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男「アライさん虐待トーナメント?」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 11:37:49.00 ID:aBsTdH2G0
アニメけものフレンズのアライさん虐待SS
グロ・残酷な描写あり 苦手な方はブラウザバック推奨
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 11:39:26.79 ID:aBsTdH2G0
男(ハァー、今日も仕事疲れたわ…)
自宅に帰ってきた男はそう呟きながらテレビをつけ、スーパーで買った弁当を袋から取り出した。
今はちょうどニュースの時間帯で今日あった出来事が報道されている。
しばらくテレビを眺めながら晩メシを食べていたら、ふとアライさんによる農業被害の特集コーナーが始まった。
アライさん―――― 十年ほど前、ジャパリパークという施設から逃げ出したアライグマのフレンズ。
通常ならフレンズは動物や動物だった物にサンドスターという物質が作用して生まれるらしいが、
パークから逃げたアライさんはサンドスターが検出されていない地域にもかかわらず繁殖し続け、農作物に被害をもたらす程に増えてしまった。
男の住んでる市はジャパリパークから遠く離れているが二年前からアライさんによる被害が確認され始め、
こうしてたまにローカルニュースで取り上げられる様になった。
テレビには捕獲用の檻に入りこんで捕まったアライさんが大きく映しだされている。
男「うぇ、相変わらず気持ち悪い顔してんな…飯時にこんなモノ映すなよ…」
男はチャンネルを変え、弁当の残りを急いでかきこんだ。
―――――――――――――――
男(風呂も入ったし明日も早いからもう寝るか)
そう思いながら電気を消し、二階の寝室のベッドに横になった。
目をつむってしばらく経った時、屋根裏のほうからゴトッと音がしたが疲れていた男は気にする事もなく眠りについた。
男「雨かよ…今日はよりによって外回りなのについてねえ」
翌日、男は夜中に何か音がした事なんかすっかり忘れて家を出た。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 11:41:25.35 ID:aBsTdH2G0
仕事が終わり、帰宅した男は絶句した。家の中が荒らされていたのである。
居間や寝室はもちろんの事、台所の冷蔵庫までひっかき回されている。テレビもつけっ放しでおまけに犯人は土足で上がりこんだのか、
泥のついた足跡らしきものが無数に残っていた。男は動揺しながら110番通報をする。
警察とのやり取りを終え、少し経つと警官がやってきた。
警官「大変な目に遭われましたねえ。お怪我が無くてなによりです…犯人と鉢合わせするケースもありますんでね。
ではお部屋の中を拝見させて下さいね」
警官はしばらく部屋を眺めていたが、一人でうなずいて納得した様な仕草をみせるとこう言った。
警官「これは人間の仕業ではなくてアライさんですねえ」
男「アライさんってあの?何故です?」
警官「この足跡、人間の大人のものより小さいでしょ?」
最初は動揺して気が付かなかったが、言われてみればかなり小さい足跡だ。
男「子供や小柄な大人の可能性もありますが」
警官「それだけじゃありません。足跡の横に何か別のものがありませんか?」
男「なにか…引きずった様な跡がありますね」
警官「それはアライさんの子供が這った跡ですね。それにここ。冷蔵庫のドアに引っ掻いたキズが沢山ありますよね。
それもアライさんの特徴です。一応人間のセンで指紋なども調べさせてもらいますが、九割九分アライさんの仕業ですよ」
警官「ここ最近になって農作物だけじゃなくて空き巣まがいの被害も増えてるんですよ。金目の物を取ったりはしないですが、
こういう風に食べ物や調味料をアライさんの子供がぶちまけるんで家具や壁紙への被害がひどく出てますね」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 11:42:57.68 ID:aBsTdH2G0
男「しかしドアは鍵が掛かってましたし、窓も割られてません。アライさんが家に入れると思えないのですが」
警官「あいつらはどうやってか床下や天井裏から入り込むんです。もしかしたら住みつかれているかもしれません。
一度駆除業者に見てもらう事をオススメしますよ」
男「なんてことだ…」
警官が去った後、男はそう呟く事しかできなかった。
―――――――――――――――
気を取り直した男はあらためてどの位被害にあったのかを確認した。
床にキズが大量にある上、冷蔵庫もひどく汚され、居間の家具やオーディオ機器なんかも汚されたり倒されたりしている。
ほぼ買い替えなければならないだろう。中古の一軒家とはいえ、リフォームにそれなりに金を掛けて綺麗にしたというのに。
男(クソが。ムカつくが片付けより駆除するのが先か。明日業者に来てもらおう)
男は翌日職場で上司に事情を話し、午後から休みをもらうと迅速な対応がウリだというアライさん駆除業者を手配した。
―――――――――――――――
駆除業者「本日は当サービスをご利用頂きありがとうございます。担当の○○です、よろしくお願いします」
男「こちらこそよろしくお願いします」
駆除業者「早速ですが床下と屋根裏を調べさせて頂きますね」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 11:44:35.34 ID:aBsTdH2G0
一時間も経たないうちに駆除業者は大きな袋を抱えて戻ってきた。
男「お疲れ様です。アライさんはいました?」
駆除業者「はい、今檻に移しますね」
そう言いながら駆除業者はワゴン車の後部ハッチを開け、小さな檻に親であろうアライさんを1匹、
子供のアライさんを2匹それぞれ別の檻に押し込んだ。
男「これがアライさん…実物を見るのは初めてです」
駆除業者「ええ、結構そうおっしゃるお客さんはいますよ」
男「ところでアライさんは気を失ってる様ですが」
駆除業者「抵抗されたので電気ショックで眠らせました」
男(スタンガンみたいなものか?)
駆除業者「後はアライさんのフンを片付けて殺菌消毒して作業は完了です」
そう言うと駆除業者は車から消毒用の機材を取り出し、家に戻っていった。
男(もうしばらく掛かりそうだな…しかし見れば見るほど薄気味の悪い顔だな)
そう思いながら檻のアライさんを眺めていると親のアライさんが目を覚ました。
アライさん「んん…ここはどこなのだ…人間が来て手がバチッとなってから覚えてないのだ…とりあえず起きるのだ」
アライさんが立ち上がろうとすると派手な音がする程の勢いで檻の天井に頭をぶつけてしまった。
アライさん「痛いのだ!一体なんなのだ!?」
立ち上がれないのでアライさんはあぐらをかいて座り込みながら、檻の格子を両手で掴み押したり引っ張ったりしている。
頑丈に作られているであろう檻がそんな程度で開くわけが無く、ガシャンガシャンとうるさい音がするだけである。
そうしてるうちにやっとアライさんがこちらに気付き話しかけてきた。
続く
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 11:56:11.99 ID:b5ZKGvbd0
遂に変なトーナメントまで開かれたかwwwwww
乙
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 12:40:41.01 ID:MpeX0ar/O
乙です!期待してます。
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 12:52:55.23 ID:sw/f1NXHo
流行りすぎィ!
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 20:52:33.01 ID:/qeibW030
新鮮なアラ虐ssktkr
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 12:24:37.40 ID:QW81110p0
アライさん「さっきとは違う人間なのだ?おい人間、アライさんをここから早く出すのだ」
男(閉じ込められてる癖にでかい態度だな)
男「出してやるから俺の質問に答えてくれないか?」
アライさん「なんなのだ?なんでも聞くといいのだ、アライさんは物知りなのだ」
男「昨日あの家で食べ物を探してたのはお前か?」
男は自分の家を指差しながらそう訊いた。
アライさん「そうなのだーあの家はいっぱい食べ物があったのだ!ちび達も大喜びだったのだ」
男「他に何かいじったか?そう…例えば何か光る物とか」
アライさん「ピカピカ光るものならあったのだ。ポチポチが沢山あったから押してたら何かうつってキラキラで楽しかったのだ」
男「そうか、もうわかったよ」
警官が言っていた通り、家を荒らしたのはこいつらで間違いなさそうだ。
アライさん「もういいのか?質問に答えたんだからここから出すのだ」
男「あれは嘘だぞ」
アライさん「アライさんを騙したのか?ウソつきは泥棒のはじまりなのだ!」
こいつがそれを言うのか…とあきれていたら作業を終えた駆除業者が戻ってきた。
アライさん「さっきの人間なのだ!おいおまえ、アライさんをここから出すのだ」
バカの一つ覚えみたいに出せ出せと言うが、駆除業者は一言も喋らず完全に無視を決め込んでいる。
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 12:26:29.68 ID:QW81110p0
駆除業者「作業完了しました。いま請求書をお作りしますのでもう少々お待ち下さい」
男「お疲れ様でした」
アライさんが何やらわめいているが駆除業者は気にも留めずペンを走らせている。日常茶飯事なのだろう。
駆除というからにはこれからアライさん達は殺されるんだろうが、こいつらがどう処分されるのか最期まで見届けたくなった。
ダメもとで駆除業者に尋ねてみた。
男「あのう、お願いがあるのですが」
駆除業者「なんでしょうか」
男「もし良かったらですが、アライさんを処分するところを見学させて頂きたいのですが」
駆除業者「ええ、かまいませんよ」
男「頼んでおいてなんですが本当にいいんですか?」
駆除業者「稀にですが見学を希望する方はいらっしゃいますよ。我々としても害獣被害に関心を持ってもらいたい気持ちもありますので、
見学を許可している業者もいます。ではこちらが請求書になります」
請求書に書かれていた金額は会社のホームページに記載されていた額とほぼ変わらなかった。正直ボッタくられると思っていたが
どうやら良心的な所だったようだ。
家を出る前に警察に連絡して昨日の空き巣はアライさんの仕業だった旨を伝えておく。
駆除業者「では出発しますので車にお乗り下さい」
男「よろしくお願いします」
―――――――――――――――
家を出て10分位経った頃、車の中でアライさんはやっと思い出したかの様に自分の子供達の心配をし始めた。
アライさん「ちび達、起きるのだ」
アライさんは格子から手を伸ばし、アライさんの子供が入れられている檻をゆすっている。だが子供は2匹とも起きる様子が無い。
男「○○さん、アライさんの子供が動かないみたいですけどアレ死んでるんじゃないですか?」
駆除業者「電気ショックの機器はアライさんの成体に合わせて調整してるので、子供の場合そのままショック死する事もありますね。
人間でも大人と子供では耐久力に開きがありますが、アライさんのそれは人間の比では無い様で…」
後ろから時折ノダァ…ノダァ…と声が聞こえてくるが、駆除業者と色々話している内に会社に到着した。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 12:29:49.01 ID:QW81110p0
山に近い街はずれにあるその会社の敷地は思ったより広く、白い倉庫の様な建物があった。
駆除業者「では見学の申請書類に署名をお願いしたいので事務所まで来て頂けますか?」
男「わかりました」
手続きを済ませると駆除業者にアライさんを処分するという区画に案内された。
そこは床が殺風景なコンクリートになっていて、さっきサインした事務所とは全く異なる雰囲気だ。
駆除業者「そこは段差になっているのでお気を付け下さい」
駆除業者が指す方を見ると大人の腰くらいの深さで縦横3m四方ほどの穴があいている。
駆除業者「この穴に水を張り、アライさんを檻ごと沈めて殺処分します」
そう言いながら穴の脇にあるバルブをひねると勢い良く水が流れ出した。
駆除業者「水が溜まるまで少々掛かりますので、捕まえたアライさんを一時保管する場所にご案内しますよ」
案内された先には男の自宅で捕まえたアライさんもすでに運び込まれていて、他に数匹のアライさんやその子供が檻に入れられている。
おそらくこの市で捕まえられたものだろう。アライさんの数だけ自分の他にも同じ様な被害に遭った人がいると考えたらまた怒りがわいてきた。
よく見てみると檻の大きさはそれぞれ違うが、どの檻にもアライさんが一匹ずつしか入れられていない。子供なんかはまとめて入れたほうが
省スペースになりそうなものだが…。ふと駆除業者に疑問を投げかけると、彼は一瞬笑みを浮かべたがすぐに無表情に戻り
駆除業者「アライさんは餌をやらずに放っておくと共食いするんですよ。いくら害獣とはいえ、見た目は人間に近いですから。
流石に我々でもそんなものは見たくありません」
男「…それは気持ち悪いですねえ」
駆除業者「そろそろ水が溜まっていると思いますので戻りましょう」
男「おっ、いよいよですか」
親のアライさんは相変わらずわめいているが駆除業者は全く反応する様子は無く、さっき捕まえたアライさん親子が入った檻を台車に乗せ男とその場を後にした。
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 12:33:23.53 ID:QW81110p0
失礼、最後に「続く」と入れるのを忘れました
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 14:04:48.70 ID:E4DiXNvTO
乙です
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 14:20:09.99 ID:xrFmOyAg0
今後の展開が楽しみです。
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 17:32:53.37 ID:1rtDtmY1o
この世界では生きたままの輸送が許されてるんだな
アラ虐界隈も色んな世界が増えてきたなと変な笑いが出た
これが文化の成熟と多様化ってやつなのかな
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 12:50:07.09 ID:ddsXI3aF0
駆除業者は水が張られた穴の横に台車を停め、ロープが輪っか状に結ばれた物にフックが取り付けられた道具を二つ取り出し
意識を失ったままの(死んでいる?)子供が入っている檻の上部左右に引っ掛けた。そして両手でそれを掴むと穴にゆっくりと沈めた。
アライさん「なにをするのだあ!そんなことしたらちびが死んでしまうのだあ!!」
アライさんの子供A(以下アライちゃんと表記)「…………………………」
駆除業者「やはり死んでいた様ですね。通常ならこのまま20分沈めますがこれは計る必要はないでしょう」
男「20分って随分長いですね。半分でいいのでは?」
駆除業者「以前はそれ位で済ませていたのですが、一度だけ耐えた個体がいて危うく取り逃がしそうになった事がありまして。
それ以来念を入れて20分にしていますね」
男「恐るべし害獣の生命力…」
そう話しながら駆除業者はアライちゃんBの檻にもフックを引っ掛け同じ様に沈めた。
アライちゃんB「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
アライちゃんBは息があったらしく、水を吸い込んだ拍子に目が覚めたらしい。口と鼻から泡を吹き小さな体からは想像できない位の速さで手足をバタつかせているが、
3分も経たない内に動きが止まった。
アライさん「ああああああ!!ちびが…ちびが…なんでこんな事するのだああああ!!」
駆除業者はアライちゃんBの様子を少し眺めた後、今度はアライさんの檻に手を掛けた。
アライさん「ひっ。次はアライさんなのか?」
駆除業者「……………」
駆除業者は無言でフックを引っ掛ける。
アライさん「アライさんは…アライさんだけは……ここから出してほしいのだぁ……。アライさん何も悪いことしてないのだぁ……」
男(命乞い始めたよ…この状況じゃ無理も無いか)
駆除業者「………」
アライさんの檻が持ち上げられる。
アライさん「人間っ!やめるのだぁー!!」
アライさんの叫びもむなしく、檻は沈められた。
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