18禁/オリキャラ/安価あり 「神々の暇つぶしのための世界」

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6 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/02(木) 22:34:26.27 ID:DjOYmPzZ0
>>4
そうか世界観記載するの忘れてた。申し訳ない。
美冬たちがいる世界はもちろん普通の学園ですが、しばらくするとファンタジー要素満載の世界に転移します。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:36:47.75 ID:UfVUii/Z0
名前:御堂涼音(みどう すずね)
性別:女
容姿:空色髪のショートの美少女。胸はD近く
詳細:噂好きでガセネタやら本ネタやらをどっかから仕入れてくる。おせっかい好きで純情(ただし経験者ぶっている)
霜月と楠とは幼馴染で腐れ縁(2人ほど長くはないが)。いつか自分にかっこいい運命の人が来ないかと思っている
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:36:58.07 ID:qyG1v2qI0
名前:リラ・アーミタイル
性別:女
容姿:金髪ロング、身長は160pぐらい、巨乳で美形
詳細: ヤンデレ気味のレズ。名家の家系。ふるまいはお嬢様らしい。
主人公との関係: 外国人・美形・お金持ち、ということで中学時代いじめられていた。それを助けたのが霜月美冬であり、それ以降を病的に愛している。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:37:23.79 ID:UfVUii/Z0
安価↓1〜3だけど>>5しかいないっていうことになるの?
……せっかく書いたのに
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:37:39.67 ID:jL1u4NyR0
名前:竜ヶ峰 星也 りゅうがみね せいや
性別:男
容姿:容姿端麗だが人を見下したような視線
詳細:金持ちの息子、二年生。文武両道のエリートだが性格が悪い。
主人公との関係: 楠大樹の悪友
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ sage ]:2017/03/02(木) 22:40:23.72 ID:c9gqHyct0
名前:一乃谷 刀子(いちのたに とうこ)
性別:女性
容姿:黒髪のロングヘア、胸は大きい、大和撫子思える美人
詳細;神社の巫女さんを勤めている少女、性格は他人にも自分にも厳しい人だが気の許せる思った相手には優しい
   剣術を習得しておりその腕は若くして超一流、学園にも真剣の配当している(学園は彼女配当許可している)
主人公との関係:主人公がガラの悪いチンピラ4人絡まれている所を刀子が助けたのが出会い、以来主人公としては
        恋愛関係と言うよりは親友関係と言った感じである
12 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/02(木) 22:42:59.32 ID:DjOYmPzZ0
>>9
この場合>>5>>7>>8の方が採用されます


キャラ応募してくださった方々ありがとうございました。
それでは、このキャラたちで序章を組むので今日中に書き溜めて明日には投下いたします。


もし質問などありましたらお書きください。


皆さんの期待に応えられるようのんびりやらせてもらいます
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ sage ]:2017/03/02(木) 22:43:55.26 ID:c9gqHyct0
残念、出遅れたか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:44:17.79 ID:eruJVZQXO
どういうスレにしたいのか今一つわからない
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:45:51.49 ID:UfVUii/Z0
>>7の最後の方はなかったことにしてくれませんか(関係じゃない方)
どうキャラづけすればいいのかわからなかったので。

異世界とか関わるらしいですけどバトルとか能力系に突入するか聞いていいですか?
……「スマホをよく使う現代っ子」とか入れようか悩んだですけど、イマイチ現代なのは異世界ものかわからなかったので
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 22:46:44.36 ID:pKEAEqVDO
期待
17 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/02(木) 23:07:53.85 ID:DjOYmPzZ0
>>14
わかりにくくて申し訳ない
このスレのやりたいことはまぁエロいことが一番なんですけどよくある異世界に行く主人公モノをこういう話にもできるよな?と思ってストーリー練ってます。
なので一概に正義と言えるようなことはしませんよ、って感じですね。

>>15
OKです。
もちろんバトルには発展しますがこの現代っ子たちには今のところ能力はありません。
時機に安価などで能力を付与するかもしれませんが。
スマホはありませんがそれに似た機器は登場するのでスマホをよく使う現代っ子にしていただいても大丈夫ですよ。


補足:異世界についてですが、まさに皆さんがよく知るファンタジー世界であるところの
剣や魔法、精霊などが日常にある世界であり、オークやゴブリン、エルフなどの異種族も当然のようにいます。
そのうち、そういう異種族のキャラについても安価は取る予定です。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 23:10:13.62 ID:v8a+Ol+bO
男女両方をワープさせた意図を知りたい
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/02(木) 23:12:09.67 ID:UfVUii/Z0
把握。
異世界だからそっちの世界にも人間いるよな?
いきなり能力持ったりできる気がしないからできる限り似た種族とコンタクトしたい所
(知能がある生物は自分と全く別の種族にすぐに優しくするようにできていない)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 23:34:44.79 ID:OF1OA5mn0
どんな感じになるかイマイチつかめないからとりあえず明日を待つとしよう
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 23:43:30.95 ID:a/4OTw6bo
うむ!様子見!
22 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 18:29:28.90 ID:Cwk3kjeB0
19:00から投下開始します。

>>18
男女両方をワープさせる意図は二人を別陣営にするためです。

>>19
もちろん人も存在します。
23 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:00:17.81 ID:Cwk3kjeB0
[美冬side]


【神谷学園/図書室】


PM5:30


窓から差すやさしい夕日と静かなこの空間が私は好き。
そして本を読みながら、このやさしい時間に浸かるのが私は好き。
この図書室にはこの時間帯になると誰もいない。
図書委員であれば下校時間までいることができる。
30分ほどしかないけどこの些細な時間を利用してこの静寂で本を読むのが…私は好き。


ペラ

美冬「…」


ペラ

美冬「…」


でもそんな大好きな時間も
騒々しい幼馴染の…おなじみの展開によって終わりを告げる。


バァン!!

大樹「美冬!いるか!」


涼音「美冬ちゃん!いる!?」


パタン

美冬「はぁ…。大樹…。涼音…。図書室では静かにしてっていつも言ってるでしょ…」


涼音「あはは…ごめんね!美冬ちゃん!」


この騒々しい二人は幼馴染の楠大樹(クスノキ ダイキ)と御堂涼音(ミドウ スズネ)。
とは言っても幼馴染歴で言えば大樹のほうが長い。
生まれた病院が同じで家が隣り。
子供の頃はずっと一緒だったし小学校もこの学園も一緒。
まだ一緒に登下校もしているし、私にとって一番の親友。でもうるさいのが玉に瑕…かな?

涼音も小学校時代からの友人。
いつもすごく元気でわたしとは対称的だった。
でも、そんな対極にいるからこそ仲良くなれたのかもしれない。
でも、いろいろと…その…大人な会話にはついていけない…。
24 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:05:10.03 ID:Cwk3kjeB0
大樹「でもこの時間帯にいるのなんかお前くらいしか…」


命「…。」


大樹「あ、わりぃ…。命もいたんだな」


涼音「命ちゃんもごめんね!」


命「…いえ。別に…かまいません…」


彼女は古瀬 命(コセ ミコト)。同じ図書委員で私の後輩。
あまり詳しいことは知らないけどどうやら子供の頃に虐待を受けたらしい。
最初会ったときも私とは目も合わせてくれなかった。
けど、最近は私と目を合わせてくれるしお話もしてくれるようになった。


美冬「はぁ…。それで?どうしたの?」


大樹「おう!今日も一緒に帰ろうぜ!」


涼音「今日は私とも帰りましょ!」


美冬「はいはい。それじゃあ待ってて。もう少しで本読み終わるから」


命「…。先輩方は…いつも仲が良くて…うらやましい…です」


涼音「チッチッチッ。命ちゃ〜ん?それは違うぞー!」


命「…?」


涼音「私達と命ちゃんも仲良し!でしょ!」ダキッ


命「……??」


涼音「もう!命ちゃん!そこはひゃあぁ!とか言って照れるところでしょ!」


命「…ごめん…なさい」


美冬「もう涼音。命が困ってるでしょ。いい加減にしなさい」


涼音「はーい。ごめんね。命ちゃん!」


命「いえ…。その…。私は…別に…」
25 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:10:04.91 ID:Cwk3kjeB0
その時。図書室のドアが開いてきれいな女の子が姿を見せた。


リラ「あの…美冬様?いらっしゃいますか?もしよければ今日私と一緒に…」


涼音「お!リラちゃんじゃん!」


リラ「あら!涼音さん!ごきげんよう」


涼音「はーい!ごきげんよう!」


リラ「ふふ…。元気な挨拶ですわね」


涼音「へへー///照れる///」


大樹「よ、よぉ、リラ…」


リラ「……あら。いらっしゃったんですの?大樹さん…」


大樹「お、おう」


リラ「そうですか…。まさか…今日も美冬様と一緒にお帰りになるんですの?」


大樹「ああ…。まぁそのつもり…だけど…」


リラ「……そうですの」


大樹(こええ!おれ、リラのことなんか苦手なんだよなぁ…)


美冬「リラさん。今日も来てくれたんだ」


リラ「はい!いつでもどんなときでも私は美冬様と一緒にいたいですから…///」


美冬「ふふ、ありがと」


リラ(ああ…美冬様…。今日もお美しい…)


彼女はリラ・アーミタイル。すごい名家のお嬢様でとても美人な女の子。
でも、そのことが鼻についた一部の人達からいじめを受けていたのを
私が助けたのがきっかけで仲良くなった。
それからよくお話もするようになったし涼音と一緒に遊ぶことも多くなった。
けど…いつも距離が近いのは気のせい?
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 19:13:20.93 ID:sX7SGcTO0
次は男を増やしたい所
27 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:15:19.17 ID:Cwk3kjeB0
大樹「あー、でさぁ、美冬」


リラ(ギロッ)


大樹「う…。か、帰るまで暇だからさ!いつもみたいに本借してくれよ」


美冬「いつもみたいにって…そこの書棚にある本じゃダメなの?」


大樹「そこの本はもう全部読んじまったからなー」


涼音「え!大樹くんここの本全部読んだの!?」


大樹「いやいや、全部なわけないだろー。まぁ俺なんかでも読める難しくない本は読破したけどな!」


命「…それでも…十分…すごい…ですよ…」


涼音「ホントだよ!もしかしてわたし、大樹くんに知能指数負けてる!?」


大樹「いやいや…」


美冬「もうそんなに読んだのね…」


大樹「小学校はもちろん、この学園に入ってからもお前のこの日課に付き合ってきたからなぁ」


ミラ(私の知らない美冬様を…。悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい……)


美冬「そうね…。じゃあ…」


大樹「あ!ちょい待て美冬!」


美冬「…?どうしたの?」


大樹「そういえば神谷先生から図書室に寄るならこの本を美冬に届けてほしいって頼まれたんだった」


神谷雄一先生。
この学園の歴史の先生で実はこの学園の創設者の血を引いてらっしゃる…らしい。
涼音の情報を信じるなら…だけど。
今年赴任されてから図書委員の管轄の先生になってそれから頻繁に話しかけてくるようになった。
他の女の子からはそのモデルみたいなルックスからファンクラブまであるみたいだけど
私は…あまり好きな人ではない。
28 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:20:15.39 ID:Cwk3kjeB0
美冬「はぁ…。もう大樹…。あなたね…」


大樹「いやー、その後に涼音に会ったから忘れてた」


涼音「えぇ!私のせい!?」


美冬「でも、私先生から本なんて借りてないわよ?」


大樹「え、そうなのか?」


涼音「これは…事件の匂いがしますな!」


美冬「しないわよ…もう」


涼音「ねね!その本見せて!」


大樹「おう」


そう言って大樹はカバンからかなり古い本を取り出した。
思ってたよりも相当古い本ね…。
でも…


美冬「やっぱり、こんな本見覚えない…」


大樹「??神谷先生、本間違えちゃったのかな?」


涼音「大樹くん!なんて書いてあるの?」


大樹「お、おう。読みづらいけど…。えっと…『神々の暇つぶしのための世界』…だってさ」


美冬「見たことも聞いたこともない本…か。読めるかな?」


涼音「美冬ちゃん、興味津々だね♪」


大樹「美冬は自分の知らない本と出会うと人が変わるからな…」


リラ(美冬様は…自分の知らない本が…お好き…っと)


大樹「まぁせっかくだからさ。みんなで読んでみようぜ!」


美冬「そうね…。私も興味あるし…」


涼音「はいはいはい!私も読みたい!!」


命「……それじゃあ…私も……」


リラ「私も読ませていただきますわ」


大樹「うし!」
29 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:25:31.29 ID:Cwk3kjeB0
ペラ

その本は左側が挿絵。右側が文章になっていた。


美冬「絵本みたいなものかな?」


ペラ

どうやら剣や魔法が存在する世界で、オークやエルフといった種族がいるらしい。


リラ「どうやら…ファンタジー世界のお話みたいですわね」


ペラ

お話しによればアルガンドと呼ばれる大陸では魔族と人間が常に対立していた。
しかし勇者と魔王が和解し結ばれたことで対立はなくなり平和な時代が訪れた。


涼音「……」


ペラ

ところが、とある時期を境に魔王の性格が激変。
それまでは温厚だった魔王が残虐で非道な行いをするようになった。

人間を虫同然として扱うようになり、夫である勇者を食い殺した。
そして、また魔族と人間が対立するようになった。
しかも、魔族側の蹂躙は前時代を遥かに凌駕するもだった。
それまでは対立と言っても子供の喧嘩レベルの可愛いものだったのだ。
しかし…


命「…うっ……」


ペラ

奴隷として売られ、男娼、娼婦のようなことをさせられる者。
無理矢理オークやゴブリンの子を孕まされた挙句、そのあと殺され食べられた者。
肉体改造をほどこされ肉便器のような扱いを受け精神が崩壊した者。
婚約者の目の前で恋人を犯し、そのあと洗脳され魔族に服従される者。
人間だけでなくそれまで友好的だった魔族を見せしめのように火あぶりにする者。


そんなことが延々と綴られていた。
そして物語はそんな中途半端なところで終わっていた。



ハッピーエンドもなく終わっていた。




無秩序なまま終わっていた。
30 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:30:17.03 ID:Cwk3kjeB0
大樹「けっこう…エグいことが書いてあるな…」


涼音「ね、ねぇ…。これ神谷先生が美冬ちゃんに渡すようにって言ったんだよね…?」


リラ「なぜ、こんな趣味の悪いものを…美冬様に…」


美冬「…」


命「…先輩の……持ち物で…ないことは……明らか…ですね」


五人「……」


みんなの間に重い空気が流れる。
それはそうだ。こんな吐き気がする本だなんて思いもしなかった。
こんなことなら見なければよかった。
それにしてもどうして神谷先生がこんな本を私に……?


美冬「とにかく。これは神谷先生に返しましょう」


大樹「そうだな…。それが一番だろうな」


涼音「じゃ、じゃあ!もう帰ろっか!」


命「…そう…ですね……」
31 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:35:06.60 ID:Cwk3kjeB0
その時。
突然、図書室全体が明るくなった。


美冬「ん?なんだか明るくなった?」


大樹「そういえば…」


リラ「み、美冬様…!あれ……!」


美冬「どうしたの?リ……」


何も言えなくなってしまった。

リラが指差す方向を見た。

するとさっきの本から金色に光る天使のような何かが現れていたのだ。
そこにあるのが当然のように。突然に。
あれは…一体……何???


???「汝らは…我らが神によって選ばれた」


大樹「だ、誰だ!」


???「我らが神の乾きを…その身をもって…癒やすが良い」


美冬「…なにを……!?」


大樹「うっ!!」


命「……!!」


リラ「きゃあ!!」


涼音「まぶしい…!!」


???「さぁ…。汝らの行動で…我が神を…喜ばせるのだ…」


美冬「くぅ……!!」


その言葉を最後に私は目の前が真っ暗になった。

そして

私たちは


永遠とも呼べる苦痛を


際限のない地獄を味わうこととなった。





序章閉幕
32 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:40:12.03 ID:Cwk3kjeB0
第一章


[美冬side]


【オーレリア王国/市街地/路地裏】


???「……し!」


………だれ?


???「……もし!」


………わたし?


美冬「……ん…んん」


???「おー目が覚めましたか!よかったよかった」


………だれ?
………男の人?
……大樹…じゃ…ない


美冬「……え……と」


???「ああー無理に体を起こしたらいけないよ」


美冬「あ…はい……」


周囲を見渡してみたけど…
ここは…どこだろう?
どこかの……路地裏…?

うん…
さっきまでいた図書室…じゃ…ないよね……
…!そういえば……みんなは…?
33 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:45:27.32 ID:Cwk3kjeB0
???「そういえば自己紹介しなければ。私はアシームという者です。商人をやっております」


そう言って脂ぎった手を差し出してくる
流石にこの手は取れないなぁ…


美冬「あ、えと……霜月…美冬……です」


私はアシームと名乗った中年の男の手は取らずにふらつく足を壁で支えて起き上がった。
アシームさんは残念そうに手を引っ込めていた。
悪いことしたかな…?


アシーム「霜月さまですね。そういえばお召し物がたいへん変わっていらっしゃいますが…」


そういえばアシームという人が着ている服はどう見てもこのあたりの服じゃない
インド人の人とかが来ている服に…似てるかも?


美冬「えと…アシーム…さんは外国の方ですか?」


アシーム「ガイコク???」


通じてない…か
外国という言葉を初めて聞いたような顔してる


アシーム「どうやらあなたはとても混乱しているようです。どうですか?もしよければ我が家でお茶でも飲んで落ち着かれませんか?」


…確かにアシームさんの言うとおり
落ち着いたところで状況を整理したほうがいいかもしれない
でも、この人を信用していいのかな…?


安価↓1
1アシームについていく
2躊躇する
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 19:45:48.60 ID:Fc5J+7k7O
2
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 19:45:59.86 ID:sX7SGcTO0
1
何もわからないしついていくしかないだろうjk
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 19:46:30.36 ID:sX7SGcTO0
>>34
なんで2?
37 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:54:05.05 ID:Cwk3kjeB0
アシーム「さぁ行きましょう」


美冬「あ、えと……」


アシーム「?どうされたのです?」


美冬「…いえ…私はもう大丈夫なので…。ありがとうございます」


そう言って立ち去ろうとしたけど
いきなりアシームさんが私の腕を掴んできた


アシーム「大丈夫ですよ。私は怪しいものではありません。さ…行きましょう…?」


アシームさんの目が怪しく光る


…そう…だよね
この人は親切心で言ってくれてるだけだし…
何考えてたんだろう…わたし……


ついて…いかなきゃ……
38 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 19:59:09.85 ID:Cwk3kjeB0
???「おい」


美冬「!?」


アシーム「!?」


そこには鎧のようなものを身につけた金髪の男の人が立っていた
あれ…?私何して……?


???「そいつは奴隷商だぞ」


美冬「!?」


私はそう言われとっさにアシームさんから離れた
奴隷商!?
それじゃあ…もしついていってたら…
想像しただけで身震いがした…
危なかった……


アシーム「な、なにをおっしゃっているのです!私はしがない商人で…」


すると男の人の肩から羽の生えた小さな女の子が現れた
私の手のひらと同じくらいの大きさかな…?
…かわいい


???「ウソウソ。コイツ魔物の臭いがするよ」


アシーム「!?」


魔物…?
あのRPGとかに出てくる…?


アシーム「ちっ!バレたなら仕方ねぇ!テメェらも奴隷として売り飛ばしてやらぁ!!」


そう言うとアシームさんの姿はみるみる変わり羽と尻尾の生えた緑色の悪魔のようなものになった。
…気持ち悪い


???「異能(アート)ポイズンデビルだね。こんなやつボッコボコにしてやってよ!カイト!」


…アート?


……芸術?
39 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 20:03:22.90 ID:Cwk3kjeB0
カイト「そうだな。いたいけな女の子を誑かすようなやつはお仕置きが必要だな」


カイト…っていうんだ、この人
すごく強そう…


???「お姉さん!」


美冬「え、あ…、私…ですか?」


???「カイトが来たからにはもう大丈夫だからね!」


小さい女の子がいつの間にか私の肩に乗っていた
目がくりくりしてる
…かわいい


???「アタシの名前はリノ。ヨロシクね!」


美冬「あ、えと…霜月美冬です」


リノ「わかった!それじゃあ美冬でいい?」


美冬「あ、…はい」


だいぶ人懐っこい子…


リノ「アタシのことはリノって呼び捨てでいいよ♪」


美冬「…わかった。…リノ」


リノ「うん!えへへ」


どうしよう
…かわいい
40 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 20:08:26.92 ID:Cwk3kjeB0
カイト「女の子同士の話は終わったか?」


リノ「あ、カイト!終わった?」


カイト「ああ。単なる雑魚だったからな。異能を使うまでもねぇよ」


リノ「流石カイト!」


カイト「任しとけ」


本当だ。アシームさん人間の姿に戻ってそこでのびてる…。
あ、助けてもらったんだからお礼しなきゃ。


美冬「あ、えと…助けていただいてありがとうございました」


カイト「いやいや。ここらへんはギルドの管轄内なのに危険な目に合わせちまうとこだった。こちらこそ悪かった」


そう言ってカイトさんは頭を下げてきた。
助けてくれたし…丁寧な人だし…いい人…なのかな?
うん。直感だけど、この人はいい人だ。


リノ「カイト!お姉さん、名前は霜月美冬って言うんだって」


カイト「霜月美冬か。いい名前だな。じゃあ…美冬」


美冬「あ、はい」


いきなり下の名前…
…まぁ…いいけど
……少しだけドキッとした


カイト「こんなところでなにしてたんだ?見たところこの辺の人じゃなさそうだが…。というか見たことのない服だが…」


うーん…
私の姿は一般的な制服だけどここだとそうでもない…
それに外国っていう概念はない
そういえば大事なことだったけど、よく考えたらこんな小さな女の子とかあんな悪魔とかがいるはずがないし…
でも、夢の割には温度も湿度もリアルだし…。


カイト「ふむ…。訳アリみたいだな。ここじゃなんだしウチのギルドに来るといい。俺で良ければ相談に乗ろう。オーレリアも力になってくれる」


リノ「アタシも乗ったげる!」


美冬「オーレリア…?」


カイト「うちのギルドマスターで、女だがめちゃめちゃ強いんだ。それに情報にも長けてる。どうだ?」


ギルドマスター…
本当にRPGの世界みたい…
でも…

うん
この二人は信用できる人たちだ。
少しだけお世話になろう。
状況を把握したら大樹たちを探さなきゃ。


美冬「それじゃあ…よろしくお願いします」


カイト「ああ、よろしくされた」


リノ「よろしくされました!」
41 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 20:12:40.43 ID:Cwk3kjeB0
本日は以上となります。
アシームはもうちょっと怪しさを出すべきでした。
どうやら状況把握のためについていこうと思った方がいらっしゃったみたいですし。
文章ももっとわかりやすくかつコンパクトにしたいものです。

今回は戦闘はありませんでしたが
そのうち戦闘安価もとるようになります。

それではカイトとリノのプロフィールとギルドメンバーの募集。
そして次回の予告をして終わりとしたいと思います。
42 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 20:13:15.56 ID:Cwk3kjeB0
名前:カイト
性別:男
容姿:金の短髪で筋肉質なガタイのいい青年
異能名:エレメンタルエンチャント
効果:装備している武器に火、水、土、風のいづれかの精霊を憑依させ属性効果を付与する。組み合わせも可能。
欠点:憑依解除後一時的に失明する
詳細:ギルド・妖精の輪(フェアリーサークル)に所属する明朗快活な戦士。子供と女は手にかけないが、気に入った女性はどんどん口説く。子供でも口説く。実は魔王と勇者の息子であり、定期的に性行為をしないと自我を失ってしまう。リノとは魔王城を脱したあとに知り合い、以降良き相棒となっている。実は捕虜の折檻及び勧誘をギルドマスターから秘密裏に請け負っている。


名前:リノ
性別:女
容姿:淡い緑色の長髪に緑色のドレスを身にまとっているフェアリー族の少女。(貧乳)
異能:なし
詳細:今や絶滅危惧種のフェアリー族の女の子。魔王軍に故郷を焼き払われたあと、一人だったところカイトと知り合い、以降良きパートナーとなる。立派なレディーを目指してギルドマスターからいろいろ教わっている。
主人公(カイト)との関係:良き相棒。初めてをあげたいと夢見ている。
43 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 20:14:41.03 ID:Cwk3kjeB0
それではギルドメンバーを募集いたします。

10名埋まった時点で〆とさせていただきます。

今回は異種族も可とします。

女性の場合は胸の大きさ及び詳細にて性経験があるかどうかも明記してください。(カイトと関係を持っていても構いません※女性に限る)
ギルドメンバーなので全員異能持ちです。

異能は基本どんな能力でも構いません。ただし以下諸注意です。
・異能は基本的に1つしか持てない
・必ずデメリットが存在する(一時的なものや日常的なものがある)

みなさんのあったらいいなの異能に期待しています。

ただしあまりにも強すぎる異能だと<<1が判断した場合、少しいじる可能性がありますがご了承ください。


名前:
性別:
容姿:
異能:
詳細:
主人公(カイト)との関係:

安価↓〜10まで
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ sage ]:2017/03/03(金) 20:19:57.20 ID:XDIE0y410
安価11の一乃谷 刀子 同文
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 20:22:29.53 ID:rt9tSIFDO
>>44
せめて>>43を読んでから安価取れや池沼野郎
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 20:27:32.27 ID:sX7SGcTO0
女性が多そうなので男子で

名前:ジュン
性別:男
容姿:黒髪の青年(少年に見える童顔)。普通そうに見えて脱いだら筋肉質。普段はフードをかぶっている
異能:真相解明 (ドロウ・ティール)
効果:人の嘘や隠された真実を暴く(嘘をついていなくても本当のことや真実を吐き出す)
つまり彼に対しては隠し事はできないということ
欠点:発動後の一定期間は嘘を言えなくなる
詳細:ギルド・妖精の輪(フェアリーサークル)に所属する双剣使い。元々は一般人。
明るく面倒見がいい男で特に子供に人気がある。語尾は「〜ッス」(または「〜っす」)
好きなタイプは「明るくって優しい女の子」。理想が高いなのか未だに経験なしで裏では早く彼女作りたいと思っている
主人公(カイト)との関係:昔からの知り合い(幼馴染)でカイトの事情を知っており、そのため何かと彼のために何かしたりフォローに回ったりしている。彼はカイトのことは親友だと持っている(カイトは不明)
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 20:46:49.20 ID:Py4/1xLo0
名前: アステリア
性別: 女
容姿: 金髪のロング、で豊満な体つき。釣り目の美人の女吸血鬼。
異能: 吸血女王(クィーンズブラッド) 
    効果:血を媒介にして様々なものを創造する(生命体も可)。作り出せるものは媒介にする血の持ち主の強さに準ずる。体の中に流れている値は使用できない。
    欠点:使用しすぎる、あるいは協力すぎるものを作り出すと。体が縮んでロリボディになる。こうなると普通の子ども程度の能力しかなく、元の体を取り戻すには満月に体をさらさねばならない。
詳細:@ギルド・妖精の輪(フェアリーサークル)に所属する吸血鬼(2000歳)。
    A好奇心旺盛な性格でよく人を振り回す。基本的に上から物事を見ている。
Bバイセクシャルで興味を持った相手は敵味方老若男女かかわりなく、味見(性的)をしなければ気が済まない悪癖がある。
    C性豪
    D「〜のじゃ」口調で話す。
主人公(カイト)との関係: 性行為の経験あり。カイトのことは現在目下の好奇心の対象で行く末を楽しんでいる。
              なお、性豪なためかカイトは性行為では気絶するまで搾り取られることが多いので、あまり性行為の対象にはしたくない相手。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 20:48:27.25 ID:IUehudO6o
名前:ラゴオル・イズ
性別:男
容姿:強固な鱗に覆われた巨大な二足歩行の竜型亜人
異能:火属性以外の攻撃には無敵になる 
弱点は異能発動中は火に極端に弱くなる(例えマッチレベルの小さな火だろうと触れてしまえば全身に致命傷レベルの火傷を負う)
カイトをはじめとした一部の人間以外には単純に「無効化」の能力と偽っており、使用する魔法もカモフラージュのためあえて火炎属性を使う(もちろん体に触れないように細心の注意をはらいながら)
詳細:基本的には仕事以外で口は開かないが、外見とは裏腹にとても知的で面倒見がいい
主人公(カイト)との関係:魔王城からの付き合いで、カイトを弟分か、息子として扱っている
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 20:49:59.57 ID:zoB6tQFrO
名前: イリス
性別: 女
容姿: オレンジ髪、程よい肉付、Cカップ
異能: レーザーが出せる
出したレーザーが高火力であればある程数時間後に火力に応じた疲労感が襲ってくる
詳細: 元気、前向き、結構むっつり、性に関しては興味はあるが自慰しかした事がない
主人公(カイト)との関係: ギルドで出会った
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/03(金) 20:53:49.74 ID:MqlxZjuE0
名前:ガマール
性別:男
容姿:でっぷり太った醜男
異能:操り人形(マリオネッター)
詳細:特製の糸を対象にまとわりつかせ動きを自在に操る
ただし操っている間は術者は完全に無防備となる
主人公(カイト)との関係:彼のギルドには上玉の娘が多いことを聞きつけ強引にギルド入りした。女共を操り自分のモノにしようと企む
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:08:26.91 ID:sX7SGcTO0
名前:セリーヌ
性別:女
容姿:いかにも魔女ぽい黒色の服装をしている色っぽい女性。赤ぽいオレンジ髪。
胸はFぐらいあると思われる。
異能:魔女勢力(マジック・シーメン)
詳細:♂の精液を使うことであらゆるものに干渉することができる。
それは魔術、魔翌力、精霊、意識、空気……etc本当にあらゆるものである。
欠点:ただし、能力の強さは使った精液によって威力は変わり、セリーヌ自体淫乱になって精液を求めるようになる。
詳細:・ギルド・妖精の輪(フェアリーサークル)に所属する魔女(自称5000歳。実際はもっといっているかもしれないが不明)。
・お姉さん系でわざとらしく色っぽい(性に結び付きそう意味深に)言葉をよく使う
・どちらでも行ける派だが、どちらかと男(ショタやイケメンやダンディなど色々)好き
・SMのどっちもできる万能型。異能の欠点以外の時はそこまで淫乱ではない。
・一人称「私」。たまに「お姉さん」
主人公(カイト)との関係:魔王城から知り合いで姉と弟みたいな付き合いだった。
色々カイトに教えたりしており、本人曰く「カイトの初めて相手(真偽不明)」。
カイトが自我を失った時の主な性行為相手。
また彼女がカイトのことを今でも弟しても見ているか不明


異能力名は>>1に変更してもらいたい。
52 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 21:12:38.35 ID:Cwk3kjeB0
>>44
大変申し訳ない
今回はギルドメンバーの募集ですのでその安価は無効とさせていただきます


ここまでキャラ書いてくださった方
ありがとうございます。
現在6人ですのであと4人続けて募集しております。


次回ですが
美冬sideを少し進めたあと
大樹sideに移りたいと思います。
そこで初のエロイベントが起こります。


もし質問・要望・改善点等もありましたらお書きください。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:13:36.49 ID:sX7SGcTO0
二重人格キャラ出したいんだけどその場合は異能が例外的に二つ持てたりしない?
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:14:03.18 ID:On9Khf3UO
名前: ルキア
性別: 男
容姿: 黒髪のショート・青目・身長は160センチ前後。ショタではない。
異能: 超再生。
    瀕死の傷からでも瞬時に再生できる。
    というか瀕死ぐらいのダメージを負わないと発動しない。
    瀕死状態から再生すると女体化し性格も変わる。
詳細:フェアリーサークルに所属する槍使い。
   性格は明るいが、弱気。静かに話をするのが好き
   実は人間と魔族のハーフ。
   通常時は人間の血が強く、女体化時は魔族の血が強い。外見も白髪のロング、赤目、わりとおおきめのむねになる。性格は陰気だが、強気。無口。
   ほぼ、二重人格に近い。
   女体化は一週間で元に戻る。
主人公(カイト)との関係:同じハーフでありながらも強く生きるカイトは憧れでもあるが、同時に劣等感を抱いている。尚、女体化時は特に興味を抱いていない。
55 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 21:18:14.47 ID:Cwk3kjeB0
>>53
あーなるほど
それは面白い発想です。>>1にはありませんでした。
了解です。その案も採用とします。
ただし
・2つの能力を同時に出すことはできない
・デメリットも2つある
それでもよければ大丈夫です。
56 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 21:20:23.70 ID:Cwk3kjeB0
ただし>>54の方のようにデメリットで性転換した場合などは
異能はその1つのみです。
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:20:26.58 ID:On9Khf3UO
>>54 女体化時は超再生は使えない代わりに戦闘力が上昇する、と言うことで。
58 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 21:21:44.69 ID:Cwk3kjeB0
>>57
うーん…それは面白いですが…
デメリットがデメリットしていないのでそれは出来ないです。
申し訳ない…。
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:22:39.44 ID:On9Khf3UO
あ、てことは>>57無し?
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:23:36.49 ID:On9Khf3UO
了解しました。
61 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 21:25:09.95 ID:Cwk3kjeB0
>>59
そうですね
今後キャラ安価募集したときにはぜひまた面白いキャラを創造してください。
よろしくお願いします。
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:35:36.45 ID:sX7SGcTO0
名前:ユウ
性別:女(男)
容姿:栗色のボーイッシュな女の子。帽子がチャームポイント(隠している頭にはアホ毛あり)
B近くはあるがふくらみは小さい
異能:@なんでも切れる剣
Aどんな傷など癒す能力
詳細:@自分が持っている剣で抜刀した時、距離を関係なく相手を斬ることができる。
A自分の手を触れた(正確には手から出る光)生物や物などを治すことできる。
欠点:@あくまで抜刀した時のみ。次に使うのに時間が掛かる。
A光を出すために本体の気力(または魔翌力)を使わなければならない。治るのも量や質次第。
詳細:ギルド・妖精の輪(フェアリーサークル)に所属する剣使い。
基本的にクールで相手によっては挑発するようなことを言う。本人曰く自分は男。
実は二重人格でもう一人のユウ(女)がいて本来はそっちが主人格。
ある名家育ちだが、親は男の子を生まれるのを望んでいて娘に「男のように強くなれ」と厳しいしつけをしていた。
その為、ユウは両親のために男の人格を生み出して、結果基本的にそっちの人格が表に出るようになってしまう。
ちなみにユウ(女)は誰にも思いやりがある優しい少女である。
ユウ(男)でいる間はユウ(女)は意識の中でいつも見ている。
主人公(カイト)との関係:家が没落して金がばかり見るクズな奴らのギルドに飽き飽きしていた時に偶然出会う。
ちなみにユウ(女)は彼とは何もない。ただの純粋な仲間だと思っている。

男、女で分けるのがめんどくさかったら男の方に名前付けてください
(自分は「コウ」とか考えています)
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:37:47.99 ID:sX7SGcTO0
>>62
BじゃなくてわからないAかAAで。
あとコウ(仮)はユウのことをよく思っているというか「守ってあげたい存在」ということで
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:38:08.53 ID:Fc5J+7k7O
てか一人で何人もキャラ投稿すんのありなの?
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:39:53.30 ID:Y5pp8xf2O
名前: ノエル
性別: 男
容姿: 誰がどう見ても女、股間にモノがある以外は完全に女
異能: 水を操る
能力を使った後は性欲が尋常ではないでは無くなるので発散させることが必要
詳細: 本人はホモではない為、普通に女が恋愛対象
中々腹黒い
主人公(カイト)との関係: 幼少期からの悪友、同じギルドに所属
66 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 21:46:44.17 ID:Cwk3kjeB0
>>64
キャラ募集の際には連投していただいても構いません。
今回もそうでしたが10人規模のキャラ安価を平然と取ります。
というかそのことについても明記しておくべきでした。
申し訳ない。
今後気をつけます。


あとキャラについて変更がある場合はある程度なら修正がききます。
次回の投下も来週になりますので。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 22:00:44.58 ID:sX7SGcTO0
>>62の変更
詳細:ギルド・妖精の輪(フェアリーサークル)に所属する剣使いの少年。
基本的にクールで相手によっては挑発するようなことを言う。
実は二重人格でもう一人のユウがいて本来はそっちが主人格。
ある名家育ちだが、親は男の子を生まれるのを望んでいて娘に男のように育てられた。
その為、優しいユウは両親のために男の人格を生み出して、結果基本的にそっちの人格が表に出るようになってしまう。
ちなみにユウは誰にも思いやりがある優しい少女である。
コウでいる間はユウは意識の中でいつも見ている。
コウにとってユウは「守りたい存在」でユウにとってコウは「もう一人の大切な自分」
主人公(カイト)との関係:家が没落して、生きるためにギルドに入るが、金がばかり見るクズな奴らのギルドに飽き飽きしていた時に偶然出会う。
ちなみにユウは彼とも何にもなく大切な仲間だというのがコウとの共通認識(ユウは意識は男なのでそういうのはない)


長いですけどこんな感じで。変更もありで
68 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 22:09:37.98 ID:Cwk3kjeB0
>>67
了解です
詳しく書いてくださりありがとうございます。


現在9人キャラが決まっております。
あと1人キャラを募集しております。
もしキャラを創造した方いらっしゃいましたら
ぜひよろしくお願いします。


詳しくは>>43を参照ください。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 22:12:08.48 ID:sX7SGcTO0
流石に4人目はあれなので自分はパス
>>46のカイトとの関係で幼馴染と書いてあったけど、魔王城から出るときだって小さい頃からあっただろうからその時からの知り合いっていうことで
無理なら城に出てからの知り合いに変更で
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/03(金) 22:23:32.53 ID:sX7SGcTO0
名前:フェリス
性別:男
容姿:銀髪の眼鏡。イケメン
異能:獣人化(狼)
   一時的に狼型の獣人となることができる。
   嗅覚、戦闘能力、脚力、腕力など色々上がる。
   ただし、使用後はものすごく腹が減る。特に肉を喰いたい。
詳細:フェアリーサークルに所属する男。統括または財産管理が仕事
   真面目な性格で苦労人。強い信念があっても結局周りに押されてしまう(優柔不断ではない)
   人間と魔族(獣人)のハーフ。
   個性的なメンバーに振り回される毎日を過ごす。
主人公(カイト)との関係:同じハーフでありながらも強く生きるカイトは憧れでもあるが、どこか不安定だと思っており支えようと思っている。
元々、自分の一族と肌が合わない所にカイトから誘われた。


なかなか来ないから作ってしまった。>>1に処理は任す。
誰か作るようにアゲておく
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 22:40:15.82 ID:IUehudO6o
名前:クレハ・アーリ
性別:女
容姿:床に届くほどの長髪 小柄で貧乳
異能:巨大な狼に変身する 変身後は一切の知性を失い破壊衝動の限りを尽くす
詳細:性格は気弱で引っ込み思案 もともとは普通の少女だったが死にかけの魔物を助けたことがきっかけでその魔物の力を中途半端に受け継ぐことになった 
魔物の力を取り除く術を探すためにギルドに参加している 性経験はない
主人公(カイト)との関係: 仲間としては信頼しているが、女性関係については若干引いており、恋愛面については距離を置いている
72 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 22:46:36.39 ID:Cwk3kjeB0
>>70
ありがとうございます。


これでギルドメンバーは決まりました。
皆様のご協力に感謝します。


質問・要望・改善点等ありましたら
よろしくお願い致します。


それでは今日は長々とお付き合い下さり
ありがとうございました。
73 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/03(金) 22:51:12.45 ID:Cwk3kjeB0
と思っていたのですが>>71の方がキャラを創造してくださっていたようなので
>>70の方はすでに3人頂いているので
大変申し訳ないですが>>71を採用させていただきます。


何卒ご容赦ください。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 22:57:32.37 ID:IUehudO6o
>>71採用ありがとうございます
これからも期待してます
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 23:45:30.63 ID:sX7SGcTO0
IDが変わる前に。ユウとコウの人格が変わるの条件は>>1に任せます
ノーモーションでもありかも
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 03:58:41.66 ID:fobhZOayO
こんなスレあったのか。自分もキャラ作りたかったな
今後また募集するみたいだし、その時は頑張ろ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 16:59:59.05 ID:QHxtJN1RO
待機
78 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 17:09:36.42 ID:FqdUjbPe0
今日の19:00あたりから更新します。
もしかしたらエロシーンまでいけないかも…。
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 18:38:44.93 ID:7SFe9zNX0
待ってた
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 18:44:59.84 ID:SHOU7qf9o
期待
81 : ◆Zwz.VSB9z2 [saga]:2017/03/10(金) 19:03:58.81 ID:FqdUjbPe0
……
…………
………………


カイトさんに連れられて街を歩いたけど
都会みたいに大きなビルがあるわけでもなく
田舎みたいに広い田んぼがあるわけでもなかった。


通る道の脇にはりんごとかお肉とか雑貨とか
そういうものを売っている露店であふれていた。


カイトさんとリノは私を気遣ってか
この店は品揃えがいいとか
この店は店主が美人だとか
いろいろと話してくれた。


そうこうしているうちに一際大きな建物の前でカイトさんは立ち止まった。


カイト「ここが我らがギルド。妖精の輪(フェアリーサークル)だ」


美冬「フェアリー…サークル…」


リノ「いい名前でしょ?昔はオーレリア騎士団っていう名前だったんだけど可愛くないからこの名前にしたの!」


カイト「俺達がここに来たときだな。懐かしいな…」


二人はずっといるわけじゃないんだ…。

82 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:05:06.17 ID:FqdUjbPe0
???「おっカイトじゃないっスか!もう見回り終わったんスか?」


カイト「ジュンか。お前もこれから仕事の受注か?」


見てみるとフードを被って腰に2つの短剣を身に着けている少年がいた。
この子もギルドメンバーなのかな?


ジュン「それもあるっス。今回はルキアとユウで盗賊団の壊滅でも受けようかって話はしてたっス!」


盗賊団…。
もしかしたら…もしかしたりするのかな…。


ジュン「ん?はっはーん。カイト…、また女の子を口説いてきたんスかぁ?」


カイト「ちがうちがう。今回はそういうのは一切なしだ」


リノ「とか言ってるけど、美冬のこと見かけた瞬間は口説く気マンマンだったけどね」


私は危うくナンパされるところだったのか…。
少し離れよう。


カイト「オーレリアはいるか?」


ジュン「マスターっスか?いるっスよ。今新しいメンバーが来るのを待ってるっス」


カイト「なるほどな。それならお前もそれに立ち会うのか?」


ジュン「そうっスね。そういう決まりっスから」


リノ「ねぇねぇ!早く入ろうよ!美冬がかわいそう!」


カイト「おっと、そうだったな。すまない、美冬」


美冬「あ、いえ…。大丈夫です…」

83 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:07:31.60 ID:FqdUjbPe0
【オーレリア国/ギルド:妖精の輪】


中はかなり広くてテーブルや椅子が規則正しく並んでいた。
バーみたいなものもあるけどまだやってはいないみたい。
奥にはカウンターがあってそこの掲示板にはいろんな紙が貼ってあった。
誰もいないのかなと思ったら金髪でロングの妖艶な女性が椅子に腰掛けていた。


???「む…カイトか。久しぶりじゃのう!」


カイト「アステリア!久しぶりだな!」


アステリアと呼ばれた女性はふわりと浮くと私達の前までゆっくりと飛んできた。
うーん…これはもう…あれだよね…。


リノ「うわー!アステリアと会うなんてホントに久しぶり!」


ジュン「3ヶ月くらいノエルと一緒にノルンディアに遠征に行ってたっスもんね」


アステリア「おお。リノ、ジュンも久しぶりじゃな!元気そうでわしは嬉しいぞ」


なんていうか…すごく美人。
吸い込まれそうな雰囲気がある人だな…。


アステリア「そうじゃ!ふふ…。どうじゃ?カイト。久しぶりに会(お)うたんじゃし、今日そちの部屋に行ってもよいか?」


そう言いながらアステリアさんはカイトに体を押し付けた。
え?…なに?二人は大人な関係…?

84 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:09:33.63 ID:FqdUjbPe0
カイト「あー…、き、今日はちょっとまずい」


アステリア「む、そうなのか?じゃが前もそう言うて断ったではないか」


カイト「今日はオーレリアと一緒にこの子の相談を受けるんだ」


アステリア「この子…?」


そう行ってアステリアさんと目が合った。
すごくきれいな瞳。


アステリア「ほう。ほうほうほう!このおなご…なかなかめんこいのう…。カイト、わしにも味見をさせてくれぬか?」


そう言いつつアステリアさんは細い腕を伸ばしそのきれいな指で私の頬を撫でてきた。


美冬「!?」


とっさに飛び退いちゃった…。
びっくりした…。
えっ?どういうことなの?


カイト「おいおい。美冬が混乱するだろ。美冬、気をつけろ。こいつ、女でもイケる口だからな」


イケる口!?


アステリア「美冬というのか。名も美しいのう。ますます気に入ったぞ」


ジュン「あー、アステリア姐さん。マスターいるっスか?」


アステリア「む、そろそろ来ると思うぞ。カレンが迎えにいったからのう」


そう言うとアステリアさんは私から離れた。
ふとジュンさんを見るとウインクしてくれた。
…助けてくれたみたい。
あとでお礼言わなきゃ。


美冬「カレンさん?」


リノ「うちのギルドのかわいい看板娘ことカレンちゃん!異能は使えないけど受付として所属してくれてるんだ!すごくいい子なんだよ!」


???「あはは…。かわいいとか看板娘は余計だよう…、リノちゃん…」


???「ふふ、間違ってはいないだろう。カレンはもっと自信を持つべくだな」


声のする方向を見てみるとピンク色でロングヘア、そしてエプロンのようなものを着ているかわいらしい女の子が恥ずかしそうに、
その横には赤髪でショートボブ、白いドレスのようなものを着た凛々しい女性が立っていた。

85 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:11:25.17 ID:FqdUjbPe0
カイト「よっ!カレン、オーレリア」


オーレリア「ん?カイトか。この時間は見回りのはずだろう。……まさかサボってるわけじゃないだろうな…?」ゴゴゴ


カイト「ち、ちがうちがう!この子のことで相談したかったんだ!!」


オーレリア「この子?」


美冬「あ、えっと…」


なんだか反射的にお辞儀してしまった。
それくらい圧というか、高貴さというか
人の上に立つような人が出すオーラが感じられた。
それにしても、ギルドマスターって言うくらいだから勝手に年長の人を想像していたけど
すごく若くてきれいな人でびっくりした…。


オーレリア「このあたりでは見かけない服を着ているな。どこで出会ったんだ?」


リノ「路地裏だよ。奴隷商に連れて行かれるところを私とカイトが助けたんだ!」


オーレリア「そうか。リノはえらいな」


そう言うとオーレリアさんは人差し指でリノの頭を撫でた。


リノ「えへへー。褒められた」


カレン「オーレリアさん。そろそろ新しいメンバーの方がいらっしゃいますけど…」


オーレリア「来たら待たせておけ。それよりもこの子のことを優先する。カイト、リノ、それから美冬。今から私の部屋に来なさい」


カイト「あいよ」


リノ「はーい!」


美冬「は、はい!」


ジュン「それじゃあ、おれは話が終わるまでカレンちゃんに仕事紹介してもらうっス」


アステリア「わしは疲れたから寝ておくかの。それではな美冬、また会おう。いつかベッドの上で語り合いたいものじゃ」


なんだかアステリアさんが恐ろしいことを言っていたような気がしたが
私は忘れることにした。


……
…………
………………

86 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:14:07.50 ID:FqdUjbPe0
オーレリアさんに連れられて入った部屋にはベッドが一つと机と椅子のセットがあるだけ簡素な部屋だった。


オーレリア「何もない部屋だが、くつろいでくれ」


カイト「美冬は疲れたろうから、そこのベッドに座りな」


美冬「あ、ありがとうございます」


オーレリア「さて、美冬。早速話を聞かせてくれるか?」


美冬「…はい」


私は今までのことをすべて話した。


さっきまで友人たちと学園の図書室にいたこと。
そこで変な本を呼んだこと。
その本から天使のようなものが出てきて不可解な言葉を言われたこと。
そして気がつくと路地裏にいたこと。
おそらく…本の中の世界に…来てしまっているのだ…ということを……。


三人は黙って私の話を最後まで聞いてくれた。
なんだか、無性に涙が出そうになったけど
そこは懸命にこらえた。


オーレリア「そうか…。大変な思いをしたのだな」


そう言ってオーレリアさんがやさしく抱きしめてくれた。


美冬「信じて…くれるんですか?」


カイト「疑う理由がないな。嘘つくならもっとマシな嘘をつくだろうし、それに美冬の目を見れば嘘ついてるかどうかなんてわかる」


オーレリア「大丈夫だ。必ず君と君の友人たちをもとの世界に戻してみせる。私たちは美冬の味方だ」


ダメだった。
熱いものが頬に感じたときには
私は涙を止める術を持っていなかった。
この年になって泣くなんて恥ずかしいけどこらえるなんて無理だった。


カイトはいつの間にか居なくなっていた。
多分気をきかせてくれたんだと思う。
その気遣いもありがたかった。
男の人に泣き顔を見られるなんてどんな罰ゲームだ。


ひとしきり泣いたあと
リノに連れられてお手洗いに行き顔を洗わせてもらってから部屋に戻ると
カイトが戻ってきていた。

87 : ◆Zwz.VSB9z2 [saga]:2017/03/10(金) 19:15:18.17 ID:FqdUjbPe0
オーレリア「さて。当面美冬は我がギルドで預かろうと思う。異存はないな?」


カイト「あるわけねぇだろ?」


リノ「同じく!」


美冬「三人共…ありがとうございます」


私は深々とお辞儀した。


オーレリア「美冬。君はもう私達の仲間だ。だからそんな礼もましてや遠慮などいらない。ここを第二の家と思ってくれていいんだ」


リノ「そうだよ!私たちはもう家族みたいなものなんだから!」


美冬「……うん。ありがとう、リノ。オーレリアさん」


オーレリア「ただ、美冬にお願いがあるのだ」


美冬「お願いですか?」


オーレリア「今この世界は魔族と人間が戦争をしているのだということは理解してもらえていると思う」


美冬「……はい」


オーレリア「私たちはできる限りこの戦争を終わらせたいのだが、如何せん戦力が足りない」


なんとなく言いたいことがわかってきた。


美冬「私にも…一緒に戦ってほしいということですね?」


オーレリア「残酷なことを言っているのは百も承知だ。だが、私達も常に美冬のそばにいて守ってやれるわけではない。悔しいことだがね。だから、美冬にも自分の身は自分で守れるようにはなっていてほしいのだ」


美冬「…えっと。でも、私、格闘技とか、そういうのまったくできませんけど…」


オーレリア「大丈夫だ。美冬の世界とは違って我々の世界には異能(アート)と呼ばれる能力がある」


異能。
さっきも聞いた言葉だ。


オーレリア「異能とは個々人が持つ最強の剣であり盾でもある。この世界において異能以上の戦闘技術は存在しない。だから異能さえ発現してしまえば大抵の者には負けはしない」


大抵の者…か。
たぶん異能能力を持っている人同士だと一概には言えないんだろうな…。


美冬「つまり、私がその異能を使えるようになればいいんですね?」


オーレリア「そうだ。異能は先天的、後天的とあるが…。リノ!美冬には今異能があるか?」


リノ「……ううん。ないみたい」


オーレリア「やはりな。まぁそこはわかっていたことだ。だから、美冬。君には後天的に異能を身につけてもらうようになる」


美冬「はい!」

88 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:17:06.07 ID:FqdUjbPe0
オーレリア「方法は2つある。一つは異能を持つ者が適正のある者を子とすることで新たな異能を発現できる。これがもっともポピュラーな方法だ。ただし後天的に発現した者を親とすることはできないがな。もう一つ。これは先天、後天関わらずだが、異能を持つ者の生命エネルギーをもらえばいい」


美冬「生命エネルギー?」


オーレリア「異能を持つ者を文字通り食らう」


…くらう?
え、食べる…ってこと!?


美冬「そ、そんな…!?」


オーレリア「あるいは性交渉だ」


美冬「せっ!?」


性交渉!?
今、オーレリアさん性交渉って言った!?
性交渉って…つまり…せっくs……///


オーレリア「まぁ、美冬に適性さえあれば性交渉はせずにすむ。安心してくれ」


安心できない!!
え!?私に適性がなかったらそんなことしないといけないの!?


オーレリア「さて、まずは誰が親になるかだが…」


カイト「まぁ…俺だろうな」


オーレリア「ふむ…それが妥当だろうな。美冬もいいか?もしコイツが気に入らないとなると他のギルドメンバーになるが…」


美冬「…いえ。大丈夫です。カイトさんは…信用できますから」


カイト「嬉しいこと言ってくれるねぇ」


美冬「でも、何をしたらいいんですか?」


オーレリア「親と子の額を合わせれば終わる」


美冬「え…そんな簡単な方法なんですか?」


オーレリア「言ったろう?ポピュラーな方法だと」


それにしたって簡単すぎる…。
デメリットとかないのかな?


カイト「じゃあ、早速やるぜ?」


美冬「あ…はい!よろしくお願いします!」

89 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:18:04.25 ID:FqdUjbPe0
カイトさんはゆっくりと近づいてきて私の前髪を上げると自分の額を私の額とくっつけた。
顔が近づいて来る瞬間にドキドキしたのは内緒だ。


カイト「我、異能を持つもの也。彼の者に異能を発現させん」


そうカイトさんが言うと暖かな光が私を包み込んだ。
それはとても温かくて…優しくて…心地の良い光だった。


カイト「…。よっしゃ!異能は無事発現したぜ」


美冬「…。でも、なんだか変わった感じはしませんね…」


オーレリア「異能は個々人で能力が異なり、それがわかるまでしばらくかかる。それまではカイトとともに簡単なギルドクエストをしてもらうことになるな」


美冬「はい!」


カイト「当面はクエストこなしつつ、美冬の仲間を探すことになるな」


リノ「大丈夫!絶対見つかるよ!」


美冬「うん。ありがとう、リノちゃん」


リノ「えへへ」


オーレリア「さて…。新しいギルドメンバーもそろそろ来ているだろう。もしかしたら他のメンバーもいるかもしれん。紹介もしなければな」


カイト「みんな一癖も二癖もあるやつばかりだがいいやつらばかりだ。安心してくれ」


美冬「はい!」


……
…………
………………

90 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:19:35.04 ID:FqdUjbPe0
オーレリアさんの部屋で話を終え元いた場所に戻ってくると
ジュンさんやカレンさんが談笑していた。
輪の中には見たことのない人も何人かいて会話に参加してない人もいた。


オーレリア「またせたな」


カレン「あ、オーレリアさん。美冬ちゃんとお話終わったんですね」


???「む…?」


???「あら?かわいい子ね?」


???「見たこと…ない人…」オドオド


見るととても可愛らしい女の子
いかにも魔女っぽい服を着ている女性
床にまで届く長髪が特徴的な女の子がいた。
この人達もギルドメンバーなのかな?


カイト「ノエル!久しぶりだな!」


ノエル「カイトか。お前も相変わらずみたいだな」


そう言って二人は熱く握手を交わしていた。
仲がいいのかな?
…と思ってたら。


カイト「なんだぁ?ノエル…力が衰えてんじゃねえか?」グググ


ノエル「ふふふ…そういう…カイトこそ…額に汗が浮かんでいるそ…」グググ


カイト「どうせ異能使ってアステリアに絞り取られたんだろ?」グググ!


ノエル「あの女の話はするな…!」グググ!


オーレリア「あの二人は放っておいて…。美冬、紹介しよう。右からノエル、セリーヌ、クレハだ。三人共ギルドメンバーだからこれから会うことも増えるだろう」


ノエル「オーレリア。こいつは?」グググ!!


オーレリア「うむ。色々とあるがそれはまたあとで話そう。新しく入る者はもう来ているのか?」


カレン「はい♪ガマールさん、どうぞ」


ガマール「ぐふっ…。ガマールでず…。よどじぐ…」


見てみると壁際にでっぷりと太った男の人が立っていた。
あまり清潔そうには見えない…。
ちょっと…近づきたくないかも…。


オーレリア「ふむ。ガマールというのか。早速だがお前は何の異能が使えるんだ?」


安価↓ガマールは自分の異能を正直に話すか?
1.正直に話し、信用を得ようとする
2.嘘をつき、自分の野望を優先させる
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/10(金) 19:20:27.80 ID:XkK1PyzK0
2
性格的に5
92 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:32:23.83 ID:FqdUjbPe0
安価2。嘘をつき、自分の野望を優先させる


ガマール「ぐふっ…。おだの異能は拘束糸(ストップネット)だず…。敵の動きを止めるのに役立つんだずよ」


オーレリア「…。ジュン」


ジュン「うっス!真相解明 (ドロウ・ティール)!!」


ジュンさんがそう叫んだ瞬間ジュンさんの目が黒から赤色になる。
もしかして…異能?


ジュン「…あー…だめっスね。この人嘘ついてるっスよ」


ガマール「!?」


オーレリア「ガマールとやら。自分の異能を隠しておきたい気持ちはわかる。だが、このギルドに入るなら隠し事はなしだ。もう一度聞こう。異能はなんだ?」


ガマール「…操り人形(マリオネッター)だず…。こでで相手の動きを自由に動かせるんだず」


ジュン「…うん!嘘じゃないっスね」


オーレリア「そうか。ガマール。これから君は我らがギルドの一員になるのだ。これからは嘘はつかないでほしい。信頼関係が崩れてしまうからな」


ガマール「…いでてくれるんだすか?」


オーレリア「お前の能力は強いし申し分ない。これからよろしく頼むぞ、ガマール」


ガマール「…おだ、がんばるだすよ。……ぐふっ」


ガマールの信頼度は最底辺から始まります。

93 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:34:08.89 ID:FqdUjbPe0
オーレリア「さて、新しいメンバーはガマールだけではない」


ジュン「おっまさか!」


私は緊張しながら前に出てお辞儀した。


美冬「新しく妖精の輪メンバーになりました。霜月美冬です。みなさんどうかよろしくお願いします!」


カレン「あらあら♪こちらこそよろしくお願いしますね♪」


ジュン「大歓迎っスよ!これからよろしくっス!」


ノエル「ふん。足手まといになりそうな女だな」


セリーヌ「あらぁ…そんなこと言っちゃメッ…でしょ?ノエルちゃん♪」


ノエル「ええい!俺に触るな!この淫売め!」


セリーヌ「あらぁ…?誰が淫売ですってぇ…?」ピキピキ


クレハ「ケンカは…だめ…」オドオド


オーレリア「とまぁ、こんな感じに賑やかな奴らだ。他にも何人かいるのだが今は居ないみたいだな。今後会うこともあるだろうから大丈夫だとは思うがな」


カイト「美冬もこの空気に早く慣れてくれよな」


カレン「ふふ…。メンバーの愚痴とかこぼしたくなったらいつでも言ってね♪」


新しい環境、初めて会う人たち。
本来なら遠慮してしまって息苦しかったのだろうけど
この人たちとならうまくやっていける。
そんな気がしていた。


でも……。
大樹、みんな…。
早く会いたいよ…。

94 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:35:25.64 ID:FqdUjbPe0
???「今日もここは騒がしいね」


カイト「お!ルキアじゃねぇか!」


ルキア「やぁ。カイト」


ルキアと呼ばれた男の人は黒髪のショートに澄んだ青い目が特徴的だった。


ルキア「…む?その子は?」


カイト「ああ。今日からうちのメンバーになったんだ」


美冬「霜月美冬です」


ルキア「…!」


ルキアさんはなんだかとても驚いているみたいだった。
なんでだろう?


カイト「ルキア?どうかしたのか?」


ルキア「ああ、いや…。僕の見間違いでなければ…美冬のその格好をついさっき見てね…」


美冬「!?」


カイト「それはどこだ?ルキア」


ルキア「市場さ」


美冬「市場…?」


市場って…さっき通ったところみたいな場所?


カイト「な!?」


でも、カイトはすごく驚いているみたいで
私はどうしてそんな表情をするのか全くわからなかった。

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/10(金) 19:36:32.15 ID:XkK1PyzK0
じぶんで作っておいてジュンの能力忘れてた。
てか、能力名そのままか……>>1がいいように変えてくれないのか
96 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:37:00.73 ID:FqdUjbPe0
ルキア「もしかしたらその子のの知り合いかもしれないよ?カイト」


カイト「それが本当なら一大事だ。オーレリア!」


オーレリア「む。なんだ?お、ルキアか。ちょうどいい、紹介しよう。その子は…」


カイト「美冬の知り合いが市場にいる可能性がある」


オーレリア「!!」


その瞬間オーレリアさんのかおが今まで見たことないくらいに険しくなった。


オーレリア「カイト。ルキア、ノエル、クレハの3名を連れて市場に向かえ。戦闘になってもかまわん。なったとしても時期が早まっただけだ」


カイト「わかってる」


ルキア「やれやれ。帰ってきたと思ったら…。でも一刻を争うみたいだし、付き合うよ」


え…なに?
どうして3人はこんなに焦ってるの?


美冬「カイト…?」


カイト「美冬。一言で言うと、お前の友人がピンチかもしれない」


美冬「ピンチ…!?」


ルキア「知らないのかい?市場というのは奴隷市場のことだ。つまり、君の知り合いかもしれない子が奴隷として魔物に売られてしまうかもしれないということさ」


…え?
私はルキアさんの言葉がわからなかった。
…いや違う。
わかりたくなかった。


奴隷…?
誰が?
どうして?


カイト「美冬!!」


美冬「!?」


カイト「しっかりしろ!お前の友人なんだろ!?助けにいくぞ!!」


美冬「は、はい!!」


そうだ…。
私が助けに行かなきゃ…。
待っててね…、みんな!
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 19:40:47.35 ID:Tkkrg44DO
>>95
我が儘だなお前
98 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:47:41.39 ID:FqdUjbPe0
今日はここまでです…。
さすがに二時間ぶっ通しで話を書くのは疲れました。
これからは空いてる時間にちょこちょこ書くことにします。


>>95
せっかく能力名も考えてくださっていたので
そのまま採用しました。


次回こそ、大樹Sideになります。
そして、彼の周りに登場させるキャラ安価を今のうちに取りたいと思います。


今回は異種族限定です。キャラ安価なので連投も可とします。

それでは『魔族に与している者』としてキャラを募集いたします。

今回も10名埋まった時点で〆とさせていただきます。
女性の場合は胸の大きさ及び詳細にて性経験があるかどうかも明記してください。
全員異能もちです。

異能は基本どんな能力でも構いません。ただし以下諸注意です。
・異能は基本的に1つしか持てない
・必ずデメリットが存在する(一時的なものや日常的なものがある)
みなさんのあったらいいなの異能に期待しています。
ただしあまりにも強すぎる異能だと>>1が判断した場合、少しいじる可能性がありますがご了承ください。


名前:
性別:
容姿:
異能:
詳細:


安価↓〜10
99 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 19:50:21.48 ID:FqdUjbPe0
失礼!魔族というよりも『魔王(女)に与している者』です!
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 20:05:13.20 ID:XkK1PyzK0
名前:ミスラ・サタナ(ミスラ)
性別:男
容姿:白に近い銀髪の男。長身の眼鏡
異能:持っている札に筆(厳密には何でもいい)で書いたことを何かに貼ることで効果を発動する。
(例えば元の世界の言葉で『人に動くな』と書いたやつを貼れば動かなくなり、『燃えろ』だと燃えるなど)
デメリットは、使用後に声が出なくなる(異能の使用量によって変わる)
詳細:真面目で規律などを守る男。ただ堅物ではなく「仕方なく」と諦めることもあったりと結構柔軟
(というか妥当をきちんとするタイプ)
結構好き勝ってにやっている魔族や魔王様に即しているものを統一する役目。
これでも苦労人で魔王の元では書類整理や人事など色々している。仕事人間(魔族)
特技は筆で何か書くこと(速書というべきか)。
見た目がモロ人間だが、何かの魔族と人間のハーフであり、魔王に従っている理由は不明
魔王と血がつながっているや真の異能があるなどと噂があるが真偽は不明(主出も不明)
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 20:06:21.96 ID:SHOU7qf9o
名前:イーレルス
性別:男
容姿:青髪のロン毛
異能:吸収能力(異能によるエネルギーを吸収して自分のパワーアップを行う) 弱点としてはエネルギーを吸収しているときは無防備になる また武器や普通の打撃のダメージは通る 
詳細:気の向くままに生きる自由人
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 20:08:04.08 ID:2Uh8gOAEO
名前: ネヴィア
性別: 女
容姿: ピンク髪のショート 爆乳 褐色肌 ふたなり
異能: 媚毒作成 
    体液を媚薬に変える。中毒性有り
    デメリットは女性にしか効かない&1日三回までしか使えない。
    
詳細: ダークエルフの妖艶な美女。500歳。趣味は女を能力で狂わせて犯す事。気に入った相手をペットとして飼う事も。性欲旺盛。レズ寄りのバイ。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 20:30:12.65 ID:jliFBjRTO
名前:エリベラシア
性別:ふたなり
容姿:ロリ体形、巨乳、爪が長く背中に黒い羽
異能:憑依能力、取り憑いた相手の感情に自身の感情を流し込み人格、行動を操作することができる
相手が自分より精神力の高い場合には自身の人格が損傷を受ける
詳細:狡猾で知られる両性具有型のサキュバス系悪魔種と人間のハーフ
長い時間を生きる種族だがこの種族にしてはまだ幼い年齢
悪魔として振る舞っているが人格は固まっておらず人間として生きたかった感情も混ざっている
このこともあって小さな言葉ですぐに感情を左右されては別のことで元に戻るチョロさとデレの無さが混ざった体質
サキュバスだけあって意地の悪い性的なからかいを仕掛けるが攻められると非常に弱い。性経験は少し程度
サキュバスの欲求自体は人間では抑えきれないほど強いのでこのこと自身が憑依時の武器になる
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 20:42:35.02 ID:RaAVJ7/8O
名前:フィリア
性別:女
容姿:白髪ロング、深緑色の瞳。同色の猫耳と尻尾が付いている
ノーパンノーブラで、おっぱいは大きい
異能:一時的に通常の数倍のスピードで行動できる。速度は彼女自身がある程度調節でき、現時点では5倍が限界
その分消耗も相応に大きく、フルパワーでは30秒が連続使用限界。また加速中に攻撃を受けた場合、ダメージも通常の数倍受けてしまう
詳細:魔王に仕える武官で、猫又族最強の戦士
彼女の種族は徒手空拳(「猫々拳」なる独自の流派らしい)による戦闘を最も得意とし、ひ弱そうな見た目とは裏腹にかなりのやり手
根っからの快楽主義者で、面白そうなことには何にでも首を突っ込む主義
そのためちょくちょくいずこかへと姿を消すが、魔王が呼べばどこからでも瞬時に駆けつける
105 : ◆xcbvQ3k.XE [saga]:2017/03/10(金) 20:44:09.16 ID:FqdUjbPe0
ありがとうございます。 現在4人のキャラが創造されました。
あと6人募集しておりますので連投でもかまいません、よろしくお願いします。


それからオーレリアとカレンのプロフィールを載っけておきます。


名前:オーレリア
性別:女
容姿:ショートボブで赤髪。純白のドレスに身を包みつつも凛々しさも兼ね備えている。胸はE。
異能:完全防御(パーフェクトディフェンス)
効果:あらゆる物理攻撃、魔法攻撃を受け付けない。しかし、時間制限が5分と短く切れたあとは24時間異能を発揮できない。
詳細:オーレリア国の12代目当主の娘。つまりお姫様なのだが昔からお転婆でしかも自分の手で物事を解決しないと気が済まない上、ギルドを親の許可なく勝手に設立するなどかなり豪胆な部分もある。一方で、戦争を終結させるためには手段を選ばない冷酷な一面ものぞかせる。性格も男勝りで訓練でも男に負けたことは一切ない。
カイトとの関係:ギルド設立後、魔物達から追われるカイトと出会い、匿う。しかし、自我を失ったカイトに初めてを奪われるが、オーレリア自身はそのことは全く気にしておらず、逆に自分を初めて組み伏せたカイトを気に入っている。


名前:カレン
性別:女
容姿:ピンクのロングヘアでいつもエプロンを身に着けており、男ウケしそうな体をしている。胸はG
詳細:元オーレリアお付きのメイド。昔からオーレリアの暴走に振り回されている。だが、一番にオーレリアのことを考えており、ギルド設立の際も受付としてついていくことにした。彼女自身には異能はない。ちなみに処女。
カイトとの関係:以前はカイトのことを憎んでいたが、オーレリアの擁護とカイトの人柄に触れることで、いまではよい関係を築いている。


ちなみにガマールですが日常パートになると本格的に彼の野望が始動させるつもりです。
クエストを女とペアで組ませたり、深夜時間帯に忍び込ませるとか色々考えてはいます。
個人的に彼の野望はエロイベント的にもなかなかいいものが書ける予感がするので楽しみです。
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