神「安価で冒険せよ人間」5

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700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 13:41:17.46 ID:tlwTkU1OO
距離をとって破岩弾(地面や岩を殴って砕きその欠片をぶつける)
701 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/10(月) 08:26:25.86 ID:n9doBj73O
蹴騎士「よっし、ここは油断せず……スーパーフットワークスルーを超えた秘密兵器、残像拳っ!」シャシャシャシャシャワラワラ

ボクサー騎士「えっすごい!」

司会『あーっと蹴騎士、そろそろ反撃が来ると見越してか新技発動ーっ!!』

ワーワー!

蹴騎士「さーてなっ!」シャシャシャシャシャ!!

ボクサー騎士「回復ポーション使いたいわね……はっ!」タタタッ

蹴騎士「お、逃がさねえぜ!」ワワワワワッ

ボクサー騎士「破岩弾で時間稼ぎを……う、狭まってくる!?」

蹴騎士「同時5連蹴り!」ビビビビビッ!!

ボクサー騎士「こうなったら……えい!」ザパアアッ!!

蹴騎士「!?」バシャッ!!


司会『ボクサー騎士、迫ってくる蹴騎士に液体を振りかけたーっ!』

老騎士「女の汁か!!」オオッ

サイボーグ騎士「軽蔑します」

全裸騎士「最初に受け取ったポーションではないか?」

スケベ騎士「ええっ!? あれを!? もったいない!」

老騎士「じゃが、動揺させる効果はある。残像が消えたぞ!」
702 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 08:32:30.30 ID:n9doBj73O
蹴騎士「ぺっぺっ、これなんだ!? 毒じゃないか……?」

ボクサー騎士「ふふ、驚いたみたいね! 作戦成功!」ズガッ!!

ズババシイッ!

蹴騎士「ぐあああっ!!」

司会『ボクサー騎士、地面を砕き打ち飛ばしたーっ!』

ワーワー!!

ボクサー騎士「回復よ!」ゴクゴク

ポワアアアア

蹴騎士「しまった!」

ボクサー騎士「足のケガも他のダメージも大体治ったわ。反撃開始ーっ!」スタタンスタタタ!!

蹴騎士「う、フットワークがよみがえって……ん!? 残像!?」

ボクサー騎士「覚えたわよ、残像拳!」ワワワワワワワッ

蹴騎士「げっ! 嘘だろ!?」


オオオオオーーーーーーーー!!

司会『ボクサー騎士も残像を放ったーっ!』

観客「すげえ!」「スーパーフットワークスルーをパワーアップさせた技だ、使えて当然」「いいぞー!」

エロ観客「いいぞー! エロお姉様が増えた!」「脱げー!」「おっぱい倍々だ〜!」「貧乳のも出せ」ワーワー!
703 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 08:39:33.66 ID:n9doBj73O
ボクサー騎士「5連ダッシュストレートっ!」ズバシッ!!

スカッ

蹴騎士「おっと、それも残像だぜ、初心者さんっ!」タンッ!

ボクサー騎士「あっ!」

蹴騎士「いくぜ!」シュバンッ!!

ボクサー騎士「く!」

司会『上空からの蹴りが頭に命中ーっ!』

蹴騎士「まだまだっ!」ヒュッ!

ボクサー騎士「(空中二連攻撃? それなら……)トリプルクロスライジング!!」グオオオオオオッ!!

蹴騎士「!」ズガシュウッ!!


ウオオオオオオオオオオオオ!!

観客「強烈アッパーだ!」「カウンター3発と同等の破壊力!!!」「すげー! 逆転だ!!」ワーワーワー!

女騎士「だが倒すまでには至らなかった。もともとのダメージ量が少なすぎたためか……」


蹴騎士「ぐ、がががあ……」ダラダラダラ

ボクサー騎士「ふふっ、まだまだ試合は始まったばかりよ!」

蹴騎士「さすがあ……」ニッ



格闘騎士(二人ともいい勝負だ……>>704
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 08:43:21.37 ID:cdO6ukfI0
私もあの場で戦いたかったものだ
705 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 08:53:01.62 ID:n9doBj73O
ボクサー騎士「てやあああああああっ!」シュバッ!ビビビッ!!

蹴騎士「おららららっ!」ババババシュババババ!!

ズガッ!ドゴッ!ビシッ!シュピバシッ!ドゴゴゴッ!!

司会『壮絶な格闘戦が続いています! 果たして強いのはパンチかキックか!?』

蹴騎士「ナイフもあるぜ! 斬撃蹴り!」シュバリッ!!

ボクサー騎士「わかっているわよ! ふっ!」サッ

蹴騎士「ターンしてーっ、よっと!」ビュンッ!!

ボクサー騎士「ローリングソバットは隙が大きいっ!」ガツッ!!

蹴騎士「うぐ!」


司会『踵に拳が入ったっ!』

観客「うおーいいあたり!」「踵が砕けたんじゃないか?」「選んだアイテムに差が出たな」ワーワー

格闘騎士「実にいい拳だ……」


蹴騎士「つおらあっ!」シュウッ!!

ビッ!

ボクサー騎士「つっ!」ビシッ

ツツツ……

エロ観客「ほっぺた切れたぞ!」「斬撃蹴りふざけんな」「いや、キックそのもので斬れたぞ。つまり服や鎧がキックで斬れるかもしれんと言うことだ」ウオオオオ
706 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 08:58:42.27 ID:n9doBj73O
蹴騎士「うらうらうらあああっ!」ビュビュビュビュビュ!

ボクサー騎士「猛ラッシュね……はっ! はああああああああ!」ズガガガガ!!

蹴騎士「ぐう! (踵が……)」ズキッ

ボクサー騎士「せやああああ!」ババババババッ!!

蹴騎士「ぐあああああっ!」

ボクサー騎士「はあっ!」ドゴッ!!

蹴騎士「ぐうっぷ! (顔面連打の末ちょうどベルトの上の腹にストレート……効く)」

ボクサー騎士「フック!」ガツッ!!

蹴騎士「うぐぐっ」

ボクサー騎士「もう一回フック!」シュッ!

蹴騎士「フェイントだなっ!」バッ!

ボクサー騎士「大当たり!」バゴッ!!

蹴騎士「ぐがあっ! コンビネーションと見せかけて頭突き……!?」ヨロロロッ

ボクサー騎士「そういうことおっ!」グオンッ!!

蹴騎士「カウンターキック!」バガッ!!

ボクサー騎士「−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−っ」クランクランクラン


オオーーッ

司会『今度は蹴騎士が決めたーっ!』
707 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:03:33.80 ID:n9doBj73O
蹴騎士「はあ、はあ、はあ……」

ボクサー騎士「う、くっ」ヨロッヨロッ

蹴騎士「今だ! ハイキック!」シュバッ!!

ボクサー騎士「!!」ガクウウッ

ガッ

司会『ボクサー騎士、膝立ち! 蹴騎士の勝ちかーっ!?』

ワーワーワー!

蹴騎士「膝立ちの頭に……ミドルキックだああっ!」グオンッ!!

ボクサー騎士「うっくああああああああっ!」ギュルンッ!!

蹴騎士「!?」


オオオオーー!?

観客「蹴騎士の脚に飛びついて、そのままそれを軸に回った!」「すげえ!」「そのまま……頭の上に跳んだ!」

女騎士「なんと見事な!」

竜人「すごい!」

ダークエルフ「くぱあっ、おっぱいぷるんぷるんだわ!」


蹴騎士「お……!」

ボクサー騎士「フライング・パンチ!!」ズガン!!!

蹴騎士「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」ゴハアアアアッ!!

司会『ボクサー騎士、またも蹴騎士の顔面を捉えたーーーーーーっ!!』

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!

ボクサー騎士「とどめよ……インパクトナックル(衝撃波)・ゼロ距離弾!」グオンッ!!

蹴騎士「>>708……っ!!」
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 09:12:44.00 ID:OIUwva6DO
うおおおお!!
709 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:17:11.66 ID:n9doBj73O
ズガブッシャアアアアアアアッ!!!

蹴騎士「−−−−−−−−っ!!」ギュルルルルルウブッガアアアアアアアッ!!

ボクサー騎士「はあ、はあ……(まだ切り札を出すまででもなかったかしら……回復ポーションのおかげね)」

蹴騎士「……っ」


司会『気合を入れたのも束の間、ボクサー騎士による脅威の一撃! 蹴騎士吹っ飛んだーーーーーーーーっ!!』

ワーワーワー!!

格闘騎士「終わったか……帰ろう」スッ

オオオオオオオオオオオオオ!?

格闘騎士「……いや」

司会『蹴騎士、試合場の壁に激突しながらも立ち上がったーーーーーーっ!!』

ウオオオオオオオオオオ!!

大帝王「ほほう」

剣騎士「あれくらいは当然……(あ奴、いつの間にああまで力を上げた)」


蹴騎士「死んだ……と思ったぜ」

ボクサー騎士「殺したくはないわよ?」アハハ

蹴騎士「へへ……」キッ

ボクサー騎士「っ」

蹴騎士「最後の一撃に賭ける……それしかないらしい」ニイッ

ボクサー騎士「最後の?」

蹴騎士「てえやあっ!」バッ!!
710 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:22:19.38 ID:n9doBj73O
司会『蹴騎士、高く飛びあがったー!!』

女騎士「あれは!」

剣騎士「あれか」


蹴騎士「フライング・ダイビング・シューティング・キー−−−−−−ーック!!」グオオオオオオオオオ!!

ボクサー騎士「来たわね……インパクトナックル!」グオン!!

ビュシイッ!

ボクサー騎士「インパクトナックルが砕かれた!?」ハッ

蹴騎士「うおおおおらあああああああああ!!」

ボクサー騎士「それなら……その足に向けてのカウンターしかないわ!」バッ!!

蹴騎士「あああああああああああああ!」ギュインギュルルルルギュイガアアアアアアアアアアッ!!

ボクサー騎士「!?」ビクッ!

司会『ああっと! ベルトが音と共に突然光を放つーっ!』

ボクサー騎士「しま……っ(動作が遅れ……)」
711 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:26:32.42 ID:n9doBj73O
蹴騎士「づらああああああああっ!!」バゴオオオオオオオッ!!!

ボクサー騎士「か……かっ」クバアアアアアアッ

オオオオーーーーーーーーーーーッ!

司会『その音に驚いたせいでボクサー騎士、必殺技をまともに喰らったぁあああああーーーーーーーーーっ!!』

ワーワーワーワーワーーーーーッ!!

蹴騎士「まさかこのおもちゃにこんな仕掛けがあったとはな……」

司会『なにせDXですからね』

ボクサー騎士「……負けたわ」ドッ

ワアアアアアアアアアーーーーーーーーーッ!!

司会『KO……いや、ギブアップ! 相手の運と実力を認めての、勇気あるギブアップです! 蹴騎士、勝利ーーーーっ!!』

ワーワーワーワー!

パチパチパチパチ

観客「良かったぞー」「お見事ー」「蹴騎士はダークホースだな」ワイワイワイ

蹴騎士「はは、勝っちまった……」ガクガクッ

ボクサー騎士「あは……切り札、使えなかったなあ……出し惜しみが一番の敗因かしらね」フフッ

蹴騎士「って、蘇生早すぎだろ」



通路〜〜

格闘騎士「見事な一戦だった」ザッ、ザッ

格闘騎士「あの二人を見ていたら、もっと鍛えなければとより強く思えた。礼を言う」ザッ、ザッ

格闘騎士「修業しに帰らねば……ん? あの通路、誰かいる?」


>>712……」ブツブツブツ


格闘騎士「!?」
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 09:29:01.80 ID:cdO6ukfI0
ええ…何かあったら魔物たちを大会に放つ準備はできています
713 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:45:32.94 ID:n9doBj73O
格闘騎士「貴様どういうことだ!」

闇武道家「お、見つかったか」ニヤリ

格闘騎士「吐け!」ガシッ!!

闇武道家「おえー」ベーベロベー

格闘騎士「うわ、唾を吐くな!」

闇武道家「だって首根っこつかんでくるからさ」フフフ

格闘騎士「ふざけるな! お前は魔族だな……どうやって入ってきた!」

闇武道家「別に? ただ入ってきただけさ!」バシッ!

格闘騎士「速い!? うぐっ!」

闇武道家「どうしたどうした? ははっ、間抜けめ」バシッ!バシッ!

格闘騎士「速い……パンチがっ!」

闇武道家「これくらいは避けろよなっ! 魔力のあるやつに差をつけられるぞ!」バゴッ!!

格闘騎士「っ!!」

闇武道家「そおーーーれっ!」ギュン!!

格闘騎士「キックを掴んで一本背負い!」グオン!!

闇武道家「おっとっ!」バムッ!!

格闘騎士「どうだ!」
714 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:49:15.13 ID:n9doBj73O
格闘騎士「そのまま肩固め!」グガッキ!

闇武道家「うっ」

格闘騎士「さあ、教えろ。お前は何を企んでいる!」

闇武道家「ふふふ、いい関節技だな」

格闘騎士「効いていない……アンクル・ホールドならばどうだ!」ガシッ!!

闇武道家「ほほう、こちらもいいな」

格闘騎士「く……ううっ!」

闇武道家「雑魚と断じるには惜しいな……」ポウウン

格闘騎士「う……あ」クラッ

闇武道家「教えてやろう。闇騎士と電騎士が竜玉入手に失敗した場合、日没の大陸より呼び寄せた魔物がここに一斉に押し寄せることになっているのだ」

格闘騎士「……」

闇武道家「その時は、お前にも役立ってもらおう」

格闘騎士「はい」ルロン

闇武道家「お前には俺の技と、魔力を授けてやる……」クックックックック……
715 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:56:48.56 ID:n9doBj73O
ワーワーワーワーワー!!

司会『さあっ! 次の試合は姉御騎士対剣騎士ーっ!』

ワーワーワーワーワー!!

大帝王「剣騎士の圧勝だろう」

剣騎士「……」ドッシリ

姉御騎士「激しくやり合いましょうね!」タップンプルンッ!

エロ観客「流石エロぉおおおおおおおお!」「たっぷんぷるーーーーーーーーーっ!!」ワーワーワー!!

観客「封印カードがどこまで使えるか」「また一瞬で終わるかもな」「いやいやいやいやいや」

剣騎士「問おう。我が嫁にならぬか? であれば降伏を許す」


ピンク騎士「また言ってるわ」

青騎士「女なら誰にでもいうつもりか」

老騎士「いや、美女オンリーじゃろう。デブ騎士とかには絶対に言わぬ」

サイボーグ騎士「……軽蔑します」


ワーワーワー!

姉御騎士「あのねえ、会ってすぐに結婚を申し入れるなんて駄目よ。互いに互いを知りあってから……ね?」ウフン

エロ観客「「知り合いてええええええええええええええ!!」」ウオワアアアアアアア!!

剣騎士「良かろう。試合中、いつでも言うがいい」ギャリンッ

司会「まずは、アイテムを選んでください!」

剣騎士「笑止!」ズバッ!!

司会『わあ!』

ズガッシャアアアアアアアアアン!!

716 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 09:59:21.83 ID:n9doBj73O
女騎士「アイテムの乗ったテーブルを真っ二つに切り裂いた!」

後輩「やっぱりすごい……」ゾクッ


剣騎士「こんなものに頼るのは騎士の屑だ」グウウウン

姉御騎士「だめよお、ルールなんだから! ちゃんと選んで使わないと」グッ

剣騎士「前屈して拾うのか。地に触れるとは……む?」

姉御騎士「えーっと、どれにしようかなー」ズップリ

剣騎士「かがんで胸を垂らすとはやるな」

姉御騎士「え? あ、これが良いわ! 防御アップのブレスレット!」シャキン!

司会「えっと……剣騎士、アイテムを取りますか? 使わなくてもいいので一応公平を期すため持っておいてほしいのですが」

剣騎士「ふん……>>717」 
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 10:24:21.55 ID:vzW+Aabjo
ッ!?(これは凶剣士の鞘!何故あの業物がここに…)
718 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 10:50:58.96 ID:n9doBj73O
剣騎士「これだ」スッ

司会『剣騎士が取ったのは……さすが! 凶剣士の鞘! これを選ぶとは……!!』

姉御騎士「あら」

観客「ええなにそれ」「知らん」「鞘だけなのか」「凶剣士……本で読んだ記憶が」

剣騎士「ちっ、大声で叫びおって……まあこの会場にいる人間に、知るものは少ないだろう」フン


盲目侍「ほほう……」ニヤリ


女神「嘘……!」

団長「へえ……」


第一騎士「……まさか」



ダークエルフ「……っ!!」



姉御騎士「知ってるわ、100年前の王国の大陸の戦いで、ふらっと現れて大暴れした闇の剣士よね」

剣騎士「お前も知っていたか。我が嫁にふさわしいかもしれん」

姉御騎士「ふふ、がんばってね!」ニコッ


司会『試合開始ーっ!!』
719 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 10:56:06.87 ID:n9doBj73O
剣騎士「まずはこれまで通りの剣だ! これにかなわんと知った時、嫁になると言え!」シュンッ!ギュララララッ!!!

姉御騎士「ふっ!」シュタタタタン!

プルンタップン!!


司会『姉御騎士、見事な身のこなしー!』

エロ観客「すげー!」「体の動きにおっぱいが見事について行ってるぜ!」「ブリッジ、開脚! Y字バランス! すげー!」

観客「エロ観客うるせえ!」「それぞれの体勢が、全部ちゃんとした攻撃を狙っているんだよ!」

蹴騎士「がんばれよ……剣騎士は何といっても大帝国最強なんだ……」グッ


姉御騎士「封印カード・電撃波!」ガガガガアアアッ!!

剣騎士「無駄だ!」ズッパアアアン!!

姉御騎士「すごーい! 見事な剣だわ!」

剣騎士(股間を見て言っている!? ぬうう……ふふふ)

姉御騎士(悪いけど急所狙いのキック!)ビッ!

剣騎士「ぐう!」バッ!

司会『股間蹴りをかわしたっ!』

ワーワー!
720 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 11:02:10.71 ID:n9doBj73O
剣騎士「剣技・イリュージョンスプラッター!!」ズバダダダダダッ!!

姉御騎士「剣がなん十本にも見える……封印カード・ドラゴンちゃん!」

ドラゴンちゃん「わあごおおーっ!!」ボオオオオオ!!


後輩「あ、かわいい!」

観客♀「きゃー!」「なにかのマスコットみたいね」「ぬいぐるみにしたーい!」キャーキャー!


剣騎士「火炎攻撃か!」ズガガガガ!!

姉御騎士「ふふ、それだけじゃないわよ!」


司会『剣騎士、電撃も火炎も切り裂けるのか! ”ドラゴンちゃん”にも非情な連続斬りだーっ!』

観客♀「「ひどーい!!」」ワーワーキャー!


ドラゴンちゃん「うぐぐぐぐぐがああああ……ぐがるらがああああああああ!」ゴオオオオオオ!!

剣騎士「む!」

姉御騎士「ドラゴンちゃんの鱗は『逆鱗』。触れればそれだけで怒りの暴走を始めるのよ! もちろん、触れた相手にだけね!」アハッ!

剣騎士「ほほう……!」
721 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 11:05:53.51 ID:n9doBj73O
ドラゴンちゃん「うるぐあらららあ!」ゴバアア!ボガアアアアア!

ゴオン!ズドガガボガアアアアン!!

司会『炎のパワーが増大! しかも手足の爪や牙で大暴れーっ!』

剣騎士「むう、ぐぬっ!」バッ!ズバッ!!

ボワアアアアアアア!!

剣騎士「ぐ、斬れん! 先ほどのようにはいかないか!」

ドラゴンちゃん「がるぐうううう!」バッサバッサ!

剣騎士「翼で突風を……うおおお!」ヒュルルルルルルズガッ!!

オオオーッ!!

観客「ぶっ飛ばした!」「壁に激突させた!」「つえー!」

姉御騎士「がんばれがんばれドラゴンちゃ〜ん!」ピョンピョンユサユサ♪

剣騎士「……剣技・大王道!」ズゴガッバアアアアアアアアッ!!!

ドラゴンちゃん「ぐばあああああああああああああああっ!!!」ブズッバアアアアアアアア!!!

姉御騎士「!?」

司会『これは予選で巨大建物を真っ二つにした……ドラゴンちゃんを一発で真っ二つーーーーーーーーっ!!』

ウワアアアアアアアアアアア!?


姉御騎士「……っ」ゴクリ

剣騎士「さあ、次はどうする? >>722

722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 11:16:06.21 ID:MwmduXqj0
ご褒美に俺が姉御騎士にキスしてやる
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 11:17:15.53 ID:cdO6ukfI0
俺の嫁になって無事に退場するかこのままピンク騎士のようにズタボロになって退場するか……好きな方を選べ
724 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 12:25:04.95 ID:n9doBj73O
竜人「この状況でキス!?」

女騎士「何を考えているのだ」

シスター「強者の余裕かしらねえ」

ダークエルフ「気持ちはわかるわっ!」クパア!


姉御騎士「お断り〜っ!」バババババッ!!

剣騎士「拒むかっ!」

姉御騎士「封印カード4枚つづり! 火炎車! ブリザードペンギン! アクロバットスプラッシャー! 特攻飛行機!」ドドドドドンッ!!

司会『こ、これは何とーっ!?』

ボウワアアアアアアッ!!

姉御騎士「火炎車はその名の通り、車輪の形で回転する炎!」

剣騎士「無駄な! む!?」

ギュルオオオオンッ!!

剣騎士「ぐうっ!」

姉御騎士「ブリザードペンギンは、吹雪を纏いながら突進するっ!」

ブリザードペンギン「つるうううぺん!」ビュオオオオゴッ!!

剣騎士「ぬう!? 足が凍った!?」

姉御騎士「アクロバットスプラッシャーはね、どこからどんな動きで来るかわからない弾丸をい〜っぱい、出しちゃうの!!」

ガンゴンガガガンギンゴガン!

剣騎士「ぬううううあああああ!」

姉御騎士「とどめの特攻飛行機! 異世界の空を飛ぶ機械が自爆体当たりを仕掛けるっ!」

特攻飛行機「きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」ギュウウウウ!

剣騎士「ぬああああ……剣技・フォースソード!」ズバドブシャアアアアッ!!

司会『あっとお! 特攻飛行機だけは巨大剣に切り裂かれたあ!!』
725 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 12:34:30.73 ID:n9doBj73O
姉御騎士「そのまま終わりにはならないわよ。火炎車に誘爆するもの!」

ズドッゴオオオオンン!!!

姉御騎士「爆発の挟み撃ちっ!」ボインッ!

老騎士「胸肉の挟み撃ちがいいのお!」

剣騎士「ぬうううあああああああああ!」

姉御騎士「どーお?」フッフーン

ブリザードペンギン「つるぺんぺん!」


シュウウウ……


剣騎士「思った以上の強さ……いい武器を持っているな」フフフッ

姉御騎士「簡単に勝てる相手じゃないわよね……すっごい持久力」

剣騎士「このままやっても勝ち目は十分。しかし、しかしだ! ここは、せっかくの武器を試させてもらう!」ズオオオオオオオ!!

司会『凶剣士の鞘! 凶剣士の鞘を持ち出しました!」

姉御騎士「あ!!」

観客「なんだなんだ!?」「ただの鞘じゃないのか」

姉御騎士「ブリザードペンギンちゃん攻撃よ!」

ブリザードペンギン「ぺんぺぇええん!」ゴオオオ!!

剣騎士「これは、どんな剣でもその内に収めることによって……」スッ

姉御騎士「剣を納めさせてはだめよっ! 他の封印カード……スピードラン! スピードブレッド! アクセルゴブリン!」ウオオオオアアアアア!!

剣騎士「邪魔だ! イリュージョンスプラッター!」ズバババシュバババッ!ゾバババババ!

ブリザードペンギン達「「ぴきゃあああああああああ!!」」

剣騎士「ふふ」シュコンッ

姉御騎士「あ……あっ!」

司会『剣騎士、自分の剣を鞘に納めたーっ!! あの鞘は……』

剣騎士「驚異なる闇の魔力をその剣に与えるのだ!」ゴオオオオオオオオオアアアアアアアアアア!!!

姉御騎士「っ!」ウアアアアアアア!!

観客「うわあああ!?」「禍々しすぎる!」「邪気!? 魔力?! 闇の力!?」「姉御騎士がぶっ飛んだぞ!」ワーワーワーーー!!
726 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 12:39:25.68 ID:n9doBj73O
司会『でましたーっ! 超絶なる魔力が大放出ーっ!!』

闇騎士「あの鞘……素晴らしいな」

電騎士「欲しい?」

闇騎士「ああ」

リザードマン「なんであの司会者が持ってるんだ?」

電騎士「別に私物じゃないでしょ、各国の偉い人が貸してくれたんじゃない?」

闇騎士「考えの足らん奴だ」

リザードマン「……」


姉御騎士「は、はあっ、はあっ」ググッ

司会『今度は姉御騎士が壁に激突! 磔です!』

姉御騎士「動けない……」ググッ

エロ観客「イイ!」「磔だあああ!」「全裸にしろーっ!」ワーワーワー!!

剣騎士「ふふ……服が破けなかったのは防御アップをしていることによるものか? いや、生きていることがそもそも……いやいや、それは実力だ」

姉御騎士「く、はあっ、はあっ」

剣騎士「今こそその唇を奪ってやろう」スッ

観客「おいおい」「あいつもそんな感じか」「キス魔め〜!」

剣騎士「黙れ平民! 我が行動を嗤う資格など貴様らには無い!!」

観客「「「    」」」

姉御騎士「ひどいわねえ……はあ、はあっ……>>727

剣騎士「>>728
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 16:42:03.67 ID:vzW+Aabjo
生憎だけと私の国じゃキスは婚約の印なの
そう簡単にはさせないわ
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 16:43:16.48 ID:cdO6ukfI0
それを聞いて逆にしたくなったぞ
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 16:52:01.10 ID:cdO6ukfI0
>>728の「したくなったぞ」の前にますますを入れられたらお願いします
最近、安価的に無理だろうけど……
730 : ◆x.53aZIM6g [ saga sage]:2017/07/10(月) 17:02:01.13 ID:8PmGNbcWO
>>728 連取り再安価↓
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 17:10:11.88 ID:AUNAU1j6O
前の安価は>>722だから連取りじゃないよ
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 18:00:59.92 ID:OIUwva6DO
一塊になってるのは一つにカウントするんだよ
古風なルールだがこのスレではいつもそうだからなあ
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 18:25:16.57 ID:cdO6ukfI0
つまり、>>729をしために連取り扱いになったのか>>722>>723がひとまとまりになっている扱いになったのか……
どっち?よくわからん
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 18:41:03.17 ID:PUunM5Wc0
安価なら
それを聞いて、ますますしたくなったぞ。私に勝つ事は不可能、これ以上抵抗も出来ないようだしな
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 20:24:00.46 ID:OIUwva6DO
>>733
後者
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 20:30:50.96 ID:cdO6ukfI0
>>735
後者だとしても採用されていないのに連取り扱いはちょっと……
安価取るのに躊躇しちゃうよ
737 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 21:55:07.07 ID:EJkNJ2q2O
姉御騎士「ひどいわねえ……はあ、はあっ……生憎だけと私の国じゃキスは婚約の印なのそう簡単にはさせないわ」

剣騎士「前の安価は>>722だから連取りじゃないよ」

姉御騎士「?」

剣騎士「今だ!」グワッ!!


司会『ああっとお! 剣騎士、意味不明の言葉で動揺させた隙にキスを迫るー!』

観客♀「最低!」「何考えてるの!?」「キス魔! 変態!!」ギャーガー!

竜人「キスすると体力を奪えるとか?」

女騎士「そうも思えんが……」


姉御騎士「えええーーーーーーーいっ!」ガッツン!!

剣騎士「ぬ」グヂュッ

オオオオーーーーーーッ!!

司会『ああっと姉御騎士! ギリギリで頭突きーっ! 剣騎士の鼻先にヒットーっ!!』

ワーワーワー!!

姉御騎士「あ、危ない……封印カード・回復の光!」ポワワン

ガラッ、ガララッ

姉御騎士「磔から脱出! うーん解放感!」ポヨンッ

剣騎士「貴様……この罪への謝罪、安く済まんと知れ」ゴゴゴ
738 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 21:59:28.24 ID:EJkNJ2q2O
姉御騎士「封印カード・光の衣!」シュオオオオウンッ

剣騎士「む!?」

姉御騎士「闇の力を抑えられるわ」シュウラララ……

司会『おおっと! 闇の巨大な力を持つ、凶剣士の闇をも超えるかーっ!?』

ワーワーワー!!

姉御騎士「これからすべての私の攻撃や防御が光の力を持つと考えたほうがいいわ。封印カード・水流波! 真っ白な液体になってびゅびゅーーっていくわよっ!」ビュビューッ!!

剣騎士「ぬ!」ブバアアアアッ!!

エロ観客「逆ぶっかけ!?」「新しいな」「ラブジュースプリーズ!」ワーワー!

姉御騎士「剣で防御したの……なら封印カード・斬撃戦士!」

斬撃戦士「うおおおおおっ!」ババッ!

剣騎士「……っ」

斬撃剣士「くらえ! 聖なる力を得た俺の斬撃技! 一瞬百連斬!!」ズバババドビュスウウウウッ!

剣騎士「無駄だああああああああっ!!」グオンガアアアアッ!!

斬撃剣士「ぐぶああああああああああああああああ!」ブシュッパアアンッ!!

姉御騎士「っ!?」

739 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 22:02:16.92 ID:EJkNJ2q2O
司会『ああっと、姉御騎士の召喚した斬撃剣士、剣騎士の一振りであっさり撃沈! 消滅ーっ!!』

ウワアアーーーッ!?

観客「光の力で闇を抑えたのでは……」「それを超えるのがあの鞘の闇か?!」「恐るべし」ザワザワ


剣騎士「この程度の光が凶剣士の闇と、我が剣腕に敵うと思ったか!」ゴオンッ!!

姉御騎士「っ!!」

剣騎士「くらえ! イリュージョンスプラッター改め……ダークネススペクター!」ズオンゴゴゴババババドオバアアアアアアッ!!!

姉御騎士「きゃ! 闇の刃が無数に……あ、ああああああああ!!!」


観客「>>740

エロ観客「>>741


740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 22:05:30.15 ID:cdO6ukfI0
やっぱり剣騎士は実力が違いすぎる……さっきの女忍者みたいに大番狂わせを期待していたんだが……これだと無理か?


あとレスする時はキチンと話ししているキャラとレスしないときは安価↓を入れた方がいい
雰囲気を壊す。このスレはやり直しがきかないから猶更
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 22:07:53.11 ID:PUunM5Wc0
おっぱい見えててサイコー! けど、姉御騎士もっと意地を見せて楽しませてくれ〜!
742 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 22:18:27.79 ID:EJkNJ2q2O
姉御騎士「あぶ……ぅ」バタッ


ワアアアーーーーーーッ!!!

司会『光の衣破れる!! 姉御騎士、仰向けに倒れたーっ! む、胸の部分が……ええ、まあとにかく、まだKOではありません!』

観客「実力差だ、死なないうちに諦めるべきだ」「実力差実力差言うが、闇の鞘の力だろ?!」「アイテム選びも実力のうちだ」ガヤガヤ

エロ観客「「おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい!!」」ワーワー


姉御騎士「え……やあんっ!!」///

剣騎士「ふふ、美しいな」

姉御騎士「う、ぐっ」

剣騎士「他と違い、闇の力で手を動かないようにするなどするつもりはない。隠せ」

姉御騎士「うく……くっ」ススッ

剣騎士「ふふ」

姉御騎士「はあ、はあ……」ウググッ

司会『姉御騎士、立ち上がりました! 鎧や服はボロボロですが……』

エロ観客「恥ずかしそうに隠すところがまた」「剣騎士! 他も切り刻めーっ!」「全裸にして足元を撃ちまくって踊らせろーっ!」ワーワーワー!

剣騎士「屑共め! 命令するとは何事だ!!」ガアッ!!
743 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 22:25:53.40 ID:EJkNJ2q2O
エロ観客「え……」「げ、キレた」

剣騎士「平民が騎士に命令をするなどとはまさに身の程知らず! 大帝国の兵士よ! 奴らを引っ立てろ!」

大帝国兵士「は、はいっ」「せっかく試合見てたのに……」ガタッ

エロ観客「ひええ!?」「わ、わわあああ!」

観客「おいおいなんだよ」「尊大すぎだ!」

司会『あ、あの、これはよくな……』

大帝王「剣騎士よ」

剣騎士「はっ、大帝王」

大帝王「今はその時ではない……戦え」

剣騎士「はっ!」

大帝国兵士「……座ろう」「ああ」スッ

エロ観客「助かった」「こえー」

司会『え、えっと、試合再開……というか、中断すらしてませんが……』

姉御騎士「その間に封印カード・プリンセスドレスを使ったわ♪ お披露目〜♪」ランランラン

観客「かわいい///」「かわいい////」「超かわいい/////」

剣騎士「それをウエディングドレスにしてやらぬこともないぞ。さあ、唇をささげよ!」

姉御騎士「だ・あ・め♪ あなたみたいな意地悪な人、好みじゃないわ」

剣騎士「貴様ーーーーーーーーーっ!!」グオオガッ!!
744 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 22:32:42.57 ID:EJkNJ2q2O
剣騎士「フォースソード……改め! デスブラックブレイダー!」ズゴンゴオオオッ!ガガガガガアアッ!!

姉御騎士「ああーっと巨大な闇の剣! 真っ黒で、天空に向けてそびえたっております! しかしー、自分の力ではありませんっ!」

剣騎士「何を!」ズゴン!バゴン!ズガボオオオッ!!

姉御騎士「そして、騎士の本分をも忘れ、人々を見下し、勝手なことばかり言っています!」スタタタッ!

司会『あ、あの……?』

剣騎士「避けるなあっ!! ダークネススペクター!!」ズバシュズシュウウウァアアアッ!!

姉御騎士「一時しか使えない技をわざわざ技名を変えて披露! 完全に自分の力と錯覚しています! これなら……」

剣騎士「!?」

姉御騎士「同じ国の蹴騎士君のほうが、自分から道具に頼ろうとしなかった分だけずーーっと立派です! お嫁さんになるなら彼かしらっ!」ウフン!

蹴騎士「いいい!?」

剣騎士「……」ピタッ

司会『つ、剣騎士、姉御騎士の挑発? で……動きが止まりました』

剣騎士「…………」

姉御騎士「今のうちに封印カード……拘束リング!」バババッ!!

剣騎士「ふざけるなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」ウゴオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

ドゴオオオオオオオオオンッ!!


大帝王「剣騎士の怒りが最大限に達した!!」

剣騎士「剣技・745!!!」
745 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/10(月) 22:46:17.33 ID:EJkNJ2q2O
すまんミス 
剣騎士の剣技名 >>747
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 22:47:59.73 ID:OIUwva6DO
>>740
日本語でおK
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 00:04:27.24 ID:UMJ+pxgg0
ダークブレイダー
748 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 00:15:45.61 ID:NEYQQavZO
姉御騎士「リングが砕け……闇の力だけで!」

剣騎士「ダークブレイダー……いや、今はさらに強力な、ヘルダークブレイダーだ!」グオオオオオオオ!!

姉御騎士「せ、センスが悪くなったんじゃない? ネタ切れ……かしら?」ウ、クッ

剣騎士「もともと闇属性の斬撃! そこに凶剣士の闇が加わり、まさに地獄の闇剣だあああああっ!」グオズバッシャアアアアアアアアアア!!

姉御騎士「封印カード・バリア!!」

ズガバリガアアアアアアアアアアッ!!!

観客「おおおおおおおおお!?」「バリアが破れたあっ!!」「砕け散った……本体は!?」

姉御騎士「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」ズシャリリャアアアアアアアアアアッ!!

司会『強力ぅ〜〜〜〜〜〜〜っ!! 剣騎士驚異の一撃! 姉御騎士、バリアごと粉砕〜!?』

蹴騎士「姉御騎士ッ!」

姉御騎士「う、あああ……あっ」ズムム……

司会『姉御騎士、吹き飛んで胸から下がなくなって……あ、いや失礼! 胸から下が、地面にめり込んでいます!! 右腕を残して!』

ワーワーワー!

剣騎士「我が剣を侮辱した罪、思い知れ!」タッタッタッ

姉御騎士「!」

剣騎士「お前の好きな……蹴りだあっ!」ズバグンッ!!

姉御騎士「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」ブシュウウウウウウッ!!

司会『動けない顔面に助走付き蹴りを叩き込んだっ!!』

ワーワーワー!

749 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 00:19:52.49 ID:NEYQQavZO
観客「あ、ああっ!」「顔面蹴っ飛ばした!」「ひでえ鼻血だ!」

観客♀「し、静かに!」「後で逮捕されるわよ!?」「しーっ!」

エロ観客「姉御騎士さんの顔に蹴りとかないわー(小声)」「リョナれ〜(小声)」

司会『剣騎士……非情な一撃っ!』


剣騎士「ふざけるな。敵を討つ時に情非情を気にしていられるか!」ガツッ!!

姉御騎士「う!」

剣騎士「まだ声が出るのか……もういい。貴様など、我が嫁にふさわしくない! 顔面を踏み砕く!」ゴオンッ!!

姉御騎士「封印カード・地雷ブタ!」ボン!

剣騎士「!?」ズムッ

地雷ブタ「ぶぶぶぶーーーーーーーーーーっ!!」カッ!!


ドッゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

750 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 00:28:32.78 ID:NEYQQavZO
剣騎士「……屑が」

姉御騎士「ふ、ふう、ふう」ケホケホッ

剣騎士「できたのは時間稼ぎだけか! もういい、死ね!」ドスッ!!

姉御騎士「」

ワアアアアーーーーーーーーーーーーーッ!!

観客「刺した!」「顔を一突き……ん?」「いやまて、血が出ない! ……分身か!」

剣騎士「何!? 本物はどこだ!?」キョロキョロ

姉御騎士(地面の下よ……爆発と同時に封印カード・モグモグくんを使って地中を掘り進み……さらに、ミラージュスで分身を作っておいたのよ)ゴソゴソ

剣騎士「……」

姉御騎士「一気に地上へ出て攻撃するわっ!」グオッ

モグモグくん「もぐー!」ザグッ

剣騎士「……地中だ! モールドライバー(地中へ斬撃を放つ)、改め土竜魔斬刃(どりゅうまざんば)!」ズゴグッシャギャリャリアアアアアアアアアアアッ!!!

姉御騎士「!?」

モグモグくん「ぴちゅらああああああああ!」ブバッシャアアアアア!!

姉御騎士「きゃあああああああああ! い、いや……嘘……ああああああああああっ!!」ズバアアアアアアアッ!!

司会『姉御騎士が地上へと押し出された!? 地下に潜っていたようです!!』

ワーワーワー!!

蹴騎士「あ……あっ!」
751 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 00:33:39.82 ID:NEYQQavZO
女騎士「体中が斬られている!!」

竜人「やられたんだ!!!」


姉御騎士「……ううっ」ドサッ

司会『姉御騎士……ま、まだKOではありません! 防御ブレスレットのおかげで助かっているようです!』

ワーワー!

観客「こちらもいいアイテムを判断したわけか」「それほど上がらない感じだったが、効果は期待をはるかに上回っていたと?」「いや、最初から分かっていたんだろう」ザワザワ

剣騎士「まだ生きていたか……今度こそ死んでもらおう」

姉御騎士「はあ、はあ……ご、ごめんねモグモグくん……他の皆も……はあ、はあ」

剣騎士「たかが使い捨ての召喚獣に何を言う。甘い奴だ」

姉御騎士「うう、ううっ」ゼエゼエ

剣騎士「封印カードか。よし、俺が使い方を教えてやろうか」ヒョイ

姉御騎士「あ、か、返して……っ」

剣騎士「3枚……面白いカードがあるな」

姉御騎士「何を……するの?」アウウゥッ

剣騎士「どのカードを使うかを聞くがいい。>>752>>753、754だ」フフフッ
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/07/11(火) 00:34:29.99 ID:BTm5TgfP0
エロ魔人
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 02:36:43.75 ID:VQowESKYO
風の磔刑台(空中でX字に拘束する魔法)
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 07:25:44.96 ID:tJ3EHpMeo
応援妖精
755 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 08:30:45.74 ID:DD70ZxnAO
槍使い「俺との試合で、最高の防御カードを使ったと言っていた……それに決まり手になったシンドラクラッシュとかいうものも消費した。最初から勝ち目はなかったと言えるのかもしれん……」

眼帯騎士「ヒートアイランド全滅……? そんな」


ワーワーワーワー!!

剣騎士「出でよ、エロ魔人!」ドオン!!

エロ魔人「どぉおおおーーん!」グオハハハハ!!

姉御騎士「あ、あっ!」

司会『おおっと、豪快に笑う巨人が現れましたーっ!』

剣騎士「行け!」

エロ魔人「うふぉはあーー!」ガシッ!!

姉御騎士「あっきゃあ!」

エロ魔人「れろれろれーろれろれーろ」ベロベロ

姉御騎士「きゃああいやっ!! だめだめだめえっ!」

蹴騎士「やめろっ!」

剣騎士「空中に放り投げろ!」

エロ魔人「ぐおーう!」ポーン!

姉御騎士「あ、きゃあっ!?」

剣騎士「風の磔刑台をここで使う!」ゴヒュルルルル!!

姉御騎士「あ、あ、ちょ、あっ!?」ゴゴオオオオオ!!!

エロ観客「X字拘束だあああっ!」「大の字よりも腋が上がっていて……いいぞ!」「さすが剣騎士様ですぜ」ワーワー!
756 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 08:37:33.30 ID:DD70ZxnAO
姉御騎士「う……うっ」

エロ魔人「ふぎぐおーう!」ピンッ

姉御騎士「はきゅ!?」


料理騎士「あそこを指ではじいた! うおお///」

ショタ騎士「げへへありゃあ屈辱だぜ」ゲヘゲヘ

魔法少女「ざまーねーなオイ!」ギャハハハハ!!


司会『剣騎士……しょ、勝負の決着がつけられるならばもう終わりに』

剣騎士「黙れ。俺は俺の戦法をしているだけなのだぞ。精神的攻撃も必要なのだ!」

司会『それはもうわかっていますが』

姉御騎士「いいのっ! 勝負はまだ……終わっていないわ」ウググッ

剣騎士「そうだ。エロ魔人、逆さ吊りにしてやれ!」

エロ魔人「ぐおおおお!」グリン!

姉御騎士「あ、ああああっ!?」

エロ観客「逆さ吊りだああああああああああ!」「どエロ! 惨めエロだ無様エロだ!」「マンコとアナルが天を向いてる、おっぱいが地面に向かって垂れてるうううう!」ウオオオーーー!

姉御騎士「ひど……う、うぐっ、ひ、卑劣なのね! どこまでも!」

剣騎士「ふ、そんなことはない。ここで応援妖精を発動!」ボン!
757 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 08:40:42.89 ID:DD70ZxnAO
応援妖精「がんばれーっ!」パパーン!


女騎士「あれは……」

後輩「応援精霊の妹みたい……」

シスター「かわいいけど、今は剣騎士のものなのね」


剣騎士「行け、奴を応援してやれ」

応援妖精「はーい!」ピューン!

姉御騎士「え?」

応援妖精「がんばれー! がんばれー! 姉御騎士っ! がんばれがんばれ姉御騎士! 頑張れがんばれ姉御騎士!」ワイワイパンパン!

姉御騎士「……っ」

竜人「つまり皮肉?」

エロ魔人「ぐおうあああ……我慢できない!」ズオオオオオ!!

司会『エロ魔人が、口から無数の触手を放った!?』

剣騎士「ほう!?」

姉御騎士「!」

シュルルルルズムリュズムニュウウッ!!
758 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/11(火) 08:46:39.47 ID:DD70ZxnAO
姉御騎士「いやああああああああああああ! あぐっ!」ムグクムッ!

ウオオオワアアアアアーーーーーーーーーッ!!

エロ観客「マジな触手プレイきたあっ!」「縛ってる!」「着衣エロだあああ!!」ウオオワアアー!ワーワーワー!!


女騎士「な……!」

竜人「お尻とアソコと口と……耳とか鼻とかにも触手を入れちゃった! おっぱいにも巻き付けてるし!」

ダークエルフ「くぱあっ! 腋や太腿もこすりまわしてるわ!」


姉御騎士「あああああ! ぐいあむっむ、むううう!」グニグニギュチギュチ!

剣騎士「下賤の物にはふさわしい格好だ」

蹴騎士「剣騎士……てめえやめろーっ!」

剣騎士「話しかけるな屑が!」

蹴騎士「この……!!!」グッ


ズリュリュリュリュ!!

グニュッチグニュリュウウッ!

ジュルルルジュパッ!グッチュグチャアアア!!

姉御騎士「ああああああ! ああああああああああああああ!!」ベバアアアアアッ!!

応援妖精「がんばれがんばれ姉御騎士っ! がんばれがんばれ姉御騎士っ! いえーい!」パシパシパンパンパン!!

姉御騎士(なんでこんなことに……みんなのために頑張りたかっただけなのに……ああ……ああ……)


剣騎士「>>759

エロ魔人「>>760!!」
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 17:34:33.96 ID:UMJ+pxgg0
貴様のような紙切れが武器で、下賤なものが代表とは国の程度が知れるわ!私を侮辱した償いその身を以て受けるがよい!
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 18:27:46.70 ID:NZ95+h6io
対象の負傷の完治を確認しました
治療行為を終了します
761 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:18:46.63 ID:38FDAFLWO
姉御騎士「えっ?」

エロ魔人「では」シュウンッ

剣騎士「……は」

応援妖精「じゃ、がんばってね〜♪」ポンッ

姉御騎士「あら……体が軽いわ」クルンッ

タンッ

剣騎士「……なんだと」

姉御騎士「敵に回っちゃったから回復してもらえないかと思ったけど、ちゃんとやってくれてよかったわ」フウー


司会『今のすべての行動が、姉御騎士を回復させるためだった……?』

観客「なんだマジかよ!」「敵に与したふりをしたと言うことか?」「風の拘束も解けたようだしまだまだこれからだ!」ワーワーワー!

蹴騎士「マジかよ。乱入しないでよかったぜ……」

大帝王「……」


剣騎士「ふざけるなぁああああああああっ!」グオオオオオオオ!!

姉御騎士「触手で体の中のお掃除も済んだし、応援パワーでちょっとだけ強くなったわ!」バインッ

剣騎士「死ね! 大王道改め……デスロードクライシス!」ゴゴゴゴゴズゴオオオオガアアアアアアッ!!

姉御騎士「あら、大きなものを斬る技をこんな時に? つまり、冷静さを欠いたわけかしら?」ニッ

剣騎士「黙れっ!!」

762 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:22:02.10 ID:38FDAFLWO
姉御騎士「ダブルパイキャッチっ!」ボインッ!!

司会『ダブルぱ……え?』

エロ観客「おおおお!?」「まさかのエロ技か!?」「おっぱい真剣白羽取りだあっ!」ウオオオオオオオ!!

姉御騎士「封印カード! 二つのパイで挟まれた物は動きを止めてしまう!」グオン!

剣騎士「む!?」ビッタアアアアアアアアッ!!

オオオオーーーーーーッ!!

司会『姉御騎士の真横から飛び出た二つのクリームパイが……真剣白羽取りの要領で剣騎士の剣技を受け止めたあっ!!』

ワーワーワー!!

剣騎士「まだこんな下らんことを!」

姉御騎士「集めるの苦労したのよ? 使い方だって色々考えてるの! 簡単に否定する人は……お・し・お・き♡」

エロ観客「「お仕置きされてえええええええええええええええええ!!!!」」ウヒャオオオオオオオオオ!!
763 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:29:14.08 ID:38FDAFLWO
剣騎士「大王道が進化したこの一撃を止める……? こんな、こんな下らん技がっ!」

姉御騎士「そんなこと言ってる間に行くわよ! ラピッドファイアボール!」ボムボムダダダンッ!!

剣騎士「ちいっ! 龍轟剣改め龍魔導砲!」グオボバアアアアアアアア!!

蹴騎士「竜轟剣は気の竜を剣から飛ばす技だが、さらにそこに闇の力がついて……!」

司会『剣騎士、闇の龍を放ちました! 剣そのものはパイに囚われたままなのに……!』

グオバボバアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

姉御騎士「う!」

バボンバシバシッ!ズゴンバシッ!!

剣騎士「はっはあっ! ファイアボールだと? すべて打ち弾いているではないかっ! 力の差を思い知れ!」

姉御騎士「ふふっ、なーんて。剣が使えないから闇の力に頼ると思ったわ。でも、剣にまとわれていた闇の力はすべてなくなったんじゃない!?」

剣騎士「それがどうした!!」

姉御騎士「封印カード・シャイニングシールド! 防御力はそこそこだけど、闇の力は完全に打ち砕くっ!」

剣騎士「む、なあっ!!」

姉御騎士「せえええええええええええええええええええああああああああああ!」ズギャバリイイイイイイイインッ!!!
764 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:36:53.92 ID:38FDAFLWO
司会『闇の龍、砕け散ったああああああああああ!!!!』

ウワアアアアーーーーーーーッ!

観客「すげえ!」「すげえぞ! 体力回復で大逆転だあっ!」「封印カードは一回切り……それだけに何が出るかわからん」ワイワイワイ

観客♀「すごい……けどさ」「すごいカード使いすぎじゃない?」「そーよそーよ、次から戦えるの?」


姉御騎士「封印カード・爆弾の雨!」カッ!

ボボムボムボム!ズゴンボムゥウッ!!

剣騎士「ぐおおおおお!!」

姉御騎士「闇の力に頼りすぎたのかしら? ピンク騎士戦で見せたあの強さは何だったのかしら!? まぐれ? それとも初手だけ!?」

剣騎士「ぬううう……パイに包まれ剣も役に立たない……爆発でパイを吹き飛ばせば!」

バムッ!ズゴン!!

剣騎士「それもできん……だと!?」

姉御騎士「剣がないと何もできないってこと!? だったら終わりにしてあげる! 封印カード・死神の鎌!」ズゾオオオオオオオオンゥ

司会『姉御騎士、巨大な鎌を取り出しましたーっ!!』

ワーワーワー!!

剣騎士「な……う、うわああああ! うわあああああああああああ!!」

姉御騎士「そおーーーーーーーーれっ!」ビュンッ!! 
765 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:42:57.42 ID:38FDAFLWO
剣騎士「死ぬ……筈がないのだ」ガギンッ!!!

姉御騎士「!?」

オオーーーーッ!?

司会『剣騎士、剣を……もう一本持っていました! 首を狙ってきた死神の鎌をあっさり止めたっ!!』

姉御騎士「……っ」

剣騎士「俺が誰であるのか、忘れたのか? ……剣騎士だ!」

姉御騎士「!」

剣騎士「喰らえ! 龍轟剣!!」ゴオオオーーーーーーーッ!!

姉御騎士「あああああああああっ!!」ズバアアアアアアアアッ!!

司会『剣騎士、闇の力を使わずに攻撃ーっ!!』

観客「マジかよーっ!」「やっぱりつええ」「格が違いすぎる!」

剣騎士「お前は既に負けていた……それを忘れ、大口を叩いた! やはり下賤で屑な駄目人間でしかない!!」

姉御騎士「はあ、はあ……ま、まだまだ全然大丈夫よ……」クラッ

剣騎士「>>766!!」
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 00:45:26.70 ID:A6uP0Nfm0
俺は最強の剣士として、これからもずっと勝ち続けなければならない!!お前にそのような覚悟はあるか
767 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:53:21.15 ID:38FDAFLWO
姉御騎士「下らないわ……騎士はみんなの平和のためにやるものでしょ」

剣騎士「死ね!」クアアアアアアアアッ!

姉御騎士「優勝できなくても、あなたみたいな人にだけは勝ち進ませたくない……封印カード・スケスケ!」ポン!

エロ観客「「スケスケぇええええええええ!?」」ウオオオオオ!!

姉御騎士「体がどんな攻撃でも透けるようになる!」

剣騎士「む!」スカッ

姉御騎士「その間に回復!」

蹴騎士「ダメだ逃げろ……」

剣騎士「剣技・無体斬り!」ズバッ!!

姉御騎士「   」ブシュウウウウッ

司会『透けているはずの姉御騎士が、攻撃を喰らったーーっ!?』

蹴騎士「俺の無体蹴りと一緒だ! 実体のないものでも透けているものでもあいつは斬れるんだ!」

姉御騎士「そ、そう……なの」ポワワン

剣騎士「回復が間に合ったか。だが、避け回るしかないぞ!」ズバッ!シュバッ!ズバアッ!!

姉御騎士「うっ! きゃあ!」タタターッ!
768 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 00:56:38.19 ID:38FDAFLWO
剣騎士「逃げ回るか、無様な! はあっ!」シュバッ!

ビビッ!!

姉御騎士「い!?」///

エロ観客「ケツ破れたああああああああ!?」「いよっしゃあエロ展開に戻った!」「ケツ丸出しで逃げるとかすごい無様エロ」ワーワー!!

剣騎士「せいぜい屑どもを楽しませることだな!」フハハハハ!

姉御騎士「な、なんてこと……エッチーっ!」

剣騎士「無体斬りっ! はあああっ!」ズバッ!ズバズバズバッシュバッ!!

姉御騎士「あ、あ、だめ! きゃっ!」ビシッ!シュビッ!ズバビッ!!


司会『剣騎士、さらに無体斬りの連続で姉御騎士を追い詰める! 体には傷をつけていないようですが……服を徐々に切り刻んでいるーっ!!』

後輩「最低!」

ダークエルフ「私もやりたいわ」ジュルル

竜人「あいつもスケベだねえ……」

女騎士「いや、あくまでも屈辱を与え笑いものにしてやろうという考えなのだろう。しかし……より非道だ」フン!
769 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 01:02:52.11 ID:38FDAFLWO
姉御騎士「でも、無体斬りをやっている間は別の技を使ってこない……そこに勝機が見えるかも?」スタッ、タタタッ

エロ観客「両手でケツを抑えながら逃げ回る……お姉様系美女」「実にいい」「そそるわあ」

剣騎士「どこまで逃げるつもりだ貴様!」ギュルンッ!

姉御騎士「ダメ、そんなこと考えていられない……こ、こうなったら……えーーーーーいっ!」ダッ!!

剣騎士「む!?」

姉御騎士「恥ずかしいけどスケスケ解除しつつヒップアターーーック!!」プムニュッ!!

剣騎士「ぐぬうっ! か、カウンター!?」

エロ観客「「「いいいいいなああああああああああああ」」」

剣騎士「ぬ、ぬぬぬぬううう」

姉御騎士「驚いている間に、封印カード・アイアンドレス! ドレス型鎧よ!」ジャキジャキジャキイイイン!!

エロ観客「「「ケツが隠れたああああああああああああああああ」」」ウアアアアアアアアアアアア

剣騎士「実体の、鉄程度の鎧ならば軽く砕ける!」グオンッ!!

姉御騎士「そうかしら? 封印カード・>>770!!」

剣騎士「>>771してくれる!!」
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 04:19:11.15 ID:OZnjzHJAo
ヌルヌルエンチャント(相手の体をローションまみれにして武器を握れ無くしたり立てなくする)
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/12(水) 10:05:45.35 ID:Y0Nu/C0G0
風衝波(剣をすばやく振ることで強い風もとい風圧を起こす)でそのままお前に返
772 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 10:21:41.91 ID:DJvdtwkWO
姉御騎士「う!」ジュルルルルルベダアアアアッ!!

剣騎士「ふははっ!! 浅はかなことだ! その程度の攻撃が俺に効くか!」フハハハハ!!

司会『剣騎士、見事にヌルヌルエンチャントを返しましたーっ! 姉御騎士が液体をかぶることに!!』

エロ観客「うおおおお濡れ濡れぇえええええええ!!」「エロすぎだぜええっ!!」ヒューヒュー!

剣騎士「死ね!」ズバッ!!

姉御騎士「うふ♡」

剣騎士「!?」ヌルリン

姉御騎士「滑っちゃうわね♪ だって全身ヌ・ル・ヌ・ル♡」

剣騎士「しまっ!」

司会『これはなんと! ヌルヌルを返されたことで、剣の刃が滑ってしまう防御状態に!?』

観客「すげえ!」「二段構えの戦法かよ!」「かっけー!」ワーワー!

老騎士「観客とエロ観客の両方を満足させる素晴らしい戦術じゃ!」

姉御騎士(ほんとはそんなつもりなかったんだけどね。ま、でも防御ブレスレットもあるし、これまで通りの攻撃であれば全く効かないわ!)ウフフ

剣騎士「おのれおのれえええっ!」
773 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 10:25:23.50 ID:DJvdtwkWO
姉御騎士「行くわよ! 封印カード・サンダーボルトビーム!」バリバリバリイイイ!!

剣騎士「ぐおおおおお!!」

電騎士「ありゃりゃ? 僕の技がカードになってるよ楽しい!」

闇騎士「あの技はお前だけのものではないだろう」

姉御騎士「次は……スラッシュスラッシュ! とにかく切り刻む光の剣を召喚っ!」ボウン!

ズバズバズバズバ!ザババザババアアアッ!!

剣騎士「ぐぬうううあああああ!」

姉御騎士「次はねえー、プリプリプリリ!」プリン!

エロ観客「プリプリ!?」「おっぱい!?」「お尻!?」

プリリィイイン!!

剣騎士「ぐおおおお!?」プボリイイイッ!!

司会『なんだかぷるるんとした……甘い匂いの黄色いスライムのようなものを出して剣騎士を閉じ込めた!?』

料理騎士「あれは”プリーング”だ! 異世界の人気のお菓子だ! あれで窒息させるつもりに違いない! どうせならおっぱいで窒息したいけど!」
774 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 10:28:25.58 ID:DJvdtwkWO
剣騎士「ぬぐぐぐぐううああああ……」グムグム

姉御騎士「ふふっ、死ぬ前に解放してあげるからね〜」ニッコニコ♪

剣騎士「むうううう! ぐううう! 俺がこんな程度でやられるか! こんな物体切り刻んでくれる!」ガアアアア!

ズバズバズバアアアッ!!

姉御騎士「少し遅かったみたいね。呼吸が苦しくなったところでそんな激しい動き……この攻撃に対応できるかしら!?」グンバアッ!!

剣騎士「……何!?」

ズドリャアアアアアアッ!!

ゴオオオオオッ!!

ボガアアアアアアッ!!

ギリギリギャラアアアアアアアッ!!

司会『剣騎士が出てくるところを見計らっての、4方向からの攻撃だーっ!!』

観客「上から岩!」「右から炎!」「左から爆風!」「下から……”どりる”だあっ!」ウオオオオオ!!

剣騎士「こんなもの、>>775!!!」

775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/12(水) 10:37:32.68 ID:bHdGngqv0
消滅剣(名のとおり触れたものを全て消滅させる剣)
776 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 10:49:52.83 ID:DJvdtwkWO
シュピイイイイイイイイイイインッ!!

姉御騎士「え」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!?

観客「す、すべての攻撃が消え去った!? あれは……なんだ!?」「今、何といった? まさか……」「幻の秘技・消滅剣だっ!!」ウワオオオオオオオオオ!!

司会『まさかあの技を使えるものがいたとは……記録によれば、200年前と340年前にその使い手がいたとかいなかったとか、その程度の情報しかありません!!』

ワーワーワー!!

大帝王「奴め……まさかそんな技を隠していたとは」


女神「団長さん、聞きました? ……あ、耳まで塞いじゃってかわいい♡」

団長「もうこの大会にはかかわりたくねえ……///」

女神「団長さん、団長さん」ユサユサ

小国女騎士「お師匠に触らないでください!」

女神「ひどい!」

黄金ウサギ「ゆう!!」キッ!

団長「なんだよ?」スッ

小国女騎士「う、女神騎士の声にはすぐ反応……(このままではお師匠が変態の世界に!)」アググ!

777 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 10:57:55.79 ID:DJvdtwkWO
団長「女神、どうしたんだ?」

女神「消滅剣……ってご存知ですか?」

団長「ああ、幻の技とか言われてるやつだ。歴史にはほんの少ししか書いてない奴だな」

女神「司会の人が同じようなことを言ってました」

小国女騎士「さすがお師匠ご存知とは……観客の皆さんもほとんど知らなかったようですよ」

団長「剣騎士が戦ってるんだな。そう言うことか。だが気になるのは……」

女神「?」

団長「使い手が歴史にどうして名を残せなかったかってことと、あれはたしか剣に触れた奴が消える技だから、なんで剣騎士は消えねえんだってことだな」

小国女騎士「えっ?」

団長「剣に触れた者、だろ? やっぱり刃じゃなくちゃダメなのか?」

小国女騎士「師匠、こんな時にとんちを……」

女神「かわいいです♡」ムギュー

団長「うわわやめろ///」

小国女騎士「離れてください不健全な!」クワッ!

黄金ウサギ「ゆゆー(女神をバカにするなー!)!」ガジ!

小国女騎士「あいたーいっ! お尻噛まないでえええ!」イヤーン!!

老騎士「おお」


〜〜
778 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 11:05:22.67 ID:DJvdtwkWO
ワーワーワー!

剣騎士「消滅剣……はあああっ!」ズバッ!ズバッ!ズバッ!!

姉御騎士「あ、ああっ、きゃー!!」プリンタップ!

エロ観客「おおおおお!」「一気にローションや、服や鎧を消し去った!」「パンツ一枚+ブーツだけの姿にした!」ッシャアアアア!!

姉御騎士「あ、あああっ、嘘でしょ……!?」

剣騎士「そして尻は丸出しだったな」フフフ

姉御騎士「あ、あ、いやーっ!」プリン!

エロ観客「モロケツの再来!」「いいぞいいぞいいぞおおおお!!」ウオオオオオオオオ!!

剣騎士「お前は終わりだ。嫁になると最初に言っておけばよかったものを……我が国の奴隷としてなら考えてやってもよいぞ?」ニヤ

姉御騎士「嫌に決まってるじゃない! ……封印カード……」クウッ

剣騎士「ほほう、鎧の中に隠しているものと思ったが、魔法の力で出し入れするものもあったのだな。だが、その紙切れも消し去ってくれる!」シュバッ!!

姉御騎士「封印カード・>>779!!!」

剣騎士「消滅剣!!」


消滅剣で消されるもの >>780
コンマ0〜10でカード 11〜60でパンツ 61〜76でブーツ 76〜98でブーツ片方 99で髪の毛
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 11:07:43.53 ID:qMrBWD6DO
超絶大爆発
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 11:08:35.74 ID:A6uP0Nfm0
ゾロ目で全部
781 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 11:12:55.74 ID:DJvdtwkWO
姉御騎士「しゅうっ!」ビュバッ!

司会『ジャンプでなんとかかわした!? ブーツだけが消え去りました!』

エロ観客「完全下着姿!!」「いや、モロケツは変わらねえ!」「モロケツ騎士誕生だー!」ウオーーー!!

剣騎士「ちっ!」

姉御騎士「頭の上から……超絶大爆発! くらいなさあああああああいっ!!」カッ!!


ドゴゴゴゴドバババババンッ!ズドガゴバババババアッ!バボバガズドバボボボオオオオオオン!チュドドドドドゴゴゴゴガアアアアアアアアアアア!!!!!

キュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

バドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

グバダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!

ギュゴラビャギガガガガガガガガガガガガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!


観客「うわあああああああああああ!?」「おいおいこれってだいじょぶか!?」「死ぬわ! 俺らが!」ウオオオオオオ!!

観客♀「やだあ!」「すごすぎぃい!」「試合場だけなの!? ね!? きゃあああ!」「どっちも死んだんじゃない!?」

司会『こ、これは、これは、これはこれはああああ! こんなすごい爆発が集中して起こって……あああああ……は、晴れていきます……決着は!?』



シュウウウウ……




782 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 11:19:25.75 ID:DJvdtwkWO
剣騎士「ぐ、うががが、ぐがあああ……」ボロボロボロ……

姉御騎士「ふう……あ、私自身には被害なし♡」


オオオオーーーーーーーーーッ!!

観客「すげー!」「まあこういうのは自分には効かないってのはありだわ」「いや都合よすぎだろ」「つったってそういう効果の技は普通にある」ワイワイ

エロ観客「おい! 爆発の中でまたカード使ったのか!?」「白い騎士の鎧を着てるぅうう!」「モロケツ騎士ぃいいい!」ウオオオオ

司会『こ、これは終わりか!? さすがにあの爆発では……あ、あーーーーっ!!』


剣騎士「ぐぐががががが!」グググググッ

姉御騎士「……あら」

剣騎士「貴様、貴様、貴様ぁあああああああああ!」

司会『剣騎士、ボロボロですが立ち上がりましたーっ!!』

姉御騎士「でも、私はエロ魔人君に回復してもらってから一発しか喰らってない。ダメージ量的にもうそちらの有利は無いんじゃない?」

剣騎士「ぐううううっ!」

姉御騎士「剣も手を離れちゃってるし、鞘だって……すごいわね。隅っこに転がってるけど、傷一つないわ」

剣騎士「……っ」ハアハア

姉御騎士「せいぜい、あとは自分のダメージを相手にぶつける的な攻撃を仕掛けてくることくらいかしら? 気を付けなければならないのは……」

蹴騎士「まさか剣騎士が……負けるか」

姉御騎士「最後に、ひとこと言わせてもらうわ」

剣騎士「!?」

姉御騎士「ちゃんと謝ってくれるなら、降参を許してあげるわよ」キッ!

剣騎士「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
783 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 11:26:50.14 ID:DJvdtwkWO
観客「見事な皮肉!」「いやー言い返したな」「姉御騎士の勝ちは決まりだ」ワイワイ

エロ観客「じゃあ次は蹴騎士とか?」「くそーあいついいなあ」「お嫁さんになりたいとか言ってたよなあうううーうらやましい」

司会『剣騎士、動きません! 何もできないのでしょうか!? 体力が尽きたのか、立ったままKO……?』


姉御騎士「封印カードで……とどめよ!」バッ!

剣騎士「待て……待ってください」ボソッ

姉御騎士「!」

剣騎士「……これだけ、聞いてください」ボソボソ

姉御騎士「何……?」

剣騎士「俺に勝ったら、蹴騎士を国外追放するよう大帝王に働きかける」

姉御騎士「!?」

蹴騎士「何をしゃべってるんだ?」

姉御騎士「こ、こんなひどいことを試合でして、皆を悪く言って、しかも私に負けたら……そんなことを王様に叶えてもらえるとは思えないわ」

剣騎士「……ならば、拳騎士や銃騎士も同様に扱われるかもしれんな。奴らは予選落ちだ。では、蹴騎士を3人で殺すという言い方でどうだ?」グフッ

姉御騎士「……っ!!!」

司会『なんでしょうか? 小声で話して……謝っているんでしょうか?』

観客「軽く頭下げてるしな」「声が聞こえねえぞーちゃんと謝れー」「まあまあ、姉御騎士さんが満足すればいいんじゃね?」


剣騎士「どうする……守り切れるか?」ニッ

姉御騎士「……っ」

剣騎士「隙あり!」バッ!!

姉御騎士「あ!」

剣騎士「剣技・カミジン(ピンク騎士を瞬殺した居合斬り)!!」ビュッ!!

姉御騎士「>>784!!」
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 14:40:41.07 ID:OZnjzHJAo
間に合わなっ
785 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 16:13:14.35 ID:P/l95nIpO
姉御騎士「         」ボトッ、ボトトボトッ

観客「え」「なに」「え、え」

蹴騎士「あ、あああああああ!!!!」

司会『KO! KO!つ、剣騎士、素早く剣を拾って、高速の斬撃〜〜〜〜! 剣騎士の勝利! 係員早く回復!!』

係員「うおー!」スタタタター

エロ観客「うおおおおリョナああああ!」「処刑だ処刑だ!」「胸を真横に断ち切られたせいで、腕や肘もそれぞれ落ちてる……指も二、三本ある!」

看護騎士「今すぐ回復しないと死んじゃいますよーっ!」ダーッ!!

シスター「私も早く! 光魔法・回復……」

剣騎士「何をする!」ズバッ!

シスター「!?」サッ

看護騎士「きゃあ!」ズサアアアッ!!

司会『ちょ、剣騎士!?』

剣騎士「試合終了後だからと言って乱入してくる者は騎士の道に反するからな」ギロ

司会『二人は乱入ではなく……え!?』

蹴騎士「まさか姉御騎士さんを回復させずに死なせるつもりか!?」

剣騎士「当然の処刑だ! 防御ブレスレットに守られ、ふざけた紙きれに頼り、それで図に乗り我が剣を侮辱したのだ!」ガアッ!

女騎士「ふざけおって!」バッ!

係員「あ、あわわわ」

786 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 16:21:06.10 ID:P/l95nIpO
王「大帝王っ!」

大帝王「ああなると奴は止まらん。だが……奴に対する侮辱は、大帝国に対する侮辱。処刑もやむなしと言ったところか」ギロッ

王「う……うっ」

王女「お、お父様」

北王「……っ」

サウスキング「ひっでーな。ヒートアイランドの王はいねえのか?」キョロキョロ

武家将軍「いやお待ちを。出場者の騎士達が、剣騎士を取り囲んでおり申す」

大帝王「む?」



ワーワーワー!!

ダンディ騎士「それは無いんじゃないのかい?」

猫騎士「悪いことはダメだよ〜」

姫騎士「さあ、皆さんも早くいらして!」サッサッ!

青騎士「命令するな……」

女騎士「後輩、早く回復薬だ!」

後輩「はいやってます!」サララー

女神「回復魔法・セクシーポーズ!」ポワワン♪

団長&シスター「「光魔法・回復!」」ポワワワワ

姉御騎士「ん……うっ」ピクピクッ

剣騎士「ち……」

観客「……ふう」「よかった」「剣騎士調子乗りすぎ」ザワザワ


闇騎士「いい素質を持った男だな、奴は」

電騎士「えー僕嫌いだなー」

闇騎士「ああ。消し去って……何になる? なあ、女騎士」ククク……
787 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/12(水) 16:29:17.07 ID:P/l95nIpO
司会『多くの騎士が集まって剣騎士を取り囲み、その間に回復魔法が使える騎士が姉御騎士を回復! なんとか一命をとりとめたようです!』

ワーワーワー!!

剣騎士「ゴミどもめ……」

蹴騎士「ゴミはてめえだ!」バッ!

剣騎士「ふん」

団長「反撃する気かお前は」ガシッ

剣騎士「!?」

司会『蹴騎士飛び上がった! それを迎撃しようとする剣騎士を、団長が羽交い絞め〜〜〜!』

ワーワーワーーーーーーーーーッ!!

剣騎士「離せ! 貴様も同様の罪で」

団長「うるせえ、殺人未遂で逮捕だぞ?」

剣騎士「犯罪者扱いだと!? 許さ……」

蹴騎士「フライング・ダイビング・シューティング・キー−−−−−−ーーーーック!!!」ズガゴッ!!!

剣騎士「ぐおうっ!」ズガッシャアアアアアアッ!!!

団長「べー」

女騎士「当然の罰だな」

司会『剣騎士、次の対戦相手でもある蹴騎士の一撃に沈みましたーーーーーっ!!』

ワーワーワーワーワー!!

剣騎士「誰が沈んだと……この程度の攻撃っ、う、ぐっぐうう」ガクガクガクッ

蹴騎士「3回戦の試合でもこれでぶっ飛ばしてやるからなっ!」

剣騎士「貴様……必ず後で処刑してくれる!!!」


ワーワーワーワーワー!!


次の試合は竜人対盲目侍。
二人のアイテムを安価↓&↓↓、初手(にしようと思っていること)を安価↓3〜4
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 16:41:55.36 ID:5I2UycnSO
竜人 怪力の腕輪
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 16:45:43.05 ID:A6uP0Nfm0
盲点侍 竜の仮面(仮面を被ると本物の竜になる。使用者が竜族の血を通っていれば、さらにパワーアップ)
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 17:35:27.97 ID:PfC2b23Mo
侍 竜人に竜の仮面を投げ渡す
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 19:06:25.08 ID:HSUfBLLT0
一撃で決めようと本気の大技を行う
792 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/13(木) 09:44:05.73 ID:fNvz1dfJO
ワーワーワーワー!!

観客「剣騎士を逮捕しろー!」「失格だー!」「いや、最強を決める大会に剣騎士は不可欠」

エロ観客「剣騎士を失格にしろー!」「そうだそうだー! リザーバーを全裸騎士にしろー!」「いやサイボーグ騎士ちゃんがいい」ウオーウオー

司会『ええっと……うーむ」

大帝王「……」

司会『う。ま、まあ、大会中の小競り合いと言うことで……失格はありません!』

大帝王「ふ」

サウスキング「第四騎士マジ期待だろおお!?」

大帝王「貴様はいつもやかましい……堂々としていろ」

サウスキング「うっせーよオッサン!」

大帝王「ふん……」

ワーワーワーワー!!


〜〜

司会『と、とにかく次の試合! 2回戦も佳境に入りましたー!』

ワーワーワー!


793 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/13(木) 09:46:06.45 ID:fNvz1dfJO
竜人「僕の番かあ……相手は盲目侍!」

女騎士「……」

竜人「?」

女騎士「無理はするな」

シスター「彼、かなり強いしね」

後輩「王国騎士団がほぼ壊滅させられた強さ……むしろ、棄権したほうが」

竜人「だーめ。ちゃんと戦うよっ!」スタタターンッ

シスター「あら、行っちゃった」

女騎士「むう」

竜人(女騎士さん……ちょっとくらい信じてよねっ!)タタタアアンッ!!

ワーワーワー!!


司会『竜人騎士対、盲目侍! 竜人騎士、強敵相手にどこまで戦えるかーっ!?』

794 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/13(木) 09:58:45.67 ID:fNvz1dfJO
盲目侍「……」ズイ

竜人「来た」ゾクッ

ワアアアアアアアアアアアア!!

司会『盲目侍が姿を見せました! これまでも圧倒的に槍使いやダークエルフ騎士を倒しています!』

ワーワー!

観客「改めて見るとやっぱりすごい迫力だ」「一番の安席なのに……オーラがやべえ」「竜人もちょっと期待したがこりゃ駄目だな」

エロ観客「竜人騎士かてーっ!」「勝つんだ! そしてこの後の美女騎士との試合でもっといろいろやってくれー!」ワーワー!

観客♀「盲目侍に勝てるわけないわ」「竜人騎士ー! さっさとギブアップして、雪様の試合を見せなさーい!」ウワーキャー!

竜人「馬鹿にして……ちえ」

盲目侍「アイテムを選ばせてもらおう」

司会『はい、こちらからどうぞ!』ズラッ

竜人「よし、強そうなこれだ!」パッ!

司会『これは怪力の腕輪! 防御ブレスレット同様、かなりの効果を持ちます!』

竜人「やった(これなら作戦通りいくかも!)!」

盲目侍「これでよい」スッ

司会『そ、それは竜の仮面!』

盲目侍「説明不要。今は戦うのみ」

竜人「竜人の僕に竜の仮面? ふうん……?」

盲目侍(竜の力とやら、試してみたい……)


司会『試合開始ーっ!!!』
795 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/13(木) 10:02:55.99 ID:fNvz1dfJO
竜人「いきなりドラゴンダーーーイブ!!」グウオンッ!!!

女騎士「むうう!」

司会『いきなり大技だーーーーっ! スピードもあるしもし当たれば!?』

女忍者(居合で一気に斬られれば死あるのみよ!?)

盲目侍「やる」ホイッ

竜人「え!?」パシッ

司会『と思ったら、盲目侍が竜の仮面を投げ渡した!? 竜人騎士、思わず受け取ってしまいましたー!』

ワアアアア!?

観客「そういう心理的トラップってのはまあまあ見るな」「しっかりはまっちまったなあいつ」

竜人「し、しまった止まっちゃった」

盲目侍「二飛刀斬!!」シュバッ!スパンッ!!

竜人「うわわわ!!」

司会『二連斬り! 竜人一気に大ダメージか!』

竜人「そんなんじゃないよっ! あわわっ、で、でもこの仮面役に立つかも!?」

盲目侍「いくぞおおおっ!」グオオオオオオオッ!!

竜人「うわわ……>>796!!」

盲目侍「>>797
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/13(木) 10:09:28.57 ID:ia6wLufto
仮面装着
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/13(木) 13:27:57.71 ID:6LhAdBP/0
さあ、見せて見ろ!竜の力を!!
798 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/13(木) 16:35:38.08 ID:NLh7oHRdO
竜人「うぅおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」グオオオオオオオオオオオオオオオオアアアア!!!

観客「なんだあ!?」「すげえ!」「ドラゴンに変身していく!!」

司会『竜の仮面は被った者をドラゴンに変身させる力があります!』

女騎士「何!?」

後輩「すごい! 強くなったの!?」

女騎士「盲目侍は失敗したのか……竜人を変身させたのかさせてしまったのか……?」

シスター「竜の仮面……聞いたことあるかも」


盲目侍「竜の力を超える……聖龍を倒す……その最初の試練となるか!?」カアッ!

竜人「なんかよくわかんないけどスーパーファイアブレスだあーっ!!」ボバアアアアアアア!!!

盲目侍「はあっ!」ズバアアアアアアッ!!

竜人「!」ブシャアッ!!


観客「炎と一緒に口元も斬った!」「剣騎士とどっちが上なんだ?」「まあ順当にいけば準決勝で当たるだろ」

観客♀「雪様が負けるわけないでしょーが!」「ばーーーーーーーーーーーーか!」

エロ観客「酒のも」「なんか食いに行こうぜ」「エロ本売ってない?」ゾロゾロゾロ
799 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/13(木) 16:46:51.32 ID:NLh7oHRdO
竜人「ドラゴンスクープっ!」ズバッ!!

盲目侍「ふんっ!」ギュンッ!!!

ドシュギッ!!

竜人「あああああっ!!」

司会『刀と爪が激突! しかし勝ったのは刀のようです!』

竜人「いつつぅ……っ」

盲目侍「その程度か?」スッ

竜人「!」

盲目侍「ふざけるな!!」ドシュバッ!!

竜人「うくああああっ!」ズバアアアアッ!!

司会『斬られたぁあああっ!!』

盲目侍「お主が弱すぎるためか……竜の仮面を被ってもその程度なのか!」

竜人「な、なんなんだよおお……」

盲目侍「死ね!」タッ!!

竜人「もうこんなのあるからやりにくいんだっ!」バッ!

バシュンッ!!

盲目侍「む!? 何か飛ばしてきたか!」ガキインッ!

司会『竜人、仮面を前方に、飛ばすように投げた! それを空中で弾き飛ばす盲目侍っ!!』
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