【ダンガンロンパV3】モノクマ「少年少女よ!性に貪欲なれ!」【安価】

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46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 22:52:07.43 ID:q5JxOA2p0
今更だけど更新日時とか
週刊更新とか決まっているのかな?
47 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/12(水) 09:03:54.16 ID:SCvgbbef0
>>45
おごごごごっ!素で忘れてました…とりあえず全てが終了した後に修正します…!

>>46
一週間以内に仕上がらなければ、ある程度できたら小出しであげるスタンスなので、日時はまったくの不定期です
間を空けてスレ立ての予定だったので、今回は輪をかけてスローペースになると思います


やっぱり複数は難しい…とっちらかってしまう
48 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/12(水) 09:04:45.88 ID:SCvgbbef0
 彼女はこうして人を操る。他人の機微をみて、心の裡を見透かしたように、その人間の望む言葉、動かせるだろう言葉を選んで与える。神を信仰する信徒を増やしてきた。

茶柱 「はぇ…?」

百田 「悪ぃ…茶柱…」

百田 「もう…ムリだ」

茶柱 「百田さ……」

 茶柱の瞳に映る百田の顔は余裕さを欠いていて、戸惑いで身体が動かず、伸ばされた腕の中におさまる。

茶柱 「!!」

百田 「なんかテメー、やけに身体熱くねーか? 汗ばんでるしよ。大丈夫か?」

 なぜ、自分はいま、百田に抱きしめられて大人しくしているのか? 自分の身体が熱いというが、耳にかかる百田の吐息や身体も、かなりの熱をもっているようだった。百田から伝わり、浸透していくような暖かさを拒絶するのは、惜しく思えた。
 しかしそれは、そうなるように施された効果によるものでしかない。通常ならば、彼女がここまで大人しくしていられるワケがない。そんな感情を抱いて靡くこともなかっただろう。
 この部屋では“異常”こそが“正常”へと置き換えられてしまう。

夜長 「解斗ー」

 茶柱を挟んだ向かいのアンジーが、百田の後頭部に手を添えたかと思うと、そのまま手前に引く。

百田 「っ!」

夜長 「♪」

 次に唇が感じとったのは、柔らかな感触などではなく、痛み。アンジーが百田の唇に噛みついたのだ。
 じわりと滲むソレを吸いついて舐めとる。百田も驚きこそすれど、それに対し恐怖をみせたりせず、自然と受け容れる。

夜長 「解斗の血も美味しい…あとでもっとちょうだいね?」

 唇に着いたわずかな血も、柔らかな舌で舐めとりながら、アンジーは獲物に狙いをつけた獣のような眼光を百田に向ける。断れば直ぐにでも喉笛に噛みつきそうな圧力を感じる。

百田 「……あとでな」

 圧力とはまた別にして、茶柱に噛みついた場面をみたときは、そんなことはあり得ないと思っていたが、ここまできてしまっては、アンジーに委ねてみるのも悪くない気さえしてくる。

 この淫靡な部屋で目覚めてから、人間として保たなければならないモノばかりが狂っていく。

茶柱 「転子を挟んでいるのに、転子は除け者ですか?」

 自分が間に存在しているのに、ふたりでなにごとかを行っている気配を感じた茶柱は、まるで飼い主に好意を示す子犬のように、百田の頬に、自分の頬をすりよせる。

百田 「茶柱…」
 
茶柱 「……転子を……気持ちよく…してくれるん…ですよね?」

 期待を宿した潤んだ瞳に覗き込まれる。視線を反らせはしないながらも、声色と表情からは、恥じらいがあらわれ、訊ねる仕草はたどたどしい。“して欲しい”とは、はっきりと口にできない、まだ男をしらない少女の精一杯のおねだりだ。

夜長 「その前に転子ー、解斗に元気になってもらっちゃおー」

茶柱 「え?」

百田 「なんだ?」

 そのままなだれ込む雰囲気だったところに、けしかけた本人であるアンジーの横槍がはいる。

夜長 「転子、ちょっと変わってー」

茶柱 「はい」

夜長 「解斗は枕側にきてきてー」

百田 「お、おう…?」

 戸惑いながらも、百田はアンジーの方へと這いより移動する。

夜長 「それー!」

百田 「おわっ?!」

茶柱 「えっ?! えっ!?」

 明るい掛け声と共に、アンジーは百田を押し倒す。
49 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/12(水) 09:06:37.60 ID:SCvgbbef0
百田 「な、なんだ?」

夜長 「んふっ♪」

 仰向けに倒れた百田の股間へと顔を近づけ、ズボンのボタンを外すと、ファスナーの金具を咥える。

百田 「!」

茶柱 「うわわっ…あ、アンジーさん、なにを?!」

 金具を咥えたまま、アンジーは小悪魔のように妖艶な微笑を浮かべながら、しかしどこか無邪気に、焦らすようにゆっくりとファスナーを下ろしていく。普通に下されるより、視覚的なインパクトは大きい。
 なにより男なら、いちどはこうしたシチュエーションは味わってみたいモノ。興奮を誘うには絶好の起爆剤。
 アンジーは男が悦びそうな行為を本能的に、思うままに駆使する。そうすれば、自分も相応の御褒美をもらえるからだ。

百田 「ヤベ…」

夜長 「パンツ下ろしたいから、ちょっと腰あげてー」

百田 「……」

 言われるままに、腰をあげると、本当に同い年の少女なのかと疑ってしまうほどの手慣れた手つきで、下着を下される。

茶柱 「っ!」

夜長 「にゃははー♪」

 楽し気に異性の下着を脱がせる少女と、破裂でもする前触れかと見紛う、限界にまで顔を真っ赤に染め上げる少女。同い年の少女だというのに、かくも反応に差がつくものか。
 しかし、それも仕方のない話。片や“男は悪”と教え込まれて、疑いもせず信じていた少女と、片や男女の営みが盛んな島育ちの少女とでは、まるきり違ってもおかしくはない。

夜長 「解斗のムスコ、ご開帳ーッ」

百田 「なんだよ、そのテンションは?!」

 ここまで、自分が築いた濡場になる空気を、ことごとく自分でぶち壊していくアンジーにつられて、百田も普段と変わりないノリでツッコんでしまう。

夜長 「転子、転子ー」

 百田をまともに見れずに顔を覆う茶柱に、おいでおいでと手招きして、自分の方へと招きよせる。

茶柱 「あ、あの…アンジーさん? ど、どうするつもりなんですか…?」

夜長 「アンジーと転子の口で、解斗を可愛がってあげよー!」

茶柱 「……んん? 口で…可愛がる?」

百田 「マジかよ」

 アンジーの言葉をいまいち理解できていない茶柱に、晒した百田のモノに触れ、怪しい手つきで摩る。

茶柱 「……まさか…え?」

夜長 「大丈夫だよー。アンジーが先にお手本みせたげるー」

百田 「テメーはなんでそんなに熟れてやがんだ?」

 喋りながらもなお、動かし続けるアンジーの手の中では、くったりとしていた百田のモノが鎌首をもたげていた。

茶柱 「〜〜っ!」

 はっきりとした雄の形をみせているソレに、茶柱は固まってしまう。しかし、アンジーはソレに唇をよせると、愛おしそうに口づけをする。

夜長 「ちゅっ、ちゅっ…あはっ…解斗の匂いがするー…ますます、エロエロな気分になっちゃうねー♪」

百田 「っ…」

 百田を煽るための、あざとい言葉。解ってはいても状況も相まって、男心は疼いてしまう。なんどかの口づけの後、先端から飲み込むように、口腔にイチモツをおさめ、喉奥にまで届いている。

夜長 「んふぅ…ん、む…んふっ♪」

茶柱 「うわ…まってください…! そ、そんなに…っ?! 苦しくないんですか?!」

百田 「おい、喉あたって……ぅおっ?!」

 唾液に満たされた口腔は暖かく、舌の動きは的確に男が喜ぶポイントをおさえ、じゃれつくような愛撫を施す。しかしそれは、恐ろしいほどに熟練された動き。百田を余すことなく味わい尽くしてしまおう、という、戯れだけではない、貪欲さも伺える。

 目の前で起こっている、ふたりの行為に戸惑いながらも、茶柱は目を離せず、好奇心と高揚感が生まれていることを感じとる。

茶柱 「なんでしょうか…胸がスゴく、ドキドキして……」

 先ほどから、これまで抱いたことのない感情が、次々と自分の中で芽吹いている現象に、頭を混乱させる。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 20:04:34.37 ID:K0ktCS/D0
無理せず隔週更新とか
月一更新でもいいのよ?

いつまでもまっていますよ
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 17:54:15.82 ID:EgWTEkVeO
>>1の百茶凄く好きだから待ってる
無理しないでゆっくり進めていいんやで?

そういえば文中でさらっとコロシアイに関して言及してるから本編の時間軸なのね
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/21(金) 23:34:40.51 ID:KhzhfowT0
隔週更新で
土日更新辺りが無理なくていいんじゃないかな
18:00以降だと安価取ってくれる人とか多くなるし

エロネタとか考えるの難しいと思いますが
いつまでも待っています
53 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/22(土) 10:50:26.93 ID:oGi6Fw18O
>>50
>>52
お気遣いありがとうございます!
安価に関しては、参加したいなって方には優しくない時間帯ばかりだろうなとは思います。始業前とか、休憩中だったりが多いんで

>>51
シリーズ混合でない場合は、コロシアイ真っ最中な感じです。場所の安価がきたときも、範囲を一章に限定してたりします。
今回は割となんでもアリなんで、場所は二章解放のはずのラブアパですけれど…
ごった煮の百茶好きと言って頂けて嬉しいです!
54 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 10:51:04.87 ID:oGi6Fw18O
百田 「…は…っ…だからなんで、そんなウメーんだよ…? おかしいだろ…?」

 身震いし、思わず声を漏らしてしまうほどの、快感に沈められそうになる──が、ひと通りの舌技を披露した後、アンジーは唇を離す。

夜長 「ちゅぷっ…にゃははっ…! でも、アンジーのお手本はここまでなのだー!」

百・茶 「え」

夜長 「ここからは転子もいっしょにしようねー」

茶柱 「ほ、ほんとに今のを、転子もするんですか…?」

 怖々と訊ねるが、心臓の高鳴りは好意的なモノだ。

夜長 「だいじょうぶだよー! ほらほらー、解斗のちんちんでアンジーと転子が間接ちゅー!」
 
百田 「なんかいろいろとおかしい…」

 雰囲気をつくっては壊してを繰り返し過ぎて、このままどこへ向かおうとしているのか、まったくの不明の状態。無法地帯だ。
 そんないまいち緊張感のない中でも、茶柱は、先のアンジーの口淫によって怒張し、上向く百田のモノに触れ、顔を寄せる。

百田 「茶柱?!」

 動揺をみせたのは百田の方だった。茶柱が性交に関して、まさかのノリ気だったことは確かだが、まさかまさか、本気で男性器を口にするようなマネを嫌悪感のひとつも見せずに行おうとしていることには、さすがに驚きを隠せない。

茶柱 「うわ…なんか…怖いです…」

 今まで邪険にしてきた異性の象徴を手にした茶柱は、その形や感触に慄きつつも、それでも手は離さない。茶柱の胸の高鳴りはいっそう大きくなる。

茶柱 「……で、では……しつれい…します…」

百田 「ぉ、おう…っ。ムリすんなよ…?」

 自信のなさそうな上目遣いで、恥ずかしさでつまり詰まりに断りをいれる茶柱の初々しさに、なんとなく百田の方にも気恥ずかしさが伝染する。
 本気でフェラをしようとする茶柱に対し、百田の中で “こいつは本当に、あの茶柱 転子なのか?” という疑問が浮かびはするものの、アンジーからお預けをくらい続け、蟠る劣情をどうにかしてしまいたかった。

 遠慮がちに舌先が亀頭に触れる。その瞬間に、灼け溶けるのではないかというほどの熱量が、茶柱の全身を襲う。
 人間の身体とは、これほどの熱を帯びるものなのかと、たった舌先を触れさせただけで、これだけの興奮を覚えるのかと、茶柱は驚愕する。ならば、アンジーのように上手くはなくとも、その先を進めてしまったならばどうなってしまうのか──? そう考える内に、アンジーも茶柱の隣で舌を這わせていた。

夜長 「先っちょとかー、この頭のしたの方から縦に続く境目あるでしょ? そことかー、反しになってる出っ張りがあるでしょー? この笠になってるあたりを優しく舐めてあげてー」

 説明しながら裏筋を下から上へと舐めあげ、カリ首へと舌を進めている。

百田 「っ…」

 百田の反応をみて、茶柱は納得し、言われたとおりに舌を這わせると、アンジーの舌と触れる。アンジーへと目を向ければ、愉し気に茶柱へ視線を返す。“みんなで気持ちよくなりたい”と言っていたアンジーの言葉を思いだす。
 今なら、その意見に賛同できる。間違いなく自分は、この状況に溺れつつ──いや、確実に、浮上や呼吸なんて意識の外になるほどに溺れて、もうすでに沈んでしまっていることを理解してしまう。

夜長 「んふっ、んー♪」

茶柱 「はむ…ふ…っ…」
55 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 10:52:07.83 ID:oGi6Fw18O
 ふたりの少女が自分のイチモツにキスをし、むしゃぶりつき、舐り、ちらりと上目遣いに、自分の反応を伺う仕草をみせるその様はまるで、飼い主に褒められたくて、気を引こうと尽くす犬のようだ。先の茶柱に子犬のようだという感想を抱いたが、いよいよ首輪をつけて服従を誓わせてしまいたくなるような、危険な支配欲を百田に抱かせる。それを隠せず、自然と口角はあがり、見下ろす目線にも、鋭さを覗かせていた。
 昂り、感度のあがっている自身は、離れることなく絡みつくふたつの舌の動きを敏感に拾う。

百田 「……ふたり掛かりでフェラとか…エロ過ぎんだろ…っ」

夜長 「解斗ー、興奮する?」

百田 「しねーワケねーっての…むしろ、そんなヤツいんのか…ヤバい…」

夜長 「解斗、カワイイよ」

百田 「嬉しくねーよ」

 不敵に笑う百田の返答に対し、妖艶に微笑み返すと、アンジーは一途に奉仕を続ける茶柱の肩をつつく。振り向いた茶柱の瞳は、まるで熱に浮かされたように、とろんと蕩け、頬は紅潮して呼吸も荒い。すっかりと場の空気にあてられ、酔っている茶柱をみて、こちらにも満足そうに微笑む。

茶柱 「ふぇ…? あ、なんですか?」

夜長 「じゃあ転子、次は咥えてみよっか」

茶柱 「…さっき、アンジーさんがしていたようにと、いうことですか?」

夜長 「そーそー! 頭からかぷーってねー」

茶柱 「で、できますかね…?」

夜長 「なにごとにもチャレンジするべしって、神さまいってるよー」

夜長 「ほらほらー、解斗もおまちかねだよー」

 アンジーの言葉で百田へと視線を移した茶柱は、ぼんやりとしたまま小首を傾げて問いかける。

茶柱 「おまちかね…ですか?」

百田 「おまちかねだ」

茶柱 「そうでしたか。でしたら…」

 百田の返事に、茶柱は改めて身を屈め、続ける姿勢をみせる。

夜長 「咥えるときは、口の中にたっぷりと唾液をためてねー。してるときは常に唾液は必要だよ」

夜長 「滑らないと、ちゃんと気持ちよくなんないからねー」

茶柱 「解りました」

 アンジーのアドバイスを耳にしながら、なんの躊躇いもなく口に含む。

茶柱 「ふぶっ…ん…んぅ、はふっ…」

そう考える内に、口唇は百田のモノの頭までを包み込んだ。

夜長 「ホントは喉にあたるくらいは入れたいけど、転子はムリだよね」

夜長 「そこまででいいから転子はそのまま上の方お願いねー。アンジーは下の方するからー」

夜長 「さっき教えてあげた場所を優しくね」

夜長 「後は、先っぽの穴にも舌を挿れて擽ったげるといいよ」

 茶柱の耳元で囁いてから、アンジーも口淫を再開させる。竿を舐めあげ、脚の付け根を摩り、睾丸をやんわりと手で揉み込んだり、口に含み舌でやんわりと転がして遊ぶ。

百田 「ふ…ぅ…」

 加減を熟知している、アンジーの完璧といえるテクニックに、思わず身震いし、声が出てしまう。
 そして、だいぶ拙い奉仕だが、それでも口を離すことなく懸命にやりきろうとする茶柱の姿は、いじらしさを感じる。しかし同時に、茶柱の頭を引っ掴んで、無理やり喉奥まで突き入れて、蹂躙してしまいたくもなる──が、余裕はなくとも、いくら今の茶柱が積極的になっているといっても、乱暴に扱われることを喜ぶわけがない。残っている細い糸ほどの理性を働かせ、冷静に自分を制御する。
56 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 10:52:43.88 ID:oGi6Fw18O
茶柱 「ちゅっ、ぢゅく…ん…んふぅ…ぢゅぷっ…」

百田 「…く…は、ぁ…っ」

夜長 「解斗、もうイキそうだね」

 アンジーのいうとおり、下肢はウズウズとした焦ったさに襲われ、その原因から解放して欲しいと訴えるように、痺れが生じる。

百田 「っ…! 茶柱、口離せ……ぅあっ!」

茶柱 「? ゔぶっ?!?!」

 百田が茶柱に口を離せと忠告したが、奉仕に夢中になっていた茶柱は、反応に遅れ、そのまま口腔で精液を受けとめた。しかし、生娘の茶柱が受けきれるはずもなく、口許は白いモノで卑らしく汚してしまう。

百田 「悪ぃ、茶柱っ! 大丈夫か?!」

茶柱 「ん゛ん゛!?」

夜長 「口の中でだしちゃったー?」

 なにが起こったのか、理解できていない茶柱の頬を、アンジーの手がふわりと包み込む。

夜長 「それ、アンジーにちょうだい」

茶柱 「! んっ…!」

 茶柱の返事を待たずして、茶柱の口許から垂れ落ちた精液を舐めとり、そのまま唇を奪う。舌を忍ばせ、百田の精液と茶柱の唾液とを絡めとり、啜りとる。

茶柱 「ふあ…」

夜長 「解斗ー、転子ー、ごちそーさまー♪」

 今しがた、茶柱から口移しに受取ったモノが精液などとは思えないほど、美味しそうに飲みこみ、晴れやかな笑顔を向ける。他人の体液を、それも、飲み下すのにも、飲んだ後も喉が酸に焼かれてイヤになる精液を、平気な顔をして飲み下すようになるまで、何人の男をその身体に受け容れたのか、考えるだけで気が遠くなるようだ。
 しかし、そのアンジーだからこそ、軽蔑などせず、今の自分を肯定し、慰めてくれるだろうと、茶柱は思う。
 茶柱の身体は、これまでの行為により、できあがりつつあった。
 腹部よりも少し下で、キュンと狭まる疼きを感じている。それは行為を重ねるだけ大きくなって、歯止めが利かない。
 これまで茶柱に性行為の経験はない。けれど、その疼きをどうすれば鎮められるのかは、子供でもない茶柱は理解している。

茶柱 「あ…アンジーさん…百田さん……」

 疼きの波に堪えきれたくなった茶柱は、甘露のように甘い、しかし寂しく切なく、どうしようもなくもどかしい、今の宙ぶらりんになって苦しい状態から解放してくれるだろう、ふたりに救いを求めるように呼びかける。

夜長 「転子は口でしながら感じてたんだねー。 限界みたいだね」

茶柱 「はい……身体がウズウズして、もどかしくて…アンジーさんがしてくれたことを…また…して欲しいです……」

 思い切りが足りずに、捨てきれない羞恥心に頬を染めながら、茶柱はアンジーに続きをねだる。
57 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 10:53:47.06 ID:oGi6Fw18O
夜長 「それはアンジーじゃなくて、解斗にお願いしなきゃー」

茶柱 「え?」

夜長 「こんどは転子の中で、たっぷりと解斗を感じて、味わって、可愛がってあげてね」

茶柱 「はうっ?!」

夜長 「舐めるまえは、そのつもりだったんでしょ? ううん。舐めながら、舐めてたソレが欲しかったんでしょ? だったら解斗にきちんとお願いしないと、ね?」

 そう言いながら、アンジーは茶柱の視線を誘導するように、百田へと視線を流す。
 百田と視線が合った茶柱は、改まって百田に向きなおる。

茶柱 「転子…こんなこと、は、はじめてなんです……」

茶柱 「はじめてをあげるので…優しく…してください……」

百田 「自信ねーけど、善処する」

 先ほどからよくない感情ばかりが巡るため、百田らしくない後ろ向きな返答。 “はじめて”を任され“優しくして”というお願い。責任は重大だ。

夜長 「スカートはいてたら、転子と解斗が繋がってるの見えないから、ぬいじゃおー」

百田 「その気ならオレが脱がせても、文句ないよな?」

 百田の瞳が真っ直ぐ茶柱の瞳をとらえる。今の茶柱の選択肢に、拒むなど用意されていない。黙ったまま、こくりと頷いた。

 スカートのホックを外し、ファスナーをおろす。肌を隠す役目を終えたスカートは、そのままベッドにバサリと音を立て落ち、ただの布と化す。
 この部屋で目覚めての茶柱は、なぜか下着を身につけていない状態だった。スカートの先に現れたのは、張りがあり、まだ熟れていない、青く若い肉体。
 先ほどの事故的に見えてしまったときより、確かな女の魅力を感じる。それは、茶柱が性的な興奮を得たことにより引き出された色だ。いちど解き放ったはずの熱が、百田の中に急速に戻ってくる。若さとは時に罪なもの。

茶柱 「〜〜っ ど…どう…したらいいですか?」

 待ちきれずに焦れているのと、期待に馳せる想いとで、茶柱の息は荒い。そんな茶柱の背に、アンジーは抱きつき、再び指を秘部へと忍ばせ、具合を確かめるように、ぐちゅぐちゅと掻きまわす。

茶柱 「あっ…!」

夜長 「転子の中、じゅくじゅくのとろっとろだね」

夜長 「じゃあ解斗、これあげるー」

百田 「ん?」

 アンジーが百田に手渡したのはコンドーム。1番に起きていのはアンジーだ、部屋を探索しているときに調達したのだろう。

百田 「準備がいいな…最初からこのつもりだったのかよ」

夜長 「にゃははーっ! おもしろいオモチャがたくさんあるってことは、それはもう“しろ”ってことだよねー」

夜長 「だったら楽しまないなんて、もったいないよー」

百田 「今さら否定はできねーな」

 自嘲しながら受け取ったゴムを開封し、とりつける。

茶柱 「コンドームってそうなってるんですね」

百田 「つーか、持ってたならフェラするまえに渡せよ…茶柱の口ん中出しちまっただろが」

夜長 「そだねー。口で着けたげればよかったかなー」

百田 「話きいてっか? つか口で…ここまできたら、できても不思議じゃねーなとなっとくできんのがコエーな…」

夜長 「解斗の準備ま終わったし、アンジーがお手伝いしたげるから、転子の中に解斗が入ってくの、ちゃーんとみてようねー」

 耳の後ろにキスをしつつ、百田に見せつけるように、茶柱の花弁を指で拡げてみせる。花弁を割った先からは、とろりとした蜜が蓄えられていた。
58 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 13:49:52.95 ID:9F5btRQ2O
茶柱 「は、恥ずかしいです……っ」

百田 「今さら過ぎんだろ。ここまできといて」

茶柱 「そ、そうですけどぉ…」

百田 「首に腕回しとけ」

茶柱 「はい」

 茶柱は頷くと、百田の首に腕を回して、身体を安定させる。

夜長 「ほらほら、解斗のに手を添えてー、腰おとしてー」

 言われるままに、百田のモノに手を添え、自ら腰を落としていく。狙いが外れないよう、アンジーは開いた手で茶柱の手を誘導させる。

夜長 「ここだね。いいよ」

茶柱 「ぅあ…」

 亀頭の先端が、茶柱の性器に触れる。そこからゆっくりと沈めていけば、待ち侘びたようにぴたりと吸いつき、彼の分身を膣内へと招きいれる。

茶柱 「んぁあっ…はぁ…」

 その様子をしっかりと目にする茶柱は、高揚と痛みに襲われ苦し気な声を漏らしながらも、自分が男を受け容れ、女になる瞬間をその目に焼きつけ身震いする。

茶柱 「百田さんの…挿入っちゃい…ました…」

百田 「テメーん中、熱ぃし、ヌルヌルで、襞の絡みつきがヤバい…」

茶柱 「……それって、いいんですか…?」

百田 「スゲーいい…最高だ…」

茶柱 「……転子も、百田さんの熱と、どくどくと脈打つのを感じて、安心してます……」

 百田に縋るように身を寄せ、互いの身体を密着させる。

夜長 「そーそー、今はみんなで溺れるまで神っちゃえばいいんだよ」

 アンジーも茶柱の背中に密着し、耳の後ろを、ちろりと舐める。

茶柱 「っ…! アンジーさん…」

夜長 「もう少ししたら、ゆっくり動いてみよっかー」

茶柱 「はい……」

 大きく息をはいてから、茶柱は抱きつきつつ、いいつけを守るように自ら腰を動かしてみる。

茶柱 「…痛っ! ひぐぅっ!? 」

百田 「大丈夫か?!」

 下肢に走る痛みと窮屈感。生暖かな赤い液体が内腿を汚し、彼女の花が散ったことが可視化される。

茶柱 「ふぅ…っ…く、ぁ……」

百田 「おいっ!」

 涙を貯め、しばし痛みに茶柱は動きをとめたため、百田は茶柱を離そうとするが、茶柱の方から百田に抱きつく力を強めてきた。

茶柱 「まって、ください…っ…痛い、のに…欲しいんです…もっと、もっと…」

百田 「!」

茶柱 「いまの転子は、おかしいです…だから、これ以上おかしくなってしまうなら……いっそのこと…百田さん…」

茶柱 「…そのまま、壊れるまでお願いします……」

 百田の耳元で、譫言のように囁く茶柱の声と言葉が、百田の胸を灼く。身体を案ずれども、そこまで求められて、引き退ることができようか。とはいえ、ここまで進んでしまった3人は、後戻りをする気は元々ありはしないのだが。
59 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 13:50:43.18 ID:9F5btRQ2O
百田 「優しくは撤回か? どうなっても知らねーからな」

 持て余す程度に残していた抑えを捨ててしまう。炯炯とした百田の瞳が茶柱の瞳を射抜く。その瞳に、茶柱の背筋がぞくりとし、無意識に恍惚とした笑みを浮かべていた。つられるように、百田の口元も弧を描く。
 百田は茶柱の丸みのある桃尻を掴み、そこをめがけ腰を打ち、自身を奥へと突き挿れる。

茶柱 「ひぎっ!」

 茶柱から甲高い悲鳴があがり、びくりと跳ねながら背が仰け反る。
 茶柱の様子をみながら、アンジーは茶柱のふたつの膨らみをその手に収め、揉みしだく。揉みしだきつつ、つんと主張する飾りも指で可愛がってやる。

茶柱 「ぅ、ぁ…っ」

夜長 「可愛いよ、転子」

 脂汗を流し、余裕はなさそうだが、それでも瞳と口元に愉悦の色をうかがわせる茶柱にアンジーは満足し、はじめに噛みついた方とは反対の首に、もういちど歯を立てた。

茶柱 「っ!!」
 
 2度目の吸血。再び、身体の内側から擽られるような感覚が全身に走り抜け、身悶える。

茶柱 「ぅぁあっ…くぅ、ん…はぅう…っ」

 吸血の快感に酔う茶柱に、容赦のない、下からの攻めがくる。

茶柱 「きゃううっ! あっ、はひぃ! ぁああ…っ!」

 痛いのか、気持ちがいいのか、ひとつの身体で感じとっている痛覚の情報過多で、頭が沸騰しそうで、悲鳴じみた喘ぎがあがる。それでも襞は愛おしそうに絡みつき、膣肉は求めるように百田を締め付け、より百田を自分の中で感じとる。先ほどよりも、百田のモノが大きくなっていることが解る。

茶柱 「んふっ、はぁ…んぁあ…あ…っ…」

 今、自分は百田に──男に抱かれ、女の悦びを味わっている。好奇心に負け、こんなに簡単に陥落してしまったことに、今更ながら恥ずかしくなる。
 教えによって歪んでしまっていたのか、それとも、この部屋のせいで歪んでいるのかは、茶柱自身にも解らない問題だろう。

百田 「テメーの声と表情、スゲーくる…堪んねー…もっと聴かせろよ」

 茶柱の腰を持ち、その腰を落としつつ、下からも突き上げる。

茶柱 「ッ! 〜〜ッ、ああああっ!!」

 強い衝撃に背中と首が大きく仰け反り、喉も一瞬引き攣り、下肢は痙攣する。頭が一瞬重くなり、目の前がチカチカと点滅し意識がとびそうになるが、なんとか手放さずに持ち堪える。しかし、それを耐えても次が、また次と、絶え間なく身体を揺さぶられ、血が抜けていく感覚と併さり、頭の中は整理がつけられずにグチャグチャだ。それでも自分の肉体は壊れんばかりの刺激を欲しがっている。

茶柱 「ぁ、あ、ぁひっ…っん、あはぁっ! おかひくなひゃうぅぅ…! こあい……んぁ、あっ!」

茶柱 「れもぉ…ひもひいいよぉ…っ!」

夜長 「いいよ、転子。もっともっと、どろどろに神っちゃお」

 身体が、吐息が、眼差しが、この空間が熱に包まれる。
 まだ大人になりきっていない少年少女達が、五感全てで互いの若い肉体を貪りあう淫蕩に没頭する。

茶柱 「ぁっ、あっ、あひゃま…おく、しびえてぇ…っ! きひゃうっ、あにか…ッ」

 押し寄せるはじめての絶頂の兆しに、焦りと恐怖心が滲んだ声をあげる。それを安心させるように、アンジーは茶柱の頭に頬をすりよせる。
60 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 13:51:34.98 ID:9F5btRQ2O
夜長 「ガンバったね、大丈夫だよ。そのまま身を任せてイッちゃお」

百田 「ッ…オレもキそう…」

茶柱 「や…あ、も、ダメっ…ひぁっ、ああああッ!!」

百田 「ッ!」

 達した後を追って欲しいと主張するように茶柱の膣肉は百田を締めつけ、それに応えるように、ひときわ大きな脈とともに、百田もゴムに熱を放った。

茶柱 「は、ぁ……」

夜長 「疲れちゃった?」

 ぐったりと百田の胸に身体を預ける茶柱の頭を、優しく撫でる。撫でられる心地に安心してか、茶柱は柔らかく微笑む。

茶柱 「…はい」

夜長 「うんうん、そうだよねー。アンジーがいっしょにいるから、安心して寝ていいよー」

茶柱 「はい…ちょっとだけ…しつれいします…」

夜長 「おやすみー」

百田 「…つーか、なんでこんなことになってんだったか…?」

夜長 「なんでだろーねー?」

百田 「大元はテメーな気はするけどな」

夜長 「にゃははーっ」

百田 「テメー、自分の欲望に忠実だよな」

夜長 「ガマンはカラダとココロに毒だから、ガマンする必要ないって、神さまが言ってくれてるからねー」

夜長 「それより解斗ー」

百田 「あぁ、血か?」

夜長 「うんうんっ」

百田 「あー…あんま吸いすぎんなよ…?」

夜長 「んー、それはどうかなー? いただきまーす♪」

百田 「…っ」

夜長 「ぢゅく…ん…ぢゅっ、ぢゅるっ…」

百田 「…ぅ…マジで気持ちいい…どうなってやがんだ…?」ゾクゾクッ

夜長 「んー♪」ちゅー

百田 「〜〜ッ! おいっ! 吸い過ぎだ!」

夜長 「んふっ♪ ありがとー、解斗ー!」

夜長 「お礼のちゅー」ちゅっ

百田 「ん」

夜長 「およよ…? なんだか頭が…くらくらしてきちゃった…」くらくら

百田 「血を吸われたのはオレだろ…んお…? オレもくらくらしてきやが……」くらくら

どさっ


61 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 13:54:39.52 ID:9F5btRQ2O


モノクマ 「若い男女が元気に励む姿はとても好いですなー!」

モノクマ 「この調子でどんどん、くんずほぐれつしていってもらいましょ!」

モノクマ 「でも、ラッキースケベの扱いの難しさったら…うまく活用できなくて申し訳ない! ゆるして!」

モノクマ 「アンジーさんがいてくれると、エロにもつれ込むまでの流れはつくり易くていいんだけど、問題はその後だよね。やっぱり複数人って難易度高いね…どこに描写の視点おけばいいのかさっぱりだよ」

モノクマ 「とりあえず次いこうか!」

モノクマ 「そんじゃ、2組目のひとり目を>>63 (百田、茶柱、夜長除く)」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 14:12:09.72 ID:y55HaqYK0
真宮寺
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 14:13:35.86 ID:krG1luLZO
白銀
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 15:08:27.02 ID:VfNPF9wu0
オプションで
入れ替わりとか部位交換とかする時は
一緒に人物指定してもいいのか
それとも人物安価は別に取らないといけないのか
65 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/22(土) 19:03:56.31 ID:2Zhjw1nZO
>>64
オプションで部位交換、人格交換系でも、指定はひとりずつ取ります。
その場合、もうひとりの方でもオプション安価をとりますが、そのオプションは共有することになります。

3P投票で3Pに決定したときは、その人物は除外になります。3人目のオプションで交換系なら、可能ならばそれは3人で共有になります。

この説明で大丈夫でしょうか?大丈夫じゃない気しかしないですが…

66 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 19:04:43.86 ID:2Zhjw1nZO
モノクマ 「おっとぉ! ここで白銀さんの登場とはね!」

モノクマ 「誰がくるのか、まったく想像できないところがいいね!」

モノクマ 「地味な白銀さんを、地味じゃなくすようなオプション付けちゃってよ!」

モノクマ 「オプションの内容を>>68ね!」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/07/22(土) 19:25:24.73 ID:Bl1oI0YF0
爆乳化
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/22(土) 19:26:41.43 ID:VfNPF9wu0
ふたなり化
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 19:30:45.38 ID:VfNPF9wu0
すみませんsage入れ忘れました

つまり一度の安価で複数の人物対象を取ることは出来ないかわりに
オプションの重複は可能になるという事ですね
70 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/22(土) 21:21:22.82 ID:4w02fYv30
>>69
その通りです!
71 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 21:22:25.39 ID:4w02fYv30
モノクマ 「ふたなりの白銀さんだと…っ?! いいじゃない! とっても興奮しちゃうオプションだよ!」

モノクマ 「白銀さんってところがポイントだよね!」

モノクマ 「そんじゃ、ふたり目も決めちゃいましょうかね!」

モノクマ 「ふたり目を>>74でオプションもいっちゃおうか」

モノクマ 「オプションは>>76ね!」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:26:03.14 ID:VfNPF9wu0
返答有難うございました
加速!!
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:27:15.21 ID:uxXf3fhjo
赤松
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:27:16.93 ID:rk7ZR7q8o
最原
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:27:49.22 ID:Gj5UcO6zO
春川
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:30:11.48 ID:VfNPF9wu0
連取扱いじゃなければ
強制的に異性と融合
無理だったらふたなり化
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:30:38.21 ID:1LAOurqVO
胸だけ生える
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:36:34.51 ID:VfNPF9wu0
安価取っといてなんだけど
74を別の人が取っているから連取にならないと思ったけど
71で両方指定しているから連取になるのか
どちらになるのか
79 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/22(土) 21:37:17.20 ID:4w02fYv30
>>76
自己申告してくださるの大変ありがたい…申し訳ありません、連取として扱います。

>>77
こちらを採用させていただきます。
80 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 21:54:13.03 ID:4w02fYv30
モノクマ 「ふたり目は最原君で、オプションは“胸だけ生える”だね!」

モノクマ 「ギリギリふたなりではない」

モノクマ 「最原君なら、きっと自分に生えた胸の感触を存分に楽しんでくれることでしょう…うぷぷっ」

モノクマ 「そんじゃ、3Pやるかい? やらないのかい?」

モノクマ 「聴かせてオーディエンス!」


もうひとり増やすか否か、下3まで多数決 (連取には含まれません)
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:57:06.66 ID:Bl1oI0YF0
増やす
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:59:05.05 ID:/fjFqrzAo
増やさない
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:03:13.91 ID:gniVMBYVO
増やす
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:21:52.28 ID:VfNPF9wu0
一回で両方指定している時は連取扱いになるんですね
返答有難うございます
85 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/22(土) 22:28:01.99 ID:4w02fYv30
>>84
ひとつのレスでまとめて安価を取っている場合、なるだけ別の方にも取っていただきたいので>>1のスレではそうした扱いにしています。
86 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/22(土) 22:28:43.07 ID:4w02fYv30
モノクマ 「そりゃあ、増やすよね! 増やさないワケないよね!」

モノクマ 「そんじゃあ、増やす人物を>>88ね! (百田、茶柱、夜長除外)」

モノクマ 「オプションは>>90にしちゃうか」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:29:49.09 ID:rk7ZR7q8o
ksk
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:30:39.71 ID:Gj5UcO6zO
春川
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:42:50.37 ID:/fjFqrzAo
ksk
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:44:07.65 ID:VfNPF9wu0
今回のは連取にならないと分かったので
最原と白銀と意識を共有しつつ交互に融合
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:48:52.47 ID:Gj5UcO6zO
どういう意味なんだってばよ……
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 22:57:19.12 ID:VfNPF9wu0
最原との融合時は肉体的には春川と最原の体と服装を混ぜたおっぱい補正ありふたなり体で
なおかつ互いを認識しあい意識し合い性感を共有しつつな感じで白銀も同じような感じという事です
安価取った時分かりずらくてすみませんでした
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 23:19:25.33 ID:rk7ZR7q8o
高度すぎてよくわからないですね…
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 00:02:57.21 ID:3+CoSaP60
90と92のものですが付け加えると
春川が最原と融合して白銀とHして
融合解除して春川と白銀が融合して最原とHという感じです
95 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/07/23(日) 01:52:12.76 ID:qodn8Z5R0
>>92
感度の共有だけなら春川ちゃんの存在があるからいいんですけど、融合となれば、春川ちゃんがモノローグだけの扱いになってしまうのでもよいのでしたら、それでいきます。

つまりはこういうことですよね?
イメージ図描いてみましたが、髪は最原君にした方が解りやすかったかな…
http://i.imgur.com/xUhCmth.jpg
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 01:59:34.15 ID:3+CoSaP60
大体それで合っています
こんな分かりずらい安価を取ってくれたうえ
イラストまで描いて頂き本当に有難うございます
97 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/23(日) 13:58:38.50 ID:GL/J5vF/O
モノクマ 「増やす人物は春川さんで、オプションは“融合”ね」

モノクマ 「ドラゴンボールのゴテンクスとか、ベジット的な感じ…とも違うかな…? 人格は別れてるし」

モノクマ 「鉄腕バーディーのが近い? OVAを昔ちらっと観ただけで、記憶曖昧であってるのか解らないけども」

モノクマ 「これ3Pかな…?」

モノクマ 「まあまあ、やってみようじゃないのよ!」


98 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/23(日) 14:01:37.02 ID:GL/J5vF/O


最原 「んん…」ぱち

最原 「あれ? いつね間に寝ちゃって……えっ?! 天井が…っ!?」がばっ

最原 「ど、どこだここっ!? 明らかに普通じゃない!!」焦

春川 「ん…」ぱち

白銀 「んー…」ぱち

最原 「は、春川さんに、白銀さんっ?! ど、どうしてこんなところで寝てるんだ?!?!」

春川 「!! 最原っ!?」がばっ

春川 「なんで私の部屋に…! って…なにここ…どういうつもりだよ…」ギロッ

最原 「ち、違う! 僕じゃない! 僕も今目を覚ましたばかりで、状況が解ってないんだ!」

白銀 「もー…なになにー? 騒がしいなぁ…ん? なんで私の部屋で人の声が…」

白銀 「最原君と春川さん?! どうやって私の部屋に…って、私の部屋じゃない!!」がびーん

白銀 「ここはどこっ?! どうみてもなんかアレな部屋だよっ!?」

春川 「……つまり、モノクマが私達をここに連れてきたってこと…?」

最原 「おそらく、そうじゃないかな…学園内にこんな場所なかったし…入れない場所がひとつあったね…そこかな?」

春川 「…みたところ、扉が見当たらないけど…」

白銀 「……あれ?」

最原 「どうしたの? 白銀さん」

白銀 「んんっ??? えっとね…最原君…最原君の胸が地味に…ううん、スゴく気になるんだけど…」

最原 「む、胸? …うわぁっ!?!?」驚愕

春川 「最原の胸……は?」

最原 「ぼ、僕に胸が!? いや、胸は人間だれにもあるから…胸が大きくなってる!?」

白銀 「ホンモノなの?」

最原 「……触っていいのかな…?」ドキドキ

白銀 「自前? なんだから、いいんじゃないかな?」

最原 「あ! その前に……えっと……」

春川 「なに?」
99 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/23(日) 14:03:18.56 ID:GL/J5vF/O
最原 「あの…ちょっと、その…女子の前でアレなんだけど…し、下はどうなってるのかなって…気が気でなくて…」

白銀 「確かに…男の子にとっては重要な問題だね…」

春川 「それくらい確認すれば?」

最原 「ご、ごめん。向こうで確認させてもらうね」

白銀 「最原君に胸が…寝てる間に性転換されちゃったってことなのかな?」

春川 「さあ? 私達は別に変わったところはなさそうだけど…」

最原 「……」

白銀 「あ、どうだった?」

最原 「あ、うん…大丈夫みたい」赤面

春川 「なんで赤くなってんの?」

最原 「わざわざ女子に報告する話じゃないと思うから…いいのかなって…」

白銀 「あぁ…配慮が足りなかったね…ゴメンね」

最原 「ううん、大丈夫…それより、春川さんも言ってたけど、扉らしいモノが見あたらないのが気になるから、この部屋の探索をしたいんだけど、いいかな?」

春川 「そうだね。こんなふざけた場所にいつまでもいられない…扉を探そう」

白銀 「うんうん! 部屋からでたら、最原君が元に戻るかもしれないし!」

春川 「どんな仕組みなのそれ…」


100 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/07/23(日) 14:06:25.44 ID:GL/J5vF/O


白銀 「嘘でしょ? 扉がないなんて…」

春川 「どうやって閉じ込めたの?」

最原 「……ありえない。どこかに出入り口はあるはずだよ」

白銀 「もしかして、何かしないと出られない系? モノクマ側からなら開けられる仕組みがあるんじゃない?」

最原 「継ぎ目が見えないほど精巧に作られた隠し扉があるってことだね?」

白銀 「そうそう!」

春川 「何かって、コロシアイをしろってこと?」

最原 「こんなバレバレな状況でコロシアイはさすがにさせないと思うよ」

白銀 「……この部屋の感じからすると…アレな道具とかばかりだったし…そういう…ことなのかな…?」

最原 「はは…まさか…」

春川 「……モノクマだから、悪趣味なことをさせようとしてても、不思議じゃないね」

春川 「……このままなにもしないでいたら、どうなの?」

白銀 「そのうち、飽きてだしてくれたりしないかな?」

最原 「そう簡単にはいかなそうだけど…とりあえず、なにもしないで過ごしてみよう」

白銀 「でも、それってどれだけかかるんだろう…あ、最原君、その胸ってホンモノ?」

最原 「え? わ、解らない…」

白銀 「触ってみてもいい?」

最原 「ええっ?!」

春川 「なにもしないで過ごすんじゃなかったの?」

白銀 「気にならない?」

春川 「……別に」

白銀 「ダメ?」

最原 「い、いい…よ…」

白銀 「でさ、失礼します」

ふにん

最原 「っ」

白銀 「これは間違いなくホンモノだね!」ふにふに

最原 「さ、触りすぎだよ…白銀さん…」赤面

白銀 「ひっひっひっ! よいではないかー、よいではないかー! なんてね!」もにゅももにゅ

春川 「なにやってんだか…」溜息

ドクンッ

「!?」

白銀 「あ、あれ? なんだか地味に…ドキドキしてきちゃったかも…」

最原 「な、なんだ…? 僕も…そんな感じだ…」

春川 「私まで…なんで…?」


エロ内容案を下5くらいまで募ります

全て反映されるワケではないことをご了承ください
今回、春川の扱いが特殊なので、春川に関して、姿がないので、そもそも反映ができないなども起こりうるので、お気をつけください
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 14:20:26.96 ID:3+CoSaP60
融合した最原と春川がふたなり白銀とフェラ69
兜合わせや尿道内射精も
体位か可能であれば相互挿入
その後に春川と白銀が融合した時も同様に
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 15:29:30.45 ID:X9NdD4Bho
胸揉みながらディープキス
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 15:58:43.58 ID:sLytNl9ko
両方に胸も棒もあるし折角だから相互パイズリ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 16:22:32.92 ID:lQPsqbeuo
最原の胸を揉みながら後ろの穴を白銀さんので責める
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 20:21:37.45 ID:3+CoSaP60
最原→白銀と融合した春川が
最終的に最原と再融合してこのままでいたいと思う
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 17:47:14.52 ID:/X3fJmLF0
これ以上追加は無理かな
追加有りだったら
最原との融合解除後最原に女性器が追加されて
処女と童貞を同時に奪われる
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 22:36:15.84 ID:lafh/2i20
今回のエロ安価がかなり難しいけど
1さんなら捌けると信じてますよ

上の人も言っているけど
無理せず月1ぐらいでもいいんですよ
108 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/08/15(火) 22:18:43.63 ID:liqoTtkI0
大変申し訳ない。身体にガタがきて頭も働いていないので、今月中の更新はないと思います。
でも、今月中に更新したい
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 00:22:41.66 ID:rEefzjkdo
最低でもあと半月は我慢かー
悲しいけどしゃーない
110 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/09/05(火) 09:16:38.54 ID:ptiaPSlGO
おまたせしました!途中までですが投下します。

最原君が女体化するなら、胸は慎ましい方がいい
でも、今回は解り易く爆乳で
111 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:17:17.57 ID:ptiaPSlGO
白銀 「……最原くん」

最原 「え? な、なに?」

白銀 「直に触りたいなー…なんて思ったり、して…」

最原 「そ、それはさすがに…」

春川 「白銀…この流れでそれ言うの?」

白銀 「でも、春川さんも胸の高鳴り…同じ感じなんでしょ?」

春川 「……うるさい」

白銀 「なんなら、春川さんも触らせてもらえばいいんじゃないかな? かな?」

春川 「なんでそうなるの……。あんたふだんは入間の発言に嫌悪感出しまくってるクセに、どうしたの……?」

春川 「それに、そんなのモノクマの思うツボじゃん…最原もイヤがってるし、おとなしくしてなよ」

白銀 「んー……ふふっ」

春川 「!」

 睨みを利かせる春川に対して、白銀は考える素振りをみせたかと思うと、目元と口元が、にやりという擬音すらきこえそうなほど歪ませ笑った。

白銀 「ほらほら、春川さんもいっしょに…」

春川 「触るな!」
 
 春川の怒声と、小気味いい音が響く。春川に触れようと伸ばした白銀の手を弾くように払ったのだ。

最原 「ちょ!? ふ、ふたり共、ケンカは……えっ?!」

春川 「ちょっと、白銀!! なんのつもり…」

 白銀の手を払った次の瞬間、白銀が春川へと飛び込んでいく。

白銀 「ち、違うよ! わたしはなにも…えっ?! えっ?!」

春川 「な、なにこれッ!」

最原 「い、いったいなにが…??!」

 白銀が反論したように、春川へ飛び込んだのは白銀の意思ではない。さらに驚くことに、重なりあっている部位が、まるで互いを取り込もうとするように交わり融けあっていく異様な光景があった。

白銀 「ヒッ! ヤダヤダ! どうなって…!!」

春川 「なんなのこれ…! 冗談じゃないッ!!」

最原 「お、おいっ! モノクマ! 観てるんだろっ?! ふたりになにをしたんだ!!」

 モノクマからの応答はない。この部屋でのできごとに関して、モノクマに一切の手出しをする気はない。成り行きを愉しむに徹する姿勢だ。
 暴れど騒げど、融合は進行していく。ふたりの人間が文字通り“ひとつ”になっていく非現実的な状況に、恐怖と焦燥で叫ぶことしかできないままに、春川と白銀は完全に混ざりあってしまう。

最原 「あ、あ…」

 混ざりあってしまった後のふたりの姿は、各部位にそれぞれの特徴が現れ、服装にもそれぞれ身につけているモノも交互に反映されている。まるで漫画のようなできごとが起きた現状に、みなが呆然とし、黙り込んでしまう。

最原 「えええええっ?!?!」

 声をあげたのは最原だった。
112 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:18:25.61 ID:ptiaPSlGO
最原 「は、春川さん、白銀さん! 大丈夫ッ?! というか…ええっ?! ふたりは今どうなってるんだ?!」

?? 「あ、あー、あー」

 最原の言葉で、我を取り戻し、春川と白銀が交わり、どちらともつかない人物はようやく声を発した。

白銀 「あ…わたしの意思が優先されてるのかな…?」

 その人物からは、白銀 つむきの声ではなし、どうやら人格、行動の主導権も白銀のモノらしい。

最原 「そ、それって…じゃあ、春川さんは?!」

春川『なんで白銀とこんなことになってるワケッ!? モノクマのヤツ、なんのつもりだよッ!!!』

白銀 「うわああっ!! 春川さんの声が頭の中で!!」

 白銀が主だっているようだが、春川も存在はしっかりとその中に在るようだった。唐突に叫びだした春川の声に、白銀は耳を塞ぐ。しかし、声は頭の中で響いているため、塞げるはずもない。

白銀 「もー! 春川さん、落ちついてよ! わたしの頭の中で叫ばないで!!」

最原 「あ、頭の中?!」

春川 『仕方ないでしょ?! あんただって、私の立場なら黙ってられないでしょっ?!!!』

白銀 「そ、それはそうだけど…とにかく、春川さんが叫ぶから頭が痛いよ!」

最原 「なんだか…大変そうだな…」

 存在がほとんど概念となってしまっている春川と、頭を抱えて悶える白銀に同情する。とはいえ、白銀は自業自得ともいえる。
 しかし、ふたりがこうなってしまう一部始終をみてしまったからには、自分の身体が女性のように胸が膨らんでしまっている事情にも合点がつく。謎は解けた。
 白銀がいうように、この部屋から出ることができたなら、全ては元に戻るかもしれないと、最原は予想する。

白銀 「最原くん!! わたしは、やっぱり部屋からでたら元に戻るんだと思うんだよね!」

最原 「う、うん…それは僕もそう考えてるよ…」

 春川が自分の中にいる──だけならまだいいが、騒がしいというのが問題で、その煩わしさからか、白銀は声を荒げながら最原へ詰め寄る。

白銀 「だったら、早くこんなところから出よう!」

最原 「え? どうやっ…痛ッ! ちょっ、ま、白銀さ…っ!!?」

春川『白銀ッ?!』

 勢いよく最原の肩を掴んだ白銀は、最原の身体をそのままベッドへと押し倒す。

春川『あんた、なにするつもり?!』

白銀 「だって! 春川さんだって、このままはイヤでしょ?! 困るでしょ?!」

白銀 「だったら、出られる確率の高い方法を試すんだよ!」

最原 「それって…!?」

春川『待って! 今、私とあんたは合体…? してんだよ?! あんたひとりなら勝手にすればいいけど、私はどうなるの?! 半分は私の身体なんでしょっ?! 私を巻き込むな!!』
113 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:35:05.29 ID:ptiaPSlGO
最原 「白銀さん、冷静になってよ! そんなことしたらモノクマの狙いどおりに…」

白銀 「だったらなんとかしてよ! ふたりしてわたしを責めないで! 黙っててよ! 助けてよ!!」

最原 「……」

 半ば発狂し訴える白銀の気持ちも解らなくはない。故に、最原は黙ってしまう。現状、直ぐにでられる方法があるとすれば、モノクマが提示しているであろう行動をとるか、本当にコロシアイを起こしてしまうかだろう。

白銀 「お願い、最原くん…」

 もう耐えきれないというような、苦し気な表情をみせる白銀の姿に、最原の胸が騒めく。3人が同時に感じた唐突な胸の高鳴りが、猛威をふるいはじめる。

最原 「……今、キミは苦しいのかもしれないけれど…かんたんには頷けない。軽はずみなことをして、キミを後悔させたくないし、僕もしたくない…」

白銀 「わたしだって、誰でもいいワケじゃないよ」

最原 「えっ」

春川『はぁ!?』

 思いもよらぬ白銀の言葉に、春川と最原は戸惑いの声をあげる。

白銀 「最原くんになら…ううん…最原くんだからだよ…」

最原 「ッ」

白銀 「わたしは後悔なんてしないよ? でも最原くんは…わたしとするのは、やっぱり後悔するほどイヤ…だよね……」

最原 「そうじゃないよ、白銀さん!」

白銀 「……ほんと?」

春川『〜〜っ!!』
 
 嘘か誠かはともかく、春川は思いもよらぬ白銀の告白に、明確な姿はないが、イメージで頭を抱え込み“このままではマズい!”と、春川は危機感を募らせる。

最原 「ただ…僕たち、恋人だとかそんなんじゃないし…だから…」

 最原の白銀へ向ける眼差しに真剣さが加味される。しかし、誠実さというより、完璧に今の雰囲気に流されているといった方が正しい。この場に入間がいたならば、確実に“これだから童貞は! エロい空気吸や、すーぐにちんこぶっ勃てやがる!”と、罵ることだろう。春川もここまでを叫びはしないまでも、最原を簡単に流されるなと叱責したい気持ちでいっぱいだ。

白銀 「わたしはね、本当はこの状況を利用して、キミとそうしたことをしたいだけ…だったり…するんだ……」

最原 「っ!」

 息を飲む最原に“みごとに白銀の思惑にハマっている。最原はもうダメだ”と、春川は悲嘆する。
 しかし、諦めるワケにはいかない。白銀に主導権を握られてはいても、自分の身体も半分混ざっているのだ。こんなことで貞操を脅かされては堪ったものではない。
114 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:37:29.17 ID:ptiaPSlGO
春川『白銀! あんたいい加減に……』

白銀 「最原くん…」

最原 「!?」

 春川が騒ぎたてて妨害しようと声をあげた瞬間、メガネをはずした白銀が最原の唇を奪った。

春川『んんっ?!』

 姿がないはずの春川の唇に、何かが触れているような感触がする。それは気のせいなどではない。白銀が最原の下唇を吸い、薄く口が開いたところへ、舌を絡めとる。その最原の舌の感触までもを、確かに感じとっている。

春川『?!?! なに、これ…口の中…なにが起きてんの…?!』

白銀 「ちゅっ…ん…ふ…んちゅ…」

最原 「ん…んぅ…っ」

春川『もしかして…っ…五感は直結してんの…?』

 白銀の五感は、融合している春川と共有しているようだ。絡みあう舌のぬるつき、口腔の熱さ、唾液の味、息苦しさ、かかる吐息、鼻息、全てが流れ込む。故に春川も、最原とキスを交わしているような気分を味わう。それだけでなく、次第に胸の鼓動はおおきく早鐘をうちはじめる勝手のきかない身体に、春川はもどかしさと恥ずかしさで気が狂いそうになる。

最原 「っ、はぁ……」

白銀 「ん…はぁ……ふふっ」

春川 『ふ、ぅ…』

 唇をはなすと、白銀は頬を紅潮させながら最原に微笑む。その微笑みは、高校生が纏うには早熟な妖艶さがある。さきほどのキスの巧みさから、最原は確信する。

最原 「……白銀さん…キスするの、はじめてじゃないよね……?」

白銀 「どうおもう?」

最原 「えっと……」

春川『っ……白銀! 聞こえてるんでしょ!? 白銀!!』

 春川は必死に白銀に訴えかける。これ以上、自分も混じっているこの身体を白銀に好き勝手されてしまうのは困る。貞操の問題もあるが、心臓が胸を叩くたび、自分も最原を望んでいるのだという錯覚に陥り、いずれ白銀の行動と、自分の思考が統合してしまうのではと恐れる。どうあっても、個を見失ってしまうという事態は避けなければならない。

白銀 「……ふふふっ」

春川 『!!』

 この笑いは自分に対してのモノだと、春川は理解する。怒りがこみあげてくるが、叫び散らすしか手段はない。

白銀 「最原くんの胸、大きくてキレイで、可愛い色してるね」

最原 「ぅあ…」

 シャツの下に押し込められ、窮屈そうにしていた最原の胸はふるりと揺れながら解放される。丸く豊かな形に、乳輪は思わず吸い付き転がしてしまいたくなるような、薄桃色をしている。
 膨らんだ自分の胸をはじめて直に目にした最原は、息を飲んで、顔を真っ赤に染めるも、目線は釘付けだ。その胸を、白銀の手がやんわりと包み込む。その柔らかな感触と、最原の体温が春川に伝わる。

春川『う……』

白銀 「ふわふわと柔らかくて、気持ちいいなぁ」

最原 「……っ…そういうこと、あまりいわないで欲しい…」

 今の状況で、恥ずかしそうに瞳を伏せる最原の仕草は、白銀には自分を煽っているようにしか映らない。その興奮さえも、春川には自分のモノのように筒抜けだ。

春川 『もうやめて!! これ以上はイヤだ!! ねぇッ! 聴いてるでしょ?!?! 返事しろッ!!』

白銀 「そんな可愛い顔しながら言われると興奮してきちゃうなぁ…♪」

最原 「〜〜っ」

 喚く春川をよそに、白銀は最原の中心へ手を忍ばせ、優しく撫でた。白銀が撫でるその部位は、明らかに不自然に盛り上がっている。

春川 『ぇ…な…? えっ?』

 春川の戸惑いなど一切の無視をして、掌は最原の山を撫でまわし、さらには覆い隠しているモノを剥ぎ取っていく。目線は最原を伺うようにみあげ、その最原は恥ずかしさと期待に満ちた瞳で、顔で、抵抗することなくされるに任せ見届けている。
115 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:38:26.07 ID:ptiaPSlGO
春川 『まって…まって…わけわかんない…白銀? 白銀ってば!!』

 自分の意思ではない動きをとひり続ける身体に、いよいよ焦燥と恐怖が躙り寄る。しかしどれだけ叫べど喚けど、聴こえていないことにされてしまう。

白銀 「わたしに触られてるっていうのも、あるかも知れないけど…最原くんも、女の子みたいになってる自分の身体をみて興奮しちゃってるんだね?」

最原 「ち、ちが…っ!! 僕はそんな…! じ、自分の身体をみて興奮するような変態じゃ……っ!!」

白銀 「否定しなくていいんだよ? だって、女の子の身体をみて興奮しちゃうのは、男の子として正常なことじゃないかなぁ?」

白銀 「自分の身体といえるほど、自分の身体の形をしていないんだし、ね?」

最原 「っ!」

 ふだん地味を自称する少女は、ひとり遊びと知識のうえでしかまだ性をしらない青年を誑かそうとする悪女へと姿をかえている。
 口を動かしながら、手の動きもとめることのなかった作業は、最原の分身が解放されることで終える。

春川 『はぅ、あ…』

最原 「……っ」

 反らしたくとも反らせない視界は、最原の分身が上向き、反り返りっているサマをしっかりと捉えている。剥き出しになった雄そのものを目にすることがはじめての春川は、軽い衝撃をうけて言葉をうしなう。しかし、イメージの中でかぶりを振り、停止しそうな思考を引き戻す。

春川 『っ…こんなのもうやめて! みせないで! 白銀、お願いだから!!』

 あらん限りに声を張る。しかしやはり白銀は春川の声に耳を傾けてはくれず、晒した最原のモノに直に指先を這わせ、それがびくりと反応を示したのを感じとる。

春川 『!!』

白銀 「いいよね、最原くん?」

最原 「……うん」

白銀 「じゃあ、わたしのもみて……?」

 膝立ちになった白銀は、おもむろにスカートをたくし上げた。

最原 「えっ!?!?」

春川 『ちょ…っ?! どういうこと!?』

 最原と春川から動揺と驚愕の声があがる。それもムリのないはなしで、スカートから現れたのは春川のモノではない、黒地に白いレース、赤のステッチがはいった、日頃地味だと主張する彼女が身につけるには、セクシー路線のオトナな下着──そこまでは普通だ。しかしそのさらに下には、雄々しい男性器が存在し、刮目せよと言わんばかりに下着を持ち上げ、頭を覗かせているではないか。これには誰だろうと驚きで声のひとつもあげてしまうことだろう。さきほどまでの熱気も一気に吹き飛んでしまう。

白銀 「春川さん、いろいろとあり過ぎて、太腿にあたってるはずの“コレ”に気付いてなかったみたいだね」

春川『てことは…あんた、男だったの?!』

最原 「それって…し、白銀さん、男性だったの?!」

 まったく同じ疑問を口にする最原と春川。女性だと思っていた人間の股間に、それはもう立派な太さと長さを備えた、奥さまウットリの猛々しいイチモツが、堂々と天を指し仰いでいる。
116 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:40:37.50 ID:ptiaPSlGO
白銀 「まさか! わたしは正真正銘の女の子だよ!」

白銀 「でもこの部屋に来て、みんなそれぞれ、どこかが変わっちゃっているでしょ?」

白銀 「最原くんには胸が、春川さんはたぶん、今みたいに触ったヒトと融合しちゃうようなモノなんだろうね」

春川『あり得ないと思いたいけど、こうなっている限り、そうなんだろうね…』

最原 「じゃあ、白銀さんの変化は…」

白銀 「わたしは“ふたなり”だね。女性器と男性器、両方が備わってる状態。最原くんは、胸がでちゃっただけで、女性器がないから、ギリギリ違うけど…」

白銀 「うふふっ♪ こんな体験ができるなんて思わなかったよー」

 自分の身体が突然ふたなりに! などという、現実的にありえない状況は、二次元でもない限りおこりえない。そんな非現実的な体験が自分自身のカラダでできたとあってか、白銀のまわりに音符やハートが飛びかっているビジョンがみえそうなほど、楽しそうにしている。
 ひとしきりはしゃぎ終えると、自分の下着に手をかけて、スルスルとずり下ろしていく。もはや凶器と呼んでしまってもいいような、白銀のペニスの全容が明らかになる。

春川『うわ…』

最原 「怖いっ!」

白銀 「ここまでだと、ちょっと引くよねー。わたしもビックリしたもん」

 ため息まじりに言いながら、思わずふたりが引くくらいの自分のペニスと、最原のペニスとを重ね合わせた。

最原 「わわっ?!」

白銀 「兜合わせっていうんだっけ? 女のわたしは、普通ならできないことだよね」

白銀 「だから地味に興味あるなー。どんな感じなのか、試させて?」

 上目遣いに小首を傾げるその仕草は、間違いなく少女らしく愛らしいのだが、重ね合わせている最原のモノより逞しく凶悪なソレに目を向けてしまっては、そのギャップに眩暈を起こしてしまいそうだ。

最原 「え、え、まって、まって…」

 並べられたために、勝手に互いのイチモツのサイズとを比較してしまい、情けなさからくる恥じらいと、混乱。さまざまな感情が渦巻いて、整理のつけられていない最原は、弱々しい声で狼狽の言葉しかでてこない。

白銀 「ゴメンね? まてないよ」

春川 『ひっ?!』

最原 「うぁ…っ!」

 白銀は重ね合わせたペニスを握りこんで、互いの竿や亀頭を擦りあわせる。

白銀 「ぁ…なるほどねぇ…これが男の人の快楽なんだね…」

春川 『股間のあたりが…そわそわする…なにこれ…ぅ…ヤダ…』

 ペニスから下肢へと、そわそわとした感覚が巡る。女性である白銀と春川は、はじめての感覚に各々の反応を示す。白銀は関心を抱き楽しみ、春川は戸惑いと抵抗を表す。
 扱き続けていると、互いの先端からは透明な粘液が溢れだし、混ざったソレは白銀の手と自分たちのペニスを卑らしく濡らし、摩擦を軽減させ適度な刺激を生みだす。

白銀 「んっ…先走りで滑って…」

春川『さっきまでと…っ…感覚が…っ』

 堪らず腰の力が抜け、引けていく。しかし、引いてしまっては擦りあわせらるないため、体勢を維持しようと腰を浮かせる。

白銀 「あ、は…男の子の身体も気持ちいいね、春川さん…」

最原 「っ…」

 声や行動は白銀が前面にでているため、忘れてしまいそうだが、春川も白銀と同じ肉体に存在している。それを思い出した最原は、これまでの一連の流れを白銀を介し、春川にも伝達されていることを思いだす。他を寄せつけることを拒んでいる冷たい目をしているあの春川には、白銀との情事はどう映っているのかを考えると、恐怖と恥ずかしさが一気に込みあげてくる。しかし、そんなことは白銀にとっては問題になどならず、昇りつめるための手淫はとまらない。
 相手のペニスがびくりと微かに跳ねるのを自分のペニスで感じとる。男性器を使った快楽の共有は思いの外、興奮し、しかし後ろめたさも生まれ、元から男である最原としては胸中複雑だ。春川の存在を意識していることもあり、後ろめたさが募る。視線が白銀の手や顔、別の方向へと、おちつきなく移動する。

春川『ゃ…なんか…腰から痺れて…変なところが…きゅっと絞まるみたいな…なにこれ…あっ、ゃっ……!』

白銀 「ぁ…はぁ…コレが…射精の前触れ…? あ、クる! きちゃうよぉ…! 最原く…でちゃ…っひぅッ!!」

 女の身体で得られる快感とはまた違った波に焦りをみせ、最原に助けを請うように上擦った声をあげる。次の瞬間、自分の手の中へ精を放った。それは密着させていた最原のモノにもかかり、白い粘液が竿を伝い落ちていく。

最原 「白銀さん…っ…っ…」

 他人の精液が自分のペニスで濡れるサマに、嫌悪でもなく、なぜか興奮を覚えてしまう。白銀に続くように、最原の精液が白銀の精液を上書きする。
117 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:41:31.38 ID:ptiaPSlGO
白銀 「これが射精感なんだね…出す瞬間がスゴく気持ちいい…」

白銀 「だけど、その後のこの一瞬で冷めていく感じ…これが賢者タイム…」

春川『……はぁ…もうなんか…黙ってくんない?』

白銀 「それにしても、いっぱいでたねぇ。溜まってたのかな?」

最原 「〜〜っ」

 白銀の手と互いの性器を、べっとりと白濁の粘液が汚す。それを混ぜあわせるように、達したばかりで敏感になっている亀頭を掌で撫でまわす。

最原 「うあっ…! まだ、触らな、つぅ…ッ」

白銀 「はぁ…っ…これでもう、どっちの精液かなんて、解んなくなっちゃった…」

 満足そうに笑いながら、手についている自分たちの体液を、最原に見せつけるように舐めとる。

最原 「!」

白銀 「ふふっ。わたし達の、こんな味がするんだねぇ」

春川『苦っ! 口の中で変な匂いするっ! あんた、なに舐めてんのっ!?』

 はじめて口にする精液の味に、春川は不快感を示す。白銀は残りの精液を手持ちのポケットティッシュを取りだし拭きとった後、最原へと顔を近づける。

白銀 「最原くん…わたし、最原くんをもっと直に感じたいんだ」

最原 「白銀さん…」

春川 『!?』

白銀 「ねぇ…わたしが言いたいこと、解ってくれるよね?」

 最原を強く求める熱気を帯びた瞳。白銀は最原の手をとり、口づける。ふっくらと柔らかな感触が、触れた場所だけでなく心までも擽られる。

最原 「……はっきりと言ってくれないと、解らないかな」

白銀 「女の子に言わせちゃうんだ」

白銀 「ふふふっ。最原くんって、意外と意地悪なんだね?」

最原 「ここまで圧され気味だったから、これくらいは許して欲しいな」

春川『あんたらで盛り上がんないでくれない? 私みてるんだけど』

 仕方ないとはいえ、いちゃつく雰囲気を醸すふたりのやりとりを見せつけられているというのは落ちつかない。
 しかし、春川の存在があるというのに、意に介さず最原に迫るようすから、普段の“地味”はただの自称で猫かぶりだと、春川は確信する。

春川 『食えないヤツだね、あんた……』

 嫌味を込め、しかし諦めたようにこぼした。
 
白銀 「あなたに抱いて欲しい」

 白銀は最原に、決定的なひと言でお願いする。それに応えるように、最原は白銀の肩を掴み、そのまま白銀の身体をベッドへ倒し自分が上になる。
 最原を見上げれば、真っ直ぐに白銀をみつめている。真剣なその眼差しは、白銀のモノか、はたまた春川か──どちらのモノか判断はつかないが、心臓が高鳴った。

春川『え!?』

 一体となってしまっている今、どちらの鼓動かという疑問が解けることはない。しかしそれを引き金に、白銀は最原の首に腕を回し引き寄せ、もういちど口付けを交わす。たわわな胸と胸とが柔らかく押しつぶしあう。さきほどの白銀がリードするキスとは違い、互いに求めるように深く、情熱的なモノ。

白銀 「んふ…ちゅっ…ん…」

最原 「…ん、ふ…」

春川『わたしが…んぅ…見てないとこでしてよ…ふ、ぅ…』

 否定的なことを口にしながらも、歪まされ、僅かに撓んだ感情の隙間から、この先を望むよう春川の心が動かされていく。
118 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:42:39.32 ID:ptiaPSlGO
春川『…こんな…意味、解んない…』

 最原の手は、思いきりのつかない手つきで白銀の制服に手をかける──が、緊張のせいか、うまくボタンを外せない。

白銀 「緊張してる?」

最原 「う、うん…」

白銀 「ふふっ。そういうところが、あなたらしくて可愛い」

最原 「からかわないでよ……」

白銀 「からかってるつもりはないよ……最原くん……」

 白銀の声色や表情は柔らかく、両腕をのばして最原の頬を掌で包みこむ。白銀がなにを伝えたいのかを汲みとった最原は、白銀の手をとると、白銀のブラウスのボタンを外していく。前を開ければ、女性らしさが半減している下半身とは違い、きちんとふたつの膨らみが存在し、下に身につけていた下着とはまた違う、スポーツタイプのブラがお目見えする。

最原 「……」

 息を飲んで少し間をおいてから、そのブラを上へと押しあげる。押しあげた瞬間、ふたつの膨らみが、ふるりと揺れ動き、最原を誘惑する。

最原 「ふたりの胸も、魅力的だよ…綺麗だ…」

春川『〜〜ッ! なに、言ってんの…ッ?!』

 最原にはサイズで劣るものの、形も色味も申し分ない、美しい丘があった。丘の谷間には雨露が光を反射し、丘をより魅惑的に映す。その柔らかな丘に最原の掌が被さり、丸い形は歪み、露は滑りおちていく。

白銀 「ん」

春川『っ』

 体温、感触を収めるように、しっかりとした手つきで触れる。触れた部位はより熱をもち、肌は最原の手に馴染もうとするかのように形を変えていく。
 柔らかな感触を楽しみながら、もう一度キスを交わす。

白銀 「ふ…ん、ふぅ…」

最原 「ん…っ…」

春川『っ…ちょっと…ながいって…くるし…ん…』

 柔らかな感触の中から、存在を主張する異物感。揉みしだきながら、その正体である愛らしく赤らむ飾りを指で挟み込んで弄んでやれば、白銀は艶のあるくぐもった吐息をもらす。
 呼吸を忘れてしまうほど、時間をかけた長い口付け。いよいよ酸素がいき渡らず、意識がトびそうになる頃、ようやく唇は離れる。酸欠のために、頭と身体が重く感じる。ふたりの顔にも、その気怠さはあらわれている。

白銀 「…はぁっ…むねがくるしいから…脱ぐね?」

最原 「…っ…うん…」

 身体を起こし、肌けさせていただけだった服と下着を脱ぎすてる。白銀にならい、最原も服を脱ぐ。
 ともに着衣がなくなったことで、白銀と春川の身体がふたなり化していることを改めて確認することができる。見た目だけならば白銀と最原に差はないが、性器のあるなしでは全く違ってしまう。

最原 「なんだか、変な感じだな…」

白銀 「うふふっ。ほんとだね」

 そう答えつつ白銀は蠱惑的に笑ってみせ、股を大きく広げ、その中央へと手を向かわせると、指で花弁をぱっくりと拡げ、目の前の蜂を誘いこむための、お決まりのポーズをとってみせる。

白銀 「ねぇ、続き…しよ?」

春川『…恥ずかし気もなく、よくそういうの言えるよね…』

 蜂、もとい最原は誘われるままに、花弁の先へと指を潜らせた。
119 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:44:41.02 ID:ptiaPSlGO
春川『ヒッ?!』

 自分ですら触れたことのない場所に他人が触れている。はじめて侵入してくる他人という異物に、春川は反射的に声をあげる。

白銀 「んっ…」

最原 「……なんだか怖いな…」

 最原も、はじめての感触と、勝手の解らなさに、緊張で固くなる。初体験者2名の初々しさに、白銀の胸はきゅんきゅんしている。しかし、ここまでできあがっている空気を壊してしまわないよう、萌えをいったん片隅によけ、緩みそうになる表情筋もグッとひきしめる。

白銀 「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ…ゆっくりと、優しく解して…」

最原 「こう…かな…?」

 言われるままに、解すというよりは膣内の構造を探るように、ゆっくりとその指を動かしていく。

白銀 「〜〜っ」

春川『ひぃっ! …指、なか…動いて…〜〜っ』

 白銀は行為を楽しんでいるが、春川はそうではない。想像より痛みがないのは良いが、それでもやはり、春川の不安感は拭えない。表にでている白銀の反応しか解らない最原は、春川の不安など知るよしもなく、白銀の腰元を引き寄せ、ツンと主張する桃色の飾りを口に含むと、舌で転がし、吸い上げる。

春川『ぅあ…ただで、さえ…恥ずかしいの、に…胸……やだ…』

白銀 「ふふっ…最原くん、赤ちゃんみたいだよ?」

最原 「……」

 白銀のからかいに、最原はなにを言い返すでもなく、弄んでいる突起を甘噛みする。

春川『ひっ?!』

白銀 「きゃうっ! …もぅっ、おっぱいを噛むなんて、終一君は悪い子だね」

 口では文句を垂れつつも、顔つきは正反対に楽し気だ。

白銀 「そんなところも可愛いよ」

 子供の可愛いイタズラだと、笑って許す母親のように薄く微笑むと、最原を下の名前で呼びつつ、頭を優しく撫でてやる。
 性的嗜好というモノは、恥部とおなじで、ヒト様に堂々と晒してしまうのはみっともなく、隠しておきたいモノ。包みかくさず、赤ん坊のように夢中でむしゃぶりつく最原の痴態に胸が震え、ゾクゾクしてしまう。

白銀 「んっ…終一君…」

 白銀の唇から漏れる甘い吐息。愛蜜に満たされ、膣壁が最原の指へとぴたりと吸いついてくる。前戯は充分だろう。愛蜜が絡んで濡れた指を引き抜いて、準備は終えて控えていた芯をもち、そそり勃つ自身を白銀の花弁に、いよいよ充てがう。

最原 「ふたりの中、スゴく熱かった…僕を求められてるようで、ドキドキする…」

最原 「……いいんだよね?」

春川『や…やだ…ほんとに…? まって…! まってよ、最原!』

白銀 「欲しいよ、最原くん…あなたが欲しい」

 春川の声は、最原に届くことはない。白銀が思いとどまることなど、ありはしない。最原の肩に腕をまわし、視線を交わらせながら、ベッドへ身をあずける。最原の熱がゆっくりと自分の中へと進行してくる。

最原 「っ…ふたりとも、大丈夫?」

春川『ッ! あ、あ、ヤダ…ホントに入って…きて、る…ぁぅう…っ!』

白銀 「ん…ふぅ…大丈夫だよ…春川さん…」

 逃げだしたいという気持ちが前面にでた、弱々しい春川の声。他人を自分の体内に受け容れるという、未知の経験に怯えていることが伺える春川を、白銀が宥める。

春川『だいたい…く、ぅ…あんたのせいでしょっ!』

白銀 「まだ、動いちゃダメだよ? 焦らないでね」

最原 「うん」

 最原も春川も、完全に白銀のペースにのせられている。春川の場合はなす術がないだけではあるが、はじめのように叫ぶことがないあたり、あきらめたのだろう。
 しばらく抱きあい動かないあいだ、最原は白銀と呼吸を合わせる。そうしているうち、安心感が生まれ、挿入したばかりの窮屈感などは軽くなり、互いの身体が馴染んでいくような心地に満たされる。

白銀 「もう大丈夫…いいよ、最原くん」

 それを聞いた最原は白銀を横たえさせると、緩慢に動きだす。動きはじめは、はじめてのことで不安で落ちつかなかったが、前戯を充分におこなったおかげで膣内の潤いも申し分なく、粘膜は円滑に擦れあっている。
120 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:45:24.16 ID:ptiaPSlGO
白銀 「っ…ふあっ! ぁはっ…さいはら、くん…わたし、と、はるかわさんの、ナカ…っ…きもち、イイ…?」

春川『なに…きいて…!? は、ひっ、んんっ…!』

最原 「しっかりと包み込むように締め付けられて、怖いくらい蠢いてる…」

最原 「腰がとめられないくらい…気持ちいいよ…白銀さん、春川さん…」

春川『んぅっ?! 〜〜っ!』

白銀 「うれしい…っ…さいはらくん…」
 
 最原の答えに、春川は耳を塞ぎたいほどの羞恥心に駆られ、白銀は心から嬉しそうに微笑む。最原の首に腕をまわし、濡れた肌と肌をぴたりといっそう密着させる。白銀のペニスが最原の腹部にあたり、ソレはひくひくと快感の露を溢れさせ、全身で最原と繋がりあう悦びをみせている。開いたまま閉じない白銀の口唇からは絶え間なく、高く、甘く、雌の悦びを淫らにあげ続け、肉と肉とを打ち合う卑猥な音や、結合部から発する粘着質な音と、自分たちで奏でる音が最原の雄をイタズラに刺激し、昂らせていく。

白銀 「さいはらくんの…ぅふっ…まだわたしたちのなかで…ん、ふあっ…おおきくなって……あっ、あんッ…奥ぅ、あたって…しきゅうが、きゅんきゅんってぇ…あはっ…いいよぉ…ッ」

 ペニスが奥へと押しいれば、襞は歓迎するよう絡みつき、腰を引けば、膣肉は最原を逃がさないよう、しかし愛おしむよう締めつけ可愛がる。

春川『ッッ…! ぁッ…ふぅ……さい…はらぁ……んッ、ん…はぁ…あ……ッ!』

 自分の意思で最原とこうなったわけではない。身体を動かし、彼に迫ったのは白銀だ。しかし時間が経つにつれ、否定できない気持ち良さが生まれくるにつれ “自分が望んだんだっけ?” と、春川のなかで経緯が曖昧になっていく。その影響か、ただのクラスメイトだったなら、見ることも叶わないギラギラとした瞳で見つめ、汗を流しながら真剣に自分を抱く男の名前を、切なく、か弱い響きを伴いながら自然と口にしてしまう。その呟きを、白銀は快楽に酔いしれながらも聞き逃さない。春川を引きずり堕とした達成感に心の裡で笑う。
 触れて、擦れあうたびに感度はあがり、身体はより熱をもち汗ばみ火照る。湯だつ頭はなにかを考えるような余裕は消え、互いの存在を肌で、粘膜で鮮明に感じあうばかり。

最原 「…白銀さん…」

白銀 「イきそう…? だったらシーツより、おなかのうえに、だしてほしいな…」

白銀 「ナカをあなたでみたせないなら、せめて…おねがい…」

 擬似的にでも膣内を満たされた気になれるようにと、白銀のお願いに最原は頷くと、ほどよく筋肉のついた腹部に精を蒔くと、それを喜び後を追うように、白銀も最原の腹部を濡らした。

最原 「ッ…!」

白銀 「うれしい…さいはらく…ぁ…ぁっ、はぅ…ッ!」

春川 『ぁ…ゃあ…〜〜〜〜ッ!!』

 気怠い身体と空気。ふたつの荒い息づかいで行為の余韻が部屋に蔓延する中、白銀は腹部にかかった白い粘液を見やり、指で撫でつけるようにしながら呟く。

白銀 「……ほんとうに…ざんねん…」

最原 「っ!」

 自分たちの一糸纏わぬ姿、自分が放った精は生々しく彼女らの腹部を汚している。熱が抜けて思考がクリアになると、白銀と春川と同時に肉体的な関係を持ってしまったことを改めて実感していく最原は、自分たちがしてきたことを振り返り、恥ずかしさに頭を抱えた。

最原 「僕…白銀さんと春川さんと…なんか恥ずかしいこと言ったり、やったりしてたような…っ!!」

白銀 「うふふっ。我にかえると客観視しちゃうタイプなんだね」

春川『……やっと終わった…?』
121 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/05(火) 09:46:40.32 ID:ptiaPSlGO
 ことが終わって安堵する春川は、快楽に喘いでいたことを揉み消そうとするように、いつもの単調な声音で白銀に投げかけた。そのとき、白銀と春川の身体がベリッと剥がれるように離れた。

白銀 「えっ?!」

春川 「……!?」

最原 「わっ?! わっ?!! び、ビックリしたぁ…!」

 融けあうときは時間がかかっていたが、解けるのはあまりにもあっさりで、当人のふたりはしばらく面食らい、顔を見あわせていた。

春川 「戻った…!?」

白銀 「よ、よかったぁ!」

最原 「ふたりとも、大丈夫?」

 おかしなところがないか、ふたりは自分の身体を触り確かめる。特に春川は、短い時間とはいえ、自分の意思で身体を動かせない歯痒さを味わっていたために、間違いなく自分の意思で身体を動かせていることに、深く安堵のため息を吐く。そうして落ち着いたところで、春川は白銀を睨みつける。

春川 「あんた、随分と好き勝手してくれたね…」

白銀 「ゴメンゴメン! でも、最原くんとのえっち、春川さんも気持ちよかったでしょ?」

最原 「!?」

春川 「……はぁ?」

白銀 「あんなに可愛い声で鳴いてたじゃない…?」

 嘘をつかせないという意図で、白銀はニコニコしながら、春川の瞳を覗き込む。

春川 「バカ言わないで…!」

 イヤな視線から逃げたい春川は顔を反らせる。その視線の先に落ちているモノが目についた。

春川 「……あ」

 散乱した衣服。その中に自分のモノを見つけてしまう。つまりは、自分が素っ裸であるということに気づいてしまった。

春川 「ふ、服…! 着てな…っ!!」

最原 「服も同時にきちんと、それぞれ分かれたみたいだね。どんな仕組みなん……痛い痛い痛い!!」

 冷静にこれまでの現象について考えようとしている最原の頭を、片手で掴んで視界を覆う。

春川 「みるな!」

最原 「ゴメン! みないから放して!」

 頭の中でミシミシと危険な音が響いている。指圧だけで頭蓋骨をカチ割ってしまいそうだ。
 しかし、春川は失念していた。自分が他人に触れれば──

春川 「! しまった!」

最原 「な、なに?! 前が完全に真っ暗に?!?!」

白銀 「あらぁ…」

 再びはじまる融合。視界を塞がれている最原は状況を飲み込めずに慌てふためく。春川の方は先ほど体験したことで、なす術はないことを理解しているため、自分の迂闊さを呪いながら、おとなしく2度目の融合を受け入れた。
122 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/09/05(火) 09:52:18.90 ID:ptiaPSlGO
とりあえずここまでで

春川ちゃんの存在感が薄すぎて、けっこう書き直してるんで、見落としで文章が途切れてたりがあるかも知れません…
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 16:46:31.15 ID:wkYUtNw0o
待ってました、最原と白銀雰囲気あって良いね
春川はこれ以上どうなってしまうのか
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 19:31:58.58 ID:HDs6eKvJ0
今回は哲学的なエロスを感じるな…
お題はかなり難しいと思うけど頑張ってくださいね
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 16:58:27.71 ID:xdfJGffhO
エロスレだとゴン太あんまり見ないからそっちも見てみたいな
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 11:41:31.77 ID:wwRyQhgJo
ゴン太……蟲姦?
127 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/09/11(月) 13:00:16.19 ID:TF5h2sqpO
>>126
虫姦、皆さん的にグロに入らないならアリかなと
でも描写に困りそう


見直したら、文章の順序入れ替えのさい、直しきれてなくて流れがおかしいところとか、身体を倒す行動が被ってたりしてますね…もうダメダメだ…
後、大丈夫だとは思いますが、一ヶ月音沙汰なければ>>1は死んだと思ってください、ガチで
なんで、一応できたとこだけ今の内に投下しときます
128 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/11(月) 13:00:57.33 ID:TF5h2sqpO
最原 「……あ、みえる…よかった」

 融合が終えるまで視界が開けなかった最原は、ようやく瞳に光が射し込んだことに安堵する。しかし、春川の姿がみえない。

最原 「あ、あれ? 春川さんは…?」

春川『……ここだよ』

最原 「うわっ!! 春川さんの声が…そ、そうか! この部屋の春川さんの効果か!」

 白銀と離れたことで終わったと思い込んでしまっていたが、最初にも考えていた、部屋から出なければ意味がないのだということに思いいたる。

春川『ここから出たらモノクマのヤツ、ぶっ壊してやる…ッ!』

最原 「気持ちは解るけど、それは無謀だよ…ん?」

 怒りを滲ませる春川を宥めている最原の肩を、白銀がつつく。

白銀 「ねぇ、最原くん」

最原 「なに?」

白銀 「このままもう1回、しよ?」

最原 「えっ?!」

春川『……この行き場のない怒り、どうすればいい?』

白銀 「だってさっきは、最原くんがわたしと春川さんのこと、気持ちよくしてくれたでしょ?」

白銀 「次はわたしがあなた達を気持ちよくしたいんだよー!」

最原 「僕もう動けないというか、春川さんが怖いというか……」

最原 「……まって…気持ちよくしたいって…どういった意味で言ってるの……?」

白銀 「さっき、最原くんがわたしたちにしてくれたように、だよ」

最原 「やっぱり、そういうことだよね…」

春川『これ以上は絶対にイヤ!』

最原 「春川さんもイヤだって言ってるし……」

白銀 「あなたと春川さんの身体が、どこをどうすれば気持ちよくなれるのか、興味ないの?」

最原 「え」

春川『なに言って…!!? 』

白銀 「さっき春川さんね、あなたを求めて名前を呼んでたんだよ。胸が痛くなるくらい、か弱くて切ない声で」

白銀 「春川さんきっと、ほんとうは誰かとわかちあう幸せが欲しいんじゃないかなぁ?」

最原 「……」

春川『違う! 違うから!!』

最原 「は、春川さん! 解ったから、あまり叫ばないで!!」
129 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/11(月) 13:01:39.60 ID:TF5h2sqpO
白銀 「春川さん」

春川 『!?』

白銀 「すこしでも最原くんを愛おしく感じたでしょう? その最原くんと言葉どおり“ひとつ”になって、彼がこの身で感じている全てを、あなただけが知ることができるってことだよ? おい求められるってことだよ?」

白銀 「もっと素直に欲深くなってもいいんじゃないかなぁ?」

白銀 「あ、それとも、このままずっと最原くんと一緒がいいってことかな? 離れたくないって」

春川 『は?』

白銀 「さっきのかんじだと、最後までしないと離れないみたいだもんね」

春川 『……違う。そんなんじゃない……』

白銀 「彼をこのまま一生独り占めしたい…ふふっ、それなら文句はないかなぁ」

春川 『うるさい、黙れ』

最原 「春川さん、おちついて…白銀さんには聴こえてないから…」

春川 『……白銀にこれ以上、かってなことはさせたくない…』

春川 『白銀と一緒にあんたに抱かれてる間、自分が自分でなくなって、消えてしまうんじゃないかっていう危機感があった……』

春川 『……だからこれ以上、あんたと一緒にどうにかされたら、自分を保っていられるか自信がない……正直に言う…怖い』

最原 「春川さん……」

春川 『でも、なにもしなかったら離れることもできない…どうしたらいいか解らない……』

最原 「……」

春川 『どうすればいい? 最原……?』

最原 「ずっとこのまま先延ばしにして時間が経ってしまったら、キミの中でほんとうに、キミと僕との境が消えてしまうんじゃないかと思う」

最原 「それは避けないといけない」

最原 「キミと僕は別々の人間だから」

春川 『……うん』

最原 「戻ろう。春川さん」

春川 『うん』
130 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/09/11(月) 13:03:00.46 ID:TF5h2sqpO
白銀 「そのようすだと、答えは決まったみたいだね」

最原 「春川さん、ゴメン。もう少し耐えてくれる?」

春川 『腹括るしかないんでしょ? 謝んなくていいよ』

最原 「うん……白銀さん。キミがしたいこと、受け入れるよ」

白銀 「ふふっ、じゃあ、必要なモノとってくるね」

春川 『必要な』

最原 「モノ…?」

春川 『イヤな予感しかしないんだけど』

最原 「僕もだよ…」

 ふたりの答えに満足した白銀は、様々なアダルトグッズが用意されたエリアへと消える。最原と春川はそんな白銀のようすに、ただただ不安を抱く。
 そう時間もかからない内に、必要なモノとやらを手にもどってきた。

白銀 「これで準備はOKだよ!」

 ほくほく顔で手にしていたモノをベッドに広げる。内容はローション、コンドーム、ゴム手袋、ローターだ。

最原 「ゴム手袋に…ローター?」

白銀 「あなた達の後ろの処女をいただきたいと思います」

 ふざけるでもなく、白銀は真面目な表情でとんでもない言葉を口にした。対し、ふたりの顔はなんとも言えない、複雑な表情をしていた。

春川 『……前言撤回。戻らなくていい』

最原 「それに賛成だ! って言いたいところだけど…腹括るって春川さん言ったよね…?」

最原 「僕も覚悟決めたから…一緒にがんばろう」

春川 『はぁ…これならあんたと心中したほうがマシだよ…』

最原 「行動権が僕にあって良かった…」

 冗談なのか本気なのか判断のつかない春川の呟きに、最原は心から思った。
 ギュギュッと締まる音の後、パチンと弾く音を響かせながら、ゴム手袋を装着し、ニコニコと白銀がつめ寄る。妙な圧力を感じ、後ろに引き退ってしまう。しかし、あるべき姿に戻ると決めたからには、逃げてはいられない。イヤな汗を流しながらもその場に留まる。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 17:18:07.02 ID:USHZwbR9O
この書きづらそうなお題でよく進められるなぁ…素直に凄いと思う
いつまでも待ってるべ
132 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/10/01(日) 12:06:44.58 ID:XLvMPTuc0
>>131
ありがとうございます!書きはじめは春川ちゃんがどうしても影薄くなってしまって、どうしたもんかと頭悩ませてましたが、なんとかなりそうです、頑張ります!
死ぬことなく無事に生きているので、最後まで見届けて頂けたらと思います。
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:05:29.74 ID:dHsXH0Mc0
残りのお題は相互パイズリとフェラ69と尿道内射精と相互挿入か…
かなり難しいお題だけど頑張って下さい
いつまでも待っています
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 00:29:08.54 ID:uZgRLvDw0
お題見て見たら今までで最難関になるんじゃいのかな
時間かかってもしょうがないと思うのでいつまでも待っています
頑張って下さい
135 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/10/31(火) 10:53:22.64 ID:3tPajz880
>>133
そこここで書いてますが、エロ案は全てを反映する訳ではありません
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:29:11.44 ID:JgJLl1vh0
保守
やっぱお題が難しいよなぁ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 22:03:13.56 ID:s8SmE3jz0
そもそもハルマキはパイズリできるほど無(血で汚れて読めない)
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 23:39:23.65 ID:JgJLl1vh0
融合状態なら
最原のおっぱい補正で巨乳なんじゃないかな?
まぁせっかくおっぱいあるんだしパイズリはやってもいいんじゃないかな
他のお題と違ってそんなに難しくないし
139 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/12/29(金) 14:58:15.05 ID:18N+403V0
保守
まだまだおまたせしてしまうと思いますが、気長にお待ちいただければと思います。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 22:40:43.99 ID:IMkV6WVpo
絵師である>>1の霧切絵はまだ普通に保存してる
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 17:33:10.34 ID:MC81txWK0
保守
お題難しいのにここまで出来るのは良いと思う
限界目指して頑張ってもいいのよ?
いつまでも待っています。
142 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2018/02/24(土) 03:28:02.55 ID:1HbCbk4i0
>>140
ほげぇっ?!ここで霧切ちゃん一番描いてるんで、どの霧切ちゃんなのかは解りませんが、嬉し恥ずかし…

>>141
ストック分上げてしまったのが裏目に出て、流れに困ってしまってる状況です…書き溜め破棄して書き直します

エロは最高でも4レスくらいに抑えたいのに、どうしてどんどん長くなってしまうのか…明らかな技量不足…
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 13:47:48.22 ID:awkb0vyZ0
逆に考えるんだ
お題を絞って数レスに収めるのが難しいんだったら
いっそのことお題を全て書いてレス数を気にせずに書けばいいじゃないか
1さんの技量なら数十レス以上になっても楽しく読めると思いますよ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/03(火) 17:11:40.48 ID:bfarm7940
向こうの方は保守あったけど
こっちにはないのかな
完結するまでいつまでも待っていますので
頑張って下さい
145 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2018/04/03(火) 18:31:51.31 ID:wFV1yE+O0
>>144
古いスレも消えてないようなんで、こっちは保守の必要ないかなーと思ってしませんでした。
短いスレで気分転換できたんで、書けそうな気がしてます。気がしているだけなので、確実ではないですが
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