【安価】住人(♀)「白百合荘で過ごす日々」【百合】

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489 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/01(金) 06:46:33.12 ID:z+BmPBIvo
長くなりましたが、これにて九月は終了です。
綾子の水泳大会と、早苗の誕生日のイベントを別々に処理する予定だったのですが、まとめられそうだったので一続きのイベントにしました。
早苗の誕生日は指定がなかったので確定イベントに組み込みました。
他キャラも機会があれば誕生日イベントを入れたいと思います。

それと、更新日が飛び飛びになって申し訳ありませんでした。

これからは茅と真央はメインから外れ、綾子・サラ・奏、早苗・亜利砂がメインになります。

予定では年を越えて三月までをやるつもりなので、その内の半分が終了したことになります。

残り半分もよろしくお願いします。

ついでに現在の部屋状況です。

早真綾
苗央子?
管876(2階)

5321(1階)
サ?理渚
ラ 緒

管は管理人室。6号室には茅が居ましたが、今は実家なのでここにはいません。
新しい6号室の住人と3号室の住人は、綾子達か早苗達のどちらかがくっついたあたりで募集します。
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 07:23:23.74 ID:Low/ooTZ0
乙!
491 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/01(金) 07:31:07.82 ID:z+BmPBIvo
茅と真央のエロも近いうちに書こうと思うんですが、未成年の性行為を文章で描写するってセーフですよね?

こんなSSで気にするのもあれですが、児童ポルノに引っかかったりしないでしょうか
何せ変なところでビビリなもので、みなさんの意見を聞かせてくださるとありがたいです
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 08:30:41.49 ID:c7A8NNVZ0
※登場人物は全て架空の人物であり、18歳以上です

よし、問題ないな
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 09:26:42.81 ID:mn6xxLBCO

こりゃまた凄いことになって来たな
三人がもつれそうな状況と数年越しの恋慕とか最高じゃないですかー!

児童ポルノはあれか、茅ちゃんか
描かれてないけど実は誕生日迎えてて18歳になってたと思っておけばいい
サラと奏は……>>492しか……
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 10:47:06.89 ID:RRbYoHc80
そこは気にしなくていいと思うな。この板って割と未成年設定のキャラがくんずほぐれつしてるイメージだけど(※個人の感想です)
そういうのが問題になったって話は聞かないし。今後とも応援してます
495 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/01(金) 17:13:14.69 ID:z+BmPBIvo
みなさんご意見ありがとうございました
調べてみたところ、視覚情報でなければ引っかからないみたいです
小説とかの文章上であれば児童ポルノは適用されないとかなんとか

そもそも二次元の作品や創作を児童ポルノ法で規制するという記事や記述が見つからないので、おそらく大丈夫だと思います

でも一応念のため書いておきます

このSSは架空の作品であり、登場人物は全て18歳以上です
496 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/02(土) 10:39:50.36 ID:uF4BJOvao
早苗「……」ボーッ


ピンポーン


早苗「っ」ビクッ

早苗「は、は〜い」


ガチャッ


真央「誕生日おめでとー!」


早苗「!!」


真央「プレゼント持ってきたんだけ……ど……」

真央「……ねえ、てんしさん大丈夫? 顔色悪いよ?」


早苗「だ、大丈夫よ〜」


真央「それならいいけど……」

真央「あ、これプレゼントね。お酒は買えないけど、お酒に合いそうなオツマミとお猪口買ってみたんだ」ハイ


早苗「ありがとね〜真央ちゃん」


真央「どういたしまして!」ニコッ

真央「それとさ……迷惑じゃなかったら話くらい聞くからね? 悩みがあるなら相談してね」


早苗「ほ、ほんとに大丈夫よ〜。ただちょっと寝不足なだけ」


真央「……そっか。わかったよ」

真央「じゃ、プレゼント渡したし帰るね」スクッ


バタン


早苗「……」


安価↓からこれからの白百合荘住人+亜利砂、奏、茅の行動
基本的に高コンマ優先
渚、理緒、茅、真央は優先度が下がります
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 10:43:47.03 ID:wAdECyDr0
奏が「最近先生の様子がおかしい」とサラや綾子に相談してくる。
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 12:28:25.44 ID:DEpUMH6vO
大学の講義で遅くなった理緒が夜の公園で呆けてるの亜利砂を発見。
様子がおかしい事に気づいた理緒が気を効かせて近くのバーに誘い酒を酌み交わしながら相談に乗る。
可能なら二人とも酔っぱらって綾子か早苗に迎えに来て貰うまでセットで。
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 12:37:58.13 ID:b7yrh6mXo
早苗が亜利砂に連絡とろうとする
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/02(土) 19:28:29.87 ID:EdEmUznpO
奏、サラが他の女の子とふれ合うと感じる謎のモヤモヤが日増しに大きくなり
ある日衝動的に声を荒げてやめてください!と言ってしまう(なぜそう言ってしまったかは自分でもわからない)
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 21:21:00.84 ID:lPFnsRBA0
奏が服装に気を使う綾子を見て自分もお洒落な服装をしてみたいと相談、サラも交えて休みの日にみんなで服を買いに行くついでにぶらぶら
大人数可能ならファッション誌愛読で詳しそうな茅にも声をかけ、そこにみんなの可愛い私服姿が見たい真央も同伴で
502 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:37:46.54 ID:rj0mTXpyo
学校ーー


奏「先生、あの」


亜利砂「……」ポケー


奏「先生?」


亜利砂「……」ボー


奏「神ヶ原先生!」


亜利砂「!」ビクッ

亜利砂「あ、ああ若宮さん。どうしたの?」


奏「……いえ、なんでもないです」


亜利砂「そう?」


奏(なんか……先生ずっとボーッとしてる……)


亜利砂「……」ボー


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「……ということがあって」


綾子「んー……それなら早苗に言ったほうがいいかもね。今一番奏の先生と仲良いの早苗っぽいしさ」


奏「そうですよね。それじゃあ管理人さんに会ってきます」


綾子「私もついてくよ」スクッ
503 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:38:13.20 ID:rj0mTXpyo
ピンポーン


早苗「は〜い」ガチャッ

早苗「あら。奏ちゃんに綾子ちゃん。どうしたの?」


奏「相談したいことがあって……。少しいいですか?」


早苗「いいけど〜……。綾子ちゃんやサラちゃんじゃダメなのかしら?」


奏「管理人さんに相談したいんです」


早苗「そう……。なら上がって?」


奏「失礼します」


早苗「それで……相談って?」


奏「ええと……先生のことなんですけど。最近なんだかボーッとしてることが多くて……。管理人さん何か知りませんか?」


早苗「え、あー……」

早苗「なんて言えばいいのかしら〜……」


綾子「? 言いづらいこと?」


早苗「多分……私のことだと思うわ〜……」


奏「何かあったんですか?」


早苗「それは……その〜……」


綾子「おっけー。言いづらいなら言わなくてもいいよ」


奏「そ、それじゃ先生は……」


綾子「二人とも子供じゃないしさ。まずは当人達に任せようよ」

綾子「それでも駄目なら私達が解決する。それでいいでしょ、早苗」


早苗「そ、そうね〜。その内連絡でも取ってみるわ〜」


綾子「うし。じゃあ今日はひとまずここまででいいか」


奏「はい」


早苗「あ、奏ちゃん」


奏「はい?」


早苗「亜利砂さんのこと教えてくれて、ありがとうね」


奏「いえ。今の私は教えるくらいしかできませんから」

奏「先生のこと、よろしくお願いしますね」ペコリ


早苗「……ええ」
504 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:38:42.22 ID:rj0mTXpyo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒(今から帰るね、っと。送信)スマホタプタプ


プァーーーッッ!!


理緒「!」ビクッ


運転手「変なとこあるいてんじゃねえぞー!」ブオオオオン


理緒「なんだクラクションか……あっ」


亜利砂「……」フラフラ


理緒「ち、ちょっと神ヶ原先生!」グイッ


亜利砂「……? あら、理緒さん」


理緒「どうしたんですか。道路なんか歩いてたら危ないですよ」


亜利砂「え? あ、ほんと。危ないわね」テクテク


理緒「……何かあったんですか? 私でよければ話くらい聞きますよ」


亜利砂「なんでもないのよ。大丈夫……」ポロッ

亜利砂「ほんとに、だいじょうぶ、だから……」ボロボロ


理緒「泣きながらそんなこと言われても説得力ありませんよ。ほら、どこかお店でも入りましょう」

理緒(渚に遅くなるってメールしとかないとかな……)
505 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:39:12.52 ID:rj0mTXpyo
早苗サイドーー


早苗「……」ドキドキ

早苗(や、やっぱり話し合わなくちゃ何も解決しないわよね)セイザ

早苗(って携帯の前に正座してもどうにもならないのだけど……)

早苗「ええいっ」バッ

早苗(えと、電話帳……)ポチポチ


プルルルル! プルルルル!


早苗「!」ビクッ

早苗(ち、着信? 誰かしら……)ピッ

早苗「も、もしもし〜」


???「夜分遅くすみません。私、沖上要という者です」


早苗「はあ……」


要「ええと、それで要件なのですが……バーの方で酔いつぶれている女性が二人いまして、その内の一人がここに電話してくれと」

要「名前は東谷理緒、というらしいのですが心当たりはありますか?」


早苗「あら、理緒さんが……分かりました。迎えに行きますね」


要「助かります。バーの住所は……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


バー「リリアン」ーー


早苗「……」キョロキョロ


要「あ、あまつかさん、ですか?」


早苗「あ、はい。そうです〜」


要「こっちです。奥の部屋を借りて寝かせてて……」ガチャッ


理緒「うんん……」


早苗「理緒ちゃん……あっ」ピタッ


亜利砂「んぅ……」
506 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:39:53.57 ID:rj0mTXpyo
早苗「えっえっ……あり、さ、さん……?」


要「どうしますか? タクシーでも……」


早苗「あ、いえ。車で来たので乗せて帰ります」


要「そうですか。手伝いますよ」ニコッ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗「ありがとうございます。助かりました」ペコリ


要「いえ。見過ごして帰るのも後味が悪いですから」

要「あ、お代は理緒さんがボーッとしながらなんとか払っていたので安心してください。それじゃ、私はこれで」ペコリ


早苗「はい。本当に助かりました」ペコリ


バタン ブウウウウウウン……


早苗「とりあえず白百合荘に……でいいのかしら〜……」
507 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:40:22.31 ID:rj0mTXpyo
白百合荘ーー


早苗(理緒ちゃんは渚ちゃんに引き取ってもらったけど……)


亜利砂「んん……」モゾ


早苗(亜利砂さん、起きたらビックリするわよね……でも今更どうしようもないし……)

早苗(夜中に起きても大丈夫なように、お店で潰れてたことを書き置きしておいて……)カキカキ

早苗(薬も置いておこうかしら。「飲んでください」……っと)カキカキ

早苗「……」


亜利砂「んー……」ゴロン


早苗「!」ドキッ

早苗(私この唇にき、キスされたのよね……)ドキドキ

早苗(先輩で、私のことが好きで……)

早苗(なんで……なんで私のことを……? 一目惚れって言ってたけど……)ウト…

早苗(好きになるって……どういうことなのかしら……)ポフン

早苗「んー……」ウトウト

早苗「わかん……ない……」コテン

早苗「……すー……すー……」
508 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:40:56.71 ID:rj0mTXpyo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


am6:30ーー


ピリリリリリ ピリリリリリ カチッ


早苗「ん〜……!」ノビー

早苗(朝ね……朝ごはんはどうしようかし……)ピタッ


亜利砂「……! ……!!」パクパク


早苗「あ、えと……おはようございます?」


亜利砂「なん……な、ここ……え、ええ……!?」ワタワタ


早苗「お、落ち着いてください。説明しますから〜」


亜利砂「お、お願いします……」


早苗「えと、昨日のことはどこまで覚えてますか〜?」


亜利砂「昨日……。えと、理緒さんと道端で会って、近くのお店で飲むことにして、飲んで……そこまでは」


早苗「あ、そこまで覚えてるなら簡単です。その後お店の方から連絡があって、私が迎えに行ったら亜利砂さんは潰れてたんです〜」

早苗「私、亜利砂さんの自宅を知らないので送ることもできなくて……なのでうちで寝てもらいました〜」


亜利砂「な、なるほど……」

亜利砂「どうやらご迷惑をお掛けしたみたいで……申し訳ありません」ペコリ

亜利砂「お詫びは後日しますので、今日のところはこれで……」スクッ


ガシッ


早苗「か、帰っちゃダメですっ」

早苗「私、亜利砂さんに聞きたいことがたくさんあるんですからねっ」


亜利砂「ぅぐ」ピタッ

亜利砂「分かりました……なんでも聞いてください」ストン
509 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:42:14.90 ID:rj0mTXpyo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー
am9:00ーー


ガチャッ


サラ「おはようございます、奏ちゃん」ニコッ


奏「お、おはようございますっ」


綾子「やー、奏ー」ワシャワシャ


奏「やめてくださいー」ナデラレ


サラ「ほら、綾子さんストップですよ」

サラ「それで、洋服でしたっけ?」


奏「はい」


綾子「確かに今まで地味な感じの服しか着てるの見たことないもんなー」


奏「オシャレというのが分からなくて……」(←無地の白シャツにグレーのカーディガン、暗めの青いロングスカート)


サラ「それなら茅さんの方が詳しいのでは……」


奏「あ、茅お姉ちゃんも途中から合流してくれるみたいです」

奏「ただ、行列のできるスイーツなるものを真央さんと食べてから、らしいですけど」


綾子「ああ。近くの洋菓子屋さんか。確かに毎朝何十人も並んでるもんな」


奏「開店が10時で、食べてから来るそうなので、合流はお昼過ぎくらいになるかと」


サラ「なるほど、分かりました」

サラ「では奏ちゃんのお買い物に行きましょう!」
510 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:43:04.76 ID:rj0mTXpyo
てくてく てくてく


綾子「あ、あの店は?」


サラ「大人っぽすぎますね……奏ちゃんはまだ中学生ですからもっと別のお店がいいです」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


サラ「ここはどうでしょう」


奏「キャラ物はちょっと……分からないですし、少し子供っぽいです」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「ここは……?」


綾子「す、ストップストップ!」ガシッ

綾子(コスプレショップはさすがにまずいよ!)


奏「な、なんですか? 何のお店なんですか?」


綾子「えと……奏にはまだ早いお店だよ!」


奏「はあ……」
511 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:44:36.04 ID:rj0mTXpyo
ファッションセンターーー


綾子「やっぱこういうとこに落ち着くのか」


サラ「奇をてらって専門店を巡ったのは駄目でしたね」


奏「少しお腹も減ってきました……」


綾子「んー……あ、じゃあ一人ワンセット奏に似合いそうな服持ってこようよ!」

綾子「その中から一つ選んで買って、それ着て午後から過ごそう」


奏「おお……」


サラ「確かにそれなら時間もあまり掛からずに済みそうですね」


綾子「制限時間はそうだな……今11時半だから、12時までにしよう。それからご飯を食べて、茅達と合流だ」


サラ「了解です!」


綾子「それじゃあ用意……スタート!」


奏が自分で選んだコーディネート安価↓
サラが選んだコーディネート安価↓↓
綾子が選んだコーディネート安価↓↓↓
3つの内最高コンマが奏の服になります
512 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/19(火) 22:45:56.88 ID:rj0mTXpyo
>>497
>>498
>>499
>>501
を採用しました

安価を一つずつ下にずらします
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 22:59:08.64 ID:lVlu8ZM+0
麦わら帽子と白ワンピ
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 00:16:19.17 ID:Flqz+yNOo
タートルニットワンピとレギンスパンツ
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 00:38:45.16 ID:gHgj3ySsO

更新楽しみに待ってたぜ

安価は白Tシャツ+緑&白のロングチェックシャツ+膝丈デニムスカート
516 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/20(水) 20:34:48.02 ID:NXZHXZ3Do
サラ「ではまずは私のから……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「き、着替えました」


綾子「似合うねー。もうちょっと背があればモデルさんにも見えるよ」


サラ「よくお似合いです」


奏「あ、ありがとうございますっ」


綾子「じゃあ次私のねー」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「どうでしょうか……」


サラ「似合ってます! なんだかクールでかっこいいですよ!」


綾子「いいじゃんいいじゃん。可愛いとなんでも似合って得だね」


奏「……私の選んだの見ます? どっちかから選んでもいいような……」


綾子「ダメだよ。せっかく選んだんだし見せてくれなきゃ」


サラ「そうですよ! 着替えてきてください♪」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
517 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/20(水) 20:38:21.35 ID:NXZHXZ3Do
シャーッ


奏「……」


サラ「……」


綾子「……」


奏「な、何か言ってくださいよ」


サラ「に、似合ってます……」


綾子「あー……ごめん。綺麗で見惚れてた」


奏「た、ただのワンピースですよ?」


綾子「黒髪に麦わら帽子で白ワンピース……いい取り合わせだね」


サラ「これがいいです! 一番似合ってます!」


綾子「だね。優勝は奏選手ー!」


サラ「あ、でもこれから冷えますし、ノースリーブのワンピースじゃ風邪を引いちゃいます」

サラ「ケープとか、何か羽織るものも一緒に買った方がいいですね」


奏「わ、分かりました」
518 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/20(水) 20:39:30.98 ID:NXZHXZ3Do
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


昼食後ーー


茅「やっほー奏ー」テクテク


真央「やっほー!」


奏「あ、茅お姉ちゃんと真央さん」


茅「おお? そんな可愛い服持ってたっけ?」


奏「買ってみたんです。どうですか?」クルッ


真央「可愛いよ!!」


奏「!」ビクッ


茅「真央ちゃん落ち着いて。……うん、似合ってるよ」


奏「そ、そうですか」パアッ


茅「あとは普段着に何着か見繕えばいいのかな」


奏「はい。よろしくお願いします」ペコリ


真央「ミニ……いやロングスカートも……いやいやデニムも履きこなせそうだし……」ブツブツ


サラ「真央さーん! 置いていきますよー?」


真央「あ、待ってー!」タタタッ
519 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/20(水) 20:40:33.66 ID:NXZHXZ3Do
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗サイドーー


早苗「……」セイザ

早苗(ひとまず亜利砂さんにシャワーに入ってもらったり、食事をとったりでなんだかんだでお昼……)


亜利砂「……」セイザ


早苗「すー……はー……」

早苗(聞かないと……!)


@大学時代の早苗のどこに惚れたのか
Aいつ惚れたのか
B大学時代に接点はあったのか
C早苗にどうしてほしいのか
D今お付き合いしてる人はいないのか
E今でも好きなのか
F自由安価(安価の内容は質問のみ。質問に対する答えを書かれても採用しません)
安価↓から3つ
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 21:20:25.51 ID:aFEKpMjg0
1
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 21:23:23.12 ID:Flqz+yNOo
4
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 21:26:10.09 ID:Flqz+yNOo
あ、連取りになるかな
ずらしてください
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/09/20(水) 21:27:07.11 ID:EyxP9AqC0
6
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 21:34:26.22 ID:gZs+eklUo
4
525 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:47:18.98 ID:uF3bD8uyo
1→6→4の順で採用します
続きで>>500も採用します
526 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:47:46.16 ID:uF3bD8uyo
早苗「あの〜……」


亜利砂「……はい」


早苗「そんな怖がらないでください〜。怒ってはないので、話を聞かせてくれれば〜」


亜利砂「……分かりました」


早苗「そうですね〜……。大学時代の私のどこを好きになったんですか〜?」


亜利砂「一目惚れ……って言ったような」


早苗「そうですけど〜……。一目惚れだけで何年経っても覚えてるのもすごいな〜って」


亜利砂「そうですね……。白状します」

亜利砂「って言っても、一目惚れは事実なんですよ。その後……覚えてるかな」

亜利砂「サークル勧誘のときに私、早苗さんのところに行ったんです」


早苗「……」


亜利砂「でも、断られて。『大学には遊びに来たんじゃないので』って」

亜利砂「それがこう、なんか……胸に響いたというか、たまらなかったというか……」


早苗(え……M? なのかしら〜?)


亜利砂「そんなわけで、それからときどき早苗さんのことを見てたらますます好きになって……」


早苗「ま、待ってくださいっ、少し恥ずかしいです〜……!」
527 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:48:15.50 ID:uF3bD8uyo
早苗「……///」

早苗「……その、今も、好き……なんですか?」


亜利砂「好き……です」

亜利砂「再会してからどんどんまた好きになって……」


早苗「あ、ありがとうございます……」カアア


亜利砂「……早苗さん」


早苗「は、はいっ」


亜利砂「この状況分かってるんですか?」


早苗「状況……?」


亜利砂「自分のことを襲った相手と二人きりなんですよ? 怖くないんですか?」


早苗「ああ、確かに〜……」

早苗「でも、相手が亜利砂さんですし〜……優しい人だって知ってるから怖くはないですね〜」


亜利砂「っ」ムッ

亜利砂「ま、また襲いますよ」

亜利砂「言っておきますけど、こっちは吹っ切れてるんですからね」


早苗「ふふっ」


亜利砂「わ、笑わないでくださいっ」


早苗「ごめんなさい、必死な感じがなんだか小さい子供みたいで可愛くって〜」
528 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:48:43.32 ID:uF3bD8uyo
亜利砂「……」ズイッ


早苗「……するんですか〜?」


亜利砂「ほ、ほんとにしますよ」


早苗「……」

早苗「違いますよね?」ボソッ


亜利砂「っ」ビクッ


早苗「亜利砂さんは、私にどうしてほしいんですか〜?」


亜利砂「それ、は……!」

亜利砂「えっと……」

亜利砂「あの……」


早苗「……えいっ」


ぎゅっ


亜利砂「!! さな、え、さん!? な、なにを……!」


早苗「深呼吸してください。吸って〜、吐いて〜」


亜利砂「す、すー……はー……」


早苗「落ち着いて……。頭の中をスッキリさせて……」

早苗「どうです、言えますか? 私にどうしてほしいか……」


亜利砂「……な」

亜利砂「なか、よく……じゃなくて」

亜利砂「私のこと、好き、に……なってほしい……です……!」
529 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:49:14.98 ID:uF3bD8uyo
早苗「はい、よくできました」ナデナデ

早苗「……ただ、好きになるっていうのは難しいですね〜」


亜利砂「……はい。分かってます」


早苗「でも、嫌じゃないんですよ〜」


亜利砂「!」


早苗「こうして迫られるのも、びっくりしましたけど、キスされたのも、嫌じゃないんです。……なんででしょうね〜?」

早苗「私「そういうこと」に疎いので……教えてくれますか〜?」

早苗「せ、ん、せ、い……♪」


亜利砂「は……はいっ!!」


早苗(年上……よね〜?)


亜利砂「へへ……えへへ……」


早苗(ちっちゃい子が喜んでるみたいな……)


亜利砂「あっ」


早苗「?」
530 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:49:42.79 ID:uF3bD8uyo
亜利砂「さ、早苗さんっ!」


早苗「は、はい」


亜利砂「女同士……なん、ですけど」


早苗「? はい……」


亜利砂「変じゃない、ですか?」

亜利砂「気持ち悪いとか……思ったりしませんか?」


早苗「別に思いませんよ〜」

早苗「うちには真央ちゃんもいますから、そういうのに抵抗はありませんね〜」

早苗「それとも、嫌だって私が言ったら諦めちゃうんですか〜?」


亜利砂「あ、諦めないですっ! 絶対!」


早苗「だったら心配することないですよ〜。安心して、私のことを振り向かせてください〜」


亜利砂「は、はいっ!」


早苗(心配することないのは私もでしたね〜)

早苗(亜利砂さんが怖い人でも嫌な人でもないのは分かりきってたことなのに、必要以上に怖がって……)

早苗(恋愛とかあまりよく分からないけれど……結婚とかした方がいい年齢なのは確かだし)

早苗(結婚……ねえ。一緒にいて苦痛じゃない人、一緒にいて楽しい人なら……)チラッ


亜利砂「? どうしました?」


早苗「なんでもありませんよ〜♪」

早苗(大丈夫。私もきっと亜利砂さんを好きになれる)

早苗「……そうだ」スマホポチポチ


プルルルル プルルルル
531 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:50:16.00 ID:uF3bD8uyo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー


プルルルル プルルルル


奏「あ、すみません電話が……」ピッ

奏「はい、もしもし」


早苗『もしもし〜』


奏「あ、管理人さん。どうしました?」


早苗『亜利砂さんのことはもう大丈夫よ〜。なんとかなったわ〜』


奏「そうですか……! よかった……」


早苗『ええ、だからもう心配しないで今日は楽しんで……』


サラ「どうですか、これ。似合いますか?」フリフリ


綾子「似合ってるよ! すっごい可愛い!」


奏「……!」


早苗『あれ、奏ちゃん? 聞こえてる?』


綾子「サラはこっちも似合いそうだね。大人っぽいロングコートだけど……着てみる?」


サラ「はい! ……どうです?」クルン


綾子「やっぱ似合うね。ほんとにモデルみたいだよ」


真央「えー! サラちゃんにはもっと可愛い服のが似合うよー!」


奏「……めて」


早苗『もしもし〜? 奏ちゃーん?』
532 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:50:55.19 ID:uF3bD8uyo
茅「サラさんならこういうのも似合うよ」


綾子「これとかは?」


真央「こっち! 絶対これ!」


サラ「ち、ちょっとみなさんそんな一度に……!」



奏「やめてくださいっ!!!」



早苗『っ!?』キーン


綾子「わっ!?」


茅「ど、どしたの奏……」


奏「…………」


サラ「か、奏ちゃん……?」


奏「いま……私……」

奏「ごめんなさい……なんで……っ」


サラ「大丈夫ですよ、落ち着いてください……」ギュゥ


奏「また、頭の中分からなくて……!」


サラ「大丈夫、大丈夫です……」ポンポン

サラ「みなさん、今日はもう帰りましょう。奏ちゃんの服は何着か買いましたし、それに本人がこうじゃ……」


綾子「んー……そうだね。よく分からないけど、このまま買い物続けられそうにはないし」


茅「奏ー、なんかあったらあたしに言えよー? 助けてもらった分、今度は相談乗るからさ」


奏「はい……」
533 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:51:22.76 ID:uF3bD8uyo
白百合荘ーー


早苗「そう、それで大声出したと思ったら電話が切れちゃったのね〜」


綾子「今はサラが付いてるからさ、親に連絡しといてよ」


早苗「ええ、任せて〜」


綾子「……なんでなんだろうね。奏が叫んだの」


早苗「私はその場にいなかったからなんとも〜……」


綾子「大人の私がしっかりしなきゃなのに、ちっとも分かんないんだよ」


早苗「綾子ちゃんまで抱え込むことはないわよ〜。悩んだらいつ誰に相談したっていいんだから〜」


綾子「……だね」

綾子「せっかく仲良くなった訳だしさ、奏の助けになってあげたいよ」


早苗「じゃあ綾子ちゃんが相談に乗ればいいのよ〜。ついでに綾子ちゃんの悩みも奏ちゃんに伝えれば一石二鳥だし〜」


綾子「確かに……それいいかも」


早苗「奏ちゃんの問題、解決できるといいわね〜」


綾子「うん。解決するよ」ニッ

綾子「じゃ、私も部屋に戻ろっかな。連絡よろしくねー」


早苗「は〜い」
534 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:52:23.24 ID:uF3bD8uyo
8号室ーー


茅「奏大丈夫かな……」


真央「大丈夫だと思うよー」


茅「そう?」


真央「真央はそういうことに敏感だからね」


茅「そういうこと……? ……え、それって」


真央「奏ちゃんはサラちゃんのことが好きなんだと思う。自覚はなさそうだけどね」

真央「嫉妬……というか独占したいんだけど、どうしたらいいか分からない感じ」


茅「へー……」


真央「向こうから相談してきたら手伝うし、アドバイスもする」

真央「だけどさ、やっぱ好きな人くらいは自分で気づいた方がいいじゃん」


茅「それは……そうかも」


真央「だから真央はひとまず静観。……それよりさ、今日買ったスイーツ食べようよ!」


茅「そうだね! 食べよう食べよう!」カパッ


真央「お店で見たときも思ったけどほんと美味しそうだよね……!」


茅「あたしはショートケーキにしよっと」


真央「じゃあ真央はアップルパイ食べる!」


茅「いただきます! あむっ」パクッ

茅「〜〜〜っ! 美味しい!」


真央「あむっ……」パクッ

真央「美味しい……!!」
535 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:53:41.83 ID:uF3bD8uyo
茅「真央ちゃんもケーキ食べてみてよ! はい、あーん」


真央「あー……んぐっ」

真央「かやひゃん、ひとくひはおおひいよ……(茅ちゃん、一口が大きいよ……)」モゴモゴ


茅「あ、あはは……ごめんごめん」

茅(真央ちゃんが口の周りベタベタにして……あ、太ももにクリーム落ちた)ゾクッ


真央「ごくんっ……。はー、茅ちゃんティッシュ取って〜」


茅「真央ちゃん」ズイッ


真央「ん?」


茅「動かないで」


真央「なにー、どうしたのさー?」


ぺろっ


真央「んっ!?」


茅(甘……)


ぺろっ ちゅう


真央「ちょ、かやちゃ……」


茅「ごめん……我慢できない」


どさっ


茅「今から真央ちゃんのこと食べちゃうからね……?」


♡安価↓から茅と真央のプレイ内容を募集
コンマの高低は関係なく、安価の中から書けそうなものを採用します
エロシーンは地の文ありでいきます
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 19:57:17.95 ID:XsupTko+0
真央の女陰にケーキを乗せ、それを食べるようにクンニ。最後はクリトリスを集中的に責めてイかせる。
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 20:24:45.13 ID:RKwHyjRZO
キス、とにかくキス
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 21:57:25.49 ID:qc9kZmFDo
乳首69から69へ移行
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 23:45:59.74 ID:WWhy5fgA0
エロい百合漫画で知識豊富な真央が最初は主導権を握り茅を責め、妄想[田島「チ○コ破裂するっ!」]が現実になり感じまくる茅。後々茅が負けじと真央に反撃して真央から主導権を奪う
540 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:07:18.93 ID:0VKlywD4o
エロで完全に手が止まってる…
久しぶりだからって気合いれすぎて投下できないのは本末転倒ですよね
途中まではできたので、一度できてる分だけ投下します
541 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:08:52.23 ID:0VKlywD4o
両手首をあたしの手によって固定され眼前に寝転がる真央ちゃんの口元が、ぬらぬらと妖しく光っている。
ゆっくりと顔を近づけると、真央ちゃんは目を閉じて受け入れる意思を見せた。

「れろ……」

唇には決して触れないよう、口の周りに伸びたホイップクリームを舐めとる。まずは右側からぺろり。
舌の上でじんわりとした甘さが広がる。
これが真央ちゃんの甘さなのかと思うと、口から頬を通り、頭までが真央ちゃんの甘さに染められたような感覚に囚われた。
向かって右半分を舐めきり、とうとう唇に舌を這わせる。

「んっ……!」

ぴくんと体を弱く跳ねさせ、目を固く閉じる真央ちゃん。
が、そのまま唇は通過し、今度は口の左半分に溢れたホイップに舌をつける。
舐めるついでに唇で頬をちゅうっと吸い上げる。もちり、とも、ふわり、とも取れる柔らかさの真央ちゃんのほっぺたがふにょんと沈む。

「ちゅう……っ」

口を離すと、すっかりホイップクリームは取れていた。

先程よりもあたしの唾液によりどろどろになった口周りを拭うこともせず(あたしが腕を抑えてるので不可能なのだが)、熱の篭った目線であたしを見つめてくる。

「まおちゃん……」

舌足らずにあたしの名前を呼ぶ。
舐められている間必死に息を止めていたのか、かすかに息を切らして頬もうっすらと赤く染まっていた。

「ん?」

「き、きす、してよ……ほっぺた舐めてばっかり……」

どうやらじっくりと舐めたのは真央ちゃんにもどかしさを与えていたらしい。

「わかった。……んっ」

改めて真央ちゃんにキスをひとつ。
小さな口が甘さと熱とを伝えてくる。
542 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:09:31.67 ID:0VKlywD4o
舌でつんつんと唇をつつくと、ふるふるとした感触のあとでゆっくりと真央ちゃんの口が開いた。
キスを止めて真央ちゃんを見下ろしてみると、口だけでなく顔全体がふるふるしている。
目を閉じきり体を強張らせている真央ちゃん。そんなに緊張しているのだろうか。

「かや……ひゃん?」

口を小さく「あ」の形で止めていた真央ちゃんがいくら待ってもキスが来ないことに疑問を感じ始めたようで名前を呼んでくる。
ふるふるの原因も分かったので、遠慮なくもう一度口付けた。

「はぶっ……んく、んっ!」

口の中にはケーキのスポンジもクリームも残っていない。のに。
口の外よりも何倍も甘く、そして美味しかった。

「ぢゅ……れろ、ぐじゅ……ちゅぷ」

熱い舌同士がまるでひとつの生命体のように絡んで、やたらと耳につく水音を響かせる。
歯列をなぞり、歯茎に舌を這わせ、上顎を舐め回す。
しばらく口内を蹂躙していると、真央ちゃんの押さえつけられている腕がもがくように動き始めた。
キスをやめ口を離すと、真央ちゃんはさっきよりも赤く染まった顔で苦しそうに息を吐いた。

「っはあ……はあ、はっ……ん、けほっ、けほっこほっ!」

むせはじめてしまったので、体を起こして背中をさすってあげる。

「キス苦手?」

「こほっ……へ、下手なだけ……だと思う」

涙目でこちらを上目遣いに見ながら素直に告白。かわいい。
やはり緊張しているのだろう。体の強張りは未だに取れず、縮こまるように背中を丸めている。
543 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:09:59.70 ID:0VKlywD4o
「なんで茅ちゃんはそんなにキスが上手いのさ」

「えー……」

「誰かとしたことあるの……?」

恐る恐る真央ちゃんが聞いてくる。

「どう思う?」

「ありそう……。だって茅ちゃんかわいいし、モテるでしょ?」

ならキスくらい、と小声で付け足したあと、真央ちゃんは黙ってうつむいてしまった。
その背中を撫でながら声をかける。

「初めてだよ。ファーストキス」

告げる。

「真央ちゃんの口の中が甘いから止まらなくて」

撫でる。

「ね……脱いでくれる?」

囁く。
こくん。

真央ちゃんはまずシャツを脱ぎ、次にスカートを下ろした。
水色のジュニアブラにショーツ。
知らない人が見れば10人中10人が中学生と見間違える容姿の彼女が、あたしの目の前で下着姿になっている。
後ろから抱きすくめ、すべすべのお腹に指を這わす。

「んっ」

おへその周りをくるくると撫でていく。
五週ほどしたあとで手を止め、今度は上下にさする。

「は、く……! ん……んぅ……!」

真央ちゃんは首を仰け反らせて、左手の甲を口に当て声を押し殺している。
後ろから抱えるようにしているあたしにはその白い首筋が目の前に見えるわけで。
かぷりと、優しくそこに噛み付いた。
真央ちゃんはびっくりしたのか体を跳ねさせたが、拒否することはない。
吸ったり舐めたりをしながら、お腹を撫でている手を徐々に上昇させていく。
544 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:11:01.23 ID:0VKlywD4o
肋骨を通り、ブラの縁へ。指を滑り込ませるように中へと手を侵入させ、力を込めてみる。

「んんぅ……!! あ、かや、ちゃん……!」

びくびくと震える真央ちゃん。
その真央ちゃんがあたしの手首を掴んで引っ張った。

「真央ちゃん?」

「つ、次は真央の番っ」

向き直ってあたしの薄手のパーカーを剥ぎ取る。
その下には大きく胸元の空いたvネックのシャツ。
その姿を見て真央ちゃんが動きを止める。

「で、でかいね」

でかい?

「胸?」

こくり。
確かに真央ちゃんに比べれば大きいと思う。
胸元に指を引っかけ、胸を見せつけるようにシャツを引っ張ると、真央ちゃんが唾を飲み込むのが分かった。

「……さわる?」

「いいの?」

答える代わりにシャツを脱ぐ。
しかし脱いですぐに「しまった」と思った。
今日の下着は可愛くないものなのだ。
ライトグリーンの、ただのノーマルなブラ。
どうしようかと慌てて、もう脱いでしまっていて手遅れだと気づいた。

脱ぐまでの威勢が消えて変に思ったのか、真央ちゃんが不審がった。

「どうしたの? やめたくなった?」

「そうじゃないけど……下着、可愛くないし……恥ずかしい……」

数秒置いて、真央ちゃんがため息を吐く。

「そういうとこ気にする茅ちゃん可愛い……!」

どうやらため息ではなく陶酔したような吐息だったようだ。
爛々とした目を向け、体を舐め回すように見回してくる。
545 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:11:43.44 ID:0VKlywD4o
今度は真央ちゃんの小さな手があたしのブラの中に潜り込んできた。
腫れ物を触るかのような優しいタッチに、じれったい快感が膨らんでいく。
胸なんて、自分で触ったって大して気持ちよくない。いや、触るには触るがこんなに弱くは揉まない。多少は気持ちよくなるために強くつねったりする。
なのに、なのに。

「きも、ちぃ……! まお、ちゃん……! ぅあっ!」

どうしようもなく気持ちいいのだ。
弱く触られて、今までにない快感に襲われて、頭の中が白くなっていく。

ぼうっとしているうちにブラは外され寝転がらせられ、ショーツも引き抜かれる。
唯一残ったのはミニスカートだが、ほとんど体を隠す役目は果たしていない。

「濡れてるよ、茅ちゃん」

その言葉で、ある日の光景がフラッシュバックした。
白百合荘から引き離され、自宅に帰らされていたとき、真央ちゃんを想って自慰にふけっていた光景だった。

あの時想像していたシチュエーションのような流れに燃えるような興奮が沸き立ち、それがまたとろりとした愛液を分泌させる。

「あは、垂れてきた。可愛い」

指が熱くたぎった割れ目に添えられ、すりすりと愛液を馴染ませるように指を動かされる。

「挿れるね」

「ーーーっ!!」

ぐぷりと真央ちゃんの指が入り込んでくる。
声もなく仰け反り、快感に耐える。
動きはゆっくりだが、内壁を丁寧になぞるような動きに翻弄される。
その快感は秘所から全身を巡り、体中の自制が効かなくなるのが分かった。
快感を逃がそうと手が何かを掴みたがるが、布団も敷かれておらず、シーツを掴むことは叶わない。しばらく手をばたつかせて何かに手が触れたと思うとそれは真央ちゃんの首で、抱きつくように真央ちゃんにすがりつく格好になる。
足も言うことは聞かず、ピンとつま先まで伸ばしきられている。
極めつけは顔だったが、あたしは口を閉じて快感に耐えてるつもりでも、どうやらだらしなく開いた口の端からよだれを垂れ流しているようで、真央ちゃんが何度もよだれを舐めとるようにキスをしてくる。
涙もなぜか溢れ出て、それも真央ちゃんが舌で拭ってくれる。
546 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:12:10.40 ID:0VKlywD4o
真央ちゃんはその小さい指を一生懸命に前後させ、あたしの浅いところをこすり続ける。
その間も止むことのないキスの雨。
まるで全身を真央ちゃんに支配されているようでたまらなく幸せになる。

「は、あっ……んうっ、まおちゃん、まおちゃん、すき、すき……っ! あぁっ!」

体の中心から快感が爆ぜ、全身がビクつく。
無我夢中で真央ちゃんの頭を抱き寄せると、唇がぶつかった。

「ふ、ん……! んぅ! んんうううううううっ!!」

熱が、体温が、肌が、体が、心が、全てが真央ちゃんを求めるようにきゅう、と締め付けるような感覚に陥る。
腰が、いや全身が跳ね、あたしはかつてない快感に身を震わせて絶頂へと達した。

何秒そうしていたのか、なんとか力を抜いて真央ちゃんと離れる。
脱力させると、真央ちゃんが頭を撫でてくれる。

「気持ちよかった?」

「……うん」

まだ少し息が整わない。
熱はまだ体の奥底で燃えている。

「よかった。じゃあお風呂に入って寝よっか」

疲れたもんね、と真央ちゃんは優しく撫で続けてくれる。

いや。
いやいや。
真央ちゃんはまだ気持ちよくなってないじゃん。

なんとか腕に力を込め、上体を起こす。
驚いている真央ちゃんの肩に手を置いて、キス。

かつんっ。

「っ!」

歯がぶつかってしまったが、気にせずキスを続行する。
やられた分はやり返さなければ。
547 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:14:16.81 ID:0VKlywD4o
ここまで
次は茅反撃なので、その際にしてほしいこと、プレイがあればどうぞ書き込んでください

次はできるだけ間があかないように投下したいと思います
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:23:46.84 ID:Pe6FTYZ2o
ぶらぼおおおお!
応援してます
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:49:47.11 ID:sKjhfceoo
なんていいものを書いてくれたんだ
ありがとうございます
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 01:05:07.22 ID:CperOmaBo
口に指を突っ込んで口内や舌を弄るアレ
名称は未だに知らないけど
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 01:12:16.79 ID:uJRFdMHFo
ここまで来たらクンニが見てみたくなる
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 01:14:59.12 ID:uwmpgeIbO

これは…実にエロいですねえ…
胸の高鳴りが抑えられんぞ
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 13:24:33.66 ID:QxnxvbBPO
茅がクンニで感じ過ぎてしまった真央が潮を茅の顔面にかけてしまう。アへりながらも舌足らずな言葉で謝る真央(ついでにお漏らし)。

とか見てみたい。
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 16:47:59.49 ID:LwTXUCupO
乙、すてきなスレだ
エロシーンの熱量の高さが凄まじいな

>>1の好きなペースでやっておくれ
更新来たら絶対見にくるよ
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 19:27:35.47 ID:dVXVR5CA0
押し倒し上から抑え込むような体勢のまま責めイキそうになり手で顔を隠そうとする真央の両腕を再び捕まえ頭の上で固定。自分のだらしない顔見られたお返しに目の前で見られてるのを意識させてイかせ真央にもイキ顔さらしてもらう
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 21:52:34.21 ID:QwDU4I74o
吐息と囁きと耳舐めで責めて欲しい
557 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:03:43.76 ID:uhrJFvNoo
幸い、真央ちゃんは口内の責めには弱いようで、すぐにおとなしくなった。
今度はブラジャーを脱がせ、ショーツも剥ぎ取る。
真央ちゃんを産まれたままの姿にすると、その綺麗さにクラクラしてしまう。
小ぶりな胸、なだらかな曲線を描くお腹、それでいてふくよかな腰つき。しかしその姿から醸し出されるフェロモンは大人の色気としか形容できない。そのアンバランスさは限りなく淫猥で、そして犯罪的だった。

そっと真央ちゃんの胸に手を当てる。
ほとんど沈まないほど平らな胸だったが、手のひらにくっついて離れないような肌触りだ。
その手の奥から、心臓の音が響いてくる。

とくん、とくん。と。

他の何者も触れたことのないであろう胸に、今あたしが初めて触れている。
顔を寄せ耳を当てる。
心音が大きくなった。
上目遣いに真央ちゃんの表情を確認すると、恥ずかしいのか目をそらされてしまう。

「はぷっ」

ならばと、ピンク色の頂点を口に含んだ。
すでにそこはピンと張り詰めており、興奮していたことが伺える。
もう片方の胸は手を添え、つねるのではなくやわやわと揉んでいく。

しばらくそうしていると、頭上から聞こえる声が高くなってきた。
押し殺すように甘い息を漏らし、必死に快感に耐えている。
口を離すと、真央ちゃんの乳首からあたしの下唇へと唾液の橋がかかった。
顔を上げてその橋をぷつりと切り、真央ちゃんの耳元で囁く。

「気持ちいい……?」

手は止めない。手のひらで乳首を転がし、胸のラインをなぞり、揺する。

「んっ、ふ……っ、んんっ!」

「答えて……? 真央ちゃん、気持ちいい……?」

弱くしたり強くしたり。
真央ちゃんは胸も弱いのか、体をがくがく揺すり始めた。
558 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:04:49.53 ID:uhrJFvNoo
いや、どうやら体を揺すっているのではなく、頭を振っているようだ。
上下にこくこくというよりは、がくんがくんと振っている。

「気持ちいいんだ?」

がくんがくん。
声も出ないほど気持ちいいのか、頭を振るだけだ。
これで下を触ったらどうなるのだろう。イッてくれるだろうか。

右手を下まで運んでみると、そこはどろどろに濡れきっていた。
熱い液体がぬるりと指に絡み、爪の間までをも侵食してくる。
む。
そこで気がついた。あたしの爪は現在軽くネイルされており、それがなくても長く伸びているのだ。
真央ちゃんの奥深くまで感じたかったが、これでは指を挿れることはできない。
どうしようかと一瞬考えて、別のものを使えばいいのだと考えついた。ペンみたいな細長いものを挿れるのではなく。

「真央ちゃん、舐めるね」

「な、なめっ……?」

耳元から顔を離し、真央ちゃんの下半身に顔を近づけられる位置に移動。
まずは太ももに舌をつけ、唾液で道をつくっていく。
すべすべもちもち。
大体全身に触れたと思うが、その全てが気持ちいい。触っているだけでこちらも興奮が高まっていく。
559 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:05:24.02 ID:uhrJFvNoo
太ももをがっちりと掴むと、指が柔らかく沈み込む。その奥の筋肉さえもが柔らかくて、つい撫でてしまう。

「ひぅ……っ! あ、あぅう……! んぅ!」

とろり、と。目の前で真央ちゃんの秘部がひくつき、そこから透明な汁を溢れさせる。

「……!」

背筋にぞくぞくとした興奮が走る。
あたしが触っているからこんなにも真央ちゃんは蕩けている。その事実を再確認すると同時に、いよいよあたしも我慢が効かなくなった。

「ちゅう……っ」

「ひっ! は、あぁ……!!」

とうとうあたしは真央ちゃんの「そこ」に口付けた。
熱くて、ぐちゃぐちゃで、どろどろで、たまらなくいやらしい。
舐めれば舐めるほどつゆが溢れてきて、吸えば吸うほど震えて反応してくれる。
じくじくとあたしの下腹部に熱が篭もる。
真央ちゃんのかわいく高い声が耳を刺激し、あたしの官能を高めてくる。
舐めながら尚あたしは自身の内ももを擦りあわせ、興奮に耐えながら真央ちゃんを刺激し続けた。

「あっ、あぁっ! んぅっ、だめ、かやちゃんっだめっ……だめだめだめぇ……っ!!」

その言葉を最後に、真央ちゃんは腰を跳ね上げた。

「っ!! 〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」

目の前で「そこ」がくぱくぱと収縮している。
突き上げられた腰は何度もびくびくと上下動を繰り返し、絶頂したことを証明していた。
それを見て、あたしは自分のスイッチが再び入ったことを自覚する。

数秒間たっぷり腰を突き上げてから、ぺたんと床にお尻を落とす。
まだ微かに全身をピクつかせ、涙目になりながらあたしを見て、ゆっくりと微笑む。

「あは、イッちゃったぁ……」
560 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:06:04.84 ID:uhrJFvNoo
その一言が、一動が、あたしを突き動かす。

「かやちゃん……?」

仰向けで寝転がる真央ちゃんに四つん這いで近寄り、その顔に自身の股を近づける。

「なめて」

「え……」

「なめて、真央ちゃん」

すでに息がかかる距離だ。
真央ちゃんのお腹が出たり引っ込んだりする度に真央ちゃんから漏れ出す息が、あたしのことを潤ませる。
少し考えて、真央ちゃんは分かった、と呟いた。
舌が伸びてきて、あたしに触れる。

「んっ」

舌が前後し、舐ってくる。見えないところに与えられる不規則な刺激が、あたしをどんどんと高みへと連れていく。

耐えきれなくなり、倒れ込むように体を寝かす。
すると、眼前には先程も見た真央ちゃんのあそこが。
いわゆるシックスナインの形になったと気づいたあたしは、ならばと仕返しのように真央ちゃんのことを舐め返した。
びくりと反応するが、真央ちゃんの舌が止まることはない。
なんだかムッとして、それなら続けられないくらいに気持ちよくしてやろうと、イタズラっ子のような発想に至る。

「んっ、ぢゅる、んく、れろ」

「んう! ん、ぢゅ、ちゅう……!」

互いに顔を押し付けるようにして、声を押し殺しながら舐め合う。
真央ちゃんの足がぱたぱたして、太ももでぎゅうっと頭を挟むみたいにして、いよいよ絶頂が近いことを教えてくれる。
561 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:06:37.45 ID:uhrJFvNoo
そういうあたしも限界は近い。
さっきの指とは全く違う刺激に、あたしの頭はぐらぐらしていた。

「ふーっ、ふーっ! ん、れろ、じゅぱ、ぢゅうううっ」

「んぅうう! かやひゃん、そ、な……! んああっ!」

だめだ、あたま、しろくなって。
もう、きもちよすぎて。

「だ、め……っ!」

腰が爆発するような快感に襲われ、体が跳ねる。
必死に真央ちゃんのあそこへと口を押し付けて、声だけでも我慢しようとする。

「っ! っっ!!」

目の前のチカチカが止まらない。
さっきよりも快感が大きすぎて、対処しきれない。
全身がぶるぶる震えて、快感が駆け巡る。

それでもしばらくすれば熱は収まり、真央ちゃんにぴったりとくっつくようにして息を吐いた。

「ふぅ、ふうっ、ふ、はぁ……っ」

ああもう!

「じゅる、じゅ、ちゅうううっ!」

「ふぇっ!? だめ、かやちゃん、だめえっ!」

先にイかされた!
なんか悔しい!

「れろ、イッて、真央ちゃん。イッていいよ、ぢゅ、れろっ」

「う、うぅ〜〜〜〜っ!」

ひくんひくんと真央ちゃんの腰が跳ねる。
舐めまくったんだから絶頂は近いはずだ。
真央ちゃんの可愛い声を股の下から聞きながら舌を動かし続ける。
真央ちゃんのそこはきゅううっと閉じたり、ひくひくと開いたり、忙しなく反応を見せてくれる。
562 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:08:18.58 ID:uhrJFvNoo
「だめ……! も、かやちゃん、おしまっ、い……!!」

声が一際高くなり、秘部の動きも限界を知らせる。

「分かった、おしまいにしてあげる」

最後だ。

「ーーーーーっ!!?」

全力で舌を突き入れ、口いっぱいに真央ちゃんを感じる。
と。
大きく真央ちゃんの腰が跳ね上がり、ぶしゃっ、という音と同時に何かが顔にかかった。
しゃっ、ぷしゃっ、ぷしゃあっ。

「ごぇ……ごえんん……まお、がまんれきなくてぇ……! んうぅ……!」

潮を吹いたのか。
そばに散らかっていたあたしのシャツで目元を拭い、改めて見てみる。
真央ちゃんの秘所からはくぱ、くぱという動きとともに透明な液体が繰り返し飛び出していた。

「ふぁあ……」

気の抜けた声をあげるとほぼ同時にそれは収まりを見せ、なんとか終わったらしいことを察することができた。が。

「ふぇ……! あ、ひゃめ、ひゃめえっ!」

次はちょろ、という音がまず聞こえた。
先程とは違う黄色い液体。
ちょろ、ちょろろっ、じょぼぼぼぼ。
それは勢いを増し、フローリングの床に大きな水溜りを広げていく。

「やぁ……やぁあ……! とまんな、い……!」

ツンとしたアンモニアの匂いを嗅ぎながら、あたしは充足感に笑顔を浮かべるのだった。
563 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:09:27.09 ID:uhrJFvNoo
真央「もう! 茅ちゃんなんでタオルとか用意してくれなかったのさ!」


茅「突然すぎたじゃん! いきなりは動けないよ!」


真央「んむむ……!」


茅(真央ちゃんの体液で濡れた床を片付けたあとあたしたちはお風呂に入り、今は一緒の布団で横になっている)

茅(ちなみにだが、お風呂でもう一回戦ヤッた)

茅「次は気をつけるからさ」


真央「つ、つぎっ!?」


茅「ん? 変なこと言った?」


真央「いや、そか。次もあるのか……」モジ


茅「照れてるの? 可愛いなぁ」ナデナデ


真央「子供扱いしないで……いや、やっぱいいや。茅ちゃんになら撫でられてもいいよ」


茅「それは嬉しいな」ナデナデ

茅「ね、真央ちゃん。これからもよろしくね」


真央「……うんっ」


茅と真央編『かわいい!』 完
564 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:10:05.07 ID:uhrJFvNoo
早苗(もう10月も終わり……ふふ、先月亜里沙さんにキスされたのが随分昔みたい)

早苗(まだ一月しか経ってないのに……)


たたたっ


亜里沙「お待たせしました。……? どうしました?」


早苗「なんでもないですよ〜」フフッ

早苗(いわゆる、デート……に行くことになるなんてね〜)


亜里沙「そうですか?」

亜里沙「あ、これコーヒーです」スッ


早苗「ありがとうございます〜」


亜里沙「いろいろ考えたんですけど、いいプランが思いつかなくて……公園なんかですみません」


早苗「いえいえ、とっても気持ちいいですよ〜。こういうゆったりした時間、大好きですから〜」


亜里沙「ん゛っ」ゲホッ

亜里沙「げほっ、けほっ、こほっ」


早苗「ど、どうしました〜?」サスサス


亜里沙(大好きって、私に言われたわけじゃないのにこの破壊力……!)

亜里沙「なんでもないです、なんでも……」


早苗「そうですか〜」サスサス

早苗(平和というかなんというか〜……)

早苗「こういうの、いいなあ……」ボソッ


奏ちゃんがまた叫んで。

  亜里沙さんが告白してくれて。

なんでなんだろうって考えて。

  幸せだなって思えて。

不安。

  笑顔。

『十月の前進』

565 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:20:32.48 ID:uhrJFvNoo
短いですが、10月終了です
11月は学祭となります

ここらで次の組み合わせもくっつけたいですね
早苗と亜里沙が先になるか、綾子サラ奏の中から誰かくっつくか

どっちかがくっつけば新キャラ募集もありますので、そのときはキャラクリエイトや投票の参加お願いします
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 20:59:33.66 ID:EFsRsMyQo

なんとまあ…!
読んでて呼吸を忘れるというか、息を呑みつづけないといけないようなエロい文章をありがとう
安価もほとんど拾ってるし、ほんと凄いなー

学祭編も楽しみにしてます
レイラちゃんが再登場するのかな、何かまた引っ掻き回してくれるのか
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 21:24:46.15 ID:eTcoliXm0

綾子さんにも期待。最近、水泳選手ってわざと脂肪を付けると聞いて巨乳の綾子さんにもチャンスがと思ったり。
次回も期待
568 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:32:06.80 ID:8j8UV1M5o
*閑話休題*


バー「リリアン」ーー


亜里沙「あのう……」


マスター「はい? あ、先日の……」


亜里沙「お、覚えてますか? 酷い酔いっぷりだったって聞いて……」


マスター「もちろん覚えてますよ。泣きながら飲んでたのでばっちり記憶しています」


亜里沙「お恥ずかしい……。あ、それでこれ……」ガサッ

亜里沙「迷惑かけてしまったので、お詫びを持ってきたんです。どうぞ」


マスター「おや、ありがとうございます。ありがたく頂きます」ニコリ


亜里沙「それで、えっと……沖上さん? はどちらに……」キョロキョロ


マスター「沖上さん? ああ、要さんですね」


亜里沙「はい、そうです。その方に介抱してもらったと聞いたので、その方にもお詫びをと」


マスター「要さんはうちの従業員ではありませんから、今はいませんよ」


亜里沙「え?」


マスター「近くの会社で働いているただのOLだ、と自分で仰っていました」

マスター「常連さんなので、今夜もまた来ると思いますよ」


亜里沙「そうなんですか……。じゃあ、また夜来ますね」


マスター「承知しました。お待ちしております」ペコリ
569 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:33:05.37 ID:8j8UV1M5o
夜ーー


からんからん……


要「こんばんは」


マスター「いらっしゃいませ」


要「あ」


亜里沙「?」


マスター「神ヶ原さん、こちらが沖上要さんです」


亜里沙「あ、ああっ!」

亜里沙「こ、これ!」ズイッ


要「おおっと」


亜里沙「先日は酔っていたところを介抱していただいたようで、ほんとにありがとうございました! これ、お詫びです!」


要「おお、ありがと。もらっとく……」

要「……」ジロジロ


亜里沙「な、なんですか?」


要「かわいいね……食べちゃいたい」


亜里沙「は、はあ?」


要「マスター、私とこの人になんかお酒ちょうだい」


マスター「ダメですよ要さん、神ヶ原さんは車で来てるんですから」


要「私がタクシーで送るからいいの」


マスター「送り狼になるつもりですね?」


要「いやー……それは、ねえ?」
570 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:34:13.30 ID:8j8UV1M5o
亜里沙「話が見えて来ないんですが……」


マスター「この人、綺麗な女性を見つけるとすぐこういうこと言い出すんです。本気にしなくていいですよ」


亜里沙「そう、なんですか?」

亜里沙(レズビアン……なのかな)


要「あ、そだ。めんどくなる前に聞くけど彼氏とか旦那さんとかいる?」


亜里沙「それは……いませんけど」


要「もったいない……見たところ25、6歳って感じだし、男がほっとかないと思うんだけどな」


亜里沙「それはありがたいですけど私もう30ですから」


要「30? 見えないな……」

要「じゃあほら、30になった記念に女に抱かれてみない? 20台の自分にサヨナラーって」


マスター「要さん、捕まりますよ」


亜里沙「遠慮します」プイッ


要「残念、振られちゃった」アハハ


マスター「この人自分の顔がいいこと自覚して口説いてますからね。仕事ができて頭もキレる分たちが悪い」


亜里沙「なんとなく今のやり取りで分かりました」


要「ま、それはなくてもまた来てよ。大概いるからさ。今度は一緒に飲もう」


亜里沙「それなら喜んで」

亜里沙「……酔ったからってどこかに連れ込んだりしないでくださいね」


要「善処しまーす」
571 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:35:47.10 ID:8j8UV1M5o
わいわいがやがや


理緒「すごい大所帯だね……」


早苗「お祭りって言ったらほとんどみんな集まっちゃって〜」


亜里沙「わ、私は早苗さんが行くって言ったから……」


奏「……」ススス


サラ「ふふ、奏ちゃん。先生も今日はお客さんで来てるんですから隠れなくても大丈夫ですよ」ナデナデ


綾子「そっか。奏の担任だったね、亜里沙さんって」


茅「楽しそうだったし、誘われたら行くしかないじゃん!」


真央「もちろん真央は茅ちゃんについてくよ! 補導とかされたくないし!」


渚「今日はみんな自由に動いていいんですよね?」


早苗「そうね〜。夏祭りはステージがあったけど、今回はそういうのもないし〜」


綾子「それじゃあここで解散する? あ、奏は誰かと一緒にいなきゃ駄目だからね」


奏「はい」


理緒「はい、解散でいいですよ。皆さん楽しんでくださいね」


茅「よーし、じゃあ真央ちゃんあっち行こう!」


真央「おうともさー!」


安価↓からそれぞれのみんなの行動安価
出店やタイムテーブルは詳しく決めていないので、自由に考えてください
大学の学祭に行ったことがないので、変なところがあれば教えてください

ちなみに
理緒のサークルの出し物は歴史喫茶
江戸時代の茶屋をイメージした和菓子やお茶を提供する
着物を着たり、武士のような和服を着たりもできる

屋外ステージの発表は
漫才
演劇
ダンス
ライブ
カラオケ
ミスコン

カラオケ大会はエントリーすれば一般客も参加可能
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 20:13:11.90 ID:aIy2l1DvO
理緒の歴史喫茶で白百合荘メンバーがのんびりしているところに屋上ステージでダンスを披露する予定だったレイラが合流。
グループの様子を見て故郷が懐かしくなり故郷の友達の話から恋愛、性体験の話をしだす。
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 20:55:16.03 ID:yre4uBps0
良ければ
綾子さん、レイラのダンスを見学後にミスコンが一人欠けてしまったようで代役としてレイラのノリもあり出場
厳しかったら>>572の最中レイラを気遣ってあんみつをあーんしてあげる
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:28:41.10 ID:Anwz4WqYo
サラがナンパされている姿を目撃してショックを受ける奏
胸のモヤつきと動揺で割って入れない中、白百合荘の誰かが助けに来る
可能なら助けに来た人にモヤつきを打ち明けるもセットで
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:41:45.40 ID:K1PSQRRA0
茅&真央が出店を回っていると透と遭遇、夏祭りのリベンジとして透を引き連れ茅がカラオケ大会に参加して真央を想いラブソングを熱唱
透は一般客でも理緒と同じ大学の院生として参加でもやりやすいようにして下さい
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 19:04:36.36 ID:2D96rgmvo
渚と理緒の仲の良さを見て二人の関係性に勘付く亜利砂
自分も早苗ともっと仲良くなろうとして夏祭りの時とは打って変わって早苗をひっぱり回す
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 16:54:56.73 ID:g30jtWQWO
大雑把で悪いけど奏はサラだけでなく綾子個人も大切に想ってるような描写が欲しいなぁ
578 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:26:33.89 ID:6sG89RSao
>>572
>>574
>>575(途中まで)
>>576
を採用します
579 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:27:00.69 ID:6sG89RSao
理緒「なんで解散したのにまた皆で集まってるんですか……」


真央「理緒ちゃんの着物姿が見たくて! 可愛いね、その着物!」


早苗「ほんとね〜。青色の着物、とっても綺麗だわ〜」


理緒「ありがとうございます」ニコッ


渚「む」

渚「理緒さん理緒さん」クイクイ


理緒「?」


渚「に、似合ってます。可愛いですっ」コショコショ


理緒「……ん、ありがと」

理緒「渚にそう言われるのが一番嬉しい」テレッ


亜里沙「……」

亜里沙(あれって……まさか)

亜里沙(いや、私がアドバイスしたのも半年近く前だし……ってことは)

亜里沙(そっか、上手くいったんだ、理緒さん)


理緒「せっかくですから、皆さんも体験してってください。和菓子もありますし、あとは着物も着れますから」


サラ「キモノ! 着てみたいです!」


亜里沙(私も頑張らなきゃ……!)

亜里沙「さ、早苗さん!」


早苗「は、はい?」


亜里沙「今日は楽しみましょうね!」


早苗「……ふふっ」クスッ

早苗「はい、亜里沙さん。楽しみましょう」ニコッ
580 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:27:30.87 ID:6sG89RSao
???「あ!」


理緒「いらっしゃいま……」


???「リオ! ……とナギサ!」


理緒「え、あ……!」


渚「レイラさん!?」


レイラ「二人も踊りにきたの?」


渚「いえ、私たちは踊りは……」


レイラ「しないのかー……残念」


理緒「レイラさんはまた踊るの?」


レイラ「うん!」


理緒「なら後で見に行くよ。その前にさ……」


レイラ「?」


理緒「時間あるよね? よかったらここでゆっくりしていって」


レイラ「おお! オナサケイタミイル!」
581 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:27:59.34 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「サラさん、着物も似合いますね」


綾子「ブロンドの美女は何着ても絵になるねー」


サラ「もう、おだてても何も出ませんよ」テレテレ


レイラ「この人たちは?」


理緒「同じアパートの住人。みんないい人だよ」


レイラ「へー……」


真央「茅ちゃんの着物姿が可愛すぎる件」カシャカシャカシャカシャ


茅「真央ちゃん連写はやめよう?」


レイラ「いやー……故郷を思い出すなあ」


理緒「レイラさんの故郷?」


レイラ「こんな感じでさ、みんな仲良くって」

レイラ「毎日のように集まってたなーって」


渚「ホームシック……ですか?」


レイラ「そういうんじゃないよ。ただちょっと懐かしいだけ」


理緒「興味あるな……。レイラさんの故郷の話聞かせてよ」


レイラ「おお、いいよー!」
582 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:28:31.51 ID:6sG89RSao
レイラ「って言っても取り立てて話すようなことあったかな……」

レイラ「まず朝集まって、皆で朝ごはん食べて」

レイラ「その後は仕事だったり学校だったりでバラバラ。私はダンススクールで講師したり他のバイトしたり。まあ終わったらまた皆で集まるんだけどね」

レイラ「それからそうだなー……。晩御飯食べて気分が乗ってきたら皆とセックスしたなー」


渚「ぶっ!」ブハッ

渚「げほっ! げほ、えほっ!」


理緒「い、いきなりなんの話してんの!?」


レイラ「故郷じゃそうだったんだよー。なんか皆曰く「ダンスがヤラシイ」らしくてね。女の子からも抱いてくれって言われたことあるよ!」


渚「〜〜〜ッ!」カアアアッ


理緒「そ、そういう話はなしで! なんかもっと地域の話とか聞きたいんだよ!」


レイラ「えー? それこそ何もないよー」

レイラ「私が巫女だとか、そういう話は面白くないし……」


理緒「え、それは気になるよ」


レイラ「そう? 興味の対象が分からないなー」


綾子「なになに、なんの話?」


レイラ「わあ! おっぱい!」


綾子「おお、挑戦的な奴だな」


レイラ「いやあ、ごめん。あまりに大きいからつい……」
583 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:30:03.96 ID:6sG89RSao
レイラ「それで、私の職業の話だっけ?」


理緒「そうそう」


レイラ「厳密にはシャーマン。日本風に言えば巫女」

レイラ「巫女の仕事は、その身に神を降ろしたり、霊界や神霊とコンタクトをとったり……ただ、これはもう形式で残ってるだけで、霊との交流は目的じゃない」

レイラ「地域の特色として、数年置きに若い人にダンスを伝えてるってだけだね」


綾子「ダンス?」


渚「レイラさん、前の夏祭りでダンスを踊って優勝したんですよ」


綾子「へー……」


レイラ「それで、私は小さい頃からダンスを踊ってて、尚且つ踊るのが好きでね。だからダンサーとして働きたいんだ」


理緒「それがなんで日本に?」


レイラ「タイミングよく留学の話が来たからってのもあるけど、日本舞踊なんてのがあるって聞いて、日本に興味が出てきたの」

レイラ「しかも来てみたら思ったより気に入っちゃってね。日本語喋れるのもたくさん練習したからなんだよ!」


理緒「なるほどねー」


綾子「はい!」シュピッ


レイラ「はいおっぱいさん!」ビシッ


綾子「ダンスが見てみたいです!」


レイラ「お、見る? いいよー」


理緒「そうだ。踊るなら着物着てみる?」


レイラ「着る!」
584 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:30:30.61 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


レイラ「〜♪ 〜♫」フリフリ


綾子「おお……」


理緒「夏祭りのときはじっくり見れなかったけど……」


渚「すごい……綺麗ですね……」


レイラ「♪ ♪♫ 〜〜♪」クルッ


早苗「……素敵ですね」


亜里沙「……はい」


レイラ「〜♫ ♪ ♪ ♫」フリフリ クルリン


茅「おー……」


真央「……すごいね」


レイラ「♪ ♫♪ 〜♪」フリフリ ピタッ


奏「おおー……」パチパチパチ


サラ「オミゴト……」パチパチパチ


綾子「すごいね……なんか、こう……うあー、言葉が出てこないよー」


レイラ「ありがとー! 楽しかったー!」ノビー
585 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:30:58.19 ID:6sG89RSao
レイラ「気分転換になったし、そろそろ私は行くね」


理緒「うん。引き止めてごめんね」


レイラ「いいよいいよ。あ、ダンスステージは午後2時からね! 応援よろしく!」タタタッ


亜里沙「よ、よしっ。早苗さん、私達も行きましょう!」


早苗「はい」ギュッ


亜里沙「! て、手……!?」


早苗「人が多いので、はぐれないようにしましょう」ニコッ


亜里沙「は、はいっ!」


てくてくてく


綾子「じゃあ私達もだな。サラ、奏、行こう」


サラ「はいっ」


奏「はい」


てくてくてく


真央「着物……」


茅「真央ちゃん、ずっとここにいても意味ないでしょー、行くよー」ズルズル


真央「あーん、理緒ちゃんの着物姿がー……」ズルズル


ずるずるずる……


渚(やっと二人きりになれた……)


理緒「これで少しゆっくりできるね」ストン

理緒「喜ばしいことじゃないけど、今は他にお客さんもいないし」


渚「ほんの少しの時間でもいいです。理緒さんとゆっくり過ごせるなら……」コテン


理緒「ん……そだね」
586 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:31:32.26 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅サイドーー


茅「!」ピクッ


真央「どしたの?」


茅「遠州透!」ズイッ


透「……誰?」


茅「ほー……覚えてないと……。夏祭りであんなに低い点数出しておいて……?」


透「……ああ。あの時の3点の人……」


茅「お、お、ぎ、し、か、や! 3点の人じゃない!」


透「……そう。それで、茅さんはなんのためにここに? まさかわたしにリベンジするためだけに来たの……?」


茅「んなわけ……って、リベンジ? まさかまたなんかの採点すんの?」


透「……この後のカラオケ大会。OG枠で採点係になってる……」


茅「ほー……そりゃいいこと聞いた」

茅「あたし、参加するから。今度はその鼻明かしてやる!」


透「……へえ、楽しみ……」


茅「よし、宣戦布告したわけだしエントリーしに行こう! 真央ちゃん!」


真央「おお! 行こう行こう!」


てくてくてく
587 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:32:04.26 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー


奏(ど、どうしよう……)


サラ「ーーーっ」


大学生「ーーー? ーーー」


奏(私がお手洗いに行って、綾子さんがジュースを買いに行ってる間にサラさんがナンパされるなんて……)

奏(遠くて声が聞こえにくいけど……)


大学生「ーーーいこーぜ? ーーーだから、ーーー」


サラ「人をーーーるんです、すみーーー」


奏「や……」

奏(止めなきゃ、止め、てーー)

どうして男の人はサラさんをナンパできるの

奏(止めーー)

私じゃ駄目なの?

奏(止ーー)


綾子「おい!! サラから手ぇ放せてめえ! 嫌がってんだろ!」


奏「!!」ビクッ


大学生「な、なんだお前……ちっ、しらけたわ」クルッ


奏「さ、サラさん……」フラッ


綾子「大丈夫か、サラ。怖いことされなかったか?」


サラ「大丈夫ですよ、少ししつこいだけで変なことはされませんでしたから」グッ


奏「サラさん、ごめんなさい……」ギュッ


サラ「おっと。奏ちゃん、どうしました?」


奏「見てたのに、絡まれてるの見てたのに、止められなくて、ごめ、ごめんなさいっ」


サラ「いいんですよ。奏ちゃんは子供じゃないですか。体が動かなくて当然です」ナデナデ


綾子「ったく、サラがこれだとおちおち一人にできないな」

綾子「これからはできるだけさらに固まろう。変なやつに絡まれたくないしね」


サラ「はい、そうしましょう」


奏「ーーはっ、はっ」ドクンドクン

ーー私じゃ駄目なの?ーー

奏(なに、さっきの……)
588 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:32:47.89 ID:6sG89RSao
綾子「ーーなで、奏!」


奏「! は、はい? どうしました?」


綾子「どうしたもこうしたも……呼びかけてもぼーっとして反応しないんだもん。大丈夫?」


奏「だ、大丈夫ですよっ。次どこに行くんですか?」


綾子「んー……」

綾子「あんまり大丈夫には見えないなー。何かあった?」

綾子「あー、いや、今はさすがに学祭中だし相談乗れないけどさ、帰ったら話聞かせてよ」

綾子「ひとまず今は楽しもう?」


奏「は……はい」


サラ「二人ともー、置いていきますよー」


綾子「だーからー、一人になるなってー」テクテク


奏(そうだ、前だって二人に相談したんだ。今回も相談に乗ってもらって……)

奏(うん、大丈夫。私には頼りになる人がいる)

奏「置いてかないでくださいよー!」タッタッタ


安価↓
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Aを選んだ場合、さらに安価↓3くらいまでの行動をこなします
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