【艦これ】天龍「スケベしてぇなぁ…」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/06(火) 17:56:51.04 ID:UT3WlmY1O
書きため無しです。
週一くらいの更新を考えてます。
2 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 17:59:44.33 ID:UT3WlmY1O

−鎮守府内、食堂


天龍「あー、してぇなぁ」グデー

龍田「どうしたのぉ、天龍ちゃん」

天龍「あー? いや、さ、大したことじゃねぇんだけどさ、提督とスケベしてぇなぁーって」

龍田「」

天龍「してぇな。したくねえ?」

龍田「ど、どぉしたのぉ急にぃ」

天龍「いやだってよぉ、ここって女所帯だろ。アレだよなんつったけ……男飢饉?男かんかんでり?」

龍田「……男日照りのことかしらぁ」

天龍「そうそう、それそれ。
   せっかくの若い身空でよ、浮いた話の一つもねぇんじゃなぁー寂しいだろ」

龍田「まあ、それは、ねぇ」

天龍「あ、せっかくとセックスて似てるよな」

龍田「天龍ちゃん?」

天龍「なぁ龍田、例えばさ……」

龍田「」
3 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 18:03:46.77 ID:UT3WlmY1O
「どうぞ」
俺がノックすると少しこもった声。でも俺は待ちきれなくてそれを聞く前にもうドアノブを回してた。

「艦隊が帰投したぜー」

本当は色々と格式張ったやり取り挟むんだが、ここでそんなメンドクセーことしてんのなんていねぇんじゃねえか? 勿論俺もしねえ。
陽当たりのいいとこに置いた執務机から回り込んで、わざわざ俺の前に立った提督からは陽向(ひなた)と整髪料、そしてインクの匂いがした。

「怪我はないか?」

「暁が小破、雷が中破だな。先に風呂に行かせたけど良かったんだよな?」

「ああ、助かる」

「助かるじゃねぇよったく、子守りばっかさせやがってよ」

「支えて貰っているな」

「本当だぜ。まあ良いけどよ……ん、ちょっとかかんでくれよ」

「ああ」

提督は無駄にでけえからな。
なんかムカつくけど、こうしねぇとつま先立ちしてもたりねぇ。

「ん、ちゅ」

ごく自然に俺たちは唇を重ねた。
慣れたもんで、初めは前歯ぶつけてたってのに小器用に首をかしげて、腕は提督の首にぶら下がるように引っ掻ける。
へへ、定位置ってやつだ。

「ん、んふー、ちゅ……こひ、らいて」

「ちゅ、こうか?」

唇を離すのが勿体なくて、提督の口内に息を送り込むようにしてねだると、ぎゅっと強い力で抱きよせられる。

「うん、そぉ……ちゅ、ん」

「天龍、天龍」

びったり密着したもんだから、俺の胸と、提督の胸板、俺の腰と提督の腰がぎゅうぎゅうで、まるでスチームみてえにあっつい。

「ちゅ、んだよ、そんなに俺が居なくて寂しかったのかよ」

ったく、可愛いやつだな、俺の提督は。
4 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 18:06:56.82 ID:UT3WlmY1O
−−−
−−



天龍「……って感じでさー」

龍田「」

天龍「んで、まあ、あとは何だかんだあってアッア言って」

龍田「……えっ」

天龍「布団で抱き合って、またチューだな」

龍田「え!? ちょ、ちょちょちょっと待って天龍ちゃん」

天龍「あー?」

龍田「何だかんだ……って、そこはないの?」

天龍「そこはー………………お前、アレだよ、何だかんだあったんだよ」

龍田「大事なところじゃない? 凄く大事なところじゃない?詳しく!」

天龍「うわ、んだよ、知らねえよ! なんかスケベなことするんだよ!」

龍田「なんかスケベなことって……」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 19:19:30.34 ID:DDuRT77po
期待
6 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 22:12:39.66 ID:UT3WlmY1O

天龍「知らねえよ。こう、あれだよイチャイチャしてちゅっちゅすんだよ!」

龍田「天龍ちゃん……」ガッカリ

天龍「んだよ……じゃあ龍田だったらどーすんだよ」

龍田「えっ」

天龍「俺はぶっちゃけわかんねえよ……その、どうやってスケベしたらいいのか。龍田は知ってんだろ
? ちょっと教えてくれよ」

龍田「え〜? そ、そうね。た、多分こんな感じよ」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/12/06(火) 22:17:36.21 ID:UT3WlmY1O
−−−
−−


「あぁん、私の後ろに立つと危ないですよぉ?……やぁんっ」

軽い威圧を乗せて口にした言葉は、けれどその効果は無かったみたい。
ぐいっと力強い腕に、腕ごと抱き締められちゃってた。
暁ちゃん達駆逐艦みたいに熱い体温が、背中いっぱいに広がってる。
でもそれは彼女達みたく柔くて、優しいものじゃなく、むしろ固を感じさせる……男のひと胸ってこうなのね。
そうぼんやりと思ったところで、はっと我に返った。

「あらぁ、おさわりは禁止って言わなかったかしらぁ。その手落ちても知りませんよぉ」

そう、平成を装って言ってみたけれど、後ろを振り向こうにもせいぜい首を少しばかり動かすくらいしか出来ないほどガッチリ抱き締められていたものだから、結果として提督の胸により密着すようになっちゃた。

(あっつい……それに凄い鼓動)

提督の鼓動は凄く早くて、身体はあっつくて、まるで私のことを急き立てるみたい。
それは何時しか同期して、私の鼓動を自由にされちゃうのかも知れない……
なんて、変な妄想が過った。

「この距離なら、その槍は振れないな」

「…………そうねぇ」

「龍田」

「どうしてくれようかし……あっ」

馬鹿ねぇ、槍は振れなくとも、他にも如何様にも手はあるのよ? そう思う間に、私は提督の腕の中でぐるっと回されて、今度は正面から抱き締めらちゃってた。
背中の熱を奪われた名残惜しさ……なのかしら。つい口から出た声は甘えた響きを孕んでいるのに、自分でも驚いた。

「もう、乱暴ねぇ」

「すまない。千載一遇の機会だから」

「?」

「離すと危ないから」

そうやって上擦った声でいう提督は何だかむず痒いような顔してる。
恥ずかしいなら、しなければいいのに。
さっきは背中いっぱいに感じてた鼓動と熱は、今度は私の胸をひしゃげさせて硬い腹筋から、そして頬を当てた提督の胸のなかからより強く感じる。
あったかい……回された腕が力強く、まるで私を自分に埋め込むように抱き締めてきた。
冬の朝の布団より、お炬燵よりも強い引力でぐいぐい引き込まれていくのが分かる。
きっと今、私の鼓動もかなりの速さでしょうね。

8 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 22:18:20.81 ID:UT3WlmY1O


「どうしたのぉ? 今日はやけに積極的ねぇ」

悪足掻きに、余裕ぶった声を出してみたけど、それが震えてなかった自信はなかった。

「龍田……」

「あっ」

提督の手が片方だけ腰から離れて、代わりに頬にそっと添えられた。
さっきまでの、そして今も続く抱擁とはかけ離れた優しい手触りで。
まるで薄く積もった淡雪を撫でるように、そっと添えられた手は節張って、所々固くて、ささくれて……でもとっても、悔しいくらいあったかい手だった。

「んっ」

なんだか、良いように転がされてるみたいで癪だけれど、あんまりにもそっと、産毛を滑るようにもどかしく添えているものだから、自分から頬を預けてあげる。

「……はぁ…ふ…」

あったかぁい。
何これ。ずるいわぁこんなの。
私が身を許したと思ったのかしら、提督は無断で手を動かしては耳朶や前髪に触れていく。

「もう、本当に。この手落ちても知りませんからねぇ…」

もうダメね。
声に全然力が入らないもの……
全く物好きね……なんで私に?
言ったらなんだけど、甘やかすならもっと易い相手なんて幾らでもいるじゃない。

「しょうがない。あとで罰は受けるから」

「もう、そんなに私が…………好きなのぉ?」

負け惜しみのように絞り出した、私の言葉。
自惚れだと刺す意思と、確かめたいという甘い心の末、見上げた私の唇に……

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 22:28:33.10 ID:B9pFYdQEO
平成の女の子は強い
10 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 22:47:10.25 ID:UT3WlmY1O
ーーー
ーー


龍田「///」キャー

天龍「おい」

龍田「///」ヤダークネクネ

天龍「おい!龍田」

龍田「もう〜、そんなに私が好きなのぉ〜?困るわ〜///」

天龍「DX天龍ブレード! イヤー!!」

天龍=サンの天龍ブレード刀ツルギに刻印されたルーンカタカナが怪しく光る。その禍々しさたるや見るもの全てをを失禁させるだけでは飽き足らず、その上強制的に劇場ムービー芝居ホールへ運ぶ。コワイ。

龍田「きゃっ」シラハドリ?

天龍「てめえ龍田! 長ぇ癖にキ、ちゅーまですらいってねえじゃねぇか!」ギリギリ

龍田「や、やぁねぇ〜えへへへ」

天龍「………」
龍田「………」

龍田「ごめんね天龍ちゃん、私もよく分からないんだもの…」…シュン

天龍「ったく、最初っからそういえよな」

龍田「ごめんねぇ」


天龍「……」

天龍「……」モゾモゾ

天龍「(龍田のやつ、意外と乙女っつうか、あんなふうにぐいぐい押して欲しいのか……)」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 22:59:04.08 ID:JyTv/mCZo
あくしろ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:02:55.64 ID:3NbMTlk2o
龍田さんは天使で乙女だから意外でもなんでもないので早く、早く続きを!
13 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 23:03:10.19 ID:UT3WlmY1O
天龍「埒があかねぇな」

龍田「そうねぇ」

天龍「まあ、しゃあえねよな。俺らまだ四歳だしなぁ」

龍田「そうねぇー。身体は最初から大きかったからあらだけれど。鎮守府から出るのって海うえくらいだしぃ、寄港しても軍港からなんて出ないものね。知識もなにもないわぁ」

天龍「だよな。仕方ねえよな(まあ、俺は提督がいりゃあ他は…)」

龍田「ねー(拒めない位迫られたら仕方ないわよねぇ)」

天龍「……」
龍田「……」

天龍「あっ」

龍田「?」

天龍「なあ、俺らはあれだけどよ、もっと大人っぽいやつらなら知ってるんじゃねえか?」

龍田「あ、そうかもぉ」

天龍「だろ? よっしゃあ! じゃあよ、○○に聞いてみようぜ!」

14 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 23:15:00.55 ID:UT3WlmY1O

アンカご協力お願いします。
下3

1.なんかスケベそうな格好してるから陸奥

2.大人っぽいから鳳翔



15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:15:53.04 ID:L0Ja4Ogq0
1
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:21:05.16 ID:WQV/SxPMo
1
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:25:13.14 ID:H/2gS8RWO
18 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/06(火) 23:39:03.27 ID:UT3WlmY1O

ご協力ありがとうございます。
では2の鳳翔さんで書きます。

すいませんが、本日はここまで。
多分続きは日曜くらいに投稿できると思います。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 00:25:59.00 ID:HvcwYMTCo
おつ
これはどっちも捨てがたいな
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 00:52:10.94 ID:NNmV8EtSo

選択肢にフラグしか見えない
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 04:07:37.10 ID:u9ZA4hUq0

日曜が待ち遠しい
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 04:09:21.54 ID:4l9xm6+a0
天龍攻め龍田受け!天龍攻め龍田受けじゃないか!
素晴らしいぞ!
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 10:07:20.89 ID:zgNLZbpwo
龍田は受けに回ると弱いってはっきりわかんだね。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 16:46:19.36 ID:45qNXoQvo

続きが気になる
25 : ◆gAEaxkL4bI [sage saga]:2016/12/07(水) 21:24:45.59 ID:T7bPjkBkO
そういえば今更ですがエロありです。
次あたりから入港したり出港したりする予定なんですがそれは大丈夫ですかね?
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 22:07:29.72 ID:3mrYongqo
ええやんええやん
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 22:10:32.59 ID:Ei9FG6yB0
オールOKでーす
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 22:12:35.64 ID:Q+lO4hCgO
むしろこのスレタイでなかったら焦る
29 : ◆gAEaxkL4bI [sage saga]:2016/12/07(水) 23:01:13.09 ID:T7bPjkBkO
よかった……!
スケベしていいんだ!
頑張って書くよ。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/08(木) 22:17:11.96 ID:c8qnT5CaO
よいぞぉ…
31 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/11(日) 23:10:15.29 ID:dsWVbSpLO

鳳翔「楽しそうですね。なんのお話なさってたんですか?」お茶ドゾー

天龍「お、丁度いいところに。なぁなぁ鳳翔さん聞いてくれよ」

鳳翔「あら、はいはいなんでしょう」

天龍「提督とセックスしてぇんだけどどうしたらいい?」(直球)

鳳翔「…………せ、……え?……え!」

龍田「もう、天龍ちゃんったら。ごめんなさいね〜」

鳳翔「……はっ、あ、ええ、はい大丈夫です。(軽く意識が飛んでました)」

天龍「んだよ龍田。どーのこーの言ったって詰まりそういう事だろー。イチャイチャしてちゅっちゅしたあとどーすりゃいいのか分からねぇんだから」

鳳翔「あー(聞き間違い……ではなかったんですね)」

鳳翔「あの、お二人はその、お二人とも? その、提督とお付き合いしてらっしゃるのですか?」

天龍「いいや、してねーぜ」
龍田「してないわぁ」

鳳翔「」

鳳翔「あ、そうなんですか(……良かった。いえ、良くはないのでは? まだ結婚どころかお付き合いもしてないのにそんなアレをアレするなんて……そんなふしだらな。でも、今はそういうものなのかしら。私の考え方が古いだけ? ……そうね、金剛さんもばーにんぐらぶとか言ってますし、そういう、ものなのかもしれません)」

天龍「とりあえずさ、知識としてでも知っときたいと思ってなー。それでこう、鳳翔さんなら大人っぽいから知ってんじゃねぇかと思ってさ。なぁなぁ教えてくれよー」ワクワク

鳳翔「そうですか」ニッコリ

天龍「〜」ワクワク

鳳翔「……(なんて純粋な瞳なの)」

鳳翔「……えー、と、その、為さり方と言っても皆さんそれぞれ、思い思いになさればいいと思いますよ?(私も経験は無いですし)」

天龍「えー、まあそうかもしんねぇけどさ、こう、参考にさ。鳳翔さんだったらー、でいいから」

鳳翔「わ、私だったら、ですか?」

天龍「そうそう。俺らだけじゃ埒があかないからさ」

鳳翔「………(それは毎晩、あのひとを想ってますけど……いいのかしら)」

鳳翔「では、た、例えばですね」

天龍龍田「「うん」」ワクワク

32 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/11(日) 23:15:43.44 ID:dsWVbSpLO
ーーー
ーー



「……では、失礼致します」

磨りガラスの向こうへ一応のお伺いを立てると、ああ、どうぞと湯気にくぐもった声が返ってきた。
それは、何時もの鎮守府でのお声とは違って少しぶっきらぼうに感じる。
あのひとが素の状態である証拠。
艦隊にいたころにも薄々感じてはいましたけれど、私達艦娘に対して凄く気を使っておられたのがはっきりと分かります。
私の胸に満ちている暖かいものに、更に熱が籠りました。
しかしそれとは別の昂りも、私の身体に灯ります。
妻とはいえ、浴室に女を迎えることに、戸惑うことなく応じる態度。
鳳翔を「あなたのもの」、そう断じて下さることに、はしたなくも興奮を覚えてしまいます。

「綺麗だよ、鳳翔」

「そんな……」

湯船の縁に腕をのせ、乗り出すようにした提督は、遠慮の無い瞳でじっと私の身体を楽しまれます。
恥ずかしい……
私は羞恥に俯いてしまう。

「隠さないで」

つい、我が身を守るように縮まっていた私に、容赦なく提督は釘を刺します。

「鳳翔の綺麗な身体、俺にだけ見せてくれ」

このひとはこうして、私を動けなくして、私の心を擽るのです。
綺麗な、という女としての自尊心。あなただけにという乙女心……
俯く視線はまだ上げられませんけれど、乳房とお大事を隠していた両の手。
それが見えないあの人の手にがっしりと捕まれたように感じます。
隠していた両手はゆっくりと後ろ手に回り、私の身体はあのひとの視線に無防備に晒されてしまいました。

「……恥ずかしい、です」

隠すものがなにもなくなった胸が、まるで早鐘のよう。

33 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/11(日) 23:16:33.13 ID:dsWVbSpLO
「綺麗だ、鳳翔」

「そんな……」

「そんな? どうして?」

恥ずかしく顔を合わせられないのに、それでもあのひとの視線が私の胸へ遠慮なく向けられているのが分かります。
まだ触っても頂いていないのに、乳首に芯がはいるように固くなっていく。……なんてはしたない身体。

「それは、その……小さくはないと思いますけど、大きい方でもありませんし……形だって」

出来るなら、あのひとには最高のものを御出ししたい。
けれど私のそれは最高と呼ぶには遥か足りない。
愛宕さんのように大きくもなければ、加賀さんのような張りがある訳でもありません。
綺麗だと誉めて頂いても、もっと上の身体の方を何人も知っている身としては少し惨めに思ってしまいます。
そうしてぐずっていると、さばあと湯船からあのひとが立ち上がり、私の方へと近づいて来ました。
まるで叱られる子供のようにびくっと身体を固くする私の、そのうつむいた視線は自分の爪先を見ていましたが、その視線にぬっと飛び込んできたものがありました。

「……っ!? 提督、これ、こんなっ」

「ん? ああ、そうだよ。俺の鳳翔が愛しくてな。見ているだけでもうこんななんだ」

それは、大きくそそりたつ提督のものでした。
仰角もぎりぎりまであげて屹立するそれはとても逞しくて、強張っていて……

「……(ごくっ)」

我知らず、私は唾を飲んで見いってしまっていました。
34 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/11(日) 23:17:49.36 ID:dsWVbSpLO
「すごい……ま、まだ、触ってもいないのに。わ、私を見ただけで?」

「ああ、鳳翔の胸と同じだな」

「っ!……恥ずかしい、です」

「鳳翔。口で、お願いできるかな」

「…………はい」

私はかしずいてタイルに膝をつくと、丁度目の前に赤い果実が。
黒々とした太い幹の先に実っていました。

「……ごくっ」

素敵。
私の、私の提督のちんぽが

「では、失礼いたします。ふあぁっ、ん」

ちぽ、ちろ、ちぱ、ちゅ
はぁ、はぁ、ん、はぁ、はぁ
 
はしたなく涎をまぶす音、私の荒い息。
そして時おり聞こえるのは

「くっ……、……うお、……凄くいいよ、鳳翔」

あのひとのヨガル聲。
私の身体で固くされたモノを、私の身体でお慰めしていることに酷く興奮を覚えます。
敏感な李のような実へと隅から隅まで、私の唾液を染み込ませるように舌を這わせるとどんどん臭いが強くなってきました。
提督の雄の臭い。熱いお胤の香りです。

「鳳翔っもうイク」

「ん?、ふぁい?」

頭がぼぉっとしちゃいます。
ください。提督の熱いの。鳳翔のお口に下さい?
35 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/11(日) 23:21:36.23 ID:dsWVbSpLO
頭がぼぉっとしちゃいます。
ください。提督の熱いの。鳳翔のお口に下さい。

「あーんむ、んんっ」

お口に頬張った瞬間、提督の熱いのが喉に向かってびゅって、はぜてました。

「んんーんっっ!?」

「ほう……しょう、鳳翔っ」

「ん、んぶっ、お、おぶゅ、ふはぁぁ……あぁぁ」

喉が痛い。
ひどい臭い。
でも、嬉しい。提督が私で、私の身体で果てたことそのものが、私を昂らせて……この時初めて、私の指がおまんこへと伸びていたのに気付きました。
お迎えする支度は、既に済んでいました。

36 : ◆gAEaxkL4bI [sage]:2016/12/11(日) 23:25:58.86 ID:dsWVbSpLO
今回はここまでです。

鳳翔さんはドスケベ。はっきりわかんだね。
ところでここ、はーとマークとかどうやってつければいいんでしょうか。

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 23:29:28.16 ID:zIvtzGZ8o
乙にゃしい
文字参照で検索するとよいぞ
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 00:29:38.27 ID:c59x65Ng0
おつおつ 二人のリアクションやいかに
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 01:58:16.49 ID:DtPNv0i/O
vって言う選択肢も
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 02:26:36.14 ID:Y7DqiWJSO
wもなかなか良いぞ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 14:28:17.42 ID:Ben51vNcO
 ♥
♡ ♡
&を半角にすれば左のようにハートマークになる筈
42 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/17(土) 21:36:58.32 ID:e1NWI6btO
文字変換教えてくれたかたありがとうございます♥
なかなか更新できなくて申し訳ありませんが、いくとこまでイクまで続けますので、よろしくお願いします。
43 : ◆gAEaxkL4bI [sage saga]:2016/12/17(土) 21:38:43.59 ID:e1NWI6btO
あれ?♥
44 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/17(土) 21:42:01.34 ID:e1NWI6btO
俺にはまだ早い技術だった(諦め)

ちょっとだけど続き。

ーーー
ーー


鳳翔「ん、んぅ、くちゅくちゅ」ボォ…

龍田「鳳翔さんがなにやらモグモグしだしたのだけど……」ドキドキ

天龍「……龍田…ちょっと俺トイレ行ってきていいか?」フンフンッ

龍田「あー、私もいくぅ」内股

天龍「て、てめえついてくんなよ!」内股

龍田「ええー……」

天龍「」
龍田「」




一番奥の個室
天龍「……っ」ガチャ、バタン!

真ん中辺りの個室
龍田「……」ガチャ、バタン!


天龍(……)モゾモゾ

天龍(鳳翔さんすげぇな……あんな、具体的に………うわ、パンツ糸引いてる……)クチ…

天龍(口で……かぁ……大人って感じだぜ…っ)クニクニ

天龍(俺も……いつかスんのかなぁ……提督の、その、ちんぽ……に)←データ不足の為モザイク

天龍「ひゃん!」

天龍(ん、すげぇ…っ なんか想像しながら触ったら、おまんこ……すげぇ……)クチクチ

天龍「ん、んんっ! うくっ、アアアァ…ッ!?」クイクイ

天龍(どんななのかな、提督のちんぽ……俺、上手く出来んのかな……)ハァ…ハァ…
45 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/17(土) 21:44:22.81 ID:e1NWI6btO
ーーー
ーー


「この俺にこんなことさせるとはねぇ…いい度胸じゃねえか」

と、見栄きったはいいけど、コイツをどうしたらいいんだよ……
俺の目の前には提督の怒張しきったアレが俺を待ちかねてガッチガチになって佇んでやがる。
ったくよ、バカみてえにデカクしやがって。
どーすっかなー……
と、とりあえず、吸ってみるか?なんとなく飴みてえだし。

「れぇー、ちゅ、ちゅうううっ」

「うおっ」 

「あんっ」

俺の舌が提督の輪郭をなぞった途端、あいつの腰がびんくってはじけて、俺の唇から先っちょが逃げちまった。
すると熱い熱源が、俺の目の前をブルンって感じで掠めていく。
そして弾力ある竿みてえにしなって鼻先に戻ってきた。

「天龍、ちょっと」

「あんだよ、びっくりさせんなよ。……そんな気持ち良かったのか?」

「ああ、スゴく」

「そ、そうかよ」

「天龍が俺のちんぽを吸ってるんだ。気持ち良くない訳ないだろう?」

「……へへ」

やったぜ。
まあ、そうだよな!
俺の口にかかりゃ提督なんてイチコロだぜ。まあ分かってた(真理)

「なぁ、もっとして欲しいか?」

「ああ、勿論だ。俺の天龍に、俺のちんぽを気持ち良くして欲しい」

「そうかぁー、しょうがねえなぁー提督はよ!」
46 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2016/12/17(土) 21:46:13.37 ID:e1NWI6btO
ーーー
ーー



天龍(……へへ、えへへ!しょうがねえなぁ提督はよっ)クチクチクチクチッ

天龍「あぁあっ…んああぁぁあっ…!」

天龍(世界水準軽く越えてんだよなぁ…まいったぜこりゃ)

天龍「んんっ!?、んんんんっ……っ…っ」ビクンビクンッ


ア、チョットトイレー
ダメヨアカツキ
テンリューサンガオナッテルノデス
コイツハチカラヲカンジル


天龍「はぁー、はぁー……」キラキラキラ

ーー


龍田「ンフー、ンフー、フー、……フぅー、ふぅ…………」←手で自分口塞ぎ

龍田(天龍ちゃん、声おっきすぎよぉ)ジョボボボボ……

龍田「んふぁぁ……」グッタリ

チョボボボ……ボボ…

龍田「ふぅ」(賢者)

龍田(すっごく良かったわぁ……お口で、無理矢理なんて、そんな酷いのに、駄目なのに、それなのに許しちゃうなんて……私……すごく良かった……)


龍田「………」モゾモゾ、フキフキ

龍田(天龍ちゃんのえっちな声と提督のアレの連撃、すごい)

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 22:38:37.42 ID:m/l7YNFSO
なぜ部屋でやらなかったのか
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 22:48:00.68 ID:Ij8niQQ9O
六駆にばれとるやないですか
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 23:00:13.28 ID:rGCqV5Nj0
平気でオナってるとか言うなのですちゃんを俺は知らない
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 00:38:30.83 ID:e+mrdvFm0
おもったより深刻で草
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 01:25:17.48 ID:EZpI0FtM0
なんならちゃんと表示されてるハートマークをコピペすれば出せるんじゃないかな
それを「はーと」で変換される様に辞書登録しちゃうとか
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 05:34:23.38 ID:ZzDcQbHmo
ぷらずまちゃんか
53 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2017/01/09(月) 21:15:38.34 ID:Urh4e5k0O
長らく更新せずすいません。
短いですが


??「天龍さん、少し宜しいでしょうか」

天龍「ファッ?!」

天龍(と、隣の個室からだと!?)

天龍「だ、誰だ!」

ぬっ

朝潮「朝潮です!」

天龍「うう、上から覗くんじゃねえーーっ!///」パンツハキハキ

朝潮「はい!」ヌルン

天龍「おお前、いい何時からいたんだよ」

朝潮「はい、天龍さんがオナッていると電……いえ、さる方から聞き及び、不祥この朝潮、全朝潮型を代表して参りました!」

天龍「オナッ…///」

朝潮「朝潮型のみならず、お二人には鎮守符内駆逐艦が常日頃から御恩に報いたいと思っていましたので」

天龍「……お、おぉ」

朝潮「そこへ天龍さんが提督ニーしておられるとの一報を聞き、居ても立ってもおられず、この朝潮微力ながらお力になれるならと」

天龍「……そ、そうか、ありがとよ」

朝潮「いえ! お礼だなんて。天龍さんがオナッてると聞けば鎮守符中から艦娘が一目だけでもと駆けつけますよ」

天龍「……あんまりオナッてるとか言わねーでくれるか」

朝潮「はい!」

龍田「天龍ちゃ〜ん、朝潮ちゃんもぉ個室ごしに話してないで、そろそろ出ましょ〜」

天龍「あ、そういやそうだな」
朝潮「はい!」
54 : ◆gAEaxkL4bI [saga]:2017/01/09(月) 21:18:00.04 ID:Urh4e5k0O
デーデレーデー
【トイレ】
  ↓ クルンッ
【天龍の部屋】
  ッテ♪


天龍「アイスティーしかねぇがいいか?」

朝潮「はい!お構い無く」

龍田「グラス持ってくるわねぇ」

天龍「で、力になるって言ってたけどよ」

朝潮「はい、実は……」

龍田「はぁい、お茶どー(↑)ぞー(↓)」

朝潮「あ、頂きます! ええと、実は我々駆逐艦は何かというと折りにつけ、提督に構って戴くべくあれやこれやと幼さを武器にして日夜奮起し、励んでいるのは御存知と思いますが」

天龍龍田((……知らなかったそんなの))

朝潮「そのかいあって、先日遂に!(グスッ)て、提督のちんぽを、勃起!せしめた件について、うう、御二人に御報告を(グスッ)」ケイレイ

天龍龍田((泣くなよ…))

天龍「」
龍田「」

天龍「…………ん?」
龍田「……え?」

朝潮「今、思い出しても!グスッ 感無量の」

天龍「一寸待て朝潮」

朝潮「私はっ嬉しくてっ……はい?」

天龍「まあ、涙拭けよ」ハンカチドゾー

朝潮「はい、ありがとうございます」

天龍「なあ朝潮、お前さっきそのあのアイツのを」

龍田「【提督のちんぽを勃起させた】って、そう言ったかしらぁ?」

朝潮「はい!」

天龍「…………マジかよ」ガクリ

天龍「俺ですら……俺ですら……」ブツブツ…

龍田「………………ふーん」


龍田「そう」


龍田「……」


龍田「その話、詳しく聞かせてぇ〜?」チャキ

朝潮「はい!」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/09(月) 22:08:19.47 ID:yiymsAGGo
危険信号が灯ってるのに気づかない朝潮かわいい
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