狼娘「ここがボクの縄張りだ、文句があるなら力づくで━━━」男「ほう?」ムキムキィ

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12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 22:03:22.40 ID:Ovptm47BO

男がムキムキなのでゴミの様な腹筋スレになるんじゃないかとヒヤヒヤしたぜ

>>11
男がムキムキだから狼娘が大変な事になりそうですね
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 00:12:06.69 ID:ZFUTjSVYo
すごい迂遠なパーカーボクっ娘と聞いて
14 : ◆NTLLUQ531s :2017/08/08(火) 19:31:25.25 ID:PhWnJ8cD0
〜次の日・朝〜

狼娘「ん......朝......」ムクリ

狼娘「ここは......そっか、ボク昨日ここに泊まったんだっけ」



『俺が守る』



狼娘「!!///」カアァ

狼娘「い、いやいや!まだボクはここに住むつもりは無いし、それに!」

男「それに、何だよ」ガラッ

狼娘「わあぁ!?///」

男「起きたなら早く飯食おうぜ、昨日の残りだけどさ」

狼娘「う、うん......」

男「ん。じゃあ、降りてこいよ」バタンッ

狼娘「......?」クンクン

狼娘「身体から、あいつの、匂いがする......」クンクン

狼娘「.....///(守ってくれる人の、匂い)」クンクン

男「早く来いよ」ガラッ

狼娘「わ、分かってるってば!///」

狼娘「(な、何でこんなにドキドキするんだ......心を許すにはいくら何でも早すぎるだろう///)」カアァ
15 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/08(火) 19:36:43.39 ID:PhWnJ8cD0





男「で、食べながら聞いてほしいんだけどさ」モグモグ ムキィ

狼娘「......何だい(なるべく、意識しないようにしないと......主張してくる筋肉も)」モグモグ

男「俺は今日バイトで夕方まで帰ってこれないから、今日は留守番して貰ってもいいか?」

狼娘「......まだボクは、住むと決めた訳じゃ無い」

男「そんなに嫌か?」

狼娘「......あ、あんな狭い寝床で毎日寝てられないからね。おかげで背中が痛い」モグモグモグモグ

男「そ、それは......お前がずっとしがみついてたからだろ」

狼娘「なっ!?///」カチャンッ

男「でも良かったよ」

狼娘「な、な、何を!言って!!///」

男「怖いからとか、そういうんじゃなくてさ」

狼娘「えっ?あっ......別に、怖いとかは、無い」

狼娘「た、ただ......今日はその、一宿一飯のお礼の為に残るだけだ」モグモグ

男「あぁ、ありがとう。でも礼って何をするんだ?」モグモグ

狼娘「......掃除、とか?洗濯、とか?」

男「掃除機と洗濯機の使い方分かるのか?」

狼娘「......」

男「まあ、そうだろうな。大丈夫だ、帰ってきたら教える。礼何てそう焦らなくて良いからな?」

狼娘「むぅ......」

男「今日は洗い物も俺がするから、見て覚えてくれ。あの冷蔵庫って奴開ければ昼食もあるから腹減ったら食って良いからな?」

狼娘「......分かった」

男「さて、ご馳走さま。さ、片付けるか......って、狼娘。口元汚れてるぞ?ちょっとこっち向きな」ティッシュバッバッ

狼娘「じ、自分で拭けるのに......(近い、また男の匂いが......///)」フキフキ

男「よし、綺麗になった。じゃあ洗い物するからよく見てろよ?」
16 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/08(火) 19:38:08.46 ID:PhWnJ8cD0
男「まずこれを上げて水を出してすすぐ。」ジャー

狼娘「み、水が湧いた!?」

男「そしたらこのスポンジにこいつをつけて、少し揉んで泡立てたら軽く擦って汚れを落とす」

狼娘「果物みたいな匂いだね」クンクン

男「身体に良くないから舐めちゃダメだぞ?汚れが落ちたらすすぐ。」ジャー

狼娘「おお......真っ白になった」

男「そしたらここに皿を入れて乾くのを待つ。大体こんな感じだ、お昼ご飯食べたらやってみな」フキフキ

狼娘「分かった、やってみる」

男「よし、良い子だ。じゃあ俺はちょっと支度するからな?」ナデナデ

狼娘「うっ......き、気安く撫でるな///」カアァ
17 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/08(火) 19:40:55.76 ID:PhWnJ8cD0
男「よし、忘れ物は無いな。じゃあ、行ってくる」

狼娘「ん......」

バタンッ

狼娘「......」

狼娘「留守番、か」

狼娘「外に出たいけど、今は人間の時間だし......頼まれたなら、仕方無い」

狼娘「......人間は、普段どんな生活をしてるのだろうか」

狼娘「確か様々な道具を使う生き物だった筈だ、ちょっとだけ色々見てみよう」スタスタ

〜風呂場にて〜

狼娘「水で濡れてる......雨雲も無いのに。近くには男の脱いだ服。この穴がたくさん空いた物、さっき男が洗い物をした時に使った物と似ている。もしかして、身体を洗えるのか?」チョンチョン

狼娘「なら、ここから水が出るのだとしたら、多分この辺を弄れば......」クイッ

シャワー「」ザバー

狼娘「わわっ、つめたっ!?いや、温かい......?」ザバー

狼娘「こ、これを弄れば温かい水が出るのか......と、とにかく止めなきゃ。」クイッ

狼娘「うぅ、しかし服が濡れてしまった......これでは風邪になる。着替えはこれしかないし、あるとすれば」

狼娘「男の、服......」

狼娘「......」クンクン

狼娘「......クゥン///」キュン

狼娘「!?(な、何だ今のボクの声は!?///)」

狼娘「うぅ......(や、やっぱりおかしい。あいつに抱き締められてから、胸がキュウってする)」

狼娘「......身体、拭こう。男の匂いのする大きい湿った布と、ただの乾いてる布がある。これで拭くんだな」ヌギヌギフキフキ

狼娘「......これ、着るしかないよね」モゾモゾ

狼娘「ん、あっ......///(男の、匂い。昨日抱き締められたみたいに、匂いで包まれて......)」キュンキュン

狼娘「ふっ、んっ、はぁ......///(良い匂いで、まだちょっと温かくて、お腹の奥、熱くなって、少し、切なくて......)」トロ......

狼娘「クゥン......///」キュンキュン
18 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/08(火) 19:42:09.92 ID:PhWnJ8cD0
狼娘「うぅ......ボクは一体どうしたんだろう」ドキドキ

狼娘「少し、横になろう。落ち着かないと......」ピタリ

狼娘「......男と寝た、布団」

狼娘「(だ、ダメ。今そこに行ったら、また切なく!でも、身体が行きたがってる!何で、こんな......)」ポフッ

狼娘「あっ......(男の、匂い)」キュン

狼娘「(......あれ?)」モゾモゾ

狼娘「さっき身体を洗ったのに、太ももがぬるぬるしてる......」

狼娘「おしっこ......ではない?とりあえず拭かないと。男が口拭いてくれた時に使った、薄い布。これで良いよ、ね......」フキフキ

狼娘「......んぁっ!?」クチュリ

狼娘「今の、何......?」ドキドキ

狼娘「確か、ここに触った時......」クリッ

狼娘「ふあぁっ......///」ヘタッ

狼娘「うぅ、はぁ......もう、一回」クリクリ

狼娘「うああっ、ああっ!」ピクン

狼娘「だめ、気持ちいい、止まらない!男、男......!!」クリクリ

狼娘「あ、ダメ、や、ぁ、あっ......!」クチュリ、クチュ

狼娘「んああっ!!やっ、あっ、はっ......///」ビクンビクン

狼娘「はっ、はっ、はっ......!なん、で、男の、顔が......思い浮かぶの......?」ヒク、ヒク

狼娘「あ、また、ぬるぬるに......」

狼娘「......さっき、男の匂い嗅いだ時に出たのと、同じ......まさか、男の匂い嗅ぐと、ボクは......気持ちよく、なっちゃうの?」

狼娘「ボクは......男が、好きなの?でも、出会って一日目なのに......」ドキドキ

狼娘「(優しくされただけで......ボク、結構簡単な女なのかな......でも、これ、こういう事だよね......)」ドキドキ

狼娘「男......」
19 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/08(火) 19:44:28.44 ID:PhWnJ8cD0
狼娘「ん......ふわぁ、寝ちゃってた......」ムクリ

狼娘「お腹すいた......男が、れーぞーこにご飯あるって言ってた......」ガチャ

狼娘「色々あるけど、これかな......皿に乗ってるし」

狼娘「トマト、レタス......薄い肉?がふわふわに挟んである」

狼娘「......」パクッ

狼娘「美味しい......でもこれ、何の肉?」モグモグ

狼娘「山に戻るときが来たら、フクロウのおじさんに聞いてみるかな」パクッ

狼娘「......フクロウのおじさん、恋の相談とかもしてくれるかなぁ」モグモグ

狼娘「......///」カアァ

狼娘「な、何をボクはバカな事を言っているんだ......!///」パクパクモグモグ

狼娘「......」モグモグ

狼娘「男、まだかなぁ......」パクッ




狼娘「ご馳走さま」

狼娘「よし、じゃあ男に言われた皿洗いというのをしようじゃないか。一つしか無いけど」ジャー

狼娘「えっと、スポンジ?にこれをつけて、揉んで......泡立てたら、擦って......」キュッキュッ

狼娘「あっ!」ツルッガシャーン!!

狼娘「ど、どうしよう......壊しちゃった......」

狼娘「このままじゃ危ない、片付けなきゃ......」ヒョイヒョイ

狼娘「いたっ......!」サクッ

狼娘「くぅっ......結構簡単だと思ったのに......とりあえず破片は......テーブルに置こう」

狼娘「しかし、細かい破片はどうしよう......指で摘まむと危ないし......」

狼娘「そうだ、ボクの尻尾なら絡め取れそうだ。その後水で洗い流せば良い」フサフサ




狼娘「ふぅ......やっと片付いた。しかし、帰ったら男に謝らないとな......」シュン

狼娘「夕方頃、と言っていたな......お昼を食べるのが少し遅かったから、もうすぐだろうか......」

狼娘「怒る、かな......」ソワソワ

<ガチャ

狼娘「!!」

男「ただいまー」ムキィ

狼娘「お、おかえり」トテトテ

男「......あぁ、ただいま」ナデナデ

狼娘「な、なぜ撫でるんだい///」

男「まあ......ただいまって言われたのが久しぶりなのと......いてくれて良かったなってさ」ナデナデ

狼娘「むぅ......///(照れ臭い......)」

男「ちゃんと留守番してくれたみたいだな、良かった」

狼娘「......」

男「狼娘?」

狼娘「あ、あの、男......実は、ね......」
20 : ◆NTLLUQ531s :2017/08/08(火) 19:53:01.14 ID:PhWnJ8cD0
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありがとう。

>>10たまねぎは盲点だった。まあ大丈夫ということで。

>>11
>>12
ご覧の通りやで

>>13
パーカーはもうちょい待っといて


どうでも良いけど一日のペースとしてこれは遅いのかな
もうちょい力抜けば書けるんだけど、どうしてもこのリーダー?「......」が便利すぎて多くないか気になるから手直ししたくなる。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 20:52:14.77 ID:6Dba7u/mo
ペースはむしろ速い方じゃね?
あ、乙です
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/08(火) 20:54:19.58 ID:maqyCFwZ0

毎日こない人もいるから別にいいと思う
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 20:58:43.19 ID:KVr41PI7o
オイオイ最高かよ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 21:00:52.27 ID:Ryc1STJbo
放置しないで完結してくれるなら週一だろうが構わないよ
毎日更新してくれるならそれは嬉しいけど

僕っ娘最高だな
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/08(火) 21:22:18.29 ID:p1VzD8KHO
乙乙
定期的に来てくれると嬉しい程度だなぁ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 12:41:27.60 ID:8yuuku3PO
27 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/09(水) 15:17:11.39 ID:JlSiwklf0
今日ちょっと予定あるので書くの遅くなる。すまんの
28 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/09(水) 15:18:56.55 ID:JlSiwklf0
今日ちょっと予定あるので書くの遅くなる。すまんの
29 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/09(水) 16:23:29.02 ID:JlSiwklf0
今日書くの11時以降になると思う、すまんの
30 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/09(水) 16:25:13.01 ID:JlSiwklf0
何か書き込めないと思ったら普通に表示されてたは、マジですまん
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 16:29:47.42 ID:qZNn13yFo
あいよ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 17:17:57.86 ID:A4v+TTfNO
大事なことなのでしょうがない
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 19:53:41.19 ID:1v5ocS9po
ええんやて
34 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:09:48.53 ID:8SXehkbPO
男「なるほど、そうだったのか......怪我は大丈夫か?」

狼娘「破片を拾った時に指を切った以外には......」

男「どれ?んー、もう血は止まってるけど、一応絆創膏だけ貼るか」ニギッ ペタッムキッ

狼娘「......///(さりげなく、手を握らないでおくれ)」

男「ところで、さ」

狼娘「なんだい?」

男「何で俺のYシャツを着てるんだ......?」

狼娘「えっ、あっ、それは、だね......そう!尻尾に着いた破片をシャワーで落とした時、着替えが無くてね!やむを得ず着替えを借りたのだよ!!」

男「(ぜんっぜんサイズ合ってないからめっちゃエロい......!)」

狼娘「?」※ぶかぶか裸Yシャツ

男「あ、あぁ、そうだったのか。いや、大丈夫だ......とりあえず、狼娘の服は洗濯して、乾いたら服を買いに行こう」

狼娘「......ボクは、これでも構わないけど」ボソッ

男「え?」

狼娘「な、何でもない!!そ、それより洗濯と掃除の仕方を教えてくれないか?」

男「あ、あぁ......でもそんなに張り切らなくてもいいんだけどな」

狼娘「今日の失態を明日取り戻したいからね」

男「......!そうだな、明日一緒にやってみよう」

男「(明日も、か......何だかんだ、嫌では無いのかな)」
35 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:14:01.14 ID:8SXehkbPO
男「大体こんな感じかな。実践は明日にして、夕飯にするか」

狼娘「ボクも手伝うよ」

男「じゃあ食器出してくれないか?そこの皿とか」

狼娘「料理の手伝いは?」

男「じゃあ、俺がまず見本見せるから。包丁とかピーラーとか使い方間違えると怪我するから良く見といて」

狼娘「あぁ、宜しく頼むよ」



男「結構上手いじゃないか、器用何だな」トン、ムキッ、トン、ムキッ、トン、ムキッ

狼娘「そうなのかい?ありがとう」トン、トン

男「始めてやったとは思えない」

狼娘「君こそそのなりで手慣れているじゃないか」

男「まぁ、そりゃあね」

狼娘「......すまない」

男「いいさ、気にしてない。それに、今は君がいるから寂しくないし」

狼娘「......また、そういう事言って///」ボソッ

男「何か言ったか?」

狼娘「な、何でもないよ。それよりこっちは終わったよ、次は?」

男「じゃあ、次は玉ねぎをこう、細く切って」トン、ムキッ、トン、ムキッ、トン、ムキッ

狼娘「分かった。何だ、料理なんて、大した事グズッ、無い......グスッ」トン、トン、トン......

狼娘「男ぉ......なんだい?これは......」

男「玉ねぎは切ると反撃してくる」

狼娘「防ぎ方は?」グスッ

男「無い、気合いだ」

狼娘「分かってて頼んだね......いじわる」ウルウル

男「!!(やば、かわいい)」

狼娘「もう......」トン、トン

男「(涙目の女の子って、めっちゃ可愛いんだな......)」ドキドキ
36 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:16:36.18 ID:8SXehkbPO
狼娘「今炒めてるこれは何て料理だい?」

男「チンジャオロース。油跳ねるから離れてな。そう言えばピーマン食えるか?」ジュー

狼娘「分からない、どれだ?」

男娘「この緑色の奴。カレーは知ってるのにピーマンは知らないのか?」ヒョイ

狼「はふ、あむあむ......うん、嫌いじゃない。まあ、森で人間の事を教えてくれるのがいるんだ、文字とか、数字とか、言葉も」

男「えっ......ようは、保護者みたいな感じか?」

狼娘「そんな感じだね。会ってみるかい?」

男「あ、あぁ......しかし、そんな人がいるのにここに来て良かったのか?」

狼娘「今更何を言ってるんだ君は......ここは一宿一飯の礼でいるだけさ、気にしなくて良い。それに、人じゃないよ。」

男「(人じゃない......狼娘みたいなのがいるのだろうか)」

狼娘「もう焼けたんじゃないのかい?」

男「あ、あぁ。皿に移そう」
37 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:19:15.59 ID:8SXehkbPO
男「できた。チンジャオロースにオニオンスープ、ポテトサラダ。デザートに梨。」

狼娘「随分多いね、いつもこんなに?」

男「いや、狼娘を歓迎する意味でもな。もっと豪勢なのは服を買って、外で食べよう」

狼娘「別に、ボクは良いのに......」

男「いいからいいから、それより食べよう。いただきます」パクッムキッ

狼娘「いただきます」パクッ

狼娘「......美味しい」モグモグ

男「ありがとうよ、おかわりあるからたくさん食えよ」

狼娘「本当に、昨日のカレーに負けないくらい美味しいよ」

男「普段何食ってるんだ?」

狼娘「山菜とか、魚とか、果物とか。後はたまに猪とか狐とか狸とか」

男「......狩るの?」

狼娘「当然だろう、しかし焼いた肉がここまで美味いとは」

男「えっ、生で食ってるの?魚も肉も?」

狼娘「火なんか起こせないし、火事になったら大変だろう?まあ、だから......人間の食事は、少し憧れていた」

男「狼娘......これから、いっぱい美味い物食わせてやるからな」ナデナデ

狼娘「な、撫でるな///」カアァ

38 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:23:16.43 ID:8SXehkbPO
男「ふー、ご馳走さま。」

狼娘「ご馳走さま。」

男「うし、じゃあ片付けるか」

狼娘「男、その......」

男「なんだ?」

狼娘「皿洗い、もう一度挑戦しても......いいかな?」

男「あぁ、いいよ」

狼娘「い、いいのかい?」

男「もちろん、ありがとう」

狼娘「うん......任せてくれ。次は失敗しないから」

男「怪我さえしなきゃ別に気構えなくても良いんだけどな......」ハハハ




狼娘「男!できたよ!」

男「おぉ、凄いじゃないか」

狼娘「まあ、ボクにかかればこんなものさ」

男「ははは、ありがとうな。じゃあ先に風呂入ってきて良いぞ」

狼娘「えっ......」

男「ん?」

狼娘「......」モジモジ

男「......?」

男「あぁ、こういう事か」ナデナデ

狼娘「なっ、誰もそんなこと!///」

男「いや、でも嬉しそうだし」

狼娘「そんなこと無い!///」

男「でもお前、撫でられるといっつも尻尾振ってるし」

狼娘「えっ......」

尻尾「」ブンブンブンブンブン

狼娘「やっ、ちがっ、これは、その......!お、お風呂入ってくる!!」クルッタタタタ

男「ぶっ!」

男「(し、尻尾が振れてるせいでYシャツめくり上がって......ていうかあいつ下何にも穿いてないのかよ!!)」
39 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:25:04.10 ID:8SXehkbPO
狼娘「ふー......男の、バカ」チャポン

狼娘「......というか、ボクの尻尾のバカ。何で、そんな......」

狼娘「何で、こんなに男の事意識してるんだろう」

狼娘「別に他の動物の雄何か見たことたくさんあるし、人間だって遠くからなら見たことあるのに」

狼娘「そりゃ、人間の雄と話したのは始めてだけどさ......」

『俺が守る』

狼娘「......///」カアァ

狼娘「やっぱりボク、簡単な女なのかな......」

男「おーい、狼娘」コンコン

狼娘「な、ななな何だい!?」

男「着替え、Yシャツとジャージしか無いけどここに置いておくからな」

狼娘「あ、あぁ、わ、分かったよ。ありがとう」

男「おう」スタスタスタスタ

狼娘「わいしゃつ、じゃーじ......」

狼娘「また、男の匂い、かげるのかな」

狼娘「......///」カアァ

狼娘「も、もう上がろうかな、うん」ザバァ

40 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:28:00.50 ID:8SXehkbPO
狼娘「わいしゃつ、じゃーじ......これかな」ヒョイ

狼娘「あれ......?」クンクン

狼娘「(良い匂い、だけど......男の匂い、あんまりしない。)」

狼娘「(あぁ、そうか......洗濯した、奴なのか)」

狼娘「......」シュン






狼娘「上がったよ......」シュン

男「おう......何かあったのか?」

狼娘「いや、何も......」

男「そうか?じゃあ、俺も入ってくるよ」

狼娘「!」ピコーン

狼娘「そ、そうだね。早く入って来ると良いよ。良い湯加減だったから」

男「?」

<ジャー......

狼娘「......」コソコソ

狼娘「男が、脱いだ、服」

狼娘「......」クンクン

狼娘「はぅ......///」キュン

<キュッキュッ

狼娘「何か、いけない事をしてる気分だけど......」クンクン、ギュー

<チャポン......

狼娘「良い、匂い......///」キュン

狼娘「......着てみよう、かな」

狼娘「少しくらい、良いよね......」ドキドキ

狼娘「ふふ......」ヌギヌギ

<ザバァ ムキィ

狼娘「えへへ、男......」ドキドキドキドキ

男「あー良いお湯だった」ガララ ムキッ

狼娘「えっ......」

男「......えっ?」ムキッ?

狼娘「や、いやあああぁぁ!!」ミギストレート

男「ぐおっ!?」クリティカルヒット

狼娘「っ〜〜〜!!!」トテテテテ......

男「な、何だったんだ......」ノーダメージ
41 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:30:49.22 ID:8SXehkbPO
男「あー、その......」ポリポリ

狼娘「......」

男「いや、悪かったって」

狼娘「見た......?」

男「な、何を?」

狼娘「全部!!」

男「み、見てない見てない!何にも見て無いから!!」

狼娘「本当に......?」

男「ほ、本当だって」

男「(嘘です。大きな真っ白の中にピンクが二つ見えました、もう今夜は寝れません)」

狼娘「なら、いい......寝よう」

男「な、なら布団もう一枚ひくから、ちょっと待って」

狼娘「もう!そんなことしなくていいからさっさと寝よう!!」

男「は、はい!」

男「......え?」
42 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/09(水) 23:41:42.79 ID:8SXehkbPO
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありがとう。

ペースはとりあえずこれくらいが良いかな。
話によっては量が上下する。3レス位しかしない時もあるかもしれないけど許して。
後、基本書く時間帯が19時半or23時くらいになるから更新確認してくれる方はその辺りを参考にしてください。


後、ボクっ娘良いよね。クーデレボクっ娘は更に良い。
自分はクーデレ書けないから、クール気取ってるけどデレたらデレデレになる娘に路線変更したけどボクっ娘可愛いよボクっ娘
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 00:02:16.14 ID:tgUqbHEPO
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 00:22:28.08 ID:XI4KgHhk0
動作の度に入る擬音で笑う。

クリティカルしてるのにノーダメとか、狼娘に勝ち目ないやんww

組み敷かれてあひんあひんするだけだねー
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 00:50:54.18 ID:FgZVv2/f0

男の筋肉アピールが激しすぎて草生えるわ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 00:58:48.06 ID:Y6QBzvO2o
玉ねぎ切る時鼻にティッシュ詰めるといいらしいよ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 10:50:14.91 ID:t1k1N+8dO
犬や狼と人間が交尾すると性病にかかるからね女性も犬の挿入したら病気になるから気をつけてねお薬貰いにいくときばれるから恥ずかしい目に遭うよ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 10:58:53.24 ID:CEX1w6k8o
どんな性病よ?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 11:00:14.08 ID:CEX1w6k8o
ちなみに今んとこ人畜共通の性感染症は見つかってないはずなんだけど?
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 13:15:16.29 ID:E3mj6jJdo
相手「狼」じゃなくて「狼娘」だし
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 13:57:11.29 ID:t1k1N+8dO
>>49
君それいつの時代の情報かな?
トリコモナスなど研究によって人間にも影響あることがわかってんだよ
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 17:32:12.97 ID:FgZVv2/f0
ファンタジーに何言ってんだこいつら
53 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:32:01.62 ID:W9uHsbT50
男「......」ドキドキムキムキ

狼娘「......」ドキドキ

男「なぁ、狼娘。何で二人で一つの布団に━━━」

狼娘「いいから、このままで良い」

男「いや、でも身体が痛いって」

狼娘「いいから」

男「あ、あぁ......」

狼娘「......(男だけ、意識してないのはズルい)」

狼娘「......(だから、今日は......!)」ギュッ

男「!?」ムキッ!?

狼娘「緊張......してるんだね、君も。身体、硬いよ。筋肉は緊張してなければ柔らかいからね」

男「そりゃ、な......」

狼娘「ボクは、どう?」

男「なっ......えっと、そのだな。まあ......柔らかい、かな」

狼娘「じゃあ他の人間と比べて、どう?」

男「そんなの分からねぇよ......」

狼娘「ふふ、そっか......比べることが出来ないなら、一緒に寝るのはボクが始めてかな?」

男「......お前って、頭の回転早いよな」

狼娘「肯定と受けとるよ?」

男「......まあ、その通りだよ」

狼娘「そっか......♪」ギュッ

男「うっ......」
54 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:33:47.79 ID:W9uHsbT50
男「な、なぁ、やっぱり聞いて良いか?何で二人で、こんな狭い中で......」

狼娘「やれやれ、男は狼の習性を知らないのかい?」

男「狼の、習性?」

狼娘「狼は群れで行動するんだ。移動も、狩りも、寝る時も。だから一人じゃあまり寝れないんだ。昨日は......その、実は久しぶりに誰かが近くにいて、寝すぎて身体が痛かったんだ」

男「そ、そうなのか......?」

狼娘「そう、だからこれはボクの安眠の為だから。男はさしずめ抱き枕、ってところだね」ギュッ

男「う......あ、あんまり引っ付かないでくれ」

狼娘「何で?」

男「何でってそりゃ、お前......」

狼娘「そっかそっか、男は女の子と一緒に寝た事も無いもんね」

男「わ、悪かったな。経験無くて......もう俺で遊ぶのは勘弁してくれないか?」

狼娘「......」
55 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:35:09.82 ID:W9uHsbT50



狼娘「なぁ、男」

男「今度は何だ?」

狼娘「少し......仰向けになってくれないか?」

男「良いけど、狭くなるぞ......?」ゴロン ムキン

狼娘「大丈夫だよ......ボクが君の上で寝るから」ノシッギュッ

男「なっ!?」

狼娘「なぁ、男......私もなんだ」

男「な、何が、だよ」

狼娘「他の雄と寝た事も、抱き締められた事も、撫でられたことも、一度も無い。ましてや人間に何て一度も。こうして胸を合わせると、分かるだろう?ボクの鼓動はこんなにも早いんだ......」ドキドキ

男「(いや、そんなことより、大きさと温かさと柔らかさしか感じねぇって......しかもこいつ、ノーブラだから余計に......!)」ドキドキドキドキムキムキ

狼娘「ねぇ、男......君のせいだよ、こうなったのは。君といるせいで、ボクはおかしくなり始めてる。何で、だろうね......」ギュッ ドキドキ

男「さ、さぁ、何で、だろうな」ドキドキ

狼娘「教えて、くれないの?」ギュー

男「教えろも何も、分からねぇって」

狼娘「じゃあ、分かるまでこのままね......♪」

男「くっ、クソッ......」
56 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:36:18.53 ID:W9uHsbT50

〜数分後〜

狼娘「......」スヤスヤ

男「ちくしょう、先に寝やがって......ズルいぞ」

狼娘「ん......」スリスリ

男「しかし、クールと思えば何だか寂しがり屋だし、マジメかと思えば今日みたいな悪戯をしてくるし......良く分からねぇな、女の子って」ナデナデ

狼娘「ん......♪」ギュー

男「おうっ......とりあえず、離れてくれ。色々と」グイッムキッ

狼娘「ふぇ......」グスッグスッ

男「また夜泣きか、でも今日は無理。色々とヤバイから、理性と童貞のヘタレが総動員してもヤバイから」グイッ

狼娘「んー......」ニギッ

男「ぐ......ま、まぁ、手くらいなら、良いか」

狼娘「おと、こぉ......」ムニャムニャ

男「!?」ビクッ

狼娘「んぅ......」スヤスヤ

男「寝るとこうなるし......ほんと、女の子って不思議だな......」

男「俺も眠くなってきた......おやすみ」ニギニギムキムキ

狼娘「......♪」スヤスヤ

57 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:37:36.99 ID:W9uHsbT50
狼娘「ん......ふわぁ。朝か」パチッ

狼娘「あれ、男......まだ寝てる」

男「......」スヤスヤムキムキ

狼娘「あ......手、握ってくれてたんだ」ニギニギ

狼娘「......どかしたな、ヘタレ。襲っちゃえば良かったのに」ツンツン

男「......」スヤァムキィ

狼娘「(だって......ボクはそういうこと、ほとんど知らないし)」

狼娘「......男は、知ってるのかな」

狼娘「もしも、昨日みたいにこんなことし続けたら......本当に、襲われちゃうのかな」ノシッギュッ
58 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:38:44.31 ID:W9uHsbT50


男「ん......」スヤスヤムキムキムクムク

狼娘「?(何か、太ももに硬いのが当たってる)」ペロン

男「......」ギンッギンッムッキムキィ

狼娘「う、わ......これ、男の......昨日は、こんなに大きく無かったよ、ね?何か、今にも服を突き抜けて飛び出しそう......」ツンツン

男「うっ......」ググググ

狼娘「わ、もっと、大きく......どうなってるんだろう、これ」ジー

狼娘「......」クンクン

狼娘「は、ぁ......っ!!///」ヘタッ

狼娘「(何、これ......腰、砕けて、力、抜ける......!)」キュンキュンキュン

狼娘「(やっ、ダメ、これ......変な、気分に......)」クンクン

狼娘「(あっ、だめ、我慢出来ない!)」クチュ

狼娘「ふあっ、あっ、んぅ......!///」クチュ、クリ、クリ、クチュ

狼娘「(ボク、男のこれ、嗅ぎながら、男にお尻見せつけるようにしながら、弄って......!)」クチュ、クチュ、クリッ

狼娘「(今起きられたら、今度こそ、襲われちゃう、でも、止められ、な......)」クニュッ、クチュ、クチュ、キュンキュン

狼娘「んあぁっ!あっ、あぁ、ん、はっ......!」ビクン、ビクン

狼娘「(昨日、より、凄いの、来たぁ......///)」

狼娘「しゅ、ご......」ヘタッ

狼娘「......」チラ

男「......zzz」スヤスヤムキムキ

狼娘「......」ホッ

狼娘「お風呂入ってこよ......♪」

59 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:41:12.02 ID:W9uHsbT50
男「ふ、わぁあ......あれ、狼娘......?」ムクリ ムキリ

男「いないな......トイレか何かか?」

男「......そういや、あいつトイレの使い方とか分かるのかな。人間について色々と教えてくれる奴がいるみたいだけど」

男「もし知らなかったら、俺が......」

男「......」ムラッ

男「......狼娘はいない、愚息は朝から元気。となると、今くらいがチャンスだな」

男「抜く!」PCポチー

男「さーて、何のエロ動画見よっかな〜」

男「絶対服従、私はご主人様のペット。どうかこの発情した雌犬の子宮にお仕置きを......」

男「......」ゴクリ

カチカチッ
60 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:42:47.43 ID:W9uHsbT50
男「ふぅ......まあまあだったな」スッキリムッキリ

男「よし、そんじゃスリープモードにしてっと。シャワー浴びて飯作るか。狼娘も待ってるだろうしな」

狼娘「ふぅ、さっぱりした......」ガララ

狼娘「あ、また着替えの事忘れてた......タオル巻いて、男に貰えばいいかな」フキフキ

狼娘「......ちょっとは、ドキドキ、してくれるかな」ワシャワシャ

男「朝風呂朝風呂〜♪」ガララ

狼娘「......え?」

男「......は?」


<クリティカルヒット!
<ノーダメージ

男「で、何で朝からシャワーなんて......」

狼娘「ね、寝汗を掻いたんだよ。そういう男こそ!」

男「お、俺も寝汗だ」

狼娘「(朝からエッチな事したから何て言えない)」

男「(朝からシコってたから何て言えるか)」

狼娘「うー......」

男「とにかく、俺もシャワー浴びるからな。朝食はちょっと待ってくれ」スタスタ

狼娘「分かったよ......っ!?」キュン

男「どうかしたか?」

狼娘「な、何でも、無い(今、男がすれ違い様に漂った匂いを嗅いだとき......また、キュンってした......!)」

男「......?大人しく待ってろよ?」

狼娘「あ、あぁ(何だったの......?)」
61 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:47:20.65 ID:W9uHsbT50
とりあえず今日はここまで。見てくれる人ありがとう。
切り悪いけど書き溜めもしたいし、次回はデート前編したいしね。
62 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/10(木) 19:52:21.96 ID:W9uHsbT50
あと擬音気に入ってる人ありがとう。

これ無いと男が何の個性も無い奴になるからシュールギャグにならないかなと思っていれてる。
今後シリアス展開になろうとも擬音は絶対入るからマジメな話期待してる人にはごめんね。

あと鼻ティッシュは良いこと聞いた、今度小ネタとして入れてみたい。
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 20:26:03.28 ID:wf8srIHcO
乙ムキィ
これはおつじゃなくて筋肉アピールなんだからね
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 21:11:14.94 ID:PddvJpcKo

擬音のせいで話が7割しか入ってこないwwww
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 23:33:14.04 ID:YpDAQCfKO
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/11(金) 11:38:25.16 ID:X9hI2plCo
この擬音の頻度がこのSSを他の獣娘SSとは違うものにしているのだと思うことにした。


どんどん続けて
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/11(金) 15:14:22.56 ID:CdUp1Pw9o
乙乙
68 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/11(金) 16:47:55.27 ID:dY99JZyoO
今日は23時頃に書く、すまんな
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/11(金) 16:48:43.10 ID:mAiCcGPUo
待ってる
70 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:14:17.03 ID:QqU8FR/q0
<ジャー

狼娘「......うーん、流石に昨日の今日は、脱衣所に確かめには行けないな」

狼娘「朝御飯の準備しよう。お皿出して、調理器具用意して......」

<キュッキュッ ガララッ フキフキ ムキムキ ゴソゴソモゾモゾ ムキムキ

狼娘「あ、出てきたのかな。早風呂なんだなぁ......」

男「お、用意してくれてたのか」ガチャ

狼娘「ん、まあね。暇だったから」

男「昨日みたいに覗きに来たらどうしようかと思ってたが、感心感心」

狼娘「の、のぞっ!?い、いやあれは......も、もう!忘れてくれよ!」

男「ははは、さあ作ろうか」

狼娘「むぅ......(覗きと勘違いされてしまった......)」
71 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:15:55.56 ID:QqU8FR/q0
男「よし、朝飯完成。手伝ってくれてありがとうな」

狼娘「いや、これくらい大した事無いよ」

男「今日は掃除と洗濯が終わったら買い物に行こうか」

狼娘「買い物......ちょっと楽しみだよ、人間しかしない事だから。何を買うんだい?」

男「お前の服と、食材。まあそう時間は掛けないさ」

狼娘「ボクはこれで良いのに......」

男「お前今ノーブラノーパンだろうが......とにかく、出掛ける前にとりあえずの服も渡すからな?」

狼娘「分かったよ。あ、皿洗いは今日もボクがするから」

男「ありがとさん、終わったら撫でてやるよ」

狼娘「それが目的でしてる訳じゃないから!///」ブンブン

男「尻尾」

狼娘「はっ......うぅ」
72 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:21:15.64 ID:QqU8FR/q0
男「ふー、食った食った。皿洗いありがとうな、助かるよ」ナデナデ

狼娘「別に撫でなくていいから......///それより、洗濯は大体どのくらいの頻度でやるんだい?」

男「大体週一回だな。掃除も元々そんなにしてないし、掃除機少しかけたら目立つ埃を取るくらいでいい。ただ風呂掃除とトイレ掃除は念入りにやってくれ。料理は二人でやろう」

狼娘「半日も掛からなそうだし、思ったより忙しく無いね」

男「じゃないと毎日何て無理だしな」

狼娘「ふーん......」

男「そういえばお前、トイレの使い方分かるのか?」

狼娘「知ってるよ、山の下の公園のを使った事も何回もある」

男「そうか......」

狼娘「何でそんな残念そうな顔をしてるんだい?」

男「な、何でも無い。とりあえず今から教えるからな」
73 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:24:11.83 ID:QqU8FR/q0
男「......とまぁ、大体こんな感じだ。これからは今日教えたようにやってくれ」

狼娘「分かった、ありがとう」

男「さて、じゃあお前のお出掛け用の服だ。昨日買っといたジーンズとTシャツ、あと帽子だ」

男「(流石に野郎一人でスカートとか買う勇気は無かった)」

狼娘「じーんず、てぃーしゃつ、ぼうし」

男「ベルトもあるからそれで調整してくれ」

狼娘「これが、べると。男も腰に巻いてる奴だね。分かった、着替えてくる」



男「(おっ......適当にボーイッシュっぽい格好にしてみたけど、結構可愛いな)」

狼娘「......男、尻尾きつい」

男「......すまん、しばらく我慢してくれ。」

狼娘「耳、蒸れる......」

男「すまん......耳は隠さないといけないからな」

狼娘「分かってるけどさ......」
74 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:26:35.05 ID:QqU8FR/q0
男「うし、じゃあ行くか」

狼娘「男、車持ってたの?」

男「元々はおじいちゃんのだけどな」

狼娘「そうなんだ......ボク、車乗るの始めて」

男「シートベルト締めろよ?って、どれか分からないか......今締めてやる」スッ ムキッ

狼娘「わっ、わっ(ち、近いって///)」

男「うし、次からはこうやって締めて......どうかしたか?」

狼娘「な、夏の車の中が暑すぎるだけだよ......///」

男「あぁ、悪い悪い。今クーラー着けるからな」ピッ ムキッ

狼娘「あっ......涼しい」

男「じゃあ、行くか」ブゥン

狼娘「わ、動いた!」





男「」ブーン ムキィ

狼娘「......」ジー

男「」カッチカッチブーン ムキィ

狼娘「......」ジー

男「」ブーン......ムキィ

狼娘「(景色よりも、運転する度に動く半袖から見える筋肉の方が面白い)」

男「(何か見られてる......どうやって運転してるのか気になるのか)」
75 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:29:44.52 ID:QqU8FR/q0
男「よし、着いたな」

狼娘「でっかい......」

男「ショッピングモールって言うんだ、まずは服だな服。とりあえずあの店にするか」

狼娘「うん、分かった」





男「じゃ、とりあえず気に入った服とかどんどん持ってきてくれ。」

狼娘「ボク買い物の事はよく分からないけど、お金とか大丈夫なの?」

男「金ならお爺ちゃんの遺産があるし、バイト代も貯めてる。

狼娘「でも、無限にあるわけじゃ......」

男「いいって、俺が使うより可愛い女の子に使った方がお爺ちゃんも喜ぶだろうし」

狼娘「か、かわ......///も、もう、分かったよ。でも、人間のオシャレ何かボク分からないよ?」

男「そこはほら、あそこの店員さんに聞くとか、そこのマネキンが着ているの丸々持ってくれば良いさ」

狼娘「分かった、じゃあ早速聞いてくるよ」スタスタ

男「おぅ、いってらっしゃい」

男「......ん?何か大事な事を忘れているような」

<スミマセーン、イイフクッテドレデスカ?
<オススメデシタラ、コチラニナリマス

男「......」

男「あいつ何にも穿いてないじゃん!?」ダッムキッ
76 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:32:17.36 ID:QqU8FR/q0
男「ま、まずは下着から、な......あっちのランジェリーショップに行くぞ」ゼーハー ムーキー

狼娘「そ、そんなに焦らなくても......店員さん、怖がっていたよ」

男「......何時ものことだよ、ほら行くぞ」

狼娘「え......?あ、待ってってば!」



男「......」

<ヒソヒソ
<ザワザワ

男「(居心地が悪い!)」

狼娘「男、どういうのが良いかな」

男「お、俺に聞くのか!?」

狼娘「どれが変で、どれが良いのかボクには分からないから」

男「こ、こう、絵みたいな奴がある奴じゃ無きゃ良いと思うぞ?(てかランジェリーショップにも子供パンツってあるんだな......)」

狼娘「絵......あぁ、こういうのか。イチゴが書いてある物とかか」

男「まあ、そういうのは子供向けだな」

狼娘「じゃあ、こういうのとか?」

男「く、黒のレース付き......お前凄いセクシーなの選んだな」

狼娘「まあこんな薄い布、毎日穿かないと思うけど」

男「いや、下着は毎日着けろ、頼むから」
77 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:33:59.09 ID:QqU8FR/q0
男「しましま水色ストライブ、黒のレース、真っ白純白、エトセトラエトセトラ......パンツだけでこんな大量の女性用下着、見たこと無いな」

男「うおっ、ビキニまである。あいつ下着と間違えて入れたな......」ヒョイ ムキィ

狼娘「ねぇ、男」

男「何だ?」

狼娘「ぶらじゃー、っていうの?ボクに合うサイズのあんまり無いんだけど」タユン

微乳客「......」ズーン
貧乳店員「......」ハァ......
無乳女子高生「......」グスン

男「......それは日本故に仕方ない。後、あんまりそういうのは言わない方が良いぞ」

狼娘「?」タユタユン

男「(まあ俺も人の事言えないほど服には困ってるが)」ムキムキン
78 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:34:55.63 ID:QqU8FR/q0
男「よし、一回会計するから、終わったら試着室で穿いてこい」ヒソヒソ

狼娘「分かった」

男「これ、お願いします」ドスンムキン

店員「ヒィッ!?か、かしこまりまし、た......」ガクガクブルブル

狼娘「お、おい大丈夫か?具合でも......あなた、まさか」

店員「ししし、失礼しました!申し訳ありません!!」

男「いや、いい。慣れてるよ」

狼娘「男!いくらなんでもあれはあんまりだろう!!」

男「良いんだ、狼娘......すみません、店員さん。」

店員「こここ、こちらこそ、申し、訳......うぅ......ううぅっ!」グスッ

狼娘「なっ━━━いい加減に!」

男「やめろ」グイッ

狼娘「でも!」

男「頼む......止めてあげてくれ」

狼娘「ぅ......分かった、よ......」

店員「」ガクガクブルブル
79 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:36:53.21 ID:QqU8FR/q0
狼娘「全く、何て失礼な人何だ」プンプン

男「良いんだ、狼娘。良くあることだ」

狼娘「でも......男の顔見て、泣き出す何て。確かに身体は大きいけど、見た目で判断するのは......」

男「違うんだ、狼娘。顔とか見た目とかじゃないんだ」

狼娘「え?だってあの店員さんは、男が大きくて怖かったんじゃ」

男「理屈じゃないんだ、本能なんだよ」

狼娘「ほん、のう......?」

男「......それよりも、行こう」スタスタムキムキ

狼娘「男......」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/11(金) 23:37:03.55 ID:7PAFCBIDO
胸囲は男が圧倒してるな
81 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/11(金) 23:42:08.08 ID:QqU8FR/q0
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありがとう、モチベ上がるよ。

ぶっちゃけ擬音入れるとド素人からしてみたら表現省けるし、長ったらしくならないから書きやすいんだ、許して。

あと、明日はちょっと書きにこれない。多分25時とかになると思う。
必ず書きに行くから許してくれ。
82 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/11(金) 23:45:48.35 ID:QqU8FR/q0
あ、あと狼娘の服装と下着募集中。
女の子のファッションとか知らんのや、良いな、と思った奴はたまに描写する。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 00:18:56.08 ID:tT5Sjt/jO
乙ムキ

胸はサラシならどんなサイズでもいける
下は綿パンかな
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 00:51:56.92 ID:c2g1szRM0
乙です
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 02:14:28.65 ID:aT+oIs43o
ベレー帽
適当なシャツ
オーバーオール
ややサブカルな服だけどダブついてるオーバーオールなら尻尾は隠しやすいと思う

個人的には尻尾出しててもすきよ
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 08:46:25.54 ID:8ptPrUYoo
一瞬男娘と狼が出てくることに笑った
87 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:04:27.95 ID:U4Upd0tPO






男「ほら、このデニムなんて良いんじゃないか?」 ムキッ?

狼娘「凄い短いね......動き安そうだから良いけど。尻尾が......」

男「無理に中に入れないで尻尾だけ出してシャツの中に隠したらどうだ?弛めのシャツ着れば大丈夫だって」ムキムキ

狼娘「それなら、まあ......」

男「お、このワンピースも良いな。麦ワラ帽子も買っちゃおうぜ!」ムキッ!

狼娘「あぁ、これは良いね。尻尾が楽だ」

男「このパーカー何てどうだ?フード被れば耳も気にならないし」ムキィ?

狼娘「軽くて良いね、そっちの袖が無い奴も涼しそうだから欲しいな」

男「お、それもいいな。じゃあ次は━━━」

狼娘「男」

男「」ビクッ ムキッ

狼娘「無理して元気出さなくて、良いよ」

男「別に、無理何て......」

狼娘「ボクは、平気だよ」ニギッ

男「!!(手を......)」

狼娘「ボクは、その......男何か、ぶっ飛ばしちゃうくらい強いんだから。だから、全然怖く無いよ」

男「狼娘......あぁ、ありがとうな。」ナデナデ

狼娘「......べ、別に。男がそれだとこっちまで調子狂うだけだから」モジモジ

男「ははは、でも本物の元気出たよ」

狼娘「ふん......///」

男「あ、でもあのパンチ2発とも全然痛くないぞ」

狼娘「えっ......(これでもボク、猪とか仕留められるんだけどなぁ......)」
88 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:07:48.57 ID:U4Upd0tPO
男「たくさん買ったなぁ、一度駐車場に戻って車にしまうか」ズッシリムッキリ

男「(明らかに耳や尻尾が隠せないのも買ったが、もうそう言うのは穴空けて部屋着にしちゃえばいいか)」ムキムキィ

狼娘「男、重いなら少し......余裕そうだね」

男「女の子に荷物を持たせた事が無いのが自慢だな」

狼娘「そうかい、じゃあボクも運んでくれよ」ピョンッ

男「っと、いきなり背中にしがみつくな......っておいおい、どこまで登るんだ」

狼娘「おお、見晴らしが良いね」ヒョイ

男「お前、肩車って......!(さっき買ったショートデニムを早速穿いてるせいで、太ももで顔が挟まれている......!そして頭の上に乗っている暖かくて柔らかい物は、まさか!!)」

狼娘「男?大丈夫かい?」

男「よ、よゆーよゆー(柔らか天国)」
89 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:10:03.05 ID:U4Upd0tPO
男「そろそろ昼か、何か食べようか」

狼娘「前に言っていた歓迎会かい?」

男「いや、それは夜にしよう。その時は酒も飲みたいから、車で来てる今日はパス。今回は普通のファミレスだな」

狼娘「ファミレス......」

男「まぁ、来ればどんなところか分かる。着いてきな」




狼娘「おぉ......何だか綺麗だね」ソワソワ

男「大衆向けのレストランだから緊張しなくても大丈夫だって」

店員「あ、の......二名様で、よろしいでしょう、か」ガクガクブルブル

狼娘「む......また......」

男「二人、禁煙席で」

店員「そ、それではご案内致します!」スタスタ

狼娘「......」

男「ほら、行こう」

狼娘「うん......」
90 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:11:01.71 ID:U4Upd0tPO
店員「ご、ご注文お決まりになりましたら、その、呼び出しボタンで、お呼びくださいませ......」ソソクサ

狼娘「......何でみんなしてそんな」

男「......狼娘は優しいな」

狼娘「なっ、ボクはただ、納得いっていないだけで」

男「ありがとう、救われる」ニコッムキッ

狼娘「むぅ......///」

男「それより、何が食べたい?この絵の中どれでも好きなの頼んで良いぜ」

狼娘「おぉ......これ、めにゅーって奴だろ?色々あるね......しかし、本当にお金は大丈夫なのかい?」

男「大丈夫大丈夫、めっちゃ安いから」

狼娘「じゃあこのステーキ、というのが食べたい」

男「じゃあそれセットにしてサラダとスープとご飯つけようか。俺はパスタが良いかな、それとドリンクバーもつけるか」

狼娘「ドリンクバー?」

男「あぁ、あそこにあるジュース飲み放題だ」

狼娘「おぉ......!」

男「決まったらこのボタンで呼ぶんだ」ピンポーン

<ハ、ハヤクイケヨ
<ナ、ナンデワタシガ
<ダ、ダッテコワイシ
<ワ、ワタシサッキイッタモン!
<マタセルトヤバイッテ

狼娘「......」イライラ

男「......」ムキムキ
91 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:19:55.68 ID:U4Upd0tPO
男「どうだ?美味いだろ?」モグモグムキムキ

狼娘「あ、あぁ。とても美味しいよ(美味しい、凄く美味しいけど......何だか、悲しい)」モグモグ

男「ははは、ぎこちないな、まだ緊張してるのか?」

狼娘「う、うるさいな。良いじゃないか、初めてなんだし」

男「あははは」

狼娘「わ、笑うな!」

男「お前がいるから笑顔になれるんだよ」ニッ ムキッ

狼娘「......!」

男「だからお前も変な事気にしないで笑っとけ」ニッ ムキッ

狼娘「男は......お人好しで、バカだね」

男「なっ!?」ガーン ムキーン

狼娘「そういう“優しいところ”ボク......良いと思うよ」

男「......狼娘」

狼娘「......(流石に、好きとは言えなかった///)」カァ

男「照れてるのか?顔赤いぞ」ニヤニヤムキムキ

狼娘「う、うるさい!赤くない!!」
92 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:26:00.52 ID:U4Upd0tPO
遅れた上に、短いけど今日はここまで。書き溜めとかあんまりしてないからスローペースで本当にすまんな。
見てくれる人ありがとう、待ってるとか言われてムキッとしちゃったよ

服装について言ってくれた人ありがとう。
メインストーリーの中にサブストーリーとして日常回をちょこちょこ入れて水増しするSSだからこういうの助かるよ。

後誤字脱字あったみたいですまんな、毎回見直してはいるんだがなぁ
93 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 01:29:45.89 ID:U4Upd0tPO
>>90>>91の間で抜けたシーンがあった。本当に申し訳無い。


店員「お、お待たせ致ししました。ご注文は、お決まりでしょうか......」オドオドビクビク

狼娘「ずいぶん遅かったね?」ジロッ

店員「っ......」ビクッ

男「あんまり意地悪言ってやるな、店員さんも忙しいんだから。えっと、これとこれとこれを━━━」

店員「はい、はい、はい......」

狼娘「(目も合わせずにひたすら機械を見つめて頷いてるだけ......)」

<ザワザワ

<シーン......

<ガタッ......

狼娘「(良く見れば、遠くの席の人はこちらを見て妙にざわついて、近くの席は凍ったように黙ってる。席を立つ人も、一人を皮切りに近い人から次々と出ていっていく)」

狼娘「(男は、私よりも人間に恐れられている)」

『理屈じゃないんだ、本能なんだよ』

狼娘「......そんなの、悲しすぎるよ」ボソッ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 12:12:36.38 ID:ThnGmH+To
筋肉むきむきなだけでなんでみんなビクッてんの?
ちょっとギャグというより理不尽すぎてイラッと来る
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 13:23:41.77 ID:ol+vGtUIo
顔が怖いんじゃないの
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 13:36:15.03 ID:gGR5k/urO
オーガなんでしょ
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 13:38:11.91 ID:Sv2xLmRzO
オーラと言うか威圧的な感じなんでしょ
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:19:12.92 ID:0wH/WPl4O
狼娘が鬼と誤認したり、猪を仕留めるパンチをノーダメージにするくらいの筋肉だぞ
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:49:38.75 ID:7YmOElflo
顔はとにかく、オークみたいな体ならビビるのではないだろうか
それか顔まで筋肉過ぎて般若像みたいな顔とか
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:37:43.01 ID:EekIHJtLO
狼娘とか存在してるんや男がそもそも人間じゃないんじゃ……
鬼とかそこらあたりなんじゃ
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 17:09:28.61 ID:iXtQ1Uulo
                               ∧_∧
                          (´・ω・`)_.. ッ". -'''" ̄ ̄^ニv..........,、
                     ,.. -―'''';;]_,゙二二__,,/  _..-''" ゙゙゙̄''ー     `'-、
               ,,-'"゙゙,゙ニ=ー''''"゙゙シ'"_,゙,゙,,,,,,,_     `'''T゛                 \   
           /_..-'"″  '''^゙>'''"゛     ´                        `!、       
           _..イ'"゛       ./                  \       ,..-''''''''''''''ー..,   .l
          / /         ./                  `゙''‐  .、        \.,,,│
        /  l         「                       l          " .`''、
      /   l゙         i                    !  .,!             .  .,!
        ! ./│      ._/ .ヽ,_,                   ,│ │         !   .!、
,, -ー¬'''" ./   .ヽ  _.. ‐″ .`'. "   `゙''―- ....,,,_       _.../ │  l           丿   .′
      ′   .i゙'''゛                 `'''r‐―‐'´    ヽ  .l   _,.        .ヽ
          |,     _,,,,,....、        /    .‐ ,   .`'i  .`'' .″             ヽ
        ,,.. .  .ヽ. .ン._,,,,,,...  .、,`'ー、、  ,.       _..l,   │  /             ヽ .../ '
            ゙l、.i ′      ゛   `"´       '"´ ,.ゝ   !   .|                 l/
             ‐'│゙.l   i                 ,r'" "  l    .l               ,, 'ソ゛ `
             ,i゙.l .\  ‐- ........ ‐'    、         ,r‐''   |,    .ヽ          _,, イ゛ .'、
         /  l. | _i,,,...... -----.... ....;;_  /      "     ....l    .ヽ    .,/´   .ゝ  .ヽ
      _,,, ‐"   l",゙,,...... ---――ー- ....,,,,,,_"'''ー ..,,_      ,L-'゛ ヽ    }  /     / ヽ  `
-'" ̄ ̄゛     .!.´                   `"'ー ..,゙.\.l .,/     ヽ   ゙./       .l   .`_,,,,,
             | /´'i     Й      /゙''i      `'-/           \ ./     _.. -''"  ./
          | .ゝ′          ! ./         |            ゙'l゙   .,/゛  ._,,、l゙
             ,|  ._,,..........--―¬''''¬- ....,,,,_      .|          ヽ ,/   .,..-"  . l

102 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 19:41:18.74 ID:a1d1ysCe0
すまん、今日も書きに行けるのは23時頃になる......
103 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:49:57.24 ID:a1d1ysCe0
すまん、間違えて上げてたみたいだからやっぱり投下する。

男「怒るなって、デザート頼んでやるから、な?」

狼娘「......どれでも良いのかい?」

男「あぁ、好きなの選びな」

狼娘「じゃあこの、じゃんぼぱふぇが食べたい」

男「おぅ、頼んでやるよ」ピンポーン ムキン

<シ、シンジン、オマエイッテコイヨ
<ハ、ハイ!ワカリマシタ!

新人店員「お、お待たせしました!」ビシッ

狼娘「(あれ?この娘はすぐ来た)」

男「ジャンボパフェ一つと、コーヒーください」

新人店員「かしこまりました!ご注文は以上でよろしいでしょうか!!」ビシッ

男「うん、それだけ」

新人店員「で、では少々お待ちくださいませ!」ビシッ

男「そ、そんなかしこまらなくて良いからな?」

新人店員「い、いえ!私は店員で、お客様はお客様なので!」ビシッ

新人店員「あっ、いえっ、意味不明ですよね、申し訳ありません。何て言うか、これがお仕事する上で大事だと思うというか、誰であってもキチンと仕事をするべきだと言いますか」オロオロ

男「......いや、ありがとう。気持ちは伝わったよ。まあでも本当に普通で良いからな?研修中か、頑張れよ」

狼娘「うんうん、さっきの奴何かよりよっぽど気持ちが良い」

新人店員「は、はい!ありがとうございます!失礼します!!」パアッ

狼娘「......良い人も、いるんだね。最初の店員さんやあの下着屋さんにも見習わせたいよ」

男「そうだな、真面目で可愛い娘だった」

狼娘「......」ムー

男「ど、どうした?」

狼娘「何でもないよ」プイ

104 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:51:18.66 ID:a1d1ysCe0
狼娘「そういえば、男はあるばいと......要は働いているのだろう?何の仕事を?」

男「解体現場での作業とか、道路工事とか、トンネル掘りとか、日雇いの土方仕事だな」

狼娘「あぁ、あのうるさい奴か......男もあのでっかい機械を動かせるのかい?」

男「いや?」

狼娘「じゃあ何をしてるんだい?」

男「だから、解体作業。建物ぶっ壊すんだよ」

狼娘「でも、あれは機械が無ければ......まさか」

男「そのまさか」

〜男のアルバイトのとある一時〜

男「ふんっ!」ドゴガラガシャムキーン

男「はぁっ!」ガシャーンガラガラガラドガムキィーン

男「うおりゃあ!!」ゴッ ドゴォーンガシャガラガチムチーン

作業員1「本当、あいつむちゃくちゃだよな......」

作業員2「そこらの重機よりも早くて安い。まさかマジでできるとはな......」
105 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:52:19.00 ID:a1d1ysCe0
現場監督「男ー!休憩だ、買ってやるから自販機来い!」

男「はいっ!」ムキッ

作業員1「しかし、監督も良くあの化物と普通に接する事ができるよな。俺なんか未だに恐いんだよな」

作業員2「お前あいつとそんな話した事無いからな。案外悪い奴じゃないぜ?」

作業員1「そりゃ俺だって知ってるけどさ......」

作業員2「まぁ、気持ちは分かるけどよ。俺も今でも話すと少し緊張するんだよ。ただ異様にムキムキだけど、あいつの事は分かってるのに、何でだろうな?」

作業員1「そりゃお前あれだよ、本能って奴だろ。ガメラと仲良くできるのは子供だけだって」

作業員2「本能、ねぇ......」

男「休憩入りまーす」ザッムキッザッムキッザッムキッ

作業員1「あ、あぁ」ピクッ

作業員2「お、おぅ。言ってこい」ピクッ

作業員2「ほっ......」

作業員2「......!(俺は、今なぜ安堵の溜め息をついたんだ......?)」

作業員1「うしっ、俺達は休憩終わらせて仕事進めようぜ」

作業員2「あ、あぁ」

作業員2「(やっぱり、本能なのかね......)」
106 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:53:33.24 ID:a1d1ysCe0
狼娘「む、無茶苦茶だね」

男「でも給料は高いぞ」

狼娘「そんな仕事をさせる方もさせる方だよ......怪我とかしないの?」

男「したこと無いな」

狼娘「本当に人間かい......?ボクみたいに尻尾とかあるんじゃないだろうね」

男「......実は、自信無いんだよな。最近お前と会ったせいで、ファンタジーな奴がいるって段々実感してきたんだよ。だからもしかしたら俺もそうかもって」ムキムキ

狼娘「そこは確信持とうよ......両親は普通だったのかい?」

男「親の顔、実は覚えて無いんだよな......俺が赤ん坊の頃に、あの山で捨てられてたみたいで。その時お爺ちゃんに拾われたんだよ」

男「この筋肉が病気なんじゃないかってお爺ちゃんに診てもらった時も、現にムキムキになりまくる......なんだっけな。ミオスタ何とか。とにかくそういう病気は実際あって、俺みたいのは少ないけど他にもいるんだと」

狼娘「変だけど、少なくとも人間ではあるんだね......待って、診て貰った?君のお爺さんはお医者さんなのかい?」

男「元だけどな。俺を拾った時にはもう引退したって言ってた、自分で自分の事を『わしは神の腕を持つ男として何人も救って来たんじゃ!』とか自慢してたよ」

狼娘「そうなんだ......しかもその上山まで持ってるなんて。凄い人だったんだね」

男「まあな、自慢のお爺ちゃんだったよ」
107 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:56:10.10 ID:a1d1ysCe0
店員「お、お待たせしました。コーヒーでお間違い無いでしょうか......」

男「お、来たか。ありがとう」ムキッ

狼娘「(最初の注文の時の奴......よくもまぁ、あそこまで目が泳げるものだ。見ていて危なっかしい......やっぱりみんなあの娘のようには行かないか)」

店員「し、失礼します......あっ!」ツルッ ガシャーン!

狼娘「きゃっ!!」

男「狼娘!大丈夫か?怪我は?火傷はしてないか?」

狼娘「あ、あぁ、大丈夫だよ」

店員「ももも、申し訳ありませんでしたぁ!大変失礼しました!!」

男「......」

狼娘「いや、大丈夫......男?」

男「何で頭を下げてる方向が俺なんだ?」ギロッムキッ

店員「えっ......」

男「俺じゃなくて、彼女に謝れ。窓際の席の俺より通路側の彼女の方が明らかに近いんだ、そっちの方が怪我する可能性が高いんだ」ゴゴゴゴゴムキキキキキ

店員「ひいっ、その......申し訳、ありませんでし、た......」ガクガクブルブル

狼娘「いや......良いよ、もう。男、パフェは良いから早く出よう」

男「......分かった」ガタッ ムキッ

店員「......」ガタガタガタガタ

108 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:57:06.19 ID:a1d1ysCe0
レジ「お、お釣り○○円お返しします、ありがとうございましたー......」ボソボソ

男「はぁ、何だか最後で残念な気分になっちゃったな」ガチャ ムキッ

狼娘「男......ボク、今日の夕食はお家で食べたい」

男「えっ......で、でも歓迎会は」

狼娘「確かに、美味しかったよ。レストランのご飯。でもあれじゃあ、男が参っちゃうよ」

男「狼娘......」

狼娘「本当は外で食べるの、好きじゃ無いんでしょ?だから大丈夫だよ」

男「......分かった、ありがとう。でも歓迎会はやるぞ」

狼娘「えっ、でも......」

男「家で歓迎会やろう、美味いものたくさん作ってやるからな」ニッ ムキッ

狼娘「う、うん......ありがとう///」

狼娘「(男......君みたいな人間は初めてだよ。力はボクより強くて、でも優しくて。親のいないボクの悲しみを、男は同情何かじゃなく共感として分かってくれている)」

狼娘「(やっぱり、これはきっと恋なんだ......ボクは、男が好きなんだ......)」ニギッ

男「......ん」ニギッ

狼娘「......(手、暖かい)」
109 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 21:00:37.43 ID:a1d1ysCe0
狼娘「ここが、すーぱー......色々あるね」

男「迷子にならないように近くにいろよ?」

狼娘「どうやって離れるんだい?」クスクス ニギッ

男「ま、まぁ、一応言っただけだ」ニギッ ムキッ

狼娘「男、この薄い肉は何?前男が用意したふわふわと野菜に挟んで入ってたけど」

男「あぁ、それはハムだよ。ふわふわは食パンで、野菜と挟んだのがサンドイッチっていうんだ」

狼娘「男、魚が死んでる......」

男「生きたまま売ってた方がこえーよ」

狼娘「男、知らない野菜や果物がたくさんあるね。これはなんだい?」

男「ドリアンとか俺もよく知らない物を......めっちゃ臭い果物けど美味いらしいな」

狼娘「男、お菓子買って」

男「子供かお前は。まあ良いけどさ......」

狼娘「男」

男「今度はなんだ?」

狼娘「これが俗に言う、デートって奴かい?」

男「妙な事は知ってるのな......まぁ、その......コホン。最初っから、デートだよ」

狼娘「そうか......ふふ、ボクは男とデートしてるんだね」ギュッ

男「ま、まあな(う、腕に当たってるって)」ドキッ ムキッ
110 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 21:02:15.30 ID:a1d1ysCe0
男「ふー、すげぇ買ったな」ムキィ

狼娘「男、また肩車して」

男「ダメ」

狼娘「なんでだい?」

男「......その、暑いからだ」

狼娘「今もボクは君の腕に抱きついてるじゃないか」

男「うっ、しかし、だな」

狼娘「じゃあおんぶ。ボク歩き疲れたよ」

男「山の中で暮らしてたくせに......まあ、おんぶなら」

狼娘「ふふ、ありがとう」ピョン ムギュッ

男「(せ、背中に柔らかいのが!うわ、やべ、やっぱ女の子の足スベスベやばい!!)」ドキッムキッ

狼娘「男、背中大きいね」

男「ま、まあな」

狼娘「......頼もしい背中だ」ギュッ

男「(あれ、何かスゲーデレてね、これ)」ドキドキムキムキ
111 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 21:07:05.58 ID:a1d1ysCe0
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありがとう。

後不快に思った人はすまんな、ストーリー的にこれからちょくちょく男はこういう扱いを受ける描写がある。

ちなみに男の顔は割りと普通な方だよ。体はドラゴンボールのブロリーみたいな感じをイメージしてる。
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