他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報R
更新
検索
全部
最新50
にこ・絵里・真姫「「「夏、終わらないで」」」
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/05/30(火) 21:05:52.23 ID:sckCzWUw0
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
< 凶 >
◆ 水難に注意されたし
◆ 体調不良の相あり
◇ 幸運のお守りは 傘 である
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/05/30(火) 21:06:33.40 ID:sckCzWUw0
…――ばしゃっ!
ことり「ご、ごめんっ!!!大丈夫!?」
にこ「」ポタポタ…
希「あちゃー、早速当たってもうたなぁ〜
のんちゃんお手製のスピリチュアルおみくじ」
◇その日、にこちゃん、絵里ちゃん…そして真姫ちゃんは
あまりご機嫌じゃありませんでした
バンッ!
凛「やったにゃあああ!!!行きつけのラーメン屋さんで
『祝!100組目のお客様』ってサービス券貰ったにゃーーー!」
穂乃果「一緒に行った甲斐が会ったね!!」
◇希ちゃんのおみくじで大吉を引き当てた穂乃果ちゃんと凛ちゃんが
帰ってきました
仲の良いお友達と二人で行けば良い事があると書かれていた凛ちゃんは
偶然近くに居た穂乃果ちゃんを連れて行ったみたいです
にこ「ああああああああぁぁぁぁぁぁっ!」ダンッ!!!
にこ「なんなのよアンタ達ぃ!!嫌味か!?嫌味かい!?」
◇あっ、さっきから良くない事続きのにこちゃんが怒りました…
ことり「にこちゃん…穂乃果ちゃん達に当たっても仕方ないよ?」
にこ「はぁ…分かってるわよぉ…でも、今日は朝からついてなさすぎで
大声でも出さなきゃやってらんないわよ」
◇目覚まし時計が壊れてて早朝から遅刻しそうで…
慌てて家を出ては打ち水をしてた近所のおばさんに水を掛けられたり
今だって転びそうになったことりちゃんのアイスティーを頭から被って
今日は碌な事が無いと嘆いています
凛「…にこちゃん、凛達はしゃぎ過ぎて…その、ごめんね?」
穂乃果「今度このサービス券で3人で食べに行こう?ね?」
にこ「うぅ…アンタ等の気遣いが余計に心にクるわよ…」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/05/30(火) 21:07:06.09 ID:sckCzWUw0
希「しっかし、アレやね〜
にこっち、エリチそれに真姫ちゃん、3人揃って同じ内容のくじ
引くなんて…BiBiは仲良しさんやね!」
◇夏休みに入り、私達μ'sはラブライブ!に向けて日々練習をしていて
昨日は息抜きで希ちゃんの持ってきたおみくじを引いたのですっ!
…真姫ちゃんは終始納得がいかなかったみたいで
イミワカンナイって言ってたけどね
ガチャ…
絵里「おはよう‥‥」ポタポタ
真姫「…」ポタポタ
ことり「おはよ――…って二人ともずぶ濡れだよ!一体何があったの?」
◇にこちゃんの髪をタオルで拭いてたことりちゃんが振り返ると
入口にはずぶ濡れの真姫ちゃん絵里ちゃんが立っていました
そして少し遅れてやってきた海未ちゃんが訳を説明します
海未「それが…なんというか二人とも不運に見舞われまして…
階段を上っていた所、清掃用具を持った運動部の子が脚を滑らせ」
希「あ〜、なんとなく読めた…
つまり、こうやない?掃除用具を持った子が階段から
たぶん、窓拭きだかモップだか知らないけど水入りのバケツを
ひっくり返してもうて、それを二人が被ったとか?」
海未「…ご名答です」
◇【soldier game】…通称ソルゲ組、またの名は"クラッシーヴィ"ですが
海未ちゃんだけは弓道部の子に呼び止められて、それで数歩後ろに居た
だから難を逃れたそうです…
にこ「へっくしょんっ!」ブルッ
にこ「うぅ…風邪ひいたかも…」
穂乃果「にこちゃん達のくじ、体調不良に注意ってあったもんね」フキフキ
凛「大丈夫?」フキフキ
◇タオルでことりちゃんと一緒ににこちゃんを拭いてあげる2人
そして、頬を膨らまして希ちゃんに
にこ「もうっ!希!!アンタ悪い気を追っ払うおまじない無いのっ!」
◇っと叫ぶにこちゃん、騒がしくて、時々笑いもあって涙もある
そんな居心地の良いこの空間
◇ それが、私っ!小泉花陽の所属するアイドル研究部なのですっ!
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/05/30(火) 21:07:59.05 ID:sckCzWUw0
〜1day 厄除けはご利用的に 〜
希「悪い気を追っ払うおまじない、ねぇ…」
東條希は人差し指を唇に当て、天井を眺めるように考え事をする
彼女が知りうる限りのおまじない、ご利益のある神社のお守り
単なる気休めにしかならないだろうが、やたらとびしょ濡れになる
友人3人の為であった
病は気から、心の持ち方で人はどうとでも変わるとはよく言ったモノ
だからこそ"気休め"と言うモノも存外馬鹿にできるもんじゃないのだ
希「………‥ぁ」
長考の末、彼女は一つだけ思い当たる節があり声を出すが…
希「あるっちゃあるけど…これは、なぁ」
にこ「何々!?なんかあんの!?」ガバッ!
希「ちょっ、にこっち!近い近い!顔近いって!」
ぎゃーぎゃー! わー! わー!
凛「今日も平和だにゃ〜」
花陽「あはは…そうだね」
◇そんなやりとりを遠目に見つつ、私は凛ちゃんと一緒に
あまーいアイスティーを頂いていました
ことり「美味しい?」
花陽「うんっ!美味しいよ!」パァ…!
ことり「ふふっ、良かったぁ!」
◇何気無い、そんないつも通りの日常風景
私達9人は当たり前の日常を過ごしていました
◇そして、これから私がお話しするのはその"日常"からほんの少し
◇そう…
◇ほんの少しだけ"日常"からズレてしまうお話なのです…
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/05/30(火) 21:08:43.78 ID:sckCzWUw0
――――
―――
――
―
海未「はいっ!今日は此処まで!」
穂乃果「ふぅー!今日も疲れちゃったねっ!」
凛「でも楽しかったねっ!」
花陽「はいっ!二人ともお疲れ様!」つ【タオル&お水】
穂乃果「花陽ちゃんっ!ありがとうっ!」ニコッ
凛「えへへっ!凛は優しいかよちんだーい好き!」ニコッ
花陽「わ、私も凛ちゃんと穂乃果ちゃんが好きだよっ」…カァ//
◇練習後の汗をかいた二人はお日様に負けないくらいの眩しい笑顔を
花陽に向けて来ます…こう、爽やかっていうのかな?
◇…………なんていうか、うん…えへへっ!
真姫「なーに、嬉しそうに笑ってるのよ?」
花陽「あっ、真姫ちゃん!凛ちゃんと穂乃果ちゃんの笑顔
素敵だな〜って!」
真姫「…たしかに、あの二人の顔見てると元気が湧いてくるのよね」
◇くすっ、と柔らかく笑って真姫ちゃんも私の意見に頷いてくれます
そのまま「本当、見ていて飽きないわよね」って二人を見つめてた…
花陽「あ、風邪とか大丈夫?にこちゃんはさっきくしゃみしてたけど…」
◇さっきお水を被っちゃったんだよね?大丈夫って私は訊いたんです
真姫「あ〜……とんだ災難だったわね、日差しの下で練習してたから
水気なんてもう飛んでったわよ…」
真姫「…ハァ、練習も終わりでしょ?
この後、にこちゃんに付き合って絵里と希の"おまじない"を
やらなきゃなんないのよ…」
花陽「今朝、部室で話してた奴?」
真姫「そうよ…にこちゃんがどうしてもって言うから
絵里も私も付き合う事になったのよ…本当イミワカンナイ」ブツブツ
花陽「ふふっ、そう言っちゃうけど
にこちゃん達だから付き合っちゃうんだよね」
真姫「は、はぁ!?…べ、別にそんなんじゃないし!」イミワカンナイ!
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/05/30(火) 21:10:23.72 ID:sckCzWUw0
海未「それではこのまま各自、解散とします!」
◇手を叩いて、形だけの解散を宣言する海未ちゃん
μ'sとしての練習はこれでお終いだけど、この後は皆で
冷房の効いた部室でお喋りしたり…アイドルグッズを買ったり
ラーメンを食べに行ったりです!
◇お友達同士の楽しい時間はまだまだ終わりませんっ!
穂乃果「海未ちゃーん!」ダキッ!
凛「海未ちゃーん!」ダキッ!
海未「ひゃ、ひゃぃんっ!?」
ことり「あっ、今の可愛い声だね」
花陽「そうだね」
◇お片付け中の私とことりちゃんはラーメン屋さんに行こうと誘われる
海未ちゃんの声を聴いて素直な感想を漏らしました
海未「い、いけませんっ!カロリーの取り過ぎで…」
凛「えぇ…ダメなの?」ウルウル…
穂乃果「ぐすっ…海ちゃぁん…」ウルウル…
海未「」
花陽「あれは反則だね」
ことり「うん…」
◇凛ちゃんもホノカチャンもたまに小悪魔だよね、と二人で話し合いながら
花陽もことりちゃんとこの後アイドルグッズを買いに秋葉原に行こうと
お誘いをするのです、それがその日、私達9人の行動でした…
◇……………
◇穂乃果ちゃんと凛ちゃんは海未ちゃんを連れてラーメン屋さん
◇私とことりちゃんは秋葉原のアイドルグッズ専門店に向かって
グッズ(時々ミナリンスキーの写真とか)を買いに…
◇じゃあ…
206.62 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報R
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)