城ヶ崎莉嘉「あんなお姉ちゃん嫌だっ!」

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102 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 00:56:19.50 ID:CTJfZgkAO


美嘉「卵!? なになにー!? それもいっぱい入れられちゃったりするわけっ?」キラキラ

奈緒「い、いっぱい入れられちゃって……お、お腹が……///」

美嘉「どうなっちゃうの……!?」キラキラ

奈緒「それで……お腹が……ボコッ……って……//////」

美嘉「えげつなく膨らんじゃうんだっ! へぇ……!」キラキラ

美嘉「んでんで? そのあとは!?」ワクワク

奈緒「た、卵が……いっこずつ……、あ、穴から産卵されて……//////」

美嘉「されて? それで?」ワクワク

奈緒「さ、さんらん……しゅるたびに……ぜっちょうを……///////」プシュー



莉嘉「もう見てられない!」

莉嘉「見たく……ない……!」グスッ

未央「か、かみやん……!」

103 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 00:56:56.91 ID:CTJfZgkAO


美嘉「さ、産卵かー! そんなのもあるんだねー!」

美嘉「なるほど! マークしてなかったよー!」


奈緒(約束……したんだ……)

奈緒(莉嘉がもう……悲しまなくていいようにする……)

奈緒(だから美嘉……お前を……!)


奈緒「……戻してやる」

104 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 00:58:11.57 ID:CTJfZgkAO


奈緒「戻してやる戻してやる……!」

奈緒「戻してやる戻してやる戻してやる……!」

奈緒「戻してやる戻してやる戻してやる戻してやる……!」グググ



未央「かみやん、まだ力が……!?」

莉嘉「やめて! もうやめて奈緒ちゃん!」



奈緒「戻してやる戻してやる戻してやる戻してやる戻してやる」グググ

奈緒「戻してやる戻してやる戻してやるモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤル」グググググ

奈緒「モドシテヤルモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤルモドシテヤル……!」グググググ



美嘉「いやー。まさかこんなマニアックなセカイがあったなんてねー!」

美嘉「でも、こんなに詳しいだなんて――」

105 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 00:58:57.55 ID:CTJfZgkAO



美嘉「奈緒ってムッツリスケベだね!」




奈緒「」グサグサグサグサグサグサグサグサグサ




莉嘉「なおちゃぁああああんっ!!!」



奈緒「」チーン



未央「かみやん……活動停止……」

莉嘉「いやぁああ! 卯月ちゃん! 奈緒ちゃんが! 奈緒ちゃんがぁああ!!」ダキッ

卯月「わ、わぁ!? よ、よーしよーし……!?」ギュッ

106 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 00:59:47.85 ID:CTJfZgkAO


未央「これでこちらの戦力は全滅……!」

未央「もう、美嘉ねぇを止める手段は……」

莉嘉「うぅ……! うわぁん……」グスッ

卯月「ええぇと……どうすれば……」ナデナデ


ガチャ



赤城みりあ「おはようございまーす☆」



「「「!!!!」」」

107 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:01:34.67 ID:CTJfZgkAO


美嘉「み、みりあちゃん!」

美嘉「おはよう! 今日のその服、とってもカワイイね!!」

みりあ「あっ、美嘉ちゃん! おはようございます!」

みりあ「えへへ! これ、頑張って私なりにオシャレしてみたんだ!」

みりあ「褒めて褒めて♪」



未央「ここでまさかのみりあちゃんだけど……」

未央「これはチャンスだね。美嘉ねぇがみりあちゃんと話している間に、体勢を立て直そう……!」

莉嘉「そ、そうだね……!」

莉嘉「いくらお姉ちゃんでも、みりあちゃんにまで変なコトは言わないと思うし――」

108 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:03:21.29 ID:CTJfZgkAO


みりあ「あれ? 奈緒ちゃん?」

みりあ「おはよー! どうしたの……?」

奈緒「」チーン

美嘉「あ、ああ! 奈緒とはさっきまで話してたんだけどねー?」

美嘉「ちょっとお互いエキサイトしちゃってさ」

みりあ「お話? 何を話してたのー?」

美嘉「えっ……、何ってそれは――」

美嘉「ナニの話を……」



莉嘉「えっ、う、嘘だよね……?」

莉嘉「さすがにお姉ちゃん、みりあちゃんまでは巻き込まないよね……!?」

未央「いや、これはマズイ……暴走しているっ!」

未央「さっきまでのかみやんとのトークのせいで、自制心の歯止めが効いてないんだ!」

莉嘉「そんなっ! それは駄目だよっ!」

莉嘉「みりあちゃんまで犠牲になるなんて……!」

109 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:04:02.63 ID:CTJfZgkAO


未央「こうなったら、もう一度、私が――」

莉嘉「そ、それも駄目だよ! 未央ちゃんだってまだ完全に傷が治ってないでしょ!?」

未央「じゃ、じゃあどうすれば……!」



美嘉「みみみ、みりあちゃんも、アタシたちのお話……興味あるかな……!?」ハァハァ

美嘉「お、お姉ちゃんが……色々、教えてあげるから……」ジリジリ

みりあ「お話……?」

美嘉「そうそう!」

美嘉「大人の……!」

美嘉「大人のおはなし――」

みりあ「あっ、お話と言えばね!」

110 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:05:22.78 ID:CTJfZgkAO


みりあ「美嘉ちゃん、最近、莉嘉ちゃんとお話しした?」

美嘉「え……?」

美嘉「莉嘉、と……?」

みりあ「莉嘉ちゃんはね、いつもみりあに美嘉ちゃんのお話、いっぱいしてくれるんだ」

みりあ「『この前、お姉ちゃんとこんなことがあった』とか、『今日はお姉ちゃんに叱られた』とか」

みりあ「『この時のお姉ちゃんがカッコよかった』とか、『自分もお姉ちゃんみたいにステップが踏めた』とかね!」

みりあ「莉嘉ちゃん、本当に嬉しそうに、楽しそうに話してくれるの☆」

美嘉「へ、へぇ……?」

111 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:06:57.07 ID:CTJfZgkAO


みりあ「そうやってお話を聞いてるとね、私、お姉ちゃんの話をしてる莉嘉ちゃんも、そんな風に愛されてる美嘉ちゃんも、もっともっと好きになるんだっ!」

みりあ「でも最近、お互い忙しいんでしょ?」

みりあ「美嘉ちゃん、ちゃんと莉嘉ちゃんとお話できてる?」

美嘉「アタシ……アタシは……」

美嘉「あれ……、最後に莉嘉と話したの……」

美嘉「あの子の話、聞いてあげたの……いつだっけ……」



莉嘉「お姉ちゃんの動きが止まった……!?」

未央「これは一体……!?」


卯月「――莉嘉ちゃん」


卯月「今ですよ」

112 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:08:16.85 ID:CTJfZgkAO


卯月「今です。行ってあげてください」

卯月「美嘉ちゃんのところに」

莉嘉「卯月ちゃん……?」

卯月「それで伝えるんです。莉嘉ちゃんの気持ちを」

莉嘉「で、でも! お姉ちゃんはアタシの話なんか――」

卯月「届きますよ、今なら」

卯月「むしろ今しかないです!」

卯月「言いたいこと、莉嘉ちゃんの思ってる通りのこと、全部、伝えてきてあげてください」

莉嘉「――――!!」

113 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:08:57.57 ID:CTJfZgkAO


美嘉(あれ……、なんでアタシ、こんなことしてるんだっけ……?)

美嘉(処女って言われたくなくて……認めてもらいたくて……)

美嘉(それで……だから……)



莉嘉「お姉ちゃんっ!!」



美嘉「莉嘉っ!?」

114 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:10:19.17 ID:CTJfZgkAO


莉嘉「お姉ちゃん! もうやめよう?」

莉嘉「処女だって言われるからって、下ネタを振りまくなんて、そんなの、もうやめようよ!!」

美嘉「り、莉嘉……」

美嘉「だって……アタシは……」

美嘉「アタシ、カリスマギャルなんだよ……!?」

美嘉「みんなの先に立って、引っ張って、頼られて……、そういう存在なんだよっ!?」

美嘉「そんなアタシが処女なんてこと、あっちゃいけないでしょ!?」

美嘉「処女のアタシなんて……」

莉嘉「なんで!? なんでそう思うの!?」

115 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:11:39.65 ID:CTJfZgkAO


莉嘉「アタシ、お姉ちゃんに憧れてアイドルになった」

莉嘉「お姉ちゃんみたいにカッコよくて、セクシーで、キラキラしてるアイドルになりたいって思ってた!」

莉嘉「お姉ちゃんみたいに、輝きたいって、思ってた!」

莉嘉「――でも、実際にアイドルになったら、大変なことばっかりだったよ」

莉嘉「レッスンはキツいし、お仕事も少ないし、オーディションは落ちてばっかりだし、やっとお仕事来ても、地味なことばっかりだし」

莉嘉「ステージなんて、全然、見えなくって……」

莉嘉「でもね、だからこそ思ったよ」

莉嘉「やっぱり、お姉ちゃんはすごいんだって!」

美嘉「莉嘉……?」

116 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:14:18.72 ID:CTJfZgkAO


莉嘉「アイドル業は、アタシが想像してたよりずっと大変だった」

莉嘉「でも、そんな大変なアイドル業で、あんなに大変な思いをして――それでも、あんなに輝いてるお姉ちゃんは、やっぱり最高にカッコイイって!」

美嘉「――――!!」

莉嘉「お姉ちゃんがカリスマギャルになったのは、お姉ちゃん自身が頑張ったからでしょ?」

莉嘉「お姉ちゃんが努力して、苦労して――その結果が、今の城ヶ崎美嘉でしょ!?」

莉嘉「そうやって積み重ねてきたことが、処女ってことぐらいで崩れちゃうの!?」

莉嘉「お姉ちゃんがここまで経験してきた本当を、そんな嘘で台無しにしちゃうの!?」

美嘉「でも……だって……アタシ……」

美嘉「処女なんだよ!? カリスマギャルなのに……恋愛相談とか受けたのに……、彼氏とかいたことないんだよ!?」

莉嘉「彼氏も作らず頑張ってたから、カリスマギャルなんでしょ!」

莉嘉「恋愛相談だって、お姉ちゃんなりに勉強して、お姉ちゃんのセンスで考えて、答えたんでしょ!」

莉嘉「彼氏はいなくても、大事に思える人たちは、いっぱいいるじゃん!!」

莉嘉「莉嘉がここにいるじゃん!!」

美嘉「――――!!」

117 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:14:59.52 ID:CTJfZgkAO


未央「……どうして、今になって莉嘉ち―の言葉が美嘉ねぇに届いたんだろう」

卯月「それはきっと、美嘉ちゃんが気づいたからですよ」

未央「気づいた? 何に?」

卯月「自分の、求めていたもの、かな」

118 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:16:07.75 ID:CTJfZgkAO


卯月「私、いつも思ってたんです」

卯月「美嘉ちゃんはすごいって」

卯月「同い年なのに、私より人気もあるし、歌やダンスも上手いし、頼りになるし、輝いているし……」

卯月「いつも、いつでもカッコイイなって」

卯月「でも、こうも思ってたんです」

卯月「私には、レッスンが上手く行かなくても、お仕事で振るわなくても、励ましてくれる、凛ちゃんや未央ちゃんたちがいます」

卯月「それに家に帰れば、温かく迎えてくれるママとパパがいます」

卯月「私には、凛ちゃんや未央ちゃん、ママとパパ――そういう場所があります」

卯月「でもじゃあ、美嘉ちゃんはどうなのかなって」

119 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:18:41.18 ID:CTJfZgkAO


卯月「いつもカッコよくて、輝いていて、頼られている美嘉ちゃんが、失敗しても、調子が悪くても――それでもいていい居場所は、ちゃんとあるのかなって」

未央「いてもいい場所……心の居場所」

卯月「多分、美嘉ちゃん自身が一番、不安だったんじゃないかな」

卯月「美嘉ちゃんは、事務所では私たちの前で、お家では莉嘉ちゃんの前で、お姉ちゃんであり続けているけど――」

卯月「もし自分がお姉ちゃんじゃなくなったら、カリスマギャルでなくなったら、そんな自分の居場所は、どこにもなくなっちゃうんじゃないかって……」

卯月「未央ちゃんは最初、美嘉ちゃんが迷走してるって言ってたけど――」

卯月「でも、美嘉ちゃんが迷って――見失っていたのは、行くべき道じゃなくて、帰るべき所だったんじゃないかな」

120 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:20:47.47 ID:CTJfZgkAO


未央「帰る所――それが莉嘉ちーってこと?」

卯月「はい!」

卯月「生まれた時から美嘉ちゃんを、カリスマギャルじゃない美嘉ちゃんを知っていて、いつも傍で見ていた莉嘉ちゃん」

卯月「カリスマギャルじゃない、アイドルじゃない自分でも迎えてくれる存在」

卯月「莉嘉ちゃんがそういう存在で、そういう存在が、心の在処がちゃんと自分にもあるって、美嘉ちゃんもやっと気づけたんですよ」

121 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:21:53.31 ID:CTJfZgkAO


美嘉「莉嘉……いいの……?」

美嘉「アタシ……処女なんだよ……?」

美嘉「……カレシいたことないし……合コンとかも……行ったことないんだよ……?

莉嘉「いいじゃん……! 処女だって!」

莉嘉「アタシだって処女だもん! カレシもいないし、合コンも経験ないよ!」

莉嘉「……アタシたち姉妹なんだからさ。いつもお姉ちゃんは先に行っちゃうけど――」

莉嘉「それくらいはおそろいでいようよ☆」ニコッ

美嘉「……莉嘉……★」ジワァ

美嘉「りかぁ!」ダキッ

莉嘉「おかえり、お姉ちゃん」ダキッ

122 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:22:57.79 ID:CTJfZgkAO


未央「いやー、一時はどうなるかと思ったけど」

卯月「これにて一件落着ですね!」

みりあ「んー? よく分かんないけど、でも二人が仲良しなのはみりあも嬉しいな♪」

美嘉「莉嘉、ごめんね……?」

美嘉「猥談とかされていやだったよね……?」

莉嘉「いいの、お姉ちゃん」

莉嘉「もういいんだよ」ギュゥウ

123 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:23:38.95 ID:CTJfZgkAO


みりあ「わいだん……?」

未央「あ、ああー! みりあちゃん! わいだんっていうのは、『わいわい談笑する』の略で――」

みりあ「あっ、知ってるよ!」



みりあ「みりあもよくやるから!」




「「「!?!?★!?☆!?」」」


124 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:24:51.47 ID:CTJfZgkAO


未央「えっ、えっと……」

美嘉「みりあちゃん……?」

みりあ「学校の友達とよくするんだっ!」

みりあ「例えば、友達のえりこちゃんはね? カレシがいつも求めてきて大変なんだって!」

みりあ「でも、カレシのが小さいし、しかもえーぶいのまねばっかで、あんまり気持ちよくないんだってさ」

みりあ「あと、あさみちゃんは、相手が喜ぶからって、声を出してあげてるみたい」

みりあ「ホントはかんじてないけど、そうやって演技したほうが相手が喜んでくれるんだって」

みりあ「でも、早すぎてこっちが満足できないのはやっぱり不満なんだって」

みりあ「あとあと、まやちゃんはねー! せめるほうが好きって言ってたかな」

みりあ「足でしてあげたり、あと、うしろをかいはつ? を最近はよくやってるって」

みりあ「でも、男の子とするより、おじさんとしたほうが気持ちいいって――」



美嘉「」バターン



莉嘉「お姉ちゃん!?」

125 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:25:50.69 ID:CTJfZgkAO


莉嘉「お姉ちゃん! しっかり! しっかりして!!」

美嘉「」ブクブクブク

莉嘉「しっかり! 意識を保ってっ!!」

未央「え、衛生兵っ!? 救急車!? お医者さんっ!?」

卯月「ええと! ええと! ――坊さん?」


ワーワー

ギャーギャー

ア、アナタ、ソロソロフタリメヲ

ブツブツブツブツブツブツブツブツブツ



みりあ「――って、私はよく意味が分からないから、いつも聞いてるだけなんだけど……」

みりあ「あ、あれ? みんな?」



莉嘉「お姉ちゃん! しっかりしてー!!」

莉嘉「お姉ちゃんっ! イヤァアアアアアアアア!!!!」








126 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:27:10.83 ID:CTJfZgkAO



おまけ




美嘉「よいしょっと……。これで縛って……」

美嘉「ふう。これで買い漁った雑誌類は全部かな」

美嘉「しかし改めて見てると……これとか……ま、丸見え……だし///」カァアア

美嘉「気の迷いとはいえ、よくこんなもの買えたなぁアタシ……」

美嘉「これ、どうやってゴミに出そう……」

美嘉「って、そうだ。そういえばパソコンのほうにも、色々なサイト、ブックマーク入れてたんだっけ……」カチカチ

美嘉「うぅ……/// ホント黒歴史。これも全部消しちゃお……」カチカチカチ

美嘉「………………」

127 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:28:04.98 ID:CTJfZgkAO


美嘉「ま、まあ、でも、もう一生、こんなの目にすることとかないんだし……」

美嘉「そのつもりもないし」

美嘉「――せ、せっかくだから、最後にちょっとだけ……」カチカチ

美嘉「……うっわぁ……これ、マジでやってるの……!?」カチ

美嘉「え、ええっ!? そ、そんなところまで見えちゃうの……!?」カチ

美嘉「アレ!? も、モザイクは!? は、はわっ、な、何その大きさ……」カチ

美嘉「あ、ああ……す、すごい声出てる……!」ゴクリ

美嘉「うわぁ……! うわぁあ……!!」モゾモゾ



莉嘉「お姉ちゃーん! ご飯できたってー!」ガチャ



美嘉「ぎゃあ!?」ガタッ

128 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:29:06.42 ID:CTJfZgkAO


美嘉「あ、あの、莉嘉!? こ、これはね!?」ワタワタ

美嘉「ち、違うの!! み、見ないで! 見ないでぇ!!」ワタワタ

莉嘉「あー……」

莉嘉「あはは。いいよいいよ、続けてなって」

莉嘉「お姉ちゃんの年頃で、そういうの興味あるのって普通だし」

莉嘉「邪魔してゴメンね」

莉嘉「ああでも、ご飯が冷めないうちに来なよー」ガチャ


バタン


美嘉「………………」

129 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:29:41.47 ID:CTJfZgkAO



美嘉「あっ……」


美嘉「あんな妹嫌だっ――!!」ガビーン











130 : ◆.UigIU7V92 [saga]:2017/05/22(月) 01:31:20.44 ID:CTJfZgkAO


キャッキャウフフなガールズトークがやりたかった

誤字脱字、苦行ともいえる長さはごめんなさい

読んでくれてありがとう


131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 01:36:53.24 ID:cJ6UJm0po
オチがひでえww
乙!
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 03:32:24.31 ID:nuTL3cpEO

加蓮ちゃんは純情可憐…ふふっ
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 06:52:58.04 ID:PfZgTwW7o
乙、これは酷い
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 11:45:54.06 ID:MRjMwEAKo
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/05/22(月) 16:00:42.93 ID:ece7cADD0
莉嘉がかーちゃんになってしまった
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 17:18:34.25 ID:ToH9vK2UO
莉かーちゃん…
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 07:32:05.14 ID:OmGJlKRx0
ママ・・・ママーッ!
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