【戦国乙女】逆行乙女【安価・コンマ】

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1 :クロ ◆WgpAGutmyc [saga]:2017/11/21(火) 02:26:22.76 ID:2/+AYFJ+0
数年ぶりの書き込みのため不手際が多いと思いますがよろしくお願いします。
目標、出来れば週1回更新。エタらない。

戦国乙女の安価スレになります。
某所に投稿してある逆行乙女の安価バージョンです。

あるキャラがヒロイン、または主人公になった場合ラスボスが変わります。

早速ですが最初に主人公とヒロインを決めます。

主人公は

>>3
1 豊臣ヒデヨシ(地)
2 徳川イエヤス(光)
3 大友ソウリン(色)
4 前田トシイエ(火)
5 小早川ヒデアキ(闇)
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 03:40:02.44 ID:Co5lii9GO
3
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 03:47:10.05 ID:2R+OyCt7o
4 :クロ ◆WgpAGutmyc [saga]:2017/11/21(火) 11:29:22.52 ID:1y3lUh6q0
ヒロインを決めます

>>6
1 豊臣ヒデヨシ(地)
2 徳川イエヤス(光)
3 大友ソウリン(色)
4 前田トシイエ(火)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 14:39:35.26 ID:tPy42eiMo
4
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 14:55:50.61 ID:IEyceMNg0
3
7 :クロ ◆WgpAGutmyc [saga]:2017/11/22(水) 01:42:48.97 ID:6CPk7IMK0
……私がその人たちに出会ったのはあの暗い牢獄を抜け出したときだった。
私と同じように親に捨てられた人たちが、何人もいた牢獄。
ある呪術を施され、耐性のない人たちはすぐに死んでしまった。
私は、運よくその呪術が発動をする前にそこから逃げ出すことが出来た。
そして、そこで、将軍「足利ヨシテル」様に出会った。
そのとき同時に師である「毛利モトナリ」様、一緒に旅をしていた「伊達マサムネ」様、そして私にとって、とても大切な存在になる「大友ソウリン」さんとであった。
それが私「小早川ヒデアキ」の人間になれた日の記憶。
あの日はまだ、ばらばらだった私たち。
そして、ある事件が元で、将軍、ヨシテル様は死んでしまった。
私はその全貌をよく知らないけれど、その死は、私の運命と大きく関係していた。
彼女の死のきっかけを作った呪術師「カシン居士」。
私は「彼女の器」のひとつとして育てられていたのだから。
そして、そのカシンを倒すために戦国乙女と呼ばれる強者たちが集い、そして戦が始まる。
その時、私はモトナリ様の判断によって、置いていかれることになった。

結果として、それは、間違えていた。




モトナリ「貴女、なぜ、ここに? いや、あなたは本当に……」

ヒデアキ「あはははは! 何を言ってるんですか? モトナリ様もこちらに来ては?」

モトナリ様と別れてすぐ、私はカシンの手下によって捕まり、そして闇の部分を引きずり出された。
私はモトナリ様と戦い、そして……。

モトナリ「……目が覚めたかしら、ヒデアキ」

ヒデアキ「……え、もと、なり、さま?」

モトナリ様の決死の解呪によって、目を覚ました。
私の体に施されていた呪術はすべて、消えた。
いや……。

モトナリ「っ……!」

ヒデアキ「モトナリ様!? そ、その紋章は!?」

モトナリ「……だい、じょうぶよ……貴女なら……私がいなくても、きっと」

そう言ったモトナリ様は、自分の武器を、自分の胸へ刺した。
私に施されていた呪術を、すべて受け止めた。
そして、それが発動する前に、自ら死を選んだ。
それがモトナリ様の選択だった。
私は嘆き、悲しみ、ただ叫んだ。
そして、その感情は。

カシン居士に力を与えてしまった。




続く
8 :クロ ◆WgpAGutmyc [saga]:2017/11/23(木) 01:47:21.00 ID:ZXDr1D0o0
気がつけば。

戦国乙女と呼ばれていた人たちはどんどん減っていった。

カシンとの戦いで敗れた織田ノブナガ様はその家臣である豊臣ヒデヨシさんの目の前で死んでしまったらしい。
そんな光景にヒデヨシさんは発狂しかけ、カシンに戦いを挑もうとした。
それを、明智ミツヒデ様が止めに入り、ヒデヨシさんを気絶させた後、逃げるための時間を稼ぐとその場に残ったそうだ。
マサムネ様はそんなミツヒデ様とともに時間を稼ぐと言い残し、残ったまま帰ってこなかった。
ノブナガ様のもう一人の家臣である前田トシイエさんが、そう教えてくれた。
私の、そしてヒデヨシさん、他の乙女たちの絶望はカシンの力の源となり、世界は闇へと沈んでいった。
残った戦国乙女たちは私たち若い世代を生き残らせるために一人一人時間を稼ぐ、と言い残しそのまま帰ってこなかった。
生き残った私たちは様々な力を身につけていこうと努力をした。
イエヤスさんに教わった魔法を操る力。
禁書に記載されていた呪術も覚えた。
そして、何よりも強力だったのはケンシン様に教わった卑弥呼の力。
けれど、他の4人が力を使えるようになる中、私だけは卑弥呼の力が使えないままだった。

気がつけば、私たちはヒデヨシさん、イエヤスさん、トシイエさん、ソウリンさん、ドウセツ様の6人になっていた。

そして。

ドウセツ「お逃げください。私が出来る、最後の役目でございます」

ソウリン「いやだ! ドウセツを置いてなんていけない!!!」

ドウセツ「わがままを言わないでください!!!」

ある場所で、カシンに追い詰められた私たち。
ドウセツ様は囮になると自ら名乗り出た。
そんなドウセツ様を家族、いや、それ以上に大事に思っていたソウリンさ浜必死に首を振った。
けれど。

トシイエ「いい加減にしろ! お前がここでずっとそうやってて、ドウセツさんの思いが踏みにじられることになってもいいのかよ!?」

ソウリン「っ!」

ヒデヨシ「……行こう、ソウリンさん。そして、絶対に生き残ろう」

イエヤス「……もう時間がありません、さぁ」

たぶん、みんな、自分に言い聞かせていたんだと思う。
それから、何日経ってもドウセツ様は帰ってこなかった。




そして、最初の絶望、織田ノブナガ様の死から数年。
私たちは。

カシン「ついに追い詰めたぞ、イエヤス」

イエヤス「……皆さんだけでも逃げてください!!!」

結界を張るイエヤスさん。
けれど、その結界はカシンの魔力をとどめておくことはできなかった。
たった数分で破られた結界。
けれど。

ヒデヨシ「行って、二人とも!!!」

トシイエ「オイラ達が、止めていられる間に!!!」

そう言って二人はカシンたちの足止めをしようとする。

けど、今までのようには行かなかった。

二人は一瞬でカシンの触手の餌食となった。
そして、ソウリンさんは誰かに小さく謝った。

ソウリン「……ごめん」

ヒデアキ「え?」

ソウリン「……もう、これしか、手段が浮かばなかったんです。もっと、みんなで話し合って、使うつもりだったのに……」

そう言いながらソウリンさんは何かを私の胸へ描いた。

>>9
コンマ判定
奇数 何を!?
偶数 まさか
ぞろ目 この紋章は……
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 01:55:14.48 ID:rp3QQ5OHo
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