【けものフレンズ】俺「アライさん・・・ゆるさねぇ・・・絶対に!」

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92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 15:20:05.60 ID:hWai5GlN0
>>91
物語の予想を書き込むなバカ
作者が困るだろうが
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 17:55:37.80 ID:4vtq17/PO
>>91
ネタ潰しして楽しいか?よかったな
94 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:09:12.87 ID:RDKS6OQ60
皆さん見ていただいているようでありがとうございます

>>92>>93
お気遣いありがとうございます
95 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:11:19.06 ID:RDKS6OQ60
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〜公園

アライさん「なんだか広いところにたどり着いのだ、ここでアライさんのおうちを探すのだ」

アライさんが棲家を求めて歩いていると、公園にたどり着いた。性懲りもなく人間の建造物を探して害獣は歩き回る
そして公園のトイレに目をつけたのだった

アライさん「あそこがいいのだ、あそこに住むのだ」



〜公園のトイレ

アライさん「うわー人間のおうちみたいなのだ、それから・・・・?  なんかお水がたまっているのだ」

アライさん「きっとアライさん用に洗い場が作ってあるのだ」


ただの便器である
知能の足りないアライさんは何でもかんでも自分のために用意してあるものだと信じて疑わなかった


アライさん「ここは便利なのだ、ここの屋根裏に住むのだ」


またまた害獣特有の自己中心的な屋根裏住まいの支度を始めるのだった
時が経ち公園に子どもたちが集まり遊び始めた

子供1「ブランコであそぼー」

子供2「あそぼー」


ヒョコッ
アライさん「なんなのだ、あいつら。 ここはアライさんの縄張りなのだ!」
96 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:12:23.36 ID:RDKS6OQ60
公園で遊びだした子どもたちにアライさんは目をつけた。もちろんここは公共の場である、アライさんのものでは断じてない


子供1、2「たーのしー」

アライさん「なんだか楽しそうなのだ」

アライさん「アライさんも遊びたいのだー」

アライさん「おーい、アライさんも仲間に入れてほしいのだー!」

子供1「だれだろ?」

子供2「見たこと無いね」


子供はニュースや新聞はあまり見ないのだろう、耳と尻尾をつけた変わった子が目の前に現れたとの認識しかなかった


アライさん「それはなんなのだ? アライさんもやるのだ!」

子供1「ブランコだよー」

子供2「やりたいなら、順番だよー」

アライさん「アライさんはすぐやりたいのだ! よこすのだぁ!」


我儘なアライさんはブランコを奪おうと、遊んでいる子供たちに詰め寄った


子供2「あ、今近づくと危ない・・・・」
97 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:13:54.73 ID:RDKS6OQ60

ドガッ!
アライさん「へぶッ!!」

アライさん「ああ、痛いのだ・・・・・血が出たのだ」ハナジダラー

子供2「あ! そんなところにうずくまると危ないよ!」

アライさん「?」

ドンッ!

アライさん「っ!!!?」

アライさんの後頭部に返す刀でブランコが直撃した

アライさん「う・・・あ」ビクンビクン

子供1「うわー何この子、変な子ー」

子供2「気持ち悪いから行こ?」


アライさん「うぅ・・・・・・頭がいたいのだ」

アライさん「あれ? さっきのやつらがいなくなったのだ」

アライさん「ぶらんこで遊ぶのだー! わーいたーのしーのだー」キーコーキーコー

アライさん「ふはははは、アライさんの独り占めなのだー」キーコーキーコー
98 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:15:17.94 ID:RDKS6OQ60
自分は独り占めされると怒るくせに、自らの行いには寛容である
ブランコで遊べてさぞ楽しいだろう
アライさんがブランコで遊んでいると一人の男が話しかけてきた


ホームレス「やぁ、お嬢ちゃん。 楽しいかい?」

アライさん「たのしーのだぁ! ふはははは!」


ボロボロな出で立ちの男はアライさんを舐め回すように見ている


ホームレス「そうかいそうかい、おじちゃんがもっと楽しいことを教えてあげようか?」

アライさん「? 何なのだ? もっと楽しいことって?」

ホームレス「へっへっへ、すぐに教えてあげるからちょっとあっちの木陰に行こうか」

アライさん「わかったのだ! あっちへいくのだー」


何をされるとも知らないアライさんは脳天気にも男に連いていったのである
99 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:17:00.12 ID:RDKS6OQ60

〜公園の木陰

アライさん「楽しいことって何なのだ?」ワクワク

ホームレス「それはねぇ、へへへへお嬢ちゃんがいい子にしていたら教えてあげるねぇ」

アライさん「わかったのだー」

ホームレス「へへへ、聞き分けのいい子は好きだぜ」

そう言うと男はアライさんの体を撫で回し始めた

ホームレス「うぇへへへ、やわらかくてすべすべしてるぜ」

アライさん「? アライさんをなでなでしてくれるのだ?」


アライさんはこれから自分が何をされるかまだ分かっていないようだ
男はアライさんのあらゆる箇所を撫で回していく


ホームレス「そうだよ〜、じゃあもっと楽しいことをするから脱ぎ脱ぎしましょうねぇ」

ホームレスはアライさんの服(毛皮)を脱がし始めた
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 19:28:20.63 ID:iFW1dEwSo
おつ
これだよこれ
101 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:32:57.28 ID:MD481xY90
アライさん「毛皮を脱がしちゃ嫌なのだ・・・・・・寒いのだ」

ホームレス「へへへへ、すぐに暖かくしてやるからよ」

男はアライさんの服を脱がし、まだ未発達なアライさんの肢体を視姦していく
そしてその幼さが残る素肌を舐め始めた

ホームレス「じゅる・・・・・・じゅぷ・・・・・ぺろぺろ」

アライさん「ん・・・・くすぐったい・・・・のだ・・・・ん」

男はアライさんのタイツを脱がし、秘所を弄びはじめた

ホームレス「ひひひひ、はぁはぁ」クニクニ

アライさん「ん・・・・・あっ・・・・・・あ・・・・なんか変な感じがするのだ////」

アライさん「あっ・・・・んん・・・あっ」

秘所を舐られ、性の快感を感じていく。
アライさんにとっては初めての経験であり、自分の身に何が起こっているのか理解できなかった
アライさんの秘所からはドロドロした愛液が溢れ出ていた
102 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:35:37.24 ID:MD481xY90
ホームレス「お嬢ちゃん、お汁がいっぱいでてくるねぇ」

ホームレス「はぁはぁ、お嬢ちゃん得意なことってなんだい?」

アライさん「ん・・・はぁはぁ・・・・アライさんは・・・・ん・・・・あらうのが得意なのだ」

ホームレス「そうかい、じゃあ」ジー

ボロン
男はズボンのジッパーを下ろし、そり立つ男性器を露わにした


ホームレス「こいつを洗ってもらおうか」

アライさん「? これは何なのだ? しっぽなのだ?」

ホームレス「いいからさっさと洗ってくれよ」ギンギン

アライさん「わかったのだ」

アライさんはそう言うと男性のペニスを手で掴み、いじり始めた

アライさん「あったかいのだ、しっぽなのだ? でもかたいのだ?」クニクニ

ホームレス「そうじゃねぇよ、もっと上下に擦るようにやるんだ」

アライさん「わかったのだー」コスコス
103 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:36:52.33 ID:MD481xY90
さすがはアライグマのフレンズである、男のペニスに指を絡ませ食べ物を洗うように上下にゆっくりとさすっていく

ホームレス「そうそう、おぅ・・・・その調子だ、上手だぞ」

アライさん「〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」コスコスコス

何をされているのか分かっていないアライさん、普段から洗うことを習性としているので
喜んで男のペニスをしごいた

ホームレス「じゃあ今度は舐めてみようか」

アライさん「わかったのだ、うっ・・・・・でもなんかくさいのだ」ペロペロ

ホームレス「あぁ・・・・・・いいぞ・・・・」

アライさん「うぅ・・・・・・」ペロペロ

ホームレス「おぉ・・・・・・・はぁはぁ・・・・・・よしそのままくわえろ」

アライさん「え?」ペロペロ

ホームレス「早くやるんだよぉ!!!」ガシッ

男ははアライさんの頭を掴むと自分のペニスをアライさんの口へ押し込んだ

アライさん「!!! 〜〜〜〜」 
104 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:41:27.24 ID:MD481xY90
ホームレス「ああぁ〜〜きもちいいっ・・・・」ガクガク

アライさん「んん・・・・うぅ・・・・ん」ジュポジュポ

ホームレス「オラァ!! もっと舌をつかえ!!」バシッ


男はアライさんの頬を引っ叩き、強引にピストンを続けていく。 思うままアライさんの口の中を蹂躙していった
アライさんは自分の口を出し入れする、男のペニスを黙って舐めるしかなかった


アライさん「んーんふ・・・・んん・・・ジュポジュポ」ナミダメ

ホームレス「いいぞ! あぁ!! もう出るぞ!!! うっ!!!」

アライさん「んーーーーーーー!!!!」

ビュルッ!ビュルルルル!ドクドクドク

アライさんの口内にドロドロした精液が容赦なく放たれた



アライさん「んっうぅ・・・・うぅ・・・・・」フーフー

アライさんは涙目になりながら男の精液を口で受け止めた

ホームレス「きもちよかったー・・・・・」

アライさん「おぇ・・・・・はぁはぁ・・・うぅ・・・・・・なにこれ・・・・・変な味なのだ・・・・」ダラー

ホームレス「うめぇだろ? 俺の精液はよぉ」

アライさん「うう・・・・・・おぇ・・・・・・くさいのだ」
105 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:42:22.69 ID:MD481xY90
ホームレス「久々だから出しすぎたぜ、あーあズボンが精液まみれだ。 便所で洗うか」
ホームレス「おい! ガキ! ステージを変えんぞ!!」

そう言うと男はアライさんの耳を鷲掴みにして公園のトイレへ歩き出した

アライさん「いぎっ! 痛い、痛いのだ! アライさんのお耳が取れちゃうのだ」



〜公園のトイレ

ホームレス「ったく、ズボンを洗うか。 おい! ガキ! 俺のズボン洗っとけ!!」

アライさん「お耳が痛いのだ・・・・・・うぅ」

ホームレス「おい! 早くやれや!!!」ドンッ

アライさん「!! わ、わかったのだ・・・・・ぶたないでほしいのだ」

アライさんは男からズボンを受け取った
そして手洗い場へ向かうと思いきや、和式便器へ歩き始めた

ホームレス「?」


バシャッ!ジャバジャバ!
アライさん「洗うのだ! 洗うのだー! アライさんは洗うのが得意なのだー」

和式便器でズボンを洗い始めたのである

ホームレス「!!! え? ちょっと待てなにをしてやがる・・・・」

アライさん「きれいに洗うのだ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」バシャバシャ

ホームレス「おい! 何してくれてんだゴルアァ!!!!」

アライさん「え? アライさんはただ洗っているだけなのだ」
106 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:46:14.95 ID:MD481xY90
ホームレス「っ!!!!」ガシッ


男はアライさんの尻尾をつかむと、そのまま壁へ叩きつけた
ドンッ!

アライさん「あぐっ!!!」バタッ

ホームレス「何してるかって聞いてんだよ!!! 俺の一張羅によぉ!!!」ガンッ!

アライさん「ひぃぃ・・・・・痛いのだ」ナミダメ

ホームレス「オラァ!!」バンッ!

男はアライさんの異常行動に腹を立て、何度も何度もタイルに打ち付けた
アライさんが小さな悲鳴を上げるが、男の耳には入ってこなかった

ホームレス「変な耳と尻尾をつけやがって!! この馬鹿ガキがぁ!!!」バンッ

アライさん「えぐっ! アライさんは、アライさんはただ言われてやっただけなのだ」

ホームレス「そうかよ、じゃあ俺も洗ってやるよ!!」

男はアライさんを和式便器に叩きつけ、足で踏みつけ、頭を便器になすりつけた
そこで追い打ちをかけるように水洗トイレの水を流し始めた

アライさん「んぐー!!! ゴポゴポ・・・・んーんー!!!」バタバタ

ホームレス「暴れんじゃねえぞ!!!」ガンッ

アライさんを殴り続けた、気の済むまで
背中、後頭部、尻尾、あらゆる箇所を殴り、踏みつけた
必死の抵抗をしようともがくが、もがくほど男は激高し、さらにアライさんを殴りつけた
107 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 11:19:32.06 ID:MD481xY90
アライさん「んぐ・・・ひだ・・・・んご・・・・ゴボゴボ」バタバタ

アライさん「ん・・・・・ぁ・・・・ゴボゴボ」バタ・・・・バタ

アライさん「・・・・・・・」ピクピク

男の暴行に耐えきれなくなったのかアライさんは小刻みに痙攣し、沈黙した

ホームレス「あーうぜぇガキだったぜ」

そう吐き捨てるとホームレスは立ち去っていった




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アライさん「ゴポゴポ・・・・・ぷはっ」

アライさん「ぜぇぜぇ・・・・はぁはぁ」

男が去るとアライさんは息を吹き返した
数々の致命的なダメージを回復するタフな体は、アライさんのフレンズとしての能力にほかならない


アライさん「ひどいのだ、死ぬところだったのだ」

アライさん「うぅ・・・・・アライさんは人気者なのに」グゥー

アライさん「お腹が空いたのだ、食べ物を探しに行くのだ」


廃屋から追い出され、公園で酷い目に会い、食料も確保できなかったため、アライさんは空腹状態にあった
そして食べ物を探して歩いているとある場所にたどり着いたのだった
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 13:17:30.70 ID:C2MCrWoX0
完全レイプマダー?(・∀・ )
109 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:02:11.85 ID:MD481xY90
〜怪しい精肉工場


作業員1「あいつらホントバカだよなー」

作業員2「マジマジ! このままずっとこき使ってやろうぜ」

作業員3「ああ、なんたって労働力供給のサイクルが出来上がっているからな」

作業員1「あいつらにはやりたい放題だしな」

作業員2「ホントこの仕事はやめられないぜ」

工場の作業員たちが談笑していると、お腹をすかしたアライさんが現れた

アライさん「ここから食べ物の匂いがするのだ」ヨロヨロ

作業員1「あ? なんかいるぞ」

作業員2「うわっ! 本当だ」

作業員3「ちゃんと管理しとけよ」

作業員1「しょうがねぇ、捕まえてくるか」

作業員1「おーい、なにやってんだーはやくこっちにこいよー」
110 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:08:01.48 ID:MD481xY90
アライさん「ひっ! 人間が居るのだ・・・・・」

流石のアライさんも先程の仕打ちから一時的に人間不信になっているようだ

アライさん「こっちへこないでほしいのだー!!」

作業員1「? なんか警戒してんな、もしかしてあの工程のあとか?」

作業員2「ああ、あれね、それなら無理もない」

作業員3「よっぽどだったようだな」

作業員1「何言ってんだ? そろそろ飯の時間だぞ、早く来ないと食いあぶれるぞ」

アライさん「ご飯があるのだ? すぐに行くのだ」

作業員1「いいからついて来い」


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作業員1「作業長、アライさんが一匹外にいましたよ。 ここに連れてきました」

アライさん「ここはどこなのだ?」

作業長「おう、お疲れ・・・・・あれ? そのアライさんやけに汚れてるな」

作業員1「そうなんですよね、あの工程の後なんですかね」

作業長「いや、そういったものではないな。 恐らくどこかから紛れ込んだんだろう」
111 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:22:21.33 ID:MD481xY90
作業長「こっちで引き受けるわ、労働力がまた増えるな」

アライさん「?」

アライさんは作業長に促され、とある部屋に案内された

アライさん「? ご飯はどこなのだ?」

作業長「それはあとでね、アライさん、アライさんはどこから来たのかな?」

アライさん「どこかわからないのだ、おうちから来たのだ、ぶらんこがあって楽しいところなのだ」

作業長(あー、これは野生ですねアライさん)

作業長「アライさん、これからはここに住んでもらうよ、ちゃんとご飯も出すからね」

アライさん「ご飯もくれるのだ! わかったのだここをアライさんのおうちにするのだ」

作業長「アライさんのおうちじゃないけどね、 そのかわり、仕事をしてもらうよ。 アライさんにやってもらいたいんだ」

アライさん「わかったのだー、アライさんにおまかせなのだー!」


こうしてアライさんは新たな住処を手に入れたのだった
だが、これが地獄の始まりとは全く予想していなかった


作業長「じゃあ、手順を説明するよ、コンベアから流れてくるこの肉を箱に詰めてね」

アライさん「お肉なのだ? アライさんがお腹が減ったら食べてもいいのだ?」

作業長「だめだよ、アライさん、そんなことしたらご飯あげないよ」
112 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:24:09.01 ID:MD481xY90
アライさん「わかったのだ、やってみるのだ」

作業長「それじゃあ職場に案内するね」


ゴーガタガタッウィーン
アライさん達「わっせ、わっせ」
アライさん達「なのだー、なのだー」
アライさん達「これはもう箱に詰めたのだ」
アライさん達「完了なのだ」

そこには何十匹ものアライさんが工場での作業を行っていた

作業長「アライさんはあそこの空いているスペースで箱詰めしてもらうよ」

アライさん「あ、アライさんがいっぱいなのだ・・・・・・」

アライさん達「なのだー」
アライさん達「誰か来たのだ」
アライさん達「作業長なのだ」
アライさん達「新しいアライさんなのだ」
アライさん達「仲間が増えたのだー」
アライさん達「あまりお話していると怒られるのだ」
アライさん達「そうなのだ、大人しく作業を続けるのだ」


目の前の光景にアライさんは驚きを隠せなかった、アライさんはほとんど自分の仲間を見たことがなかったからだ
そして、アライさんは自分の持ち場に就き作業を始めた
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 17:51:09.18 ID:wbeuUVmj0
たのしみ
114 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:13:04.99 ID:DpI3XN3c0
>>113
おまたせです
少し書いたので投下します
115 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:15:50.42 ID:DpI3XN3c0
アライさん「このお肉をとって・・・・・この箱に詰めるのだ」

アライさん「お肉ゲットなのだ、箱に・・・・・箱に・・・・難しいのだ」


アライさんはどうやら箱詰め作業に戸惑っているようだ
それはそうだろう、動物だから人間のように作業ができるはずがないのだから


アライさん「難しい、難しいのだ・・・・・」グチャグチャ

作業長「あーダメだよアライさん、箱潰しちゃあ、いいか? ちゃんとやらねぇとわかっているな?」

アライさん「わ、わかったのだ、ご飯ぬきはやめてほしいのだ」

作業長「そうじゃねぇよ、おしおきだよ、お・し・お・き」

アライさん「お仕置きって何なのだ? アライさんに何をするのだ?」

アライさんが作業長の言葉に疑問を投げかけていると、辺りから話し声が聞こえてきた

アライさんA「なのだー」キャッキャ
アライさんB「なのだー」ワイワイ

作業長「!!! オイッ!! そこの奴ら!! しゃべくってんじゃねぇぞ!!!」

アライさんA「ひ!!!」ガクブル
アライさんB「ごめんなさい、ごめんなさいなのだ・・・・」ブルブル
116 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:19:09.20 ID:DpI3XN3c0
作業長「いいだろう、お前たちはお仕置きだ! こっちの部屋へ来い!!」

作業長「作業員1! ここで新入りの面倒を見てろ!!」

作業員1「はい!」

作業長「へへへへ、今日はどんなお仕置きをしてやろうか」

アライさんA「ごめんなさい、ごめんなさいなのだ」ブルブル

アライさんB「どうか、お仕置きはやめてほしいのだ」ガクガクブルブル

懇願するアライさん達を無視し作業長はアライさんたちの耳を掴み、別の部屋へ連行した

アライさん達「痛いのだ、痛いのだ、やめてほしいのだ!!」

アライさん達「ごめんなさいなのだ! はなすのだ!!」

アライさん「・・・・・アライさんが連れて行かれたのだ」

作業員1「お前もちゃんとやらねぇとああなるからな」

アライさん「きっと痛いことなのだ、怖いのだ・・・・」ブルブル


こうしてアライさんは黙々と作業を続け、箱詰め作業ができるまでになった

アライさん「ふはははは、アライさんは箱詰めが得意なフレンズなのだー」
117 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:23:09.14 ID:DpI3XN3c0
調子に乗ったアライさんは作業に余裕が出てきたのか、周囲の異常な雰囲気を察する用になった
今までは気づかなかったが、そこはとても酷い状況だった


アライさん達「」モクモク
アライさん達「」カチャカチャ
アライさん達「」サッサッ

その瞳に何も写っていない、ただただ作業をこなすアライさん達

アライさん達「えへへ、えへへへ」
アライさん達「のだ・・・・のだ」
アライさん達「あうーあうー」

明らかに正気を失ってしまっているアライさん達

ツライさん達「もう・・・いやなのだ」
ツライさん達「辛いのだ」
ツライさん達「おしごとしたくないのだ」
ツライさん達「いやだ・・・やぁなのだ」

とにかく辛そうなアライさん達


そして・・・・・とりわけ目を引いたのが


アライさん「なんなのだ、動くのが辛そうなのだ? お腹がいっぱいなのだ?」


そう、あの屋根裏で見たアライさんのように、お腹が大きくなっているアライさん達だ

アライさん「きっといっぱいご飯が食べられるのだ? アライさんもがんばるのだー」
118 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:25:29.28 ID:DpI3XN3c0
アライさんが作業を再開しようとした時だった、突然お腹の大きいアライさんがその場に倒れた

腹アライさん「うっ・・・・痛いのだ・・・うう」

腹アライさん「もうすぐ、もうすぐなのだ・・・・生まれそうなのだぁ」

作業員1「ちっ!! 来やがったか、オラ! 立て!! 向こうの部屋へいくぞ」

ボテ腹アライさん「うぅ・・・・苦しいのだ」

作業員1「こんな所でやるんじゃねえぞ!! 処分するぞ!!」

ボテ腹アライさん「あぁ・・・・・やめてほしいのだ・・・・子供が死んじゃうのだ」

作業員1「知らねぇよ!! さっさと行くぞオラァ!!」

そうしてボテ腹のアライさんは作業員1にどこかの部屋へ連れて行かれた


アライさん「なんだったのだ? 辛そうだったのだ」


ツライさん達「あ・・・・あああ、また、やられてしまうのだ」ガクガク
ツライさん達「もういやなのだ、次はアライさんの番なのだ」ブルブル
ツライさん達「これ以上繁殖したくないのだ・・・」ビクビク
119 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:27:03.84 ID:DpI3XN3c0
そして夕食の時間を迎えた
アライさん達は作業場から収容されている部屋へ移された

作業員1「おい! 害獣共!! 餌だ!! 準備できたやつから取りに来い」

アライさん達「ご飯なのだ」
アライさん達「やったのだー」
アライさん達「お腹が空いたのだー」

アライさん達は自分の配給皿を手に作業員のもとに並んだ

作業員1「飯を与えてんだ!! もらったやつは礼を言え!!」

アライさん達「ありがとうなのだ」
アライさん達「ありがとなのだ」
アライさん達「ありがとうなのだぁ」

作業員1「・・・・うぜぇ」


ワイワイガヤガヤ
こうしてアライさん達の唯一の楽しみの時間は過ぎてゆく


アライさん「今日は色々あったのだ、もう寝るのだ」zzzzz
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:37:44.97 ID:YKLAamLOo
お疲れ様なのだ!
121 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:44:55.46 ID:DpI3XN3c0

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〜朝

作業員に叩き起こされ、アライさん達は朝食をとり作業場へ移動していた
だが、新入りのアライさんははぐれてしまい、道に迷ってしまったのだった


アライさん「迷ってしまったのだ、作業場へ行かないといけないのだ」

作業員2「どうした? こんなところで何をやっている?」

アライさん「道に迷ってしまったのだ、作業場へ行きたいのだ。 おしごとするのだ」

作業員2「ちっ! 相変わらずこいつらの馬鹿面を見ているとムカついてくるぜ」

作業員が案内しようと歩き出した時だった




アライちゃん「のだー」ヨチヨチ




ふと見ると小さなアライさんが作業員の足元を4足歩行で歩き回っている
その様は見ていてすぐさま駆除したくなる衝動に駆られる程醜いものだった

アライさん「小さいアライさんなのだ」


アライちゃん「なのだー」ヨチヨチ



小さなアライさんはアライさんに似て能天気そうで何も考えていないような子だった
その無垢な表情は将来害獣になることを予見されるような、とてもウザい顔つきをしていた
アライさんが珍しそうに赤ん坊のアライさんを見ていると
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:51:35.11 ID:k23M252P0
面白いのだ
応援してるのだ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/06/20(火) 01:13:08.35 ID:fyiFxpDC0
面白いが俺はどうしたよ?
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 08:36:30.33 ID:uE0N5o5dO
刹那の利益に目がくらんで害獣を駆除するチャンスをふいにし続ける愚かな人間たち
きれいな言葉で言うなら共生かもしれんが、どう考えてもリスクがでかいわ
125 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:09:02.34 ID:9rPdi3qY0
どうもお疲れ様です
閲覧ありがとうございます

>>123
今回はアライさん中心のお話になっています
そのうち出てきます
126 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:12:02.49 ID:9rPdi3qY0

作業員2「何やってる? さっさと行くぞ」


グチャッ
作業員が小さなアライさんを踏みつけてしまった


作業員2「あ? ちっ!!! きたねぇな」

すると通路の扉からべつのアライさんが飛び出してきた

腹アライさん「何をするのだ!! アライさんの子供なのだ!! 足をどかすのだ!!」

作業員3「おい!! 大人しくしろ!!」

作業員は飛び出してきたアライさんを捕まえかごに放り込む

腹アライさん「やめるのだ!! ここから出すのだ!! アライさんの子供を離すのだ!!」ガシャガシャ


アライちゃん「・・・・・の・・だ」ピクピク


作業員2「あーまだ生きてやがる、害獣はしぶといな。 駆除しなきゃな」

腹アライさん「やめ・・・・・」


グチャッ
アライちゃん「ピギッ」グチャ

アライちゃん「」


小さなアライさんはそれからピクリとも動かなくなってしまった
作業員は小さなアライさんの頭蓋骨を踏み潰し完全に砕いたのだった

腹アライさん「あ・・・・・」ガクッ
127 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:14:54.16 ID:9rPdi3qY0
作業員2「あーきったねぇ。 おい、こいつ頭はダメだが体は大丈夫だろ?」

作業員3「ああ、問題なさそうだな」

作業員2「じゃあ、精肉所へ回しておけ、首をちょん切ってな?」

作業員は小さなアライさんの死体を袋へつめてその場を後にした


アライさん「・・・」

作業員2「作業始まってんぞ、急げよ。 こうなりたくなかったらな」

アライさん「わかったのだ・・・・」


作業場にたどり着き、アライさんは淡々と作業を続けていた
昨晩と朝の食事が少なかったため、アライさんは空腹状態にあった

アライさん「ご飯が足りないのだ、お腹がすいたのだ」

目の前にパッケージングされた肉がコンベア上を流れている
アライさんは自分の食欲に従い、肉を食べ始めた
128 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:17:43.88 ID:9rPdi3qY0
アライさん「お肉なのだ、食べるのだ」ムシャムシャ

アライさん1「やめるのだ! 怒られるのだ!」
アライさん2「だめなのだ!」

アライさん達「やめるのだ!・・・・・・でもアライさんもお腹がすいたのだ」
アライさん達「あいつも食べているし、アライさんも食べるのだ!」
アライさん達「のだー! のだー!」

アライさんの行動を真似し、次々にアライさん達はコンベア上の肉を食べ始めた
パッケージを剥がし、肉を貪っていく姿は動物そのものだった

作業員1「!!! お前たち何やってやがる!!!」

アライさん達「のだー!のだー!」ワイワイガヤガヤ

作業員1「静かにしないとお仕置きだ!」

アライさん達「!!!」ビクッ

作業員1「何があったか説明しろ!」

アライさん1「こいつがお肉を食べ始めたのだ! アライさんはやめるように注意したのだ!」

アライさん2「そしたらみんなが真似して食べ始めたのだ! アライさんは止めたのだ!」

作業員1「よし、わかった。 肉を食べたものは全員こっちの部屋へ来い!! いいな!!」

アライさん達「わ、わかったのだ」ゾロゾロ

作業員1「新入り、お前だけはこっちだ」

アライさんは「こっちなのだ?」
129 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:19:29.23 ID:9rPdi3qY0
〜懲罰室

作業長「よう、やってくれたなぁ」

作業長「お前は新入りだし特別な懲罰をさせてもらう」

アライさん「あ、アライさんに何をするのだ」

作業長「よし、お前ら両手を縛って、両耳を掴んで取り押さえろ」

作業員1、2「了解!」


作業員たちはすぐさまアライさんの両腕を後ろに縛り、耳を掴んで持ち上げた

アライさん「やめるのだ、アライさんのお耳を離すのだ、痛いのだ」

作業長「商品は食っちゃあだめだって言ったよな? オラァ!!」


ドゴッ!
作業長はアライさんの顔面に拳を叩き込んだ

アライさん「ぶっ!!」ベキッ

アライさん「あぶ・・・・・ひぃ・・・」ボタボタ


アライさんの鼻は折れ、鼻血がボタボタと床に落ちてゆく
すかさず作業長は顔面に拳を叩き込んでいく何度も何度も
アライさんの悲鳴を楽しむかのように・・・・
殴り続けていくうちにアライさんは弱っていき、悲鳴もかすかなものになっていった
130 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:20:58.66 ID:9rPdi3qY0
作業長「ん? 元気がねぇな、活をいれてやるよ!!!」

追い打ちをかけるように全力でアライさんの腹部を殴りつけた

アライさん「おぶっ!!! ・・・・うぷっ・・・・あぁ・・・・・・」

アライさん「もう・・・・やめてほしいのだ・・・・アライさんは・・・・・もうお仕置きはいやなのだ」ボロボロ

作業長「そうだな、新人だしそろそろお仕置きは終わりにしてやるか」

アライさん「た、助かったのだ」


作業長「人員も、いや獣員も減っちまうからここらで増やしておかねぇとな・・・・・・おい!! 取り押さえろ!!!」

アライさん「お仕置きは終わりなのだ? 部屋へ戻れるのだ?」

作業長「そんなわけねぇだろ、ここからはお楽しみタイムだよ」


そう言うと作業長はズボンを下ろし、いきり立ったペニスを露わにした
そして一物をアライさんの頬に押し付ける

アライさん「やめるのだ、くさいのだ。 アライさんに何をするのだ」

作業長「へへへ、これを今からお前にぶち込む。 お前にはたくさん産んでもらわないとな」

作業長はアライさんの服(毛皮)を脱がし始めた
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:54:43.94 ID:9UOgDklP0
アライさんの大きさがよくわからんな
作業員が簡単にかごに放り込めるってことは大きく見積もっても25キロ以下、身長にしたら110センチ以下だろうか
一般的なアライグマに準じた体重比なら赤ちゃんは400グラム弱かな
生後すぐなら筋肉もあまりないだろうし、食肉にできるのはトータル150グラムってところか
ハンバーグ1個分くらいかな
ヒト化した存在のフレンズとして、ヒトに準じた体重比の赤ちゃんなら1キロくらい、肉換算で400グラム
アライ肉は高級ブランド牛肉よりずっと高いってんじゃなければ採算は合わんな

そもそも一匹のアライグマが生む子は、常時妊娠し続けたとしてもペースにすると1匹あたり平均で2週間強
妊娠してないアライさんが多数いることを考えると、アライちゃんの肉を詰める仕事が発生するのはアライさん一匹あたり数カ月に一回程度ってことになるな
つまり、この工場の肉にはまだまだ秘密がある?
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:59:44.23 ID:YKLAamLOo
あまり深く突っ込んではいけない(戒め)
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 21:30:12.64 ID:LgmtmQ9ro
ようやくこのくそ害獣が本格的に痛い目を見ることになって満足
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 19:44:28.27 ID:Q+L6a7ao0
ボケ老人に可愛いと言われたり、ホームレスにヤラれそうになったり、現在進行形でギンギンな工場長にヤラれる寸前だったり
あれ、アライさんってこの世界では純粋に美少女なのか?
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 19:50:37.98 ID:a9N0XUvQo
>>134
けもフレのアライさんだぞ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 20:02:05.51 ID:Q+L6a7ao0
アニメはわざわざ不細工って設定のキャラでもなければ女の子はみんなかわいいから参考にならんだろ
視聴者的には同じくらいの容姿レベルでも、美少女とかモテモテとかいう設定なのはその集団では1人だけだったりするし
その世界でどう扱われてるのかは作者の説明を聞くか、登場人物の発言から推察するしかないんじゃね
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 20:04:24.42 ID:Trf1uJIGo
ここで議論するなよ
138 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:52:14.09 ID:CqDnH90v0
ただいま

いつの間にか議論がされているようですね
あまり深く考えないで頂ければ幸いです

書き溜めた分投下します
139 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:54:11.35 ID:CqDnH90v0
アライさん「うぅ・・・・・さむいのだ、アライさんの毛皮を返してほしいのだ」

作業長「ひひひ、なかなかきれいな肌してるじゃねぇか、味見をさせてもらうぜ」

作業長はいやらしくその舌をアライさんの肌に這わせていく

アライさん「くすぐったいのだ、気持ちが悪いのだ」

作業長「なんにも知らねぇようだな、じゃあすぐに教えてやるよ」

作業長はアライさんの股を開かせ、アライさんの秘所に自分の猛々しく反り立ったペニスをあてがった
これまでの経験から、酷いことをされるであろう恐怖に支配されアライさんはその身をよじっている
その姿に作業長は興奮したのか、アライさんの秘所にいきり立ったペニスを強引に挿入した

ニュル!ブチッブチブチブチ
アライさん「いっ〜〜〜〜〜〜〜!!!」


作業長のそれがアライさんの秘所を蹂躙していく

アライさん「いっ・・・・た・・・・何なのだ?・・・・・アライさんの中に入って来るのだ・・・・」ギチギチ

作業長「どうだ? 俺のモノは? いいだろ? へへへ、もっと気持ちよくしてやるからな!!」


体の中に感じる異物感にアライさんは喘ぎ声をあげる
アライさん「ひっく、うぐ・・・・・・痛いのだぁ、やめてほしいのだ」
140 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:56:24.71 ID:CqDnH90v0
作業長は容赦なくピストンをする、繰り返し繰り返しアライさんの膣穴を蹂躙する
今までアライさんは獣の立場で人間を困らせてきた。だが、今度はアライさんが人間にされるがまま陵辱されていく
泣き叫ぶアライさん、しかしそれが余計に作業長の嗜虐心を煽ることとなった
作業長は更に激しく腰を打ち付ける。 もはや作業長のほうがケモノじみた行いをしていると言えよう


作業長「オラオラオラぁ!!!」パンパンパン

アライさん「痛い! 痛いのだ! 苦しいのだ! さける・・・・・・アライさんのお股が裂けちゃうのだぁ!!!」パンパンパン

作業長の激しい腰使いによりアライさんの膣穴からは血が流れ始めていた

アライさん「やめて・・・やめてほしいのだぁ!! おなか・・・・・・壊れちゃうのだぁ!!!」グチュグチュパンパンパン

アライさん「痛い!! アライさんの中で大きくなっているのだ!!! い・・・・やぁ」パンパンパンパン


部屋中に肉と肉がぶつかりあう音が響く、アライさんの膣から流れ落ちた愛液と血液が床に滴り落ちる
ついに終わりを迎えようと作業長がスパートをかけた
そして・・・・・・

作業長「受け取れ!!! クソ害獣がぁ!!! 膣で出すぞ!!!!」パンパンパンパン

アライさん「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ビュルッ!ビュルルル!! ドプッ! ドプッ! ドクドクドクドク

作業長はアライさんの膣内で己の欲望の全てを吐き出した


アライさん「う・・・・あ・・・・」ビクンビクン

作業長「お・・・おぅ・・・」ビクッビクッ!ドクドク
141 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:59:41.14 ID:CqDnH90v0
作業長「ふぅー、すげえ出たな。 よく騒いだから興奮しちまったぜ」


アライさん「・・・・・」ピクピク


強引に処女を奪われ、作業長の暴力的な行為にアライさんは動けなくなってしまった
初めて味わう乱暴の数々、そして異物を自分の中に出される不快感は今まで感じたことのないものだった
アライさんの股間からは血と愛液、そして精液の混ざった液体が溢れ出ていた

アライさん「うぅ・・・・・・・」ドロォ


作業長「今日のお仕置きはお終いだ。お前ら、収容室に連行しておけ」


--------------------------


〜別の懲罰室


そこには作業中に商品の肉を食べてしまったアライさんたちが集められていた

アライさん達「怖いのだ・・・・」プルプル
アライさん達「これからきっとお仕置きなのだ」ビクビク
アライさん達「今度は何をされるのだ」ビクビク
アライさん達「アライさんに何をする気なのだ」ブルブル


ここにいるアライさんたちは皆一度はお仕置きを受けている
作業員の気分だったり、躾と称してだったり、単にアライさんへの罰だったり
142 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 18:01:43.17 ID:CqDnH90v0
作業員3「ここに集められた理由はわかっているな!! 商品に手を出し、我が社に損害を与えたからだ!!!」

作業員3「もちろん我が社の損失は社員の生活にも関わってくる!!! のうのうと飯も食えなくなるんだぞ!!! わかってるのか!!!」


アライさん達「ひっ!!!!」
アライさん達「ごめんなさいなのだ」
アライさん達「きっとご飯が減らされてしまうのだ」


作業員の説教はアライさんたちの恐怖を煽る、お仕置きをされた上にご飯も減らされてしまうんだと
アライさん達は動揺している
が・・・・・・


作業員3「諸君はきっと懲罰を受けた上、飯抜きだと心配していることだろう。 だが安心したまえ、今回はそんなことはしない」

アライさん達「よかったのだ」
アライさん達「今回はなにもないのだ?」
アライさん達「やったのだー」


作業員3「諸君は貴重な財産だからな、そろそろ解散するので向こうの部屋へ移動してくれ」


アライさん達「わかったのだ」
アライさん達「移動するのだ」
アライさん達「遠足なのだ」

アライさんたちは密室へ移動させられた
143 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 18:05:42.10 ID:CqDnH90v0
アライさん達「何なのだ? ここは?」

とても殺風景な部屋、部屋の天井にはいくつか穴が空いており噴出口のように見える
人間には分からないが、動物が死んだような匂いと微かに動物の体毛が落ちている
この異様な光景にアライさんたちはこれからここで起こることを予感し騒ぎ出した


アライさん達「!!!!」
アライさん達「だして!ここから出してほしいのだ!!!」
アライさん達「あけて!!あけてほしいのだ!!!」
アライさん達「やめるのだ!!! お願いなのだ!!!」


作業員3「これからお前たちを殺処分する。安心しろ、その後はお前たちが損失を出した分以上の肉を、お前たち自身が補填できるんだ」

アライさん達「そんな・・・助けてほしいのだ!!!」ドンドン
アライさん達「お願いなのだ!! 殺さないでほしいのだ!!!」ガジガジ
アライさん達「アライさんは死にたくないのだ!!」ガンガン


アライさん達が助けを求めて一斉に騒ぎ出す
ここから脱出するために、アライさん達は壁を叩き、引っかき、泣き叫んだ
しかし、そんな抵抗も虚しく作業員によって、処分は行われた

ブシュー
部屋の噴出口から二酸化炭素ガスが噴射される


アライさん達「ゴホッ! ゴホッ! まつのだ・・・」
アライさん達「やめる・・・・の・・・だ」
アライさん達「の・・・・だ・・・・・」


噴出から数分後アライさんの悲鳴も抵抗する音も聞こえなくなった
144 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 18:10:02.89 ID:CqDnH90v0
作業員3「ふー終わった終わった、片付けないとな」


作業員はアライさん達の収容された部屋に入るとアライさんの死体をコンテナに乗せはじめた
コンテナに積み上げる際アライさんの死体についている首周りのファーや尻尾がふわふわしていて、結構邪魔でありストレスが溜まる作業に感じられた
コンテナに積み終わり死体の山を見ると、だらしなく尻尾を垂らした尻が見るものの不快感を駆り立てた

作業員3「きたねぇ害獣共だぜ」

作業員3「これで何キロの肉がとれるかなっと」

作業員3「今日は一気に片付けたから、屠殺場の出番はなかったな」



作業員は軽口を叩きながら精肉工場へアライさんの死体を運んでいった



--------------------------


〜夜

その夜アライさんは作業長達にされたことを思い出しながら体を震わせていた

アライさん「うっうぅ・・・・・・何だったのだあれは、痛かったのだ、気持ちが悪かったのだ」

アライさん「それにしてもみんな戻ってくるのが遅いのだ」


昼間に別の懲罰室へ連れて行かれた仲間のアライさん達がまだ収容室(生活スペース)に戻ってきていないのである
何か良からぬことをされているのではないかとアライさんは考えていたが、睡魔に襲われその日は眠りについたのだった
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 18:40:37.62 ID:gPVON3nyO

害獣に悪行を精算する機会を与えてあげる作業員の優しさがまぶしいわ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 23:04:56.50 ID:N1OgY101o
ゆ虐ではよくある展開だな
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/24(土) 01:09:56.42 ID:+UvKk7KJO
アライさん、またヤられてしまったね
148 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 10:17:04.65 ID:fZj+S+ye0
〜朝

作業員1「朝だ!!! とっとと起きろ」

アライさん達「まだ眠いのだ」
アライさん達「ご飯なのだ、貰いに行くのだ」
アライさん達「早く並ぶのだ」

作業員に叩き起こされ、のんきなことをのたまっているアライさん達は配給の列に並ぼうとするが・・・

作業員1「勘違いしている奴らが居るようだが、今日の朝飯は抜きだ!!! 昨日やらかした者たちの連帯責任だ!!!」

アライさん達「!! そんな」
アライさん達「なんでなのだ」
アライさん達「アライさんは何も悪くないのだ」

作業員にブーイングをかますアライさん達。 自分達のご飯が貰えないことが分かると凶暴になる動物たちであった
作業員はアライさん達のウザい抗議に堪忍袋の緒が切れた

作業員1「いい加減にしろ害獣共が!!! これ以上騒ぐと貴様らもお仕置きをするぞ」

アライさん達「!!!!」
アライさん達「おしおきは・・・・嫌なのだ」
アライさん達「やめてほしいのだ」
アライさん達「静かにするのだ、おしごとの時間まで眠るのだ」
149 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 10:18:13.75 ID:fZj+S+ye0
作業員1「おいおい、お前ら勘違いしているようだが、朝食の時間がない分これからすぐ労働だ!!! それから今日は休憩時間はねぇからな!!!」

アライさん達「そ、そんな」

作業員1「まだ何か文句があるのか!!!」

アライさん達「ないのだ、すぐにおしごとするのだ」


作業員に連れられ、アライさん達は作業場へ向かって行った
だが、アライさん達の数は明らかに昨日よりもかなり減っていたのだった
昨日懲罰室へ連行されたアライさん達がこの時間まで帰ってこなかったのである
アライさん達はそれに気づいていたが、皆口をつぐんでいた
それは今までにも何度もあったことだったから・・・・

アライさん「昨日連れて行かれたアライさん達がいないのだ、どうしてなのだ?」


〜作業場


アライさん達「ツライのだ」
アライさん達「作業が多いのだ」シクシク
アライさん達「いやなのだ」ボロボロ

流石の脳天気だったアライさん達も人数が減り、負担が大きくなったため泣き言を言い始めている
中には涙を流しながら作業に取り組む者も居るようだ
過酷な作業をしていると作業場に作業長が現れた
150 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 10:19:31.66 ID:fZj+S+ye0
作業長「諸君、朗報だ、作業の手を止めないで聞いてくれ」

作業長「これから人員を補充する、さあ、入ってこい」

作業長が伝えると、別室の扉からアライさん達がぞろぞろと現れた

アライさん「アライさんがたくさん来たのだ」

新アライさん達「きたのだ」ウジャウジャ
新アライさん達「おしごとなのだ」ワイワイ
新アライさん達「アライさんにおまかせなのだ」ノダーノダー


そこには大勢の新しいアライさんが作業員として連れてこられたのである
アライさん達は痩せて傷だらけの者や幼い者が多かった

作業長「新入りの奴らは持ち場について作業を始めろ」

アライさん「新しいアライさん達が来たのだ、昨日連れて行かれたアライさん達はどうなったのだ?」


増員にアライさんは困惑しながら、昨日連れて行かれた者たちについて疑問を感じていた
今まさにアライさんが箱詰めしている肉こそが昨日連れて行かれた者達だということを知らずに・・・・・
151 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 18:28:04.20 ID:fZj+S+ye0
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-----------------------------------


それから一ヶ月近くアライさんは働かされ続けた。時には折檻を受け、過酷な労働に倒れるときもあった
労働を強要され思考が麻痺し、立派な家畜になったときにそれは起こった


アライさん「今日も乗り切ったのだ、明日のおしごとに備えて寝るのだ」

アライさんが翌日の作業のことを考えていると、別のアライさんが話しかけてきた

ツライさん「まだ起きているのか? 新入り」

アライさん「起きているのだ」

今まで他のアライさん達に溶け込めずに、話し相手もいなかったのだが珍しく話しかけてくる者がいた
アライさんは驚きながらも話を聞くことにした

アライさん「どうしたのだ?」

ツライさん「お前、ここで働いていて何とも思わないのか?」

アライさん「毎日ツライのだ、だから明日のために早く寝るのだ」

ツライさん「そうじゃないはずなのだ、ここにずっといていいのか?」

アライさん「でもここにいればご飯はもらえるのだ」

ツライさん「確かに食べ物ももらえるし、寝床もあるが、外にいたときよりも酷いことをされるのだ」
152 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 18:29:38.79 ID:fZj+S+ye0
アライさん「うぅ、あんな目に会うのはもういやなのだ。 でもここなら生きていけるかもしれないのだ」

ツライさん「それだけじゃないのだ、お前は分かっていないのだ。 お前とアライさん達のお腹には・・・・・・」

アライさん「?」

ツライさん「いや、なんでもない・・・・・他にもわけがあるのだ。いつも箱詰めしている肉・・・・これは何だと思うのだ?」

アライさん「わからないのだ」

ツライさん「以前、たくさんの仲間が連れて行かれたはずなのだ。その時の仲間はまだ帰ってきていないのだ」

アライさん「どういうことなのだ?」

ツライさん「あの肉は連れて行かれた仲間の肉なのだ」

アライさん「!!!」

ツライさん「どのみちここにいればアライさん達は殺されてお肉にされてしまうのだ」

アライさん「そんな!!! どうしてなのだ!!!」

ツライさん「いつも作業員達が話しているのだ、商品にすると・・・・」

アライさん「みんなに教えなきゃいけないのだ!!! アライさん達の危機なのだ!!!」

ツライさん「やめるのだ、もし教えたらアライさん達が暴れだすのだ。そうしたら作業員達はきっとアライさん達を殺してしまうのだ」
153 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 18:32:04.10 ID:fZj+S+ye0
アライさん「でもこのままだとアライさん達が殺されてしまうのだ!!!」

ツライさん「だから『さくせん』を考えたのだ、ここを脱出するための・・・・」

アライさん「さくせん?」

ツライさん「ここを逃げ出すための方法なのだ」

アライさん「すごいのだ! どうやってやるのだ」

ツライさん「いつのタイミングかは言えないが、作業終了後の収容室に移動するときがチャンスなのだ」

ツライさん「脱出する場所は作業場から出た廊下の突き当りなのだ」

ツライさん「そこには板が立てかけてあるから、その裏にアライさんが予め空けておいた穴があるからそこから外に脱出するのだ」

ツライさん「夜だから作業員も少ないし、作業長もいない。さらにアライさん達は夜行性だから動きやすい。脱出の可能性は高いはずなのだ」

ツライさん「みんなが脱出した後アライさんは別の場所に収容されている仲間たちも助けるのだ、アライさんのことは気にせず逃げてほしいのだ」

アライさん「ここ以外にもアライさんがいるのか?」

ツライさん「そうなのだ、アライさんはこの施設の色々な箇所で労働を任されているのだ。だから内部構造は詳しいのだ」
154 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 18:32:50.69 ID:fZj+S+ye0
アライさん「すごいのだ!!! ふぇねっくみたいに賢いのだ!!!」

ツライさん「昔、ヒトと一緒に生活していたことがあるのだ。だからアライさんは色々と知っているのだ、でも・・・・・」

アライさん「?」

ツライさん「なんでもないのだ・・・・実行のタイミングはその時に指示するのだ、だから腹をくくっておくのだ」


それからアライさんは脱出できる機会を今か今かと待ち続けた
ついにその日がやってきた
155 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 19:02:02.71 ID:fZj+S+ye0
〜脱出の日

ツライさん「今日は月1回の繁忙日・・・・遅い時間まで作業をしているから、作業員も少ないし作業長も不在なのだ」

作業員1「あ〜ついてねぇな、繁忙日を任されるとは、早く帰りてぇ」

ツライさん「作業員の注意も散漫になっているのだ」

作業員1「ん?そろそろ終了だな。お前ら今日の作業は終了だ! さっさと寝床に戻りやがれ!!」


アライさん達は作業を切り上げ、寝床である収容室までの廊下を歩いていた
ついにそのときがやってきたのである

ツライさん「今なのだ!!」

ツライさんはアライさん達に合図を送った

アライさん達「脱出なのだー!」
アライさん達「逃げるのだー!」
アライさん達「のだー!」

アライさん達は一斉に脱出口へ駆け出した

作業員1「な、なんだ」

作業員は異常事態に気づきアライさん達を追いかけようとする

アライさん達「なのだー」
アライさん達「なのだー」
アライさん達「なのだー」

作業員1「おい!! 止まれ! どこに行きやがる!!!」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/06/24(土) 19:26:37.68 ID:FEMIFjFH0
さあどうなる
157 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/24(土) 20:58:54.60 ID:fZj+S+ye0
>>156
ふふふ、どうなるんでしょうね
パイレーツオブカリビアン見てから戻ってきます
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/24(土) 21:03:42.95 ID:JeW3eeLqo
今日は投稿数多くていいゾ^〜これ
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/24(土) 21:21:43.01 ID:J5JbyRSao
害獣が立場もわきまえずに反乱かよ
寝床と食事を与えてくれた作業員たちに歯向かうとか、恩知らずにも程があるだろ
いや、アライさんを甘やかしすぎた作業員にも非はあるのかも知れんけどさ
160 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:10:34.75 ID:VixYZep70
ただいま
録画物を見ていて遅くなりました
マッチョな男性っていいですね〜

>>158
遅筆ですみません

投下します
161 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:11:57.73 ID:VixYZep70
アライさん達は作業員の制止を振り切り、脱出していく

アライさん「出口なのだ!! あそこをくぐれば自由なのだ!!!」

廊下の壁の突き当たりの脱出口からアライさん達が出て行く
その姿はまるで怒涛の羊・・・いや、怒涛のアライさん達だった

作業員1「貴様ら!! 止まらんとお仕置きだぞ!!!」

作業員の制止もむなしくアライさん達は走り続けた
その結果、工場の敷地からアライさん達は脱出出来たのだった


アライさん「やったのだ!!!」

ツライさん「アライさんはこれから他の仲間を助けに行くのだ。だから早く逃げるのだ」

アライさん「わかったのだ!!! 逃げるのだ!!」

こうして大勢のアライさん達は夜闇に紛れて草むらへと消えていったのである
162 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:12:43.03 ID:VixYZep70
--------------------------

〜ボテ腹アライさん収容所


ボテ腹アライさん達「うぅ・・・・ツライのだ」
ボテ腹アライさん達「また繁殖してしまうのだ」
ボテ腹アライさん達「動けないのだ・・・・」

ここには身重になってしまい、作業するのも困難になってしまったアライさん達が収容されていた
皆お腹が大きくなっており辛そうにしていた

ツライさん「ここにはたくさんのアライさんの仲間が収容されているのだ」

ツライさん「作業員1は恐らく、一番遠くの屠殺場にいる他の作業員達を真っ先に呼びに行くはずなのだ」

ツライさん「まずはここから助けるのだ」


収容所内にツライさんが侵入し、ボテ腹アライさん達に脱出を促す


ボテ腹アライさん達「ここから逃げ出すのか?」
ボテ腹アライさん達「アライさん達はもうこんなことしなくていいのだ?」
ボテ腹アライさん達「うぅ・・・苦しいのだ」


ツライさんに先導され、ボテ腹アライさん達は工場を脱出していった
その腹に子を宿した害獣が大量に野に放たれた瞬間だった
163 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:13:53.79 ID:VixYZep70
--------------------------

〜屠殺場


作業員2「おら!! 次の奴!! 前へ出ろ!!」

アライさん1「うぅ・・・・お願いなのだ、やめてほしいのだ」

そこには作業員に促され、屠殺場に進まされているアライさんがいた
さらにその後ろにはおびえるアライさん達が列を作っている

アライさん達「うぅ・・・・怖いのだ」
アライさん達「もうおしまいなのだ」
アライさん達「もうやめてほしいのだ・・・・おうちに帰してほしいのだ」
アライさん達「お願いなのだ・・・アライさんは悪くないのだ・・・・アライさんが可愛そうなのだ」


作業員は屠殺のハンマーを振り下ろした

ドチャッ
アライさん「のあ・・・・」ドン

ベシャ
頭をハンマーで打たれたアライさんがひざから崩れ落ちる
そこですかさず作業員が首を掻っ切り血を抜いていく
その猟奇的で衝撃的な光景に後に待機しているアライさんたちは戦慄した
164 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:14:48.15 ID:VixYZep70
アライさん達「えう・・・・ひっく」
アライさん達「怖いのだぁ」
アライさん達「嫌なのだ・・・やめるのだ」

作業員3「うるせぇ奴らだ・・・・」

愚痴りながらも作業員は屠殺したアライさんをつるしていく


ツライさん「ここは・・・・作業員がいるのだ」

ツライさん「だけどそろそろ他の作業員も応援要請に来るのだ」

ツライさんは今か今かとチャンスを待つ
そこに入り口から作業員が現れた


作業員1「おい、害獣共が逃げ出したぞ!!!」

作業員2「なんだって!?」

作業員3「早く現場に行くぞ!!!」

作業員達は脱出したアライさん達を捕まえに現場へ向かった
165 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:15:35.45 ID:VixYZep70
ツライさん「いなくなったのだ、今がチャンスなのだ」

ツライさん「ここには鍵がかかっているのだ。でもアライさんは鍵を予め拝借してあるのだ」


ツライさんは器用に鍵を使い、屠殺場の扉を開ける
フレンズとは言え動物だったツライさんには、鍵の認識や使い方など知るはずがない
だが、ツライさんは道具を認識し、それを使いこなしていく


ツライさん「開いたのだ・・・・・みんな、アライさんが助けに来たのだ」


アライさん達「助けにきたのか?」
アライさん達「助かったのだ」
アライさん達「早くここから出るのだ」

そそくさと礼も言わずに立ち去っていくアライさん達
ツライさんは全員の脱出を見届けると次の行動に移った
166 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:20:43.30 ID:VixYZep70

--------------------------

〜赤子アライさん収容所


アライちゃん達「すぅーすぅー」zzz
アライちゃん達「の・・・だー」zzz
アライちゃん達「のだ・・・ぁ」zzz

ツライさんが覗き込むとそこには何百匹ものアライちゃんが、のんきに寝息を立てて眠っていた
収容室は広く、アライちゃん用の2段以上のベッドが大量に並べられていた

ツライさん「こいつらに説明してもきっと理解できないのだ。それに、脱出なんて無理なのだ」
ツライさん「こいつらには囮になってもらうのだ」

ツライさんはアライちゃん達が収容されている部屋を開け放ち、音をたててアライちゃん達を一斉に起こした

アライちゃん達「の・・・だ?」
アライちゃん達「のあー?」
アライちゃん達「なのだ?」
アライちゃん達「のだー」
アライちゃん達「なのだー」


ツライさんは手を叩いて出口へと誘導する


アライちゃん達「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「のあー」ヨチヨチ
アライちゃん達「のだー」ボテッ
167 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:22:06.19 ID:VixYZep70
2段以上のベッドに寝ているアライちゃん達は落っこちながら脱出口を目指していく
段数が比較的上のアライちゃん達は落下の衝撃で意識を失う者や、泣き出すものも居るようだ


アライちゃん達「の・・・・だっ!」ボテッ
アライちゃん達「のだー」ベシャ   「の・・・・だぁ」
アライちゃん達「のあっ!」ドン   「の・・・のだぁぁぁぁ!! うえぇぇぇぇん!!」
アライちゃん達「のだー!」グキッ   「のっ! ピギッ・・・・・・・」シーン
アライちゃん達「のあぁあ」ボテッ   「のだーのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「なのだー」グチャ   「・・・・」ピクピク


どうやら間抜けにもベッドから落っこちて死んでいく者もまれに見られる
出口から次々に脱出していくアライちゃん達
ヒタヒタと施設内の廊下を自由に歩き回っていく


その頃作業員がアライちゃん達の部屋に迫っていた

作業員1「あいつらおせえな・・・・・早くこねぇとみんな逃げちまう」

作業員が悪態をついていると、ウザい鳴き声が聞こえてきた

アライちゃん1「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん2「のあー」スリスリ
アライちゃん3「なのだー」ヨジヨジ

作業員の足元に小さいアライさん達がまとわりついてきた
168 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:24:13.59 ID:VixYZep70
作業員1「な、なんだこいつら!! なんでこんな所にいやがる!!」


アライちゃん1「のだー」ブリブリブリブリブリ
アライちゃん2「の・・・のあぁ」ブッブブブブブー


作業員1「!!! 何しやがる!!」ガシッ

驚いた作業員はアライちゃんと掴み上げた

アライちゃん3「あうー・・・のだー」ジョー


作業員の周辺でやりたい放題糞尿を垂れ流すアライちゃん達
だが幸いにもアライちゃんはしょっちゅう漏らすので、全員にオムツを履かせていた
そんなアライちゃん達に作業員は呆れ果てていた

作業員1「邪魔だ!!! どけ!!!」ゲシッ


アライちゃん1「のだ!!」ドン
アライちゃん2「のだぁ!!」ドゴッ
アライちゃん3「のだぁ・・・・ぐすっ・・・・のあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ビエェェン
169 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 00:47:03.90 ID:VixYZep70
邪魔するアライちゃん達を蹴り飛ばし、廊下の角を曲がると目を覆いたくなる光景が広がっていた

ウジャウジャウジャウジャ

アライちゃん達「のあっのあっ!」ヨチヨチ
アライちゃん達「のだぁ」ブリブリブリブリブリ
アライちゃん達「のあぁ」ジョー
アライちゃん達「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「なのだー///」ブッブブブブブブブブー
アライちゃん達「なのあー」ヨチヨチ


作業員1「」


そこには廊下一面に100匹を超えるアライちゃん達が歩き回っていた
収容されている部屋の扉が開いているようだ
部屋の中を確認すると、まだ数百匹のアライちゃん達が動き回っている。
中にはベッドから落っこちたのか、血を流して動かない者や泣きわめいているもの、のんきに脱糞しているものも居るようだ


作業員1「なんだよ・・・・・・これ」


作業員は目の前の異常事態にただただ呆然としていた


--------------------------

〜工場外

ツライさん「みんな逃げたのだ、アライさんもどこかに身を隠すのだ」

ツライさん「落ち着いたらどこかに生活ができる場所を探すのだ・・・・どこか遠くへ」

ツライさんは皆の脱出を見届けて森の奥へと消えていった
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 08:42:12.41 ID:ffdvf+xA0
チビアライさんがうじゃうじゃしてるとか怖すぎるわ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 09:56:25.00 ID:BiKGsgzKo
ツライさんいい子だな
自分だけ脱出するんじゃなくて、仲間ですらない見ず知らずの他アライさん達まで助けるなんて…

けもフレアライさんの魂が受け継がれている
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 10:41:37.98 ID:RjvaEIOVO
ツライさんは義憤に駆られているんじゃなくて、自分が逃げ延びる確率を高めるために囮を増やしたくてみんなを逃したのではないかと
車を一台盗んでもすぐに捕まるが、何十台も一気にバラバラに盗めば追手が分散される理論だな
一見英雄的に見えても所詮はアライさん
自分以外のすべては餌か道具にしか見えてないだろ
173 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 12:45:26.88 ID:2FQ0Oly70
--------------------------

〜森

アライさん「ここまで来れば大丈夫なのだ、アライさんはここにおうちを作るのだ」

アライさん「ここには食べ物もいっぱいあるのだ、木の実が美味しいのだ」

アライさんはこの森に住むことに決めた
適当な朽木の下に穴を掘り、住居を作っていく

アライさん「わっせっわっせ」

しばらく掘り続けると、アライさんが住むには十分な広さのスペースが出来た

アライさん「ここは快適なのだ、アライさんだけのおうちなのだ」


今までは人にたかり、迷惑行為を続けていたアライさんだったが、森に巣を作り食べ物を調達し
慎ましく生活することになっていった

アライさん「ふはははは、きのぼりたーのしーのだー」ヨジヨジ

アライさん「虫を捕まえたのだ」ノダー

アライさん「うさぎがいるのだ、捕まえて今日のご飯にするのだ」

アライさんは今完全に野生動物になっていたのである
森での生活に慣れ、ここはアライさんにとって安息の地だと思った
だが、そんな生活も最初のうちだけだった、

アライさん「今日も食べ物を取れなかったのだ。近くに畑があるからそこから食べ物をもらうのだ」


次第に人の生活圏に侵入しては、食べ物を奪うようになっていった
それも当然のことだろう。アライさん以外の野生動物でも日常的に人里に降り、人間の生活する建物に危害を加えたり、
ゴミを漁り、食べ物を奪ったり、農作物に被害を及ぼしている。

そういったものを我々はなんと呼んでいるのか
そう・・・・・・



『害獣』である




畑を荒らし、ごみを漁り、人の施しを受けたアライさんは
人の生活の味をしめてしまっていたのだった
174 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 12:47:31.58 ID:2FQ0Oly70
ある日アライさんが商店街に侵入し、ゴミをあさっている時だった
電気屋のショーウィンドウにおいてあるテレビが目についた

テレビ「では『ぺぱぷ』に新曲を歌っていただきましょう」

アライさん「ぺぱぷ?」

テレビの中にはペンギンのフレンズで構成されたアイドルグループが映っていた

アライさん「アライさんと同じフレンズなのだ?」

ペンギンのグループは楽しそうに歌って踊る姿を観客に披露している
観客も熱狂的に応援し、とても楽しそうにしている
アライさんとって初めて見る光景であり、とても輝いて見えたのだった


更にショーウィンドウの前にもいつの間にか人だかりができ、ぺぱぷについて話し合っている

野次馬達「やっぱりぺぱぷかわいいよなー」
野次馬達「ホントそう思う」
野次馬達「実際に見てみたい」
野次馬達「応援でじゃぱりまん差し出したい」


アライさん「おおーすごいのだ!ぺぱぷは大人気なのだー」

アライさん「アライさんもぺぱぷのようになりたいのだー」

野次馬達「ああ、ぺぱぷにじゃぱりまんを献上したい」
野次馬達「やっぱ踊りがいいよな」


アライさん「そうなのだ、アライさんもぺぱぷのようになればきっと食べ物をもらいたい放題なのだー」


また、ろくでもないことを考えているようだ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 15:38:45.62 ID:VSDdXP3OO
アライグマの肉は臭みを取ってちゃんと下処理すれば大変美味で
フランス料理などで重宝されるらしいですね
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 15:55:59.43 ID:vSZEQD6Oo
そういやこの話ではフレンズ化の際に病原菌や寄生虫はなくなるんだったな
食用にアライさんの養殖をするのは意外と理に叶う話なのかもしれん
177 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:44:10.50 ID:2FQ0Oly70
>>175
アライグマもフランスでは一般的なジビエなんですね

>>176
そうですね、あくまでこの話の設定ですが
178 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:45:07.05 ID:2FQ0Oly70
〜翌日


商店街の路上にて、アライさんはひとり佇んでいた

アライさん「注目するのだ! アライさんは今からあいどるになるのだ!」

アライさんの突然の意味不明で失礼な発言に民衆は足を止めて注目した

野次馬達「なんだなんだ」
野次馬達「何が始まるんだ」
野次馬達「なんかアライさんが居るぞ」
野次馬達「通報したほうがいいかな」

アライさん「だから食べ物をよこすのだぁ!!」


先日電気屋のショーウィンドウのテレビに映るぺぱぷを見て、憧れたのだろう
踊りや歌を披露して食べ物を貰おうという魂胆だ


アライさん「はじめるのだー!!!」

勢い良くイベントを始めるアライさん、だが、一度も踊りや歌を練習したことがなかったので
ただの滑稽な動きにしか見えない

野次馬達「なんだよあの動き」
野次馬達「キモー」
野次馬達「不愉快だな」

アライさん「なのだー!!!」
179 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:46:31.02 ID:2FQ0Oly70
野次馬の文句を歓声と勘違いしたアライさんは更に調子に乗り出す
とてつもない滑稽な動きが観客へ不快感を伝染させていく

野次馬達「いつまでこんなの見せられるんだ?」イライラ
野次馬達「何なんだよこいつ・・・・」ムカムカ
野次馬達「もう帰ろうか・・・いや通報しようか」

野次馬達の怒りのボルテージが順調に上がっていくようだ
それもそうだ、先程から滑稽な動きに加え、アライグマの習性のような両手をこすり合わせる仕草をしているだけなのだから

野次馬達「もう帰るぜ・・・・」
野次馬達「道の真中で邪魔だからさっさとどけよ」
野次馬達「どっかいけ」

アライさんのただの迷惑行為に対しついに野次馬たちから抗議の声が上がっている

アライさん「どうしたのだ? みんな何で怒っているのだ?」

野次馬「さっさとどけ! 邪魔だ!!」

アライさん「ひっ! わかったのだ! 怖いのだ!!」

アライさんは野次馬たちに商店街を追い出されてしまった

アライさん「はあはあ・・・・ひどいのだ・・・・追い出されてしまったのだ」
アライさん「た、食べ物・・・・最近なんだかよくお腹がすくのだ」

アライさん「あまり食べていないのに、なんでだかお腹が膨れているのだ」

アライさんはまだ気づいていない
これから自分の身に起こることを・・・・
180 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:47:43.02 ID:2FQ0Oly70

-----------------------------------

〜数日後


アライさんは巣穴の中で痛みに耐えてうずくまっていた

アライさん「うぅ・・・・・痛いのだ、お腹が痛いのだ・・・・」

初めて味わう異常な腹痛にアライさんは苦しんでいた

アライさん「おかしいのだ、そんなにご飯を食べていないのにお腹がどんどん大きくなっているのだ」

アライさんはまだ分かっていない、自分の身に宿る命を
そしてそれらが生まれる前兆であるということも

アライさん「うぅ、あぁっ! 痛い、痛いのだぁ!!」

ついに陣痛が始まった

アライさん「うっ・・・・うう、痛いのだ! もう我慢出来ないのだぁ!!」

アライさん「ああああぁ! 何かが・・・・出てくるのだ!!」


そしてアライさんは・・・・・


アライさん「ああぁぁぁ!! のだぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



ポコッポコッポコォ

アライちゃん1「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん2「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん3「のだー」ヨチヨチ


アライさん「ハァハァ・・・・え? 何なのだ?」
181 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:49:14.23 ID:2FQ0Oly70
アライさんは3匹の赤ちゃんを出産した
自分の腹から赤ちゃんが生まれた事実を呆然と眺めるが・・・・・

アライさん「うっ!! あぁぁぁぁぁぁぁぁのだぁぁぁ!!!」


ポコッポコッポコッ

アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチ



アライさん「ハァハァ・・・・・小さいアライさんがいっぱいなのだ・・・・」


アライちゃん達「のだー」ヨチヨチ


アライさん「この子達は・・・・・アライさんが産んだ・・・・・アライさんの子供なのだ」


森に潜む害獣は誰にも知られず新たな生命を産み落としたのである
新たな害獣達を・・・・


--------------------------

〜数日後


アライちゃん達「のだー」ヨチヨチ

アライさん「アライさんの子供たちはアライさんに似て可愛いのだ」

アライさんは巣穴の中で自分の子供たちを愛でていた

アライちゃん1「のだー」ブリブリブリブリブリ
アライちゃん2「のあー」ブッブブブブブー
アライちゃん3「の・・・だぁぁ」ジョーーー

当の本人達は元気にクソを垂れ流していた
182 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:50:57.37 ID:2FQ0Oly70
アライさん「そうなのだ、今日はお天気だからどこかへ出かけるのだ」

アライさん「今日は子供たちの初めてのお出かけなのだ。みんな!お出かけするのだ! アライさんについてくるのだ!!」

アライちゃん1「のだ?」
アライちゃん2「のぁぁ?」
アライちゃん3「なのあー!」
アライちゃん4「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん5「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチ

何をするのか分かっていないがアライちゃん達はアライさんの後についていった
その姿はカルガモの親子のようである

まあ、目撃したものがいれば恐らく即刻通報されるような光景だろう
害獣が繁殖して、子を育てている状態にあるのだから世間的に見れば緊急事態である


〜畑


アライさん「今日は畑にやってきたのだ」

アライちゃん達「のだー」ノダー

アライさん「アライさんは子育てをしなきゃいけないのだ。だから食べ物を手に入れるのだ」


アライさんはアライちゃん達を連れて近所の畑にやってきた
もちろんその目的は作物を手に入れることである
183 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:54:06.83 ID:2FQ0Oly70
アライさん「・・・・食べ物が無いのだ」

畑には何も実っていない、収穫どころかまだ作物が出来ていないようである
アライさんが困って立ち尽くしていると農家のヒトが作業している姿が見えた

農家「ふぅーなかなか作物も育ってきたな、例年よりもいいかもしれんな」

農家の男が一息ついていると後ろから誰かが服の裾を引っ張っている

農家「ん? 誰だ」

アライさん「アライさんなのだ」クイクイ

振り向くとアライさんが服を引っ張っている

農家「なんだこいつ・・・・もしかしてアライさんてやつか?」ゾクッ

農家の男が恐怖を感じるのも無理はないだろう
畑を食い荒らす害獣として有名なのだから

アライさん「アライさんは食べ物が欲しいのだ、分けるのだ」

図々しくも農家の男に食べ物を要求する

農家「お前にやる食い物はねぇ!!」

アライさん「それじゃ困るのだ、このままだと・・・・このままだと」

アライさん「生活の危機なのだ!」
184 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:55:38.41 ID:2FQ0Oly70
農家がうざったそうにアライさんの相手をしているとアライさんの後ろから小さいアライさんが顔を出した

アライちゃん1「のだ!」
アライちゃん2「なのだ」

アライさん「子供たちに餌をあげないといけないのだ!」

農家「」

なんということだろう、害獣が一匹話しかけてきただけではなく、子供の害獣も居るではないか
農家の男は戦慄した、自分の畑の近所で害獣が繁殖しているという事実に・・・

農家「食べ物はやらん! 代わりにお前を捕まえて駆除してやる!!」

農家の男はアライさんを捕まえに掛かった

アライさん「何をするのだ! 危ないのだ!!」

アライちゃん達「のだっのだっ」ソソクサ
アライちゃん達「なのだーなのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「のだーのだー」ブッブブブブブー

アライさんはなんとか避けられた
アライちゃん達は驚いて森の中へそそくさと逃げていった

アライさん「まずいのだ! このまま捕まったらアライさんの危機なのだぁ!!」

農家「待ちやがれ!!」

アライさん「のだっ!!」バリッ

アライさんは農家の男の手を引っ掻いた
185 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 17:57:11.73 ID:2FQ0Oly70
農家「っ!!」

アライさん「今なのだ! 逃げるのだ!!」

アライさんは子供たちを連れて森の奥へと逃げていった

農家「いてぇ・・・・・害獣め必ずあいつを駆除してやる」


--------------------------


アライさん「ハァ・・・・ハァ」

アライさん達は巣穴へ帰ろうと森の中を駆けていた

アライちゃん1「の・・・だ」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん2「はぁ・・はぁ・・の・・だぁ」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん3「な・・・・のだぁ」ヨチヨチヨチヨチ

野生動物とは言え子供のアライちゃん達は体力の限界に達していた

アライさん「ちびたち!! 早く来るのだ!!!」

アライちゃん4「のだぁ」グデー
アライちゃん5「の・・・だ」ボテッ
アライちゃん6「あうーだぁ」ボテッ

アライさん「どうして速く走れないのだ!! お前たちはアライさんの子供なのだ!!」

アライちゃん達「の・・・だぁ」ハァハァ

もう限界なのだろう、アライちゃん達は苦しそうにその場に座り込んでいる
186 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 18:31:58.72 ID:2FQ0Oly70
席外します
今日中にはこの2部を完結させる予定です
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 19:15:16.73 ID:ffdvf+xA0
見てる、面白いぞー
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 20:29:15.47 ID:vSZEQD6O0
農家の人、頑張って
農家の人、負けないで
189 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 23:44:50.11 ID:2FQ0Oly70
ただいま戻りました
閲覧ありがとうございます

続けます
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 23:46:11.84 ID:RloxG8Rto
おかえりー
191 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/25(日) 23:48:09.14 ID:2FQ0Oly70
アライさん「〜〜〜〜〜〜〜!!  ・・・・・・・はぁ、仕方ないのだ」

流石のアライさんも子供たちの様子を察したようだ

アライさん「とりあえずここまでくれば大丈夫なのだ、少し休憩していくのだ」

アライさんは休憩することに決め、アライちゃん達を遊ばせ始めた

アライちゃん1「のだぁ」トテトテ
アライちゃん2「のだー!」ヨチヨチ
アライちゃん3「なのだー」ヨジヨジ
アライちゃん4「のだっ」ピョン
アライちゃん5「なのだっ」ピョン

アライさん「休憩したら子供たちが元気になったのだ!! みんな楽しそうなのだ」

アライさんは子供たちが自由に遊んでいる姿を見ているとおかしなことに気づいた

アライさん「? 末っ子がいないのだ」

アライさんが一匹子供がいないことに気づき辺りを捜索する

アライさん「どこへいったのだ、返事するのだ!」

アライさん「・・・・・・っ!!!」

数メートル先にアライちゃんを発見した、しかしアライちゃんが向かっているその先は・・・
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