【けものフレンズ】 アライさん r-18G

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89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 04:13:42.77 ID:1emf3zy30
乙。やはり伯邑考・・・予想できていても楽しく読める!不思議!
最近アラ虐SS読み始めましたが、日頃のストレスが発散されて助かります。楽しみに読ませていただきます
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/08(火) 22:43:27.15 ID:fbKST96Z0
乙です。つづき楽しみにしてます!
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 22:57:24.50 ID:tNcrtXip0
こういうの書くときって興奮しながら書いてるんですか?
すごく面白かったです
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 00:55:03.95 ID:c2g1szRM0
最近お見かけしない。お忙しいのかな?
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 01:32:40.06 ID:XZsVJ9s0o
ハエガイジってほんといい言葉だわ
さん付けしたくないから本当に役立つ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 03:25:19.68 ID:66D5vaYj0
ハエ害獣の略?
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 10:39:11.31 ID:9j/RHqgA0
手を擦り合わせる仕草がハエと酷似してるガイジだから
96 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 14:33:04.91 ID:NItYuXf2O
>>91

興奮...はしないですね。
どのように書けば皆さんに満足していただけるかを考えながら書いています。
97 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 14:34:00.03 ID:NItYuXf2O
>>92

すみません。
最近色々と忙しくて...。
98 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 14:36:28.86 ID:NItYuXf2O
アライさん「え...?」

住人「だ、か、ら!お前がさっき食ったハンバーグの肉!
その肉がお前の子供の肉なんだよ!」

アライさん「う、うそなのだ...。そんなの...」

住人「嘘じゃねぇよ。じゃあこれをみるか?」

部屋の片隅に置いてあったテレビの電源が付き、そこに流れたものは...。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

住人「っと。カメラはここでいいかな?」

人間の声がした。
取り付けられたカメラが、無精髭のふてぶてしい顔つきをした男を映し出した。

住人「これからよ、こいつを解体するからよ、よく見てってくれや」

アライちゃん1「やめるのだ!アライさんをここから出すのだ!」

叫んでいるアライちゃんがいるのは一般的に加工場と言われるところだ。
部屋の中心にある台に仰向けで寝かせられているアライちゃん。
その手足には鎖が巻かれ、動けないよう拘束されている。
動けないにも関わらず、アライちゃんは必死に抵抗している。
だが、ガシャガシャと音が鳴るだけで、外れる様子はない。

アライちゃん1「嫌なのだ!助けてなのだ!」

必死に助けを乞うアライちゃん。
しかし、

住人「うるっせぇなぁ」

ザクッ!

アライさんの右の太ももにナイフを突き刺した。
ぶつり、という音がして皮膚が破れ、ナイフの鋭利な切っ先が肉を裂き、骨にまで到達した。

アライちゃん1「の!だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

突然で、あまりの痛みにアライちゃんは絶叫した。
血が吹き出し、住人の服や手を染めていく。

上下に刃を動かし、肉を切断する。
めきり、という音がしてさらなる激痛がアライちゃんを襲った。

アライちゃん1「あ!があああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

どうやら骨を切断されたようだ。そのまま体と足を繋いでいるわずかな肉を切断していく。

アライちゃん1「っ!!なあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
99 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 14:56:01.79 ID:NItYuXf2O
ごてん、と、何かが床に落ちる音がした。
その音は、アライちゃんの足が床に落ちる音だった。

アライちゃん1「っ...!!はあっ...!はあ...っ!」

体験したことのない激痛に、アライちゃんは意識を失いそうになりながら耐えていた。
すると、住人がアライちゃんの足の切断面を布で覆い始めた。
じわじわと甚振るために、今は殺さないための応急処置といったところだろう。
しかし、住人の企みを知らないアライちゃんは、痛みが和らいだことに希望を抱いていた。
...が。

住人「あーあ。折角の肉が落ちちまったよ。やり直しだな」

アライちゃん1「の...だ...?」

住人「今度はこれ使うか」

そういって取り出したのはチェーンソーだった。

アライちゃん1「の...だぁ...。やめて欲しいのだ...。もう...動けなくなってしまうのだぁ...」

アライちゃんは母親と森で食料を探している時に人間が木をこれで切っているのを見ていた。
そこから、チェーンソーは何かを切るものと認識したのだろう。
アライちゃんの必死の叫びも、住人、この人間の性癖の前では全く意味を成さなかった。
アライちゃんの声を楽しそうに、嬉しそうに聞きながら、住人はチェーンソーの刃をアライちゃんの左足に近づけていく。

アライちゃん1「のだぁぁ!やめて!助けてなのだ!おかーしゃん!おかーしゃぁぁぁぁああああああああああぁぁぁぁ!」

映像が途切れ、音声だけになった。
柔らかいものを抉り、裂く音、ギャリギャリと硬いものを削り切る音のあと、、音声はだんだんと小さくなっていった。
100 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 14:56:46.07 ID:NItYuXf2O
取り敢えず今回はここまでで。
夜に書けたら更新します。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 14:58:49.11 ID:2ySez3kJ0
お疲れ様でした
更新楽しみに待ってます
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 15:37:39.86 ID:9j/RHqgA0
あれ?ちゃん1がいなくなったの最後じゃね?
103 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 15:52:32.37 ID:NItYuXf2O
>>102

最後なんですが、想像して見てください。
1番大きい子から殺していって、最後に小さい子が残るほうがなんか良くないですか..............?

こう言うことはドン引きされるのであまり言いたくないですが.......。
104 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 15:57:23.98 ID:NItYuXf2O
>>103
誤変換
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 16:59:27.34 ID:9j/RHqgA0
いや、「腹に入れた」って事実を見せたいなら最後に拐われた=以降失敗していない(肉追加無し)ちゃん1の映像見せるのはちょっと弱いかなって
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 17:21:46.71 ID:BVY5Az8v0
おつー、続き楽しみ
107 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 17:45:29.28 ID:NItYuXf2O
>>105

そうですかね?
じゃあ残りのアライちゃんの方はもっと残虐な方法でやりますか。
また1から考え直します。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 18:15:38.95 ID:TIyvgi8Go
個人的には主の考え方でいい気もするので
自由に書いてほしいと思う
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 18:52:20.36 ID:XZsVJ9s0o
いや、俺は>>1の考え好きよ
>>1の世界に誘ってほしい
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 22:57:37.40 ID:B2fnVodp0
そういやアメリカはアライグマの本場だよな
ルーカスもリアルアライグマを虐待して死なせてたんだろうな
111 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 23:24:47.43 ID:8b4+7Ba80
>>110

因みにラクーンシティのラクーンはアライグマですね。
こんな繋がりがあったんで書きましたがものすごく長くなってしまいました...。
112 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 23:54:53.99 ID:8b4+7Ba80
undefined
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/12(土) 23:57:38.04 ID:8b4+7Ba80
次の部屋には衝撃的な光景が広がっていた。
まず、今までの声の主と思われる男がいた。
そして、3匹のアライちゃん達が、ベッドの上で眠っていた。
どのアライちゃんも太ももから下がなく、片腕には点滴がされている。
睡眠剤を打たれているのか、すやすやと眠っている。

アライさんはすぐにでも3匹を起こしてこの異常者が住む家から脱出しようとしたが、動けない。
なぜなら、アライさんが出てきた扉から1畳ほどの広さのスペースが檻になっていたからだ。
1畳という狭いスペースを潰すように、車椅子が置かれている。
アライさんは鉄格子につかまり、押したり引いたりするが音すら鳴らない。

アライさん「アライさんを!チビ達にあわせるのだ!ここの壁を取るのだ!アライさんが可哀想なのだ!」

住人「わーったよ。そこまで言うんだったら会わせてやる。
ただ条件だ。そこの車椅子に座れ」

アライさん「これなのだ?分かったのだ!はやく会わせるのだ!」

アライさんは車椅子にすわった。
するとその瞬間、アライさんの足と両足が拘束された。
鉄製の輪で、アライさんの力では到底外せそうにない。
住人がポケットから取り出したボタンを押すと、檻が開いた。
アライさんが子供達の方へ向かおうとするが、車椅子がギシギシと軋むだけで、すぐにその行為が無駄だと言うことがわかった。
住人が近づいてきた。
しゃがみこみ、アライさんの両頬を乱暴に掴んだ。
114 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 23:58:26.08 ID:8b4+7Ba80

住人「よう、アライさんだっけな。まあ取り敢えず、ゲームクリアおめでとう。残機はあと1つだったがな。いやぁ、とても頑張ってくれたよ?おまえは。なんてったって俺が楽しめたんだからなぁ」

アライさんは身をよじり、頬を住人の片手から解放させた。

アライさん「満足したのだ??じゃあはやくアライさん達をここから出すのだ!」

住人「あ?満足なんかまだするわけねぇだろう??してたら拘束なんてする意味ねぇもんなぁ!おまえは、まだまだ、俺が楽しむための道具として、使われるんだよ!」

アライさん「そ、そんな..!」

住人「まあここまで来られた訳だし、ご褒美をあげてもいいかもな。そうだ!じゃあ親子の感動の再開といこうじゃねぇか!
1匹いねえけどな」

アライさん「そ、そうなのだ!あの子はどうしたのだ!」

住人「まだ生きてるよ。ダルマにしてやったがな」

アライさん「?と、取り敢えず、会わせるのだ!」

アライさんにはダルマ、と言うものがなんだかよく分からなかった。
ただもう一度また会える、それが単純に嬉しかった。
115 :駆除屋さん :2017/08/12(土) 23:58:54.38 ID:8b4+7Ba80

今日はこの辺で
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 00:11:16.67 ID:ny2sAY1B0
お疲れ様です、アライグマのフレンズからダルマのフレンズに昇格なんてすごいです!!
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 00:26:14.41 ID:ZJ02QrKx0
乙、ダルマなら動けないから一応無害にはなったな
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 00:40:22.32 ID:VDa8AIFsO
おつ
ハエガイジムーブをする手とかばんちゃんを延々ストーキングした足が取り除かれたか
あとは気色悪い髪の毛と汚い耳と情けない尻尾と吊り上がった目ん玉だな
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 01:19:03.91 ID:2P4byRcl0
地獄絵図を期待しています!!
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 00:25:24.90 ID:zeCBiEZT0
ダルマ子バエ楽しみだなぁ
121 :駆除屋さん :2017/08/16(水) 15:54:04.16 ID:4CwZHvZcO
程なくして、住人がやってきた。
白い袋を持っている。
もごもごと小さく動いているのが分かった。
中からは

「出すのだ...。暗いのはもう嫌なのだ...」

などと聞こえる。
アライさんは確信した。
袋の中に入れられているのは自分の子だ。と。

アライさん「お前!早くそこからアライさんの子どもを出すのだ!」

住人「命令すんなよ。しようと思えば今ここで、お前の目の前でこいつの首を落とせるんだぜ?」

そう言ってナイフを取り出し、形からしておよそ首のあたりに刃を当てる。

アライちゃん1「ひっ...!怖いのだ...。もう痛いのは嫌なのだ...」

感触で分かったのだろう。
首に当たっている硬いものは、自分に危害を加えるものだと。

アライさん「やめるのだ!アライさんの子どもに痛いことしないで欲しいのだ!お願いなのだ...」

住人「...............」

住人は何か考える素振りをした後、袋に入ったままのアライちゃんをアライさんの膝の上に乗せた。
扉が開く音がし、足音が遠ざかっていく。
どうやら何処かへ行ったようだ。

アライちゃん1「おかーしゃん...?」

袋を被せられたままだが、匂いで分かったのだろう。

アライさん「そうなのだ!お前のお母さんなのだ!」

出来ることなら両腕を使って抱き上げたいが、それはできない。
子供の体に顔をうずめて、今出来る精一杯の愛情表現をする。

アライさん「そうだ!他の子どもたちは??」

辺りを見ると、呑気にスヤスヤと寝息を立てていた。

アライさん「起きるのだ!お母さんなのだ!」
122 :駆除屋さん :2017/08/16(水) 15:55:46.86 ID:4CwZHvZcO
アライちゃん2「...の...だ?」

アライちゃん3「ふあ...あ」

アライちゃん4「おはよーなのだ」

ここまでならいつも通りの目覚めなのだが、アライちゃん達は起き上がろうとしてそれが出来ないことに気づいた。
足の感覚がない。
恐る恐る足の方を見るが、太ももから先がなかった。

アライちゃん2「!! あ、足が...」

アライちゃん3「の...?だ?なんで..足が...」

アライちゃん4「のだぁぁぁぁ!」

1番小さいアライちゃんは泣き出してしまった。
起きたら足がなかったというショックに耐えられなかったのだろう。

アライちゃん3「こ、こんなの...嘘なのだ!嘘なのだぁぁぁぁ!」

足へ手を伸ばし、確認しようとするが、

アライちゃん3「のだっ??」

バランスを崩し、足から落下するアライちゃん。
ボデッ!と鈍い音がした。

アライちゃん3「のだぁぁぁぁ!痛いのだぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

どうやら落下の衝撃で傷口が開いたようだ。
巻きつけられた包帯に赤いシミが広り、叫んでいる。
傷口を手で押さえてあげたいが、拘束されているアライさんには何も出来ない。

そうこうするうちに、住人が帰ってきた。
その手には、小型コンロとフック、ワイヤー、ハンマーと大きな釘、それと小さな穴の空いた木の板を持っていた。

アライさん「お前!早くアライさんの子どもを助けるのだ!痛がっているのだ!」

そんな事はお構いなしに、子ども達の足を切断した張本人にも助けを求めるアライさん。
しかし住人は、アライさんの言葉を無視し、コンロを机に置き、火をつけた。
コォォォ、という音とともに、火を吐き出す機械を、アライちゃん達は怖がっているようだ。

アライさん「ひっ!その赤と青いのを消すのだ!子供達が怖がっているのだ!やめるのだ!」
123 :駆除屋さん :2017/08/16(水) 15:56:37.76 ID:4CwZHvZcO
だがこれも無視する住人。
当たり前だ。
アライさんの発言にはなんの拘束力もないし、何よりもアライさんは今まで好き勝手に人間の領域(家、畑など)を荒らし、繁殖したばかりか、生態系までをも脅かしている存在なのだ。
時には人間を騙し、人の食べ物を盗み、人間や他の動物に怪我をさせた。
フレンズ化すると寄生虫や病原菌は無くなるらしいが、気分が良いものではない。
また、罠などを使って捕まえた、人間の言葉が話せるから更生の余地があるだろうと思った心優しい人がこれまでの罪を咎めようとしたらしいが、決まって、「アライさんは悪くないのだ!」だの、「早くここから出すのだ!」などと自分たちを擁護する事しか言わないらしい。
伝聞ではない。
現に今がそうなのだ。

住人はワイヤーを2メートルほどの長さに切り、天井にくくり付け、先にフックを取り付けた。

住人「うーん。この落ちたやつは血が出てて絶対燃えねぇよなぁ」

そう言って、落ちたアライちゃんを拾い、台に戻した。
その代わりなのだろうか。
怯える2番目のアライちゃんを捕まえ、両腕を掴むと、片方の手に瞬間接着剤を満遍なく塗りつけた。
そしてもう片方の手を貼り付ける。

アライちゃん2「のだ!熱いのだぁぁぁぁぁ!」

焼かれるような体験したことのない感覚に叫ぶアライちゃん。
住人はそのアライちゃんを掴み、台に寝かせると、板を敷き、釘を取り出し、アライちゃんの手の甲に思い切り突き刺した。

アライちゃん2「のっ!痛いのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

激痛に、アライちゃんは絶叫した。
しかし、苦痛はまだ始まったばかりのようだ。
124 :駆除屋さん :2017/08/16(水) 16:00:08.82 ID:4CwZHvZcO
皆さんすみません。
色々と忙しくて更新できない状況でした。

取り敢えず夜に投下しようと思っております。
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 16:18:26.37 ID:ZdTCKpRZo
乙です
ここのアライさんは人間的というか
感情の動きとか母性が豊かで、知性もなかなか高そうで
いい味になってます
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 16:37:17.77 ID:zeCBiEZT0
他スレでも出てたけど
このアライちゃんと接着剤ネタすごい好き
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 22:52:23.09 ID:glaNFd7g0
乙です! 待ってました!!
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 23:37:22.87 ID:XUayTLB80
乙です
ダルマアライちゃん待ってた!!
129 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 00:15:16.46 ID:ta1bBI1L0
住人は徐にハンマーを振り上げた。

アライちゃん2「な、何するのだ...。怖いのだ...。それを下ろして欲しいのだ...」

後ろで親のアライさんが何か言っているような気がするが、住人は流すことにした。

ガッ!

アライちゃんの声も虚しく、ハンマーは振り下ろされた。
打たれた釘は、重ねた手を貫通し、下にひいた板にまで到達した。

アライちゃん2「ひっ!ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

叫んでも苦痛からは解放されるというわけでもないのに、アライちゃんは叫びまくった。
叫び、叫んで、叫んだ。

アライちゃん2「はぁっ...!ぐぅっ....!うぁ...。おえ..!」

あまりの苦痛に吐き気を催したようだが、胃に何も入っておらず、吐くことはできない。
住人はお構いなしに作業を続ける。
住人はアライちゃんを液体の入ったバケツの中に乱暴に押し込んだ。
液体からは嫌な臭いがする。
実はこの液体、ガソリンなのだが、幼いアライちゃんにはわかるはずがない。
ただ、両手がふさがった状態なので溺れないようにジタバタとするしかなかった。
そして、アライちゃんをガソリンから引き上げた。
アライちゃんを持ち上げ、ワイヤーに近づける。
後ろからはお願いなのだ...。などと懇願する声が聞こえるが、気にしない。
板に空いた穴に、ワイヤーについているフックを差し込んだ。

パッ

アライちゃん2「の!だぁぁぁぁぁぁぁ!痛いのだぁぁぁぁぁ!
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

住人がアライちゃんを離した事により、アライちゃんの全体重が釘の刺さった両腕に集中した。
手のひらが縦に引き裂かれるような痛みを感じ、またまた叫んだアライちゃん。
もしこれを人間にやったらすぐに手が引きちぎれるだろう。
が、野生での食料の確保は厳しいのであろう、このアライちゃんはかなり痩せているので、その分両手にかかる負担が少なかった。
おかげで今は手が引きちぎれるという最悪のシナリオ(アライちゃん視点)は回避できたのである。
130 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 00:15:43.70 ID:ta1bBI1L0
アライさん「ちび!頑張るのだ!死んじゃダメなのだ!」

住人はアライちゃんの足元に火のついたコンロを移動させる。

アライちゃん「ひっ!」

体から火を遠ざけたい一心で、アライちゃんは思い切り足を上げた。

住人「ほらほら、もっと足上げとかねぇと燃え移っちまうぞ?」

こうして、アライちゃんの死のゲームが始まった。
131 :駆除屋さん [sage]:2017/08/17(木) 00:16:38.88 ID:ta1bBI1L0
今日はここまで
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 00:18:27.88 ID:bukDFUih0
いいですね! 続きに期待!!
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 00:46:46.44 ID:R64/v9km0
これからアライちゃんで遊ぶんですね
楽しみです
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 01:03:47.11 ID:J/9bFOq90
ガソリンは気化して広がっていくからバケツに入れてると危ないぞ
ネタは良いのに科学に弱いのが残念なところ

もし爆発事故の伏線だったらごめんなさい
135 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 15:18:27.95 ID:mP1sgcvpO
>>134

ポリタンクに入れたガソリンを頭からぶっかけるというのもよかったのですが、それだとかなりの範囲にガソリンが飛びます。
その床などのガソリンに火の粉が...などとなったら住人はバカ丸出しです。
同じ部屋で住人に火を使わせたかったので、敢えてバケツにした、というのが理由です。
また、ぶっかけるよりガソリンに沈めた方がアライちゃんの精神的ダメージも大きいんじゃないかと思いました。

ちなみに残ったガソリンは住人がこれから有効活用しますのでご安心を。
136 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 16:34:45.98 ID:mP1sgcvpO
undefined
137 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 16:35:14.30 ID:mP1sgcvpO
住人「って言ったって足はもうないか。
っと..。あっちも準備しなくちゃな」

そう言って、住人はアライちゃんを放置し、換気扇をつけた。
そして、アライさんの膝に乗った子供を台の上に寝かせると、部屋を出て行った。

アライさん「ちび!頑張るのだ!尻尾をあげるのだ!」

アライちゃん2「うぁぁぁ...。のだぁぁ...。痛いのだぁぁ...」

先程まで泣き叫んでいたのに、度重なる苦痛で、アライちゃんの元気はなくなっていた。
両手、足からの出血のせいもあるだろう。

住人が戻ってきたようだ。
両手にはまたしてもワイヤーが握られている。

アライちゃん2「もうやめてほしいのだぁ...。お願いだから...」

違う姿勢で吊るされるとでも思ったのかアライちゃんは必死に懇願している。
アライちゃんはこのワイヤーを自分を吊るす道具だと思っているらしい。
だが違う。
先程のワイヤーと違うところは、両端に鉄球が付いていること。
鉄球の重さは大きさから見て200グラムほど。
それが両端に2つなので合計400グラム程度だろう。

住人はワイヤーをアライちゃんの右肩にかけ、手を離した。

ズシン!
アライちゃんに衝撃と、激痛が走った。

アライちゃん2「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!痛い!痛ぃぃぃぃぃ!のだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

住人は予想以上の反応だと、興奮している様子だ。
傷口を確認すると、1センチほど亀裂が指先の方へ広がっていた。
アライちゃんと火までの距離は25センチほどだが、尻尾を制御する力を失ってしまえば、その距離は一気に縮まる。
このまま重りを追加していけば、釘は皮膚、筋肉、骨を巻き込み、いずれは手を引きちぎり、中指と薬指の間に深い谷を作るだろう。
そうすればアライちゃんは落下し、火に焼かれ、地獄の苦しみを味わうことになるだろう。
いや、落ちてしまった方が楽なのかもしれない。
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 16:35:22.81 ID:M+25yJ3G0
もしかして液体のガソリンに火が触れなければ発火しないと思ってる?
139 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 16:36:05.25 ID:mP1sgcvpO

唐突にガシャンと音がした。
後ろを見るとアライさんが車椅子に乗ったまま倒れていた。
恐らく、我が子の惨劇を見たくないのだろう。
それとも殺さないでと、命乞いでもするつもりなのか。

「子供達を解放してほしいのだ...。もう何も悪さをしないのだ...お願いなのだ...。自分はどうなってもいいから、子供達にはこれ以上ひどいことしないでほしいのだ...」

ブツブツと言っている。
顔は見えないが、涙でグシャグシャだろう。

住人は表情には出さなかったがとても驚いた。
アライさんは母性本能は強いが、自分勝手で、子供を見捨てる親もいるという。
自分の子供をここまで愛する個体は珍しい。
おそらく過去に何かあったのだろう。

住人は考えた。
今ここでアライさんを殺し、恐怖で震えているアライちゃんに親の無残な死骸見せつけてもほぼ同じリアクションをするだろう。
それでは面白くない。
.....では、逆は?

答えが決まったようだ。

住人は、顔が歪むほど気味の悪い笑みを浮かべた。
140 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 16:37:06.84 ID:mP1sgcvpO
住人「なあ」

アライさん「.......なんなのだ...」

住人「決めたぜ。お前は面白い。面白すぎる。十分に俺を楽しませてくれた」

アライさん「お前を楽しませたらなんだっていうのだ...」

住人「お前たちを出してやろうと思ってな?」

アライさん「?? 本当なのだ??」

住人「あぁ、本当だ」

ぱぁっと、アライさんの表情が明るくなった。
それを見て住人も嬉しそうだ。

アライさん「やったのだ!じゃあ早くここから出すのだ!」

住人「おっと待て。条件がある」

アライさん「何なのだ!早く言うのだ!何でもするから早くここから出すのだ!」

出られると聞き、興奮しているようだ。
だが、そんなアライさんに突きつけられた条件は...。


住人「この中から殺していい奴を1匹選べ」
141 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 17:51:38.05 ID:mP1sgcvpO
>>138

実際に火をつけて定規で測って見たら25センチが意外に短いことを思い出しました。
142 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 17:56:15.26 ID:mP1sgcvpO
一生の不覚...っ!
無知ゆえに今まで書いて来たものが水泡に帰すとは...!

と言うわけで改稿したものを出します
143 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 17:57:52.81 ID:mP1sgcvpO
火ではなくて剣山のような針山にしますか
144 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 17:58:44.26 ID:mP1sgcvpO
ガソリンネタはまた今度にします。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 18:10:59.56 ID:M+25yJ3G0
灯油でいいと思うよ、下から炙ってるんだし
十分に加熱されれば引火するから
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 18:15:19.81 ID:x8VyGf7ko
自分も灯油でいいと思う 作者さんのイメージしていた油は灯油かなともちょっと思った
簡単に引火し引火してよく燃え、ガソリンよりは管理が楽 ポリタンクに入れてることが多いヤツ
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 18:40:44.74 ID:R64/v9km0
素炙りでもいいんじゃないかな?
燃やさずじわじわ炙り殺されるアライちゃんに見てみたい
148 :駆除屋さん [sage]:2017/08/17(木) 18:51:27.24 ID:mP1sgcvpO
>>146

あっ!そうだそれだ!
ポリタンクは灯油だ!
確かガソリンは金属製のタンクでしたね!
149 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 18:52:13.92 ID:mP1sgcvpO
と言うわけで皆さん、ガソリンを灯油に置き換えて呼んでください。
ご迷惑をおかけしますが、お願いします。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:08:54.79 ID:gh6izynlo
全然おkやで
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:57:16.23 ID:R64/v9km0
やだなぁ、最初から灯油だったじゃないですかHAHAHA
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 01:01:57.97 ID:alwPfmyh0
>>149
へーき、へーき
しらないことなんて誰にでもあるんだし
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 07:36:41.96 ID:sw/f1NXHo
アライさんごときにガソリン使うのはコスト高いからね
バターの代わりにマーガリンを使うように、住人は賢明な経済的選択によりガソリンより灯油を選んだのだ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/20(日) 01:00:14.22 ID:GZqT8Cey0
undefined
155 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:01:38.42 ID:GZqT8Cey0
アライさん「そ、そんなこと...。できないのだ...」

住人「これじゃあ話しにくいよな」

そう言って、車椅子を元の状態に戻した。

住人「よし。話せるな。あと10秒だ」

アライさん「ま、待つのだ!違うことならなんでもするのだ!
だから!」

住人「はい時間切れ」

そう言って、住人はアライちゃんの肩に重りを3本追加した。
およそ1.2キロの重量が加わり、段階を迎えたようだ。
みちみち、ブチっ。

アライちゃん2「のっ!だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

アライさん「!! ちびっ!」

重力に従う釘はアライちゃんの手を指先の方へと切り裂いていく。
ブチブチっ!ブツっ!

アライちゃん2「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

アライちゃん2「はあっ!はあっ...!おえっ...」

右手はとっくに引きちぎれたが、骨に助けられたのか、左手はかろうじて繋がっている。
アライちゃんは痛みに耐えながら、無残な右手で落ちないようにワイヤーを必死に掴んだ。

アライさん「ちび!なんとか持ちこたえるのだ!」

自分がひどいことをされていないのをいいことに、アライちゃんを励まそうとしている。
周りから見れば感動的な親子愛だが、当のアライちゃんは母親に対して恨みを増幅させていった。

アライちゃん2「うるさい...のだ...。アライちゃんが痛いの...何にもわからないくせに...」

初めての反抗。
アライちゃんは親に憎悪を孕んだ目を向けていた。
アライさんは、こどもはいつも自分について来てくれるものだと思っているらしい。
なのでこどもが自分に文句を言うなどとは夢にも思っていなかったのである。
今まで優しくしていた分、衝撃は大きかった。
アライさんは怒り出した。

アライさん「なんでそんなこと言うのだ!アライさんはちびを応援しているのだ!それをそんなに悪く言うなんて!おまえはアライさんのこどもじゃないのだ!もう知らないのだ!」
156 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:02:31.63 ID:GZqT8Cey0
先ほど言ったことは何処へやら。
自分のことはどうにでもしてくれていいからこどもたちを助けてと懇願していたのに、この変わりようである。

アライちゃん2「そんなぁ....。そんなこと言わないで欲しいのだ....」

唯一の親に突き放されたアライちゃん。
ただ苦痛で子供らしく当たり散らしてしまっただけなのに...。
精神的にも、大きな傷を負ったようだ。

住人「おいおい。お前のことなんか知らないってよ。残念だなぁ?悲しいなぁ?おい。こいつどうしてもいいんだな?」

アライさん「いいのだ。好きにするのだ」

アライさんはつんと、アライちゃんを見ないように、目を閉じている。
157 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:03:30.44 ID:GZqT8Cey0
住人「ひひひ。それじゃあ...」

住人の手には先ほどのものより大きな鉄球が付いたワイヤーが握られている。
そしてそれをアライちゃんの恐怖心を煽るように見せつけた。

住人「これつけたらどうなるかなぁ?」

アライちゃん2「ひっ!やめるのだ...そんなことしたら...」

確実に手が引きちぎれ、火のついたコンロへ落ちるだろう。

アライちゃん2「お願いなのだ!おかーしゃん!おかーしゃん!」

流石にそんなことはしないとたかをくくっているのか、不貞腐れたのか、アライさんは変わらず目を瞑っている。
今までこの住人にこんなひどいことをされていて、これから自分の子どもがまた被害にあおうとしているというのにこれである。
親子愛といっても、アライさんの場合、この程度のようだ。


そして、住人は重りを肩に落とした。
158 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:04:09.77 ID:GZqT8Cey0
ブヂブヂっ!ブッ!

鈍い音がして、アライちゃんの左手が引きちぎれた。
先ほどは運良く助かったが、今回はダメなようだ。

アライちゃん2「あっ!あぁぁぁぁ!」

左手を引きちぎられた痛みより、これから起こる恐怖の方が大きかったらしい。

ガシャン!ボッ!

アライちゃん2「のだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!熱いのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

アライさん「ちびぃっ!」

肺に空気があるだけ叫び続ける。

毛皮が焼けた。

尻尾が焦げて、暴れまわるたびにパラパラと炭が散らばる。

空気とともに熱気が体内に入ってきた。
粘膜を焦がし、匂いを感じ取れなくなってしまった。

アライちゃん2「助けて!助けてなのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

住人が突然ひょいとアライさんを持ち上げた。
と言っても、防炎加工された手袋を装備しているが。
159 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:05:05.63 ID:GZqT8Cey0
アライさん「ちびをどこへ連れて行くのだ!やめるのだ!離すのだ!」

住人は所々やけどを負ったアライちゃんを掴むと、別の部屋へ連れて言った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここはバスルームの様だ。
バスタブの中には薄く液体が張られ、ちょうど飛び込み台の様に、バスタブの横にテーブルが置いてある。

アライちゃん2「熱いのだ...熱いのだぁ...」

少し火が消えたとはいえ、所々に重度の火傷を負っているアライちゃんはまだ比較的元気そうである。
声は少し出しづらそうではあるが。
この生命力が、異常な繁殖をさせていると言っても過言ではないだろう。

住人はアライちゃんをテーブルの上に乗せ、下を覗き込ませた。

住人「ほら。水だぞ?飛び込んだら気持ちいいぞぉ?」

アライちゃん2「やったのだ...。はやくあびるのだ...」

頭から液体に落ちて行くアライちゃん。

この液体は、さっき残った灯油なのに...。
160 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:05:59.08 ID:GZqT8Cey0
バシャン!ボォォっ!

アライちゃん2「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

鼻が効かなくなったせいで、灯油を水だと勘違いした様だ。
体に残っていた火が引火した。

アライちゃん2「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!出るのだ!ひとひゃん!助けてなのだぁぁぁぁぁぁぁぁ」

火だるまになりながら住人に助けを求めるアライちゃん。
当の本人は、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべているだけである。
自力で出ようとするも、滑ってバスタブから出られない。

背中の火を消そうとバスタブに背中を擦り付けるが、そんなことで消えるはずがなく。

アライちゃん2「やぁぁぁ...。しに...た...く...な...」

どうやら限界がきた様だ。
前のめりに倒れ、動かなくなった。

まだ燃えている灯油には、アライちゃんの体の一部だったものが浮かんでいた。
161 :駆除屋さん [sage]:2017/08/20(日) 01:07:00.63 ID:GZqT8Cey0
皆さんありがとうございます。
なかなか更新できずすみません...。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 01:40:46.14 ID:M1dgX23d0
乙です
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 06:39:20.38 ID:ttYbe/T20
って灯油の性質も理解してないんかい!
ツッコミはともかく乙でした。
164 :駆除屋さん [sage]:2017/08/20(日) 07:12:30.87 ID:GZqT8Cey0
>>163

引火点とかの問題ですかね?
なんかこういうの苦手なんで.,.
聞きかじった程度の付け焼き刃の知識はダメでしたね...
皆さんすみませんでした。

次は生き物を使ったヤツやります。
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 08:14:41.32 ID:sN5yDYxyo
>>163
いい加減うざい
166 :駆除屋さん [sage]:2017/08/20(日) 09:11:06.82 ID:v37vT1VZO
この話の中で「〜油」というものは作者の都合のいい様に話を進める魔法の液体、という様に思ってください。
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 10:25:34.70 ID:8r7YwW7e0
>>163
もういいからそういうの
ssはおつです
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 11:36:02.96 ID:nA/jatbn0
乙です!話は面白いので灯油の件は余り気にされなくてもいいですよ。
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 12:27:13.97 ID:zL2Q/NSV0
乙でーす
次の更新楽しみにしてます
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 13:08:50.69 ID:3mXD2yHcO
いくらなんでも酷すぎるアライさん頑張れ!
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 18:27:53.95 ID:nA/jatbn0
まだまだぬるい!もっともっと酷くwwww
172 :駆除屋さん :2017/08/21(月) 01:48:16.62 ID:jxZ2+x1x0
ガチャ、ギィィ..,

住人が入ってきた。
手には先ほどと同じ様に袋が握られている。
アライさんは、焦げ臭い匂いに違和感を覚えたが、その中に子どもがいると思ったらしい。
間違いではないが。

アライさん「お前!その中にちびがいるのは分かっているんだぞ!はやく解放するのだ!」

住人「お前さっきは子どもを見捨てたよなぁ?」

アライさん「そ、そんなこと....ないのだ...」

住人「いーや、確かに聞いたぞぉ?『おまえはアライさんの子供じゃないのだ(住人裏声)』って言ったよなぁ??」

アライさん「うぐ...。確かに言ったのだ...。でも...」

住人「まあいいや。取り敢えずほら、おまえの子供だ。っと、これじゃあ感動の再会といけねぇからなあ、手錠は外してやるよ」

住人はアライさんの両腕を拘束していた手錠を外し、袋を膝の上に放り投げた。
アライさんは両手首についた赤い跡を気にしながらも、袋を掴み、膝の上で袋を取り払った。
アライさんが目にしたものとは...

アライさん「な、何なのだ...これ...」

住人「さあーてね。おまえも分かってるんじゃないのか?」
173 :駆除屋さん :2017/08/21(月) 01:50:45.98 ID:jxZ2+x1x0
アライさんの膝の上には黒い塊が乗っていた。
腕は落とされたのか、その様なものは見当たらない。
全体がほぼ真っ黒で、表面からは炭化したものがパラパラと落ちてくる。

住人「おまえの子供だよ。残念だったなぁ!」

アライさん「そ、そんな...」

住人の大きな声で、いつの間にか眠っていたアライちゃん達が目を覚ました様だ。
膝の上に乗っている黒い物体に興味津々である。

アライちゃん1「おかーしゃんそれなんなのら?食べられるのだ?」
アライちゃん4「食べたいのだー」

住人「これ食べたいのか?」

住人が黒い塊を掴み、アライちゃんの前に持ってくる。

アライちゃん4「食べたいのだー」
アライちゃん1「なのだー!」

アライさん「ちょっと待つのだ!それは..!...むごっ!」

住人はアライさんの口をガムテープで塞ぎ、手に先ほどと同じ様に手錠を付けた。
余計なことを話すな、ということだろう。

アライちゃん1「おかーしゃんにひどいことしないで欲しいのだ!」
アライちゃん4「なのだー!」

住人「実はよ、おまえらのお母さんはこれを独り占めしようとしてたんだぜ?膝の上にあっただろ?それが証拠だ」

後ろから呻く声が聞こえる。
それは違う!ということを必死に表現しているが、アライちゃん達には伝わらなかった様だ。

アライちゃん1「ぐぬぬぬぬ...。ひどいのだ!」
アライちゃん4「のだー!」

こうも簡単に信じてしまうとは、さすが知能の低いアライさんの子供である。
174 :駆除屋さん :2017/08/21(月) 01:51:25.69 ID:jxZ2+x1x0
住人「よし!じゃあおまえ達にだけ食わせてやるよ」

住人はニヤリと気味の悪い笑みを浮かべた。

アライちゃん1「やったのだ!食べられるのだー!」
アライちゃん4「のだー!」

住人はナイフを取り出すと、アライちゃんだったものの体の表面を削っていく。
焦げが目立たなくなるまで削ったら、骨を取り出し、臭い消し用のチーズソースをかければ出来上がりだ。

2つの皿が、アライちゃんの前に置かれた。
すると置かれた瞬間、顔を皿に突っ込み、貪り始めた。

アライさん「むぐぅぅぅ!」

腕がないので、この方法でしか食べられないのである。
それにしても不快な光景だ。
2人とも胸のあたりまで肉汁とソースで汚している。

アライちゃん4「??? 何だか懐かしい匂いがするのだ...?」
アライちゃん1「そんなことどうでもいいのだ!おまえももっと食べるのだ!」

気付かれそうになったが、どうやら食べるのに夢中の様だ。
皿の上は、数分で何もなくなった。
175 :駆除屋さん [sage]:2017/08/21(月) 01:52:52.06 ID:jxZ2+x1x0
取り敢えずここまで。

ほんとに同族を食わせる系ネタが好きな私...。
176 :駆除屋さん [sage]:2017/08/21(月) 02:02:23.99 ID:jxZ2+x1x0
皆さん本当にありがとうございます
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 02:20:42.60 ID:4kzX8lep0
自分もアライさんに共食いさせるネタ好き
何も知らずに呑気なアライちゃんに親の前で共食いさせるところなんて最高でした
178 :駆除屋さん [sage]:2017/08/21(月) 07:59:18.70 ID:jxZ2+x1x0
ん?あれ?腕がない?

........全員切られたってことでお願いします。

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 03:49:49.55 ID:HYNe1lZN0
乙でしゅ
つまり調理成功後に親アライさんと再開した時点で
アライちゃんズは4本足とも切断状態のダルマという状況であっているのでせうか?
180 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 17:51:08.20 ID:d1VYKAIdO
そうです。
それでお願いします。
181 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 17:52:17.54 ID:d1VYKAIdO
>>180>>179
182 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 18:18:26.56 ID:d1VYKAIdO
住人「さぁて、食い終わったな?じゃあ次行くか!」

アライちゃん1「次?もっと食べられるのだ?」
アライちゃん4「もっと食べたいのだー!」

勘違いをしているようだ。
成体でも手がかかるのに、幼体はもっと手間かけさせやがる、と住人は思った。

住人「違う違う。
質問だ。
どっちか1人が外に出られるんだったら、どっちが出たいんだ?」

アライちゃん1「もちろんアライちゃんなのだ!」
アライちゃん4「外に出たいのだー!」
183 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 18:19:15.74 ID:d1VYKAIdO
住人「おいおい、1人だけだぞ?」

アライちゃん1「ぐぬぬぬ、アライちゃんはおねえさんなのだ!だからそっちの子より知っていることがいっぱいあるのだ!外に出たらアライさんの方が活躍するのだ!」

活躍、と言っても人間からしてみればやめてほしいの一言なのだが。

親のアライさんは、自分や1番小さい妹を置いてまで外へ出ようとするアライちゃんに驚いた。
こんな子に育てたはずはないと心の中で繰り返すが、所詮は害獣、見事に期待を裏切った様だ。

アライちゃん4「ひどいのだ...。うぅ...」

アライちゃん1「ふはははは!何も言い返してこないのだ!これで決定でいいのだ!早くアライさんを外へ出すのだ!」

住人「そうか...。そこまでして生きたいか?」
184 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 18:20:36.59 ID:d1VYKAIdO
また夜に落とします。
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 18:41:20.34 ID:ctbn1C5so
アライちゃん達元気だなぁ 待ってます
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 21:59:03.93 ID:qExcfPcE0
wktk
187 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 22:35:01.73 ID:F4PQ6cjl0
アライちゃん1「当たり前なのだ!アライさんは外に出て、美味しい食べ物をいっぱい食べて、繁殖するのだ!
たくましく生きてやるのだ!」

たくましくも何も、両手両足がない状態でどうするのだろうか。

住人「そうか」

住人はアライちゃん1を抱き抱えた。
アライちゃん1はこのまま外へ逃がしてくれると思っている様だ。
アライちゃん4は、アライちゃん1を睨みつけている。

住人がふと、立ち止まった。
目の前には台が置かれている。

アライちゃん1「何してるのだ?早く外へ出すのだ」
188 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 22:35:52.28 ID:F4PQ6cjl0
住人はアライちゃんを台に置いた。
台、と言っても台を貫通して刃が出てくるタイプの木材カッターを改造したもので、安全装置は無く、アライちゃんは刃の通り道に置かれた。

アライちゃん1「な、なんでこんなところに置くのだ!早く出すのだ!」

住人「あのなぁ、出すわけねぇだろう?」

アライちゃん1「嘘をついたのだ??酷いのだ!嘘つきは泥棒の始まりなのだ!」

泥棒風情が何を言う。

住人「いいか?お前はさっき生きたいと言ったよな?
俺はな、生きたいって強く思っているやつをじっくりと甚振るのが大好きなんだよ」

ねっとりとした口調でアライちゃん1に語りかける住人。

住人「と言うわけでまたゲームをやるぞ?
『食欲と絆どっちが大切かゲーム』てんだ。
面白そうだろう?」
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