、顔が上げられない。
そのわたしの身体にふっと影が落ちた。

「いーおりん。まさか今さら、イヤとは言わないよな?」
「お願いされちゃあしょうがない。ただ『あんたたちの「モノ」』ってのはちょっと不満だな」
「すぐに正しい名前で呼べるようにしてやるぜ。さて、じゃあ、よろしく」

伊織「………あ、ぁ……」

にやにや笑いの男たちがずらりとわたしを取り囲み、股間のモノを突きつけていた。
136 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:05:37.28 ID:PfcaQSM50
伊織(う……っ、こ、これを、握る、の…?わたしが……)

わたしの左右、手を伸ばせばすぐ届く………届いてしまいそうな距離に、黒タイツがふたり仁王立ちしていた。
ご丁寧に腕を組んで、少し、腰を前に出して、股間の…モノ、が、ぐっと突き出されて………

心なしか、さっきよりも、少し大きくなっているように見えてしまう。
距離的に近くなったせいもあるだろうけど、それだけじゃなくて、膨らんでる、ような………

「どうしたんだよ、シャイニング・イオリ。俺ら、呼ばれたから来たんだけど」
「さっさと始めてくれよなぁ、じゃないとはるるんとこ行っちゃうぞ」

春香の名前が耳にまた入って、背筋が勝手にびくりと震えた。そう、春香よ、春香を守らなきゃダメ……

伊織(……し、所詮は、身体の一部…手とか足とかと同じよ、変わらない!握手会みたいなもの、これは身体の一部っ…!)

心の中でぶつぶつ唱えながら、ゆっくりと手を伸ばしていく。ほんとは触りたくない、でも握らないと、
触りたくない、握らなきゃ、気持ち悪い、またびくびくしてる、触らなきゃ、ああ、もう指届いちゃう……!

「おふ……ぅっ♪」
「ぐっ、お、なかなか、積極的だな?」

やっぱり緊張してるのと、加減がわからないのとで、思ったより力が入ってしまう。
ぎゅっと握った手のひらと指に熱く脈打つ感じがダイレクトに伝わってきて、思わず放り出しそうになるのを必死でこらえる。

伊織(ひいぃっ、ぐにぐに、びくびくして………やっぱり違うっ!これ、手とかと、ぜんぜん違うじゃない、気持ち悪いぃ!!)

「あ〜〜〜〜……手袋の生地感、たっまんねえぇ………」
「いおりんの手には、俺の、ちょっと太いか。指が微妙に届いてない感じすんな」

わたしの葛藤になんかぜんぜん気づいてない風で、黒タイツどもが好き勝手なことを言う。
こんなのなにがいいのか理解できないし、わかりたくもないし、早く終わりにしてほしいとしか思えない。

「………で、握っただけで終わり、なんてこたないよな?」

伊織「え………」

片方の黒タイツから話しかけられて思わずびくりとした。
握って終わりじゃない、って、言われても、これ以上なにがあるのか、わたしにはわからない。

伊織「……なによ、じゃあ、どうすればいいの?」

「ははは、本当に知らねえのかよ。さすがお嬢様は違うな」
「手でチ○コ相手するなら手コキに決まってんだろ、手・コ・キ」
「そーそー、その小さいお手々でシコシコってこするんだよ、チ○コを」

伊織「………!?」

外野から同時多発的に返事が返ってきて、また頭が真っ白になりかける。
これを、こする………手で、指で?

思わず、助けを求めるように周りを見ても、目に入る顔という顔はみんな、下卑た笑いを浮かべている。
わたしが動き始めるまで、いつまででも待つつもりだ、というのが一目でわかってしまった。

伊織(こする………ってことは、あんまり、強く握ってたらできない、から…)

指の力を軽く抜き、丸い棒状のソレが多少余裕を持って行き来できるくらいの空間をつくる。
その状態を保ったまま、わたしはゆっくりと、両手に握らされたモノをしごきはじめた。

「お♪……おぉっ、すべすべして、あったけぇ〜………」
「ほんとに、初めてか?筋が、いいな、おい」

すっ、しゅっ、しゅるっ、と、わたしの手の中から、衣ずれみたいな音がする。
マジシャンに変身したとき手に着けてるグローブが、連中のモノとこすれて立てる音だ。

伊織(春香のため、春香のため、だから………う、うっ、こらえなさい、こらえなさいよ、わたし……!)

みじめすぎて、涙が出てきそうになるのを必死でがまんして、目線をできるだけ上げないまま、作業を続ける。
やがてわたしの手の中のモノが、最初のころよりもっと激しく震えてきて、そして黒タイツふたりの息が上がってきた。

「手袋、手袋いい……うっ、う、お、ぉ、やべっ、来た、来てる、っ」
「くそ、シャイニング・イオリ上手えな…っ!俺も、もう、イく、イきそ、だ」

伊織(な、なに…何言ってるのこいつら、来るって、行くって、なにが……!?)

目の前の男たちは、自分でも腰をかくかくと前後に、無様に動かし始める。
その意味もわからなくて、ただ機械的に手を動かすのを続けているわたしを尻目に、二人が声を揃えて叫んだ。

「おぁあぁあっ、ダメだもう出るっ!!」
「い、イク!シャイニング・イオリにかけてやるっ」

伊織「え……っ!?きゃぁあぁっ、いやっ、あ、熱いいいっ!?」

顔に突然、焼けるような熱さのなにかがべったりと張り付いて、反射的に目を閉じてしまう。
137 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:06:06.87 ID:PfcaQSM50
「おほぉぉ〜〜………あぁ、めっちゃ出た…」
「あ”ーー…… ふぅ、っ。さすが、お嬢様はなんでもソツなくこなすんだな」

伊織「ひっ、な、なにこれっ!?ねばねばして熱いっ、それに、臭い……!取って、これ取ってぇ!」

黒タイツたちがなにか言っているのもほとんど耳に入らなかった。
顔、ほっぺたのあたりに何か、べとべとするものが飛び散ってへばりついていて、
ひどいにおいがするし、なにより熱すぎる、気持ち悪い……!!

「……ほんとにそれがなんなのか、知らないのかね。勉強不足じゃねえの、おジョーサマ」
「理科、苦手なのか?男がイクとき出すもんつったら精液以外にねえだろ。……あ、理科じゃねえ、保健かこれ」

伊織「え………?」

「だーから、精液、精子だよ。赤ちゃんのもと。いおりんもこれから生まれたんだぜ?」
「ひょっとして、英語じゃないとダメか?ザーメン、っていえばわかる?」
「それ英語じゃなくね?」
「るっせ、こまけえんだよ、伝わればいいだろ」

伊織(男、の……精子、精液、っ…!?う、うそ、わたし、そんなの、かけられて……)

伊織「い、いやぁあぁ!?やだっ気持ち悪いっ、汚いぃ!拭いて、拭かせてぇ!!」

いっそ、正体を知らされないほうが、まだマシだったかもしれなかった。
授業とかで、聞いたことはあるし、知識としてはもちろん知ってはいた、けれど………
こんなに熱くて、こんなにべとべとしてて、そしてこんなに臭いなんて知らないっ、知りたくなんかない!

「拭いても無駄だって、いおりん。だってこれから、もっともっと精液かけられるんだから」

ずらっと並んで、揃って男性器を露出させている男たち、その意味するところがわかってしまい、
わたしは瞬間的になにも考えられなくなってしまう。

伊織(まさか、こいつらの……これ、全部、今みたいにしろ、ってこと!?)

またパニックになって、叫び散らしかけて―――少し離れたところで押さえつけられたまま、
こっちを心配そうな目でじっと見つめている春香と、目が合った。

伊織(……っ、そう、忘れちゃだめ…わたしが下手なまねしたら、春香が危ない…)

春香は目に涙をいっぱい溜めて、後ろの男から逃れようと身をよじっている。
もちろんそれだけで解放されるような甘い相手じゃないけれど、その抗う気持ちだけでも十分だった。

伊織(もう春香は、十分すぎるくらいひどい目に遭ったんだから……今度はわたしが、耐えなくて、どうすんのよ!)

伊織「………いい、わよ。こんなのがいいなんて、ほんと、変態どもね。ほら次、来なさいよ?」

あえて挑発的に、できるだけ黒タイツが乗ってきそうな感じで、指を動かしながら言ってやる。
一瞬の間があってから、たちまち、わたしの左右に、順番待ちの列ができ始めた。




「うぁ……すげっ、グローブ気持ちいいっ!出るっ出ちまう、うおぉぉ」
「いおりんの手っ、気持ちいい、も、もう……イくっ、可愛い顔に出しちまう!」

伊織「ん、んん、っ……! ふ……ふんっ、もう終わり?だらしないわね」

………お顔をべとべとに汚された伊織が、三組目の黒タイツの人たちの相手を終えました。
いつも以上にわざと強気に、生意気な感じで振舞っているのが、見ていてよくわかります。

春香(ああ、伊織、ごめんねっ……わたしが、わたしの、せいで………)

伊織が黒ずくめの人たちの相手をしてくれているから、わたしが手を出されずにいる、という事実に
胸が押しつぶされそうになります。あのプライドの高い伊織が、こんないやらしいことを
言われるままにやらされ、耐えているのに、わたしはただ心の中で謝り、応援しながら、見てることしかできなくて………

なのに、どうして。

春香(あぁ……ってのひら熱いっ、指も、お顔も………♥♥き、きもち、いぃ……!)

ユニゾンしている伊織のしている行為をぜんぶ、わたしも一緒にやっている感じでした。
伊織が一生懸命、男の人たちのあそこを小さな手でこすり、しごいているのを見せられながら、
動かしていないはずの手と指で、同じことをして、そしてお顔に、熱々の白いお○んちん液をかけられる錯覚。
それを三組分も味わってしまって、押さえつけられているのに………身体があつくて、勝手に、動いてしまいます…

「………シャイニング・ハルカちゃんはずいぶん出来上がってきてるな。へへ、でも、まだまだだ」

ひそひそ声で耳元で囁かれても、わたしは返事すらできませんでした。
138 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:06:32.53 ID:PfcaQSM50
九組目のふたりが情けない声を上げて、またわたしの手の中で、股間のモノを激しく波打たせる。
できるだけ自然な動きで顔をそらし、先端から飛んでくるべたべたしたのが極力かからないように避けた。
慣れれば、なんとかなるじゃない。………こんなことに、慣れたくなかったけど。

伊織「……なぁに、あんたたち、飛び切り早かったわね」

いちいち憎まれ口を叩くのは、どっちかといえば、自分を鼓舞する意味合いが強い。
こんな連中になんか死んでも負けるわけにはいかなかった。

伊織(このまま時間を稼いでいれば、亜美経由か、それともほかのマジシャンの誰かが気づいて、助けに来てくれるはず…!)

それを心の支えにして、わたしは軽く深呼吸すると次の、十組目の男たちをにらみつける。

伊織「さあ、来なさいよ。このシャイニング・イオリちゃんに相手してもらえるんだから、光栄に思いなさいよね」

「よっしゃあ!」
「身に余る光栄ですぞ、いおりーん!!」
「それじゃ、遠慮なく」

伊織「っ!?」

左右は左右でも前からじゃなくて、斜め後ろ辺りからいきなり声がした。
ぎょっとしている間もなく、頭を引っ張られる感じがする。いや、頭じゃなくて、これは……

伊織「ちょっ……なにすんのよ!?やめなさいっ、髪、引っ張らないで!」

その瞬間だけは演技の強気じゃなく、思わず素が出てしまった。
はっきり見えないけど、何人かの黒タイツがわたしの後ろから近付いて、それぞれ髪を引っ張っていた。
抜けるほど強くはないとはいえ、こんなことされたら傷んじゃうし、そもそも、こんなやつらに大事な髪を触られたく………

「あ”ぁーーーっ……さらさらして、気持ちいい〜〜」
「さ、先っぽに、ちょっとチクチクする感じがたまらんでござるぅ!」
「巻き付いてくる、おっふ…♪ いおりんが、絡みついてる……」

伊織「え………っ、ひ、な、何考えて、っ!?いやぁぁっ!やめて、ほどいて!そんな、そんなことに使わないでぇぇえ!!」

むっとする臭いが後頭部のほうから思いきり漂ってきて、男たちのうっとりした気持ちの悪い声が聞こえてきて、
見えなくても、いま、何をされているかが、はっきりわかる。わかりたくないのにわかってしまう。

伊織「やだ、やぁっ、髪はやめてっ!髪でこするなんていやぁああぁ!?」

わたしの髪を勝手に手に取った黒タイツたちが、自分のモノにそれぞれ巻き付けて、こすりつけている。
手袋のときと微妙に違う、しょりっ、しょりっという感じの音が耳のすぐ近くで何度も聞こえ、気が狂いそうだった。

「ほーらいおりん、お手々がお留守でちゅよー。シコシコ忘れないでねー」
「さっきまでのナマイキぶりはどうしちゃったんでしゅかー?それより、ちゃんと握ってくんないと」

伊織「ひ、っ…!そ、そう、手で、手でいくらでもしごくから、しごいてあげるからぁ!髪はっ、髪はだめぇ!」

前から寄って来た男たちに、左右の手それぞれにモノを握らされ、しごきながら後ろの連中に必死で懇願する。
返ってきたのは、今まで何度も聞いた、そして今いちばん聞きたくない、切羽詰まった声の数々だった。

「さらさらいおりんヘアーにぶっかける……っ、イく、イっちま、う!」
「ふひっ、拙者、拙者もうっ、お、ぉっ、キタ、キタァァ!」
「髪コキすげえっ!髪っ、いおりんの髪でイく、髪、あぁ、かみぃぃっ」

伊織「やめなさいっ、やだ、やだやめてってばぁ!!変態っこの変態いぃ!やめてぇぇえ!!!」

ぶびゅぐっ、びゅるるっ、ごぶっ……びゅく、びゅくっ、どぴゅっ、どぶぅ……

伊織「いっ、いやぁあぁぁあああぁ!!!!」

手でしていたときは、耳から距離がある分、脈打つ動きを指や、手のひらで感じさせられても、音は聞こえなかった。
でも、この距離じゃ……髪のそば、というかむしろ、髪の中にまでモノを突っ込まれてる、この状態じゃ………

伊織「ひぃっ、頭熱い、いやっ、根元まで来てるぅ!?いやぁっ、もう止めて、髪に出すのだめええ!!」

「イく、まだイク………っ、全部、全部出してやるぅ」
「あ……ふぅ。大丈夫ですぞ、いおりん。これはたんぱく質ですから」
「そう、そ……うっ!コラーゲン……じゃ、ねえ、キューティクル?とか、ほら、ああいう、うっ!」

伊織「いや、ぁあ………ひどい…髪、髪よごさないでって、いったのに、ひぐっ、うぇ、ええ……」

あまりのショックに、泣いてはいけない、と強く思うのが間に合わず、一滴涙がこぼれたら、あとはもう止められなかった。

伊織(こんな、こんなの……頭、おかしいんじゃないの……っ、髪で、なんて…!ど、どうして、こんなこと、わたしが…!)

「あれれー、いきなり、泣いちゃって。強気な、いおりんは、どこ行っちゃったのかなー……うっ!」
「涙なんて、おふぅ…っ、アイドルには、似合わんでしょ。これで、ごまかしてや、るっ」

伊織「ふぇ…っ?い、いやぁっ!」

手で相手させられていた黒タイツたちのモノがまた熱い精液を吐き出し、まともに顔に浴びてしまう。
そしてその程度の量じゃ、わたしが流す涙をごまかすことはとてもできなかった。
139 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:07:06.67 ID:PfcaQSM50
「くひいっ、たまらん、このしっとり吸い付く感じっ、最高だぁ……!」
「ぷにゅぷにゅして気持ちいいっ、素股よりいい、くぅぅ、マ○コよりいいぞっ」

伊織「ひあぁぁっ!?いやっ、あ、熱いっ、だめえ!な、なんで、わき、なんかぁ…」

膝立ちの姿勢で、右手は頭上に上げさせられ、左手は体側に下ろさせられた状態を伊織は強いられていた。
そして、開いた右の腋下に黒タイツのひとりが鼻息荒くイチモツをこすりつけ、
左のやわらかな二の腕と腋の肉の間にも同様に、別の黒ずくめが男根を挟みこませている。

「さっすが、ムダ毛処理も、ばっちり……すべすべで、イクっ、おっふっ」
「腋マ○コっ、いおりんの、腋○ンコぉお!おおっ、金玉、空にしてやる、ぅぅう!」

伊織「や、め……っ、やめなさい、やめて、お願いやめて!もう出さないで、出しちゃいやぁっ!」

必死に射精を止めさせようとする伊織の哀願は男たちの嗜虐心をそそる材料にしかならず、
伊織の腋を愉しんでいた二人は雄たけびをあげ、腋下のくぼみを狙って熱い牡汁をたっぷりと吐き出す。

伊織「ひぃぃぃっ……!ぐちゅぐちゅ…するぅ、気持ち悪い、も、いやぁ……」

目に涙を浮かべてうわごとのようにつぶやく伊織の顔は、すっかり涙とは別の液にまみれさせられていた。

処女には絶対に手を出さないかわり、それ以外のことはなんでもする、との宣言通り、
ブラックジャンボの戦闘員たち……新型スーツを装備した実験部隊は伊織の全身をくまなく性処理に用いていた。
手に肉棒を握らせるのは当然として、さらさらのロングヘアを男根に巻きつけて刺激するのに使い、
腋の下のくぼみですらペニスをこすりつけ、あるいは女性器がわりにもてあそぶ。

そして今、伊織が思いもかけなかった部位がまた、男たちの欲望の餌食になろうとしていた。

「よいしょ、っと」

伊織「きゃ、っ!?」

両方の腋下にたっぷりと射精され、放心していた伊織を黒ずくめのひとりが抱え上げる。
正面から両腕ごと拘束するかたちで抱きつかれて持ち上げられ、伊織は相撲の鯖折に近い姿勢を強いられてしまう。

伊織「こ、今度はなにするつもり!?もう、もういいでしょ、もうやめてぇ!」

ヒステリックな叫びはしかし、すでに強気の演技の仮面をはがされ、伊織の素に戻ってしまっていた。
恐怖に身をすくませる伊織の後ろから、別の黒タイツが近づいてくる。

「サンキュ。ちょっとそのまま支えててくれな」

伊織を抱えた同僚にそう言うと、寄って来た男は伊織の左の足先をつかみ、関節の方向にそっと折り曲げる。

伊織(あ、足、を………?左足だけ、正座する、みたいな……)

ひざを軸に左の足先がお尻につくように曲げさせられ、宙に浮かされた伊織はただ困惑する。

「ひざ裏コキってやってみたかったんだ……いよ、っと!」

伊織「ひにゃぁあっ!!」

手や腋でさんざん覚えさせられた熱く脈打つ円柱の感触が、左のひざの真後ろ、肉と肉の間にいきなり割り込んできて、
伊織は反射的に意味をなさない叫びを上げてしまう。

「お、おっ♪腋とは、また違って……ちょっと、筋っぽい感じで、これは、これでっ!」

伊織「変態ぃっ、変態へんたいぃ!!やめてっ、ひざ……なに、なに考えてるのぉっ!?バカぁっ、ド変態ぃぃ!!」

腋でも理解など到底できなかったところに、ひざ、しかもその裏で肉棒を挟みこまされ、伊織の混乱はさらに深まってしまう。
心からの罵りである叫びはしかし、男をむしろ喜ばせるだけだった。

「でも、こんな変態プレイに付き合ってくれるの、いおりんだけ、だからな。おらっ、おらっ」

先走りを潤滑油がわりに、男は女性器に見立てた伊織のひざ裏を犯しながら嬉々として言う。

伊織「ち、ちがっ……わたしは、変態なんかじゃっ、あぁっ熱っ、やだ、出しちゃだめっいやぁああぁ!」

必死に抗議する伊織の声は、ひざ裏で果てた男の精液の熱さの前に途切れさせられた。




伊織「ぐすっ……もう、やだ………っ、精液かけないで、え、ひうぅ!!」

「………っ、ふいぃーー。次はどこにするよ」
「ううっ! ……実は俺、手、まだなんだ。オーソドックスにいくわ」

一通り、伊織の身体のあちこちを嬲った男たちは、改めて手での奉仕を強い始めた。
気力をすっかり殺がれ言葉少なになった伊織はぽろぽろと涙をこぼしながら、ただ機械的に手を動かす。

春香(あ、ああ、ひどい………伊織、もう、お顔も、手も……衣装まで、あちこちべとべとで、真っ白に…)
140 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:07:46.15 ID:PfcaQSM50
伊織が身体じゅうで受けた数々の射精責めを、ユニゾン状態で残らず共有させられた春香も
肌のあちこちを汚す精液の熱さに、それ以上に自分の中で燃え上がる得体のしれない熱に、身を震わせる。

春香(あんな、に………ぁあっ、あんなにお○んぽで汚されたら、もう、おかしく、なっちゃう…♥♥)

「おかしくなる」のは果たして誰なのか、無意識に主語を省略していることには気づかないふりをして、
熱くなりすぎた身体をもてあました春香はついに、抑えられなくなった叫び声を上げた。

春香「…も、もう、伊織にひどいこと、しないでください……わたし……わたしが、かわりになりますからっ!!」

予想外に響いたその叫びに、春香以外の全員がいっせいに目を向ける。
真っ先に声を上げたのは、疲れきったのを通り越して寝ぼけ眼にすら見える目つきの伊織だった。

伊織「だ……め、よ、春、香………あんた、そんなこと、したら……」

「そうだぜ、シャイニング・ハルカちゃん。いおりんの言う通りだ」

春香を後ろから押さえている男がまた、耳元に口を寄せ、ほかの誰にも聞こえないように低い声でささやいた。
耳から脳までじっとり染み込んできそうな響きだけで、春香は全身がぶるりと震えてしまう。

「俺ら、シャイニング・イオリについては処女奪うな、って響様に言われてるけど…シャイニング・ハルカについては、何も言われてないんだ」

もはや声そのものがにやにやと笑っているかのような声色で、男は春香に語りかける。

「なのに、もう精液便所なりかけのいおりんのかわりをする、なんて言っちまったら……どうなると思う?」

春香「せ、精液、便所なんて…♥ …そんな………」

「いや、あれはどう見ても精液便所だろ?ともかく、おとなしく、いおりんがぐちゃぐちゃにされるの見といたほうがいいと思うぜぇ」


春香の頭の中で、湧き上がる熱と、なけなしの理性がぐるぐる渦を巻いていた。

春香(伊織は………ある意味、守られてるんだ、わたしと、違って…………)

手で奉仕させられ、髪に、腋に、ひざ裏にまで射精され、涙を流す伊織の姿が、脳裏をよぎる。

春香(でも、だからって、伊織にだけ辛い思い、させていいの?わたしの方がいちおう、マジシャンの、先輩なのに………)

自身がどれだけの酷い目に遭ったかは思い出すことができず、しかしその凌辱に起因する身体の熱だけはしっかりと春香を苛む。

春香(ユニゾンしてるから、わかる……伊織もきっと、身体、熱くてたまんないはず………っ♥♥助けて、あげなきゃ…♥)

結論ありきの破綻した論理に飛びつき、伊織のため、というお題目をもっともらしく唱えているだけなことに、春香の理性は気づけない。

春香(そうだ、伊織のため…だもん。わたしが、かわりに耐えればいい、そしたらお互い、熱いの、おさまるはず……♥♥♥)

イソギンチャクやスライムによって注がれ続けた媚薬粘液で、身も心も狂わされたシャイニング・ハルカは、妖艶に微笑んだ。


春香「い、いい、ですっ……それでも…」

「ん?なにがいいんだ、シャイニング・ハルカ?」

お互いにわかりきっていることを、あえて、黒タイツが聞き返す。
地獄の門を自分から開き、その中に今にも飛び込みかけていることに無自覚なふりをして、春香は小声で一気に言った。

春香「これは、伊織のため、だから……わたしが、伊織のかわりに、なります…、かわらせてくださいっ♥♥」

「へぇえ。なるほど、そこまで言われちゃ仕方ない。………おーい、お前らぁ!」

春香のひそやかな、そして決定的な敗北宣言を聞き届けた男は、ほかの全員に聞こえるように声を張り上げる。

「慈悲ぶかーいシャイニング・ハルカちゃんが、シャイニング・イオリのかわりをしてくれるとさ。こっち来いよ」

伊織「そん、な……!ダメっ、それだけは…………」

伊織が必死に絞り出す声は、いやらしい笑いをうかべ、あるいは隠そうともせず舌なめずりをしながら、
シャイニング・ハルカのもとへと向かっていく黒ずくめたちの足音に、たやすくかき消された。
141 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:08:13.57 ID:PfcaQSM50
「さあ、そしたらシャイニング・ハルカちゃん。まずは、シャイニング・イオリと同じことから頼むぜ」
「だよな、かわりをしてくれるって話なんだから、最初は手コキしてもらおう」

春香「あ……は、はぃ……っ、わかりました…」

目の前に、黒タイツの人たちがいっぱい集まってきて、そのうちの二人が、当然のようにお○んちんを突きつけてきます。
膝立ちになったわたしは、力を入れすぎないように気をつけながら、左右の手で、そっと握りました。

春香(伊織の……手から伝わった感じ、からすると、これくらい、かな…?)

考えてみたら、わたし、お口やお尻やお○んこでは何度も相手をしたけど、
手でおち○ちんをこするのって、あんまりやったことがありません。伊織と感覚を共有してて、よかったぁ……♥

春香「えっと、こんな感じ…で、だいじょうぶ、ですか……?」

「あぁ、いい感じだ……っ、はるるんも上手じゃん」
「俺はもう少し、強めに、握ってくれてもいい。あと、目線こっちにくれよ」

春香「目線………こう、で、いいですか?」

わたしは立ってる黒タイツさんの前でひざまずいてるので、必然的に上目遣いに見上げることになります。
言われたとおりにしてみると、笑顔を浮かべてこっちを見下ろしている目と、わたしの目が合いました。

「そう、その感じ、いいぜ。そのままゆっくり、手を動かして……」




先ほどまでの春香同様、男に後ろから抱きつくようにして拘束されながら、伊織はただ混乱していた。

伊織(なにっ、これ、なんで……!?わ、わたしもう何も握らされてないのにっ、手の中に、なにもないのにっ!?)

自分が男たちに取り巻かれ、身体のあちこちで奉仕されている時には感覚がそこまで及ばなかったが、
その責め苦から解放され、じっとしている状態になっている今の伊織には
春香がぎこちない手つきで男たちの陰茎に奉仕するその動きが、自分が体験しているもののように感じられる。

伊織(まさか……ユニゾンソウルの感覚共有、って、こんなのまで…じゃ、じゃあ、わたしがしてたこと、は!)

春香から自分への共有があるならば、逆方向、伊織から春香へも同様であることは想像に難くなかった。
これ以上、春香に辛い思いをさせたくない、その一心で自分が必死に耐えていた数々の行為が
実はすべてその春香にも伝わっていたことを今更ながら思い知らされ、伊織は愕然としてしまう。

伊織(………この、おかしくなりそうな、熱いのも…春香の、感覚、春香と、わたし、おなじ……っ)

自分の手でいやいやながら何本も相手したのと同じ、戦闘員たちのペニスのかたちや熱まで手のひらに感じとりつつ、
伊織は、春香が献身的ともいえる態度で続ける手淫奉仕を眺めることしかできない。

「あぁ”……シャイニング・ハルカの、手袋のほうが、ちょっと、ざらついて、刺激的…っ、うぅっ」
「よぉしはるるん、そのまま、俺、俺見てろよっ、そう、そうだ、ああイク!」

春香「きゃうぅ!…っぷぁ、えへへ、いっぱい、出ちゃいましたね♥」

伊織(やぁあぁっ!ま、また、顔……、かけられてないのに、熱いっ、こんな、こんなぁ!)

伊織との共感覚ではなく、実際に二人分の精液をぶちまけられ、春香はうっとりとした顔で言う。
その春香を見ていた伊織は、何度も浴びせられた熱さに反射的に目を閉じて顔を背け、
すでに男たちの吐き出した白濁でべとべとの顔が、今の熱さでさらに汚されたわけではない、ということをようやく思い出す。

「どうしたよ、シャイニング・イオリ、急に顔振ったりして。虫でもいたか、ん?」

伊織(そしたら…結局、どっちがしても、一緒じゃないの…!?わたし………今度は、わたしがぁっ!)

後ろの戦闘員がからかうように話しかけてくる言葉も聞こえず、伊織の身体がひとりでに震え始める。
その目の前で、さらに伊織を震撼させる状況が発生しようとしていた。

「シャイニング・ハルカは、いおりんの先輩なんだろ?なら、後輩ができなかったこともできるよなぁ?」

左右ですでにスタンバイしている黒ずくめと別に、春香の真正面に、含み笑いをしながら三人目の男が仁王立ちする。
もちろんその股間には、天を突きそうなほど反り返った男根が存在を主張していた。

春香(ああ…そうだ、わたし、伊織のかわりなんだもん。伊織ができなかったことも、しなきゃ、だめ、だよね……♥♥)

はっきり言葉で返事をするかわりに、春香は左右の男のペニスに手を差し伸べながら、ゆっくりと紅い唇を開いてOの字を形作る。

「う、っ、指、いいっ…… って、オイ、そっち、ありなのかよ!」
「俺は手が好き、だけどな…そうはるるん、もっと、早くしてくんね?」
「誰もダメとか言ってねーべ。さあ、シャイニング・ハルカ、たっぷりしゃぶってくれよ」

三人目の黒タイツは春香のこめかみあたりに自身の両手を添えると、屹立した肉棒を口の中へとねじこんでいく。
142 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:08:42.20 ID:PfcaQSM50
伊織(いやっ、いやっ、くち、口でなんて絶対いやぁぁ!?春香っやめなさい、おねがい、やめてえ!!)

真ん中で立ってる黒ずくめの前で、春香がゆっくりと口を開けた時点で、いやな予感はしていた。
で、でもまさか本当に、アレを………口に、くわえるなんて!

伊織(……!?)

左右のこめかみに、なにか触った感じがする。触ったというか、挟み込まれてるような。
それが春香の頭をつかんでいる男の手の感触だと気づいた時には、口を、見えない異物でいっぱいにされていた。

伊織(いやぁあああぁあ!!うそ、入ってきて…ほんとに入っちゃってる、春香の、くち、わたしの口いっ、汚されて……!)

ぐっぽ、ぐっぽ、といっそ間が抜けたような音をさせて、春香の頭に手を添えている男が腰を振っていた。
春香の口に、何度も何度も、そいつの………アレ、が、出入りしてるのが見えて、
そしてその出入りと合わせて、わたしの口の中にも、見えないけど…、棒みたいなのが出たり、入ったり!?

伊織(ひいぃっ、もう嫌っ!?そ、そうだ、噛んでやる、噛めば、これ……)

その実体がなんなのかとか、そんなことはどうでもよくて、口の中からこの感触を一刻も早く追い出したい、
ただその一心でわたしは歯を思いっきり噛み合わせようとした。でも………

伊織(なん、で………空振り、しちゃう噛めないっ!あるのに、口の中にあるのにぃっ、噛めない、どうしてえぇ!)

上の歯と下の歯ががつん、と音を立ててぶつかって、その間も、わたしの歯の存在を無視して、異物感が蠢き続ける。

伊織(春香ぁ!そいつに、やめさせてっ、噛みついて、噛んでやんなさいよぉ…!!)

わたしの必死の願いはたぶん、春香にそもそも届いてなかったし……
たぶん、いまの春香を見てるかぎり、届いてても、聞き入れてもらえるとは思えなかった。

「うぉ、おおっ、気持ちいい〜っ、シャインマジシャン口ま○こ最高っ、おおぉ!」

その間も、春香の口にモノを突っ込んで好き勝手に動いていた男は、汚い声で叫んでいる。
春香は春香で、両手では左右の男のモノをしごきながら、懸命に口でも吸いついている、ように、見えてしまう。

「出すぞ……出すぞシャイニング・ハルカ、全部飲めよっいいなっ!?」

伊織(の………のめ?飲め、っていったの? なに、を………?)

真ん中の黒タイツが叫ぶように言い、春香の口を、頭を使う速度を一段と上げる。
その動きに合わせて揺さぶられてるのも忘れるくらい、わたしの頭は思考停止状態になっていた。

春香「〜〜〜〜っ、♥♥♥」

男の声を聞いた春香が、小さくうなずく動きをしたのが見えて、うなずくためにあごを引いたのを感覚で共有した瞬間、
口の中でびくびくと見えない棒が跳ね始める。手で握ってた時に、髪の中で、腋の下で、ひざの裏でも、味わわされた動き。

伊織(待っ―――)

誰にも聞こえない絶叫をわたしが心の中で上げた瞬間、黒タイツが腰をびくびく震わせて、春香の頭をぐっとつかむと
自分の腰、というか下腹部に、強く強く押し付けて………つかまれる感覚も押し付けられる力も、全部わたしにまで伝わってくる。

そして、伝わってくるのはそれだけじゃなくて、口の中のアレの先端から、熱くてねばねばしたなにかが発射される、みたいに―――

伊織(うええぇええっ!や、やだっ、吐かせて!お願いっ、神様、なんでもするからこれ吐き出させてええええ!!!)

どんなに願っても、そこに物理的に存在してないものを吐くことなんかできないのに、わたしはそんな単純なことにすら頭が回らない。
頭の中で叫んで喚いてるあいだにも、口の中でびくびくが止まらなくて、喉の奥が繰り返し、繰り返し熱いなにかで焼かれる。

伊織(いやああぁ………身体の中、まで………わたし、おなかのなかまで、汚れ………)




「っ、くぁ、っ……!へへっ、口ま○こよかったぜシャイニング・ハルカ。魔法少女やるよりフーゾクでも行けよ」

春香「ん……っ、そ、そんなの、だめです…んくっ!あ、でもほら、ちゃんと、飲みました…♥」

言われたことは、ちゃんと守らないといけません。伊織のかわりさせてってお願いしたの、わたしなんだから。

おなかに、今飲ませてもらったおち○ちん液……男の人の精液、がたっぷり入って、あったかい感じがします。

春香(あれ……?えっと、わたし、熱いの、冷ますために伊織のかわり、はじめたんじゃなかったっけ……?)

なんか引っかかる感じがした、ような……まあ、でも気持ちいいし、OKにしちゃいます。前向き、前向きっ♪
さっきまで二列だった黒タイツさんたちが、今では三列になって、きれいに並んでました。
ちょっと違うけど、握手会みたいなものです。さあ、がんばってお相手、しなくちゃ♥
143 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:09:17.38 ID:PfcaQSM50
………………
…………
……

春香「ふむぅぅ、んっ!んっ、んっ、ん…♥♥♥」

「ま、だ出るぞはるるん、たっぷり出すから、飲んでくれ、よっっ!」

喉の奥にびちゅびちゅ音を立てて、次の精液が流し込まれました。
これなら、どれだけ飲んでも入る気がしちゃいます。身体の熱さも、いい感じに高まってきました♪

「へばるには早いぞ、シャイニング・イオリ。先輩見習って、ちゃんと、飲めって………お、うぅ!」

伊織「むぶっ!?ん、んん”、んぅ〜〜〜っ!おぶぅぅっ!!」

わたしのすぐ横で、伊織も、わたしと同じ、膝立ちの姿勢になっています。
そのお口にはお○んちんを奥まで嵌め込まれて、頭を押さえられてぐぽぐぽされていました。そこも、わたしと同じです。

黒タイツさんたちは、一部の人をのぞいて、みんなわたしの手より、お口のほうがいい、ってことで……
それだと効率が悪いから、伊織にも手伝ってもらうことになってました。
かわりをするとは言ったものの、わたしのお口はひとつしかないから仕方ありません。

お口の中が、二本分のおち○ちんが行ったり来たりする感覚に埋め尽くされていました。
伊織のお口のと、わたし自身のと、同時にくわえてる不思議な感じで、面白いし、気持ちいいです♥

伊織「けほっ、うえぇっ、げっほ……!ひ、やらぁ、もういやぁ………」

「あーあーまた吐いちゃって。シャイニング・ハルカ見てみろよ」

春香「んちゅっ……♥ …………ふえ?」

そう言われたとき、ちょうどわたしは、唇の端からつーっと垂れ落ちかけてた精液に気づいて
こぼさないように指でぬぐい、舐めとってるところでした。
そんなわたしを見て、伊織はすごく悲しそうな、怒ったような顔をして、それから叫びます。

伊織「は、春香……っ、正気に戻りなさいよぉ!?あんた、今なにしてるかわかってるの!?」

伊織がどうしてそんなに怒ってるのか、わたしにはよくわかりません。
きっと気づかないうちに、なにか、伊織を傷つけるようなことをしたり言ったりしちゃったんです。
わたしってやっぱりドジだから………

春香「ごめんね、伊織………手伝わせちゃって。後はできるだけ、わたしだけで済むように、がんばるから…」

伊織「そうじゃない、そうじゃないの春っ、うぶぅぅっ!ん、ふぐっ、うごぉ!?」

伊織はまだ何か言いたそうでしたけど、すぐにお○んちんをお口に入れられて、それ以上聞こえませんでした。

そうしてるうちに、こっちにも次の黒ずくめの人がやってきたので、わたしはゆっくりお口を開けました。




「ああっまたイク!シャインマジシャンの手コキでイクぅうっ!」
「そ、そう、指で、さきっぽほじってっ、ああっそれっ、く、くぅ………」
「顔にかけてやる、シャイニング・ハルカ、いくぞ、おらっ顔こっち向けろ!」

春香「ぷはっ、は、はいっ、ひゃあぁん♥♥」

一瞬前までお口に入っていたお○んちんが、顔のすぐ前でびゅくびゅく跳ねて、白い液を吐き出しています。
左右と合わせて三人分をいっぺんにお顔に浴びて、目のあたりにもかかりそうになって、あわててまぶたを閉じました。

今では伊織はまた休憩に戻っていて、少し離れたところに黒タイツさんと一緒にいました。
そういえばその伊織、わたしが射精してもらうのと同時に顔を動かす、変なクセがあるんです。おかしいなぁ…

なんで伊織が休憩なのかというと、また、伊織にはできないことをそろそろしてもらうから、というお話でした。
わたしが先輩として役に立てるのってこんなときくらいだから、がんばらないと。

「で、だ、シャイニング・ハルカちゃん。お願いがあるんだけど、もちろん、嫌なら拒否ってもらっていいから」

近づいてきた黒タイツさんがそんなことを言い出しました。
どうやら、さっきも言われた、伊織にはできないことのお話みたいです。

「ああ、実は………何人か、どうしても、はるるんとセックスしたい、って言って聞かないやつがいるんだよ」
「でもシャイニング・ハルカは魔法戦士だろ?さすがに迷惑だろうなー、と思って」

………うーん、ちょっと、ためらっちゃいます。
ただ、でも、たくさんお○んちんをしごいて、しゃぶって、そして精液もたっぷり飲ませてもらって、
…むしろ、まだ物足りないなあって。そんな気分だったのも、ほんとです。

なにより、からだがすごく、すごく熱くって………おま○こ、もう洪水みたいに、なってるし……♥♥

軽く深呼吸して、さすがに彼らの顔をまっすぐは見られないまま、小声で答えました。

春香「わ、わたしは、その………べつに、してもいい、ですよ…………♥♥」
144 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:09:53.93 ID:PfcaQSM50
「へへへへ、マジで、いいんだな?シャイニング・ハルカちゃん」

春香「も、もうっ、何度も言わせないで、くださいぃ………♥」

順番決めで、ものすごく揉めにもめて、最終的に決まった人が、わたしにのしかかって来てます。
すごく熱いお○んちんがわたしの太ももとか、おなかとかにぺちぺちって当たって、
その温度だけでもう、わたし、身体がびくびくしてしまうのを止められそうにありません♥

「よし、じゃあ、イくぞ………」

黒タイツさんはそう言って、熱くてびんびんになってるお○んちんをわたしのおま○こに押し当てます。
くちゅ、っと、おち○ちんが……じゃなくて、わたしのお○んこの方が、濡れた音を立てました。

春香(ああ、入れられちゃう、男の人のお○んちんなんて、初めてっ♥♥)

………あれっ? なんでわざわざ、今、「男の人の」だなんて、わたし………

「ふん……っ!」

春香「ふあ、ぁああ♥ぁ………んんぅ♥♥♥」

一瞬、なにか思い出した気がしたけど、一気に腰を沈められた瞬間、忘れちゃい、ました♥♥




伊織(だ、ダメよ春香、そんなのダメっ!魔法少女の前に、あんた、アイドルなのよ!?)

春香が延々、黒タイツたちの肉棒に手と口で奉仕している感覚を共有させられ続け、
朦朧としていたはずの伊織の意識はいま、この上ないほどに覚醒しきっていた。
その視線の先では、黒タイツのひとりが仰向けになった春香の上に乗り、
股間のそそりたった男根をまさに春香の膣口にあてがおうとしている。

伊織(処女じゃない、のかもしれないけど………い、いや、関係ない、ただの、戦闘員なんかと、せ、セック…)

「ふん……っ!」

春香「ふあ、ぁああ♥ぁ………んんぅ♥♥♥」

ついに伊織の見ている前で、戦闘員が春香の生膣にずっぷりと肉棒を挿入する。
そして当然、その感覚は伊織自身にもフィードバックされるのだということを、
気が動転するあまり忘れていた伊織は実際に共有させられてからようやく思い出した。

伊織「あ………ぁ……!? ひっ、…か、はっ…………♥」

伊織(う、うそぉ!わたし……処女なのにっ、しょ、処女、よね!?なのに、中っ、入ってる、これ絶対入って、るぅ!)

春香を案じる気持ちなど一瞬で吹き飛ばされ、まったく未知の感覚に目を見開いて震えるしかない伊織。
その伊織の周囲に、いつの間にか、黒タイツたちが集まってきていた。

伊織「え……な、なにする、つもり……!?」

「どうよシャイニング・イオリ。処女のままのマ○コにチ○ポぶちこまれた気分は」
「声出してもいいんだぜ。どうせ俺らしか……ああ、シャイニング・ハルカもいるけど、ありゃ聞こえないだろ」

伊織(…………こいつら、まさか、共有のこと、気づいて!?)

「あ、顔色変わった。わかりやすすぎるぜいおりん」
「いやー、シャイニング・ハルカとシャイニング・チハヤ相手の戦闘記録が回覧されててな?」
「ネタは割れてんだよ。ユニゾン状態だったらその手の感覚まで全部、わかるんだろ」

自身がいままで身体で感じさせられた内容をすべて、赤裸々に把握されていたことをようやく知らされ、
伊織の表情は焦燥と絶望の色が一気に濃くなる。

「でも安心しろ、約束は破らないから、俺ら」
「そうそう。『何があってもシャイニング・イオリの処女は奪わない』ぜ」
「で、ついでに、『それ以外は何でもする』けどな」

その言葉の真意を理解できず、身体をただわななかせるだけの伊織に、じわじわと黒ずくめたちが近寄って行った。
145 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:10:38.20 ID:PfcaQSM50
春香「あぁあっ♥♥ふぁ、ひゃぅぅうっ!♥♥♥ひっ、あんっ、やぁあん♥♥」

「くぉっ、うあ、す、吸いついて、きやがる………っく、ぅ、この、っ!」

赤いシャインマジシャンの衣装に身を包んだ春香の身体の上で、黒タイツの戦闘員が腰を振り続けていた。
腰が上下し、陰茎が春香の膣を穿っては外へ顔を出すたびにぐちゅぐちゅと水音が立つ。
そして、出入りする男根の表面が細かく泡立つほどの露に覆われていて、受け入れている女性器の方が、
もっといえばその持ち主が、無遠慮に出入りする侵入者を悦んで迎え入れていることが見て取れた。

「どうだっ、シャイニング・ハルカ、っ、っふぅ、おらっ!おらっ!」

春香「きゃひっ、ふ、深いぃっ♥♥♥すごぉぃ、お○んちんっ♥♥いいですっ♥♥♥」

「へへ、へへっ、この、淫乱マジシャン、がぁ!」

春香「あっ♥♥はぁあん、あぁーーーっ♥♥ご、ごめ、なさ♥♥エッチでごめんなさいっ♥♥♥」

とろけきった声と表情が、男をより深く受け入れようとくねる腰が、精を搾り取ろうと吸い付く膣肉がすべて
牡の本能を奥深くから刺激し、組み敷いて射精しようとする根源的な支配欲をかきたてる。

春香(こ、この人、すご、い♥♥ずぽずぽしながら、クリトリスっ♥♥♥クリまで舐めてきてる、みたいぃっ!♥♥♥)

伊織「や、やめ、へえっ♥♥こんな、入ってないっ、入ってないのにぃいぃ♥♥」

「そのとおり……んっ。いおりんの処女、は……ちゅっ、無事、なんだから、楽しめるぶんトクってもん……だ、ろ!」

伊織「ひぃぃっ♥ふあぁあぁーーっ!♥♥」

荒々しいピストンで啼かされる春香の感じる快感を処女膣に叩きこまれつつ、そう離れていないところで寝かされ、
足を大きく開かされた伊織は、ぴったりと閉じたつぼみのような膣口を戦闘員に舌で責められていた。
先端をほんの少しこじ入れたかと思うと、外陰唇を舐め上げ、ときにクリトリスにまでその刺激を加えてくる男の前に
そのどれも未経験で、自身でろくに触れたこともない伊織は翻弄され、挿入もされないのに連続で絶頂させられる。

「実際、処女はキープしたまま膣でイケるなんてなかなかないよな」
「俺らに感謝してもらってもいいくらいだ。ちゃんと約束も守るし、紳士だろ?」
「……お、あっちもそろそろか?」

股間に顔を押し当ててきている以外の戦闘員たちが寝転ばされた伊織を見下ろし、
にやにやと笑いながらかけてくる声も、伊織にはなんの意味も持っていなかった。

伊織(おなか、おく、ごつごつ、って♥♥これやだぁ♥♥こんなの、こんなのっ、無理、むりぃぃ♥♥)

それでも、伊織がなんとか春香を気遣い、そちらに視線を向けたあたりで、春香を犯している戦闘員が限界を迎えつつあった。

「く、っ、ちくしょ、も………うダメだっもうイくっ!」

春香「あひぃ、ひぅ♥♥あっ♥♥はぁん、っ……♥♥♥」

「う、わ……!?ふ、っへへへ、マジ、かよ!」

男が短く呻いて、後に控えているほかの黒タイツたちに遠慮してか、身体を起こそうとしたその一瞬前に
春香は奥底を突かれて喘ぎつつも、足を男の腰に回し、ブーツの足先、足首をからめて逃がすまいとホールドする。
誰に教わったのでもない本能が、春香に牝としてのマナーを教え込んでいた。

その春香の行動の意味を知識ではなく直感で理解し、伊織はとっさに叫ぼうとした。
それよりも一瞬早く、春香を犯していた戦闘員が下腹部をぴったりと春香に押し付け、叫び始める。

「で、出るっ!シャイニング・ハルカに、全部中出ししてっ、うくっ、うおおっっ!!」

春香「あ♥♥♥ぁんっ、ひゃあぁんん♥♥♥♥い、イク♥♥♥わたひ、わたしもぉイっちゃうぅーーっっ♥♥♥♥」

伊織「いやぁあぁ熱いぃぃっ♥♥まだ、わたし処女なのにっ、こんな♥♥中、いやなのに…ぃーっ♥♥♥」

激しく脈打つ陰茎の振動を膣に叩きこまれ、精液を思いきり奥深くまで注ぎ込まれて中から焼き尽くされる感覚を共有し、
春香と伊織はぴったり同時に甘く蕩けた叫び声をあげ、一人は処女膣で、一人は中出しでアクメを迎えた。
戦闘員のペニスがすっかり精液を吐き尽くしても、春香の足も、両手も、恋人相手にするような情熱的な抱擁を続け、
自分を奥まで支配しつくした雄の身体を離すまいとする。

やがてその締めつけがゆるみ、春香にのしかかっていた黒タイツがようやく身体を起こした。
少ししなびた男根がシャイニング・ハルカの秘穴から引き抜かれ、そこから快楽の残滓の白液がいくらか逆流してくる。

春香「はっ………はっ、あ、ぁ……♥♥♥」

くったりと身体を投げ出し、呆けたような表情で荒い息をつくシャイニング・ハルカを眺め、男たちは唾をのむ。
一瞬の間をおいて、我先にと、黒装束の一団が春香に襲い掛かった。
146 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:11:07.63 ID:PfcaQSM50
………………
…………
……

春香「ひあぁっっ♥♥♥あっ♥♥あっ♥♥ああっ♥♥きゃううん♥♥♥」

「ぐぉっ、い、イク……!!イカせて、やるぜ、シャイニング・ハルカっイけ、イっちまえぇっ」

春香「はんっ、はっ、はひぃぃっ♥♥♥イキますっ♥♥♥あっイク、またイっくぅぅぅっ♥♥♥♥」

雄たけびを上げて、黒タイツの戦闘員が深々とペニスを突き入れ、春香はまた嬌声を上げる。
男の尻肉が激しく震えて一滴残らず射精しきろうとするのを誘うように、腰がひとりでに輪を描くようにうねり、
もちろん足を男の腰に絡めつけ、ぐいぐいと引き込むようにして押さえることも忘れない。

伊織「さわ、触らないでぇっ♥♥♥そこいやぁぁ♥♥♥あっダメっ、指なんて、いれちゃ、っあぁあああぁあ♥♥♥」

その春香の絶頂に伊織の絶叫がユニゾンした。伊織のクリトリスと膣口をそれぞれ指でこねまわしていた戦闘員がにやりと笑い、
伊織がエクスタシーに達したのをわざわざ確かめてからまた指の動きを再開させる。

伊織「い、今は、やらぁ…んひぃっ!♥♥やめっ、やめなさいって、きゃんっ♥♥♥おねがい、やめて、やめてえぇ♥♥♥」

春香「はうぅ♥♥♥クリ、クリいいっ♥♥♥あ、そ、そこっ、ぎゅうぅって、ひゃひいん♥♥♥」

そして伊織に送り込まれた激悦はそのまま春香に伝わり、まだ陰茎を入れられたままの春香の膣はぎゅっと収縮し
締めつけられた戦闘員のペニスがわずかに残っていた精液を搾り出され、春香の中に熱い滴をたらす。

伊織「いやぁ………もう、ゆるして……♥」

春香「あぁ…ん、もっと、ぉ♥♥♥」

横たわったまま指ひとつろくに動かせなくなったマジシャンたちを眺め、戦闘員たちはまた下卑た笑いを浮かべた。

「動けないくらい疲れちまったかぁ。そしたらちょっと、刺激が必要だな」
「ああ、『刺激』的なヤツ、な。じゃあ、まずは……」

何人かが寝転んだままのシャイニング・ハルカに近づくと、その身体をゆっくりと抱き起し、
それから伏せをさせるように裏返した。そのまま腰を手前側に引き、尻だけを高く突き上げた姿勢を取らせる。

春香(あれ………っ、わたし、なに、して……)

ぼんやりした頭のまま、春香は姿勢を変えさせられたことに気が付いた。
そしてそれ以上の反応をする前に、熱く脈打つ肉のかたまりが、だいぶ後ろのほうに当たっていることに気づく。

春香「えっ…、そ、っち、は、ふひゃぁああぁ……♥♥♥」

戦闘員たちからは前の肉壺ばかりを犯されていたとはいえ、スライム相手に何度も押し広げられた尻穴も、準備はとうに整っていた。
みちみちとゆっくり押し広げられていく音とともに、後ろで膝立ちになっている黒タイツの肉槍が春香の奥へ、奥へと進む。

伊織「っあ、ぐ、ぃぎぃぃい……!?そこ、っっ、ちが、ちがう、穴、ぁ♥」

もちろん伊織の方はそう簡単ではなかった。今まで侵入されたことなどない穴にいきなり土足で押し入られ、
息がつまりそうな、身体を後ろから裂かれてしまいそうな感覚に伊織は目を白黒させてしまう。
そして、そんな事情は、快楽だけを追求している凌辱者にはいっさい関係のないことだった。

「スライムに、犯されまくった、って、聞いたけど……ぜんっぜん、キツいじゃ、ねえか、よ!」

春香「す、すらい、む…ぅ♥♥スライム、って、なんでしゅ、かぁ♥♥♥おひ、っ♥♥♥」

「はっ、男のチ○ポのがよすぎて、忘れた、ってか!この、どスケベアイドルの、魔法少女が!」

春香「あ、ぁん♥♥言わないれぇ…♥♥お○んちん、が、ち○ぽがぁ♥♥♥きもちよすぎるから…いけない、んですっ♥♥」

尻穴でもスムーズに男根を受け入れ、春香は頬を床にべったりと張りつけたままだらしなく笑みを浮かべた。
その春香が肛虐で感じている快楽の波はすぐさま、春香を凝視せざるをえない伊織にも伝播する。

伊織(変っ、こんなの変よっ、ぜったい変っ♥おしり…お尻は、入れるとこじゃないのに♥♥なんで、気持ちいいの…♥♥♥)

最初に感じた息苦しさはすでにどこかへ消えていて、春香の直腸をずぽずぽと掘り返す男根がもたらす背徳的な快感が
伊織の意識をあっという間に塗りつぶし、なにも考えられないようにしてしまう。

「ふひっ……処女奪わないとは確かに言ったけど、あれは、前の処女って意味なんだよな」

伊織「え……ちょ、ちょっと待ちなさっ、ぃああぁああ!?♥♥♥♥」

気が付いたときには伊織も春香の隣で春香と同じポーズを取らされ、そして直後にすぼまった尻穴を貫かれた。
当然それは同じものが突入してきた錯覚となって、春香の身体にも激震を伝える。

春香「ふぁあぁっ♥♥♥そんなっ♥♥♥おしり、二本も、なんて♥♥♥」
147 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/26(水) 21:15:18.19 ID:PfcaQSM50
赤とピンクの衣装をそれぞれ身に着けたマジシャンたちは、横並びに四つん這いにさせられ、
高く上げさせられた臀部をがっしりとつかまれて、屈辱のアナルファックに啼かされる。
お互いがお互いの尻穴を貫く陰茎の存在を感じとり、二本挿しで責められる快感に悲鳴が止められない。

春香「お、おしりも、すきぃっ♥♥♥ああっ♥♥ずぽずぽ、ずぽずぽって、きもちぃぃ♥♥♥」

伊織「やめへぇっ♥♥♥やめ、なさいよぉっ♥♥♥こんなの変っ♥♥♥へんたいっ♥♥♥へんたいぃぃ♥♥♥」

「はるるんは、どんだけエロいんだ、っ!ケツもマ○コも開発済、なんて、アイドル失格、だろぉ!?」

春香「だって、ぇ♥♥♥それ、わたしのせいじゃ、ないもんっ♥♥♥みんなが、エッチだからぁ…♥♥♥」

「変態、変態って……それであんあん言ってる、シャイニング・イオリ、お前が、変態なんだろうが」

伊織「違っ、わたしはぁ♥♥♥おしりなんか、きもちよくっ、にゃいぃ♥♥♥変態じゃないぃっ♥♥♥」

「あーもう、っなんだっていいっ!イクぞシャイニング・ハルカ、今度はケツにイくぞ、イくぞぉ!?」
「こっちもだ、シャイニング・イオリ、ぃ!変態じゃ、ないなら、我慢できるだろ、耐えてみろっ、おらあぁ!」

びゅぐぶっ、どびゅるっ!びゅーっ、ぐびゅっ、どくっ、どぷっ、どぷんっ!

春香と伊織、それぞれの尻に思いきり腰を打ちつけ、戦闘員たちが喚き散らした。
同時に二人分の射精の感覚と、一人ずつの精液がシャイニング・ハルカとシャイニング・イオリの尻穴へ突入し、
四つんばいのまま二人は思い切り背を反らし、肛虐アクメに絶叫する。

伊織「いやぁ…っ♥♥♥くやしぃぃぃっ♥♥♥♥こんなへんたい、なんかにぃ♥♥♥お尻で、おしりでっ、あひぃいぃぃい♥♥♥♥」

春香「やぁん、せーえきっ♥♥♥♥おしりにどくどく来てるぅぅ♥♥♥♥イっちゃうっ、お尻イクぅぅ♥♥♥♥ああぁん♥♥♥♥」

「………ああ、すげえ締めつけだった、ちぎれるかと、思っちまった…」
「アナルも、いいな…いおりんは前使えない分、こっちでみんな、やってやれよ」

春香「そんな……♥♥また、こっち…?♥♥」

伊織「や、ひゃらぁ……♥♥♥おひり、らめ…」

尻だけを上げた無様な姿勢でひくひくと震える二人に、すぐさま黒い影が群がって行った。





伊織「あ”〜〜〜〜〜っ♥♥♥へんたい、ぃ♥♥へんたいっ♥♥♥もう、おひり、らめ♥♥♥やめなさい、よぉ♥♥♥」

すっかり目がうつろになった伊織だが、口だけはいつまでも止まらない。
何度も繰り返し変態、変態と相手をののしり、そして身体をびくびくと震わせる。

「はぁっ、変態のチ○ポでっ、ケツマ○コ、犯され、て!アヘりながら、よくもまあ、言えるな?」

伊織「どうせ、へんたい♥♥♥なんだから♥♥♥ま、前も、もう、セックス、したらいいじゃないっ…♥♥♥♥」

春香の痴態を眺めるうちに芽生えた密かな期待を込めておずおずと口にした伊織の提案は、あっさりと却下される。

「だから、言ったろ。たとえ、お願いされても、いおりんの処女は、奪わな……っ、く!」

伊織「へ、へんたい♥♥♥おしりばっかのどへんたいぃ♥♥♥あ、ぁ♥♥♥♥へんたい♥♥に、いかされる、なんへぇ……♥♥♥」

高く掲げられたままのシャイニング・イオリの尻穴をオナホールがわりに使っていた戦闘員が低く唸るとまた射精を始め、
撃ち込まれる精液の熱さに伊織の呻き声のトーンが少しだけ上がった。

春香「ひあぁんっ♥♥♥♥はひぃっぃい!♥♥♥♥ああんっ♥♥♥はひ、はぁあん♥♥♥♥」

「うお、中で、こすれんの、すげっ!マジすげっ、お、ぉ」
「くひひっ、どうだ、シャイニング・ハルカ!今まででいちばん、クるだろ!?」

春香「ひゃいぃっ、こぇっ、すごぉ♥♥♥♥まえも、うしろ、もぉ!♥♥♥あんっ♥♥♥ああんっっ♥♥♥♥」

そのすぐそば、戦闘員ふたりに挟みこまれるかたちで春香は凌辱されていた。
下で仰向けになった黒タイツからは突き上げるかたちで膣に男根を挿入され、
そして背中にのしかかった黒タイツからは尻穴にペニスを嵌め込まれる。
足をはしたなくがに股に開かされ、時に前と後ろで交互に、時にタイミングを合わせてピストンされ、
あっという間に春香の身体は絶頂寸前にまで昂ぶらされていく。

「フィニッシュは、もちろん中、でいいよなっ?」
「ったりめえ…だ、ろうが!それより、合わせろよ!」
「わかって………く、そろそろ、イくぞ、いいか!?」
「よ、っし…そらっイけシャイニング・ハルカ!ケツとマ○コで、同時中出しアクメ決めちまえぇっ!」

春香「あぁあぁっイク……っ♥♥♥♥♥イっ、きゃうぅぅぅ♥♥♥♥♥イって、イってるの、にぃ!♥♥♥♥や、らめ、またぁイクぅぅぅ♥♥♥♥♥」

尻穴だけを無限に責められ続ける伊織と、両穴を代わる代わる、時に同時に犯される春香の甘い声が、いつまでも響き続けていた。
148 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/26(水) 21:21:52.95 ID:PfcaQSM50
ここまでです。安価はないよ。
もちろん書き溜めはこれで尽きました。

次は金曜日でなく土曜日になるかもしれません。



………春香さんが明らかにヤバい、これはもう本格的にダメなんじゃないだろうか?(他人事)


でも正直今回はエロいような気がする。気がするだけかもしれない。
というか>>91がなんかいろいろとツボすぎました、本当にありがとうございます。


あ、もちろんはるいお晒し者は忘れてませんよ、そこは雪歩の追加とかと関係させつつまた後でやります。


エロトラップは随時お待ちしてます。では。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 21:25:21.97 ID:ECF0FHVy0
乙。エロいですよ、はい。
触手じゃなくてもいけますよ。
エロトラップは土日じゃ無理そうですかね?
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 22:45:10.40 ID:xCUXYCbv0
乙乙
こりゃもう春香さんダメっぽいですね(確信)
正直このままいけば響ちゃん大勝利だよなー…
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 22:47:31.90 ID:zAvQCz6PO
乙ですよ
まあ、前回の5人組がインパクト大だったぶん、物足りなさを感じてしまっても
そこは次回以降のシチュエーションに期待です
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 10:28:01.96 ID:BtuvIHtnO
強制ユニゾン。互いを認識できないようにして、快楽を共感。他にも出ていたけど、薬などを無効にして中毒状態や寄生なども共有する。
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 23:33:20.06 ID:8F1Jh5DSO
スパイみたいに赤外線を潜るチャレンジ
失敗すると壁から装置がせり出してきてバキュームベッド状態で晒し者にされる
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/28(金) 18:23:20.46 ID:8l3STwJ8O
顔には口しかなく、意思の疎通はできるが会話能力のない、筋骨隆々の二メートルほどの怪物と鬼ごっこ
捕まれば、恋人のような甘い愛撫と獣のように犯し愛される
155 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/28(金) 20:40:23.38 ID:nx5M/SAc0
申し訳ない、ちょっと今晩の投下は難しそうです。
明日の早めの時間(〜19時くらいとか、あるいはもっと前)にゆきぴょん追加分投下
→20〜21時を目安に安価からんだイベント関係を投下開始

ってのが理想です。実現できるよう鋭意努力します。
最悪でも日曜には安価やるぞ。がんばろう。

なお、>>126で説明させていただいたイベントですが、基本的に

「誰が次のトラップに挑むかを選択」(安価)
→「トラップ成否判定」(コンマ)
→「失敗したらトラップの種類・ひどさ具合を決定」(安価・コンマ) ※この最後のはあったりなかったり
→以降ループ

という感じのが続く予定ですのでご協力ください。
また場合によっては途中で戦闘も起きるかもしれません。

アイディアたくさんありがとうございます。
>>1の趣味に任せるとすべて触手凌辱になるところでした。

ここからまだ追加してくださってもうれしい。
ただ、前から言ってますが、全部採用はできなくても許してください。
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/28(金) 21:05:53.12 ID:y6sDdKTxO
お疲れ様です。待ってます。
157 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:05:03.46 ID:4NI8h5Kw0
ほぼ規則的にぐちゅぐちゅと水音が鳴り続け、それに、ぱんっ、ぱん、と肉を打ち合わせる響きが時折混じる。
放置されっぱなしで生き物の気配すら長年縁のなかった廃工場内の空間は今や、
湿っぽい音、独特のにおいと喧騒、それらを煽り立てる異様な熱気で完全に満たされていた。

「へへ……これだけヤってるのに、全然チ〇ポおさまらねえ」
「俺もまだまだイけそうだ。もっかい並んでくるか」

よく見ると、室内の黒ずくめたちは大きく二つの集団に分かれている。
そしてそれぞれの人だかりの中心からは、絶えることのない嬌声が上がり続けていた。

伊織「いやぁっ、いやぁあ♥♥んんっ♥♥あっ、あっひゃぁあん♥♥♥おかしく、おかひくな、ひゃうぅ!♥♥♥」

「気の強い女はアナルが弱いとかいうの、俺、都市伝説みたいなもんだと思ってたぜ」
「あー、まさにって感じだなぁ、シャイニング・イオリ」
「まあでも、これだけケツマ〇コばっかりマワされてりゃ仕方ないんじゃね?」

背面座位の姿勢で深々と戦闘員のペニスに尻穴を貫かれ、伊織は小柄な身体を上下にゆすぶられていた。
新型スーツのおかげで衣装に触れても問題なくなった黒タイツの手ですっかり胸もはだけさせられ、
あらわになった小ぶりな胸の果実を後ろからわしづかみにされ、好き放題に揉み嬲られている。

伊織(い、いつまで、こんな…♥♥♥こいつら、お尻ばっかり、しつこすぎるのよっ♥♥♥)

何人もの黒タイツたちから徹底してアナルだけを耕され、たっぷりと吐き出された精液が潤滑油代わりとなり、
その小さな穴を経由した痛みも不快感もすべて快楽に変換されて、シャイニング・イオリの全身を、理性を蝕んでゆく。

伊織「おひっ、ひぁあ…ひぃんっ♥♥お尻、おひりぃい♥♥♥♥もぉ、らめ♥♥♥おしりこわれるっ♥♥♥」

「バーカ。今さら壊れるわけねえだろ。何回チ〇コ突っ込まれたと思ってんだ」
「つか、マジシャン様はみんな、どんだけ犯されてもいいように頑丈なんじゃねえの?ひゃははは!」

伊織「な、なに言って…♥♥♥ちがう、わたひ、そん……きゃひぃいぃいいっ♥♥♥♥」

「喋ってる、余裕、あんなら……ケツ絞めろや、おら!」

周囲から投げつけられる心無い声に反論しようとする伊織の言葉を、突き上げてくる男根が断ち切った。
シャイニング・イオリの足をがっしりと掴み開かせている男は、自身の腰を動かすだけでなく
伊織の身体をも腕力にまかせて上下させ、伊織の尻穴どころか全身をオナホール扱いにして快感をむさぼる。

「ふっ、ふぅっ、いいぞっ…、よぉし、たっぷり出してやる、からな」

伊織「や…やぁっ、い、やっ♥♥♥いらないっ、やめ、て♥♥♥もう、おしりに出すのゆるひてぇ♥♥♥♥」

何度声を上げても一度も聞いてもらえたためしのない哀願を、伊織は無駄と知りつつ繰り返す。
そして返事のかわりに、これも何度も身体で味わわされた不気味な脈動が尻穴の中で始まってしまう。

「おぉぉ…っ、イクぞ、シャイニング・イオリぃ!ケツマ〇コに出す、ぅっ、あ、あっ出るっ!」

伊織「や、だめ、らめ♥♥♥せーえきもういやぁっ♥♥♥♥いや、いやっ、やめ…っ、あ、ぁ、あぁぁああぁ♥♥♥♥」

男が大声を上げて体をゆすり、伊織のアナルの中へと濃厚な白濁液を思いきりぶちまけた。
もう何度も味わったはずの熱さにまた脳を焼かれ、伊織は制止の言葉も上げられずにびくびくと身体を震わせる。

伊織「おしり、あちゅいぃっ♥♥♥こんな♥♥へんたいチ〇ポ、なのに♥♥♥きもちいぃ…、なんてぇ♥♥♥」

「……っふー。あ”〜〜、出した出した」

欲望の証をすべて吐き出しきり、男はやけにすっきりした顔で伊織の身体を浮かせると
濡れ光るペニスをゆっくりと引き抜き、伊織をその場に残したまま周囲の輪の中に戻ってゆく。

伊織「はぁ……っ♥♥♥みて、なさい…♥♥♥からだ、ふつうなら、あんたたち、なんかぁ♥♥♥一瞬で、っ…♥♥」

尻を上げて突っ伏し、かすかにうわごとめいてつぶやくだけになったシャイニング・イオリに、次の人影が近づいた。

「うっわーマジかよーちょー怖いわー。じゃあ、そんなことされちまう前に……よっ、と!」

伊織「んんん、っひ!?♥♥♥ひやぁん♥♥♥♥そ、そんな、すぐにぃ♥♥♥はうぅうぅ♥♥♥♥」

四つん這いに近い姿勢のまま、寄ってきた次の戦闘員の陰茎でまたアナルを奥まで一気に埋められ、
その瞬間に伊織が上げた――上げさせられたのは、悦びにとろけきった悲鳴だった。
すぐに後ろの黒タイツが腰を振って乱暴に打ち付けはじめ、その一突きごとに伊織は啼かされてしまう。

「へへへ、おら、おらっ、俺たちが、一瞬でなんだってぇ!?」

伊織「はひっ♥♥♥や、やぁ、きゃあん♥♥♥こんなやつら、に…あっ♥♥♥らめっ、らめっらめええぇ♥♥♥♥」

「立場、思い知らせてやるぜ。ケツ穴大好きの、シャイニング・イオリちゃん、よぉ!」

伊織「ちがう、ちがうのぉ♥♥♥あぁっ♥♥♥おしりなんていやぁ♥♥♥こんなの、好きじゃな…はひぃぃいい♥♥♥♥」

這いつくばらされ、尻穴を犯す激しいピストンで全身を揺さぶられて、伊織の声も表情も、どんどんだらしなく蕩けてゆく。
158 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:05:42.19 ID:4NI8h5Kw0
連続アナルファックに悶絶する伊織のすぐ近くで、黒タイツの男たちが二人、向かい合って立っていた。
シャイニング・ハルカはそのうちひとりに抱えられていわゆる駅弁の体勢を取らされ、
そして前後から戦闘員のペニスで膣と菊門とを深く突き上げられ、歓喜の声を上げ続ける。

春香「あぁあん♥♥♥はぅん、はひっ、ひぁあああっ♥♥♥♥もっと、もっとぉぉ♥♥♥」

「ひひひっ、エロすぎんだろ、魔法戦士サマ。ほんとに、これで女子高生、かよっ!」
「くぅぅ……これだけヤって、んのに、まだ、すげえ締めつけだっ…おふっ、おおぉっ」

春香「はぁん♥♥♥ひぃぃっ、あ♥♥ぁ♥♥おくっ、しゅごいぃ、ひゃぅっ、あぁあぁーっ♥♥♥♥」

春香は目の前の男にしっかりと抱きつき、両穴に繰り返しもぐり込んでくる反り返った男根を
自分をいちばん悦ばせてくれる角度で奥深くまで受け入れようと腰をくねらせる。

「シャイニング・ハルカ、舌出せや舌。キスしようぜ」

春香「………ぁ、んん♥♥♥」

目の前の男に誘われ、春香はほとんど躊躇することなく舌を唇からのぞかせると
むしろ自分から男の唇へと積極的に吸い付いた。すぐに熱く粘つく男の舌がからみついてきて、
二人の口の中で動き回る肉帯と唾液とが一緒になって絡まりあう。

春香(あぁ…セックスしながらキスするの、いい♥♥♥きもちぃぃっ♥♥♥♥もう何人とキスしたか、わかんないや……♥♥♥)

愛する人ではないどころか、不特定多数のうちのひとりでしかない男と唇を重ね唾液や舌を交えることにすら
春香の身体は敏感に反応していた。膣穴も肛肉もねっとりと戦闘員たちのモノに吸い付き、
きゅうきゅうと搾り上げる動きで肉棒を奥へ、奥へと引き込もうとし、一番深いところでの射精を誘いかける。

「へへ…ただの戦闘員の俺らに、輪姦されてるってのに、うれしそうな顔、しやがって、ぇ!」

「アイドルも、魔法戦士も、失格だな、もう。正義の味方のくせに、こんなエロくて、いいと思ってんのか!」

春香の身体の震えが激しくなり、締めつける動きがいっそう強まってきたことで
アクメ間近なことを察した前後の黒タイツたちは、ピストンを続けつつ、下卑た笑みを深くして春香をなじる。

春香「はぁん♥♥♥はひっ、ごめん、なしゃい♥♥♥♥いやらしい子で、ごめんなさっ…っふあぁあ!?♥♥♥♥」

肉槍だけでなく、体全体でシャイニング・ハルカを前後から挟みつぶすようにして、戦闘員たちが圧をかけはじめた。
その筋肉質な胸板や腹回りの熱さと、むせかえりそうな雄の匂いに逃げ場のない状態で密着され、
身体は宙に、そして頭も心も熱と快楽に浮かされ、春香はひたすら喘ぎ続ける。

春香「な、なかで、こすれて、あんっ♥♥♥♥ち○ぽこすれてまひゅっ♥♥♥♥ごちゅごちゅして、やっ、やぁっ、はひぃぃ♥♥♥♥」

「もう、イきそうなんだろ、ど淫乱魔法戦士のハルカちゃんは。マ○コ、びくびくさせやがって」
「なにが欲しいか、ちゃんと言えよ。お願い、するのは当然、だよなぁ!?」

前後から男たちに貶され促され、シャイニング・ハルカはごく素直に、自分の希望を言葉にして叫んだ。

春香「は、はいぃぃ♥♥♥♥せーえきっ、精液ほしいれすっ♥♥♥♥イかせてくらしゃいぃ♥♥♥♥」

「けけっ、とんだエロアイドル、だなぁっ!?どこに欲しいんだよ!?」
「ほらさっさと言わないと、チ○ポ、抜いちまうぞ!」

春香「や、まってぇ♥♥♥♥ナカに、っ中がいいれす、ひゃぁん!♥♥♥エッチなお○んこもおしりもっ♥♥♥♥りょうほうイかせてくらひゃいぃ♥♥♥♥」

すっかり理性の飛んでしまった春香は、そんな気は毛頭ない男たちの適当な脅し文句を真に受け、のどを嗄らす勢いで叫んだ。
必死なのは声だけでなく、離れて行ってしまうことのないようにしっかりと目の前の戦闘員の首にしがみつき、
そして両穴から抜け落ちないよう、中のペニスを食いちぎろうとでもするかのような強さで膣と尻穴を締め上げる。
159 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:06:22.13 ID:4NI8h5Kw0
「うひひひっ、この肉便器マジシャン、が。よぉし、お望み通り、熱くて濃いの、くれてやる…ぜ!」
「…う、ぉ!マジで、締めが、すげえ……っ、シャイニング・ハルカのケツに、チ○ポ汁、ぶちまけてやる!」

春香「♥♥♥♥♥ 〜〜〜〜っっ♥♥♥♥」

もはや言葉も発せなくなり、男たちの勝利宣言ともいえる雄叫びに、春香はただせわしくうなずいてその瞬間を心待ちにする。

春香(ち○ぽきてえっ♥♥♥♥いっぱい出して♥♥♥♥前でも後ろでもびゅくびゅく注いでぇぇえ!♥♥♥♥♥)

そして心の中でシャイニング・ハルカが叫びを上げきるか上げきらないかのまさにその刹那、両穴をえぐっていた男根が同時に爆発した。

ぶびゅ、びゅるっ、どくっ、どくっ、どびゅぅっ!ごぷっ、びゅぐんっ、びくっ、びゅくっ……

春香「はひぃいぃぃいーーっ♥♥♥♥♥イっくぅうぅぅ♥♥♥♥♥戦闘員しゃんのち○ぽでイきましゅぅぅぅ♥♥♥♥♥」

二人の黒タイツの間ではさみつぶされながらシャイニング・ハルカは思いきり首をのけぞらせ、目を見開いて高く叫んだ。
その間も前後の男たちは深く腰を突き入れたまま尻を何度もびくつかせ、ペニスを脈打たせて撃ちこみを続ける。

春香「らめ♥♥♥♥とめてぇ♥♥♥イきました♥♥♥からっ、射精、やめてぇ!♥♥♥♥じゃないとまたイっちゃう♥♥♥♥あ、ぁん、イ、イクぅぅ♥♥♥♥♥」

焦点の合わなくなった目ではしたなく叫び続ける春香を見て戦闘員たちは笑い、改めて限界を迎えるまで両穴への射精を続ける。

「中にほしいって、言ったの、お前だろう、が!今さらやめて、もらえると、思うなよぉ?」

春香「ひぃっ、まだ出て、る♥♥♥♥イっちゃうっ♥♥♥♥♥イカしゃれるぅ♥♥♥♥魔法戦士、なのにぃ♥♥♥♥♥ち○ぽに負けちゃうのぉ♥♥♥♥♥」

「もっとイけや、シャイニング・ハルカ、イかせまくって、チ○ポ奴隷にして、やる、おらぁあっ!」

春香「いやぁぁあっ♥♥♥♥♥そんなのやぁあ♥♥♥♥♥いやなのにっ♥♥♥♥イくっまたイク♥♥♥♥イクのとめられないよぉぉお♥♥♥♥♥♥」






「ふぅぅぅ………っ、もう、打ち止め、だ」
「俺も……こんなエロマジシャン、ずっとは、相手しきれん」

春香「あひゃぁ、ん♥♥♥♥ひぅん、っ……♥♥♥♥」

長々と続いた射精を終え、どこか虚脱したような顔で、黒タイツたちは立ったままペニスをゆっくりと引き抜く。
少ししおれた肉棒がずるりと後退していくその動きで膣壁を、腸壁を摩擦されるだけで、
シャイニング・ハルカはまた軽いアクメに襲われ、出て行こうとする陰茎を引き留めようとするかのように
膣穴も尻穴も未練がましく収縮し、男たちは貪欲なその動きに思わず腰をびくりと震わせた。

春香「はぁ……はぁ、ん…♥♥♥♥あ、らめ、でちゃ、う♥♥♥」

あたかも呼吸するかのごとく、春香の膣口と肛門がぱくぱくと動き、入りきらなかった精液が逆流して垂れ落ちる。

それまでの痴態を眺めてすっかり男根を固くし、反り返らせていた順番待ちの二人は、その白い小さな滝を目にして舌なめずりをした。
シャイニング・ハルカを抱え上げていた戦闘員からその身体を受け取ると、
事前に打ち合わせていたとおりひとりが床に仰向けに寝転がり、春香に足を大きく開かせてまたがらせる。

春香「あ……♥♥♥も、もう、するんですか、っあへぇえっっ♥♥♥♥しょんな、いきなり、ぃ♥♥♥♥」

「へへへ。いきなり無理やりされるのが好きなんだろ、シャイニング・ハルカちゃんは」

春香「そんな、わたひ、ぁ、あっぁあぁあぁ!?♥♥♥♥……っ、あぁ、やんっ♥♥♥♥ふぁあ♥♥♥ひ、おひっ、おほぉぉ♥♥♥♥」

寝転んだ男の天を突くように立ち上がったペニスで膣を下から貫かれ、すぐに後ろからもう一人の戦闘員にアナルを串刺しにされ。
それに春香が驚いた声を上げたのはごく一瞬で、数秒もしないうちにその声はまた肉悦にまみれた喘ぎ声に変わった。
160 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:06:48.49 ID:4NI8h5Kw0
………………
…………
……

数時間が過ぎても、廃工場内の熱気はいささかも衰えを見せていない。

伊織「はぁ………♥♥♥ん、おひ、り♥♥……やぁっ…♥♥ はー…………っ♥♥♥」

春香「ぃえへ、へ………♥♥♥せーえき、いっぱぁい………♥♥♥あ、やら、また、イっひゃ、う…♥♥♥♥んっ…♥♥♥♥」

尻穴を犯され続けた伊織と、両方の牝穴を輪姦され続けた春香は並んで転がされていた。
伊織のアナルも、春香の前後の秘穴もどちらもしっかりと閉じられる状態にはなく、
そしてそれら三穴すべてから、粘ついた、もう半固体に近いとすら思える白濁液がとろとろと垂れ落ち続けていた。

「さーて、じゃあもっかい仕上げいっとくか。頼むぜー」

新型スーツ着用組のリーダー格の男が鷹揚に言うと、呼応して黒タイツの集団が歩み出る。

「待ちくたびれたよ。俺らはコレしか楽しみがないからな」
「くっそー、俺、次までに絶対、昇進試験通って新型配属してもらうんだ……」
「ま、今日ここに居合わせただけでも運いいと思おうや。役得役得」

前に出てきたのは旧型タイツを着用している戦闘員の集団だった。
挿入や性交以前に、マジシャンに直接触れること自体が難しい彼らがこの場で可能な行為というと、ひとつしかない。

当然のように自身のイチモツを取り出して手を添えた旧型黒タイツたちは、
だらしなく身体を投げ出し、途切れ途切れに喘ぐだけになった伊織と春香の周囲を取り囲むと
陰茎をしごきあげて、すでに白く染まっているマジシャンたちの身体のあちこちに、さらに精液を吐き掛けていく。

伊織「ひぃ……っ♥♥♥あついぃ♥♥♥やえて、かけちゃらめ♥♥♥♥やめなさい、ってば、ぁ……♥♥♥♥」

春香「あぁっ♥♥♥ま、またせーえきぃっ♥♥♥あつくて…くさいの、……すき、ぃ♥♥♥♥もっと、かけてえっ♥♥♥♥」

ひたすら中に注がれ続けていた春香よりも、アナル輪姦の前に全身をくまなく好きに使われていた伊織の方が
この点においてはひどく、すでにほぼ白に染まっていたコスチュームも、顔や肌も、ますます白濁に塗り込められていく。

「シャイニング・イオリもシャイニング・ハルカも、いいお化粧ができたじゃねえか」
「ああ、精子まみれで色っぽくなったぞ。人気出るぜぇ、きっと」
「なんたって男喜ばせるのがアイドルだからな、ちょうどいい勉強になったろ」

うまくもない冗談で大笑いする男たちに、春香も伊織もなんの反応も示すことはなかった。



「………お?すまん、ちょっと静かにしてくれ」

唐突にリーダー格の男が言い、耳を澄ますようなしぐさをする。
周囲でべちゃくちゃ喋っていた黒タイツたちもそれにつられ、一時的に口をつぐんだ。

「……はい。はい?しかし………え?ああ、なるほど、了解しました。それでは1時間ほどでこちらの全員、帰投いたします」
「……………なにか問題でもあったんです?」

誰かと通信をしていたらしきリーダー格が神妙な顔で報告を終え、少しの間を置いてそばにいた別の一人がたずねた。

「ああ、今日は「後処理部隊」たちが別件でこっちに来れないんだとさ」
「へえー、珍しい。どこかでなんか、大掛かりな侵攻作戦でもあったとか?」

こともなげにリーダー格が答える。
彼のいう「後処理部隊」とは、ブラックジャンボの活動痕跡をできるだけ後に残さないように隠滅をはかる戦闘員たちのことで、
どこへでも迅速に、なるだけ秘密裏に駆けつけ、現場を可能な限り元に戻して立ち去るプロフェッショナル集団である。
ブラックジャンボ構成員のなかでもそう数は多くないため常に出ずっぱりであり、権限もそこそこ強く、
完全な裏方でありながら、現場最前線で動く一般戦闘員たちからはそれなりに尊敬の念を集めているふしがあった。

「そこまで詳しくは聞かされなかったけど、どうも、ここ以外でもマジシャン捕まえたんだと」
「マジっすか!?すげえ!大したことないっすねシャインマジシャン」
「でも……ってことは、今日のここの後片付けとか、マジシャンの身体綺麗にするの、俺らでやれってことですね……」
「いや、それがな、撤収に関して別の指令が来てる」

げんなりした表情を浮かべた黒タイツに、リーダーは下卑た笑顔を見せ、周囲に呼びかけて指示を始めた。

怪訝そうな、あるいは面倒くさそうな顔をしていた黒ずくめたちが、話を聞くにつれ暗く目を輝かせる。
全身のみならず身体の中まで戦闘員たちの精液でどろどろにされた二人のマジシャンには、その様子が目に入ることはなかった。
161 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:07:18.89 ID:4NI8h5Kw0
………………
…………
……

雪歩「はぁっ、はぁ………ふぁ、っっ、んぅ………はぁ、あ……」

「……しかし、これからどうする?」
「うーん。本部に連絡とって、指示仰いだ方がいいかもな」

荒く息をつき、縛り上げられて寝転がる雪歩を放置し、黒タイツたちが協議していた。
とりあえず誰もいない廃ビルの中まで引きずってきたはいいものの、
電動マッサージ機なりバイブなりを使って辱める以上の手出しをすることは
旧型タイツしか装備していない彼らにとっては困難を極める。

「ん? …………うおぉぉっっ!」

その最中、ひとりが宙に視線をさまよわせたかと思うとだしぬけに大声で叫んで立ち上がった。
彼の反応の意味が解らず、ほかの全員がその視線の先を目で追い、

「うひっ!?」
「…………!!」
「わあぁぁ!」

一瞬ののち、最初のひとりと同じようにその場に立ち上がって直立不動の姿勢をとる。
と同時に、こつ、と軽い音がして、漆黒の衣装とどす黒いオーラをまとった響が彼らから少し離れたところに降り立った。

響「はいさい、お疲れみんな。それより、これって大金星だぞ!えらい!!」

満面の笑みを浮かべてにこやかに話しかける響と対照的に、黒タイツたちは身動き一つとらず立ち尽くしていた。
ブラックジャンボの戦闘員たちが皆、響に対する尊敬と畏怖の念を骨の髄まで叩き込まれているから、というのも理由のうちだが、
それ以上に、一般人と大差のない魔力しか有していない彼らにとって、響のもつ強大すぎる力は
物理的な圧迫感や、もっと直接的な威圧・拘束として働いてしまうということの方が原因としては大きかった。

響「………あ、しまった、ごめん…その、いきなり自分がばーんって出てきたら、サプライズになるかなーと思ったんだけど………」

彼らの無反応さと、その原因にようやく思い当った響ははっとした顔になり、すぐにしゅんとしてうつむく。
その様子を目の当たりにし、あくまで直立不動の姿勢を崩さないままの戦闘員たちは、

(響様やっぱりアホの子かわいい!!)
(ちゃんと自分の非を認められる響さまマジで上司の鑑)
(でもできれば連絡してから来てください、下手したら俺らショック死します)

それぞれに好き勝手なことを頭の中で考えていた。

響「えっとね、それで、雪歩……シャイニング・ユキホの身柄なんだけど、自分に預けてくれる?」

気を取り直した響が、あらためて戦闘員たちに話しかける。
言葉の上では同意を求めているが事実上の総帥命令であり、同時に戦闘員たちにとっても否やはない。

響「この子男性恐怖症みたいなとこがあってさ、今いきなり視覚と聴覚戻ったら、暴れないとも限らないからね」

響「ああもちろん、みんなにはちゃーんとご褒美あげる!次回生産分の新型スーツ、優先して回すように律子に言っとくからね!」

(あ、ほんとに対策版スーツってもうあるんだな……)
(ごく一部の部隊にだけ配備されてるってウワサのやつか!やった!)
(ちゃんと手柄に応じた報酬貰えたりとか、名前のわりにはホワイトだよな、ウチって)

功績に応じて報酬が与えられ、ときには最高権力者たる総帥から直接褒められることもあるなど、
響が単にアイドル時代の人気や容姿だけで人心を集めているわけではない理由もそれなりに存在していた。
そうしているうちに、響の後ろから音もなく別の黒ずくめの一団が室内へ入ってくる。

響「あっ、もう着いたんだ、急にごめんなー!ちょっと待機しててね」

(………清掃部隊、ってやつか。初めて見た…)
(いつもは俺らが現場離れたあとに来る人らだもんな…見た感じだけは、似てなくもないか)
(おー、やっぱ黒タイツなんだ……)

2グループの黒タイツたちとブラックジャンボ総帥、そして光と音を奪われて横たわるシャインマジシャン、
奇妙なメンバーが廃ビルの一室に勢ぞろいしていた。




雪歩(どれくらい、経ったの……?それに、まだ、目も耳も治らない、なんて……っ)

時間の感覚がもうぐちゃぐちゃで、それに、触られるような感触もない分、手掛かりになる情報がなにもなくて。
力が抜けていてほとんど動けないから、自分の身体がどうなっているのかもよくわかりません。

響(ゆーきほ! 自分の声、聞こえるー?)

………頭の中に、いきなり、よく知ってる、でも聞こえるはずのない声が響いて、思わず全身が震えました。
162 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:07:49.30 ID:4NI8h5Kw0
雪歩(え………ひ、響ちゃんっ!?)

思わず昔のように名前を呼んでしまって、それから、この子はもう響ちゃんなんて呼べる相手じゃなくなってることを思い出します。

響(そーだよシャイニング・ユキホ。自分、ブラックジャンボ総帥の響だぞー)

なのに、耳に、頭に直接響いてくる声はあっけらかんとした調子で、わかりきったことを言いました。
………つまり、わたし、今まで、響ちゃんに捕まえられて、この状態にされてたってこと!?

雪歩(に、逃げなきゃ!わたし一人じゃ、響ちゃん相手じゃどうもできない、……すぐ逃げなくちゃっ!!)

気持ちばかりが焦って、でも身体にはやっぱり力が入らなくて……せいぜい指とか、足のさきがちょっと位置を変えるだけです。
そんなわたしを見て………たぶん、見てるはずの響ちゃんが、わざとらしく驚いたような声で言いました。

響(あーあー、大丈夫、そんなに焦らないでよ雪歩。今日「は」、「自分は」、雪歩には何もしないからさー)

………そもそも、本当は言ってない、はずです。マジシャン同士で使えるテレパシーみたいなのを、
魔法が使える響ちゃんなら当然、おんなじように使うことができるとか、きっとそういうことなんだろうと思います。
その証拠に、響ちゃん以外の人の声はもちろん、わたし自身の息の音すら、わたしの耳にはまだ聞こえてきませんでした。

雪歩(………じゃ、じゃあ、なんで、ここにいるの?)

響(ん?そりゃもちろん、雪歩のその症状を治してあげるためだぞ)

あんまり話がおいしすぎて、とても信じる気になれません。
いくら響ちゃんとわたしみたいなダメダメマジシャンの力の差がはっきりしてるからって、
悪い人のボスをしてる響ちゃんが、敵対してるマジシャンのわたしを助ける理由なんか、あるわけないです。

響(あー、雪歩、疑ってるでしょ。でも考えてみてよ、今の状態の雪歩に勝って自分が喜ぶと思う?)

わたしの心を読んだみたいな絶妙のタイミングで、響ちゃんの声が語りかけてきます。

響(みんなには、万全の状態で立ち向かってきてほしいんだ。ほら、強敵手として戦いたい、みたいな?)

………ウソだって、はっきりわかりました。
本当にその言葉のとおりなら、響ちゃんが直接向かって来ればすむだけです。
もちろん、そんなことされたらわたしたちはあっさり負けちゃうだろうけど………
でも少なくとも、響ちゃんが本気でそう思ってるなら、春香ちゃんや千早ちゃんに、……あんなひどいこと、する理由がありません。

言い返しちゃいたいけど、でも、この状態であんまり怒らせるのもよくないかも……と思っていると。
唇に、冷たくて丸いなにかが押し当てられました。同時に、甘いような、独特なにおいがわたしの鼻をくすぐります。

雪歩(………!?)

響(まあ、雪歩が信じてくれても、信じてくれなくても、自分は自分のしたいようにするけどね♪)

雪歩(な、なに、これ……!?やめて!響ちゃんっ、おねがい、やめてよぉ……)

さっきまでの、わけのわからない感触を、思い出して……… 思い出そうとして、頭がくらくらしてきます。
あ、あれ…?わたし、響ちゃんが来る前になにか、とてもヘンな気持ちになったことが、あった、ような………?

響(これ、雪歩のその症状を治す薬なの。毒とかじゃないのは自分が保証するから、ほら、ぐっと)

雪歩(……っ、〜〜〜〜っ!!)

ちゃぽん、と液体がはねる音がして、唇にさっきよりももっと冷たい、濡れた感触が触れました。
たぶん最初に感じた丸くて固いのが、びんの口で、そして今、それを傾けて、中身を、飲まされようとしてる……!?

響(強情だなぁ……じゃあ何?雪歩はずっとこのままがいいの?)

頭の中に聞こえる響ちゃんの声が、ちょっとむっとしたような調子に変わります。

響(今はいいけど、自分とこの…つまり、ブラックジャンボの戦闘員とかがいまの雪歩見つけたら、どうなるかわかんないぞー?)

……いままで、そんなことをまるで想像もしなかった自分の気楽さにいまさら気が付いて、頭が真っ白になりました。
勝手に身体が震え始めるわたしの唇から、冷たい感触がすっと離れて行きます。

響(まあでも、どうしても嫌だっていうなら仕方ないか。自分はこのまま帰ることにしよっかな……)

雪歩(……ま、待って!ごめんなさい、今のお薬、飲ませてくださいっ!!)

響ちゃんがほんとうに帰って、いなくなってしまうのが何よりも怖くて、わたしは必死で呼び止めます。
だ、だって、さっき本人が言ってたとおり、わたし一人助けるくらい響ちゃんにはなんてことないだろうし……
それに、いまいやらしい男の人たちに見つかるなんて考えただけでも怖いし、嫌でたまりませんでした。

響(ああ、よかった、じゃあ改めて……咳き込まないように気をつけてね?)

響ちゃんは機嫌を直してくれたみたいで、少ししてまた冷たい感触がわたしの唇を濡らします。
ちょっとだけためらいそうになったけど、わたしは覚悟を決めて、流れてくる液体を飲み始めました。

雪歩(………つめたい、それに、舌がちょっとぴりってするけど……甘い。おいしい、な…)

思ったよりもずっと飲みやすい味で、こんな状況なのに、わたしは少しだけ安心していました。
163 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:08:20.71 ID:4NI8h5Kw0
響(……よし、これで空になったぞ。もう大丈夫だよ雪歩、あと30分もしたら、目も耳も元に戻るよ)

雪歩(あ………あり、がとう。響ちゃん)

敵のボスに助けられて、反射的にお礼を言って、わたしの心を罪悪感が締めつけます。

雪歩(やよいちゃんだけじゃなくて、律子さんや、あずささん、それに…四条さんまで、連れて行っちゃって……)

雪歩(そして、春香ちゃんや千早ちゃんをあんなひどい目に遭わせた相手にお礼なんて………わたし)

とても割り切れないけど、どうしても、ほかに助かる手段を思いつけなかったのも本当です。
わたしの判断が正しかったのか、間違ってたのか、わからなくなってしまいます。

響(あ、ところでね。その薬飲むと、たまに副作用で変な夢見ちゃう人もいるんだ)

なんでもないように響ちゃんが言い出して、わたしは全身に鳥肌が立った気がしました。
やっぱり、なにかおかしなものを飲ませるつもり、だったんだ…!?

響(でも大丈夫。こんな言い方もあれだけど、清純派の雪歩にはぜんぜん問題ないやつだから)

雪歩(清純、派………?)

なにが言いたいのか、よくわかりません。思わず聞き返したわたしに、響ちゃんが笑って答えました。

響(そう、よくいやらしいこと考えてたり、エッチなことが好きだったりする子だけ、副作用で夢見ちゃうことがあるの。変でしょ?)

雪歩(い、いやらし……っ、エッチな…!?は、はうぅぅ……)

響(あはは、雪歩、顔赤くなってるよ。そんな雪歩なら問題ないさー)

朗らかに笑うその声が、前の、わたしが覚えてる響ちゃんの声とぜんぜん変わってるように聞こえなくて、
なんだかだんだん、以前のままの響ちゃんとお話しているように錯覚し始めている気がします。
だめ、ちゃんと意識してなくちゃだめです。相手はあくまで、ブラックジャンボのボス、なんだから……!




中身のなくなった市販の栄養ドリンクの瓶を、響は後ろ手に清掃部隊のひとりに手渡した。
受け取った黒タイツは即座に、びんの口に残っていた金属製のふたの一部をねじり外し、
それぞれを音を立てずに回収用の袋にしまいこむ。

響(人間、目と耳がおかしくなってるだけで、栄養ドリンクの味もわかんなくなるもんなんだなー)

警戒の色は緩めないながらもびんの中身を飲み干した雪歩を眺め、響は内心でつぶやく。

響(………それか、雪歩の場合、そもそも栄養ドリンクなんて飲んだことないのかも)

漫然と考えつつ、響は軽く呪文を唱え、戦闘員たちの機械責めで絶頂させられた雪歩の記憶をひそかに封印する。
覚えていない行為の映像を突きつけられたときの雪歩の反応を想像して、響は声を立てずにしばらく笑い、
それから改めて、雪歩の脳内へと、雪歩にとっては「夢」と認識されるように、とっておきの映像を送り込みはじめた。




頭が、なんとなく、ぼーっとしているような感じがします。
目が見えなくなったり、音が聞こえなくなったりしてるのを治すお薬なんだから、効き目もけっこう強いのかもしれません。

そう思っているところで、いきなり、わたしの目の前でなにかの像が形を結び始めました。

雪歩(あれ……?もう30分くらい経った、のかな…これ、ようやく目、治ってきて―――)


貴音『く、ぁ………あ、が、ぁぁ、っ♥そん、な、おく、までぇぇっ……』


雪歩(………え? あ、あれっ、えっ?)


………………… し、じょう、さん…………?


貴音『はぁんんっ♥!!やめ…焼け、て、あつい、おしりぃ、ぃ……♥』


雪歩(し、四条さ、四条さぁんっ!!?うそっ、そんな、なんでぇえっ!?)

のどが思い切り震えているのが、はっきりわかります。
でも、声が出て……出せているのかどうか、やっぱり、わたしの耳ではわかりませんでした。
164 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:08:59.80 ID:4NI8h5Kw0
雪歩(そんな、そんなっ、やだ、何これっ!なんなんですかぁっ!?)

四条さんは、お洋服をなにも着ていませんでした。すらっと長い脚は下にまっすぐ伸びていて、
立った状態から上半身を直角に近いくらい倒した、すごく不自然な姿勢になっています。

そして、その長身を、半透明でぐにょぐにょと震えている大きなモノが下になって支えていました。
春香ちゃんと、千早ちゃんを、ひどい目に遭わせていたのと同じ……す、スライム………!

そのスライムが、身体の一部を伸ばして、四条さんの後ろから………
角度的に、はっきり見えるわけじゃないですけど、…お、おしりの、穴に、入り込んでるの……!?

貴音『…負けま、せん、こん、にゃ、っ!物の怪、などに、ぃ……!』

スライムに密着して、むしろ抱きとめられてるみたいになってしまってるせいで、
四条さんはほとんど動けないみたいに見えました。それでも懸命に身体をよじって、
スライムに抵抗するような言葉を繰り返し口にしています。

それでも、その声が、言葉が………

雪歩(し、四条さんが、あの四条さんが………あんな声、出す、なんて……っ)

舞台のお仕事とか、ラジオでのミニドラマとかで、わたし、四条さんのいろんな声を聞いたことがあります。
すごくお芝居が上手で、声だけ聞いてたらまるで別の人みたいになっちゃう四条さん。
それに、お仕事じゃないときに、事務所でとか、合宿所でとか、お店でとか、普通のおしゃべりする声も、何度も聞いてます。
すごく落ち着いてて、凛としてて、でも、ときには女の子らしい、すごく可愛い感じになったりすることもあって………

いまわたしの、耳……頭の中に響き渡っているのは、そのどれでもありませんでした。
それに言っている内容と、聞こえてくる声が、まるで釣り合ってません。

聞こえてくるのはそれだけじゃなくて、スライムがちょっと動くたびに、ぐちゅぐちゅ、ずるずる、と
聞いてるだけで気分が悪くなってしまいそうな音が絶えず響いてきます。
その中でも………四条さんの、お尻のあたりで、スライムが動くときに、一番、音が、大きくなる感じです。

雪歩(……っ、これが本当なわけない、やっぱりまだわたしの目、見えてないんだ!そう、こんなの、夢に決まって――)

響ちゃんがさっき言っていたことがブーメランみたいに戻ってきて、わたしの心と頭を直撃しました。


響『よくいやらしいこと考えてたりエッチなことが好きだったりする子だけ、副作用で夢見ちゃうことがあるの』


雪歩(う………ウソ、ウソですぅっ!?違うっ、わたし、わたしそんなんじゃないっ!)

雪歩(そ、そうだ響ちゃん、響ちゃんがこれやってるんでしょうっ!?やめて、すぐ止めてっ、おねがいぃ!!)

思いっきり叫びました。そばにいたら絶対聞こえるはずです。
でも、響ちゃんからはなんの反応もありませんでした。
わたしが声を出せてないから何も答えてくれないのか、本当に響ちゃんがそばにもういないのか、それもわかりません。




雪歩「し、四条さ、四条さぁんっ!!?うそっ、そんな、なんでぇえっ!?」

響「よしよし、ちゃんと見えてるみたい。じゃあゴメン、みんなはもうしばらく待機、ってことでおねがい」

機械責めを担当していた黒タイツたちをいっぺんにまとめて先に帰投させ、
雪歩に貴音の映像を見せるための準備をするごくわずかの間に、清掃部隊は仕事を済ませていた。
ほとんど錯乱した雪歩が、大声で貴音の名前をしきりに呼び始めるのを見届けて響が振り返ったときには、
部屋の中はすっかり綺麗に整頓されて、少し前まで誰かがいたとは思えない状態に戻っている。

響「ひゅーっ。さすが手際いいね!」

響の感心した声にも黙ったまま頭を下げたのみで、清掃部隊は自分たちも整然と居並び、次の命令を待ち構えていた。

響「あはは、もうちょっとフランクでもいいのにー」

苦笑したのち、響は雪歩に向き直る。
ちょうど雪歩がまた必死に叫び始めたところだった。

雪歩「そ、そうだ響ちゃん、響ちゃんがこれやってるんでしょうっ!?やめて、すぐ止めてっ、おねがいぃ!!」

響「やーめなーい。それよりせっかく貴音の秘蔵映像見せてあげてるんだから、ちゃんと見るんだぞー」

響が楽しげにうそぶくその声も、雪歩の耳は認識できない。
165 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:09:29.37 ID:4NI8h5Kw0
貴音『くぅぅ…………っ、は、っ、はぁ、んんっ……♥はーっっ、はぁ、ふぅん、ん!?』

雪歩(やだっ、いやぁっ、もう止めてぇえ!こんなの見たくないですっ、こんな四条さん、見せないでぇ!!)

スライムにおしりばかりいじられ続けるうち、四条さんの上げる声が、少しずつ変わって来ていました。

貴音『……、っっ…! ふぅ、っ、ん、くぁ………あ、っ…♥』

貴音『な……、あ、いや、あぁあ、はぁあああんっ♥♥』

ぐちゅん、と大きく、四条さんのお尻に深く入り込むような動きをスライムがしたとたん、
四条さんは伏せていた上半身を思いきりのけぞらせて、長く尾を引くみたいな叫び声をあげます。
当然、なにも着てないから、お……おっぱいも、その動きに合わせてぶるんと大きく跳ねて、
でもそんなことより、叫んでる声も、それに表情も、明らかに……気持ちよさそう、です。

雪歩(夢、これは全部夢なの……四条さんはこんなんじゃない、これは夢、………わたしの、夢……?)

せめて目をつぶれたらよかったのに、そうすることもできません。
つまり、そもそも目が見えてないのに目の前に見えてるこれは、やっぱり夢に決まってます。

……じゃあ、わたしは、いやらしいことを考えたり、…え、エッチなことが、好き、ってことに、なっちゃう……?
それに、夢、ってことは…………

……わたしが、四条さんのことを、こういう目で見てた、ってこと……?

雪歩(ち、違う、ぜったい違いますっっ!!四条さんはかっこよくてきれいで憧れるけど、そういうのじゃなくて………)

わたしがお仕事で失敗して落ち込んでたとき、やさしく「雪歩」って名前を呼んで、話を聞いてくれた四条さん。
舞台で役に入り込んでると、本当に知らない人に見えて、思わず怖くなっちゃうくらい凄い、四条さん。
事務所で亜美ちゃんと亜美ちゃんにおどかされて涙目になって、「ゆ、雪歩ぉ…!」なんて、わたしに縋ってきた四条さん………

その四条さんが、わたしの目の前で、スライムにお口までふさがれて、呻いています。


貴音『ん"ん、む、ぅ、〜〜〜〜〜〜♥♥♥ん、ぐ!?うぐっ、む、むふ、ん、ごくっ、んくっ………♥♥』

貴音『んん、ーーーーっ♥♥ ………ん、む?…………ん、ん、んぐっ! んんーーーーーーーー!!!』

貴音『ん、んんっ♥ふぐぅぅっ、ん〜〜〜〜〜っ♥♥む、ごっ、おぉ!?♥♥ん、ん、んんんんんーーーーー♥♥♥』


さっきまでのが前座かなにかに見えるくらい、スライムの動きが激しくなっていました。
丸見えにされた、大きくてやわらかそうな、おっぱい……にも、スライムが包み込むみたいにへばりついてぐにゅぐにゅして、
そして、紅くてぷるぷる潤っている唇は半透明のホースみたいに伸びたゲル状のものに押し開かれて、あの声がもう聞こえません。
それだけじゃなくて、ときどきそのホースがぶるぶる震えると、四条さんはのどを鳴らしてなにか飲み込まされてるみたいでした。

……飲み込まされてるのか、それともすすんで飲み込んでるのか、その境界線ももう曖昧です。
だって、さっきまでより、明らかに………おしりにくっついたスライムが動くたびに………四条さんの綺麗なお顔が、うっとりした感じに…

雪歩(だめっ、だめです、四条さん……そんな顔しちゃ嫌ですっ!!スライムなんかに負けないでぇ!)

聞こえるわけもないのはわかってても、叫ばないではいられません。


貴音『な……ひ、待っ……………あぁ、あ、あ♥』

いつの間にか、四条さんのお口からスライムは抜け出ていましたけど………むしろ、事態は悪くなっていました。
両手をスライムに捕まえられて吊るされて、足と身体は四つんばいみたいな体勢にさせられた四条さんの脚の間に、
じゅるじゅると、きのこみたいな形になったスライムが近づいていきます。
それはもちろん四条さんにも見えていて、ほとんど声も出せなくなってしまっているみたいでした。

雪歩(うそ、うそ………そんなのダメっ、四条さん、四条さんがぁっ!)

いくら叫んでも、スライムはもちろん、四条さんにだって聞こえるはずがありませんでした。
だってこれは、わたしの夢、なんだから。

そしてその夢の中で、夢とは思えないくらいに生々しく、じゅぷっ、と音がして、スライムが四条さんの……大事なところに、触れました。

貴音『ひぁ、………ああぁ、だめ、だめ、ぇ…♥だめなのに入って…、入ってきて、しまいますぅ♥♥』

貴音『いやぁぁ、出ておゆきなさい、ぃ……♥こんなぁ……こんな物の怪などに、わたくしの……操は、ぁ…』

少しずつ、少しずつ、ゆっくり時間をかけて、スライムが………四条さんの中に、入っていきます。
女の子の、女性のなにより大事な初めてを、人ですらない気持ち悪い生き物に今にも奪われようとしていながら、
四条さんは………甘くとろけた声をあげるだけで、逃げようとも、もがこうともしていないように、わたしには、見えました。

雪歩(ああ………きもち、いいんだ………四条さんみたいに強い人でも、あのスライム、気持ちよくしちゃうんだ………)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 20:09:43.91 ID:bu1q6tLr0
問題内容がエロいクイズ。
間違えたら回答した本人もしくはパートナーが機械に拘束され攻められる。
間違えるごとに攻めが激しくなる。
167 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:09:51.34 ID:4NI8h5Kw0
貴音『な、やぁ、あぁ!?♥はげしっ、そん、ぁああ、ひあぁあぁああっ♥♥♥』

貴音『ぁはああん♥むりですっ、強すぎ、て!?♥せめてやさしく、ひぁっ、いっひぃぃい♥♥♥』

おしりだけじゃなく、前の……大事なところまで、全部、すっかり入り込まれて、
そこからスライムは本格的に、四条さんを………その……、犯しはじめ、ました。
やわらかいねばねばの体で、すらっとした手足やおなかにまとわりつき、四条さんが逃げられないようにしてから
ヘビや、きのこみたいにふくらませた体の一部を、縄………触手、みたいに伸ばして、
それを使って四条さんのお尻や大事なところをぐちょぐちょと音を立てて、出入りし始めます………

貴音『あ、や、だめ、だめ………ひ、あ、あ、あ〜〜〜〜〜〜っっ♥あぁ、あぁああああ〜〜〜〜っ♥いやぁあ〜〜〜〜〜〜っっ♥♥』

雪歩(うそ………四条さんのお尻に、スライム………あんなに、入ってたの………!?)

お尻からスライムを綱引きでもするみたいに引っ張り出されて、四条さんがまた叫んでいました。
じゅるっ、ずるずる、という音がなかなか止まらなくて、スライムが出てくるのもなかなか終わらなくて、
そしてもちろん、その間じゅう、聞いたこともない四条さんの叫び声も止まりません。

雪歩(すごく………いやらしい、声……四条さんも女の子、女の人、なんだ、気持ちよくされちゃうことくらい、ある、よね………)

雪歩(四条さんでも、あんな風になるなら………もしわたしが、同じ目に、遭わされ、たら………?)

ごく自然に頭に浮かんでしまった考えを、なぜかわたしは、打ち消す気になれませんでした。





貴音『………あ、あ…後生、です、少しやすませ…っひぁああん♥♥ぁ、……あ、あっあっあぁあああぁっ!?♥♥』

今では四条さんは、また姿勢を変えさせられて、両手を腰のうしろで捕まえられ、
床にひざをついて上半身をスライムにすっかり預けさせられていました。
その状態で、後ろ側からお尻を、大事なところを責められて、悲鳴のような、喘ぎ声のような声を上げさせられています。

貴音『や、ぁ…ひぃあぁっ!あ♥ぁ、はぁ、んんぅぅ♥!?嫌、いや…♥いや、ですっ、そんな突いてはぁ、あぁあ♥』

雪歩(そ……そう、これ、どうせわたしの夢なんだ………四条さん、ごめんなさい、わたし、ひどい子ですぅ…………)

今だけは、目が見えていないことにかえって感謝したい気分でした。
これが現実で、目を開いて見えてるんだったら、わたしの心はもうとっくに折れてたと思います。
でも、夢なんだったら………わたしが自分で思ってるより、ずっといやらしいっていうのはショックだけど、
四条さんがこんないやらしい目に遭わされてるのは夢なんだってわかるだけ、ずっとマシです。

貴音『………うぇ、ぇ…♥あ、はぁっ、けほ…、は、っ!?きゃ、ぁああぁ♥ 熱ぅ、っ!?くふぅぅぅんっ♥♥』

見ている前で、今度は、スライムがあちこち体をのばし、どろどろした粘液を四条さんに吐きかけました。
綺麗なお顔がべとべとになったのはもちろん、ふわふわでさらさらの長い銀髪にも、
白い、思わず触って見たくなる背中や、丸くて立派で指に吸い付いてきそうなお尻にまで
たっぷりと熱そうなきたならしい液体を絡めつけられて、四条さんは熱い息を吐いて懇願します。

貴音『い、いやぁ、こんなぁ……ぁぁっ♥ もう、もうかけないで、くださいませぇ…♥♥』

雪歩(これも、夢………だって四条さんなら、こんなこと、絶対言わないもん……)

わたしはひょっとしたら、心のどこかで、四条さんがこんな風になるのを見たい、と思ってたのかもしれませんでした。
だって、映像として、あんまりリアルすぎます。こんなの、よっぽど強く考えてなきゃ思いつきません。

雪歩(そう、夢だからしかたないよね………わたしが悪い子ってだけ、なんだから……♥)

貴音『あひぃ、ぃ………♥おひり、はもぅ……ぁ、ふああぁっ!?♥♥』

貴音『そ、のようにぃぃ♥膣のお、奥っ、なりませ、ひぁああんんっ♥♥だめ…、だめですっ♥ゆる、し、お許しくださいぃぃ♥♥』

ちょうど「夢の中」では、全身をべとべとにされてしまった四条さんがまたスライムに前も後ろもレイプされ始めて、
すごくいやらしい声で悲鳴を上げ始めているところでした。
あんな声で、やめてとか許してなんて言っても、逆効果だと思います。
そうじゃなくても、四条さんみたいな素敵な人をめちゃくちゃにしたいって気持ちが、それでおさまるわけがありません。


雪歩(………つ、次は四条さん、どんなふうに、されちゃうのかなぁ…)


なんとなく、わたしの身体も熱いような気もしたけど、きっと夢のせい、だと、思います。
168 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:10:17.72 ID:4NI8h5Kw0
雪歩「はっ………あ、しじょ、う、さん……すごぃ、スライムに、あんな………んんっ!」

響「でしょ、スラ美と貴音のエッチ、すごいよねー」

雪歩が途切れ途切れに夢見心地でつぶやくのに、響が律儀に返事をしていた。
その返事が聞こえていないのはもちろん、今の雪歩は自身が声を出している意識があるかどうかも定かでない。

雪歩の身体からは縄がほどかれ、かわりに清掃部隊の面々が丁重に「処理」を加えていた。
もちろん彼らもまた新型スーツの先行配備を受けており、それがクリーニング作業効率を格段に引き上げていた。

「夢」で見せられた貴音の痴態にすっかり意識を持って行かれているうちに、雪歩の衣装は手早くはだけられている。
胸元は乳房をすっかり丸見えにされた上、スカートもまくりあげて固定され、じっとりと濡れたショーツが露わになっていた。
そのはだけられた両方の乳首に、左右から歯ブラシがそっと当てられ、擦るというよりも
毛先を当ててほんのわずかゆするような調子で、やわやわと微妙な刺激が送り込まれ続ける。

響「そうそう、その調子。振動で傷んじゃってるかもしれないから、ちゃんとクリーニングしてあげるんだぞー……ぷぷっ」

まじめくさった声で最後まで言い切ってから、響は軽く自分で噴き出した。
一方で、清掃部隊員たちはしごく丁寧に、相手が人であろうとモノであろうと分け隔てなく、いつもの作業を遂行していく。

雪歩「四条さんっ、四条さぁん………こんな四条さん、はじめて、もっと、見せて………っ」

自身の夢と誤認させられつつ、実際に貴音が受けたそのままの粘液責めの様子をじっくり鑑賞しながら
敏感なふたつの突起をこの上なく丁寧に念入りに刺激され、雪歩の声も少しずつとろけてゆく。




貴音『あ………は、ぁっ♥♥♥やぁ……♥♥ ……………っ、っ♥♥これ、いじょうは、ぁ♥♥♥』

ぐちゅぐちゅぶちょぶちょと、今まででいちばん激しく音を立てて、スライムが四条さんの前と後ろで出入りします。
まだ四条さんは、抵抗するみたいなことを言ってはいますが、声も、顔も、もうぎりぎりみたいでした。

雪歩(うふふ…四条さんって、こうしてみるとかわいいなぁ………)

思わずほっぺがゆるみそうになったとき、スライムが思いっきり深く四条さんの中までもぐりこんで、
そして、そのままねばねばの体全体をぶるぶる震わせ始めました。
それと同時に、たくさんのお水が流れ込むみたいな低い音が聞こえてきます。

雪歩(これ……春香ちゃんと、千早ちゃんのときと、おなじ……)

雪歩(………わたし、あれを見たから、四条さんに置き換えて、こんな夢見ちゃってるんだ……!ごめん、春香ちゃん、千早ちゃん………)

罪悪感に胸がちくりとした瞬間、四条さんがスライムに負けないくらい身体をがくがくさせ始めました。

貴音『こんにゃ、っ……♥♥いけま、せん、んんっ♥♥♥ なか、いっぱいに………っ♥♥されては、ぁぁ♥♥もう……もうっ…♥♥♥♥』

貴音『………あ、あ、あぁああぁああっっ♥♥♥♥いくっ、いくぅぅぅ〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥♥』

スライムが四条さんのなかに、さっきのどろどろねばねばした液をたっぷり注ぎ込んだみたいでした。
その熱さと勢いに四条さんは背中をまたぐっとそらして、イっちゃったことを叫んでしまいます。

雪歩(い、イっちゃった、んだ……四条さん、あんな、スライムに…イかされて……)

夢の中とはいえ、失礼すぎることしてるな、ってわかってるのに、わたしはどうしても目が離せません。




シミ落としは清掃部隊としては望むところの作業であったが、着用したままの下着ともなると一筋縄ではいかない。
場所が場所だけに歯ブラシを使うこともはばかられ、彼らはかわりに手で優しく作業することに決めた。

雪歩「ん、んぅっ…ひぃん!はぁっ……はぁ、んんっ……♥」

染み抜き剤やせっけんが用意され、それらを染ませた布手袋を装着した清掃部隊員たちは
細心の注意を払い、雪歩のショーツについた、少しずつ大きくなりつつあるシミのクリーニングに取り掛かった。
何本もの指が的確に、しかし注意深く雪歩のショーツを、そしてその下に隠されている秘部をなぞり、
じっくりと濡れ具合を確かめては擦り立て、何度もタップするように叩き、ときには布地を押し込むようにして刺激を加える。

雪歩「あぅうっ……♥ 四条さん、四条さん……っ、エッチな四条さんもすてきですぅ………♥」

もはや凌辱される貴音の姿にすっかり目を奪われている雪歩はやはりその現実からの刺激に気づくことができず、
夢を見ている自分が勝手に身体を熱くしてしまっている、と思い込むだけだった。
169 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/29(土) 20:11:16.16 ID:4NI8h5Kw0
………………
…………
……

今では、四条さんにまとわりついているのが、スライムだけじゃなくなっていました。
前に、やよいちゃんが連れて行かれたときの………そしてその後事務所にやよいちゃんが来たとき、
一緒に連れていた、いそぎんちゃくみたいな生き物も、一緒です。

貴音『はひ………っ♥♥♥はっぐぅぅう♥♥♥♥あ、あぁああぁっっ♥♥♥♥♥』

そのいそぎんちゃくが伸ばしたうねうねしたものに縛られて、なんとか抵抗しようとしていた四条さんに
またスライムが張り付いて、そのまま一気に両方の穴を犯し始めました。
いっぺんに四条さんは声が甘くとろけちゃって、それでも耐えようとがんばっていましたが……

貴音『だ、め、だめです、っ♥♥耐えて、みせま、しゅ♥♥こんな、すらいむなど…っんほぉぉおおぉ!?♥♥♥♥♥』

「スライムなど」ではない、いそぎんちゃくみたいな生き物が、スライムがもう入ってるのにもかまわずに
うねうねしたものを四条さんの中に挿入しちゃって、そのままスライムごとレイプを始めます。

貴音『いや、っいやぁ♥♥♥ひあぁあ!♥♥♥な、にを♥♥こんな、こんなぁあっ♥♥♥♥』

さすがの四条さんも、これには耐えられなかったみたいで、急に声がかわいくなってしまいました。
四条さんの中がスライムごとかきまわされるじゅぷじゅぷという音が、はっきり聞こえてきちゃいます。

貴音『やめ、っ、なりませんん♥♥♥中ぁっ、ぐちゅぐちゅ、してはあっああっ♥♥♥すらいむ、掻き回され…て♥♥♥♥んひぃっ♥♥♥』

貴音『お、願い、ですっ、もう、っひあぁ!?♥♥♥ああっそんなっ、触手深いいっ♥♥♥♥すらいむ♥♥同時にはぁ、ひゃんんっ♥♥♥♥』

………四条さんの中に入っているあれは、「しょくしゅ」と呼ぶみたいです。
自分のことをレイプしてるものの名前までちゃんと知ってるなんて、さすが四条さん♥

貴音『きゃひぃぃいぃっ!?♥♥♥♥はぁんっ♥♥♥あはぁああぁああっ♥♥♥♥♥』

その「しょくしゅ」が、お尻と前に入ってるのとは別に、四条さんのおっぱいと、………お豆、に、ちゅっと吸いつきました。
見た目にはそんなでもないような気がしたけど、四条さんがあんなに悲鳴を上げてるってことは、
きっと、ものすごく気持ちよくて、そのままイっちゃいそうなくらい、いいんだと思います。

貴音『あ、ぁ♥♥♥あんっ♥♥♥やっ、いや、やめ、て♥♥♥らめれしゅ♥♥♥らめ、っ♥♥♥♥』

そのまま前も後ろもまた突かれ始めて、四条さんにしては珍しく、舌っ足らずな声になっちゃいました。
やめて、って言ってるわりに、お顔はすっごく、気持ちよさそうです。

雪歩(ああ、でも、わたしだったら「やめて」とも言えなさそう……やっぱり四条さんはすごいなぁ………)

そういう意味では、そんなすごい四条さんをこんなふうにしちゃってる「しょくしゅ」が、一番すごいのかもしれませんでした。




貴音『や、やめて………来てはなりませんっ、おやめください、お願いです許してっいやです嫌っ、あ、ぁ、あぁああぁんん♥♥♥♥♥♥♥』

顔をひきつらせて叫んでいた四条さんでしたが、しゅるしゅると巻き付いてくるいそぎんちゃくにからめとられて、
お尻にも大事なところにも触手を入れられた瞬間、また一気にかわいい悲鳴を上げ始めます。

いそぎんちゃく達も、四条さんがそんな声を出すのが嬉しいみたいで、たくさん群がってきて
四条さんのおっぱいやおなかや手や足、いろんなところに触手をこすりつけたり、巻き付けたりしていました。

貴音『こわれて、しまいましゅ♥♥♥♥♥もうこれ以上はぁっ♥♥♥♥わたくし、わたくしぃっ、あぁああぁ♥♥♥♥♥』

ずぽずぽと激しく、めちゃくちゃなリズムで触手を出し入れされて、また四条さんが叫びます。
わたしの夢だから、でしょうか、声の調子だけでわかるようになってきました。

雪歩(あ、四条さん、そろそろ…………触手で、全身気持ちよくされちゃうんだ、イっちゃうんですねっ♥)

貴音『らめれすっ♥♥♥♥触手などにぃ♥♥♥♥♥ああんっ♥♥♥♥堕ちてっ、堕とされてしまいましゅうぅぅ♥♥♥♥♥♥♥』

そう思ったまさにその瞬間、四条さんが身体をびくびくさせて、とろんとした顔で叫びました。
あんな、男の人でもない触手にいっぱい、いっぱい犯されてまたイっちゃったんだって、すぐわかります。

雪歩(女の子って、こんなふうにして堕とされちゃうんだぁ……四条さんも、スライムとか触手とか、エッチなのには、勝てないんだね……)

少しずつ、意識がぼんやりしてきた気がします。なんだかだんだん明るくなって、四条さんのいやらしくてかわいい顔がぼやけて、
それに、なにか、うるさい、っていうか、なにか聞こえて……


………   これって!!

雪歩「………っはぁっ!?」

一気に跳ね起きます。跳ね起きられました。それに、周りも見えるし、自分が息を思いっきり吐いた音も聞こえます!!

雪歩「こ、ここ………どこ!?それにわたし、今まで、何をして………っっっ!?」

わたしだけで、周りには誰もいませんでした。頭がぼんやりしてて、何も思い出せない感じがします。
なのに、なぜか………下着がぐっしょり濡れているのだけ、妙にはっきり、わかりました。
170 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 20:15:35.63 ID:4NI8h5Kw0
ちょっと中断します。再開は21時くらいを目安に。

ですが、導入っぽいのの投下その他で時間かかるので、
安価が出始めるのは早くて21時半とか22時くらい、遅くなる可能性も有、と思っていただければ。

きょうはチュートリアル的な部分が主で、あまりエロにまでは至らないかもしれないです。



はるるんはヒロインなので最後まで絶対に堕ちないということを逆手にとって好き勝手する書き手の屑、>>1
いや、前スレで触手とかスライムとかばっかりだったからそうは見えないかもしれませんけど、
輪姦ってシチュエーションが超好きなんですよ……(書き手どころか人間の屑)

ただ、輪姦って定義的には「一人の女性に対して複数の男性が次々に強姦すること」なのであって、
今回のいおりんはともかくはるるんは輪姦されていないとも言えます。


どうでもいいですね。それでは、しばらく時間をいただきます。
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 20:22:20.01 ID:F+WDWJGv0
乙です
ぶっちゃけ、今の春香や千早はどう頑張っても輪姦になれないと思うけど、まあチカタナイネ
 
そして>>1の趣向上、最後にはどうせみんな粘液まみれになるだろうけれど、それもまたチカタナイネ
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 20:48:02.68 ID:eupG5ei/0
乙。
春香がひどい状態だ。千早も少しはマシになったとはいえ、これと同じなんだよな...。
雪歩も高音の痴態見て興奮してヤバい方に傾きそう。
173 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 21:15:09.93 ID:4NI8h5Kw0
亜美「こ、このへんだったんだよ、ホントだよ!?亜美、亜美は絶対ウソ言ってないよぉにーちゃん……!!」

P「わかってる、俺は亜美のことを疑ったりしてないよ。だからまず、落ち着こう。な?」

真「でも、伊織と春香はいったいどこに………そ、それに、雪歩も…!」

事務所で俺が待機していたところに真が息を切らして飛び込んできて、雪歩を探しに行っても見つけられず、
ふたりで雪歩を探していたら今度は音無さんから電話があって、『亜美ちゃんが一人で帰ってきて、助けを求めている』と言われた。

『放っておくと亜美ちゃん、勝手に出て行っちゃいそうなんです!』と慌てふためく音無さんを放っておくわけにいかず、
やむを得ず一時的に雪歩探しを中断して、俺は真を連れて事務所に戻った。
そして、待っていた亜美と合流し、その亜美に先導されて三人でここへ来た、というのが、今の状況だ。

なんでも亜美の話では、最初は伊織と春香が優勢だったが、とにかく大量の黒タイツを着た変態?が湧くように出てきて
そのままでは形勢不利と見た伊織が、先に事務所へ戻っていろと亜美に指示した…ということらしい。

P(あいつ………危ないときは助けを呼べって言ったのに、こっちに負担かけないように、無理して…!)

本調子でないどころか、そもそも薬の影響がどんな風に出ているかもわからない春香と、
他人にできるだけ頼らずなんでも自分でやってしまおうとする傾向のある伊織を組ませたのは、判断ミスだったかもしれない。
単純な戦力・マジシャンとしてのタイプの違い以外にも気を配っておくべきだったと、今さらのように歯噛みする。

そのとき、ポケットに入れていたスマホがまた震えた。発信者は………やっぱり音無さんだ。
亜美と真に一言ことわりを入れてから、俺はすぐに応答する。

P「音無さん、どうしました?」

小鳥『あ、プロデューサーさん!千早ちゃんと美希ちゃん、それに真美ちゃんは、無事に事務所に戻ってきてます!』

電話越しでもわかるくらいに彼女の声がはずんでいる。
ほかの2か所のマジシャンたちの動向がわからない以上、当然といえた。

小鳥『ただ……千早ちゃんの症状が、あんまりよくないみたいで…それに、美希ちゃんも、似たような状態に』

P「な、なんですって!?」

思わず声を荒げてしまう。千早はそうなる可能性があることを覚悟していたけど、
美希も、っていうのはつまり………美希まで、そういう目に遭わされた、ということなのか!?

小鳥『あ…す、すみません、そういう意味じゃないです!美希ちゃんは、千早ちゃんの症状が軽く伝染した、というか……』

安心させようとしてくれているのはわかるが、いまいち安心できない。伝染するような症状ではない気がする。

小鳥『そのへんは後で説明させてもらうとして……真美ちゃんも、マジシャンとして覚醒したんだそうです』

P「え!?そ、それは、よかった……と、言っていいんでしょうか」

小鳥『………単純に、喜んでいていいとは言い切れませんけど………ありがたい、とは、言えるんじゃないでしょうか…?』

音無さんの声も、明らかに歯切れが悪くなる。
単に戦力が増えた、などと言って喜んでいられない薄気味悪さや不安感が、どうしても抜け切れない。

小鳥『あら……誰か、って、ゆ、雪歩ちゃん!?』

P「雪歩……? 雪歩がそこに、ってうぉっ!!」

真「雪歩!?雪歩、わかる!?ボクだよ真!………無事、なの?無事なんだね!?」

雪歩の名前をおうむ返しに叫んだ瞬間、すさまじいスピードで寄ってきた真にスマホをひったくられた。
そのまま真はスマホに噛みつきそうな勢いで話し始め、やがて少しずつ声のトーンがおさまっていく。

P(よっぽど心配だったんだな………でも、まず雪歩の無事がわかって、よかった…!)

さっきまでの取り乱し方を見ていた俺としては、とても咎めたり腹を立てたりする気にはなれなかった。

P「亜美、ここは一度、事務所に戻ってみないか。雪歩や千早たちから、なにか情報が得られるかもしれない」

俺の提案に、亜美はしばらく視線を足元に落としたまま微動だにしなかったが、やがてごくかすかにうなずく。

亜美「…………ん。わかった。そーしよ、にーちゃん」
174 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 21:26:41.19 ID:4NI8h5Kw0
小鳥「本当に無事でよかったわ、雪歩ちゃん…!真ちゃん、すぐこっちに帰ってくるって」

電話を切った小鳥さんが、心からほっとした表情を浮かべてこっちを見ていました。

雪歩「は、はいぃ…ご心配、おかけしちゃって」

小鳥「気にしないで。でも……真ちゃんと別れたあと、どうしてたのか、聞いてもいい?」

いま一番困る話題を真っ先に振られて、思わず固まってしまいます。
そこを聞かれるのは当然だけど、実はわたしこそ何があったのか、知りたいくらいで………

真ちゃんをかばって、気持ち悪いいもむしさんの攻撃…を受けたのは、覚えていました。
でも、そこからあとの記憶が、まったく残っていません。

目が覚めたときには、入ったことも、見たこともない、どこかのさびれたビルみたいなところにいました。
周りには誰もいなかったし、わたしはマジシャンのお洋服を着たままだったし、
もちろんあのいもむしさんだとか、ほかのブラックジャンボ関連の人や生き物も、たぶん、いなかったはずです。

雪歩(……うう、っ、思い出したくないよぅ………)

………マジシャンのときに履いていたショーツが、まるで、お、…お漏らしでもしたみたいに濡れていたのは、
いくら小鳥さんが相手でも、とても打ち明けることはできませんでした。
しかも、ある意味じゃ、お漏らしよりもひどくて………あれは、お漏らしでも、水でもなくて………っ!
変身を解いたら、ちゃんと変身前に着けてたショーツに戻ったときは、本当に安心してしまったくらいです。

小鳥「ごめんなさい、今聞くことでもなかったわね。忘れちゃって?」

わたしが黙り込んだのをなにか勘違いしたのか、小鳥さんはあわてたように手を振って、それ以上の追及をやめてくれました。
ありがたいことには変わりないので、申し訳ないけど、利用させてもらっちゃいます。

雪歩「いえ……あの、それより小鳥さん。わたし、ちょっとだけ、仮眠してきていいですか?」

小鳥「え?ああ、もちろん!そうよね、疲れてるわよね。真ちゃんたち帰ってきたら、しばらく待つように伝えとくわ」

雪歩「ありがとうございます。そんなに長くなくていいんです、15分くらいで……」




千早さんは、戻ってきて即、また例のビョーシツみたいなところに逆戻りしちゃった。
いちおう今はまた落ち着いて眠ってるみたいだけど、ミキにはその寝顔ももう、信用できない。

美希(千早さんは……もう、マジシャンしないほうが、いいんじゃないの………?)

ユニゾンソウルで千早さんとつながったあのとき、身体じゅうが熱く、おかしくなっただけじゃなくて。
千早さんの記憶……みたいなのがほんのちょっとだけ、ミキに、流れてくるカンジがした。

全身がぞわぞわして、ミキは思わず自分で自分を抱きしめる。

美希(あの、スタジオで見た、ぶにょぶにょしたヤツ、………スライム、だけだと思ってた………)

ほんのちょっとだったし、ミキもあのときはかなり頭がおかしくなってたから、全部はわかんない。
でも、千早さんは確かに、やよいが連れてきたあのにゅるにゅるしたキモいのの群れみたいなのをいっぱい見てて、
………見ただけじゃなくて、あれに、なんかヒドいことされたのは、間違いない……

もっとおかしいのは、千早さんの目を通して、ミキには春香が見えた気がする。
春香のことを千早さんが大事に思ってるのはべつにおかしくないけど、ちがう。うまく言えないけど、なにかちがう……

真美「………あの、さ、ミキミキ?」

美希「真美。…………さっきは助けてくれて、ありがとうなの」

真美「うええぇ!?」

ミキがぺこりと頭を下げると、真美はびっくりしたみたいな、すっごいヘンな声を上げた。
せっかくお礼言ってるのに、そんなリアクションってヒドいと思うな。

真美「いや、そんなことよりさ?真美もこれからマジシャンとして、ミキミキとか千早おねーちゃんといっしょに戦うかんね!」

はしゃいだ感じで真美が言う。
真美にはなんの悪気もないはずなのに、ミキにはどうしても、それを素直に喜べなかった。
175 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 22:09:06.53 ID:4NI8h5Kw0
………………
…………
……

真と亜美を連れて事務所に帰りつき、俺はそこに並んだメンバーの顔を見わたす。
出迎えてくれた音無さんのほかに、美希と真美。千早はまた例の病室で安静にしているという話だった。

P「……あれ?雪歩もいるんですよね?」

小鳥「ああ、雪歩ちゃん、少しだけ仮眠したいそうです。15分くらいで起きるって言ってましたから」

P「そうでしたか。真、それくらいなら待ってやってくれるな?」

真「そんなの当たり前ですよ!ボクのことなんだと思ってるんですか、プロデューサー」

俺が軽く振った冗談に、真がふくれっつらをする。雪歩が無事と知って、だいぶ余裕が戻ってきているようだった。

亜美「…そんで、あのさ、にーちゃん。いおりんとはるるんのこと………」

亜美が沈み込んだままつぶやくように言い、ようやく俺は浮足立った気持ちが少し落ち着いた。
そうだ、まだ3組のうち2組の無事が確認できただけなんだから、安心しきってしまうには早すぎる。

P「そうだ、すまん亜美。美希、真美、伊織や春香のこと、感知できたりしないか…?」

美希「やってみるね。ん………んうぅ、っ!」

美希がすぐさま目を閉じ、精神を集中しようとして、そして軽く呻いた。

美希「……ゴメンねハニー、ちょっと、ちょっとだけ時間ちょうだい。今すぐは、ムリ、かも…」

はっきりと調子が悪いのをまったく隠すことなく、美希がぼやく。
よく見ると足もともおぼつかない様子で、顔にも赤みがさしているように見えた。

P「そ、そうか……こっちこそ戦闘直後に悪かった。真美…は、難しいよな……」

真美「う、うん……だって真美、まだ、ちゃんとしたヘンシンの仕方もよく………」

申し訳なさそうに真美が顔を伏せ、そしてそれを聞いた亜美はますます沈み込んだ、泣き出しそうな表情を浮かべる。
なんとか慰めて、励ましてやりたくて声をかけようとした瞬間、またスマホが震え始めた。
誰もしゃべっていないタイミングだったこともあり、低く響く機械音に、みんなの目が俺の方を向く。

音無さんは目の前にいて、電話をいじってもいない以上、彼女でないのは明白だった。
じゃあ誰がこんなタイミングで?と思いつつスマホを引っ張りだし、画面を見て、俺はつい叫んでしまう。

P「ほらみんな、これ見ろ!かけて来てるの春香だ!」

発信者の名前欄に春香の名前が燦然と輝いていて、番号も同じく見慣れた春香の番号だった。
思わず突き出したスマホをのぞきこんで、一瞬でみんなの表情がぱっと明るくなる。

P「電話かけてこれるってことは、きっと伊織も一緒のはずだ。みんなで迎えに行ってやろう!」

声がはずんでくるのを自覚しつつ、画面の応答ボタンを押してスマホを耳にあてる。

P「春香!心配したんだぞ、もうみんな」


「よぉ、あんたがプロデューサーか。すぐ外見ろ、外」


P「………っ!?」

春香のスマホからかかってきた電話で、春香の声が聞こえると思って話しかけたところに
いきなり知りもしない男の声が響いてきて、すぐに次の言葉が出てこなくなった。
中途半端なところで黙り込んでしまった俺に異変を感じたのか、みんながまたこっちに目を向ける。

P(外………)

できるだけ不安にさせないよう、気取られることの内容に、ゆっくりと目線を動かして窓の外を見る。

そしてそこに、スタジオでも見た例のバリアが展開されているのに気が付いた時点で、もう耐えきれなかった。
みんなが小さく悲鳴を上げたり、焦ったように呼びかけてくるのも構わず、
俺は道路側へとスマホを握りしめたまま駆け寄り、鍵をはずすのももどかしく窓を引きあけた。
176 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 22:09:52.57 ID:4NI8h5Kw0
路上にはまた、いつかのように、車ひとつ通っていなかった。
その静寂の中に人がいる。それも一人ではない。
黒いタイツの上下みたいなのに身を包んだ連中が、ざっと見て二十人くらいか。

「お、やっと気づいたか?プロデューサーさーん、ってな」
「おせぇーよ。けっこう派手に結界張ったと思ったんだけどなぁ」

そいつらがこっちを見上げ、俺の顔を指さし、なにがおかしいのか大声を揃えて笑った。
そんなのが気にもならないほど………別のものが、俺の視線をとらえて離さない。

「おいおいおい、アイツめっちゃ見てるぞ」
「さすが目ざといなー。その調子で町でも女の子ばっか見てんだろ、わーこえー」

「ま、さておき、だ。765プロさーん、『お届け物』でぇぇーすwwww」

男たちのうち、ふたりがそれぞれ、なにか抱えていた。
ぱっと見には真っ白に見える。
でもそれは、よく見ると、赤と、ピンクを基調にした衣装を身に着けた、人間大のなにか………
………なにか、どころではなく、人間そのもの、で。


伊織「…………あ、ぁ……♥♥♥ かけちゃらめ…♥♥♥かけちゃ、やぁ………っ♥♥♥」

春香「ん、んっ♥♥♥ イ……くっ♥♥♥あははぁ、せーえき、あびただけれイっひゃぅ……♥♥♥♥♥」


亜美「ひ、ぃっ、いおりんっ、はるるんっ!!?やだっ、やだああぁああぁ!!」

すぐ隣から耳をつんざく叫び声が聞こえたときにはもう遅かった。
俺について窓際にやってきた亜美が、男たちに抱えられて弱弱しく震える春香と、伊織を、見てしまった。

小鳥「……っっ、真美ちゃん見たら駄目っ!!」

真美「え………ちょっとピヨちゃんっ!?い、いおりんが何、はるるん、はるるんがどうしたのっ!?」

同じく俺のそばにやって来て息を呑んだ音無さんが真美に飛びついて目をふさぎ、
ぎりぎりで真美は、窓の外のあれを見ずに済んだ。
しかし、音無さんから距離的に離れていて、ほかに誰も目をふさいでやれる人がいない以上、
真と、それに美希は、そうもいかなかった。

真「な……………」

美希「…… 春香………? …でこちゃん!?そこの人たちっ、春香とでこちゃんに何やってるのっ!?」

完全に怒りに我を忘れている美希の声を、おそらく俺は初めて聞いた。
そしてその怒気にもまるで怯まず、窓の外、群がった男たちがへらへらと笑って答える。

「何やったのって………たっぷりナニをシてやったんだよ」
「そーそー。二人とも俺ら全員でねっとり輪姦しつづけてただけさ、美希ちゃーん」
「だーいじょぶだいじょぶ。いおりんはまだ前は処女だし、はるるんもずっとアンアンよがってたからさwww」

美希「………、ろして、やる、殺してやるっ!!そこ動くな!今すぐ全員殺してやるの!!!」

涙がこぼれるのを隠そうともせずに美希が雄たけびをあげ、すぐに飛び出して行きそうになる。
あわてて俺が組みつかなければ、美希は生身のままで突っ込んでいっただろう。

P「落ち着け………っ、美希!あの人数相手じゃお前でも危ない、それにあっちには人質がいるのと同じなんだ!!」

美希「だって………でもっ、だっで、あいづら、ぁ……うあ、うわぁああああぁあ!!!」

そのまま美希は床に崩れ落ち、大声をあげて泣きわめき始める。
たちまち大混乱に陥った俺たちを尻目に、窓の外からは男たちの声が響いてきた。

「じゃー、マジシャン2名、確かにここに置いときますんでー」
「受取のサインは省略ってことでいいっすねー。そっち、それどこじゃなさそーだし」
「それから受け取り拒否もナシってことで。じゃ、ごちそーさんでした!」

もう一度俺が窓の外をのぞいたとき、そこにはもう、だらしなく寝転ぶ春香と伊織以外には誰もいなかった。
177 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 22:13:22.16 ID:4NI8h5Kw0
ちょっとホントごめんなさいこれ今夜安価まで行けないです、マジすみません
あす、明日の晩にリベンジさせてください、なんなら昼間からでもいけます
時間的にはどっちが都合がいいでしょうか?

今夜のうちに導入までちょっときっちり書き直してきます


ていうか晒し者部分がなんかもうバッドエンドにしか見えない(自業自得)
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 22:23:26.23 ID:F+WDWJGv0
乙です
しっかり時間かけて書いてもらって、明日の夜9時位(または今日投下した時間ぐらい)に、
余裕をもって投下してくれてもいいですよ

なんだったら思考停止スライム&触手攻めでも十分ですしww
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 22:23:45.03 ID:DIknMXLQO
導入までは今日してほしい(嘆願)
投稿時間はお好きにどうぞ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 22:30:39.68 ID:eupG5ei/0
乙です。自分のペースでやってください。
美希が殺気むき出しは珍しい。
時間帯ですが、人がいること考えると夜がいいと思います。>>1のやりやすい方にしてください。
181 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/29(土) 23:31:41.83 ID:4NI8h5Kw0
日付変更数時間くらいまでのあいだに、イベントまでの導入を数レス投げるところまでは持っていきます。
がんばります。

明日は夜が濃厚です。
19時くらいから適当にやって、人が多い時間に安価を持って行けたら最高ですね。



>>178
スライム&触手責めが思考停止ってどういうことですか!!!!!!(全ギレ)

ごめんなさい、ぶっちゃけそれが書きたくて始めたところありますんで、また性懲りもなくどっかでやります
今度のトラップでやるとは言いません ※やらないとも言ってない
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 23:48:02.51 ID:BsdpH2BRO
了解です。無理しないでください
183 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 01:48:35.83 ID:B241e5GB0
………………
…………
……


………春香と伊織が汚し尽くされた姿で事務所へ「戻され」てきたあの日から、そろそろ一週間が経とうとしていた。
その間、響、およびブラックジャンボの765プロに対する襲撃は、ぱったりと止んでいた。

ただそれは、あくまで「765プロに対する襲撃」であって、ブラックジャンボの活動自体はむしろ激化の一途をたどっていた。

連日の被害報道も三面記事程度に収まる程度では到底済まされなくなり、
ついには天気予報ならぬブラックジャンボ警戒予報なんてものまで局によっては放送を始めている。
徐々に連中の使う結界についての目撃情報が増え、そして黒タイツの戦闘員が多数存在していることも、
まだ口コミやSNS、匿名掲示板での情報レベルではあるが、少しずつ広まっていた。

そして、それらと一緒に、都市伝説のような扱いで、「シャインマジシャン」の名前が急速に広まりつつあった。
どこが発信源だったのかはわからない。気が付いたときにはそれはもう、世間のかなりの範囲に拡散していた。

もちろん、春香たちの正体がばれたり、どんな目に遭わされているかが知られたり、というわけではない。
ただ、ブラックジャンボに唯一対抗できる組織・存在として、複数の魔法戦士からなる「シャインマジシャンズ」が存在し、
彼女たちは夜な夜なブラックジャンボを相手に一進一退の攻防を繰り広げている……らしい、
という、うっかりするとおとぎ話と聞きまがうような「おはなし」が広まっているにすぎなかった。

だが、日頃ブラックジャンボに怯えるしかない一般市民にとって、この「おはなし」の求心力は凄まじかった。

シャインマジシャンが一人いればブラックジャンボには楽勝だ、などという、事実を知っていたら笑えない楽観論に始まり、
助けてもらうためにはそれなりの代償が必要なので表に現れてこないのだというまことしやかな説や、
あげくの果てに、もうすでにシャインマジシャン達は全員敗北し、ブラックジャンボの性奴隷と化してしまっている、
などという逆の意味で笑えないトンデモ論まで、世の中はシャインマジシャンの話題でもちきりだった。

その根底にあるのは、「本当にシャインマジシャンが存在するのなら、なぜ助けてくれないのか?」
「戦えるのはそいつらだけなのに、どうしてブラックジャンボをさっさと撃退・壊滅させてくれないのか」という不満で、
それが日に日に高まりつつあるのを、一個人の俺ですらひしひしと感じる。
だけど、だからといって、今のこっちの戦力で響たちに特攻して散れというのか。

18禁魔法少女凌辱ゲーム『性隷戦士シャインマジシャンズ』の追加シナリオがリリースされた、
などという、冗談みたいな情報が入ってきたのはそんなある朝のことだった。

小鳥「あっ、ぷ、プロデューサーさん!?ちょうど良かったこれ見てくださいっ!」

事務所に入って行くなり、音無さんがあわてて駆け寄ってくる。
そのまま俺は、有無を言わさず彼女が業務で使っているPCの前まで連行された。

P「ど、どうしたんですか、いきなり?」

小鳥「これ、これなんです、今朝からネットの一部界隈で、話題もちきりで!」

わけがわからないままにディスプレイを見せられ、瞬時に頭がはっきりした。

いかにもダークな色遣いの背景に、触手に絡みつかれてあちこち破れた衣装の魔法少女がでかでかと描かれている。
俺の知っている、事務所にある『性隷戦士シャインマジシャンズ』のパッケージ絵とは似ても似つかない。
それに、何よりも………

小鳥「…………ところどころ、アレンジして、ありますけど…」

P「これ……元デザイン、春香、ですよね………?」

衣装のこまごまとした模様だったり、リボンのデザインだったり、髪の長さが微妙に違ったり、本人そのものではない。
ただ、明るめの茶色の髪、緑色に輝く瞳、それに身体のラインや全体に赤を基調としたカラーリング、
どう見ても、このパッケージを描いた、もしくはデザインさせた人間は、シャイニング・ハルカを知っている。

P「でも待ってください………このゲーム、もともと発売元は不明、って話だったでしょう?」

事務所にある『性隷戦士シャインマジシャンズ』はいちおう販売会社の名前が記されてはいるものの、
それらの情報はすべてデタラメで、もともとの所有者である社長ですらその来歴は詳しく知らないと聞かされていた。
そんなものが対ブラックジャンボ唯一のマニュアルである、という現状がそもそもおかしいのだが、
実際にほかにはなにも存在していない以上、今まではこれを参考にすることくらいしかできなかったのだ。

小鳥「今回のこれ、開発したのは、………ハイサイソフト、って会社、なんだそうです」

……どうやら俺たちには隠すつもりもない、ということらしい。
響か、響に指示を受けたブラックジャンボの組織が、わざわざ発売元不明のソフトをリメイク、
もしくは乗っ取りに近い形で、世間の話題になっているこのタイミングで世に放った、ということのようだった。

小鳥「………一応、プレイ、してみます?」

P「……やらないわけには、いかないでしょうね」

俺も音無さんも、元の方の『性隷戦士』のほうは一通りクリアしたことがある。
どんなに適当にプレイしていても、プレイヤー側のブラックジャンボが最終的には絶対に勝つぬるすぎるバランスで、
逆になんとかして本来の敵側シャインマジシャンズに勝たせることは完全に不可能だったが、新しい方なら、あるいは……
184 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 01:49:05.69 ID:B241e5GB0
P「………」

30分もしないうちに、俺たちは自分たちのしたことが単なる徒労であることを知った。

小鳥「………」

ハイサイソフト、なるふざけた会社の手になるHPで、現在公開されている自称・追加シナリオは2つ。
どちらも無料で配布されていて、音無さんと俺、2人いるのだから手分けして手早く確認をしようということで、
俺が「追加シナリオ その2」と銘打たれたほうを、そして音無さんは「その1」の方を確認し終えたところだった。

分岐もなにもない一本道で、こちらができることと言えばひたすらクリックを繰り返すだけ。
戦闘シーンみたいなものもあるにはあるが、ほんの一瞬で、特に操作できるわけでもなく、
序盤も序盤で負けてしまった「シャインマジシャン」が残りでひたすら凌辱され続ける、という、身も蓋もない内容だった。

小鳥「追加シナリオ………っていうか、これ、単なる単独エロシーンのボーナスパックみたいなやつ、ですね………」

音無さんがげんなりした顔で言う。
その一方で俺は、言い知れぬ不安に襲われていた。

追加シナリオにはそれぞれになんとも悪趣味なサブタイトルがつけられていて、それもHP上に掲載されている。
俺が確認したその2、のほうが「触手淫獄に堕つ ブルーマジシャン・屈服編」で、
そして、その1が、「初敗北の味 マジシャンルージュ、屈辱の口淫奉仕と肉体改造」となっていた。

これは偶然の一致だ、と必死で自分に言い聞かせる。
色が対応してるの自体、たまたまだし、タイトルもちょうど似てしまった、だけ……のはずだ。

でも、もしも、そうじゃなかったら……?

P(………千早が完全におかしくされていたのは、スライムのせいだけじゃない、ってことか…?)

ゲームの中で「ブルーマジシャン」が受け続けていた、触手生物の群れによる数々の凌辱が頭から離れない。
そのブルーマジシャンは物静かな、髪が青くて長い、スレンダーな体躯の持ち主で、……マジシャンルージュの親友、という設定だった。

HPには今時ご丁寧に、リアルタイムで更新されるタイプのアクセスカウンターが設置されていて、
俺がただぼんやりと見つめているその前でも数字が刻々と増え続けている。

P(……ただのネット好きな、エロゲー好きなオタクとかの間で拡散される分には、まだいいとして……)

P(ブラックジャンボがこれを広めて得る見返りはなんだ……?くそ、狙いがわからない………!)

小鳥「あ、ページ自体が更新されましたね。って、また新規で追加シナリ………」

音無さんが急になにも言わなくなった。
どうしたのかと思い、彼女の後ろからディスプレイをのぞきこんで、俺もまたフリーズしてしまう。
黒っぽい背景にどぎつい赤字で、見たくもないタイトルが踊っていた。

New! 好評につき、新追加シナリオ配信決定!
     『性隷戦士シャインマジシャンズ その3:媚薬スライムの罠〜牝に堕ちる赤と青』
     乞うご期待!

前回の春香と千早になにが起きたのか、もちろんすべてではないにせよ、音無さんにも最低限説明はしていた。
ここまで偶然が続くわけがない。これはやはり、ブラックジャンボが意図的にやっていることだ。

俺も音無さんもすぐには動くことも口を開くこともできず、その目の前でただアクセスカウンターだけが回り続けていた。





「あれやったか?最近無料配信してるエロゲー。魔法少女のやつ」
「見たけど、凌辱系あんま好きじゃないからパスした」
「えー、もったいねー、とりあえずDLしとけよ。クオリティすげえぞ」
「シャインマジシャン、なー。時事ネタ拾ってエロに絡めるフットワークは認めるけど」
「そのエロが濃いからいいぞ。ぶっちゃけヌける」
「聞いてねーし……そういや、シャインマジシャンで思い出した、この動画見た?」
「ん?知らん、なにこれ?」
「シャインマジシャンの敗北動画、とかつって、裏でこっそり出回ってるやつ」
「はぁ?戦ってるのも見たことないのに、敗北?」
「まあ実際、コスプレAVをそれっぽくしただけだと思うけど、でもなかなかリアルでさ」
「ふーん。………ん、あれ?」
「どしたん?」
「いや、この女の子、どっかで見たような………ほら、アイドルのさ、あー…なんつったっけ、765プロ?の………」
「それこそありえねーって。なんでアイドルがこんなん出るんだよ?」



185 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 01:49:50.77 ID:B241e5GB0



春香「お、おはようございま、す…」

P「あ、あぁ。おはよう、春香。………調子、どうだ?」

春香「えっ、は、はい!大丈夫、だいじょうぶです!」

………あれだけのことがあったにも関わらず、春香も、伊織も、それに千早も、
少なくとも現状、見た目の上では、普段通りに生活していた。

できるかぎり安全を確保する、という名目で、各自の保護者にも社長が直談判して許可をもらい、
マジシャンとしてすでに目覚めている6人はもちろん、残る2人、真と亜美についても
全員が、今では765プロで……正確には、765プロから通じる空間で、一緒に寝泊まりするようになっている。

枕が変わると寝られない、というような子が誰もいなかったのはよかったけれど、
少し気になるのは、雪歩の寝つきがあまりよくない……というか、うなされる機会が多いらしいということだった。
状況が状況だししかたがないとはいえ、なにか対策を講じたほうがいいのかもしれない。

そして、あずささんと律子・貴音が姿を消してしまったときの春香と千早の敗北……とその後のことについては
よくも悪くも薬の効果で、少なくとも本人たちはほとんど記憶が薄れているようだったが、
先日の春香と伊織のことについては、そうもいかなかった。記憶を多少なりとも封じる術を知っている千早はまだ不調で、
ほかにはそういう手段を講じられる人間が誰もいない以上、どんなに辛くてもそのままにするしかない。
もちろん俺も、ほかの皆もそれぞれ、話題に気をつけて選ぶくらいの配慮はしている。

マジシャンの皆はできるだけつらい記憶を忘れ、また来るべき戦いに備えるためか、
新しく用意されたスペースでのトレーニングに励んだ。
ブラックジャンボの影響で、各種学校もほとんどまともに運営できなくなっているのもある意味では好都合だった。

中でも美希は、トレーニングの成果を試したいとしきりにせっつき、
渋る俺を強引に引っ張り出して夜間のパトロールに出かける機会が増えた。
実際そのときは鬼のように強く、前以上の精度はもちろん、威力まで増えたように見える二丁拳銃が
雑魚モンスターやら戦闘員やらを軽々となぎ倒していくのは痛快ではあったが、
美希がどうしてこうも好戦的になったかを思い返すと、とても素直によかったとは考えられない。

さておき、今いる中ではもっとも経験豊富な千早と美希がリーダーシップをとりつつ
6人のマジシャンたちがそれぞれに腕を磨き、少しずつ心の傷を癒しているようだった。

世間の声がいうように、みんなが我が物顔に町中でも暴れ回っているブラックジャンボを撃退して、
そのまま本拠地まで乗り込んで叩き潰せたらいいのだろうとは思う。
でも今はまだみんなにそれだけの実力がないし、それにそもそも回復すらしていないのだ。
その間くらいせめて待ってやってくれ、と俺は世間に向けて叫びたい気分だった。










--------------
※トレーニング描写等はただのフレーバーです
全員一律能力+10とかしてもいいかなーとも思いましたが、
基準値上がるだけで結局とくに変わりませんので、そのまま行きます
186 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 01:50:17.73 ID:B241e5GB0
………………
…………
……

P「………は?そんな話、こちらは何も聞いてないですが………」

『え…?でも、あすの正午から、765プロ名義で記者会見場を使って、うちが独占中継って聞きましたよ?』

何度か付き合いのあった局のディレクターからその連絡が入ったとき、
俺はちょうどみんなのトレーニングに付き合って飲み物を準備していたところだった。

P「それ、そちらに誰から連絡が入ったかとかは聞いてませんか?」

『いやー、僕も直接対応したわけではないので………』

P「あと、そうだ、記者会見の目的…っていうか内容は、どういうことだと?」

『とにかく重大発表だ、という話だけみたいです。詳しいことはすべて、実際にその場で、と』



情報をくれたことにお礼を言って電話を切る。
音無さんも社長も、もちろん俺も、そんな話はまるで聞いていなかった。

直感的に、響が……ブラックジャンボが関わっている、と感じた。

P(この状況で、重大発表………響がなにか得をする、いや、むしろ、こっちが損をする、ダメージを受けること……?)

いちいち考え込むまでもない。
一番シンプルで、かつ効果的なことと言ったらひとつだけだ。

「765プロのアイドル+女性プロデューサーは全員がシャインマジシャンとマジシャン候補であること」と、
「そのうち2名(考えたくはないが、それプラス3名)が離反し、今ではブラックジャンボに所属していること」。

その2点をほかでもないブラックジャンボ総帥が発表するだけで、世間からの風当たりがすさまじいことになるのは目に見えていた。
マジシャンとしての活動に大きく制限がかかりかねないし、アイドルとしてまともにやっていけなくなるおそれもあり、
もっと単純に言うなら暴徒化した市民やなんかが押し掛けてくる可能性だって、このご時世、十分にある。
その混乱に乗じてブラックジャンボ本体にまで襲われたりした日には、万事休すだ。

P(まずはその、明日の記者会見とやらを止めさせる必要がある……でもどうやって!?)

P(直接殴り込んだところで、響一人に勝てるかどうか怪しいし、そもそも向こうもそれは警戒してるだろうし………)

そこまで考えたところで、急に事務所のファックスが作動し、紙を吐き出し始める。
この忙しいときに、と目線を切ろうとしたとき、1行目から見覚えのある響の筆跡で記されているのが見えて、
俺はあわててファックスに飛びつき、じりじりと少しずつ打ち出される文面を必死で追った。




親愛なるプロデューサー、および春香たちへ!

突然だけど、あした○月×日に765プロ名義で記者会見場をおさえといたぞ!

会見で発表する内容は、

「実は、アイドル事務所765プロの所属者全員が、ブラックジャンボに対抗するための組織
『シャインマジシャンズ』の構成メンバー、もしくはメンバー候補であること」、

および

「我那覇響、および765プロ所属者4名(高槻やよい・三浦あずさ・秋月律子・四条貴音)は
本日をもって765プロを脱退、ブラックジャンボ総帥及び幹部として就任すること」!

あと、これはサプライズなんだけど、自分とみんなの仲だから特別に教えとくね。
ふっふっふ………もしかすると、会見中にもうひとり幹部が増えることになっちゃうかも!

発表時間は正午からだから、止めたかったらそれまでに、XYZテレビ最上階の会見場まで来るといいさー。
定刻に間に合わなかったときは、そのまま始めちゃうからね。
もちろん、無理に来なくてもいいよ。でもそのときはちゃんと中継見てね!




ほぼ俺が想像した通りのことが書かれていて、思わずめまいがした。
でも……「止めたかったらそれまでに、XYZテレビ最上階の会見場まで来るといいぞ」ということは、
まだ阻止できる可能性が用意してある、ということのように思える。
そうでなければ、わざわざこんな連絡を、響がじきじきによこす必要性がない。
187 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 01:50:57.22 ID:B241e5GB0
P(あずささん、律子、それに、貴音も………!ここに名前が挙げられてるってことは……やよいと同じ、で……)

どこかで信じていたかったことを木端微塵にされた気がする。
つまりもう、この四人は、響の手にかかってブラックジャンボの幹部に生まれ変わってしまったということで……

P(………待てよ?じゃあ、もうひとり幹部が増える、って、なんだ…?)

その瞬間にドアが凄まじい音を立てて開き、飛び上がる勢いでそっちを向いて、憔悴しきった顔の真美と目が合った。

P「な、なんだ、いったいどうしたんだ、真美?」

真美「にーちゃん……っ、亜美、見てない!?」

全速力で走ってきたらしく、息を切らせたまま、真美は叫ぶように言った。

真美「さっき、さっきまで、一緒にいたの、なのに今どこにも、いなくて、みんな見てないって!!」

響のいう「もうひとり幹部が増えることに」云々の意味が、そこでようやくわかった。
最初のやよいのときを除けば、これまで響はずっと、マジシャンとして覚醒する前の子を狙っていて、
そして今その候補になりえるのは、真と亜美しか残っていない。
さらに言えば、つい先日真美はマジシャンとして覚醒したばかりで、
その真美と対になってちょうどいいとか、そういう細かいことも理由になっているのかもしれない。

P「真美。その亜美のことも含めて、みんなに話がある。悪いけど全員呼んで来てくれないか?」

抗議しようとしたのだろう、口を開きかけて、俺の顔を見た真美だったが、口を閉じるとすぐに走っていく。。
どうやら、自分で意識している以上に、険しい顔をしてしまっていたようだった。





届いたファックスを見せ、俺がひととおり話し終わると、即座に美希と伊織が叫んだ。

美希「みんな、準備いい?早く行かなくちゃ!」

伊織「こんな余裕こいて招待なんてしたこと、たっぷり後悔させてやるわ」

そのまますぐにでも部屋から走り出て行きそうな勢いのふたりを、なんとか押しとどめる。

P「落ち着け、行くのはもちろん確定事項だ!ただ、罠かもしれないし、慎重に動く必要があるって話で……」

真美「………慎重もいいけどさ、にーちゃん。たぶん、亜美、そこにいるんでしょ?」

いつもとまったく違う、真面目な調子の真美の言葉に、俺はもちろんほかの全員まで押し黙らされた。

真美「亜美は、真美の、大事な妹なの。ひびきんにはちょーっと痛い目見てもらうYo」

気持ちは痛いほどわかるが、三人がすでに思いきりヒートアップしてしまっていて
本来まとめるべき立場の俺だが、つい残る三人に助けを求める体で目をやってしまう。

春香「……律子さんと、あずささん、貴音さん、やよい、…それにもちろん、響ちゃん。全部で、5人かぁ」

千早「ええ、簡単ではないでしょうけど……向こうがわざわざくれた機会、存分に活かさないと」

雪歩「四条さん…四条さんっ、ああ、早くまた会いたいですぅ………」

そしてこっちも、この1週間近くの間でずいぶん復調できたらしく、同様に気合は十分なようだった。
もうこの際、変にセーブせず、地力で劣る部分を気力でカバーすることを考えたほうがいいのかもしれない。

P「いいか、今回の俺たちの目的は、あくまでこのふざけた記者会見とやらを止めることだ」

P「ただ、もちろん……できることなら、『幹部』も、それに『総帥』も奪還する。気合入れていくぞ!」

たちまち、事務所が、6人のマジシャンたちの上げる叫びで満ち溢れた。
188 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 01:57:02.03 ID:B241e5GB0
ここまで。
無事に導入は完了しました。(と言い張る)

書きながら、こういうコジツケのためのパートって
正直読んでる皆さん的にはいらないよね疑惑に襲われること十数回


次回、最上階を目指してシャインマジシャンチャレンジ(仮)!

どうみても2代目◆MTFYlAtjLqN7氏のノワールTV戦の丸パク……オマージュです、本当にありがとうございます
おやすみなさい
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 02:18:12.19 ID:runfY+mB0
乙です。こういうパートも必要ですよ。物語を肉付けするには。戦闘パートも書いてると楽しいんですよね、分かります。
すみませんが、質問です。真は人質ではないんですね?マジシャンの覚醒もないと?
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 04:09:18.01 ID:R2xoNkaxO
総帥の用意した救済措置(笑)みたいなのもあるといいよね
会見に間に合わなそうになったらマジシャン一人をその階に置き去りにすれば何回か一気に進めるみたいに
弱ったマジシャンが仲間の為に自発的に触手の海に入って行くとかエロいと思う
耐えられずに幹部化したらもっとエロい
191 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 09:58:02.18 ID:B241e5GB0
おはようございます。鋭意準備中です。間に合えー間に合えー


>>189
まこちんは今回サポートキャラ的立場で安全圏です。期待した人はごめんね。
亜美と見せかけて実はまこちんが本当の人質!みたいなのも一瞬考えたけどさばききれませんでした。

今後の覚醒は状況次第でありです。

先日の戦闘で2人覚醒からの1人人質が理想的っちゃ理想的だったんですが、
まこちんがあと1人残ってることで別件で人質展開も良し、
イベントではるるんたち凌辱されてからの怒りの覚醒もよし、ってことでどうかひとつ。

>>190
天才か
このタイミングでそんなそそるやつやめてくださいよ、無理やりにでも使いたくなっちゃう(ゲス顔)
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 11:02:09.04 ID:runfY+mB0
回答ありがとうございます。真はまた覚醒する機会があったらいいですね。エロも見たいけど、マジシャンには最終的には勝ってほしい。響も幹部も戦闘員や怪人にも、目にもの見せて欲しい。
頑張ってください。参加させてもらいます。
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 12:51:19.93 ID:XC2a9BEdO
>>191
システム的に無理ならフレーバーで再現してもいいのよ
「エロトラップでしばらく戦闘不能」を「その階で身を差し出し戦線離脱、のち脱出」に読みかえればいけると思う
触手に全身弄ばれて苦しむ仲間の声に背を向け先に進むシーンが見たいのです
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 14:33:48.70 ID:tY9z1T62O
>>193のアイディア面白いですね。先に行かせる人身御供ならシステムに反映しなくてもいいし、その逆もいける。
195 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 18:32:52.53 ID:B241e5GB0
いよいよ今晩、響ちゃんたちが待ち構えているだろうテレビ局へ向かう、ということになりました。
怒りをずーっと溜め込んでいた美希ちゃんや、亜美ちゃんをさらわれた真美ちゃんがやる気まんまんなのはもちろん、
この1週間くらいの間でだいぶ回復したように見える春香ちゃん、千早ちゃん、それに伊織ちゃんも、
ブラックジャンボをなんとしてもやっつけてやる、といって息巻いています。

わたしも、気持ちとしては、もちろんみんなといっしょです。
悪いことをするブラックジャンボの人たちをやっつけられるのは、わたしたちマジシャンだけなんだから!

雪歩(………にしても、ああ、どうしよう、ゆうべも変な夢、見ちゃったよぉ……)

なぜだか最近、わたし夢の中に、四条さんばかりが出てくるようになっていました。
ぼやけてるように見えたり、やたらとクリアだったり、そのときどきで見え方は違うんですけど、
毎回共通してることがひとつだけあって、それは………

雪歩(……また、四条さん、エッチなことされてて、………すごく、いやらしい声、出して…)

春香ちゃんと千早ちゃんがひどい目に遭っているのをうっかり見てしまったのが、
わたしにとってはよっぽどショックだったんだろうと思います。
ただ、それならそれで、そのときの光景を何度も夢に見てしまうようになりそうなのに、
なぜかわたしの夢では、スライムや、うねうねした触手に捕まっていやらしいことをされるのは、四条さんで………

何度も何度も同じような光景を見せられてしまって、今では少し、感覚が麻痺してるような感じです。
また夢を見ちゃってる…ということが認識できるぶん、ちょっとはマシな気もします。

雪歩(だめだめ。その四条さんも、今は響ちゃんのところにいる……かも、しれないんだから…!)

もしかしたら四条さんは、本当に、響ちゃんやブラックジャンボの人たちからそういう目に遭わされて、
一時的におかしくなってしまっているのかもしれませんでした。
それならわたしとみんなで、絶対に助けてあげなくちゃいけません!

真「………あ、雪歩。ここにいたんだ」

雪歩「真ちゃん。うん、ちょっと、考え事してたの」

真「くやしいなぁ…日ごろ、少しは鍛えてるつもりだったけど、なんの役にも立たないんだもん………」

今回のテレビ局遠征にあたって、真ちゃんはずいぶんプロデューサーに食い下がりましたが
まだマジシャンに変身できないし、なにより響ちゃんの「はないちもんめ」のターゲットのひとりでもあるわけで
みんなが帰ってくるまで真ちゃんは、おとなしく事務所で待機する、という手筈になっていました。
真ちゃんには申し訳ないけど、わたしとしてもそのほうが安全でいいと思います。

雪歩「大丈夫だよ、真ちゃん…わたしたち、真ちゃんの分までしっかりがんばるから」

真「雪歩…うん、ありがと。でも雪歩、ほかのみんなももちろんだけど、無理だけはしたらダメだからね?」

真ちゃんはわたしの手をぎゅっと強く握って、目をまっすぐにこっちに向けながら真剣な顔で言います。
いつもなら気恥ずかしくなりそうなところだったけど、今はしっかり見つめ返すことができました。

雪歩「ありがとう、真ちゃん。…そろそろ時間かな、じゃあ、行ってくるね」

最後にきゅっと手を握り返して、わたしはそっと立ち上がりました。






P「………よし、みんな揃ったな。もう一度、目標を確認するぞ?」

今回同行しない真も、ミーティングにはぜひ参加したい、ということで、マジシャン6人と真の7人が俺を見つめていた。
そのまなざしは全員真剣そのもので、並々ならぬ気合が感じ取れる。

P「XYZテレビの社屋最上階にあるホール、あそこで記者会見やるときはいつもここだ。ここを目指す」

簡単な見取り図を開いて、全員に見えるようにテーブルに広げる。
狭い空間で頭と頭をぶつけそうになりながら、各人が思い思いの確度から図を眺めていた。

P「もちろん、局に近づくまでも、入ってからも、妨害がある可能性が非常に高い。気を引き締めていこう」

「「「「「「「はいっ!!」」」」」」」

頼もしい返事がぴったり重なって聞こえて、こんな非常事態にもかかわらず、俺はつい目を細めてしまった。
196 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 18:34:11.70 ID:B241e5GB0
※今回のイベントに参戦するシャインマジシャン達の状態ほか一覧です。
 新規参戦の真美についてもパラメーターを掲載しています。




投薬と時間経過により、春香の状態が【媚薬中毒(中度)】まで寛解しています。

投薬と時間経過により、千早の状態が【媚薬中毒(軽度)】まで寛解しています。

※春香は前回の敗北の影響があり、千早に比べ回復に時間がかかっています。

雪歩は響により【銀色の夢魔】を取得してしまいました。



春香 【攻45 防45 機45 耐51】(バランス型)

 ▼【媚薬中毒(中度)】
  戦闘・イベントの際、春香、もしくは春香を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「50%の確率」で「-30%の補正」がかかります。(端数切り上げ)


千早 【攻42 防30 機75 耐35】 (機動力特化型)

 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、機動力が+5成長しています。
 
 ▼【媚薬中毒(軽度)】
  戦闘・イベントの際、千早、もしくは千早を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「30%の確率」で「-20%の補正」がかかります。(端数切り上げ)

 ▼【寄生触手】
  千早、もしくは千早を含むマジシャンのパーティが戦闘中等のコンマ判定で「素数」を取得した場合、
  強制的に「01」に変換されます。「11」もこの変換対象となり、その場合はゾロ目の特殊効果も無効化されます。
  (00〜99のコンマ範囲における素数の取得確率は25%です)


雪歩 【攻30 防70 機35 耐40】 (防御力特化型)

 ▼【銀色の夢魔】
  戦闘の際、敵側にブラックジャンボ幹部「四条貴音」が参加している場合、
  雪歩、もしくは雪歩を含むマジシャン側の取得するコンマが以下のルールに従い変化します。

  ルール1:その戦闘で最初に取得したコンマが奇数か偶数かを記憶します。
  ルール2:それ以降取得するすべてのコンマについて、ルール1で記憶された種類と異なっている場合、
        反転コンマとして扱った方が数値が低下する場合は自動的に反転コンマ化されます。

        例)最初の機動コンマが偶数で、次に取得した攻撃/防御コンマが「81」だった場合、
        奇数であり、かつ反転時の方が数値が低下するため、ルール2が発動して「18」に変換されます。
        (※当然、ゾロ目は反転してもゾロ目のため、この影響を受けません)

  ルール3:例外として、最初に取得したコンマが奇数・偶数問わずゾロ目だった場合、
        その戦闘の間は【銀色の夢魔】の効果は発動しません。


美希 【攻65 防40 機55 耐30】 (攻撃&機動特化型)

 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、攻撃力が+5成長しています。


伊織 【攻90 防30 機45 耐25】 (超攻撃特化型)


真美 【攻40 防45 機55 耐40】(機動寄りバランス型)
※覚醒判定コンマ94 (レス番>>99) 78-98 後期覚醒クラス(トータル180)
197 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 18:34:53.38 ID:B241e5GB0
まもなく時刻は午後11時になろうとしていた。
俺と、春香たちマジシャン6人は、人目につかないように気を遣いつつ、XYZテレビ局の様子をうかがう。

念のため、あまり大きな音を立てずに済むよう、千早が俺たち全員に術をかけてくれてはいる。
ただ、響や幹部たちが本気になって索敵を始めるようであれば、気休めにすらならない可能性が高かった。

春香「なんだか…ちょっと、怖い感じがしますね……」

真美「うー、ほんとだよぉ………明るいうちにはよく見てるのに、夜にこーやって、見上げてると………」

伊織「……なかなか、不気味ね。なまじ無機質なぶん、よけいに」

春香に伊織、それに真美が口々に言い、それはおそらく全員の内心を見事に言い表していた。
仕事で何度も入ったことのある、見知った建物のはずなのに、巨大な要塞かなにかのように見えてしまう。

美希「…千早さんは、どう?」

千早「ええ………たぶん、間違いないと思うわ」

そんな中、美希と千早がひそひそ声で会話を交わしていた。

P「どうかしたのか、二人とも」

美希「ん……ビル全体から、かなりキョーレツな魔力が伝わってくる気がするね、っていうお話してたの」

こともなげに美希は言って、千早も静かに頷いて同調する。
心臓の音がここへ来ていきなり大きく鳴りはじめた気がして、あわてて頭を振った。
相手はブラックジャンボの総帥なんだから、そんなの当たり前に決まってるじゃないか。

P「……とりあえず、もう少し近づいて偵察だ。最悪、エントランスくぐるくらいは大丈夫だろう」

声をひそめた俺の言葉に、みんな真剣な顔をして頷いた。
そのままそろそろと団子になって、俺たちはゆっくり入口へと近づいていく。

すっと音も立てずに自動ドアが開き、俺たちを迎え入れた。

P(…………?)

なにか違和感がある気がするが、それがなんなのかわからない。

雪歩「あの………ちょっと、思ったんですけど……」

P「どうした雪歩?なにか変なことでもあったか?」

この違和感を解消してくれるかもしれないことを期待して、俺は雪歩の方へ向き直った。

雪歩「ふつう、この時間って、入口に……守衛さん、いませんっけ………?」

おずおずと雪歩が口にした言葉で、全員がいっせいに振り返る。
入ってきた入口に、制服姿のよく見かける守衛さんがいたかどうかを俺も急いで確認しようとして、
そしてそこに守衛さんどころか自動ドアすらなく、真っ白な壁だけがあるのを目の当たりにした。

P(!?)

その瞬間、今度は、俺たちが背を向けていた側の、つまり入った突き当たりの壁が急に光った。

P(……そうだ、これが違和感の正体だ!堂々としすぎてて却って気づけなかった、くそっ!)

響『いらっしゃーい、シャインマジシャンのみんな、それにプロデューサー!』

壁面いっぱいを使ったやたら大きなディスプレイに、実物よりもはるかに大きい響の笑顔が映る。
俺の記憶が確かなら、この局は、エントランスから入ってすぐの真正面に
こんな目つぶしみたいなばかでかくて明るいビジョンを置いたりはしていなかったはずだ。

響『こんな夜中にこそこそ来なくたって、明るいうちに堂々と入ってくればいいのになー』

嬉々とした響の声を大音量で聞かされながら、さっそく向こうのペースにはまってしまっていることを自覚した。
198 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 18:35:27.08 ID:B241e5GB0
P「ここはどこなんだ?XYZテレビの中じゃないのか!?」

まず何よりも現状把握をしなくてはいけない。
でも、大写しになった響に向かって叫んだあとで、集音設備があるかどうかわからないことに気づく。

響『んー、説明がちょっと難しいんだけど……みんなは今ちゃんと、XYZテレビの局内にいるんだぞ?』

少し間があって画面の中の響が返事をした。とりあえず、こっちの声も聞こえてはいるようだ。

響『たださすがに、会見場までの道のりで直接ドンパチやるわけにいかないでしょ?』

響『だからここ、自分がかわりに魔法で作っといたんだ!この中なら多少暴れても、外に影響ないからね』

………要は、今俺たちがいるここは、外部から完全に隔絶された空間だということらしい。
つまり、ブラックジャンボの連中が時おり使う、あのバリアみたいなもので包まれた空間と似ている、ということだろう。

真美「真美たちのこと、時間までここに閉じ込めようっていうの!?約束がちがうじゃん!!」

俺より先に真美が響にくってかかった。亜美のことが心配でたまらないのだろう、
今すぐに地団太でも踏みそうないきおいで、その全身から怒りの感情が伝わってくる感じがした。

響『ちーがうってば、真美。そんなもったいないことしないよ、自分。えーっと………』

千早「もったいない………?」

苦笑いをして響はそういうと、身をかがめてごそごそと何か探し始めたようだった。
ようだった、というのはカメラの撮影範囲から響の姿が出てしまったからで、
いまは響が座っていたやたらと豪華な椅子の背だけが、でかでかとビジョンに映し出されている。

響『……っよし、あった!ほらっ、これ見て?』

にこにこと笑って、響が画面に板のようなものを突き付ける。
丸っこい響の文字でなにかたくさん書きつけてあるのが見て取れた。

伊織「フリップ……?なんなの、それ」

響『だってさ、ただ会見場まで来れるかどうか、ってだけじゃ面白くないでしょ?』

伊織の怪訝そうな問いかけに、よくぞ聞いてくれた、と言わんばかりの顔をして、響は胸を張る。

響『じゃーん!名づけて「シャインマジシャン・チャレンジ」!自分が企画したんだぞー』

美希「………ふざけてるの?」

呆れかえった顔の美希が辛辣な言葉を投げたのすら聞こえていない様子で、響は勝手に説明を始める。

響『もう伝えたとおり、いまからだいたい12時間後に、自分と、幹部みんなとで、ここの最上階で会見を始める予定さー』

当たり前だが、それを改めるつもりはまったくないようだった。
そしてもちろん、俺たちはそれを阻止するために今ここへ来ている。

響『で、自分、みんなのために、いくつかチェックポイント作ったの。1つずつクリアしないと、次に行けないようになってるんだー』

春香「それをわたしたちが素直にクリアすると思うの、響ちゃん?みんなで一気に先に進んじゃえば……」

響『止めはしないけど、難しいと思うぞ。だって春香、一歩間違えたら異次元にまっしぐらだよ?』

要は、響があらかじめ作ったルートをたどってゴールまで来い、ということらしい。
タイムリミットは12時間……普通に考えれば、テレビ局の社屋最上階まで上るのには十分すぎるくらいの時間だ。

響『チェックポイントはスムーズにいけば6時間くらいでクリアできるようになってるぞ。スムーズにいけば、ね』

俺の頭の中を読んだみたいなタイミングで響が意味ありげな笑いを浮かべ、
どうやら一筋縄ではいかないらしいことがはっきりした。
とはいえ、こっちには6人ものマジシャンが揃ってるんだから、協力すればきっと乗り越えられるはず……!

響『まあ、細かいことは実際やってみたほうが早いよね。さーさー、そこからみんな入って!』

俺たちがテレビ局のホールだと思って入り込んだ場所は、いつの間にか真っ白な壁と
響の移る大型ビジョンだけしかない空間に様変わりしていて、その壁の一か所にいきなりドアが出現した。
見た目はうちの事務所にもあるようなごくありふれたドアだったが、タイミングからして、響が作りだしたものに間違いない。

罠かもしれないが、すでに出口すらない場所に来てしまっている以上、ここは指示に従うしかない。
俺は少しでも落ち着くために大きく息を吸って吐き、鈍く輝くドアノブに手をかけた。
199 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 18:49:43.15 ID:B241e5GB0
イベント:シャインマジシャン・チャレンジ!

目的:12時間(24ターン/1ターン30分)以内に、XYZテレビ最上階の記者会見場に到達せよ!

基本ルール:

・シャインマジシャン6名(春香・千早・雪歩・美希・伊織・真美)で、トラップ部屋をクリアすることを目指します。

・チャレンジ成功・失敗によって、残りターン数が消費され、またマジシャンの耐久力が減少します。
 マジシャンの耐久力はイベントの間、基本的に減少し続け、自動的に回復等はしませんのでご注意ください。

・耐久力が0になったマジシャンはその場で脱落し、以降のイベントに参加できません。

・各トラップ部屋には最大入室可能人数が定められています。

・各トラップ部屋には目標数値(基本は、攻・防・機いずれかの能力+コンマ)が設けられており、
 チャレンジしたマジシャンが数値を達成できればクリア、そうでない場合はクリア失敗となります。

 クリアできた場合はターン消費と耐久力減少が最小限で済みますが、
 クリア失敗した場合はターン消費が増加し、また減少する耐久力が大きくなります。

・6人全員が1回ずつチャレンジを完了するまで、1度トラップにチャレンジしたマジシャンは2度目のチャレンジができません。
 例)
   1部屋目:枠1名 春香がチャレンジ(成功)
 →2部屋目:枠3名 雪歩・美希・真美がチャレンジ(失敗)
 →3部屋目:枠2名 必然的に、まだチャレンジしていない千早と伊織に強制決定
 →4部屋目では、また6名の中から自由に選択可能


【重要!】

・今回の舞台は響によって創り出された異空間であるため、トラップ関係の判定においては
 特に指示のないかぎり【反転コンマ】を用います。 (コンマ64だった場合「46」として扱う、etc ゾロ目はそのまま)
 
 なお、場合によって戦闘が発生する可能性がありますが、その際は通常コンマです。

・トラップをクリアできるかどうかの基準は攻撃力や防御力の数値+コンマでの判定が基本となるため、
 チャレンジしているマジシャンの能力値によっては、コンマを足すまでもなくクリア可能となる場合がありえます。
 ただ、その場合でも、必ずコンマは取得します。

 「>>1がトラップ判定でコンマ取得をお願いするレスのコンマ」を反転させた数値を「ファンブル」扱いとし、
 トラップ判定でファンブル数値を取得してしまった場合、クリア失敗として扱います。



とりあえず、原則はこんなところで参ります。
もっと細かいルールは必要に応じて。





ちょっと早い気がしますが、人、いらっしゃいますかね……
いらっしゃれば、19時くらいからぽつぽつ。
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 18:53:38.51 ID:Ql8mZ06EO
います。
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 18:54:41.85 ID:XC2a9BEdO
待ってます。
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:00:29.80 ID:OeCJnZm90
>雪歩「四条さん…四条さんっ、ああ、早くまた会いたいですぅ………」
突入前のみんなで啖呵を切ってる段階から雪歩がもう駄目な感じだ!
203 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 19:12:04.06 ID:B241e5GB0
響に促されるままに、俺たち7人は連れだってドアをくぐり、次の部屋に入る。
そこは、天井がかなり高く、四方を窓のない壁に囲まれた、ざっと30畳はあろうかという
正方形……三次元的に言えば、立方体に近い形の部屋だった。

そして俺たちが入ってきたのと反対側の壁に、変なものが設置されていた。
それ自体は見たことがあるし、使い方だってよく知っている。
だが、この状況で、しかもここに設置されている意味がわからない。

P(なんで、ダーツが……?しかも、バラエティ番組でよくある、景品決めの…………)

細い足の先にかなり大きな円盤が床と垂直に取り付けられていて、
ぱっと見たところ、その盤面は真っ白に塗りつぶされていた。
しかしよくよく気をつけて見ると、ほんの少し、黒い線みたいな部分があるのに気付く。

響『みんな入ったねー?じゃ、改めて、ルール説明するぞ!』

急に響の声が室内を見たし、俺もみんなもあわててスピーカーのたぐいを探して視線をさまよわせる。
しかしどこにもそれらしいものが見当たらないのを見ると、壁にあらかじめ埋め込んであるか、
下手をしたら俺たちの鼓膜なり脳内なりに直接声を送り込んできているのかもしれない。

響『あ、その前に。今からやるのはチュートリアルだから、肩の力抜いて、でもちゃんと聞いててよ』

響の声がそういうと、床からゆっくりとボードがせり上がってきた。

千早「……なんだというの、一体?」

おそらく俺も、ほかのみんなも千早と同じことを考えていたと思う。
やがて完全にボードが姿を現し、それにはこんなことが書いてあった。





ここが第1チェックポイントだぞ!

入室可能枠:1名〜最大2名まで

ヒント:
「最初の部屋はルール説明用だから、誰がチャレンジしても全くおんなじさー。自分が保証しちゃう!
 あ、でもさすがに100%安全ってわけじゃないぞ。万一があるから、入るのは無難に1人だけがいいよ!」





確かに書いてあることの意味はわかった。しかし、これでどうしろというのだろうか。

響『そうそう、今回はわかりやすいように部屋に入ってからボードを見せてあげたけど、本番はこうじゃないからね!』

声がさらに説明を続け、それでようやく合点がいった。

P(つまり………本番ではヒントとやらだけを見て、実際に何をするかはわからないうちに、挑戦者を決めろってことか)

こちらにとって相当不利な条件であるのは間違いなかった。
でも、直接戦うことが難しい相手と対峙する以上、これでもかなりマシともいえる。

少なくとも今回の場合は、何をすればいいかは察しが付く。
逆側の壁に見えるあのダーツで狙ったところを当てろというのだろう。

響『さ、どうする?1人でやってもいいし、2人でもどっちでもいいぞ。ここはあくまで練習だから、気楽に、気楽に!』

ひとりで楽しげにしゃべり続けていた響の声が急に途切れ、そして少しだけ凄みを増した。

響『………ただ、ボードにも書いたとおり、100%安全、ではないけどね。ふっふっふ…』




「ヒントに従い1名で挑戦する」か、「あえて2名で挑戦する」かを決定してください。
2名で挑戦する場合、挑戦者を誰にするかも同じレスで2名分指定してください。

※チュートリアルのため、チャレンジ権や残りターンは消費しません。
※この>>1のレスの反転コンマが今回のファンブル数値となります。

↓1
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:13:27.65 ID:+jut+4FnO
一人で
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:16:58.18 ID:PDnxIL5/O
1名
206 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 19:18:55.96 ID:B241e5GB0
※今回のファンブル数値は「60」です。

1名で挑戦、了解しました。


今回は無作為に挑戦者を指名します。


↓1 挑戦者 (コンマで決定)

00-16 春香
17-32 千早
33-48 雪歩
49-64 美希
65-80 伊織
81-96 真美
97-99 春香


↓2 トラップ判定

今回のファンブル数値(60、すなわち実際のコンマでは06)以外 成功

ファンブル数値だった場合のみ 失敗




※今気づいた。反転コンマの反転とか馬鹿みたいなこと書いてました。
 今後、ファンブル数値は「>>1のレス投下時のコンマとぴったり一致したら」と読み替えてください。
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:20:15.52 ID:XC2a9BEdO
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:21:04.52 ID:runfY+mB0
a
209 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 19:38:52.38 ID:B241e5GB0
P(しかしダーツってことは、狙いが精密につけられないといけないわけで……誰が行くべきなんだ?)

遠くに見える円盤を眺めながら考えをめぐらせる。
まさかいくらなんでもあの細すぎる黒を当てろという話ではないだろう。

だが、広すぎるように見える白い部分に当たればいいんだ、と気楽に考えて放ったら、
たまたまあのごく狭い黒を直撃してしまう可能性も否定できない。
なにより恐ろしいのは、そうなった場合に、何が待っているかわからないことだった。

「「「「「「…シャインマジシャンズ・ショウ・アップ!」」」」」」

俺が頭を悩ませている間に凛とした声が響いた。
振り返った目の前で、春香が、千早が、雪歩が、美希が、伊織が、そして真美が、いっせいにまばゆい光に包まれる。
一瞬ののちにそこには、統一感のあるデザインで、少しずつ色の異なるコスチュームに身を包んだマジシャンたちが勢ぞろいしていた。

P(そうだ……そういえば向こうのペースに巻き込まれて、まだみんな変身もしてなかったのか)

改めて自分の危機感不足を痛感していると、並んでいる中から美希が歩み出た。
俺はもちろん、ほかのみんなも見送っているうち、すたすたとダーツ用の円盤に向かって歩いていく。

P「お、おい美希、ちょっと待っ………っぶっ!?」

春香「え……っ!?」

伊織「そんな!ちょっと待ちなさい、美希っ!!」

美希を呼び止めようと二、三歩踏み出して、いきなり目に見えない壁かなにかにぶつかり、変な声が出た。
たちまち春香たちが顔色を変え、前に進み出ようとして、俺と同じように透明な壁に阻まれる。

響『あはは、プロデューサーがぶつかった瞬間の顔、写真撮っとけばよかったなー!』

響『そんな感じで、チャレンジ中、挑戦者以外の子は手出し無用だからね。当たり前でしょ?』

けらけらと響が笑っているがそれどころじゃない。
美希は俺たちと分断されていることに気づいているのだろうか?

美希「めんどくさいからミキがやるの。それでいいでしょ」

振り返りもせず、まるで気にしていない調子で美希が誰にともなく言う。
円盤から少し離れたところに小さな皿みたいなものが据え付けてあって、その中に矢がおさめられているようだった。

響『もちろん!じゃあ、あの円盤の黒いところ以外に当てたら無事クリアだぞ!でも気をつけて、黒』

ばりん、と木が折れる音がして、響の声が途切れ、そして円盤の上半分が向こう側へと千切れて落ちた。

響『え』

美希が手首のスナップだけで放ったダーツの矢が深々と円盤に刺さり、そこから入った亀裂のせいで
円盤が重さに耐えきれずに割れたのだと、ようやく思い至る。
恐らくは狙ったのだろう、あと数cmずれたら黒の帯に刺さるぎりぎりの位置に矢が突き立っていて、
ほっとすると同時に美希の精度に俺は思わず舌を巻いた。

美希「―――で?これクリアなの、そうじゃないの?」

なんの感慨もなさそうな声で美希が言い、響がマイク越しにぐぬぬ、と唸る声が聞こえた気がした。




チュートリアル:クリア成功! (ターン数や耐久力の消費はありません)
210 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 19:39:56.56 ID:B241e5GB0
※投げる際円盤は回ってます

※焦るからこんなしょうもないことを書き落とすのだ
211 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 19:56:53.41 ID:B241e5GB0
響『……さっきは一本とられたけど、あれ、あくまで練習だから。本番は今から、次からだからね!』

美希「それさっきも聞いたの。いいから、始めてよ」

必死の訴えも美希にあっさり切り捨てられ、響が悔しがっている顔が見える気がした。

P(これから先も全部こんなに簡単とは思えないけど……でも案外、なんとかなるんじゃないか…?)

響『ふんだ。今のうちにいい気になってるといいさー!!』

大声で響が叫んだ瞬間、ダーツ機があるのと同じ側の壁にまたドアが出現した。
見た目にはさっきとほとんど変わらない金属製のドアで、特に変わった印象は受けない。

そしてそのドアに貼りつけるようなかたちで、次のボードが掲示されていた。





第2チェックポイントによーこそっ!

入室可能枠:1名固定

ヒント:
「いよいよここからがゲームスタートだぞ。
 ここはシンプルに、攻撃力の高い子がチャレンジするのがおすすめ!」





伊織「………わたし、かしらね?」

一通り読み終えて、伊織が呟く。
確かに、単純に攻撃力で比較するなら、伊織がもっとも能力が高い。

美希「でこちゃんほどじゃないけど、ミキも攻撃力高いし。さっきと連続でやってみてもいーよ?」

伊織に続いて美希もそう口にする。

響『あ、大事なこと忘れてた。ちゃんとみんなローテーションしながら挑戦してね?』

P「ローテーション?」

そこでまた響の声が割り込んできて、俺はつい素直に聞き返してしまった。

響『そ、ローテーション。同じ子ばっかり何度もチャレンジしてたらつまらないでしょ』

響『つまり、6人全員が1回チャレンジしたら、また全員チャレンジできるようになる、ってだけ』

となると、誰をあとに残すか、ということも考えながら決めて行かなくてはいけない。
たとえば美希の場合、攻撃力だけでなく機動力もかなり高いんだから
あくまで数字の上で考えれば、伊織よりも対応できる場面が多いということになる。

P(………とはいえ、最初だ、あんまり悩みすぎても仕方ない。誰を行かせるべきだ…?)




↓2 今回の挑戦者

名前で指定してください。1名のみです。
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:57:46.84 ID:+jut+4FnO
安価下
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:58:24.79 ID:XC2a9BEdO
美希
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 19:59:23.59 ID:PDnxIL5/O
埋め
安価だったらゆきほ
215 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 20:19:27.45 ID:B241e5GB0
P(…ここは、勢いをつけてもらう意味でも、美希の方が適役かもしれない)

春香と伊織が敗北し、ひどい痴態を晒してしまったあのときから、
美希ははっきりとブラックジャンボに敵意をむき出しにするようになった。
実際のところ、今も少し気持ちが入りすぎているように見える部分は確かにある。

だがそれ以上に、ポテンシャルの高さと美希本人のセンスによる圧倒的な戦いっぷりは
不慣れな状況に放り込まれたみんなを鼓舞するのにはうってつけだと思えた。

P「美希。じゃあ、ここも頼めるか?」

美希「ん。まかせて」

伊織「ちょ……なに、わたしじゃ不足だってこと!?」

俺の決定を聞いて、案の定、伊織が気色ばんで声を上げる。

P「いや、そうじゃない。ただ……美希のほうが、今のノリに合ってるんじゃないかと思ってな」

伊織「ノリぃ!?」

P「すまん、言葉が悪かった。流れ、っていえばいいか?」

伊織「………ふーん」

完全に納得していないのは表情から明らかでも、いちおうは伊織が矛を収める。
その向こう、ドアに手をかけようとしている美希に、春香と千早が近づいた。

千早「美希。くれぐれも気をつけて」

美希「ありがと、千早さん。ミキならだいじょうぶ」

春香「美希……美希が強いのはわたし、よく知ってるけど、いい?落ち着いて、焦っちゃだめだよ、絶対」

美希「………ほんとに春香は、いつでも、ちゃんと春香だよね」

春香「…?」

少しだけ寂しそうな笑みを浮かべたのはほんの一瞬のことで、
すぐに唇をぐっと一文字に引き絞り、美希は勢いよくドアを開け放った。

そして美希が部屋の中へ進むと同時、ドアが、それどころかドアのあった壁が音もなく消失し、
俺たちはまた美希から少し距離をおいたところで見えない壁によって隔離される。

P(透明な壁で、見える状態のまま区切るってのが、すごく嫌な感じがするな………)

響がなぜわざわざそういう手段を取るのか、なんとなく想像はつくが、あえて考えないようにする。
その間にも美希はとくに気負ったふうでもなく、すたすたと部屋の中心へ歩みを進めていく。

どちゅっ、となにか潰れるような音がして、美希の前方の床になにかが落下した。
それを一目見た瞬間、俺と、それから伊織と雪歩は、一気に身体を固くしてしまう。

P(す、スライム………!?まさか、例のやつか!?)

こんなに唐突な登場では、万一にも春香と千早の記憶が戻ってしまわないことを必死に祈るしかない。

美希「………へえ?」

ようやく美希のほうに注意を向ける余裕ができる。
後姿からだけでも俺は、その顔に凄絶な笑みを浮かべているのが見えた気がした。






トラップ判定を行います。
※反転コンマですが、>>1のこのレスとぴったり同一になった場合のみ、反転なしでファンブルとして扱います

攻撃力:目標値80/美希:攻撃力65


-------------
反転にこだわらなくてもいい気もしますが
基本的に数値高けりゃ成功なので狙いにくい方がいいかなとか思ってやってます

めんどくさいから撤廃でもいい気がしてきました
216 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 20:20:15.07 ID:B241e5GB0
すみません一番大事なところ書き忘れました

↓2 美希の攻撃力判定用コンマ
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 20:20:23.45 ID:XC2a9BEdO
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 20:20:39.25 ID:+jut+4FnO
頼むゾ
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 20:21:28.27 ID:PDnxIL5/O
220 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 20:47:46.10 ID:B241e5GB0
気持ちわるい音を立てて落っこちてきたそいつを見て、一気にミキはかっとなった。

あいつだった。
春香と、千早さんを、最初にひどい目にあわせた、ぶにゅぶにゅしたヤツだ。

これがトラップだっていうなら、笑っちゃう。
こんなの、いっぱいトレーニングした今のミキからすれば、ザコ以外のなんでもないの!

うぞうぞ小さくふるえてるソレに、右手に持ってるてっぽーを向ける。
前ならよーくねらわなきゃいけなかったケド、そんなのもう必要ない。

美希「………レイディアント・スター・ストライクっ!!」

叫んで思いきり引き金を引いた瞬間、流星群みたいに尾を引いて、こまかくばらけた弾が飛び出した。
それがスライムの体のあちこちに突き刺さって、まるで砂のお城を風が吹き飛ばすみたいにして消していく。

でこちゃんが使ってみせた、シャインボールを小さく分裂させる技がヒントになった。
最初はタイミングとかめんどくさいと思ったけど、これなら狙いをつけるのがもっとテキトーでいいし、
たくさん当たるようになるから、雑魚をまとめてやっつけるのにすっごく使いやすい!

なんてことをミキが考えてるうちに、気がついたらスライムはあとかたもなくなってた。
とーぜん、なの。




美希・攻撃力65+コンマ52(反転)>目標値:80

第2チェックポイント:クリア成功!

残りターン数が1減少しました。 24 → 23
美希の耐久力が1減少しました。 【65 40 55 30】→【65 40 55 29】

残り5名がチャレンジを完了するまで、美希は待機状態に入ります。
221 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 20:49:09.82 ID:B241e5GB0
美希「これ、ひょっとして、ラクショーなんじゃないかな?」

美希が、ぼそっと呟くように言いました。
さすがに、そのとおり!とすぐに同意する気にはなれないけど、
でも、みんな少し顔が明るくなってる気がします。

春香(すべりだしは、すごく順調だよね………この調子なら12時間もいらないかもしれない!)

あくまでわたしたちの目的は響ちゃんに記者会見をやめさせて、
そしてできればやよいやあずささん、律子さん、貴音さん、それに響ちゃん本人まで含めて取り戻すことですが、
ひとつひとつのチェックポイント?を確実にクリアできてるのは、やっぱり安心できることでした。

春香(あ、でも……さっきみたいに、攻撃力の高い子、とか、そういうヒントの出方だとすると………)

よく考えたら、全体に平均的なわたしって、その場合、どうしたらいいんでしょうか?

ちょうどそのとき、次の部屋に通じるらしいドアがまた現れました。




第3チェックポイントっ!

入室可能枠:1名〜最大2名まで

ヒント:
「すっごい強い雨と風に混じって、いろんなゴミとかがぼんぼん飛ばされてくるぞ。
 防御力に自信ある子がチャレンジするべきだと思うなー!それか、二人でかばい合ってもいいかもね。」




すっごい強い、雨と風? ………ここ、いちおうは建物の中、なのに?
でも確かに扉の向こうから、かすかに吹きすさぶ風の音が聞こえるような気もして、ますます混乱しちゃいます………





↓2 今回の挑戦者

枠は最大2名のため、1名、もしくは2名の名前を1レスの中で指定してください。

※美希はチャレンジ不可です
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 20:51:09.87 ID:runfY+mB0
a
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 20:51:15.33 ID:XC2a9BEdO
雪歩
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 20:51:26.08 ID:8u0sI5SJO
春香
225 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 21:05:36.28 ID:B241e5GB0
雪歩(わ、わあぁ、っ!?ここ………ほんとに室内なのっ!?)

ボードの指示は「防御力に自信ある子」だったので、わたしが選ばれるのは当然、なんですけど…
どうしてこんな台風まっただなかに放り込まれているのか、よくわからなくなってしまいます。
そもそもここ、建物の…お部屋の中だったはずなのに!

わたしがドアを開けたその向こうは壁も見えない、おまけに空が見えてるすごく広いところでした。
吹きつけてくる風も顔に容赦なく当たる雨粒も、本物だとしか思えません。

響ちゃんがなにか、魔法で再現してるんだと思いました。
そもそもこの建物自体も創っちゃった、なんて話だから、それくらいできても不思議じゃありません。

雪歩(……でも、確かにこれ、身体が頑丈じゃないと危ないですぅ!)

よく台風のときのニュースで見るのと同じ感じで、ちょっとしたゴミみたいなものはもちろん、
もうすこし大きい、壊れた傘の部品みたいなのとか、看板の折れた脚だとか、
そういうものが風と雨に混じって、すごい勢いで飛んできます。

わたしがとろいせいで、全部、完全にはよけられないけど………マジシャンの力のおかげで、
当たってもとくに痛くないですし、ケガなんかもいまのところ、しないで済んでます。

雪歩(えっと、それで、どうしたらいいんだろう………このままずっと、ガマンしてろってこと…?)

もう、どれくらいここにいるのかはっきりしませんが、風も雨もおさまる気配はほとんどありません。
それとも、どこか出口みたいなものを探さないとダメ、なのかな…?






トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

防御力:目標値80/雪歩:防御力70


↓2 雪歩の防御力判定用コンマ
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 21:07:24.30 ID:XC2a9BEdO
埋め
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 21:07:41.36 ID:runfY+mB0
a
228 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 21:27:34.21 ID:B241e5GB0
雪歩(もう、雨粒にも、風にもずいぶん慣れてきた、のはいいけど………進み、づらい………!)

かなり離れたところに明かりがあるように見えたから、わたしはそこを目指して少しずつ足を進めていました。
ちょうど、風も雨もそっちの方から吹きつけて、降り注いできているので大変だけど、
とりあえずめざす目標があるだけでも、だいぶん気分が違います。

相変わらずいろんなものが飛んでくるのは変わっていません。
むしろ、だんだん激しくなってきている気がします。
かなり強烈に、ごつん、という感じでぶつかってきて、痛いわけじゃないけれど
なんとなく不安というか、あんまりいい気分はしません………

雪歩(あれが出口とか、ゴールとか、そういうものでありますように………)

祈るような気持ちで唱えつつ、風に逆らってまた足を動かしたそのときでした。

ぺちん、というような音と感触がして、また何かがわたしにぶつかります。
今までに飛んできたものの中ではいちばん軽そうだし、やわらかそうで、痛みはまったくありません。

雪歩(……?)

なんだろう、と思って、音がした左の腕あたりに目をやると、
すごく大きな、ぬるぬるした………なめくじか、そんな感じの生き物?が、腕に貼りついていました。

雪歩(、っっっぅ!?ひぃいぃぃいぃっ!!)

今まで浴び続けた雨や風なんかより、その一目だけで全身が凍ったみたいになって、
思いっきり腕を振ってその変なものを払い落としました。
幸い、それはすぐに離れてくれて、風と雨にさらわれてどこかへ飛んでいきます。

雪歩(なにっ、何いまの!?大丈夫かな、腕、刺されたりとかしてないよね…!?)

雨のおかげで、変なものが離れたあとはすぐに洗い流された感じになったのでまだマシですが、
見た目の気持ち悪さとぶよぶよした感じがどうしても頭から離れません。

雪歩(………ひょっとして、あれ、今までたまたま当たらなかっただけで………この中、飛び回ってるの………!?)

そう思いついてしまったら、もうたまりませんでした。
トレーニングのおかげで複数本をいっぺんに出せるようになったスコップを顔の前にかかげて、
わたしは相変わらずすごい音を立てつづけている雨と風の中を必死で走り始めました。




真美「な、なめく、じ………?うげぇえ…………」

俺たちからはまったく見えなかったが、出口にたどりついたらしい雪歩はこっちと合流するなり、
顔を青くして自分が遭遇したものについての話をまくしたてた。
それを聞いた真美は顔をしかめてうめき、隣の千早も声こそ出さないが不快そうな表情を浮かべる。

P(台風の中になめくじ……だか、ヒルだかわからないが、どっちにしてもそんなもの、普通飛んでないぞ……)

やはり、響がなにか仕組んでいる可能性が高い。
今回は雪歩が持ち前の防御の固さで乗り切ってくれたが、あまり油断しないほうがよさそうだった。





雪歩・防御力70+コンマ63(反転)>目標値:80

第3チェックポイント:クリア成功!

残りターン数が1減少しました。 23 → 22
雪歩の耐久力が1減少しました。 【30 70 35 40】→【30 70 35 39】

残り4名がチャレンジを完了するまで、美希・雪歩は待機状態に入ります。
229 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 21:50:27.73 ID:B241e5GB0
美希があっさりとスライムを爆散させ、雪歩が台風?を乗り切った。
今までのところ、誰も何も失敗していないし、中で実際やらされることもわりと単純みたいだ。

伊織(どうも簡単すぎる、んだけど……でも、策、ってほどかしら、これ………)

悪の総帥にしてはぬるすぎるし、これでわたしたちを油断させるつもりかもしれないと警戒したくなる一方、
あのアホの子ならひょっとしてこれが素なのかもしれない、と、ちょっとだけ思ってしまう。

ただ、そもそもいの一番に出てきたのがよりにもよってスライムだったり、
それに雪歩の話では巨大ナメクジが出たとか出なかったとかいう情報もあったりで、
相手にしているのはあのブラックジャンボとその元締めなのだ、ということだけは忘れるわけにはいかない。

その上で、わたしはきっちりと、以前の屈辱を十倍にして返してやると心に決めていた。

伊織(………あれは、春香の不調に引きずられたから…あんな無様なのは、もう二度と!)

そう思ったあたりで、またゆっくりと、次へ続くドアが姿を見せ始めた。





第4チェックポイントさー!

入室可能枠:2名固定

ヒント:
「センサーにひっかかっちゃったら、その時点でスパイ失格!!
 ぱっと急いですり抜けられる、機動力の高い子たちでチャレンジするのがいいと思うぞ!」





千早「2名、固定………?」

響『あ、そうだ、忘れてた。2人いっぺんに入る場合、あらかじめ、ユニゾンしてから入るかどうか決めてね』

真美「……どゆこと?」

「総帥」の言葉を聞いて、真美が素直に疑問を口にする。
そもそも覚醒して日の浅い真美は、まだユニゾンソウルのこともきっちりとは把握していないはずだった。

響『まー、要は、2人で合体してトラップに挑むか、1人ずつで挑むか選んでね、ってことだよ』

千早「……1人ずつに分かれるメリットは、特にないように思うけれど。2人固定ということは、それだけ基準数値も高いのでしょう?」

響『んんー、ま、そだね。それにもちろん、基本的にはメリットのほうがずっと大きいんだけどさぁ………』

声だけで姿は全く見えないのに、なぜかその瞬間は、「総帥」が意地悪く笑って私をまっすぐに見ている、と直感した。

響『ユニゾンソウルって、有利になることばっかりじゃないでしょ。ねえ、シャイニング・チハヤ?』

千早(…………っ!)

先日の戦いで、美希とユニゾンした際、私からのフィードバックで美希にまで悪影響を及ぼしてしまったらしい、
という話は、後になって真美から聞かされた。何があったのかは記憶があいまいで思い出せないけれど、
私がユニゾンにおける「危険因子」になってしまっていることだけは、どうやら確実なようだった。

響『自分はどっちでも特にかまわないんだけどね。さ、どうするー?』




↓2 今回の挑戦者

枠は2名固定のため、2名を1レスの中で指定してください。

また、その2名の能力値を合算する(ユニゾンソウルを使用する)か、
1名ずつの能力値で判定を行う(ユニゾンソウルを使用しない)かも、同時に指定してください。

※美希・雪歩はチャレンジ不可です
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 21:53:12.22 ID:XC2a9BEdO
千早 真美
ユニゾンしない
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 21:53:42.77 ID:+jut+4FnO
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 21:54:14.41 ID:runfY+mB0
千早 真美
ユニゾンしない
233 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/30(日) 22:17:33.75 ID:B241e5GB0
P「機動力が重要、という話なら、まずはやっぱり千早。頼む」

千早「わかりました」

俺の言葉に千早は静かに頷く。続いて俺は、真美の目を見つめた。

P「そしてもう一人は……真美、いけるか?」

真美「当たり前じゃん、にーちゃん。くー、腕がなるぜぃ!」

6人の中でダントツのスピードを誇る千早と、美希と並んでナンバー2の真美。
ここまではある意味、誰がどうやっても間違いようのない選択だ。
問題はそのもう一つ先のところだった。

P(………これは、どっちだ…?)

俺が検証のためにクリアしたゲームの方での「ユニゾンソウル・シンクロナイズ」は、
ゲーム終盤になるとシャインマジシャン達が使うようになる超必殺技に近いものだった。

確かにプラス効果は圧巻で、能力が2倍近くに伸びたユニットがしかもいきなり2体増えるわけであり、
マジシャン側視点でいうと、うまく使えば一気に盤面を巻き返す可能性を秘めている。

ただデメリットがそれ以上に強烈で、物理的な戦闘ではほぼ無敵だが、
ユニゾン状態にあるユニットのうち片方に性的な責めをくわえてやるだけで一気に両者を無力化できる。
現に、ゲームの方だと終盤でしかこの技が出てこない理由の一つは、
これをマジシャン側が多用するようになると、ただでさえぬるい難易度がさらに下がるからだった。

P(それに、千早自身、あまり気が進んでいないように見えるんだよな…)

美希自身は言葉を濁していたが、俺が真美から聞いた話と総合すると、千早は前回の戦闘の際に
ユニゾン状態で中毒症状を発症し、美希と自分を窮地に陥らせてしまったらしい。
経験のまだ浅い真美を巻き添えにする可能性があると知って、よけい尻込みしているのだろう。

P「……よし、お前たちのスピードを信じよう。ユニゾンなしでもいけるよな?」

千早「……はい、勿論です!」

真美「だいじょぶ。みんなにも真美のちょっ速なとこ、見せたげるかんね!」

どこかほっとしたような顔をして千早が歯切れの良い返事をし、真美はその隣でにっと笑った。




千早「真美、あわてなくていいわ、まずは落ち着いてね。訓練通りにいきましょう」

真美「うんっ。でも千早おねーちゃん、ぼんやりしてたら真美のが置いてっちゃうかもよん」

響『へえー、ユニゾンなしでいくんだ?すごい自信だなー』

真美と突入前の最終確認をしているところで、不愉快な「総帥」の声に割り込まれる。

千早「……ええ。わたしも真美も、それぞれ、一人の立派なマジシャンだから」





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

機動力:目標値140/千早:機動力75 真美:機動力55

「ユニゾンしない」が選択されたため、2人それぞれで判定を行います。

↓2 千早
↓3 真美

また、千早の【媚薬中毒(軽度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが01〜10/31〜40/61〜70のいずれかに合致した場合、
千早の能力値に-20%の補正がかかり、今回の機動力が75→60に修正されます。

↓4 中毒発症判定(千早)
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 22:18:39.78 ID:+jut+4FnO
Go
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 22:21:21.30 ID:NIogNk96o
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 22:21:40.56 ID:XC2a9BEdO

237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 22:21:41.96 ID:uzhJvOHqO
うん
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 22:24:12.57 ID:runfY+mB0
罠にかかったか。合計値、予想以上に高いな。
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 22:32:27.02 ID:OeCJnZm90
あー「ユニゾン使ったら?」って流れの場合目標値跳ね上がるんだな
240 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 23:18:13.48 ID:B241e5GB0
トラップ判定結果

千早・機動力75+コンマ03(反転)<目標値:140
真美・機動力55+コンマ65(反転)<目標値:140

→両者クリア失敗

※千早の【媚薬中毒(軽度)】は発症しません

----------------

すみません、やっと罠にかかったと思ったらちょっと時間かかりそうです。
非常に中途半端な感じで申し訳ない、今夜はこのへんで終わります。



全体に、最初っから(罠に)ハメまくるのもダメかなあと思って調整してたら今度はヌルゲーにしすぎた感。

言うまでもなく前回はるるんといおりんをメチャクチャにしすぎた反省、というか反動なわけですが
もうちょっとこの馬鹿>>1はいい感じのバランス感覚というものを身につけるべきですね。

前スレの遅さはもちろん頭おかしいレベルでしたが、必死のリアルタイムでもこの遅さよ。
精進します。

今回やってるあたりのシステムについてとか追加トラップ案とかは随時お気軽におねがいします。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 23:25:05.94 ID:runfY+mB0
乙です。また待機しています。次はいつ頃になるかは大まかには分かりませんか?分からないならそう返答してくれると助かります。安価参加的に。
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 23:27:09.07 ID:jb8rxIe6O
乙です。
無理はしないでください。
243 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/30(日) 23:41:13.32 ID:B241e5GB0
理想としてはあす31日の夜にちはまみトラップ編+安価もうちょい、といきたいところですが、
現実的には31夜にトラップ編をどうにか投下→翌11/1夜に安価 という流れになるかと思います。
せめて、そうしたい。

それと11/3がまたお休みですから、そこで沢山安価取れるようにしたらみなさま参加しやすいですかね。
昼とか午前からでもいけないことはないです。
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 23:42:08.44 ID:OeCJnZm90

美希がかっこよすぎて堕ちた所を見たくないような見たいような気持ちになって楽しい
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 23:50:21.78 ID:runfY+mB0
了解。待機しています。早くて嬉しいです。でも、無理はしないでください。
個人的には美希は唯一無事で一番とがっているから激しく堕としたい。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 23:56:59.17 ID:jb8rxIe6O
11/3は昼間でもいけますよ。エロも見たいけど話も進めたいんで、安価取れる時には大量に取って進めたいです。
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 00:02:43.32 ID:WMBiJVb90
11/3は昼間でも大丈夫です
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 00:28:16.01 ID:WMBiJVb90
すみません、質問です。このチャレンジは何回あるのでしょうか?ターン数があるとなると、あと何回か分からないとやりづらいのですが。いろいろ計算できなくて。あえて隠しているならそれで大丈夫です。
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 00:39:44.32 ID:iTguD9BeO
>>248
24回以下って事しか分からないよ
クリアの為には最低12回必要だけど、苦戦した場合には12回すら行かずに全員脱落
一回失敗したら何ターン消費するか分かれば計算できるけど
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 00:45:30.95 ID:WMBiJVb90
スムーズにいけば6時間って、書いてありましたね。
すみません
251 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 18:17:09.76 ID:sMYVhE3G0
21〜22時くらいに昨日の続きを投下します。
で、人がいらっしゃれば、多くても2部屋分くらいですが、安価までいけそうです。

もうしばらくお待ちください。
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 18:49:40.18 ID:XK+Asa3z0

待ってます
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 19:45:53.26 ID:Hg5edR2lO
待機しています?
254 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:08:00.85 ID:sMYVhE3G0
トラップ判定結果(再掲)

千早・機動力75+コンマ03(反転)<目標値:140
真美・機動力55+コンマ65(反転)<目標値:140

→両者クリア失敗

※千早の【媚薬中毒(軽度)】は発症しません

----------------

いよいよドアを開けて、しばらく中の様子を確認したあと、千早おねーちゃんがすっと音も立てずに入り込む。
真美もできるだけ忍び足で、見失わないようにそのほっそりした背中に続いた。

少し離れた後ろの方に、にーちゃんやはるるんたちのケハイがする。
振り返ったらバリアごしで顔が見れるだろうけど、ここはぐっとがまんして、かっちょいい背中で語ってやるのだ!

真美「っおおー。ここ、確かになんか、スパイっぽい!」

千早「そう、ね………」

真美が言うと、左右をユダンなく見回しながら、千早おねーちゃんもつぶやいた。

真美たちの目の前に広がる部屋はなんかうす暗くて、いろんなところにおっきな段ボールの箱とか、
なんなのかよくわかんないガラスのびん?とかが、テキトーに転がってる。
悪いヤツ、それもオタクっぽいのがこっそりヒキコモリしてけんきゅーとかしてそーな、そんな感じ。

でも、スパイっぽい感じがする、と真美が思ったのはそのせいじゃない。
だって、部屋の床はもちろん、壁とか天井とかもーあっちこっちから、赤いレ→ザーみたいなのが伸びてるんだもん。

真美「つーまり、あの赤いのにさわんないでしゃしゃっと通り抜けるのが、今回の真美たちのミッチョンだねぃ?」

千早「おそらくはそうだと思うわ。………ミッション、ね」

んっふっふー、なるほどなるほど。まさにスパイ大作戦、って感じがしてきた!

真美「……あり?でもそれなら、スピードあんまりカンケーなくない?」

千早「それがどうも気にかかるの。ただ、ほら、あそこにゴールが見える?」

千早おねーちゃんが指さした先、そこに小さなドアがぽつんとあって、その上には
わざわざ「ゴール」とカタカナででっかく書かれた看板がスポットライトみたいなので照らされている。
なんていうか……悪のソシキとか言ってるわりに、ひびきん、やることがちゃっちい。

千早「距離もそう遠くないし……それに、罠自体がこれだけはっきり見えているのだから、落ち着いていけば大丈夫」

千早おねーちゃんがそう言い切ってくれて、真美としてはすごくアンシンした。
スピードも真美より速いし、アイドルとしてもマジシャンとしても先輩の千早おねーちゃんが一緒ならまちがいないね!

千早「じゃあ、真美、私が前を行くわ。念のため、私の手や足が光線をひっかけないか、注意して見ていて」

真美「うん、わかった!行こう、千早おねーちゃん」




真美の静かな息遣いを後ろに感じながら、ゆっくりと足を上げ、私は低いところに走っていた赤いラインをまたぎ越す。
部屋に入った直後はさほど苦労しなさそうに見えたけれど、実際やってみるとなかなか神経を使う。

千早(とはいえ……ゆっくりと、気を抜かずにいれば、確実にクリアできるトラップね………)

だからこそ、さっきからずっと引っかかり続けている。
これのどこが機動力を要求されるトラップなのかがまったくわからない。

そう思いながら下ろした足が、ぐにょり、と思いきり沈み込んだ。

千早「………っ!?」

思いきりバランスを崩し、驚きと焦りで心臓が口から飛び出しそうになるのをすんでのところで抑えた。
手を振り回しかけたところで、周囲のセンサーのことを思い出し、慌てて思いとどまり、
足と腰とおなかに思いきり力を入れてふんばる。………なんとか、なんとかぎりぎり、倒れずに済んだ。

千早(っっ………っはぁ、あ、あぶな、かった…!)

真美「…っちょ、ち、千早おねーちゃん、ホントやめてよ!?いきなりどうしたのかと思ったよぉ!」

目の前の私がほんの一瞬の間に、急にとんでもないパントマイムもどきを繰り広げたせいで
後ろについてきていた真美もほとんど息が止まりかけていたようだった。
255 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:08:42.23 ID:sMYVhE3G0
千早「ご、ごめん、なさい……真美、床に、ものすごく柔らかいところがあるの。気をつけて」

私の言葉で、後ろにいる真美が面食らっている気配が確かに伝わってきた。

真美「へっ……やわらかいの?ゆかなのに?」

千早「そう。ゴムみたいな、弾力のある素材……暗くて見分けづらいから、感覚を頼りに――」

頼りにしないとだめ、と言いかけたそのとき、まだ半分くらい沈み込んでいる足の下からかちり、と機械的な音がした。

千早「え………」

真美「ん?今の音、千早おねーちゃん、なんか踏んだ?」

真美の言葉で、なにかスイッチのようなものを踏んでしまったのだ、と認識した瞬間、
部屋中の赤いセンサーの光がゆっくりと、しかし一斉に動き始めた。

千早(なっ………!)

今までは静止していたから、時間をかければ引っかからずに通り抜けることができていたけれど…
低速であっても動き回られていたら、難易度が格段に跳ね上がってしまう。

真美「ちょっ、わ、動くの!?……って千早おねーちゃん、アレっ!!」

ほぼ同時、異常に気付いた真美が慌てたような声を出し、それから鋭い叫び声を上げた。
その指さす方を見ると、さっき見た出口のドアに、いつの間にかデジタルの数字が浮かび上がっていた。
私たちが見ているうちにも、その数字は秒単位でカウントダウンして減っていく。

真美「うあうあー!?あれがゼロになる前に抜けなきゃダメってこと!?」

千早「お、落ち着いて!ただでさえ光が動いているんだから、慎重にならないと…!」

言いながら、寄ってくる光を必死でかわして動いているうちに、気づけば私たちは入口近くにまで押し戻されてしまう。

真美「ど、どうしよ、千早おねーちゃんどうしよう!?」

泣きそうな真美の声も私の焦りを加速させるばかりで、有効な打つ手を考えられない。
そうしているうちにデジタルが10を切り、瞬く間に3、2、1と数字を刻み、そして安っぽいブザーと同時に0に変わった。

真美「あ、あぁ………タイマー、0になっちゃ」

真美の声が聞こえたのはそこまでだった。
横合いからものすごい勢いで突き飛ばされたように感じ、気が付いた時には、身体がまるで動かせなくなっていた。

いや、動かせないだけではなかった。
目の前が真っ暗になっている。息はいちおうできるけれど、かなりの息苦しさを覚える。
背中側から強い力で押されて、なにか柔らかいものに押し込まれているような感触だった。
さっき、横から突き飛ばされたように思ったときと、身体の向きが微妙に変わっている……のだろうか?

千早(……っ、な、何が起きたの!?真美………真美は無事なのっ!?)

目は開いているのに何も見えず、音もほとんど聞こえない。
こんなときに限って「総帥」も何も言いださず、状況の把握が不可能な私はただ待つことしかできない。




P「…………え?」

あっという間だった。
最初は固定されていたように見えた赤いレーザーセンサーのようなものが、
あるタイミングでいきなり全て動き始め、千早と真美がその範囲から離れるために手前に戻ってきた。
それと前後してゴール地点にあったタイマーが0になった、と思った瞬間………

横側の壁の一部が、急に、とんでもない勢いで射出された、ように見えた。そして……真美と、千早を………

美希「…………うそ……?」

春香「ち、千早ちゃん、真美、も、………いま、壁に、つ、潰され…っ」

響『ちょっと待った!してないしてない!自分、そんな殺人トラップとか作んないよ!?』

雪歩「っひぃっ!?」

しばらく黙っていた響の慌てた声がいきなり割り込んで来て、不意を突かれた雪歩が悲鳴を上げる。
目の前の光景のショックさに打ちのめされていた俺も、危うく声が出るところだった。

P「………ほんとなんだな?千早も真美も無事、ってことでいいんだな?」

響『当たり前でしょ?簡単に殺すなんて、そんなもったいないこと、どーしてしなきゃいけないのさ』

いちおうは安心しかけたところで、響の言葉が醸し出す別の恐ろしさに、心臓をわしづかみにされた気分になる。
256 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:10:02.18 ID:sMYVhE3G0
響『今回の部屋は壁が薄くて、しかも軟質素材なんだ。衝撃吸収構造にもなってるし、むしろ安全なくらいだぞ』

説明する響の言葉に、春香と美希、それに雪歩も伊織も、もちろん俺も、いっせいに安堵のため息をつく。
それでもあの速度で叩きこまれてダメージがないわけはなかったが、そこはマジシャンの加護を信じるしかなかった。

響『今は二人とも、その壁に押し込まれて、逆側に身体が浮き出したみたいになってて………あー!』

そこでいきなり響が叫び、俺たちは何事か、と顔を見合わせる。

響『逆側の部屋にカメラ入れるの忘れてたー!!ああ、せっかく千早も真美も、レリーフみたいになってて面白いのに!』

そちらにカメラがないのならなぜ響にはその光景が見えているのか、と思ったが、
ブラックジャンボ総帥ともなれば、ほかにいくらでも確認できる手段があるのだろう。

伊織「………ちょっと待ちなさいよ。今の、ヒントと釣り合ってないでしょ」

そのとき、黙っていた伊織が声を上げた。

響『ん?伊織、どうして?』

伊織「あれのどこが、機動力高けりゃ有利なの?いくらスピードがあっても意味ないじゃない!」

言われてみればその通りだった。
動くセンサーの間隔が開いていて、タイミングを見計らえば駆け抜けることができる、というような状況なら
スピードが速いほど突破するのに有利ということにもなるだろうが、
今回のようにセンサーが密集しているのであれば、速度より慎重さの問題になってくる。
まして、最初は固定だったセンサーが何かの契機で動き始めるともなれば、余計に機動力は関係なくなってしまう。

響『そんなことないぞ。だってあのレーザー、ひっかかっても特にペナルティないんだから』

そしてまるで予想外のことを響が言い出し、伊織以下俺たち全員、ぽかんとした顔になった。

伊織「………はぁっ!?で、でも、『ひっかかっちゃったらその時点で失格』って……!」

響『たしかに「その時点でスパイ失格」とは書いたけど……え、伊織も、千早も真美も、マジシャンじゃなくてスパイだったの?』

響『で、スピード自慢が二人も揃ってるのに、さっさとクリアできてない時点で失敗だぞ。別にどこもおかしくなくない?』

P(………ふざけてる、ふざけてるが…………一応、嘘は言ってない、ことになる…のか……!?)

響が不思議そうに口にする言葉はどう聞いても屁理屈でしかないのに、上手く反論できない。

P「………つまり、『カウントダウン終了までに、出口に素早く到達できるかどうか』だけが重要、ってことか?」

響「そうそう、さすがプロデューサーはさえてるね。伊織も頭やわらかくしないとなー!」

あはは、と声を立て、響が心から嬉しそうに笑う。とても納得はできないが、今この場のルールを決めているのも
全体のペースを握っているのも向こうな以上、じっと耐えるしかなかった。

春香「……で、でも、じゃあ、もういいよね?千早ちゃんと真美は失敗しちゃって壁に埋められて、それでもう終わりでしょ?」

響『ああ、そうか、春香たちからは何も見えてないんだっけ。今ちょうど、罰ゲームやってるよ。ふたりとも』

P「っ!?」

まったく同じタイミングで、俺以外の4人もそろって息を飲む音がはっきりと聞こえた。




真美(んぐぐぐぐ………なんなのこれっ、せまい、暑苦しいYO!こらーっ、ここから出せえー!!)

目の前で、千早おねーちゃんが、横から伸びてきた棒みたいなのに思いっきりぶつかられたのはギリギリ見えた。
で、次の瞬間には、めっちゃくちゃなイキオイで真美にもなんかぶつかってきて、気がついたら真っ暗だった。

真美(痛くはなかったし、今もだいじょぶだけど………ま、まさか、真美、ひょっとしてもう天国にいるとか!?うあうあー!)

目の前に黒い、膜みたいなのがあって、というか真美のぷりちーなボデー全部がその膜みたいなのに
ぎゅーっと思いっきり押し付けられてるみたいな、たぶん、そんなジョータイになってるんだと思う。
最初、息できなくて死んじゃうんじゃないの!?ってパニくりかけたけど、とりあえず今のところ息はだいじょぶ。
ただ、顔とか手とかのレベルじゃなくて、指までぴっちりハマったみたいになってるせいで、ぜんぜん動かせなかった。

真美(やっぱ、タイムリミット超えちゃったからこーなってるのかな、とほほ……罰ゲームだよねぃ、これ………)

いつまでこのままになってればいいのかわかんないのは地味ーにツラい。
そう思ったとき、おなかのあたりになんかヘンな感じがした。

真美(ん、んん………?え……!?)

なんか、こう、向こう側………黒い膜のあっち側から、触られてる、みたいな………?

真美(ちょっ…え、誰、にーちゃん?はるるん?誰かいるの!?)

これまでとおんなじで、ぴったりくっついてるせいで、真美はやっぱり声が出せないままだった。
257 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:10:29.91 ID:sMYVhE3G0
「へえ、これがシャイニング・チハヤちゃん、ねえ」
「足とか手とか腰とか、ホントほっそいなー。ちゃんとメシ食ってんのかよ」
「アイドルだしその辺は管理とか大変なんだろ。知らんけど」

「えーと、で、この子は?」
「シャイニング・マミ。一番最近覚醒したんだって情報、見てねえのか?」
「は…中学生?これで!?こんなんもう犯罪だろ……」

千早と真美が射出された壁の一部によって押し込まれ、埋め込まれたラバー状の壁、
その裏側に響によってほぼ同じサイズの部屋が設けられており、戦闘員たちの一団が控えていた。
そして彼らの目の前の黒々とした壁面には、千早と真美の身体のラインがはっきりと浮かび上がっている。

「俺らの声、聞こえてんのかな?」
「遮音性の高い素材って話だから、たぶん届いてないんじゃないか」
「そうか。まあ、別にどっちでもいいんだけどよ」

背中側から押さえつけられているため、千早も真美も前半身がぴったり埋まり、
一見すると等身大のマジシャンの彫像が少し距離を置いて並べてあるようにも見える。
その黒く浮き出た像のまわりが、少しずつ戦闘員たちで埋まりつつあった。

「そういやこれ、安全なのか。反撃とか」
「ああ、このゴムっぽいの、新型スーツと同じ素材も混ざってるから大丈夫なんだと」
「そうだったのか。そしたら遠慮なく」
「あ、てめ、何抜け駆けしてやがんだ!」

そのうち一人が手を伸ばしてシャイニング・チハヤに触れたのを合図にして、
戦闘員たちはそれぞれ自分の好みと欲望に従い、千早と真美に殺到する。




千早(…っ、やっぱり、気のせいじゃ……ない!向こうから、触れられて、る……!)

ずっと暗闇に置かれ、埋まり込んだままでいるうちに、感覚が異常を来したのか、と最初は思った。
しかし、はっきりと、私の脚や手、お腹や、胸……あげくに顔の輪郭まで、
目の前の黒いゴムのようなもの越しに触られ、撫でられているような感覚が伝わってくる。
思ったより素材が薄いようで、肌を押し込んでくる感触とゆっくりなぞる感触がはっきり区別できてしまう。

千早(見えないし、音も聞こえないけれど、これは、たぶん、人の手と……それに、指………!)

そして、どう考えても、相手は一人ではありえなかった。
太ももを指一本でつーっと線を引くようになぞり、おへそのあたりをつんつんと繰り返しつっつきながら
両方のわきをさわさわと軽く揉みこんで、そしてその上、両方のむ……胸まで、同時にぎゅっとつかんでくる、なんて、
2本の腕だけで、10本の指だけで、同時にできることじゃない。

千早(くっ……これが、クリアできなかったときの、ペナルティ、ということ?)

元はと言えば失敗した私に非がある。それは当然かもしれないけれど、でも……

千早(………真美、真美は、どうなって、まさか、真美も……!?)

でもきっと、真美は私よりも勘が鋭いし、逃げ足も速いから、まさか捕まったりはしていないはず…
確認するすべのない私はそう信じ込んで、身体を触られる不快感に耐え続けることしかできない。
258 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:11:05.89 ID:sMYVhE3G0
真美(ちょ、どこ触ってるの!?に、にーちゃん……じゃないよね、っっひゃぁあぅ!?)

黒い膜みたいなのの向こうに人がいるっぽい。しかも、いっぱい。
その人たちが真美の身体のいろんなところをぐにぐに触ってくる感じが、さっきからずっと続いてた。

真美(おなかなんて、さすらないでよぉっ、別におなか痛くないし……あ、足、くすぐったいってば!)

亜美とかがくすぐりこーげきをしてくるときは、どこを狙ってるかが目で見てわかって
真美としてもちゃんとカクゴして受けられるぶん、そんなにキツくない。
でも、こうやって、見えないし聞こえないままだと……どこに何をされるのかぜんぜんわかんなくて、
すごく気持ちわるいし不安だし、それに、……こわい………

真美(……ひっ!そ、そんなとこ、やだ、やめてぇ!?)

いきなりすごい力で、真美の、……おっぱいを、つかまれた。そのままぐにゅぐにゅって動かされる。

真美(や、やめてーっ、ヘンタイ!ロリコン!そんなとこさわっちゃやだあぁーっ!!)

思いっきり叫んでるつもりでも、口にまでぴったり張りついてる黒いのにふさがれて声にならない。
気持ち悪くてくやしくて、涙が出そうなんだけど、それもやっぱり流れない………




千早『あ……っく、んん、っ、んうぅ………!』

真美『やだあぁああぁ!!もうやだ、む、胸、真美のおっぱい、触っちゃいやぁあーっ!』

俺も、それに春香たち4人も、みんな必死になって耳をふさいでいた。
だというのに、まさにその耳の中に千早と真美がいるかのように、ふたりの声が容赦なく聞こえてくる。

響『あー、みんなひどいなぁ。耐えてる仲間の声くらい、ちゃんと聞いてあげなきゃ』

……ついさっき、「映像がないから、せめて音声流してあげる」と響が言い出し、
それに続いて千早と真美の大きな悲鳴が聞こえてきて、俺は反射的に耳をふさいだ。
何をされているか具体的にはわからなくても、聞くべきじゃない、と咄嗟に判断した結果だった。

しかし響は、どういう方法を使ったのか、俺がどんなに強く手を耳に押し付けても、
持っていたハンカチを裂いて耳に詰めても、ふたりの声が俺に聞こえてしまう状態を維持している。

響『ふたりの心の声、っていうかな、それを自分が直接みんなに転送してあげてるの!』

そんな説明をされても何ひとつありがたくない。
無駄だと言われても手の力を緩める気にはとてもなれず、
せめて違うことを考える努力をしている俺の脳内に、千早と真美の上げる声が響き続ける。
259 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:11:36.58 ID:sMYVhE3G0
………………
…………
……

戦闘員たちは二手に分かれ、黒い像と化した千早と真美にさまざまな方法で触れていた。

「そういや、シャイニング・ユキホはこれでイかされたらしいな?」
「へえ、マジシャン様は電マが弱点だったのかよ」
「それならシャイニング・マミにも効くかもな。試してみようぜ」

真美(ひぁっ、あ”ぁ”あ”……っ、なに、これ、ぶるぶるする!?全身、ぶるぶるって、うあぁ!)

動かせない身体のあちこち、手や足にも、腹部や腋や腰回り、
それに当然のように、発育真っ盛りの両胸にも、そしてスカート越しの下腹部にも
低いモーター音を響かせつつ細かく震えるマッサージ機が押し当てられ、
それらの振動をいっせいに受けた真美は、機械によらない別の震えに襲われてしまう。

真美(おっぱいもおまたも、やだ、ぶるぶるさせちゃやだあぁ……真美、ヘンになっちゃうよぉ………!)

真美の叫びはその部屋の誰にも聞こえず、戦闘員たちは手やマッサージ機でその肢体を味わい続けた。




「……なんか、やっぱりおかしいと思わん?これ」
「うーん。言われてみれば、そういう気も…」

シャイニング・チハヤの胸部に何人もの戦闘員たちが頭を寄せあい、真面目そのものの顔で言葉を交わす。

「しかし、後輩の真美ちゃんのほうが胸でけーのって、どんな気持ちなんだろうな」
「貧乳だっていいじゃねえか。幸薄そうなこういう子は俺、ストライクだぞ」
「まあそれはいいんだけど、この、ほら、乳首のとこ。やっぱ変だって」
「………確かに、まあ、なんか、単に乳首立ってるにしては、でかい………か?」

軟質の壁面素材を押し上げている千早の身体のうち、慎ましやかな胸は目立たなかったが
その頂上部分、衣装越しにはっきりとわかるほど大きな突起が存在し、一部の戦闘員たちの注目を集めていた。

「ナイチチなのに乳首はでかいのかな。コンプレックスになりそうだなぁ……」
「ま、とりあえず、ちょっと触らしてもらうか。よ………っうおぇ、うわあぁあぁ!?」
「うぉっ、なんだお前、いっきなり叫ぶなよ!」

一人が手を伸ばし、その突起を無造作に指でつまみ、そして大声を上げて飛び退った。
何事か、と目を向ける仲間たちの顔をゆっくりと見わたし、驚愕に目を見開いたまま彼は言った。

「う、動いた。今」
「ハァ!?」
「マジで大丈夫かお前………?」
「動いたんだって!乳首が!シャイニング・チハヤの乳首が、こう、ぐにゅぐにゅ、って!!」




千早(っくぅ……こ、これ、外から、じゃない………中、それも衣装の中、にっ…)

トレーニングしている間も、普通に生活している間も、本当は、ずっと違和感があった。
両方の乳首に、しこりのような異物感……もっといえば、何かがくっついているような感じがしていた。
でもそんなこと、音無さんや、もちろんプロデューサーにも相談することはできないし、
春香が相手でもやっぱり恥ずかしくて、どうしても言い出せなかった。

千早(見えない…けれど、乳首になにか……私じゃない、ものが、ふあぁあっ!)

そのあたりにばかり意識が集中してしまって、汗かなにかでぐっしょりと濡れているように感じる。
それに、指よりもっと細い、やわらかくてぬるぬるしたものがひっきりなしに触れてきている、ような……

千早(ど、どうして、こんなもの……っ、いつの間に…!あ、あぁ、ひんっ、て、敵の、攻撃を、気づかないうちに……?)

こんな場所に攻撃を受けて気づきもしない、などということはとても考えられない。
たとえば寝ている間や、トレーニング中にこっそり忍び寄られて、………寄生、され、た…?

千早(き、寄生……くっ、そんな敵がいるなんて………)


………………寄生触手なんて♥♥イソギンチャク植えつける、なんてぇ♥♥ひきょうっ、こんなの、こんなのっ♥♥♥


千早(……痛ぅうぅっっ!?な、なに、こんな……!)

頭を締め上げられるような猛烈な痛みに襲われて、なにか思い出しかけたことが、一瞬で霧散していく。
その間も、私の両方の乳首を嬲る何かも、外から触れてくる感触も、動きを止めることはなかった。
260 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 21:12:58.86 ID:sMYVhE3G0
………………
…………
……

春香「ち、千早ちゃんっ!真美ぃっ!!」

美希「…………っ、ふたりともこっち!もう大丈夫なの!」

真美「ひぐっ、ぐず……っ、うわぁあぁん!!やらあ、もうやだあっ、ひっ、ぃ、うえぇえぇ………」

伊織「………大丈夫よ、真美。落ち着いて。ゆっくり、ゆっくり深呼吸するの」

千早「…くっ、はぁっ、はぁ…時間を、ロスしてしまった分、取り戻さないと……」

雪歩「千早ちゃん、無理しちゃダメだよぉ!まだ座ってて!」



少なくない時間が経ったあと、ようやくせり出して来ていた壁が元に戻り、千早と真美は解放された。
その間もずっと声だけを聞かされ続け、壁の向こうでどんな目に遭わされていたのかは嫌でも想像できてしまう。
今のその状態で俺が出迎えるのはまずいだろうと考え、春香たちに二人を救出してもらった。

響『はーいお疲れ―!今回は残念だったなー、千早、真美。ま、そんなこともあるよ!』

泣きじゃくる真美と、息を切らせてすぐには立ち上がれない千早に、響が嬉しそうに呼びかけた。



第4チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が3減少しました。 22→19
千早の耐久力が5減少しました。 【42 30 75 35】→【42 30 75 30】
真美の耐久力が5減少しました。 【40 45 55 40】→【40 45 55 35】

春香・伊織がチャレンジを完了するまで、残り4名は待機状態に入ります。







--------------

もちろん触手大好きな>>1のことですから千早の【寄生触手】のことは片時も忘れたことなどなく、
今回の描写においてラバー素材越し寄生触手責めが出てきたのは当然、
前回のトラップ判定で千早が03という素数コンマを取得していたことに起因するものです。
どちらにしてもクリアは無理でしたからフレーバーではありますが、これこそがこだわりというものですね。

意訳:
【寄生触手】の判定マジで完全に忘れてました。でもバキュームベッド状態で乳首触手責めはなかなかいいと思います。
ていうか壁に押し込まれてバキュームベッドとか提案した人何考えてるんですか。最高かよ。



少し間を開けます。21時45分くらいに再開できればと思います。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 21:30:36.83 ID:WMBiJVb90
乙。
262 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/31(月) 21:51:41.43 ID:sMYVhE3G0
P(…………)

美希が最初の2部屋をあっさり片付け、雪歩がそれに続いた直後とは、明らかに空気が変わっていた。

直接の被害を受けてしまった千早と真美がもちろん一番ひどかった。
千早は気丈に姿勢を正し、前を見据えてはいたが、足元が少しふらついている。
それに呼吸も浅く早く乱れがちで、内心、悪い予感がよぎる。

P(例の、あれの発作が、また再発しかけてるんじゃないか…?)

このところまともに生活できていたように見えていたせいで、すっかり油断していた。
罰ゲーム、と称して千早と真美が性的な、厭らしい責めを受けさせられたのは確実で、
特に千早に関してはそれが引き金になって症状が悪化するおそれは十分すぎるほどにある。

P(……それに真美は、ショックが相当強かったはずだ…どうにかしてやりたいけど………)

すっかり泣き腫らし、目が真っ赤になった真美は一応泣き止んではいたが、ほとんど口も開かなくなっていた。
さっきの状況からして、千早と分断された上で「罰ゲーム」を受けさせられていたのはずだから当然だ。

P(誰が挑戦するか、はもちろん、クリアできるかどうかで結果がまるで違うんだ。これまで以上に気をつけないと……!)

それに、相手があの響………これまで春香や千早、伊織に対して情け容赦のない凌辱を加えてきた、
少なくともそれを最高権力者としてしてきている響なんだから、もっと酷いトラップが待ち受けている可能性は高い。
そのことをしっかり頭において考えることを誓った俺の目の前に、次のボードが姿を現した。




区切りの第5チェックポイント!!

入室可能枠:1名〜最大2名まで

ヒント:
「作った自分だから言うけど、ここ、通り抜けるの相当かんたんさー。
 うーん、そうだなぁ、あえて言うなら……今度の部屋は、攻撃力が高い子のほうがいいかな?」

スペシャルヒント:
「ところで、お疲れさま!1巡目はここでおしまい。
 今回は特別に、まだローテーション終わってなくても6人全員のチャレンジ権が復活するぞ!」




今回は、さっきまで存在しなかった「スペシャルヒント」なるものが追加されていた。
そして、書いてある内容はとても単純だった。

春香「……伊織かわたし、どっちか1人だけがチャレンジしても今のローテーションは終わり、ってこと?」

響『そーそー!部屋数的にどうしても人数余っちゃう可能性があったし、それに最初だからね。でも、今回だけだよ?』

P(……最初の部屋が1名固定、次が最大2名。3つめが2名固定で、最後がまた、最大2名…………)

つまり今回の場合、2つ目の部屋で2名まで入れる枠を雪歩1人でクリアできた分、
最後のこの部屋で春香と伊織の両者がチャレンジ可能な状態を作れたことになるようだ。
逆に言えば、先に2人行かせていたとしたら、最後のここでの選択の余地はなくなっていた、ということでもある。
誰を選ぶかだけではなくて、人数の選択にも気を配らなくてはいけない。

P(それを踏まえて、ここはどうするのが最適だろうか)

響『自分は大丈夫だけど、あんまり時間かけてると間に合わなくなっちゃうぞー』

響のからかうような声が響く中、春香と伊織がまっすぐに、意思を強く込めた目で俺の方を見ていた。






↓2 今回の挑戦者

枠は最大2名のため、1名、もしくは2名の名前を1レスの中で指定してください。

今回チャレンジが可能なのは春香と伊織の2名のみです。

また、2名とも選択するのであれば、能力値を合算する(ユニゾンソウルを使用する)か、
1名ずつの能力値で判定を行う(ユニゾンソウルを使用しない)かも、同時に指定してください。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 21:54:19.60 ID:7Dmib0lZO
2名
ユニゾンしない
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 21:58:55.04 ID:s856k6V7O
2名 ユニゾンする
265 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/31(月) 22:20:50.03 ID:sMYVhE3G0
P「……よし、1巡目の最後だって言ってるんだ、遠慮はいらないな。2人で行ってきてくれ!」

春香「はいっ!」

伊織「ま、当然よね。わかったわ」

プロデューサーさんの指示に、わたしの隣に立っている伊織がすました顔で返事をします。
でもその伊織が、ものすごく気合十分なのが、隣にいるだけでよくわかりました。

もちろん、わたしだって負けてません。
こんなのさっさと片付けて、早く目的の会見場までたどり着かないと。

そう思っていると、伊織がくるっと振り返り、そのまますたすたと歩き始めました。
どこへ行くんだろうと見ているわたしに背を向けて足を進めていた伊織が、真美の前で立ち止まります。

真美「い、いおり、ん………」

また泣きそうな顔をして、弱弱しい声を出す真美。その真美をやさしく抱き締めて、伊織が呟きます。

伊織「大丈夫よ。見てなさい、春香とふたりでばっちり決めてきてやるわ」

真美「………ん、う、んっ、ありが、と、いおりん……っ」

真美がぎゅっと抱きつく、というよりもう、しがみつくようにして、伊織と言葉を交わします。

千早「……春香」

気が付くと、わたしのすぐそばに千早ちゃんがやって来ていました。
まださっきの……大変なことがあった後なんだから、千早ちゃんは、無理しなくていいのに。

千早「私が言えた義理でもないけど…気をつけてね。無事に突破してきて、春香のためにも……」

春香「……うん、わかってる。わたしだけじゃなくて、千早ちゃんの、みんなのためにも、がんばるね!」

伊織があれだけ気迫に満ちてるのも、わたしのやる気が、今まさに燃え上がってるのも……
千早ちゃんと、それから真美をひどい目に遭わせた響ちゃんが許せない、そのシンプルな理由だけでした。

伊織「さて……と。春香。行くわよ」

春香「うんっ、わたしは準備ばっちり。いい?」

伊織「当然でしょ」

言いながら、伊織は口の端だけでにぃっ、と笑い、わたしも同じように笑いました。
今度は、この前みたいに伊織に迷惑かけずに成功させてみせます!

「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!!」」





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

攻撃力:目標値100以下/春香+伊織合算:135

「ユニゾンする」が選択されたため、2人の合算数値で判定を行います。


↓2 春香+伊織の攻撃力判定用コンマ


また、春香の【媚薬中毒(中度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが「奇数」であった場合、合算能力値に-30%の補正がかかり、135→95に修正されます。

↓3 中毒発症判定(春香)



※数値がすでに目標値をオーバーしているため、基本的に今回は「ファンブル」のみが成功という扱いになります。
 春香の媚薬中毒が発症した際は(反転コンマの)00-05で成功となります。

※上の注書いていて思い出しました。イベント中、トラップ判定におけるコンマ00はそのまま数値0として扱います。
 前回の時点でお伝えするのを忘れていました。申し訳ないです。
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 22:22:13.28 ID:XK+Asa3z0
埋め
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 22:23:22.70 ID:Bvckn8Bso
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 22:23:33.83 ID:7Dmib0lZO
よし
269 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/31(月) 23:13:00.06 ID:sMYVhE3G0
美希「………どう?ふたりとも、大丈夫そう?」

美希が不安げな顔でのぞきこんでくる。
そういえば美希も、千早とのユニゾンでピンチになったって話だったわね。

伊織「今のところ、わたしは問題ないわ。春香、あんたは?」

春香「…………えっと、うん、大丈夫!…だと、思う、あははは」

伊織「ちょっと、締まらないわね…気合入れなさいよ?」

照れたように頭をかいてみせる春香に一言釘を刺してから、わたしは目の前のドアに手をかける。
なにが出て来ようと今度は絶対に負けない。
それに今回は攻撃力がキーになるっていうんだから、なおのこと負けられない!




春香(っ、お、おさまって、お願い…!わたしはいい、でも伊織に迷惑かけちゃ、だめ……っ!)

おなかの奥で火が燃えていました。気を抜くと、おなかだけじゃなくて、胸とか、お尻とか……
いろんなところに、あっという間に、燃え広がっていってしまいそうです。

ついこのあいだ、伊織と一緒に、戦闘員の人たちとたくさんセックスして、いっぱいいっぱい犯されて、
お○んこもお尻も身体じゅうも精液でどろどろにしてもらったことばかりが頭に浮かびます。
わたし………また、いやらしくなっちゃって、ます…♥♥

春香(どうし、てぇ!わたしの身体、なのに……、わたしの言うこと、聞いてよぉ………)

声をかけてきた美希はもちろん、つながってる伊織にも、いまはまだぎりぎり隠せてるみたいでした。
でも、このままいつまでも隠していられる、っていうわけにはきっと、いきません………♥




伊織「………え?これだけ?」

響『だから自分、書いてただろー?ここ通り抜けるのは相当かんたんだ、って』

くぐったドアの先は射的場みたいなスペースだった。
アーチェリーや弓道の的みたいなものが、部屋中のあちこちに点在している。
わたしと春香はそのほぼ中心、赤い線で丸く囲まれた部分に立っていた。

響『つまり、春香と伊織はその赤いマルから出ないで、全部の的を』

伊織「ここから動かずに、見えてる的を残らず壊せばいい、ってことね。それこそ楽勝よ」

響がぐだぐだと説明しようとするのを遮り、わたしは右手をこめかみに軽く当てて「それ」を呼び出した。

響『お……?うわ、なにそれ伊織!かっこいーなー!』

相変わらずアホみたいな声が響いてくるのは徹底的に無視して、バイザーを下ろす。
ピンク色がかった視界の中で、部屋中に散らばってる的のそれぞれにターゲットマークが点灯した。

響『ねえねえ、その耳のとこがぴょんって伸びてるのって、やっぱりうさぎをイメージしてるの?』

美希がハンドガンを、千早がカマを得物にしているのを見て、最初はわたしも武器を使えるようになろうと思った。
ただ、ふたりは最初のころから「特に意識することもなく気がついたらそれを持ってた」そうで、
どんな武器なら使えるか、というところから必死に考えなくちゃいけないわたしとは違うみたいだった。

悩んで悩んで、ふと、わたしが「気がついたら持っていそうな」ものはなんだろう、と考えたときに
真っ先に浮かんだのはシャルル………うさちゃん、で、そう思った時にはこれを装着していた、というわけだ。

火力はあっても制御がいまひとつだったわたしにとって、威力の調整や照準の補助をしてくれる
このバイザーだかゴーグルだかはとても心強い道具になった。ただ、さすがにシャルルとか、うさちゃんとは呼べなくて、

伊織「………うっさいわね。名前だけは教えといてあげるわ。『ロゼ・ラパン』よ、アホ総帥」

色と、それにうさちゃんの耳を思わせるアンテナみたいな部分にあやかって、「ピンクのうさぎ」と名付けた。

響『う、うがーっ、なにさー、アホ総帥って!』
270 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/31(月) 23:43:06.11 ID:sMYVhE3G0
伊織「春香、わたしが、やるから…あんた、休んでなさい。………よくないんでしょ、身体」

春香「え……っ、いや、そんなこと」

伊織「わかってない、とでも思うの?美希はまだしも、あんたと、直接ユニゾンしてるのよ、わたし」

春香の反応が明らかに遅くて、それに声もどこか調子が狂っていた。
必死に隠そうとしてるのはわかってたけど、それでごまかせると思う方がおかしい。
………わたしの身体にだって、その熱くてどろどろした波が、さっきからひっきりなしに来てるんだから。

でも、ただの的を壊すくらいのこと、わたしの力をもってすれば十分……のはず。
なんといっても今のわたしは、攻撃力自慢のシャイニング・イオリちゃんなんだからっ!

伊織「それにあんたの…体調不良、だけじゃなくて、パワーも、ちゃんともらってるから。安心して、見てなさい」

一発撃ったらそのあとしばらく使い物にならなくなる「フラッシング・ブラウ」は、威力的にも最後の切り札だ。
もっとスマートに、狙ったところだけに威力を集中させて、一発で撃ちぬけるようにした、これで……

伊織「……行くわよ、っ、フラッシング・キャニスター!!」

魔力を細く絞って集中させて、ターゲットそれぞれに一直線に向かわせるイメージ。
細かい狙いは、頼りになる「うさちゃん」が手伝ってくれる、わたしはただ意識の上で、引き金を引けばいい!

一瞬の後に、わたしが掲げた右の手のひらから何条にも分かれた閃光が放たれ、
部屋の中を走り抜けてそれぞれ狙ったとおり、的のど真ん中を綺麗に撃ちぬいていく。
そして、的を貫通してもまだ十分な威力と勢いを残していた光線は、
後ろの壁にまで直撃して焼き焦がし、いくつかはけっこう目立つ穴を作り出した。

春香「……………っ、すご……!」

立っていられない様子でへたりこんでいた春香がわたしを見上げ、感嘆の声を漏らす。

伊織「ふふん。この伊織ちゃんにかかれば、ざっとこんなものよ」

………例の症状に襲われている状態とはいえ、春香とユニゾンしている今のほうが
トレーニングで全力射撃したときより威力が高かった感じがするのは、シャクだから黙っておくことにした。





伊織「………ちょっと、これでクリアでしょ。早く次に進ませなさいよ!」

ひとつ残らず的がなくなったにもかかわらず、わたしたちはまだ部屋の中心に足止めされていた。
別に拘束されたりしてるわけじゃないとはいえ、ドアのたぐいがない以上、まだどこにも進めない。

それに、さっきからどれくらい時間が経ったかはわからないけど、春香の容態も気になる。
早めにここを出て、プロデューサーたちと合流しておきたかった。

響『いやー、すごかったねシャイニング・イオリ!すっごい練習したんでしょ、さっきの技』

わたしの言葉には直接答えず、「総帥」の声がする。ぱちぱちぱち、と拍手をしているらしい音も聞こえた。

伊織「当たり前じゃないの。だいたい、アイディア思いつくまでにまる1日くらい使ったんだから」

……………?

喋り終わってから、気づく。
………わたし、今、何を言ったの?いや、そうじゃない………なぜ、素直に、「総帥」の質問に答えてるの?

響『そっかー、伊織はあんまりゲームとかしなさそうだし、そういう技とか知らないよね』

納得したような声がした。
でも、わたしはそれどころじゃなくて、意思と関係なく喋ってしまっていた事実に、次の言葉が、出てこない………




真美「ね、ねえ、みんな………あれ、なんか、出てない…?」

真美ちゃんがおそるおそる指さすまで、ダメダメなわたしはもちろん、
プロデューサーも、それにすごく強い千早ちゃんや美希ちゃんまで、誰も気が付きませんでした。

真美ちゃんがじっと見ているのは、春香ちゃんと伊織ちゃんを取り囲んでいる壁。
その中でも、さっきの伊織ちゃんの大技で、焦げ跡みたいなのがついてるあたりでした。

本当にかすかで、よーく目を細めないと見えないくらいだけど………
ほんの少しだけ色がついて見える、透明じゃない気体が、壁の穴から、噴き出しています。

響『あーあ、だから自分、ちゃんと説明してあげようとしたのにさー』
271 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/10/31(月) 23:52:47.33 ID:sMYVhE3G0
P「どういうことだ!?響、春香と伊織に何をした!?」

響『何って……もちろん罰ゲームだぞ?伊織がクリア失敗したから、春香も連帯責任で』

プロデューサーが大きな声を出しても、響ちゃんのペースはまったく乱れません。
でも、響ちゃんの言ってることはおかしいです!伊織ちゃんは的をぜんぶ、きちんと壊してるはずなのに!

響『全部の的を、「壁や床は傷つけずに」壊してね、って言おうとしたのに、伊織ったら、聞かないからこうなるんだぞ』

美希「言ってることがおかしいの!だって、ここの条件は、『攻撃力の高い子』だったはずでしょ!?」

響『ああ、あれ、ウソだよ』

美希「は……?」

わたしとは別のところで矛盾に気づいた美希ちゃんが叫び、
そして、響ちゃんが、とんでもないことをさらっと言ってのけました。

響『ていうか、ウソっていうのも違うよね。「高い子の方がいいかな」としか書いてないぞ、自分』

子供みたいなことを言う響ちゃん。
あんまり堂々としすぎていて、かえって、ズルだ!って言い出せなくなってしまいそうです。

そのとき、響ちゃんの声のトーンが、ほんの少しだけ低くなりました。

響『そもそもさ。悪の組織の総帥が、突入してきた正義の味方に100%正直でいるなんて、ありえないよね?』

その声だけで、部屋の温度が何度か、いっぺんに下がったように感じました。
わたしは身体が勝手に震えてしまってどうしようもなくて、腕でしっかりおさえても、まだダメで……

ふっと視線を動かすと、真美ちゃんも千早ちゃんも、似たような状態になってしまってます。
美希ちゃんは一見大丈夫そうだけど、よく見ると、手をぎゅぅっっと思いっきり握り込んで、耐えているみたいでした。

響『……ま、そういうことだから、よろしく。ゲームは楽しく、そしてスリリングじゃないとね!』

P「…………もう一度、聞く。春香と伊織に何をしたんだ!あの壁から出てるのはなんだ!?」

もとの調子に戻って明るく言う響ちゃんに、プロデューサーがもう一度、最初と同じ質問をしました。
そうだ……真美ちゃんが見つけたあれは何か、危ないものなのかも……!

響『その前に、なんで壁や床に傷をつけちゃダメなのかっていうと、ここ、ちょっと特殊なガスの貯蔵庫と隣接しててね』

また響ちゃんは、直接質問に答えないまま、関係のありそうな、なさそうなことを話し始めました。

真美「が、ガス……?あの、噴きだしてるやつ………?」

響『そうそう。別に人体に害があるような毒ガスとかじゃないから安心してよ』

P「それなら罰ゲームも何もないだろ。実際はなんなんだ!?」

響『あはは、わかった、わかったってプロデューサー!教えてあげる。あれ吸うと、「素直になっちゃう」んだ』

プロデューサーもわたしたちもすぐには返事ができません。
確かにそれだけ聞くと、そんなにひどいものではないみたいに聞こえます。

響『むしろ自分たち悪の組織的には天敵みたいなもんだから、漏れ出ないように封印してたの』

響『なにしろ、本当に、すっごく「素直になっちゃう」からなー』

でも、とても楽しそうな響ちゃんの声を聞いていると、すごく不吉な感じしかしません…………


------

トラップ判定結果

春香+伊織・攻撃力95+コンマ07(反転)>目標値:100以下

→クリア失敗

※春香の【媚薬中毒(中度)】発症により、合計攻撃力が135→95に補正されています
272 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/10/31(月) 23:58:54.95 ID:sMYVhE3G0
今晩はここまでです。
見事トラップにかかりましたね。フハハ。


はるいお罰ゲームは2日夜までに。明日1日はちょっと無理めかと。
で、3日木曜はできれば昼間からぽつぽつ、チャレンジ継続と参りましょう。
という予定。


ちょっと前の話題蒸し返しますと、自分でもかっこいい感じになってるミキミキ悪くないと思ってます。
そのミキミキをこうね、触手とか触手とか媚薬粘液とか触手とかね、そういうのでねっとりぐちょぐちょと、こう(ワンパターン)

さて。おやすみなさい。






ほんとに書くのがおっそーい!リアルタイムでもおっそーいー!!
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 00:02:24.31 ID:T8kNrAT30
乙。罠にかかってしまった...、
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 00:14:04.74 ID:FCiucb05O
お疲れ様です。
時間内にクリアーしたいけど、美希はぐしょぐしょにしたいは同感です。でも、本番は幹部と対峙した後でもいいな。
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 03:01:19.47 ID:Au+JgDyzO

まだエロトラップは募集中なんですかね
後は、罰ゲームが決まったらその元のレスをくっつけて貰えると有り難いです


276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 03:36:38.95 ID:Au+JgDyzO
超高温の熱湯風呂(洗脳されたxyzテレビバラエティ撮影班つき)
一定時間浸かれたらクリアでちゃんとした水風呂に入れるが、ギブアップしたら掻痒性の高い媚薬風呂に入らされ悶絶する
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 05:07:39.10 ID:6CSVpgIN0
うへーこっからは看板のヒントもイマイチ信用出来ない感じか…
もうテキスト気にせず人選した方が良いかもしれないのか?
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 12:19:35.18 ID:g+ITMrpZO
檻の中に魔法で洗脳され発情しきった雄犬が詰め込まれている
チャレンジに失敗すると挑戦者が拘束されると同時に檻から放たれ一斉に襲いかかり獣姦させられる
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 12:44:01.83 ID:WYAmSpC+O
卑猥な罠が仕掛けられた技巧走
しかしそれはフェイクで、ゴールで何故か待っている仲間(偽物)が手渡すドリンクに猛毒が入っている
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 16:49:42.48 ID:8MRrTVUOO
モグラ叩きならぬ触手叩きゲーム
制限時間内に設定された得点を上げられなければ穴に引きずり込まれモグラ型触手の餌となる愛液と尿を吸い取られる
餌がなくなれば出てくるまで局部を激しく刺激し続ける
281 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/01(火) 20:47:05.62 ID:FKUdjG8f0
エロトラップに関しまして、たくさんのアイディアをご提供いただき、本当に感謝します。

正直、今いただいてるぶんだけでも全部採用するのがすでに難しいところなので
このへんでいったん締め切らせてください。

今回のイベントには使わない分につきましても、今後のエロ展開に転用させてもらうなどして
できるだけ形にしたいなーと思っております。
幹部に負けるとかあるいは幹部がなんかそういう目に遭うとか、こう、いろいろと、ですね。


なお、ちはまみが引っかかったのは(見りゃわかるとは思いますが)>>153のアイディアを元にしたものです。


あす2日夜に、現状の続き&3日への前フリみたいなところを投げに来ます。
そして3日は13時くらいから適当に始めて、多少中断をはさんだりしつつ夜までやりたいです。


今後も春香たちがどんどん罠にハマ………春香たちが無事にクリアできるよう頑張ってください!
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 21:30:21.25 ID:T8kNrAT30
お疲れ様です。楽しみにしています
283 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/02(水) 19:50:08.18 ID:sZYPGyBa0
俺たちの目の前にはやはりまだ例の透明な壁があって、手を触れるとはっきりとその存在を感じ取れる。
そしてその壁の向こう側には、響のいうところの「素直になっちゃう」ガスが充満しているらしいが、
一見したところではこっち側との違いがまったくわからなかった。
それに、部屋の中心の円内にいる伊織も春香も、今のところ特に変わった様子は見られない。

P(「素直になる」のがクリア失敗の罰ゲームっていうのは、どういうことだ?)

やはり響の考えていることがわからない。そもそも、さっき響はそのガスについて
ブラックジャンボの天敵であるみたいなことを言っていたが、じゃあ、なぜわざわざそれを貯蔵するんだ?

P(ただ……それも気になるけどもっと重大なのは、ヒントにウソが混じってる可能性がある、ってことだな…)

ひとつ前の部屋まではすべて、言われたとおりの選択でうまくいっていた。
千早と真美が被害に遭ってしまったのは俺がユニゾンを回避するというミスを犯したからで、
能力をもとに選んだ挑戦メンバーとしては間違っていなかったはずだ。

だけど、唯一の手がかりとして事前に提示されるヒントが100%正しくないとなると、
もうあとは勘と運だけを頼りに進んでいくしかなくなってしまう。
でも、そう思わせることこそが狙いで、ヒントに従わずに失敗するこっちをあざ笑うのが目的なのか……?

P(俺の知ってる響は根が素直で、決してウソが上手い子じゃなかった。なにか、見破る方法はないか……)

響『ところでさ、シャイニング・イオリにシャイニング・ハルカ。本名はなんていうんだっけ?』

考えに深く没頭しかかったところで、唐突に響が世間話をはじめる。
俺はもちろんのこと、こちら側でその声を聞いている千早も雪歩も、美希も、真美も、一様に怪訝な顔をした。
どうして今、そんなことを、響がとっくに知っているはずのことを聞くのだろう?

伊織「水瀬伊織。知ってるでしょ」

春香「え、っと………天海春香、だよ」

怪訝そうな表情を浮かべているのは壁の向こうの春香と伊織も同じだった。
それでも二人は律儀に、聞かれたことに答えを返す。

響『だよねー。二人の本業、っていうか、身分を教えてもらえる?』

伊織「中学生よ。まあ、お嬢様と思ってもらっていいわ。それに当然、アイドルでもあるわね」

春香「わたしも765プロ所属のアイドルで、それに魔法戦士で……あとは、ふつうの女子高生、かなぁ」

また、プロフィールほぼそのままのことをごく普通に二人が答えた。
これだって別に、なにもおかしいことはない。
響がすでに把握しているはずの情報をわざわざ尋ね、律儀に二人が返答しているだけだ。

P(ただ……春香はともかく、あの伊織が異議も挟まないってのは、少し違和感がなくもないな……)

響『なるほどなるほど。じゃあアイドルなんだし、ふたりとも当然、処女だよね?』

伊織「前に関しては、そうね。後ろは違うけど」

春香「あはは…それが、わたしはお尻もお○んこも処女じゃなくって……」

P(…………!?)

聞こえてきた言葉の意味がわからなくて、瞬間的に頭が真っ白になった。

千早「っ!? ちょっと春香、何を………!?」

美希「で、でこちゃんっ!?ダメだよっ、やめて、そんな………いきなりどうしちゃったの!?」

一瞬の間があってから千早と美希が壁に駆け寄り、大声を出してそれぞれ春香と伊織に呼びかける。
その傍ら、雪歩が素早く真美に近づいてそっと抱きしめるようにしつつ、音が聞こえないように耳をおさえていた。
真美も自分で目を固くつぶって縮こまり、雪歩の手の上から自分の手も重ねて耳をふさいでいる。

響『えぇー、そうなんだ!?あきさみよー!じゃあまず伊織に聞くけど、お尻の処女は誰にあげたの?』

いかにもわざとらしく驚いた作り声をあげて、響は同じ調子で質問を続けていく。
ようやく俺も理性が追いつき、とっさに耳を強く塞いだ。
そして、どこかで予感していたとおり、手での栓などまるで無視して、伊織の声が耳に飛び込んでくる。

伊織「あんたのとこの戦闘員よ。顔はタイツでよく見えなかったけど、チ○ポ挿れられたら思い出せるかもね」

響『いずれ再会のチャンスがあるといいなー?にしても、いきなりお尻って痛かったでしょ』

伊織「あら、そんなことないわよ。春香とユニゾンしてたおかげで、ほぼ気持ちいいとしか感じなかったわ」

P「や、やめろぉっ!!伊織、もういい、それ以上言わなくていい!響ももうやめてくれ!!」

耳を塞いだまま思い切り叫ぶ。そう、俺は確かに耳を塞いでいるのに、返事はすぐに耳の中へ返ってきた。

響『いやいや、担当アイドルの話はちゃんと聞いてあげなきゃ。今度は伊織の生声、鼓膜に直で送ったげるさー』
284 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/02(水) 19:50:51.49 ID:sZYPGyBa0
壁の向こうから千早や美希や、それからアイツの叫び声が聞こえたような気がした。
そのどれも、今のわたしの耳には、まるで入ってきていなかった。

響『それって、めちゃくちゃレアケースな気がするけど……まあ、伊織が辛くなかったんならなによりだぞ!』

響の声がする。楽しそうにしゃべっている。

次は、何を質問されるの?わたしは何をしゃべらされるの?
わたしは……春香や、美希や千早や雪歩や真美や、アイツに、何を聞かせて、聞かれてしまうの!?

伊織(やめて、もう許してぇ……!こんなこと、わたし絶対喋りたくないっ、話したい、なんて思ってないのに!?)

心の中でどれだけ叫んでも、それを実際に口に出すことがどうしてもできない。
そして、口を閉じていようといくら強く念じても、響になにかたずねられたら、口が、勝手に喋ってしまう。

響『で、伊織がお尻でしたのはその一人だけかぁ。伊織のファンのみんな、その人のこと、うらやましがるだろうなー』

伊織「何言ってるの、違うわよ。一人なわけないでしょ」

響『ええ!?そうなの?じゃあ、いったい何人くらいとエッチしたの?』

口にも、のどにも、力がまったく込められなかった。なのに、わたしの意思を完全に無視したまま、
唇が、舌がすらすらと動いて、わたしが口にしたくもないような言葉がどんどん、音になって出て行ってしまう。

伊織「ちゃんと数えてないから正確じゃないけど……まあ、二十人は超えるんじゃないかしら」

伊織(嫌っ、いやぁああぁ!もう言いたくない、思い出したくないの、わたしに……そのこと、思い出させないでぇ!!)

わたしが何よりも耐えられないのは、さっきから口にしている…させられていること、
そのすべてがまぎれもない事実であることだった。
後ろ…………お尻を、はじめて、戦闘員なんかに犯されたのも、
一人だけじゃなくて、そのあと何人も何人も続けて、お尻ばっかり、レイプされたのも、ぜんぶ…………

響『はー、お尻だけでそんなに相手したって、伊織はすごいなぁ。そのときは全部、お尻の中に出されちゃったんだっけ?』

伊織「当然じゃない。どいつもこいつも、熱くて濃い精液をいっぱい、びゅくびゅく注ぎ込んできたわよ」

響『自分にはもう想像もできない世界だなー。で………それって、気持ちいいの?』

無邪気なふうを装って、興味津々なふりをして、そう言ってのけた響が、わたしを嘲り笑っているのがはっきり見える。
さっきから声しか聞こえてないはずなのに、目の前にいるみたいだった。

伊織(言いたくないっ、言えない、言わない絶対言わないぃっ!!)

伊織「すごい、の一言かしらね。頭が真っ白になって、全身が浮くみたいな……人生で初めてイク感覚を味わったわ」

わたしが心でどんなに抗っても、まったくなんの意味もなかった。
響の問いかけを受けたわたしの身体は、また、条件反射みたいに素直に答えを返していく。

伊織(違うっ違う、違うぅっ!ちがうの、わたし、こんな……………もういっそ、いっそ殺して………!)

何もかもわからなくなって、気がついたら勝手に涙が流れていた。
呼吸もそれに合わせて乱れに乱れているのに、なぜか、しゃべる言葉は一文字だって詰まらない。

響『…あ、ごめん!質問責めで疲れちゃった?じゃあ次で終わりにするから、伊織、あとひとつだけ教えてね』

伊織(………もう、なんだっていいわ…また、この間のことでなにか、話させるんでしょ…………)

しらじらしい響の声を前に、わたしはもう反感を抱く余裕もなくなっていた。
この地獄が一刻も早く終わってほしい、どうせ抵抗できないなら、さっさと言わせて終わりにして………

響『シャイニング・イオリは、そうやってうちの戦闘員たちにお尻でいっぱいされちゃったの、おかずにしたことある?』

………今度こそ、本当に頭が真っ白になって、呼吸が止まる。

今まで響が質問してきたことはどれも、直接見聞きしてはいなくても、響の立場なら知っていておかしくないことばかりだった。
それをあえてわたしに言わせて辱めるのが目的なんだと、ずっとそう思っていた。

でも、それは、その最後の質問の答えは、響が知っているはずがない。
響だけじゃない、ほかの誰にも、答えられるはずなんかない………わたし以外の、誰にも。
だって、あれは身体が疼いてしまってどうしようもなかったから、仕方なく、それに、記憶が強烈すぎたってだけで、別に、意識しては……

伊織(い、嫌……うそ、うそよね?響の知らないことならわたし、言わされたりしないわよね?そう、絶対そうに決まって、る)

唇が形を変えて、舌が発声のために動いていくのがすべて感じ取れる気がした。
わたしの意志と関係なく気道を空気が通り抜けて、肺が酸素をとりこんで、声帯が震える準備をして、

伊織「あるわよ、何度か、ね。だってお尻を輪姦されるの、すごく気持ちよかったもの…なによ、なんか文句ある?」

伊織(いやぁあぁああぁあああぁあっ!!!!うそ、それだけはっ、だめぇっもう言わせないでぇええぇっ!!?)

そしてわたしは自分の声で、わたし自身に死刑宣告を下した。

響『いーや、全然?そっかそっか、わかったぞー。伊織、ありがとね、「素直に」いろいろ教えてくれて』
285 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/02(水) 19:51:19.45 ID:sZYPGyBa0
目の前で完全に座り込み、声も立てずにただぼろぼろ泣いている伊織に、わたしは声をかけることができません。
というよりも、もうわたし自身、言葉を発することができなくなっていました。

春香(罰ゲーム………響ちゃんの言ってた罰ゲームって、これ…!?)

しゃべりたくないどころか、思い出すのだってつらい体験のことを、全部細かく自分で説明させられて、
そして最後にはわたしやほかの誰も知らない、伊織本人しか知らないはずのことまで、
わたしや千早ちゃんや美希や、それに、プロデューサーさんがみんな聞いてる中で、言わされて………
いま、誰がどんなことを伊織に言っても、慰めになんかなるわけがありません。

わたしも、それに壁の向こうにいるみんなも、もちろん早い段階で必死になって耳をふさいでいました。
でもそんなのまるでお構いなしで、耳の中か頭の中に直接、伊織の声が聞こえてくるんです。
……たぶん、プロデューサーさんたちも、わたしと同じ状態にされてるはずでした。

響『さってと、お待たせ!それじゃ今度は、シャイニング・ハルカの番だね』

嬉しそうな声で響ちゃんがそう言いだすのも当然、わかりきっていたことで、わたしは呆然とただ聞いていました。

響『たしか春香も、伊織がお尻でいっぱいエッチしてるとき一緒にいたんだよね?』

春香「うん、わたしたち、二人いっしょに戦闘員さんたちに捕まっちゃったから………」

春香(あ、ぁ、そんな……やだっ、さっきと同じ……!響ちゃん、どうせ知ってるくせにっ!?)

一番はじめにあっさり、とんでもないことを、しかもプロデューサーさんも聞いている前で言わされたことを
今さら思い出してしまいました。そのときと同じで、勝手にしゃべるのが止められません……

響『ふーん、そしたら春香は、そのとき伊織を見てただけだったの?』

春香「ううん、違うよ。あ、最初はそうだったけど、あとから交代して……最後はふたり一緒に、たっぷり輪姦してもらっちゃった」

春香(こ、こんなのって……!伊織も、こんな気持ちだったんだ、ひどい、ひどすぎるっ、こんなの嫌あぁぁ!?)

どんな目に遭わされてしまうのか、さっきまで伊織を見ていて知っていた分、まだわたしは伊織より恵まれてました。
でも、だからといって、心がぼろぼろに痛めつけられるのがなくなるわけじゃありません。
涙があとから流れてきて、それなのに喋るのはスムーズで、涙声にすら、ならないままです。

響『伊織はお尻専門だったらしいけど、春香は違ったんだっけ』

春香「そうそう。わたしの方がマジシャンとして先輩だから、ちゃんとお○んこも使ってもらったの」

響『へえー、なるほどね。春香も伊織と同じで気持ちよかった?』

春香「とっても!前でも後ろでもおち○ちんずぽずぽされて、最後に精液どぷどぷって中出しされちゃうの、すっごいんだよ」

春香(やだぁっ、やだやだ、やだあぁああっっ!!そんなの思ってないっ、そんなこと、わたし……!!)

響ちゃんはぽんぽんと質問を続けてきて、わたしの舌やのどがそのたびに勝手に言葉を吐き出しました。
意識なんかしたくないのに、そのときの記憶がいやでも戻ってきて、ますます絶望的な気分に落とされてしまいます……

響『じゃあ春香も、伊織といっしょで……あ、春香はお尻だけじゃないか、とにかくそのときに処女捨てちゃったのかー』

春香「実は、それも違うの。わたしのはじめてはスライムさんだったから♥」

春香(………えっ!?)

そこで、本当に記憶にないことをわたしの口が話し始めて、頭がフリーズしたみたいになりました。

春香(す、スライム……?スライムってなに!?わたし一体、なにしゃべってるの!?)

響『んーと……つまり、春香の初エッチの相手は人ですらなかったってこと?』

春香「そう!わたし、まず捕まえられて、身体じゅう、媚薬粘液でどろどろにされて、エッチにされちゃって………♥」

細かく聞きだそうとしてくる響ちゃんに応えて、わたしの声がどんどん勝手に説明を続けます。
そんなの、知らない、記憶にない……はず、なのに、身体が熱くてうずく感じが、ひどくなってる気が、しちゃう…

春香「敗北マジシャン専用スライム粘液お○んぽで、お尻もお○んこもいっぱい、いっぱいレイプされたの♥♥♥」

春香「媚薬粘液びゅーびゅーって、あふれるくらい、注がれて、ぇ♥♥きもちよすぎて、何回イかされちゃったかもう、覚えてないや…♥」

響『あ、あはは…自分が聞きもしないうちからたくさん話してくれて、ありがと、シャイニング・ハルカ』

春香(いやああぁ!?覚えてない、わたし、知らないよぉっ!そんなのが初めてだったなんて、………そんな、ほんと、に…!?)

自分の声がしゃべっていることなのに、何を言っているのかまったくわかりません。
さっきユニゾンがうまくいかなかったのも、この前失敗して伊織と一緒にさんざんエッチなことをしちゃったのも、
それに今、身体がさっきまでよりずっと熱くなってしまってるのも、全部、今言ってたことのせい、なの………!?
286 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/02(水) 19:52:29.41 ID:sZYPGyBa0
考えがまるでまとまらないわたしに、響ちゃんがまた質問を投げかけてきます。

響『それじゃ最後に、春香。次また犯されるとしたら、相手は戦闘員とスライムどっちがいい?あ、両方、っていうのはダメだからね』

春香(き、決まってるっ、どっちも、両方とも絶対にいやぁあぁ!!そんなの、選べるわけないよぉっ!!)

心の中で上げるわたしの絶叫は、ひとことだって、音になってくれませんでした。

…………いえ、ほんの一部分だけは、だけど、わたしの思ってるのと正反対の形で、それは音になって出て行きました。

春香「えーっ、むずかしいなぁ、選べないよ、そんなの……でも、あえてどっちかだけなら、やっぱりスライムさん…かな♥」

響『ん、ありがと、参考になるぞ。春香は伊織よりもっと素直なぶん、質問する自分としても楽だったさー!』

春香(…………… みんなにも………それに、プロデューサーさんにも全部、聞かれちゃって………あぁ、あ……)

響ちゃんがこれで質問は終わりみたいなことを言っていたけど、わたしはもう、立ち上がることもできませんでした。




地獄のような時間が、表面的には、終わった。
でも本当の意味での地獄は、おそらくこれから先で、しかもいつまで続くか見当もつかない。

P(……………っっ)

春香も、伊織も、肉体的には一切ダメージを受けていなかった。外傷なんかも、全くない。
それに今までの一発でクリアできた部屋ほどではないが、時間だってそう長いこと経過してはいない。

しかし、二人の受けた影響の深刻さは明らかだった。
春香も伊織も一言もしゃべらず、目を誰とも合わせようとも……そもそも、顔を上げもしない。
そして迎え入れたこっちのみんなも、誰も声がかけられない。

うっかり春香に、伊織に喋りかけたら「何を言わせてしまうかわからない」という不安を、おそらく俺含め全員が感じていた。
それに二人とも、こっちの全員がさっきまでのあれを全て聞いてしまっていることに
ほぼ間違いなく気づかされているはずで、下手になにか声をかけてもむしろ、傷つけてしまうだけだ。

響『あ、ひょっとしてみんな警戒してる?もう大丈夫!あのガスは即効性な分、効果はもう切れてるはずだよー』

いやにタイミングよく響の声がそんなことを言うが、とても信用できない。

P(そもそも今回の部屋の条件だって、実際とは真逆だったんじゃないか……!?くそっ、くそ、すまん、伊織、春香……)

響『しょうがないなー、じゃあ自分が証明してあげるぞ。春香ー、それに伊織……まだ「素直」なまま?』

その問いに、誰一人として答える声を上げず、皮肉な形で「総帥」の言葉の正しさが証明された。

------------

トラップ判定結果(再掲)

春香+伊織・攻撃力95+コンマ07(反転)>目標値:100以下

→クリア失敗

※春香の【媚薬中毒(中度)】発症により、合計攻撃力が135→95に補正されています




第5チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が2減少しました。 19→17
春香の耐久力が5減少しました。 【45 45 45 51】→【45 45 45 46】
伊織の耐久力が5減少しました。 【90 30 45 25】→【90 30 45 20】

※春香と伊織は次回チャレンジの際、判定時の能力値に対して-10%の補正(強制・確率判定なし、端数切り上げ)を受けます。
 耐久力は変化しません。

その際、複数名でのチャレンジかつユニゾンを使用していた場合、合算能力値が-10%の補正を受けます。
この効果は、春香と伊織が同時にチャレンジを行い、かつユニゾンする場合、重複します(0.9*0.9で元能力値比-19%の補正)。

今回で6名全員が1巡目のチャレンジを完了したため、
次回より、またマジシャン6名の中から誰でも選択できるようになります。
287 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/02(水) 20:04:28.03 ID:sZYPGyBa0
考えてみれば、いうほど次回のための前フリとか必要ないよね、という話でした。
さっくり短めですが本日はここまでです。

なお、今回のトラップは>>124の催眠ガスのアイディアを元にしています。

明日は昼からたくさん安価を取れるようにがんばろう、と思っている一方、
(主に>>1が)お待ちかねのよりストレートなエロ展開が来た場合は
そっちにかまけて安価が少なくなる事態が発生してしまうかもしれません。
できるだけ両立を図りますから許してください。

残り17ターン、負けるなシャインマジシャンズ!がんばってたくさん罠を踏……突破するんだ!
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 20:39:12.08 ID:ELUiby040
おつ!えげつない罰ゲームだ
スライムの記憶はもっと引っ張るかと思ったけどここで結構開示してきたか
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 21:03:45.93 ID:hTBrvXE00
乙。精神ダメージが大きそう。
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 21:06:16.85 ID:jBfASe2AO

ハルカさん、スライム+粘液漬けコース確定ですね
まあ、最終的に全員そうなるんだろうけど

今度は視覚的に思い出させようか(提案
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 21:15:30.89 ID:kTw0MlDpO
乙です。
ヒントが完全に嘘じゃないなら、疑問形がついたり断定じゃない場合は怪しいのか?
本編のPのセリフ「響は嘘が苦手」を参考にすると、引っ掛けヒントの相違点はそこだが。まだ引っ掛けが一つだから様子を見た方がいいけど。
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 21:25:47.69 ID:v3RKtms8O
素晴らしいの一言に尽きる
アイデア元のレスも一字一句全部採用しなくて正解だと思います
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 03:30:01.16 ID:RX7r/FrOO
個人的にはジャブの段階でみんな堕ちるよりある程度響に肉薄してから負ける方がエロいと思うのでトラップは勝ちを狙いに行きたい
もう手遅れな気もする
294 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 13:06:32.18 ID:Q/xzeKB30
………………
…………
……

お姫ちんはじっとイスにすわって、なんかの本を読んでる。

銀色ですっごい長くてふわふわもふもふの髪とか、濃い赤のラインの入ったカチューシャとか。
下向いててもばっちり揃って見えてるきれーなまつ毛とか、なんかもう、同じ日本人とは思えない美人さんな顔、とか。
どこからどう見ても、最近見かけてなかった、亜美の知ってるお姫ちんだ。

だけど、ちがう、確かにお姫ちんはフシギなかんじだし、なに考えてるのかよくわかんないのもいつものことだった。
でも今そこにいるお姫ちんはそういうんじゃなくて、暗くてどろどろしてて、
目をちょっとでも離しちゃったらソクぐわーっておそいかかってきそうで、…………ただ、こわい。

亜美(はるるん、千早おねーちゃんっ、ゆきぴょん…ミキミキ、いおりん、にーちゃん、……真美、助けて………!!)

座ってる椅子の上で、頭をぎゅーっと抱え込んで、みんなの名前を必死に呼ぶ。
ここに来てから何回おんなじことを考えたかわかんなかった。

それを言うならだいたい、いつどうやってここに来たのかが、どれだけ考えてもわかんない。

ほんとうに一瞬だった。真美が部屋を出て行くのを見送って、
そのすぐあとに、ちょっとだけメマイがしたよーな気がして、そしたら目の前に、ひびきんがにこにこしながら立ってて。

そんでそれからやよいっちと………律っちゃんと、あずさお姉ちゃんにも、会わされた。
みんなにこにこしてて、顔はそっくりだったけど、でも違う。へんてこな黒いマジシャンのニセモノみたいな服着てて、
三人とも………いや、いまこの部屋にいるお姫ちんも、目がカラコン入れたみたいに真っ黒になってた。
どこ見てるのか、なに考えてるのか、ぜんぜんわかんない。

亜美(………でも、そうだ。お姫ちん、すっごい集中してる。今なら、ひょっとして!?)

部屋の入り口のドアは見たかんじ普通のドアで、カギさえかかってなければすぐ開けられそう。
お姫ちん、力は強いけど、亜美や真美の逃げ足についてこれたことないし、………思いっきりダッシュすれば、イケる!?

亜美「………っっ!!」

迷ってるよりやってみたほうがいい。
お姫ちんがページをめくった瞬間をねらって亜美は一気に部屋をつっきって、ドアにとびついた。

貴音「!」

ようやく足音に気が付いてお姫ちんが顔を上げる。でも亜美のが速いっ!!
ちょーラッキー、ドアにカギはかかってなかった。外がどうなってるのかわかんないけど、まずは出ちゃえば――

貴音「おや、さすが亜美は素早いですね。ふふっ、いつの間に椅子へ戻ってきたのですか?」

亜美(………えっ!?)

ドアから一歩踏み出した瞬間、亜美の目の前には、イスにすわったお姫ちんがいた。
それどころか、走るかまえで動いてたはずの亜美も、さっきと同じイスの上にすわってた。

亜美(ま、まだ、イスのすわるとこが、あったかい………)

意味がわかんない。なんで、なんでドアから出たら亜美、イスに座ってるの!?

貴音「はて……これも何かの『げえむ』でしょうか。わたくし、不慣れではありますが、よろしければお相手しましょう」

お姫ちんが……お姫ちんモドキが、にっこり笑って、そう言った。

貴音「ですので、もうしばらく、いい子で待っていてくださいね、亜美。あと少しの辛抱ですから」
295 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 13:09:46.97 ID:Q/xzeKB30
………………
…………
……

律子「どうですか、総帥殿。そちらの進み具合は」

響『んーと、今まで5戦2勝って感じ!なかなか頑張ってるよ、マジシャンのみんな』

律子「敵を褒めている場合ですか。まったくもう………」

会見の準備を一通りすべて片付け、ブラックジャンボ幹部の律子は響との交信を行っていた。

やよい「……はわ、っ! あ、いけない、わたし、また……ふぁ…………」

あずさ「大丈夫ですよ、やよいさ……やよいちゃん。今、とくにすることありませんから、ゆっくりしててください♪」

彼女のそばでは、深夜にさしかかって舟をこぎ始めているやよいを、あずさが優しく抱えてあやしている。

律子「それにしても本当にいいんですか?ルール説明なんて雑事、総帥自ら行わずとも、私や戦闘員にでもお任せくだされば……」

響『いーのいーの、自分が好きでやってることだし。それにここで生で見る方が楽しいんだもん』

律子「そう仰るのならもちろん、無理にとは言いませんが……」

響『それより律子、またカタっ苦しい感じになってるさー。もっとフランクにいこうよー』

現場指揮に新型装備開発にと手広く有能な眼鏡姿の幹部が、うっ、と珍しく、言葉に詰まる。
どれだけ口をすっぱくして徹底を図っても、特に後発幹部の律子やあずさ、貴音が、総帥たる自身に対して
敬語や様付けの敬称を用いるのをなかなかやめないことは、目下響の数少ない悩みの種であった。

響『あ、それと、亜美の様子どう?』

律子「そちらは貴音が警護兼見張りについています。何度か脱走は企てているみたいですけど、無駄ですね」

響『そーか、それなら問題ないね!じゃあそっちの準備はまかせたぞ!』

律子「総帥殿……マジシャンたちは、時間どおりに間に合いそうですか?」

通信を終えようとする響に、律子が静かな声で尋ねる。

響『うーん、今のペースだったら、案外クリアできちゃうかもなー!まあ、「今のペースだったら」だけどね…♪』

ひっそりと響が声だけで笑い、それを聞いた律子も口だけを嗤いの形に歪ませた。
296 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 13:23:37.36 ID:Q/xzeKB30
★★★

誰も何も言わないうちに、千早が春香に、美希が伊織に肩を貸し、雪歩・真美と俺がその前に立つ、
という急ごしらえの隊列のようなものができあがっていた。
春香も伊織も、目は真っ赤なままだし、ときおり小さく鼻をすする音を立てていたが、
その瞳はまだ力を失っておらず、あれほどの辱めを受けても、心は折れてしまってはいないようだった。

P(………俺の選択が、みんなに直接、影響するんだ。よーく考えろ、俺、響にのせられるな……!)

気が付けば真夜中になっている。
最初に突入してから、そろそろ3時間は過ぎていた。
ほんとうなら眠くて仕方がないはずの時間だが、6人は誰一人そんな様子を見せていないし、
その気合を分けてもらえているのか、俺も同様にほとんど疲れや眠気を感じない。

押し黙って進む俺たちの目の前に、次のボードが現れた。





ちょっとお休み?第6チェックポイント!

入室可能枠:0名〜最大3名まで

ヒント:
「いろいろあったけどまずは一山超えたね、えらいぞ。次の部屋は、自分からのサービスの休憩室!
 特に、疲れた子は、ここでゆっくりして回復してくといいよ。ちょっと狭いけどね!」





P(あからさますぎる………!)

見た瞬間に全身に力が入り、奥歯をぎりぎりと噛みしめてしまう。
普通に考えれば、罠だ。それこそ、突入してきた正義の味方を回復させる悪の組織がどこにいる?
……ただ、だからこそ、という可能性も否定しきれない。
問題なくチェックポイントをクリアした美希と雪歩は大丈夫としても、あとの4人は少なからず消耗している。
しかし、もしこれが罠だったら、最大3人もいっぺんに悪影響を受けてしまうことになる。
さっきあれほど決意したばかりなのに、さっそく俺は堂々巡りに陥ってしまっていた。




↓2 今回の挑戦者

枠は最大3名のため、最大3名までの名前を1レスの中で指定してください。
また、今回は入室0名という選択も可能です。「誰も入室しない」「0名」などの形で指定してください。

2名以上が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 13:25:40.45 ID:9pnBOtH40
a
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 13:26:39.84 ID:tMrYB+88O
春香 千早 伊織
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 13:27:54.20 ID:3mk1whjoO
>>298
ユニゾン有無を選ぶのだ
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 13:30:00.12 ID:tMrYB+88O
すみません。ユニゾンする
301 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 13:38:22.45 ID:Q/xzeKB30
P「……みんな、今回のヒントはどう思う?」

美希「決まってる。罠なの」

俺が言い終わるか言い終わらないかのうちに、美希が吐き捨てるように言った。
確かに、常識的に考えれば間違いなく美希の言うとおりで、俺としてもほぼ決心が固まる。

春香「………わたしは、入ってみてもいい、と思います」

美希「は!?」

春香がぽつぽつと言葉を選びながらつぶやき、美希が大声を上げて目をむいた。
そして伊織が、ゆっくりと春香のあとに言葉を続ける。

伊織「あのアホ総帥、妙なところでフェアなのよ。このイベント自体、そうでしょ」

P「まあ……そこは、確かにそうだが………」

響がほんとうにシャインマジシャンを壊滅させるつもりなのであれば、
記者会見や本家エロゲーの追加シナリオがどうのなどという回りくどい工作などせず、
本人が力押しで襲撃してくれば一番話が早いのは間違いない。
それに本人いわくの「はないちもんめ」にしても似たようなものだった。

千早「私たちは、手段を選んでいられるほど余裕がありません。利用できるものは、たとえ敵でも………」

どうやら千早も、春香や伊織と同じ意見のようだった。

P(………直接被害を受けている春香や千早、伊織のほうが、響を信用する、と言い出すなんてな…)

P「…よし。ここはヒントを信じよう。春香、千早、それに伊織、遠慮なく回復させてもらってこい」

美希「ちょ、ちょっと!ハニー、本気で言ってるの!?」

美希があわてたように言うが、俺の心は決まっていた。

P「ただ三人とも……念のため、ユニゾンはしておくことにしよう。万一があるからな」

伊織「まあ、それくらいは当然の備えよね」

春香「今度こそは失敗しないようにしないと………」

千早「わかりました、プロデューサー。それでは……」

納得しかねている顔の美希と、不安げな雪歩、同じくびくびくしている真美の前で、
春香たち三人がユニゾンソウルのための精神集中を始めた。
302 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 13:57:55.22 ID:Q/xzeKB30
千早「…………」

私の眼前に、温泉を出たあたりにありそうな、いやにレトロな風景が広がっていた。
少しくたびれて見える革張りのマッサージチェアが3台並び、ぼんやり光る自動販売機や
稼働しているかどうかよくわからないゲーム機などが、その周囲に少し離れてぽつぽつと置かれている。
あとは卓球台でもあれば、完全に温泉旅館の一室になりそうだった。

響『あーよかった、せっかく用意したのに使ってもらえないかと思ったぞー』

また「総帥」の声が降ってきた。
信用を損ねるような真似をするほうが悪い、と言ってやりたかったが、そこはこらえる。

伊織「……で?まさか、このこ汚いマッサージチェアでゆっくりしろとか言うわけ?」

響『こ…っ、こぎたないって、ひどいな!?それ見た目はともかく、中身はすっごいんだぞ!』

響『ちゃんと自分が調整した、座ってるだけでも体力や魔力を効率よく回復させるすごいマッサージチェアなんだからね!』

水瀬さんがあきれたように言った言葉に「総帥」が憤慨してみせた。
しかし、その説明までが本当なのだとしたら、ここは実際に回復を図れるポイントであるらしい。

響『それから、信用して入って来てくれた三人に免じて、ここのチャレンジ権は消費しないようにしとくぞ。じゃ、座って座って!』

……驚いた。回復のためであってもチャレンジはチャレンジ一回分として扱われるのかと思ったら、
回復して次以降で即参戦することも認めてもらえるようだ。

つまりそれは、私たち相手ならそれで十分と舐められているか、
次以降の罠がそれでも足りないくらいに凶悪化しているか、……あるいは、その両方である可能性も否定できない。

でも、わからないことを今から考えていても仕方がなかった。
とりあえず回復させてくれるというのであれば、座らなければ始まらない。
春香も水瀬さんも、それから私も、誰が言うともなくチェアに近づいて、そっと腰を下ろす。

がちゃん、という金属音がして、私たち三人の手首と足首、それに首元に鉄の枷がはめられた。

千早「な、っ!?」

伊織「ひっ…!あんた……また騙したのね!?」

響『ちーがうって。ちゃんと回復はさせてあげる。でも、タダで、とは言ってないよ、って話』

春香「そ、そんな!」

この身動きのとれない状態で何をされてしまうのか、いやでも想像が悪い方に働いてしまったのだろう、
水瀬さんと春香の顔色が悪くなる。おそらくは私も同じようなことになっている。

響『お代は時間さー。ちゃんと「ゆっくりして」って書いてたでしょ?1人につき1ターン分、ちょうだいしまーす』

響『でも、本来30分じゃそんなに回復できないからね。悪い条件じゃないと思うよ?』

………結果的に、彼女はうそは言っていないのだろうし、回復させてくれるだけ破格ではあるのだろう。
だけど、そうは言っても、わたしたちはどうしても納得できないまま、ただマッサージチェアに座らされ続けていた。




第6チェックポイント:クリア成功

残りターン数が3減少しました。 17→14

春香の耐久力が5回復しました。 【45 45 45 46】→【45 45 45 51】
千早の耐久力が5減少しました。 【42 30 75 30】→【42 30 75 35】
伊織の耐久力が5回復しました。 【90 30 45 20】→【90 30 45 25】

※響の説明通り、今回の行動はチャレンジとして扱われません。
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 14:00:53.62 ID:Ip2vDsPoO
千早も回復でいいのかな?
304 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 14:05:42.29 ID:Q/xzeKB30
※ごめんなさい誤字、というかコピペしたのがそのまま残ってただけです

正)

春香の耐久力が5回復しました。 【45 45 45 46】→【45 45 45 51】
千早の耐久力が5回復しました。 【42 30 75 30】→【42 30 75 35】
伊織の耐久力が5回復しました。 【90 30 45 20】→【90 30 45 25】
305 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 14:20:43.94 ID:Q/xzeKB30
響『ああ、ちょうどいい機会だから、耐久力についての追加ルール、説明しとくね』

春香たち三人が旅館風の部屋から出てきたところで、響の声がまた聞こえてきた。

マッサージチェアとやらの効能説明に嘘はなかったようで、春香も千早も、それに伊織も
部屋に入る前にくらべてずいぶんと血色がよくなったように見える。
さらに精神的にも、少しは癒されているように思えた。少なくとも、そう信じたかった。

雪歩「追加ルール…?」

響『そう。これからはほとんど回復できるチャンスなんてないから、その救済措置みたいなの!』

確かに、連戦のあいだ、みんな身体や精神をしっかり休ませる機会はまず得られない。
今までのトラップも精神や肉体に被害を少なからずもたらすものだったが、
これがこの先、もっと酷いものになっていく可能性は、考えたくはないが、いくらでもある。

響『回復は無理でも、耐久力が余ってる子から足りない子に移せるようにしといたぞ』

余裕のある子からほかの子に耐久力を分け与えられる、ということらしい。
それならば多少の無理は効かせられるようになるかもしれなかった。

響『ただ、注意点がいくつかあるから、それもボードにしといたの。…よいしょ、っと!』

いきなり俺たちの少し前に、チェックポイントのヒントと同様のボードが出てきて面食らう。
魔法というのがここまで何でもありだとは思わなかった。




スペシャルヒント:
「耐久力がなくてすぐ倒れちゃいそうな子でもだいじょうぶ!余裕のある子が助けてあげよう!」

・耐久力を5ずつの単位(最少5から)で、マジシャンの間で受け渡すことができるぞ!

・これで回復できるのは、各マジシャンの耐久力上限まで!あふれた分は消滅しちゃうからね!
 (※春香51 千早35 雪歩40 美希30 真美40 伊織25)

・渡す方は自分の残りを全部あげてもいいけど、当然それやったら即リタイア!

・これができるタイミングは、各部屋の挑戦者決定前まで。判定結果を見てからあわてて助ける、ってのはナシ!

・そしてこれが大事なんだけど、1回耐久力をあげるかもらうかしたマジシャンは
 そのときのチャレンジのローテーションが終わるまで、もうあげることももらうこともできなくなっちゃうぞ!




P(……最後のルールがなかったら、だいぶ楽なんだがな。そう甘い話はないか)

響の声を聞いた段階では、最初にチャレンジに挑む子にみんなの体力を分け与え、
無事にクリアしたら今度は次の子に……とやって、後は繰り返していけば安全なのではないかと思った。
しかし、さすがにそこは対策されているようだ。

とはいえ、チャレンジを先に済ませた子が、これからチャレンジする子に保険として耐久力を分け与える、
というのは依然として有効な手段のように思える。使いどころはよく考えなくてはいけない。

響『1回やったらしばらくダメだけど、回数自体に制限はないから、なんだったら、次から即使ってもらっていいからね!』

俺が考え込んでいる間も説明を続けていた響が、最後にそう付け足した。
306 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 14:29:49.79 ID:Q/xzeKB30
春香「………あ」

魔法のマッサージチェアのおかげで、少なくとも、身体はずいぶん軽くなってました。
………精神的にはちょっと、全開!というわけにはいかないけど…………でもいまは、泣き言を言ってる場合じゃありません。

そして歩みを進めているわたしたちの前に、つぎのチェックポイントらしき扉が見えてきました。




ヒント:
「ここから2巡目だぞ。キケン度がぐっと上がってるから、1人を生贄にして様子見するのがいいかもね。
 それで、今回のポイントは……案外、防御力が低い子の方が有利だったりして?!」

入室可能枠:1名〜最大3名まで




春香(同時に入れるのが、3人まで……?今までは、多くて2人だったのに……)

ほかと変わらないはずなのに、2巡目、という文字が、やけに大きく見える気がしました。
入れる人数の条件が変わってるのもそうだし、なによりわざわざ「キケン度がぐっと上がってる」なんて書かれてて、
響ちゃんのにやにやした笑い顔でこっちをじっと見られてるような不気味な感じがします。

春香(条件もどうなんだろう、ウソ、ホント、どっち………? ああっ、こういう駆け引きみたいなの、苦手……!)





↓2 今回の挑戦者

枠は最大3名のため、最大3名までの名前を1レスの中で指定してください。
2名以上が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。

また、耐久力の受け渡しを行う場合は、「誰から誰へ」「数値はいくつ」なのかも、同時に指定してください。
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 14:31:21.44 ID:3mk1whjoO
美希
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 14:33:54.31 ID:6OFOx70yO
千早 美希 伊織 ユニゾンする。
309 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 14:59:31.86 ID:Q/xzeKB30
真美「防御力の低い子………ってことは、数字だけで、すなおに考えたら……」

伊織「わたしね。ちょうどいいわ、生贄とやらになる気はないけど、わたしが一人で――」

美希「待って!でこちゃんの攻撃力は後にとっといたほうがいいの、ここはミキが!」

今まで以上に枠が増えたこともあって、人選が困難を極めていた。
特に、雪辱に燃えてひとりで先陣を切ってくる、と主張する伊織と、
はっきりそうとは言わないが、その伊織を気遣って、自分が行くと言って聞かない美希が対立し、
このままだといつまで経っても決まりそうにない。

P「…よし、じゃあ、伊織と美希、一緒に行って来い」

俺の言葉に伊織は軽くうなずき、そして美希は一瞬不満げな顔をしたが、すぐに表情を切り替える。

千早「待ってください、プロデューサー。それなら私も同行します」

そこで千早が急に割り込んできた。
美希と伊織だけで十分そうなものだが、よりによって千早が、なぜそれを言うのだろう?

千早「1名で来い、というのは、確かにいかにも罠に見えます。ですが、それに反するなら、最大限の3名で行くべきでは?」

その主張には確かに一理ある。日和って2人と中途半端にするよりいいかもしれない。
ただ、その裏に、「今の2人だけだと周りが見えなくなるかもしれません。私がブレーキになります」
とアイコンタクトでひそかに伝えてくる千早の意図も感じられ、3人に任せようという俺の決断の後押しになる。

伊織「……いいかもね。防御の低い方からいえば、わたしたちでスリートップだし」

美希「でもその分スピードはあるし、攻撃力ならぶっちぎりなの!行こう、千早さん、でこちゃんっ」

千早の思惑に気づいているのかいないのか、伊織と美希もようやく納得したようにうなずく。
そして三人は声を揃えて叫んだ。

「「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!」」」





美希「うわ……っ、キモい………」

ドアを開けて、なにか考えるより先に、声が出ちゃった。

伊織「なによ、これ………」

千早「………さっきまでとはまるで違う、ということね。気をつけないと………」

でこちゃんはもちろん、千早さんまで、声がうまく出ないカンジになっちゃってる。

今までの、カベがあって、床があって、みたいな、普通の部屋じゃなかった。
上下左右のどこを見ても、一面のピンク色……それも、でこちゃんのイメージカラーとかとぜんっぜん違う、
ずっと見てるとうげーってなっちゃいそうな、そんな色で埋めつくされてる。
……ああ、思い出した、これって、焼いたりしてないお肉の色なの……

もっとひどいのは、そのカベだか床だかわかんない色んなところが、ぐねぐね動いてること。
生きてるっていうよりはただキソクがあって動いてるだけみたいに見えるけど、キモいのはキモい。

美希(敵さんがばーん、ってカンジならいいのに……こんなとこ、早く抜けちゃいたいの………)





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算


防御力:目標値100以下/千早+美希+伊織合算:100→90 ※伊織の能力値低下効果(今回のみ・-10%)の共有による


↓2 千早+美希+伊織の防御力判定用コンマ


また、千早の【媚薬中毒(軽度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが01〜10/31〜40/61〜70のいずれかに合致した場合、
千早の能力値に20%の補正がかかり、今回の合算防御力が90→72に修正されます。

↓3 中毒発症判定(千早)
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:02:40.42 ID:Ip2vDsPoO
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:03:24.21 ID:6OFOx70yO
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:04:01.89 ID:9pnBOtH40
a
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:15:36.55 ID:9pnBOtH40
罠にかかってしまった...。でも、ひっかけについてはある程度仮説ができた。疑問形や断定ではないヒントは怪しい。ユニゾンはしない、もしくはフルにしないほうがいいみたいだな。ステが高すぎず低すぎない春香や真美がいいか?
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:30:49.05 ID:Ip2vDsPoO
あれ、千早症状発生してたら、クリアしてた?
315 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 15:38:26.28 ID:Q/xzeKB30
※おわび

>>306でヒントの上部分に「新たな出発の第7チェックポイント!」表記が抜けていました、大変申し訳ありません。
単なるミスであり、さっきのはチェックポイントじゃなかったんだぞ!とかそういうことではありませんので、ご了承ください。

-------------

春香「うわ……気持ちわるい部屋…………」

真美「ハデハデすぎるYo!こんなんずーっと見てたら、目ぇめっちゃ悪くなっちゃいそー………」

雪歩「それに、なんかいろいろ、動いてて……まるで、部屋が生きてるみたい…」

三人で油断なく警戒しながら進んでいく千早たちの背中を見送りつつ、俺といっしょに残っている三人がつぶやく。

今までの無機質な、一般的な建物とあまり変わらなかった部屋との様変わり具合が、確かにすさまじかった。
視界一面が毒々しい肉色で、床に当たる部分にも、それから壁や天井部も隆起したこぶのようなものがあちこちにあり、
さらには色んなところから糸をひいて、正体のわからない無色の液体がしたたり落ちてすらいる。
よく見たらこぶだけでなく、細かく分かれた枝だか毛だかのようなものが、しかも俺が見ている前で生えてきたりと、

P(………そうだ、雪歩の言う通り、生き物みたいなんだ。いったいどうなってる…!?)

今のところ、三人は何かに襲われるでもなく、いちおう順調に進んではいる。
だが、見た目が気持ち悪いだけで、通り過ぎればそれでクリア、というような甘いものとは思えない。

P(まだきっと、何かあるはずだ、………ん?)

そのとき、少し遠ざかっている三人のうち、右側にいる美希、そのすぐ後ろの壁の上の方から、またさっきの毛みたいなものが生えた。
それはそのままふらふらと揺れている……かと思ったのもつかの間、そのまま伸び続け、壁からずぽんと抜け出る。

P(っっっ!?)

それだけでなく、毛がわさわさと分かれて広がり、モップの先端部分だけが自律して移動しているような見かけになっていく。
そいつは分かれた毛を毛虫のように動かして壁面をじわじわと這い回り始めた。

P「っ!?美希!それに千早も伊織も気をつけろ、後ろになにかいるぞ!!!」

今回も透明な壁は俺たちの前で健在だった。
咄嗟に俺は壁に走り寄って、拳を叩きつけて叫び、三人の注意を引こうとする。

俺の見ている前で同じようなものが次々と生えはじめていた。
それが目に入ったようで、春香も雪歩も真美も、同じように壁に駆け寄ってくる。

春香「千早ちゃんっ!後ろ、上のとこに変なのがいるっ!!」

雪歩「美希ちゃん、美希ちゃん、気づいて!聞こえないの!?敵っ、うしろ、敵ですぅぅっ!!」

真美「い、いおりんっ、こっち見てってばあぁ!?ああもう見なくてもいいから逃げてっ、早くぅぅぅ!!」

響『こらこら、あんまりバリアを叩かなーい!それに言ったでしょ、「挑戦者以外の子は手出し無用」だぞー』

俺たちが必死になり、喉が枯れそうなほど叫んでいるのをたっぷり見たあとで、響が笑ってそう言った。




いきなり背中に、べちゃ、っとなにか落ちてきた感触がして、わたしたち三人はいっぺんに悲鳴をあげた。

伊織「ひぃぃっ、な、何っ!?」

千早「く……っ!?」

急いで首を思いっきり曲げて、肩越しに、必死になって背中側を確認する。
ついでに手も後ろ手にまわして、届く範囲をなでまわし、そこに何もくっついていないことを確かめた。

確かになにもくっついていない。見えないし、手にも触れない。
なのに、まだ、そこに何かがいる感触が離れな――

美希「い、いやっ、なにっ、いやあぁあ!背中、ミキの背中になにかいるぅっ!?」

はっとしたわたしと千早が振り返った先で、美希が狂ったように手を振り回していた。
ちょうどこっちを向いているので、背中になにがいるのかわからない。
そう思った瞬間に美希がくるっと身体の向きを変えて、その背中にいるものがわたしたちに見えた。

伊織(う、わっ……え、毛虫……!?い、いや、生き物なの!?)

壁や天井で見慣れた……見慣れてしまった、肉色の、毛がたくさん生えたブラシみたいなやつが、
美希の背中にへばりついていた。どう考えても、わたしたちにとってプラスになりそうな存在には見えない。
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:38:59.22 ID:rEYoCzh/O
してましたね。チャンスを掴めなかった...。
エロは見たいけど、話を進めたくもあるんですよね。
響たちにも一泡吹かせたいし。
317 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 15:46:30.54 ID:Q/xzeKB30
伊織「落ち着いてっ、美希!すぐにそれ、ひっぺがして……っきゃあぁああっっ!?」

背中に、またなにか落ちてくる感触があった。今度ははっきりとした重みと衝撃が伝わってきて、
それがユニゾンで共有させられた感覚ではないことを伝えてくる。

伊織(い、今のやつが、今度はわたしにも!?)

千早「美希、水瀬さ………あっ、くぅうっ!?」

そして千早が苦悶の声をあげ、わたしの――おそらくは美希も――背中を、なにか落ちてきた感覚が三度襲う。
三人が三人とも、背中になにかへばりついてしまっている…!




緊急脱出判定を行います。

もう一度、今度は各人の防御力をベースにした判定を行います。
(千早:防御力30 美希:防御力40 伊織:防御力30)

目標値は80以下です。

反転コンマを用います。
今回のファンブル数値は86であり、出た時点で判定失敗となるため考慮しません。



判定用コンマ

↓2 千早
↓3 美希
↓4 伊織
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:47:52.21 ID:m8KVLBD+O
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:48:06.02 ID:/JjxOW3qO
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:48:20.55 ID:v/gejfWNO
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:50:18.96 ID:Ip2vDsPoO
さあ、盛り上がって参りました。
322 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 15:57:33.10 ID:Q/xzeKB30
トラップ判定結果

千早+美希+伊織・防御力90+コンマ12(反転)>目標値:100以下

→クリア失敗

※前回チャレンジ失敗時の伊織の能力値低下により、合計防御力が100→90に補正されています
※千早の【媚薬粘液(軽度)】は今回は発症していません




緊急脱出判定結果

千早 防御力30+コンマ20(反転)<目標値:80以下 成功!
美希 防御力40+コンマ55(反転)>目標値:80以下 失敗
伊織 防御力30+コンマ69(反転)>目標値:80以下 失敗








正直こうなるとは思わなかった(小声)
反転12見たときは、おお切り抜けられるか!?すげえ!と思ったんですけど
よく考えたら30%って意外と引けないんですよね……

おまちかねのやつですのでちょっと間が空きます。

理想を言えば17時前後に安価再開したいとは思っておりますが、難しいかもわかりません。
どのみち次の安価いけそうな感じになり次第、いつごろからと告知します。
どんなに遅くとも19時くらいには(理想は高く)
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 16:06:16.93 ID:9pnBOtH40
乙です。待っています。
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 16:36:45.82 ID:Ip2vDsPoO

脱落候補は伊織かな?
325 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/03(木) 16:53:29.59 ID:Q/xzeKB30
17時再開は無理めですほんと申し訳ない。
賢明で、かつここまで>>1の遅筆ぶりを見てきた読者の皆様にはもちろんわかってたことでしたね。

もうちょっと時間をください。
早ければ18時半くらい、遅くとも19時ごろには再開します。



正直、踏破は相当きつくなってますけど、まだ大丈夫です!たぶん!
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 17:07:23.99 ID:Ip2vDsPoO
いっそのこと、19時でいいと思いますよ。
今回の結果は、特に楽しみにしていますし。
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 17:07:28.68 ID:4AQ8cKoSO
ところで生け贄システムの検討はどうなりましたかね...
クリアはしたいのでお願いします(懇願)
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 17:18:10.78 ID:9pnBOtH40
待ってます。
329 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/03(木) 18:57:54.51 ID:Q/xzeKB30
背中から、じゅうぅっ、と、なにかが溶けるような音がした。

千早(……っ、これは!?)

私だけじゃない。水瀬さんや美希がいるあたりからも、似たような音が聞こえてくる。

千早(身体……いや、衣装を、溶かされる!?まずい!)

美希の背中が見えたのは一瞬だったけれど、そこに貼りつく異様なシルエットが目に焼き付いていた。
びっしり毛のようなものを生やした、掃除用具のモップに似ていなくもない、生きているのかどうかもわからないなにか。
しかも美希の背中をほぼ覆い尽くしていたから、大きさとしてもかなりのものだ。

それがいま、死角から私たちの背中に飛びついてきて、妙な音を立ててなにかしようとしている。

千早(自分で背中をどうこうするのは、もう、たぶん間に合わない……なら、二人のどちらかだけでも!)

ただでさえユニゾンソウル時の不安材料を抱えている上に、私にあるのはせいぜいスピードだけだ。
三人とも危険なのであれば、みんなの中でもずば抜けた攻撃力を誇る水瀬さんや
総合力では最強の美希のほうが優先されて当然だと瞬時に判断し、私は二人のそばへ急いで駆け寄ろうとした。

その途端、ぱちん!と軽い音が響いて、私の衣装のあちこちがはじけ飛んだ。

千早(な……っ、何、っ!?)

こんなときに新手の攻撃を受けたのかと思い、すぐに数歩バックステップして位置をずらす。
急いであたりを見渡し、魔力の探知も行いつつ索敵するが、それらしい相手は見当たらない。

そのとき、ふと自分の背中が軽くなっていることに気づいた。
厳密に言えば、美希と水瀬さんの感覚がユニゾンを通じて伝わってはくるものの、
物理的に接触している感じや、さっき聞こえた溶けるような音が聞こえてこない。

千早(………!?)

瞬間、困惑するが、すぐにそれどころではないのを思い出した。
改めて私は水瀬さんと美希のところへ走る。

千早「え……!?」

そしてまた私は困惑させられることになった。
やはりあの、なにか溶かすような音が聞こえなくなっている。
それに加えて、美希の背中にも水瀬さんの背中にも、特になにもとりついてはいない。

美希「こ、これ、取ってぇ!取っ………あ、あれっ?」

伊織「………き、消えた、の?」

美希「って…千早さんっ!どうしたのそのカッコ、だいじょうぶ!?」

美希に言われて、改めて自分の恰好を見下ろしてみる。
スカートの裾が裂けていたり、ブーツに穴が開いていたり、胸元が少し乱れて、のぞいていたりと……
確かに、お世辞にもまともな格好とはいえない状態になってしまっている。

千早「原因はよくわからないのだけど、急に、こうなってしまって……ダメージはないわ、大丈夫」

伊織「…さっき降ってきたやつも結局、よくわからないわね。何だったのかしら?」

私の衣装が破損したのも、二人にくっついていた毛虫?がいきなり消えたのも、
そもそもあの毛虫がなんなのかも全てわからない。

千早(済んだことはとりあえず、忘れましょう。まずは三人とも無事だったことを喜んで、進まないと)

そう言おうとした私の目の前で、いきなり美希と水瀬さんがびくんと身体を跳ねさせた。
驚いた私もつい、同じように、身体が跳ねてしまう。

千早「きゃあっ…!?どうしたの、水瀬さん、美希。何かあった?」

伊織「え、えっと………なに、今の…………美希、もしかして、あんたも?」

美希「でこちゃん、も…?ミキの気のせいじゃない、の?」

………身体のどこかを、急に触れられたような感じがした。
私のこれはおそらくユニゾンで伝わってきた感触で…つまり、水瀬さんか美希の、どちらかが…?

響『んーと、美希と伊織が「当たり」かー。これは見ものになりそうだなー!』

「総帥」の声がして、それはどういう意味なの?と私が聞く前に、美希と水瀬さんがいきなり叫び始めた。
330 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/03(木) 19:09:39.42 ID:Q/xzeKB30
美希「ひっ、いや、やっ!?なにっ、これ、服のなかにぃっ、ひゃああぁんっ!」

ミキが着てるマジシャンの衣装が、もぞもぞって動いてる。
中に何か入ってる、っていうより、衣装そのものが、まるで生きてるみたいに……!

美希(やだっ、気持ちわるい……!ぬるぬるしたのがいっぱいいるうっ!?)

衣装ってイミでは服だけじゃなかった。手につけてるグローブもはいてるブーツもおんなじで、
中からぐちゅぐちゅってヘンな音までするようになっちゃってる。
そ、それに、………これ、下着っ、ブラとかショーツ、まで……!

美希「……ひぃっ!?」

視線を下げてるうちに、思わず悲鳴が出ちゃう。
ミキの履いてるスカートのすそのところから、ちょっとだけなにかが見えてた。
部屋のカベとかといっしょの気持ちわるいピンク色で、細くて、ぐにゃぐにゃってうねるみたいに動いてて……

美希(あ、ぁ……これ、いつも見かけるキモいのと………やよい連れてったあれから生えてるのに、そっくり……!)

女の子を、女の人を捕まえて、巻き付いて、口では言いたくないようなヒドいことをする、うねうねしたやつ。
あれがミキのスカートの裏から生えてるって……どーして!?

そして、すぐにミキはサイアクなことに気づいちゃった。スカートの裏にまでいまのが生えてて、
衣装がさわってるところの肌が全部、ぬるぬるして気持ちわるいってことは、つまり……

美希「やっ、やめてっ、そんなのイヤぁ!ぬるぬるするのイヤなのぉっ!」

ミキの手や足のゆびとか、おなかのまわりとか、肩とか背中とかも、
……もちろんそれだけじゃなくて、おっぱい、とか、お尻とか、女の子の大事なとこまで、
あのうねうねにゅるにゅるしたヤツに、好きカッテに、さわられちゃってる……っ!

美希(ぬ、脱がなきゃ!衣装脱がないと、あれっ、でもマジシャンしてるとき服脱いだことない…、ど、どうやるの!?)

まず、なんとかブーツやグローブだけでも脱ぎたくて、手と足を動かそうとしたら、
それに気づいたみたいに、グローブとブーツの中のにゅるにゅるがいっせいに動き始めた。

美希「ひゃあうっ!?やだっ、指にゅるにゅるしちゃヤ!はな、離してぇ!?」

とっくにもう持てなくなって落っことしたてっぽーが、すっと光になって消えてった。




もしかしたら、わたしの頭の中で鳴ってるんじゃないかと思うくらい、ぬちゅぬちゅという音が四方八方から聞こえていた。
音だけじゃなくて、それに合わせて、何人もの人の手……指で、身体じゅうをいじり回されてるように感じる。

伊織「ふぁんっ……や、やめなさっ、ひぁ!どうなってるのぉっ、これ、え…」

着ている衣装の裏になにかもぐり込んだみたいに、服のあちこちが蠢いていた。
でも、これは、「衣装とは別になにかが入り込んだ」って、いうんじゃなくて………

伊織(い、衣装が……衣装自体が、なにか…変化させられて、っ!)

手だけじゃなくて足の指まで、無数の舌でめちゃくちゃに舐められているみたいだった。
それ以外にも足首から始まって、衣装が覆ってるところは全部……わき腹や背中、
腋、首元、どこもかしこもぬめぬめとした感触で撫で上げられて舐め回される。

衣装の裏に、それからブーツや手袋の中にも、肉色の、動き回る紐のような、芋虫のようなものが
びっしりと生えそろっているみたいだった。全部見て確かめたわけじゃないけど、こんなの、感覚でわかってしまう……!

伊織(それにこれ、し、下着の中にまでっ……早く、早くなんとかしないと、こんなのに…!)

一本一本手で取りのぞく、なんてのは現実的じゃない。いっぺんに、まとめて焼き払う、みたいな………

伊織(……!そうだ、「フラッシング・ブラウ」!!あれなら………)

おそらくわたしだけじゃなくて、美希も同じ状態に陥ってしまってるはずだった。
フラッシング・ブラウなら味方は巻き込まないし、ほぼ無差別に広範囲をなぎ払うから、この状況にぴったり……

伊織「きゃうぅ!?なっ、ちょ、ど、どこ触って……っふあぁぁああ!?」

集中しようとした意識をいっぺんで乱される。
ショーツ全体が、ぎゅっとわたしのお尻をつかんで乱暴に揉むみたいに動いていた。
そ、それに、中、裏に生えてるにゅるにゅるが、……お尻の、穴を、かわるがわる、つっついて、舐めるみたいにぬるんって……

伊織「いやぁあっ、やめ、やめて…ってば、ぁ!お尻っ、きゃんっ、お尻はっ、おしりだけは、だめぇぇえっ!?」
331 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/03(木) 19:35:35.24 ID:Q/xzeKB30
響『あーあ。自分、ちゃんと、1人で入ったほうがいいし、防御低い子のほうがいいぞ、って書いといたのに…』

「総帥」が喋りつづける声が、ぼんやりと聞こえていた。

響『防御力に関しては、伊織とちょうど同じくらいのはずだけど……助かってよかったね、シャイニング・チハヤ』

私に話しかけてくるその声が、やけに嬉しそうでたまらないのも、あまり気にならない。

響『さっきの……名前まだ決めてないから、あの子たち、でいいか。魔力の強いエモノを見つけると、その体表に寄生しようとするの』

響『つまりマジシャンだったら服を狙うってこと。で、単に寄生するんじゃなくて、体をそこに同化させちゃうんだ』

説明がまだ続いていた。
さっきのあれが、私たちの背中に飛びついて来たのは、衣装に付着しやすいからだったのだろう。

響『ただそのとき、結構強烈な魔力を放出するみたいでさ。エモノの体表とか服とかが弱いと耐えられなくて、同化失敗して破裂しちゃうんだよね』

響『だから自分、単に、それが原因で衣装がちょっと脱げちゃってセクシーなマジシャン!みたいなの、期待してたんだけど………』

響『まさか、伊織も美希も耐えきれて、衣装に同化されちゃうなんてね。まあ気持ちよさそうだし、いっか?』

美希「や、やだ、やだぁ!!もうやめて、おねがいこれ脱がせてぇ…!ふあっ、ぬるぬる、ヤなのぉ……きゃぁんっ!」

伊織「らめぇっ、お尻、お尻は、おしりゆるひてぇ…ひあぁっ♥こ、こんなの気持ちわるいだけ、気持ちわる、っ、いい、ひぃぃ……」

水瀬さんも、そして美希も、もう立ち上がることができなくなっていた。
二人の持っていたアイテム…水瀬さんのゴーグルと美希の二丁拳銃はとっくに消え失せていて、
ほかに誰も、何もいないのに、二人は不自然に蠢く自身の服に身体を嬲られて悲鳴を上げ続けている。

そして、武器を維持していられなくなった点も、もう立ってすらいられない点でも、私は二人と同じだった。

千早「ひ、ぁあぁっ、こんなぁっ!ちっ違うぅっ、私……私は、着せられてないっ、のに…!」

美希も、水瀬さんも、もちろんユニゾンは解けていないままだ。
でも二人は自分が直接責められていて、お互いにほぼ同じ状況に落とされているせいで、
むしろ相手から伝わってくる感覚にまで気が回っていない。それぐらい、各自が服から受けている責めが強烈ともいえた。

でも、その二人とユニゾンしている、してしまっている私は……

千早(全身…っ、ぐちゅぐちゅ触られて、ぬるぬるにされてるっ……!そ、それに、どうして、お尻ばかりぃっ!?)

私の衣装はどうにもなっていないのに、二人の衣装に同化した生物がぬるぬると動くモノで触れてくる感触が
二人分まとめて一気に私の神経に叩きこまれ、そのすさまじさに足や腰の力が入らなくなってしまう。

響『あ、そうか、ユニゾンしてるんだっけ。防御低い方が、って時点でユニゾンも勧めてないってわかると思ったけど、言葉足りなかったなぁ』

「総帥」が今さら気づいたという調子でうそぶくが、それに怒りを向ける余裕なんて、いまの私にはない。

響『まあせっかく3人で来ちゃった以上は、たっぷり触手服、楽しんで行ってよ♪』

………その言葉を聞いて、なにか、思い出しそうになった気がする。
そう、そうだ、この、ぬるぬるといやらしく触れてくるもの、これは、触手。
私は確か、触手のことをもっとよく知っていて、むしろ、知りたくもないのに知らされていて………

千早「はぐっ!?ひっ、んはぁあぁっっ!」

美希「はひぃぃいっ!そ、そんなトコつまむなんて……だめ、いやぁ、っんんっ!?」

伊織「やぁあぁっ!いきなり乳首なんて、らめぇっ…!」

そのときいきなり、私に生えている、私にしかないモノがいきなり蠢いて悲鳴を上げさせられてしまい、
私の感覚を共有させられた美希も水瀬さんも、同じように叫ぶ。

千早(ぁ、あ、私の、これ……乳首に、触手が寄生して………!二人の服のとは違う、でもこれも、触手、っ…)

ただでさえ混乱しているところに、乳首を実際に舐め、つつき回してくる触手の感覚が、
それに二人の服の裏にびっしりと生え揃い、ぬらぬらと粘液を垂らしてまとわりついてくる触手たちの感触が襲ってきて、
思い出しかけたような気がした記憶が一瞬でどこか遠くへ押し流されていく。

変わりに全身に流れ込んでくるのは、二人のぶんまで全て足しあわされた快感だった。

千早「い、いやぁっ!触手は、触手だけはだめっ、私……私、おかしくされる、狂わされてしまうぅっ!?」

響『なるほど。千早の場合、そのへんのことがあったから無意識に抵抗したのかもしれないなー』

ただ、触手という名前だけが深く心に刻み込まれ、ほとんど根源的な恐怖に突き動かされて、気が付けば叫んでしまっていた。
そのせいで、感心したように呟く「総帥」の言葉はもう、ほとんど聞き取れなかった。
332 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/03(木) 19:37:28.38 ID:Q/xzeKB30
ぐちゅぐちゅぐちゅぬちゅちゅ、くちくちくちくちくち………にゅるっ、じゅるっ、ぐちゅちゅちゅ

千早と美希、伊織の三人が倒れこみ、びくびく震えるだけになっても
一見すると出所のわからない粘液質な音は、おさまるどころかむしろ激しくなるばかりだった。

美希「やっやぁあぁっ、やめてぇ、やめへ、ぇ…!ヘンなとこばっかり、きゃうぅ!さわっちゃ、やぁっ!!」

美希の、年齢不相応に豊満な肢体を包むマジシャンのコスチュームが、美希自身を責め嬲る。
その肢体の中でどこが敏感なのかをこれまでの反応で確かめた触手服は、
特に目立つ美希の双丘に狙いを定め、執拗に弄り続けていた。

美希「おっぱい、ばっかり、ひゃぁっ、いじらないでぇ!?い、いやっ、あうぅっ、ひゃひぃ!」

ぴったりと密着した微細な触手の群れは弾力のある乳房をくにくにと押して刺激し、
生え揃った全体をうねらせてあたかも男の手のように揉みほぐし、
そして先端で震えている乳首に何重にも巻き付いて締め上げ、しゅっしゅっと擦って弄ぶ。
そのたびに美希は味わったことのない激悦にのけぞらされ、声が知らぬ間に甘く潤んでいく。

伊織「ひゃぁあぁっ!おしりだめ、っ、乳首もぉ……や、だめ、そっちはほんとに、ひぎぃぃい♥」

美希が受け続けている乳首と乳房への責めで同じように喘がされていた伊織のショーツの中で、
触手たちが新たな標的に群がっていく。膣口のすぐ上、皮をかぶったまま充血度合いを激しくしていた肉豆に
次々に近づくと、器用に包皮をむいてから改めて巻き付き、リズミカルに締め上げる。

伊織「やっ、ひあんっ、だめ、ぇ!クリトリスっ、そこ、クリぃっ、ちぎれ、ひゃうぅ!」

そして、伊織がもっともよく反応する場所がどこかを触手たちは短時間のうちにすでに知り尽くしていた。
触手の群れは快感に震える尻肉にぴったりと吸い付いて撫でさすりつつ、左右に押し広げ、すぼまった菊門を露出させる。

伊織「だめだったら、ぁ、おひりは、おしりぃいぃいい♥♥あ、あっ、うそ、はい、って……♥」

触手服の触手は衣装と同化している以上、それほど長くはないが、伊織のアナルに頭を埋めるくらいの長さは十分に備えていた。
直径はかなり細く、そして入り込み方もごく浅かったが、数本が入れ代わり立ち代わり出入りする感覚に伊織の脳がフリーズしてしまう。

美希「んぐぅ、っ…!?う、うそ、ミキの、…おしり、な、なんか入ってる、入っちゃってるぅ!?いやっ、抜いてぇ、ぬいてええ!!」

その伊織が受けたアナル責めの快楽も、美希が感じた異物感と恐怖感を塗りつぶすにはまだ足りなかった。
自身のショーツの裏に生えた触手は前でも後ろでも中へは突入していなかったが、
アナルをほじられるまったく未知の感覚に怯え、美希は半泣きになりながら出て行くように叫び続ける。

千早「きゃひぃぃっ、らめ、っ、らめぇえ……♥触手っ、しょくしゅ多すぎるぅ、あぁっ!胸も、お尻もクリトリスも、いやぁ、あ♥」

自身に植え付けられた乳首の寄生触手と、シャイニング・イオリとシャイニング・ミキの全身を舐め啜る触手の群れの幻影に、
シャイニング・チハヤはほとんど錯乱してしまっていた。まるで自身の衣装の裏にも触手が生え揃っているかのように
腰をくねらせ、背を弓なりに大きく反らせて、二人分を上乗せされた三人分の快楽に悶える。

千早(すご、しゅご、ぃ、触手やっぱりすごいぃ…♥私、もう逃げられないのかも…、この快楽、身体がなぜか覚えてる、っ♥♥)

千早(……ああでも、これじゃ細い……もっと太いのがいい、春香のみたいな、ずぽずぽ奥まできてくれるのがいいのぉっ♥♥♥)

千早(……………っ!?い、いま、何を、考え…て、いやぁっ!?気を、気をしっかりもたない、と……!)

「総帥」の言葉をきっかけにして不完全に回復してしまった記憶と、マジシャンとしての使命感や正義感、
そして今まさに全身を揺さぶってくる快楽に頭をめちゃくちゃに掻き回され、千早の精神はどんどん混乱させられてゆく。

やがて、伊織と美希それぞれを責めていた触手たちがさらなる動きを見せ始めた。
まず、美希のショーツの中で蠢いていた群れの一部が、すでに皮の剥けていたクリトリスに絡みついていく。
同時にアナルにも挿入こそしないものの、何本もの触手が忍び寄り、肛門のしわをなぞるように身をこすりつけたり
すぼまった穴の中心をつつくようにして刺激を加え、半ば恐怖で、半ば未知の感覚で、美希は全身を震わせる。

さらに伊織のほうでも、小ぶりな両方の胸に我先にと触手たちが吸い付いた。
その中でも乳首がもっとも集中して狙われ、複数本の触手が指でつまむようにして転がし、捻り上げて責めを加える。

伊織「あぁっ、いやぁ、乳首つまむのだめぇ…!クリトリスとおしりに、きゃうっ、乳首まで、なんてぇ♥」

美希「お尻なんて、きたないのぉ、あぁん!?や、おまたはイジっちゃやぁ、そんな、だめ、いやいやぁっ胸もヤぁあ!」

千早「もう、もう無理ぃっ許してぇ!私っ、何もされてないのに、んあぁ!?二人の感覚だけでっ、イかされ…、イってしまう、ぅ♥♥」

三人の上げる悲鳴がどんどんと切羽詰まってきたのを知覚できるのか、触手たちは勢いづいて動きを加速した。
当然それは三人それぞれにフィードバックされ、横たわった三人は身体を激しく痙攣させる。
そしてついにその瞬間が訪れ、目の前を瞬時に真っ白に塗りつぶされたマジシャンたちは声を揃えて絶叫した。

伊織「こんなのいや、ぜったいに嫌ぁっ♥だめっらめぇっ、わ、わたし、…イ、く♥服にぃっ、服に、イカされちゃうぅぅぅ♥♥」

美希「なんかきちゃうっ、やぁ、怖い、こわいよぉっ!?いやぁっミキヘンになる、ヘンにされちゃう、やぁああぁーーーっ!?」

千早「らめぇっ♥♥またイかされちゃう、そんな、いやっ……私、ぃ♥はぁんっ、ま、また触手でっ♥♥触手にイかされるうぅぅっ♥♥♥」
333 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 20:02:15.63 ID:Q/xzeKB30
………………
…………
……

俺はもちろん、春香も雪歩も真美も目と耳をふさぎ続けていて、それはどちらも抵抗にならなかった。

耳をふさいでいても声を強制的に聞かされてしまうのは今までの経験でわかっていたが、
まさか映像まで、目を閉じていてもその目に直接映すようにして見せられてしまうなんて……!

響『あっはっは、なんか、すっごいことになっちゃったなー。三人とも大丈夫ー?』

美希「……………っ、………!」

伊織「あ、はぁ……や、また、んんっ………♥」

千早「はっ、はぁっ、しょくしゅ…ぅ♥触手もういやぁ………」

響『あらら。なんか大丈夫じゃないみたい……ほらプロデューサー、みんな、早く回収してあげないと』

響が言い、そしてその一瞬後には三人が壁のこちら側に転送されてくる。

春香「あ…、ぷ、プロデューサーさんっ!!」

P「わかってる!すまん、頼む!」

春香の声が聞こえるか聞こえないかのうちに、理性がなんとか仕事をした。
できるだけ何も見ないうちに急いで三人から背を向ける。

しかし、こっちに戻ってくるまでの間に見てしまった、聞いてしまったことは、意識から消せるわけではない。

P(服に、同化だと……!?今までのトラップと違いすぎる!)

響『それにしてもプロデューサー、ひどいなあ。自分のこと信用してないだろー』

P「ッ、当たり前だろ!?それより何が最大3人までだ!なんのヒントにもなってないじゃないか!?」

少しだけスネたような声で響に話しかけられて、目をつぶったまま怒鳴り返した。

響『えーん。プロデューサーが悪いのに、やつあたりで自分のこといじめるぞー、ひどいー』

しかし響は、ウソ泣きというのも馬鹿らしい泣きマネをしつつ、こっちのことを揶揄してくる。

響『千早たちにも言ったけどさ、1人のほうがいいっていうのも、防御力低い方がいいっていうのもホントだったでしょ?』

P「…………っ」

その部分では確かに響の言うことは間違っていない。俺はただ黙って、唇をかみしめるしかなかった。



雪歩「千早ちゃんは……ちょっとパニックみたいになっちゃってるけど、たぶん、大丈夫だと…思う」

雪歩が自信のなさそうな声で言います。でもわたしはそれどころじゃありませんでした。

春香「雪歩、これ……」

雪歩「え?美希ちゃんが、どう………ひぃっ!?」

美希と、それに伊織が着ている衣装のあちこちから、うねうねと動き回るピンク色の紐みたいなものがのぞいていました。
触手っていうみたいですが、名前とかはどうでもよくて、それよりも……

春香(こ、これ………服に完全に同化しちゃってる、取れない…!!)

--------

各種判定結果は>>322を参照してください。



第7チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が3減少しました。 14→11

千早の耐久力が5減少しました。 【42 30 75 35】→【42 30 75 30】

美希の耐久力が10減少しました。 【65 40 55 29】→【65 40 55 19】
伊織の耐久力が10減少しました。 【90 30 45 25】→【90 30 45 15】

美希と伊織の2名は【触手服】を着せられてしまいました。

【触手服】本イベント中のみ・永続
・装着者は今後のチャレンジの際、能力値に-20%の補正を受けます(強制・確率判定なし)。
 ユニゾンを使用する際は合算能力値に対して補正が発生します。
・装着者は今後、チャレンジしているか否かに関わらず、1ターンの経過につき耐久力が-3されます。
334 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 20:04:43.82 ID:Q/xzeKB30
※また忘れてました。

 今回のトラップは前スレ>>993のアイディア(↓)を元にしたものです。

993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]]:2016/10/23(日) 20:01:54.77 ID:7vWgn+eXO
粘液風呂、服の裏側にびっしりと触手が生えた衣装を着せられる、触れた相手と同じ姿になるスライムにレイプ、視覚共有で自分が犯されている光景を見せられる
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:04:47.13 ID:4AQ8cKoSO
素晴らしい
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:10:22.24 ID:9s3bl+ep0
伊織は残り5ターン、美希は7ターンで何もしなくてもアウトか
しかしユニゾンが完全なデメリットでしかなくなったなあ
まあ、このイベントにかかわらず、媚薬中毒化→ユニゾン→感染完了と十分えぐいコンボだし
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:22:16.97 ID:9pnBOtH40
乙です。ユニゾンはフルにはしない方がいいですかね?ヒントに本当と嘘が混ざってるし、マジシャン選ぶまでに考えないとなー。
338 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 20:26:15.74 ID:Q/xzeKB30
春香や雪歩、真美はもちろん、少し経ってから意識を回復し、ある程度落ち着いた千早も一緒に、
俺たちは様々な手段で美希と伊織のコスチュームに同化した触手を剥がすことを試み、そしてすべて無駄に終わった。

マジシャンの力や魔力を用いて、直接衣装からむしりとろうとするには数が多すぎ、
といってそれ以上に強力な攻撃をじかに加えるとなると、美希や、伊織の安全が保障できない。
伊織自身が「フラッシング・ブラウ」を使おうとしても、触手たちが即座に反応して伊織を責め嬲り始めるため
結局のところ、現状ではどうにも手の出しようがなかった。

伊織「だ、大丈夫、よ………ん、んっ!このくら、い、ぃ…っ♥」

美希「………ミキも、なの。こんなので負けたり、ひあぁんっ!?……しな、い、もん、ぐすっ…うぅ…!」

二人がこちらを気遣ってかけてくる言葉も、こうなっては強がりや負け惜しみにしか聞こえない。

P(………ここから先、美希と伊織は、今まで以上に無理をさせたらだめだ…)

装着させられているだけでも触手どもは動き続け、少しずつ、しかし着実に、二人は体力と気力を奪われている。
響が言っていた耐久力の受け渡しのタイミングを見極めるのが重要になってきそうだった。

響『ほらほらみんなー、口数減っちゃってるぞー?元気出していこう!あ、次だよ、つぎ!』

明らかにこちらを煽ってきている響の軽口にも、もはやだれ一人反応できなくなっている………




第8チェックポイント!がんばれ、がんばれ♪

入室可能枠:1名〜最大2名

ヒント:
「今回のカギになるのは、そうだなぁ……うん、機動力か、防御力!そのどっちかが高い子かなー。
 それと、2人で行けば楽だけど、あとがすっごくきつくなる可能性もあるかもだぞ?ふっふっふ。」





P(さっきが最大3名、今度が最大2名……ローテーションのことを考えると、この次は1名から2名、か?)

「2人で行けば楽だけど、あとがすっごくきつくなる可能性」とは、素直に考えればそういうことではないだろうか。
となると、今回は1名で挑んだ方がいいのか?

P(でもこれが嘘じゃない保証もないし、そもそも本当に機動力と防御力のどちらか重視…で大丈夫なのか?くそ………)




↓2 今回の挑戦者

枠は最大2名のため、1名、もしくは2名の名前を1レスの中で指定してください。
2名が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。

今回チャレンジが可能なのは春香・雪歩・真美の3名です。

また、耐久力の受け渡しを行う場合は、「誰から誰へ」「数値はいくつ」なのかも、同時に指定してください。

※春香の【媚薬中毒(中度)】のみ発生する可能性があります。

※伊織・美希の耐久力-3*消費ターン数の計算は、今回のチャレンジ終了後に一括して行います。
 現状のままで5ターン経過すると伊織が、7ターン経過すると伊織と美希が脱落します。
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:29:44.94 ID:5aXUUTOYo
真美と雪歩
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:29:52.16 ID:LDO/TQ5+o
あんかした
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:30:02.05 ID:4AQ8cKoSO
雪歩
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:35:11.34 ID:9s3bl+ep0
参加雪歩
耐久は春香から伊織へ5、真美から美希へ5
343 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 20:46:38.10 ID:Q/xzeKB30
さすがに「挑戦者氏名」「複数の場合のユニゾン有無」に加え「体力受け渡し」まで
1レスで全部指定してください、というのは無理があった気がします。


>>342 の体力授受(春香→伊織/真美→美希 それぞれ移動値は5)について、

「1.その通り実行する」

もしくは

「2.今回は行わない」 のどちらかで多数決を取ります。

番号でも記述でもよいので伝わるように書いてください。


↓1〜3
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:48:17.35 ID:9pnBOtH40
行う
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:48:27.33 ID:4AQ8cKoSO
2
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 20:49:05.87 ID:DmbW719kO
行う
347 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 21:00:55.23 ID:Q/xzeKB30
春香と雪歩、それに真美を呼んで、俺が話し始めようとした瞬間、雪歩に機先を制された。

雪歩「あの……プロデューサー、次は、わたしが行きますぅ!行かせてください!」

急だったこともあり、その勢いに気圧されてしまう。
その場にいる真美も春香も、ただ目を丸くして雪歩を見ていた。

P「どうしてだ、雪歩。確かに防御力が高いほうがよさそうなことは、ヒントに書いてあるけど……」

雪歩「そこです、プロデューサー。防御力が高いのって、みんなの中で、実質わたしだけでしょう?」

いきなり核心を突かれて言葉に詰まる。
確かに、バランスのいい春香を基準として考えた場合に
機動力が高い、と言えそうなのが千早と、その千早よりは少し劣るが数値が並んでいる美希および真美。
攻撃力については伊織がダントツで美希が二番手、というところ、防御力に関しては雪歩だけが突出している。

雪歩「防御力が大事って条件が今後来るかどうか、わかりません。わたし、そこしか役に立てないから、お願いします!」

あらかじめ何度も考えていたのだろう、一気にそれだけ言い切って、雪歩は深々と頭を下げた。
理屈としては通っているし、そこまで言われて俺としても断る理由はほとんどない。

そう、ほとんど、だ。一つもないというわけじゃない。

P「………あのヒントが本当かどうか、こっちにはわからないんだぞ」

雪歩「はい。そのときでも、わたし、頑丈だから、きっとだいじょうぶです!」

まっすぐに俺を見て言い切った雪歩に、俺はそれ以上何も言えなくなった。




見た目はよくある金属製のドアなのに、くぐった先の光景が
とてもこの世のものとは思えない感じなのは、さっきといっしょでした。

さっきのぐちゃぐちゃしたお肉のような、生き物の内臓のなかみたいな気持ち悪さはないですけど……
今度のところは、材質のよくわからない仕切りみたいなもので壁が細かく規則的に区切られてて、
それなのに、なんとなく全体が生き物っぽい感じで……やっぱり不気味ですぅ………

雪歩(う、うぅ、正直、不安だけど………でもわたしが、美希ちゃんや伊織ちゃん、千早ちゃんの分もがんばらなきゃ!)

そう思っていたところで、上から声が降ってきました。

響『お、今度は雪歩がひとりでやるの?だいじょーぶかなー?』

いやらしく笑ってる響ちゃんの顔が透けて見えそうな声でした。
プレッシャーに押しつぶされそうになるけど、大丈夫、負けない、わたし、負けません!

雪歩(もし条件がウソでも………わたしの防御力なら、きっと耐えられるから、大丈夫…)

響『さてと、じゃあ、何してもらうか説明するね。最初に言っとくと、今回、雪歩は何があっても絶対安全だから』

雪歩「え?」

いきなり決心してきたことが全部むだになりそうなことを言われて、目が点になりました。
で、でも、安全なんだったら、それはそれでありがたい、かも………

そして次の響ちゃんの言葉で、わたしの全身が震えあがりました。

響『今回は雪歩がミスしたぶんだけ、チャレンジしてないみんなに被害が行くんだ。気合入れてね!』
348 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 21:18:51.34 ID:Q/xzeKB30
P「な、なんだって……!?」

春香と真美に指示して、それぞれ伊織と美希に耐久力を分けようとしていたところで、とんでもないことを響が言い出した。
チャレンジしてないみんな、というのは、美希や伊織も対象になるおそれがあるってことか!?

響『ここね、モチーフとしては蜂の巣なの。壁のそのへんとか六角形にするの、めんどくさかったんだぞ』

固まったように動けない雪歩と、同じく身動きひとつできないこっちの全員に特に構うことなく、響はマイペースに話を続ける。

P「蜂の巣!?蜂がなんなんだ!?」

俺が叫んだのもあっさりスルーして、響は今度は雪歩を相手に話しかけた。

響『今から、全部で5匹、ちっちゃい蜂が飛んでくるぞ。雪歩がしなきゃいけないのは、一匹残らずその子たちを止めることさー!』

P(…だから、機動力と防御力なのか!素早く動いて叩き落とすか、身体を張って止めるか、どっちか………)

今回のヒントも、結局は嘘じゃなかったことになる。
それに、もし2人いたら単純に手数も、見張りの目も倍になるんだから、蜂を止めるのはより楽になるわけで……

P(いや、でも、それならむしろ、次がきつい云々も本当のはずだ!だから雪歩、ここは頼む………!)

響『でも………もし雪歩が止め損ねたら、蜂はそのまま飛んでって、春香や真美や、誰かをこう……ぶすーって、ね』

楽しげな響の声が続く。響がわざわざ用意している蜂なのだから、刺されて痛い、とか腫れた、とかで終わるわけがない…!

響『説明はこのへんでいいかな。それじゃ、そろそろ始めるよー?』

ずっと立ち尽くしていた雪歩が、その声で弾かれたようにあわてて構え直すのが見えた。

響『ああそうそう、プロデューサーは襲われないから安心して。うちの子たち、ちゃんとしつけは行き届いてるから♪』





トラップ判定を行います。
今回、ファンブル判定に関しては煩雑なため、無いものとします。

反転コンマを用います。

防御力:目標値80/雪歩:防御力70
機動力:目標値90/雪歩:機動力35


・判定を「5回」行います。

・雪歩は、防御力・機動力のどちらを用いて判定を行っても構いません。

・ただし、同じ能力値での判定を2回以上行う場合、2回目以降の1回につき3ずつ能力値が低下します。
※低下するのは今回の判定中のみであり、次回チャレンジには影響しません。

・また、判定1回につき耐久力を1消費するため、雪歩は最終的に耐久力を5消費することになります。

・失敗した回数だけ、雪歩以外のマジシャンが被害を受けます(対象はコンマで無作為に選択されます)。


特に希望がなければ、チャレンジしているのは雪歩なので
すべて防御力での判定(1回目70→67→64→61→58で、5回目は目標値80に対し反転コンマ22以上で成功)
のほうが有利かと思いますが、どうしますか?

「1.すべて防御力で判定する」か「2.機動力も判定に用いる」か、先に2票入ったほうで実行します。

↓1〜
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:21:28.95 ID:4AQ8cKoSO
1
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:22:44.52 ID:9pnBOtH40
1
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:22:53.50 ID:5aXUUTOYo
352 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 21:25:32.33 ID:Q/xzeKB30
ありがとうございます。「1.すべて防御力で判定する」で決定しました。

改めて判定用のコンマを取得します。

すべて反転コンマで、1回目は10以上で成功、以降3ずつ必要値が増え、5回目は22以上で成功となります。

↓1〜5
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:26:14.33 ID:zISO7HUcO
はい
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:27:23.57 ID:9s3bl+ep0
ゴー
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:27:24.38 ID:LDO/TQ5+o
ほい
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:27:44.77 ID:5aXUUTOYo
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 21:28:51.08 ID:9pnBOtH40
いけ
358 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 21:55:36.65 ID:Q/xzeKB30
響『説明はこのへんでいいかな。それじゃ、そろそろ始めるよー?』

雪歩(は、蜂、さん………!?ち、ちっちゃいって言っても、どのくらいなんだろう、え、も、もう始まるの!?)

あっと思った時には響ちゃんがはじまりの合図をしていました。
もちろん、ピストルが鳴るとか、目に見えて変化があるわけじゃない、けど………

雪歩「………っ、そこ、ぉ!」

何かが視界の端を横切った、と思ったときには、とっさに右手が伸びていました。
ばちん!とてのひらに、かなりの衝撃が伝わってきたけど………これくらいなら、大丈夫です。

その手の下あたりに、ぽとっと何かが落っこちました。
ちらっと目をやると、たしかにいちおうは蜂さん、みたいな生き物が転がっていました、が……

雪歩(う、うぅ、見るんじゃなかったですぅ………)

夏になると見かける、あのすごく大きくて見た目にもこわいスズメバチ、あれより少し小さいくらいです。
ただ、スズメバチなら、黒と黄色ではっきり目立つしましまになっているおなかの部分、
あれがなぜか、この蜂さん?の場合、二つ重なっているように見えました。
でもよく見ると、そのうちのひとつは……… その、男の人にしかない、あれ、によく似てて………

雪歩(だめ、しゅ、集中しないと!それに……こんなの絶対、春香ちゃんたちのとこには行かせないっ!!)

ぶるっと頭をひとつ大きく振って、見てしまったもののことを払い落とします。
こんなのに刺されたりしたら、きっとなにか悪いことになっちゃうに決まってるから、あと4匹、ぜったい……!




雪歩「3匹め、っ!……ふぅ、よかった、ぁ…」

雪歩の動きは背中側から見ていてもはっきり神がかっていた。
こっちからはそもそも蜂がどこに飛んでいるのかもまったくと言っていいほど見えないのに、
ごくわずかな動きか音か、なにかを頼りに雪歩は飛んでくるのを察知しては
飛びつくようにして、時には身体を投げ出し、ここまで3匹の蜂をきっちり撃墜している。

響『へえ、やるね雪歩!じゃ……こんなの、どうかな!』

響の声がしたかと思うと、今度は俺にもはっきり分かる違いがあった。
羽音が1つじゃなくて、2つになっている。

P「おい待て、卑怯だろう!?2匹いっぺんなんて話はなかったはずだ!」

響『べ、別に1匹ずつとも言ってないよ?しょっぱな5匹まとめてじゃなかっただけ、ありがたいと………』

雪歩「ぱ………、パーマフロスト・ウォール!!」

P「うお!?」

響「……ああーっ、ハチ兵衛、それにハチノ進ーっ!?」

俺と響の言い合いをかき消す勢いで雪歩が叫び、そして雪歩の前方一面を覆い隠す巨大な氷壁が忽然と現れた。
見えもしないし音も聞こえなかったが、響の悲痛な声からすると蜂たちはあれに衝突して死んだのだろう。

雪歩「や、やった、できた………できましたぁ、プロデューサー!!初めて成功しましたぁっ!」

P「は………初めて!?」

最初からその壁を張っておけばよかったんじゃないのか、と言いかけたのを慌てて飲み込んだ。
なんにしてもこれで、雪歩一人の力で、このチェックポイントがクリアできたことになる!

春香「雪歩ぉ!ほんとにお疲れ様、ゆっくり休んでて!」

真美「すっごいよ、カッコいいよゆきぴょん!!次ははるるんか真美か、それかふたりでがんばっちゃうかんね!」

少しふらつきながらも戻ってきた雪歩は二人の熱烈な出迎えを受けて、照れくさそうにはにかんだ。



伊織「はぅ、ぅんっ……も、いい加減に、っ、ふあぁ、あ、いや……」

美希「こんな、こんなの、ぜんぜん、ミキ負けないっ、負けなっ、あ、ぁ、やぁあぁ……っ」



第8チェックポイント:クリア成功!

残りターン数が1減少しました。 11→10
雪歩の耐久力が5減少しました。 【30 70 35 39】→【30 70 35 34】

春香の耐久力が5減少しました。 【45 45 45 51】→【45 45 45 46】 伊織へ-5
美希の耐久力が2回復しました。 【65 40 55 19】→【65 40 55 21】 真美から+5/触手服-3
伊織の耐久力が2回復しました。 【90 30 45 15】→【90 30 45 17】 春香から+5/触手服-3
真美の耐久力が5減少しました。 【40 45 55 35】→【40 45 55 30】 美希へ-5
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:08:05.98 ID:9s3bl+ep0
雪歩△
雪歩のエロは貴音とのフラグがあるから、ゲーム進行はまかせよう!
360 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 22:18:02.23 ID:Q/xzeKB30
トラップ判定結果 (第8チェックポイント分・書き忘れ)

1回目 雪歩・防御力70+コンマ33(反転)>目標値:80
2回目 雪歩・防御力67+コンマ75(反転)>目標値:80
3回目 雪歩・防御力64+コンマ83(反転)>目標値:80
4回目 雪歩・防御力61+コンマ77(反転)>目標値:80
5回目 雪歩・防御力58+コンマ80(反転)>目標値:80

クリア成功

----------------

雪歩の獅子奮迅の活躍で、8番目のチェックポイントはほぼ無傷といっていい状態で通過できた。
そして、こちらにはまだ春香と真美がチャレンジ可能な状態で残っている。
さっきのヒントに嘘はおそらくなかったし、それなら今度も、ある程度余裕を持っていけるはずだ。

響『なんだかんだ誰も脱落しないでここまで来てて、さすがシャインマジシャンズだね』

今までの少しおちゃらけた感じと違う声で、響が急にそんなことを言い出した。

響『そうでなくっちゃ自分たちブラックジャンボの相手にはなれないさー。うんうん』

実際は、そこまで相手として拮抗できている、とはとても言い難かった。
美希と伊織が特に深刻だし、春香や千早はそもそももっと前からの後遺症がまだ抜けていない。
さらに言うなら二人がまだ完全には思い出していない凌辱の記憶についても、
現状薬でごまかせているのをいいことに、俺は解決どころか向き合うのさえ先送りにしている。

P(……それはそれとして、今はまずこのふざけたチャレンジだ。そろそろ次だろ?)

そう考えたちょうどのタイミングで、新しいボードが少しずつ目に入ってきた。




次がついに10、でもまずその前、第9チェックポイントだぞ!

ヒント:
「ここはかなり足場が不安定になっちゃってるんで、焦らないでじっくり進んだ方が安全かな?
 変に足が速いとかえって危ないから、機動力は低くおさえたほうがいいかもよ?」

入室可能枠:3名固定




春香「3名、………固定?」

響『そうだよ、見ての通り。ここは3人で入るのを想定してるさー』

真美「え、でも……まだチャレンジしてないの、はるるんと真美だけだよ?」

響『知ってるぞ。だから今回は春香と真美の2人でやらないとね』

春香「ええっ!?」

P(………しまった!じゃあ最大3名や2名のところで、しきりに複数参加を避けるように言ってたのは………!)

つまり今回、ここまでのヒントは、例の休憩室だかを含めて一度も嘘がなかったということで……
そもそも最初で3人行かせてしまった時点で、このチェックポイントにフルメンバーで挑むことが、もう不可能だった……!

響『ルールはルールだからね。春香と真美は確定として……あ、もし1人だけでチャレンジしたかったら、特例でそれも認めたげるよ』

響『あとはまあ、ユニゾンするかどうかくらいかな。さー、どうする?』

P(……機動力が低い方がいい、のなら、ユニゾンはしないほうがいいってことなのか?いや、それこそがまた嘘で……!?)

ヒントを見ながら必死に頭を絞る。その俺のそばで、春香と真美はただ立ち尽くしていた。




↓2 今回の挑戦者

※枠は3名固定ですがチャレンジ可能なのは春香と真美のみのため、特に希望がなければ参加者は確定です。

あえて1名でチャレンジするという場合は春香か真美のいずれかを指定してください。

また、2名でチャレンジする場合は能力値を合算する(ユニゾンソウルを使用する)か、
1名ずつの能力値で判定を行う(ユニゾンソウルを使用しない)かも、同時に指定してください。
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:22:10.49 ID:/ulfGkYTO
2名
ユニゾンしない
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:24:14.83 ID:Tumr4wvjO
2名
ユニゾンしない
363 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 22:45:16.91 ID:Q/xzeKB30
さっきの雪歩の活躍でかなり持ち直していたわたしたちの気分は、一気にどん底に叩き落されていました。
3人でやるチャレンジに、2人で行かなきゃいけないなんて……!

P「……機動力が低い方がいい、というのを信じよう。ユニゾンは、今回はなしだ」

真美「う、うん、わかった!」

わたしとほぼ同時に、真美も真剣な顔をしてうなずきます。
ユニゾンで伊織を巻き込んでひどい目に遭わせてるわたしとしても、それはむしろ希望通りでした。
…仮になにかあったとしても、真美がこれ以上なにかされてしまうのを見るくらいなら、
わたしがひとりでひどい目に遭う方がよっぽどマシです!

P「こうなったのも全部、俺の判断ミスだ……すまん、お詫びのしようもない………」

春香「謝らないでください、プロデューサーさん。わたしたちだってみんな、同じ条件だったんですから」

頭を下げるプロデューサーさんが見ていられなくて、気づいたらそう言っていました。
でも実際、ヒントにウソとホントが混じってるのをわたしたちの誰もここまで見抜けなかったんだから、
プロデューサーさんだけが悪いわけじゃないはずです。

千早「春香………」

千早ちゃんが心配そうな目でわたしの方を見てます。
せめて気分だけでもどうにかしようと思って、わたしは精一杯の笑顔を作りました。

春香「だいじょうぶ!わたし、真美といっしょになんとかやってみるよ、千早ちゃん!」




ドアを開けて、はるるんがゆっくり中に入ってって、真美もすぐに後に続いた。
今度の部屋は、ミキミキやいおりん、それに千早おねーちゃんが入った……
………そして、ヒドいことになっちゃった、あの部屋に似てる。
キモい色の壁がなんとなく動いてるみたいに見えて、それに、たらーって液体みたいのが垂れたりしてて………

真美(………うううっ、考えすぎんのはやめやめ!今は、はるるんと一緒にここ抜けるのに集中しなきゃ!)

春香「…ここ、通り抜けろ、ってことなんだろうね。たぶん」

真美「え、………うあ、うあぁー」

部屋自体はわりかしシンプルなつくりになってた。
向こうがわとこっちがわの間、まんなかに、どーんと太いどーろ……通路?っていうか、橋っていうか、そんなのがあるだけ。

ただ、その橋っていうのが………

春香「………う。ちょっと、……かなり、べたつくけど、まあ、動けないほどじゃない、よ…」

白くて、どろっどろした、なんかよくわかんないスープみたいな、クリームみたいなのでいっぱいになってる……

真美(こ、これ渡んなきゃなんだ………こりゃ確かに、足場よくないよね………)

足を伸ばしてブーツの底でちょっとだけ踏んだはるるんが「うえっ」ってかんじの顔になって、
踏んだとことはるるんのブーツのあいだにもねっちょり、糸みたいなのが引いてた。





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

機動力:目標値115/春香:機動力45 真美:機動力55

「ユニゾンしない」が選択されたため、2人それぞれで判定を行います。

↓2 春香
↓3 真美

また、春香の【媚薬中毒(中度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが「奇数」であった場合、
春香の能力値に-30%の補正がかかり、今回の機動力が45→32に修正されます。

↓4 中毒発症判定(春香)
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:46:21.90 ID:/ulfGkYTO
ksk
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:47:30.05 ID:LDO/TQ5+o
うーむ
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:48:47.93 ID:YhpR/2SwO
うむ
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 22:49:19.08 ID:cPRZlBzMo
.
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 23:01:27.29 ID:9s3bl+ep0
ksk
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 23:02:29.96 ID:9pnBOtH40
罠にかかったか。「変に早いと危ない」は、「すごく早ければいい」って意味か。
370 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/03(木) 23:03:23.43 ID:Q/xzeKB30
トラップ判定結果

春香・機動力45+コンマ50(反転)<目標値:115
真美・機動力55+コンマ39(反転)<目標値:115

→両者クリア失敗

※春香の【媚薬中毒(中度)】は発症しません

---------------------

ありがとうございます。
長らくお疲れさまでした、本日の投下はここまでとなります。

次回ははるまみがエロい目に遭います。
土曜の夜くらいまでに。明日はちょっとまだ無理だと思います。

まあ最後は仕方ない。
むしろその前、ゆきぴょんが約41%でしか成功しない殲滅を達成したことをほめてあげるべきです。
(0.9*0.87*0.84*0.81*0.78)

ところで、「この野郎ゲス顔勢であることついに隠しもしなくなったなゲス野郎め」と思われてることと思います。
「なんだよこれクリアさせる気ねえだろふざけてんのか」とも。

違うんですよ、まさか初っ端ヒントの裏読みで3人来るなんて思ってなかったんですよ。
ぶっちゃけこれでもチェックポイントをひとつ削減しています。ほんとはもうひとつ、今のの前に入る予定でした。

もう遅いかもしれませんがヒントのウソホントにはちゃんと規則があります。
すごく単純です。

ちなみに最後、第9チェックポイントのヒントにはウソがあります(だからユニゾンなしだときつい)。
ただ、ユニゾンしてたとしても機動力目標値270(3人の機動力をすべて合計+コンマ3回で判定、
でも今回の場合2人しかいなくてコンマ2回しか取れない)とかでしたからどのみち負け戦でした。

普通に勝ちたいみんなすまんな
でも正直ちょっと嬉しいんや(ゲス顔)

ただし、まだいちおう完全にクリア不能と決まったわけじゃないです。
というか少しこのあとのイベントに手を加えます。さすがに最初の想定のままだといろいろ無理。



ちなみに触手服いいと思いませんか。とてもいいと思うんです。
更新の関係で描写をかなりの駆け足にせざるを得なかったのがたいへん悔やまれます。
どうだったかとか遠慮なく言ってくれていいのよ。>>335さんはうちに来て触手をファ○クしていいです。

>>327
最初に提案していただいたそのまんまの形で採用することになる可能性が急上昇中です。
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 23:06:55.53 ID:9s3bl+ep0
やっぱり疑問文のヒントは逆側が正解っぽいなあ
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 23:15:14.32 ID:9pnBOtH40
乙です。長時間ありがとうございました。ヒントの規則性ってなんですか?ストレートに攻略したかったので残念でした。
触手服は今回の中でも特に素晴らしかったです。本番には行かず、ネチョネチョと責めるのはよかったです。
次回も楽しみにしています。
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 23:30:37.53 ID:eavlXweHO
お疲れ様です。原案をうまくアレンジしていてよかったです。生贄システムを導入するとなると誰がなるんだ?幹部化する可能性があるとなると、耐久値が高く、貴音という爆弾がある雪歩か?まだ耐久値が必要とは決まっていないが。
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 13:19:08.96 ID:/yQzNmwTo
亜美を助けるためなら真美が犠牲になるって言いそう
実際そうなるかは別として
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 15:22:28.15 ID:jD24W4PIO
真美も考えたけど、それで真美が幹部化したら元も子もないので、個人的には雪歩をかなー。
まだ生贄のシステムが分からないから妄想だけど。
376 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 19:02:53.79 ID:xp/bpK+k0
予定がちょっと変わりまして、はるまみ投下が今夜いけそうな感じです。

で、それの終了後に、千早たちのときと同じく一度、脱出成否判定のコンマを取らせていただきます。
よろしければご協力ください。

脱出失敗した場合に、春香さんはともかく、真美がどこまでヤられてよいのかで悩みます。
そこもコンマにしてしまうのもありかもしれません。あるいは安価や多数決が適当……かな?

ご希望あったらご自由にお聞かせください。
※ただし採用するかどうかは別の話です、ごめんね

さておき、20〜21時くらいには投下を始められる予定です。
レス数は10もないのですぐ済みます。
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 19:18:31.44 ID:jD24W4PIO
待ってます!真美はコンマでいいと思います。
378 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 20:30:11.37 ID:xp/bpK+k0
力をけっこう入れなきゃいけなくて、意識しないうちに掛け声までかけちゃってました。

春香「ん、ぬぬ……よいっ、しょ、……っと!」

わたしと真美は、べとべとした白い液体の中をゆっくり進んでいる最中です。
足首までは沈まない、くらいの微妙な深さなのでまだマシですけど、
一歩ごとに、下手したらブーツのほうが足から抜けちゃいそうになるくらい、ねばついていました。
これは確かに足場がぜんぜんよくないし、へんに急いで進むのは危ないかも………

真美「はるるん大丈夫…?やっぱり、真美が先にいこっか?」

とはいえ、あんまり遅すぎたのか、後ろからついてくる真美にも心配されちゃいました。
ほんとなら振り返って笑いかけてあげる、くらいのこと、したいですけど、そこまで余裕がありません……

春香「い、いやいや、これくらい平気!ごめんね、わたしがトロくってうわぷうっ!?」

真美「わぁあっ!え、は、はるるん!?」

気を付けながら進んでいたつもりだったのに、このくらい、と想像してたところに、床がありませんでした。
急に深くなってるんだ、と気づいたときにはもう、踏み出した足が思いっきり沈みこんでて、
そのまま身体も、おなかの上くらいまで、一気に白い液体の中に漬かってしまいます。

真美「う、わ……確かにこのへんから、いっきなり深くなってるみたい。それよりはるるん、ケガしなかった?」

春香「ありがと、どこもケガしてないよ。ちょっと驚いちゃっただけ」

通路のような橋のようなここは、ふたりがぎりぎり横に並ぶことができるくらいの幅でした。
そして、ゆっくりわたしの横にやってきた真美を見る限り、今はスカートが完全に沈んじゃうくらいの深さになってます。

真美「……うえー、カクゴはしてたけど、やっぱ、ヌルヌルしてきもちわるいー………」

顔を思いっきりしかめた真美が小声で言いました。
その意見にはわたしとしても、なんの反論もありません。
下半身がぜんぶ浸されちゃってるのはもちろん、さっき思いっきりバランスをくずした時に
ちょっとはねた白いのが、わたしの胸元とか髪とか、顔にまで飛んできてへばりついています。

春香(ぬぐいたい、けど、これ、触ったら…よけいべったりくっついちゃいそう………)

春香「さすがに、これ以上深くなることはないと思うけど……これからはもっと注意しようね、真美」

真美「うん、りょーかいであります!」

わたしの言葉に真美が元気よく返事をして、わたしたちはまたゆっくりと前進を開始しました。




真美(せえー……ぇの、どっせい………っ!)

手とか足とかぜんぶ使って、白いねばねばをかきわけるみたいにしながら、真美とはるるんは一緒に進む。
すっごいきもちわるいのはモチロンなんだけど、これ……単純に、かなり、キッツい……!

真美(……いやいやっ!ゆきぴょん無双すごかったじゃん!負けてらんない、真美もがんばんないと!)

ここに入ってからけっこー時間が過ぎてるし、残りターンもそんなにない。
いくらひびきんがブラックジャンボのボスでも、最初っからターンが足りないなんてズルはやんない……
……やんないハズ、だから、つまり今、もうだいぶゴールまで近づいてるってこと!…たぶん。

真美(絶対、みんなでゴールするかんね!そしたら、きっと亜美も、そこに…!!)

…………ん?

考えることにいっしょうけんめいになってたから、真美の気のせいだった…かもしれない。
それにいま、腰から下がヌルヌルしてるから、たぶん、真美のカンチガイだと思う。

真美(でも、なんか……足、つつーってなぞられてる、みたいな……?)

できれば目で見て確かめたいとこだったけど、足を上げるのはすぐにはムリっぽい。
手でさわってみるヨユーはなかった。それに、今のこのヌルヌル状態だと、さわってもわかんない気がする。

真美(いいや、忘れちゃお、気のせい気のせい!さっさとゴールしちゃえばいーだけっしょ!)

深く考えないことにして、真美はまた進んでくために、もういちど気合を入れ直した。
379 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 20:32:13.61 ID:xp/bpK+k0
春香(………うぅっ、なんか、やっぱり、おかしい気がする…)

ぬちゃぬちゃと、雨の後の泥みたいになってる中に半分埋まりこんで歩いてるんだから、
身体がくたびれた感じになるのは当たり前でした。
ただ、それを抜きにしても、足とか手とかがすごく重たい感じがします。
それに………なんだか、服の中のあちこちに、ちょっと違和感があります。
そんなに大きくない、固くもないなにかが挟まってる、みたいな……?

春香(でも、これだけ動いてるし、身体はんぶん見えてない状態だし……感覚が、ちょっと変になってるだけ…かも?)

わたしたちが突入してから、もう6時間以上は経ってるはずでした。
気合も入ってたし、マジシャンとして変身してる間は眠気とかがある程度抑えられるみたいとはいえ
普通なら眠くなってておかしくないし、疲れだって、けっこう溜まってて………

そんなことを考えながら、ふっと視線を落としたら、変なものが目に入りました。

春香「………ん?」

わたしの衣装の、ちょうど胸の上あたり。赤くてつやつやした、丸っこいものがくっついてます。
こんな飾り、なかったはずなのになぁ、と思って見ているわたしの目の前で、それがいきなり動きました。

春香(っっ!?)

丸まっていたときからすると、とても想像できない形でした。
ぐにょん、と「それ」は身体を伸ばし、つやのある、短めだけどすごく太い、ミミズみたいな見かけに……!!

春香「〜〜〜〜〜〜っっっ!!」

叫ぶ時間も惜しくて、わたしはとっさに胸元に手をやり、そのミミズもどきを引きはがそうとしました。
できればこんなの触りたくないけど、そんなことも言ってられません、すぐに……

春香(えっ……う、うそっ、はがれない!吸い付く力が、すごく、強い、ぃ……!?)

思いっきりひっぱったら、最初にへばりついていた位置を支点にして、
「それ」の身体がゴムみたいに伸びました。腕を伸ばせるだけ伸ばしても、…まだ、離れません!

真美「ちょ、……え!?は、はるるん何してんの、それなに、なに持ってんのっ!?」

いきなりわたしが変なものを引っ張り始めて、当然、気づいた真美はすっとんきょうな叫び声を上げました。
わたしはなんとかミミズをひきはがそうと必死になりつつ、
「このへん、変なミミズみたいなのがいるから気を付けて!」と真美に声をかけようとして、
その真美の肩のところにもわたしと同じ、赤くて丸っこいものがくっついているのに気が付きました。

春香「ま、真美、それ!!その、肩のとこのやつっ!」

真美「えっ、肩?真美の肩が何………っわ、うぁあぁー!?」

春香「あ……そ、そうだ、真美!わたしが真美のそれ取ってあげるから、真美はわたしのを………」

一人でダメなら、ふたりでお互いにやればうまくいくんじゃないか、って思いついて、真美に声をかけたとき、
わたしの身体のあちこち………衣装の下、で、なにかが動き始める感じがしました。




白くぬるついた粘液の感触にまぎれて春香と真美の身体にはりついたヒル型の触手生物たちは、
その存在が獲物たちに露見したとみるや、それを合図にして一斉に活発化した。
気づかれることのないように、衣装の下へ中へと時間をかけてじっくり、ゆっくりと潜り込み、
絶好のポジションにたどりつくまでじわじわ這い進んでいた複数の個体が
吸盤状の頭部を春香の、真美の柔肌にしっかりと食いつかせ、吸引を始める。

春香「あ、いやっ!?な、何これっ、服の中にやっぱりなにか………い、いつの間にっ?!」

真美「ひゃぁあぁっ!なんかっ、ちゅーちゅー吸ってきてる……ぅ!」

ヒルたちが最初に狙いを定めたのはマジシャンたちのたわわな乳房だった。
まんべんなくその表面に張り付くと、長い潜伏期間でおあずけにされていた分を取り戻さんとばかりに
ふたりの血液ではなく魔力を、吸いついた肌を通して吸い上げ、奪ってゆく。

真美「ひあぁ、ま、真美のおっぱい、吸われてぇ……や、やだあ、何がいるのぉ!?」

春香「こそこそ…してっ、ひ、卑怯だよぉ!正々堂々と、はぁんっ、あ、や、やめて、吸っちゃだめぇ!?」

魔力を直接、しかもかなりの勢いで一度に吸収されてしまった春香と真美に、見た目にもわかる変化が起こりつつあった。

真美「え……う、うそ、なんで真美のマジシャンの服、やぶれて………!」

春香「あぁ、っ、そんな、ぁ!?やだっ、見えちゃう、丸見えにされちゃうぅっ!?」
380 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 20:34:42.81 ID:xp/bpK+k0
短時間のうちに急激な魔力の低下が起きたことで、マジシャンの衣装にもフィードバックが発生し、
春香と真美それぞれの胸部を覆っていた布地が見る間にぼろぼろになってしまう。
やがて乳房を支えていられないまでに損傷した衣装から、ふたりの双丘がほぼ同時にこぼれ落ちた。

真美「や、やだあぁあっ!?な、なんで、おっぱい、戻して、服っ直してぇえ!」

春香「ひゃぁんっ、だめぇえ……く、うっ、こんな格好……」

年齢のわりに十分すぎるほど育った乳房を丸出しにされてしまい、真美は顔を真っ赤にして叫ぶ。
一方、春香もまた羞恥に震えていたが、自身の胸に目を落として戦慄する。

春香(う、うそ………こんなに!?ぜんぜん気づかなかった、なんで…!?)

春香の乳房のあちこちに丸まったヒル型触手生物が張り付いていて、
毒々しい触手の赤と震える白い肌が趣味の悪い水玉模様を織りなしていた。
その春香が呆然と見ている間に、あらわにされた乳房の頂上に位置する突起を目指し、
身体のあちこちからヒルたちがうぞうぞと這いあがってくる。

春香「や、この、……っ、数、多いっ、それに、吸い付いて…………!」

手の届く範囲で必死に対処しようとしても、春香の手は二本しかなく、
さらに全力で吸い付いて抵抗するヒルをすべてつまみ取ることは困難を極めた。
加えて、周囲に満ちている白い粘液が重たくじっとりと春香の手足にまとわりついてきて、
動きを制限するばかりか、抵抗するための体力気力までもじわじわと奪ってゆく。

春香「だ、だめ、やめて……そこは、あっひぃぃああぁ!?」

そしてついに、春香の乳首をめざしていたヒルの一群が登頂を済ませ、
吸盤状の器官をいっぱいに広げると、かすかにふるえるピンク色の突起に容赦なく吸い付いた。
それも1匹だけでなく複数で、同時に四方八方から張り付き、めちゃくちゃに吸い上げ始める。

春香「はひっ、いぃ!いっぺんに、んんっ、そんな同時になんてぇ……はうっ、くぅうん!」

真美「いやぁああ、吸わないで、吸っちゃやだああぁ!おっぱい、ヘンになっちゃうよぉ!?」

春香が叫んでのけぞったのとほぼ時を同じくして、真美も同じように絶叫していた。
ふたりの乳首を中心に、乳房に大量のヒルたちが吸い付き、
魔力を吸引しつつ、柔肌や乳首そのものを物理的に吸い上げて嬲りまわす。

さらにふたりの下半身でも、ヒル型生物の群れが胎動を始めていた。
乳房と乳首への責めでひくひくと震える足をつたい上り、ゆっくりと脚の付け根へ這い寄っていく。

布地と身体の隙間を軟体がにゅるにゅると通過する感触に、春香と真美が目を見開いた時にはもう遅かった。
マジシャンたちのスカートの下の聖域に土足で侵入を果たしたヒル型触手たちは、
スライムや戦闘員たちに凌辱されてすっかり快楽の味を覚えこまされた春香のクリトリスと
まだ「クリトリス」という名前ですらきちんとは知らない真美の震える肉豆へ、一斉に群がっていった。
そして当然のように集団で吸い付き、弄り回して女体へと一気に刺激を送り込んでゆく。

真美「ひっぎっ、いぃいいぃいっ!?うぁ、あんっ、うあぁあぁああ!」

自分でもまだろくに触れたことのなかったそこを乱暴極まりないヒル触手の吸引にもてあそばれ、
味わわされている感覚が快楽なのかどうかもわからないまま、真美はひたすら絶叫する。
腰がひとりでにがくがくと震え、なにかを深く迎え入れようとするかのように
太ももがだらしなく開いてしまっていることも認識できず、真美の精神はただ混乱させられてゆく。

春香「ぁああん、いやぁあ、ふあぁあぁっ!や、やだクリトリス吸うの、だめっ、らめ、ぇええぇ!?」

胸をはだけさせられ、乳房も乳首も責められて、すでに春香の陰核は敏感に反応して充血し勃起しきっていた。
その剥けきったクリトリスにショーツの中へ殺到してきたヒル触手たちが群がり、
小さくても強力な吸盤を次々に吸い付かせ、お互いに春香の秘肉の引っ張り合いを始める。

春香も真美も、次々にショーツへもぐり込んでくるヒル型触手の数が多すぎて、
クロッチの部分がいびつな形に凹凸を作って盛り上がっていた。
その全体が不気味に蠢いているばかりでなく、おさまりきれないヒルたちの尾の部分が
ところどころからはみ出したままくねるように動き、中で繰り広げられている激しい動きを想像させる。

春香「伸びちゃう、っんぁあっ!?そんな、吸ったら伸びちゃうっ、っひぃっ、きゃうぅ♥」

真美「はひっ、あっ、やぁっ、はぎぃぃぃいっ!やだやだぁっ、も、やめてぇえ!いやぁああっ!!」

叫び続ける二人のそばに、粘液の波間を縫って別のヒルが数匹近づいた。
他に比べて明らかに目立つその大型の個体たちは、ほとんど動けないマジシャンたちの隙をついて
両方の手首にからみつき、二人が気づいて抵抗するよりも早く後ろ手に縛り上げてしまう。

春香「あ………っ、いや、離してっ!?くぅっ、あ、あっダメっひぁぁああ!」

真美「えっ、なんで、こんな………ひゃんっ、きゃぁあぁん!」

獲物の自由を奪ったことを確認すると、ヒル触手たちはまた一段と激しくマジシャンたちを責め始める。
381 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/04(金) 20:35:22.91 ID:xp/bpK+k0
真美「や、だぁ、おっぱいもおまたも、……ちゅーちゅーされるの、やらぁ、ふぎぃぃい!?」

春香「だめ、気持ちよくされちゃ、いけない…っ、あぁっ!……いけないのにぃ、らめなのに、っふぁああんっ!」

敏感なところをさんざん吸い嬲られた上、腕を拘束されてバランスをとりづらくなり、
春香も真美も今にも倒れかねないほどひざががくがくと震えていた。

しかしその二人の目に、恐ろしい光景が飛び込んでくる。

周囲の粘液が自分たちの悶える動きでどろりと波立つたびに、
白いはずの液溜りがうっすら色づいて見えるほどに大量の赤い肉のチューブが見え隠れしていた。
それだけでなく、手首を縛めているのと同じ大型種のヒル触手までも数を増やし、
そして今この瞬間にもどこからか、ぞくぞくと泳ぎ集まってきているのが見て取れてしまう。

真美(…あ、あの、ヒント、ウソだ……!機動力で、なにがなんでも早く抜けなきゃダメだったんだ…!!)

春香(いやぁ……もうほとんど立ってられないのに……っ、もし、あのねばねばの中に、倒れちゃったら…… ♥)




緊急脱出判定を行います。

もう一度、各人の機動力をベースにした判定を行います。
(春香:機動力45 真美:機動力55)

目標値は105以上です。

反転コンマを用います。

今回のファンブル数値は「91」であり(>>363)、
判定用コンマがこれと合致した場合、反転させずに失敗となります。




判定用コンマ

↓2 春香
↓3 真美
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 20:38:55.87 ID:XrgUTxO1O
いいぞ
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 20:40:07.83 ID:P1NHMLgoO
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 20:42:44.11 ID:iL5joK2J0
ひゃあ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 20:48:07.45 ID:XrgUTxO1O
ダメだこりゃ(ゲス顔)
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 20:53:57.53 ID:iL5joK2J0
すまない(歓喜
勢いよくとって本当にすまない(愉悦
387 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 20:55:24.21 ID:xp/bpK+k0

緊急脱出判定結果

春香 機動力45+コンマ38(反転)<目標値:105 失敗
真美 機動力55+コンマ11(反転)<目標値:105 失敗




----------------------

ご協力ありがとうございます。
今日も投下はさっくりコンパクトにここまでです。

なぜこいつは前スレでこの「レス数少なめでも投下をこまめに」ができなかったのか。
でもレスごとにほぼフルに近いくらい行数使ってるし、こう見えて意外と文字数多いんですよ(いいわけ)



はるるんは40%なので厳しいのはわかるんですよ。
なんでフィフティフィフティでも失敗しちゃうんでしょうね、ついてないですね、シャイニング・マミ(満面の笑みで)

で。
はるるんはもうぬちゅぬちゅされるの確定なわけですが、
真美も基本的にぬちゅぬちゅされる方向でいっちゃおうと思います。
コンマは運だからね、ちかたないね。

……いっちゃっていいですか?
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 21:03:05.17 ID:br89qtQZ0
コンマだから仕方ない。やっちゃってください。確か原案は寄生するやつだったと思いますが、そこは安価ですか?
次はいつ頃になりそうですか?
389 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 21:04:53.84 ID:xp/bpK+k0


994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/23(日) 20:23:23.35 ID:TAX1ORbAO
ぬかるみの中にヒル型触手が潜んでいて、はまると張り付いて酷く弄られる
早く出て魔法で剥がさないと千早みたいに寄生されてしまう
390 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/04(金) 21:07:46.11 ID:xp/bpK+k0
※まーた忘れた

って書こうとしたら書き込みミスまでやらかすという大失態。


 今回のトラップは前スレ>>994のアイディア(↓)を元にしたものです。

994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/23(日) 20:23:23.35 ID:TAX1ORbAO
ぬかるみの中にヒル型触手が潜んでいて、はまると張り付いて酷く弄られる
早く出て魔法で剥がさないと千早みたいに寄生されてしまう



次回はできれば明日4日の夜が理想的ですがちょっと厳しいかもわかりません。
その際は日曜に投下と続きの安価ですね。

>>389
むしろ今回の安価で脱出し損ねてますので寄生されます。



……クリアがまた遠のいてしまう(ゲス顔)
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 21:11:25.08 ID:br89qtQZ0
乙です。クリアしたいのとエロが見たい、その二つに板挟みされる。
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 21:23:40.12 ID:XrgUTxO1O
乙です
寄生触手にもバリエーションがあるといいですね
シンプルに宿主を嬲るものだけでなく、宿主の体から催淫フェロモンを出して周りのマジシャンを苦しめたり、宿主の感じている快感に応じて光り周囲に知らせるとかどうでしょう
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 15:56:53.31 ID:UUyXqvL5o
おつ
生えたりするタイプか子宮の中でクチュクチュしてくるタイプか
394 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/05(土) 17:39:36.88 ID:5RyJZ7iL0
今日の夜中までに、はるまみぬちょぬちょ編行ける感じがしてきました(100%投下できるとは言ってない)
遅くなると思いますし、安価とかはありませんから今夜はおとなしく寝ててください。
来なかったら呪ってください。その場合は明日に持ち越しです。

今回のお相手はヒル型「触手」ですからね。
ヒル型ってついてますけどその前に触手ですからね。
ええそうです、>>1がひとりで勝手にたぎるかんじのやつです。


>>392

寄生触手ヒル型、本来は触手服みたいな耐久力削ってくるやつを考えていたんですが
それをやるとチャレンジ踏破前にいおみきはるまみの誰かが体力不足でリタイアほぼ確定なので
なにか別のを考えるとします。

周囲に被害行く感じのアイディアがいいですね。すごくいい。
今の段階ですでにパーティの弱体化がえらいことになってしまってるので
ステータスに直接影響しないかわりにイベント後も永続、とかでもいいかもしれないですね。







ところですっごい今さらなんですけど、このスレの初代氏や2代目氏にしても、
それから最近お見かけしてないモバマス魔法戦士スレの>>1氏にしても、
そんなに凌辱ばかりが書きたいわけでもない、むしろ(人によっては)そこまで書きたくないな…
みたいなスタンスの書き手さんが多かったように思うんですよ。

でも現>>1はめっちゃそっち好きなんですよ。
むしろ凌辱しか書きたくないんですよ。
今のままの流れだと響が完勝して最後にPと夫婦エッチすることになるはずなんですけど、
それが最後のエロ描写ってつまんねーなーそもそも要るのかなーとかそういうレベルなんですよ。

ほんと今さらだけど異常なんじゃね?って思いました。

だけどまあエロSSなんてそんなものですよね、ちかたないね(ニッコリ
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 18:12:11.52 ID:ldBewRVNO
了解。無理のないようにしてください。
自分としては今度こそ最終的にはマジシャンに勝ってもらいたいけど、陵辱も好きなんでやっちゃつてください。エロゲーも官能小説もそっちばっかなんですよね自分も...。触手が目覚めさせたんですよね...。
アイドルには愛あるエロが訪れて欲しい気持ちもありますが、三代目の趣向を優先してください。応援します。
響のラストがつまらなそうなら、真ポスがいたり、幹部が反乱したりで響も陵辱とかならいけるのでは?
二代目とカブリますが、三代目ならうまくできるのでは?
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 18:30:39.75 ID:nDpQepy50
一意見としては、今夜投下して明日ゆっくり休んでもらったほうがいいかなと思ったりだけど、何にしても無理のないように
今回でまた一周したし、今度は複数分のイベント安価をとって、クリアイベント(安価成功)に応じてルート変更とかも面白いかなと

ひびきんのことだから、最後に触手たちの反乱にあって堕とされるのまでがデフォルトだからww
むしろ今度こそPの悪堕ちによる両陣営性奴隷化もありかなと
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 20:27:41.98 ID:ZlGp6oKb0
お疲れ様です。自分のペースで進めてください。
確かにラストはPの悪堕ちが三代目にとっては理想かもしれませんね。両陣営性奴隷化だし。最後に決めるのはコンマだと思うけど。
398 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/06(日) 00:32:20.46 ID:mXGHEB5j0
春香と真美の足が、ついに止まってしまった。それを、俺たちはただ透明な壁越しに見守ることしかできない。

距離がそもそも離れているし、二人が今では腰近くまで謎の液体にはまりこんでいるせいもあり、
何が起きているのか、俺はまだはっきりとは確認できていなかった。

ただ、響があの通路だか液体だかに何かしら仕掛けていて、二人がその何かに責め苛まれているのは確実だった。

雪歩「真美ちゃん、もう少しだから、あとちょっとで通り抜けられるよ!がんばって、お願い真美ちゃんっ!」

千早「春香、春香っ!?負けないで、気を確かに持って………!!」

春香「あぁ……はぅ、うぅっ♥そ、そんなにいっぱい、いじっちゃらめ、ぇ♥♥」

真美「ひぎっあ、いぃぃいぃっっ!?だめ、ったら、…はるるんっ、しっかり、してよぉ…、ひゃひぃい!」

まだある程度余裕のある千早と雪歩が、しきりに壁を叩き、声を張り上げていた。
そして、そのふたりの声がおそらく聞こえてもいない春香と真美は、切れ切れに吐息混じりの言葉を漏らすだけ。
真美はまだある程度正気を保っているようだったが、春香のほうは………

くちくちくちっ、ぎゅむぅぅっ、ずちゅちゅっ、ぐじゅぅっ、ぶちゅっぶちゅっ、ぎゅちぃぃっ!

P(な……… なんの音だ、これっ!?)

何か肉質のものを思いきりこすりあわせるような、強烈な摩擦音がだしぬけに響いた。
その音の大きさに雪歩も千早も思わず叫ぶのをやめてあたりを見回し、
触手服に嬲られ通しでぐったりとへたりこんでいた美希と伊織まで、何事かと顔を上げる。

P(……そうだ、二人の体力もこのままだと削られるばっかりだ、どうすればいい…?)

響『さーて問題です、じゃーじゃんっ。今みんなに聞こえてるこれは、なんの音でしょうか?』

また前触れもなく割り込んでくる響の声には、もう今さら違和感もなにもなくなっていた。
それに、この悪趣味なクイズの答えも、俺だけでなくおそらくみんな、察することができて……できて「しまって」いる。

響『あれれ、解答ナシ?正解は、シャイニング・ハルカとシャイニング・マミのおっぱいから聞こえる音、でーしたっ!』

はたして、ほぼ予想通りのことを響の声が調子よく告げた。
具体的に何をされているのかはともかく、二人の状況や声からして、それに響の嬉しそうな様子からして、
春香と真美がろくでもないトラップに陥ってしまっているのは間違いなさそうだった。

伊織「………やめな、さいよ、真美にまで手出す、なんて…あんた、頭おかしいんじゃないの!?」

美希「もう十分、ヒドいことしたでしょ…春香もそれに真美も、すぐ解放してよ、響ぃ、っ!」

伊織と美希が力を振り絞って叫ぶ。それも響には、とくになんの感慨も与えなかったらしい。

響『頭おかしいって………相手が待ち構えてるとこに突っ込んで来て、罠にはまった子たちがいうセリフ、かなぁ』

苦笑いをしているのが目の前で見えそうな、呆れかえった声で響が言う。

響『それにヒドいことは今から………お?絶体絶命のマジシャンたち、この大ピンチから抜け出せちゃうかー!?』

なにか言いかけていた響の口調が、途中からいきなりアナウンサーの実況風に切り替わる。
俺も、ほかのみんなも、つられて視線を部屋の奥側に送る。壁の向こうで真美の身体が、光り輝いていた。




真美(この、にゅるにゅるしてるのも、んんっ!……マズイ、けど、まずはねばねばした白いのの中から、出なきゃダメ!)

今のはるるんと真美は、ゲームで言うと、ダメージゆか的なやつにハマってるとこだった。
実際にダメージうけてはないけど、すばやさが下がっちゃってるし、攻撃もうまくできなくなってるし。

春香「も、もう増えないで、ぇ♥きちゃう、このままじゃきちゃうっ、っぁあ♥はぁん、くひぃっ!」

そしてはるるんは、かなりチョーシがよくないみたいだった。風邪ひいたときみたいに顔が真っ赤になってるし、
その……聞いたことない、エロエロな感じの声になってて、すぐにでも倒れそうにがくがくしてる。
399 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/06(日) 00:33:20.54 ID:mXGHEB5j0
はるるんと真美のカラダに………おっぱい、とか、それに、…おパンツの中とかにまで入りこんで、くっついてるヤツは
ここから出てからじゃないとたぶん、はがせない。ってゆーより、この白いねばねばの中にまだすっごいたくさんいるから
今はがせたとしても、すぐ次のがくっついてきちゃって、結局イミがない。

真美(はるるんよりは、真美のがスピードがある……そーだ、千早おねーちゃんとミキミキ助けたときの、あの感じ!)

あれで思いっきりいきおいつけてはるるんにタックルして、二人でまとめてつっきっちゃえばいいんだ。
そう考えてるうちに、真美の身体にパワーみたいなのがどんどんたまってくる感じがして、しかも少しずつ光り始める。

真美(……お?んっふっふ、いいチョーシかも。勝ったと思ってるひびきんのこと、うぎゃーって言わせちゃうYo!)

もうちょっとこのパワーっぽいのがたまったら、いける感じがする!

真美「………っふぁ、はう、ぅ!も、もーちょっと、真美負けないっ、っぎ、ぃぃ……はるるん、……亜美の、ために、もぉ!!」

それを目標にして、真美は、やらしいところばっかりちゅーちゅーしてくる気持ちわるい感触に必死で耐えた。
チャージに何秒かかる、みたいなのがはっきりゲージとかで見えないからイライラする、でもちょっとずつ増えてるのはわかる、
もうちょっと、もーちょっとっ、あとちょっとだけガマンすれば、真美もはるるんも…………っ、

真美(…っ、きた、きたよっ!これっ、初めてマジシャンなったときの感じといっしょっ!!)

これで、はるるんも連れていっしょに、イッキに逃げ切っちゃう!!
真美は思いっきりダッシュするために、足にぐっと力をいれてふんばった。




響『ところで、みんな。ヒルって何食べて生きてるか知ってる?』

真美と春香の動向を見守っていた俺たちに、また響が声をかけてくる。
ひる、という名前を聞いても最初はぴんと来なかった。

P「……人とかの、血を吸うんだろ。それがなんだ」

響『たいていの人がそう思ってるんだよねー。実際には血を吸う種類のヒルって、すごく少ないのにさー』

真美はじっと動きを止めて、声も殺し、ただ力をためこんでいるように見えた。
その身体の輝きが刻一刻と光量をあげている。なにか仕掛けるつもりでいるのだろう。

P(さっき雪歩も言ってたとおり、出口はもう近いんだ………春香と二人で逃げ切ってくれ、真美!)

P「そんなことより、今からでも春香と真美が無事に突破できれば、クリアってことでいいんだよな?」

響『え?あー、それはもちろんオッケーだぞ。ちゃんとゴールにつけばだけど』

やがて真美は、その姿を直視しつづけていられなくなるほどのまばゆい光に包まれ始めた。
響もさすがに気づいているはずだが、特に反応する様子はない。

千早「あれは………真美が、初めて覚醒したときの…!?」

美希「……いっけ、ぇ、真美…!そんなとこ、さっさと通り抜けて、帰って、くるの!」

千早と美希が真美の様子を見て、なにか思い出したらしく、口々に言う。
そのふたりの声にまた、響のマイペースな語りがかぶさった。

響『で、どこまで話したっけ?ああ、そうだ。血を吸うタイプのヒルってね、唾液に麻酔作用があるの』

それがどうした、関係のない話はやめろ!……と言いかけて、ふと、気になった。

なぜ響は、このタイミングで急にヒルの話を始めた?
実は数の少ない、吸血する種類のヒル、その唾液に麻酔作用があるから……なんだ?

さっき聞かされた「春香と真美がされている行為の音」と、今の話には、何の関係がある?

響『ふつうその麻酔で、痛みとかを感じなくなるんだけど……効果がすごく強い麻酔薬って、まあ、「麻痺薬」とほぼ同じだよね?』

響の饒舌なヒルの生態講座はまだ続いていた。
いつの間にか俺だけでなく、こちらにいる全員が、その説明に聞き入っている。

響『ところで、自分たちブラックジャンボでいろんな生き物飼っててさ。中に、ちょっと特殊な種類のヒルがいるんだ』

真美の身体はまだまぶしいくらいに輝いていた。
でも……輝いているだけで、そこから動く気配が、一向に、ない。

響『ものを吸って食べるタイプで、唾液に強烈な麻痺作用があるんだぞ。ただこの子たちの好物は血じゃなくて、魔力なの』

……俺の気のせいでなければ、真美の身体から放たれる光が、少しずつではあるが、弱くなりつつあった。
400 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:33:51.69 ID:mXGHEB5j0
真美(な、なん、で!?足っ…、うごかない、力が抜けちゃう!こ、このっ、動けえーっ!!)

覚醒した直後と同じく全身にみなぎる力を感じながら、シャイニング・マミはパニックに陥っていた。
あとは足に力を入れて走り出すだけで、春香も、自身もこの白い沼から抜け出せるというところになって、
前後に軽く開いた足のどちらにも力が伝えられず、一歩目を踏み出すことができない。
それどころか、足はもちろんのこと、後ろ手に縛られている手も少しずつ弛緩し始め、だらりと垂れさがりはじめる。

響『ヒル太郎たちはサイズがちっちゃいからね。その唾液なんてもっと少ないから、1匹2匹じゃそりゃ効かないさー』

響がプロデューサーたちに説明している言葉は真美の耳には入っていなかった。
もっとも入ったところで、絶望をより掻き立てられるだけに過ぎず、そういう意味ではまだ幸福だったのかもしれなかった。

響『でも、数がすごくたくさんで、おまけに時間もそれなり経ってるなら………マジシャン相手でも、いずれ効くよね』

真美(…おちつこ、クールになんなきゃ。たぶんこのパワーに、真美が慣れてないだけ、もっかい……)

響『そしてさっきも言ったとおり、ヒル太郎たちの好物は、魔力なんだ』

もう手足の力がほとんど入らない状態でも諦めることなく、改めて走り出そうと試みて、
自分の身体のまわりの白い粘液が激しく波立っていることにそこで真美は初めて気づいた。

真美「え…………?」

響『仮に、の話だけどさ。なんかの技でも使おうとして、魔力が、ものすごく高まった状態で………』

笑いだしそうなのを無理に押し殺した声で、響は言葉を続ける。

響『でも身体が麻痺しちゃって動けない――逃げられない、マジシャンが、さ。ヒル太郎たちの真ん中にいたら、どうなるかなー?』




たしかゆきぴょんは、最初のほーの部屋で、でっかいナメクジみたいなのを見たって言ってた。
真美としては話だけでほんとにノーサンキューって感じだったけど、
ラッキーなことにさっきの部屋まで、そういうのにはいちおー出会わずにすんでた。

……そして今、なめくじみたいにぬるぬるで、でももっと太くてすごくでっかいキモいのが、
真美の身体のあっちこっちにへばりついてきて、しかもぴったりくっついて吸いついて、きてる……!!

真美「ひっ、ひぃいっ、やだぁあぁ!!!離れてぇっ、キモい来んなぁ……っ、ひゃぁあ!?」

おっぱいに前から張りついて離れない赤いのと、ぜんぜんちがう。
もっと黒っぽくて、太いし長いし、ぬめぬめ感もすっごいパワーアップしてて………

そのうちの何匹かが、白いねばねばの中からいきなりぬっと出てくると
赤いのがまだくっついてる上から真美のおっぱいにかみついて、またちゅーちゅーし始める。

真美「あうぁあっ、やめて、やめてぇぇ!?吸っちゃやらぁ、おっぱい、おっぱいばっかりぃぃっ!」

赤くてちっちゃいのがもう吸いついてくるのを、黒くてぶっといのがいっしょに吸いあげてきて
おっぱいが、乳首がめちゃくちゃに引っぱりまわされて、あ、頭、ヘンになっちゃいそ、う!?

真美(あ………え!?う、うそ、なんで、こんな暗く……)

なんだかどんどん力が抜けてるみたいな感じがして、気がついた。
真美のからだは、まだぴかーって光ってる。光ってるんだけど……でも、さっきほど明るくない。
そのとき思いっきり強くおっぱいを吸われて、つい声がでちゃう。

真美「ひゃんんっ!?」

真美が叫んだ瞬間、はっきりと、真美をつつんでる光が弱くなった。

真美(こ、これ、ドレイン系のやつだ!力はいんないのもきっと、このせいで……!!)

真美「やっ、それずるいっしょぉっ!?ふあっ、真美のチャージしたちから、取っちゃやだあぁ、んんん!」

最初っからいる赤いのはそんな大っきくないから、取られてもそんなにヘンカなかったけど……
あとから来てるこの黒いのはやばい、このままちゅーちゅーされるのはぜったいやばい!!

真美(あ、ぁ、こ、これうまくいかないと、はるるんも真美も、逃げらんなくなっちゃうのにっ?!)

そのとき、白いねばねばの水面の下の見えないとこで、こんどははっきりわかる感触があった。

真美「っひ!?やめっ、そんな、巻き付いてこないでよぉ!」

右の足にも左の足にも、太くてぬめぬめしたのがぐるぐる巻きになってるっぽかった。
そして、そのあとすぐに、真美の太ももとおちりのあたりに、ぴったりなにか張りつく感じがして、
あっと思ったときにはもうちゅーちゅーって吸われ始める。
そこからまた、すごいいきおいでパワーを持ってかれて、足の力がもっと、入んなくなっちゃう…!

真美「やだぁっ、こんなのやだよぉおお!たす、助けてはるるんっ、千早おねーちゃんっ、ゆきぴょんっにーちゃぁんっ!!」

ついに真美が叫んじゃっても、だれも、返事してくれなかった。
401 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:35:05.14 ID:mXGHEB5j0
より「食いでのありそうな」獲物、すなわちその時点で高い魔力を放っていた真美のほうに大型種が引き寄せられた結果、
必然的にシャイニング・ハルカには、最初に責めを始めた小型の赤いヒル型触手が群がっていた。

部屋に入った時点では、春香の精神力が勝り、その肉体の芯まで染み込まされた媚薬粘液の効果はさほど表面化していなかった。
しかし、連戦の疲労も抜け切れていないところに、ただでさえ敏感な乳首とクリトリスを集中的に吸引され、
春香の身体はヒルたちの唾液の麻痺毒のためだけでなく、これまでに覚えた肉の歓びによってもすっかり弛緩させられてしまう。

春香「あぁぁっ、はぁ、はひぃぃっ………♥♥いやぁ、また増えてるぅ…っ、ふぁんっ!」

両手の自由を奪われた上、すでに両足も春香自身をほぼ支えられなくなっていた。
粘液溜まりの中で春香は軽く開いた両ひざをつく姿勢となり、かろうじて胸のあたりから上は水没させずにいる。

獲物が体勢を下げたことで、身体を苦労して這い上がらずとも直接粘液の波間から取り付けるようになり、
春香の乳房を狙うヒルたちの数はそれまで以上に激増していた。ほとんど隙間がないくらい大量に張りついた赤い軍団は
隣近所の仲間よりも先に自身の取り分を確保しようとするかのように猛烈な勢いの吸引責めを繰り返し、
小型の触手たちから魔力ごと柔肌を吸い上げられる魔悦に、春香は甘い悲鳴を上げ続ける。

春香「んひぃ、っ吸われてるぅ……♥だめぇ、だめなの、に♥♥すわれちゃうの、気持ちいいっ…♥♥」

その春香のショーツの中でも争奪戦はいよいよ激化の一途をたどっていた。
ヒル触手たちは我先にと立ち上がった春香のクリトリスにしゃぶりつくために先を争い、
時には後からやってきた新手が、すでにしっかり食い込んでいる先客を体ごと吸って強引にひきはがし、
自分がその空いた場所へ無理やりに割り込んで新たに吸引責めを始める。

それまで吸いついていたものを力ずくで引きはがされる強烈な引っ張りの刺激や、
ほんの数瞬の間を置いて新たに別の個体が即座に吸い付いてくるその間断のない快楽もすべて、
一挙動ごとに春香の全身を跳ねさせるには十分すぎるほどの威力だった。

やがて、ショーツの中を這い回り続けていたヒル型触手の群れは、吸いつく範囲をもっと広げることを思いつく。
さしあたって彼らにとってうってつけの場所………穴が、クリトリスのすぐ近くに存在していた。

最初にそのぬめりついた感触が膣口を通り抜けたときも、春香の頭をよぎったのは快楽だけだった。
今までに迎え入れたどの肉棒とも違う、太く短く伸び縮みするような独特の形状と質感に、春香はぞくぞくと身体を震わせる。

春香(っ、っあ♥♥う、うそ、はいってきちゃった、ぁ……♥♥♥)

肉体的にも精神的にも、一匹目を受け入れてしまえば、あとはもう変わらなかった。
最初は遠慮深げに、様子を探るように、しばらくの間をおいてから二匹目のヒル触手がぬるりと身体を滑り込ませてくる。

春香「んんん……っ♥♥やっ、ま、またぁ♥」

三匹目が春香の中へ入り込むまでのタイムラグは、その前にくらべれば少し短くなっていた。
そして四匹目、五匹目、六、七、八、とその間隔はどんどんと短くなっていき、
その一匹の侵入ごとに春香の目の前でストロボのように光がちらつき、背筋を快感が駆けあがる。
402 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:35:34.29 ID:mXGHEB5j0
春香(こ、こんなの……はじめて、のはずなのにっ♥♥前から知ってるみたいに、きもちいい…っ♥たまんないっ、よぉ♥♥♥)

小型のスライムに大挙して子宮から膣までを占拠され、親スライムといっしょに責められた記憶は
もちろん春香の意識にはなかったが、直接責められた春香の膣肉はその凌辱の味をしっかりと覚えていた。
サイズや感触が似ているヒル触手の群れをまた受け入れて、春香の腰も媚肉も淫らに震える。

春香「ひゃひっ、あひぃん♥♥♥はや、いっ、もぅ次なのぉっ!?♥はぁぁっっまた来たぁ、ぁあんっ♥♥」

やがて、連続して膣内へ潜り込んでくる触手が十五匹目を数えるかというところで、
一番手で入り込んだヒル型触手はなんのためらいもなく、春香の膣壁に頭部と尾部の吸盤を張りつかせ、強く吸い付いた。

春香「んひぃっっ、ひぁああぁぁっ!?♥♥♥♥はぅ、っ、にゃにこ、れ……っきゃぁあぁあぅ♥♥♥♥」

タイミングを図ったかのように、二番手以降の触手たちも各々で動き回り、好みのポイントを見つけて吸いついていく。
スライムの粘液ペニスや戦闘員たちの熱く固い男根の味は身体で、膣で知っていても、
膣内に直接張りつかれて吸引される、などという責めはシャイニング・ハルカにもまったく未知の経験で、
なにをされているかも認識できないまま、春香は悲鳴と喘ぎの入りまじった叫びを上げさせられ、急速に身体も心もとろかされてしまう。

春香「なか、っ、おま○この中、すわれちゃってりゅぅ♥♥しらないっ、こんなの、わたし♥♥知らにゃ、ぃいぃい♥♥♥」

なおも続けてヴァギナへと押し入ってくる、やわらかく粘ついた肉の感触を断続的に堪能させられ、
春香はすっかり発情させられた身体をひくつかせつつ、突入と吸引の両方の刺激で絶え間なく喘がされる。
まもなく春香は、尻肉をかきわけ押し広げられ、どろりとした粘液が最初に菊門を濡らし、
それにつづいてぬるぬるとした軟体、それも複数のなにかが、尻穴をつつき始めるのを感じとった。

春香(ああ……っ♥♥やっぱり、そっち、も、使われちゃう…♥♥そっちも許してもらえないんだっ♥♥♥)

抵抗の言葉でも絶望でもなく、ただ予感とも期待ともつかない思いを春香が熱いため息と共に内心で吐き出した瞬間、
春香のアナルに最初のヒル触手が頭をつっこみ、体表のねばつきを利用してにゅるりとくぐり抜けた。

春香「おひ…ぃっ、おひりぃぃっ♥♥♥あっぁっ、また、またはい、って♥♥おしりにも、いっぱい、きちゃってりゅぅぅ♥♥♥」

その反応と自らの本能で、この獲物がすでにかなり開発されているということを察したヒル型触手たちは
もともと少なかった遠慮をいっさいかなぐり捨て、続々とシャイニング・ハルカのショーツの中を目指して動き始める。

春香「いやぁ♥♥♥ぁあ♥♥♥らめぇ、っ♥♥あ、また、まえも、うしろ、も…♥♥んひっ、吸ってるぅ、りょうほ、すわれ、んんんぅっ♥♥♥」

そして当然のように、尻穴の中でも押し入ったヒル触手たちが吸引責めを始め、春香の上げる嬌声がいちだんと大きくなった。
403 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:36:11.19 ID:mXGHEB5j0
響『わー、やっぱり春香はエッチだねー。ほら、もう顔も声もトロットロになっちゃってるでしょ?』

妙にうきうきしているように聞こえる響の声にも、俺はただ歯を食いしばることしかできない。
さっきまでバリアに張りつかんばかりになり、春香に声をかけ続けていた千早は、今ではへたり込んでうなだれていた。

例によって春香の痴態はすべて、声だけでなく映像としても、響によって俺たちの鼓膜なり網膜なりに直接送り込まれてくる。
下半身どころか胸近くまで白い粘液にひたされていて、はっきり視覚でとらえられるわけではなかったが、
春香の表情や言っていることと、さっき響がごていねいにも解説してくれた内容を考え合わせれば
そのどろどろとした液溜りのなかでどんなことが行われ、春香がなにをされているのか……容易に想像できてしまう。

P「………もう、もういいだろう!?春香があれだけ大変な目に遭ったんだから、罰ゲームとしちゃ十分すぎるはずだ!!」

響『でもプロデューサー、ここ、春香と真美がチャレンジしたんだよ。忘れてない?』

当然と言えば当然の、予測はできた答えだった。だけど、それは………

P「ちょっと待て、響……このうえ、真美にまでまだ何かするつもりなのか!?」

響『あはは、それ、春香が今くらいの目に遭うのはOKって言ってるみたいに聞こえるぞー』

響の適当な言葉に言い返す余裕すらない。
チャレンジだの罰ゲームがどうのだの以前にもう、こんなのを、見せられるのも聞かされるのも、
俺自身はもちろん、みんなだって絶対にごめんのはずだ。

響『それに、プロデューサーはそういうけど、真美自身はどう思ってるかわかんないよ?』

雪歩「なに言ってるの、響ちゃん!?真美ちゃんがそんなの望むわけないよっ!!」

大声を上げて、俺が何か言うよりも先に雪歩が響に反論した。
そうだ、当たり前だ。さっきまでだって、真美はあれだけ悲鳴を上げて嫌がってたじゃないか!

響『ところで、自分ね。最終的にはプロデューサーも、みんなも、家族にするのが目的なの』

雪歩の言葉はまるでスルーして、唐突に響がまた関係のない話を始めた。
それは俺だって覚えている。初めて響が正体を現した時に事務所で聞かされた、馬鹿みたいな話だ。

響『で、シャインマジシャンのみんなは敵は敵だけど、のちのち家族になるんだから、できるだけ痛い目は見てほしくないんだよね』

響『ていうかはっきり言えば、まずはきもちよーくなって、ついでにこっちに堕っこちてきてほしいんだよ』

千早「………っ!」

雪歩「ば、ばかにしないで!わたしたちみんなそんなことにならないし、真美ちゃんだって、もちろん……」

響『へえー?やよいも、あずささんも、律子も………… それに、貴音も。そうやって、ウチの幹部に…もう、自分の家族になったのに?』

たっぷりとタメを作った響が貴音の名前を出したとたん、雪歩がびくりと身体を震わせた。
わかってはいたが、改めて四人の名前を出されたことで、雪歩と同じく俺まで動揺してしまいそうになる。

響『ま、それはいいんだけど。それを踏まえて「ブラックジャンボ総帥」の自分がヒル太郎に施した改造って、なんだと思う…?』

にやりと笑っているのがわかる響の声が、ねっとりと身体に絡みついてくる錯覚に襲われ、俺たちは何も言えなくなった。

響『まさか想像もついてない、なんてことないよねー。真美見てたら、わかると思うぞ』




黒くてでっかいナメクジみたいなやつの数が、どんどんふえてた。
見えてなかったけど、最初に真美の手をしばっちゃって、まだ今も巻きついてるのと、たぶん、おんなじやつだと思う。
真美が自分で見えるとこ……おなかとか、肩とか、わきとか、それにおっぱいとか…
そのいろんなところにヌルヌルした黒いやつが張りついて、張りつけなかったやつがぐるぐる巻きになってる。

見えてないとこ……スカートの下とか、おちりのほう、とか、そっちはたぶん、もっといっぱいくっつかれてた。
足が重くて、もう動かせない。足首らへんから太ももまでぜんぶ、ぎっちり巻きつかれてる。
でもそれだけじゃなくて、……おパンツの中がたぶん、いちばんひどいことになってる、んだと、思う………

真美(も、もうムリぃぃっ、なんで、こんなことばっかりぃ!?)

おしりのお肉でちゅーちゅーされてないところはないんじゃないか、って思っちゃうくらい、
たくさん吸いつかれてる感じがした。もちろん、そっちだけじゃなくて、
前の、女の子の大事なとこ……、お、おしっこの穴の、ちょっと上、らへん、かな、そこばっかり…!

でも、ほんとに大変なのはそういうことよりも、真美のからだがヘンになってることだった。

真美(あつ、い………あたま、ボーっとしちゃう、なんで、こんな…)

真美「ぃあぁっ!?んっひぃぃっ、やぁあぁぁっ!だぇ、らめぇえっ…♥」

ふいうちでまたぎゅうって強く吸われて、ヘンな声が出て、……出ちゃって、真美はあわてて頭を振る。

真美(ち、ちがうっ、これ…は、びっくりしちゃっただけだもん!真美はそんなヘンな子じゃないっ!)
404 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:37:13.64 ID:mXGHEB5j0
………さっきから、ちょっと離れたとこにいるはるるんは、なにか様子がヘンだった。
あんなの、はるるんじゃない…ってことは、あの赤いぬるぬるしたやつがきっと、はるるんをおかしくしちゃったんだ。

真美(気合のいれどこだよ、真美………はるるんを助けてあげられるの、真美だけ、)

真美「ひゃぁあぁあぁん♥……っ、や、やだぁあ、おっぱいもう、吸わないでよぉ……、っ、うぁ、ぁあん!」

おっぱいだけじゃなくて背中とかおなかとか、それにおまたとかおちりとか……
色んなところをいっぺんにちゅーちゅーされると、またあたま、ボーっとして、あつく………

真美(っ、だ、だめ、だめ!はるるんもだし、亜美のこと、助けらんなくなっちゃうよ!?)

亜美のことを考えたら、すこし頭がしゃっきりした。だいじょうぶ、真美はだいじょうぶ、「まだ」真美は、だいじょうぶ………




響『そうだ!ヒルについてのクイズ、もうちょっといっとこうか』

響の言葉はおそらく誰一人聞いていなかった。少なくとも俺は、まるで耳に入らなかった。

P(………真美も、春香や千早と同じような状態に…媚薬で身体を敏感にされてる!?)

響『何かを麻酔とか麻痺とかさせられるってことは、感覚をいじれる、ってことなわけ。だから、改造はかんたんだったよ』

俺と同じことに思い至ったと見えて、千早が瞬時に顔色をなくす。
記憶は完全に戻っていなくても、これまでの自身の経験で察してしまったらしかった。

響『ヒル太郎たちは吸いつくとき、同時に唾液を送り込むんだ。獲物を麻痺させて、ついでに気持ちよくさせちゃうやつを、ね』

響『小っちゃい子たちと大きい子たち、成分はいっしょだけど………体格大きい方が、つばも、いっぱい出るよね、そりゃ』

響『じゃあ……春香はもともと別でエッチになってるから置いといて、大きめのヒル太郎たちに、ずーっと吸い付かれてた真美は………?』

………響の言っていることは理解はできた。理解したくなくても、わかってしまう。
それを俺たちに説明する理由もわかる。こっちが絶望に打ちひしがれるのを見たいのだろう。
でも、じゃあ、………響は今から、真美を、どんな目に遭わせるつもりだ?

響『ついでにもうひとつ、ここで突然だけど問題だぞー。ヒルって、どうやって数を増やすでしょう?』

千早「……なん、ですって?」

雪歩がひっ、と小さく息を飲み、千早がかすれきった声でうめいた。
俺も同時に思考停止状態になり、口がからからに乾ききっていくのを感じる。

P(まさか…そんな、いくら響でも、元は事務所の仲間だった真美を相手に、そんなことは………)

響『ブブー、ざんねん、時間切れー。正解は「交尾をして増やす」でしたー!……あ、種類によるけどね』

それをいま、わざわざこの場で言うということの意味するところはひとつだけだった。

P「ふ、ふざけるな、やめろ!!どうしてそんなことができるんだ!?」

響『え…だって自分、ブラックジャンボのボスだもん。つかまえたマジシャンにヒドいことしないで、ほかに何するの?』

いい加減にしろ、と怒鳴ろうとしたところで、響が続けて、俺より先に口を開いた。

響『それにこれ、罰ゲームってことになってるけど、失敗してるのはほぼプロデューサーだからね?』

P「な………」

響『だってそうでしょ。自分のヒントのウソホントも見抜けない、人選はミスる、ユニゾンの指示もしょっちゅうハズしちゃう……』

響『まあ、もともとお仕事とかでも、プロデューサーがやらかしたらたいていアイドルが大変な目に遭うんだもんね。変わんないか!』

理屈としては、通っている。紛れもない正論だった。
俺が判断ミスばかりしたから、今までの部屋でも、それに今度は真美が、最悪の目に………

響『あーあー、そんな落ち込まないでよプロデューサー。誰でもミスはしちゃうもんだぞ』

響『それに、……「だからこそ」、罰ゲームは痛くないやつ、むしろ気持ちよすぎるやつばっかりにしてるのさー。安心してってば!』
405 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:38:00.58 ID:mXGHEB5j0
俺が返事もできずにいるうちに、響の言葉が終わったのを合図にして、真美のそばで一際大きな波が立った。

真美「な、なん…………っひっ、うぁ、うああぁああぁーー!?」

P(な……………)

形状としては、春香や真美に大挙してへばりついているナメクジだかとほぼ同じ、つまりはヒル触手の一種のようだった。

ただ、大きさが異常だった。音に気づいて首だけで振り返り、その姿を見てしまった真美も
最初に一声、大声で叫んで以降、声ひとつ立てられなくなっている。

P(でか、い………下手したら、真美よりでかいんじゃない、か……!?)

人間ひとりぶんに近いか、もしかしたらそれよりも大きな特大の肉塊、だった。
表面にみっちりと皺みたいなものが寄っていて、目や口どころか顔すらなく、全体に丸っこい形をしている。
それがゆっくりと上体……というか体を起こし、水面からかなりの高さまで伸び上がって、真美に近づいていく。

P「や、やめろ!やめさせてくれ響、聞こえてるんだろう!?お願いだ、頼む!!」

千早「真美、逃げなさい、逃げるのよ早く!急いで、すぐそこから、ソレから離れなさいいっ!!」

雪歩「ま、真美ちゃ、………響ちゃん、やめて、やめてあげて!?」

ふたたび壁に駆け寄ってめちゃくちゃに叩きながらそれぞれに叫ぶ俺たちの声は、真美には届かない。
真美はいま自分の身体に張りついている触手たちの存在すら忘れたかのように、
ただ呆然と、じわじわ近づいてくる特大のヒル型触手を見て震えていた。

ぐぱ、と音を立てそうな動きで、前触れもなく、そいつの腹にあたる部分が開いた。

雪歩「きゃぁあっ!?」

開いたその内部から、なにかがぐねぐねとうねりつつ伸び出てくる。
すでに真美を嬲っている、黒っぽい方のヒルとよく似ていた。本体から独立した生き物のように激しく動きまわり、
きのこの傘に似た、ぶっくりと膨らんだ先端部がなにかを探しているかのように蠢く。
それが、二本あった。

響『あー、言っとくけど、そこには自分、手加えてないよ。ヒルノ丞のデリケートなとこだし』

その異形の醜さに、そしてこれから起こることのおぞましさに俺たちが口を開けないでいるうちに、
響はその肉塊の名前を呼び、命令を下した。

響『ヒルノ丞、よく「待て」できてたね、えらい!シャイニング・マミのはじめて、貰っちゃっていいよ』




キモい、って気持ちがつよすぎると、動けなくなるって初めて知った。
今までずっと見てた赤いのとか黒いのとかたちは似てるけど、……真美より、たぶん大っきい。
それがずりずりと音を立てて、真美のほうに近づいてきてる。

真美(………ど、うしよう、どうしよう!?真美どうなるの、え、まさか、食べられちゃうの!?)

逃げなきゃ、って頭ではわかってても、足にも手にも力はほとんど入んなかった。
それに黒いのがいっぱいくっついてるから、すぐには動けないし……

真美(う、うええぇ!中から黒いの出てきたぁっ!?)

いきなり超でかいのの真ん中がばーって開いて、その中から黒いのがぼろんと出てくる。
しかもそれが2匹もいた。つながったままうにょうにょしてて、すっごい気持ちよさそう…♥

真美(……あ、あり?あれ、真美、いま何考えてたっけ!?)

ちょっとのあいだ、記憶がとんだみたいになってパニックになって。
気がついたら、真美の身体にカゲが落ちてた。

真美「え………お、おぅぅっ!?」

そのすぐ後に背中がめっちゃくちゃ重くなって、身体をまっすぐにしてられなくなった。
でも、倒れそうなくらい重たいのに、なんでか倒れない……これ、ど、どーなってんの?

背中いちめんになんか、べったりくっついてる感じがする。
っていうよりは、背中じゅうを、引っ張られ、吸いつかれてる、みたい、な………

真美(………、〜〜〜〜〜っ!?!?)

ま、まさか、真美、あのでかすぎる超キモいのを背中にしょってる……
っていうより、あれがいま、背中にのっかってる!?
406 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/06(日) 00:38:29.15 ID:mXGHEB5j0
真美「ちょ、うえぇっ、やだぁぁっ!?はなせ、はなしてっ!キモいよぉ、いやだあぁ!」

手を背中がわに回したまんまだから、指とかが全部やわらかい何かにうまっちゃってた。
これがつまり、あのさっきのヌメヌメのボスみたいなやつの、おなかっていうか、そのへん、で、うわあぁあ!?

真美(……倒れない、んじゃない!これも、こいつにひっつかれて、吸われてるからはなれないんだ!!)

べったりくっついた部分が真美の身体をささえてて、これ、こいつが真美にのっかってるともいえるし、
でも、真美がこいつのおなか部分にひっつけられて浮かされてる、ってほうがホントかも……

真美(それで………真美、どうされるの!?こいつ何するつもりなのっ!?)

真美(そ、そうだ!足はくっついちゃってるけど、指はいま直接さわってやるんだから、ひっかいてやれば……)

真美がそう思ったとき、おちりのあたりになんかヘンな感じがした。
これ……って………ま、間違いないっ、ぱ、パンツ……脱がされそうに、なってる!?

真美「やだやだぁっ、なにすんのヘンタイっ!?そんなの、ぜったい許さないかんね、このぉんぎゅううぅっっ!?」

きゅうに、息ができなくなった。

真美(………え? なに、こ、れ、…………え?)

いたい、とか、くるしい、って感じじゃない。気持ちわるい、が近い気もするけど、なんかちがう。
そういうのよりも、むしろ…ブツリ的に、いっぱいいっぱいな、感じ……?

なにがなんだかわかんなくてハテナマークでいっぱいになってたら、いきなり地震がはじまった。

真美「あ、ひゃっ!?うぁ、うああぁっ、なっ、え、やっ、んひぃぃ!」

めちゃくちゃにからだ中ゆさぶられて、見えてるものも揺れまくる。
その間もさっきの息が止まるみたいな感じがくりかえしでやってきて、声がカッテに出たり止まったりしちゃう。

真美「これっ、んんっ、ど、ぉなって、え!?やめって、とめ、てぇ、はうぅぅ!!」

息ぐるしいのはぜんぜん治らないし、揺れるのもおさまらない。
これって、ものすごい地震なんじゃ…、はるるんとか、にーちゃんとか、みんな、だいじょうぶなの!?

響『やっほー、真美。さっそくだけどどう、感想は?』

真美(…ひ、ひびきんっ!?)

ずいぶん聞いてなかった声をいきなり聞かされて、びっくりしたけど、少し頭がはっきりした気がする。

真美(そう、か、ひびきん……これ、ひびきんがなんかしてるんだ!確かめなきゃ……)

がくがく揺すられながら真美が質問しようとしたら、先にひびきんがしゃべりはじめた。

響『シャイニング・マミとして…もなにも、もともと初めてに決まってるか。妹より先に初体験済ませてみて、どう?』

真美(え?)

ひびきんが言ってることのイミがわからない。はつたいけん……って、なにが?

響『いや、だから、真美はいままさに初めてのセックスしてるわけだけど、気持ちはどう?って聞いてるの』





千早「…真美、っ、真美……!ごめん、なさいっ、ごめんなさい………」

雪歩「もう、もう嫌ですぅっ!こんなの見たくない、見せないでくださいいぃっ!!」

俺たちの目の前で、真美の背中にのしかかり覆いかぶさっていった巨大なヒル型触手は
腹部から伸ばした二本の生殖器らしいものを器用に操り、真美のスカートの中へもぐりこませると
ショーツを無造作に引きおろし、………そのまま、なんの容赦もなく、真美の前後の穴を、同時に、犯し始めた。

真美「う、うそ、うそだよね、んぁあっ!?真美、なにされてっ、ひゃぁあん、わかんないぃっ、こわい、だれかぁあっ!」

そしてもちろん、どれだけきつく目をつぶっても耳を押さえつけても、
真美の上げる声が、激しく揺すられる小柄な身体が、見えて、聞こえて、しまう。

P(……春香も、真美も、俺のせいで、俺が、………俺の、ミスで!)

真美「いやぁあぁぁっ!やだぁあぁ、っうぁっ、ひぃっ、ふぁあ!にーちゃんっ、あみぃぃ、助けてぇええ!!」

途切れ途切れになりながら響き続ける真美の声を聞かされて、俺は何もできず、ただ頭を抱えて縮こまっていた。
407 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/06(日) 00:48:00.71 ID:mXGHEB5j0
寸止め投下で今回はここまでです。

うそです。ふつうにまだ書けてないです。
真美のほうをぬちゅぬちゅするところにもうちょい時間くれ たのむ



Q.おまえは春香さんをなんだと思っているのか

A.エッチでかわいくて負けの似合う被凌辱担当(堕ちない保証付き)だと思っています


Q.♥減らすって言ってなかったか

A.そうでしたっけ?フフフ




来週がちょっといろいろ忙しいので、できれば日曜6日夜に安価を、と思ってたんですが
明日はシャイニング・マミの触手堕ちだけで終わる可能性も高いです。
(あ、堕ちるといっても現時点では幹部になるとかじゃなくて♥が増えるだけです)

軽いネタバレになりますが、トラップ抜けきるまでに戦闘が1回は入ります。
そこまで消化したかったけど間に合うかどうか…

なお、一部のヒルが交尾するのは本当ですが、生殖器が複数あるとかはファンタジーです。
ついでにヒルは雌雄同体です。



まさかヒルが普通に交尾するとは誰も思ってなかったでしょう…?(ゲス顔)
事実に即しつつなんとしてでも触手プレイに近いものにもっていく執念の賜物ということでご理解ください。
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 01:24:56.61 ID:OMFMaEbnO

触手ワールドへようこそ、真美

409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 04:00:25.29 ID:glt7liKR0
乙です。
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 04:38:42.04 ID:qilDOhsXO
乙。安価まで行かなかったら、次はいつ頃になるか報告してくれると嬉しいです
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 14:51:31.78 ID:B6E5dki+o
楽しみな気持ちはわかるけどさ
次の投下も終わらないどころかまだ始まってもいないうちからその次の予定を報告してくれ、とか言い出すのはおかしくないか
そもそも、前にも言われてたのを受けて、最近はほぼ毎回予告してくれるようになってるし

まずは真美が、それから春香さんがどうなるかを座して待つのが紳士ってもんだろう(ゲス顔)
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 14:52:21.66 ID:dezb9EAAO
乙です
真美のぬちゅぬちゅ期待してます
413 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/06(日) 21:18:13.98 ID:mXGHEB5j0
今夜安価までもってくのはやっぱりちょっと無理めです、申し訳ない。
投下はできれば日付変わる前にと思ってるけども、もうちょい遅くなるおそれ大いにありです。

8日の火曜日夜にちょっとだけ安価(場合によって戦闘)できたらいいな(理想論)

あらかじめ次の予告を要求されるのも当然だと思ってます。
もとはといえば前スレから更新が遅い&安価までなかなか行き着かないこちらの責任なので。

ただ、このところは割とリアルタイムで安価やったりする余裕もあったんですが、
あすから始まる週以降はちょっとそうでもなくなる予定なので
ここ2週間くらいみたいなそれなり早めの更新頻度は期待しないでください。ごめんなさい。

では、みんな楽しくなくても>>1だけはたのしい触手のお時間まで、今しばらくおまちください。
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 21:46:06.70 ID:hVaXgQjqO
了解です。自分のペースでやってください。
予告催促すみません。最初から追わせてもらって身としては、どうしても気になってしまって。
更新速度は私生活があるので仕方ないですよね。頑張ってください。
ただ、一週間に1.2回あると嬉しいかな〜、って。
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 21:57:50.39 ID:glt7liKR0
乙です。春香と真美の触手楽しみにしています。
416 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/07(月) 01:39:14.73 ID:MCzmiMGY0
……舌の根も乾かないうちにほんっとごめんなさい、
あす、っていうか月曜7日夜にはるまみの続き+8夜に安価、
もしくは8日夜にどっちもまとめて、ということにさせてください。
いろいろ別件がわいて捌ききれませんでした。すみません。
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 06:02:16.16 ID:HK+V/RYD0
了解です、自分のペースで進めてください
418 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/08(火) 20:42:47.40 ID:3Gv5Gl/Y0
遅くなっても日付変更して9日深夜までに、はるまみ投下までは確実にやります。

追加で、できれば22時くらいからちょろっと安価取りたい……けど、まだお約束はできかねます。


そもそも昨日あたりからサーバーの調子がかなり不安定みたいですが、人はいらっしゃいますでしょうか。
23時くらいからとか遅めの時間でもだいじょうぶなもんでしょうか。

安価までたどりつければ参加メンバー選ぶ→戦闘の流れのため、例によって安価の数は割と多くなります。

※ただしごめんなさい、負けた場合のエロ安価はないです。すでにトラップ内容が決まってます。
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 20:50:28.50 ID:Q/ku5sOn0
います。昨日からおかしいですよぬ。
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 20:54:09.09 ID:Xh2eu5WKO
昨日は落ちていたみたいですね
自分も大丈夫ですよ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 21:15:36.67 ID:bF3FAa1qo
おりまっせ
422 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/08(火) 21:50:43.24 ID:3Gv5Gl/Y0
もうちょいしたら投下始めます。
ので、安価は早くて22時半とか、23時くらいからになります。

つって、まあ、いつものコンマ計算のアレです。
よろしければお付き合いください。
423 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 22:58:10.88 ID:3Gv5Gl/Y0
生殖を目的にしているヒル型触手生物にとって、与えられた繁殖機会は最大限に活かすのが当然だった。
それゆえ彼、もしくは彼女は生殖器を、柔軟で、確実に奥まで届く長い形態へと進化させ、さらに1対2本に倍増させている。

真美「うぁ、ふぁっ、あぁあっ!?やだぁ、こんなのっ、もうやらぁぁ、っひいんっ!」

結果的に、同族の、自身より小さな種とよく似たかたちになったその生殖器をうごめかせ、
巨大ヒルは振舞われた極上の獲物、シャイニング・マミのまだ熟れきっていない牝穴を執拗に犯し続けていた。

真美(はいって……っ、入ってきてるぅ、っ!ぬめぬめしたヘンなのが、真美のからだ……、おなかの、なか、入ってるぅ!?)

絶えず変形し、やわらかくどこまでも入り込んでいくヒルの生殖用触手にとっては真美の中の狭さも問題にならず、
また真美にとっても抽送自体が痛みや苦しさの原因になることはない。

真美(……こ、こんなのが、真美のはじめて…!?う、うそ、こんな、キモいのが、……)

響に自分の置かれた状況を説明されはしても、混乱の極みに達した真美の精神はまだ現実を受け入れきれずにいる。
しかし一方で、小型・大型のヒルに魔力を吸われつつ流し込まれた毒液は、確実に真美の身体を蝕んでいた。

真美(…………すっごいキモい、のに…、おなかも、お尻も、あつい、あついよぉ………なん、でぇ…♥)

背中ほぼ全体に張りつかれ、後ろ手に回した腕ごとべったり接着されているに等しい真美には、
自身が立ちバックに近い体位で、後ろから前後の蜜壺をヒル触手に犯されていること自体がよく認識できていない。
それでも、ここまでですでに念入りに下ごしらえをされていた幼い肢体は
いきなり侵入してきた牡の暴虐を受け入れて素直に反応し、少しずつ牝として花開きつつあった。

巨大なヒルの本体は真美の体を捕らえ、しっかりへばりついて拘束することに集中し、
腹部から伸びるぬらついた二本の生殖器だけが自在に動き、真美の奥底までの隘路を何度も行き来する。
それに加え、もとから真美に張りついていた小型種たちも責め手に加わり始めた。

真美「ひ…っやらぁ、んぎぃぃ!そこっ今、いま吸っちゃやらっ……やぁあぁっ!?」

前後への挿入を続けられながら、乳首とクリトリスをばらばらのタイミングで吸われ、
単に吸引責めだけを受けた時とは比べものにならない快楽を味わわされた真美はつい叫び声を上げてしまう。
その声に反応した小型のヒルたちはますます勢いづいて吸いつきを強め、
さらには周囲の粘液の海の中から姿を現した後続たちが、次々に真美を目指して寄り集まってくる。

真美(ま、まだふえる、の?もっと、吸われて……うしろのでっかいのも、ずっと、このま、ま…!?)

ねっとりと熱く重たいものが背中にのしかかる感触と、そしてほかでもない自分の下半身、下腹部のほうから
ぬちょぬちょ、ぐちゅぐちゅと湿った肉が触れ合って立てる音が、真美の精神までもかきまわしてゆく。

真美「やだ、こんな音……ひん、っ!聞かせないでぇえ!?ふぁあ、んん、うあ、ぁあぁっ♥」

真美(……っ、また、真美が出したくてあんな声、出してるんじゃないし、ぜったい…ちがう、ちがう、のに……)

加えて、真美自身の指すら入ったことのなかった秘穴と菊門両方の奥まで生殖触手に入りこまれ、
真美本人にはそれが見えていなくても、事態を正しく認識できてはいなくても、
粘膜から直接伝わってくる肉悦がよりストレートに真美の身体と心をぐちゃぐちゃにしようと襲い掛かってくる。

真美(こ、このままじゃ、このままじゃ真美、ヘンに、なっちゃうぅ!逃げなきゃ、はやく逃げなきゃっ!?)

気持ちばかりが焦るが、真美の手も足も、べっとりとヒル触手の体の下部に埋まり込んでいて動かせない。
その間にも巨体のヒルは、本体はほとんど動かさずにじっとシャイニング・マミを抑え込みつつ
二本の触手を独立した生き物のようにうねらせ、真美の膣内と腸内を行き来してたっぷりとかき混ぜる。

真美「も、いやぁ、やめてぇ!?はなっ、ひあぁっ、は、離してぇっ!んうっ、んあぁあ♥はぎぃぃ…っ!」

響『うんうん、効いてきてるみたいだね、シャイニング・マミ。もっかいさっきの質問、聞こうかな?』

真美「……ひ、びき、ん、んんんーっ!?おねがっ、おねがいいぃ、真美もう、こんなの、こんなのぉ…!」

それと意識しないまま、シャイニング・マミの叫びに少しずつ嬌声が混じり始めたのを聞きつけ、
頃合いとみた響はあえて軽い調子で真美に話しかけた。
その真美は相手が敵組織の総帥であることも忘れ、必死で責めを終わりにしてくれるよう懇願する。

響『こんなの……が、なに?どうしてほしいって?』

真美「きっ、きまってる、っしょ!?すぐやめさせっ、あっひぃぃ、っ♥やっ、めて、ぇ♥」

獲物が喋っている……というより啼いている内容には特に関心を払うことなく、
ヒル触手は最も深い部分がどこかを探るべく、シャイニング・マミの両方の肉壺をぐにょぐにょと穿りかえした。
身体の中でくねり、のたうつ触手が自分の肉越しに軟らかくこすれあうのを感じさせられるだけでなく、
行き止まりに近い身体の芯を、前後からぬめぬめとした軟茎で小突かれる感触に
真美の言葉は意識ごとぶつ切りにされ、短く跳ねた甘い声の悲鳴へと変換されてしまう。

響『うーん。でもなー、ヒルノ丞はシャイニング・マミのことだいぶ気に入ったみたいだし、これ罰ゲームだしなー…』

響『……そうだ!じゃあ、ヒルノ丞の射精が済んだらおしまい、ってことにしてあげる!』

真美「しゃ、せい…?………何それ、それっ、あうぅっ♥!い…、いつ終わんの、くぅん…っ、すぐ、おわるのっ!?」

内容はどうあれ今の責苦が終わるという響の言葉に、真美が敏感に反応して食いついた。
響は人知れず、にやりと笑うと、真美の問いに答えてやる。

響『さー、いつ終わるかは、カンペキな自分でもちょっと。ただ、なんなのかはすぐわかると思うよ?』
424 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 22:58:42.75 ID:3Gv5Gl/Y0
千早(なにを……「総帥」は、今なんて言ったの………?)

雪歩(それ…って、え?だってそんなことしたら、真美ちゃん、こども、でき………あれと?あれの、赤ちゃ、ん………?)

響の言葉を聞かされた千早と雪歩は、座り込んだまま震えるだけになっていた。
そのかたわら、伊織と美希は触手服に弄ばれ続けた結果、声すら出せないほどに消耗しきって倒れている。

P「や、めろ………駄目だ、それだけはやめさせろ!ふざけるな、おい響いぃっ!?」

ひとりPだけは雄叫びをあげ、拳のあちこちが裂けて血が滲み始めているのも構わずに
全力で透明な壁を殴りつけていたが、もちろんその行為は誰にとっても、何の役にも立たなかった。

真美「………っあ、ひゃぁう!んひぃぃいっ♥な、なんか、ぶるぶるってして、ぇ…!」

そして、獲物の牝穴の深さを実際に犯してしっかりと把握し、それにシャイニング・マミの精神はともかく
身体はもう準備ができていると判断した超大型ヒル触手は、さっそく目的を果たすことにした。
牝が万が一にも逃げることのないように拘束する力を強めつつ、真美の二穴に軟質男根を出し入れするペースを激しくし、
体内にたっぷりと溜め込んだ精液を獲物の生殖器官の中に放つタイミングをうかがう。

真美「ふぁあぁあっ♥き、きついっ、強すぎるよぉ、っ!なんでこんなっ、ひぅっ、いきな、りぃ!?」

声を出すという習慣も、そもそもそのための器官も持っていないヒル触手は
獲物が何か音を出しているのを知覚すると、それを牡を受け入れる準備が整った合図だと判断した。
すぐさま彼、もしくは彼女は、入り込めるぎりぎりまで深く、腹部から伸びる二本の触手をもぐりこませると
真美の膣内へも尻穴の中へも、勢いよく精液を吐き出し始める。

どびゅーっ、ぶびゅぅっ、びゅるるっ!どぷっどくんっ、ごぷっ!

真美「ひゃぁあうっ、や、やぁああぁっ!?♥♥♥あ、あつ、あちゅいぃぃい♥♥おなかっ、おしり焼けちゃうぅぅ♥」

流れ込んでくる熱い濁流の衝撃は、すでに混乱しきっていた真美の理性を押し流すには十分すぎた。
体内に侵入されるだけでも初めての経験な上に、入ってきた触手たちに
前後の蜜壺を灼熱の汚液で満たされていく未知の感覚に、真美は目を見開いてただ絶叫する。

真美「やだぁ、っこれやだぁあぁ♥♥んん…っ、真美、なにされてるの、ぉ!?あついの、だめぇ、やめてぇえ!♥♥♥」

今まさに受けている行為こそが射精で、味わわされている感覚の正体が快楽である、ということは知らなくても、
真美の身体はそれをしっかりと堪能してしまい、声がひとりでに甘く媚びたものに変じてしまう。
そしてそれを、交尾された牝が示す正しい反応であると本能的に理解した超大型ヒルは、さらに精子を注ぎ続ける。

真美(あつい…どろどろって、溶けて、るみたい♥♥こ、こんなの続けられたら、真美、ヘンになるっ♥♥ぜったい頭ヘンになっちゃうっ♥)

ヒルたちの唾液に含まれる媚薬成分で、知らず性感を高められてしまっていた真美には
もはや抵抗の術はなかった。膣とアナルで震え、跳ねて、なおも精液を吐き続ける生殖触手の動きに翻弄され、
真美は必死に強く目をつぶり、射精ひと撃ちごとに這い上がってくる快感に身を震わせるしかない。

真美「あは…ぁ、ま、まだ、つづいてぇ……♥♥もぅだめ、だめ、だったらぁ、うぁあっ♥こんにゃの、やら、ぁ♥♥」

背中にのしかかった超大型ヒルが、精を放つ雄の歓びに時おりぶるりと大きく全身を震わせるたびに
声だけでなく、徐々に表情もだらしなくゆるんでゆく真美の姿を見せつけられ、Pは壁の向こう側でがくりと膝をつく。

P「あ、あぁ、真美…………すまん……俺のせいで、真美…済まない、………」

響(…まー当然、人間とヒル太郎とかヒルノ丞の間で、子供なんかできないんだけど……面白いから、まだ黙っとこうっと)

響は打ちのめされたPとマジシャンたちの様子を満足げにながめつつ、内心でぺろりと舌を出した。
それから、息も絶え絶えになっている真美にゆっくりと話しかける。

真美「はぁ…………はぁ、う、ぁあ………………♥♥♥」

響『どう、真美?ちょうどいま、真美は射精されてたの。すっごくきもちよかったでしょ?』

真美「………わ、かんな、ぃっ♥♥真美、よく、わかんないよぉ……ん、っ♥」

深く考えないまま響の問いに答えた真美の返事は、まぎれもない本心だった。

真美(これが、しゃせ、い………?なんか、あたま、とんじゃいそ、だった…♥♥ そだ、でも、これ、で………)

そもそも「気持ちいい」という感覚の定義も自分の中で確立していない真美にとっては
今味わったばかりの激烈な体験をどう呼んでいいかもわからず、
強がりでもなんでもなくただ「わからない」と答えるしかなかったというのが正しい。

真美「それ…より、ひびきん、これで、もう終わり、だよね………?」

響『んーん。違うぞ?』

まだ拘束されたまま震える声でたずねた真美に、響はあっさりとNOを突きつけた。
425 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 22:59:12.43 ID:3Gv5Gl/Y0
響の言葉とほぼ同時、真美を捕らえているヒル型の触手生物は姿勢も変えずに、裂け目のように開いた腹部の腔から
それまで真美を凌辱していたのと寸分違わぬ黒っぽい肉茎を、二本、新たに外部へと伸び出させる。

真美「え………?んひぃっ!?えっウソっ、なんっ、やだぁ!!まってウソむりだよぉっ、や、ぁあ、んんんっ♥♥」

そして、真美が響の言葉の意味を理解するより前に、射精を終えたばかりの生殖器を淫穴から引き抜くと
中から精液が逆流する間もないほどの早さで次の触手を挿入し、すぐにシャイニング・マミの両穴をずぷずぷと犯し始めた。

真美「うそ、だって今ぁ、あぁあっ♥♥いまので、おわりっしょ、終わり…ぃい♥ふぁああ!?♥♥」

たっぷりと注ぎ込まれたばかりの精液が潤滑油がわりとなり、ヒルの男根の出入りがよりスムーズになった。
それでも真美の狭い膣穴と尻穴には最初の射精量自体が多すぎ、二本のペニス触手が
突き込まれるときにも後退してくるときにも、あふれ、掻きだされた白濁液が前と後ろの両方でどろどろと垂れ落ちてくる。

真美「うそつきぃっ、ひっ、ひびきんのうそつきっ、んひゃぁあ♥♥おわり、ってぇ♥さっきいったのにぃ!?」

射精された直後の消耗した身体と精神から振り絞るようにして、真美は響をなじる。
その間もじゅぽじゅぽと遠慮なく突き上げてくるヒルの責めで途切れ途切れになった真美の必死の叫びを聞いて、
響はひとり、にっこりと楽しげな笑みを浮かべた。

響『真美ったら、そんなだから律子に話聞いてないって怒られるんだぞ。言ったとおり、自分、いつ終わるかなんて知らないよ』

真美「そんな………はっひぃぃっ♥♥だって、これ、このキモいの…もう、そのしゃせいって、したんでしょ、…んぁあ!」

響『うん、ヒルノ丞、真美の中にいっぱい出してたね。つまり、それで1回目が終わりってこと』

真美「………え? それ……っひいっ!」

呆けたような声を出し、あぜんとしていた真美が、突然叫び声を上げた。
ヒルの巨体で覆い隠されていて、真美本人からも、それにほかのマジシャンたちやPにも見えない真美のスカートの下、
すでにヴァギナとアナルで出入りを繰り返す触手とは別の感触が、真美の尻たぶや会陰を後ろからつつき始める。

真美(ま、まさか、あの赤くてちっこいのとか、…それとも、黒いのが、くっついてきてるの!?)

ぬるぬるとした肉が同時に、それも大量に触れてくるのを感じとり、真美は恐怖に震え上がった。
必死に首をひねり、背中ごしに自分がなにをされているのかを確認しようとするが、
その視界はねばついた超大型ヒルの体にほとんど埋め尽くされてしまい、なんの手がかりも得られない。

響『言ったとおりヒルノ丞のそこは自分、いじってないし、そもそもちゃんと調べたわけでもないんだよね』

真美「ひぐっっ、ぅあぁ…♥♥な、にいってるのか、イミわかんないよ、おぉ♥もう、っ終わりでいい、じゃんかぁ…」

二人が会話をしている間も、ヒルのペニス触手が真美に出入りするぐちゅぐちゅという音は絶えず鳴りつづけていた。
両穴を犯されながら追加で尻肉や腰回りをいじりまわされる感覚になんとか耐えつつ、真美は言う。
しかし、その感覚がすでに、不快感や嫌悪感とは正反対のものになりつつあることには気づくことができない。

響『だから、今シャイニング・マミのおしりをつんつんしたりしてるそれが「全部で何本あるか」も知らないんだ。あはは』

超大型ヒルの腹腔の開き具合が大きくなり、中からは何対になるかもわからない無数の触手が這い出ていた。
そのうち何本かがシャイニング・マミの太ももや細腰にぎっちりと巻き付き、本体の腹部と合わせて拘束をより確実にし、
そしてそれ以外の大多数は真美の尻肉や外性器に体表をこすりつけ、さらに先端部でつついて弄ぶ。

真美「やだ、やだぁ、ぁんっ!♥またなんか増え、てるぅ!?見えないっ、これ、どうなってるの…ふぁぁっ♥♥やだよぉぉっ!」

響『そう、その増えたやつ、それが全部射精し終わったらおしまい。どう?今度はわかった?』

真美「は、っ!?そ、そんな、それじゃ、い、いつ終わ…きゃうぅ♥♥ひぁ、あぅっ、ま、またはげしくぅ、っ♥♥」

獲物の持つ高い魔力を感じとり、ヒル生物は通常なら安全のため一対ずつしか体外に出さない生殖用触手を
すべて一度に露出させてまで、めったに得られないとびきりの繁殖相手との交尾をなんとしても成功させようとしていた。
相手が自身の精液で受精可能かどうかということにすら頓着せず、ただ牡の本能に従って
しっかりと抱え込んだ牝の中にあるだけの子種を注ぎ込み、物量にものを言わせた種付けで孕ませようとする。

真美(おなか、おしりも、あのぬちゅぬちゅしたの、きてる……♥入ってきちゃってるよぉ♥♥やだ、こんなの、いやなの、に♥♥)

その圧倒的なまでの牡の勢いに当てられて、真美の牝としての本能もまた煽り立てられていた。
大小のヒルに媚薬を盛られ、膣も肛門も同時に処女を散らされたうえに精液をたっぷりと注ぎ込まれて
今また新たな触手に奥深くまで二穴をレイプされ、シャイニング・マミの身体と心が少しずつ、快楽に屈してゆく。

真美(………っ、だめ、しっかりしなきゃだめ、ぇ!はるるんも、だし…亜美は、真美がぜったい、っ)

それでも真美は、自分のすぐそばで同じように凌辱されている春香と、まだ再会を果たせていない妹のことを思い、
下半身を源として全身を融け落ちさせようと襲ってくる甘美な熱に必死で耐えようとした。

真美(…あ、れ?これ、なに………?)

そのシャイニング・マミの首元に、吸盤状のなにかがぺたりと吸い付いた。
426 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 22:59:40.36 ID:3Gv5Gl/Y0
小柄ゆえに中が狭く、よく締めつけてくる二つの穴をじっくりと生殖触手でかきまわしつつ、
超大型ヒルはその獲物がまだ完全な牝にはなりきっていないことを感じ取っていた。

真美「やぁ、ま、またちゅーちゅー、するの…♥やだぁ、やめて、やらぁあ、あ♥」

交尾の完遂、およびそのために牝が完全に自分を受け入れることを最優先としている彼、
もしくは彼女の対応は単純明快だった。獲物の反応不足は「まだ足りていない」ゆえのものだと判断し、
すぐに不足しているものを補うべく獲物の体に触れる。
そして、通常は吸引するついでに送り込むところ、今回は送り込むことのほうを主目的として行為を始めた。

真美「はぐ、っ!?にゃにこれ、え……ふぁ、あぁん♥」

どくん、と音すら立てそうなほどに真美の視界が揺れ、一瞬のうちにぶれ始める。
同時に真美の耳には射精のときとはまた違う何かが自分の体内に流れ込んでくるどくとくという幻聴が響き、
何かが密着している首元から、これまで以上に強烈な熱波が全身へ広がっていく。

真美(い、や……!?うそ、これ、どし………て♥♥なんで、こんないきなり、真美のからだ、あつく……♥♥)

媚薬効果のあるヒルの唾液を、超大型種のサイズに比例して大量に追加で注入され、
ただでさえ発情していた真美の身体は素直すぎるほど素直に反応していた。
さらに、ヒルの麻痺毒は筋肉のみならず精神にまで効果を作用を及ぼし始め、
真美がそれと気づかないうちに少しずつ、生理的な抵抗感や現実の認識を削り取っていく。

真美「あぅうんっ♥こんなのっキモい、キモいだけ、だもん♥にゅるにゅる、やらぁ、やだ……や、なのに♥♥」

反応した膣穴と尻穴の粘膜が声高に訴えかけてくる快感のせいで思考能力も判断力も一気に低下し、
真美は自分の中をいっぱいに埋め尽くしている触手のことで頭までいっぱいにされてしまう。

真美「はあぁ、あつぅ、い…、あちゅいよぉぉ♥♥♥おまたも、おちりも…ぉ、なんで、なんれぇえ♥♥」

獲物の反応がてきめんに変わったことを確かめると、超大型ヒルはさらに大量の媚薬唾を送り込みつつ、
真美の淫穴を奥まで犯し抜いているペニス触手の動きを加速させた。
すぐに、より大きくなったぶちゅぶちゅと鳴る水音に、幼く高い嬌声が混ざりはじめる。

真美「うぁあ、あひっ♥♥やぁん、だめえっらめぇえぇ♥♥おくまで、くるの、あひゃぁあっ♥♥すごしゅぎるぅ♥♥」

真美(あぁっやだぁっ、こんなの♥やなのにぃっ♥♥ヘンにされてる♥♥真美、ヘンにされちゃってるよぉ♥♥)

鳴き声や、自身の生殖器をきゅうきゅう締めつけてくる身体の藩王で、獲物が理想的な牝に近づきつつあることを知り
触手生物はすぐさま次の放精を行うべく全身を動かし始めた。
駄目押しとばかりにシャイニング・マミに催淫液を追加で送り込みながら、前後のピストン運動に加え
中に入り込んだ触手をぐりぐりとひねり、真美の膣内も腸内も激しくこすりたてる。

真美「ひっああぁあっ、うぁあぁっ♥♥まってぇ!そんな、はげしいのむり、ぃいっ♥真美のおなかぐちゅぐちゅしないれぇ♥♥」

真美(やばいっ、これ、ぜったいやば、いぃ♥♥こんなつよいの…♥ ま、まさか、またさっきのされる!?)

響『お、ヒルノ丞、またそろそろ出ちゃいそう?いいよ、好きなだけ射精しちゃえ♪』

真美の絶望的に甘美な予想を、唐突な響の明るい言葉が裏付けた。
知らず知らずのうちに足を大きく広げ、牡の象徴をできるだけ奥まで迎え入れる体勢をすっかり整えていた真美は、
それでもねばつくヒルに捕えられた身体をよじって形だけの抵抗を試みる。

真美「う、うそ、やらぁあ♥♥いらないっ、もう、しゃせい、するのやめて♥真美ヘンになっちゃう、おかしくなっちゃうよぉっ♥♥」

響『それでいいんだぞ、ヘンにしたくてやってるんだから。いっぱいヘンにされるといいよ、シャイニング・マミ』

その響の言葉が終わるのを待っていたように、真美の中の隙間を奥まで埋めたヒルの生殖触手が
先端をぶくっと膨らませ、それから一気に膣穴と尻穴の両方で濃厚な精液を吐き出した。

真美「ひぁあっぁあぁーーっ♥♥♥でてるぅ♥♥あちゅいっ、またいっぱい、きてる、んひぃ♥♥♥あ、あ♥♥あっまたっ、ひあっぁ♥♥♥」

前回と比べものにならない熱さの牡汁でヴァギナもアナルも頭も一度に満たされて、
真美はその原因を考えることもできないまま、とろけきった声で悲鳴を上げた。全身ががくがくと震えて止められず、
その状態でも膣肉と腸壁はメスの本能に従って注ぎ込まれた精液を残らず飲み干そうと淫猥にうねる。

真美「も、むり、しゃせいっ♥♥♥もうやめてぇ…♥♥んん、っ、やらぁっ、まだ、びゅーびゅーしゃれてゆぅぅ♥♥♥」

まだ幼い肉壺にはやはり多すぎて、真美の身体が飲み切れなかった白濁液は結合部からぼたぼたとこぼれ落ちていた。
それにも構わず、質より量を地で行く猛烈な勢いでヒル触手は射精を続け、
シャイニング・マミの中に新鮮な精液をひたすらに送り込んで自分専用の牝穴に躾けようとする。

真美「もうらめっ♥♥♥真美にしゃせーしちゃらめぇえっ♥♥♥なんか、なんかきちゃう、よぉ♥♥♥くるぅっ♥♥やぁあぁぁーーっっ♥♥♥♥♥」

ヒルによる有無を言わさぬ二穴での連続大量射精を幼い蜜壺で受け止めさせられ続け、
絶頂という感覚のことも、イクという淫らな断末魔も知らないまま、真美は生涯で初めてのアクメを触手で迎えさせられる。
やがて、最後の一滴までシャイニング・マミの中で搾り出した生殖触手が両方の穴から抜け出ても、
真美は放心状態のままでわずかな呻き声をあげるだけになっていた。

真美「うぁ”…………あ、あぁ♥♥♥んひっ、い、い…………あ、んん……………♥♥」
427 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:00:06.94 ID:3Gv5Gl/Y0
響『さっきより、だいぶたくさん出されちゃったなー。でも真美、いまイってたでしょ。気持ちよかった?』

真美とヒル型触手の結合部は巨大な軟体で覆い隠されていたが、栓のなくなった真美の前後の穴から
どろどろと滴る白濁粘液が足を伝って垂れ落ちるのは誰の目にも見えていた。
そして響の心をえぐる問いかけにすら、今の真美は返答できる状態にない。

真美「………ぁ、ひび、きん…? こんどこそ、おわり、だよね、まみ、ちゃんと、しゃせー、されたよぉ…♥♥♥」

少しの間があって、ようやく響が自分に話しかけてきていることに気づいた真美は、
この地獄から解放されるかすかな望みをかけて響にたずねた。

響『いや、だからね、それ決めるのは自分じゃないんだってば。悪いけど』

問いというよりも懇願に近い真美の言葉にも、響は当然のようにさらりと否定を返した。
それとほぼ同時のタイミングで、ひくひく震えて入口を開け閉めしている真美の膣穴とアナルに
ぬらぬらとした、熱く脈打つ肉のかたまりがぴったりと密着してくる。

真美「ふえぇぇっ、やっ…あはぁあぁあぁ♥♥♥♥やだやだぁっ、それやらぁ、あんん♥♥♥にゅるにゅるもういやぁぁっ♥♥♥」

せめて入口を強く締めて抵抗するということも思いつかないうちに、3対目の触手が真美を前後で貫いた。
すでに一度シャイニング・マミを絶頂させ、自身の獲物に対するやり方が間違っていないことの確証を得たヒル型触手は
次の生殖用触手を挿入して二穴責めを継続しつつ、吸いついた吸盤からさらに媚液を流し込む。

真美(あ、ぁ、あ……また、もっと、からだ、あつく…っ♥♥♥これもだめぇ…♥♥ほんとに、おかしくされるっ♥♥♥)

うなじの後ろで何をされているかは真美にはわからなくても、その効果を数秒も経たず身体で理解させられてしまう。
休まずに犯され続けて発情している全身をさらに毒液で昂ぶらされ、あまりの快楽の激しさに真美の意識は混濁し始めていた。

その真美の、すでに触手をくわえこまされた前後の穴に、さらに別のぬめりつく感触が触れる。

真美「うぐぅぅ!?や、やだ、なに…?うそ?そんなむり、はいんないよ、やぁっ、やらっんひぃぃいいぃ!?♥♥♥♥」

響『おー、ヒルノ丞、相当真美のこと気に入ったんだね。お○んこもお尻も2本ずつなんて』

真美の背中のヒルはまた質より量をとり、より多くの精液と快楽で真美を牝に仕立て上げるべく、触手責めに用いる本数を倍加させた。
それぞれ柔軟で弾力性に富む生殖器とはいえ、処女を失ったばかりの真美の穴はまだ狭く、
追加されたペニス触手は先客とぎゅちぎゅちとこすれ合いながら細く曲がりくねった内部へと侵攻してゆく。

真美「あが…っ♥♥はひっ、むり、むりってばぁ♥♥♥ぬめぬめしたの、も、入ってこないれぇ♥♥♥」

制止する真美の声を気にすることなく、ついにヴァギナにもアナルにも2本ずつの生殖触手が奥まで入り込む。
その圧倒的な物量とわずかに蠕動している肉感をたっぷりと感じ取らされた真美は、紅潮した頬に、だらしない笑みを浮かべた。

真美(いっぱいに、なっちゃった♥♥真美のおなか、にゅるにゅるで、いっぱい…♥♥こんなぁ、こんなの、って♥♥)

真美(でも、いたくも、くるしくも、ないや………あ、つい…♥♥♥おなか、あつくて、………にゅるにゅる、きもち、いいっ♥♥♥♥)

とうとう真美が、幼くつたない言葉ながら快楽を感じていることを認めたその瞬間、響がゆっくりと真美に話しかけた。

響『そうだ、真美。いいこと教えてあげよっか』

真美「いいこ、と……?いいこと、って、なに、ひびきん……」

響『真美のなかをいっぱいにしてる、そのぬるぬるしたものの名前。真美は知ってる?』

真美「なま、え………しらない、真美、こんなにゅるにゅる、しらないよぉ♥♥」

なぜそんな話をするのかということも考えられず、真美は素直に響の問いに答えていた。
予想通りの回答に響はほほえみ、真美に、自身を現在進行形で汚し尽くしているものについて説明する。

響『それはね、触手っていうんだ。マジシャンはみーんなこれが大好きで、気持ちよくされちゃうから絶対勝てないんだよ』

真美「…そんなの、うそ、だって真美、これに負けて、ないよぉ…んん、っひ!?ぅあ、あううぅんっ♥♥♥」

響の言葉で一瞬だけ戻りかけた真美の理性は、両穴に詰まった2対の触手がごくわずか身じろぎをしただけで
あっさりと吹き飛ばされた。目の前を瞬間的に白く染められ、言葉が継げない真美を見て響が笑う。

響「あははは、なーに、今の声。真美がいちばんわかってるよね、触手に気持ちよくされちゃってるんだ、ってこと」

真美「ち、ちがうもん……真美はそんな、はひぃいっ!?♥♥♥違うよぉっ、きもちいいとか、思ってなっ、や、あぁっらめえっ♥♥♥」

直前につい内心でこぼしてしまった素直な言葉を思い出させられ、必死に否定しようとする真美の声は
中でうねうねと軟体を擦り合わせる生殖触手たちに途切れさせられる。荒い息をつく真美の耳に、ひそやかな響の声が忍び込んだ。

響『ね?ほら、勝てないでしょ。でもだいじょうぶ、触手に負けちゃったのは真美だけじゃないから』

真美「え………っ?そ、うなの?」

さりげなく、真美がすでに触手に屈服したことを前提にしているような響の話術にも真美は気づいていなかった。
ないしょ話をするときに似た響の声色と、その思いがけない内容に、つい興味を持ってしまう。
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/11/08(火) 23:00:51.64 ID:3Gv5Gl/Y0
響『そうだぞー。真美にだけこっそり教えてあげるけど、千早も、実は触手が大好きなのさー』

真美「千早……ちはや、おねーちゃん、も…」

響『自分、そばで全部見てたからね。全身たっぷりかわいがられて、今の真美みたいに、かわいい声出してたぞ』

ゆったりとしたペースでささやきかけてくる響の声によって、真美は一種の催眠状態に導かれていた。
まずその真偽を問うという発想自体が頭から抜け落ちたまま、千早が自分と同じ、
あるいは自分よりも強烈な快楽を味わわされた、ということだけが強く意識に刷り込まれる。

真美(真美より先にマジシャンになってて……真美より、ずっと早くてかっこいい、千早おねーちゃんまで……)

そして、聞かされたばかりの事実から真美が導き出したのは、安直だが甘美な言い訳だった。

真美「…………千早おねーちゃんも、にゅるにゅる…その、しょくしゅ、に、負けちゃったの……?」

響『あーそりゃもう完敗だったね!千早があんなにエッチになっちゃうなんて、自分も思ってなかったもん』

真美(えっち、に………あの、ちはやおねーちゃんが…

おずおずと投げた質問の答えをあっけらかんと響に言いきられた瞬間、真美の心はすでに振り切れていた。

真美「……なら、マジシャンなりたての真美、が、しょくしゅに負けちゃうの……ふつう………だよ、ね?

目をとろんとさせた真美が妖しく笑い、媚びた声でたずねるのを見て響はほくそ笑む。

響『うんうん、普通ふつう!気持ちよくされていっぱいイっちゃうのがふつうだから、気にすることないぞ!』

真美「……イっちゃうって、なに?ひびきん、それも、いいこと…?

響『ふふふ、さーてね?それはきっと、ヒルノ丞が今からたっぷり真美に教えてくれるよ!』




P(なんだ………!?真美がなにか言ってる、誰かとしゃべってる、のか…?)

アイドルであることをのぞけば、ごく普通の中学生である真美が受けていたあまりにもひどい触手凌辱、
それが一時的にではあるが、止まっていた。そして真美はぽつぽつと何か口にしているが、
距離がありすぎ、それに声も小さいせいで、俺には何を言っているのかが聞き取れない。

P(……そうか、こんなときだけ聞かせないってことは、相手はたぶん、響…!これ以上、真美に何をさせるつもりだ!?)

どれだけ千早が声を張り上げても、雪歩が泣き叫んでも、俺が目と耳を強く塞いでも……
真美の背中にのしかかった巨大なヒルが真美にする行為の一部始終が、それを受けて真美の上げる声が、
すべて俺たちの視覚と聴覚に強制的に送り込まれていた。
それが今になって急に途切れているのだから、送り込んで来ていた張本人がなにか絡んでいるに違いない。

響『…よし、じゃあ、ちゃんと「聞こえるように大きな声で」ね』

そのとき、急に音声接続が回復したようになって、響の声が耳に飛び込んできた。
絶望しきった顔の千早と、泣き腫らした目の雪歩もともに反応したところを見ると、二人にも聞こえているようだ。

………響の「ちゃんと聞こえるように大きな声で」というのは、誰に、何を言っているのだろう?

真美「お、おねがい、します………」

少し震えた真美の声がすぐに続いて聞こえてきて、俺たち三人ははっとなった。
響のさっきの指示はやはり真美に対するものだ。何か俺たちにお願いをするように言われたのだろうか?

真美「真美のこと、もっと……もっと、きもちよく、してくださいしょくしゅで、いっぱいぬちゅぬちゅしてぇ

P(…………なんだ、なんだ、これ、や、めろ!?)

声は、確かに、真美の声で間違いない。だが、脳が、聞こえてきた音を理解することを拒否した。
そして真美はこっちを見てもいない。首をできるだけひねり、背中にへばりついた肉塊を…愛おしげに、見つめていた。

千早「ま、み……!?しっかりしてっ、真美、何を言っているの!?」

雪歩「ひっく、ぐすっ……っもう嫌っ、許してあげて、真美ちゃんに、真美ちゃんにそんなこと言わせないでぇっ!!」

千早と真美が俺よりも早く立ち直り、口々に叫ぶ声は、おそらく真美には届かないように遮断されている。
……でも今の真美には、たとえ聞こえていたとしても効果があったかどうかはわからなかった。

真美「しゃせい、しゃせいも、してほしいよぉ…真美のおなかに、あついの、びゅーっ、びゅーってしてくらしゃいいっ

されたことを思い出してでもいるのか、真美の叫ぶ声の最後の方は完全に嬌声に変わってしまっている。
それをしっかり聞き届けるだけの間をおいてから、満足げな声がした。

響『はい、よくできました、シャイニング・マミ。おまちかねのごほうびだぞ。…ヒルノ丞、もういいよー!』
429 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:03:11.12 ID:3Gv5Gl/Y0
響『そうだぞー。真美にだけこっそり教えてあげるけど、千早も、実は触手が大好きなのさー』

真美「千早……ちはや、おねーちゃん、も…」

響『自分、そばで全部見てたからね。全身たっぷりかわいがられて、今の真美みたいに、かわいい声出してたぞ』

ゆったりとしたペースでささやきかけてくる響の声によって、真美は一種の催眠状態に導かれていた。
まずその真偽を問うという発想自体が頭から抜け落ちたまま、千早が自分と同じ、
あるいは自分よりも強烈な快楽を味わわされた、ということだけが強く意識に刷り込まれる。

真美(真美より先にマジシャンになってて……真美より、ずっと早くてかっこいい、千早おねーちゃんまで……)

そして、聞かされたばかりの事実から真美が導き出したのは、安直だが甘美な言い訳だった。

真美「…………千早おねーちゃんも、にゅるにゅる…その、しょくしゅ、に、負けちゃったの……?」

響『あーそりゃもう完敗だったね!千早があんなにエッチになっちゃうなんて、自分も思ってなかったもん』

真美(えっち、に………あの、ちはやおねーちゃんが…♥♥)

おずおずと投げた質問の答えをあっけらかんと響に言いきられた瞬間、真美の心はすでに振り切れていた。

真美「……なら、マジシャンなりたての真美、が、しょくしゅに負けちゃうの……ふつう………だよ、ね?♥♥」

目をとろんとさせた真美が妖しく笑い、媚びた声でたずねるのを見て響はほくそ笑む。

響『うんうん、普通ふつう!気持ちよくされていっぱいイっちゃうのがふつうだから、気にすることないぞ!』

真美「……イっちゃうって、なに?ひびきん、それも、いいこと…?♥♥♥」

響『ふふふ、さーてね?それはきっと、ヒルノ丞が今からたっぷり真美に教えてくれるよ!』




P(なんだ………!?真美がなにか言ってる、誰かとしゃべってる、のか…?)

アイドルであることをのぞけば、ごく普通の中学生である真美が受けていたあまりにもひどい触手凌辱、
それが一時的にではあるが、止まっていた。そして真美はぽつぽつと何か口にしているが、
距離がありすぎ、それに声も小さいせいで、俺には何を言っているのかが聞き取れない。

P(……そうか、こんなときだけ聞かせないってことは、相手はたぶん、響…!これ以上、真美に何をさせるつもりだ!?)

どれだけ千早が声を張り上げても、雪歩が泣き叫んでも、俺が目と耳を強く塞いでも……
真美の背中にのしかかった巨大なヒルが真美にする行為の一部始終が、それを受けて真美の上げる声が、
すべて俺たちの視覚と聴覚に強制的に送り込まれていた。
それが今になって急に途切れているのだから、送り込んで来ていた張本人がなにか絡んでいるに違いない。

響『…よし、じゃあ、ちゃんと「聞こえるように大きな声で」ね』

そのとき、急に音声接続が回復したようになって、響の声が耳に飛び込んできた。
絶望しきった顔の千早と、泣き腫らした目の雪歩もともに反応したところを見ると、二人にも聞こえているようだ。

………響の「ちゃんと聞こえるように大きな声で」というのは、誰に、何を言っているのだろう?

真美「お、おねがい、します………」

少し震えた真美の声がすぐに続いて聞こえてきて、俺たち三人ははっとなった。
響のさっきの指示はやはり真美に対するものだ。何か俺たちにお願いをするように言われたのだろうか?

真美「真美のこと、もっと……もっと、きもちよく、してください♥♥しょくしゅで、いっぱいぬちゅぬちゅしてぇ♥♥♥」

P(…………なんだ、なんだ、これ、や、めろ!?)

声は、確かに、真美の声で間違いない。だが、脳が、聞こえてきた音を理解することを拒否した。
そして真美はこっちを見てもいない。首をできるだけひねり、背中にへばりついた肉塊を…愛おしげに、見つめていた。

千早「ま、み……!?しっかりしてっ、真美、何を言っているの!?」

雪歩「ひっく、ぐすっ……っもう嫌っ、許してあげて、真美ちゃんに、真美ちゃんにそんなこと言わせないでぇっ!!」

千早と真美が俺よりも早く立ち直り、口々に叫ぶ声は、おそらく真美には届かないように遮断されている。
……でも今の真美には、たとえ聞こえていたとしても効果があったかどうかはわからなかった。

真美「しゃせい、しゃせいも、してほしいよぉ…♥♥真美のおなかに、あついの、びゅーっ、びゅーってしてくらしゃいいっ♥♥♥」

されたことを思い出してでもいるのか、真美の叫ぶ声の最後の方は完全に嬌声に変わってしまっている。
それをしっかり聞き届けるだけの間をおいてから、満足げな声がした。

響『はい、よくできました、シャイニング・マミ。おまちかねのごほうびだぞ。…ヒルノ丞、もういいよー!』


--------------
※ハートマークの種類間違えてましたので訂正、連投みたいで申し訳ない
>>428と内容は変わりません
430 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:03:40.82 ID:3Gv5Gl/Y0
響に声をかけられて、それまでじっと動きを止めていたヒル型触手がまた、俺たちの見ている前で動き始めた。
全体としては姿勢を変えず、真美の背中側からおおいかぶさって押さえつけたその体勢のままだが、
真美の腰…お尻のあたりにへばりついている肉質の部分が、その下で激しく蠢くなにかに揺らされている。

真美「ひああぁぁ♥♥♥♥にゅるにゅるきたぁ♥♥♥いいっ、気持ちいいよぉ、しょくしゅ気持ちいいっ♥♥♥はぁあん♥♥♥♥」

その蠢いているのがなんなのかを、真美が大声で叫んで教えてくれた。
それも、さっきまでよりずっと大きな声で、振り絞るようにして声を上げているのがわかってしまう。

真美「しゅごい♥♥♥2本はいってりゅ、しゅごいよぉぉ♥♥♥♥あっあぁっ♥♥♥真美のおなか、ぐちゅぐちゅしてる♥♥♥かきまぜてるぅ♥♥♥」

さっきからずっと俺たちに見えているのは、ときどき体を大きく震わせるばかでかいヒルと、
それにのしかかられ身体もところどころ隠れているマジシャン姿の真美だけで、
あの醜悪な肉塊の下で真美の身に具体的に何が起きているのか、見えているわけではない。

真美「こすれてりゅぅ、真美のなかでしょくしゅこすれてゆのっ♥♥♥きもちいい♥♥♥これ気持ちいいよぉっ♥♥♥♥」

……でも、真美の上げる甘い悲鳴と反応、それに絶えず聞こえるぬちゃぬちゃいう音から考え合わせれば、
なまじ見えているよりも簡単に、何が起きているのかが想像できてしまう。

P「……響っ!!お前は心が痛まないのか!?こんなことをして、見てて………お前は辛くないのか!?」

響『なんで辛くならなきゃいけないの?真美はきもちいい、自分は幹部が増やせるかもしれない。ウィンウィンってやつだぞ』

こちらから攻め入って、終始劣勢であることも、会話相手が敵組織のボスであることも、その瞬間は忘れていた。
心から純粋に疑問に思ったことを俺は素直に口にして、そしてあっけなく響に切り捨てられる。
対話でどうにかできる可能性なんてものがはるか昔に失われていることを、ようやく実感した。

響『あれっ、ヒルノ丞、もう次?真美のなかよっぽど気持ちいいんだな、よかったねー』

直後に真美がはしたなく叫び始めるまで、響が言い出したことの意味がすぐにはわからなかった。

真美「あぁっ♥♥♥きたぁ♥♥♥しょくしゅ、ふくらんでるっ♥♥♥あついの、ほしい、真美にぜんぶちょおらぃ♥♥♥♥」

千早「真美………だめ、それだけは駄目、お願い、正気に戻って……!」

雪歩「嫌、嫌ぁ、もう嫌こんなの嫌ぁぁぁっ………!! 真美ちゃん、真美ちゃんっ……」

ごびゅっ、ぶびゅるるぅっ、びゅぐびゅぐびゅぐぅぅっ!

千早と雪歩の絶叫もかき消すほどの音が響いて、真美がまた叫び始める。

真美「あっひぃぃぃいぃぃっ♥♥♥♥♥♥またしゃせーされてりゅっ♥♥♥♥なかにびゅぅーって、いっぱい♥♥♥♥んにゃぁあ♥♥♥♥」

真美「とまんない、ぃ♥♥♥♥まだらひてるぅ♥♥♥♥らめっ、そんなぁ、らめえ♥♥♥♥らめ、おかしく、なるっ♥♥♥♥」

真美「まけちゃうぅ♥♥♥真美、負けちゃうよぉ♥♥♥♥♥にゅるにゅるに負けちゃうっ♥♥♥♥しょくしゅで気持ちよくされちゃうぅぅ♥♥♥♥♥♥」

半狂乱になった真美が叫び続けている間も、液体が流れ込む音は片時も止まらない。
やがて真美の言葉が途切れて息をつくだけになったあたりでようやく音が止まり、少しして真美が小さく「んっ♥♥♥」と呻いた。
………見えていないから、あくまで推測でしかないが、入っていた触手を引き抜かれたのだろう。

真美「あはっ、えへえぇ…♥♥♥♥はへっ、んひ、ぃ♥♥……んふ、いっぱい、しゃせー、されちゃったよぉ………♥♥♥♥」

真美「でも、こんだけ出したらぁ、もう……これで、おわり…」

少し震えている、しかしそれ以上にうっとりとした声で、真美がつぶやく。

真美「………なわけ、ないよね♥♥♥♥とーぜん、まだ、してくれるっしょぉ?♥♥」

P(…………!?)

真美の言葉に耳を疑うと同時、巨大ヒルが身体の向きを少し変えた瞬間にちらりと見えたものに、俺は言葉を失った。
腹に裂け目?があって、その中から………別の生き物みたいに動く黒い触手が、何本も、何本ものぞいていた。

P(あれ……あれを、全部、真美がひとりで相手するのか………!?)

それに加え、真美の方から誘うような言葉を口にしていることに衝撃を受けて何も言えないでいるうち、
ヒルはまた身体の向きを変えて真美におおいかぶさり密着した。

真美「きてぇ、きてえっ、早くぅ♥♥♥♥しょくしゅで真美のことかわいがってっ♥♥♥♥千早おねーちゃんと、いっしょにしてぇ♥♥♥♥」

P(なんだって!?)

俺は反射的につい視線を向けてしまい、伏せていた顔を弾かれたように上げてこちらを見た千早とモロに目が合った。
その千早の顔も、それに両目も、はっきりと「何のことなのか本当にわからない」と語っている。

真美「あっ♥♥♥ぬちゅぅってきた、っ、ふあぁ♥♥♥♥きゃううぅっ♥♥♥♥こんどはっ、こんどは2本いっぺんにぃっ♥♥♥♥」

真美「もっとしてぇ♥♥♥♥いっぱいしてぇっ♥♥♥♥真美にたっぷりしゃせーしまくってぇええ♥♥♥♥♥」

はしたなく叫ぶ真美の声を呆然と聞きながら、俺たちはもう何ひとつ言えなくなっていた。
431 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:04:06.93 ID:3Gv5Gl/Y0
ヒルのペニス触手で前後の秘穴をふたたび2本挿しにされ、喜悦の悲鳴を上げる真美を眺めて響はため息をついた。

響(まったくもー。真美だけに教えてあげる、ってちゃんと言っといたのに、即ばらしちゃうなんて……)

千早が自力だけで記憶を取り戻せるかどうかはどちらでもいいとして、
シャイニング・チハヤがイソギンチャク達に触手凌辱を受けた事実をまだ知らないPに
いずれ映像つきでお披露目してやる予定だったのが、インパクトが薄れたかもしれないと考え、響は不満顔になる。

響(でも、手出しできない&見えて聞こえる状態で仲間のマジシャン凌辱するっていうのは、悪の組織っぽくていいなー。ふふん♪)

響(そうだ、春香のほうはどうだろ。自分のすること、まだあるかなー?)

Pたちの絶望っぷりと、すっかり触手の虜になっている真美の様子でとりあえず満足した響は、改めて春香に注意を向けた。




春香「い、イクッ♥♥♥♥すわれ…っ、吸われてるだけなのに、イく♥♥♥イっちゃうぅぅぅっ♥♥♥♥」

シャイニング・ハルカの膣穴も尻穴もいまや満席になっていた。
続々と中へ這い込んできた小型のヒル触手たちは先を争って春香の膣壁と腸壁に吸着し、
今では後続が入り込むスペースがないほどぎゅうぎゅうに詰め込まれている。

春香「もうやめてぇ、吸いつくのいやぁぁ♥♥♥♥多すぎるぅ、んぁぁっ、いや、いやぁイクぅっ♥♥♥♥やらぁぁ♥♥♥」

その一匹一匹が吸盤を通して敏感すぎる粘膜へ直接吸引責めを行うのはもちろん、
同じ吸盤を介して媚薬効果をもつ唾液を春香の体内へと注入する。
いくら一匹当たりの量がそれほど多くないといっても、そもそもヒルたちの吸いついている場所は性感帯そのものであり、
さらに春香自身が度重なる凌辱と媚薬中毒で常時身体を発情させられているに近いことも手伝い、
アナルでもヴァギナでも内壁を吸い上げられるたびに、春香は小刻みに軽い絶頂へ押し上げられ続けていた。

春香(お○んこも、おしりも、ずぽずぽされたりしてないのにっ♥♥♥吸われるだけで、イかされる、なんてぇ♥♥♥)

さらに言えば、吸われているのは前後の肉壺の中だけではなかった。
よく見れば春香の身体にも、真美と同じく、黒光りする大きめのヒル触手が何匹かまとわりついている。

そのうち一匹が春香の腹部を伝ってずるずると這い下り、粘液の水面のさらに下へと潜った。
やがて何秒もしないうちに、春香は自由にならない身体をよじって叫び始める。

春香「いやぁぁぁっ♥♥♥♥そっちは、そこは吸っちゃらめぇえっ!♥♥♥お○んちん吸わないでっ、やめて、ぇ♥♥♥」

これまでなんとか抑えていた媚薬中毒の症状の影響もあってか、後遺症がここへきてついに発症してしまい、
春香のショーツを押し上げて勃起したクリトリスの疑似男根が顔をのぞかせていた。
もちろんそれは、吸いつくという行為自体が生態であるといえるヒルたちにとって格好の標的となり、
中型から大型サイズの個体が次々に粘液の中を泳ぎ寄って来ては、春香のペニスに強制フェラ奉仕をしてゆく。

春香「こ、これっ吸い付き、つよすぎるっ♥♥♥こんなの、おち○ちんまるごと、引き抜かれちゃい、そ♥♥♥んほぉぉっ♥♥♥♥」

かつてイソギンチャクの吸引触手で搾精責めを受けたときは疑似男根を丸ごと根元まで飲み込まれていたが、
ヒル触手は身体の構造上、オナホールのように吸い付くことはできない。
かわりに彼もしくは彼女らは春香の亀頭部分に吸盤をぴったりと吸い付かせ、粘膜越しに媚薬を流し込みつつ
強烈な吸引力をもって疑似男根の尿道から強引に精液だけを吸い上げ、春香に射精を強要する。

春香「や、ぁあん、やらぁっ出ちゃぅうぅ!♥♥♥♥お○んちんイきたくないっ♥♥♥♥もう吸うのらめ、イかせないでぇ…、ひぃん♥♥♥♥」

ほとんど忘れていた、もう未知のものになりつつあった雄の射精の快感を思い知らされ、
中身を搾り出されながら自分が自分でなくなってしまいそうな陶酔感を味わい、春香はただ叫ぶことしかできない。
肉悦で錯乱し、なぜ自分に疑似ペニスが生えているのかということも疑問に思わないまま、
シャイニング・ハルカは粘液の海の中で、膣内と尻の中と勃起クリトリスをひたすらヒルたちに吸われてイキ狂う。

春香「いや、…いやぁ……………♥♥♥も、もう、いいでしょ、せめて、やすませてぇ………♥♥」

やがて、力なくつぶやくだけになった春香のすぐそばで、ざばりと水の跳ねる大きな音がした。

春香「え…………んぐ、っ、…な、なにこれ、重た……っおひぃ、いっ♥♥♥♥♥んほおぉぉおぉ♥♥♥♥」

音の正体を把握することも、それに何をされたのかを理解することもできないうちに、
春香は一息に膣穴と尻穴を貫かれて目を白黒させる。

春香「ひぃぃっ、いやぁあぁ、これっ、なに、ぃ、ああんっ♥♥♥♥い、いきなり、両方、なんてぇえっ♥♥♥♥んひぃぃ♥♥♥♥」

真美を凌辱しているヒル型触手と同程度の大きさの別個体が、春香にも忍び寄り、背中にのしかかっていた。
超大型ヒルは春香も真美と同じように足部で接着するようにして押さえつけ、
腹部から生殖用の触手を繰り出すと、そのままシャイニング・ハルカの両穴を犯し始める。
432 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:04:37.69 ID:3Gv5Gl/Y0
しかし、真美を捕らえた個体は獲物を独占できていたが、今回は事情が違った。
超大型ヒルのペニス触手が侵入を試みた春香の秘部にも菊門にも、すでに小型ヒル触手がぎっしりと詰まっており
柔軟で長い生殖触手をもってしても生半可な勢いでは挿入することすら難しい。

そこで超大型ヒルがとったのは非常に単純な策、すなわち力押しであった。

春香「んぐぅっ、おひぃぃいっ♥♥♥♥ひあぁっ、ごりごり、ごりごりしてりゅぅぅっ!?♥♥♥♥」

基本的には同種のヒルとはいえ、繁殖機会をめぐって考えれば自身以外の個体はすべて敵であり、
それゆえに超大型種は春香の中を占拠している小型種の群れをまったく無視して触手のストロークを始めた。
当然、先着での優位を主張したい小型種は、ぐいぐいと突き込まれてくる超大型種の生殖器に
せっかく張りついた膣内での、あるいは直腸内でのポジションを奪われまいとして
頭部と尾部の吸盤を両方とも駆使し、春香の中での定位置を確保しようと必死になる。

春香「そんなぁ…っ、吸うの、また強くなってるっ♥♥♥やっ、やめて、いまじゅぽじゅぽしちゃいやぁ♥♥♥♥」

春香「あっくぁぁっ!?♥♥♥♥…な、なに今のんっひゃぁあぁんっ♥♥♥♥」

大型と小型のヒルたちの生存闘争で、春香の体内は大混乱に陥っていた。
小型ヒル触手の中には出入りするペニス触手の勢いに負けてポジションをはずれてしまうものが出はじめ、
ぎりぎりまで強く吸い付いていたものを引きはがされる強烈なその刺激がまた春香をアクメに追い込む。
そして、しぶとく張りつき続けている小型ヒルと超大型種の生殖触手がこすれあい、
激しい凹凸のあるごく狭い牝穴と化した春香の中を行き来するペニス触手は急速に昂ぶりつつあった。

春香(ひっ、そんなもう、ふるえてる♥♥♥や、やだ、今出されちゃったら、わたし………♥♥♥♥)

春香が射精される予兆に身を震わせたところで、今度は春香が射精させられる予兆と快感で身を震わされる。
身体の中を責められることにばかり意識が向いていた春香の疑似ペニスに、数匹のヒル触手が吸い付いていた。

春香「あひゃぁぁっ、う、うそ♥♥♥お、おち○ちんいまはらめなのおっっ♥♥♥♥」

一方で、膣穴でも尻穴でも、超大型種の暴力的なピストンで内壁からはがされてしまった小型ヒル触手たちは
単純に行き場をなくしていた。外へ這い出るにはペニス触手が出て行ってからでなくてはならず、
それに内壁で定着する位置を改めて見つけようにも、また同じように引きはがされるのが目に見えている。
自然、彼ら脱落組が向かう先はひとつしか選択肢がなかった。

春香「ん、んんんっっ!?♥♥♥♥い、いまの、っ…、はひぃっ!♥♥♥♥ま、またぁっ……」

ペニス触手が奥底まで突き込まれるのに合わせ、小型ヒル触手たちも奥へ向かい、
そしてそこに狭い穴があるのを見つけた脱落ヒルたちは当然のように次々ともぐりこんだ。
ここなら大型種の邪魔を受けることもない、と安心した彼ら、彼女らは、
ゆっくりとその内壁を這いまわって好みの場所を探すと、再度吸盤を駆使し、春香の子宮の内側に張りついていく。

春香「………っ、ぁっ、は……♥♥♥♥ひ……っ、きゃふっぅ♥♥♥♥ ………♥♥♥♥」

油断していたところで連続して子宮口を押し広げられ、中に入り込まれただけでなく
あまつさえ内壁に吸い付かれ、そこでもまた媚薬を粘膜へ直接注入され、
春香はもう声をまともに出すこともできなくなっていた。切れ切れに悲鳴のような声を上げ、
這い回られ、吸われるたびにまた小規模な連続絶頂に襲われてしまう。

そして、それを好機と見てとった超大型種は、深々とペニス触手を春香の奥まで嵌め込み、精液を注ぎ込みはじめた。
同じように、春香のペニスにフェラチオしていたヒル触手も、ひときわ強烈な吸引を加える。

春香「はっひいぃぃっ♥♥♥♥♥イっちゃうぅイクッイクイクうぅ♥♥♥♥♥ひあぁあぁぁあぁ〜〜〜〜っっ♥♥♥♥♥♥」

ヒルの精液を膣内にも子宮にも腸内にも思い切り吐き出され、そのねっとりとした熱さに春香は一瞬で絶頂させられた。
流れ込んでくる勢いの強さに子宮内でしっかりと張りついていた小型ヒルの何匹かがまたもぎ離され、
あわてて再度シャイニング・ハルカの聖なる小部屋の内側に吸い付いていく。
フェラチオ奉仕をしていたヒル触手は、疑似ペニスが精を吐き出し始めたのを見届けると吸盤を離し、
春香は前の穴にも後ろの穴にも精液を注がれながら、自分でもたっぷりと精液を吐き出した。

春香「またお○んちんイク♥♥♥♥精液出しちゃってるっ♥♥♥♥ちがうのにっ、わたし女の子なのにぃ♥♥♥♥」

すっかりたぷたぷの精液溜まりと化した春香の膣と尻穴の中で、小型ヒル触手たちがまた蠢いていた。
同類が新しく入ってこないうちにもっとよいポジションはないかと這い回り始め、
その軟体と大型ヒルの精液がからみあってぬちょぬちょと卑猥な音を立てる。

春香「ふあぁ、あ♥♥♥♥やんっ、いま、動いちゃらめぇ♥♥♥♥イッたのに、またイっちゃうぅぅ…♥♥♥♥」

まだ生殖用触手を抜かれないまま、春香はぐったりと脱力し、自分で自分を支えることもできず
背中のヒルに張りつけられてかろうじて倒れずに済んでいる状態になる。

響『おおー、ヒルノ助はけっこー強引なんだなー。ごめん、ちょっとシャイニング・ハルカつれてこっち来て―』

響が行った指示の内容も、春香の耳にはほとんど入っていなかった。
433 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:05:50.98 ID:3Gv5Gl/Y0
………………
…………
……

シャイニング・ハルカとシャイニング・マミは粘液の海からは引き上げられていたが、
それは自分の足によるものでも、自身の意志によるものでもなく、
ただ単に、背中に覆いかぶさる超大型種のヒルに拘束されたまま連れてこられただけのことだった。

あえて姿が見えやすいように二人は横に並ばされていた。
姿勢的には立ちバックの体位を取らされているのに近いが、すでに自力で立っていられない二人は
後ろ手に回された両腕ごと背中を、それに膝を曲げた足を、それぞれ半ばヒルの体に埋め込まれていて、
手だけを後ろに回した中途半端な四つんばいの姿勢のまま宙に浮かされているに近い。

そして二人を拘束している二匹の超大型ヒルは、腹部の裂け目から大量のペニス触手を伸ばし、
春香と真美の前後の蜜壺を無尽蔵の繁殖欲でまだ犯し続けていた。

春香「あ、あ♥♥♥♥イク………イグッ♥♥♥♥お○んこもお○んちんもイくぅぅっ♥♥♥♥」

ごぶっ、と音を立てて勢いよく膣に精液を吐き出され、反射的に春香は自分の疑似男根からも精を放ってしまう。
何度射精させられたかわからない状態でもまだそれは雄々しく反り返っていて、
自然に消滅するまでにはまだ相当な時間を必要とすることを想像させた。

真美「あひぃぃっ♥♥♥♥ふあぁっ…♥♥♥♥ま、まだ、おわりじゃ、ないよねぃ♥♥♥♥んきゅぅぅ♥♥♥♥」

真美は尻肉も太ももも下腹部も真っ白でべとべとになるほどヒルの精液を注がれ続け、
幼い子宮が服の上からでもかすかに膨らんで見えるほどになっていたが
それでも年にはおよそ不釣り合いな妖艶な笑みを浮かべ、腰をくねらせて牡を誘った。
魔法戦士をすっかり理想的な牝に仕立て上げられたことを歓びつつ、
超大型ヒルは注文通りにペニス触手をうねらせ、真美の奥深くを愛するように凌辱する。

真美「そ、そう、これっ♥♥♥♥しょくしゅ、おくまでぇっ♥♥♥♥ぐちゅぐちゅされるのいいよぉぉっ♥♥♥♥♥」

響『…伊織と美希は仕方ないとしてもさー、三人とも、どーしたの。ちゃんと見てあげないと、ほらほらー』

響がそう煽っても、Pも千早も雪歩も顔すら上げることはできなかった。
そもそも顔を上げようが上げるまいが響によって強制的に映像も音声も送り込まれてしまうのだが、
あえて直接見せようとする響の悪辣さすら、春香と真美の痴態を見続けてしまった三人には届かない。

響『しかたないなー、じゃ、ヒルノ丞。せっかくこんなに悦んでるんだから、シャイニング・マミを見せてあげてよ』

響がそういうと、超大型ヒルの一匹は真美を器用に凌辱しながら尾部の吸盤を駆使して身体を起こした。
同時に真美の姿勢を変えさせ、手を後ろに回して体操座りをしたシャイニング・マミを
後ろからそのまま抱え上げたような、足を揃えさせて腰を曲げたかっこうで宙に浮かせる。
もちろんその姿勢でも、生殖触手は下から突き上げるかたちで2本ずつ前後の穴を犯し続けていて、
自分の体重が挿入の強さに反映されるのを感じた真美は小さく悲鳴を上げた。

響『さてと、真美。ほら、そこ、プロデューサーが見えるぞー。なんか言いたいことある?』

響の言葉にもPは顔を上げなかったが、抱え上げられた真美がバリアの近くまで移動させられているのも、
幼い膣穴と尻穴を繁殖用の凶悪な触手で2本挿しにされているのもすべて見えてしまっていた。
それを知ってか知らずか、真美はふわふわととろけた声で話しかける。

真美「えへへぇ、にーちゃん、っ♥♥♥♥ごめん、真美、しょくしゅに勝てなかったよぉ…♥♥♥♥」

P(やめろ……響、よくわかった、やめてくれ、俺が全部悪い、だからやめてくれ………!!)

喉がすでに枯れていて声もろくに出せないPは内心で叫ぶことしかできなかった。
そのPの耳に、真美の甘い声が飛び込み続ける。

真美「いまも、真美、めっちゃぬちゅぬちゅされまくって、て……♥♥♥♥すっごい、きもちいい、の♥♥♥♥」

真美「あっ、ひゃぅっ♥♥♥♥ま、また、きちゃう♥♥♥♥あぁ、しょんなぁ、にーちゃんのまえで、なんて……♥♥♥♥」

言葉の上では嫌がっていても、シャイニング・マミの声も表情も身体の反応も、とてもそうは言っていなかった。
すぐに突き上げる触手たちの動きが激しくなり、真美も熱に浮かされたように叫び出す。

真美「うぁんっ♥♥♥♥やぁっ♥♥♥そ、そだっ、にーちゃんにも♥♥♥♥真美がまたしょくしゅに負けちゃうとこ♥♥♥♥見てもらおっ♥♥♥♥」

真美「あぁ来てるぅっ、もうきちゃう♥♥♥♥しゃせー来るっ♥♥♥♥にーちゃん見てるのにっ♥♥♥♥いっぱい出されちゃうよぉ♥♥♥♥♥」

P(やめてくれぇえっ、もう許してくれ!!響、頼む、お願いだ、もうこんなもの見せないでくれ!!)

Pの叫びはなんの意味もなさず、そして都合4本の触手が真美の最奥へ潜り込んで全力で射精しはじめた。

真美「あぁあぁぁんっ♥♥♥♥♥だひてるっ♥♥♥♥しょくしゅが、真美のいちばんおくにぃいっ♥♥♥♥♥あちゅいのきもちいぃっ♥♥♥♥♥」

真美「しゃせー止まらないよぉ♥♥♥♥♥もうはいらないっ♥♥♥♥♥真美のおなかもういっぱいなのぉ♥♥♥♥♥♥」

真美「あ、っあ、真美にもなんか来ちゃうよぉっ♥♥♥♥イ、く♥♥♥♥しょくしゅに負けて真美っ、いきゅぅぅぅううぅう♥♥♥♥♥♥♥」



響『………どう、プロデューサー。真美が、こんなことになっちゃったのも、プロデューサーたちが反抗的だから、だぞ?』

完全に倒れ伏したプロデューサーと、何の反応もできないマジシャンたちの間に、響の冷たい言葉が響いた。
434 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:15:41.32 ID:3Gv5Gl/Y0
トラップ判定結果

春香・機動力45+コンマ50(反転)<目標値:115
真美・機動力55+コンマ39(反転)<目標値:115

→両者クリア失敗

緊急脱出判定結果

春香 機動力45+コンマ38(反転)<目標値:105 失敗
真美 機動力55+コンマ11(反転)<目標値:105 失敗

--------------ここまで再掲


第9チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が4減少しました。 10→6

春香の耐久力が12減少しました。 【45 45 45 46】→【45 45 45 34】
真美の耐久力が12減少しました。 【40 45 55 30】→【40 45 55 18】



※美希と伊織の【触手服】について、今回のチェックポイント(4ターン経過)より少し修正しています。
(このままだと確実に触手服の耐久力削りでリタイアになってしまうため)

前の分↓
【触手服】本イベント中のみ・永続
・装着者は今後のチャレンジの際、能力値に-20%の補正を受けます(強制・確率判定なし)。
 ユニゾンを使用する際は合算能力値に対して補正が発生します。
・装着者は今後、チャレンジしているか否かに関わらず、1ターンの経過につき耐久力が-3されます。

修正版↓ (変更点は【】内の部分です)
【触手服】本イベント中のみ・永続
・装着者は今後のチャレンジの際、能力値に【-25%】の補正を受けます(強制・確率判定なし)。
 ユニゾンを使用する際は合算能力値に対して補正が発生します。
・装着者は今後、チャレンジしているか否かに関わらず、1ターンの経過につき耐久力が【-2】されます。

いじられ慣れて体力の減りは抑えられるようになったけど、性感は上がってマイナス補正は強くなってしまった、的な感じで。


そのため、美希と伊織の耐久力推移は以下のようになります。耐久力-2*消費4ターンです。

美希の耐久力が8減少しました。 【65 40 55 21】→【65 40 55 13】
伊織の耐久力が8減少しました。 【90 30 45 17】→【90 30 45 9】




安価の導入までもうちょっとだけおまちください。
毎度ごめんね。
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 23:22:25.45 ID:Q/ku5sOn0
乙です。春香も真美も戦えるのか?
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 23:26:01.18 ID:Xh2eu5WKO
まともな戦力が雪歩しかいない件。
中毒×2、エロ拷問中×2、快楽堕ち×1
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 23:27:17.14 ID:Q/ku5sOn0
雪歩も貴音がいるからな...。
438 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:47:02.68 ID:3Gv5Gl/Y0
春香と真美が上げる……上げさせられる嬌声を聞かされ、痴態を見せられる時間がそれからもしばらく続き、
それが過ぎてからようやく、二人は俺たちのところへ戻ってきた。
響が気を利かせたのかなんなのか二人とも気を失っていて、
それに、もちろん………服や肌は、凌辱され尽くしたそのままの姿だった。

P(……かつての仲間に、こんなことを平気でする奴が相手なんだ。俺がミスをしたのは、このトラップ云々の話じゃなくて)

P(むしろ、ブラックジャンボ………いや、響に、敵対する道を選んだこと、そこからなんじゃないのか………?)

千早も雪歩も、一言も口をきかないままだった。
二人は戻ってきた春香と真美にそっと寄り添い、自分の衣装が汚れるのも構わずに優しく抱き締め、
あるいは何も言わずに手をぎゅっと握り、じっと座り込んでいる。

伊織も美希もまだ戦意は十分にあるようだったが、体力的に相当消耗しているのがはっきりとわかる。
春香と真美のほうがまだ二人よりはマシかもしれないこの状況で、どうすればトラップを突破できるというのだろうか。

P(だけど、ここまで来て、降参する、なんて話は通らないだろう。俺はどうなってもいいが、みんながなにをされるか……!)

そのとき、こつん、と軽い音がして、そう離れていないところに誰かが降り立つ気配がした。

響「……やれやれ。だらしないなあ、プロデューサーも、みんなも」

千早「っ!?そ、「総帥」がなぜ、いきなり……!」

雪歩「………み、みんなはやらせないよっ、響ちゃん!わたしが盾になる!!」

総毛立つ感覚に襲われて口も開けない俺をよそに、千早と雪歩が素早く臨戦態勢をとった。
実際のところ、今こっちでまともに戦力とカウントできそうなのはこの二人くらいで、
全員が万全でもまず勝てない可能性が高い響が相手となれば、もう、どうしようもない。

P(ここまで、か………!?)

響「よいしょ、っと。はいこれ」

油断なく構える千早と雪歩、まだ気を失っている春香と真美、それになんとか身体を起こしてはいるものの
それ以上のアクションを起こせていない美希と伊織。6人のマジシャンと俺が見据える中で、
響は背中側に持っていたなにかを引っ張り出すと身体の前に置いた。




いよいよあとちょっと、ゾロ目の第11チェックポイントっ!!

入室可能枠:1名〜最大3名まで

ヒント:
「ここは今までとちょっと違うんだ。そう、いわゆる中ボス戦、ってやつ……!
 ひとりでチャレンジするのだけは絶対やめといたほうがいいし、もちろんユニゾンは必須だぞ?!」

スペシャルヒント:
「倒せたほうがもちろんいいけど、あんまり時間かけさせるのはかわいそうだから、安心の制限時間つき!
 たとえすっきり勝てなくても、3ターン過ぎたら出口が開くようにしてあるからね。」

追加ヒント:
「しょーがないから超超大サービス!?今回のユニゾンでは、マイナスの効果を共有しないようにしてあげちゃう!
 あと、これはアドバイス。バトルするからってだけじゃなく、機動力が重要になる場面がある……かもね?!」




P「……第11?次は第10チェックポイントのはずだろう?」

響「うん、そうなんだけどさ。正直、そんな余裕ないでしょ、春香たち」

そこは確かに響の言う通りだった。残り時間はだいたい3時間で、このまま行くと間に合わないおそれもある。
それ以上に美希や伊織はこれ以上消耗が続くとかなり危険なところにさしかかりつつあった。

響「自分もさー、100%勝つってわかってるゲームなんか、しても面白くないの。だから、1個飛ばさせてあげる」

伊織「……っ、どうせ、それが罠なんでしょ」

響「わかってないなぁ伊織、そっちに選択権とかないんだよ。ほら、追加ヒントもあげてるし?」

確かに、今までになかった「追加ヒント」がボードに記されていた。
しかもよく見るとここだけ、急いで手書きで追加されている。

響「そう、それホントに今、いっそいで書き足してきたんだぞ」

俺たちの目線に気づいたのか、響が説明を始めた。

響「だから、最初のヒントでユニゾン必須って書いてるのに、追加でユニゾン修正するよって話してるでしょ?」
439 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/08(火) 23:57:22.85 ID:3Gv5Gl/Y0
雪歩「………マイナスの効果を共有しない、って、どういうこと、響ちゃん?」

響「そのまんまの意味だよ。各マジシャンのマイナス補正は消してあげないけど、今回はそれは共有しない、って意味」

P「どうして今さらそんなことを言い出すんだ。話がうますぎる!」

雪歩の問いに対し、ごく普通に響が答えた。だが、これも罠じゃない保証はどこにもない…のか?

響「だからー、そうでもしないと絶対そっちが負けちゃうことになって面白くないから、だってば。自分、信用ないなぁ……」




響「あーあー、しかしマジシャンたちがこんなに弱っちいなら、もっと適当なチャレンジでも十分だったなー」

室内の緊張などまるで意にも介さずこちらに背を向け、ぼやくように響は言って、そして俺たちのほうを振り向いた。

響「……てことで、これに勝てたら、まだそっちにもクリアのチャンスはあると思うぞ。がんばってね!」





※これより戦闘が発生します。選択した最大3名までが戦闘を行います。


参戦可能なマジシャンの状態、および戦闘時に発生する可能性のあるマイナス補正について一覧にします。


春香 【45 45 45 34】 【媚薬中毒(重度)】 ※凌辱により状態が悪化しています。(-40%or-20%のどちらか)

千早 【42 30 75 30】 【媚薬中毒(軽度)】(30%の確率で-20%)&【寄生触手】(コンマ書き換えの可能性)

雪歩 【30 70 35 34】 【銀色の夢魔】 >>196

美希 【65 40 55 13】 【触手服】(確定で-25%)

伊織 【90 30 45 09】 【触手服】(確定で-25%)

真美 【40 45 55 18】 【急性媚薬中毒(重度)】 ※内容は重度と同様です。(-40%or-20%のどちらか)







↓2 今回の挑戦者

枠は最大3名のため、最大3名までの名前を1レスの中で指定してください。
2名以上が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 23:59:54.36 ID:Z0IzLAXCO
安価下
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:02:09.28 ID:RgZ79icnO
千早雪歩みきユニゾンする
442 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 00:23:05.91 ID:L4uOmBSi0
参戦者は千早・雪歩・美希、ユニゾンは使用する、で了解しました。

-------------------

P(……やっぱり、千早と雪歩を外す、ってのは考えられない。というか、無理だ)

追加ヒントの機動力云々は気になりはしたが、春香と真美があの状態で、
それに美希も伊織も体力面での不安が大きすぎた。
千早のスピードと雪歩の防御力は、戦う上でもきっと重要になるはずだ。

P(…あとひとり。あとひとり入れるとしたら、誰だ………?)

美希「………ハニー。美希にやらせて」

伊織「ちょ、あんた、っ……」

いつの間にか美希がすぐそばに立って俺をまっすぐ見つめていた。
でも美希は体力が、と言いかけたところで、その美希がふらつき、軽く呻く。

美希「はぅっ……うぅん、く、ぅ……!」

P「やっぱりその状態じゃ無理だ、美希!無理したら………」

美希「でも、そしたら、春香や真美を行かせるつもり?」

P「……………っ」

…消去法で考えれば、3人目は美希しかいない、というのも確かだった。
伊織の攻撃力もたしかに重要だろうが、まずは敵を引き離す、
あるいは追いつくことができなければどうにもならない以上、機動力があるに越したことはない。

P「よし。わかった。千早、雪歩、それに、美希。この3人で行く」

伊織が何か言いたそうにしていたが、あえてそちらは見なかった。
今回の選択が最善手には程遠いかもしれなくても、時間のこともあるし、あまり悠長にはしていられない。

俺が名前を呼んだ3人がくっと唇を強く引き結び、それから叫んだ。

「「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!!」」」







雪歩「………さ、砂漠…!?」

萩原さんが呆然として口にする。
彼女の隣で立つ私も開いた口がふさがらなかった。

美希「…でも、思ったよりあっつくないの。それだけでも、マシかな………」

ドアを潜るとそこは、青空と荒涼とした砂の丘が広がる砂漠地帯だった。
こんなところで一体なにと戦えというのか、まるで想像がつかない。

千早(砂漠といえば………なに?ラクダ、流砂、………ピラミッド、ああ、どれも絶対に違う!)

そのとき私たちからそう遠くないところで、凄まじい勢いで砂が噴き上がるのが見えた。







まず最初に、千早の【媚薬中毒(軽度)】の発症判定を行います。反転なしの通常コンマです。

以下のコンマが01〜10/31〜40/61〜70のいずれかに合致した場合、
千早の能力値に-20%の補正がかかり、今回の能力値が下方修正されます。

※今回、耐久力に関しては補正対象外となります。美希も同様です。

↓1 中毒発症判定(千早)
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:24:24.27 ID:qRmxsxvZo
うぃ
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:25:34.98 ID:JCySp50mO
だあ
445 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 00:37:37.74 ID:L4uOmBSi0
雪歩「な、なにっ!?」

美希「………来るのっ、二人とも構えて!」

私たち二人が事態を把握するより早く美希が鋭く叫んだ。
さっき砂が舞い上がったあたりから、こちらに向かって、モグラみたいに地中をなにかが突進してくる!

もう少しで私たちが立っている丘に届くか、というあたりでその航跡は速度を緩めた。
そして、もう一度、最初のときと同じように爆発的な勢いで砂を撒き散らし、その姿を露わにした。

千早「…どうやらこれも、私たちの常識の範囲外の生き物ね………」

外見的には、芋虫……が、おそらく一番近いだろう。
でも芋虫というものは、基本的に砂漠には生息していないだろうし、
足のようなものも昆虫である以上6本しかないはずだし、
……それになにより、こんなに大きくはないはずだった。





千早 【42 30 75 30】 (媚薬中毒発症なし)
雪歩 【30 70 35 34】
美希 【49 30 42 13】 (【触手服】耐久力を除いて-25%)

合計 【121 130 152 77】

vs

巨大ワーム 【95 80 110 220】


※規定ターン数制限:3 (3ターン経過で自動的に戦闘が終了します)





戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:39:28.39 ID:AR2mKFt70
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:39:42.15 ID:EeooblHVO
埋めた
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:40:14.62 ID:JCySp50mO
勝ちに行こう
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:40:21.54 ID:uy4LkN7VO
a
450 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 00:43:30.76 ID:L4uOmBSi0
1ターン目:戦闘結果

【戦闘結果:三人の攻撃!(191vs125)→ダメージ49(183-134):220-49=171 戦闘継続】




2ターン目の戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:44:32.19 ID:AR2mKFt70
埋め
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:45:00.43 ID:uy4LkN7VO
行け
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:46:02.93 ID:EeooblHVO
Ksuk
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:46:33.75 ID:qRmxsxvZo
勝ったな
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:46:56.29 ID:AR2mKFt70
急ぐ
456 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 00:50:57.09 ID:L4uOmBSi0
>>451のコンマが19(素数)のため、千早の【寄生触手】での変換対象となります。19→01

これにより機動力が 152+1 / 110+43 で同値となるため、2ターン目は引き分けとして扱います。



3ターン目の戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:52:24.27 ID:AR2mKFt70
負けるな
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:53:07.98 ID:qRmxsxvZo
ああ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:53:14.06 ID:uy4LkN7VO
埋め
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/09(水) 00:55:01.83 ID:EeooblHVO
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:58:33.75 ID:IpCKeQ8vO
ギリ勝ち……でいいの?
462 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 00:58:52.25 ID:L4uOmBSi0
3ターン目:戦闘結果

【戦闘結果:敵の攻撃!(179vs208)→ダメージ42(178-136):77-42=35 規定ターン数経過により戦闘終了】




美希の【触手服】の効果で、3ターン分のダメージが残耐久力から差し引かれます。 35-2*3=29


千早・雪歩・美希 の三人に、この残り29の耐久力をどう振り分けて戻すか、1レスで全員分指定してください。

※イベントはまだすべて終了していないため、美希の【触手服】での耐久力減少は今後も発生します。


↓3 耐久力の振り分け指定
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:00:51.45 ID:uy4LkN7VO
埋め
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:01:43.88 ID:p+hbaWNPo
st
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:02:30.75 ID:EeooblHVO
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:03:31.61 ID:AR2mKFt70
安価有効なら
千早10 雪歩9 美希10
467 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:07:16.74 ID:L4uOmBSi0
ありがとうございます。>>466で残耐久力の振り分けを確定します。


続きまして、規定ターン内に敵を殲滅できなかったため、緊急脱出判定を行います。

機動力:目標値80/雪歩:機動力35 美希:機動力42

千早のみ:目標値95/千早:機動力75




判定用コンマ

↓2 千早
↓3 雪歩
↓4 美希
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:08:27.50 ID:EeooblHVO
埋め
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:09:01.34 ID:AR2mKFt70
逃げて
470 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:09:09.94 ID:L4uOmBSi0
※ごめんなさい反転コンマ安価↓
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:09:11.78 ID:p0fL7PiSO
はい
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:10:11.27 ID:AR2mKFt70
逃げて
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:10:49.30 ID:uy4LkN7VO
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:12:06.69 ID:AR2mKFt70
美希がダメだったか。脱落か?
475 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:12:17.65 ID:L4uOmBSi0
ありがとうございます。無事全員脱出成功です。
遅くまですみません、本日の安価、および投下はここまでです。





ぎりぎりで思い出して反転って言いさえしなかったら美希が引っかかってたのにチッキショォォー!!(心の声)
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:16:51.36 ID:AR2mKFt70
美希大丈夫だったか。乙です。
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:17:48.53 ID:p+hbaWNPo
乙でござった
478 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:18:30.53 ID:L4uOmBSi0
(誰も今回の罠にはまらなかった悔しさのあまり途中送信までやらかす書き手の屑)


Q.なんで真美だけこんなめっちゃ堕とされてんの

A.やばいと思ったが性欲を抑えきれなかった


それに最近そういうの書いてなかったから……どうしても書きたくて……


春香さんが添え物みたいに見えてはいないかと気が気でない触手凌辱でございました。
好きなようにぬちゅぬちゅしたので後悔はないけどヒルって設定どこいったの感ぱねえ。



そして戦闘といいつつ最後のトラップが>>1的にはメインでした。よくぞ突破なさいました!チッ!
巨大ワームに呑まれて美希が堕ちるのすげえ書きたかった……ちっくしょう…ちくしょう……
それにゆきぴょんという不利な子までいたというのに!ちくしょう!


次回は週末になります。早くても次の金曜夜、遅ければ土日です。
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:21:52.94 ID:AR2mKFt70
すみません。美希は大丈夫なんでしょうか?安価がずれてわからないのですが...。
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:23:51.43 ID:uy4LkN7VO
乙です。全員ボロボロだな。
481 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:24:59.91 ID:L4uOmBSi0
>>475で書いてますが全員判定クリアです。
>>470はシステムメッセージ的なものとでも思って無視してください。

すなわちコンマ取得対象は469/471/472のそれぞれ反転です。
482 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:27:30.65 ID:L4uOmBSi0
ああああああああ!
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:28:49.12 ID:AR2mKFt70
ありがとうございます。分かりました。
美希は残念ですが、まだ幹部とかも残ってますし、ね。まだまだチャンスはありますよ。
484 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/09(水) 01:29:08.39 ID:L4uOmBSi0
また送信ミスです、なんでもないです、ほんとすみません…
悔しさのあまり発狂してるんだとでも思ってください。
おやすみなさい。

ちなみにまだイベント終わってないっていうか、このあと幹部戦とか、まあ、ね、その。
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:52:31.37 ID:p+hbaWNPo
真美の堕とされっぷり良かったです。あと春香さんも
今後戦えるのか不安ですが・・・
次も楽しみにしてます
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 05:20:44.03 ID:JCySp50mO

真美のナイアガラ並の堕ちっぷり
美希はあれだ、ハルチハが信号機トリオの一員として、
きっちり堕としてくれるさ
雪歩は今のところノーミスか
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 06:34:10.53 ID:ukw0AJejO
乙でした
結局はるまみの触手寄生は免れたということでいいのかな?
ワーム丸呑みはフレーバーで多少再現出来るかもと思いました(飲まれて軽く責められもうダメかと思いきや何とか脱出みたいな)
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 07:28:18.54 ID:k5PN+MXsO
かなりダメージは受けてしまったから、>>487のように呑まれたけど堕ちる前に脱出はいいかもしれませんね。
まだこのイベントで安価があるなら、ワームに呑まれるを魔法が何かで再現するのもありですね。
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 18:30:41.32 ID:da+S7yaeO
というか陥落寸前で時間切れ→仕方ない約束だからペッ!でもいい、むしろそれが見たい
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 20:36:14.71 ID:AR2mKFt70
まだイベントが続いているみたいなので確認したいんですけど、ヒントの嘘本当の規則、分かった人いますか?自分はただの「?」だと嘘で、「?!」だと本当だと考えています。
491 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/09(水) 20:40:18.96 ID:L4uOmBSi0
そうか、フレーバーかぁ……

丸呑み攻撃を回避できるかどうか、って設定で機動力での判定にしてたものですから
それを三人ともちゃんとクリアしてる以上フレーバーであっても呑まれてしまうのはおかしいし、
次回に影響が出ない程度の描写しかできないなんて(>>1が)生殺しじゃん、と思ってたけど
そういえば戦闘で、しかも「最終ターンに」ダメージけっこうもらってますよね、体力半減するくらいにね………

というかむしろ、「三人とも呑まれたけど機動力を活かしてなんとか出てこれた」という解釈ができないこともないですね…?

もっといえば、今回はなんとか逃げ切れたけど、どっかで再戦して今度は逃げられない…とかっていうのもありですね……?

安価は絶対だけどフレーバーなら仕方ないかぁ………(ニヤァ



※とかなんとかいいつつ、次回はおそらく13日の日曜夜になってしまうかと思います。ご容赦ください。
 そこで安価もやれたらベスト。
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 20:49:20.46 ID:AR2mKFt70
了解です。応援してます。
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 20:59:58.97 ID:tfT0NVjm0
>>490
!?の時のヒントは、本当だけど隠し要素があるだと思う(前回だと衣装の変化、今回は戦闘終了後の脱出)
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 21:16:10.56 ID:AR2mKFt70
>>493そうですね。自分も同感です。何もついていないヒントは素直に信じていいんでしょうね。
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 21:37:37.10 ID:Xur2gV1wO
>>491
そんなにやりたかったんですね、ワームに呑まれる...。原案を出した者ですけど、うれしいです。
理想としては千早美希伊織だったんですけどね。そういう設定にしたんで。美希は残念でしたけど、まだチャンスはありますよ。復活怪人みたいに再出現を安価で狙ってみるかなー。
自分もアイマスエロSS書きたくて勉強中ですけど、呑み込まれるのはやりたいな。
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/10(木) 13:08:58.19 ID:bxeBlbRE0
むしろ、超巨大ワームに飲み込まれる→中がダンジョンになっていて、そこからの脱出イベントになる→当然中でもエロイベントが起きる、みたいな展開もできますし。
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 09:21:33.78 ID:25gTyGbe0
すみません、質問です。
以前スライム陵辱で五人のPへの恋愛感情を示してくれましたが、他の子はどうでしょうか?Pとのラブはなくても、安価で使えると思うので示してくれるとありがたいのですが。
できるなら幹部を含めた全員を恋愛感情有り無しで分けて、強い順に並べてくれると嬉しいです。
498 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/12(土) 12:47:15.60 ID:lcqgj3i30
えーと……真面目に考えてくださるのはとても嬉しいのですが、
前回も実をいうと聞かれて無理やりその場で考えた感じでしたし、正直、ほとんど考えても決めてもいません(汗)

>>1は765アイドル魔法少女凌辱がやりたい(触手凌辱だと最高に滾る)というだけの理由でこのスレを書かせていただいております。
単純なただひとつの理由ですがそれ以外は割とどうでもいいです。

現に、今まで書いてるもの見ていただいたらわかるとおり、初めてなのに触手で堕ちちゃうぅ♥♥♥みたいなのしか書きません、
というか書けません。
繊細な心理描写だとか、「心はあの人のものなのに身体は……くやしい……でも……」みたいなのは>>1には無理です。

イチャラブ描写とかまるで考慮していないシステムや話の展開を組んでる時点でお察しください(ゲス顔)



そこらへんを踏まえた上でどうしても、という話であれば、各種媒体等で恋愛感情に寄せて描写されがちである(と>>1が感じている)子たち、
具体的には春香・美希・あずささん、このあたりは明確にラブ勢っぽいかな? あとの子はどうとでもお好みで、という程度です。


なお、今のストーリー内で響がP含めほかみんな家族にしようとしてるのは、恋愛感情云々というより
響に関して外せない(と>>1が考えている)「家族」というキーワードが暗黒化した際に暴走してるイメージであり、
あとは悪の組織のボスとして明確な目的を設定するのに都合がよかったためです。



長くなりましたが、結論としては

「安価を取る方が好きなように味付けしてください。こちらはそれを前提に話を組み立てます。※頑張るけど、イメージと違ったらごめんね」

ということに尽きます。こちらの主張は今までのエロ安価関連のときから一貫してずっと変わっていません。


まあ、なので、その辺のことを気にしてくださる方は
ほかの人の安価結果に明白に逆行するような指定をぶち込むのだけはできるだけやめてね
(整合性が取りづらくなって、ただでさえ遅い筆がよけいに遅くなるから)、というくらいでしょうか。







それにどうせ恋愛感情があろうがなかろうが触手とか媚薬粘液とか触手とかで最終的に都合よく堕っこちますので
結果としては今までどおりです、だいじょうぶ、なにも変わりません(ゲス顔(二度目))
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 14:20:09.07 ID:79YCZv+aO
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 14:20:43.60 ID:79YCZv+aO
すみません。誤爆です。
501 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/12(土) 19:19:57.33 ID:lcqgj3i30
ところで今回はワームさんをあまり活躍させない方向でいくことに考えが変わりました。
判定成功してるかどうかが今も昔もコンマ安価スレの絶対基準のはずですからね。

で、急な話ですが、今晩さくっと戦闘描写やったあと次の安価を取ろうかと思っています。
そこで論理クイズもどき(ヒントから答えを導け!的なやつ)をやってみたいなと。

ただ、そもそも最初はたぶん日曜になりますよと予告していましたので、人が少なければ考え直します。
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 19:53:52.17 ID:25gTyGbe0
>>497です。回答ありがとうございました。こちらの好みでやらせてもらいます。最終的に墜とすにはPに限らず友愛の感情を利用した方が重みが出そうなので質問させてもらいました。
また質問ですみませんが、エンディングをどんな感じに構想しているかまだまだ分かりませんが、前レスにあった「Pの悪堕ち」に繋がるような安価はありですか?ネタバレになりそうなら回答はなくてかまいません。
今夜はいけます。
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 19:58:50.57 ID:Pt0XzfZ0O
います。ワームはまた安価で復活させる。
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 20:18:35.82 ID:tPYcbBilO
いけますよ。
505 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/12(土) 20:48:47.57 ID:lcqgj3i30
ありがとうございます。
21時半〜22時ごろに安価が出る感じにする予定です。

細かいことはそのときに改めて説明しますが、今回は今までの「↓2」等の形式ではなく、
考える時間を15分〜30分ほど設けた上で安価を取ります。

すなわち、「>>1がこのレスを投下してから30分経過後の最初のレス」とか、
あるいは「○○時××分以降最初のレス」みたいな指定の仕方をさせていただきます。

ヒント:
今までのヒントのルールにのっとった問題が出ます。
正解できれば踏破にだいぶ近づきます。
不正解だとかなり厳しいことになりますし、状況次第で戦闘とかエロとかありえます。

>>1は性格が悪く、かつマジシャンたちをエロい目に遭わせたくてたまらないので
がんばって問題を解き、春香さんたちをゴールまで導いてあげてください。

それでは、もうしばらくおまちください。

506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 21:06:41.83 ID:25gTyGbe0
待ってます。
507 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/12(土) 21:44:18.88 ID:lcqgj3i30
千早ちゃんと美希ちゃん、それにわたしが見ている前で、とても大きな虫さんのようなその生き物は
長い体を砂の表面から高く持ち上げて、甲高い鳴き声を上げます。

雪歩(………お、大きい、それに………気持ち、わるい…!!)

茶色とピンク色の中間みたいな、なんとも言えない色の皮膚がぬらぬらと光っていました。
ただのチューブみたいな見た目をしていますが、よく見ると胸?のあたりには
いもむしみたいな短い足が何本も生えていて、宙をかくみたいにしてわらわらと動いています。

二つ前の部屋で、わたしが退治することになった蜂さんのような生き物といい、、
ひとつ前で、春香ちゃんや真美ちゃんに………とても、酷いことをしていたヒル?に似た生き物といい、
響ちゃんはわたしたちが生理的にいやがりそうなものをあえて選んでいるに違いありません。
今回のこれも、そういう意味ではとても正しいチョイスだと思ってしまいます。

美希「先手必勝、なの!レイディアント・スター……」

美希ちゃんが短く叫んで銃をかまえた瞬間、巨大な虫さんは長く伸びていた体をいきなり引っ込めました。
そのまま頭まですぽっと出てきたばかりの穴に入ってしまい、わたしたちの視界から消え去ります。

美希「あ、っ!?逃げられた!」

千早「………この砂漠全体が、相手のテリトリーというわけね。奇襲を受けないようにしないと…」

さっきこっちに寄ってくるときはモグラみたいに砂の中を動く跡がはっきり見えていたのに、
いま地面にもぐった虫さんは、音こそ立てているけど、跡を砂の表面に出さないようにしているみたいです。
これだと、わたしたちは、出てくるのを待ってから反撃するしか手がない……… ……?

雪歩(………っ!?)

足もとが、ほんの少しだけど、揺れる感じがしました。
声をかけたりしてるヒマはありません。わたしはとっさに千早ちゃんと美希ちゃんに体当たりして、
バランスを崩したわたしたちは三人でだんごになり、ごろごろと熱い砂の上を転がります。

千早「っ、は、萩原さんっ!?」

美希「きゃぁあぁっ!?雪歩、いきなりどうし―――」

ごばぁっ!

爆発するみたいな音を立てて、ちょっと前までわたしたちがいたあたりの砂が巻き上げられました。
真下から体を突き出してきた虫さんが、まっすぐ空中に伸び上がり………
そしてわたしが顔を上げたときにはもう、また砂の中へ潜ろうとして、頭を突っ込みかけているところでした。

雪歩(あぁ、やっぱりだめですぅっ……!来るのは振動でわかっても、わたしのスピードじゃ、反撃が間に合わ)

千早「……Supersonic Strike Edge!!」

ぽつりとつぶやくような声が聞こえた、と思ったときにはもう、千早ちゃんは虫さんを挟んでわたしと反対側に立っていました。

虫さんの足の何本かがぼとぼとと砂の上に落ちていき、胸?のあたりに斬られたような傷ができていて、
そこから緑とも青とも違う、なんともいえない色の液体が噴き出しています。
最初に聞いた時より、もっと甲高い声を出して、虫さんがまた鳴きました。たぶん、悲鳴だと思います。

美希「……さすが、千早さん………すっごいの…………」

今の千早ちゃんの早業は、わたしはもちろん、美希ちゃんですら見えていなかったみたいでした。

雪歩(い、いけるかも!一人一人じゃムリでも…三人いれば!!)

千早「油断しないで、ふたりとも!ここは挟み撃ちで行きましょう!」

青くて大きな音符型の鎌を両手でしっかりと支えながら、千早ちゃんが叫びました。
508 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/12(土) 21:47:59.96 ID:lcqgj3i30
千早(たまたま、追撃が間に合ったけれど……萩原さんが気づいてくれていなかったら、いまごろ………!)

咄嗟のことで狙いはかなり闇雲だったが、私の一撃はそれなりに相手にダメージを与えていた。
胸の部分をえぐられ、苦悶の声を上げている…らしい巨大な蟲のような何かは、
痛みに我を忘れたのか、先ほどのように砂の中へすぐに潜ることなく、大きな体を宙にさらしたままだ。

しかも、先に攻撃をしかけた私と、美希・萩原さんの二人でちょうど相手を挟み込む位置取りになっている。
また逃げられてしまう前に、ここでたたみかけておかなくては!

千早「油断しないで、ふたりとも!ここは挟み撃ちで行きましょう!」

卑怯だのなんだのということは初めから頭になかった。
それを言うなら地中から仕掛けてくるのも、そもそも自分の得意な場で待ち構えているのも卑怯だ。

私の叫びに素早く反応して、美希が二丁の大型拳銃を素早く構え直し、
そして萩原さんは短く細めにした氷のスコップを何本も生成して両手の指に挟みこむ。

私たちだって、事務所へ泊り込むようになってから何もしていなかったわけじゃない。
同時に戦うためのトレーニングだって積んできた。今の場合なら、二人に遠距離攻撃で足止めしてもらって
その隙に私がもう一度、超高速の近接攻撃で仕留めるパターンがそのまま使えるはず!

美希「わかったの!雪歩、ミキからいくよ!」

雪歩「う、うんっ、大丈夫!」

意図はすぐに伝わって、まずは美希が足場の悪さをものともせずに大きく跳躍した。
空中からぴたりと二つの銃口を蟲の巨体へ突きつけて、不敵に微笑む。

美希「こんだけおっきくて、ミキが的ハズすとでも思う?……メテオリック・シャワー!」

一撃の威力よりも連射の手数にものを言わせた弾丸の豪雨が空中から降り注いだ。
貫通するほどではないにせよ、大量の弾の何発かはできたばかりの傷をさらに深くえぐり、
銃弾の流星雨に巻き込まれた蟲がまた苦悶の声を上げる。

雪歩「……わたしだって、マジシャンなんですぅっ!フロストバイト・スローっっ!!」

さらに追い討ちとばかり、萩原さんの投げたスコップが蟲の体に殺到する。
当たったところを瞬間的に凍結させるスコップは、刺さらなくともそのまま体表に突き立ち、
凍らされた蟲の体表の組織が少しずつ割れて砕ける、ぱきぱきという音が確かに聞こえてきた。

奇襲をかわされた直後に手痛い反撃を受けて、蟲はすっかり混乱しているようだった。
この期に及んでもまだ、砂の中へ逃げ込むという手段を思い出せずにいるらしい。

千早(こちらとしては好都合……出し惜しみはしない、一気に決めるっ!!)

もう一度、今度はさらに速度を上げて一撃を叩き込むために狙いを定める。
視界がぐっと引き絞られて、敵の姿以外ほとんど何も目に入らなくなり、

その瞬間、両方の乳首を、ぐじゅぐじゅと蠢くなにかに思いきりひねりあげられた。

千早「あひぁあぁっ!?」

雪歩「ふあぁんっ!」

美希「ひっ、やぁあぁっ!!」

千早(しま、った………!!こ、こんなとき、に………!!)

ユニゾンでの悪影響が及ぼされないようにする、というのが「総帥」の言葉だったが、
物理的な刺激はその対象ではない、ということなのか、それともその言葉が嘘だったのか……

どちらにしても、私のせいで生じた隙を、蟲は見逃さなかった。
509 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 21:56:53.48 ID:lcqgj3i30
まだ着地していないところで急にバランスを崩した美希が、一番に狙われた。
蟲は体を砂の中に隠すどころか思いきり伸ばし、その長い体躯を存分に使って美希の体を打ちつける。

美希「く……あ、うぁあぁっっ!?」

一瞬のことで回避すらできない美希はしたたかに叩きつけられ、そのままかなり遠くまで弾き飛ばされた。
ユニゾンがまだ切れていないところから見て、意識は保っているようだけど………
ただでさえ触手服を着せられて消耗しているところに今の衝撃は、かなりまずい!

雪歩「美希ちゃんっ!?い、今助けに……っきゃぁあぁあぁっ!」

目の前で美希を弾き飛ばされて動揺したのか、敵から目線を切ってしまった萩原さんに、
地中から跳ね上がるようにしてなにかが襲い掛かった。
まだ砂の中から出きっていなかった部分の、尻尾に近いあたりを砂から飛び出させ、
それを真上にいた萩原さんに直撃させたのだ。

雪歩「……っ、う、くぅぅ…………」

彼女の卓越した防御力をもってしても、高々と吹き飛ばされ、そのまま落下したダメージは相当のもののようだった。
かすかな呻き声が聞こえるのも安心材料どころか、不安をあおることにしか役立たない。

そのときには私ももう、できるかぎりの最高速で突撃をかけていた。
二人から蟲の注意をそらす意味でも、それにさっき傷を負わせたところにもう一撃叩き込めれば
あの首を落としてやることだって不可能ではないはず―――

千早「きゃぅっっ♥♥そ、そんな、今は……ぁ」

絶妙すぎる最悪のタイミングでまた乳首をこりこりと寄生した触手に転がされ、
一瞬途切れた集中が戻ったときには、目の前に大きな壁が………蟲の体が迫って来ていた。

千早「あぐぅぅうっ!?」

壁に高速のまま激突した、というよりも、壁の方が高速で突っ込んできたみたいだった。
全身を思いきり打ち据えられて吹き飛ばされ、自分の身体がざらつく砂の上を勢いよく転がっていくのが止められない。

千早「くっ、う、ぁ…………!」

蟲が狙っているのかそうでないのか、すでに美希と萩原さんが倒れているあたりに私も飛ばされていた。
連携が取りやすいように、などという配慮でないのは確実だった。
私たち三人をまとめて、なにかさらに追撃を加えるとか、そういうことをたくらんでいるに違いない。

そのとき、私たち三人からあまり離れていないところの砂上に、ドアが忽然と現れた。
あまりにも場違いなその外見に、みんな一瞬あっけにとられ、それからすぐに「総帥」の言葉を思い出す。

ちょうど一番近い位置に倒れていた萩原さんがすぐに反応した。
跳ね起きてドアに駆け寄ると、ドアノブを勢いよくつかんで回す。するっとスムーズに開いたのが私にも見えた。

雪歩「美希ちゃん!千早ちゃん!こっち、早くっっ!!」

美希「う………千早さん、先行って、ミキ、もう…」

千早「冗談でもやめて!ほら、立って、美希、急いで!」

まだ自力で立ち上がるのが難しい様子の美希に駆け寄り、なんとか立たせる。
そのときには私たちを弾き飛ばした蟲が、凄まじい音を立てて追いすがって来ていた。

美希「……っひいっ!」

美希の声につられ、私もつい振り返ってしまう。
地表の砂をすべて飲み込みそうな勢いで突進してくる蟲は、目も鼻も見当たらない頭部をまっすぐこちらに向けていて………
口にあたるであろう部位をいっぱいに開いていて、その中に得体の知れない肉の縄のようなものが
ぐちゅぐちゅと大量に、粘液にまみれながら蠢いているのが、私の目にも入ってしまった。

雪歩「は、早くっ、二人とも急いでぇっ!!」

萩原さんが半狂乱になって、威嚇代わりにスコップを投げ続ける中、私と美希も必死になってドアへ駆け寄る。
やっとの思いで開いたその中へ倒れ込むと同時、萩原さんが叩きつけるようにドアを閉めて、あたりは静かになった。
でも、私にはどうしても、閉じられたドアの向こうに湿ったものがぶつかる、どちゃっという音がしたように思えてならなかった。
510 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 21:59:07.45 ID:lcqgj3i30
響『……へえー、ワム造をやっつけらんないにしても、ちゃんと逃げ切れるなんて。すごいね、三人とも』

馬鹿でかいワームと戦い、なんとか脱出できた千早、雪歩、美希の三人はまだ肩で息をしている中、
ぱちぱちと拍手の音までさせながら、響の声が聞こえてくる。
いつの間にか響は、俺たちのいる第11チェックポイントの部屋から姿を消していた。

P(さっきも、連携がいきなり乱れたのはたぶん、千早か美希の影響が三人に及んだんだろう……)

それでも今の敵を倒しきれなかったのがどうこうというより、三人が無事に戻ってこれただけ上出来だった。
ワームの最後の追いすがり方はどう見ても三人を捕食するつもりだったとしか思えないし、
もし万一あんなものに飲み込まれていたらどうなっていたか、想像するだにおぞましい。

ただそうは言っても、今度は三人の受けた物理的なダメージがかなり深刻だった。
いくらマジシャンとはいえ、あれだけの巨体の敵に体当たりされて弾き飛ばされているんだから、
相当の衝撃だったはずだ。それに美希はもともと消耗しているわけで、ほか二人よりもっと状況は悪い。

P(言い方は悪いが、もう千早と雪歩くらいしかまともな戦力がなかったのに……これからは、どうすれば………!)

春香と真美は巨大なヒルに触手で凌辱されてからまだ目覚めてもいない。
伊織は今のワームと戦ってはいないが、もともとスタミナがそうあるほうではない上に
触手服に嬲られ続けてもう昏倒してしまってもおかしくない状態だった。
そして千早と雪歩、美希がこの満身創痍となっては、トラップをクリアするとか以前に
誰かが体力の限界を迎えてしまうのは明らかだ。

響『こんなじゃ、次のトラップの話なんてできないよね。じゃあここは、プロデューサーに活躍してもらおっか!』

P「………なに?」

俺の心を読んでいたようなタイミングで響が言った。
俺に活躍してもらう、というのは、いったいどういう意味だ?

響『プロデューサーも、そろそろ自分が出すヒントのルールわかってきたでしょ?』

響『ホントはプロデューサーにはただの観客に徹してもらうつもりだったんだけど、今のみんなの状況だと、そうもいかないさー』

響がそう言った瞬間、部屋の壁にまたドアが現れた。
でも、今までは1つだったのに、今回はいきなり5つに増えている。
横に5枚並んだそれぞれの表面には、A・B・C・D・Eのアルファベットが記されていた。

響『今から、自分がまたヒント出してあげる。プロデューサーはそれ見て、みんながどのドアへ進むかを決めてよ』

どうやら、今回は俺自身がプレイヤーになって、トラップをクリアする必要があるらしかった。
まだ息の上がっている千早と雪歩、それに美希が、言葉は発せないながら俺の方を心配そうに見る。

P「………安心してくれ、三人とも。俺が必ず、響の嘘を見破って正解してみせる」

ここで不安にさせるわけにはいかない。
それ以上に、今までのみんなの頑張りを無にするわけにはいかない。
俺は目をそらさずに、三人に向かってそう言った。
511 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 22:04:31.65 ID:lcqgj3i30
響『あはは、かっこいいなー、プロデューサー。じゃあ、ヒント出すからちょっと待ってね?』

響がそういうと、今までの部屋でさんざん見たのと同じボードが瞬時に目の前に現れる。
ただし今回は、今までよりも文章の量が明らかに増えていた。

響『プロデューサーの使命は、今そっちに出てるA〜Eの扉の中から正解を選ぶことだぞ。で、まず、ヒントその1が、それ』

響の説明を聞き流しながら、出てきたばかりのボードをじっくりと眺める。
箇条書きで、7つの文章が記してあった。




ヒント1:
 「

 ・壁にA〜Eまで横一列に並んでる5枚の扉の中から、ヒントを手掛かりにして当たりの扉を選んでね!

 ・どの扉にも、最大3人まで入れるぞ!あ、プロデューサーはカウントしないよ……???

 ・扉の定員に合わせて分かれても、それぞれ当たりを選んでれば、ちゃんと合流できるから大丈夫!

 ・当たりを選べなかったら、高確率でブラックジャンボ自慢の幹部と戦うことになっちゃう??

 ・ここで幹部と戦う場合、まず勝てないと思っといたほうがいいぞ!?4人ともすーっごく強いんだから!

 ・ちなみに行の頭に「・」つけて1行ずつ空けてるのは見やすいようにするためで、ほかに意味はないからね!

 ・とりあえず、この行も含めてここまで7個のヒントの中に、嘘は1か所もないよ?!これは誓ってホント!!

 」





P(………このヒント中に嘘がないっていうのは本当なのか?そこからして、信じていいのか…)

響『そこに書いてる7個はぜーんぶホントだからね。自分、そういうとこはフェアにやりたいんだ!』

俺の疑う内心の声すら、響には何かの手段で聞こえているのかもしれない。
ここは、フェアプレーを謳う響の言うことを信じるしかなさそうだった。
512 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 22:08:07.18 ID:lcqgj3i30
響『いまのヒント1はルール説明みたいなものさー。そしたら、次が本命!』

あくまで底抜けに明るい響の声がしたかと思うと、「ヒント1」の7つが書かれていたボードのすぐ隣に
今度は「ヒント2」とタイトルのついたボードが出現してくる。
これも1枚目と同様、全部で7つの文章が箇条書きにされていた。




ヒント2:
 「

 ・さて、当然だけど、当たりの扉は1個じゃないさー!! ホントの当たりの数は……えーっと、2個……?!

 ・A〜Eまで並んでる扉のうち、当たり同士or外れ同士が隣接してるのは、実は1か所だけ……?

 ・ひとつ上のヒントに関して、たとえば「外 外 外 当 当」って並びなら、隣接してるのは3か所って数えるぞ!
  つまり、「外★外★外 当★当」 左でいう★の部分が隣接してるあつかい、ってこと!

 ・当たり同士or外れ同士が1回も隣接しないで、互い違いに並んでる可能性はゼロ……?!

 ・ABCDEのうち、ひとふで書きできるアルファベットの扉の中に、当たりは1個だけ……だったはず?

 ・ちょっとヒント!両端の扉のどっちかを選べば、即ワープできる……!?

 ・そして最後に大サービス、Dの扉について!!これの両隣は外れっぽいから、どっちもやめといたほうがいい、と、思うぞ……??

 」




響『ちゃんとプロデューサーが今までのヒントのルールをわかってれば、正解選ぶのなんてぜんぜん難しくないはずだぞ』

響『自分はどれだけでも待てるけど、そっちの残り持ち時間考えたら……まあ、30分がちょうどいいくらいかな?』
513 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 22:10:58.11 ID:lcqgj3i30

※このレス(ズレがなければ>>513になる予定です)の投下時刻から30分が経過した後、
 最初に回答が書き込まれたレスを安価対象として取得します。


ルール説明の通り、A〜Eの扉はそれぞれ最大3名まで入れますので
どの扉にマジシャンの誰が進む、という形で、1レスの中ですべて指定してください。



ヒント(これは>>1からのヒントです。絶対に嘘はありません。)

※第11(実質第10)チェックポイントまでの「ヒント」の中には2か所の嘘がありました。
※同チェックポイントまでの「スペシャルヒント」、および「追加ヒント」には嘘が1か所もありません。
>>511の「ヒント1」にも嘘は1か所もありません。

それでは、よろしくお願いします。
514 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 22:12:41.10 ID:lcqgj3i30
※上記の30分経過について、コンマや秒数は考慮しません。
すなわち、【2016/11/12 22:40】以降に書き込まれた最初の回答、ということで確定です。

515 : ◆QNfiPHTD9ubJ [saga]:2016/11/12(土) 22:14:38.27 ID:lcqgj3i30
たびたびすみません。正解をトリップに書いておきます。
それでは、がんばって推理してください。

最後にもう一度だけヒント。
嘘か本当かのルールは本当にものすごく単純です。
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 22:44:46.20 ID:25gTyGbe0
C D
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 22:49:28.59 ID:25gTyGbe0
間違えました。すみません。
Cに千早 美希 伊織
Eに春香 雪歩 真美
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 22:50:04.38 ID:1r9ZxVfuO
B ハルカ ユキホ
C チハヤ ミキ
E イオリ マミ

はずしたらごめん!
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/11/12(土) 22:56:28.25 ID:25gTyGbe0
>>517ですが度々すみません。CをDに変更してください。慌てて間違えてしまいました。本当にすみません
520 : ◆J2z5L0JwmQ [sage]:2016/11/12(土) 23:01:20.64 ID:QeH5UTnHO
うーん
521 : ◆QNfiPHTD9ubJ [saga]:2016/11/12(土) 23:03:02.33 ID:lcqgj3i30
>>516 >>517 >>519ですべて違う組み合わせを回答されていて、
そのうち最初に要件を満たしたものは>>517であるため、現在それ前提で描写を始めています。

申し訳ありませんが今回は変更を受け入れられません。ご了承ください。
522 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 23:16:33.80 ID:lcqgj3i30
30分をめいっぱい使って考えた。
正解ならちゃんと合流できる、といちおう言われているとはいえ、
進んだ先で何かある可能性を考えると、戦力的なことも考慮しなくてはならない。

P(……伊織と美希は、あの状態で長いこと戦うなんてもう無理だ。千早と組ませて、先制の一撃に賭けるしかない……)

P(その三人を組ませるとなると、春香・真美が一緒になるが……そこは、雪歩にフォローを頼もう)

扉のチョイスも難題だった。
だがさっき響が言ったとおり、俺たちに残されている時間は2時間をとうに切っている。
早くここを切り抜けないことには、本来の目的である会見の阻止に間に合わない。

P「………よし。決めた。それで、どうすればいいんだ?」

響『…ファイナルアンサー?』

妙に低い作り声で響が答える。
こんなときに冗談をやってる場合か、と頭に血が上りそうになるのをなんとかこらえた。

響『………なんてね、ごめんごめん。で?どこに誰が行くことにするの?』

P「まずCの扉に三人、千早と美希、伊織だ。そして、もう一組はEの扉。残り三人、春香、雪歩、真美。これでいく」

響『Cに千早と美希と伊織、Eに春香と雪歩と真美、ね。おっけー』

響が軽く返事をすると同時に、部屋の中に妙な光が降り注いできた。

P「な……なんだ!?」

響『いやぁ、さっき戦ったばっかりの三人も、そうじゃない三人ももうほぼ歩けないでしょ、今。サービスだぞ、サービス』

最初はただの光のように見えたそれは鱗粉状の細かい粉で、それが俺をのぞいた6人に降りかかってゆく。
手出しするわけにもいかず見ている俺の前で、最初に変化があったのは春香と真美、それに伊織だった。

伊織「う、……っく、はあっ、はぁ…」

ぐったりとしていた伊織の顔が少しだけとはいえ血色がよくなり、
春香と真美はまだ少し残っていた白濁の汚れや衣装の乱れまでが元に戻ってゆく。

千早「これ、は………」

雪歩「…あれ、痛いの、マシになって………?」

美希「ミキたちのこと助けたりして………あとで、後悔するよ、響!」

千早たち三人も似たような状況だった。
響がなにか、少しだけ回復させるようなことをした、ということらしい。

響『へええ、それは楽しみだなー!それはともかく、とりあえず歩けるくらいにはなったでしょ?』

春香「…………う、ぅぅ、わた、し……?」

真美「…ま、真美、どうしてたん、だっけ、………あたま、からだ、痛い……」

P(………!)

美希が噛みつくのにもまるで取り合わず響が笑っている中で、
あれだけ意識を取り戻す気配のなかった春香や真美まで起きてくる。
記憶はまだ混乱しているようだが、それすらも今はありがたい、と思わなければやっていられなかった。
523 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 23:34:59.23 ID:lcqgj3i30
千早「……じゃあ、春香。向こうで会いましょう」

春香「うん…千早ちゃん、気をつけて。美希と伊織のこと、よろしくね」

頭ががんがんするのをなんとかこらえて、千早ちゃんと言葉を交わします。
わたしが気を失って………失ってた、んだと思いますけど、とにかく覚えてないうちに
チェックポイントは11まで進んでました。
雪歩ががんばってクリアしてくれたのが第8チェックポイントだったはずなので、
3つも先に進んでることになります。

P(千早ちゃんも雪歩も美希も、ぼろぼろになってる……わたし、その間、何してたんだっけ………)

よく思い出せないけど、なにかドジしちゃったに違いありませんでした。
そしてわたしが覚えていない間に、状況がずいぶん変わってるみたいです。

千早ちゃんと、それにぐちゅぐちゅするいやらしい服を着せられた美希と伊織は、
ちょうどアルファベットの「C」が大きく書かれたドアの中に入ろうとしているところでした。
そして、わたしと、わたしと同じくらいぼんやりしている真美、それに雪歩の三人は、
千早ちゃんたちのドアから1枚あけて、「E」が書かれたドアの前に立っています。

響ちゃんが、今までのチェックポイントで出してたのと同じようなヒントをクイズみたいに出してきて、
プロデューサーさんがそれに一人でチャレンジさせられたんだそうです。
5枚あるドアから当たりを選んで、最大3人ずつグループにして振り分けるのが問題だ、って。

でも、「響のいうルールはたぶん、見抜けたと思う」とプロデューサーさんは言ってましたから
きっと、このCとEのドアが正解に決まってます!

千早ちゃんたちがゆっくりとドアを開いて中に踏み込んでいきます。
わたしもすぐ後ろの真美と雪歩のほうを振り向いて、準備いい?と目でたずね、
ふたりは真剣な目でわたしをじっと見ながらうなずきました。

P「……ちょっと待った。おい、俺はどっちについていけばいい?」

プロデューサーさんがそこで初めて思い出したみたいにたずねました。

響『ん?ああ、プロデューサーはもうちょっとそこで待ってて』

響ちゃんは軽い調子で、プロデューサーさんに待機しておくように命令します。

春香「じゃあ、プロデューサーさん。会見場で会いましょう!」

P「ああ、そうだな!気をつけて進むんだぞ!」

最後にもう一度、わたしは振り返って声をかけました。
一瞬、あっけにとられたような顔をしたプロデューサーさんはすぐ笑顔になって、
わたしたちを気遣う言葉をかけてくれます。

春香「よし、じゃあ雪歩、真美。怖くないようにタイミング合わせて、せーの、で踏み込もう!」

真美「うんっ、わかった!」

雪歩「そうしよう、春香ちゃん、真美ちゃん」

春香「そしたらいくよ、いい?せーぇ、の!」

ドアの向こうは薄暗くてよく見えないままです。
不安を吹き飛ばすつもりで明るく声を上げて、わたしはふたりと一緒に一歩目を踏み出して、

春香(………あれ?)

そのまま、どこかへ真っ逆さまに落ちて行くような感触に襲われました。




P「……………な、ぁ?」

春香と、真美と、雪歩が、せーの、と掛け声をして、一歩踏み出して、
そして三人ともぴったり同じタイミングで、消えた。
姿が、どこにも見えない。入ったはずのEのドアの中から、声も、音も聞こえない。

P「……響っ、やっぱり騙したんだな!?三人はいったいどこだ!?」

響『自分はだましてないよ。プロデューサーがハズレ引いちゃっただけ』

P「っ………だ、だとして、じゃあ三人はどこなんだっ!?」

響『さぁー………どこだろうねー?』

楽しげな、とても愉しげな声で、響は低くくつくつと笑った。
524 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/12(土) 23:56:09.12 ID:lcqgj3i30
千早「………なにも見えないわね。二人とも、大丈夫?」

美希「ミキ、ちゃんとここにいるよ千早さん。でこちゃん?でこちゃんついてきてる、歩ける?」

伊織「なんとか、ね。あのアホ総帥のお恵みで歩けてる、ってのが、気に食わないけど………」

私たちの入ったCのドアの先は真っ暗で、手探りで進もうにも壁がどこにあるかもわからず、
正確な部屋の規模もなにもほとんど把握できない空間になっていた。
ただ、順路はこちら、とでも言うように床の一部がほのかに光っていて、
私たちが進むにつれてその光も移動してゆくので、現状、これを追う以外の方策が見つけられない。

伊織「………春香たち、大丈夫、かしら」

ゆっくりと進みながら、水瀬さんがぽつりと口にした。
明らかに息が上がっていて、あまりしゃべらないほうがいいのではないかと思ったけれど、
それを言うのはかえって彼女を刺激してしまいそうなのでやめておく。

千早「そう信じましょう。プロデューサーの判断はきっと……」

伊織「そっちじゃないわ、そこはアイツを信用してる。そうじゃなくて………戦力的なことよ」

そこは私もひそかに懸念しているところだった。
春香と真美はいちおうは歩けるようになっていたものの、記憶も混乱している上に
体力気力とも充実しているとはとても言えない状態のはずだし、
萩原さんだってさっきの砂漠の戦闘で相当なダメージを受けている。

千早(でも……それを言うなら、私たちのほうも………)

美希も水瀬さんも、一目でそれとわかるかなり厳しい状態で、
いまの三人の中では私が一番マシではある。
だけど、それも相対的な話にすぎず、それに私の場合は身体に寄生しているあれも……

千早(……なにもないうちから、弱気になっては駄目。まず、春香たちと合流しないと………)

そこまで考えたとき、いきなり部屋の中を閃光が満たした。

千早「くぅっ!?」

美希「うっ………!」

伊織「……っ!!」

もう悲鳴すら上げる余裕がないのだろう、声もほとんど出さずに二人が腕や手で目を覆う。
あまりの眩しさに私も、反射的に顔をそむけ、腕で目を覆い隠す。

千早(………なに、今のは…)

伊織「…はっ、ようやく照明入れるわけ。これだから、アホの子………」

水瀬さんの言葉が中途半端に途切れる。
どうしたのだろう、と訝りつつゆっくりと腕をどけて、私は視界をひらいていく。
そしてすぐに、彼女が黙ってしまった理由を知った。

「あっ、伊織ちゃん、美希さん……それに、それに千早さんだぁーっ!やったああっ♥♥」

オレンジ色の髪の房が、ぴょんぴょん飛び跳ねる動きに合わせて上下していた。
小柄な身体を真っ黒な衣装で包み、その身長よりもどうかすれば大きいように見えるハンマーを
おもちゃか何かのように軽々と片手で振り回し、喜びを爆発させているようだった。

「幹部」、だ。私がかつて、春香と二人がかりでなんとか時間切れまで粘って撃退した彼女が、目の前にいる。
しかも、彼女はひとりではなかった。

「ふふ、おめでとうございます、やよい様……やよい。…あの、やはり、『様』をつけてはなりませんか?」

やよい「あたりまえですよー!家族どうしで『さま』なんて呼び方、ふつうしませんよ?貴音さん!」

貴音「くすくす……承知致しました。では改めて、まじしゃん方々、『お初にお目に掛かります』」

貴音「ぶらっくじゃんぼ幹部、その末席を汚しております、四条貴音と申します。どうぞ、よしなに」

腰を優に超える銀髪、紅く輝く瞳、隣の「幹部」と比べてはるかに目立つ長身。
彼女もまた、どこか和風の趣のある、漆黒に染まった衣装に身を包んでいる。

美希「…………たか、ね……」

伊織「あん、た………やよいだけじゃなくて、あんたまで、……」

千早(し、四条さん……四条さんも、もうすでに……!)

場違いなほど明るい部屋の中で、わたしたち三人と、真っ黒な衣装の二人が向かい合っていた。
525 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 00:02:13.04 ID:5o21Wyxa0
中途半端ですがいったんここで中断します。

まず、答え合わせをしますと、CとEはどちらとも外れです。

トリップキーに使っていた解答はこちら #A当B幹C幹D当E罠
(当=当たり/幹=幹部と戦闘(※ほぼ負け確です)/罠=ワープトラップ)


種明かしは響がPに説明するのとここで>>1が書くの、どっちがいいでしょうか。


E組のワープトラップの飛び先は誰が来るかでほぼ決めてます。
今のところ真美が前スレ>>999、雪歩はこのスレの>>278を元にしたところに飛びます。

999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 12:06:57.88 ID:6WAfGuteO
イソギンチャクの群れがつまった落とし穴。千早には効果ばつぐん

278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 12:19:35.18 ID:g+ITMrpZO
檻の中に魔法で洗脳され発情しきった雄犬が詰め込まれている
チャレンジに失敗すると挑戦者が拘束されると同時に檻から放たれ一斉に襲いかかり獣姦させられる


春香さんで安価を取るかどうか考え中。ちょっと時間ください。
明日の夜にちはみきいおVSやよたか戦闘できればいいなと思ってはいます。
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:05:39.41 ID:913rZ/YGO
乙です
やっちまったか……
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:05:43.88 ID:/3uCTL7g0
乙です。>>1に説明してもらいたいです。
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:25:01.84 ID:4pGfnyFEo
「えーっと」が「Aと」かなって思ったんだけど流石にないかなって思ったけどまさか当たってたりする?
529 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 00:28:22.30 ID:5o21Wyxa0
正直、響にそこの説明をさせるとなると
どういう基準で選んだかをまず確認させてもらわなきゃいけないので大変でした。

さっさと解説させていただいてあとのイベント消化につなげましょう。


-----------------


まず、ヒント2にも1つも嘘はありません。

・当たりは2個
・当たり/外れ同士で隣接してるのは1か所だけ
・(隣接の数え方は省略)
・当たり外れが互い違いに並んでる可能性はゼロ
・ひとふで書きできるアルファベットの扉(=BCD)の中に当たりは1個だけ
・両端の扉のどっちかを選べば即ワープ(=E ※どこにワープするとは言っていない)
・Dの両隣りはどちらもハズレだからやめておいたほうがいい(C=幹部と戦闘/E=ワープトラップ)

上記のヒントをあてはめて行くと「当 外 外 当 外」以外の並びは成立しません。


そして、嘘と本当の見分け方はごく単純です。本当にアホみたいに単純。

「ヒント全体の語尾の感嘆符(!)、疑問符(?)の数を数え、同数か感嘆符の方が多ければ嘘はひとつもない。
疑問符の方が多い場合のみ、疑問符が語尾についている文章の内容が嘘」です。


いくつか例を挙げておきます。

ヒント:(第5チェックポイント >>262
「作った自分だから言うけど、ここ、通り抜けるの相当かんたんさー。
 うーん、そうだなぁ、あえて言うなら……今度の部屋は、攻撃力が高い子のほうがいいかな?」

→?が1個で!なし。「攻撃力の高い子のほうがいい」が嘘、攻撃力が低い方がいい

ヒント:(第7チェックポイント >>306
「ここから2巡目だぞ。キケン度がぐっと上がってるから、1人を生贄にして様子見するのがいいかもね。
 それで、今回のポイントは……案外、防御力が低い子の方が有利だったりして?!」

→?!で同数のため、嘘ではない(防御力が低い方がいい)

ヒント:(第8チェックポイント >>338
「今回のカギになるのは、そうだなぁ……うん、機動力か、防御力!そのどっちかが高い子かなー。
 それと、2人で行けば楽だけど、あとがすっごくきつくなる可能性もあるかもだぞ?ふっふっふ。」

→!と?が1つずつのため同数、嘘ではない(2人で参加した方がクリアしやすいが、次の固定枠に足りなくなる可能性が上がる)

追加ヒント:(第11チェックポイント >>438
「しょーがないから超超大サービス!?今回のユニゾンでは、マイナスの効果を共有しないようにしてあげちゃう!
 あと、これはアドバイス。バトルするからってだけじゃなく、機動力が重要になる場面がある……かもね?!」

→!が合計3つ、?は2つのため、すべて本当

というように、嘘があったのは第5チェックポイントと第9チェックポイント(>>360)の2か所のみです。


>>511のヒント1で、
・「?」が嘘なので「??」は本当ですよ
・↑だとしたら「???」は嘘で「……???」は本当、つまり……がついたら逆になる!

みたいなミスを誘いました。正直めっちゃ引っかけに行きました。

ただ、それで見て行くとヒント2でどうやってもどこかしら矛盾が起きるはずです。
そこに気づけばあるいは、みたいな。




正直、性格の悪さをむき出しにしました。すまんかった。

実際の描写前にそれこそ救済システムを投入することを検討しています。
このままだと全滅、踏破不可能確定なので。

なんか希望および「ふざけんな氏ねゲス顔野郎!!」とかあればお聞かせください。
おやすみなさい。
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:32:43.86 ID:NKaL8RWoO
救済システムとかふざけんな!!
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:34:46.79 ID:/3uCTL7g0
疑問符が見分けだと分かったけど、そこまでは気づかなかった。並びに矛盾があると思ったんだけどなー。
幹部に負けたらどうなるんだろう。
乙です。
532 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/13(日) 00:55:04.22 ID:5o21Wyxa0
>>502
すみません、お返事忘れてました。
今のところ自分ではっきり構想はしてませんが、もちろんありです。
ていうか現状のこれだとPが真っ先に暗黒化しそうですね。

>>530
ネタ的な反応をしてくださったものと信じて、その上であえてレスしますが、>>190よくないすか………

これで誰かがめっちゃ凌辱された上に一人欠けの満身創痍で挑んで
さらに負けたりしたら結局全員陵辱されるんすよ、最高じゃないすか……?




ついでなのでこの際、現状のC組各人がワープトラップ踏んだ場合にどうするか考えてたのを置いておきます。

千早→イソギンチャクでぎっしりの落とし穴もしくは異次元へシュート
(初っ端から催淫ガスが充満してたり、マジシャンの力が弱まって触手は強くなるご都合不思議フィールドが張られていたりとかする)
※真美が一緒だったらなおおいしいかなとか思ってた

美希→単身で砂漠へ戻され巨大ワームと再戦(負け確、っていうかむしろ戦闘判定無し)

伊織→アナル輪姦に参加していた戦闘員(改造受けて怪人化している)に今度は処女まで奪われる、場合によって怪人に輪姦



なんだったらやよたかに負けた後これコースでもいいんですけど、やっぱりそこはみなさん安価踏みたいですよね。


明日そのへんまで含めて処理できるといいんですが、正直ちょっと難しいかもわかりません。
投下自体を延期させてもらう可能性もあります。そのときはお許しください。

さて、今度こそおやすみなさい。
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 02:31:59.59 ID:QGQHhWcXO
>>190の者ですが、救済措置採用されたら嬉しい限りです(ゲス顔)
献身的な者が話し合いを経て身を捧げるのか、響の条件を飲んだ刹那ランダムに誰か捕まってしまうのかは書き手次第
確認ですが、幹部に負ければまた陵辱内容の安価が3人分出るということですよね?
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 09:01:18.79 ID:N8QXw/nT0
>>1に質問です。

>>525での春香の安価をする場合、エロイベント以外もありですか?(春香が誰かの身代わりになる、ワープがうまく働かず誰かが助かる等)

・脱落したマジシャンは、即幹部化?それともいったん捕虜になるだけ?
535 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 10:59:29.01 ID:5o21Wyxa0
昼間から安価っていけますかね。
安価といっても多数決とコンマが主になる予定ですが、
そもそも人はいらっしゃいますか。
12〜13時あたりを目安に少しだけ投下しようかと思っています。

なお、質問回答はもう少ししてやりますのでしばらくお待ちください。
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 11:05:47.66 ID:Cu/RFW0UO
大丈夫っすよ
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 11:15:19.70 ID:/3uCTL7g0
いけます。
538 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 12:37:39.34 ID:5o21Wyxa0
ぼちぼち投下していきます。
まず、「現時点での」質問への回答からはじめます。


>>533
もちろんです。幹部戦で負けた場合は3人それぞれエロ安価です。


>>534
春香の安価でエロ以外
→この>>1がそんなもの通すと思いますか?(マジキチスマイル)
 冗談はさておき、今回はすでに選択肢をミスしてからのこの流れなのでエロイベントオンリーです。逃がしません。

脱落したマジシャンの扱い
→即幹部化ではありません。ただし幹部化しない保証もありません(コンマ判定等発生可能性あり)。
 なお春香さんだけはほかに誰もいなくなるまで堕ちない保証付きです。



続いて、とりあえず現状を整理します。


残りターン数:3
※戦闘およびトラップで3ターン以上消費されるため、このままだと確実に時間切れになりクリア失敗です。


マジシャンたちのステータス一覧

 春香 【45 45 45 34】 【媚薬中毒(重度)】 75%の確率で能力値-40%/25%確率で-20%

 千早 【42 30 75 10】 【媚薬中毒(軽度)】 30%の確率で能力値-20% &【寄生触手】 戦闘時等のコンマ書き換えの可能性

 雪歩 【30 70 35 09】 【銀色の夢魔】 >>196 一部幹部相手の戦闘が不利に

 美希 【65 40 55 10】 【触手服】 確定で能力値-25%&1ターン経過につき耐久力-2

 伊織 【90 30 45 03】 【触手服】 確定で能力値-25%&1ターン経過につき耐久力-2

 真美 【40 45 55 18】 【媚薬中毒(重度)】 75%の確率で能力値-40%/25%確率で-20%

 ※>>439からワーム戦で3ターン経過しているため、伊織の耐久力も-6(=-2*3)されています。


千早・美希・伊織→ルートCにて幹部(やよい&貴音)と遭遇。
 ※この幹部戦は実質「ゾロ目2連続が出なければ勝てない」レベルです。

春香・雪歩・真美→ルートEにてワープトラップに嵌る。



このまま状況を進行させる場合、ルートC組は戦闘で手も足も出ずに敗北→エロい目に、
ルートE組は分断されて対応トラップでエロい目に、となり、当然踏破も間に合わず亜美幹部化まで確定です。



ところで多数決やコンマのほかにエロ安価が出るかもしれないので
適宜好みのシチュエーションなど考えておかれてください。
※出ないかもしれません
539 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 12:52:22.87 ID:5o21Wyxa0
>>524で貴音について「紅く輝く瞳」なる描写がありますがきっと目が慣れないままの千早さんが見間違えたのでしょう。
 仕方ないので>>1が責任を取ってワームと砂漠で格闘してきます。

-------------

千早と美希と伊織の三人が、一見すると急に点灯した部屋の照明に驚いたかのように、固まっていた。
それを部屋の壁に投影された映像で見ている俺も、同じように身体が動かせない。

P「た、貴音………!それに、やよいも…………」

やよいに関しては、一度事務所に襲撃してきたのを見ていることもあって、ある程度覚悟はできていた。
だが、その隣で微笑を浮かべる貴音まで、やよい同様真っ黒の衣装に身を包んでいて………
映像越しにすら、並び立つ二人からどす黒い妖気のようなものが立ち上っているように錯覚してしまう。

響『ふふふ、やよい、あんなに喜んじゃって。やる気まんまんだなー』

ぴょんぴょんと跳ねながら、映像の中のやよいは巨大なハンマーをぐるぐると回転させている。
ただでさえ難敵なのに、すでにぼろぼろの千早たち三人で、しかもやよいだけでなく
能力も何もかも未知数の貴音まで相手にして戦わなくてはいけないとなると、圧倒的に不利なのは間違いない。

P(…………?)

やよいが振り回すハンマーの動きが急にぴたりと止まった。
同時に、やよい本人がジャンプする動きも止まり………それどころか、
上に跳ね上がったツインテールまで宙にふわりと浮いたまま静止している。

響『……さてさて、愛と正義のシャインマジシャンズ、正解を選び損ねたプロデューサーのせいで、これまた大ピーンチ!』

P(な、なんだ………!?どうなってる!?)

実況のまねごとをする響の声が聞こえてきたあたりでようやく、俺自身も身体を動かせないことに気がついた。
映像の中の千早たち三人はもちろん、やよいと貴音も、それぞれにぴたりと静止したまま動かない。

響『ふっふっふ………自分が、時を止めたさー』

P(………時間を止めた、しかも俺をその対象から外すこともできる、ってわけか。そんなことまで……)

冗談めかして言ってはいるが、今のこれが響の仕業だろうとわかってはいても、よけい絶望的な気分にさせられてしまう。

響『それにしても…よりによって、CとE選ぶのかー。ほんとに自分のこと信用してないんだなぁ。傷ついちゃうぞ』

P「ヒントに嘘を混ぜてきて、しかもそれをバラしておいて言うことか!?今度もどうせ嘘だらけだったんだろ!」

視線も動かせない中で、不思議と声だけは普通に出せる。
不満げに言う響の声がやたらとしゃくにさわり、俺はついとげのある口調になってしまう。。

響『はぁ……あのね、ヒント2の中にもウソなんか1個もないよ。現に、Dのドアの両隣はどっちもハズレだったでしょ?』

P「それは…そうだ、お前が俺の選んだ後にハズレに変えたんだろう!?悪の総帥ならそのくらい……」

響『失礼だなー、自分そんなことしないぞ!………まあ、もういいや、説明しても聞いてくんないだろうし…』

結局のところ、俺が響のルールを見破ることができず、当たりを1つも選べなかったのは間違いなかった。
俺をここに留めたままなのは、責任を取らせてみんなの様子を見せようとでもいうつもりなのだろう。

響『で、だよ。このままだと春香たちも千早たちも、会見に間に合わないの、残念ながら確定なんだよね』

確かに響の言う通りで、時刻はもう昼にだいぶ近い。
外に出たときにこの時間の流れがそのまま通用するかどうかは定かじゃないが、
少なくとも現時点では会見予定時刻までもうあと2時間もない。

その状況で千早たちはやよいと貴音に対峙していて、Eのドアへ入った春香たちはどこにいるかすらわからない。
これでは会見を止めるどころか全滅してしまうのも時間の問題だった。

響『そこでプロデューサーに、カンペキな自分から最後のボーナスチャンスをあげちゃうぞ!』

P「ボーナスチャンス、だと………」

だというのに響はあくまで楽しそうに、新しい提案をしてきた。

響『クイズ番組とかでよくあるでしょ、最後の問題は得点10倍!みたいな。ここで一発逆転できるかもよ?』
540 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:09:08.61 ID:5o21Wyxa0
相変わらず、こちらにとって話がうますぎた。
だが、亜美を救出し、会見を阻止するためにここまで必死で来ている以上、
それが成功する可能性があるのなら望みを賭けてみる価値はあるかもしれない。

P「そのチャンスっていうのは具体的になんだ?俺はどうすればいい?」

響『今までそっちは、残り時間をチップがわりに賭けてたよね。それがもう、ほぼなくなっちゃってる』

P「……ああ、お前の言う通り俺の責任で、な。次はなんだ、俺の命でも賭ければいいのか?」

響『まさか。プロデューサーが次に賭けるのはマジシャンのみんな、そのものさー』

響の言葉の意味が一瞬わからず、そして、すぐに血の気が引いていく。

響『だって、負けがほとんど決まってるところから復活できるチャンスなんだぞ?それなりの代償ってものが必要だよね!』

響『まだしばらくこのまま止めとくから、じっくり考えていいよ、プロデューサー。決心したら、教えてね』

響の声が耳から耳へ素通りしていった。

P(亜美を見捨てるわけには、もちろんいかない……でも、そのためには、誰かを犠牲にする必要が…!?)

さっきのクイズなんて、この問題に比べたらまるで悩むようなものでもない。
ほかに誰にも相談することすらできないまま、俺はひたすら悩み続ける………






今回無事に踏破できたときの報酬としては「亜美の奪還」「能力値大きく成長&今後の戦闘等が有利に」の主に2つでした。
ただ、ここまでの惨状からして、「亜美の奪還」成否のみがこれからの問題となってきます。

そのため、とりうる選択肢としては以下の3つになります。

1.諦めて現状を受け入れる(亜美が幹部化/E組はエロ確定、C組も99%くらいエロ確定)
 ・ただしこちらの場合、現在のマジシャンたちは誰も堕ちません。

2.誰か1人を生贄に戦闘に挑む(亜美を救える可能性あり/生け贄1人エロ確定/残り5人)
 ・6人のうち1人がエロい目に遭い、それを見守る・見捨てて先に行くなどした上で5人で戦闘に挑みます。
 ・生け贄になった1人については幹部化の可能性があります(35%くらいを想定)。
 ・負けたらもちろん全員エロ展開、かつ亜美は確率で幹部化です(65%くらいを想定:逃走成功すれば帰ってきます)。
 ※普通に勝つのはまず無理なので規定ターンを耐えきることが目的となります。耐えきれば亜美は救出できます。
 ※ユニゾン強制でバッドステータスがすべて重複します(触手服×2&中毒重度(軽症)×2で能力値-64%まで確定、最悪-83%)。

3.誰か2人を生贄に踏破成功したことにする(亜美の奪還に成功/生け贄2人エロ確定)
 ・6人のうち2人がエロい目に遭い、それを見守る・見捨てて先に行くなどした上で会見阻止に間に合います。
 ・生け贄になった2人については2.よりも高確率で幹部化の可能性があります(65%くらいを想定×2人)。


※2/3共通:生け贄は春香以外の5人の中からコンマで選ばれます。


まとめ

1→亜美幹部化、6人は凌辱されるが堕ちはしない、今後の展開がよけい不利に(会見阻止失敗)

2→1人生け贄(約35%で幹部堕ち)にして残り5人で戦闘、負けなければ5人は無事&亜美奪還成功、負けたら5人も凌辱されて亜美幹部化の可能性あり(約65%)

3→2人生け贄(2人とも約65%で幹部堕ち)にして残り4人でクリア成功、亜美は確実に奪還&残り4人は無事


5分ほど待ってからあらためて多数決を取らせてもらう予定です。
何か質問などありましたら。
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:15:56.75 ID:Cu/RFW0UO
2かな
542 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:19:59.18 ID:5o21Wyxa0
5分ほど(10分経過)

では、>>540の選択肢1〜3で多数決を取らせていただきます。



↓1から、最初にいずれかの選択肢に3票入るまで
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:20:35.30 ID:/3uCTL7g0
質問ですが、2は会見は阻止できますか?
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:22:04.52 ID:XG3++WF0O
2
545 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:22:36.71 ID:5o21Wyxa0
ああ、説明不足ですみません。勝利条件を達成=耐えきれたら阻止できます。
ただし、かなり厳しい戦闘になります。
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:22:41.52 ID:Cu/RFW0UO
2
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:26:02.53 ID:/3uCTL7g0
2
548 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:29:43.16 ID:5o21Wyxa0
ありがとうございます、選択肢2で確定しました。

続いて、選択肢に従い生け贄になるマジシャンを選択します。
コンマの下1桁で判定を行います。反転はしません。また、ゾロ目等は特に考慮しません。

0,5 千早
1,6 雪歩
2,7 美希
3,8 伊織
4,9 真美


↓2
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:30:35.90 ID:XG3++WF0O
ksk
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:31:09.29 ID:/3uCTL7g0
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:35:23.38 ID:WcJw2ZUzo
真美か・・・
552 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:37:23.25 ID:5o21Wyxa0
>>550(コンマ29)で真美に決定です。

うわっ、めっちゃ堕ちそう、っていうかもうすでに堕ちてないか……(他人事)



ところで、このまま判定を進める前にご相談です。

本来ならエロ描写をしたあとで堕ちるかどうかの判定を取るべきだとは思うのですが、
むしろ先に幹部堕ちするかどうかの判定を済ませておくことで
エロ描写の加減を調整することもできる、というかそのほうがやりやすい所はあります。

それを踏まえて先に真美の幹部堕ち判定取っていいかダメか、よろしければ意見をお聞かせください。

ちなみに今回に限って言えば、先に真美が堕ちるのわかってて亜美を助けられるかどうかの戦いに挑む、
みたいなことになるのもそれはそれでおいしいかなとも思います(※個人の感想です)
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:39:30.67 ID:/3uCTL7g0
自分で出してなんだけど、亜美の身代わりにならないことを祈る。
Pが選ぶって展開だと、Pが精神的にヤバイな。黒化しそう。
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:39:54.70 ID:WcJw2ZUzo
自分は先に判定取ってもいいと思います
真美はなんとか幹部化回避してほしい・・・
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:40:50.45 ID:/3uCTL7g0
幹部化判定は先でいいと思います。その方がやりやすいでしょうし。
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:42:10.62 ID:Pa0eHlUSO
自分も上に同意。
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:44:53.05 ID:XG3++WF0O
別に先に取って構わないかと
覚醒後すぐに堕ちる様はややコミカルだけど、仲間からするとショックに違いない
真美だけ罠から戻ってこないと思ったら触手の海でアヘ顔ダブルピースでしょうね
558 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:46:11.60 ID:5o21Wyxa0
ありがとうございます。
じゃあさくっと取らせてもらいますね!(現金)

生け贄として選ばれた真美の幹部化判定を行います。

コンマで「素数」もしくは「ゾロ目」が出た場合、陵辱を受けて堕ち、幹部化します。

00〜99の範囲に素数は25個、ゾロ目は00含めて10個存在し、
ゾロ目のうち「11」のみ素数でもあるため、25+9で34個が該当します。

34%だから大丈夫大丈夫。10回やって6回はうまくいくんです。


↓2 真美の幹部堕ち判定用コンマ
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:47:09.28 ID:XG3++WF0O
いけー
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:48:03.00 ID:9EUa6UVWo
561 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:48:55.11 ID:5o21Wyxa0
Oh………(この上ないゲス顔)
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:50:01.53 ID:/3uCTL7g0
でちゃつたよ、ゾロ目...。前の三人といい、幹部化はなる運命なのか。
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:50:19.15 ID:WcJw2ZUzo
マジか・・・
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:53:54.65 ID:Pa0eHlUSO
これで負けて亜美まで幹部になっちゃったら、本当に大惨敗だ。
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:53:56.27 ID:XG3++WF0O
なんかもう不憫でならない(歓喜)
芸術的な程の即落ち、これぞエロゲー
やはりこのシリーズには時々安価の神が降臨するよなぁ...
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:54:42.00 ID:9EUa6UVWo
やっちまったか
反省はしている、後悔はしていない
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 13:56:21.82 ID:WcJw2ZUzo
しかし亜美のためにって言いながらぐっちょぐちょのドロッドロにされるのはめっちゃいいですね
568 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 13:56:46.89 ID:5o21Wyxa0
あずりつたかは成功確率25%程度でしたから仕方ないと思うんです。
これはすごい……

ちなみに>>561>>562もゾロ目+素数、および素数ですね。
これはもう真美が触手の虜になってしまっているということで間違いないですね。



ではせめて、真美が受ける責めについて、最終的に触手で完堕ちは確定ですが
もうひとつくらい安価を取らせていただこうと思います。

あまりトラップ的なものにこだわらなくても大丈夫です。



真美を堕とすために響およびブラックジャンボはどんな責めを加える?

※これは戦闘前に起こるイベントなのでまだ現段階で亜美は幹部化していません。


【ご注意】
不意打ち気味なのでちょっと遠目に、今回は下3にします。いつもの下2ではないのでご注意ください。


↓3
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 14:01:03.86 ID:Cu/RFW0UO
埋め
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 14:04:38.25 ID:srfOBUUNO
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 14:04:42.50 ID:XG3++WF0O
総帥幹部総出でローションレズプレイ
真美はベッドに四肢拘束されている
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 14:05:14.31 ID:Pa0eHlUSO
幹部全員に輪姦される。生えていないのは双頭の触手ディドルで。
573 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/13(日) 14:12:53.59 ID:5o21Wyxa0
ほうほうなるほど、レズ責めで発情させられたところでイソギンチャクの巣穴にシュートですね。
そりゃ堕ちるわ、ちかたないちかたない。
ちょっとこっそり>>572を足したりしつつ書いてきます。やよいっち生えてるし。


さて、本日はいったんここまでです。ご協力ありがとうございました。


次はちょっと先で火曜日15日くらいになるかと……
そのへんで戦闘まで行ければいいけれど、まずは真美のえろい描写で手いっぱいになりそうな予感。



ところで>>560>>566に超凄腕のスナイパーがいらっしゃいますね。
ぜひとも今後の戦闘で敵側の安価をとってください!!なんでもしまむら!(ゲス顔)
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 14:21:53.60 ID:/3uCTL7g0
乙です。律子も生えてますよ。
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 14:32:13.05 ID:Pa0eHlUSO
乙。せめてマジシャンには勝ってほしい。
576 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/13(日) 21:08:33.56 ID:5o21Wyxa0
真美が自発的に志願して生け贄になりにいくのと
Pが半強制的に響によって選ばされて真美はそれと知らずに生け贄にされるの、
どちらにするかが悩ましいです。

原案を尊重するならもちろん前者なんですが、後者は後者でまた。

響が時間停止させている間に誰か一人選ぶようPに強制、Pは苦渋の選択で真美を選ぶ
→響、時間停止を解除、真美以外の5人を戻して真美のみ幹部と一緒に別室へテレポートさせる
 ※その際、真美を含めマジシャンたちにはランダムに選んだとのみ説明、Pが真美を選んだ事実は隠す
→レズ輪姦から触手部屋にシュートされ犯され始めるあたりまでP&マジシャンたちは強制的に見せられる
→触手に犯されながらも「真美は大丈夫だから、亜美をおねがい」と叫ぶ真美の意志を汲み、断腸の思いで先へ進むマジシャンたち&P
→一人残されて凌辱に耐える真美に響が「実はPが真美をイケニエに選んだんだぞ。ねえねえどんな気持ち?」
 などと吹き込み、心を折られた真美は改めて触手堕ち
→P&マジシャン一行、戦闘前、もしくは戦闘後に真美の快楽堕ちした様子&幹部化をリアルタイムで見せつけられる
 ※戦闘には勝っててその場に救出された亜美がいたりしたらそれはそれでもっといい(ゲス顔)

みたいなプロットをなんとなく組みましたが、でもこれ>>190さんの思ってるのとなんか違いそうな気がするんですよね。
うーむ。悩む。

言いたいことなどあればご遠慮なくお聞かせください。
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 23:09:52.71 ID:N8QXw/nT0
真美の子宮に残っていたヒルに気づいた響が、それを活性化させて真美を発情させる
→真美がその状態に耐え続けている限り、P達の負担は減るというゲームを持ち掛ける(もちろんウソ)
→P達に一人で挑戦するゲームを提案されてやるという事を真美が伝える(↑の内容についてははぐらかされる)
→響の提案と合わせせた苦渋の決断の結果、その案に乗るP達。
→レズ輪姦ぬるぬるプレイからの触手部屋へのご案内での凌辱に耐えるも、遂に限界を迎えた真美は響&幹部全員からの甘言に誘われて堕ちてしまう。
 ※誘い文句は、皆揃ってペットになって可愛がってもらおう、堕ちた方がPも喜んでくれる(なぜならPは将来的に響の旦那様であり、自分たちのご主人様になる人だからだ)等
 ※絶望堕ちでは無く純粋な快楽堕ちで、P達への信愛は変わらずそれどころかより増していて(幹部全員が理想)、自分たち側に誘い込みたくなる
→その後、P達に触手または幹部たちに犯されている様子と幹部化する様子が見せつけられる

自分の意見はこんな感じです。
要望としては、幹部たちのマジシャン達への想いが、侮蔑や悪意などの負の感情ではなく、信愛や友情など765で築き上げてきた絆が間違った方向で進んでしまっている、という風だったら面白いかなと。

以上、長々と失礼しました。

578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 23:14:01.59 ID:/3uCTL7g0
それはまたエグい。確かに真美の心は折れそうだが、Pが他のマジシャンとも険悪になりそうだしそこまではしない方がいいのでは?
ここまで惨敗だといっそ、響もひどい目にあわすためPの暗黒化も狙いないかと考えていますが、真美がかわいそすぎる。
Pが響に相談させてくれと哀願。響がしぶしぶ承知して時間停止解除。
→みんなで相談して真美が立候補。
その後は三代目のプロット通りに進み、
→マジシャンが戦闘に勝つor亜美が逃げ切るの場合は緊張の糸が切れて、千早の触手に堕ちた映像を見せられ、耐えた分だけ一気に中毒が悪化して完堕ちして幹部化。亜美たちは見せつけられる。
→亜美が幹部化の場合は、姉妹互いに堕ちる様を見せつけられつつ姉妹同時に幹部化みたいな。
稚拙な文ですみません。
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 23:21:02.64 ID:e6NjvCxPO
今までの幹部化の経緯からも絶望堕ちよりも、親愛・愛情が狂った感じの堕ちの方が自然な感じはします。
偉そうにすみません
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 23:31:28.92 ID:eem+4y240
真美が志願するのが、やっぱりそれらしいかな
Pのせいにする余地などなしに、自分から尊厳を切り売りして堕ちてほしい
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 10:40:24.45 ID:VWG+l6goO
マジシャンへは怨敵で、765アイドルには狂った愛情で2面性の感情があるとか。
582 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/15(火) 18:49:09.44 ID:iJSqOc2U0
大変申し訳ありません、時間が思ったより取れませんでした。
次回の投下を金曜もしくは土曜の夜に延期させてください。


そして、書いてる>>1より読んでる皆様のほうがよほど話の筋を理解(ワカ)っている件

>※絶望堕ちでは無く純粋な快楽堕ちで、P達への信愛は変わらずそれどころかより増していて(幹部全員が理想)、自分たち側に誘い込みたくなる

>今までの幹部化の経緯からも絶望堕ちよりも、親愛・愛情が狂った感じの堕ちの方が自然な感じはします。

このあたり読んでて「そういえばそういうつもりで書いてたんだったわ……」と思い出しました。
ほんとうにありがとうございます。

ていうか>>577の話の流れがよくできててしかも>>1的にたいそう好みなので図々しく使わせてもらいます。
>>576なんてなかった、いいね?

というわけでごめんなさい、もうしばらくおまちください。
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 20:57:47.71 ID:qGTlZ7C40
了解しました。楽しみに待っています。
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 22:13:44.46 ID:hGtBF7aBO
待ってます。
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 17:30:07.73 ID:e6q7LECSO
今晩は来てくれるかな?
586 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/18(金) 22:09:46.77 ID:FDGiubfq0
いいとも! …と言って颯爽と投げられたらかっこいいところだったのですが
先ほど這う這うの体で帰り着いたような次第です。
明日には投下できるよう鋭意努めますのでご容赦ください。
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 22:11:23.07 ID:mH+7DHRV0
無理はしないでください。
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 20:47:43.57 ID:mZiUf2kM0
今晩も無理かな。忙しいみたいだし。
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 22:19:04.04 ID:hRmezQSdo
今日も来ないか・・・
590 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/19(土) 23:11:10.18 ID:o1aswhBF0
……ひ、日付変更後数時間くらいの間になんとか、導入とレズレイプくらいまでいければと(震え声)

そして、19日日曜の夜(たぶん)に残り+完堕ち描写前に戦闘判定やりたいです。
それとも昼からのほうがいいのでしょうか。

今晩の分が導入だけでエロなしとかになったらそれはそれでごめんなさい。
そのときは明日に持ち越しで。
予定外のことがいろいろあったりなんか筆が乗らなかったりでほんとごめんなさい。
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 23:14:47.16 ID:StfHmlFfO
昼からでも構わぬよ
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 23:17:58.43 ID:mZiUf2kM0
三代目のやりやすい方で大丈夫です。
593 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/20(日) 01:56:25.54 ID:rSnzGA9K0
……たしか、真美は、はるるんとゆきぴょんと一緒に三人で
アルファベットのEのドアを開けて中にとつにゅーした……はず、だったんだけど。

真美(………あ、ありっ?足が、どこにもさわんない……浮いてる?)

まわりが真っ暗でなんにも見えないし、どっちが前なのかもよくわかんない。
ひょっとして、にーちゃんも真美たちもみんな、またひびきんにダマされたんだったりして…!?

真美(そ、そうだ、そもそもはるるんと、ゆきぴょんは!?)

すぐ近くにいて、暗いから見えないだけかも!と思って手をぶんぶん振ってみても、なんにも当たんない。
もしかしたら、三人それぞれバラバラの場所にワープさせられてる、とか……

っていうか、もっといえば、いまホントに手を動かせたのかどうか、よくわかんなかった。
手だけじゃなくて足も、さっきから真美は動かそう!と思ってるのに
それが動いてるかどうかがぜんぜんわかんなくなっちゃってる。なんか、おかしい!

真美(これってやっぱ、ヤバい……?二人を見つけるか、それがムリならさっきの部屋に戻んないと…)

このままじゃよくない、ってことはわかるんだけど、でも動けないからどうにもできない。
気持ちばっかりあせっちゃって、それに、いっぺんにいろいろ考えすぎたのか、頭が、なんかぼーっとする。

真美(うぁ、あつい、よぉ……からだ…、おなかの奥がむずむずするっていうか、へんな、感じする……)

今の真美はきっと、顔とかめっちゃ赤くなってるんだろうと思う。
ぼーっとするのがどんどん強くなってきて、浮いてるような感じも、よけい、ひどくなっちゃう……




響(ふっふっふ、ずいぶん色っぽい顔になったなー、真美。効いてる効いてる♪)

Pや千早、雪歩たちの目の前で超大型のヒルに犯され、精液を注がれ続けた真美の胎内には
まだその雄汁がいくらか残って溜まり、揺れてときおり波立っていた。
しかし、それだけでなく、侵入者たちの一部もそこにしつこく居座っていることを響は敏感に察知する。

響(真美の子宮がよっぽど気に入ったんだね、ヒル太郎…の兄弟たち)

超大型種の何本ものペニス触手がシャイニング・マミを入れ替わり立ち代わり凌辱している間に、
サイズはともかく生殖への執念では負けていない小型種のヒルたちも、ただ手をこまねいていたわけではなかった。
身体の各所に吸い付くだけでなく、何匹かは隙を見て真美の幼い膣穴へもぐりこみ、
激しくピストンする超大型種の触手の動きに紛れてその奥深く、子宮にまでたどり着いていた。

まだ開き切っていない子宮口も軟体を活かしてうまく通り抜けた小型ヒルたちは、
超大型ヒルの精液でぬかるみ状態になっている真美の子宮壁に張りつき、ぬらぬらと這い回った。
半ばは本能によるものだが、残り半分は響からの命令を思念で受け取ったためである。

響(そこに好きなだけ居ていいから、真美のこと、また気持ちよくしてあげてね♪)

響による時間停止の状態から意識と身体内の感覚だけ解放されはしたが、
自身の置かれた状況のことも、ほぼ同時にPが非道な提案をうけて苦悩していることにも、当然真美は気づかなかった。
身体の奥底からじわじわと湧き上がってくる感覚に、それが快楽とは知らないまま、焦りと不安を隠せない。

響(プロデューサー、どうせまだ決めきれないだろうから、しばらく放っといてあげよっと。…さて、そろそろいいかな)

身動きのとれないまま、子宮に潜むヒルたちに身体を発情させられている真美をひとしきり眺め、
それから響は改めて真美にテレパシーを送り始めた。

響『真美ー、聞こえるー?調子どうー?』

真美「え………ひ、ひびきんっ!?なんでいきなり、って、それよりこれ、どうなってんの、ひきょーものぉ!」

朦朧とし始めたところで敵のボスの声をいきなり聞かされ、真美の意識は瞬時に覚醒した。
身体は動かせないながら、姿を見せない響を相手にしても強気に食ってかかる。

響『ああ、よかった、元気そうだなー。あれだけエッチしたあとだから、へばっちゃってるかと思ったぞ』

真美「なに言って……… …………!!」

そしてその真美にまるで取り合わず、響は端的な一言で真美の記憶を深くえぐり起こした。
錯乱していた記憶が徐々に形を取り始め、真美の言葉がぷっつりと途絶える。

真美(………あ、あぁ、そ、そうだった………真美、あのにゅるにゅるした、やつに…………)

すっかり打ちのめされた様子の真美を見て、響は声を出さずに笑いを浮かべた。
594 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 01:56:54.26 ID:rSnzGA9K0
響『思い出した?千早も雪歩も、それにプロデューサーも見てる前で、ヒルノ丞に触手で気持ちよくされてたのとか』

真美「う、うる、さい………!!知らないっ、真美、そんなの覚えてないもん!」

響『大丈夫だってば。自分さっきも言ったでしょ、マジシャンはみんな、触手に勝てないんだって』

混乱しながらも語気を荒げて必死に反論する真美の言葉を適当に受け流すと、響は改めて話し始める。

響『ところで、さ。真美、自分とゲームしない?一対一で』

真美「……はぁっ?」

響『いや実はね、さっきプロデューサーが選んだ扉、ぜんぶハズレでさ。このままだと、真美や春香たち、みんなアウトなの』

真美「ええっ!?」

響はあくまで淡々と説明を続けるが、そのインパクトは真美が思わず叫ぶのには十分すぎるほどだった。

真美(全部はずれ、って……じゃあ千早おねーちゃんたちの方も、どうなってるか………)

完全ではないにせよ自分と、それから春香が受けた凌辱の記憶を断片的に思い起こし、
それが自分以外の誰かの身にもふりかかることを考えた真美の顔が青くなる。
その変化や真美の逡巡に気づいた上で、あえて響はせかすこともなく、ただ静かに説明を続けた。

響『今いるメンバーでいちばんゲームが強そうなのは真美だからね。もちろん、イヤなら断ってくれていーよ』

真美「…その前にそもそもゲームって、なに?なにするかも聞かないで決められるわけ、ないっしょ」

強く警戒しながらも、ゲームと言われ性格的につい反応してしまう真美の様子を見て、
響はもう一押しで目的が遂げられる手ごたえをはっきりと感じた。

響『すっごくかんたん。何されても「気持ちいい」って認めたり、「もっとしてほしい」とかおねだりしたりしなきゃいい、ってだけさー』

真美「え、っ…… …………は、はぁ!?何それ、そんだけでいいの?もしかして、ひびきんってヘンタイ?」

ほんの一瞬だけ怯んだような当惑したような表情を浮かべて叫んだ後、真美はすぐに気を持ち直した。
その真美の顔にしかし、ほんのりと赤みがさしていることにはあえて触れず、響は言葉を続ける。

響『だよね、かんたんすぎるくらいでしょ?そもそもさっきのも真美は、気持ちよくなかったって言ってたもんね』

真美「あ、あたりまえじゃん!で、なに、真美がそのゲーム勝ったらひびきんはなにしてくれんの?」

響『具体的になに、っていうか……そうだなー、亜美が無事に帰ってくる可能性がぐっと上がるのは確実だぞ』

真美「………!!」

亜美の名前を出した瞬間に真美の目の色が変わったのを見てとり、響は餌をまくタイミングが正しかったことを確信する。
しかし、その喜びや優越感はあくまで押し隠したまま、響は真美の反応を見逃したふりをし続けた。

響『まあ、なんといってもカンペキな自分が相手だし、気が進まないなら………』

真美「やる!真美、やるよ、真美ならそんなのヨユーだよっ!!」

響『そう?』

気のない調子で返事をしつつ、いよいよ相手が引き返せない深みに嵌まり込んだことを確かめ、響はひそかにほくそ笑んだ。




真美「………じゃあ、真美がいま動けないのも、ひびきんがやってるってこと?」

響『そうだぞ?みんながドア開けて入った瞬間のまま時間を止めて、真美にだけ話しかけてるの』

漫画やゲームに触れる機会が事務所のメンバーの中でも多いこともあってか、
響の説明にも真美はそこまで異議をはさむようなことはなかった。
むしろ、響の話を聞いて、その方面の知識が多い真美は別べクトルで不安を大きくしてしまう。

真美(時間操作系って、ガチでボス系のやつじゃん………なんとかするためにも、まず真美が、このゲームに勝たなきゃ……)

響『じゃあ真美、最後にもっかい確認ね。今から自分、真美たちと、千早のほうのグループ両方とも、さっきの部屋に戻すから』

真美「………ひびきんがゲームのこと提案して、真美がそれにチャレンジする、って言えばいいんだよね」」

響『そーそー、それでオッケー。それから?あとひとつ、条件として…』

真美「真美が先にゲームの内容とか知っててりっこーほするのはズルだから、にーちゃんたちには絶対ナイショ…であってる?」
595 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 01:57:21.66 ID:rSnzGA9K0
響『バッチリさー。もしそれ破ったら………亜美が、ひどいことされちゃうかもよ…?ふふふ』

亜美のことをダシにして真美を勝負の場に引き出し、具体的な内容は何一つ伝えないまま
快楽拷問に耐えられるかどうかの「ゲーム」をする約束をとりつけた上で、
響はPや春香たちにはそのことを伏せた上で真美がその場で勝負にのった風を装うことを強要した。
明らかに相手に有利すぎる条件であることにも、亜美の安否のみに心が奪われている真美は気づくことができない。

真美「わかってる、絶対そんなことしない。だから亜美になんかしたら、いくらひびきんでも許さないかんね!?」

響『そこは自分もブラックジャンボの総帥として約束するよ。真美が耐えてる限り、亜美に手出しはしないさー』

響『それにさっきも言ったとおり、真美ががんばってる間は自分、春香たちにもちょっかいかけないぞ』

響の声がそう言ったのとほぼ時を同じくして、真美の身体に少しずつ力や重量感が戻り始める。

真美「あ………」

響『もうすぐ戻るからね。じゃ、プロデューサーやみんなにはうまいこと言うんだぞー!』




千早「………!? ぷ、プロデューサー……?」

一瞬、頭がくらっとするような感触に襲われ、次の瞬間には目の前にプロデューサーが立っていた。

その向こうの壁には、さっき確かに私たちが通り抜けたはずの「C」と書かれたドアや、
春香たちが進むことになった「E」のドアも、A〜Eまで書かれた5枚がすべて一列に並んでいる。
これが現実なら、ここはやはり、さっきの部屋だ。

伊織「え……?は!?や、やよ、……いや、幹部はどこ!?」

美希「どうしてハニーが…美希たち、戻って来ちゃったの?」

すぐ近くで、私と同じかそれ以上に混乱した様子で、水瀬さんと美希が口々につぶやいた。
彼女たちの反応からしても、私たち全員が何らかの理由で
ひとつ前の部屋へ戻った……「戻された」ということは確実なようだった。

千早(さっきの「幹部」たちが私たちをここへ…?いえ、そんな理由はないはず、なら一体……)

春香「わぁああぁ………っ!?って、ここは…………?」

雪歩「………プロデューサー、それに、千早ちゃんも美希ちゃんも、伊織ちゃんも!あ、あれっ!?」

真美「…………!」

考え込んでいたところでまた一斉に声がして、つられてそちらに顔を向ける。
春香も、萩原さんも、それに真美も、何もない空中にいきなりぽんと出現した―――少なくとも、私にはそう見えた。
そう高くないところに現れた三人はそのまま着地し、私たちと同じように当惑した様子で周りを見回している。

響『はーい、みんなお帰り―、そしてちゅーもーく』

プロデューサーも含め、誰一人状況を把握できていないように見える中で、「総帥」の声がした。

響『先に、結論から言うね。プロデューサーがドアの選択まちがえたから、残り時間不足が決定しちゃったぞー』

春香「え………そ、そんな……!」

ごく軽い調子で決定的なことを告げられ、誰よりも早く春香がうめいた。
確か、さっきドアをくぐる前の段階ではあと1時間半くらいは時間が残っていたはずだったけれど……

千早(………確かに、あのまま「幹部」たちと戦っていたら、私たちのほうは時間内での突破は難しかったはず)

千早(というより………ほぼ間違いなく、全滅させられて、いた……)

しかし、それならなおのことわからない。なぜ私たちはこの部屋に戻されていて、なぜまだ無事なのだろう…?

響『ここで、はいクリア失敗ー!って追い返しちゃってもいいし、自分には当然その権利もあるんだけど………』

響『でも自分、やさしくてカンペキだから、今度こそ最終最後のチャンスあげちゃうぞ!』

私たちが誰一人何も言えないのをいいことに、「総帥」はひとりではしゃいでいた。
完全に格下として舐めきられているのがあからさまで、心中穏やかではいられないけれど
こうやって油断してくれているうちにつけこむ以外の選択肢を選べるほど、こちらに余裕はない。

千早(その「総帥」がいう、最終最後のチャンス、って……?)

響『6人の中から誰かひとり、イケニエになる子決めてよ。そしたら特別に次に進ませてあげる!』

そして提案は、案の定、悪魔みたいな話だった。
596 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 01:57:52.41 ID:rSnzGA9K0
春香たち6人は特に変わった様子もなく、無事に5つのドアのあるこの部屋へ戻ってきてはいるが、
みんな押し黙ったまま次の言葉を口にできないでいる。

P(………選べるわけがない。だいたい生け贄なんて言って、具体的に何をされるかすらわからないんだぞ!?)

時間を止めた、と称する響が俺に個人的に伝えてきたのとまったく同じ内容だった。

このまま行くと時間切れになり、ブラックジャンボ幹部連中による「会見」を止めることができないのは確実だ。
だからといって、6人のうちの誰かを犠牲にして先に進むなんて選択、
俺自身がとうてい認められないのはもちろん、みんなも誰一人納得できるわけがない。

P(でも…会見はもう仕方ないとして、じゃあ、人質にされてる亜美はどうなる……?)

真美「………にーちゃん、みんな。真美が、ひびきんの言ってるイケニエになるよ」

俺がつい真美に視線をやるのと、その真美がある意味では予想通りのことを言い出したのはほぼ同時だった。

伊織「ば、バカ言うんじゃないわよ!言ってる意味わかってるの!?」

春香「真美、ダメだってば………みんなでここ抜け出す方法、なにかきっとあるはずだから……!」

伊織と春香がすぐさま反論した。
そして、誰が聞いても気休めとわかる春香の言葉に、真美が冷静に言い返す。

真美「はるるん、ありがと、でもムリだよ…みんなどうやってこの部屋戻ってこれたか、だいたいわかってるでしょ…?」

その一言で春香はもちろん、伊織も黙りこくってしまい、千早も雪歩も美希までが、顔を伏せて目をそらす。
時間を止めるなんて芸当を目の当たりにさせられた俺にも、魔力がなくたってわかる話だ。

P(その気になれば、響は、俺たちそれぞれをこの空間内のどこへでも転移させられるんだ。ただ、やらないだけで…)

真美「今までひびきん、ルールに関してはウソいってないし。今度のこれも、たぶん、ホントだよ」

雪歩「で、でも……真美ちゃん、だめだよ、どんな目にあうか、わかんないよぉ!?」

雪歩が泣きそうな声を上げて真美を止めようとする。
その雪歩の方に向き直り、真美は静かに言った。

真美「誰かがやんなきゃ、亜美がどんな目にあうかわかんないんだよ。だったら、真美がいく」

真美「おっと、カンチガイしないでよねみんな。みんなのこと信じてるから、真美があえてイケニエになる、って言ってんだかんね!」

少しだけぎこちない笑顔を浮かべた真美を前にして、春香たちも、俺も、なにも言えなくなってしまう。

真美「…そんな顔しないでってにーちゃん。亜美のためなら、真美ってばチョーパワーアップしちゃうんだから」

そんな俺の方を見て、真美はまた、にいっと唇の端を吊り上げるみたいにして笑った。




真美(ふうっ…はるるんとかいおりんとかが名乗り出る前に言えて、よかったー…)

響との約束を無事に果たせたことで、真美はひそかに安堵のため息をついた。
しかしそこで気がゆるんだのか、無意識に考えないようにしていた身体の変調がまた蠢き出す。

真美(……ん、ぅっ!さっきより、もっと熱くなってきたかんじする………ホントに熱あるのかな…?)

真美(いや、気のせい、気のせい…亜美のことだけ考えて、ゲームに勝たなきゃ……)

雑念を追い払おうとすればするほど、自身が受けた凌辱のことが断片的ながら記憶の中によみがえり、
それが真美の精神と肉体の双方を少しずつ、しかし確実に狂わせていく。

真美(……もう、あんなの、真美とはるるんだけでじゅーぶん。ゆきぴょんとか、いおりんとか)

真美(ミキミキにも千早おねーちゃんにも、それに、もちろん亜美にだって)

真美(ぜったいあんなの、味わわせちゃダメ……しょくしゅ♥にいろいろされちゃうなんて、真美だけでじゅうぶん……!)

自然と呼吸が浅く早くなり、足も内股ぎみになって太ももをすり合わせてしまっていることに、
そしてなにより、考えていることの内容が狂い始めていることにすら、真美は自身で気づけない。
Pや春香たちもまた後ろめたさと不安で真美の変調に気づけずにいるうち、響のアナウンスが始まった。

響『さあて、じゃあ決まった?勇気あるチャレンジャーはシャイニング・マミ、ってことでいいね?』

その言葉が響いた瞬間、Pたちのいる部屋の中から真美の姿だけが掻き消えた。
597 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 01:58:20.85 ID:rSnzGA9K0
美希「……ま、真美!?どこ行っちゃったの!?」

何秒かの沈黙の後で美希が最初に叫び、そこから瞬時に俺たちの間にパニックが広がった。

春香「消えちゃった…!真美、真美っ!」

伊織「このアホ総帥っ、どうせあんたでしょう!?真美は無事なんでしょうね!?」

伊織の怒声にも返事がすぐには返ってこず、俺たちの不安がますますふくれ上がってきたところで、
急に目の前の壁一面がぱっと明るく照らし出された。そこに映し出されていたのは……

真美『なにこれぇっ……!?こ、こらーっ、はなせぇ!』

P「ま、真美っ!」

セミダブルやダブルどころではない、クイーンサイズ、もしくはキングサイズのやたらと大きなベッド。
その真っ白なシーツの上に、マジシャン姿の真美が大の字になって寝転がっていた。

千早「今の一瞬で………どうして……!」

千早が呆然として呟くのも無理はなかった。
ベッドの四隅から、おそらくは脚に固定されているらしい鎖が伸びてきていて、
真美の両手首と両足首につけられた金属製に見える手枷と足枷、それぞれにつながっている。

P(いま、この映像出るまで、10秒もなかったはずだろ…!?)

仮にもブラックジャンボと戦えるだけの力を持っているはずのマジシャンである真美を
本人の意志とはまったく関係なくテレポートさせた上に、完全な拘束状態に置いてしまっている。
響との力の差を改めて思い知らされ、背筋がぞっと寒くなった。

雪歩「ま、真美ちゃん!?真美ちゃんだいじょうぶ!?」

真美『いきなり動けなくするなんて聞いてな……ひ、ヒキョーだよぉ!はずせってばー!』

雪歩も、それにほかのみんなも口々に叫んでいるが、真美に聞こえている様子はない。
鎖の長さに少しは遊びがあるようで、映像の中で真美は手や足を動かしてはいるものの
がちゃがちゃと音がするだけで、はずれる気配はなかった。

P(あれも何か、特別なアイテムなんだろう…普通の鎖程度なら、マジシャンの力でどうとでもできる)

そのとき、映像に変化があった。
真美が動きを止め、こちらには見えない方向に目を向けてつぶやく。

真美『ひ、ひびきん……なんで、ひびきんがここに…?』

響『やっほ、プロデューサー、それにマジシャンのみんなー。ちゃんと見えてるー?』

春香「響ちゃん………!?やめて、真美になにするつもり!?」

美希「離れてっ、響!!真美からいますぐ離れるの!」

ひょっこりと響が画面外から割り込んで来て、こちらへ向けてにこやかに手を振ってみせた。
拘束されている真美のそばに響がやってきている、という事態のまずさに
春香も美希も必死の形相で画面に向かって叫ぶ。

響『そっちのための準備にちょっと時間かかるから、それまでのお楽しみがわりに中継しといてあげるねー』

響『なんたって真美は、みんなのために身体張ってるんだもん。ちゃんと見てあげてね?』

こちらの声は向こうには聞こえていないはずだが、仮に聞こえていてもおそらく結果は変わらなかっただろう。
まるで気にしてすらいない様子で嘯くと、響はどこからともなくびんのようなものを取り出した。
ペットボトル程度のサイズで、中に入っている液体が揺れているのが見える。

響『さぁ、これなーんだっ?ヒントは、春香と千早、それにうちのやよいがすごーく好きなやつ!』

春香「え………」

千早「………っ!?」

響の言葉にショックを受けたのは本人たちよりもむしろ、俺と雪歩、美希、そして伊織だった。
その三人に共通して関係のある、少し白っぽく濁った粘性の高そうな液体、
しかもこの状況で響が嬉々としてこちらに見せびらかしてくるものといえば、ひとつしか考えられない。

真美『え………?ひびきん、それ何…?真美に、それ……、どうすんの?』

目の前で怪しい液体の入ったびんを取り出された真美が、その存在に気づかないわけがなかった。
中身についてははっきり知らないはずだが、それゆえに不安げな声で響に尋ねる。

響『んー?あ、そっか、真美は春香たちのあれ見てないし、まだ知らないのか。すぐわかるよ』

そう言って笑う響は、びんのふたを開くとゆっくりと傾け、小さなてのひらにいくらかの量を注いだ。
598 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 01:59:12.66 ID:rSnzGA9K0
P(例の、媚薬粘液………こんなのが出てくるってことは……)

嫌でも悪い想像が止められない俺をよそに、映像の中で響が、ゆっくりと真美に近づいてゆく。

真美『や、やだ、だからそれなんなの!?ひびきん、やめてってば、来たらひどいよっ、かみついちゃうかんね!?』

響『そういう子のあつかいには自分、慣れてるから。あんまり暴れないでねー』

じゃらじゃらと鎖を鳴らしつつ、精一杯威嚇する真美のことをまるで気にするでもなく、
響はベッドに縛り付けられた真美のそばまで歩み寄ると、粘液をのせていた片手を真美の足に触れさせた。

真美『ひゃうぅっ!?な、なにこれっ、ぬるぬる…ぬるぬるするよぉ!』

響『そりゃあ粘液だからなー。さ、じゃあ、塗り込んでいくぞー』

短いスカートからのぞく、まだあまり肉のついていないほっそりした真美の足、
そのひざ下に手を置いた響は、ゆっくりと慈しむようにしながら粘液を塗り伸ばし始めた。
両手を使い、時おりびんから新しく半透明の液体を継ぎ足しながら、
傍目にはオイルマッサージに見えないこともない動きで響が真美に触れていく。

真美『やだったらぁ、気持ちわるい!ひびきん、もうやめてよっ!?』

響『どう真美。冷たくない?』

真美『え…冷たくは、ないけど、って、あひゃっ、ひっ、あははぁあっ!?』

真美の両方のすねあたりを粘液でぬらぬらにし終えた響は、
そのまま塗り広げる範囲を広げ、ひざより上、真美の太ももを撫でさする。
くちゅ、ぬちゅ、と粘つく液体が立てる音もかすかに聞こえるが、
それよりもくすぐったさに悲鳴を上げる真美の声の方がはるかに大きかった。

真美『ちょっ、ひ、ひびきん、そこだめぇ!くすぐったい、あはっ、くすぐったいから、ひゃあ!』

響『もう、だから、じたばたしないでって………よしっと、足はこんなもんかな?』

笑いながら身をよじる真美の動きをコントロールしつつ、
響は真美の両方の太ももまでをたっぷり粘液まみれにした上で手を離した。
解放され、荒く息をつき胸を上下させる真美を満足げに眺めた響は、
今度はそのまま真美の腰の上あたりにまたがる。

真美『はぁ、はぁっ、はひ………ほぇ?』

響『なんでも下ごしらえって大事だからね。てことで、よっと』

真美『え、ちょっ、わ、ひゃぁあっ!?』

ごく当たり前のように響は真美の上衣をたくし上げ、なだらかなお腹、どころか
その上のブラジャーまで一気に露わにしてしまった。
そして、真美が悲鳴を上げるのもかまわず、また両手に媚薬粘液をとって
むき出しにされた真美のへそまわりからコーティング作業を再開する。

真美『や、やだってば、ひびきん、やめて……!ん、くぅっ、ひんっ!?』

響『あれー、真美ってそんなくすぐり弱かったっけー?』

悲鳴とも、抗議の声とも微妙に違う声を真美が上げ、
意図的になのかそれとも本当にわからなかったのか、響はそれを聞き流した。
その両手が真美のお腹から少しずつ上へ上へと侵攻を続け、
わざとらしく音を立てながら、真美の震える白い肌を粘液で照り光らせていく。

真美『そんなとこっ…わきの下やめてぇ!?ぬるぬるするっ、やだ……ぁあ、んーっっ……!』

響『いったいどうしたの真美、変な声出して。もしかして「きもちいい」の?』

ついには衣装の下に深く手を突っ込まれ、両方のわき腹を撫でまわされていた真美が
響のその言葉を聞いた瞬間、はっと目を見開いて身体をこわばらせた、ように、俺には見えた。

真美『ちっ、違うしっ!?なに言ってんの、ひびき…んぅぅ、はぅ…!』

響『自分の勘違いかー、ごめんごめん。お詫びにわき腹とか、たっぷり塗っといてあげるね』

真美『や、い、いらない、いらないよぉっ!ぬるぬる気持ちわるい、気持ちわるいだけだからっひゃぁんっ!!』

必死になって逃れようとしても当然、真美はどこにも動けない。
やけに嬉しそうな笑みを浮かべた響がまた手をぬるりと滑り込ませ、そして真美がまた悲鳴を上げた。

P(こんなもの見ちゃいけない、見るべきじゃない……ってのに…………)

これも予想通りというか、音も映像も、耳をふさごうが目を閉じようが俺たちの脳内に直接転送されてきてしまう。
俺たちは、一切なんの手出しもできないままで、真美が悶えるさまを見ることしかできない……
599 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 01:59:48.27 ID:rSnzGA9K0
響がわざわざ「冷たくない?」などと尋ねたのもいやがらせだと、真美は身体で理解していた。

真美(や、やだぁ、このぬるぬるもうやだぁっ…!身体、あつい……ぜったいこれのせい、でぇ……)

足といいお腹といいわき腹といい、響が手にとって塗り付けてくる液状のものは
冷たいどころか、肌に触れた瞬間からすさまじい熱をもって真美の身体の芯にまで染み込んできている。
身体と一緒に頭まで溶かされそうなその感触に、真美は必死で抗っていた。

真美(だめだってば、はるるんたちもにーちゃんも……それに、亜美も、真美が助けなきゃ、なんだからぁっ!)

響「ああ、そうだそうだ、ここもちゃんと塗らなきゃね」

真美が決意を新たにした瞬間、響は気楽にそう言うと、有無を言わさず真美のブラジャーをずり上げた。
並の戦闘員程度なら触れることすら許されないマジシャンの衣装も下着も
響相手にはなんの障害にもならず、普通の布地と同様にあっさりと動き、乳房が露出させられてしまう。

真美「や……!?そ、やめて!?見ちゃやだっ、ひびきん、戻して、見ないでぇ!?」

拘束された上に、かつての仲間が自分に馬乗りになり、あまつさえ胸をはだけられるという異常すぎる状況に
真美はすっかりパニックに陥ってしまっていた。必死になってわめくその様子すら楽しげに眺め、
響はにっこりと笑うとびんを手に取り、両手になみなみと媚薬粘液を盛る。

響「恥ずかしがることないぞー、真美。成長期なんだし、真美のおっぱいはもっと大きくなるさー」

まるで見当はずれな慰めの言葉をかけ、それから響は躊躇なく真美の両胸を揉みしだき始めた。
小柄ゆえに真美本人よりも小さい、媚薬粘液でねとねとになった両手を駆使し、
まだ発育途上の真美の乳房全体に染み渡るようにじっくりと魔性の催淫液をもみこんでゆく。

真美「ふあぁっ、だめぇえっ!ひびきんやめてっ、おねがい、んんっ!真美のおっぱい触っちゃいやぁあっ!?」

そして真美の身体は、響の両手に素直すぎるほど素直に反応してしまっていた。
ヒルたちが真美を凌辱し続けていた際、生殖本能の強さゆえか乳房はあまり弄られなかったことが
今ではかえって災いし、すでに身体じゅうにまぶしつけられた媚薬粘液の効果とあいまって
両胸をやわやわと、時に強くもてあそぶ響の十指にいいように操られてしまう。
全身を、特に乳房を燃え上がらされているように錯覚し、真美は身体をくねらせて激しく悶えた。

真美(こんなの、こんなのヘンっ……相手、ひびきんなのに、女の子なのにぃ!?)

響「自分が何度ダメって言っても、動くのやめないんだから。そんな真美にはオシオキしないと………ねっ!」

真美「はぎ、っっ………!?あ、ぁ、あ……………♥」

まったく突然に、右の乳首を響の親指と人差し指で力を込めて思いきりひねり上げられ、
真美はそれと意識しないまま一瞬のうちに軽い絶頂を迎えさせられた。
ひとりでに全身の力が抜け、まぶたの裏で光が明滅し、勝手に身体が震えるのをどうすることもできない。

真美(な……に、いま、の………♥あたま、まっしろに、…それに、おなか、またきゅんきゅんしちゃう、なんで……)

さらに、獲物が発情していることを感じ取った真美の中のヒルたちもよけいに活発化し、
真美が気づかないままにくちゅくちゅと這い回り、子宮内からも直接媚薬を注入し始めていた。

響「どう真美、ちゃんと反省した?」

真美「あぁ、ひ、ひびきん……した、反省したからっ、もうやめてよぉ………」

混乱したままの真美は、問われている内容もろくに理解できないまま、
ただ解放されたい一心で響の言葉を肯定した。
真美の子宮内に潜むヒルたちと、自分が手ずから染み込ませた媚薬粘液のはたらきで
すでに真美がかなり出来上がりつつあることを察した響は、その答えを聞いてまたにっこりとほほ笑む。

響「そっかそっか、真美はいい子だね。なら、オシオキはあと1回にしといてあげるぞ」

そう言うが早いか響は、今度は両方の親指と人差し指で、真美の乳首を両方とも思いきりこねまわした。
左右から不規則に強烈すぎる刺激を叩きこまれ、真美の脳裏とまぶたの裏にスパークが走る。

真美「やっそんなっ、ひ、びきん!やらっ、オシオキなんて、あ、ぁふひゃぁあぁぁあっ♥」

すでに媚薬粘液で乳房も乳首もぬとぬとにされているところへ、自在に動き回る敵総帥の指で
幼いながらしっかり立ち上がっている乳首をこりこりとしごき転がされた。
単純計算で2倍の肉悦を前に、真美は悲鳴を上げてあっさりとイかされてしまう。

真美(おっぱい、触られてるだけ、なのに…あつい、頭、おかしくなりそうだよぉ…!)

1回目からほとんど間を置かない連続での乳首アクメに真美の身体は震え、
本人の意思とはまったく関係なくあふれ出した愛液がショーツに大きな染みをつくった。

響「よーし、こんなとこかなー。…あれえ、だいじょうぶ、真美?まさか気持ちよかったんじゃないよね?」

真美「…………… っ…! ……、そんな、こと、ない、っ………こんなの気持ちわるい、だけだもん……」

しばらく返事もできない状態が続いたあとで、はっとした顔になった真美が慌てて答える。
それを聞いた響はまた、心の底から楽しげな微笑を浮かべた。
600 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 02:16:24.02 ID:rSnzGA9K0
ここまで。

……たぶん明日はレズプレイ(レズレイプ)だけで終わると思います。終わるかな。終わればいいな。

ていうかぶっちゃけ来れないかもしれないです。
そうなったらそうなったでご容赦ください。その場合は延期予告くらいはしに来ます。

どのみち安価は無理めです。


ところでふと気になってなんとなく数えたらこのたかが7レスで13000字くらい行ってました(白目)
もうちょい手を抜くことを覚えたいけど今さらそれやるのは負けみたいな気もします。








ところで実用になってるんですかねこれ。実質導入みたいなもんなのでアレですけど。

ほかのエロが充実してるかどうかはさておき、>>1のせいいっぱいのレズは
どんなにがんばってもこのスレ冒頭のひびたかのアレ程度なので
期待に添えなかったらごめんなさい。と先に予防線を張っておきます。
おやすみなさい。
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 04:23:42.28 ID:JKgvE/ETO
乙です
投稿も無理しない範囲でしてください。
エロ内容も十分、と言うか前スレのハルチハ凌辱を読んでいる以上、濃さには不安はありませんので。
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 04:31:36.92 ID:jyy7b76G0
乙です。予告があるだけ嬉しいです。できるなら早めに予告をお願いします。エロの濃さや話の展開は、歴代最高です。お身体にお気をつけください。
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 08:52:25.26 ID:Wc8YGIPJ0

シーン内容も濃いめだから、小分けにされてもいいですよ
エロに困れば、生やすか増やすかぶっかければ大丈夫っしょ(暴論
604 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 21:54:00.89 ID:rSnzGA9K0
今夜来るとして、前回と同じ感じになります。すなわちド深夜です。

来れなかった場合はおそらく22火曜夜になります。
そして23日に昼間っから安価をとれたら、この間の祝日と同じ感じでいいかもしれないですね。

まさか35%の堕ちフラグを引くと思ってなかったので次回の戦闘もけっこう厳しいです。
がんばれシャインマジシャンズ!(棒読み)



うすうすお気づきかと思いますが、マジシャンたちおよび勝ちたい皆様の最大の敵は響でなく>>1です。
バランスにはこれでも気をつけてるつもりですが隙あらば凌辱しにいきますのでご注意ください。
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:14:58.34 ID:jyy7b76G0
了解です。無理はしないでください。
次の戦闘も多分負けるなとはおもってるんですよね...。明らかに戦力が足りなくてボロボロだし。安価考えないと。
そこで質問なんですが、負けたらマジシャン全員分の安価取れるんですか?幹部を巻き込んでも良いですか?
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:19:02.41 ID:Wc8YGIPJ0
どう転んでも、>>1が最終的にハッピーエンド(笑)にしてくれるから無問題ですよ(ゲス顔)

まさか35%の堕ちフラグを引くと
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:20:55.12 ID:Wc8YGIPJ0
途中送信

>まさか35%の堕ちフラグを引く
65%だったら即死だったし、まだ致命傷で済んでいるからセーフセーフ(震え声)
608 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 22:34:31.45 ID:rSnzGA9K0
負けた場合についてですが、今回はミキミキとちーちゃんはこっちにください。
ワームとかイソギンチャクとかが出張ります。

ので、春香・雪歩・伊織(および敗北後の判定で65%引いた場合は亜美も)について安価をお願いする予定です。

今回はマジシャンたちが自爆してった感じですので、幹部が関わってくる場合は
流れをくんで凌辱役として出てくるのを基本にしてもらえたらと思います。
響が癇癪起こしてマジシャンたちとまとめて、みたいなのは話の流れとして不自然だなあと。

こんな話してるとたぶんこれ負けないんじゃないかなって気がしてきました。
安価の神様が今度はマジシャン側に下りてきそう。


最終的にはもちろん(マジシャンたちの頭とカラダが)ハッピーエンドですね。大好物です。
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:55:32.81 ID:jyy7b76G0
>>605です。返信ありがとうございます。今考えている安価だと、幹部はある意味で陵辱役です。
ただ、ちはみきは三代目の触手とワームが終わった後に混ぜれるような安価はよろしいでしょうか?全員参加みたいな安価を考えていたので。
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 23:09:24.02 ID:M5btYkwKo
新参者ですが楽しく読ませていただいてます。続きも期待してます。
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 23:20:05.38 ID:7bgrjit3O
全員参加の安価って事は連続した指定の中で一人でも当たれば希望が叶うので少しアンフェアな気もする
何よりシチュが複雑化すると更新に凄い時間掛かりそうで不安です
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 23:29:14.49 ID:jyy7b76G0
複数いるので、全員は無理でも何人かは混ぜたいんですよね。次、これだけ揃うのはいつになるかわからないし。
613 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/20(日) 23:53:12.32 ID:rSnzGA9K0
まだ構想段階で確定じゃありませんし、
そもそも負けると決まったわけじゃないですからね!? と前置きした上で。

流れ的に敗北時はそのあと会見で晒し者までほぼ確定コースですから、
コンマ等で晒される順番を決める→どんな目に遭うかの内容を安価で指定してもらう
というようなことを考えておりました。

ただしこれは一人ずつ分かれてエロい目に遭うことが前提になってます。
複数人で同時にっていうのを見たい人も、そりゃいらっしゃいますよね。考えてませんでした。

としたら、そこも含めて安価にするのも手かもしれません。
「春香・雪歩・伊織・亜美の中から複数選択可で」「誰が何をされるか」を指定してもらう、みたいな。

※くどいようですが未定です。現時点でそうすると決めたわけではありません。

ちはみきが帰ってきてから改めて全員で、とかなると、単純に分量的につらいので
最大でも上の4人までかなあ、という気がしています。

また、ちはみきはどっちかというとマジシャン仲間に対する晒し者になると思います。





>何よりシチュが複雑化すると更新に凄い時間掛かりそうで不安です

前科のある身としてほんとうにすみませんでした(土下座)
そして自分自身もこれは常にすごく不安です(土下座しながら)




できることなら5人全員に安価2個ずつとか派手にやりたいのはやまやまなんですが
そんなことしたら今度は半年どころじゃないのが目に見えておりますので………

とりあえず方策を考えます。
複数プレイ派と個人プレイ派が両方楽しめる方法ないですかねえ。
(てめえががんばって両方書けや、という真っ当至極な方法は抜きで)


>>610
新たに読んでくださる方もいらっしゃるとは光栄です。
どうぞご贔屓に。
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 00:59:55.77 ID:jFC6IoX/0
前スレで千早ややよいが入れられたイソ助の媚薬粘液風呂(触手入り)に入れられて犯される(外からは透けて見えているまたは内部にカメラがあり撮影されている)
→しばらくしたら、幹部たちが入ってきて凌辱に加わる(ふたなりで犯すまたはイソ助に犯される)

>>613
一案として、上記のようなものを提案。
まあこれも十分時間はかかるでしょうし、その後の物語の展開やケアが大変そうですけど。
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 02:41:17.50 ID:dDgHa1IB0
複数と個人指定が競合したら個人指定を優先するくらいが落としどころかね
個人的には、>>611 にまるっと同意
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 22:31:33.72 ID:Jl1mfRy7O
今夜も厳しいか。
617 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/22(火) 22:44:40.11 ID:4hNlS6jz0
息を荒くしつつも響をまっすぐ睨む真美の目には、まだ十分な力が残っていた。
しかしそれとは裏腹に、腰や足が微かに震えているのも見てとれ、
真美が胸を弄られただけで複数回の絶頂に達したことを響はひそかに確信する。

響「じゃ、自分の出番はこれでおーしまい、っと。どうプロデューサー、春香たち、楽しかったー?」

響は室内に設置されたカメラを振り返り、小馬鹿にした様子で手を振ってみせる。
自分たちがいくら声を上げても真美には届かないことを悟ったPも春香たちも一様に口を閉じ、
不安げな、あるいは憤怒に燃えた顔で、画面ごしに響をにらみつけることしかできない。

真美「…これで、終わり、なの?じゃあ早く、この手と足のやつ、はずしてよ…ひびきん」

自分のほうに背を向けている響に、息を切らせながら真美が話しかけた。
それを待っていたと言わんばかりに響は振り向き、小さく舌を出す。

響「おしまいなのは『自分の出番』だけだよ、シャイニング・マミ。こっからは選手交代さー」

真美「せんしゅこーたい……?なに、言って……」

響が小さく指を鳴らし、いぶかしげな真美の言葉は尻切れトンボになって消えた。
スナップの音が消えもしないうちに、響の後ろに一気に人影が増える。

真美「………やよいっち、律っちゃん、あずさ、お姉ちゃん………それに、お姫ちんまで……!?」

響「自分は今回、あくまで下ごしらえ担当なの。あとはウチの自慢の幹部がやってくれるぞ♪」

響と、後ろに立ち並んだ四人が、真っ黒な服を着たままで、にやりとよく似た笑いをいっせいに浮かべた。




春香「ま、真美………!」

ベッドに鎖でつながれたままの真美を取り囲んで、四人がにやにや笑っています。
前に事務所を襲ってきたやよい、それに、律子さん、あずささん………貴音さん、まで。
みんな、着ているものはマジシャンの衣装に似てるけど、色は真っ黒でした。

春香(響ちゃんだけじゃなくて、ブラックジャンボの幹部……全員で、真美をいじめるつもりなんだ…!?)

響ちゃん自らがあの、変な液体……身体をエッチにしてしまう粘液を持ち出してきて、
真美の全身をたっぷりマッサージするみたいにして弄んだ直後だっていうのに、
これから真美がなにをされてしまうのかって考えると、わたしは気が気じゃありませんでした。
だけど、こっちからは声すら届かなくて、真美のためにできることはなにもなくて………

といって、わたしたちはここから出ようにも出口もなにもないし、
そもそも真美がいけにえになってその後どうなるのか、説明もされていません。
すべてのペースを響ちゃんとブラックジャンボ側に握られて、
わたしたちは大事なマジシャンの仲間である真美の様子を見せつけられながら、
ただ無事を祈ることくらいしかできません………




貴音「久しいですね、真美……いえ、ここは『しゃいにんぐ・まみ』と呼んだ方がよいでしょうか」

あずさ「まずは、貴音ちゃんとわたしよ〜、真美ちゃん。い〜っぱい気持ちよく……じゃなかった、楽しんでいってね♪」

ベッドに近寄ってきた貴音とあずさが揃って響と同じびんをどこからか取り出すのを目の当たりにし、
真美は言葉にこそ出さなかったが、自身を狂わされる恐怖におののいた。

真美(ま、またさっきの、ぬるぬるしたやつ…!?やだ…っ、また身体も頭もおかしくなっちゃう!)

あずさ「あらあら?ふふ、きれいなピンク色の乳首が、まだぴんって立ってるわねぇ」

響にいじりまわされてアクメを迎える直接の原因になった真美の急所の異変を目ざとく見つけ、
あずさはゆっくりと真美の横たわるベッドに上がった。
しかし、あえてすぐには触れず、わざとらしく顔を近づけて興味深げに真美の乳房と乳首を眺めまわす。

真美「やめて、やだ………あずさお姉ちゃんっ、見ないでよぉ!?」

あずさ「おっぱいも乳首も、まだちっちゃめでかわいいわね〜。……ふぅ〜っ」

真美「んひゃぁぁっ!?ひぃっっ、それやだやめて、吹かないでぇ!」

あずさは口を細くとがらせると、まだ熱をもったままの真美の乳首にごく緩やかに息を吹きかけた。
触れられているようないないような絶妙の刺激と急に冷やされる驚きに襲われ、
真美は背中を大きくそらせてベッドの上で不自由な身体を跳ねさせる。

あずさ「あら〜、うふふ、やっぱりまだ元気いっぱいね、真美ちゃん?」
618 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/22(火) 22:45:15.06 ID:4hNlS6jz0
貴音「手も足も、おなかも、ぬらぬらと濡れ光っていて…これが『えろかわいい』というのでしょうか。ふふふ」

あずさがなおも真美の乳房に顔を近付けてしげしげと観察している一方で、
あずさに続いてベッドに上がった貴音は、楽しげに真美の身体のあちこちをつつきまわしていた。

貴音「ふむ………やはり双子ですね。太ももの肉付きもかたちも、亜美と、よく似ています」

響の塗り込めた粘液が指先にねっとりとまとわりつくのも構わず、貴音は人差し指を真美の太ももに這わせた。
そのむずがゆい刺激に必死で耐えていた真美だが、亜美の名前を聞いた瞬間に
表情を変え、鎖を鳴らしながら貴音のほうに顔を向ける。

真美「ま、待って、どういうことっ!?お姫ちん、亜美になんかして………」

貴音「いえ、特には。ただわたくし、さきほどまで亜美の監視役として、それなりに長い時間、ともにおりましたので」

貴音は真美の剣幕を気にすることもなく、ただ淡々と事実だけを述べていたが
ただでさえ冷静さを欠いている真美はそれすら不必要に深読みしてしまう。

真美(お姫ちんの言ってることだって、ウソかもしんない……ああ、亜美、亜美になにかあったら……!!)

亜美のことで頭がいっぱいになっていた真美の意識を引き戻したのは、
胸にどろどろと垂れ落ちてきた重く生暖かい感触だった。

真美「……ひ、っ!?」

貴音「おや………あずさ、最初にすべて使ってしまうのですか?」

あずさ「え? …あら〜? ちょっとサービスしてあげようと思っただけなのに…空になっちゃったわ」

媚薬粘液の入ったびんを手にしたあずさは自分の手に取るのではなく
真美の身体にびんからあ直接注ぎかける方法をとった。ただ、傾けている時間が少しばかり長すぎて、
結果的に真美のはだけられた胸元は大量の粘液にまみれてどろどろになってしまう。

そしてもちろん、すでに響の手と同じ粘液で発情させられていた真美と真美の乳房にとっては、明らかなオーバーキルだった。

真美(うぁあ、っ、なに、これ…!?さっきまで、より、すごい……おっぱい、焼けちゃう、溶ける、ぅ!)

いくら量が多いとはいえ、粘液を肌にかけられただけにもかかわらず、真美は声すら満足に出せなくなる。
目をつぶり、歯を食いしばって耐えるその真美の乳房に、あずさが手を伸ばす。

あずさ「ま、まあ、ほら、大は小をかねる、っていうし…じゃ、もう始めちゃいましょ!」

ごまかすようにそう言うと、あずさはねとねとになった真美の幼い乳房を弄び始めた。
響よりも大きな手でお椀型の乳肉を覆い、手のひらと指を使って全体をゆっくりと揉みしだく。

真美「はひっ、うああぁんっ!?やめ、って、さわんないでぇ、だめっ!!」

響に触れられたときとまるで違う感触に、真美の悲鳴のトーンが跳ね上がった。
手のサイズや指の長さ、力の入れ方の違いもさることながら、単純に染み込まされた媚薬の量が増えたことで
真美の肉体はいともたやすく昂ぶらされ、胸をいじられるだけで簡単に絶頂手前まで連れて行かれる。

真美(ひびきんも、あずさお姉ちゃんも…どうして、こんなヘンタイなこと、ばっかりぃ……!)

自分でもほとんど触ったことのなかった胸を、しかも同性の響やあずさに触れられているというのに
その乳房を中心に全身の熱が高まっていく事実に、真美は戸惑いが抑えられない。

あずさ「うふふ、やめな〜い♪ああ、でも真美ちゃん、痛かったらすぐ言ってね?」

物腰は変わらずやわらかくおっとりとしていても、あずさは真美の言うことには耳を貸さず、
まだ発展途上の乳房を少し力を強め、さらに丹念に揉み始める。
乳首にはまだあえて触れず、不規則に強弱をつけ、ときに搾り上げるように、
ときに押しつぶすようにしたりしながらぐにゅぐにゅと真美の両胸の形を変えていく。

真美「やだ、ぁ…あずさお姉ちゃん、おねがい、真美のおっぱいいじっちゃいやぁっ!」

鎖につながれた手足を動かせるかぎり動かして、真美はあずさに懇願するが
あずさはあくまで優しい手つきで、しかし決して止めることなく真美の胸をもてあそぶ。

あずさ「うふふ、真美ちゃんのおっぱい、きっと大きくなるわよ〜。そうだ、クラスの男の子にもよく見られるんじゃない?」

真美「知らな……いっ、ふぁっ!そんなの、キョーミないっ、だからもうやめ、っんはぁあ!?」

横たわったまま胸を弄り回されていたところでいきなりスカートの中、お尻の下に手を差し入れられ、
ほぼ純粋な驚きだけで真美は思わず叫び声を上げた。
やけにあたたかく、じっとりと湿った感触が触れてきて、すぐに真美のショーツが水気を含んで肌にはりつく。

真美「おっ、お姫ちん!?なにしてるの!?やめて、真美のおしり、さわんないでぇ!」

貴音「下着越しでもやわらかで、まこと、よき手触りですね。ふふっ」

手にたっぷりと媚薬粘液をまぶした貴音が、真美の叫び声を無視して尻肉を撫でまわしていた。
619 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/22(火) 22:45:43.61 ID:4hNlS6jz0
真美「やだよぉ……ふたりともやめて、こんなの、おかしいよぉ…!」

大の字に拘束された姿で、裸にされた胸をあずさに、ショーツ越しの尻を貴音に責められ、
恥ずかしさと混乱に翻弄されながら真美は二人に呼びかけた。
その真美を嬲る手はまったく止めないまま、あずさも貴音も妖艶に微笑む。

貴音「はて、なぜです?これは真美のためにしていることなのですよ」

真美「ま、真美のためとか、ありえないっしょ!?こんなヘンタイみたいなこと……」

あずさ「へえ〜。真美ちゃんはその『変態さんみたいなこと』で、気持ちよくなっちゃってるのに?」

貴音のことばに憤慨した真美を不思議そうな顔でながめ、あずさはそう言った。

真美「なっ………な、なに言ってんの、あずさお姉ちゃん!?真美、こんなので…っきゃひぃぃっっ!?」

喋っている途中であずさの指に乳首をころころと転がされただけで、真美の言葉はあっさりと立ち消えになった。
響にひねり上げられたのとはまた違う、じっくりと弄ぶような動きと刺激に
真美の意識は瞬間的に真っ白になってしまい、途切れ途切れに単語を吐くことしかできなくなる。

真美「ひゃひ、っ、うぁあ!やっ、らめ、あ、あずさおね、ちゃんっ!」

あずさ「女の子はね、気持ちいいと、乳首が立ちあがっちゃうのよ〜。今の真美ちゃんみたいに」

年の離れた妹にやさしく教え諭す調子で語りかけながら、あずさは真美の乳首をいじりまわす。
乳房をもみほぐしながら指先で媚薬粘液をたっぷりとすくい取り、
ピンク色の先端になすりつけつつ、挟み、ひっぱり、つまみ潰して刺激を加えた。

真美「やらっそれ、もうムリだってばぁ、っ♥ヘンになるよぉ、真美ヘンになっちゃうぅ!!」

あずさ「あらあら、真美ちゃんったら、うふふ……変態さんはどっちなのかしら〜?」

真美(うぅっ、違う、ちがうもん、真美はヘンタイなんかじゃないっ…!耐えなきゃ、耐えないとだめ……)

声の調子が明らかに変わってきていることを自覚してしまった真美は、
響との「ゲーム」のことを思い返し、自分自身が流されないよう必死で強く思い込む。
その尻肉に、今度は下着越しではなく直接、なにかが触れる感触があった。

真美「……っ、え、な、なに!?お姫ちんちょっと、や、だめだってば、そんなとこ、きたないよぉ!」

貴音「やはり布地越しより、直のほうが反応がよいですね。では、改めて……」

真美のショーツの中へごく当たり前のように手をすべりこませた貴音は
両手を巧みに使い、真美の尻たぶを撫でまわして粘液を染み渡らせていく。
それだけでなく、合間合間で不意打ちとしてしなやかな指を真美の菊門をかすめるように走らせ、
その刺激がすでに甘い痺れに変換されてしまい、真美はなすすべもなく身体を震わせた。

貴音「さっきからお尻も腰も、ひっきりなしに震えさせて……どうしたのです、真美?」

真美「お、おしりっ、おしりもやだあぁ……あう、はうぅぅっ!♥さわんないで、お姫ちん、もう、もうゆるしてぇっ!?」

両手で嬲りつつ、素知らぬ顔で貴音は尋ね、言葉でもじわじわと真美を追いつめる。
あずさに責められた胸に加え、尻肉からも直接媚薬を揉みこまれ、真美の身体を隅々まで熱が侵していく。

あずさ「そうだ、ねえ貴音ちゃん。今度はタイミングあわせて、一緒にやってみない?」

貴音「妙案ですね。そうと決まれば、早速………」

真美「はーっ、ふっ、はあっ………タイミング、って、なにが……ひあぁ、うあぁあぁ!?」

息を荒げ、切れ切れに喋る真美の言葉はまた悲鳴にさえぎられた。
それまで銘々に、ごく優しくシャイニング・マミの身体を弄んでいた二人が一転して力を強め、
あずさは真美の両胸を、貴音は尻肉と尻穴を激しくしつこく嬲り始める。
二人の両手でこねくられ、真美の肌にまとわりついた媚薬粘液がぐちゅぐちゅと淫猥に音を立てた。

真美「こ、こんなぁっ、だめっらめぇぇーっ♥真美のおしりもおっぱいもっ、もういじらないで、やめてぇえ!」

どれだけ叫んで身体をよじっても、鎖につながれた真美にあずさと貴音の魔手から逃れる術はない。
がくがくと震える真美の様子を見てとった二人は、視線だけを交わしてにやりと笑った。
620 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/22(火) 22:46:23.31 ID:4hNlS6jz0
あずさ「うふふ、こんなの、変態さんの真美ちゃんなら好きかも〜……んっ、んちゅっ♪」

あずさは震える真美の乳首にゆっくりと顔を近付けると、最初は唇で優しく吸ってついばみ、
それから舌で舐め転がしてさんざん弄んだあと、最後に歯を立てて軽く噛みつく。

貴音「このようなやり方は如何ですか、しゃいにんぐ・まみ。さあ、ほら、ほらっ、ふふふ………」

同時に貴音は真美のやわらかい尻たぶを左右に引くと、白く細い指をアナルに躊躇なく挿し入れた。
軽く押し返すような抵抗をものともせずにひと関節ぶんほどを中に埋め込むと、
ごく浅いストロークで抜き差しを繰り返し、ときにくいくいと指先を曲げて真美の中を穿りかえす。

真美「は……っ、ぅあ、あぁああぁっ!?やめ、らぇえっ、ふあぁあああぁああーっっ♥」

ただでさえ媚薬で狂わされた身体を、ブラックジャンボ幹部とはいえ見知った二人に責め嬲られ、
その快楽は真美に耐えきれる許容量の限度を瞬時に振り切った。
目を見開き、縛られた身体をいっぱいに反らせ、声を限りに叫びながら
真美は乳首とアナルへの責めだけでまたしてもアクメを迎えさせられてしまう。

真美「んぁ、あぁあ……も、ひゃらぁ……っ……」

ぐったりと身体を横たえ、目を閉じたまま呟く真美。
その左右を挟むように寝転び、あずさと貴音はやさしい声色で真美にささやきかける。

あずさ「真美ちゃん…シャイニング・マミちゃん、かしら、いっぱい声出ちゃったわね〜。うふふ、気持ちよかった?」

貴音「すっかり表情もゆるんでいますよ、真美……いかがです?心地よかったでしょう?」

耳をくすぐられていると錯覚するほどすぐそばで、よく知る貴音とあずさの声が響く。

真美(あぁ……あずさおねえちゃんと、お姫ちんの声………真美の身体、まだ、ふわふわしてる……)

ゆったりとした調子で入り込んでくる二人の心地よい声に、絶頂直後の真美は頭も心もとろかされそうになる。
しかし、その瞬間に亜美の顔が、そしてPや春香たちのことが頭をよぎり、真美の心はすんでのところで踏みとどまった。

真美(………ダメだよっ、真美が、亜美のこと、助けるんだ!それに、にーちゃんやはるるんたちのためにも、負けらんない……!)

真美「あずさおねーちゃんも、お姫ちんも…ヘンタイさんに、なっちゃったんだね。こんなの、……ぜ、ぜんぜん、気持ちよくなんかない、しっ…♥」

貴音「おや、そうでしたか……わたくしたち、まだまだ腕を磨かなくてはなりませんね、あずさ?」

あずさ「ほんとねえ、これだけじゃダメみたい…」

……心は踏みとどまれていても、小刻みに震える身体や、声の調子は真美の意識を裏切りつつあり、
しかもそのことに真美本人は気づいていないか、あるいは気づいていても無意識にその事実から目をそらしていた。
あずさと貴音はもちろんそのことを把握していたが、あえて追求はせずに泳がせる。

真美(そーだよ、こんなの、気持ちいい♥なんて、思ってないもん…ちゃんと真美、ガマンでき、た、し…)

あずさ「じゃあ、たのもしい助っ人を呼ばなくちゃ。律子さ〜ん、おねがいします」

律子「……っふふ、待ちくたびれましたよあずささん、貴音…♥♥」

真美「こ、こんどは、律っちゃん?誰がきたって、変わんないよっ、いまさら――」

ベッドに近づいてくる気配を感じてそちらに目をやり、そして真美は言葉を失った。
頬をすっかり紅潮させ、まるで酔っているかのような足取りの律子の股間からは
立派な男性器が立ち上がり、漆黒のスカートを押しのけてびくびく震えるその姿をあらわにしている。

貴音「これはこれは、律子様……もとい、律子嬢。いつも以上に元気なようですね?」

律子「当然でしょ。シャインマジシャンをじきじきに味わえるなんて、もう、滾っちゃって仕方ないわ…♥」

二の句が継げなくなり、そして律子の股間から目が離せなくなった真美の前で、
その律子がゆっくりとベッドに這い上がった。衝撃から立ち直ってようやく身体が動かせるようになり、
少しでも遠ざかろうと身をよじる真美の左右から、あずさと貴音がしっかりと手足をつかんで押さえつける。

真美「律っちゃん、ちょっと、ちょっと待って……なに、ソレ…ソレなにが、生えてるの?…え?」

律子の股間のそれがなんなのか、ということは真美ももちろん知識として知ってはいたが、
なぜそれが律子に生えているのか、という理由は想像すらできなかった。
そして、はあはあと息をつきながらベッドに這い上がった律子が四つん這いのまま自分に寄って来ていて、
まるで三本目の足のようにその両脚の間からぶら下がっているものをどうするのか、ということについては、
うすうす想像はできてしまっていたが、どうしても信じられずにいた。

律子「シャイニング・マミ。私はさっきまでの二人みたいに優しくないから、覚悟しなさいよ?」

真美「うそ、うそでしょ、律っちゃん…?ね、ねえあずさお姉ちゃんお姫ちん、はなして、や、やだ、やだっいやぁあぁあっ!?」

緩慢な動きで、しかし確実に近づいてきて今にも自分にのしかかろうとしている律子を見上げ、真美はただ絶叫した。
621 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/22(火) 22:46:57.99 ID:4hNlS6jz0
真美『や、やめ、そんな…、ホントにやだぁっ!?律っちゃんおねがい、やめてよっ、目を覚ましてぇ!!』

あずささんと貴音に手足を抑えられた真美が、画面の向こうで半狂乱になっていた。
俺たちからは律子の後頭部や背中しか見えず、どんな顔をしているのか確認することはできないが、
真美の怯えようを見ていたらおのずと想像はできる――したくなくても、できてしまう。

伊織「律子っ、律子、ふざけんじゃないわよっ!?あんた、何してるかわかって………!!」

美希「真美から離れて律子、さん、……律子ぉぉっ!」

美希と伊織が残りわずかな体力を振り絞って上げる怒声も、おそらくは届いていなかった。
春香や千早、雪歩に至っては声すら出せないようで、真っ青な顔色のまま映像をただ見上げている。

P(…こんなことしてまで、真美にさせてまで、先に行かなきゃいけないのか?俺はまた判断を誤ったんじゃないのか!?)

あずささんと貴音に弄ばれていたときは、快楽に必死に耐えているように見えていた真美の顔が
今ではほぼ恐怖と不安に塗りつぶされているみたいだった。
その真美をよそに、貴音が手をすっと伸ばし、真美のショーツを引き下ろす。

真美『あ……!や、やだっ、そんな!?』

貴音『さ、律子嬢。わたくしたちの不足をどうぞ、律子嬢の逸物にて補っていただけますよう』

あずさ『ああ、ありがと貴音ちゃん。律子さん、ほらっ、ここですよ〜♥』

今度はあずささんが横合いから手を伸ばして、真美のスカートをまくり上げると
真美の幼い秘部に指を当てて、左右に引いて開かせた。
その花びらのような部分が分かれて動くときに、透明な液が糸をひいているのが見えてしまう。

P「やめろ……、やめてくださいあずささん、貴音、律子も、やめろぉっ!?相手は真美なんだぞ!?」

俺が、春香たちみんなが見ている前で、画面の中の律子は腰を左右に揺すって位置を調整する。
聞こえていないことはわかっていても、叫ばずにはいられなかった。




律子「んっ……く、ふふっ、これ、こするだけでも…、イイっ♥」

真美「ひあぁっ、あ、やらぁ、やめて……律っちゃんっ、それやめてぇ、くちゅくちゅしないでえ…!」

嗜虐的な笑みを顔いっぱいに浮かべた律子が腰を前後させ、真美の膣口や性器を何度も疑似男根がなぞる。
その肉の熱さとたくましさに触れられるたび、真美は反射的に身体を小さく跳ねさせてしまう。

真美(あ、ぁあ、律っちゃん、あれを真美のなかに、入れるつもり、なんだ……そんな……♥)

よく見知った三人、あずさと貴音に押さえつけられて律子に組み敷かれ、
しかも律子はあるはずのないペニスをそそり立たせているという異常すぎる状況にあてられ、
真美の理性はもうほとんど仕事をできていなかった。
そこへ持ってきて、律子は非情にもさらなる追い打ちを加える。

律子「ああ……そうそう、これ、忘れたら駄目だったわね」

言うが早いか、横になった真美に馬乗りになった律子は腰を止めていったん身体を起こすと、
媚薬粘液がたっぷりと入ったびんを何もない空中から呼び出した。
そして、その中身と、これからされることを瞬間的に察して顔を青くする真美に、いやというほど見せつける。

真美「やぁっ、だめ……そのぬるぬるしたの、もうやだぁ……!」

律子「あんたに選択肢なんてないのよ。むしろ、気遣いに感謝してほしいところだわ」

弱弱しい真美の抗議はやはりなんの役にも立たず、律子は即座にびんの口を開けると
真美の上で逆さまにし、中のどろどろした液体を胸といわずお腹といわず前半身に振りかけた。
それから、両手と、衣装が汚れるのも構わず自身の上半身まで使い、
真美の身体にしつこく媚薬粘液の重ね塗りをほどこし、徹底的に発情させる。

真美「くぅぅうんっ♥いやぁ……はうんっ、律っちゃんっ、だめ、ぇ!?やめて、おねがい、ぃっ♥」

律子「説得力がないにも程があるわよ、シャイニング・マミ。鏡があればその顔、見せてやりたいわ」

小柄ながら豊満な律子の乳房と自分の両胸をこすり合わされ、
腋の下から腰まわり、さらに背中に至るまで律子の両手でたっぷりと催淫汁を塗りたくられ、
真美の感じる肉悦はどんどん加速させられていく。
それに加え、牡の象徴を迎え入れる予感に幼い子宮と膣肉すらきゅうきゅうと収縮を繰り返し、
その動きを感じ取った真美の中のヒル型触手たちは嬉々としてまた蠕動を始める。
外と中から未成熟な身体を執拗に狂わされ、真美は抗うことができない。

真美(こんなの、やだ、いやなのにっ…真美のおなか、きゅんって、して、るぅ…♥)

ほかならぬ自分の身体が自分でも理解できない反応をしてしまうことに真美は混乱し、
しかし同時にその感覚を知らず知らずのうちに受け入れつつあった。
622 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/22(火) 22:47:26.08 ID:4hNlS6jz0
真美の全身をこれまで以上にぬるぬるの状態に仕立て上げた律子は、改めて体勢を整えた。
足を開かせると、逃げられないように真美の細い腰をしっかり両手でホールドし、
そしていきり立った男根状の勃起クリトリスをゆっくりと動かして、真美の膣口に狙いを定める。

真美「あ、ぁ………♥やだ、やめてってば、律っちゃん、おねがい、それいやぁ……♥」

律子のモノをまじまじと見つめながら震える声で繰り返す真美の言葉は、
本心からのものにもかかわらず、むしろ律子にしてみれば誘い文句以外のなにものでもなかった。
無意識につい舌なめずりまでしてから、律子は腰にじわじわと力をこめていく。

律子「痛くはないと思うけど……力、抜いてなさいよ、ん、んんん………っ♥♥♥」

真美「んひっ…!?や、まって、やだやだぁっ…!律、っちゃ、んぅっ、はぅ…っ、ふぁあぁぁあっっ♥♥」

抵抗する言葉と裏腹に、真美の狭い牝穴は律子の疑似ペニスを易々と呑み込んでいく。
そしてすぐに律子のモノは完全に真美の中に入り込み、二人はほぼ同時に甘い溜息をついた。

真美(真美のなかに、律っちゃんのが…っ、ま、真美、律っちゃんと……せっくす、しちゃってるよぉ…♥)

自身が傷みも嫌悪感もまったく感じていない、という重大な事実にすら気づかないまま、
真美はぼんやりとした頭で目の前すぐ近くにある律子の顔をただ眺めていた。
事務所の先輩であり、直接プロデュースされていないにせよ頼れる大人だったはずの律子と
肉体的に一つになってしまっている、という事態の異常さも、
発情させられきった身体が伝えてくる快楽の前には小さなこととして頭の片隅に追いやられる。

律子「………あ、ぁ、こ、こんなの我慢できない♥もう無理いぃっっ♥♥♥」

その瞬間、律子が態度を急変させて雄たけびを上げた。
そして、あっけにとられてすぐに反応できない真美に構わず、腰を改めてがっしりと掴むと
自身の腰を激しく真美の下腹部に打ち付け、抉りかえす勢いで犯し始める。

真美「はぎぃいぃっ!?♥やっ、くぅんっ、ま、待って、そんにゃっ♥律っちゃっ、やめへぇえっ!?」

律子「キツいっ、熱い…ぃ、キツくて気持ちいいのぉ♥♥♥マジシャンマ○コすごいぃっ♥♥♥」

冷静さの仮面をすっかりかなぐり捨てた律子は欲望の赴くままにピストンを繰り返し、
その一突きごとに真美の身体が激しく揺さぶられた。
それ以上に精神をめちゃくちゃに振り回され、真美は悲鳴とも嬌声ともつかない叫びを上げる。

真美「んぁっ、やらっ、ごつごつしちゃ、やぁあ!ひうっ、あぁ♥こ、こんなのぉ…♥」

真美(こんな、なにこれぇぇ、……っ、こんなの、ワケわかんなく、なっちゃ、う♥真美またおかしくなるうぅぅ!)

律子「あ”〜っ♥♥ちっちゃいマ○コ、私のチ○ポに吸い付いて、きて、んひぃ♥♥♥いいわよ真美、あんたのマ○コいいっ♥♥♥」

だらしなく表情をゆるめつつ、なおも激しく真美の膣を突き荒らしながら律子は叫んだ。

律子「きゅうきゅうって、搾り取ってくる、みたい、っ♥♥♥真美ぃっ、あんたも気持ちいいんでしょぉ♥♥♥」

真美「そ…そんなことないもんっ、真美は…んひゃぁああ!ふあぁ♥やらぁっ♥そこらめえぇえ♥」

快楽に流されかけたところを律子の言葉で現実に引き戻され、抗議の声を上げようとした真美は
今度は律子のクリペニスで強く膣をえぐられてまた肉の歓びに押し流された。
律子と身体が触れ合うたびに塗りたくられた媚薬粘液がぐちゅぐちゅと音を立て、
そして膣穴にはずぽずぽと抽送を繰り返され、真美は否応なしに絶頂の高みへと引きずられていく。

律子「そんな嘘、ついたって無駄、よ…♥♥あ、ぁあ、もう駄目、もう出ちゃう、出るっ、真美に全部出るぅぅっ♥♥♥」

真美「んっ、ひゃううっ、…はぁあぁん♥ ……で、でる、って、ぃぎぃっ!何、いって、律っちゃんっ……♥」

律子「セックスして出るモノなんて、き、決まってるでしょ♥♥あっあっあっ、来ちゃう♥射精もう来ちゃうのっ♥♥」

真美(え…………っ!?)

余裕がなくなり途切れ途切れに喋る律子の口から出てきた単語に、真美の思考は停止してしまう。

真美(律っちゃんも、しゃせい、するの……?そ、そんな、真美今からしゃせいされちゃうのっ!?)

律子「ああっチ○ポの中、上がって来てるっ♥♥♥射精るっ♥♥シャイニング・マミのエロマ○コにチ○ポ汁出しちゃうぅ♥♥♥」

最悪のタイミングで律子が叫び、真美は自分の中に嵌めこまれた肉棒がぶるぶると震えるのを感じ取る。
射精という言葉とその男根の律動は、シャイニング・マミに自分がされたことの記憶を、
超大型のヒルに触手で犯され、あふれるまで射精され続けたことを思い出させるのには十分すぎた。
623 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/22(火) 22:53:40.68 ID:4hNlS6jz0
真美(いやぁあぁっ♥だめ、それだけはだめっ♥おなかにあついのびゅーびゅーってされたら、真美、また……♥♥)

真美「らめ、りっちゃ、ひぁんっ♥しゃせいしちゃらめぇっ♥それはぁ、それだけは、ゆるし、んぁあ!?」

律子「はひっ♥♥チ○ポいいっ♥♥はぁっ、はっ、ほらぁっもう出るっ♥♥行くわよ、イクからねっ真美いぃっ♥♥」

真美の制止は律子の心に響くかどうか以前に、物理的な身体の反応のリミットに間に合わなかった。
あたたかい肉穴に精液を吐き出すことだけで頭がいっぱいになった律子はスパートをかけ、
一瞬だけタメを作ったあと、全身全霊の力を込めて腰を深々と突き込んだ。

真美「なんっ、りっ………ひゃぐぅぅうぅうぅ♥♥♥」

強烈すぎる一撃に、真美は鎖につながれた手足をぴんと伸ばし、背を大きく反らせて悶絶する。
その拍子に、牝の本能に忠実な真美の膣肉は、律子のクリ男根にねっとりと吸い付くと
子孫を残すための種を一番奥まで届けさせるべく収縮し、牡液を吐き出させようとして搾り上げた。

律子「あっイクッ♥♥♥チ○ポイクぅぅっ♥♥ぜ、ぜんぶ、出しちゃうぅっ♥♥♥♥」

真美「やぁっらめっ、あ、あちゅいぃぃ♥♥♥またぁ、また真美のなかで、びゅくびゅくってしてるよぉ♥♥」

すでに昂ぶりきっていた律子は、最後の一突きで得た快感と真美の熱く狭い牝穴の前に
ひとたまりもなく絶頂を迎え、こみ上げていた精液を思いきり真美の中へ注ぎ込んだ。
灼熱の迸りに膣内から子宮までを満たされた真美もまた、脳までを一息に焼かれ、
望まぬ絶頂に全身をさらわれて視界を真っ白に染め上げられてしまう。

真美「え、そ、そんな、まだっ♥やだ、もうおわりっしょ律っちゃ、んあぁ♥♥やらぁ、もうしゃせーやらぁあ♥♥」

はしたなく広げさせられた真美の足はぴんと伸びたまま延々びくびくと震え続け、時には大きく跳ねて
真美が射精で強制的に味わわされている快楽の強烈さを一目で物語っていた。

律子「ああ何これぇっ、止まんないい♥♥まだ出したいっ出すのぉぉ♥♥マジシャンマ○コに中出しきもちいぃぃっ♥♥♥♥」

その開いた足の中心部にのしかかっている律子の尻肉も負けず劣らずぶるぶるとした揺れが止まらず、
無尽蔵とも思えるほどの精液を吐き出し続けているさまをありありと想像させる。
律子は今や、あとから生やされた雄の象徴に支配されて自分をほとんど制御できなくなり、
実際には不可能であるにもかかわらず、真美に種付けしようと躍起になっていた。

あずさ「あらあら、律子さん、すごぉい……真美ちゃんのおま○こ、そんなに良かったんですか〜?」

貴音「わたくしのお尻のときより良さそうですね。少しばかり妬けてしまいます、ふふふ……」

真美「もうゆるしてぇっ♥♥りっちゃん、おねがい、っんひぃぃっ♥♥もう、まみにしゃせーしちゃいやぁあっ♥♥」

律子「う、うるさい、のよ…♥触手にあれだけ射精されてたら、関係ないでしょう♥♥♥あっまだイくぅぅ♥♥♥」

あずさと貴音に揶揄されながらも、ペニスを抜きもせず射精を止めない律子の責めを前に、真美の意識は徐々に薄れて行った。
624 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/22(火) 23:03:32.71 ID:4hNlS6jz0
中途半端ですが今夜はここまでです。

・やよいはどうした?
・真美まだ堕ちてなくない?
・(>>1以外とくに待ってないけど)触手は?

大丈夫です、ちゃんと覚えてますし全部そのへんはなんとかします。
ただ現状ではまだ書けてないだけです(大問題)


・レズプレイは何処へ行った?

え?あったでしょ?


頼む、どうか>>1を許してやってくれ
彼はあれでもガチでレズを書いたつもりなんだ

そっち系が特にヘタクソなんだよ言わせんな恥ずかしい





その辺含めて続きからあす投下します。

安価は夕方〜夜になるやもしれません。
なにせ明日は戦闘コンマとエロ内容安価(しかもガチ目なやつ)、
あとは亜美の堕ち判定くらいしかとる可能性がないので
そこからリアルタイム更新というのはほとんど発生しえないんですよね。今気づいた。

ところで参考までにお聞きしたいんですが、戦闘描写はやっぱりリアルタイムで見たいですか?
単なるコンマだけは味気ないだろうなと常々思っているんですが、
ただ実際描写するとなるとそのときの敵をなにかしら決めてから始めなくてはならず、
それはそのあとエロ展開に転がって行った場合に制約にしかならないんじゃないかと思うわけです。

つまり「戦闘員と戦ってた流れなら戦闘員絡みのエロにしないと駄目かな」とみなさまに気を遣わせてしまいかねないとか、
もっと言えば>>1に任せてると敵が触手系のものばかりになりますよ、とか。
後者の方が明らかに問題ですね。


次回仮にエロ安価になった場合、どうするか、まだちょっと決めかねています。
前スレであれだけ長くなった原因の安価にしても、内容自体はいい感じにばらけていたので
皆さま任せの丸投げという手もありっちゃありなんですが、半年コースはもうやめにしたいですし。

というようなところでいったん終わります。おつかれさまでした。
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 23:22:20.30 ID:sGQtG+k2O
乙です
描写が濃いから、エロだけでなく戦闘も読んでいて面白いから続けてほしいけど、そこら辺は>>1の好きなようにかと。
戦闘相手云々も、戦った相手=エロ相手である必要は、必ずしもないですし。(そこは多数決とか)
レズに困ったら、ハルチハやアズリツ+タカネのときのように、生やしたりぶっかけたりすれば大丈夫でしょう(暴投)
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 00:49:17.44 ID:0PRTIbRI0
乙です。律子の堕ちっぷりがいいですね。毎度楽しませてもらってます。誰にも苦手な分野はありますよ。自分が楽しめなくなったらおしまいですし。マジシャンや幹部同士の絡みは付属品でこちらも工夫します。
戦闘については敵が誰でもエロはどうにかなります。
「戦闘員が倒したが、陵辱は触手に任せる」みたいな感じもありだと思いますし。逆に、敵を限定することで今まで考えつかなかったエロが思いつくかもしれませし。エロをある程度限定も、三代目のやりやすいようにしてください。
最後までついていきますが、濃厚でも半年は流石にもういいですしね。
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 09:30:27.69 ID:FBBhKk800
投下乙です。
レズプレイに何かないなと思ったら、巨乳組がそろっているのにオッパイ(を使った)マッサージや授乳プレイとかがなかったからか。

上スレを参考にしているとしたらこの後の真美への凌辱は、やよい参加→触手部屋に投入→幹部たちによるPを利用した洗脳・快楽堕ち化か。
特に最後に関しては、>>620で真美自身意識しているから説得力あるだろうし。

触手やスライム、異種姦が>>1のメインなんですからいっそのこと、今後のエロイベントに触手などがデフォルトで参加してもいいのでは。
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 10:35:02.39 ID:yyAxEvNbO
乙です。
上にもありますが、戦闘相手がエロである必要はないと思います。しかし、三代目の書くエロにいたる過程も面白いんですよね。前板のスライムにやられてからのエロ、ユニゾンで逆にやられてしまったはるいおなどよかったです。
まとめると、コンマ取ってから後で描写するのも問題なしです。>>1の好きなようにしてください。
楽しみにしています
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 16:35:14.18 ID:d25vX7CWO
戦闘はリアルタイムでなくてもいいかと
それより負け安価の複数人数選択が結局可能か否かが大いに気になります
負け安価も原文ママでなく、今回の罰ゲーム募集のように作者がある程度取捨選択アレンジしていいと思います
とにかく両パターン安価を考えておきます
(マジシャン勝利を想定しない読者の屑)
630 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 17:14:16.65 ID:DBJblb7d0
結局夜になります。昼や夕方の更新を期待していた方には大変申し訳ありません。
20時くらいに投下始めて、21時くらいに安価、とかだといいですね(※理想論)

>負け安価の複数人数選択

これに関してですが、今回は安価3つで中身は完全自由の投げっぱなしにしてみようかと思います。
(すでに>>1が強権で確保してる千早と美希を除き、春香・雪歩・伊織の1名につき1つ、という計算)

つまり前スレで半年コースになったあれと同じです。
複数名選択可、1名のみ指定も可、誰も指定しないでプレイ内容のみ指定も可。
ある程度空気は読んでね、でもここ安価スレなんだし好きにやっていいよ、ということで。

ただ、あまりにも指定が誰かに集中してしまったりしたら、そのとき改めて対策を考えます。

また、亜美が堕ち判定を食らってしまった場合、そっちはそっちで別途安価を取らせてもらいます。

これはきっと真美と絡めたいですよね?アリです。
なお、たぶん真美は千早おねーちゃんにも絡んできます。触手といっしょに。
むしろいっしょに触手に絡まるのか。




>レズプレイに何かないなと思ったら、巨乳組がそろっているのにオッパイ(を使った)マッサージや授乳プレイとかがなかったからか。

ごめんね、前スレからスタンス変わってないのでいいかげん気づいてる人も多いと思うけど
>>1は正直、(生えていようがいまいが)女の子と女の子がナニか致すことにあんまり興味がないから
指定がない場合なんかは特に、どうしても描写が淡泊になるの、精一杯頑張った結果がようやくアレなの、ごめんね

実際、前スレのあずりつ辺りからもうすでに「お察しください」的な惨状でしたよね、ごめんね
そして今回の律子さんのアレとかは戦闘員に置き換えたってほぼ何も変わらないっていうね、ホントにごめんね

※なお、趣味じゃないのは事実ですが、これでも手を抜いてるわけではありません
 せっかくの安価だから頑張ろうと誓った上で、ガチの全力でやった結果がこのていたらくです


なのでレズプレイにこだわりたい方は安価取るならこういうプレイをやってほしいとか具体的にお願いします。
さすれば少しはマシにならんこともないかもしれない。 ※少しもマシにならんかもしれない

では夜まで、もうしばらくお待ちください!
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 17:17:09.95 ID:ZhQFqOXSO
了解。待ってます。
632 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 17:31:36.87 ID:DBJblb7d0
>>630
ちと追記。

千早・美希まで含めてなんたら、という指定もこの際OKにしちゃいます。
むしろ、ちはみき連れてくる場合は5名まとめて「のみ」に限定させてください。
1名ずつ凌辱→最後に5名揃ってなんかされてるところまで会見で生中継、みたいなイメージでしょうか。

ただし、ごめんなさい、これははっきりただのワガママですが、
5人でふたなり乱交/レズ乱交とかは勘弁してください。もし来ても蹴ります。

そして、これは今後全体、って話ですが、>>629でも言っていただいてるとおり
やりやすいようにアレンジさせてもらう部分はどうしても出てきますのでご了承ください。
半年続けられても困りますよね? >>1的にも二度とごめんです。

毎度話が長くて申し訳ありません。よろしくおねがいします。
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 18:10:10.13 ID:QNL4y2HoO
質問です。
安価で、他の幹部組の参加もありでしょうか?
※マジシャンを触手で犯し、それに発情した幹部達が加わって一緒に犯される等

レズプレイはないけど、限定的なふたなりか化はあり?
※春香や律子みたいな、触手による授精や巻き付いて責められる等
634 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 19:49:49.32 ID:DBJblb7d0
20時に投下開始?ハハハ、あれは理想論だと言ったろう?
意訳:もうちょっと後になりそうですホントごめんなさい

>>633
幹部のエロは勝った時のお楽しみにとっておいたらどうでしょう?とか言おうと思ったけど
なんかこの分だといつまで経っても勝てそうにないですね(他人事)

というわけで幹部参加ももちろん大丈夫です、が、あんまり人数が増えると(>>1だけが)大変なので
そのへんはこう、いい具合に加減してもらえたらと思います。

細かいこと言えば、会見でマジシャン晒し者にするのに幹部まで一緒になるの?とか
思わないでもないですが、そのあたりも含めてお任せします。



それから、ふたなりもレズも>>1が書くの(いつも以上に)遅いしクオリティもお察しだよ?
というだけで、安価に絶対入れるなとか言いたいわけではないです。

具体例を出すなら、前スレの春香さん初凌辱あたりが一番まともかなと自身では思っていまして、
あれくらいならどうにかなるよ、あれ以上はどうにもならんよ、という感じでしょうか。

よろしくおねがいします。
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 20:24:24.10 ID:QNL4y2HoO
>>633です。回答ありがとうございます。

ご褒美と言うか首領からのお仕置きが自然でしょうけど、可能性も低いし、以前に犯される悦びを知っているからこそ、一緒に混ざりたくなるみたいな感じで。
※あと、響の家族兼ペットであるからこそ、躾とか教育という名目とか。(そうでもないと、幹部達のエロがなくなりそうですし)
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 20:38:25.39 ID:Lyhm1bSwO
幹部投入はストーリーとの兼ね合いが難しそうですよね(おそらくまだ序盤だし)
誰かマジシャン1人いじめてる横で幹部が何人も混ざってどんちゃん騒ぎが起こってるのもなんか不自然に思えるし
乱入するにしてもマジシャン+1人くらい?
快楽に屈して幹部になった真美が気持ちよさそうでイソギンチャクに自分もダイブとかならわかる気もするけど
637 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 21:06:51.34 ID:DBJblb7d0
響「…あれ?やよいもいっしょに混じってきたらいいのに………どうしたの、気分悪い?」

やよい「はわっ! あ、響さん…えっと、そのぉ……」

真美にのしかかったまま尻を震わせて射精を続ける律子の後姿をじっと眺めていたやよいは、
急に背後から響に話しかけられて小さく叫び、びくっと肩を跳ねさせた。
バツが悪そうに顔をうつむけるやよいの様子を見て、響もいぶかしげな表情に変わる。

響「んー…?ああ、ほら、ちゃんと元気じゃない。やよいもシャイニング・マミのこと、好きにしちゃっていいんだぞ?」

やよい「うぅー………それも、すっごくみりょく的なんですけど……」

やよいのスカートもまた、その下から物理的に押し上げてくる存在によって持ち上げられ、
サーカスのテントよろしく一点が高く盛り上がった状態になっていた。
目ざとくそれを見つけた響はやよいも真美への凌辱に加わってくるよう促すが、
それでもやよいは煮え切らない様子のまま動こうとしない。

やよい「…あの、響さん。わたし、このお○んちんのはじめては、やっぱり春香さんか千早さんがいいなー、って」

ようやく意を決したのか顔を上げたやよいは、渋っていた理由を恐る恐るといった調子で響に打ち明ける。

響(あー、やよい、そんなこと考えてたのかぁ………さっき千早と直接顔合わせたばっかりなのも、関係してるのかな)

予想外の理由に面食らう響だったが、あくまでそれを表情には出さない。
やよいを不安がらせないようににこにこと笑ったまま、普段通りの口調で話しかける。

響「そうだったのかー。でもやよい、さっきからずっとお○んちんイジってたのに、いいの?」

やよい「あ、あぅぅ………それは、その…」

真美があずさと貴音に弄ばれ、律子に犯されているのを見ながらずっと自分で刺激していたことを響に指摘され、
やよいは顔を赤らめつつ、春香や千早への思慕の念と真美を愉しむ肉悦の誘惑との間で葛藤する。

律子「……ぁ、あ”ぁ、〜〜っっ、…んん♥♥よかったわよ、シャイニング・マミ……♥♥♥」

ちょうどそこで律子が長く続いた射精を一区切りさせ、真美の膣穴からゆっくりと疑似ペニスを引き抜いた。
ずるずると後退する勃起クリトリスに掻きだされた律子の精液が逆流して溢れ出し、
真美のだらしなく開いた股間に小さな白い滝が生まれ出る。

真美「ひぃんっ♥ふあ、ぁ…♥♥ …………もぉ、むりぃ、…♥♥」

一方の真美はといえば、律子に突きまくられ、存分に射精されたせいで意識がまだ朦朧としているのか
全身をだらりと弛緩させたまま、切れ切れに言葉をつぶやくだけになっていた。

律子「やよい様……、じゃない、やよい。お先に、使わせて、もらったわ…♥♥このマ○コすごく、いいわよ♥♥」

顔を赤くし、息をはずませながら、律子はやよいの方を向いてにやりと笑った。
その股間のモノはまだばきばきに反り返っており、ときおり腹部に触れそうなほどにびくんと跳ねる。

やよい「うーん、わたし……どうしよう、かなぁ…」

律子「え…挿れないの?ほんとに……?やよいがヤらないなら、私、また使わせてもらうけど…♥♥」

響「ああ、そうだ。律子、ちょっとだけ待っててあげて。で、やよいは耳かして?」

すぐにも真美のところへ戻ろうとする律子を押しとどめ、響が口をはさんだ。
響はそのままやよいに近づくと、顔を寄せてひそひそ話を始める。

響「じゃあさ、やよい。真美のお尻を使う、っていうのはどう?」

やよい「真美の、おしり……ですか?でも…」

響「大丈夫、お○んこを相手にするのはちゃんと春香か千早がはじめて、ってことになるさー。それに練習にもなるし、いいんじゃない?」

響の提案はどう考えてもただの屁理屈でしかなかったが、
もともと性欲に突き動かされているやよいにとってはなによりの方便となった。
迷いの残っていたやよいの表情がしだいに吹っ切れ、これからすることを考えて興奮したのか息が荒くなる。

やよい「で、でもでも、いいのかなぁ…♥お尻でするのって、はじめて、ってことにならないですかー?」

響「やよいの考え方しだいだよそんなの、なんくるないなんくるない。なにより…やよい、真美ともシたいでしょ?」

やよい「………えへへぇ、じ、じつは、さっきからお○んちん爆発しちゃいそうなんですっ♥♥」

響「あはは、だと思った。そしたら、律子と一緒にたっぷりやっておいでよ!」

やよい「はーいっ♥♥♥」

満面の笑みを浮かべて律子に駆け寄って相談を始めるやよいを、響はにこにこ顔で見送った。
638 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/23(水) 21:07:48.56 ID:DBJblb7d0
やよい『えいっ! ……よいしょっ!』

伊織(………わたしたちも、変身したら身体能力は上がる、けど……強化具合が、違いすぎる……!)

画面の中のやよいが掛け声をかけるたびに、真美の手足につながっていた鎖が、糸みたいにあっさり千切れる。
手枷と足枷だけが残った状態の真美は身体の自由を取り戻したはずなのに、
ぐったりと横たわったまま動こうとしない。そもそも、鎖がなくなったことに気づいてすらいないのかもしれない。

伊織(真美…あんな目に遭ったあとじゃ、反応できなくてもおかしくない………律子、どうして、どうしてなの………)

アイツも含めて、わたしたちの誰一人、もう声を上げることもできなくなっていた。
真美の姿を見せられ続けるだけで、助けるのはもちろん、励ますことすらできないなんて。
雪歩や春香、それに千早がときおり嗚咽を漏らすくらいで、こっちの部屋の中で響く音と言えばあとは、
真美や幹部やアホ総帥の声がどこからか送信されてくるだけだった。

律子『さすがやよい、お疲れ様。そしたら、次は………よ、っと』

伏せていた雑誌をひっくり返すような気楽さで、律子が、ほぼ大の字状態だった真美の身体をうつ伏せにさせた。
そして、真美の両手を腰の後ろでクロスするように組ませた……と思った次の瞬間には、
左右の手首それぞれ別についていたはずの手枷がひとつに繋がっていて、真美を拘束しなおしていた。

伊織(な……!?今の、律子がやったんだろうけど………何したの!?そもそも見えなかった…!)

真美『…………っ、え、あれ……?真美、なにして…』

ようやく意識が少しはっきりしたみたいで、小さい声ではあるけれど、真美がつぶやいた。
その真美の隣で律子が仰向けになって寝転ぶと、ぐいっと引っ張って自分の上に乗せる。

真美『り、っちゃ………?』

律子『やよいー。いらないとは思うけど、念のために塗っといたら?』

やよい『あ、そうですね!じゃあいくよー、真美っ♥』

律子は真美の肩あたりに手をかけるとぐっと引き寄せて、
上にまたがった真美が律子に覆いかぶさるような姿勢をとらせた。その二人にやよいが近づくと、
さっき律子がやったのと同じように、手の中に例のびんをどこからともなく出現させる。

伊織(ま、まだ何かやる気なの…!?やよいまで加わって、いったい何す……)

律子だけでなく、やよいも、スカートの下から「本来あるはずのないモノ」をのぞかせていて、一瞬、思考が止まった。
そのやよいはやけに楽しそうに、真美のスカートを後ろからまくり上げると
小ぶりで白い真美のお尻にびんの中身をたっぷり振りかけて、小さな手でなでまわして塗りつけていく。

真美『ひぁんっ…お、お尻あったかくて、ぬるぬる、すりゅぅ…♥え、や、やよいっち…?やめ、てよぉ……♥』

律子『…そ、そろそろ準備、終わった?正直言って私、もう、待ちきれないんだけど♥♥』

やよい『あんしんしてくださいっ律子さん、わたしも、わたしもですっ♥♥じゃあ、せーの、で、いいですかー?♥♥』

伊織「お、お尻って、やよい、あんたまさか……!?」

やめなさいよ、とわたしが叫ぶより早く、幹部たちが声をそろえる。

律子『それ、それでいいわ、いいから早くっ♥♥』

やよい『わかりましたーっ、いきますよ!せぇーのっ♥♥』

掛け声を合図にして律子は腰を思いきり突き上げ、やよいは力任せに突き出して、

真美『え……っんぎぃぃぃい♥♥うにゃぁあぁあ!?♥♥♥』

真美が、さっきまで以上にすさまじい、でもどうかすると甘い声にも聞こえる、悲鳴を上げた。
639 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 21:09:15.03 ID:DBJblb7d0
やよい「うぁあっ、すごい、真美のおしりすごいぃぃ♥♥♥あつくって、ぎゅーってしてくるよぉぉ♥♥♥♥」

律子「こ、これ、やよいのチ○ポ♥♥♥わかるっ♥♥ごりゅごりゅ当たるぅ♥♥♥なかでこすれるの気持ちいいっ♥♥♥」

自分の手以外の感触をはじめて勃起クリトリスで味わったやよいはもちろん、
一度真美の中を堪能して多少は慣れているはずの律子も、二本挿しで相互に感じる快楽に酔い痴れていた。
ペース配分や相手への負担など何も考えない激しい抜き差しを二人は勝手に繰り返し、
しっかりと吸い付いてくる真美の膣壁や尻穴の肉感を存分に堪能する。

真美「ひゃぁあぁん♥♥♥にゃにっ、これえぇえ、ひぎぃぃっ!?♥♥」

そして、前後の肉壺をかつての仲間たちの肉棒で犯される真美も、二倍以上になった快感の前に狂わされていた。

真美(律っちゃん、だけじゃなくて、やよいっちまで、ぇ……♥♥真美のおなか、いっぱいにされてるっ♥♥)

マジシャンの加護がある上に、すでに触手で慣らされていた尻穴と膣穴は同時挿入を難なく受け入れ、
媚薬粘液とヒルの毒で発情しきった身体は激しい凌辱をすべて高純度の肉悦として受容してしまう。

やよい「これっ、しゅごぉ…♥♥な、なんかきちゃいますっ、お○んちん、びくびくって、ふあぁあぁーーっ♥♥♥」

強く締め上げてくる真美のアナルにやよいはわずか数回出し入れしただけであっさりと屈し、
ほぼ暴発に近いかたちでクリペニスから熱い精液を吐き出した。
唇の端からよだれを垂らし、とろけきった表情で叫びながら、やよいは肉穴に射精する初めての快感を味わう。

真美「や、そんな、もうっ、あ、あひゃぁああっ♥♥♥♥おちりっ、あついのきちゃってゆぅぅ!?♥♥」

尻穴の奥へどろどろの牡汁を注ぎ込まれ、真美は反射的に背をのけぞらせて嬌声を上げた。
その背中を見ながら、やよいは、射精を止めないままに疑似ペニスの出し入れを再開する。

やよい「えへぇ、あはぁあぁぁ……♥♥きもちいいぃ、きもちいいれすぅぅ♥♥♥真美ぃっ、おしり、もっと、もっとつかわせてぇ♥♥♥」

真美「やらぁぁあっ、こんな、おひっ♥♥おしりぃ♥♥おしり、らめ、こわれひゃうっ♥♥やよ……いっひぃっ♥♥♥」

律子「すご…っ♥♥さっきよりよく締まるぅ、んくぅう♥♥♥真美マ○コ、きつくなっててイイっ♥♥♥」

断続的に射精しながら前後するやよいの男根の震えを真美の膣肉越しに感じとり、
そして後ろからやよいに犯された真美の牝穴がより一層狭くなって吸いついてくる感触を味わい、
律子もやよいに負けずだらしない声で叫んでいた。
それでも腰を上下させる動きはしっかりと続け、律子はシャイニング・マミの膣穴をいっぱいに使って
固さも角度もいっこうに衰えない疑似ペニスをしごいてこすり上げ、思うさま快楽を貪る。
640 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 21:09:47.55 ID:DBJblb7d0
真美「やだぁぁ♥んはぁぁっ♥もう、やめて…よぉっ♥♥真美のおまたじゅぽじゅぽしちゃらめっ♥♥あっ、あっあぁんっ♥♥」

律子「チ○ポにこんなに、吸いついといて……♥♥何、言ってるの…っ♥このど変態、マジシャンっっ、んひっ♥♥」

やよい「おち○ちん♥♥びゅーびゅーしてれぅ♥♥♥とめられないよぉ、真美のおしりいいよぉぉ♥♥♥」

真美をサンドイッチ状態にした律子とやよいはもう何も見ていなかった。
ただ自分が犯している淫穴に思いきり精液を注ぎ込むことだけが目的となった二人は
真美の上げる甘い悲鳴をBGMがわりにして前後の穴をめちゃくちゃに疑似ペニスで突きまくる。

真美「やめて、おしり、もうはいんにゃいっ♥♥だしちゃらめぇえっ、ふあぁ♥♥らめらからぁあ♥♥♥」

やよいは前後に動く間も体力にあかせてずっと精液を吐き出し続けていて、
注ぎ込まれた熱いマグマでお腹をいっぱいにされる錯覚に真美はおののいた。
そしてその直後、それよりももっと恐ろしい震えを前の穴の中で起こされ、真美は再びパニックに陥る。

真美「や、だ、律っちゃん、やめてぇっ♥♥ほんとにだめになるっ♥♥まえも、うしろもなんてぇっ♥♥♥」

律子「駄目、よ、真美ぃぃ♥♥駄目にならなきゃ駄目っ♥♥♥やよいと私のチ○ポで駄目にしてあげるっ♥♥♥♥」

律子が叫ぶのとほぼ同じタイミングで、真美の前後の蜜壺をそれまでで最大の激震が襲った。
やよいと律子は言葉も交わさないままお互いの絶頂の気配を肉棒を通して察知すると、
同時に真美の奥底まで勃起クリトリスを深々と挿入し、そして律子が射精を始めてからも動きを止めない。

律子「んほぉぉぉっ♥♥♥♥イクっ、チ○ポイグうぅぅっ♥♥♥♥射精チ○ポでピストンしゅるのいいのぉぉ♥♥♥♥♥」

やよい「うにゃああぁ♥♥♥♥りつこしゃんのお○んちんも、びくびく、して♥♥♥♥わたしも、わたしもまだ、真美にびゅーってしまひゅ♥♥♥♥♥」

真美「やらぁぁ♥♥しゃせーされてゆぅ♥♥♥やぁぁっ♥♥♥あ♥あぁ♥あ♥きちゃう♥♥なんか、くるっ♥♥あぁああぁあぁ♥♥♥♥♥」

二つの秘穴を熱い精液で満たされながらさらにずぽずぽとピストンされ、真美はついにアクメを迎えた。
しかし、すっかり性欲の虜になったやよいも律子も、その程度では責め手を緩めない。

やよい「あはっ、あは♥♥真美、またおしり、きゅうってなったよっ♥♥♥♥まだまだ、もっと、してあげるね♥♥♥♥」

律子「チ○ポいいっ、あぁっもう全部ぅ♥♥注いじゃうぅっ♥♥♥♥変態マジシャンマ○コでっ、受けとんなさいぃ♥♥♥♥」

真美「はひぃいっ♥♥♥♥あぁあーーーーっっっ♥♥♥♥やらぁっやらぁあ♥♥♥ゆるひてえぇえ♥♥♥♥やぁっ、しゃせい、いやぁあぁあぁ♥♥♥♥♥」

幹部二人がかりで両穴をレイプされ、連続射精を受けて絶頂を極めさせられてしまう真美。
その絶叫がやよいと律子の上げる嬌声と混ざり、部屋の中を満たし続けた。
641 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 21:10:26.80 ID:DBJblb7d0
………………
…………
……

真美「う……… ぁ………………♥♥♥」

やよいと律子は体力と気力の限界近くまで真美を犯し続けたのち、ようやく疑似ペニスを引き抜いた。
真美の目はすっかり焦点が合わなくなり、口からは単音のうめき声だけがぽつぽつとこぼれ落ちる。

律子「っは、はぁっ…♥♥二度目、だけど、また言っておくわ、よかったわよ、真美………♥♥♥」

やよい「あひっ、お○んちん、しゃいこうぅ♥♥ねえ真美ぃ、よかったら、おしりまたつかわせてね♥♥♥」

二人が話しかける声にも真美は反応を示さない。
それに気をよくしてか、律子もやよいも真美の耳に口を近付け、ごく小さな声でささやきかける。

律子「それに…真美、あんたも、気持ちよかったでしょ♥♥ていうか、イってた、わよね……♥♥」

やよい「真美も、いっしょに家族になっちゃおうよぉ♥♥♥もっと気持ちいいよ…♥♥」

その言葉を聞いた瞬間、真美はなけなしの理性を総動員し、目をぎゅっとつぶって
かすかに、しかしはっきりと首を横に振り、否定の意を示した。
自分たちの徹底した責めに確かな手ごたえを感じ、あと一歩で
真美を堕とせると踏んでいた律子もやよいも、その急変ぶりにあぜんとする。

真美(そ、そうだ、気持ちいい♥♥なんて、思ってない、感じて♥♥ない、もんっ…亜美、亜美のため、亜美ぃぃ!)

ある意味では真美のゲーム好きの性格が功を奏していた。
どんな状況にあっても響の出してきた勝利条件は常に真美の頭のどこかを占めていて、
たとえアクメを迎えさせられようとも、真美は頑として気持ちよくされていることは否認し続けている。

響「うちの幹部全員にイジめられてもまだ意識あるなんて、すごいなー。さすがマジシャンだね!」

いつの間にかベッドに近づいてきた響が、感心した様子でそう言った。
この場の主導権を渡すべきと判断したやよいと律子は、真美を残して素早くベッドから降りる。

響「さてと。そんな真美に、休憩ついでに応援メッセージ聞かせてあげようかな」

まだ返事をする余裕もない真美を尻目に、響はぱちんと指を鳴らした。
その刹那、響や真美のいる室内に、大音声が響き渡る。

春香『真美!真美っ、大丈夫!?もういいよ、こんなのもうやめよう!?』

雪歩『真美ちゃ、ん、ぐすっ……真美ちゃんは本当に頑張ったよ、だから、もういいから……』

千早『我那……「総帥」の言質は取ったわ!真美が望みさえすれば帰ってこれるの、お願い、戻ってきて、真美!』

P『響、響っ、お願いだ、俺がなんでもする!お前の下僕にでも何にでもなる!だから真美もみんなも解放してくれ、頼む!』

真美(に、にーちゃん、みんな………)

響「今になってみんな、真美が生け贄になってるのに耐えられなくなったんだって」

響のそばの壁面にPやマジシャンたちの様子が映し出されていた。
その顔はみな悲愴一色に染まっていて、口々に真美を気遣い、戻ってくるように叫んでいる。

響「あんまり必死にお願いされたから、自分もOKしちゃった。だから、真美が決めていいよ」

真美「え…………?」

響「春香たちはみんな、真美が生け贄やめるかわりに、自分たちがひどい目に遭ってもかまわないんだって」

響「あとは、真美がどうしたいかだけさー。どうする?続ける?やめとく?」

思いがけない提案に、真美はほんの一瞬、Pや春香たちのところへ戻ることを選びそうになった。
しかし、自分が耐えれば春香たちの助けになる、という条件と、それから最愛の妹の顔のことを思い浮かべ、
真美はあらためて目に力をたたえると響に問い掛ける。

真美「あの、さ、ひびきん……これ、真美の声も、あっちのみんなに、聞こえるの?いま」

響「もちろん。ていうかこの会話だって、ちゃんと届いてるぞ」

真美「そっか。わかった」

真美はそうつぶやくと、消耗しきった身体ながらできるだけ声を張って話し始める。

真美「にーちゃん……それにはるるん、みんな、ありがと。真美は……、だいじょうぶだよ」

聞き取りづらい真美の声を聞きのがさないよう、Pたちはいっせいに押し黙る。
その沈黙の中で、ぽつぽつと真美は言葉を続けた。

真美「真美が言い出したんだし、最後まで、ちゃんと、やる。心配、しないで…真美、負けないから」
642 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 21:26:54.07 ID:DBJblb7d0
※少し中断します、安価はだいぶ遅くなって23時とかになりそうです、ほんとごめんなさいね
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 21:35:38.00 ID:QNL4y2HoO
無問題、無問題
待っています
644 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 22:57:39.21 ID:DBJblb7d0
響「……うんうん、これだよこれ!正義のヒロインってのはこうあるべきさー、自分、感動したぞ!だから…」

不安といくらかの安堵でPたちが誰も口を開けないうちに、響が大声で叫んだ。
そして、そちらに目線を向けることすらできない真美に向かってゆっくりと手をかざす。
画面越しながら、その動きに不穏なものを感じた千早や美希が制止するより早く、響はにやりと笑った。

響「ちゃんと真美には、自分で言ったとおり、最後までがんばってもらわないとね♪」

言うが早いか、ベッドに横たわっているはずの真美の真下に真っ黒な穴が開いた。

真美「えっ………」

真美には悲鳴をあげる時間すら与えられなかった。
あっという間に穴の中へ吸い込まれるようにしてその姿が見えなくなり、
大きく開いていた穴も瞬時に閉じてしまい、あとには変わった様子の見当たらないベッドだけが残る。

春香『え………、ま、真美いいっっ!?』

雪歩『真美ちゃん、真美ちゃんっ!?いやぁああぁ!!』

P『響っ!?真美はどこだ、どこへやった!?』

一瞬の間をおいて悲鳴と怒号が交錯し始めるが、それを響は涼しい顔で受け流した。

響「どこもなにも…みんなの提案を真美が受け入れなかった、だから自分は第二ラウンドを始める。それだけだぞ?」




真美「っ、いたた……ここ、どこ? ………ひびきん、いるの?」

落っこちるみたいな感覚がしてるだけだと思ったら、真美はほんとにしばらく落っこちてたみたいだった。
床、……じめん?にぶつかって、ケガはしてないけど、ちょっとだけ痛い。

それに…………さっきまでされてたことで、体力をかなりケズられてるかんじがする。

真美(…いまは、あんまり考えないようにしなきゃ。まずはみんなとゴーリューを……あれ?なんか…)

真美(………あ!手をしばってたやつが、なくなってる!)

気がついたら、手を固定してたわっかみたいなのがどっか行っちゃってた。
なにがどうなってるのかはわかんなくても、とりあえず、手が動かせるようになってるのはうれしい。

呼びかけてみてもひびきんは返事してくんないし、まわりはうす暗くてよく見えない。
それになんか、しゅるしゅるっていう音がずーっと聞こえる気がして、ビミョーにおちつかなかった。
645 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 23:01:10.03 ID:DBJblb7d0
真美「ん………う、うぁあっ!?まぶし……!」

そのときいきなり、まっくらな中でテレビをつけたみたいに、空中に四角い光が浮いてきた。
暗い中で急にてらされて、目がめっちゃくちゃいたい!

真美「……う、うぅー、なにこれ、…………って!はるるん、千早おねーちゃん、にーちゃん、みんなも!!」

光ってるそれはほんとにテレビみたいで、さっきの部屋とおんなじようにみんなの顔が見えた。
ただ、今度は映像だけで、音が聞こえないようになってるっぽい。
みんなの口はそれぞれ動いてて、なにか言ってるみたいなんだけど、真美にはぜんぜん聞こえてこない。

さっき聞こえたしゅるしゅるいう音が、かなり大きくなってるよーな気がする。そらみみ、ってやつ?
ひょっとして、これのせいでみんなの声が聞こえてこないのかな?

真美「みんな…っ、真美ぶじだよっ、見える!?そんで、ごめん、なに言ってるか聞こえないの!もっと声、おっきくしてー!」

思いっきり叫んだら、ちょっと間があって、それからみんなの口の開け方がすごく、でっかくなった。
真美からみんなへの声は、やっぱりちゃんと聞こえてるみたい。

真美(おかしいなー……そうか、これきっとひびきんがイヤガラセしてるんだ!ヒキョーだよっ!)

画面の向こうでは、真美に声が聞こえてないことを、どうやらみんな気づき始めたみたいだった。
ただ叫ぶだけじゃなくて、手とかを動かして、なにか真美に伝えようとしてる。

にーちゃんも、はるるんも、千早おねーちゃんも、ゆきぴょんも、みんな、真美を指さしてた。
真美に言いたいことがある、ってイミなんだろうけど、それはもうわかってるんだってば!

ぷつっ、ってマイクが入るときみたいな音がして、とつぜんみんなの声が聞こえるようになった。

でもみんながいっせいに大声で叫んでるせいで、なに言ってるのかがぜんぜんわかんない…
………っていうか、いくらなんでもうるさすぎる!!

思わず耳をふさごうとしたとこで、後ろから誰かに手をおさえられた。

真美「…え?」

千早『真美っ、早く逃げなさい、逃げてぇえっ!後ろ、後ろにいぃっ!!』

千早おねーちゃんの声が聞こえて、なんでみんなが真美を……「真美の後ろを」、指さしてたのかがわかった瞬間、
思いっきり手を引っぱり上げられて、真美のからだが空中に浮いた。
646 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 23:09:09.27 ID:DBJblb7d0
真美「ひ、ぃっ、なに、なにこれキモいぃっ?!」

両手をつかまれてぶら下げられてて、手首が痛いはずなのに、そんなの気にもならなかった。
真美の下に、ずらっと………ほんとにずらーっと、わけのわかんないモンスターがならんでたから。

丸っこい体に、太い足が生えてて、スピードは正直そんなになさそう。
でも本体の部分はなんかぬめぬめしてて、表面がぬれてるっぽくて、よけいキモチわるい。

頭……っていうか、まるいボディの上のほうには、これもぬめぬめしたヒモみたいなのがいっぱい生えてた。
それが一本一本ぜんぶ生きてるみたいに、ぐにゃぐにゃ動いて宙に浮いてる。
真美の手に巻きついて、いま真美をぶらーんってつるしてるのも、これだ。
テレビのいきもの番組で見たことある、海にすんでるイソギンチャクに似てるけど、それよりも………

真美(………こいつ、見たことある!千早おねーちゃんとミキミキといっしょにいたときの、あれだ…!!)

真美が、はじめてマジシャンになったときのことを思いだした。
あのときはミキミキと千早おねーちゃんが急におかしくなって、真美がこいつをやっつけた。
…ってことは、これ、真美ががんばれば、勝てる……!?

真美(ただ、これ……ちょっと湧きすぎっしょ!?なにここ、こいつの湧きポイントなのっ!?)

ただ、ちょっと困るのは、相手が多すぎることだった。
あのときは2匹しかいなかったけど、いまはめっちゃくちゃいっぱいいる。
ショージキ、ぱっと見で数えるのあきらめちゃうくらいに………

真美「ん…っ、んぐぐっうぅ!?んぶぅうっっ!!」

あっという間すぎて、なにをされたか、すぐにはわかんなかった。

真美(く、くさい……っ、ねばねばする、気持ちわるいっ!?なに、真美、どう、なって……!?)

あごを、思いっきりひらかされて、口が、閉じられない。
そしてベロにも歯にも、ぶにょぶにょした、ヘンなくさいものがさわってる…!

真美(や、やだっ、さっきのが真美の……お口に、入ってきてる!?な、なんで!?)

足は地面についてないし、手はしばられてるから、身体がうごかせない。
これじゃ、へんなイソギンチャクののばしてくる、うねうねしたしょくしゅも、よけられない……!

真美(……っ、なんで真美、これの名前っ、…………あ、あ…!)

……思いださなくていいことを、わざわざ思いだしちゃって、身体があつくなった。
いま、ぜんぜんそんな場合じゃないのに………

真美(そう、そうだ、これから逃げなきゃ!!まず、このお口の中のやつを……)

手も足も使えない、ってことになると……やっぱり、口でどうにかするしかない。
こんなのにかみつくなんて、ほんとはやだけど、でもちかたないっ!!

真美(〜〜〜〜〜っっ!!)

あごと歯に思いっきり力を入れて、真美はしょくしゅにかみついた。
思ったよりずっとカンタンに、歯がくいこんで………

真美「っぐ、おぶぅぅっ!?うぶぅっ、んぐ、むぐぅえっ!?」

お口の中、のどの奥まで、熱くてどろどろしたものがいっぺんに入ってきた。
さっきまでよりもっとくさくて、歯とか舌とかほっぺの裏にはりついてくる!

真美(こ、これっ、しょくしゅが出してきたの…!?やぁっ、こんなの飲みたくない、吐かせてえっ!!)

お口をふさがれたままで、しかもどろどろしたのはどんどん増えてくるから、
すぐに息が苦しくなってきちゃう。吐き出したいのにお口がぜんぜん開けられなくて、
そうしてるうちに少しずつ、真美ののどに、熱いのが流れ込んでくる……

真美(やだぁ、いやーーっっ!?入ってこないでっ、飲ませないでええ!)

ねばねばしてるせいですぐには流れてこなくて、少しずつのどの奥のほうへ進んでくるのが
ぜんぶ感じ取れちゃうみたいだった。それに、このどろどろがさわったとこが
お口の中なのに、やけどしたみたいにかーっと熱くなってくるのも、わかる。

真美(ど、どうなってるの……これ、まさか毒、とか、そういうの!?飲みたくないよぉっ、やめてぇ!)

首をぶんぶん振っても、しょくしゅはお口の中にしっかり入り込んだまま出て行ってくれない。
そしてついに、息がいっぱいいっぱいになって、真美は、どろどろしたのを飲み込んじゃう……

真美「んんんっ、んぅっ、んく………っ、こくっ、むぐぅ、うぶぅぅ!?」

真美(やだっやだっ、いやぁあ!?まだ出てくる、そんな、もういやぁあ!!)

いつ止まるのかわかんないねばねばを、真美はもう、飲みこむしかない………
647 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/23(水) 23:42:01.00 ID:DBJblb7d0
真美(え……う、うそ、まだなんかすんの……?こないでっ、おねがいだからぁ!?)

触手から流れ出す粘液を飲み込まされ、吊るされたまま震える真美のまわりに、
イソギンチャクの群れは続々と集結しつつあった。
それぞれが触手を狂ったようにうねらせ、極上の獲物を前にして歓びをあらわにする。

真美(……ちょ、っと、待ってよ、なんで真美の足に、巻きついてくんの………?)

周囲のものに比べるといくらか小型のイソギンチャクが群れの中から進み出て、
ぬるついた触手を真美の左右の足にからみつかせると、そのままぐいと強く引いた。
両手を頭上でくくられ吊るされた真美は、空中で足をアルファベットのMの形に大きく開かされる。

真美(や、やだぁっ、見えちゃうっ!こんなやつらに見られるの、やだぁっ!!)

律子とやよいに犯される際に脱がされたショーツは履いていないままであり、
真美は生まれたままの股間を大股開きで触手生物たちの前に開帳してしまう。
みじめさと恥ずかしさで顔を赤くする真美の前に、ふらふらと揺れながらそれが現れた。

きのこの傘のような、亀の頭のような、先端部がむくりと膨らんだ肉紐は、
真美がついさっきまで相手をさせられていた、律子ややよいの股間のモノとよく形が似ていた。

真美(え………うそ、ま、まさか…………)

太く、血管のようなものが浮いて見える触手を突きつけられ、真美は顔を青くする。
響に言われたことが今更のように脳裏をよぎり、真美の絶望をより煽った。

ひととおり真美に粘液を飲ませ終わった口の中の触手がずるずると後退し、
真美の口を解放する。そこでようやく我に返った真美は、必死の思いで叫ぼうとした。

真美「ちょっと、ちょっとタンマっ、おねがい………そんなのっ、ひゃうぅぅっ!?♥♥♥」

そして、聞く耳を持たぬ、とばかり、真美を吊るしていたイソギンチャクは
M字開脚の姿勢の真美のヴァギナを深々と触手で貫いた。
そのまま真美の反応も待たず、ぬちぬちと音を立てて抽送しはじめる。

真美「はひっ、あっ、うあぁっ、や、まって、まってぇっ!こんな、こんなのっ、らめえぇ!?」

不安定な姿勢で浮かされたまま激しく前後に揺すぶられ、
真美はなんとか叫び声を上げるが、それも触手の突き込みに合わせて途切れがちになる。
これまで受けていた凌辱のおかげで痛みを感じることはなかったが、
その事実は真美にとってなんの救いになるものでもなかった。

真美(ああっ、真美、また、こんなのにっ…ぬるぬるのしょくしゅに、エッチなこと、されちゃってる、っ)

たったひとりで大量のイソギンチャクに囲まれて、まさにその触手に犯されている状況は
真美の脳の処理能力を明らかに超えてしまっていた。
呆然として触手のされるがままになっている真美のアナルにも、ぬめぬめした肉塊が張りついてくる。

真美「ひっ、うそ、そっちも…っんきゅぅぅぅ♥♥や、だめぇ、そんなぁあぁ♥」

獲物の抵抗が少ないうちに、という腹積もりか、イソギンチャクは当然のように
シャイニング・マミの後ろの穴にも節くれだった触手をもぐりこませた。
膣を突く触手に揺らされていた真美の身体が、前後からのピストンに振り回されて
無秩序に、でたらめな動きで揺らされるように変わっていく。

真美「やめっ、やらっ……んっ、んうぅぅっ♥こんな、こんなので真美はぁぁっ♥」

真美(ガマンしなきゃ、耐えないと…だめ、亜美と、みんなの、ためにぃ……)

早くも反応してしまいそうになる肉体に必死でブレーキをかけ、
目を閉じ、歯を食いしばってこらえる真美の奥深くから、忌まわしい振動が伝わってくる。

真美(そ……んな、これっ!?律っちゃんと、やよいのあれと同じ、……しゃせいするときの、ぶるぶるって、うそっ!)

気づいたところで止める手段はなにひとつ存在していなかった。
真美の両穴を犯していた触手たちは先端をぶくりと膨らませると、
瞬時に真美の中から抜け出して、狙いも適当に真美の身体をめがけて粘液を吐き散らす。

真美「うぁっ!?あ、熱っ、や、めてぇ!そんなのかけちゃやだぁあっ!?」

律子ややよいとまったく違うその行動に真美は戸惑いつつも、内心で安堵する。

真美(なんでかわかんないけど……このしょくしゅ、真美の中でしゃせいはしない、んだ。これなら、まだ耐えられる…!)
648 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 00:04:31.39 ID:OtKay6dU0
真美のそばにはまだPたちの映像が映し出されていて、その顔はみな悲痛を通り越して生気をなくしきっていた。
音声の接続がまた切られているのか、それとももう誰も声を上げることすらできないのか、
真美の耳にはPの声も、春香たちの声も聞こえては来なかったが、
皆の様子を見た真美の中で、使命感と、響に対する反骨心が一気に燃え上がる。

真美(これなら、真美、だいじょうぶ……真美ががんばれば、みんなが絶対、亜美のことは助けてくれるっ!!)

そのとき、映像の中で、なんの前触れもなく、それまで何もなかったところに質素なドアが出現した。
すぐにPも春香たちもそれに気が付き、そしてドアと真美のほうを何度も、悲愴な表情で見比べる。

真美(あれが、先に進むためのやつ、なんだ…みんな、真美は、そのためにイケニエになったんだよっ!)

しゅるしゅると音を立てて、もう次の触手がすぐ近くにまで迫って来ていた。
自分の声はPたちに聞こえることを信じて、真美は声を張り上げる。

真美「みんな、真美ならだいじょうぶだからっ!こんな、しょくしゅ、なんかにっひぃぃっ♥まけ、負けない、から、あぁっ♥」

叫んでいるその途中に膣穴の奥深くまで触手にもぐり込まれ、言葉に喘ぎが混じり、語尾が震える。
それでも真美は自分の信じる仲間たちに、先へ進むことを促した。

真美「先にイって、ぇ♥亜美の……こと、真美のかわりに、ひゃぅっ、たすけて、きてぇえ♥がんばってっ、真美、真美も、がんばるから、ぁあ♥」

さらに途中で、今度はアナル責めの触手まで追加されても、真美の言葉は途切れない。
両穴をじゅぽじゅぽと突かれて身体を宙で揺さぶられながらも、その顔にはたしかな笑みが浮かんでいた。

真美(やよいっちや、律っちゃんに、くらべれば……ぜんぜん、余裕、っしょ…しゃせいされないなら、耐えらえるっ、絶対ぃっ!)





響『………って、真美は言ってるけどみんな、どうするー?がんばってる真美のことあっさり見捨てて、先に行っちゃう?』

イソギンチャクの化け物に吊るされ、触手で前も後ろも犯されている真美の映像を
俺たちに見せつけながら、響は楽しげにそう言った。
ついさっき忽然と出てきたドアも、間違いなく響がこのタイミングで出してきたものだ。

P「……見捨てるんじゃない。一刻も早くクリアして、真美も助けるんだ。皆、それでいいなっ!?」

「「「はいっ!!」」」

春香たちのうち何人かが勢いよく返事をして、何人かはうなずく気配をはっきりと感じた。
いちいち振り返って確認する必要もない。涙声も混じっていたけれど、それを気にするのもやめにした。

P(ああ言ってはいたけど、真美ももうかなり限界に近いはずだ。この先なにがあるか知らないが、とにかく速攻でカタをつける!)

P「真美、なんとかもうちょっと耐えてくれ!すぐに助けに戻る!!」

おそらく聞こえていないことは承知の上で、映像にはできるだけ目をやらないようにして叫び、
俺は目の前にそびえるドアのノブを思いきり掴んだ。

--------------

※真美の触手堕ちはこれからが本番ですが、いったん描写切ります。ここは救済システムの導入的なアレです。

>>647で真美がやよいっちをやよい呼びしてました。各自にて脳内変換をお願いします。




大変申し訳ないことにめちゃくちゃ遅くなりましたけども、これから戦闘とか、やってもよいでしょうか………?
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:05:19.26 ID:SDseGiZ+0
いいよ
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:08:57.98 ID:AZh8nXbW0
大丈夫ですよ
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:09:23.05 ID:lF7+6PmwO
行けます
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:15:51.55 ID:ZLKJcQccO
奇跡を起こして、幹部達のエロに持ち込もう!
653 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 00:26:46.26 ID:OtKay6dU0
ドアの先は、最初の頃のチェックポイントとやらによく似た、ごく普通の壁や天井に囲まれた部屋だった。
ただし、その規模が段違いだ、ということをのぞけば、だが。

P(でかい………!コンサートホールくらいはあるぞ…こんなとこで何をしろっていうんだ?)

響『さあ、仲間の尊い犠牲を乗り越え、ついにここまでやってきたシャインマジシャンズ!最後の戦いの行方はーっ!?』

また響が実況もどきの大声を上げ、俺は思わず耳をふさいだ。

伊織「なにが尊い犠牲よ!あんたが無理やり、人身御供出させたんでしょう!?」

響『うんうん、強気でいいねーシャイニング・イオリ。それがなきゃクリアできなかった子たちの言うこととは思えないや』

伊織「………っ!」

千早「…私も、言いたいことはいろいろあるけれど、今は真美のためにも、亜美のためにも時間が惜しいの。話を進めて」

食ってかかった伊織はまた揚げ足取りでやりこめられ、千早が淡々とした声で後を引き継いだ。
しかし、落ち着いて見えるのは言葉の調子だけで、身体は今にも爆発しそうに小刻みに震え、拳を強く握りしめている。

響『ちぇー……はいはい、わかったぞ。ここは単純に、そっち全員VSこっちの用意したメンツで戦う、ってことで!』

まったく予測できなかったわけではないが、それでもこっちにとってかなり不利な条件だった。
真美を欠いている上に、こちらはほぼ全員満身創痍で、体力の残りも危うい。
だけどこれに勝たなければ、連れ去られている亜美も、ひとりで戦っている真美も、助けられない。

P「みんな。俺はなんの役にも立たないから、せめてここで見守ってる。あいつらに一泡吹かせてやるんだ!」

美希「当たり前なの!」

春香「わかってます。絶対、やっつけてきますっ!」

美希と春香が素早く答え、ほかの三人、千早も伊織も雪歩も、口を強く引き結んでうなずいた。

P「…それで?そっちのメンツってのはどこにいるんだ?」

響『ああ、ちょっと待ってね。………おぉーい、みんな、出番だよーっ!』

響が叫んだ瞬間、俺たちの入ってきたのとは反対側の壁面に、俺たちが通ったのと同じようなドアが出現する。
それも、1枚や2枚ではなかった。100枚、いや、もっと………?

P「な…………」

響『あー、大丈夫だぞ!ドアから出てくるのはウチの戦闘員とかイソ助とか、そんなに強くない子たちだから!』

響『ただそれだけだとつまんないから、ちょっと援軍もね。じゃ、よろしく』

ずらりと並んだドアのちょうど真ん中あたりに、一際大きく豪奢な装飾のついたドアが新たに現れた。
それが俺たちの見ている前で、ゆっくりと開かれていく。

「ふふ………ご安心ください。わたくし、幹部の中では新参も新参でございますゆえ」

P「た、貴音………!」

見知った銀髪をなびかせ、長身を見慣れない黒の装束に包み、貴音がそこに立っていた。



----------------------

お付き合いいただき感謝します。
次のレスから戦闘関連の説明に入ります。

もし勝てたら幹部側の安価ってのいいですね。
654 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 00:33:27.33 ID:OtKay6dU0
参戦するマジシャンたち一覧

春香 【45 45 45 34】 【媚薬中毒(重度)】 75%の確率で能力値-40%/25%の確率で-20%

千早 【42 30 75 10】 【媚薬中毒(軽度)】 30%の確率で能力値-20% &【寄生触手】 戦闘時等のコンマ書き換えの可能性

雪歩 【30 70 35 09】 【銀色の夢魔】 >>196 一部幹部相手の戦闘が不利に

美希 【65 40 55 10】 【触手服】 確定で能力値-25%&1ターン経過につき耐久力-2

伊織 【90 30 45 03】 【触手服】 確定で能力値-25%&1ターン経過につき耐久力-2


合計 【272 215 255 66】(※補正抜きの値です)


※取得したコンマに関してはまず【寄生触手】の判定を行い、その後【銀色の夢魔】の判定を行います。
 【銀色の夢魔】で反転した結果コンマが素数になった場合については【寄生触手】の変換対象外です。


VS


四条貴音+戦闘員・触手生物混成軍【100 15 105 800】



まず、春香と千早の媚薬中毒について、発症度合を決定します。

↓1 春香 「素数」なら軽症(-20%)、それ以外なら重症(-40%)

↓2 千早 「01〜10/31〜40/61〜70のいずれか」なら発症(-20%)、それ以外なら発症なし(補正なし)
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:34:06.51 ID:hnC7VEABO
Q
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:34:29.66 ID:ZLKJcQccO
てあ
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:34:29.67 ID:lF7+6PmwO
658 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 00:49:59.53 ID:OtKay6dU0
P「……みんな、ユニゾンソウルは使うな!貴音はともかく、ほかの雑魚相手ならそれでいけるはずだ!!」

たくさんのドアからわらわらと戦闘員や、真美を襲っていた例のイソギンチャクが現れてくるのを見て、
俺はとっさに叫んでいた。幹部相手に一人でどうこうは無謀もいいところだが、
伊織や美希が着せられている触手服や、春香が陥っている中毒症状まで共有されることを考えたら
まずは相手の数を減らすためにも、個人で戦ったほうがはるかに効果が高いはずだ。

千早「…! 確かに、そのほうが!」

雪歩「わ、わかりましたぁ!」

響『いやいや、何言ってるの、最終決戦でそんなのナシでしょ………「一人は皆の所為で、皆は一人の所為で」【ジョイント・アンド・セヴェラル】』

千早と雪歩が返答し、そして5人が構えたのとほぼ同時に、響がなにか呟いた。
そして次の瞬間には、俺から見えていた5人みんなが一斉に、がくんと体勢を崩す。

P(な………!?)

春香「あぅ………っ!?か、身体じゅう、ぬるぬるしたのが這い回って、え!」

伊織「これ……う、ぁ、前に、春香とユニゾンしたときのぉ……!?」

P(どうなってるんだ!?こうなるから、ユニゾンしないようにって……)

響『正義の戦士たちが協力しないで戦うなんて、おかしいさー。だから、自分が強制的にユニゾンさせといてあげたぞ♪』

さっき響が呟いたのはなにかの呪文名だったとようやくそこで気づく。
構えをとるのも怪しいように見える春香たちに、少しずつ敵の包囲が迫って来ていた。

貴音「おや………わたくし、此度は特にすることもないやもしれませんね?」




------------------


マジシャン能力値合計【272 215 255 66】

→補正合計 -73%(0.75*0.75*0.6*0.8)

【74 59 69 66】 ※耐久力は補正の対象外です。

vs

四条貴音+戦闘員・触手生物混成軍【100 15 105 800】

※規定ターン数制限:5(5ターン経過=生存で勝利扱いとなります)





戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:50:38.71 ID:hnC7VEABO
E
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:51:25.73 ID:SDseGiZ+0
ほい
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:52:56.00 ID:ZLKJcQccO
たあ
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:53:19.62 ID:lF7+6PmwO
663 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 01:03:43.07 ID:OtKay6dU0
千早「く、っ、Sonic……っあ、うあぁ!?」

戦闘員に突貫して攻撃を仕掛けようとした千早が、乳首を触手にひねりあげられ大きくバランスを崩した。
その攻撃が空振りに終わっただけでなく、瞬間的に爆発した快楽がマジシャンたち全員に伝わり、
あっという間に5人は壁際まで追い込まれてしまう。

「へへ、なんだよ、ほんとに大したことねえなあ」
「呼ばれた時は死亡確定と思ってたけど、案外役得なんじゃねえかこれ」

戦闘員たちと触手生物がにじり寄り、ろくに動けないマジシャンたちに襲い掛かろうとしたその刹那だった。

雪歩「こ、ないでくださいいっ、パーマフロスト・ウォール・クラッシュうぅっ!!」

雪歩が渾身の力で氷のスコップを床に突き立て、巨大な氷壁を展開した。
さらに雪歩は壁の裏側から力いっぱいスコップを叩きつけて、無数の小さな氷塊の弾幕をばらまく。

「ウガアアアアアア!?」
「ウギャーッ!!」

戦闘員たちが吹っ飛んで壁に叩きつけられ、直撃を食らった触手生物たちもゆっくりと消滅する。
そんな中で、涼しい顔をした貴音は、飛んできた氷塊を軽々と片手で払って微笑んだ。

貴音「すばらしい技です、萩原雪歩………これはいつまで続くか、見ものですね」


----------------------------------------


【戦闘結果:敵の攻撃!(70vs178)→ダメージ0(0-0):66-0=66 戦闘継続】
※機動コンマ71は素数のため、【寄生触手】で01に変換されました
※次ターン以降、すべてのマジシャン側偶数コンマは【銀色の夢魔】の変換対象となります
※コンマ00、完全防御&次回、マジシャン側の機動コンマ合計が×2になります

伊織と美希の【触手服】の効果で、マジシャン達の耐久力が4減少します。66→62






2ターン目の戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:04:48.17 ID:hnC7VEABO
いいぞ
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:05:57.53 ID:SDseGiZ+0
ほれ
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:06:23.25 ID:lF7+6PmwO
s
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:06:39.65 ID:7R5hzK8nO
668 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 01:26:59.77 ID:OtKay6dU0
美希「…っ、いまので、相手がひるんでる!チャンスなのっ、いくよ!!」

氷の壁の残骸を駆け上がり、高所に陣取った美希が壮絶な勢いで両手の銃を撃ちまくる。
あまりの弾幕の厚さに戦闘員たちも触手生物の群れもすぐには近づけない状況ができあがっていた。

千早「私たちも、時間を稼ぐわ……水瀬さん、お願い!」

伊織「わかってるっ、あと20…いや15秒あればっ!!」

雪歩「う、うぅ、伊織ちゃんには指一本、触れさせないですぅ…!」

春香「美希、わたしもいくよっ!シャインボール・スプリットぉっ!!」

美希「ちゃんと避けてよ春香っ、レイディアント・スター・ツインストライク!!」


敵の近くにあえて伊織が進み出て、その伊織を近距離で千早・雪歩が援護しつつ
美希と春香が遠距離攻撃で牽制を続ける。
相手のレベルから見て伊織の「フラッシング・ブラウ」ならば一掃が可能と判断した5人は、
素早く連携してこの場に最適な戦術を選び出すことに成功していた。

伊織(早く……あと少しで、撃てる、よし、もうっ)

集中していた伊織も雪歩も、千早の死角から忍び寄っていたイソギンチャク型触手生物に気づけず、
春香と美希がその存在に気づいた時にはすでに手遅れだった。
同族のにおいが漂ってくる千早の胸に狙いを定めたイソギンチャクは触手を素早く伸ばし、
千早の両胸に食いつかせてぎりぎりとひねり上げる。

千早「はひいいっ、そんな、らめぇっ!?」

伊織「ああぁっ♥し、しまっ……あぐぅ!」

美希「きゃうぅぅっ、え、うあぁあぁっ!」

雪歩「え………っ、そんな、きゃああぁぁあっ!!」

春香「み、みんなっ……あっ、や……うあぁあぁっ!」

完璧と思われた連携も崩壊するのは一瞬だった。
千早の感覚をダイレクトに受けて集中が途切れた瞬間を突かれ、伊織は近寄ってきた戦闘員の一撃で昏倒させられる。
その光景と衝撃に気を取られた美希もまた、氷壁にとりついて上って来ていた戦闘員に床まで叩き落された。
結果、雪歩と春香はあっという間に多勢に無勢となり、周囲から押し寄せてくる敵の群れに圧殺されてしまう。

部屋のあちこちに散らばって倒れ、気を失った5人のマジシャンたち。
ただ呆然とその光景を見守るしかないPの前で、貴音が深々と頭を下げた。

貴音「………と、いうことで。これにて、仕舞でございます」


【戦闘結果:敵の攻撃!(140vs158)→ダメージ81(165-84):62-81<0 敗北】

※機動コンマ17は素数のため、【寄生触手】で01に変換されました
※前ターンのコンマ00の効果により、マジシャン側機動力は2*(69+1)=140となります


【マジシャンたちは敗北しました】
【今回のチャレンジは失敗に終わりました】
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:31:15.04 ID:ZLKJcQccO
銀色の夢魔なんてなかった!!
やっぱコンマは焦って引くものじゃないね←千早ペナルティ引いた人
670 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 01:32:05.45 ID:OtKay6dU0
正直、00が出たときは「やべえ、マジでマジシャンに流れ来てやがる」と思ったんですけどね(ゲス顔)




では、続きまして、まずシステム的なところというか、必要な部分の判定を。

チャレンジ失敗が確定しましたので、亜美の幹部堕ち判定が発生します。


先日の真美の場合と逆です。約65%の確率で幹部化します。

「素数」もしくは「ゾロ目(00を含みます)」が出た場合のみ、セーフで幹部化しません。
それ以外の数値が出た場合、凌辱を受けて幹部化します。

※幹部化となった場合、凌辱内容の安価はマジシャンたち用のエロ安価後に改めて出します。




↓2 亜美の幹部堕ち判定用コンマ
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:32:07.03 ID:SDseGiZ+0
コンマ様の言う通りなら仕方ない
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:32:49.67 ID:hnC7VEABO
じょい
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:34:37.24 ID:z8HFgpVYo
救えたか
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:37:22.49 ID:ZLKJcQccO
ナイス!
675 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 01:41:18.03 ID:OtKay6dU0
いやいやいやおかしいでしょwww
35%の真美がアウツで65%の亜美がセーフて、どうしてそうなるwww


----------------------------


>>672のコンマ67(素数)により、亜美の幹部化は回避されました。おめでとうございます!



さて、それでは改めまして、マジシャン敗北につきエロ内容の安価を取らせていただきます。


↓ ※ここ重要

あくまで基本は「春香」「雪歩」「伊織」の3名がどんな目に遭わされるか、ということになります。

また基本的には、その様子が会見で晒される感じになります……が、状況次第です。
こっちはそんなに気にしなくてもよいです。


ただし、>>630 >>632あたりにも書きましたように、特に細かい規制は設けません。
複数名指定でプレイ内容を書くもよし、誰か指定で書くもよし、人は指定せず内容だけ指定もよし。
いつものNG(グロスカ、Pとの性行為、きつい肉体改造系)だけよろしく。

※たとえば全部雪歩指定だった、なんて事態が発生した場合はその場であらためて対応を考えます。

※千早と美希は>>1が好きなように凌辱します(権利の濫用)が、
 5人まとめてエロい目に、という安価内容で加えてもらう分にはOKです。





それでは大変お待たせしました。



↓2〜4で、好きな内容を書いてください。
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:19.14 ID:7R5hzK8nO
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:21.04 ID:AZh8nXbW0
埋め
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:23.45 ID:hnC7VEABO
四つん這いで拘束された雪歩が響が従える魔犬たちに襲われる
魔犬の舌や生殖器は雪歩にぴったりで、小型犬は全身舐め回し、中型犬はアナル責め、大型犬は女性器責めに特化している
唾液は強烈な痒みをもたらす成分つき
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:25.27 ID:qnDBfRhgO
Ksk
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:27.78 ID:hnC7VEABO
マジシャン全員でPのコピー人形に犯される。律子作で幹部の慰め用に作って、感情はないがプログラムされた反応はできる。弱っているので響の呪いをあっさり受ける。
「服従の悦び」:Pに支配されたい隷属願望が強くなりる。幹部化の魔法や反転の亜種。Pがいる場合ペナルティを受ける。効果やサジ加減はまかせます。無理なら呪いはいれなくて構いません。
目の前であずりつたかが嬉しそうに奉仕して犯されてるの見て我慢できずに犯される。
あずりつたかは犯されながら、Pに響の旦那になって自分達の御主人様になるよう懇願する。
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:29.39 ID:4bnXCd/FO
雪歩と伊織。貴音に媚薬を飲まされ極度の媚薬症状に。貴音に教わるがままスタッフに手コキ、フェラ奉仕。正気を失ったスタッフに輪姦。
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:42:36.28 ID:SDseGiZ+0
いおりんの場合

前にヤられた戦闘員にマワされる。快楽に溺れて懇願しても処女を奪ってくれないなかで、
「前の穴に突っ込んでほしければこれにサインしろ」と言われて婚姻届けにサインしてしまう
「旦那様」と凌辱者を連呼しながらイキまくり、何人もの水瀬のムコwに子宮を白濁でいっぱいに埋め尽くされる。なお、戦闘員は肉体改造されていて、女を孕ませることはできないが、性欲は底なしで白濁駅には催淫効果と排卵効果がある。いおりんは子宮が下りて卵が出ちゃうのに、達成されない女の本能に、「孕ませてぇ」と善がり啼き続ける。
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:44:51.22 ID:ZLKJcQccO
全員まとめて水槽のような場所にワープ→大量の媚薬粘液投入→一緒に入って来た触手の群れに犯される→水槽なので周囲から視られている
684 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/24(木) 01:54:08.97 ID:OtKay6dU0
個人指定ではなにもされない春香さん………(落涙)


ええとですね。
まず、加速挟まってるとはいえ>>678>>680は同一IDで4秒間隔で連投って、それどうやってるんですか?
速報Rの連投規制は本家速報とは違うんでしたかね。純粋に気になります。

で、確かに今回の一連の質疑の中で連投不可とは言ってませんでしたが、前スレのこのへん↓を思いだしていただければと。

>289 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/04/17(日) 23:30:14.04 ID:7/HwpxBX0
>後出しで連投は云々とか言い出して申し訳ありませんが、
>離れた安価を同じ方が取る分にはとくに問題ないと思っているものの
>さすがに内容選択で連番はちょっとどうかな、と思いまして口出しさせていただきました。

>コンマならだれが踏んでも別に変わらないのでいいんですけど、指定系の安価はこのスタンスでいかせてください。

普通に考えて4秒ならまず連投になってたと思われますので、申し訳ありませんがID:hnC7VEABOさんの指定は
先に投下されている>>678のみを採用させていただきます。

それを踏まえて>>678 >>681 >>682、もしくは方向性の近い681+682をミックスして>>683まで入れても
なお春香さん個人が放置されてしまう。なんてひどいんだお前ら!!!!




というわけで泣きの1回行きましょう。

春香さん個人のみを指定してなにかエロ安価をお願いします。

↓2
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:56:14.00 ID:hnC7VEABO
R
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:57:29.67 ID:hnC7VEABO
>>680ですが>>678とは別人です。なぜか別人と一緒のIDになってしまったのです。
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 01:57:58.86 ID:ZLKJcQccO
スラ美による責めと疑似排泄+出産
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 02:01:33.90 ID:hnC7VEABO
>>686ですが信じてください。お願いします。
689 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/24(木) 02:25:26.57 ID:OtKay6dU0
これはあくまで興味本位でお聞きするんですが、>>680以降の方と
>>655あたりからコンマに参加してくださっていた>>678以前の方は別々の人、ということですか?

それとも>>678でだけ他人が重なってきたということですか?



>>688さんがよく質問などしてくださる、当スレに積極的に参加して下さっている方なのは把握できているつもりです。
いつも楽しみにしていただいているようで、本当に嬉しく思っています。

だからこそ、Pのコピー人形などという、こちらが避けてほしいと言っているラインぎりぎりのものを
なぜわざわざぶち込んで来られたのだろう……と、
>>1が少しさびしく感じているのもどうかわかっていただければと思います。

自分とこのボスが最終攻略目標と設定していて、かつあえて手を出していない相手を模した性人形を
自分たちが楽しむ用に創って云々って、まともな忠誠心があればしないんじゃないかなあ、とか、
そういう細かいことを言いたくなるのはどうぞお許しください。



ともあれ、今回はそのあたりを伝えきれていなかったこちらの手落ちです。
というかそもそも、内容安価を3つもとれば人が重複する可能性があるのは当たり前でした。

ですので、>>678 >>680 >>681 >>682 >>683 >>687まで、なんとかうまい具合にまとめてみます。
※うまくまとまるとは言ってない

もちろんそれに加えてちはまみみきもあるのでまあ、長丁場にはなるでしょう。ゆるせ。

さすがに遅くなりすぎました。自業自得です。おやすみなさい。
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 02:37:30.03 ID:ZLKJcQccO
お疲れさまでした。
6つか、さすがに多いからどれか簡略化されるだろうし、投下も長くなるだろうな。
幸い、統合できそうなのも十分あるだろうけど。

まあ、まずは真美の完堕ちからっすね。
体に気をつけて頑張って下さい。
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 02:37:59.52 ID:hnC7VEABO
>>678ですが、風呂から上がったら大変なことになってますね
それまでコンマ参加していたのが私で、
安価のタイミングで何かの拍子に680さんと重なったみたいです
作者さんは680も含めてうまくまとめるとのことですけど、万が一どうしても無理なら省略してもいいのでは
「Pとの性行為はNG」と675にもある事から考えるとP人形はかなりグレーゾーンな安価ですから
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 02:54:56.15 ID:AZh8nXbW0
>>680です。すみません。>>678以前の人とは別人です。>>680以降なぜか一緒のIDになってしまっているのです。原因はわかりません。
それと、安価内容すみません。自分としてはPは響の旦那様で自分達は手を出してはいけない。だから人形で我慢しようという、忠誠心と欲望の板挟みでの苦肉の策のつもりでした。マジシャンを犯すのも、Pへの愛欲を強くして幹部化をしやくするためで、人形相手というのが響にはむしろ滑稽に映ると思いました。あずりつたかがPに懇願するのもPの暗黒化へのフラグのつもりでした。説明不足とルール違反ギリギリの安価すみませんでした。
安価が無理なら不採用か、人形を幻術にしてください。
本当にすみませんでした。
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 03:02:25.25 ID:AZh8nXbW0
ID違いますが>>692>>680です。回線おかしいのか?また別の人に重なってしまっている。
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 03:11:49.04 ID:lF7+6PmwO
乙。
380が無理のようなら省略もありでは?グレーゾーンの安価で、本人も了承しているみたいですし。遅くなるのは避けた
るべきだと思います。
おやすみなさい。
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 10:37:34.63 ID:kLDjXLQho
おつおつ、久々のリアルタイム戦闘ええやん
こんなにボロ負けしてこれからどうなってしまうのだろう(ゲス顔)

しかしイッチはPとなんかさせるのはやめてね、って前スレから一貫してずーっと言ってたし
幹部のエロ巻き込みにしてもあんまり人数多いのはやめてねつってるのに完全スルーで8Pとか
あれこれ質問するんならその辺りももうちょい察してやれよ、と思わんでもない
まあでもこういうぶつかり合いこそ安価スレの醍醐味か
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 12:32:18.02 ID:4wcSdLG4O
やっぱり人物像に矛盾が生じる(と作者さん感じる)安価はアウトだと思います
「安価は絶対」とはいえ、そのへんを無理矢理通すと話が歪むし、何より作者さんの投稿意欲が著しく下がりそうで...
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 15:59:52.52 ID:AwmjnH7uO
>>680です。リアルタイムでは深夜で、頭が働かなかったので改めて投下させてもらいます。
三代目、この度は自分の安価で不快な思いさせてすみませんでした。何回も質問させてもらったのに、それを無下にしてしまいました。>>680の安価は破棄してください。三代目の創作意欲を下げて、執筆を妨げてはいけないので。
今一度、すみませんでした。また、参加させてください。
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 10:05:16.55 ID:3ffHaXBG0
結局どうなるのか?>>380安価は。まだ>>1も考え中か?よければ何か反応欲しい。
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 10:06:10.12 ID:3ffHaXBG0
間違えた。>>680だ。
700 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/27(日) 20:26:20.12 ID:4la3IY8H0
今夜、真美のあたりの投下がある程度できそうな感じです。
(※今夜だけで全部終わるかどうかはまた別)

そのあとでいろいろ説明とかできる余力があれば、それも。
とりあえずしばらくお待ちください。
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 20:29:24.39 ID:3ffHaXBG0
お待ちしております。
702 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/11/28(月) 00:04:14.62 ID:YjXW4byg0
Pと春香たちが、響と、それに真美本人にも促され、身を切られるような思いで
真美を残したまま先へ進んでから、まだそれほど時間は過ぎてはいない。
その間、ほかに誰一人いない薄暗い空間で、真美はイソギンチャクの群れに弄ばれ続けていた。

真美「あぁっ、くぅんっ、ふぁぁ、あ!?やぁっ♥♥んん、んぅうっ、ひゃひぃ♥」

両手を頭の上でくくられて吊るされ、足は大きくM字に開かされて宙に浮かされた姿勢、
それ自体はPたちと別れたときからまったく変わっていなかった。
しかし、全身にからみつき、肌や衣装の上を這いずり回る肉縄の数は増える一方で、
そして真美の幼い膣穴と尻穴は常にペニス触手に犯され続け、片時も休むことを許されない。

膣に出入りしていた触手がじゅぽんと音を立て、真美の中から抜け落ちた。
その後退していくカリ首に中を擦りあげられる感覚に、真美は大きく身体を跳ねさせてしまう。
そして、真美の愛液と自身の粘液で表面をてらてらと照り光らせた触手は、
蛇が鎌首をもたげるような動きで真美の顔近くまで体を持ち上げると、先端から一気に媚薬粘液を吐き掛ける。

真美「んぷぁぁっ♥やっ、やぁっ、あついぃ、気持ちわるいっ……や、やめ、て……♥」

頬を紅潮させた幼い顔を粘液でこってりと白く化粧させられ、真美は必死で首を振った。
しかしそんなことにはお構いなしで触手は媚毒を吐き出し続け、
シャイニング・マミの顔や髪といわず衣装といわず、全身をどろどろに汚してゆく。

真美「あぁっやだ、やだよぉ!もうしょくしゅ、いや……ぁあぁ♥ま、また、入ってきたぁ…っ♥ふあぁぁっ!」

牝穴が空いたままになっているのを目ざとく見つけた別のイソギンチャクが真美に近づき、
男根そっくりの触手を入口に密着させると、真美の懇願を無視してずぶずぶと奥までもぐり込ませた。
子宮に触れる手前ぎりぎりまで、ぐにゅぐにゅした感触の触手に一息で押し入られ、
意志とは関係なく真美は背をそらせて甘い息を吐いてしまう。

真美「はぅぅ!?おちり、おちりでもびくびくって、してるぅ♥やらぁ、やめて、ぇ…♥」

のけぞった拍子に真美の尻肉が反射的に収縮してしまい、中を犯していたペニス触手に強く吸い付いた。
搾り上げられた触手のほうも素直に反応し、先端を大きく膨らませ、震えることで射精寸前であることを知らせる。
しかし、イソギンチャクはそのまま直腸内へ注ぎ込むかわりに真美の尻穴から触手を引き抜くと、
丸くすべすべした真美のヒップに狙いをつけて媚薬粘液を発射し、べちゃべちゃと真っ白に染め上げた。

真美「ひぃぃっ、もう、もうかけないでぇっ♥べとべとして、ぬるぬるしちゃうぅ…やだぁ、いやっ、んひっ吸っちゃやぁぁ♥」

かつて春香や千早を、やよいや貴音を快楽地獄に堕としたのとよく似た吸引責め触手の群れも真美を責め嬲る。
ただ、サイズが明らかに大型化していた。真美の発育途上の乳房をすっぽりと覆ってしまえる先端部は
広げた手のひらサイズのイソギンチャクがそこに付着しているに等しく、
そしてその中にはより細く柔軟に蠢く、媚薬粘液でぐちょぐちょに濡れた細い触手が林立している。

大型吸引触手たちは真美の両胸に張りついて乳房を吸い上げつつ、内部に密集した細触手でめちゃくちゃに弄りまわした。
さらにたった今たっぷりと射精されてすでに粘液まみれの桃尻や、腕を上げさせられて露出している腋の下、
それに中の奥深くをペニス触手にぐちゅぐちゅにかき回され、びくびくと震える真美の腰回りにも容赦なく吸い付いていく。

響『おー、がんばってるねえシャイニング・マミ。でも大好きな触手なんだから、ガマンしなくていいんだぞー?』

真美「ひ、ひびき、んんっ!ちがう、ちがうもんっ…!真美、しょくしゅなんて、すき、ぃぃい♥ああっおちりっ、おしりぃ、らめぇーっ♥」

急に響に話しかけられ、真美は理性を取り戻しかけた。しかし、ひくひく息をするように動いていた尻穴を
次のイソギンチャク触手に深々とえぐられた瞬間、ろくに会話を続けることもできなくなる。
そしてすぐさま菊門でもぬちょぬちょと水音を鳴らしながら、ペニス触手が我が物顔に出入りを始めた。

響『好きじゃないの?でも真美の顔も声も、すっごいよろこんでるようにしか見えないし聞こえないなー、自分』

にやにやと笑う顔が見えそうな響の声をバックに、イソギンチャクたちがシャイニング・マミに群がる。
ヴァギナとアナルから抜け出て射精を続ける触手に、蜜壺をまだ直接は犯していない触手たちまで加わり、
真美の前から後ろから媚薬粘液のシャワーを浴びせかけはじめた。
それまで以上に全身を白濁でどろどろにされながら、二穴を執拗にイソギンチャクの触手でねっとりとレイプされ、
その強烈すぎる快楽と無限に続く感覚に、真美の体力も気力も目に見えて削られていく。

真美「あうっ、あんっ、はひぃぃっ!こんなのぉっ、こんな、やらぁっ…♥あついの、真美、もういらないよぉ♥」

身体じゅう、触手と媚薬粘液にまみれていない部分が見当たらない状態に仕立て上げられ、
なおも激しくずちゅずちゅと突き上げてくるイソギンチャクに空中で揺さぶられながら真美は力なくつぶやく。

真美(らめっ、でも、きもちよくなるのはらめ♥はるるんたちも、亜美も、真美ががんばんなきゃ…っ♥)

それでも真美の精神はまだ辛うじて踏みとどまっていた。
亜美と、マジシャンの仲間たちを救えるかどうかは自分に左右されることを強く心に刻み、
いやおうなしに送り込まれてくる快感から必死で目を背け、耐え続ける。

真美(しゃせーされなきゃ、なかでびゅーびゅーってされなきゃ、だいじょぶ…♥もう負けないっ、絶対、しょくしゅなんかに負けないぃぃ♥)
703 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/28(月) 00:05:06.73 ID:YjXW4byg0
大型ヒルの生殖用触手に、それからブラックジャンボ幹部の律子とやよいにも凌辱され、
そのたびに大量の精液を中に注がれ続けた真美は、射精されることに気を取られるあまり、気づいていなかった。

今、自身を前後から犯しているイソギンチャクたちの目的は根本的にそれらと異なっているということも、
そして、触手が吐き出すものがただの精液ではなく、女体を芯から狂わせる淫毒であるということも。

真美「いくら、こんなことしてもっ、ひぁあ♥…真美、負けないよっ、ひびきん、もうあきらめ、ん、んぐぅ、ふむぅう♥」

あえて中からでなく、身体の表面からじっくり媚薬漬けにされつつあることに気づかないまま、
あくまで強気に響にかみつく真美の言葉はまた途中で途切れた。
大きく開いている真美の口を見つけ、おあつらえ向きとばかりその中へ突入した触手は
そのまま喉奥に侵入しそうな勢いでストロークをはじめ、シャイニング・マミの頭はもちろん、
トレードマークのサイドテールもその動きに合わせて前後に揺さぶられる。

真美(や、やだぁ、また、お口に……♥つよすぎ、るぅ、頭ぐわんぐわんさせられちゃうっ!)

むわっとする臭いとねばつく肉感に小さな口をいっぱいにされているというのに
真美はそのことをまるで不快とも思わないまま、入ってきた触手の感触に目を白黒させた。
三穴すべてを奥まで触手で埋められて激しく突きまくられ、小柄な真美の身体ががくがくと踊らされる。
宙吊りにされたシャイニング・マミの下で大量のイソギンチャクたちが輪になり、
上に向かって高々と何本もの触手を蠢かせているさまは、まるで何かの儀式のようだった。

真美「ん、んぐ、ぅ♥んんっ、んん、んっ、ふむっ、くぅん♥」

真美(こんなの、気持ちぃ…♥ わるい、だけだってばっ…♥♥たえて、やる、真美マジシャンだもんっ!)

ずぽずぽと出し入れを繰り返されて、真美はくぐもった声を上げ、縛られたままの両手をぎゅっと握りしめた。
さらに口の中ですぐにも射精し始めそうな震えと膨らみを同時に感じとり、真美は強く目をつぶって耐える覚悟を決める。

真美(お顔に、それに髪とかおっぱいとかにも、またいっぱい熱いの、かけられちゃうんだ…♥がまんしなきゃ、がまん、っ………)

真美の予想通り、真美の口を犯していたイソギンチャクは、狭く熱い感触をたっぷり堪能すると媚薬粘液を吐き出した。
しかしそのタイミングこそ予想通りだったが、触手は真美の口から抜け出ることなくびくびくと跳ね、
一滴残らず飲み込ませようと真美の喉奥に向けて白濁粘液を注ぎこんでゆく。

真美「んむうっ!?ん、んんっ、んん”ーーーーっ♥♥ごくっ、ごきゅっ♥んんふっ、んうひぃっ!」

イソギンチャクの巣に放り込まれ、凌辱されはじめてからほとんどずっと、
触手が粘液を吐き出すときには顔や胸や尻を狙って射ち出してくることに慣れ切っていた真美にとっては
いきなり口の中で吐精されることはまったくの不意打ちだった。
身構えていなかったことに、喉奥にほぼ密着された状態で射精されてしまったことも手伝い、
真美はどくどくと脈打つ触手が流し込んでくる媚薬粘液をすべて、素直にお腹へ送り込んでしまう。

真美「……… は、ぁっ、ぷはぁっ…!うぇっ、けほ、おぇえ………ぺっ、うぇっ」

ひとしきり真美に粘液を飲ませ終わると、口の中を埋めていた触手がゆっくりと引き抜かれた。
真美はすぐに新鮮な空気を求めて大きく息を吸い、咳き込んで口の中に残っていた媚毒を吐き出す。
口の触手が先に抜けたのを受け、膣穴と菊門を犯す触手も一時的に少しスローダウンしているようだった。

真美(…、の、飲んじゃった、またぁ……!キモいっ、なんで、こんなこと………)

響『いっぱいごちそうしてもらえて、よかったなー。どう、真美、美味しかった?』

辛うじて初めてではないとはいえ、得体の知れない粘液をたっぷり飲まされてショックを受ける真美に
この上なく意地の悪いタイミングで響が話しかける。
混乱してしまいそうなところなんとか踏みとどまり、真美は響に返事をした。

真美「そんなわけ、ない、っしょ…くさくてドロドロして、ぜーんぜん、おいしくなんかない……、っ」

響『そっかぁ、そりゃ残念。ところで、がんばってる真美にいいもの見せてあげるよ』

真美の返答もたいして気にした風でもなく響がそう言うと、薄暗いイソギンチャクの巣の中にまた明るい光が射した。
急な明るさに驚いて目を細めつつ、真美は、その明かりがPたちの様子を見せていた映像のものと同じであることを思いだす。

真美(あ…これ、また、にーちゃんとか、はるるんたち………)

ようやく光に慣れてきた真美の目に移ったのは、Pの背中と、それより前に出て居並ぶマジシャンたちの背中、
そしてその反対側の壁を埋め尽くしそうな量のおびただしい数のドアだった。

真美(ドアが……あんなにいっぱい、みんな、また、クイズとかさせられてるの…?)

映像は見えていても音が聞こえないため、真美は見えているものから状況を推測することしかできない。
そのときになって真美はようやく、やけに大きな音が、それも自分のすぐそばで鳴り響いていることに気がついた。

真美(なに、これ、うるっさいなぁ…どくっ、どくって、しんぞーの音、みたいな………)
704 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/28(月) 00:05:52.78 ID:YjXW4byg0
音が聞こえないのではなくて、自分の身体が立てる音……それが耳の中で爆音となって鳴り響き、
そのせいでほかの音がひどく聞き取りづらいのだと、真美はそこで理解する。

真美(……しんぞー「みたい」、なんじゃなくて、これ、真美のしんぞーの音…っ!?ど、どうして、こんな、どくどくって……!)

響『あれー、シャイニング・マミ、急に黙っちゃってどうしたの?具合でも悪いー?』

映像の中では新たに大きなドアが出現し、その中から黒装束に身を包んだ貴音が歩み出てきていた。
しかし、その様子は真美にたいした感慨を与えず、真美が特段の反応を返すこともない。

実際のところ、真美は全身をかけめぐる熱に浮かされ、まったくそれどころではなくなっていた。

真美(あ、あつい、真美の…からだ、おかしくなってるっ!?そんな、さっきまで、なんともなかったのにぃ♥♥)

イソギンチャクたちから入れ替わり立ち代わり挿入される触手の責めに耐えることだけに必死になり、
身体にしつこく浴びせかけられた媚薬粘液のことをそもそも知らず、気が回らなかったのが、真美にとっては命取りだった。
たっぷりと媚薬を染み込まされた肢体は幼いながらもすでに発情させられきっており、
不意打ちで飲まされた粘液がとどめとなって、真美に自分の身体の状況をいやというほど思い知らせる。

真美(うぁあ♥こ、これ、さっき、ひびきんとかが、真美にぬってたやつ…!?だめっ、がまんしないとだめぇえ♥)

性感が急激に高められた、というよりも、すでに高められていたことをはっきり自覚させられて、
真美の息が一気に荒くなるとともに表情がだらしなくとろけてゆく。

響『さて、真美、自分とのゲームのことは覚えてるよね?』

真美「ふぇ……?ゲー、ムぅ………?」

響に話しかけられ、真美はうつろになりかけた目を映像の方へぼんやりと向ける。
ちょうど、貴音の後ろにたくさん並んだドアがそれぞれに開き、
その中から大量の戦闘員やイソギンチャク型触手生物が続々と出てきているところだった。

真美(あ、ぁ、あっちにも、このにゅるにゅる、いるんだ…でも、しょくしゅ、こっちほどいっぱいは、ない………よかったぁ♥)

「よかった」という偽りのない言葉が、マジシャンの仲間たちを案じて出たものなのか、
それとも別の理由で思いついたものなのかすら、真美自身にもすでにわからなくなっていた。
その状況で、響の声がさらに追い討ちをかける。

響『真美ががんばってる間は、春香たちが不利になることはない……っていうのがルールだったよね?』

無理に笑いを押し殺した声で響が言った瞬間、それまで動きをだいぶゆるやかにしていたイソギンチャクたちが
真美の前後の肉壺を犯す触手をいっせいに激しく振るい始める。

真美「あひゃぁあぁんっ!?♥♥♥やっ、うぁぁ、そんな待ってぇえ♥♥らめぇえっ、はげし、あぁん♥♥」

子宮と直腸の奥をまとめて一気に突き上げられ、真美ののどから甲高い悲鳴がほとばしった。
二本の触手ペニスはそのままごちゅごちゅと音を立ててピストンを再開し、
その動きと真美の嬌声を呼び水にして、吸引責めを担当する触手たちも、
拘束のため真美にからみついている触手たちも活発化し、それぞれに真美を責め立てる。

真美「おっぱい、おっぱいいやぁあっ、乳首さわっちゃ、ひゃうぅ♥♥吸わないれぇ、やらああぁあ♥♥」

真美の左右のバストに食いついた吸引触手は、乳房全体を吸い上げて引っ張りつつ、
小高い山頂に位置するピンク色の乳首に細触手の群れを総動員して襲い掛かった。
敏感な突起を無数の舌とも指ともつかないものに舐めしゃぶられ、転がされ、つままれ、はじかれる嵐のような感触に
真美は胸を突き出すようにして背をいっぱいにそらし、甘い声をあげて悶絶する。

真美「…っ、はぎぃいいっ!?そこりゃめっ、んあぁあぁ♥♥吸っちゃ、やだっ、や、あぁーーーっ♥♥♥」

前後の穴をぐちゅぐちゅと泡立てる勢いで掻き回す触手に加え、
細身の吸引触手がゆっくりと近づき、真美がそれと気づかないうちにクリトリスをがっぷりとくわえこんだ。
つい数時間前に小型のヒルにされたのと同じ責めを受け、そしてそのときよりも遥かに強烈な快楽をねじこまれ、
真美は目を見開いて身体をがくがくと震わせることしかできない。

響『ほらほら、シャイニング・マミ、がんばれ♪がんばれ♪触手になんて負けないんだろー?』

真美「あっ、あっ♥あ、あっ、んひっ、突かないれぇ♥♥それらめぇっ、ぬちゅぬちゅすゆの、らめえぇ♥♥」

響の揶揄する声も真美には聞こえていないようだった。
されていること自体はさほど変わっていないのに、あっという間にろれつが回らなくなり、
真美は突き上げてくる触手ペニスの動きに合わせてしまりのない声で喘がされる。
それを確認したイソギンチャクたちはマジシャンの様子が明らかに変わっていることに気をよくしたのか、
さらに激しく、触手をぐねぐねとうねらせて真美の中を掻き回し、より効果的なポイントを探し始めた。

響『このへんで一度、確認しとこうかな。ねえねえ真美、ほんとは触手で気持ちよくなってるでしょ?』
705 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/28(月) 00:06:19.29 ID:YjXW4byg0
その響の質問でようやく、真美の理性が多少なり戻ってきた。

真美(し、しっかりしなきゃ、亜美が、それに、みんなのために……気持ち、よくっ♥♥されたりしたら、らめぇっ!)

映像の中で、ドアから出現する敵の姿がどんどん増えて行くのが真美の目にも映る。
ここで自分が響とのゲームに負けてしまったら、と考えて、快楽に溺れかけていた真美の目に少し力が戻った。

真美「なって…にゃいっ、気持ちよくないぃ♥♥こ、こんなの、こんなのに、真美は、ぁ♥♥」

響『へえぇ。…………だってさ、イソ助』

真美「あっ、え、いやっ♥うぁあぁあっ♥♥そんなっ!?やらっ、あうんっ♥やめてえぇ♥♥」

響の言葉を受けてか、あるいはちょうどタイミングが重なっただけなのか、
イソギンチャクたちは真美のヴァギナとアナルを犯す速度をさらに上げてスパートをかけ始めた。
時おりぐいっと奥まで突き込んで、直腸の深いところや子宮を直接刺激しようとする動きを混ぜつつ、
すぐに前と後ろ、両方の肉鞘の中で触手が震えて膨らみ、精を放つ直前の最終段階に突入したことを告げる。

真美「うそ、真美、しゃせい…され、ちゃう♥♥しょくしゅにしゃせーされちゃうぅっ♥♥そんな、らめっ、それだけはぁぁっ♥♥」

もちろん胎内で直に行われたその予告に気づかないわけがなく、真美は必死になって身体をよじらせた。
だが触手に吊るされている姿勢ではほとんど自由がきかず、当然その程度の動きで抵抗になるわけもない。

真美(やだやだ、やだぁあ♥♥もう全身あついのにっ♥いま、おなかにあついの出されたらぁ♥♥)

真美の叫びをよそにぬちゅぬちゅと鳴る水音のピッチがますます加速していった。
激しく出入りする触手に揺すられ、真美の身体は風に煽られる木の葉のように振り回される。

真美「はうっ、ひぃぃん♥やぁっ♥んっ、んっ、んんっ♥あっあっあっあっ♥♥あ♥あ♥あ♥」

喘ぎ声と淫猥な水音の間隔が狭まりきって最高潮に達し、真美の首が支えを失ったかのようにかくんと後ろに折れた。
その瞬間、イソギンチャクたちはシャイニング・マミの奥底まで触手ペニスを入り込ませると
ぎりぎりまでこみ上げていた奔流を一気に解き放ち、マジシャンのひくつく二穴をたっぷりと媚薬粘液で満たしていく。

真美「あへぇぇえっっ、しゃせーされてゆぅぅ♥♥♥♥しょくひゅ♥♥♥しょくしゅなんかにぃぃっ♥♥♥♥」

膣内と腸内だけでなく頭の中まで一瞬で真っ白に染められ、真美の口からはあられもない言葉が飛び出した。
びくびくと身体を震わせ、なおも前後の穴に媚薬粘液を注がれながら、叫び声は止まらない。

真美「これらめ♥♥♥しゃせいらめなのにっ♥♥♥真美にびゅーってしちゃいやぁあっ♥♥♥やぁあぁあぁあぁあぁ♥♥♥♥♥」

脈打つ触手の吐き出す液に両穴を焼かれ、真美はひとたまりもなくアクメを迎えてしまう。
それでもイソギンチャクたちは触手ペニスを抜くどころか、余っている触手を次々にもたげさせると
真美の全身を改めて白く染め上げるべく、大量の粘液を吐き掛けていく。

真美「ひぁんっ、あちゅいぃ♥♥やらぁ、かけないでよぉ♥♥♥これも、らめ、おかひくなっひゃうぅぅ♥♥♥」

空中でM字開脚をしたまま悶える真美に、べちゃべちゃと音を立てて、新たに媚薬粘液がまとわりついていった。




真美「あぁっ♥♥♥ふぁ、うぁあ…………♥♥♥」

ようやく触手を引き抜かれた直後で、まだ秘穴も尻穴も閉まりきっておらず、
大きく足を開かされたままの真美の股間からはごぷごぷと音を立てて粘液が流れ落ちる。
その流れが膣壁や腸壁を滑って行き、最終的に膣口や肛門を撫でて排出されていく流動だけで
真美は何度も小さな絶頂を味わわされ続け、表情をとろんと緩ませていた。

響『えらいね真美。今のところまだ、「気持ちいい」って言ってはいないもんなー?』

わざとらしく感心してみせる響の声に真美はほんの少し反応を示した。
うつむき気味だった顔がわずかながら持ち上がり、目から意志の光が消えていないことも見て取れる。

真美(そ、そう、そういうルール、だもん♥♥真美が、みとめなきゃ、だいじょぶなんだから…♥♥)

響『ただまあ、誰がどう見ても真美はイってたからね。ってことで………』

響がつづけて小声で何事か呟くと、映像の中のマジシャンたちに異変が起きた。
まだ敵と接触すらしていないというのに、5人が5人ともバランスを崩し、小刻みに震え始めたように見える。

真美「…え?そ、そんな、ひびきん、やくそくが、ちがう、っしょ…♥♥♥」

身体を震わせながら真美は響に抗議しようとするが、響が返事をするよりも前に
しゅるしゅると蛇が這うような音がして、真美の注意を奪った。

響『大丈夫だぞ、真美。春香たちもまだ戦えるし……イソ助は見ての通り、いーーっぱいいるし』
706 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/28(月) 00:06:57.25 ID:YjXW4byg0
真美「や、やだ、もう…♥♥しょくしゅ、いまはムリだからぁ…♥♥♥」

怯えおののくシャイニング・マミの眼下で、すでに準備万端の様子のイソギンチャクたちは
よりよいポジションを巡って押し合いへし合いを始めていた。
そのすべてが吊るされた獲物へ向けて何本もの触手ペニスを高く掲げていて、
男根そっくりの先端には先走りの粘液が玉のようにのぞき、光を反射して鈍く輝いている。

響『自分ってばやさしいよね。「気持ちいい」って認めさえしなきゃ、真美がいくら気持ちよくなってもOKってことにしてあげるなんて』

やがてイソギンチャクたちの中での優先順位問題に決着がついたらしく、
群れの中から進み出た二匹が真美の身体に触手をからみつかせ始めた。
それまで空中での拘束・吊り下げを担当していたイソギンチャクたちから真美の身柄を譲り受けると、
改めて同じ屈辱的な開脚姿勢を取らせ、そして真美に見せつけるようにゆっくりと、下からペニス触手を近づけていく。

真美(さっきも、みんなが、真美のせいで……こんどこそ、耐えなきゃ、ぜったいがまんしなきゃっ)

つい先ほど映像越しに見たマジシャンたちの異変を思い起こし、真美は必死で自分に言い聞かせていた。
しかしそれでも、じわじわとせり上がってくるイソギンチャクの触手から目を離すことができない。

真美(ああ、ぁ、それに亜美のことも、真美にかかってる…のに♥♥またきちゃう、しょくしゅ入れられちゃう…♥♥あ、ぁ、もうっ♥♥♥)

計ったように同時に、膣口と尻穴に熱い触手の先端が触れてくるのを感じ、
真美は身体をぶるっと大きく震わせると、無意識のままに妖しい笑みを浮かべた。




身体が思うように動かせないらしい春香たち5人のシャインマジシャンが、少しずつ押されていた。
本来なら取るに足らないはずの戦闘員やイソギンチャクに遅れをとってしまい、巧妙に部屋の片隅へと追い込まれていく。

響『ありゃりゃ、これでもまだ強すぎたかなぁ。貴音にも見てるだけでいいよって言っといたんだけど…』

その様子を眺めているらしい響もあきれたように呟くが、真美は返事をしなかった。
…いや、できなかった、と言うべきか。

真美「んぐんっ、んぶぅぅう、んくっ…♥♥ぅ、げほっ!うえぇえ、ぁ、あ、きゃひぃいいっ♥♥♥♥やっ♥♥♥やらっ、ああっ♥♥♥」

真美(おなかの中、やけど、しちゃう♥♥♥あつい、あついよぉ、もう飲みたくないぃっ♥♥)

響がつぶやいた直後のタイミングで真美は、フェラチオと精飲を強制していた触手からは解放された。
だが、息を整える暇もなく、前の穴に入り込んだ触手ペニスに入口すぐの敏感なスポットをぐりぐりと抉られ、
飲み込みきれなかった粘液を唇の端からこぼしつつ、あられもない悲鳴を上げさせられる。

真美(きもちいいとか、思ったら、らめぇ♥♥亜美もみんなも、助けられなく、なっちゃう……♥♥)

そう決意した真美をあざ笑うように、アナルを犯す触手がぶるりと大きく蠕動した。
感づいた真美が止めようと声を上げることすらできないうちに、直腸の中をイソギンチャクの催淫ザーメンが埋め尽くしていく。

真美「いひぃぃいっ♥♥♥♥おちりっやぁあぁっ♥♥♥しょくしゅ、びくびくってしてるよぉ♥♥♥んきゅぅぅ♥♥♥」

アナルにまた大量の媚薬粘液を撃ちこまれ、意識とは関係なく真美の全身が痙攣し、
ただでさえ狭い膣肉がきゅうきゅうと吸いついて触手ペニスに媚び、雄汁を搾り出そうとする牝の本能に従う。
イソギンチャクの方もそれに応え、できるだけ奥まで粘液を送り届けようとストロークを深め、
シャイニング・マミの入り口から子宮の手前までを、はちきれそうに膨らんだ触手で何度も擦り立てる。

真美(すごいぃ♥♥しょくしゅ、ぬちゅぬちゅってしゅごいぃぃ♥♥♥…で、でも、亜美とみんなのため、だからぁっ♥♥♥)

身体はもはや完全に快楽を受け入れていても、亜美と春香たちの存在はまだ真美の中で強固なストッパーとして機能していた。
板挟みになって必死に耐える真美をさらに牝へと堕とすべく、ヴァギナを犯していたイソギンチャクが
触手で思い切り突き上げ、先端部を真美の子宮口になかばめり込ませてから一気に媚薬粘液を注ぎ込む。

真美「んぎぃぃっ!?あぁああぁあっ♥♥♥♥♥あついぃっおなか、あちゅ、うぁあぁ♥♥♥♥」

子宮の中へストレートに熱い粘液を流し込まれ、真美はひとたまりもなく絶頂させられた。
これまでよりもさらに強烈な感覚に理性を残らず刈り取られ、はしたない嬌声が止められなくなってしまう。

真美「やぁあ、しょくしゅいやぁぁっ♥♥♥♥ま、まら、でてゆぅ♥♥♥♥真美にしゃせーしちゃらめぇえ♥♥♥♥しょくしゅでじゅぽじゅぽらめなのぉ♥♥♥♥♥」

後ろの穴を犯すイソギンチャクも延々と媚薬粘液を吐き出し続けていて、
真美の両穴はポンプのように断続的に、触手ペニスとのすき間から逆流した白い汚液を噴出させていた。
それを確認してもなお、イソギンチャクたちはシャイニング・マミの中へ媚毒を注ぎこむのを止めない。

響『あ、すごい!雪歩が大技出したよ、ほらほら、真美ってば!』

真美「ゆるひてぇっ♥♥♥♥もうしゃせーゆるひてえぇえ♥♥♥♥真美、しょくしゅに、おなかぱんぱんにされひゃうよぉぉ♥♥♥♥♥」

映像の中、追い詰められたぎりぎりから反撃に転じ始めたマジシャンたちの様子など目にも入らない様子で、
前後の蜜壺から媚薬粘液をあふれさせながら、真美はひたすらに絶叫する。

真美「…れ、れも、あ、あみ♥♥あみのため、だかりゃぁ♥♥♥がまんすゆぅ、しょくひゅ…もぉ♥♥しょくひゅ、しょくしゅぅ♥♥♥あぁん♥♥♥♥」

止まらない射精でイキ狂わされながらも切れ切れに妹の名をつぶやくシャイニング・マミの周りに
数えきれないほどのイソギンチャクが群れをなし、触手を怪しく揺らめかせていた。
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/28(月) 00:41:10.40 ID:BomeepXDO
この5レスで終いかな
とりあえず乙です
708 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/11/28(月) 00:43:01.67 ID:YjXW4byg0
本日の投下はここまでです。

まだ堕ちきってないですし、幹部の出番はこれからです。忘れてないです、だいじょうぶ。

え、もう堕ちてる?確かにそんな気もしないでもないです。





-------------------------------------


先日からいろいろありました件について。

まず、感情的になってしまい申し訳ありませんでした。


最初に、あくまで個人的な好みということを断った上で申しますと、「Pとアイドルが肉体関係をもつ展開」が>>1はたいへん苦手です。
それはこのスレの中でどうのという話ではなく、アイマス関係であればどんな文脈においても、です。
(思い切り異常性癖持ちなくせにそれっておかしくないか?と我ながら思いますが、こればかりは個人の嗜好なのでご容赦ください)

今まで安価でそっち系はやめてくれと再三お願いしていたのも、
ストーリー展開上うんぬんというのも嘘ではないとはいえ、最大の理由は上記の好みによるものです。

でもたとえば前スレ>>714で「Pに見えてるけど実は幻覚とかは大いにあり」みたいなことを書いています。
(実際、二代目の顔だけP風のモブ輪姦とかはすごくクるものがありました)

正直に言うと、できれば最後までそういう安価が来ないままだとうれしいなー、とは思っていましたが、
それ系を見たい人もきっといるだろうし、もし来たときは覚悟決めて書こう、と、
少なくとも前スレの当該レスを書いたころは思っていました。

だというのに、先日>>680を見た瞬間には恥ずかしながらいろいろと噴き上がってしまい
たまたま同一IDで連投に見える状況があったのをいいことに、脊髄反射的に強権で>>680を蹴ろうとしました。
深夜だったからというのは言い訳になりません。
あまつさえ自分の好みを全面に押し出して安価内容にケチをつけるのはそれ以下の所業、言語道断でした。

安価スレの>>1として非常に見苦しく、また許されないやり口だったと反省しています。

>>680さんにはこちらこそ、大変申し訳ありませんでした。



それを踏まえて、本当に、本当にごめんなさい、
今回>>680はパスさせてください。

8人同時プレイの描写なんて出来る気がしない、とかいうすごく現実的かつ技術的な問題もあるにはあるのですが、
それ以上にどうしても、ご説明をいただいても、自分の中ですり合わせが不可能でした。
たくさん質問していただき、せっかく考えてくださった安価を無下にしてしまい、本当に申し訳ありません。



この件についてのご意見等ありましたら、なんでもお聞かせ願えればと思います。


もちろん真美堕としについての感想とかもお聞かせ願えればと思います(切実)




次は……今週中には、と漠然とした感じで予告させていただいておきます。
ちょっと未確定な部分が多いので。

おやすみなさい。
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/28(月) 00:57:09.53 ID:BomeepXDO
改めて乙です
この先もまだまぁ長いでしょうし、ゆったりやっていきましょう(半年フラグ建て

エロ安価も提案や募集感覚でやってもらって、無理なものは無理と分けてもらえれば、こちらとしても楽ですし。
>>1が書くものですし、趣味嗜好を優先させちゃいましょう。
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/28(月) 01:19:29.54 ID:OZQL6XvkO
商業作品じゃないので、作者の趣味嗜好が最優先されてしかるべきと思います
さて、680が抜けるにしても5つの安価の混交になる訳ですが、だいたいどんな順番でやっていくか教えて頂ければ。
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/28(月) 18:50:01.56 ID:3slDutw5O
そこはお楽しみで
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/28(月) 21:57:09.38 ID:KYKmSvYPO
>>680です。
この度はすみませんでした。>>1の決定に従います。気にする必要は全くありません。グレーゾーンを踏んだのはこちらですので。
素晴らしい作品をこれからもお願いします。
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 01:26:58.66 ID:Cmevbw8SO
改めてルールを明文化したらいいのでは?

714 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:20:59.81 ID:AUblk13+0
…………
……

シャイニング・マミは大開脚での宙吊り状態からは解放されていたが、今度は床の上で拘束されていた。
生暖かくて少し柔らかい、触手生物たちの体組織と似た床に仰向けにさせられた真美は
足に巻きついた触手で下半身を大きく持ち上げられ、いわゆるまんぐり返しの体勢で手足を縛られる。

そして、囚われのマジシャンに群がったイソギンチャクたちは、宙吊りの真美を下から突き上げていた動きを
上から杭を打つように突き下ろす動きに変え、何本もの触手ペニスで休みなしに真美の前後の秘穴を犯し続けていた。

ずっちゅ、ぬちゅぅ、ぐぽっ、にゅちっ、にちっ、じゅぼぉっ……

真美「あぁあっ、やぁ、んんぅ…ひゃぁん♥♥やらぁ、しょくしゅ♥らめぇ、ぬいてよぉっ♥♥♥ぃひぃいっ♥♥」

まだ幼い肉ひだを左右いっぱいに押し広げて触手が入りこみ、そして膣壁を巻き込む勢いで滑り出てくる一部始終を
イソギンチャクたちは身動きのとれない真美の目の前でこれ見よがしに繰り広げる。

真美(あ、あぁ♥しょくしゅがぁ…♥♥真美のなかに、にゅるにゅるって、出たり、入ったりしてるっ♥♥ぜんぶ見えちゃってるぅ♥♥)

妖しくくねる触手が自分の身体を好き放題に弄ぶさまを延々と見せつけられ続けるうち、
真美の精神は少しずつ麻痺してきていた。もともとかなり削られていた抵抗する気持ちがさらにそぎ落とされ、
起こっている事態を異常とすら思わなくなってくる。
その真美の陰核に、ほかと比べて細身の専用吸引触手が近づくと、根元まで飲み込む勢いでかぶりついた。

真美「あひゃぁあぁんっ!?♥♥♥そ、それ、らぇぇっ♥♥♥そこいやぁっ、くちゅくちゅってするのやぁあ♥♥♥」

膣内と尻中を太い触手に犯されながらクリトリスを吸われる強烈な快楽はすでにもう身体に教え込まれていたが、
それでも真美は同じことを繰り返されるたびに必ず悲鳴を上げてしまう。
もちろんイソギンチャクたちがそれで魔手を止めるわけもなく、吸引触手の先端部内側に密集した細い触手は
敏感な肉豆に何重にも巻きつき、媚薬粘液を塗り付けつつしごき、引っ張って嬲りまわした。
同時に真美の乳房でも吸引触手が強く吸い付き、同じように中に生え揃った触手で乳首と乳房全体をもてあそぶ。

真美「ひぃぃっ、お、おっぱいまでぇ♥♥♥同時にするのらめぇえっ♥♥♥あぅっ、ぁ、あぁ、も、もう……♥♥♥」

乳首とクリトリスを同時に吸われ責められて、真美の身体は正直すぎるほど正直に反応し
膣と菊門をずぽずぽと出入りする触手ペニスに愛しげに吸い付いてしまう。
真美の幼さとは不相応なその牝の催促をうけた牡の器官はたちまちのうちに膨れ上がって体積を増やし、
独特の脈動を真美の二穴の中で繰り返し、堤防の決壊が間近であることを予告した。

真美「き、きた♥♥またきちゃったぁっ♥しょくしゅ、びくびくしてるよぉ♥♥♥いやぁっ♥♥真美のなかでふくらんでるっ♥♥」

言葉とは裏腹に、明らかな期待の色を顔いっぱいににじませ、無意識に笑みまで浮かべて真美はうわごとのように口走る。
拙いながらも腰をくいくいとくねらせ、真美は入り込んでくる牡を可能な限り奥まで迎え入れようとしていた。

真美(なかで、真美のおくでぇ♥♥びゅーってされるっ♥♥♥しゃせい、される…「こんどこそ」、しょくしゅにしゃせーされちゃうよぉ♥♥♥)

じゅぽじゅぽと繰り返される抽送の音が加速していき、真美の両穴を出入りする触手の表面は
本体が分泌している媚薬粘液とはまた異なった、細かく泡立った白い愛液に覆われていく。
そしてピストン運動が最高潮に達し、真美も大きく身体を震わせて、膣肉と腸壁で思い切り触手を抱きしめようとした瞬間、
シャイニング・マミを犯していたイソギンチャクたちは前後の穴から同時に触手を引き抜いた。

真美「え………んっ、くぅんんっ♥♥♥んん、んぷぅぅ!?♥♥♥んぁああぁっ、あつ、いぃ♥♥♥」

急に前後とも栓がなくなり、真美の肉壺はつい今しがたまで中を埋めていた触手を求めるかのようにひくひく痙攣してしまう。
一方で、それまで熱心に犯していた穴に急に興味がなくなったのような様子で、抜け出てきた触手たちは
湯気を立てそうな熱々の媚薬粘液を吐き出し、まんぐり返しの真美の顔や胸や足にびちゅびちゅと張りつかせる。

真美(こんなの♥♥真美の顔、もうきっと、真っ白にされてゆぅ♥♥♥それに、この、におい、あたま、ヘンになっちゃいそ……♥♥♥)

実際のところ、真美は顔のみならず、ほぼ全身をくまなく白濁液で塗り上げられていた。
拘束を担当しているイソギンチャクや、ただ周囲を取り囲んでいるものもたびたび触手を蠢かせて射精してくるために
真美を中心とした周辺は、水たまりやちょっとした池を思わせるレベルで媚薬粘液が飛び散っている。

真美(…で、でも、今度もまた、中でしゃせい、されなかった…♥どし、てぇ……♥♥)

姿勢を変えて犯されるようになってから、触手生物たちのやり方が変わったことに真美はずっと疑問を抱いていた。
ヴァギナにもアナルにも中で粘液を射精されることがなくなり、すべて顔や身体に吐き掛けられる。
そして、胸や陰核に吸い付いてくる触手たちも、執拗ではあるがその責め方にどこか遠慮のようなものが混じっている。

真美(……………いやっ、どうして、じゃないっしょ……!?そのほうが、ガマンできるんだから、いいことじゃ……)

真美「っ、ちょ…んぁあ、ぅにゃああぁぁ♥♥♥もう、ちゅぎ、つぎのしょくしゅ、なんてぇっ♥♥ふぁっん、ぁ、んひっ、あーーーっっ♥♥♥」

あたかも、牡液を注ぎ込んでもらえないことをどこか不満に思い始めているかのような自分の考えに気づき、
真美は必死でそのことを否定しようとした。
しかしそれも、次のイソギンチャクたちの触手が二穴へ同時に這い込んでくる感触の前に、あっさりと吹き飛ばされてしまう。

真美「こんなの、こんにゃの、ずるい♥♥♥しょくしゅ多すぎるよぉ♥♥こんな、いっぱい、にゅるにゅるずぽずぽじゅるいぃぃ♥♥♥」

責め自体は多少緩めに抑え、前でも後ろでも中に射精はしないが、それでいて責め手は決して休めない。
イソギンチャクたちの巧妙な緩急のつけ方に真美はすっかり翻弄され、前後を触手でほじられながら叫ばされる。
715 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:21:28.45 ID:AUblk13+0
あずさ「くすくす……真美ちゃん、おもしろいポーズねえ。それ、なにか新しい遊びなの〜?」

真美(………っ!?)

だしぬけにかけられた声にはっとした真美が、逆さに転がされたまま、視線をあたりにさまよわせる。
その目線の先で、軽くジャンプした程度の高さの空中に忽然と現れたあずさが着地し、
あずさの左右で腕を軽く組んでいた律子とやよいもそれに続いた。

律子「うわぁ、ひどい臭い………まさに、鼻が曲がりそう、ってやつかしら」

やよい「わぁーっ、真美、全身べっとべとでまっしろ!すごくえっちになってるよー♥♥♥」

真美「あっ、あんっ♥♥あず、さおねえちゃん、っ!?それに、律っちゃんも、やよいっちも……ひゃうぅんっ♥♥」

急に現れた三人にも、それを見て思わず声を上げるシャイニング・マミにも構わず、
イソギンチャクたちは熱心に、そして容赦なく凌辱を続けていた。
止まらない触手の出入りに声が上ずり、嬌声をこぼしてしまう真美を、三人の幹部たちが見つめる。

あずさ「わたしたちのときより、興奮してるみたいね〜、真美ちゃん。そういうのが好きだったなんて、知らなくて……ごめんなさいね?」

真美「なに、言って………違っ、こんなの、真美、好きじゃな…んんんっ♥♥や、りゃめ、とまってぇ♥♥♥」

両方の眉を少しだけ下げつつ、頬に手を当て、おっとりとした調子であずさが言った。
一瞬遅れて「そういうの」の意味を察した真美は反論しようとするが、その言葉も触手の責めにさえぎられる。

律子「嘘はだめ、っていつも言ってるでしょ。私の○ンポよりそいつらの触手チ○ポのほうが好きでも、個人の好みだし、構わないわよ」

やよい「しょーがないよ、真美、わたしはわかってるよー♥♥イソ助くんたちのウネウネしょくしゅ、すっごいきもちいいもんね♥♥」

真美「やぁっ、ちが、違う…もん♥♥真美、こんな、しょくしゅなんか……はひぃぃいっ!?♥♥やらぁ、らめぇ、らめえぇっ♥♥♥」

ただでさえ屈辱的なポーズの上、尻穴も膣穴もイソギンチャクの触手にレイプされている姿をまじまじと三人に見られ、
真美は全身の温度が一気に上がっていく錯覚に襲われた。見られている、という意識のもと、
自分の牝穴をぐぽぐぽ掘りかえす触手ペニスについ目をやってしまい、よけいに身体の熱さを思い知らされてしまう。

真美「見ないでぇ♥♥こんな…、見ちゃやだぁっ♥♥あっあっあっ♥♥ああぁん♥♥♥やめて、とめてぇ、しょくしゅもういやぁあ♥♥♥」

せめて幹部たちの目から逃れようと身体をよじり、真美は必死に叫ぶ。
その声に応えてあずさたちは高くもちあげられたシャイニング・マミの尻側にわざわざ回り込み、
三人で顔を寄せて触手が出入りする様を間近でじっくりと観察し始めた。

あずさ「真美ちゃんのクリトリス、すっかり剥けちゃって…それに、こんなに膨れてる。うふふ、かわいい〜」

吸いついていた吸引触手をそっと引っ張って離れさせると、あずさはしげしげと真美の陰核をながめた。
そして、軽く手を伸ばし、指の腹をその肉豆に押し当てると押しつぶすように力をくわえる。

真美「あっひぃぃいぃぃ♥♥♥や、あずさ、おねちゃっ、らめっ♥♥♥しょこ、やら、やめへええぇっ♥♥♥」

双穴へ同時に触手を挿入されながらあずさの指にクリトリスを弄ばれ、真美は大声をあげて床の上で背を反らせた。
その拍子に触手との接合部から微量の潮が勢いよく噴き出し、それを危うく顔に浴びかけた律子とやよいがあわててのけぞる。

やよい「はわっ!?………真美、そんなに良かったんだぁ、おもらししちゃった?♥」

律子「それ厳密には違うんだけど…まあ、いいわ。女性の身体って、感じてなきゃこうはならないのよ、真美」

律子の言葉にも、もはや真美は反論する気力さえなくなっていた。
いくら幹部の衣装をまとっているとはいえ、よく見知った三人にじっくりと観察されながら
前後の穴をイソギンチャクの触手ペニスで犯し抜かれる異常さに、真美の精神が耐えきれなくなる。

真美「お、おねがい、みんな、見ないれぇ♥♥ふあぁぁっ♥♥♥なんか、くる、来ちゃう♥♥きちゃうよぉっ、ぁああぁあ♥♥♥♥」

触手が中で震え始めるのも待たずに真美は全身をがくがくと痙攣させ、悲鳴を上げて絶頂に達した。
肉の揺れを通じてそれを感じ取った触手たちは先ほどと同じく真美の中から即座に脱出し、
また先端から媚薬粘液を迸らせて、シャイニング・マミに白く濃厚なコーティングを上塗りしていく。

真美「もう真美にかけないでっ♥♥♥このどろどろ、もうやらぁ♥♥また来ちゃうからっ、あ、ぁ、来るうぅっ♥♥♥」

律子「中出しもされないのにイクなんて、情けないわねぇ。私だってそのくらい、耐えたっていうのに」

あずさ「いいじゃないですか、律子さん。でも真美ちゃんは、ホントに触手さんが好きなのねえ…♪」

顔を中心にこってりと媚毒をからめつけられ、真美は顔射されただけで次のアクメを迎えてしまう。
そして、粘液の臭いと熱さに力なく震える真美の膣穴にも尻穴にも、待ち構えていた次の肉棒触手がぬちゅりと触れる。

やよい「おおー、真美のお○んこ、しょくしゅさんをどんどん飲み込んでいってる♥よかったねー、真美っ♥♥」

真美「いやぁあぁぁ♥♥♥そんな、もう、やらぁ♥♥♥見ちゃやぁ、しょくしゅ入ってくるの、見ちゃ、らめ、ひうぅ♥♥♥らめええぇ♥♥♥」

間髪を入れず、粘液と愛液でぐちゅぐちゅにぬかるんだふたつの蜜壺の深くまで新たな触手を突きこまれ、
真美の両手の指にぎゅっと力がこもり、ブーツの中の足先は攣る寸前までまっすぐに伸びきった。
イソギンチャクたちはそのまま音高く真美の中を前後からかきまわし始め、真美は頭の中までまとめて振り回される。
716 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:21:57.19 ID:AUblk13+0
やよい「ねえねえ真美、やっぱりいま、ホントはきもちいいでしょ?ちがう?」

いつの間にか真美の頭側に回って来ていたやよいが、上下逆さに真美の顔を上から覗き込む。
口元にはかすかに笑いを浮かべ、すべてお見通しだと言わんばかりだった。

真美「だ、だかりゃぁ、ちが、っあ♥♥ぁあぁーーっ♥♥♥そこ、そこやめ、て♥♥♥ごちゅごちゅしないれぇ♥♥♥」

ちょうど返事をし始めたタイミングで触手に幼い子宮の入り口を何度もノックされ、真美の声は途中で甘い悲鳴にすり替わる。
喋ることを諦めた真美はそれでも歯を強く食いしばり、心の中で快感を覚えていることを必死になって否定した。

真美(だめ、ぜったい、ちがう…♥♥真美が、耐えてれば、みんなが、きっと勝ってくれる、からぁっ!♥♥)

律子「まあ何を主張するのも自由よ………説得力があるかどうかは、別として」

やよいの後ろから律子がつかつかと歩み寄り、真美のすぐそばでかがみこんだ。
そして無造作に手を伸ばすと、吸着型のイソギンチャクがすでに吸いついている上から
触手ごと真美の右の乳房を片手でわしづかみにして強く握る。

真美「はぎぃぃいいぃ!?♥♥♥♥お、おっぱい、つぶれひゃう♥♥♥やめて律っちゃんっ、やめへえぇえ♥♥♥」

律子「そのだらしない声に顔、腰もガックガクじゃないの。これで感じてないって?」

身体をよじって悶える真美を見下ろし、冷酷に告げる律子。
その横合いからあずさが顔をのぞかせ、とりなすようにしてゆっくりと優しい声で話しかける。

あずさ「真美ちゃん、意地張ってばかりじゃ疲れちゃうでしょ?別に、きもちよくなるのって、悪いことじゃないのよ〜」

硬軟取り混ぜた態度で懐柔しようと話しかけてくる幹部たちの前に、真美の心までもじわじわと溶かされつつあった。
ただでさえ真美の身体は中と外の両方から媚薬粘液に浸され続けたことですっかり狂ってしまっており、
加えて乾く間もないほど絶え間なく触手ペニスを挿入されて二穴を犯され、全身が強烈すぎる快感に悲鳴を上げ続けている。

真美(ぁあぁ、しょくしゅ、しょくしゅがぁ…♥♥♥また、まみのなか、おくまでぇぇ♥♥ぬちゅぬちゅじゅぽじゅぽすごしゅぎるぅぅ♥♥♥)

もはや問題は感じているかどうかではなく、それを真美が認めるかどうかだというところまで追い込まれていることは
真美自身にもおぼろげながら自覚できていた。
だからこそ真美は全力で気を張り続け、亜美のために、亜美の救助につながる春香たちの助けとなるために、
いくら身体を汚されても、その身体はすでに陥落して素直な牝の反応を示していても、幹部の甘い誘いを必死ではねのける。

真美「きもちよく、なんかぁ♥♥♥ないもんっ♥♥真美、真美はぁ負けないぃぃっ♥♥こんな、ぃひっ、しょくしゅ、にゃんかあぁあぁん♥♥♥♥」

貴音「遅くなりました。………おや、これは、ずいぶんとお愉しみのようですね、しゃいにんぐ・真美。ふふふ…」

決意表明とも喘ぎ声ともつかない叫び声を上げ、真美が身体をのけぞらせたのとほぼ同時、
イソギンチャクの巣の中に新たな声が響いた。目を引く銀髪がふわりと揺れて、貴音の姿が実体化する。

律子「ああ貴音、お疲れ様。どうだった?…ていうか、あんた何かすることあった?」

貴音「いえ、律子嬢の予想の通り、何一つございませんでした。ただ、なかなかに趣のある催しでしたよ」

新たな幹部の出現に合わせ、誰かの指示でも受けたのか、真美を犯す触手の動きがいくらか緩やかになった。
真美は床に転がった姿勢のまま荒く息をつき、ねぎらいの言葉をかける律子に微笑んで返事をする貴音を呆然と見上げる。
下から見つめるその視線に気が付いた貴音の方も、改めて真美をしげしげと眺めた。

貴音「少し見ない間に、いそ助殿の触手ですっかり虜にされたようですね、真美。無理もないことですが」

やわらかく笑みを浮かべたまま、貴音が話しかける言葉は、真美の耳から反対側の耳へむなしくすり抜けて行った。

真美(………あれ、待って?なんでお姫ちんが、ここにいるの………?)

響に見せられていた別室の映像のことを、真美はぼんやりと思い返す。
Pと春香たちの前に無数のドアがずらりと立ち並び、そしてそのうちの一つから貴音が姿を現したのを
真美はこの一時間もしないうちに、確かに見た記憶があった。

真美(はるるんたち……さっき、お姫ちんと戦ってたんじゃなかった、っけ?そのお姫ちんが、どして……)

真美がイソギンチャクの群れに凌辱され続けている間も、響が接続した別室の映像はまだ途切れていなかった。
今さらのようにそれに気づき、真美は首を動かせるだけ動かして、まんぐり返しのまま映像に目をやる。

真美「…………え?み、みんな?」

映像の中、貴音の姿がなくなった別室で、気を失った5人のマジシャンたちが次々に拘束されていた。
イソギンチャクの触手で縛り上げられ、あるいは戦闘員たちに担ぎ上げられて運ばれてゆき、
がっくりと膝をついていたPも同じように戦闘員たちに囲まれ、小突かれながら部屋の外へと誘導されてゆく。

律子「そんなことかなとは思ってたけど、やっぱり気づいてなかったのね」

あずさ「でもね、春香ちゃんたちも、けっこうがんばってたのよ?責めないであげてね、真美ちゃん」

すっかり固まってしまった真美の耳には、律子やあずさの声も届いていなかった。
717 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:23:18.82 ID:AUblk13+0
真美(そんな………真美、がんばったのに、にーちゃんたち、はるるんたち、負け、ちゃった………?)

響に持ちかけられ、自分が耐え抜けば春香たちの助けになると信じてこれまで耐えてきた真美にはあまりにも衝撃が強すぎた。
戦闘員やイソギンチャクたちの姿もなくなった別室の映像を見たまま、真美はひたすら固まっている。

貴音「相応に不利な条件でしたから、致し方ないでしょう。真美、あまり気落ちしないことです」

真美(え、じゃ、じゃあ……亜美は?亜美どうなるの?真美は、真美、がまんしてたのに、………え?)

疑問符に頭を埋め尽くされた真美の身体に、熱くぬめついた二本の肉杭が再び、深々と打ち込まれる。

真美「ふにゃぁあぁあっ♥♥♥♥しょんなぁっ、亜美、亜美は、どう……ひあぁん♥♥♥真美、ちゃんとがまん、して、たのにぃ!♥♥♥」

不意打ち気味に子宮口と直腸の奥を突かれて上げる叫びのなかに、真美の亜美を気遣う気持ちととろけた喘ぎが混じり合った。
しかし、そのまま激しく出入りを始める触手が立てる水音に、妹を案ずる心までも少しずつふやかされていく。

貴音「一度、すべて忘れるとよいですよ。勿論認めずともよいですから、今だけ、快楽に流されてみてはどうですか、真美」

あずさより静かで淡々とした貴音の声が耳から入り込み、真美の心に少しずつ忍び込んだ。
その声の穏やかさと、熱をもってぐちゅぐちゅと奥を突いてくる触手ペニスの激しさが交互に真美を責め苛む。

真美「だ、め、そんなの、らめっ♥♥♥らってぇ、真美が、真美がきもちよく、なっちゃっ、たらぁっ♥♥♥」

あずさ「あら〜、でももう、春香ちゃんたち負けちゃったのよ?真美ちゃんももう、触手さんに負けちゃっても、いいんじゃない?」

必死に耐えてきた理由の半分をいきなり失い、真美の心の防壁にわずかに入ったひびを
あずさは巧みに見つけだし、じわじわとそこから侵入を図った。
さらに律子がその後を引き継ぎ、少しずつ、だが確実に真美の精神を蕩かしてゆく。

律子「そうよ、真美。ここはすぱっと、触手に負けたって認めて、そしてあんたもこっちに来たら?」

真美(ま、真美……しょくしゅに、また、負けちゃうの……?♥♥♥こんな、やらしいこと、いっぱい、……いっぱい、されて♥♥♥♥)

あくまで心の中に過ぎないというのに、触手に負ける、という具体的な言葉を思い浮かべただけで、
真美の全身が今まで以上に燃え盛るような熱を帯びた。頭の芯まで響くような甘い痺れが背筋を走り抜けていき、
その魅惑的な響きが真美の心の中心部に深々と打ち込まれ、しっかりと根を張ってしまう。

そしてその真美の心の中の動きをすべて見透かしたかのように、イソギンチャクたちの動きも激しさを増した。
触手の先端を巧みにくねらせてぐりぐりと膣壁や腸内をこじり、敏感なポイントを責め立て、
もちろん同時に入口から最奥まで長い竿部分を存分に使ってぬちゅぬちゅと擦り立てることも忘れない。

真美「あひぃい、いやっ、ぁあぁあぁ♥♥♥♥まけにゃい、まけたくないぃ♥♥♥しょくしゅ♥♥しょくしゅなんかにっ、真美はぁ♥♥♥♥」

やよい「んー……でも真美、しょくしゅさんに、プロデューサーの前でも負けてたよね。それならもう一回も二回も変わんないかなー、って」

前後の肉穴を経て直接全身を襲う肉悦になんとか抗い、真美はせめて言葉で自分を鼓舞するために抵抗の叫びを上げる。
だがそれに続くやよいのその一言で、真美の中で薄れつつあった悪夢の初体験の記憶が、一瞬のうちに鮮明に蘇った。

真美(…………あ、あぁ♥♥♥♥そ、うだった、…ぁ♥♥♥真美、にーちゃんの、見てる前で………♥♥♥)

超大型のヒルに捕えられ、まだ処女だった身体をさんざん慰みものにされ、
媚薬で発情させられたあげく、前にも後ろにも熱く粘つくヒルの精液をあふれるほど注ぎ込まれた。
あまつさえ、ヒルの生殖触手に凌辱され、二穴に射精されるその瞬間をPに見せつけさえしたことを、
真美は最悪のタイミングですべて思いだしてしまう。
718 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:24:18.38 ID:AUblk13+0
貴音「恥じるようなことはありませんよ、しゃいにんぐ・真美。快いことを悦ぶのは、人として………それ以前に生き物として、当然のことです」

やよい「そうそう!それにねシャイニング・マミ、響さんの家族になったら、もーっと気持ちいいこと、いっぱいしてもらえるよっ♥♥」

戻ってきた記憶の衝撃に打ちのめされ、二穴を責める触手にすら無反応になった真美に、幹部たちが次々と語りかける。
その言葉はいずれも真美を誘惑するための口先だけのものではなく、それぞれの心からの忠言に違いなかった。

あずさ「春香ちゃんたちも、亜美ちゃんも、すぐこっちに来てくれるわ〜♥ね、真美ちゃん…シャイニング・マミ。お姉ちゃんとして、一足お先に来ちゃいましょ?」

律子「心配しないで。プロデューサー殿だって、シャイニング・マミが触手に負けるの、むしろ歓迎してくれるわよ♥♥」

貴音「ええ、あの方……プロデューサーは、響さm…響の旦那様に、そして、わたくしたちのご主人様となる方なのですから…♥」

自分たちもうっとりと顔を上気させながら、ブラックジャンボの四幹部がこぞってシャイニング・マミを堕落へといざなう。

やよい「いっしょにおいでよぉ、真美♥みんなできもちよくなろうよっ♥♥」

律子「響とプロデューサー殿に、たっぷり愛してもらえるのよ…♥♥最高じゃない♥♥」

あずさ「亜美ちゃんたちが来てくれた時のために、いっぱい練習しなくっちゃね〜?♥♥」

貴音「望むのなら毎日でも、何時間でも、触手に可愛がって貰えますからね、真美♥♥」

その一方で、すでに真美の両穴を犯す触手ペニスの動きはほとんど最高潮に達しかけていた。
ずぽずぽとストロークを繰り返しつつ、何度も真美の中で繰り返してきたように、先端をぶっくりと大きくふくらませ、
そしてその傘の部分だけでなく竿全体が少しずつ、雄汁を吐き出す予兆に震え始める。

真美(にーちゃんが、……真美がしょくしゅに負けたら、よろこんで、くれるって…♥♥それに、亜美も、はるるんたちもみんな、いっしょ…?♥♥)

幹部たちの言葉がぐるぐると真美の頭の中を回り続けていた。
すでに肉体を触手にほぼ堕とされ、快感に呑み込まれかけている今、真美を押しとどめるものは何も残っていない。

真美(きもちいいの、別に、ヘンなことじゃない………し、それに、もっときもちいいことも、ある…♥♥♥)
719 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:24:48.64 ID:AUblk13+0
無意識に、思わず真美が唾を飲みこんでのどを鳴らした瞬間、最大の震度で真美の中の触手が揺れた。

真美(あ、あぁあ、しょくしゅぶるぶるきたっ♥♥どう、しよ、まだ…決めてない、のに♥♥♥またかけられちゃう♥♥あつくてくさいの来るうっ♥♥♥)

前と後ろの触手を引き抜かれ、顔と言わず身体と言わず白濁を吐き掛けられることを予期し、真美はぎゅっと目をつぶる。
そんな真美をあざ笑うかのように、イソギンチャクたちは触手を真美の奥底まで侵入させると
亀頭部分をぴったりと子宮口に、そしてS字結腸の入り口に嵌め込み、
一滴残らず真美の前後の穴に飲み干させる勢いで、あふれるほどの媚薬粘液を注ぎ込む。

びゅぐるっびゅるっぶりゅっ、びちゅっ、ぶじゅ、どくん、ごびゅぅぅっ!

真美「あひいぃぃっ!?♥♥♥♥♥ひぁあぁあぁぁあんっっ♥♥♥♥♥♥♥」

顔射や膣外射精を浴びせられ続け、中で思いきり熱い牡液を吐き出される感覚を忘れかけていた真美にとって
子宮と腸奥に叩き込まれた奇襲の一撃は致命的だった。
あっという間に子供のための小部屋と排泄穴の奥の奥を媚薬粘液で真っ白に染め上げられ、
理性が事態を把握するより前に真美はあっさりと絶頂を迎え、動物的本能で快感に染まりきった悲鳴を上げてしまう。

真美「なんれぇ、こんないきなりぃ♥♥♥♥あぁっ♥♥♥しゃせーされてゆぅぅ♥♥♥♥♥まみのなかに、びゅーびゅーってえ♥♥♥♥♥」

すっかりろれつの回らなくなった口で真美が叫ぶ間も、イソギンチャクたちは触手を脈打たせて射精を続けた。
真美は逃げるどころかろくに身体を動かすことすらできない姿勢のまま、どこにも逃げ場のない大量の白濁液を流し込まれる。

真美(こんな、こんなの……もう、むり、ぃ♥♥♥♥しょくしゅ、びくびくしてゆぅ♥♥♥♥おなか、あつい、しゃせいすごいぃ♥♥♥♥♥いい…っ、きもちいいいっ!!♥♥♥♥♥♥♥)

その濁流がついに、真美を支えていた最後のか細い柱すらもまとめてどこかへ押し流した。
だらしない笑いを顔にはりつけて、真美は歓びに満ちた叫び声をほとばしらせる。

真美「しゅごいぃ、いいっ♥♥♥♥きもちいいっ♥♥♥♥♥しょくしゅ、いいのぉ、しゃいこぉおっ♥♥♥♥♥♥しゃせいされるのきもちいいよぉぉ♥♥♥♥♥♥」

壊れたように笑い、はしたなく大声を上げ、真美は自分から足をできるだけ開くと腰を必死に揺すり始めた。
できるだけ快楽を貪ろうとするその動きにイソギンチャクたちはますます淫欲を昂ぶらせ、
そして、真美の変貌ぶりをしっかりと見届けた幹部たちは一様に、妖艶な笑みをその顔に浮かべる。

真美「しょくしゅ♥♥♥♥♥しょくしゅでいっぱい、どろどろらひてぇえ♥♥♥♥♥まみにぜんぶちょぉらいっ♥♥♥♥♥あはぁあっ、ま、まら、びゅくびゅくってぇ♥♥♥♥♥」

必死で耐えてきた分、反動もすさまじく、真美は媚びきった声でイソギンチャクたちに凌辱をねだった。
そのゆるみきった顔が唐突に一瞬固まり、そして目を見開いた真美はそれまで以上に甘く蕩けた声で啼き始める。

真美「んにゃぁあぁああ♥♥♥♥♥にゃ、にこれぇ♥♥♥♥♥♥なんか、はいってきて、る♥♥♥♥♥もう、まみ、しょくしゅ♥♥♥♥♥いれられてるのにぃぃ!♥♥♥♥♥♥」

楽しげに見守っていた幹部たちのうち、やよいと貴音はすぐさま、イソギンチャクたちが真美にしていることに気づく。

貴音(ふむ、あの反応……やはり、あれでしょうか。やよい)

やよい(えっと、たぶんそーです!イソ助くんたちの、じゅーはちばんですっ♥♥)

イソギンチャクたちは触手ペニス自体を真美の奥深くにがっちりと嵌め込んだまま、先端部を開いて中から大量の細い触手を伸ばしていた。
柔軟な動きで細触手の群れは真美の子宮口を難なく通り抜け、またアナルではS字結腸にまで容易く入り込む。
すでにその場所へ潜り込んでいた何匹かの小型ヒルが突然の闖入者たちに驚き、逃れようと這い回り、その動きも真美の中から激震となって襲いかかった。

真美「おなか、まみの、おにゃかぁ♥♥♥♥♥にゅちゅにゅちゅしゃれてりゅううっ♥♥♥♥♥♥これ、すご、ぃ♥♥♥♥♥しゅごすぎりゅよぉお♥♥♥♥♥♥」

細触手たちは本体が注ぎ込んだ媚薬粘液の溜まりをぐちゃぐちゃにかき混ぜ、さらには子宮や腸の内壁を直接、内側から押して突いて弄んだ。
さらには一本一本が独立して媚薬粘液をひっきりなしに吐き出し、常に新鮮な媚毒で真美の両穴を満たし続ける。

真美「いいっ♥♥♥♥♥しょくしゅ、きもちいいぃ♥♥♥♥♥♥またなんかくるっ♥♥♥♥♥あぁあっ、もう、らめ♥♥♥♥♥♥きちゃうぅぅうぅ♥♥♥♥♥♥♥」

人では絶対に到達できない女体の奥深くを徹底的に凌辱されてどろどろの媚薬粘液まみれにされ、
すべてを諦めた真美はもう、心も身体もいとも簡単に触手の快楽に屈服してしまっていた。
そうするうちにも繰り出される細触手は次から次へと真美の奥深くに入り込み、とぐろを巻くようにして中で絡まり合い、
周囲の粘液をぬじゅぬじゅと泡立てながら真美に子宮アクメの悦楽をたっぷりと教え込む。
720 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/02(金) 01:25:55.87 ID:AUblk13+0
響『へへー、やっぱり自分の勝ちー!真美もだいぶがんばったけどなー』

真美「あ、ひびきん……っ♥♥♥♥うんっ、まけ、まけらよぉ、まみのまけぇ♥♥♥♥まみ、しょくしゅに、またまけひゃったぁあ♥♥♥♥♥あぁあんっ♥♥♥♥♥」

唐突に、勝ち誇った響の声を聞かされても、
もはや真美は素直に負けを認め、中を動き回る触手の刺激を愉しむだけになっていた。
変わり果てた真美の表情と声に、響は心から嬉しそうな笑みを浮かべる。

響『でも真美、いいの?春香たちはともかく、亜美のこと助けらんなくなっちゃうぞ?』

真美「あみ……あみはねぇ、まみの、いもうとだからぁ♥♥♥♥♥まみ、おねえちゃんだから、まみがさきなの♥♥♥♥♥♥」

響に亜美の話を持ち出され、真美はとろんとした顔をさらにゆるませて笑った。
そしてそのまま、夢見るような調子でうっとりと話し始める。

真美「あみにも、しょくしゅ、つかわせてあげるけど…♥♥♥♥♥まずまみが、ぜんぶ、さきにやるのっ♥♥♥♥♥♥あみは、まみのあと、だもんね♥♥♥♥♥♥」

響『あっはは、なるほど、そういうことね。じゃあ、亜美もすぐこっち来るだろうから、真美は急がないとダメかもよ?』

真美「うん、うんっ♥♥♥♥…えへへぇ、そゆことだから、ね♥♥♥♥♥もっと、してぇ♥♥♥♥♥まみに、しょくしゅいれてくだしゃいぃ♥♥♥♥♥♥」

あれほど守りたかったはずの亜美の優先順位は、今の真美の中では触手の次の二番手に繰り下がっているようだった。
姉としての権利で、妹より先に触手の悦楽を堪能する、とはっきりと響相手に宣言した後で、
真美は膣穴でも尻穴でも触手ペニスをくわえこんだまま、幼くも甘ったるい声でイソギンチャクたちを誘惑する。

真美「まみ、マジシャン、だけろぉ…♥♥♥♥♥しょくしゅには、かてないのぉ♥♥♥♥♥♥まけちゃったから、なにしても、いいよ…♥♥♥♥♥♥」

両方の肉壺から入りきらない媚薬粘液をこぼしつつ、さらなる凌辱をねだる牝を前にして、イソギンチャクたちは静かに猛っていた。
声こそ出せないながら、じわじわと真美を中心に包囲を狭め、すべての触手の先端には先走り汁をにじませている。

やがて、期待に目を輝かせる真美の目の前で、近づいてきたイソギンチャク数体がそれぞれに触手ペニスをゆらめかせた。
すでに先客が嵌まり込み、中で細触手を蠢かせているのにも構わず、
シャイニング・マミの前と後ろの穴を無理やりに押し広げ、二本目、三本目の触手をぐいぐいと呑み込ませてゆく。

真美「あああぁ、うそ、ぉ♥♥♥♥♥♥そんな、いっぺんに…おふぅっっ♥♥♥♥♥♥♥は、はいっ、た、ぜんぶはいっちゃったぁあ♥♥♥♥♥♥」

痛みや不快感や物理的なダメージはすべてマジシャンの加護で相殺され、真美に残ったのは快楽だけだった。
まだ未熟で小さな真美の女性器と肛門は触手たちの胴体でいっぱいに押し広げられ、
ぎちゅぎちゅと狭い穴の中で表面がこすれ合う音すら、甘美な響きとなって真美の理性を狂わせる。

真美「いっぱいっ♥♥♥♥♥まみ、しょくしゅでいっぱいにしゃれてゆぅぅ♥♥♥♥♥♥こんなのぉっ♥♥♥♥♥かてるわけ、ないっ、しょぉ♥♥♥♥♥♥」

ヴァギナもアナルも複数本の触手でいっせいに犯され、真美はひとたまりもなく絶頂を迎えて叫びを上げた。
その獲物にもっと声を上げさせようと、両方の穴をレイプしている個体たちはもちろん、
周囲で順番待ちをしているイソギンチャクたちも真美の身体の至る所に触手を伸ばして絡みつかせていく。

真美「すご、しょくしゅ、こんな、に……♥♥♥♥♥♥えへへぇ、よろちく♥♥♥♥♥まみのこと、たっぷり、かわいがってねぃ♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

シャインマジシャンとしての役目も姉の立場も投げ捨て、触手の奴隷に堕ちた真美は、そう言って妖艶に微笑んだ。
721 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/02(金) 01:33:33.13 ID:AUblk13+0
今夜はここまでです。

次は早くて3日土曜日夜、遅いと来週末です(9日とか10日とかあたり)。
3日か4日に来なかったら1週間延びると察してください。


Q.あのさぁ……♥減らすってイワナ、書かなかった?

A.好みの矯正って難しいですね、ていうか無理ですね
 むしろ矯正する気があんまりないっぽいですね




ルールの明文化とかはあんまりやりたくないというか、
そこまでガチガチに好みで固めるなら安価じゃなくてよくない?みたいな感じがして、どうも。

ただ、その方針で迷惑をおかけしたのも事実なので、どうするかちょっと考えます。

これからの安価消化予定についてはどうしましょうかね?
だいたいの順番は脳内で決まってるのでご希望があれば全部公開してもいいですし、
おたのしみにしておきたい派が多いならステルス投下でいいのかなと。



真美はもう前回のときに堕ちきってた感じがしなくもないけど
でもこういうのを書くの好きだからいいってことにします。



おやすみなさいませ。
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 06:59:54.40 ID:IXQjqSpoO
乙です
安価に関しては、前のエロシチュエーションの募集とか何時何時の投下でとるの告知以外は、ステルスでいいと思いますよ。

一度堕ちかけてもまた上がって来ることもあるから、念には念をな感じでいい感じですし。

あと、今回はもう、幹部かするキャラはが出る可能性はないのかな。
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 12:48:45.17 ID:LurtMygZO
乙です
贅沢を言えばマジシャンそれぞれを同時進行で動かして欲しいです
真美@→雪歩@→.....真美A...みたいな
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 22:17:44.12 ID:8Q9GfOcY0
乙です。個人的には、安価の順番は公開して欲しいです。妄想しながら待てますし。
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/10(土) 16:21:49.60 ID:dxUqIfEp0
質問ですが、まだ序盤ですよね?
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 16:54:18.05 ID:Igwu8iONo
今日来るかな?
727 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/11(日) 21:21:11.89 ID:p9UzVeIh0
日付変更前後くらいにいくらか投下できることを目指しています。しばしおまちください。


>>725
ここまでの経緯:
雑魚戦が2戦くらい→仲間集め終了&黒幕登場→非戦闘員の仲間をめぐる防衛戦(敗北含む)→敵陣乗り込んで大敗北

どう見てもほぼ序盤、よくて中盤開始直後くらい、ですかね……
それなのにもう半年経っててスレも2本目が終わりそうなんですよ、何か変ですね………
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 21:40:33.95 ID:DhxqQJSt0
報告ありがとうございます。ご自分のペースで進めてください。でもまだ序盤だとすると、これからどう続いていくのか...。マジシャン的にも触手三昧で千早がやばそうだし、伊織も雲行き怪しい。
729 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:23:44.26 ID:cx4n46ah0
投下を始めるザマスよ

日付変更前後? どこが? ※いつものことです

ところで♥があんまり減ってないです、むしろ増えてるかもしれません ※いつものことです
730 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:24:36.85 ID:cx4n46ah0
(……………… あれ?わたし…)

熱っぽいほっぺたが、なにか冷たくて固いものにさわってる感じがしました。
ついでに、視界が横倒しになっちゃってます。

春香(さっきまで、わたしたち…5人で、いっしょに………貴音さん、と……)

春香「………っ!?」

……真美を残し、プロデューサーさんと進んだ先の部屋で、戦うことになったのを思いだします。
そう、それで、強制的にユニゾンさせられて………

春香(あ、ああ、そう……それで、伊織を中心にしようとしたけど、うまくいかなくて………!)

薄暗い部屋の中で、わたしは床に転がされてるみたいでした。
さっきからほっぺたが冷たいのも、顔をべったりと床につけているせいです。
と、とりあえず、身体を起こさなくちゃ……

春香「えっ…!?」

実際には音はしなかったけど、ぎちっ、と身体を締めつけられる感じがして、うまく起き上がれません。
視線を落とすと、両腕のところに黒いロープのようなものが巻かれていました。
色としては真っ黒なのに、ぼんやり光っているようにも見えます。

春香(なにこれ……と、取れない!………それに、手も!?)

両手と両腕をよくわからないもので縛られちゃってるらしい、ってことはわかりました。
確証はない、けど………これ、きっと、響ちゃんが…

千早「………春香、大丈夫?目が覚めた?」

春香「え…ち、千早ちゃん!?」

室内の暗さにもようやく目が慣れてきて、わたしに声をかけてくれた千早ちゃんの顔がはっきり見えました。
その千早ちゃんも、両胸の上下を通すようにわたしと同じ黒いものを巻かれて拘束されています。
よく見ると千早ちゃんの近くに、雪歩も、美希も、伊織も…それにプロデューサーさんも、同じ状態で床に座っていました。

春香「プロデューサーさん……それに、みんなも」

美希「…起きたの、春香で最後なんだよ。だいじょうぶ?身体とか、いたくない?」

春香「うん、ありがと、たぶん大丈夫…だと思う、………よいしょ」

わたしもなんとか身体を起こして座り直します。
部屋はそれなりに大きいところみたいで、わたしたちが少し間隔を開けて集まっている場所のほかは
どこまで広がっているのか、目を凝らしてみてもよくわかりませんでした。

P「………みんな、すまん。なんの助けにもなれなかった」

わたしを…つまり、全員が目を覚ますまで、待っていたのかもしれません。
プロデューサーさんはわたしたちの顔を順番に見渡したあとで、座ったまま深々と頭を下げます。

伊織「…あんたのせいじゃないわ。ユニゾンを相手側から強制させることができるなんて、知らなかったし」

雪歩「うん……あれ、きっと、響ちゃんだからできるんだよね………」

春香(そうか………わたしたち、負けて、全員つかまっちゃったんだ…)

ぽつぽつとしゃべるみんなの声を聞いているうちに、わたしはとても大事なことに気づきました。

春香「真美…そ、そうだ、真美、真美は!?」

千早「………わからない。少なくとも、ここには、まだ連れてこられていないわ…」

わたしたちを先に進ませるためにひとりで犠牲になった真美の姿を、いやでも思いだしてしまいます。
ちゃんと勝って助けてあげられるのが最高だったけど、それはもうムリ…かも、しれない。
それならそれで、わたしたちは負けちゃったんだから、もう真美がひとりでがまんする必要なんかないはずでした。

春香「っ、わぁっ………!?」

わたしがそこまで考えた瞬間、部屋中がいきなり真っ白になって、つい反射的に目をつぶってしまいます。
731 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:25:11.72 ID:cx4n46ah0
P「ぐっ…………」

千早「う……!?」

美希「ひゃっ!ま、まぶし…………」

目をつぶっていても、みんなが口々に上げる声は聞こえてきます。
部屋の中が急に明るくなったらしくて、暗いところに目が慣れていたわたしたちにとってはきつすぎました。

響「春香もようやくお目覚めで、これでそろったなー。まずはみんなお疲れさま!」

チャレンジ中にもずっと話しかけて来ていた響ちゃんの声が、今はやたらクリアに聞こえます。
それもそのはずで、目をおそるおそる開けたわたしから少し離れたところに、響ちゃんその人が立っていました。

千早「あ、あずささん………!」

伊織「………… やよい…」

美希「律子、さん………見そこなったの…!!」

雪歩「ああぁっ……、四条さぁん、やっぱり四条さんも………」

そして響ちゃんの少し後ろには、左右に分かれて、幹部になってしまった四人が並んでいます。
響ちゃんも合わせて五人とも、マジシャンの衣装に似た、真っ黒な服を着ていました。

その四人のうち、わたしから見て右の端っこに立つ、見覚えのある銀髪をなびかせた背の高い姿……
貴音さんは、自分の前に誰かを立たせていて、その両肩に手を置いていました。

春香「あ、亜美!無事なの!?」

わたしが大声を上げると、亜美はこっちに視線を向けたけど、返事はできないみたいでした。
見てわかるくらいに、その全身がぶるぶる震えています。
今の時点でできることは、せめて、亜美がまだ何もされていないことを祈るだけです……

響「まーまー、つもる話もあるだろうけど、それはまたあとでね」

わたしたちをにこにこ顔で見まわして、響ちゃんが切り出しました。

響「で、シャインマジシャン・チャレンジの結果発表…、するまでもないか。残念ながら失敗だぞ、惜しかったね?はい拍手―!」

響ちゃんがそう言うと、後ろの「幹部」たちもみんな微笑みを浮かべて、ぱちぱちとまばらに手を叩き始めました。
明らかに、バカにされてる……でも、ほんとのことでもあるので、なにも言い返せません。

響「途中でヒント増やしたりチェックポイント減らしてあげたりしたけど、それでも難しかったみたいだなー……」

響「自分、プロデューサーと春香たちのこと、買いかぶりすぎちゃったみたい。悪かったさー、ここまで弱いとは思ってなくて」

P「春香たちは悪くない、俺が失敗しただけだ…!そんなことよりまず、真美をすぐに解放しろ!どこにいる!?」

笑顔のまま、わたしたちを見下しきってしゃべり続ける響ちゃんに、プロデューサーさんがすごい剣幕でかみつきました。

雪歩「そ、そうですぅっ、真美ちゃんがこれ以上ガマンする必要、ないはず……!!」

響「焦らない焦らない。春香たちがあっさり負けちゃったぶん、会見の時刻までわりと時間あるんだし」

雪歩がプロデューサーさんに続いて声を上げても、響ちゃんはどこ吹く風でした。

たしかに、ここにわたしたちが来たのはきのうの23時すぎくらいで、それから12時間は過ぎてない…と思います。
正午から始まる予定の会見まで、まだ1時間以上の余裕が残ってるはずでした。
でも、それと真美を解放してもらうこととは関係ありません、一刻も早く、真美を………

響「でも、そうだなぁ……自分としてはどっちでもいいから、真美本人に決めてもらおっか。真美ー?」

しゃべっている途中で響ちゃんは、遠くの誰かに呼びかけるときみたいに口に手をあてました。
そして、わたしたちとぜんぜん違う方を向いて、演技っぽく宙に呼びかけます。
もちろん、それでここにいない真美に聞こえるわけがないし、まして返事をするわけないのに……
ふざけないで、とわたしが言おうとしたときでした。

ぶちゅ…ぐじゅうぅっ、じゅっぷっ、びゅぐるるっ!どぶっ、ずちゅっ、ずちゅ、ぬぽっ………
どちゅん、にゅるるるっ…ぐっちゅ、びちゃっ

春香(な、なにこれっ……!?)

湿ったものが触れ合うみたいな、こすれあうみたいな音や、水?をぶちまけるような騒音が
いきなり部屋の中を埋め尽くしました。聞いてるだけで気分が悪くなりそうで、
できれば耳をふさぎたいけど、手も腕も縛られてるこの状態じゃ、それもできません。
732 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:27:14.35 ID:cx4n46ah0
響「あれ……音だけ?おかしいな、ちょっと待ってね?」

響ちゃんが呟くように言った数秒後、その後ろの壁になにか、プロジェクターみたいなもので光が投影されます。
その映像がピントを結びそうになった瞬間に、今度は人の声が部屋に響きました。

『はひっ♥♥♥♥いいっ、いいよぉきもひいぃぃ♥♥♥♥♥すきぃぃ♥♥♥♥♥しょくしゅらいしゅきぃぃい♥♥♥♥♥♥』

P「………………ぁ、あ」

響ちゃんと四人の幹部たちは、なにも言わないでただ笑っていました。
そしてわたしも、千早ちゃんたちほかのみんなも、プロデューサーさんも…凍りついたみたいに動けなくて、声が出ません。
そんな中で、亜美だけが、その声が聞こえてきた瞬間、身体をびくんと大きく跳ねさせました。

『うにゃぁあぁ♥♥♥♥しょくひゅ、こんな、いっぱい…あはぁぁあっ♥♥♥♥♥やぁあん♥♥♥♥♥またぁ、またきひゃぅぅ〜〜っ♥♥♥♥♥♥』

映像の中、その身体を包んでるはずの黄色いマジシャンの衣装は、ほとんど見えなくなっていました。

真美『あぁあぁっ、どくどくってきたぁあぁ♥♥♥♥♥らひてぇ♥♥♥♥♥もっろぉ♥♥♥♥まみにしゃせーしてぇえ♥♥♥♥♥♥♥』

春香(そ、んな………真美、こんな、ことって………!!)

真美の身体のあらゆるところに触手が巻きついていて、肌も服もほぼ全部隠れてしまっています。
そもそも最初、どういう姿勢にされているのかも、ぜんぜんわかりませんでした。
たくさんの触手で持ち上げられて、真美は、足を開いて、漢字の「人」の字みたいなかっこうで
あおむけに寝た状態のまま、空中に浮かされてるみたいでした。

その開いた…開かされた、足の間、短いスカートでいちおう、隠れてるあたり。
何本もの太いぬめぬめした触手が、ずるずる、ぬちゅぬちゅと激しく音を立てながら
真美のスカートの下に深く入り込んでは出てくる動きを、ばらばらに続けていました。
引いて出てくる触手の表面は………なんだかよくわからない、ぬるぬるの液に、まみれていて………

真美『あへぇ♥♥♥♥ひゃぁあぁ♥♥♥♥♥♥しゅごぃ♥♥♥♥♥おわんないよぉ♥♥♥♥♥にゅるにゅるじゅぽじゅぽっ♥♥♥♥♥おわんにゃいぃぃ♥♥♥♥♥♥♥』

そして、そんな状態でもはっきりわかるくらいに、真美のおなかが、ふくらんでる……ように、見えました。
ちょっと多い量の食事くらいならあんなふうになるわけがなくて、つまり別のなにかがその中に、入ってる、って、ことで………

千早「………亜美!?亜美っ、聞いて、お願い…………亜美!!」

亜美「え…………え……?…ま、み………真美? ……………え?」

雪歩「み、見ちゃだめ亜美ちゃん、そっち見たらだめぇ!こっち向いて、亜美ちゃん、亜美ちゃんっ!?」

映像が映されているのは亜美の背中側、だったけど……同時に、亜美が首をちょっとひねれば、目の前に見えてしまう位置でもありました。
振りかえって、その様子をはっきり見てしまって、亜美は真美の名前だけをぶつぶつと繰り返します。
千早ちゃんや雪歩が必死に止める間も、亜美の目は、映像の向こうで触手に犯される真美に釘付けになっていました。
733 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:27:43.38 ID:cx4n46ah0
伊織「響ぃっ!!やめなさい、こんな、……やめて!!今すぐやめさせなさいよぉっ!?」

美希「〜〜〜〜〜〜…………っっ!!!」

伊織が顔を真っ赤にして大声でどなり、そして美希は怒りのあまり、声も出なくなってるみたいでした。
ふたりは響ちゃんを思いきりにらみつけて、手足が自由ならすぐにでも我を忘れて飛びかかっていってしまいそうです。

真美『…あ、あれ……ぇ♥♥♥♥♥はるるん、にーひゃ、んっんひぃぃ♥♥♥♥しょれ、に……あみ、もぉ………♥♥♥♥♥♥』

がくがくと首を、身体全体を揺すられながら、こっちを見てるかどうか不安になるような顔のままで、真美が喋りはじめました。
真美が何を伝えたいのか聞き逃すわけにはいかない、と気づいたわたしたちは、必死で映像を注視します。

真美『ごめん、ごめんなしゃいぃ♥♥♥♥♥あのね、まみ、ねぇっ♥♥♥♥♥がんばったけろぉ…♥♥♥♥やっぱ、かてなかったの、ぉ♥♥♥♥♥♥』

春香「……あ、あぁ…ごめん、ごめん真美、せっかく、真美が作ってくれたチャンスだったのに………っ!」

真美にはなんの責任もないのに謝られて、泣いてしまいそうになるのを必死でこらえました。
絶対に勝って、真美を助けてあげなきゃいけなかったのに、わたしたちのために、真美はひとりで、こんな目に………

真美『まみ、けっこ、んぅぅっ♥♥♥♥たえ、たんだよ…っ♥♥♥♥♥れもぉ、しょくしゅぅ♥♥♥♥♥♥しょくひゅ、すっごい、おおくて…♥♥♥♥♥』

P「ま、真美しっかりしろ、気を確かに持てっ!!すぐ助けてやる、あと少しのしんぼうだから!!」

とろんとした表情と声のままで真美が言うことは、どんどんあやふやな調子になっていきます。
プロデューサーさんが必死になって呼びかけていましたが、真美の反応はもう、ほとんど変化がありませんでした。

真美『はるるんたちが、まけてたの、みちゃったからぁ…♥♥♥♥♥まみも、しょくしゅに、まけて、おそろい♥♥♥♥♥いっしょだよっ♥♥♥♥』

真美がしゃべっている間も、触手たちがぐちゅぐちゅって、激しく、何度も何度も真美の中に出入りを繰り返します。

真美『おひりも、おなかもぉ…♥♥♥♥いっぱい、しゃせー、されて♥♥♥♥♥ほらぁ♥♥♥♥♥しょくしゅ、ふといので、ずぷずぷしてもらってるのぉ♥♥♥♥♥』

亜美「………ま、真美、真美いぃぃっ!?やだっこんなのやらぁぁあぁ!!ねえ真美、亜美だよ、しっかりしてよぉっ!?」

真美『あみ…あみにも、ちゃんとかしたげる♥♥♥♥♥でも、まだ…だぁめ♥♥♥♥はぁんっ♥♥♥♥♥まみが、あきちゃってから…だかんねっ♥♥♥♥♥♥』

ようやく目の前で起きていることにに理解が追いついたのか、画面越しに真美に向かって泣き叫ぶ亜美。
その亜美にも、真美は、壊れかけた笑顔を浮かべて、聞くにたえないことを答えました………
734 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:28:10.15 ID:cx4n46ah0
響「うーん…自分、真美に決めてもらうって言ったけど、これ、ちょっとムリかも。どうしよっか……」

亜美「うぁあぁぁ………真美っ、まみぃ………ひどい、ひどいよぉっっ、なんで真美が、こんなぁ………!!」

響ちゃんが喋る間も、貴音さんに肩を押さえられている亜美は、ただ泣きわめいています。
貴音さんはそんなに力を加えてるようには見えないのに、それにその顔も、わたしの知ってるきれいな顔のままなのに、
そっと手を添えるだけで、亜美の抵抗する力をぜんぶ奪ってしまってるみたいでした。
そしてわたしたちやプロデューサーさんは、みんな黒くぼんやりと光るもので拘束されているせいで、声を上げる以外の行動ができません。

響「……よし!それじゃ、プロデューサーにチャンスあげよっ!」

響ちゃんはそこで急に声を大きくすると、人差し指をぴっとプロデューサーさんに突きつけました。
いきなり指さされたプロデューサーさんは少しだけ驚いた顔をしましたが、すぐに響ちゃんを強くにらみ返します。
その視線にも響ちゃんはまるで動じないどころか、ますます笑いを大きくして、そして言いました。

響「一人だけ、マジシャンの中から選んでいいよ。その子を自分が、真美のいるとこに転送してあげる!」

P「………なんだと?」

響「いまはあんな風になっちゃってるけど、急いで助けてあげれば、真美、まだ間に合うかも。さー、誰にする?」

プロデューサーさんが呆然としていたのはほんの一瞬でした。
すぐに視線が下に落ちて、なにかを深く考え込むような真剣そのものの表情に変わります。

春香(……お願い、プロデューサーさん、早く、早く真美を助けてあげて!)

いま声をかけたらきっと邪魔になっちゃいます。かわりにわたしは心の中で、ただ強く祈りました。




ちょっとの間だけふせてた顔を上げて、ハニーは目線をさっと左右に動かした。
いま、ハニーが見くらべてたのは、二人。千早さんと、雪歩。
ミキも、まったくおんなじことを考えてた。

ここまでのチャレンジで、雪歩だけは、トラップに一度もひっかかってない。
そして千早さんは、まったくひっかかってないってワケじゃないけど
それでもでこちゃんやミキ……それに、春香や…真美、とは、ぜんぜん状態がちがう。

くやしいけど、ミキもでこちゃんも今は、このぬるぬるするイヤらしい服のせいで全力が出せない。
それに、春香は…………真美と一緒に、キモい生き物に……ひどいコト、されてたんだから、
ミキたちよりも、もっとずっと、体調がわるいはずだった。

そして、雪歩か千早さんのどっちかを選ばなきゃダメ、ってことなら、ここは千早さんの方が向いてるハズ。
雪歩の防御力はすごいけど、そのぶん雪歩は攻撃があんまり強くない。
それに今は、少しでも早く真美を助けてあげなきゃいけないんだから、スピードがなにより大事に決まってる。

ハニーが決心したみたいに顔を「そっち」に向けて、そして、言った。

P「…千早、お前に任せるのが、俺はベストだと思う。時間がない、真美のことを頼む!」

千早「………っ、は、はい!」

ミキが思いつくんだから千早さんもたぶん、わかってたと思う。ハニーに声をかけられて、はっきりと返事をした。

そう、フツーに、すなおに考えれば、今ここで真美を助けにいくのは、千早さんがベスト。
みんなの中でいちばん速くて、それにいつも落ち着いてて、マジシャンの経験もいっぱいあるんだから。

美希(……なのに、どーしてこんなに引っかかるんだろ…?)

ハニーに一言、待って、って言わなきゃダメって気がする。
ミキはなにか、大事なことを忘れて、見落としてるんじゃないかって………

美希(………………あ)

千早さんとふたりで、まだマジシャンになる前の真美のボディガードをしてた、あのとき。
ユニゾンをして、ふたりとも身体の調子がいきなりおかしくなって…………そのとき、確か………

美希(いま、真美といっしょにいるヤツ…あのイソギンチャクみたいなの、を、そうだ!ミキ、千早さんの記憶の中で……!!)

響「はーい、そしたら真美の救出隊は千早にけってーい!行ってらっしゃーい♪」

口をあの形に開けて、ミキが「ま」の音を出す一瞬前、響のイラつくほど明るい声がして………
そして千早さんの姿がミキたちの目の前から、影もかたちもなくなった。

雪歩「あ…ち、千早ちゃんが、あっちに!気をつけてっ、がんばって、千早ちゃぁんっ!!」

P「千早、信じてるぞ……一刻も早く真美を………!」

真美を見せてた映像が切り替わって、いまは千早さんを映してた。
もう千早さんは縛られてなくて、青い鎌を両手でかまえたまま、周囲を警戒してる。

美希(…考えすぎてるだけ、そ、それにミキの思いちがいかもしれないし!千早さんだもん、千早さんなら、だいじょうぶ……… だよね…?)

ミキは祈るみたいなキモチで、真剣な表情の千早さんを見つめることしかできなかった。
735 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:28:38.01 ID:cx4n46ah0
P(…よし!さすが千早だ、この調子でいけば………きっと!)

映像の中で、また一匹、例のイソギンチャクみたいな化け物が千早に斬り倒された。
しかし、その姿が消えていく間もなく、後続のイソギンチャクがわらわらと姿を現す。連中の出現速度はかなりのものだ。

それでも俺には確信があった。
初めてマジシャンとしての千早と出会った夜……俺と春香を捕らえ、弄んでいたイソギンチャクたちを
あっという間に倒したシャイニング・チハヤの実力、それを俺は目で見、肌で感じている。

それに、千早はここまでの道中で受けた被害も、6人の中ではかなり少なく済んでいるほうだ。
ちょっと数が多かったとしても、あの程度のモンスターに後れを取るわけがない!

そう考える俺の前で、映像の中の千早が素早く動いた。
じわじわにじり寄るイソギンチャクの触手を、青い刃が簡単に切り飛ばす。

P(これなら大丈夫だ!あとは真美を助け出してから、どうするかを考えておかないと……)




なぜプロデューサーが私を選んだか、わかっていた。
あの場にいた5人の中で、もっとも今の状況に適していたのが私だったからだ。

千早「……っ、はぁあっ!」

右の死角から近付いてきていた触手を、振り向きざまになで斬りにする。
その動きで、私に隙ができたと思ったのだろう、後ろからばらばらに伸びてくる触手の群れを
深くしゃがみこんでかわし、立ち上がる勢いをつけて根こそぎ切り落とした。

千早(長引かせてはだめ………真美を救うことだけを、最優先に………!)

まだ真美のいる場所どころか、その近くにすら、私は到達できていなかった。
この部屋は床も壁も、水瀬さんや美希と一緒に踏み込んだトラップ部屋に似た肉色で埋め尽くされている。
しかもぐじゅぐじゅと時おり蠢いている感じで、足場が非常に悪い。

真美はさっきの映像でも見せられたとおり、身体を高く持ち上げられて浮かされていた。
だいぶ離れているけれど、その姿自体はもう見えている。
そして、声も、ひっきりなしに聞こえる。聞こえてきて、しまう………

真美『んひ、やぁあぁ♥♥♥♥あへぇえっ♥♥♥♥またおくでらひてゆぅぅ♥♥♥♥♥まみのおなか、いっぱいらよぉぉ♥♥♥♥♥♥』

千早(う……っ、真美…!もう少し、もう少しだから、待っていて………)

できるだけ真美の声は聞かないようにしながら、寄ってこようとするイソギンチャクに刃先を向けて牽制する。
転送されてからずっと動き続けているぶん、息がどうしても上がってしまう。
でも、まだ大丈夫、私の攻撃も、それにスピードも十分通用している、このまま………

千早(それにしても、なんて、暑さ………この、妙に甘ったるい匂いも…………)

ここへ来てから、身体じゅうに熱が充満している感じが徐々にひどくなっているように錯覚する。
胸が悪くなりそうな妙な臭いも、時間が過ぎるごとに濃密になっている気が、してしまう…

一瞬考えが散漫になったのを読まれたのか、さっきより少し近いところから攻撃がいきなり突き出された。
これくらいなら、まだ対応できる。身体をひねって回避しつつ、返す刃で、ぬめぬめした太くて立派な触手を切り飛ばす。
切り離されたたくましい先端部分が、私の顔のそばをかすめて飛んでいく。
ぷしゅっ、となにかが噴出するような音がして、また甘い香りを強く感じたが、今は気にしている場合じゃない。

千早(早く、真美を……イソギンチャク様から、いやらしくてにゅるにゅるの触手からっ、助け、ないと ………っっ!!)

今度の奇襲はスカートの裾、ぎりぎりをかすめていった。
反射的に、ほとんど狙いもつけずに鎌をやみくもに振り回し、触手お○んぽを数本まとめて斬ってしまう。

千早(あぁっ、もったいない………でも今はそれより、真美を、あんなに触手でぬちゅぬちゅ可愛がってもらってる真美、を!)

少しずつだけど、確実に真美に近づいていけている。
もうあと少しでたどり着ける、真美をイソギンチャク様の触手から解放してあげられる、
そうしたらいま真美の全身にからみついてる、前も後ろもじゅぽじゅぽ犯してくれる触手お○んぽは私がかわりにぃぃっ♥♥♥

千早「……っ!?わ、私、今………はひぃぃぃっ♥♥♥♥」

自分がいったい何を考えてしまっているのか、ようやく自覚できた…自覚してしまった最悪のタイミングで
乳首をいやというほど強く寄生触手にひねりあげられて、思わず声が漏れた。
その瞬間を狙って、何匹ものイソギンチャク様たちがたくさんの触手お○んぽをこっちへ伸ばしてきてくれる。
………こ、これなら、まだ大丈夫、私のスピードならかわせるし、反撃も、できる……!

千早(くぅっ、負けない………っ、触手お○んぽなんかに……!)

背を大きくのけ反るようにそらして、お口を目指して伸びてきた触手をよける。
すぐに姿勢を戻し、まだまだ沢山あるんだから少しくらいなら斬っても大丈夫だと判断して、私は鎌を振りかざした。
736 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:29:16.14 ID:cx4n46ah0
その私の右手に、熱くてぬめぬめした感触がしゅるっと巻きつく。

千早「……………… あ………」

私の身体が、肌が、この表面の触り心地を、熱い芯の感触を覚えている、思い出してはいけない、のに…

しまった、と思うよりずっと早く私の心に浮かんだのは、「やっと来てくれた」だった。
一瞬動きが止まってしまった私の両手に、両足に、胴に、全身に、粘液でぬるついた肉縄がからみついてくる。

千早「そんな、ぁ、あぁっ、離して………♥」

抵抗するための言葉ですら、どうしてか、甘く、ふやけて、しまう…………♥♥




順調にイソギンチャクを片付けつつ、千早はもう真美のすぐ近くまで近づいていて
あとは真美を凌辱しているイソギンチャクの群れを片付ければ助けられる……はず、だった。

P(そんな………何故!?)

千早『や、やめてっ、巻きついて、こないで…ああ、そんな、もう私、逃げられない………♥♥』

千早の動きが少し鈍っているように見えるのは、俺の気のせいだと思っていた。
しかし実際に、俺たちが見ている前で、映像に映る千早の身体に次々と触手が絡みついていき、
あっという間に自由を奪われた千早はイソギンチャクたちに取り囲まれてしまう。

伊織「ちょっと………?な、何やってんの、冗談やめなさいっ!その程度のザコ、あんたなら楽勝でしょ!?」

春香「千早ちゃん…ち、千早ちゃん!?逃げてぇ、ダメえぇっ!!」

伊織と春香の叫び声にも千早はまるで反応しない。
むしろ、さっきまでの真美もそうだが、こちらの声はそもそも聞こえていないのかもしれなかった。

響「ミイラ取りがミイラに………じゃないし、こういう場合はなんて言えばいいんだろ?」

俺たちが取り乱し、あるいは愕然としているのを眺めつつ、響は楽しげにそう言った。

響「しかしプロデューサー、まーた人選をまちがっちゃったね。ホントにしょうがないなぁ………」

千早『いやぁ、触手いやぁあ…♥♥こすりつけないで…だめ、駄目なの、触手だけは私、私ぃぃっ♥』

どうかすると誘っているようにすら聞こえる千早の甘い悲鳴が、こっちにまで聞こえてくる。
それをBGMがわりに、響は俺に向かってにっこりと笑った。

響「でも安心してよ。そんなダメなとこも含めて、自分はプロデューサー見捨てたりしないからさー♪」




千早「や、やめ、なさいっ、あぐ…!?いやっ、こんな格好、させないで……」

足が微妙につくかつかないかの高さに吊るされた上で、シャイニング・チハヤは頭をぐいと押し下げられた。
上半身を前に倒した、見方によっては尻を大きく後ろへ突き出した姿勢で宙に浮かされる。

両手は腰の後ろでまとめて触手にからめとられ、さらに太ももに巻きついた別の触手たちは足を閉じられないよう左右に引く。
周囲には真美と同じく大量のイソギンチャクが群がっているだけでなく、どんどん後続が近寄ってきており、
千早が奮闘し、切り倒した数よりも、後から湧いてきた数の方がすでに多いくらいになっていた。

千早「あぁ、あ、あ………♥うそ、し、触手、そんなに、いっぱい………っ♥♥」

そしてそのイソギンチャクたちのすべてが、千早に見せつけんばかりに触手をかかげて波打たせ、
ペニス状の先端の鈴口からは白く光って見える媚薬粘液の先走りをのぞかせる。
やがて群れの中から一匹のイソギンチャクがのそりと進み出ると、千早の尻のほうからにじり寄っていく。

千早「やめ、て、お願い、来ないで………それ嫌ぁ、触手お○んぽ♥近づけないで…ぇ♥」

弱弱しく、熱に浮かされたような調子で呟きながら、シャイニング・チハヤが身をよじる。
触手に縛られた不安定な身体を必死にゆするその様子はしかし、寄ってくるイソギンチャクを前にして
あさましく尻を左右に振り乱し、牡の本能に誘いかけ、凌辱をねだっているかのようだった。

すっかり準備がととのった牝の肢体を前に、イソギンチャクは脈打つ触手ペニスを二本、ゆっくりともたげさせる。

千早「ん、ぅ……あはぁ、っ♥♥」

直後、スカートの中の聖域を守る薄い布地越しに熱い肉が触れてくる感触に、
千早は背筋をぞくぞくと撫で上げられるように感じ、ひとりでに艶めかしい吐息を漏らしてしまう。
737 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:30:10.02 ID:cx4n46ah0
そして、目の前の牝に対してもっとも効果的な行為がなんなのかを本能的に察したイソギンチャクは
触手を器用に操ってショーツをずらすと、シャイニング・チハヤの両穴を奥深くまで一度に貫いた。

千早「あひぃぃいぃぃっ!?♥♥♥♥♥♥ ………………ぁ、あっ♥♥♥♥♥ぁ♥♥♥♥」

前後で同時に加えられたとはいえ、たった一撃の前にシャイニング・チハヤの身体はあっさりと陥落した。
二つの蜜壺深くをえぐるほど触手ペニスをずっぽり嵌めこまれ、一声高く啼かされたきり、千早の視界が真っ白に染まる。
すでに受け入れの準備が整っていた両穴はスムーズに、突き込まれた触手を奥までくわえこんでゆく。

千早(い、入れられ、た♥♥♥♥♥だけなのにっ♥♥♥触手♥♥♥♥♥入ってきた、だけで…ぇ♥♥♥♥♥イった、いま、私♥♥♥♥♥イカされたっ♥♥♥♥♥)

千早(どうして、こんな……♥♥♥♥♥♥触手、なんて、イソギンチャクなんてぇえ♥♥♥いやなのにっ♥♥♥♥♥♥からだが反応して、しまうぅ♥♥♥♥♥♥)

あまりにも直接的な両穴レイプにもかかわらず即座にアクメへ叩きこまれ、千早は脳まで一度にかきまわされていた。
それでも混乱の極致の中で、触手に犯される最初の一突きだけで自分が絶頂を迎えてしまったことだけは、しっかり理解できてしまう。

千早(それに、………この触手お○んぽ♥♥♥♥のこと、知って……る?♥♥♥♥私のお○んこが覚えてるっ♥♥♥♥ど、どうし、て…♥♥♥♥)

記憶も意識もぐちゃぐちゃにされそうな一発目の衝撃がようやく過ぎ、千早の理性がまた少しずつ動き始める。
しかし、イソギンチャクたちに、それ以上の回復を待ってやる道理はどこにもなかった。

じゅぬっ、ぬちゅ、ぐちゅぅ、どちゅっ、ぬぽ、ぬぽっ、じゅぽずぽっじゅぼぉぉっ!!

千早「や♥♥♥♥らめ♥♥♥♥んぁあっ!?♥♥♥♥♥イ、イッたのに♥♥♥♥♥いまイったの、待って♥♥♥♥♥まってえぇ♥♥♥♥♥」

千早が膣とアナルで触手を迎え入れ、早速迎えたアクメの余韻も冷めやらぬうち、イソギンチャクは両方の肉壺で抽送を始めた。
挿れられる前からすっかり準備の整っていたシャイニング・チハヤの前後の穴は、スムーズに触手の出入りを受け入れる。
引いて突く単純な往復運動のたびに千早の膣壁も尻肉もきゅんきゅんと音すら立てそうな勢いで締まり、
中を行き来するイソギンチャクの軟質ペニスを愛おしげに抱きしめ、牡の仕事を完遂させようと搾精をたくらむ。

千早「くぁ、はぅぅっ♥♥♥♥♥らめっ触手はらめぇえぇ!♥♥♥♥♥またイかされちゃうぅっ♥♥♥♥♥触手アクメきちゃ、んぐぅぅ!?♥♥♥♥♥」

千早の声が疎ましいからではなく、ちょうどそこに使える穴があったから、というだけの単純な理由で、
正面から近付いてきたイソギンチャクがただ無造作に、叫び続ける千早の唇を割り開いて触手ペニスをくわえさせる。

千早(……っ、あぁ、これ、舐めなくちゃ♥♥♥♥ちゃんとしゃぶらないと♥♥♥♥いっぱいぺろぺろして、お口に、出してもらわないとぉ…♥♥♥♥♥)

むわっとする臭気で口の中から鼻孔までをいっぱいにされても、千早の心に不快感は露程も湧かなかった。
それどころか、千早の認識の中ではその臭いと室内に満ちていた甘い匂いがすり替わり、
うっとりと目を細めたシャイニング・チハヤは口の中の触手ペニスを舌と頬肉と唾液で包み込み、精一杯に奉仕する。
738 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:30:39.84 ID:cx4n46ah0
真美がやってくるよりさらに前からイソギンチャクたちが巣で催淫ガスを放ち、垂れ流し続けていた結果、
加護のない普通の女性なら一呼吸で絶頂を迎えてしまうほどに濃厚な淫気で周囲が満たされていることなど、今の千早には知る由もない。
喉奥まで容赦なく潜り込んでくる触手ペニスを千早は熱心にねぶり、口いっぱいにほおばって情熱的に舐め上げた。
マジシャンの淫靡な口穴奉仕の様子にイソギンチャクの群れ全体が色めき立ち、それぞれの肉穴を出入りする触手の動きが激しくなる。

千早「むぐぅっ、んぅごぉぉ♥♥♥♥♥んんっ、んんんっ!♥♥♥♥♥♥ん♥♥♥ぅぶ、ふぐっう♥♥♥♥♥ん、ぅご♥♥♥♥♥んんーーっっっ♥♥♥♥♥」

千早(ぁあぁイク♥♥♥♥♥イクッイクっイクイグイグぅぅ♥♥♥♥♥♥まだぁ、イっへるのにまた触手でイクのぉぉっ♥♥♥♥♥♥イクの終わらないぃい♥♥♥♥♥♥)

口と膣と尻の三穴をすべて触手でめちゃくちゃに突きまくられ、くぐもった叫びを上げながら千早はイキ狂わされていた。
矢継ぎ早の絶頂地獄に翻弄され、ろくに思考もできなくなった千早の口の、そして淫壺のなかで、イソギンチャクたちの男根肉紐がふくれ、震え始める。

千早(あぁあ、射精されるっ♥♥♥♥♥まってぇ、今、媚薬粘液♥♥なんて♥♥♥♥♥おかひくなるっ♥♥♥♥♥もっと堕とされひゃうぅ♥♥♥♥♥♥♥)

逃れることはおろか、満足に身体を動かすことも、ろくに首を振ることすらも許されない千早に、抗う術はなかった。
浮かされたままの身体を前後からのピストン運動で激しく揺らされ、敗北の青きマジシャンは触手ペニスが牡液を吐き出す予兆を感じとる。
もう間もなくその瞬間が訪れることを想像してしまい、千早は意思と関係なく身体を走る甘く切ない痺れに震えた。

ぼちゅん……どぢゅぅっ、ぐぶちゅうぅ!

千早(っ、ぁ――――――……… ♥♥♥♥♥♥)

それぞれの行き止まりに触手ペニスの先端部がごちゅごちゅとこすりつけられるほど深くまで、まったく同時に突き込まれる。
その衝撃で意識をほぼ飛ばされた千早は視線を宙にさまよわせ、続いて流れ込んできた媚薬粘液の奔流の熱さで無理やり覚醒させられた。

びゅぐびゅるぶじゅっ、どぷんっどぶどびゅぅっどくどくっ!ごぷ、ごびゅぅっ、ぐびゅっじゅびゅるっじゅばぁぁっ!

千早(〜〜〜♥♥♥♥♥イクぅぅっイク♥♥♥♥♥イ、っ♥♥♥♥イク♥♥♥♥イクぅ!♥♥♥♥♥媚薬粘液っ♥♥♥♥♥♥びゅくってぇ♥♥♥♥♥くる、たびにぃ♥♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥♥)

空いている牝穴に、自身の雄汁を空になるまで注ぎ込みたい、というごく単純な雄の本能に、イソギンチャクたちは愚直に従った。
そして、膣内も子宮も直腸も媚薬粘液に満たされ、さらに口からも飲まされて胃にたっぷり媚毒を送り込んでしまったシャイニング・チハヤもまた、
自身より強い雄に身体を貪られ、精液を注ぎこまれ、奥の奥まで余すところなく征服された牝の本能からくる悦びに意識を塗りつぶされる。
びゅくびゅくとイソギンチャクの触手が精を吐き出すリズムに合わせ、拘束された千早の華奢な身体がひっきりなしに跳ねた。

真美「ひゃぁあ♥♥♥♥あ”〜〜〜〜〜っっ♥♥♥♥♥♥♥もっとぉっ♥♥♥♥しょくしゅもっろぉぉ♥♥♥♥♥♥あーーっ♥♥♥♥あぁぁあぁぁあ♥♥♥♥♥♥」

千早(らめぇ♥♥♥私、真美助けないと、イけないのに♥♥♥♥♥♥ま、真美、ぃイく、あぁっイクッイクイクぅ♥♥♥♥♥真美と一緒に触手アクメっ♥♥♥♥♥させられてるぅ♥♥♥♥♥)

すぐそばで同じようにイソギンチャクたちの性玩具にされている真美の姿が目に入っても、もはや千早が理性を取り戻す役には立たなかった。
大量に口から催淫粘液を飲ませた触手ペニスを引き抜かれるや否や、千早は即座にだらしなく蕩けた声で叫ぶ。

千早「はひいぃっイっちゃうッ♥♥♥♥♥♥イグぅぅ!?♥♥♥♥♥♥やめへぇぇ♥♥♥♥♥とめて、媚薬粘液らめっ♥♥♥♥♥♥あ、あイクっ、注がれてっイクぅぅぅう!♥♥♥♥♥♥」

連続絶頂どころではない、常時アクメし続けている状態を強制的に維持され、シャイニング・チハヤの全身はがくがくと痙攣が止まらない。
739 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:31:42.26 ID:cx4n46ah0
千早「すぐは、やめて、許して♥♥♥♥♥もうイったの♥♥♥♥♥何度もイかされたのっ、ぁああっ♥♥♥♥♥いまもイってましゅからぁあぁ!♥♥♥♥♥♥」

射精を止めない触手と大量の媚薬粘液で前後の穴を完全に支配され、イキ地獄に叩き込まれた千早が必死に懇願する。
その反応に味を占め、息も絶え絶えのマジシャンをさらなる淫獄へ堕とそうとでもいうつもりか、
イソギンチャクたちは千早のヴァギナにもアナルにも特濃の媚薬粘液をいっそう勢いよく吐き出し続ける。

千早「イグぅ♥♥♥♥あぁっ、イクぅっ触手でイクぅう♥♥♥♥♥♥♥媚薬粘液でイカされちゃうぅっ♥♥♥♥♥♥やめへって言ったのにぃ♥♥♥♥♥らめ、らめらめぇイグっ♥♥♥♥」

そして、中にねっとりとへばりつく熱さのせいで止まらない千早の嬌声は、さらなる凌辱者たちの群れを引き寄せる呼び水となってしまう。

千早「い、いやぁっ!?♥♥♥♥♥イソギンチャクでイクのもういやぁ♥♥♥♥♥おねがいっ、もうイかされたくないぃ♥♥♥♥♥♥触手お○んぽもうゆるひてぇええっ♥♥♥♥♥♥」

寄ってくるどころか、そばの床や壁面からすらイソギンチャクが次々に生え出してきて、千早は思わず身体を震わせて叫んだ。
しかしその震えは恐怖や不安からくるはずのものなのに、千早の心の中ではひそかな昏い期待だけがどんどんふくれ上がっていく。

千早(あ、ぁ、イソギンチャク、こんな、いっぱい♥♥♥♥♥終わるわけないっ♥♥♥♥♥触手レイプ絶対終わらないぃ♥♥♥♥♥このまま、ずっと、私…♥♥♥♥♥♥)

と、シャイニング・チハヤのそばへふらふらと寄ってきた触手が、にゅるりと顔をめぐって目元に巻きついた。
そのまま顔にぴったりと張りついて、千早の視覚情報を遮断するだけでなく、光すら目にほとんど入らないようにしてしまう。

千早「え、あぁっ……なんで、目隠し、はっひぎっあぁあぁあぁっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

急に目をふさがれたことを怪訝に思うだけの余裕も千早には与えられなかった。
脈打つ太い軟体男根をくわえこまされたままの膣穴と尻穴に、次の、二本目のイソギンチャク触手ペニスを挿入される。

千早「抜いて、ぇ♥♥♥♥♥せめて最初のはぬいてぇっ、あひぃぃ♥♥♥♥♥ひゃあぁんっイク、またイクぅう!♥♥♥♥♥♥触手お○んぽ増やすのらめぇえっ♥♥♥♥♥♥」

すでに奥まで侵入している一本目に追いつくべく、新たに突き込まれた二本目は一散に千早の最奥を目指した。
狭い蜜壺に先端部をこじ入れ、先客の触手と絡まり合いつつ、ぶじゅぶじゅと体を擦り合わせて進み
その間もずっと潤滑油がわりに媚薬粘液を吐き出しては、シャイニング・チハヤの肉穴の空いている隙間を満たしていく。

千早「前も、うしろも触手っ、二本ずつなんて♥♥♥♥♥♥ぐちゅぐちゅ、中でぐちゅぐちゅしてるぅ♥♥♥♥♥♥イっちゃうっ触手こすれてイクぅっ!♥♥♥♥♥♥」

なまじ視界を奪われている分、千早はアナルとヴァギナそれぞれの中でイソギンチャクの触手がこすれ合うのをはっきり感じ取れてしまう。
さらにその二本ずつが肉壁を隔ててぶつかり、膣内と尻穴の境を越えて絡まり合うかのような錯覚が千早を支配していた。

千早(ぁぁあ、これ……♥♥♥♥♥この形、やっぱり私、知ってる♥♥♥♥♥♥お○んこもおしりも覚えてるっ♥♥♥♥♥♥身体がかってにぃ、触手、受け入れちゃうぅ♥♥♥♥♥)

身体の中を同時に、四本の触手ペニスでぬちゃぬちゃにかき混ぜられているというのに、千早は一本ずつの形が明確にわかってしまうことにおののいた。
全身を焼く強烈な快楽に神経と脳髄を炙られ、何か途方もない、今まで意識の外にあった記憶の扉が少しずつ開いていくのを感じる。

千早(いや、いやっ思いだしたくない♥♥♥思いだしちゃらめ♥♥♥♥らめになるぅっ♥♥♥♥こんな触手♥♥♥♥のことなんて知りたくないいぃっ…)

だがいくら抗おうとしたところで、身体にいやというほど覚えこまされた記憶を抹消することなど、どだい不可能だった。
自由に膣穴や尻穴の中を行き来し、媚薬粘液を吐き出している触手たちがすべて同じ形であることを千早が悟ったその瞬間、フラッシュバックの奔流が襲う。

千早(…あ、ぁ、…私……♥♥♥♥♥イソギンチャクぅ、私、前にも、触手に…屈服、して♥♥♥♥♥…はる、か……ぁ♥♥♥♥♥春香のお○んぽ触手ぅう♥♥♥♥♥♥♥♥)
740 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:32:11.39 ID:cx4n46ah0
目隠しをされていても――むしろ、かつてイソギンチャクたちに輪姦されたときと同じく目隠しをされているからこそ、
千早は自分を凌辱する触手の正体を確信し、そして芋づる式にそのときの記憶を蘇らせてしまう。

千早(乳首に寄生してるこれ、も♥♥♥♥♥前に、まともに戦えなかったのも……♥♥♥♥…私が、もう、触手に♥♥♥♥イソギンチャクに負けてたせい…で♥♥♥♥♥♥)

春香の疑似男根の形を写し取った触手ペニスたちが、入れ替わり立ち代わり千早の牝穴と排泄穴にぐぽぐぽと出入りして水音を立てる。
すべてを思いだしてしまった千早は、アイマスク状に張りついた触手の少し下、唇をだらしなくゆがませて笑いを浮かべた。

千早(もう前にも、負けてるのに♥♥♥勝てるわけないぃっ♥♥♥♥♥そ、それに、形は春香、だからぁ♥♥♥♥♥イソギンチャクだけど、触手だけど春香だからっ♥♥♥♥♥)

処女を捧げた親友のことを、とりわけそのふたなりペニスのことを考え、甘い思い出に千早の膣穴と尻穴がきゅうっと締まった。
経緯はどうあれ、その牝の激しい反応を感じ取ったイソギンチャクたちはこぞって触手を深く潜り込ませる。
前後の穴にぎちぎちに詰め込まれた4本の触手ペニスがタイミングを合わせ、ほとんど同時に千早の奥へ媚薬粘液を注ぎこんでゆく。

千早「んひぃぃいぃぃいいぃ♥♥♥♥♥♥♥♥粘液っ、イソギンチャク汁だされてりゅぅう♥♥♥♥ぁあぁんっ♥♥♥♥♥中っあついぃっ、中出しアクメくるぅっ♥♥♥♥♥♥♥」

もう数えきれないほど迎えた触手アクメをまた新たに迎えさせられ、シャイニング・チハヤは大きく背をそらせて淫らに絶叫する。
画面越しに雪歩も美希も伊織も、亜美も、それに春香やPも自分の姿を見つめているだろうことはもちろん、
本来は真美を助けるために自分がこのイソギンチャクの巣にいるのだということすら、今の千早の脳裏からは完全に消えていた。
かつて自分を快楽地獄に堕とした触手と媚薬粘液の味を今また淫穴すべてで堪能させられ、
そのときよりも強烈な肉悦に理性をさらわれた千早は絶頂に次ぐ絶頂を重ね、身体をびくびくと震わせる。

千早「ぁはぁあ…♥♥♥♥イく、あぁイクのとまらないぃ♥♥♥♥♥春香お○んぽしゅごぃいっ♥♥♥♥♥イクのぉ、まら、イクぅ♥♥♥♥♥」

4本の触手を両穴でくわえこんだまま、だらしなく開いた千早の細い足の間から、吐き出されて溢れた粘液がどろどろと垂れ落ちる。
つるりと丸く形のよい尻は小刻みな震えが止まらず、射精をまだ続けている触手たちといっしょにひくひくと動く。
その間も、目を覆われ、しどけない笑みを顔に張りつけた千早を取り囲んだイソギンチャクたちは、じわじわ距離を詰めつつあった。
やがて千早の前後の肉壺はもちろん、乳房に、尻たぶに、手足に、口に、いっせいに触手ペニスが集団で群がっていく。

千早「や、ぁ、こんな、あひぃい♥♥♥♥らめぇ、私、私ぃ、イクっ♥♥♥♥ぁああっ許して、もうイカせないでぇ♥♥♥♥♥触手でイクのいやぁあぁっ♥♥♥♥♥♥」

シャイニング・チハヤの上げる媚びた悲鳴はすぐに、穴という穴に出入りする触手ペニスの立てる水音と、
それぞれの穴へと大量の媚薬粘液が注ぎ込まれる低い音にかき消された。
741 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:32:45.39 ID:cx4n46ah0
あずさ「うふふ。シャイニング・チハヤちゃんは、やっぱり触手さんたちのことが大好きみたいですね〜♪」

律子「ええ、でも、ここまで早くイキ地獄に堕っこちちゃうのはさすがに予想外というか…」

やよい「きっとあれですよー、千早さんスピードじまんだから、気持ちよくなるのもすっごく早いんですっ♥♥」

貴音「わたくしは初めて見るのですが…… やはり、とてもよい声で啼くのですね、千早は」

響ちゃんの後ろに並んだ「幹部」たちが、映像を見ながら好き勝手なことを口にしていました。
その一方で、プロデューサーさんも、雪歩も美希も伊織も、亜美も……そしてもちろん、わたしも、
ただ、ひどいことをされ続ける千早ちゃんの姿を呆然と見ているだけでした。

千早『んぐ、んむぅうっ♥♥♥♥♥ごくっ、こくっ♥♥♥んくっ…、ぷは、っ♥♥♥♥♥もうらめぇえ♥♥♥♥♥触手いやなのに気持ちいいのぉお♥♥♥♥♥』

映像の中の千早ちゃんは、たくさん群がったイソギンチャクみたいな生き物たちに持ち上げられ、宙に浮かされていました。
ほっそりした身体がほとんど見えなくなっちゃうくらい、あちこちに触手がぎちぎちに巻きついていて、
……それに、巻きつくだけじゃなくて、千早ちゃんのお口やお尻、………それから、あそこ、にも。
ぬるぬるした太い触手が何本も同時に出たり、入ったりをくり返して、そのたびに千早ちゃんが甘い声を上げます。

千早『んあぁあっ!?きゃひぃぃいんっ♥♥♥♥♥ち、乳首……今はぁ、あひぃぃい!♥♥♥♥♥クリトリス吸わないでぇ、いやぁあぁ♥♥♥イクぅぅ♥♥♥♥♥』

千早ちゃんの目元には平べったい触手がべたっと張りついて、目隠しをしていました。
……でも、隠れていないお口はすっかりゆるんだ笑いを浮かべさせられていたし、
それに声をちょっと聞いただけで、もう……千早ちゃんが、どんな表情をさせられているのか、いやでも想像できてしまいます。

はだけられて丸見えにされてしまっているお胸に殺到した触手たちが、先端から細い触手をさらにたくさん伸ばして
千早ちゃんの乳首をいじりまわしていました。同じように、お股のほうでも細触手の群れがクリトリスを締め上げてこすり始めます。
そしてもちろん、スカートをまくりあげられて、ショーツをずらされた千早ちゃんのお尻と…お○んこでも、
イソギンチャクたちが触手を出し入れするスピードを上げて、ぐちょぐちょいう水っぽい音が激しく、大きくなってきました。

千早『春香っ、はるかのお○んぽ♥♥♥♥♥いっぱいぃっ、ひあぁあ♥♥♥♥♥らめっこれ触手なのにぃ♥♥♥♥♥春香だって思っちゃうぅっ!♥♥♥♥♥♥』

響「よかったねー春香、千早ったらもー、春香のマネしたイソ助の触手ち○ぽにメロメロみたいだぞ。それでどう、感想は?」

春香「…………っ!!」

わたしが、答えられるはずのない、答えたくもない質問を、にやにやした顔の響ちゃんがぶつけてきます。
泣きそうになるのをなんとかがまんして、精一杯にらみかえすくらいしか、今のわたしにはできません。

美希「千早さん………っ、千早さん、ごめん、ごめんね……ミキが、さっき、ちゃんと、止めてれば…………」

伊織「……千早、どうしちゃったのよ、あんた…春香、春香って、あのとき、あんたたち、いったい何があったのよ……!?」

雪歩「あ、あぁ、千早ちゃんでもあんなことになっちゃう、なんて………このままじゃ真美ちゃんだけじゃなくて、千早ちゃんまで…!!」

まだ何もしゃべれないプロデューサーさんのそばで、雪歩や美希、伊織の反応はそれぞれでした。
でも、4人もわたしも、あんなのを相手にあの千早ちゃんが、こんな風になっちゃうなんてありえない、という思いはいっしょのはずです。

春香(雪歩の、言う通りだよ………千早ちゃんもあのままじゃおかしくなっちゃう、でも、真美は、それ以上に……!!)

その真美がいるのは千早ちゃんのすぐそばで、ほんの何歩か歩いたら手が届きそうな距離です。
でも、それはあくまで物理的なことだけを問題にした場合のお話でした。

真美『んひっ♥♥♥♥♥しゅごぃい♥♥♥♥♥しょくしゅとまんにゃいぃ♥♥♥♥♥まみの、おなかまぜるの、やぁ♥♥♥あ♥♥♥♥♥ひゃぁん♥♥♥♥♥♥』

真美も、全身いろんなところに触手が巻きついていて、吊るされているのは千早ちゃんと同じでした。
でも、ひとつ違うところがあって、真美のお股では触手が入り込んだまま動いていません。
少なくとも、千早ちゃんがされているみたいに、大きく前後して出たり入ったりはしてない………はず、なのに。

真美『ま、またキちゃう、まみしゃせーされてりゅぅう♥♥♥♥♥♥いちばんおくっ、いっぱいになる、ふあぁぁ♥♥♥♥♥♥♥』

まさにわたしの目の前でまた真美が叫んで、身体をがくがくと震わせました。
どうなってるのか、わからないけど…たぶん真美のお腹の中、外からはわからないくらい奥のほうで、
入り込んだ触手がなにかひどいことを真美相手にやってるんだとしか思えません。

真美『ふにゃぁあぁっ♥♥♥♥♥♥きもち、いぃ、しょくしゅすきぃぃ♥♥♥♥♥まみ、もう、しょくしゅのおよめさんになりゅぅう♥♥♥♥♥♥♥』

春香(…千早ちゃん、千早ちゃんっ!いま真美のこと助けてあげられるの千早ちゃんだけなの、お願い、千早ちゃぁんっ!!)

ついにメチャクチャなことを言い始めてしまった真美の叫びが、聞きたくもないのに聞こえてしまいます。
せめて少しでも助けになることを祈って、わたしは目をぎゅっとつぶって強く念じました。
……でも、そのまぶたの裏にすら響ちゃんのせいで千早ちゃんと真美の姿が見えてしまうのは、どうしようもありませんでした。
742 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:38:00.52 ID:cx4n46ah0
千早「んふ、あむぅ……♥♥♥♥くふ、んちゅ、ふむぅう♥♥♥♥♥ん、んっ!ん♥♥♥♥♥んぅっん、んーーっ♥♥♥♥♥♥」

もう何度目かもわからない、口に入ってきた春香のお○んぽに、私は舌と唾液をたっぷりからめて吸い付く。
そのまま奥までぐいぐいと入ってくるので、あまり力を入れないようにして、口からのどまでをオナホールがわりに
長くてぬめぬめした春香おち○ぽをしごいてあげる。案の定、すぐに私の口ものども、びくびくする震えで揺すられた。

千早(出してぇ、全部ちょうだいぃ♥♥♥♥♥春香のっ♥♥♥♥♥たっぷり飲ませてぇっ♥♥♥♥♥)

私が心の中で叫んだとおりに――叫ばなくても、特に変わらないけれど――のどの奥で、春香お○んぽが濃い粘液を吐き出した。
一気に食道をすべりおちていく感覚があって、その通り過ぎたところから、私の身体に火がつけられたみたいになる。
もう何度も何度も繰り返されてるのに、そのたびに何度も何度も、身体が熱く、溶けていく。

千早(らめぇ、っ♥♥♥♥♥また媚薬粘液、飲まされてるぅ♥♥♥♥♥いけないのに♥♥♥♥♥でも美味しいの、これ好きなのっ♥♥♥♥♥♥)

その間にも、私のヴァギナでもアナルでも、何人もの春香が同時にお○んぽを突き入れてきていた。
春香たちは絶妙のコンビネーションで交互に出入りを繰り返し、すでに知り尽くした私の弱いところを責めてくる。

千早(すごぃいっ、前も、後ろもぉ♥♥♥♥♥♥ずぽずぽぬちゅぬちゅしゅごいぃっ♥♥♥♥♥♥春香に、私♥♥♥♥集団レイプされてりゅぅぅ♥♥♥♥♥♥)

目隠しが強く顔に張りついているせいで、春香の顔も身体も見えないけれど、お○んぽの形だけははっきりわかる。
こんなの、私が間違えるわけがない。何本同時に入ってきたって、ちゃんと全部、わかる♥♥

千早(………あ、ぁ…♥♥♥♥♥でも、わかってる、本当は、これ……触手、ぅ♥♥♥♥イソギンチャク、全部イソギンチャクなのにっ♥♥♥♥♥♥♥)

一度、思いだしてしまった以上、自分を騙しきることはできなかった。
私の脳が、完全に、前回こいつらに捕えられて、汚され辱められたときのことを、覚えている。

でもそれ以上に、身体のほうが、もっと、よく覚えていて………♥♥♥

千早(…構わ、ない、っ♥♥♥♥♥♥だって気持ちいいの♥♥♥♥♥触手、だけど、イソギンチャクだけど♥♥♥♥でも春香で、…気持ちいいからぁっ♥♥♥♥♥)

千早(縛られて、媚薬漬けにされて…♥♥♥♥♥お尻も、おま○こも♥♥♥♥♥春香お○んぽ触手で犯されるの気持ちいいのぉ♥♥♥♥♥♥)
743 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/12(月) 02:38:35.06 ID:cx4n46ah0
内心だけで告げたはずの私の敗北宣言を読み取ったみたいに、イソギンチャクたちの責めがまた激化した。
前に三本、後ろに二本挿入れられている触手お○んぽ同士が、にちゅにちゅとこすれ合いながら激しくピストンを繰り返す。

千早「んむぅうっ!?♥♥♥♥♥ふぐっ、ぉお、むぶぅう♥♥♥♥♥♥んっ♥♥♥♥♥んぉ、おぉっ!?♥♥♥♥♥んんうぅぅん♥♥♥♥♥♥」

その間にも、胸では私の乳首に陣取った寄生触手とイソギンチャクの吸引触手が
がっちりと細い触手を絡みつかせて繋がり、一緒になって乳首へとあらゆる刺激を加えてきた。
そして、とどめに、敏感になったクリトリスを根元まで吸引触手に飲み込まれ、ひときわ強烈な吸引を加えられる。

千早「あひぃいいぃぃっ♥♥♥♥♥♥イクうぅーーーーっっ♥♥♥♥♥♥♥っっ……、や、やめ、へぇ♥♥♥♥♥♥イグッ♥♥♥♥い、いまはぁ♥♥♥」

意図せず声が出てから、ようやく、口を犯していた触手が抜け落ちていることに気づいた。
そして、乳首とクリトリスだけであっけなくイカされてしまったのに、まだ前と後ろでもぐり込んでいる触手たちは動き続けていることにも。

千早(そ、そんな…♥♥♥♥もうイったのに♥♥♥♥♥まだ出されてもない、なんて、今から、またぁ♥♥♥♥)

何をされるかは十分すぎるくらいわかっていても、何をすることもできない。
私はただ「期待に」胸を高鳴らせてその瞬間を待ち、そしてそれはすぐに与えられた。

ぶびゅぐっ、びゅちゅちゅっ、どぴゅぅうっ……ごぷっ、ぶじゅぁあっ……

千早「い、イク、イきますぅぅっ♥♥♥♥♥♥触手にぃ♥♥♥♥♥中出しされてイくぅうぅ♥♥♥♥♥♥媚薬粘液でイクッ、はひぃぃ!?♥♥♥♥♥♥」

すべての春香お○んぽ触手がほとんど同じタイミングで私の中へ注ぎ込んでくるのを、はっきり感じ取ってしまう。
一気に大量の媚薬粘液でお尻とお○んこを洗い流される感覚に、私はまた絶頂させられる。
それにも構わず、イソギンチャクたちは、粘液を吐き出す動きはそのままに触手の前後運動を再開させた。

千早「イクっイクイクぅ♥♥♥♥♥らめ、こんなっ♥♥♥♥♥突かれるたびにイっちゃいましゅっ♥♥♥♥♥触手お○んぽ気持ちよすぎましゅうぅ♥♥♥♥♥♥」

膣内にも腸内にも熱くてどろどろの汁を流し込まれ、その上にイソギンチャクの触手でぐちゅぐちゅにかき回され、イくのが止められない。
私はもう自分が何を叫んでいるのかもわからなくなってしまい、ただ突かれるのに合わせて身体が揺れる。

千早「あぁあんっ、も、もう触手いやぁ♥♥♥♥ぁっイグぅ!?♥♥♥♥♥触手、なんかでっイク♥♥♥♥♥♥♥…い、イきたくない、ぃ………♥♥♥♥♥」

数えきれないくらい触手アクメを迎えさせられ、意識が薄れそうになったそのとき、例の意地悪い声がした。

響『ありゃりゃ?シャイニング・チハヤは触手に負けて、せっかくの真美救出ミッションもあっさり諦めちゃう感じ?』
744 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/12(月) 02:44:09.08 ID:cx4n46ah0
ここまでです。
ちーちゃんを触手の奴隷にしたくてたまらない>>1がお送りしました。

もうなってる?そんな気もします。



今回はいちおう、真美が生け贄志願→残り5人が先へ進めるかどうかを賭けて戦う
という経緯がありましたので、はるるん以外の4人に関しては幹部堕ちしない保証つきで行く予定でした。
でも、これだけ(性的な意味で)好き放題やってる以上、改めて幹部堕ちもありかもしれない気がしてきました。
あくまで確率は薄め(10%)とかで。

とりあえず検討します。


ていうかぶっちゃけた話この先のイベントあんまり考えてなかったりします。
ここでもうみんな堕ちちゃってひびきん完勝やったー!で締めるという手も……?
(これは流石にひどいので、ない……と思いたい)

次回は…また次の週末になる可能性が高いです。
どうか>>1を許してやってくれ、量だけは多い分これがまた時間がかかるんだ



おやすみなっしぇー
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 05:33:13.70 ID:xmpPucdS0
乙です。
千早は再び触手に堕ちた。幹部化でもおかしくないな。
ここで全員堕ちるのは急な気もしますが、春香以外は堕ちても真と亜美がいるので、次のイベントで覚醒か堕ちて最終決戦、みたいな感じでも破綻はしないな。
分量が多いので長く続けるのはキツイと思うので、無理がないようまとめてください。
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 12:03:45.80 ID:imWN/RikO
深夜投下乙です。
前スレで三回ぐらい負けたらどうするって、>>1も言っていましたし(千早は前スレで1、貴音戰と今回で2)、安価を取るなりしてもいいのでは?
その場合、真美のように幹部化という名の性奴隷化かな?

展開的に摘み入れ寸前だけど、せっかくだから残りの二人にもマジシャンとしての活躍とエロが見たいかな。
例えば、今回で人質になってしまった伊織.美希.雪歩の三人の救出に向かうとか。
もちろんその間は、触手やスライム、幹部達の手で調教中で。

次の投下も気長に待っていますので、無理をしないで下さい。
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 12:43:42.87 ID:+42zd8b2O
中毒に抗いながら頑張ってるちーちゃんには最後のチャンスをあげてほしい(建前)
ちーちゃんの寄生触手でマジシャン全員が苦しむのがもっと見たい(本音)
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 23:53:38.59 ID:Di4+sVDSo
(ミリの派生版建ててもいいですか)
749 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/13(火) 00:15:30.96 ID:z3n+/dCI0
>>748

(最初にひとつだけ確認させてください)

(し、触手は?そちらに触手は出ますか?魔法戦士モノなら触手の出番ありますよね!?)




(冗談はさておき、派生版! 是非どうぞ!)

(現在の>>1は先々代と先代の遺産を引き継いでるだけですので、許可なぞお気になさることはありません)

(765AS組も出てくるんでしょうか? 出る出ないにかかわらずともかく期待してます!)




(よろしければ立てたらここで宣伝してってください、ミリマス版を心待ちにしてた人がいらっしゃると思います)

(※ただしこのスレから流れて行く人はゲス顔勢が大半な気がしなくもないです)
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 14:02:31.56 ID:JNqwlNKU0
2代目の時もそうだったけど、徐々にエロイ思考に浸食されていく千早のなんと似合うことか
そして真美の、ヒルノ丞からイソギンチャクへの堂々とした浮気発言、これはもう一度お仕置きが必要ですねえ(ゲス顔)

今後のイベントだけど、最終的に春香以外のマジシャンが捕まるけど最後のチャンスとして、マジシャン全員でもう一度だけチャレンジする機会が与えられるとかは?(響チャレンジ脱出&反撃編、な感じで)
幹部の洗脳解除+全員覚醒済み+ペナルティーほぼ無効化、だけど難易度はハードモード+1回でも失敗すれば確実に堕ちる(性奴隷化)ぐらいの条件で
(ぶっちゃけ貴音達未覚醒組のマジシャン描写&エロイベントが見たいという願望です)
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 22:31:22.14 ID:hTeapr4Mo
>>749
(ありがとうございます。触手は出ます)
(今週中に建てられればと思います)
引き続き楽しみにしています。頑張ってください
752 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/14(水) 23:05:19.77 ID:mDeYZJuo0
予定が変わりまして、今晩ちょっとだけ投下いけそうです。
そのかわり週末が無理になる可能性大。毎度申し訳ないです。

安価とかは特にありません。♥はクッソ多い予定。減量宣言とはなんだったのか。

>>745 >>746 >>747 >>750
今の5+1人凌辱終わりがけまで行き着いたら堕ちor人質コンマ みたいなの取ってみるのも手かな、
なんてことをちょっと考えつきました。ここから幹部一人ずつ倒して最終的に響と戦う、
とかやり始めると長そうですもんね……… どのみち本決まりではないです。

>>751
やったー!!!! お待ちしております!
753 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:22:56.91 ID:RhRY4VVW0
千早「…そ、『総帥』、っ…!?なにを……っふぁあぁんっ♥♥♥♥♥」

返事をしかけたところで、私の膣内でうごめく触手のうち一本がぐいっと頭をひねり、クリトリスの裏側を強くえぐられた。
同時にクリトリスを呑み込んだ吸引触手の中でも、細くてしなやかに動く何本もの触手が
すっかり敏感にされてしまった私の突起に何重にも巻きついてきて、絞り上げるみたいにして刺激を加えてくる。
アイマスク状の触手のせいで、まったく見えないのに…見えないからこそ、身体で感じ取ってしまう。

千早「あぁっ嫌ぁ、らめぇえ!♥♥♥♥♥ひ、卑怯よっ、そんな、敏感なところ♥♥♥♥ばっかりぃぃっ♥♥♥♥♥」

響『まるで敏感じゃないとこもあるみたいな口ぶりだねー、シャイニング・チハヤ。で、どう、もう思いだしたでしょ?』

話しかけられているうちに、私の身体を弄ぶ触手たちの動きが少しだけゆるやかになっていた。
でも、視界を閉ざされたまま前後から犯され、揺さぶられ続けたせいで、頭も、身体の感覚もぼやけている感じがひどい。
この声がどちらの方から聞こえているのかも、正直なところ、あまり自信を持てなかった。
自分の感覚が正しいと信じて、私は「総帥」の声がする方…したと思った方へ、なんとか顔を向ける。

千早「……お、思いだす、って、はあぁん♥♥♥♥ ……なんの、話を……」

響『えー、言われなきゃわかんない?前にもイソ助たちの触手でオシオキしてもらったの、思い出せたよね?って話』

千早(………………あぁ、勘違いでもなんでも、なかった……♥♥♥ 私……… やっぱり、前にも、イソギンチャクなんかに…♥♥♥♥)

自分の記憶の中で蘇るのと、改めて言葉にして他人から聞かされるのとでは、やはり重みが違っていた。
ただでさえ全身が熱くてたまらないのに、「総帥」に告げられた瞬間、体温がまた跳ね上がったように錯覚してしまう。

響『まあ頭で思いだすより前に、カラダが覚えてたみたいだったけど?すっごい気持ちよさそうでなによりだぞ♪』

千早「なっ、ち、ちが、ひゃひぃっ♥♥♥♥♥♥あ♥♥♥♥あぁっイクぅぅ!?♥♥♥♥いやぁ♥♥♥♥やめ、へぇ!♥♥♥♥♥」

少しだけ責め手が緩くなっていた分、急にさっきまでの調子で触手が動き始めただけで、私は容易く喘がされてしまう。
お尻の穴の中をじゅぼじゅぼと複数の触手お○んぽが出入りして混ぜ返し、寄生触手たちも左右でタイミングをずらして
強く私の乳首をひねりあげてきた。まるで、私の薄っぺらな嘘を見抜いて、罰を与えてくる、みたいに……♥♥♥♥

響『やれやれ、ホントに成長しないなぁ……千早、前もウソばっかり言って、そのたびにイソ助に躾けられてたじゃないかー』

響『……あ、そっか!シャイニング・チハヤはわざとウソついて、触手でいじめてもらいたがるドMマジシャンだったね!ごめんごめん!』

千早「そんなっ♥♥♥そんなこと…な、あぁっいいぃっ♥♥♥♥♥は、激しいのっ、とめてぇぇ♥♥♥♥♥」

どんなに理性と言葉で否定しようとしても、「総帥」の言うことを本心のどこかで否定しきれない自分がいる。
そのことが悔しくて惨めで、それになにより、恐ろしい………
754 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:23:23.27 ID:RhRY4VVW0
千早(違う、私、そんな…お仕置きなんていらないぃ♥♥♥触手も媚薬粘液ももういやぁぁっ♥♥♥♥いや、嫌なの、それなのにっ…♥♥♥)

響『それで、そんなにお楽しみってことは、シャイニング・マミはもう自分たちブラックジャンボが引き取っちゃってもいいよね?』

千早(………っっ!!)

言われるまで、私がここへ来た目的すら忘れさせられかけていたことに気づいて、全身が震える。
そう、私はプロデューサーに見込まれて、真美を、助けに……!

千早「だ……め、らめ、ぇ♥♥♥♥良いわけ、ない、っ♥♥♥真美を…早く、解放して、ぇっ!?♥♥♥♥や、ぁあっ、いま動いちゃらめぇ♥♥♥♥♥」

注ぎ込まれた媚薬粘液でねとねとにぬかるんだ膣内とお尻の中を、触手お○んぽの群れに軽くかき回されただけで
声が勝手に悲鳴にすりかわってしまう。でも、負けてはいけない、私自身だけじゃなくて、真美のためにも……

響『あはは、自分が言うまで忘れて、触手でいっぱい感じてたクセにー。まあいいけど、それならそれでシャンとしとくべきだと思うぞ』

響『なんせ真美はいま、シャイニング・チハヤのこと見てるんだからね。先輩マジシャンとして、お手本になってあげなくちゃ』

千早「え………う、ぁっ!?なん、ぁあぁああぁ♥♥♥♥♥あっ、あぁっ、はひぃぃ♥♥♥♥らめっ♥♥♥♥深いぃ、やぁあん♥♥♥♥」

急に身体を動かされ、ひざと、顔が床のようなところに触れた。
縛られて目隠しもされた状態のまま、お尻を高く上げた格好で、這いつくばらされた……そう認識する間もないうちに
イソギンチャクたちはまた、春香のお○んぽそっくりの触手で私のお尻とお○んこを激しくレイプし始める。

千早(思いだしてはだめっ♥♥♥♥前のときのことは、もう♥♥♥……あ、ぁ、でも、これ♥♥♥♥この姿勢らめぇえ♥♥♥♥)

奥まで入り込まれるたびに、私のいやらしい穴はずちゅずちゅ、じゅぽじゅぽと水音を立ててしまう。
その音も、全身をからめとられて屈辱的なポーズを取らされているのも、それにたくさんの春香お○んぽ触手に犯されるのも、
前にイソギンチャクたちに凌辱されたときの記憶とすべてぴったり一致していた。

千早(いやぁぁ♥♥♥♥♥また同じっ、このままじゃ…♥♥♥♥触手に、イソギンチャクに♥♥♥♥私、また、屈服させられ、る……♥♥♥♥♥♥)

前後の穴だけじゃなく、乳首もクリトリスもしごいたり吸い付いたりして責め立てられ、意識がすぐに飛びかける。
またしても甘美な敗北アクメへ叩きこまれそうになった寸前で、「総帥」とは別の声がした。

真美「わぁぁ…♥♥♥♥♥ちはやおねーちゃん、すっごい、エロエロ…♥♥♥♥♥♥」
755 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:23:52.16 ID:RhRY4VVW0
千早「ま、真美……!?っふああぁ♥♥♥♥や、いやぁ、見ないれぇ♥♥♥♥♥見ては、らめっああんっ!?♥♥♥♥♥」

とろけきっているとはいえ、真美の声を聞いたことで、少しだけ私の頭がはっきりする。
でもそれと同時に、「見られている」ということを意識してしまったのがまずかった。
いろいろ考えるより前、反射的に身体がびくっと跳ねて、そしてヴァギナでもアナルでも触手お○んぽの群れを締めつけてしまう。
当然、締められたほうのイソギンチャクたちはますます調子に乗って、動きを激しくしてきて……っ♥♥♥

千早「やぁっ、そんな♥♥♥♥らめっらめぇえっ♥♥♥♥しょくひゅ、触手はげしいのっ、ひゃうぅんっ♥♥♥♥♥♥」

真美「んふふぅ、ちはやおねーちゃぁん…♥♥♥♥♥まみもらよぉ、まみ、も、おひっ♥♥♥♥♥しょくしゅにぐちゅぐちゅしゃれてゆよぉ♥♥♥♥♥♥」

私を犯す触手たちの立てる、じゅぷじゅぷいう音のほかに、出所の違う水音がしている気がした。
それに混じって、真美の、聞いたこともないような、とてもその年とは思えない、うっとりした声が耳から忍び込んでくる。
どうなっているのか何も見えないのに、その声と、少し離れて聞こえてくる水音だけで
私の頭が勝手に想像をたくましくしてしまい、そして私の身体が勝手に反応して熱く燃え上がってしまう。

真美「あんっ、んひゃぁぁ、あんっ♥♥♥♥♥ひびきん、いってたよ♥♥♥♥マジシャンはみんな、しょくしゅにかてない、って…♥♥♥♥♥ぅあぁっ♥♥♥♥」

千早「し、しっかり、しなさい……真美、気をしっかり持っ…んひぃいぃ♥♥♥♥♥♥♥お、奥、ごりゅごりゅってぇ♥♥♥♥♥」

響『気をしっかり持たなきゃいけないのはどっちなのさー、もう。真美が千早のマネしちゃうよ?』

せめて言葉だけでも真美を励まそうとしたところで、複数のイソギンチャク触手に深く入り込まれ、
そいつらが一斉にふくらんだ先端部分をこすり合わせて私の奥底をぐりぐりとえぐった。
身体の芯から快感の大波が襲ってきて、からかうように話す「総帥」の声も、どこか遠く聞こえる気がする……

真美「だから、ね……♥♥♥ちはやおねーちゃんも、まけちゃお?♥♥♥♥まみといっしょに、きもちよくなろーよぉ♥♥♥♥♥」

千早「らめ…よ、だめ、真美、だめ…♥♥♥♥触手お○んぽ♥♥♥♥…なんかに、負けては、っ!?らめっ♥♥♥♥♥そんなっらめええぇえ♥♥♥♥♥」

真美「ほらぁ♥♥♥♥もぉ、まけそうじゃん♥♥♥♥ちはやおねーちゃんが、かてない、しょくしゅ、に…♥♥♥♥♥まみがかてるわけ、ないし♥♥♥♥」

たくさんの春香お○んぽ触手が入れ違いに突き込まれてきて、私の中で何度もすれ違い絡まり合っていた。
おま○ことお尻それぞれで起こる触手同士の接触が、さらにお尻とお○んこの間を隔ててぶつかり、
お腹の下の方で小さな爆発が何度も起こっているような錯覚に脳天まで揺さぶられる。

響『ほらほら、千早、「気をしっかり持って」ないと。見てるのは真美だけじゃないよ?』

千早(……………… え………)

「総帥」の言葉の意味を頭が理解するより早く、聞き覚えのある声が一斉に聞こえてきた。

伊織『ち、千早……ひどい、「あのとき」より、ずっとひどいじゃないの……こんなの…………!』

美希『もう、もう止めて響っ!千早さん、ダメになっちゃうよ、ほんとにマジシャンできなくなっちゃうからぁっ!!』

雪歩『……真美ちゃんも、千早ちゃんも、このまま、じゃ………うぅっ、ひっく、で、でも、どうしたら………』

春香『千早ちゃん、しっかりして、お願い、千早ちゃん…がんばって、そんなのに負けちゃダメだよぉっ……』

P『ま、また俺のせいで………そうだ、響、どうすればいい!?俺が何をすれば二人を解放してくれるんだっ!?』

千早(ぁ、あぁ、あ………まさか、今までの、全部…………♥♥♥♥)

考えてみれば、当たり前の話だった。チャレンジの最中もずっと同じような状況だったし、
それに私がここへ来る前は、真美がイソギンチャクたちに凌辱される映像を見せつけられていた。
つまり、萩原さんや美希、水瀬さんも、プロデューサーも……そして、春香も。

私が真美を助けに向かってから、イソギンチャクになすすべもなく捕らわれ、
春香お○んぽ触手でいっぱい輪姦されて、何度もイかされるところまで、すべて、見られて……!

千早「は、離してぇっ!もう、こんな、あひぃぃ♥♥♥♥♥はぁあんっ♥♥♥♥やめ、て、触手レイプいやぁあっ♥♥♥♥♥」

響『声聞こえたとたん、なに急にいやがるフリしてるの?いまさら遅いぞー、シャイニング・チハヤ』

動かせない身体で可能な限りもがき、力を振り絞って叫ぶ。
それに対する反応は、より深く強くなった触手お○んぽのピストン運動と、
冷ややかで、小馬鹿にしたようにつぶやく「総帥」の声だけだった。
756 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:24:18.28 ID:RhRY4VVW0
千早「み、見ちゃらめぇ、見ないでぇ♥♥♥♥違うっこれ、やぁあ、あぁぁーーっっ♥♥♥♥♥私…、私ぃい……♥♥♥♥」

「総帥」の言う通り、もうなんの意味もないことはわかっていても、叫ばずにいられない。
相変わらず何も見えないまま、イソギンチャクに犯されて身体を揺らされる中で、またみんなの声がした。

伊織『……あ、あんな太いのが、何本も、前にも後ろにも…スライムどころじゃない……! 千早の身体、大丈夫なの…!?』

美希『違う、千早さんはミキなんかと違う!ぜったい、あんなキモいにゅるにゅるしたので気持ちよくされたりしないに決まってるのっ…!!』

千早(………!?)

どちらもよく知っている声のはずなのに、水瀬さんも美希もとうてい言いそうにない言葉が聞こえてきて
私は思わず耳を疑う。意識しないうちに目を見開いてしまったらしく、目ざとく気づいた「総帥」が声だけで笑った。

響(ああ、そうそう。せっかくだから、みんなの「素直な」感想も、千早にだけ聞かせてあげる)

雪歩『千早ちゃんも……やっぱり四条さんと同じなんだ、千早ちゃんみたいに強くても、触手でエッチなことされたら、あんな風に………』

P『例の、追加シナリオだかの展開とまるで同じ……あれが本当だって、千早が触手に弱いって知ってれば、俺は…!』

千早(こんな…やめ、て、聞きたくない……! 聞かせないでっ……)

耳をふさいだところでたぶん、強制的に聞かされてしまうのだろうけれど、
そもそも私の両手は触手でがっちりと縛められていて、それ以前の問題だった。
みんなが気遣ってくれているのは痛いほど伝わってくる。
それでも各々の内心の声が聞こえてくるのは、耐えがたかった。

春香『千早ちゃん、あんなに何度も、私の名前……私、何か千早ちゃんに、しちゃったの……?あのいやらしい触手と私に、何か、関係が……』

千早(ちがうの、春香は、何も悪くない…♥♥♥私がだめなだけ、触手なのに春香だと思っちゃう、私のお○んこがいけないのっ♥♥♥♥)

なによりも春香に申し訳なさすぎて、こんなときなのに涙がこぼれそうになる。
春香はとても真面目に、私の言葉の意味を考えていた。
「総帥」の気まぐれでイソギンチャクたちの触手お○んぽが全部春香の形にされていて、
私はそれで犯されるとすぐイってしまうだけ、だなんて、とても言えない………

響『そうだ、ちょっとゲームしようか。千早がいまから30秒イかなかったら、真美といっしょに解放してあげるよ。はいじゃあ始め!』

軽い調子の言葉のあとに、ぱん、と軽く手を打ち鳴らす音がして、
そして私の返事も聞かないうちに、イソギンチャクたちがまた一気に動きを激しくした。

千早「えっ…!?待っ、はぐぅうぅ♥♥♥♥ま、また、こんな、あぁん♥♥♥♥♥♥いやっ♥♥♥♥♥触手お○んぽ多すぎるのぉ♥♥♥♥♥♥」

真美「あはぁっ♥♥♥♥♥しょくしゅっ♥♥♥♥♥しょくしゅいっぱいはいってきたぁぁ♥♥♥♥♥らひてぇ、まみにまたしゃせーしてぇえっ♥♥♥♥♥♥」

ぐちゅぐちゅと音を立てて私の中に入ってくる触手が全部、目に見えてしまうかのようだった。
そして真美の声のトーンが跳ね上がり、すぐそばからは同じようなぬちゃぬちゃした水音が鼓膜に響いてきて、
目隠しをされているままなのに、真美がどんな目に遭わされているのか、いやでも想像できてしまう。

千早(そ、そう、30秒、30秒でいい、耐えるの♥♥♥♥31秒目にイかされてもいいからっ♥♥♥♥♥30秒、真美のためにぃ…♥♥♥♥♥)

さっき「総帥」が合図をしてから、現時点で何秒経っているのかもよくわからない。
身体じゅうをめちゃくちゃにされている今の状況では、体感でカウントするのも難しかった。

真美「んひぃぃぃい♥♥♥♥♥♥あっあっ、こ、これしゅきぃ♥♥♥♥♥まみのいちばん、おくっ♥♥♥♥♥くちゅくちゅされるのしゅきぃい♥♥♥♥♥」

真美「あーーっ♥♥♥♥♥♥♥きもちいいっ♥♥♥♥♥♥しょくしゅ、すごしゅぎらよぉ♥♥♥♥♥まみ、も、もう、ふあぁあぁん♥♥♥♥♥♥」

真美があげるとろけきった絶叫と、前後で巧妙にタイミングをずらして出し入れされる触手お○んぽの群れに
頭も身体も思いきりかき乱され、私は割れそうなくらいに歯を食いしばって耐えた。
残り時間はまだわからないけれど、真美にこれ以上、あんな声を上げさせるなんて駄目……!

千早(っぁあぁ、中で触手ふくらんで…っ♥♥♥♥媚薬粘液注がれちゃうっ♥♥♥♥♥でも、でもこれを、耐えきれば……♥♥♥♥♥♥)

入り乱れてピストン運動を繰り広げている春香おち○ぽ触手がそれぞれぶるぶると震え始め、
そして同時に先端のほうが膨れ、よりみっちりと詰まったそいつらが、私の身体を中から圧迫する。

千早(一度、次の一回だけ、絶対に、我慢するの…♥♥♥♥♥来るって、わかってれば耐えられるっ♥♥♥♥耐えてみせるぅぅ♥♥♥♥)

さっき以上に強く、音が聞こえるほど奥歯を噛みしめて、自分に言い聞かせた。
私のお尻とお○んこにじゅぽじゅぽ出入りする何本もの触手が、熱くて汚らしいイソギンチャク汁を吐き出すために
最後のスパートをかけ始めるのがはっきり見てとるようにわかってしまう……

と、思ったその瞬間、ごく小さな声が呟くのを聞いた気がした。

『ああ、そうだ忘れてたぞ。【一人は皆の所為で、皆は一人の所為で】!』
757 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:24:46.55 ID:RhRY4VVW0
瞬間、何が起きたのか、わからなかった。

千早「あ、ああぁっ!?♥♥♥♥♥っは♥♥♥♥♥んやぁあぁ♥♥♥♥♥♥きゃひぃいぃいいっ♥♥♥♥♥♥♥」

これまでさんざん突かれて責められていたお尻の中でも、膣でもなくて、そのもっと奥。
絶対に、間違いなく、一瞬前まで何もされていなかった、何も存在しなかったはずの場所を、すさまじい異物感が占拠している。
………異物感だけなら、まだよかった。

千早「なんっ、れぇ、こんにゃ♥♥♥♥いきなりぃぃ♥♥♥♥しきゅ、子宮ぅっ♥♥♥♥いっぱいに、されて、はぐうぅうぅ!?♥♥♥♥♥♥」

お尻にも、もちろんおま○こにも、何本もの触手お○んぽが出入りを続けている。
でもそれとは明らかに別のものが私のお○んこの奥、赤ちゃんの部屋を埋め尽くしていっぱいにしていた。
これは絶対に、さっきから何度も注ぎ込まれた媚薬粘液の感覚なんかじゃない。
だってこれも私は知ってる、私の身体が、覚えてる、いま子宮に入り込んで、中でぐちゅぐちゅって動き回ってるの、は…♥♥♥

千早「中いやあぁっ♥♥♥♥♥子宮、入ってきちゃらめぇえ♥♥♥♥♥ど、して、これ、どこからぁっ♥♥♥♥ひあぁぁ♥♥♥♥♥♥」

千早(こんなの知らないっっ♥♥♥♥♥触手で子宮ぬちゅぬちゅするのと♥♥♥♥♥お○んこずぼずぼするの、両方っ♥♥♥♥♥同時になんてぇえ♥♥♥♥♥♥)

自分の身体に何が起きたかはかろうじて把握できても、どうしてそうなったのかがまったく理解できなかった。
そのとき、すっかり混乱させられてだらしなく喘いでしまう私の耳に、真美の叫びが飛び込んでくる。

真美「あへぇぇえ♥♥♥♥♥な、なにこれぇっ♥♥♥♥♥しょくしゅ、うごいてないのに♥♥♥♥うごいてるよぉ♥♥♥♥まみずぽずぽってされてゆぅぅ♥♥♥♥♥♥」

真美「あはっ、いっぱい♥♥♥しょくひゅでいっぱいぃ♥♥♥♥♥♥んひぃぃ♥♥♥♥ふえてないのにしょくしゅ、ふえちゃったぁ♥♥♥♥♥ぅあぁ♥♥♥あんっ♥♥♥♥♥」

千早(……………さっきの、「総帥」の声……これ、まさ、か♥♥♥真美と、私、っ…♥♥)

響『せっかくマジシャンが二人いるんだからね。一人より、二人いっしょの方が耐えやすいんじゃない?』

響『前のときは千早、わざわざユニゾン解いちゃってたでしょ。これ自分からのサービスね♪』

真美と私に同時に起きた異変の原因に思い当った刹那、引き起こした張本人がそれこそ正解だと告げる。
そのときにはもう、私は返事なんてできない状態にされていた。

千早「りゃめぇえっ♥♥♥♥♥これらめ、しゅごしゅぎるのっらめぇえぇ♥♥♥♥♥しょくひゅでかきまぜるの♥♥♥らめ♥♥♥♥♥いやっ♥♥♥♥いやぁぁ♥♥♥♥♥♥」

本当はまだ、私の子宮に触手は入り込んでいないはずだった。
真美の中でうごめいている触手たちの感触を、無理やり共有させられているだけのはずだった。
でも無理、感触だけでも無理、前にも同じことされて身体がぜんぶ覚えちゃってるからこんなの無理いぃっ♥♥♥

千早(詰まって、る…♥♥♥♥♥触手でっ、子宮みちみちにしゃれて、りゅぅう♥♥♥♥♥ぬめぬめ触手がナカ這い回ってりゅっ♥♥♥♥♥)

子宮口に春香お○んぽ触手♥♥♥をぴったりハメられて、中から細くてぐにゅぐにゅ動く触手がたくさん伸び、
私の子宮の中を動き回って、内側から撫でまわされている……その全部が目に見える気がする。
前にしてもらったオシオキと一緒だからよくわかるし、そのときの感じと、ぜんぜん、変わってない♥♥♥

響『あー、千早、楽しんでるとこ悪いけど、大丈夫?イソ助たち、そろそろみたいだぞ』

千早「え、っ…? ……んぁあぁぁぁっ♥♥♥♥♥♥うそっらめっ、今はぁ、はぁああぁん!♥♥♥♥♥♥♥」

真美「うにゃぁぁあ♥♥♥♥♥♥しゃせーきたぁっ♥♥♥♥♥♥しょくしゅ、びくびくしてゆよぉ♥♥♥♥♥♥もっと♥♥♥もっろぉぉ♥♥♥♥♥♥」

びゅぐぶじゅぅっ、びゅるびゅるびゅるっ!どぷっ、どびゅっ、びゅぐっびゅくんっ……

「総帥」の言葉から一瞬遅れて、真美と私を凌辱しているイソギンチャクたちが一斉に触手を震わせた。
ふたり合わせて10本以上の触手お○んぽで、お尻にもお○んこにも、容赦なく大量の媚薬粘液を注ぎこまれる。
熱くてねばねばしてて、身体を中から燃やされてるみたいで気持ちよすぎるっ♥♥♥♥

千早(い、いぃ…♥♥♥…イかないいっ♥♥♥♥♥イっちゃらめ、真美が、真美の、ために♥♥♥♥♥耐えるの♥♥♥♥耐えなさいぃっ♥♥♥♥♥)

噛みしめすぎて歯の根が合わなくなってしまいそうだけど、それでもあごの力は抜かない。
…………いま、抜いてしまったら、流されて、戻ってこれなくなって、しま、う♥♥
758 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:26:24.48 ID:RhRY4VVW0
真美「おなかあちゅいよぉっ♥♥♥♥♥しょくしゅきもちよすぎりゅっ♥♥♥♥♥♥またぁ、まけひゃう♥♥♥♥まみまけてイっひゃうぅぅっ♥♥♥♥♥♥」

絶頂を迎えさせられてしまった真美の感じている快楽が、そのまま私の身体へとストレートに流れ込んで来ていた。
その真美をさらにイかせようとして、イソギンチャクたちが加えてる責めも、全部、
乳首をこりこりって摘まんで転がしながらおっぱい全体を吸いつつむぎゅむぎゅ揉みほぐしてくるのも、
クリトリスを細い触手が挟みこんでごしゅごしゅごしゅごしゅコスってくるのも全部ぅうっ♥♥♥♥

千早「イ、かしゃれ…にゃいぃ♥♥♥♥♥イかにゃいもんイっへないっ、ひゃぁあん♥♥♥♥♥しょくひゅ、アクメ♥♥♥♥♥♥♥…なんて、しないぃ♥♥♥♥」

千早(……耐え、た♥♥♥♥耐えられたぁ♥♥♥♥あ、あと何秒、なの…?♥♥♥あと何秒したらイっていいのぉっ♥♥♥♥♥)

真美のぶんの快感を上乗せされながら、春香お○んぽ触手何本分かわからないくらいの媚薬粘液を射精されるのに、耐えきれた。
「総帥」だって、ちゃんと約束を守ってくれるはず、そしたら、もう思う存分イっちゃってもだいじょうぶっ♥♥♥♥♥

千早(…あ、れ?そ、そうじゃない、私も真美も、解放………)

安堵して、私の気が緩むその瞬間を待ち構えていたのか、それとも単にタイミングの問題だったのか、わからない。
自分の目的がごく自然にすりかわっていることに私が気づいたその瞬間、
身体の一番奥のところで、なにか狭く閉じているものを物理的に押し広げるような、にちゅ、という音がして、そして―――

千早「あ …………っっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥っひぃぃぃぃいいっ♥♥♥♥♥♥♥いやぁっ、いやぁあぁぁぁーーーっっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

真美「ふあぁっ、おちり、おちりいぃぃ♥♥♥♥♥♥おちりもぐちゅぐちゅしゃれてりゅぅ♥♥♥♥♥♥あは、ああん、しゅごいよぉお♥♥♥♥♥♥」

真美の絶叫を聞くまでもなく、お尻の穴の一番奥で、たくさんの細いうねうねしたものが動き回っているのが、わかる。
そして、それだけじゃなくて、子宮口を左右にひっぱって開かれて、その中にも、触手が、いっぱい入り込んできてるっ♥♥♥♥♥

千早「ぁああ、こ、これ♥♥♥♥真美のじゃないぃっ♥♥♥♥♥お尻もお○んこも、中までぇ♥♥♥♥♥触手いっぱい来ちゃってるぅぅっ♥♥♥♥♥♥」

大事な奥のところまで、直接触手お○んぽに入り込まれて、中の媚薬粘液をぬちゃぬちゃにかき混ぜられて。
ただでさえイソギンチャク液でいっぱいだったのに、真美のお○んこに入ってた触手の感触も足されてたのに、
その上にこんな風にして、お○んことお尻の両方に、春香おち○ぽ触手の細いのをぎちぎちになるまで詰め込まれたら…♥♥♥♥

………こんなの、耐えられるわけ、ない、ぃ♥♥♥♥♥♥

千早「イクッ♥♥♥♥♥♥イく、イくのぉイキますぅっ♥♥♥♥♥♥♥♥たえるの無理れしゅ無理れしたぁぁ♥♥♥♥♥♥触手アクメきちゃいまひゅぅぅ♥♥♥♥♥♥♥♥」

叫んでしまった瞬間、全身がぞくぞくと震え、次いで襲ってきたのは罪悪感でも悔しさでもない、圧倒的な解放感だった。

千早「まだイくっ♥♥♥♥♥私イキまくってるぅ♥♥♥♥♥♥触手お○んぽでイカされちゃうっ♥♥♥♥♥♥我慢してたからぁ、もっと、もっろイキたいぃ♥♥♥♥♥イクのぉ♥♥♥♥♥」

千早「触手っ、やっぱりっしゅごいぃい♥♥♥♥♥イソギンチャクに負けちゃいましゅっ♥♥♥♥♥♥やぁあ♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥♥触手でまたイクぅう!♥♥♥♥♥♥」

気持ちいいことを認めてしまうだけで、こんなに楽になる、なんて……♥♥♥
自分でも何を叫んでいるのかよくわからなかったけれど、言葉だけがすらすらと出ていく。
759 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:27:13.14 ID:RhRY4VVW0
響『まあ無理とは思ってたけど、ずいぶん景気よくイっちゃったねー、千早。…………さて、そしたら。【暗転の繭】』

真美「え…………ひっぐぅぅう!?♥♥♥♥いやぁ、こないれ、こないれよぉ……♥♥ふぁ、あがぁあぁあ♥♥♥♥♥♥♥」

「総帥」がなにか呟いて、そして、真美が悲鳴みたいな、喘ぎ声のような声で叫び始める。
何が起きているのか、それもいまの私には、もう、よくわからないことだった。







その黒い霧のようなものを直に見たことがあるのはマジシャンたちの中では千早を除けば春香だけであり、
そして春香自身、まだすべての記憶を思いだしているわけではなかったが、全身を走る悪い予感だけは止めようがなかった。

春香(あれ……あれは絶対いけない、真美が、真美が帰ってこれなくなっちゃうっ!!)

映像の中、漆黒のもやに包まれた真美と、響との賭けに敗れた千早はイソギンチャクの群れに弄ばれ続けていた。
もちろん二人の上げる嬌声も、触手ペニスが出入りするたびに立てる水音も止むことはない。

千早『あっらめぇえイクぅぅぅう♥♥♥♥♥♥イグっ、もう粘液注がないれぇっ♥♥♥♥♥♥おしりもおま○こもいっぱいなの、っふあぁイっちゃぅぅ♥♥♥♥♥♥♥』

真美『ぁ”あ”ぁっ、ひぃぃ♥♥♥♥♥まみ、おかひくなる、もっとヘンになっひゃうよぉ♥♥♥♥♥これ、なんなの……、うぁあぁあ♥♥♥♥♥♥』

30秒という短い間ですら耐えきれずに触手の快楽に屈してしまった千早を責めるわけでもなく、
Pをはじめマジシャン陣営の5人は、まるで魅入られでもしたかのように映像を眺めるだけになってしまう。

貴音「おや、懐かしい………律子嬢やあずさは、あれを覚えておいでですか?」

律子「うーん……なんとなく、でしかないのよね正直言って。そんなに長いことかかるものでもないし」

あずさ「わたしも、律子さんとおんなじような感じかしら。でもあれ、意外と気持ちいいのよね〜♥」

響の【暗転の繭】で実際に幹部として転生した三人が口々に言う間も、春香やPたちは誰一人口を開けずにいた。
760 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:28:13.48 ID:RhRY4VVW0
響「ふふふ、実はね、今回の【暗転の繭】はちょっと特殊なんだぞ」

響がそう言いだして、幹部たちは興味深げに視線をそちらに向けた。
そして春香以下マジシャンたちもPも、意味がわからないながら耳を傾けるよりほかにない。

響「千早がイけばイくほど、真美が幹部になるのが早くなるんだ。むしろ、イかなかったら真美はまだ助かるかもね」

ほんの少しの間があったのち、Pと春香たちの顔がいっせいに青ざめた。
それは映像越しに音声を送り届けられた千早も同じことで、快楽一色に塗りつぶされていた顔が瞬時にひきつり、
目隠しの触手に覆われてはいてもわかるほどに、はっきりと恐怖と焦燥に駆られた表情が浮かぶ。

真美『んぁぁっ、ふぎぃぃいい!♥♥♥♥♥………なに、ひびきん、なん、て?♥♥♥♥いまの、どーゆーこと?♥♥♥♥』

同じように真美にも響の説明が聞こえていた。黒い霧にほぼ全身を包まれた状態になった真美は、
とろんとした目と声のまま、素直に響に向かってたずねる。

響「ん?つまり、千早がたくさんイけば、真美はもっと気持ちよくなれるよ、ってこと」

P(!?)

曲解のようであり、一方である意味では真実そのものでもあるような響の答えを聞き、
真美の口が画面の向こう側でにやりと笑いの形に歪む。

真美と千早はまた姿勢を変えられ、今では少し距離を開けて膝立ちの姿勢で向かい合わされていた。
二人ともイソギンチャクに強制されたわけでもないのに、自分から自然と足を開き、
真下からほぼ垂直に突き上げてくる触手ペニスを膣穴と尻穴の両方で貪欲にくわえこんでいる。
もちろん乳房には何重にも触手がからみついていて、頂上には吸引触手がびっちりと吸い付いており、
クリトリスもまた強く吸い上げてちゅぽんと離され、ときにはしごきあげて責め立てられていた。

千早(こ、今度は、耐えないと……♥♥♥私のせいで真美が幹部に、なんて、そんなこと………!)

真美の命運を自分ひとりに託されたことを悟り、千早の理性は急速に回復しつつあった。
千早はこれ以上触手の快楽に溺れてしまわないようにと心に誓い、真美を救う決心を新たにする。

そのシャイニング・チハヤを改めて屈服させんとして、イソギンチャクたちが一気呵成に襲いかかった。
そして、いくら心に誓ったところで、直前まで何度も触手ペニスでアクメさせられ、
前回受けた凌辱のときからイソギンチャクたちの虜にされている身体までが変質するわけではなかった。

千早「んんっ、んくぅうう♥♥♥♥♥♥ま、負けない、こんなぁ♥♥♥♥♥……っ、え、うぷうっ!?♥♥♥♥や、あつ、ぅう♥♥♥♥♥」

千早の膣と尻穴を知りつくし、襞の凹凸にまで絶妙に吸い付く春香ペニス触手がぬぷぬぷと出入りを繰り返す。
それだけでなく、イソギンチャクたちは周到に、千早の身体の外からも責め手を加え始めた。
周囲を取り囲む触手生物たちがシャワーのように浴びせかける媚薬粘液が、千早の衣装をぐしょぐしょに濡らし、肌にへばりつく。
その粘つく熱さとむせかえる性臭が、千早の身体はもちろん精神までを加速度的に狂わせていく。
761 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:28:41.19 ID:RhRY4VVW0
そのうえ、千早を追いつめようとするのは、イソギンチャクたちだけではなかった。

真美「ねーねー、ちはやおねーちゃぁん…♥♥♥♥♥もう、いいじゃん、どして、がまんしてんのさぁ♥♥♥♥♥」

千早「ま、真美………っ♥♥♥だめよ、『総帥』に、だまされちゃ……ひゃひぃっ♥♥♥♥♥つ、突かないで、激しっ、ぁ、あ♥♥♥♥♥」

真美「ちはやおねーちゃんもしょくしゅ、すきでしょ♥♥♥♥♥ずぽずぽってされたらぁ♥♥♥♥♥すぐ、イっちゃうっしょぉ♥♥♥♥♥」

いま自分が味わっているのが、真美の身体を汚す触手の感触なのか、
それとも実際に自分の両穴に入り込んでいる触手の感覚なのか、千早にはもうほとんど判別できなくなってしまっていた。
さらに、自分が助けたいと心から思っている当の本人によって快楽の地獄へといざなわれ、
触手ペニスに突き上げられてぐらぐらと揺れる身体といっしょに、千早の精神までが激しく揺すぶられる。

千早(真美、もう、だめ、なの……?私が、触手お○んぽに、耐えても………♥♥もう無駄、なの?)

真美「さっきまで、あんなにイってたのに♥♥♥♥♥響さ…ひびきんも、いってたよっ♥♥♥しょくしゅにまけちゃうのがふつうだ、って♥♥♥♥♥」

千早「ちが、う……♥♥♥私、わたひはぁ、そんな♥♥♥らめ、イったららめなの、真美、まみがぁ♥♥♥」

真美「いいんだってばっ♥♥♥♥♥いっしょにイこーよぉちはやおねーちゃんっ♥♥♥♥♥まえにも、まけてるんだから、いいじゃんかぁ♥♥♥♥♥♥」

真美自身、ただ気持ちよくなりたい一心で千早を煽り続けていて、そこに幹部になることへの意識は一切混じっていなかった。
あまりにも単純ゆえに、千早にとってもその説得は自然なものに感じられてしまい、
薄皮をはがすようにして少しずつ、絶頂を迎えることへの強い忌避感が薄れさせられてゆく。

千早(……でも私がイったら、真美が、「幹部」に…されて、しまう♥♥♥♥そんなこと、したら♥♥ここへ来た、意味が、なくなって……♥♥♥♥)

真美「うぅー………も、もういいよっ、まみさきにイくかんねっ♥♥♥♥♥んっ、ん、んんっ♥♥♥♥♥あ、ぁいいっ、んきゅぅう♥♥♥♥♥♥」

平行線の議論を続けることに焦れてきた真美は一方的に話を打ち切り、膝立ちの姿勢のまま
幼く狭い膣穴のできるだけ奥まで触手ペニスを迎え入れようとして、拙いながら腰をくねらせ始めた。
その意図するところを素早く察知したイソギンチャクたちは、さらなる快楽でシャイニング・マミを堕とすべく
触手を上下させるペースを速め、子宮口と直腸の行き止まりをごちゅごちゅと激しく、力強く何度もノックする。

真美「こ、これぇ♥♥♥♥♥これいいっ♥♥♥♥しょくしゅ、ふといのがぁ、ごんごんってぇ♥♥♥♥♥おくごんごんしゃれてゆうぅ!♥♥♥♥♥」
762 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:29:17.66 ID:RhRY4VVW0
千早「やぁっ♥♥♥♥らめぇえ、やめ……んほぉぉ、おっ♥♥♥♥♥♥こんな、こんなにされたら、わたひ、私いぃぃっ♥♥♥♥♥♥♥」

当然のように、まだ強制ユニゾンを解除されていない千早の身体にも、上下逆の杭打ちが叩き込まれていた。
自分の中をぬちゅぬちゅと音高く出入りする触手ペニスと、どちゅどちゅ奥を叩き続ける真美の中の触手とで、単純に快感を倍化され……
そして、体感ではそれ以上に激烈な肉悦を送り込まれ続け、ついにシャイニング・チハヤの中でなにかが折れた。

千早「………も、もう、っ♥♥♥♥♥♥イカされちゃうぅ♥♥♥♥♥私もう耐えられない、ぃ……♥♥♥♥…イクぅうぅ♥♥♥♥♥♥♥♥イク、ぅ、イクっ、イっちゃらめなのにぃぃ♥♥♥♥♥」

真美「まみもっ、まみもぉぉ♥♥♥♥♥♥イくぅっ、ちはやおねぇちゃんと、いっしょにいぃっ♥♥♥♥♥♥しょくしゅでイっちゃうよぉぉっ♥♥♥♥♥♥♥」

背を大きく反らし、絞り出すような絶叫を上げて、二穴を犯され続ける千早が触手アクメを迎える。
それを見届けた真美はだらしない笑みを浮かべたまま、自分もほぼ同時に絶頂に達して甘い悲鳴を上げた。

千早(………あ、あぁ、あ…!?私、なんて、ことを………!)

一瞬ののち、自身の行為の重大さに気づいた千早は少しだけ正気に戻ったが、もうすべて後の祭りだった。
目隠しのせいで事態を直接は確認できない千早の目の前で、シャイニング・マミの衣装の裾が、じわじわと色を変え始める。
のみならず、一度でもイったことを認めてしまった今、千早の身体にも精神にもブレーキがきかなくなっていた。

千早「待ってっ♥♥♥♥まってぇ、いまのは、っあっイグぅっ♥♥♥♥♥♥ち、違うの、今のも、イってなっ…♥♥♥♥いやっイクっイ…イく、イっちゃううぅ♥♥♥♥♥♥」

真美「あぎいぃっぃいい♥♥♥♥♥♥しゅご、ぉい、びりびりくるぅぅ♥♥♥♥♥♥♥まみが、まみじゃなくなる、みたいぃぃっ♥♥♥♥♥♥♥」

今では、視界を塞がれていることがはっきりと千早の不利に働いていた。
真美が上げる嬌声で、真美の身体になにかよくないことが起こっていることだけは把握できてしまい、
焦りだけが募った身体をイソギンチャクたちに責め立てられ、そのたびに千早は絶頂を迎えさせられてしまう。
そのことを千早が否定しようとするたびに、春香のモノに擬態した触手ペニスで膣を、尻穴の奥をえぐられ、
さらに吸引責め触手で乳首やクリトリスだけでなく身体の至るところに食いつかれ、見え見えの嘘が暴き立てられた。

千早「はぁっ、はーっ……♥♥♥♥♥んひぃっっ♥♥♥♥♥や、やめへぇ♥♥♥♥♥イくのいや、もう、らめっ♥♥♥♥♥」

真美「んっふっふぅ♥♥♥♥うそつき、はっけーん♥♥♥♥♥しょくしゅでイくの、ちはやおねーちゃんもぉ♥♥♥♥だーいしゅき、なくせにーぃ♥♥♥♥♥」

千早「やめて……ぇ、そんな、言わないれぇ♥♥♥♥♥ちがう、私っ……私ぃ♥♥♥♥♥触手、しょくひゅでイクの、なんてぇ……っ♥♥♥♥♥♥」

「触手でイくのなんて好きじゃない」というたった一言すら口にできないことに、千早はただ愕然とした。
護りたかったはずの真美を助けられなかったどころか、その真美によって
自分が触手の快楽にほぼ堕ちかけていることを自覚させられたという事実が、無慈悲に千早に追い打ちをかける。

千早「いや、いやっイキたくないっ♥♥♥♥♥イカせないで♥♥♥♥♥触手お○んぽもう許してぇっ♥♥♥♥♥真美が、真美がぁぁっ♥♥♥♥♥♥」

真美「あぁあぁ、なんかどろどろしたの、きてるぅ♥♥♥♥♥いぐぅっ♥♥♥♥♥まみも、イくからぁ♥♥♥♥♥ちはやおねえちゃん、もっと、もっとイってぇ♥♥♥♥♥♥」

真美が少しずつ得体の知れないなにかに変化していく恐怖感にかられ、千早はすっかり恐慌状態に陥って叫んだ。
その真美のスカートやブーツに、シミのような黒い点がぽつぽつと浮かび上がり、
はじめに裾から広がり出した部分と合わせ、徐々に黒が鮮やかな黄色を侵食し、ゆっくりと駆逐してゆく。
そして千早がびくんと身体を跳ねさせて絶頂を迎えたことを示すたびに、真美の身体を覆う漆黒が勢いを増していた。

千早「らめぇっ♥♥♥♥♥い、イかないっもうイかないぃ…♥♥♥♥もう触手なんかでっ、触手で♥♥♥♥あぁんっイクうぅ♥♥♥♥♥♥触手アクメきちゃうぅうっ♥♥♥♥♥♥」

響『楽しそうでなによりだぞシャイニング・チハヤ。おかげでシャイニング・マミも、立派な幹部になってくれそうさー♪』

何本もの春香ペニス触手で子宮口や腸壁を繰り返しノックされ続け、もはや意思と関係なく反射的にイキ続ける千早に、響が話しかける。
その内容は理解できても、今の千早には、対処をすることが不可能なのはもちろん、返事をする体力すら残っていなかった。
763 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:30:10.60 ID:RhRY4VVW0
響『その調子で遠慮しないで、もうどんどんイっちゃってよ!自分、早く真美をこっちに迎えてあげたいから』

響『さておき、触手大好きなマジシャンの先輩としていい見本になってくれてありがと、シャイニング・チハヤ。お礼として、しばらくそこにいていいぞ』

響が喋りつづけている間にも、真美と千早を取り囲むイソギンチャクたちは触手を器用に動かして凌辱を続けていた。
さらに、囲んでいる数自体も減らないどころか増え続けていて、終わりなど到底見える気配すらない。

千早「イクっ♥♥♥♥♥イグ♥♥♥♥イグぅ♥♥♥♥♥はひぃぃっ、またイクぅ♥♥♥♥♥♥イくの止まらないぃ♥♥♥♥♥♥イソギンチャクにイかしゃれてりゅぅぅ♥♥♥♥♥♥♥」

真美「ちはやおねーちゃんだけじゃ、やらぁ♥♥♥♥♥まみも、まみももっといじめてよぉ♥♥♥♥♥♥しょくしゅ、もっろいっぱい、きてえぇ♥♥♥♥♥♥」

響『………うん、真美も、もうしばらくはこのままでいっか。せっかく気持ちいいの、邪魔しちゃ悪いもんね』

視線の先、黒い霧のようなものに包まれ、衣装の黒色が黄色を半分以上侵食した状態の真美を眺めて、響はそっと呟く。
その目線にも声にも気づかず、青色と、かつて黄色だった二人のマジシャンは、イソギンチャクの巣の中でひたすらに喘がされ続けていた。








律子「だらしないわねえ………あの子が堕ちるの、イソ助フルコース2度目の千早より早かったんじゃないかしら?」

あずさ「まぁまぁ、いいじゃありませんか律子さん。家族がまた増えるんですよ〜♪」

律子とあずさが交わすたわいもない会話が、シャインマジシャンたちが響とその一派によって拘留されている室内に響く。

やよい「やった、やったー!これからは真美もわたしたちといっしょですねっ、貴音さんっ♥♥」

貴音「ええ、まこと喜ばし……おや、亜美、震えているのですか?風邪などでしたらいけません、大事ありませんか?」

やよいと貴音が律子たち二人に続いたあとで、また室内では言葉を発するものがいなくなる。
各人で多少の差はあれど、ほぼ一様ににこにこ顔のブラックジャンボの面々と、顔を伏せて動かないPおよび春香たち。
それで室内は静寂に包まれているかといえば、まったくそうではなかった。

じゅぷんっ、じゅぽっ、にちっにちっぐじゅぅぅ、ぶじゅっ……ずぼっ、ずぽっ、ぬぷううっ!ぐちゅんっ、ぬちぃっ、ぼじゅ、ぼじゅっ

真美『しょくしゅ、しょくひゅうぅ♥♥♥♥♥もっとぉ、ごんごんってちゅいてぇっ♥♥♥♥♥♥♥しゃせーもいっぱいしてえぇ♥♥♥♥♥』

千早『あぁあっイク♥♥♥♥♥イクぅっ♥♥♥♥♥♥ごめんなしゃいっイっちゃいまひゅぅぅ♥♥♥♥♥はるかのおち○ぽしょくしゅでイクのぉ♥♥♥♥♥♥♥』

シャイニング・チハヤもシャイニング・マミも、イソギンチャクの巣の床に仰向けに転がされていた。
両手はそれぞれ頭の上や、背中側で触手にからめとられていたが、二人に抵抗の力も意思もないことはその顔や声色から明らかで、
イソギンチャクたちもそれをもう理解しているのか、ただ邪魔にならないよう押さえている程度の拘束しかしていない。
両足がはしたなく大股に開かれているのも、より深くまで触手ペニスを迎え入れようとする真美と千早、それぞれの自発的な意思によるものだった。
764 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/15(木) 01:33:58.36 ID:RhRY4VVW0
真美『ひゃぁあぁあんっ♥♥♥♥♥♥いいよぉ♥♥♥♥♥しょくしゅすきぃっ、らいしゅきぃぃ♥♥♥♥♥♥はひっ、イく、イっひゃぅ、ふあぁぁあ♥♥♥♥♥♥』

千早『イソギンチャクしゃまぁあ♥♥♥♥♥♥またオシオキしてくらしゃいぃ♥♥♥♥♥♥シャイニング・チハヤを、しょくしゅお○んぽでしつけてぇっ♥♥♥♥♥♥』

響「あー、真美、千早ー?気持ちいいとこごめんね、ちょっとみんなに声かけてあげてくれない?なんか静かになっちゃっててさー」

複数のイソギンチャクたちから何本もの触手ペニスをぎちぎちに蜜壺へ詰め込まれ、とろけた声で啼いていた二人は
響に遠慮がちな声をかけられて、寝転んだままぼんやりと目線をさまよわせる。
やがて、画面越しにPや春香の姿を認めたのか、二人の顔にあやふやな笑いがべっとりと張りついた。

真美『えへへぇ…♥♥♥♥♥ぴーす、ぴーしゅぅ♥♥♥♥♥にーちゃん、みんなぁ、あみも、みてるぅ♥♥♥♥♥まみねぇ、しょくしゅのおよめさんになりゅのぉ♥♥♥♥♥♥♥』

千早『みん、な、ぷろりゅーしゃー♥♥♥♥♥ごめんなしゃい、ぃイクっ、イク♥♥♥♥♥♥わたひぃ、しょくひゅ、らめなの♥♥♥♥♥♥しょくしゅレイプしゃれたらすぐイクのぉっ♥♥♥♥♥♥♥』

両手でピースサインを作り、笑いながらしゃべる真美と、ひっきりなしに身体を震わせ、ろれつのすっかり回らなくなった千早。
仰向けで力なく横たわる二人を取り巻いたイソギンチャクたちが次から次へと触手を伸ばしていて、
千早も真美も両穴に二本と言わずたくさんの触手をくわえこまされ、ぬちゅぬちゅと前後する動きに合わせて身体を揺すられる。

あまりの二人の変わりように、春香たちもPも、ただ静かに涙をこぼす以外のことができない。
それを見て見ぬふりをするのではなく、はっきりと見た上であからさまに無視して、響は画面越しに敗北マジシャンたちに話しかけた。

響「真美はそう思ってても、イソ助たちのほうはどうかなぁ。真美のこと、それに千早のことも、ペットとか奴隷くらいにしか思ってないかもよ?」

真美『どれ、い…♥♥♥♥うんっ、もぉそれでいいよぉ♥♥♥♥んぃっ、イくっ…♥♥♥♥♥♥すっごいきもちいいもんっ♥♥♥♥まみ、しょくしゅのどれいになるぅ♥♥♥♥♥♥』

千早『そんな…どれい、なんて、らめぇ…♥♥♥♥♥でも…でもぉ、わたひ、かてないぃ、あひっ♥♥♥♥♥はるかお○んぽしょくしゅっ♥♥♥♥♥♥よすぎるのぉ♥♥♥♥♥♥』

真美はなんの迷いもなく響の言葉を受け入れ、そして千早も言葉では躊躇していたが、身体のほうはすでに支配権を自身以外に売り飛ばしていた。
そして堕ちたマジシャンと堕ちかけのマジシャンを犯しているイソギンチャクたちは、
一区切りをつけて獲物たちに新たにとどめを刺すべく、触手も本体も目に見えてわかるほど震わせ始める。

真美『あ、ぶるぶる、ぶるぶるしてゆぅ♥♥♥♥♥しゃせーくるぅ♥♥♥♥♥らひてぇ♥♥♥♥♥まみのおなかぱんぱんにしてぇえっっ♥♥♥♥♥』

千早『はぁあんっ♥♥♥♥またぁ、またイかされるぅぅ♥♥♥♥♥♥いや♥♥♥♥やらぁ、ゆるひてぇ♥♥♥♥♥♥しょくしゅでなかにらすの、らめえぇ♥♥♥♥♥♥』

獲物たちの正反対の懇願は聞き流され、触手ペニスの群れが快楽を貪る動きをひたすらに早める。
ついにイソギンチャクたちが揃って限界を迎え、四つの肉穴をすべてあふれさせる勢いで、触手の先端から白濁液を吐き出した。

真美『あーーーっ、あぁああぁ〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥♥♥♥♥イくぅイきまくっひゃうぅ♥♥♥♥♥♥しゃせーしゅごいぃっ、しゅごいよぉぉ♥♥♥♥♥♥♥♥』

千早『はひぃいいっ♥♥♥♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥♥イグぅ♥♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥♥ごめんなしゃいぃぃ♥♥♥♥♥しょくしゅアクメしてごめんなしゃいぃっ!♥♥♥♥♥♥♥』

たっぷりと注がれた媚薬粘液で身体を内から焼き尽くされ、千早と真美はひとたまりもなく絶頂を迎えた。
さらに、溜まった媚毒でたぷたぷになった肉壺を追撃で休みなく掻き回され、二人は終わらない快楽地獄へ堕とされていく。

真美『ふあぁん♥♥♥♥♥♥やぁ、しゅごっ♥♥♥♥♥きもひいいよぉお♥♥♥♥♥♥もう、どれいれしゅっ♥♥♥♥♥♥まみしょくしゅのどれいになりましゅ♥♥♥♥♥♥♥』

千早『いまはらめっ♥♥♥♥♥♥すぐイッちゃうからぁあ♥♥♥♥♥あ、ぁあイグぅ♥♥♥♥♥イったのにっもうイかされるなんてぇえっ♥♥♥♥♥♥♥』

千早『いやぁあ♥♥♥♥♥♥♥はるかおち○ぽしょくしゅのっ、どれいにされりゅう♥♥♥♥♥♥♥マジシャンなのにぃ♥♥♥♥♥イソギンチャクのどれいにされひゃうぅぅぅう♥♥♥♥♥♥♥♥♥』

触手に屈服してしまったことを大声で自白し、真美も千早もなおも続く触手アクメにがくがくと身体を震わせる。
もうほぼ一色に染まっていたシャイニング・マミのコスチュームにわずかに残っていた黄色が、その叫びと同時に、完全に黒に飲み込まれた。
765 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/15(木) 01:39:31.31 ID:RhRY4VVW0
この半年くらいの間に一生分以上の♥を入力した気がします(挨拶)

今晩はここまで。


ウワァァァァァァ……
マアァァァァァァ……
うぁー!堕としたァー!
まだ幹部化するか決めてもいないマジシャン堕としちゃった!!!

とかいうネタを思いついたのでせっかくだから置いておくことにしました。

真美の貰い事故的にちーちゃんが触手完堕ちしてる気がしますが、大丈夫です。まだ大丈夫。まだ。たぶん。

だってこの娘ほんとにいじめたくなるんです(性的な意味で)
千早いじめ(触手的な意味で)がこうも自分のツボだとは思わなかった。

次回は来週の月曜以降になってしまうかと思います。お許しあれ。

おやすみなさい。
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 07:09:43.53 ID:8Sd6xkRB0
乙。深夜にお疲れ様です。
真美が幹部化、千早が触手の奴隷化。千早はコンマ判定なら厳しいよな。堕ちるの2回目だし。真美が幹部化の手伝いさせられたし。
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 09:49:20.74 ID:r9q/Z74SO
投下乙
‘素直’にする魔法もえぐいねぇ
マジシャン同士で言葉責めとかやりそう

>>1が堕ちてないと言ったら堕ちてないんだな、きっと(遠い目)
なにせ、マジシャンじゃなくなったら>>1がいじめれなくなるし!
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 12:54:45.15 ID:MChe9QoMO

「奴隷にされちゃう」だからギリギリまだ奴隷になってないのでセーフ
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 15:36:52.28 ID:1TfpPndzO
>>751さんまだ時間掛かりそうですかね?
770 : ◆5f79z8Ychs [sage]:2016/12/18(日) 22:12:26.11 ID:AiCmvxxOo
【エロゲ風安価】ミリP「性隷堕ち魔法戦士・シャインマジシャンズ」【ミリマス】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1482066427/

>>748>>751です。よろしければお越しください)
771 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/19(月) 21:23:23.01 ID:EoPBCzt00
ちょっとだけ更新できそうな感じがします。
少し遅めの22時半くらいからを目標に。
ただ、申し訳ないですが、次のエロのせいぜい導入なるかどうか、くらいまでです。

なお、本筋にあんまり関係ないコンマ安価のご協力をお願いすることになります。
誰もいなかったら自分で踏みます。もしどなたかいらっしゃったら踏んでやってください(土下座)



>>770

(やったー!始まってたー!!)

(37名も入り乱れるとなると大変だと思いますがどうぞ頑張ってください、心より応援しています)

(それから、今後もお暇なときなど、こちらをのぞいてやってくださるとたいへん嬉しいです)












(モバマス版のほう書いておられた方もこれを機に戻ってこられませんか)

(コマンド戦闘といい最大200人の登場といい大変だとは思いますが、ひそかにお待ちしています)








(ではのちほど)
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 21:36:05.24 ID:sEEhpXSS0
いますよ〜
待ってます
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 21:56:45.11 ID:pQr4uBp+0
待機
774 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 22:34:29.32 ID:EoPBCzt00
………………
…………
……

画面越しに、Pと春香たちの目の前で繰り広げられる淫惨な凌辱は、まるで終わる気配もないまま続いている。

かつては鮮やかな黄色だった衣装を漆黒に染め上げられた真美と、青いマジシャンの衣装を身にまとった千早。
二人は公平に胸をはだけられ、ずらされたショーツやブラが半端に肩や足先に引っかかった姿のまま、
胸と胸をくっつけ合わせる形で正面から向き合い、そしてその状態で横向きに寝転がっていた。

真美『あぁあん♥♥♥♥ちくびにしょくしゅ、はえてるなんて♥♥♥♥♥♥ちはやおねーちゃんだけずるいよぉ♥♥♥♥♥』

千早『ま、真美っ、そんな、うごかないでぇ♥♥♥♥♥おしつけちゃらめっ♥♥♥♥もっと、かんじちゃ…ひうぅうっ♥♥♥♥♥♥』

凌辱される快楽の強烈さに溺れるあまり、自身に起きた決定的な変化についてすら放置したまま、
真美は千早の乳首に自分の乳首をぐいぐいと押し付け、寄生した触手の束にお互いの突起を嬲らせる。
そこから伝わってくる電流のような肉悦を前に、千早もすっかりしびれさせられてしまっていた。
目の前にいるシャイニング・マミがすでにブラックジャンボの幹部に堕ちていることもほとんど意識できず、
敏感にされきった乳首を二人まとめて触手で弄ばれる快感に、ただ腰をくねらせる。

千早『あひぃいぃ♥♥♥♥♥おま○こイく♥♥♥♥♥お○んこまたイキまひゅっ♥♥♥♥♥しょくしゅおち○ぽずぼずぼしゃれてイくぅぅうぅ♥♥♥♥♥♥』

真美『まみ、まみもぉっ♥♥♥♥♥おちりイっひゃぅう♥♥♥♥♥♥ひょくひゅきもひいいぃ♥♥♥♥♥♥ひゃぁあぁん♥♥♥♥♥♥』

真美が千早の胸に乳房を押し付け、擦りつけているのも、半ばは本人の意思によるものだが、半ばは強制されてのことだった。
向き合い寝転んだ二人の上半身は腕ごとイソギンチャクたちの触手でがんじがらめに縛り上げられていて、
そして側臥の姿勢で上になっている方の足を、それぞれ大きく持ち上げた格好で拘束され、大きく開脚させられている。

その状態では当然、短いスカートはめくれあがり、密やかな前後の蜜壺、二人合わせて四つの穴がすべてさらけ出されてしまっていた。
もはや凌辱を心待ちにするようになってしまった千早や真美の心を反映したかのごとくひくひくと震えるその肉穴それぞれに、
イソギンチャクたちは次から次へと触手ペニスを挿入し、熱く締まる媚肉を愉しみ、媚薬粘液をどぷどぷと注ぎ込む。

真美『ふあぁっあちゅいぃ♥♥♥♥♥♥♥しゅきいぃ♥♥♥♥♥♥しゃせー、しゅきぃ♥♥♥♥♥♥もっろぉ♥♥♥♥♥♥もっろらひてぇえぇ♥♥♥♥♥♥♥』

千早『みとめましゅっ♥♥♥♥♥♥しょくひゅ、しょくしゅお○んぽぉ♥♥♥♥♥♥しゅきれすぅぅ、わたひ、はひぃぃ♥♥♥♥♥♥しょくしゅれいぷらいひゅきれしゅうぅ♥♥♥♥♥♥』

千早『まらイクぅ♥♥♥♥♥イグッ♥♥♥♥♥イソギンチャクしょくしゅでイクぅぅ♥♥♥♥♥なかに、だされてぇ♥♥♥♥♥♥イカしゃれひゃうぅうっ♥♥♥♥♥』

二人の敗北マジシャンがそろって高く叫び、縛られた身体をがくがくと痙攣させて絶頂を迎えた。
千早と真美の両穴を埋めた触手たちもそれに合わせるかのように脈動を続け、押し広げられた膣口からも肛門からも
たっぷりと吐き出され、入りきらなかった粘液がぶじゅっ、ぐじゅっ、と音を立ててあふれ出してくる。
さらに周囲のイソギンチャクたちが射ち出す媚毒もシャワーのように降り注ぎ、千早のまとう青と真美を包む黒を
どちらも等しく白濁の牡汁で汚し、ほとんど見えなくなるくらいにまでべっとりとまとわりついていく。
千早も真美も今や、顔と言わず肌と言わず衣装と言わず、全身どこもかしこも媚薬粘液でこってりとコーティングされてしまっていた。

真美『ぬるぬる、あついよぉっ♥♥♥♥♥かけられるのもいいのぉ♥♥♥♥♥……ふむぅ!?♥♥♥♥♥』

千早『んあぁぁあっ♥♥♥♥♥♥び、びやくぅ、こんなに……ぃ♥♥♥♥♥♥もぅ、むり、ん、んんんっ!♥♥♥♥♥♥』

熱に浮かされたように喋りつづける二人の嬌声をいいかげん聞き飽きたのか、
それとも単に空いている穴を有効活用することを図っただけなのか、
イソギンチャクの触手ペニスがシャイニング・マミとシャイニング・チハヤの口にねじこまれた。
フェラチオを強いられた二人が不意打ちに目を見開いたのもほんの一瞬で、
すぐさま千早も真美も牝の顔に戻り、口を犯す触手を愛おしげに舐めしゃぶり始める。

千早『ん、ふぁ……♥♥♥♥♥れろっ、むちゅ、……は、ぁんっ♥♥♥♥くふ、っ、じゅる……♥♥♥♥♥♥』

真美『むぐ、んぅ♥♥♥♥♥んくっ、ぷぁ、んふ、ふ♥♥♥♥♥……うふふぅ、おい、ひ♥♥♥♥♥♥』
775 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 22:37:18.21 ID:EoPBCzt00
すっかり快楽に堕ちたマジシャンと元マジシャンが従順に口淫奉仕にいそしむのをよそに、
イソギンチャクたちはあくまで自分たちの欲求に忠実に行動していた。
シャイニング・チハヤの、あるいはシャイニング・マミの膣内や尻穴で果てた触手ペニスは
すぐさま順番待ちをしていた次の触手と入れ替わり、マジシャンたちの牝穴を犯し続ける永久機関となって
千早と真美の身体に凌辱される快楽を深く深く刻み込んでゆく。

真美『むごぉ、ふぐうぅ!♥♥♥♥♥♥♥んっ、ん、んんんん♥♥♥♥♥♥♥』

千早『んんーーっ♥♥♥♥♥♥お”♥♥♥♥♥♥お”ぉっ♥♥♥♥んうぅぅう♥♥♥♥♥♥♥』

穴という穴をまた触手ペニスで埋められ、媚薬粘液で隅々まで満たされ、千早も真美もくぐもった声を上げる。
しかし、極上の獲物たちを与えられ、イソギンチャクたちの触手の動きも性欲も、一向に衰える気配を見せない。
肉欲に堕ちたマジシャンを供物とした狂宴は、これからがむしろ本番なのかもしれなかった。





真美『あへえぇ♥♥♥♥♥♥♥きもひぃっ、はひっ♥♥♥♥♥いいよぉ♥♥♥♥♥♥もっろぉ、しょくしゅでぐちゅぐちゅしてえ♥♥♥♥♥♥ひぃんっ♥♥♥♥♥♥』

千早『ひぁあぁぁあっ♥♥♥♥♥♥イっちゃいまひゅ♥♥♥♥♥♥♥しょくしゅアクメしましゅぅ♥♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥はるかおち○ぽしょくしゅでイクぅぅうぅっ♥♥♥♥♥♥♥』

響「よーしよし、真美、かなりいい感じみたい。あずささんと律子のときで懲りたから、しっかり念入りにしとかなくちゃ」

俺たちがもう何度聞かされたかわからない、千早と真美の絶叫。それがユニゾンするのをバックに、響がにやにやしながらつぶやいた。
映像の中で触手にからめとられ、横になっている二人は、顔中をイソギンチャクの吐き出した媚薬粘液で白く汚されていたが
それ越しでもはっきりとわかるほど表情をゆるませ、快感にとろけきっただらしない笑みを浮かべたまま、舌を突き出して喘ぎ続けている。

P「やめろぉぉおぉぉっ!!もうやめろっ、俺たちの……俺の負けだっ、認める!!だから、響、やめてくれ!!」

どれだけ同じことを叫んだか、覚えてもいなかった。その間にのどを傷めてしまったらしく、言葉も時おりかすれてしまいそうになる。
しかし、ほかにできることが何一つない以上、無駄とわかっていても俺には声を上げることしかできなかった。

響「認めるもなにも、プロデューサーたちが負けたからこうなってるんだよ、って、何度説明したらわかってくれるのさー……」

響「まあでも、よりによって千早選ぶなんて、プロデューサーは相変わらず勘がにぶいよね。ある意味ピンポイントで大当たりだけど…ふっふっふ」

手がかりがまったくなかったわけではないのに、たった今響に揶揄された通り、俺はまた間違えてしまった。
例のゲームの追加シナリオはまず間違いなくブラックジャンボが公開していたのだから、
その内容をよくよく思い返せば、今回真美の救出を任せるのに千早だけは選ぶべきじゃなかった。
扉選びにしても、今度のことも、判断ミスをいくら悔やんでももう、間に合わない……

春香「ひっく、う、うえぇえん……… 千早ちゃん……千早ちゃん、やだ、こんなの、やだよぉ…………」

雪歩「嫌………真美ちゃんの、衣装が、真っ黒に………… あずささんとか律子さんとか、それに、四条さん…♥とも、同じ………」

涙声になり、あるいははっきりと涙をこぼしながら、雪歩と春香が口々に言う。
そのそばで伊織と美希は、もう声も出せなくなってうつむいたままだ。
二人は俺よりもずっと激しく響に食って掛かっていたし、それに触手服を着せられたままでもある。

おそらく、心身ともに完全に消耗しきってしまったのだろう――
そう思っていた俺の目の前から、瞬時に美希の姿がかき消えた。




響「お……おぉ!?美希、すごいなー、どうやったの、それ?」

美希「しゃべらないで!!」

目の前、目線よりちょっと下のところにある立派なポニーテールの付け根のあたりに、ミキはぴったり銃口をつきつけた。
てっぽーを持つ手がぶるぶる震えそうになるのを、なんとかごまかす。

時間をかけて、ちょっとずつ、ちょっとずつ力をためこんで………そしてそれをぜんぶいっぺんに使えば、
手とかを固定してる黒い手錠みたいなのを引きちぎれるんじゃないかな?っていうアイディアが、ばっちり当たってた。

ホントならでこちゃんや雪歩、春香にも試してもらいたかったけど、いまの状況でそれをしゃべったりしたら響にばれちゃう。
それに、"きしゅー"をかけるなら、いちばんスピードのあるミキがひとりでやったほうがたぶん、成功率も高い。

……もし万一、なにかあったとしても、ミキ以外のみんながヒドい目にあうことも、ない…!

美希(真美……っ、それに、それに千早さんも…!もうあんなの絶対ヤなの、ここでミキが、終わらせる!!)

響たち5人をいっぺんに相手にするなんてことだったら、どう考えても勝ち目はない。
でも、響をヒトジチにして、千早さんたちを解放させるとかなら、きっと可能性はあるはず、なの!

全力を振り絞って、響の後ろに回り込んで……そしてその頭にてっぽーで狙いをつけたまま、ミキは大声で叫んだ。

美希「4人とも、響も動いちゃだめ!動いたらミキ、響を……う、撃つ、よ!ホンキだからね!?」
776 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 22:39:58.74 ID:EoPBCzt00
やよい「はわっ!?ひ、響さん、だいじょーぶですか!?」

響「今のとこ、ね。やよい、危ないから、無理に近づかなくていいぞー」

あわてたみたいなやよいの声に、身体は動かさないまま、響がゆっくり返事をする。
その声からは、ほんのちょっとだけだけど、へらへらしたカンジが消えてた。

律子「……よくあの拘束を抜け出せたわね、シャイニング・ミキ。ポテンシャル最強は伊達じゃない、ってことか」

貴音「その後の動きも、まさに疾風の如し、と申しますか……わたくし、目で追うのもやっとでした」

律子と貴音が、静かに、ぽつぽつとしゃべる。
貴音が言ってるのがホントなら、ミキの動きが見えてはいたってコト、みたいだけど……それも、いまはカンケーない。

美希「ちょっと、だまってて!響、聞こえたでしょ、千早さんと真美を今すぐこっちに戻して!!早くっ!!」

響「美希。美希は撃てるの?自分のこと」

急におだやかな声になって、響が話しかけてきた。思いがけないことを聞かれて、ミキはすぐに返事ができない。

響「自分ね、真美にしても千早にしても、自分と一緒にいてほしい、家族にしたい、ってだけなんだ。それでも美希は、自分のこと、撃つ?」

響はこっちに背中を向けたまま、ゆっくりとしゃべり続けていた。
今まで真美や、千早さんがどんなヒドいことをされてきたか、ミキはぜんぶ見て知ってるのに、
そして目の前の響がそれをやらせたんだ、ってことも、知ってるのに………
ミキがよく知ってる響の声で、姿でそう言われて、どうしてもすぐに引き金に力をこめられない。

響「とりあえず、顔見て話、させてよ。ゆーっくり振り返っても、いい?」

そう言われても、やっぱりミキは返事ができない。そしてミキが何も言ってないのに、響は少しずつふり返り始めた。

動いたら撃つ、って言ったのはミキなのに、目の前にいるのが響だから、どうしてもすぐに撃つ決断が、できない。

手がさっきまでよりもっとひどく、ぶるぶるし始める。もう、てっぽーをちゃんと支えとくのも、むずかしい……!
ミキがどうしようもできなくなってるうちに、響はゆっくり身体をまわして、ついに完全にふり返ってこっちを向いた。

響「美希はやさしいから、撃てない……撃たない、って、自分、信じてたぞ。ありがと」

響はまっすぐミキの顔を見ると、にっこり笑ってそう言った。

響「……まー、仮に引き金引かれたとこでその程度、別にどうってことないけどね。じゃ、あずささん?」

あずさ「は〜い♪そしたら、えーっとぉ……」

響が続けた言葉のイミを考えてるひまもないうちに、呼びかけられたあずさが、お気楽なカンジの声で返事をした。

美希「………… あ……… ッッ!!」

あずさ「そうそう、『跳梁罰孤』【リープス・アンド・バウンズ】!」

ミキがそっちを向くより早く、あずさの声がしたあたりから、ぱちん、って、手をたたくみたいな音がする。
それが聞こえたときにはもう、ミキの前から響も、ほかの幹部たちも、全員いなくなっちゃってて………
そしてミキの身体には、高いところから一直線に落ちてくみたいな、そんな感覚が一気に襲いかかってきた。




律子「……あんなお芝居、する必要ありましたか、総帥。あの子が即撃つようなタイプじゃなかったからいいようなものの……」

響「美希はドライに見えるかもしれないけど、繊細だし、なにより年相応の女の子なんだぞ?昔の仲間をそうかんたんに撃つわけないよ」

律子と響が交わす言葉の内容も、わたしの耳にはまるで入ってこなかった。

伊織「み………美希、っ!?どこなの!?」

美希ひとりがいつの間にか拘束から抜け出していたのには驚いたけど、これでなんとかなるかもしれない、と思った。
これ以上、千早や真美があんな目に遭うのを見ていられない、というのは、わたしだけじゃなくてこっち全員同じ気持ちだったはずだ。

その美希が、響の背後をとり、銃を突き付けて交渉を迫っていた………はず、だったのに。
あずさが何かつぶやいて手を打ち合わせた瞬間、美希の姿がこつぜんとかき消えて……わたしたちは、ただ混乱するしかない。

おそらく、美希はどこかに転移させられたにちがいない。
そして今の状況であれば、その送り先として、真っ先に考えられる……考えたくないけど、可能性が高いのは………

伊織「ひ、響……この卑怯もの!あんた、美希も、あそこに……千早や真美と同じところにテレポートさせたのね!?」
777 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 22:40:54.50 ID:EoPBCzt00
わたしがつい上げてしまった大声に、響はしかし、きょとんとした顔で答えた。

響「えっ、違うよ?今の美希が行ったら、イソ助たちじゃ、ひとたまりもないもん」

伊織「え………?」

それじゃあ、美希はいったいどこへ行ったの? とわたしが聞く前に、壁に新たな映像が投射される。
まだ触手の群れに汚され続けていて、甘い悲鳴を上げ続ける千早と真美の映像、そのすぐ隣に。

雪歩「そんな………そこは、だって、もうわたしたち、クリアして………」

春香「み、美希、だめ………無理だよぉっ、逃げてぇ!?」

雪歩と春香がそれぞれ、震える声をやっとのように絞り出す。
特に雪歩は、直にその場所を通り抜けてきてるんだから、その反応ももっともだった。

響「うーん?クリアした、とは言えないんじゃないかなー。逃げ切っただけでしょ、雪歩も美希も…千早も」

画面の向こうに、一面に広がる砂漠だか、砂丘だかのような風景。
美希はたしかにそこをすでに通り過ぎていて、何がいるのかも知っているはずだった。

ただ、前回美希がそこにいたときは、雪歩も、千早も一緒にいた。
今はちがう。美希は完全にひとりで、それに体力もよけいに消耗している。

映像が送られていることに気づいてもいないのか、そもそもそんな余裕はないのか、
こっちに背を向けたままの美希が、ゆっくりと、足を、全身を小刻みに震わせながらファイティングポーズをとる。

その向こう、美希たち三人が数時間前に戦い、なんとか離脱に成功した相手……
巨大な芋虫みたいなモンスターが地中から伸び上がり、高々と頭をもたげている。
胸のあたりには、あのとき千早がつけた深い傷が生々しく残っていた。
そいつは、取り逃がした獲物をまた見つけた喜びを表しているのか、全身を揺らして甲高い叫びを上げた。

響「3人同時じゃなくてごめんなー、ワム造。かわりにその子は好きにしていいよー!」

映像を眺めて、響が嬉しそうに呼びかけるのを聞き、わたしは、背筋が凍らされたような寒気を感じる。

伊織(美希……あんたなら、ひとりでもなんとかできる、信じてるから………!!)

「美希なら一人でもなんとかできる」じゃなくて、「美希で無理なら、わたしたちの誰も、一人では無理」だ、と
わたしの理性のどこかが大声で叫んでいるのは、必死で聞こえなかったことにした。







美希 【49 30 42 6】(【触手服】耐久力を除いて-25%)

vs

巨大ワーム 【95 80 110 171】

※規定ターン数制限はありませんが、3ターンが経過すると
 美希の体力が【触手服】の効果で0になるため、自動的に敗北します。






戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 22:43:43.92 ID:sEEhpXSS0
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 22:44:41.17 ID:UoVPYabLO
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 22:46:07.63 ID:PQppQTvlO
たあ
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 22:50:51.37 ID:pQr4uBp+0
782 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 23:07:40.05 ID:EoPBCzt00
美希「はぁっ……はぁっ、んぅ…………っっく、このぉぉっ!!」

砂漠みたいなとこに放りだされて、イヤな予感がしたときにはもう、
前に戦った、大きくて気持ちわるいイモムシみたいなのがミキの目の前に出てきてた。

そいつはミキを見つけるとすぐに、耳にきんきん来る高い鳴き声を上げて、
それからずっと、何度も何度も、しつこくミキに飛びかかってきてる。
いまも思いっきり弾を撃ち込んでやったら少し後ろに下がったけど、でも、まだミキの様子をうかがってた。

よく見ると、千早さんが攻撃したあとがケガになってはっきり残ってる。
やっぱりこいつ、さっき戦ったのとおなじイモムシなの!

でも………さっきこいつと戦ったときは、雪歩と、千早さんがいっしょにいてくれて……
……三人がかりで、いくらかダメージを与えただけで、完全にやっつけるのはムリだった。

美希(ミキ、ひとりだけで…こんなおっきいヤツに、勝てるの………?)

つい、気が弱くなっちゃいそうになるのを、首をぶるっと振って追い払う。
たぶんミキのことも、春香や雪歩やでこちゃん、それにハニーにも、見えるようになってる…と思う。
だったら、ここでミキがばしっと勝てば、みんなのテンションだって上がるはず!

美希「いくよ、っ…レイディアント・スタっ、ひゃううんっ!?」

引き金を引こうとした瞬間に、ミキの服のなかで、にゅるにゅるしたのがいっせいに動いた。
わきの下とか、首筋とか、びんかんなところを思いっきり舐めるみたいにされて、声が止められない。

美希(くぅうっ、こ、こんなのズルい、のぉ……!いやらしいこと、ばっかりぃ…………)

必死で声をがまんしながら、砂の上を何回かバックステップして、イモムシから離れた。
後ずさりしながら何度か弾を撃って、ぜんぶ、ちゃんと当たったけど……効いてるように、見えない。

なにより、さっきからこのイモムシは、一度も地面にもぐってない。
千早さんや雪歩といっしょだったときは、何度もモグラみたいに地下にもぐって攻撃してきてたのに。

美希(わかって、るんだ、こいつ……ミキがもう、弱ってるから、余裕なんだ………!!)

相手がまだユダンしてるうちになんとかしちゃえ、って強気なミキと、
相手が考えてるとおり、もう勝てないかもしれない、って弱気なミキが、心の中でぶつかりあってる………

【戦闘結果:美希の攻撃!(134vs127)→ダメージ0(112-117):171-0=171 戦闘継続】

【触手服】の効果により、美希の体力が低下します。 6→4






2ターン目の戦闘コンマを取ります。

↓1〜4
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 23:09:50.07 ID:sEEhpXSS0
とい
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 23:10:00.63 ID:GNUHEhKyO
S
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 23:10:13.81 ID:pQr4uBp+0
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 23:10:37.27 ID:PQppQTvlO
44
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 23:20:06.61 ID:zaQv+g2WO
788 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 23:44:54.94 ID:EoPBCzt00
春香(あ、あぁ、美希、がんばって、なんとか、なんとか………)

もう、体力的にはとっくに限界のはずなのに、映像の中、美希は必死で大きな虫のような敵と戦っていました。
襲いかかってくるところに銃撃を当ててのけぞらせて、距離を取り、遠くからまた攻撃を加える。
それを何度も繰り返して、敵をかんたんには近寄らせません。
美希の動きは、まるで激しくダンスをしているみたいに華麗で、こんなときでなければ見とれてしまいそうでした。

でも、その流れるような動きがときどき、がくんと大きくぶれるタイミングがあります。
そんなとき決まって美希は、ちょっと内股ぎみのおかしな姿勢になっていて………
それに途切れ途切れだけど、息が荒く、細かくなっているのもわたしたちに聞こえてきていました。

美希『んぅ…!や、いまはっ………はうぅっ!!だ、だめ、止まってぇ…』

トラップで変化させられた服のせいで、美希は身体のあちこちをいじられながら戦っています。
そんな集中なんてできないはずの状態で、あんなに大きくて、そのくせすばしっこい敵と張り合えているのがもう、
わたしみたいなどんくさいタイプからしたら奇跡みたいなものでした。

春香(あの、にゅるにゅるだらけの服……あれさえなければ………!ひきょうだよ響ちゃんっ、ずるいよぉっ!!)

千早ちゃんや真美にも、それに美希にも、いやらしいことばかりしてくるブラックジャンボ。
わたしだって例外じゃなくて、さっきも、プロデューサーさんやみんなの見てる前で、あんなに、エッチな、こと、されて………♥♥♥♥

美希『っ、あぁあん、っ ………!! しまっ…きゃぁあぁあああぁっ!?』

春香「……!? み、美希ぃぃっ!?」

一瞬…… わたしの考えが変なほうに飛んでしまっている間のほんの一瞬で、あっけなく勝負はついてしまいました。
なにかまたエッチなことをされて、気を取られた美希。その身体に、虫のしっぽの部分が死角から激しくぶつかって
美希は放り投げられたおもちゃの人形みたいに、砂の上を何度もバウンドしながら転がっていきます。

雪歩「美希ちゃんっ!!美希ちゃんっ、し、しっかりして、美希ちゃあぁん!」

伊織「た、立って美希、立ちなさいっ!?お願い逃げて、逃げてえぇ!!」

雪歩や伊織の声が聞こえているのか、いないのか、美希はぐったり倒れ込んだまま動きません。
いえ、手や足はわずかに動いているけど、すぐに立ち上がることもできないみたいでした。
そして、その美希に、いまの強烈な一撃を見舞ったばかりの虫が、ずりずりと這いよって行きます……

春香「あ………ああ、やめて、やめ………っ」

P「美希、美希逃げろ、早く………!!そのままじゃ、く……… くわ、食われるぞ、美希いっ!?」

美希のすぐ近くにたどりついた大きな虫は、頭……たぶん、頭だと思いますが、その部分をぐっと下げて、
まるで美希をじっくりと観察するみたいな動きを見せたあと………先端の部分を、ぐわっ、と大きく開きました。
円柱みたいな形だったのが6つか、8つくらいに割れて、中からはどろりとした液体が垂れ落ちています。
それに、出てきたのは、液体だけじゃなくて………

春香(そんな、そ、それ………千早ちゃんや真美に、ひどいことしてるあれと、そっくり……!!)

気配にようやく気付いたのか、美希が倒れたまま力なく顔を上げて、すぐにその表情が凍りつきました。
目の前で、巨大な虫が口みたいに見える部分を大きく開いてるだけじゃなくて、
その中からは、ねうねと動き回る、お肉でできたロープみたいなものがたくさん、たくさん出てきていて……

美希『ひ……っ!?い、いや、やめてぇえっ、ヤぁっむぐぅぅぅ!!?』

春香「美希っ!?美希いぃぃいっっ!!」

たくさんの紐が美希にからみついて引っ張り込むのとほぼ同時に、割れていた頭の部分をいっぱいに開き、
虫は当然みたいに、美希を、頭から呑み込み始めました。

美希『ん、んうぅぅぅうぅぅ!?んーーっっ、んぃぃいい!!ん、ん………!………、〜〜〜〜!!!』

雪歩「そんな、や、やだ………ぁあ、美希ちゃんっ美希ちゃんっっ!?」

伊織「やめ、て?ねえやめさせなさいよ、響?ちょっと聞いてんの!?いや、いやっ、美希、美希がぁあっ!!」

最初はまだかろうじて聞こえていた美希の声が、少しずつ、もごもごした雑音に変わっていってしまいます。
すらっと長い足がじたばたと動いていたのも、腰が呑み込まれ始めたあたりでだんだん動きが小さくなっていき、
そして、ついにブーツの足先まで、完全に、見えなくなってしまいました。

P「………………嘘、だろ、美希?美希っ!?」

春香「い、や、いやぁあぁあっ!?」






【戦闘結果:敵の攻撃!(49vs173)→ダメージ11(122-111):4-11<0 敗北】
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 23:50:39.80 ID:7iJAMj61O
790 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/19(月) 23:51:31.35 ID:EoPBCzt00
すまない、今日はここまでなんだ、本当にすまない(ゲス顔)

さすがミキミキ、1ターン即負けだとばかり思っていたのによく耐えたな……
しかも敗北したとはいえ、ダメージもそこまでひどくなかったですね、さすがミキミキ

そのミキミキがこれからぬちょぬちょのドロドロになる予定です(超ゲス顔)


ぶっちゃけるとほぼ負け確定のバトルをやりたかっただけなんです。
お付き合いいただき感謝します。


なお、エロ皆無だと(>>1が)つまらないので、せめて真美とちーちゃんをもう一押し凌辱しておきました。


ところで、まだ確定じゃないですが、今回の安価を消化し終わったら
ちーちゃんといおりんについて「無事離脱or人質にされてさらに凌辱(救出しないと幹部化)or完堕ち幹部化」
みたいな安価とってイベント続けるとか、そういうことを考えてます。

ほかにもなんかこういうの見たいとかあればお聞かせください。
参考にします(そのままやるとは言ってない)


今日は珍しく日付が変わる前に終わりました。
おやすみなさい。
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 00:05:49.54 ID:VwGd3e4e0
乙です
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 00:16:52.37 ID:YfR+O5wS0
おつです
人質になった際に、救助を待つ他に脱出イベントも選択肢に加えてみては?
 *捕まっていたけどなぜか拘束が解ける→2人でダンジョン(律子特製)に挑む→要所毎にエロイベント(安価)発生、等

あと、次はバトル中心のイベント(コロシアムやアリーナ)を催すとか
 *テレビ番組風な感じで触手やスライム、そのほかのエロ怪物や改造生物、幹部達と戦い、敗けたマジシャンor幹部は衆人環視のもとエロイベントが起きる
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 13:30:38.85 ID:wfJIfMwyO
乙です
いよいよミキミキのターン
触手服でたっぷりと焦らされ、ほぐされ、開発されてきた身体が、
本格的な触手責めと粘液漬け+マジシャン達の素直な言葉責めに、どれくらいで堕ちるのか
(じつは千早並みの逸材ではないかと予想)
そしてまた触手派が一人

次回も週末かな、楽しみに待ってます
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 20:33:47.52 ID:H+oYiDLOO

ミキミキはちーちゃんとは趣向を変えて媚薬中毒というより太めの触手でスローにズンズンと突いて質量で屈服させたい
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 09:43:37.14 ID:OWyiN+kpO
悪堕ち大好きだからこの展開は見てて楽しい
雪歩もなかなか…
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/23(金) 17:24:03.73 ID:JexxMkLL0
中毒と快楽堕ちが行き過ぎて、幹部というよりも触手達の愛玩ペットになりそう

捕まっても罠を仕込まれた上ですぐに開放されて、そこからひと騒動とか
(子宮内や腸内に触手やスライムの入ったカプセルを入れられ、アジトに戻って数日したら覚醒・凌辱して排出・増殖、マジシャン達を内部から攻め立てていくとか)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/25(日) 20:35:28.06 ID:ksHESHIwO
今夜もこないかな。年末で忙しいだろうし。
798 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:47:04.25 ID:HDrs7sjP0
春香「み、美希が、プロデューサーさんっ美希がぁあっ!!」

伊織も雪歩もたいがいな状態になっているところ、春香がそれ以上に取り乱していた。
当の俺にしても、内心は似たようなもので、そしてなにひとつ手を打てないのも春香たちとまったく変わらない。

P(く、食われた……!!美希が、本当に、食われて………)

もがいていた美希が少しずつ呑み込まれていく、つい今しがた見せられた光景が目から離れない。
さらに、俺たちの前にまだ映し出されている映像の中では……ばかでかいイモムシのような敵が
身体の先端部分、頭だか口だかにあたる部分を、「まるでなにか噛んででもいるかのように」もごもごと動かしていた。

叩きつけられた美希に「食われるから早く逃げろ」と思わず叫んだのは、深く意識してのことではなかった。
俺がそう言ったせいでこの事態が起こってしまったような気がして、ひとりでに身体が震え始める。

P(いや……マジシャンの加護があれば、まだ無事で…でもあの大きさと力の強さだ、そんな悠長なことを言ってられるか……!?)

『……っ、ハニーっ、みんな、…聞こえる!?ミキ、だよ、ちゃんと生きてるっ……!無事、なの!』

春香「……え………、美希!!プロデューサーさん!美希の声ですよっ!」

伊織「あ、あんた、ちょっと大丈夫なの!?」

そして、考えが悪い方へ悪い方へ転がって行くところを、タイミングよく響いた美希の声に引き戻された。

美希『トーゼン、だよっ、でこちゃん…ちょっとだけ、待ってて、ミキ、こんなのに負けないんだから!』

雪歩「美希ちゃん……がんばって、倒せなくてもいいから、まずは、早く出てきて………!」

相変わらず、美希本人の姿は見えない……ほぼ間違いなくあのモンスターの体内に閉じ込められているのだろうが、
その声からは力や気合がしっかりとみなぎっているように感じられた。

P(美希、なら……美希なら、きっと今の状況からでもなんとかできる……)

不思議とそんな気がして、俺はもちろん、同じことを思ったらしい春香や伊織、雪歩も、少しだけ表情を明るくする。
その俺たちを一瞥して、響は相変わらずのにやにや笑いを浮かべたままだった。




美希「んぐぐ、っ……はぁ、…………く、ぅ、ふぬっ…はな、せぇ……!」

力を思いっきり入れてみても、ほとんど身動きができなかった。
でも最初にイモムシの口からどばっと伸びてきた、たくさんのナワみたいなのはたぶん、もうミキの身体にはくっついてない。
なんで「たぶん」なのか、っていうと……今、ミキは、自分がどうなってるのか、見て確かめられないからだった。

美希(うぅ、熱いし、ヘンなにおいする……きもち、わるいぃ…!)

さっき、口に引きずりこまれたときは、食べられて死んじゃう、って思って、パニックになっていっぱい暴れた。
でも、歯で噛まれるとかはなくて、ミキはただイモムシの口の奥のほうに送り込まれただけ。
それに気がついてからは、脱出のチャンスはあるって信じて、ずっとチャンスを探してるところだった。

さいしょに手とか足とかに巻きついてたアレがはなれてったかわりに、ミキの身体のまわり全部に
べとべとして熱いお肉のかたまりみたいなのが、ぴったりくっついてるカンジがする。
これ、つまり、さっきミキをのみ込んだ、あのイモムシの口?の中のお肉ってこと、なの………うえぇ……!

美希「あ……こ、こんなとき、にっ!ひいっ、ヒキョー、ぉ、んんっ!?…なの、ぉ………」

ミキがぜんぜん動けなくなったのをいいことに、衣装にはりついてるにゅるにゅるが、また好きカッテに動いてる。
さっきと同じ首のうしろとか、わき腹らへんとか……だけじゃなくて、手や、足の指のあいだ、
そ、それに、お………おっぱい、とか、おしりまで、いっぱいの指でつっついたり、なぞったり、するみたいに………

そして、ミキがいま全身をぎゅーって強くしめつけられるみたいになってるせいで、
服の下とか、ブーツやグローブの中とかで這い回るにゅるにゅるの動きが、今までやられたよりもはっきり、わかっちゃう……!

美希「ぁ、あぁ、やん、っ!そんなトコ、ぐちゅぐちゅってしちゃ、ヤぁ………」

両足の指をぜんぶ、舌で舐められるみたいにされて、出したくないのに、思わず声が出ちゃう。
ちょうどそのタイミングで、いきなり話しかけられた。

響『大変そーだねー美希。ところでその声も、ぜんぶプロデューサーや春香たちに聞こえてるから』

美希(っっ!?)

響の言葉ではっとした。さっき、のみ込まれてすぐくらいのときにも同じカンジで声をかけられて、
ミキは無事だって叫んで、それにみんなからの返事もちゃんと聞こえきたけど……
あれからずっと同じ状態なんだったら、ミキがヘンな声出したら、みんなにも、ハニーにも聞かれちゃう!?

P『だ、大丈夫か、美希!しっかりしろ、なんとかこっちで手を考える!』

春香『ごめん、ごめんね美希……今はもうちょっとだけ耐えて、お願い……!』

響の言ったことが合ってるのを証明するみたいに、ハニーと春香が口々に叫ぶ声がした。
さっきのをやっぱり聞かれてたんだ、ってわかって、顔が勝手に熱くなってくる。
799 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:47:43.75 ID:HDrs7sjP0
響『………だってさー、聞こえた?でもプロデューサーのやることさっきから全部裏目だから、期待しないほうが…』

美希「バカに、しないで!ミキたちも、ハニーも、それに……千早さんだって、響なんかには負けないのっ!!」

響の口調が、またハニーやミキたちをおちょくるみたいなカンジに戻ってるのがくやしくて、
それに…さっきまで見せられてた千早さんの「あれ」が、どうしても信じたくなくて。
ミキはイモムシの体の中で、響にはっきり聞こえるように、できるだけ大声を出した。

響『ふーん……ああ、そういえば美希は、チャレンジの最初からずーっと強気だったもんね』

声だけしか、聞こえてないのに。
ミキにはなぜかその瞬間、響が表情からすっと笑いを消したのが見えた気がした。

響『そこから出てきたときにまた同じこと言えたら自分、美希のこと、いっぱい褒めてあげるぞ』

響がそう言ったとたん、ミキのまわりのお肉でできたカベみたいなのがぐちゅぐちゅ音を立て始めた。
っていうか、さいしょから音はしてたし、ときどき動くようなカンジもしてたけど、
音も動きもそのときに比べて明らかに大きく、はげしくなってるのがわかる。

美希(うっ……これ、しめつけが……強く、なってきてる、の………?)

痛いって感覚は、とくにない。でも、肌にも、衣装の上からも、押さえつける力がかかってるような気がする。
たぶんイモムシが何かやってるんだろうけど、これで何がしたいのか、よくわかんない……

美希(…………ま、またぁ…にゅるにゅるするの、もっと、感じ取れちゃうよぉ……っ)

ただ、衣装の裏のうねうねするキモいのが元気よく動き始めるのだけは、いやでもよくわかっちゃう。
いろんなところをつつーってなでられて、舌でぺろぺろするみたいに、触られて……
さっきまで無理やり見せられてた、真美と千早さんの様子がどうしても頭に浮かんできて、止まらない。

美希(ミキの服に、くっついてるヤツ………千早さんと真美が言ってた、触手、なんだよね、たぶん……)

つい、よけいなことを考えちゃいそうになってるのに気づいて、急いで頭の中から追いはらう。
こんなトコさっさと出てって、このイモムシやっつけて……みんなの、ハニーのとこに戻らないと!

美希(…………? なんの、音?)

ぐじゅっ、ぐじゅっ、て、湿ったぞうきんとかを握ってるみたいな音が聞こえてきた。
外でしてる音がこんなところまで聞こえてくるワケないから、この虫の体の中でなにか起きてるんだと思う。

そのときいきなり、たっぷり濡れたスポンジを思いっきりなにかに押し付けるようなカンジで、
ミキの身体じゅうをしめつけてくるまわりのカベから、どろどろしたお湯みたいなのがわいてきた!

美希「ひゃうっ、あ、アツぅぶっ!?ちょ、げほっ、や、………お、おぼれ、…がぼぉ!!」

やけどするような温度じゃなかったのに、おどろいたせいで、反射的に「熱い」って言葉が口からこぼれる。
しかも、顔にかかって、口にまで入ってきたそのどろどろしたのを少し、飲み込んじゃった……
でも、そんなことより……身体が動かせないいまの状態でお湯に漬けられたら、泳げない、っていうか、息、できない!!

美希(こ、これ、お湯じゃない、ヘンな、味………っ、その前に、ミキ、ホントに死んじゃう、おぼれちゃうぅ!!)

美希「ごぼっ、うぶぇ……えっ、や、やだぁっ!! 息、できなぁ………あ、あれ?」

せきこんだあと、思いっきり叫んで、ようやく声が出せてることに気がついた。
目の前すぐのとこにもカベみたいなのがあるから、遠くまでは届かなくても、さすがに声が出てたかどうかはわかる。
ミキの全身にかかったお湯みたいなのは、実際には何秒もしないうちにどこかへ流れちゃったらしかった。

雪歩『美希ちゃん、どうしたの!?息、できないって……そっち、どうなってるの、美希ちゃんしっかりしてええ!!』

伊織『ひ、響………美希は無事なんでしょうね!?だいたいこの声、ほんとに美希本人の声なの!?』

雪歩やでこちゃんの反応からして、今の、ろくに考えないで叫んじゃったミキの声も、やっぱり聞こえてたみたい。

美希(みんなにこれ以上心配かけちゃ、ダメ…!ちょっとびっくりしただけで、大丈夫だよ、って伝えなきゃ……)

そう思って口を開こうとしたとこで、ミキを包んでるお肉のカベがまた動き始めた。

美希「っあ、はぅぅん………っ!? ぅ……… く、……んっ、…………!!」

急だったから、ヘンな声がおさえきれずにちょっとだけ出ちゃって……あわてて口を閉じる。
さっきまでみたいにまた、まわりのカベがしめつける強さを上げて来てるカンジがした。
でも今度は、ただぎゅうぅって押さえてくるだけじゃなくて、ミキのことをマッサージする、っていうか、
ぐにゅぐにゅって、身体全体をもみほぐすみたいにしてくる、っていうか………

美希(なんで……こんな、こと…………キモい、きもちわるいのっ、いや、いやぁあ……!)

ミキの衣装も肌も、どろどろしたのをたくさんかけられたせいでまだびっしょり濡れてる。
それをぬらぬらしたお肉のカベにぎゅうぎゅうって、マッサージされて、

美希「………や、っ! ……っはっ、〜〜〜〜〜〜………っ!? っひゃぁ、ん……!」

それだけじゃなくて、衣装に生えた触手も、いっしょになってミキのいろんなところでイヤらしく動いてる。
ただでさえ、ぬるぬるしてたのが、さっきの熱いののせいでよけいに、ネバネバしたカンジになってる……
800 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:48:12.64 ID:HDrs7sjP0
美希(うぁ、あ、それに、そこらじゅうで、音が………耳、ミキの耳っ、ヘンになっちゃうのぉ!)

ミキの全身をくるんでるカベも、ミキの衣装の中で動き回る触手も、ぬちゅぬちゅ、ぐちゃぐちゃって
ねとねとする液体をかき混ぜるみたいな音をずっと立て続けてた。
耳をふさぐこともできないミキは、身体じゅうもみくちゃにされながら、それを間近で聞き続けなきゃいけない。

そこで、ぐじゅっ、ぐじゅぅっ……ってカンジの、ちょっと種類のちがう音がまざり始めた。

美希(え……これ、さっきも聞いたヤツ、だけど…………まさか!?)

熱いどろどろが大量に流れてくる直前に聞いた音だってすぐに思いだして、またパニックになりかける。
でも、さっきもおぼれなかったし、何秒かだけガマンすれば、だいじょうぶ……の、はず。

ミキが予想したとおりで、音がしてからすぐに、さっきと同じどろどろしたのが周りからあふれてきた。
こんなの、もうゼッタイ飲みたくない!どうせ、ちょっとのあいだ息止めてれば、すぐなくなっちゃうんだから………

美希「………んぅ、ぶ、おぐぅ!?うっ、ん、んく……っ、ごきゅ、っ……」

ふいうちで、さっきみたいに全身をぬちゅぬちゅマッサージされる。
それと合わせて、おっぱい……そのさきっぽの敏感なところを、衣装の裏から思いっきりぐいぃってつねられた。
全身がどろどろに漬かってるまさにそのときに、息を止めてられなくされて、
思わず開けちゃったミキの口に熱いのがいっぱい入ってきて……あっ、と思ったときには、飲み込んじゃってた。

美希(うええ…っ、また、飲まされちゃったの……こんなの、もうイヤ、なのにっ!)

そして後悔してるヒマもないうちに、まわりのカベとミキの服が、全身マッサージみたいなのをすぐに始める。
せめて、ハニーや春香たちにこれ以上気をつかわせないように、声だけは、ガマン、しないと………




雪歩(美希ちゃんだから、大丈夫……… なはず、だよね…!?)

わたしたちに見えているのは、さっきから、砂漠みたいなところで身体を伸ばしている大きな虫さんだけでした。
美希ちゃんを呑みこんじゃったその虫さんは、ずっとお口らしきところを、もにゅもにゅと動かし続けていて………
どうしてもその様子が食事してる人みたいに見えちゃって、気が気じゃありません。
ただ、少なくとも美希ちゃんが噛まれたりはしてないってことだけは、声が聞こえてくることでわかってました。

そう、わたしたちには、美希ちゃんの声しか聞こえません。
だから、美希ちゃんがどんな状況なのか、その声以外に推測する手段はなにもない……ん、ですけど………

美希『ふぁ……っ、…………あ、ぁぁ…………んぅ!………っ、っ…!』

雪歩「美希ちゃん、美希ちゃんっ!どうしたのっ、大丈夫美希ちゃん!?」

自信ありげに「こんなのに負けない」と言い切っていたはずの美希ちゃんの様子が、明らかにヘンでした。
途切れ途切れに、かすれたような、少し鼻にかかったみたいな声がたまに漏れ聞こえてくるだけで、
こっちからいくら声をかけても、返事がほとんど返ってこなくなってしまっています。

伊織「答えなさいよ、聞こえてるんでしょ…?ねえ、美希、返事しなさいってば美希っ!!」

伊織ちゃんがわたしのすぐ近くで大声を上げても、やっぱり美希ちゃんの反応はありませんでした。

雪歩(こっちの声が聞こえないように、響ちゃんが邪魔してる、とか……それか、美希ちゃんからの声のほうが妨害されてるのかも…!?)

どうなってるのか誰からも教えてもらえないぶん、自分で考えるしかなくて、
それはそれでどんどん、悪いほうにばっかり想像がふくらんでいってしまいます。

そしてそんな風にして、わたしたちがみんな焦っている、その間にも………

真美『ぁあんっ♥♥♥♥♥しょくひゅしゃいこぉお♥♥♥♥♥せっくす、せっくしゅいっぱいすりゅのぉ♥♥♥♥♥♥』

千早『はるか、はるかぁっ♥♥♥♥♥♥はるかのお○んぽ♥♥♥♥♥♥しょくしゅおち○ぽ♥♥♥♥♥♥いっぱいぃ、ひゃぁん♥♥♥♥♥♥』

雪歩(…………ぅう、っ、真美ちゃん、千早ちゃん………!!)

千早ちゃんや真美ちゃんがひどい目に遭わされている様子の映像も、止まったりしてくれません。
ふたりとも、お顔も身体もほとんど真っ白で、べとべとにされて……全身にたくさんの触手が、からみついていて……

ふたりがイソギンチャクみたいな魔物の群れにいやらしいことをされ続けているのを、強制的に見せられて。
わたしはもちろん、春香ちゃんや伊織ちゃん、それにたぶんプロデューサーも、もう見たくない、って何度も思ったはずでした。

でも、こうやって、美希ちゃんみたいに声しか聞こえてこない状況にされるのも、別の意味でつらすぎます。

雪歩(祈るほかに、なにもできないなんて……美希ちゃん、どうなってるかわからないけど、せめて無事でいてぇ!)

虫さんだけが映っていて、また何も聞こえてこない映像を見ながら、わたしは懸命に念じていました。
801 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:48:41.86 ID:HDrs7sjP0
美希「………ぅぷっ、…………っはっ、はっ、はぁっ………ん、ぅ! ひぅ…………っく、………!!」

ミキのからだが、あの熱くてどろどろしたやつに漬けられるのは、1回あたり、長くても10秒もないくらい、だと、思う。
それに、ちょっと飲んじゃうくらいなら、おぼれちゃうこともない。ぜんっぜん、おいしくない、けど。
そのあいだ、ミキは息を止めとけばいいだけだから、だいじょうぶ。
タイミングだって、はっきりした合図になるのがあるから、心配しなくてもぜんぜん…………

美希「…………!」

……ぐじゅうぅぅ、って、濡れたものをしぼるような音が、まわり中から聞こえてきた。また、アレがくる。
べつに、これ、すっっっごく気持ちわるいだけで、ミキにダメージはない。これなら、ちゃんと…耐えられる!
ただ………

美希(ま、また………!?もう、何回されたかわかんない………あ、あと何回、やるつもりなのっ!?)

…………あんまり、回数が多すぎて、ミキも、もう覚えてられなかった。

そんなミキの考えなんかおかまいなしで、またお顔とか髪とか、全身をどろどろした液で洗い流される。
ほんとはもちろん、こんなのに漬かりたくなんか、ない…んだけど、今さらすぎて、もう反発する気にもならない。

美希「っ、〜〜〜〜〜っっ!……や、………ふぁ、っ!?ん、んっ………! ……」

お肉のカベがうねうねと動き出して、ミキのからだに触ってぐちょぐちょと音を立てた。
ねばねばしたのが引いていったあと、必ずこうやってマッサージみたいにされるのも、さっきからずっと、同じ。

美希(もみくちゃに、されて、ぬちゃぬちゃって………まるで、ミキのことアメ玉みたいに、ぃ!)

おっきな舌で、からだ中を舐められて、べとべとにされてるみたいなカンジ。
ヘンなにおいだし、まだ身動きほとんどとれないし……それに、熱くて、気持ちわるい………

美希(あつ……い、あつすぎる、のぉ…………これが、ぎちぎちにくっついてくる、せい、で……)

………マッサージみたいにされるのは毎回、同じ、だけど……少しずつ、やり方が変わってきてた。
ぎゅうぎゅう吸いついてくるまわりのカベが、さっきまでみたいに全身に来るんじゃなくて、
ミキのからだの中でも一部にだけねらいを決めて集中攻撃をしてくる。

美希「あぅん、っ!…………いゃ、ぁ、………おっぱいぃ、そこ、おっぱい、だからぁ」

美希「やだ………やめ、って、……………ひゃうぅ!? あ、あぁ………ヤ、ぁっ、おしり、もぉ!」

すごく大きな手で、すっぽり包み込まれて、おしりやおっぱいを、なでまわされてるみたいだった。
その手もなでるだけじゃなくて、左右べつべつに、ぐいぐいっておモチをこねるみたいにしてきたり、
指をたてて押し込むみたいな動き、とか、ぎゅうぅって、強めの力でひっぱるみたいにされ、たり………

美希「…………ひぁあっ♥ そ、そこ、ほんとにダメ………ぇ!そこは、女のコの、だいじな、ん、〜〜〜っっ!」

おっぱいとおしりだけじゃなくて、お股のあいだにもぐいぐいって何か、押し付けられるみたいにされる。
見えないから、わかんないけど……短いスカートじゃガードになってない、はずで…たぶん直接、ショーツを触られちゃって、る。

美希「きゃんっ、やっ、あぁ!…………ま、またぁ、にゅるんってぇ…だめ、触手、動かないで、っひぅんん!?」

衣装の裏でぬらぬら動く触手も、さいしょに比べて、ずっと活発になってるのがわかる。わかっ、ちゃう。
こいつらが、ミキのからだのあっちこっちを……イヤらしいとこばっかり、直接、にちゃにちゃ舐め回してきてる。

美希(だ、だめだよっ、しっかり、しっかりしなきゃ………だめ、なのに、頭……ぼーっと、しちゃう、からだ、あついぃ)

どろどろしたのを浴びせられて、衣装の外からも中からも、熱くてヘンなにおいといっしょに、ぐちゅぐちゅにされる。
それを何回も何回も繰り返されてるせいで、ミキのからだは、カッテにぴくぴく跳ねちゃう。

『………き! こえ か、返 し …れ 頼 ……!』

カゼひいて熱があるときみたいに、考えてることが、まとまんなくて、誰かの声も、よく聞こえな………声?

P『美希、美希ぃっ!?無事なのか?俺の声、そっちに聞こえてるか!?』

美希(…………っ、あ、は、ハニー!!そ………うだよっ、ミキの声も、ハニーたちに、ぜんぶ)

声が聞こえて、なにを言ってるのかまでちゃんとわかって、頭が急にはっきりした。
今まで意識しないで出してた声も、春香たちやハニーに聞こえてるんだってことを、忘れちゃってた……!
せめて、これからまた声を出さないようにしなきゃ、って思ったところで、全身をいきなり引っ張られるカンジがした。

美希「え………んひゃぁあぁ!?くぅ、ふぐっ………あ、あ、や、やめ、ぇっっ!」

明らかに、今までされたのよりずっと激しく、周りのカベぜんぶが波打つみたいにぐちゃぐちゃ動いてる。
そのウェーブするような動きに合わせて、ミキのからだが少しずつ移動させられてた。
802 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:49:10.01 ID:HDrs7sjP0
どっちが前か後ろか、上か下かもわからないまま、ずりずりって引きずられるみたいに動かされる。
そうされてるあいだ中、ミキのからだ全体が、お肉のカベと思いっきりこすれあって、
そしてこすられた方のカベからはどろどろした熱いのが、ひねった蛇口みたいにどんどんあふれてくる。

美希「いやぁあっ、ぐじゅぐじゅして、気持ち、わるいぃっ……やだ、っひゃひいぃ!ぁっ、あっ、ふにゃぁあ!!」

せまくて熱いトンネルを、全身しめつけられて、ねばねばしたのを塗り付けられながら、通らされる。
しかも、それといっしょに、衣装の裏のにゅるにゅるがいっぺんにミキの全身で動き始めた。

ブーツとグローブの中で、指の先からあいだまでぜんぶ、たくさんの舌が巻きついてくる。
そのあいだにもミキのおなかと背中、両方で、びっしり生えそろってる細かい毛みたいなのが動いて、
カベからしみてきたどろどろを塗って伸ばすみたいにされて、ぞわぞわするのが止まらない。

それから……スカートの裏とか、下着…ブラや、ショーツの中の、ぬめぬめする触手たち、も。
まるで、小人がいっぱいその中にいて、いっせいに小さな手でミキのからだにさわってるみたいに、
おっぱいも、乳首も、おしりも、………大事な、ところまで、
引っぱられたり、つつかれたり、ぎゅってつねられたり、して、めちゃくちゃに、いじられて、る…♥

美希「ヤぁぁっやめてぇっ、そんなっダメはげしいのぉぉ!もう…ぅきゅぅぅっ、あひぃっ」

さっき、ちゃんと聞こえたと思ったハニーや春香たちの声なんて、もう、とっくに聞こえなくなってた。
ぐちゅぐちゅじゅぷじゅぷにちゅにちゅって、まわりで湿った音だけがずっと鳴ってて、
ミキのからだの中からも、おんなじような音が聞こえてきてる、気が、しちゃう!

美希「だめぇっらめ、とめ、ひゃんっお願い止めてぇえ、きちゃう、ミキなんか、きちゃうのぉぉ!?」

全身ぐっちゃぐっちゃにされて、どろどろにまみれて、ミキまでいっしょに溶けそうな気がして、気づいたら叫んでた。
からだ中がもう、熱くてたまらない。ほとんどなんにも考えられなくなっちゃって、目の前がちかちかして、
おなかの奥のほうが今すぐ爆発しちゃいそうな予感でカッテに手足が、腰がふるえちゃう。

ミキの声に反応したみたいに、まわりのカベがまたぎゅううって強くしめつけてきて、
そして、そのタイミングを待ってたカンジで、ミキをいじりまわす触手がからだ中で激しくくねった、気がした。

美希「やっ、あ、ぁあ!?あぁあぁーーーーーー……… っっっ♥♥」

フラッシュたかれたみたいに、目の前が真っ白になって、すぐになにも見えなくなる。
どこかに落ちていくような気分のまま、白一色にそまった視界が、今度は暗く、なって………


ばしゃぁあぁっ!


美希(…………、っ、ほ、んとに、落っこちて、た……?)

お風呂、ってほどは熱くない、温水プールみたいなところに、ミキは飛び込んじゃったみたいだった。
横になっててもおぼれないくらいの量の水で、でも、水よりちょっと重たいようなカンジもする。

美希(だけど、これ………あったかくて、きもち、いぃのぉ……♥)




美希の声だけしか聞こえない状況は依然として変わっていなかったが、
千早や真美の痴態をそれまで延々見せられ、聞かされていた、Pにも、そして春香たちにも、
美希の身にどんな異変が起きているかを察するには、その声だけで十分すぎた。

ワームの食道の中で丹念に媚薬粘液を浴びせられて全身に揉みこまれ、
そして、触手服に身体を弄ばれながら、蠕動する肉壁によってその先の空間へと送り込まれる。
その移動に伴う刺激だけで、美希は初めての絶頂を迎えさせられてしまっていた。

美希「ぅ………あ、ん、んん………!」

肉壁に囲まれている点では同じだが、それまでの狭い肉牢よりはいくらか余裕のある空間に、美希は放り出されていた。
底にあたる部分には、再三美希の全身を漬け込み、くまなく表面を洗い流した媚薬粘液が溜まっており、
その中になかば身をひたした状態で、シャイニング・ミキはぐったりと横たわっている。

それと意識することすらできないうちに人生で最初のエクスタシーを迎えさせられてしまい、
その余韻で意識が朦朧としていたのが、美希にとっては致命的だった。

白濁粘液の水面をかすかに波立たせつつ、その下を動いてきたものが、美希の両脚に吸い付く。
シャイニング・ミキの左右の足にそれぞれ触れたそれは、先端部を大きく開くと
美希の足先をブーツごと、すねの半分近くまでくわえこんで動きを封じてしまう。

美希「……………ぅ、え? ………!! なん………あ、あぁっ、このぉ、っくぅう!?」

わずかに遅れたものの、異質な感触に美希は瞬時に反応し、とっさに身体をひねると手をついて立ち上がろうとした。
しかし、その両手が粘液のもったりと重い感触をかき分けて肉壁に触れた瞬間、
指もてのひらも、やわらかく熱いものに飲み込まれるようにして、そのままずぶずぶと沈み込んでいく。

美希「やっ!? ちょ……は、はなして………うそ、抜けない、っ……!」

結果として、ひざと両手をついた四つんばいの姿勢で、美希は両手足をがっちりと拘束されてしまう。
803 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:49:36.66 ID:HDrs7sjP0
美希の足先を包み込んでいたのは太く弾力に富む、触手状に伸びた肉壁の一部だった。
首尾よく獲物を捕らえたあとは、また肉壁の中へ吸収されるようにして一体化している。
同様に、腕を呑みこんでいるのも同じ拘束用の肉穴だった。

腕はひじ近くまで、足はひざ下までを肉壁に飲み込まれていたが、
その手や足先は媚薬粘液の水面下に完全に没していて、美希が直接目にすることはできない。

美希(あ、あせっちゃ、だめ…手と足を抜く方法、考えなきゃ!………なのにぃ、頭、……なんか、まだぼーっと、しちゃう…)

先ほどまでと違う形でまた完全に拘束されたことに混乱しつつも、美希は脱出のための方策を必死で探そうとした。
そこへ、声だけの「総帥」がのんびりとしたペースで話しかけてくる。

響『ワム造のおなかにマジシャン1名さま、ごあんなーい。大丈夫だよ美希、食べられたり溶かされたりはしないから』

美希の心を読み取りでもしたのか、響は先回りして消化される心配はないことを告げる。
しかしその声の調子といい、ここまで虫の体内で受けた行為といい、美希を安心させるにはほど遠い。

美希「ひ、響!早くミキを、ここから出し………」

響『しっかり気持ちよくしてもらえてよかったね、シャイニング・ミキ。どうだったー?』

手足を呑み込まれたまま、すぐに解放することを要求する美希の言葉にはまったく取り合わず、
にこにこ笑いながら響が問いかけた。

美希「………はぁ!?な…、なに言ってるのっ!?キモいだけだよ、ミキ、気持ちよくなんかなってない!」

虚をつかれて数瞬反応が遅れたが、それでも美希は声の出所と感じた方をにらみ据えて叫んだ。

響『千早といい真美といいマジシャンはうそつきだらけだなぁ。美希がイったのだって、ちゃんと見てたぞ?』

美希「し、知らないっ……そんなコトどうでもいいから、外に出してってば!!」

自身が体験した感覚の正体が快楽であることにうすうす気づいてしまっていた美希は、
その残滓に押し流されそうになるのをごまかすように、響の言葉をさえぎる勢いで大声を上げた。

しかし、性的絶頂をついさっき強制的に味わわされるまで自分自身で経験してはいなかったとはいえ、
真美や千早が触手に犯されて晒した痴態や、ひっきりなしに上げる嬌声を見聞きしたあとでは、
響の口にした「イク」という単語の意味が、美希にもおぼろげながら理解できてしまう。

美希(さっきの………が、千早さんや真美のさけんでた、のと、いっしょ………?う、うそ、違う、気のせいに、決まって……)

出口のない思考の海に沈み込みかけた美希の目の前に、粘液の海をざばりとかき分けてなにかが姿を現した。

美希「え…………ひっ、いやあぁっ!?」

美希を呑み込んだ巨大なワームとほぼ同じ姿の、芋虫によく似た生き物が、白い水面から頭を持ち上げていた。
本家に比べればサイズはずいぶん小ぶりとはいえ、太さは美希の腕ほどもあり、胸から生えた足がわらわらと宙をかいている。
その小さいワームは目鼻のない頭部を美希の方へ向けると、ぐぱぁ、と先端部を分割するようにして開いた。
花弁のように四方向に分かれた頭部のそれぞれのパーツの間には、ねっとりとした粘液のアーチがかかっている。

内側に、縮尺だけ縮んだ触手の群れが本家同様大量にのたくっているのを見て、美希はひっ、と小さく悲鳴に似た音を立てて息を呑んだ。
それからほとんど時を置かず、美希の目の前だけでなく周囲からも、水音が断続的に立ち始める。

ざば、ばしゃっ………じゅるるる………

美希「………や、やぁ、うそ……こんなに………!っこ、こないで、やっ、来ちゃ、いやぁ………」

美希を取り囲むようにして、大小さまざまなバリエーションのワームが林立していた。
太さや長さには個体差があるようだったが、どれも姿はほぼ共通しており、美希を体内に収めている巨大な一体とよく似ている。

響『ワム造の子供たち勢ぞろい…って感じ?実は自分も見るの、はじめてなんだ。こんなにいたんだね!』

どのようにして透視しているのか、響はシャイニング・ミキと、その周囲に生え揃ったワームたちを見渡して楽しげに言う。
無様に四つんばいにさせられ、顔を真っ青にし、言葉もないまま小刻みに震えている美希をよそに、「総帥」は言葉を続けた。

響『でも美希はきっと耐えられちゃうんだろうなー。さて、千早や真美とは違うってとこ、見せてもらわないと!』




美希『いやっ、や、やめてぇえ!?そんなトコっ、あ、あぁっ、ふあぁあぁああ!!』

美希『ひゃうぅうぅん♥ ……も、もうヤなの、いやらしいとこばっかり、ん、んんっ、はぁあんっ』

美希『………え? なに……ひぃっ、イヤっイヤぁぁ、そんなの、お口、……っぶ、げほ、おえええっ!やめ、やぁあ、うぶうぅぅ!?』

ほんのさっきまで、もう凌辱される千早と真美の姿を見せないでくれ、と願い続けていたはずだったのに……
声だけしか聞こえてこないのが、こんなにもどかしくて恐ろしいことだなんて、俺は思いもしなかった。
美希の悲鳴が上がるたび、千早や真美が触手に犯されるさまを見せつけられるのとはまた違う焦燥感に、全身をかきむしられる。

P「み、美希、しっかりしろ!大丈夫か!?美希、美希いぃっ!!」

俺がどれだけ名前を呼んでも、美希は返事ができる状態にないらしく、切羽詰まった悲鳴だけが上がり続ける。
何をされているのか、だいたい想像はついてしまい………それでもさらに悪い方に考えが止まらず、俺はひたすら叫ぶしかなかった。
804 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:50:03.62 ID:HDrs7sjP0
美希「やだ、やだぁあっ!!やめてよぉ、離れて……あぁっ!み、ミキのおっぱい、いじっちゃ、ヤぁあ……」

四つんばいになっているせいで重力に引かれ、下方向へそのたっぷりした存在を主張している美希の両胸に
粘液溜まりの中から伸び上がったワームの幼生と、肉壁から直接生え出している先割れした太い触手が、それぞれかぶりついていた。
シャイニング・ミキの衣装の裏に同類の触手が密生していることを察知したワームたちは
あえてコスチュームを破りもはだけさせもせず、その上からくわえこむと、口中で弾力のある肉毬をもにゅもにゅとしゃぶる。

美希「あぅっ、いや、だめぇ……っ、はうぅん!?にゅるにゅる、にゅるにゅるするのだめなのぉ!」

もちろん触手服のほうも外からの凌辱者に同調するかのごとく、美希の柔肌を直接弄び嬲る動きを止めることはない。
外側から力強く鷲掴みにするようにして揉みほぐされ、内側では細くやわらかな触手の群れに肌を舐め啜られて、
バストを中心に燃え盛る性感の発する熱波が、美希の全身にまで余すところなく伝わっていく。

美希(ハニー…じゃない、っていうか、人でも、なんでもない、のに……!ヘンなの、ミキのからだ、なんか、おかしいよぉ…っ)

たっぷりと身体じゅうにまぶしつけられた媚薬粘液が、ただでさえ豊満で敏感なシャイニング・ミキの肢体を
すっかり準備のできた牝のそれへと作り替えてしまっていた。本人にその気がなくとも美希の目はうっとりと潤み、
頬がはっきりと紅潮して、自由に動かせない腰がくねり、ふとももをすり合わせようと細かく動き続ける。

巨大、といっていい肉感とぴちぴちとした若々しさの両方をそなえた形のよいヒップも
美希が腰や身体を無意識にうねらせるのに合わせ、左右にふりふりと揺れた。
スカートの裾と一緒になったその蠱惑的な動きに誘われるようにして、さらに別のワームの幼生が音も立てずに忍び寄る。

美希「ひぁあぁあぁあ!?ちょっ、や………んんんっ!」

美希から死角になる後ろ側に現れた幼生は、乳房をくわえこんだものよりも成長しているのか、サイズがいくぶん大きかった。
その個体もまた親や兄弟と同様に、長い体の先端部をぐばっと開いて分かれさせると
美希のスカートの下に頭をもぐりこませ、ヒップ全体にがっぷり深く食いついてほとんど覆い隠してしまう。
そして、美希が悲鳴を上げて腰を大きく揺すり、振りほどこうとするのをまったく意に介することなく、
幼生ワームは開いた口の中からたっぷりと粘液を分泌させ、下着ごと美希の臀部を媚薬漬けにし始めた。

美希「そ、んな、いやぁぁっ、じゅるじゅるってしないでぇえ!?お、おしり、やだぁ、やめてぇえっ…」

もともとショーツの中は、生え揃った触手たちの体表から分泌される粘液でじっとりと湿っていたが、
その上からさらに大量の媚薬粘液で浸され、布地と触手が融合した物体がべとべとになって柔肌に張りついた。
衣装の裏の細かな触手たちは水を得た魚よろしく活発に蠢いて、美希の尻たぶを揉んで引いて舐め回し、
同時に尻肉を貪るワームが触手服ごと桃尻をしゃぶり回して、口の中に生えた肉紐で媚毒をこってりと塗りたくっていく。

美希(おっぱいもおしりも、ぐちゅぐちゅされちゃって、る…触手に、イモムシなんかにぃっ)

美希(ミキ、こんなのヤなのに、気持ちわるいのに………からだ、…おなかが、お股が、……あつ、い、ぃ………!)

判断力を鈍らされた美希が必死に耐えている間にも、乳房や美尻に限らずシャイニング・ミキの身体の至るところで責めが続けられていた。
すらりとした手足をそれぞれ飲み込んでいる肉口の中では、ミミズに似た大量の触手が我先にと寄り集まって
美希の手先と足先に幾重にも巻きつき、触手服の一部となっているグローブやブーツごと締め上げ、
ぎゅうぎゅう握るように力を加えたり、指と指を組むのごとく繊細にからみついたりして、肢体の末端から快楽に染めていく。

あたかも水牢か、拷問部屋の様相を呈してきた空間を包む四方の肉壁からは、途切れることなく媚薬粘液が滲み出してきていた。
それは時おりねばっこく糸を引きながら、四足の姿勢で震えを止められない美希の身体に容赦なく滴り落ち、
その一滴が美希にとっては燃え盛る蝋燭から垂れ落ちた蝋のように感じられ、肌とその下の神経までも焼き焦がしていく。

美希「あぁ……っ!?とって、いやぁ離れてよぉぉっ!な、なんかいるぅ、また増えてるのぉお!」

さらに美希にとって不運なことに、その身体に落ちてくるのは粘液だけではなかった。
指のサイズ程度の、まだ生まれて日が浅いらしいワームたちも時に肉壁から這い出してきて自由落下をはじめ、
運よく美希の背中に着地したそれら幼虫は、我が物顔にマジシャンの上をうぞうぞと這いずる。
ごく小さいとはいえ、その何本もの足で粘液を触手服ごしに、あるいは肌に直接塗り付けられ、
正体を見て確認することも不可能な美希は、ひたすらに身体をゆすって悲鳴を上げることしかできない。

美希(…………っ、え? な、なに、このカンジ……)

ほぼ全身くまなく、コスチュームの上からも下からも触手たちに嬲られ、性感を無理やりに昂ぶらされている中で、
なぜか股間にひやりとした空気の流れを感じ、美希は四つんばいのまま頭を下げた。
違和感の正体を確かめようと、股眼鏡の要領で下腹部をのぞきこんだその美希の目の前で、
ショーツの大事な部分を覆うクロッチ、その中心にスリットが入り、ゆっくりと左右に開いていくのが見える。

美希「はっ、ぁ、え!?な、なんで、ミキの……そんな、だめえ!」

細胞レベルでマジシャンの衣装と一体化した触手生物にとって、シャイニング・ミキの服はもはや
自身の意志に合わせて変形させることが可能な体の一部となっていた。
ショーツは心臓部ともいえる股布のど真ん中から左右に開いて美希の陰唇や陰核までを露出させ、
ワームや触手に覆われて美希の目の届かない胸元でも、上衣とブラがどちらも花咲くように左右に分かれ
すっかり固くなって立ち上がっているピンク色の乳首が、衣装の外にまでさまよい出てしまう。

そもそもこれが触手服による行為であることにも思い至ることができず混乱する美希をよそに、
お膳立てを整えてもらった幼生ワームや肉壁から生え出た触手たちは、一斉に自分たちの仕事にとりかかった。
805 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:50:30.07 ID:HDrs7sjP0
美希「ぁ、あぁっ、やっ、直接なんて、やめ……っひぎっ、きゃうぅうううぅぅんんーーーっ!!」

ちくっ。ぷす、くちゅっ………

瞬く間に乳首もクリトリスも露出させられてしまい、さらに見ている前でワームや細い触手に、敏感な突起を呑みこまれる。
それでもせめて声を上げて反抗しようとした美希を、かすかだが鋭い痛みの三連撃があっさりと黙らせた。

美希「………………っっあ、は♥ は……ぅ、あ…………」

媚薬漬けのまま触手に弄られ続けた美希の肉体は、美希自身が考える以上に快感をためこんでいて、
両方の乳首とクリトリスに細い針状のものが突き立てられる刺激がその起爆剤となってしまう。
そして、瞬間的に軽い絶頂に突き上げられて意識が混濁しかけた美希を、さらなる淫虐が襲う。

美希「う、ぁんっ!?なにか、ミキの中に……っ、入って、きて、ひぁあ、あ!熱ぃ、とけちゃ、う?!」

燃え続け、うずくような熱が、美希を身体の中から寸刻みに焼いていく。
あまりの灼熱具合に痛みと錯覚してしまいそうなそれをもたらしたのは、乳首と陰核に注入された媚薬粘液だった。
三か所の固くしこったでっぱりはそれぞれ、ワームの幼生や細い専用の触手の口に根元まですっぽりと含まれ、
注射針のように細く硬質化した触手が美希の中へと毒液を流し込んでゆく。

美希「それだめぇえっ、いや、ヘンになるっミキ、ヘンにされちゃうぅ!ふぁあ、あぁ入ってくる、だめ、だめぇえ!?」

美希は得体の知れないものを注入される不安と身を焼く熱におびえ、四つんばいの姿勢から背を激しくのけぞらせて叫んだ。
その手足をくわえこんだ触手も、バストやヒップにへばりついた若いワームたちも、
ぶじゅぶじゅと媚薬粘液を垂れ流しながら口内の触手の群れを蠢かせてシャイニング・ミキの身体を嬲る。

美希「きちゃうぅ!またアタマ飛んじゃうのぉ、やだぁっやめてぇえ……お、おっぱい、お股も、なにか来ちゃううっぅうぁああぁぁ!?」

耐えようと心に誓う間すら美希には与えられなかった。
すでに身体じゅうを発情させられている状態で、神経の集中した感じやすい突起に直接媚毒を撃ち込まれ、
全身どこもかしこもぐねぐねと動き回る触手の群れにねちっこく舐めるように愛撫されて、
シャイニング・ミキは二度目の望まぬアクメを強制されてしまう。
ぶしゅっ、ぶしっ、とかすかに音を立てて乳首からは母乳らしき液体が吹きこぼれ、
股間からも透明な液体が断続的にあふれてきて、触手たちの滲み出させる粘液と混じりあう。

美希「ぁ、んん………っ! はーーっ、はひ、っ、…………っく、ぁぁ………♥」

美希(いま……おっぱい、が、どうして…!?それに、それにミキ、…………おもらし、しちゃっ…)

響『あれー、ぜーんぜんダメじゃないかー、美希。こりゃこのまま気持ちよくなって千早&真美コースかな?』

自分の身体が完全にコントロールできなくなっている事実にショックを受けつつ、
それ以上にまったく知らない感覚に翻弄されている美希。その理性が、響の言葉で少しだけ回復した。

美希「っ、ちがうの、……ぉ、ん…っ!カッテなこと、いわないで、ミキは、気持ちよくなんて、ひゃうぅ♥」

勇ましく敵のボス相手に噛みついたその言葉も、震える肌をぬめついた触手に撫で上げられ、
乳房や尻肉をワームに甘噛みされやわやわと転がされるだけで、かんたんに語尾がとろかされてゆく。

美希「ヤぁっ、もうだめ、だめ……なのぉ、んうぅ!?触手いやぁっ、ぬめぬめするの、ひぁ!…やだ、ってばぁ……」

そのまま全身を嬲られはじめ、身体の芯まで媚薬粘液でふやかされる感覚がまた美希を襲う。
拘束されている手足ががくがくと揺れ、自身を支えておくのも困難になりながら短く甘い悲鳴を上げるだけになった美希をながめ、
響は意地の悪い笑みを満面に浮かべると、軽く指を鳴らした。
その音に反応して、美希の身体は手足を呑み込まれた状態のままぐるりと反転させられる。

美希「えっ…え、あっ!?きゃぁあ!」

美希の両手足に食いついている拘束用の触手が、肉壁から伸び出て拘束を続けていた。
両手は頭の上に少し開いた状態で伸ばされ、足も同じく軽く開脚した形で引っ張られており、
美希はアルファベットのXの文字に似た体勢で肉牢の床に寝かされていた。
反転させられる際に、美尻をしゃぶっていたワームの幼生は勢いでもぎ離されていたが、
同じくいったん離れていた両胸のワームと触手はすぐそばをふらふらと漂っており、
今にも乳房や乳首への責めを再開させたそうに様子をうかがっている。

美希(うぅ、背中とかおしりとかぜんぶ、どろどろに、漬かってるぅ……そ、それに、ブラもショーツも、さっきの、まま………)

衣装に寄生した触手が淫猥に変形させた下着やコスチュームはそのままの形状を保っていた。
粘液でぐしょぐしょになった衣装が張りつき、形がはっきりと分かるようにされてしまったメロンのような両胸では
桜色の乳首のまわりだけ破り取られたように衣装が裂けていて、小さな突起が羞恥と快感に震える。
ショーツの中心では、ぱっくりと開いたスリットの真ん中にきれいな桃色の肉蕾がひっそりと閉じたまま姿を見せており、
そして布地の端からはびっしりと生え揃った触手たちが、粘液にまみれてうねる先端を少しだけのぞかせていた。

響『ああでも、それだけ身体えっちにされてるのに、口だけでも否定できるのはすごい、のかも。みんな感心してるよ。ほら』

美希「え?」

大事なところを晒されたままの恥ずかしさに震え、うつむいていた美希は、促すような響の声に素直に顔を上げる。
そして、映像越しに、自分を呆然と見つめている春香や雪歩、伊織……それにプロデューサーと、目が合った。
806 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/27(火) 21:51:35.43 ID:HDrs7sjP0
伊織(…………!?)

わたしたちにとっても、あまりに突然だった。
声しか聞こえない地獄みたいな時間が延々続いてた、と思ったら、次の瞬間には美希の顔が目に飛び込んでくる。

美希『え……………あ、れ?ハニ……みんな、でこちゃん、春香、ゆき、ほ……えっ? な、んで?』

完全にあっけにとられた顔で、何が起きてるのかわからない、って声で、美希がつぶやいたのはそこまでで………
次の瞬間にはもう、画面の向こうの美希は、全身全霊の力をこめて暴れ始めていた。

美希『いやぁあぁあぁっ!!やだ見ちゃだめええぇえっ!?おねがい、おねがいっ見ないで、ミキのこと見ちゃやぁああぁ!!!』

白っぽい液体のプールみたいなのに半身漬かって……というより、漬けられているせいで、
美希が身体をよじるたびにその液が波立ったり飛び散ったりし続けている。
水よりもだいぶ粘度が高いのか、音も動きもそこまで激しくはないみたいだけど………
でもあれは、さっきまで見せられていた、千早や真美が浴びせられていたものに、よく似てる気がする………

美希『いやっ、ヤなのぉ、やだぁあぁぁ………はうぅう♥う、うそ、今はぜったいっ、や、あぁあぁあ!?』

わたしたちの見ている前で、半泣きになっていた美希が大きく目を見開いた。
その年とは思えない立派すぎるくバストに、横合いから、さっき美希を呑み込んだのとそっくりな虫の化け物が食いつく。

伊織(な………なに、あれ!?え……?あのデカブツが中に、自分と同じ虫を飼ってるの!?)

わたしが、そしておそらくはアイツや春香たちも、わけがわからない光景に唖然としているうちに
映像の中では美希の身体に次々と同じようなモンスターたちが群がっていく。
そして同時に、わたしが身に着けさせられているのと同じ、衣装の裏の汚らしいやつらがぐちゅぐちゅと蠢く。

伊織「み、美希いぃっ!!」

思わず叫んでしまった声も、美希には聞こえていないらしかった。
美希の胸にへばりついた芋虫や、まわりの白い水面の下から伸び上がっている触手、
それに美希の肌にぴったりと密着している触手服たちがぐちゃぐちゃぬちゅぬちゅとやかましく音を立て、
そしてそれ以上に、美希本人も、負けないくらいの大声で悲鳴を上げ続けていたからだ。

美希『も、もう、らめなの、ぉ♥にゅるにゅるだめえぇえ!きちゃうっ、みんな、ハニーもぉ見てるのにまたきひゃぅうぅう!?』

美希『そんなのヤぁっ、ミキ、ミキはぁあ、あくぅぅ!?あぁっひゃぁぁあぁあぁぁんん!!』

縛られた身体でブリッジでもするように思いきりエビぞりをして、美希が絶叫する。
それと同時にぶしゃぁっ、と何か噴き出すような音がして………信じられないことに、美希の両胸から、乳白色の液体があふれた。
しかもそれを、胸をくわえこんだ芋虫が吸い上げて、飲んで、る………?

美希『あぁ、ぁ、やだ、ってミキ、いったのにぃ………はにー、み、見ちゃ、やだぁ…………ひっく、ひぐっ、………』

この状況で、今の美希に、アイツであれわたしであれ、どんな言葉ならかけてやれるというのか。
画面のこっちのわたしたち四人は揃いも揃って、凍りついたように身動き一つせず、映像を見続けるしかない。

響『ってことで、声だけだとわかりにくいだろうから映像つきにしてみたぞ。どう美希、みんなに見守られて……』

美希『う、うるさ、い!!ぜったい許さないの、ここ出たらぜったい響なんか、響、なんかぁぁっ!!』

涙でぐしゃぐしゃになった顔のまま、美希は声だけの響に食って掛かった。
にやにやと笑っている響の顔が、おそらく美希にも画面越しにも見えているのだろう。

そんな状況だというのに、わたしはどうしても美希の服の惨状に気を取られてしまう。
胸の先っぽ、……乳首、のところだけピンポイントに穴が空いていたり、
それに、どうも見たところ、ショーツにもスリットが付け加えられてしまっているように見えた。
マジシャンの力をもってしても剥がしたり傷つけたりできなかった衣装がああなっている、ということは、
響が何かしたか、それとも、衣装自体がなにか変化した、という可能性も捨てきれない気がする。

響『まぁまぁ、ね、美希、ちょっと落ちつこ?それに、さすがに今度は気持ちよかったでしょ?』

美希『ば、バッカじゃない、の!?そんなわけない!ミキ、こんなのキモイだけだって、ずっと言ってるのっ!!』

響『ええー……そうなの?そうかぁ……そりゃ困ったなー…………』

激しくなる一方の美希の怒りを前に、ぽりぽりと軽く頭をかきながら響がこぼす。
でもその言葉と裏腹に、口元に隠しきれない笑いが浮かんでいるのがはっきり見て取れた。

何を言い出すのだろう、と不安がおさえきれないわたしの前で、響は手をぱんと打ち鳴らし、
いかにも今思いついたと言いたげなそぶりで、目を輝かせて喋り始める。

響『よし、じゃ、どうしても美希には気持ちよくなってもらわなくちゃ。プロデューサーとみんなが見てる前で、開通式しよう!』
807 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/27(火) 21:56:47.50 ID:HDrs7sjP0
性の6時間?もちろんこれ書いてましたよ?

お待たせしまして申し訳ありません。
ほんとは性の6時間の間に投下しようと思ってたんですけど間に合わなかった。

そしてなんで本番にも至ってないのにこんな長いんだ、また半年やる気か(フラグ)
今回は♥があんまりないですね。次で激増するんじゃないです?

次は年末までに投下できたらいいなあと思っています。
どうせ安価とかない予定ですし。


やるかどうかは別として、エロシーン中に安価とか欲しいですか?
例えばコンマで堕ちる堕ちない決めてみるとか、あとは中に出すかとか外に出すかとか。
しかしそれはリアルタイムが前提になるだろうか。


まあさておき、とりあえず今回はここまで。寸止めです。書きためが尽きたとも言います。
ちょっと早いけどおやすみなさい。






さて、>>770のスレで全裸待機しなきゃ(使命感)
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/27(火) 22:29:52.83 ID:CEtYRErs0
乙です。いいところで生殺しですね。エロ安価は魅力的ですが、時間がかかってしまいそうなので>>1に全て任せます。
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/28(水) 00:25:53.49 ID:bNif5aeQ0
乙です
エロシーン中に安価取るくらいなら、>>1の裁量やさじ加減で十分でしょう。
それに触手中心ものだから、中にしろ外にしろ本数が多いので、結局どちらも汁まみれになるのでは?(ゲス顔)
810 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2016/12/30(金) 23:18:18.03 ID:KTV3mZKE0
年越し前に今年の煩悩分を投下できる予定です。
時刻的にはめざせ日付変更直後くらい!

と言っておいて、実際の投下開始が2時3時とかが(皆さまご存知の通り)日常茶飯事なので
無理に待たず今晩は早めにおやすみください。




なお、ミリ版(>>770)がいい感じにゲス顔路線驀進中なので
ミリマスもいける口な方はぜひ見に行ってみましょう。
次回は年明けだそうで待ちきれない。マジで。
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 23:32:15.43 ID:uRW3tSAI0
無理はしないでください。
812 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/31(土) 02:18:01.95 ID:Y2EhaP4k0
美希「カイツーシキ、って………なに?なんのハナシ?」

さっきまでとは逆に、あおむけになってミキは寝転がってた。っていうか、寝っ転がされてる。
でも、手も足もまだチューブみたいなのに飲みこまれたままで、中でにゅるにゅるが動いてるのも変わらない。
それに…おっぱいとか、お股にかみついてたイヤらしい触手やイモムシは離れてるけど………
そのかわり、衣装とかがカッテに破れたみたいになって、恥ずかしいところが丸見えにされちゃってた。

美希(あ、……そ、そうだ、ミキ、ハニーにもみんなにも、見られて………はずかしい、けど…!)

いくら暴れても、からだを隠せるようになるわけじゃないし、こいつらが離してくれるわけもない、ってことはわかってる。
せめて、響が聞いてる前で、ハニーたちが見てる前で、みっともなく悲鳴を上げたりするのはやめよう……
アタマでどれだけそう思っても、やっぱり恥ずかしいのは恥ずかしくて、顔もからだもよけいに熱くなってる気がした。

美希「え、っうぁっ!?や、やだ、ちょっと……ひゃんっっ」

ミキの足先、ブーツとかを飲みこんでる太い触手が、ぐいぐい力をくわえてくる。
そのまま足を大きく開かされそうになったから、ミキは太ももにぐっと力を入れて抵抗しようとした。
その瞬間、服とくっついてる触手たちがじゅくじゅく音を立てて、ミキの全身をなめまわすみたいにしてきて……
つい力がぬけちゃったスキをつかれて、両足をがばーっと大きく開かされる。

美希(だめぇ、こんなの……み、見えちゃう、大事なトコ全部、見えちゃう!?)

左右にひっぱられてるせいで、ショーツもさっきよりちょっと伸びたカンジになってた。
もし、真ん中に作られちゃったスリットがおんなじカンジで伸びたりしたら、と思うと泣きそうになる。
ハニーはもちろん、でこちゃんにも春香にも雪歩にも、そんなトコ見られたりしたらミキ、もう生きてけない……

そう思ってるミキの目の前に、下の方からなにかがいきなり伸びてきて割り込んだ。

美希「ひぃ、っ!ま、また、次のイモムシ………!?」

大股びらきになってるミキの両足の間、それよりちょっと離れたとこで、そいつがふらふら浮いてた。
正確には、下にたまってる白いどろどろの中から、にゅるんって長い体が出て来てるカンジ。
さっきまでミキに張りついてたのと、表面とか太さとかは似てるケド、頭?がちょっと違うみたいだった。
ばーって開きそうな部分がどこにもなくて、かわりに小さい穴みたいなのだけが開いてるように見える。
それに、よく見たら、イモムシの親玉にも子供にもあった、足がはえてない。
さっきの小さい穴からは、ミキが半分くらい漬かってるのと同じ白い液がときどき、ぴゅっていきおいよく飛び出してきてる。

美希(うわ………キモ、い!?つまりこいつ、口しかない、ってことなの…?)

目っぽいものも、鼻らしいものもついてないそれは、何かを探すみたいに空中でぐねぐねしてた。
しばらくヘンなダンスみたいなその動きを続けたあとで、穴のあるほうを、まっすぐミキに向けてくる。

美希「………え、え?あれ?ね、ねえ、待って……?」

ミキの声はたぶん聞こえてない、んだと思う。そいつは、こっちにゆっくり近づき始めた。
穴のところからまた白いねばねばを垂らしながら、まっすぐ、ミキのほう……ミキの、お股のほうに、向かって………

響『開通式は開通式だよ、美希の開通式。初めてモノが通るんだから、みんなにお祝いしてもらわないと♪』

いまさらになって、響の声が、ミキの質問に答えてくる。
はじめてものが通るとか、ミキの開通式、って………… つまり、響の言いたいことは……

響『美希は今から、ワム造とはじめてのえっちするの。ひらたくいえば、処女をなくしちゃうんだぞ』

言葉にされても、すぐには実感がわかなかった。
ただ、ミキ自身の心臓がばくばく鳴ってるのがうるさいくらいに聞こえる。

美希「え………は、初めての、エッチって……それ、大事なことだから、好きな人としか、しちゃだめなんだよ……?」

なんでそんなことを言いだしたのか、ミキも自分でよくわかんなかった。
でもこれ、中学生のミキだって知ってることなんだから、響が知らないわけない。
響はなんかカン違いしてるみたいだから、ちゃんと教えてあげなくちゃ。

響『大丈夫大丈夫。好きな人と初めてエッチできるほうが、そりゃもちろん理想的だけど………』

せっかくミキがアドバイスしてあげたのに、響は笑ってそれをスルーした。

響『エッチした結果好きになるのだって、アリだと思うぞ。美希も、千早や真美みたいに、触手が大好きになるのさー』

響が言い終わった瞬間、さっきまでいた部屋で見せられてた映像がまた出てくる。
その中では………もちろん、真美と、それに千早さんが、イソギンチャクたちに触手でおそわれてるままだった。
ふたりとも、最後にミキが見た時よりもっと真っ白にされてて、そしてもっと大きな悲鳴、いやらしい声でさけび続けて、いた。

千早『あへぇえ♥♥♥♥♥もぉじぇったいさからいましぇんっ♥♥♥♥♥イソギンチャクしゃまの、どれい♥♥♥♥♥しょくひゅどれいになるのぉ♥♥♥♥♥♥』

真美『やぁ♥♥♥♥♥むりらよぉっ♥♥♥♥♥もうイけないぃ♥♥♥♥♥じんじゃうぅ♥♥♥♥♥まみぃ、ぃイグぅっ♥♥♥♥♥んひいぃっ♥♥♥♥♥』

ただ、そういうのを見てるしかないミキの前で、うにょうにょ動いてるやつが、どんどん近づいてくる。

つまり、響はホンキもホンキで…………ミキ、いまから、これ、この、…イモムシのおなかの中にはえてるやつ、と?
813 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/31(土) 02:18:40.69 ID:Y2EhaP4k0
美希「ヤ……ヤ、なの、ぉ………いや、ぁ、いやだよっいやぁあぁーーーっ!!やめて、そんなの、響、ひびきぃっ!?」

手も足も、ふりまわそうと思ってもびくともしない。がっちりおさえられてて動かせない。
うねうねした太い触手がもう、ミキのお股のすぐそばに、開かされた足にも当たりそうなくらい、近くにいる。

美希「お願い、おねがい、します、響!響さま!!ミキこんなのと、え……エッチなこと、したくな、っきゃあんっ!?」

また触手のさきっぽからどろどろがびゅっと出て、それがミキの太もものあたりにはりついた。
たぶん、一滴くらいなのに、今まででいちばん、やけどしそうな熱さがそこから伝わってきて、つい声が出ちゃう。

そして…じわじわ動いてた触手がついに、アタマの部分を、ミキに、ミキのショーツの開かれてる真ん中のとこに、押し当てて、きた。

美希(っひぃぃっ、びくびく、びくびくってしてる、ぅ!それに熱い、あついのっ、大事なとこが、焼けちゃう!?)

響『へえー。ふーん。ワム造とエッチしたくないんだったら、美希は誰とならエッチしたいの?』

響が、いかにもキョーミなさそうな、めんどくさいときのミキとそっくりのテンションで言うのも気にしてられなかった。

美希「それは…っ、ハニー、ハニーなのっ!ミキ、はじめてはハニーがいい、こんなイモムシなんてイヤ……!」

自分がいま、どれだけ恥ずかしいこと言ってるかなんてもう、どうでもいい。
ハニーにもみんなにも聞かれてるハズだけど、ちょっとでも響が考え変えてくれる可能性があるなら、ミキはなんでもする!

響『なるほどねー。うんうん、わかるよ、実は自分もおんなじ気持ちなの。自分たち気が合うなー、ふふ』

響がちょっとトーンを落として、ひそひそ声になって返事をしてきた。
春香やハニーにこれが聞こえてるのかどうかはわかんない。でも、少しだけ、気持ちがこもってるみたいにも聞こえた。

美希「………じゃ、じゃあ、やめて、くれ…」

響『そう、おんなじ……だからこそ、美希のはじめてがプロデューサーじゃないことに意味があるんだよね』

響がそう言うと同時に、ミキのお股に伝わってくる熱が、増えた。熱く感じる範囲が広く、なってる。
あのぐにゅぐにゅの触手を、さっきまでより強く、押しつけられてる。

美希(ぁあ、あ、ミキの中に、入ろうと、してる………)

美希「ま…………待、っ」

響『それにさっきまで美希、ぜんぜん気持ちいいって言わなかったでしょ。自分としては気持ちよくしてあげたいってのも、もちろんあるし』

お股にかかってくる力が少しずつ、強くなってるのがわかった。口がからからになって、言葉がうまく出てこない。
その中で、さっき言ってたのと同じようなことを、響がまた繰り返した。

響『それさえ聞ければいちおう満足できたんだけどなー。聞けない以上は………』

美希「き、気持ちいいのっ、すっごく気持ちいい!服にくっついてる触手もイモムシも全部気持ちよかったからっ!!」

響『あれ、いきなりどうしたの、シャイニング・ミキ。無理しなくていいんだよ?』

美希「ホント、ですっ、ミキ気持ちよくなってましたぁっ!!もう気持ちいいから、いらないから…おねがいこれ、これ取ってぇえ!!」

はじめてをこんなの相手に、こんなとこでなくしちゃうのだけは、ゼッタイだめ。だから、ウソでもなんでも使えるものはぜんぶ使う。
でも、大声で必死に叫んでると、ホントはどっちだったのか、ミキ自身でもよくわかんないような気がしてきてた。

美希(ちがう…これは、響をだますためのウソ、なの………ウソなの?ホントに?ミキのからだ熱いのは、気のせい…?)

気がついたら涙がぽろぽろこぼれてきてて、止まらない。なんで泣いてるのかは、もうミキにもわからなかった。

響『そうだったのかぁ……なーんだ、てっきり自分、美希は気持ちよくなれてないんだと思ってたよ。じゃあ』

少したって、響が驚いたような声を出した。触手がかけてきてた圧力と熱いカンジも、それに合わせて少し弱まる。

美希「あ…………っ、響、ありが」

響『もっともっと、プロデューサーのこと忘れちゃうくらいに気持ちよくしてあげないと!………ワム造』

そしてすぐに、さっきまでよりずっと強く、押し込まれるみたいにして触手が進み始める。
ミキのショーツの裏の触手たちが動いて、スリットを大きく広げて、入ろうとする触手が通りやすいようにしてるのが、見えた。

美希「う、そ、うそっ、………うそつきぃっ!?響、響のうそつきっ、やめてくれるって言ったのにっうそつきぃいぃぃ!!」

ぐいぐい押してきてるのがからだで感じ取れるだけじゃなくて、目の前で動いてるから、いやでも見える。
太い触手はミキのお股にぴったり頭をおしつけて、長い体の部分をめちゃくちゃにくねらせるみたいにして、
前に進もうと……ミキの中に、むりやり入ってこようとしてるっ!!

響『やめてあげるとか言ったっけ、自分。それにウソついてたのは美希もだから、おあいこでしょ』

美希「うるさいっ、うそつき、卑怯ものぉお!!やめてぇ!やめさせて、こんなの、こんなのがはじめてなんてぇっ!?」

響『好きな人に見守ってもらえるだけいいじゃん、少なくとも春香よりは恵まれてるよ。ねー春香、プロデューサー?』
814 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/31(土) 02:19:11.21 ID:Y2EhaP4k0
響に言われて、つい、何も考えないで、ミキは映像のほうに目を向けちゃう。

春香『やめて…………やめて、あげて、だって美希は、まだ…………』

P『……………っ、………』

目を見開いたふたりが、ミキのほうを、見てる。
このままじゃ、触手なんかにはじめてを取られちゃうところまで、見られちゃう………

美希「いやぁああぁーーっ!?やだっ、やだ、許してぇえ!!入ってこないでっ、離して、だめなのぉお!!!」

ミキの服の触手と、入ってこようとする触手がおたがいに触れ合って、ぐちゅぐちゅ音を立ててた。
その両方から流れてくるどろどろの熱さが気持ち悪くて、それ以上に、ミキのお股にじわじわ押し当てられる
太い触手から伝わってくる熱さは、気持ち悪さも、熱さ自体もぜんぜんレベルが、ちがう………

ミキの目の前で、少しだけ……ホントに少しだけ、触手のさきっぽが、見えなくなり始めた。
それといっしょに、ショーツじゃなくて、ミキのからだそのものが、少しずつ引っぱられてるみたいに感じる。

美希(ち、ちがう、気のせい…あんな太いの、入るわけない、ミキのはじめてはあんなのじゃ、あんなのな、わけが)

美希「あぁうんっ!?」

おっぱい全体をいきなり、やわらかく軽くもむみたいにされて、カッテに全身がはねる。
その拍子に、ずっ、って何かがずれるみたいな小さな音がして、
お股のあたりにあった熱さと、引っ張られるカンジの両方が、さっきよりも強くなった。

美希「やだぁっ!ヤなのおおっ!!響っ、ミキゼッタイ許さないの、ゆるさない、んだからぁあぁっ!?」

ぜんぜん痛くはない。ただお股が、そしておなかの下の方が燃えてるみたいに熱い。
それと同時に少しずつ、おなかいっぱいになって苦しいときとおなじ、
何かがおなかの中につまってるようなカンジが、少しずつ、増えてきてる。

足を閉じるのも、手でおさえるのも、どっちもムリ。
お股に力を入れたら、入ってこれないようにできる、かも、しれないけど、どこに力入れたらいいか、わかんない。

響はもう返事もしてこない。きっとミキのこと見て、またにやにや笑ってるんだ。
春香もハニーもミキのこと見てる、見られたくない、でも、どうすれば―――

そのとき、押してくる触手の力がぐっと強くなった、気がして。
そして、やけにミキの耳に近いあたりで、「ぶちっ」っていう、なにかがちぎれるみたいな音がした。

美希(………………あ …………)

誰に教えてもらったとかじゃないのに、その瞬間に、すぐわかった。

大事なミキのはじめてが、なくなっちゃった………イモムシの触手なんかに、取られちゃったんだ、って。

美希「い、いや…………いやっいやっいやぁあああぁ!!うそ、だめ、抜いて、抜いてええぇひゃぐぅう!!?」

おなかの奥に手をつっこまれて、ずどん、ってパンチでもされたみたいな音がした、気が、した。
さいしょにわかったのは、それだけで………それから何秒かたって、おなかが燃えてることに気がつく。

美希(な、にこれ………? あつい、あついのぉ、ミキ、おなか、とけてる!!)

めちゃくちゃに燃えてる棒かなにかが、ミキのからだの真ん中を刺してるように、感じる。
ミキのなかに、ミキじゃないものがいっぱいに入って、つめこまれてる!

響『はーい、おめでとー、無事貫通!…ってワム造、はじめから結構思いっきり行ったねー……』

ぱちぱち、と軽い拍手の音がして、響の声がまた降ってきた。
でも今のミキはからだが熱くておなか溶けかけで、それどころじゃ……

響『美希も見て確認してごらーん。ほら、ずっぽり奥まで入ってるよ』

美希「………ヤ……ぁ……… うそ、うそだよ、こんな、こんなの…」

………ミキのお股の真ん中、ショーツのスリットから、太くてぬめぬめした触手が……生えて、る。
その根っこ、ミキとさわってる、あたりに、少しだけ赤く濡れてるところが、見えて……

響『見た目ハデだけど中身はすごく純情だもんねー、美希。ちゃんと処女だったな、えらいえらい!』

美希「……ひっ、う、うぇ、うあぁあ……ひどい、ひどいのぉぉ、なんで、こんなぁあ」

ずっと先のことだって、思ってた。ミキのはじめては、もちろんハニーにあげるつもりで、
きっとそれはアイドルやめるときか、ハニーの、お嫁さんになるときか……とにかくまだ先のこと、だって。

なのに、気持ちわるいイモムシに飲み込まれて、そのおなかの中で、響の命令で処女をなくしちゃう、なんて。
はじめての相手がハニーじゃないだけじゃなくて、こんなキモい、ぐにゅぐにゅした触手だなんて……
悪いユメかなんかだって思いたいのに、まださめてくれない。
815 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/31(土) 02:19:39.91 ID:Y2EhaP4k0
響『おおー、泣くほどうれしかった?じゃあ、今度は別のイミで泣かせてあげる♪』

涙が止められないミキに響がそんなことを言った、と思ったとたん。
ミキのおなかの中が、うらがえりはじめた。

美希「ひぐっ、うえぇ…………っ、っうぐうぅぅっ!? お、おぉ”、っ………」

お股の中を強くひっぱられて、それといっしょにおなかの中身を、引きずり出されてる。
ミキの感覚的には、そうとしか思えなかった。

美希「いや、や、めて、死んじゃ、う!そんなことしたらっ、ミキ、ミキ……っ、はうぅ?!」

熱くてもえてる大きなかたまりが、ミキの中に入り込んでたのが、ゆっくり出ていく。
それがミキのなかのいろんなところに引っかかって、それでも出ていく力のほうが強くて、
おなかの奥から、大事なものがぜんぶ引き抜かれて、いっちゃう!?

美希「だめぇっだめええぇ!ミキのおなか、ごりごり、しないでぇ、も、もう終わりでしょ!?処女とったら、終わ、ひぐぅう!!」

響『美希は保健の授業とか寝てそうだもんなー。セックスっていうのは、お○んぽ入れて終わりじゃないんだぞ』

響『というか真美が先に初エッチするの、美希も見て……あ、あのときはヘバってたか。しょーがないなぁ』

響の声がほとんどミキの耳を素通りしていく。
こんなこと、されてたら、ミキのおなかホントに裏返っちゃう、死んじゃう、熱くて、おかしく、なっちゃう♥

美希(……あ、とまっ、た、………終わ、ったの?)

どれだけ続いたかわかんないくらい時間が過ぎて、おなかを引っ張られるのが、おさまった。
お股やおなかの中がどろどろになりそうに熱いのは変わんなくても、何かが詰まってたカンジはかなり少なくなってる。

美希「はっ、は、はっ………も、もういいでしょ、響…ミキのっ、はじめて取っちゃって、満足、したでしょ!?」

思いっきりダンスしたあとみたいに息があがってて、うまくしゃべれないのを無理やりごまかして、響に言う。
もう一秒でも早く、こんなところから解放してほしかった。

響『自分?自分はともかく、ワム造はたぶんまだ満足してないんじゃないかな。それに………美希もだよね』

美希「そんな……なに言って、っ、うにゃぁあぁあ!?」

最初のときよりはかなり遅いスピードで、でも、はっきりと、また何かがミキの中に押し入ってきた。
少しずつまた、おなかが、お股がひろげられて、ただでさえ熱かったのがもっと燃えてるみたいにされていく。

美希「これっ、え…っ、ま、また入ってきてるのぉ!いやっ!ヤなの、出ていって、やめて、え!!」

ずぷずぷと小さく音を立てながら、イモムシの触手がミキの中に進んでくる。
ちょっとずつちょっとずつ入ってきて、ミキのおなかをぐいぐい押し広げてるのがわかっちゃう。
なのに、やっぱりぜんぜん痛くなくて、ものを詰められるカンジがするだけで、それに、それにすごく、あつ、いぃ……

美希(熱、すぎるっ!おまたの、中、ゼッタイやけどしちゃってるっ……)

美希(あ、ぁあ、まだ、まだ入ってくるぅぅ……ぐねぐねしてるの、わかっちゃうよぉ、やだ、やだぁあっ)

さっきはいきなり、それも一気にずどんって来たせいで、何があったのかもよくわかんなかった。
かわりにこうやってゆっくり、ゆっくりされると、触手のさきっぽがすごく熱くてびくびくしてるのも、
それに続いてるうねうねした体の部分がミキの中をいっぱいにしてるのも、ぜんぶ、はっきり感じ取れちゃ……

そのとき、ミキのおなかのいちばん奥のあたりを、こつん、ってつつかれた。

美希「あぅっ、ぁあんん♥♥♥」

電気みたいにびりびりってするカンジが全身を走り抜けてく。
目は開いてるはずなのに一瞬でなにも見えなくなって、頭も身体もふわふわしちゃう。
飲みこまれてるままの手とか足とかも、びくびく震えちゃってる……ふるえちゃってた、ことに、後から気づいた。

美希「え、いま、の、ミキの声………っあ、ぅあっ!?そ、れダメ、だめっんきゅぅうう♥」

なにが起きたのかわからないうちに、また、おなかの中身を引き抜かれるような感覚がやってくる。
これも、さっきよりゆっくりで、そのぶん、ミキのなかを触手がにゅるにゅる通り抜けていくのが、ぜんぶ、わかる……

美希(………これ、なら、もうちょっとで、ゴール……のはず、なの…)

ぐいぐい入ってこられるときと、引きずり出されるときのスピードはほとんど同じみたいだった。
それに、触手の先がとくに熱くて、よく感じ取れるから、このぶんだと、もうそろそろ

美希(あ……やっぱり、止まった、終わっ…)

美希「…ふあぁあぁぁ♥な、んでぇ、また、触手、ミキのなかに、いぃ!」

こんどはさっきみたいに間をおかないで、ゆっくりバックしてた触手がそのまままた前進を始める。
ゆっくりゆっくり、お股の入り口から熱いかたまりが進んできて、口からカッテに悲鳴がでちゃう。

響『だってそれがセックスだもん。ワム造はスロー派みたいだから、美希もたっぷり楽しめるね♪』

響の言ってることを聞き返す余裕が、もう、ミキにはなかった。
816 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/31(土) 02:20:17.13 ID:Y2EhaP4k0
美希「イミ、わかんないよ、んんっ……ミキは、こんなのヤなの!もういいかげん、やめ………」

ときどきぶるって震えたりしながら、熱くてぬるぬるした触手が、ミキの中をゆっくり進んでいく。
そして、ついさっきもされた、あの、こつんってするカンジがきた。

美希「ひゃううぅ♥♥ま、また、ぁ、っ」

頭のなかも、目の前も、一発で真っ白にされて、からだがまたシビれたみたいにされた。
まだミキがそこから立ち直らないうちに、もうずるずるって引っ張り出されはじめる。

美希「あ、ぁああ、いやぁあ!おなか、おなか、ずりゅずりゅってぇえ……」

しばらくお股の中から裏返されそうなカンジが続いたあとで、それがふっと消える。
そのころにはおなかの中を埋められてた感覚も薄れてる、けど、お股やおなかの熱さは消えない。
むしろ、おなかを中心に、ミキの全身がさいしょに比べて燃えてるみたいに、感じる。

美希「あつ、ぃ、ぃいいっひいぃん!……ま、負け、ないもん、ミキ、イモムシなんかに、負けないぃっ」

ミキはからだじゅう熱くてたまらないのに、おかまいなしで、ゆっくり、にゅるにゅるしたのが入ってくる。
お股から入って、ちょっとずつミキの中をのぼってきて、おへその下あたりまで、ずぷぅぅって……

美希(……さっきまでの、カンジから、したら、そろそろ、なの……♥)

もうちょっとしたらアレがきちゃうから、ヘンな声出ないように、ガマンしなきゃいけない。
頭もからだもヘンにされて、全身ふるえちゃうあの「こつん」ってするのが、もう、来……… あれ? 来な

美希「んはぁあぁっ♥♥♥そん、にゃっ、ずらすなんてずるいのぉ♥♥」

さっきまでと微妙にタイミングを変えて、そのうえちょっと強めに、「こつん」ってされて。
フェイントにおもいっきりひっかかったぶん、声が出ちゃう。これはミキのせいじゃないからしかたない。
そうしてるうちに触手はゆっくりバックしはじめて、ミキのおなかをこすりあげていく。
これも、直前のでびっくりさせられたせいで、さっきより、なんだか強く感じちゃう……♥

美希「あぁぁ、そ、そう、出て、いってぇ♥ミキ、こんなの、ほしくないんだからっ……」

でも、どうせ、イモムシは響の命令しか聞いてくれない。
ぎりぎりまでバックしていったらまた、ミキの中に入ってくるに決まってる♥

美希「や、やっぱりぃぃ♥♥いらない、触手なんてもう、いらないのにっ♥♥」

予想通り、ぐちゅぐちゅってミキの耳の中にまでいやらしい音を立てながら、触手が入り込んでくる。
さっきはダマされたけど、今度はひっかからない、どのタイミングで来てもだいじょうぶなようにかまえとくのっ♥

美希「んぅ……っ、ん、んん♥♥」

こんどは、さいしょのときとほとんど変わんなかった。
ゆっくり進んできたイモムシの触手が、ペースどおりのすなおなタイミングで、こつん、ってミキの奥をノックしてくる。
フェイントされたらヤバかったかもしれないけど、これなら、あんまり声出さなくてすむ。

ぐちゅちゅぅぅぅっ

美希「ひゃひぃぃっっ♥♥♥♥や、やらっ、そん……んひぃぃい!♥♥♥そこぉ、お股の奥っらめなのぉおお♥♥♥」

一発めがこつん、ってきたあと、時間差で、ミキのおなかの深いところをぐりぐりってされた。
全身をむちゃくちゃに振りまわされてるみたいでわけがわかんなくなって、
何度も目の前が真っ白になったり真っ黒になったりしてるうちに、触手がゆっくり、ミキから出て行きはじめる。

美希「ま、って♥やめて、いまは、今はいやぁ……♥あ、いや、いや、いやぁああぁあぁ〜〜〜っ♥♥♥」

心か、たましいまで、いっしょに引っぱりだされてるみたいな気がして………ミキは、ただ悲鳴をあげることしかできなかった。




美希『あ………んっ♥♥ ふぁあぁ、ぁあ、また、またぁ♥ ………きゃうぅぅう!♥♥♥』

美希『やらぁ……少し、やすませ…くぅぅん♥ ああぁ……あ、おひっ♥♥も、もぉ、入って、きちゃ……ひゃぁあぁ♥♥♥』

手足を触手に呑まれ、半身を媚薬粘液に漬け込まれながら、規則正しく喘ぎ声を上げさせられる美希。
そのあられもない姿をまざまざと見せつけられ、Pやマジシャンたちはすっかり言葉を失っていた。

千早や真美を犯すイソギンチャクたちの、数の暴力にものを言わせた凌辱とは違い
美希を呑み込んだ巨大ワームはたっぷりと時間をかけて獲物を愉しんでいた。
イソギンチャクのそれに比してはるかに太く逞しい触手ペニスを1本だけ用い、
イソギンチャクたちよりも相当に遅いペースで美希の処女膣をねちっこく犯し続けている。
817 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2016/12/31(土) 02:20:54.95 ID:Y2EhaP4k0
美希『太いのが、ミキの、奥までぇえ…♥♥そこは、そこはもう、やっ♥こつんってしちゃやぁっ♥♥♥』

人間の陰茎など比較にならない太さと質量をそなえつつ、ある程度の柔軟さをも有している男根触手は
美希のヴァギナの隅々までそのカリと竿を存分に活かして刺激を加えることができ、
そしてその長大さをもってすれば、奥の突き当たりにある小さな入口にまで先端が難なく届く。
今のところはまだ空室である子供のための部屋のドアを触手ペニスが入念にノックするたびに、
ただでさえ発情させられた美希の身体が、子宮が、牝の本能を呼び覚まされてゆく。

美希『あぁぁっ!♥♥…く、くやしいよぉ、ミキ、虫なんか、に♥虫の触手でミキ、好きにされちゃってるっ♥♥』

それでも美希は抵抗の言葉を吐くが、その顔はすっかり紅潮してしまって声も吐息も甘く染まっている。
なにより、美希の牝穴は太すぎるように見える触手を易々と呑み込んでいるだけでなく
快楽におぼれた証である愛液をたっぷりとあふれさせ、そして出入りするワームの触手に
愛おしげに吸いつき、子種を吐き出させようと収縮し、搾り上げていた。
あくまで自分のペースを崩さない触手ペニスはそれにも取り合わず、ひたすらゆっくりした速度で
美希の膣口へ出入りを繰り返し、ずぷぅ、ずぷぅ、と単調な水音を立てつづける。

P「み………美希…………美希まで、俺の、せいで………」

凌辱され啼かされる画面の向こうの美希にぼんやりと視線を向け、うわごとのようにPが呟く。
そのかすかな声でも美希の耳は逃さなかったのか、映像越しに美希はPへと目を向けた。

美希『ハニ…ー、ごめん、ごめんね、っひぁ♥♥ミキ、はじめて、とられちゃった………んんっ!♥』

美希の目じりが涙で光っていた。
その涙が流れている理由は哀しみなのか悔しさゆえか、あるいは喜悦のためか……
本人もおそらくは把握できていないまま、美希はPに話しかけ続ける。

美希『気持ちだけは、ハニーにあげる、から…ゆるして……はぁあん♥♥や、奥っ、ぐりぐりらめっ♥♥』

Pはもちろん、春香も伊織も雪歩も、美希の姿を前に泣くことしかできなかった。
話している最中にもずんずんと一定のペースで突かれ、力なく揺らされつつ、美希の言葉は止まらない。

美希『それで、んぅっ♥それでね、ハニー、………ミキ、ヘン、なの…♥♥』

P「いいよ、美希、もういい、何も言わなくて………」

美希『触手なんて、ミキぜったいヤなの………ヤ、なのに♥♥さっきからずっと、ミキね、からだ、あつくって、やぁんっ♥♥』

Pが力なくこぼした制止の声も美希には届いていなかった。
美希が浴びせられ、身体じゅうに塗りたくられていた白濁液の正体を知っているPには自明のことを、
そのことを把握できていない美希本人から聞かされる責め苦に、Pの頬を新しく涙がつたう。

美希『み、ミキ……いやらしい子に、されちゃった…♥♥触手にこつんって、されたら、お股がきゅうん♥ってなっちゃうのぉ♥♥』

美希『んんんっ♥♥ヘンだよね、ごめんね、ごめ、んひぃぃっ♥♥♥あっ♥♥あんっ♥♥ごめん、なさいっ、ハニーっっ♥♥』

美希の様子と言葉を目の当たりにしたPとマジシャンたちの絶望ぶりを心行くまでながめ、響は満足げにうなずく。

美希『やぁっ、ま、またぁっ♥太いの奥まで、きちゃうぅ…♥♥イモムシの触手お○んちん♥♥ミキに入ってきちゃうっ♥♥』

美希『ミキが好きなのは、ハニー、だけなのにぃぃ♥♥はひっ♥こんなので、ヘンになっちゃ、らめなのぉぉ……♥♥』

そして続く美希の言葉を聞いて、響は少しだけ笑顔をゆがませた。

響「へーえ、言うねえ。それにまだ、精神的には堕ちきってないみたいだし?さすがシャイニング・ミキ、ってことかな」

そう言って響が指を鳴らした瞬間、Pたちの前に映し出されていた美希の映像が掻き消える。
Pも春香たち三人もあわてた様子で周囲を見回すが、そのどこにも美希は見当たらない。

美希『……あ、ぁ……?♥ うそ、そんなに、触手………♥♥や、だ、イモムシいや、こないで、ぇ♥』

唐突に美希の声だけが室内に響き、四人は瞬時に顔色をなくす。
見えずともその内容を聞けば、ワームの腹の中でどんな事態が起こっているかは明白だった。

美希『だめぇ♥ヘンに、なっちゃう……♥ホントにミキ、おかしくされちゃうのぉ♥♥』

響「よーし、っと。ちょっと刺激強すぎたみたいだから、しばらくはサウンドオンリーにしてみよう!」

怯えているのか、それとも期待しているのか、わずかに揺れている美希の声をバックに、
響はマジシャンたちとPを順番に見わたし、少しだけのぞいた八重歯を光らせて高らかに笑った。
818 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2016/12/31(土) 02:28:56.10 ID:Y2EhaP4k0
な?ド深夜だろ?(平常運転)

今年中、といってももう20時間くらいしか残ってないけど、その中での投下は終了です。
次も新年1週目の内に1回くらいは投下したいね。できたらいいね。



ちーちゃんや真美との差別化どうしようかなーと思っていたところでの>>794はまさに天啓でした。
遠慮なくインスパイ………パクらせていただきました、どうもありがとうございます。

攻撃・機動型のミキミキだからパワー系触手には弱そうな気がします。

それにしても、心は拒否しているのにカラダが…系のシチュエーションがなぜ人気なのかちょっとわかった気がする。
これはそそられますね。今回のミキミキがそんな風に見えてることを祈りたいです。


感想とかお年玉のつもりでちょうだいね!!(直球)
もちろん2016年中にくれてもぜんぜんかまわないよ!!



さて、よいおとしを。
来年もどうぞおつきあいください。
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 05:11:37.51 ID:h6i6Ia8L0
乙。
強気だった美希の触手に屈服していく姿、いいです。
今年もお疲れ様でした。少し早いですが、来年も素晴らしい作品をお願いします。
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 08:43:41.91 ID:HMcszMDfO
>>794ですが最高です
ミキミキには媚薬漬けにするより擬似性交で開発される方が後々のダメージ大きそう
闘う上では敵の弱点を突くというセオリーをブラックジャンボ軍の方が出来ているのが皮肉だけども
とりあえずミキミキには無様に「イク」と絶叫して深イキしてほしい
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 21:50:40.88 ID:ih2U6Soo0
今年最後の投稿乙です
触手服による愛撫からの秘所の公開羞恥、実にいい流れで今回だけのイベントなのが本当に残念(他のマジシャンや幹部達のパターンが見たくなる)
ワム造の責め方が、エロ漫画で出てくるねちっこい種付けおじさんのようだ…
しかし、やり方を変えてもしつこくぶっかけまたは白濁まみれ描写を入れてくる>>1の姿勢、大好きです

しかしこの美希なら、犯られてる最中は快楽に流されてイキまくっても、それを糧に闘争心を倍加させてヒロイン補正のある春香のように最後まで堕ちなさそう
まあ、触手服による長時間の責めで>>756のように本心ではもう、快楽をしっかりと受け入れているようですし
触手責めか「素直」になる魔法によるPまたは仲間による言葉責めか、どちらの方法で先に完全に屈服するか楽しみです
822 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/01/05(木) 20:21:33.20 ID:JE0423MW0
あけましておめでとうございます!!(だいぶ遅い)

今晩あたりちょっとだけ続き投下がいけそうな気がします。日付変わるかどうかは神のみぞ知る。

安価ないのに投下予告する意味があるのかどうか悩ましいところですが、
これはどっちかというと自分を背水の陣に置く的なアレなのであまりお気になさらず。

とりあえず、もうしばらくお待ちを。
とか言いつつしれっと明晩投下なんて真似をする恐れもあるため、生暖かい目で見守ってください。
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 21:03:31.55 ID:UHJc3Lrf0
あけましておめでとうございます。今年も楽しみにしています。
824 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/01/05(木) 23:36:07.93 ID:JE0423MW0
ちょっとほんとごめんなさい、危惧していたとおりですが明晩投下とさせてください。

赴くまま書いていたらちはまみのときとほぼ大差ない感じになりつつあるので軌道修正します。
やっぱミキミキは言葉と心では最後まで抵抗してる路線に持っていきたいねん。

まあどのみちワンパターンではありますが様式美と言い換えればマシな気がする!!

というわけで早くても6日の20時とか21時くらいまで投下は無いです。
ごめん。たびたびこんなんでまっことごめんなさい。
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 23:42:27.96 ID:UHJc3Lrf0
了解。
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/06(金) 06:49:19.28 ID:d4MW5RYdO
各マジシャンごとに陵辱路線を変えるのは良いと思います
安価を見直すと春香さんだけ真美千早と被っていきそうな感じがするので、閣下になるなどして差別化を狙いたい所かな
827 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/01/07(土) 20:20:46.91 ID:0fsGtHyd0
5日時点で明晩投下と言ったな。
あれは嘘でしたホント毎度毎度ごめんなさい、間に合わなくてごめんなさい


今日こそはいける。いけるはずです。日付変わる前にたぶん間に合わせられると思います。
万一7日中に間に合わなかったとしても8日午前2時くらいまでには投げに来ます。




そしてこっちで無事に投下し終わったら俺、ミリマス版の方で全力待機するんだ!!(死亡フラグ)
もうしばらくおまちください。
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/07(土) 21:00:43.85 ID:poAhx3F50
待機
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/07(土) 22:14:50.83 ID:+egLZPxkO
「早くても」であって、「必ず」じゃないから、嘘はついてないさー
それに週一(土、日)が基本になってるようなものですし
830 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 01:59:31.45 ID:rsetaRt10
美希「ん、んうぅ、ぅ♥♥……っ、っふ、ぁんっ!♥ はひ、っ、〜〜〜〜〜♥♥」

触手がゆっくり進んでくるあいだじゅう、ぐちゅぐちゅって全身にひびくくらいに、おなかの中をかき回される。
ぬるぬるして熱くて、やわらかいような、かたいような……そしてすごく太いのが、また、ミキの奥まで入って、きちゃう♥

美希(声……っ、出しちゃ、だめ、からだヘンにされちゃっても、ぉ♥そこだけは、ガマン、しなくちゃ………)

さっき響がなにかしてから、ハニーたちのことがミキからは見えなくなってた。
春香やハニーにミキのこと見えてるかどうかは、わかんないけど、声はたぶん聞こえてる。
それならミキがはずかしい声出して、みんなに心配かけるわけには、いかない……

美希「ひ…ぁ、あ、やめっ、ヤぁ!はぅう♥♥そ、そんなっなんでぇ、急にいぃ………いや、ぁあっ♥」

まるでミキが考えてた内容を読んだみたいに、衣装の裏の触手たちがいっぺんにずるずるって動き始めた。
さっきまでじっとしてたのに、ミキの背中やわき腹、おなか……それに手の指も足の指も、ぜんぶ…
いっぱいの舌でなめ回すみたいにされて、からだがびくんってなっちゃうのも、つい声が出ちゃうのも、止められない。

それといっしょに、おっぱいやおしりのお肉まで、いじられて、やわらかく揉みほぐされてた。
ぬちゃぬちゃ音を立てて、短くて細い触手が次から次にへばりついてくる。
これミキの、マジシャンの衣装なのに、こんないやらしいコトされるために、着てるんじゃ、ないのに……!

そ、それに……さっきから、いちばんイイとこは、ぜんぜん、いじって、くれない…♥
おっぱいは、乳首のとこだけぽっかり穴あいてるみたいになってるから、触手がさわってこないし、
おしりもただもみくちゃにされるだけで、それ以上なにも変化がないし……

美希(………バカ、ミキのバカ、なに、考えてるの!?イイとこ…♥とか、関係ない、よくなんか、ない…ぃっ)

美希「もう、こんな…っ♥ む、ムダ、だよっ、ミキはこんなのでなんか……ひゃうぅぅう♥♥」

言いかけて、ちょうどミキのいちばん奥にとどいた触手に、ぐちゅぅぅうっ、っておなかの底を押し込まれた。
また目の前がチカチカして、腰がひとりでにはねて、からだじゅう、しびれ、ちゃう♥♥
それだけじゃなくて、なんか、おっぱいも、胸もあつくて、はちきれそうになっちゃっ、て……♥

美希「んっ、やあぁん♥♥………っ、や、やだぁ、おっぱい……どうしてっ♥とめて、とめてぇえ!」

あっと思ったときにはミキの乳首から、ぴゅるってミルクが吹きあがっちゃって、それがミキ自身にもはっきり見えた。
止めなきゃ、出しちゃダメ、ってミキがあせるほど、何度も白いお乳が飛び出していく。

美希「だめぇっ♥ミキのおっぱい、ヘンだよぉお、なんで、出ちゃうの…きゃぁぁあ、いや、ひゃうぅん♥♥」

寝かされてるミキのすぐそばに、しばらくいなくなってた小さめのイモムシが、いつの間にかまた出てきてた。
ミキの左右にゆらゆらしながら伸びてきたそいつらが、お口の部分をいっぱいに開いて
おっぱいのてっぺん…触手服がカッテに離れて、むきだしにされちゃってるミキの乳首に、同時にかみつく。

美希「うにゃぁあぁ♥♥♥吸っちゃだめ、らめなのぉっ!?♥また出ちゃうっおっぱい出しちゃううぅう!♥♥」

これまで放置されてた乳首に、イモムシの子供の口の中に生えてる触手がいっぱい、巻きついて、しめつけてきた。
そして、おっぱい全部を吸われちゃいそうな強さでじゅるじゅる吸い上げられて、
ミルクといっしょになにか出ていっちゃうような感覚に、ミキの全身があっというまに埋めつくされる。

美希「らめっ♥らめぇえーーっ♥いやぁっ、おっぱいいやなのっ、やめ、やらぁあぁあぁぁっ♥♥♥」

おっきな声が止められなくて、背中もひとりでにそりかえって、頭ががくんって後ろに落ちちゃう。
でも、思いっきり叫んだら、少し、少しだけ…だけど、スッキリしたみたいなカンジも、した。
それに、なにかミキの中から、よくわかんないものが出ていったみたいな気も………

美希「ひあぁん♥♥ま……まだ、するなんて、ミキもう……んんっ♥♥もう、触手でおまたじゅぽじゅぽしちゃやぁあ♥♥」

おっぱいに気を取られてるあいだにミキの中から出て行きかけてた触手が、また折り返してゆっくり、ゆっくり逆戻りしてくる。
太くて、先っぽがふくらんだ、ぬるぬるしたのがおなかの中を少しずつ進んでくるのが、わかっちゃう…♥

美希(あぁっ、また触手があつく、なってるっ…♥♥これ、イモムシが、ミキで……興奮、してるの…?)

美希(奥までどんどん、入ってきちゃうぅ♥また、この太い触手おち○ちんで、ミキの奥のとここつんって、されちゃうんだ♥♥)

こんなことされてる場合じゃないのに、ホントはすぐ、逃げなきゃいけないのに。
どうしようもなくて、ミキはただ、おなかの中を進んでくるぬめぬめした感触に、耐えるしか、ない………




美希を腹におさめた巨大ワームを含む大小のワームたちと、シャイニング・ミキの衣装に寄生しすっかり同化した触手は、
もともとは全く接点のない生物同士とは思えないほどの連携を見せて美希の全身を責め続けていた。
仰向けに寝転んでいてもほとんど形の崩れない、張りのある両胸の果実に小型のワームがむしゃぶりついている一方、
巨大ワームの体内で肉壁から生え出し、美希の処女を散らした太くうねる触手ペニスは
最初に美希の中に頭を埋めてから一度も外へ抜け出ることのないまま、牝穴を深く重く突いて躾け続ける。

美希「んくうぅ♥♥ふぁぁっ、や、もう、ヤなのぉ……♥ お、おねがいぃ、抜いて、触手、ぬい……あぁあぁんっ♥♥♥」

それまでより少しだけ強く、たたきつけるようにして触手が美希の奥まで突きこまれ、どちゅっ!と湿った音が響いた。
子宮口に全身を揺らす激しいノックを受けた美希は、たまらず軽いアクメを迎え、甘い悲鳴を上げて背を反らせてしまう。
831 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:00:03.28 ID:rsetaRt10
意識も視界もぼんやりしている美希が気づいていない間に、周囲の肉壁からは次々に後続の小さなワームたちが生み出されていた。
加えて、美希の膣を犯しているのとは別の触手たちがまた媚薬粘液の溜まりを割って伸び上がり、
それぞれが美希の肌のあちこちを這いずり、体をこすりつけ、あるいは絡みつき、舐め上げ、肉悦を燃え上がらせる。

美希「やめて、やめへぇえっ♥♥おかしくっ、ミキおかしくなっちゃうぅ♥♥にゅるにゅるしちゃだめ♥やらぁあ♥♥」

雄のたくましい肉棒触手でぬちょぬちょと深く蜜壺をかき回されつつ、敏感にされた身体じゅうを弄ばれ、
美希は拘束された肢体を必死にくねらせながら、声をふるわせて懇願する。
しかし、腹の中で獲物が上げる啼き声を当の巨大ワームが聞き分けられるわけもなく、
仮に聞こえていたところで、責め手をゆるめるはずもないのは明らかだった。

美希「そ、それも、いや……、ぁ、いやぁあっ!?♥♥服っ、せめて服ぬがせてぇぇ♥こんなのミキもういらないのぉぉ♥♥」

さらには服の裏に密生している触手たちがざわざわと蠢き、敏感でないところには媚薬粘液をたっぷりとまぶしつけ、
すでに敏感に反応している箇所にはさらに集中してさすって撫でて舐め回し、強制的に快楽を送り込む。
服の上からも下からも、そして身体の中からも触手に嬲られ嬌声を上げる美希の股間に、新たな凌辱の魔手が忍び寄った。

美希「……ひぎいぃいぃっ!?あっ♥♥あ”ーーーーっ♥♥♥そこぉっ♥♥やぁっ♥♥き、きちゃう、来ちゃうぅううぅっっ!?♥♥♥」

指ほどの太さの触手が揺れながら近づき、先端を大きく開いたかと思うと美希の勃起したクリトリスをくわえこんだ。
その口の中には毛束のように極細の触手がびっしりと生え揃っており、奥からあふれ出す媚薬粘液を陰核にからめつつ
ブラッシングするようにして剥き身の肉豆をにちゅにちゅ音を立てながら念入りにしごき、弄り回す。
一時的に放置されていた鋭敏な突起を改めて刺激され、即座に軽いアクメへと叩き込まれた美希の身体が大きく跳ねた。

入念で執拗な触手たちの責めに反応してしまった美希のヴァギナに一段と締めつけられて、
シャイニング・ミキを犯す極太の触手ペニスはますます熱く激しく脈打ちはじめた。
それでもあくまで抽送のペース自体はほとんど変えることなく、深く大きなストロークで奥底までいっぱいにもぐり込む。

美希「奥ぅっ、おなか、またおくまでぇえぇ♥♥…………はひぃぃっっ♥♥♥そこぉ、ごつってしちゃ、ヤ、ぁ………ああぁっ♥♥♥」

濡れきった重い音がぼちゅぅっ!と響いて、美希は金色の髪を振り乱して叫び、いやいやをするように首を振った。
全身への触手愛撫とピンポイントな吸引責め、そして膣肉のすみずみから子宮の入り口までじっくり開発するかのようなピストンで
巨大ワームと触手服が、小生意気な魔法戦士をじわじわと、しかし確実に、快楽の底無し沼へ引きずり込んでゆく。

そしてついに仕上げとばかり、美希の中を行き来している触手はただでさえ太い先端をぶっくりと膨らませ、
その状態のまま最奥へ向けて、何度目になるかわからない、ゆっくりとした侵入を開始した。
明らかにそれまでよりも太くなったモノが膣壁を擦り立てる感触に、もっと強烈な痺れが美希の背中を電流となって走り抜ける。

美希(ふ……と、ぃい♥♥そんなっ、なん、で……♥♥でも、こんな、こんなのでっ♥ミキの…奥、ごつんってされちゃったらぁあっ♥♥)

触手が見せた変化の意味を直感的に予期し、美希の心臓が期待か不安か明確でないままに動悸を速めた。
その間にも触手ペニスはぬるぬると膣穴を進み続け、もう間もなく行き止まりに届く――そのほんのわずか手前で、動きを止めた。

美希「…………え?」

予想していたタイミングを外されただけだというのに、美希は全身から汗がどっと噴き出てくる錯覚に襲われる。
いや、汗こそ実際には流れていないものの、身体を内から焼いてしまいそうなすさまじい熱さが美希を支配しているのは事実だった。

美希(ど、どうし、てぇ?♥どうして、そこで、触手とまっちゃうのぉ……♥♥)

すっかり目じりの下がったしまりのない表情を浮かべたまま、美希の脳内を疑問が埋め尽くす。
一秒にも満たない時間が過ぎたのち、美希の目がはっと見開かれ、確かな意思の光がその中にともった。

美希(い………いま、ミキなに考えてたの!?ちがう、違うもんっ、ミキは―――)

美希「ミキは………っひあぁあぁぁぁあぁぁあぁ♥♥♥♥♥」

まさにその瞬間、肉壁から伸びた触手ペニスが美希の子宮口に膨れ上がった先端を重く打ちつけた。
その衝撃でまた絶頂させられ、激しくのけ反った美希に追い打ちをかけるようにして、
ワームは触手の先端部を上下左右へ複雑にうごめかせ、美希の牝穴の深いところをぐりぐりとこじる。

美希「あ〜〜〜っ♥♥♥♥♥や♥♥♥らめ、これ、らめっ♥♥♥らめにゃのぉお♥♥♥♥おく、おなか、いや、いやぁあぁ♥♥♥♥」

激しくくねり続ける触手はとどめに、シャイニング・ミキの理性ごとその女体の中心を押しつぶしながら、
先端から大量の媚薬粘液をどくどくと吐き散らして牝を支配した証を焼きつけた。
膣内にも子宮にも燃えるように熱く粘ついた雄汁を流し込まれる激悦に、美希はひとたまりもなく絶叫する。

美希「うあぁああっ!?♥♥♥あつ、いぃいっ♥♥♥♥触手っ、ミキのなかで…びゅくびゅくってしてるぅぅ♥♥♥あひぃぃっ、はぁああぁん!♥♥♥♥」
832 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:00:32.20 ID:rsetaRt10
美希(なかに、なんか、出されひゃってるのぉっ♥♥♥ミキのおなか♥♥触手の、どろどろしたのがぁ……っ、いっぱいぃ♥♥♥)

豊富とはいえない美希の性知識でも、自身の身体に何が起きたかは本能的に理解できてしまっていた。
その内容にショックを受ける余裕もないほど意識がぼやけきっている美希の身体の中で、
最初の吐精を終えた…厳密には、まだ白濁液を吐き出し続けている触手ペニスが、ゆっくりとしたペースで前後し始める。

美希「ひぃいんっ、いやっ、いやぁ♥♥♥♥今うごかないで、おまた、ぐちゅぐちゅって、ひゃうぅうう♥♥♥♥」

膣内にたゆたう媚薬粘液ごと内臓をかきだされるような感覚に揺すぶられ、美希の全身が総毛立った。
小刻みに震える豊満なその肢体の隅々まで、衣装の裏の触手群と周囲のワームたちがいっせいにたかり、嬲ってゆく。

美希「くぅ、ぃぎぃぃいっ?!♥♥♥♥しょこ、や、らめぇえ♥♥♥あっああぁあっ、乳首もぉっ、つまんじゃ、ヤ♥♥♥ヤなのにぃい♥♥♥」

はちきれそうに膨れた触手ペニスが媚薬粘液を注ぎこみながら同時に牝穴をほじり返し、
それと合わせて乳首やクリトリスはもちろん、背中から手足の指に至るまで、大きさ太さとも様々の触手に責め抜かれる。

美希「やらぁっ♥♥♥やらぁあもぅらめぇぇえ♥♥♥あひゃあぁああぁんっ!♥♥♥♥ ……っは、はひ、ぃぃ………♥♥♥」

何度も波のように押し寄せてくる激烈な感覚の前に意識を手放しかけたところで、美希は身体を強く引く力を感じた。

美希(あ、れ………ミキ、これ、………ひっぱり、あげられて、るの……?)

美希のすらりと伸びた手足をそれぞれ半分ほど呑み込んでいる、肉壁から伸びた拘束用のパイプ状になった触手が
壁ごと蠢いて位置を変え、それまで美希の背中をほぼ漬け込んでいた媚薬プールから引き揚げていた。
身体にべっとりと絡みついていた白濁の媚毒はその粘度ゆえにすぐには離れて行かず、
シャイニング・ミキの肌や衣装の上をナメクジのようにじっとりと伝い、少しずつ糸を引いて下の液溜まりに垂れ落ちていく。

美希「……あ、……や、やだぁ…………♥ こんな、カッコ、させないでぇ………」

今や美希は、両手両足を大きくVの字に開かされ、さらに手足の先は壁に埋め込まれた状態で浮かされていた。
しかも、手足を少し後ろに反らすようにして伸ばさせられているせいで、
露出した乳首や女性器を自分で突き出しているかのごとく強調したポーズになってしまっている。

美希「ぅあ………ひゃあぁんっ!?♥♥♥♥な、なに、いまのっ、あ、あぁあぁぁぁ♥♥♥らめ、これっ違うとこぉ、おくの違うとこにきちゃ、うぅぅ!♥♥♥♥」

姿勢を変えられる間も美希の中に居座り続けていた太い肉棒触手がまた、にゅるにゅるとねちっこく、肉壺の奥まで入り込んだ。
ほぼ直立した体勢を取らされ、足も大きく開かされていることで自身の体重が挿入の強さに加わり、
さらに侵入の角度も微妙に違うものになったためにそれまでと別のポイントを深くえぐられて、再び美希の悲鳴が上がる。

しかし、媚薬粘液を膣内に溢れるほど注がれ、意識しないまま何回もアクメを迎えてしまった美希に、それ以上の抵抗は不可能だった。
両手足でばんざいをするような情けない姿勢で吊るされたまま嬌声をこぼし、力なく首を振る程度のことしかできない。

そのことは巨大ワームもよく理解していて、それゆえにシャイニング・ミキをわざわざ媚薬粘液の海から掬い上げたのだった。
極太の肉縄ペニスで突き上げられている美希の真下から、もう一本、ほとんど同じ長さ太さの触手が伸び上がる。

美希「え…………え?うそ?だって、ぇ、そこ、おしりっぃいぃぃいぃい!?♥♥♥♥おぉ…っ♥♥♥おほぉおおぉぉ♥♥♥♥」

アクメの直後で脱力しきっている美希のアナルに二本目の触手ペニスがぴったりと押し当てられたかと思うと、
美希が事態を把握するより早く、それは当然のように張り出した亀頭部分を中へ押し入らせ始めた。
ご丁寧にも触手服が事前にまた穴を作り、受け入れ準備を万端に整えさせられていた排泄穴が
一見そのサイズに対して太すぎるように見えるワームの触手ペニスを、少しずつではあるが着実に迎え入れていく。

美希「おしっ、おひりにもっ♥♥♥ミキのおしりぃぃ♥♥♥♥イモムシ触手ち○ぽっ♥♥♥入ってきちゃう、のぉ♥♥♥♥や……ひ、ぎぃぃ♥♥♥」

前後から立派すぎる肉棒を嵌めこまれる圧迫感に、美希は押しつぶされたような喘ぎ声を漏らす。
これだけの責めを受けて痛みや不快感がないことの不自然さはもはや、美希の認識からは抹消されていた。
そして目論見通り、力がちょうどよく抜けているマジシャンの両穴を自身の触手で奥まで征服したワームは、
宙に浮かせた獲物をさらに骨抜きにすべく、今度は前と後ろでスローペースでの抽送を始める。

美希「んんんっ♥♥♥ん、ぉ……、おひっ♥♥♥やぁぁ♥♥♥なかで、ミキの、おなかでぇ……♥♥触手ぅ♥♥♥ごりごりこしゅれてゆのぉぉ♥♥♥♥」

美希が意識しているいないにかかわらず、その責めは確かに愛撫であり性交に違いなかった。
暴力的に快楽を押し付けて屈服を迫るのではなく、身体の芯から極上の肉悦一色に染め上げて隷属させることを狙い、
そのために極太触手ペニスがシャイニング・ミキの双壺をじっくりと愛し抜き、牝として開花させてゆく。
ゆったりとしたペースは飽くまで崩さず、二本の男根触手は美希の肉穴への出入りを繰り返し、
張ったカリ首や肉竿が前後の穴の中でぐちゅぐちゅすれ違うたび、美希は身体を跳ねさせて淫らな舞を披露してしまう。

響『うんうん、いい調子だなぁシャイニング・ミキ。さすがに中で出されたら、一気にしおらしくなっちゃったねー?』

そのとき響の声が急に降ってきたが、美希はすぐに反応できないどころか、気づくのにすら多少の時間が必要だった。

美希(あ………ひびき……の、こえ?なに、言ってる、の………)

響『気づいてるか知らないから教えといてあげるよ。今までの美希の声、自分はもちろん、みんなにも全部聞こえてるからなー!』
833 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:01:23.99 ID:rsetaRt10
食いしばり続けている歯が、全部、砕けてしまいそうだった。

さっき、千早と真美のときにも延々聞かされたのとよく似た、しかしテンポはかなり遅い……水音。
じゅっぽ、じゅっぽ、ぐちゅ、ぬちゅっ、と、遅めだが決して止まらない音が、今なお俺と、春香たちの耳に、容赦なく響き続けている。

そしてもちろん、それと並行して、美希の声も、ずっと。
響が「サウンドオンリーにする」と言い出してから、恐らくは一言も欠けることなくすべて、美希の悲鳴が、嬌声が聞こえていた。

その美希の声と聞こえてくる音、それに映像を切られる前に俺たちが見てしまった――見せられてしまった「開通式」の様子も合わせれば、
画面の向こうの美希の身にいったいどんなことが起きているのか、嫌でもだいたい想像できてしまう。

何より恐ろしいのは、美希の声が上がるたび、次第に甘くふやけてきていること、それがわかってしまうことだった。
ぬちょぬちょと、「大量の」刷毛かなにかで液体を塗るような音はもちろんのこと、
重く腹に響いてくる、断続的に粘液質のものを放つような音、そして今ではテンポの遅い水音がさっきの倍に、増えて……
そういった音の変化のたびに、美希が初めて聞く声で叫び、そのトーンは少しずつ上ずり、鼻にかかった甘えるような調子が強くなっていく。

美希『おしっ、おひりにもっ♥♥♥ミキのおしりぃぃ♥♥♥♥イモムシ触手ち○ぽっ♥♥♥入ってきちゃう、のぉ♥♥♥♥や……ひ、ぎぃぃ♥♥♥』

P「美希っ!聞こえてないのか、返事してくれ、美希ぃぃーっ!!」

響「いやだから、無駄だってば。自分があっちの音だけこっちに聞こえるようにしてるんだから」

美希の悲鳴に耐えきれなくなって雄叫びを上げ、冷静そのものの響に突っ込まれる。さっきからその繰り返しだった。

美希『んんんっ♥♥♥ん、ぉ……、おひっ♥♥♥やぁぁ♥♥♥なかで、ミキの、おなかでぇ……♥♥触手ぅ♥♥♥ごりごりこしゅれてゆのぉぉ♥♥♥♥』

響「うんうん、いい調子だなぁシャイニング・ミキ。さすがに中で出されたら、一気にしおらしくなっちゃったねー?」

ひとりごとのように響が呟く。その言葉ははっきり聞こえても、頭が理解を拒否していた。
春香や雪歩、それに伊織が黙ったままぼろぼろと泣いているのを、ただ見ていることしか俺にはできない。

響「気づいてるか知らないから教えといてあげるよ。今までの美希の声、自分はもちろん、みんなにも全部聞こえてるからねー!」

美希『は、へ…………?みんなぁ、……んひぃぃっ♥♥♥♥』

おそらくは美希の様子を見ているのであろう響が唐突に声を張り、そしてごく小さな返事と大きな悲鳴が聞こえた。
何をするつもりかわからず警戒する俺たちの前で、ブラックジャンボ総帥がまた指をスナップさせる。

響「そろそろよさそうかな。じゃ、シャイニング・ミキのビフォーアフター、見てみよー」

ぱちんと音がしたかと思うと、毒々しい肉色で埋め尽くされた映像が瞬時に映し出される。
その中心に、美希が浮かんでいた。
834 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:01:54.17 ID:rsetaRt10
春香「………… やめて、よぉ………もう、やめてっ、こんな…………」

伊織がひっ、と音を立てて息を呑み、雪歩は言葉も出せずがたがたと震え、そして春香は涙ながらにつぶやいた。

手足を壁に飲み込まれ、開脚させられた美希が、文字通り宙に浮かべられている。
そして、さっき見せられた美希の腕ほどもある太い触手が、下に溜まっている液体の中から美希に向かって伸びていた。
そいつは見てわかるほどゆっくり、俺の目の前で、長い体をくねらせて後退し……反転して、ずるずると、中へと入り込み始める。
それが、二本。さっき見たときは一本しかなかったはずなのに、増えて、美希を前と後ろから凌辱して、いた。

美希「…………ゆき、ほ、でこちゃん、春香っハニ……ィっんぶっ!ふむぅぅう!?んん、ん………っ♥♥んぅうぅ♥♥♥」

俺たちの姿を目にした瞬間、美希の目に力が戻ったように見えて、そして美希はなにか口にしようとした。
その直後、そうはさせないとばかりに美希の両胸の間を通って少し細めの触手が伸び上がり、
大きく開かれた美希のくちびるの隙間へ一気にもぐりこむと、そのままずぽずぽと音を立てて口を犯し始める。

伊織「み、美希っ、美希いぃぃ!?」

……よく見ると、美希の身体にまとわりついているのは、さっきの太い触手どもだけじゃなかった。
形のいいバストを強調するかのようにぐるりと一周して巻きついているのは、
美希を呑み込んだ奴に姿形のよく似た、小さいサイズの芋虫みたいなモンスターだ。
口から細い肉紐を伸ばしてうぞうぞと動かし、美希の乳首に吸い付いているその芋虫とは別に、
逆側の乳房には壁から伸びた触手が先端を花のように広げて張りつき、搾り取るような動きを見せている。

それ以外にも、ぱっと見では数えきれないほどの大小の芋虫と触手の群れが美希の全身を嬲っていた。
もちろん、あそこに飛ばされる前から着せられていた衣装と同化したものも、そいつらに混じって身をくねらせている。

美希「むぐうぅっ、うごぉ♥♥♥ん、んん……んっ!?ふご、うぐぅぅ♥♥♥んくっ♥♥♥ごくっ、んく、ん、ん♥♥♥」

美希の胸にはさまれて体をのたくらせ、口を出入りしていた触手がびくびくと震えた。
ほぼ同時に美希が目を白黒させたかと思うと、頬がふくらみ、白いのどが何度も動いて何かをお腹へ落としていく。

美希「♥♥♥ ……はっ、はぁっ、うえぇえ……っ!けほ、おぇ…やんっ!?♥♥♥♥いや、やめ……、お顔っ、かけちゃ、や♥♥♥」

美希の口から抜け出た触手はすぐに引き下がらず、唇から少し離れたところでまた身を震わせると
丸く膨れて見える先端から白く粘ついた液体を勢いよく放ち、美希の顔にぶちまけた。
さらに、直接美希の口を犯していたのとは別の触手までが便乗するように寄ってきて、同じように粘液を吐きかけ始め、
俺たちの見ている前で美希の顔はあっという間にべたべたの汚らしい白濁液にまみれさせられてしまう。

美希「あひぃぃっ♥♥♥♥あつい、それに、くさいぃ……っ♥♥♥やだぁ……… ミキ、こんなどろどろ、ヤなのぉ♥♥♥」

ゆるゆると顔を振って言う美希の、その声も表情も、……嫌がっているように聞こえないし見えない、のは、
きっと俺の気のせいだ。そうに決まってる。そう信じたかった。
835 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:02:29.04 ID:rsetaRt10
美希(…あぁぁ、だめぇ……♥♥あたま、ぼーっとしちゃう、何も、考えられないよぉぉ♥♥)

中でたっぷりと触手に射精され、膣穴や子宮に注ぎ込まれたものと、それから何度か口を犯されて飲まされたもの。
美希の身体を狂わせ続ける媚薬粘液はそれ以外にもあらゆるところから追加され続けていた。

美希「も、もういやぁあ♥♥♥これいやっ、かけて来ないでっ……熱い、ぃっ♥♥♥ミキのからだ、ヘンにされちゃうぅ♥♥♥」

肉壁のそこここから常に分泌されてくる白い粘液は、拘束されている美希の手足を指までじゅくじゅくに浸すだけでなく
腕やももを伝って肌にまとわりつき、さらには吊るされている頭上からもひっきりなしに滴り落ちてきていた。
特に上からは、時おりバケツでもひっくり返したかのような勢いで大量の汚液が降り注ぎ、
そうして媚薬粘液で全身をコーティングし直されるたび、シャイニング・ミキは身体をくねらせて悶えてしまう。

美希「あぁあぁっ♥♥♥でこちゃん、雪歩ぉ、はるかも、ぉ♥♥♥見ちゃっ、りゃめぇぇっ……あぁん!♥♥♥」

なす術なく見つめるしかない仲間たちに呼びかけた哀願は、尻穴の中で触手ペニスがぐちゅりと頭を回しただけで
あっさりと嬌声に上書きされた。そのままゆっくりと内部をかわいがる前後運動を再開され、
今度はアナルの中身をじわじわ引き抜かれていくような排泄にも似た感覚に、美希の身体がぞくぞくと震える。
そして後ろの穴を埋めた肉棒が後退しきらないうちに、入れ替わるようにして前の蜜壺の中へと触手が入り込んでいく。

美希「あぁ、は、ハニー、っ…♥♥♥♥ハニぃいぃ♥♥♥だい、じょうぶっ、ミキ……らいじょぶ、らよぉ♥♥♥ミキは、ハニーだけのっんひぃぃぃい♥♥♥♥」

しばらく見ていなかったPの姿を改めて目にしたことで、美希の精神は多少立ち直ってはいたものの、
身体はすでにその健気な嘘にもついていくことができなくなっていた。ごく単調で速度もないワームの触手ペニスが
牝穴の奥を軽くやさしく突き、撫で上げるその微動だけで、最愛のはずのPへの言葉が続かなくなる。

美希(そんな…っ、ホント、なのにっ♥♥♥ミキの、ミキの心だけは、ハニーのもの、なのにぃぃ………♥♥)

こつん、と美希の奥を叩いた触手がまたじっくりと時間をかけて牝穴を逆戻りしてゆき、
やがて中の粘液をぬちゃぬちゃ撹拌しながら掻きだしていく復路の動きが終点に近づいた。
新たにずぶずぶと奥まで入り込んでくるのに備え、美希がささやかな抵抗を心に誓うのをよそに、
ゆっくり後退していた触手ペニスはそのまま、ぬぽっと音を立て、美希の膣穴から抜け出る。

美希「ふぁっ、ひあぁあ♥♥♥♥……っ、え? ………?」

不意をつかれ、肉のかたまりが抜け落ちる衝撃に腰を跳ねさせて叫び声を上げた美希が、思いがけない展開に目をしばたたかせた。
その美希の顔の前に、つい数秒前まで肉穴をたっぷりとほぐし、愛し続けていた触手がゆらりと持ち上げられる。
湯気すら上げており、もとがなんの液体だったかも定かではない粘液の混合物にまみれきったそれを突きつけられ、
思わず赤面した美希は我を忘れて必死に視線をそらそうとした。

美希「うぅ……ヤぁ、そんなの、見せないで…♥ …………、え?」

羞恥に満ちた美希の声が、途中で当惑に染まる。それと同時に、ぷちぷち、みしみし、と、
肉が裂けるような、何かが少しずつ変形していくような音が鳴り始め、やがてその頻度が加速度的に上がっていく。

美希「えっ、ぇっ……?なに、これ、どうなって………?」

響『わー、うわー、すごい!ワム造はそんなこともできたのかー!』

戸惑いの声を上げるだけになった美希の耳に、また響の声が飛び込む。
自分の飼っている生き物の、まだ知らなかった生態を初めて見て大喜びしている、そんな声だった。

美希の見ている前で、肉壁から生えた触手ペニスの先端が刻々と姿を変えていく。
きのこの傘のように丸く、凹凸のなかった先端部が上下でいくつかに分かれ、
先端に節くれだった傘が何段か重なっている、蛇腹にも似た構造へと徐々に変貌していった。
さらに、一番上の傘の表面にはイボのような肉の突起がいくつも浮かび上がり、
位置を微調整しているのか、少しずつ間隔をとってじわじわと動いているのが見て取れる。

響『いやー、普通の女の人相手だと、そもそもワム造出番なかったもんね。それがつまり「シャイニング・ミキ専用モデル」ってわけかぁ!』

音も組織の蠕動もすぐに終わり、美希の目の前に浮かんでいるモノはすっかり形を変えきった。
先端部にたくさんの肉イボを備え、カリ首が三段に並んだ、明らかに凶悪な触手ペニスが、先端から白濁の我慢汁をこぼす。

美希「………ミキ、専用?なにが?……え?」

胸もクリトリスもアナルもまだ責められている最中であることをその瞬間だけは忘れ、美希は呆けたようにつぶやいた。
その見ている前で、変貌を遂げた肉棒触手がしゅるしゅると頭を下げていく。
それはもちろん、媚薬粘液の海の中へと没するためでも、肉壁の中へと引き返していくためでもない。

美希「う、ぇ?なに、してるの?そんなの、ミキに、入れちゃう、の………でも、だって、えっ?」

くちゅりと音を立てて新生触手ペニスが膣口に押し当てられてもなお、美希の理性は事態を把握できていなかった。
そんなことにはまったくお構いなしで、イボと、連なったカリ首がじゅぷじゅぷと、シャイニング・ミキの入り口の肉襞をかき分けていく。

美希「ちょっと、待って、だめっ……だめなの、あぁ♥♥あがぁ……っ♥♥♥ ……………っっっ♥♥♥♥」

一段目のカリ首が膣口をくぐり抜けた瞬間、それまでと段違いの圧迫感に言葉を失い、美希はただ白いのどを見せてのけぞった。
さらに二段目三段目が後に続き、じわじわと進む触手のイボが膣壁のあちこちを押し擦る感覚に、美希の全身が何度も激しく跳ね上がる。
836 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:03:06.31 ID:rsetaRt10
膣の奥底までじっくりと深く重くえぐられていく感覚は一向に収まることなく、それどころか刻一刻と強さを増していた。
目をいっぱいに見開き、ぽかんと開いた口で浅くせわしない呼吸をはっ、はっと繰り返しつつ、美希は呆然と宙を見つめる。

美希(う、そっ♥♥いままでより、ずっと太いいぃっ♥♥♥ミキのなかに、ぴとって、くっついて……きて、る♥♥形がぜんぶわかっちゃうよおぉっ♥♥♥)

美希(………なの、に、こんなぁ♥♥♥触手で、いっぱいにされてるのにっ♥♥♥ぜんぜん、痛くも、苦しくも、ないなんてぇ……♥♥)

強引に押し開いて突き進むのではなく、すでに勝手のわかっている牝穴のそこかしこをいちいち確認するような調子で
肉イボ触手は少しずつシャイニング・ミキの中を進み、余すところなく優しく優しく蹂躙していく。
ただでさえ太さの増したその男根に美希の身体は敏感に反応し、膣肉全体で強く抱きついてしめつけ、
変形した触手ペニスの連なったカリ首も、たくさん生え出したイボの刺激までも思いきり味わう結果になってしまう。
やわらかいながら芯のある触手表面の肉イボはそれぞれが声高に存在を主張し、
クリトリスの真裏や尿道の底の潤みきった膣壁を、こりゅこりゅと突つき転がしながら中へ進んでくる。

美希「ひゃぁあん♥♥♥これ、ヤぁ、りゃめなのぉ……♥♥♥いぼいぼ、いぼいぼしてるっ♥♥も、いや、…ぁあぁん♥♥♥」

長い時間をかけてシャイニング・ミキの両穴をほぐし、性感をじわじわと開発し続けるだけにとまらず、
ワームは自身の瓶かな触手を通じて美希のポイントをも細かく探り続けていた。
その情報に基づいて体組織を変化させ、サイズも形状も美希の膣穴にくまなくフィットするよう作り変えられた触手に
あらかじめ媚薬粘液と全身愛撫、それに念入りな愛情たっぷりの疑似セックスによって快楽を教え込まれた蜜壺を犯され、
ほんの数cmにも満たない距離を進まれるだけで美希はくりかえし身体をくねらせ、形だけの抵抗の言葉を口走る。

響『ワム造ってば見かけによらず、紳士だなぁ。あれだけ自分のこと傷つけた美希を、しっかりイカせてあげようっていうんだもん』

美希「ふぁ………♥♥ …ひびき、なに、言って………んんっ♥♥」

この状況で響の話に耳を傾けるべきではない、と理性ではわかっていても、美希は反射的にその声に返事をしてしまっていた。
感心したような声で呟いた響はそのまま美希に対して、あえて丁寧にやさしく説明を始める。

響『ああ、つまり、専用の触手ち○ぽまで用意して美希のことをいっぱい気持ちよくしてあげてて偉いね、って話!』

美希「ち、が………ちがうのぉ、ミキ、は……♥♥こんな、イモムシなんかっ、きゃんん♥♥♥ぁあぁっ、いぼっ、いぼいぼ触手やぁあ〜〜っ♥♥♥」

響『あははは!!なーに、千早といい美希といい…シャインマジシャンにはウソつきじゃないとなれない、って決まりでもあるの?』

反射的に言い返そうとした美希の言葉は膣内を進むぬめりつく感触の前に、あっけなく嬌声で上書きされてしまう。
かつて仲間だったはずの相手が異形の触手に犯されて無様に喘ぐさまを眺め、響は心から楽しげに嗤った。
その唇の端が冷笑とともに吊り上がり、そしてさらに酷薄な言葉が紡ぎだされる。

響(それにたぶん、見てるみんなも同じこと考えてると思うよ。聞いてみたら?)

「総帥」がなにを言っているのか理解できず、それでなくても返事ができる状態にない美希。
そもそも直前の響が実際には声を出しておらず、頭の中に直接話しかけてきていることすら、美希には認識できていなかった。
しかし、それから何秒も経たないうちに、耳に飛び込んでくるいくつもの声によって、その意味を把握させられる。

雪歩『あ、あぁ、千早ちゃんだけじゃなくて、美希ちゃんまで…、…………あんな、いやらしい声に、されて』

伊織『やめて、もうやめて………こんな、嘘よ、嘘でしょ!?だって、あれ千早とか真美のときより………太いし、そ、それに、形も………』

春香『どうしよう、どうしようっどうしたら、いいの……?美希まで、触手におかしくされて…、あれじゃもう、千早ちゃんと、同じ……!』

美希「………ふぇ、っ!?でこ、ちゃ、雪………っひあぁあぅっ!♥♥♥」

美希の見つめる先の映像の中では、Pも春香たちも誰一人口を動かしていなかった。にもかかわらず、
聞きなれた仲間たちの声が聞こえてくることに、そしてその内容があまりにも明け透けなことに、美希の精神が激しく揺さぶられる。
そこで叫びそうになった言葉もまた、全身を責め立ててくる触手たちの前によがる声に変換されてしまう。

P『表情も声も、もう完全に、感じさせられてるように、しか、見えな………馬鹿か俺は、何考えてる!?美希を信じろ、そんなわけが』

追い討ちをかけるようにPの内心の声が響き、美希の身体と心の両方がシンクロして跳ね上がった。

美希「はに、ぃい♥♥♥春香までぇえっ♥♥……そんなぁあ、ミキは、ミキはぁあ………♥♥」

響(ほーら、ね?美希もこの際観念してさ、尊敬するシャイニング・チハヤ見習って、思いっきりイくといいよ)

Pたちが考えていることを強制的に読み取らされ、打ちのめされる美希に、ひそひそ声で悪魔のアドバイスがささやかれた。
837 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:03:33.40 ID:rsetaRt10
美希(い、く……?イク、って………♥♥)

その言葉の意味は理解できていないはずなのに、内心で繰り返すだけで美希の全身が甘く震える。
音が記憶を呼び覚まし、少し前に何度も何度も聞かされた声だけでなく、映像までもが美希の脳内によぎり始める。
その丁度のタイミングで響が指を鳴らし、特に美希だけに見えるようにイソギンチャクの巣の様子を映し出した。



真美『んっふっふぅぅ♥♥♥♥れろぉ、んちゅぅっ……♥♥♥♥ねえっ♥♥こんなに、ぺろぺろしたんだよぉ、そろそろ…♥♥♥♥』

真美は陶酔しきった表情で、目の前に突き出されたイソギンチャクの触手を舐め上げていた。
その間にも前後の牝穴には数本ずつの触手ペニスが出入りを続け、隙間からは白い毒液がだらだらとこぼれ落ちる。
真美の反対側からは挟み撃ちのようにして、すっかり白く見える青髪のマジシャンが、同じ触手ペニスにむしゃぶりついていた。

千早『はるかの、しょくしゅ♥♥♥♥お○んぽしょくひゅっ♥♥♥♥んむ……んくっ♥♥♥つぎはぁ、これ♥♥どれいマジシャンお○んこにくらしゃいっ♥♥♥♥』

奴隷たちのフェラチオ奉仕に満足したのか、褒美とばかりにイソギンチャクたちは触手の出入りを速めた。
ずぽずぽじゅぼじゅぼと鳴る卑猥な水音が大きくなり、千早と真美の表情が歓喜にゆがむ。

真美『きたきたぁああぁっ♥♥♥♥♥も、もうイくっ♥♥♥♥♥あはっ♥♥イクぅぅーーっ♥♥♥♥♥しょくしゅでイクの、しゅきっ♥♥♥♥♥らいしゅきぃっっ♥♥♥♥♥』

千早『ひゃひぃっ♥♥♥♥♥イく、イきましゅ♥♥♥♥♥イソギンチャクさまの、しょくしゅおち○ぽで♥♥♥♥♥おま○こイクのぉっ♥♥♥♥♥イっちゃいましゅぅうぅ♥♥♥♥♥』

真美と千早は声をぴったり揃えて震わせ、それと同時に二人の中に入り込んだ触手たちもびくびくと激しく脈打った。
すっかり媚薬粘液専用の排泄穴と化した四つの肉穴は瞬く間に白濁で溢れかえるが、さらにその状態のままで抽送が続けられる。
イソギンチャクの巣の中に響く嬌声は、徐々に意味をなさない音に変じつつあった。



美希(…は、春香にも、ハニー、にも……ミキ、あんなふうに、見えてるの…!?♥♥♥)

響(百聞は一見にしかず、ってやつだね。イクってどういうことなのか、よくわかったでしょ?)

ただ凌辱されている二人を見せつけられていたときとはあまりにも説得力が違っていた。
自分もほとんど同じ状況に放り込まれ、その意味を身体でもほぼ理解してしまっている美希が言葉をなくす。

響『ま、意識してないだけで、美希ももう何度もイってるからだいじょうぶ。でもどうせなら、千早たちみたいに叫んでみたら?』

美希「や……だ、やらぁ、そんにゃの…っひゃぐぅうぅうっ♥♥♥♥」

この上ない最悪のタイミングで、じっくりと進み続けていたワームの触手ペニスが美希の最奥に到達した。
そこまでの膣壁をすべてたっぷりと撫で上げ、肉イボと多段になったカリ首でなぞってきた触手は
窄まった子供の部屋への入り口に、変形した先端をごく浅く軽く、こん、とぶつける。
たったそれだけで、瞬時に美希は視界を明滅させられ、全身を大きくわななかせてしまう。

響『ああほら、今のそれで美希、軽くイってるぞ。その勢いでどんどんイこう♪』

響の言葉が終わるのを待たず、肉牢から直接生えたシャイニング・ミキ専用の触手ペニスは行き止まりから退き始めた。
逆方向のスライドは複数の肉イボがところどころで引っかかることで邪魔され、そして生み出される強い摩擦は
美希にはそれまでで最大の内臓ごと引っ張られる感触として伝わり、さらにそれがまるごと快楽にすり替わっていく。

美希「あぁっ♥♥♥やっ、これぇえ!?♥♥♥でちゃうぅ♥♥♥ミキのなかみ、だされひゃうのぉぉっ!♥♥♥」

響『そんな簡単に出ないってぇ。ただ、違うものがさっきから出ちゃってるみたいだけど?』

美希「え……はぐぅぅっ♥♥♥あ、ぁあ、おっぱい、おっぱいっ、らめ♥♥♥ミキのおっぱいしぼっちゃらめぇえ♥♥♥」

ヴァギナの触手に意識が行きすぎるあまり、それ以外への注意が向いていなかったところを
響の言葉で引き戻されてしまった瞬間、左右の乳房を小型ワームと搾乳触手にそれぞれ搾り上げられる。
そして美希の意志と関係なく、媚薬を注入されて開発された乳腺は濃厚なミルクを勢いよく噴き上げてしまう。

響『おおっ、さすが立派なだけあっていっぱい出るねー。みんなも注目しっぱなしだよ』

美希「やぁあぁっ!♥♥♥いや、見ないでみんなっ、ひゃうぅん♥♥♥こんなミキ、見ないれぇえ♥♥♥」

さも愉快そうな響に実況されて叫ぶその声すら、甘く蕩けているのはもはや隠しようがなかった。
乳房はもちろんクリトリスをはじめ全身を同時に責められ、前後の肉穴を極太触手に突き上げられて
美希の身体はゆさゆさと揺すられ、そして響の言葉で心が揺り動かされて追い詰められていく。
838 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:04:13.84 ID:rsetaRt10
ここまでじっくり躾けてきた獲物を真の意味で味わうときがようやく近づいたことを悟り、
触手の前後するペースがほんの少しだけではあるが加速していた。

美希(う、うそだよっ、こんなのぉっ♥♥♥からだしびれちゃう……っ♥♥♥あたま、もっと、ヘンにされ、ちゃう♥♥♥)

その微妙すぎる違いですら美希は身体で、牝肉できっちり認識できてしまい、
そしてほんのわずか速度が上がっただけで快感が一気に増幅したことに錯乱してしまう。

美希「でこちゃぁんっ♥♥雪歩ぉ、春香も、ぉ……♥♥見ちゃヤぁっ、ひぁあ♥♥おねがい、お願いっ見ちゃらめえぇ♥♥♥」

響『無理言っちゃかわいそうだぞ、みんなちゃんと目つぶってるよ?もちろん全部ばっちり見えてるけどなー!』

自身がどれだけ目をつぶっても仲間たちが凌辱されている姿は消えなかったことを響の指摘で思いだし、
そして今は立場が逆になっていることを思い知らされ、美希の目に涙が浮かぶ。
もっともその瞳はもうだいぶ前から潤み切っており、しかもそれは純粋な悲哀によるものとはとても言い難かった。

ずっちゅ、ずっちゅと肉と肉がこすれ合う音がいよいよ大きく、激しくなり、
美希の膣穴と尻穴に出入りする太い触手の表面に血管のようなものがぶくりと浮き立つ。

美希「いやっ、や、やらぁぁあ♥♥♥触手なんてミキいやあっ♥♥♥んひぃっ♥♥こんな、こんなので…♥♥い、イク、なんて♥♥ヤなのぉっ♥♥♥」

響『あれー、そんなに嫌?自分どう見ても、美希はすっごく気持ちよさそうでよかったなー、としか思えないけど』

美希「やだぁっ♥♥そんなの絶対っヤぁあぁ♥♥♥ひびきぃ、許し、てぇっ……♥♥謝る、から、ミキあやまるからぁあ!♥♥♥」

何に対して謝るのかということはまったく考えないまま、美希はちらついた救いの可能性に一も二もなく飛びついた。
その哀願を聞いた響はつかの間、満足げな笑みを浮かべ……そしてその笑いを凄惨に歪め、言葉を続ける。

響『ふふふ、だーめ。シャイニング・ミキはプロデューサーと春香たちみんなが見てる前で、ワム造の触手ち○ぽにイかされちゃうの』

美希「そ…そんっ、んきゅうぅぅうう!?♥♥♥♥んぉぉっ♥♥♥や、いぼ、いぼがあっぁあ♥♥♥」

美希のぐちゅぐちゅにぬかるんだ蜜壺を出入りする触手ペニスの表面で、肉イボそれぞれが独立した生き物のように蠢き始めた。
触手本体が太く重たい肉竿でずぶずぶと沈み込み、引き返す往復運動を繰り返すそばで、
媚薬粘液を滲みださせながら美希の内側をこねまわし、時にぶるぶると震えて美希の全身へ激震を伝わらせる。

美希「あぅっ、あ〜〜〜〜っっ♥♥♥や、いや、やんんっ♥♥♥あぁあっ♥♥♥ぅあ………ぁ♥♥♥♥あ”〜〜〜〜〜っ♥♥♥」

中の瞳孔まで開きっぱなしになったかのような様子で目を限界まで見開き、美希が絶叫した。
その大音量も触手服や大小のワームたち、そして極太の触手ペニスが奏でる凌辱の合奏の前にすぐに消えてゆく。

響『ん、ワム造もだいぶイイみたい。遠慮しないでいいからね美希、千早や真美に負けないくらいの感じで!』

美希「は、ハニーぃぃっ♥♥♥はにぃぃ♥♥♥助けっ、たしゅけてぇえっ♥♥♥ヘンにされちゃう♥♥♥このままじゃミキ、ミキぃぃ、ひゃうぅぅ♥♥♥」

響の言葉ももはや聞こえていない様子で、美希はただ純粋に、信じきっているPに救いを求めた。
その叶うはずもない希望を、響が念入りに横合いから打ち砕いていく。

響『うーん、確かに……ひっとことも言わないなんて、プロデューサーもみんなも薄情だよねぇ』

Pや春香たちの映像のほうを向いてはいたが、美希の目はもうほとんど映るものを認識できていなかった。
それゆえに美希は、Pたちが涙を流し、のども潰れんばかりの勢いで叫び続けていることも、
それらの声がなぜかまったく聞こえてこないことにも気づけない。

響(まあ自分が遮断してるから聞こえるわけないんだけどさ。美希の声はもちろん、ぜんぶあっちに筒抜けでね!)

響『……あ、そうだ!もしかしたら、春香たちも、それにプロデューサーも、美希がイくとこ見てみたいのかもよ?』

美希「やぁあ♥♥いやっ、っんひっ♥♥いやぁあっ♥♥♥イきたくないっ、ぜったいぃ♥♥♥み、みんな見てるのにぃぃ♥♥♥」

響の策とも知らず、見捨てられたかのような絶望と、全身に襲い掛かる快感の波を前に、美希はパニックになって叫ぶ。
その声色もやはり蕩けてしまっていて、内容はどうあれ獲物が昂ぶっていることを感じ取ったワームたちは
最後の仕上げをするべく一斉にラストスパートをかけ始めた。
839 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:05:27.11 ID:rsetaRt10
響『さー、いよいよだぞ、シャイニング・ミキ!ワム造より前にイっちゃっても、ぜんぜんかまわないからねー』

美希「いや、ああぁっ♥♥♥♥やぁ♥♥♥や〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥イ、イカないもんっ、こんなのれぇえ♥♥♥ミキは、ミキはぁっ……っふにゃぁあ♥♥♥♥」

どちゅどちゅと奥まで叩きつける重いピストンで全身を激しく上下させられながら、美希は左右に首をぶんぶんと振って抵抗した。
しかし開発されきった身体はすでに快楽にほとんど屈していて、とどめを待つかのようにひくひく痙攣している。

美希「やらぁあぁっ、触手もういやぁあぁ♥♥♥♥イキたくないのぉ、っおほぉぉ!♥♥♥いぼっ、いぼいぼりゃめぇぇっ♥♥♥♥」

美希は触手を突き込まれるたびに張りつめた乳房から白い乳をこぼれさせ、震えるクリトリスをしごかれ吸い上げられる。
そしてついに、膣穴と尻穴を埋めた触手が抜け落ちるぎりぎりまで揃って後退したかと思うと、
あくまでゆるめのスピードを維持したまま、長い肉竿を存分に使って一気に奥までもぐり込んでいく。

響『ほらほらっ、イっちゃえー♥みんなとプロデューサーが見てる前で、触手相手に感じまくってイっちゃえっ!』

響が言い終わるのとタイミングを合わせるようにして、美希の前と後ろで牝穴の奥に触手ペニスの先端がそれぞれ着弾した。
触手たちはそれぞれ先っぽだけでなく竿の部分までを思いきりくねらせて、美希の直腸の奥深くと子宮口を、
それにそこに至るまでの膣口と尻穴から続く媚肉の鞘すべてをめちゃくちゃにこじり回し、
その乱舞する動きを止めないまま鈴口から、肉イボから、大量の媚薬粘液をまるで噴射するように吐き出す。

美希「いやっいやぁあぁっいやーーーーっっ♥♥♥♥や♥♥♥♥あ、ぁ…………♥♥♥♥♥ ………ぃ、くぅ、っ♥♥♥♥♥イクぅうぅううぅぅぅーーーーっ♥♥♥♥♥♥♥♥」

絶対にそれだけは口にしてはいけない、とわかっていた禁句を、美希はついに思い切り叫ばされてしまう。
叫んだ刹那、身体の核のあたりで快感が爆発し、美希の視界が真っ白に染まった。

美希(あ…………♥♥♥♥これ…が、イク♥♥♥♥♥って、こと、………♥♥♥♥イっちゃ、った、ミキ、イったっ♥♥♥♥あ、ぁ♥♥♥♥これまでも、いっぱいイってた、のぉ♥♥♥♥)

これまでにもう何度も聞いてしまっていた「イく」という言葉の意味するところを、文字通りに身体で完全に理解し、
自身に起きた現象とその名称とが美希の中で、この上なく強固にがっちりとリンクしていく。

そして、ひとたび名前を知ってしまった以上、美希を待ち受けているのはその名の通りのイキ地獄だけだった。

美希「や、っ!?♥♥♥♥♥♥ひゃううぅっぁあぁん♥♥♥♥♥い、イク、もうイクうっぅぅ!?♥♥♥♥♥♥らめ♥♥♥♥♥ミキまたイっちゃうよぉぉっ♥♥♥♥♥♥」

乳首をワームに摘み上げられるのも、クリトリスを細い触手に甘噛みされるのも、アナルを極太触手で掘り返されるのも、
そしてもちろん、特製のイボ付触手ペニスで牝穴をずぽずぽと凌辱されるのも、すべてがアクメへの引き金となった。
美希の全身いたるところでひっきりなしに起こる快楽の小爆発がすべて「イク」ことへとダイレクトに結び付けられ、
シャイニング・ミキは息つくひまもなく大声を上げて、あられもない絶頂告白を叫び続ける。

美希「おひりぃぃっ♥♥♥♥♥おしりもっ、イク♥♥♥♥♥イクのぉぉ♥♥♥♥やぁあ、ぁお、おほぉぉ♥♥♥♥おしりにもどろどろ、触手のどろどろ来てるぅぅっ♥♥♥♥♥」

美希「らめっ♥♥♥♥♥イっちゃらめなのおぉっ♥♥♥♥ハニー♥♥の前、なのにぃ♥♥♥♥♥でこちゃんたちも、みんな♥♥♥♥♥見てるのにぃぃっ♥♥♥♥♥」

美希「あぁんっそれっヤぁあ♥♥♥♥♥びゅーびゅーってするの、いや♥♥♥♥ヤなのにっ♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥おなかたぷたぷでイっひゃぅのっ♥♥♥♥♥♥」

これでもかとばかり両穴に媚薬粘液を注ぎこまれながら、なおずぼずぼと深いピストンで犯され、
もともと敏感なところと敏感にされたところ、全身まとめて触手服とワームたちに嬲られて、シャイニング・ミキはイキ狂う。
チャレンジの序盤でコケにされた仕返しをようやく果たすことに成功し、響は嬉しそうに笑った。

響『いーいイキっぷりだなー、シャイニング・ミキ。真美はもちろん千早にも負けてないよ、うん!』

美希「もぉ、イキたくない、やぁぁあ♥♥♥♥イキたく、ないのにぃぃっ♥♥♥♥♥イってる、ミキ、イっへるのぉお♥♥♥♥♥イクの止まらないぃいっ!?♥♥♥♥♥♥」

美希「またイっひゃぅ♥♥♥♥♥あひぃぃイくぅっ!イク♥♥♥♥♥触手、ミキ、触手にゃんかでぇえ♥♥♥♥♥♥イモムシ触手ち○ぽ♥♥♥でイかされちゃうぅぅ♥♥♥♥♥♥」

吊るされた身体を目いっぱいによじり、入りきらなかった白濁液を前からも後ろからもぼたぼた垂れ流しながら美希は叫び続ける。
シャイニング・ミキを凌辱する触手たちの狂宴はむしろこれからが本番で、そう簡単には終わりそうになかった。
840 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:06:35.57 ID:rsetaRt10
………………
…………
……

腹部が軽く膨らんで見えるくらいになるまで粘液を吐き出したのち、ようやく極太の触手ペニスが美希の両穴から引き抜かれた。
美希が少しだけ身じろぎするのと同じタイミングで、どぼぉ、と音を立てる勢いで逆流が始まり、
まだ熱い媚薬粘液が膣肉と腸壁をなでていく感触に、シャイニング・ミキはぞくぞくと身を震わせる。

美希「ふあぁ♥♥♥♥やぁあん♥♥♥♥どろどろしたの、出てりゅぅう♥♥♥っ、んっ、イ…ク♥♥♥♥また、イっひゃうのぉぉ……♥♥♥♥♥」

白く濁った重たい粘つきが前後の肉壺を流れ落ちる、その刺激だけで美希はまたアクメを迎えてしまう。
その様子に満足したのか、美希の両手足を呑み込んだ肉壁が少しずつ高さを変え、美希の身体を下ろし始めた。

美希「あぁ…………ん、んぅぅ♥♥♥やっ、ねばねばするぅぅ、は、早く、離してぇえ………♥♥♥」

やがて美希の手足はほぼ肉牢の底近くにまで下げられ、それに伴って背中はまた媚薬粘液の溜まりに漬かっていた。
不快感に顔をしかめつつ、これで解放される、と少しだけ安堵した美希の目の前で、
粘液の海を割って触手が伸び上がると美希の太ももとすねをまとめて括り、体側に押し付けるようにして拘束する。

美希「ひゃあぁんっ♥♥……や、な、なに、するのぉ………」

両腕はほぼ水平に伸ばした状態で、足を窮屈なMの字に近い形で開かされ、美希は床に転がされていた。
かすかに波立つ白濁液に身体のあちこちを軽く洗われ、これから起こることに不安を募らせる美希の前に、それが姿を現す。

美希「…………あ、ぁ♥♥♥♥」

ざばりと身を起こして美希を見下ろしているのは、この肉牢に巣食っているワームの幼体の一匹だった。
しかし、それは幼体とはいえかなりの体格を有していて、伸ばした全長はおそらく美希の身長よりも長い。
その長い体のうち、下半身、というより後半身と呼ぶ方がふさわしい部分、その中心あたりに、
美希はついさっき見たばかりの、そしてできれば見たくなかった、大きく盛り上がった肉塊を見つけてしまう。

美希(さっきまで、………ミキに、はいってた触手に、そっくり…っ♥♥♥で、でも、どうしてぇ………♥♥)

芋虫そっくりの見た目と妙にアンバランスな男根をそそり立たせ、幼体ワームがゆっくりと美希に近づいていく。
床にほぼ固定されている美希はぶるぶる震えながら、その威容を見上げることしかできない。

響『ん〜……?ああそうか、ワム造、性教育的なことしてるのか。将来の為に大事だもんね、しっかりしてるなぁ!』

ひらめいた、というように響が軽く手を鳴らし、空々しい声で呟くのも、美希の耳には入らない。
やがてワームがゆっくりとその長い体でシャイニング・ミキに覆いかぶさってゆき、すぐに悲鳴とも嬌声ともつかない声が響き始めた。




ぐちゅっ、ぶちゅ、…どじゅっ、ぬちゅぅぅ、ぼちゅん。

芋虫が、その長い体を、波打つようにぐにゅぐにゅとうねらせる。
そのたびに、美希の叫び声が上がり、耳をふさぐ俺の手をあっさりすり抜けて鼓膜を叩く。

美希『はぁんっ♥♥♥いやっ♥♥♥♥いやぁあっ♥♥あひぃぃ♥♥♥はひっ♥♥♥♥あ♥♥♥あーーーーっっ♥♥♥♥』

床に張りつけるようにして寝かされている美希の、身体の中心線に沿って、芋虫がのしかかっていた。
そのせいで美希の顔や胸やお腹はすべて隠れてしまっていて、俺たちに見える……見せつけられるのは、
芋虫の体の幅からはみ出している、美希の両腕ひじあたりから先と、曲げた状態でがっちり縛り付けられている足くらいだ。
しかもその手と足の先はさっきまでと変わらず、肉の壁から伸びた触手に飲み込まれている。

じゅぽっ、じゅぼぉぉ、ぐちゅちゅぅぅ……ぬぷ、ぬぷ、ぬぼっ、ぶちゅ!

そして、そのわずかながら見えている腕も足も、芋虫が腰を打ちつけるたびに、びくびくと跳ねる。
芋虫の体で遮られているせいで少しくぐもっているが、それ以上に、
快感で甘くとろけて熟れきっているようにしか聞こえない声が上がるのと一緒に、何度も、何度も。

美希に、何が起きているのか、俺が見ているのは、ただの悪夢なんじゃないのか。
そう信じ込もうとする俺の心を読みでもしたかのように、美希自身が、何をされているのかを甘い声で叫ぶ。

美希『ミキ、ぃ♥♥セックス♥♥♥しちゃってる、っ♥♥♥♥ひゃうぅっ♥♥♥♥イモムシの、こどもに♥♥♥レイプされてるのぉ♥♥♥♥』

P(やめろ…………やめろ、やめ、てくれ………)

少し前から、俺たちの声は美希に届かないようになってしまっているようだった。
あるいは……考えたくもないが、美希に聞こえてはいても、美希がもう、反応できないように、なって………
841 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:09:08.11 ID:rsetaRt10
美希『らめ…ぇ、こんなぁ♥♥♥ハニーじゃないのにっ♥♥ミキは、ハニーとっおほぉぉっっ♥♥♥♥や、いやぁ、あぁ♥♥♥』

芋虫が腰にあたるらしい部位を突き出す動きを強くし、スピードも速め、美希がまた悲鳴を上げた。
実際に何が行われているのか直接は見えなくても、じゅぽじゅぽという音がどんどん激しくなって、
そして美希の手足がさっきまでより激しく動いているのを見れば、明らかだった。

美希『あぁあっ♥♥♥♥や、ぁん♥♥♥♥これも、いぼいぼしてりゅ、っひあぁ♥♥♥♥ふといのぉっ♥♥らめっ♥♥♥』

人間どころか哺乳類ですらないはずのモンスターが、腰を巧みに動かして美希を犯している。
しかも、さっきちらっと見えてしまったとおり、最初に美希をイカせた触手と同じかたちのモノを、使って……

美希『あっ、あ♥♥♥♥あぁっヤあぁんっ♥♥♥きちゃう♥♥♥♥またっ♥♥♥ハニーが見てるのにっ♥♥♥♥んん、はぁあん♥♥♥♥』

美希『だめ、っらめぇえ♥♥♥♥りゃめなのぉお♥♥♥イカされたく、ない、ぃ…♥♥♥イモムシなんかにいぃっ♥♥♥♥』

言葉と裏腹に美希の声がどんどん切羽詰まってきているのが、嫌でもわかってしまう。
それを愉しむかのように長い体を美希に打ちつけていた芋虫が思い切り深くまでその体を叩き込み、
映像越しでもはっきりわかるほど激しく、びくびく全身を震わせるのが、見えた。

美希『いやっ、いやぁあぁ〜〜〜っっ♥♥♥♥♥イっひゃう♥♥♥♥♥♥♥イクうぅーーーっ♥♥♥♥♥♥♥』

ぶしゃっ、びちゃっと汚らしい音がして、押し広げられた美希の両足の間、芋虫の体で覆われているあたり……
そのあたりを中心にして、かなり幅のある芋虫の体でも覆いきれないくらい広い範囲に、べとべとした白い液体が飛び散っていく。
同時にどくどくと液体がどこかからどこかへ流れるような音が鳴りやまず、芋虫と美希の身体の震えが同調していく。

美希『あひぃぃ♥♥♥♥♥びゅくびゅく、してるぅ♥♥♥♥♥イクっイグぅぅっ♥♥♥♥♥イっちゃう♥♥♥♥♥ミキまたイっひゃうぅぅ♥♥♥♥♥♥』

美希『ヤなの♥♥♥♥もう、ヤにゃのぉぉ♥♥♥♥♥イモムシやらぁぁ♥♥♥♥♥♥イカしゃれたくにゃいぃ♥♥♥♥♥』

すっかりろれつの回らなくなった声で美希が悲鳴を上げていた。
それもお構いなしで、美希にのしかかった芋虫は身体をなおも揺すり、白濁液を吐き出し続けるのをやめない。
842 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:09:35.97 ID:rsetaRt10
美希『イキたく、なんか♥♥♥♥♥ないのにぃぃ♥♥♥♥♥ハニー見てるのに♥♥イク♥♥♥♥♥イグぅっ♥♥♥♥♥♥』

美希『ゆるひてぇっ♥♥♥♥♥ハニいぃ♥♥♥♥♥ミキ、のこと♥♥♥♥♥キライに、ならないでっ、ひゃあん♥♥♥♥♥♥ま、たイくぅ♥♥♥♥♥』

美希『も、もう♥♥♥♥♥やめへぇ♥♥♥♥♥ミキにどろどろ出しちゃヤぁあっ♥♥♥♥♥また、またイグっ♥♥♥♥♥イっひゃうのぉ♥♥♥♥♥』

P(〜〜〜〜〜、〜〜〜〜………っ!!!)

俺に向けられていた哀願もすぐにあやふやな調子になり、美希が誰に話しかけているのか曖昧になってしまう。
それをすべて聞き、目の前で繰り広げられる陰惨な凌辱を見つめながら、俺は血がにじむほど拳を握りしめるよりなかった。

少なくとも俺にとっては気が遠くなるほど長い時間が過ぎ、ようやく気が済んだのか、芋虫がのろのろと体を起こした。
ぬぽん、と間抜けとすら思える音がしたのち、隠されていた美希の姿が露わになる。

P「あ、あぁ、美希…………」

その下腹部が真っ白に染め上げられているのを目の当たりにしてしまい、俺は言葉が継げなかった。
大量に注がれすぎて芋虫の体と美希のお腹の間で行き場をなくした粘液がべっとりと肌にまとわりついていて、
見ている前でもどろどろと流れ落ち、下に元から溜まっているのとひとつにまとまっていく。

美希『…………はに、ぃ♥♥ ハニー………、ごめん、ミキ、ね……♥♥』

息も絶え絶えながら美希はうっすらと目を開き、俺の姿に気づいたようだった。
少しだけ目に生気が戻り、震えるくちびるがかすかに動いて、いくつかの単語が俺の耳に届く。

それ以上の言葉を聞きとるより前に美希の顔と身体に影が落ち、そしてすぐに、さっきとよく似た芋虫の背中で覆い隠された。

P「な……」

美希『……い、ゃ………いやぁあっハニーっっ助け……っへぇえぇっ♥♥♥♥♥やあぁあ♥♥♥♥♥らめえ♥♥♥♥♥今はらめなのっ♥♥♥♥♥』

ぐっちょぐっちょと水音が鳴り、芋虫がせわしなく身体をうねらせる。
美希のわずかに見えている手と足が、なんとか逃げ出そうとしてもがくが、しっかりくわえこまれていて意味をなさない。

美希『ぁんっ♥♥♥♥♥や、あぁっ、あへぇええっ♥♥♥♥♥♥イグぅぅ♥♥♥♥♥♥イモムシち○ぽ♥♥♥♥っひぐぅぅ♥♥♥♥♥』

美希『いや、いやっ♥♥♥♥♥いまイったのぉぉ♥♥♥♥♥♥イった、の、にひぃぃイグぅ!?♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥イっひゃううぅぅぅう♥♥♥♥♥♥♥』

P「み、美希、しっかりしろ、美希っ、美希ぃいいぃい!!」

俺が腹の底から振り絞る絶叫ももう、淫らな水音にさえぎられ、美希の耳には届いていないようだった。
843 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/08(日) 02:17:18.26 ID:rsetaRt10
遅くとも8日午前2時くらいには投げに来るとのたまい、正にその通りに投下完了!!
こんばんは人間の、もとい書き手の屑です。



Q.軌道修正とか言って延期したわりにいつもと特に変わってなくね?

A.うるせえハートマークぶつけんぞ


いちおうほら、わりと即快楽堕ちしたちーちゃんと違ってまだイヤイヤ言ってる感じとかが、ほら。
あとほら、なんとなくP視点から見たらNTRっぽいような、そうでもないような。

ところで、蟲姦、というほどではないと思いますが、ダメな人はごめんなさい。
(投下してから言う書き手の屑)





Q.ハートマーク減量って話はどこに……

A.うるせえハートマーク(ry



週1くらいでしか投下できなくてほんと申し訳ないです。
誰か脳内の妄想映像を文章化する機械をつくってください。

あと感想も(よろしければ(ぜひ))ください。
「いいかげんワンパじゃねえか死ね、もっとこういう風に書け」とかそういうのもたいへん喜びますです。

んでは、おやすみなさい。
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/08(日) 09:40:33.20 ID:1BZT/hBSO
乙です。
マジ シャンで一番尖っていた美希の、身体は堕ちてしまった。心はせめて、といっても身体に引きずられて快楽に飲み込まれてしまう、いいですね。
ワームのペニス改造、じっくりしっくり堕としていくのは見応えありました。
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/08(日) 10:19:50.72 ID:fAaBreu7O

マジシャン専用モデルっていいですよね
安価から考えると、雪歩用の犬ペニス、伊織用の戦闘員ぺニスもそうなるのかしら
美希が陥落したので「イク」と絶頂宣言した事ないのはもう雪歩だけですね
今後大いに期待しております
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/08(日) 13:25:19.42 ID:E1e4MIzOO
投下乙
快楽に抗いながらも順調に受け入れ呑まれていってるねえ
その様子を皆に視られている羞恥プレイ、今の美希は実に(エロい方向に)キラキラ輝いている姿だ
次のマジシャンが犯されている間も、千早達のようにたっぷりと相手してもらって、ドロッドロになって貰おう
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/10(火) 18:02:05.15 ID:QRu4MBNOO
子供の筆下ろしに使わせるとか、天才ですかあなたは…
もうギンギンですよ
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/11(水) 17:12:57.73 ID:3fbEYjco0
>>うるせえハートマークぶつけんぞ
なにそのパワーワード、素敵。
ぜひとも雪歩に投げて欲しい。

トロットロのエロエロになった美希だけど、幹部達が見たらどんな反応をするだろうか。
特に律子あたりが弄りまくった挙句、自分から乗り込んで参加しそう。
849 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/01/16(月) 22:22:39.81 ID:ha//hfHF0
半年コースのときは論外として週1投下はだいたいできてるからいいかな、
とか思ってた矢先にこの延びようだよ!! ホンットごめんなさい。
今週ちょっといろいろ立て込んでおりまして、最悪次の土日までになんとか続きを…

はるるんゆきぴょんいおりんとまだ3人も控えております関係上、
ほんのちょっと駆け足気味になる可能性がありますことご了承ください。
そろそろ安価とったり戦闘したりしたいですよね、そっちもマジごめんなさい

なお、はるるんがスラ美X号とぬちゅぬちゅするアレはこのままだと前スレで延々やってたアレとかぶりそう
>>826で言われてるとおり)ですので悩みどころです。
閣下化したのに勝てない強気Sキャラ屈服路線は>>1的に大変そそるんですが、
ある程度閣下化で強くなった描写入れてからそっち持って行ったほうがより一層輝く気がします。


最悪そこのスライム描写は薄目になってもゆるしてお呉れ
そのぶんミキミキといおりんとゆきぴょん(と、各お相手)ががんばります



安価の大枠はもちろん変えませんが、>>794みたいに「おっこれステキやん」とピンときたものは
節操なく拾ったりしますので、お暇な方は適当に投げておいてくださってもよいと思う次第であります。

というわけでもうしばしお待ちください。
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/16(月) 23:14:22.18 ID:kWmfTfgQO
オツカーレ
1つの安価で纏めてではなく、ほぼ個人単位での安価シチュの消費で進めているからね、色々と遅くなることもあるだろうし、仕方ないさ

自分なりの案として、いおゆきと春香をそれぞれ別々の部屋(A・Bとする)に転移させ、Aの部屋でいおゆき安価を消費する一方、Bの部屋でスライムに拘束され犯されながら、二人の様子を見せられる春香視点の描写を隙間隙間入れていく、といった感じで。
最終的にちはまみ・美希・いおゆき・春香の凌辱映像を見るPの描写で締め。

長くなりましたが、まあ参考程度にでもどうぞ。

春閣下は、もう1.2回くらい戦闘での無双してからの方が、エロイベント映えするのでは?

何にしても、無理をなさらないようにしてください。
ゆっくりと待っています。
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 00:19:39.93 ID:OdfYBS3x0
>>1的には一度に3人ぐらいまで描写可?
それができるならハルユキイオをまとめて拉致して、イオユキのレイプ安価を当事者視点風(一人称または三人称形式)に、
ハルカの安価を>>1が言うように薄め描写にしつつ、他のマジシャンの様子を見せつけられている傍観者視点(一人称形式)で、交互に進行。
P視点は、最後の安価になるであろう>>683まで放置するとか。

ハルカの安価は、前スレでスライムレイプ自体はユキホ達に見られているけど、子スライムの出産まではノーカンだからその部分だけ強調するというのもありかな?(その光景を見せられたことで、他のマジシャン達がより興奮してしまったり)

一回の投下ごとに濃いめの内容でとてもうれしいので、体に気を付けて頑張ってください。
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/21(土) 00:44:23.30 ID:cUvBG6XW0
安価組のエロシーン中に、現在も凌辱中の三人の様子も今迄みたいに時折出てくるのだろうけれど、
その際に美希と千早または真美を入れ替えて、シチュエーションを変化させてみては?
*憧れの千早が、映像越しではなく目の前で凌辱されて奴隷奉仕するのを見せつけられる美希や、触手のペットとして一緒に可愛がってもらおうと美希に誘いかける真美とか。
853 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/01/21(土) 22:14:51.59 ID:7tPXzk2p0
今夜中に、ミキミキの続きをちょっと投下します。
できればあと2時間くらいのうちに。日付変更はしたくない(※フラグ)

いやまだ続きってどういうことだよ、はよ次いけよ!という話ですね。
ごめんね、>>1はほんと無駄にねちっこいの、マジごめんね。

なおレス数は残念ながらそんな多くないです。
というわけで、もうちょっとお待ちになってください。
854 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:19:48.74 ID:63JbVF5J0
………………
…………
……

美希「ひあぁあぁ♥♥♥♥も、もぉ、ミキ……っ、むり、なのぉ♥♥♥セックスできないぃ……♥♥♥イモムシち○ぽ♥♥♥♥入れちゃヤ、っはひぃぃ!♥♥♥♥」

どちゅん、どちゅっ、と湿った肉を打ち合わせる音が、肉牢の中でゆっくり規則的に響いていた。
その重く叩きつける音が鳴るたびに、シャイニング・ミキは身体をびくんと跳ねさせ、大きく頭をのけぞらせる。

美希「あぁ、ん♥♥♥♥あっ♥♥♥♥あひ、はへぇぇっ♥♥♥♥やらぁあ♥♥♥♥ずぽずぽっ♥♥♥♥じゅぼじゅぼするの、いやぁあぁ♥♥♥♥」

巨大ワームに呑まれ、生体牢獄の中で媚薬粘液や触手服に念入りに下ごしらえをされた上で
極太の触手ペニスに前と後ろの処女をいっぺんに奪われ、すっかり身体を発情させられてしまった美希。
年齢とおよそ不釣り合いな、均整のとれたその肉感的な肢体にはいま、
ある程度成長したワームの幼体たちが群がり、種付け交尾の練習台として輪姦し続けている。

美希「ああぁだめぇえっ♥♥♥♥らめ♥♥♥それ、らめっ♥♥♥♥ずんっ、ずんって♥♥♥するの、や、ひゃうぅんっ!?♥♥♥♥」

今まさに美希を犯している幼体もまた、親が触手ペニスを使って披露した手本を忠実になぞっていた。
子宮口まで届くねっとりした深く重いストロークが何度も繰り返され、多段になったカリ首と、亀頭や肉竿にびっしり生えたイボが
ごりゅごりゅと膣壁をこそげ落としていくような錯覚を美希に刷り込みつつ、理性まで同時にそぎ落としていく。

美希「ふ、太いぃ♥♥♥ふとしゅぎるの、ぉ!♥♥♥♥イモムシち○ぽごりゅごりゅっ♥♥♥♥らめなのぉお♥♥♥♥ヤ、あぁっ♥♥♥♥はにゃぁあぁ♥♥♥♥」

次から次に幼体ワームにのしかかられ、処女穴をこじ開けた触手とそっくりの醜怪な蟲ペニスで凌辱されることを繰り返すうち、
美希の肉体はもう、美希自身の意志で制御できるものではなくなってしまっていた。
どれだけ心が抗っていても、美希の膣肉は侵入してくる陰茎をその肉イボごとやわらかく抱きしめてしまい、
芋虫の執拗な腰振りに合わせてゆっくりと入り込んでくる、あるいはずるずると抜け出ていく往復運動のたびに全身がわななく。

美希(だ、め……声、とめられない…♥♥♥ミキのからだ、おかしくされてるっ♥♥♥♥こんなの、ヤなのにっ、いやなのにぃぃ♥♥♥♥)

無遠慮に突き込まれてくる抽送に視界ごと身体を揺さぶられ、他愛もなく喘がされながら、美希は無駄な抵抗を必死で試みていた。
その美希の無様さをことさら強調するかのように、楽しそうな笑い声が聞こえてくる。

やよい『うっうー♥美希さんがあんなえっちな顔してるの、わたし、はじめて見た気がします!』

響『自分も今まで見たことないや。ワム造の家族総出で「おもてなし」してもらって、すごく感じてるんだよ、きっと』

美希は手足を半呑みで肉壁に拘束され、加えて身体の大半を覆いかぶさったワームに隠されていたが、
その程度のことは「総帥」および幹部たちにとって、なんの障害になるものでもなかった。
だらしなくゆるみ、紅潮しきった美希の顔を眺め、その嬌声をたっぷりと愉しみつつ、響とやよいがにこにこと笑いを交わす。
そしてそのふたりの声が聞こえても、シャイニング・ミキはもはや言い返すどころか反応できる余裕すらない。

美希「ひぅぅぅ!?♥♥♥♥い、いやっ、…はぐ、ぅああ♥♥♥♥またぁ、あぁ〜っ♥♥♥♥は、………はいって、きひゃうぅぅ♥♥♥♥」

一時的に空き状態になり、呼吸でもするかのようにひくついていた美希のアナルを目ざとく見つけたのは
熱心に美希との交尾にいそしんでいる幼体よりもかなり小さい、別の個体だった。
頭部そのものが多段にくびれ、体にもごつごつした節をそなえたその小さいワームは
自身の細長い体全体を触手ペニスに見立て、頭と体を激しく振りながら、後ろの穴にもぐりこんでゆく。

美希「お……ぉっ、ん、ぐぅぅ♥♥♥♥やめ、て、そっち、は、ぁあ…♥♥♥♥はひ♥♥♥♥おひ、おしりぃ、いいぃッ♥♥♥っ♥♥♥♥」

狭い菊門に強引に頭を捻じ込まれ、くびれた肉の傘が連続して通過してゆく感覚に、美希は目を見開いて悶え啼く。
一方、頭部だけは完全に入り込んだものの、後ろの本体がスムーズに進まないことに気づいたのか、
美希のアナルに栓をしたワームは推進力を得ようと、細長い体を激しく回転させるようにしてのたくらせ始めた。

美希「んひぃぃいぃ♥♥♥♥そんなっ♥♥♥ぐりゅぐりゅしちゃヤぁ♥♥♥♥ミキのおしり広がっちゃうのぉ♥♥♥♥ぉ、おほぉぉっ♥♥♥」

シャイニング・ミキの哀願はまったく聞き入れられず、それどころか尻穴に頭を突っ込んだワームは
ますます激しく外に出ている体をくねらせ、媚薬粘液の溜まりをびちゃびちゃと跳ね散らかした。
凶悪な肉イボペニスと、小型ワームそのものとに前後の肉壺をめいっぱい拡張され、
美希の身体も精神も、絶えず押し寄せてくる快楽の波状攻撃の前に完全に呑み込まれてしまう。
855 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:20:20.19 ID:63JbVF5J0
あずさ『うふふふ。美希ちゃん、シッポが生えてるみたいでかわいいわ〜♥エッチな子猫ちゃん、ってところかしら?』

貴音『わむ造殿とご一族のおかげで、だいぶ素直になったようですね、美希。このままもっと、淫らな声を聞かせてくださいませ…♥』

尻肉の間から伸びたワームがびちびちと身をよじる様子は、あずさの言葉通り動物の尾のようでもあった。
貴音とあずさがからかうように笑う間にも、美希の中で幼体ワームのペニスと
菊門をくぐった小型ワームの頭部が、ぐりゅぐりゅと肉を隔ててこすれ合う。

美希「イヤぁあぁ♥♥♥♥抜いてぇ♥♥♥♥これぇっ、ミキのなか……から、はぁうぅっ♥♥♥♥やっ、ひぎっ、ああぁ♥♥♥♥」

律子『案外あんたもチ○ポ大好きになるの早かったわね、美希。もう少し耐えると思ってたけど、買い被りだったか…』

響たち四人に続き、あきれたような声で律子がそう言って、これ見よがしに大きなため息をつく。

律子『まして、ご主じ……、プロデューサー殿の見てる前なのに。あと何度イったら気が済むわけ?』

その言葉とともに今更のように現実が舞い戻ってきて、美希をひどく打ちのめした。

美希「ちが…っ、違う、ぅぅんっ♥♥♥♥ミキ、こんなのヤなの、もう、イったり…っきゃっひぃぃ♥♥♥♥」

律子『嘘ばっかり。ワム造特製のぶっとい触手チ○ポハメられて、思いっきりイクイク叫んでたの、誰よ』

口調や物腰は幹部にされる前の冷静な調子のままで、律子はわざとらしく淫語を並べて美希を責め立てた。
すでに精神的にも追い詰められている美希には、その淡々とした言葉が以前の律子そのものに聞こえてしまい、
肉欲に堕ちつつある自分をなじられているかのように感じてしまう。

美希(あぁ、言わないで、ぇ…♥♥♥律子…さん、そんなヒドいこと、いわないで、ミキ、ミキはぁっ♥♥)

そしてその言葉責め間、子供のワームたちのみならず、美希を包み込む触手服ももちろんじっとしてはいなかった。
昂ぶらされて痛いほどに張り、肉イボペニスを突き込まれるたびに軽く乳を噴き出させてしまう両胸のたわわな果実に
たっぷりと粘液をすりつけながら短く柔らかい触手が群がって、揉んだり舐めたりを繰り返す。

さらには尻穴に這い込んでいるワームがだしぬけに中で口を開き、細く長く伸びる触手を何本も繰り出して
すでに美希の腸内にたっぷりと溜まっている媚薬粘液をぬちょぬちょとかき混ぜ始めた。

美希「ひぁあぁっ!?♥♥♥♥や、やぁ、んんーーっ♥♥♥♥そんな、いきなりっ、あ、ぁ♥♥♥っひぃっイ、……ックぅぅぅっ♥♥♥♥♥」

あずさ『あらあら〜、ふふ………なにかいま、聞こえた気がするわね〜?』

美希「い、イッて、ない、っ♥♥♥ちがうっ、ミキ、イって、ないの♥♥♥♥おしりなんかで…っおお”っ♥♥♥♥おひ、りぃいぃっ!?♥♥♥♥♥」

それまでの、奥まで重く深く突いてくる太いペニスとはまるで性質の違う、細い触手にアナルをかき回される責めの前に、
シャイニング・ミキは尻穴だけでももう何度目になるかわからないアクメをあっさりと迎えた。
そのまま中を執拗にいじりまわされ、意地悪く笑うあずさの声に反論もできないまま、美希は何度も小刻みにイカされる。

美希「ヤぁぁ♥♥♥♥これっ、これまた触手ぅぅ♥♥♥♥あ、あぁーーっ♥♥♥♥♥ぬちゅぬちゅ、なかで、いっぱいぃっ♥♥♥ほそいのがぁ♥♥♥♥」

貴音『お尻だけでもう気をやるとは、さぞ気持ちよいのでしょうね、美希?千早も真美もきっと、美希のことを待っていますよ♥』

楽しげに言う貴音の言葉は、美希にいやおうなく真美と千早の痴態を思い起こさせた。
媚薬粘液に全身を白く染め上げられてイソギンチャクの触手に犯され、悦びの叫びを上げ続ける二人の姿と、
巨大な蟲の体内に一人で囚われ、肉壁から生えた触手や中に棲む芋虫たちに次々交尾される自分の姿を重ねてしまう。

美希(ちがう…の、に♥♥♥で、でも、ミキも………もう、真美や、千早さんと、いっしょ…なの……?♥♥♥)

美希(からだじゅう、真っ白に…エッチに、されて♥♥♥触手♥♥♥とか、イモムシち○ぽと♥♥♥いっぱい、いっぱいセックス、しちゃって…♥♥♥♥)

ただでさえ正常に働いていない頭で考えることで、より深みに嵌って行っていることにすら気づけない。
その間にもひたすら、尻穴の奥深くまでを小型ワームが口から蠢かせる触手の群れにほじくられ、
そして膣穴はゆっくりと力強いピストンで子宮まで押しつぶすような異種レイプを繰り返され、美希の精神が混濁してゆく。
856 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:21:25.88 ID:63JbVF5J0
美希「……は、ハニーぃい♥♥♥♥見ないれぇ♥♥♥こんなミキ、見ちゃヤぁ♥♥♥おねがいいぃ♥♥♥」

そのぎりぎりのところで最後に美希を支えているのはやはり、Pに対する思いにほかならなかった。
Pや春香たちの言葉が自分に届かないよう響に遮られていることは気づかないまま、美希は必死に呼びかける。

やよい『いいじゃないですか美希さんっ♥すっごくいやらしい顔してるとこ、もっと、もっと見てもらいましょうよぉ♥♥』

響『そうそう、いっぱい犯されて媚薬粘液まみれになって、すっごいドロド……キラキラ光ってるし?ふふふ』

しかし聞こえてくるのは嬉しそうに語りかける「総帥」たちの声ばかりで、美希の心を折ろうとする圧力だけがさらに強まる。
そして、情け容赦の一切ない追い討ちが、それに続いた。

律子『ハニーハニーって、そんな呼び方する資格、もうないわよ。身の程わきまえなさい』

美希「らってぇ、は、ハニーは…♥♥ハニー、だもんっ…んぁあっ♥♥♥」

律子『あのねぇ。普通に考えてみなさいよ?どこの誰が、芋虫の中古マ○コなんか相手にしたがるっていうの』

あまりにも痛烈で、かつ下世話にも程がある律子の言葉が美希の耳を打った。
その内容の残酷さに加え、自身が知る律子はもうどこにもいないことをようやく悟らされ、美希は完全に言葉を失う。

美希(う、そ……はに、ぃ………そう、なの?だから、何も言って、くれない、の………?)

律子『それにワム造の触手チ○ポだけじゃなくて、子供たちにまで何度もイカされてるの見たら、愛想も尽きるに決まってるでしょ』

美希「そんな…ミキ、だって……ハニ、いぃいっ♥♥♥♥やっ、あぁ♥♥♥♥まっ、て、いま、いまは♥♥♥はひっぃ♥♥♥」

シャイニング・ミキに覆いかぶさった幼体ワームが極太ペニスを深々と突き込み、強烈なノックで子宮を揺らした。
続く出入りに合わせてじゅぽっ、ぢゅぽぉっ、とぬめりつくような音が鳴り、身体の芯から走る甘い痺れに美希の精神がとろかされてゆく。

美希「あぁあぁっ♥♥♥こんな、こんにゃのおぉ♥♥♥うそ、いや、いやなのにぃぃ♥♥♥ミキ…ミキはっ、ぁ、あぁあん♥♥♥♥」

律子『でもね、美希、大丈夫よ。響さ…響は、そんなあんたでも見捨てたりしないから』

そこで急に態度を軟化させ、律子はうっとりした声色で美希に優しく語りかけた。

律子『意地張るの、もうやめちゃいなさい?真美はもうこっち側だし、千早だって、あの分じゃ時間の問題だろうし』

美希「なに、言って…ぇ、律子、さんっひゃうぅん♥♥♥あぁっ♥♥♥ひぁっ、らめ、突いちゃらめぇえ♥♥♥」

無数の突起とはっきりとわかる段をそなえた肉の塊にぬぷぬぷと牝穴を掘り返され、美希は艶やかな悲鳴を上げた。
それに応え、ワームが生やしたイボ付きのペニスは、まるでそれ自体が独立した生物であるかのように
ねっとりと絡みついてくる美希の膣肉の中で複雑に身をくねらせ、美希の敏感なポイントを残らず責め立てる。

美希「やぁあぁっ♥♥♥♥これ、中で、ミキのなかぁっ♥♥♥やらぁ♥♥♥かきまわしゃないれぇっ♥♥♥」

律子『さぁ、ワム造…じゃない、ワム造ジュニア君、またヤっちゃって。どうせもうその子、アクメ我慢できるわけないんだから…♥♥』

響『だいじょーぶだぞ美希!自分たちも、それに春香たちもプロデューサーも、ちゃーんとイクとこ見ててあげるからねー!』

横合いから割り込むように話しかけてくる響の声も美希にはほとんど聞こえていなかった。
身体に覚えこまされた、ワームたちの親から子へと伝わる淫らなリズムで女体の芯をごちゅごちゅと突かれ、
そして侵入してくる肉イボペニスがその太さ大きさを一回り倍加させるのまで感じ取らされてしまう。

美希「ひあぁ、んん!?♥♥♥♥やだぁあっ、いやっ、来ちゃうのぉ♥♥♥♥イモムシち○ぽっ♥♥♥また、ぶくぅぅってぇ♥♥♥♥」

手も足も拘束用の肉のチューブに呑まれ、芋虫の下敷きにされた美希は唯一自由になる首を左右に振りたくった。
そんな健気な、必死の抵抗も凌辱者にとっては心地よいスパイスにしかならず、
幼体ワームは奇怪な鳴き声を一声ほとばしらせると、長い体をびくびくと波打たせ、美希の奥深くにたっぷりと媚薬精液を注ぎ込む。

美希「や、ぁあ♥♥♥いやっ♥♥♥ヤなのっ、も、もぅミキぃっ♥♥♥……あ♥♥♥♥♥あーーーーっっっ♥♥♥♥♥♥」

前の穴を犯す兄貴分が興奮の絶頂に達し、獲物の中にどくどくと粘液を吐き出しているのを察知して
尻穴に体を埋めている小型のワームも素早く反応した。少し遅れてアナルの中にも熱い白濁のマグマを流し込まれ、
時間差で両方の蜜壺に媚毒をぶちまけられた美希は目をいっぱいに見開き、言葉にならない絶叫を絞り出す。
857 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:21:58.67 ID:63JbVF5J0
美希にとって、大小のワームから同時に凌辱されることも、両穴に射精されるのも、とっくに初めての経験ではなくなっていた。
そしてもちろん、そうして身体の奥底まで汚されるたびに、あさましくアクメを迎えさせられてしまうのも。

美希「い、いっぱい出されて、るの、ぉ♥♥♥♥んひぃぃっ♥♥♥♥また、ミキのなかにっ♥♥♥♥やぁっこれもうヤぁあぁっ♥♥♥♥」

美希「とまらないよぉっっ♥♥♥♥びゅるびゅるって♥♥♥あついのがぁっ、ひゃぁあん♥♥♥♥♥らめっ♥♥♥♥♥もうやめへぇえ♥♥♥♥♥」

律子『なかなかいい顔になったじゃないの。どう、シャイニング・ミキ、立場がわかった?』

膣穴にも尻穴にも大量に雄汁を注ぎこまれ、細くくびれていた美希のウエストが少し膨らみさえしていた。
それでもワームたちはびゅるびゅると音を立てて媚薬粘液を吐き出し続け、シャイニング・ミキを連続絶頂に溺れさせる。

美希「イクッ♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥イ、っひゃうぅぅう♥♥♥♥♥♥んやぁあ♥♥♥♥イモムシち○ぽに、ミキぃ♥♥♥♥♥イカしゃれひゃうのぉぉお♥♥♥♥♥♥」

美希「もう、ミキに、出さないでぇ♥♥♥♥♥ぁ、あんっイクぅぅっ♥♥♥♥♥らめらめっいやぁあぁ……っ♥♥♥♥♥♥♥イクっ♥♥♥♥♥♥イクうぅぅうっっ♥♥♥♥♥♥♥♥」

響『そうそう、我慢は身体に毒だぞ。気持ちいいときは気持ちいいって素直に認めちゃうのが賢いやりかたさー!』

あられもない叫びを上げて美希がまたアクメに叩き込まれるのを、響以下ブラックジャンボの上層部は満面の笑みで、
そしてPと春香たち三人のマジシャンは絶望に満ちた顔でただ眺めていた。
その視線の先では、美希にのしかかったワームもシャイニング・ミキ本人も一緒になって、びくびくと身体を震わせ続けている。

響『にしてもワム造の子供たち、みんながんばってるなー。美希のおかげで、ワム造、おじいちゃんになれるかもね』

美希(………おじい、ちゃん…………? ミキの、おかげで… …………!?)

少しだけ間があった後、響の言葉の意味を直感的に理解し、美希の全身が快楽と別の理由でびくりと跳ねた。
体力を消耗しきったふらふらの状態ながら、美希はぽつぽつと抵抗の言葉を口にする。

美希「い……や、そ、んなの♥♥♥ぜったい、ヤぁ……♥♥♥♥イモムシのこどもの、赤ちゃん、なんて……」

響『いまどきできちゃった結婚なんて珍しくないって。お父さんがどの子かわかんないのは、ちょっとアレだけど』

美希「あ……んんんっ♥♥♥♥ふあぁ♥♥♥♥や……ん、らめぇ、出てきちゃうよぉぉ……♥♥♥♥」

幼体ワームが体を起こし、尻穴の小さな弟分が美希の中から抜け出るのとほぼ同時に、肉イボペニスを引き抜いた。
すぐに美希の両穴は注ぎ込まれた媚薬粘液を逆流させ始め、垂れ落ちた白濁液が下の液だまりにどぼどぼと音を立てて混ざってゆく。
その音をぼんやりと聞き流しつつ、美希は自分の中から熱い奔流が流れ出て行くのを押しとどめることすらもできない。

響『………おっ?ワム造と子供たち、いちおう一通りみんな楽しんで、満足したかな?』

美希「え………あ、やっ………♥♥♥待っ、んぶぅぅっ♥♥♥」

芋虫の子供たちが輪姦しやすいよう、肉牢の床にほぼ寝かされていたシャイニング・ミキの身体が
最初に落ちてきた食道からつながる穴へと運ばれ始めていた。手足は肉壁に埋まったままで少しずつ持ち上げられて行き、
やがて頭がその丸い通路に押し込まれると、ゆっくりと肉壁の蠕動に合わせて呑み込まれてゆく。

美希「〜〜〜〜♥♥♥っ、………! ………♥♥♥♥」

精神的にも肉体的にも疲弊しきっている上、そもそも物理的にも口をふさがれ、美希はくぐもった叫びを上げる。
それまでさんざん美希を凌辱し愉しんでいた大小のワームたちが媚薬粘液溜まりの中から上体を伸ばし、
少しずつ巨大ワーム体内の肉牢から抜け出しつつあるシャイニング・ミキの姿を
ほとんど無言のまま、どこか名残惜しそうな、その肢体に未練があるかのような様子で見送っていた。




どしゃっ、と音がして、美希の身体がばかでかい芋虫の口から吐き出された。
衣装に同化した触手どもが、当然のようにまだあちこち蠢いているのが、俺にもはっきり見える。

もちろん、美希の……惨状、は、それどころではなかった。
身体じゅうどこもかしこも白いどろどろの液体にまみれ、ボリュームのある金髪もべっとりと濡れそぼっている。
そして、うつぶせになって顔だけわずかに横を向いている美希は、手も足もただ投げ出して突っ伏しているが、
少し開いた足の間、からは……白くねっとりとした粘液が、今もまだ、流れ出し続けていて………

P「み、美希!?美希っ!大丈夫か、美希………美希!!」
858 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:22:34.08 ID:63JbVF5J0
今まで俺や春香たちがどれだけ声を嗄らしても、美希に声が届いている気配はなかった。
美希がそれどころではなかったという理由もあるにせよ、それだけでは説明がつかない気がする。
恐らくは響が、あるいは「幹部」が、なにか手を出していたのではないだろうか。

美希がワームの体内から出て来れた今でも、その状態が継続している可能性は高い。
それでも俺は一縷の望みを賭けて、必死で美希に呼びかけた。

美希『あ…………♥♥♥はに、ぃ♥はにーの、声、する………♥♥』

見落としてしまいそうなくらいほんの少しだけ、目を開いて、美希がつぶやいた。
その身体にうっかりへばりついてきていたらしい小さな芋虫が何匹か、美希の声と動きに反応して
大慌てで尺取虫のように体を伸縮させ、小刻みに震える美希の身体の上を這っていく。

P「そ、そうだ、俺だ、聞こえてるんだな!?美希、もう大丈夫だ、あの……中、からは出て来れてる!」

さっきまで起きていたことをうっかり美希に思いださせるわけにはいかないと思い、
できるだけ言葉を選んで呼びかける。もっとも、そんな気を遣うまでもなく、
美希はまだ意識が朦朧としているようで、反応もひどく鈍くなってしまっていた。

美希『ハニ……ぃ、ごめん、ごめん、なさい…♥♥ミキ、いやらしい子に、なっちゃった…の♥♥♥』

美希『イモムシたち、に♥♥いっぱい…いっぱいセックス、されて♥♥♥ミキね、ミキ、……たくさん、イカされ、て…♥♥♥』

P「気にしない、俺はそんなこと気にしないぞ!!よく耐えた、早くこっちに戻ってこい…!!」

消え入りそうな美希の声を聞くうち、あれこれ考えるより前に、勝手に口が動いていた。

P(いまの美希を少しでも安心させてやれるなら、どんなことでも言ってやる……!)

勢いで叫んだあとで、ふと我に返る。
いまから美希が俺たちのところへ戻ってくるためには、どうすればいいんだ?

響「よかったねー美希。プロデューサーは、美希がワム造たちといーっぱいエッチしたあとでも気にしないってよ?」

そのとき、声そのものがにやにやと笑っているかのような調子で、響が口をはさんできた。

P(…………!!)

俺は怒りのあまり、言い返す言葉を頭の中で冷静に考えることすらできなくなる。
その俺の方に目もくれず、響はなおも美希に話しかけていた。

響「ワム造ファミリー総出でたっぷり可愛がられて、どうだった?これでも美希は自分に負けないのー?」

美希『………たりまえ、なの』

響「ん?」

美希のか細い声が、少しだけ力強さを取り戻したようだった。
とはいえ言葉はかすれていたため、響が何気なく聞き返し、俺も、春香たちも同時に耳をそばだてる。

美希『この、くらい……へっちゃら、だよ。ハニーは、今の響、なんかより………ミキのこと、信じてくれてる、から!』

まだ身体には力が入らない様子だったが、それでも美希は言葉を少しずつ区切るようにして言い切った。
うっすらと開いている目にも力が戻り、べとべとにされた顔、まぶたの下から、はっきりと響をとらえてにらみつけている。

響「……おー。おおー!すごいすごい、カッコいい!愛の力、ってやつ?それでこそ正義のシャインマジシャンだぞ!」

美希が力強く答えたのを聞いて、一番喜んでいたのは誰あろう反論を受けた響当人だった。
手を打ち鳴らしそうな勢いで満面の笑みを浮かべ、うんうん、と何度も嬉しそうにうなずく。
859 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:23:55.67 ID:63JbVF5J0
響「残念だったね、ワム造?ワム造とお腹の子供たちだけじゃ、ちょっと足りなかったみたいだよ」

響がからかうように語りかけたのが聞こえたのか、美希のそばで長い体を晒していた巨大芋虫が動いた。
悔しい、という感情が虫にもあるのだろうか、頭をまっすぐ上に向けると、やたらと甲高く尾を引く叫び声を響かせる。
ひとしきり声を上げたそいつは急に黙り込むと、するする、とほとんど無音のまま体を地面に引っ込めてゆく。

響「あーあー、スネないでスネないで!ワム造はケガまでしたのによくやってくれたよ、だからしばらくお休みしてて?」

響の言葉に納得したのかどうかよくわからないまま、巨大芋虫はすぐに、完全に地中に姿を消した。
あとには、砂漠の砂に白濁液まみれの姿で横たわり、はあはあと息をつく美希だけが残される。

そういえば響は、美希が呑みこまれたあとに、「出てきたときに同じことを言えたら褒めてやる」みたいなことを言っていた。
つまりは、過酷すぎる虫たちの責めを耐えきった美希のことを、一応は認めたということなのだろう。

それならそれで一刻も早く、美希をここに、俺たちのところに戻してくれ、と言おうとした瞬間。
横になったままの美希から少し離れたところの砂が、何か所か同時に、爆発的に噴き上がった。

P「………!?」

美希『っ!?』

映像越しに見ているだけの俺でも思わずびくりと震えてしまう勢いで、画面の中の美希も同様に身体を跳ねさせる。
しかし、まだ回復しきれていないのか、すぐに立ち上がるのは難しいようだった。

砂煙というか、砂埃がすぐに晴れ、爆発を起こした原因がなんだったのかが美希にも、俺たちの目にも明らかになる。

美希『え…………? え、ぇ?』

ついさっき姿を消したのとほぼ同じサイズの巨大芋虫が、ざっと見ただけでも4〜5匹、少し距離を置いて美希を取り囲んでいた。

同じ奴が時間を置いて出てきたのかと思ったけど、違う。さっきの奴は千早に胸と足を何本かえぐられたときの傷が残っていたが、
いま美希のまわりで身体をくねらせている芋虫たちは一匹残らず、そういう痕が見当たらない。……全部が、新手だ。

響「ああ、言い忘れてたけどワム造はそこの砂漠のボスでね。ほかの住んでる子たち、みーんなワム造の子供とか孫とかなんだ」

響「今呼ばれて出てきたその子たち、は……たぶん、みんな子供世代だと思う。大きさ的に、ほぼワム造と変わんないからね」

妙に細かい響の説明が、右から左に耳を通り抜けていく。
これから何が起こるのかは説明されなくても予想ができる。できてしまう。だけど、到底受け入れられない。
そしてそれはおそらく、ひとり砂の上に倒れ伏している美希も同じに違いなかった。

美希『響……?もう終わり、でしょ?ミキをそっちに、ハニーのとこに、戻して……?』

響「あれー、シャイニング・ミキは『このくらいへっちゃら』なんだろ?だって『ハニー』が美希のこと、『自分なんかより』信じてるんだから」

美希への距離をじりじりと詰めていく巨大芋虫のうち、一番近くまで寄って行った一匹が、口を大きく開いた。
その中から、最初に美希を呑み込んだ奴と同じくらい……下手をしたら、それよりさらに大量の触手が、一気にどばっと伸び出してくる。

響「そうそう、その子たちはまだワム造ほど年いってないから、お腹の中には子供いないはずだよ」

呆然としている美希の身体に、先頭の巨大芋虫が伸ばした触手がぐるぐると絡みついていく。
俺はもちろん、美希本人ですら、ただぼんやりとその様子を見ているだけだった。

響「そう考えたらだいぶ楽でしょ?じゃー、また行ってらっしゃーい♪」

美希がなにか叫ぼうとしたときには、もう上半身はほとんど芋虫の口の中に引き込まれていて……
数秒ののち、絶望に満ちた、くぐもった声が俺たちの耳を激しく打ち始めた。




美希『いやっ、いや、もういやぁぁぁあ!!締めつけて、こないでっ、ぁ、うあぁあっ♥♥♥♥』

美希『あついぃ、どろどろしてるぅぅ…♥♥♥♥だめ、らめなのぉ、これっ♥♥♥これかけられたら、ミキ、んひぃぃ♥♥♥♥』

声が、聞かされたくない、聞いちゃいけない美希の声が、全部聞こえちゃう、だけじゃなくて。
今度は……どうやってるのか、わからないけど……美希の全身が、わたしたちにはっきり見せつけられていました。

二匹目のとても大きなイモムシに、頭から呑みこまれた美希の身体は、上下が逆さまになっていました。
その状態のまま、イモムシの口から、奥へ………人で言うなら食道を通って、美希がずるずるとさらに中へ引き込まれていきます。
美希をぎゅうっと包み込んでいるお肉の壁みたいなのとか、さっきまで以上にべとべとにされちゃってる美希とか……
そういう様子がすべて、イモムシだけ縦にぱかっと割って中身をのぞいてるような感じで、目の前に映し出されていました。
860 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:25:10.65 ID:63JbVF5J0
美希『ああぁっ、ヤあぁ!?♥♥♥♥ふ、服の触手、こんなときに…♥♥♥おっぱい絞っちゃヤぁっ♥♥♥♥やめ、んんんっ♥♥♥♥』

美希は芋虫の体の中でもみくちゃにされてるだけじゃなくて、着ている服にまで弄ばれてしまってます。
見てることしかできないわたしの目の前で、見えない手で触られてるみたいにおっぱいがぐにゅぐにゅと形を変えたかと思うと
ぴんと立ち上がってしまっている美希の乳首から、すごい勢いで白いミルクが噴き出しました。

美希『ひいぃっ♥♥♥♥んぐぅぅううぅ♥♥♥♥ど、うしてぇ、またおっぱいいぃっ♥♥♥♥出したくないっ♥♥♥こんなの出したくないよぉお♥♥♥♥』

胸を触手服にしぼりあげられただけで、美希は全身をがくがくと震わせて声を張り上げます。
そのまま少しずつ奥へ、奥へと運ばれている美希の身体の足のほうで、お肉の壁が少しずつ形を変え始めました。

春香(……な、なん、で!?だって、このイモムシはさっきのやつとは違うはず、なのに………!?)

にょきっと伸び上がるみたいにして出てきたそれ、は………とても太くて、先っぽのところが何段も重なったみたいになっていて、
そして全体に、ぶつぶつした何かがたくさん生えていて。一番巨大なイモムシのお腹の中から伸びていた触手や、
ついさっきまで、美希を……何度もレイプしていた、小さ目の芋虫たちから生えていたモノに、そっくりでした。

壁にまとわりつかれている美希にはたぶん、あれが見えていないんだと思います。
それに仮に見えてたとして、反応できたかどうかはわかりませんでした。
わたしも、伊織も雪歩も、それにプロデューサーさんも何も言えないうちに、生えてきたそれが、美希の足の間に押し当てられます。

美希『ひ…………っえ!?な、なんっ………ふあぁああぁんん♥♥♥♥♥♥』

じゅぶちゅぅぅぅっ、と重く響く音がして、壁から伸びた二本の太い触手が美希の、中に、お尻とお○んこ両方に入り込みました。
触手たちはそのまま、ずぼずぼと出入りする代わりに、どんどん伸びて美希の身体を奥へと押し込んでいきます。

美希『ふ、深いいっ、やめ、て♥♥♥♥んくぅうっ♥♥♥♥また触手ち○ぽなんて♥♥♥♥むり、っ、イクぅぅぅっ♥♥♥♥♥』

いきなり二本も挿入されて、まわりのお肉の壁にぎゅうぎゅうに締めつけられる中を無理やりに押し込まれて……
美希はあっという間に悲鳴をあげ、イカされてしまったみたいでした。
それにも構うことなく、触手たちは美希をそのまま奥へ奥へと押し込み続けていて、
その動きに合わせて全身を壁にこすりたてられる美希の悲鳴が、ぜんぜん、止まりません……

美希『らめっ♥♥♥♥ぐちゅぐちゅしちゃいやぁぁっ♥♥♥♥♥い、イク、またイっちゃうぅ!♥♥♥♥♥………うぁあっ!?』

ずぽぉっと音がして、美希の身体は、狭いお肉のトンネルをようやく抜け出したみたいでした。
少し高さのあるところから急に放り出されて、直前にまたイってしまった美希は、そのまま落っこちると
ばしゃっと激しい音を立てて、着地………いえ、着水しました。白くてねばねばした、液体のプールの中に……
さっきまでと違って、人ひとりがぎりぎり入れるくらいの、お肉の壁に囲まれた空間で、美希は呆然と座っていました。

美希『……ここ、って?うそ………また、ミキは………』

ここまで強引に美希を押し込んできた触手たちが抜けていることに気づいて、せめてよかった、と思うひますらありませんでした。
粘液プールに漬かったままの美希がすぐには反応できないうちに、まわりの壁からたくさんの触手が飛び出します。
何本もあるそれはぜんぶ、ついさっき美希の中に入っていたモノと同じ、ごつごつしたとても太い形をしていました。
861 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:27:04.46 ID:63JbVF5J0
『あっ………や、やめ、っ!?いやっ、いやぁあ!』

まず、美希の両手に巻きついた触手が乱暴に美希の身体を引っ張り上げて浮かせると、
別の触手たちが次々と、美希のすねや太ももにからみついて、足を大きく開かせました。
そして、すでに触手服が穴をあけるみたいにして開いているショーツの真ん中のところに、本命の触手が、頭を押し当てて……

春香(ひぃ……っ!?そんな、だめ、美希が、美希の……お○んこ、が、こわれちゃう!?)

それも、一本じゃありませんでした。あんなに太くてすごい形の触手が、いっぺんに、何本も、なんて……!?

美希『やっ、いや、いや、もう触手いやっ……♥♥あ、あっひぃぃいいぃぃ♥♥♥♥♥♥』

ぐぢゅっ、じゅるっ、ずぶじゅぶぐにゅるっ、と………ほとんど同時に、音が重なって、
美希のお尻にもおま○こにも、たくさんの触手たちが入り込んでいくのを、わたしたちは、ただ見てることしかできません。

美希『あぁあぁんっ♥♥♥♥♥だ、め、これらめ、ぇ♥♥♥♥♥触手はいってくるぅぅ♥♥♥♥♥こんなっ♥♥♥♥♥何本も、何本もぉぉぉっ♥♥♥♥♥♥』

美希『イクッ♥♥♥♥♥イグゥううぅう♥♥♥♥♥♥触手ち○ぽでイクのおぉ♥♥♥♥♥きもちわるいのにいぃっ♥♥♥♥♥♥また、イかされひゃうぅぅ♥♥♥♥♥♥』

ずじゅぽぉっ、ぐぢゅっ、ごりゅっ、にゅるるる……

美希『あ♥♥♥♥♥またイクッ♥♥♥♥♥やぁあ♥♥♥♥♥らめ♥♥♥♥♥♥イ、クぅ♥♥♥♥♥とまらにゃいぃ♥♥♥♥♥♥ミキ、イクっ、まら、イくのぉ!?♥♥♥♥♥♥』

触手たちは動きとしてはあくまでゆっくり、美希の中に出たり入ったりを繰り返していました。
でも、数が多すぎるせいで、美希の中でごりごりってこすれ合ってる音が、わたしたちにまで聞こえてきてしまいます。

そして……まるで、一本一本の触手が一突きするごとに、美希はイかされてしまっているみたいでした。
水揚げされたお魚が暴れ回るみたいに、もう人の身体じゃないみたいに、吊るされた美希の身体がめちゃくちゃに跳ね回ります。

壁から生え出した触手たちはその間にも、どんどんその数を増やしていました。
全部が全部、すぐに美希の中に入り込むわけではないけれど、そのかわりに増えた触手たちは
美希のおっぱいに巻きついて締め上げたり、乳首をその先っぽに生えたいぼのようなもので突きまわしたりして弄びます。
さらに、別の一部は美希の顔や身体のいろんなところにしばらく先っぽをすり付けていたかと思うと
勝手に我慢の限界を迎えてしまったのか、次から次に白い粘液を吐き出して美希に浴びせかけ始めました。

美希『ひゃぁあぁ♥♥♥♥♥♥あちゅいぃぃっ♥♥♥♥♥♥あぁっ、こんなので、イっひゃぅ♥♥♥♥♥かけられてイク、なんて♥♥♥♥♥ヤぁあ♥♥♥♥♥』

まわりの触手と、美希の中にたくさん入り込んで犯している触手は、壁を通じて連動していたのかもしれません。
動いている触手たちのうちの何本かがぶるっと震えると、そのまま美希の中に白い粘液を注ぎ始めました。

美希『らめっ、ゆるひ、て♥♥♥♥♥なかはいやぁ♥♥♥♥♥♥また、イクの…っ♥♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥♥イっひゃうぅぅ〜〜〜〜っっ♥♥♥♥♥♥♥』

ぜんぶの触手がいっぺんにあのいやらしい液を吐き出しているわけじゃありません。
でも、むしろそのせいで、美希のおま○こはもっとひどいことになっていました。
入りきらない粘液がどぼどぼと垂れて来ているのに、別の触手たちはまだずぽずぽと深く、出入りを繰り返していて………

美希『イグぅ♥♥♥♥♥い、いや、あぁっイクッ♥♥♥♥♥♥とめてぇ♥♥♥♥♥イクのとめてぇっ♥♥♥♥♥♥だれかぁあぁっ♥♥♥♥♥♥』

美希『もうらめ♥♥♥♥♥ナカに出しちゃらめなのぉっっ♥♥♥♥♥♥あぁっ♥♥♥♥♥♥らめ♥♥♥♥♥ヤぁぁ♥♥♥♥♥触手じゅぽじゅぽいやぁあぁっ♥♥♥♥♥♥』

美希『やめ、へぇ、あんんっ♥♥♥♥♥イクぅ、っ♥♥♥♥♥♥触手♥♥♥♥♥ゆるしてぇ♥♥♥♥♥も、もうミキ、こわれひゃうぅ♥♥♥♥♥♥イキすぎておかひくなるぅぅう♥♥♥♥♥♥♥』

どんどん高く、甘くなっていく美希の悲鳴を聞きながら、わたしはもう震えることしかできませんでした。
862 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/22(日) 00:37:52.91 ID:63JbVF5J0
今回はここまでです。


Q.これって結局ちーちゃんや真美と同じ……

A.うるせえハートマークもっと増やすぞ



>>850-852での各種ご提案、ありがとうございます。いろいろ参考にさせていただきます。

なお、わりと今後やろうと思ってる予定に近いところを言い当てられてる部分があって
「やべえ…バレとる…」と戦慄していたりするのはナイショです。



それにしてもミキミキは最後まで抗い続ける路線でいくとかいう話はなんだったのか。
でも専用極太触手と媚薬粘液盛り盛りだし、たっぷり時間かけて親子二世代がかりで開発されてたんだし、
なによりワンパタ……様式美に定評のある>>1だからね、ちかたないね。

やっと終わったと思ったらそれはあくまで1匹目だけでまだたくさん順番待ちが控えてるみたいなの
ド定番だけど大好きなんですよ、濫用してごめんね。これももう今さらだけどね。



いつも長々お待たせしてましてすみません。
おやすみなさい。
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/22(日) 01:57:23.38 ID:KX/vJcf+O
乙でした
専用触手ねっとり責めがたまりません
春香さんの責めですが、細いブラシ型触手でピンポイントに内外色々磨いてあげるなどどうでしょうか
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/22(日) 23:48:05.82 ID:1wVVqJTd0
美希編投下乙
千早とはまた別格の堕としっぷり
徹底してPの視線を意識した責めも合わせて、美希のM属性が立派に開花してそう
このイベントが終わった後も、Pに視られていることを強く意識しすぎて、マジシャンとしての姿をPに披露しているだけで、今回の凌辱劇を思い出して感じたりイッたりしかねないかも
まあ、それは他のマジシャンたち全員に言えそうだし(【性癖・視姦中毒】とかそんな感じで)

親子二世代プレイも春香や千早が先に体験済みし、何だったら二人と同じ経験をして慣れておくのもありさー………そうすれば信号機トリオがコンプだぜ(ゲス顔)
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/23(月) 19:47:33.07 ID:qS4nhKzvO
乙です
これだけねちっこくたっぷりと犯られた結果、逆に挿入っていないことにもどかしさや切なさを感じて、次の戦闘で敗けたら千早のように快楽堕ち&奴隷宣言状態にまで、一気になりそう

美希の触手服が大変よろしかったから、伊織の触手服がどんな風になるのか
ちはみきのターン中、ずっと大人しかった分、より激しくなる予感で楽しみ
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/24(火) 04:16:20.10 ID:coIS5KyPO
春香の責めを思いついたので
今回で響以外女性陣が全員が前後犯された事になるけど、スライムやらワームからその時の型や記録が取れると思うんです
つまり、仲間のナカを模したスライムオナホ責めってやつです
ふたなりペニスで擬似的に仲間を取っ替え引っ換え犯してしまう感じで
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/28(土) 10:03:15.81 ID:Wg8aoVio0
異種姦と粘液漬けによる、マジシャンを堕とすというよりも躾けると言った方が相応しい、徹底した責めっぷり、
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/29(日) 16:29:08.02 ID:3GGtprLq0
今週はこないかな。ゆっくり待ってます。
869 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/01/29(日) 22:05:31.77 ID:ouPgoTkO0
ひ、日付変更後でも週一更新には違いないから……(震え声)

可能なかぎり29日中に投下を志します。

できるとは言ってない。

もう少しお待ちください。
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/29(日) 23:43:45.69 ID:3GGtprLq0
無理はしないでください。御自分のペースで進めてください
871 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:06:19.31 ID:Cdvby+u00
「総帥」……響が言ったとおり、二番目に美希を呑み込んだ巨大イモムシは、お腹の中に子供を飼ってはいなかった。

伊織(…………… どうにか、しないと……でも、どうにか、って、どうすればいいの………!?)

そのかわり、例の、先端がいびつな形になった太い触手を何本も、何本も、わたしたちが見ている前で、体内の壁から生み出して……
美希は、手も足も触手にからめとられて吊るされたまま、あるいは床に溜まった粘液にほぼ全身を漬けられたまま、
お尻で、ときには口で、……そして、前、で、次から次に湧き出してくる触手たちの相手をさせられ続けていた。

美希『ああぁぁーーっ♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥やぁ、やめてぇっ…ふぁああ♥♥♥♥♥イくぅっイっひゃぅぅ♥♥♥♥♥もう触手ち○ぽヤなのぉぉ♥♥♥♥♥』

どれだけ美希が叫んでも、身体を揺すっても、触手たちは動きをまったく止めなかった。
むしろ、先を争うように、美希のお尻の穴や、お○んこ、の中に、同時に、何本も揃って入り込んでいく。
そうして束になった太い触手の群れは、じゅっぽじゅっぽと音を立てながらそれぞれの穴を我が物顔に出入りして、
しばらくするとぶるぶる震えて……あの、ねばねばした、白く濁った汁を、美希の中にたっぷりと注ぎ込む。

美希『ひぁっ♥♥♥♥らめ♥♥♥ミキに出しちゃらめぇえ……っひゃひぃぃいっ♥♥♥♥♥♥ヤ、いやっ、いやぁあ♥♥♥♥♥イクぅうぅぅーーっっ♥♥♥♥♥♥♥』

美希が頭をのけぞらせて叫ぶそのころにはもう、次の触手たちが生え出してくる。
そいつらはふらふらと漂いつつ、虎視眈々と、先客が退いて自分のスペースが空くのを待っていて……
そして、びくびく痙攣しつつ粘液を放ちきった触手が抜け落ちても、すぐに、身をくねらせていた順番待ちの触手が
滅茶苦茶な勢いでいっせいに殺到し、なんとか穴にもぐり込もうとそれぞれにのたうち回る。

伊織(もう……やめて、許してあげて、美希が………美希まで、おかしくなっちゃう………!!)

美希『入って、こないでぇ♥♥♥♥触手なんかでイキたくないっ♥♥♥♥♥♥みんな見てるのにぃぃ…♥♥♥♥あ、ぁあ、イかされちゃう、イク♥♥♥♥♥♥あぁああんっ♥♥♥♥♥♥』

千早や真美と、もう、ほとんど変わらなかった。
せめて口では抗っているか、口でももう喜んで受け容れてしまっているか、くらいしか、違わない……




壁から触手が無限に出てくるんじゃないか、このまま一生終わらないんじゃないか、と、わたしたちが絶望しかけたあたり。
美希を前後から凌辱し、白い粘液を吐き出した触手の数が……たぶん、三桁に届きそうになったか、三桁を超えたくらい、のころ、
ようやく満足がいったのか、美希をお腹に収めていた巨大イモムシは、獲物を解放する気になったみたいだった。

美希『ま、また………ぁ♥♥♥ひゃぅぅ♥♥♥♥いや、っ、イっひゃ……う♥♥♥♥ミキ、も、ぐじゅぐじゅに、なっひゃうぅ……♥♥♥♥』

狭く締めつけてくる肉壁の中を逆戻りさせられ、その最中にもまた何度もイカされた後で……イモムシが、美希を砂漠に吐き捨てた。
かろうじて変身は保ったままだけど、最初のとき以上に全身を真っ白にされ、うつろな目はどこを見ているかもわからない。

美希『ぁ……あ……♥♥♥♥♥もぉ、ヤ、ぁ♥♥♥♥イモムシも、触手も…♥♥♥♥♥ミキもう、らめなのぉぉ………♥♥♥♥』

そして、砂の上に横たわったままわずかに身じろぎするその美希に、次の巨大イモムシがのそのそ近づいていく。
わかりきっていたはずだけど、信じたくないその現実を前にして、わたしも春香も雪歩も、アイツも、何一つ、してあげられない……

やよい「でもでも、響さん。美希さんにだけあんなにしてあげるのって、不公平じゃないですかー?」

響「甘いなぁ、やよい、千早の場合と一緒だぞ。美希が弱ってる今だからこそ、しっかり身の程をわきまえさせてあげとくの」

やよい「あ、そっか!そういえば千早さんも真美も、これ以上にいっぱい可愛がってもらってましたねっ♥」

美希のすぐそばに近づいた次のイモムシがまた、ぐぱあ、と音がしそうなほど、頭の部分を大きく開いた。
分かれた口のような部分の間には粘液がはっきりと糸を引いていて、そして中からはさっきまでの奴と同じように
大量の触手が雪崩を打ってあふれ出してきた。もちろんその触手の群れはすぐに、美希の手足や身体に巻きついていく。

美希『いや……やらぁっ………♥♥♥♥ ひび、き、お願い、もう、やめて……♥♥……せめて、休ませてぇ………』

響「だめー。ワム造ファミリーみんな満足させるまで、美希にはしっかりがんばってもらわないとなー!」

息も絶え絶えに美希が言うのを、にこにこ笑ったままで響はあっさり却下する。
すぐには返事もできない様子の美希が触手に引っ張り込まれ、またイモムシの口の中に消えていくのを、
わたしたちはただ無言で見送ることしかできなかった。
872 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:09:24.30 ID:Cdvby+u00
………………
…………
……

響「あれー……?ごめんごめん、自分が思ったよりその子、成長してたみたいだなー」

フリではなく、ただ純粋に予想外だったのだろう、驚いた表情と声で響がつぶやいた。

響「サイズ的には、そんなに差があるようには見えなかったけど……もうお腹で次の世代が育ってるとは思わなかったぞ」

伊織(悪い…………夢、よ、そう、こんなの夢……絶対そう、だから醒めて?早く、早く消えて、醒めなさいよぉぉっ!?)


美希『ぁあぁ、いや、やだ、よぉ…っひゃぁぁあんん♥♥♥♥♥♥ち○ぽぉぉ……♥♥♥♥♥いぼいぼイモムシち○ぽっ、また、ぁ♥♥♥きちゃっ、た……ぁぁ♥♥♥♥♥』


美希を最初に呑み込んだ、巨大な傷ありのイモムシから数えたら、今は……五匹、目。
そのお腹の中、わたしたちの目の前で、美希は、2m近くありそうなイモムシの子供二匹に挟み込まれていた。


美希『おほぉッ♥♥♥♥♥や、あぁ♥♥♥♥♥あ♥♥♥♥あ”〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥イぐ、ぅ♥♥♥♥♥らめ♥♥♥♥しんじゃうぅ♥♥♥♥♥ミキ、しんじゃ、うよぉ♥♥♥♥♥』

一匹が器用に仰向けになり、うつぶせになった美希を自分の体の上に乗せていて…
そして、別の一匹が、美希をサンドイッチにするみたいにして背中の上からのしかかる。
両方のイモムシが腹部あたりからいきり立たせている、めちゃくちゃに太い、すさまじい形をした例のモノ…が、
ぬぽぬぽと美希の中に出たり入ったりしているのが全部、わたしたちに丸見えになっていた。

さらに周囲には、すでに美希を犯し終えた奴や順番を待っているらしい奴……
今まさに美希を凌辱しているのと同じくらいの大きさのイモムシたちが何匹も、身体を揺らしている。

響「えっと、つまり、その子たちはワム造からしたら…孫、になるのか。美希、親子三代を兄弟にしちゃうなんてすごいなー!」

美希『んひ、あぁぁあぁ♥♥♥♥イモムシち○ぽ♥♥♥♥びゅくびゅくってぇ♥♥♥♥ミキになからひ、してゆうっ♥♥♥♥またイク♥♥♥♥♥イカされひゃうぅ♥♥♥♥♥』

響が耳を覆いたくなるようなことを嬉々として言っていたけど、美希にはそれも当然、ほとんど聞こえていないみたいだった。
二匹の子イモムシはほぼ同時に耳障りな声を上げて体を波打たせ、それに合わせて美希は色っぽい悲鳴を上げさせられている。

この、五匹目にあたる巨大イモムシに呑まれるまでに、何本、何十本…何百本分もの触手から粘液を注ぎ込まれて、
今では美希のお腹はもう、ちょっとした妊婦さんみたいになってしまっていた。
その状態でも容赦なく子イモムシたちは美希を上下から犯し続け、追加の白濁液を吐き出し続けている。

美希『ふといのぉぉっ♥♥♥♥♥は、ハニーが、みんな、が♥♥あぁぁ♥♥♥♥♥見てる、まえ、で、ミキ♥♥イっひゃってる、イってるのぉぉっ♥♥♥♥♥♥』

美希『あ♥♥♥♥あぁ♥♥♥♥どろどろしたのまだ出てるぅ♥♥♥♥♥もうイキたくない、のにぃ♥♥♥♥♥いやぁあ♥♥♥♥♥イモムシにレイプされてイクッ♥♥♥♥♥♥イクぅぅっ♥♥♥♥♥♥』

伊織(もういいでしょ………もう、終わって、じゃないと、ほんとに……死、ぬ?美希が、死んじゃう!?)

イモムシの子供たちはどっちも、そこまで動きが速いわけじゃなかった。
でも、長い体をくねらせて行う突き込みはとても力強くて、美希の奥深くまで届かせようという凶暴な意思をひしひしと感じさせる。

それに上下のイモムシは、それぞれ言葉もしゃべれないくせに連携を取っているみたいで、
少し時間差をつけて美希の中へ出入りしていたかと思うと、次には完璧にシンクロして美希を挟みつぶしながら深く入りこんだり……
美希の甘くとろけた悲鳴や反応を自在に引き出し、その身体を好き放題に弄んでいるようだった。

伊織(虫なのに……、ただのイモムシのくせに、どんだけイヤらしい生き物、なの………!?)

美希「やっ、ひぃっいぃ!?♥♥♥♥♥い、イった、イったのっ♥♥♥♥♥イったからぁ♥♥♥♥♥やぁあ、ち○ぽ、とめへぇえ♥♥♥♥♥♥もうずぽずぽしないれよぉ♥♥♥♥♥♥」

美希「あっあぁっイクっ♥♥♥♥♥♥イグぅ♥♥♥♥♥♥も、ださないれ……ぇ♥♥♥♥♥♥ミキのおなかやぶれひゃう♥♥♥♥♥♥まらイクうぅぅぅうぅう♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

ここまでの間で、耳をふさいだって無駄なことは、十分すぎるくらい思い知らされていた。
がくがくと全身を痙攣させながら狂ったように叫び続ける美希のことを、イモムシたちはひたすらに凌辱し続ける………
873 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:10:27.97 ID:Cdvby+u00
美希『あひっ………♥♥♥♥♥あ♥♥♥♥あーーっ♥♥♥♥♥あ”〜〜……っ、やぁ、あ♥♥♥♥♥……ら、めぇえ♥♥♥♥♥もぉひゃらああぁ………♥♥♥♥♥』

響「だらしないなーシャイニング・ミキ。そんなんじゃ千早に笑われちゃうぞー?」

下になっているイモムシにぐったりと身体をあずけきって、美希が、力なくうめいていました。
全身が粘液やなにかで真っ白に、ぐちゃぐちゃになっていて……その目はもう、どこを見ているかもよくわかりません。

春香(いつまで、こんな……美希はいつになったら、許してもらえるの………?)

それでも、それなのに………5匹目の巨大イモムシの中で美希を待ち構えていた、子供のイモムシたちは
次から次へと美希に群がり、あの太くて気持ちの悪い、触手と同じ形のお○んちんで、代わる代わる美希をレイプしていました。

美希『やん…っ、りゃめぇええっ♥♥♥♥♥♥ひぁあ、あぁ♥♥♥♥♥んひぃぃ♥♥♥♥♥ぃぐ♥♥♥♥♥♥イモムシち○ぽいやぁ♥♥♥♥♥♥あ、あ、イぐぅッ♥♥♥♥♥』

千早『んっ♥♥♥♥んふぅぅっ、ふぁ、れろぉ……っ、んむぅ♥♥♥♥♥い、入れてぇっ、おねがい♥♥♥♥お願いだからぁ♥♥♥♥♥』

そして、その美希とは別に、千早ちゃんや真美がひどい目に遭わされ続けている様子も……わたしたちは、ずっと見せつけられています。

千早『どうして、そんな真美ばっかりぃぃっ!♥♥♥私にもぉ♥♥♥♥しょくしゅぅっ、触手お○んぽ♥♥♥♥ほしいれしゅぅうっ♥♥♥♥♥』

真美『あはぁあぁんっいいよぉぉ♥♥♥♥♥もぉイクのとまんにゃいいぃ♥♥♥♥♥♥あへぇええ♥♥♥♥♥』

身動きできないように縛り上げられた、千早ちゃん。そのお口にだけときどき触手を舐めさせつつ、
イソギンチャクたちはたくさんの触手を蠢かせて、千早ちゃんに見せつけるみたいに真美を犯していました。
真っ黒な衣装を身に着けているはずが、ほとんど白にしか見えなくなっている真美は、とても嬉しそうな声を上げていて……
………それを聞いている千早ちゃんのほうも、止めるどころか、真美を羨ましがるみたいなことばかり、叫んでいます。

千早『奴隷マジシャンお○んこに触手いれてぇっ♥♥♥♥♥いっぱいご奉仕しますからぁ♥♥♥♥♥触手アクメくだしゃいぃぃ♥♥♥♥♥』

イソギンチャクの群れは今のところ、完全に真美に狙いを定めているみたいでした。
その間ほとんど何もされていないせいか、千早ちゃんの口調やろれつは少し普通に近い感じに戻ってたけど、
今度は、口にすることの内容が完全にまともじゃなくなってしまっていました。
表情がすっかりだらしなくなって、とろんとした目は食いつきそうな勢いで触手ばかりを追っています。

響「ああ、今の千早はそれどこじゃなさそうだな!よかったね美希。安心してアヘ顔してていいよー」

春香「……響ちゃん、お願い、もうやめて………こんなこと、なんの意味があるの!?響ちゃんは何がしたいのっ!?」

けらけら笑いながら、千早ちゃんや美希を馬鹿にしたように話しかける響ちゃんの姿を見て、ついにわたしは叫びました。
もうこれ以上、こんなの耐えられるわけありません。
負けたわたしたちが悪いにしても、こんなことされなきゃいけない理由なんて、ないはずです!

響「うわ、春香!?………何がしたい、っていうか、自分がブラックジャンボ総帥だからこうしてるんだ、って、何度も言ってる気がするけど?」

いきなり大声を上げたわたしに驚いて、こっちに向き直った響ちゃんは、きょとんとした表情を浮かべたままそう言いました。

春香「で、でも、もういいでしょ!?千早ちゃんも美希も、真美も…十分ひどい目に遭わせて、気が済んだでしょ!?」

響「えー……だから春香たち三人には手を出すな、ってこと?仮にも正義の味方がそんなこと言っちゃうなんて、ちょっと引くぞ自分……」

春香「なっ!?ち、違、わたしはそんなこと………」

へりくつ、というか、思いがけない方向に勝手に話をねじ曲げられて、思わず口ごもってしまいます。
そのわたしの様子がおかしかったのか、響ちゃんはにやりと笑って言葉を続けました。

響「なーんてね。春香がなに言おうと千早と美希…と真美だけで終わらせたりしないから、安心してってば」

響ちゃんのその宣言を聞いて、伊織と雪歩が黙ったままびくりと身体を震えさせたのが、はっきり見えてしまいます。
予想はできてたことですが、そんなことを言われて、安心できるわけがありませんでした。

響「それに何も、千早や美希いじめてるのは自分の趣味だけでやってるわけじゃないよ。ちゃんと必要なことなの」

P「必要…?必要、だと!?ふざけるな、こんなことの何が……」

そのまま説明を続ける響ちゃんの言うことを聞いて、わたしたちより先にプロデューサーさんが叫びました。
でも響ちゃんはまるで動じず、むしろその反応を待っていた、と言わんばかりに、またにやにや笑いを浮かべて切り返しました。

響「だって、このあとの会見のために準備してるとこだもん。もちろん真美も千早も美希も、ここまでのエッチな姿は全部録画してるよ」

春香「…………え?」
874 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:10:55.30 ID:Cdvby+u00
………そう、いえば。千早ちゃんがイソギンチャクたちに……触手なんかに、負けてしまったり、
真美が幹部にされてしまったり、美希がイモムシたちにずっと弄ばれていたり、と……
ショックな光景を次々見せられすぎて、わたしたちがここへ来た本来の目的が頭から飛んでしまっていました。

春香(え?でも、こんなに時間、経って………確か、予定の時刻はお昼の12時って話じゃ…?)

時間の感覚もぼんやりしてしまってますが、このひどいショーを見せられ始めてから、1時間以上は確実に過ぎてるはずです。
正午から会見をやるつもりなら、響ちゃんも「幹部」たちも、そんなにゆっくりしてる暇はないはず、なのに…

響「あ、やっと気づいた?今ね、こっちの空間は時間経過をすっごい遅くしてあるんだぞ。だいたい60分の1、くらいかな?」

わたしの顔色だけを見て、まるで心の中まで読んだみたいなタイミングで響ちゃんが言いました。

春香(60分の1……って、つまり、わたしたちの感じる1時間は………本来の時間なら、1分も、経ってない………!?)

響「千早も美希も時間かかりそうだから、と思ってたんだけど、そこまでする必要なかったかも………ま、結果論だけどね」

伊織「……か、会見、って、あんたが総帥だってことを暴露するとか……そういう話、だったんじゃないの!?」

響「うーん、それなんだけどさ。実はあれ、どっちかっていうと春香たちを呼び込むためのエサなんだよね」

伊織が少し声を震わせながら上げた声に、響ちゃんはこともなげに返事をします。

響「ぶっちゃけた話、この会見の一番の目的は、春香たちがエッチな目に遭ってるのを全世界に発信することなのさー」

響「あとついでに、『実はシャインマジシャンこそ諸悪の根源で、自分たちブラックジャンボがその対抗組織だ』って認識を広めることも、ね」

春香(そんな………!?)

響「後ろのは、できれば御の字、ってくらいだけど。さすがに電波越しじゃ、自分の魔法もどこまで効くかわかんないし……」

ぶつぶつ言い続ける響ちゃんの声を聞きながら、これまでで一番、背筋が寒くなりました。
今まで思い知らされた「幹部」たちや響ちゃんの力であれば、きっと実現するのは不可能じゃないはずです。
もしそうなったら、わたしたち、一体どうなっちゃうの……?

雪歩「そ、そんなこと、できるわけないですっ!まだわたしたち、完全に負けたわけじゃないんだから!!」

何も言えなくなっているわたしのそばで、雪歩が勢いよく叫びました。
わたしたちの中でまだひどい目に遭わされていない分、その言葉にも力が強くこもっているのを感じます。
今まで千早ちゃんや真美や美希の様子を見せられ続けて、雪歩もきっと怒りに燃えているに違いありませんでした。

響「どうかなぁ?やってみないとわかんないぞ。……それに雪歩は、会見やる前からもうだいぶ人気上昇中だし」

一瞬、雪歩の勢いに押されかけたように見えた響ちゃんでしたが、またいやらしい笑いを浮かべてそう言いました。
そのまま手をすっと動かすと、壁にまた新しい映像が映し出されます。

雪歩「……?」

春香(…………ま、まいつべ? なんで、今?)

今度は一体なにを見せつけられるのか、身構えたわたしたちの目の前に出てきたのは、動画サイトのトップページでした。
響ちゃんが慣れた様子でページを操作していくのを、「幹部」たちもみんなにやにや笑って見ています。

春香(……ま、まさか!千早ちゃんとか美希とかの映像を、今からアップロードするつもり……!?)

でも見ている限り、響ちゃんは、なにか目的の動画を探しているみたいでした。
たぶん、だけど、今すぐアップロードをするとかそういうことではないみたいです。

響「そっか、春香も雪歩も伊織も、それにプロデューサーも知らなかったんだ。まぁ、当然かな」

響「ひょっとして、小鳥あたりが見つけて教えてたりしないかなー、なんて思ってたんだけど……あ、あった!」

その動画のページには、撮影した日付らしい数字だけがタイトルとして表示されています。
サムネイルは薄暗い部屋みたいなところで、一見しただけでは何が映っているのかもよくわかりません。
それなのに、再生回数はものすごく多くて、一の位から順番に見ていかないと桁数が確認できないくらいでした。

春香(投稿されてから、そんなに経ってないのに………待って、この日付、たしか………?)

響ちゃんがボタンを押そうとする直前、ふっと投稿者名のところに目が行きます。
そこに「Bluckjumbo_official」と書いてあることの意味を理解するより早く、動画の再生が始まりました。
875 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/01/30(月) 00:13:09.30 ID:Cdvby+u00
>>874
○ Blackjumbo_official
× Bluckjumbo_official

なんだこれひどい
>>1がどうやって低学歴だって証拠だよ(怒)
876 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:13:46.24 ID:Cdvby+u00



『――――――――なんで今、そんなもん持ってんだよ。おかしくねえか』
『いや、こういうこともあるかと思って……』
『結果としてはGJだから気にすんな。それより、もっとしっかり当ててやれ』



P「………これが、なんだ?」

プロデューサーさんが困ったような声で呟きます。わたしも、たぶん伊織も雪歩も、同じ気持ちでした。

春香(黒づくめ、の……戦闘員の、人たち!なんで、こんなの………)

手持ちのカメラで撮影されてるみたいで、映像はあっちこっちに揺れて、なかなか止まりません。
その間もマイクだけは、会話している戦闘員たちの声をちゃんと拾っているんですが、
何を言っているのか意味がわからないし、どの人が喋っているかももちろん確認できませんでした。

響「まーまー、焦らない。見てたらすぐわかるから」

響ちゃんはそれだけ言って、わたしたちの方を見たまま意味ありげな笑いを浮かべています。
「幹部」たちも同じようにこっちを見ていて……その視線が妙に同じところに集中してるような気がして、落ち着きません。



『少なくとも、俺らのこと見えてはいないわけだろ?■■■■■■■■ちゃんは』
『ああ、それにたぶん聞こえてもねーな。ただ、触覚は確実にあるはず』
『そりゃそうじゃなきゃ、■マにこんなに反応するわけないって』



いきなりピーっという安っぽい加工音が入って、会話の一部がかき消されました。
それでも、どの人の声も笑いを押し殺したような声になっているのは、聞くだけですぐにわかります。
さらに、声以外にも変な音が聞こえてくることに気づきました。
ぶーん、と低い、蜂とかが飛んでいるときみたいな……でもそれよりは、モーターとかが回ってる、みたいな……?



「あ”、ぁ”……っ!?ひっ、な”……な”に”、あ”ぁ、あ”………」



突然、女の人、というよりは女の子の悲鳴……喘ぎ声と悲鳴が半々、みたいな声が、割り込んできました。
急すぎて、わたしも伊織も、それにプロデューサーさんも思わず画面から目を反らしてしまいます。

春香(………これ、っ、戦闘員の人たちが寄ってたかって女の子襲ってる、動画…!?許せな―――)

伊織「ふざけるのも、いい加減にしなさいよ!?この悪趣味な動画が一体、なに……」

たぶん、伊織が声を荒げた辺りで、伊織と、それにプロデューサーさんも……わたしと同じことに、気づいたんだと思います。
それと同じくらいのタイミングで、カメラがようやく三脚かなにかに固定されたのか、
ずっとブレ続けていた映像の揺れがおさまって、暗い中に白っぽい被写体がぼんやり映り込みました。
でも、わたしが気になっているのは、そんなことじゃなくて………

春香(この、女の子の声……悲鳴、わたし、知ってる………? 聞いたこと、ある声だ……)

そして、まさにその声が……さっきと違って震えきった、弱弱しい声が、すぐ隣から聞こえました。

雪歩「う………う、そ?なんで、これ、わた………し?え、……え?」



『どんな気分なんだろうなあ■■■■■■■■。そもそも今、何されてるかわかってんのかな?』
『この年で■マも知らないってこたねーべ。むしろプライベートで使ってるんじゃね』
『おいおい待てよ、アイ■ルが電■なんて知ってるわけないだろ!』



薄暗くて、粒子も粗い、ホームビデオで撮ったらしい画面の中で……
マジシャンの衣装に身を包み、目は開いているけど、何も見えてない様子の、雪歩が。
丸っこい、ぶるぶると激しく震える機械の先端部分を身体のあちこちに押し付けられて、身をくねらせて悶えていました。

雪歩「うそ………うそ、嘘でしょうっ!?いや、だめっ、見ないで、春香ちゃん伊織ちゃんプロデューサー見ないでえええ!!」

響「あはは、なーに言ってるのさ雪歩。もう世界中に公開されてるんだけど、そっちはいいの?」

絶叫する雪歩を楽しげに眺めて、響ちゃんは笑いました。

響「そうそう、この動画のおかげで、広告収入もわりと入ってるんだぞ。ありがとね!」
877 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:14:22.09 ID:Cdvby+u00



雪歩『はひ、ぃ”ぃっ、あ”ぁあぁぁ”〜〜〜っ……♥ぶるぶる、ぶるぶるして、ますうっっ、あ、あ”ぁ”!』

『おおっ、すげえ震えてる、ていうかもう痙攣してるな』
『目ぇめっちゃ潤んでる。まだなんも見えてないんだろうな、かーわいそうに』
『でも、見えない聞こえない状態で電■とかバ■ブ当てられるって……想像したら、気持ち悪そうじゃね?』
『知らねーよ。少なくとも■■ちゃんの場合は、イくくらい気持ちいいんだろ』



映像の中で雪歩が身体を思いきりのけぞらせ、与えられ続ける振動に悲鳴を上げていた。
マッサージ機を手にした黒ずくめの連中はその雪歩を取り囲み、めいめいに好き勝手なことを喋っている。
ところどころその言葉にピー音がかぶさってはいるが、文脈で何を言っているかは丸わかりだし……
それに、映像は粗いとはいえ、見る人が見れば女の子が雪歩であることも明白だった。

P(い、いつの間にこんな映像が、アップロードされて……いや、そもそもいつ撮られたんだ!?)

雪歩「やめて………やめて、お願い、こんなのもう、見たくない、ですぅ………!」

響「撮られたことも気づいてなかったのかー。雪歩、せっかく防御力高いのに、ガード甘いよー?」

雪歩が涙声になって哀願するのを、響は見事なまでにスルーした。

動画名やサムネイルではまったく内容がわからず、コメントも禁止されているような動画だというのに、
再生回数といい評価といい、投稿からわずかな期間しか経っていないにもかかわらず、相当な数にのぼっている。
俺たちが積極的に探すような類のものじゃない分、気づけなかったのは仕方ないとしても、なぜこんなことに……!

響「にしても、今のネット上の口コミってすごいよね。ちょっと情報撒いただけで、もうこの拡散具合だもん」

P「……会見の話にしろ、これにしろ、響……お前たち、いったい何が狙いなんだ!?答えろ!」

上機嫌で話を続ける響を相手に、俺はできるだけ凄んでみせた。
この程度で響がひるむわけがないのはわかっていても、せめてそれくらいはしないと気が済まない。

響「えー、自分の目的はずっと変わってないよ。まだ覚醒してない真と亜美も含めて、みんなをこっちに迎えたいだけ」

予想通り、まるで平静なまま、響がさらりと返事をする。
いきなり自分の名前を呼ばれた亜美が、貴音に肩を押さえられたままびくっと身体を跳ねさせた。

響「も…もちろん、最終目的はプロデューサー、だけど……その前に外堀埋める、っていうか、不安要素は全部なくしときたいっていうか」

P「だとしてもこんなことする必要がどこにある!?千早も美希も、真美も……それにもちろん雪歩もだ!」

響「だーからー、いい?まずね、イソ助とかワム造とかでマジシャンみんな徹底的に気持ちよーくして、心も身体もとろっとろにしちゃうの!」

響「ついでに会見で『正義の味方なんて言ってるけど、こんなにエッチな子たちなんだぞー』って知らせて、世間的にも孤立させちゃう。ね、シンプルでしょ?」

俺の質問…というか、怒りにまかせて投げた言葉すべてに、響は律儀に説明を返してきた。
確かにこの上なく、馬鹿みたいに単純で……だからこそ、効き目も十分すぎることに気づき、冷や汗が止まらなくなる。

響「そうなったら自分たち、プロデューサーも春香たちもみーんなまとめて大歓迎するぞ。あとは自分とプロデューサーが世界のトップに立つだけさー!」

今やショックと羞恥のあまり気絶しかかっている雪歩はもちろん、春香も伊織も、響の言葉を前に何も言えなくなっているようだった。
同じく二の句が継げなくなっている俺をよそに、動画が淡々と再生され続け、画面の中の雪歩が声を殺して悶絶する。



雪歩『っ、っ………! 〜〜〜〜、あ”、…………う、ぅっ、〜〜〜〜っっっ』



響「ふふふ………雪歩はやっぱり、イくときもおしとやかっていうか、こっそりイっちゃうんだな」

響「みんなに見られて恥ずかしいの、シャイニング・ユキホ?大丈夫だよ、今からもっと恥ずかしいことされちゃうんだから♪」

響がそう言った瞬間、なんの前触れもなく、俺の四方を取り囲むようにして光る壁が展開された。
878 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:14:53.10 ID:Cdvby+u00
伊織「ちょ………ちょっと!?」

春香「えっ!?ぷ、プロデューサーさんっ!」

P「!? なっ、なんだ!?くそ、この……ぐぁああっ!」

四角くて透明な箱のようなものに、プロデューサーさんが閉じ込められてしまっていました。
手を拘束されたままのプロデューサーさんは、とっさに正面の壁に体当たりをして、
自分が身体をぶつけたとき以上に強烈な反動を受けてしまったらしく、逆方向に強く弾き飛ばされます。

響「あ、ちょっとプロデューサー、無茶しちゃダメだぞ!?じっとしてさえいれば、痛い思いしないで済むから!」

春香(あれ……今までのチャレンジのときとか、それに事務所でも見た、あのバリアみたいなやつ……!)

どうやら、響ちゃんか、ひょっとしたら「幹部」の誰かが、あれを張ったみたいです。
わたしたちマジシャンでも今まで直接どうこうできなかったバリアだから、プロデューサーさんじゃ、たぶん……

春香「響ちゃんっ!?響ちゃんの目的は……そ、その、プロデューサーさんなんでしょ!?ひどいことしないで!」

響「いやいや当たり前だぞ、するわけないでしょ。あれはプロデューサーがヘンに暴れないようにしてるだけさー」

憮然とした表情で響ちゃんはわたしに答えます。
とりあえずは安心だけど、でも、それならなんで、あれを今張る必要が……

質問するより前に、わたしの心の声に先回りするみたいにして、響ちゃんが言いました。

響「………プロデューサーがこれまで以上に暴れちゃいそうなこと、今から始めるからね。はい、じゃあ行ってらっしゃーい」

春香「え……………っっ!?」

響ちゃんの声がまだ耳の中に残っているうちに、目の前の光景が一瞬でぶれて、かき消えます。
そしてわたしの全身に、プロデューサーさんが選んだドアをくぐった瞬間に感じたのと同じような、
高いところから真っ逆さまに落ちていくみたいな感覚が襲いかかってきました。




さっきまで見せられていた動画のことも、今はどうでもよくなっていました。

雪歩「春香、ちゃん……? ………伊織ちゃんっ!?」

響ちゃんが笑って軽く手を振った瞬間、すぐ隣にいた春香ちゃんと、少し離れていた伊織ちゃんの気配がいっぺんに消えました。
あわてて左右を見回しても、結界みたいなものに閉じ込められてしまっているプロデューサー以外、姿が見当たりません。
そのプロデューサーもやっぱり必死にきょろきょろして、二人を探しているみたいでした。

雪歩「ひ、響ちゃん、春香ちゃんは、伊織ちゃんはどこ!?二人をどこにやったの!?」

響「さぁねー?じゃ、よろしくねー」

雪歩(………あれ?)

響ちゃんの少し後ろで、あずささんが亜美ちゃんの背中側に立って、肩に手を置いているのが目に入りました。
いつの間に……だって、さっきまで、そこに立ってたのって……

ふ、っと、一瞬前まで確かになかったところに、座っているわたしの真後ろに、誰かの気配が生まれました。
いきなりすぎて振り返ることもできないわたしの耳元で、その誰かが囁きます。

「ふふ………雪歩、こちらを向いてくださいますか?」

雪歩「し、……しじょう、さ、ふむぅぅぅっ!?」

思わず振り返った瞬間、くちびるにやわらかいもので蓋をされました。
目の前に、長くて銀色に光るまつげと、吸い込まれそうなくらい深くて真っ黒な、瞳が見えて………

雪歩(え、……これ、っ!?わた、し、四条さんに、き、き、キス、されてるっ!?)

貴音「んん…………っ、ちゅ、んむ、ぅ…♥♥」

とても熱くて、ぬるぬると動き回るものが、くちびるの間から滑り込んできます。
それは、驚いて縮こまってしまっているわたしの舌を探り当てると、
そのまま蛇かなにかみたいに……ねっとりとからみついて、吸いついてきました。

雪歩(し、じょうさんの、舌、……四条さんの舌が、わたしの舌と、からまりあって、ぇ)

のどの奥へ向かって、ものすごく熱い何かが、とろとろとゆっくり流れ落ちて行く感触がありました。
それは四条さんの舌からわたしの舌を伝って、口の中に少しずつ火をつけていくみたいで、
ちょっと変わった匂いがしてるけど、それ以上にとっても甘くて……なぜか、頭がぽーっとなって、しまいます。

雪歩(女の子、同士なのにっ………こんなの、変、なのに♥♥)

四条さんの舌が、ぜんぜん、離れてくれないから………、わたし、このままでいるしか、ありません……♥
879 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:15:38.74 ID:Cdvby+u00
P「…………!?」

春香と伊織の姿が消えたと思ったら、貴音が一瞬のうちに雪歩の後ろに回り込んできていた。
そのまま貴音は、振り向いた雪歩の唇を強引に奪い……座ったままの雪歩を抱きすくめるようにして、長々とキスを続けている。

P(……これも、響の命令のうち、なのか………?いや待て、それより春香と伊織はどうなってる!?)

響「あーあー、雪歩ったら、一発でそんなとろんとした顔しちゃって。いい夢いっぱい見たんだね、きっと」

P「……どういうこと、だ?夢だって……?」

響「えっとね……あ、そもそも、春香と伊織をうちの戦闘員たちが相手してた日に、雪歩のさっきの映像も撮ってたんだぞ」

さっき動画が投稿された日付に、なにか見覚えがある気がした理由が、これではっきりした。
雪歩が真の護衛をしていたところから事務所に戻ってくるまでの空白の時間に、さっきみたいな目に遭わされていた、ってことか……!

響「で、そのとき雪歩にはたっぷり貴音の秘蔵映像見せてあげたし、それから後も夢に見るようにしといてあげたのさー」

貴音の秘蔵映像、というのがなんなのか、具体的にはわからないが、ろくなものでもないのは予想がつく。
おそらくは……春香と千早がまとめて敗北を喫し、スライムの虜にされたあの前後の何か、ということだろう。
真美のことから考えると、貴音もまた同じような目に遭わされていて、それを雪歩が見せられ続けた……ということすら、あり得る。

響「あと、雪歩はチャレンジ中も孤軍奮闘って感じだったし。最初くらい、ちょっとサービスしといてあげようと思ってね」

説明を続けながら、響は楽しそうな目つきで貴音と雪歩のほうを見やる。
貴音はなおも雪歩の唇に吸い付くようにキスを続けていて、雪歩の方もくったりと脱力し、抵抗する気がまるで見られない。

響「さてと。そっちはまだ時間かかりそうだし……それに、春香とか伊織の様子も気になるでしょ、プロデューサー?」

響はそういうとにやりと笑い、手を軽く動かしてみせる。
直後、犯され続ける千早や真美、美希の映像と並ぶようにして、新しく二か所の映像が浮かび上がった。

P「は、春香っ……それに伊織も!大丈夫か!?」

俺が大声を出しても、二人は特に反応しなかった。こっちの声が聞こえていないのかもしれない。
春香も伊織も、それぞれ別の部屋に隔離されているようだった。
さっきまで全員揃ってここにいたときと変わらず、俺がいま手首に掛けられているのと同じ、
ぼんやりと黒く光る得体の知れない手錠みたいなもので両手を縛められたままだ。

P(今さらだが……これも、たぶん魔法の産物なんだろう。マジシャンのあいつらでも簡単には解けないくらい、強力な……)

美希がさっき、自力でこの拘束を外して響たちに立ち向かったことを思いだした。
あれを目の当たりにしている以上、響も「幹部」たちもすでに対策を講じてしまっている可能性が高い。

それはさておき、春香がいる部屋と伊織がいる部屋、両方ともいま俺がいるところに似ているように見えた。
見たところごく普通の、コンクリートの打ちっぱなしみたいな壁と床で囲まれていて、
砂漠みたいな場所ではないし、それに、壁自体が生き物の肉でできているような様子でもない。
少なくとも、千早と真美、あるいは美希がいるのとはまた別のところのようだった。

P「………っ!?伊織、どうした!?」

映像の中の伊織の表情が、驚愕に染まっていた。手を拘束されて座り込んだまま、ずりずりと後ずさりを始める。
しかも、それがどうやら別室の春香の方にも確認できているようで、春香が同じく座ったまま叫んでいるらしいのも同時に見えた。

響「……シャイニング・チハヤがたまったま、プロデューサーのせいで、『昔なじみ』に可愛がってもらっちゃうことになったから」

響「シャイニング・イオリとシャイニング・ハルカにも、『おなじみの相手』を用意してあげることにしたんだ♪」

響がそんなわけのわからないことを言う一方、貴音がようやく雪歩の唇から自分の唇を離していた。
透明できらきらと光る唾液が、ふたりの口の間で細いアーチをかける。

貴音「っ、ふ……さあ、雪歩、面白いものが見られそうですよ」

雪歩「んん、ぅ、ぷは、ぁ♥………ふぇ?おもしろい、もの、って………♥」

貴音が妖艶な笑みを浮かべて雪歩に囁きかけ、頬をすっかり紅潮させた雪歩が、うっとりした声で繰り返した。
880 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:16:23.91 ID:Cdvby+u00
伊織(………ここは?)

響がにやりと笑ってなにか言った瞬間、急に視界が暗くなって、
ジェットコースターにでも乗ってるみたいに、ふわっと身体が浮くような感じがした…そこまでは、覚えている。
気がついたら、わたしの目の前からは響も「幹部」連中もいなくなっていた。
それだけじゃなく、春香も、雪歩も、亜美も…それにアイツも、誰もいない。ついでにいえば、千早たちの映像もない。
窓もなにもない、のっぺりした壁と床と天井に囲まれた部屋に、わたしは一人で放り出されていた。

伊織(…安全だと思ってた雪歩まで、しかも本人の知らないうちに、あんなことになってたなんて……!)

ついさっき見せられた動画のことをまた思い出してしまい、怒りで我を忘れそうになる。
あんなものをネットに公開してて、しかも、これまでの…千早や真美や、美希のことも録画してるなんて公言してた、ってことは……

伊織(間違いなくそっちも公開する気だわ、あいつら!!早くここ出て、できれば春香たちと合流して、そして会見を潰さないと…!)

この部屋の壁にも一か所だけ、今までのチャレンジで通り抜けてきたものとよく似た、ごく普通のドアがあった。
ほかに手がかりもないし、まずはあそこを目指すところから考えないと。

伊織(っ、動き、づらい…!立ち上がるのも、すぐには無理ね……)

強制的にテレポートさせられたらしい今でも、手首のところについている黒い手錠みたいなのは外れていなかった。
美希がさっきどうやってこれを解除していたのか、まだわからないのがよけいシャクにさわる。

伊織(…………美希、ちょっとだけ、もうちょっとだけ耐えてて、すぐ助けに行くから!)

美希のことを考えた瞬間……さっきまでの、巨大なイモムシに何度も呑み込まれ、お腹の中で粘液漬けにされながら
いやらしい触手や小型のイモムシたちに汚され続けていた美希の姿が、またフラッシュバックしてしまう。
もう、あんな悲鳴を上げる姿は見たくない、あんな色っぽい声も、聞いてられない……

伊織「………ん、ぅぅ!?や、めっ……♥」

千早や真美、美希と、立て続けに衝撃的な映像を見せられ続けた間は意識してなかったけど、
ここへ飛ばされてそういう情報が遮断されたせいで、わたしは自分の身体に注意を向ける余裕ができてしまっていた。
それを感じ取ったのか、美希と望まない形でおそろいにされた触手服が、また動きを活発化させて、る…♥

伊織「こ、こんなの……大したこと、ないんだか、らぁ、ああぁ♥くぅっ、邪魔、しないで……!」

手を固定されてる状態のまま、わたしがなんとか立ち上がろうとするタイミングを狙いすまして、
服の裏の触手がぐちゅぐちゅと蠢いた。わきの下をたくさんの舌が舐め上げてくるような気持ち悪さに
思わず力が抜けてしまい、浮きかけた腰がすとん、と床に落っこちる。

伊織(……立ち上がるより、這いずったほうがもう早そう、ね。あのドアに、たどり着くことだけ、考えて………)

誰が見ているわけでもない……厳密に言えば、響たちはきっと遠隔映像で見てるだろうけど、もう構ってられない。
無理に立ち上がるのを諦めて、座ったまま身体を少しずつ引きずり、わたしはドアを目指して移動を始めた。

伊織「………っっ、ふぁあっ!♥………こ、れくらい、ぃ♥」

触手たちは相変わらず止まらなかった。胸をやわやわと揉むような、さするような動きをしてきたり、
背中を下から上に、つうっとなぞり上げるみたいにしてみたり、そのたびについ声が出てしまう。
でも、今はそんなのに負けてる場合じゃない……まずは、ドアを、この部屋を出ることだけを目標にする!

今ではわたしは、最初に座っていた部屋の中心近くから、ドアまでの全行程の半分くらいまで進んでいた。

伊織(十分、ペースは悪くないはず…それに、触手服にだって、これくらいならまだ耐えられる……!)

決意を新たにして、わたしがまた動きだそうとした瞬間、目的のドアの方が勝手に開いた。

伊織「!?」

向こう側からドアが押し開けられた―――だけじゃなくて、誰かが、その開いたドアからこっちの室内に入ってくる。
それに、誰か、といっても、一人じゃなかった。かなりの大人数……十人とは言わないくらいの人影が、見えた。

伊織(………うそ、でしょ?お、落ち着くのよ、どうせ別の集団………)

人影、としか認識できなかったのは、入ってきた全員が最初、真っ黒なシルエットに見えたせいだった。
でもよく見ると、違う。全員が実際に、頭から足先まで、真っ黒な服に身を包んでいて……

「よぉ、シャイニング・イオリちゃん。お・ひ・さ・し・ぶ・り」

先頭の黒ずくめ――戦闘員、が、聞き覚えのある声で、にやにや笑いながらそう言った。
881 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:16:56.84 ID:Cdvby+u00
二十人近いか、下手したら二十人以上。揃いの黒タイツを着た戦闘員たちが、続々と部屋に入ってくる。
そして最後に入ってきた一人が、これ見よがしに音を立てて、ドアをばたんと閉めてしまった。

伊織(まずい、わね………こいつら、前の…あのとき、のっ)

春香と一緒に、こいつらに負けてしまったときのことを、思いださずにはいられなかった。
あのとき春香は、この戦闘員どもに……前も、後ろも代わる代わる犯されてしまったし、
それに、わたしも………処女こそ奪われなかったけど、お尻ばっかり、何度もレイプされて……♥

「いおりーん。俺らのこと覚えてるぅ〜?」
「忘れられるわけないよなー。いっぱい愛し合ったもんなぁwww」

伊織「……はっ、お生憎さま。アイドルはね、ファン以外の男なんて、眼中にないのよ……っ♥、っっ!」

はらわたが煮えくり返りそうな言葉をいくつも投げかけられて、せめて嫌味のひとつも言ってやろうとして。
その言い終わりかけのところで、よりによってショーツの中のお尻を、触手たちが舐めるみたいにして這いずり回った。
思わず語尾が震えてしまったことに、どうか気づかれないように、なんて、つい祈ってしまう。

にやにやと下卑た笑いを浮かべたまま、戦闘員たちがじわじわと距離を詰めて来ていた。
少しずつわたしも後ずさりして、つい今まで這ってきたルートを逆戻りしてはみるけど…明らかに、こっちのほうが遅い。
このままだと、追いつかれるのは時間の問題で……!

そのとき、先頭の男……いちばん初めにわたしに声をかけてきた黒タイツが、ふと足を止めた。
後ろに続いていた連中までが合わせて足を止めると、そいつは顔を何もない宙に向けて声を上げる。

「あの、響様。これ聞こえてますよね?お願いがあるのですが、よろしいでしょうか」

響『お?なになに、どーしたの?』

黒タイツの急な申し出に、声だけの「総帥」が興味津々という様子で答えた。
やっぱりわたしの予想した通り、こっちの状況はずっと観察していたらしい。
ということはたぶん、まだあそこに残っているアイツや春香、雪歩にも、わたしの姿は見えてるはずだ。

伊織(…そういう意味でも恥ずかしい真似はできないわ。なんとか、方法を考えなきゃ)

「はっ!シャイニング・イオリの手の拘束を、外してやってもらえませんか」

伊織(………!?)

黒タイツは耳を疑うようなことを言い出した。わたしにとっては願ったりだけど、どうして、そんなことを…?

響『えぇー…?でもその子、れっきとしたマジシャンだよ?そんなことしてほんとに大丈夫!?』

「大丈夫です、響様。我々の力をご信用ください!」

響『うーん、そしたら、無理そうだったらちゃんと言ってよー?じゃあー……はいっ』

響が気軽に呟いた瞬間、手首のところにずっと感じていた圧迫感みたいなものが瞬時に消えた。
本当に、解除された、これでずっと動きやすくなるっ!!

伊織「わたしも、ナメられたもんね。後悔するわよ?今からでも『総帥』様に泣きついとけば?」

いくら相手がザコの戦闘員たちとはいえ、数でかかられたら危ないかもしれない。
取り囲まれないように警戒しつつ、わたしはゆっくり立ち上がった。
連中はそれでもまだにやにやしているだけで、何も言わずにこっちを見ているだけだ。

伊織(たぶん前と同じで、こいつら、新型スーツとやらを着てるはず……なら、シャインボールより強烈な火力がいる!)

体力的にもそんなに余裕はない。こいつらが動かずにじっとしてるほうが、こっちとしても好都合だった。
少しずつ意識して、魔力を、「フラッシング・ブラウ」を放てるように溜め込んでいく。

「……ほんと、ナメられたもんだよなぁ」
「前回もそれであっさり負けたの忘れちゃったのかよ、いおりーん」

伊織「な………っ、あっぐ!?」

声が、それも二人分、いきなり後ろから聞こえた。
振り返るより前に、腕を思いきり背中側にひねりあげられて、息が止まりそうになる。

伊織「は、はなしなさいっ、放して……!」

「こないだも言わなかったっけか。俺ら実験部隊さまだぜ?」
「脳筋だからな。格闘戦と、それに『体力』に関してだけはガチもガチなんだよ」
「それに加えて今回は、響様が直々に俺らのこと、パワーアップさせて下さってるし。ふひひ…」

口々にいろんなことを言いながら、残りの戦闘員たちが近づいてくる。
腕を取られているだけなのに、身体すら動かせないわたしは、ただそいつらを見ていることしかできない。
882 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/01/30(月) 00:17:52.58 ID:Cdvby+u00
伊織「このぉっ、放せ、って言ってるでしょ!?」

両腕を背中側でがっちりと固められてしまっていて、ぴくりとも動かせない。
そうこうしているうちにわたしの周りをずらっと戦闘員たちが囲んで、視界がほぼ真っ黒に埋め尽くされてしまう。

連中の黒タイツは、前に見た時と特に変わっているようには見えなかった。
でも、前回は気づかなかったけど……タイツってことは、生地はそんなに厚くないし、
それ以上に伸縮性がかなり高い、ってことでも、あるわけで………

伊織(し、信じられない……こいつら、どいつもこいつも最低、よっ!?)

戦闘員たち全員、誰一人例外なしで、下半身に不自然なふくらみが目立っていた。
あれに…前のときは、春香も、わたしも、何度も、何度も………♥

伊織(……っ!?こ、こんなときに…だめっ、あ、あぁ………!)

それに加えて、なおタイミングが悪いことに、ここに来て服の裏の触手たちがよけいに激しく蠢き始めていた。
わきの下、手や足の指、背中、おへその周り……それに、胸も、お尻、まで、
くちゅくちゅ音を立てて動き回られて、こんなこと続けられたら、周りの黒ずくめに音、聞かれちゃう……!

「お、耐えてる耐えてる。いおりん、お顔赤くなっててかわいいよぉwww」
「オーダーメイド触手服の着心地はいかがですか〜、シャイニング・イオリ様」
「ミキミキとおそろいだもんな。遠慮しないで喘いでいいのよ?」

伊織(え!?こ、こいつら、なんで……!?)

突然のことで、思わず顔色を変えてしまったのが自分でもわかった。
それを見た連中が間髪を入れず、容赦ない追撃を加えてくる。

「どうしてバレてるんだって顔だな。へへへ……なんでだと思う?」
「俺らも見てるんだよ、いおりん。ここまでのチャレンジも、もちろんそのあとのエロ三昧も全部、な?」
「ああ、ちーちゃんもミキミキもありゃもうダメだろ、もったいねー…イソギンチャクやら芋虫やらの性奴隷なんてなぁ」
「シャイニング・マミ…あ、元シャイニング・マミもな。ていうか、あの子、これからは俺らの上司になるのか……」

言っていることがいちいち全部、わたしたちに見せつけられていた映像のとおりだった。
こいつらには、わたしが今まさに現在進行形で触手に嬲られていることまで、知られて、しまってる…!?

「……まあ、そのへんはともかく、今いおりんが触手服に全身ぬちょぬちょされてんのはもうお見通しってわけだ」

わたしが危惧したそのままのことを、リーダー格の最初の男がいやらしく笑って口にした。
さらに別の一人が、同じような表情を浮かべ、わたしをねっとりとした目で眺めまわしながら言う。

「それだけじゃないぜ。もっと大事なこともちゃーんと俺ら、わかってるから」

伊織(…どういう、意味?こいつらがここまでの経緯を全部把握してて……、それで、わたしが知られて困ること、………!!!)

最悪のことにようやく思い至って、瞬間的に、のどがからからに乾ききった。

伊織(全部見られて、聞かれてた、ってことは………つまり、春香と一緒にガスのトラップに掛かった、ところも)

「いおりん、俺らにケツマ○コ輪姦されたの、おかずにしてたんだってぇ?」

黒ずくめの一人が、笑いと喜びを隠しきれていない声でぼそりと口にした。
それを皮切りに、ほかの奴らも、次々と言葉を続けていく。

「奇遇だよなあ。実は俺もなんだよ…シャイニング・イオリのアナル忘れられなくて、何度オナったことか」
「俺も俺も!あの締めつけ味わっちまうと、ほかじゃもう満足できねえんだ」
「響様に聞かれて、言ってたよなー。『ケツに中出しされて人生で初めてイっちゃった♥』って」
「しかもいおりんもオナったの1回じゃないんだろ。俺らのチ○ポ、忘れられなかったんだよな?」

タイツごしにはっきりわかるほど股間のモノをいきり立たせて、戦闘員たちがにじり寄ってくる。
はぁはぁと息を荒げていて、目はぎらぎらとわたしの方を注視していて……怖、い!

伊織「あ、ぁ………うそ、…やめて、来ない、で………!」

「安心してくれよ、いおりん。俺らが全力で、もう二度とケツ穴オナニーなんてしなくていいようにしてやるから」

わたしの言葉を無視して、先頭の男がそう言ったのを合図に、黒タイツたちがいっせいに群がってきた。
883 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/01/30(月) 00:32:47.44 ID:Cdvby+u00
さあいおりん! ……というところでここまでです。

すまぬ すまぬ 中途半端ですまぬ



ミキミキがね、あんなに強キャラっぽくてかっこよかったミキミキがですね、
口でだけは辛うじてイヤイヤ言ってるけど身体はワームの特製チ○ポに完全屈服させられちゃって
それでもまだ延々ワーム親子三代&触手の群れに輪姦されつづけてドロッドロで気息奄々みたいな、
そういうのほんとすっごい好みなんですよ。もう言うまでもないと思うけど。

だからまだしつっこくねちっこく書いてるんですよ。これももうおなじみだと思いますけど。


これからの三人については視点ザッピングをお望みの声が比較的多かった気がするので
できるだけそんな感じにしてみようと思っています。できるかどうかは未知数です。

ただ、あんまり細切れにしちゃうとどっちつかずになる恐れがある気もするんですよね。
そのへんについてご希望とかあればお気軽に投げておいてください。拾うかどうかは別です。

あとたいへん今更ながら、>>90のゆきぴょん動画ネット公開の安価をやっと果たせました。
まあ一応>>184あたりにもそれっぽいのはないわけではなかったということで。


次こそはいおりん輪姦、だからいお輪姦……って書こうと思ったらなんかぷち○るみたいでよろしくないですね。
感想も提案もなんでもいつでも待ってるぜ。おやすみなさい。
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 00:53:56.23 ID:DnZlfSGq0
乙です。日付け超えても週一は週一です。ええ。
伊織から始まろうとして終わってしまいました。美希、伊織と雪歩はうまく方向性がバラけてよかったです。最終的には触手になりそうですが。
またお待ちしています。
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 09:18:11.36 ID:kO9IJ1otO
>>いおりん姦
あと2.3回ほど投下した頃には、和姦になっているんですね、分かります

貴音との絡みが拾われて良かった、しかも中々ねっとりとした具合で
今のままだと、雪歩の銀色の夢魔が設定だけになりかねないし
と言うか雪歩(あと伊織も)、ハートマークでるの早いな!即堕ち2コマのようだ

>>視点ザッピング
前スレのあずりつと貴音の時のように、区切りのいいところで、視点を変更する感じですかね
一投下で8レスぐらいだから、いおゆきで前後半4レスずつとか(時折春香も添えて)

次回も楽しみにしてます
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 22:46:59.51 ID:pAVQ6dEX0
>>輪姦されつづけてドロッドロで気息奄々みたいな
それで回復したら、はるちはのように体が火照り続けて表情や仕草が常にエロエロになるんですね
まあ、他のマジシャン全員に言えることになるのだろうけど、なのでもっとやってどうぞ

キス一つでトロトロになった雪歩だけど、凌辱映像を見てるシーンを読み返してたら犯されている貴音に興奮している様子から、他のみんなと同じ犯されて喜ぶM属性に加えて、一人だけ隠れS属性を持ってそうな印象だった

乙でした
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 10:28:18.95 ID:E8OGCqgCO
おつでした
貴音にトロットロにされてる雪歩が気になる
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 05:29:30.87 ID:bk6yuTt70
伊織が戦闘員による輪姦、雪歩が獣姦だからそれぞれの緩急や雰囲気の違いが出るでしょうし、
一回の投下でどちらかに集中するか、両方を均等に出すか、色々と試してみては?
あと、久しぶりに真(と小鳥さん)の名前が出たなあ
次のスレは、真と亜美の活躍に期待しよう
889 : ◆8K4B/3Nlpc [sage]:2017/02/04(土) 23:12:15.93 ID:HkyHS9U20
今週は珍しく、現在すなわち土曜夜〜日曜に日付変わった深夜に投下になる予感がします。
(とか言っておいていつもの日曜夜〜月曜早朝になっても泣かない)

あまり期待しすぎずにおまちくだしあ。
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/04(土) 23:27:53.42 ID:3B4HvahQo
ハチ公並にいつまででも待ち続けるわ
891 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:22:05.50 ID:P6qkC9b+0
伊織「やめっ、やめなさ……あぁっ!?」

後ろで腕を固めていた奴に思いきり押され、同時に前からも引っぱられる。
あっと思う間もなく、わたしはうつぶせで腕を背中に回したまま、床に倒れ込んでしまう。

伊織(…!ここしかチャンスはない、っ!!)

でも運よく顔や胸は打たずに済んだし、倒れ込む勢いで、後ろにいる黒タイツの手のひらの感触が腕から離れた。
今は背中側に腕が回ってしまってるだけで、押さえつけられてはいない、すぐに起き上がって体勢を……

伊織「放、っ、…………!?ちょ、これ……え!?」

そのはず、なのに、なぜか、左右の手首…どころか、ひじ辺りまで、がっちりくっついたみたいになっていた。
確かにもう掴まれていないはずなのに、どうして!?

「おお?すげえ、服のくせにこいつ、気が利くなぁ」
「外側にも出て来れるのか……正直、ちょっとグロいな…」
「情けねえな、お前、シャイニング・チハヤのあれとか見ててヌケねえの?触手はいいぞ〜?」
「こいつらこんな芸当もできたんだな。いおりんの拘束、ありがとよ」

伊織(うそっ、これ……それじゃ、わたしのグローブが!?)

黒ずくめたちの言葉でようやく状況が理解できた。
つまり、もう触手で構成されてるみたいなわたしのグローブ同士が、内側だけじゃなくて
外側にも触手を伸ばしていて、それが左右でがっちり絡みあってわたしの腕を固めてる、ってこと!?

伊織「放して!放せ、って言って……こ、このぉ!」

出鼻をくじかれたのと、物理的に腕を拘束されていてうまく動けないことで計算が狂い、
わたしはもう完全に立ち上がるタイミングを逃してしまっていた。
そうしているうちに後ろからぐいっと腰をつかまれ、お尻だけを高く上げた、屈辱的なポーズを取らされる。

伊織(あ……だめっ、これ、この前、お尻レイプされたときの……いやぁっ!)

思いだしたくなんかないのに、頭が勝手に記憶を再生していくのが止められない。
あのときは隣に同じ格好させられた春香もいて、二人で一緒に、ユニゾンしたままお尻、何度も……

伊織「ひあ、ぁあっ!?♥♥あんっ、いやぁあ♥」

その瞬間、それまでほとんど弄られてなかった乳首に、触手が巻きついてこすり上げてきた。
それだけじゃなくて、お尻の穴にまで……急に、すうっとするような、これまでにないヘンな刺激を加えられて、
現実に思いきり乱暴に引き戻されるのといっしょに、恥ずかしい声が出てしまう。

「おーおー、もう準備万端って感じだな、いおりん」
「ひひっ。まだチ○ポ入れるどころかほとんど触ってもないのに大丈夫かよーww」
「よっぽど待ち遠しかったんだな。焦んなくても、もうすぐだからなぁ」

伊織(好き勝手なこと、言ってぇっ……く、悔しいっ、またこんな奴らにっ!?)

どれだけ憤慨してみても、わたしの体力がほとんど底を尽いていて、簡単に抜け出せないのは本当だった。
それに…ねとねとの触手で身体を弄ばれると、力がかんたんに抜けてしまうのも……

「さあて、このひらひらピンクのスカートの下には、どんなかわいい穴が隠れてるんでちゅか〜?」
「はいはーいwwアイドルはウンコしないらしいから、きっと綺麗なアナルに決まってまーすww」
「前にも見てるからな、俺ら。心配しなくてもきれいなもんだったぜシャイニング・イオリちゃんよぉ!」

伊織「な、何、言ってるの!?ちょ、ちょっと、そんなっ」

お尻の後ろに何人もの戦闘員が群がって、馬鹿みたいなことを言っていると思ったら
そのうちの一人が無造作に、わたしのスカートの端をつまんだ。
あわてて止めようとしてももちろん聞き入れられず、そのまま勢いよくめくり上げられてしまう。

「うお。スカートの裏まで触手びっしりじゃねえか、下ごしらえはバッチリっぽいな」
「御開帳………っと、こいつホント気が利くな。こっちの言葉わかんのか?」
「あーでも確か、ミキミキのときもこんな感じでくぱぁって開いてただろ。習性みたいなもんなのかも」
「これが習性ってどんだけエロいんだよ……なんつって、俺らが言えた義理じゃねえか!」

さっきのすーすーする感じが、より一層ひどくなってお尻のあたりから伝わってくる。
こいつらが言っていることと合わせると、つまり、今、わたしのショーツは、……お尻、は、

響『シャイニング・イオリ、いまどうなってるか、わかるー?ショーツがぱかって開いてて、お尻の穴丸見えだぞー、あははは!』

伊織「いやっ、いやぁっ、言わないで見ないでぇっ!?やめて、許してぇっ!!」

美希がされていたのと同じように、触手に乗っ取られた下着が勝手に形を変えていて、
戦闘員たちの目の前で、わたしのお尻の穴が晒されている……そのことをご丁寧に、「総帥」の声が伝えてきた。
892 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:22:40.11 ID:P6qkC9b+0
「アナルが息するみたいにひくひくしてやがるぞ。物欲しそうだな」
「ちょっと待てよ…?前のときよりなんか、茶色が濃くなってないかこれ。へへへ…」
「ありえねえよ。アイドルはウンコしねえんだろ?なあいおりん」

伊織「やだぁっ、もうやめてぇ!見ないで、お願いっ、そんなとこ見ちゃだめえぇ!?」

自分では見えない、見たこともないところだからこそ、好き放題なことを言われて、死ぬほど恥ずかしい。
どうなっているのかわからないから、ひょっとして、こいつらの言ってることが本当なんじゃないか……
そう疑ってしまうのもどうしても止められなくて、聞けば聞くほど恥ずかしさと悔しさで身体が熱くなってしまう。

「そーかそーか。そんなに見られたくないなら、隠してやんなきゃなぁ」

聞き覚えのある、最初に話しかけてきた黒タイツの声がした。
それと同時に腰の両側に熱い掌が触れてくる感触があって、お尻を、身体全体を、後ろに引かれる。
当たって欲しくなんかなかったけど………でもやっぱり予想通りでは、あった。

伊織(……あ、ぁ、やっぱり、お尻に挿れられちゃう……!?だめ、耐えるのっ、今度は耐えてみせ、る!)

まったく怖くない、ぜんぜん不安がない、なんてことは、とても言えない。
でも、千早や真美、雪歩……それに美希がされたことを思えば、耐えないわけにはいかなかった。
それに、わたしは……一度されたことをまた繰り返されるだけなんだから、気持ちをしっかり持ってればきっと、耐えられる……!

伊織「よけいな、お世話、よ……放し、なさいっ!今なら、まだ許してあげ……」

「シャイニング・イオリ。もう一回言っとくけど、俺らが無理やり、いおりん…シャイニング・イオリの処女を奪うことは、絶対ないから」

伊織(………ま、また!?)

心を奮い立たせるためにも、もう一度警告して、ついでになんとか逃げようともがいているわたしに、
わたしの腰をしっかりホールドしてる後ろの黒タイツが淡々と告げてきた。
前のときにも聞かされたのと同じ、わけのわからない宣言をされて、わたしはまた絶句してしまう。

「………ただ、今回は、『お願いされた場合でも絶対に奪っちゃダメ』とは、言われてないけどな」

伊織「え………?ど、どういう、何を言って………んほぉぉぉおおおぉっ♥♥♥」

お尻から、身体の中をぜんぶ貫通して、頭に届くまで………直接、なにか重たくて熱いものを突き込まれた。

そう錯覚してしまうくらいの、すさまじい感覚に貫かれて、一瞬でもう、なにも、考えられなくなる。

「へへ…お、おぉっ、一気に、根元までずっぽり、だ……ああ、これっ、この感じ、だ、っ!」

伊織「あ……♥はひっ、あ、……ひん、っ♥♥」

わたしのすぐ後ろで、黒タイツがなにかわめいているのが、耳から耳へ通り過ぎていった。
振り返るまでもなく、わかっちゃう、また、あれ、戦闘員チ○ポっ♥♥わたしのお尻に、ずぷずぷって入ってきてる♥♥

伊織(う、そ……♥♥♥ちがい、すぎる、ぅ♥♥こんなのじゃないっ♥♥♥こんなの……知ら、ないぃ!?♥♥)

覚えているから大丈夫、一度経験してるから耐えられる、なんて、そんな甘い話じゃ、なかった。
だって記憶にあるのと今のこれ、ぜんぜん、ちがう、お尻に熱くてびくびく脈打ってるのがみっちり詰まって、っ♥♥

「感動の、あまり、言葉もない……ってか!?よ、よし、動くぞっいおりん、おらっ、おら!」

伊織「へぇっ……うご、く?…あひっ!?♥♥♥や、あぁっ、おほぉぉ♥♥んぃい♥ひ、ぃぃいっ♥♥」

呆然としてるせいで、返事もろくに返せないうちに、わたしの全身が思いきり揺すられ始めた。
お尻の、ほうから、ぐぽぉ、ぐぽぉっ、って感じの音が聞こえてきて……
ときどきぱちん、ぱんっ、みたいな、お肉とお肉がぶつかるような音が、それに混じる。
でも、そんな音なんか今は、問題じゃなくって、

伊織(だめだめぇっ、思い出しちゃう♥♥これ…覚えてるっ、わたしのお尻の穴が、覚えちゃってるぅ!?♥♥)

伊織「い、やぁぁっ、やだ抜いて、ぇ!♥抜きなさいよぉっ♥おしりっ、お尻いぃ!?♥♥」

お尻の中をぐちゅぐちゅと行き来する戦闘員の…モノ、の形を、わたしの身体は最初のたった一往復で認識してしまっていた。
その最低の事実がわたしは信じられなくて、受け入れられなくて、必死に首を振って叫ぶことしかできない。

「う、っ……へ、へへ、でも、いおりんのケツ穴は、俺のチ○ポに思いっきり、吸いついて、きてるぜ、っ」

伊織「そんなっ♥うそ、嘘、よっ、知らないっ、わたし…っおほぉおぉ♥♥♥」

「響様相手に、言ってたじゃねえか…シャイニング・イオリ!挿れられたら思い出せる、はずだ、ってなぁ」

「おらぁっ!どうだ、覚えてんだろぉ!?これが、っ、いおりんのケツマ○コ処女、奪ってやったチ○ポ様だぞ!」

わたしがすぐに理解してしまって、認めるのを拒んでいたことを、男の荒々しい声が裏書した。
やっぱり、こいつの、これが……さっき、響にも聞かれたやつ♥初めてわたしのお尻レイプした、戦闘員チ○ポっ♥♥

伊織「やぁあ……♥聞きたく、ないぃ、聞かせないでぇっっ♥そんなの思い出したくないのぉ♥♥」

激しく突き上げるみたいにされて、がくがく揺らされながら、わたしは声を限りに叫ぶ。
893 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:23:11.40 ID:P6qkC9b+0
伊織「やめっ、おっ、お”ぉ♥♥ああぁ♥激しすぎるぅ、おひ、いいぃっ♥♥」

伊織(あ……ぁ!また触手までっ♥動いてぇ……♥♥こんなときにっ、やめて、卑怯よぉ♥♥)

腰をがっしり掴まれて、両手は背中で触手グローブに固められて、逃げられないままお尻を犯されてる…のに。
そんなときに、それともそんなときだからこそ、なのか、グローブの中でもそれ以外でも
服の裏の触手がまた、戦闘員と同調するみたいにわたしの身体のあちこちに吸い付いて、からみついてきていた。

伊織「はうぅっ♥♥♥だめ、そんな今はっ♥止まって、ぐちゅぐちゅ、しちゃだめぇ♥♥」

黒タイツの両手が強くつかんでいる腰まわりや、おなかのあたりを熱くぬるついた感触に舐め回されて、身体が震える。
手足の指にも衣装の中で無数の細い触手が巻きついてきて、どろどろしたぬかるみの中に突っ込まれたようになっていた。
そして、さっきから何度も、敏感にされちゃってる乳首と、…それにクリトリス、にまで、密集した触手が吸い付いてきて、
まるでたくさんの指でつままれて、くりくりって指先で挟まれて転がされちゃってるみたいに、っ♥♥♥

「うぉっ、お…!また、吸いついてきやがった……っへへ、そんなにケツ○ンコ、好きかよ、いおりんっ!」

もちろん触手が動き回っている間も、お尻をほじくり返す男の責めは続けられていた。
わたしの身体がひとりでに反応してしまうのを、戦闘員の男は自分に都合よく解釈して、勝手なことをわめく。
でも……ただひたすら荒っぽく、チ○ポ突っ込まれてるだけのはず、なのに、お尻が燃えるみたいに、熱い……♥♥

伊織「な、なに、勝手なこと……、ぅあぁっ♥♥こんなの、気持ちよくなんか…な、ぃっひゃああん♥♥♥」

腰を思いきり深く突き出されるのと、触手がクリトリスを強めにきゅうっとひねり上げてくるタイミングとがちょうど重なって、
変な声が出てしまうのを押さえられないだけじゃなく、勝手に背中まで大きく反らせてしまった。
そのわたしに後ろから覆いかぶさった戦闘員は荒く息をつきつつ、お尻にしつこく腰を打ちつけてくるのをやめない。

伊織「はひ、っ♥♥い、いいかげんにもう、やめ………っ♥!?」

伊織(え………こ、れ!?そんな、まさか、もう――)

わたしの中をずぷずぷと出入りしている男のチ○ポが、ひとまわり大きくふくれたように感じた。
気のせいだと思いたかったけど、やっぱり…それに、これ今まで以上にびくんびくんって、震えて………

「しばらくぶり、過ぎて…くそ、ちくしょう、もうダメ、だ、出ちまう、ぅっ……!」

伊織「そん、なっ!?や、やめなさい、抜きなさいよ…や、あぁっ♥♥だめ、絶対、だめなんだからぁ!」

案の定、男の声が切羽詰まったものになってきて、同時に腰の動きもどんどん速くなってきた。

伊織(出されちゃう、お尻に来ちゃ、う♥♥いや、逃げなきゃ、逃げないとっ……)

伊織(こんな奴のっ、こんな変態の熱くてどろどろの精液っ♥♥お尻になんて……絶対に、いやぁ♥)

でも、いくら逃げようと思ったところで、腕は自由を奪われてしまってるし、
それに腰をしっかり男の力強い手で捕まえられて、こんな風にのしかかられてたら、どうしようもない。
そのまま、どうすればいいかわたしが決められずにいるうちに、黒タイツが大声で叫んだ。

「うおぉ、出る、出すぞ、精子出してやるっ!シャイニング・イオリのケツマ○コに出す、ぐっ、出るうぅぅっ!!」

伊織「や、やだぁあっ!いや、やめてぇっ、そんな、あ♥♥おほっ♥あ、あーーーーーっっ!?♥♥♥」

びゅぐっ、びゅるぅっ、と、低い音がおなかの底を揺らし、身体全体にまで振動を伝えてくる。
ウエストを両側から挟み込んでる黒タイツの手に思い切り力がこもって、背中にそいつの体重がずんとかかってきて、
そして、お尻の中で♥根元まで深く入り込んできた戦闘員チ○ポ♥♥がびちびち跳ねながらアツアツの精液吐き出してるぅぅ♥

伊織「これっ、あついぃぃっ、ひあぁあぁ!?♥♥♥だめぇーっ♥♥抜きなさいぃ、抜いて、チ○ポぬいてぇえ♥♥」

「まだ、出るぞ、出ちまう…、っく、いおりんケツマ○コしぼりとって、くる……!!」

前の時のことは、思いだしたくもない記憶のはずなのに……はっきりあれとは違うって、身体が、お尻が主張してくる。
だって、いちどレイプされるだけでこんなに大量に精液を注ぎ込まれてた覚えなんかないし、
それになにより、流れ込んでくるどろどろがめちゃくちゃに熱い、お尻のなか焼かれてるみたいに錯覚しちゃうっ♥

伊織(ほんと、にこんな…あ、熱すぎるぅ、っ!?♥♥これもぉっ、違う絶対ちがうっ、前のときと違いすぎるのおっ♥♥)

「…………あ”〜〜〜…っ、出した、ぁ……っ、っふぅ……っ!」

伊織「あうぅぅんっ♥♥♥………はぁっ、はーーっ、は、っ……♥♥」

ぐぽぉ、とわざとらしく音を立てて、わたしのお尻をはじめて犯したモノが、あの汚らわしい戦闘員チ○ポが引き抜かれた。
起き上がって、すぐにでも逃げ出したい、せめて身体がどうなってるのかちゃんと確認したいのに、
全身から力が抜けてしまっていて、顔を床にべったりつけた、お尻をこれ見よがしに上げてしまってる体勢が変えられない。

伊織(お尻の、穴、じんじんする、中になんか溜まってるみたいで、きもちわるい、ぃ……そ、それに、ぃ♥)

チ○ポを抜いた戦闘員はわたしからもう離れてたけど、触手服は相変わらずそこにいて、しかも動きを止めていない。
胸とか乳首、クリトリスみたいに敏感すぎるところだけじゃなくて、衣装があるとこ全部でごく軽く優しく、くちゅくちゅ触ってきてる…♥

でも、それより、いま中に精液を注がれたばかりのお尻が、チ○ポはもう入ってないのにまだ熱い。
そんなことあるはずないのに、実際に火をつけられて燃えていて、その熱さが全身に少しずつ、広がってく、みたいな…
894 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:23:49.07 ID:P6qkC9b+0
「おお、あれ見てみろよ。ケツ穴に一発出されただけで、すっかりメス顔になってやがる」
「へっへっへ…シャイニング・イオリちゃんはほんとにアナル大好きなんだなぁ」
「今までオナニーばっかで寂しかったろ、ごめんなーいおりん。まだまだこれからだから期待しててなー?」

わたしの周囲を取り囲む黒タイツたちが口々に、下品な、ジョークとも呼びたくないような無駄口を叩いた。
本当は即座に跳ね起きて叩きのめしたいけど、すぐには無理そうだから、せめて反論のひとつもしてやらないと…

伊織「……っはっ、バカじゃ、ないの……♥こんなの、気持ち…わるいだけよ、…んぅっ♥」

せっかく我慢していたのに、巻きついてきた触手に乳首をにゅるにゅるとこね回されて、最後の最後で身体が跳ねた。
そのわたしのほんのちょっとした動きだけで、お尻に残ってる熱い液体がたぷんと揺れたみたいに感じてしまう。

「無理しなくていいってぇ。俺ら、今回はさらにスペシャルになってるんだかんな?」

顔が見えるところにいる連中の内のひとりが、わたしの言葉を聞き、にやにやしながらそう言った。

伊織(……そういえば、さっきもこいつら、パワーアップがどうとか、って…)

確かに、所詮ザコだと思って油断していたのはわたしのミスだった。
目にも止まらない速さであっさり後ろをとられて、それで、結局……いま、こんなことになってしまっている。
でもこいつらのこの口ぶりだと、なにかそれ以外にも響の手で強化された…ってこと、なの?

「ああ、俺たち、前回はできなかったことが響様のおかげで可能になったんだ」
「そーそー、聞いて驚けよいおりん。なんと、俺らのチ○コからもちゃんと媚薬粘液出るようになったんだぜ!」

一人がいやらしい笑いを浮かべて叫び、周りのやつらは声を上げずに肩を揺らして低く笑った。
そいつらに取り囲まれて、わたしはどう反応したらいいのか判断に迷う。

伊織「………び、やく?ビヤク粘液……って、なによ」

この状況で知ったかぶりをしても、たぶん、とくに得るものはない。だから、わたしは素直に質問することにした。
その返事を聞いた戦闘員たちは全員が目を見開き、それから今度こそ揃って大笑いし始める。

「マジか―、さすがお嬢様、そんなモノご存知ありませんわよってかぁ!」
「いやダメじゃねwwwシャインマジシャンとしてこれ知らないって、地味に致命的だろwww」
「実際致命的だから全員こうなってるわけで、俺らとしては願ったりだけどな」

何を言っているのかはよくわからないけど、馬鹿にされているらしいことだけは伝わってきて、単純に気分が悪い。
考えがよくまとまらないまま、とりあえず何か言い返そうと息を吸ったところで、別のやつが話を続けた。

「まあ簡単に言や、女がエロく、ド淫乱になっちまう粘液だわな」

伊織「ド、い……っ!?」

まるで言葉を選ばない、ストレートすぎる説明に思わず絶句してしまう。
女性に手を出すのがメインの見下げはてた悪の組織とはいえ、そこまで卑劣な真似をしてる、なんて…!
しかし、連中の説明はそれで終わらず、聞きたくなかった事実をさらに突きつけられる。

「魔法戦士サマでもち○ぽのことしか考えられなくなる強烈なやつさ。ちなみにふつうの女ならもっとよく効いたぞ。ひひっ」
「ていうか、シャイニング・チハヤもシャイニング・ミキも、たっぷり浴びて飲んで、前にも後ろにも中出しされてたの、いおりんも見てたろ」
「元シャイニング・マミもな。それに過去形じゃねーよ、現在進行形で触手やらイモムシやらに注がれまくってるぜぇ」

伊織「………っ、千早も真美も、美希も、そんな、モノ、使われてたの…!?ひ、卑怯もの、ふざけるんじゃないわよっ!!」

反射的に、思ったことをそのまま口にしてしまっていた。

伊織(変だ、とは思ってた…千早も美希も、真美だって、あんな簡単におかしくされるわけ、ないのに!)

イソギンチャクたちの慰みものにされていた千早と真美の、それにイモムシの親玉や子供たちに凌辱されていた美希の姿が、脳裏をよぎる。
たしかに三人とも似たようなどろどろの液体を身体じゅうにかけられていたし、たぶん口でも飲まされてしまってただろうし、
それに……もちろん、お尻とか、前の穴にも、あの様子じゃいっぱい注ぎ込まれて………

「ヒキョーモノ、たってなぁ……痛みとか苦しさとか全部なくなって快楽一色になるんだから、むしろ紳士じゃないか?」
「それにそうだ、三人のほかに、いおりんはアレも直接見てるんだろ?シャイニング・ハルカとチハヤが媚薬スライムの虜にされてたの」

伊織(………!!)

さらに以前の記憶をその言葉が強制的に掘り起してきて、たちまち頭の中に映像として蘇ってしまう。
あの日…忘れもしない、律子とあずさ、それに貴音が連れ去られた日、スタジオでアイツの背中ごしに見てしまった光景。
まだマジシャンになる前のわたしの目の前で、ぐちゅぐちゅ蠢くゼリーみたいなのに春香と千早が捕らわれていて、
ふたりは何度も何度も喜びに満ちた、気持ちよくてたまらないって調子の甘ったるい悲鳴をあげながら、徹底的に犯されていた。

伊織(そう、だから、そのあと……わたしと春香がユニゾンして、二人とも調子が狂っちゃったのも…!?)

考えないようにしていた情報や記憶が連鎖的に次々と湧き上がってくるのが、どうにも止められない。
春香とわたしが揃って、まさに目の前のこいつらに負けて、……廃工場みたいな場所で、ふたりでいっぱい輪姦されちゃったのも、
トラップの部屋でユニゾンしたときに春香の様子がおかしくて、わたしの身体まで火照るみたいになってしまったのも、全部……
895 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:24:14.58 ID:P6qkC9b+0
「いおりんが今着てる触手服もたぶん、媚薬粘液出してるだろうし。全身ねとねとにされて、気持ちよくてたまんないだろ?」

伊織「冗談じゃ、ないわよ、こんなもの……!ぜんぜ、んんーっ!?♥♥あ、あぁ♥」

「ははは。ほーらな、そのエロ可愛い悲鳴がなによりの証拠ってやつだ」

まさか、美希とわたしが着せられたあれも…と思った瞬間、黒ずくめにそう言われ、同時に全身を触手たちに舐めしゃぶられた。
声出すのだけは耐えなきゃ、ってどれだけ心に言い聞かせても、もう身体が逆らえなく、なってきてる……♥

伊織(………… ま、負けないん、だから…♥そういうものだってわかってれば、あとは、気の持ちよう、で)

「……ところで、シャイニング・イオリ。ケツ穴おっぴろげていいザマだな、おい」
「ちゃんと閉じきってないな?ひくひく震えて、次のチ○ポぶちこまれるの待ちきれないって感じか」

伊織「っ!?な、なに言って……変態、変態ぃっ!見ないでぇ!?」

まだ身体にじゅうぶんな力が入らなくて、わたしは屈辱的なポーズを変えられずにいた。
お尻の側にわざわざしゃがみこんだ何人かの戦闘員たちが、笑いを無理に抑えたような声で言い始め、
そのあんまりな内容にわたしの声も、悲鳴みたいに響いてしまう。

伊織「やだ、み、見るなぁ!それ以上見たらんぃいぃぃっ!?♥♥」

なんの前触れもなく、お尻の穴に、なにかがするっと入ってきた。
そんなに深くまでは来てないし、太さもそこまでじゃないけど、不意打ちに驚いて全身がふるえる。

「ケツ穴ずいぶんゆるゆるだな、指一本なら余裕だ。よっと…」

続くそいつの言葉でようやく、何をされているのかがわかった。

伊織(ゆ、指ぃ、入れられてる♥しかも、中っ…くちゅくちゅかき回して、ひっかくみたいな動き、されてぇっ♥)

「お…うわー、出てきた出てきた。お前なー、最初っから飛ばしすぎだっつーの、後のやつの気持ちを……」
「この日この時の為だけに溜めこんでたんだよ。どうせ最終的には一緒だからいいだろ?」

指を入れてきたのと別のやつが不満げに言って、さらに別の黒タイツが言い返す。
この声……あいつ、だ、さっきまでわたしのお尻を、レイプしてた……

伊織「んぁっ♥♥や、めて、いや、あぁぁ………♥あん、っ!」

中に溜まっていたものを掻きだされて、お尻の穴からとろりと垂れ落ちていく感触に、背筋がぞわぞわする。
それから少しだけ中をくちゅくちゅ混ぜられたあとで、入っていた指を引き抜かれた。

「おいおいー、指だけでそんなぐったりしちゃって大丈夫かー?」
「そんなんじゃもたねーぞいおりーん。…ま、もたなかったとこで、俺らにゃ関係ねーけどな」

伊織(……悔しい、くやしいっ、馬鹿にしてっ、こんな………!)

相変わらず動けない分、わたしは怒りで身体が燃えそうに熱くなっていた。

伊織(絶対、絶対に、耐えきってみせる!千早や真美、美希の分まで、わたし……)

ふと、そこで、なにかが頭にひっかかった。こいつらが最初に言っていたことに、ようやく理解が追いつき始める。

伊織(び…媚薬粘液、なんて……そもそもなんで今、そんな話を?待って、こいつら、たしか……)

響に強化された、パワーアップさせてもらった、なんてことを何人かが言っていて。
実際に戦闘能力は向上してるのを図らずももう体感させられてしまったし、それに加えて、…………

伊織(……その媚薬粘液を………出せるように、なった?こいつら、が?)

真美はもちろん、マジシャン歴も長くて冷静沈着な千早や、気性・能力ともたぶん、わたしたちの中でいちばん戦闘向きの、美希まで。
さっきまでみたいな、あんな風に……気持ちよくされて、甘い悲鳴を上げるようにされちゃう、そんな毒みたいなのを?

しかも、それを、チ○ポから出せる、なんて言ってたってことは。
いま………わたしのお尻のなかに、もう……?

伊織(あ、あぁ………♥♥うそ、違う、ちがうはずっ、これ、わたし、わたしは♥♥)

どうにもできない怒りのせいで、身体が燃えるように熱いんだと思っていた。改めてまた思い込もうとした。
でも、身体に意識を向けてみたら、いや、向けなくたって、そのじくじくした熱い波は、
わたしのお尻から、さっき犯されて、中に熱いのたっぷり注ぎ込まれたとこから、伝わってきて、る……♥♥

伊織「……ひぃっ!?だ、だめ…今はやめて!?」

腰を両側からつかむ指とてのひらの感触が、強制的にわたしを現実に引き戻した。
ぐいっと後ろに引っ張られて、そして、すでに熱さを感じるお尻の穴に、もっと熱すぎる、脈打つかたまりが触れてくる。

伊織「だめぇっ、今それ、チ○ポだめぇえ!やめてお願い、やめなさいよぉ……いやっ○ンポいやぁあっ!」

腰を揺すって、せめてその熱い肉の棒から離れようとしても、左右の手に押さえつけられていて意味がない。
そのわたしの様子を見た何人かの戦闘員たちが、笑って言った。

「入れられる前からチ○ポチ○ポって、がっつきすぎ。そんなに欲しいのかよ」
「どう考えてもお誘いだよなぁ?ケツもあんなに振っちゃって……さっさといおりんのお望みどおりにしてやらなきゃな」
896 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:24:43.86 ID:P6qkC9b+0
伊織「ちがう、わたし誘ってなんか……ひぐぅ♥♥♥っ、はっ、あ、ぁ”………あ♥♥♥」

「んっ、ぐ、キツ……力、抜けよ、シャイニング・イオリ、ぃ…!」

二人目の戦闘員のチ○ポが無遠慮に、ゆっくりと、わたしの中に、お尻に、入ってきてしまう。
やけどしそうに熱くて、先っぽのふくらんだモノが、お尻の中を上がってきちゃう♥
それにこの形、さっきのと違う……思い出そうと思えば、思い出せるかも、しれないけど、それどころじゃないっ♥♥

伊織(焼け、ちゃう、お尻っぃいぃ♥♥♥あつい♥♥あついのぉっ、溶けるうぅ!!♥♥)

ただでさえ熱い精液……媚薬粘液、がまだたっぷり残ってるところに、燃えてるみたいなチ○ポに押し入られて、
お尻の中に真っ赤に焼けた金属の棒かなにかが入ってる錯覚に襲われる。
そこで一気に最高温度を記録した後も、お尻から全身に、その熱さがどんどん燃え広がっていってしまう。

息苦しさすら感じて、身じろぎさえほとんどできない間にも、戦闘員のチ○ポはじわじわと侵入してきていた。
やがて、そいつの腰骨あたりのかたい感触がお尻に触れる感じがして、背中の黒タイツが息をつく。

「ふぅ…っ、全部入った、っ…シャイニング・イオリのアナルっ、やっぱり、熱くて吸いつきも、すげえ……!」

伊織「うぅっ、ま、またぁ……♥♥もう、いいでしょ、抜きなさいってば、あ!?♥♥♥はぐっ、あ♥♥あっ♥♥」

「ヌルヌルで、からみついてきて気持ちいい……こ、これすげえぇ、この前より、いいぞ!」

最初の戦闘員チ○ポが大量に吐き出した媚薬粘液の中を、次の黒タイツのチ○ポがぬちょぬちょと出入りする。
しっかり腰つかまれて逃げられなくされて、ぱんぱん音を立てながら、お尻に腰を打ちつけられて……
お尻の奥までぐりぃってチ○ポが入ってくるたびに、中に熱い粘液を塗り伸ばされてる気が、してしまう♥♥

伊織「やめ、っ、んほぉぉっ♥♥ひゃんん♥♥お、おぉ…っ♥♥………きゃうぅっ!?♥♥ちょ、待って、や、あひぃぃっ!?♥♥♥」

「ケツそんなに振りやがって、いやらしい子、だなっ!シャイニング・イオリ、反省しろ、よ!?」

ずぽずぽと抜き差しをされて、出したくもない声を上げさせられてしまったところで、いきなりお尻をはたかれた。
何をされたのかすぐにはわからなくて、反射的に悲鳴が出ちゃった………と思う間もなく、間を空けてさらにもう一発。
二回とも、叩かれたのは触手ショーツに覆われてるお尻のお肉だったから、
にゅるにゅるした触手の感触を思いっきり肌に押し付けられた上、いやらしい粘液もよけいに塗りたくられてしまう。

しかも、その刺激に反応したのか、ショーツの中のも、それ以外の部分でも、服と同化した触手たちの動きが激しくなった。
背中やおなかをいっぱいの指みたいなのがなぞってきて、首筋やわきの下を舐め上げられる。
それだけじゃなくて、胸や乳首にもまた触手たちが群がってきて……当然みたいに、クリトリスにまで、巻きつかれちゃって♥

「お……?尻、たたいてやったら、ケツマ○コのしまり余計に、よくなったな、今?」

後ろの黒タイツがなにか気づいたみたいな声を出して、一瞬、動きを止める。
でもそれは本当に一瞬だけで、すぐにチ○ポがまたずぽずぽって行き来を始めて……同時に、お尻を続けざまに叩かれ始めた。

伊織「ひゃひぃい♥♥こ、んにゃっ、やめなさ、ひあぁん♥♥お、お尻、やめぇっ♥たたかないでぇ!♥♥」

「へへ、面白ぇな…、叩くたびに、きゅぅってチ○ポ締めつけて、くる!よぉし、もっと締めろっおら、おらぁっ!」

最初に叩かれたのとほぼ同じところを執拗に狙われて、そのたびに、ショーツの裏の触手たちがねばつく液を分泌させた。
明らかに、量が増えてる、粘液まみれにされちゃって気持ち悪いし、それに、お尻の外まで中なみに、熱いぃっ♥♥

「へえー、マジだ。シャイニング・イオリ、ケツはたかれるたびに身体、めっちゃびくびくさせてるな」
「それにパンツからなんか流れてねえか?まさか、お漏らししちゃってんのかなぁ〜?」
「ひひ、ツンデレアイドルいおりんの正体は、アナル大好きでしかもマゾの魔法戦士、シャイニング・イオリ様だったかー」

様子を見ていたまわりの戦闘員たちまで、好き勝手なことを言い始めた。
あんなこと言わせてるままじゃいけない、ちゃんと言い返してやらなきゃ、違うんだって、言わなきゃ♥

伊織「なっ、なに言って、ぇえっ♥♥わたし、ちがう、マゾなんかじゃ、やぁん、あぁああっ♥♥♥」

「その顔、それにその声で言われても、説得力ってもんがなー」
「気にすんなよいおりん!チ○ポとアナル輪姦大好きのマゾアイドル兼マジシャンって路線もウケるぜ、きっとwww」

伊織「そんな違うっ、これ、っ♥粘液と、触手のせいなのっ♥そ、それにお尻にチ○ポっ、ひぃっ♥♥ち、チ○ポぉぉっ♥♥」

とんでもなくひどいことを言われて焦り、頭がまとまらないまま反論しようとして、言葉がちぐはぐになる。
そこへ後ろの戦闘員がまた深々とお尻にチ○ポ突っ込んできて、それにお尻もたたかれて。
活発になった触手がクリトリスの皮をむいて、直接、細いやつがちゅって吸いついてきて、頭まっしろに、されちゃう♥♥

「なんだ、やっぱりチ○ポ好きなんじゃねえか。なら問題ねーな」
「ちーちゃんといいミキミキといい真美ちゃんといい…マジシャンには触手チ○ポ大好きっ子しかいねえのか?ははは!」

連中の野次るような言葉や笑い声も、どこか遠くに聞こえる気が、してしまう……
でも、そのとき背中から聞こえてきた声で、また現実に引き戻された。

「そろそろ…俺も、イキそうだっ、シャイニング・イオリの…ケツマ○コで、イクぞ!!」
897 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:25:11.13 ID:P6qkC9b+0
伊織(いやぁあぁっ♥♥ま、またぁ……♥お尻、おしりに出されちゃうぅ!?)

まだお尻の中がたぷたぷにされてる気がしてるのに、そこに追加で射精されちゃうなんて。
しかも、ただの精液じゃなくて、身体をおかしく、いやらしくされる媚薬粘液を注がれちゃう、なんてっ♥♥♥

「うぅっ!?………へ、叩いてもないのにそんなに、ケツ穴締めやがって。期待してんだな、シャイニング・イオリ様、は」

伊織「……ち、違うっ、わたしぃ♥そんなこと、して、あぎっ♥♥んぉ、んほぉぉっ♥♥」

考えただけで、身体が正直に反応してしまって、それを即座に見抜かれた。
せめて口では否定しようとしても、貪るようにピストンしてくる男の動きに言葉を奪われてしまう。

「あーっ、あ”、上がってきたぞぉ……注いでやる、マゾマジシャンのアナルに、チ○ポ汁、出してやるっ!」

伊織「やだやだやだぁっ!いや、やめなさいよっやめて、っうあぁ♥♥ほんとにだめ♥♥許してっ出さないでぇえ!♥♥」

どちゅっぼちゅっと重たく湿った音を響かせて、黒タイツのピストンがお尻に叩きつけられてくる。
中のチ○ポがぶるぶるって震えて、サイズが倍になっちゃったかと思うくらいに、ぶくぅって膨れてる、っ♥♥
そして、いったん大きく引いたあとで思いっきり、奥底までえぐるみたいに入ってこられて
思わず息をのんでしまい、なにも考えられなくなった瞬間、背中にのしかかる戦闘員が大声で叫び始めた。

「おぁ、お”ぉっっい、イく、ぅう……っ!うぉぁ、出る、ツンデレケツマ○コに種付け、だっ!」

伊織「やぁっ、だめぇ、らめっ、あ、ぁ…♥♥あぁっ♥あひぃぃいぃいーっ♥♥♥」

男が体をがくがくと痙攣させてるのが、伝わってくる。それにわたし自身も、気づいたら身体の震えが止まらない。
チ○ポがお尻の中でまた跳ねまわるみたいに暴れて、びくんってするたびに、ねばねばの液がわたしの中、入って……♥♥

伊織(びゅくびゅくってしてる♥♥熱いの流れ込んでくるぅっ!♥♥気持ち、……わる、い、ぃい♥こんなのいやぁっっ♥♥)

「まだまだ、出るぞぉらぁあっ!大好きなアナルで、全部、ありがたく受け取れっ、うっ、お、ぉお!?」

伊織「ぁあっ♥♥やぁんっ♥♥ぬ、抜いて、抜きなさいよぉお♥♥チ○ポ♥んぉおお♥♥だめだめぇっもう出しちゃいやぁ♥♥」

痛いくらいに腰を引っ張られて、わたしのお尻は黒タイツの下腹部にぴったりと密着させられていた。
どこにも逃げ場のないその状況で、戦闘員チ○ポはなおも灼熱のどろどろした汚い液を吐き出し続けてきて、
勢いもぜんぜん弱まらないし、それに最初よりお尻の穴の中がもっと、もっと熱くなっちゃってる♥♥

伊織(だ、だめ、がまんしなきゃ、だめ…♥♥気持ちよくなんて、ない、こんなの♥♥熱いだけ、媚薬のせいなんだからっ♥♥♥)

前のときは、春香とのユニゾンのこともあって、お尻をレイプされるだけで何度もイかされてしまった。
今度は絶対そんなことにならない、人数だって前とほぼ同じだし、違うのはこの触手服と、それに媚薬粘液のこと、だけ……

伊織「……あっ、あ、待っ………♥♥ひうぅうっ!?♥♥」

長々とわたしの中に精液を吐き出していた黒タイツがようやくチ○ポを引き抜いた。
まだ十分すぎるくらいに太い先っぽの部分で、抜け落ちて行くときにぬるんとお尻の中を撫で上げられ
その感触だけで全身にぴりぴりした痺れみたいなものが走り抜け、思わず声が出てしまう。

「ふぅぅ…っ、最高だったぞ、シャイニング・イオリぃ……催淫ザーメン、思いっきり注いじまったぜ、ひひ」

肩で息をしつつも、わたしをにやにや笑って見下ろして、つい今まで相手させられていた戦闘員が声をかけてきた。
こっちも体力的には相当キツいところ、できるだけの敵意を込めてにらみつけてやる。

伊織「……はっ、あっという間、だったじゃない……♥この程度じゃ、この伊織ちゃんは、参らないわ、よ……!」

「ほぉ、そんだけ強がり、言えたら、大したもんだ……またすぐ、ケツにぶちこんで、アンアン言わせて、やるから、楽しみに待ってろよ」

わたしの精一杯の挑発にもその黒タイツはまるで動じなかった。
息は荒いけど、にやにや笑って、股間のモノをまだびんびんにしたまま、こっちを見て……

伊織(あれ………?)

前のときと何か違うような気がした。

伊織(……生理的に、男って、その、射精……が済んだら一時的に、疲れたりとか……するんじゃ、ないの?)

でも目の前のそいつは薄いタイツごしにびくびくと立ち上がったソレを隠そうともせず、わたしと向き合っている。

「いおりん、好きだからってチ○ポガン見しすぎー。そいつのがそんなに良かった?」
「気づいてるか知らねーけど、顔、さっきより赤くなってるぜー」
「ああ、それに目もとろーんってなっちゃって、○学生でももうすっかりメスの顔だな!」

伊織「っ、ば、バカ言ってるんじゃ……!?」

別のやつらの野次にぎくりとさせられる。
あくまで、見てたのは観察のためであって、こんなの好きなんかじゃないのに……!

「俺らもともと体力派だけど、今回、そっちもばっちり強化済みよ。1回や2回射精したくらいじゃビンビンだぜ」
「響様にお願いして、タマまでパワーアップさせてもらったし。精液もそうそう枯れないから安心してくれよな、いおりん」
898 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:25:41.73 ID:P6qkC9b+0
「ああ、何より相手はあのいおりんだ、萎えるワケねーって。全員最低でも、5回…いや10回はイケる!」

伊織(…………!?)

聞きたくもないし、まして理解なんかしたくない、でもすぐに理解できてしまう絶望的な事実を、次々に突き付けられた。
つまり、こいつらは実質、見かけの人数よりもずっと多いんだってことで………
しかも前のときはまだ春香と二人だったのに、今度はわたし、ひとりで、こいつら……全員、と…!?

伊織「………ひ、っ!?ちょ、ちょっと、ねえ、待ちなさい、よ……!」

呆然としていたところを、腰の両側を男の手につかまれて我に返った。
弱気なところは絶対見せたらいけないのに、声が情けなく震えてるのが、自分でもわかってしまう。

「おお、弱気になった感じで、俺らのSっ気引き出すプレイ?さすが演技派、わかってるねぇ」
「何言ってんだよバカww火力特化でいつでも強気のツンデレいおりんに限ってそんなわけ、ないだろwww」
「そうだ、なあいおりんアレ言ってくれよ!一度生で『チ○ポなんかに絶対負けない!』って言うの聞いてみたいんだよ俺!」

何がおかしいのか、最後のやつの言葉を合図に、ほかの連中がいっせいに大笑いする。
気持ちとしてはその文句の通りでも、そんなことをいちいち口に出したくなんかない!

「あ、それ、俺も聞きたいかも。シャイニング・イオリ、やってくれる?」

後ろからわたしの腰をホールドしているやつが、まだ笑い声の消えない中、急に耳元でつぶやいた。
生暖かい息が耳をなでていく感触に背筋がぞわぞわして、……お尻の熱さも、いっしょになって、身体を走り抜ける。

伊織「な、なんでわたしが、そんな、こと……」

「ちゃんと最後まで言えたら、今すぐアナル犯すのはやめてあげてもいいよ」

そう言いながら後ろの黒タイツが腰を軽く突き出してきて、やけどしそうに熱い肉がわたしのお尻をやわらかくつつく。
さっきのと同じ、か、下手したらさっきのより、さらに熱く感じる……こんなの、今すぐ入れられたら……♥

伊織(…なにかの罠、かもしれないけど……ほかに、選択肢がない以上、やってみる価値はある、の、かも……?)

みじめすぎる、とどうしても思ってしまう気持ちは、なんとか頭の隅に追いやる。
それを言うならもうすでに、二回もお尻に精液を流し込まれてる方がよっぽどみじめだった。

伊織「そ、その………チ○ポ、なんかに………」

「あー、待って待って、もっと大きな声で。それに、誰が、って主語までちゃんと、言ってくんないと」

風ってほどじゃないけど、でも熱すぎる空気の動きと同時に、じっとり粘りつくような声が耳から忍び込んでくる。
いつの間にか、さっきまで大騒ぎしていた周りの連中も静かになっていて、わたしの声に耳を澄ましているみたいだった。
あんまり調子に乗るな、と後ろのやつを振り返って言い返そうとした瞬間、
お尻の穴のあたりに柔らかくて固い肉棒が当たり、反論はもちろん、それ以上考えることもできなくされる。

伊織(い、入れられちゃう、すぐ、すぐ言わないとっ!?)

伊織「わ………わたし、は、シャイニング・イオリはぁっ!絶対……その、チ、チ○ポ♥、に……」

わたしが言葉をこぼすたび、目に見える全員が顔に浮かべる下卑た笑いが、いっそう大きくなる。
それはもうできるだけ見ないようにして、必死に恥を捨て、わたしはもう一度息を吸い込んでから声を張った。

伊織「………っ、シャイニング・イオリはチ○ポなんかに、絶対、」

でもやっぱり、耐えられない。これ以上はどうしても、目を開けてられない。
だから思いっきり目をぎゅっとつぶり、わたしはもうやけくそになって、最後の単語を叫

伊織「負けっへえぇぇえぇっ♥♥♥♥んほっ、おほぉぉお!?♥♥♥♥」

ぼうとした、まさにその瞬間、ずどん、と音がしそうな勢いで、熱くてぶっとい戦闘員チ○ポ♥♥にお尻を奥まで貫かれた。
閉じてた目を反射的に開けたはずなのに、何も見えない、目の前、真っ白にされちゃってるぅっ♥♥♥

「残念、最後まで、言えなかったねー、……って、お、おぉこれ、ほんっと、キツい、なっ!」

伊織「ず、ずるい、ぃ、だって今の、おぉぉっ♥♥♥やめっ♥♥お尻っ、もうレイプしないってぇぇ♥♥」

「『ちゃんと最後まで言えたら』、ね、ふっ、ふぅっ……!仮に、言えてても…、俺以外の奴が、ヤってたと思う、し!」

背中の黒タイツは、にやにや笑ったような声でそう言ったきり、返事もしないまま、わたしのお尻をぐちゅぐちゅかき回し始めた。
そして、聞き耳を立ててた周囲のやつらが、また下品な声で騒ぎ始める。

「なんだよさっきの声ー。マジメにやれよ、いおりーん」
「見事なくらいあっさり負けたな。シャイニング・イオリはチ○ポに絶対勝てない、っと…」
「宣言はしてからすぐ堕ちる、ってのがポイントなのにwww負けない宣言の最中に堕ちるとか早すぎだろwww」

「……しかし、媚薬粘液ってすげえ効くのな。自分の体から出るものなのに、ちょっと怖くなってきた」
「今さらだろ何言ってんだ。いおりんをチ○ポの虜にするためならなんでもするって俺ら、誓ったじゃねーか!」

そんな男たちの声ももう、あんまり聞こえなくなってきていた。
じゅぽっじゅぽっってチ○ポ出入りする音のほうがずっとおっきぃ、それにお尻あつくて、なにも、考えられないいぃぃ♥♥

伊織「ぁあぁ♥♥うそつきぃ、へんたい……ぃっ♥♥お尻、おひりぃぃ♥♥チ○ポ、いやあ、負けない♥じぇったい負けにゃいぃぃ♥♥」

自分で自分に言い聞かせようと思って、しぼり出した声ですら……なんとなく、遠く聞こえる気が、しちゃう……♥
899 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:26:13.31 ID:P6qkC9b+0
………………
…………
……

伊織『ぁあぁ♥♥うそつきぃ、へんたい……ぃっ♥♥』

春香(…………やめて、やめて………、もう、やめて…………!!)

わたしが閉じ込められているのとよく似た部屋の中で、伊織が、床に這いつくばらされていて。
後ろから次々にのしかかる男の人たちに、徹底的にお尻をレイプされていました。

伊織『お尻、おひりぃぃ♥♥チ○ポ、いやあ、負けない♥じぇったい負けにゃいぃぃ♥♥』

春香「い、伊織ぃぃー!!伊織っ、しっかりして……負けちゃだめぇ、伊織っ!?」

こっちの声は聞こえてないのかもしれないですが、だからって、こんなものを見せられて、黙ってられませんでした。
そして伊織はもちろん、その部屋にいるたくさんの男の人たちも、わたしに返事なんかしません……

顔まではっきりはわからないけど、伊織の周りにいっぱいいる黒タイツの人たちはたぶん、
前に伊織とわたしを捕まえて、それから…伊織のお尻と、わたしのお○んこやお尻をたくさんレイプしていった人たち、でした。
あっちの部屋にあの人たちが大挙して入ってきたときの伊織の反応も激しかったし、
それに…わたし、なんとなくだけど、カン、みたいなもので、前と同じ人たちだってわかる気がします。

春香(この間もそうだったからって、また伊織の、お尻ばっかり……あぁ、ひどい…!)

いまわたしには、伊織と、伊織の後ろで腰を振る男の人を、ほぼ真横から映してるらしい映像が見せつけられています。
そのせいで、伊織のぷりっとした小ぶりな可愛らしいお尻に、黒ずくめの戦闘員の人のモノが……
お○んちんが、ずぽずぽって激しく出入りしてるのがはっきり見えてしまって……、でも、どうしようもありません。

『ああ、そう?俺はどっちでも、いいけど。負けたくなったら、いつでも、イってよ……っふ、くっ、よ、っ』

伊織『あぅっ、ひゃあぁあっ!?♥♥♥そ、それいやぁ♥♥ぐりゅぐりゅかきまわすの、や、んひぃぃ♥♥♥』

伊織の細い腕をひじくらいまで覆ってる、薄いピンク色の…ピンク色「だった」グローブも、今ではぜんぜん違うものに変貌していました。
ピンクというより肉色の毒々しい触手がその表面からもいっぱい、めちゃくちゃに生えてきていて、
左右のグローブから伸びたそれがぎっちり絡みあい、元から一つのものだったみたいになってくっついています。
それと一緒に、伊織の両腕も、背中に回した状態で拘束されていました。

そして、伊織のマジシャンの衣装そのものは、特に破かれたり脱がされたりはしていないように見えます。
でもときどき、その衣装全体が、伊織の体の表面で波打つみたいに動くのがわかりました。
中に…布地の裏に、なにかいるみたいに、ひどいときはピンクのスカートがひとりでに、伊織の太ももに張りついていったりして……

春香(美希のと、同じだ、トラップで服とくっついちゃった触手が伊織のこと、いじめてるんだ……)

黒タイツの人たちはどの人も、伊織の腰を逃げられないようにがっしりと後ろからつかみ、
…その、腰、を、伊織のお尻に、何度も何度も激しく打ちつけることだけをしつこく繰り返しています。
そのかわりと言わんばかりに、本来は伊織の身体を覆って守る役目のはずの衣装が、伊織を弄んでいました。

伊織『お尻っおしり、やめ、んんっ♥♥触手もいやあっ♥♥やめて、こんなの気持ちよくなんかないぃぃ♥♥』

『そのわり、いおりんのアナル…締めつけてくる、し!中はぐちょぐちょであったかくて、気持ちいい、けど、ね?ほら、ほらっ』

伊織『ああぁあん♥♥♥い、嫌ぁあっ♥♥ちがう違うのぉっ、これ♥あんたたちのっ、精液♥♥媚薬のせいなんだからぁあ♥♥』

淡々とした口調で喋りながら黒タイツの人が腰をくねらせるたびに、伊織が頭をのけぞらせて叫びます。

………その激しい抵抗や、言葉とは、裏腹に…一人目の人よりその次の人のときのほうが、
そしてこの、三人目の戦闘員の人のおち○ちんを相手にさせられてる今の、ほうが、
伊織の顔も声も表情も、しぐさの一つ一つまでも、いやらしいものになってしまってるように見えて、仕方ありません……

春香(…さっきの話で、はっきりした、千早ちゃんも美希も、それに真美も、もちろん伊織も…あれのせいで、おかしくされてるんだ…!!)

黒ずくめの人たちがにやにやいやらしく笑って伊織に説明していた、媚薬粘液、という言葉。
どこかで前にも聞いた気がするのに、さっき話に出てくるまで、わたしはすっかり忘れてしまっていました。
あの……千早ちゃんと真美を襲っている、大量のイソギンチャクみたいな生き物も、
砂漠に何匹も潜んでいるらしい、美希をお腹のなかでレイプしているイモムシみたいな敵も。
それに、彼らの話では、いま伊織と一緒にいる戦闘員の人たちもみんな、女の子をいやらしくさせるそれを、体から出せるみたいです。

春香(わかったのはいいけど…でもそれ、どうやったら防げるの…!?い、いやまず、ここから脱出、しなきゃ!!)
900 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:27:17.64 ID:P6qkC9b+0
焦るばっかりですぐには行動に移せない、そもそもどうすればいいのかもわからないわたしが見てるうちに、
伊織と黒タイツの人たちの映像にまた変化がありました。それも、とても見ていられない、見ていたくないようなものが……


『そうだった、っけ。じゃ、さらに追加して、いおりんを……もっと、いやらしいメス猫マジシャンにしてあげよ、ぅぅっ!!』

伊織『え、なっ…ぁあぁあ♥♥♥そんなっいきなりぃ♥♥ひっ、んひーーーーっ♥♥♥お、おぉ”♥♥ぉっ♥♥』

それまでと声の調子はあまり変えないまま、黒タイツの人が急に、伊織の背中に覆いかぶさりました。
同時に、伊織の声のトーンが一気に跳ね上がって、下敷きにされた小さい身体もびくっ、びくっと大きく震えています。

伊織『またぁあっ♥♥♥出てる、やだ、やらぁ♥♥媚薬ザーメン出てゆっ♥♥♥出されちゃってるぅぅ♥♥』

『俺、もともと、量、多いんだ……っ、まだ、こんなもんじゃ、ないよ?あぁ出る…いおりんの、アナルに全部、出すっっ』

伊織『そんなっ♥♥もうらめぇえ♥♥おしり、わたしのお尻ぃぃ♥♥いっぱいにしちゃいやぁっ♥♥♥』

その戦闘員の人が言ったことは本当みたいで、びゅぐっ、びゅーっ、と言う音がわたしのところにまで聞こえ続けてるのに、
黒タイツを着た大柄なシルエットはまだ、小柄な伊織にのしかかったまま、離れません。
男の人らしく大きな、がっしりしたお尻のあたりがぶるぶると震え、中から何か絞り出そうとするみたいに、蠢いています。

伊織『ま、まだ、ひんっ、出すのぉ!?♥♥もう、十分でしょ…あぁんっ♥♥抜きなさいよぉ♥♥バカぁっ変態ぃいっ♥♥』

自分の中に入り込んだ男の人のお○んちんが、いつまでも終わらずにびくびくってして、熱いどろどろを中に吐き出し続ける…
想像しただけで、まぎれもない悪夢でした。そして、前にもたっぷりレイプされたお尻でそんなことをされちゃったら、
いくら伊織でもどんどん追い詰められていくのも当たり前で……その様子が、映像越しですら、見えてしまってるみたい……

伊織『あ”、ぁぁ、あ ……〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥………っ、はひっ!?♥♥♥』

黒タイツの人はぐりぐりと自分のお尻を、腰をひねり、伊織のお尻を上下左右にかきまわすように動かしました。
今では伊織はもう、すっかり顔を床に伏せる姿勢になってしまっていましたが、
それでもときどき耐えきれないみたいに頭を後ろに大きくのけぞらせ、声にもならない息だけの悲鳴を吐き出します。

伊織の後ろの戦闘員の人がもう一度、ぐりぃぃっと腰をくねらせ、伊織のお尻を深く、深くえぐります。
そしてすぐに、全体重をかけて、まるで伊織を押しつぶすみたいにしながら……大声で叫んで、身体を震わせました。

『う、くぅ、これも……、響様の改造の、おかげか、な!ほらいおりん、シャイニング・イオリっ!チ○ポに負けちゃえよ、イケっケツ穴でイケぇえっ』

伊織『いやっ絶対ぃっ…やぁんん♥♥♥♥うそ、ぁあぁっだめだめだめだめぇえっ♥♥い、イク、イカされちゃうっおしりぃ♥♥♥イクぅぅうぅぅううぅ!?♥♥♥♥♥♥』

間髪を入れずに伊織が上げた叫びは、その人の声にも負けないくらい大きくて、ずっと高くて、とてもよく響きました。
悲鳴のような声を上げ続ける伊織の小さな全身ががくがく痙攣して、反応のすさまじさを物語っています。

伊織『やだっ、やあ♥♥いやっっ♥♥♥精液なんていらないっ♥♥♥媚薬粘液いやぁあ♥♥♥や、あんっ♥ぁあぁああーーーーー………♥♥♥♥♥』

『………、ぐぅっ!おっ、おふぅぅ、う……………っ。…はぁっ、最高だった、いおりん、っ』

戦闘員の人が、お○………ペニス、を引き抜いて、伊織の腰から手を離したとたん。
伊織はひざを支えることもできなくなったみたいで、ずるずると床にへたりこみ、うつぶせになってしまいました。

春香(………伊織も、あの気の強い伊織まで、千早ちゃんとか美希みたいに…いま、イカされ、て………)

伊織『はぁ……はぁ、や、めて………♥♥おしり、お尻、もう嫌…………ぁ♥♥♥戦闘員チ○ポ、いやぁっ♥♥』

ぐったりと横たわり、伊織はうわごとのように拒絶の言葉を力なく繰り返していました。
その表情にも目にも反抗心みたいなものはほとんど見当たらなくて、どこを見ているのかもはっきりしません。

『あーっクソ、二人だったか。いくらマジシャンが弱いつっても三人は耐えるだろ、フツー』
『へへへ、わりーな。んじゃ約束通り、先行かせてもらうぜー』
『チクショー、それもこれもいおりんがド淫乱なせいだ…!あとで死ぬほどイかせてやるかんな!?』

伊織のそばにいた黒タイツの人たちがそんな会話を交わしたかと思うと、うち一人が倒れたままの伊織に歩み寄ります。
もちろん、介抱するとかの目的じゃないのは明白で、むしろ直前の話の内容から、したら……

春香(信じ、られない、あの人たち賭けてたの…!?伊織が、………何人目でイっちゃうか、って………そんな!)

『てことで、寝てる場合じゃねーぞいおりん。…しかしこれ起こすのめんどくせえな』

寝たままの伊織の足を軽く開かせると、次の黒タイツの人は、床にうつぶせになった伊織の太ももあたりに座りました。
そして自分は上体を軽く浮かせて、伊織の身体の上で腕立て伏せをするみたいな姿勢になると、そのまま、腰を、下に………

『お……らよっ、とぉ!!』

伊織『んぉおぉっ!?♥♥♥♥そんっ、いや、待ってぇっっ♥♥いま、らめっおほぉおぉ♥♥♥』

打ち込む、とでも言わなきゃいけなさそうなすごい勢いで、またお尻に……入れられ、て、伊織が甲高い悲鳴を上げました。
901 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:27:55.65 ID:P6qkC9b+0
そんな伊織にはお構いなしに、戦闘員の人はいやらしい腕立て伏せを始め、好き勝手なことを言い始めます。

『おぉ、っ、あったけぇ……締まるぅ!ぬるぬるで、いいケツマ○コだぞぉ、いおりん』

伊織『いやぁ♥♥わたし、そんな、いひぃいぃぃ♥♥♥やらぁっ、おしり♥♥じゅぼじゅぼしないでよぉっ♥♥♥』

『イったばっかりで、またケツ穴ほじられるの、最高…だろっ!?もっと深いのが、いいよな、それ、おらっ!』

伊織『なに、言ってぇ…、おぐぅぅ♥♥♥♥んほぉっ♥♥♥お♥♥♥おぉ”ッ、おほ、ほぉぉ♥♥♥』

伊織の、つるんと丸いすべすべのお尻の間でぬぽぬぽと出入りが繰り返されるたびに、
男の人のモノが出てくるたびに、白くてどろどろしたなにかが掻きだされてくるのが、全部見えてしまいます。

『ふひひっ、この…媚薬ザーメン、俺のチ○ポにまで効いて、くるッ…!いつもより、調子いいぞっ』

伊織『や、やめ、なしゃいぃっ♥♥♥今はぁっ…んひっっ♥♥♥び、敏感なのぉっ、おしりだめなんだからぁああ♥♥♥』

『そうか、そう、かぁ、また、ケツイキしそうなんだなぁ…?遠慮すんな、いおりん、おら大好きなチ○ポだっ』

伊織『いやっ、ああぁん♥♥♥チ○ポっ♥♥♥いらないっ、もうチ○ポいやぁ♥♥♥やめて♥♥やめへぇえっ♥♥♥』

必死に声を張り上げてはいますが、伊織はもう身体が動かせないみたいでした。
首を振ることすらしないで床にべったりと顔やおなか、全身をくっつけ、
背中に馬乗りになって激しく腰を振る黒タイツの人にされるがままになっています………




わたしはただ、なすすべもなく映像を見ているだけでしたが、そこで急にひらめきました。

春香(……………そう、だ!千早ちゃんや美希は、すぐには無理…かも、でも伊織なら!!)

さっきから見ていて、伊織がいま襲われている部屋と、わたしのいる部屋はやっぱりとてもよく似ています。
つまり、見た目からしてぜんぜん違う千早ちゃんや真美、それに美希が閉じ込められている砂漠よりは、
伊織がいる部屋のほうがわたしの現在地から近い可能性が高いはずです!

春香(こっちの部屋には、まだ何もいない…伊織のところにわたしが行けたら、助けてあげられるかもっ!?)

手や腕はまだ、あの黒く光る手錠みたいなもので縛られてるけど、がんばれば、立ち上がることはできそうでした。
そうと決まればとりあえず、まずは今いるここの部屋から急いで出ないと………!

春香(……伊織のいる部屋には、ドアがあった。てことはわたしのいるここにも、きっと………)

最初の問題は、改めて見渡してみても、わたしのいる部屋の四方の壁にも、
もちろん床や天井にも、ドアらしきものがどこにもついていないことでした。
窓とかもないので、仮に伊織のところと同じ場所に隠しドアかなにかあるとしても、どの壁かがすぐにはわかりません。

春香(ここに来たときもワープさせられたみたいな感じだったし……焦っちゃだめ、落ち着いて、考えよう………ん?)

よく見るとわたしのいる部屋の天井には小さい穴がいくつも空いていて、シャワーみたいになっていました。
空気穴、かなにかなのかもしれません。伊織の方にこれがあるかどうかはよく見えませんでした。
ただどっちにしても、こんなに小さいところから出て行くなんてとても無理です。

春香(ほかに……そう、たとえば壁をなんとか壊しちゃうとか!まず、どこか脆そうなところは?)

いろいろ考えるより前に、壁に近づいて、もっとよく確認してみる必要がありそうです。
転ばないように気をつけてバランスを取りつつ、足だけで、なんとか立ち上がってみようとしたときでした。

春香「……ひゃあぁっ!?つ、冷たぁっ!?」

ぴちょん、って感じの音がして、首筋あたりにいきなり水滴が落ちてきます。
思わずびっくりして大声を出してしまって、その拍子に、立ち上がりかけていた腰がすとんと落っこちてしまいました。
とはいえ中腰にすらなってないくらいだったので、軽い尻もちくらいの感じで済みましたけど……

春香(もう、なんなの急にっ!今までこんなの落ちてこなかったのに……)

またいきなり身体にかかっても嫌なので、座ったままずりずりと少し動いてその場から離れます。
そしたら今度こそ、慎重に立ち上がって……

部屋のどこかで、たった今聞いたのと同じような、ぴちょん、という水音がしました。
聞き間違いかな?と思った瞬間に、また、ぴちょっ、と聞こえてきて。
そして一瞬のあと、夕立が降り始めたみたいな勢いで、水滴がしたたる音が一気に激しさを増します。

春香(え………?な、なにこれ、いったいどうなって………!?)

さっき見つけた天井の穴、たくさんあるその全部から水滴が落ちて来てるみたいでした。
できるだけかぶらないで済むようにしたいとこだけど、部屋の中に傘になるようなものはどこにもないし、
そもそも座ったままのこの姿勢じゃ、そんなに早く動いて避けるなんて無理です!
902 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:28:46.34 ID:P6qkC9b+0
春香(…………終わっ、た……?なんだったの、今の?)

室内の雨みたいなそれがどのくらい続いてたのか、感覚が曖昧でよくわかりません。
気が付いた時には水滴はまったく落ちて来なくなっていて、かわりに部屋の床がかなりの範囲、水浸しになっていました。

それだけでも湿度が一気に上がったみたいであんまり気持ちいいものじゃないのに、
いまでは変なにおいがわたしのいる部屋をいっぱいにしていました。

春香(うぅ……っ、これ、なんのにおい!?いま落ちてきてたの、絶対水じゃないよぉ……!)

なんともいえない……極限までぬるくした潮風、みたいで、でも後味がどこか甘ったるい、ような……?
今までこんなにおいかいだことないし、すごく気持ちわるい、って断言できます。
……できる、はずなのに、なぜか同時にどこかで知ってるような気がして、よけいに気味が悪いです。

春香(い、いや、今は、そんな場合じゃなくて……早くここ出て、伊織のとこ行ってあげないとっ)

ぐちゅっ、と、さっきまでの水音とは違う、粘着質な音が響きました。

春香「え?」

もちろん部屋の中にいるのはわたしだけです。
壁や天井、床にも、さっきので水浸しになってる以外、特に変わった様子はありません。

春香「な、なに………?何かいるの!?」

よせばいいのについ口に出してしまって、自分で後悔しました。
どう見てもわたししかいないのにそんなこと言ったら、変に意識しちゃって、不安になるだけなのに。

春香「………っ、きゃぁああぁっ!?」

目の前何メートルかのところにいきなり、ものすごく巨大なものが姿を現して、今度こそ大声で叫んでしまいます。
床から、それこそ魔法みたいに、とてつもなく大きな、質量のあるなにかが生えてきて……!

春香(………なに、これ!?大き…いっ、ぶよぶよして………でも、透けてて、向こうが見える……!?)

単純な高さだけ見ても、わたしの身長よりずっと上で、見上げることになってしまいます。
それに横幅も相当のサイズで、大人の男の人……たとえばプロデューサーさんを基準にしたとしても、
少なくとも5人分くらいか、それよりもっと大きいくらいの、ぐにゅぐにゅ動くかたまり。
わたしの目の前にいるのはそういうものでした。

春香(さっき、降ってきてたの、水じゃなくて……これ!?これが小さい粒に分かれて……また、合体して……)

ぶじゅぶじゅと胸が悪くなりそうな音を立てながら、その半透明のものは絶えず形を変えています。
目とか、耳とかはぱっと見たところ、ないみたいだけど……これ、わたしのことに、気づいてるんでしょうか?

春香(正体が、わからない……ちょっとずつ、下がって、距離を……)

響『あれー、春香!?そこは感動の再会の場面でしょ、もっとこうほら、がばーって抱きつきに行くとか!』

春香「っっ!?」

とつぜん響ちゃんの声が聞こえてきて、座ったままなのにわたしはついバランスを崩してしまいました。
完全に転びこそしなかったものの、ちょうど浮かせかけていたブーツが床にぶつかって、大きな音を立てます。

半透明のよくわからないそれが、顔なんてどこにもないのに…音を聞きつけて、こっちを向いた、気がしました。




雪歩(あ、ぁ、春香ちゃん………春香ちゃん、までぇっ…♥)

間違いなく、『あの』スライムでした。春香ちゃんと千早ちゃんをフォトスタジオでつかまえて、
プロデューサーや美希ちゃん、そしてわたしが見ている前で……とてもいやらしいことばかりしていた、あれ、です。

春香『あぁっ、い、いや、来ないでぇ………!』

しかも、前にわたしが見たものより、さらに大きくなってるように見えます。
それが全身をぐちゅぐちゅ変形させながら、座ったままでほぼ動けない春香ちゃんにじわじわ迫っていました。

春香『あ、っ!?や、やめ………きゃああぁあっ!!』

なんとか距離を取ろうとする春香ちゃんに向けて、とても大きなそのスライムは
体の一部を床に這わせてじゅるじゅると伸ばしました。春香ちゃんが足を引っ込めようとしたのは間に合わず、
ブーツの足首辺りをつかまえられた春香ちゃんは、ずるずると本体に向けて、引きずられて、いきます……

貴音「すら美殿は、見かけの割には素早いのですよ。ああ、雪歩はもう見ているのでしたね、これは失礼……」

雪歩(あ……♥)

耳のすぐ後ろで、わたしの身体をゆるく抱えている四条さんの声がしました。
903 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:29:22.79 ID:P6qkC9b+0
貴音「つまり、雪歩、もう貴女はわかっているのでしょう?春香が、これからいったい、どうなってしまうのか……♥」

ひそひそ話をする至近距離で、四条さんのやわらかい声が、熱い息と一緒に耳に忍び込んできました。
こんなの、聞いてちゃいけないのに…春香ちゃんを助けてあげなきゃいけないのに、
全身がぞくぞくしてしまって、わたしは、四条さんに返事をすることもできません。

黙ってることしかできないでいるうち、四条さんの手が後ろからそっと、わたしのあごに伸びてきました。
あくまでやさしく力をこめられて、だめ、って思う前に、肩越しに後ろを向かされて……

貴音「んんっ……ちゅ♥ふ………っ、くふ、っ♥」

雪歩(……あ、これ、いけない……のにっ♥しじょうさんに、わたしまたキス、されてる……♥♥)

四条さんの舌も、とろとろって流れてくる四条さんの……唾液、も、とても熱くて、甘くて。
絡みつかれてちゅうちゅう吸い上げられるだけで、全身の力が抜けてしまいます…♥

雪歩(こんな…四条さん、敵、なのに、……♥ …幹部、なんだからっ、敵の……てき、ぃ……)

四条さんはもう、わたしの知ってる四条さんじゃなくなってるってことは、わたしも頭ではわかってました。
いまの四条さんは響ちゃんにおかしくされて、ブラックジャンボの幹部になってしまっていて、
千早ちゃんや真美ちゃん、美希ちゃんがひどい目に遭わされることを、まったく、なんとも思っていません。

貴音「ぷは………♥ わたくしも、すら美殿には、たいそう可愛がって貰いましたので…雪歩も知っての通り、ですよ?」

でも、目の前の四条さんがくちびるを離して、いたずらっぽく笑ってそう言った瞬間……
わたしの頭の中が、何度も夢の中で見た四条さんのいやらしい姿だけで埋め尽くされてしまいます。

雪歩(そう…知ってる、わたし全部、知ってる…♥四条さんがスライムにレイプされて♥ 堕とされちゃうの、ぜんぶ…♥♥)

貴音「しかし、ふむ…春香はまだ下拵えの時間もありそうですね。では雪歩……『あちら』は如何です?」

四条さんの乱れる姿がまた見えてしまってる気がして、ぼんやりしているところを、当の四条さんの声で呼び戻されます。

雪歩(あ、あ、もう…わたし、どれが本当の四条さんなのかも、よくわからない気が、しちゃう……)

まだ頭がはっきりしきらないわたしを導くみたいに、四条さんは細くてきれいな手をすっと持ち上げます。
その指さす先には、たくさんの男の人に取り囲まれた伊織ちゃんの姿が映っていました。

伊織『や、おねがいぃっ♥♥待って、もう、あ♥♥♥ふあぁあぁああーーっ♥♥♥♥』

『ぐへへ……イった、また、イったなぁっ!?もっとケツ穴、締めろっシャイニング・イオリぃ!!』

伊織『あへぇえっ♥♥♥♥い、いや、も…はひぃいいぃ♥♥♥♥もう、おしりこわれひゃうからぁっ♥♥♥♥』

背中で組んだ両手を触手で固定された伊織ちゃんは、その両腕をがっしり男の人につかまれて、
上半身をむりやりに引き起こされた状態で後ろからお尻をレイプされていました。
男の人が容赦なく腰を打ちつけるたびに、細い小柄な身体が激しく揺らされて、すぐにでも倒れてしまいそうです。

雪歩(いつも負けん気の強い、伊織ちゃんが、あんなに…男の人に、いいようにされて……)

『はは、そうか、ならぶっ壊れちまえ、よ、いおりんよぉ!濃厚ち○ぽ汁、アナルにたっぷり飲ませてやるからなぁ!?』

伊織『やぁっ、そんなっもう、許してぇえっ♥♥♥♥おかしくなっちゃう、それもういやぁあ♥♥♥♥』

あのプライドの高い伊織ちゃんが必死になって首を振り、悲鳴を上げて懇願する姿はショックそのものです。
でも、それがショックなのはわたしだけで、その場にいる男の人たちにとってはよけい、興奮をかきたてられるみたいでした。

『ケツ○ンコに種付け…るっ、いおりんのケツ穴をち○ぽ穴にして、やる!イクぞ、ああイク、おぉっイクぅぅ!!』

伊織『チ○ポっ♥♥♥♥らめ、おひりにぃぃ♥♥♥♥媚薬ザーメンらめぇえっ♥♥♥♥こんなの無理っ♥♥♥♥無理よぉっ♥♥♥♥♥』

伊織『やらあっっ、いや、やめなさっひあぁぁん♥♥♥♥い、イクッ♥♥♥♥イクイクイクイっひゃうぅぅううーーっ♥♥♥♥♥』

そして、黒ずくめの人が上げる野太い雄叫びと、伊織ちゃんの甘く響く絶叫が重なり合います。
伊織ちゃんにのしかかった男の人は荒く息をつきながら、ときどきびくぅっと大きく全身を跳ねさせていて、
その動きと伊織ちゃんの身体の震えが、ほとんど同時と言っていいくらい、シンクロしていました。

貴音「ふふ……しゃいにんぐ・伊織もああなってみると、たいそう可愛いものですね…♥」

なにも言えないわたしの耳元でまた、うっとりするような声が…悪魔みたいなことを、ささやきます。

貴音「殿方の精をたんと注がれて絶頂を迎え、悦び、咽び泣く姿……♥♥あれこそ、女子の本懐とは思いませんか?」
904 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:30:24.33 ID:P6qkC9b+0
雪歩(そう、なの…?伊織ちゃんも…千早ちゃんや、美希ちゃん、春香ちゃ………ち、違う!違いますぅぅっ!!)

雪歩「………そ、そんな、そんなこと……わたし、たちは…!」

思わず流されて、一瞬でもその言葉に同意してしまいそうになった自分が、心底嫌になりました。
いくら見た目や声が四条さんだからって、こんなの聞いてたらだめです、まだ無事なわたしが、がんばらなきゃ!!

雪歩「わたしも、伊織ちゃんも…春香ちゃんも、それに、ひゃんんっ♥♥」

見えないところで四条さんの左手がそっと動いて、わたしのスカートの下にもぐりこんできていました。
そのまま四条さんは、わたしのより大きい、やわらかい手のひらで、……わたしの、お尻を……♥♥

貴音「雪歩の声も、大変に可愛いですね…もっと沢山聞きたいのですが、まだ今はお預け、ですので♥」

ぴったり吸いついてくるみたいな四条さんの手が、わたしのお尻をゆっくり撫でまわしています。
ただそれだけ、なのに、いくら四条さんでもこんなことさせちゃいけないのに……
触られてるお尻がすごく熱くって、胸がどきどきして、やめてって、言えません♥

貴音「ところで俗に、気の強い女子は尻穴が弱い、などと言われているそうですが……」

映像の中では、さっき、お尻でイカされたばかりの伊織ちゃんに、次の黒タイツの人が近づいていくところでした。
わたしも、そしてたぶん伊織ちゃんも、何が起こるのかはわかってるはず、です…♥
そして、今度の人はまた突っ伏してしまっていた伊織ちゃんのお尻だけをぐいっと上げさせると………

伊織『……もう、いいでしょ、やめなさいっ…♥♥やめなさ……やめて、おねがい、やめっ、あ”ーーっ♥♥♥♥お”お、おっ♥♥♥♥お♥♥♥』

貴音「ふふふ……あの様子、伊織はまさにその典型のようですね?」

少しだけ体勢は変わっていたけれど、また同じことの繰り返しでした。
あんなにいやがっていたはずの伊織ちゃんは、何度かお○んちんを出し入れされただけで声色が変わってしまい、
どうかすると、男の人に合わせて無意識に腰を振ってしまっているようにも、見えます。

貴音「わたくしも、伊織と同じ気があるかもしれません。その伝で行けば、雪歩のお尻はきっと、丈夫でしょう…♥」

まだわたしのお尻からは手を離してくれないまま、四条さんが今度は少し恥ずかしげにそう言いました。
確かに四条さんは、とても大きなお尻がチャームポイントなぶん、いっぱいいじめられていたのを思いだします。
本人が言うくらいだし、伊織ちゃんと同じで、きっと四条さん、お尻は弱いんです。

そういえば夢でもそうとしか思えないところ、わたし、たくさん見ちゃいました。
スライムにずっとお尻ばっかりにゅるにゅる出入りされて、可愛い声が押さえきれてなかった四条さんも、
触手とスライム両方からずぽずぽされていっぱいイかされちゃったエッチな四条さんも、
そしてイソギンチャクさんの群れに捕まって、たっくさんのおち○ちん触手でお○んこもお尻も全身どろどろにされた四条さんもっ♥♥♥

雪歩(…そう考えたら、伊織ちゃん、もっとがんばってもいいはずなのに。数はだいぶ少ないんだから)

雪歩(あ、そっか。つまり、伊織ちゃんは四条さんより、お尻がずーっと弱いのかなぁ……♥)

映像の中でいやらしい声を上げ、叫び続けている伊織ちゃんを見ながら、わたしはぼんやりと考えます。
そのわたしを、四条さんがにこにこしながら見てるような、気がしました。
905 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/05(日) 01:43:30.36 ID:P6qkC9b+0
今回はここまでです。
ワーオすげえ、まだ2時にもなってないなんて!! よし死ね


ゆきぴょんは…まあアレです。相手が悪い。
だって貴音だもん、あっさり蕩けてもちかたないちかたない。

春香さん? あえて描写せず次回登場時にはいきなり堕ちてることでギャップを(ry
(※しません。ある程度少な目かもしれませんがもちろん描きます)

ただあんまりひっぱるとまたそろそろ3か月すぎちゃうんで……
ていうか3か月コースは残念ながらほぼ確定なので……(汗)



で、いおりんですよ。アナル輪姦ですよ。そりゃ堕ちますよ割と速攻で。
それと、このところずっと触手とかワームとか喋らない責め役ばかり書いていた反動がモロに出てます。
(今回に限らず戦闘員が無駄によくしゃべるのは>>1の趣味です。ぶっちゃけこいつら好き、書くのたのしい)


いおりん輪姦はまだ50%くらいなところですがいかがなものでしょうか。
もうちょいじっくり行ったほうがとは思いつつも、話もぼちぼち進めねばというところとの兼ね合いを考え、
そして最後に自分の趣味を適当に突っ込んだらおおむねこんな感じになりました。

とりあえずはちゃんとエロいといいなあ。…エロいかなぁ(言ってるうちに不安になってくるやつ)



というあたりで、おやすみなさい。
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/05(日) 02:09:41.26 ID:Mr6/gApzO
貴音のようにケツ穴が弱い伊織、貴音のようにスライムに(これから)犯される春香
雪歩を興奮させる要素しかないな、うん
そして伊織は、やよいや律子、春香のチンポを入れられたら鳴いて悦びそうだ

オツカーレ
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/05(日) 06:31:27.07 ID:VozM878W0
乙です。
伊織のアナル責め、いいです。割と早く体は堕ちているぽっいのは前回の敗戦の影響か。その手のことにはお嬢様で無知みたいだと思うけど、かわいいです。
雪歩は最初から抵抗なしになるのか?堕ちるの早い。下準備済みだから仕方ないけど。
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/05(日) 18:49:40.26 ID:418EeaTJ0
他が全員人ならざる者のなか唯一、普通に犯されている故に妙な新鮮さが
まあ、肉体改造がこれだけで終わらなさそうな不穏なフラグもたっているし
(エロを求めるあまりに人としての理性や知性を完全に失うとか、徐々に外も中も怪物化していくとか)

次は雪歩の番かな、どんどん貴音に優しく怪しくエロ指導してもらおう
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/08(水) 16:16:44.07 ID:GLiJMgjVO
何か強くなりそうだし自発的に堕ちてもらおう
910 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/02/08(水) 19:50:18.48 ID:PXwbVIsX0
週末でもないのに珍しくちょっと更新できそうな気配です。

とはいえお約束で、おそらく日付更新直前とか直後とかだいぶ後とかになる気がします。
でも投下自体はできる、きっとできる、たぶん大丈夫……なはずなので、それとなくおまちください。
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/08(水) 21:28:27.83 ID:YqJoe4n50
うぃっす、無理せずに
912 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:33:11.68 ID:PXwbVIsX0
P(あれは……あいつ、は……!)

春香『は、放して……これっ、ぬるぬるして気持ちわるいよぉっ!いやぁあっ……』

俺が以前に目にした、伊織に倒されたものよりもはるかに大きな個体だった。
半透明で、ぐちゅぐちゅ音を立てながら絶えず形を変えている、生き物かどうかも定かでないモノが
その体の一部を伸ばして春香の足先をからめとり、自分の方へ引き寄せていく。
見た目に反して力がかなり強いようで、腰を下ろしていて、手も拘束されたままの春香はろくに抵抗できていない。

P(響が、わざわざ春香にあてがってるってことは……やっぱり、例のスライム、か!?)

汗が顔や背中を伝っていくのがわかる。
まずい、前のときのことを考えたら、春香があれに捕えられるのは、絶対にまずい……



(春香『なかにあついの来てりゅ♥♥♥♥♥スライムち○ぽ♥♥♥♥♥びゅくびゅくしてゆぅ♥♥♥♥♥イくっ♥♥♥♥♥イッグぅぅう♥♥♥♥♥♥』)

(春香『あ、ぁあ♥♥♥♥まだらひてるぅ♥♥♥♥♥おなか、たぷたぷになっひゃう♥♥♥♥♥♥またママにされちゃうぅっ♥♥♥♥♥♥』)



P(………っっっ!)

…………どうしても、フォトスタジオで見た、春香と千早がスライム相手に晒していた痴態を思い出してしまう。
ふたりの上げる艶めかしい悲鳴や、粘つく水音を立てて蠢いていたゲル状の生き物の記憶が、
瞬時に、それもいやに鮮明に蘇ってきて、俺の頭の中でかってに再生され始める。
無意識のうちに唾まで飲み込んでしまっているのに気付き、思い切り頭をふって雑念を追い払った。

P(馬鹿、か、俺は………!?こんなときに一体、なに考えてるんだ!)

P(せめて、春香が凌辱されても、アレのことは思いださないように祈……違う、どうやって助けるか、だろう!?)

自分が何故こんなことを考えているのかが自分で理解できなかった。
あまつさえ下腹部に熱が集まり始めているのに気付き、必死にほかのことに注意を向け、なんとか鎮める。

しかし現実問題として、すぐに打てる手がなにひとつなかった。
第一俺はいま、おそらくは響によって作りだされたバリアみたいなものに閉じ込められていて
この囲いの外へ出ることすらできていない状態だ。気づかないうちに両手の拘束は自由にされていたが、
手を使えたところで光る壁には触れることすらできず、弾き返されてしまうばかりだった。

すぐそばにはまだ雪歩もいる。だが、その雪歩も、とても助けを求められるような状態じゃない。

雪歩「ん、っ……しじょう、さんっ♥あ、あむぅ………ぅふ、っ、ん、ちゅ……♥」

最初は貴音のほうが雪歩の唇をしきりに奪い、そのたびに雪歩はぼーっとした様子でされるがままだった。
それが少しずつ変わってきて、今では雪歩の方から貴音にキスをせがむ素振りすら見せるようになってしまっている。

貴音「は、っ………んんっ、ぷぁ、っ…♥ときに雪歩。春香や伊織のことは、放っておいてよいのですか?」

雪歩「だ、だってぇ…四条さん、どうせ、わたしのこと逃がしてくれない、ですよね…? あ、ぁんっ♥」

熱に浮かされたような雪歩の声が、貴音の手がスカートの中を這い回るのに合わせてさらに切なげに震える。
妖艶に微笑む貴音にくったりと身をあずけて、雪歩はとつとつと言葉を続けた。

雪歩「それに伊織ちゃんも、春香ちゃんも…たぶん、楽しんでる、から♥わたしが邪魔しちゃったら、悪いかも、ですぅ…♥」

P「お……おい!?なに言ってるんだ雪歩!?貴音、雪歩から離れろ、お前が何かしてるんだな!?」

さっき貴音にキスされてからというもの、明らかに雪歩の様子がおかしくなっている。
あの雪歩が、今までの様子を俺とともに逐一見させられたあとで、こんなことを言うとはとても思えなかった。

貴音「はて、何か…とは、なんでしょう?」

くす、と軽く笑って、貴音は雪歩から目を離し、俺のほうを見てそう言った。
その視線に縫い付けられたようになって、俺は貴音の真っ黒な瞳から目を離せなくなる。

貴音「それより貴方様、先ほどから雪歩とわたくしを見る視線に、ずいぶん熱がこもっておられるようですね」

貴音「もしや………混ざりたい、のですか?ふふふ……♥」

P(…………!?)

その妖しい笑顔と有無を言わさない迫力に気圧されて、俺は否定するタイミングを逃してしまう。
たじろいだ俺を見て貴音はにやりと笑みを深くし、言葉を続ける。

貴音「生憎と、こちらは、『まだ』男子禁制です♥ …ですので、あちらに加わりたいと希望されてみては?」

そう言うと貴音は視線だけを動かし、俺がつられてそちらを向くように、巧妙に誘導した。
913 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:33:40.64 ID:PXwbVIsX0
貴音が見やった先の映像の中でちょうど、戦闘員の男がゆっくり立ち上がろうとしていた。
「激しい運動」を終えた直後の呼吸で肩や腹を大きく揺らしながら、その黒タイツの姿が画面の外へ消える。
すぐにそいつが完全にフレームから出たことで、画面には伊織だけが大きく映し出された。

伊織『あ、ぁん♥♥♥はぁっ、あー………♥♥♥♥……も、もう、満足れしょぉぉ♥♥♥やめ、なひゃいっ♥♥♥』

P(い……伊織…………、あぁ……)

両足をだらしなく歪んだOの形に開いてうつぶせになった伊織の着衣には、一見、ほとんど乱れはない。
前回、春香と一緒に戦闘員たちに弄ばれて事務所に送り返されたときと比べれば……
胸もはだけられて、顔といい髪といい精液で真っ白にされていたあのときからすれば、相当にマシ、と言っても通じる。

ただそれは、主に上半身に限ってのことで、足……腰まわりを見なかったことにすれば、というだけの話だった。

伊織『あ……やら、ぁっ♥♥♥おひりぃ♥♥ひらいちゃ、だめ、触手らめってばぁっ♥♥またぁ、あふれ、ひゃうぅっ♥♥♥』

スカートはもちろん、その中の下着だってまだちゃんと履いたままなのに、伊織のそこはひどいことになっていた。
ショーツが真ん中から分かれるように開いて、後ろの…お尻の穴が丸見えにされている。
さっきも見てしまったとおりだし、それに美希がイモムシの腹の中で触手服にされていたのと、まるっきり同じだった。

そして今では、戦闘員の男たちに大量の精液を注ぎ込まれた伊織の後ろの穴を
下着の裏にびっしり生え揃った触手がつつき、さらにはあらゆる方向から引っ張って弄ぶ。
指のかわりに触手を浅く突っ込んで、穴のふちにひっかけるようにして引き、
さらに別の触手が中であふれる粘液を外へ掻きだすためにもぐり込み、ぬちゅぬちゅと音を立てていた。

『確かに、溢れちまうと大変だ。こりゃすぐに「栓」をしてやんなきゃなぁ…』

下卑た声が聞こえたかと思うと、さっきとは別の戦闘員が、フレーム内に入り込んできた。
そいつはすぐに、逃げる体力どころか気力までもはや尽きているらしい伊織のそばにかがみこんでくる。

P「やめ、ろ……やめろ、もう………!!」

俺の制止の声は聞こえていないのか無視されたのか、どちらにしても役に立たなかった。
白く細い背中に覆いかぶさった黒タイツが、伊織を下に敷いて自分も伏せようとしたあたりで、ようやく伊織が叫び始める。

伊織『あぁ、っ!?♥♥やめへっ、どきなさい、よぉ…♥♥♥重い、くるし…っ、やめてって、ば♥♥いや、いやぁあ……っ♥♥♥』

強く拒絶しているはずのその伊織の言葉はしかし、俺にすら、拒んでいるようにはとても聞こえなかった。
それに、おそらくは渾身の力をこめて逃げようともがいているのだろうが、
黒ずくめの体の陰から見え隠れする伊織の細腰が、小さくとも形のいいお尻が
左右にふりふりと悩ましく揺れるさまは、男のモノを誘っている、ようにしか見えなくて……

『へへへ、いやよいやよも…ってか?そぉら、チ○ポだぞいおりん、コイツが、欲しかったんだろ…ぉ!』

ぬちっ…ぬちゅちゅ、ずにゅうぅ……

伊織『やだ、やだっ♥♥やらぁ、いらないぃぃ…っひぃいぃぃっ♥♥♥♥欲しぃ、……く、ない♥♥っ、たら、ぁあぁあぁ♥♥♥♥』

黒タイツの男が伊織の背中にぴったりと密着したまま腰を沈め、合わせて伊織の声も上ずっていく。
力なく開いた伊織の足がぴくぴくと震える間も、ずぷ、ずぷぷ、と狭い穴に肉棒が呑み込まれていく音が止まらない。

伊織『抜き…なさいよ、抜いてぇっ♥♥♥こんな、戦闘員チ○ポ♥♥♥なんて♥♥あっ、お、おぉ♥♥んほぉッ♥♥♥』

『へえぇ、まだツンツンする余裕、あんのか…けど、ケツ穴は、完全にデレてる、な!』

伊織『お♥♥ぉほぉお♥♥♥ぁ、またおしりぃ♥♥♥チ○ポっいやぁあぁ♥♥♥やっ、らめっチ○ポ♥♥♥あぁぁん♥♥』

小刻みに腰をかくつかせ、じゅぽじゅぽと伊織の後ろの穴を掘り返しながら、男が含み笑いをしたような声で言う。
伊織は身体を揺らされながら這いつくばったままで、男の言葉に意味のある返事ができなくなっていた。

『そうだ、いおりん。さっき俺の、チ○ポ、入れられただけで、軽く、イってただろ?』

伊織『ち……ちが、違うっ♥♥イってないぃ♥♥わたし、戦闘員チ○ポなんかでおしり♥♥イかされた…♥♥♥り、して、にゃいぃっ♥♥』

それでも、絶頂を迎えたかどうかの話題に男が触れた途端、伊織は必死になって反論しだした。
その間もしつこく突き上げられ続けて声が震え、ときどきろれつも回らなくなってはいたが、言葉自体は止まらない。

伊織『あんたなんかの、チ○ポでっんきゅぅぅううぅ!?♥♥♥♥♥あ♥♥♥♥ふかい、ぃっ♥♥♥♥』

『そうか、イってない、の、か!悪いことしたなっ、いおりん、お詫びに…、全力でイかせてやる、からなぁ!!』

黒タイツは悔しがるどころか、むしろ嬉しそうに叫び、いきなり腰の動きを深く力強いものにした。
どちゅっ、ぼちゅっと濡れきった肉の立てる重い音が何度も響いて、一突きされるたびに伊織の身体が激しく跳ねる。

伊織『あぁっ♥♥♥♥あーーーっっ♥♥♥♥やめっ♥♥♥やめへぇえ♥♥♥♥ごめんなさいっごめんなしゃいっウソついたのぉぉぉっ!♥♥♥』

日ごろの強気な態度が嘘のように、伊織は髪を振り乱し、ストレートな謝罪の言葉をわめきちらした。
同時に身をよじって少しでも凌辱の魔手から逃れようとするが、男の腕力やのしかかる体の重さがそれをまったく許さない。
914 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:34:09.98 ID:PXwbVIsX0
P(…プライドもなにも、ないくらいに…あの伊織が、そこまで追い詰められて……!)

衝撃に声をかけてやることすら忘れ、俺はただ映像をぼんやりと見続けていた。
画面の向こうからは、周囲を取り囲む男たちの笑い声も聞こえてくる中、尻穴を犯される伊織の声がなおも響く。

伊織『イきましたっ♥♥♥わたしっイっちゃってた♥♥♥♥チ○ポでっ♥♥♥入れられておしり、イかされたからぁあっ♥♥♥♥』

『なんだ、ってぇ!?嘘ついたのか、いおりん、正義の味方…シャインマジシャンの、クセにっ!』

叫び続ける伊織のあられもない告白を聞きつけ、わざとらしく、芝居がかった調子で戦闘員の男が叫ぶ。
もちろんその間も、そいつが伊織のアナルを凌辱する腰を止めることはない。

伊織『わ、わたしが…、はうぅんっ♥♥♥わる、かったからぁ♥♥♥♥ゆるひてぇっ♥♥♥ちゃんと正直に、イったんだからぁっ♥♥♥♥』

『いいや……まずは、嘘つきシャイニング・イオリにお仕置きを、してやんなきゃ、なっ!?』

伊織『お…、おしおき……っ!?♥♥おしおき、なんて……なに、を………♥♥』

すっかり怯えきった様子の伊織が声をそれとわかるほどに震わせ、なおも腰を打ちつけてくる男に、おずおずとたずねる。
そしてその言葉を待っていたと言わんばかりに、男の方はいかにも嬉しそうに唇をゆがめて叫んだ。

『決まっ、てるだろ…!?悪い子はケツにお仕置き、だ!マゾ魔法戦士のケツマ○コにザーメン、注いでやるよっ、へへへ!!』

伊織『そ、そんな、あぁぁっ!♥♥♥いやぁ、もういや…っひぎっっ!?♥♥♥♥あ、ぁおし、りだめ♥♥♥らめらめらめぇえっ♥♥♥』

伊織が顔をゆがめて取り乱し、悲鳴を上げてもがくのも、戦闘員にとっては嗜虐心を煽る好材料にしかなっていないようだった。
体重を思いきりかけて後ろからのしかかり、伊織の物理的な抵抗を完全に封じた黒タイツが執拗に腰を打ちつける。
それだけでなく、大きく円を描くように腰を回して伊織の後ろの穴をぐちゅぐちゅとかきまわす動きまで加え、
俺には、そうしてグラインドされるたび伊織の上げる悲鳴が甘くふやけたものに変わってしまっているように、聞こえていた。

『嫌なことじゃなきゃ、お仕置きにならねえだろ、が!?さぁ、そろそろっ、イクぞいおりん!きっちり全部、ケツ穴で受け取れよぉっ!?』

伊織『やめて♥♥♥やめて、やぁあぁっ出さないでぇっ♥♥♥♥びくびくしてるっ、チ○ポ♥♥♥♥わたしのお尻でふくらんでるぅ♥♥♥』

『うおっ、あぁーーっ、もうザーメン出すぞ……っ、で、出るぅっ!』

伊織『いやぁぁっバカぁっ♥♥♥♥変態ぃっ♥♥♥♥変態チ○ポ♥♥♥♥抜きなさ、っ、〜〜っっ♥♥♥♥あひぃいぃいーーーーっっっ♥♥♥♥』

獣のような雄叫びを上げて、男が大きく腰を、全身を震わせ、どくっ、どくっという液体が流れ込む音がそれに続く。
ほぼ同時に、伊織のほうも……無様で、下品な、それでいて聞いているほうの興奮を煽るかのような…絶叫を、高々と響かせた。

伊織『らめ♥♥♥♥媚薬ザーメンらめぇっ♥♥♥♥♥♥あついぃっ♥♥♥こんな、いっぱいぃい♥♥♥♥らめぇイクの止まらないぃぃっ♥♥♥♥♥』

ピンクを基調にしたスカートはすっかりめくれあがって、裏地の触手がほぼ丸見えになっていた。
隠すもののなくなった伊織のお尻に男の下腹部が密着しているのが、嫌でも目に入る……だけでなく、
その繋がっている部分からぶじゅぶじゅと音を立て、白っぽく泡立った液体がどんどん溢れてくるのまで見えてしまう。
白く、どろどろしたその流れは、戦闘員の黒タイツに包まれた武骨な足はもちろん、
スカートから伸びた伊織の、まだあまり肉のついていない、細く白い太ももやすねを伝って流れ落ちて行く。

P(ありえない、だろ……あんな、あの量……あいつ、あの戦闘員、本当に、人間なのか…!?)

伊織『い、イクぅッ♥♥♥♥♥戦闘員チ○ポなんかでっ♥♥♥♥いや、なのに♥♥♥イカされちゃうなんてぇえ♥♥♥♥くやしぃぃっ♥♥♥♥』

もはや身体を跳ねさせることすらできなくなったらしい伊織は、組み伏せられたまま床に身体を横たえてただ叫び続けていた。
黒タイツの方もひっきりなしに身体を震わせ、腰のあたりがぶるぶる痙攣し、伊織の中へ注ぎ込む動きを続けている。

『へひひ、ひっ!まだ、まぁだ出るぜ…、ケツアクメで狂わせて、やる、オラッもっとイけぇっシャイニング・イオリ!』

伊織『ひぃぃ♥♥♥♥いやあぁーーーっっ♥♥♥♥あ♥♥♥♥んぉぉお♥♥♥♥おひりぃいっ♥♥♥♥イカされひゃうっ♥♥♥♥』

伊織『もういや♥♥♥♥イクのいやっ♥♥♥♥こわれひゃぅっ♥♥♥♥あ、ぁ、またっ♥♥♥イグぅ、いや、いやぁあぁぁあぁ♥♥♥♥♥♥』

トラップで触手服を着せられた上に、ここへ来て大量の、精液……連中の言い草では媚薬粘液、を執拗に注がれ続け、
今では伊織も千早や美希と同じく、すっかり身体を発情させられてしまっているようだった。
何度も望まぬ絶頂を迎え、息も絶え絶えになっている伊織の様子を見せつけられているのに、俺は、何をしてやることもできない……

貴音「どうです、雪歩。あのように無様で、惨めで、愛らしい……殿方たちに肉壺として扱われる、伊織の姿は?」

雪歩「あぁ……い、おりちゃん……♥♥あんなにお尻レイプされて、きもちよさ…♥、かわい、そうですぅ………♥♥」

貴音にささやきかけられた雪歩が夢見心地のまま、とんでもないことをつぶやきかけたように、聞こえた。
915 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:34:44.87 ID:PXwbVIsX0
………………
…………
……


伊織『い、イクぅッ♥♥♥♥♥戦闘員チ○ポなんかでっ♥♥♥♥いや、なのに♥♥♥イカされちゃうなんてぇえ♥♥♥♥くやしぃぃっ♥♥♥♥』


とても気位の高いはずのあの伊織が、なりふり構わず悲鳴を上げ続けているのがずっと、わたしにも見えて、聞こえています。
あんな声を出して、あんな顔をしてる伊織のこと、なんて……わたしは、一度くらいしか覚えがありません。
そう……何人もの黒タイツさんたちに、伊織がずーっとお尻ばっかりレイプされつづけてた…あの廃工場のときと、おなじ……♥♥


伊織『ひぃぃ♥♥♥♥いやあぁーーーっっ♥♥♥♥あ♥♥♥♥んぉぉお♥♥♥♥おひりぃいっ♥♥♥♥イカされひゃうっ♥♥♥♥』


実際に画面越しに繰り広げられている光景も、わたしの記憶にあるのとほとんど変わっていませんでした。
黒づくめの人たちが10人…20人かそれ以上で、真ん中にいる伊織をぐるっと取り囲んでいて。
その全員がタイツの……股間の、ところを、ぱんぱんに膨らませて、にやにやと笑いを浮かべています。


伊織『もういや♥♥♥♥イクのいやっ♥♥♥♥こわれひゃぅっ♥♥♥♥あ、ぁ、またっ♥♥♥イグぅ、いや、いやぁあぁぁあぁ♥♥♥♥♥♥』


両手を触手と一体化した手袋で後ろ手に縛られて、お尻を上げさせられた姿勢の伊織。
黒タイツの戦闘員の人たちは次から次に、そのぷりっとした伊織のお尻にのしかかり、…犯し続けて、います♥♥
しかも、あの人たちが伊織に説明してたことが本当なら…さっきから伊織がお尻に吐き出されてるのはぜんぶ、媚薬粘液♥で……

――でも、その伊織のことだけ心配してあげられる余裕は、いまのわたしにはありませんでした。

春香「はっ、はぁ………っ、んんんっ!?ぁ、あはぁ…♥ …ぁっ、やだ、はなして………ぇ!」

さっき天井の穴から雨みたいに降ってきた液体が、わたしの目の前でひとつにまとまって……
今ではそれは、ぐじゅぐじゅ音を立てながらうごめく、半分くらい透き通ったとても大きなかたまりになっていました。

そして、生き物かどうかもよくわからないこれが体の一部を伸ばしてきて、わたしは逃げ損ねてしまい……
今ではその大きなかたまりの表面に貼り付けられるような形で、宙に浮かされています。

春香(半分、液体みたいで…つかみどころがない、っ!)

手と足の先は完全に、ただの水より重たく感じる、半透明の体の中に呑み込まれてしまっていました。
ほぼ透明なぶん、目で見ることはできるし、思いっきり力を入れたら中で動かせてるのも確認できるのですが、
そこから手足を引き抜こうとしても、ねっとりとへばりついてくるような感触に邪魔されて、はずせません。

それに、手足の先だけじゃなくて、腕や太もも、腰をしばりつけて固定するつもりなのか、
大きな本体から腕のような、触手みたいな透明の体の一部が伸びて、わたしの身体に巻きついていました。
そのせいで背中側はほとんど一面、本体のぬるぬるした表面と密着させられてしまっています。

そうやって、触られてるところからも、手足の先とか、背中全体、からも……♥

春香「…………くぅん、っ、はぁっ…♥♥ はーっ♥あっ、ぁ……、こ、んな、ぁ」

手や足から始まって、今では、身体じゅうが燃やされてるみたい、でした。
それに、心臓がばくばく鳴ってるのがうるさいくらいに聞こえるし…とにかく、全身があつくて、たまりません…♥

ちょうど画面の向こうでは、伊織の後ろにいた黒タイツの人が立ち上がろうとしていました。

完全に脱力し、床に突っ伏した伊織のちっちゃくて丸っこいお尻から、つい今まで伊織を汚していたモノが抜け出します。
直接は聞こえなかったけど、ごぼぉ、って音がしそうな勢いで、どろどろの精液♥が伊織のお尻の穴から流れ落ち、
抜け出たあとも反り返っている戦闘員さんのお○んちん♥♥と伊織のお尻の間で、つうっと糸を引いていました。
あぁ……♥♥いい、なぁ、伊織、あんなにいっぱい、犯されて♥♥それにきっとこれからも、もっと、レイプっ♥♥して、もらえ ………

春香(………だ、だめ!!おかしいっ、わたし変だよっ、気を、しっかりもってないとっ!?)

たとえ一瞬でも、こんな恐ろしいことを考えてしまっていて、しかもそれにすぐに気づくこともできない、なんて!
頭も身体も、妙に熱いせいでぼぉっとしちゃってるに違いありません。しっかり、しなきゃ……

春香「し、しっかり………ひぁんっ!♥や、やめ、さわんないでぇ………あぁ、あ!?♥」

わたしの考えてることを見抜いてでもいるみたいに、うしろの大きなぐにゅぐにゅしたものが動きました。
背中にくっついてる全体が波打つみたいににゅるにゅると震え始めただけじゃなく、
腕やわきやおなかに、細くのびた透明な腕みたいなものが触れてきて、なでまわされて。
そうやって刺激されたところがまた燃え上がるように感じてしまい、声が出ちゃうの、止められません…♥

響「……よーいしょっと!あースラ美、もーちょっとだけ待ってね、すぐ、すぐだから」

すぐ近くから声が聞こえてきたのも、頭がぼんやりしてるわたしの気のせいかなって、最初は、思いました。
916 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:35:28.17 ID:PXwbVIsX0
春香「……っ、ひ、響ちゃん、っ!?」

どうしてか、わたしを見上げる位置に、ブラックジャンボ総帥の響ちゃんが立っていました。
声だけじゃなくて、わざわざ本人がここへ来るなんて……何を考えてるのかわからないけど、油断はできません!

響「ひとつ確認したいんだけどさ。春香は、どこまで覚えてるの?」

春香「え?……どこ、まで?」

前置きもなしにそんな質問をされて、わたしはおうむ返しに答えるほかありません。
どこまで、って言われても、そもそも何について聞かれてるのかが……

響「あー、えっと…じゃあ、今回のチャレンジで、春香はいくつトラップにかかった?」

ある程度覚悟してたつもりだけど、案の定、ろくな質問ではありませんでした。
そして、思いだしたくないのにその質問を皮切りにして、最低の記憶が戻ってきてしまいます。

春香(……あぁぁ、そう、だ、わたし………伊織といっしょに、質問されたこと、全部しゃべら、されて……!)

美希にも雪歩にも、真美にも、千早ちゃんにも…そして、プロデューサーさんにも。
戦闘員の人たちにたくさんセックスしてもらった♥♥ときのことを全部、自分の口で話したの、聞かれちゃってた、んでした……♥

響「ん……?おーい?春香ー?」

春香「………ひ、ひとつ、だよっ、知ってるでしょ!?いろいろ質問したの響ちゃんじゃないっ!!」

響「あー、そんな時間経ってないのにヒルノ助のことは完全に忘れちゃってる、か…やっぱり安定してないね」

響「………ははーん。千早の能力のほかに、その場しのぎの回復薬的なやつも使ったなー?」

やぶれかぶれになったわたしがつい大声を出してしまっても、響ちゃんはどこ吹く風という様子です。
というより、そもそも聞いていないみたいで、なんだかよく意味がわからないことをぶつぶつと呟いていました。

春香「だから、何を言ってるの?それになんの意味があるの…?」

響「スラ美のことは?自分で言ってたけど。…いや聞き方変えよっか、春香、処女じゃなくなったのいつ?」

もう一度、何を言っているの、と言い返そうとした瞬間、どくん、とさっきまで以上に大きく心臓が跳ねる音がしました。
すらみ、というその意味不明なはずの単語に、わたし、聞き覚えがある気がします。
処女じゃなくなった……わたし、そう、もう処女はなくしちゃってて…♥
それは、いつだったっけ、相手はプロデューサーさんなんかじゃなくて、もっといやらしくて、エッチな、スラ……

春香「っっ………そ、それが、なに、っ!?もういいでしょ響ちゃん、伊織も美希も千早ちゃんも、真美も、みんな――」

絶対に思いだしてはいけないことを思いだしかけている、そんな気がして、わたしはとっさに叫びました。
そのまま勢いにまかせて、みんなを解放してって響ちゃんに言いかけたところで
響ちゃんが立ったまま、すーっと同じ目線の高さに浮かび上がってきて、思わず言葉を失います。

響「この際だから、全部思い出させてあげる。せっかくだし、そのときの快感もおまけでつけとくぞ♪」

にこにこ笑ったままの響ちゃんがすっと手を伸ばし、その小さなてのひらの感触が、わたしの頭にぽん、と乗せられました。

春香「え?……待って、全部、っていったい、」


響「『黒歴史』【フォゲット・ミー・ノット】」


響ちゃんがぽつりと呟く声がした、と思った瞬間、まったく意識と関係ないところで、腰がびくんと跳ね上がりました。

春香「え…………あぁあぁあぁっ♥♥♥♥あ、ぉおぉぉお!?あつ、な、にこれぇ、っ!?♥♥♥♥」

それと同時に、わたしの目の前から響ちゃんは一瞬で見えなくなってしまい、そのかわりにそこにいたのは……



春香『あんっ、ああぁっ、あ〜〜〜〜〜っっ♥♥♥ もう許してっ、お○んちん吸わないれぇ♥♥』



春香(え…………っ!?わた、し!?なんで、これ……っ、これなに!?)

真美を、そして千早ちゃんを捕まえて、たくさんの触手♥♥でいやらしいことをし続けて……
ついには真美を幹部に変身させてしまい、千早ちゃんを…触手の奴隷みたいにしてしまった、イソギンチャクたち。
そのイソギンチャクに触手で縛り上げられて、「だめ」とは言ってるけど、気持ちよさそうな声を上げ続ける赤い衣装のマジシャン……
わたし、が、わたしの目の前にいて、いまも思いっきり叫んでて、でもわたしはここにいて………ど、どういう、こと!?
917 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:35:53.63 ID:PXwbVIsX0
すっかり混乱してしまってる間にも、わたしを見ているわたしの身体は勝手に跳ねまわり続けていました。
ぐちゅぐちゅした半透明のものに固定されてるぶん、そんなに自由に動かせるわけじゃないのに、
腰を前後に振ろうとがんばっていて、それはまるでさっき見た、伊織をレイプしてる戦闘員の人の動きにそっくりです、っ♥

それに、目の前に見えてるわたしは、さっきの伊織と似たような姿勢を取らされています。
手は後ろに回して、お尻だけ高々と持ち上げてて、……?
よく見ると、スカートの下、というか中に、イソギンチャクさんの触手が差し入れられていました。
ま、まさか、この目の前のわたしって………あれで、レイプ♥されて……



春香『ひぃぃぃっ♥ だめ、らめっ、また、またきちゃううっ♥♥』



春香「お、んぉおぉおおぉっ♥♥♥♥ひぎぃぃぃいっ!?♥♥♥♥」

目の前のわたしが大声で叫んだ瞬間、見ているほうのわたしの腰に、爆発したみたいな激震が襲ってきました。
なにが起きたかわかる前に、わたしも大声で叫んでしまい………その瞬間、熱いなにかが身体の中を走り抜けて行ったように感じます。

春香(あぉぉ………っ♥♥にゃ、に、これぇえ♥♥)

ちょうどそのとき、イソギンチャクさん♥にいじめられていたほうのわたしのスカートから、触手がするすると離れました。
もちろんそれ以外の触手♥♥は離れないし、そうでなくてもあっちのわたしはもう、逃げるどころか抵抗の気力もないみたいでしたが…

春香「え……っ、う、そ!?………なに、それ、な、なんで!?」

思わず声が出てしまいました。地面に変なかっこうで突っ伏して、びくびく痙攣しているわたし、
そのスカートから顔を出して身体に負けないくらい、びくんびくんと動いているものは、どう見ても。

春香(……おち○ちん………っ、どうして、「あっちの」わたし……どうなってるの!?)

状況にまったくついていけず、ふっと視線を落としたとき、視界の端になにか入り込みました。
同じようなリズムで震え続けるものが、わたしのおなかの下の方に見えます。
そして、いつからか、腰の奥のほうに、それとよく似た感覚でどくん、どくんと脈を打つような感触が生まれていました。

春香「…………!?え、え、…!?」

正真正銘の、わたし、見ているほうのわたしのお股にも、まったく同じものがいつのまにか、生えています。
これに合わせてわたしの身体、さっきから必死に腰振ろうとして、っ♥♥

春香「お、落ちつこ、ちょっと、考えを………きゃうぅうぅぅうっ♥♥♥♥」

強烈すぎる快感に全身をゆさぶられて、それでもはっと目をやると、
目の前のわたしのお○んちんにまた、イソギンチャクさんが次の吸引触手♥♥を吸い付かせていました。
それは先っぽがお口みたいにぽっかり開いてて、まわりに細い触手がいっぱい生えてるやつで、
でもほんとにすごいのは中身のほうでっ♥♥中に、びっしり細い毛みたいなのがあって、それがクリトリスやおち○ちんを……

春香(………っっっ♥♥♥な、なんで、こんなことわたし、知って……おぼえて、っ!?)

響『それはねー、これ全部、春香が実際に体験したことだからだぞー』

自分の考えていた、覚えていたらしいことに愕然としたところで急に、響ちゃんが話しかけてきました。
今ではその姿はどこにも見えなくて、楽しげに話す声だけが聞こえてきます。

春香「た、体験、って……わたしこんな、ぁあぁっ♥♥♥」

響『ウソじゃないよ?春香は2戦目で、イソ助たちに負けて触手でぐっちゅぐちゅにされて、ち○ぽまで生やされたの』

見えているわたしが、おち○ちんを触手で吸い上げられていやらしい声を上げるたびに、
こっちで見ているだけの、触手に吸いつかれてなんていないはずのわたしまで、同じ感覚を味わわされてるみたいでした。

響『この記憶は千早が特に強烈に封印してたからなー。どう?イソ助に乳首とち○ぽ吸われるの、最高でしょ?』

春香「いやぁぁっ♥♥♥やめ、へっ、吸っちゃやぁぁ♥♥♥これ取ってっ♥♥触手で吸うのらめぇ〜〜っ♥♥♥」

響ちゃんになにか質問されていても、答えることなんかできません。
お○んちんだけじゃなくて、おっぱいもいっしょにイソギンチャクさんにちゅーちゅーってされて、
こんなの、気持ちいいっ、気持ちよすぎますっ♥♥

響『さー、どんどんイこう。きっちり追体験させてあげるからなー!』

春香(……あ、ぁあ、さっき言ってた、ぜんぶ、って………つま、り♥♥)

こんな強烈なことが記憶にない、ってことは、そして響ちゃんのこの口ぶりは、
わたしが覚えてないだけで、ほかにもこんな目に遭わされてる、ってことに違いありません♥
それを、いまから、全部………っ♥♥♥
918 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:36:30.22 ID:PXwbVIsX0
一瞬ののち、イソギンチャクさんたちと、それに弄ばれていたわたしが目の前から消え去りました。
でも、すっかり燃え上がってしまった身体の熱はそのままで、それにお○んちんもぜんぜん、おさまってません…♥♥

そのことに気を取られているうち、すぐに次の映像が現れてきました。

最初に目に入ったのは、わたしの後姿でした。
触手が巻きついてるわけでもなくて、普通に立ってて、ただ、手だけ腰の前あたりに伸ばしています。
ちょうどそのあたりで、ボールとか、スイカみたいな、丸いものを持ってるみたいな手つきでした。

そして、そのわたしの身体で隠れてるけど、向こう側に誰かいるみたいです。
真正面に立ってるというより、しゃがむか、ひざまずくか、してる…?



春香『ごめ ■ ちゃん、で■  ■ちゃ  お口  ちいいよぉ !』



むこうのわたしが、だらしなくとろけきった声で、なにか叫んでいました。
接続の悪い動画みたいな感じで、ところどころがよく聞こえません。

春香(わたし……今度は、いったい何、して………)

そこで急に、ピントが合ったみたいに映像がはっきり見えるようになりました。
はっとするわたしの耳に、さっきまでと段違いによく聞こえるようになった、あっちのわたしの叫びが飛び込みます。



春香『あああっ、お○んちんいいっ、わたしのお○んちんが千早ちゃんのお口いっぱいにしてるぅぅ♥』



春香「………っっ!?あ、ぇ、あ、あぁあっこれぇえ♥♥♥♥」

わたしの前にひざまずかされ、わたしの手で頭を両脇からがっしり抑え込まれて、
お口に無理やりわたしのお○んちんを突っ込まれ、しゃぶらされているのは、まぎれもない千早ちゃんでした。
そしてまた、見てるだけのはずのわたしのおち○ちん、にも…♥
あったかくて狭い穴みたいな、ぬるぬるする感触がまとわりついてきて、これ、これつまりっ♥♥♥

春香(ち、千早ちゃん、の…お口ぃぃっ♥♥そんな、わたし、こんなこと、して……♥♥)

響『わ、春香、すっごいエッチな…どころじゃないな、エロい顔になっちゃってる。鏡見せてあげたいなー』

響ちゃんがそう言った瞬間、あっちのわたしとは関係なしに、わたしのお○んちんがなにか吐き出しました。
腰がまた勝手にびくんびくんってなって、熱いのが身体の中から、出て行って、頭も目の前も真っ白になっちゃいます♥♥

春香(これ…さっき触手さん♥に、吸われたときと、いっしょ♥♥出し、ちゃったぁ、わたし千早ちゃんのお口でっ♥♥)

響『ありゃりゃ、ずいぶん早いね?じゃあもうさっさと進めちゃうぞ!』

響ちゃんが言うと同時に映像が変わり始めたような気もするけど、もう、よくわかりません……♥







春香『あ、はっ、千早ちゃん……♥入れちゃっていいよね?こんなのがまんできっこないもん♥ね、千早ちゃんだってそうでしょ?』

千早『だ、め…よ………、春香、だめ………やめて…』



春香「千早ちゃんと、セックスっ♥わたし、千早ちゃんとセックスしちゃう、の、そんな…♥♥」

千早の足を大きく開かせ、すっかり準備の整ったクリペニスを何度も千早の膣口にこすりつける過去の自身の幻影に、
春香は息を荒くしつつ完全に見入っていた。すでに待ちきれない様子で、スライムに捕えられた身体をゆすり、
何度もへこへこと空腰を打っては少しでも早く挿入感を味わおうと試みる。

響『そうだよー?千早のはじめての相手は春香だったんだ。最初なんて、ほとんどもうレイプみたいな』

千早『かは、――――――っっっ♥♥♥♥!?』

春香『ふぁあああぁああぁああんんんんんっっっ♥♥♥♥♥!!!』

春香「ふにゃぁぁあぁああぁ♥♥♥♥♥♥」

幻覚の春香と千早、そしてそれを見せられている春香が同時にふやけきった叫びを上げる。
すっかり目の焦点が合わなくなった春香が、いきり立たせた疑似ペニスから白い粘液を吐き出し続けるのを眺め、
響は軽く息をつくとやれやれ、といった調子で微笑みを浮かべた。

響『………もう聞こえてないかな。ふふふ』
919 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:40:50.18 ID:PXwbVIsX0
………………
…………
……

響『春香もさすがにこれは覚えてるでしょ。チャレンジ以外だといちばん最近だし』

部屋の中に響の声だけが聞こえ、そして春香はなにも答えなかった。
室内に響いているのはぐちゅぐちゅした水音だけだったが、
しかし、その中でスライムに拘束されている春香には、別の物音と、それに感覚が常に伝わり続ける。


春香『せーえきっ、精液ほしいれすっ♥♥♥♥イかせてくらしゃいぃ♥♥♥♥』

『けけっ、とんだエロアイドル、だなぁっ!?どこに欲しいんだよ!?』
『ほらさっさと言わないと、チ○ポ、抜いちまうぞ!』

春香『や、まってぇ♥♥♥♥ナカに、っ中がいいれす、ひゃぁん!♥♥♥エッチなお○んこもおしりもっ♥♥♥♥りょうほうイかせてくらひゃいぃ♥♥♥♥』


黒タイツの戦闘員ふたりに抱え上げられ、前後から挟まれて両穴を犯される苛烈な凌辱を追体験させられる。
肉体精神両面へのセカンドレイプとすら言えるその責めも、しかし春香には堪えていなかった。

春香「あっらめぇっ♥♥また、まら出ひゃうぅ、やんっ♥♥あのときは、お○んちんなかったのにぃぃ♥♥♥」

あくまで幻影と感覚のみによる追体験であり、春香の肉体には直接手を出されていないにもかかわらず、
春香の勃起しきったペニス化クリトリスは間欠泉のように絶えず白濁液を吐き出し続けていた。
戦闘員に輪姦され、尻穴にも膣穴にも牡汁をたっぷり注がれる被虐的な快楽もまた春香自身の射精のトリガーとなり、
過去と現在の快楽が春香の身体も心も、燃え盛る悦楽の大鍋でぐずぐずに煮溶かしていく。

さらに、春香を拘束しているスライムも、春香を追い込む思い出しレイプに一役買っていた。
直接の性行為に及ぶことは決してしないものの、体のあちこちから伸ばした催淫ゲルの触手を這わせて
春香の全身をあくまで優しく、執拗にねちっこく愛撫し、媚薬粘液を芯まで染み込ませてゆく。
駄目押しとばかり、前回の時点ですでに千早と春香の両名を完膚なきまでに狂わせていた媚薬の成分は
響や律子の手によってさらなる改良を加えられており、春香の発情具合はまさに致命的といえた。


ぶびゅ、びゅるっ、どくっ、どくっ、どびゅぅっ!ごぷっ、びゅぐんっ、びくっ、びゅくっ……

春香『はひぃいぃぃいーーっ♥♥♥♥♥イっくぅうぅぅ♥♥♥♥♥戦闘員しゃんのち○ぽでイきましゅぅぅぅ♥♥♥♥♥』


春香「〜〜っ♥♥♥♥♥わたしもぉっ♥♥♥わたしのお○んちんもイグゥっっ♥♥♥♥」

ふたりの戦闘員がいっせいに射精を始め、幻影の春香が嬌声をあげ、男たちの隙間でのけぞった。
それを食い入るように見つめていた春香も同時に背をそらし、突き出された疑似ペニスはまた偽精液を吐き散らす。

春香『ひぃっ、まだ出て、る♥♥♥♥イっちゃうっ♥♥♥♥♥イカしゃれるぅ♥♥♥♥魔法戦士、なのにぃ♥♥♥♥♥ち○ぽに負けちゃうのぉ♥♥♥♥♥』

春香「女の子なのにだひちゃううっ♥♥♥♥お○んちんっ♥♥♥♥レイプされてしゃせーしちゃうなんてぇえ♥♥♥♥」

雄の肉棒に屈服し、必死に男の体にしがみついて絶頂に咽び泣く春香と、
その幻影にすっかり翻弄され、身体に生えた偽の男の象徴に支配されつつある春香が、少しずつシンクロしつつあった。





春香「やだっやらぁっ♥♥♥♥両方イくっ♥♥♥ぜんぶイっちゃうよぉ♥♥♥♥お○んこもおしりもおち○ちんも全部イかされちゃうぅぅっ♥♥♥♥♥」

真美『しゃせー止まらないよぉ♥♥♥♥♥もうはいらないっ♥♥♥♥♥真美のおなかもういっぱいなのぉ♥♥♥♥♥♥』

超大型のヒルが2匹、横に並び、真美と春香をそれぞれ凌辱していた。
腹部から大量に伸び出した、太さはあるがうねうねと柔軟に動き回る生殖用のペニス触手が
何本もこぞって春香の、真美の蜜壺に入り込み、中にぴったり密着しつつぎちぎちに埋め尽くしていく。

響『しっかしこれも覚えてないとはねー。よかったら春香、またあとでヒルノ助と遊んでく?』

春香「にゅるにゅるっ♥♥♥♥触手、なかでうねうねしてるよぉ♥♥♥♥はひぃぃっ♥♥♥♥しゅごぃ、触手お○んちん♥♥♥♥しゅごぃぃいっ♥♥♥♥」

存在しないはずのものが身体の中を我が物顔に動き回り、ぬめぬめと内側から撫で上げてくる感触に
春香はひとたまりもなく絶頂を迎えさせられてしまう。
意図的にせよ無意識にせよ記憶から消えかけていたはずのものを強制的にフラッシュバックさせられ、
今の春香にとってはリアルタイムでヒルの無数の触手ペニスに犯されているも同然であった。

そして、過去のヒルたちの幻影は身を震わせ、獲物のマジシャンたちに挿入している触手すべてから一気に精液を吐き出す。
ねっとりと重く、焼けつくように熱い牡の汚液を注ぎ込まれる感覚に、春香は幻影の真美と絶叫の二重唱を奏でた。

真美『あ、っあ、真美にもなんか来ちゃうよぉっ♥♥♥♥イ、く♥♥♥♥しょくしゅに負けて真美っ、いきゅぅぅぅううぅう♥♥♥♥♥♥♥』

春香「こんなのっ♥♥♥♥ぜったいイかされるっ♥♥♥♥千早ちゃんといっしょになっちゃう♥♥♥♥♥勝てるわけにゃい、ぃっイク♥♥♥♥♥触手でイっちゃうぅぅ♥♥♥♥♥」

スライムに捕らわれたままの身体をがくがくと痙攣させ、疑似精液を大量に放ちつつ、春香は存在しない触手相手にアクメを極め続けていた。
920 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/08(水) 22:57:31.35 ID:PXwbVIsX0
…………  22時台……だと………!?
今回はここまでです。



Q.話進んでなくない?

A.うるせえスレがもう残り少ないのにハートマーク乱舞させんぞ

(※もうやってる)



完全に、まったくもって私事なのですが、ちょっといろいろトラブルがあり
それによりいろいろのっぴきならぬ、リカバリー不可能な状態になったりならなかったりしまして。

そこで生じたやり場のない憤懣を何も考えずにはるるんといおりんにぶつけました。お!屑ゥー!

…でもまあ、自分の感覚としては別にいつもとそう差はないし、
ふたりともちゃんと気持ちよくなってるから無問題です。>>1の中ではな(ゲス顔)




・春香さんは実のところいままであんまり触手触手してなかったのでちょっとでも触手触手させたかった。

・いおりんに関してはアナル輪姦をぎりぎり耐え抜いたのち処女喪失輪姦でイキまくり
 (そっちに行くまで♥が少な目)ってしたほうがよかったかな、と今さら思いついたけど
 もう遅いし、やっぱりアナル激弱でイカされまくってるほうが好きだな!って思い直した。
 (>>682さんの趣味に合わなかったらごめんなさい)

・振り返ってみると、ぶっちゃけ挿入しない回のほうが(前スレのストリップとか触手服とか)評判いい気がするけど
 でも挿れてるほうが好きだから、これからもできるだけ隙を見つけては挿れていく所存です。
 

などと意味不明な供述をしており 


エロいとかエロくないとかはいつでも言っておくれ!
今後の展開希望とかも書いてくれていいぜ!(100%拾うとは言ってない)

♥多くて見づらいってのはごめんなさいもう勘弁してくださいこれもう性癖です治りません無理





つぎは(つぎも(まだ))いおりんです。祝ご成婚。(>>682)

ちょっと早めにおやすみなさい。
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/09(木) 00:03:12.12 ID:pBWBSUlD0
おっつ〜
触手責め、というかふたなり責めで、安価内容がさらに強化されてるじゃないですか〜、もっとやれ
とりあえず今回のように、春香の体験や快感をほかのマジシャンたちに共有させたら、即堕ち2コマ張りの威力になるな

雪歩さん、もう幹部化したのかな?(すっとぼけ)
でも今は傍観者な立ち位置だから、自分の番になったら正気を取り戻すだろう、うん

何よりも完結を望んでいますが、リアルの方も大変そうですので、本当に無理しないように頑張ってください
*まあこの調子なら、次のイベントで真と亜美を覚醒させて、触手で堕とせばハッピーエンドになるだろうさ
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/09(木) 00:41:56.96 ID:9cOEj9KI0
おつ
>>682 だけど、まったくもって問題なしです。
多分三代目とは嗜好が合っているので、次も大丈夫かと。
>>91 とか、二代目の律子Pマスクのモブにマワされるとか、自分の安価内容を気に入っていただけてるようなので。

923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/09(木) 01:09:29.49 ID:lR2dZi8MO
おつ
雪歩はされるよりする側でゾクゾクしてほしさある
924 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/02/12(日) 01:17:35.61 ID:bICwyAzk0
最近いいペースだし今回は土曜日中に投下したいと思ってたのに余裕のタイムオーバー、
そんなだからお前はいつまで経ってもだめなんだよ(自戒)

12日日曜夜、もしくはいつもの日付変更直後くらいに投げに来れると思います。
たぶんほぼいおりんです。区切りくらいまで目指したい。
もうしばらくおまちください。
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 01:36:40.33 ID:yCxGPhYao
焦らし上手め!(褒め言葉
期待して待っています
926 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 21:07:59.99 ID:bICwyAzk0
なんかぁ
きょうはぁ
日付変更前に来れそうな気がしててぇ


(※フラグ)


でも自分に発破をかけるつもりで宣言しておきます。
理想的にはまた22時台に完了させてみたい。言うだけならタダ。

♥たくさん、安価ゼロ。平常運転です。
少々おまちください。
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 21:42:46.22 ID:Pd4fo5QCO
待ってます。
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 21:53:14.64 ID:PdajKiDn0
全力で待機してます!!!!
929 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:24:29.24 ID:bICwyAzk0
春香の後ろに控えているスライムは、ときおりぶるりと揺れる程度で、特に何をしているようにも見えなかった。
にもかかわらず、ぐじゅぐじゅと波打つゲル状の体表に固定され、手足を拘束された春香は延々と叫び続けている。

春香『はひ、あへぇぇえ…♥♥♥♥あ、えっ、やぁあぁん!?♥♥♥♥ま、また、触手…ぅ♥♥♥♥♥あぁっ♥♥♥♥前も、後ろもなんてぇぇっ♥♥♥♥』

P(どうしたんだ……春香に、なにが起きてる!?触手なんて、そんなモノ、どこにも… ……………!?)

すさまじい声で絶叫しながら、春香はしきりに腰を突き出すような仕草を繰り返す。
短いスカートの前はめくれ上がってしまい、その下からは……俺にも見覚えのある、男性器がそそり立っていた。

P(………千早も言ってた、後遺症!?そんな、あの……スライムのとき、だって、助けた時点じゃ発症してなかったはず…!)

春香と俺が二人でパトロールをした夜に、イソギンチャクたちに捕えられ、身体を弄り回された春香に植え付けられた悪夢の産物。
それがまた俺の目の前で春香の身体に確かに存在していて、まるで男のモノそのものの様子でびくびく震えている。

春香『お○んちんもイぐぅ〜っ♥♥♥♥しょくしゅ♥♥♥♥触手に粘液っ、出されへぇえ♥♥♥♥おち○ちん液びゅーって出しちゃうよぉお♥♥♥♥♥』

激しく身をよじり、淫らにとろけきった声で叫んだ春香がひときわ強く腰を突き上げた瞬間、
春香の股間で勃起しきっていた本物そっくりの男根が跳ねまわり、白い液を先端からどくどくと吐き出した。
勢いよく空撃ちされた精液のようなそれは宙を舞い、そのままべちゃべちゃと床に飛び散っていく。

春香がスライムに捕まえられたあと、響があの部屋に姿を現したのは事実だった。
しかしそれ自体はごく短い時間で、しかもその間に響がしたことといえば、春香の頭にぽん、と手を置いただけ。
だが、春香の異変が始まったのはその直後からで、それからずっと春香は意味の解らないことを叫び、
スライムに拘束された身体をしきりにくねらせ……生えたモノの反応から見ても、何度も、何度も絶頂させられ続けている。

P(これじゃ春香まで、千早や美希の二の舞、………いや、下手したら、真美と同じ!?)

すでに衣装が漆黒へと塗り替えられてしまった真美のことを思い出し、全身に悪寒が走る。

春香『もういやぁ♥♥♥♥ぬめぬめ触手いやぁあっ♥♥♥♥んひっ♥♥もう忘れられなく、なっひゃう♥♥♥♥お○んこが触手覚えちゃううぅっ♥♥♥♥』

何もできず、悪い想像だけが膨れ上がっていく俺をよそに、春香の嬌声は、まるで止まる気配がない……




雪歩(今、びくんって……春香ちゃんまた、イかされて…♥♥ あ、また、今も、イってる♥すごい、ですぅ……♥♥)

一見すると、スライムに捕まえられてるだけで、なにもされていない春香ちゃんの身体。
それが画面の向こうで、止まることなく延々と痙攣しています。

春香『もういやぁ♥♥♥♥ぬめぬめ触手いやぁあっ♥♥♥♥んひっ、忘れられなく、なっひゃう♥♥♥♥お○んこが触手覚えちゃううぅ〜〜っ♥♥♥♥』

雪歩(あれって、………男のひとのが、春香ちゃんに直接、生えてるみたい…♥ だけど、どうして?)

すっかりいやらしい声になってしまった春香ちゃんが腰をいっしょうけんめい振っていて、
そして、どこを見ているのかよくわからない…とろん、ってなってしまった目には、わたしには見えないものが見えていそうでした。
はっきりはわからないけど、さっきから春香ちゃんが叫びつづけてる内容からして、たぶん……

貴音「くすくす…やはり春香も、触手の快楽には抗えませんか。千早と、それに真美とも、お揃いですね……♥」

四条さんが愉しそうに笑って、わたしが思ったのと同じことを口にします。

雪歩(それに、四条さんとも、おそろい、ですよね♥♥ ……触手って、そんなに…すごい、のかなぁ…?♥)

これはさすがに口に出したら四条さんに悪い気がして、こっそり心の中で考えるだけにしました。
でも、実際には触手なんてどこにも見えないのに、春香ちゃんはどうして……

雪歩(……そう、だ、そういえば、春香ちゃんあのとき、真美ちゃんといっしょに)

…思い出してみたら、春香ちゃんはもうすでに、触手とエッチなことをした経験があるんでした。
どろどろした沼みたいな粘液のプールの中で、すごく大きな、ヒルのようないやらしい生き物に捕まえられて、
真美ちゃんとふたりでいっぱい、後ろも前も触手でレイプ♥♥されて、あのどろどろしたのを注がれて…♥♥
プロデューサーも見てる前だったのに、何度もイかされていた春香ちゃんのことが、記憶の中でよみがえります。

雪歩(今も、プロデューサー、ばっちり見てるし……♥春香ちゃん、またあのときみたいに、気持ちよくされちゃってるんだ…♥♥)

雪歩(だけど、触手♥のかたちはけっこう違うけど、四条さんと…同じこと、してもらえて…♥♥ ……うら、やま)

貴音「……おや?あちらにも、何か動きがありそうですよ」

わたしが自分の世界に閉じこもりかけていたところを、四条さんのやさしい声が引き戻してくれます。
おかげで、直前までなにを考えていたのか、ころっと忘れちゃいました……えへ、へ♥

四条さんの視線の先では、伊織ちゃんがまだ、息も絶え絶えの様子で倒れこんだままでした。
930 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:24:57.19 ID:bICwyAzk0
もう、何人の黒タイツにお尻を犯されたのか、思い出せなかった。
……でも、何人か同じやつの、同じかたちのモノ♥が何度も、わたしの中に、入ってきてたのは、覚えてる……♥♥

「ははは、見ろよ。いよいよケツ穴閉じなくなってきてんぞ」
「それってアイドルがしちゃいけない顔とポーズじゃねーのか、いおりーん」

連中の声もちゃんと、聞こえてはいる。
言い返してやりたい気持ちだって、もちろんある…のに、身体はおろか、口すら、ほとんど動かなかった。

伊織「あ………ぁ、っ♥♥♥♥垂れ、へるぅ♥♥♥や、ひや、ぁ………♥♥♥」

無理やり口を開いてみても、切れ切れにうめくみたいな、音のなりかけばかりがこぼれる。
そのくせ、くちびるの端からよだれが勝手に垂れ落ちるのは止められない。

体力が、もう底を尽きかけてる、っていうのもたぶん、あると思う。
いくらマジシャンの加護があるって言っても、こんなに長い間、身体を使わされ続けて……
お尻ばっかりレイプ♥♥され続けてて、消耗しないわけがない、じゃないっ…

でも、ほんと、は……身体動かせないのも、ろくにしゃべれないのも、別の、理由が…

伊織(………だめ♥♥♥おな、か、熱いいぃぃっ!♥♥口きくだけでっ、響いちゃう、こ、こんなっ♥♥♥)

物理的にもきっと、戦闘員どもの精液♥♥でぐちゅぐちゅにされちゃってる、
そして、自分でもどろどろに溶けてしまってるように感じるお尻とは、また別で。
お腹の奥、おへその下のあたりに、今ではもうひとつ心臓ができてるみたいだった。

どくどくって、脈打つように熱い波が、そこから全身へ伝わってくる。
ちょっとでも身動きするだけでずくんとうずいて、わたしが、溶けていく、みたいっ……♥♥♥

伊織(違う、これは…あいつらの、精液、媚薬♥の、せい…♥♥あいつらの、チ〇ポ…が♥チ〇ポ♥♥♥チ〇ポチ〇ポおぉぉっ♥♥♥♥)

思い浮かべてはだめだ、と気づくのが、遅すぎた。

たった一度、「その単語」が思考に混ざった瞬間、わたしの頭の中が即座に埋め尽くされてしまう。
それに、言葉だけじゃない……かわるがわる、あいつらが一人ずつわたしのお尻を犯している間
まわりを囲んでいた黒ずくめたち、そのタイツの股間をふくらませていた堂々としたモノが目に浮かんじゃう、
そして今も、わたしを取り巻いて、手は出さず、ただにやにやしてるやつらが、まだアレをびんびんに、立たせてる…♥♥♥

伊織(だめぇっ♥♥♥こんな、だめなのに…♥♥♥チ〇ポ♥♥♥欲しい、ぃ♥♥♥わたしの身体……チ〇ポ欲しがっちゃっ、てる♥♥)

前みたいに、徹底的にお尻だけを汚されて…♥、それに、精液をいやというほど出されたのも、同じ。
でも注ぎこまれた量は、今回のほうが明らかに多かったし、それに全部、媚薬粘液♥♥で、
わたしの身体はすでにもう、完全におかしくされていた。っていうか、こんなの……変にならないほうが、おかしい♥
改めてそれを意識しちゃったせいで、おなかの、奥…子宮♥♥がひどく切ないのを、はっきりと感じる。

伊織(考えたら、いけない…♥♥いけないっ、イケないぃ♥♥♥お、お尻だけじゃ、なくて…♥♥おま〇こ、にも、…欲しいぃぃっ♥♥♥)

心の中で言葉にしただけのはずが、頭はそのあとのことまで勝手に想像してしまう。
そして想像してしまっただけで、身体じゅうにぴりぴり痺れる、むずがゆいような感覚が走り抜けて、
もうとろっとろにされちゃったお尻も♥、すっかり準備のできた子きゅ…お○んこ♥♥も、両方とも、きゅうんって、なっちゃう♥♥♥

「さーて、いったんお開きにするか。俺らぜんぜん余裕だけど、いおりん、だいぶヘバってるし」
「シャイニング・イオリちゃん、今後はアナニー禁止なー?呼んでくれりゃすぐヤりに行ってやっからwww」
「ま、今回これだけイカせてやったんだから当面は大丈夫だろ。俺らのいおりんが、そんな淫乱マゾなわけがない」

伊織(え………!?)

これまでしばらくの間手を出してきてなかったこの戦闘員たちのことだから、
どうせそろそろまた、わたしのお尻♥を好き勝手にし始めるだろう…と思っていた予想が、あっさりと外れた。
そのうち何人かは本当に、最初に入ってきたドアの方へ歩みを進め始めている。

伊織(ど、どうして今……やめちゃう、の、本当、……に?このまま、…置いていかれ、ちゃう!?)

もう戦闘員チ〇ポ♥♥入れてもらえない、と思ってしまった瞬間、
さっき以上に強烈な、おなかとお尻、というよりもう、腰のあたり全体がきゅんきゅんする感覚で、悶絶しそうになる。
このうずきをなんとかしたい、なんとかしなきゃ、と思っているうちに、わたしの口が勝手に動いていた。

伊織「待ち、なさい………お願いま、ってぇっ♥♥♥」

思った以上に、小さな声しか出せなかった。でもそのわりにはちゃんと聞こえてたみたいで、
こっちに背を向けつつあった黒タイツたちが、そろっていっせいに振り返る。
全員が全員、にやにや笑っているのが少し気になったけど、
今のわたしにとってはそれ以上に、出ていかずに残ってくれたことと、それと…

伊織(あ…♥♥よかっ、た、まだ、チ〇ポ…♥♥♥立ってる、全員の、びくびくってしてるっ♥♥)

立ち止まったやつらが、さっき言ってたとおり、まだまだ余裕そうで……ちょっぴり安心、しちゃう…♥♥
931 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:25:24.08 ID:bICwyAzk0
うつぶせの姿勢から少しだけ上体を起こし、荒い息の下から自分たちを呼び止めた伊織をながめ、
つい先刻までその伊織に肛虐の限りを尽くしていた黒タイツの男たちはまた、一様に興奮の度合いを高めていた。
しかし、それは表に出さないよう平静を装い、彼らはただシャイニング・イオリの次の言葉を待つ。

(……まだ、まだだぞ。落ち着けよ?)
(ああ、もちろんだ、わかってるって。だけどもうちょっと、で………ひひひ)

春香と千早を快楽地獄に堕とした対マジシャン特化の凌辱用スライム、その体液をベースに作り出された媚薬粘液は
響が前もって戦闘員たちに説明した通り、シャイニング・イオリの幼い女体をも完膚なきまでに狂わせていた。
嬌声を聞き続け、肌と肌を合わせたからこそ実感できるその劇的な効果を確信しつつ、戦闘員たちは口々に話しかける。

「んんー?どうしたんだ、シャイニング・イオリ?」
「やめとけって。俺らにリベンジしたいって話なんだったら日を改めたほうがいいぜ」
「そうそう、今ヘタに起き上がったら、ケツからザーメン垂れ流しになるぞwww」

挑発的で露骨すぎる戦闘員たちの揶揄の言葉にも、もはや伊織は反応しなくなっていた。
その目は吸い寄せられるように、彼らのタイツの股間を押し上げる男根ばかりを凝視していて、
おそらくは伊織自身も無意識なまま、赤く小さな舌先が何度も出入りしては唇を舐め、てらてらと濡れ光らせる。

「おいおい、呼ぶだけ呼んどいてだんまりか。礼儀がなってないぞいおりん、お嬢様なのに」
「用がないなら声かけるなよ。それとも…ひょっとしてアレか?まだケツマ〇コ、ヤられ足りないかぁ?」

一人がそう言って、それが合図でもあるかのようにほかの男たちがいっせいに笑う。
ひとしきり笑い声が響いたのち、部屋の中に一瞬の静寂が訪れたタイミングで、伊織がか細い声でつぶやいた。

伊織「………じゃ、ない…♥」

「あ? なんだって?」
「悪いシャイニング・イオリ、馬鹿笑いしてて聞こえんかったわ。もう一回」

伊織の近くにいた男たちの何人かはすでにその言葉をはっきりと聞き取り、笑いを深めていたが、
残りの大多数は実際に聞き取ることができておらず、そのうちの何人かがたずね返す。
とはいえほぼ全員が、伊織の言葉の内容を予想できており、それゆえに全員のにやにや笑いが深くなっていく。

伊織「そ、そっちじゃ…ない、っ♥♥してほしいの、そっちじゃないぃ♥♥お……お尻♥じゃ、ないって言ってるのよっ♥♥♥」

恥ずかしさと身体の熱さで顔を真っ赤にしつつ、伊織は気力を振り絞って破滅的な叫びを上げた。




P「……………待て、なに………を、伊織……意味、わかってるのか……!?」

映像の中では、伊織が一声叫んだあと、黒タイツどもがさっき以上の大爆笑をしていた。
伊織はその笑いの中で顔を伏せていて微動だにせず、こっちでその叫びを聞いてしまった俺も、身動き一つできない。
俺が思わずつぶやいた声も、あちらの騒ぎの中では伊織に聞こえていない可能性が高かった。

響「だめだめ、あの伊織がようやく素直になれたんだから、ここは褒めてあげるとこでしょ?」

いつの間にか響がまた、春香のいる部屋から戻ってきていた。
こっちを向いて、まじめくさった顔で手を軽く振り、それではだめだ、と言いたげなジェスチャーを見せてくる。

P「なにが、素直だ……おかしいと思ったんだ、あの戦闘員の連中は……!」

響「そう、うちの自慢のエリート部隊だぞ。肉体もばっちり強化済みしてあげたし、今まで以上のスタミナおばけになったし…」

響「それにね、ち〇ぽから媚薬粘液だって出せちゃうの!ぜんぶ自分がやってあげたんだ、すごいでしょ?」

少し前にやつらが伊織相手にべらべらしゃべっていた内容を、響が裏書きする。
響の能力なら当然、それくらいは簡単なことだろうが…いくら悪の組織に自分から来るような連中とはいえ
人間の身体を直接いじる改造を容認するなんて、俺の知っている響では、絶対にありえない……!

響「…あ、でも今回の改造って、あっちのみんなが是非、って志願してきたんだからね?」

俺の心を読んだようなタイミングで、先回りして響が口をはさんだ。
そして続く言葉で、さらなる悪夢を思い知らされる。

響「人としての生活に支障出るとしても、シャイニング・イオリを堕としたかったんだって。これも愛かも?なーんて!」

そんなものは愛でもなんでもない、と言ってやりたいのに、うまく口が動かない。
そうしてただ見ているだけの俺の目の前、画面の向こうで、戦闘員たちの伊織を囲む輪がまた縮まりつつあった。
932 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:25:58.96 ID:bICwyAzk0
耳が、きーんと鳴っている。その中でわたしの心臓の音だけが、やけに激しく聞こえる気がする。

伊織(……あ、ぁあっ、言っ、ちゃった…♥♥アイツもぜったい、聞いてる、見てる、のにっ……♥♥♥)

黒ずくめたちがいなくなっちゃう、と思って、とっさに呼び止めて、連中が足を止めたあと……
気が付けば、頭で意味を理解するより前に、わたしの口が、恥ずかしすぎることを叫んでしまってた。

伊織(で、でも…どうせこいつら、今回は……お尻だけじゃなくて、わたしのこと、レイプ♥する気で……♥♥)

『今回は、お願いされた場合でも処女を奪ってはいけないとは言われてない』…とかなんとか、
そんなことを黒タイツのうちの一人が言っていたのを、ちゃんと覚えてる。
つまり、…わたしが言っても言わなくてもどのみち一緒だってこと、なんだから、それなら……♥

案の定、連中はにやにやといやらしい笑顔を浮かべ、わたしのすぐ近くにまで戻ってきていた。
そしてそれぞれが…股間、に手をやって、次々に、ついさっきまでわたしのお尻を何度も犯していたモノを
タイツの中から外に飛び出させて、わたしにわざと、見せつけるみたいにして…っ♥
わたしの言葉なんてきっかけみたいなもので、きっと最初からこいつら、こうするつもりだったに決まってるっ♥♥

伊織(…あ、改めて見ると、こんなに、たくさん……♥これ、ぜんぶわたし、お尻に入れられて、そして、今からは…♥)

今までもずっと嗅いでいたはずなのに、むわっとする臭気が鼻をついて、思わず身震いしてしまう。
こんな香……臭い、こんなの、思い切り吸い込んじゃったら頭、ばかになっちゃう……♥

男たちの荒々しい息遣いがはっきり聞こえる。同時に、わたしも、負けないくらい息があがってしまっていた。
不安で心臓が高鳴ってる、でもこれは不安だけじゃなくて、というか、不安なんてほんのちょっとで、
いまわたしの頭と、心をいっぱいにしてしまってるのは、……めちゃくちゃにされることへの、期待♥♥で、

伊織「……っっ!?あぁあぁっ♥♥♥ひぃんっ♥♥あ、熱いぃっ!♥♥♥♥おし……り、な、にしてっ!?」

「う、くぅ、うぅぅ………っ、ふぅぅ……命中、と」
「よっ……し、じゃ、俺も、ケツ狙い、だ………っ、イク、っ!」

だしぬけに、お尻に、熱湯……へたしたらもっと高温の、鍋から飛んだ油のしずくかと思うような何かが、かけられた。
それと前後して、戦闘員たちがなにかしゃべった、と思った瞬間、今度はもっとたくさん、お尻に熱すぎるシャワーが降ってくる。

伊織「ひあぁあぁ♥♥♥♥や、やめて、やけど、しちゃうぅ♥♥♥はうぅっ♥♥♥やめな、さ……っああぁ!♥♥♥」

「おーおー、急に元気になっちゃって。へへ、どんどんかけてやれ」
「そういやこの前のとき、しっかりデコレーションしてあげたもんなー。忘れててごめんなー」
「ああ、激シコ…、ケツ穴丸出しで、ひくひくさせてるいおりん、メチャシコ、あ、あぁ出るぅぅっ」

べちゃべちゃと液体が降り注ぐ音、そして、さっきまで何度も間近で聞かされて、身体がリズムを覚えてしまった、
どぷっ、どぷっって、チ○ポ♥♥が中身を吐き出す音、これ、わたしの、お尻にっ、こいつら♥♥

伊織「いやぁっ、かけないれぇっ♥♥♥いらないっ、わたし、こんなの♥♥こんなの頼んでないぃ♥♥♥」

わたしから少し距離を取って、周囲を囲んでいる戦闘員たち。
そいつらが……全員、自分で自分のモノを擦って、わたしのお尻、身体に、精液♥♥っ、かけてきてるっ♥♥

伊織(だって、でも前のときは違ったのにっ♥♥媚薬粘液なんかじゃなかったのにぃぃ♥♥♥)

お尻に集中して飛んできていたのは最初だけで、今では足や太ももや、背中で固定されてる腕、
それに首筋や、顔にまで、かけられちゃってる♥♥四方八方からわたし、好き勝手にぶちまけられちゃってる♥

伊織「や、えほっ、けほ、んあぁっ♥♥♥やめなひゃいぃ♥♥いやっ、精液かけるのらめぇっ♥♥」

「遠慮、すんなってシャイニング・イオリ……っうっ!」
「アナルだけじゃ、嫌ってことは…ちゃんと前とぜんぶ、同じに、してほしいんだろ?おらっ、イクぞ!」

寝返りを打つ体力もろくにない上に、いろんなところに熱々の、ひどい臭いの媚薬ザーメン♥♥を浴びせられて
気力までごりごり削られていっているのが、自分でわかってしまう。こんなの、っ……♥
でも、身体は動かせなくても、熱いのがかかってくるたびにびくんって勝手に跳ねちゃうのは、止まらない、ぃ♥♥




戦闘員たちの放つ媚薬粘液は、響の手によって改良が加えられた結果、
スライムのものに比してさらに効果が強力になっただけでなく、嗅覚経由での侵食力が大幅に向上していた。
そのことを事前の説明で把握していた黒タイツたちはあえて伊織に集団で精液を浴びせかけ、
自分から凌辱をねだるまでに理性が削られているシャイニング・イオリをさらに容赦なく追い込みにかかる。

伊織「ぁあぁ♥♥♥あちゅ、ぃ♥♥♥それに、くさい…のにっ♥♥ぃ、イクっ、イっひゃう♥♥かけられただけなのにぃいっ♥♥♥♥」

うつぶせの姿勢を変えることもできないまま、尻だけでなく衣装の上からも、
さらに髪にも顔にも媚毒をたっぷりと浴びせかけられ、伊織はその臭気と熱さだけで絶頂を迎えてしまう。

伊織「ひゃぁあ………ん、んぅっ♥♥♥こんなぁ………♥♥♥」

大量の粘液にまみれてぐったりと横たわる伊織に、集団の中から歩み出た戦闘員がひとり近づき、しゃがみこんだ。

「ケツマ○コだけじゃなくて、全身ザーメンまみれにしてやったぜシャイニング・イオリ。これで満足だろ?」
933 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:26:31.74 ID:bICwyAzk0
その言葉を聞いた伊織はゆっくりと顔を上げ、薄ら笑いを浮かべて自分を見下ろす男の目を見た。
そして、数秒、あるいは数瞬の逡巡の間をおいて、伊織の震える唇が言葉をこぼす。

伊織「ち、が……う、ぅ♥♥チ○ポ♥♥♥チ○ポよっ♥♥お尻じゃ、なくて……お、お○んこに入れなさいよぉっ♥♥♥」

すでにアナル輪姦で中から媚薬を染み込まされた上に、外からも臭いでも心と身体をとろかされ、
伊織の自制心や羞恥心、理性で抑えられる限界はとうに突破してしまっていた。
淫欲が燃え盛り、男のモノと精液を求めてすっかり子宮が下りてきてしまっている……
知識としては知らなくとも身体が本能でそのことを理解し、伊織は恥知らずなおねだりをついに口にしてしまう。

「あぁ、そりゃダメだ」

伊織「…………え?」

そして願ってもないはずの凌辱をせがまれた戦闘員はにべもなく、その頼みをノータイムで却下した。
予想外な返答を突きつけられ、伊織は思わず素に近いまま、驚愕に気の抜けた声を漏らす。

「そうだぞいおりん。そういうのは軽々しくヤるもんじゃありません」
「アイドルとしての自覚ってものが足りてないでござるなぁ……」
「だいたい水瀬家のお嬢様が婚前交渉とか、大問題だろ。スキャンダルってレベルじゃねー」

周囲の男たちも当然という調子で同調する。口々に上がる声に、伊織はすっかり唖然としてしまっていた。

もし伊織が、日ごろの10分の1でも理性を働かせていれば、聡明さのかけらでもこの時点で残せていれば。
男たちの下卑た笑いがいよいよ最高潮に達していて、そして彼らの股間のモノの怒張具合も
今までで一番と言っていいほど強まっていたことにすぐにでも気づけただろうが、
すでに女体の空虚な部分を埋めてもらうことで頭がいっぱいになっている伊織には、それも無理な相談だった。

精一杯の気力を奮い起こし、一切の恥をかなぐり捨てて口にした願いをあっさり無下にされたことで
まだ次のアクションにも移れていない伊織に、男が悪魔のささやきを始める。

「……まあでも、そこまで言われちまったら、俺らとしても、提案がないわけじゃない」

言葉での返事こそしなかったが、その一言に伊織は素早く顔を上げて反応した。
あからさますぎるその食いつきに内心で苦笑しつつ、戦闘員は言葉を続ける。

「さっきも言ったけど、結婚前に処女じゃなくなっちゃうなんて、お嬢様としても、アイドルとしても失格だ」

茶化すでもなく真面目な語り口でしゃべる黒ずくめの言葉に、周りで取り囲む黒ずくめたちがうんうん、とうなずく。
内容こそ正論ではあるものの、それを語るのにはあまりに相応しくない相手から諭され、
伊織は顔を紅潮させ、身体を時おりもじもじと動かしつつ、ぼうぜんとした表情のまま口も挟めずにいた。

「ただ、いおりん…シャイニング・イオリが俺らなんかにお願いするってことは、よっぽど本気だろう、ってのも、わかる」

伊織の傍らにしゃがみこんだ男はそう言いながら懐に手をやり、少しの間手さぐりをしていた後で
すぐに目当てのものを探り当てると、タイツ状のスーツの中から引っぱりだした。
黒い布地に包まれた指先にはさんで目の前にずいっと突き出されたそれを、伊織はただ見つめる。

「ってことで、これを用意しといたんだ。筋が通ってるだろ?」

伊織「これ、って…………そんな……♥♥」

戦闘員が指先でつまみ、ひらひらさせているのはごく一般的なサイズの紙切れだった。
その表題部には色気のないゴシック体で「婚姻届」と大書きしてあり、
右側に位置する「妻になる人」の欄だけが空き、あとの記入欄はすべて必要事項らしきもので埋められている。

「ホントなら人数分あったほうがいいだろうけど、そこはまあペーパーレス化ってやつだな」

書類の種類とすでに記載されている内容、そして空欄部分を一目見て、その意味を理解してしまった伊織の顔色が変わる。
左側の「夫になる人」の氏名欄にはいかにも粗雑な殴り書きで、「ブラックジャンボ戦闘員一同」と記されていた。

「まったく、今どきの若い子は、結婚前にエッチして処女じゃなくなっちゃうっていうから困るぜ〜」
「いおりんは当然、そんな教育受けてきてないだろ?なんたって、水瀬の大事な大事な箱入り娘なんだもんなぁ」
「それに現役アイドルだし。性的にだらしない真似しちゃうなんてとんでもない!」
「そうそう。どうしても、って言うなら、まず、セックスする予定の相手とは、ちゃんと結婚しなくっちゃなぁ?」

矢継ぎ早に周囲を取り囲む黒タイツの群れが畳み掛ける。
実際に婚姻届を手にしている男を含め、戦闘員たちはとっくに形だけの紳士的なフリをやめてしまっていた。
欲望に目をぎらつかせ、ときにはまだ剥き出しになっている男性器をあえて見せつけて伊織を煽る。

「ほーら、あんなに欲しがってたチ○ポだぜぇ……要らないのかぁ?」
「サインさえしちゃえば食べ放題、飲み放題ですぞ、いおりーん。何が、とは申しませんが、デュフフフ…」

「ああそれとこの婚姻届、秘密があってな?『サインしたい』って本心から思いつつ触った場合に限り、自動的に内容が書き込まれるんだ」

およそ常識の通用しない異様な状況に叩きこまれ、それでも視線は婚姻届から離せない伊織に、
地獄、あるいは天国への片道切符を手にした男がひそひそ声で言う。

「俺らが全員触った結果、今はこっちの欄だけ埋まったってわけさ。じゃ、置いとくぜ、シャイニング・イオリ」

そう言うと男は手を伸ばし、その動きにびくりと身体を震わせた伊織をあえてスルーして、
横たわったままの伊織が手を伸ばせば届く、ほんの少し離れた距離の床に、婚姻届をぽいと放り出した。
934 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:27:04.76 ID:bICwyAzk0
伊織(……わたしが、手をのばすだけで………これに、名前が………?♥♥)

伊織の中で強烈な葛藤が渦巻いていた。
目の前にあるものはただの書類に過ぎないとはいえ、形式的なもののはずとはいえ、
その片側に自分の名前が記され、もう片側の名前すら知らない男、それも一人ではなく複数の男たちと
並んでしまっている光景を想像するだけで、猛烈な不快感と嫌悪感が湧き上がってくる。

しかし、その一方で、それをしなければ……あるいはそれを「しさえすれば」、
自分の身体が、本能が求めてやまないものを与えてくれる、と戦闘員たちは言明している。
内容的にも、それが反故にされる可能性は極めて低いと、伊織の直感が告げていた。

伊織(結、婚……?♥わたしまだ○学生、なのに、それに……アイドルだし、水瀬家の娘、なのに……)

話があまりにも現実離れしすぎていて、そして媚薬の効果で身体はもとより頭まで火照らされているせいで、
もはや伊織には冷静な判断をすることができなくなってしまっていた。

伊織(でも…けっこん、したら、シてもらえる……♥熱くてうずいてしかたない、お○んこに……チ○ポ、っ♥♥)

伊織(だ、だめ、チ○ポ♥♥♥のこと考えたらだめぇ……♥♥あぁ、あぁっチ○ポ♥♥♥頭はなれないっ、チ○ポ♥♥のことばっかり♥♥)

伊織の視線がせわしなく、すぐそばに無造作に置かれた婚姻届と、手近な戦闘員の勃起したペニスを行き来する。
その指先が小刻みに震えながら、ゆっくりと、薄い紙切れのほうへと近づいてゆく。

伊織(雪歩や、春香…それにアイツにも、見られてるはず、なのに…♥♥こ、これでいいの…?わたし、ほんとに…♥)

自分の行動の結果がどういうことに結びつくかは理解できているがゆえに、伊織は何度も生唾を呑み込む。
内心の迷いが反映されているのか、指の移動がときおり極端に遅くなりはするものの……しかし、完全に止まってしまうことはない。

伊織(………そ、そう、試すだけ、…ちょっと、触るだけ!チ○ポ♥♥は欲しいけど、本心から結婚望んでなんて……)

そこで黒タイツの言葉を思い出し、その瞬間に伊織の中である種の覚悟が固まった。
体のいい言い訳を見つけたことに後押しされ、婚姻届へとじりじり伸ばされる手の動きから迷いが消える。

伊織(大丈夫、触るだけなら、大丈夫…どうせなにも、変わらない、………変わらない、わよね?うん、絶対、変わらない………)

伊織(……ま、って?それならそもそも触る必要、………ないでしょ!?わ、わたし何考えてっ!!)

指先が薄っぺらな紙に届こうかというその直前、伊織の中に残っていた一抹の理性が息を吹き返す。
その瞬間に伊織は全力で手を引っ込めようとして、急激に力が入ったことでびくりと跳ねた指が、紙面をかすった。

伊織(あ………)

その瞬間、婚姻届が一瞬だけぼうっとした淡い光を放った。
あっけにとられている伊織と、爆発寸前の狂喜をぎりぎり心中で抑え込んでいる戦闘員たちの見守る前で、
なにも書かれていなかった「妻になる人」の記入欄に、細かい文字が浮かび上がり始めた。

伊織「待って……待ってうそっ、そんな、わたしぃ♥だ、だってただ触っただけ、結婚、なんて……♥♥」

「話聞いてなかったのかシャイニング・イオリ。ただ触っただけならそれ、別に変化しないんだぞ」
「つまり、いおりんは俺らと結婚したくてしたくてたまらない、チ○ポほしがりさんってわけだ………へへへ」

本人の見ている前で、伊織自身ですら自分で書いたのかと思ってしまうほどそっくりの筆跡で、
住所や生年月日などのこまごました必要事項が次々に埋められていく。
その様子を目の当たりにしてつぶやく伊織に、戦闘員たちが野次をとばした。

伊織「ち、ちがっ………わたしチ○ポ♥♥♥なんか、ほし………っ、ち、チ○ポ、なんて……♥♥♥」

あわてて否定するその言葉とは裏腹に、伊織の理性はどこか冷静に事態を受け入れ始めていた。

伊織(これに………わたしの名前、書かれちゃった、ってことは、……… これから……♥)

響『よかったねー、伊織、それに戦闘員のみんなもっ!結婚おめでとーっ!!』

そこでいきなり響の大声が割り込んできた。はっと顔を上げた伊織の目に、満面の笑みを浮かべた響と、
左右から同じように笑ってのぞきこむ律子とあずさ、そしてあずさに肩をつかまれて顔面蒼白の亜美の顔が映る。

響『もちろん自分だけじゃないよ。伊織の大事なユニットの仲間たちからもひとことずつ、はいどーぞ!』

伊織がなにも言えないでいるうちに響はさっさとフレームアウトし、残る三人に場所を譲った。

あずさ『本当におめでとう、伊織ちゃん♥先を越されちゃった上に、そんなにたくさんご主人ができるなんて…妬けちゃうわ〜』

律子『重婚飛び越して一妻多夫なんてやるじゃない?それだけいれば大事な水瀬のお家も、きっと安泰よ。て訳で、おめでとう』

亜美『……い、いおり、ん? やだよ、いおりん……………』

伊織「……………や、違う、の、これ………… きゃうっっ!?」

伊織がなんとか気を取り直し、三人にまともな返答をするより前に、うつぶせていた身体を軽々と仰向けにひっくり返される。
小さく悲鳴をあげた伊織が見たのは、にやにや笑いながらも目をひどくぎらつかせた戦闘員の顔だった。
935 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:27:39.39 ID:bICwyAzk0
伊織「ちょっ…は、放しなさっ、」

「ずっと、待ってたぞ、この瞬間をよぉ………ひひ、そらぁ……っ!!」

そして男は素早く伊織の両足を開かせ、腰をつかんで細い身体を引き寄せると
股間のいきり立たせた肉棒を、まったく躊躇することなく、伊織の未開通の秘穴にねじこんだ。

伊織「ぃいっひゃひぃぃいぃいいぃいぃ♥♥♥♥♥♥♥♥」

すでに触手ショーツがクロッチど真ん中に大きな通り道を開いてお膳立てしており、
そして伊織の処女穴もまた、尻穴を輪姦され注がれ続けた戦闘員たちの媚薬粘液によって
完全な新品にもかかわらず準備がすっかり整ってしまっていた。
熱く潤んだ牝の肉鞘は、初めて侵入してくる戦闘員の男根を易々と受け入れ、奥へとスムーズに導いていく。

伊織「〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥ ……く、はっ、♥♥♥♥♥♥ ぁ ♥♥♥♥」

自分が、膣内への最初の一突きだけで深いアクメを迎えさせられてしまったことはもちろん、
情けない叫び声を上げてしまったことすら、伊織には認識できていなかった。
黒タイツの腰の両脇を抜けて投げ出されていた細い足が宙に浮き、ひきつけを起こしたかのように
つま先までまっすぐ伸びきったままで小刻みに震え、伊織の身体が味わっている絶頂の強烈さを物語る。

「へへへ…ち○ぽブチこまれただけでイキやがったぞ、正義の魔法戦士サマが」
「中○生のガキのくせに、一段とエロ顔になっちまってまぁ……ああ、待ちきれねえ………!」
「どれだけアクメさせてやれるか楽しみだ。せいぜい壊れんなよぉ?」

男たちが性欲を隠そうともせず口々に喋る声も、伊織の耳には入らない。

伊織(これ……っ、チ○ポっ♥♥♥♥チ○ポきたっきちゃったぁっ♥♥♥♥わたしの、なかに♥♥♥♥戦闘員チ○ポぉ♥♥♥♥)

身体の中、女体の中枢への入り口を文字通りに埋め尽くされ、伊織の精神も同様にほとんど塗りつぶされる。
他人の体の一部が入ってくる、という意味においてはアナルを凌辱されることにも似ていたが、
それに比べてずっと強烈で、脳まで直撃してくるかのような激悦に、伊織は思考能力までも奪われていた。

伊織(おしりぃ、おひりと♥♥♥ぜんぜんちがううぅぅ♥♥♥♥すご、ぃ、こんな、わたし♥♥知らないっ♥♥チ○ポしゅごいぃぃっ♥♥♥♥♥)

「……うっとりした顔、しやがって。そうとう、気持ちいいらしいな?いおりん」

顔の前すぐそばのところから話しかけられて、伊織はかろうじて正気を取り戻した。
自分にのしかかる黒ずくめが、喜色満面のにやにや顔で見下ろし、伊織に話しかけて来ていた。

伊織「な、に、言って……んんんっ♥♥♥♥いやっチ○ポっ♥♥♥うごか、ないでぇ、動かないでったらぁぁ♥♥♥♥」

言い返している最中に男がほんの少し身動きをしただけで、膣内を埋めたペニスから伝わる刺激に
伊織は小さくも甘ったるい悲鳴を上げて身をよじり、それ以上の言葉が続かなくなる。
その無様な様子を見た戦闘員は当然のように、獰猛な笑いを浮かべた。

「そうかそうか、そんなにイイか。大事なはじめて奪われて、直後にそれって、いおりんは淫乱だなぁ……」

伊織(……………ぁ、あ……♥♥♥そう、いえばわたし、これ………処女、こんなやつに………っ♥♥♥)

純潔を、どこの誰とも知らない戦闘員の男に散らされてしまったという残酷な事実もさることながら、
それを当の相手に言葉にされるまで思い出しもしなかったことのほうが、より強烈に伊織の心をしめつける。
だが、それよりもさらに伊織の心を追いつめてしまうのは……

伊織(でも…痛くも、苦しくもない、おなか熱いっ……♥♥♥こんな、やつのチ○ポっ♥♥♥なのに、…きもち、いぃ♥♥♥♥)

……処女を奪われてしまった屈辱すらも、快感の材料にすりかわってしまっている現実だった。
そしてそのことを咀嚼しきれずにいるうちに、伊織の純潔を汚した戦闘員が腰を使い始める。

伊織「えっ、や♥♥♥いやぁ♥♥♥♥やめ、へぇ♥♥♥やめなしゃいぃ♥♥♥チ○ポらめっあっ!?♥♥♥あーっ♥♥♥♥」

「おいおい…っ、まだちょっと、腰ひねっただけだ、つーのに……それより、いおりん、気づいてるか?」

伊織「き、気づ、くって、あんっ♥♥♥なにを、なんのことっ、や……ひゃうぅう♥♥♥」

「コレに決まってんだろ、が。おら、お待ちかねのチ○ポ、この形、わかるだろぉ!?おらっ、どうだ、っ」

口から唾をとばす勢いで喋りつつ、黒タイツは腰を突き出しこすりつけるようにして、伊織の中を男根でこじる。
中をみっちりと埋め尽くした肉にかきまわされる感覚に翻弄されながら、
伊織は男の口調と声、そして身体の中で感じ取れてしまうその形とで、相手の言いたいことを理解してしまう。

伊織「やらっそんなっチ○ポ♥♥♥ひあぁぁっ♥♥♥♥こ、これっ………♥♥♥あ、あ♥♥♥これ、チ○ポ♥♥♥おしり、おひりのぉぉ!♥♥♥」

「そうだ、ひひっその通りだぁっ!ケツマ○コも、マ○コも……両方っ、いおりんが処女を捧げたチ○ポ様だぞぉ!?」

勝ち誇ったように叫ぶと、戦闘員は身を乗り出してシャイニング・イオリの身体に覆いかぶさった。
そして、伊織の両足を宙に向けてV字に開かせると間に身を割り込ませ、そのまま打ち込むような激しいピストンを始める。

伊織「待っ…あっ♥♥♥♥ぁ、♥♥♥やぁん♥♥らめぇ〜〜っ♥♥♥♥はげしっ♥♥♥♥チ○ポ深いのっらめぇぇえ!♥♥♥♥」
936 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:28:08.89 ID:bICwyAzk0
じゅぽっ、ぢゅぼぉっ、と音を立て、狭く締まった伊織の膣穴奥深くにまで戦闘員のペニスが入り込み、引き出される。
首を振りたくり、必死に抗おうとする伊織だが、出入りしている牡の象徴の表面はべっとりと泡立つ白い粘液に覆われて濡れ光り、
破瓜の残滓などすでに見当たらなくなっているだけでなく、伊織の女体が蕩けきっていることまで証明していた。

「すっげえ音だな、それにあれ、どう見ても本気汁だろ。いおりんはエロいなぁ……」
「押しのけるフリすらしてねーのに、イヤとかダメとか言われても説得力ねえよ。やっぱ誘ってんな?」

伊織「そんっ、なっ、あッ♥♥♥いや、言わないで、ぇ……んひぃぃい!?♥♥♥♥や♥♥♥あぅっ♥♥♥♥はうぅうんっ♥♥♥♥」

聞こえてきたほかの戦闘員たちのつぶやきにまでつい反応してしまい、集中がほかに向きかけたところを
突き込まれるペニスの衝撃に啼かされて無理やり引き戻され、そのまま伊織は悦楽に喘がされる。

「そもそも、チ○ポほしい欲しいって言ってたの、いおりん、だろうが!まずは、お礼くらい言え、ないの、か!?」

さらには自分をまさに犯している目の前の戦闘員からも大声で詰られ、混乱はまったく治まらないまま、
伊織は身体だけを加速度的に狂わされてしまう。
結果として、罵られていることはかろうじて理解した伊織は、思ったとおりの素直なことを口にした。

伊織「らってっ、だってぇええっ♥♥♥♥知らなかった、ああぁっチ○ポっ♥♥♥こんな♥♥しゅごいっ♥♥♥♥なんて、知らなかったのっ♥♥♥♥」

媚薬粘液を直接粘膜からたっぷり吸収させられたとはいえ、本来は排泄のための器官である肛門と
生殖器につながる膣穴とでは、同じ肉棒で責め立てられるにしても感覚が違いすぎた。
発情して潤み切った牝穴を乱暴に突く前後運動で脳までとろかされ、途切れ途切れの伊織の悲鳴がさらに上ずっていく。

「そう、かよっ、それなら教えて、やらなきゃなぁ……これが、セックスだっ、こうやって子づくりすんだよぉ、ほら、そらっ、どう、だ!?」

伊織「ふあぁぁっ!?♥♥♥♥あっ♥♥♥あぁん♥♥♥♥あっ♥♥♥ぁああぁっ♥♥♥や、め…♥♥♥こ、こづく、りっ♥♥♥♥!?」

下腹部や太ももの肉が打ち合わされるぱちぱちと張った音が、湿った肉穴を耕す、ぐぽぐぽという水音に混じる。
そのさなか、黒タイツの口にした中に不穏当な単語を聞きつけ、伊織は思わず聞き返してしまう。

「あぁっ子づくりセックス、だっ!結婚して、セックス、するのは、子供…つくるために、決まってるだろ!?」

今さらのように、律子の言った「水瀬の家もきっと安泰」という言葉が戻ってきて伊織を打ちのめした。

伊織(子ども……つく、るって…♥♥わたし、……結婚……して♥♥♥ こいつら………の、赤、ちゃん、……!?)

知識としては当然知っていたはずの、結婚、性交渉、妊娠、出産という一連の行為が伊織の頭の中でようやくつながり、
そして、自分はまさに目の前の相手…相手「たち」とそうなることを望んで、自ら婚姻届を完成させてしまった、ということにまで思い至る。
一方で、自分に組み敷かれ、女芯を貫かれているシャイニング・イオリが顔色を変えたのを目ざとく見つけ、
黒タイツは激しくピストンを打ちつけながら、逞しい肉体と下卑た言葉の両方を駆使し、さらなる凌辱を加えていく。

「ひひひっ、水瀬のお嬢様教育には、まだ、含まれてなかったか!?じゃあ、しっかり、身体で覚えないとなっ」

伊織「そ…んにゃっ、許さな……きゃぁあんっ♥♥♥♥いや、いやぁあ!?♥♥♥赤ちゃん、あんたたち、のっ、やらぁ♥♥許してぇっ♥♥♥」

「いくらなんでも今さらすぎんだろ、シャイニング・イオリ。婚姻届出すってふつー、そういうことだろうに」
「まあ、お子ちゃまには難しかったかもな。自分でママになればわかるんじゃね」
「安心してくれいおりん!俺ら全員、誰のタネでも詮索しないで全員で認知するって決めてっから!」

伊織「ば、ばかぁっ♥♥♥♥んひぃっらめっ♥♥♥チ○ポぉ、突いちゃらめぇ!♥♥♥♥やめてっ♥♥♥子づくり、なんて♥♥したくないぃぃ♥♥♥♥」

膣内を剛直にごりごりと深く大きく力強くえぐられ、雄の肉体に押しつぶされそうな伊織の肢体が何度も跳ねていた。
合わせて戦闘員の腰の動きがますます速度を上げ、奥を突かれる感覚に意識が飛ばされそうになったところで
伊織は自身の蜜壺を犯すペニスが震えつつ体積を増やしているような、すでに別の場所で何度も味わってしまった錯覚に襲われる。
隠せない快楽にのけぞっていた伊織の目がはっと見開かれた瞬間、凌辱を続けていた男が雄たけびを上げた。

「うぉぉっぐぅっ……い、イキそうだ、イク!さっきまで、処女だったいおりんのマ○コ、に、膣内射精、して、やるっ……!!」

その言葉の意味を、頭でも身体でも瞬時に理解し――理解させられてしまい、シャイニング・イオリは必死になってもがき始めた。

伊織「そ、それだけは、いや、いやぁあーーっ♥♥♥♥やめ…うそ、うそでしょぉっ!?♥♥♥♥やめてっ♥♥♥やめへぇえ♥♥♥♥」

しかし、未だにシャイニング・イオリの両手はがっちりと触手と一体化したグローブに固められていて、
両足も戦闘員が肩にかつぐようにして高く上げられた姿勢を取らされている上、
完全に身体全体にのしかかられ、腰を打ち下ろされている状態では、多少身動きしたところでなんの抵抗にもならなかった。
むしろ、膣で射精されることに怯え、懸命に抗うその姿が、かえって凌辱者の劣情をかきたててしまう。

「忘れたのか、もう俺たち……、夫婦、なんだぞ伊織っ!初めてのセックス、で、意地でも、イカせてやるからな!」

野太い声で名前を呼び捨てにされた瞬間、伊織の身体の芯のあたりでなにかが強く、きゅぅっと収縮した。
937 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:28:38.32 ID:bICwyAzk0
伊織(……っっ!?♥♥♥♥…な、っに、いまの、っ♥♥♥名前、呼ばれただけ、なのにぃぃっ!?♥♥♥)

きゅんきゅんと切ないような痺れるような感覚が瞬時に全身を走り抜け、伊織の思考が硬直する。
しかし固まったのは思考だけで、身体の方はむしろ鋭敏すぎるほどの反応を返していた。
ちょうどそのタイミングで奥まで侵入してきた黒ずくめの怒張を、熱く潤んだ伊織の膣壁は大悦びで迎え入れ、
ただでさえ狭い膣肉全体でまとわりついてぎゅっと強く締め上げた。

「おぉおぅっっっ………締、まるっ!?だめだもう、出る、イク!中に、出すぞぉぉっ出るぅぅっ!!」

完全に不意を突かれた戦闘員だったが、すぐに頭を切り替えると本能に身を任せた。
未練がましい伊織の締めつけに全力で逆らうと腰をなんとか引けるだけ引き、
そして、がちがちに勃起したペニスを渾身の力で中へ叩き込み、行き止まりに達すると同時に溜めこんでいたものを解放する。

びゅくっ、びゅーっ!どぷっ、どくっ、びゅるびゅるっどぷぅぅっ!

伊織「やぁああぁ♥♥♥♥♥♥あ、ああぁあぁーーーーーーーーーっっ!?♥♥♥♥♥♥」

熱くこってりとしたゼリーのような、女体を狂わせるそれ自体は、伊織が何度も尻穴に吐き出されたのと同じものだった。
しかし、まだ小さく狭い膣内すべてをいっぺんに満たしてくるどろどろしたマグマのような感覚も、
その奥の子宮の壁にまでびちゅびちゅと灼熱のかたまりが叩きつけられ、そのままへばりついてくる感触も未知のもので、
伊織は限界まで弓なりに背をそらし、長く尾を引く絶叫を上げて、初めての中出しでアクメを迎えてしまう。

伊織「チ○ポぉ♥♥♥♥チ○ポびくびくしてるっ♥♥♥いやぁあっ♥♥♥♥中でっ、精液♥♥♥いっぱい出されてるぅ♥♥♥♥」

「まだだ、まだ出るぞいお、りんっ!!オラっイケっイっちまえ、イケぇえぇ……っ!」

わめき散らしながら、戦闘員は腰や尻の筋肉を見てわかるほど痙攣させ、
肉体強化にともなって量まで増えた媚薬精液を、最後の一滴までシャイニング・イオリの牝穴に注ぎ込む。
その屈強な体に組み敷かれた伊織の姿はほとんど覆い隠されてしまっていて
一直線に宙に伸びた、ブーツに包まれた足先だけが唯一、激しく震えてめちゃくちゃに跳ねまわり、
牡汁をどぷどぷと流し込まれるたびに絶頂させられる伊織の現状を如実に示していた。

伊織「やっ♥♥♥♥らめ♥♥♥♥子ども、赤ちゃんできちゃう、からぁ!?♥♥♥♥中出しもうらめぇえぇーーっっ♥♥♥♥」

「うおー!初めて生で見たわ、種付けプレス。いい感じにエグいな、俺もやろ」
「やっべ……あんなエロ声、聞いてるだけでもう、暴発しちまいそう…早く、早く順番……!」

男の体にさえぎられ、多少くぐもって聞こえる伊織の悲鳴を聞いても、順番待ちの戦闘員たちは気にもとめていなかった。
やがて一番槍を心行くまで堪能した男がゆっくりと身を起こし、荒く息をつきながら伊織の中からペニスを引き抜く。

伊織「あぁ…………っ♥♥♥♥はぁ……はぁ、ひゅー……っ、はひ、っ♥♥♥」

息をつくことしかできないのはシャイニング・イオリの方も同じだった。
たっぷりと吐き出されたばかりの精液が、中からどろりと逆流してくる不快な感覚にぎゅっと目をつぶって耐え、
伊織は脱力しきって足すら閉じずに横たわったまま、なんとか身体と心を落ちつけようと試みる。

伊織(おしりと……こんな、違う、なんて♥♥♥お腹…おま○こ、いっぱい、中に残ってる……♥♥♥)

伊織(…それに、まだ…あつい、ぃ♥♥♥これも媚薬♥♥の、せい……?♥♥♥お○んこ、どんどん、あつくて、うずいて♥♥)

「………ふ、ぅ。お先、悪ぃな。どんどんやってやれ」
「言われなくてもヤるに決まってんだろ。まずは、前のときのおあずけ分からだ……!」

床のわずかな振動と、声が近づいてきたことでその接近に気づき、伊織がきつく閉じていた目を開いた瞬間、
二人目の黒タイツは伊織のひざ裏に手を差し入れると一気に身体をひっくり返した。
腰から半分に折りたたまれたような、俗にいうまんぐり返しの姿勢にされた、と伊織が認識できたときにはもう、
いやらしい笑いを浮かべた戦闘員が勢いをつけて腰を突き出し、いきりたつ肉棒がじゅぷじゅぷと膣襞をかきわけていく。

伊織「やめ……♥♥♥んひぃいぃいっ!♥♥♥♥♥ま、またっチ○ポぉぉぉ♥♥♥♥♥」

イカされた直後で、膣内にはまだ出されたばかりの媚薬粘液がしっかり残っている状態でにゅるにゅると侵入され、
伊織の精神を置き去りにして肉体はあっさりと戦闘員のペニスに屈した。
直前の絶頂の余韻か、新たに叩き込まれたアクメの波かもわからないまま、伊織の膣肉は艶めかしく収縮を繰り返して
新たにやってきた次の牡のモノを包み込み、快楽を貪ろうとして熱心にじゃれつく。

「ひひ、ひ…♪イキマ○コはやっぱり、よく締まる、な?ただでさえロリでキツいのが、もっと吸いついて、くるっ」

媚薬粘液と伊織自身の分泌液でぬかるみきってはいても、つい直前までは処女だった伊織の肉穴。
挿入直後のその狭さと熱さ、締め付けをしっかり楽しんだのち、二人目の黒タイツもまた、杭打ちよろしく腰を打ち下ろし始めた。

伊織「あぁ、あぁぁん♥♥♥♥うあぁっ!?♥♥♥♥ふ、深っ、奥♥♥♥あたってるぅ♥♥♥♥こんなっチ○ポおくまでぇえ♥♥♥♥」

「おーおー、いい声出るじゃん、シャイニング・イオリ……!深いの好きか、よしっ、うしっ、おらっ」

伊織「ちが、好きじゃ、ないっ♥♥好き…いぃぃっ♥♥♥♥♥あぁあぁ♥♥♥♥突かないでぇっ、らめらめぇえ♥♥♥♥」

伊織の反応が変わったことを敏感に察知し、黒ずくめは角度を微妙に変え、膣穴深くにまで届くようピストンを続ける。
犯され、絶頂を迎えたあとの膣肉を執拗に底のあたりまで擦り立てられ、伊織はあっという間に性感を昂ぶらされてしまう。
938 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:29:31.20 ID:bICwyAzk0
伊織(だめ、だめっまたイかされちゃう♥♥♥♥中にっ、びゅーびゅーって、されて…♥♥♥♥妊し…っ、こども、いや、ほんと、…に?♥♥♥)

快感にすっかり翻弄され、思考の内容までそれに伴う最悪の想像へと誘導されてしまう。
そこへ、息を乱して伊織の奥を熱心に突いている最中の男が、より事態を悪化させる爆弾を投げつけた。

「種付けで、またイかせてやるぜ……○学生でも関係、ねえ。きっちり排卵させて、卵子までレイプ、してやるからなぁ」

伊織(…………はい…らん? らん、し……………)

年齢的に伊織はまだ、生理周期のことをそこまで強く日常的に意識してはいなかった。
それは当然相手も理解していたと見えて、にやにや笑いを浮かべた戦闘員が言葉を続ける。

「俺らの、精液はな、いおりん。強制的に、排卵……卵子、出させる効果も、あんだよ。媚薬ってだけじゃ、なくてな」

伊織「……………っっっ!?」

一呼吸おいて、男の言葉の内容を理解し、伊織の表情が驚愕にゆがんだ。
その精神的肉体的な隙を見逃さず、二人目の戦闘員も言葉と肉体の両面から伊織を追いこんでゆく。

「なに、ビビってんだ、夫婦なんだからいいだろ?!幸せ家族計画、ってやつ、だ、っおらっ!」

伊織「いやっ絶対、いやぁああぁっ!?♥♥♥♥いらないぃっ絶対ぃぃ♥♥♥♥子どもっ、妊娠なんてぇえっ♥♥♥♥」

腰を単に振るだけでなく、円や8の字を描くようにくねらせ、黒タイツは伊織の肉壺を責め立てた。
そのわずかな工夫だけで伊織は面白いように啼かされてしまい、悲鳴の語尾までも甘くふやける。

「いるいらないじゃねえ、結婚したから、作るんだ、よ……だいたいもう、さっきイったので排卵、してんじゃねえかぁ!?」

伊織(………うそっ、そんな!?♥♥♥♥も、しそう、だったら、わたしっ………♥♥♥♥)

排卵したかどうかなど感覚で把握できるわけもないことが、この場合は完全に裏目に出ていた。
はっきり是とは言わずに済むかわり、確信をもって否定することもまたできず、
男が口にしたように、すでに排卵してしまっているという可能性に頭を支配され、伊織はひたすらにおびえる。

伊織「はうっぅ、ぁ、あ♥♥♥♥も、もうやめなさ、いよぉっ♥♥♥♥チ○ポ抜いてっ、抜きっ、♥♥きゃひぃぃいい!?♥♥♥♥♥」

気力を奮い起こして伊織が吐いた制止の言葉は、奥の肉壁をごちゅっと突く男根の感覚を前に嬌声に変わる。
憎き魔法戦士であり、同時に現役のアイドルでもある強気な少女が自身の性器に責められて悶えるさまを間近で眺め、
シャイニング・イオリを凌辱する戦闘員の興奮もまた、いやがおうにも煽り立てられていく。

「ち○ぽ抜く、のはそっちの役目だぞ、いおりん!っぁ、やべっ、そろそろマジで、イキそうだ、っ」

全身を甘く揺する肉棒の震えを敏感すぎる肉鞘全体で感じ取ってしまい、伊織の身体が大きく跳ねた。
逃れようともがいたところで、ひざ裏に添えられた力強い男の手に身動きは封じられていて、
そしていくら抵抗の言葉を吐いたところで男の行為にはなんのブレーキにもならない。

伊織「そんなぁあぁあっ♥♥♥♥やめて…、やめないと、ひどいんだからっ♥♥♥♥中になんて絶、対っんひぃいぃ♥♥♥♥♥」

ひときわ強くえぐりこんできたペニスに弱いところをかすめられ、伊織はのけぞって白いのどとあごを晒した。
その瞬間に反射的に膣肉が強く締まり、またしてもそれが男の堤防を決壊させる最後の一押しとなってしまう。

「言われなくても…中に、絶対注ぎ込んで、やる、中出しで、またアクメさせてやるぞっ出るっうぉおぉぉっ!!」

短く叫ぶと、男は全身を瞬間的に浮かせる勢いで腰を上げ、そこから全体重をかけて下腹部ごと、深々と男根を打ちつけた。
そしてその叩きつけた衝撃でスイッチが入ったかのように、伊織の中を奥まで埋め尽くした勃起ペニスが欲望の奔流をぶちまける。

伊織「あへぇえぇぇええっっ♥♥♥♥♥ま、また中らひぃぃぃっ!?♥♥♥♥♥いやぁっイク、イクイックうぅぅっ!♥♥♥♥♥」

ほとんど条件反射だった。びゅくびゅくと震え続ける戦闘員ペニスが、ねっとり熱く、身体の中へまとわりつく
半固体とすら思える精液のかたまりを吐き散らす。その悪魔的な肉悦を前に伊織の意識ははるかな高さへと飛翔し、
その口からは屈辱的な敗北の証である絶頂宣言がはしたなく迸った。そして、それでもなお、伊織の迎えたアクメは止まらない。

伊織「らめっ♥♥♥♥こんなの受精しちゃうぅ♥♥♥♥妊娠、しちゃうっ♥♥♥♥わたしまだ中○生なのにっアイドルなのにぃぃ♥♥♥♥♥」

いつの間にか、伊織の頭の中では排卵していることが確定事項にすり替わってしまったかのようだった。
その背徳的ともいえる絶叫がまた男の本能を刺激してしまい、射精を続ける戦闘員の嗜虐心に火をつける。

「ふへへへ……へへ、ならイケよいおりん、孕んでイっちまえ!オラッ孕めっ!アクメしながら妊娠しろぉぉ!」

伊織「やらぁぁああっ♥♥♥♥♥アイドルできなく、なるぅ♥♥♥♥♥赤ちゃんいやっ、チ○ポいやぁ♥♥♥♥♥精液出しちゃいや…っはひぃいぃい!♥♥♥♥♥」

どこか楽しげな男の怒声と、なぜか嬉しそうにも聞こえる伊織の悲鳴が混ざり合い、奇妙な不協和音を奏でる。
その二人の身体もまたぴったりと密着して絡みあい、ひとつの歪な生き物のような形となって、
悲鳴や叫びに、そして生き物の基本である生殖の動きにあわせてびくびくと跳ね、激しく痙攣し続けていた。
939 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:30:32.23 ID:bICwyAzk0
雪歩(…………っ、すご、い♥♥♥)

二人目の男のひとが起き上がって、どいた後も、伊織ちゃんはぴくりとも動きません。
細かくいえば、指先とか、足とか、お尻とか腰とか……それに、あそこ♥ も、ぴくぴく震えてはいました。
でも、それ以外の部分には力が入らないみたいで、首もがくんって横を向いてしまったままです。

ちっちゃい伊織ちゃんの身体に、黒ずくめの人が思いっきりのしかかっていって。
とても太くて、びくびく動いてる……男の人のモノ♥で、何度も、それも今度はお尻じゃなくて……
……お○んこ♥♥を、いっぱいいじめて、レイプしていました。

ちょうど二人目が終わったいま、伊織ちゃんは画面に向かってだらしなく足を広げてて、
中にたっぷり出された白いべとべと………せい、えき♥♥ が、とろーって、出てきちゃってます…♥

雪歩(あんなにされて、伊織ちゃん、たくさんイかされてた……♥♥今のお顔、それに全身、どろどろで、すごくエッチだよぉ……♥♥)

そこまで考えたとき、後ろでそっと動く気配がしたと思うと
すぐに四条さんのやわらかな声が、耳元でひそひそささやきかけてきました。

貴音「少しだけわたくし、席を外します。雪歩、ここでお待ちを」

それだけ言うと、四条さんはわたしの返事も聞かずにすっと静かに立ち上がりました。
そのまま響ちゃんの方へ向かってゆっくり歩いていくのを、わたしは座ったまま、見送ります。

雪歩(なんの用事かわからないけど、ここで待ってるように、って四条さんに言われたんだから、ちゃんと待ってなくちゃ………)




いつの間にか豪華な椅子を人数分召喚し、座っていた響たちのところに、
「幹部」の中ではひとりだけ離れていた貴音が歩み寄り、響相手になにか話をしている。
距離が遠すぎて内容はわからなかったが、しかし、俺がいま気にしているのはそんなことではなかった。

P「雪歩?おい、雪歩!?聞こえないのか、返事してくれ雪歩っ!!」

同じ部屋の中、どころか、俺を閉じ込めている檻さえなければすぐに歩み寄れる距離に、雪歩が座っている。
ぺたんと完全に腰を下ろしたいわゆる女の子座りの姿勢で、だがその目は一心に貴音に注がれていた。
そして、俺の声が聞こえていないはずはないのに、どれだけ呼びかけても反応を示さない。

P(ずっとそばにいた貴音が、なんでかノーマークで離れてるんだ……今こそがチャンスのはずだろ!?どうしたんだ!?)

ひょっとすると、響か、ほかの「幹部」の誰かが、俺の声を聞こえないように細工しているのかもしれない。
もう一度試してみようと思い、俺は改めて口を開いた。

P「雪……」

貴音「無駄ですよ。今の雪歩には、目で見るもののほかは、わたくしの声しか聞こえておりません」

P「っ!?た、貴音………!!」

響との話がいつ終わったのか、気配も何もないまま、俺の檻の真後ろあたりに見慣れた銀髪がたなびいていた。
急いで振り返った俺の顔を見てわずかに微笑み、貴音が言葉を続ける。

貴音「それに、雪歩一人でこの局面を打開できるとお思いですか?寝た子を起こすな、と申しますよ、ふふ……」

そう言うそばから、俺の目の前で、貴音の姿が足の方から少しずつ透明になっていく。
頭が追いつかず言葉が出てこない俺にもう一度笑いかけて、貴音は言った。

貴音「少々伊織のところへ行って参ります。すぐに戻りますので」

言い終わる頃にはもう貴音はほぼ完全に見えなくなっており、声だけが聞こえるような有様だった。
何秒かの間呆然としてしまい、それからすぐに貴音の言葉を思い出し、映像のひとつに目を向ける。

P(………っ、伊織……すまん…………こんなもの見せられてるのに、何も、してやれないなんて…………)

状況は最後に見た……まぶたの裏でも見せつけられたところから、さして変わっていなかった。
戦闘員に連続して犯され、たいがいな量を射精されて……そして、何度も絶頂してしまった伊織が力なく横たわっていて、
その近くには当然、まだたくさんの黒タイツを着た連中が控えている。

と、その映像の中、陽炎のようなゆらゆらしたものがぼうっと像を結んだかと思うと、それが瞬時に貴音の姿に変わった。
画面越しに見ていた俺はもちろんのこと、画面の向こうの戦闘員連中も驚いた反応をしている。

『……っ、た、貴音様!?』
『どうして急にこちらへ……もしかして、もうシャイニング・イオリを連行されますか?』

何人かが遠慮がちに質問する中、少し離れたやつらが一様に不満げな顔をしているのが目に入る。
つまり予定ではもっと伊織を………相手にする、はずだったのが、繰り上げになって貴音がやってきたということ、か?

貴音『ああ皆様、急にお邪魔して申し訳ありません、すぐに退散致します。…が、その前にほんの少し、時間を頂戴できますか』

貴音はそう言って、状況がわからないらしい黒ずくめの連中に向かっても、さっき俺に見せたのと同じ微笑を浮かべた。
940 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/12(日) 23:31:49.19 ID:bICwyAzk0
………誰かが、なにかごちゃごちゃと、話しかけてきてる、気が、する。
どうせまた、戦闘員のやつ、聞くだけ無駄………
ただでさえまだイったばっかり♥♥…だし、お腹の中……精液、♥♥ たぷたぷ揺れてて気持ちぃ………っ、わるい、のに♥♥

「―――――おり。伊織?少し、お話してもよろしいですか?」

前にもどこかで聞いた声だ、と頭が把握して、同時に、視界の大半に銀色のふわふわしたものがあることに気づく。
目を開いて、ぼんやりしたピントが合う感じがして……目の前に、貴音が、「幹部」がしゃがみこんでいた。

「おぉ、起きましたか。……あ、結構です、そのままで良いですので」

こいつを前にして寝ているわけにはいかなくて、でも手も足も、身体のどこにも力が入らない。
なんとか起き上がる方法はないか、と内心パニックになってるうちに、銀髪の「幹部」がすっと手を上げてわたしを制した。
……悔しいけど、今は、こいつの言うことに従う以外の選択肢がない………!

「さて…もう説明は受けましたね?この殿方たちが注いでくださる精は、女子にとって……とても特別なものである、と♥」

そして、貴音の顔も口調も声もわたしの記憶通りだったけれど、話す内容はやっぱり完全にイカれていた。
わざわざそんなことを言うためにここへ来たのか、と嫌みの一つも言ってやりたい、…………のに…

伊織(……お、思いだしちゃ、だめ…♥♥♥こいつらの、精液…媚薬のこととか、………排卵、のこと、とか…!♥♥)

貴音の口にした単語を聞いたとたん、ついさっきまでの…いろいろが、一気に蘇ってきた。
おなかの奥……子宮♥♥でまだ揺れてる感じのする、連中のアレを意識してしまって、また、身体があつく………♥♥♥

「ところでわたくし、雪歩と伊織に関して、響よりじきじきに『おもてなし』をするように言いつかっておりまして」

そんなわたしの様子なんてまるで興味もないみたいに、貴音は言葉を続ける。
その目も、わたしの目どころか顔のほうにすら向いてなくて、もっと下の……おなか、を見てる?

何を考えているのかまるで見当がつかない。これはある意味、以前と変わらなかった。
とにかく話をしてヒントだけでも得ようと思ったところで、貴音が左手をすっと上げて、わたしのおへその下あたりに近づけた。

伊織「ちょ……っと、何やって…っっっ!?っあ、あぁあぁぁぁぁっ♥♥♥♥」

肌の外側、そしておなかの奥のほうから、同時に、燃え盛る炎を押し当てられてるみたいだった。

伊織(ここっ、てさっきのっ♥♥♥子宮、の……あた、り♥♥♥あつぃ、いやぁぁっ何これっ、ま、また♥♥♥♥……イ…)

目の前が真っ白になって高い空の上から真っ逆さまに落ちていくみたいな、さっき何度も味わったあの感覚、
それがやってくるコンマ何秒か手前で、いきなり、わたしを焼き焦がしていた熱が引いた。
やっとの思いで目を開くと、貴音はすでに手をかざすのをやめている。

伊織「………あ、んたね、今の…………わたしに、何したの…!」

貴音「いえ、あちらで聞いていた限り伊織は、よほど孕まされることがお望みだったようですので」

伊織「っっ!?」

正反対のことを言われたことよりも、すべて見られているってことを改めて思い知らされるほうが、よほどきつい。
貴音が見てたってことはもちろん響もだし、さっきの……律子も、あずさも、亜美も、そして………アイツ、も………♥

伊織(あ、あんな、はしたない声出して………恥ずかしいこと、いっぱい叫んでたのを………♥♥)

伊織(……それどころ、じゃない……!わたし……処女、とられちゃうとこ♥♥も………?いやぁぁっ!)

貴音「そこでわたくし、微力ながらお手伝いをと思った次第です」

考えが変なループにはまりこみかけたところで、貴音の声で現実に引き戻された。
……もう起こってしまったことは、どうしようもない…んだから、これからの方策を……… ……お手伝い?

伊織「お手伝い……さっきの、あれが?ふ、ふん、どうせあんたたちのことだから、また媚薬♥♥♥がどうの、とか!」

貴音「違いますよ。………それとも、ふふ、そちらがお望みであれば、すぐにでも用意いたしますが?」

憎まれ口をたたいてやったら妖しげな笑いと減らず口でやりかえされて、ぐっと言葉に詰まる。
そのわたしを見て何が面白いのかひとしきり笑ったあと、貴音は平然とした口調のままで、言った。

貴音「さきほどのものは……そうですね、あえて近いところで申せば、『妊娠検査薬』でございます」

伊織「……………は……?」

予想外にもほどがある単語が出てきて、馬鹿みたいな声が口からこぼれた。
なにが嬉しいのかにこにこ顔になった貴音が、またすっと片手を上げて、わたしの下腹あたりを指さす。

貴音「論より証拠、ということで、まずはご覧ください」

伊織「なに………え?えっ!?な、なに、これ!?」

わたしのおへその下、足の付け根との間でだいたい三角形になっているあたり。
その大半を埋め尽くすように、左右対称の、幾何学的でいてどこか禍々しい模様が、いつのまにか、刻み込まれていた。
941 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/02/12(日) 23:42:41.07 ID:bICwyAzk0
座右の銘は:質より量(挨拶)


今回はここまでです。


Q.いおりんにだけチ○ポチ○ポ言わせてるのひどくね?

A.え、いちばん似合いません?



Q.春香さんのエロがうすい

A.つ 前スレ



>>682氏および皆様ご安心ください、いおりんはまだ堕ち幅を残しております。
というか、こんな中途半端なところでほんとごめんなさい。
次はもっとドロドロになるまでヤってやんよ(こうやって長くなるし復帰の方便がめんどくさくなる病)

※でもちょっとエロく書けたような気もするんだ
※まったくもっていつも通りの様式美かなーって気もしてる




あなたは快楽堕ちと触手がだいすきで♥を積みまくるフレンズなんだね!すごーい!
なおこのスレだけで♥1万字超えてました、本当にありがとうございました。


淫紋って………いいよね……
判定時の効果とかまだ何も考えてないけどいおりんだからピンクに光るのだけは確定事項です。


日付変更回避成功。22時台? スワセン……スワセン……
おやすみなさい。
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 23:54:17.24 ID:k1qo0WcD0
乙です。また書けるようになったら連絡ください。
おやすみなさい。リアルでの幸運祈ってます。
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 23:59:06.26 ID:PdajKiDn0
ありがたや…ありがたや…
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 00:34:16.98 ID:58ZQf/uU0

雪歩もすっかり触手レイプに恍惚の虜になって、犯されている春香に憧憬するまでにマゾレベルが上がっちゃったなあ
ただ傍観しているだけで堕ちかけているし、あとは貴音に実技を施してもらえれば完璧だな

伊織もこれまでの情交をPにしっかり視られていることを意識して、しっかりと反応してくれてるし
他の娘たちも含めて、触手や粘液によるレイプだけでなく、Pの視線でも感じて興奮していく体にしてしまおう

>>淫紋って………いいよね……
この手のエロストーリーには欠かせませんよね
いっそのこと響のペット(家族)の証として、マジシャンだけでなく幹部組にも付けてしまうのも一興かと
945 : ◆8K4B/3Nlpc [sage saga]:2017/02/14(火) 18:30:55.23 ID:ItMA77Dz0
なにをトチ狂ったか、今夜あたり、ひょっとしてちょっと投げに来れるかもしれません。
その場合、時間的にはいつもの感じです。
レス数もそんな多くはならないでしょう。たぶん。

とかいってしれっと来なかったりするかもしれませんので、期待はせずにお待ちください。



ところでよく考えたらそろそろ次スレの季節ですね………?
前スレと比べてもぜんぜん話進んでないのに!コワイ!
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/14(火) 19:50:04.21 ID:rkt+JTyIO
触手が生えてなくても、意地でも粘液まみれにしていく>>1の強い意思

伊織だけでなく雪歩も、最初は戸惑っていても快楽に飲まれてしまって、自ら連呼して浅ましく求めてしまう様は、とても似合っていると思うんだ

残り二人まで来たんだから、立派な進歩ですよ
まあ、人数が増えたからスローペースなのは已む無し
期待込めて、日付変更付近で待機を
947 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:00:37.42 ID:x2SDTur30
わたしの下腹部に妙な紋様が浮かび上がったのを、貴音はあいかわらず薄笑いを浮かべて眺めている。

伊織(貴音がさっき、触って……はないけど、手をかかげた後で、これが………)

身体の中と外、両側から燃やされてたみたいな熱そのものは、もう感じない。
ただ、その残りっていうか、残響みたいなものは確実に尾を引いてるようだった。
さっきまで黒タイツどもに犯された直後ばりに……どうかしたらそのとき以上に、おなかが、熱い………♥♥

伊織「…!?ちょっ…ど、どうなってるの………?」

ふと見ると、おなかに描かれた変な模様全体が、ぼんやりとだけど明滅を繰り返していた。
わたしの呼吸や鼓動と、光ったり消えたりするタイミングが微妙に同調してる、ような気もする……

伊織「って、いうか……そうよ。さっき言ってた、その……妊娠、検査…薬が、どうのって、どういうこと!?」

そこで、見た目に気を取られてつい忘れていたことを思い出した。
さっきの貴音の言葉はいったいどういう意味なのかを、ちゃんと確かめておく必要がある。

貴音「特に難しいことはございません。伊織が孕んだかどうかが、これでわかるというだけです」

伊織「はら、っ………!?」

貴音はこともなげにそう言った。意味がわからない。わかりたくもない。
こんなただのタトゥーもどきみたいなもので、妊娠♥♥したかどうかなんて、わかるわけ…ない、のに!

貴音「具体的には、伊織が子を宿しましたら『それ』が強く光ることでわかります。よい目安になるかと…」

相変わらずにこにこ笑いながら、貴音が説明を続けていた。
この説明自体がそもそもブラフっていう可能性だって十分に考えられる、と思う。

伊織(…でも、こんな小細工のためだけに、わざわざ「幹部」がここまで出張ってくる必要……あるの?)

そこがまず腑に落ちない。そのとき、考えているわたしのすぐそばまで近づいてきて、貴音が声をひそめた。

貴音「そうそう、効果がもう一つ。…孕んだとき、今までよりも遥かに強烈な絶頂♥を、迎えることができますよ…♥♥」

伊織(っ!?)

さっきまでの平静そのものだった声色が一瞬のうちに、やたらと色気のある、妖しげなものに変わっていた。
「幹部」になってしまう前からこいつはもともと、演技派というか、謎めいたところがあったけど…
これはそんなかわいいものじゃない、聞いてるだけで、ひとりでに背筋がぞくぞくしてしまう♥、ような………

貴音「これまでも沢山、気をやっていたでしょう、伊織…?♥お尻にも…それに、おま○こにも、たっぷりと、精を注がれて……♥♥」

伊織(ま………まず、いっ!?これ、このまま聞いてたら、だめ………っ♥♥)

わたしに色っぽい声でささやきかけてくる貴音自身がうっとりと表情をとろけさせ、息も上がっているようだった。
その熱を、孕ん……♥♥♥♥ ……熱を、帯びた、吐息、にのせた言葉が耳から忍び込んでくるたび、
さっき貴音に模様を刻み込まれたあたりの肌が、その奥で、いまもとろとろ火がくすぶっているみたいな子宮♥が……
心臓がどくんって打つたびに、身体のなかを血が巡っていくごとに、じわじわ、じわじわ熱くなってく気が、しちゃう♥♥

伊織「あんた……頭、おかしいんじゃないのっ、…………は、孕……む♥♥♥とか、そもそも、お断りよ…!」

全身をゆさぶってくる熱さから少しでも気をそらしたくて、なんとか気を取り直し、わたしは貴音に言い返した。
それでも貴音は表情一つ変えないまま、夢見るような調子で、下品なことばかりを口にし続ける。

貴音「伊織は、殿方の逞しい肉体に組み敷かれ……逃げられぬよう、しっかり抑え込まれて激しく犯されるのが、好みなのですね♥」

伊織「そん……っ、そんなわけ、ないでしょ!?わたし……は、戦闘員のやつらに、レイプっ♥♥されるの、なんて…」

貴音「おや。あの方…プロデューサーの見ている前で、はしたない姿を晒し、だらしない悲鳴を上げて、達してしまうほどなのに…?♥」

言葉を交わすたびに、わたしだけがムキになってしまっているのをはっきり自覚させられた。
そして貴音はあくまで微笑んだまま、わたしが聞きたくないことばかりをピンポイントに突いてくる。

伊織「ちが………っ、わたしイって、なんか……イ、って…♥♥ い、いやぁ、言わないで、ぇ♥♥」

伊織(…アイツの前、で…あんなにいっぱい、チ○ポで♥♥♥中出し、されて♥♥♥イカされっ……♥♥♥♥ ……っ、だ、だから!もう、これ以上はっ)

返事をしてしまったらそれこそドツボだ、と頭では理解してるはずなのに、勝手に口が答えてしまう。
貴音のゆったりとした、憎たらしいのになぜか心地よく聞こえてしまう声のせいで、どうしても頭が、ぼんやりして………

貴音「とはいえ、結婚した夫婦が子をなすために、せっくす♥に励むのは普通のことです。気がねすることなど、ございませんよ」

貴音「数多のおち○ぽで、可愛がられ…♥♥精をどくどくと注がれて幾度も絶頂し♥♥そして、孕まされる……♥♥ まさに、至福ではありませんか?」

伊織「チ○ポ…っ♥♥♥………チ○ポ、注がれてぇ♥♥はらま、されるっ………♥♥♥♥ ………だめ、そんなぜったいらめぇっ♥♥♥」

わたし自身の声で貴音に言われた通りのことを繰り返すたびに、頭の中に単語とイメージが刷り込まれていく感じがする。
こんなこと続けてたら、意識が変になってしまいそうで、すぐにでも止めたい……のに、制御がきかない………!
948 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:01:43.92 ID:x2SDTur30
貴音「そんなにも子をもうけるのが嫌ですか?皆様きっと、子供ともども、伊織を大切にしてくれますよ」

伊織「あ、当たり前、じゃないっ……!?子供なんて、できちゃったら……♥♥♥マジシャンも、アイドルもできなくなる、のにっ!」

純粋に理解できない、とでも言いたげな無邪気な口調で、貴音がしつこくたずねてきた。
そもそもそんな齢じゃないし、それにこんな奴らに、孕まされる♥♥なんて死んでもごめんだと思い、わたしは反論する。

貴音「では、なにゆえ結婚を承諾したのです?もう聞いているでしょうが、あれは伊織の本心なしには効果を示さないのですよ」

伊織「それは………っ、し、知らないわよ、そんなの……きっとなにか、バグみたいなもの、で………」

貴音「だいたい、そのつもりがないのであれば、婚姻届に触れる必要がそもそもなかったのでは?」

微笑んだ表情は変わっていないけど、声や微妙な顔つきのせいで、貴音がわたしをあざ笑っているように見えてしまう。
その薄笑いのまま、貴音はつぎつぎに言葉を継いで、わたしをゆっくり追いつめていく……

貴音「伊織は本音を言うのが、少しばかり苦手なようですからね。心の奥底では、子を欲しているはずです♥」

伊織「違う……ちがぁ、っ、そんなことない………!わたし………」

貴音「それとも、欲しいのは殿方のお○んぽ♥♥だけ、ということですか?それは流石に我儘です、いけませんよ?伊織」

伊織「ち、……チ○、ポ……♥♥♥チ○ポはっ、……ほしい、けどぉ♥♥」

今では貴音の顔が、わたしの耳のすぐ近くにまで寄ってきていた。
はっ、はぁっ、と短く繰り返す貴音の息の音がして、じっとりと温度の高いその空気が耳を、直接くすぐってくる。

貴音「本当は、伊織は、孕みたくて仕方がないのですよ…♥♥♥想像してごらんなさい、とろとろの子種で膣を、子宮を満たされることを♥♥」

伊織「わた…ひ、わたしは、ぁ……♥♥赤ちゃん、なんていや…ぁ♥♥……こんなやつらの…産みたく、ないぃっ♥♥♥」

耳や頭の中で、貴音の言葉がこだまみたいに何度も繰り返される。
本心のはずがないのに、そんなこと望んでないはずなのに、言葉で否定するのも少しずつ、困難に……♥♥

貴音「………それほど嫌なのであれば、大丈夫ですよ、伊織」

そこでいきなり、貴音の声の調子が切り替わった。穏やかな、少し低めの抑えたトーンで、静かな声が喋りつづける。
急な変化に違和感を感じつつも、すぐには返事のできないわたしをじっと見て、貴音は言った。

貴音「先ほども申しました通り…その紋様は伊織が孕んだときにのみ反応し、『今までよりも明らかに強烈な絶頂』をもたらします」

貴音「ああ、それから同時に全体が強く輝きもしますが……いずれにせよ、それさえなければ安心、ということです」

それだけ言うと貴音はまた薄笑いを浮かべ、口をつむぐ。
すると、その身体が少しずつ透けて、遠くの壁とか、それよりは手前の戦闘員とかが見え始めた。

伊織(………!?)

貴音「ということで皆様方、急にお邪魔しまして誠、失礼しました。また暫し、ごゆるりと……」

半分くらい透けた身体のまま、黒ずくめの集団の方に向き直った貴音がしずしずと礼をする。
貴音につられたのか、そのうち何人かがぎこちない礼を返しているのが見えた。

貴音「………あっ!大事なことを申し忘れておりました。伊織、それに皆様も、ご成婚、まことにおめでとうございます」

ほとんど姿が消えかけたあたりで貴音が短く叫び、もう一度、さっきよりも深々と礼をしながら口上を述べる。
戦闘員たちもわたしも、ただそれをじっとしたまま見送ることしかできなかった。

「…………あぁ、びっくりした。貴音様マジ神出鬼没…」
「マイペースっていうか……とらえどころがなさすぎるんだよな。何考えてるか読めない」
「…だけど、意外と俗っぽいとこあるのな。だってよ、あの、いおりんのアレって…」
「それは俺も思った。淫紋……ってやつだろ、へへ」

ひととおり言葉を交わしたあとで、黒タイツたちがゆっくりと、わたしの方へ向き直る。
その股間がまた……、どいつもこいつも、まるで黒いテントでも張ってる、みたいに………っ♥♥

伊織(あぁっ、また、わたし……されちゃう♥♥チ○ポ♥♥♥ぶっといチ○ポいっぱい、入れられちゃう♥♥♥)

伊織(子種……っ♥♥♥孕まされ、る?いや、いや…♥♥でもあいつら、わたしを孕ませる気、満々で……♥♥♥)

「おおっ、うひひ…間近で改めて見ると改めてエロいな、淫紋ってやつは」

一番近くに寄ってきたやつがかがみこんで、すぐに、わたしの身体にゆっくり覆いかぶさってきた。
949 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:03:48.87 ID:x2SDTur30
もともと閉じきれていなかった足をつかまれて、ぐっと力を加えられ、左右に開かされる。
今度のやつはそのまま、腰を両側からつかんできて、わたしの全身はそいつのほうに、ぐっと引き寄せられて……
そしてびくびく脈打ってるチ○ポ♥♥♥の先が、熱くてたまらない肉のかたまりが、ちゅく、っとキスをしてくる♥♥

「さぁ、それじゃいおりん、イくぞぉっ」

伊織「ぁぁあ……っ、やぁっ、また……っあぁぁあぁあっっ♥♥♥♥♥」

わたしの中をこじ開けて、太くて反り返ったチ○ポ♥♥♥が一気に奥まで入り込んでくる。
こんなの……がまんなんて、できるわけない、イかないわけないじゃないっ♥♥♥

伊織(イク♥♥♥っ♥♥♥イカされちゃってるっ♥♥♥♥チ○ポきただけで即イキしちゃうぅぅ♥♥♥♥)

伊織(……で、でも、だいじょう、ぶ…♥♥さっきまでと、同じ、べつに、すごくなんかない……っ♥♥)

貴音の言っていたことを思い出して、ちょっとだけ、安心する。
光っているかどうかは、今みたいにのしかかられてたら確認できないけど…イカされかたの違い、なら、わかる♥♥

「おふぅぅっ……… ん、その顔、さては入れられただけでイったなぁ?」

伊織「…………っ♥♥」

一息ついてわたしを見下ろした黒タイツがにやりとして、そんなことを口にした。
もちろん認めてやるわけにはいかないけど、すぐには返事もできなくて、わたしは黙ったまま目をそらす。

「やっぱり、素直じゃねえなぁ………でもそんな、イったの必死に隠すとことかも可愛いよ。伊織」

伊織(…………♥♥♥!?っ、な、なにっ!?)

ねっとりした声で不愉快なことを言われて、最後につけたしみたいに名前を呼び捨てにされた。
それだけ、たったそれだけのはず……なのに、子宮♥♥♥ 奥のほうから、なんか、きゅんって………♥♥♥

「よ、っし、そしたら………動く、ぞ」

伊織「えっ、あ、ふあぁぁぁ……っ!?♥♥♥」

奥までずっぷりとチ○ポ♥♥埋められてイかされて♥♥♥、まだ頭がぼんやりとしているところで、黒ずくめが腰を動かし始めた。
でも、さっきまでの、全身思いっきりがくがく揺さぶってくるみたいなやり方じゃ、なくて、

伊織(あ、あっあっ出て行っちゃうっ!?♥♥チ○ポ♥♥♥チ○ポずにゅうぅって引いて、ま、待ってっ♥♥)

目の前のそいつが腰を浮かせていくのが、スローモーションみたいにゆっくりしてるように感じる。
その動きに合わせてこいつのびんびんに勃起したチ○ポ♥♥♥が、ちょっとずつ、ちょっとずつ、
わたしのお○んこ♥♥♥の中、逆戻りしながらぬちゅぬちゅって、引っぱっていくの、全部感じ取れちゃうっっ♥♥♥

伊織「やっ♥♥♥ひぃいんっ♥♥♥で、出ちゃう、おなかのなか♥♥チ○ポっ引き抜かれへぇえっ♥♥」

「大丈夫だって、すぐ、また奥まで入れてやるから、な……ぁ、っ!」

腰を沈められるのといっしょに戦闘員のやつの体重がぎゅっとかかってきて、押しつぶすみたいにされる。
でも身体に感じる重さなんて、気にならない、だって熱くて太いチ○ポが♥♥♥媚薬ザーメン♥♥♥ぐちゅぐちゅかきわけて来てるぅぅ♥♥♥

伊織(〜〜〜〜♥♥♥はいっ、入って、きたぁ…♥♥♥ぬぷぅぅって、でも、どぉしてっ♥♥♥こんなゆっくりぃぃっ♥♥♥)

わたしを焦らすみたいに、中をぜんぶいちいち確認してるみたいに、じわじわ挿入されていく。
さっきまでの、中をぬちょぬちょにかき混ぜられるのとぜんぜん違う、こんな……♥♥

その瞬間、じっくり時間をかけて進んできた戦闘員チ○ポ♥♥♥が、わたしの身体の中のどこかに、こつん、とぶつかった。

伊織「はぅぅ!?♥♥♥♥♥だめっイク♥♥♥♥♥イクぅうーーっ♥♥♥♥♥♥」

なんの抵抗もできなかった。全身が浮いてしまうくらいに思いっきりびくんと跳ねて、
おま○こ♥♥♥も勝手にいっぱい締めつけちゃって、中のチ○ポ♥♥♥のこと、よけいに強く感じ取っちゃう♥♥♥
頭と目の前が瞬間的に光でいっぱいになった後、ちょっと経つまで、イカされちゃった♥♥♥ことに、気づかなかった……♥♥

伊織「……ち、ちがっ、イってない…っ♥♥♥わたひぃイってなんか、ないんだからぁ♥♥」

にやにやといやらしく笑ってる目の前の顔に気づいて、わたしはあわてて言い直した。
どうしても言葉がはっきり出ないけど、こんなやつにイったって知られて、調子に乗せてやる、わけには……

「ここ、か。いおりんの弱点みーっけ………へへ、よ、どうだ?それ、おら、そらっ」

伊織「あっ♥♥♥♥あぁあ♥♥♥♥ひぁぁあん♥♥♥♥や、やめ、それっやぁぁあぁ♥♥♥♥♥」

からだを、特にお腹を密着させてきた黒タイツが腰を小刻みにくいくい動かすたびに、ぱちゅっ、ぱちゅん、と音がする。
それと合わせて、ほんとはそんな音、してないはずなのに、わたしの奥でこつん、こつんって♥♥♥♥

伊織(チ○ポ♥♥♥♥たたいてる、わたしのおなかの行き止まりっ♥♥♥♥こんこんってノック♥♥されてるっ♥♥♥♥)
950 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:05:00.13 ID:x2SDTur30
伊織「なっ何してぇっ♥♥♥♥これやぁ♥♥♥♥らめっイクぅ!?♥♥♥♥♥やめなっ、あひぃぃーーっ♥♥♥♥♥」

「そこが、子宮の、赤ちゃんの部屋のっ…入口、なんだよっ!まずはチ○ポでごあいさつ、だ、ほれ、ほれっ」

男にそうやって言葉にされたことで、よけいに意識がそこばっかりに、集中してしまう。
その間もチ○ポ♥♥♥が、ちょっと引いてはすぐ突いて、きて♥♥♥それに、ぐりぐり、ぐりぐりって押し付けるみたいにぃぃっ♥♥♥♥

伊織「いやっ♥♥♥♥いやっやめへぇえぇぇっ♥♥♥♥こつんって、しないれぇ♥♥♥♥イクっ♥♥♥♥♥あぁっまたイぐっ♥♥♥♥♥」

そこを直接揺らされるたびに、頭も身体も動かなくなるくらいの痺れが全身に走る。
そして痺れて動けないはずなのに、お○んこは何度もきゅうって縮こまって何度もイっちゃう♥♥♥♥し、
声もひとりでに出ちゃう♥♥これじゃいっぱいイってるの全部ばれちゃうっ♥♥♥♥

伊織(だ…けど、大丈夫、これはまだ、おなじ♥♥♥さっきよりすごくは、ないから、だい、じょうぶ……♥♥♥)

たくましいチ○ポ♥♥♥でこんこんってされて、たくさんイかされて♥♥♥…る、けど、どれも感じは前と、同じだった。
たぶんまだ、おなかの変な模様も光ってないはずだし、ほんとにすごいときはきっとわかるって、言われし……

「女の子はそこで、子供、育てるんだぞ……それに、孕むときはまず、そこを精液でたぷたぷに、してもらうんだ」

伊織「そ、そんなのやぁ………♥♥♥んんっ♥♥♥う、動いちゃらめぇ♥♥♥」

ノックする腰の動きをいったん止めて、そいつは薄笑いしながらこっちを見てそう言った。
そしてまた、それを聞かされたわたしは、考えちゃいけないのに、つい想像してしまうのが止められない…♥♥♥

伊織(しきゅ、う、中を、精液で………♥♥♥し、しかもこいつらの場合、それ全部、……媚薬、ザーメンっ♥♥♥♥)

そんなことされたら、絶対イくに決まってる……♥♥ それに、きっと孕まされちゃう♥♥♥
今でもこんなすごいのに、もし、もしもそうなったらわたし、………いったい、どんな感じ、するの?

伊織(………だめ!そんなこと絶対、想像しちゃ……イけ、ない………♥♥)

もっと危険なほうに考えがふらふらと漂って行ってしまいそうになって、あわてて頭から追い払う。
そこへちょうどのタイミングで、黒ずくめがまったく違う話題をぶつけてきた。

「お、そいつらも混ざりたいみたいだな」

伊織「え?そいつらって………うあぁあんっ!?♥♥♥ちょっ、待…いまはっ、あぁあ♥♥♥」

いきなり、クリトリス♥♥を強くつまんでひねりあげられて、思わずのけぞってしまって身体が跳ねた。
それを合図に、ほかのところでも、…というより、全身に、ぬるぬる這いずる感触が一気に襲いかかってくる。

伊織「や、やらぁっ♥♥♥触手いやぁあ♥♥♥今らめっ、さわんないでっひぃいんっ!?♥♥♥」

乳首はもちろん、おっぱいにも、粘液でねとねとになった触手が大量にまとわりついてきた。
絶妙な力加減でふにふにと揉むみたいにされて、乳首はくりくり転がされて、まるで、もう一人いるみたいにっ♥♥♥

伊織(なんで、こんな急に……い、いや違う、さっきまで、わたしが気づかなかった、だけ!?)

いまの黒タイツのチ○ポ♥♥♥がゆっくりで、休み休みだから、意識に余裕ができてしまっていた。
胸やクリトリスはもちろん、手も足もいろんなところを服の裏の触手♥にいじられて、
そしてお○んこ♥♥♥には極太戦闘員チ○ポ♥♥♥をハメられたままで、目をぎゅっとつぶって耐えることくらいしかできない。

唇になにか熱くてやわらかいものが触れる感触がした。

触手が寄って来たのかと思い、急いで目を開けたわたしの顔の前数cmくらいのところから
タイツ風のスーツのせいでほとんど真っ黒な男の顔が、ドアップになって飛び込んでくる。
驚いたわたしがリアクションを取れないうちに、唇をぬっと割って、
さっき触れてきたのよりさらに熱くてやわらかい、ねばねばするものが口の中に入ってきた。

伊織(……!?…………これ、っ!?わたし、こいつにキス、されてっ!?)

やっと何が起きているかに思い至って、すぐに、不快感と、それ以上の怒りが押し寄せてきた。

伊織(なにをっ、考えて………初めて……、しかも、舌!?か、噛んでやるっ、いっそ、噛み切っ)

こつん、と、子宮の入り口を、熱くてびくびくしてるチ○ポに、つっつかれた。

伊織「んんんーーっ!?♥♥♥♥♥んむぅうぅぅう〜〜〜〜っっ♥♥♥♥♥♥」

その一発でまた頭が真っ白になり、お○んこ♥♥♥全体がびくびく震えてしまう。
あっという間に、わたし、イかされて♥♥♥でも、イっちゃったばっかりなのに、またすぐ、こつん、こん、ってぇっ♥♥♥♥

伊織(〜〜っっ♥♥♥♥き、キスしながら♥♥♥♥突いてきて、るっ♥♥♥♥キスしながらチ○ポずぽずぽ♥♥♥♥ずぽずぽされひゃってるぅぅ♥♥♥♥)

黒ずくめのやつの舌がどんどん遠慮なく、わたしの口の中に攻め込んできて、わたしの舌にからまってきていた。
しかも、からんだだけじゃなくて、ぐちゅぐちゅ言わせながら吸いついてきて………♥♥♥
こんなの、まるで、口の中にまでべつの触手が入ってきて…お口も舌も犯されてるみたいに、感じちゃうっ♥♥♥
951 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:05:36.58 ID:x2SDTur30
もちろん、実際の触手たちのほうも、好き勝手に動き回るのをやめてなんかくれない。
クリトリスと乳首に巻きついてきた細い触手たちがきゅっきゅって、チ○ポの出入りするのに、合わせて、チ○ポ♥♥♥チ○ポぉぉ♥♥♥♥

伊織「んん”、んぉぉ♥♥♥♥ふむぅっ!♥♥♥♥んぐっ、んっ、ん!?♥♥♥♥んんーーっ♥♥♥♥んうぅぅ♥♥♥♥♥」

唇どうしを密着させられて、キスされて、身体もぴったりくっつけられてて、重くて、熱い。
でもそれよりも、太くてびくびくしてギンギンになったチ○ポのほうがずっと熱いぃ♥♥♥♥腰ふって、ずんずんってされて♥♥♥
ちゅぽっ、ぬぼっって、チ○ポ出入りするたびにっ♥♥♥わたしのおま○こ下品な音立てちゃってる♥♥♥

伊織(いやぁあぁっ♥♥♥♥こんな♥♥♥お尻、犯されて♥♥お○んこまでレイプされて♥♥♥中出し♥♥♥♥♥までっ、されてぇえ♥♥♥♥)

伊織(そ、それからファーストキス、なんてっ♥♥♥こんなの、順番、めちゃくちゃすぎるじゃないっ♥♥♥♥)

口の中にべとべとして熱い戦闘員の舌が入ったり出たりして、そしておま○んこにはチ○ポ♥♥♥を出し入れされて。
ときどき、ランダムに子宮……♥♥♥をノック、されて、何度も小刻みに軽くイかされて、しまう…♥♥♥♥
そのままキスとチ○ポ♥♥♥の両方での責めがしばらく続いた後で、ようやく黒タイツが口を離した。

伊織「んぁ、ぁっ……♥♥♥♥はーっ、はぁっ、はっ、ひぃっ♥♥♥」

やっと解放された、と思っても、言葉がすぐに出てこなくて、ただ新鮮な空気を求めて呼吸を繰り返した。
口のなかから変な味しか、しない………こいつの、……舌と、唾液の味で、いっぱいにされちゃってる………♥♥

「ふひひひ、いい感じにトロ顔になったなぁ、いおりん。キス好きか?気持ちよかったろぉ?」

勝ち誇ったようなにやにや顔でそう言われて、腹が立って、そのおかげか少しだけ頭がはっきりした。
気持ちでまで負けてしまったらだめだ。そう思って、わたしは気力を振り絞って言い返す。

伊織「……よく、なんかないっ最低よっ…!よくも、わたしにキス、はじめ………っああぁあぁんっ!?♥♥♥♥♥」

そして、腰をぐいっとひねりこむみたいにされ、て、奥にチ○ポ♥♥♥♥届いてっ♥♥♥♥

「へえ……じゃあ今よくしてやるよ。ここ好きだよなぁ?ほーら、子宮口っ、チ○ポぐりぐりっ、わかる、だろ、んん?」

伊織「やぁああぁーーっ♥♥♥♥いやっ♥♥♥♥これらめぇ♥♥♥♥ィクっ……ぅぅ!♥♥♥♥♥チ○ポ深いのぉぉっ♥♥♥♥♥」

男がちょっと腰を回して、奥のところを突いてぐにゅぐにゅされるだけであっさり、イカされ、て♥♥♥♥…悲鳴が、止まらない。
わたしの身体、もう支配されてる、チ○ポに♥♥♥♥逆らえなく、なっちゃってる!?

伊織(ま、またわたし、イっちゃったっ♥♥♥♥……でもこれも、いっしょ♥♥だからまだ孕んでないっ♥♥♥孕まされてないぃ♥♥♥)

今のところ貴音の言ったようなことは……まだ、起こってない。嘘は言われてない、って信じるしかない。

「わかってるわかってる、ここノックされたら即イキだもんなぁ、いおりんは。全部わかってるよ、夫婦だからな」

そう思っているわたしにキスするかわりに、耳元に顔をぐっと近づけて、黒ずくめはそんなことを言い出した。
喋ってる間も当然のように、浅く腰を上下させて、チ○ポ♥♥♥♥出たり、入ったり、させ続けながら……♥♥

伊織「違うのぉ……あれは、あの婚姻届が、勝手にっ………♥♥」

「結果としてもう名前書かれてんだから、立派に成立してるぜ。そう思えば、今さらキスいやがるほどか?」

本心から望んでない限り名前は記入されない、って言われたことをまた思い出す。
どれだけ違うって信じてても……心の底、意識してないところで、わたし………そうなりたいって、思って、た……?

伊織(あぁ、もうダメ、なの…?わたし、こいつらの………お嫁さんに、奥さんになるしかない、の?)

「夫婦なんだし、アナルセックスも普通の子作りセックスもしてるんだ。キスするのくらい、普通だろー」

そう言い終わるとすぐに、黒タイツがまた覆いかぶさってきて、反応できないうちに唇を奪われる。
にゅるんと舌が入り込んできて、歯とかほっぺたの裏側とかを全部、ねっとり舐め回されて……
じゅるじゅる舌を、唾液を吸われる音と、じゅぽじゅぽって、チ○ポ♥♥♥♥出入りする音、頭と身体の中で、混ざってる…ぅ♥♥

伊織(あぁあぁ、これいやぁぁ♥♥♥♥キスとチ○ポ同時らめっ♥♥♥♥からだ…お○んこ、っ♥♥♥頭も、とろとろにされ、ひゃうぅぅ……♥♥♥♥)

お尻にいやというほど注がれて、それからお○んこ♥♥♥でも出された媚薬粘液♥♥♥の、せいで……
心を置き去りにしたまま、わたしの身体がどんどん、こいつらを受け入れるように変わってしまっているのがわかる。
ただでさえ、そんな風なのに……こうやって、キスしながらお○んこ♥♥♥ずぼずぼってするなんて、ずるい♥♥卑怯すぎるっっ♥♥♥
952 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:07:45.98 ID:x2SDTur30
「………っ、ぷはぁっ…へ、やっぱり、キスされながらのほうがイイ、みたいだな!」

伊織「しょ、しょんな、ことおぉぉおっ♥♥♥♥おひぃぃ♥♥♥♥ふぁんっ♥♥♥♥あっ♥♥♥あ♥♥♥あーーっ!?♥♥♥♥」

戦闘員の、腰を打ちつける動きがほんの少し強くなって……勢いがついて、チ○ポ♥♥♥が、ごつっ、ごつん、とぶつかってきた。
目の前で何度もフラッシュ光らされてるみたいに、ちかちかしちゃう、頭も中がちかちかして、わけが、わからなくなるっ!
強く突かれたのはその何回かだけで、すぐに止まったけど、身体がびくびく震えてしまうのは止められない……

伊織「ぁあ、あ………♥♥♥やめ、やめへぇっ…………♥♥♥」

そして、わたしの中に入ったままのチ○ポ♥♥♥は、びくびく脈打ってて、まだまだ太いままで、
むしろ今までよりも、もっと太くなってるみたいに感じちゃう、くらい………♥♥♥♥

「結婚はいやだった、って言いたいみたいだけど、そもそもいおりん、チ○ポは欲しくてたまらなかったんだよな?」

黒タイツが動きをまた止めてるせいで、肌のあちこちを這い回る触手が、ぬちゅぬちゅ音を立ててるのがはっきり聞こえる。
音だけじゃなくて、媚薬をいっぱい塗り付けながら、ぶよぶよした柔らかいものが触ってくるのもわかっ、ちゃう……♥♥♥

そして黒タイツの言葉で、自分がどんなに恥ずかしいことを言ってしまってたのかを思い出させられた。
結婚したいなんて一言も言わなかったし思っても、いない、でも………チ○ポ、は♥♥♥
欲しいって思っちゃったし、お尻じゃなくてお○こに、入れてほしいなんて…はしたない、おねだり、まで…♥♥♥♥

伊織(…………い、言えないっ、そんなこと……♥♥♥)

「望みが叶ったなら文句ないじゃないか?そうだ、慣れるために、練習したらいい」

黙るしかないわたしを見て、そいつはまたいやらしい笑いを浮かべた。
練習……って、それに慣れるって、何をさせるつもり………?

「気持ちより、まず形から入ってみるんだ。俺のこと、『旦那様』って呼んでみろよいおりん」

伊織「っっ!?」

わけのわからないことを言われて、思わず目を見開いてしまった。
でも相手は大まじめなようで、笑うでもなくわたしのほうをじっと見て、もう一度繰り返す。

「結婚したんだし、水瀬みたいな立派な家柄なら『旦那様』でもおかしくないよな。ほら、早く」

伊織「………ば、かじゃないの!?なんで、あんたなんかのこと……」

ようやく思考能力が戻ってきたけど、深く考えるより前に、ストレートな罵倒が口から飛び出した。
結婚、なんて…百歩譲ってあの婚姻届が本物で、わたしの本心なんだとしても、こんなやつらを旦那様♥♥♥だなんてっ、

伊織(……っっ、っ!?♥♥♥♥な、……に!?♥♥♥♥)

頭のなかで「だんなさま」という五文字を唱えたその瞬間、ずくん、と身体が、おなかが…おま○こ♥♥♥、が、激しくうずいた。
わけがわからなくて動揺するわたしの様子には、たぶん気づいていないままで、黒ずくめが追い打ちをかけてくる。

「言えないならすぐチ○ポ抜くぞ?俺たちは夫婦なんだから、わがままはやめて、ちゃんと言うんだ、伊織」

呼び捨てにされた瞬間、強烈なうずきの第二波が身体じゅうを走り抜けて、息が荒くなるのがわかった。
どうして……ただ呼ばれてるだけ、なのに………そ、それに、言わなかったらチ○ポ…♥♥♥♥なくなっ、ちゃう……

「じゃああと5秒、猶予をやろう。5、4、3、2」

伊織「ま、待って、抜かないでっチ○ポっ♥♥♥、抜かない、で、………だんな、さまぁっ!♥♥♥♥」

こんなこと、正気じゃ絶対に言えない、ちょっとでも考える時間があったら口にできるわけ、ない……♥♥
だから勢いまかせで言うしかなくて、でもそのせいで、思いっきり叫ぶことになって、予想以上の大声が出てしまっていた。

叫び終わりもしないうちに、頭から腰から手足の先まで、ずうんと重たく痺れるような感覚に襲われる。
たんに重たいだけじゃなくて、すぐに全身が、その中でも子宮が、燃えて融け落ちそうに………あつくて、たまらない♥♥♥♥

「そうだ、お前の旦那様だぞ、伊織。その旦那様に、どうしてほしい、って?チ○ポ抜いてほしい…だったか?」

また耳元に口を寄せられて、はぁはぁと荒い息の下からささやかれて、ごく小さな声なのに、耳から身体じゅうにびりびりと響く。
こいつも興奮してるのがわかる、わたしに、旦那様♥♥♥なんて言わせて、ほかにもまだいろいろ、言わせるつもりで……
それが全部わかってるのに、わたしは、そいつが直前に口にしたことを否定せずにはいられない。

伊織「ちがう♥♥違うのっ♥♥♥♥チ○ポ抜いちゃいや…♥♥♥抜いちゃ、いやですっ、だ……っ、旦那さま、っ♥♥♥♥♥」

「そうかそうか、伊織、よく言えたな。それじゃあ……お待ちかねのごほうび、だっ」

わたしが叫んだのを聞いた黒タイツは、満足そうに口をゆがめた。
そして、少しだけ腰をひいて………そこから思いっきり、一気にわたしの子宮口に当たるまでぇええっっ♥♥♥♥

伊織「んひゃぁあぁあぁっ♥♥♥♥♥チ○ポぉぉお♥♥♥♥♥ごちゅってしたぁっ♥♥♥♥♥」

物理的に身体のまんなかを貫かれて、同時に精神的にも快感がどまんなかを突きぬけていく。
…………そ、そうこれっ、……快、感っ………♥♥♥♥

伊織(きもち、いぃっ!?♥♥♥♥♥チ○ポっ、チ○ポきもちいぃ♥♥♥♥♥お○んこじゅぽじゅぽされるのきもち、いいっ!♥♥♥♥♥)

今までずっと感じていた、感じさせられていた感覚の正体に、わたしは、自分の中で……名前を、見つけ、ちゃった……♥♥♥♥
953 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:08:18.09 ID:x2SDTur30
「まった…く、伊織は本当に、チ○ポが好きなんだなぁっ!?それでよく、お嬢様、してた、もんだ!」

目の前の、旦那さ………戦闘員、が、大声を上げ、激しく腰を打ちつけてくる。
一回一回突くごとに、チ○ポのさきっぽが子宮の、入り口のところ♥♥♥ぐちゅんって押し込んでくるっ♥♥♥♥

「いやぁぁ♥♥♥言わないでぇ♥♥♥♥わ、わたし悪くないっ♥♥♥♥チ○ポ、媚薬、なんて♥♥♥出るからぁ♥♥♥♥いけないのぉっ♥♥♥♥」

「その、チ○ポ、最初に欲しがったのは誰、だ!このドエロ○学生の……っ、淫乱魔法戦士、がっ」

「ち……っ、ちが♥♥わたし淫乱っんんんっ!?♥♥♥♥♥イくイクぅらめイクッ♥♥♥♥♥♥やんっ、あっあっあーーーっっ♥♥♥♥♥♥」

大声で詰られながら、深くチ○ポ♥♥♥を突き立てられて、さらに中まで入り込もうとするみたいに入口をこねまわされて……
また、イカされた♥♥♥♥こんなかんたんにっ、チ○ポに、これじゃ淫乱じゃないって言えないっ♥♥♥エロマジシャンって思われちゃうぅ♥♥♥

「ああほら、またっ、勝手にイったりして!旦那様に、申し訳ないと思、わないのか!?」

わたしがイってしまって♥♥♥も、まだチ○ポはずぽずぽされ続けている。
体力が、ちがいすぎる、これ大人と子供、男と女ってだけじゃないっ……このままだと、壊され、るっ♥♥

「ご、ごめん、なしゃいっ♥♥♥♥でも、っでもぉ!♥♥今のはチ○ポがっ、深しゅぎてぇ♥♥♥♥わるいのは、チ、チ○ポぉ、おぉっ!?♥♥♥♥♥」

「謝るふりして、言い訳なんて…情けないぞ、シャイニング・イオリ!反省、しろ………っ、ぉ、おおぉぉっ」

伊織「あぁあっ!?♥♥♥♥♥やぇ、てっ、ひゃうぅう♥♥♥♥ごつごつっ♥♥♥♥ごちゅごちゅってぇえ♥♥♥♥♥」

とても短い間隔で、また、奥の入り口のところを、連続して乱打するみたいにされて、声を止められなくされる。
それに、旦……っ♥♥♥、……黒タイツの、チ○ポさっきより、太くなってるっ♥♥♥♥こんなのでごんごん突かれたらまたぁぁっ♥♥♥♥

「へへ、マ○コぎゅうぎゅう締めてくるぞ伊織、まだ、イってるな……!?よ、ぉし、っっ……もう俺もそろそろ、だ!」

伊織「っっっ♥♥♥♥」

伊織(……も、しこれで、孕まされたらっ♥♥♥♥貴音の、いってたすごいの、くる♥♥♥?きちゃ、うの!?♥♥♥♥)

思い出してみたら、ついさっきまで何度かイった♥♥♥♥のも、前と、そこまで激しくちがうわけじゃ、なかった。
それにおなかのあれも、きっとまだ光ってない、はず………

………そこまで考えて、はっとした。中出しされちゃう♥♥♥♥…、ことをわたし、なんで前提に、して、るのっ!?

伊織「そんなっ♥♥♥♥出すのらめぇぇっ!?♥♥♥♥あぅうっ♥♥♥♥赤ちゃん欲しくないっ♥♥♥♥妊娠…っしたくないのぉっ♥♥♥♥♥」

必死に悲鳴を上げたはずなのに、自分で聞いててすら、それはあんまり悲鳴らしく響いていなかった。
甘ったるくて、男に媚びてるみたいで、むしろ、おねだりしちゃってるみたいっ…♥♥♥

「なんだ、って?結婚して、子作りセックスして、るのに!中出し、されるのいやか、伊織!?」

伊織「あ………当たり前、じゃないっ、ひゃぁん♥♥♥♥…イヤ、に決まってる、そんな中出し♥♥♥♥なんてぇっ♥♥♥」

相手につられてつい「中出し」…♥♥♥♥ なんて言葉を大声で叫んでしまって、恥ずかしさに死にたくなる。
いやらし、すぎる、下品すぎる、わたしも旦那様♥♥♥も、こんなの連呼、して………

「だけど気持ちいいぞぉっ!?チ○ポ、奥までハメられて!たっぷりチ○ポ汁出されるの、最高だったろう、が!?」

続くその一言で、心が一気に奪われる感じがした。
もうすでにわたしの身体が、子宮♥♥♥が味わってしまった快感のことを、ありありと思い出してしまう。

伊織(だ、だめ、こんな♥♥♥何度もイったこと、イカされたことっっ♥♥♥♥チ○ポでびゅーびゅー注がれちゃったのもぉおっ♥♥♥♥)

「おぅっ……く、ぅ!!いま、思いっきりマ○コ、締まったな、いい、ぞぉ………ちゃんと思い出せたみたいだな、伊織?」

そう言っている旦那様のチ○ポ♥♥♥♥も、もう、それほど余裕はないみたいだった。
だって、わたしのお○んこ♥♥♥の中がよっぽどいいのか、ぶくって膨らんで、びくんびくんって脈打ってる…
何度も味わってきたから、知ってる……これ、もうそろそろ、精液吐き出しちゃうんだってこと♥♥♥

伊織(ぁあぁ……っ、きもち、気持ちいぃっ♥♥♥♥ま、「まだ」、中でぶるぶるってしてるだけ、なのに♥♥チ○ポ♥♥♥♥いいのぉ♥♥♥♥)

しつこく腰を打ちつけられて、視界が揺れちゃうのまで気持ちいい…♥♥♥、暑苦しい男の体にのしかかられてるのも、きもちいいっ♥♥♥
中にじゅぼじゅぼ出たり入ったりしてるチ○ポ♥♥♥は頭がおかしくなりそうなほど気持ちいい♥♥♥♥し、
それに、クリトリスに吸い付いて♥♥おっぱいにも巻きついてぎゅうぅってしてくる触手もぬめぬめしてて、きもちいいいぃっ♥♥♥♥

伊織(…………っ、!?)

快感にまかせて身をよじったとき、やけに簡単に腕が動かせることに気づく。
背中に回したまま仰向けになってたから、わたしの身体の下敷きになってたはずが、試してみたら…あっさり、すっと引き抜けた。
954 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:10:22.41 ID:x2SDTur30
伊織(……グローブの触手、はずれて、るっ!?こ、これならっ!)

わたしの両手が完全にフリーになった。しかもそのことにはたぶん、まだ気づかれてない。
どう動くのが一番効率的か、瞬時に頭の中をフル回転させ始めたところで、すぐ目の前から大声が響く。

「おぉぉ……っイく!出る、出すぞ伊織っっ!マジシャンマ○コ、中出しでっイカせてやるからな!!」

迷ってる暇はなかった。ぎりぎりのタイミングだった、今すぐ動かないと、間に合わない!
わたしはその声が終わらないうちに、腕に、思いっきり力を込めて、

伊織「はっ、はいぃぃっ♥♥♥♥♥ザーメンっ♥♥♥♥伊織の、中にぜんぶくだしゃいぃ♥♥♥♥♥旦那様っ、旦那さまあぁっ!♥♥♥♥」

旦那様♥♥♥の首に両手をまわし、渾身の力でしがみついて叫んだ。

「おぉっ、よし任せろ……ぉっ、ぅぐっ出るっ!!イくっ、イクぞっ伊織、伊織もイけぇえっ!」

そう叫んで旦那様♥♥♥♥が、腰を深く深く沈めてきて、旦那様の立派でたくましいチ○ポ♥♥♥♥がわたしの子宮を押しつぶした。
そしてそのまま、ぶるぶると激しく震えて、わたしの全身まで揺らしながら……♥♥♥♥

伊織「ひああぁあぁぁぁあぁ♥♥♥♥♥♥♥無理ぃっイク♥♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥♥イクぅうぅうーーっ♥♥♥♥♥♥」

伊織「旦那様チ○ポしゅごいれひゅっ♥♥♥♥♥どんどん吐き出してるぅ♥♥♥♥♥またイクイキますっイっひゃうぅぅう!♥♥♥♥♥♥」

何度かびゅくびゅくと跳ねた程度じゃ、旦那様の元気すぎるチ○ポ♥♥♥♥はぜんぜんおさまらないみたいだった。
まだわたしの中に、子宮にいっぱい注いできてる♥♥♥今まで入ってたぶん押し出す勢いで入ってくるっ♥♥♥♥
あふれた精液流れ出すのまで、ぜんぶ見えてるみたいに、お○んこで感じとれちゃうぅう♥♥♥♥♥

伊織「ま、まら終わら、にゃいぃぃ♥♥♥♥♥これぇっ♥♥♥♥子ども、つくろうと、してゆ♥♥♥♥わたしのこと孕ませようってしてるぅぅ♥♥♥♥♥」

「当然っ、だ、夫婦なんだ、から……な、んぐっ、まだ、出すぞ……イキ○ンコもっと、締めろっ伊織…!」

なおもいっぱい入ってくるどろどろの精液の熱さに震えながら、なにか大事なことを一瞬、思い出しそうになる。
でも、旦那様♥♥♥が言うことだから、ちゃんと、言われたとおり締めないとっ♥♥♥♥

伊織「ひゃっ、ひゃいっ♥♥♥♥♥旦那しゃま、ぁ♥♥♥♥あぁんっ♥♥♥♥♥媚薬ザーメン♥♥♥♥伊織のお○んこに、くらしゃいぃいっ♥♥♥♥♥」

もうほぼ満杯のはずの子宮♥♥♥だけど、勢いよく注ぎ込まれる新品の精液は、古いのを軽々とかき分けて
わたしの子宮の壁にべちゃべちゃと着弾する。その熱すぎる媚薬のかたまりを叩きつけられるたびに、わたし、もうっ♥♥♥♥
955 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:12:07.79 ID:x2SDTur30
「安心、しろ伊織、こっちは………もっとイケる、からな!中出しアクメ、好きなだけ、キめていいんだぞ、ぉ!!」

伊織「っ、ありがとっ、ござっ、あ♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥♥おま○こイクぅっ♥♥♥♥♥旦那様チ○ポでっ♥♥♥♥媚薬ザーメンでイキましゅぅうーーっ♥♥♥♥♥♥」

何度目かわからないアクメの瞬間、ぎゅうっと両手に力がこもって、旦那様♥♥♥に思いきり抱きついてしまう。
こんな……はしたない、って思われたら、どうしよ、う………♥♥

伊織(それ、に………こんなに、気持ちよかったのに…♥♥♥♥)

いっぱい、イカせてもらえた♥♥♥のに、前とはっきり違ったかっていうと……やっぱり、そうでもなかった気がして、しまう。
貴音が嘘ついただけかも、しれないけど………どうにも気になって、仕方がない。

伊織「ふぁ………ぁん、っ!♥♥♥♥」

気が付くと、旦那様♥♥♥がゆっくり身体を起こしていて、ちょうどお○んこからチ○ポ♥♥♥♥が抜け出したところだった。
あんなにたくさんザーメン注いでくれたあと、なのに、ばきばきに立ち上がったままで………
そんな、まだぜんぜんイけそうなのにもうおしまいなんて、もったいない……♥♥♥

伊織「あ…………っ?」

両方の手首をつかまれて、やさしく、でも力強く引かれ、立ち上がらされた。
何度もおま○こ中出しでイっちゃった♥♥♥直後、なので、ちょっとふらついてしまう。
でも、後ろからたくましい腕に支えられているおかげで、バランスはいまいちでもすぐに倒れてしまうことはなかった。

「ああ、俺は立ったままが好きなんだよ伊織。それぞれの趣味も、少しずつ覚えていくんだぞ」

首をひねって後ろを確認すると、わたしの手首をつかんだ次の旦那様♥♥♥が、仁王立ちになっていた。
足の間からはもちろん、さっきの旦那様♥♥♥のと同じくらい立派なチ○ポ♥♥♥が立ち上がって天を指していて、
かろうじてスカートがかぶさってるわたしのお尻……お○んこから、いくらも離れてない、ところに……♥♥♥

「まだ後ろもつかえてるし、すぐ始めよう。できるな?」

伊織「……っ、はい♥♥♥」

思わず生唾を呑み込んでしまい、ごくっ、という音が予想以上に響いてどきっとする。
こんなの聞かれて、はしたないって思われたらどうしよう……♥

「よし、それなら、何をどうしてほしいか……ちゃんと、言ってみるんだ」

含み笑いをしてるような声で旦那様♥♥♥が言う。
別に、なにもおかしくないのに、と思いつつ、わたしはお願いを口にした。

伊織「は、はい…♥♥♥♥ ………旦那様の、チ○ポ、で♥♥♥♥伊織と、シャイニング・イオリと子作りセックス♥♥♥♥してくださいぃっ♥♥♥♥♥」
956 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:12:35.84 ID:x2SDTur30
………………
…………
……

画面の中の伊織ちゃんは、両手を後ろの男の人につかまれて、上半身を支えるみたいにされています。
そして、今もがくがく震える下半身は……同じ男の人の、モノ♥♥…で、支えられていました。

伊織『しゅごいぃ♥♥♥♥チ○ポ奥まで来てるぅっ♥♥♥♥えぐれひゃうぅ♥♥♥♥♥さっきよりこれ深いのぉっ♥♥♥♥』

さっき映像越しに見せつけられた、まるで赤黒い槍、みたいな、戦闘員の人の………
遠近感もあいまいで、本当の長さや太さなんてよくわからないそれが、伊織ちゃんの中……おま○こ♥♥に、全部、入っていて。
それがあるから伊織ちゃんは倒れることなく、後ろから激しく突かれ続けています。

雪歩(……仰向け、じゃなくなったぶん、……あれ、の角度が、変わって………♥ 伊織ちゃん、さっきよりすごい声……っ)

伊織ちゃんの手を縛っていた手袋の触手は、もう役目を終えたみたいでした。
…っていうよりも、たぶん、もう伊織ちゃんを拘束しておく必要はない、って判断したから、勝手に消えて………

『いいところに、当たる、だろう?メインは、子作りだけど……夫婦お互い、楽しめるものじゃないと、な!』

戦闘員の人たち……とくにさっきの直前に伊織ちゃんを犯していた人と、今のこの人になってから、
彼らは伊織ちゃん相手にやたら、夫婦だとか、結婚しているとかってことを繰り返すようになっていました。
それに名前を呼ぶ時も、いおりん、とかシャイニング・イオリだけじゃなく、「伊織」と呼び捨てにすることが増えています。

そして、最初はそれに抵抗していた伊織ちゃんでしたが、今ではすっかり………

伊織『は、いっ、いいのぉっ♥♥♥♥♥チ○ポすごいいっ♥♥♥♥♥旦那様チ○ポ♥♥♥♥きもちいいっ♥♥♥♥♥』

伊織『でもっ♥♥♥♥でもまだ足りないぃっ♥♥♥♥♥チ○ポもっと突いてぇっ♥♥♥♥♥おま○こ♥♥♥♥いっぱいにしてぇ旦那しゃまぁっ♥♥♥♥♥』

……戦闘員の人たちのことを、旦那様、と呼ぶようになってしまって。
これも最初は、あんなに嫌がっていたはずの……こ、子作り♥♥ まで、受け入れるみたいなことを………

貴音「………頑固な伊織もようやく、何が女子の幸福か、理解できたようですね。くすくす………♥」

伊織ちゃんのところへ行ってくる、と言って、そのあとすぐ戻ってきた四条さんが、わたしの耳元でつぶやきます。
何度もこれ、されてるはずなのに………声と、熱い息だけで、毎回、ぞくぞくさせられちゃいます、ぅ…♥♥

雪歩「お、おなごの幸福……って………?♥♥」

貴音「前にもわたくし、申しましたでしょう?殿方に組み敷かれ、沢山愛され…♥精を注がれ気をやり、そして…孕むこと、です♥♥」

ちょうど四条さんがそう言ったとき、伊織ちゃんが画面の向こうで上半身を思いきりのけぞらせました。
一瞬だけど、ほぼまっすぐ立ってるような角度にまで起き上がって、そして伊織ちゃんはものすごい声で叫びます。

伊織『♥♥♥♥イっちゃうっまたっ、またイクぅっ♥♥♥♥♥チ○ポいいっ♥♥♥♥♥やぁっらめっイクイクイクイクーーーーっっ♥♥♥♥♥♥』

『伊織は仕方ない、な、また、先にアクメしたのか…!水瀬の家はっ、どんな教育をしてる、んだ?』

伊織「ごめ、なひゃあぁっ♥♥♥♥♥イ、っく♥♥♥♥♥旦那さまチ○ポよすぎるのぉっ♥♥♥♥♥またぁっイかされひゃうぅっ!?♥♥♥♥♥」

その声にも表情にも、プライドが高くて、ぱっと見にはちょっと生意気な感じの、
いわゆる、ツンデレ……なんて言われてる伊織ちゃんの面影は、もう、どこにもありませんでした。
ピンク色のマジシャンのお洋服を着た伊織ちゃんは、戦闘員の人たちの奥さん…それか、おもちゃ♥にされてて、
男の人の……お○んちん、で、……虜に、されてしまってる、みたい………♥♥♥

貴音「………ただ、最大の至福の瞬間に関しては、伊織は当面、味わえないわけですが」

雪歩「えっ………?」

四条さんが意味ありげなことを言うので、わたしはつい聞き返してしまいます。
そういえば、四条さんがあっちに行って戻ってきたときから、伊織ちゃんの様子は変わり始めていました。
その中でも伊織ちゃんのおへその下に、うっすらと変わった模様が浮き出ているのは、いったい……?

貴音「おや、これはしたり。とっぷ・しーくれっと、です…♥ んんっ……」

目を細めて笑った四条さんは、ほっそりした白い人差し指をすっと立てて唇に当てて。
そのままわたしの方に顔を近付けてきて、またいつもの…甘くてとろっとろの、キス、を………♥♥♥♥

雪歩(あ、ぁ、また……♥♥♥こんなことしてる場合じゃ、ない、……はずなの、に♥♥♥)
957 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:14:46.38 ID:x2SDTur30
………………
…………
……

律子「それにしても、彼らの執念も見上げたものですね」

響「んー。自分もだいぶしつこく確認したけど、全員揃ってそれでいいって言ってたからなー」

響も律子も、それに同じくそばにいるあずさ、やよいも全員、視線は同じ方を向いていた。
あずさのひざに座らされ、がくがくと身を震わせる亜美だけが目線を下に向けていることは四人ともスルーし、
顔の向きは変えないままでのんびりと会話を交わしている。

あずさ「戦闘員のみなさん、覚えてないんでしょう〜?自分たちが女の人を妊娠させること、できない、って」

響「うん、そうそう。その記憶完全に消しといてって、みんなに頼まれたから」

やよい「ええっ!?」

あずさの問いにこともなげに答えた響の言葉に、やよいが驚きの声を上げる。

響「『きっちりシャイニング・イオリを孕ませる気で臨みたい。ですが、自分たちはあまり頭が良くないので!』」

響「……なんて、まじめな顔して直訴に来たからさ。わかってて演技するんじゃ、ああはいかなかったよ、きっと」

そう言って改めて目をやった響の視線の先で、何周目かに入った戦闘員がシャイニング・イオリに射精を始めた。

ぶびゅっ、びゅぐるるっ、ぶびゅぅーーっ!ぶぴぃ、ぶぼぉ………

伊織『あぁあぁあぁ〜〜〜〜っっっイク♥♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥中にっいっぱい出てゆぅぅ♥♥♥♥♥♥イクぅうっっ♥♥♥♥♥♥』

比較的大柄で体格のよい戦闘員が覆いかぶさっていることで、響と「幹部」たちに見えているのは
男の汚い尻にのしかかられた伊織の小ぶりなお尻と、天井に向かってぴんとまっすぐ伸びきったブーツの足先、
それに加え、がっちりと戦闘員の首に巻きついて見える左右の細腕くらいのものだった。
完全に脱出不能の種付けプレス状態に持ち込まれ、子宮に牡汁を吐き出される伊織の身体が激しく痙攣する。

『これでっ、俺も水瀬の、入り婿だぁっ!こん、な馬の骨のっ、血、混ぜていいのかいおりんっ!?』

伊織『いいっ♥♥♥♥♥いいのぉぉ♥♥♥♥♥♥チ○ポいいっ♥♥♥♥♥旦那さまのせーえきっ♥♥♥♥♥いいれひゅぅう♥♥♥♥♥』

伊織は戦闘員の問いかけと完全にズレた、快楽に染まりきった嬌声を上げてイキ狂った。
小さな身体をびくびくと震わせ、注ぎ込まれたのと同じだけ白濁液を幼い膣口からあふれさせながら、
ピンク色の触手衣装と雑魚敵に弄ばれて輪姦され、敗北の魔法戦士が連続絶頂によがり啼く。

『ははは、聞いてねえ、な!?ならっ、俺の子に継がせてやる、孕ませてやるぅっ!!』

その単語が響いた瞬間、画面越しでもわかるほど伊織の足先が跳ね、男の首を抱く両手に力がこもる。
しかしその反応は忌避でも、ましてや抵抗を示すものでもなかった。

伊織『ひゃいぃっ♥♥♥♥♥もっと、伊織に注いでぇ♥♥♥♥♥旦那さま旦那しゃまっ♥♥♥♥♥孕ませてぇっ♥♥♥♥♥イカせてぇえ♥♥♥♥♥』

すでに伊織の中で、孕まされること、戦闘員の子を宿すことは大した意味を持っていなかった。
貴音が淫紋を刻み込むと同時に伝えられた、「より強烈な絶頂」のことだけが伊織の頭を支配し、
シャイニング・イオリはまだ知らない境地の快楽だけを求め、戦闘員たちに凌辱をねだる。

伊織『あっまたっ♥♥♥イグぅぅぅ♥♥♥♥♥♥♥……っ、ま、まだぁ、違うぅっ♥♥♥♥♥たりないぃ♥♥♥♥♥もっと、もっとぉっ♥♥♥♥♥♥』

直後に男の体の下で伊織は大きく背を反らし、直前と同じく深いアクメを迎え……それにも満足できず、次を催促する。

伊織『媚薬ザーメンらひてぇえ♥♥♥♥♥♥卵子、どろどろにしてぇっ♥♥♥♥♥孕みたいのぉ♥♥♥♥♥♥種付けしてっ、受精させてくらしゃいぃっ♥♥♥♥♥♥』

男の方もそれを受け、叫ぶ体力まですべて精液を絞り出す方針に切り替えたらしかった。
黙ったまま伊織にのしかかり、びゅぐっ、びゅぐっと射精の音を響かせる種付け作業を眺めつつ、やよいが口を開く。

やよい「わぁ、伊織ちゃん、すっごいえっちな声ー♥ ……でも貴音さん、どうしてあの魔法を伊織ちゃんにかけたんですか?」

伊織の下腹部に浮かんだ淫紋は、ある程度規則的に明滅を繰り返すだけで特段の反応は見せていない。
それを見る限りでは妊娠の兆候はないと判断出来たが、そもそも肉体改造を受けた戦闘員たちが
強力な催淫・排卵効果をもつ媚薬粘液を得たかわりに通常の生殖能力を失ったことを知っている幹部たちにとっては、当然の事実だった。

響「ああ、あれを伊織につけたら、伊織が勝手に堕ちるんじゃないかって言い出したんだよ。試してみたらドンピシャだったね」

律子「しかしずいぶんニッチな術式ですね。妊娠した瞬間だけアクメが強烈になって、しかも…光る?んでしたか、淫紋が」

響「え?ひょっとして律子も気づいてないの?伊織のあれ、ちょっと光るだけのただの模様だぞ」

律子はもちろん、あずさもやよいも、その響の言葉に思わず映像から目を離して「総帥」を見た。
その反応をこそ待っていた、とばかりににんまりと笑い、響は説明を続ける。

響「貴音のアイディアでね、今よりもっとすごい絶頂がある、って思い込ませといたらどんどんエッチになるんじゃないかって。ばっちり当たったでしょ?」

それを聞いたやよい以下三人の幹部はつい、今度は貴音のほうに目をやってしまう。
伊織の絶叫が響き続ける中、雪歩を抱きかかえて何事か囁いていた貴音は視線に気づき、とらえどころのない微笑を浮かべた。

伊織『あぁんっイクぅぅう……っ!♥♥♥♥♥も、もっろぉ!♥♥♥♥♥チ○ポとザーメンでっ♥♥♥♥♥イキまくらせてぇえ♥♥♥♥♥♥旦那さまぁぁあぁっ♥♥♥♥♥』
958 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/02/15(水) 00:34:07.78 ID:x2SDTur30
ここまでです。

日付変更後37秒で投下開始!ヒューッ!
なおサーバーがやたらめったら重くて妙に時間がかかったもよう



Q.いおりんが孕ませ志願しはじめるの唐突すぎませんか

A.「旦那さまぁっ♥♥♥♥孕ませてぇ♥♥♥♥」とよがり啼くいおりんを早く見たすぎて逸りもうした




触手もいいけど輪姦もね!サイコーだね!ゴキゲンだね!(まっこと人間の屑)

すみません、いおりん輪姦、とっっても楽しいです。
ほかの誰が楽しくなくても>>1だけはマジでイキイキしてます。
種付けプレス輪姦っていおりんに最高に似合うと思う。個人の感想です。

あとちょっと前も書いたけど、凌辱役がしゃべるのほんといいですね。
…そうだ、触手に発声器官ついたら最強じゃね?




最近少しばかりペース早め(当社比)でしたが、すみません、次はちょっと空く可能性が高いです。
18〜の今週末は無理目かなと思われます。申し訳ない。

残りレス数が微妙な感じになってきました。
おそらくあと1回ここに投下、その次で新スレかな、と思っていますが、
しばらく不在の間とかに、感想とか今後見たいネタとかで埋まっていたりしたら即次スレもありかと。

書いていいのよ。どんどん書き給えよ。なんなら番外編で埋めてくれてもいい!(他力本願)




ところで最後に、都合3スレ目に持ち込むほどではない小さな自慢をします。
前スレ>>144なんですが……


 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 14:25:04.04 ID:kAajkq0LO
 乙です。
 ここから復帰とか無理ゲー臭がする・・・
 そして媚薬粘液が標準搭載されてるのを考えると
 2周目でこの安価取ったやつの功績は半端ないな


はい、皆さんもうわかりましたね。

「2周目でこの安価取ったやつ」は>>1です。

魔法少女相手に媚薬粘液は大正義です。触手も大正義です。
おやすみなさい。
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 00:52:13.30 ID:p40rw6ueO
この>>1、ノリノリである
美希といい、伊織といい、勝ち気な娘を堕とす際のテンションがサイコーにハイだ
もっと楽しんでやってくれ

960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 22:17:35.03 ID:xv1EwENx0
妊娠願望全開のいおりんのために、>>687でボテ腹になった春香さんの姿を見せてあげよう(ゲス顔)
二人の痴態を見続けて、雪歩の体も相当に出来上がってるだろうし
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/16(木) 23:12:37.10 ID:ogDvpXOV0
いおりんのおねだり、(股間に)マジサイコー!!
番外編となると、エロシーンの可能性がない幹部組中心かな
ネタは浮かぶが書くことができなーいっす
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 15:15:59.30 ID:qxih1z+z0
モバマス版建てたいのですが建ててもいいですか?
どうやら前書いてた人が行方不明になったそうなので
963 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/05(日) 20:52:40.59 ID:0Eex3QLE0
気がついたら20日とか平気で空いててクッソワロタwww


うそです
毎度毎度ホントごめんなさい
お詫びにもなりませんが、この2〜3日のうちには久々の更新いけると思います


とりいそぎ業務連絡というか、ご質問への返答を。


>>962

前の方は残念ながら昨年8月末くらいで止まってしまわれてるので問題ないのではないかと思います。
酉を作り、以前の人とは別人だよということをはっきりさせておかれるとよいかもしれません。


で、事務的な話はこの程度にしといて…ぜひ、ぜひ立ててください!
そしてできれば触手とか触手とかあと触手とかをいっぱい出してください!!(※個人の願望です)

というか前にも申しましたが、現>>1は初代氏と二代目氏にのっかって好き放題してるだけですから
こいつに許可なぞ取らずにどんどんやっちゃってくださっていいと思います。

できればあす6日月曜夜(〜7日未明、いつものパターン)に更新できたらいいな。
申し訳ないですが今晩は100%ないです。ごめんなさい。
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 20:58:55.69 ID:mbLbUOVW0
いえいえ!お待ちしておりますので!最高の触手を書けるように英気を養ってください!
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 21:56:45.50 ID:vuDj5gaP0
楽しみに待ってます。リアル優先で続けてください。
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 22:17:35.56 ID:qxih1z+z0
返信ありがとうございます

一応似たようなSSを建てるのできちんとしておこうと思いまして。
ミリマスの方にも許可を得次第
書き始めることとします
触手か…
表現難しそうだけど頑張ります!
967 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 19:58:06.58 ID:x6Nf5xtR0
ひょっとすると今晩は案外早いかもしれないですよというお知らせ。
いや別に安価とかないから関係ないし、そもそもほぼ一月空けといてちょっと時間が早いとかなんのギャグよって話ですが。

さておき、たぶん22時くらいまでには来れると思います。
なお中身は徹頭徹尾いつも通りです。勿論ハートマークもいっぱいだ。



>>966
ぜひともお待ちしております!!






(そして当然ミリ版作者さんもお待ちしております!!)


(ではのちほど)
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 21:09:07.89 ID:hDaBF6Hf0
ハートマーク大量なんてむしろ望むところです、お待ちしております!
969 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:22:29.23 ID:x6Nf5xtR0

ぐちゅんっ、ぱちゅっ、ぱんっ、ぐぽっ、ぢゅぽんっ、どちゅっ!

向かい合わせになった戦闘員からがっしりとした手で掴まれて、シャイニング・イオリの小ぶりな尻肉が変形していた。
対面座位の姿勢で黒タイツに突き上げられ、小さな身体を揺らされながら、伊織は悦びに満ちた嬌声を上げる。

伊織「ぁあぁ♥♥♥♥チ○ポ♥♥♥♥はっ、はぁんっ♥♥♥♥旦那さまのチ○ポあたってるっ♥♥♥♥」

いきりたった戦闘員ペニスが伊織の狭い膣穴をいっぱいに埋め、先端はすっかり下りてきている子部屋の入口を何度もノックする。
その刺激で、すでに何人もの「旦那さま」たちが射精し、子宮に注ぎ込んだ媚薬粘液がどろどろと流れ落ち、
狭く締まった伊織の中を肉棒がスムーズに行き来するための格好の潤滑油となっていた。
魔法戦士をもあっさり肉欲に屈服させる催淫液の効力は、その中にどっぷりと男根を浸している黒タイツたちにも、
膣粘膜も子宮もじゅくじゅくにふやかされた伊織にも平等に及び、両者の興奮がお互いを煽り立てていく。

「まぁったく…仕方ない、な、伊織は。そんなにチ○ポが、好きなのか、お嬢様のくせ……にっ!」

伊織「はっ、はいっ♥♥♥これしゅきれしゅっ♥♥♥♥らいしゅきっ♥♥♥♥チ○ポで子宮っ♥♥♥♥こんこんされるのいいのぉっ♥♥♥♥♥」

言葉ではわざとらしく呆れてみせてはいても、戦闘員の声も表情も、欲望まみれの本性はまるで隠せていなかった。
そして、次々送り込まれてくる性感と媚薬粘液の魔力ですでに身体も心も奪われてしまっている伊織は、
目の前の戦闘員の煽るような質問にすら、甘く媚びきった啼き声で素直に返答してしまう。

「へへへ、そうかそうか…なら、次は、んむっ」

伊織「あ………ん、んっ♥♥♥♥ふむぅ……♥♥♥♥〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」

抱きすくめるようにしていた伊織にさらに胸板ごと密着すると、黒タイツは伊織の小さく紅い唇にむしゃぶりついた。
瞬間肩を跳ねさせた伊織だったが、まったく抵抗せずに戦闘員のキスを、唇を、侵入してくる舌を受け入れ、
それどころか自分から積極的に男の舌に自分の舌をからめ、吸いついて唾液を交換する。

伊織(キス、旦那さまとキス♥♥♥♥キスしながら子作りぃっ♥♥♥♥上も、下にもっ♥♥♥♥お口とチ○ポでキスされてるっ♥♥♥♥)

言葉を交わせなくなったふたりが鼻でする荒い呼吸と、ぱちゅんぱちゅんと鳴る抽送音だけが響いていた。
単純だが決して単調ではない変則的な上下運動と、肌ごしに伝わる男の熱や鼓動が、伊織をさらに狂わせていく。

伊織(いいっ♥♥♥♥キスしながらチ○ポピストン♥♥♥きもちいいのぉ♥♥♥♥全身とろけちゃうぅ♥♥♥♥お○んこ、子宮まで♥♥開いちゃうっ♥♥♥♥)

伊織の全身から力が抜け、しかし膣だけは痛いほどに吸い付いてくるのを感じ、黒ずくめがにやりと笑う。
彼も、それに彼以外の「旦那さま」連中も、伊織を効果的に蕩けさせる方法はこの何周かのうちにほぼ体得していた。
伊織の反応と、自身のモノの状況から頃合いだと判断し、黒タイツは伊織の唇を解放する。

伊織「っ、あ………♥♥♥っあっ、ひあぁ♥♥♥♥ふにゃぁあっ!?♥♥♥♥あ、っはぁあんっ♥♥♥♥チ○ポっチ○ポぉぉ♥♥♥♥♥」

大好きな……大好きになってしまったキスを中断され、伊織はとろんとさせた目に未練がましい表情を浮かべた。
しかしそれも一瞬のことで、すぐに、それまでよりも深くまで強めに突いてくる戦闘員ペニスによがり、身体を淫らに躍らせる。

「さあ……って、準備はいいよな、シャイニング・イオリ。そろそろ、………イク、ぞ?」

伊織「〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥っ、………♥♥♥♥♥」

耳元に口をよせてきた戦闘員に低い声でささやかれ、それが今の伊織には何よりも甘い愛の言葉に聞こえてしまっていた。
だらしなく表情をゆるませ、言葉すら発せず、ただぶんぶんと首をふってうなずく伊織に、にやにや笑いを浮かべた黒タイツが命じる。

「そし、たらまた、おねだり、しなくちゃなぁ…伊織、っ!ちゃんと、言える、な?」

何度迎えても決して飽きることのない、待ち望んだ瞬間がもうすぐそこまで迫っていることを知り、伊織は狂喜の表情を浮かべた。
そして黒タイツの首に愛おしげにかじりつき、相手の語尾を食う勢いで即座に懇願の叫びを上げる。

伊織「旦那さまっ♥♥♥♥イカせてほしいですぅっ♥♥♥♥旦那さまのザーメンくだしゃいぃ♥♥♥♥伊織のちっちゃいお○んこ♥♥♥♥いっぱいにしてぇっ♥♥♥♥」

「あーあーツンデレキャラ完全崩壊じゃん。いいのかよいおりんwww」
「それにもうマ○コとっくに大洪水だし、これ以上注いでもらっても、ちゃんと飲み込めるのかぁ?」

順番待ちの戦闘員たちから同時多発的に飛んでくる野次も、伊織にはなんの感慨も与えなかった。
シャイニング・イオリは魔法戦士の衣装に身を包んだまま、ただしっかりと目の前の「旦那さま」にしがみつき、
ふやけきった甘い声をときどき震わせながら、なおも淫靡なおねだりを続ける。

伊織「はやくっ、はやくぅぅ♥♥♥♥♥あんっ♥♥♥♥♥もう絶対たまご、出ちゃってるからぁ♥♥♥♥♥種付けしてぇ♥♥♥♥♥孕みながらイキたいのぉ!♥♥♥♥♥」
970 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:23:10.68 ID:x6Nf5xtR0
「へへへ、そうだっよく、言えたなぁっ!ご褒美の、ち○ぽ汁、全部受け取るんだぞっ!?」

伊織「あぁあっ♥♥♥♥はいっ♥♥♥うれしいですっ旦那さま♥♥♥♥ザーメン♥♥♥♥どろどろザーメンっ♥♥♥♥らひてぇ♥♥♥♥はやくちょうらいぃっ♥♥♥♥」

黒タイツの叫び声はいよいよ切羽詰まった調子に変わり、伊織も負けず劣らず切なげな声でそれに応えた。
その間も伊織の両手は戦闘員の首にぎゅっと巻きついて決して放そうとせず、
尻や腰は悩ましげにくねり、突き上げてくる男の動きに合わせ、奥まで男根を迎え入れようと必死になる。

「よぉし、っっ、種付け、してやる、中に出すぞ伊織っっ!!っ、ぉおぉっ、くぅぅっ!!」

黒ずくめが大声を上げて腰を思いきり突き出した。太くたぎった剛直が深々と牝穴の奥底にまで入り込み、
膨れ上がった先端が、来訪を待ち受けてゆるみきっていた伊織の子宮口にぴったりと嵌り込む。
その瞬間に黒ずくめの肉棒は限界に達し、溜めに溜めた媚薬ザーメンの濁流を一気に中へと解き放った。

伊織「あ♥♥♥♥♥♥♥きたぁあっ♥♥♥♥♥なかっ♥♥♥♥♥い、クッ♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥イっひゃう♥♥♥♥♥おま○こイクぅっ♥♥♥♥♥」

待ちに待った牡汁を思いきりぶちまけられて、シャイニング・イオリは歓喜に満ちた断末魔を上げた。
文章にすらならずに単語だけがとぎれとぎれに口からこぼれおち、しがみつく腕にさらに強く力がこもる。
大股びらきに投げ出されていた両足も、黒タイツの腰を逃がさないようにしっかり絡みつき、
足首を組み合わせて牡が離れてしまわないよう捕獲し、より深くで射精させようと、引き込むようにしめつける。

「手でも足でもあんな必死にしがみついちゃって。だいしゅきホールドってやつか、へへへ……」
「ちゃんと、中出ししてもらうときのマナーも身についてきたみてーだな。さすがお嬢様は呑み込みが早いぜ」
「こんだけマワされてりゃカラダが覚えちまうわなwwwさて次の俺のターン……は、まだ当面先か、ちくしょー」

伊織「チ○ポ♥♥♥♥チ○ポ射精してるぅっ♥♥♥♥♥旦那しゃまの媚薬ザーメンっ♥♥♥♥んひぃぃッイクっ♥♥♥♥も、っとぉ♥♥♥♥注いでぇえ♥♥♥♥」

伊織「イク♥♥♥♥♥いいのぉっ♥♥♥♥♥♥アイドルなのにぃ♥♥♥♥子作り中出しセックスでイクッ♥♥♥♥♥ママになりまひゅぅーーっ♥♥♥♥♥」

周囲を取り囲んだ戦闘員たちが、すでに何度も射精したはずのペニスをがちがちに勃起させたままで
口々に淫猥な言葉を投げかけてくる中、伊織は膣内で吐精し続ける男根を締めつけ、歓喜の叫びをあげて存分に連続絶頂を味わう。
その小さな子宮は、これまで延々「旦那さま」たちに流し込まれた媚薬粘液でとっくに満杯になっていたが、
新たに注がれる白濁液はその運動エネルギーで、どろりと重く粘っこく溜まっていた先客を勢いよくかきまわし、
入りきらない余剰ぶんの精液を容赦なくあふれ出させ、膣口へと逆流させていく。

伊織(濃厚あつあつザーメンっ♥♥♥♥♥お○んこにっ、子宮にびちゅびちゅ♥♥♥♥かかってるぅぅ♥♥♥♥♥♥♥またイカされちゃう♥♥♥♥♥イくっ、イク♥♥♥♥♥♥)

膣内で何度も繰り返される大量射精にびくびく震え、絶え間ないアクメの激悦に精神を焼き切られそうになりながらも、
伊織の頭の中を占め続けているのは、まだ訪れてこない「それまでよりも明らかに強烈な絶頂」だけだった。
最初に刻みつけられた状態からなんら変化のないフェイクの淫紋が反応を見せるのを狂おしいほど心待ちにしつつ、
完全に下りきって、あとは受精させられるのを待つばかりの子宮が、卵子が、伊織の行動も思考もすべてを支配してしまう。

伊織(………で、もっ、まだ、これじゃないっ♥♥♥♥♥もっとすごいの♥♥♥♥♥来る、はずなのにっ♥♥♥孕んでないっわたし、まだ♥♥♥孕めてないいぃ!♥♥♥♥♥)

「このスケベマジシャン、め……もう引退、しちまうなぁ!ボテ腹に、なればアイドルも、魔法戦士もできねえぞぉ!?」

伊織「はいっ♥♥♥♥♥孕みますぅっ♥♥♥♥♥中出ししてっ種付けしてぇえ♥♥♥♥♥あぁんっ♥♥♥♥今度こそっっ孕むのぉ♥♥♥♥♥」

伊織を両腕で抱きすくめ、同時にその伊織の両足にがっちりホールドされている戦闘員が、なおも射精を続けながら大声を上げた。
致命的なはずのその一言ですら、伊織の心にはなんのダメージも与えず、かわりに伊織は欲望のままに甘く叫ぶ。

伊織「旦那さまっ♥♥♥♥♥あぁっまたイクっ♥♥♥♥♥シャイニング・イオリは、旦那さまチ○ポでっ♥♥♥♥♥子作りアクメしまひゅうぅぅっ!♥♥♥♥♥」

渾身の力で伊織がふたたびしがみついた拍子に、膣肉がつられてきゅうきゅうと収縮を繰り返し、
戦闘員の肉棒から一滴残らず雄液を搾り取ろうとまとわりいていく。黒タイツもそれに抵抗することなくさらに大量の媚薬粘液を伊織の中に吐き出し、
抱き合い、つながったままの二人はほぼ同時に全身を大きく痙攣させ、声を限りに絶叫すると、揃って深い絶頂を迎えた。

「よぉしイっちまえっ孕めっ!ご主人さまのチ○ポで、中に…っ出されてイけっ、おぉぉっ出る、シャイニング・イオリに全部出すぅぅ……っっ!!」

伊織「♥♥♥♥♥イクっ、イク♥♥♥♥♥チ○ポいいっ♥♥♥♥きもちいいっ♥♥♥♥種付け交尾でイっちゃうぅ♥♥♥♥♥媚薬ザーメンでおま○こイクッイクぅうぅぅーーっ♥♥♥♥♥♥♥」
971 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:23:43.96 ID:x6Nf5xtR0
………………
…………
……

『やーっと俺の番か。まだ3……4…ん、何回目だ……? …まぁ、細けーことはいいか!』

P(………………)

画面の中、戦闘員の男が、にやにやどころか満面の笑みを浮かべ、床に転がされた伊織に歩み寄っていく。
顔の一部と……股間で真上を向きそうなほど立ち上がっているモノ以外は、真っ黒なタイツに覆われたままだった。
今近づいて行っている奴はもちろん、伊織をぐるっと取り囲み、順番を待っている奴らも、全員………

P(永遠に、終わらない………のか?終わらせるつもり…なんて、響はもちろん………あの連中にも、無い……?)

俺が呆然と、なんの役にも立たないことを考えている間に、そいつは伊織の腕をつかんでぐいと引き上げた。

『さてさて、脳筋の俺的に、これやっとかねーと気が済まんのよな。よっ、と……』

伊織の小柄な身体は軽々と持ち上げられ、立っている男が自身の正面に向き合わせる形で抱えていた。
もちろんそれで安定するわけがなく、伊織は目の前の男の首にしがみついて身体を支える。
だけど…さっきまでの様子を見てしまっている俺としては、それが単なる安定のための行動だ、とはとうてい思えない。
そして実際、伊織の様子は、単に腕を回すというより「しなだれかかる」という表現がぴったりくるようなものだった。

伊織『あぁっ、旦那、さまぁ……♥♥♥♥こんな、足広げて、持ち上げられるの♥♥恥ずかしい……っ♥♥♥』

曲げた足を大股開きに開脚させられ、正面からひざの下に手を差し入れるようにして抱えられた、
いわゆる駅弁の体勢をとらされた伊織が頬を染め、か細い声でつぶやく。
しかしその声色もやはり媚びるように蕩けていて、それに視線は黒タイツの顔を愛おしげに見つめたままだ。

『ははは、さんざん中出しされて、イキ顔晒したあとでなに言ってるんだ、伊織ぃ?それに………おらよっっ』

戦闘員は腰を突き上げ、同時に抱えていた伊織の身体を下方向へ引きつけるように動かした。
すぐ下で勃起し待ち構えていたその黒ずくめの男のモノ…が、驚くほどスムーズに伊織の中へ呑み込まれていく。

伊織『はひぃっ♥♥♥♥あぁあぁぁん………っっ♥♥♥♥♥』

侵入を受けた伊織は甘い悲鳴をあげ、男の首に回した両手はほどかないまま、背中を思いきりのけぞらせた。
最初の高すぎる嬌声が響いた後は声すら出せなくなったようで、反らせた頭や伸びきった両腕、
それに腰やお尻、抱え上げられてぴんと伸びている足先まで全身どこもかしこも、ひくひくと震えさせている。

『ひひ、チ○ポ入れられたら、条件反射で即アクメするようになりやがって。この、ド淫乱マジシャンが』

とても信じたくないその言葉だったが、目の前の伊織の反応や声や、なによりその表情が、
そいつの言うことは事実だと雄弁に物語っている。聞くにたえない下品な言葉を投げつけられているのに、
伊織は目を潤ませ、まるで実際の夫婦の間で交わしているような熱い視線を送っていた。

伊織『だって、ぇっ……♥♥♥♥チ○ポ♥♥♥♥よすぎるのっ♥♥♥♥旦那さまのチ○ポ♥♥♥♥太くて固くてっ♥♥♥♥き、気持ちいいのぉお!♥♥♥♥♥』

全身でぶつかるように男の胸板に身体を密着させつつ、伊織は顔を真っ赤にして大声を上げた。
その間も小さな背中や足先や、身体のいろんなところがぴくんと跳ね、挿入されただけで伊織が味わっている快楽の大きさを伝える。

P(くそっ………くそぉお、っ!?真美はもちろん、千早も美希も…伊織、まで、どうする、どうすればいい………!?)

見ていることしかできない俺の眼前で、事態はさらに悪化していく。

『そーかそーか、そんなに俺らのチ○ポ大好きぃ♥ってか。それならどんどんくれてやらなきゃな?』

伊織『ふぇ、っ………?♥♥♥♥』

後ろから近付いてきた二番目の戦闘員に尻をむんずとつかまれ、後ろの穴に反り返った新しい怒張を押し当てられて、
そこでようやく伊織は事態を把握したようだった。身体を半分ひねって振り返り、力なく振った手が背中側に立つ男に何度も当たる。

伊織『そ、んな♥♥♥らめぇっ♥♥♥♥♥今おし、り……なんて♥♥らめ、なんだからぁ♥♥♥♥』

まったく抵抗になっていないのは俺から見ても明らかだった。伊織の、振りまわすというほどですらない勢いの手はもちろん、
必死になって拒む言葉を口にしてはいても、声色も表情も、男の劣情を煽り立てているようにしか……

『あんなにケツ穴マワされてイってたのが、今さらダメって言われてもねえ。それにチ○ポ、大好きなんだろ?』

ごく浅くうしろの黒タイツが腰を揺すり、小さなお尻を勃起した男根でつついただけで、伊織はびくびくと身体を震わせる。
そしてその伊織は、耳をふさぎたくなるような声と内容で、二人目の男をいちおうは拒むようなことを叫んだ。

伊織『だってぇ♥♥♥♥そっち、違うのっ♥♥♥♥お尻じゃ孕めないのぉっ♥♥♥♥旦那さまのせーえき♥♥♥♥もったいない、ぃ…♥♥♥♥』

………いまの伊織は、もう完全に、戦闘員たちの子を宿すことしか頭になくなってしまっているようだった。
972 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:24:20.04 ID:x6Nf5xtR0
『でもケツマ○コでイクのは好きだよなぁ伊織。両方、同時にチ○ポ入れてもらったこともまだ、ないんじゃないか?』

ねっとりと、声そのものがからみつきそうなほどに粘っこく、伊織の後ろの黒タイツが話しかけている。
そいつは合間合間でまた腰を動かして伊織の尻に肉棒を触れさせ、その熱さと固さで刺激を送り込むことも忘れない。

伊織『ぁ、あ、チ○ポ……♥♥♥♥♥りょうほうに………っ、お○んこ、だけじゃなくて♥♥♥おしり、も…?♥♥♥♥』

すでに前の穴を深々と犯され、抱え上げられて足を開かされた無様な姿勢のまま、伊織が声をふるわせる。
即座に拒めないどころか、葛藤していることが丸わかりの声で、俺はまた耳を覆いたくなってしまう。

伊織『でもっ……ら、らめ、おしりは………おひっ、いぃいぃいいぃ!?♥♥♥♥♥♥』

『まぁ、伊織の意向はどうでも入れる、けど、なっっ………お、しばらく放置、してたぶん、よく締まる、ぅ!』

伊織が逡巡しているうちに、俺が見ている前で、二人目の黒タイツが伊織の後ろの穴にも容赦なくモノを突っ込んだ。
抱え上げられたまま男二人に挟みこまれ、前後を思いきり埋められた伊織が身も世もなく絶叫する。

伊織『おお、ぉっ♥♥♥♥♥んほぉ♥♥♥♥お、おなか、いっぱいにぃっ♥♥♥♥チ○ポ♥♥♥♥入ってぇ♥♥♥♥』

『ケツも入れられて即イキかよ、くくく。マ○コ、めちゃくちゃ吸いついてきたぞ?』
『こっちも相変わらず、大好きみたいだなっ伊織!ケツ穴でもちゃんと、チ○ポの形、覚えてんだろぉ!?』

大声でわめきつつ、戦闘員たちはそのまま、当然のように前と後ろから伊織を激しく犯し始めた。
ぬぽぬぽと音を立てて、真っ白にコーティングされたみたいなそいつらのモノが出入りするのが俺にもすべて見えてしまう。
そして、伊織は……その粘着質な音にも負けないほどに声を張り上げ、男たちの責めに喘がされていた。

伊織『おひっ、あひいぃいぃぃ♥♥♥♥♥しゅごぃっ♥♥♥♥チ○ポ二本しゅごいぃ♥♥♥♥♥旦那さま増えちゃったぁあっ♥♥♥♥♥』

まるで恋人か、それこそ夫婦のような様子で、伊織は正面にいるほうの戦闘員の首にかじりつく。
前と後ろから支えられている分安定は増していても、突き上げてくるモノの数も単純に増えてしまったせいで
小柄な伊織の身体は上下にがくがく揺すられ続けていて、声も、足先や全身も、それに合わせて震わされていた。

伊織『子宮こんこんって♥♥♥♥んひぃい♥♥♥♥チ○ポがぁ、チ○ポとこすれりゅっ♥♥♥♥中で、ごりごり♥♥♥いってるのぉ♥♥♥♥♥』

伊織『旦那さまっ♥♥♥♥前も、うしろもずぽずぽって♥♥♥♥♥旦那さまチ○ポっ♥♥♥♥♥ああんっ奥ぅ、深いとこまでぇ♥♥♥♥届いてるっ♥♥♥♥♥』

こんなのは俺の知っている伊織じゃない、伊織であるはずがない、と、目も耳も脳も理解を拒否したがっていた。
でも、声も見た目もすべて俺の知る伊織と、あるいはマジシャンのシャイニング・イオリと一致していて、
混乱と絶望に苛まれながら結局、俺は檻に閉じ込められたままで伊織の痴態を見続けることしかできない。

P(……だか、ら、せめて……反応だけはするな、俺の身体………くそ、なんでだ、おかしいだろう!?)

男ふたりに挟まれ、二本挿しで啼かされ続ける伊織を見ているだけで、俺の男の部分がすぐに熱を帯びそうになる。
響や「幹部」たちがそのことを察しているような気がして、薄笑いを浮かべ、こっちを見ているような気がして……
そうでなくても担当アイドルが凌辱されているのを見てそんな反応をするわけにはいかず、理性を総動員して必死で耐える。

『へへ、やっぱり、ケツが好きで、たまんねえんだろ伊織、は!前も、あれだけマワしてやったしな!』

伊織『はひっ♥♥♥♥おしり気持ちいいっ♥♥♥♥らめなのに♥♥♥♥孕めないのにっ♥♥♥♥おしりっいぎぃいい!?♥♥♥♥♥』

理由はどうあれ、さっきは拒みかけていた後ろの穴への凌辱を、伊織は快楽としてもう認めてしまっているようだった。
そこへ肛虐を続ける黒づくめが腰を深く突き込み、さらに言葉でも追い討ちをかける。

『お尻、じゃねえ、ケツマ○コって言ってみろっ!どうだ、チ○ポハメられて、嬉しいかぁ!?』

伊織『はっ、はいぃ♥♥♥♥♥ごめんなしゃいっ旦那さまぁ♥♥♥♥♥ケツマ○コっ♥♥♥♥♥ケツ○ンコいいれすっ♥♥♥♥♥』

伊織『チ○ポ♥♥♥♥旦那さまのチ○ポ♥♥♥♥♥伊織のケツマ○コにもっとぉ♥♥♥♥もっろ、ハメハメしてくらしゃいぃい♥♥♥♥♥』

『はははは!ケツ穴激弱のシャイニング・イオリは、さすが、おねだりも上手だなぁ!?よしっ、おらっ、おらっ!』

…連中のいう「前回」、おそらくは春香と伊織が変わり果てた姿で戻ってきたあのとき、具体的になにがあったか、俺は知らない。
しかし、今回、チャレンジ中で伊織が告白させられた内容からして、だいたいの想像はついてしまう。
それにこの凌辱劇が始まったころも、はじめはひたすら後ろの穴を使われていたし、そのときの反応からしても
伊織は俺の知らないところですでにもう、後ろをかなり、開発、されてしまっている………

P(…現に、後ろを責められ始めてから、反応がかなり激しくなって………伊織、しっかりしてくれ、頼む………)

俺が内心でどれだけ祈っても、それが伊織に……おそらくはほかの誰にも、届くことはない。
973 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:24:51.98 ID:x6Nf5xtR0
伊織『おしり…っ、ケツっ♥♥ケツマ○コぉっ♥♥♥♥♥そこ弱いのっ♥♥♥♥♥もうっ、もうイっ……ふあぁあんっ!♥♥♥♥♥』

『声変わったなぁ?わかるか伊織、ここが子宮口、だよ、それっ、そらぁっ』

後ろの穴をほじり返されてよがり啼いていた伊織の声が、さらに高くなった。
もう一人の戦闘員が二人目に負けじと腰を振り、今度は前から伊織を責め立て始める。

伊織『んひぃいぃ♥♥♥♥♥ああーっ♥♥♥♥それぇ、やっ♥♥♥♥れんっ、ぞくでっ♥♥♥♥♥ごちゅごちゅって♥♥♥♥』

『ケツ○ンコより、こっちの…ほうが、好きだろ、伊織、は。こっちじゃないと、チ○ポ汁で、孕めないもんなぁ?』

伊織『は、はいぃ旦那さ、ま♥♥♥伊織は、おま○このほう、が、好き…っいぃいい!?♥♥♥♥♥』

『おいおい浮気かよっ、シャイニング・イオリ!思い出して、オナるほど、ケツマ○コ好きなのになぁ、おい、おらっ!』

伊織『はいいっ♥♥♥♥ケツマ○コも気持ちいいっ♥♥♥♥旦那さまのチ○ポっ奥までぇえぇ♥♥♥♥』

二人の黒タイツに挟まれたまま抱え上げられ、前後からピストンを叩き込まれて、伊織が悦びに身をくねらせる。
その姿がますます男たちを興奮させ、黒タイツたちの動きも言葉も激しさを増していく。

『ぐひひ、おぉ、尻穴吸いついてくる…っ!やっぱりケツ○ンコ犯されるの、好きなんだろシャイニング・イオリ様は、よぉ!』

『こんなに子宮、下ろして、伊織はいけない娘だなぁ!?子供、作れるなら、誰のチ○ポでもいいのかっ!』

伊織『ち、ちがう♥♥♥違うのぉ♥♥♥旦那さまのチ○ポだからっ♥♥♥♥媚薬ザーメンいっぱい、びゅくびゅくしてもらったからぁっ♥♥♥♥』

前の男の首をしっかりと愛おしげに抱きよせ、伊織は戦闘員たちの言葉に甘い声で必死になって言い訳をする。
その嬌声も言っている中身もとても聞いていられない…はず、なのに、俺はもう耳をふさぐことすらできなくなっていた。

伊織『でも、まだ…足りない、っ♥♥♥だからもっとぉ♥♥♥♥ナカにっ、伊織にらひてぇえ♥♥♥♥孕んでイキたいのぉ!♥♥♥♥』

『おいおい、あれだけイって、まだ、満足してないのか。この欲しがりマジシャン、がっ!』

『よぉぉし…それなら、ケツとマ○コ同時に中出しキメて、やる!どうだ嬉しいか伊織っ!?』

伊織『あぁっ嬉しいですぅ♥♥♥♥ありがとうございますぅっ旦那さまぁ!♥♥♥♥旦那さまっ♥♥♥大好きですっ、ああぁん♥♥♥♥』

上下に激しく揺すられながら、伊織が今まで以上に切羽詰まった様子で絶叫していた。
それに言葉ではなく行為で応える形で、前と後ろから同時に伊織を凌辱している戦闘員たちが腰を激しく突き上げる。

伊織『んひぃいッ♥♥♥♥♥旦那さま♥♥♥♥シャイニング・イオリのおま○こも♥♥♥♥ケツマ○コもっ♥♥♥♥旦那さまチ○ポにご奉仕しますぅうっ♥♥♥♥』

伊織『がんばりますからぁ♥♥♥♥旦那しゃまのぉ、せーえきっ♥♥♥♥♥ぜんぶナカに注いでくださいっ♥♥♥♥受精アクメくらしゃいぃい!♥♥♥♥♥』

トーンが限界まで高くなり、それでいて男たちに媚びきった声で、伊織が一際大きく叫ぶと前の黒タイツをぎゅっと抱きすくめる。
それがまるで合図だったかのように、伊織の両穴に肉棒を抜き挿ししていた男たちが揃って雄たけびを上げた。

『へへへ、へへ、そこまでお願い、されたらなぁ!もう、俺らのチ○ポなしじゃいられなくして、やる、ぞぉ!!』

『お待ちかねの、媚薬精液イくぞ…っ、ちゃんとアクメしろよ伊織、ぃ!?イケおらっイケぇっこの、エロ魔法戦士がぁっ!』

びゅぐるっぶじゅっびゅぶぅぅっっ……ぶちゃっ、どくっ、どびゅっ!

大声を出した二人の黒ずくめが揃って腰を突き上げ、尻肉をぶるぶると、俺が見てもわかるほどに震わせる。
同時に水っぽい何かが放たれる音が、響き始め……それどころか、抱え上げられている伊織の股間、
男たちと繋がっているあたりから白く粘ついた液体がびしゃびしゃと飛び散るのまで、目に入ってきてしまう。
すさまじい量が溢れ出し、黒いタイツに包まれた男どもの足をつたって流れ落ちていく。

伊織『きゃううぅぅうう♥♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥おま○こイクッ♥♥♥♥♥ケツマ○コもイっちゃうぅぅう♥♥♥♥♥』

前でも後ろでも大量の白濁液を注ぎ込まれた瞬間、伊織は跳ねるように天を仰いで悲鳴を上げた。
それにも構わず戦闘員たちは伊織の小さい穴に欲望の証を吐き出し続けていて、
二人の男とその間に挟みこまれた伊織、三人が同調して震え続ける様子は、まるでひとつの生き物のように見えてしまう。

伊織『はへぇえ♥♥♥♥チ○ポいいっ♥♥♥♥媚薬ザーメンきもちいいっ♥♥♥♥♥旦那しゃまと子作りセックスっ♥♥♥♥しゃいこぉぉ♥♥♥♥』

そして伊織の叫び声も男たちの射精も、どろどろの粘液が垂れ落ちる勢いも、勢いが弱まる気配すら、見えない……
974 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:25:19.96 ID:x6Nf5xtR0
伊織『はーっ……♥♥♥♥ はぁっ、あ、んんっ♥♥♥♥あぁあ♥♥♥♥や、らめ、ぇ、しょんなぁ♥♥♥♥』

『っく、ぁ、まだ……出る、っ!』

『搾り、とられる…ケツマ○コ締まりすぎだろ、シャイニング・イオリ、ぃ!』

伊織は今やぐったりと身体を前に投げ出し、完全に黒タイツに支えられているだけの状態になっていた。
それでもなお戦闘員たちは伊織の中からモノを抜かないどころか、無尽蔵の体力と性欲にあかせて射精を続けている、らしい。

『………で、お前もう……終わり、か?なら、次のヤツ…』

『バカ、抜かせよ。てめーこそ、代わっていいんだぜぇ』

二人の戦闘員たちがそんな言葉を交わしたと思った次の瞬間、連中はぐったりした伊織を相手に
先ほどまでとほぼ同じ……か、もしかするとそれ以上に力強いストロークで、前後から伊織を突き上げ始めた。

P(まさか、そんな…も、もういいだろ、伊織が、伊織が壊れ、る!?)

伊織『はうぅうんっ!?♥♥♥♥♥や、だんな、しゃまぁ♥♥♥♥待ってぇっ♥♥♥♥いまは、ゆるひっ、ひあぁぁ♥♥♥♥♥』

『抜かずの二発目、ってなぁ!おら、どうだっシャイニング・イオリ、ケツのチ○ポの、ほうがいいだろっ!?』

『残念、そっちじゃ孕めないもんなぁ伊織…っ!今度は子宮の中まで、直接、チ○ポハメてやる…よ!!』

ほとんど首もすわっていないような状態でぐらぐら揺さぶられながらも、伊織は嬌声を上げることだけはやめない。
そして両手はあくまで固く結ばれ、目の前の男の首根っこを情熱的に抱きしめていた。
その間も膣穴と尻穴の両方で出入りする戦闘員の男根は吐き出したばかりの媚薬粘液を掻き出し、
伊織の股間から汚辱の証がぼたぼたとひっきりなしに滴り落ちていく。

伊織『あぁあぁーーっ♥♥♥♥♥チ○ポ♥♥♥深いのっ、らめ……っえぇ!?♥♥♥♥やあぁっ♥♥♥♥そ、そんな、きゃひぃぃ♥♥♥♥』

叫んでいる途中で伊織の反応が明らかに変わった。不規則に、男たちの動きと関係ないところで身体をびくびくと跳ねさせ、
挟み込まれたままながら、何かから逃れようとするかのように身をよじる。
事態が把握できないままで見ているだけの俺に、続く伊織の悲鳴が起きていることを伝えてきた。

伊織『い、いま、乳首♥♥♥こねちゃいやぁっ♥♥♥♥やらぁ、あぁ!?♥♥♥♥♥クリトリスらめぇ♥♥♥♥いま触手らめなのおぉっ♥♥♥♥♥』

これまで多少鎮静化していたらしい伊織の衣装の裏の触手たちが、この期に及んでまた蠢き始めている。
それがわかったところで、しかし、俺には何をすることもできない。

『おいおい、浮気、かよっ……!こりゃ旦那さまチ○ポの味をもっと、教えてやらなきゃダメみたい、だな伊織!』

『へへ、別にいいぜ、触手でイっても。どうせすぐ、チ○ポとザーメンでイクことに、なるんだ、からな!』

伊織『あ、ぁぁっごめんなしゃいぃ♥♥♥♥旦那しゃまごめんなさいっ♥♥♥チ○ポ♥♥♥♥チ○ポが一番ですぅぅっ♥♥♥♥』

伊織『だからまたイカせてぇえ♥♥♥♥まだ孕んでないのっ♥♥♥♥もっとぉ♥♥♥♥もっと注いでぇ♥♥♥♥♥種付けしてぇえーーっ♥♥♥♥』

触手服に敏感なところを弄り回され、そして戦闘員たちに両穴を犯されながら伊織が懇願していた。
ショックなどという段階はとうの昔に突破してしまい、俺の鼓膜も頭も、その言葉を音の羅列としてのみ認識する。

『言われなくてもその、つもり、だっ!次こそ孕ませて、アイドルも、マジシャンも引退させてやる!』

『もちろん、ケツ○ンコもいっぱいにしてやんよ、っ…オラっ締めろっ、ケツ穴大好きの変態JCアイドルいおりん!!』

伊織『はいっ♥♥♥♥旦那さまっ♥♥♥♥伊織をいっぱい♥♥かわいがってぇ♥♥♥♥旦那さま♥♥♥♥旦那しゃまぁぁ♥♥♥♥♥♥』

俺が顔を上げる気力もなくなっても、目の前に伊織の痴態がまざまざと見せつけられ、嬌声は常に耳に飛び込んでくる。
響と、「幹部」たちの薄ら笑いがこちらに向けられているのまで、見えてしまう気がする………
975 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:25:51.32 ID:x6Nf5xtR0
………………
…………
……

伊織『旦那さまっ♥♥♥♥伊織をいっぱい♥♥かわいがってぇ♥♥♥♥旦那さま♥♥♥♥旦那しゃまぁぁ♥♥♥♥♥♥』

小っちゃい身体を戦闘員さんたちに抱え上げられて、前と後ろからサンドイッチみたいにされた伊織が
すごくエッチな声で叫んでるのが、わたしにもよく聞こえます。
前にいっしょだったときは、徹底的にお尻♥♥ばっかり使われていた伊織でしたが、
今回はまずお尻から始まって、それからおま○こ♥♥♥も、しっかり使ってもらえてるみたいでした。

春香(……あ、れ、伊織って………ひょっとして、あれが、はじめて………?)

ふっとそんなことが頭をよぎったけど、伊織はとっても気持ちよさそう…♥だったので、たぶん、だいじょうぶです。
それに今まさにじゅぽじゅぽって、お尻にもお○んこにも、立派なおち○ちん出し入れされてうっとりした顔、してるし……♥♥

春香(うんうん、わかるよぉ伊織……これ、すっごい気持ちいいよねっ♥♥♥)

ちょっと離れたあたりでは、『あっち』のわたしが、また、戦闘員さんたちに挟まれてレイプされていました。

春香『らめ♥♥♥♥とめてぇ♥♥♥イきました♥♥♥からっ、射精、やめてぇ!♥♥♥♥じゃないとまたイっちゃう♥♥♥♥あ、ぁん、イ、イクぅぅ♥♥♥♥♥』

伊織とおんなじように身体を抱えられて、お尻にもお○んこにも、ずぼずぼお○んちん入れられちゃって……♥♥♥
ただ、そういえば伊織のほうが、中に注ぎ込まれてるおち○ちん液がずいぶん多いような気もします。
とはいえ、とっても気持ちいい♥♥♥って意味ではたぶん、そんなに変わりません♥♥

春香(されてるのは、「あっち」のわたしなのに…♥♥♥お尻も、お○んこもぉ♥♥ほんとにおち○ちん入ってるみたいいっ♥♥)

イソギンチャクさんや戦闘員さんにひどいことをされてるわたしを、今ここにいるわたしが見てる。
なんだかとてもヘンな状況には違いない、んですけど……でも、大事なのは、こっちのわたしもすごく気持ちいい、ってこと、で…♥♥

そう思っているうちに、わたし…「あっち」で戦闘員さんたちにいっぱい犯してもらっていたわたしと、
相手をしてくれていた戦闘員さん達の輪郭が、溶けるみたいにして少しずつぼやけ始めます。

春香(あ………戦闘員さんたちまた、消えちゃう、…ってこと、は次、は…………♥♥)

そのかわりに、ぼんやりと、今まで見えてなかったものが少しずつ、ピントが合うみたいに見えるようになってきました。

ぱっと見にはすごく大きな、よくわからないかたまりで……それが、ふたつ、横に並んでます。
でも、徐々に、それが、人……女の子、と、とても大きい、なめくじみたいなものだ、っていうのが見えてきて……

………もう、何度も見て、それにこれも「体感」しちゃってるから、ほんとは…見なくても、わかっちゃいます♥♥♥

真美『んにゃぁぁあ♥♥♥♥すごいよぉっ♥♥♥♥しょくしゅ止まらないぃっ♥♥♥♥きもちいいっ♥♥♥♥これぇ♥♥♥きもちいぃい!♥♥♥♥♥』

すっと、急にピントがばっちり合ったようになったわたしの視線の先、で。
鮮やかな黄色の衣装を身に着けたマジシャン姿の真美が、すっかりエッチな顔になって、大声を上げていました。

大きく開かされた真美の足の間に、色の濃い、うねうねと激しく動き回る太い触手♥♥が何本も群がっていて、
ぐちゅぐちゅ鳴る水音は止まらないどころか、むしろどんどん大きくなってるように聞こえています。
そして真美の股間からは、触手さんたちの吐き出した精液が、どろどろ糸を引いて、洪水みたいにあふれちゃっていて…
それにスカートからのぞく太ももにも、いやらしい白濁液が何本も筋になって伝い、流れ落ちていました。

真美『しゃせいっ♥♥♥♥しゃせーされてるうぅ♥♥♥♥しょくしゅ、だめなのにぃ♥♥♥♥イくっ真美またイっちゃうよぉお♥♥♥♥』

とろけた悲鳴をあげ、真美が身体をびくびく震わせるのが、後ろの大きななめくじ……ヒルさんにとっては、嬉しいみたいでした。
たった今、真美の中に粘液を注ぎ込んだばかりの触手さんたちがずりゅっ、ぬぽっと音を立てて引き抜かれて、
そしてすぐに、ほとんど同じ太さ、形で、ぐねぐねと元気よくうねる次の触手さんが、真美の小さなお○んこに入り込んでいきます。

真美『あ、あぁっ♥♥♥ちょっと、待って……っひあぁあぁ〜っ♥♥♥♥しょくしゅ♥♥♥つぎのしょくしゅ、来ちゃったぁっ♥♥♥♥』

真美がどれだけ叫んでも、身体をよじっても、ヒルさんのすることは何一つ変わりません。
逃げ場のない真美に後ろから、お尻にもおま○こにも、ぬめぬめした太い触手を激しく出し入れして、犯して……
何本あるかもわからない触手お○んちん♥♥♥で、次々に粘液を前でも後ろでもびゅーっびゅーって、
……ちょうど、真美のとなりにいる「あっち」のわたし、が♥♥さっきからずーっと、され続けてるみたいにっ♥♥♥♥

春香『は、放しっ、いやっ♥♥いやぁぁ♥♥♥♥抜いてっ触手、抜いてぇぇ♥♥♥♥こんなのもうやらぁあ♥♥♥♥』

わたしの見てる前で、もうひとりのわたしが悲鳴を上げて身体をびくびく震わせていました。
一目見ただけでも「あっち」のわたしは…真美とおなじくらい、エッチでいやらしい表情になっていて……
いやいやって言ってはいるけど、ほんとは違うって、わたしがいちばんわかってます♥♥
976 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:26:21.02 ID:x6Nf5xtR0
ちょうどそのとき、向こうのわたしのお○んこをぐぽぐぽとほじくり返していた触手さんの一本が大きくぶるっと震えました。
そして、見てるわたしのナカには、今は絶対なにも入ってない、はず、なのに……
ずっとにゅるにゅるって行き来していたなにかが、おま○この一番奥のあたりで♥♥ぶっくり膨れたのを、感じとってしまいます。

春香(あっ♥♥♥♥あ、ぁ♥♥♥♥これぇっ♥♥♥♥来ちゃう、また来ちゃうよぉっ♥♥♥)

わたしの意識がそっちに向いた一瞬あとで、すぐに「あっち」のわたしが声を張り上げ始めました。

春香『だめぇ〜っ♥♥♥イク♥♥♥♥触手に精液ぃっ、出されてぇ♥♥♥♥イカされちゃう♥♥♥♥またぁっイグぅ♥♥♥♥触手なんかでイくっぅぅう♥♥♥♥♥♥』

ひざを着いて四つんばいになる途中で、両手だけを後ろに回したみたいな格好…となりの真美とほぼおんなじ姿勢のまま、
「あっち」のわたしが叫びます。背中には重くてねばねばするとても大きなヒルさんがのしかかっていて、
そのお腹からは、真美の中をずぽずぽしてるのとそっくりな、黒っぽくて太くてうねうねする、触手さん♥♥♥が、まだ、いっぱい……♥♥

大きさのせいもあるのか、ヒルさんの本体はほとんど動いていませんでした。
真美とわたしをそれぞれおなかの下にべっとりと張りつけて、逃げられないように押さえつけてるだけです。
でも、そのかわり、お腹から伸び出している大量の触手さんたち♥♥はとても活発でした。ぐにょぐにょと長い体をくねらせて
「あっち」のわたしと真美の中に、何度も出たり入ったり、して♥♥奥のほうまでぬぷぬぷレイプしてくるんですっ♥♥♥

真美『あへえぇえ♥♥♥♥♥しゅごいっ♥♥♥♥こんないっぱいっ、しょくひゅぅう♥♥♥♥こわれるっ♥♥♥♥真美のおまたこわれひゃうぅう♥♥♥♥』

春香『やらぁぁ♥♥♥♥イきたくないっ許してぇ♥♥♥♥もう出さないでっ♥♥♥♥あぁっ♥♥♥♥赤ちゃんできちゃうからぁぁ♥♥♥♥』

しかも、わたしたちの中に入ってくる触手さんは一本ずつじゃありませんでした。
お○んこにもお尻にも、ぬめぬめした表面と吐き出した粘液を活かしてにゅるん、にゅるんって滑り込むみたいに続けて入ってきて、
何本も同時に中で行き来をはじめ、わたしの中をぐちょぐちょって、音を立ててかき回していきます…♥♥♥

春香(すごすぎるっ♥♥♥♥触手ぅ♥♥♥♥中で、にゅるにゅるって♥♥♥♥からんでコスれあってるっ♥♥♥♥こんなの、こんなのぉ♥♥♥♥♥)

真美も、それに「あっち」のわたしも、もう何も考えられなくなってるのが、見ただけで、わかっちゃいます。
わたしや真美がどんなに叫んでも、何回イかされて♥♥も、ヒルさんたちはとうぜん許してくれるつもりなんかなくて…♥♥
無限に生えてくる触手おち○ちんで次から次に、わたしと真美のお○んことお尻を、じゅぽじゅぽ犯すのやめてくれなく、て♥♥♥

春香(千早ちゃんと、おなじになるっ♥♥♥♥奴隷にされ、ちゃ、う!?♥♥♥♥いやぁっ♥♥♥♥ほんとにっ、触手に勝てなくなるぅぅ♥♥♥♥)

そう思った瞬間、今度はお尻とお○んこの奥、両方でぶくっと膨らむ感覚が襲いかかってきました。
わたしがあっと思う間もなく、前からも後ろからもびゅくびゅく跳ねるあのリズムと、それから焼けるような熱さが伝わってきて、
そして、また…わたしのかわりに「あっち」のわたしが、すっかり甘く聞こえてしまう声で、悲鳴を上げます。

春香『ま、また中に出てるぅうっ♥♥♥♥子宮にもっお尻にもぉお♥♥♥せーえきっ、びゅるびゅるって♥♥♥♥いっぱい出されてりゅぅうう♥♥♥♥♥』

春香『いや、なのに…ぃ♥♥♥あ、あぁあ♥♥♥イクっ♥♥♥♥♥またぁイっひゃぅう♥♥♥♥触手でイクのもういやぁあぁーーっっ♥♥♥♥♥』

わたしの叫びが消えてしまわないうちに、ほんの少し遅れて、今度は真美が叫び始めました。
その声が「あっち」のわたしの悲鳴と重なって、触手さんたち相手ににいやらしく甘えたデュエットに、なってしまってます……♥♥♥

真美『あはぁぁっ♥♥♥♥しゃせーきたぁあ♥♥♥♥しょくしゅっ、またびくびくしてるぅ♥♥♥♥真美にびゅーびゅーって出してるよぉっ♥♥♥♥』

真美『おなかあちゅいぃい♥♥♥♥やぁぁん♥♥♥♥イきゅぅぅ♥♥♥♥真美イキまくっひゃうっ♥♥♥♥しょくしゅしゅきぃっ♥♥♥らいしゅきぃいい♥♥♥♥♥』

ものすごくたくさんいる触手さんたち♥♥は、連携なんて、まるで考えてないみたいでした。
それぞれが好き勝手にわたしと真美のお尻を、おま○こをぐちゃぐちゃに出入りしてずぽずぽ犯して、
奥まで入り込んでくるとタイミングなんて関係なしに、どろどろした濃厚媚薬精液♥♥をいっぱい注ぎ込んできて♥♥♥♥
一本が出て行ってもすぐ次の触手さん入って来ちゃうから、真美もわたしも、いつまでも触手レイプ♥♥♥♥され続けちゃうっ♥♥♥
977 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:26:49.23 ID:x6Nf5xtR0
でもそれも、考えてみれば当然かもしれません。
だって結局この触手さんたち♥♥はぜんぶ、わたしたちの背中のヒルさんが操ってる、わけで。
真美もわたしももう、熱くてねばねばの媚薬精液♥♥♥をたっぷり中に注ぎ込まれて、
お尻もおま○こもどろどろにされて♥♥♥何度もイカされちゃってるのに、まだやめてもらえない、ってことは……

春香(…子供、作ろうとしてるんだ…っ♥♥♥♥真美と、わたしのこと♥♥♥エッチな触手ザーメンでっ♥♥♥♥孕ませる、つもり、なんだ♥♥♥♥)

春香(媚薬、で♥♥♥わたしたちの身体、いやらしく、されて…♥♥♥♥触手おち○ちんの♥♥♥♥虜になっちゃうようにぃっ♥♥♥♥)

本当にそうかどうかは、聞けないし、確かめようもないけど……そう考えてしまっただけで、
わたしの心とは裏腹に、見てるだけのわたしのお○んこが、強烈にきゅんっとうずいてしまいます。
その拍子に「あっち」でも触手さんたちが何本も脈打ち、すぐにびゅぐっ、ぶびゅっと音を立てて粘液を注ぎ始めました。

真美『あーーーっイクっイクうぅうぅ♥♥♥♥おかひくなりゅっ♥♥♥♥しょくしゅ、しゅごしゅぎてぇえ♥♥♥♥真美ばかになっひゃうのぉ♥♥♥♥』

春香『だめぇ♥♥♥♥らめ♥♥♥なのに気持ちいいよぉっ♥♥♥♥あぁぁん♥♥♥♥イグぅ♥♥♥♥イクッ♥♥♥♥触手せーえきでイっひゃうぅうぅっ!♥♥♥♥♥』

「あっち」のわたしも、それに真美も、触手さんたちの吐き出すミルクはとっくに飲み干しきれなくなっていました。
何本もまとめて真美やわたしに入り込んだ触手さんたちがどくどくと節をつくるみたいに膨れあがり、
頭のところは中にぎっちりとはめ込んだまま、胴体の部分をびちびちと跳ねまわらせます。
ひと跳ねするごとに、触手さん♥♥♥のさきっぽから熱くてどろどろの白濁ザーメンがびゅくびゅくと吹きこぼれてきて、
おま○こでもお尻でもそれを受け止めさせられるわたしたちは、一回射精されるだけで、イクのがもう、止められませんっ♥♥♥♥

真美『も、もぉ負けちった、からぁあ♥♥♥♥真美しょくしゅに勝てないって♥♥♥♥わかったからっ♥♥♥♥ちょっ、と、休ませへぇ…♥♥♥♥』

真美『ひゃぁあぁん♥♥♥♥らめぇーーーっ♥♥♥♥そ、そんな奥までぇぇ♥♥♥♥しょくしゅらめっ♥♥♥♥あ♥♥♥♥あ♥♥♥♥ああぁあぁあぁ♥♥♥♥♥♥』

真美が長く尾をひく叫びを上げてる間にも、触手さんたちは動きをゆるめないどころか、むしろ激しくなっていました。
ヒルさんの本体が覆いかぶさっていて、ほとんど見えてはいない真美のお尻やおま○こから
中におさまらない分の白濁液が逆流してこぼれてきて、それをたくさんの触手さんたちがかき混ぜる、汚らしい音が聞こえます。
そして、それとそっくりのぶじゅぶじゅいう音が、わたしのお○んこからも、お尻からも、響いてきてしまっていて…♥♥♥♥

春香『い、今、イったの♥♥♥♥イきまひたからぁ♥♥♥♥やらぁ……っ♥♥♥♥♥イクのもう無理らよぉぉ♥♥♥♥♥おねがっ、あひぃぃいぃ♥♥♥♥♥♥』

春香『媚薬粘液っ♥♥♥♥びゅーびゅーしちゃいやぁぁ♥♥♥♥こんにゃの、っ♥♥♥♥また触手にイかされひゃうっ♥♥♥♥イク♥♥♥♥♥イクぅうぅぅ♥♥♥♥♥♥』

叫んでるのも、レイプされ続けてるのもわたしじゃない…のに、声はぜんぶわたしの声で、それに目の前で凌辱されてるのも、わたしで……
だんだん、叫んでるもうひとりのわたしを見ているのか、わたし自身がいま叫んでるのかすら、わからなくなってきていました。

春香(あぁっ♥♥♥♥また次きちゃったぁぁ♥♥♥♥触手多すぎるよぉ♥♥♥♥♥にゅるにゅる奥まで届いてりゅうぅっ!?♥♥♥♥)

それに「あっち」のわたしが味わってる感覚はぜんぶ、おま○こやお尻を通じてわたしにも流れ込んできていて、
抜けても次々に入ってくる触手お○んちんの味も、たっぷり流し込まれる粘液の熱さも、どっちが現実なのかもう、わかん、ない……♥♥♥♥

春香『まらぁ、イっへるっ♥♥♥♥ひゃうぅんっ♥♥♥♥♥触手イヤなのにっ♥♥♥♥らめなのにぃ♥♥♥♥きもちいいよぉ♥♥♥♥♥』

春香『やぁぁん♥♥♥♥♥中にっ、触手のせーえき♥♥♥♥♥いっぱいぃ出しゃれてるぅ♥♥♥♥♥イグっ♥♥♥♥♥んんっ、んひぃぃいぃぃ♥♥♥♥♥♥♥』

「あっち」のわたしが絶叫して全身をふるわせるのと、わたしの身体の震えとが、もうほとんどシンクロしてしまって。
中にたっぷり注ぎ込まれた媚薬粘液がだらだら流れ落ちてきて、足を伝っていく感覚が……♥♥
こっちにはそんなもの、どこにもないはずなのに、すべて感じ取れてしまってわたし、もう………っ♥♥♥♥
978 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/06(月) 21:35:54.87 ID:x6Nf5xtR0
………………
…………
……

真美『えへ、えへへぇっ♥♥♥♥ねえっ、もっろぉ♥♥♥♥しょくしゅ真美に入れてぇ♥♥♥♥いっぱいじゅぽじゅぽしてぇっ♥♥♥♥』

春香『あ、ぁ♥♥♥♥♥あへ………ぇえ♥♥♥♥もぅいやぁ……っ♥♥♥♥わたひ負けちゃうぅ♥♥♥♥触手に、屈服しちゃうよぉ………♥♥♥♥』

放心状態でつぶやくだけになっても、「あっち」のわたしと真美を犯す触手さんたちはまだ止まりませんでした。
もうほとんど反応しなくなったのが面白くないのか、ヒルさんたちの動きが少し変わります。

春香(…………あ、っ♥♥♥♥)

「あっち」のわたしにもこっちのわたしにも共通してあるものといえば、股間で立ち上がっているお○んちんくらいのものです。
そして今まさに、「あっち」のほうで、小型のヒルさんがするすると近づいてきていました。

春香(吸われちゃう、んだ……♥♥♥お○んことお尻だけじゃなくて、今からおち○ちんもいじめられるんだ、わたしっ♥♥♥)

「あっち」のわたしがほとんど動けないでいるところ、あえてゆっくりと這い寄ったヒルさんが、口らしい部分を大きくぐぱぁ、と開きました。
あともうちょっとで、びんびんに反り返ったおち○ちんに吸い付かれちゃう、たっぷり中身しぼりとられちゃう♥♥♥

そう思ったところでいきなり、真美と、「あっち」のわたし、それにヒルさんたちが一瞬にしていなくなります。
何があったのかわからなくて反応できないわたしに、聞き覚えのある声が話しかけてきました。

『ごーめんごめん!伊織のほうが盛り上がってたから、春香のこと無限リピート状態で放置しちゃってたぞ!』

春香(え………この、声っ、響ちゃん………!?)

響『まあでもなんとなく見てた限り、春香もだいぶ楽しそうだったから結果オーライだよね?』

わたしの身体は例の、ぐにゃぐにゃした半透明のものに捕まえられたままでした。
でも、お○んこがさっきまでと比べてはっきり濡れてしまってるのが、見なくても自分でわかってしまいます………

響『ただそろそろ次行こうかと思ってさー。ごめんね、せっかくいい気持ちのとこ、邪魔しちゃって……』

響ちゃんがとても楽しげに言うせいで、わたしのほうは不安だけがどんどんふくらんでしまいます。
どこか遠くで伊織がとろけきった悲鳴を上げてるらしい声が聞こえるのも、ほとんど耳には入ってきませんでした。












///////////////////////////////////

今回はここまでです。


Q.話が進んでいないのですが!!

A.リハビリ(大嘘)



今回は視点ザッピングをがんばってみたのですがいかがでしょうか?
ご希望のあった皆様のお眼鏡にかなっていたら幸いです。

(この答えはウソ。>>1は前回とか今回の前半とかで戦闘員のいおりん輪姦ばかり書いており、
 そっちはそっちで好きだけどそろそろ異種姦、というか触手を書きたくてたまらないと思っていた。ゆえに書いた)

だって触手エロやりたくて書いてるのに当スレきってのエロ被害担当こと春香さんが
触手触手してないなんてダメでしょ。前々回あたりでちょっとあったけどあんなんじゃまったく足りてないでしょ。
ていうか今さらだけど>>431-433あたりの春香さん触手凌辱手抜き過ぎましたのでその補完を兼ねて、あえてね。

20日以上空けた開幕で速攻趣味に走りました。ごめんなさい。

まあさすがにリハビリってのはある程度本当。
でも触手が大好きで春香さん触手責め超楽しかったのはガチで本当。
スレの残りが少ないのは割と本当。
リアルが忙しいのは本当だけどリアルが充実してるってのだけは嘘。
誰か感想くれ。

次はできれば今週末に。おやすみなさい。

979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 21:56:31.14 ID:JBWYKfw+0
乙です
今回で伊織編は終わりかな?
P自身にも悪落ちしそうなフラグも立ってきたし、進んでいると思います……よ?
今更だけど、今の今まで春香達の痴態をたくさん見せつけられていて、Pのpがよく暴発しなかったなと

そして相変わらずの焦らしっぷり
次はそのまま春香か、それとも雪歩を堕としにいくのか

きりも良いだろうし、次回は新スレ建てての投下かな
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 17:43:51.16 ID:2rG4m0KSO
乙です。
伊織もほとんど堕ちてるな。>>1が前に言っていた、
千早と一緒に幹部化か人質の判定かな。
春香の回想体験もいけない告白のようでいいです。
Pも何かフラグが立ってきたのかな?悪堕ちなら、響をも上回り、躾するぐらいになって欲しいな。
次回を楽しみに待ってます
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 00:14:00.98 ID:aXc6z2wJO
伊織も本格的な触手責めがまだないね
いっそのこと、ちはまみのところに放り込むか、新しい触手生物の相手でもさせようか
>>958も組み合わせて、戦闘員と触手生物を融合した奴(外見はイソギンチャクだけど中身は戦闘員で、喋る触手生物の出現)とか
982 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/12(日) 21:50:50.61 ID:0cFrmhAD0
週末投下を目指していた結果、本筋の進展にそこまで関係のないちはまみ触手凌辱おかわりが出来つつあって
こんな時どんな顔をすればいいのかわからないの(ゲス顔)

だから趣味に走りすぎだというのに。

次スレを立てられるくらいまで全部書き溜めてから投下すべきかどうかちょっと迷っているところです。
先に立てるだけ立ててあらすじと各マジシャンの現状だけまとめて置いとくとかもありかな…

というわけで申し訳ないですが今晩は投下に来れないかもしれないです。あらかじめごめんなさい。
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 21:52:49.52 ID:Lb17cYC10
>>1が一番やりやすいようにするのが一番です


そんな時は最高の笑顔(ゲス顔)を浮かべれば良いと思います
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 22:02:06.62 ID:1Kx1l7KG0
了解。
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 22:21:29.99 ID:9uZh+KscO
笑えばいいんじゃない?(悪魔の微笑み)
ついでだから、美希も誘ってあげよう(満面の笑み)

素直に次スレに移った方が、気にせずのびのびできるんじゃないかな
前回のラストが区切り良さそうだし、次スレ冒頭が一方その頃、みたいな始まりで
986 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/03/13(月) 20:19:36.42 ID:X+fQAY1s0
そうか!今の段階で次スレ立てるって手もあるのか!(痴呆)
>>982を書き込んだ時点では、残り1回とりあえずここに投下して、それから…とか考えてました。

というわけで今晩にでも新スレ立てちゃおうと思います。
あらすじと関連スレ紹介とかを貼った上で、先述のちはまみ触手プレイをちょっと。

ハイちはまみです。いおりんでもはるるんでもゆきぴょんでもなく。

先日のはるるん触手描写でまだ物足りなかったとかなんか変なスイッチ入ったっぽいね。
こんなだから遅れるんだよね。ごめんね。改めないね。しょうがないね。

しかも内容的には前とあんまり変わり映えしないかもしれないですが、
でもそれ言い出したら>>1の書いてるもの全部そうなので……(タブー中のタブー)



スレ立てたらこっちにも誘導貼ります。
日付変更前を目指して頑張りますのでもうしばしおまちください。
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:04:45.74 ID:zQN264xb0
了解っす
立てたら、残りのスレは前スレの時のように、エロイベント案でも募集して埋めますか?
988 : ◆8K4B/3Nlpc [saga]:2017/03/13(月) 23:47:08.87 ID:X+fQAY1s0
日付変更前だやったー!!!



次スレ立てました。
今からちょっとだけ投下します。

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その6
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1489416061/






そしてこっちの旧スレの扱いはまだ考えてなかった。どうしましょう。
989 : ◆8K4B/3Nlpc [saga sage]:2017/03/14(火) 20:53:35.76 ID:SikADtjJ0
しまった…新スレのほうでだけ旧スレの扱いのことを書いてどうするんだ……

ということで、↑のその6スレでも書いていたとおりです。
残り10レスもありませんが、よろしければ好き放題エロ妄想とかぶちまけて埋めてやってください!

※ただし、拾えそうなものやティンときたものは勝手に拾わせていただく恐れがありますので
「無事に帰れたら俺、このネタでスレ立てるんだ……」みたいなとっておきのものはやめておくが吉です。


あるいはご要望・ご意見・感想等、お聞かせいただけるならとても嬉しいです。

なお、「触手もスライムも飽きた」「♥減らせハゲ」「文章が長すぎる」「Pとアイドルの愛あるエロが見たい!」等のご意見は
とびっきりのゲス顔で見なかったことにしますのでご了承ください。




急にそう言われてもね……ってなると思うので、>>1がいくつか殴り書きしておきます。


まず、初代スレに関して妄想してたネタ。

「貴音および三幹部はもともとマジシャンとして戦っていたが、堕とされてブラックジャンボ構成員になった」
という設定で後日談、というか前日譚書いてみようかなーとかこっそり思ってました。
その場合の敵はたぶん、犠牲者をブラックジャンボ化する思念体とかそういう感じのご都合主義的なやつだと思います(ロクに考えてない)

月の加護を受けて強力な魔法を使う貴音が、洞窟とかの光の射さない場所に誘い込まれ、全力を出せないまま捕らえられ…とか。
リーダー格だった貴音が堕とされ苗床にされてしまい、戦闘中にその中継映像を見せられて動揺した三人は隙を突かれて敗北。
貴音の魔力を糧に誕生した魔物とか怪人とかにはあずさも千早も雪歩も勝てず、連鎖堕ち……みたいな、そういうお約束なアレです。
あ、もちろん触手がメインで。ゆきぴょんは犬系、ちーちゃんとあずささんは胸改造したりとか。



次に二代目スレについて妄想してたネタ。

春香とPが支配者になったあとの設定で、洗脳が解けて力を取り戻したマジシャンが二人に反旗を翻そうとするも
もちろん勝てるわけもなく、因縁のある相手に改めて凌辱されてしまう、的な話を書こうとしてました(過去形)
具体的にはフェアリーで、タイタンに輪姦される響とスライムに嬲られる美希&貴音、ってのを。

で、実はその一連の流れが全部、台本ありの一種のプレイでした、っていう。
一時的に春香に洗脳を解いてもらい、全力で戦って負け、弄ばれ犯される被虐プレイで毎日お楽しみの元マジシャンたち、みたいな。
もちろん雪歩だけはその間もずっと、触手だらけの生体牢獄に放り込まれて24時間365日凌辱中です。




まあ、別に埋まらなくても構わない…というか、速報RはHTML化処理がまったく行われてないみたいなので
放置してても問題ないはずですが、こういうの見たいとかをお気楽に聞かせてもらえると
>>1が単純におもしろいし参考にもなりそうだからぜひ聞きたいなー、という感じです。よろしければ。

あ、それからもちろん、新スレのほうもよろしくお願いします。
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:09:10.09 ID:ryW1B7kIO
>>1の二代目スレのと似たような案は考えましたね
※洗脳したマジシャン達をマジシャン陣営とブラックジャンボ陣営に分け、
街中や専用のステージで戦わせて、勝った方にはご褒美を与え、敗けた方は公開凌辱する、
といったゲームを定期的に開催する(その様子を撮影して、専用チャンネルで流すとか)

※互いの陣営が一つになり、マジシャン達は街に出没する触手生物を討伐する使命に奮闘する
(その方法もある程度弱らせた後、触手に犯されることで浄化すると言うもの)
当然、一連の流れはブラックジャンボによる自作自演であり、
マジシャン達は総帥による洗脳と奴隷化を受け、偽物の使命を与えられている

まあどちらも、本編終了後の外伝のようなものなので
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 22:07:34.27 ID:jsh0wCQC0
春閣下と響の力がぶつかり合った影響で周囲一帯が異界化し、
迷い込んだ両勢力は触手などの魔の手から逃れつつ、出口を目指していく

という、無理やりマジシャン側にも勝ち目を与えてみたり
・マジシャン側は中毒などの状態異常がある程度緩和
・ブラックジャンボ側は響含む全員が弱体化
・ルートによっては、両勢力が触手たちの奴隷になってしまうエンドも
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 00:53:58.74 ID:I7C64rABO
会見でマジシャンが晒し者になる時は、触手十字架にかけられてほしい
後は、敗戦後の媚薬中毒から抜け出すためマジシャン達が禁断症状の性衝動に必死で耐える場面とかみたい
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 13:44:14.18 ID:kKUPcPLa0
会見にはマジシャンだけでなく、幹部になる前にヌード撮影されたあずりつたかも、公開ストリップみたいなことして欲しい。やよいははるちは、真美は触手と、幹部になる前の陵辱に影響されているので、あずりつたかも前は嫌だった撮影も、今はノリノリでやって変わり果てた様をPや前に見ていた千早に見せつけて欲しい。幹部になったことを証明するためが理由。
具体的には、最初は服を着たまま下着が見せるようにして恥じらいの演技をしながら、徐々に下着を脱ぎ捨てていき、最後は全裸で堂々とヌード写真集のような感じで撮影会。段々興奮していき、局所を見せつけるような体位(ブリッジやYの字バランスなど)をしてどアップで撮るように強要。あずりつのキスやレズプレイ、媚薬スライムでヌルヌルになりながらのあずりつたかで触手をパイズリなどみたいな感じです。
よければ参考にしてください
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 19:12:42.98 ID:5msDNlJa0
真美や今回で堕ちるかもしれない千早と伊織に、洗脳後発組として四六時中触手に犯してもらえるよう、触手生物が寄生した特製衣装を着させよう
内側だけでなく外側にも触手を生やせるようにし、戦闘やエロイベントでマジシャンや自分たちも同時に犯せるようにしたり
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/20(月) 01:17:13.25 ID:itxpWaGCO
抜けようとした者を壁尻状態で捕らえる罠
解除のためには仲間が捕まった人を何回かイカせないといけない(責め具はその場で支給)のだけれど、捕まった人は得体の知れない何者かに責められていると勘違いして必死に我慢しようとするので解除にかなり時間がかかるみたいな
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/22(水) 17:52:51.78 ID:+mhkzWY/0
新しい触手生物を出すなら、まだいないタコ型やクラゲ型かな
(超大型が数人をまとめて凌辱、もしくは複数の小型を一人に集中させて責めるとか)
既存の触手生物に関しては、更なる改造で腕や脚を追加して人型に近づけたり、発声器官や念話機能を搭載して会話できるようにしたりとか
(最初は話し方も片言だったり拙かったりするが、物語が進行すると流暢に会話できるようになってたいたり)
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/23(木) 22:35:48.81 ID:Pnf4X/kU0
極度の媚薬中毒に侵されきったマジシャン達は、事務所での治療効果によって一見したところ、普段と変わり映えしないまでに戻ったように見えるが、
実際のところはほとんど治ってはおらず、体に残る疼きや性衝動に突き動かされるよう、時折街中に彷徨いだす。(他の娘やP達に告げず、誰にも見つからないように行動する)
触手生物を求めて繰り出した彼女達は、目的となる存在に遭遇すると、マジシャンの使命として戦闘を行うも、
>>735等の千早のように思考や意識が、段々と触手に屈服・従順していき、最後には敗北して凌辱・調教される。
触手生物達も響の指示のもと、ある程度したら解放して凌辱の跡を綺麗に消し、与えられた魔法でその際の記憶も封印・改竄して退散する。

*当人たちにとって一連の流れは夢の中の出来事のように曖昧なもので、終わって数日もすれば気にならなくなり、再び症状を繰り返すようになる。
*響達もその様子を監視しており、自分達だけが楽しむために目撃者や邪魔が入らぬよう、結界で隔離しつつ凌辱劇を録画している。
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 18:24:12.43 ID:8DTs9SYGO
ブラックジャンボの悪事の一環として876組を調教洗脳して広告塔にしたり、マジシャンの家族を人質にして調教映像を送り付けるとか
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 23:53:21.68 ID:Bc93PPZwO
触手に犯され粘液で汚されるマジシャン達に、興奮する嗜虐心がPに目覚めつつあると確信した響が、彼女達の痴態を納めた映像をプレゼント、もしくは今回参加しなかった真へのお土産に同じものを与える
:マジシャン達は見ることを拒否する一方、自分達の乱れる様を見て欲しいと思ってしまう
:響の方も、一回は見ないと大変なことになる、と忠告をかけてあげる
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/25(土) 11:52:08.72 ID:S+zdU9NeO
敗北したが堕ちなかったマジシャンも半堕ちのような呪いをかけられる。反転が完璧に決まらずにそうなった。
衣装が部分的に黒くなり思考も身体も快楽に流されやすくなる。
あるいは別の人格、快楽に染まってしまい幹部のようになってしまった人格がでてきて一般人や怪人相手に襲ったり誘ったり、わざと負けたりして快楽に溺れる。正気な人格はそれを止められず、別人格に快楽に流されてるのを指摘されながら追体験する。
Pはマジシャンや幹部に欲情する度に、思考が歪められる呪いをかけられ悪堕ちのお膳立てができる。
しかし、響の予想以上の力を得てしまい響共々、全員奴隷にする。
1001 :1001 :Over 1000 Thread
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | もうたらい回しは勘弁だぜ
 |_____ _____________
         ∨
    ⊂⊃
   .∧_∧          ,  ⌒ヽ
  .( ´Д`)_        (       ヽ⌒ヽ
  ( ̄ヽ   ヽ_ヽ   /⌒.\ ⌒ヽ    ⌒ヽ
  |. T |      ̄ ̄´ /\ \  /⌒)   ⌒ヽ
⌒ ヽ_ノ、    ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /⌒ヽ   ⌒ヽ
 ⌒ヽ  ⌒⌒ヽ⌒, ⌒ヽ,  ⌒⌒,ヽ ノ⌒ヽ⌒    )
(   ⌒ヽ  ⌒    ,  ⌒ヽ   ⌒ヽ  ,    )              SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
 ヽ   (              ,          )                 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
   (   丶   (        )     ノ  丿

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
【モバマス】モバP「アイドルたちのストーブリーグ」 @ 2017/03/25(土) 09:41:52.63 ID:nWv1LUIs0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490402512/

例えば○○があったらいいですよね。 @ 2017/03/25(土) 09:23:44.59 ID:W1KJ6Iqa0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490401424/

提督「汝、狼(意味深)なりや?」 @ 2017/03/25(土) 09:22:32.36 ID:VYttlBGj0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490401352/

絵理「リンクは繋がってる?」 @ 2017/03/25(土) 08:03:21.89 ID:drN5felAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490396601/

【艦これ】北方のとある鎮守府の日常 @ 2017/03/25(土) 05:46:58.52 ID:T3f6HlXkO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490388418/

ガヴリール「あれは…黒塗りの高級車?」 @ 2017/03/25(土) 05:31:12.42 ID:ZEcVY7gXO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490387472/

【顔合わせ】パー速でモンスト【春の間】 @ 2017/03/25(土) 03:36:53.47 ID:QBw4vV3Xo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1490380613/

夜は長いよ @ 2017/03/25(土) 02:25:42.68 ID:MqYcc0SAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490376342/



VIPサービスの新スレ報告ボットはじめました http://twitter.com/ex14bot/
管理人もやってます http://twitter.com/aramaki_vip2ch/
Powered By VIPService http://vip2ch.com/

1603.76 KB   

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)